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  1. 調布市議会 2003-06-25
    平成15年 6月25日厚生委員会−06月25日-01号


    取得元: 調布市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成15年 6月25日厚生委員会−06月25日-01号平成15年 6月25日厚生委員会    午前10時4分 開議広瀬 委員長   ただいまから厚生委員会を開会いたします。  なお、開議に先立ちまして、説明のための職員の出席を求めてありますので、御了承をお願いいたします。  今のところ当委員会傍聴の申し入れがあります。これを許可することに御異議ありませんでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○広瀬 委員長   御異議なしと認め、傍聴を許可いたします。  なお、席に限りがありますので、その範囲随時傍聴を許してまいりたいと思っておりますので、この件につきましても御了承をお願いいたします。  それでは、傍聴人が入室するまで暫時休憩いたします。    午前10時5分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前10時6分 開議広瀬 委員長   それでは、これより議事に入ります。当委員会に付託されました案件は、付託案件一覧表にありますとおり議案2件であります。  なお、理事者から報告申し出が2件ありますので、審査終了後、報告を受けていきたいと思います。  審査進め方についてでございますが、付託案件一覧表の順に行い、付託された案件審査が終了しましたら、理事者報告を受け、その後委員皆様にはお残りいただいて、今年度の厚生委員会行政視察について御協議をお願いしたいと思っております。これに御異議ございませんでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    広瀬 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。早速審査に入りますので、よろしく御協力をお願いいたします。  議案第45号「調布市立保育園条例の一部を改正する条例」を議題といたします。本件についての理事者説明を求めます。粕谷子育て推進課長。 ◎粕谷 子育て推進課長   それでは、議案第45号「調布市立保育園条例の一部を改正する条例」につきまして御説明申し上げます。  調布市立深大寺保育園につきましては、園舎の老朽化が進んでおり、園児の安全で快適な保育環境を確保する必要が生じたこと、あわせまして、緊急な課題であります待機児童早期解消、さらには、今日の多様な保育ニーズに対応するため、建てかえを行うこととなったものでございます。  新園舎におきましては、平成16年度から社会福祉法人運営委託いたしまして、現在の 100人定員から 120人に定員の枠を拡大する予定でございます。また、産休明け保育の実施、2時間の延長保育専用スペースを確保することによっての一時保育完全実施、さらには地域交流スペースも確保するなど、さまざまな保育施策を展開していく予定となっております。  また、運営委託することによりまして、職員の再配置を行い、待機児童の解消のための公立3園での定員弾力化延長保育公立全園で実施するなど、保育サービスのより一層の拡大を図っていくものでございます。  現在の工事進捗率でございますが、約80%となっております。また、8月8日を竣工予定としており、諸準備を整えた上で、10月1日の開園予定しているところでございます。  以上によりまして、調布市立深大寺保育園の建てかえに伴います新園舎への移転のため、調布市立保育園条例の別表中の調布市立深大寺保育園位置を、調布深大寺北町1丁目9番地2から新園舎位置であります調布深大寺北町3丁目31番地8に改めるためのものでございます。  また、施行期日につきましては、新園舎開園にあわせまして、規則で定めさせていただくものでございます。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○広瀬 委員長   理事者説明は終わりました。これより質疑意見を求めます。ございませんか。山口委員。 ◆山口 委員   今、提案理由が詳しく述べられました。工事進捗率が80%というのは8月8日を目指してのことだと思いますが、一応予定どおり順調に工事が進んでいるという認識でよろしいでしょうか。 ○広瀬 委員長   粕谷子育て推進課長。 ◎粕谷 子育て推進課長   現在のところ順調に進んでいる状況でございます。  以上でございます。 ◆山口 委員   それと、平成16年度から定員が20人ふえて 120人ということになりますが、ことしの10月1日開園という新保育園につきましては、現行の定員で当然進めていくという理解でよろしいですか。 ◎粕谷 子育て推進課長   はい、そのとおりでございます。10月から来年3月31日までは現行定員でいくようになっております。  以上でございます。 ◆山口 委員   社会福祉法人委託と。好ましいことでありますが、どちらの方と今後委託契約といいましょうか、そういうものを結んでいくか。あらあらわかっている範囲、あるいはその見通し等についてわかれば教えてください。 ◎粕谷 子育て推進課長   委託法人内定はしておりまして、現在、その法人と詳細にわたる検討に入っているところでございまして、16年度からの具体的な、例えば一時保育の方法等々につきましての詰めについては、今後調整をさせていただいて決めていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◆山口 委員   いつごろその法人が決まっていく予定になってますか。 ◎粕谷 子育て推進課長   選定におきましては、ことしの3月に保護者も加えた選定委員会を開催いたしまして、そこの場で決定させていただいております。最終的な内部決裁におきましては4月の段階で決定させていただいて。しかしながら、契約といったことになりますと、事実上の契約は来年4月1日といったことになっております。  以上でございます。 ○広瀬 委員長   大須賀委員。 ◆大須賀 委員   まず、今のに関連してなんですけども、社会福祉法人名称をここで言及できないのには何か理由があるのですか。 ○広瀬 委員長   粕谷子育て推進課長。 ◎粕谷 子育て推進課長   失礼いたしました。特にございませんで。社会福祉法人三祉会でございます。市内緑ヶ丘にございます緑ヶ丘保育園運営法人でございます。  以上でございます。 ◆大須賀 委員   というふうに確認させていただきましたのは、何となく内定段階社会福祉法人、ある程度はお聞きはしてましたけども、当然チェック機関としては、委託先がどういう委託先なのか、その実績がどうなのか、それは当然ある程度対象になってくると私は思うんですよね。ただ、もちろんここはしっかりしたところだという評価もされているようですから、これについてどうのこうのということはないんです。ただ、手続的にはそういった課題があるんですから、積極的に社会福祉法人はこういうところですよ、委託先がこういう実績があって、こういう運営をしていて、こういう関係にありましたよということは言われる前にみずから提供していただくということが、私は姿勢として、長友市長の言っている積極的な開示じゃないかというふうに思いますので、よろしくお願いします。  それからもう1点の質問は、シックハウス対策はどのようになっているのか、そこをお聞きしたいと思います。 ◎粕谷 子育て推進課長   まず、工事請負契約におきまして、請負契約仕様書の中で主要な部材といいますか、化学物質が発生する主要な原因になっている合板等々についてのところの接着剤、こういったものについてのFc0製品を使いなさいといったことの指示をしております。  それから、営繕課ともよく連携をしておるわけなんですが、工事管理者、あるいは施工者化学物質の発生の可能性のある建材、資材につきましては使わないように、使うなといった指示をしております。  それから、常に──常にと言いましても、こういう雨の状況ではなかなか難しい状況でございますけれども、換気に努めるように指示してございます。また使用資材、換気に努めるようにいたしましても、開園前におきましては、引き渡し竣工時におきまして化学物質室内空気測定をいたします。1回いたしまして、その後、備品搬入後におきましてももう1度検査測定をしていく予定でございます。その上で、安全が確認された上で引っ越し、それから開園という手順になっております。 ◆大須賀 委員   そうしますと、確認すると、シックハウスに対しても、その安全性が確認された上で引き渡しをするということでよろしいんですね。 ◎粕谷 子育て推進課長   引き渡し後に先ほど申し上げました合板Fc製品等々以外は使わないといったこともございますので、その辺はチェックいたします。書類上のチェックをいたしまして、引き渡しを受けてと同時に測定をいたすといったことでございます。 ◆大須賀 委員   ちょっとそこ理解できないのが、きちんと基準に照らし合わせて、安全性が確認されたというちゃんとした商品ですよというのがわかって普通は引き渡しですよね。それがわからないうちに引き渡すというのはちょっと納得がいかないんですけども、そこはシステム上、どうしてもそうなってしまうんですか。 ◎粕谷 子育て推進課長   失礼しました。御説明が不十分でございまして、おっしゃるとおり、引き渡しと同時にといいますか、竣工後に検査をいたしまして、当然のことながら契約仕様書の中でもそういったものを使わないといったことの仕様になっているわけですから、その辺の安全性が確認された上で引き渡しを受けていくといったことでございます。  以上でございます。 ◆大須賀 委員   大まかなところわかりましたんで、資料としていただきたいんですが、そのシックハウスに対して、今御説明したのを整理していただいて、どういうところをきちんと指導しているのか。それから、竣工後、8月8日に竣工ですよね。その後、タイムスケジュールで、どの段階で何を検査するのか。その検査主体がどこなのか。きょうはよろしいですから、そういったものは資料でいただきたいので、お諮りいただきたいと思います。 ◎粕谷 子育て推進課長   手元にございませんので、後ほど提出させていただきたいと思います。  以上でございます。 ○広瀬 委員長   資料は後ほどということでよろしいですか。 ◆大須賀 委員   はい、結構です。 ○広瀬 委員長   ほかに御発言ありませんか。任海委員。 ◆任海 委員   今度の深大寺保育園民間委託になったわけですね。それで、いろいろ経過がありましたけれども、今、父母会との関係でさらに詰めなきゃならないような課題が残されているんですか。大枠は合意したということになっておりますけれど。 ○広瀬 委員長   粕谷子育て推進課長。 ◎粕谷 子育て推進課長   父母会との大枠の合意はとれておりますし、先週の土曜日でしょうか、父母会との意見交換会、今後の予定につきましての説明会を行っております。その中でも細かなおもちゃをどういうふうに持っていくのかとか、そういった要望等々もいただきながら、御要望にかなうような形で引っ越しもしていきたいというふうに考えておりますし、御意見を調整させていただきながら進めている状況でございます。 ◆任海 委員   職員引き継ぎの問題ですね。既に委託先の方から何人か来てるという話は聞いてるんですけども、どういうことになっているのか流れを聞きたいんですが。 ◎粕谷 子育て推進課長   16年4月、来年4月からの本格委託ということになりますので、完全な委託法人先になるのが来年の4月でございますが、ことしの5月から引き継ぎ保育法人から派遣といいますか、いただいて実施しております。5月から3名の保育士を派遣いただいております。それから、10月にはさらに6名の保育士を派遣していただきながら、保育士子供関係子供精神状態が複雑にならないように、その辺も考慮しながら引き継ぎをかけていきたいと。そのような形で今進めております。  以上でございます。 ◆任海 委員   はい、ありがとうございました。 ○広瀬 委員長   ほかに御発言はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○広瀬 委員長   特に御発言もないようですので、質疑及び意見を打ち切ります。  それでは、これより議案第45号「調布市立保育園条例の一部を改正する条例」について採決をいたします。  お諮りいたします。  本件については、原案了承と決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○広瀬 委員長   御異議なしと認め、議案第45号は原案了承と決しました。  続きまして、議案第46号「調布市立学童クラブ条例の一部を改正する条例」を議題といたします。本件について理事者説明を求めます。多田子ども生活部参事。 ◎多田 子ども生活部参事児童青少年課長   それでは、議案第46号「調布市立学童クラブ条例の一部を改正する条例」について御説明申し上げます。  第1条は、調布市立佐須児童館改修工事に伴い、佐須児童館に併設しております調布市立佐須児童館学童クラブ深大寺南町の柏野小学校ランチルームを借りて運営するために、調布市立学童クラブ条例第2条の表中の一覧で定めております調布佐須町4丁目42番地2を調布深大寺南町1丁目1番地1に改めるものでございます。
     また、第2条は、改修工事完了後にもとの位置に戻って学童クラブ運営するために、調布深大寺南町1丁目1番地を調布佐須町4丁目42番地2に改めるために、条例の一部改正をお願いするものでございます。  附則につきましては、学童クラブ移転ではなく、改修工事のための一時的な仮移転であり、移転先と復帰を1つの条例で改正するため、附則により第1条の移転平成15年8月1日とし、第2条の改修工事後の復帰については、その日が明確になった段階規則で定めるという内容でございます。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○広瀬 委員長   理事者説明は終わりました。これより質疑意見を求めます。ございませんか。山口委員。 ◆山口 委員   佐須児童館、そして学童クラブ、所管は違いますが、ふれあいの家という3点セット的な改修工事というふうに理解しておりますけども、竣工が来年の3月ぐらいかなというふうに思っておりますが、まだ現在工事に入っておりませんでしょうか。夏からのような気がしましたけども、その辺の見通しについて教えてください。 ○広瀬 委員長   多田子ども生活部参事。 ◎多田 子ども生活部参事児童青少年課長   工事スケジュールにつきましては、8月1日から着工予定としておりまして、竣工については3月10日という工事計画になっております。その中で、シックハウス対策についても、その検査等も2月10日から29日の間で工事スケジュールの中に入れさせております。それのシックハウス対策検査等が終了した後に竣工という手順で今進めているところでございます。  以上でございます。 ◆山口 委員   わかりました。それと、先ほど申し上げた3つ、3点セットといいましょうか、大体同じ時期に工事がなされて、所管が違っている部分もありますから、そういう点では庁内での横の連携、その辺をしっかり密にとって、円滑にいくようなこれからの進め方という点では、今まで、あるいはこれからも御努力をしている点はございますか。 ◎多田 子ども生活部参事児童青少年課長   今、3課連携し合いながら、いろいろ協議しながら、計画どおり竣工できるように内部調整を進めながらやっております。 ◆山口 委員   それと、柏野小ランチルームに一たん移転をしてということになりますが、面積的な面、あるいは多少従来のところと違って、その辺での対応の仕方に御苦労があろうかと思いますけども、小学校の校内ということに今度は一たんなりますが、そういう点では従来の児童館のところと違って、一時緊急避難をしながら対応するという形になろうかと思いますので、何かそういう点で留意をしているようなことはあります? 単なる場所が移るだけということではないと思いますが、総合的にこの学童クラブ運営を考えて、どう対処していくかというのは考えておられると思いますが、何かその辺でございましたらお聞きしておきます。 ◎多田 子ども生活部参事児童青少年課長   一時的な移転ということで、柏野小学校ランチルームを2部屋お借りするわけなんですけれども、その学校校長先生とも打ち合わせいたしまして、学校授業等に、運営に支障のないようにという注文はいただいております。そういう中で共有できる部分について、出入り口は共有ということと、それからトイレは共有ということで、それから体育館、放課後については一応使っていいということの了解をいただいております。ただ、2階の方には1階のエリアだけの部分学童保育運営をしていただきたいということで、あとはトイレに、子供たちの動線について、今、学校の方からも注文が出ておりますので、学校の方から注文が出た内容で、今、運営するように検討しているところでございます。 ○広瀬 委員長   ほかに。大須賀委員。 ◆大須賀 委員   まず、シックハウスについてですけども、先ほどと同趣旨の資料を後ほどいただきたいと思いますので、委員長にお諮りいただきたいと思います。  それから、基本的なことでお伺いしたいんですが、佐須児童館学童クラブ対象とされてる児童の区域ですか、その小学校エリアとあわせてちょっとお伺いしたいと思います。 ○広瀬 委員長   多田子ども生活部参事。 ◎多田 子ども生活部参事児童青少年課長   佐須児童館エリアは、柏野小学校だけのエリアとなっております。 ◆大須賀 委員   はい、結構です。資料のことお願いします。 ○広瀬 委員長   資料は後ほどでいいですか。 ◆大須賀 委員   はい。 ○広瀬 委員長   大丈夫ですか。資料、後ほど提出できますか(「はい」と呼ぶ者あり)。では、資料の方はそういうことで、後で出していただくことにいたします。  ほかに御発言ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○広瀬 委員長   特に御発言もないようですので、質疑及び意見を打ち切ります。  それでは、これより議案第46号「調布市立学童クラブ条例の一部を改正する条例」について採決をいたします。  お諮りいたします。  本件につきましては、原案了承と決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○広瀬 委員長   御異議なしと認め、議案第46号は原案了承と決しました。  以上で当委員会に付託された案件審査はすべて終了いたしました。  ここで暫時休憩といたしますので、理事者報告関係のない職員皆様は退席していただいて結構です。傍聴の方も退席をお願いいたします。    午前10時31分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前10時32分 開議広瀬 委員長   再開いたします。  理事者から報告申し出がありますので、これを許します。斉藤福祉部長。 ◎斉藤 福祉部長   それでは、福祉部の方から利用者支援事業障害者施設進捗状況の2件につきまして、それぞれ担当の方から御説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○広瀬 委員長   荻原高齢福祉課長。 ◎荻原 高齢福祉課長   それでは、高齢福祉課から利用者支援事業につきまして御報告をさせていただきます。  この事業は、介護保険制度支援費制度が導入されたことにより、利用者契約のもとでサービスを受けることになりますが、痴呆性高齢者などの方々に対し、後見事務などの支援を行う非営利の法人を近隣5市で新たに設立し、福祉サービス利用者支援する事業であります。こうした非営利法人を行政が共同して公益的に立ち上げるのは全国初の試みでございます。  法人の形態等々ですが、この法人名称多摩南部成年後見センターといい、所在地は小島町3丁目であります。品川道沿いにありますので、市役所から歩いて3〜4分のところにある賃貸ビルワンフロアを借り上げることになります。  法人の社員は調布市以下、日野市、狛江市、多摩市、稲城市で、この5市を合わせますと、総人口は約66万 8,000人を数えます。  理事長には早稲田大学の副総長であります田山輝明先生予定しています。  また、職員体制は、所長及び支援員となる職員4名を内定済みです。  センターの所長は、公募を行いました。  職員は、昨年のモデル事業にかかわったメンバーの中から選抜いたしました。  この法人の顧問や理事、指導をいただくメンバーは、法律、福祉医療等専門家を当てることで体制を整えてまいります。  基金は各市が 100万円ずつ拠出しますので、 500万円となります。  法人の登記を7月1日に予定しております。具体的な事業開始は、10月1日を予定しています。  今後の予定につきましては、法人の設立を7月1日に行い、10月からの事業開始に向けて事務所の整備や職員研修等々を行ってまいります。  なお、10月1日には法人オープニングセレモニーを5市の市長を初め、関係者をお招きして行う予定でおります。なお、このオープニングセレモニー事務所内で行うため、厚生委員会委員皆様につきましては、改めて委員長、副委員長と中をごらんいただく日程を調整させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後に、調布市におけます利用者への総合的な支援の取り組みでありますが、生活支援ネットワークの構築や利用者サポート事業にも取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○広瀬 委員長   ただいまの報告に対して質疑ございますでしょうか。山口委員。 ◆山口 委員   成年後見制度というのは、私の記憶では昨年度からリバースモーゲージ制度というのが国で制度化されて移されたといったことがあろうかと思います。あの制度はたしか高齢者の方が御自分の不動産を担保にして、生活費等をお借りすると。それで生活をしていき、不幸にしてお亡くなりになったときに財産を精算して、お支払いをするというような制度だったなというふうに記憶しているんですが、今回のこの成年後見は、先ほど痴呆性高齢者などという対応ですが、国の成年後見とこの制度というのは、基本的には違っているのかなという理解をしておいてよろしいか。その辺の関連づけをわかりましたら整理してくれますか。 ○広瀬 委員長   荻原高齢福祉課長。 ◎荻原 高齢福祉課長   リバースモーゲージにつきましては、山口委員がおっしゃったとおりでございますけれども、こちらの方のリバースモーゲージ事業につきましては、現在、例えばゆうあい福祉公社資産活用事業とか、それから、社会福祉協議会長期生活支援資金の貸付の事業を行っております。今回、新たに設立いたします法人成年後見センターにつきましてはリバースモーゲージにつきましては社協等々の事業の方を紹介してまいりたいというように考えております。  以上でございます。 ◆山口 委員   わかりました。それと、5市で立ち上げたというそれ以前に──これ、社員の方のあれで。近隣4市と共同してだから5市だよね。調布を入れればね。それ以前に立ち上げるまでに大変御苦労があったと思うんです。府中、あるいは三鷹、立川などなどが検討検証等に参加されてきたと。こちらに入らなかった各市はそれぞれの思いがあるんでしょうが、また別途立ち上げていこうとしているのか。その辺の状況はいかがですか。 ◎荻原 高齢福祉課長   おっしゃるとおり、モデル事業につきましては、今回の5市を含めまして、三鷹市、それから府中市が入っておりました。当初、 100万人規模を予定しておりましたので、この7市で、立川市はオブザーバー参加ということになっております。府中市、三鷹市それぞれ若干スタンスは違うと思いますけれども、現在、社会福祉協議会で始まりました地域福祉権利擁護事業がございますけれども、こちらの事業を拡大する中で、成年後見等々については行っていきたいというように聞いております。 ◆山口 委員   あともう1つは、障害者の方々の福祉サービスなどの第三者評価なども今後展開をされようとしておりますけども、この利用者支援事業とのかかわりといいますか、兼ね合いについても今後検討をしていきたいということなのか、あるいは全くこれとは別に何らかの手法を考えていきたいということなのか。そこはどうでしょう。 ◎荻原 高齢福祉課長   第三者評価事業につきましては、特に15年度から本格開始がされるということで、今回のこの法人につきましても、将来的にはこの第三者評価の機関としてその一端を担っていくという考えは持っております。 ○広瀬 委員長   大須賀委員。 ◆大須賀 委員   この事業自体はとてもすばらしいことで、御努力は評価するんですけども、この運営費についてちょっとお伺いしたいんですけども、どのような形で運営されていくのか、それから市が運営費補助を何らかの形でするのか、その辺をちょっと確認させていただきたいと思います。 ○広瀬 委員長   荻原高齢福祉課長。 ◎荻原 高齢福祉課長   15年度のこちらの法人にかかわります予算について、まず説明をいたしたいと思います。この支援法人に対します負担金、それから調布市の補助金、今年度、 1,170万円ほどを計上してあります。それから、基金の拠出金につきましては、先ほど言いましたように各市 100万円を拠出いたします。また、コンサルに対する運営支援としまして 150万円ほどを計上してございます。  以上です。
    大須賀 委員   そうしますと、16年度以降の平年度にすると、1年間で市がいろんな項目で補助していると思うんですけども、総体でこの事業に対して幾らぐらい出すということでよろしいですか。 ◎荻原 高齢福祉課長   約 1,200万円ほどを想定しております。 ○広瀬 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○広瀬 委員長   では、次の報告をお願いいたします。野原障害福祉課長。 ◎野原 障害福祉課長   私の方からは、障害者施設進捗状況につきまして御報告申し上げます。  1点目は、国領の体験型生活寮でございます。場所は国領8丁目にございます都営住宅の1階に約 143平米を確保し、そこで体験型生活寮を実施する予定になっております。本年4月に本体工事竣工し、現在外溝工事を行っております。9月末には東京都から施設が引き渡され、平成15年10月中に初度備品等の整備を行い、入居開始を15年11月に予定しております。  この体験型生活寮に関しましては、入居期限を設けまして、指導員を配置し、自立生活支援の場を整備するとともに、退居した方の地域での生活を援助する生活療でございます。  なお、この生活寮は、三多摩地区では初の試みでございます。  2点目に、(仮称)みずき身障療護施設身体障害者デイサービスでございます。場所は府中市朝日町3丁目17番地の5。ちょうふの里の隣に現在、足立邦栄会という社会福祉法人が全体で 1,776平米の療護施設をつくってございます。その療護施設の一角、約 440平米を使いまして、3市、三鷹市、府中市、調布市におきまして、平成16年4月より身体障害者のデイサービス事業を実施するため、現在3市及び東京都、法人協議を進めているところでございます。  なお、言い忘れましたが、国領体験型生活寮に関しましては、11月に開所予定のため、平成15年9月の議会におきまして設置条例をお願いするようになると思います。よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○広瀬 委員長   ただいまの報告に対して質問ございますでしょうか。山口委員。 ◆山口 委員   体験型ですが、入居期限というのは、例えばどのぐらいの期間を想定しておりますか。 ○広瀬 委員長   野原障害福祉課長。 ◎野原 障害福祉課長   入居期限の最大は3年になっております。現在、障害者団体と──余り短くなりますとショートステイと変わらなくなりますので、3ヵ月、6ヵ月、1年等の期間に関しましては、今、協議を進めているところでございます。  以上でございます。 ◆山口 委員   それと、みずきの方ですけども、ちょうふの里の隣というとあさひ苑があって、ちょうふの里があって、それの東隣のところはもう建ってますよね。たしか建物がね。それはどこの位置ですか。 ◎野原 障害福祉課長   ちょうふの里のちょうど府中寄りになります。ちょうふの里がございまして、あさひ苑が府中養護、朝日養護の方にあるんですが、そこのちょうど一角につくる予定になっております。 ◆山口 委員   あさひ苑の南という、穴あき地というか……。 ◎野原 障害福祉課長   そのとおりでございます。 ○広瀬 委員長   ほかにございますか。任海委員。 ◆任海 委員   2番目のみずき身障療護身体障害者デイサービス、これ、調布市との関係は、条例上は何か必要なんですか。それとも規則か何かでやるの? ○広瀬 委員長   野原障害福祉課長。 ◎野原 障害福祉課長   今、東京都とも支援費の絡みがございまして協議しておりまして、もし市の事業ということになると、条例設置をお願いするようになると思います。 ◆任海 委員   ちょっとよくわかんないんだけども、3市が共同でやるわけでしょう? そうすると主体が3市の中でどこという決め方はしないわけね。今まで老人ホームだとか、障害者だと3市があそこの利用の中でやるけども、それぞれ責任のとこが出しているけれども、それで条例しているけども、ここは社会福祉法人が設置するわけだから条例は要らないわけか。そうすると、市とのかかわりは要綱か規則で決めるということになるのかしらね。 ◎野原 障害福祉課長   一応、幹事市は府中市になってございます。 ○広瀬 委員長   大須賀委員。 ◆大須賀 委員   それぞれの事業で、市が1年間に出すお金は、名目は別にしてどのくらいですか。 ○広瀬 委員長   野原障害福祉課長。 ◎野原 障害福祉課長   国領体験型に関しましては11月開所ですので、運営費としまして約 1,000万を計上してございます。ただ、初年度の初度備品も含まれてございます。みずき療護に関しましては、現在、3市と法人での調整中でございます。 ◆大須賀 委員   結局、何でお聞きしているかというと、よく言われるあれかこれかという時代に、今の市長さんはとても積極的な方で、あれもこれもということで、どんどん新しい事業をおやりになるのは本人の意欲があるんだろうけども、当然負担はふえてきますよね。平成18年度以降、市が本当に財政が破綻するんじゃないかと私は実は危惧しているわけです。それで、また新しい事業、その事業自体はとってもいいことですよ。それは積極的でいいんですけども、当然お金がどうなるのかという心配は常にチェックしていかないと、今、とても危ないところにあると私は思ってるんですね。それで先ほどもお伺いしたし、今もお聞きしているわけです。  それで、国領については11月からですから 1,000万、それはそれでいいんですけど、平年度にすると幾らなのか、その認識は私は常に持っておいてほしいんです。それでちょっとお伺いしたいんですけれども。だから、国領については16年度以降、平年にならすと幾らなのか。それからみずきについても、事業を始めるのはいいんですけども、大体幾らかかるのか、やっぱりそれは事前にある程度ないと、ふたをあけてみたらこんなにかかるんだという時代は許されないんで、そういった意味で、今ある程度想定している数字でもいいですから、みずきについてもお伺いしたいと思います。 ◎野原 障害福祉課長   国領体験型は、平年に直しますと約 1,700〜 1,800万というふうに理解しております。  なお、みずきに関しましては、 1,100万から 1,400万の間で今調整しているところでございます。 ○広瀬 委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○広瀬 委員長   以上で報告を終わります。  ここで暫時休憩といたしますが、委員皆様はそのままお残りいただきまして、理事者皆様は退席していただいて結構です。お疲れさまでした。    午前10時53分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前10時54分 開議広瀬 委員長   再開いたします。  今年度の厚生委員会行政視察につきまして御協議をお願いしたいと思います。例年、各常任委員会では、先進市等の行政視察を実施しておりますが、ことしも実施する方向でいかがでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○広瀬 委員長   御異議なしと認め、ことしも行政視察を実施することを決定いたします。  次に、実施時期についてですが、例年10月ごろに実施されておりますが、いろいろと委員さんの関係する一部事務組合などの公務日程が入ってきております。10月の第2週にふじみ衛生組合の視察、第4週には二枚橋衛生組合の視察、第5週には都市問題会議がそれぞれ予定されています。また11月上旬も二枚橋の臨時会が予定されておりますので、10月14日から17日までの間で調整させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○任海 副委員長   10月の? ○広瀬 委員長   10月14日火曜日から17日金曜日の間で調整させていただきたいと。 ◆元木 委員   10月16日、あれがあるんだよね。文化祭の開会式。しようがないな。 ◆大須賀 委員   それはしようがない。大体視察時期。 ○広瀬 委員長   16日。 ◆元木 委員   しようがない。 ○広瀬 委員長   そうですか。しようがないですね。  それでは、10月14日から17日の間で調整させていただきたいということで、よろしくお願いいたします。  続いて、行政視察の日数についてですが、視察地及び視察事項により2日間、または3日間ということで御了承いただきたいと思いますがいかがでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○広瀬 委員長   御異議なしと認めます。  なお、詳細につきましては、正・副委員長に一任させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○広瀬 委員長   では、視察事項内容等につきましては、具体的によい案がございましたら、視察先の御都合もございますので、7月11日までに直接委員長の方に申し出ていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、これにて厚生委員会を散会いたします。お疲れさまでした。
       午前10時56分 散会...