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  1. 調布市議会 2008-09-18
    平成20年 9月18日建設委員会-09月18日-01号


    取得元: 調布市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成20年 9月18日建設委員会-09月18日-01号平成20年 9月18日建設委員会    午前9時58分 開議 ○宮本 委員長   おはようございます。これより建設委員会を開会いたします。  本日も説明のための職員の出席を求めてありますので、御了承をお願いいたします。  昨日、委員会は議案第73号の環境部所管の 257ページまで質疑を終了しておりますので、本日は 258ページの質疑から審査をお願いしたいと思います。  なお、昨日の審査において答弁内容に誤りがあったとのことで理事者から発言の申し出がありますので、これを許可したいと思います。三井環境政策課生活環境担当課長。 ◎三井 環境政策課生活環境担当課長   昨日、小林委員から御質問がございました野良猫の避妊・去勢手術に関連して、交付頭数でございますが、雄を46、雌を4匹というお答えをさせていただきましたが、雄、雌逆でございまして、雌が46で、雄が4匹ということで訂正をさせていただきます。よろしくお願いいたします。申しわけございませんでした。 ○宮本 委員長   以上のとおりでありますので、発言の訂正について御了承をお願いしたいと思います。  ここで傍聴についてお諮りいたします。  本日、傍聴の申し出がありますので許可することとし、審査途中での申し出がありました際には正・副委員長に一任していただきたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、傍聴者が入室するまで暫時休憩いたします。    午前9時59分 休憩        ─────────── ── ───────────
       午後10時0分 開議 ○宮本 委員長   それでは、委員会を再開いたします。  まず、昨日に続きまして 258、 259ページ、質疑、意見を許します。はい、土方委員。 ◆土方 委員   ISOなんですが、その前にちょっと聞きたいことがあるんですが、ESCO事業が、これは管財課のほうかなと私は思うんですが、ESCO事業などというのは地球温暖化関係についても大変貢献している事業なんで、環境がどうしてESCO事業について受け取っていかないのかということがちょっと私疑問なんですね。  ISOなどもそれはそれとしてあるんですが、その中の電力関係でこれは含まれるんじゃないかと僕は思うんですよね。このESCO事業などもこちらの中で話してもいいんじゃないかと私は思うのね。ISOの14001事業について、一番初め事業を行ったときには大きな効果があるわけですよね。効果がだんだん固定してきて、目標設定が厳しくなっていると思うのね。それで新しくいろんな見直しをするについては目標のものを変えていくとか、考え方を変えていかないと、効果というものについては一進一退になってしまうので、ここのところへの環境をどういうふうにこれからしていくのか、それをちょっと伺いたいですね。 ○宮本 委員長   はい、仁藤課長。 ◎仁藤 環境政策課長   ESCO事業について、まず環境方面の視点からという御質問なんですが、この導入については光熱水費を年間1億円以上使用している施設についてはとても効果的で、CO2の30%減になります。主に病院であるとか福祉施設についてはその効果が絶大というふうに言われておりまして、ESCO事業についてはこうしたパンフレットなども作成して、その普及にPRを重ねております。  また、21年度になりますけれども、調布市のほうで市民、事業者とともに地球温暖化防止地域推進計画を策定することを予定しておりますので、そうした中で大規模な事業者に対してもそういう働きかけをいたしております。  また、福祉施設は市のほうでも持っておりますので、老朽化でありますとか新規建設についてはもちろん高効率のものを導入していくというふうな働きかけをしていきたいというふうに考えております。  次のISO14001の取り組みについてなんですが、現在は本庁舎の中とごみ対策課クリーンセンターがその対象になっておりますが、来年度から施設を拡大いたしまして、市内の施設にそのISO14001の取り組みを広げるような準備を今いたしておりますので、市全体としての削減というのはまだまだできますし、そうした公共施設で取り組むということを市民の方に目に触れるような働きかけ、目標設定などその進捗状況などを掲示していくような取り組みを考えておりますので、波及効果はあるというふうに考えております。  以上です。 ◆土方 委員   わかりました。頑張って地球温暖化については市民にしっかりと説明して、協力を得るようにしてもらいたいと思います。ありがとうございました。 ○宮本 委員長   はい、岸本委員。 ◆岸本 委員   今ので関連して、ISOの問題なんですけれども、これまで事務報告書を見ても、クリーンセンター、それから市庁舎の中で相当努力をされて、いろんなものが目標値を達成してきていると思うんですけれども、今伺った話では市内の施設にも普及をさせていくということで、それについては異論はないんですけど、そういう、市庁舎でやっています、調布市、行政がやっていることを、例えば市内のいろいろな、 7,000ぐらい事業所がありますけれども、そういうところに環境面でアプローチしていくというようなことというのは何か考えられているんですか。 ○宮本 委員長   はい、仁藤課長。 ◎仁藤 環境政策課長   先ほども21年度に地球温暖化防止についての市民、事業者の方と一緒に策定するというお話を差し上げましたが、今年度、その準備のために、事業者と市民の方にアンケートを実施する予定で準備をいたしております。  そのアンケートの内容といたしましては、こうした地球温暖化について、環境活動についての認知度、それから、自分の家であるとか事務所についての設備的な今の状況と今後の行動、そうしたものの意識を調査して、その意識、調査するに合わせて、こうしたことをやればCO2 が下がりますよというようなお知らせも含めた項目出しをさせていただいておりますので、それである程度そうした意識を啓発できるというふうに考えております。 ◆岸本 委員   そうですね、先ほど計画の中で市民と事業者というふうにおっしゃっていたので、その中身を教えていただきありがとうございます。行政だけじゃなくて、全市民的な取り組みにもなろうかと思いますので、ぜひ意識調査、それから認知度が上がるような、そういう取り組みにしていってもらいたいなというふうに思っています。 ○宮本 委員長   ほかに。はい、田中委員。 ◆田中 委員   ちょっとお伺いをいたします。昔、公害対策課というのがあったと思うのですけど、そのころからずっと引き続いて水質などの検査を行っていると思うんですが、公害防止対策費河川水質等調査費なんですけれども、仙川のことについてお伺いしたいのですが、仙川の検査する場所なのですけれども、現在、これどの辺なんでしょうか。 ○宮本 委員長   三井担当課長。 ◎三井 環境政策課生活環境担当課長   仙川につきましては2ヵ所やっておりまして、場所は東一の橋と柳川橋のところでやっております。 ◆田中 委員   上流部に、三鷹市部に下水処理場がありますよね。あそこからの排水が結構におうというような苦情がうちのほうには結構あるんですが、行政のほうにはどうでしょうか、そういった苦情というのは入ってくるのでしょうか。 ◎三井 環境政策課生活環境担当課長   環境政策課のほうにはその件については入ってきておりません。 ◆田中 委員   わかりました。この下水処理場の上部は本当にきれいな水なんですけどね、下水処理場から急激に水質のほうが落ちると思います。これからまた継続して検査をしていっていただきたいなと思います。よろしくお願いいたします。 ○宮本 委員長   ほかにございますか。はい、井上委員。 ◆井上 委員   環境部の所管でページがまたがっちゃったら申しわけないんですけれども、まず地球環境保全基金の使途についての考え方というのをちょっとお聞きしたいんですけれども。 ○宮本 委員長   はい、仁藤課長。 ◎仁藤 環境政策課長   現在は地球環境に資する事業に充当するということでこの基金を積み立てておりますが、現行では地球環境保全に関する事業、ごみの資源化等に関する事業については10分の10、それから、水と緑に関する事業、基金の原資、これは資源物回収が主な資源となっておりますので、その事業。それから、ごみの減量意識啓発に係る事業については3分の2、19年度については充当しております。  今後なんですけど、基金については資源物の単価が19年度については当初予定していたものよりもスチールと古紙の単価が倍以上に高騰しています。それで 3,000万余の補正をお願いしたところなんですけども、この高騰が、いつ価格が下がるかというのが読めないところでありますので、継続的な経費としてその基金を使うということはなかなか難しいというふうに考えております。なので、今回の高効率給湯器の補助についても基金を充当させていただいておりますけれども、それも時限的な事業として時限を区切っております。  今後考えているのは、先ほども申し上げました地球温暖化対策地域推進計画意識調査をかけて、その内容で、どうした条件が整えば温暖化対策の行動をとれるかというような意識を調査しておりますので、それは市民の方と事業者の方、両方に伺う予定で準備いたしておりますので、そうしたところから見えてくるような対策と、あと庁内の予算を、環境部だけではなくて、ほかの課で、例えば、うんとさらに進んだ低公害車を導入するなど、そういう地球温暖化防止に資するようなものについてのインセンティブの予算なんかも基金の充当で考えていければいいかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◆井上 委員   一応環境部の所管の基金ということで見ていくと、環境保全基金だと緑の保全基金があると思うんですけれども、地球環境保全というふうに名称を聞くと、環境保全に関することすべてを網羅しているようなイメージを私は持つんですけれども、簡単に言うと、緑の保全のために土地を買うという部分でいくと、地球環境保全基金のほうは一切使用されてなくて、メインは緑の保全基金ということで理解をしておいていいですか。 ◎仁藤 環境政策課長   今の段階では地球環境保全基金の場合はあらかじめ充当先を決めて予算組みをしておりますので、土地が相続等で出たときにその対応するということについては現在は考えていないということです。 ◆井上 委員   緑被率とかの部分も含めて環境政策全般でお伺いしたいと思ったんですけれども、また改めて緑の保全基金のほうで聞きますので、よろしくお願いいたします。 ○宮本 委員長   このページ、ほかに。小林委員。 ◆小林 委員   今の関連というか、地球環境保全基金の充当の件ですけれども、これは環境部がこの充当先を選べるというか、あるいは財政のほうが選んでくるとか、その辺のところはどんな仕組みになっているのでしょうか。 ○宮本 委員長   仁藤課長。 ◎仁藤 環境政策課長   環境部のほうで予算組みのときには充当先を指定しております。 ◆小林 委員   ということは、こんだけお金があるからほかでも使わせてくれということもあるかと思うんだけど、環境部が、いや、だめですよということで断ることもできるんですか。 ◎仁藤 環境政策課長   基金の目的に反しない場合には検討の余地があると思いますが、これまではそういうふうな庁内の申し出はありません。 ◆小林 委員   そうすると、どこが最終的に判断するんですか、これを充当してもいいかどうかというのは。 ◎仁藤 環境政策課長   現在の予算組みは枠配分と申しまして、予算の内訳と歳入についても部のほうで振り分け等をしておりますので、部が、環境部で判断をいたしております。 ◆小林 委員   わかりました。  もう1点、公害防止対策の関係で、河川水質のところで事務報告を見ますと 335ページに河川水質調査をされているんですけど、9月20日で深大寺用水、あるいは佐須用水が、数値がゼロになっているんですけれども、これはどういうことでしょうかね。入間川もそうですけれど、全く出ないということなんですか。4月13日には数値があるわけですよね。7という数値が9月20日はゼロですから、普通、ゼロという数値は余り考えられないよね。 ◎仁藤 環境政策課長   こちらのゼロというのは、調査項目数という表記がしてございますので、調査をした項目の数というふうにとらえていただきたいというふうに思います。 ◆小林 委員   ということは、調査したものはないと。しなかったということですか。 ◎仁藤 環境政策課長   はい。 ◆小林 委員   よくわかんない。ちゃんとわかるように答えて。 ◎仁藤 環境政策課長   項目として調査したものはないということです。 ◆小林 委員   普通、ないというのはアンダーラインとかをやるんじゃないかなと思うんだけど、調査してないの。調査してないということでいいの。  じゃあもう一度。逆に、調査しなくていいの。どうなってんの。 ◎仁藤 環境政策課長   この河川の水質調査というのは市独自のものと流域合同のものがございまして、深大寺用水と佐須用水については市独自の調査項目となっていて、4月13日は……。 ◆小林 委員   後日でもいいですから、状況を教えていただければなというふうに思います。  私もこの地区に住んでいるので、こういう数値というか、子どもさんたちもここでザリガニとかいろんなものを夏にとっている、そういう状況もありますので、そういうものが特に敏感にもなってますので、ぜひともよろしくお願いをしたいというふうに思います。  以上でございます。 ○宮本 委員長   それでは、後日で結構ですので調べて発表してください(「済みません、もう1つ」と呼ぶ者あり)。はい、小林委員。 ◆小林 委員 
     済みません、もう1つ。地下水汚染でございますが、事務報告で 337ページなんですけれども、有機溶剤、検出井戸17本あるんですけど、この対応は。 ◎仁藤 環境政策課長   この調査につきましてはアットランダムに市内の井戸をお持ちのところを毎年違う場所で調査させていただいておりまして、標記が17本ということで、項目としてこちらの事務報告にありますように、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン等が出ていると。ただ、飲用に使っている井戸は1つもないので特に対応はしておりません。その井戸についても民間の井戸でございます。 ◆小林 委員   対応してないというのは要するに民間だからというお話ですけども、この辺のところは持ち主の方にこのようなお話はされているんですか。 ◎仁藤 環境政策課長   この結果は必ず持ち主の方にはお知らせをして、こうしたものが出ているので注意をするようにというふうな指導はしております。 ◆小林 委員   例えば災害等あったときに、井戸の水を使うというケースがあろうかと思いますけれども、例えば、こういう有機溶剤が出てても、洗い物、あるいは飲み水以外には使えるものなんですか。 ◎仁藤 環境政策課長   お野菜とかそういうものを洗うときにはこういうものを使っていただかない、残りますので、使わないでいただきたいということと、流す分にはそんなに、飲用に使わなければということで、東京都の環境確保条例ではそうなっています。 ◆小林 委員   はい、ありがとうございます。 ○宮本 委員長   このページ、ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   それでは、続きまして、 260、 261ページ。土方委員。 ◆土方 委員   シックハウスのことなんですけれども、前に調和小学校シックハウスのことでいろいろがあったけれども、これについては私たちも子どもたちの施設をつくるときに調査したとかいう報告を受けていますけれども、今社会全体としてこの問題についてどういうふうに動いているか知りたいんだよね。というのはね、シックハウスという、はっきりとしたものが出ているのかどうかね。シックハウスというのはこういうふうな形であるんじゃないかなということに対して、それで対応をこうしているということできているのか、きちっとしたものがあるのか、そういうことも知りたいし、そこのところ、今の状況を教えてもらいたい。 ○宮本 委員長   はい、仁藤課長。 ◎仁藤 環境政策課長   シックハウスの原因については、どれが原因でとか、どういうふうなことになればということはまだまだ確定はしていない状況なんですが、どうもこの物質はシックハウス症候群を呼び起こすもとになっているであろうということで物質を公表しております。  社会的な状況としましては、学校等についてはそうした化学物質を使った備品等について配慮した納入をするであるとか、建築についても配慮しておりますけども、民間の建物について改修をいたしますときにシックオフィスと言われるものが課題というふうに聞いておりまして、役員室などのパーテーションを区切りますと狭いところでパーテーションの合板から出たもので、役職が上がるにつれてシックハウスというか、シックオフィスの症状が出る方もいらっしゃるというふうに聞いております。  あとは、たびたび転居されて、新しい、リフォームされたマンションに賃貸でかわる方というのが割に発症例が多いというふうに考えられているので、市ではそうした転居についての働きかけのチラシを、移動時期に合わせて市民課のほうに置かせていただくようにしております。  以上です。 ◆土方 委員   そうすると、これでどういう物質がシックハウスの影響が出るというふうなことがだんだん特定されてくるとなると、データを調べる、そのものもだんだん少なくなってくるわけ。いつもずっと同じように調べていくわけ。そこのところはどうなんですか。 ○宮本 委員長   三井担当課長。 ◎三井 環境政策課生活環境担当課長   今現在、物質は日本で使われている6物質ということで限定をされています。当初は、平成17年のころは日本ではこのうちの3物質しか使ってないということであったんですが、ここ最近に来まして、残る3物質についてもやはり使われていたということもございまして、調布市におきましても、学校、保育園等々、教育委員会関連施設等市長部局施設、幾つか調査をした結果、その残りの3物質も使われていないという……あっ、ごめんなさい。申しわけございません。今のはアスベストのほうで申し上げましたけれども、シックハウスのほうも、今6物質と言ったところ、アスベストで。大変申しわけありません、私勘違いしましたが、シックハウスのほうも、人によって同じ物質であっても反応する方としない方ということがございまして、限定はされてはいるんですが、なかなか難しいところがあるというふうには聞いております。  済みません、後半のところは申しわけございませんでした。 ◆土方 委員   僕がずっと見ると、化学物質、結局反応して、ほかの違う、ガス化したり、いろんな形、反応が違ってくると、物質1つを調べても、その物質、物質が反応したときにまた新しい状況のものができて、それが影響があるのかどうかという、そこのところがどのぐらい調べられているのかと僕思っているのね。そこのところを知りたかったんだけど、まあいいです。後でまた教えてください。ありがとうございました。 ○宮本 委員長   鮎川委員。 ◆鮎川 委員   ちょっと関連にもなるんですけれども、建物だとか内装だとかでシックハウスの基準値を超えなくても、先ほどちょっとお話あったんですけども、備品なんかを納入することによってその部屋が基準値を超えてしまうというケースがあるわけですよね。例えば、市営住宅の集会所なんかでもそういった事例が最近あったというふうにお聞きしているんですが、そういう事務用品を納入しないということはできないわけですか。これはシックハウスの基準を超える事務用品で、これは超えない事務用品というような把握はできない状況なんですか。 ○宮本 委員長   はい、仁藤課長。 ◎仁藤 環境政策課長   把握はできます。星印がついておりまして、4スターという星の数で、それをクリアした備品を入れていくというふうなことをしておりますが、それが積み重なってたくさん多いと、それから量が発生するといった場合もあるので、その対応としましては、最近できてくる施設は24時間換気を必ず入れておりますので、換気をすれば室内からはそうした物質が外に出ていくというふうな対応ができます。また、古い施設でも一番多いのはベニヤで、押し入れ等が一番多いのですけれども、そちらについては吸着剤を塗るという簡単な方法でも取ることができるので、そうした対応ができると思います。 ○宮本 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   それでは、続きまして、 262、 263ページ。ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   それでは、 264、 265ページ。はい、土方委員。 ◆土方 委員   下のほうの可燃ごみ収集運搬委託料、それから、家庭系の可燃ごみというのがありますね。ここのところで知りたいのは、もう来年のことはまだ早いんじゃないかと言うかわからないけれども、そろそろ、これは広域処理をしてもらっているんですから、各処理場の運営しているところから、来年はこういうふうな値上げをしてもらたいとか、値下げをしてもいいですよとか、そういうふうなことの話が出ていると思うのね。うちのほうは今全部やってもらっていますから、大変これは重要な問題だと思うのね。どういう状況なのか、今わかったら教えてもらいたいです。 ○宮本 委員長   土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   今、広域支援でお願いしているところについては、現段階では打ち合わせの内容についての正式なお話はまだございません。それから、民間で処理している処理単価の動向につきましては、現段階でも民間からの変更というお話は伺っておりません。  以上でございます。 ◆土方 委員   いろいろと油なんかの物価が上がったり下がったり、ここのところ変動が大きいので、そこのところ僕らも心配しているんですが、ちょっとでも1億も2億も違っちゃう、こういうふうな時代ですから、市民にごみを出さないということも運動されてますけれども、そういう形のPRをどんどんしていかないとやっぱりいけないと思うのね。ひとつ頑張ってください。よろしく。 ○宮本 委員長   はい、岸本委員。 ◆岸本 委員   三多摩は一つなりのところなんですけども、この間ずっとサッカーで交流をしているということのようなんですけども、この交流事業の中身というのはそれぞれ参加をされている自治体同士で話し合いをされてこういう形になっているということでよろしいですか。 ○宮本 委員長   川見主幹。 ◎川見 ごみ対策課主幹ごみ対策課長補佐事務取扱   はい、事前に打ち合わせはさせていただいておりますけれども、調布市につきましてはFC東京さんの御協力を得ましてサッカーということで定着をしてきておりまして、例えば、日の出町のサッカーチームのお子さんなども低学年の方が、次は何年後に自分たちが行けるんじゃないかとか、そういった形で楽しみにされているということから、最近はサッカーということで定着していると思います。 ◆岸本 委員   大分定着をされているということでいいんですね。はい、わかりました。 ○宮本 委員長   はい、鮎川委員。 ◆鮎川 委員   可燃ごみ収集運搬委託料の中で、広域支援をお願いしている中で直送でやっていたときと、積みかえ施設で中継していたときとランニングコストの違いというのはわかりますか。 ○宮本 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   今、直送分だけでいきますと年間で約 6,900万程度でございます。ただし、直送の3ヵ月間の部分の経費が約 3,000万かかっているというのが現状でございます。 ◆鮎川 委員   今積みかえでやっているわけですけれども、結局どっちのほうが安かったんですか。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   やはり台数を減らして直送、大型車に積みかえているほうが経費的には軽減できていると思います。 ◆鮎川 委員   民間に委託しているわけですけれども、その委託料というのも変わったんですか。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   個々の契約でございますので、搬送の経費を含めた中での総価でございます。 ◆鮎川 委員   もうちょっとわかりやすくお願いします。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   搬送分と、それから収集運搬分の経費、すべて含めた中で個々の契約になっておりますので、ちょっと比較というのはできておりません。 ○宮本 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   続いて、 266、 267。はい、土方委員。 ◆土方 委員   ここでは事業系のごみの問題、処理の問題で、いわゆる単価を上げたわけですよね。そのときの委員会の答弁の中で、今後事業者に対して上げるということについてのフォローとして、いろいろと策を練って、事業者に負担をかけないような何か事業をやっていくようなお話がありましたね。それについてどのように進捗してますか。 ○宮本 委員長   はい、土方副参事。
    ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   今、進捗状況を申しますと、事業者への個別訪問を行いながら情報提供等を行ってまいりました。事業者におきましては、現在、堆肥化、肥料化、バイオガス化ということで、生ごみ等についてはかなりの事業者が独自に新たなリサイクルの方法を求めて動き始めております。月間で今、生ごみだけの搬入実績等を見ますと大体 160トン程度民間の処理のほうに流れているという状況でございます。  それから、各事業所、小さな事業所等につきましては、今5ヵ所ほどのモデル地区を立ち上げる準備をしているところでございます。  以上でございます。 ◆土方 委員   あのときにはそれこそ採決で賛成、反対が拮抗していたので、この問題については今後の価格等についても議員としてもいろいろと考え方があると思いますので、このことのフォロー、事業者に対するフォローについてはこれからも努力していってもらいたい、このように思っています。よろしくお願いします。 ○宮本 委員長   はい、岸本委員。 ◆岸本 委員   今のに関連して。事業系ごみの値上げを決めた年でもあったんですけれども、事務報告書を見ますと、新たに、調査及び指導ということで19年度は19回、指導91回という形で行われていたり、今の答弁にもありましたように、全部訪問してやっているという努力に関しては一定評価をしたいと思いますけれども、私どもも本会議あるいは委員会で言わせていただいたのは、特に影響のある福祉施設への働きかけについてなんですけども、これについてはどうなってますでしょうか。 ○宮本 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   福祉施設にも個々にお尋ねをしていろいろお話を承っております。現実には独自に資源化の業者にお渡しして動かれている団体もございます。ただ、まだ数件の団体におかれましてはそれができていないところもございますので、現実に経費負担を下げるには集団化、前にも申したとおり、それができないとうまく機能しないということがわかっておりますので、この辺にあわせて、今モデル地区、5個の中に入っておりませんけれども、あわせてその点についてもフォローしていきたいと思っております。 ◆岸本 委員   はい、わかりました。モデル地区に入れることも含めてそんなのをやったらいいかなと思いますので、ぜひその辺は丁寧にしていただきたいですし、施設は施設で、もともといろいろな努力をされて、できるだけごみを減らすようにということでされてもいるようですから、一緒に、同じテーブルで話しながらやっていかれるといいかなと思っております。 ○宮本 委員長   はい、鮎川委員。 ◆鮎川 委員   ふれあい収集なんですけども、非常にいい事業だと思うんですが、この事務報告書を拝見しますと、家庭ごみの利用世帯が年々ふえているわけですよね。これは高齢化が背景にあるという理解でよろしいんでしょうか。 ○宮本 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   そのとおりで、高齢化が進んでいる状況が、件数がふえている傾向に今あります。 ◆鮎川 委員   ありがとうございます。  それと、同じくふれあい収集で、粗大ごみのほうも収集してくださっているわけなんですけれども、私なんかエレベーターのない5階建ての団地に住んでおりまして、御高齢といってもふだんの生活には健康上、運動上何の問題もないような御世帯でも、こういった粗大ごみのごみ出しなんかだと非常に御苦労されている世帯も多々あるんですが、そういったところに対しても非常に柔軟な対応をしてくださっていると聞いておりまして、大変評価をしておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。 ○宮本 委員長   ほかに。はい、田中委員。 ◆田中 委員   ○印上から3つ目なんですけど、動物運搬処理委託料 569万余というのがあるのですが、それなりに大きな額なのですけれども、この内訳内容をちょっと教えていただこうかなと思うんですが、お願いいたします。 ○宮本 委員長   はい、川見主幹。 ◎川見 ごみ対策課主幹ごみ対策課長補佐事務取扱   いわゆる犬、猫の死体処理ということで葬る形になっていますが、年間で、犬、猫、内訳は把握してございませんけれども、 650頭以上処理のほうさせていただいております。  以上です。 ◆田中 委員   数が非常に多いですね。ありがとうございます。 ○宮本 委員長   ほかに。はい、岸本委員。 ◆岸本 委員   先ほどのふれあい収集なんですけれども、見れば年々ふえているのは今の鮎川さんの質疑でも明らかなんですが、高齢化がどんどん進んでいくともっとふえるだろうと思いますよね。そういった場合に何かシステム化というか、先の将来のことはどういうふうに考えていらっしゃるのかお尋ねしたいんですけど。 ○宮本 委員長   土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   今、我々の現業部門で対応してございます。ある程度の我々職員の高齢化も進んで、現業部分がない部分については将来的に民間活用というのが問題になってくるかと思います。 ◆岸本 委員   ふれあい収集はごみを取りに来てくれるということと同時に、顔と顔を合わせて安否の確認的なのもあると思うんですけど、私、一度そういうときに出くわしたことがあるんですけれども、例えば、相手のお年寄りの方に何か異変があったなんていうことで福祉や何かにつないだなどという、そういう経験なんかはありますか。特にないですか。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   幸いなことに、今のところそういう事例には遭遇してございません。 ◆岸本 委員   わかりました。 ○宮本 委員長   小林委員。 ◆小林 委員   今の補足するわけではないんですけれども、私が前聞いたところによりますと、そのふれあい収集で行っていた御家庭がごみが出てないと。郵便受けからのぞいたところ、倒れていたということで職員が手配をして、ゆうあいの方だったらしいんですけども、その方に連絡をして、不幸ではあったですけど、亡くなってはいたらしいんですが、そういうことでゆうあいさんも早急に対応できたということで、本当に職員の皆さんに感謝しているというお話は聞いております。  この制度、私も大変重要な、すばらしい制度だというふうに思っておりますし、今、現場の職員の方々が対応されておりますが、だんだんふえてきたときでもこれができるようにぜひともお願いをしたい。粗大ごみを含めて、これはぜひとも要望しておきます。現場で対応できなければ、民間の方にお願いすることとしても、この制度は残すようにぜひともよろしくお願いいたします。  以上です。 ○宮本 委員長   ほかに。はい、岸本委員。 ◆岸本 委員   塵芥処理のところで、私も本会議で取り上げさせていただいた紙おむつの件なんですけれども、事務報告書を見ますと、高齢者ほかのところが紙おむつの関係なのかなというふうに思っているんですけども、これ、19年度は 3,947というこの数字は、内訳としてはわかりますか……わからないかな。高齢者なのか、子育て関係なのか、わからないですか……わかりました。  あえてあそこで一般質問したというのは、子育て支援ということでやるのであれば、少量で出したいときは有料の可燃ごみの袋に入れて出すこともできますよというのはちょっと矛盾しているかなとやっぱり思うんですね。狛江のほうでは、今までどういう形だったかはちょっと把握してないんですけれども、調布で言えばプラスチックごみを出すときのように、ごみ袋の指定はしないで、「おむつ」と書いてわかるようにして可燃ごみと一緒に出すというふうにしているというようなこともされているようですし、もちろん、今の無料で配布している袋がだめだと言っているわけではないので、少量でも出せるような何か工夫を、経費をかけずにしたらいいんじゃないかなと思って取り上げさせていただいたので、ぜひ視野に入れてお考えいただきたいなと思うんですけど、どうでしょうか。 ○宮本 委員長   土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   今のおむつの件でございますけれど、実際に今窓口等で確認をしたところ、袋をたくさん自宅にお持ちになっているケースが往々にしてあるということですので、袋はいっぱいにならなくても、今後逐次必要なときに出していっていただいて結構ですということでPRしていきたいと思っております。 ◆岸本 委員   よろしくお願いします。 ○宮本 委員長   ほかにありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   続きまして、 268、 269ページ。はい、岸本委員。 ◆岸本 委員   粗大ごみの関係ですが、事務報告書を見ましてもかなり多いんですけども、リサイクル率というんでしょうかね、再び活用されている率みたいなものについては現状どうでしょうか。 ○宮本 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   全体のどのぐらい今リサイクルしているかというデータはございませんけれども、最近ではリサイクル館のPRをしている状況もございまして、出し方というんですかね、結構きれいにして出しているお宅も結構多く見受けられます。そのために、私どものクリーンセンターに運ばれてきて、そこで手を加えていく、新たに再販できるようなケースが多くなっている事例はここのところ急にふえている状況でございます。 ◆岸本 委員   子どもなんかいますと、自転車なんかあげられればいいんでしょうけど、そういう方もいなかったりなんかすると、まだ使えるんだけども、自分の子どもではもう使えないというようなものはぜひリサイクルしてほしいと思って、シールに書いたりなんかして出したりするんですけども、いろんなところで、いろんな方向からリサイクルのことについてPRがあったりすると意識もどんどん変わっていくというふうに思いますし、その分野が物を大事にする心だとかというのも養っていけるのかなというふうに思いますので、その辺は引き続きお願いしたいというふうに思います。 ○宮本 委員長   ほかにございますか。小林委員。 ◆小林 委員   粗大ごみの受付業務、今までと違うところに変わったんですね。私も利用させていただいたんですけども、久しぶりというか、非常に対応がいいですね。前は電話が出なかったり、いろいろ苦情等ありましたけど、最近の状況はどうですか。 ○宮本 委員長   土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   今お褒めいただいてありがとうございます。最近は以前ほど苦情ございません。そのとおりでございます。 ◆小林 委員   変更も前日ぐらいまできくかな。そういうような形で非常にいい応対でありましたので、今後ともよろしくお願いをしたいと思います。  以上です。 ○宮本 委員長   土方委員。 ◆土方 委員   この一番下の剪定枝ですね。事務報告書を見ると、お宅へ行って破砕して、そのお宅に置いてくるというふうなことで大変評判がいいということなんですが、では、お宅に置いた破砕したものをそのお宅ではどういうふうに利用しているかというのが、僕らとすればすごく興味があるんですね。庭にまくのか、また破砕したものを袋に入れてごみのほうに出すのか。要するに、破砕をしてごみの処理場のほうへ出すのか、そこで使うのか、いろいろあると思うんでね、そこのところは調べてますか。 ○宮本 委員長   土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱 
     今、我々が剪定にうかがった家庭には一応アンケート等もとって確認をしてございます。大半が庭にまいて土の還元剤みたいな形で使われているところがあります。また、一部には自分のところの米ぬか等をまぜて堆肥化をして、プランター等で使われているということは確認してございます。 ◆土方 委員   きのうの話の中で湧水とかというふうな話がありましたけども、庭にまいておくと雨水なんかが一遍に低いところに行かないで、結局、植物というか、堆肥化にしなくても、そこで保水されるわけですよね。それによって雨水が湧水のかわりになるということもあるんでね、そこのところでたくさんそういうものを使っている人については補助を与えるとか何かして、浸透ますも必要だけれども、それじゃなくて、自然に降った雨が相当な間──じめじめしちゃうということもあるけれども、それは場所によってで、広いところだったらそういうふうに使ったらそれを補助してあげるとかなんかしてやることも、地球環境の保全に大変役立つと思うよ。そこのところ、ちょっと検討したらいいんじゃないかと思うね。  以上です。 ○宮本 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   それでは、続いて 270、 271ページ。はい、岸本委員。 ◆岸本 委員   不法投棄の件ですけど、40ヵ所のパトロールというふうに書いてあったんですけども、これはその場所がどこかというのは、今はいいですけど、後で教えていただければなと思うんですが。その不法投棄にどんなものが多かったかとか、種類みたいなものというのはどこを見ればわかるんですか。ここには載ってないようなんですけど。 ○宮本 委員長   土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   今資料は持ち合わせておりませんけども、クリーンセンターのほうに内訳はありますので、もし必要であれば後ほど。 ◆岸本 委員   はい、わかりました。先ほどのリサイクルと一緒なんですけど、昔ほどは減ってはいるかなとは思うんですけど、それでもされる方もいますのでね、何とか手が打てないかなと思ってちょっと気になったもので聞いてみました。  それからもう1つ、2つなんですが、事業所の関係で2点ほど聞きたいことがあるんですが、1つは事業所の資源自主回収というんでしょうか、これはここでいいんですかね。ここでもいいですか。スーパーなどでいろいろ分別して集めているのに協力しているところ、いいでしょうか。 ○宮本 委員長   はい、どうぞ。 ◆岸本 委員   事務報告書など見ると、いろいろなスーパーの名前がずらっと並んでいるのですが、この名前を見るだけでも、あれ、あそこのスーパーはやってないのかなというのがあるんですけれども、その辺の協力店、協力してくださいみたいなのは、これは自主的にやるものですか、それとも市のほうがお願いして協力してもらうものなんでしょうか。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   これは、ご説明にうかがって自主的にどれだけのものができているかということで申請をしていただくような形になっております。最近ではこまめに各事業所を回っておりますので、より意識もかなり高くなってきている状況がございます。そして、今新たにここに来て何店舗が申請書が出されておりますので、今後こういうふうな活動を多く広めて、なるべくエコオフィス、リサイクル店等の拡充を図っていきたいと思っております。 ◆岸本 委員   お買い物のときに持って行くお買い物袋と同じように、まち中出ても結構そういうのは浸透してきたなというのが目に見てとれるので、それも引き続き行っていただきたいなというふうに思います。  もう1個同じようなことで、エコオフィスというのについても、それはこちらからいろんな情報提供をして、それで事業所が自主的にということでよろしいんでしょうか。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   そのとおりでございます。 ◆岸本 委員   わかりました。市内にはそれこそ約 7,000事業所ぐらいあるので、まだ41事業所だということなんですけど、その辺ももっと広がればいいなというふうに思います。はい、ありがとうございました。 ○宮本 委員長   ほかに。はい、田中委員。 ◆田中 委員   今、岸本さんのほうから不法投棄のことでお話が出ましたけれども、多かったものはということで後ほどということですけど、これは多い場所などというのもあるんでしょうか、調布市内。 ○宮本 委員長   土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   今ここにはリストはございませんが、あります。 ◆田中 委員   また後日教えていただきたいと思います。  それからもう1つ、これはごみの不法投棄ということでしょうけれども、かつて市立の深大寺自然広場のほうに油の不法投棄があったと思うんです。そういった油関係ですが、そういったものの不法の投棄については調布市として何かされているようなことというのはあるのでしょうか。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   油の不法投棄というのはここのところございません。ただし、パトロールはこれはもう従前からやっておりますけれども、どこに捨てられやすいかというのかがわかっておりますので、そこを重点的にある程度回っております。それから、新たに捨てられたようなところにつきましてはそれに追加をしてパトロールをしている状況でございます。 ◆田中 委員   はい、ありがとうございます。 ○宮本 委員長   今2人の方から資料の請求ありましたので、40ヵ所の場所と、どういうものが多いかという資料、後日全員に配付をお願いします。  はい、土方委員。 ◆土方 委員   災害廃棄物処理計画策定費ですね、これは具体的に言うと地震なんかが来て、倒壊家屋、解体しなければいけないものを一時的にどっかに持って行くとか、それから、火災なんかで燃えちゃった後、そういうものをどこかに持って行くとか、幾つかそういうものをどうするかについての計画だと思うんだけれども、大きな地震なんかの場合には、これは国とか東京都がかかわってくるんだけども、調布市としてどこら辺まで入っていきますか。 ○宮本 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   我々の災害廃棄物処理計画は上位には調布市地域防災計画がございます。またその上には東京都の防災計画がございますので、その中の位置づけで、市の中から発生したものを、最終的には東京都のほうでどこに集荷をしろということで指示が来るものと考えております。それに対応できるような体制を我々はこの災害廃棄物処理計画の中で盛り込んでいるというところでございます。 ◆土方 委員   そうすると、即そこで対応できるように、例えば事業者なんかと協定を結んでいるとかね、そういう協定を結ぶほどの細かい約束事が計画には入っているわけね。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   災害廃棄物処理計画のほうでは事業所等の、特に建設業界等の協定ということでお話しされたのかもしれませんけども、現実に私どもは処理、収集のほうですので、今やっているのは、前回もお話ししたと思いますが、し尿の集荷のために民間のバキューム車の協定は結んでおります。それ以外はございません。 ◆土方 委員   はい、わかりました。 ○宮本 委員長   ほかにございますか。小林委員。 ◆小林 委員   生ごみ処理装置等購入費補助金ですが、今回法人が1件、50万とありますけれども、これ最近なかったと思うんですが、これはどんな形で、どういうところがお申し込まれたのかということと、あと、トータル的に法人で最終的に何件ぐらいになっているのか、その辺のところわかりましたら教えてください。 ○宮本 委員長   土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   ちょっと今手元に資料がございませんので。 ◆小林 委員   ああそうですか。わかりました。  あと、リサイクルカレンダー、全戸配布しているんですけれども、今、転入される方には市民課の窓口で配布はされているんでしょうか。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   そのとおりでございます。また、我々のごみ対の窓口、または近隣の児童館等でも配布はしてございます。 ◆小林 委員   今1階にごみ対の窓口があって、今度2階のほうに移るということですが、これは市民課の、要するに転入されるところの近くになぜ窓口を設置──これ、決定したんですかね。できなかったんでしょうかね。これはまだ検討中の段階ですか。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   今、我々2階に移るということだけでございます。 ◆小林 委員   これは管財課等々庁舎管理の部分もありますけれども、どこに自分たちの窓口があったほうが市民のためになるのか、庁舎を管理している、最終的には行政経営部になるんだろうと思うけれども、そことやはり詰めていかないと、ここがあいているからここどうぞということでは、私なんか思うには、転入したときに市民に調布の一番大事なごみの出し方、ルール、この辺のところをどう訴えるか、ここがやっぱり一番基本だと思うんですよね。本庁に、特に転出入もそうですけど、これだけ市民課に込んでいる、たくさんの市民が来ているということですよ、逆に言えば。ここをどうつかまえるか。ここをやらないで、後々後手に回るということであれば、これはもったいないなという思いが私はしますので、この辺のところは粘り強く交渉して、一番目立つところに私は置くべきだなというふうに思いますので、ぜひとも頑張っていただきたいなと、これは要望でございますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○宮本 委員長   このページほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   それでは、 272、 273ページ。はい、小林委員。 ◆小林 委員   ごみ減量リサイクル活動支援事業費の中の補助金ですが、5万 1,471円、1団体へ補助をしておりますけれども、この団体はどのような活動をされている団体でしょうか、教えてください。 ○宮本 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   ここにありますとおり、ごみ減量リサイクルの活動を深大寺地区でされている団体でございます。この5万円の内訳というのは、実は生ごみのリサイクル、これは足立区の六町というところにございます試験プラントに勉強会で行ったときの交通費並びにクリーンセンターをお貸しして講師を2回ほどお呼びして、ごみの減量等、またはリサイクル等にかかわる活動をした総価の金額でございます。 ◆小林 委員   ということは、この生ごみリサイクルで勉強されたということですけれども、これ毎年この団体に補助するようなことではないんですよね。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   申請を単年度、単年度で出していただいていますので、この趣旨で活動をされていれば、計画を出していただければ認めていくというところでございます。 ◆小林 委員   1団体1年度10万円限度ですけれども、そうすると何団体まで受けられるということですか。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   一応3団体から4団体を計画の中では想定してございます。
    ◆小林 委員   わかりました。 ○宮本 委員長   ほかに。はい、井上委員。 ◆井上 委員   二枚橋の負担金のところで幾つか質問してみたいんですけども、ちょっと確認で、まず二枚橋の解散時期の予定を聞きたいんですけど。 ○宮本 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   現在では当初計画の計画範囲の中でまとめていこうということでは話し合われております。 ◆井上 委員   ごめんなさい、二枚橋の組合を解散する時期が話し合いがあると思うんですけど、その時期を聞きたいんですけど。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   当初の計画では平成21年度というふうに話し合い、平成17年の議会等の約束というんですかね、その計画の中で今進めているということでございます。 ◆井上 委員   そうすると、平成21年度というと、実質平成22年の3月というふうにみるんですけれども、現在のところの解散に向けての事務レベルの打ち合わせというんですかね、その辺がどのような形で、どのような頻度で行われているのかというのをお聞かせください。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   今、3市の集まっている会議というのは平均的には月1ぐらいのペースで行われております。内容としては、今、解体等に向けての話し合いを主にしているところでございます。 ◆井上 委員   そうすると、月に1回解体についての話がなされているということだったんですけれども、具体的に平成21年度内にという当初目的がある中で、実際二枚橋の議会の資料等、議事録も含めて拝見をいたしますと、3市で構成されている一部事務組合ということで、残された土地というんですかね、正の遺産という言われ方をしているのかなと認識してますけれども、あるいは土壌の改良というか、上物の解体費用、負の遺産と言われているのかなと思いますけれども、そこの部分で、今の答弁では月に1回解体についてということでいただいたんですけれども、実際土地の分配についても同時に議論を進めていかないと、なかなか当初計画には追いつかないのかなとぼんやりと感じるところではあるんですけれども、分配についてどのように議論があるのかないのか。さらに、調布市として分配に対してどういう考え方を持っているのかをお聞かせください。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   まず、話し合いの経過の中では、土地の分配についてはまず更地にすることが1つであって、更地にするためには、これは従前から構成市のお約束事のもとに負の遺産も、それから正の遺産も3分の1ずつ負担をするということで話し合いはある程度決まっておりますので、その方向性の中で、今、土地の分配については更地交渉するためにその後どのような形をしていくかということがまとめていく案件になろうかと思います。 ◆井上 委員   ちょっと確認なんですけれども、まずは解体を進めるということで、更地にしない限りは、あるいは上物がなくなる状態にならない限りは議論すらできないというか、しないという考え方でいらっしゃるということでいいんですか。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   その解体が終わるまでということでなくて、今、当面は解体のことが主であって、並行して解散に向けて土地の分配については話し合いをしていくことになろうかと思います。 ◆井上 委員   そうすると、今の月1回のペースでの話し合いというか、打ち合わせが、解体について議論されているということなんですけども、実際これはいつぐらいまで解体についての議論が行われるというふうに、今の時点で認識されているんですか。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   これも早い時点でまとめていきませんと、炉をとめてから施設の問題等がありますので、そう時間をかけておられる案件ではないと思っております。 ◆井上 委員   これを質問してお答えいただけるかどうか、調布1市だけの問題ではないと思うので。あえてお伺いするんですけども、早い時点で、というお考えで進めていただくのはもちろんそのとおりだと思うんですけども、実際にその当初の計画で平成21年度中に組合を解散しましょうという議論がある中で、少なくとも解体の議論の後に更地についての議論を行っていくということでいくと、ある程度解体についての議論も早い時点で考えていくということではなくて、具体的に進めていかないと、お尻の部分が決まっている以上は計画がなかなか進んでいかないのではないかと危惧してしまうんですけれども、その点はどのようにお考えですか。 ○宮本 委員長   答弁を求めます。はい、井上部長。 ◎井上 環境部長   決まっていることは21年度までに調整が整い次第という、そういう表現になっています。21年度は1つのターゲットになっていますが、そこを既定して、確定したということではこれまで来ていません。ただ、我々としてはそこを目指して調整、協議を進めていきたいと思っております。  確かに今、解体、土壌汚染、21年度中に終わるかというと、決して今から契約しても恐らく終わらないと思っています。したがいまして、21年度中に何とか解散にこぎつけるとすれば、継承団体といいましょうか、決算も解散後、1年後にまたやらなければいけないですから、そういった意味の継承団体をどうしても見つけなければいけない。これは府中市さんがたまたま国立市さんと組んでいた一部事務組合を解散した経験がございます。それを踏まえて府中市さんからいろいろ言われておりますが、解体事業をやっていても解散は可能だということですので、そのことも含めて、どこまで21年度末の解散に向けて調整が整えられるのかということをまず見定めていきたいと思っております。その後の継承団体が必要ならば、継承団体はどこにするのかも含めてまたこれも議論しなければいけませんので、そういった幾つかの事務的に調整しなければいけないこと、さらにその場に上がっていって政治的に決着をつけなければいけないことと立て分けながら進めていきたいと今思っております。 ◆井上 委員   それでは最後にしますけど、現時点での調布市としての跡地の分配に当たっての考え方だけお聞かせください。 ◎井上 環境部長   既に3市の事務的な会合の中でも府中市さんも示され、我々もそういう考え方の一端を表明しましたが、私どもとしては東八道路の東南の角、そこから広げる形で3分の1を取りたいというふうに考えています。 ◆井上 委員   わかりました。 ○宮本 委員長   ほかにございますか。はい、鮎川委員。 ◆鮎川 委員   多摩ニュータウン環境組合委託料ということなんですが、多摩ニュータウンさん大変お世話になっているわけなんですけれども、調布市の置かれている現状だとか、将来的な計画を含めて、多摩ニュータウン環境組合さんとは、調布の状況も御理解いただいた上で良好な関係であるという認識でよろしいでしょうか。 ○宮本 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   そのとおりでございます。 ◆鮎川 委員   では、年々委託料がふえていくようなことはないというふうな理解をしておいてよろしいでしょうか。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   処理経費のことにつきましては常にいろいろな情報交換の中でしてございます。ただ、これは相手様があることで、明確に上がらないという断言はできませんけれども、今の状況ではある程度金額等についてかなり高いということは相手方は認識をされているという状況でございます。 ◆鮎川 委員   当然、我々とすれば、この委託料はなるべく抑えていただければありがたいという思いではあるんですが、今、多摩ニュータウン環境組合さんとの関係の中で課題としてとらえているようなことがありましたらお聞かせいただけますでしょうか。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   大きな課題というのはございません。ただ、搬入量等のごみ量については常に相手方と情報交換をしているというのが1つのポイントでございます。 ○宮本 委員長   よろしいですか。はい、土方委員。 ◆土方 委員   先ほど井上委員さんが質問されたけれども、解散に向かって話をこれからさらに進めていくという話なんだけれども、この間府中市があそこのそばに保育園を計画しているとか、そういう話が出てましたね。ああいうふうなことはどういう形の影響が出るか、出ないのか、今のところではどうですか。 ○宮本 委員長   はい、井上部長。 ◎井上 環境部長   あの報道があった後に一度、3市の事務レベルの会合がありました。府中市さんからはその点については何らコメントはございませんでしたので、私どもとしては、影響あるのかないのかということについて、今のところ全くわからないとしかお答えしようがございません。 ◆土方 委員   はい、わかりました。 ○宮本 委員長   よろしいですか。このページほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   続きまして、 274、 275ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   続いて、飛んで 324、 325ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   続きまして、 326、 327ページ。はい、鮎川委員。 ◆鮎川 委員   公遊園の管理ということで私の率直な感想としては、市民要望を受けて非常に迅速、的確に対応してくださっていると大変評価をしているところであります。その上で、毎回申し上げていることで、夏休みも終わりましたけれども、どうしても本来の公遊園の使われ方と違うような使い方をされたり、御近隣に御迷惑をおかけするような使われ方がされているケースが多々あるわけなんですが、これ毎回申し上げて申しわけないんですけれども、そういったところの対策はいかがでしょうか。 ○宮本 委員長   小板橋課長 ◎小板橋 緑と公園課長   確かに24時間開園ということで、特に夜の公園の持っている顔というのが今言った苦情が多くなる原因で、対策としては安全・安心パトロールとか、警察署と連携したり、あるいは、一番近いところは、看板だらけになっちゃうような部分もあるんですけれども、注意看板を速やかに設置する等々で対応しております。 ◆鮎川 委員   なかなか難しい課題と思いますけれども、引き続きよろしくお願いいたします。 ○宮本 委員長   土方委員。 ◆土方 委員   公園全体的なことをちょっとお話ししますけれどもね、公園という目的は何かということはいっぱいあるんだけれども、その中で子どもたちが遊ぶ場所だということで、外からみんなで見て、安全性とかそういうものについてのことをしっかりフォローしようというふうなことは重要なことだけれども、樹木が植わってないんだよね。樹木を植えるということは日影をつくる。日影も工作物でつくることもできるけれども、例えば樹木がなかったら、生きた草花とかそういうものを置いてやるということがやっぱり重要だと思うのね。そこについては行政が直接やるのか、市民の皆さんにやってもらうのか。この間、街づくりコンセプトの中でもいろいろと提案がされて、それが実行されるかわかりませんけれども、その中には草花のね、そういうことも書いてあった。  これは僕らは自分でやったこともあるんだけども、草花を管理するだけでも大変なんだよね。そういうことを市民の皆さんにわかってもらわないとコンセプトなんかにもいろいろ影響あると思うのね。そこのところは公園の中にそういうものを栽培するとか、栽培ということじゃないな、鑑賞するように植えていって、植物について、どのくらい難しい、大変なのかということも市民に今から経験してもらうことも必要だと思うのね。そこをぜひ考えてもらいたいと思いますね。  あのコンセプトはひとり歩きしないと僕は思うけども、いろいろ市民の意見が出ると思うけども、植物を維持するというのは薬品から何からすべてでしょ。農薬からなんかすべてですから、これ大変なことです。ぜひ、そういうことで細かいところから、体験とか経験、役所などの対応ができるような形を今からやっていくことは必要だと思いますね。ぜひ考えてください。公園に樹木を植えられなかったら、そういうふうな植物を植えてみること、そういうことが地球環境の1つの大きな保全につながるでしょうね。よろしくお願いしたいと思います。 ○宮本 委員長   意見でよろしいですか。 ◆土方 委員   はい。 ○宮本 委員長   ほかにございますか。
       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   続きまして、 328、329ページ。はい、土方委員。 ◆土方 委員   隣に専門家がいるんだけどね、ホタルの件だけどね、事務の報告を見ると、ホタルのえさのカワニナがいないというんだよね。すごくいなくなってきて大変だと。ではカワニナをどうやって育てるか。カワニナが、まちづくり、環境づくりということも必要だと思うのね。  僕、カワニナはよくわからないんだけど、あれをやらなければ、ホタルも永遠に──幼虫をもってきて、カワニナもそのときに対応してやる、そういう面じゃ見せ物みたいになっちゃうでしょう。そうじゃなくて、あそこをどうしてホタルが定着するか、カワニナも定着するかという、そういうふうな研究をしなきゃいけないと思うのね。  そこで何か目的がちょっと違うんじゃないかと僕は思うの。佐須のところ、まちづくりをするんだったら、そこのところしっかりと入れて、きのうも言ったけれども、つくられた自然なのか、本当に自然なのかということもしっかりと位置づけないといけないと思うのね。随分検討していってください。カワニナがいなくなっちゃったらホタルもね……。何かおかしいんじゃないかなと僕は思っています。見ることは僕は必要だと思うけどね、そこのところはやっぱり理念というものをしっかり持たないと、何か知らないけれども、行政が見せ物をやるのかなと。花火大会だって見せ物ですよ。だけども、ちゃんとした理念を持ってやってないと僕はいけないと思うな。よろしくお願いします。意見として。 ○宮本 委員長   はい、田中委員。 ◆田中 委員   今、土方委員から話がありましたけれども、今、カワニナは買い求めたりしているのもあるんですよね。 ○宮本 委員長   小板橋課長。 ◎小板橋 緑と公園課長   そのとおりでございます。近くの用水で、用水の清掃をするときに近くの農業者の人から声かけがあって、カワニナがいるから取りに来ないかとか、そういう機会も利用したり、用水で取っている部分もありますし、おっしゃったとおり一部購入しております。 ◆田中 委員   自然広場のホタル園の場所はわき出し口から近いので、水がきれい過ぎてカワニナのえさがないんですね、実際ね。できれば、佐須の田んぼも含めた野川までのあの水路を何とか生かして、もう少し下流ならばカワニナも自力で増殖できると思うんでね、まちづくりも進めていってほしいなと思います。  それからもう1つ、ついでによろしいですか。公遊園の補修の工事なんですけれども、この間1枚の資料が机の上に置いてありまして、石原小前の公園ですか、あれも補修でしょうか。新設でしたっけ。 ◎小板橋 緑と公園課長   石原小前公園自体はもともと仲よし広場で、今度都市公園として、かたく言うと都市公園として完全に整備するということですが、実態とすれば改修工事みたいなことですね。 ◆田中 委員   地域の方の御意見をお伺いするというようなことが書いてありました。市内各所に公園等がありますけれど、その改修の際には、今まで出た市民の方々のそれぞれの御意見等も当然生かしての改修ということになっているんですよね。 ◎小板橋 緑と公園課長   今年度工事、これから秋口に入りますが、入間町1丁目第2公園ほか、緑地等の整備も含めて市民からのいろんな意見をいただきながら、改修の設計をして工事をするというような形になっております。 ◆田中 委員   わかりました。ありがとうございました。 ○宮本 委員長   このページでほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   続いて、 330、 331ページ。小林委員。 ◆小林 委員   この中で一番下にある緑と花の祭典あるんですけれども、あれ当初予算は 130万ぐらいでしたよね。これ執行率はどれぐらい。 ○宮本 委員長   小板橋課長。 ◎小板橋 緑と公園課長   ここで1点だけ野草園のパンフレットを約70万近く印刷しようと思っておりましたが、ちょっと版権の関係があって印刷できなくなったということがありまして、大幅に執行率が、約15%ぐらいになってしまったというようなことです。 ◆小林 委員   これ、何の説明もなかったですよね。 ◎小板橋 緑と公園課長   主な不用額のところでこれは触れておりませんでしたが、事情はそういう事情でございます。 ◆小林 委員   当初予算 130万あって、19万、約20万しか使ってないわけですよね。だって、見積もりというか、予定していたものができなかったというのはまずかったんじゃないの、これ。 ◎小板橋 緑と公園課長   確かにほかの消耗品関係は、例えば配布用の種を減らしたりとか、参加者の関係とかありますので減らしたりとかというところで不用額出ておりますが、今言ったように一番大きいのはパンフレットが、版権が調布市に所属しているのか、業者に所属しているのかということで、ちょっとそれが印刷できなかったので、不用額で最初に触れるべきだったと思います。 ◆小林 委員   そういうことであればね、緑と花の祭典をもっと大きくできたわけじゃないですか。盛大にね。要するに、それに使えないというのであれば、緑と花の祭典をもっともっと拡大するなり、これだけの予算があるわけだから。未執行に終わってね。せっかくこういう祭典をやろうと、市民の方に訴えようということですよね。緑と花の祭典に予算をつけているわけでしょ。 ◎小板橋 緑と公園課長   先ほども言いましたパンフレットというのは、なくなると印刷して、緑の花の祭典とかそういうところで配布するというようなことを考えておりますが、緑と花の祭典自体が、実は駅前でやっていたときから比べると、市役所前でやるようになって植木組合等の負担が相当、はっきり言って売り上げがなかなか難しいところがありまして、負担が相当ふえてきております。その辺で若干縮小傾向にあるかなと思っております。  それと、今までは春と秋ということで2回やっておりましたが、秋のほうを、そういう負担の関係とかありまして中止して、春だけにしていったという経過があります。とにかく今は駅前の広場が整備されるまで、ちょっと忍というか、そういう一字で、会長さん以下考えているところでございます。 ◆小林 委員   駅前のことを突然言われてもね。駅前は前からああいう状態だったわけじゃないですか。今回予算 130万つけて、執行したのは20万ですよ。ここに予算をつけたということはそれだけ大きくPRしようと、そういう意思ですよね。それが支出されてない、その説明もない、聞かなきゃ言わない、こういうことでどうするんですか。 ◎小板橋 緑と公園課長   不用額が生じたことは触れるべきだと思いました。失礼しました。 ◆小林 委員   そのことは緑と花の祭典の方々にもお話はされたんですか。 ◎小板橋 緑と公園課長   しておりません。パンフレット類についてはしておりません。 ◆小林 委員   この緑と花の祭典の費用の中に入れているということは、緑と花の祭典で配布しようという考え方があったわけですよね。 ◎小板橋 緑と公園課長   はい。 ◆小林 委員   ということは、そこで配布することによって多くの市民の皆さんに知ってもらおうという趣旨があって、この祭典を市民の皆さんにも来てもらおうという意味があったわけですよね。 ◎小板橋 緑と公園課長   調布市の自然を知ってもらうということと、もう1つパンフレットが実はありますが、そういったものも含めて配布する意図がありました。 ◆小林 委員   でも、配布できないということを緑と花の祭典をやろうとしている人たちに話もせず、これはおかしい問題じゃないんでしょうかね。そういうふうに思いませんか。勝手に、できないからやめました、その説明もしない。そういうことでいいんですか。 ◎小板橋 緑と公園課長   御指摘の点については今後改善していきたいと思っております。 ◆小林 委員   余りここで時間とりたくありませんのであれですが、やっぱりせっかくつけた予算でもありますし、どのような形でできるのか、当初見積もりが誤ったということだと思うんです。要するに版権がどうのこうのなんていうのは事前に調べておけばいかようにもなったことだというふうに私は思いますので、その辺はしっかり今後取り組みをやっていっていただきたいというお願いをして、このページは以上です。 ○宮本 委員長   このページほかにありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   続きまして、 332、 333ページ。土方委員。 ◆土方 委員   前のページも含めてなんだけれども、花いっぱい運動とか緑と花の運動、こういうふうな運動、これは大変結構なことだと思うのね。それで、きのうも私言ったけども、環境保全審議会は学術的なもので難しいことを審議する。難しい、易しいというものは個々みんないろいろ違うんだけれども、ここで今まであったみたいな緑化推進協議会とかそういうふうなものを立ち上げて、この花いっぱい運動とか緑と花運動とか、それから、今言った緑と花の祭典、そういうものをちゃんとしてもっと盛り上げるように位置づけていく。行政としてもそのほうが僕はいいと思うし、市民としてもそういう中でいろいろと議論したり意見を出し合ったりする、そういう場所としてもいいし、ぜひともそういうことをここで要望したいと思いますね。  それと、その下の保全地区等補助金というようなことに関係があるかどうかわかりませんけれども、1つ、ここのところずっと見ていると、マンションとかいろんな住宅地のところで開発指導していると思うんだけど、こうやって見ると樹木が、調布市がこういうふうな緑をやっていきたいという、それから、こういうふうな状態の地域にしたいという、そういうイメージがどこにあるのかなと。開発する業者のほうのプランに、それでいいですよといっているのか、こういうふうなまちづくり。僕思うのは、景観条例とかというものはできてないけれども、この地域は植生によってまちが、形ができている、そういうふうなことを何かね。ここのところ欠落しているのかなと思って。ただ緑を植えればいいというようなことにいっているのかなというような、そんなイメージ、僕は考えを持っているのね。  特にこの中で上げるのは、例えば、建築協定を結んだ場所ね。調布でも幾つかありますね。建築協定を結んだ場所なんかは、建物形式を同じような形でずっとやってもらいたいよという、そういう契約、協定だと思うのね。ところが、樹木なんかが、イメージを変えるにはやっぱり庭なんかのイメージを変えなくちゃしようがないでしょ。例えば、日本の地域にヨーロッパ風にばばーんと植えたって、違和感があるね。そういうのをどういうふうに指導していくかという、そんなところを今どう考えているのか。一般的なものが──こうやって見ていると、どう考えているのかなと思っているのに、協定を結んだところはどういうふうになっていくのだと僕は思っているわけね。  そういうこともここのところで──もし今何かちゃんとしたものがあるなら教えてもらいたいし、今後どういうふうに考えていくかについてもちょっと話してもらえばいいと思いますので、それをお願いします。 ○宮本 委員長   小板橋課長。 ◎小板橋 緑と公園課長   開発等に伴う建築協定の関係でございますが、確かに樹種というか樹木とかにはまだ及んでいないのが現実でございます。今後、若干時間かかるかもしれませんが、その辺も視野に入れて開発指導のほうに、そういう案が受け入れられれば受け入れてもらえるような形で取り組んでまいりたいと思います。 ◆土方 委員   アメリカシロヒトリが一時どうしようもなかったんだけども、ここのところになったら余り発生しなくなったよね。あれは自然にそういうふうな、害虫に対する病気みたいなのが内在しててなくなってしまったのか、それもよくわからない、温暖化なのか知らんけれども、そういうことで。樹木なんかも、一時は桜なんかを植えちゃだめだなと思ったのが、ここのところ桜は──モンクルシャチフクという、真っ赤な、葉っぱを一晩で全部食っちゃうようなのが昔いたでしょ。あれも消毒なんかしていることかと思いますけれども、そういう被害も余り見えてないし。そういう面で樹木が、もうだめだというものが生き返ったりなんかする時代になっているので、だから、いろいろものをたくさん植えて、珍しい植生のまちにするのもいいけれども、何か特徴あるまちづくりというものも樹木なんかでも僕は随分決まると思うのね。  コンセプトづくりということもスタートしてますけれども、僕なんかコンセプトづくりは、風景づくりは樹木だと思っているのね。そこのところしっかりと考え方を持ってもらって、行政というのは方針についてみんなの意見を聞くけれども、最終的な方針はこういうことでやりたいですよというふうなことになるんだから、そういうときには力強い意見を発信するようにしてもらいたいと思いますね。よろしくお願いしたいと思います。 ○宮本 委員長   ほかにございますか。井上委員。 ◆井上 委員   先ほど地球環境保全基金のところでもちょっと触れたんですけれども、まず緑の保全基金の部分で、現在の基金の残高と緑の保全ということでどれぐらいの土地を持っているのか。さらに、その土地の評価額なんていうのもわかれば教えていただきたいんですけれども。  それをお伺いした上で、調布市としての緑の保全というものに対する、緑を取得していくということで進めていかれているとは思うんですけれども、考え方というんですかね、どういう考え方、方向性をもって緑の保全、緑の取得を行われているのかというのをお聞かせください。 ○宮本 委員長   小板橋課長。 ◎小板橋 緑と公園課長   現在の緑の保全基金の残高ということでありますが、現金が3月末現在で4億 6,900万余ですね。ここで補正がもし通れば5億 7,700万ほど補正しますので、10億 5,000万前後という金額になると思います。それから、土地のほうが17億円余あります。ただ、評価額というのは鑑定評価とかいろいろやらなくちゃいけないので出ておりませんが、これは買い取ったときの金額で17億円余、約18筆 5,288平米ということになっております。  緑の保全基金自体は、地球環境保全基金と緑の保全基金の性格の一番の違いは、地球環境保全基金は年度当初で予算措置をして、それを使っていくということになります。それから、緑の保全基金の場合については緑地、樹林地等を保全するために、あえて言えば公有化するためということでしょうが、そういうことに使うという目的で設置されておりまして、要は現金で持ってて、突発的なものが──そういう樹林地とかの買い取りが必要なときに機動的に出動するために、現金で持っているというような構造に性格上なっております。  私どもとしては両方の基金を、もうちょっと使い勝手がいいようにできないかということで検討はしておりまして、また今後も検討していかなくちゃいけないと思うんですが、どちらかに吸収合併すると、どちらかのメリットというか、使いやすさがなくなるとかそういうようなことも出てまいりますので、また引き続きその辺は検討していかなくちゃいけないというふうに考えております。
     以上です。 ◆井上 委員   今答弁の中で機動的に動けるような備えとして基金を積んでいるということなんですけども、一定の方向性をもって緑を保全していくというような考え方というのは現状ではあるんですか。 ◎小板橋 緑と公園課長   樹林地等の緑地を保全するという大前提があります。我々の考えとすれば、国分寺崖線あるいは仙川、布田崖線等でそういった事案が出たときに買っていく。あるいは、今回の重点施策となっております深大寺、佐須地区においてそのようなものが出たときには買っていくというような大枠の考えを持っておりますが、いつ出てくるかとか、そういうタイミングの問題もありますでしょうし、どのように取り扱うかという、ある意味では一件審査みたいな形になってくると思います。 ◆井上 委員   そうすると、ここだということで決めてということじゃないんですけど、今のお話の中で国分寺、仙川、布田の崖線、あるいは深大寺、佐須あたりというようなことが具体的に出たのでお伺いするんですけど、例えば、こういうところで相続であるだとかそういう部分で土地が出たときに、その緑の部分を市のほうで保有する形を取るのか取らないかという、そこで意思決定というのが働くんだと思うんですけれども、基本的にはそういうときにはできる限り買っていこうというスタンスをお持ちなんですか。  何でこんなこと聞いているかというと、例えば、相続も含めてマンション問題とかがよく出てくるパターンがあると思うんですけれども、やはり市民の方々の思いというか考え方の中では、崖線であるとか緑を守るためにという理解の中で、なぜ市がこの緑を保全するために買ってくれないのかみたいな感覚をお持ちの方は多いと思うんですよ。  それと同時に、市としては緑の保全のために基金を積んで、残高は幾ら幾らですと。それをふやす方向というのはもちろん今後の検討としてあるんでしょうけれども、その部分で緑を取得していく考え方とか方向性というんですか、それをある程度持ってないと説明がつかないのかなという気がするんです。もちろん、残高、お金で買うという場合に、お金はもちろん無尽蔵にあるわけじゃないですから、買えないときは買えないということも、ほかの施策との兼ね合いも見て考えていかなきゃいけないことだと思うんですけれども、実際それを市民の方にしっかりと行政がこういう考え方を持って取得しているし、緑化の推進を進めているんだということはおっしゃっていただかないとなかなか理解をいただけないのかなというふうに思って質問しているので、そんな趣旨でお答えいただければありがたいと思います。 ◎小板橋 緑と公園課長   市民の方に、件数がはっきり言ってそんなに多くないんですが、出前講座とかそういうときには、例えば、こんな土地が公有化されてますよと、あるいは緑の保全基金で買っている部分もありますよというようなことは説明しておりますが、全部のというか、全体の市民の方々に行き届くというのは、ちょっとそこまで努力し切れてないという部分があります。  それと、緑の保全基金についてはこんな制度がありますので、市民の方々で、年間数件ですけれども指定寄附というか寄附をお受けしたりしておりますので、そういったことも含めて市報に出したり、ちょっと目立たないかもしれないですけれども、駅前の看板とか樹林地の看板にところどころ、緑の保全基金というようなことを入れたりはしております。 ○宮本 委員長   井上部長。 ◎井上 環境部長   恐らく、緑を残すためには、極論すれば公有地化しかないと思っています。ただ、おっしゃられますように全部買えるわけではございませんので、その中でめり張りをつけてどうこう、どうしていくのかというところについては、私どもとしても重点化を内部ではしているつもりですけれども、それがなかなか市民まで浸透していないということもございますし、今後、緑の基本計画を、2年後ぐらいですか、見直しをすることになってますから、そういった作業の中で、あるいは深大寺、佐須地域においてもどこをどうしていくのかということ、まだ基本構想もできてない状況ですので、そういった基本構想案をつくる中で、幾つかそういった重点的なところの緑の保全ということの考え方を構築する中で、ここについてはぜひとも公有化していきたいという方針をきちっと打ち出しをしていきたいというふうに思います。 ◆井上 委員   そうすると、これから具体的に考え方を、2年後とおっしゃっていたと思うんですけれども、行われるということで、ぜひ意識というか考え方を持って、政策的に取得のほうは説明を受けたときに納得ができるような形で行っていただきたいということです。  関連してもう1点なんですけれども、これ平成18年かな、環境基本計画というのが出されていると思うんですけれども、今の緑の取得ということに関連して、トラストとか市民債等の制度を用いた財源確保の仕組みを調査、検討ということで資金面での仕組みづくりということで書かれているんですけれども、この辺については現在のところ、進みぐあいというか考え方というか、現状がどうなっているのか。もしそれがなかなか進まないようなものであれば、課題点は何が挙げられるのかというのをとらえていらっしゃるでしょうか。 ◎小板橋 緑と公園課長   先ほどの新たな仕組みということで市民参加型のファンドの検討をいたしております。内容としては、いろんな市で取り組んでおります市民参加型ミニ公募債を検討しました。一応大まかな方向としては、今言った国分寺崖線等の土地を購入するときに財源として市民参加型ファンドを活用するというようなことを含めて、先進市の取り組み状況等も検討して、そういう方向性を出したところでございます。ある意味で大枠というか。  ただ、これについては個別というか、種地が出てきたときに、こういう財源をもってやりますということで具体化していく必要があると思いますので、現在の段階でそういった取り組み、例えば億単位、2億とか5億を市民公募債でやるというふうなイメージを持っておりますが、種地が出てこないと全体の事業規模もわからないということで、そこまでの段階に今至っておりますが、大筋では導入に向けて取り組んでいくということでございます。 ◆井上 委員   そうすると、種地が出たとき、もちろん種地が出なければ議論ができないというのはわかるんですけれども、じゃあ、種地が出たときにスムーズに、今おっしゃったような市民参加型ミニ公募債ですか、方向性が出たというのはいいんですけども、種地が出て用意ドンでできる準備というのは現時点であるという理解でいいんですか。それともまだ検討中ということなのですか。 ◎小板橋 緑と公園課長   関係部課の間では種地が出たら取り組もうというような共通認識を持っております。 ◆井上 委員   わかりました。ありがとうございます。 ○宮本 委員長   土方委員。 ◆土方 委員   関連して話をするけれども、農家の立場だと、例えば、公のほうに売るというのは税のメリットがあるよね。だけども、業者だってそれ以上のものを持ってきたら、やはり高いほうに売らざるを得ないということが多いと思うね。そういう、物件を押さえる、押さえないというのは即じゃないとできないと思うね。度胸がいると思うね。そうなると、土地の売買に対する知識がなければ押さえられないと思うね。そこのところ研究しないと。ただ、お金はたくさん持っているからいつでも買えるんだという認識ではだめだと思うね。情報はいつも集めておかないといけませんね。そのことを言っておきます。  公募債もいいけれども、やっぱり一般会計で買っていくんですよ、基本的には。そうしなけりゃ本当の緑化に対する姿勢が出てこない。やっぱり一般会計で買って、あと残り地はどこかというふうな、そういうのもいいけどね、初めは一般会計で買って、財産として調布は──これから公会計制度であるでしょう。公会計制度で、新しくバランスシートなんかでも出るでしょう。そういうときのことを考えながらやったほうがいいですよ。  以上、意見として。 ○宮本 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   それでは、ほかになければ、これで環境部所管の質疑を打ち切りたいと思います。  それでは午前中の審査はここまでといたしまして、午後に都市整備部所管の説明からということで審査を行いたいと思います。午後の再開は1時30分からといたします。委員会を休憩いたします。お疲れさまでした。    午前11時53分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後1時30分 開議 ○宮本 委員長   それでは、委員会を再開いたします。  これより都市整備部所管の審査に入ります。なお、初めに都市整備部の決算について総括的な説明を求め、続いて都市整備部所管の前半部分、道路橋りょう費までについて各担当から個別の説明をお願いいたします。はい、塩足都市整備部次長。 ◎塩足 都市整備部次長兼都市整備部付主幹事務取扱   それでは、平成19年度一般会計歳入歳出決算のうち都市整備部所管分の概要について御説明申し上げます。  平成19年度は後期基本計画のスタートの年度でございました。行財政運営の基本的な考え方において7つ重点的な取り組みの着実な推進が通達され、京王線連続立体交差事業と一体となった中心市街地のまちづくりの推進などが重要課題と位置づけられました。都市整備部としても、調布市基本計画の最初の年度に当たることを踏まえ、当初予算の編成に当たっては後期基本計画期間6ヵ年を展望するとともに、予算だけではなく、組織改正等も見据えるものといたしました。  こうした方針のもと、都市整備部の平成19年度予算は人件費を除き69億円余で編成されました。18年度に比べ15億円、率にして28%の増となっております。その主な要因としては、1つは都市計画道路の整備に関する経費として街路事業費が約9億円の増、2点目は連続立体交差事業促進に関する経費が約4億円の増、3点目は市街地再開発事業に関する経費が約3億円の増となっております。これら京王線連続立体交差事業と一体的な中心市街地のまちづくりに関する中核的な3つの事業で約15億円余の増額となっております。  このほか、新たな取り組み、強化、本格化する取り組みとして予算化したものとしては、構造計算適合性判定業務、西調布でございますけれども、駅周辺における交通環境の改善事業、市営住宅大規模修繕実施計画事業、地籍調査事業、附属街路の整備、地域別街づくり方針の策定などがございます。さらに、交通対策課を設置するなど、組織改正により、自転車やバスなどにかかわる7億円余の予算もいただくこととなりましたので、所管変更後の実質的な予算は77億円の規模となりました。当初予算77億円でスタートし、その後の補正予算は差し引きで1億 6,000万円の増額となっております。このほか、これに平成18年度からの繰越分4億 1,000万円を加え、最終的に予算現額は82億円余となっております。結果として、支出済額は75億円余で執行率は91.2%でございました。  執行状況について幾つか具体的に申し上げます。  京王線の連続立体交差事業につきましては、用地買収と合わせて地下を掘るための準備工事が一体的に進められました。また、調布駅前交番の移設や調布駅の仮橋上駅舎の建設工事、国領駅下り線の移設工事なども進められました。その結果、今年度、20年度になってシールドマシンが国領の立坑を発進しましたし、先日のことでございますが、調布駅が橋上駅舎とさま変わりしております。  市街地再開発事業におきましては、平成19年10月に調布駅南第1地区で調布サウスゲートビルの供用が開始されました。しかし、事業全般としては調布の南北で組合等の事業進捗が予定どおりでない部分があり、組合等への補助金等の支出を減額補正しております。その上で、さらに遅延した部分については20年度へ執行を繰り越しさせていただくなどの措置をしております。  布田駅南地区土地区画整理事業では、土地区画整理審議会の了承を得て換地設計を確定いたしました。都市計画道路についてはまちの回遊性を高める等のため、7・5・1号線、市役所前通り、3・4・28号線、蓮慶寺の通り、3・4・26号線、布田南通りにおいて用地の取得や整備を進めました。染地地区では3・4・4号線にも取り組んでおります。  予算執行上の状況としては、都市計画道路3・4・4号線及び3・4・28号線で合わせて10億円ほどの減額補正をし、逆に7・5・1号線では5億円近い増額補正を行うなど、地権者との交渉状況等に応じた予算措置に努めました。  しかし、年度内に予定していた契約が新年度にずれ込んだり、あるいは契約はしていただいたものの、契約後の移転が順調に進まず、移転補償費の後払い分の支払いが円滑にいかない場合がありましたので、執行率が低くなった上に、20年度への繰り越しの手続をとったりしております。  市営住宅については、調中前の建てかえ工事を完了し、20戸から40戸へ倍増するなどいたしました。  そのほか、暴力団員排除の条例改正もいたしました。  執行上の課題としては、市街地再開発事業及び都市計画道路の整備に関しては大きな減額補正をしておりますし、さらに未執行分を20年度に繰り越すなど、予定どおり進捗できていないことが上げられます。しかし、20年度に繰り越した3億 6,500万円を支出済みに含めますと、執行率に相当する率は96%となりますので、その他の7つの重点的取り組みを初め大半の事業は当初の予定どおり執行され、その目的を達成しているものと受けとめております。  市役所前の通りの整備状況が目に見えるようになっております。鉄道と交差する都市計画道路等、市の中心部の骨格を形成する道路の整備が佳境を迎えております。生活道路や市街地整備など、その他の事業も含め用地交渉や権利調整の難しさは増すばかりでございますが、誠心誠意対応し、諸事業の進捗を図ってまいりたいと思っております。  また、西調布駅周辺や飛田給駅南口地区、深大寺地区などのように、住民発意のまちづくり、地区計画によるまちづくりを推進するなど、市民主体で地域の課題を解決していくまちづくりを推進してまいりますので、よろしく御理解のほどお願いいたします。  都市整備部の決算の概要は以上でございます。 ○宮本 委員長   はい、奥山課長。 ◎奥山 用地課長   それでは、92、93ページをお願いいたします。備考欄一番下の◎になりますが、款10「総務費」、項5「総務管理費」、目25「財産管理費」、用地課所管分の用地事務費でございます。予算現額 910万円に対しまして支出済額 909万 5,329円であり、執行率は99.9%でございます。  最初の○用地特別会計事務費繰出金につきましては、人件費及び草刈り委託費など管理運営等に要する経費といたしまして、調布市土地開発公社への交付金でございます。  2つ目の○諸経費のうち各種負担金は、用地関係事務の情報交換及び連絡調整などの東京地区用地対策連絡協議会負担金でございます。  また、その下の諸経費につきましては、ゴム印、文具類等の用地事務用消耗品の購入及び郵送料として要した経費でございます。  説明は以上でございます。 ○宮本 委員長   河野副主幹。 ◎河野 街づくり推進課副主幹   続きまして、98ページ、99ページをごらんいただきたいと思います。目15「交通安全対策費」のうち中段部分、交通対策課所管分の交通安全対策事務費についてでございます。  諸経費につきましては交通対策課職員7人の普通旅費として支出したものでございます。  なお、平成20年度におきましては組織改正におきまして交通対策課はなくなり、街づくり推進課と道路課に所管がえを行っております。総務費につきましては以上でございます。 ○宮本 委員長   内野住宅課長。 ◎内野 住宅課長   それでは、少し飛びまして 188、 189ページをごらんください。款15「民生費」、項5「社会福祉費」、目15の「高齢者福祉費」でございます。都市整備部所管の執行率は99.6%で、当初の計画どおり執行いたしました。  右側の上段備考欄に沿って説明いたします。住宅課◎の高齢者住宅管理費からでございます。初めの高齢者住宅賃借料でありますが、市内にありますシルバーピア深大寺、柴崎、多摩川の高齢者住宅3ヵ所、計39戸の賃借料として執行いたしました。光熱水費、維持管理事務費、使用料収納事務費につきましては、高齢者住宅の管理に係る経費として執行いたしました。  以上でございます。 ○宮本 委員長   はい、小宮課長。 ◎小宮 建築指導課長   それでは、飛びまして 294、 295ページをお願いいたします。款40「土木費」、項5「土木管理費」、目5「土木総務費」をお願いいたします。支出済額は4億 8,674万円余で、執行率は約94%となっております。  続いて、不用額の主なものについて御説明いたします。節3「職員手当等」についてでございますが、こちらは建築指導課の適合性判定の義務化によりまして、指導課のほうの残業手当のほうが件数が減ったということによりましてこれだけの不用額が出ております。  節11「需用費」でございますが、これは主として消耗品費でリコピーの枚数が減となったものでございます。  次に、節13「委託料」でございますが、これは交通安全対策課のほうで運営しております自転車駐車場運営等業務費、こちらのほうで不用額が生じております。あわせて自転車の処分委託料でも同様に不用額が生じております。  節14「使用料及び賃借料」でございますが、これは同様に交通対策課のほうで駐輪場の借地、こちらの費用として充てておりますけれども、途中の閉鎖等々で用地の取得等がございますので、そのため年度末まで費用を残しておいたということでございます。  それから、節19「負担金、補助及び交付金」でございますけれども、これも交通対策課の所管部分になりますが、民営自転車駐車場設置補助金というのがございます。こちらのほうの補助金を支出するという対象がございませんでしたので、念のため年度末までの申請も待ちまして不用額として残したものでございます。  それでは、右側、備考欄のほうをお願いいたします。◎一般職人件費でございます。これは建築指導課一般職員18人の人件費に要した費用でございます。  以上でございます。 ○宮本 委員長   江田開発調整課長。 ◎江田 開発調整課長   それでは、 294、 295ページ中段でございます。款40「土木費」、項5「土木管理費」、目5「土木総務費」の都市整備管理事務費でございます。執行率は79.6%であります。  それでは、右側の備考欄に沿って御説明申し上げます。消耗品費及び機器借上料はコピー機等のリース代、コピー用紙、トナー代などに要した経費でございます。機器借上料につきましては一部再リースのため、前年度に比べて大幅に金額が減って減となっております。  庁用自動車購入費は耐用年数などがまいりました庁用車1台の購入に要した経費でございます。車両管理費は都市整備部内の車両11台分のガソリンや車検等の維持管理費として支出いたしました。なお、ガソリン総量はほぼ見積もりどおりでしたが、単価が上がっており、前年度より微増となっております。なお、リサイクル料金について廃車する車に追加装備分があることが判明し、不足が生じたため 644円を同一大事業内で対応いたしました。
     以上でございます。 ○宮本 委員長   河野副主幹。 ◎河野 街づくり推進課副主幹   続きまして、街づくり推進課所管分の自転車対策費でございます。自転車対策実施計画策定員報酬についてでございますが、自転車等駐車対策協議会の委員6名に対する報酬でございます。  続きまして、 296、 297ページをお開きください。自転車対策実施計画策定委託料でございますが、平成18年3月策定の自転車等対策総合計画を受けまして、課題解決に向けた26の計画を定めました自転車等対策実施計画の策定に要した委託料でございます。  次に、交通対策課所管分の自転車対策費でございます。土地賃借料につきましては自転車等駐車場30ヵ所及び保管所1ヵ所の賃料1億 5,370万余と、仙川駅の軌道上に設置いたしました仙川駅東自転車駐車場を施工するに当たり、工事用ヤードを借地したことによる賃料 730万円余でございます。  続きまして、2項目下へまいりまして放置自転車対策指導員報酬でございますが、調布駅に配置しております自転車等放置防止誘導員2名に要した費用でございます。自転車駐車場運営等業務費につきましては施設管理公社に委託しております自転車駐車場等の管理及び整備、誘導等に関する業務委託経費でございます。自転車等処分委託料につきましては平成19年度は自転車、原動機付自転車、合わせて約1万 4,300台を撤去し、そのうち約 8,300台の返却及び再利用を行いましたが、残りの処分約 5,000台に要した費用でございます。  看板作製委託料、自転車駐車場管理費、自転車駐車場維持補修費につきましては自転車駐車場等の注意看板、ペンキ補修等維持管理に要した費用でございます。  続きまして、2つ下になりますミニバス交通事業費であります。ミニバス運行事業補助金といたしまして、ミニバス西路線に補助金として 827万円を支出しております。  次に、ミニバス折返場用地賃借料といたしまして、北路線、柴崎折り返し場用地賃借料としまして 336万円を執行しております。  以上でございます。 ○宮本 委員長   岩本課長。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   続きまして、 298ページ、 299ページをお願いいたします。目10「交通安全施設費」でございます。予算現額2億 6,597万 1,000円に対して支出済額2億 6,362万 5,804円であり、執行率は99.1%でございます。不用額は 234万 5,196円で、主なものとしましては節13の「委託料」でございます。自転車等駐車場測量等委託におきまして、当初予定をしておりました自転車等駐車場の公有地化予定地の土地所有者との交渉の結果、測量等を実施するに至らなかったということによるものでございます。  それでは、右側の備考欄に沿って主なところを御説明いたします。道路課所管分の◎交通安全施設維持管理費でございます。光熱水費につきましては道路課が管理をしております街路灯に係る電気料金として執行したものでございます。施設維持補修費につきましては街路灯及びガードレールやカーブミラーなどの交通安全施設の修理、補修等に要した費用でございます。防犯外灯電気料助成金につきましては調布市防犯外灯助成規則に基づき、市内4団体について電気料金の助成を行ったものでございます。諸経費につきましては街路灯やカーブミラーの管理番号シール等の作成費でございます。  以上でございます。 ○宮本 委員長   河野副主幹。 ◎河野 街づくり推進課副主幹   続きまして、交通安全対策課所管分、自転車駐車場等整備費についてでございます。自転車等駐車場測量等委託料につきましては西調布南第4自転車駐車場用地買収に伴う不動産鑑定に要した費用でございます。自転車駐車場等整備工事費につきましては西調布、つつじヶ丘、京王多摩川等における駐車場の車どめの設置工事、外灯設置工事などに支出したものでございます。  自転車駐車場整備負担金につきましては仙川駅東自転車等駐車場整備負担金約4億 5,300万円を平成16年度から平成25年度までの10年間にて負担するものでございます。  続きまして、 300ページ、 301ページをごらんください。自転車駐車場整備負担金 210万円につきましてはつつじヶ丘駅北口自転車駐車場整備に係る負担金としまして、整備センターに支出したものでございます。  続きまして、自転車駐車場用地費についてでございます。用地特別会計繰出金につきましては債務負担行為により取得した駐車場用地に対する償還分でございます。元金 4,625万円、利子 291万円余、合計 4,916万円余を執行したものでございます。  以上でございます。 ○宮本 委員長   小宮課長。 ◎小宮 建築指導課長   続きまして、目15「建築指導費」でございます。支出済額は 1,330万円余、執行率は約69%となっております。  続いて、主な不用額について節区分から御説明いたします。節1「報酬費」でございますが、こちらは建築審査会委員5名及び調停委員会委員3名の報酬でございます。建築審査会は定期で12回、臨時を4回の計16回、調停委員会は8回の開催を予定しておりました。しかし、平成19年度では建築審査会を12回、調停委員会を1回の開催となったため、不用額が生じたものでございます。  続いて、節12「役務費」でございます。役務費は筆耕翻訳料や自動車保険料、車検代及び通信費等でございますが、そのうちの筆耕翻訳料が主なもので、これは建築審査会開催回数の減によるものでございます。  次の節13「委託料」でございますが、不用額の主なものは平成19年6月、改正建築基準法施行により建築確認申請の際の建築物の構造計算適合性判定業務委託料、これに不用が生じたものでございます。これは改正により構造審査も厳しくなると考えられたため、着工件数が減となり、不用額となったものでございます。  次に節15「工事請負費」でございます。これは違反建築物に対する撤去工事等の行政代執行費を予算化しているものでございます。この行為に至る劣悪なものはなく、未執行となったものでございます。なお、この予算化は違反建築物増長の抑制力になっていると考えております。  それでは、右側備考欄をごらん願います。主なものについて御説明いたします。初めに、◎建築審査会事務費でございます。建築審査会委員報酬は委員5人の報酬費で、先ほど申し上げましたけれども、審査会開催12回及び全国建築審査会会長会議1回に要した報酬費でございます。その下、建築審査会運営費は全国建築審査会会長会議が10月に沖縄県那覇市で開催され、この参加に伴う経費及び12回の建築審査会に伴う会議録作成に要した筆耕翻訳料等の経費でございます。  次の◎建築指導管理事務費でございます。3つ下消耗品費でございますが、主として書籍及び法令図書の追録、加除の経費でございます。  次、定期報告業務委託料でございますが、これは建築基準法第12条第1項に規定する特殊建築物の定期報告、この検査を財団法人東京都防災建築まちづくりセンター等へ業務委託した経費でございます。  続きまして、 302、 303ページをお願いいたします。最初の道路情報システム管理費、こちらはシステムの1年間の借り上げ料でございます。  それから4つ下、構造計算適合性判定業務委託料でございますが、さきに御説明申し上げましたが、構造計算の審査業務委託料として執行した経費でございます。  続きまして、その3つ下、耐震改修促進計画策定委託料でございます。これは平成18年の改正建築物の耐震改修の促進に関する法律、これに基づき東京都が作成した計画を勘案し、平成20年3月に調布市耐震改修促進計画としてまとめたものの経費でございます。  続いて、◎建築物防災対策事業費でございます。被災建築物応急危険度判定事業費は応急危険度判定員への情報提供等の通信に伴う経費でございます。  以上でございます。 ○宮本 委員長   岩本担当課長。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   続きまして、 304、 305ページをお願いいたします。項10「道路橋りょう費」でございます。道路橋りょう費全体でございますが、平成19年度は道路橋りょう総務費、道路新設改良費におきまして予算の補正を行っております。道路橋りょう総務費では一般職人件費を、道路新設改良費では道路用地費をそれぞれ増額補正いたしました。補正後の予算現額に対する執行率は全体で96.5%でございます。  それでは、目5「道路橋りょう総務費」でございます。執行率は99.9%でございます。右側の備考欄に沿って御説明をいたします。  ◎一般職人件費ですが、道路課職員33名分の一般職職員給、諸手当等、また時間外勤務手当等で執行したものでございます。  続きまして、目10「道路維持費」でございます。予算現額4億 832万 3,000円に対して支出済額3億 7,423万 2,094円でございます。執行率は91.7%でございます。不用額は 3,400万円余でございまして、主なものとしましては、節13「委託料」のうち道路台帳補正等の委託について台帳補正の作業の効率化を図ったこと、また緊急災害復旧委託料や不動産鑑定委託料など予算化をしておりましたが、結果として予算を執行する状況に至らなかったことによるものでございます。  それでは、右側の備考欄に沿って御説明をさせていただきます。◎道路管理事務費でございます。職員旅費ですが、道路課職員33名分の都庁などへの出張に要した旅費でございます。消耗品費ですが、道路等の境界に設置をする境界石、事務用品や図書等の購入に要した費用でございます。印刷製本費ですが、各種申請書の印刷、図面の焼きつけ等に要した費用でございます。路線調査測量等委託料ですが、市が管理をしております道路等の財産境や管理区域を確認するために境界確認の測量及び境界図の作成、境界石の埋設等を行うのに要した費用でございます。保存文書画像入力委託料ですが、道路境界確定図等の文書を電子保存するのに要した費用でございます。   306、 307ページをお願いいたします。土木工事積算システム保守委託料及び機器借上料ですが、工事積算を行うシステムの保守サポート及びシステム専属のパソコン2台の借り上げの費用でございます。  土地賃借料でございますが、これは飛田給の鹿島建設西側にございます市道西53号線が非常に狭隘なため、対向車の待避所として鹿島建設よりお借りをしている土地の賃借料でございます。  道路台帳補正委託料ですが、道路法の規定により整備を行っております道路台帳等について、地下埋設物の変更や、及び新たな道路の認定、廃止、拡幅等に伴う補正を行うのに要した費用でございます。  道路情報システム管理費ですが、道路情報システムへの道路台帳のデータや告示データ、道路占用物データなどの情報入力委託及びシステム機器の借り上げ料でございます。  橋りょう台帳整備委託料ですが、調布市内の橋梁71橋について一元的な管理を行うため、台帳整備し、基礎的な調査を行うのに要した費用でございます。  道路現況図等作成委託料ですが、道路の認定、廃止等に伴い、現地測量や登記及び議案資料の図面の作成に要した費用でございます。  道路関係施設維持管理費ですが、こちらは飛田給駅前に設置をしております時計の電気料金でございます。ふれあいのみちづくり事業費ですが、要綱に基づいて実施をしておりますふれあいのみちづくり事業に係る消耗品費及び参加団体の団体保険料でございます。  次の損害保険料ですが、調布市で認定をしております市道、その他サイクリングロード等に係る事故に対する損害賠償責任保険料でございます。  各種負担金ですが、調布市が加入をしております11の協議会の平成19年度分の負担金及び会費として執行したものでございます。  諸経費につきましては会議、検査等を行う際の来客用の賄いや携帯電話通話料、その他の費用でございます。  続きまして、◎道路維持管理費でございます。消耗品費ですが、維持管理作業に必要な消耗品として革手袋やペンキスプレー等を購入したものでございます。  道路清掃等委託料ですが、道路や地下通路等の定期清掃の費用でございます。連絡業務委託料ですが、市役所が閉庁いたします平日夜間や休日、年末年始における市民等からの通報などに対応するための委託に要した費用でございます。  除草等委託料ですが、道路課で管理をしております水路やサイクリングロード等の除草に要した費用でございます。  維持補修費ですが、飛田給歩道橋に併設をしておりますエレベーター3号機の修繕等を行った修繕費。また、建設業協同組合や管工事協同組合と道路の補修について単価契約を行い、必要に応じて補修等を実施した舗装補修等委託。また、常温剛材やガードフェンスなど道路の維持補修に必要な材料の購入に支出をいたしました整備用原材料からなっております。  続きまして、 308、 309ページをお願いいたします。管理施設補修等委託料ですが、これは琥珀橋及び宅添橋という2つの橋梁がございます。そちらの欄干の塗装に要した費用でございます。  保守点検等委託料でございますが、主要市道33号線、スタジアム通りにございます横断歩道橋に附属するエレベーター3基の保守点検の委託に要した費用でございます。  看板作製委託料ですが、こちらは子ども飛び出し注意など、注意喚起・啓発用の看板の作製に要した費用でございます。  飛田給公共通路維持管理費ですが、飛田給公共通路維持管理委託料は公共通路の日常の清掃、付随するエレベーター2基、エスカレーター2基の定期点検に要した費用であり、飛田給公共通路維持管理費負担金は公共通路の施設に係る電気料金として支出した費用でございます。  地籍調査事業費でございます。地籍調査事業につきましては平成19年度から上石原1丁目地区におきまして本格的に現場に入り、街区調査を進め始めたところでございます。  まず職員等旅費ですが、国土調査推進連絡協議会や地方の研修会及び都庁などへの出張に要した費用でございます。消耗品費並びに通信運搬費ですが、現地説明会を開催する際に必要な事務用品、図書並びに説明会案内状の送付などに必要な切手の購入に要した費用でございます。  地籍調査事業委託料ですが、上石原1丁目地区の街区調査を行うための委託料として執行いたしました。  備品購入費ですが、現地説明会で使用する機材や文書保管用の書庫の購入に要した費用でございます。  全国国土調査協会負担金ですが、調布市が加入をしております2団体の平成19年度分の負担金及び会費として執行したものでございます。  続きまして、目15「道路新設改良費」でございます。予算現額12億 7,749万円に対して支出済額12億 4,358万 8,962円であり、執行率は97.3%でございます。不用額は 3,390万円余でございまして、主なものとしましては、委託料と公有財産購入費につきましては生活道路の用地交渉の状況に合わせて年度末までの執行に対応するために確保していた予算が未執行となったもの。また、補償補てん及び賠償金につきましては、生活道路物件補償及び人と環境にやさしい道路物件補償におきまして、工事の進捗に伴って年度末までに対象物件があった場合に対応するために計上しておりました予算が未執行となったものでございます。  それでは、右側の備考欄に沿って主なところを御説明いたします。まず街づくり推進課所管の◎道路用地費でございます。測量等委託料ですが、現在検討を進めております生活道路網整備計画の検討委託費として執行したものでございます。  続きまして、道路課所管の◎道路整備費でございます。 310、 311ページをお願いいたします。生活道路整備実施設計委託料につきましては市道北 177号線、市道東 110号線ほか計5ヵ所の路線設計委託及び仙川にかかります中条橋、宅添橋、柳川橋、3橋の耐震補強設計委託に執行したものでございます。  測定等委託料でございますが、道路面の傷みぐあいを調査する路面性状調査及び必要な路面補修の程度を判断し、設計に反映させるためのFWD調査を実施するのに要したものでございます。  生活道路新設・改良工事費ですが、調布市生活道路網整備計画に基づき、市道北 177号線、市道東 110号線ほか計11ヵ所の生活道路及び隣接地権者からの申請を受けて行う私道の整備など、延べ 2,518メーターの道路新設改良工事を行い、また、橋場橋、細田橋、小金橋、3橋の橋面舗装の改良工事を実施するのに要した費用でございます。  人と環境にやさしい道路整備実施設計委託料につきましては、主要市道12号線、品川通り及び主要市道24号線、染地通りの2路線において歩車道の段差を解消したり、車道部に低騒音排水性舗装を施工するなどを内容とした人と環境にやさしい道路整備工事に係ります実施設計委託料として執行したものでございます。人と環境にやさしい道路整備工事費につきましては平成18年度に実施設計を行いました主要市道12号線、品川通りと主要市道20号線、三中通りの2路線において、人と環境にやさしい道路整備工事費として執行したものでございます。  狭あい道路整備工事費につきましては調布市狭あい道路拡幅整備要綱に基づき整備を進めているもので、狭隘道路の解消に向けて幅4メートルへの拡幅整備費として執行したものでございます。平成19年度の実績としましては、下石原3丁目57番地など合計で79件でありまして、L型側溝の整備延長は延べ 1,658メートルでございます。  狭あい道路整備測量等委託料につきましては、狭隘道路の拡幅整備用地として寄附をされました土地の測量、分筆等に係る経費及び所有権移転等登記の費用として地権者からの申請に応じ、入間町1丁目13番地など、合計87件で執行したものでございます。  狭あい道路整備協力奨励金につきましては、調布市狭あい道路拡幅整備要綱に基づき御協力をいただきました隅切り用地に対して交付をする奨励金として深大寺南町2丁目17番地など、合計8件で執行したものでございます。  狭あい道路整備物件補償につきましては、狭隘道路の拡幅整備用地として寄附をされました土地の測量、分筆等に係る経費及び所有権移転登記の費用として地権者からの申請に応じ執行したものでございます。  次の物件補償につきましては、生活道路の整備工事に伴って発生いたました物件補償で、市道西23号線、富士見町1丁目41番地において民地との段差の解消のためすりつけ舗装等を実施するのに要した費用でございます。  続きまして、◎道路用地費でございます。土地評価鑑定等委託料につきましては、生活道路の拡幅整備に伴います用地取得の際、土地及び物件の評価に必要な鑑定をするための調査経費として上石原3丁目55番地など合計12件において執行したものでございます。  測量等委託料につきましては、生活道路の拡幅整備に伴います用地測量や官民境界線の表示、境界石の埋設に伴う経費として深大寺東町5丁目29番地など合計22件において執行したものでございます。  市道北48号線用地買収費につきましては、都市計画道路調布3・2・6号線、武蔵境通りから深大寺保育園に至る生活道路の拡幅整備に伴います道路用地の土地開発公社からの買い戻しであります。深大寺北町3丁目23番地内の177.87平方メートルについての執行でございます。  市道北50号線用地買収費につきましては、深大寺保育園の北西角から北側に向かって拡幅整備を行っております生活道路であります。そちらの拡幅整備に伴います道路用地の土地開発公社からの買い戻しであります。 51.35平方メートルについての執行でございます。  続きまして、 312、 313ページをお願いいたします。市道東51号線用地買収費につきましては、品川通りから旧大町小跡地へのアクセス道路でございまして、菊野台3丁目32番地内の道路用地 137.97平方メートルを土地開発公社から買い戻すのに要した費用でございます。  次の角切等用地買収費につきましては、生活道路の拡幅整備に伴い必要となる隅切り用地など小規模な土地の買収を行うのに要した費用でありまして、布田3丁目58番地など合計3ヵ所、 21.83平方メートルの用地買収費として執行いたしました。  生活道路物件補償につきましては、生活道路の用地買収に伴い、建物やその他物件の取り壊し、再建築など物件補償するための経費として染地2丁目38番地など3件分の執行でございます。  用地特別会計繰出金につきましては、債務負担行為より過年度に取得をしました生活道路事業用地に対する元金、利子の償還分でございます。  公社経営健全化促進事業用地買収費につきましては、土地開発公社経営健全化促進策の一環として公社が長期保有している用地のうち、道路課が所管するものの一部を買い戻しするのに要した費用でございます。  続きまして、目20「橋りょう維持費」でございます。予算現額 4,000万円に対して支出済額 3,620万 2,950円でございまして、執行率は90.5%でございます。不用額は 370万円余でございまして、橋りょう耐震補強工事の契約差金でございます。◎の橋りょう維持管理費の橋りょう維持補修費ですが、耐震補強が必要な橋梁について、過年度に実施をしました橋梁の実態調査結果に基づき、19年度は野川にかかります橋場橋、細田橋、小金橋、3橋の耐震補強工事を実施したものであります。  説明については以上でございます。 ○宮本 委員長   理事者の説明は終わりました。  これより、道路橋りょう費までの質疑、意見を許します。まずは92、93ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長 
     続いて、 98、99ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   続きまして、 188、 189ページ。はい、鮎川委員。 ◆鮎川 委員   これは福祉との兼ね合いもあるんですけれども、高齢者住宅を賃借しているということで、今後もこういった高齢者住宅用に賃借をするような御予定というのはないでしょうか。これ福祉とのあれなんですが。 ○宮本 委員長   はい、内野課長。 ◎内野 住宅課長   この高齢者住宅につきましては今現在3ヵ所の高齢者住宅ということで、これからも維持していくということになっております。まだ計画は打ち立ててございません。 ○宮本 委員長   ほかよろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   飛びまして 294、 295。はい、岸本委員。 ◆岸本 委員   自転車対策実施計画についてなんですけど、有料化しながら整備を進めていくわけですけど、これの計画、中を見てみると、それでも将来不足をする予想量というのはそれぞれの駅で書いてあるわけですけど、ちょっと読み込んでないのもあって、この不足量などについての対応というのはどういうふうにされるのかだけちょっと教えてください。 ○宮本 委員長   はい、河西課長。 ◎河西 街づくり推進課長兼街づくり推進課都市政策担当課長   後段の部分に各駅の不足量と予測必要量というのを書いております。今回、西調布ほか有料化をする分については、これ違法駐輪対策とセットで必要台数を確保できたところから違法駐輪の対策を行っていくということになっておりまして、そこについては確保できるということでございます。  今後についてですが、基本的には生産緑地を活用したり、今のところを一体化をするとか、連続立体交差事業の鉄道跡地を京王電鉄の協力を得ながら確保するとか、今、例えば工事ヤードにしている部分をまた駐輪場に戻すとか、そのようなことでほかの駅に対しても対応を考えているということでございます。 ○宮本 委員長   よろしいですか。はい、土方委員。 ◆土方 委員   今の岸本さんのお話に関連するんだけれども、国領あたりで京王線の立体交差の事業と合わせて地元のほうで何かそういうふうな事業を民間で行いたいというかな、そういうふうな話をちょっと聞いているんだけど、それについてはどういうふうに考えてますか。 ○宮本 委員長   河西課長。 ◎河西 街づくり推進課長兼街づくり推進課都市政策担当課長   市が有料化を行うことで民間も参入しやすくなるという利点がございます。こちらにつきましては有料化の1つの理由として、民間参入も考えながら、自転車については民間でも経営をしていただくべきではないかということで、この有料化を1つの理由としては図っているところでございますが、確かに、地元のほうからも採算が成り立つのであれば自分のところで経営をしたい、という声は上がっておりまして。こちらについてはただ土地が高いものでございますので、これは今後の協議ということなんですが、京王電鉄との協議の中で少しでも安く借りられるのであれば、これは民・民での協議ということになるんですが、借地をして経営をしたいという声は聞いております。 ◆土方 委員   ということは、いわゆる民・民でやるということね。役所のほうの計画に入ってない、民・民でやるという話ですか。 ◎河西 街づくり推進課長兼街づくり推進課都市政策担当課長   駐輪場の経営に関しましては公的な駐輪場と民間経営の駐輪場と合算して確保をということになります。基本的には民間もいつ契約解除ということになるかわかりませんので、必要台数等は余裕をもって確保していく予定ではございますが、民間が経営するとなれば、基本的には民・民での土地のやり取りをしていただくと。ただ、そこについては、先ほどの決算の御説明にもありましたが、条件に当てはまれば補助制度というものは用意をしているという内容でございます。 ◆土方 委員   はい、わかりました。 ○宮本 委員長   よろしいですか。ほかにありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   続いて、 296、 297ページ。はい、田中委員。 ◆田中 委員   放置自転車対策指導員の報酬なんですが、今御説明をお伺いしておりまして、調布駅2名ということでよろしいんですよね。 ○宮本 委員長   岩本担当課長。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   そのとおりでございます。 ◆田中 委員   これ、ほかの8駅については今後どのようにお考えになられてますでしょうか。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   これ、放置自転車の対策のみといいますか、そういう形で放置自転車の対策に要する指導員ということで、今実態的にも調布駅が圧倒的に多うございます。他の駅はそれ以外の指導員といいますか、誘導員としまして、適切に駐輪場に誘導するための人員を配置しております。その中で今のところまかなえているであろうということで、当面は調布駅を中心にこの指導員を配置をしていきたいと考えているところでございます。 ◆田中 委員   もう1点なんですけれども、ミニバスの運行事業なんですが、 827万、西路線ですよね。原山線の今折り返し場になっておりますけれども、あの路線の、原山線の問題というのはその後進展状況はどうなんでしょうか。その辺ちょっとお伺いしたいと思います。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   ミニバスの運行に関して原山線の道路境界問題というのが非常にネックになるというのはかなり過去から言われていることでございまして、昨年度、今年度と粘り強く交渉を今続けております。現在のところ答弁できるのはその内容でございます。 ○宮本 委員長   よろしいですか。はい、土方委員。 ◆土方 委員   ミニバス運行の事業補助金というんだけども、これ、折り返し場所の陳情じゃないんだよね。これ、補助金って、バス会社に対しての補助金なの。そうじゃないですか。 ○宮本 委員長   河野副主幹。 ◎河野 街づくり推進課副主幹   西路線に対する、バス会社に対する補助金でございます。 ◆土方 委員   これについて昨年質問したら、これについてはなくしていきたいというふうな話だったけど、またこれ──昨年な、その前の年のことでなくして、また今度出てきたんだけど、これについては進捗はどうなの。何も進捗はないの。 ◎河野 街づくり推進課副主幹   交通不便地域解消のために市として開設をお願いしている西路線についてでございますが、要綱、要領等によりまして補助金等を支出しているものでございまして、今のところ継続していくという考えでございます。 ◆土方 委員   採算が合ってないということ。 ◎河野 街づくり推進課副主幹   平成19年度の決算におきましては運行収入として 3,400万余ございまして、運行経費として 4,280万かかっているというふうに事業者からの報告が来ているところでございます。その差し引きとして 827万円を執行したものでございます。 ◆土方 委員   はい、わかりました。 ○宮本 委員長   よろしいですか。はい、岸本委員。 ◆岸本 委員   まず放置自転車の件なんですけれども、自転車、バイク、それぞれ撤去、返還、再利用、処分と事務報告書に載っているんですけども、この処分というのは、放置自転車であそこに保管された場合は、引き取りに来なかったり再利用できなかった場合、処分するしか道のない自転車だったのでしょうか。 ○宮本 委員長   はい、岩本担当課長。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   処分にかかります程度というのは、もう再利用が不可能という形の判断をなされたものでございます。 ◆岸本 委員   ちょっと随分多いなと思って、もっと再利用できないんだろうかと思って聞かせていただいたんですけど、これはどこでそういう判断、再利用できるのかできないのかというのは現課としてはどこの場でやられているんですか。 ○宮本 委員長   はい、足高課長。 ◎足高 道路課長   処分に関しましては一応放置自転車関係としまして道路課が所管してやっております。処分の判断でございますが、当然さびてたり、また取りに来ないというのは当然ですね、取りに来ないもの、それもある一定期間取りに来ないものについてはもうそうせざるを得ないということの中で判断してやっております。 ○宮本 委員長   よろしいですね。土方委員。 ◆土方 委員   今の放置自転車の話なんだけれども、今度、富士見町の高架下のところに確保できそうだという話ですね。そうすると、我々、いつも住民の皆さんから、国領近辺の人たちから、どうしてほうっぽっておくんだ、もっと早くこまめにきれいにしてくれと、こういう話を聞いて、担当課のほうに話すと、したくたって持って行く場所がないんだと、こういうふうな御答弁なんだね。今度、場所があるということは、そういうことについての改善はできるんですか。 ○宮本 委員長   足高課長。 ◎足高 道路課長   今度21年の4月から実施計画を執行していくわけでございますけれども、それは有料化に伴って撤去の強化ということでございます。長い目で見ればまた減ってくる、有料化が定着していけばちゃんと駐輪場におさまるでしょうけれども、一時的にふえるという可能性があるので、富士見町の高速下に確保して撤去の強化を図っていきたいというふうに考えております。 ◆土方 委員   先ほど環境のほうで美化の報告ね、駅におりたときに、まずまちの雰囲気でだらしがないまちだと、いや、これだめだなと、何で視察に来たんだろうと思うことが多いんですよ、僕らね。そういう面では、ちょくちょく撤去してお金がかかるならば、これはこれとしてやっぱり厳しいんだなと。同時に景気が悪くなれば、自転車だって買うの大変だよね。いろんなことがあって条件がいろいろとまた変わると思うけれども、しょっちゅう撤去することによって、これは市民がそういうまちになったんだということで認識しますから、ぜひとも僕らのほうに苦情来ないように頼みます。はい、要望。 ○宮本 委員長   岸本委員。 ◆岸本 委員 
     つつじヶ丘駅のスーパーの前にあるオートバイの駐輪場の件なんですけれども、あそこは満杯で契約されているんでしょうか。あれ、市の持っているものですよね。 ○宮本 委員長   河野副主幹。 ◎河野 街づくり推進課副主幹   つつじヶ丘駅の北側のオートバイの駐輪場につきましては56台の容量がございまして、今約95%埋まっているというふうな形になっております。 ◆岸本 委員   駐輪する場合、自転車だけじゃなくてバイクも必要なのはわかるんですけれども、特に目の前にスーパーがあったり、マクドナルドがあったりして、お買い物中の人、御承知だと思いますけどね、あの界隈だけ特に足りないという状況があるんですけども、それとの兼ね合いでオートバイを置く場所についての検討だとかというのは何か考えたりしないんでしょうか。 ○宮本 委員長   はい、河西課長。 ◎河西 街づくり推進課長兼街づくり推進課都市政策担当課長   まさにこれからの課題がバイクというものをどうしていくかということでございまして、基本的には原動機付、いわゆる50㏄未満のバイクであれば駐輪場にとめられるというところが数ヵ所──数ヵ所といいますか、ほとんどとめられるということになっております。大型の、それ以上のバイクをどうしようかという、これも課題ということになっています。これはバイク業界からも何とかならないのかという声をいただいているところでございまして、非常に大きなバイクになってくると、とめるスペースやら、あとの事故のこととか考えると、ここら辺を慎重に考えないとなかなか難しいということと、大きな排気量であれば、通常は目的地まで行っていただくか、調布駅の周辺にも大型バイクの置き場がありますので、電話等の問い合わせには、申しわけないですが、そこまでというお話をさせていただくところでございまして、今後の課題としてとれるかどうか検討して、使い方についても十分慎重に考えていかないと。バイクの大きさは幅が広いものでございますので、いろんなバイクがありますから、すべてスクーターというわけにいきませんので、そこら辺については今後の課題として検討していく考えでございます。 ◆岸本 委員   そうだと思うんですけど、出かけた先がまたないという。特に都心はバイクをとめるところがなくてということをよく若い人から聞くんで。だから、調布で全部しょえという意味じゃないんですけれども、その辺の兼ね合いは考えたほうがいいのかなというのと、あと場所ですよね。結構広いところならいいんですけれども、特にあそこの場所は人も多くて、土日なんか大変な状況なので、ほかの議員さんも聞いていると思うんですけど、何か方法はないかなと思ったので聞かせていただきました。  それから、ミニバスの件ですけれども、年々利用率が1万人ぐらいずつどんどんふえていって大変好評だし、最初は狭さもどうかなと思ったけど、あの小さい、コンパクトなのがかえっていいという感じで、普及してきたなというふうに思うんですけども、先ほどの北路線の問題もクリアが待たれているところなんですが、特に東の路線で緑ケ丘の奥のほうの問題ですね。私もちょっと取り上げさせていただいたこともあるんですけど、道幅に合わせたバスの検討についてはその後いかがでしょうか。 ◎河西 街づくり推進課長兼街づくり推進課都市政策担当課長   一たんは交通不便地域ということでこのミニバスを運行するときには設定をしていただいた中での今回の3路線ということになっておりますが、確かにそのような声もいただいておりまして検討を進めているところでございまして。ただ、今の段階では道路の狭さ等もございまして、今答えが出ている状況ではなく、今検討中ということでございます。 ◆岸本 委員   バスだけ通ればいいという問題じゃなくて道の問題もありますので、それはつつじヶ丘から三鷹に行くバス路線もという要望と一緒で、特につつじヶ丘駅から深大寺のほうに曲がっていく、あの坂を上っていく道がありますが、あそこに今度は介護関係のデンマークというところができるんですけども、あれも建てているのを見ていると、結構ぎりぎりまで建てている感じで、セットバックとかそういう段階ではないなというふうに思うと、またそれも課題としては重いなと思いながらきのうもあそこを見てたんですけど、そういう問題なども、将来、長い目で見て何ができるかということは課題として追求してもらいたいなというふうに思うので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 ○宮本 委員長   小林委員。 ◆小林 委員   ちょっと教えていただきたい。2点ほどあるんですけれども、違法駐車対策。交通指導員を配置したというふうに事務報告に出てますが、これについてどこで支出しているのかということと、自動車違法駐車対策費委託料、これがどう使われているのかいないのか、その辺のことを教えてください。 ○宮本 委員長   岩本担当課長。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   違法駐車対策につきましては、今、事務分掌上都市整備部に一部残っているだけでございまして、予算の執行はございません。どちらからかと言いますと、総合防災安全課のほうで今、安全・安心パトロール等行っている委託の中で調布駅周辺に指導員を置いて、違法駐車の対策を合わせてやっていただいているというのが実態でございます。 ◆小林 委員   そうすると、来年度の事務報告には総合防災のほうに張りついて出てくるということでいいんですか。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   今、事務分掌上の見直し等の検討も合わせて行っておりまして、確定したものではございませんが、都市整備部としてはそういう形で仕切りができればなと考えているところでございます。 ◆小林 委員   そうすると、自転車は都市整備部で、自動車は総合防災のほうになるということですか。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   はい、そのとおりでございます。 ◆小林 委員   わかりました。ありがとうございます。 ○宮本 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   それでは、 298、 299ページ。はい、鮎川委員。 ◆鮎川 委員   交通安全施設維持管理費なんですけれども、日ごろの市民要望の中でこの交通安全施設に関する要望は非常に多いと思うんですけれども、なかなか単年度で処理、そういった要望をすべて処理できていないのかなと思うんですけど、その辺いかがでしょうか。 ○宮本 委員長   はい、岩本担当課長。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   今、執行については年度の後半にいただいたものが年度を持ち越すというような事象は出てきております。それは事務量、要望量が多いからというだけではなく、特にカーブミラー等については設置をする場所の地権者の承諾を得ていると。それは過去に黙ってつけてしまって、家の中がのぞかれるというようなことでかなりの苦情を受けて、今は必ず承諾を取ってから対応させていただいているということで、その承諾にかなりの時間をとったり、承諾いただけないところはカーブミラーを設置するのに見合ったような安全施設をということで検討の時間を要したりということで、年度をまたいでしまっているものもございます。ただ、早急に対応できるものについては年度内執行ということで極力行っているところでございます。 ◆鮎川 委員   私、何でもかんでも、市民から言われたらつけろといっているわけではないんですけれども、そういった意味で非常に市民の関心の高いことだと思いますので、これから来年度予算の編成に当たって、なるべく余裕のある予算確保できるよう、部内でぜひ御検討、頑張ってください。 ○宮本 委員長   ほかにございますか。小林委員。 ◆小林 委員   ちょっとお尋ねしたいんですが、流用が5件ほど、同じところというか、近いですね、あるんですけど、この辺の考え方というか、予算を立てるときなかなか難しいと思うんですけど、その辺のところどういうふうにお考えになっているのかお尋ねしたいなと思っていますが。 ○宮本 委員長   河野副主幹。 ◎河野 街づくり推進課副主幹   内容等につきまして御説明させていただきます。まず役務費等につきましては切手等の返信代、違法駐輪、駐車台数が多くなったという不慮の、もともと予算立てしてなかったということにつきまして切手代がふえたということで支出したものでございます。  その次の使用料から負担金、補助金、交付金へ移動させましたものの、ミニバスの西路線の補助金に対しての執行が若干ふえたというところで、もともと当初予定していた予算額に対しまして補助率が上がったというものでございます。  そのほか、一番最下段の 210万等につきましてはつつじヶ丘の北口におきます駐輪場の設置等につきまして、平成19年度に新たに設置するという形で、当初予算で見込んでなかったものの整備費として執行したものでございます。  以上でございます。 ◆小林 委員   わかりました。 ○宮本 委員長   よろしいですか。ほかありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   続きまして、 300、 301ページ。はい、土方委員。 ◆土方 委員   ここで建築指導課の中にある建築審査会というものがありますね。それについて、実はこういう、内容はいいんですけれども、すごいことが書いてあるんです。この審査会、何回かやりましたけども、その審査会の内容、傾向をちょっと聞かせてください。  なぜ僕が言うかといったら、審査会と言いながら、会長一人が責任を負っていくという、それも大変な仕事で、そういうふうな事案に当たらないほうがいいなと思っている人がみんなだと書いてあるんですが。  そこで何を言わんとするかということは、こういう事案が来ないようにまちづくりはしておかなきゃいけないと僕は思うのね。要するに何かといったら、将来そこのところはどういうふうな地区計画があるのか、どういうふうなまちづくりをするのかということをしっかりしておけば、マンションなどうんと建つところについてはこういうふうなことを初めからしっかりとやっておこうと。高さ制限や何にしても。初めから考慮していく。そうしないととんでもない事案──これあるんですが、見せませんけどね、これ、公に売ってるんですよね。そういうことがあっちゃいけないんで、そのことを注視しておきたいと思っているからここで出すんよ。ちょっと聞かせてください、どういう状態か。 ○宮本 委員長   小宮課長。 ◎小宮 建築指導課長   委員のご質問の内容、お手元にあるものを私も見ておりませんので、法律の中の話ということでちょっとお答えをさせていただきますけれども、建築審査会というのは建築基準法上78条というところで定まっております。私どものほうで毎月1回審査会を行っておりますけども、その中で審査されているもの、審議されているものというのは43条ただし書き、つまり道路の接道条件の緩和ということで、4メーター以上の道路に2メーター以上接しない方、その方々の救済というようなことで、どうしましょうかというようなことをお話しして、道路にかわるような広い空地があるだろうというようなことをみなしながら同意していただく。その同意に基づいて、私どもは建築確認の許可を出すというような流れになってますね。  それ以外にも、バス停の上屋とか、ああいうものを道路上に建ててもよろしいでしょうかということで、それに同意していただくとか。というような形で、同意ということをしていただく。それに基づいて私ども建築主事のほうで建築許可を出すというような流れになっておりますので。一言で言うと、建築審査会というのは処分庁、処分をするところではないということですね。審議をしていただくところ。  5人の委員がいらっしゃいますけども、その5人の委員の方々というのは建築についての学者であるとか、それから弁護士さんも入ってらっしゃいます。そのような法律的なところでどうだろうかというところをよくお考えいただく、審議していただくということで、私たちの内容について御助言いただくと。それに基づいての判断を私どもはしていくというような形になりますね。  ですから、処分庁としては私どもということになります。位置づけとしてはそのような形で、いろんな御助言いただくとか、そういうようなところということで御理解いただければ割とわかりやすいかなと思います。 ◆土方 委員   今のお話はこれに書いてあるようなことじゃなかったからこそ、そういう話でいくと思うんですね。実はここに書いてあるのはマンション関係のことで、高さ関係の問題で、ちょっと前に、あるまちが条例を後でつくって、後づけしてやったら、その問題について損害賠償を請求されたと。実際問題 2,000数百万というお金を請求、最高裁で決定した。ところが、その会社はそれをとらないで、それをまちに寄附しようということで新聞に書いてあった。一件落着みたいなこと。そういうことも若干触れているんだけども、建築審査会というところは、市長でも何でも、審査会の長についての判断は守らなきゃいけないというふうなことだけども、あるまちでは、よく知らないけれども、後から条例を出して、その条例に引っかけてやったみたいですね。ああいうこともあるし、非常に問題がね。これを見ると、弁護士だって何だって、ちょっとしたことで負けちゃうというか、そういう状態がここに書いてあるんですね。  そうすると、まちづくりでも何でも、高さ制限したって何しても、ちゃんとした根拠がないと、できるんだからそこまでやっちゃうんだよと。公共がつくるのだからできる、私だからできる、広い面積で1区画の中ではできるとか、いろんなのがあるけれども、ちょっと間違うとえらいことになるということを、これを見ると思うわけね。  だから、その点で、これからそういうことがあるかないか知らないけども、しっかりと審査会についてはフォローしてあげるようなまちづくりをしてやらないと、今度、審査会になる人は、おれは審査会が好きだというなら構わないけれども、それはやられればまちの話題とか世間の話題になっちゃって、マイナスのことになりますから、審査会等についての案件についてはしっかりと受けとめてやってください。そういうふうに私言っておきます。  私のほうとすれば意見として、役所は審査会という大変なのを持っているなと、きょうは皆さんに……。ここに書いてあることは見せないけども、そういうことも書いてあるんだから、気をつけてくださいということを言っておきます。  以上です。 ○宮本 委員長   ほかにございませんか。いいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長    302ページ、 303ページ。はい、岸本委員。 ◆岸本 委員   耐震改修促進計画のことなんですけど、計画がことしの春にでき上がったわけですけど、そこで出されているような課題、特に建築指導課のほうで一番重要視しなければいけないのは公共施設なんかの耐震化の問題であろうと思うんですけども、そういうものについては今後どういうふうにされていくというようなこともこの計画の中には書き込んであるのでしたっけ。 ○宮本 委員長   はい、小宮課長。 ◎小宮 建築指導課長   今お手元にございます15ページをちょっとあけていただければ、防災上重要な公共建築物につきましては、右側になりますね、学校等々になりますけれども、そういうところにつきましては平成23年度までで 100%を目指しましょうということで。上のほう、東京都と書いてありますけども、東京都は27年度までということで予定しているものを、我々のほうはちょっと早目ということで、各課の、関係課の協力を得ましてそのように進めていくということになっています。 ◆岸本 委員   防災上重要な公共建築物については、言ってらした避難場所になる小学校、中学校という意味ということなんですか。 ◎小宮 建築指導課長   はい、そうでございます。 ◆岸本 委員 
     第一義的にはまず多分そうだろうというふうに思うんですけれども、例えば総合体育館のようなところだとか、ほかの公共施設のようなところも、実際問題まず避難場所なんでしょうけども、そういう場所があればきっとそういうところにも活用しなきゃいけなくなるような状況になるんじゃないかと思うんですけど、そういうほかのところについてはどういう位置づけなんですか。 ◎小宮 建築指導課長   現在考えているところは小学校、中学校というところになります。ちょっと長い名称であれなんですけども、8月にこの計画をまた具体的に進めていくために、調布市耐震改修促進施策検討委員会というのをまた設置しております。その中で当然総合防災安全課だとか学務課等入っておりますので、関係課と協議しながら、また詳細なことについては詰めていこうという計画になっております。ですから、先ほどの計画を順次進めていくための下準備をまた始めているということで御理解いただければと思います。 ◆岸本 委員   小・中学校が 100%を目指すということで、四川のああいうこともあったから、もちろんすごく重要なことですので、それはそれでもちろん進めてほしいですし、今お聞きしたら8月にそういうことで別の委員会も開かれるということのようですので、各課で共通認識を持って取り組まれるのであれば、また見守っていきたいなというふうに思っています。 ○宮本 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   続きまして、 304、 305ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   続きまして、 306、 307ページ。はい、土方委員。 ◆土方 委員   先ほどこのお話に出てたけれども、道路について苦情とかなんかの中で道路補修についての苦情が 281件という事務報告の中に書いてあった。道路の補修が一番やっぱり出ているのね。私ずっと見ると、経費の節減とかそういう形ではこれはもうしようがないことなんだけども、割と道路、昔はお金かけ過ぎているのかなと思った時代と比べたら、今やかなり、これじゃあどんどん道路の傷みがひどくなっちゃった。逆に広がっちゃっていくというね。私、植木屋ですけどね、たまには道路なんかのことをつるはしでやったんですね。あれ傷むと、どんどん見えないところも傷んじゃうんですよ。余計お金がかかる。こんなこと言っちゃいけないかな、専門家やったことないのに。だから、こういう道路はやっぱりお金をちゃんとかけていかなければいけないと思いますよ。特に計画的にね。言われてから直すというんじゃなくて、補修も計画的にかけていかなきゃだめだと思う。言われるのを待っていたら、今度でっかいのがあく。  例えば、1ミリ傷んでいたら、もう5メートルぐらいの傷みが出ちゃうんだよ。それがいいのかどうかね。そういうものだと言えば、僕らも職員さんが言われたことを市民に言いますよ。そういうのでいいんだって。僕らはそう言えないでしょ。だから計画的に補修なんかでもかけていくようにね。さっき鮎川さんが頑張ってくださいよと言ったけど、僕も、頑張ってくださいよ、予算とってやってくださいよと、こういうふうに言いたいですね。ぜひそこらは頑張ってください。  ここはここでそう言っておきましょう。要望です。 ○宮本 委員長   田中委員。 ◆田中 委員   ちょっと除草のことでお伺いをいたします。委託料なんですけど、水路、サイクリング道路の除草ということでお伺いしたんですが、これは例年どおりの回数をやられてこの額という判断でよろしいんでしょうか。 ○宮本 委員長   はい、岩本担当課長。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   はい、こちらの項目につきましては定期的に行っている除草の費用でございまして、多摩川の堤防とかサイクリング道路ですね。あとは、今舗装がまだかけられていないような水路の状態のところは毎年ほぼ同じようなところから苦情なり要望をいただきます。それをリストアップをしておいて、定めたところを年に2回なりということで草刈りをかけていると。それプラス、通常御要望いただいたところはまた単発で動いたりしておりますが、これは定期草刈りでございます。 ◆田中 委員   ちゃんとやってらっしゃるんだなと思いましてね。というのは、私の自宅の前面の甲州街道ですとかそういうところを見ますと、年に数回やるものが、最近1回ぐらいしかやってくれなくて草ぼうぼうになってますので、その辺調布市はどうなのかなと思ってお伺いしました。ありがとうございました。 ○宮本 委員長   ちょっと委員長交代です。 ○小林 副委員長   はい、宮本委員。 ◆宮本 委員   この道路に関することなんですけども、さっき土方委員からもお話ありましたけども、私専門家じゃないんで余り詳しくはないんですけれども、よく言われるのは、道路をつくるときのアスファルトありますね、季節によって、2月、3月、寒い時期は溶けてならないからぼろぼろになってくるとつくる人は言うんですよ。僕は専門家じゃないんであれなんですけども。ただ、発注の時期の問題で、年間を通していったときに、その時期にぼぼぼっと立て続けに来る注文が多過ぎて、結局ぼろぼろになっちゃって、もう1回、二度、三度ということがよくあるという話をよくよく聞くんですよ。当然時期はあるとは思うんですけども、その辺どうお考えになられますか。 ○小林 副委員長   はい、岩本担当課長。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   昔、アスファルトの合材が品質がよろしくなかったころ、打つ時期によってかなり養生のやり方、打った後の手当てといいますか、そういうものをうまくやらなかったがために非常に寒い時期にはぼろぼろになってということで起こっておりましたが、今、施工管理も徹底しておりまして、打設をするときアスファルト温度というのが非常に重要になってまいります。特に冬場は高目に設定をして打つということで、養生の期間に寒いので、早く冷えるので、その分高い温度で打ったりという工夫をしながら、余り品質のばらつきがないように今は施工しておりますので、施工した時期によって傷みぐあいに明確に差が出ているかというのはちょっと我々はそういうふうにはとっておりません、というのが実態でございます。 ◆宮本 委員   実際それは工事を委託してやらせるわけじゃないですか。その業者の、道路をつくる側の方々なんかからよく聞く話なんですよ。市で全部やるわけじゃないと思うので。逆にまた温度を高くしたりするということによってコストが上がったりとかということもあるかもしれませんし、そういうのを一応頭に入れて発注できるものであればお願いしたいという話をよく聞きますので。ただ、役所側からの発注のタイミングというのは年度末の1月、2月、3月あたりが非常に多くて、逆に4月、5月、6月は全くないとかという、同じここをやるのに時期のバランスが非常に偏っているという話は非常によく聞きますので、その辺のタイミングというのはやっぱりやむを得ないものなんですか。 ○小林 副委員長   岩本担当課長。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   単発でどうしても急遽補修をしなければならないときがございまして、それは1年じゅうにまたがっているわけですが、年度の初めに設計をかけて、その結果に基づいて舗装の厚みなんかを決めて工事をその年度に出すというような流れができている関係上、年度の後半に、一本工事といいますか、規模の大きな工事は集中しているという嫌いがあるのは事実でございます。今後その辺工夫して、施工時期、それと1年かけての発注の平準化を検討材料として検討していきたいと考えております。 ◆宮本 委員   それは僕もやればできるんではないかなと思ってますので、その辺検討していただければと思います。ありがとうございます。 ○小林 副委員長   それでは、委員長交代します。 ○宮本 委員長   次ございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   それでは、 308ページ、 309ページ。はい、土方委員。 ◆土方 委員   この中で地籍調査ですね。19年より始まったということなんですけれども、あくまでもこれはお互いの境界石の確認をするだけなのか、それによって、きのうかな、例えば三中みたいな、赤道がね、1つの宅地の中にあったものをそこで再発行して、くいでも打つぞと、そういうふうに言うことができるようになるのか、いろいろあると思うんだよね。これによってどういうふうな問題点が出てくるのか。また、プラスかマイナスか、これをやることによってどうなるかちょっと教えてちょうだい。 ○宮本 委員長   足高課長。 ◎足高 道路課長   地籍調査というのは、官民境、民民境、当然やります。それぞれの筆ですか、公図でいうと地番が振ってある、その筆ごとの皆さん方の面積等を確定して、今まで登記的な誤差とか、登記簿と実測の誤差とか、そういうものを整理していこうじゃないかということでやっている事業なわけでございます。これは当然国が音頭とってやっているわけですけれども。そういう意味では、最終的なメリットというのは皆さん方が個人個人で実測かけなくても、一応国のお金とか都のお金とか入った中でこれが今実際やられれば、個人個人のお宅の自分の土地の面積とかそういうものがすべて登記簿と合致した形で、実測と合致しているというような形で、極端に言えば相続のときに慌ててどうのこうのしなくてもよいとか、そのようなメリットは出てこようかと思います。 ◆土方 委員   そういうことをいろいろ考えると、具体的に言えば、区画整理とか再開発とかばんとやるときには、いろんな問題あってもその中で全部クリアしちゃうわけですよ。ところが、それだけやっておいて、表に出しておいて、計画がいつあるかわからないものを先にやっておいておのおのやるというふうなことについて、それはそれとして、すぐ何かやるんだったらいいけれども、やらないでおくといろんな形の影響があるのかなと思ったりなんかしたものですから、何か懸念があるんじゃないかなと思ったから今質問しました。  それからもう1つ。次に、この中で街づくり推進課の道路関係のことなんだけれども、この道路、10年間で整備する、優先整備路線というのがありましたね。そのことについて今進捗はどうなっているか、ちょっとお聞きしたいんですが。ということは、原山線の、国領からあっちのほう行くまでの線もあるし、やっぱり解決についてどういうふうにしていくかについては動きなんか僕ら知らないといけないので、ちょっとお願いしたいと思います。 ○宮本 委員長   湊課長。 ◎湊 街づくり推進課都市基盤担当課長   御質問の、今このページにあるのは生活道路の整備計画でございますので、ちょっとその辺が違うのかなと思うんですが。先ほどの原山線、3・4・18号線となっております。これは優先整備路線となっております。これは東京都さんのほうの施行になります。今現在、市といたしましても3・4・18号線、外環アクセス道路としても1路線として含まれておりますので、早期事業化のほうの要望している状況でございます。 ◆土方 委員   あれ、国領からだよね。 ◎湊 街づくり推進課都市基盤担当課長   甲州街道から北側になります。 ◆土方 委員   そうですね。そのほかにあと3路線ぐらいありましたよね、それについて。 ◎湊 街づくり推進課都市基盤担当課長   1路線ずつ、外環アクセス道路の関係でよろしいでしょうか。 ◆土方 委員   はい。 ◎湊 街づくり推進課都市基盤担当課長   外環アクセス道路4路線すべてがまず優先整備路線でございますので、平成27年度までに整備すべき路線として位置づけられております。具体的には先ほど申しましたが、東京都施行の調布3・4・18号線と調布3・4・17号線、この2路線は都施行でございますので、市といたしましても早期事業化を東京都のほうに要望しているところでございます。  市施行となります調布3・4・9号線につきましては、今後、公共施設見直し計画にあります金子地域福祉センターの施設移転の動向等踏まえまして、平成27年度までの事業着手に向け検討してまいります。  また、調布3・4・10号線につきましては市民対応、また環境調査、緑の保全とも整合を図られる道路計画の検討などを踏まえまして事業化を図っていきたいと考えております。いずれの路線も外環計画の動向ですとか予算的な支援策を踏まえまして、今後、国、東京都と協議、検討を進めてまいります。 ◆土方 委員   ありがとうございました。ちょっと僕先のページのこと言っちゃってごめんね。 ○宮本 委員長   ほかにございますか(「どこやっている」と呼ぶ者あり)。今 308、 309です。はい、小林委員。 ◆小林 委員   まず道路維持の関係で、道路標識補修等委託料と法定外公共物管理事務費はどこへ行ったんでしょうか、お尋ねします。予算上はあるの。 ○宮本 委員長   はい、岩本課長。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   申しわけございません、1つ目の項目を…… ◆小林 委員   道路標識補修等委託料 113万 8,000円が、予算上は、ここで保守点検等委託料と看板作成委託料の間にあったんですけど、これはどこへ……使われてない。未執行ということで理解していいのかどうか。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   これは、今市内各所にございます大型看板、案内板と言われている大型看板の調査、それと維持補修等を行うために予算化をした項目でございますが、結果的に未執行でございました。  それと、法定外公共物関連でございますが、こちらは通常廃道してから売り払ったり、水路、畦畔等の法定外公共物を売り払いをするという案件以外に、比較的大きな土地を不法占用されている土地が市内に幾つかございます。そちらについて交渉を進め、売却の話が整ったときに備えてそちらの予算化もしておりましたが、このたびは土地鑑定を行ったり、そういうふうな段階に至らずに地権者との話し合いがつかなったということで、その2項目とも未執行の項目でございます。 ◆小林 委員   法定外のほうはわかりましたけど、道路標識補修等委託料についての未執行、もう一度わかるように御説明願いますか。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   今市内各所にございますと申しました大型案内板なんですが、こちらが道路課の所管の道路附属物ということで道路課が管理すべきものとなっております。こちらがかなり老朽化をしたり、それと都市計画道路等の整備によって行き先表示が適切でなかったりというようなことが発生を市内で各所してきておりますものですから、そのあたりの調査をかけるための費用として予算化をしたものでございます。それは発注まで至らなかったということでございます。 ◆小林 委員   大型案内板というのはどんなものですか。
    ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   大きな交差点の少し手前にありますが、こちら狛江方面とか、こちら品川道とか、2メーター真っ角ぐらいの大型案内板でございます。 ◆小林 委員   それが老朽化しているというお話でしたけど、それを調査するための費用だというお話でしたが、老朽化して、調査するための費用をつけておきながら、支出していない、調査していない、これはなぜでしょうか。 ○宮本 委員長   答弁を求めます。はい、足高課長。 ◎足高 道路課長   老朽化しているかどうかの調査ではございます。多分、看板のみではなくて、支柱ですね、そういうものも当然調べていかなきゃいけないんですが、要するに根っこから折れちゃうんじゃ大事故になるということも含めてですね。ある程度は担当者のパトロール等で大きなところの下の部分はよく見えるわけなんですけれども、方向性が大きく違っちゃうようなところの案内というのは当然変えるべきであるしとは思うんですけども、目視の中で調査委託は予算は計上させていただいたんですが、下の腐食等、柱の大もとの腐食等である程度何とか今のところ大丈夫だろうという判断も含めて執行はしなかったということでございます。 ◆小林 委員   わかりました。何でもかんでも執行しろという話じゃないんですけど、せっかく、大変な思いで予算計上している、あるいは枠配の中で予算つけているわけですよ。そういうことを決算の中でも説明してもらわないと。これ、前、環境部でも言ったんだけど、言わなきゃ答えない、聞かなきゃ言わない、全くどうしているかな、皆さん。予算を一生懸命つけて、予算のとき話しているわけでしょ。説明しているわけじゃないですか。それを決算のとき黙っていれば、何も言わなきゃそれでいいなんていう、問題ですよ、こういうの。言葉を荒げて申しわけないんですけども、その辺のところ説明ね、何でもかんでも使えということじゃなくて、説明をしっかりしてもらいたいという、そのことを言っているので、どうぞよろしくお願いいたします。  もう1点は、地籍調査事務費なんですけども、当初機器借上料を予定して2万 3,000円かな、それがまさか備品購入に変わったということじゃないですよね。約92万円。これは流用してますけれども。 ○宮本 委員長   桑原副主幹。 ◎桑原 道路課副主幹   説明させていただきます。この機器借上料というのはコンピュータがデータを処理するために必要な機器を借り入れるというためであります。ですから、この費用を備品の購入に充てるということはなくて、委託料の中から持ってきております。 ◆小林 委員   その機器借上料、コンピュータが必要だからという、それは使ってないんですか。 ◎桑原 道路課副主幹   これは東京都のほうの指導によりまして、このデータはまだ必要がないということで指導があったために未執行となったものです。 ◆小林 委員   その機器借上料はいいですが、この備品購入費、当初予定をしていなかったものが決算で上がってきているわけですが、これは当初考えてなかったということですか。 ◎桑原 道路課副主幹   この備品というのはキャビネットと調査用のプロジェクターということになっております。おっしゃるとおり、当初説明会のとき、プロジェクター等は不要かなということだったんですけど、一応東京都のほうに確認しまして、委託料等については同じ地籍調査の事業費の範囲の中であるということで流用して構わないということで買わせていただくことになりました。説明会なんかのときの備品ということで買わせていただきました。 ◆小林 委員   必要だから購入したと思うんですけれども、これ、全額都のお金が出ているという意味でいいんですか。 ◎桑原 道路課副主幹   国が2分の1、都が4分の1の補助金がついております。 ◆小林 委員   ということは全額出ているということじゃないですよね。 ◎桑原 道路課副主幹   はい、4分の1は市の負担になっております。 ◆小林 委員   しっかりとした計画、そして予算をつける、これは申しわけないんですけども当然のことだと思います。年度途中の中で流用しちゃいけないというお話はしてませんけれども、当初なかったものが突然あらわれるというのは非常にいかがなものかというふうに思いますが、何でもかんでも都が、あるいは国が出すからいいんですという考え方はこれはいかがなものかなというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。  このページは以上です。 ○宮本 委員長   ほかによろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   続きまして、 310、 311ページ。はい、土方委員。 ◆土方 委員   狭隘道路の件ですが、この事務報告書なんかにも概要が書いてあって、目標設定をして何%ぐらいとあるんですが、狭隘道路を見ていると、建物が建ったときにセットバックさせて、のこぎりの歯に1本の道ががたがたになっているみたいに、あるところのうちじゃあ、セットバックしてもおれのところの土地だみたいにいろいろなものを置いたりして、非常にまちづくりが計画的にいってないということの証を示しているんじゃないかと思うのね。  広い道路も必要だけど、狭隘道路で、具体的に言えば消防自動車が入ってくるとかそういうふうなことを考えればね、こういうのは計画的にどんどん進めなきゃいけないんじゃないかと思うね。私、総務関係でずっと予算、決算の細かい数字なんかをやってましたけど、だから僕は枠配分方式について懐疑的なんですよ。やっぱりまちづくりは何かといったら、ああいうところに出てくるんですよ、絵になって。それじゃあ、まちに来た人たちが何だここのところは予算がないなとすぐわかっちゃう。やっぱり重点的に細い道、狭隘道路も計画的にやっていく計画を立てていくということでやっていかないと、幾ら京王線の沿線だけがよくなったって、周りに行けばがたがたでどうしようもない。要するに地域格差が出ちゃう。地域格差が。日本で言う山村と都会との差じゃないですよ、このまちの地域格差が出ちゃうということです。これがこれから問題になるんじゃないかと思いますよ。  そういうことを考えれば、どういうふうにこれから計画性を持ってやるか、そこのところ考え方はどこにあるか、ちょっとお話し願いたいと思いますね。 ○宮本 委員長   はい、岩本担当課長。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   狭隘道路の整備の工事費並びに設計委託料として執行しておりますけども、今、委員からの御指摘のとおり、今路線で位置づけをして事業を進めるというようなやり方にはなっておりません。その1つの要因は、この狭隘道路の整備事業というものが建築基準法の42条2項道路と言われている、現在幅員が4メーターないところに立っているお宅の前の道路を建築基準法上で位置づけをされて、次の建てかえのときにはセンターから2メーターまで下がってくださいよということで、あくまで地権者本意といいますか、そういう形で建てかえに合わせてセットバックをいただくときにあわせて道路整備を行いましょうという事業でございます。その性格上、市が主体的に入っていって、4メーター部分まで買収をして広げるというのは今のところは想定をしていないというのが事実上でございます。  ただ、整備効果という面では、ある程度まとまった路線の延長で4メーターが実現するほうが当然整備効果が高いので、路線ごとのお声がけといいますか、働きかけみたいなものは今後検討していく必要あろうかなというふうには考えております。 ◆土方 委員   4メートルのところに面してないから個人でやれということも、それはそうだと思うけれども、昔、3メートル50だってうちを建てたわけでしょ。オーケーしたじゃないですか。許可したわけでね。そういうふうな人たちが、急におまえたち自分でやれよ、セットバックしろよと言ったって、今の時代ですから、簡単に、じゃあセットバックして、それに合わせた住宅建てるよなんてなかなかできないと思うね。  ですから、そこのところはどういうふうにまちづくりの中で考えていくかということはもっと真剣にやっていかないと、生活者の、張りついてきた人たちの問題だと言っちゃったらなかなかまちづくりはよくならないと思うね。  だから、そういう狭いところがあったら、そこのところを、よく皆さんがやるでしょう、都市計画の中の何とかという手法を使ってやるとかありますから、そういうことの話をしながら、全体的なまちづくりしましょうという投げかけをやっていかなきゃいかないと思うな。1回か2回でできるものじゃないと思う。そういう中から機運も盛り上がっていくのだから、必要性に応じてここのところやっちゃう。もういいのにまた始めるところあるじゃないですか。かなり広いところだってやらざるを得ないところあるじゃないですか。だったら狭いところだってやってって。そのために税金みんな払っているんだ。まちづくりも格差がないようにするために税金払っている。それを負託されているのが行政であり、それをチェックするのが市議会、こうなれば、僕らもそれはそれで大変なことはわかっているけど、ぜひ頑張ってやってください。よろしくお願いします。 ○宮本 委員長   ほかに。岸本委員。 ◆岸本 委員   同じく狭隘道路については今質疑があったのでわかったのですが、生活道路のほうについては計画性とかなんとかという部分ではどうなんですか。 ○宮本 委員長   岩本担当課長。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   生活道路につきましてはその生活道路網整備計画、今見直しの作業をかけておりますが、その計画の位置づけに従って、その中で特に防災面を考慮した形で路線を設定して整備を進めているというのが現状です。防災面だけではなく、今回の北48号線のように公共施設、保育園へのアクセス道路、安全性を確保するというような観点からも考え合わせて路線を設定して事業を進めているというのが実態でございます。  ただ、相手、地権者さんがいらっしゃいますので、やはり事業決定してから拡幅整備が完了するのに非常に時間がかかっているというのが実態でございまして、手をつけたい路線としては数あれど、新しい路線に手がつかないというのも実態でございます。手をつけ始めたところは整備効果を上げる意味でも完全に広げて整備をするというのが一番求められていることでしょうから、今そういう複数の路線に集中的に手をかけているというのが実態でございます。 ◆岸本 委員   生活道路の整備計画があって、その進捗率もどうなっているのかなというのは大変気になるところなんですけど、見直しも行って実態に即した形でやれる方向でやっていくという考え、認識でいいんでしょうか。 ◎岩本 道路課道路整備担当課長兼道路課長補佐事務取扱   はい、そのとおりでございます。それと、今持っています計画に基づきまして計画の総延長が13万 4,000メートルございまして、その中で19年度末までに3万 8,248メートルが整備が完了しているということで、計画の中でどれだけ整備完了しているかという進捗率で言いますと28.5%でございます。  以上です。 ◆岸本 委員   都市計画道路で整えるのも大事なんですけど、生活道路も何より市民が一番密着しているところなんで、頑張っていただきたいと思います。 ○宮本 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   続いて、312、 313ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   ほかになければ、都市整備部所管の前半部分、道路橋りょう費までの質疑を打ち切ります。ここで理事者入れかえのため休憩をいたします。再開は3時45分といたします。お願いします。    午後3時18分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後3時45分 開議 ○宮本 委員長   それでは、委員会を再開いたします。  続いて都市整備部所管の後半部分、住宅費までの説明をお願いいたします。はい、江田課長。 ◎江田 開発調整課長   それでは、 314ページ、 315ページをお願いいたします。款40「土木費」、項15「都市計画費」でございます。予算現額92億 4,761万円に対しまして支出済額86億 1,418万 1,086円、繰越明許費等の翌年度繰越額を加えました執行率は97.1%であります。  続きまして、目5「都市計画総務費」でございます。予算現額21億 719万 7,000円に対し支出済額20億 6,752万 6,178円であります。執行率は98.1%でございます。不用額の関係でございますが、 3,967万円余でありますが、都市整備部所管分といたしましては 3,635万円余であり、予算額に対します執行率は97.3%でございます。  主な所管分の不用額といたしましては節19「負担金、補助及び交付金」のうち京王線連立事業負担金 2,231万円余及び街づくり協議会等の助成金 255万円余であります。  節13「委託料」につきましては測量委託料で 285万円余であります。  節15「工事請負費」では契約差金など 312万円余であります。  それでは、右側の備考欄に沿って御説明いたします。一般職員人件費でありますが、都市整備部部付職員、開発調整課、街づくり推進課、用地課及び環境部緑と公園課の合計84人の給料、諸手当等、時間外勤務手当及び共済費でございます。  続きまして◎の開発調整管理事務費でございます。執行率は42.4%であります。街づくり審査会委員報酬でございますが、平成17年7月1日施行されました街づくり条例に基づいて設置をされました市長の附属機関であります街づくり審査会の委員5人の報酬でございます。法律、都市計画、建築、環境、行政の各分野から5人の委員により構成されており、19年度につきましては4回開催されております。大規模土地取引行為の事前の届出に対し、市からの助言のために審査会から意見やまちづくりの進め方に対する助言等いただいております。  街づくり審査会運営費でございますが、審査会の運営のための速記料などでございます。  開発指導費でございますが、調布市開発事業指導要綱の規定に基づき、道路分の寄附による所有権の移転登記、分筆に伴う測量等の4件の委託料であります。  光ディスク入力委託料でございますが、街づくり条例に伴う協定用図書類の保存のために光ディスク入力を委託いたしました。  続きまして、街づくり支援事業費でございますが、街づくり協議会1地区及び準備会4地区の計5地区に対します活動費用の助成であります。街づくり概略素案の作成に関する助成金につきましては1地区 200万円を想定しておりましたが、申請がありませんで、未執行となっております。街づくり専門家講師等謝礼につきましては、国領北浦地区の街づくりを考える会に2回派遣し、支出しております。  諸経費は、開発調整課所管分の職員旅費、消耗品費等に支出いたしました。  なお、節15の「各種負担金」2万円につきましては参加費を要する研修会等参加はなく、未執行となっております。  以上でございます。 ○宮本 委員長   はい、河野副主幹。 ◎河野 街づくり推進課副主幹 
     続きまして、 316ページ、 317ページをお願いいたします。街づくり推進課所管分、◎都市計画管理事務費でございます。まず都市計画審議会委員等報酬及び都市計画審議会運営費でございますが、平成19年度に3回開催いたしました都市計画審議会の委員報酬及び筆耕翻訳料など、審議会の開催に要した費用でございます。  1つ飛ばさせていただきまして、都市計画図等作成資料委託料でございますが、平成19年度に決定、変更されました都市計画の内容を反映させた都市計画図を作成した費用でございます。  続きまして、交通バリアフリー基本構想推進費でございますが、交通バリアフリー推進委員会の運営費及びバリアフリー基本構想に基づく特定事業計画の策定に要した費用でございます。  続きまして、地域別街づくり方針等策定費につきましては、市民との協働による検討作業の初年度でありまして、無作為抽出を活用した市民検討会の立ち上げや8回の市民検討会、3回の幹事会を開催し、その運営支援と検討に要した費用でございます。  深大寺地区まちづくり検討調査委託料につきましては、平成18年度より深大寺地区のまちづくり検討及び調査を行っており、平成19年度はまちづくり検討会を3回、庁内連絡調整会議を3回開催し、整備方針素案を策定いたしました。  光ディスク入力委託料から諸経費につきましては事務経費等であり、省かせていただきます。  続きまして、下から5行目になります◎地区整備事業費でございます。まず中心市街地整備計画等策定委託料でございますが、中心市街地における交通量調査を実施し、中心市街地整備方針の検討を行うとともに、中心市街地活性化法に基づく活性化基本計画との整合性の検討と事業スキーム検討調査を行いました。  続きまして、 318ページ、 319ページをお願いいたします。沿線街づくり等事業促進調査費でございますが、調布駅北第1地区市街地再開発事業における組合設立に向けた準備組合への未加入地権者への加入促進及び周辺地権者との調整のための検討調査等の委託費と、あと調布駅南口周辺で街づくり条例に基づく街づくり準備会として活動している地区におけます市街地整備のための事業化検討等の調査委託費として支出したものでございます。  続きまして、地区整備計画図書作成等委託料でございますが、仙川及び飛田給駅周辺地区における地区整備計画の検討や都市計画の決定を行うための資料作成に要した費用でございます。  次の測量等委託料でございますが、仙川駅周辺地区の区画道路の測量や設計、調布駅南口東地区における現況測量に要した費用でございます。  続きまして、国領駅東地区整備計画策定委託料につきましては、国領駅東地区住宅市街地総合整備事業整備計画概要におきまして一部改定したことにより執行したものでございます。  続きまして、旧調布台市営住宅敷地周辺整備費でございますが、平成19年2月に策定されました公共施設見直し計画第2次計画に基づき都市計画道路等のまちづくりに協力いただいた方々のための代替地として活用するための整備費でございます。  用地特別会計繰出金につきましては、債務負担行為により取得した沿線まちづくり用地の償還金として執行したものでございます。  公社経営健全化促進事業用地買収費でございますが、公社の経営健全化を図るため、公社用地の買い戻しとして執行したものでございます。  次の諸経費につきましては旧調布台市営住宅敷地周辺整備におきまして東電柱への移設費用が発生したため、負担金として執行したものでございます。  以上でございます。 ○宮本 委員長   湊担当課長。 ◎湊 街づくり推進課都市基盤担当課長   引き続きまして、目5「都市計画総務費」の京王線線増連立事業促進費8億 6,007万 4,713円の内容について備考欄に沿って御説明させていただきます。1つ目に事業促進調査委託料、連立まちづくり映像収録業務委託料として89万 2,500円となっております。これは京王線連立事業の進捗とまち全体の変化などについて経過記録として映像収録を行ったものでありまして、事業完了まで実施していく予定でございます。  2つ目に市報特集号作成費、市報特集号作成委託料として81万 6,662円となっております。これは本年3月20日に市報の特集号として発行されたものですが、京王線連立事業及び中心市街地まちづくり事業のPRの一環として11万 8,700部を発行し配布させていただきました。  3つ目に京王線連立事業負担金として8億 5,442万 8,051円となっております。これは地方財政法第27条を根拠法令といたしまして負担金を支出しているものでございます。この中で不用額が当初8億 7,675万円としておりましたが、 2,232万円余が未執行となっております。これは連立事業の市の負担分としまして都と調整していた予算まで至らなかったと、執行が至らなかったということで不用額になったものでございます。それが19節の不用額の大部分となったものでございます。  4つ目に付属街路事業費用地測量委託料として 393万 7,500円となっております。これは京王線連立事業において閉鎖される踏切の代替機能として設置される付属街路1号線及び2号線の路線測量と用地測量を実施したものでございます。  以上です。 ○宮本 委員長   奥山用地課長。 ◎奥山 用地課長   続きまして、備考欄一番下の◎用地課所管分の都市計画管理事務費でございます。予算現額 1,672万円に対しまして支出済額 1,514万 6,780円であり、執行率は90.6%でございます。不用額は全体といたしまして 157万 3,220円生じております。主な不用額でございますが、街づくり専門嘱託員報酬のうち時間外手当が減となったものでございます。  それでは、上から順次御説明させていただきます。最初の○街づくり専門嘱託員報酬は、用地取得専門嘱託員5人の報酬でございます。2つ目の○は職員及び街づくり専門嘱託員の普通旅費でございます。その下の○消耗品費は文具、被服等の用地事務用消耗品の購入に要した経費でございます。  続きまして、 320、 321ページをお願いいたします。備考欄の最初の○諸経費は郵送料及び用地取得事務に必要な備品の購入に要した経費でございます。  説明は以上でございます。 ○宮本 委員長   はい、花岡副主幹。 ◎花岡 街づくり推進課副主幹   続きまして、目6「土地区画整理事業費」についてでございます。対象地区は布田駅南地区でございます。土地区画整理事業費の執行率は99%でございます。不用額の主なものといたしまして、執行率が低かった報酬ですが、当初12回予定していた土地区画整理審議会の開催が6回に減ったことなどによるものです。  備考欄に沿って説明させていただきます。◎土地区画整理事業費の内訳について御説明させていただきます。土地区画整理事業専門嘱託員報酬は補償関係及び工事関係業務の専門的知識を有する専門嘱託員2名の報酬でございます。  次の土地区画整理審議会委員報酬は、土地区画整理法に基づく施行者の諮問機関でございます審議会の委員報酬で、計6回、延べ53人分でございます。  土地区画整理評価員報酬は、同じく土地区画整理法に基づき土地等の評価をしていただく評価員3人分の報酬でございます。  次の土地区画整理事業調査等委託料でございますが、換地設計業務、事業計画変更図書作成、測量、遺跡試掘調査及び土地鑑定評価等の調査委託料でございます。  土地区画整理事業用地買収費ですが、平成16年度までに先行買収いたしました用地2件の公社からの買い戻し及び平成19年度の買収1件の計3件、 339.65平方メートルの用地買収費でございます。土地区画整理事業補償費ですが、用地買収に伴う移転補償費でございます。  次の管理事務費は、布田駅周辺地区まちづくり事務所運営に伴う事務所借り上げ料、光熱水費、備品購入費、消耗品費等でございます。  続きまして、◎土地区画整理事業用地費の内訳について御説明いたします。用地特別会計繰出金ですが、用地特別会計の債務負担行為により取得した事業用地の元金と金利の償還費用でございます。  次の事業用地管理費は、事業用地の除草、外柵設置等の管理費でございます。  以上でございます。 ○宮本 委員長   代田副主幹。 ◎代田 街づくり推進課副主幹   続きまして、目8「市街地再開発事業費」についてでございます。対象地区は調布駅南第1地区と調布駅北第1地区です。平成20年度への繰越明許費を含む執行率は 100%でございます。繰越明許費の内容といたしまして調布駅南第1地区につきましては同地区における都市計画道路調布7・5・1号線の整備に関し、電線類地中化に伴う地中埋設の各企業者及び地中障害物に係る調整等に時間を要したため、この整備工事に係る負担金の一部と道路工事のおくれにより再開発事業の価額確定に関する業務が完了できないことに伴い、補助金の一部について繰越明許としております。  また、調布駅北第1地区につきましては組合設立を目指し事業計画等の検討を進めておりましたが、施設計画の検討に時間を要しており、当初見込んでいた補助対象業務の執行ができなくなり、平成20年度への繰越明許としております。  続きまして、調布駅周辺市街地再開発事業推進費の内訳について御説明いたします。備考欄に沿って説明させていただきます。まず南第1地区市街地再開発事業補助金ですが、昨年10月に竣工いたしました施設建築物建築工事における共同施設整備費及び工事管理費等に係る補助金でございます。  次に、南第1地区公共施設管理者負担金は調布7・5・1号線及び市道南26号線の整備工事費、電線類地中化工事費に係る負担金でございます。  以上でございます。 ○宮本 委員長   湊課長。 ◎湊 街づくり推進課都市基盤担当課長   引き続きまして、目10「街路事業費」について御説明させていただきます。予算現額23億 4,851万 7,000円に対しまして支出済額が19億 1,719万 2,079円となります。執行額は81.6%となっておりますが、明許繰越1億 4,025万円、これと事故繰越1億 2,035万 4,865円、この分を含めますと21億 7,779万 6,944円となりまして、執行率は 92.73%となります。  それでは、都市計画道路築造費18億 7,432万 2,109円の内容について備考欄に沿って御説明させていただきます。  1つ目に都市計画道路整備費、整備委託料として 7,063万 5,398円となっております。内容といたしましては、調布都市計画道路7・5・1号線の電線地中化業務委託、こちらのほうで不用額が発生しております。それで、この7・5・1号線の電線地中化業務委託につきましては東京都道路保全公社と業務委託を結んでおります。内容につきましては設計と工事費でございますが、当初、年度協定額を 5,179万 5,402円としていたものが、精算時 3,920万 8,000円余となった関係で、その不用額が 1,258万 6,000円余という形になっております。これは工事発注で請負業者との落札比率、それが約8割となったためでありまして、13節「委託料」の大部分の不用額となっております。  2つ目としまして3・4・4号線の電線共同溝の予備設計及び下水道の実施設計委託、3・4・10号線の現況測量委託、3・4・26号線の詳細設計及び下水道の実施設計委託、3・4・32号線の測量及び設計委託、3・4・28号線、3・4・9号線、3・4・33号線の3路線におきます交通管理者協議に要する交通量推計調査でございます。  2つ目に交通環境改善事業費、促進地区交通結節点調査負担金として 1,000万円となっております。内容につきましては西調布駅の自由通路を含めた駅施設の設計にかかった市の負担金でございます。  3つ目に都市計画道路用地買収費として6億 1,334万 6,051円となっております。内訳につきましては都市計画道路の用地買収費でございますが、7・5・1号線で9件、3・4・4号線で8件、3・4・28号線で1件となっております。  4つ目に補償費として10億 4,257万 6,323円となっております。これは都市計画道路の用地取得に伴う建物等の補償費でございます。このうち平成19年度の現年度の執行分が9億 446万 9,323円でございます。その内訳につきましては7・5・1号線で25件、3・4・4号線で15件、3・4・26号線で2件、3・4・28号線で2件であります。また、平成18年度から平成19年度の明許繰越分が1億 823万 2,000円でございます。その内訳につきましては7・5・1号線で5件、3・4・4号線で3件、3・4・28号線で38件であります。また、平成17年度から平成19年度の事故繰越分といたしましては調布3・4・4号線で3件、 2,987万 5,000円となっております。  5つ目に用地特別会計繰出金として1億 1,748万 6,337円となっております。内容につきましては、用地特別会計の債務負担行為において取得した都市計画道路用地の償還金でありまして、調布3・4・4号線及び調布3・4・11号線に係る土地買収費と補償費の計57筆に関するものとなっております。  6つ目に公社経営健全化促進事業用地買収費としまして 2,027万 8,000円となっております。内容につきましては公社用地の買い戻しとして執行したものでありまして、調布3・4・30号線に係る土地買収費と補償費の計4筆に関するものとなっております。  次に、都市計画道路整備諸経費 4,164万 2,141円の内訳について備考欄に沿って御説明させていただきます。 324ページから 325ページをごらんください。  1つ目に、土地鑑定評価・物件調査委託料として 1,916万 7,454円となっております。都市計画道路の用地取得に伴います土地鑑定業務委託につきましては 486万 7,050円となっております。その内訳につきましては7・5・1号線で3件、3・4・4号線で3件、3・4・28号線で6件であります。また、都市計画道路の用地取得に伴います物件調査業務委託につきましては 1,430万 404円となっております。その内訳につきましては7・5・1号線で6件、3・4・4号線で3件、3・4・28号線で4件でございます。  2つ目に測量委託料として 299万 942円となっております。内容につきましては都市計画道路の幅杭設置や権利調査等の測量調査業務委託でございます。その内訳につきましては7・5・1号線で5件、3・4・4号線で11件、3・4・26号線で1件、3・4・28号線で7件であります。  3つ目に取得済用地管理費、外柵等工事としまして 1,647万 3,965円となっております。内容につきましては都市計画道路用地として取得いたしました用地の防じん処理ですとか、管理するためのさくを設置したものでございます。その内訳につきましては7・5・1号線で2ヵ所、3・4・4号線で5ヵ所、3・4・9号線で1ヵ所、3・4・26号線で2ヵ所、3・4・29号線で1ヵ所であります。  4つ目に管理事務費といたしまして 300万 9,780円となっております。その内容でございますが、事務補助員賃金 166万 2,350円と事務補助員旅費 700円の内容につきましては臨時職員の賃金と旅費でございます。消耗品64万 8,352円の内容につきましては東京都のみちづくり・まちづくりパートナーシップ事業などの事務費相当から消耗品費として執行したものでございます。印刷製本費14万 7,000円の内容につきましては大型図面を焼きつける印刷費として執行したものでございます。機器借上料44万 2,764円の内容につきましては道路事業などにおける事務用のパソコン機器等のリース料でございます。備品購入費10万 8,614円の内容につきましては東京都のみちづくり・まちづくりパートナーシップ事業などの事務費相当から備品購入費として執行したものでございます。  私からの説明は以上でございます。 ○宮本 委員長   奥山用地課長。 ◎奥山 用地課長   続きまして、用地課所管分の◎都市計画道路整備諸経費でございます。取得済用地の管理に要した経費で予算現額 130万円に対しまして支出済額は 122万 7,829円であり、執行率は94.4%でございます。  説明は以上でございます。 ○宮本 委員長   河野副主幹。 ◎河野 街づくり推進課副主幹   続きまして、目13「市営駐車場事業費」でございます。執行率につきましては88.9%でございます。不用額といたしまして 1,003万円余発生しております。不用額の要因といたしましては運営委託先である調布市公共施設管理公社に対しまして効率的な運営に対する努力を求めた結果、経費の圧縮がなされ、委託料の減額が図られたことによるものでございます。  備考欄に沿って御説明させていただきます。◎の国領駅南口市営駐車場事業費であります。まず国領駅南口市営駐車場事運営委託料でございますが、市営駐車場の運営委託料及び機械警備委託料として執行したものでございます。また、国領駅南口市営駐車場維持管理費負担金につきましてはココスクエア調布ビルの持ち分相当の管理費及び共益費として負担したものでございます。  続きまして、少し飛びます 328ページ、329ページをお願いいたします。目20の「公遊園費」でございます。 329ページ下から2番目の道路課所管の公遊園管理費でございます。管理運営委託料につきましては調布市が東京都から受託をしております野川、仙川の河川区域内の草刈り、清掃、植栽管理等を実施するのに要した費用でございます。  また飛びまして 332ページ、 333ページをお願いいたします。目25の「緑化推進費」でございます。 333ページの中ほどにございます道路課所管◎緑化推進事業費でございます。街路樹管理費につきましては、市道区域に植わっている街路樹につきまして剪定、除草、清掃、施肥、肥料を施すことでございますが、害虫駆除等を行うなど街路樹の管理委託に要した費用でございます。  続きまして、目30「都市基盤整備事業基金費」でございます。基金積立金及び利子積立金により5億 8,140万円余を基金に積み立てております。基金積立金につきましては、一般寄附金や不動産売り払い収入を充てております。また、平成19年度末の残高につきましては約40億 6,660万円余となっております。  以上でございます。 ○宮本 委員長   内野住宅課長 ◎内野 住宅課長    334、 335ページをお願いいたします。項20「住宅費」、目5「住宅管理費」の執行率は77.4%であります。不用額の主なものについてでありますが、節13「委託料」のうち市営住宅修繕設計等委託料執行残 1,840万円につきましては、契約差金及び設計単価積算基準の精査によるものでございます。このほか、火災警報器設置委託料執行残 178万円余及び分譲マンションシステム委託料執行残80万円余につきましては契約差金によるものであります。  また、節19「負担金、補助及び交付金」のうち木造住宅耐震診断助成金の執行残 415万円及び居住環境改善執行残 261万円余りにつきましては、当初の見込みより申請件数が伸び悩んだ結果によるものでございます。  初めに、平成19年度における住宅課所管事業の主要な成果といたしましては、ケアホームを併設した調中前市営住宅建替工事を完了させ、居住ストックとして建てかえ前の20戸を倍増、40戸とするとともに、高齢者等単身用の住居を14戸確保するなど居住環境の多様化に備えました。  維持管理につきましては既設市営住宅5団地の劣化診断、基本設計及び対象2団地の耐震診断を実施するとともに、富士見第1市営住宅の修繕工事に係る実施設計を行いました。また、住宅用火災警報器を対象6団地のうち、2団地に設置いたしました。居住環境の向上につきましては個人住宅の耐震化、省エネルギー化、バリアフリー化などの改修工事に係る費用の一部を助成いたしました。  安全な住環境づくりについては上位計画との整合を図るため、住宅マスタープランを一部改正するとともに、市営住宅から暴力団員を排除するため、市営住宅条例等の一部を改正いたしました。その他、マンション管理組合対象のセミナーの開催及び木造住宅耐震診断助成制度などの各種支援制度を実施し、さまざまな住宅相談などを行いました。  それでは、右側の備考欄に沿って説明いたします。◎の一般職人件費につきましては住宅課職員7人分の給与、諸手当、共済費などてあります。◎の市営住宅等管理費でありますが、5つ下の保守点検委託料はエレベーター、給水設備、消防設備などの保守点検委託料として支出いたしました。  次の維持補修費は、調布市公共施設管理公社に市営住宅等の修繕などを委託した経費でございます。  1つ飛んで火災警報器設置委託料は、対象2団地、富士見第一市営住宅と八雲台市営住宅に火災警報器を設置委託した経費でございます。  次の市営住宅修繕設計等委託料は、既設5団地の劣化診断、基本設計と対象2団地の耐震診断及び富士見第一市営住宅の改修工事に係る実施設計を委託した経費でございます。  諸経費につきましては、平成18年度に死亡退去した居住者の前納住宅使用料を相続人に返還した還付金及び消火器の購入費でございます。  その他の項目につきましては市営住宅管理に係る通常経費として執行いたしました。   336、 337ページをお願いいたします。◎の住宅対策事務費でございますが、住宅資金利子補給金の平成19年度における利子補給取り扱い件数は延べ86件でございます。  次の住宅資金等システム管理費は、パソコンの借り上げ料として支出いたしました。
     分譲マンション対策費は分譲マンションセミナー講師謝礼6名分と分譲マンション管理システムのバージョンアップに係る経費として支出いたしました。  次の居住環境改善資金補助金につきましては、居住環境改善資金補助金12件、木造住宅耐震診断助成金12件、合計24件につきまして助成いたしました。諸経費につきましては切手の購入費であります。  また、予算執行に関して3件の流用を行いました。1件目は給料から共済費へ流用したもので、共済組合負担金の不足分として支出いたしました。流用額は1万 7,000円でございます。2件目は委託料から役務費へ流用したもので、郵送料の不足分として支出いたしました。流用額は2万 5,000円でございます。3件目は委託料から償還金利子及び割引料へ流用したもので、死亡退去した居住者の前納住宅使用料を相続人に還付いたしました。流用額は1万円でございます。  次の目10「住宅建設費」の執行率は 99.98%であります。◎の調中前市営住宅整備費についてでありますが、調中前市営住宅建てかえ事業に係る工事監理委託料、建設工事費、周辺建物事後調査委託料、ケーブルテレビ工事費負担金を執行いたしました。  以上でございます。 ○宮本 委員長   理事者の説明は終わりました。  ここでお諮りいたします。  本日の会議はこれまでとしまして、あすこの続きから審査を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮本 委員長   御異議なしと認めます。  それでは、本日の審査はこれまでとし、あす午前10時に委員会を再開いたします。なお、改めて通知はいたしませんので、御了承願います。  これにて委員会を散会いたします。お疲れさまでした。    午後4時18分 散会...