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  1. 調布市議会 2011-02-25
    平成23年 2月25日建設委員会−02月25日-01号


    取得元: 調布市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成23年 2月25日建設委員会−02月25日-01号平成23年 2月25日建設委員会 平成23年2月25日 建設委員会開議時刻 午前10時0分 〇散会時刻 午前11時27分 〇場所 第3委員会室出席委員(7人)  小林市之  委員長  元木 勇  副委員長  雨宮幸男  委員  鈴木宗貴  委員  内藤美貴子  委員  広瀬美知子  委員  福田貴史  委員 〇欠席委員(0人) 〇出席説明員(28人)  長岡博之  環境部長  井上 稔  都市整備部長  杉山和穂  都市整備部参事   ほか関係管理職職員
    〇事務局  高橋慎一  議事係長 〇案件  議案第1号 平成22年度調布市一般会計補正予算(第4号)        ─建設委員会所管部門─…………………………………………………… 1  議案第4号 平成22年度調布市用地特別会計補正予算(第3号)…………………… 20  議案第5号 平成22年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第4号)…………… 21    午前10時0分 開議 ○小林 委員長   おはようございます。  これより建設委員会を開会いたします。  本日、説明のための職員の出席を求めてありますので、御了承をお願いいたします。  昨日の本会議で当委員会に付託されました案件は、お手元に配付してあります一覧表のとおり議案3件であります。  審査順序につきましては、一覧表のとおり進めてまいりたいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  ここで傍聴につきましてお諮りいたします。  本日傍聴の申し出がありました際には、座席の状況等を見ながら許可することとし、審査途中での申し出につきましては正・副委員長に一任いただきたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、これより審査に入ります。  議案第1号「平成22年度調布市一般会計補正予算(第4号)」、建設委員会所管部門を議題といたします。  本件の審査の進め方につきましては、最初に環境部所管の説明、質疑を受けた後、続いて都市整備部所管の説明、質疑を受けたいと思います。また、質疑につきましては、ページを区切って審査を進めてまいりたいと思います。  これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、本件につきまして理事者の説明を求めます。  最初に、環境部所管の説明をお願いいたします。河西環境政策課長。 ◎河西 環境政策課長   それでは、議案第1号「平成22年度調布市一般会計補正予算(第4号)」、環境政策課所管分補正予算について御説明させていただきます。  42、43ページをお願いいたします。  款20「衛生費」、項5「保健衛生費」、目15「環境整備費」、節25「積立金」でございます。右側説明欄の◎地球環境保全基金基金積立金でございますが、多摩川自然情報館に設置している自動販売機売上金、また、ふじみ衛生組合からの負担金返還金の一部及び資源物売り払いのお金の計 8,390万 4,000円を基金として積み立てるため増額補正をお願いするものでございます。  次の利子積立金につきましては、利子の確定により、当初予定額13万 3,000円から5万 4,000円の増額補正をお願いするものでございます。  このことによりまして、地球環境保全基金につきましては、今回補正合計 8,395万 8,000円と、第3号補正までの額1億 1,418万 1,000円を合わせまして、平成22年度積立金総額1億 9,813万 9,000円となりまして、平成22年度末基金残高につきましては2億 5,889万円余となります。  以上でございます。 ○小林 委員長   三ツ木ごみ対策課長補佐。 ◎三ツ木 ごみ対策課長補佐   続きまして、平成22年度調布市一般会計補正予算第4号、ごみ対策課所管分について御説明させていただきます。  44、45ページをお願いいたします。  款20「衛生費」、項10「清掃費」、目5「清掃総務費」の職員人件費につきまして、 541万 4,000円の減額補正をお願いするものでございます。それでは、右のページ説明欄に沿いまして御説明いたします。  説明欄の一番上の◎一般職員人件費につきましては、平成23年1月の給与改定に伴う精査により 541万 4,000円の減額補正をお願いするものでございます。  続きまして、目10「塵芥処理費」の塵芥処分費につきまして、3億 1,839万 2,000円の減額補正をお願いするものでございます。説明欄中段の◎塵芥処分費につきましては、平成22年秋に予定しておりました旧二枚橋衛生組合施設解体工事及び汚染土壌対策工事の着手がおくれたことにより、今年度の負担金に変更が生じ、 8,689万 2,000円を減額するものでございます。また、ふじみ衛生組合負担金につきましては、組合において歳入歳出を精査した結果、2億 3,150万円の減額となったものでございます。  説明は以上でございます。 ○小林 委員長   岩下下水道課長。 ◎岩下 下水道課長   少し飛びまして、56ページ、57ページをお願いいたします。  ページ中ほどより下の款40「土木費」、項15「都市計画費」、目15「公共下水道費」、節28「繰出金」の内容につきましては、議案第5号「平成22年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第4号)」、歳入、一般会計繰入金において御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○小林 委員長   坂本緑と公園課長補佐。 ◎坂本 緑と公園課長補佐   続きまして、緑と公園課所管分について説明いたします。  56、57ページをお願いいたします。  款40「土木費」、項15「都市計画費」のうち5段目の目20「公遊園費」でありますが、緑と公園課所管分は、現予算額6億 9,685万 8,000円に、今回の減額補正額 6,057万 4,000円をお願いいたしまして、合計で6億 3,628万 4,000円の予算額となるものであります。  右端の説明欄をお願いいたします。◎公遊園整備費設計委託料ですが、調布基地跡地留保地スポーツ防災公園基本設計につきましては、この間、設置予定スポーツ施設の野球場に関しまして、国土交通省及び調布飛行場と協議したところ、法令上の制限の対象にはなりませんが、打球が航空制限を超えることが想定されることから、設置位置について再構築することとしました。このため、予定しておりました基本設計を見合わせ、その金額 1,276万 5,000円を減額するものです。  次の公遊園補修工事費ですが、本年1月4日付市長通達、平成22年度及び平成23年度市民生活支援等重点取り組みに基づき、公共工事受注機会が減少する3月期等を見据え、市内事業者受注機会確保を目的とした工事の前倒し対応補正予算で計上させていただくものです。  緑と公園課所管公遊園の遊具につきまして、遊具の安全点検を行っておりますが、若葉町2丁目児童遊園など11カ所の遊具及び木製遊具の補修のため増額補正をお願いするものです。  なお、公遊園補修工事費 1,000万円につきましては、繰越明許とさせていただきます。  58、59ページをお願いいたします。  次の◎公遊園用地費公遊園用地費は、若葉町3丁目第3緑地の買収に伴う当初予算との差額 5,697万円を減額するものであります。  次の用地特別会計繰出金は、利率確定に伴い83万 9,000円を減額するものであります。  次の目25「緑化推進費」でありますが、現予算額3億 3,134万円に、今回増額補正額 107万 6,000円をお願いいたしまして、合計の予算額を3億 3,241万 6,000円とするものであります。  右欄の説明欄をお願いします。◎緑の保全基金基金繰出金については、指定寄附分2件と利子の確定による精査を行い、増額補正をお願いするものです。  なお、これにより緑の保全基金は、現金残高は5億 1,300万円余、土地残高は24筆、6,965.81平方メートル、金額にしまして19億 4,100万円余、総額24億 5,500万円となります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○小林 委員長   理事者の説明は終わりました。これより環境部所管の質疑、意見を求めます。  最初に、42、43ページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   まず、地球環境保全基金についてなんですが、これは、後で出てくる緑の保全基金との統合を検討し始めているという話を以前に聞いたことがあるんですが、それはそれとして大いにやっていただきたいと思っていますけれども、今度の増額 8,300万円の内訳ということで、先ほどの説明ではふじみ負担金資源売り上げ、あと1個何かありましたね。その内訳をちょっとまず教えていただけませんか。 ○小林 委員長   河西課長。 ◎河西 環境政策課長   まず、多摩川自然情報館に設置している自動販売機売上金が13万円でございます。次のふじみ衛生組合からの負担金返還金の一部の積立金が 5,000万円でございます。資源物の売払金につきましては 3,377万 4,000円でございます。この合計額が 8,390万 4,000円となっております。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   次のページにもちょっとかかっちゃうんですけど、ふじみ負担金、これは、事前の説明を受けたところによりますとリサイクル協会への負担金が減額されたという、それ自体はまた後で聞きたいと思っていますけども、2億 3,000万円のうちの一部の 5,000万円をこの基金に積み込むということのようなんですが、これは何か政策的な方向性というか、つまり、環境保全基金目標額みたいなものがあるのか。あるいは、こういった余剰金といったらおかしいですけど、負担金余剰部分について定率積み立てになるのか、あるいは一定の定額というのかな、こういった中から積み立てていくのか、その辺の基本方向というか、基本的な方針についてちょっと伺っておきたいんですが。 ◎河西 環境政策課長   先ほど緑の保全基金の話も出ましたが、緑の保全基金については土地の購入に要する基金ということでございまして、環境の保全基金につきましては環境保全に関する事業に関して支出していくということになっております。全額ということではございませんが、やはり一部を積み立てて、先ほどリサイクル資源物売り払いのお金も積み立てているという説明をさせていただきましたが、同様に環境に関する問題に対処していくということで、今回、 5,000万円を積み立てさせていただいたというものでございます。 ◆雨宮 委員   それはわかるんですけど、 5,000万円という金額を定めた根拠というのか、考え方というのか。それは、明確にこういう計算式があって、それに基づいてということにはならないでしょうけれども、負担軽減分2億 3,000万円のうち 5,000万円ということだと約20%弱、相当な率と言えば率になるし、2億 3,000万円もあるんだからもっと積んでもいいんじゃないかという思いもあるしね。というのは、緑の保全基金は、明確に土地購入の原資だというふうにうたわれていますけども、この緑と地球環境の統合ということも検討していきますという話が前にありましたよね。ということは、その背景には、これは7階というか、都市整備のほうとも深い関連が出てくるんですが、例の生産緑地だとか崖線の取得、原資に充てていくという考え方から、緑と環境保全基金の統合という話も多分出てきているんじゃないかなと、私なりに解釈しちゃうと。その辺の関係性も含めて、今度の2億 3,000万円のうちの 5,000万円を積み立てようとしている、くどいようですけども、根拠なり背景というのか、その辺をもう一回お願いできませんか。 ○小林 委員長   長岡部長。 ◎長岡 環境部長   これは、次のページですけども、ふじみ衛生組合負担金2億 3,150万円、これ減額するということで、当初、私どもが負担しているものの返還という形になります。その内訳なんですけども、リサイクル協会からのふじみ衛生組合に戻ってきたお金というのが2億 1,000万円ほどあります。これを単純に両市で分けるわけですけども、そうすると調布市には約1億円ということになります。  なぜリサイクル協会からふじみ衛生組合にお金が渡ったかということですけども、これは、ペットボトルとか、それを容器包装リサイクル協会へ搬出するわけですけども、その余剰金については、その半分を全国市町村に配分するということが決まっているわけです。そのうち、ふじみ衛生組合が2億円受け取ったと。これは、両市でやっていますから半分ずつもらいます。これについては、分別収集運搬ということで、両市の貢献があってこそのものだというふうに考えておりますので、調布市の1億円分のうち半分については、容リ協会のほうに売却したという考え方もありますので、そのうち半分は積み立てをしようと。半分というのは、一般財源として現状の収集運搬などの経費に観念上充てたということで、今年度は処理したということでございます。  ただし、容リ協会配分金というのは、恒常的にあるものではなくて、例えば今回は2億円がふじみ衛生組合に交付されましたけども、その前の年は 3,000万円でありました。 ◆雨宮 委員   総額で。 ◎長岡 環境部長   そうです。ですので、恒常的ではなくて、あくまでも容器包装リサイクル協会余剰金が生じた場合に配分するということでありますので、次年度のふじみの予算にも歳入としては見込んでいない状況です。
     したがって、臨時的な収入であるがゆえに、その一部は基金に積むべきであろうというふうに考えて 5,000万円としたところです。 ◆雨宮 委員   今の事情はわかりましたけれども、環境保全基金自体の問題としては、今後のあり方の問題として、前もちょっとお話ししたことがあるかもしれませんけれども、例えば目標額、あるいは余りここで生産緑地のことを言うと場違いな話になっちゃうから踏み込みませんけれども、大体、毎年度、ほぼ一定規模で減少し続けていますよね。そうすると、それを全面積買い取りなんてことはちょっと無理にしても、例えば減少分の何%か、あるいは何割かを計画的に買い取っていく。もちろん発生しない場合もありますけど、だけど、統計的に経年変化を見ていくと、大体、毎年何ヘクタールというオーダーで減っていますよね。  だから、その買い取り原資に当て込むという意味で言うと、こういう余剰金の処分というのは、それはそれでいいと思うんですが、いわゆる一般財源からの基金原資を見立てていくという考え方も必要だろうし、いわゆる運用型の基金ではないと思いますので、一定の目標額を定めて、その目標額に対して、すぐに到達はしないかもしれないけれども、一定の水準を確保した上で、その幅の中で実際の買い取り原資に充てていくというふうな考え方、これ、5年なのか10年なのか、何とも言えませんけれども、そういうある種の中長期的な財政フレームをつくっていくということも必要なんじゃないかなというふうな気持ちが非常に強くしているんですけれども、その辺についての考え方、どうなんでしょうかね。 ◎河西 環境政策課長   生産緑地もそうなんですが、保全するべきところはたくさんございます。市が買うとなるとお金が非常にかかるということでございまして、ただ、私ども、やはり公有地化というのは最後の手段だと思っております。できれば借地なり、違う使い方をさせていただきながら、そこを保全したいという考え方がございます。もし買うということになれば、上限が本当に何十億、何百億あっても、それでも足りないということになりますので、そういう考えではなくて、どうしても保全しなければならない、どうしても買わざるを得ないというところについては、これを買い取っていくべきだという考えをもとに、これは、緑の保全基金と一体的なものということになるんですが、土地の購入については、緑の保全基金を活用して、今の枠の中で買っていくという考えで設定した金額でございます。  地球環境保全基金につきましては、その他の内容について使用するということでございますので、こちらについては土地の購入ではなくて、温暖化の対応、また、水と緑に関する委託料等に使用するというルールに基づいて、この金額を設定して、この金額が上限ということではございませんが、今、恐らく2億円から3億円という内容で動いているんですが、この金額の範囲で活用していくという考えでございます。 ◆雨宮 委員   意見にしますけれども、環境保全、その中には、当然、土地の保全という要素も含まれますよね。今、調布市が検討している具体的な課題でいえば、1つは、さっき言った生産緑地であるとか崖線の保全、それに加えて深大寺や佐須地域の保全問題とか、いろいろあるじゃないですか。それから、例えば立交が終わって、線路敷の問題が出てくれば、あそこだって保全の対象になってくるかもしれないという、かなり間口の広い、しかも奥行きの深い事業体系になってくるんだろうなというふうに思うんですよ。  だから、そういう点からいえば、どのくらいの額が適正目標かというようなことは私には言えませんけれども、やはり一定の期間的なスパンを見込んだ上での目標設定みたいなことは、まさに政策選択の問題として今後の課題、特に25年度から新構想になってきますし、新しい基本計画の策定という段階になってきますから、その中に積極的に取り込んでいくという、そういう基本方向をぜひつくってほしいなというふうに思っています。その点に関して、一言だけ、部長からちょっとどうでしょうか。 ◎長岡 環境部長   ただいまの御意見を踏まえまして、新構想の策定に取り組んでいきたいと思っております。  基本的な考え方は、先ほど河西課長が申し上げたところですけれども、できるだけ今の制度を使って、まず守っていきたいという基本方針はあります。最終的に公有地化というところに時機を失しないような対応が必要だなと。これまで、ともすれば、そのタイミングのときに財源が乏しいという状況に何度かあった気がしますが、そうならないようにするための仕組みをつくっていきたい。それは、両基金の統合もそうですけども、先ほど容リ協会の話を出しましたけども、環境部環境施策全体を扱っている中で、例えばごみ対策で減らした分をこちらの基金に積み立てていけるというような形だとかを考えて、あるいは CO2を削減したら積み立てていく、そういうことで結果的に緑の保全に向かっていくというようなサイクルを考えて、基金の原資を確保していきたいというふうに考えておりますので、これについては、行政経営部財政課と協議していきたいと思っています。  いずれにしろ、新基本構想、新基本計画の中で必要な緑の量の確保についての位置づけを図っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   このページだけじゃないんですけど、いわゆる利率の確定によるという増減、プラマイあるのがちょっとよくわかんないんだけど、具体的にここの基金で言うと、利率は、当初の見込み何%から確定利率幾つになったのかというのをちょっと参考までに。 ◎河西 環境政策課長   申しわけありません。今、手元にございません。 ◆雨宮 委員   1点だけね。これは、環境政策の部分だけじゃなくて、多分、債務負担行為やなんかいろいろ含めて、利率の確定による精査というのがかなりのところに出てきていると思うんですが、これは、本来、財政に聞くべき話なんだと思いますが、それぞれの所管で扱っている上では、金融機関によってかなりばらつきがあるんですかね。 ◎長岡 環境部長   今、委員お尋ねの利率の確定という表現で先ほど説明したのは、用地特別会計利率確定という意味で使わせていただきました。こちらの基金ついては、利子の確定ということで利子額の確定ですね。利率というのは、当初予算当時の定期預金金利をもとにしてつくっておりますので、それが年度内における利率の変化によって利子額が変動したということでありますので、当初は定期預金金利をもとにして利子額を算定しておりますので、利率確定というのとはちょっとニュアンスが違うのかなという気がしております。  では、何%だったかというのは、ちょっと申しわけありません、手元にないので、後ほどでよろしければお伝えいたします。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   済いません、すごい細かいこと言って申しわけない。定期というのは半年定期ですか、1年定期。 ◎河西 環境政策課長   現在、3カ月、6カ月、1年という定期がございまして、それぞれ利率が違います。例えば3カ月ですと0.06%、先ほどの答えということになりますが、6カ月だと0.08%、1年だと0.11%ということで、利率が変わってきます。また、普通預金だとこの利率もまた違うということでございますので、それぞれを当初予測いたしまして利息額をまず出す。最後、利子が確定した時点で補正させていただくということで、今回の補正に至ったということでございます。 ◎長岡 環境部長   期間の問題、今、課長が申し上げたとおりです。基金の場合は、1年間ずっと据え置いていて変動がないというんであれば、1年間の定期預金金利でよろしいんですが、途中で取り崩して使う場合があります。この基金はそういう性格のものですので、そうすると3カ月にしたり、6カ月にしたりという期間の選択がありますので、それで利子額が動いてしまうということでございますので、それはつけ加えさせていただきます。 ◆雨宮 委員   わかりました。 ○小林 委員長   続いて、44、45ページ。はい、福田委員。 ◆福田 委員   確認なんですけど、ひょっとしたら前に説明を受けたかもしれないんですけど、二枚橋のやつで、平成22年秋の二枚橋解体工事の着手がおくれたというふうな説明があったんですけども、おくれた原因は何なんでしょうか。 ○小林 委員長   はい、吉野担当課長。 ◎吉野 ごみ対策課クリーンセンター担当課長   二枚橋の工事がおくれた理由なんですが、これにつきましては総合評価方式を導入したということで、実は小金井市が総合評価方式が初めてだったということで、いろいろなガイドラインとか、そういうものをつくるのに手間取ってしまったと。ですから、小金井市のほうの事務的なことがおくれて、最終的に契約が2月までずれ込んでしまったということでございます。 ◆福田 委員   今、小金井の事務的なことということだったんですけども、これ、おくれるということなんですけども、どれぐらいおくれるんですか。 ◎吉野 ごみ対策課クリーンセンター担当課長   工期につきましては、平成25年3月20日でございますので、当初から3月ということでございましたんで、工期的には平成25年3月までに終わるということでございますので、着工時期が5カ月とか6カ月おくれたということでございます。 ◆福田 委員   今の説明だと、では、おしりはもう変わらない、平成25年3月20日までには完了するということでよろしいんでしょうか。 ◎吉野 ごみ対策課クリーンセンター担当課長   そのとおりでございます。 ◆福田 委員   わかりました。 ○小林 委員長   このページ、ほかに。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   先ほどふじみのことはちょっと聞きましたけども、同じ負担金の減額ですよね。二枚橋について同じ負担金減額処理ということになるんですが、ふじみについては先ほど聞いたとおりだと思うんですが、二枚橋については、今のやりとりを通じてわかったことは、工期のおくれ。だから、この 8,000万円の処理については、当年度予算では減額になっているんだが、実態的には繰り越しというふうに考えていいんですか。来年度、再掲。 ○小林 委員長   吉野担当課長。 ◎吉野 ごみ対策課クリーンセンター担当課長   この 8,600万円ほどが、今回、小金井市のほうから返ったんですが、このことにつきまして、まず御説明させていただきます。  これにつきましては、先ほど言いましたように工事の契約がおくれまして、当初の工事の費用としては、平成22年度で3億円ほど見込んでおりましたが、着工が3月からということになりまして、前払い金だけの 5,000万円で済んでしまった。ということで2億 5,000万円を3市でということで、主な理由としては、そこが今回戻ってきている理由でございます。  そういうことで、今年度についてはなっておりまして、平成23年度につきましては第1期工事の分、もちろん工事契約がされておりまして、12億 6,666万円ほどで工事しておりますので、平成23年度につきましては、第1期工事の進捗状況で、まず施設を解体するところなんですが、そこのほうの費用を予算化させていただくことになるということでございます。 ◆雨宮 委員   その中身は中身で今の説明でいいんですが、私はどうも財政処理のことが頭に浮かんじゃうんですよ。同じ負担金の減額でも、さっきのふじみのほうは、先ほどの説明の内容で基金に積み込んだわけでしょう。同じ負担金だけど、二枚橋のほうは中身が違うわけですよ。それは、契約執行のおくれということだから、当年度分としては減額しても、お金の実態としては、翌年度、23年度の再掲扱いするのかということを聞いているわけですよ。あえてもう少し言えば、これもちょっと変な話なんですけど、これ、繰越明許へ入っていましたっけ、入っていないですよね。だから、繰越明許というやり方もとれたんではないかなみたいな感じがするんですけど、その辺の処分についてはどういうふうな考え方なのかを。 ○小林 委員長   長岡部長。 ◎長岡 環境部長   先ほど工期について御説明しましたように、当該工事については25年3月までということでありますので、22年度前払い金を計上しておりますけども、3カ年の工事ということになります。したがって、今年度減額した分については、当然、後年度に負担金として入ってくることになります。ただ、当初予定しておりました当該工事については、約19億円ということで見込んでおりましたが、契約の結果、12億 6,000万円、約13億円弱ということになりましたので、総事業費についても下がることになります。総事業費は、その他の事務的経費も含めて13億円でございます。したがって、トータルとしては、当初予定していた市の負担、約7億円弱ですけども、それから下がって1市当たり4億 5,000万円程度になるということです。今年度減額した 8,000万円すべてではないですけども、次年度以降の工事費に回っていくということになります。  それから、繰越明許費という予算措置もということですが、これは、主体は小金井市でございますので、小金井市においての債務負担行為で設定しておりますので、それに基づいて私どもが請求を受けて支払うという形になっております。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   わかりました。では、当初の見積もり19億円が13億円余になった約6億円の差分については、当年度と翌年度の予算処理の中でどういうふうに処理されるんですか。さっき 8,000万円も減額分の全部ではないというふうな説明だったような気がしたんですけど。 ◎長岡 環境部長   当初、 8,600万円を減額する前の状態は、この工事費については19億円ということでやっておりましたので、それが12億 6,000万円、契約が成立しましたから、そうすると、当該年度、次年度、3カ年で割り振ったときに、当然、当初の予定よりも下がっているということになります。差額はどうするのかというのは、確定額に基づいて支払うということでありますので、その差額自体がどうこうという話は特に考えておりません。 ◆雨宮 委員   でも、小金井の話だといえば、それで終わっちゃうんだけど、19億円から12億 6,000万円というと6億 4,000万円ぐらいあるわけでしょう。これは、3カ年の継続事業というような見方をした場合に、12億 6,000万円の半分だから6億 3,000万円、3市だからその3分の1、だから4億円ぐらいですね。4億円を3年間で案分するのか、それから進捗率に応じて、それぞれの年度ごとの負担割合は違うということになるんですか。 ◎長岡 環境部長   それぞれの年度の負担は、小金井市が当該年度支出する額が確定しましたら、それを3分の1ずつ、等分に分けるというだけの話なんですね。ですので、全体が下がれば、当該年度も少しずつ下がりますけれども、それは単純に3分の1ずつにして、私どもは請求があれば支払っていくという構造でございます。 ◆雨宮 委員   それは、実際の工事の進捗に応じた清算ということなんですね。わかりました。 ○小林 委員長   このページ、よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   次に、56、57ページ。はい、福田委員。 ◆福田 委員   緑と公園課の分の野球場の件なんですけども、私も説明を受けたんですが、打球がカーブがあって、それが飛行機に当たっちゃう可能性があるというんで再検討ということなんですけども、そこに野球場をつくろうとすると、何メーターか掘らないといけないみたいな説明も受けたんですけども、現実問題として掘ってまで野球場をつくるのはないのかなということなんですけども、現時点で野球場の部分というのは、どういうふうな形で整備をしていく。方向性みたいなのは、どういうふうになっているんでしょうか。 ○小林 委員長   坂本課長補佐。 ◎坂本 緑と公園課長補佐   野球場の整備が難しいということになりましたので、スポーツ振興課のほうでスポーツ審議会等の意見も聞きながら、代替のスポーツ施設について来年度検討するということになっております。 ◆福田 委員   今、来年度検討するということなんですけども、全体の整備計画に大幅に整備がおくれるとか、そういう影響みたいなのはどういうふうになるんでしょうか。 ○小林 委員長   土屋課長。 ◎土屋 緑と公園課長   もちろん、今年度中止ということになりましたので、まず1年以上はおくれると。本来でありますと、基本設計を2年間、それから実施設計を2年間ということでございますけども、今、1年間だめになっております。来年度、スポーツ振興課のほうで確実に決定すれば、その時点からまたやらせていただきますけども、今のところは1年から2年、全体的におくれていくということになると思います。  以上です。 ◆福田 委員   わかりました。では、見通しとしては、ここは野球場じゃなくて、陸上競技かなんかわかんないんですけど、全く別のものをこれから検討していくという理解でよろしいんですか。 ◎土屋 緑と公園課長 
     そのとおりです。 ◆福田 委員   わかりました。 ○小林 委員長   ほかに、このページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   連立関係の附属街路、この1億 9,000万円…… ○小林 委員長   そこは違う。都市整備。 ◆雨宮 委員   57じゃなかったっけ。そうか、ごめんなさい。勘違いしました。済いません、訂正です。 ○小林 委員長   このページ、よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   続いて、58、59ページ雨宮委員。 ◆雨宮 委員   ちょっと計数的な確認なんですが、さっきの緑の保全基金で土地面積をちょっと聞き落としたというか、あれしたんで、もう一度お願いできませんか。 ○小林 委員長   坂本課長補佐。 ◎坂本 緑と公園課長補佐   土地残高は6,965.81平方メートルになります。 ◆雨宮 委員   わかりました。 ○小林 委員長   ほかにこのページ、よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   それでは、以上で環境部所管の質疑、意見を打ち切ります。  ここで理事者入れかえのため暫時休憩いたします。    午前10時39分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前10時40分 開議 ○小林 委員長   それでは、委員会を再開いたします。  それでは、都市整備部所管の説明をお願いいたします。山田建築指導課長補佐。 ◎山田 建築指導課長補佐   それでは、議案第1号「平成22年度調布市一般会計補正予算(第4号)」について御説明いたします。  一般会計補正予算説明書の52ページ、53ページをお願いいたします。  款40「土木費」、項5「土木管理費」、目5「土木総務費」でございます。建築指導課18人の一般職人件費の補正でございます。53ページ右側の説明欄に沿って御説明させていただきます。  東京都人事委員会勧告等の内容を踏まえ、平成23年1月1日に給与改定を実施し、給料の額及び期末手当の支給月数が変更になったことにより、予算額との間に差額が生じたため補正をお願いするものでございます。  また、給料を基礎とする地域手当及び共済組合負担金についても減額の対象となるため、あわせて補正をお願いするものです。  54ページ、55ページをお願いいたします。  次に、目5「道路橋りょう総務費」につきましては、道路管理課26人の一般職人件費の補正でございます。55ページ右側の説明欄に沿って御説明させていただきます。  東京都人事委員会勧告等の内容を踏まえ、平成23年1月1日に給与改定を実施し、給料の額及び期末手当の支給月数が変更になったことにより、予算額との間に差額が生じたため補正をお願いするものでございます。  また、給料を基礎とする地域手当及び共済組合負担金についても減額の対象となるため、あわせて補正をお願いするものであります。  続きまして、目15「道路新設改良費」の補正内容について御説明いたします。  ◎道路用地費ですが、用地特別会計繰出金につきましては償還利息の利率確定に伴い減額補正をお願いするものでございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   桑名街づくり事業課副主幹。 ◎桑名 街づくり事業課副主幹   続きまして、56ページ、57ページをお願いします。  項15「都市計画費」、目5「都市計画総務費」でございます。都市整備部都市計画課、街づくり事業課、用地課、交通対策課、環境部緑と公園課、合計 102人の一般職人件費の補正でございます。東京都人事委員会勧告等の内容を踏まえ、平成23年1月1日に給与改定を実施し、給料の額及び期末手当の支給月数が変更になったことにより、予算額との間に差額が生じたため補正をお願いするものでございます。  また、給料を基礎とする地域手当及び共済組合負担金についても減額の対象となるため、あわせて補正をお願いするものでございます。  ◎地区整備事業費、用地特別会計繰出金につきましては、償還利息の利率確定に伴い減額補正をお願いするものでございます。  次に、◎京王線線増連立事業費でございます。附属街路事業費につきましては、京王相模原線のつけかえ側道である附属街路2号線におきまして、埋蔵文化財の調査等に時間を要したことにより工事工程等の調整が必要となったため、減額補正をお願いするものでございます。  続きまして、目6「土地区画整理事業費」、◎土地区画整理事業用地費でございます。用地特別会計繰出金につきましては、償還利息の利率確定に伴い減額補正をお願いするものでございます。  続きまして、目10「街路事業費」でございます。◎都市計画道路築造費につきましては、都市計画道路整備費の測量、調査、設計などの委託に要する費用について契約差金等、平成22年度における執行見込額が確定したことから減額補正をお願いするものです。  ◎都市計画道路整備諸経費につきましては、土地鑑定評価、物件調査委託料について、当初予定していた調査内容を精査し、執行見込額が確定したことから減額補正をお願いするものです。  58ページ、59ページをお願いします。  続きまして、目30「都市基盤整備事業基金費」でございます。基金積立金に 3,598万 1,000円を計上し、都市基盤整備事業基金として積み立てるものでございます。積立金の原資といたしましては、街づくり協力金及び不動産売払収入でございます。  なお、平成22年度の基金取り崩し額は約7億 1,400万円であり、平成21年度末の基金残高約36億 6,100万円に今回積立金を加え、平成22年度末残高約30億 3,000万円となるものでございます。  続きまして、60ページ、61ページをお願いいたします。  項20「住宅費」、目5「住宅管理費」でございます。住宅課の7人の一般職人件費の補正でございます。61ページ右側の説明欄に沿って御説明させていただきます。  東京都人事委員会勧告等の内容を踏まえ、平成23年1月1日に給与改定を実施し、給料の額及び期末手当の支給月数が変更になったことにより、予算額との間に差額が生じたため補正をお願いするものでございます。  また、給料を基礎とする地域手当及び共済組合負担金につきましても減額の対象となるため、あわせて補正をお願いするものでございます。  説明は以上でございます。 ○小林 委員長   理事者の説明は終わりました。これより都市整備部所管の質疑、意見を求めます。  最初に、52、53ページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   土木管理費ということで地方債 200万円の減額補正になっていますが、これは、どこになるんですかね。この議案書の6ページに地方債の補てんというのがありますよね。これは、事業所管ごとに区切ってあるんで、 200万円というのはどの部分に相当するのかがちょっと読み取れないんですが、どういうふうになるんですかね。  土木管理費として 200万円なんですよね。だから、土木費全体で3億 1,000万円強の減額のうちの 200万円というのが、しかも管理費だから、どういう部分に該当するのかなとちょっと不思議に思ったんですけど。 ○小林 委員長   代田課長補佐。 ◎代田 街づくり事業課長補佐   今の御質問のマイナスの 200万円、地方債ですね。こちらにつきましては、先ほどの6ページの地方債補正のほうの自転車等駐車場整備事業、当初、補正前が 2,600万円、こちらが今 2,400万円ということで、こちらのマイナスの部分に該当する内容になっております。  以上です。 ◆雨宮 委員   わかりました。 ○小林 委員長   このページ、よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   続いて、54、55ページ。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   次に、56、57ページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   京王線の連続立交に関連した事業促進が1億 9,000万円の減額という、これは先ほどの説明で中身がわかりましたけど、ただ、ここ、具体的には附属街路の2号ですよね。この2号街路については、地元の住民の皆さん方から何か要望みたいなことは出ていませんか。 ○小林 委員長   今泉課長。 ◎今泉 街づくり事業課長   附属街路2号につきましては、昨年の8月5日に工事説明会を実施しました。その際にも現在の交通の流れ、歩行者、自転車、車の流れについて御質問等いただきまして、実態としては自転車と歩行者の利用が主になっているという説明をさせていただきました。  しかしながら、一方通行の道路でありますけども、自動車交通も一部あるということで、現状の規制を踏まえて新しい道路も整備することとなる旨、説明しております。  この際、歩行者と自転車の安全について、市としてどのような考えを持って整備するのかという御質問がございました。特に自転車の利用が多い道路ですので、その安全対策、また、通学路になっていることの児童への安全対策、そういった御要望をいただいております。また、最近の中では、工事も始まってくる状況が見えたことから、近隣の方からも同様な内容の御意見、御要望をいただいている状況でございます。  以上です。 ◆雨宮 委員   そういうさまざまな要望に対して、調布市、あるいは京王電鉄も含めてかもしれませんけれども、具体的な対応方策としては、既に住民の皆さんにこたえている中身というのはあるんですか。
    ◎今泉 街づくり事業課長   先ほど申し上げた御意見、御要望に対する市としての考えとしては、まず一方通行の道路であるということと、現在、車の利用が少ない道路ということで、現状をとらえて、一方通行の入り口部分で道路の幅員を絞る工作物を設置する。また、白線なども引き直すなどの措置を考えて、車に対する規制を物理的に施す検討を行っております。  この説明につきましては個別に説明しているところですけども、説明会などを開催して地域全体の方々に説明するという会は、今まで行っておりませんでしたので、近隣に小学校もございますので、今後、工事の進捗を見ながら、学校などに説明する場を設けたいと考えております。  以上です。 ◆雨宮 委員   補正ですから余り踏み込みませんけども、私のところにもいろいろな声が寄せられていまして、今、説明があったことのほかに鉄道敷を横断する部分のトンネル、つまり、下っていって横断して上っていきますよね。この部分が一種の密室構造になるんで、そこの安全面が非常に不安だという声が結構強くあるようなんですよ。ですから、そのことについての検討方策等々については、新年度予算のところでまたお聞きしますので、それまで考えておいてください。 ○小林 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   続いて、58、59ページ。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   次に、60、61ページ。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   それでは、以上で都市整備部所管の質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  これより採決いたします。  お諮りいたします。  本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、原案了承と決定いたしました。  それでは、議案第4号「平成22年度調布市用地特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。  本件について理事者の説明を求めます。はい、畑山用地課長。 ◎畑山 用地課長   「平成22年度調布市用地特別会計補正予算(第3号)」につきまして御説明させていただきます。  本補正予算につきましては、条文に記載しておりますとおり、歳入歳出予算の額を補正するものであります。歳入歳出予算の補正につきましては、第1条に掲げておりますとおり、歳入歳出予算の総額からそれぞれ 576万 2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ13億 3,203万 3,000円とするものでございます。  裏面、第1表、歳入歳出予算補正をごらんください。歳入では款5「財産収入」と款10「繰入金」を、また、歳出につきましては款5「用地費」と款10「繰出金」におきまして減額補正をしております。それぞれの款、項の予算額は表のとおりでございますが、補正前の額13億 3,779万 5,000円から歳入歳出それぞれ 576万 2,000円を減額いたしまして、歳入歳出の合計をそれぞれ13億 3,203万 3,000円とするものでございます。  次に、5ページをお願いいたします。  歳入歳出補正予算の事項別明細書でございます。歳入につきましては款5「財産収入」と款10「繰入金」を、また、歳出につきましては款5「用地費」と款10「繰出金」におきまして、それぞれ記載のとおり減額補正をしております。  次に、6ページ、7ページをお願いいたします。  歳入の全般でございます。款5「財産収入」、項5「財産運用収入」、目5「利子及び配当金」につきまして33万 4,000円を減額補正するものであります。内容といたしましては、土地開発基金の利子収入の減額でございます。  また、款10「繰入金」、項5「一般会計繰入金」、目5「一般会計繰入金」につきましては 542万 8,000円を減額補正するものでございます。内容といたしましては、土地開発公社へ支払う債務負担解消分の利息について償還利息が確定したことから、一般会計からの繰入金を減額補正するものでございます。  次に、8ページ、9ページをお願いいたします。  歳出でございます。款5「用地費」、項5「用地買収費」、目5「用地買収費」につきまして減額補正するものでございます。内容につきましては、右側9ページをごらんください。公共用地買収費につきまして 542万 8,000円を減額補正するものであります。内容といたしましては、土地開発公社へ支払う公共用地買収費(債務負担解消分)の利息につきまして減額補正するものでございます。  続きまして、10ページ、11ページをお願いいたします。  款10「繰出金」、項10「基金繰出金」、目5「土地開発基金繰出金」につきましては、土地開発基金の利子収入が減少したため、土地開発基金繰出金減額補正するものでございます。  以上が議案第4号「平成22年度調布市用地特別会計補正予算(第3号)」の説明でございます。よろしく御審査のほどお願いいたします。 ○小林 委員長   理事者の説明は終わりました。これより質疑、意見を求めます。ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   なければ質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  これより採決いたします。  お諮りいたします。  本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、原案了承と決定いたしました。  ここで理事者入れかえのため、暫時休憩いたします。    午前11時0分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前11時1分 開議 ○小林 委員長   それでは、委員会を再開いたします。  それでは、議案第5号「平成22年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第4号)」を議題といたします。  本件について理事者の説明を求めます。岩下下水道課長。 ◎岩下 下水道課長   それでは、議案第5号「平成22年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第4号)」につきまして御説明いたします。  今回の補正につきましては、一般会計と同様の基調で年度末を見据え、事業に係る予算を精査し、所要の額を補正するものでございます。  それでは、1ページをお開き願います。  今回の補正につきましては、歳入歳出予算の補正、繰越明許費、地方債の補正を内容としております。  初めに、歳入歳出予算につきましては、第1条のとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億 8,968万 1,000円を減額し、予算総額を40億 5,739万円とするものでございます。  次に、第2条、繰越明許費につきましては、合流式下水道改善事業の経費を翌年度に繰り越して使用するために設定するものでございます。  また、第3条、地方債の補正につきましては、地方債を財源とする各事業における執行額の確定等に伴いまして、地方債の限度額を補正するものでございます。  続きまして、2ページをお願いいたします。  第1表、歳入歳出予算補正でございます。歳入におきましては繰入金、市債を、また、歳出におきましては総務費、事業費、公債費を補正するものであり、補正前の額、補正額、補正後の額については、それぞれ記載のとおりでございます。  補正額は、歳入歳出それぞれ1億 8,968万 1,000円を減額し、補正後の予算総額は40億 5,739万円となるものでございます。  3ページをお願いいたします。  続きまして、第2表、繰越明許費でございます。その内容は、款10「事業費」、項5「管渠整備費」の合流式下水道改善事業費につきまして 5,310万 9,000円の繰越明許費を設定するものでございます。  本市では、約9割を合流式下水道として整備しております。合流式では、降雨時に雨水まじりの下水を野川などに排出することにより、各家庭への逆流を防止するなど、円滑な下水排出機能を維持しておりますが、ごみなどの流出を削減し、河川環境を向上させるため、雨水吐き室内に水面制御装置を設置する計画の実施に取り組んでいるところでございます。平成22年度は10カ所の設置を予定しておりますが、一部、雨水吐き室内の補修工事が必要となり、この補修工事に時間を要することから、10カ所分の工事及び事後調査費分として 5,310万円余の繰越明許費を設定するものでございます。  次に、第3表、地方債の補正でございます。野川処理区整備事業や京王線連立下水道整備事業など6事業につきまして、執行額の確定等に伴いまして各事業の地方債限度額が変更となりますことから、各事業、それぞれ記載のとおり限度額を補正するものでございます。この結果、平成22年度の下水道事業における借入限度額は7億 7,460万円となるものであり、年度末の下水道事業債の残高見込みは56億 9,700万円余となるものでございます。  このうち3行目の合流式下水道改善事業につきましては、全額を減額することとしております。当該事業につきましては、下水道管に流入する雨水を抑制する目的で地下への浸透を図るため、既設の雨水ますを改造し、浸透施設を設ける事業でございます。当該工事は、本年度から実施する予定でございましたが、国の交付金など特定財源を確保するため、事前の検討、調査を行う必要が生じましたことから、工事につきましては平成23年度から実施することとしたため、起債につきましても全額を減額したものでございます。  なお、平成23年度予算案に改めて当該事業費及び特定財源を計上しております。  続きまして、補正予算の内容につきまして、歳出予算から説明させていただきます。  10ページ、11ページをお願いいたします。  右側の説明欄に沿って説明させていただきます。初めに、款5「総務費」、項5「総務管理費」、目5「一般管理費」、一般職人件費でございます。一般職人件費につきましては、前回定例会における下水道事業特別会計補正予算第2号の議決後におきまして、平成23年1月1日付の人事異動による1名の増及び給与の改定等に伴い精査しましたところ、不足が見込まれますことから37万 8,000円の増額をするものでございます。  次の◎管理事務費の消費税及び地方消費税でありますが、平成21年度決算に伴う消費税及び地方消費税が確定したことにより 428万 4,000円を減額するものでございます。  続きまして、12、13ページをお願いいたします。  款10「事業費」、項5「管渠整備費」、目10「管渠費」の管渠建設費ですが、京王線連立下水道事業負担金、管渠建設負担金につきまして、それぞれ事業費の確定及び見込額による精査を行い、 9,455万 8,000円を減額するものでございます。  京王線連立下水道事業につきましては、本年度分の工事負担金額が確定したことによる減額でございます。現在、連立下水道事業は、鶴川街道、蓮慶寺の通り及び狛江通りの3カ所とも下水道管の移設工事は終了いたしまして、既に新しい下水道管による排水を行っております。引き続き連立事業の進捗に合わせて、工事作業箇所の復旧工事等を実施し、平成24年度末に全工事の完了を目指してまいります。  また、管渠建設負担金につきましては、調布警察署の西側で、東京都の施行する都市計画道路調布3・4・7号線整備に伴う下水道施設新設工事に係る負担金であり、東京都との協議に基づく本年度見込額による減額でございます。  次の◎野川処理区整備費負担金につきましては、市域の下水を処理する東京都下水道局の森ケ崎水再生センターの施設整備費等につきまして、事業費の確定に伴い 8,897万 4,000円を減額するものでございます。  続きまして、14、15ページをお願いいたします。  款15「公債費」、項5「公債費」、目10「利子」の利子償還費ですが、平成21年度分における起債額及び利率の確定に伴い、利子償還費 224万 3,000円を減額するものでございます。  続きまして、歳入予算につきまして御説明申し上げます。  戻りまして、8、9ページをお願いいたします。  款30「繰入金」、項5「一般会計繰入金」、目5「一般会計繰入金」ですが、歳入歳出を精査した結果、一般会計からの繰入金 5,651万 9,000円を増額するものでございます。  次の款90「市債」、項5「市債」、目5「市債」につきましては、野川処理区整備事業や京王線連立下水道整備事業など6事業につきまして、事業費の確定等に伴い2億 4,620万円を減額するものでございます  説明は以上でございます。 ○小林 委員長 
     理事者の説明は終わりました。これより質疑、意見を求めます。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   例年そうだったのか記憶がちょっとないんですけれども、今回の補正の大きな特徴は、一財と地方債の減額分と振りかえになっていますよね。例えば8ページ、9ページのところを見ますと、繰入金が 5,600万円で、地方債2億 4,000万円減額しているんですけど、繰入金の分は事業費で、その次のページに出てきますけども、一般財源 6,200万円増額補正していますね。そうすると、減額分が公債費の 200万円と総務費の約 400万円、これを足すと 600万円になりますから、ちょうど事業費の一財分 6,200万円から 600万円引いて 5,600万円で、繰入金総額としては 5,600万円という計算になるんですよ。それはそれでわかるんですけど、事業費確定によって地方債の減額はわかるんですけども、 6,000万円の一般財源との振りかえというのは、一体どういう事情によるものなんですか。  というのは、通常、特別会計への繰り出し、なるべく抑制しようという一般方針があるじゃないですか、一般論ですよ。それに対して、この時期になって 6,000万円の一般会計から繰り入れというのは、一般会計のほうによほど余裕ができたのか、その辺の事情がよくわからないんですよ。ちょっと説明してください。 ○小林 委員長   岩下課長。 ◎岩下 下水道課長   今回の補正につきましては、今、委員御発言あったとおり、事業費の確定及び見込みによる精査を行いまして補正を行ったものでございます。下水道事業を進めるに当たりまして、特定財源、この場合、市債でございますが、市債をなるべく多く充てて事業を進めていきたいと考えているところでございますが、やはり年度末に当たりまして、事業費の確定等、精査しましたので、それに伴って市債のほうもここで整理する必要があると。そこで、結果として一般会計繰入金の金額が出てきたと考えております。 ◆雨宮 委員   さっきも言いましたけど、地方債、市債を減額すること自体については、一般論としては私も妥当だと思うし、大いに進めていってほしいとは思っているんですよ、一般論としてはね。ただ、ここで2億 4,000万円減らしながら、その振りかわりで 6,200万円の一般会計からの繰り入れ、ここのやりくりがよくわからなくて、これは、財政サイドの判断なんですか、所管のほうじゃなくて。 ◎岩下 下水道課長   今回の補正につきましては、財政と協議した結果でございます。 ◆雨宮 委員   そういう説明であれば、それは、環境部のほうに責任がないというとおかしいけど、わかりました。 ○小林 委員長   ほかに御発言は。内藤委員。 ◆内藤 委員   ちょっと確認でよろしいでしょうか。合流式下水道改善事業なんですけれども、ちょっと確認したいんですが、これ、平成21年11月に合流式下水道緊急改善計画が策定されたと思うんですが、その事業でよろしいですか。 ○小林 委員長   岩下課長。 ◎岩下 下水道課長   今、内藤委員おっしゃっているとおりでございます。 ◆内藤 委員   この計画が21年4月から26年3月、25年度末ということなんですけれども、もう一度、目標の確認と今後の目標設定、まず教えていただきたいと思います。  それと、先ほど22年では10カ所の一部補修ということなんですが、今年度は10予定していて、その10がすべて一部補修をすることになったのかどうかという確認です。 ◎岩下 下水道課長   まず、合流式下水道改善事業でございますが、先ほどお話ありましたように平成21年度に策定いたしまして、25年度までにそれぞれ目標を設定しております。それぞれと申し上げましたのは、繰越明許のほう、今回お願いしております水面制御装置の設置と、それから下水道管への雨水流入抑制を図るという浸透ますの設置の大きく2つございます。  浸透ますの設置のほうにつきましては、25年末までに現在のところ約 2,600カ所の雨水浸透ますを設置する計画でございます。それから、水面制御装置につきましては、25年までに26カ所の水面制御装置を設けるという、それが全体の計画でございます。  それから、先ほどお話がございました繰り越しのほうにもかかわることでございますが、今年度は、当初、水面制御装置6カ所を予定しておりましたが、10カ所設置するという予定で進めてございます。  それから、補修工事が必要になった箇所でございますが、この予定している10カ所のうち1カ所の雨水吐き室に補修工事が必要になったということでございます。  以上でございます。 ◆内藤 委員   よくわかりました。 ○小林 委員長   ほかに。よろしいですか。雨宮委員。 ◆雨宮 委員   下水道債なんですけど、この下水道債というのは、ほかの地方債に比べて枠組みがかなり厳しいというか、相対的に見て1つは利率が高い、それから、借りかえも条件が非常に難しいというふうに今までは言われていたようですが、最近の事情というのはどうなんですかね。 ○小林 委員長   岩下課長。 ◎岩下 下水道課長   下水道債につきましては、当初借り入れたものは最後まで借りかえというものを行わずに、最後まで償還していくという方式でございます。 ◆雨宮 委員   それは、一律 100%そうじゃないはずなんですよ。下水については、借りかえの3条件だか4条件というのがあるんですよね。それは今でも変わっていないんですか。3つか4つか忘れましたけども、かなり厳しい要件があるんですよ。それは、財政体力の問題だとか、工事量の問題だとか、たしか幾つかあったんですよ。それは、何年か前に…… ◎岩下 下水道課長   借りかえですか。 ◆雨宮 委員   借りかえの場合。 ○小林 委員長   長岡部長。 ◎長岡 環境部長   条件3つだったか、4つだったかはちょっと判然としませんけれども、本市で該当しないというのは、高資本費団体というんですか、そういう条件があって、それには当たらないというのが一番の要因で、今までずっと借りかえができずにおりました。下水道債については、一時期は 200億円ぐらいの残高があったような時代がありましたけれども、先ほど申し上げたように50億円台に減ってきております。借りかえについては、結局、できずに今日まで来ましたけれども、現在、金融機構という、地方公営金融公庫が解体されて、今そうなっていますけども、利率自体は現在落ちついておりますので、後年度の負担は、それほどではないのかなと。つまり、高利率のものについては、だんだん償還が終わってきている状況かなと思っています。  ただ、今後については、今回、下水道総合計画、年度末までに策定しますけれども、維持補修、老朽化や耐震化、それから合流改善ということで、一定の事業費と借り入れは必要になってくるというふうに見込んでおります。 ◆雨宮 委員   まさに総合計画との関係で、総合計画は10年でしたか、たしか10年ですよね。だから、10年間のスパンで見た場合の年度ごとの起債計画、大体、どのぐらいの枠組みで考えているのかというのは、議論はそこまでまだいっていないんですか。 ◎長岡 環境部長   今現在の案の段階では、おおむね3億円台で起債額を予定しております。単年度です。 ◆雨宮 委員   そうすると、逆に言うと、総合計画の中の起債部分が3億円で10年間、30億円ですよね。事業費全体の規模というのは、どのぐらい見込んでいるんですか。 ◎長岡 環境部長   当初額については、前期と後期、前半、後半というふうに分けて申し上げれば、前期で5年間で……おおむねの額で申し上げれば約20億円。 ◆雨宮 委員   前期で20億円。 ◎長岡 環境部長   はい。後期で30億円ちょっとということでございます。  先ほどの市債ですけども、先ほど3億円と申し上げましたが、大体、2億円前後という計画になっております。お待たせしまして済みません。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   そうすると、やはり、起債は1割まではいかないけど、全体での8%前後見込んでいるということになるんですかね。 ◎長岡 環境部長   建設事業費等の財源内訳は、国庫補助、それから起債と市費によるものということで、この中では、国庫補助金が単年度で大体半分ぐらいで、残りの9割を起債に充当しているという状況でございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   ほかに御発言はありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   ほかになければ、これで質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  これより採決いたします。  お諮りいたします。  本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、原案了承と決定いたしました。  以上で当委員会に付託されました案件の審査は終了いたしました。  それでは、これにて建設委員会を散会いたします。ありがとうございました。御苦労さまでした。    午前11時27分 散会...