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  1. 調布市議会 2011-02-25
    平成23年 2月25日厚生委員会−02月25日-01号


    取得元: 調布市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成23年 2月25日厚生委員会−02月25日-01号平成23年 2月25日厚生委員会 平成23年2月25日 厚生委員会 〇開議時刻 午前9時59分 〇散会時刻 午後0時12分 〇場所 第2委員会室出席委員(7人)  岸本直子  委員長  宮本和実  副委員長  鮎川有祐  委員  伊藤 学  委員  川畑英樹  委員  橘 正俊  委員  ドゥマンジュ恭子  委員 〇欠席委員(0人) 〇出席説明員(23人)  今村孝則  子ども生活部長  西田雄次  福祉健康部長福祉事務所長保健担当部長   ほか関係管理職職員 〇事務局
     牧野泰三  議事係主任 〇案件  議案第1号 平成22年度調布市一般会計補正予算(第4号)        ─厚生委員会所管部門─…………………………………………………… 1  議案第2号 平成22年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)…… 27  議案第3号 平成22年度調布市老人保健特別会計補正予算(第2号)……………… 38  議案第6号 平成22年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)………… 40  議案第7号 平成22年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)……… 45    午前9時59分 開議 ○岸本 委員長   皆さん、おはようございます。ただいまから厚生委員会を開会いたします。  本日、説明のための職員の出席を求めてありますので、御了承をお願いいたします。  当委員会に付託されました案件は、付託案件一覧表にありますとおり議案5件であります。  審査の進め方につきましては、付託案件一覧表の順に行いたいと思います。これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  ただいまのところ、当委員会に傍聴の申し入れはありませんが、審査の途中で御希望の方がございましたら、席が許す範囲で随時許可してまいりたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認めます。  それでは、これより議事に入りたいと思いますので、御協力をお願いいたします。  議案第1号「平成22年度調布市一般会計補正予算(第4号)」、厚生委員会所管部門を議題といたします。  本件の審査の進め方につきましては、子ども生活部福祉健康部と分けて審査を行いますが、理事者の入れかえを挟みながら、最初に子ども生活部所管の説明、そして質疑を行い、続いて福祉健康部の所管の説明、質疑という順序で進めていきたいと思います。また、質疑につきましてはページを区切って審査を進めてまいりたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、本件につきまして、子ども生活部所管の理事者の説明を求めます。はい、大島子育て支援課長。 ◎大島 子育て支援課長   議案第1号「平成22年度調布市一般会計補正予算(第4号)」につきまして御説明いたします。36、37ページをお願いいたします。子ども生活部所管のうち、初めに、子育て支援課所管分を御説明いたします。  款15「民生費」、項10「児童福祉費」、目5「児童福祉総務費」です。右側説明欄に沿って御説明いたします。  最初の◎一般職人件費は、部長、次長、子育て支援課、保育課、子ども発達センター児童青少年課、計 133人分の職員人件費です。  東京都人事院勧告等の内容を踏まえ、平成23年1月1日に給与改定を実施し、給料の額及び期末手当支給月額が変更になりましたことから、平成22年度の年間所要額と平成22年第4回定例会議決後の予算額との間に差額が生じたため、減額の補正をお願いするものです。  次の◎子ども家庭支援センター維持管理費です。本経費は、子ども家庭支援センターすこやかに空気清浄機を設置するための費用として補正をお願いするものです。市民生活支援等重点的取り組みの一環として、地域経済の活性化のため、平成23年度に予定しておりました公共工事を市内の事業者の受注の機会が減少する時期を考慮し、前倒して発注させていただくため繰越明許費としてお願いするものです。  最後の◎子ども家庭支援センター運営費の国・都支出金過年度清算返還金です。本経費は、東京都一時預かり事業費等補助金として、平成22年第3回市議会定例会において決算審査をいただきました事業の実績に基づき清算した結果、既に受領している補助金を過年度返還金として東京都へ返還するためお願いするものです。  私からは以上です。 ○岸本 委員長   秋場保育課長。 ◎秋場 保育課長   引き続き、保育課所管部分につきまして御説明いたします。  ◎子育て支援事業費です。月決め契約による認証保育所、保育室もしくは家庭福祉員を利用する児童の保護者、または認定こども園認可外保育施設を利用する児童の保護者に対して保育料の一部を助成することにより、児童福祉の増進に資することを目的としている認証保育所等保育料助成事業費でございます。  助成は年2回、4月から9月分までを前期として10月に交付しており、10月から3月分までを4月に交付しております。平成22年度の前期の交付額が当初の予定を上回り、後期の交付において予算の不足が見込まれることから、 730万 8,000円の補正をお願いするものであります。 ○岸本 委員長   はい、三上児童青少年課長。 ◎三上 児童青少年課長   続きまして、目20「児童館費」でございます。◎児童館管理運営費維持補修費につきましては、子ども家庭支援センター維持管理費と同様に、受注機会が減少する3月期を見据え、市内業者の受注機会確保を目的とした工事の前倒し対応補正予算で計上させていただくものです。  内容といたしましては、西部公民館及び西部児童館の外壁及び屋上の塗装工事に要する経費のうち、延べ床面積により案分いたしました西部児童館該当分でございます。 1,302万 4,000円の増額補正をお願いするものでございます。年度内に工事発注を予定しておりまして、繰越明許費としてお願いするものでございます。  以上でございます。 ○岸本 委員長   はい、秋場保育課長。 ◎秋場 保育課長   目25「保育園費」です。最初の◎一般職人件費は、公設公営保育園の 183人分の職員人件費になります。  概要につきましては、冒頭の子育て支援課所管分と同様であります。  東京都人事院勧告等の内容を踏まえ、平成23年1月1日に給与改定を実施し、給料の額及び期末手当支給月額が変更になりましたことから、平成22年度の年間所要額と平成22年第4回定例会議決後の予算額との間に差額が生じたため、 1,766万 4,000円の減額の補正をお願いするものであります。  続いての◎保育園施設管理費維持補修費です。市民生活支援等重点的取り組みとしての公共工事前倒しに伴う補正予算について説明させていただきます。子育て支援課同様に、建物の維持保全工事等受注機会が減少する3月期を見据え、市内事業者受注機会確保を目的とした工事の前倒し対応補正予算で計上させていただくものです。  内容といたしましては、金子保育園屋上防水改修工事 1,258万 9,500円と、東部保育園事務室及びホールの空調設備改修工事 416万 8,500円の合計 1,675万 8,000円をお願いするものであります。なお、平成23年度への繰越事業として実施することから、繰越明許費としてお願いするものです。また、工事費 1,675万 8,000円のうち 208万 4,250円が国からの補助金であります。きめ細やかな臨時交付金の対象となっております。  次の◎保育園運営費臨時職員賃金でございます。22年度から臨時職員に対して通勤手当が支給されるようになったことと、臨時職員の時間単価が見直されたことにより不足が生じる見込みとなったため、 900万円の補正をお願いするものであります。  次に、仙川保育園引継保育委託料でございます。仙川保育園引き継ぎ保育開始が平成23年4月から実施することとなったため、計上いたしました。 6,000万円全額について減額補正をお願いするものです。  続きまして、70ページ、71ページをお願いいたします。款50「教育費」、項20「幼稚園費」、目5「幼稚園費」でございます。◎幼稚園事務費幼稚園就園奨励費補助金でございます。景気低迷による保護者の所得の減少により、支給対象者が平成22年前期分が 1,820人となり、昨年度より 135人ふえたことによることと、国の補助単価改正により一部の区分で補助額が減額となったため、その減額分に対して東京都が特別補助を実施することになったことにより 1,709万 9,000円の補正をお願いするものであります。  次に、心身障害児教育事業費補助金であります。幼稚園に障害を持った子どもが入園した場合、1人当たり加配教員の人件費として年間50万円を補助しています。当初20人分の見積もりをしていましたが、24人の対象者がいたことから 200万円の補正をお願いするものであります。補助金交付に当たっては、医師の診断書、愛の手帳等を添付していただいております。  保育課所管分は以上でございます。審査の上、御決定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○岸本 委員長   理事者の説明は終わりました。これより子ども生活部所管の質疑、意見を求めます。  初めに、36、37ページについて質疑、意見はありませんか。伊藤委員。 ◆伊藤 委員   一番下の保育園運営費の中の仙川保育園引継保育委託料 6,000万円が丸々減額補正ということ。先般、御報告をいただいて、方向性が定まりましたということにつきましては、今まで御苦労をかけた職員の方には大変お疲れさまでしたというふうに、まずお言葉を申し上げたいと思います。  ただ、当初予算でこのものを予定し、そしてスケジュールどおりに事が進まなかったと。このことは、例えば首長さんが直接保護者の方々とひざを交えて話をしたのもつい最近の話だというふうにも、結果的には私はそういうふうに思ってしまうんですね。ですから、もっとこのことについて危機感を持ち、もしくは予定どおりに物事を進めるんだという予算をつけて議会を通して、さあ仕事をするんだという、このことの重みがね。しかし、一方では、なかなか保護者と会談をする機会に恵まれないような、そんなニュアンスに聞こえてきたんですけれども、もう少しこういったことが事前に、去年のうちに、例えば前年度のうちに、古いことを言ってもしようがないんだけれども、そういったことをやっておいてほしかったなと。方向性が定まったからゆえに本予算に計上し、そしてそれを執行しようという意気込みが伝わったから、これについてはいいでしょう、ぜひお願いしますということを申し上げたと私は自分で理解しているんですね。  ですから、本予算で上げた大きなこういった事業というものは、私は皆さんが汗をかいたのは本当に十分、心から理解しています。その部分、市長としても甘く見て、結果的にこういう形になってしまったのかなと。このことについては謙虚に受けとめてほしいと思いますが、担当部局としてはどうですかね。 ○岸本 委員長   秋場保育課長。 ◎秋場 保育課長   引き継ぎ保育の実施期間が延びてしまったといったことに関しましては、計画的に事業を推進することができなかったことについては、保護者の方の理解を得るといったことをもう少し時間をかけてやっていく必要があるという判断をさせていただきましたが、今、委員のほうから御指摘があったとおりに、きちんと年度内の中でおさめていく、そういう努力をもっともっとしていかなければいけないということは十分認識しております。  また、今後は緑ケ丘保育園深大寺保育園を運営している三祉会に法人が決定いたしました。また、市と法人と保護者の方、あわせて三者協議会を設置しながら、スムーズに引き継ぎ保育に入れるよう努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。 ◆伊藤 委員   おっしゃることはよく理解しますよ。ただ、結果ですから、やっぱりその結果は重大に受けとめていただかなきゃしようがないと思っています。もう一方、これから先、保育行政について方向性をきちっと定めていこうという、いろんな意味で今後の考え方を市民に示していくんだという、そんな動きもあるように思っていますが、このことはやっぱり大事に、基本的な考え方と、またはスケジュール、そして予算づけをいつするのか、実施はいつからやっていくのかということ、これはぜひ市民との約束を含めて、仕事としてきちっとやってほしいなということだけを申し上げて、意見としておきたいと思います。  以上です。 ○岸本 委員長   ほかに質疑、意見ございますか。はい、ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   私は、子ども家庭支援センター運営費、一時預かりのところでちょっとお尋ねしたいんですが、返還金を出すということは、見込みの額よりも利用者の方が少なかったということだと思うんですが、今年度の一時預かりの利用状況などは、どういう方がどういう目的で利用していたか、または、その数なんかも、ちょっと教えていただければと思います。 ○岸本 委員長   大島子育て支援課長。 ◎大島 子育て支援課長   まず、利用の状況でございますが、この補助金の対象となります一時預かり事業としての利用人数としては 317人の御利用をいただいております。こちらの事業につきましては、私どものすこやか保育事業を中心に、特に理由を問わない事業でございますので、利用事由については所見を問うておりませんけども、なるべく使いやすい状況に努めてまいりたいというふうに考えております。 ◆ドゥマンジュ 委員   理由を問わないというところで、保育をする方の息抜きというところでも使えるということで、待機児が多い中で、家庭で保育をされている方の息抜きの場として、本当に大事なところだと思います。また、そのほかにもいろいろな理由で利用される方がいると思うんですが、多目に見積もっていたということだと思うんですが、これを使うというところで広報などはどのようにされていたんでしょうか。 ◎大島 子育て支援課長   広報につきましては、すこやかの利用者はもちろんですけれども、定期的に市報ですとかホームページのほうに掲載させていただいております。 ◆ドゥマンジュ 委員   わかりました。広報はそういうことでやられているということでしたけれども、ごめんなさい、ちょっとここでお尋ねしたいのは、利用する方は、広く利用されているのか、それともリピーターの方が多いのかということでお尋ねしたいと思います。 ◎大島 子育て支援課長   広く利用いただいているというふうに認識しております。 ◆ドゥマンジュ 委員   わかりました。ぜひ、こういう保育が気軽に使えるというところでずっと継続をしていただきたいと思います。  あともう1つなんですが、認証保育所助成事業費ですが、これが 730万円ということでまた補正が出ているということで、この前半のところで足りなかったのでという理由でしたけれども、現在、認証だけにかかわらず、認可のほうでも、預けていらっしゃる方たちの給与の額が少なくなってきているのでというところで、この認証のところの補助もそうですけれども、認可のほうの利用料ですね、それなんかもちょっと少なくなってきて、なかなかに……。ちょっとここは認可のところは置いておきます。認証のほうでも、どうなんですか、やはり利用される方の収入が少なくなってきて助成費のところが多くなってきているということでしょうか。そこをどのように検証されていますでしょうか。 ○岸本 委員長 
     秋場保育課長。 ◎秋場 保育課長   今、委員御指摘のとおり、21年度と22年度の数字をちょっと確認させていただいたところ、この補助金につきましては、生活保護世帯非課税世帯とか区分を分けているんですけれども、その生活保護世帯非課税世帯という方が21年度は 4.4%だったことが 6.1%に多くなっている。また、市民税の所得割額が3万 4,500円以下の世帯が 6.9%から 7.7%にふえているという、こういった前年度との対比のパーセンテージを見ていくと、やはり認証保育所に預けられている方も相対的に所得が低くなって、その分補助金がふえているということが言えるかなというふうに考えております。  以上です。 ◆ドゥマンジュ 委員   わかりました。やはり、そのような社会状況がここにもあらわれているということで、認証保育所、やはり認可に比べれば利用料が大変高くなっているところで、調布はほかのところに先駆けてこういう補助、事業を行っているということで、金額はもう少し、できれば積み増しというところも考えていただきたいところですけれども、この先、そういう検討もしながら、継続していただきたいと思います。  以上です。 ○岸本 委員長   ほかにございませんか。伊藤委員。 ◆伊藤 委員   西部児童館維持補修費を案分ということなんですが、西部公民館のほうの施設整備費 900万円、一方、これは文教の所管になりますが、これを両方足した金額が全体の金額というイメージでよろしいんでしょうかね。 ○岸本 委員長   はい、三上児童青少年課長。 ◎三上 児童青少年課長   そのとおりでございます。 ◆伊藤 委員   先ほどの説明だと、外壁と屋上の防水というようなイメージなんですが、全体的にあの建物を見ると、外側は化粧しても、中が相当傷んでいるというか汚れているというか、どうせやるのに中途半端な仕事というのはどうでしょうかね。できれば、もっと予算をもらってやりたいというような本音があるんじゃないですか。 ◎三上 児童青少年課長   本音はあれですけれども、実は23年度に公共建築物維持保全計画で予定を当初からしていた事業でございまして、これは計画の中で外壁と屋上の塗装をするということが決まっていたものですので、今回は、この工事を前倒しして行うという内容となっております。 ◆伊藤 委員   できれば、府中のほうに大分近い施設だから、府中市民が通れば、外から見ればきれいな建物で調布はいいねと思ってくれるかもしれないけど、中はやっぱりきれいにしてほしいなと思うんだな。ぜひそういったところは、もちろん公共施設維持補修の年次計画があるのはわかっているけれども、どうせやるんだったら、もう少し計画的にというか、中身もひとつ計画的にやってほしいなと。それだけは強く要望しておきますよ。  以上です。 ○岸本 委員長   橘委員。 ◆橘 委員   関連して、西部公民館のほうの中もやってもらいたいんですけども、駐車場関係も整備のほうをあわせてお願いしたいと。それが1点です。  先ほどの説明でなかったんですけども、保育園の運営費で臨時職員の賃金、時間単価が変わったということで、幾らから幾らに変わったのかと、何人分なのか、その辺をお願いいたします。 ○岸本 委員長   秋場保育課長。 ◎秋場 保育課長   賃金の見直しにつきましては、保育補助の有資格者が時間当たり 1,010円から 1,040円、無資格者の方が 930円から 950円、栄養士が 1,010円から 1,110円にそれぞれ見直しをされております。人数につきましては、23年1月1日現在で 165人の方が対象となっております。 ◆橘 委員   これは確認ですけども、基準を決めているのはどの……自治体でしたっけ。東京都、それとも国? 調布市? ◎秋場 保育課長   この基準ですか。 ◆橘 委員   はい。 ◎秋場 保育課長   この単価につきましては調布市で決めております。 ◆橘 委員   そうしますと、最初の 1,010円から 1,040円と、 1,010円から 1,110円があるんですけども、この違いというのは何ですか。 ◎秋場 保育課長   保育補助の有資格者の方と、あと栄養士さんの、これも資格を持たれている方なんですけれども、やっぱり仕事の内容で栄養管理であるとか、またアレルギー食の対応であるとか、そういったことを1つはかんがみてということと、また、近隣市の状況等も確認しながら、こういう金額に設定させていただいたところでございます。 ◆橘 委員   近隣市との比較では、今の変更後の賃金というのは同じようなレベルなんですかね。 ◎秋場 保育課長   高い職種もありますけれども、大体同じぐらいになっているというふうに考えております。 ◆橘 委員   わかりました。最後にちょっとお伺いします。この 165人の臨時職員の市内の人と市外の人というのはどれくらいでしょうか。 ◎秋場 保育課長   大変申しわけございません。ただいま手持ちの中で市内の方、市外の方の人数等のことはわかりませんので、追って御報告させていただきたいと思います。 ◆橘 委員   感覚的にはどういう感じですか。 ◎秋場 保育課長   やっぱり市内の方の雇用の確保ということもありますので、市内の方、市外の方、登録があった場合には、基本的には市内の方に先に声をかけさせていただく等々、窓口のほうで対応させていただいておりますので、感覚的には市内の方のほうが多くなっているかというふうに思います。 ◆橘 委員   そう信じたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○岸本 委員長   ほかにございますか。鮎川委員。 ◆鮎川 委員   すこやかの一時保育事業なんですけども、基本的なところで確認させていただきたいんですが、一時保育事業というのはどういった法的な設置基準に基づいて実施されているんでしょうか。 ○岸本 委員長   大島子育て支援課長。 ◎大島 子育て支援課長   本補助金につきましては、大きく一時預かり事業の中で保育所型と地域密着型という2つに分かれております。  市内におきましては、まず保育所型としては、ひまわり保育園を初め、5つの保育園で現在実施しているものでございます。  また、地域密着型というのは、駅から近いところで保育所以外の施設で預かり事業をやっているところを地域密着型という形で、東京都の補助制度がございますが、利用人数によって大きく基準額がございます。例えば 300人以上 900人未満であれば 135万円というような補助基準を設定し、利用人数によって、その枠の中で東京都から補助をいただくというような制度でございます。 ◆鮎川 委員   施設の面積条件など、そういった基準はないんでしょうか。 ◎大島 子育て支援課長   まず、保育所型の部分についてはすべて認可でございますので、認可の基準の中でという形になろうかと思っておりますが、特に補助要綱の中にはその要件を付しているものはございません。 ◆鮎川 委員   であれば、過年度清算返還金で 158万円戻してしまうわけですよね。すこやかは地域密着型の施設ということですよね。であるならば、例えば受け入れ枠をふやすとか、そういったことで、都の税金も国の税金もみんな同じ税金ですけれども、返還してしまうのであれば、受け入れ枠をふやして補助金をありがたく使わせていただくという、そういった考え方はないんでしょうか。 ◎大島 子育て支援課長   年度の途中においてというのは、定員が定まっていますことから非常に難しい状況ではございます。しかしながら、より御利用いただけるようにということで、現在、家庭支援センターの預かり枠について、全体的な事業の調整の中でお受けしやすい体制をつくっていこうということで検討しているところでございます。 ◆鮎川 委員   すこやかで一時預かり事業を始めるに当たって、定員を2名とした根拠を改めてお聞かせください。 ◎大島 子育て支援課長   まず、大きくショートステイ事業という5人の枠の事業がございますので、そちらを児童福祉法に基づいて運営していく中で、施設的な間取りの限界もございますので、当初は2名ということで進めている現状でございます。ただし、この点についても今後検討していこうということで、今現在、話をしているところでございます。 ◆鮎川 委員   わかりました。お願いします。  それと、私の認識の間違いだったら申しわけないんですけども、すこやかの一時保育事業を利用するに当たって、何か事前の登録が必要だったのかなと思うんですけど、そのあたり、ちょっと確認させていただきたい。 ◎大島 子育て支援課長   特に登録は必要ございません。 ◆鮎川 委員   わかりました。 ○岸本 委員長   ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   すこやかでちょっと関連なんですが、申し込みのときに電話で申し込んで、それで、確定をするために一度窓口に行くということだったと思うんですが、何度かそこで利用されている方は事前に窓口に行くというようなことはされなくてもいいのではないかということで一度言わせていただいたこともあるんですが、その辺のあたりは何か改善点はあったでしょうか。 ○岸本 委員長   大島子育て支援課長。 ◎大島 子育て支援課長   事業を御利用いただく──開設当初は直接来所して御予約をいただいてという手続をとらせていただいていたんですが、それを電話の予約を可能にすることに改善してまいりました。ただし、本件については、事業を利用いただくには前金でお納めいただくということで規定しておりますので、そこで一度御来所いただいてというようなシステムになっております。 ◆ドゥマンジュ 委員   キャンセルがないようにということでそのような措置をされているんだと思うんですが、やはり、この広い市内の中でそこ1カ所しか理由を問わない一時預かり、すこやかのところですとか、幼稚のほうもありますけど、そちらのほうは空きがないとなかなか使えないというようなことを聞いています。  それで、駅前のすこやかのところで利用したいという方がいても、例えば上のお子さんの授業参観のときに下のお子さんを預けたいというときに、何度も下の子を連れて窓口のほうへ行くということがちょっと大変な方もいるということを聞いておりますので、ぜひ、何度も利用されていてキャンセルを突然するようなことがないような方とかという場合は、いいですというようなことも検討していっていただきたいなと思います。柔軟な対応を望みたいと思います。  以上、要望です。 ○岸本 委員長 
     ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それでは、70、71ページをお願いします。幼稚園費。質疑、意見ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それでは、子ども生活部所管についての質疑、意見を打ち切ります。  続いて、福祉健康部所管に入りますけれども、説明員の入れかえがありますので、暫時休憩いたします。    午前10時35分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前10時38分 開議 ○岸本 委員長   それでは、委員会を再開いたします。  議案第1号について、福祉健康部所管の理事者の説明を求めます。はい、豊田福祉総務課長。 ◎豊田 福祉総務課長   それでは、「平成22年度調布市一般会計補正予算(第4号)」、福祉健康部所管分につきまして、順次御説明をいたします。32、33ページをお願いいたします。  款15「民生費」、項5「社会福祉費」、目5「社会福祉総務費」から御説明いたします。まず初めに、職員人件費でございますが、 655万 9,000円の減額補正をお願いするものでございます。  各科目共通いたします概要につきまして御説明いたします。平成23年1月に東京都人事委員会勧告等の内容を踏まえた給与改定が行われまして、給与等の改定率が平均0.29%引き下げられ、給料月額が引き下げられました。また、期末手当支給月数も 0.2カ月引き下げられ、これらのことにより、平成22年度の年間所要額と予算額との間に差額が生じたため、減額補正を行うものであります。また、これらの給与改定によりまして、給料及び期末勤勉手当の支給額を基礎といたします地域手当及び共済組合負担金も減額補正となっております。  以上でございます。 ○岸本 委員長   はい、小宮保健担当副参事。 ◎小宮 福祉健康部副参事兼保険年金課長   続きまして、保険年金課所管分でございます。これは国民健康保険事業特別会計への繰出金4億 9,926万 5,000円の増額補正でございます。  主な内容は特別会計への法定繰り出し分の増額、その他繰出金の増額であります。後ほど議案第2号「平成22年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」にて御説明をさせていただきます。  以上でございます。 ○岸本 委員長   豊田福祉総務課長。 ◎豊田 福祉総務課長   続きまして、社会福祉総務事務費です。まず、総合福祉センター管理運営費ですが、老朽化等の理由により空調設備修繕の緊急対応が必要になったため、 201万 6,000円の補正をお願いするものでございます。当補正予算は緊急対応で行う必要があるほか、本年1月4日付市長通達、平成22年度及び23年度市民生活支援等重点的取り組みに基づき、市内事業者受注機会確保を目的とした工事の前倒し対応をさせていただくもので、年度内の工事発注を予定はしていますが、空調設備を使用しない時期でないと修繕することができないため、繰越明許費での対応をお願いするものでございます。  次に、国・都支出金過年度清算返還金でございますが、平成21年度地域福祉推進区市町村包括補助事業補助金を精査した結果、成年後見制度推進機関への運営費や地域福祉活動支援事業等における執行額が交付額より下回り、超過交付となりました。このことによりまして返還金の補正が必要になったものでございます。  次に、社会福祉事業基金でございますが、社会福祉事業基金への指定寄附が7件ございましたこと、また、実習生の受け入れ謝礼金が3大学からございましたので、これらを基金に積み立てるために基金積立金 136万 1,000円の補正をお願いするものでございます。  また、利子積立金につきましては、預金利子の見込額が当初よりも上回りましたので、増額補正をお願いするものでございます。  以上でございます。 ○岸本 委員長   松岡障害福祉課長補佐。 ◎松岡 障害福祉課長補佐   続きまして、障害福祉課所管分、目10「心身障害者福祉費」です。説明欄をごらんください。  初めの◎心身障害者福祉事務費です。国・都支出金過年度清算返還金ですが、国庫支出金過年度清算返還金につきましては、平成21年度において更生医療に係る診療報酬返還金を雑入処理したことに伴い、東京都を通じて国へ補助金実績報告等を再提出し、国庫負担分が確定したため受け入れ超過額を返還するものです。  また、都支出金過年度清算返還金につきましては、平成21年度に交付された障害者短期入所事業補助金及び障害者施策推進区市町村包括事業補助金の実績額が交付決定額を下回ったことにより超過額が生じましたので、国・都支出金過年度清算返還金として 1,017万 8,000円増額補正するものです。  次の◎特殊疾病患者福祉手当費です。原因が不明で治療方法が未確立な疾病及びこれに準ずる疾病の難病患者に月 5,000円の手当を支給していますが、支給対象者数の増加に伴い、執行見込額が当初予算額を超過することが見込まれることから、 710万円増額補正するものです。  続きまして、目14「自立支援福祉サービス費」です。説明欄をごらんください。  初めの◎障害者福祉サービス費です。介護給付費及び訓練等給付費です。平成22年4月から市民税非課税世帯の利用者の負担が無料になったこと、年度途中に障害者自立支援法に基づく施設に体系移行した施設が当初見込みを上回ったことにより、障害福祉サービス費の支出が大幅に増加したため補正するものです。  次の◎自立支援医療給付費です。18歳以上の身体障害者手帳所有者で、主に人工透析法、抗HIV療法等を受けている者に対し医療費を軽減していますが、給付対象者の増加等に伴い、執行見込額が当初予算額を超過することが見込まれることから補正するものです。  以上です。 ○岸本 委員長   小宮保健担当副参事。 ◎小宮 福祉健康部副参事兼保険年金課長   34、35ページをお願いいたします。  目15「高齢者福祉費」でございます。右側の説明欄、保険年金課所管分で、後期高齢者医療特別会計繰出金 5,361万 5,000円の減額でございます。こちらも後ほど議案第7号「平成22年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」で御説明いたします。  以上でございます。 ○岸本 委員長   はい、高橋高齢福祉担当主幹。 ◎高橋 高齢者支援室主幹兼高齢福祉担当課長補佐   続きまして、高齢者支援室高齢福祉担当分について御説明いたします。  ◎ゆうあい福祉公社費、国領在宅サービスセンター整備費でございます。ゆうあい福祉公社内に平成9年に設置しました国領高齢者在宅サービスセンターの空調設備老朽化に伴い改修工事を実施し、市民の安全・安心の生活を維持するため、緊急対応として増額補正をお願いするものです。  なお、当補正は、緊急対応及び市内事業者受注機会を図り前倒しで工事を行うことから、年度内実施が困難なため、繰越明許費での対応をさせていただきたくお願いするもので、工事完了を6月末と見込んでおります。  次の◎介護老人保健施設費、介護老人保健施設整備費補助金ですが、療養病床再編に伴う医療病床の転換による介護老人保健施設整備のうち、短期入所療養介護、いわゆるショートステイ10床の整備について補助し、介護者の負担軽減、利便性を図る予定でしたが、事業者が介護老人保健施設への転換を中止したため、減額補正をお願いするものです。  説明は以上です。 ○岸本 委員長   小林介護保険担当課長。 ◎小林 高齢者支援室介護保険担当課長   続きまして、介護保険担当の所管分です。  次の◎介護保険事業特別会計の下の繰出金です。ホームヘルプサービスや特養などの介護サービスを賄います保険給付費が見込みを上回りましたことなどにより 7,956万 9,000円を増額するものです。繰り出し先の特別会計においても御説明申し上げます。  次の◎地域密着型サービス整備費の補助金です。東京都からの補助金ですが、事業者の参入が当初の見込みを下回りましたことから、1億 5,100万円を減額するものです。  以上です。 ○岸本 委員長   はい、塚本生活福祉課長。 ◎塚本 生活福祉課長   続きまして、38、39ページをお開きください。  項15「生活保護費」、目5「生活保護総務費」ですが、説明欄にございますように、職員人件費でございます。  内容は、先ほどの福祉総務課長の説明のとおりで 309万 1,000円の減額補正をお願いするものです。  以上です。 ○岸本 委員長   はい、小宮保健担当副参事。 ◎小宮 福祉健康部副参事兼保険年金課長   続きまして、40、41ページをお願いいたします。  項20「国民年金費」、目5「国民年金総務費」の説明欄でございます。こちらも職員人件費で 111万 3,000円の減額補正でございます。  内容といたしましては、先ほど福祉総務課長から御説明したとおりでございます。  以上でございます。 ○岸本 委員長   はい、諏訪部健康推進課長補佐。 ◎諏訪部 健康推進課長補佐   続きまして、42、43ページをお願いいたします。  款「衛生費」、項「保健衛生費」、目「保健衛生総務費」の職員人件費の◎一般職人件費において 511万 7,000円の減額補正をお願いするものです。これは環境部長、次長、健康推進課30人、再任用2人と環境政策課14人、再任用1人、計49人の給料、諸手当、共済費等でございますが、内容につきましては冒頭、福祉総務課から御説明しましたとおりでございます。  説明は以上です。御審査の上、決定くださいますようよろしくお願いいたします。 ○岸本 委員長   理事者の説明は終わりました。これより福祉健康部所管の質疑、意見を求めます。  初めに、32、33ページからお願いいたします。よろしいですか。はい、橘委員。 ◆橘 委員   社会福祉事業基金で基金積立金となっていますけども、積み立て7件、3大学からのがあるということで、その金額の内訳を教えていただけますか。 ○岸本 委員長   はい、豊田福祉総務課長。 ◎豊田 福祉総務課長   内訳という御質問でございますけども、指定寄附に関しましては、調布市商工会等と法人から4件…… ◆橘 委員   額でいいです。 ◎豊田 福祉総務課長   額は、指定寄附に関しては 134万 7,000円余です。それから、実習生の受け入れに関しましては8万 4,000円余となっております。  以上です。 ◆橘 委員 
     3大学というのは、どこですか。 ◎豊田 福祉総務課長   3大学は、首都大学東京、法政大学、東洋大学となっております。  以上です。 ◆橘 委員   そうしますと、補正前の31万 9,000円というのは、どこの部分を見越して立ててあった予算ですか。 ◎豊田 福祉総務課長   もともと指定寄附が何回かございますので、それを積み立てた基金ということでございます。よろしゅうございますか。 ○岸本 委員長   橘委員、わかりましたか。 ◆橘 委員   もう一回お願いします。 ○岸本 委員長   もう一度お願いします。豊田福祉総務課長。 ◎豊田 福祉総務課長   もう一度、御質問の内容を。 ◆橘 委員   31万 9,000円の当初予算はどういったものを想定したものだったのか。 ◎豊田 福祉総務課長   これは指定寄附の積み立てを想定しておりまして、ただ、これは入ってこないとわからないものですから、前年度実績等々を勘案して予算しているものでございます。 ◆橘 委員   わかりました。では、最後ですけども、実習生の人数、どれくらい受け入れたんでしょうか。 ◎豊田 福祉総務課長   各大学から1名ずつというふうになります。 ○岸本 委員長   よろしいですか。 ◆橘 委員   はい。 ○岸本 委員長   ほかにございますか。はい、川畑委員。 ◆川畑 委員   数字だけ教えてほしいんですけど、特殊疾病患者福祉手当で難病患者さんがふえたからということでお伺いしたんですけども、何人いらっしゃって、何人増なのかというところをお聞かせいただけますでしょうか。 ○岸本 委員長   山本障害福祉担当副参事。 ◎山本 福祉健康部副参事兼障害福祉課長   おおむね 120人分程度を見込んでおります。疾病患者、昨年の実績で見ますと 2,245人というのが対象者数になります。  以上でございます。 ◆川畑 委員   昨年の実績が 2,245人で、それから 120人分がふえたからこの金額が出たという認識でよろしいでしょうか。 ◎山本 福祉健康部副参事兼障害福祉課長   22年度の当初予算では 2,220人分を見込んでおりましたけれども、今回、補正に基づいて 2,335人分、大体 115人増ということで考えております。  以上です。 ◆川畑 委員   わかりました。1人当たり 5,000円の手当、これはあくまでも福祉手当という名目でやられるという認識でよろしいんでしょうか。 ○岸本 委員長   はい、松岡障害福祉課長補佐。 ◎松岡 障害福祉課長補佐   福祉手当という形で支給しております。  以上です。 ◆川畑 委員   わかりました。よろしいです。 ○岸本 委員長   はい、宮本委員。 ◆宮本 委員   同じところなんですけど、その中でもいろんな病気があるかと思うんですけど、今、何が一番多いんですか。 ○岸本 委員長   はい、松岡障害福祉課長補佐。 ◎松岡 障害福祉課長補佐   腎不全が16%強、続きまして潰瘍性大腸炎が11%増という形で、この2大疾病が大きく占めているところです。  以上です。 ○岸本 委員長   宮本委員、よろしいでしょうか。 ◆宮本 委員   結構です。 ○岸本 委員長   ほかにこのページございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   なければ、34、35ページ、質疑……はい、ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   介護老人保健施設費が減額になったところについて、もう少し詳しくお話を伺いたいと思います。 ○岸本 委員長   はい、高橋高齢福祉担当主幹。 ◎高橋 高齢者支援室主幹兼高齢福祉担当課長補佐   北多摩病院が保健施設のほうに転換を予定しておりましたが、医療業種にそのまま残るということで、この転換を中止したということが要因でございます。 ◆ドゥマンジュ 委員   これは、市の高齢者の総合福祉計画には何か影響はあるんですか。 ◎高橋 高齢者支援室主幹兼高齢福祉担当課長補佐   計画上、位置づけさせていただいておりますが、23年4月当初にかしわ園の併設で24床整備いたします。そして、24年度、深大寺北町のほうの小規模特養についてもショートステイの整備を予定しておりますので、計画上のところでは順次整備していけるかなと考えております。 ◆ドゥマンジュ 委員   わかりました。 ○岸本 委員長   ほかにございますか。橘委員。 ◆橘 委員   地域密着型サービスの内容を教えてもらえますか。 ○岸本 委員長   はい、小林介護保険担当課長。 ◎小林 高齢者支援室介護保険担当課長   この予算の当初の内訳でございますけれども、まず認知症グループホームが2カ所、そして小規模多機能型居宅介護が1カ所、地域密着サービスとして3つを計上しておりました。しかしながら、結果的には東つつじケ丘に認知症グループホーム1つのみの進展ということで、これは4月から開設いたしますけれども、これだけということになりましたので、このような減額をお願いするということになっております。  以上です。 ◆橘 委員   地域密着型サービスというサービス内容はどういうことをやるんですか。 ◎小林 高齢者支援室介護保険担当課長   地域密着型サービス全般でよろしいんですか。 ◆橘 委員   具体的にどういった内容で。 ◎小林 高齢者支援室介護保険担当課長   地域密着サービスは、東京都じゃなくて市が指定するサービスなんですけれども、代表的なものといたしましては、認知症グループホーム、それから小規模多機能型居宅介護といったようなものがございます。認知症グループホームにつきましては、軽度の認知症をお持ちの方が大体30人ぐらい共同の生活をされるというような場所でございます。小規模多機能型居宅介護につきましては、通いを中心といたしまして、泊まりなどを組み合わせて行う、以前、宅老所と言われた形をお手本にしてつくられた制度でございます。  以上です。 ◆橘 委員 
     そうしますと、そういったものを利用する事業者はいなかったということで、じゃ、もともと余り活用されないような事業なんですか。 ○岸本 委員長   はい、西田福祉健康部長。 ◎西田 福祉健康部長福祉事務所長保健担当部長   私どものほうでは、介護保険の事業計画に基づいて4圏域に分けておりますので、それぞれのところで事業者を探しているんですけれども、やっぱり適正な土地とか、いろんな事業者からそういうことがなかったことと、もう1つ、先ほど課長のほうから御説明がありました小規模多機能型というのを1個予定しておりましたけれども、これが計画をつくる段階では、国はこういうものだというイメージで情報が流れてきていたんですけれども、実際、今まで2年間の中で、小規模多機能が使い勝手のいいものではないということと、事業者が事業ベースに合わないということで、全国的に参入が少ないというか、特に都市部では見合わせているというか、なかなか利用者が来ない事業ということになっております。  以上です。 ◆橘 委員   そうしますと、これは調布だけの現象じゃないということですよね。 ◎小林 高齢者支援室介護保険担当課長   地価の高い都市部に共通している現象です。  以上です。 ◆橘 委員   わかりました。 ○岸本 委員長   ほかにございますか。はい、伊藤委員。 ◆伊藤 委員   さっき保育園が計画どおりに事業が進まないという意見を述べさせていただいたけれども、同じような意味合いを私はここで感じて今話を聞いていたんですね。当初予算で金額が大きいから減額をする、事業がそこまでたどり着かなかったから減額だよというのもわかるけれども、予算をつくるときに、我々がそれを審査し、そして説明を聞くときに、次年度はこういう事業を予定して、この予算をぜひお願いしたいんだということを我々は理解しながら予算組みをすると思うんですよ。ただ、それが皆目事業者もわからない、場所もわからない、しかし、10分の10、国から来る金をここに乗っけているという意味合いも含めてお尋ねしたいんだけども、市財が多少なりとも組み込まれているのかとか、もろもろそういったところはどうですか。 ○岸本 委員長   はい、小林介護保健担当課長。 ◎小林 高齢者支援室介護保険担当課長   おっしゃるとおり、 100%都から来るお金でございますけれども、結果といたしましてこのような形になったことにつきましては本当に申しわけなく思っているところです。  では、どうするのかということになるかと思うんですけれども、23年度以降につきましては、私有地の活用ですとか、都有地の活用、そういった手法を用いて進展させることが2つの施設でできる見通しが立っておりますので、これももちろん一時的なものではあるんですけれども、また恒久的な対応としては、今後いろいろ検討していきたいというふうに思っております。  以上です。 ○岸本 委員長   はい、西田福祉健康部長。 ◎西田 福祉健康部長福祉事務所長保健担当部長   補足なんですけれども、今までのこの予算が、予算がついていないと手を挙げられたときに事業者として対応できないシステムだったんですね。予算がないとそれを受けられませんよということで、私たちは見込みで予算をつくらなきゃいけないものだと。それで、これも年度当初、大きく公募をするという形になります。公募して手を挙げてこられた中で基準に合っているかどうかということになりますので、そういう意味では見通しのつけにくい事業なんですけれども、今、担当課長のほうからありましたように、23年度については、きちんと見込みのある事業のほうに予算づけをしていきたいと思っています。そういうことで、今後はこの予算のところ、介護保険事業計画、総合計画の中で、きちんとそういうことも含めて議論していきたいというふうに思っております。  以上です。 ◆伊藤 委員   システム的なことはわかりました。逆にいうと、それぞれの自治体レベルじゃなくて、都道府県レベルというか、東京都なら東京都の中である程度プールしたものを持っていて、それぞれの団体は科目設置等を幾らかつけておきなさいと。そして、物事が始まっていきそうだとなれば都はすぐに出しますよというようなことでやっていくと、全都的にもっと予算がうまく使えるような気持ちを持ったんですね。ですから、我が市の予算ということじゃなくて、これは東京都のほうの部分も関連してくるのかなというふうに思いました。  もう一方、東京都の事業ということを受けて、事業者を見つけたり土地を見つけたりということなんだろうけども、東京都の土地だとか国の土地があるわけだから、一般の土地を見つけるのは……もちろん、東京都の土地を使って次年度は云々という話がことしもあったけども、積極的にそういう公有地を使うようなことを前提に物事を進めていくことを、ぜひお願いしたいなという希望を申し上げておきたいと思います。  以上です。 ○岸本 委員長   ほかにこのページございますか。──交代してください。 ○宮本 副委員長   では、交代します。岸本委員。 ◆岸本 委員   今のお話なんですけども、在宅から施設へということが、今度、施設から在宅へということで、地域密着型を進めようということで全体をやってきたと思うんですけども、国の全体的な介護施設、あるいはサービスを充実するということについては、地域密着型というか、施設ではなくて地域へという方針は今までどおりでいいんですよね。そうでもないんですか。今どうなんでしょう。 ○宮本 副委員長   はい、小林介護保険担当課長。 ◎小林 高齢者支援室介護保険担当課長   今後の、おっしゃるような国の考え方についてなんですけれども、昨年11月に国の社会保障審議会のほうで出された答申を見ますと、地域包括ケアという言葉が使われているんですけれども、地域を施設のように見立てて、そこに介護サービス、あるいは医療サービスなどを提供していくというような目標が示されておりますので、5期におきましては、これに沿うような形で進めていくんですけれども、その場合、施設だけだとか居宅だけということじゃなくて、施設も必要ですし、在宅でのサービスの充実も必要だということで、多面的な形で進めていくことになるのかなというふうに思っております。  以上です。 ◆岸本 委員   今お話を聞いていても地域というものを1つの施設じゃないけど、見立てていろいろなサービス、あるいは施設をつくっていくということでは、地域でやっていこうという方針ではあるのかなというふうに思うんですけれども、今、第5次という話がありましたが、地域密着型サービス整備費で計上していたお金というのは、入り口をつくっておかないとできないかなということだと思うんです。それはそれでいいんですけれども、民間事業者が参入しやすいようにということで介護サービスが始まっていますけれども、特に都市部では地価が高くて、利益が上がらないと営業できないというのもある。ということでは公有地の活用はとても大事だと思いますし、最近、市のほうから私たちに情報提供されているところでは、かしわ園だけじゃなくて、深大寺の北町とか若葉町のほうとかも全部公有地ですよね。そういう意味では、伊藤委員のおっしゃるとおり、それはどんどん進めていっていただきたいと思うんですけれども、調布の中にある国有地や都有地で未利用、あるいは使い道が決まっていないというところは把握していらっしゃるんですか。 ○宮本 副委員長   はい、西田部長。 ◎西田 福祉健康部長福祉事務所長保健担当部長   都有地に関しては去年からかなり洗い直しをしているんですけれども、今の段階ではなかなかないというところです。私たちは、そういう意味では緑ケ丘団地が建てかえになったときには、いろんな福祉ゾーンの施設がつくれるんじゃないかということで期待はしております。そういう意味では、都有地ということであればそこになります。  あと、大きな多摩川住宅だとかUR、神代団地とかいろいろありますけれども、今、URの方針としては、30年まで神代団地はそのまま使うとかいう方向のようですので、それらに建てかえの問題が生じてくれば、恐らくいろんな福祉ゾーンでも使える土地が出てくるのかな、大きい土地があるのかなというふうには思っております。  それと、あと国有地についてはいろんな情報がその都度流れてくるんですけれども、それらを今のところ検討してはいるんですけど、そういう意味で大きな特養をつくれるような広さのものはなかなかないというところで、今回初めて北町のほうで都有地を活用したサテライト型、 2,000平米ぐらいの土地があればできるのかなということもありますので、今後いろんなことを研究させていただきながら施設の整備にも努めていかなければいけないというふうに思っております。  以上です。 ◆岸本 委員   大きい団地の建てかえなんかがどうなるかというのはまだわからないですし、保育園なんかの考え方と一緒で、そういうことができるようなときには、そういうものをぐぐっと入っていくということなんだと思うんですけれども、そうはいっても、また5次の総合計画なんかをつくりますよね。そうしますと、今おっしゃっているような方向ですと、どんどんふやすというわけにいかないんじゃないかなと不安にもなるんですけども、今おっしゃったことと、これから検討される総合計画だとかの中の施設整備だとか、サービス拡充ということについては、どういうふうになるんでしょうか。ちょっと考え方を。 ◎西田 福祉健康部長福祉事務所長保健担当部長   今言われたように、なかなか土地が出ないということでもあるんですけど、また、土地がぽんと出てくる場合もあるんですね。ですから、それのタイミングを私たちも今いろいろ検討している土地もあるんですけども、そこはいろんな権利関係が難しくてまだはっきりしない土地とか、私たちは複数、土地の情報はもらいながら、やはりそういう意味では都市整備部のほうと連携をとりながらやっておりますので、恐らく1期に1カ所ぐらい、努力目標としては広域型の施設をつくっていきたいというふうには思っております。  以上です。 ◆岸本 委員   公有地の活用ということでは多分それもありますし、あと、ぽんと出てくる民有地というんでしょうか、そういうこともあるので、その辺は都市整備のほうと連携をということでしたので、それは積極的に進めていただきたいと思います。そういう現状と、この次、来年度検討する第5次なんかでどういうふうにしていくかということは、また国への働きかけなんかも含めて明らかにしていただけたらというふうに思います。  以上です。 ○宮本 副委員長   委員長を交代します。 ○岸本 委員長   このページ、ほかにありませんね。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それでは、38、39ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それから、40、41ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   次、42、43ページございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それでは、これで福祉健康部所管についての質疑及び意見を打ち切ります。  これより本件について討論に入りますが、討論はございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   ないようですので、これより採決をいたします。  お諮りいたします。  議案第1号「平成22年度調布市一般会計補正予算(第4号)」、厚生委員会所管部門、本件については原案了承と決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認め、原案了承と決定いたしました。  では、ここで説明員の入れかえがございますので、暫時休憩いたします。    午前11時12分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前11時13分 開議 ○岸本 委員長   それでは、委員会を再開いたします。  議案第2号「平成22年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。小宮保健担当副参事。 ◎小宮 福祉健康部副参事兼保険年金課長   では、議案第2号「平成22年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」につきまして、議案書に沿いながら御説明をさせていただきます。  まず、1ページをお願いいたします。歳入歳出それぞれ 6,045万 7,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算総額を 193億 1,566万 7,000円とするものでございます。  2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正でございます。具体的内容につきましては、これ以降、歳入歳出のページで御説明をさせていただきます。  それでは、歳出から御説明をさせていただきます。12、13ページをお願いいたします。  総務費の一般管理費は人件費の見直しによるものでございます。 554万 2,000円の減額でございます。詳細は、30から34ページまで補正予算給与費明細書というものがございますので、そちらの参照をお願いしたいと思います。  続きまして、14、15ページをお願いいたします。徴税費でございます。 4,242万円の増額、これは非自発的減免制度への対応のため、税総合オンラインシステムの改修費用でございます。  続きまして、16、17ページをお願いいたします。保険給付費で合計 3,793万 1,000円の増額でございます。
     その下、目5「一般被保険者療養給付費」 2,122万円、目10「退職被保険者等療養給付費」 4,509万 8,000円をそれぞれ増額いたしまして、目15「一般被保険者療養費」 2,730万 5,000円、目20「退職被保険者等療養費」 402万 2,000円をそれぞれ減額するものでございます。これらは1月末の執行状況と、これからはやるであろうインフルエンザ等の今後の執行見込み及び退職者医療費関係を精査して補正するものでございます。  18、19ページをお願いいたします。出産育児一時金は執行見込みを精査いたしまして、 294万円を増額補正するものでございます。  続きまして、20、21ページをお願いいたします。後期高齢者支援金 435万 4,000円の増額でございます。社会保険診療報酬支払基金への拠出金額が確定いたしましたので、その差額を補正するものでございます。  22、23ページをお願いいたします。介護納付金 345万 8,000円の減額でございます。社会保険診療報酬支払基金への拠出金額が確定したことに伴い、減額補正をするものでございます。  続きまして、24、25ページをお願いいたします。共同事業拠出金で 7,184万 1,000円の減額でございます。東京都国民健康保険団体連合会への支払額の確定によって、高額医療費拠出金が 1,523万円増、保険財政共同安定化事業拠出金が同様に確定いたしまして 8,707万 1,000円の減額となったためでございます。  26、27ページをお願いいたします。こちらは保健事業費でございます。 1,606万 1,000円の減額でございます。これは健診委託料及び保健指導委託料とも1月末の執行見込み額及び今後の執行見込みを精査いたしまして減額するものでございます。  続きまして、28、29ページをお願いいたします。諸支出金でございます。 7,265万 4,000円の増額でございます。  償還金、利子及び還付金でございます。平成21年度国庫支出金及び都支出金の返還金でございます。  以上が歳出の説明でございます。  では、ページ戻りまして、6ページ、7ページをお願いしたいと思います。こちらから歳入でございます。  国民健康保険税につきましては、4億 4,487万 8,000円の減額でございます。主に一般被保険者国民健康保険税、こちらは景気動向から調定額及び収納率も当初見込みより低下いたしまして、合計で4億 7,681万 6,000円の減額となる見込みのためでございます。  次に、国庫支出金でございます。1億 4,355万 9,000円の減額でございます。  療養給付費等負担金は1億 4,497万 3,000円の減額が主なものでございます。これは歳出のほうの保険給付費負担分、介護納付金及び後期高齢者支援金と連動でこのような額になったものでございます。  続きまして、8、9ページをお願いいたします。療養給付費等交付金でございます。真ん中辺にございます。2億 4,736万円の増額でございます。退職者に関する療養給付費等は増加傾向ということでございますので、これに連動するものでございます。  その下になりますが、前期高齢者交付金、 527万 5,000円の増額でございます。社会保険診療報酬支払基金からの通知があり増額補正するものでございます。  次の都支出金、 127万 4,000円の増額でございます。高額医療費共同事業負担金が拠出金の増額により 267万円の増額、特定健診等負担金が同事業の減額に伴いまして 139万 6,000円の減額補正するものでございます。  その下、共同事業交付金につきましては、1億 428万円の減額でございます。こちらも交付金額が確定したため差額を減額補正するものでございます。  続きまして、10、11ページをお願いいたします。繰入金でございます。4億 9,926万 5,000円の増額でございます。内訳でございます。保険基盤安定繰入金、保険税軽減分でございますが、 1,643万円、同保険者支援分につきまして 561万 3,000円を増額させていただきます。そして、職員給与費等繰入金は職員給与費の見直しで 554万 2,000円の減額、出産育児一時金は7件の増を見込んだため 186万 7,000円の増額となっております。  その下、財政安定化支援事業繰入金は、精査の結果 773万 9,000円の減額でございます。  以上が法定繰入分でございます。当初の交付見込み額を精査し、結果額の過不足を補正するものでございます。  最後でございますけども、その他一般会計繰入金4億 8,863万 6,000円は今回の歳出に対する歳入の不足を補うものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審査の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ○岸本 委員長   理事者の説明は終わりました。質疑につきましては、ページを区切って審査を進めてまいりたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   これより質疑、意見を求めます。  初めに1ページからお願いいたします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   2ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   5ページ、ございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   では、6ページ、7ページ。はい、伊藤委員。 ◆伊藤 委員   国民健康保険税の徴収率が下がっているような表現がありましたね。ことしが、割合というか、顕著にこの数字が大きく出てきているのか、もしくは被保険者がここのところで相当ふえてきているがゆえに全体的に歳入が欠損するような事態になってきているのか、全体的な中身というか、傾向というのか、ひとつ、そこのところを。 ○岸本 委員長   小宮保健担当副参事。 ◎小宮 福祉健康部副参事兼保険年金課長   私のほうで今説明で申し上げたのは、まず率が下がっているというのは、当初予算で見込みました収納率、現年は90%で見込んでいるんですけども、それに達しなかったという意味で徴収率の見込みが下がりましたという意味でございます。現状といたしましては、昨年度よりも1月末では多少よくなっております。現年、滞納繰越総合ではよくなっております。ですから、私どものほうの徴収に力を入れている成果だとは思います。  保険制度のほうの全体の中でいきますと、被保険者数については大体5万 8,000人から5万 9,000人というふうに申し上げたと思いますけども、そのところの間におきまして増減が繰り返されております。世帯数についても3万 8,000世帯ぐらいです。それで、平行でしょうか、増減なしという状態ですので、そちらの部分で変更、何かの要因があったということではございませんけども、やはり大きなところは、平成22年度課税というのは、所得に対しては平成21年度中の収入ということになりますので、21年度中の収入は我々が見ているよりもやはり伸びなかったということで、調停額自体が伸びないという形が結論だと思います。ですから、お恥ずかしい話ですけれども、そこのところの見込みについて、多少甘かったという形で御理解いただければと思います。  以上でございます。 ◆伊藤 委員   全体的な雰囲気はわかりました。最大の努力をしても次年度は……それから、ことしは少し上がってきているということなんだろうけれども、まだまだこれから国保税を少し上げようというような動きもどうやらあるようにも耳にしているところがあるんだけれども、社会保障全体の問題としてとらえなきゃいけない大きな問題の1つだなと思っています。一自治体がどうのこうのという問題ではありませんので、国のリーダーシップを待ちたいという意見を申し述べておきたいと思います。  以上です。 ○岸本 委員長   ほかにございますか。鮎川委員。 ◆鮎川 委員   ちょっと関連して、繰り返しになっちゃうんですけど、年度末なんで、昨年度との保険税の収納比較をお聞かせください。 ○岸本 委員長   丸田保険年金課副主幹。 ◎丸田 保険年金課副主幹   平成21年度1月末の数字になりますが、現年度 67.81%、滞納繰越分が 11.87%、合計で 50.81%となっています。22年度につきましては、現年度が 68.70%、これは21年度の現年度と比較して0.89ポイント上昇しております。滞納繰越分が 12.33%で21年度と比較して0.46ポイント上がっております。合計で 51.24%、昨年同時期よりも0.43ポイント上がっているという状況になっております。 ◆鮎川 委員   額も。 ◎丸田 保険年金課副主幹   現年度、22年度1月末の収納額ですが、33億 5,527万円余。これは、21年度は33億 9,577万 9,000円余、金額的には約 4,050万 9,000円余少なくなっています。滞納繰越分が、22年度2億 7,016万円余、21年度が2億 5,953万 4,000円余、滞納繰越分につきましては 1,063万円余上になっています。合計ですと、22年度が36億 2,543万 5,000円余、21年度が36億 5,531万 4,000円余で 2,987万 8,000円余減額になっております。  以上でございます。 ◆鮎川 委員   わかりました。あと、資格証の発行状況なんかはどんな感じでしょう。 ◎丸田 保険年金課副主幹   22年度2月1日現在の数字でございます。資格証の世帯 302世帯となっています。21年度の同時期の世帯数が 441世帯ですので、 139世帯ほど減になっているというような状況でございます。  以上でございます。 ◆鮎川 委員   世帯数でいうと大幅に減っていると思うんですが、その要因についてどのようにとらえていらっしゃるんでしょうか。 ◎丸田 保険年金課副主幹   21年度は2回ほど、4月と10月に資格証を発行しているんですけど、22年度においては10月の1回しかやっていないということがありますので、世帯数が減っている。あとは資格証の人が市外に転出してしまうということもありますし、他の保険に変わるという部分では減っているという状況だと理解しています。  以上でございます。 ◆鮎川 委員   今、ちょっとよくわからなかったんですけど、大幅に減った要因として、前年度は年2回、ことしは年1回ということで、本年度については、本来であれば資格証世帯であるにもかかわらず、その発行を1回にしたという要因で減ったということなんですか。 ○岸本 委員長   はい、西田福祉健康部長。 ◎西田 福祉健康部長福祉事務所長保健担当部長   先ほども担当のほうからありましたように、現年度分を含めて、滞納繰越分がかなり好調だということは、滞納繰り越しの方、いわゆる納税交渉とかが進んでいるということで恐らく世帯数が下がってきている。滞納繰り越しとか、いろんな部分の納税交渉の1つにもなっていますので、やはり滞納繰り越しの率が上がれば、恐らくそういう資格証も減っていくということで連動しているんじゃないかというふうに思います。  以上です。 ○岸本 委員長   鮎川委員、よろしいですか。 ◆鮎川 委員   はい。 ○岸本 委員長   ほかにこのページございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   なければ、8、9ページ。ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   では、10、11ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   では、歳出の12、13ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   14、15ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   16、17ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○岸本 委員長   18、19ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   20、21ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   22、23ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   24、25ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   26、27ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   では…… ○宮本 副委員長   はい、岸本委員。 ◆岸本 委員   特定健診の受診の状況というのは、どうなのでしょうか。 ○宮本 副委員長   はい、小宮副参事。 ◎小宮 福祉健康部副参事兼保険年金課長   特定健診のほうの受診率につきましては、平成21年度については45%の受診率が多少よくて47%ぐらいだったりでしょうか、47.2%達成できたんですけれども、今年度は、平成22年度は、やはりちょっと下がっているということでございます。  まだ年度途中でございますけれども、一応出ている数字、12月末までの数字ということでは約40%ほどの受診率になっております。今年度の目標は55%だったでしょうか、ですので、ちょっと苦しい状態というふうになっています。やはり、これは21年度のときにも率としては高かったんですけれども、世代間で見ますと、40歳から74歳の方が対象なんですけれども、40代、50代の方の受診率が低いということで、全体的に下げていると言ってしまうと語弊があるかもしれませんけども、若い方々が健診のほうをお受けいただいていないということで全体的に下がっているのかなと思っています。  今年度は、実際どういうお考えが、問題があるのかということでアンケート調査を行っております。3月、来月になりますけども、来月にとりまとめが出ますので、23年度につきましては、そのアンケートの中の御意見等を参考にしながら、皆さん方が受けやすいような健診、もしくは行ってみようというような思いができるような健診項目とかというようなものを考えながらやっていきたいと考えております。  今年度も、1つ、体操教室みたいなものを1回やっておりまして、参加してみようというモチベーション、そういうところの努力は行っておりますけれども、より、以上ということで努力していきたいと思っています。  以上です。 ◆岸本 委員   伺っていますと、40代、50代の働き盛りでとても忙しい時代なので、工夫は必要なのかというふうに思いますので、それは、アンケートも行っているということですから、ぜひ生かしてあげていただきたいなということもありますが、目標が55%で、22年度、今のところ40%ぐらいだということだったんですけど、これは目標を達成しないと、何かペナルティーみたいなのってなかったでしたっけ。その辺との関係ではどうなんでしょうか。 ◎小宮 福祉健康部副参事兼保険年金課長   25年度で、たしかまとめという形になると思いますので、目標を達成していない場合については、プラスマイナス10%だったでしょうか、ペナルティーということで補助金等の返還というようなものがたしかあったと思います。  ただ、今、そこのところの取り扱いについては、どうするかということで、厚労省のほうでは、実施するというようなことは確定していないということは聞いております。ただ、正式に文書で何か来たとかということではなくて、説明の中で聞いているという程度のことではございますけれども。  以上でございます。 ◆岸本 委員   ペナルティーはないほうがいいんですけれども、でも、そうはいっても、せめて過半数の人には受けてもらえるような努力は引き続きしていただきたいというふうに思います。  以上にしておきます(「関連で」と呼ぶ者あり)。 ○岸本 委員長   どうぞ、伊藤委員。 ◆伊藤 委員   例えば、今の受診率を多少でも上げたいという中身で、こういうことの対応ができるのかどうか、ちょっと聞きたいんだけど、例えば、私、個人的なことを申し上げれば、3カ月に1度、いろんな検診を受けているんですよ。役所から来る中身、同じようなもんだから私は受けていない。そうなると受診していない1人になっちゃうわけだよね。だけど、例えば、その用紙を今かかっているところに持っていけばいいのかな。 ○岸本 委員長   小宮副参事。 ◎小宮 福祉健康部副参事兼保険年金課長   お持ちいただきたいと思います。一応、御自分でお受けいただいた健康診断等の資料がございましたら、それも対象になりますので、資料をちょうだいできれば、私どものほうで……。 ○岸本 委員長   はい、西田福祉健康部長。 ◎西田 福祉健康部長福祉事務所長保健担当部長   人間ドックとか同じ健診項目であれば、それをお持ちいただければ、恐らくカウントはできるんです。私もそうなんですけど、持病を持っていますので、3カ月間ごとに血液検査なんかを受けていますが、そういうのではちょっとだめみたいです。健診項目というのと違うものですから。自分の持病のための検診、血液検査ですと、それは全部網羅していないということになりますので。  ですから、別に人間ドックとか──僕も言われたんですけれども、おまえは循環器はきちっと見ているので、消化器はちゃんと健診を受けなきゃだめですよというふうに言われたのと同じだと思います。そういうことでは、病院で定期的に受けていらっしゃるのではちょっとだめで、人間ドックとか何かを受けたということであれば、それを見せていただくと、私たち市の職員もそうなんですけども、健診を受けなくても人間ドックの結果を保健師に届けるというふうになって、それで達成したというふうになっています。  以上でございます。 ◆伊藤 委員   細かいシステムがよくわからなくて、市民の方の中には、そういった申請を全くされていない方もいるかもしれない。そういった広報をされているんだろうけど、なお一層わかりやすいようにしてあげると、自然と、健診した結果が届くかもしれない。そうすると、その数値も上がるかもしれない。そんなことをぜひやってほしいと思います。  以上です(「全く同感です」と呼ぶ者あり)。 ○岸本 委員長   はい、ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   私も関連なんですが、やはり40代、50代の方の受診率が低いというのは、なかなか受診する時間がないというところが大きいのかなと思うんです。現在、そういう働いている方たちが受診しやすい土曜日、日曜日にやるとか、また、時間を遅くするというような対応はされているんでしょうか。 ○岸本 委員長   はい、小宮副参事。 ◎小宮 福祉健康部副参事兼保険年金課長   特定健診につきましては、集団健診と、それと、あと個別健診に分かれています。個別健診は地域の医師会の先生のところに行っていただいて健診ということになりますので、そこのところは、医師会の先生方の御協力を得て、時間的なものは多分あると思います。  私どもの特定健診につきましても、土曜日または日曜日に行っておりますので、お越しいただける時間帯ではあるかなとは思っておりますけども、時間的としては午前中ということに限っておりますので、そこのところでどうしてもという方がいらっしゃるかもしれません。ただ、その場合、今申し上げたように、近隣のお医者さんのほうに御相談いただければと思います。  以上です。 ◆ドゥマンジュ 委員   土日の対応もされているということですけれども、ペナルティーのことなんかでも、もし受診しないことが、自分が健診に行かないことが、保険料がもしかしたら上がってしまうことにつながるかもしれないというようなところでの広報もあれば、少し受診しようというところにもつながると思いますので、いろいろな広報の仕方、ぜひ工夫をされていただきたいと思います。  以上です。 ○岸本 委員長   ほかにございますか。川畑委員。 ◆川畑 委員   済みません、単純な質問なんですけども、40〜50代ということは、男性の方も女性の方も働き盛り、働いている方が多いと思うんですね(「まさにあなただよ」と呼ぶものあり)。  それで、会社での健診はこちらに自動的に報告が来るのか、あるいは広報で、先ほど伊藤委員が言われたように持ってこなきゃいけないのか、そういう連携はどうなっているんでしょうか。それによって健診率は大分違ってくると思います。 ○岸本 委員長   はい、小宮副参事。 ◎小宮 福祉健康部副参事兼保険年金課長   1つ、もしかしたらずれているかなというところが、私どもの答えでずれてしまったのかなと思うのは、この対象というのは国民健康保険の加入者ということであります。ですから、社会保険、それから、その他健康組合、そういうところは当然対象じゃございません。ですから、国保の加入者について行っている事業ということで御理解いただければと思います。 ◆川畑 委員   なるほどなと認識したんですけども、国民健康保険でも会社全体で受けている企業さんというのもあるのではないかと思うんです。健康組合とか、土建組合さんとかありますよね。社保に関してはわかりましたけども、そういうところの連携はどうなんですか。 ○岸本 委員長   はい、西田福祉健康部長。 ◎西田 福祉健康部長福祉事務所長保健担当部長   基本的には、それぞれの保険者が率を定めて、この特定健診とかをやらなきゃいけないことなんです。例えば、土建さんという話がありましたけど、そこはそこで加入者がいますので、そこで数値目標を持ってやらなきゃいけない。ですから、私たち共済組合も、共済組合は何%をやりなさいとか、国保は国保で何%持ちなさいという、それぞれの保険者でそれぞれの目標を立ててやるということになっています。ですから、そういうことでは、国保に入っていらっしゃる方は国保ということで、国保のほうに報告いただかないとだめだと。  国保もいろいろあります。農業組合も。調布の国保は地域で1つしかありませんけども、国保組合というとたくさんありますので、それはそれぞれの組合で加入される。社会保険と同じようになっています。そういうことでございます。 ◆川畑 委員   わかりました。ありがとうございます。そうはいっても、そういうところでやっていらっしゃる方と個々でもやっていらっしゃる方がいらっしゃると思うので、やはりしっかり、先ほど言われましたけども、周知をされて上げていく努力をこれからもお願いいたします。 ○岸本 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それでは、28、29ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それでは、質疑、意見を打ち切ります。それでは、これより採決をいたします。  お諮りいたします。  議案第2号「平成22年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」、本件について原案了承と決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認め、原案了承と決定いたしました。  それでは、次に、議案第3号「平成22年度調布市老人保健特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。本件につきまして理事者の説明を求めます。内藤保険年金課長補佐。
    ◎内藤 保険年金課長補佐   それでは、議案第3号「平成22年度調布市老人保健特別会計補正予算(第2号)」について御説明申し上げます。  まず最初に、1ページをお願いいたします。条文第1条でございます。歳入歳出それぞれ 1,210万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 5,788万 4,000円とするものでございます。  続きまして、2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正でございます。  歳入につきましては、款30「諸収入」に 1,210万円の増額補正をお願いするものでございます。  歳出につきましては、款10「諸支出金」に 1,210万円の増額補正をお願いするものでございます。  それでは、歳出から御説明いたします。  恐れ入りますが、8ページ、9ページをお願いいたします。款10「諸支出金」、 1,210万円の増額補正でございます。右の説明欄をごらんください。◎一般会計繰出金でございます。これは、一般会計に繰り出しするため 1,210万円を増額補正するものでございます。  次に、歳入を御説明申し上げます。  恐れ入りますが、6ページ、7ページにお戻りください。款30「諸収入」、項15「雑入」、目5「第三者納付金」でございます。右側の説明欄をごらんください。○第三者納付金でございます。今後の収入見込みを勘案し、 960万円の増額補正をお願いするものです。また、目7「返納金」の右側説明欄の○不当利得等返納金についても、今後の収入見込みを勘案し、 250万円の増額補正をお願いするものでございます。  本補正により、歳入歳出それぞれ 1,210万円を追加し、歳入歳出予算総額を 5,788万 4,000円とするものでございます。  なお、老人保健特別会計については、経過措置として法に基づき3年間存置してまいりましたが、今後は一般会計で対処することとし、平成23年3月31日をもって廃止いたします。  説明は以上のとおりでございます。よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○岸本 委員長   理事者の説明は終わりました。これより質疑、意見を求めます。  では、まず初めに8ページから(「一括で」と呼ぶ者あり)。一括でよろしいですか。では、歳入歳出と、それぞれページを言っていただければいいですので、質疑、意見を求めます。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それでは、特に御発言もないようですので、質疑、意見を打ち切ります。  それでは、これより本件について討論に入りますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   ないようですので、これより採決いたします。  お諮りいたします。  議案第3号「平成22年度調布市老人保健特別会計補正予算(第2号)」、本件につきましては、原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認め、原案了承と決定いたしました。  続きまして、議案第6号「平成22年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。本件につきまして理事者の説明を求めます。はい、小林介護保険担当課長。 ◎小林 高齢者支援室介護保険担当課長   議案第6号「平成22年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」につきまして御説明申し上げます。  それでは、1ページをお願いいたします。今回の補正は6億 3,492万 3,000円を増額補正し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 105億 6,122万 7,000円とするものです。  続きまして、2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正です。  歳入につきましては国庫支出金等を増額し、歳出につきましては主に保険給付費を増額するものです。  それでは、歳出から御説明申し上げますので、恐れ入りますが、10ページをお願いいたします。  まず、一般管理費ですが、一般職人件費等を減額いたしましたことから 648万 2,000円の減額となっています。なお、一般職人件費の詳細につきましては30ページ以降に記載していますので、ごらんいただければと思います。  次に、12ページをお願いいたします。この12ページより27ページまでは認定調査に係る経費と保険給付費の増額ですが、その理由のほとんどが、要介護認定に係る経費やホームヘルプサービスを初めとした各種の保険給付費が当初の見込みを上回りましたことによるものです。それでは、まず、このページの介護認定審査会費ですが、 346万 7,000円の増額です。  14ページをお願いいたします。認定調査委託料が 326万円の増額となっています。  16ページをお願いいたします。介護サービス等諸費です。4億 6,499万 2,000円の増額です。  18ページをお願いいたします。介護予防サービス等諸費です。要支援の方への保険給付費ですが、1億 1,164万 8,000円の増額です。  20ページをお願いいたします。その他諸費の審査支払委託料は84万 9,000円の増額となっています。  22ページをお願いいたします。高額介護サービス等費は 2,850万円の増額です。  24ページをお願いいたします。高額医療合算介護サービス等費は 1,687万 6,000円の増額です。  26ページをお願いいたします。特定入所者介護サービス等費です。低所得者の介護施設等での食費、居住費を軽減するものですが、 1,171万 7,000円の増額となっています。  以上が認定と保険給付に係る経費の増額でございます。  次に、28ページをお願いいたします。基金積立金です。これらの基金から生じました利子を基金に積み立てるものです。  次に、歳入を御説明いたしますので、恐れ入りますが、戻りまして6ページをお願いいたします。  このページでは、法定の負担割合に基づきまして、歳出の増額から算定された国庫支出金、支払基金交付金、都支出金、介護給付費繰入金と、基金から生じました利子を受け入れる財産収入、そして、歳出での増減額に対応する事務費繰入金、職員給与費等繰入金、その他一般会計繰入金となっています。  次に、8ページをお願いいたします。この繰入金は、歳出で御説明いたしました保険料の不足分等に充てる分です。  説明は以上のとおりです。よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  以上です。 ○岸本 委員長   理事者の説明は終わりました。これより歳入と歳出に分けて質疑、意見を求めます。  まず、1ページ目からの歳入で質疑、意見ございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   歳出のほうではいかがでしょうか。はい、ドゥマンジュ委員。ページを言ってくださいね。 ◆ドゥマンジュ 委員   はい。11ページなんですが、介護保険事業運営費、事務補助員等賃金が減額になっていますけれども、これについて御説明をお願いいたします。 ○岸本 委員長   はい、小林介護保険担当課長。 ◎小林 高齢者支援室介護保険担当課長   これは、ケアマネ資格をお持ちの職員を雇用する分の賃金でございました。その目的なんですけれども、私どもは事業者への指導事務を行っているところなんですけれども、その際、ケアプラン等の内容の確認のために専門的な知識を必要としますことからケアマネ資格をお持ちの職員を採用してきております。  22年度は5月から3カ月程度雇用できたんですけれども、いろいろな事情から続けていただけなかったことがございまして、以後採用ができなかったという状況でございます。  以上です。 ◆ドゥマンジュ 委員   これは、5月から3カ月間だけお勤めされて、その後、やめられたということですけれども、そのやめた理由ですとか、また、やめたことによってどういう弊害をこうむっているのか、また、そこはどのように、大事なことですよね。ケアプランのチェックとか、事業所についての指導、管理とかというところはどこがどのようにそこは担っているんですか。 ◎小林 高齢者支援室介護保険担当課長   まず、やめられた理由なんですけれども、これは直接はっきり伺うことができなかったんですけれども、通常ケアマネさんは、サービスを提供するために内容を決めるというのがお仕事なんです。この場合の役割といたしましては、逆にケアマネさんがつくられたプランをチェックしなければいけないというような、いわば反対のような感じがございましたので、それに対する抵抗感がおありだったような感じがうかがえました。そして、やめられてしまいましたので、私どもといたしましては、正規の職員の中にケアマネ資格を持つ者が何人かおりますので、どうしてもケアマネによる判断が必要な場合は、その者に確認をとるなどをして何とか現在しのいでいるというような状況ですね。  あと、指導事務全般につきましては、私どもみずからもちろんやる部分もありますし、あと、指定法人といいまして、東京都の外郭で専門的な知識を有する法人がございますので、そちらに委託して、かつ協働して、事業所に我々と参りまして指導を行うということがございます。  そしてさらに、昨年の10月からなんですけれども、私どもの正規職員を1名、指導事務の研修のために東京都の指導を行う事務部門に現在、3月までですが、半年間研修に出しております。  以上でございます。 ◆ドゥマンジュ 委員   今は正規の職員の方を充てて何とかしのいでいらっしゃるということなんですが、でも、やはり正規の方は正規の方でいろいろお仕事もあるでしょうし、やはり事務補助というのは必要だということで最初から予算化されていると思うんですね。なので、ケアマネのつくったプランをチェックすることに抵抗があったということですけれども、しかし、そのお仕事をしていただかなければいけないとなったときに、そこは今後どのように対応されていかれるんでしょうか。賃金のこととかもあると思うんですが、この方は幾らぐらいの、どういうような待遇でやっていらっしゃったか。 ◎小林 高齢者支援室介護保険担当課長   賃金の単価ですけれども、時間で 1,440円でございます。今後なんですけれども、臨時の、正規でない形での雇用でこのような業務をやっている自治体が多いので、私どももそれに倣っているんですけれども、引き続き募集等できめ細かく広報いたしまして採用していきたいというふうに思っています。  それとあと、正職でとってはどうかというお話もあるんですけれども、やはり専門職さんですと移動等で柔軟性の点で、その部門でずっと業務領域がしっかりとあるということであれば、それでもいいんですけれども、まだその辺が、ちょっと見えない部分がありますので、とりあえずは嘱託さんというような形で何とか努力していきたいというふうに思っています。 ◆ドゥマンジュ 委員   ということは、臨時の雇用ということですけれども、しっかりとした資格を持っていらっしゃる方でも、ちゃんと働きたいと思っても、そこそこ賃金は限られてくるということですし、正職にするということで、仕事の内容自体がこの先どうなるかわからないというところで今は臨時職員ということでよろしいんですか。 ◎小林 高齢者支援室介護保険担当課長   指導事務は地方分権、地域主権の流れから都道府県から市町村におろされるという中にありますので、充実させていくことは必要であることは間違いないんですけれども、ただ、具体となりますと、市町村でそのような重い仕事がどこまでできるのかというような部分もありますので、そういった課題をにらみながら少しずつ進めていこうというふうに考えています。 ◆ドゥマンジュ 委員   わかりました。市町村がどこまでできるのかというようなところまで絡んでくると、正職でやるのかどうかというところも検討されているところだと思うんですけれども、やはり働き方ということで考えますと、ケアマネのつくったプランをチェックするとか、それを言うなれば心理的な負担も多いのかもしれないですし、専門職として雇う方については、できれば正職で考えていっていただきたいと私は思います。  また、これから先、また雇用したとしても、同じような轍を踏んでしまわないとも限りませんよね。その辺の、最初から雇用するときの、その方の心構えというのか、そういうのもしっかり持っていただかなければならんと思うんですが、とにかく、仕事の内容について最初にちゃんと御説明するとか、または、きちんと正規で雇っていくというような、責任を持たせるという点も必要だと思います。そこは今後、ぜひ十分検討していただきたいと思います。 ○岸本 委員長   ほかに歳出のほうはございますか。 ◆ドゥマンジュ 委員   もう1つあります。 ○岸本 委員長   ごめんなさい。ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   19ページの介護予防福祉用具購入費なんですが、直接ここの費用に関したことではないですが、これは利用される方が市のほうに申請を出して、それで、市のほうから受理しますというような届けが来るということで聞いたんです。これを利用される方は高齢者ですよね。その方のところに行った文書が本当に字が小さくて、高齢者の方が見落としてしまったというようなことをちょっと聞いたことがことしあったんです。それで、それをちょっと見せていただいたら、大きな紙に、上に1行あるぐらいな文書だったみたいなんですけれども、ぜひ高齢者の方に出す文書はフォントを大きくして、見やすく、わかりやすくというところにぜひ心がけて……ここだけじゃないですね。すべてのところにわたって、そのような配慮を、ぜひお願いしたいと思います。 ○岸本 委員長   はい、小林課長。 ◎小林 高齢者支援室介護保険担当課長   御指摘のとおり、お客様にお出ししている文書をすべて点検いたしまして、きちっと見えるようにしてまいりたいと思います。  以上です。 ○岸本 委員長   よろしいですか。 ◆ドゥマンジュ 委員 
     はい。 ○岸本 委員長   ほかに歳出ありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   そのほか発言もないようですので、質疑、意見を打ち切ってまいります。  それでは、これより本件について討論に入りますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   ないようですので、これより採決いたします。  お諮りいたします。  議案第6号「平成22年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認め、原案了承と決定いたしました。  次に、議案第7号「平成22年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」、本件を議題といたします。本件につきまして理事者の説明を求めます。はい、内藤保険年金課長補佐。 ◎内藤 保険年金課長補佐   それでは、議案第7号「平成22年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」について御説明申し上げます。  それでは、1ページをお願いいたします。条文第1条でございます。歳入歳出それぞれ1億 6,944万 9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を35億 9,968万 8,000円とするものでございます。  2ページは省略いたします。  次に、歳出から御説明いたしますので、8ページ、9ページをお願いいたします。  総務費でございます。右側の説明欄をごらんください。◎一般職人件費でございます。一般職職員の給与改定に伴い、減額をお願いするものでございます。  それでは、10ページ、11ページをお願いいたします。保険給付費でございます。右側の説明欄をごらんください。◎後期高齢者葬祭費でございますが、実績を踏まえ精査した結果、 200万円の減額を行うものでございます。  続きまして、12ページ、13ページをお願いいたします。広域連合納付金でございますが、1億 7,741万 1,000円の減額でございます。右の説明欄をごらんください。療養給付費負担金、保険料等負担金、保険料所得割減額分負担金、事務費負担金でございますが、いずれも、これら広域連合に支払う負担金の額が確定したことに伴い差額を減額するものでございます。  続きまして、14ページ、15ページをお願いいたします。保健事業費で 1,085万 5,000円の増額でございます。これは、健康診査委託料の今後の見込みを精査し、増額するものでございます。  次に、歳入を御説明申し上げます。  恐れ入りますが、6ページ、7ページにお戻りいただきたいので、よろしくお願いいたします。後期高齢者医療保険料でございます。1億 1,687万 6,000円の減額補正でございます。右側の説明欄をごらんください。現年度分については、調定額が当初の見込みを下回るため、1億 2,696万 9,000円を減額するものでございます。滞納繰越分については、収納額が予算額を上回る見込みのため 1,009万 3,000円の増額をするものでございます。  次に、繰入金でございます。 5,361万 5,000円の減額でございます。  内訳でございますが、療養給付費繰入金、財政安定化基金拠出金繰入金、予定収納率不足分繰入金、葬祭費繰入金、広域連合事務費繰入金については、歳出でのそれぞれの負担の額が確定し減額したことに対応して減額するものでございます。  健康診査費繰入金については、歳出での健康診査委託料の増額に伴い増額するものです。  職員給与費等繰入金については、歳出での一般職人件費の減額に伴い減額するものです。  その他一般会計繰入金 1,013万 4,000円の増額については、今回の歳出に対する歳入の不足を補うものでございます。  次に、諸収入でございます。 104万 2,000円の増額でございます。右の説明欄をごらんください。予定収納率不足分負担金返還金の 331万 8,000円の増額でございます。これは、平成21年度の保険料の決算額が保険料見込収納額を上回ったため、広域連合から予定収納率不足分負担金が返還されたためです。  次の健康診査費受託事業収入の22万 4,000円の増額でございます。これは、広域連合から市に支払われる健診についての受託収入で受診者に応じて支払われますが、健診の受診者の増加が見込まれるため増額するものです。  葬祭費受託事業収入、 250万円の減額でございます。これは、後期高齢者葬祭費の減額に伴い減額するものです。  本補正により、歳入歳出それぞれ1億 6,944万 9,000円を減額し、歳入歳出予算総額を35億 9,968万 8,000円とするものでございます。  説明は以上のとおりです。よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○岸本 委員長   理事者の説明は終わりました。本件につきましても、歳入、歳出で分けまして質疑、意見を求めたいと思います。これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それでは、1ページからの歳入で質疑、意見を求めてまいります。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それでは、歳出の質疑、意見を求めます。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それでは、特に御発言もないようですので、質疑、意見を打ち切ります。  それでは、これより本件について討論に入りますが、討論はございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   ないようですので、これより採決いたします。  お諮りいたします。  議案第7号「平成22年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認め、原案了承と決定いたしました。  以上で当委員会に付託されました案件の審査はすべて終了いたしました。  これをもちまして厚生委員会を散会いたします。大変お疲れさまでした。    午後0時12分 散会...