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調布市議会 2003-08-26
平成15年 8月26日文教委員会−08月26日-01号


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  1. 平成15年 8月26日文教委員会−08月26日-01号平成15年 8月26日文教委員会    午前10時0分 開議 ○福山 委員長   ただいまから文教委員会を開会いたします。  本日、説明のための職員の出席を求めてありますので、御了承をお願いいたします。  本日、審査いただきます案件は、お手元に配付してあります陳情継続審査一覧表のとおり、陳情1件でございます。また、理事者から報告の申し出がありますので、案件の審査終了後に受けたいと思います。  なお、審査終了後、委員の方にはお残りいただいて、行政視察について御協議をいただきたいと思います。  以上のとおり進めていくことに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福山 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  これより審査に入りたいと思いますが、ただいまのところ、当委員会に傍聴の申し出はありません。  ここで、本日の審査途中での傍聴の申し出の取り扱いにつきましてお諮りいたします。  審査の途中で傍聴の申し出があった場合は、審査を中断することなく傍聴の申し出の可否を決定することとし、その決定について正・副委員長に御一任いただきたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福山 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  これより審査に入ります。  陳情第6号「教育基本法の『改正』に反対する意見書の提出を求める陳情」、平成15年第2回定例会より継続審査の件を議題といたします。  本件について理事者から説明等がありましたらお願いいたします。はい、森藤次長。 ◎森藤 指導室次長   前回、6月25日委員会後、現時点で把握しております近隣各市の審査状況につきまして御報告申し上げます。  同種の陳情等が既に提出されております市は15市でございます。採択しております市は小金井市ほか1市、不採択とされております市は三鷹市ほか8市でございます。継続審査としておりますのは、調布市ほか3市となっております。  なお、先日朝日新聞朝刊の報道によりますと、見出しといたしまして「教育基本法改正について反対、慎重 264議会」との見出しで、全国で 264の市議会で改正に反対したり、慎重な対応を求めたりする意見書が可決されているということが文部科学省などのまとめでわかったとしているところでございます。  以上でございます。 ○福山 委員長   それでは、皆様の方から御発言をお願いしたいと思いますが。雨宮委員。 ◆雨宮 委員   ただいまの説明で、全国的に 260を超える議会教育基本法の改定に反対するという趣旨のものが意思表示されている、あるいは、さらに慎重にということのようなのですが、ちょっと事務方にお聞きしたいんですけれども、全国レベルの団体で、この教育基本法の改正というか、答申が出た際にいろんな意思表示をした団体が、特に反対というか、教育基本法の答申の線に沿った、私は改正とは言いたくないんですけど、改定に反対という意思表示をした団体があるやに聞いているんですが、その辺ついては特に把握はされていませんか。 ○福山 委員長   はい、中倉部長。 ◎中倉 教育部長   教育委員会機関として、そういう立場を表明したという……。 ◆雨宮 委員   そうじゃなくて、例えば、私、今、日弁連、日本弁護士連合会の会長名による会長声明というやつをちょっと手元に資料として持っているんですけれども、この日弁連の会長さんが発しているコメントは、中央教育審議会答申に対する会長声明という形で出しているんですが、いろいろ言っているんですが、最終的には、ここでは「答申は最後に、今後政府においては本審議会の答申を踏まえて教育基本法の改正に取り組むことを期待するとしているが、改正に取り組むことには以上に指摘したような問題があるので、今後政府や国会など関係機関においては答申の取り扱いには慎重を期し、十分に検討と議論を重ねるように強く要望する」と。  日弁連といえば言うまでもなく、日本法曹界の最高機関ではないかもしれませんけれども、言ってみれば最高の団体ですよね。そこの会長名による声明ですから、日本弁護士連合会という団体組織の意思表明として見ても間違いじゃないと思うんですよね。団体自体の意思としてね。  この日弁連の会長声明は、さっき私が読み上げました「最後に」という部分の前段に、大きく1、2、3と、要するに見過ごすことができないという趣旨のことを展開しているんですよ。そういう意味なんですけど、そういうたぐいのいろんな諸機関というか、諸団体の意見表明とか、意思表示とか、そういったものについて把握されていないかというお尋ねなんですが。 ◎中倉 教育部長   現時点では、お尋ねのそういう意味での関係団体の意見書、あるいは見解の表明というのはまとまったものとして把握はしておりません。現時点でしているのは各全国の地方公共団体での意見書なり等々の把握はしているところでございます。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   私がきょうの審査を迎えるに当たってちょっと調べてみたんですが、当然、すべてではないと思っているんですが、例えばインターネット上に出ているものだけでも今紹介いたしました日弁連、それから自由法曹団というやはり弁護士の団体がございますけれども、自由法曹団は、団長声明ということで、これは明確に反対という態度表明をしていますね。それから、歴史研究会という、これは学会とはちょっと違うんでしょうけども、それに類似したような団体のようですが、この団体も、「新しい時代にふさわしい教育基本法教育振興基本計画の在り方について」という、これは答申の名称なんですが、これに対する抗議声明ということで文部科学大臣あてに声明を発表しています。  私自身が今のところ、現時点で把握しているのは、まだこの3つなんですけれども、この問題での中央教育審議会の最終答申が示されましたのが、ことしの3月20日というふうに認識しておりますので、それ以降からいえば、ちょうど5ヵ月ですよね。5ヵ月間たってますからそのほかの団体等にも類似の声明などなどを発表している、あるいは意思表明しているところがあるのかなという思いはしているんですが、その辺について教育委員会の方で調査していただくということは可能でしょうか。 ○福山 委員長   はい、小川指導室長。 ◎小川 指導室長   私どもも調べる範囲としては文科省、都教委、今委員のおっしゃったインターネット等を通じて可能な範囲で調べることはできます。 ◆雨宮 委員   ぜひひとつ、それは委員会審査を進めていく上でも大変大事な資料となるというふうに私は思っているので、ぜひ教育委員会の方に要請というか、お願いしていただきたいというふうに思いますけれども、委員長、よろしく取り計らいをお願いしたいと思います。 ○福山 委員長   わかりました。今、雨宮委員の方から資料として他の団体、また他市の状況等を含めた調査もよろしくお願いしたいということですので、これをどうぞ理事者の方でお手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。  ほかに御発言はありませんか。はい、杉崎委員。 ◆杉崎 委員   先ほど、他市の状況、小金井ほか1市、三鷹ほか8市がこれは賛成、小金井の方が反対。これを合計してみると15ですから、ほかの市は陳情が出されていないのか、取り扱い方がまた別な取り扱い方になっているのか。もしそこがわかったら教えてほしいんですけど。 ○福山 委員長   はい、森藤次長。 ◎森藤 指導室次長   この同種の陳情が出されていない市として確認しておりますのは、私どもとしては7市がございます。八王子市、立川市青梅市福生市、東大和市、羽村市、あきる野市、これらの市が陳情等を出されておらないということでございます。  なお、陳情とは別に、議員提出議案という形で出された市がございます。これが日野市、それから国分寺市、国立市、西東京市ということでございます。西東京市の場合は陳情請願不採択という形になっておりますけれども、議員提出議案という形の中で教育基本法見直し国民的議論で求める意見書というのを出されているところでございます。  以上のような状況になっているところでございます。 ◆杉崎 委員   結構です。 ○福山 委員長   ほかに御発言はありませんか。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   それと、この前、陳情文書自体は、答申最終報告を発表したということと、その中の概略の大筋の骨格みたいな、要するに2、3の言葉を拾い上げて非常に危険性があるんだということを指摘していますよね。ただ、教育基本法というのは、専門家といいますか、法曹界、あるいは教育界の専門家に言わせると、憲法に準ずる、そういう重みを持った法律なんだということが言われているようですね。ですから、教育基本法そのものを改正になるのか、改悪になるのか改定になるのか、それはともかくとしまして、いずれにしても中身を変更する、修正するというからには、あるいはそれに対する意見書の是非をめぐって結論を求められている調布の本委員会としてみれば、やっぱり答申が、最終報告が一体何を言っているのかということにも踏み込んだ慎重な審査をしていく必要があるだろうというふうに思うんですよね。  そういう上でいえば、例えば報告書そのものがどの程度のボリュームがあるのかちょっと私はよくわかりませんけれども、それからまたここの委員会で報告書そのものを逐条的に審査していくということはなじまないかもしれませんけれども、少なくとも共通のバックボーンとして報告書、答申を共通の資料としてそれぞれ委員の皆さん方が手にした中で、それを土台にした一定の議論を踏まえてこの陳情に対する態度を定めていく、決めていくというのがやっぱり当委員会の審査態度としては求められているんではないかなというふうに思うんですね。  それで、これもまた事務方にお聞きして申しわけないんですが、教育委員会の方ではこの「新しい時代にふさわしい教育基本法教育振興基本計画の在り方について」というもの、この中で言っている最終報告というものだというふうに思いますけれども、これについては具体的に現物は現在お持ちですか。 ○福山 委員長   では、森藤次長。 ◎森藤 指導室次長   私どもの方も、インターネットの方から取り寄せたという形の中で、掌握はしております。 ◆雨宮 委員   それから、答申が出されているということは当然諮問という形で、この場合でいえば文部科学大臣になるんですかね。文部科学大臣から中央教育審議会に対して諮問されているというふうに思うんですが、この諮問自体を見れば、文部科学省が何を意図して、狙いとしてこの教育基本法の見直しを審議会の方への審議をゆだねているかということもそれなりにわかるんではないかというふうに思うんですね。この諮問自体はいつごろの諮問かというのは把握されていますか。 ○福山 委員長   はい、小川室長。 ◎小川 指導室長   正確な日付等は、ちょっと今ここですぐにはわかりかねます。 ◆雨宮 委員   日付だけ言っておきます。平成13年ですから今から2年前ですかね。11月26日付で諮問がされているんです。ですから私は先ほどお願いした資料とあわせてこの諮問そのものと、それから、それに対する、調べればわかるんですけど、中間報告と最終報告という2段階になっているようです。中間報告から最終報告に至るまでの内容的な吟味、あるいは加除修正を含めていろいろ議論があったようですけれども、そこまで追っかけてもちょっとあれですから、最低限最終報告、いわゆる3月20日でしたっけ。ことしの3月20日付の最終報告と、先ほど言いました平成13年11月26日付で文科大臣から発せられている諮問、これについても、ぜひ資料としてお願いできたらなというふうに思いますけれども、委員長、よろしくお願いします。 ○福山 委員長   今、雨宮委員の方から先ほどの調査のことも含めまして、今回の教育基本法の文科省からの諮問と、それから3月20日の最終報告の内容についての資料の要求がございましたけれども、この資料要求することに、委員の皆様、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福山 委員長   御異議なしと認め、当委員会として資料要求することに決しましたので、理事者の方で御用意をお願いしたいと思います。  ほかに御発言はございませんか。はい、鈴木委員。 ◆鈴木 委員   いろいろな動きも出ているようでございますが、今、国の動きはどんな形でどういうふうになっているか、ちょっと教えてください。 ○福山 委員長   では、小川室長。 ◎小川 指導室長   国の方では今、慎重な審議をということで、国会では継続審議という形になったわけでございますが、その後の動きにつきましては、私どもも十分に把握はできないところでございます。ただ、教育基本法の改正、あるいは改定といいますか、このことにつきましては国民的な論議も高まっているということで、今後、どのような動きになっていくかということについては、残念ながら私どもも予測がつかないところでございます。 ◆鈴木 委員   そんな状況の中で、できればこういう大変重要な問題ですので、できるだけ情報を取りながらそれを委員会の方にいただく。これは要望しておきます。  そして、あわせて今、共産党の雨宮委員からも資料要求があったり、いろいろなものがございますので、私としては、自由民主党としてはこの案件につきましては継続ということでひとつお願いしたいと思います。 ○福山 委員長   ただいま継続審査という御意見もございましたけれども、ほかの皆様、御発言ありますか。はい、杉崎委員。 ◆杉崎 委員   同じような意見ですが、まだ議論の余地も随分残されているというふうに思います。また、国としては国民的な議論も必要だということで継続になっている部分もありますし、当委員会としても、資料要求等が出されている中で、まだ検討しなければいけないということもありますから、同じように継続審査ということでお願いしたいと思います。
    ○福山 委員長   はい、井上委員。 ◆井上 委員   我々の会派もそういった形で慎重に審査するということですので、継続審査ということで。 ○福山 委員長   ただいま継続審査という御意見がございました。  お諮りいたします。  陳情第6号「教育基本法の『改正』に反対する意見書の提出を求める陳情」、平成15年第2回定例会より継続審査の件につきましては継続審査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福山 委員長   御異議なしと認め、陳情第6号につきましては継続審査とすることに決しました。  以上で当委員会に付託されました案件の審査をすべて終了いたしました。  続いて、報告事項に入ります。  教育部の報告をお願いいたします。はい、中倉部長。 ◎中倉 教育部長   調和小学校の関係につきまして、御報告させていただきたいと思います。  既に各委員さん方については個別に御報告しているところでございますが、調和小学校につきましては、3月の報告書において、すべての教室、すべての施設内で国が定める室内環境調査の基準値をクリアしたという報告が、NPOシックハウスを考える会から出されました。なお、この結果につきましては、ただし、夏場、気温の上昇、あるいは高温多湿な時期に、揮発性の物質であるため放散が予想されるので、引き続いて定期的な室内環境調査を実施するよう、あわせて換気の励行ということが付言されたわけであります。  それに基づきまして、6月の高温多湿な梅雨場の時期並びに8月の日射量の多い時期ということで15年度2回の検査を既に実施いたしました。6月の結果につきましては既に御報告させていただいたわけですが、従来、排出していませんでしたアセトという物質が出たというのが1点と、気中濃度が低いにもかかわらず床面、つまり発生源である床面からの放散量のトルエンが一部出ているという結果でありました。再調査を行いました結果、アセトについてはサンプリングのミスということで、これについては心配がないということでございました。床面と気中との関係につきましては、床面をさらに3ヵ所に個数をふやしましたところ、気温が高いものですから部分的に放散をしているということで、全体的に気中濃度は基準値以下という結果でございました。  なお、8月10日、11日、大変暑い日でございましたけれども、この日に夏場の計画どおりの検査を行いました。きょう、あすに報告書が参る予定になっているわけでありまして、まだ正式に受け取っておりませんが、速報によりますと、情緒障害の通級学級であるのがわ学級のプレイルームにつきまして、気中濃度は学校衛生基準を超えると。ただし、発生元である床面からは放散が出ていないという現象がありました。その原因について、恐らくトルエンを発生する何らかのものが持ち込まれたのではないだろうか。教材、教具なり、あるいは保護者等々のものがと。発生源のところから出ていなくて、気中濃度が高いというのはちょっと考えられないということで、ここは9月に再検査をもう1度トルエンについてのみ実施して、何が原因かを推定してみたいというふうに思っております。  いずれにしても、この部屋につきまして気中濃度が高いということは、文部科学省が定める基準を超えたところに子供を置くいうことは私どもとしては、子供たちへの健康被害等々からここの使用については当面、原因がはっきりするまで使用禁止にしたいと思っております。これは通級施設でございますので、1週間に2回程度子供が来る部屋でございますので、その間換気励行等に努めたいと思っております。  さらに、6月並びに再検査で出ました1年生、あるいは少人数につきましては、6月検査と同じように再検査の結果も含めまして、原因物質であるトルエンについては一部床面からのみということで、気中濃度については文科省、厚生省基準内におさまっているということでありますので、通常の形での授業を開始したいというように思っております。このことにつきましては、8月28日、明後日でございますが、午後7時から保護者説明会を、午前中に対策推進委員会を開催し、それぞれ調査結果についての御報告と、そうした対応をとるということについて対策委員の皆さん、保護者の皆さん方に、あるいはのがわ学級の保護者の皆さん方に御説明し、御意見もまたいただきたいというふうに思っているところでございます。  以上でございます。 ○福山 委員長   以上で報告を終わりましたけれども、皆様の方から報告に対する質問はありませんか。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   気になったのは、サンプリングミスという件なんですが、技術的にはどういう中身なんですか。 ○福山 委員長   はい、岡本主幹。 ◎岡本 総務課主幹   6月の検査の段階で特にアセトアルデヒド、これが高い数字であったということの中で、NPOの方からの報告によりますと、アセトアルデヒドの気中濃度が高い教室への対応ということから、再サンプリングという話が6月の報告でありました。その後、再検査ということの中の結果から報告がございました。その中では、全般的な結果についてという中にございますように……ごめんなさい。アセトアルデヒドの気中濃度についてでございますが、分析時に何らかの突発的なふぐあいが生じた可能性が高いということで、まだ調査継続中ということでございます。 ◆雨宮 委員   そうすると、現時点ではサンプリングミスというふうに断定し切っているわけじゃないんですか。先ほど、部長の最初の説明で、たしか、サンプリングミスという言葉がありましたよね。ですから、それについて具体的にお聞きしているんですけども、今の主幹の御答弁だと、まだ調査中だという、あるいは分析中だということだとすれば、ミスというふうに断定し切っちゃっていいのかという疑問がちょっとあるんですけど。 ○福山 委員長   はい、中倉部長。 ◎中倉 教育部長   アセトアルデヒドにつきましては、製品データシートからもこの物質が発生するということは考えられないということで、今まで何回もの検査でも1度も、昨年の9月以来出ていなかった物質であります。したがって、6月の時点で初めて飛び出したことでありまして、いずれにしても、それが揮発性の物質ですから、発生をしているとすれば当然今まででもそういう傾向があったはず。にもかかわらず、この時点で指針値を超える数字が出るというのは基本的に考えられないと。  そこでNPOとの話し合いの中で1つ考えられるのは、やっぱり何らかの検査時の異常ぐあいがあったのだろうと。指標には検査をするという、それはサンプリングのミスというような表現を私は先ほどしましたけども、データ解析ミス、あるいは採取の際に、それ以外の物質を取り間違えてそういうものを把握してしまったというようないろいろな結果が考えられるんですが、どちらにせよ、今御質問のようにそれが解明されてないということでなくて、むしろそれが解明された結果、そういう物質は発生しないということでぜひ御理解をいただきたいというふうに思っております。何が原因かというのは、さまざまな要素が考えられるわけですが、これだという原因はありませんけれども、この物質が継続して発生するということは考えられないということだけは間違いないというように推定されます。 ◆雨宮 委員   確認ということになると思いますけれども、そうすると、学校施設、床にしろ何にしろ、それはいずれにしても発生源にはなっていない。何かほかの特定し切れない、全く特異な要因が入り込んだために生じた現象だという理解でいいわけですね。 ◎中倉 教育部長   そういうことでございます。 ◆雨宮 委員   わかりました。 ○福山 委員長   ほかに、御発言……。はい、杉崎委員。 ◆杉崎 委員   調和小のシックハウスについての報告は逐一していただいてよくわかるところですが、ちょっと今の報告の中で、プレイルームの中で今までなかった部分がまた基準値を超えたと。基準値を超えなかったのが超えたと。何らかの物質の持ち込み、そういうものがあったんではないかという疑問の説明があったんですが、はかるときの基準というのは、教室に全く物を置かない、あるいは空にして、プレイルームですからほとんど物が置かれていないんでしょうが、そういう基準の中で数値をはかるということにはなっていないんですか。 ○福山 委員長   はい、中倉部長。 ◎中倉 教育部長   杉崎委員がお尋ねのように、空気測定するときには基準がございまして、5時間密閉して、密閉の中で、つまり最悪の状態にその室内をしておくといいますか、通常子供が学習するような状況じゃなくて、最悪の状態にしておくわけです。空気の対流がなく、一定の気温上昇の中で。今調査をしているのは、気中をとる場合には床面から一定の距離のところで空気測定をすると。  それからもう1つやっているのは、調和の場合は床のフローリングを接着している接着剤からトルエンが発生しているというのが原因特定できていますので、どこの床から出てきているのかということで、フレックというおわんをかぶせるような方法で床面を幾つか調査する、この2つをとっているわけです。  そうすると、今度ののがわ学級のプレイルームの場合には、発生源である床面からは出ていないと。それが気中濃度、空気中の濃度の中から出ているというのは通常考えられない状態でありまして、当然発生源から出ているから気中濃度がそれに比例して出るということなわけですが。したがって、発生源以外のところの部分といいますか、床面以外から何らかのものが、子供たちの教材、教具、あるいは保護者のもの、さまざまな化学物質が使用されている我々の日々の生活の中ですから、そういうものが存在していたんではなかろうかということでありまして、この原因を近々、9月中に再測定したいというふうに考えております。多分、これはいっとき、突発的なものであれば、換気励行に努めれば恐らくそれは除去されてしまうだろうというふうに想定されるところでありますが、いずれにしてもそこは調査をしてみたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◆杉崎 委員   今、説明のあった空気中というか、法定ではかる部分の、 1.2メートルか何かわかりませんが、そこの部分ではかったところ、下で出ないのに全く原因不明の、出どころ原因不明な部分で空気中で出たということに対して、今、教材の持ち込みだとか、あるいは保護者の何らかのものという点で、先ほど私が聞いているはかるときの基準として、そういうものがあってはかっていいのか。全部そういうものがなしだよと。さらのところで本来だったらばやるんじゃないの。それをやらなかったから、そういう機材等があって出てしまったということになったんではないかなと、そういうことなんですが。 ◎中倉 教育部長   特段、教室の中を真っさらきれいにしてやるという検査をしておりませんで、他の教室も、通常、机、あるいは教材が置いてある状態、子供たちが生活する状態で検査しておりますので、その中にはさまざまなものが持ち込まれている状態で検査をしております。その時点で何が原因でというのが私どもはまだ特定できておりませんので、先ほど教材かとか、あるいは保護者のものかというのはやや言い過ぎだったと思います。何が原因かわからないという状況でございます。 ○福山 委員長   はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   今の関連なんですけど、要するに、測定をする際にどういう状態で管理された被測定対象物かということをはっきりさせないとまずいと思うんですよね。今のお話のように日常的に使用状態で測定ですよという。だとすれば、例えばプレイルームであっても、ここにこんなものがありますよとか、ああいうものがありますよというふうなものが、測定に少なくとも附属するデータとして、どういう状態ではかられたのかということが、要するに測定時の条件ですよね、環境条件。それが把握できるようなものとしてデータ分析しておかないと。先ほど私が最初に聞いたアセトについても、サンプリングミスということよりも特異な何か発生要因というか原因があったようだと。今の話にしても、何かちょっと違った、まだ特定できないけれども、何かがあったようだと。こうなってくると測定の精度の問題じゃなくて測定の信頼性の問題にかかわってくる危険が出てくると思うんですよ。ぜひこういうことは今回限りで終わらせてほしいんですが、まだこれから多分何回か測定することが出てくるかもしれませんよね。そういうたびに出ることを別に願っているわけじゃなくて、出ないように願っているんですが。例えば1ポイントでも、原因がわからんけれども、とにかくこういうちょっと異常なものがありますよというふうなことが続いていくと、さっき言いました測定の信頼性そのものに疑義が生じるよというふうに言われてもしようがないというか。調和小の場合は特に経過が経過だけに、そういうふうに疑義を挟み始めると切りがない。挟まれても切りがないみたいな状況にもなりかねませんので、そういう意味では、今後再検査だとか、いろいろ測定の機会があると思うんです。測定の信頼度を検証できるだけの諸条件の準備を整えた上で取り組んでほしいなというふうに。これは要望というか、意見で結構です。 ○福山 委員長   今お2人の方から意見が出ておりましたように、測定するときの環境条件といいますか、そういったものについて、机ですとか、最低備品はともかく、どういった環境の中で測定をするのかということについての御意見でありますので、そのあたりは確かにそうかなという面もありますので、理事者の方でよく御検討いただいて、測定環境については一定の状況をつくっていただいた上でされた方かいいかなという御意見でしたので、よろしくお願いいたします。  ほかに御発言はございませんか。はい、小林委員。 ◆小林 委員   6月の検査ございましたですよね。それで今回の検査でまた出どころ不明の物質があるという形の検査報告という感じをしまして、私は雨宮委員と同じ考えなんですよね。測定の信頼性、これが非常に失われているんじゃないかなと思います。深大寺の保育園のときの測定業者さんがしたときの保育園に関しての測定値は基準値を全部クリアしているんですよね。そういう考えから見ると、一発で合格しなさいという意味じゃなくて、そういうたび重なる測定値の発生する原因がわからないという、これはやはり業者に問題があるのかなと、僕は思っているんです。だから、今まで継続していた業者がいいのかもしれないけれども、シックハウス何とかという会社ですよね。私は余り今のところ信用しなくなってきております。それで、できたら反対に、違う会社にしてもらうと、またきちんと違う問題が出る可能性もあるから、違う会社がいいんじゃないかなというふうに思うんですが、いかがなものでしょう。 ○福山 委員長   はい、中倉部長。 ◎中倉 教育部長   NPOシックハウスはデータの調査及び、もちろんドクターも抱えているわけでもありますので、医学調査、そういうものを全部ひっくるめて委託契約を結んでいるところであります。特にNPOシックハウスを考える会の笹川ドクターにつきましては、シックハウスに関しては日本で1、2と言われている人物でございまして、大変保護者からの信頼性が高いドクターだということで、私どもは昨年の12月以降、契約を結んでアドバイスを受けております。  それ以前は、環境管理センターという、いわゆる民間業者にお願いしておりました。このデータにつきましては、何回か保護者説明会、これはいわゆるJVが7月、8月検査を委託した民間の会社でありました。この結果につきましては、いわゆる建設業者が委託した会社の数値については、データそのものの数値について保護者の方々からなかなか御納得が得られない声がかなり出たわけであります。 そこで、検査結果と医学調査とそれからそれに対する改善、アドバイスを含めた、いわゆるパッケージでこの問題を解決できるところが果たしてあるのかどうかということで、私どもはさまざまな情報を収集し、当時、大阪で保育園のこの問題を解決した実績のあるここにと御相談をさせて事を進めてきたということであります。  今、小林委員おっしゃるように、データを測定する会社はごまんとあるわけでして、ここだけでないわけであります。ただ、データというのは積み重ねの上で初めて信頼性が持てるものですから、前回の調査がこうだった、それがどういうふうに数字が変化した。たまたまたくさんやった中で先ほどのようにやや原因不明なものが1、2出るというのは、私は化学物質の検査の場合はそういうものはある程度の許容範囲の中に入っているのかなというふうに、全くそういうものがなければいいわけですけれども、そういうものもやや現象が出ることはやむを得ないという側面はもあるわけで、そういう気持ちを持っております。一面、やはり業者を変えるということになりますと、今までの積み重ねてきた保護者との関係ですとか等々、またそこで1からし直しということにもなりかねませんので、御提案の別な業者というのは、NPOを使いながら、さらに別なところでそれを補足するためにやる、でデータを比較してみるというのは意味あることだというふうに思います。どこかの機会でそういう機会があれば実施してみたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○福山 委員長   小林委員、よろしいですか。 ◆小林 委員   結構です。 ○福山 委員長   ほかに御発言ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福山 委員長   以上で報告事項を終わります。  ここで理事者が退出いたしますので、暫時休憩いたします。どうも御苦労さまでした。    午前10時46分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前10時49分 開議 ○福山 委員長   委員会を再開いたします。  当委員会行政視察についてを議題といたします。  行政視察につきましては、さきに行われました6月の委員会におきまして、正・副委員長に一任とさせていただいておりましたが、日程、視察先等の調整ができましたので提案させていただきます。  日程を申し上げます。10月15、16、17の3日間。10月15日は三重県津市教育研究所について勉強したいと思います。10月16日は三重県四日市市で文化振興条例についてと博物館事業についてを勉強します(「済みません。早くてわからないんだけど、プリントか何かないの」と呼ぶ声あり)。後できちんとお渡ししたいと思います。10月17日が静岡県静岡市で清水産業情報プラザについてということで実施させていただきたいと思っております。  以上、申し上げました内容で行政視察を実施することに御異議ありませんでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福山 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  なお、詳細につきましては正・副委員長に一任させていただき、関係資料ができ上がり次第、早急に送付させていただきたいと思います。これに御異議ありませんでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福山 委員長 
     御異議なしと認め、さよう決定いたします。  これにて文教委員会を散会いたします。ありがとうございました。    午前10時51分 散会