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  1. 調布市議会 2013-12-09
    平成25年12月 9日厚生委員会−12月09日-01号


    取得元: 調布市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成25年12月 9日厚生委員会−12月09日-01号平成25年12月 9日厚生委員会 平成25年12月9日 厚生委員会 〇開議時刻 午前10時1分 〇散会時刻 午後2時56分 〇場所 第2委員会室 〇出席委員(7人)  橘 正俊  委員長  鈴木宗貴  副委員長  井樋匡利  委員  須山妙子  委員  高橋祐司  委員  宮本和実  委員  元木 勇  委員 〇欠席委員(0人) 〇出席説明員(23人)  大木正勝  子ども生活部長  山本雅章  福祉健康部長福祉事務所長  吉田育子  福祉健康部参事福祉健康部次長事務取扱兼福祉事務所副所長事務取扱   ほか関係管理職職員
    〇事務局  宮川節夫  事務局主幹  飯田義幸  議事係主任 〇案件  陳情第46号 保育園給食の食材に関する事前の放射能測定についての陳情………… 1  議案第99号 調布市子ども・子育て会議条例…………………………………………… 1  議案第 100号 調布市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例………………… 5  議案第 101号 調布市敬老金条例の一部を改正する条例……………………………… 6  議案第 102号 調布市ちょうふの里条例の一部を改正する条例……………………… 24  議案第 103号 調布市特殊疾病患者福祉手当条例の一部を改正する条例…………… 26  議案第91号 平成25年度調布市一般会計補正予算(第2号)        −厚生委員会所管部門−…………………………………………………… 27  議案第92号 平成25年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)…… 48  議案第95号 平成25年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)………… 50  議案第96号 平成25年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)……… 51    午前10時1分 開議 ○橘 委員長   ただいまから厚生委員会を開会いたします。  本日、説明のための職員の出席を求めてありますので、御了承をお願いいたします。  本日、審査していただきます案件は、お手元に配付してあります付託案件一覧表のとおり、議案9件と陳情1件でありますが、この中で陳情第46号につきましては、12月9日付で提出者から議長宛てに取り下げ願が提出された旨、議長から連絡を受けております。  よって、ここでお諮りいたします。  陳情第46号「保育園給食の食材に関する事前の放射能測定についての陳情」、本件の取り下げを委員会として了承することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   御異議なしと認め、陳情第46号の取り下げを委員会として了承することに決定いたしました。つきましては、お手元の一覧表から陳情第46号を除いた議案9件の審査をお願いしてまいります。  審査は、付託案件一覧表の順序のとおり行いたいと思います。  以上のとおり進めていくことに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、これより審査に入ります。  初めに、議案第99号「調布市子ども・子育て会議条例」を議題といたします。  本件につきましては理事者の説明を求めます。はい、大島子ども生活部次長。 ◎大島 子ども生活部次長子ども政策課長事務取扱   議案第99号「調布市子ども・子育て会議条例」案について御説明いたします。  平成24年8月に子ども・子育て関連3法が成立し、平成27年度から子ども・子育て支援新制度が施行されます。この制度の導入に当たり、子ども・子育て支援法第77条第1項の規定により、審議会その他合議制の機関を置くよう努めることが定められ、これを受け、調布市子ども・子育て会議を設置し、その組織及び運営に関し必要な事項を定めるため、本条例案を制定するものでございます。  初めに、条例案第1条及び第2条は、条例の設置根拠や用語の定義を規定しております。  また、第3条の所掌事務では、子ども・子育て支援法の第77条第1項各号に掲げる事務を規定しております。その内容といたしましては、幼稚園、保育所、小規模保育事業等の利用定員の設定や、市町村で策定が義務づけられている子ども・子育て支援事業計画の策定及び変更に関すること。また、子ども・子育て支援施策の総合的かつ計画的な推進及び当該施策の実施状況に関することなどがあります。  次に、第4条では、組織として、子ども・子育て支援法第7条第1項の規定に基づき、子ども・子育て支援に関する者20名以内として、会議委員の構成を定義しております。想定といたしましては、公募市民、学識経験者、子ども・子育て支援関係団体と利用している児童の保護者の代表を考えております。  また、第5条では、委員任期を2年とすること、その他、会議の運営に必要な規定を掲げ、全11条の構成としております。  本条例案の施行は、平成26年4月1日を予定しております。  私からの説明は以上です。御審査の上、御決定くださいますようよろしくお願いいたします。 ○橘 委員長   以上で説明は終わりました。これより質疑、意見を許しますが、御発言はありませんか。はい、井樋委員。 ◆井樋 委員   子ども・子育て会議ですけれども、今まで調布市は次世代育成をずっとやってきまして、そこでは大変建設的な議論がなされて、子育てに関する、そういう蓄積も非常にあると思うんですけれども、1つは、その会議は今後どうなるのかということと、そして、そこでの会議と子ども・子育て会議条例で指定するところのすみ分けみたいな考え方はどうなるのかと。それから、今までやってきた次世代育成でのそういった蓄積とかいったものをやはり生かすことを考えたほうがいいと思うんですが、この3点についての考え方をお伺いします。 ○橘 委員長   はい、大島次長。 ◎大島 子ども生活部次長子ども政策課長事務取扱   まず、今回、条例案としてお諮りさせていただいている条例は、先般申し上げたとおり、法の規定にのっとって、努力義務ではございますが、制定いたします。この法の中では、大半が保育に特化した部分での諮問、答申というような形式になりますことから、従前、前身では、平成13年からこれまで培ってまいりました次世代育成支援協議会はそのまま継続することとし、特に子ども施策の中でも子ども、若者の部分、近年では平成15年に青少年ステーションを設置いたしましたけれども、そのときの御意見もいただいているというところでいけば、子育て支援にかかわる広義的な議論については、従前の要綱設置の協議会で。法の定めるところにおいては、この子ども・子育て会議を活用させていただきながら施策を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◆井樋 委員   わかりました。お話にもあったように、今までの次世代育成のところでの議論というのは非常に大事だと思いますので、そういったところでのノウハウとか、それを通じて人材を育ててきたし、また、行政としても、そういう人たちを生かしてきたと思うので、それをやはり今度はこの子ども・子育て会議でも生かされるようにしていただきたいなということを要望として申し上げておきます。  以上です。 ○橘 委員長   はい、宮本委員。 ◆宮本 委員   これ、20人以内の委員を選任するわけですけど、ここに書いてあるのは、 (1)、 (2)、 (3)、 (4)とあるじゃないですか。これ、それぞれどういう形で公募というのを、やり方というのをちょっと具体的に教えていただければ。 ○橘 委員長   はい、大島次長。 ◎大島 子ども生活部次長子ども政策課長事務取扱   従前の要綱で設置しております次世代の協議会につきましても、各子ども・子育て関係の団体の方に、代表者の選出をお願いしますということでお願いをしていること。それから、関係機関の保護者のほうについても、それぞれの会、例えば、保育園ですと、保育園父母の会連絡協議会、学童クラブですと、学童クラブに関する代表者を会から出してほしいということで御依頼を申し上げています。また、公募市民については、従前、市報等で公募してきております。ですので、今回の会議の構成につきましては、次世代の委員の皆様にも御協力をいただくということで考えている次第でございます。  以上です。 ◆宮本 委員   例えば、こういう公募で、市報に載せて、3人以内というので、大体どのぐらいの公募があるものなんですか。 ◎大島 子ども生活部次長子ども政策課長事務取扱   前回の協議会の公募の際には、3名定員のところ、5名応募をいただいたという実績がございます。  以上です。 ◆宮本 委員   学識経験者というのは、具体的にどういう基準で選定されるんですか。 ◎大島 子ども生活部次長子ども政策課長事務取扱   特に私どもで想定しておりますのは、保育に関係する大学の教授または准教授等を考えております。 ◆宮本 委員   今のこの時代といいますか、こういう選定するのって、市民も結構見ていると思うんですよ。ですから、それぞれのこの範囲4つ決めた中でも、こういう形でこういう選定をして、こう決まった会でやりますよというのが、非常に明白に透明性を持ってやっていただきたいと思いますので、これからいろんな広報も力を入れていくという話ですから、こういうのをしっかりと出していっていただきたいなと思います。  以上です。 ○橘 委員長   ほか、ありますでしょうか。はい、須山委員。 ◆須山 委員   子ども・子育て会議につきましては、消費税の子どもに充てていく部分や何かを決定していく大切な会議でもあると思いますし、また、今回の本会議でも、市長からも、保育園の待機児童がふえてきたことは、調布市が大きく保育園を増設していったことで、潜在的なニーズを掘り起こしたのではないかというのも考えているというふうにおっしゃっていました。やっぱり、この潜在的なニーズというのをしっかりとつかんでいくというのはすごく大切なことだなというふうに私も思っておりますが、そうしますと、今のお話ですと、次世代育成会議もありますし、ニーズ調査もやっていますし、今回の子育て会議もあります。こういうものを全部総合して今後の施策に生かしていくというふうに考えていいんでしょうか。 ○橘 委員長   はい、大島次長。 ◎大島 子ども生活部次長子ども政策課長事務取扱   そのとおりでございます。国のほうからは、26年早期に、ニーズ調査の結果、それから、市民の皆様の意見を反映しながら計画を策定するようにという指示が来ておりますので、その内容分析をした結果、この会議に諮りながら、計画策定に努めてまいりたいというふうに考えております。 ◆須山 委員   わかりました。保護者のニーズ、子育てをしたいお父さん、お母さん、子育てしながら働きたいというお気持ちもありますし、お父さんにもお母さんにもいろんな考え方の方がいらっしゃいますので、いろいろな方たちの幅広いニーズを酌み取っていただいて、寄り添いながら進めていこうという市の姿勢には評価をしたいと思いますので、どうぞ丁寧にお願いいたします。  以上です。 ○橘 委員長   ほか、ありますでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   それでは、質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。
     議案第99号「調布市子ども・子育て会議条例」、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   御異議なしと認め、議案第99号は原案了承と決定いたしました。  続きまして、議案第 100号「調布市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件につきましては理事者の説明を求めます。はい、市橋児童青少年課長。 ◎市橋 児童青少年課長   議案第 100号「調布市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例」の提案理由を御説明いたします。  青少年問題協議会は、地方青少年問題協議会法に基づき、条例で設置することとしておりますが、条例第5条第2項では、「会長は法第3条第2項の規定により市長がこれに当る」と規定し、法律を引用しております。今般、地方分権改革の一環として、法律から引用条項が削除されたことに伴い、当該引用部分を削除するとともに、規定の整備を行うものでございます。  なお、今回の条例改正において、会長を市長と規定した理由についてでございますが、青少年問題協議会は、青少年の育成、指導など幅広い事項を検討するとともに、関係行政機関等との連絡調整を目的として、調布警察署長児童相談所長など関係機関の長に委員として就任していただいていること。また、協議会の委員からは、幅広い関係機関との調整などを考えると、これまで同様、市長に会長を務めていただきたいという御意見をいただいていることなど、これらの状況を総合的に勘案しまして規定したものでございます。  よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願いいたします。  以上でございます。 ○橘 委員長   以上で説明は終わりました。これより質疑、意見を許しますが、御発言はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   よろしいでしょうか。それでは、質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第 100号「調布市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例」、本件につきましては原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   御異議なしと認め、議案第 100号は原案了承と決定いたしました。  続きまして、議案第 101号「調布市敬老金条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件につきましては理事者の説明を求めます。はい、内藤高齢者支援室主幹。 ◎内藤 高齢者支援室主幹高齢福祉担当課長補佐事務取扱   それでは、議案第 101号について御説明申し上げます。  本案は、敬老金の対象者の要件及び額を改めるものです。  敬老金条例は、高齢者に敬老金を贈呈することにより、高齢者の長寿を祝し、敬老の意を表するとともに、福祉の増進を図ることを目的とするものです。  現行の制度は、平成17年度から施行されたもので、喜寿、米寿、卒寿といった節目の年齢を迎えた高齢者が贈呈の対象でありますが、高齢者人口の増加に伴い、事業費の増加が顕在化しております。  平成24年度に行われました事務事業側面評価におきましては、本事業は段階的に不要との評価がなされました。昨今、施策の流れが現金給付からサービス給付へ変わってきているため、敬老金を廃止して、敬老金に係る財源を今後の高齢者施策や地域福祉施策などの推進において活用するよう移行していくことが必要という評価でありました。  しかしながら、高齢者の方々の長寿を祝し、敬老の意を表すことは尊重されるべきであること。また、敬老金配付のための民生児童委員による訪問が、高齢者とのつながりづくりや見守りのきっかけづくりにもなることから、本事業を縮小しながらも事業の継続を図ることが妥当と考えました。  今回の改正では、長寿を祝い、敬老の意を表するという目的が果たせ、一定の期間、持続可能な制度となるよう提案させていただくものです。  それでは、議案の説明をさせていただきます。議案の裏面をごらんください。  第2条の改正は、敬老金の対象者の年齢要件について、従来、77歳、80歳、88歳、90歳、99歳、 100歳及び 101歳以上としていたところを80歳、90歳、 100歳に改めるものでございます。  第3条の改正は、敬老金の額について、従来、77歳を 5,000円、80歳、88歳を1万円、90歳、99歳を2万円、 100歳、 101歳以上を3万円としていたところを、80歳、90歳を 5,000円、 100歳を1万円に改めるものでございます。  施行日は、来年4月1日といたします。その結果、来年9月の贈呈分から適用されることとなります。  説明は以上でございます。よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○橘 委員長   以上で説明は終わりました。これより質疑、意見を許しますが、御発言はありませんか。はい、井樋委員。 ◆井樋 委員   まず、敬老金の事業そのものの趣旨として敬老ということ自体があるわけですけれども、それとあわせて、やはり現金を届けることによって、何年か置きにではあっても高齢者と接することができるという、そういう見守りの意味合いも多分にあったということでございました。  それで、何年か置きの一時的なお金ですので、いわゆる生活支援のための給付ではないということは、それはそれとしてわかるわけですけれども、同時に、この見守りというのは、今、非常に重視されていることでもありますので、特に高齢者の孤独死とかいうのが問題になっている状況もありますから、見守りということについて、やはり今回、この見直しとあわせて、今後さらに強化していくというふうについての考え方をお伺いしたいと思います。 ○橘 委員長   はい、関口副参事。 ◎関口 福祉健康部副参事兼高齢者支援室長事務取扱高齢福祉担当課長事務取扱   ただいま井樋委員から、見守り施策の充実といった趣旨で御質問いただきました。今回、敬老金対象者を縮小するということで、そのかわりというわけではありませんけれども、従前から課題となっております見守りについて、そのネットワークの網の目を細かくするということをこちらの高齢者施策として考えております。  もちろん来年度の予算に盛り込むという意味では、来年、第1回定例会での御議決をいただいてということになりますけれども、今のところ、案として考えておりますのは緊急通報システム。お年寄り、特にひとり暮らしのお年寄りが主ですけれども、自宅においてぐあいが悪くなったときに、ボタンを押すことで通報されて、関係者が駆けつけると。そういったサービスについて、要件を緩和して対象者を広げるということを考えております。  また、見守りそのものにつきましては、従前から見守りネットワークということを提唱しまして、関係団体との緩やかな見守りというところでお年寄りを見守るシステムというのがありますけれども、それを、市民の認知度を上げるということで、広報活動に力を入れていきたい。また、見守りの市民の認知度を上げるとともに、見守っていただけるような市民の方、そういう目を養うという意味合いで、見守りサポーターの養成講座というようなこともちょっと考えております。  また、それから、これは新規の制度として今考えているところですけれども、元気なうちから将来のことを見込んで、ぐあいが悪くなったときの入院等の手続、あるいは書類の預かり、現金管理等々について代行して行えるようなサービスを、転ばぬ先のつえということで、今、研究、検討しているところです。  おおむね以上でございます。 ◆井樋 委員   わかりました。こういった見守り施策というものを、やっぱり今、しっかり充実していく必要があるだろうなというふうに思います。いろいろと今後のことについての拡充の方向を検討されているということがよくわかりました。何らかの行政のサービスが入っていれば、そこで結びつくので、そういう意味では、何かあったときに対応したりということがしやすくなるというのがありますよね。前に弁当の宅配サービスが、これなんか一番利用しやすいし、結びつきやすいじゃないですか。これなんか、やっぱりもっともっと拡充してほしいなというふうにも思っているところですので、これは要望として申し上げておきます。  以上です。 ○橘 委員長   ほか。宮本委員。 ◆宮本 委員   まず、もう一回改めて。これで、コストといいますか、費用がかなり削減されますが、これは幾らぐらいなんですか。 ○橘 委員長   はい、関口副参事。 ◎関口 福祉健康部副参事兼高齢者支援室長事務取扱高齢福祉担当課長事務取扱   従前の制度ですと、人数が約 4,900人、金額としては 4,800万円余のところ、今回、改正になりますと、人数で 2,200人余、金額でいいますと 1,120万円余と。概算ですけれども、このようになっております。  以上でございます。 ◆宮本 委員   そうすると、これだと 3,000何百万か浮くわけじゃないですか。それが、先ほど言われた通報システムだとか、広報に力を入れるというところに持っていこうという考え方なんですか。 ◎関口 福祉健康部副参事兼高齢者支援室長事務取扱高齢福祉担当課長事務取扱   委員おっしゃるとおりでございます。 ◆宮本 委員   今、緊急通報システムを導入しようと言うんですけれども、要件を緩和して、大体何件ぐらい、幾らぐらいの予定でやろうと思われているんですか。 ◎関口 福祉健康部副参事兼高齢者支援室長事務取扱高齢福祉担当課長事務取扱   現在の想定ですと、ひとり暮らしの場合、80歳以上が要件なんですけれども、変更後、75歳以上にするということで、現在、約 550人程度なんですけれども、それが 770人程度になろうかと考えております。金額的には 200万ほどと考えております。  以上でございます。 ◆宮本 委員   それとあと見守り。これ、広報に力を入れるというのは、市報だとか、いろんな部分で、見守りをしてくださいよみたいな意識づけを強化しようというような、さっきニュアンスだと思うんですけど、この辺というのは特にお金がかかるものなのか。一応、広報に幾らお金を出そうというおつもりなのか教えてください。 ◎関口 福祉健康部副参事兼高齢者支援室長事務取扱高齢福祉担当課長事務取扱   見守りネットワークシステムの啓発、広報としましては、 200万円弱を今のところ見込んでおります。内容といたしましては、市報の掲載とか、その他、こちらでやる広報については、それほどお金はかからないと考えておりますが、例えば、宣伝する内容を書いたようなティッシュを配ったりとか、その他、チラシをつくったりといったようなことに費用はかかると考えております。  以上でございます。 ◆宮本 委員   何となく、かなりアバウトなような気がしないでもないんですけど、もしもう少し細かくわかったら教えてもらえませんか。 ○橘 委員長   はい、内藤主幹。 ◎内藤 高齢者支援室主幹高齢福祉担当課長補佐事務取扱   広報につきましては、これも先ほど申し上げたように、予算が通っていないところではございますが、今考えておりますのは、例えば、駅頭でのキャンペーン、ティッシュを配って皆さんに呼びかける。よく明るい社会運動とかでやっているようなこととか、あとはポスターを作製して自治会さんとかいろんなところに掲示したいなというところがございます。あとは運行しているバスの車内での音声広告というのを今考えているところです。  以上です。 ◆宮本 委員   これはまだ予算が決まったわけじゃないですけれども、その辺、全部決まりましたときには、それもまた我々、審査するわけですけれども、しっかり審査していきたいなと思います。  それと、こういう削減、行政評価のほうで不要といいますか、そういう判断も出た中で、残しながらやっていこうという、両方とったような形というのは、私も非常に理解できるんですけど、老人会だったり、もらうほうの人たちの意見もいろいろ聞かれたんじゃないかなと思うんですよ。その辺のもらう人たちの意見というのは、どんな反応だったんですか。 ◎関口 福祉健康部副参事兼高齢者支援室長事務取扱高齢福祉担当課長事務取扱   高齢者の団体への説明につきましては、まず、ことしの夏ごろですか、6月ごろだったと思いますけれども、老人クラブ連合会の会長さんに、一応まずその趣旨を伝えております。その後、11月に老人クラブ連合会の会議がありまして、その席上で、見直しについて考えているということで、私から説明をさせていただきました。当然、対象者の方も入っている団体ですので、厳しいといいますか、また切り捨てかのような向きの発言もありましたけれども、場の空気としては、こういう御時世であればやむなしかという意見、そして空気が大勢だったように私は感じました。  以上でございます。 ◆宮本 委員   例えば、2万円とか3万円とか、お金をもらっていて、それがなくなると言って、いや、いいですよなんて喜ぶ人はいるわけないわけで、それはそうなんですけれども、これは、反応として、いろんな意見を僕も聞くんですけども、家に来てくれるじゃないですか。それが非常にうれしいという人と、来られるのが余りうれしくないという人も結構いるんですよ。そんなにいっぱいでもないですけど、例えば 100歳だと毎年になるわけじゃないですか。その辺の訪問に関しての届けるというので何か意見は出ませんでしたか。 ◎関口 福祉健康部副参事兼高齢者支援室長事務取扱高齢福祉担当課長事務取扱   老人クラブ連合会のその席上では、特にその話はありませんでした。  以上でございます。 ◆宮本 委員   今回、行政評価のほうから不要というような話がありましたけれども、やっぱり全くゼロにするというんではなくて、こういう一部、本当の節目ですよね。節目で残されているということは、私はいいかなと思うんですが、その分やはり、さっき 3,000何百万浮くということですから、その辺のフォローというものをそこにしっかり使っていただいて、まさに現金給付じゃなくサービス給付という、幅広くそれをやっていただくということは理解を得られるんじゃないかと思います。これもそういうふうに変わって、こういうふうなサービスがふえるよとか、よりこういうことで手厚くやるんだというのも、それを本当に広報とか、いろんな意味で、これからネットでもやっていくんでしょうけども、そこを非常にわかりやすく丁寧に伝えるということで、大分また理解が違ってくると思うんで、そこにもぜひ力を入れていただきたいと思います。
     以上です。 ○橘 委員長   ほか。須山委員。 ◆須山 委員   ありがとうございます。上程時にも質疑をさせていただきましたけれども、それは、事務事業側面評価については行政経営部でないと質問ができないと思いましたので、そこで質問したいことを伺わせていただきました。改めてお伺いしたいんですけれども、今回の事務事業側面評価があったわけですが、もしこの評価結果が違っていた場合や、もしくは24年度に敬老金についての事務事業側面評価が行われなかった場合も、やはり今回同様に、この条例の改正案が出てきたかどうかというのはいかがでしょうか。 ○橘 委員長   答弁を求めます。はい、関口副参事。 ◎関口 福祉健康部副参事兼高齢者支援室長事務取扱高齢福祉担当課長事務取扱   昨年度の行政評価に、たまたまといいますか、本事業がのっていなければというお話ですけれども、従前から、高齢者の増加、すなわち敬老金に係る事業費の増加ということは懸案とされておりまして、たとえ側面評価にのらなかったとしても、今回かどうかはわかりませんけれども、遅かれ早かれ、このような改正はやらざるを得ないことになったろうなという感想は持っております。  以上でございます。 ◆須山 委員   それは、評価結果が違っていても、もしくは今回なかったとしても、今回提出したということになりますか。 ◎関口 福祉健康部副参事兼高齢者支援室長事務取扱高齢福祉担当課長事務取扱   今回、このタイミングでということはわかりませんけれども、恐らくは、ここ数年のうちにはという感じはしております。  以上でございます。 ◆須山 委員   わかりました。やはり事務事業側面評価を調布市は大切にしているわけですし、もし今回じゃなくて、24年度ではなくて25年度に側面評価がされていたら、また次のタイミングで出てきたのではないかと。要するに、バックアップにというふうになっていったんではないかと思うんですね。  でも、事務事業側面評価のあり方そのものがどうかというふうに考えますと、本会議場でも申しましたけれども、多摩市の職員の方が入っていて、自分のところの行政が出した結果について、それ以外の意見を表明するというのが、行政の職員という立場でできるかどうかというふうに考えますと、恐らく難しいだろうと思うんですね。ということは、やはりその5人の評価員が、しかも第三者で客観的に評価をしなければならない評価員のうちの1人がそれ以外の意見を、廃止ということ以外の意見を言うというのがとても難しい状況にあっただろうと思うんですね。  行政経営部からの御答弁では、前から決まっていたことについて、前から多摩市の職員と一緒にやろうということで決まっていて、こうなってきましたというふうに御答弁はいただいたんですけれども、でも、やはり敬老金という大きな1つの事業をどうしていくかということについて、本当に長い時間をかけて議論をしてきたわけですし、そのことへの裏づけとして、この第三者評価、側面評価というのを大切に扱うんであれば、やはりそういうそれ以外の意見を出せないという方が入っていることについては、私は大変疑問に感じておりますし、例えば、それであるならば、もう一年次の年、多摩市の職員が入っていない次の年に敬老金については評価をしようというようなこともできたと思うんですね。そこについては本当に丁寧さが足りないと思いますし、バックアップとして第三者から評価され、この内容について行政だけではなく外部の評価員を交えて話し合っていくところに一定の意見しか出せないということについては、やはり丁寧ではない、少し乱暴なものを感じますので、このことについてはよく考えさせていただきたいなというふうに思っています。  以上です。 ○橘 委員長   よろしいですか。──ほか、御意見いかがですか。はい、高橋委員。 ◆高橋 委員   済みません、別件でちょっとお聞きしたいんですけど、先ほど見守りのいろんなさまざまなシステム、対象を拡大したいということとあわせて新たなシステムも導入したい、それから、その中で1つ、見守りサポーターの育成、拡大とたしかおっしゃったような気がしたんですけども……(「養成」と呼ぶ者あり)。育成、養成ですか、それと見守りのシステムの市民認知を高めるというお話が先ほどあったんですが、その育成とかということに関してなんですけども、従来のそういうサポーターの数をこのぐらいまで拡大していくみたいなお話が具体的にあったかどうか。済みません、私、聞き漏らしたのかもしれないんですが、わかったら教えてください。 ○橘 委員長   答弁を求めます。はい、内藤主幹。 ◎内藤 高齢者支援室主幹高齢福祉担当課長補佐事務取扱   全く新規の事業でございまして、東京都からも、こういうことをやってみないかというような御指示もあります。一応こちらとしては、あくまで想定ですけれども、50人くらいの養成講座を2回開催するということを考えております。 ◆高橋 委員   済みません、50人ぐらいの講座を2回やるんじゃなくて、50人ぐらいの方々を新たにそういうサポーターとして育成したいということですか。 ◎内藤 高齢者支援室主幹高齢福祉担当課長補佐事務取扱   そうでございます。 ◆高橋 委員   わかりました。そうすると、今もある民生児童委員の方々が回ってくださっているものと含めて、そういったものを新たにという理解ですよね。となると、従来よりも、当然ですけれども、見守る対象者の方々もふえるだろうし、訪問する頻度もきっと拡大していくだろうというか、拡大しようというふうにお考えだという理解でよろしいんですか。 ○橘 委員長   はい、関口副参事。 ◎関口 福祉健康部副参事兼高齢者支援室長事務取扱高齢福祉担当課長事務取扱   委員おっしゃるとおりでございます。 ◆高橋 委員   わかりました。それと、もう一件、全く別件なんですけども、敬老金のこういう削減をしている、改定をしているというのは、調布市の今回の条例はわかるんですけども、多摩26市などの状況というのはどのようになられていますでしょうか。 ◎関口 福祉健康部副参事兼高齢者支援室長事務取扱高齢福祉担当課長事務取扱   他市の状況ですけれども、昨年度、敬老金、あるいは長寿祝い金等の類いの調査を行った例がございます。それによれば、調布市の敬老金は、恐らくトップレベルで厚く支給していると思われます。近隣でいきますと、武蔵野市では 100歳のみ。三鷹市では、24年度に見直しをして、今年度からですけれども、99歳以上。府中市では、多少多いんですが、77、88、 100歳以上。小金井市では88歳、99歳以上。近隣としては、このようなことになっております。  以上でございます。 ◆高橋 委員   わかりました。ありがとうございます。私も実は、ある80歳オーバーの方なんですけども、個人的な知り合いでちょっとお話を伺ったりしてみたことはあります。それから、先ほどの老人クラブ連合会の会議でもそういった形で御説明されて、当然のごとく、いただいていた方は、いただけなくなるのは寂しいものだと思うんですけれども、総体的な調布の財政というようなことも考えて、こういうような御判断をされるというのは、個人的なお話を伺った方も同様の意見もおっしゃっていらっしゃって、それよりも、今、高齢者対策等でいろんな施策を進めている、そこの部分をよりきめ細かく、見守りというような形の制度をよりきめ細かく実施することによって、先ほども意見が出ていましたし、いろんな高齢者の方に伺っても、やっぱり来ていただいて話をするのがとてもうれしい、そういったコミュニケーションをとてもありがたく感じていらっしゃるというような御意見もありましたので、今申し上げた新たな制度等を含めて、そこら辺をよりきめ細かく充実させていただきたいというふうに私は、これは意見として申し上げておきます。  以上です。 ○橘 委員長   ほか、質疑。はい、鈴木委員。 ◆鈴木 委員   済みません、聞き苦しいかもしれませんが、側面評価に至るプロセスについては、私も須山委員と思いを同じくするところがあるところでございますが、宮本委員のお答えに説明に当たっての、6月に市老連の会長、そして11月に市老連役員会というところで、この間の間があいている中、また11月から今議会という中で、大変駆け足なのかなというところを強く思うんですが、ほかにヒアリングをされた部分があったらば、あるいは説明をされた、例えば民協とか、あったらば教えていただきたいんですが。 ○橘 委員長   はい、関口副参事。 ◎関口 福祉健康部副参事兼高齢者支援室長事務取扱高齢福祉担当課長事務取扱   関係団体の説明ということで御質問いただきました。老人クラブ連合会につきましては、先ほどのお話のとおりですけれども、今、鈴木委員からお話のありました民協の関係ですけれども、まず、ことしに入って、2月に民協の会長会、それから各地区会において意見を伺いました。その後、5月、7月、10月の各会長会で説明を行ってきたところであります。もう1つ、高齢者福祉推進協議会を7月に実施しておりまして、そちらでもお話をさせていただいたところであります。  以上でございます。 ◆鈴木 委員   お話を聞いていると、どちらも役員会、役員の皆さんにお聞きしてというところで、本当の対象となっている方、あるいは御家族の方の気持ちというのは、それで十分把握されたとお思いになっているのかどうか。その辺、お考えをお聞かせいただければと思います。 ◎関口 福祉健康部副参事兼高齢者支援室長事務取扱高齢福祉担当課長事務取扱   もちろん、全て意見をすくい取っているということにはなっていないとは思いますが、こちらとしては、できる限りの説明には尽くしてきたと考えております。  以上でございます。 ◆鈴木 委員   全て聞けと言っているわけじゃありませんので、例えば、ピックアップしてでも、対象者の皆さんの声を少しでも拾われたのかなという部分を気にしていました。  そして、あと今回、 100歳以上というところが 100歳ということになっているわけですけれども、99歳あたりから、今ちょうど私の田舎の祖母も99になったところでございますが、一年一年の積み重ねというのは、家族にとっても、また御本人にとっても非常に大きなものがあるんじゃないかなというところがあって、私は、この部分も非常に残念なところなんですが、この辺についてのお考えがあればお聞かせいただきたいんですが。 ◎関口 福祉健康部副参事兼高齢者支援室長事務取扱高齢福祉担当課長事務取扱   今回、80、90、 100ということで節目という改正案を出させていただきましたが、 100歳以上の取り扱いも含めて、さまざまなシミュレーションをしたところでございます。確かに考え方としては、 100歳以上の一年一年というのはなかなか意義深いものがあると思いますけれども、全体的な高齢者の数が増加していると先ほど申し上げましたけれども、当然、 100歳以上の伸びも顕著といいますか、ございます。そういったところからの判断ということで御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ◆鈴木 委員   ありがとうございました。 ○橘 委員長   よろしいでしょうか。 ◆鈴木 委員   はい。 ○橘 委員長   はい、宮本委員。 ◆宮本 委員   済みません、ちょっとお聞きしたいんですけど、先ほど須山委員の側面評価の判断がちょっとおかしくなっているんじゃないかという、鈴木委員もそんな同じだと。その辺が僕は何かよく理解できないんですけど、もう一回ちょっと教えてもらえますか。 ○橘 委員長   はい、須山委員。 ◆須山 委員   今回の敬老金の縮小については、やはり前提として、事務事業側面評価の結果というのは、この判断に大変大きく影響を与えているだろうと思うんですね。  この事務事業側面評価は、5人の委員によって評価をしていくわけなんですけれども、その5人の方をいろいろな選び方をしていると思うんですが、今回はその中に多摩市の職員の方がお1人、1年間を通してということだと思うんですが、入っていらっしゃるんですね。この多摩市というのは、敬老金については廃止を。廃止というところは、やはり少なくて、現在のところ、26市の中でも多摩市しか廃止をしていないかと思うんですけれども、唯一、廃止ということで進めていた自治体でいらっしゃるんですけれども、これが、廃止という意見を持っている方やいろいろな意見を持っている方が集まってきて論じ合うというのはいいことだと思うんですね。ですけれども、市の職員が自分の市で決定したこと以外の意見を、例えば、いや、調布市さんは継続でもいいんじゃないかなとか、いや、廃止ではなくて、もうちょっと丁寧に、縮小とかというやり方もと御自身が思っていたとしても、多摩市の職員という立場でそういう意見が言えるかどうかとなると、これは言えないだろうと思うんですね。  自分の考えというよりも、立場として、これ以外の意見は言えないという方が入って、第三者として、政権、政策に大きく影響を与える評価をしていくという、そのやり方がこれでよしとできるかどうかとなると、私は大変疑問があって、それで、例えば、敬老金については多摩市の職員の入っていない来年に回そうとか、2つのグループに分けて、AとBグループでお話をするんですが、どちらも入っていらっしゃるので、どちらがやったからということも、これはできないだろうと思うんですね。そうすると、そういう方を評価員にしていいかどうか、また、そういう議案を出していいかどうか、その前提となる──この側面評価が本当に大切だと思っていますので、それでいいかどうかというところに私は大変疑問を感じているということです。 ◆宮本 委員   ありがとうございます。わかりやすかったです。 ○橘 委員長   宮本委員、よろしいですか。 ◆宮本 委員   逆に言えば、これを、廃止じゃないけども、そう持っていきたいからここに入れたなんていう勘ぐりだってされちゃう可能性だってあるということだね。ここで側面評価の話をしたってしようがないんだけど、こっちはちょっと別だけども、ここだけで話す場合としては、側面評価はどうなんだというね。あそこはいろんな改革をしているから、そういうのを入れようという中で、ほかのものもあるんだろうけど、確かに、ここですごいばんばん出している市の職員が来て、いや、廃止ですよとも、逆に言えば言えないかもしれないしね。それはそのとおりかもしれないけど、それはまた別の場面ということになるんでしょうね。側面評価だと総務委員会?(「総務ですね」と呼ぶ者あり)。そこでやっていただくと。  済みません、ありがとうございます。 ○橘 委員長   はい、井樋委員。 ◆井樋 委員   側面評価って、あれはたしか終結したんだよね。あれ、終結でしょう。本年度は休止、お休みだっけ(「とりあえずは」と呼ぶ者あり)。とりあえず休止ですよね。というのと、何をそこにかけるかというのは、実は原課で決めることなので、だから、傍聴していると、これは見直したほうがいいよねという意見が出ると、説明の職員の方がうれしそうに、いや、そういうのを期待していたんですよと。だったら最初から自分で提案しろよと思うこともよくあったんですけれども。ですから、私は私なりに、原課のところでの判断があって出したんだろうなというふうに最初から思っていますけれども。  以上です。 ○橘 委員長   高橋委員。 ◆高橋 委員   関連で。須山委員がおっしゃっていることも、すごくよく理解できます。私、ちょうどこの議案が側面評価の会議でやられているときにたまたま傍聴していたんですけども、当然のごとく、いろんな案件が幾つかある中で、皆さん、結構活発な議論をされていらっしゃったという印象が僕はとてもあります。ですから、側面評価自体の制度云々というのは、ここで議論することではないと思っておりますんで、そこを今申し上げるつもりはないんですけど、ただ、会を見ていた限りでいうと、行政の方がこう言ったから、ほかの皆さんが意見を述べられなくなったみたいな部分というのは、僕は余り感じなかったんですね。ですから、意図して何かをされたかどうかという部分については、ここで議論するつもりはございませんけれども、少なくとも、あの日のこの議案があったところの会議を傍聴していた私の印象としては、行政の方が言ったからほかの方々が発言を控えてしまったみたいな、そういった雰囲気は決してなかったように受け取っていた記憶があります。これだけ、一言だけ申し上げさせていただきます。 ○橘 委員長   はい、須山委員。
    ◆須山 委員   済みません、私は、たまたまじゃなくて、敬老金の審議をやるということで、私も傍聴させていただいておりました。そのとき、もちろん意見に不自由があるとか、そごがあったとか、そういうのは全く感じませんでしたけれども、前提として、一定の意見しか出せないという人が入っていて、それで審議をしていくので本当にいいかどうかというところが伺いたいところだった。 ○橘 委員長   ほかに御発言ありませんか。宮本委員。 ◆宮本 委員   済みません、またちょっと質問なんですけど、やっぱり高齢者の方はどんどんふえていくわけじゃないですか。この試算といいますか、当然、年齢ですから、わかるわけじゃないですか。今後を考えたときというのは、どのぐらいの伸び率で、このままの状態でいくと幾らふえていくという試算は当然出ていたと思うんですが、ちょっと教えてもらえますか。 ○橘 委員長   はい、関口副参事。 ◎関口 福祉健康部副参事兼高齢者支援室長事務取扱高齢福祉担当課長事務取扱   試算ですけれども、現在、先ほど申し上げたとおり、従前の制度ですと、約 4,900万と申し上げましたけれども、10年後を例にとりますと、金額的には 8,000万を超えるのが10年後の金額でございます。  それから、1件訂正なんですけれども、先ほど緊急通報システムの要件緩和による対象者拡大で、私、概算で 200万と申し上げましたけれども、 600万円と訂正させていただきます。  以上でございます。 ◆宮本 委員   わかりました。結構です。 ○橘 委員長   ほか、御発言ありませんか。はい、鈴木委員。 ◆鈴木 委員   委員長、ここで休憩を求めたいんですが。 ○橘 委員長   ただいま鈴木委員から休憩の御発言がありましたが、ほかの委員の皆さんはいかがでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   それでは、ここで暫時休憩にしたいと思います。再開は11時半でお願いします。  それでは、委員会を休憩します(「再開時間、追ってじゃだめなんですか」と呼ぶ者あり)。では、訂正します。追って連絡いたします。    午前10時53分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後1時24分 開議 ○橘 委員長   それでは、委員会を再開いたします。  午前中の審査では、議案第 101号の質疑、意見の途中で休憩となりましたので、その続きから審査をしてまいります。  それでは、ほかに質疑、意見はございませんか。井樋委員。 ◆井樋 委員   先ほどの質疑のやりとりの中で、皆さんの意見を聞いていて気になったことをちょっとお聞きしたいんですけれども、先ほど鈴木さんのほうから、要するに、住民の今までいただいてきた中の、あるいはこれから受け取ってくださる方の合意の問題ということが言われたかと思うんですけど、その点について、かなりいろんな不満といいますか、そういう声をお聞きになっているのかしらと思って。いかがですか。 ○橘 委員長   鈴木委員。 ◆鈴木 委員   御説明の答弁の中にもありましたけども、大方理解は示されているという答弁がありましたけど、私も聞く中では、そういう御意見もいただいております。ただ、私も聞いているそういう声は、会の代表であるとか、役員をやっている方たちからの意見が多くを占めていまして、実際に敬老金を受けられている、楽しみにされている方からの意見は聞く機会がなかなかないので、そういう部分に対して、果たして説明が十分されたのかなというところに対しては、私自身も十分聞いたわけではありませんが、必ずしも理解をされていないんじゃないかなという思いがあります。 ○橘 委員長   井樋委員、いかがですか。 ◆井樋 委員   そうしますと、要するに、どこまで聞くかというのはともかくとして、そういう関係者の方からもっと丁寧に意見を聞くという点で、足りないのではないかという感想をお持ちということでしょうか。 ◆鈴木 委員   そのとおりです。 ◆井樋 委員   わかりました。国のほうでは高齢者に対して結構厳しいことをばしばしやっていますので、そういうスタンスを国のほうでもぜひ貫いていただけたら、どんなにこの国がいい国になるだろうかと思いながら、私、今、感動を持って受けとめていたところでございます。ありがとうございます。 ○橘 委員長   ほかに質疑、意見はございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   ないようですので、質疑、意見を打ち切ります。  それでは、議案第 101号の採決の前に、討論がありましたらお願いいたします。  それでは、まず反対の方から御発言をお願いいたします。鈴木委員。 ◆鈴木 委員   議案第 101号「調布市敬老金条例の一部を改正する条例」につきまして、自由民主党創政会は反対の立場から討論させていただきます。  民生費が今後も大きく増加していくことが確実な中で、さまざまな事業の不断なき見直しを、市民に対する説明責任を十分に果たし、一定の理解を得ていくことを必要不可欠として進めていかなければなりません。しかし、本改正案では、関係している市民、関係団体に対する説明を進める過程において、説明責任が十分に果たされているとは言えず、反対とさせていただきます。  以上でございます。 ○橘 委員長   次に、賛成の方の御発言をお願いいたします(「ちょっと済みません、反対意見です」と呼ぶ者あり)。はい。 ◆井樋 委員   今回の改正の趣旨について、財源の問題等々については、おおむね理解してきたところでありますけれども、ただ、質疑の中で、住民に対する理解の得方がまだ不十分ではないかという指摘がありました。この問題は、やっぱりそうはいってもプラスかマイナスかと言われればプラスの話ではないので、その点、やはり、できれば間に合うんだったら一度取り下げて、よく手を尽くした上で再度出していただければ一番穏便かなと思ったんですけれども、ここに来てそうもいきませんので、今回は反対とさせていただきます。  以上です。 ○橘 委員長   賛成の方の御発言をお願いいたします。高橋委員。 ◆高橋 委員   調布市敬老金条例の一部を改正する条例について、つながる調布としましては賛成とさせていただきます。  今、お話が出ていましたように、高齢者の方々の中には、当然のとごく、楽しみにしている方もいらっしゃるのは十分理解しております。ただ、これから迎える超長寿社会、それから財政の厳しさというのをきちんと皆様方に御説明することによって、私は理解を得られるだろうと思っておりますし、その理解をする努力もしていただきたいなというふうに思っております。  そもそも敬老金というのは、長寿のお祝いという形での意味合いで始められた経緯もありますし、今、この長寿社会において、一時金というような形のお祝いよりも、長く恒常的に受けられるさまざまな高齢者の施策、福祉の施策のほうが高齢者の皆さんにとっても喜ばれることでしょうし、重要だと私は考えます。  さらに、今、ここで軽減した費用というのを、高齢者の方々の見守りサービスと新たなシステムの導入により、現行よりも手厚い見守りサービスのような形で運用されるということでしたので、高齢者の皆さんに、より触れ合いの場もふやすことができますし、寄り添うことが可能になるんじゃないかなというふうに考えております。  もう1つ、あわせて、敬老金を一切やめてしまうというわけではございませんので、行政側の皆さんに、これまで以上にきちんと丁寧な取り組みを説明していただくことによって御理解いただく努力を求めて、賛成とさせていただきます。 ○橘 委員長   次に、反対の方の御発言をお願いいたします。はい、須山委員。 ◆須山 委員   公明党は反対の立場から討論をさせていただきます。  事業費がこれから増加し続けていくというところは本当に理解できるものでありますし、また、ひとり暮らしの方、高齢者の方の見守り、今後やっていきたい事業というのは本当に大切だということもよく理解をしております。ただ、やはり大切な条例を改正していくに当たっての手続のあり方、進め方という点で、第三者による側面評価をしていくという点について、行政経営部のほうにも質問をさせていただきましたが、そこからいただいた回答についても、ああ、そうかと納得できるというところまでには至りませんでした。  また、この議会の中でも、側面評価が計画にも予算にも連動されていくものとしてやっているわけでありますし、もしこの側面評価の評価結果がなかったら今回の条例改正に至ったかどうかを伺ったときも、今回かどうかはわかりませんが、早晩にというお答えだったと思います。手続のあり方、その審議の仕方というのが本当にその進め方でいいのかどうかという点については、どうしても疑問の残るところでございます。宮本委員からも、一方的な進め方であったというような印象が持たれてしまう場合もあるというような御発言もありました。本当に、ホームページでも公開されているわけですし、どなたが見ても納得のできる進め方であっていただきたいというふうに思っておりまして、そういう点で、今回は反対ということで討論をさせていただきます。  以上でございます。 ○橘 委員長   次に、賛成の方の御発言をお願いいたします。宮本委員。 ◆宮本 委員   チャレンジ調布21は、敬老金条例一部改正について賛成の立場から討論させていただきます。  調布市は今まで、他市に比較しても大変手厚い敬老金の支給を行っていたと思っております。しかし、皆様も御承知のとおり、急速に進む高齢化社会にどのように対応していくかという問題は、調布市だけでなく各自治体にとっても大きな課題ではないかと思っております。  今回の敬老金条例の改正については、側面評価で不要との意見が出されたようでありますけれども、その判断がなくとも、市としては検討してきた課題であると我々は認識いたしております。審査の中からもおわかりのように、10年後には、今の支給額約 4,800万円から約 8,000万円を超えるような状況が想定されております。  今回の改正では、減額された分は緊急通報システムの配備拡充や、あるいは見守りネットワークの強化など、高齢者へのサービスに回すということでありますので、しっかりと実のあるサービスの提供に還元していただきたいと。そして、さらに市民の方々に、あらゆる機会を捉えて、今回の改正内容と、改正により高齢者福祉で手厚くなった部分というものをわかりやすく丁寧に説明されることをお願いしておきたいと思っております。  また、関連機関への説明についてですが、民生児童委員、あるいは高齢者福祉推進協議会、市の老人クラブ連合会、市老連、そういったものに対しても説明を行っておりまして、そういう理解を得る努力はされていると認識しております。  また、こうした財政状況の厳しい中、こういった敬老金支給の制度を全廃するのではなくて、縮小はするものの、残して、また、高齢者にかかわるサービスを減らすことなく、逆に充実したサービスを提供するために、今回の敬老金支給の対象者と金額の変更を決断されたということは、市政を経営するという観点からもいたし方ないものと理解いたしております。  以上で賛成の討論とさせていただきます。 ○橘 委員長   以上で討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。本件については意見が分かれておりますので、挙手により採決いたします。  議案第 101号「調布市敬老金条例の一部を改正する条例」、本件については原案了承と決定することに賛成の方の挙手を求めます。    〔賛成者挙手〕 ○橘 委員長   挙手少数と認め、議案第 101号は原案否決と決定いたしました。  続きまして、議案第 102号「調布市ちょうふの里条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件につきまして理事者の説明を求めます。はい、内藤高齢者支援室主幹。 ◎内藤 高齢者支援室主幹高齢福祉担当課長補佐事務取扱   それでは、議案第 102号「調布市ちょうふの里条例の一部を改正する条例」について御説明申し上げます。  本案は、ちょうふの里の高齢者在宅サービスセンターの休業日を改めるとともに、規定の整備を行うものです。  その内容といたしましては、議案の裏面をごらんください。  現在、高齢者在宅サービスセンターのデイサービス事業において、祝日、振りかえ休日は休業日となっていますが、休業に伴い、利用する日を振りかえることによる影響を軽減し、利用者の利便を図るため、祝日、振りかえ休日を利用日とするものです。
     また、ショートステイの休業日について定めるほか、規定の整備を行うものです。  第5条第2項が高齢者在宅サービスセンターの休業日の規定でございます。第1号でデイサービス事業の休業日を規定していますが、同号イで国民の祝日を休業日としていることからこれを削り、次に、同号ウで休業日としている「1月2日及び同月3日」を「1月1日から同月3日」とするとともに、号の繰り上げを行います。  同条第3項では、地域包括支援センターの休業日を規定していますが、ここにショートステイ事業の休業日を追加します。  なお、施行期日は、公布の日とします。ただし、デイサービス事業の休業日の規定については、平成26年4月1日といたします。  説明は以上です。よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○橘 委員長   以上で説明は終わりました。これより質疑、意見を許しますが、御発言はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   それでは、質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第 102号「調布市ちょうふの里条例の一部を改正する条例」、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   御異議なしと認め、議案第 102号は原案了承と決定いたしました。  続きまして、議案第 103号「調布市特殊疾病患者福祉手当条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件につきまして理事者の説明を求めます。はい、小野障害福祉課長補佐。 ◎小野 障害福祉課長補佐   それでは、議案第 103号「調布市特殊疾病患者福祉手当条例の一部を改正する条例」案について御説明させていただきます。  最初に、条例改正の理由です。  障害者総合支援法の施行により、一定の難病患者が障害福祉サービスの対象となりました。このため、調布市では、医師、市民、難病患者、保健医療専門家などで構成された調布市特殊疾病患者福祉手当等検討会を5回開催し、難病患者に対する支援や調布市特殊疾病患者福祉手当のあり方について検討してまいりました。  本委員会の検討結果や手当の受給者の実態調査などを踏まえ、限られた財源の中、必要な方に必要なサービスを提供するとともに、将来に向け持続可能な制度とするため、条例改正するものです。  続いて、条例の改正内容です。議案をお開きくださいませ。  第3条において、支給要件を見直します。  2の (1)、第2項第1号で、特殊疾病患者本人の所得に応じた所得制限を設けます。  また (2)、第2項第2号において、調布市心身障害者福祉手当との併給制限を設けます。  第3条第3項として、所得制限の範囲及び額につきまして、規則で定める規定を加えます。  続いて、第4条で、手当の額を現在の月額「 5,000円」から「 5,500円」に改めます。  また、改正にあわせて、条例中の文言につきまして規定の整備を行います。  続きまして、附則の説明をいたします。資料右側中段をごらんください。  施行期日は、平成26年10月1日といたします。  また、第3項において、この条例の施行の際に、手当受給資格の対象外となる方について、激変緩和の措置として、平成26年10月から平成27年9月までの1年間について月額 2,500円を支給するものです。  なお、手当の対象者につきましては、規則で規定いたします。対象者は、東京都難病医療費助成制度の医療券の交付を受けている方といたします。また、保険証が交付されないため医療券が交付されない生活保護受給者と原子爆弾被爆者手帳保持者及び難病医療費助成制度の医療券にかわり小児慢性疾患医療券の交付を受けている方についても手当の支給の対象といたします。  説明は以上です。よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○橘 委員長   以上で説明は終わりました。これより質疑、意見を許しますが、御発言はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   それでは、質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第 103号「調布市特殊疾病患者福祉手当条例の一部を改正する条例」、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   御異議なしと認め、議案第 103号は原案了承と決定いたしました。  ここで説明員の入れかえのため、暫時休憩といたします。    午後1時43分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後1時44分 開議 ○橘 委員長   委員会を再開いたします。  次に、議案第91号「平成25年度調布市一般会計補正予算(第2号)」、厚生委員会所管部門を議題といたします。  初めに、審査の進め方についてお諮りいたします。  委員会室の関係で、最初に子ども生活部、次に福祉健康部の民生費、社会福祉費まで、最後に福祉健康部の民生費、生活保護費以降及び衛生費の順で、説明員の入れかえのための休憩を挟みながら、それぞれ説明、質疑を受け、審査を進めてまいりたいと思います。  なお、質疑につきましては、ページごとに区切って審査を進めてまいりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、子ども生活部所管の理事者の説明をお願いします。はい、泉子ども政策課課長補佐。 ◎泉 子ども政策課長補佐   議案第91号「平成25年度調布市一般会計補正予算(第2号)」のうち、子ども生活部所管部分につきまして御説明いたします。補正予算書32、33ページをお願いいたします。  款15「民生費」、項10「児童福祉費」、目5「児童福祉総務費」です。順次、右側の説明欄に沿って御説明いたします。  初めに、子ども政策課所管分、◎一般職人件費です。職員人件費の当初予算は、平成25年1月現在の職員配置を基準としておりますが、その後の人事異動などにより過不足が生じますことから、差額を補正予算としてお願いするものです。  平成25年度につきましては、保育園職員を除く子ども政策課21人、子ども家庭課13人、子ども発達センター17人、児童青少年課78人に部次長を含め、合計 131人となっています。全体の精査の結果、 2,485万 8,000円の減額をお願いするものです。  続きまして、◎児童福祉総務事務費の子ども・子育て支援新制度システム構築等事業運営費は、最短で平成27年4月に導入が予定されている新しい制度の準備経費として、システム機器の購入と初期設定業務に必要な経費を計上させていただいております。  平成27年4月の制度開始に向け、平成26年度下半期に保育の必要度についての認定作業が予定されています。この作業開始に間に合うよう、来年1月から夏ごろまでを目途にシステムの構築が必要となりますことから、今年度から所要額についての補助制度を活用した準備を国が促しているものです。この歳出に対しましては、国から10分の10の補助金が交付されます。  次の◎子育て支援事業費の子ども家庭支援地域活動事業費につきましては、来年度の後期の稼働を目指し、子どもと子育てに特化した情報提供や情報発信を目的とした独自のホームページの作成に要する費用です。  近年の携帯電話やスマートフォンの急激な普及により、子育て中の保護者の情報入手はインターネットからが主流となり、外出先やちょっとした時間の合間に検索する方がふえています。また、手軽に情報を検索できる反面、情報が氾濫し、疑問を解消しようと入手した情報でさらに混乱してしまうことも起きています。  そこで、調布市の子どもと子育てに関する情報は、このホームページにアクセスすれば、行政サービスから地域のイベント情報まで検索できる。また、お住まいの地域などを登録していただくと、新鮮な情報が送信されてくる双方向の運用ができるホームページにしてまいりたいと考えております。  このようなことから、本事業につきましては、調布の地域に根差した民間団体に構築をお願いし、子育て中の御家庭のニーズを市民目線で的確に把握し、それに応えていきたいと考えております。  あわせて、地域での子育て支援活動の情報交換などから、市民同士の交流や子育て支援のネットワークづくりにも資するものと期待できますことから、この事業は子ども基金を財源として充当し、基金を活用した子育て環境の整備事業という位置づけと考えております。  続きまして、◎子ども家庭支援センター運営費の国・都支出金過年度清算返還金につきましては、本年第3回定例会においてお認めいただきました平成24年度決算のうち、平成24年度東京都子供家庭区市町村包括補助事業補助金につきまして、交付決定額と実績額との差額を東京都に返還するため、補正をお願いするものです。  次の◎子ども基金の基金積立金は、子ども基金への指定寄附として、平成25年10月の児童手当支給に伴い、1世帯、対象児童2名分、4万円の寄附を受領したことから基金に積み立てるものです。  私からは以上です。 ○橘 委員長   はい、田中子ども家庭課長。 ◎田中 子ども家庭課長   続きまして、子ども家庭課所管分について御説明いたします。  備考欄初めの◎乳幼児医療費助成事業費です。本事業は、小学校就学前の乳幼児に係る医療費を助成するとともに、この助成額を算定する経費としての医療費審査支払委託料をあわせて補正をお願いするものです。このたびの補正は、平成25年度上半期における助成実績から当初予算額に不足が生じるため、年度末までの必要な経費について増額補正をお願いするものです。  次の◎義務教育就学児医療費助成事業費です。本事業は、小学1年生から中学3年生までの義務教育就学児を対象に医療費を助成するものです。今回の補正は、乳幼児医療費助成事業と同様の理由で、当初予算額に不足が生じるため、年度末までの必要な経費について増額補正をお願いするものです。  続きまして、目10「児童措置費」でございます。  備考欄の◎児童・児童育成・児童扶養手当費でございます。平成24年度子ども手当支給に係る国庫負担金について、平成25年度に実績が確定したため、交付額と実績額の差額を返還するものでございます。  説明は以上でございます。 ○橘 委員長   はい、泉子ども政策課長補佐。 ◎泉 子ども政策課長補佐   次に、子ども政策課所管分の目13「保育所運営費」です。  ◎民間保育所助成費の1つ目、グループ型保育所助成費につきまして御説明いたします。  平成25年度の待機児童対策といたしましては、基本計画に沿って、当初予算でお認めいただいた認証保育所1カ所を整備し、来年4月、54人の定員拡大を予定しておりますが、さらなる手だてを打つ必要がありますことから、比較的短期間、かつ費用面でも効率的に整備が可能なグループ型保育所1カ所を整備し、最大15人の定員確保をしてまいります。  その整備の地域といたしましては、市内西部地域に所在する家庭福祉員、いわゆる保育ママ2カ所が今年度末で定年や家庭の事情で閉所予定でありますことから、今回の補正予算にて、当該地域及び通勤経路等を勘案して、調布駅から西側に緊急的な整備を考えております。  次の保育士等処遇改善臨時特例事業助成費と、続く保育従事職員等処遇改善事業助成費につきまして御説明いたします。  待機児童解消のため、国を挙げての保育所整備等によって量的拡大を図る中、保育の担い手である保育士等の人材確保が課題となっています。先般、国は、現行の国基準及び地方単独の施策を含めてもなお保育士の処遇が低いという現状を踏まえ、保育士の処遇を緊急に引き上げるために、民間の認可保育所で保育に従事する職員に対し、給与に上乗せする形で金銭給付を行うことを決定いたしました。  また、この国の方針を受け、認証保育所、家庭福祉員等の認可外保育施設における処遇改善について、東京都においても補助制度を創設し、認可保育所の処遇改善と同様、金銭給付を実施することとなりました。
     本事業の実施に当たっては、民設民営の保育施設に対する経費につきましては、10分の10の補助金が国または東京都から交付されます。公設民営の保育施設に対する経費につきましては、国や東京都の補助金が交付されないことから、市単独の助成となります。  この処遇改善の具体的な金額は、各施設で受け入れている児童数や保育従事者の勤続年数等により施設ごとに算出し、施設に対して助成金を交付することになっています。各保育従事者への分配は、施設の実情に合わせて行うこととなっており、所定の様式による実績報告が義務づけられています。  つきましては、国の通知による民間認可保育所に対する処遇改善経費といたしまして 5,868万 1,000円、東京都の通知による認可外保育施設に対する処遇改善経費として 2,216万 7,000円の補正予算をお願いするものです。  保育所運営費の最後、国・都支出金過年度清算返還金につきましては、平成24年度東京都認証保育所運営費補助金の交付額と実績額との差額を東京都に返還するため、補正をお願いするものです。  以上です。 ○橘 委員長   はい、田中子ども家庭課長。 ◎田中 子ども家庭課長   続きまして、34、35ページをお願いいたします。  子ども家庭課所管、目15「母子福祉費」、母子福祉事業費でございます。  初めの母子生活支援施設措置費は、配偶者のいない女子、またはこれに準ずる女子及びその子を保護するとともに、自立支援のために施設入所をしていただく経費でございます。今回の補正は、施設入所世帯数が当初見込みを上回ったため、年度末までの歳出予算額に不足が生じることから、所要額の補正をお願いするものです。  次の国・都支出金過年度清算返還金は、平成24年度に国から母子生活支援施設措置費の交付を、東京都から入院助産保護費都負担金の交付を受け、平成25年度にそれぞれの実績が確定したため、交付額と実績額との差額分を国及び東京都に返還するものでございます。  説明は以上でございます。 ○橘 委員長   はい、松岡児童青少年課長補佐。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   続きまして、児童青少年課所管分です。  目20「児童館費」、◎児童館管理運営費、維持補修費です。説明欄をお願いします。  児童館の建築年数は約20年から50年で、老朽化が進んでいることから修繕箇所も増加しており、今後見込まれる修繕に必要な所要額を見込むとともに、平成24年度の修繕状況を勘案し、予算額に不足が生じる見込みとなったことから 280万円の増額補正をお願いするものです。  以上です。 ○橘 委員長   はい、泉子ども政策課長補佐。 ◎泉 子ども政策課長補佐   次に、子ども政策課所管分の目25「保育園費」です。  ◎一般職人件費につきましては、公設公営保育園の正規職員 159人、再任用職員5人、計 164人分の人件費です。先ほどの児童福祉総務費で御説明いたしました同様の理由で減額の補正をお願いするものです。  以上です。 ○橘 委員長   はい、松岡児童青少年課長補佐。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   続きまして、児童青少年課所管分です。  目30「学童クラブ費」、◎学童クラブ管理運営費、学童クラブ嘱託指導員報酬です。説明欄をお願いします。  学童クラブ分室は、嘱託指導員5人で事業運営をしてきましたが、現在、再任用職員を含む正規職員を分室長として配置した分室は、分室長1人、嘱託指導員4人で事業運営を行っています。  平成25年度において、分室長である再任用職員の退職、異動や、児童館に配属となった正規職員の病気休職に伴う代替など、予算計上をした人数を超える嘱託指導員を配置した結果、予算額に不足が生じる見込みとなったことから 1,180万円増額補正をお願いするものです。  説明は以上です。よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○橘 委員長   以上で説明は終わりました。それでは、ページごとに質疑、意見を許します。  最初に、32、33ページです。児童福祉費。はい、須山委員。 ◆須山 委員   まず、子育て支援事業費についてお伺いしたいと思います。こういう事業は、本当に調布の保護者にとって待たれていた事業だなというふうに思っておりますが、民間に委託をしていくという形になると思うんですけれども、さまざまな子育て情報、今の御説明の中では危うい情報もある、かえって迷いが生じる情報もある、そういうものに対して本当に安心できる情報を提供できるようにということだったと思うんですけれども、これは委託された民間の団体の方たちが情報をピックアップしてきて出していくということになるでしょうか。まずそれが1つ。  それから、発信されている情報が不正なものや危険なものがないかというようなチェックをしていくような機構というのは、どんなふうに考えているのかというのをまずお伺いしたいと思います。  このページでもう一点伺いたいんですが、一度に伺ったほうがいいですか。一回お返事聞いてから……。では、一度。というのを伺いたいんですけれども。 ○橘 委員長   はい、大島次長。 ◎大島 子ども生活部次長子ども政策課長事務取扱   まず、本事業につきましては、委託という形ではなくて、補助を民間さんにお出しして進めていこうというふうに考えています。市の委託事業ということではなくて、補助事業ということで御理解をお願いいたします。  それで、御指摘のとおり、いろいろな情報が情報過多と言われるほど出ているというところでいきますと、まず情報の掲載の仕方というのがやはり非常に丁寧に審査をしていかなくちゃいけないというふうに考えています。かといって、市で管理するものだけということになりますと、市のホームページと同じことになってしまいますので、まず1つは、行政情報を的確にリンクをするなりしてお知らせしていくというのが1点。  それから、もう1つは、地域の生の情報を吸い上げていただくネットワークを構築していただきながら、やはり私どものほうでも常にその内容について確認をさせていただくという作業は、もちろん必要になってくるかなというふうに思いますので、チェックに関しては、もちろんお願いする団体さんのほうでも常にかけてはいただきますけれども、あわせて私どものほうでもそういったチェックをしていこうというふうに考えております。  したがいまして、情報の収集方法については、これから民間の団体さんとも連携をとっていく中で、やはり広告を含めてですけれども、私どものほうの目も常にホームページに向けて的確な情報を発信するよう努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆須山 委員   わかりました。補助事業であったとしても、やはり最終的にきちっと責任をとっていくことになろうかと思いますので、仕組みとしてきちんとチェックをどういうふうにやっていくかというのは考えていただきたいなというふうに思います。  もう一点伺いたいのが、西部地域でのグループホームなんですけれども、保育ママさんが2人退職をなさるということだと伺いました。この保育ママさんのところで預かっていた人数が何人ぐらいだったのかということをまずお伺いしたいと思います。 ◎大島 子ども生活部次長子ども政策課長事務取扱   2カ所合計で10人でございます。 ◆須山 委員   2カ所合計で10人のところ、最大15人までということで枠を拡張しながらしていただいたことと、それから足りなくなった地域に手当をしていこうという、地域をしっかりと見ているという姿勢については大変評価をしたいと思いますが、これから本当にふえていかなければならないところですので、そこでもう一点伺いたいのが、この助成費なんですけれども、民民については国から10の10、それから公民については市単独でというふうに伺いましたけれども、ここに2本出ている助成費につきまして、市単独のものはここに挙げられているかどうかということをもう一度確認させていただいていいですか。 ○橘 委員長   はい、泉課長補佐。 ◎泉 子ども政策課長補佐   歳出側としましては、全ての額がこの2本に含まれております。  以上です。 ◆須山 委員   ということは、この中に国からのもの、都のもの、市のものも全部含まれているということで考えてよろしいですか。 ◎泉 子ども政策課長補佐   おっしゃるとおりでございます。 ◆須山 委員   済みません、市単独の金額というのを伺うことはできますか。 ◎大島 子ども生活部次長子ども政策課長事務取扱   現在の32ページ、33ページで歳出側の御案内を申し上げております。歳入側といたしましては、今回の補正予算書の10ページ、11ページ、目10「民生費都補助金」のところでございますが、こちらの部分で○の一番最後の2つが歳入側の金額となります。したがいまして、保育士等処遇改善臨時特例事業補助金が 5,297万 4,000円、歳入で見込まれております。一方、33ページのところでは、歳出側として 5,868万 1,000円でございますので、差し引き 570万 7,000円が単独という形になります。  以上です。 ◆須山 委員   ありがとうございました。歳入のところまで御説明をしていただいて、どうもありがとうございました。保育士の処遇改善、本当に取り組んでいかなければならないことですので、また、国や都にも働きかけながら頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ○橘 委員長   はい、鈴木委員。 ◆鈴木 委員   須山委員の最初の質問に出た支援事業、子育て応援サイトのところで幾つかお伺いしたいんですが、9月の文教委員会の中でホームページの価格についてやりとりがあったことを皆さん御存じかと思うんですが、今、民間の作成費が非常に下がってきている中で、市のかけている費用というのは非常に高いんではないかというふうに私も考えています。そういう中で、この費用が出てきた算出の根拠、また今後、当然のことながら細かくチェックしていくということが必要になってくると思うので、いろいろな部分でランニングコストがかかってくると思うのですが、その辺、毎年幾らぐらいを想定されているのかまずお聞かせください。 ○橘 委員長   はい、大島次長。 ◎大島 子ども生活部次長子ども政策課長事務取扱   まず、初年度の投資ということでの構築費用でございますけれども、今回の、仮称ですけれども、子育て応援サイトについては、単純に私どものほうのメニューを提示するだけではなくて、例えば市内に配置している子育てにかかわる相談員、例えばすこやか、それから児童館には子育てひろばの相談員がございます。また、私ども窓口の相談員プラス駅前ですとか、市全域にまずニーズ調査をしていただこうというふうに考えていて、それをもとにサイトの構築、画面展開を考えていこうというふうに思っています。  こういったものの部分では、事前調査費、おおむね私どものほうでは40万円を想定しております。また、企画の関係ですとかレイアウトの関係で約90万円ほど、デザイン、それからコンテンツ作成につきましては 600万円ほどということで、それぞれの状況を積み上げていく中では、総額、今回は補正として 600万円をお願いしておりますが、来年度、当初予算で 400万円を追加でお出しし、2カ年の費用負担として進めてまいりたいというふうに考えております。  また、運営費、月額のサイト管理については、現在のところではおおむね30万円余を予定しておりますが、この経費につきましても、慎重に選定をしなければいけないというふうに考えておりますが、バナー広告等によって、最終的にはこの運営費を数年先にはなくしていくというような考え方で今構築しているところでございます。  以上でございます。 ◆鈴木 委員   デザイン費 600万と聞いて、やはり高いなというのが率直なところでございます。私自身もホームページを自分で幾つかつくっておりますけれども、例にすると、三鷹のホームページ、キャラクターのデザイン等々を別にして、単にサイトの作成だけだったらば、たしか立ち上げ費用が 6,500万とありましたけど、そんなにかかるのかなと逆に非常に疑問に思うところでございます。  ぜひ少しでも安くいいものができるように努力をいただきたいなと思います。努力というか、補助団体に対して努力を願いたいなと思うところでございますが、次長からバナー広告というお話がありました。私も子育てに関連するものというのは非常に集めやすいなというふうに思っていますし、事実こういうサイトを見ると、バナー広告が非常に多いところもありますし、逆に行政のほうがバナー広告という形で補助をしているというようなものも見受けられますんで、ぜひその辺はなるべく早く自立できるような形をとっていただきたいなというところまでが意見でございます。  もう1つ、質問でございますが、情報のサイトを通じて、交換等々を広げていきたいということなんですが、現状、NPOが立ち上げている応援サイトを見ると、掲示板等々、個人、あるいは特定の園に対する誹謗中傷というのが、特にこの時期、入園等の申し込みの時期ですから非常に目立ちます。削除もされているんでしょうけども、現在、掲示されている中でも、これは非常によろしくないだろうと判断できるものがたくさん上がっています。また、三鷹のサイトなんかを見ると、行政情報ときちんとリンクしていないものが現状でも相当あって、市のほうのホームページはクリックするとノットファウンド。ということは、それだけお金をかけてもきちんとチェックされていないんだろうなというところが見受けられるんですが、この辺の状況、お金をかければいいというもんじゃないですが、相当きちんとした団体にお願いをしないとできないんじゃないかなと思うんですが、その辺、現状、やってくれそうな団体というのは調布市内に存在しているんですか。 ◎大島 子ども生活部次長子ども政策課長事務取扱   まず、書き込みチェック、これは私どものほうも市内にあります幾つかのサイトの中で、常に私のほうも確認を毎日しているところで、適切でないものについては、基本的に申し入れをしているような状況もございます。ただ、どうしても市民の皆様が自由に書き込めるサイトでございますので、特に夜中は非常に頻発しているような状況も確認はしております。  また、リンクを張るといっても、単純にそこに必ずヒットするかどうかというところは必ずチェックしなければいけないという形になります。双方いずれにしても、私どものほうが常に管理をしなければいけないというのがまず第一前提の中で、そういった形で進めてくれるだろうというような団体は想定がございます。  以上です。 ◆鈴木 委員   わかりました。  以上でございます。 ○橘 委員長   よろしいですか。 ◆鈴木 委員   はい。 ○橘 委員長 
     はい、高橋委員。 ◆高橋 委員   済みません、私もちょっとそこの部分で。今、鈴木委員からも御指摘があったんですけども、ランニングコストが来年以降30万ずつ月額ということなんですけども、それに対して、今、御指摘があったように、イニシャルコストがリサーチで40万ということで、それをどう分析していって、どういう構築をしていくかだと思うんですけども、ちょっと僕もそこの部分は、もう一回協力会社さんにきちんと精査して努力してもらうことをお願いすべきかなというふうに思います。というのは、次年度も継続してまた26年度で 400万という形での事業費を上げられるということなんで、それをトータルで考えると、やっぱり私も少し高いように感じるんですが、その辺の精査の仕方が今後どういう形で進められるのか、そこをちょっと教えてください。 ○橘 委員長   はい、大島次長。 ◎大島 子ども生活部次長子ども政策課長事務取扱   まず、お願いをいたします補助する団体についての選定でございますけれども、これは随意ではなくて、やはり公募。どのような形にするかというのは今ちょっと調整をかけておりますけれども、公募という想定をしている中では、当然、私どものほうで、このようなイメージの、このような進め方をということで、仕様書をつくらせていただこうというふうに思っています。その中で、ある程度精査をするような1つのイメージ。  それから、あわせて、総価提案をしていただくというところでいきますと、1項目ずつ私どものほうでもチェックをさせていただいて、必要な経費、人件費を含めて歳出予定があるものなのかどうかの精査を十分した後に補助の決定をしていくというようなことで進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◆高橋 委員   わかりました。そこはぜひくれぐれも厳しくチェックしていただきたいなと思います。ただ、私は、これの運営に関してというか、これを施策として展開されることについては非常に評価しておりますし、ぜひ進めていただきたいと思うんですが、今もお話が出ていたように、発信のチェックというのは、本当にスピードが大事になってきます。それと掲示板の内容のチェックで削除という部分も、もちろんスピードが必要なんですけども、問い合わせに対して、どれだけスピード感を持って答えられるかという、それができているかできていないかでサイトの評価はされちゃいますんで、そこの部分で放置されている状態が続くと、もうこのサイトは信用が置けないというような形になってしまうことがこれまでもいろんな例であります。なので、そこの部分は本当に覚悟を決めて取り組んでいただきたいなというふうに思います。  それと、もう1つ、バナー広告なんですけども、当然これを受けることによって事業費が軽減できる。それはいいことだと思うんですけども、余りにもバナー広告等が多いとサイトの信頼性みたいな部分というのにも影響が出かねない可能性がありますんで、そこのチェックもぜひ慎重な進め方をしていただきたい。余りにも経費を削減するために広告を多く入れちゃうというような形をとった場合に、そういう将来的な危険もあるということを御理解いただいて進めていただきたいなというふうに思います。  バナー広告についての今のお考えで、どんなところでどういうような進め方をしていこうかというイメージがあったら教えていただけますか。 ◎大島 子ども生活部次長子ども政策課長事務取扱   まず、私どものほうでこれまでに経験がございますのは、紙ベースで情報誌をお出ししています「元気に育て!!調布っ子」。これについても既に広告等をいただいて発行しておりますことから、私ども子ども生活部の中でも、そういった広告のチェックについてのある程度の規定を設けさせていただいていますので、この民間団体のほうにお願いする際にも、ちょっとそこのところの規定をどうするかというのは調整をかけますけれども、ある程度私どものほうでも、サイトの信頼性が何よりでございますので、そこを念頭に置きながら進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆高橋 委員   わかりました。ありがとうございます。先ほども申し上げましたように、読者同士が情報交換できるみたいな部分というのは、とはいいつつ残してあげたいな。やっぱりお母さんたち、それでもって情報を判断するというのが物すごく多いというふうなデータも出ておりますんで、そこの部分はぜひ注意した形で、でも積極的に取り組んでいただきたいと思います。意見として、最後は結構です。 ○橘 委員長   ほか、このページでありますか。はい、宮本委員。 ◆宮本 委員   この児童手当だか子ども手当で変動があったということで、1世帯2人分というのがあって、4万円をまた子ども基金に積み立てたわけですけど、今、子ども基金の残高は幾らですか。 ○橘 委員長   はい、大島次長。 ◎大島 子ども生活部次長子ども政策課長事務取扱   現段階では1億 1,000万円余でございます。 ◆宮本 委員   今回、この支援事業というのは、そこの基金からやられていることで、最初 600万で、また 400万だかとさっきありましたけども、初めてちょっと多目に使うかなというのがようやっと出てきたんですけど、それでもまだまだ1億あるわけですよね。だから、今後の子ども基金の活用の仕方とか考え方というのはどういうふうに考えられているのか、ちょっと教えてください。 ◎大島 子ども生活部次長子ども政策課長事務取扱   まず、今回の、仮称ですけれども、子育て応援サイトの関係については、基本計画の中でも学習、交流の場の充実ということで、既に「子ども基金を活用し」という表記をさせていただいているところでございます。  私どものほうでは、これをソフトの部分として考えているところで、逆に子どもたちが集える、もしくは子育て中の皆様が集える場所的なところについても、今度はハード的な視点で考えてまいりたいというふうに考えております。  したがいまして、基金の活用は、従前の市民団体の皆様に活動の助成をさせていただきながら、ソフト部分、ハード部分として基金を活用して進めていくということで検討を続けているところでございます。  以上です。 ◆宮本 委員   この基金が寄附によってスタートしたわけですけど、時間としてはもう結構たっていますよね。早ければいいという問題ではないというのはよくわかっているんですけど、やっぱりできる限り実のある有効なものを、いろんなことはあると思うんですけれども、そこを早目にいい形で生かしていただきたいなと思いますので、ぜひ有効にやってください。 ○橘 委員長   ほか、このページありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   では、次に、34、35ページ。はい、井樋委員。 ◆井樋 委員   学童クラブ管理運営費、嘱託指導員報酬の関連で伺いたいと思うんですけれども、今、学童クラブ、民間委託でないところは嘱託員を雇っているというんですか、雇用していると思うんですけれども、本会議の一般質問でも取り上げましたが、これが一斉に民間委託ということになった場合に、今働いていらっしゃる職員の皆さんというのは総入れかえということになっちゃうんでしょうかね。どうなんでしょう。 ○橘 委員長   はい、松岡課長補佐。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   市の直営でなくなるということは、嘱託指導員は全て身分がなくなるという形になりますけれども、委託先の事業者のほうに継続して雇用できるようにお願い──雇用条件等を御説明していただいて、御希望される方にはそちらの会社のほうへという形で御案内をしていただくようにしてまいります。 ◆井樋 委員   やっぱり今まで通っていた子どもにとってはなれ親しんだ指導員の方ですから、また、その方々自身の生活の問題というのもありますから、そこはやっぱり丁寧にやっていただけるといいなと思いますが、その場合のお給料というんでしょうか、大分変わるんでしょうか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   現在、嘱託指導員につきましては、非常勤特別職ということで、1時間 1,600円という形になりますけれども、そちらの事業主によって雇用形態、正規職員であるのか、非常勤であるのかというところがございますので、事業者によって個々さまざまかと思いますので、条件提示等をしていただいて御納得の上、そちらの会社のほうに雇用されるというか、受けていただくというような形になります。  以上です。 ◆井樋 委員   そうしますと、幾らになるというのはわからないということですかね。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   現在委託しているところで、人件費というところで金額をいただいていますけれども、事業主によってまちまちであったりということがありますので、やはり受託する事業者が決まってからの条件提示という形になろうかと思います。 ◆井樋 委員   わかりました。なかなかここがジレンマで、人件費とはすなわち経常経費ですから、そこを抑制したいという動機が働いてくるのはやむを得ない面もありますが、一方で、子どもたちの処遇に直接かかわる人の身分ですので、そこはやっぱり安けりゃ安いほどいいというものではなかろうと思うんです。そういう点で、働いている人たちの身分の保証ということは、それはやっぱり子どもたちの処遇にもつながってくる部分であるとして、やはり民間委託ということを考えるのであれば、やっぱりそれに対する調布市のガイドラインというんですか、基準みたいなものが必要になるだろうというふうに思いますが、今、どういう感じで準備されているでしょうか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   民間委託ですので、責任は市にあります。民間に委託するところ、あるいは直営のところも問わず、ガイドラインのほうを作成しております。案として既にほぼ固まっておりますので、いろいろな御意見をいただきながら、平成25年度末まで、策定のほう、努めてまいりたいと思います。  その中には、職員の資質のことであったり、配置人数につきましては、民間のほうは委託なので、明記はできないんですけれども、公設と分け隔てないようなガイドラインの作成をしているところです。  以上です。 ◆井樋 委員   人件費のほうについては、私、案のところでどうなったかというのは今ちょっと思い出せないんですが、公設のところとそう変わりないようにということは、先ほど例えば時給で 1,600円というお話がありましたが、それがそんなに下がらないようになるということで期待していてよろしいんでしょうか。 ○橘 委員長   大島次長。 ◎大島 子ども生活部次長子ども政策課長事務取扱   これはあくまでも事業主さんの決定事項ですので、私どものほうは全面的に介入はできませんけれども、実はこれまでの我々の経験の中では、私どもの嘱託指導員であった者が、市内2カ所受託している事業者の社員になっております。その者から話を聞きますと、大幅に給与の手取りが下がったということはないというふうに聞いているのと、私どもの嘱託指導員の場合は1年契約で更新をしていく非常勤だったものが、会社に行くことによって常勤化されて、雇用が安定したというような意見も聞いておりますので、そういった部分では、もちろん提示をいただく雇用主の方の考え方もあるとは思うんですけれども、そこら辺のつなぎの部分は、私どもも一緒になって丁寧に対応して、嘱託指導員の行く末を見据えたいというふうに思っております。 ◆井樋 委員   わかりました。保育士のなり手がいないという話もあったりして、本当に今、全体が厳しい中で、人件費削減の競い合いみたいな状況が客観的にはありますから、そこで一方、行政は、税金は大事に使わなきゃいけないけれども、企業とはやっぱり違いますので、最後にそこを下支えするのは行政しかないだろうというふうに思うんですよね。やっぱり子どもたちの処遇にかかわってくる部分でもありますので、ここは最低価格の競い合いということにならないようにしっかりやっていただきたいなということを要望しておきたいと思いますし、選ぶときにプロポーザルというんでしたっけ、そこでもやっぱり一番安いところをただ選ぶというふうにならないようにしていただきたいなということを要望しておきます。  以上です。 ○橘 委員長   はい、宮本委員。 ◆宮本 委員   私も今の話と同じなんですけど、やっぱりこの嘱託指導員としてずっと仕事をしてきて、それなりの経験も積んでという状況で、民間の会社次第だというのは、それは民間だからしようがないんだけども、いや、だめでしたと言ったらそれで終わりですもんね。採らないと言えば採らないわけで。ただ、やっぱりそれだけ──でも、やっぱり若い子たちも多いわけじゃないですか。その子たちでそれなりの経験を積んできたというものを何とかやっぱり市でも生かせるように、どういうことができるのかというのは、これで、はい、残念でしたと言われたら、民間じゃしようがないと言ったら、その人たち、さあ、どうするんだと、また市内でそういうことになるんで、中には保育士の免許を取っていこうとする、いろんな──でも、またその支援の仕方も何かしら考えるとかね。やっぱり人材をつくっていくというのは非常に時間もかかるし、大変なことなんだけども、うちのこの地元で嘱託としてやってきた経験というのはかえがたいものがやっぱりあるのはあると思うんですよ。確かにプロポーザルに非常に重きを置くというのも1つの大きいポイントになるのかなと。その辺はこっちが主導権を握っていけるわけでもあるんで、とにかく人材というものをできるだけ大事にうまく活用できるようにしていただきたい。これは要望だけでいいです。 ○橘 委員長   ほか、このページありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   よろしいですか。それでは、これで子ども生活部の質疑、意見を打ち切ります。  ここで説明員の入れかえのため、暫時休憩といたします。    午後2時27分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後2時31分 開議 ○橘 委員長   委員会を再開いたします。  これより議案第91号について福祉健康部所管の審査に入ってまいりますが、初めに、社会福祉費までの理事者の説明をお願いします。はい、川見福祉総務課長。 ◎川見 福祉総務課長   それでは、議案第91号「平成25年度調布市一般会計補正予算(第2号)」、福祉健康部所管分につきまして順次御説明いたします。30ページ、31ページをお願いいたします。  初めに、款15「民生費」、項5「社会福祉費」、目5「社会福祉総務費」です。  各科目共通の職員人件費の概要から御説明いたします。  職員人件費の当初予算は、平成25年1月現在の職員配置を基準として年間の所要額を見込んでおります。その後の人事異動や昇給、昇格、退職者の補充などにより、見積額と執行額の間に過不足が生ずることとなりますので、年間の人件費所要額を精査の上、当初予算との差額を補正予算として計上しております。  社会福祉総務費の職員人件費につきましては、人事異動による精査、育児休業中の職員が無給になることによる一般職職員給の減額及び共済組合負担金の精査に伴う共済費の減額等により、一般職人件費 168万 2,000円の減額補正をお願いするものであります。  説明は以上です。 ○橘 委員長   はい、丸田保険年金課長。 ◎丸田 保険年金課長   続きまして、保険年金課所管分です。  右側、◎国民健康保険事業特別会計です。国民健康保険事業特別会計への繰出金 1,095万 6,000円を減額補正するものです。内訳は、法定繰り出し分である職員給与費等繰出金で、人事異動などに伴う人件費の所要額の精査により、 1,095万 6,000円の減額補正を行うものであります。  私からは以上です。 ○橘 委員長 
     はい、川見福祉総務課長。 ◎川見 福祉総務課長   続きまして、福祉総務課所管分の◎社会福祉事業基金です。指定寄附が7件ありましたので、これを基金に積み立てるため、16万円の補正をお願いするものであります。  説明は以上です。 ○橘 委員長   はい、小野障害福祉課長補佐。 ◎小野 障害福祉課長補佐   続いて、障害福祉課所管分です。  目10「心身障害者福祉費」です。  ◎心身障害者福祉事務費、国・都支出金過年度清算返還金ですが、重症心身障害児(者)通所事業運営費補助金と障害者医療費公費負担制度の国及び都負担金について、実績額が交付決定額を下回ったため、超過交付分を返還するために 1,103万 1,000円の増額補正をお願いするものです。  続いて、目13「障害者施設費」です。  右側説明欄の◎障害者援護施設管理運営費、施設改修費ですが、知的障害者援護施設なごみの空調機器が落雷により故障したため、室内機11台と室外機1台の空調機器の入れかえ工事により、 1,060万円の増額補正をお願いするものです。  説明は以上です。 ○橘 委員長   はい、丸田保険年金課長。 ◎丸田 保険年金課長   続きまして、左側、目15「高齢者福祉費」です。右側説明欄をお願いいたします。保険年金課所管分です。  ◎後期高齢者医療特別会計です。後期高齢者医療特別会計への繰出金 484万 2,000円を減額補正するものです。内訳は、職員給与費等繰出金で、人事異動などに伴う人件費の所要額の精査により、 484万 2,000円の減額補正をお願いするものであります。  私からは以上です。 ○橘 委員長   はい、内藤高齢福祉担当主幹。 ◎内藤 高齢者支援室主幹高齢福祉担当課長補佐事務取扱   続きまして、高齢者支援室高齢福祉担当分です。右側説明欄をお願いいたします。  ◎高齢者福祉事務費、国・都支出金過年度清算返還金です。内容としましては、東京都の平成24年度高齢社会対策区市町村包括事業補助金に対する清算返還金です。この都補助金は、区市町村が主体的に実施する高齢者福祉サービスの充実に資する事業を対象としています。清算内容ですが、申請を行った32事業の実績を算出しました結果、超過交付となりましたので、清算返還するため、 568万 4,000円の増額補正をお願いするものです。  続きまして、◎老人ホーム入所措置費、入所扶助費です。環境上や経済上の理由により居宅で生活することが困難な方を養護老人ホームに入所措置する事業です。当初予算では、その当時の措置数11人で見込んでおりましたが、措置数が増加し、現在、14人となったことから、予算の不足が見込まれ、 686万 8,000円の増額補正をお願いするものです。  以上です。 ○橘 委員長   はい、半澤介護保険担当課長。 ◎半澤 高齢者支援室介護保険担当課長   続きまして、高齢者支援室介護保険担当分です。  介護保険事業特別会計繰出金を 1,883万 2,000円減額するものです。これは、職員人件費の所要額の精査により減額するものです。  以上でございます。 ○橘 委員長   以上で福祉健康部の社会福祉費までの説明は終わりました。それでは、質疑、意見を許します。30、31ページです。社会福祉費。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   なしでよろしいですか。それでは、これで福祉健康部の民生費、社会福祉費までの質疑、意見を打ち切ります。  ここで説明員の入れかえのため、暫時休憩といたします。    午後2時37分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後2時38分 開議  ○橘 委員長   委員会を再開いたします。  それでは、議案第91号について福祉健康部の生活保護費以降と衛生費の説明をお願いします。はい、塚本副参事。 ◎塚本 福祉健康部副参事兼生活福祉課長事務取扱   それでは、続きまして、生活福祉課所管分について御説明いたします。36、37ページをお願いします。  項15「生活保護費」、目5「生活保護総務費」です。  初めに、職員人件費、◎一般職人件費です。これは、本年4月1日以降の人事異動や昇給、昇格、また職員1名の増員などを踏まえ、年間の所要額を精査し、予測される不用額 1,610万 5,000円を減額補正させていただくものです。  次に、◎生活保護事務費、国・都支出金過年度清算返還金です。これは、平成24年度に受け入れました国庫支出金について実績を算出した結果、超過交付となった返還額1億 1,161万 6,000円を増額補正させていただくものです。  説明は以上です。 ○橘 委員長   はい、丸田保険年金課長。 ◎丸田 保険年金課長   続きまして、38、39ページをお願いいたします。  項20「国民年金費」、目5「国民年金総務費」です。右側の説明欄をお願いいたします。  ◎一般職人件費です。人事異動などに伴う人件費の所要額の精査により、83万円の減額補正をお願いするものであります。  私からは以上です。 ○橘 委員長   はい、小蔦健康推進課長補佐。 ◎小蔦 健康推進課長補佐   続きまして、40、41ページをお願いいたします。  款20「衛生費」、項5「保健衛生費」、目5「保健衛生総務費」でございます。41ページの右側上段の説明欄をごらんください。  職員人件費です。◎一般職人件費において、 339万 2,000円の減額補正をお願いするものです。これは、環境部長、次長、環境政策課職員14人、再任用2人と、健康推進課職員30人と再任用1人、計49人の給料、諸手当、共済費等でございます。  保健衛生総務費の職員人件費につきましては、人事異動などの要因により、年間の所要額を精査し、当初予算との差額が生じたため、減額補正するものであります。  よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  説明は以上でございます。 ○橘 委員長   以上で福祉健康部の生活保護費以降の説明は終わりました。それでは、ページごとに質疑、意見を許します。  最初に、36、37ページから御発言ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   よろしいですか。次に、38、39ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   最後に、40、41ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   それでは、以上で質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第91号「平成25年度調布市一般会計補正予算(第2号)」、厚生委員会所管部門、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   御異議なしと認め、議案第91号は原案了承と決定いたしました。  ここで説明員の入れかえのため、暫時休憩といたします。    午後2時42分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後2時44分 開議 ○橘 委員長   委員会を再開いたします。  次に、議案第92号「平成25年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  本件につきまして理事者の説明をお願いいたします。はい、丸田保険年金課長。 ◎丸田 保険年金課長   議案第92号「平成25年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」について御説明申し上げます。  それでは、1ページをお願いいたします。条文第1条です。歳入歳出それぞれ 748万 6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 213億 8,370万 4,000円とするものです。  続きまして、2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正です。  歳入につきましては、款15「国庫支出金」に 1,844万 2,000円の増額を、款40「繰入金」に 1,095万 6,000円の減額補正をお願いするものです。
     歳出につきましては、款5「総務費」に 748万 6,000円の増額補正をお願いするものです。  まず、歳出から御説明申し上げます。8ページ、9ページをお願いいたします。  最初に、款5「総務費」、項5「総務管理費」、目5「一般管理費」です。右側説明欄をお願いいたします。  ◎一般職人件費です。一般職及び再任用職員の人件費の精査により一般職職員給などが減額になるほか、時間外勤務手当の今後の不足見込額の計上により、 1,095万 6,000円を減額するものです。詳細につきましては、12ページから17ページまでの補正予算給与費明細書に、補正後、補正前比較を記載しておりますので、御参照願います。  次の◎国民健康保険事業運営費です。平成20年4月から、70歳から74歳までの方の一部負担金については、国民健康保険法及び調布市国民健康保険条例に基づき2割を御負担いただくことになっていますが、国の特例措置により、平成26年3月31日までは、1割分について国が負担している状況にあります。現在、国では、この特例措置について平成26年度予算編成過程で見直すこととしております。この制度改正に合わせ、国民健康保険システムのプログラムに修正が必要となることから、システム改修委託料を 869万 8,000円増額するものです。  10ページ、11ページをお願いいたします。  項10「徴税費」、目5「徴税費」です。右側説明欄をお願いいたします。  ◎賦課徴収事務費です。現在、国では、低所得者に係る国民健康保険税の軽減の拡充について平成26年度税制改正手続で検討しています。この制度改正に合わせ、国民健康保険システムのプログラムに修正が必要となることから、システム改修費を 974万 4,000円増額するものです。  次に、歳入について御説明申し上げます。6ページ、7ページをお願いいたします。  款15「国庫支出金」に 1,844万 2,000円の増額補正です。右側説明欄をお願いいたします。  〇特別財政調整交付金 1,844万 2,000円の増額は、歳出側で説明いたしました国民健康保険システム改修の増額に伴い、特別財政調整交付金を増額するものです。  款40「繰入金」に 1,095万 6,000円の減額補正です。右側説明欄をお願いいたします。  ○職員給与費等繰入金 1,095万 6,000円の減額は、人事異動などに伴う人件費の所要額を精査したものです。  本補正により、歳入歳出それぞれ 748万 6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 213億 8,370万 4,000円とするものです。  よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  以上です。 ○橘 委員長   以上で説明は終わりました。それでは、一括して質疑、意見を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   なしでよろしいですか。それでは、以上で質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第92号「平成25年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   御異議なしと認め、議案第92号は原案了承と決定いたしました。  次に、議案第95号「平成25年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  本件につきまして理事者の説明をお願いいたします。はい、半澤介護保険担当課長。 ◎半澤 高齢者支援室介護保険担当課長   議案第95号「平成25年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」について御説明いたします。  表紙から2枚めくっていただきまして、1ページをお願いいたします。歳入歳出をそれぞれ 1,883万 2,000円減額するものです。  2ページをお願いいたします。歳入につきましては一般会計繰入金を減額し、歳出につきましては総務管理費を減額するものです。  6ページ、7ページをお願いいたします。まず歳入ですが、右ページ説明欄、○職員給与費等繰入金を 1,883万 2,000円減額するものです。  8ページ、9ページをお願いいたします。歳出です。◎一般職人件費ですが、一般職及び再任用職員の人件費所要額を精査し、 1,883万 2,000円の減額をお願いするものです。詳細につきましては、10ページ以降に記載しております。  以上の結果、5ページにお戻りいただきまして、歳入歳出補正予算事項別明細書に記載のとおりとするものです。  よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○橘 委員長   以上で説明は終わりました。それでは、一括して質疑、意見を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   それでは、以上で質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第95号「平成25年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   御異議なしと認め、議案第95号は原案了承と決定いたしました。  次に、議案第96号「平成25年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  本件につきまして理事者の説明をお願いいたします。はい、丸田保険年金課長。 ◎丸田 保険年金課長   議案第96号「平成25年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」について御説明申し上げます。  それでは、1ページをお願いいたします。条文第1条です。歳入歳出それぞれ 484万 2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を44億 191万 8,000円とするものです。  続きまして、2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正です。  歳入につきましては、款15「繰入金」に 484万 2,000円の減額補正をお願いするものです。  歳出につきましては、款5「総務費」に 484万 2,000円の減額補正をお願いするものです。  まず、歳出から御説明申し上げます。8ページ、9ページをお願いいたします。  最初に、款5「総務費」、項5「総務管理費」、目5「一般管理費」です。右側説明欄をお願いいたします。  ◎一般職人件費です。一般職及び再任用職員の人件費を精査し、 484万 2,000円を減額するものです。詳細につきましては、10ページから15ページまでの補正予算給与費明細書に、補正後、補正前比較を記載してありますので、御参照願います。  次に、歳入について御説明申し上げます。6ページ、7ページをお願いいたします。  款15「繰入金」に 484万 2,000円の減額補正です。右側説明欄をお願いいたします。  ○職員給与費等繰入金 484万 2,000円の減額は、人事異動などに伴う人件費の所要額を精査したものです。  本補正により、歳入歳出それぞれ 484万 2,000円を減額し、歳入歳出予算総額を44億 191万 8,000円とするものです。  よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願いいたします。  説明は以上です。 ○橘 委員長   以上で説明は終わりました。それでは、一括して質疑、意見を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   なしでよろしいですね。それでは、以上で質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第96号「平成25年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   御異議なしと認め、議案第96号は原案了承と決定いたします。  以上で当委員会に付託されました案件の審査は全て終了いたしました。  なお、本日、議案の審査において、それぞれ討論がありました。討論等要旨原稿の提出については、あす12月10日火曜日の午後5時までに事務局へ御提出いただきますよう御協力お願いいたします。  これにて厚生委員会を散会いたします。お疲れさまでした。    午後2時56分 散会...