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  1. 調布市議会 2001-12-07
    平成13年 第4回 定例会−12月07日-01号


    取得元: 調布市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成13年 第4回 定例会−12月07日-01号平成13年 第4回 定例会       平 成                        第4回           調布市議会会議録第 18 号       13年                        定例会      12月 7日(金曜日)        出席議員(30人)          第 1番議員            福 山 めぐみ          第 2番議員            大 河 巳渡子          第 3番議員            武 藤 千 里          第 4番議員            有 川 和 子          第 5番議員            八 木 昭 子          第 6番議員            内 藤 良 雄          第 7番議員            石 井 良 和          第 8番議員            伊 藤   学          第 9番議員            荻 窪 貞 寛          第10番議員            杉 崎 敏 明          第11番議員            岸 本 直 子          第12番議員            井 樋 匡 利
             第13番議員            雨 宮 英 雄          第14番議員            広 瀬 美知子          第15番議員            土 方 長 久          第16番議員            伊 藤 義 男          第17番議員            寶珠山   琢          第18番議員            大須賀 浩 裕          第19番議員            佐々木   功          第20番議員            前 当 悦 郎          第21番議員            雨 宮 幸 男          第22番議員            任 海 千 衛          第23番議員            安 部 宝 根          第24番議員            漁   郡 司          第25番議員            山 口   茂          第26番議員            鈴 木 正 昭          第27番議員            藤 塚 昭 子          第28番議員            白 井 貞 治          第29番議員            元 木   勇          第30番議員            富 澤   稔        欠席議員(0人)        ──────────── ── ────────────        出席説明員          市長                吉 尾 勝 征          助役                加 藤 哲 朗          助役                松 本 嘉 郎          収入役               鈴 木 信 幸          教育長               田 村 貞 司          政策室長              板 橋 宏 之          総務部長              神 成 久 敏          財務部長              清 水 和 夫          生活文化部長            五 嶋 幸 弘          子ども生活部長           渡 辺 進二郎          福祉部長              倉 田 繕 箕          環境部長              中 根 義 雄          クリーンセンター所長        岩 崎 文 雄          水道事業担当部長          小谷田 福太郎          都市整備部長            鈴 木   忠          街づくり推進担当部長        新 谷 景 一          教育部長              中 倉   勲          監査事務局長            宮 田 靖 子        ──────────── ── ────────────        事務局職員出席者          事務局長              小 林 忠 司          事務局次長             大 釜 博 美          議事係長              加 藤 俊 一          主査                小 泉 陽 弘 12月 7日 議事日程(第1号)  第 1   会議録署名議員の指名について  第 2   会期の決定について  第 3   議員提出議案第28号 首都機能移転に反対する決議  第 4   議案第 87号 調布長等常勤特別職職員等平成13年度期末手当及び平成14年度期末手当に関する条例  追加日程  議案第 87号 調布長等常勤特別職職員等平成13年度期末手当及び平成14年度期末手当に関する条例委員会審査報告)  第 5   議案第 88号 調布職員平成13年度期末手当並びに平成14年度期末手当及び勤勉手当に関する条例  第 6   議案第 90号 調布オンブズマン条例  第 7   議案第 91号 調布職員の再任用に関する条例  第 8   議案第 92号 政治倫理の確立のための調布市長資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例  第 9   議案第 93号 調布職員の給与に関する条例の一部を改正する条例  第10   議案第 89号 調布介護保険サービス利用者負担額軽減措置事業の実施に伴う使用料の減額に関する条例  第11   議案第 94号 調布地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例  第12   議案第 95号 調布市立自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例  第13   議案第 96号 市道路線の認定について  第14   議案第 97号 市道路線の廃止について  第15   議案第 98号 市道路線の廃止について  第16   議案第 99号 市道路線の廃止について  第17   議案第100号 市道路線の廃止について  第18   議案第 83号 平成13年度調布一般会計補正予算(第3号)  第19   議案第 84号 平成13年度調布国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  第20   議案第 85号 平成13年度調布老人保健特別会計補正予算(第2号)  第21   議案第 86号 平成13年度調布介護保険事業特別会計補正予算(第2号)  第22   陳情について        陳情第52号 国分寺崖線を守るためにマンションの適正規模を求める陳情        陳情第53号 生産緑地の保全に関する陳情        陳情第54号 調布市議会議会中継に関する陳情    午前 9時30分 開会 ○鈴木正昭 議長  おはようございます。ただいまより、平成13年第4回調布市議会定例会を開会いたします。  ただいまの出席議員の数は30人であります。したがいまして、定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。  直ちに会議を開きます。  開議に先立ちまして、地方自治法第121条の規定により、会議に出席を求めました者の氏名を申し上げます。  吉尾市長加藤助役松本助役鈴木収入役田村教育長板橋政策室長神成総務部長清水財務部長、五嶋生活文化部長渡辺子ども生活部長倉田福祉部長中根環境部長岩崎クリーンセンター所長小谷田水道事業担当部長鈴木都市整備部長新谷街づくり推進担当部長中倉教育部長宮田監査事務局長、以上18人の出席を求めてありますが、議事に従いまして必要に応じ、さらに出席を求めるつもりでありますので、あらかじめ御了承をお願いいたします。  本日、政策室広報担当並びに議会事務局による本会議場写真撮影を許可しておりますので、御了承をお願いいたします。  第4回定例会会期議事日程並びに議事運営につきましては、12月5日に議会運営委員会が開かれておりますので、議会運営委員長にその報告を求めます。白井委員長。    〔白井 貞治議会運営委員長登壇〕 ◎白井貞治 議会運営委員長  おはようございます。議会運営委員会報告を申し上げます。  平成13年第4回定例会会期議事日程並びに議事運営につきまして、12月5日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果を御報告申し上げます。  今定例会に付議されます議案等につきましては、既にお手元に配付してあります付議事件等一覧表のほか、追加議案として給与改定関係等議案数件と議員提出議案数件が追加されることになっております。  これらにつきまして検討の結果、お手元に配付しております会期日程表のとおり、会期を本日7日から19日までの13日間とし、開会第1日目の本日は会議録署名議員の指名、会期の決定を行い、議員提出議案1件の上程、即決。次に市長提出議案のうち、常勤特別職職員等期末手当に関する議案1件を上程し、委員会付託を行い、本会議を一たん休憩し、委員会審査をお願いすることになっております。  この委員会審査終了後、本会議を再開し、委員会審査結果の報告、討論、採決を行い、続いて人事議案を除く市長提出議案の上程、委員会付託、次に陳情の上程、委員会付託を行うことになっております。  12月8日から10日までの3日間を休会とし、12月11日に本会議を再開し、12日までの2日間で一般質問を行うことになっております。  さらに12月13日から18日までの6日間を休会とし、土曜日及び日曜日を除いて、付託を受けた案件の委員会審査をお願いすることになっております。  12月19日に本会議を再開し、各委員会審査の終了した議案の上程、委員会審査結果報告、討論、採決、続いて追加議案の上程、委員会付託を行い、本会議を一たん休憩し、委員会審査をお願いすることになっております。審査終了後、本会議を再開し、委員会審査の結果報告、討論、採決、人事議案の即決、陳情の上程、委員会審査結果報告、採決、そして議員提出議案の上程、即決。最後に諸報告を行い、閉会という順序になっております。  そこで、本日の議事日程は、日程第1が会議録署名議員の指名、日程第2が会期の決定、日程第3が議員提出議案1件の上程、即決でありまして、日程第4が常勤特別職職員等期末手当に関する条例案1件でありまして、委員会に付託を行い、本会議を一たん休憩いたしまして、休憩中に委員会審査をお願いすることになっております。  審査終了後、本会議を再開し、審査の終了した議案1件を追加日程として上程し、委員会審査結果報告、討論、採決を行うことになっております。続いて日程第5から日程第21までが市長提出議案17件、日程第22が陳情についてという順序で上程をすることになっております。  以上、議会運営委員会報告を申し上げ、全日程が終了するまでよろしく御協力のほどお願いします。以上であります。 ○鈴木正昭 議長  以上で議会運営委員長報告は終わりました。報告のとおり会議を進めてまいりたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正昭 議長  御異議なしと認め、報告のとおり会議を進めてまいります。よろしく御協力のほどお願いいたします。  これより日程に入ります。        ─────────── ── ─────────── △第1 会議録署名議員の指名について ○鈴木正昭 議長  日程第1 会議録署名議員の指名についてでありますが、会議規則第116条の規定により議長から指名いたします。    13番 雨 宮 英 雄 議 員
       28番 白 井 貞 治 議 員   両議員署名議員をお願いいたします。        ─────────── ── ─────────── △第2 会期の決定について ○鈴木正昭 議長  日程第2 会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会会期は、議会運営委員長報告のとおり、本日から12月19日までの13日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正昭 議長  御異議なしと認めます。よって、会期は13日間と決定いたしました。        ─────────── ── ─────────── △第3 議員提出議案第28号 首都機能移転に反対する決議 ○鈴木正昭 議長  日程第3 議員提出議案第28号 首都機能移転に反対する決議を議題といたします。  事務局に朗読いたさせます。    〔書記朗読〕 ○鈴木正昭 議長  以上で朗読は終わりました。  続いて提案理由説明大須賀浩裕議員に求めます。    〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正昭 議長  省略することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正昭 議長  説明を省略いたします。  お諮りいたします。  本案は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正昭 議長  御異議なしと認め、さよう決定いたします。  採決を行います。  日程第3 議員提出議案第28号 首都機能移転に反対する決議、本案に賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○鈴木正昭 議長  本案満場一致をもって可決されました。        ─────────── ── ─────────── △第4 議案第87号 調布長等常勤特別職職員等平成13年度期末手当及び平成14年度期末手当に関する条例鈴木正昭 議長  日程第4 議案第87号 調布長等常勤特別職職員等平成13年度期末手当及び平成14年度期末手当に関する条例を議題といたします。  事務局に朗読いたさせます。    〔書記朗読〕 ○鈴木正昭 議長  以上で朗読は終わりました。  続いて提案理由説明を求めます。吉尾市長。    〔吉尾 勝征市長登壇〕 ◎吉尾勝征 市長  おはようございます。本日は、平成13年第4回調布市議会定例会をお願い申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては、大変お忙しい中、全員の御出席を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。  また、去る12月1日には、皇太子妃雅子様に待望の女のお子様がお生まれになりました。市民の皆様とともにお喜びを申し上げ、健やかな御成長をお祈り申し上げたいと思います。  それでは、議案第87号につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本案は、調布長等常勤特別職職員等平成13年度期末手当及び平成14年度期末手当に関する条例を制定するものであります。  その内容といたしましては、景気の長期低迷や減税の影響等に伴う市税の減収等による本市の厳しい財政状況を勘案し、市長等平成13年度及び平成14年度における期末手当の一部を減額するものであります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  以上です。 ○鈴木正昭 議長  以上で提案理由説明は終わりました。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正昭 議長  質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。  付託を行います。  本案総務委員会に付託いたします。  議会運営委員長報告のとおり、ここで委員会審査のため暫時休憩をいたします。    午前 9時42分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前10時15分 開議 ○鈴木正昭 議長  本会議を再開いたします。  ただいま議案第87号の委員会審査が終了した旨、総務委員長から報告がありました。  お諮りいたします。  この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正昭 議長  御異議なしと認めます。よって日程に追加し、議題といたします。        ─────────── ── ─────────── △追加日程 議案第87号 調布長等常勤特別職職員等平成13年度期末手当及び平成14年度期末手当に関する条例委員会審査報告) ○鈴木正昭 議長  追加日程 議案第87号 調布長等常勤特別職職員等平成13年度期末手当及び平成14年度期末手当に関する条例を議題といたします。  本案総務委員会において審査を受けておりますので、その報告土方委員長に求めます。土方委員長。    〔土方 長久総務委員長登壇〕 ◎土方長久 総務委員長  総務委員会審査結果につきまして、御報告申し上げます。  議案第87号 調布長等常勤特別職職員等平成13年度期末手当及び平成14年度期末手当に関する条例、本件につきましては、審査の結果、全員異議なく原案了承と決しました。  以上、報告を終わります。 ○鈴木正昭 議長  以上で委員長報告は終わりました。  報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正昭 議長  質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。  これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正昭 議長  討論なしと認め、討論を打ち切ります。  これより採決を行います。  追加日程 議案第87号 調布長等常勤特別職職員等平成13年度期末手当及び平成14年度期末手当に関する条例本案に対する委員長報告は可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○鈴木正昭 議長  本案満場一致をもって可決されました。        ─────────── ── ─────────── △第5 議案第88号 調布職員平成13年度期末手当並びに平成14年度期末手当及び勤勉手当に関する条例 △第6 議案第90号 調布オンブズマン条例 △第7 議案第91号 調布職員の再任用に関する条例 △第8 議案第92号 政治倫理の確立のための調布市長資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例 △第9 議案第93号 調布職員の給与に関する条例の一部を改正する条例鈴木正昭 議長  日程第5から日程第9まで5件、一括議題といたします。  事務局に朗読いたさせます。    〔書記朗読〕 ○鈴木正昭 議長  以上で朗読は終わりました。  続いて提案理由説明を求めます。吉尾市長。    〔吉尾 勝征市長登壇〕 ◎吉尾勝征 市長  議案第88号につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本案は、調布職員平成13年度期末手当並びに平成14年度期末手当及び勤勉手当に関する条例を制定するものであります。  その内容といたしましては、景気の長期低迷や減税の影響等に伴う市税の減収等による本市の厳しい財政状況を勘案し、管理職職員平成13年度及び平成14年度における期末手当及び勤勉手当の一部を減額するものであります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第90号につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本案は、調布オンブズマン条例を制定するものであります。  その内容といたしましては、現行の福祉オンブズマン制度の機能をより効果的に発揮するため、取り扱う苦情の対象範囲行政全般にまで拡大するものでありまして、申し立てを受けた苦情に対し、オンブズマンが公正かつ中立的な立場から簡易迅速に処理し、市政の改善に関する提言等を行うことにより、開かれた市政の一層の推進に資するものであります。  なお、これによりまして、現行の福祉オンブズマン制度は廃止することになります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第91号につきまして提案理由を御説明申し上げます。
     本案は、調布職員の再任用に関する条例を制定するものであります。  その内容といたしましては、一般職職員定年退職者等の再任用制度を導入するに当たり、地方公務員法において条例に委任されております事項を定めるものでありまして、その主な規定といたしましては、定年退職者に準ずる者、任期の更新、任期の末日等について定めるものであります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第92号につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本案は、政治倫理の確立のための調布市長資産等の公開に関する条例の一部を改正するものであります。  その内容といたしましては、額面株式制度廃止等を含む商法の改正を受けまして、政治倫理の確立のための国会議員資産等公開等に関する法律の一部が改正されたことに伴い、本市の条例において同様に規定しております資産等報告書記載事項の一部を改めるものであります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第93号につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本案は、調布職員の給与に関する条例の一部を改正するものであります。  その内容といたしましては、職員意欲向上と職場の活性化を図るため、現行の年功序列的な給与体系から、職責や職務の困難度に応じた給与体系であります、いわゆる職務給の原則に基づく給料表に改めるものであります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  以上です。 ○鈴木正昭 議長  以上で提案理由説明は終わりました。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに質疑はありませんか。  2番、大河巳渡子議員。 ◆2番(大河巳渡子 議員)  議案第91号 調布職員の再任用に関する条例について、2点質疑をいたします。  まず1点目は、不況など高齢化社会にとって大変厳しい状況が続く中で、市は行財政改革を推進したり、簡素で効率的な行政運営を目指しながら、その一環として職員定数削減などを打ち出して努力しているものと認識しておりますが、その方針を進める一方で、職員の再任用制度を設立しようとするのは、私たち市民の側からすると、何を目指した、どのような効果をねらった条例提案なのか、提案理由が今の御説明ではよくわかりませんので、今条例を提案される基本的な考え方をもう少しわかりやすくお聞かせください。  また、2点目としましては、今の提案理由では、地方公務員法の改正に準じて提案されるということでしたが、調布市におきましては、基本構想にある「みんながつくる」ということは、市民、行政、企業が協働して新しい公共をつくっていくという考え方だというふうに認識しておりますので、高齢化社会における高齢者の知識と経験を行政運営に効果的に生かしていくことが、この条例が提案された目的の1つだとすれば、今回の提案は、行政に位置していた高齢者の方の人材活用をしていくものだというふうに理解します。だとすれば、当然、民間の豊富な経験を積んだ市民の人材活用のための任用制度もあって初めて市の基本構想の考えを条例として示していく両輪になると思いますし、基本構想実現のために効果的に機能する条例になるものと考えます。そこで、今後、そういった提案も視野に入れながらの今回の条例の提案と認識しているものですが、そういう認識でこの条例提案をとらえていいのかという、以上2点についてお答えをお願いいたします。 ○鈴木正昭 議長  答弁を求めます。神成総務部長。 ◎神成久敏 総務部長  ただいまの質疑についてお答えをいたします。  今回、再任用制度ができた社会の大きな流れといいますか、背景をまず御認識いただければと思います。人生80年時代にどう対応していくかということと、日本は長期的に見た場合、今後、労働力人口のバランスが欠けていくという状況が認識されております。そうした中で、経済の活力、あるいは年金を初めとするこういう制度を今後どうしていくかという切実な問題があって、そういう中での高齢者雇用をどうしていくかという課題が、官民の共通の課題となっております。  そういう社会的な背景のもとで、国では閣議決定といたしまして、高齢社会対策大綱が決定されております。この大綱の中身は、民間部門は民間部門で、公務部門は公務部門で、それぞれの責任で努力をしていくんだという役割分担と責任と努力が規定をされております。民間の部門に対しましては、既に高年齢者雇用安定法という法律が制定されておりまして、事業主は65歳までの継続雇用の努力義務が課せられておりまして、この中で民間部門の継続雇用が事業主の担うべき責任というふうにこの法律で位置づけられております。今回、公務部門については、国、地方自治体を初めとして再任用制度が出てきて、我々地方公務員にとっては、地方公務員法の改正によってこの制度が法的に位置づけられたということであります。  我が市が今回この条例を制定するということの目的といいますか、ねらいといいますか、効果といいますか、これは大きく分けると2つ言えるかと思います。  1つは、年金制度の改正によりまして、13年度以降、公的年金の満額支給開始年齢が3年ごとに1歳ずつ引き上げられまして、平成25年には65歳支給ということがありますので、雇用と年金との連携を図ることによって、60歳代前半の生活を支援するということがあります。  もう1つは、高齢期の職員が長年培ってまいりました知識、経験、能力、こういったものを有効に活用するということであります。特に、先ほどもお話ししました人生80年と言われる昨今にあっては、定年後も現役と遜色のない活躍が期待されることになっておりまして、むしろそれぞれの職務においては、これまで蓄積をしてきました豊富な経験が市政運営において大きく貢献し得るものと考えております。また、行政経験の豊かな高齢職員の場合、即戦力として活躍できるというようなこともあります。  これらのことを踏まえまして、実際の任用に当たりましては、本人の勤務実績等を勘案することは当然でありますが、市組織全体の人事計画等を総合的に判断しまして、この制度を運用していく考えでおります。  2点目の方でありますが、高齢者の雇用の問題は、先ほど申し上げましたように、公務員のみならず、官民共通の課題であることは当然のことであります。景気低迷、あるいは失業率が増大する中にありましては、民間における雇用の場の確保が必ずしも十分であるとはなかなか言い切れないところがあります。こうした世間の厳しい雇用環境においては、さまざまな分野での知識や能力、経験、資格を持ちながら就労していないという市民の方々もおいでかと思います。また、地域の中で自分の持っている力を生かして社会に貢献したいという意欲を持っている方も多くおります。市でも、現在においても、例を挙げますと、子育てひろばの専門嘱託員とか、教育委員会における図書館の専門嘱託員、こういう方々が多くの分野で活躍していただいているところであります。  こうした実績を踏まえつつ、さらなる雇用の機会の創出、あるいは多様な雇用の形態が求められるということを考え合わせまして、新たな嘱託員制度を創設いたしまして、市民の方々の能力、力を、市政運営の一翼を担っていただけるようなことも考えてまいりたいと思いますし、現在行っていることをきちんと制度化してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○鈴木正昭 議長  2番、大河巳渡子議員。 ◆2番(大河巳渡子 議員)  御丁寧にありがとうございました。特に最後におっしゃっていただいたように、どちらにも能力のある、意欲のある市民というものは存在しているわけですので、そのことについては考えていくということですので、ぜひそうしていただきたいと思います。  条例に対して行政の考え方が今示されましたけど、大変厳しい時代にあって、最小の経費で最大の効果を上げなければいけないという、人材の登用というのは大変重要な問題だと思っておりますし、再任用の人材を採用する基準を明確にして効果のあるものにしていただかないと、どう機能するのかが問われていくのではないかと思いますので、今後の再任用、ひいては採用の仕組みそのものが問われていく時代ですので、新しい時代の人材登用に対する最初の提案だと思っておりますので、委員会での慎重な審査をお願いしまして質疑を終わりにします。どうもありがとうございました。 ○鈴木正昭 議長  質疑を打ち切ります。  付託を行います。  本5件は総務委員会に付託いたします。        ─────────── ── ─────────── △第10 議案第89号 調布介護保険サービス利用者負担額軽減措置事業の実施に伴う使用料の減額に関する条例鈴木正昭 議長  日程第10 議案第89号 調布介護保険サービス利用者負担額軽減措置事業の実施に伴う使用料の減額に関する条例を議題といたします。  事務局に朗読いたさせます。    〔書記朗読〕 ○鈴木正昭 議長  以上で朗読は終わりました。  続いて提案理由説明を求めます。吉尾市長。    〔吉尾 勝征市長登壇〕 ◎吉尾勝征 市長  議案第89号につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本案は、調布介護保険サービス利用者負担額軽減措置事業の実施に伴う使用料の減額に関する条例を制定するものであります。  その内容といたしましては、来年1月1日から平成17年3月31日までの期限つきで、介護保険サービス利用者負担額軽減措置事業が市町村を通じた東京都の補助事業として実施されることとなりました。本市といたしましても、この事業を実施いたすとともに、事業者としての立場から、総合福祉センター、ちょうふの里及び国領高齢者在宅サービスセンターにおいて事業展開しております特別養護老人ホーム、短期入所生活介護及び通所介護にかかります使用料の利用者負担部分を軽減することができる旨を規定いたすものであります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  以上です。 ○鈴木正昭 議長  以上で提案理由説明は終わりました。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに質疑はありませんか。  6番、内藤良雄議員。 ◆6番(内藤良雄 議員)  社民・生活者ネット・民主の会の内藤です。議案第89号 調布介護保険サービス利用者負担額軽減措置事業の実施に伴う使用料の減額に関する条例について質問をさせていただきます。  昨年4月より実施されました介護保険制度は、直前まで厚生省の通達等があり、現場や行政の戸惑いのある中で始まってきていると思っています。介護保険制度は、利用者がサービスを受けることについて、そのメニューやサービス提供事業者を選択する自由があることが1つの柱となって実施されたものと私たちは理解をしているところであります。そして、そのことを重要視いたしまして、この制度を見守っていきたいと考えてきました。  そして、利用者が事業者を選択するためには、行政がこれまで育ててきました行政事業の補完を行ってきました公社や福祉法人だけでなく、多様な事業者がサービス提供に参入できることが必要であると考えています。調布市においても、東京都が指定する事業者だけでなく、認定事業者として地域にある市民の助け合い事業も事業者として活動しており、地域事業として位置づけられてきています。  そのような状況の中、今回の事業者への利用料の負担問題につきましては、弱小の事業者には大きな負担を課すのではないかと懸念しているところであります。12月1日付の日本経済新聞を見ますと、都内の訪問介護事業を行っている事業者の約40%が赤字であるという記事が載っています。そして、介護報酬については、身体介護と家事援助の問題で差があり、ホームヘルプ事業は引き受け手が少ないと言われている中、さらには、事業者の安定を図る時期におきまして、事業者を選別するような制度はどうかと私は思っているところであります。  介護保険制度は、保険料については応能負担ということで5段階の保険料格差があります。しかし、利用料については一律10%負担ということで、低所得者への負担については厳しいものがあるということで、これまでも議論のあったことは承知しておりますし、議会といたしましても、国や東京都に対して要望しており、今後の制度の見直しを求めていくことは御案内のとおりであります。  そうした中で、今議会に提出されましたこの条例案は、東京都から提示されました利用者負担軽減対策に基づいて、調布市総合福祉センターやちょうふの里、さらには高齢者在宅サービスセンターが事業者として使用料を減額できることを提案しています。  そこで、何点か質問したいと思いますが、まず1点目といたしましては、事業者が利用料を負担するということについて、調布市はどのような見解をお持ちなのかお聞きするとともに、今回の東京都からの提案に対して、事業者への聞き取りはどのように行われたのか、内容についてお尋ねしたいと思います。  2点目といたしましては、事業者が利用料を負担するのではなく、市が負担するということを検討した自治体もあると聞き及んでいます。調布市ではそのような検討が行われたのかどうかお聞きしたいと思います。  3点目といたしましては、事業者が市であるとき、利用料の負担を市が行うことは、公金を支出することになり、行政として公平性の観点から問題を生じかねないかということをお聞きしたいと思います。  4点目といたしましては、利用者にとって、現在、サービスを受けている事業者がこの制度に対応しなかった場合、利用者は従来どおり10%の利用料負担になると思いますが、そのことについて、市としてはどのような見解をお持ちで、どういう対応をしていくのかお尋ねいたしたいと思います。  5点目といたしましては、東京都が今後、補助金を支出しなくなったとき、調布市はどのように対応するのかお聞きしたいと思います。  最後の質問になりますが、今回、利用料減額になる対象者は全体で何名程度いて、市が事業者となっているところで何名ぐらいの割合になっているのか、把握しているようならお聞きしたいと思います。  以上6点について質問をいたしますので、よろしく御答弁をお願いしたいと思います。 ○鈴木正昭 議長  答弁を求めます。倉田福祉部長。 ◎倉田繕箕 福祉部長  それでは、お答え申し上げます。議案第89号につきまして、6項目にわたりまして御質問をいただきました。  今回の軽減措置に伴う事業者の負担につきましては、介護保険制度におけるサービス費の割引として、既に社会福祉法人等が国の特別対策の中で実施をしているというところでございます。このたびの事業者を含めた軽減事業は、こうした介護保険制度に照らして実施するものでありまして、社会福祉法人を含めたすべての事業者に対して、低所得者に対するサービス利用の負担軽減を図るというものでございます。  御案内のように、この背景といたしましては、12年4月に介護保険制度がスタートしたところでございます。先ほども申し上げましたが、当初も社会福祉法人等に対しましては、国の特別対策として5%の削減ができるとしているものでございまして、しかし、都内の中ではそういう法人が手を挙げてこなかったというような経過がございます。そんな中で、今回、東京都が新たな制度として来年1月からスタートをするというような背景がございます。  もう一方では、利用者の軽減につきましては、市長会等でも国、都に対しまして利用者の負担の軽減等、低所得者に対する施策の展開をしてほしいということを求めていたところでもございます。  同じような趣旨で、先ほど議員の御質問の中にもございましたけど、市議会定例会の中でも、この3月でございますが、第1回定例会の中で、このような趣旨のもので満場一致で可決をされた経緯もございます。そんな中での御質問ということでお答えを申し上げます。  まず第1番目の事業者の利用料の負担について、市はどのような理解をしているのか、また、事業者への聞き取りの内容等についてということでございます。介護保険制度において、サービスの割引を含め、事業者が利用者にとってよりよいサービスをどのように提供していくか、事業者の経営姿勢に係る問題であると考えております。福祉事業の一翼を担うサービス事業者が、特に生計困難な利用者のサービスの利用の拡大に理解を示し、制度の中で利用料の軽減に努力されていることは、市といたしましても理解をしているところでございます。  事業者の聞き取りの調査につきましては、おおむね理解を示している事業者が多くございます。サービス事業者連絡協議会でございますが、この中でも、役員の方々とも相談いたしまして御理解をいただいているということでございます。聞き取りの件数にしましても、市内でサービスを行っていらっしゃる事業者が約80社ございます。その中で20社に問いただしをいたしましたところ、御協力をいただけるというような御答弁でもございます。  次に、2点目の利用料を事業者の負担ではなく市が負担することを検討したかということでございます。この利用料の軽減措置につきましては、利用者や事業者の利便性から、広域的な対応が求められることから、国や東京都と一体となった制度であるというふうに認識しているところでございます。そうしたことから、利用料の軽減制度について、市長会を通じまして、国、あるいは東京都へ要望しているところでございます。今回の軽減措置制度は、事業者を含めた内容となっておりますことから、本市でも特に市が全額負担をするというようなことは検討はいたしておりません。  3つ目の、事業者が市であるときに負担を公金で支出するのは、公平性に問題があるのではないかという御質問でございます。これにつきましては、介護保険制度での事業展開は、市も社会福祉法人も民間事業者も同じ立場で介護サービスを提供するということであります。事業者の負担は対等でありまして、公平性に問題があるということは考えておりません。  次に4点目でございますが、サービス提供者が手を挙げなかった場合、1割の利用料の負担となるが、その状況を市はどのように考えているかということでの御質問でございます。今回のこの制度は、事業者の自主的な参加を前提としているため、参加されない事業者が出ることが考えられます。したがいまして、今後、調布市をエリアとするサービス事業者を対象に、この制度の趣旨を御理解いただくための説明会等も開催を予定しているところでもございます。私どもとしては、すべての事業者の参加を求めてまいりたいというふうに考えているところでございますが、ぜひ御理解いただきたいと御協力を求めてまいりたいというふうに思っています。  また、減額の確認証を利用者に交付する際、現在利用しているサービス事業者の参加状況を確認しながら、参加をされていない事業者に対しましても、個別に参加協力を求めるなど、極力利用者が不利益をこうむることのないように対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。  5点目の、都が今後、この補助金制度を支出しなくなった場合、市はどのように対応するのかということでの御質問かと思います。今回のこの補助制度は、介護保険制度の見直しが行われます平成16年末までの時限的な措置ということであります。したがいまして、事業終了後の市といたしましての対応は、その後の国におきますところの見直しの内容等にかかわることでもありますので、現時点での考え方としては未定であります。  6点目の、軽減対象者数と市が行うサービスを利用している割合ということでの御質問でございます。平成12年度のサービス利用の実績をもとに推計をいたしますと、収入額が120万円以下の方が約669人となっております。これはマックスでございます。このうち、特養施設を利用の方、あるいは既に国の特別対策によりまして軽減を受けている方、または収入基準の2分の1以上の預金を持っている方々等を除いてまいりますと、最大値を見ますと、約300人前後と推計をしているところでございます。また、市が事業者として実施しているサービスを利用される方は何人かということでございますが、おおむね10人前後ではないかと、今のところ推計しているところでございます。よろしくどうぞ。  以上でございます。 ○鈴木正昭 議長  6番、内藤良雄議員。 ◆6番(内藤良雄 議員)  ありがとうございました。私としましては、もう少し事業者への聞き取りの問題なり公平性の問題等、もっと具体的な答弁が欲しかったわけですけども、委員会審査もあるということですので、1点だけ再質問をさせていただきたいと思います。  先ほどの答弁の中で、この制度に参加されなかった事業者への対応について、極力利用者が不利益をこうむらないようにしていきたいというふうに御答弁をいただいたわけですけども、私もヘルパー2級の資格等を取得したり、ボランティア等をやっている中で、どうしても事業者と利用者というものは信頼関係が非常に築かれてこなければならないと思っています。そうした意味で、5%の利用の問題について、利用者の方から苦情等が持ち込まれることが予測されると思いますし、また、利用者が事業者を変更するということに対しては、非常に難しい、困難な状況というものが生まれてくると考えているわけです。そういった状況になった場合に、5%の対象者ですけども、この引き下げをすることによって、そういった利用者からの苦情等があった場合に、行政としてどのような対応を──先ほどでは不利益はないとしてるんですけども、もっと具体的に、明確に御答弁いただきたいと思うところですけども。 ○鈴木正昭 議長  答弁を求めます。倉田福祉部長。 ◎倉田繕箕 福祉部長  再質問をいただきましたので、お答え申し上げます。  確かに、事業者の方々に御協力を申し上げていくということで、東京都は既にこの11月の末に説明会をやってございますが、私どもの方も、できるだけ説明会等で御理解を求めてまいりたいというふうに思っているところでございます。  そんな中で、今御質問のように、利用者と事業者の間での選択ということからしますと、議員おっしゃるとおりのことは当然想定されるところでございます。そんなことから、私どもとしてはサービスを利用される市民の方、利用を受けて、実際サービスを提供される事業者といった方々との間にトラブルが起こらないように、そういった例が出たときには、行政としては積極的にその中に入り込んでいって、内部調整をしながら、苦情が出ないといいますか、サービスに不利益がないような取り組みをさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○鈴木正昭 議長  6番、内藤良雄議員。 ◆6番(内藤良雄 議員)  行政が入って調整していただけるというふうに私は理解したんですけども、それらを期待するしかないと思いますけども、私といたしましては、今回の条例提案、また、この制度に対する市の対応、先ほど言ったように、聞き取りの問題を含めて、行政の公平性等の問題について、ちょっとすっきりしないものがありますが、これ以上は委員会の方の審査にゆだねて、質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○鈴木正昭 議長  質疑を打ち切ります。  付託を行います。  本案は厚生委員会に付託いたします。        ─────────── ── ─────────── △第11 議案第 94号 調布地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例 △第12 議案第 95号 調布市立自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 △第13 議案第 96号 市道路線の認定について △第14 議案第 97号 市道路線の廃止について △第15 議案第 98号 市道路線の廃止について △第16 議案第 99号 市道路線の廃止について △第17 議案第100号 市道路線の廃止について ○鈴木正昭 議長  日程第11から日程第17まで7件、一括議題といたします。
     事務局に朗読いたさせます。    〔書記朗読〕 ○鈴木正昭 議長  以上で朗読は終わりました。   続いて提案理由説明を求めます。吉尾市長。    〔吉尾 勝征市長登壇〕 ◎吉尾勝征 市長  議案第94号につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本案は、調布地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正するものであります。  その内容といたしましては、調布地区計画の変更に伴い、計画地区の区分の名称を改めるとともに建築物の用途の制限を設けるものであります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第95号につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本案は、調布市立自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正するものであります。  その内容といたしましては、本市の自転車等駐車場のうち、京王多摩川自転車駐車場を廃止するものであります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第96号につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本案は、調布市深大寺元町2丁目27番地18先に位置する道路を市道として管理するため、道路法第8条第1項の規定により認定するものであります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第97号につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本案は、調布市若葉町3丁目28番地9先に位置する市道東94―4号線の廃止でありまして、現況等を考慮いたしましたところ支障がありませんので、道路法第10条第1項の規定により廃止するものであります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第98号につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本案は、調布市入間町2丁目26番地51先に位置する市道東140―11号線及び調布市入間町2丁目25番地29先に位置する市道東140―12号線の廃止でありまして、現況等を考慮いたしましたところ支障がありませんので、道路法第10条第1項の規定により廃止するものであります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第99号につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本案は、調布市多摩川2丁目29番地47先に位置する市道西134―3号線の廃止でありまして、現況等を考慮いたしましたところ支障がありませんので、道路法第10条第1項の規定により廃止するものであります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第100号につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本案は、調布市深大寺北町3丁目31番地7先に位置する市道北48―5号線及び調布市深大寺北町3丁目31番地8先に位置する市道北48―6号線の廃止でありまして、現況等を考慮いたしましたところ支障がありませんので、道路法第10条第1項の規定により廃止するものであります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  以上です。 ○鈴木正昭 議長  以上で提案理由説明は終わりました。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正昭 議長  質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。  付託を行います。  本7件は建設委員会に付託いたします。        ─────────── ── ─────────── △第18 議案第83号 平成13年度調布一般会計補正予算(第3号) ○鈴木正昭 議長  日程第18 議案第83号 平成13年度調布一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  事務局に朗読いたさせます。    〔書記朗読〕 ○鈴木正昭 議長  以上で朗読は終わりました。  続いて提案理由説明を求めます。吉尾市長。    〔吉尾 勝征市長登壇〕 ◎吉尾勝征 市長  議案第83号につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本案は、平成13年度調布一般会計補正予算(第3号)でありまして、歳入歳出それぞれ6億6,754万9,000円を増額いたすものであります。  その主な内容を歳出予算から申し上げます。  総務費では、市内私立小・中学校に対する調布市子ども施設の安全確保緊急プランに基づく安全対策費補助金や税制改正に伴う住民情報システム開発等委託料を計上いたすとともに、一般寄附金を公共施設建設事業基金へ積み立てるものであります。  民生費では、制度改正に伴う乳幼児医療費等負担金及び児童手当の所要額や介護保険サービスの負担軽減費負担金を計上いたすとともに、国民健康保険事業特別会計への繰出金、生活保護費の不足額等を計上いたしたものであります。  衛生費では、65歳以上の方を対象としたインフルエンザ予防接種費を計上いたすとともに、ごみ減量運動に要する経費等を計上いたしたものであります。  また、土木費では、土地区画整理事業の調査委託料や狭隘道路整備に係る測量委託料等を計上いたしたものであります。  教育費では、特殊学級介助員報酬や学校施設の維持管理に要する経費等を計上いたしたものであります。  次に、歳入予算でありますが、国庫支出金及び都支出金につきまして、該当事業に対する補助金等を計上いたしたものであります。  また、繰入金では、老人保健特別会計及び介護保険事業特別会計から平成12年度一般会計繰出金の清算額をそれぞれ繰り入れるものであります。  そのほか、寄附金、繰越金、諸収入につきまして、それぞれ所要の予算措置をいたしたものであります。  これによりまして、歳入歳出の予算の総額は656億9,075万9,000円と相なるものであります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  以上です。 ○鈴木正昭 議長  以上で提案理由説明は終わりました。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正昭 議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。  付託を行います。  本補正予算については所管部門一覧表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。        ─────────── ── ─────────── △第19 議案第84号 平成13年度調布国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) ○鈴木正昭 議長  日程第19 議案第84号 平成13年度調布国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  事務局に朗読いたさせます。    〔書記朗読〕 ○鈴木正昭 議長  以上で朗読は終わりました。  続いて提案理由説明を求めます。吉尾市長。    〔吉尾 勝征市長登壇〕 ◎吉尾勝征 市長  議案第84号につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本案は、平成13年度調布国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)でありまして、歳入歳出それぞれ2億7,809万2,000円を増額いたすものであります。  その内容を歳出予算から申し上げますと、総務費では総務管理費を、保険給付費では結核・精神医療給付金を、老人保健拠出金では老人保健医療費拠出金及び老人保健事務費拠出金をそれぞれ増額し、また、介護納付金については減額いたすものであります。  歳入予算といたしましては、国庫支出金及び一般会計繰入金を増額し、収支の均衡を図ったものであります。  これによりまして、歳入歳出予算の総額は133億1,794万9,000円と相なるものであります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  以上です。 ○鈴木正昭 議長  以上で提案理由説明は終わりました。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正昭 議長  質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。  付託を行います。  本補正予算は文教委員会に付託いたします。        ─────────── ── ─────────── △第20 議案第85号 平成13年度調布老人保健特別会計補正予算(第2号) △第21 議案第86号 平成13年度調布介護保険事業特別会計補正予算(第2号) ○鈴木正昭 議長  日程第20、日程第21、以上2件、一括議題といたします。  事務局に朗読いたさせます。    〔書記朗読〕 ○鈴木正昭 議長  以上で朗読は終わりました。  続いて提案理由説明を求めます。吉尾市長。    〔吉尾 勝征市長登壇〕 ◎吉尾勝征 市長  議案第85号につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本案は、平成13年度調布老人保健特別会計補正予算(第2号)でありまして、歳入歳出それぞれ3,904万6,000円を増額いたすものであります。  その内容を歳出予算から申し上げますと、立てかえ払いをした医療受給者に支払います医療費支給費を増額いたすとともに、平成12年度に交付を受けました都支出金及び一般会計繰入金を清算するため、都支出金過年度清算返還金及び一般会計繰出金を増額いたすものであります。  これに充当いたします歳入予算といたしましては、支払基金交付金を財源として計上いたすとともに、医療費国庫負担金の過年度清算金等を計上いたすものであります。  これによりまして、歳入歳出予算の総額は134億1,436万2,000円と相なるものであります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第86号につきまして提案理由を御説明申し上げます。
     本案は、平成13年度調布介護保険事業特別会計補正予算(第2号)でありまして、歳入歳出それぞれ1億4,153万円を増額いたすものであります。  その内容を歳出予算から申し上げますと、介護保険事業運営費、介護認定審査会費及び介護認定調査費ににつきまして、経費の不足が見込まれますことから、上半期の実績を勘案して増額いたすとともに、平成12年度に交付を受けました国庫支出金、支払基金交付金及び一般会計繰入金を実績に基づいて清算した結果、返還金が生じたため、過年度清算返還金及び一般会計繰出金を増額いたすものであります。  これに対する歳入予算といたしましては、国庫支出金を増額いたすとともに、一般会計繰入金及び介護保険円滑導入基金繰入金並びに前年度繰越金を増額いたすものであります。  これによりまして、歳入歳出予算の総額は58億5,051万9,000円と相なるものであります。  よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  以上です。 ○鈴木正昭 議長  以上で提案理由説明は終わりました。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正昭 議長  質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。  付託を行います。  本2件は厚生委員会に付託いたします。        ─────────── ── ─────────── △第22 陳情について      陳情第52号 国分寺崖線を守るためにマンションの適正規模を求める陳情      陳情第53号 生産緑地の保全に関する陳情      陳情第54号 調布市議会議会中継に関する陳情 ○鈴木正昭 議長  日程第22 陳情について、陳情第52号から陳情第54号まで3件、一括議題といたします。  お諮りいたします。  事務局の朗読を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正昭 議長  御異議なしと認め、省略いたします。  付託を行います。  陳情3件は、お手元に配付してあります文書表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。        ─────────── ── ─────────── ○鈴木正昭 議長  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  議会運営委員長報告のとおり、12月8日から12月10日までの3日間、休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正昭 議長  御異議なしと認めます。よって、12月8日から12月10日までの3日間、休会とすることに決しました。  したがいまして、本会議は12月11日午前9時に再開されますので、議場に御参集願います。  本日はこれにて散会いたします。   午前11時13分 散会...