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立川市議会 > 1994-05-26 >
平成 6年  5月 総務委員会-05月26日−01号
平成 6年  5月 文教委員会-05月26日−01号
平成 6年  5月 総務委員会-05月26日−01号
平成 6年  5月 文教委員会-05月26日−01号

立川市議会 1994-05-26
平成 6年  5月 文教委員会-05月26日−01号


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  1. 立川市議会 会議録検索システム 平成 6年  5月 文教委員会 − 05月26日−01号 平成 6年  5月 文教委員会 − 05月26日−01号 平成 6年  5月 文教委員会   立川市議会       文教委員会記録 平成六年五月二十六日(木曜日)  開議 午後一時一分  散会 午後二時四十分  出席委員 八名     委員長  矢口昭康君   委員   青木晃一君     副委員長 小林茂夫君        豊泉喜一君     委員   小玉博美君        堤 保有君          荒井明久君        戸井田春子君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  出席説明員     助役       中島 寛君   学校給食課長   小峯 忠君     助役       石橋 愿君   生涯学習部長   河村重雄君     企画部長     中原 勲君   社会教育課長   中島英夫君     企画課長     藤本 完君   主幹       井上克己君     広報課長     村上泰三君   女性青少年課長  神林 績君     教育長      小山祐三君   体育課長     沢田 孝君     学校教育部長   乙幡克治君   児童館長     中野 宏君     管理課長     堅田和男君   公民館長     加藤 聰君     指導課長     臼井 厚君   図書館長     中里修次君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  議会事務局職員     事務局長     清水甲子雄君  調査係長     品川公代君     議事課長     山本茂治君   主事       金子裕二君     議事係長     花角主税君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  会議に付した事件及び審査結果   請願第11号 教職員給与費半額国庫負担などの義務教育費国庫負担制度の堅持と除外された費用の復元を求める請願…………………………………………………………3                                    (採択)   請願第15号 小中学校給食の紙パック入り牛乳をビン入りに変更を求める請願…………………………………………………………………………………………………………4                                    (採択)   請願第20号 「子供たちを真に『偏差値』から解放し、希望する全ての子供に豊かな高校教育を保障するために、東京都が全日制高校の希望者全員の受け入れ枠を確保することを求める意見書」を都に向けて提出することを求める請願…………………………4                                    (継続)   請願第21号 「学校週五日制にふさわしい、ゆとりある教育内容にするために新学習指導要領を早急に見直すことを求める意見書」を国に提出することを求める請願…………………………………………………………………………………………………………14                                    (継続)   生涯学習学校施設の利用について…………………………………………………20                                  (審査終了)   その他所管事項について………………………………………………………………21 △開議    〔開議 午後一時一分〕 ○委員長(矢口昭康君) それでは、ただいまより文教委員会を開催いたします。  付託されております案件については、お手元に配付の日程のとおりであります。 △請願・陳情の審査  請願第11号 教職員給与費半額国庫負担などの義務教育費国庫負担制度の堅持と除外された費用の復元を求める請願 ○委員長(矢口昭康君) それでは、日程第一 請願第十一号 教職員給与費半額国庫負担などの義務教育費国庫負担制度の堅持と除外された費用の復元を求める請願を議題といたしたいと思いますが、この請願についてはもうこれまで十分審査が尽くされているのではないかと思うので、直ちに取り扱いに入りたいと思うのですが、よろしいでしょうか。  それでは、取り扱いに入ります。取り扱いについての御意見を求めます。 ◆委員(小玉博美君) 請願第十一号の教職員給与費半額国庫負担などの義務教育費国庫負担制度の堅持と除外された費用の復元を求める請願について、私は採択ということで採決をすべきだという立場で討論を行います。  三月議会の−−三月の文教委員会の段階でも言いましたけれども、この間、今委員長も言われたように審議が十分尽くされてきたというふうに思います。教育委員会の立場としても、これからの削減には反対ですし、今まで削減されたものについても反対だという立場が明確であります。きょうは任期最後の委員会となるわけでありますから、今までずっと継続で審査をされてきたわけでありますけれども、ここで継続審査ということになりますと、そのうちに改悪になるわけでありますので、私はここで採択という立場をこの文教委員会としてもとっていただきたいという立場で採決をお願いいたします。 ○委員長(矢口昭康君) 採決をして、採択という御意見でございますが、ほかに御意見ございませんでしょうか。  御意見ございませんか。採決で採択という御意見がありますけれどもどうですか。(「休憩」と呼ぶ者あり)  休憩いたします。 △休憩    〔休憩 午後一時三分〕 △開議    〔開議 午後一時六分〕 △請願・陳情の審査 ○委員長(矢口昭康君) 休憩を解いて会議を再開いたします。  それでは、本件について採決をして採択ということでございます。まず採決という御意見がございますので、採決に入りたいと思います。  本件は採択することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(矢口昭康君) 請願第十一号 教職員給与費半額国庫負担などの義務教育費国庫負担制度の堅持と除外をされた費用の復元を求める請願については、採択と決しました。  意見書につきましては、正副委員長にお任せいただいてよろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(矢口昭康君) 御異議なしということで、意見書をつくり、関係機関へ提出したいと思います。 △請願・陳情の審査  請願第15号 小中学校給食の紙パック入り牛乳をビン入りに変更を求める請願 ○委員長(矢口昭康君) それから、日程第二 請願第十五号 小中学校給食の紙パック入り牛乳をビン入りに変更を求める請願についても、これまで十分審査が尽くされていると思いますので、直ちに取り扱いに入りたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(矢口昭康君) 御異議ございませんので、請願第十五号 小中学校給食の紙パック入り牛乳をビン入りに変更を求める請願を採決をいたします。  取り扱いの意見を求めます。(「採決」「採択」と呼ぶ者あり)  採決、採択ですね−−でございますので、お諮りをいたしたいと思います。  本件について賛成の委員の……(「意見」と呼ぶ者あり) ◆委員(堤保有君) 請願第十五号でございますけれども、これまでも十分審査が尽くされてその内容について十分私ども理解をいたしておりますので、その審議の過程の中で立川市単独では極めて無理であるというような形が出ておりますので、この件につきましてはまず前段として−−第一段階として東京都に強力に業者の関係等も含めて、紙パックでなく牛乳ビンで給食ができるような形での要請をまずやっていただきたいと思います。  そして、しかる後に立川市としての態勢を十分整えて牛乳ビンによる小中学校給食−−小中学校のミルク給食の実施と、そういうことを要望いたしまして賛成をいたしたいと思います。 ○委員長(矢口昭康君) 本件を採択することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(矢口昭康君) 御異議ございませんので、請願第十五号 小中学校給食の紙パック入り牛乳をビン入りに変更を求める請願については、採択をされました。 △請願・陳情の審査  請願第20号 「子供たちを真に『偏差値』から解放し、希望する全ての子供に豊かな高校教育を保障するために、東京都が全日制高校の希望者全員の受け入れ枠を確保することを求める意見書」を都に向けて提出することを求める請願 ○委員長(矢口昭康君) 次に日程第三 請願第二十号 「子供たちを真に『偏差値』から解放し、希望する全ての子供に豊かな高校教育を保障するために、東京都が全日制高校の希望者全員の受け入れ枠を確保することを求める意見書」を都に向けて提出することを求める請願を議題といたします。  御質疑はございませんか。 ◆委員(戸井田春子君) この請願でありますが、昨年の九月からずっと継続ということできておりまして、その間に新しい入試ということも体験をするという流れとなってきているわけでありますが、私はこれまでも入試制度が変わったことによって、例えば内申書の問題でいろいろこうあるんではないかということでお聞きをしてきました。  ここで、三月の委員会でもいろいろお尋ねをしたわけでありますけれども、あれから約二か月たっておりますので、入試がどのように行われたか、特にそういう中で例えば特記事項ということでの、私一例として申し上げましたボランティア活動ですね、学校の外でやっている、こういう活動について学校としてはどう掌握をしていくのかと、このようなことでお尋ねをしてきましたので、こうした入試制度の新たな変化に伴って立川市の中で、それぞれ学校がどのような対応をしたか、その点について今一例としてボランティア活動のことを申し上げたわけでありますけれども、例えば生徒会活動−−生徒会長になれる生徒は一人しかいないわけでありますけれども、そういう点で保護者の方からの意見とか、あるいは進路何とか協議会というのができてますよね、そういう中でのいろんな御意見なんか、あったか、なかったか、この前はそういう協議会にもいろいろ諮ってみたいとか、お聞きをしてみたいと、そういうたしか学校教育部長の答弁もあったと思うわけでありますが、その辺についてちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ◎指導課長(臼井厚君) 内申につきましてのお尋ねでございますけれども、各中学校に問い合わせましたところ、全部の学校で苦情等の申し出はなかったという回答でございました。  また、生徒会への立候補の状況につきまして、今までとどうかというふうな問い合わせもいたしましたところ、これにつきましても大きな変化はなかったということでございます。ただ、生徒の雰囲気としてはあるように感じたという学校が二、三ございました。  以上でございます。 ◆委員(戸井田春子君) 各中学校に聞いても苦情はなかったということでありますけれども、私は親の方もこれは文部省の問題ということもありまして、学校に言っても仕方がないということで声が余り出なかったのではないかというふうに思うわけです。  それから、生徒会の活動などの点で大きな変化はなかったけれども、雰囲気的に変化があったということなんですか。その辺の雰囲気的と言われた内容について、ちょっと参考までにお聞きをしておきたいと思うわけです。  それで、こういう校外での−−生徒会は学校の中での活動になりますけど、校外でのボランティア活動など、これがどのようにやられているかということで、昨年秋ごろですか、自己申告制ということで保護者から申告をさせたというのがあるようでありますが、これは全校そういうことをやられたのかどうか、お聞きをしたいと思います。 ◎指導課長(臼井厚君) 一点目の雰囲気としてはということでございますけれども、生徒会に立候補したいなというふうな気分を持った子供さんが何人か出たということでございます。ただ、生徒会の役員につきましては、これは子供さん自身も大変な役だということはこれは承知していることでございますし、また選挙ということで選ばれるわけでございまして、なかなか自分の思惑どおりにはいかないということも承知しておりますので、すぐに立候補ということにはなかなか結びついてこないということであろうと思います。  また、二点目の学校外でのボランティア活動の把握状況でございますけれども、これにつきましては全部の学校につきましてちょっと聞いてはございませんが、二、三の学校に聞きますとやはり自己申告で把握しているという回答を得ております。 ◆委員(戸井田春子君) 生徒会の関係ですが、何というのでしょうね、極めて表面的な見方をされていると思うんですね。やはり、子供がそういう気分になるということが今度のこの入試制度の改革というんですか、そういう点で問題があるんだということが世論的にもこれはかなり大きくあったんではないかと思うんですよ。新たな偏差値をつくるものではないかということで、新聞などでもちょっと取り上げてきたところもあります。私はそういう子供の変化が教育的にどうなのか、そういうつかみ方というのが教育委員会はする必要があるんじゃないかと思うんです。  本当に実務的な冷たいとらえ方では、子供の立場に立っての指導というのはできないと思うんで、この辺についての見解をちょっとお聞かせいただきたいと、これはできれば学校教育部長か、教育長の方から、この辺は教育の基本的な点だと思いますので、見解をお聞かせいただきたいと思います。  それから、自己申告については二、三の学校でやったということですか。他の学校ではどうだったんでしょうか。他の六つか、七つの学校ということになるんでしょうか。こういう点では教育委員会としてはやはり実情をきちんとつかんで、新年度に生かしていくというような、そういうことはおやりにならないのかどうか、この点もお聞かせください。 ◎学校教育部長(乙幡克治君) 一点目の点でございます。  我々としては、事情聴取するのはどうしても校長なり教頭なりということを学校を通じて事情を聴取しているような現状ございますから、まだ今度いろんな機会等を通じながら生徒等の生の声等につきまして、また機会を通じまして聞いていきたいということを考えてございます。  それから、内申書の点でございますけれども、確かに自己申告という話で二、三校のところでやったようでございますが、特記事項につきましては前にも御説明させていただきましたように特記事項等につきまして、学校で特記事項検討委員会というのを設置しながら該当する全教員がそれに参加しながら、その特記事項等につきましての是非等を判断しているというようなシステムを導入しているようでございます。 ◆委員(戸井田春子君) 生徒の実情というか、気持ちをつかむというなんですが、確かに教育委員会としてはシステム的にといいますか、校長や教頭を通じてということになると思うんですけれども、校長や教頭が実際はその学校の現場で子供に接しているわけですよ。こういう校長や教頭がどうその子供の心をつかむかということはこれは大事ですよね。それは教育委員会も学校現場でも同じようなやはりつかみ方というのができなければ、いけないんじゃないかと思うんですよ。
     それで、生徒の生の声も聞いてみたいということですから、これはぜひ聞いてほしいと思うんですけれども、やはり新しい入試制度のもとで、どう受験に臨むかということでは今まで上の子供たちが前の制度で入試を経験した親たちも、今度はまた違うということでかなり不安があったというのを聞いているわけです。ましてや初めての子供が入試ということになった親にとっては、さらに不安が大きかったようですよ。だからこそ、やはり子供の中にもいろんな動揺が出てきまして、例えば男の子なんですけれども、大変活発な子でいろいろ先生にも率直にいろんなこと言う子供のようなんですけれども、ふだんだったら十言っていると、だけれども今の時期、余り思い切ったこととか、ずけずけ言うのは得ではないなということで五ぐらいに控えていたんだと、そういう子供もいるわけですよね、やはりそういう子供はこういう体制の中でもって入試体制の中で非常に揺れていると、そういう現状があるわけです。  ですから、私はこの辺は校長や教頭も実務的なとらえ方ではなくて、やっぱり子供の立場に立って揺れ動いている子供のあらわれということはやはりかなり慎重に把握をしていかなければいけないんではないかというふうに思います。この点について、もう一度見解をお聞かせください。  それから、自己申告の件でありますけれども、特記事項検討委員会でいろいろということでありますが、教育委員会としてはこういう自己申告というようなやり方につきまして、それぞれ新しい試みとして学校がどう対応したかですね、その辺については、例えばその特記事項検討委員会の中で何かやったんだからいいんだろうと、そういうことでいては私はいけないと思うんですよね。こういう請願が出されてきて、いろいろ私も質問を繰り返して行ってきてますので、もう少し自己申告が二、三の学校だけであったということにつきまして、あとはどうだったのか、これはいろいろ項目的にお聞きしたいことがあるんですけれども、自己申告の点について絞ってお聞きをしていますので、御答弁をお願いしたいと思います。 ◎指導課長(臼井厚君) 一点目の生徒会の件でございますけれども、これはある学校に聞いた校長先生の御意見でございますが、むしろ積極的に大変なところに出てくるということを評価したいというふうなことも言っておりました。  ただ、やはりそこで大変な−−会長と役員は大変な仕事でございますし、また選挙ということで生徒に選ばれるということがあるわけでございまして、生徒の中でもやはり役員として立派に務められる人というのが選ぶ基準になっているということでございます。当選すれば学校としても、それについて積極的に応援をしていくということでございます。ですから、そういうねらいがあるかもしれませんが、そういう大変な役をまたやってみたいという生徒の積極的な面も評価していかなければならないだろうというふうに思っております。  また、二点目の自己申告の件でございますけれども、これは私二、三の学校に問い合わせて聞いたということで、九校全部聞けばよろしかったんでございますけれども、全部は聞けなかったわけでございます。その中で自己申告が寄せられましても、やはりまず最初に検討委員会の中で三年生の先生方が検討し、職員会議全体で検討し、最後に校長が検討するという三段階の、これは公平・公正を期すということを学校でもやっているわけでございまして、そういう点では一人の先生が決めるということではございませんので、公正な採点ができているというふうに感じております。 ◆委員(戸井田春子君) 指導課長が答弁されたわけでありますけれども、私の言い方というか、私の表現力が貧しいんでしょうけれども、指導課長の答弁というのは私が言いたいこととは全然かみ合ってないんですね、そういうふうに思いませんか。私が質問していることに対して指導課長自身はきちんと真正面から答えていると、そのように御自分の答弁を考えていらっしゃいますか。私が言っているのはほかの皆さんはもしかしたらわかっていただいているのかもしれないけれども、例えば生徒会長の選挙に今まで以上に大勢の生徒が出るようになったということは、やはり入試制度の変革といいますか、内申書との関係で出てきてるんじゃないかということを私は言っているし、それからこういうことは新聞などでも随分いろいろ報道してきているんじゃないんですか。  だから、大変なところだけれども、本当に意欲的に頑張ってやってみたいという、そういう純粋な気持ちというよりも、やはり点数なんですよね。一点でも二点でも多くの点数をもらっておかないと大変だからということで、子供のやはりある意味ではこれは不純な動機ということになるんですよね、いい点数を取りたいからということでこういう活動に出てこうとするわけですよ。それを積極的に出てくることは評価したいなんてある校長が言っていたと言いながら、これは指導課長自身もそういう見方をしているんじゃないんですか。そういうことですと、本当にこの受験体制の大変な時期を揺れながら動いている子供の心というのはつかめないし、そういうふうだと例えば不登校の問題とか、あるいは学校の中で、私はどこの学校とは言いませんけれども、不祥事というようなことがたまたまあるわけですけれども、そういうことについては教育的な指導というのはできないでしょうね。非常に何か画一的な見方といいますか、実務的な見方といいますか、およそ教育的とは言えない見方を指導課長はされていますよ。この点では教育長はどんなふうにとらえておいでになるかお聞きしたいと思います。  それから、指導課長はそういうとらえ方をこの子供の動きの中でもするわけですから、例えばその特記事項検討委員会でどうだったかとか、あるいは自己申告というのにつきましても二、三の学校しか聞かなかったとか、こういうことで非常につかみ方がやっぱり粗っぽいですね。今のこう受験体制が変化した中で教育委員会として最大限どこまでできるかということでもって、もっと保護者とか子供の立場に立つ必要があると思うんですよ。  ある中学の保護者の意見なんですけれども、中学からはほとんど進路指導というのは具体的に何もなかったと、はっきりそう言い切っていますよ。仕方がないからとにかく自力でこれはやる以外ないということでもって、不本意ながら会場テストも受けたそうです。何にも基準がない、それでその学校の方はほとんど相談に乗ってくれない、学校から突き放された形で受験に臨まなければならなかったと、そういうことを言っていますよ。  今の指導課長のようなものの見方といいますか、とらえ方だとそういう親の声なんてとてもやはり聞くことすらできないと思うんですね。私は、内申の関係で私は一貫して申し上げているのが、そのいわゆるボランティア活動といいますか、学校で把握できない活動についてどうその点数として評価していくのか、これが子供にとっても大きなゆがみになるのではないかということでずっと言ってきているわけです。ですから、この自己申告というやり方につきましても二、三の学校で聞いただけで後は聞かないと、私はこれはやはり随分雑な対応だと思うんですけれども、こういう点については学校教育部長の方としてはどうでしょうか。 ◎教育長(小山祐三君) 新しい入試制度の導入に当たりましては、今御指摘のようなボランティアの問題が特に話題になっておるわけでございます。前回も答弁申し上げましたが、そもそもボランティア活動そのものは強制されたり、指示されたり、あるいははたから言われてやるというのは本物ではないと、こういう性格を持っておりますが、ボランティア活動そのものの一つ例として生徒会活動が今話題になっているわけでございますが、学校教育の全般の活動の中で生徒会活動というのは生徒の自発性なり、自主的な活動の一つでありますし、やはり生徒としては全体への奉仕という気持ちが生徒会活動にあらわれるわけでありますから、ボランティア活動の一つとしてとらえるという面ではやはり学校教育の中でも積極的に助長すべきであろうというふうに思っております。  ただ、今評価の問題であります。特に特記事項の中で一つの基準といいますか、記入をするということになりますので、やはり先生方全体が協議の中で自己申告に基づく内容を、それぞれ吟味をしていくという共通理解の中でやるために先生方全体が協議する必要はありますので、特記事項の扱いについてはおおむね各学校でもそういう方法をとったというふうに思っております。  新しい制度の中で、子供の気持ちをやはりゆがめるような制度はやはり検討すべき課題であろうかと思っております。これにつきましても初めてやった問題でありますので、さまざまな意見がありまして我々もそれなりに検討もしておるわけでございます。全体的には今回の入試制度につきまして、今御指摘のありましたように学校が大変不親切だったという御指摘でありますけれども、私どもの把握では先生方は新しいいわゆる偏差値にかわる情報等を集めまして、親切、丁寧にやったというふうに受けとめ、その結果が入試についての特に大きな異論なり、問題はなかったというふうに認識しておるわけでございます。 ◆委員(戸井田春子君) 全般的に教育長の御答弁がありましたが、ボランティアとか、これは日常的に入試制度とは切り離して言えば、今の教育長が言われるようなことであると思うんですよ。だけれども入試制度が変わったと、それで内申の評価というのか、かなり比重が高くなったと、そういう中で新たな問題として、例えば校外での活動とかあるいは、生徒会長というのは一人しかなれないわけですから、それをやっぱり点数で評価をするとか、そういうことが問題になっているんではないかということが一貫して言われているわけです。  それで、子供をゆがめるようなものについては検討する必要があるというふうに言われましたけれども、今度の入試制度の中に部分的でもそういう部分があるというふうにとらえておいでかどうか、教育長の方にお聞きをしておきたいと思います。  それから、学校は親切、丁寧にやったというわけでありますけれども、それは教育委員会とか学校側から見ればそうであるのかもしれないですけれども、親の方からみればやはりほとんどが指導がなかったとそういうとらえ方をしている親がいるんですよね。これは立場の違いとかいうものじゃないですね。やはり指導を受ける側の立場に立って十分であったか、不十分であったか、こういうことが必要だと思うんですが、この点はどうですか。 ○委員長(矢口昭康君) 戸井田委員、ちょっと三回以上質問していますので、もう一回絞って的確な質問していただきたいと思います。 ◆委員(戸井田春子君) 任期中、最後の委員会ですからね。 ◎教育長(小山祐三君) 入試制度の中にボランティアというような特記事項が入ってきたこと自体に大変問題があるという御指摘であります。私どももボランティア活動そのものの性格論から言いましても、これにこだわるということは問題があろうかと思っております。  したがって、自己申告をとるのはやったものとやらないものが学校の中ではわからないから自己申告という方法で一応情報の把握をして、それの評価は学校全体でそれぞれ評価をするわけでありますから、ボランティア活動やったかやらないかのウエートを大変大きく持つという認識、これは考え方の相違であろうと思うんですけれども、私どもはボランティア活動というものが特記事項の中でものすごくウエートがあって、これによって左右されると、こういうような認識には立っておりません。一つのファクターとして、加わってきたというふうに思います。  ただ、私自身考えますと、入試制度にボランティア活動を直接大きく結びつけることは教育的には今後反省すべき課題ではあろうかと思っています。 ◎指導課長(臼井厚君) 進路指導につきまして、学校から具体的な指導がなかったという御指摘でございますけれども、今回の入試制度につきましては今までどちらかといいますと、学校側が子供の進路を決めていたと申しますか、指導していたというふうなことから今回は子供が進路を決めて、それを学校が援助するというような形をとりましたものですから、今までの感じからしますとそういう印象もあるかなというふうに思いますけども、子供の目標とする学校、それを子供自身が選んで進学をしていくというのが今回の進路の改革の趣旨でございます。 ○委員長(矢口昭康君) 戸井田委員、ちょっと協力していただきたいんですけれども、もう三回以上になっていますし、答弁を教育長もやっておりますので、ちょっと協力してもらいたいのですけれども−−じゃ、最後にね。 ◆委員(戸井田春子君) この請願ですが、表題で「子供たちを真に『偏差値』から解放し」ということであるわけですね。私がいろいろお聞きをしているのは、やはりこの入試制度の変化によりまして新たな偏差値が内申の中に出てきているんではないかと、そういう点でそういうとらえ方を教育委員会がするかどうか、これは大変大事なことなので質問しているわけであります。  教育長の御答弁は全体としてはわかるわけであります。そのボランティアというのは一例で言っているんですよ。校外の活動というのは全体的に学校が評価できるはずがないと、つかむことができないということですよね。それから、一つの枠の中でどうそれを点数化していくかなんていうことだって、これは公正にできるわけがないんですよ。そういう新たな問題が今度の入試制度の中に入ってきているわけですから、これがかなり新聞紙上などでも新たな問題点として取り上げられてきているわけです。そういうことで私いろいろお聞きをしているわけなんです。  一応、教育長の答弁としては一応これで結構ですが、やっぱり指導課長の答弁というのは本当に引っかかるんですよね。子供が、今までは学校が進路を決めていたと、今度は子供が自分で進路を決めることができるんだと。だけれども、その入試の評価の仕方として新たな内申書の問題というのが出てきているわけなんですね。だから、非常に大ざっぱなとらえ方では私は失礼ですけれども、ちょっと指導課長さんとしてはもう少し考えてほしいと思うんです。子供の立場に立ってこういう点はよく考えていかないといろいろな御指導というのも十分できかねることもあるんではないかと、そういうふうに思いますのでこれは指導課長さんに御意見として申し上げておきたいと思います。 ◆委員(豊泉喜一君) この請願二十号についてでありますが、この要旨の中に計画進学率が九四%であるのに、実質は九一・九%−−九二年度ですか、ということになっているというふうにうたわれているわけですが、この計画で九四%、計画数値を目標に置きながら実質は九一・九という、このなぜ九一・九なのか、その辺のところでいきますと、計画で九四%でも九一・九しかいかないのに、ここで記として書かれている一の九七に引き上げるということは、実際現実論として九七に引き上げるとどういう意味があるのかですね。  今回偏差値がなくなってきたというようなことから、偏差値があるからこの一〇〇%の子供が全日制高校進学の夢を断たれているのか。その辺がどうも私は請願の要旨を見る限り、今まで偏差値が重点に高校進学で言われてきたので、八%の子供さんは全日制高校の進学の夢を断たれてきたのか、この辺のところが、原因が偏差値なのか、それとも今回偏差値が一応なくなったわけでありますので、進学できなかった子供さんの本当の理由というのがどこのところにあるのかが、ちょっとこの要旨だけ見たんでは非常にわかりにくいというふうに思いますけれども、この点については教育委員会として何かお考えをお持ちでしょうか。  この辺のひとつ、私も計画で九四にいくように当然これは努力されてきたかと思うんですが、それが実質が九一・九だと、さらにこれを九七に上げる意味というのが、ちょっと私には理解がしにくいと思うんですが、この点についてお考えがありましたらお聞かせいただきたいと思います。 ◎指導課長(臼井厚君) この九四%と申しますのは、進学者のうち全日制高校への進学者を九四%ということで計画している数字でございまして、そのほかにも定時制高校への進学者でございますとか、国立高校への進学者でございますとか、また他県の高校への進学者、こういう者も進学希望者の中にはいるわけでございまして、どうしても全日制一〇〇%ということはできないわけでございます。  それで九一・九%、これは実質でということでございますけれども、結局都立と私立が公私の枠を一応計画でおさめますけれども、その人数がとれないというふうなこともございます。ちなみに昨年度の数字を申し上げますと、私立が四万二千五百という枠でございましたんですが、三万八千九百六人ということでやはり枠よりも少なかったというふうなこともございます。そんなことで若干落ちてくるということがあるわけでございます。 ◆委員(豊泉喜一君) これはこの請願にありますように、九七に上げるということで進学率はやはり九七に近い数字がこのように改善すると、全日制に行けない方は三%まで引き上げられる形になるわけでありますが、そういうこの進学率を上げるということでそういうことが考えられかどうか、その点もお伺いをしたいと思います。 ◎指導課長(臼井厚君) これは平成五年三月三十一日の卒業者の数で申し上げさせていただきたいと思いますけれども、やはり定時制に行きます生徒が二千四百八十人、それから高等学校通信制等に進学します子供さんが五百九十八人、それから盲、聾、養護学校に五百十九人、国立の高校に四百二人、それから後は都外の高校にも六千百二十四人という多くの方が行くわけでございます。  ですから、全都の中でも全日制には去年の数字ですと、公私合わせまして九万七千三百八十人ということで全生徒に対します割合は八六・五%、それから進学者が十万七千五百三人いたわけでございますが、この進学者に対します割合は九〇・六%ということで、やはりいろいろなところへの進学がございますので、どうしても一定の数字というふうなことになるわけでございます。 ○委員長(矢口昭康君) ほかに質疑ございませんですか。−−質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。  取り扱いに入ります。意見を求めます。 ◆委員(戸井田春子君) 私はこの請願につきましては、ぜひ採択−−採決、採択というふうにしていただきたいと思うわけです。  子供の教育のことというのは、特にここでは受験体制ということが大きな問題になっているわけでありますけれども、例えばもし小学校のころから授業についていけない子がどんどんふえているというような状況もありまして、それで下手するといいますか、現実的にですか、中学校が高校の入試のための予備校になっているのではないかと、このようなことまで言われている実態というのがあるわけです。  そういう中で、子供たちは先日子どもの権利条約が二十二日からですか、発効となりましたけれども、本当に子供が人間としての権利といいますか、それが守られていない現状があってそういう中で非行の問題とか、いろんな問題が生じていると思うわけです。  ですから、私は子供に関する問題については、総合的にいろいろ考えると同時にやはり一人でも子供たちが落ちこぼれることなどないように子供として健やかに成長できる、そういう環境をつくっていくと、そういう点からあらゆる面で大人というか、社会というのは努力する必要があると思うわけです。  そういう大きな観点からも、それからまた先ほどの計画進学率とその実績とのことで質疑もありましたけれども、やはり計画進学率が高くなれば実績も上がるというのはこれは当然と言っていいんでしょうか、ずっとさかのぼって数字を追って見ればそういう事実というのははっきりあるわけでありまして、請願者は希望する子供がみんな高校に入れるようにしていきたいとそういうことでのそういう願いに発したこういう請願でありますので、私は文教委員会としては子供の幸せを願うと、そういう立場からもぜひこの請願については採決、採択というふうにしていただきたいと思います。(「休憩」と呼ぶ者あり) △休憩 ○委員長(矢口昭康君) 暫時、休憩いたします。    〔休憩 午後一時四十八分〕 △開議    〔開議 午後一時五十分〕 △請願・陳情の審査 ○委員長(矢口昭康君) 休憩を解いて会議を再開いたします。  取り扱いについての御意見ございますか。 ◆委員(堤保有君) 請願二十号なんですが、請願の趣旨と請願の要旨ですか、これを読んで見ますと、今まで議論がされてきたのは偏差値云々ということなんでありますけれども、二十号については進学率を九七%に引き上げてくれという、そういう趣旨と、二つ目に学級減を行わないでくれと、そういう趣旨でありますけれども、この請願全体を見てみますと、一項につきましては、下から五行目ですか、これまでの受け入れ実績を確保するだけでも希望者全員の入学は可能であるというふうに記載されておりますし、学級減についても、この内容を見て、全然請願の要旨の中にも全く記載がないという、そういう趣旨でございますので、継続ということで取り計らいを願いたいと思います。 ○委員長(矢口昭康君) 採決をして採択という御意見、ただいまの本件につきまして継続と意見がございますので、初めに継続審査についてお諮りをしたいと思います。  継続審査について賛成の委員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○委員長(矢口昭康君) 起立多数でございますので、請願第二十号 「子供たちを真に『偏差値』から解放し、希望する全ての子供に豊かな高校教育を保障するために、東京都が全日制高校の希望者全員の受け入れ枠を確保することを求める意見書」を都に向けて提出することを求める請願については、継続審査と決しました。 △請願・陳情の審査  請願第21号 「学校週五日制にふさわしい、ゆとりある教育内容にするために新学習指導要領を早急に見直すことを求める意見書」を国に提出することを求める請願 ○委員長(矢口昭康君) 日程第四 請願第二十一号を議題といたします。  御質疑ございますでしょうか。 ◆委員(小玉博美君) それでは、何点かお尋ねしたいというふうに思います。  前回の三月の文教委員会で、この問題については私は家庭訪問の実態はどうなっているのかという立場からお聞きをしました。課長さんの御答弁、いろいろと各学校の例も示されまして言われたわけですけれども、とりわけ中学校の第七中学校については一年生の三者面談と、二年生、三年生の家庭訪問を廃止したということも言われてまして、かなり家庭訪問、これが本来の趣旨といいますか、教育に与える効果から見ますとかなり後退しているといいますか、変わっているという実態もるる明らかになりました。  それでお聞きしたいと思いますのは、ここで新年度に入りまして新しい授業カリキュラムのもとで今授業が行われているわけでありますが、この家庭訪問等の問題で昨年度と比べてどういう変化の特徴があるのか、お聞きしたいというふうに思います。例えば、取りやめた学校がふえたとか、実態をお聞かせ願いたいと思いますのでよろしくお願いします。 ◎指導課長(臼井厚君) まず最初におわびを申し上げたいと思います。と申しますのは、三月の文教委員会におきまして地域訪問の御説明を地区懇談会とちょっと混同いたしまして申し上げました。地域訪問と申しますのは家庭を訪問するのではなく、子供の生活してます地域の実態を把握するということで地域を巡回して回るというのが地域訪問でございます。大変申しわけございませんでした。  家庭訪問につきましてのお尋ねでございます。実は小学校、中学校三十校調査をいたしました。これは五日制実施前と実施後平成六年度ということでどういうふうに変わってきたか等を日数、時間数、実施時期というふうな内容で調査をいたしました。  小学校について申し上げますと、実施日数、実施時間数に変更のない学校が九校ございます。実施日数、実施時間数を削減した学校が十一校でございます。実施時間数のみ変更した学校が一校でございます。  次に中学校につきましては、実施日数、実施時間数に変更のない学校が四校でございます。実施日数、実施時間数を削減した学校が五校、こういう実情でございます。 ◆委員(小玉博美君) 今の御答弁で五日制実施前と後での変化ということで御答弁いただきました。  この数字だけを見ましても、かなり削減をされている学校が小学校と中学校とも多いわけであります。それでカリキュラムが四月から変わってどうなったのかということについてはありませんでしたので、御答弁お願いしたいというふうに思いますけれども、私は子供たちの発達ということで見れば、学校や地域やそして家庭が三者力を合わせて教育をするといいますか、子供たちの環境を整えていくといくということが、極めて大事なんだろうというふうに思います。この点でこういった家庭訪問の効果というのはどういったものが今まであって、教育委員会としてはどのように大事だというふうに認識されているのか、お聞かせ願いたいと思います。これが一点です。  そして、この観点から見まして今の実態は十分だと、今の実態のままでいいんだというふうに考えられているのかどうか、この点についてもお聞かせ願いたいというふうに思います。  それと、この請願の中では新学習指導要領に基づく内容の問題も指摘しているわけでありますけれども、これは立川市内での例ということではありませんけれども、ある学校で三年生の児童に作文を書いてもらったら二学期までに習っているはずの漢字がほとんど使われなかった。そういった平仮名だらけの作文になったということをお聞きしています。この先生、子供たちに聞きましたら書くのが面倒くさいからとか、漢字を書かなきゃいけないときには書けるんだというふうに子供たち言っていたそうでありますけれども、実際に漢字の書き取りテストをやってみたら空欄だらけの虫食い解答が子供たちの七割以上という状況だったということであります。  新学習指導要領では小学校で習う漢字もかなりふえているんですね。例えば、改定前で言いますと、一年生で七十六字だったのが今は八十四字と、二年生で百四十五字だったのが百七十五字、三年生で百九十五字だったのが二百五字、四年で百九十五字だったのが二百五字、五年で百九十五だったのが、これは百七十五字と、六年生でも少なくなっていますけれども、つまりこのことは本来もっと高学年で習うというはずだったものが、低学年にどんどん落とされていくことを示しているというふうに思うんです。  現場の生の先生たちの声というのはこの請願にもありますけれども、本当に大変な状況で悲痛な声も出ているということです。私も子供たちにとって、こういった意味で学校の現場が詰め込み教育やられて考える力もつけられないと、それでその一方で五日制−−この五日制自体については私は大賛成ですけれども、新学習指導要領を見直さないままでの五日制ですから、しわ寄せが一層がひどくなっているわけであります。こういう点で立川市内でも具体的にどういった子供たちの声が出ているのかとか、現場の先生たちの声を聞いていないかとか、そういうことについてお示しいただきたいというふうに思います。  この三点について伺いたいと思います。 ◎指導課長(臼井厚君) 一点目の家庭訪問の目的でございますけれども、家庭訪問の目的といたしますと、児童・生徒の家庭環境の把握でございますとか、また家庭での生活、学習への取り組みの把握でございますとか、地域での友達、遊び等の把握でございますとか、こういう重要な目的がございます。  この調査の内容を見てみますと、日数が削減した学校につきましても日数を一日−−時間数にしますと二時間から三時間削減している学校が十一校のうち八校と多いわけでございます。これも削減して、どういうふうに対処しているかと申しますと、家庭へ行っての話し合いの内容を精選しているとか、またそういうふうに家庭に長くだらだらいるのではなくて、何と申しますか、やっぱり短時間で中身の濃い話し合いができるように工夫しているということであろうと思います。  それから、漢字が低学年でふえているという御指摘でございますが、確かにそのとおりでございまして、低学年ではふえているかわり高学年で減っているということでございます。これにつきましては、教育委員会の方には委員さんの御指摘のような声というものは上がってきてございません。 ◆委員(小玉博美君) 今、御答弁いただきました家庭訪問の問題については精選してやっていて、だらだらいるんではなくてということ言われましたけれども、だらだらいるんではなくてというと、じゃ今までの先生というのはだらだらやっていたんですかね。どういう見解なのか、お示しいただきたいと思います。  それで教育の内容の問題ですけれども、どの先生も現実にはこうした問題、詰め込みではなくて、本当に漢字の意味だとか、成り立ちだとか、書き順だとか、音読みだとか、訓読みだとか、単語の使い方だとか、文例だとか、一つ一つ丁寧に教えたいという意欲もあるし、願いも持っているというふうに思うんです。  ところが、そういった先生の願いも今の現場教育の中ではやることはできないと、実施できないというのが実態だろうかというふうに思います。それで今、教育委員会の方ではこういった声についても具体的には上がってきてないんだというふうに言われましたけれども、私はこれは実態をかなりいろんなマスコミでもこういった問題、この間取り上げられてますし、私がいろいろとお聞きしている父母の皆さんの中でも、ちょっと今の教育大変だという声もよく聞かれるんです。  うちの子供も幼稚園で、もうちょっとで小学校になりますけれども、本当に大変な教育の場だなというふうに思っています。そういった意味では私は親としても心配もあるわけですけれども、ぜひこういった声を生の現場の声をちゃんと聞いていくと、教育委員会の方として具体的につかんで調べていくということを父母の皆さんや先生や、そしてさらには子供たちからも聞いていろいろと実態をつかんでいくという意向はあるのかどうか、この点についてお聞かせ願いたいと思います。この御答弁いただいてから、また御質問したいと思います。 ◎指導課長(臼井厚君) 「だらだらいるのではなく」という言葉が乱暴で大変申しわけなかったんでございますけれども、家庭訪問を伺った際に話の内容を家庭訪問の目的に絞って、その目的の内容を密度の濃い内容でやっていくということであろうというふうに思います。  それから、漢字の問題でございますけれども、私どもの方には特別そういう意見は上がってきてございませんが、今後学校の方に聞いてみたいというふうに思っております。 ○委員長(矢口昭康君) あと三回の、協力お願いします。 ◆委員(小玉博美君) 家庭訪問については濃い内容でというふうに言われましたけれども、私本当に子供たちの成長といいますか、先生として子供たちの実態をリアルにつかもうとすれば、学校の授業といいますか、そういったことだけに絞るのではなくて家庭での生活だとか、遊びだとか、生活習慣だとか、そういったことを全面的につかまないと本当に学校の先生というのは子供たちの全人格的発達に責任を負っているわけですから、その職務を遂行できないんだというふうに思うんです。そういう点で内容の濃いと言いましたけれども、内容の濃い、薄いというのは人それぞれによって違うわけでありますし、やっぱりそれだけ密接に父母の皆さんと結びついていこうと思えば一定の時間というのはかかると思うんですね。そういう点では今まで行われてきたようなそういった本来のあるべき家庭訪問の姿というのは今できてないんじゃないかというふうに思ってます。  この点について、同じ御答弁になるかもしれませんが、再度御見解をお聞きしておきたいというふうに思います。  それで内容の問題です。私はこの内容で言っているのは、漢字が端的に今の新学習指導要領の子供たちに与える押し込み教育というんですか、そういうのが端的にあらわれている問題だから、例として示しているわけですけれども、これは何も国語漢字だけに限らずに算数でもそうでありますし、理科や社会科でもそうであります。それで、特別意見が上がってないけれども、学校の先生たちに聞いてみるということを言われましたので、私はこれはぜひ実施してもらいたいというふうに思いますし、実態を調べる必要があるというふうに思うわけでありますが、学校の本来のあり方といいますか、そのことについて教育委員会はやっぱりちゃんとした見識として、見解を持っていただきたいというふうに思うんです。  例えば、こういうことがあったんです。算数の掛け算で子供たちにその算数の掛け算の意味を絵でかいてもらおうというふうに先生がやりましたら、子供たちがなかなかうまくかけない。つまり、三掛ける四は十二ということはすぐ頭の中で記憶してますから出てくるんですけれども、その意味が十分に理解できていないということが明らかになった例がありました。それで、この問題でその先生は徹底して討論二時間、子供たちにやらせてというか、自分も指導に入っているわけですけれども、やってもらってそれでその子供たちが本当に理解するというところまでやったそうですよ。今まで全然そういった算数ができなかった子供も、きょうやっとそうか、そういう意味かと思ったと、そして僕はわかるということはこういうことだというふうに思いました、というふうに言っているんですね。ですから、本当はもっとこういうふうにもっとゆとりをもって子供たちが十分に理解できるまで授業といいますか、勉強というのはやらなきゃいけないんだと思うんです。  ところが、時間がなくて家庭訪問もはしょられると、授業も詰め込み教育になっていると、大変すごい−−すごいといいますか、ひどい状況になっているというふうに思います。それでお聞きしたいと思いますのは、こういった点から見て、今の新学習指導要領というのは本来のあるべき学校の姿を変質させるものではないかというふうに思うんです。ずっと私言ってまいりましたけれども、とりわけ五日制になってからいろんな矛盾がもっと噴き出ているわけですから、私はこういった実態を先ほど先生に聞いてつかむというふうに言われましたので、実態をぜひつかんでいただいて、そしてこの立川市内での学校現場はこうなっているんだということを教育委員会としても国に意見、実態を示していくということは考えられないのかどうか。この点については教育長にお聞きをしたいというふうに思います。 ◎学校教育部長(乙幡克治君) 第一点目の家庭訪問の内容でございますが、先ほど指導課長の方から説明いたしましたような趣旨のもとで家庭訪問を行っているわけでございますが、前にもお話ししましたように五日制によりまして授業時数が減ってまいりまして、特別行事とか、いろんな学校行事等の精選を図りながら五日制に対応している現状ございまして、その現状の中で家庭訪問等につきましても時間数が若干減っているというようなことでございますので、家庭訪問等につきましてはできるだけ与えられた時間の中で、やっていけるような方法でやり方を精選しながらやっていくということで御理解をいただきたいと思います。 ◎教育長(小山祐三君) 新しい学習指導要領の内容の問題に触れまして、立川市教育委員会として国に申し上げていくかということでございますが、御承知のとおりそもそも教育全体の指導内容というのは年齢に応じた配列を、しかも研究協力校等の検討を経て改善が加えられてきていると、また新しい学習指導要領は時代の新しい変化に対応する内容をこれも検討されて数年かかって作成をされてきて、全国的なレベルにおいて実施をしているというものであります。一つ一つの事項についていろんな意見があろうかと思います。これをまた克服していく努力も必要であるのが教育だと思います。  それから今、学習指導要領が問題になっておりますのは、五日制の関連であります。これはもう前回から何回も論議されておりますように、新しい学習指導要領の体系があった後、五日制の課題が出てきてあるわけでございますので、時間の削減という課題は避けられないことでありますので、私どもは今後の五日制が全面実施になる段階におきましては、当然内容の改定を、すなわち総時間数の削減を考えない今までのような内容を五日制の実施の中で実施していくということは矛盾があるし、やってはならぬことだと、効果を上げるために再検討は必要という主張もしているわけでございますが、今、月一回ないし二回の段階では今できるという判断を示しておるわけでございますが、一回の試行の中でもさまざまな意見が出ております。特に二回の試行になりますと、課題が多く出てくるんじゃないかというふうに思っております。その問題点につきましては、私どもも機会あるごとに申し上げております。早期に月二回の実施なり、全面実施の方向性を出すべきであろうと、その場合に指導要領の総時間数を含めた内容の検討を避けることはできないという提言もしているわけでございますが、立川市一市で国にものを申していくという考え方はございません。 ○委員長(矢口昭康君) ほかに質疑はございますか。−−質疑はないものと認め、質疑を終結をいたします。  取り扱いに入りたいと思います。意見を求めます。 ◆委員(小玉博美君) 私はぜひ、この文教委員会が任期中最後の委員会でありますので、採決をしていただきたいと、そして採択ということで採決をしていただきたいというふうに思いますけれども、今教育長から御答弁いただきまして、全面実施の段階では見直しも必要だと、そしていろんな個々の問題点については機会あるごとにということを言われましたけれども、私はこうした問題については、五日制が全面実施の段階になったと、だからちょっと大変だから見直しが必要だということを言っていったんでは、やっぱり遅いんだというふうに思うんです。  ですから、今の段階でもいろんな矛盾が出ていて、精選しているという言葉がよく使われますけれども、それは結局時間を切り縮めたり、なくしたりということでありますので、一番被害を受けるのはやっぱり子供たちですから、私はこの問題、この文教委員会でぜひ採択をしていただいて意見書を上げるというふうにしていただきたいと思います。いたずらに継続ということにはぜひしないでいただいて、未了で廃案ということにはならないようにしていただきたいというふうに思います。 ○委員長(矢口昭康君) ほかに意見を求めます。  本件について、御意見。(「継続」と呼ぶ者あり)  採決をして採択という御意見と継続という一方の意見がございますので、初めに継続審査についてお諮りしたいと思います。本件について継続の委員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○委員長(矢口昭康君) 起立多数でありますので、本件については継続審査と決しました。
    △議案の審査  生涯学習学校施設の利用について ○委員長(矢口昭康君) 次に日程第五 生涯学習学校施設の利用についてでございますが、何か報告ございましたら報告お願いします。 ◎学校教育部管理課長(堅田和男君) 学校教育部管理課から、第二小学校の余裕教室等の活用について御報告申し上げます。  現在、第二小学校の二階の普通教室、これと一階の特別教室−−家庭教室でございますが、これについての地域利用につきまして学校及び地域団体の方々と実施に向けて協議中でございます。施設整備といたしまして、会議用机、いす、食器戸棚等の備品、その他消耗品の購入、それからこれらのレイアウトについて現在学校と打ち合わせを行っているところでございます。また、管理運営面につきましては円滑な活用を図るということで、学校と利用団体の代表者等で構成する管理運営委員会を今後設置をする考えでございますが、これに先立ちまして青少年曙町地区委員会等の御協力を得まして、六月上旬に準備会を開催する運びとなってございます。なお実施時期につきましては、六月中旬から開始をする予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(矢口昭康君) 以上、報告を終わります。  生涯学習学校施設の利用について御質疑ごさいませんでしょうか。−−ございませんので、質疑を終結をいたします。  文教委員会は本日で最後でございますので、生涯学習学校施設の利用について、まとめの原案を提出−−まとめをいたしましたので後ほど皆さんの方から、原案つくりましたので、御意見を賜りたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。  以上をもちまして審査を終了いたします。 △所管事項  その他所管事項について ○委員長(矢口昭康君) それでは、所管事項についてでありますので、若干質問させていだきたいと思います。    〔委員長退席・副委員長着席〕 ○委員長(矢口昭康君) それで一点だけ、質問をしたいと思います。  サッカー場の現状、それから今後の見通しについてでございますけれども、Jリーグの人気も手伝いましてサッカーブームというか、愛好者が急激にふえております。中学校あるいは社会人としてもチームの結成がかなりふえていると聞いておりますけれども、どのぐらいのチームが結成をされて、それから日ごろサッカーを練習する場合の場所、それから試合する場合のグラウンドの状況はどうなっているのか、この辺について現状をお聞かせいただきたいと思います。 ◎体育課長(沢田孝君) お答えを申し上げます。  まず、施設の数でございますけれども、立川市には常設が二カ所ございます。一カ所は緑町の多目的広場の中のサッカー場一面でございます。それからもう一つは中里の多目的広場の中のサッカー場、以上数といたしましては二面ございます。  それから、クラブの数でございますけれども、社会人のチームの数が現状、立川市サッカー協会に入っているチーム数でございますけど、四十八チームございます。それから小学校のチームにつきましては、十五の団体で四十チームがあると聞いております。  もう一点の場所等−−練習場所等についてということでございますけれども、お答え申し上げます。  現状、市民体育大会の実施の大会の中から報告をさせていただきたいと思っております。市民体育大会の中では大会を三つに分けまして、小学生の部、中学生の部、それから一般の部とございます。小学生の部につきましては、市内の九つの小学校の校庭を利用して消化をしてございます。中学校の部につきましては、やはり中学校の校庭四つの学校を使いまして試合をさせていただいております。一般の部につきましては、ただいま申し上げました緑町にございます多目的広場の中のサッカー場を一日の時間帯を四つに区切りまして、二時間ずつの中で消化するような形をとってございます。  以上でございます。 ○委員長(矢口昭康君) 社会人のチームとして四十八チーム、それから中学校はどうなっていますかね。各地域ごとに何か中学校できているように聞いているんですけれども、この辺については掌握されておられのかどうか。それから小学校が四十チームということで、かなりのチームが結成されているわけですけれども、日常練習する場合のまず練習場、それから試合をする場合の試合場−−二カ所、緑町と中里、二カ所しかないと、こういうような状況でありますし、サッカーについては特に青少年の健全育成というか、また健康という、いわゆるアウトプットという、そういう意味からしてもサッカー場の確保というか、これは非常に有効なものになってくるんじゃないかと思うんです。そういう意味で今後サッカー場を非常に限られた状況の中でグラウンドを確保するというのは非常に難しい面もあろうかと思いますけれども、こういう青少年の健全育成、それからコミュニティーの広場というか、こういう視点から言っても非常に必要だと思いますので確保するいわゆる見通しというか、基本的な考え方というか、この辺についてはどのようにお考えか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎体育課長(沢田孝君) 中学生の対策につきまして、まず御報告をいたします。中学校につきましては、現在九校の中でクラブ活動をしているのが五つというようなことを聞いております。そこで中学生対策といたしまして、社会体育の面からも活動維持をさせるということが非常に必要だということを深く考えまして、去る四月に立川市サッカー協会の中に立川市ジュニアサッカークラブというのが発会をいたしまして、そして中学校のクラブ活動と、それとサッカー協会が行います、このユースサッカーとが一緒になりまして、場所の中で練習をしていこうと、そういうような活動を始めたところでございます。  それから、もう一つ今後の対策でございますけれども、施設につきましては、ただいま申し上げました施設のほかに都立の学校の校庭開放というのもございます。そこで現状といたしましては、都立の立川高校を年間五回貸していただいておりますけれども、そういうものの場所をさらにもう少し数がふやせないかとか、あるいは大きな場所を必要といたしますので学校開放の中でも、もう少し多面的な利用ができないかというようなこともあわせて考えていきたいと思っております。 ○委員長(矢口昭康君) ただいま御答弁をいただきましたので、確かに四十八チームと、それから中学校の五チームですか、小学校の四十チームと合わせると、とにかく練習をする場、試合する場、これは不可能に近い状況であると思います。そういう意味で今後は都立高校とか、あるいは場合によっては私立の高校というか、あるいは企業というか、そういうところにも働きかけをしていただきながら少しでも練習の場所、それから試合場等ですね、確保していただきたいと、これは要望しておきます。  以上です。 ○副委員長(小林茂夫君) ほかに所管事項ございませんか。  それじゃ、暫時休憩いたします。 △休憩    〔休憩 午後二時二十五分〕 △開議    〔開議 午後二時二十六分〕 △所管事項 ○委員長(矢口昭康君) 休憩を解いて会議を再開いたします。  理事者の皆さまには、ここで文教委員会の審査意見報告書の案をまとめさせていただきたいと思いますので、お引き取りいただければと思います。(「休憩」と呼ぶ者あり)  暫時休憩いたします。 △休憩    〔休憩 午後二時二十七分〕 △開議    〔開議 午後二時二十八分〕 △所管事項 ○委員長(矢口昭康君) それでは休憩を解いて会議を再開いたします。  それで案文について事務局より読んでいただきます。  お願いいたします。    〔事務局朗読〕 ○委員長(矢口昭康君) 戸井田委員。(「休憩」と呼ぶ者あり) △休憩 ○委員長(矢口昭康君) では、休憩いたします。    〔休憩 午後二時二十九分〕 △開議    〔開議 午後二時三十九分〕 △所管事項 ○委員長(矢口昭康君) 会議を再開いたします。  以上、所管事項、それから文教委員会の意見審査報告の原案をまとめさせていただきましたので、文教委員会を散会をいたします。長時間、大変にありがとうございました。 △散会    〔散会 午後二時四十分〕                       立川市議会文教委員会                       委員長  矢口昭康