板橋区議会 2023-06-19
令和5年6月19日ブランド戦略推進調査特別委員会−06月19日-01号
令和5年6月19日
ブランド戦略推進調査特別委員会−06月19日-01号令和5年6月19日
ブランド戦略推進調査特別委員会
ブランド戦略推進調査特別委員会記録
開会年月日 令和5年6月19日(月)
開会時刻 午前10時00分
閉会時刻 午前11時46分
開会場所 第2委員会室
議題 別紙運営次第のとおり
出席委員
委員長 間 中りんぺい 副委員長 寺 田 ひろし
理事委員 竹 内 愛 理事委員 川 口 雅 敏
理事委員 おなだか 勝 委員 近 藤タカヒロ
委員 坂 田 れい子 委員 横 川たかゆき
委員 大 野 ゆ か 委員 岩 永 きりん
委員
いしだ 圭一郎 委員 し ば 佳代子
説明のため出席した者
政策経営部長 有 馬 潤 区民文化部長 林 栄 喜
産業経済部長 平 岩 俊 二
地域教育力担当部長雨 谷 周 治
政策企画課長 吉 田 有 広聴広報課長 小 島 健太郎
ブランド戦略担当課長 文化・
国際交流課長小 林 晴 臣
阿 部 雄 司
スポーツ振興課長 田 中 一 誉 産業振興課長 小 林 惣
くらしと観光課長 池 田 雄 史 赤塚支所長 藤 原 仙 昌
中央図書館長 松 崎 英 司
事務局職員
事務局次長 森 康 琢 書記 高 瀬 渉
ブランド戦略推進調査特別委員会運営次第
1 開会宣告
2
理事者あいさつ
3 署名委員の指名
4 議 題
(1)
シティプロモーション及び
ブランド戦略の現状について(3頁)
(2)活動方針について(22頁)
(3)
重点調査項目及び次回以降の調査事項について(22頁)
5 閉会宣告
○委員長
ただいまから
ブランド戦略推進調査特別委員会を開会いたします。
本日の発言は、着座にて行っていただくようお願いをいたします。
────────────────────────────────────────
○委員長
初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。
◎
政策経営部長
おはようございます。本日から
ブランド戦略推進調査特別委員会が始まります。区としましては、現行のいたばしNo.1実現プラン2025の重点戦略の柱の一つとして据えております
ブランド戦略につきまして、本委員会におけるご提言等を踏まえまして、一層推進していきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長
ありがとうございます。
────────────────────────────────────────
○委員長
次に、署名委員をご指名いたします。
近藤タカヒロ委員、
大野ゆか委員、以上お二人にお願いをいたします。
────────────────────────────────────────
○委員長
それでは、議題に入ります。
今回は、
シティプロモーション及び
ブランド戦略の現状についてを議題とするため、委員会から調査資料の作成を依頼しております。各委員におかれましては、現状を認識していただき、今後調査すべき具体的な内容については、後の議題でご意見をいただければと存じます。なお、質疑に当たりましては、本委員会の設置建議を踏まえ行っていただきますようお願いいたします。
それでは、初めに、
シティプロモーション及び
ブランド戦略の現状についてを議題といたします。
本件について、理事者より追加の説明はありますでしょうか。
◎
ブランド戦略担当課長
シティプロモーション及び
ブランド戦略の現状について若干補足のご説明をさせていただきたいと思います。資料に記載のとおり、区の
ブランド戦略は、No.1実現プラン2025において、経営資源を重点的に投入する重点戦略の一つとして位置づけられております。現在の
シティプロモーション及び
ブランド戦略のよりどころとなりますのが、平成27年に策定をいたしました板橋区
シティプロモーション戦略と、令和2年に策定をいたしました板橋区
シティプロモーション戦略の追録版であります
板橋ブランド戦略でございます。板橋区
シティプロモーション戦略につきましては、区民の区に対する誇りと愛着の醸成や定住意向の向上を促すとともに、区外の住民からも、板橋区に住んでみたい、訪れてみたいと感じていただくことを目的に、戦略的にコントロールされた魅力発信を展開していくことを目的として策定したものでございます。
シティプロモーションの
戦略ターゲットを30歳から44歳の女性とした上で、「暮らしやすいが、叶うまち」をスローガンに、区の魅力発信を継続的及び統一的に実践するための体制、過程、体系をつくり上げる。板橋区民の誇りと愛着アップを優先させ、徐々に周辺エリアへ魅力発信を拡大する。関係をつくる広報、事実を魅力的に伝える広報、区政を動かし、区を変える広報の順で、魅力発信をグレードアップさせるという3つの基本方針の下に情報発信を行っていくということを定めてございます。
板橋ブランド戦略につきましては、
板橋ブランド、板橋をこのように認識してほしいという
板橋都市ブランドと、板橋といえばで思い出される地域に根づいた事業や特徴である
板橋地域資源ブランドの2つに整理をした上で、それぞれが相乗効果、好循環を生むよう、庁内横断的に魅力構築、魅力発信を行うための基本方策を定めたものでございます。こうした考え方の下に展開している各事業の現況につきましては、本日の資料の項番2と3にお示しをしているとおりでございますが、昨年の
SDGs未来都市への選定や社会情勢、また情報発信手法の多様化なども踏まえながら、今後ブランドの確立維持を目指し、具体的な取組を行っていく必要があると考えているところでございます。ご説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長
本件について質疑のある方は挙手願います。
◆竹内愛
よろしくお願いします。まず、板橋区のブランドの考え方についてご説明いただいたんですけれども、板橋区のブランドといったときに、具体的にどういうものをイメージしているのか、お考えをお示しください。
◎
ブランド戦略担当課長
ブランドといったときに、必ずしも想定されるのが一つのものだけではないというふうに考えてございますが、最も一つの大きなものが絵本のまちというふうに考えてございます。
プロモーション、
ブランド戦略を推進していく中で一番大事なのが、やっぱり他の自治体との違い、どう差別化できるかということがポイントになるというふうに考えてございまして、本区は1981年から開催している
ボローニャ絵本原画展等、絵本関連の展覧会を開催する美術館、それから
ボローニャ絵本館、また印刷製本業の集積もあるということで、他の自治体にはない絵本に関する豊かな資源を有するまちということで、様々な
文化観光資源を有する本区にあっても、最も
ブランド戦略として展開しやすい分野ということで、絵本のまちが
ブランド戦略の中でも一番柱になる事柄ではないかなというふうに捉えているところでございます。
◆竹内愛
いろいろな場面でやられているとは思うんですけれども、そのブランドといったときに、例えば板橋の地形ですとか、それから街並み、こういったことに非常に魅力を感じて探索をされている方がいらっしゃると思うんですけれども、そういった視点というのは、この
シティプロモーションの中には入っていないんでしょうか。
◎
ブランド戦略担当課長
シティプロモーション戦略ですとか、
ブランド戦略の中に特にその点に言及をしたものはございませんけれども、他の自治体との違いを差別化できるような取組、また区民の誇りや愛着の醸成、それから定住化の促進につながるようなものについては、ブランド化、
ブランド戦略の具体的な施策の中に位置づけていくというようなことは、今後可能なのかなというふうに考えてございます。
◆竹内愛
今、板橋区内でも4か所で大規模な再開発事業が行われていますけれども、そういった新しいまちに対する期待がある一方で、板橋の例えば急な階段ですとか、緑が多い、それから団地ですとか、こういった街並みに対して改めて注目をされているという冊子が出ていたり探索をされているという方々もいらっしゃるので、
地域ブランドといったときに、絵本のまちというのは、確かに板橋として売りにしたいポイントだと思うんですけれども、今ある板橋の資源が何なのか、それを生かせているのか、このことをもう少し振り返るということが必要なのかなと思うんですけれども、そういった戦略というか、議論というのはどういったところで行っているのか教えてください。
◎
ブランド戦略担当課長
まちづくりの関係でご指摘をいただいたところでございます。先ほど、何が板橋区のブランドなのかというようなお話をいただきましたときに、絵本のまちのお話をさせていただきましたが、それ以外にもたくさん板橋区には魅力的な
地域資源ブランド、今日も資料に挙げさせていただいているような
地域資源ブランドがまだあります。ここに挙げているもの以外にももしかすると
地域資源ブランドというのは埋もれている可能性があるというふうに思ってございます。具体的にこれを今、広くどこかで議論しているというようなところは具体的にはないんですけれども、こうした区議会からのご意見ですとか、区民からのご意見を取り入れながら、ほかに魅力的な
地域資源ブランドがないのかというところは、絶えず模索をしながら、いろいろな取組を考えていきたいというふうに思ってございます。
◆竹内愛
行政が板橋区、まちの魅力について議論をして発信をしていくということは大事だと思うんですけれども、そこにやっぱり実際に魅力を感じているまちの人たちの声が入ることが大事だと思うんですね。なので、やっぱり開かれた議論の場とか、自由に板橋区の
シティプロモーションについて意見が言える場というのが必要なんじゃないかなと思うんですけれども、例えばSNSとかを見ていても、板橋に関わる発信を個人でされている方々がたくさんいらっしゃって、
YouTubeでアップされている方もいますし、まちの中でそういう人たちが横断的につながって、いろいろなイベントを企画したりする動きも出てきていて、こういった動きに連動していくというのも必要じゃないかなと思うんですけれども、そういった取組についてはどのようにお考えかお伺いします。
◎
ブランド戦略担当課長
委員からご指摘いただいた視点が非常に大事だと思っております。先ほども申し上げましたように、そういう何か
地域資源ブランドについて網羅的に大きく議論をするような場を特に設けていないというようなお話をさせていただきましたが、例えば
区民意識意向調査の中でもこうした
ブランド戦略に関する質問項目、また絵本のまちに関する質問項目等を設定して、ご意見等は参考にさせていただいているところでございます。また、SNSの言及がございましたけれども、Twitter、
YouTube、InstagramといろいろなSNSを区としても運用しているところでございまして、これらのいいところは一方的に発信をするということだけではなくて、SNSを使われている方からのリアクションですとか、いろいろな情報をもらう、ご意見をもらうというような双方向でやり取りをするということが大きなメリットだというふうに考えてございますので、一方的に発信をするということだけではなく、いろいろなご意見を酌み取っていく場としてもSNSを活用しながら進めていきたいというふうに考えてございます。
◆竹内愛
それから、ブランドの考え方として、先ほど地形とか街並みとかというお話もさせていただいたんですけれども、例えば医療機関が多いですとか、そういう医療体制が構築されているですとか、そういったこともブランドなんじゃないかなと思うのと、それからまちの人たちが自治会・町会などの活動も非常に活発で、交流活動が盛んだということも
一つブランドなんじゃないかなというふうに思うので、何となく板橋区が今推したいのは絵本のまちということは分かるんですけれども、その板橋区の魅力って多方面でいろいろあるんじゃないかなと思うんですね。なので、やっぱりまずはそれをいろいろ手のひらに乗せるところからもっと進める必要があるんじゃないかなと思うんですけれども、そういった一見区としてはマイナスに思われているのかもしれませんけれども、やっぱり実際に住んで便利とか、住んで住みやすいというのが将来的には定住化につながっていくと思うので、それを魅力として発信していくというのは非常に重要なんじゃないかなというふうに思うんですけれども、その発掘、
ブランド戦略として発掘をしていくことについてはどのようにお考えでしょうか。
◎
ブランド戦略担当課長
先ほど、少し
区民意識意向調査のお話をさせていただきましたけれども、区民の方に、区に対する愛着の要因として最も高いものはというようなお尋ねをしますと、それは筆頭に来るのが消費や交通の利便性、それからその次に緑や公園の自然環境、それから医療・介護・福祉サービスの充実といったようなことが挙げられているので、まさに竹内委員のおっしゃったようなところが板橋区の魅力的な資源というような捉え方を区民の方もされているのかなというふうに思います。そこら辺が
ブランド戦略の中にきちっと位置づけられたり、形づけられていないというところは、また課題なのかなというふうに思いますので、そういった魅力的な資源の中から、何を
ブランド戦略の中に組み込んでいくのかということは、継続的に検討していきたいと考えてございます。
◎
政策経営部長
ちょっと補足なんですけれども、この最初の資料の中で書いてありますとおり、平成27年の
シティプロモーションの戦略であったり、それから令和2年の追録版、
板橋ブランド戦略、こういったものをまとめるときに、今竹内委員がおっしゃったような医療機関であったり、緑であったり、地形であったり、いろんな板橋の魅力については整理していくべきだということで、方針の中でうたわれているところもありまして、そういった議論もして、そしてこの区議会のほうでも
企画総務委員会で報告しながら進めてきているというところもございます。したがいまして、今回改めましてこういう委員会が立ち上がりましたので、またご意見を様々いただきながら、しっかりと方針の中に位置づけながら進めていきたいというふうに思います。
◆川口雅敏
何点かお尋ねします。項番2の
シティプロモーションについて伺っていきたいと思いますけれども、この中の3段目に広報いたばしの記載というのがありますよね、広報いたばし。最近の若い人は新聞を取らないというのが多いと思いますけれども、一方で、お年寄りはそこにあるように、紙媒体から情報を知ることが非常に多いと思います。また、広報いたばしについては、新聞の折り込みとか区の施設や駅のスタンドなどで配布をしておるわけですけれども、そこでお尋ねいたしますけれども、高齢者の方のうち、区の施設等で入手困難な方についても申出によって戸別に配付されると聞いておりますけれども、65歳以上の高齢者を対象として、広報をご自宅にポスティングすることによって、高齢者に対する優しさ、また思いやりを示す
ブランド戦略になると私は思うんですけれども、その点について区はどのようにお考えでしょうか。
◎広聴広報課長
こちら、今ご紹介いただきました無償配付といったところをやらせていただいているんですけれども、基本的には、区の公共施設ですとか新聞折り込み、ほかにはコンビニさんですとか含めて、公共施設等々には置いているんですが、なかなかやっぱりそちらまで行くことができない高齢者の方々もいらっしゃるといったところで、無償の配付のサービスをさせていただいてございます。ただ、こちらに関しては一定の要件を定めさせていただいておりまして、区内在住で新聞を購読していないですとか、なかなか
インターネットを使うことが難しいとか、高齢、障がいなどで施設に取りに行くことができないという中で、そういった方を対象に無料配付させていただいているところでございます。ただ、委員ご指摘のとおり、こういった方々が手に取りやすい環境といったところをつくるというのは非常に肝要なことというふうに認識してございますので、配布先の拡大ですとか、
インターネットを含めた紙媒体、データ含めてより手に取りやすい環境というのは、今後も継続的に取り組んでいかなきゃいけないという中で、そういったものをきちんと伝えていくということもブランドに資するというふうにはつながるものであるというふうに認識しているところでございます。
◆川口雅敏
区の公式の
YouTubeの動画では、特に危機管理部が様々なことにチャレンジをしていると思っております。その動画の作成は各部に任せているのか、あるいは
ブランド戦略担当課などが基本戦略を立てた上で作成していくのか、その辺はいかがでしょうか。
◎広聴広報課長
コロナを機に、やはり動画といったところの庁内での普及といったのも大変進んでいるところでございまして、その中で危機管理部が取り組んでいる動画というのは非常に評判になっていまして、中には数千、1万回に近いような再生回数を得るようなものもあるという中で、実は昨年度ですけれども、広報広
聴課並びにブランド戦略担当課、やはりその辺の動画の発信の強化というところが必要だというふうに認識しているところでございまして、そういう各所管のほうで担当しているような方々に少しお声がけさせていただいて、
シティプロモーション広報戦略の推進会議というのがあるんですけれども、その部会の位置づけで動画の作成について意見交換等する機会を設けさせていただいたところでございます。昨年度は走り出しといったところでございましたので、今年度も継続的にそういった取組を進めて、動画の発信力の向上といったところに取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。
◆川口雅敏
本日のようなこの区議会が開催される日は、
エレベーターホールに会議の予定が流れていますよね。あの名前が分からないので、この間ちょっと調べてもらったんですけれども、
デジタルサイネージということなんですけれども、
デジタルサイネージで示されて、議会の予定が流れているんですけれども、一方で、会議のない日には電源が入っていないようなときもあるようですけれども、このようなときに区の
YouTube動画を
デジタルサイネージで放映したり、来庁者の皆様に知っていただく契機にすべきと私は思っているんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。
◎広聴広報課長
あちらのもの自体は、契約管財課のほうが管理しているところでございますけれども、流す内容等については、広聴広報課のほうで全庁で流してほしいという内容ですとか、あと「魅力発信!いたばしナビ」、これ月1回作成していますけれども、こちらを流させていただいたり等々させてはいただいているところでございます。ただ、今ご提案いただきました
YouTubeといったところに関しても、皆様にご覧いただける環境をつくることで、様々な場面で様々なことを伝えることがさらに広がるというふうに認識したところでございますので、今後そういった取組といったところもひとつ検討させていただければなというふうに考えているところでございます。
◆しば佳代子
よろしくお願いします。まず、資料についてお伺いしたいんですけれども、3ページの中ほどにあります
英語絵本活用イベント、こちら令和4年度の新規事業になっていると思うんですけれども、こちらについて詳しくまた実績ですとか、そういったものも教えていただければと思います。
◎
中央図書館長
我々の事業でございます
英語絵本活用イベントになります。こちら、概要をこちらに記載しているとおりで、英語教育に関心のある保護者等に向けて、絵本の活用方法や選書について講師からレクチャーを受けるものでございます。こちらは大学の児童学科の先生を講師としてお招きして、あとは海外の絵本を取り扱っている書店さんなどをお招きして取り組むようなものになっております。お客様のターゲット層としては、やはり保護者の方、親子連れ、特にお子様、まだ言葉を発するのが難しいような年齢層の子どもたちなども一緒にお越しいただいております。そこに英語の絵本の活用の仕方、こういった本がありますよ、例えば子どもたちがとっつきやすいような字ばっかりではなくて、絵が多くあるものであったりとか、そういったものをご説明したりとか、あとは受講者の方のご質問に答えるような形での講義を行っております。例えば我々、英語の発音などが苦手なんですけれどもといったご説明もございましたし、いずれ子どもたち、どんどん言語を学び続ける中で、取っかかりとしてそこまで気にされなくていいですよといった、そういった安心感を与えるような事業の内容にもなっております。こちらが実績として参加者数、2回で43人というふうになっておりますけれども、1回当たり大体20組程度のお客様がいらっしゃっているという形になっております。
◆しば佳代子
大変すばらしい事業なので、拡大をしていただきたいというふうにも思っております。英語教育に関心のある保護者というのは、どういうふうにつかむんでしょうか。ただ単に広報で流してキャッチするんでしょうか。それとも、そういう興味のありそうなところに何かを配付をしたりとかするんでしょうか。
◎
中央図書館長
結論としては、なかなかターゲットを絞って発信するというのが難しいところではございます。もちろん広報であったりとか、中央図書館、
ボローニャ絵本館のSNSになります。こちらをフォローしてくださっている方、多かれ少なかれ英語、海外の絵本に興味がある方ではないかなと思っておりますので、こちらのほうで募集などの宣伝をさせていただいているところでございます。
○委員長
個別の事業についてはもちろん質問いただけますけれども、この議題は本委員会の設置建議を踏まえての質疑となっておりますので、ご留意いただき、続けてください。
◆しば佳代子
今申し上げましたように、大切なイベントになりますので、幅広く広報していただきながらキャッチをしていただきたい、拡大もしていただきたいというふうに思います。次に、地域特性を生かした取組についてなんですけれども、こちらは板橋のいっぴん一つだけになっているんですけれども、先ほどもあったんですが、地域ではいろいろなものがあるというふうになっていたんですけれども、このいっぴんだけをここに挙げたという理由は何かあるんでしょうか。
◎
ブランド戦略担当課長
ご指摘のとおり、資料上は地域特性を生かした取組、一つここに挙がっているような状況でございます。先ほども少しご答弁申し上げましたように、板橋区にある
地域資源ブランド、ここに挙げた以外にもたくさんあるのではないかというふうに推測されるところでございます。なかなか挙げていくと資料上、切りがなくなるというところもございますので、主な取組というところで挙げさせていただいているところでございますので、そのようにご理解をいただければと思います。
◆しば佳代子
主なということで、挙げきれないということからかもしれないんですけれども、しっかりつかんでいただいて、拡大もしつつというふうに思います。今お聞きをしたのは、例えば
高島平マルシェとかは、ご存じのようにコロナ明けということで、すごくにぎわっていました。例えば、流山市がすごく伸びているというのは、母になるなら流山ということで、視察も行かせていただいたんですけれども、こういうお母さんをターゲットとして、お子さんまたはご主人なりがついてくるという言い方はあれなんですけれども、ご家族一緒に盛り上がれるというところで、人口が増加したということもありましたので、こういうマルシェもお母さんが興味のあるものがとても多かったので、すみません、何が言いたいかといいますと、こういうにぎわっているところにぜひそこだけではなくて、例えば絵本のまちを言うのであれば、そこで絵本のまちを掛け合わせてというか、そういう人たちに分かってもらえるようにという活用もぜひ地域特性を生かした取組の中でしていくのがいいのかなというふうに考えているんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。
◎
ブランド戦略担当課長
まず最初に、お話のありました流山市の関係ですね。流山市につきましては、母になるならということで成功した事例というふうに認識をしてございます。私どもも似たようなところで、
シティプロモーション戦略ターゲットというところで、ターゲットを30歳から44歳の女性に設定しているというようなところがございます。この
戦略ターゲットの設定、それからそれにひもづくいろいろな展開がうまくいった事例が流山市なのかなというふうに考えているところでございます。もう一点、
高島平マルシェのお話をいただきました。委員おっしゃるとおり、マルシェに限らず、いろいろな取組を一押しの絵本のまち板橋とか、昨年
SDGs未来都市に選定されたというところもありますので、それぞれの
地域資源ブランドですとか、いろいろな取組を絵本のまちですとか、SDGsの要素と組み合わせて展開をして、情報発信をしていくということが大事だというふうに考えてございます。
◆いしだ圭一郎
まず、先ほど来、絵本のまち等々、また光学という部分でこれまで板橋区がしっかり推し進めてきたということを私もしっかり認識しているところでございますが、またうちの会派としましても、この絵本のまち
ブランド戦略としてしっかり提案をしながら進めてきていると思いますけれども、ただ私の実感としてでは、意外と区民の方に板橋区は絵本のまちと知っているかと聞いても、ああ、そうなのという人のほうが私の周りにはなぜか多いんですね。当然区は、しっかりと戦略を立てて進めてこられているとは思いますが、区と区民とのギャップというんでしょうか、ずれというものの部分の認識を今の段階で区はどのようにお考えなのか、まずお聞かせ願いたいと思います。
◎
ブランド戦略担当課長
委員のご指摘のとおり、区側と区民のギャップというお話でございますけれども、私どもも
区民意識意向調査の話もしましたけれども、絵本のまちの取組を推進していく上で、様々な事業に出ていって、絵本のまちのブースを運営したりとかということをいたしたりしております。一つ例を取りますと、昨年度でございますけれども、区民まつりの中で板橋第一中学校の体育館を活用しまして、絵本のまちひろばというものを実施をいたしました。こちらでEBPMの取組の一環で、IT推進課のご協力を得ながらアンケートですとか、いろんな人流のデータとかを取ったんですけれども、やはりアンケート調査を取りますと、絵本のまち板橋の認知度がそもそもあまり高くないというふうな課題がやはり浮き上がってきているところでございますので、やはりここをどんどん高めていって、施策を推進していく区とそれから区民の方々の認識、ギャップを埋めていくということは大事な取組になるというふうに思ってございます。
◆いしだ圭一郎
本当に非常に難しい、悩ましい部分だと思うんですけれども、これまでも区はしっかり取り組んでいるとは思っておりますけれども、これまでの取組のままだと進展はないというふうに思いますし、やはり光学のほうにおいても、板橋区は光学が産業として盛んなんだよということも認識していない区民の方がたくさんおりますので、私もいろいろとただ言っているだけじゃなくて、考えながら提案させていただきたいと思いますけれども、ご指摘だけさせていただきたいと思います。
あと、次の質問ですけれども、まず4大イベントという部分で、花火に関しては、これまでコロナ禍がございましたから中止という部分もございましたが、コロナ禍以前の状況も踏まえて、区の評価といいましょうか、その評価とその4大イベントに対しての課題、それぞれ何か課題がありましたら教えていただきたいと思います。
◎くらしと観光課長
くらしと観光課としては、この4大イベントのうちの2つ、いたばし花火大会と板橋区民まつりのほうを所管しております。花火大会については、委員のおっしゃったとおり、3年間中止という形をさせていただき、今年4年ぶりに開催という方向で準備を進めさせていただいています。いたばし花火大会については、ブランド化というか、都内で23区では一番大きな尺5寸玉を上げられるよとか、あと関東、この辺では最長級であるナイアガラの滝とか、そういったほかの花火大会と大きく差別化を図って、大きなものが近くで見られるというようなところをメインで打ち出させていただいているところです。その中で、大分ブランドとして浸透はしてきているのかなというところで、先日も前売り券の販売をさせていただきましたが、前の日から並んでお待ちになっている方もいらっしゃるというところもありますので、そこは今後も皆さんに認知していただくように進めていきたいというふうに考えています。区民まつりについては、こちらも昨年開催させていただいたんですが、コロナというところで、大分縮小させていただいたというか、演目については、やはり密になるみこしとか、そういったのは中止ということをさせていただいたんですが、今年は5類に移行されたというところもありますので、その辺も含めてフルで開催したいなという方向で今準備を進めさせていただいております。そこで、また板橋区民まつり、区民の皆様の郷土愛というか、そういったところも含めて醸成できるようにいろいろと準備を進めたいというふうに考えておりますし、あと先ほど来出ております絵本のまちというところも、多くの区民の方が集まる機会を捉えてPRに努めていきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◎赤塚支所長
こちらでは、板橋農業まつりを所管させていただいております。板橋農業まつりにつきましては、都市部ではいまだに農業、畑が多く残っているというその板橋の、これも非常に高い魅力の一つかなというふうに思っておりますけれども、これを区内外に発信する貴重な機会だというふうに思っています。例えば、地元のお母さん方が丹精込めて作った野菜を組み立てて野菜の宝船というのをやっていますね。あれだけ大きなものを台車に乗せて動かすというのは、かなり珍しいというふうに認識しておりまして、これ農業まつりの目玉になっているわけですけれども、そういったところで、一つは板橋農業というものを広く知っていただくということ。もう一つは、お祭り形式でやっておりまして、非常にたくさんの方が来ていただけているというようなところがあります。そういう意味では、地域のにぎわいづくり、こういったものにも非常に高く貢献しているのかなというふうに思いまして、これを何とか守っていきたいというところがございます。課題なんですけれども、まさに今、少しずつですけれども、農地が減少しているというような状況、業者の方もちょっとずつ減ってきているというような状況がございます。そういった中でも今いらっしゃる農家さん方、一生懸命頑張っていただいて、祭りの規模ですとか、そういったものを従来どおりやっていただいているというところがございますので、ここをいかにこのにぎわいを保っていくかというようなところを、この辺を農業者の方たちと一緒に今後考えていければというふうに思っております。
◎
スポーツ振興課長
板橋Cityマラソンを所管しております。今年3月に4年ぶりに開くことができました。ただ、感染症対策等をしっかりしなきゃいけないという中でしたので、5キロ走であるとか、車椅子であるとか、そういったサブ種目も中止をさせていただきました。飲食を伴う出店のほうも控えていただいているということで、ただ、実際には大きなけがもなく無事に終わることができましたので、その点についてはよかったと、成功したと評価をしております。来年3月にまたやるんですが、その中では、サブ種目とか飲食を伴う出店とかできないかというところで、今検討しているところです。課題なんですけれども、コロナ禍前は定員が1万5,000人で、実際走られた方は1万4,000人ぐらいいらっしゃったんですけれども、資料を見ていただくと、実際の参加者は8,926人ということで、参加をされる方が減少していると。これを再び1万人以上参加していただくような盛り上がりをどうやって持っていくのかというところが課題だと思っています。
◆いしだ圭一郎
それぞれの課題もお聞きさせていただきましたけれども、私もこの4大イベントに関しては、区民の認識、周知というのはかなり進んでいるなというふうに思っておりますけれども、私なりに考えたときに、この4大イベントの課題といいましょうか、やはりしっかりと今後は、これは区民だけに限らず、インバウンドなり、また他区の方が来られるイベントだと思いますので、そこでしっかりと駐車場の整備とか、宿泊施設の整備という部分が、そこをしっかりと進めていくことによって新たな
ブランド戦略となって周知、人を集めることができるのではないかと思っているんですが、ちょうどこのイベント、花火をやるスペース、Cityマラソン、なかなかそういう部分では不便な地域だと認識しているんですが、その進め方について今区の考え方が何かあれば、例えばホテル、ビジネスホテルみたいなところを誘致するとか、そういうようなお考えはあるのか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。
◎くらしと観光課長
今、宿泊施設ということで、花火大会なんかということだったんですが、なかなか宿泊施設について、その1日のイベントというところで整備していくというのはなかなか難しいのかなと思っております。ですが、各宿泊施設なんかも含めまして、うちの花火大会については、ご協賛のお願いも含めて周知を努めてまいりますので、その中で各宿泊施設さんのほうでそういったイベントについてご対応をどのようにされていくのかなというところもお願いするというようなスタンスで進めさせていただいております。区民まつりについても同様で、2日間というところもございますので、同様の形という形になっています。
◆いしだ圭一郎
どうか強気のお願いをしていただきたいと思います。また、そういう意味じゃ、私も農業まつりなんか行く際に、駐車場をまず探すのにすごく困ってしまいますので、今は宿泊施設のご答弁でしたけれども、駐車場の確保というものもやっぱり人を集めるのであれば当然不可欠だと思いますので、当然お考えになっていると思いますが、ご指摘をさせていただきたいと思います。併せて、例えば花火の会場、Cityマラソンの会場は河川敷ですので、今、板橋区では荒川戸田橋緑地におけるバーベキューというものもやっておりますが、トイレの整備も含め、水洗いの場も含め、整備が充実しているのかといえば、していないような状況でございます。それも併せて、駐車場整備や宿泊施設を増やしていくことによってさらなる
ブランド戦略につながっていくのではないのかなと私、ちょっと勝手に思っていますけれども、言わさせていただきました。
最後の質問になりますけれども、そういった中で、先ほどインバウンドとか交流人口という部分のお話もさせていただきましたが、そこについての考え方と、あと関係人口、交流人口ではなく関係人口、そこの部分によって
ブランド戦略につなげていくことも大事だと思っていますので、そこら辺の部分を最後、お話をお聞かせ願えればと思いますので、お願いいたします。
◎くらしと観光課長
インバウンドということでございます。あと、関係人口というところでございます。イベントの視点からというところで申し上げさせていただきますと、花火大会、区民まつりとか、そういったイベントについては、なるべく多くの方に、外国人の方も含めてというふうに考えておりますので、浅草のそういった観光案内所のほうにパンフレットを配らせていただいたりとか、あとはまた主要駅というか、近くの池袋駅なんかに大きなサイネージなんかを設けて周知に努めてまいりまして、その中で外国人の方も含めてご覧になっていただきたいなというふうに考えております。今まで、前回の大会の感触でございますが、意外と中国とか、そういったアジア圏の方とかも結構多くお見えになっているのかなと思います。前売り券なんかについては、どういった方がというのが見えないんですが、当日券なんかの販売状況なんかを見ますと、結構外国の方が3分の1以上お見えになっているのかなというふうな感触がございますので、引き続きそういったインバウンドの方、また近隣も含めた関係の方なんかも含めて、周知は引き続き努めてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
◎政策企画課長
関係人口のところで少し補足させていただきますけれども、委員ご指摘のとおり、イベントだけではなくて、例えば駅周辺のまちづくり等々で区がまち全体で地域の魅力を上げていくことによって、そこににぎわいと仕事が生まれて、関係人口が創出されていくんだろうというふうに思いますので、No.1プランの中でしっかりとそういった
ブランド戦略の中で、まちづくりとともに関係人口の創出というのを図ってまいりたいというふうに思ってございます。
○委員長
今この質疑、今区が行っていただいている現状の確認についてということで進めていますので、ご意見とかご提案とか、この後、今後調査すべき内容と併せてご議論いただくときに一緒に言ってもらったほうがいいかなと思いますので、ご協力をお願いをいたします。
◆岩永きりん
まず、板橋区の
シティプロモーションあるいは
ブランド戦略の考え方の中で、ミッションに当たる部分はあるのかということについてお伺いをしたいと思います。私の考えなんですけれども、一般企業の場合ですと、企業だったり、その中のブランドが果たすべき使命とか存在する目的、あるいは自社製品を利用してもらうことで顧客にどういう価値が提供できるのかということをミッションとして掲げているところも多いと思っております。板橋区の場合は、そういったミッション、使命ですかね、に当たるものはあるのか。もしありましたら、教えていただけますと幸いです。
◎
ブランド戦略担当課長
シティプロモーションのスローガン、
戦略ターゲット向けのスローガンということで、「暮らしやすいが、叶うまち」ということを申し上げてございます。これが一つ大きな命題になるのかなというふうに思いますけれども、やはり板橋区が選ばれるまちになるために、独自の魅力を創造発信して、区への愛着、誇りを高めて、先ほどのお話にもありましたけれども、板橋区を訪れる人が増えて、交流、にぎわいを創出して、住みたいまちとして定住化が進むということが大きな目標になるのかなというふうに考えてございます。
◆岩永きりん
理解をいたしました。板橋区の今言っていただいた「暮らしやすいが、叶うまち」それからブランドステートメントとして、「板橋区は、家族のだれもが、暮らしやすいと実感できるまちです。なぜなら」という文章を掲げていると思うんですが、この中にも暮らしやすいが叶うまちという言葉があって、それを板橋区としての価値としてしていきたいのかなというふうに理解をしております。今言及いたしましたブランドステートメントの中で、最初に、板橋区は家族の誰もが暮らしやすいと実感できるまちですという文言があると思うんですけれども、個人的には、私独身なのもありまして、家族の誰もがという文言にちょっとなじみがないかなと思ったんですけれども、この家族の誰もがというところに関して、何か設定をされた背景などありましたら教えていただけますでしょうか。
◎
ブランド戦略担当課長
先ほどのご答弁と少し重複するところがあるかもしれませんけれども、区民の意識意向調査をいたしますと、区に対する愛着の要因として最も高いのが消費、交通の利便性、それから、その次に緑や公園の自然環境、それから医療・介護・福祉サービスの充実ということが挙げられているような背景がございます。こういったあたりを見ますと、年齢性別問わず、家族の誰もが暮らしやすい環境が板橋区にあるのではないかなというふうに捉えてこのようなことにしているということでございます。
◆岩永きりん
家族のブランドステートメントをこれから変えるとか、そういう話ではないと思うんですけれども、「家族のだれもが」という文言ですと、どうしても何か家庭を持っている方前提というような感じに個人的には感じてしまうところもありまして、
ブランド戦略の中でぜひ家庭を持って、家族とともに板橋区に住まわれている方だけではなく、独身の方とかお独りで暮らされている方、あるいは地方から出てきて独りで住んでいる大学生、学生の方ですとか、そういった方々も
ブランド戦略に包括していただければうれしいなと思っております。
◎
ブランド戦略担当課長
シティプロモーションそれから
ブランド戦略の主たる目的が定住人口の増というところを意図しているところがありまして、このような記載になっているかなというふうに考えてございます。一方で、多様性の観点、こちらも大事にしなければいけないというふうに考えてございますので、ここにはこのように記載をしてございますが、様々な
プロモーション、
ブランド戦略を推進していく上では、その点も大事にしながら進めていきたいというふうに考えてございます。
◆岩永きりん
続いて、
ブランド戦略あるいは
シティプロモーションの核となる目的についてお伺いをいたします。今、少し定住人口の増加ということを挙げていただいたんですけれども、やっぱり
ブランド戦略だったり、
シティプロモーションだったり、定住人口の増加、それから、あるいは今住んでいる人の定住ではなく、新たに移住してほしいですとか、それから区外からの観光に来てほしいですとか、企業に来てほしいですとか、ブランディングの目的となる部分は結構いろいろあると思うんですが、その中で特に優先するものがあるのかということと、それから、いろいろな目的がある中で、優先順位、特に優先するものとそれ以外の順位は何か区の中で順位づけはあるのかということについてお伺いをしたいと思います。
◎
ブランド戦略担当課長
シティプロモーション戦略策定の背景というところにつながってくると思うんですけれども、一番大事にするところ、肝になる部分というのがやはり区民の区に対する誇りと愛着の醸成、それから繰り返しなりますが、定住意向の向上というところが一番大事にしなければならないところ。それに対して、一番どの部分、どの層にブランディング戦略上、戦略を展開していく必要があるかということを考えたときに、30代から44歳の女性ということが挙げられている状況でございまして、そこが筆頭に来るというふうには考えてございますが、それ以外のところについて特段順位づけをしているというようなことはございません。
◆岩永きりん
分かりました。最後にすみません、ちょっと最初の質問に少し戻ってしまうんですけれども、ミッションというか、使命に当たる部分で、研究していただきました定住化人口を増やすですとか、区民の方に誇りを醸成していただくとか、そういったものの先に、それは例えばなんですけれども、区民の方に幸せになってほしいからとか、何かそういう何かがございましたら最後に教えていただけると幸いです。
◎
ブランド戦略担当課長
誇りと愛着の醸成、定住意向の向上というものの先に何があるかというようなお話ですけれども、まずは区内にお住まいの方々に対して、そういう誇りとか愛着を持っていただいて、長く住んでいただくというところを促していく。その先には、もっと区外の方々からも板橋区に住んでみたい、訪れてみたいというふうに思って、どんどん外に広げていくというんですかね。そういう視点を大事にしていきたいなというふうに考えてございます。
◆岩永きりん
誇り、愛着を持っていただくことを促して、その先には、区外の方々からもというお話だと思うんですけれども、誇り、愛着を促したり、区外の方々に来たいなと思っていただくことで、板橋区として提供できる価値みたいなものが何かあれば、お伺いをしたいと思います。すみません。もしあればという感じです。
◎
政策経営部長
今、岩永委員がご質問された部分については、平成27年度の
シティプロモーションの戦略をつくるときにいろいろ議論したところでございまして、区のいろんな地域資源を整理した上で、区民の皆様にどういった価値が提供できるのかということで整理して、その中でブランドピラミッドというようなもので公表されておりますけれども、そういう中で最終的に提供できる価値としましては、その中では家族が笑顔で心豊かに成長できるまちと、こういったものをこうした取組を通じて提供できるんではないかと、そういったことで定めておりまして、とりあえずは、その流れの中で今進めているところでございます。
◆おなだか勝
まず、今
政策経営部長のほうから、さっきも竹内委員の質問にもあったんですけれども、実際のところというか、この資料をもらうと、もともとおっしゃっていたように、3つのところというと緑が多い、板橋は緑が多くていいよねとか、医療機関がしっかりあっていいよね。それから、消費者にとってはすごく物価が安くて、商店街があってすばらしいよねと、大体そのところへ行くんですよね。我々も板橋ってどんなまちですかとか、板橋でどこに魅力があるというと、今言った3つを大体お話をさせていただくのが多いんだけれども、資料になって出てくるとそこがなかなか文字起こしができないというか、事業化されたものが具体的に出てくるというものがないように思えるんですけれども、
政策経営部長が今そういうふうにおっしゃっているんだけれども、資料の中にそうやって出してこれないというところ、何かそこのところは考えようはないのかなと思ったんですけれども、できないものですかね、そういう資料として出してくるということは。
◎
政策経営部長
委員のお話を聞いていて、どういうふうにまとめてお出しすればいいのかなとちょっと思ったんですけれども、確かにさっき竹内委員のご指摘にもあって、今おなだか委員にもご指摘があったこの辺のところというのは、もうその
シティプロモーション戦略、平成27年のときであったりとか、令和2年のブランドの追録版という戦略を立てたときにも議論してきて、議会報告もしながら、それで毎年度毎年度の
シティプロモーション戦略という区としての方針があって、その中で平成27年とか令和2年の中で方針が打ち立てられていますので、それに基づいて毎年度毎年度、その方針に基づいて個々の事業を進めてきているというところがございます。なので、その辺、それはもう毎年展開しておりますので、数多くあるわけですけれども、それをまとめていくときに、今回のような資料で、最近の主な取組ということでやってきているわけですけれども、たまたまそうやってご指摘を受けると、医療機関であったり、公園が豊かで緑が豊かだという、そういったところがあまり資料上はっきり出てきていないというところがあるかなと思っておりまして、その辺については普通に委員であったり、一般の区民の方々が板橋というとこういうまちだよねと、これが魅力だよねと思い描くものと、区としていろいろと一生懸命取り組んでいる事業とのちょっと整合をどう図っていくかなという、ちょっとこれから課題かなというふうには思っております。
◆おなだか勝
別にずれているとは思っていませんので、資料となって表すものは、なかなかやっぱりこういう4大イベントだとかいっぴんだとか、そして今一押しであるこの絵本のまちという、これはもう当然そうだろうとは思うんですけれども、そこのところはおろそかにしてほしくはないということで、ぜひやっていただきたい。特に病院のことでいえば、例えば具体的になっちゃうんですけれども、日大病院なんかがもう老朽化していて、どこへ行くんだろうとちょっと不安な部分もあるわけですよ。どこかよその区へ行ってしまうんじゃないかなとかね。そういったところも併せてまた考えていただければいいのかなと思います。あと、子育てとか教育とかという部分でも、絵本のまちというのは教育だといえばそのもので、中央図書館にもこの前、館長のところにもお世話になって、拝見をしてきまして、本当にすばらしいなと思います。一押しでやってもらいたいんですけれども、やっぱりさっき30代から40代の女性をターゲットというと、やっぱり子育てと教育だろうなと思うんですけれども、そこの部分についても子育て関連のところが触れられていないというところが、ちょっと僕はもう一つ踏み込んだほうがいいんじゃないかなと。自慢というか、板橋はこんなのですよというところを出していければいいのに、例えばあいキッズなんかは、全児童対策でやっているこのあいキッズというのは、今どこも保育所の待機児はゼロにみんな近くなってきていますけれども、今度は学童クラブに入れませんというのがあちこちで目立つようになってきている。そんな中で、板橋はあいキッズを先進的に取り入れてやりました。だけれども、じゃ、あいキッズの中身は今どうなんだろう、もう一回見直す時期に来ているんじゃないかなとか、そういったことも含めて出していっていただけると、今話題になっている30代・40代の女性をターゲットにというのであれば、なおさらそういうところを魅力として掲げてほしいし、それから商店街のことでいえば、上板もそれから大山もいろいろと再開発があって大変だけれども、一生懸命やっているわけですよ、商店街の皆さんは。そういった方々の取組を応援をするような形で、もっともっと板橋の商店街を魅力的なものにしていくために板橋区は頑張っていますよ的なところも必要なんじゃないかなと思いますけれども、いかがでしょうかね。
◎
ブランド戦略担当課長
申し訳ございません。今回の資料のまとめ方の視点というところが、区民の方にお尋ねをしたときに、
ブランド戦略として力を入れるべきものは何だろうという設問に対するお答えがこういった4大イベントですとか、大きなイベントが出てきたところがございますので、このような視点で中心にまとめさせていただいたようなところでございます。対して委員おっしゃるとおり、区にある魅力的な制度、支援策というのは、利便性であったり、自然環境であったり、様々な医療・介護・福祉サービスであったり、ほかにもいろいろなところでまちづくりが動いていったりというところがございます。資料のまとめ方と区民の方々が愛着を持つ要因になっているいろいろな制度があるというところで、少し資料の作り方とそこにギャップが生じてしまったかなというふうには考えてございますので、今後資料をお出ししていくときには、十分留意をしたいというふうに考えてございます。
○委員長
今回出していただいた資料は、建議理由に基づいて、区の現状の取組についてまとめていただいたというのが前提としてありますので、その上でご質疑をお願いします。
◆おなだか勝
最後なんですけれども、中央図書館、この前拝見して、すばらしいものに変わりましたけれども、いわゆる箱物で、板橋でも30年、40年経っていて、中に入っているものも老朽化している。けれども、もしかしたらもっと魅力を発信できるようなものがあるんじゃないかな。教育科学館なり、エコポリスセンターなり、熱帯環境植物館は取組としてはすごくよくなってきていると思いますけれども、実際にはやっぱり老朽化も少しずつ考えないといけないと思います。あるいは、郷土資料館、あそこも溜池の公園のところにあって、美術館との一体化でもっともっと魅力あるものになるんじゃないかなと思っていますけれども、ああいった箱物についてこれからどういった方針、全体的な方針で結構ですので、どう考えているか分かればお話しいただければと思います。
◎政策企画課長
委員ご指摘のとおり、区の公共施設、老朽化してもう40年を超える施設が大半を占めておりますので、区に一つしかないような施設、例えばこの前は中央図書館でしたけれども、また教育科学館であったり、エコポリスセンターであったり、今後手を入れていかなきゃいけない施設に関しては、基本的な方針として、サービス、機能の向上を図っていくというのがございますので、またこれから実施計画を改定していく中で、しっかりと検討してまいりたいというふうに思ってございます。
◆大野ゆか
よろしくお願いします。3点お伺いさせてください。1点目が
シティプロモーションについてなんですけれども、今年の7月から区の公式LINEができるというふうに伺っています。それで、今各種SNS、運用されていると思うんですけれども、こちらのSNSはアプリをダウンロードしていないと使えないという一方で、もうLINEはほとんどの人がもうライフラインとして使っているということで、その公式LINEを使っての
シティプロモーションというのは一つのチャンスかなというふうに思っているんですけれども、7月からどのように運用していくのか、どういった情報を発信していくのかということを教えてください。
◎広聴広報課長
こちら、LINEといったところ、皆様お使いの方が非常に多いのかなという中で、日本全国、月間で9,000万人超のアカウント利用があるというふうに言われているぐらいの、恐らく今使われているSNSで1番皆様が身近に、ほぼ毎日触られているものかなというふうに思ってございます。そういった中、板橋区におきましても、7月1日から公式LINEのほうを導入させていただくという中におきましては、基本的には、ホームページに載っている情報にきちんとつなげていくということを含めて丁寧にやっていきたいというところで、ただ皆様がやはり必要とされている情報をきちんとお届けするということが大事だというふうに思っております。そういった中では、セグメント配信と言われるようなジャンルを希望される部分に関して取れるような仕組みといったところを導入させていただくということがございますので、皆様がどういったものを求められるかによって、届く内容が少し変わってくるところがございますけれども、少なくともやはりたまにしか送られてこないというふうになってしまいますと、なかなか皆様が見ていただけないというものになってしまいますので、発信に当たりましては、全庁的にも発信する情報等を集めるのも含めて、広聴広報課のほうで集約したものを定期的に積極的に発信してまいりたいというふうに思っているところでございます。また、それ以外にも魅力発信、ブランドにつながるもの、こういったものに関しては、ちょっとセグメントとは別の部分でも発信させていただいたりというところも含めて、ちょっと運用を図っていく中で、日々改善を図りながら、皆様の反応も見ながら取組を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
◆大野ゆか
ぜひ活用いただいて、
シティプロモーションにつなげていただければと思います。もう一点目なんですけれども、絵本のまち板橋についてでございます。先ほどからいろいろとおっしゃっていただいているように、30代から40代の女性がターゲットということで、私はもうがっつりターゲット層ではあるんですけれども、正直申し上げて、絵本のまち板橋のものが刺さっていないという現状があります。ちなみに私は子どもが3人いて、一番上が小1で下が1歳なので、絵本の読み聞かせは毎日やっているし、すごい絵本には親しみを持っている。ただ、これの絵本のまち板橋の取組には刺さらないは何でなんだろうなというと、例えば原画展だったりとか洋書とか、そういうのってなかなか子連れで見に行けたりしない。もう少し子どもが知っている原画展ならまだあれなんですけれども、ボローニャの原画展だとどうしてもちょっととっつきにくかったりとか、そういうのがある。なので、この今、絵本のまち板橋の中でターゲットにしているこの進め方はすごくよいと思うんですけれども、一方で刺さっていない層にどうやってアプローチしていくのかというのを考える余地があるのかというのを教えていただきたいんですけれども、よろしくお願いいたします。
◎
ブランド戦略担当課長
おっしゃるとおりだと思います。なかなかやはり原画展にしろ、絵本翻訳大賞にしろ、好きな方は積極的に情報を取り、取られて、見に行かれたりするというようなところがあるんだと思います。それ以外の方に対しては、どうしても届きづらいというところがあります。私どもも絵本のまちを展開していくに当たって、いろいろな方にご参画いただいて、ワークショップのようなことをやりながら、新規事業の創出ですとか、今後浸透させていくのにどういったことをすればいいだろうかというようなことでご意見を頂戴するんですけれども、やはり多く出てくるのが区のいろいろな場所で絵本そのものとか、絵本の要素に触れられるといいとか、絵本を通じた体験活動、先ほど委員おっしゃっていただいたような読み聞かせもその一つかと思いますけれども、ほかにも絵本づくりですとか、そういったことをどんどん進めていけばいいんじゃないかというようなお話もございますので、そういった取組は図書館、美術館等々とも協力し、そのほかいろいろな部署で絵本と絡めた取組は進めていただいておりますので、そういった取組は地道に進めていきたいというふうに考えてございます。
◆大野ゆか
今おっしゃっていただいたような絵本と身近に触れ合える機会というのは、すごくつくっていただきたいなというふうに思っております。例えば商店街の空き店舗を活用してミニ絵本図書館みたいなものをつくったりですとか、そういうのもいいかなというふうには個人的に思っています。最後の質問になります。また持ち上げるんですけれども、30代から40代の女性がターゲットということでありまして、区民の意識調査というお話は先ほど伺ってはいるんですけれども、平成27年からその策定をして進めていく中で、振り返る機会、30代・40代に直接こういうことをやっていますけれども、どう思いますかみたいな調査をしているのか。やっているならその頻度、あと方法を教えていただきたいんですけれども、お願いいたします。
◎
ブランド戦略担当課長
特に委員ご指摘いただいたそのターゲットの方に対して特段の調査をしているというようなところはございませんけれども、先ほど申し上げました様々ないろいろな所管と連携をしながら、絵本のまちの取組み、事業、イベント等をやってはおります。その場でいろんなアンケート等は取らせていただいて、参考にさせていただいているというような状況はございます。
◆大野ゆか
PDCAサイクルの中では、多分チェックという意味はすごい大事だと思うので、もう少し普通の企業でいうと多分やることだとは思いますので、もう少し意識的にこれをやってどうだったのかということはぜひ振り返っていただいて、よりよいものにしていただけたらというふうに思います。
◎
ブランド戦略担当課長
絵本のまちの取組に関しましては、今年度に入りまして公式のSNSアカウントとは別に、区公式のものとは別に絵本のまちアカウントという、絵本のまち専用のインスタグラムのアカウントを立ち上げてございます。そこでも様々なイベントの情報ですとかを発信をしているところでございます。先ほど申し上げましたように、SNSのよいところは、双方向でやり取りができるというようなところでございますので、そういったインスタでの発信と併せて、それに対して区民の方々がどういう属性の方々、どこにお住まいのですとか、どういう年齢層のどういう性別の方が見られているかというような分析ですとか、どういうリアクションが返ってきているかというようなところも分析をしながら進めていきたいというふうに考えてございます。
○委員長
何度もすみません。ご意見とかご提案は、この後もう一度皆さんから頂く機会がありますので、そこで併せて頂ければと思います。
◆寺田ひろし
私は、簡潔に3点だけ伺いたいと思います。細かい事業のほうは本日は伺いませんで、大まかな事業のほうとかで伺います。まず、3点でない。何点かまずはいろいろ今ご説明いただいたように、この
プロモーション計画とか、あとはこの追録版とか、あとは毎年
シティプロモーション計画のもの、令和5年度も頂戴して、全て目を通した形で伺うんですが、現在
プロモーションサイトを板橋区、作られていらっしゃると思うんですけれども、ここに例の「暮らしやすいが、叶うまち」というのは、トップページとかあまり見当たらなかったなと思うんですが、これは今後挿入する予定があるんでしょうか。
◎
ブランド戦略担当課長
プロモーションのページについては、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。ただ、「暮らしやすいが、叶うまち」につきましては、いろいろなホームページしかり、いろんな区が発行するもの、いろいろなところでできるだけ表に出していって、区民の方であったり、職員への浸透を図ってまいりたいというふうに考えてございます。
◆寺田ひろし
是非ご検討いただければと思います。あと、ここからが3点あるんですが、1点、まず最初に、2ページ目のSNSのほう、全て細かく記載いただいてありがとうございます。先ほど来お話しいただいています令和3年度の
区民意識意向調査、私も全部ちょっと確認しまして、区民の方の情報入手方法を見ると、大体40代以下がホームページから入手していますが第1位で、50代以上はやはり広報いたばしが全部第1位なんですね。きれいに二手に分かれていて、この40代、50代を境に分かれていると。ただ、ちょっと残念ながらなんですが、このホームページと広報いたばし以外に、あとはそれぞれ50%認識しています。掲示板で情報を入手していますという方が3割、SNSは実はもっと下の順位で、町会掲示板とか、あと板橋区が掲載されている新聞記事よりももっと下の7番目だったという、7%ぐらいしかそこから板橋区の情報、区民の方は入手していませんよということなので、非常にSNSは今、時代の流れで非常に重要な立ち位置にあって、私も活用させていただいているんですが、やはり今後一層工夫が必要なのかなというふうに感じています。大まかな質問を通して、令和5年度の
シティプロモーション計画では、このSNSの効果測定として、インスタグラムとかでもインサイトの機能を使っていろいろ閲覧数とか分析するというふうに書かれてありましたので、具体的なこのSNSの認知度を上げるような、そんな対策というのはちょっと大まかで結構なんですが、方向性とかがあれば教えていただければと思います。
◎広聴広報課長
今お話しいただきましたように、区の情報を何で知ったかといったところに関しましては、確かにSNSに関する入手先というふうに言っていただける方、1桁%といったところで、正直我々も少し驚いた感はあるんですが、少しずつ上がっているところはあるんですが、やはり昨今の情勢を見ますと、SNSもっと伸びていいかなというふうに思っております。そういった中で今回、7月1日、先ほども少しお話が出ましたが、区公式LINEといったところに関しましては、広く使われているツールでございますので、やはり一つこちらがいい起爆剤になるかなというふうに思ってございますので、まずこのLINEの利用者といったところを広く獲得する中で、ほかのツール等についても結びつけていくといったところを含めて取組を進めていければというふうに考えているところでございます。
◆寺田ひろし
また今後、ぜひ引き続きお打合せさせていただきたいなと、議論させていただきたいなと思います。あと、2点目に、先ほどお話が出ました区民まつりでの体育館での絵本のまちひろば、私もちょうどいしだ委員と一緒に参加させていただいて、非常に面白い取組を、展示を回らせていただいて、私もInstagramの壁紙写真ですか、フレーム、あれもちょっと活用させていただいて、撮影もさせていただいたところでございます。一応簡単な確認なんですけれども、本日配付していただいた2ページとか3ページにこの絵本のまち板橋があるんですが、昨年行われたこの絵本のまちひろばについて含まれている記載というと、事業というとどこにあるんでしょうか。もしくは、この中にあるかどうか、なければないでいいんですけれども。
◎
ブランド戦略担当課長
恐れ入ります。この絵本のまち板橋の中には、区民まつりの記載は特にさせていただいていない状況でございます。
◆寺田ひろし
分かりました。非常に面白い取組なので、載せていただければ、今回のは今日の委員会の資料なのであれですけれども、ぜひ触れていただきたかったなというのは、その理由としては、令和5年度の板橋区
シティプロモーション計画の中に、先ほどご説明いただいたようなEBPMのツールを使っていろいろ分析して、今後絵本のまちひろばというものを今度、単独でのイベント化とか、あと国際化も図っていくというような記載もありましたので、もしかしたらこれ、結構非常に重要なのかなと思ったので、本日のこういった絵本のまちの板橋の資料の中に含まれておられればよかったかなというふうに思ったので、確認いたしました。
最後、
ブランド戦略そのものについて一旦ちょっと確認でございますが、区独自の
ブランド戦略、掘り下げているというのは、実は結構、私も今日までほかの自治体、区とかいろいろ見てみたんですが、本当のブランディング宣言だけを掲げている区というのは結構少ないんじゃないかなとふと思ったんですね。練馬区とか北区も見たけれども、あまりなくて、あるところはブランドといっても、区の産業の足立区ブランドとか、そういったネーミングをつけてやっているような、産業、製品を作るとか、そういった類いで、こうした区のブランドのというのは結構少なくて、唯一あったのが、私はちょっと時間がなくて、見つけられたのは江東区のブランディング戦略ぐらいで、江東区はすばらしくて、しっかりロゴマークも作られているんですね。あと、ほかのいろいろ
シティプロモーションアワードとか、そういうのは、あとそこが発行している全国調査を見ると、大体自治体の中でブランディング戦略をやっている中で、大体13%ぐらいしかこのロゴマークを作っていないんですが、そのうちの一つが江東区だったんだなと思ったんですね。ですので、そこでちょっと確認いたしますが、板橋区も先ほどのようなメッセージのキーワードが
シティプロモーションのホームページもぜひ掲げていただきたいというのと一緒に、ロゴマークとか作るご予定とか、検討というのがあるかどうかちょっと確認で伺います。
◎
ブランド戦略担当課長
最初に、絵本のまちひろばについてのことについてお話をいただきました。資料に欠けておりまして申し訳ございません。今年度も同様に、区民まつりの中で、板橋第一中学校体育館を会場に、また来年度の課題等も生かして、創意工夫を凝らしながら魅力的な催しにできるように努めてまいりたいと思います。また、その先には、もっと大きなものにしていって、もっと区外からも人を呼び込めるような、それは来年度、再来年度もっと先ということになるかもしれませんが、そのようなことで取組を推進していきたいというふうに考えてございます。
2点目、
ブランド戦略、なかなか策定をしている自治体がないんじゃないかというようなお話もいただいたところでございます。
シティプロモーション自体が、既にあるいろいろなものを発信をしていくというような視点なのかなというふうに思います。板橋区の場合はそれだけではなくて、いろんな独自性、先駆性を前面に打ち出させる取組があるので、そういったそれをブランドとしてつくり出していく、他に発信していくということではなくて、つくり出して発信をしていくというような視点で進めてまいりたいということで、このような考え方で整理をしているところでございます。ロゴマークにつきましては、今のところ特に作成するというような計画はございません。
○委員長
本件につきましては、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────
○委員長
次に、活動方針についてを議題といたします。
本日の理事会にて了承されました活動方針について、お手元に配付してありますのでご覧ください。
先ほどの調査事項を踏まえ、これを本委員会の活動方針とすることにご異議ございませんか。
(「異議なし」と言う人あり)
○委員長
ご異議がないものと認め、本案を活動方針とすることに決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○委員長
次に、
重点調査項目及び次回以降の調査事項についてを議題といたします。
本委員会の最終的な提言をまとめるため、提言の大きな柱となる
重点調査項目を定め、今後の調査につきましては、
重点調査項目に基づいた調査を進めてまいりたいと存じます。
本日の理事会にて了承されました
重点調査項目について、お手元に配付してありますのでご覧ください。
これを本委員会の
重点調査項目とすることにご異議ございませんか。
(「異議なし」と言う人あり)
○委員長
ご異議がないものと認め、本案を
重点調査項目とすることに決定いたしました。
次に、ただいま決定した
重点調査項目に基づき、次回以降の委員会において調査する具体的な内容や理事者より資料として提供していただきたい内容及び視察内容、視察先について各委員よりご意見をいただきたいと思います。先ほどの現状確認で触れた部分と重なるところもあるかもしれませんが、改めてご意見としていただければと思います。なお、先ほど
重点調査項目が決まりましたので、それぞれの項目に基づいたご意見をいただきたいと存じます。ご意見につきましては、本委員会の建議理由を踏まえ、ご発言くださいますようお願いいたします。
それでは、ご意見のある方は挙手願います。
◆近藤タカヒロ
視察先で、流山市のほうが資源活用のほうでうまくいっているというふうに聞いていますので、千葉県の流山のほうに視察先とかで調査対象にできたらなと思います。
◆いしだ圭一郎
まず、
シティプロモーションの推進についてですけれども、場所は一任いたしますけれども、例えば他区のイベントの視察、また交流人口、他区との比較ですね、交流人口も、そういったものを比較調査していきたいなというように思っています。あと、定住化に向けた他区の取組や成果なども視察できればなと思います。
地域資源ブランドの確立、発信についてですけれども、先ほど質疑でもありましたけれども、イベント開催時の駐車場の整備や宿泊施設等の他区の状況の視察、あと企業や関係団体などの具体的な実施内容の確認、またその効果の検証などもできればなと思いますし、あとはこの
地域ブランドの発信についての先進的な事例などがもし調査できればなというふうに思っています。
◆竹内愛
シティプロモーションの推進については、区民参画による会議体の設置などについてぜひ調査ができればなというふうに思っているのと、その広報ツールについても、やはりもう少し効果的な活用方法がないのか、その辺についても議論ができたらなというふうに思っています。
2つ目の地域資源のブランド確立と発信についてなんですけれども、区が持っている地域資源の材料と区がそれを活用しようとするときの目的や事業がつながっていないなというのを感じていまして、改めてその地域資源は何なのかというところをもう少しこの特別委員会として掘り下げる必要があるかなと思っています。先ほどもちょっと述べましたけれども、土地の特性や街並みを生かしたブランドの確立というか、もともとあるものについての発信ということなんですけれども、一つとしては、商店街や個店、地域住民の交流、また産業、ちょっといしだ委員の意見とも重なるんですけれども、それが今どういう実態になっていて、それがどう活用できるのかということ。それから、交流拠点というのが必要だと思うんですけれども、これはちょっと商店街とか個店とかとも関係するんですけれども、公共施設に限らない、公共施設も含めてなんですけれども、民間も含めた交流拠点というのがどういうふうになっているのかということを調査できればなというふうに思っています。
◆坂田れい子
シティプロモーションについてなんですけれども、例えば練馬区では、インフォメーションのiというのを立てて練馬観光所というのがあって、そこに行けば練馬のブランドしたいものとか推進したいものが物品とかすごく集まっていて、情報を得られるというのがあって、しかも駅に直結していたりするので、多くの方が目につきやすいというか、何よりも区民のみんなが板橋って何ぞやというのを体感できるというのがブランド化につながるのかなと思っているので、そういった竹内委員もおっしゃっていたように、交流できるスペースというものの活用がどの程度板橋区に眠っているのか。商店街の中でもできると思いますし、何かそういった空きスペースの活用とかができるのであれば、そういった調査もいいのかなと思っています。
ホームページを見たところ、
シティプロモーションのバナーがあったんですけれども、多分これ区民からしたら何ぞやと思うような感じなので、そこの改良もちょっと先ほど聞きたかったんですけれども、
シティプロモーションのところをもうちょっと分かりやすく、公式ホームページの見せ方ということに関して提案していけたらいいのかなと思いました。あと、ECサイトをオープンする可能性とか、そのECサイトをオープンして、
板橋ブランドをもっとみんながアクセスして購入できたりするのも、その可能性についてちょっとこれ調査と言っていいのか分からないんですけれども、そういったことが思い浮かんだので提案させていただきたいなと思いました。
あと、
地域資源ブランドなんですけれども、これも皆さんがおっしゃっていたとおり、愛着から誇りへの形成というのは、やっぱり自分が何者であるかというアイデンティティーがやっぱり一人ひとりになければ、本当の意味で板橋に生きる人という人がなかなか増えていかない。イメージの愛着、地に足をつけたイメージで、皆さんが板橋独自の文化とか歴史とか街並みとか、そういったものを一人ひとりが認識できて、一人ひとりが発信できるような人たち、住民たちを育てていけるという感覚で、ブランドもそういった延長線上に、板橋ならではの日本的情緒のコンテクストは大事だと考えているので、そういった延長線上にやっぱり絵本のまちだけじゃなくて、竹内委員がおっしゃったように歴史観とか、そういったほかの題材も掘り下げていくほうがいいのかなと思いました。これも先ほど質問したかったんですけれども、すみません、ここでの提案になりました。あと、絵本のまちが降って湧いてきたように感じていて、どれぐらいの印刷関連の工場がこの絵本のまちに関連しているのかというのも調査というのか、できたらいいのかなと思いまして、地域全体で盛り上げていかないとやっぱり宙に浮いた状態になるのかなと思うので、地域の企業さんとかそういったのを巻き込んでいくという意味で、どれぐらいの関連会社を巻き込めるかという調査が必要ではないかなと思いました。世界の窓という可能性を調査するに当たり、どうしてもイタリア、ボローニャというのが出てきているんですけれども、私もやっぱり大野委員がおっしゃったように、絵本のまちって何と聞いてもみんなハテナだったので、この辺を子どもたちにもっと落とし込んでいくという意味で、板橋区が世界に発信できる、逆に発信できるという可能性を広げてもいいんじゃないかと思っていて、イタリアからこっちに輸入ばかりじゃなくて、日本からの昔話とか紹介できるもの、もしくは板橋の昔話に代替できるようなものをリメイクする、リメイク版を区民の方から公募するなり、そういった題材とかも調査できたらいいのではと。例えば寺子屋で行われていた古典文学の素読とかもあると思うんですけれども、教育といった観点からも、古典文学の素読の絵本とかも題材になり得ると思いますし、何より海外の方が世界の窓というのであれば、板橋区のブランドとして世界に発信できるチャンスでもあるのかなと思うので、こういった海外への発信の調査、ちょっと何か難しいかなと思ったんですけれども、こういったことをまず提案させていただきたいなと思いました。絵本の活用について、図書館にも絵本はすごく展示してあるんですけれども、お子さんが触っている現場をあまり目にしたことがないので、貸出し数がどのぐらいあって、どのぐらいの地元の人に愛着があるのかというのもちょっと分からないなと思ったのと、あと和訳がされていないので、本当にただ展示されているというようになっちゃってもったいないなと思っていて、それを区としてどのように発信していくのかなというのがちょっと疑問だったんですけれども、例えば絵だけ見せたいというのが狙いだったら、ビジネス業界とかにも普及、すごく人気のアート志向というのがあるので、アート志向と掛け合わせて、何か自分のものの見方で自分の新しい答えを見いだしていくというのは、教育関係、すみません、教育関係とか、そういった関連づけもできるのかなと思いましたので、そういった学校との連携ができたらいいのかなと思いました。あと、バリアフリーの絵本の可能性、触る絵本のワークショップもすごくすてきだなと思ったので、ロービジョンの方とかディスレクシアの方とかがUD、ユニバーサルデザイン、こういったデジタル教科書も作られているので、そのUDフォントとかオーディオブックの可能性も視野に入れてもいいのかなと思います。
◆しば佳代子
先ほども質疑の中で言ったんですけれども、地域の特性を生かして
ブランド戦略発信をしていくのが効果的なのかなというふうに思いますので、まずは地域の特性を把握していくことが必要なのかなというふうに思います。先ほど申し上げました
高島平マルシェ、人が集まるところですとか、あとは板橋区の中で朝市が2か所になってしまっていますので、そこもまた生かしながら進めていくのがいいのではないかということで、まずは把握ですとか調査をして、区の支援もしながら進めていくのがいいのではないかなということで、その辺も今後、議論ができたら、提言ができたらいいなというふうに思います。
◆おなだか勝
方針案について言う前に、何で理事者を帰しちゃったんですか。さっき途中で委員長が我々の質問に対してお話しされていましたよね。後でとか、それはもっと後のところで。今、坂田委員の質問というか提案の中に幾つか質問ありましたよね。それ答えてもらえないじゃないですか。ちょっとそこのところは、今回の理事者がばたばたばたと帰って何でというふうに私なんかは思ったんですけれども、そういう仕切りがあるという話も全く聞いていないし、そこはちょっと問題なのかなと思うんですけれども、委員長、それはもともとどういうふうに考えていらっしゃったんですか。
○委員長
理事者の方が退出されるというのは、僕もちょっと分かっていなかったので、ただ最初にそれが分かっておけば、それを踏まえてのもしかしたら質疑が坂田委員からできたのかもしれないなということを考えると、少し分かっておいたほうがよかったのかなとは思います。
◆おなだか勝
それはとても仕切りの問題で、さっき何回も途中で委員長のほうから、それは後で、もう少し中身のことは後でというようなことが繰り返しされていましたので、ああいうことはちょっと注意してもらわないと、委員の皆さんだって協力しながらやっていこうと思っていて、後に回そうと思っていたら、あれ、質問できないじゃんという話になっちゃったらこれはよろしくないので、次回からぜひそこのところは、委員長、副委員長、理事者の皆さんと打合せをするのであれば、そういうことも事務局とも話し合ってそこのところをやっていただかないと、特に初めての委員なんて分からないし、しかも今回のやつなんていうのは全く初めての取り扱う項目ですから、そこのところはご注意いただければと思います。それだけで結構です。
○委員長
ご意見とかご提案は今のこの段階でお話しいただいて、先ほどの現状確認については、どうしても区に確認をする必要があったので、そこで分けて進めていたということではあります。
◆竹内愛
運営についてなんですけれども、別にその委員長の運営については、私は問題はないと思っているんですね。もともと特別委員会をするときに、質疑と提言の部分を分けるという取扱いになっているので、それは問題ないと思うんです。ただ、その仕切りのときに退席をするということについての確認がなかったので、そこは私も理事会含めて、きちんと確認をすべきだなというふうに思いますし、今後も提言のときには退席をするという取扱いになっているので、そこについては、委員会の中で提言のところまで、提言のところでは質問はしないと。あくまでも提言なので、委員間で議論をするという部分ですということをもう一度改めて確認をしていただく。質疑については、きちんとその前の段階で質疑をしていただくということを再確認をしていただく必要があるかな。先ほどの委員長の仕切りだと、質疑も含めて後でできるのかなというふうに皆さん思われたのかなというふうには思ったんですけれども、委員長はそうは言っていなくて、意見については後でまた述べてくださいというふうに言っていたので、そのこと自体は問題ないと思うんですけれども、ただ、認識が共有できていなかったのかなというふうには思ったので、もう一度委員長、副委員長で整理をしていただいて、また理事会でちょっと確認をしていただければなというふうに思います。
○委員長
進め方については、今のご意見を踏まえて、また確認をしていきたいと、共有していきたいと思います。それでは、戻りますけれども、続けて意見のある方はお願いします。
◆岩永きりん
もしかしてこの議題の趣旨とそれていたら申し訳ないんですけれども、今後調査したい内容、特に理事者の方に対して資料を提供してもらいたい内容についてご提案をさせていただきます。まず、
シティプロモーションの推進のほうで3点ございます。1点目が、過去の年度の
シティプロモーション計画とその中でKPIに当たるものと、その結果があれば理事者の方から資料を提供いただけないかなと思いました。目的としては、まず区の
ブランド戦略の現状についてもう少し詳しく知ってから調査を進めたほうがいいのではないかなというところです。2点目が、先ほど前半でお話に上がっていた暮らしやすいが叶うまち、あるいは東京で一番住みたくなるまちなどのスローガンの部分に関して、どういったところで使われているのか、あるいは使おうとしているのかというところについても理事者の方から資料を提供いただけないかなと思いました。それから3点目が、
シティプロモーション戦略の文章の中に区民が享受できるメリットである3つのコア価値とそれを生み出す9つの特徴、そしてそれを裏づける27の支える事実というのが書かれているのを拝見いたしました。その27の支える事実というところには、安価な小売商店が多く、物価が安いとか、結構生活している方の目線に沿った板橋の魅力というのが書かれているのかなというふうに感じました。先ほどから板橋にもともとあるであろう地域資源と区が押し出しているところにちょっとギャップがあるのではないかみたいな話も出ていたと思うんですけれども、この27の支える事実に関しては、板橋の区民の方々も実感していらっしゃる部分が多くあると思っています。その点で、27の支える事実に関して、区がこれまでどういう調査をしてきて、どんなデータが今区にあるのかということの資料を頂けたらなというふうに思いました。
地域資源ブランドの確立、発信のほうに関して1点ございます。これまでに板橋区のほうでインフルエンサーの方との連携の例やその具体的な内容があれば、そういったことに関しても理事者の方から資料を頂けないかなというふうに思いました。というのが、ブランド力を高める取組として、インフルエンサーの方々との取組はすごい大きな力を秘めているんではないかなというふうに個人的には思っています。インフルエンサーは、何も全国的な有名人だけではなくて、地域の中で板橋についての発信を長年されてきた方であったり、地域についての発信だけをしているわけじゃないけれども、板橋という名前を冠して活動されているようなユーチューバーの方だったりとかもおられますので、そういった方々との連携の例はあるのかというのを伺いたいと思います。この最後に申し上げましたインフルエンサーさんとの連携の例に関しては、他自治体の事例の調査もできればいいのではないかなというふうに思いました。
○委員長
ごめんなさい、1点目のKPIに関する資料がすごくちょっと幅広すぎるかなと個人的には思ったので、もうちょっとどういった資料というのがあったら用意しやすいかなと思うんですけれども。
◆岩永きりん
SNS、特にツイッターですとかインスタグラムなどのSNSとホームページに関して、それから頂いた資料にも少し書いてあったと思うんですけれども、一つひとつのイベントの来場者に関してなど、資料を頂ければいいかなと思いました。いかがでしょうか。
◆寺田ひろし
多分恐らくKPIというのは、目標とかその効果測定に使われると思うんですが、多分恐らくもしかしたら突き詰めると、SNS以外だと各事業の個別の事業評価のほうに落とし、それを確認するというのが一つ手で、あとは各イベントとかSNSの目標のフォロワー数とか、そういったところがもしあるのであれば出すという、ちょっとそういった事業のものが事業評価表で、あとSNS関連はそういった目標があるかどうか、達成度の度合いとか進捗とか、そういうのがあればということですよね。
○委員長
では、ほかの方でお願いします。
◆寺田ひろし
非常にもう本日、参考になりまして、まず私も
シティプロモーションの推進にまず最初については、まず今現存のある広報いたばしとかSNS、この活用状況というのは、本日はさわりの部分だけでしたので、しっかりこれも調査していかなければいけないかなというふうに思います。あと、先ほどご指摘あったように、公式LINEもスタートしますので、このセグメント発信は非常に有効であると思うんですが、果たしてこの私たちが登録するときにどこまでの情報を入力するのかというのも一つポイントなのかなと。本当に子ども何人とか、男性、女性、年齢とか、どこに住んでいるとか、そこまで行くと結構高角度のセグメント分けができるので非常に効果的なんですけれども、そのあたりがまだこれからなので、そういうのもしっかり調査していきたいと。
シティプロモーションに関しては、先ほど来、理事者のほうからも回答があったんですが、やはり出していただきたいというのは、資料としては、もう既にホームページにありますけれども、改めてということで、議論の土台となるという意味で、この
シティプロモーションの戦略の1ページから9ページ目ですね。このブランドピラミッドとか、あと9つの特徴とか、これ全部基本そろっているので、これ自分で印刷するか、もしくは改めて資料として目に見える形で出して、そこを土台に議論していくのもいいかなというふうに思います。どんな
プロモーションをするかという材料が全部書かれてあるので、その27の事実も含めて、ここで議論していきたいなというように思いました。あと、次の
ブランド戦略のほうですね、これも今議論されてきたような形で、絵本のまちの推進事業の進捗とか、あとは区主催のイベントの魅力向上に向けた取組とか、あと良品計画とか、いろんな企業との連携とか、こういうのを基本的に調査していくべきだなというように思います。そうした中でも、実はこの
シティプロモーション戦略をつくられたのは平成27年で、要は10年前の区民意識調査を基に、ここが足りない、こうしていこうというのが10年前のもので、もうこの今回コロナ禍を超えた、ウィズコロナ、アフターコロナの中では、また区民の意識も大きく変わってくるかなと思いますので、この今までの戦略を踏まえた上で、私たちでいろんな区民から得た情報とか、感覚とか、もう最新のことをいろいろ提言していけたらいいかなというふうに思いました。
○委員長
本件につきましては、この程度でご了承願います。
それでは、本日いただきました意見を集約し、正副委員長及び理事委員で調整の上、調査スケジュール等につきましては、第3回定例会の委員会でお示しをいたします。なお、第3回定例会における調査内容については、理事会にご一任くださいますようお願いをいたします。
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○委員長
以上をもちまして、
ブランド戦略推進調査特別委員会を閉会します。...