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  1. 調布市議会 2001-09-20
    平成13年 9月20日建設委員会−09月20日-01号


    取得元: 調布市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成13年 9月20日建設委員会−09月20日-01号平成13年 9月20日建設委員会    午前10時1分 開議 ○伊藤 委員長   おはようございます。  ただいまから建設委員会を開会いたします。  それでは、本日も説明のための職員の出席を求めておりますので御了承を願います。  ここでお諮りいたします。  本日傍聴の申し出があった場合は、座席等の状況が許す範囲で許可することとし、途中で申し出のあった際には正・副委員長に一任させていただきたいと思います。  これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、早速昨日の続きから審査を行いたいと思います。  議案第67号の32、33ページの質疑から進めてまいります。  資料がありますので、書記に配付させます。    〔書記配付〕 ○伊藤 委員長   内藤主幹。 ◎内藤 街づくり推進課主幹 
     昨日の資料2件用意いたしました。まず国領北地区開発事業事業収支ということで、都整協資料にあります収入、それに対する支出はいかほどかということで、1枚資料として収入支出を記した資料を提出いたします。  もう1つは、国領北地区補助金再計上にかかわる資料と、補正額、当初の予算額、計上されなかった差につきましてどのような処理がされているかということの資料で、予算額執行額等の比較を含めまして内訳につきまして記しております。  資料につきましては……。  それでは、2枚の資料がお手元にあることを確認したいんですが、よろしいでしょうか(「はい」と呼ぶ者あり)。  それでは、国領北地区の再開発事業事業収支につきまして御説明申し上げます。  収入といたしましては、再開発事業補助金公共施設管理者負担金保留床処分金参加組合員負担金、その他収入といたしまして 173億 9,200万、これが事業収入となります。  支出につきましては、本工事費 102億 6,400万、附帯工事費が 2,100万、測量及び試験費が 4,500万、用地費及び補償費が47億 6,100万、営繕費が1億 2,400万、権利変換諸費が9億 3,000万、準備費が8億 4,700万、借入金利子といたしまして4億、合計 173億 9,200万という支出項目になります。  続きまして、国領北地区補助金再計上にかかわる資料というところで昨日御説明申し上げました。平成11年の予算額4億 3,382万、これが次年度に繰り越されまして12年度の執行が 9,562万 8,000円、打ち切りとされました額が3億 3,819万 2,000円、このたび補正要望しております額が2億 4,452万 8,000円、その差 9,366万 4,000円ということになります。打ち切り額の3億 3,819万 2,000円、これの詳細につきまして、補正予算との差が 9,366万 4,000円、補償費につきまして打ち切り額3億 3,819万 2,000円のうち補償額として2億 1,578万 6,000円ございます。その差が1億 2,240万 6,000円ということになります。  この補正要望の中には、補償費のほかに建物除却費等の 2,874万 2,000円が組み込まれておりますので、合わせて1億 4,452万 8,000円ということになります。  補助金差額の内訳といたしましては、補助金といたしまして差が 9,366万 4,000円、先ほど御説明申し上げました補償費としての差、この中で時点修正によるものが 3,602万 9,000円、移行の変更によるものが 8,096万 6,000円、内容の精査によるものが 541万 1,000円、そのほかに建物除却費といたしまして 2,874万 2,000円がございます。時点修正項目につきましては、各補償項目ごとの単価の修正を行っております。移行の変更につきましては、転出から権利変換への変更 7,673万 2,000円、転出から一部権利変換への変更が 1,020万 6,000円、権利変換から一部転出への変更転出から権利変換への変更マイナス要因となりますが権利変換から転出への移行の変更プラス要因となりますので、三角印がここでついておりません。 597万 2,000円。補償費、内容の精査をいたしました額がございまして、以上、昨日の説明に加えさせていただきます。  以上です。 ○伊藤 委員長   どうもありがとうございました。  それでは質問を許します。漁委員。 ◆漁 委員   どうも済いません。きのうのきょうでこれだけ資料をいただきまして、ありがとうございます。願わくば、議論の中では多分当然こうした資料が出てくるだろうというのがわかっていたのではないのかなという気もしますが、やっぱりある程度の基礎資料は用意しておいていただくとありがたいなというふうには思います。  まず数字の、資料に関係しまして、1枚目の事業収支の中の支出が、これも昨日雨宮幸男委員がおっしゃって、今まで南の資料が非常に豊かな資料が出てきてて、北がそれに対比すると南で用意した資料が出てなくて、何でないのかなという気持ちも非常に持ってたんですが、ようやく出てきました。  そこで、支出の10年度とこれ13年3月の支出の額だと思うんですが、それがわかると、多分方式を縦覧方式に変えたこととかで、あと多分時点評価数字の差だとかで変化するんだろうなと思うんですが、それがわかれば読み上げていただければ記入できますのでお願いしたいとは思うんですね。というのは、これもやっぱり南の教訓の中で、南が7年に最初つくって、10年につくって、それで12年につくって、それで最後のまとめという数字の動きがきちんと資料としては出されてきたんですよね。その都度、経済的な要因だとか転出者の多さだとかそれに伴う補償費の多さだとかの理由の中で、権利確定変更、それぞれの時点での事業全体の変更の理由が中身がよくわかったものですから、北についても10年度の最初に計画認可を受けたときと13年の3月事業計画変更のときの支出項目数字の推移をしっかり押さえておきたいと思っているものですから、お聞かせいただければありがたいと思います。  以上です。 ○伊藤 委員長   内藤主幹。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   それでは、都整協資料の1ページ目にございます。これは収入のところでの金額の記載がございます。これに対応した支出収入の中での差がございます。この変更の理由としまして、補助金実施設計による共同施設整備費修正等公共施設管理者負担金としましては、用地費時点修正による負担基本額修正保留床処分金といたしましては住宅戸数増保留床からの変更。その他の収入準備組合での…… ○伊藤 委員長   ちょっと内藤主幹支出の方の平成12年度の方をということなんでしょ、漁委員さん。 ◆漁 委員   そのとおりでございます。 ○伊藤 委員長   じゃ、その方の答えをしてください。今こちらのその方じゃなく。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   ただいま手持ちの資料としてございませんので、用意させていただきたいと思います。 ◆漁 委員   多分、当初予算でどんな議論がされたのかがわからないんですが、補正の中で例えば支出の1から8までの項目を受けて、どういう各支出項目ごとに、補正は当然何が幾らの支出ということになるわけですから、そこで昨日冒頭で聞いたように、じゃ例えば本体工事は今どのレベルなのとか、測量はどのレベルなのとかというのが初めてわかって、そうすると先ほどの都整協の4ページを見ながら、ああ、どの事業がどこまででこれから幾らかかるのかな、何がどう変動していくのか予想としてはいかないのかというのが議論の中でわかりやすくなるのかなと思ったものですから伺いました。  例えば3月時点、当初予算時点議論とすれば、10年から13年に変更した時点で何が変更なのという議論が本当はしっかりしておかなければいけないのかなと思うんですが、補正議論に限ってという話になりますが、本来補正というのはやっぱり事業全体の中での補正ですから、その事業全体が補正予算の中でその都度、ものによってはチェックされていかなきゃいけないということは当然あってしかるべきだろうと思っていますが、今その資料は用意してないということであれば、ぜひこれも、この資料がなければ話は進みませんよというふうにはしませんので、事業の総括としては必要でしょうから、おつくりをいただきたいというふうにお願いをしたいと思いますが、返事だけください。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   わかりました。 ◆漁 委員   じゃ、いいです。 ○伊藤 委員長   あとの方。雨宮委員。 ◆雨宮英雄 委員   同じくきょういただきました資料なんですが、済いません、資料の見方、内容ですね、権利変換諸費に含まれるもの、借入金利子、現時点での借入先、これをちょっと詳しく教えていただけますか。 ○伊藤 委員長   内藤主幹。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   権利変換諸費には、権利者従前資産の確定に伴います権利変換計画作成費等が含まれております。それから借入金借入先、これにつきましては現在金融機関、銀行から借りております。  以上です。 ◆雨宮英雄 委員   権利変換確定により計画作成をつくるということなんですが、これ、だれがつくるものなんですか。それと銀行は、具体的に市中金融機関ということで理解していいですか。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   権利変換計画につきましては組合作成をいたします。借入金の先ですが市内の金融機関融資団を形成しておりまして、富士銀行、それから多摩中央信用金庫、2行でございます。 ◆雨宮英雄 委員   済いません、ちょっと前段がもう一回、もう一度同じ質問になっちゃうんですけど、権利変換諸費に含まれるもの、従前資産確定により組合権利変換計画書作成するんですよね。それに伴って何かをつくるという話だったんですけど、もう一回この内容を御説明いただけますか。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   権利変換計画書作成いたします。 ◆雨宮英雄 委員   権利変換計画書組合作成して、その組合作成することにかかわる権利変換諸費というふうに理解していいんですか。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   そのとおりです。 ◆雨宮英雄 委員   そうしますと、組合補助金だとかという収入項目の中から支出項目として組合組合に支払うというか、その経費を支出に計上してるという理解でいいですか。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   組合作成といいますけども、組合自身では委託をします。 ◆雨宮英雄 委員   わかりました。ありがとうございます。 ○伊藤 委員長   あとの方。雨宮幸男委員。 ◆雨宮幸男 委員   ただいまいただきました資料、初めて見て、また改めて何点かお聞きしたいんですが、1つは支出項目の4なんですけれど、用地費及び補償費47億 6,000万となってますが、これはいわゆる都整協資料補償費支払い44億 7,000万、これとの関係はどういうふうになるんでしょうか。ここで言ってる、きょういただいた資料用地費というのは、基本的にはこの91条の97条含めて全部補償対象になるというふうに思うんですが、それ違うんですかね。約3億ぐらいずれがあるんですよ。  それが1点と、それから、もう1つは附帯工事費というやつの中身は何なんでしょう。補足すれば、多分北の場合にも店舗がありますから仮設店舗の建設及び除却というのがあると思うんですが、その費用はどこに含まれるんでしょうか。 ○伊藤 委員長   内藤主幹。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   まず用地費の差につきまして、これは補助対象となります部分としましても全額は要望しております。ただ控除額補助金の組み立ての中にはある決まりがありまして、額に対しての補助額というのが決まってくるんですが、その差がどうしても出てまいります。その差はどこで埋めるのかといいますと、その控除額としての処理で組合が負担するというようなことになります。 ◆雨宮幸男 委員   ちょっと済いません、今の答弁に対して。  そういうことを聞いてるんじゃなくて、補償費というのは基本的に91条と97条しかないはずですよね。違います? 根拠になるものが。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   はい。 ◆雨宮幸男 委員   そうですね。そうしますと都整協資料では、供託の15億含めて91条、97条合わせて44億 7,000円、既に執行してますよということになってますね。それに対して、きょういただいた資料では補償費及び用地費というのがあるから、47億で、その用地費が多分3億のずれなのかなという理解をしようと思ったんですが、もしそれでいいとすれば、その3億の用地費というのは一体何に該当するのかということがよくわからないんです。補償以外の用地費ってあるんですか。そこがよくわからない。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   恐らく補償費の中の補助対象外のものも含まれているかと思います。 ◆雨宮幸男 委員   いや、それね、補助対象外であろうがなかろうが、補償という意味合いでいけば、要するに出の問題でいえば、補助金があるかどうかは関係ないんですよ。そうでしょ。補助金というのは入りの問題だから。支出というのはあくまでも出の数字じゃないですか。都整協資料では補償費の出の部分として44億 7,000万、もう既に執行していますよという数字ですよね。それに対してきょうの資料では、用地費及び補償費という言い方で47億 6,000万となってる。要するに出の予定ですよと。この3億のずれは何なのかということが。まさにこれは単なる事務的な質問なんですけど。 ○伊藤 委員長   田中副参事。 ◎田中 都市整備部副参事兼街づくり推進課開発担当課長事務取扱   この都整協資料、これは市の方で再開発組合事業収支に対して支出しました補助金の額です。それからきょうお示ししてあります用地費補償費47億 6,100万、これは再開発組合権利者等に支払うもので、この差については、今内藤主幹から説明がありましたように、ちょっと資料がなくて細かい説明はできないんですけれども、いわゆる補助対象外のものが想定されるんじゃないかと思います。 ◆雨宮幸男 委員   わかりました。その説明であればわかります。 ○伊藤 委員長   あともう1つあったっけ。 ◆雨宮幸男 委員   もう1つ、仮設。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   仮設店舗につきましては営繕費の中に含まれております。 ◆雨宮幸男 委員   そうすると、この附帯工事というのは具体的にはどんなことになるんですか。 2,000万だから、まあ……ああ、 2,000万……。 ◎内藤 街づくり推進課主幹 
     本体工事に伴います安全施設等が含まれてまいります。 ◆雨宮幸男 委員   営繕費の中に仮設が入っていることですが、私も記憶が余り定かじゃないんですが、北の場合にこの権利変換した後の店舗数を数えてみると17店舗、要するに区分で17店舗ぐらいにたしかなっていると思うんですが、実際に営業する店舗数というのは幾つになるのかと、南の場合に3億とか3億 5,000の店舗費があって高いとか安いとかといういろいろ話がありましたよね。それとの関係で、この1億 2,000万というやつは幾つぐらいの仮設店舗計画してるのか、グレードはどの程度のものなのかがもしわかれば。グレードがどの程度というのは、言いかえれば南と同じようなグレードのものを考えているのかということなんですけど。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   今現在営業している店舗17店舗、そのうち駅前広場狛江通りに面している方につきましては今のところ仮設店舗要望はございません。といいますのは、本体工事の後に公共施設の整備が行われますので、それまでは営業ができるというところで仮設店舗要望はございません。仮設店舗グレードにつきましてはただいま組合で検討しております。  以上です。 ◆雨宮幸男 委員   駅前営業はないとしても仮設店舗は全くゼロじゃないわけですよね。グレードを検討してるというんだから。数を教えてください。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   ございます。5店舗になります。 ◆雨宮幸男 委員   その店舗の場所というのは具体的にどの辺になるんですか。南の再開発組合事務所というのは、あれはどのように活用するのかも含めて。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   現在、北地区の東側にあります将来公共緑地となる部分仮設店舗用地、それから狛江通りに面しております、もと市の街づくり事務所があった場所でございますが、そこが仮設店舗予定地となっております。 ○伊藤 委員長   いいですか。荻窪委員。 ◆荻窪 委員   昨日から本補正のことでいろいろ質疑答弁等があって、ちょっと感じた点を申し上げますと、どうも再開発組合事業収支とまたその事業に伴う市の支出金、それの収支というんでしょうか、それがどうも錯綜というか混線してという嫌いがあるんで、要望なんですが、そのあたりを明確に今後、質疑の項目も明快にして、それに対して答弁も明快にしていただくような、そういうあれは後日要望したいと思うんです。きちんと整理しといていただきたいなということは、昨日からきょうの質疑の様子を見て強く感じましたので要望したいと思います。  昨日からのそういう質疑を見て印象として、やはり事業主体の再開発組合のそういう事業に対する収支というんですか、事業認可時、または今の現況と、その違い、推移というもの等、そういうこととその事業に対する市の関与するというか補助するというか、その市の支出金収支、そういうバランス、推移をある面では整理していただきながら今後の課題として用意していただけると、いろんなこの事業に対する認識も変わるんじゃないかというふうに、理解も深まるんじゃないかということでちょっと要望したいと思います。  私の方からは、この本補正予算に至った背景というものを、最初に内藤主幹から説明いただいてそのあたりがちょっと薄れてしまったということもあるんで、再度確認ということもあります。それとつけ加えてお尋ねいたしたいんですが、3月、たしか11年度のそういう国、都の補助金が12年度に繰り越し、なおかつ12年度でも補償合意に至らないということから、今回、当初予算にはたしか計上してなかったかな、要するに国、都の補助金がきちんとまた手だてができるかどうかということで、13年度の当初予算には計上されてなくて9月議会にこういう提案をされたということで、当然その背景としての再開発事業の進捗というんでしょうか、それに対しての見通しが立ったという認識を強く持っております。そういう中でこの間、国また都のそういう補助金との関係で、東京都、また国は北の再開発事業についてどのような認識というかコメントを寄せられてるのか、そのあたりちょっと聞かせていただきたいのがまず1点。 ○伊藤 委員長   内藤主幹。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   国領北地区事業に対する東京都の考え方といいますと、現在補助金要望につきましては事前に協議をさせていただきまして、今回補正に対応する額のヒアリング、本日行っております。東京都の見解といたしましては、権利変換が認可された以上、事業は進めなさいと。今、97条の補償契約が進まないということも理解をしております。ただ、補償契約は時間がかかるとはいえども、それについては全力を投入しなさいと。代替地につきましても、同じように市、それから都を巻き込んでまでも、もし対応できるものであれば都として協力をするというように私どもが指導されております。  以上です。 ◆荻窪 委員   ありがとうございます。国、都の方で、私はこの2年間は政策総務、現在の総務委員会の方でこの事業についての財源の問題として、国または都の補助金、そのあたりでいろいろその観点から指摘させていただいて、11年度に交付されたものが12年度に繰り越し、なおかつ今後難しい交渉を強いられるのかなというようなことですごく危惧はしてたんですが、補助金の交付に当たっての協議がそのような形で力強いバックアップを引き続きやっていただけるんだなということで感じました。ありがとうございます。  それともう1点、それに付随してるんですが、入りの方の関係で、この事業についての補正に当たっての入りとして国からの補助金が1億 2,226万 4,000円ということと、東京都の方からは 6,113万 2,000円というふうな財源交付されるということなんですが、ここで13年度の時点での補助基準額が3億 6,679万 2,000円になってるんですね。この補助基準額は、11年度のときの基準額とある程度の時点修正じゃないんですが、どのくらいの差が出ているのか、それとも同じ扱いになってるのか、そのあたりちょっと確認したいんですが。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   本日お配りをいたしました、また説明をさせていただきました2枚目の補助金再計上にかかわる資料ということで、1番、一番上の黒丸「補助金額の推移」というところで、打ち切り額が3億 3,819万 2,000円、それの復活ができなかった。で、今回補正として要望させていただいてる額が2億 4,452万 8,000円、その差 9,366万 4,000円が精査の中で差額となって残っていると。残っているといいますか要望に含まれていない金額ということになります。 ◆荻窪 委員   11年度のときにちょっと私が伺ってたのが、国からは1億 6,900万補助金があるという、それと都からは 8,400万ということで、それで2ヵ年経過した中で今回補助基準額が、これは総務委員会の方の話題なのかもわからないんですが、3億 6,679万 2,000円の基準額で国からは1億 2,200万という、そういうちょっと違いが出てきてますんで、補助金交付額が違ってますので、そのあたりはどのように判断、考えたらいいのか、読んだらいいのかということなんですが(「対象基本額がどう変わってるかということを聞けばいいんでしょ」と呼ぶ者あり)。そうです(「単純に言えば。時点修正が主要因なのか対象物件が違うのか」と呼ぶ者あり)。  じゃ今の私の方のお尋ねは、先ほど前段に申し上げた内容にも関係しますし補正とは直接あれなんで、後日ちょっと御説明いただけるとありがたいというふうに思いますので。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   かしこまりました。 ○伊藤 委員長   あとはどうですか。雨宮幸男委員。 ◆雨宮幸男 委員   公共床の問題なんですけど、一般質問でもいたしましたから余りくどくど言うつもりはないんですけれども。 2,520平米の床の配置が1階部分に49平米、2階部分に64平米と 1,000何百、3階部分に 1,500ぐらいでしたかね、たしか。それが政策室からの方の答弁でも、8年度に策定したこれがありますね。これは公共施設有効活用計画策定調査というものなんですが、その中に確かに国領北公共床の試案といいますか一案が示されてるんですが、ここで示されている床面積というのは 1,700平米弱なんですよ。で、今度の 2,500はともかくとしても、それを各フロアに振り割ったコンペというのはどちらが、組合主体性を持ったのか市の方が主体性を発揮したのか、あるいは権利を主張したのか、ちょっとその辺を端的にお聞かせ願いたいんですが。余り細かい経過はいいですから。 ○伊藤 委員長   田中副参事。 ◎田中 都市整備部副参事兼街づくり推進課開発担当課長事務取扱   今までこの公共床の使い方につきましては、加藤助役の方からも答弁があったと思うんですけれども、医師会館の関係、医療センターですか、そういうようなことも検討されまして、その構造上分けた方がいいというような意見なんかもあったと私は聞いてます。そういうのが基本になってやってるんですけれども、現段階ではまだ、何に使うかということについてはプロジェクトチームの方からの回答が得られてません。ですので、コンクリート打ちっ放し状態で事務的な形で使えるような形での使用で、これから床の使途については決まった段階で改めて対応させていただくという形になってます。 ◆雨宮幸男 委員   そうすると、今の答弁からはっきりしたこと、それから助役答弁の中でも医師会館が云々とありましたけれども、それはもうけっぽられたって話を私聞いてるんですよね、明確に。今の答弁と考え合わせてみますと、結局3つのフロアにわたって4ヵ所配置されてはいるんだが、それについては市の方から主体性を持って、とりあえずこういうふうに使いたいからこれだけの面積をという要求を組合に対して行って、それをもとにして配置計画というか現時点での配置が決められたということではないという理解でいいんですか。 ◎田中 都市整備部副参事兼街づくり推進課開発担当課長事務取扱   医師会館の話、医師会関係の床につきましては、御破算になったのは、たしかおととしあたりじゃないかと思うんですけども、その後再三床の使い道については、私どもも市の住民の方の要望とかそういうのも当然聞き入れながら構築していかなければいけないということで、多様な形で対応できるということで、1階は店舗が主力を占めますけれども、2階、3階については市の施設をきちっと確保してほしいと、そういう要望は出しました。それとあと1階の小さいスペースなんですけども、これは答弁にもありましたけれども、自動交付機だとかいろいろあるんですけども、クリーンセンターの方とごみ置き場の、市の公共施設のごみ処理場というんですか、それも考えなければならないんじゃないかということも今検討されてます。そういうのも含めて今後対応させていただければと思います。 ◆雨宮幸男 委員   政策室のニュアンスは違うんですよね、回答が。政策室の方では今各課に振ってますと。はっきり言いますよ。7階の方では、ひとりで走り始めてる嫌いがあるということも言ってる人いるんですよ、政策室の方で。おとといの部長答弁でも、あの自動交付機の話がいきなり出てきたんですね。それまでは政策室からも7階からも一遍も聞いたことないんですよ。専ら検討中、これから本格的な検討に入る、各課に振り分けるという話だったんです。  だから確かに経過の中では、地元からこういうものがありますとか、あるいは今田中副参事の方からあった例えばごみ置き場の問題が、話としては、そりゃあるかもしれません。ただ、それが庁内意思、市の意思として組合の方に伝えられて、だからこのぐらいの面積のものをということで組合に要求されて、その1つの結果として今日の配置計画があるというなら話はわかるんですよ。しかしその前提になる部分というのは、全く今まで公式にはないわけですよね。それでいきなり自動交付機だなんて話が出てくれば、それは結果について理屈をくっつけたという後追いの理由づけというふうにしか私には理解できないです。その理解は間違ってますか。 ○伊藤 委員長   鈴木部長。 ◎鈴木 都市整備部長   一般質問答弁で私の方からお答えをしたんですけれども、この配置計画、市が主体的に決めてるんではないんじゃないかという御質問だと思うんですけれども、先ほど副参事の方からお答えしたとおり医療センター等の内々の協議が数年来続いておりました。平成6年、7年ごろからだと思います。協議がされておりました。その中でやはり配置計画の中が医療センターの中では考えられておりました。その中で議論をしております。それが結果的にはそこに導入されないということの経過の中では、やはり2階、3階という形のフロア計画がされてたというふうに私どもは理解しております。その中で私が答弁したものは、自動交付機等サービス施設が1階、約50平米ほどのところに、地元の再開発組合の人たちと、また近隣においても公共施設が欲しいと、そういうサービス施設が欲しいということはもう再三話し合いの中では出てきたということで、例えばの例を述べたものであって、確定しているものというふうに私は説明したつもりではないんですけれども。  以上です。 ◆雨宮幸男 委員   いや、私はそういうこと聞いてるんじゃなくて、面積があって後から使途をつけたんではないかと。今までの経過見てみると、私はちょっとそういう理解をせざるを得ないんですよ。その理解は違うのかということを聞いてるんです。 ◎鈴木 都市整備部長   まず再開発事業そのものを考えたときに、行政が1階部分を取るということ自体はほとんど考えられません。これはやはり地域の活性化等まちづくりの観点からいっても、このまちをどうするのかという判断からはやはりフロアの、行政が要望する、たまたまここは調布市が土地を持っててそれを権利変換してそこへ確保するということですから、当然事業の区域を判断しても建てる建物のパイは決まってきます。この中での配置計画ですから、2階、3階になったと、こういうふうに御理解をいただきたいと思います。 ◆雨宮幸男 委員   ちょっとずれてんだけど。私は12億の従前価格がすべて床に変換されてるんであれば今の理屈は成り立つと思うんですよ。ところが 7,000万ぐらいの精算金持ってるわけでしょ。だから精算の幅はあるわけですよ。だからその49平米か、あるいは2階部分の64平米、これの処理については精算という処理の仕方もあるだろうし、あるいはもっといえば、ちょっと話飛びますけど、商業床の部分から住宅部分に床変換してる部分ありますね。何億円かな。1億 5,000万ぐらいの部分が住宅部分に変換してますよね。じゃそれに対応する対応というのは一体、設計変更で対応するのか、あるいは従来、住宅部分変更する前の設計で対応するとすれば、物理的には、商業床が結局保留床として残っちゃうわけでしょ。住宅いっちゃうわけだから。じゃその保留床として残るとすれば、設計変更で対応するんだったら問題ないんですよ。保留床としてもし残るんであれば、その部分の持ち方というか処分の処理の仕方が、組合がもちろんやるんですけれども、一体どういう形で対応するのかということに関連してくるから、今の話聞いてるんです。だから、やっぱり49平米を1階のしかも一番隅っこの部分に持ってきてるというか置いてあるというところが、非常に不自然に感じるんですよ。  それと2階、3階。3階については一般質問でも言いましたけども、たしか千五、六百平米あって、それはそれで一固まりになるからそれなりの合理性あると思うんです。何に使うかはともかくとしても。2階部分も 1,200だか 300ぐらいと、たしか64ですよね。そうするとその64というやつも、しかもくっついて隣接してるんならまだわかるんだけど、中間に何か別のエリアが入っていて、ちょっとかけ離れて64なんです。そうするとこれも、1階だったらごみ置き場で理屈通らないこともないかもしれないけど、じゃ2階にそんな離れた64平米の20坪ぐらいのところに何をやるのかという、これもまた非常に疑問なわけですよ。  だから、決して1階の部分だけを見て後からくっつけたんじゃないかというふうに言ってるんじゃなくて、 2,500平米の全体の配置図を見て、配置模様を見て、どうもこれは全体としていえば印象としては組合の方に押し切られたんじゃないかという印象なんですよ。そこのところを、端的でいいです、一言でいいから答えてください。 ◎鈴木 都市整備部長   そのような理解はいたしておりません。 ◆雨宮幸男 委員   いいです。すれ違いだから結構です。 ○伊藤 委員長   雨宮幸男委員、もうそろそろよろしいでしょうか。 ◆雨宮幸男 委員   今のはいいです。 ○伊藤 委員長   それでは、大須賀委員。 ◆大須賀 委員   関連で、要望でいいんですけども、1階、2階や3階それぞれ権利変換をして床を求めたと。1階については、私的な考えということ、あるいは地元の意見要望で自動交付機の用地に考えてると。これから自動交付機がIT化に伴ってどのようなものが使い勝手がよくなるのかまだわかってませんけども、とにかくすべての9駅の直近のところに自動交付機スペースを確保していくというのは、僕は今後の対応として非常に重要視してましたから、これはこれで国領のスペース確保については非常にいいことだというふうに個人的には評価してます。  2階と3階については、政策室を中心に今利用勝手を考えているということをお聞きしてますが、ただ、これからの時代は、スペースがあるからといってあくまでも公が無理やり使うという時代では僕はないと思います。必要性が特になければ民間に貸すということだって大いに結構なことだと思うんです。個人的に見る限りは今のところこの施設が国領の北になくてはならない、あるいは調布全体から考えて、調布の中央部分の駅の直近になければならないという施設が、今挙げられてるものを聞いてる限りは僕は必要性はそんなにないと思ってます。ですから、これから答えを検討した結果出てくると思うんですけど、その中にぜひとも民間に貸す、それはいろんな民間があると思いますけれども、ある借り手の中には、例えばベンチャー企業も含めてそういう応援するというような対応も、ぜひ検討の中に加えていただきたいと思います。  以上です。 ○伊藤 委員長   要望でよろしいですか。 ◆大須賀 委員   要望。 ○伊藤 委員長   はい(「じゃ最後、1点要望だけ」と呼ぶ者あり)。雨宮幸男委員。 ◆雨宮幸男 委員   きのうから資料の問題めぐっていろいろ議論がありましたけれども、例えばさっきの床の問題にしても、庁内での検討段階が今どの辺まできてるのかということ、あるいは床の配置計画がこういうふうになってますということも、言ってみれば、私の場合ですけど、資料を請求しないと出てこないんですよ。繰り返しますけども、調布市は、南の場合と違って北の場合には明確な権利者なんですから。ですから基本的には何も包み隠す必要はないわけで。むしろ今大須賀さんもおっしゃったように、床の利用計画なんかも含めて、庁内検討はもちろんですけども、議会も含めてちょうちょうはっし議論を闘わせて結論を導くということだって必要なわけですから。そういう意味では今後の問題としては、やっぱり資料を、むだな資料出せとは言いませんけれども、必要最小限のというか、必要なものは可能な限り議会側にも提出していただきたいということ、これは要望で結構です。 ○伊藤 委員長   はい、荻窪委員。 ◆荻窪 委員   今の副委員長の発言で関連するんですが、今、都市整備部関係というのは再開発事業組合を支援するという件と、どうも先ほどの副委員長のやりとりを聞いていると、今度もう一方では、事業の一権利者として自分の従前資産を、従後資産、どのような公共床、どういうように配置、そのあたりが兼ねてるんで、ちょっと難しいのかな、実際私の認識ですと、例えば市の行政普通財産の管理は一体どうなんですかと、そこが率先して進めていかなければいけない問題じゃないんでしょうかというような思いがすごく強いんです。ですから本会議での質疑やりとり聞いていて、あれ、ちょっと違うんじゃないという思いがしました。本当は今再開発事業の一番難しい大変な部分ですので、スケジュール的な工程の段階も。ですからそのあたり十分整理しなきゃいけないんじゃないかな。  それともう1つ気になったことなんですが、やはりまだ未合意者がいる中で、それで片一方、組合の支援である市が一権利者として、公共床がどこだ、どういうふうに使うんだ、そういうものが表に出た場合、これからいろいろ補償契約を締結する一市民、権利者ですが、複雑な思いをするし誤解してしまう場合もあるんで、そのあたりも十分気をつけなきゃいけないのかな。唐突に市の方の議会また行政の中であちらこちらこういうふうに使うんだとか、じゃ私たち一体何なのというふうになりますから、そのあたり。特に私、今回というか、ちょうど『代官山再開発物語』という書籍読んで、再開発組合の理事長の物すごい苦労が書かれてるんです。そういう視点から見なければ正しいというかよりベターな判断はできないのかというように思いますので、ちょっとそのあたりよろしく御検討いただきたいなというふうに思います。 ○伊藤 委員長   要望でよろしいですね。 ◆荻窪 委員   要望です。 ○伊藤 委員長   あと……。漁委員。 ◆漁 委員   今の補償費部分と、今回補正時点修正の関係でまず1つお聞きしたいんですが、都整協資料の2ページ目に事業実施状況で補償費支払いで、15億 1,600万の供託を3月19日から3月25日の対転出者91条補償の絡みで、30億 9,000万の支払いのうち今言った15億 1,600万を供託されています。その下に、供託された内訳はこういう理由でこういう人数でこういう平米ですよというのがありまして、8人、 3,795平米ということになっています。  そこで、これは非常に初歩的な質問なんですが、一度補償費への供託をしたこの8人の方々のいわゆる時点修正というのは全く及ばないのかというのが1つと、次に、供託をしてまだ合意をされてない8人が、多分きのうの報告では全部で7人新たに合意をされたという中に、どれぐらいの人たちがこの供託者の中で入ってらっしゃるのかというのが2つ目の質問です。それから3つ目は、供託をしたけどもまだ未同意の方々が権利変換の方式について別の選択肢を求められた場合、例えば建物への権利変換を予定した人が出ますよと言ったりとか──これはあくまでも出る方への供託ですから、やっぱり入りたいよと言ってきたときに、どんな対応がされ、そのときの時点修正というのはどんな影響があるのか。まずその3点について伺いたいんですが。 ○伊藤 委員長 
     内藤主幹。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   それでは、まず権利変換後、転出者が中に入りたいと言ってきた場合につきましては、店舗、それから住宅ではその保留床を買っていただくということになりますので、保留床を処分価格で購入していただくということになります。ですから時点修正ということにつきましては、その段階でのもので既にもう権利変換で決められております単価の中で行われてくると。これは保留床部分です。ただ商業床につきましては今すべて埋まっておりますので、もしお持ちの方で譲りたいということであれば民々の取引の中で行われるということになります。  それから供託をされている7人、今同意をいただいて進めつつあるという方ですが、4名が供託の8名の中に含まれております。ただ、そのうちお1人が本日土地代替地の契約ということですので、きのうも説明申し上げましたけども、解除いたしまして、今供託をしている方は残り7名ということになります。ここの中でもその修正ということになりますと、既に12年度のうちの供託部分でありますので、12年度の時点修正ということが該当してくるかと思いますが、13年度においてまだ供託だからということで修正を加えることはございません。  申しわけありません、1点目もう一度お願いをしたいんですが。 ◆漁 委員   1点目は多分一番初歩的な話で、単純に15億 1,600万供託しているけども──2の中で答えたというふうに思っていいのかな。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   供託につきまして、その8名のうち1名が今解除された。それで12年度の供託でありますので、修正にはしないということで。 ◆漁 委員   そうしますと、今の2番目のあれがよくわからなかったんですが、8人のうち4人が合意に向かって動いていて、その4人の合意に向かってるうちの1人が本日代替地の契約をしたので残り7人ですよと。そんなふうに聞こえたんですが、そういう認識なんですか。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   申しわけありません。8人供託をしているうち1人が供託解除いたしましたので、残り供託している方が7人ということで7人でございます。ですから、7人合意をいただいているという数字と同じですが、意味は違います。 ◆漁 委員   そうしますと、2ページではこの8人の人数が7人に1人減りましたよということになろうかと思うんですが、面積的には補償額が15億 1,600万で面積が 3,795平米ですが、これはどんなふうに数字は変わるんですか。補償額言っちゃったら人がわかっちゃうと言ってあれですから、面積はまだ供託、幾らぐらい平米残ってるんですかという話になるのかな。それが……。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   額におきましては約5億になります。で、よろしいでしょうか。 ◆漁 委員   はい。平米で残り、供託はまだどれくらい残ってるんですか。 3,795。それを言うと明らかになっちゃうのか。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   申しわけありません。額だけでお願いしたいと思います。 ◆漁 委員   そうしますと、未同意者が3ページでは19だったんですが、きのう4人が同意しましたということで15ですよね。それで、これは、そのうちの供託している人も含めての数字なんですよね。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   そうです。含まれております。 ◆漁 委員   そうしますと、残り15人のうち供託をしてるのはまだ7人で、供託もしていないという、供託というのは権利補償の性格によってですから、7人と8人の方がまだ残っているよと、性格としてはその2つに分かれるという認識に立てばいいわけですね。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   そのように理解していただいて結構だと思います。 ◆漁 委員   1つは、7人、8人、残り15人の方々、本会議場での質疑では9月いっぱいまでにぜひ合意を努力しながら事業としては予定どおり進めていく努力をしたいという話、決意も含めてなんだろうなと思うんですけれども、この間、本会議場の中での質疑と答弁の中で、いつまでに合意を決めて事業を進めますということで何度か約束されてきたと思いますけども、その辺はどんな流れになっていましたっけ。 ○伊藤 委員長   鈴木部長。 ◎鈴木 都市整備部長   これは何度もお答えしてきてる話なんですけれども、本会議場で議員さんが御質問されてるとおり、こちらの決意もあります。あくまでも八百屋さんで大根、白菜買いに行くわけではないですから、権利者という方たちとの協議の難しさ、これはやりたいということで今まで一生懸命職員も担当してやってきてますんで…… ◆漁 委員   質問したのは、そういうふうにいつどういうふうになったか経過を聞いてるわけで、理由を聞いてるわけではありませんので、経過をもう一度きちんと御報告ください。 ◎鈴木 都市整備部長   今委員さんの御質問ですと、経過ということで言ってるのは、これまで都整協等で御報告してきたとおり、権利変換確定して3月末には何とか方向を出したいということで説明し、またそれが繰り越しということで、予測としてはやはり3月末までに補償金が支払えないということを考えながら繰越明許してきたということで6月に何とかしたいと。これを今回9月末に方向を出したいということで、これはもう何度も御説明はしてきているつもりでございます。 ◆漁 委員   としますと、相手がいるという事業の中での認識だと思いますが、これまで合意をしっかり得ます、努力して何とかそれまでにはというのが、13年の3月、13年6月、そして13年9月と、この間3度交渉の中で合意に至らずに来て、今また9月末には何とかしたいという表明をされてきているわけですよね。1つはそのこと自体をどう評価するかという問題になりますが、もう1つやっぱり問題になってくるのは、どのあたり事業を見通すのかというか、つまり残り今15人いらっしゃって、 100%合意の中で進めていきたい、いく決意は持たれているようですけれども、この事業進捗の中で、ある意味ではどっかで何らかの判断をする時期が来るのではないのか、せざるを得ないのかなと思うんですね。  補正予算は、事業総体が果たして適正なのか、うまくいくのかいかないのか、その辺の見通しの中で出てくる審議ですから、この予算数字自体がいいか悪いかという部分議論と同時に、事業自体への議論、現状のレベルの中で事業そのものがどうなのかという議論をきちんとしておかなければならないと思って質問していますけれども、その時点をどういうふうに押さえながら、なお、そのときにどんな対処の仕方というのを考えていらっしゃるのかお聞きをしたいと思います。 ◎鈴木 都市整備部長   これは昨日の副委員長の質問の中にもあってお答えしたと思うんですけれども、事業の見通しの暗い中で補正をするのかということを言われて、私はそれに対して、そんな暗い見通しの中で補正をお願いしないと、進めるんだということは明確にお答えしたと思います。  以上です。 ◆漁 委員   その明確な答えがこの間3月、6月、今回、というふうになっているわけで、言ってみればその評価をどうするかが議会サイドの問われるところですが、もう1つそれと同時に、4ページの部分でもうひとつよくわかりにくいのは、今までは一般会計の事業の財政フレームや予算補正数字の仕方しか経験してないものですから、どうも再開発事業数字の出し方がなかなか理解しにくかったりするんですが、4ページの上で11年度、12年度の数字が出てますが、たしか12年度分の予算の中で12年度から13年度への繰り越しをしている事業予算というのも一部ありましたよね。あわせてその下の表に13年度の施設建築物工事の中で、財政フレームとしては事業費として、それから公管負担金としてそれぞれ予算が組んであります。これは当初予算ではどうなっていて、今回の補正は12年度分の繰り越し部分とは多分関係ない、11年度で12年度に繰り越して打ち切り再計になった部分だと思うんですが、12年度分の13年度の繰り越し部分と、13年度のここの施設建築物工事、財政フレーム部分というのは現状どうなっているのかをちょっとお聞きしたいのですが。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   12年度から13年度へ繰り越しをされている額、再開発事業補助金といたしましては1億 3,408万円、これが繰り越されております。さらに当初予算としての要望は出ておりません。公共施設管理者負担金につきましては、12年度から13年度に5億 9,458万が繰り越されておりまして、現在うち5億 884万が執行されているものです。  以上です。 ◆漁 委員   そうしますと13年度の施設建築物工事費については、基本的には財政フレームですから、フレームとして押さえる必要はあるにしても予算としては計上するには至っていなかったということなんだろうと思いますが、そうするとそれはどの時点でどんな形で出てくるのかお聞かせいただけますか。 ◎内藤 街づくり推進課主幹   事業の進捗に合わせまして要望してまいります。先ほどの説明資料の中で、建物等除却費ということで 2,874万 2,000円が今回の補正の中に含まれております。これは、施設建築物工事といいますとそれに関連するものを含めましてこの中に要望させていただく、ですから13年度にその頭出しはさせていただくということをこの補正の中で出させていただくということになります。 ◆漁 委員   そうしますと多分、事業で合意ができた、何かが仕事ができた、そこでまた補正、こういう形で少しずつ事業の進捗に合わせながら補正を組んでいくという、そういう事業手法なりになっていかざるを得ないという認識なんでしょうね。 ◎鈴木 都市整備部長   今御質問の形ですけども、こういう行政の会計制度からいえば見込みを立てて予算として組みたいです。しかし、この財政状況の中で予算担当と協議をしまして、じゃ事業の進捗に合わせて進めていこうよと、こういう協議がされておりますので、それに基づいてやはり担当としては、事業が進む段階でこれが必要になりますよということで当初を組まないで補正で対応してきたと、こういうことで御理解いただきたいと思います。 ◆漁 委員   そういう手法が財政運営の中で工夫されてるんだろうと思いますけども、昨日からの議論でいきますと本当にわかりにくくなってしまって、事業そのものがどのレベルでどれだけの事業があって、どういう対応があってどういう困難があって、じゃ将来どうなっていくのか本当に見えなくなってしまっちゃってるという状況があるもんですから、やっぱり事業のあり方自体に対して、ここはひとつ立ちどまって、もう一度見返す時期だというふうに思っております。  それでもう1つは駅広だけ、これ最後に1点だけちょっと聞いておきたいんですが、駅広の関係で適正規模の議論を一度原課の方からお聞きしまして、当初 4,000平米という考えで何度か合わせて、その辺が京王線の地下化になることで敷道部分が駅広として広さとしては取り込めるという新たな事態になっていると思いますが、そこが10年に認可を受けて、13年3月に計画変更受けて、京王線の地下化についてはその以前に議論になりながらほぼ見えた話だと思いますが、その辺はどんな取り込み方を北の計画の中でされてきたのか、お聞きをしておきたいんですが。 ◎鈴木 都市整備部長   駅前広場については、現在都市計画決定されてる面積においてこの再開発事業を行っております。連立事業についてはこの12月に都計審で連立事業とあわせて一帯の道路整備ということでここで駅前広場の見直しを行うと。これが都市計画決定が年明けの1月にはなるだろうと。これはこれまで御説明させていただきました。その中での話ですので、この再開発事業については東京都、国と協議をしてきまして、決定されてないものまで含めて事業を進めるということは考えておりませんので、その後の駅前広場の面積変更、これについてはその時点で御説明をさせていただきたいと、このように思っております。 ○伊藤 委員長   発言はありませんか。荻窪委員。 ◆荻窪 委員   今、漁委員からもいろいろ質疑されてて、前段あたり都整協のときの説明、質疑等もちょっと似通ってるように思われます。それで私、提案なんですが、再開発事業補正についての質疑はこのあたりで、申しわけないんですが、街づくりの次のテーマでお尋ねしたいんですが、どうでしょうか、委員長、いいですか(「そちらのが。漁さんが」と呼ぶ者あり)。漁さん、いいですか。 ○伊藤 委員長   漁委員。 ◆漁 委員   多分、時系列の中でいきますと、一たん都市計画決定されてはいても新たな事情が生まれたら、その都市計画決定されたものがその時勢の中で適正なものであるかないかの判断が常にされなければいけないと思ってはいます。これは私の見解です。今回の北口の再開発についても、地下化の問題もありながら平成13年5月の中で一応駅広の線形検討というものが出てますから、やっぱりその時点で地下化という新たな方向を受けた北開発の修正なり計画変更がやっぱり必要だったのではないかという認識は持ってるんですが、基本的にはそれは物理的な流れの中で無理ですよという認識なんだろうなと思うんですね。そこのちょっと認識の違いもあるということだけひとつ、前から思ってた部分なものですから指摘だけさせといてください。  以上です。 ○伊藤 委員長   ほかに御発言はありませんか。荻窪委員。 ◆荻窪 委員   じゃ、次のところをお尋ねいたします。 ○伊藤 委員長   ですからこの件は……。じゃ、次いきます。よろしいですね(「はい」と呼ぶ者あり)。 それじゃ荻窪委員。 ◆荻窪 委員   許可いただいたんであれなんですが、街づくり推進課で基金の積み立てが 8,449万 3,000円ということで今回補正をされるということなんですが、説明を伺って、私自身がちょっと誤解をしている面もあるんですが、説明ですと、平成11年と12年の事業の未執行分を今回積み立てるという、そういう説明を伺ってるんですが、どちらかというと会計の基本線からすると、会計独立の原則ということでその間何らかの手続がなければちょっと難しいんではないのかというような認識があるんですが、ちょっとそのところをお答えいただけますか。 ○伊藤 委員長   綱島課長。 ◎綱島 街づくり推進課計画担当課長   この未執行になったということですけれども、その財源として繰り入れをいたしておりました相当額を、今回、都市基盤整備基金へ戻すための措置をするということであります(「そうじゃなくて財政手続上の問題でどうなのかという質問ですよ」と呼ぶ者あり)。 ◆荻窪 委員   今ちょっと副委員長からもお話があったんですが、要するに11年度に不用額になったものを12年度の場合は繰り越しとかの手続があるんでしょうけども、そのあたりが会計のルールというか、そのあたりでクリアされているのかなという、ちょっとそういう疑問を持ちましたのでお尋ねしたんですが。 ○伊藤 委員長   長岡主幹。 ◎長岡 都市整備部主幹   ただいまの基金の積み立てですけれども、繰り越された事業というところから御説明しないとちょっとおわかりいただけないかと思いますが、先ほど来国領の北で国の補助金打ち切りという話がありましたが、これが予算化されたのが11年度で、12年度に繰り越されました。この時点の見込みは、12年度中にこの事業の当該事業にかかわる経費が執行されるという予定でおりました。このときに国領北地区補助金については、その財源内訳として、国、都の補助金、それから地方債、それから基金でございました。この基金で予定されているものは、既に12年度の、これ決算で出ておりますけれども、基金から一般会計に繰り入れております。ところが12年度に執行いたしましたのは、先ほど来申し上げている 9,500万ほどでした。この 9,500万にかかわる基金というものは執行はしておりますが、残る基金は既に一般会計に入っておりますが、これが未執行になっておるということです。ということは、12年度から13年度の繰越金の中にこの基金の相当額が含まれてることになります。もともと基金については、基金のお金ですから、繰り越されたときに一たん基金に戻すということで基金の財産を確保するということになりますので、お尋ねの会計の手続上は何ら問題がないということになります。 ◆荻窪 委員   今の答弁、お答えで理解できましたので結構です。ありがとうございました。 ○伊藤 委員長   じゃ、このページよろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤 委員長   それでは、34、35ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤 委員長 
     ほかに御発言はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤 委員長   なしと認め、都市整備部所管の質疑を打ち切ります。  ここで理事者入出のため暫時……(「もういいんでしょ。討論でしょ」と呼ぶ者あり)。  じゃ、討論やります。雨宮幸男委員。 ◆雨宮幸男 委員   理由はもうこれまでの質疑で言いましたので繰り返しませんけれども、端的に言えば、やっぱりまだ事業熟度がまだもう少し不十分という問題。それから公共床をめぐっての問題。大きくこの2点を理由にして、内容は繰り返しませんが、反対をいたします。 ○伊藤 委員長   漁委員。 ◆漁 委員   焦点はやはり国領北補正予算ということになろうかと思いますが、この間、我が会派としては、予算修正を行ったりしながら、この事業についてはきちんと見直しをすべきであるという主張をしてきたところです。昨日、きょうの11年度の打ち切り再計部分やその内容、さらにはまだ未同意者の存在、しかもそれは面積的にも非常に大きな面積を占めている状況の中で、改めてこの事業についてはもう一度しっかりとした見直しをすべきだろうという立場に立ちたいと思いますので、北口の補正を中心とした補正予算に対しては、保留の立場で臨みたいと思っています(「保留というのは……」と呼ぶ者あり)。見直すべきですから保留という立場です(「見直すべきだからこの補正には反対」と呼ぶ者あり)。いやそんなことはない、保留です。 ○伊藤 委員長   あとの方は(「あとどんどん進めてください、委員長」と呼ぶ者あり)。大須賀委員。 ◆大須賀 委員   本補正予算についてはすべて適正だと思いますので賛成です。 ○伊藤 委員長   それじゃ……。あっ、済いません、荻窪委員。 ◆荻窪 委員   採決をとるということで、質疑も十分とられたという背景からそういう意見があったと思いますが、ちょっと原稿用意しておりますので、補正予算につきまして賛成の立場から討論させていただいてよろしいですね。  議案第67号「平成13年度調布市一般会計補正予算(第2号)」のうち、建設委員会所管部分補正予算について賛成の立場から討論を行います。  今回の補正予算の主なものは、国領北地区市街地再開発事業に要する補助金であります。国領北地区国領駅南地区と一体となった再開発事業により、国領周辺のまちづくりに大いに寄与する事業であります。昭和54年に実施した市の調査を皮切りに、地元有志による勉強会、準備組合の設立、都市計画の決定、再開発組合の設立と長い年月を要し、本年3月には権利変換計画の認可を経て今日に至っております。再開発ビル工事着工に向けた足音は今すぐそこまで来ておりましたが、最後の補償合意に時間を要しております。昨年度地権者との補償合意に至ることができませんでしたが、その後再開発組合及び市が一体となった権利者の方々との交渉が実り、補償費などの支払いが見込まれる状況となった背景がございます。円滑に事業を進めていくためには、事業スケジュールに沿った市の補助金公共施設管理者負担金の執行が不可欠であります。本補正予算によりまして、速やかに事業促進が図れるものと強く期待をいたします。  なお、補償合意においては最後の最後まで気を緩めることなく、円滑な事業促進を心がけていただきたいと切に願うものであります。再開発事業は多額の経費を要する事業でもありますので、再開発組合並びに地権者との連携等、一般市民への説明責任をきちんと果たしていただきながら事業を進めていただきたいこともあわせて要望いたします。  最後になりますが、市営住宅の維持管理については財政状況が厳しい中においても予算確保に努め、居住される方が安心して安全に住まうことができますよう、適時適切な維持管理により一層努めていただきたいことをお願い申し上げて、公明党の賛成討論といたします。  以上でございます。 ○伊藤 委員長   ここで意見が分かれております。休憩いたします。    午前11時30分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後4時0分 開議 ○伊藤 委員長   委員会を再開いたします。  先ほど、議案第67号の建設委員会の所管部門につきましては、討論の中で意見が分かれておりますので、本日は散会し、明日午前10時より委員会を再開いたしたいと思います。  御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤 委員長   以上をもちまして本日の建設委員会を散会いたします。    午後4時1分 散会...