調布市議会 1999-03-02
平成11年 3月 2日福祉環境委員会−03月02日-01号
平成11年 3月 2日
福祉環境委員会−03月02日-01号平成11年 3月 2日
福祉環境委員会
午前10時0分 開議
○杉崎
委員長
おはようございます。それでは、ただいまから
福祉環境委員会を開会いたします。
開議に先立ちまして、説明のための職員の出席を求めてありますので、御了承をお願いいたします。
なお、当委員会に傍聴の申し入れがございますが、許可することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
御異議なしと認め、傍聴を許可いたします。
傍聴人が入室するまで、
暫時休憩をいたします。
午前10時1分 休憩
─────────── ── ───────────
午前10時2分 開議
○杉崎
委員長
それでは、再開いたします。
早速、議事に入らせていただきます。
これより議事に入りますが、当委員会に付託されました案件は、
付託案件一覧表にありますとおり、議案5件であります。審査の順序は一覧表のとおり進めていきたいと思いますが、議案第28号と、議案第29号については、
一括議題として進めていきたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
異議なしと認め、さよう決定をいたします。
それでは、これより議事に入ります。
議案第28号「
立川地区共立病院組合の解散について」、議案第29号「
立川地区共立病院組合の解散に伴う
財産処分について」、2件
一括議題といたします。本2件について、理事者の説明を求めます。
橋本課長。
◎橋本
健康課長
それでは、議案第28号「
立川地区共立病院組合の解散について」、御説明申し上げます。
概要といたしましては、昨年10月、
伝染病予防法、
性病予防法及び
後天性免疫不全症候群の予防に関する法律──いわゆる
エイズ予防法でございます──を廃止し、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律、いわゆる
感染症予防医療法が制定され、平成11年4月1日に施行することになりました。この新法が施行されますと、現在の
伝染病予防法での市町村の義務でございました
隔離病院、または
隔離病舎の設置や、
入院患者の移送などがなくなり、市町村は、
患者宅の
消毒業務のみとなりまして、
感染症病院の指定を初め、すべての事務が東京都の責務となります。このような事情から、組合が共同処理する事務の
法的根拠がなくなり、一部
事務組合の
存続意義が失われるため、昨年11月に、構成7市の市長で構成しております
病院組合病院運営委員会を開催し、本年3月31日をもって解散することの
意思決定を得ましたので、今議会の議決をお願いするものでございます。
なお、解散に伴う
残務整理のための承継市を定めておく必要があり、
病院施設のある立川市とすることも、あわせて決定しております。
次に、議案第29号「
立川地区共立病院組合の解散に伴う
財産処分について」、御説明申し上げます。
立川地区共立病院組合の財産といたしましては、建物、備品、債務がございますが、特に平成4年度に
伝染病隔離病棟を建設しました際に、東京都から起債、これは
東京都区市町村振興基金でございますが、これの貸し付けを受けておりまして、解散までに一括償還しなければならなくなり、組合としては、承継市であります立川市へ起債の残債額1億 7,753万2,427円で売却しまして、起債の
一括返還に充てることとなります。
そのようなことから、
組合解散に伴う
財産処分につきましては、解散に際しまして、組合が所有する一切の財産としまして、
財政調整基金の 4,791万 7,181円と、施設に付随しました備品としまして、病室用 130点。これは、ベット、マットレス、
オーバーテーブル?等でございます。それから、
ナース室用97点としましては、
移動式室内殺菌機、吸引機、あるいは
自動血沈測定装置、これらでございます。それから、
事務室用としまして41点。これは、机、いす、ロッカー、書庫等でございます。そのほか、 176点がございまして、すべてが立川市へ帰属することとなります。よろしく御審査くださいますようお願い申し上げます。
なお、立川市は、平成10年度に組合から建物を買い取るため、東京都から、
区市町村振興基金貸付金1億 7,700万円を借り入れますので、立川市は、この返済のため、平成11年度に、
国家公務員共済組合連合会立川病院に建物を売却するとともに、組合の清算金を充てることになりますが、さらに不足が生じましたときは、構成7市で負担を補うこととなります。
以上でございます。
○杉崎
委員長
理事者の説明は終わりました。
それでは、これより質疑、意見を求めます。ございましたら、挙手願います。荻窪さん。
◆荻窪 委員
今の説明で、
立川地区共立病院組合の解散の根拠というんでしょうか、よく理解できたんですが、ただ、私たちは、
市民生活の上で、
伝染病予防等の法律から、
感染症予防医療法ですか、そのように改められたということで、先ほども御説明がありましたとおり、伝染病、性病、
エイズ等の
治療方法が変わったのかどうか。そのあたり、新しい法律の内容を、議題と直接関係ないんでしょうけども、ちょっと付随してお尋ねしたいんですが。
○杉崎
委員長
はい、
橋本課長。
◎橋本
健康課長
特に、内容が変わったということではございません。
◆荻窪 委員
今まで市町村が、役割として、
患者宅の消毒とあわせて、
隔離病舎のそういう役割がございましたね。そういう
隔離病舎が市町村でやらなくなったってことは、どちらかでやられるのか、それとも治療の方法が変わったのか。
◎橋本
健康課長
法の改正というか、今度は新法によりまして、東京都が病院を指定するという義務づけになったわけでございます。そのような関係で、東京都において病院を指定していきますので、例えば、調布の地区になりますと、聞き及んでるところでは、
武蔵野日赤病院、これが
指定病院になるのではないかと。そのようなふうに聞き及んでおります。
そのほかにつきましても、
あと多摩地区におきましては、
八王子医療センター、それから
青梅市立病院、それと、今回、解散に伴っていろいろございましたが、
国家公務員共済組合連合会の
立川病院ですね、これらが予定になるというようなことでは聞いております。
◆荻窪 委員
今の御説明でよくわかりました。ありがとうございます。
○杉崎
委員長
ほかに。はい、清水さん。
◆清水 委員
関連ですが、今度は、
患者宅の消毒ということのみを市町村でやるんですか。
○杉崎
委員長
橋本課長。
◎橋本
健康課長
そのとおりでございます。いわゆる患者さんを移送する関係も、すべて東京都で行うというようなことで、そのほかに残された
市町村業務としましては、患者宅の消毒。これは今まで、従来もやっておりましたけども、そのことだけでございます。
◆清水 委員
確認します。じゃあ、今までやってきたものの継続は、
患者宅の消毒のみと。市町村の義務は。
◎橋本
健康課長
今までは、いわゆる病院を義務づけられたことですね。それと、患者を移送することですね。それと、患者宅の消毒というものがあったわけですが、今回、新法によりまして、病院の指定と患者の移送につきましては、東京都が行うということでございます。
◆清水 委員
同じことの質問です。そうすると、今までと、
患者宅の消毒は変わらないという確認でいいんですね。
◎橋本
健康課長
そのとおりでございます。
○杉崎
委員長
ほかにございませんか。はい、岸本さん。
◆岸本 委員
制度、法律が変わって、内容がさほど変わったわけではないということで確認してよろしいわけで、今までどおりのことが、主体は違っても、やっていくということでよろしいんですか。
○杉崎
委員長
橋本課長。
◎橋本
健康課長
そのとおりでございます。
○杉崎
委員長
岸本さん、よろしいですか。
◆岸本 委員
はい。
○杉崎
委員長
ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
ほかに発言もないようですので、これより採決をいたします。
お諮りをいたします。
議案第28号と議案第29号の2件
一括採決することに御異議ございませんか(「
委員長、済みません。退席するっていうから……」「せきが出ちゃって、なかなか思うに任せず……」と呼ぶ者あり)。
暫時休憩します。
午前10時13分 休憩
─────────── ── ───────────
午前10時14分 開議
○杉崎
委員長
再開をいたします。
それでは、議案第28号と議案第29号の2件
一括採決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
御異議なしと認め、2件
一括採決を行います。
議案第28号と議案第29号の2件については、
原案了承と決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
御異議なしと認め、議案第28号と議案第29号は
原案了承と決しました。
議案第2号「平成10年度調布市
一般会計補正予算(第5号)」、
福祉環境委員会所管部門を議題といたします。本件について、予算書の30ページ、
生活福祉課、
社会福祉総務費から、順に理事者の説明を求めてまいります。その後、説明員の入れかえを行って、38ページ、環境部の説明へと進めてまいりたいと思いますが、進め方について、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
異議なしと認め、さよう決定をいたします。
それでは、
生活福祉課から順に説明を求めます。
倉田次長。
◎倉田
福祉部次長
それでは、議案第2号「平成10年度調布市
一般会計補正予算(第5号)」の説明をさせていただきます。ページが30、31ページでございます。
社会福祉総務費の
生活福祉課所管部門でございますが、
生活保護世帯等に対する見舞金の
支給精査をいたしまして、不用額が生じましたので、減額するものでございます。
以上でございます。
○杉崎
委員長
はい、次、
牧野補佐。
◎牧野
障害福祉課長補佐
同じく30ページ、31ページをお願いいたします。目10「
心身障害者福祉費」でございます。31ページの説明欄に沿って御説明させていただきますが、下から3番目の
精神薄弱者援護施設建設費を除く
障害福祉課所管部分につきまして、主な補正につきまして御説明を申し上げます。
まず、
施設入所事業費でございます。
身体障害者福祉法及び
精神薄弱者福祉法、これは先ごろの法改正で、この4月から
知的障害者福祉法というふうに名称が変わりますけれども、これらの法に基づき、施設に入所している方の措置に要する経費でございます。これにつきましては、特に、このうち
身体障害者入所扶助費でございますが、当初見込み31人の
入所者数に対しまして29人ということで、人数の減少による減額を行ったものでございます。
精神薄弱者入所扶助費につきましても、同様に減額の精査を行ったものでございます。
続きまして、
心身障害者福祉手当費でございます。障害をお持ちの方の、その障害の程度に応じまして支給される各手当でございます。このうち、特に
都制度分の手当でございますが、やはり同様に、1万 9,188人という当初の見込みを、 463人ほど
対象者が転出等の理由により下回りましたので、これに伴う
減額精査を行ったものでございます。
他の手当につきましても、同様に
対象者が減少したために生じた減額を行うものでございます。
続きまして、
法内援護事業費でございます。障害を有する方の
日常生活の利便及び
家事援助等の
サービスに関する各事業でございます。このうち、一番下の
ホームヘルプサービス事業費でございます。これは、総体で時間数で言いますと4万 6,800時間という当初見込みでございましたが、3万 9,300時間という
執行見込みとなりましたので、これに伴う
減額補正でございます。やはり、
派遣対象者の
申請件数、これが大幅に減少したことによるものでございます。
続きまして、
法外援護事業費でございます。これは、法外の各
サービス事業でございますが、このうち、一番最初の
重度脳性麻痺者等介護人派遣事業費、先ほどの
ホームヘルプサービス事業費と同様に、
家事援助を行うものでございますが、やはり
派遣対象者数、当初見込み28人であったものが、23人ということで減少をいたしたものでございます。他の
サービス事業につきましても、同様に
派遣対象、あるいは雇用者数等の減少、一番下の
視覚障害者情報活性化事業費につきましては、
契約差金ということで、すべて
減額補正を行うものでございます。
1つ飛ばしまして、福祉の
まちづくりモデル事業費でございます。これは、障害者の方が調布のまちで、施設、あるいは
商店街等、日常の利便を図るという観点から、福祉の
ガイドマップを作成するという形で、平成9年度からこの事業をお願いしておりますが、今年度、平成10年度に
調査委託を完了する予定でございます。11年度には、この
福祉ガイドマップそのものを配付できる予定でございます。これも、同様に、委託料の差金ということで、
減額精査をしたものでございます。
一番最後の
特殊疾病患者福祉手当費でございます。この手当費につきましては、
治療方法が確立していない、難病に罹患している方に支給する手当でございますが、当初見込み 1,700人を予定しておりましたが、難病の指定、その後の平成10年度に2疾病、63疾病から65疾病と2疾病ふえたこと。また、
対象者数が大幅に増加をしたということで、この手当費に関してのみ、
増額補正をいたすものでございます。
以上でございます。
○杉崎
委員長
小濱主幹。
◎小濱
福祉部付主幹
それでは、下の段から3番目でございますが、
精神薄弱者援護施設建設費でございます。
建設工事請負費の
契約差金が生じましたので、
減額補正するものでございます。
以上でございます。
○杉崎
委員長
大釜課長。
◎大釜
高齢福祉課長
32、33ページをお願いいたします。
高齢福祉課所管部分について御説明いたします。
まず、目15「
高齢者福祉費」でございます。初めに、
高齢者福祉事務費でございますが、
高齢者ケアサービス体制整備支援事業費につきましては、要
介護認定用の
電算機器購入にかかる経費でございます。平成11年度で計画しておりましたが、国の10年度の第3次
景気対策の
臨時緊急特別枠の中で、
介護保険関連の
補助対策として、購入が可能になったものでございます。
その下の、国・
都支出金過年度清算返還金につきましては、
ホームヘルプサービス事業費補助金等の
過年度清算をするものでございます。
それから、次の
老人保健医療事務費につきましては、
医療事務委託料につきましては、
診療報酬に伴う
電算委託の部分でございまして、
契約単価の減と、
見積もり件数の減による減額をするものでございます。
それから、
老人保健特別会計への繰り出しをお願いするものでございます。
次の
高齢者福祉事業費につきましては、敬老金の当初見込みを1万人として計上しておりましたが、
決算見込みが 9,766人として、その分、減額するものでございます。
その下の
老人クラブ交付金につきましては、当初予算で49
クラブ分を見込んでおりましたが、増設はございませんで、現行46クラブのままでございましたので、減額をするものでございます。
次の、
在宅高齢者福祉費につきましては、
短期保護事業費は
老人保健施設、市内3施設ございますが、これの
ショートステイ利用者が、当初見込みより増加をしたため、増額をお願いするものでございます。次の
介護給与手当、それから
老人福祉手当、これにつきましては、
支給対象者数が、当初見込みより下回ったため、その分を減額するものでございます。
その下の
ホームヘルプサービス事業費につきましては、
家政婦紹介所に委託しております
介護券ヘルプサービスで、
介護券購入の
単価アップと、利用料の増による増額をお願いするものでございます。
次の、
老人ホーム入所措置費につきましては、特養ホームの措置費の事務費におきまして、
痴呆性老人介護加算認定がございます。ここを都が厳正に審査した結果、施設によっては単価が減額になりまして、これによりまして、措置費全体の
平均単価が下がったということによりまして、
入所扶助費を減額するものでございます。
それから、その下の
社会福祉事業基金につきましては、昨年の10月27日から、ことし1月19日までに
指定寄附を受けたものを積み立てるものでございます。
続きまして、
市立特別養護老人ホーム共通管理費でございます。ちょうふの里の
土地賃借料につきまして、当初予算では、この賃借料の中に、
公共下水道施設整備費負担金も入れて計上しておりましたけれども、性質上、負担金を科目として提示をし直させていただきまして、
土地賃借料の中からは、その部分を減額いたしましたものでございます。
これを、次の
公共下水道施設整備費負担金として、科目設置したものでございます。負担金の金額につきましては、8年度に積算しました工事費の総額が、10年度、積算し直しましたところ、予定より下回りそうですので、減額をしてお願いするものでございます。
以上でございます。
○杉崎
委員長
倉田次長。
◎倉田
福祉部次長
授産場費でございます。
授産場加工手数料の減ということでございまして、当初、9社、市内、市外含めまして請け負いしておりました。結果的には8社ということと、さらには事業量、
授産場利用が減ったということで、 100万円の減でございました。よろしくお願いします。
以上です。
○杉崎
委員長
はい、次。はい、
山田学園長。
◎山田 あゆみ学園長
次の34、35ページをお願いします。
あゆみ学園費の
保育用備品購入費の増額をするものであります。これは、厚生省から平成10年度
補正予算の
景気対策臨時特別枠の成立に伴うものでありまして、
補助対象として、
小規模作業所等、活動のための
備品購入費を要望として挙げたところ、
補助決定を受けたため、補正するものでございます。
以上でございます。
○杉崎
委員長
はい、
矢田センター所長。
◎矢田
総合福祉センター所長
同じく35ページ、
総合福祉センター、
在宅障害者福祉事業費でございます。これも同じく、
小規模作業所等活動活性化事業として
訓練用備品購入をお願いするものでございます。
次の
在宅障害者デイサービス事業費、これにつきましては、まなびや賃金の10年度
執行状況を見まして、精査、減額するものでございます。
以上でございます。
○杉崎
委員長
はい、石田副参事。
◎石田 福祉部副参事・
子育て推進課長事務取扱
36、37ページをお願いいたします。
子育て推進課所管部分について説明いたします。
まず、
児童福祉総務事務費でございますが、これは平成9年度
保育所措置費国庫負担金及び時間
延長型保育サービス事業の補助金についての
交付申請時と、実績の差額分を清算し、返還するものでございます。
次の、
子ども家庭支援センター建設費でございますが、
実施設計委託料といたしまして、 1,400万円を計上しておりましたけれども、管理費 680万 7,000円につきましては、
本体工事の
管理委託料の中で対応することになりましたので、減額するものでございます。
次の
児童手当、
児童育成手当費でございますが、
児童育成手当につきまして、例年、手当の金額が同額になるところですけれども、今年度は改正がありませんでした。その分と、
支給対象者を、当初、2万 400人、一応予定していましたが、2万97人になる見込みでございますので、その分を減額するものでございます。
次の、
母子生活支援施設等措置費でございますが、
母子生活支援施設措置費並びに
入院助産措置費につきましても、当初の見込みよりも、
措置世帯の数が下回りましたので、減額するものでございます。
以上です。
○杉崎
委員長
はい、
間野課長。
◎間野
児童青少年課長
目20「
児童館費」をお願いいたします。減額の理由は、
緑ヶ丘児童館用地特別会計繰出金の
償還利子が確定いたしましたので、その不用額49万 4,000円を減額するものでございます。よろしくお願いいたします。
○杉崎
委員長
はい、石田副参事。
◎石田 福祉部副参事・
子育て推進課長事務取扱
続きまして、
子育て推進課の部分について説明をいたします。
保育園施設管理費、1つ目の
光熱水費でございますが、
プール使用が例年よりも多く、温水使用料等ふえましたので、増額をお願いするものでございます。
次の、
維持補修費でございますが、
神代保育園フェンス改修工事の
契約差金と、
宮ノ下保育園遊戯室の床改修及び
空調機交換が、前年度の
個別修繕により行われましたので、不用となりましたので、減額いたします。
次の、
保育園運営費でございますが、
臨時職員賃金。これにつきましては、当初の見込みよりも、産休、育休、病休の者が多くなったので、増額させていただきます。
次の
消耗品費でございますが、
上石原保育園の
給食用食器の
契約差金と、当初、
カーテン購入を予定していたんですけれども、旧園舎のものが再利用できるということで、その分を使わせていただいたものでございます。
次の、
上石原保育園管理運営委託料ですが(「上布田?」と呼ぶ者あり)。ごめんなさい。失礼しました。
上布田保育園管理運営委託料でございますが、
待機児解消策の一環といたしまして、低年齢児の
受け入れ拡大ということで、ゼロ歳を1名、1歳を2名拡大したものでございます。
次の
保育園整備費でございますが、1つ目の
調査委託料。これは、
上石原保育園の
改築工事に伴う、この工事の影響というんでしょうか、周りの
建物調査を行ったところ、所有者の希望で、外部だけ。内部に調査は遠慮しますというような内容でございましたので、その分の減額になります。
次の、
仮設園舎賃借料から
上石原保育園改築工事費の4つでございますが、これは
契約差金の分でございます。
次の、
保育園用地費でございますが、
用地特別会計繰出金といたしまして、
上石原保育園の用地費、それと
宮ノ下保育園の用地費の利息を、当初2%で予算化していましたが、上半期が1.23%、下半期が1.12%になったため、減額するものでございます。
以上です。
○杉崎
委員長
はい、
橋本課長。
◎橋本
健康課長
38、39ページをお願いいたします。
目5「
保健衛生総務費」でございますが、
増額補正をお願いするものでございます。内容としましては、
地域医療対策費の
障害者歯科診療事業でございますが、
保険診療事業として、
歯科医師会に業務を委託しておりますが、当初見込みより
保険収入の増額が見込まれますので、歳入と同額の補正をお願いするものでございます。
この経費につきましては、治療に要しました
歯科技工料──入れ歯でございますが──や、治療用の
医薬材料費等に充てるもので、
歯科医師会に支出するものでございます。
次に、
保健事業費の
老人健康診査費でございますが、60歳以上の
誕生日月検診の
検診委託料を、当初、受診者を1万 6,500人見込んでおりましたが、12月までの実績を見ますと、1万 2,137人、46%が受診しておりまして、ここ数年の伸び率を参考に、
年間受診率を45%に修正しますと、年度末までの受診者は 1,245人見込まれますので、
増額補正をお願いするものでございます。
大腸がん検診費につきましては、
印刷製本の
契約差金と、検診票の
在庫見直しと精査により減額いたすものでございます。
次に、
母子保健事業費の
母子健康手帳交付費でございますが、
健康手帳作成の精査により減額するものでございます。
続きまして、目10「予防費」でございますが、
減額補正をお願いするものでございます。内容としましては、予防対策費の定期予防接種費の中で、個別接種で行っております日本脳炎等の学童期の予防接種率を伸ばすため、当初88%の接種率を見込み、学校を通じPRいたしましたが、1月までの実績は72.8%と、これ以上の受診者の増加が見られないことから精査し、減額をするものでございます。
結核予防費につきましては、15歳以上の市民を対象にしましたレントゲン間接撮影の受診者を、当初、21.5%、受診者 3,100人と見込んでおりましたが、12月までの実績で、受診率18.6%、受診者数としては 1,898人と伸びず、受診率もほぼ同率で推移するものとしまして、年間受診者数を 2,600人と見込み、 500人分を減額するものでございます。
予防接種事故特別給付金につきましては、4名の方に支給しておりますが、症状が固定して、通院日数が少なくなったため、医療手当等の支給が減ったことにより、減額するものでございます。
以上でございます。
○杉崎
委員長
それでは、福祉部門の説明は終わりましたので、これより質疑、意見を、ページを追って進めていきたいと思います。30ページに戻ってください。質疑、意見を求めます。30ページ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
次、32、33(「済みません、30、31のところで、戻ってごめんなさいね」と呼ぶ者あり)。清水さん。
◆清水 委員
ホームヘルプ
サービス事業の当初時間の見込みが下回ったということで、派遣の支援対象が減ったということで、どういう内容なのか、ちょっとお知らせ願いたいんですが。
○杉崎
委員長
牧野補佐。
◎牧野
障害福祉課長補佐
これは、単純に6時間制の派遣と、3時間制の派遣と、各ケースワーカーが御家庭を訪問して、その実態に応じて判定をして、決定をするわけなんですけれども、例えば、6時間のものが3時間で済むようになったとか、あるいは、それ以外に、具体的には転出をされたり、施設に入所をしてしまったりということで、総体の時間数が、それぞれ6時間の分で何時間、3時間の分で何時間という資料がございますけれども、それらの総体の中で減少してしまったということでございます。
◆清水 委員
利用者が減ったということではないわけですね。
◎牧野
障害福祉課長補佐
はい、それだけではございません。今申し上げましたように、時間の差の
家事援助の部分が切りかわったりとか、ということでの平均という減少でございます。
以上です。
◆清水 委員
はい、わかりました。
○杉崎
委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
それでは、32、33。清水さん。
◆清水 委員
33ページの
介護券ヘルプサービスの
単価アップの関係ですけれども、単価が切りかわったという、どのぐらいの単価になってますか。
○杉崎
委員長
大釜課長。
◎大釜
高齢福祉課長
単価アップと申し上げましたのは、当初、予算の時点では、こちらの想定した金額で単価を、予算計上しましたけれども、実際の契約の方が下という意味のアップでございまして、例えば6時間券で 7,872円を予算計上したもので……
◆清水 委員
6時間で、 7,000……
◎大釜
高齢福祉課長
7,872円。契約では 7,939円。と、3時間券、2時間券、ございます。
◆清水 委員
わかりました。
○杉崎
委員長
34、35。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
次、36、37(「
委員長、37でいいんですね」)。はい、荻窪さん。
◆荻窪 委員
先ほどの
保育園運営費で、
上布田保育園管理運営委託料の
増額補正ということで、 242万 6,000円ですが、先ほどの御説明ですと、低年齢児の受け入れの拡大に伴うということでお話し、御説明いただいたんですけど、この上布田保育園の現行のそういう施設とか、または人的な配置等は、現行のままでの拡大になるんでしょうか。拡大をされたんでしょうか。ちょっとお尋ねします。
○杉崎
委員長
はい、速水補佐。
◎速水
子育て推進課長補佐
上布田保育園につきましては、定員90名でございます。その枠の中で、年度の途中で入所児童をふやすということができます。その中での拡大ということになります。
◆荻窪 委員
済みません、もう一度繰り返し、今の御説明なんですが、定員90名で、その中で低年齢児の拡大が可能なんでしょうか。
◎速水
子育て推進課長補佐
各クラス、クラスによりまして、児童福祉法の最低基準というのがございます。ゼロ歳については6名でございますが、部屋の面積で5平米、1人当たり5平米という基準で、ゼロ歳の部屋が一定の基準以上あれば人をふやすことができる。そういうことをもって、1人ずつふやしたということです。
◆荻窪 委員
今の御説明で、御努力された様子等よくわかりますが、やはり地域で活動しているときに、保育園の低年齢児の方々の保護者の切実な要望もいただいておりまして、極力、各状況、条件が許される範囲で、拡大の方の御努力をお願いしたいなということで、意見をさせてもらいます。要望させていただきます。ありがとうございました。
○杉崎
委員長
次、それでは、38、39(「39で、
委員長」と呼ぶ者あり)。はい、どうぞ、荻窪さん。
◆荻窪 委員
健康課の所管で、今回の補正で、国や都の健康診査費の負担金とか補助金が、一般財源化に伴って、国、都から、いろいろ通知等が来られていると思うんですが、健康診査等の、例えば、あるがん検診においては、一般財源化に伴って、実施が危ぶまれる場合もあるし、または一部負担も考えられるというような話も事前の協議でお話しいただいたんですが、調布市においては、そのあたりの今後の見通しというんでしょうか。もしわかれば聞かせていただけますか。
○杉崎
委員長
植田課長補佐。
◎植田
健康課長補佐
実質的に、がん検診を含めまして1億 3,000万余りの財源が入ってこないという状況でございまして、これについて、やはり一定の見直しを図っていかざるを得ないのかなと。一応、健康づくり推進協議会という組織が市長の諮問機関でありまして、そこで、市民の参加も得まして、検討いたしました。ちょうど昨年、この話が出た段階で、がん検診の有効性の問題も出ております。そういったことも加味いたしまして、一定の、例えば、市の単独事業としております喉頭がん検診等、こういったものについて見直しを迫られているというように認識しております。
それから、あと、ほかにかかわる、例えば、肺がん検診等におきましても、まず予防教育ということで、禁煙の教育といった形のことを考えていきたいなというふうには思っています。
◆荻窪 委員
委員長、結構です。ありがとうございました。
○杉崎
委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
それでは、ほかにないようでございますので、一応質疑、意見をここで打ち切りまして、説明員の入れかえを行いますので、
暫時休憩をいたします。
午前10時46分 休憩
─────────── ── ───────────
午前10時48分 開議
○杉崎
委員長
再開いたします。
休憩前に引き続き、理事者の説明を求めてまいります。ページは38ページの衛生費の環境整備費からお願いをいたします。坂本補佐。
◎坂本 環境保全課長補佐
それでは、ページ38ページ、39ページ、目15「環境整備費」、地球環境保全基金につきまして御説明申し上げます。
基金積立金につきましては、資源物の売り払いを精査いたしました結果、減額するものであります。
利子積立金につきましては、預金の利息を積み立てるものでございます。
以上です。
○杉崎
委員長
はい、次。
◎神岡 クリーンセンター管理課長
次は、40ページ、41ページをお願いいたします。清掃費でございます。目5「清掃総務費」の減額をお願いするものでございます。内容は、清掃施設用地費のうち、
用地特別会計繰出金でございまして、 423万 7,000円の減額をお願いするものでございます。これは、利子の変動による差金でございまして、減額をお願いするものでございます。
以上です。
○杉崎
委員長
大村主幹。
◎大村 クリーンセンター管理課主幹
同じく、40、41ページ、10「塵芥処理費」です。ごみ減量運動費、ごみ処理施設基本計画策定委託料の減額をお願いするものでございます。
本件につきましては、平成10年4月、新施設建設に向け、調布市長、三鷹市長の最終的な合意がなされました。このことによって、具体的な準備作業に入る必要が生じたため、この計画策定については、後年度に送るということで、減額をお願いするものでございます。
以上です。
○杉崎
委員長
次に、ページは44かな。はい、どうぞ。
◎佐藤 交通安全対策課長補佐
交通安全対策課でございます。目10「交通安全施設費」、説明欄に二重丸、自転車駐車場整備費、飛田給駅北地下自転車駐車場整備費に伴う下水管切り増し工事及び下水管撤去工事に
契約差金が生じました。この不用額が生じましたので、
減額補正をお願いするものでございます。
その下の自転車駐車場用地費、
用地特別会計繰出金でございますが、債務負担で取得済みでございますが、貸付利率の変動により不用額が生じましたので、
減額補正をお願いするものでございます。
以上です。
○杉崎
委員長
それでは、次は、ページが飛びます。48、49、下水道。綱島課長。
◎綱島 下水道課長
48ページ、49ページ、お願いします。目15「公共下水道費」でございますが、下水道事業特別会計繰出金でありますが、流域下水道処理費の不足分をお願いするものでございます。
以上でございます。
○杉崎
委員長
小俣課長。
◎小俣 緑と公園課長
続きまして、同じくページ48、49でございます。緑と公園課の所管部分を御説明させていただきます。公遊園管理費でございます。まず管理運営委託料でございますが、公遊園等の除草、草刈り等の年間管理業務の
契約差金が生じましたので、減額をお願いするものでございます。
続きまして、清掃委託料でございますが、こちらにつきましても、公遊園等のくずかごのごみ収集処理、また、便所清掃等の年間管理業務の
契約差金が生じましたので、減額をお願いするものでございます。
続きまして、50、51ページでございます。公遊園整備費でございますが、設計委託料といたしまして、高架下児童遊園等の10ヵ所にかかわります設計委託の
契約差金が生じましたので、減額をお願いするものでございます。
続きまして、公遊園用地費でございます。
用地特別会計繰出金といたしまして、多摩川市民広場ほか7ヵ所の繰出金でありますが、貸付利率の変動によりまして、減額をお願いするものでございます。
続きまして、緑の保全基金でございますが、基金繰出金といたしまして、利率の変動によりまして、利子収入が見込まれますので、増額をお願いするものでございます。
以上でございます。
○杉崎
委員長
それでは、理事者の説明は終わりましたので、ページをもとに戻しまして、順に質疑、意見を求めてまいります。38、39ページ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
次、40、41。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
飛びます。44、45。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
次、48、49。伊藤さん。
◆伊藤 委員
さっき、清掃委託料ということで、トイレの清掃とか、そういうことを言ったんですが、それも入ってるんですか。
○杉崎
委員長
小俣さん。
◎小俣 緑と公園課長
清掃委託料の方は、便所清掃等が入っています。
◆伊藤 委員
公遊園費、 337万 1,000円と上がってきているんだよね。それで、1つ例として、仙川の公衆トイレなんかの場合で、1日1回しか掃除しないで、汚くてしようがないんじゃ、そういうとこには使えないの。
◎小俣 緑と公園課長
仙川の公衆便所につきましては、ちょっと所管が……
◆伊藤 委員
違うの?
◎小俣 緑と公園課長
はい。違いますんで……
◆伊藤 委員
このトイレは、公園の中のトイレということで。
◎小俣 緑と公園課長
はい、公園の関係です。
◆伊藤 委員
失礼しました。
○杉崎
委員長
よろしいですか(「失礼、もう1回」と呼ぶ者あり)。伊藤さん。
◆伊藤 委員
幾つぐらいあるんですか。公園にトイレというのは、私は、余り見たことないんだけどな。
◎小俣 緑と公園課長
現在21ヵ所ございます。
◆伊藤 委員
それはわかりました。何ていいますか、ごみを入れる……何ていうのかな、あれ。それに対して、本当にあれ、ふたがついてないと、人がいないから、どうしてもカラスとか、猫とか、つっついたりなんかするんで、余るんなら、新しいごみのあれで、ふたつきのとか、今あるじゃないですか。新宿なんか行くと、上にたばこも吸って、中に入れないような入れ物、そういうことはどうなってますか。
◎小俣 緑と公園課長
現在あるごみ箱ですと、大体当初からふたつきというよりは、後からふたをつける式のごみ箱がほとんどで、今言いました吸い殻とコンビになってるのは、現状、今、公遊園の中では置かれてないんですけども。
◆伊藤 委員
全部、ふたがある? ないとこもあるでしょう。
◎小俣 緑と公園課長
私ども、巡回しまして、ふたのないところはふたをつけてるんですけども、ベニアなもんですから、耐用的にはちょっともたない部分もあるんですけども、逐次気がついたところはふたをつけておりますので、そういうふうな形で提案しています。
◆伊藤 委員
やっぱり、余り返すというか、どっちかというと財政部は厳しいからということでそうなってると思うんですけど、美化から見ると、やっぱりちゃんと……余るんなら少しそういうところに予算を使ってもいいということ、使っていただきたいということを要望しまして……(「ちょっと関連して」と呼ぶ者あり)。
○杉崎
委員長
はい、清水さん。
◆清水 委員
ごみゼロ作戦で、持ち帰りということの方針を立てながら、皆さんにPRしたりしているわけですけれども、ごみ箱は、なるべく置かないという方針も一時ありましたよね。その関係で、ごみ箱の──今、トイレの設置箇所が21ヵ所ですけれども、ごみ箱設置箇所というのは幾つなんですか。一時外しましたよね。駅のそばとか。満杯になっちゃうもんだから。
◎小俣 緑と公園課長
現状では、 260ぐらい数はあるんですが、箇所数の中では、その中で置いてないところも現状はあるんですが、幾つだっていうのは、ちょっと今、把握してないんですが。地元の要望で、ごみ箱を撤去してくださいというようなところもございますので、そういうところにはごみ箱を撤去したりしてますけども、方針的には、置かない、置くについては、まだなかなか結論に至ってないというのが現状です(「ちょっとよろしいですか」と呼ぶ者あり)。
○杉崎
委員長
はい、部長。
◎阿部 環境部長
私、環境部へ来て、今の緑と公園課長から始まりまして、5年になりましたけど、その間に、確かに御指摘のあったような議論がございまして、非常に揺れ動きました。多摩川の河川敷等につきましても、ごみ箱を少なくするとか、児童遊園では必要がないんではないかというようなことで、何ヵ所か撤去をすると。ごみ箱を設置しないと。実は、そういうことをやってみましたけれども、現実的には、やはりごみを公園の中に放置して帰られるという現実が多くて、むしろ公園は、わざわざごみを持ってきて捨てる方が非常に多うございまして、ごみ箱を完全になくすということは、非常に難しいのではないかというふうに思っております。
それで、今、調布駅の南口広場で若干実験をしておりますのは、今までは、ただかごを置いておいて、何でもその中に入れるという考え方でしたけども、やはりごみ箱は、1つの公園に1コーナーぐらいはむしろきちんと置くと。そのかわり、きちんと分別をしていただくということが、やはり求められるんではないかということで、南口駅前広場で、ごみ箱を実は並べて実験をしておりますが、できればもう少し大型で、分別がはっきりできるものを設置したいという願望を持っております。先ほどの伊藤委員さんのお話につながるんですが、 200数十箇所にああいうセットを置きますと、大体大量に、一度に購入すれば別ですが、単発的に購入してますと、1セット80万ぐらいするんですね。それを、じゃあ 260からある公園に置いたときに、実は億単位の話になります。
それと、公園での案内の看板も、公園をつくったときに設置しますけど、壊れたままになってますので、なかなか、ルール、マナーも徹底ができない。それも順次つけかえていくとしても、やっぱり億近いお金に実はなります。それで、この予算科目が、システムとしては管理は委託料なんですね。そういったものを買う場合は、要するに
備品購入費というふうになりますが、予算の査定の中で、どこの部もそうですが、どこで一番先に節約するかというと、やはり
備品購入費をできるだけ押さえ込むというのは、非常に具体的であるわけです。
そういったようなことで、清水委員さん、伊藤委員さんに対するお答えとさせていただきたいというふうに思ってますけど。
○杉崎
委員長
清水さん、よろしいですか。
◆清水 委員
わかりました。
○伊藤 副
委員長
杉崎さん。
◆杉崎 委員
昨日なんですが、野川周辺の集会、野川のところの集会所に行ったときに、やがて、これから野川で桜がずっと出てきて、非常に花見客が多くなってきて、一定のところには、よくトイレを借りに来られるという方がいまして、借りやすいところというより、やっているのが見えるらしくて、公園があるから、そういう公園に設置してもらえないのかなという意見があったんですが、今、公園のトイレというのは、逆に、外そうということもありますね。衛生上によくないという住民の方がいて、そういうのもあるようですが、だけど、これから、そういうサイクリング等で、皆さんが利用される野川周辺のところのトイレというのは必要だと思うんですが、その辺についてはどうなんでしょう。
○伊藤 副
委員長
小俣課長。
◎小俣 緑と公園課長
今現在、緑地のトイレにつきまして、数ヵ所ございます。近くに公園等もあるんですが、今言いましたように、面積、場所、スペースの問題だとかいろいろありますけども、利便性からいくと、そういうトイレの設置というのは、要望が高いわけです。そういうことで、そういう部分で、設置ができる可能性があればまた、ちょっと検討したいと思いますけども。
◆杉崎 委員
確かに、設置できる……そんなに、トイレ、幅広くとらなくても済むようですから、そういう点では、皆さんが安心して通れる、また、いつ行ってもあそこにはそういうのがあるからいいんだという、自分の自然現象を心配しながらサイクリング道路を通るんでなくて、せっかく環境にいい場所を通っていただくんですから、それにふさわしい環境をまた整備してあげていただきたいなと、こんなふうに私も要望をいたしておきます。
○伊藤 副
委員長
いいですか。
○杉崎
委員長
50、51。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
それでは、ほかに質問もないようでございますので、福祉環境の中の環境部門の質疑を打ち切ります。
これより採決に入るわけですが、福祉部の理事者の入室をいたしますので、
暫時休憩をいたします。
午前11時5分 休憩
─────────── ── ───────────
午前11時7分 開議
○杉崎
委員長
再開をいたします。
とりあえず、採決を行います。
お諮りをいたします。
本件については、
原案了承と決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
御異議なしと認め、議案第2号は
原案了承と決しました。
またここで、説明員の入れかえを行いますので、
暫時休憩をいたします。
午前11時8分 休憩
─────────── ── ───────────
午前11時9分 開議
○杉崎
委員長
それでは、再開をいたします。
続きまして、議案第4号「平成10年度調布市
老人保健特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。本件について、理事者の説明を求めます。
大釜課長。
◎大釜
高齢福祉課長
それでは、平成10年度
老人保健特別会計補正予算(第3号)につきまして、御説明をいたします。
今回お願いいたします補正につきましては、医療費の支払いに要する経費の不足が見込まれることから、行うものでございます。歳入歳出それぞれ、5億 4,272万 2,000円を増額するものとなってございます。
8ページ、9ページをお願いいたします。まず、歳出の内容から申し上げますと、医療機関に支払います医療給付金が5億 2,650万 1,000円でございます。医療給付金は、9年度実績に比較しまして、老人病院、
老人保健施設等の事業費でございます公費の5割負担分だと。これが、およそ3%程度。それから、一般病院等の3割負担分のところの医療費が、1%程度の伸び率で増加をしております。これによりまして、当初予算が不足をするというものでございます。
それから、補装具、柔道整復立てかえ払いによる医療費支給費は、10年12月までの実績を勘案しまして、 1,033万 8,000円の増額を見込みました。
それから、
診療報酬にかかる審査支払手数料につきましては、件数増が見込まれますことから、 588万 3,000円の
増額補正を計上いたしました。
6ページ、7ページをお願いします。これに充当いたします歳入予算といたしましては、支払基金交付金、国庫支出金、都支出金、市からの繰入金でございます。
医療費の額に対しまして、それぞれ定率により負担することになっておりますが、支払基金からの交付金の医療費分につきましては、3億 4,538万 9,000円。それから、審査支払手数料交付金につきましては、 588万 2,000円。それから、次の国庫負担金につきましては、1億 2,763万 3,000円。それから、次の都負担金と、市からの繰入金につきましては、それぞれ 3,190万 9,000円となっております。これによりまして、歳入歳出の総額は 117億 5,000万 8,000円となるものでございます。
以上でございます。
○杉崎
委員長
理事者の説明は終わりました。これより質疑、意見を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
ほかに質疑もないようでございますので、これより採決をいたします。
お諮りをいたします。
本件については、
原案了承と決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
異議なしと認め、議案第4号は
原案了承と決しました。
続きまして、議案第6号「平成10年度調布市下水道事業特別会計
補正予算(第2号)」を議題といたします。本件について、理事者の説明を求めます。綱島課長。
◎綱島 下水道課長
平成10年度調布市下水道事業特別会計
補正予算について、御説明申し上げます。
1ページをお開きください。歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ 1,991万 5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ47億 2,371万 5,000円とするものでございます。
次に、7ページをお開きください。歳入歳出
補正予算事項別明細書でございますが、歳入歳出それぞれ記載のとおり、 1,991万 5,000円の減額をお願いするものでございます。
次に、12ページ、13ページをお願いいたします。歳出につきまして御説明いたします。総務費、一般管理費の消費税でありますが、消費税額清算による不足額をお願いするものでございます。
次に、14ページ、15ページをお開きください。維持管理費につきましては、
契約差金などが生じているものについて精査し、流域処理負担金につきましては、例年より降雨量が大幅に多いため、不足分をお願いするものでございます。
次に、管渠費の環境
調査委託料でありますが、該当箇所がありませんでしたので、減額をお願いするものでございます。
枝線工事につきましては、事業規模の縮小や工事の延期、
契約差金等不用額を生じましたので、減額するものでございます。
次に、調布基地跡地下水道整備委託料でありますが、
契約差金や工事費減等による精査をいたすものであります。
共同工事負担金につきましては、都の事業中止や、次年度に繰り越すため不用額を生じましたので、精査するものであります。
次に、8ページから9ページをお願いいたします。整備費負担金については、調布基地跡地下水道整備事業並びに京王閣競輪場周辺道路整備事業の完了に伴う負担金の精査をいたすものであります。
次に、国庫及び都支出金につきましては、同じく基地跡地下水道工事の完了に伴い、補助金を精査いたしたものであります。
次に、一般会計繰入金でありますが、処理場での処理負担金の不足分をお願いするものでございます。
繰越金でございますが、9年度繰越金の増額をお願いするものでございます。
次に、10ページ、11ページをお願いいたします。諸収入でありますが、料金収入が減ったため、預金利子も減になり、また、下水道施設廃止負担金も予定より少なかったことなどを精査したものであります。
次に、市債につきましては、調布基地跡地下水道工事完了に伴い、借入金の精査をいたすものであり、4ページをごらんください。限度額を 8,800万円にし、 3,100万円を減額するものであります(「 310万円」と呼ぶ者あり)。失礼しました。 310万円を減額するものであります。
次に、この上の表でございますが、繰越明許でありますが、調布3・2・6号線、通称鶴川街道でございますが、拡幅整備に伴い、東京都において、地域住民との調整に時間を要したため、繰越明許をお願いするものでございます。
以上でございます。
○杉崎
委員長
理事者の説明は終わりました。これより、質疑、意見を求めてまいりますが、ページ数が少ないので、皆さんの中から、ページを言って質疑、意見を求めます。富澤さん。
◆富澤 委員
15ページ。この流域下水道処理負担金、これは、雨が多かったら、これだけ多くなったと思うんです。そうですか。
○杉崎
委員長
綱島課長。
◎綱島 下水道課長
例年より、昨年は相当多く、倍以上降っております。そんなようなことから、どうしてもやらなくちゃいけないという。
◆富澤 委員
これは、何次補正だっけ。2次補正か。3次補正?(「2次補正です」と呼ぶ者あり)。2次補正でも上がったんだっけ。
◎綱島 下水道課長
それは、しておりません。
◆富澤 委員
そうすると、これだけふえたわけだな。こういうことを考えたことあるかね。私の考えがどうかわかんないけど、雨の多いときには、野川のふちで流域下水道の一番大動脈があるでしょう。菊野台のあの辺にあるわけだけど。その辺から、ポンプアップして、野川へどんどん流すとか、そんなこと、考えたことありますか。
◎綱島 下水道課長
そういうことも考えられると思いますが、私どもの下水道は合流式下水道でありますので、それを出してしまうということは、河川の方に汚水も一緒に出してしまうということになりますので、それはちょっとできません。
◆富澤 委員
それはわかりますよ、私だって。だって、あれは溢水しちゃった川なんでしょう。多いときには、上水はどんどん野川へ流しているんだから。管の中に入ったものだって、溢水したのだって、みんな、やっぱり合流だから、流れてるわけよ。そういう理屈は間違っているかな。
◎綱島 下水道課長
理屈は間違いではないと思いますけど、環境面とか、そういう面では……。
◆富澤 委員
管でも流しているんだよ。だって、それいっぱいになった場合には、流しちゃうんだよ。それの、管の全体のやつが、流域下水道の羽田の方へ行くわけだよな。だから、上水だけ流すことがどうなるんだ。やっぱりだめかね。
◎綱島 下水道課長
そういう構造にはなっております。だから、計画量に対して、一定以上なれば、その分については、河川の方に放流という構造になってまして、ただ、それ以上は、そういうことは……いろいろな方法では考えなくちゃいけないかなと思いますけれども。
◆富澤 委員
いいです。
○杉崎
委員長
荻窪さん。
◆荻窪 委員
今、負担金の件で関連するんですが、たしか、市長も本会議場で、
補正予算について、負担金……昨年度は雨が多かった、降雨であったということで、提案理由の1つに挙げられておりまして、私も、富澤委員さんと同じように、この負担金の補正額が、たしか当初予算から比較して10%以上ですか、当初予算の10%を補正増ということで加えられておりますので、何らかの形で、負担金について、ちょっと突っ込んでみないといけないのかなというような思いがしております。
そういう中で、この負担金の算出の仕方というんでしょうか、そのあたり、まず、ちょっとお尋ねしたいんですが、お願いします。
○杉崎
委員長
綱島課長。
◎綱島 下水道課長
負担金の算出でありますけれども、これ、私どもの下水道の処理は、東京都の方にお願いしておりまして、6市ほどの汚水が、森ヶ崎水処理センターの方に入っているわけです。汚水については、各市それぞれ、汚水量、いわゆる水道料とか、自己水とか、そういうのはわかっておりますので、その量でお金を払うわけです。それ以外のものについては、雨水量が入っていくわけですから、その雨水量につきましては、関係6市の面積割合で、その分を割り振るという形で計算されております。今のところ、1立米当たり38円ということで計算するようになっています。
◆荻窪 委員
今の説明ですと、汚水とあわせて雨水ということなんですが、この約40%分は、実質は、雨水というような表現を使うんでしょうけども、面積割ということになるんでしょうか。
◎綱島 下水道課長
そのとおりでございます。
◆荻窪 委員
御説明伺うと、どうしても今の時点で、自然現象で、負担金の増減が、当初予算に比べて、10%の増減が常にあるような出し方というのは、そういう御説明の方法も、1つずつ工夫をされた方がいいのかなというような思いがしております。
それと、もう1点、富澤委員さんも御提案されておりましたけれども、調布の場合は、環境行政の中でも、雨水の浸透ますを設置されておりますので、そのあたりを科学的に、雨水一件当たり、どれだけ公共下水道に流さないで、地中に雨水を戻すというような、そういう形を考えていただいて、負担金の算出から、何らかの形で、1基当たりよりも、 100基当たり面積割で幾つかということで、減になるような。そして、負担金の考え方も、そのあたり工夫していただければ、雨水の浸透ますの1つの事業の成果が、直接金額、負担金にあらわれるということで、成果が目にみえて示されますので、環境行政としては、推し進めていけるんじゃないかな、推進力になるんじゃないかなというような思いがしております。
そんなことで、負担金のそういう算出についても、また、今後とも御苦労していただいて、工夫を加えていただければなというふうに思います。意見でございます。
○杉崎
委員長
富澤さん。
◆富澤 委員
今、確かに下水を 100%にしたということは、たしか60年度ぐらいだったと思うんですけども、その御苦労に対しては感謝を申し上げます。といいますのは、昨日、町田のある代議士が演説してましたけど、町田は、まだ50%ちょっとだそうでございます。それで、私も覚えてますが、金子市長のときに、今、荻窪委員が言われた面積の部分。面積によって、管の大きさを全部変えてるわけですよね。今、調布は合流式ですから、やっぱり、これからこれだけの莫大な負担金をとられるということになれば、一部どっか、分流式にするとか、それは考える必要があるんかなというふうに、私、感じるんですね。
雨水を、もったいないですよ。今、荻窪委員が言われたように、地下浸透にするとか、そうすりゃあまた、野川の水、また湧水がふえてくるでしょうしね。そんなようなことも、一部、分流はできるかできないか、検討してもらえればありがたいなと。1つ、提案だけしておきます。よろしくお願いします。
○杉崎
委員長
ほかにございませんか。はい、岸本さん。
◆岸本 委員
その流域下水道のことなんですけど、今、負担金を出してる6市というのはどうなんですか。うち以外のところでは、やっぱりそういったお話というのは出てるんでしょうか。
○杉崎
委員長
綱島課長。
◎綱島 下水道課長
全体的に昨年は多かったですから、会議の中では、そのような話も聞いております。
◆岸本 委員
重複になっちゃうんですけど、やっぱり雨の量によって、負担がすごく変動が激しいというのは、仕組みとしてどうなんだろうかということはやっぱり思いますので、ぜひ協議もしていただきながら、工夫というか、仕組みを探っていただきたいなと思います。
○杉崎
委員長
要望ですね。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
それでは、ほかに発言もないようでございますので、これより採決を行います。
お諮りをいたします。
本件については、
原案了承と決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○杉崎
委員長
異議なしと認め、議案第6号は
原案了承と決しました。
以上で、当委員会に付託されました案件の審査はすべて終了いたしました。これにて委員会を散会をいたします。大変御苦労さまでした。
午前11時28分 散会...