• "サーマルリサイクル"(1/6)
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  1. 板橋区議会 2023-06-12
    令和5年6月12日区民環境委員会-06月12日-01号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-09
    令和5年6月12日区民環境委員会-06月12日-01号令和5年6月12日区民環境委員会  区 民 環 境 委 員 会 記 録 開会年月日  令和5年6月12日(月) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 2時53分 開会場所   第3委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長      いしだ 圭一郎      副委員長     荒 川 な お  委員       ひはら みちこ      委員       坂 田 れい子  委員       間 中りんぺい      委員       寺 田 ひろし  委員       岩 永 きりん      委員       田 中やすのり  委員       おばた 健太郎 説明のため出席した者  区民文化部長   林   栄 喜      産業経済部長   平 岩 俊 二  資源環境部長   岩 田 雅 彦      環境政策課長事務取扱資源環境部参事                                 宮 津   毅
     文化・国際交流課長小 林 晴 臣      スポーツ振興課長 田 中 一 誉  産業振興課長   小 林   惣      資源循環推進課長 小 熊 大 介  板橋東清掃事務所長新 井   悟      板橋西清掃事務所長木 村   徹 事務局職員  議事係長     龍 野 慎 治      書記       石 川 実 生               区民環境委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 報告事項  (1)農業委員会報告について(3頁)  (2)東京二十三区清掃一部事務組合議会の会議結果について(3頁)  (3)区民環境委員会関係補正予算概要について(3頁)  (4)専決処分の報告について(清掃事業用直営車両に係る作業事故の示談処理)(14頁)  (5)プラスチックの資源化について(18頁)  (6)文化会館・グリーンホールのあり方検討の結論の報告について(35頁)  (7)「いたばしアーティスト応援キャンペーン2022~#深める 賑わう アートの輪~」事業実 施結果について(49頁)  (8)令和4年度ウクライナ避難民支援実績報告について(55頁)  (9)所管事務概要について(61頁) 5 調査事件について    地域自治の振興、産業の振興及び環境保全等の区政に関する調査の件(63頁) 6 行政視察について(63頁) 7 閉会宣告 ○委員長   ただいまから区民環境委員会を開会いたします。  発言は着座にて行っていただくよう、お願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎資源環境部長   皆様、おはようございます。本日は、委員の皆様が替わられまして初めての審議いただく委員会でございます。また、私ども執行機関におきましても4月の人事異動後、初めての委員会でございます。新しい体制でよりよい区民環境行政を推進してまいりたいと思っておりますので、1年間、何分、よろしくお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員をご指名いたします。  坂田れい子委員寺田ひろし委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、本日の委員会の運営につきまして申し上げます。  本日の委員会は案件が多数ございますので、各委員、理事者におかれましては簡潔な質疑、答弁、そして円滑な議事運営にご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、報告事項に入ります。  初めに、農業委員会報告について及び東京二十三区清掃一部事務組合議会の会議結果については、既に配付してあるとおりでございますので、特段の質疑がなければ、ご了承願います。          (発言する人なし) ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、区民環境委員会関係補正予算概要についてを議題といたします。  本件について、理事者より追加の説明はありますでしょうか。          (発言する人なし) ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆寺田ひろし   今回の補正予算について、何点か、確認だけで伺いたいと思います。まず、公衆浴場のほうなんですが、対象となるのは浴場組合に所属する26か所だけなのか、確認です。 ◎産業振興課長   浴場組合に現在28浴場加盟してございまして、それが公衆浴場全部ということで、それが対象になるという形になってございます。 ◆寺田ひろし   そうすると、大体概算ですけれども、月でいうと20万円切るぐらいという感じなのかなと思うんですが、18万円前後なのか、再度確認ですけれども、組合からの何かこういった額についてご意見とか要望とかあったのか、せっかく投入するので、これである程度十分であると思われるのか、額について確認です。 ◎産業振興課長   浴場組合さんからはご要望はいただいてございまして、こちら緊急的にということで、昨年度補正で年度後半、半年間対応させていただいたものを継続するものでございます。中には、一月、これ上限20万円とさせていただいてますけれども、20万円切る浴場さんもございますので、大方妥当な数字なのかなというところでは考えてございます。 ◆寺田ひろし   公衆浴場については以上でございまして、あとは東京ゼロエミポイントの上乗せのほうで確認でございます。ゼロエミポイントのほうは、結構、少し複雑でLEDの電球は駄目でシーリングライトはオーケーとか、若干そういったところもあると思うんですが、今回これに上乗せできるというところで、申請方法の相談とかっていうのは電話で聞いたりとか、そういった、何かしら住民の方が、区民の方が申請しやすくなるような、そういった何か支援というのはあるんでしょうか。 ◎環境政策課長事務取扱資源環境部参事   東京都のゼロエミッションポイントの上乗せの件ですけれども、基本的には電話でお問合せには対応する予定でおりますし、またホームページのほうでも分かりやすく説明する予定でございますので、そちらのほうを区民の方にご紹介いただけると助かります。 ◆寺田ひろし   よかったです。ホームページのほうではゼロエミのほうにリンクが1行張ってあるだけだったと思うので、ぜひ丁寧な説明をお願いしたいなと思います。あとは、具体的な手続だけ確認なんですけれども、ゼロエミの申請は、ホームページとかで、オンラインでやると申請控えっていうのがダウンロードできて、今回板橋区で上乗せやる際は郵送でもゼロエミは申請できるんですけれども、商品券が届くのは申請から3か月後らしいんですね。結構間が空いたりもするので、板橋区として上乗せの申請で必要な書類というのは何かあるんでしょうか。 ◎環境政策課長事務取扱資源環境部参事   基本的には東京都のものに準じたもので同じようなものを提出していただく予定ですが、私どもの場合は、環境アクションポイント事業自体が電気とガスの使用量の削減の実績のほうを検針票等で確認させていただくので、そのときに併せて提出していただくような形になる予定でございます。 ◆寺田ひろし   繰り返しで申し訳ないです。ゼロエミポイントで申請者の添付書類って結構多いみたいなんですけれども、それも同じような形で板橋区に出すというのと、あとはゼロエミポイントのほうはオンラインでもできるんですが、板橋区としてもそれもオンラインでできるかどうかを2点。 ◎環境政策課長事務取扱資源環境部参事   今年度より、環境アクションポイント事業自体の報告等も電子申請を受け付ける予定でおりますので、極力東京都に準じた形で、電子申請できるものは電子申請、電子申請できないものや難しいところは、参加される方にご理解いただきながら、紙ベースで進めさせていただきたいというふうに考えてるところでございます。 ◆寺田ひろし   以上でございますが、ぜひ区民の方に申請しやすくなるような手だてを組んでいただきたいと思います。 ◆おばた健太郎   資料1-1のプレミアム付商品券についてですけれども、これは令和4年度も実施をして、前回は30%というところから、今回20%で10万冊ということですけれども、そちらの経緯について教えてください。 ◎産業振興課長   令和4年度につきましては、今委員ご指摘のとおり、プレミアム率は30%で、販売冊数は5万冊というところでございました。今回につきましては、いわゆる還元率につきましては20%とさせていただいて、10万冊ということで、冊数のほうは増額させていただいてるところでございます。昨年度、どうしても抽せんになってしまったというところで、売れ残るよりはというところはあるんですけれども、なかなか手の届かなかった方もいらっしゃるというふうなところもございます。そういったところで、ちょっと率は落とさせていただいて、冊数を増額して、なるべく広く行き渡るような形で生活者の支援につながればというところで変更させていただいてございます。 ◆おばた健太郎   そうすると、10万冊だと、前回はインターネットもしくははがきでの申込みで抽せんというような形だったのかなと思いますけれども、10万冊だと、ご要望のされた方に全員に行き渡るという想定という認識でよろしいでしょうか。 ◎産業振興課長   こちら、今現在どのような状況なのかというところもありますけれども、令和元年度にこれは10%のプレミアムだったんですが、そのときは販売冊数10万冊というようなところでは、基本的には行き渡っているようなところもございますので、どうなるかというところはあるんですけれども、まずは10万冊でチャレンジをさせていただければというところでございます。 ◆おばた健太郎   あと、令和4年度ですと1人当たり5冊というか、5万円ということですけれども、がマックスだったと思うんですけれども、今回はどのような冊数を想定されていますでしょうか。 ◎産業振興課長   今年度も昨年度に引き続き、上限は5冊とさせていただいて、なるべく広くという形を取らせていただいてございます。 ◆おばた健太郎   分かりました。ぜひとも多くの方に使っていただけるように周知をしていただければというふうに思っております。あともう1点だけですが、資源環境部のほうのアクションポイントなんですけれども、こちら、なかなかポイントに対して申請をする手続の煩雑さといいますか、実際にアクションしたことに対する申請の手間とベネフィットの部分との差があるのかなというふうな声も少し頂いてるんですけれども、改めてですけれども、意義とまで言うと、意義はあるってことになっちゃうんですが、手間っていうところに対して、どのようにお考えでしょうか。 ◎環境政策課長事務取扱資源環境部参事   確かに、参加されている方のお声を聞いても、検針票を紙ベースの方は紙ベースのものをコピーして、前年度と今年度のものを送らなければならない、あるいはメール等で受け取ってる方についても基本的には出力したものをこちらに送っていただくような形で、大変お手数をおかけしていたところでございます。今年度より、そういったものをPDF化していただければ、郵送しなくても対応できるような形にしておりますので、なかなかご家庭の方がどれだけ電気とガスを使われたかというのを我々が知るすべっていうのがその検針票でしかできないもので、誠にご迷惑をおかけして申し訳ないんですけれども、その点だけはご理解いただきつつも、今年度新たに電子申請もチャレンジしていますので、少しでも参加されている方のご意見を聞きながら少しでも手続が楽になるように、あるいは紙を使わなくていいような形で対応していければいいというふうに考えてるところでございます。 ◆間中りんぺい   最初に、いたばしPayのところで、「キャッシュレス決済のさらなる推進を図る」というところが説明の中でも文言としてありますけれども、僕の家の近所の商店さんも今回、改めてやっぱり今からでも入れるのって言って、入れますよって言って、加盟店になってもらったんですけれども、一、二年のプログラムなのか、ずっと続けるものなのか分からなくて入ってなかったっていうことだったんですね。一時的に1年ぐらい、板橋区がやるものかと最初思ったみたいなイメージだったので、いたばしPayそのものを今後ずっと続けていくものなのか、その辺の今後のいたばしPayそのものの展開運用の今後の展望についてお聞かせいただきたい。
    ◎産業振興課長   いたばしPayにつきましては、ご承知おきのとおり、板橋区の産業振興連合会のほうに補助をさせていただいて実行しているものでございます。当初3年間はしっかりと区のほうでご支援をさせていただいてというようなところも、これまで議会のほうでもご説明させていただいているところでございまして、その後につきましてもせっかくスタートしたいたばしPayにつきましてはしっかり存続していけるような形で、いろいろと後方支援のほうは区としてもしてまいりたいというふうに考えてございますので、いたばしPayが可能な限り続くような形で取り組んでいただくように振連さんのほうにはお願いをするというところでございます。 ◆間中りんぺい   ずっと、これからも使っていく方針だということで分かりました。さらなる推進を図るということで、ますます使っていただく方も広がるといいのかなと思ってますけれども、一般質問なんかの中でも、マイナポイントと連携できたらいいよねとか、いろんな活用の方法っていうのがこれまでも出されてきましたけれども、10%とか20%の還元ということ以外に、さらなる推進・拡大を図るために、今後区のほうでいたばしPayの活用とか広がりを考えていらっしゃるかどうか、これやったほうがいいと思う前提で質問をするんですけれども、どのように考えていらっしゃるか教えてください。 ◎産業振興課長   まずは、やはりユーザー数を増やしていくというところと、あとは、先ほどご紹介もいただいてありがとうございます、店舗数増やしていくというようなところで、両方をまずは進めていきたいというふうに考えてございます。そのためにも、こういったポイント還元のキャンペーンを機にしっかりと拡充を図れるように、商店でありましたり、いわゆるユーザーの獲得というようなところに向けては、しっかり広報、周知してまいりたいというふうに考えてございます。ユーザー数につきましては、昨年度末で4万7,000ユーザーというところではございましたけれども、今回、直近ですと5万1,000ユーザー程度まで伸びているというようなところもありますので、こういった形で着実にユーザー数をまず伸ばしていきたいというふうに考えてございます。 ◆間中りんぺい   ますます区民にとって魅力的ないたばしPayになるようにポイント還元以外のいろんなものも、いろいろ連携をして広げていってもらう努力をしていただきたいなというふうに思います。最後、プレミアム商品券事業のところで物価高騰の影響を受けた生活者に対してっていう文言が、ちょっとだけ最初疑問に思ったんです。限定をすることではないってことでよかったですか、皆さんに対して。 ◎産業振興課長   すみません、ちょっと誤解を招いてしまって、申し訳ございません。物価高騰ということでは全ての区民の方が影響を受けてらっしゃるというようなところもございまして、全ての区民の方対象にお買い求めはいただけるという形になってございます。特に何かに限定したものでございません。 ◆岩永きりん   すみません、いたばしPayに関してご質問です。先ほど、間中委員の質問でもあったんですけれども、直近のユーザーが5万1,000ユーザーということで、あと今回キャッシュレス決済推進事業ポイント還元事業を行うということで、今月の見込みのユーザーの増加数があれば教えていただければと思います。 ◎産業振興課長   当初見込んでたところが、6月のキャンペーンのところで大体5万ユーザーまでいければというようなところでありましたので、6月の初めの時点で5万1,000ユーザーというようなところでありますので、一応目標的には達成はしているというふうに考えてございます。 ◆岩永きりん   当初の目標は達成されているということなんですけれども、当初1か月のキャンペーンを行う、キャンペーン間にどれぐらいのユーザー数の増加を見込んでいたのかなという、その見込みがあれば教えていただきたいです。 ◎産業振興課長   先ほどもご説明させていただきましたとおり、昨年度末では4万7,000ユーザーぐらいであったというところで、6月で5万ユーザーまでということですので、3,000ユーザーぐらいは拡充していきたいというふうなところで目標を立てさせていただいたところでございます。 ◆岩永きりん   キャッシュレス決済のさらなる推進を図るというところで、今やっぱりPayPayですとかLINE Payですとか様々な民間の事業者さんがすごいお金をかけて、ユーザーをどんどん獲得してきた経緯があるというところで、いたばしPayも今5万ユーザー、それからもっともっと広げていくというご予定ではあると思うんですけれども、1ユーザーを獲得するのに大体どれぐらいのお金がかかるのかなというのを個人的に計算したくて、ご質問させていただきました。ユーザー数、ダウンロード数で言うと、今直近5万1,000ユーザーということなんですけれども、アクティブユーザーとしてはどれぐらいなんでしょうか。 ◎産業振興課長   アクティブユーザー数とすると大体2万4,000ユーザーというようなところになりますので、大体半分ぐらいにはなってしまうというようなところではございます。このキャンペーンの最中には、かなり多くユーザーの方が使っていただけるものというふうには考えてございます。 ◆岩永きりん   やっぱり、民間の事業者さんのPayPayですとかLINE Payですとかもキャンペーンを打って、アクティブユーザーとユーザー数、両方増加をして、キャンペーンが終わったらまたちょっと落ち着いて、またキャンペーンを打ってという、山と谷を繰り返してユーザーの方が定着してきたのかなというふうに思っています。ぜひいたばしPayでも断続的なキャンペーンを行っていただいて、ユーザーの固定化につなげていただければいいのではないかなと思っております。それから、参加事業者さんについても併せてご質問させていただければと思います。直近の参加事業者数は、大体幾つぐらいなんでしょうか。 ◎産業振興課長   今加盟いただいてる店舗数につきましては、6月1日時点で1,016店舗になってございます。 ◆岩永きりん   その1,016店舗の加盟店舗数の中で、中小企業さんがどれぐらいで、大企業さんがどれぐらいでという内訳があれば併せて教えていただけますでしょうか。 ◎産業振興課長   内訳の数字が、今手元にございませんので申し訳ございません。ただ、決済された割合というようなところでは、昨年の10月から今年の5月末までというようなところでいきますと、やはり大型店で一番使われているケースが多くて、大体6割ぐらいは大型店であと中小個店を含めて残りの部分というようなところでの4割部分という形になってございます。 ◆岩永きりん   大型店での決済が大体6割、それから中小個店を合わせて4割ぐらいとのことなんですけれども、地域通貨としてのいたばしPayの特性を区民の方により知っていただくために、私個人的には個人事業主さんだったり、フリーランスの方に利用していただくと広報効果としても高いのではないかなというふうに思っています。結構、区内を歩いておりますと、コンビニでいたばしPayのマークを見かけたりですとか、大きな電気屋さんでいたばしPayのマークを見かけたりとか、そういう認知の機会がたくさんあっていいなと思うと同時に、地元のマルシェのような小さなイベントだったりではまだまだ、なかなか見かけないなという部分もございます。ぜひフリーランスの方だったり、個人で小さなお店をやっておられるような方に対しての働きかけで何かやっておられることがあれば教えていただければと思います。 ◎産業振興課長   すみません、まず先ほどご質問いただきました大型店の店舗数というところで、大型店が大体120店舗ぐらいというようなところで、残りは中小個店という形になってございます。あと、いわゆる個人事業主であったり、フリーランスの方にというようなところでございます。周知活動といたしましては、なかなか個人事業主の方に接触する機会というところが難しいものですから、いわゆるホームページ等で募集をかけさせていただいたり、あとは各商店街さんにもいろいろご協力はいただいてございますので個店なんかでも、商店街のほうでいろいろ積極的に声をかけていただいたりということもあろうかと思います。また、事業者のほうにもいわゆる店舗拡大というようなところではお願いしているところでございまして、1,000店舗ちょっとというような状況でございますので、さらなる拡充というところでは努めてまいりたいというふうに考えてございます。 ◆岩永きりん   さらなる店舗拡大というところで、1点追加でございまして、先日会派で高島平の熱帯環境植物館に視察に行かせていただいたんですけれども、そのときに館内の売店とチケットを買うときにいたばしPayが使えなくて、できれば区の施設でも導入を進めていただければいいのではないかなと思います。 ◎産業振興課長   まさに、区の施設でいたばしPayをご利用いただけるようになるのが所管としても望んでいるところであります。今、全庁的にいわゆるIT推進課というようなところで音頭を取りながら、いろいろキャッシュレス決済というようなところは進めているところでございます。そういったところにも積極的に働きかけさせていただいて、可能かどうかというところはありますけれども、そのあたりは視野に進めていきたいというふうに考えてございます。 ◆ひはらみちこ   資料1-2、いたばし環境アクションポイントにつきましてご質問させていただきます。こちら、先ほど資源環境部参事様からのお話によりますと、これから電子申請も可能になるということでして、PDFの資料があるのであればそちらでも申請オーケーということでしたが、こちらは検針票とかを撮影して、その写真をJPEGとかで添付っていうのはできないんでしょうか。 ◎環境政策課長事務取扱資源環境部参事   今、委員がおっしゃられたとおりの形で大丈夫でございます。 ◆ひはらみちこ   そうですね、一般の方々はやはり写真撮影して送付っていうのが一番やりやすいと思うので、ご対応のほうお願いいたします。それから、私もいたばし環境アクションポイントの事業に2年間、申し込ませていただきまして、1年目ポイントを頂きました。2年目なんですけれども、やはり1年目頑張って省エネした分、2年目はそれを下回ることが難しかったので、今回のオプションメニューの倍増は本当にそういう、引き続き事業に参加される皆様にとってもうれしい事業だと思うので、ぜひとも周知のほう、力を入れてやっていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 ◎環境政策課長事務取扱資源環境部参事   環境アクションポイント事業にご参加いただきまして、本当にありがとうございます。確かにリピーターの方も3分の1程度いらっしゃいまして、やはり2年目になると、1年目に頑張られた方がなかなか電気とガスの使用量が減らせないっていうことで、電気とガスを2年目にちょっと頑張って、ちょっとだけでも減ったら、あとはオプションメニューで少しポイントを多めにゲットしてもらおうと、そういう形でオプションメニューを増やしているところでございます。また、参加されている方から、もともと毎年やろうっていうふうに手挙げをした時点で意識が変わっているんだから認めていただけないかみたいなお話がアンケートの回答でありましたので、今年度につきましてはまず参加しますという形でご表明いただいた時点で、商品券の場合は500ポイント、それからいたばしPayをご利用いただいた方には1,000ポイント、参加ポイントみたいなものを付ける形で、今までは結果が出ないと報告を上げてもらえなかったのを、皆さんに報告していただけるような工夫もしていますので、お知り合いの方がいらっしゃいましたら、ぜひご参加いただけるように皆様からも周知、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ◆荒川なお   私もいたばし環境アクションポイントのことについて、ほとんど聞きたいことを聞いていただいたんですけれども、周知やってくださいということなんですが、本来それをやっぱり板橋区がやるべきところだと思うので、それでやっぱり今回、補正予算に組まれたっていうことでかなり関心を持っている方っていうのは世代を超えているのかなというのは私自身も感じているところなんですけれども、ただ、やっぱり周知、よく分からないと、今写真を撮ってどうこうというお話もありましたけれども、それを、やはりアナログな方にも分かりやすくするっていうところで板橋区として、どういう周知をしていくのかっていうのはまず考えをお聞きしたいんですが、お願いします。 ◎環境政策課長事務取扱資源環境部参事   確かに、我々SNS等を使って発信をしているわけですけれども、実際にアンケートの結果で、皆さんがどういった形で事業をお知りになりましたかという質問に対しては、まず1番目が広報いたばしで、2番目が区のホームページなんですね。そういった意味では、あまり電子的なものではなくて、アナログの紙ベースのものが一番効果があるということも分かってございますので、そういった意味では区のほうでパンフレット等を紙ベースでも作成しています。当然電子でも上げているんですが、こういったもので分かりやすく説明しながら、アナログの人たちにもきちんと対応してもらえるような形のものをご用意したいというふうに考えているところでございます。 ◆荒川なお   ポイント制っていうふうになると、どうしても世代的にちょっと自分違うかな、やっぱりちょっとやれないのかなというふうに思ったりもする方もいらっしゃいますので、そこはしっかりと全世代の方ができるような対応が必要かなというふうに思います。それで、あとこの補正予算の30ページのところで一つお聞きしたかったのが、需用費と委託料っていうところで委託料のほうが多くなっているんですが、その理由等をお聞きしたいんですが、お願いします。 ◎環境政策課長事務取扱資源環境部参事   従来であれば、ポイント分は商品券で皆さんのほうに還元させていただくということで、消耗品費で対応させていただいたところでございますけれども、今年度につきましては産業経済部さんが連携してくれまして、いたばしPayのほうが活用できるような形になりましたので、商品券4、いたばしPay6の割合で予算を計上して、皆さんのほうに還元させていただこうということで、今回2つに分かれてるというところでございます。 ◆荒川なお   すみません、商品券4といたばしPay6というその割合については、産業経済部等とも話をして、利用者等の関係でそれぐらいが今回は妥当だという判断をされたっていうことでいいんですか。 ◎環境政策課長事務取扱資源環境部参事   これはなかなか初めてのことなので、どちらに転ぶかは分からないところでございますけれども、協議の結果とそれからいたばしPayをより活用していただきたいという希望も込めまして、4対6という割合で設定させていただいたところでございます。 ◆荒川なお   今回初めてということで、じゃそうすると、今後あまりうまくいかないという可能性もあったり、もうちょっと比率どうだったのかなということもあると思うんですけれども、そうすると今後はそういう状況を見て、どっかのタイミングで変えていくっていうことでいいんですかね。 ◎環境政策課長事務取扱資源環境部参事   そのとおりで、結果を見ながら柔軟に対応していきたいというふうに考えてるところでございます。 ◆荒川なお   あとすみません、公衆浴場のほうについて、私からもちょっと質問したいんですけれども、先ほど寺田委員から質問がありまして、組合のほうからいろいろ聞き取り調査をして、今回そういう結果で妥当だっていうところなんですけれども、たしか私の知ってる範囲ですけれども、今28か所あって、2か所がたしか今休業中だっていうところで、そうすると、組合のほうで一括でアンケート取っているのか、意見聴取をやってるんだと思うんですけれども、やはり私聞いてて個別というか少し事情も違うのかなというふうに思うので、そういうこともやっていく必要あるんじゃないかなというふうに思ってるんですけれども、これを機にそこについての考えもお願いします。 ◎産業振興課長   まずは、全ての浴場さんがしっかりと公衆浴場組合のほうに加盟されているというようなところがございまして、そこからお話をいただいているというようなところがありますので、区としては浴場組合さんの要望等を聞き取りながら進めていければというところでございます。2浴場さんが、今休業中というようなところではございますけれども、ちょっと個店名はあれなんですが、1店舗につきましては後継者問題で現在ちょっとお休みをされているというようなところと、もう1か所は機械の故障があって、お休みをされていると。その故障もかなり大がかりなもののようでございまして、要はそこを直してまで存続していくかどうかというふうなところでご検討されているというふうに聞いてございます。 ◆荒川なお   そうすると、ほかの26か所とちょっと違うっていう部分があるって、現につかんでるわけですよね。そういうところに至っても、20万円じゃ、先ほどありましたけども約20万円ということでしたけれども、1か月が足りないっていうことをつかんでいながらだというふうに、私の解釈ですけれども思っているんですが、それでも今回この額でいいっていうふうに判断している、さっき妥当だというふうに言ってたんですけれども、それでも判断しているというのはちょっと分からなかったんですが、そこについてもお願いします。 ◎産業振興課長   公衆浴場のいわゆるエネルギー支援という形では、23区の中でも様々な区が実施しているところでございます。一月当たり20万円というようなところでは、23区の中でも上のクラスというようなところにはなってございますので、そういった意味では遜色ない形で支援のほうは緊急的なところではございますけれども、させていただいているものというふうに考えてございます。 ◆荒川なお   ほかの自治体よりもいいっていうと、その時点では評価できる点もあるとは思うんですけれども、ただそれがあってもなお、緊急的っていうところで目的が少し違う部分もあると思うんですけれども、そうすると例えば先ほどの話で2店舗が今後そう早くない時期にあまりそういうことを勝手に言っていいか分からないですけれども、営業を辞めてしまうという可能性もあるのかなっていうのを、そうすると補助を受ける対象にもなくなってしまうわけですよね。だから、やっぱりそういうところもしっかりと視点に入れて、補正予算というのも、今回最後聞きたかったのが、区独自のものはない、全部特定財源ですよね基本的に。だから、やっぱりそういう意味では、区独自に今回も入れてくるっていうことも考えなかったのかというのを併せてお聞きしたいんですが、お願いします。 ◎産業振興課長   財源につきましては、区の一般財源を入れてるわけではないというところがございますけれども、所管といたしましては、この事業をやるというようなことで補正でお出しさせていただいているというようなところがございますので、どの財源を充てる充てないというようなところは、特に、今回独自のどうのということでは問題ないかなというふうに考えてございます。 ◆荒川なお   この分野でいろいろと資料とか見てたら、今回はキャッシュレスとかプレミアムとか、いろいろやってるんですけれども、公衆浴場、具体的なとこもやってるんですけども、例えば板橋区の景況なんか見たら、建設業なんかも、この後どうなるかっていうのは、少し上限あるのかなとは思うんですけれども、昨年末の時点ではかなり落ち込んでるなんていうのも出ていたりもしている、しかしそこは補助の対象にはなっていなかったりとかもあるので、やっぱり産業経済全体の分野でもうちょっと見ていく必要もあるのかなということは感じたので、今後はしっかりと対応はしていただきたいというふうに思います。あと、具体的なところで先ほどあったんですけれども、キャッシュレスのところで、今回1億7,200万円ですか予算を組まれていて、現在のユーザーが5万1,000ユーザー、いたばしPayのところで5万1,000ユーザーというところでしたけれども、今後予算をつけていくっていう中で、今後目標というか、見込みというのはどのように考えてるのかっていうところもお聞きしたいんですけども、ユーザー数の点でお願いします。 ◎産業振興課長   当面の目標といたしましては、今年度中に6万ユーザーぐらいまではもっていきたいなというふうには考えてございます。 ◆荒川なお   今年度中に6万ユーザーって、じゃ例えば今から、そうすると1万ユーザーぐらい増やすっていうことになるのかなというふうに思うんですけれども、半年間、もっとあるか、あるんですけれども、それはどういう形で、ただ単に増えるっていうこともなかなか科学的な根拠も必要かなとは思うんですけれども、そこについてもお願いします。 ◎産業振興課長   まさに、ここは予測といいますか、希望的観測のところも含めてというところにはなりますけれども、先ほどお話しさせていただいたとおり、昨年度末で4万7,000ユーザーというところが、6月で大体4,000ユーザーぐらい増えたというようなところがございますので、引き続き今年度キャンペーンを断続的に打っていくというようなところもございますので、6万ユーザーは目指したいというようなところではございます。 ◆荒川なお   私も、先ほど間中委員からも少しありましたけれども、いたばしPayやっているお店なんかでは、最近意外と、退職された60代ぐらいの方なんですか、そういう方なんかも利用始まってますよなんていうことを聞いたりしてて、利用も広がる可能性あるのかなというふうに思うんですが、しっかりとどこに勝手には進まないので、どういうところに可能性があるのかっていうのを併せて、予算もつけているわけですから、どういうふうに使うのかっていうのはしっかりとやっていただきたいと思います。最後、プレミアム商品券なんですけれども、先ほども答弁の中に含まれてたかなと思うんですけども、経済効果っていうところが、これをやることによってどういうふうな見込みなのかっていうところを最後大きい話になりますけれども、お聞きしたいんですがお願いします。 ◎産業振興課長   プレミアム商品券につきましては、販売価格1万円というところで2割、20%ということで1万2,000円分ご利用いただけるというようなことになります。発行総額につきましては12億円の予定をさせていただいてございますので、そのまま12億円を市場でお使いいただければ、12億円の経済効果ということにはなってまいるというふうに考えてございます。 ◆荒川なお   数字上での経済効果というのは分かるんですけれども、今回増やせるっていう、ここも根拠というか、どういうところで増やしていけるっていうふうに考えてるのかっていうのも、具体的にお示しいただきたいんですけども、お願いします。 ◎産業振興課長   令和4年度につきましては30%で5万冊というようなところで、倍率が4.3倍の倍率でなかなかお買い求めいただけなかったという方も多くいらっしゃったところでございます。令和3年度には若干下がって25%というようなところでは、発行総額が10億円だったんですが、それも1.53倍、全ての方がお買い求めいただけてはいないというようなところになります。20%にはなりますけれども、令和3年度の例を見ると、大体10万冊程度はいけるかなと。ごめんなさい、令和3年度は8万冊でございました。1.53倍というところでありましたので、10万冊程度はお買い求めいただけるんではないかというふうに考えてございます。 ◆坂田れい子   2点だけお願いします。省エネ性の高い家電っていうのは具体的にどういったものなのかっていうのと、基準や数値などが家電によって様々あると思うんですけれども、そういった基準について詳しく、もし分かれば教えていただきたいです。2点目は、1,000世帯対象ということなんですけれども、この予算を上げるに当たり、目的というものに関して気になる点がありまして、CO2排出量削減目標、事務概要によると117t-CO2という数値があったんですけれども、この数値は変わらないのかっていうことと、あとこれの買換えに派生する、廃棄する場合にかかるCO2の排出量と、あとまたは再資源化する可能性があるのであれば、その場合のCO2の排出量との兼ね合いを考慮に入れての推定量になったのかっていうことを併せて、もし伺えたらお願いします。 ◎環境政策課長事務取扱資源環境部参事   まず、1点目のご質問でございますけれども、環境性能の高い家電ということの判断につきましては、東京都のほうでゼロエミポイント事業の中で基準を示してございまして、それによりますと統一省エネラベル、星印が5つまで付くやつがあるかと思うんですけれども、この基準を使って、東京都のほうが判断するということで、それをそのまま踏襲する形になります。東京都のほうは、今年度エアコン等につきましては若干省エネ性能が劣るものでも対象にしたいということで、なかなか星がいっぱい付いてるものについては価格帯が高いもので、手が出せない方について少し配慮しようということで、若干省エネ性能が劣っても年度が替われば、かなり省エネ効果が高いものですから、そういった形で進めていきたいというふうにしてございますので、同じ基準で対応させていただきたいというふうに思ってございます。それから、温室効果ガス、二酸化炭素の排出量が年間117t-CO2ですか、目標にさせていただいてるところでございますけれども、これにつきましては、基本的にガスと電気の削減量で算出させていただいているもので、今回の省エネ家電の分についてはこの中に算出していないところではございます。一方、確かに今委員がおっしゃるとおり、家電を何でも買い換えれば、そのままいいのかっていうことではなくて、やはり作るときにも当然CO2の排出がありますし、廃棄のときも排出があります。また、リサイクルすることによって排出量が抑えられるということで、最近はリサイクルのエアコンみたいなものも少し市場に出回ってるケースもあるようでございます。今回の事業の中では、省エネ家電については、二酸化炭素、温室効果ガスの排出量については算定の対象にはしてございませんけれども、今後事業を拡大していく中で、こういったものもきちんと考慮できるように配慮していきたいというふうに考えてるところでございます。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、専決処分の報告について(清掃事業用直営車両に係る作業事故の示談処理)についてを議題といたします。  本件について、理事者より追加の説明はありますでしょうか。
    ◎板橋西清掃事務所長   特段、ございません。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆寺田ひろし   1点だけ確認で伺います。今回、スプレー缶による塗料をまき散らしてしまったというところであって、これは袋の中で、特にこれ可燃ごみの袋だったということで、本当に見分けるのは大変だったなというふうに思います。ただ、しっかり適切に対処いただけたんじゃないかなというのは、説明を伺って感じております。そこで、今回の件そのものではないんですが、今後こういったこともあり得るのかなと思って、確認ですけれども、スプレー缶というのは資源ごみ回収じゃなくて、缶ではなくて穴を開けずに中身を使い切って、別の袋に入れて不燃ごみで出すというような認識は持ってるんですけれども、ただ私の近所のごみ集積所で、やはりスプレー缶が缶の籠の中にぽんと入れられて、それがやはり回収されずにそのまま、五、六本、結構、時々、毎週、月に1回ぐらい残ってるんですね、多分そういう周期で出されているんでしょうけれども、使い切って。ただ、そこでもしよければ、やはり回収されないとじゃ袋に入れて出しちゃえという方も、もしかしたらいらっしゃる可能性もあるので、住民意識の、やっぱり責任は住民のほうも一端を担ってますので、意識の向上も図っていかなきゃいけないかなと思って、今まで私の近所のほうに限ってなんですが、そういう残されたスプレー缶回収しませんよというていで、資源、缶の回収の日に何も掲示がないんですね。もしよければ、例の黄色いシール、あれにチェックで可燃ごみですというようなチェックする箇所があったと思うので、例えば残す場合には缶にそういったシールを貼って、注意喚起を促していただきたいなと思うんですけれども、この点いかがでしょうか。 ◎板橋西清掃事務所長   今回の事故が起こったものにつきましては、スプレー缶というかペンキが入ったものでありました。スプレー缶につきましては、例えばガスボンベですとかそういったものということで危険性が非常に高いので、委員が先ほどおっしゃられたように別の袋に出していただいて、スプレー缶ですよというような表示をしてくださいというようなお願いをしているところでございます。そのやり方については、基本的には踏襲させていただきたいというところでございますが、そのまま残ってしまうというのも、やはり問題があるというところがあると思いますので、そのあたりの表示の仕方についてはちょっと検討させていただきたいと思っております。 ◆おばた健太郎   今、寺田委員のほうから話があったところの確認なんですけれども、こちらのペンキ容器が入っていた袋っていうのは、いわゆるスプレー缶ではなく普通の袋といいますか、そういったいわゆる可燃に出して問題ない容器に入っていたっていうことでよろしいでしょうか。 ◎板橋西清掃事務所長   正直なところを申し上げますと、今回破裂した容器につきましてはその容器が具体的に何だったのかということが、プレスの後、探しましたところ、分かりづらいというか判然としなかったというところでございます。残念ながらその清掃車を見たところ、その元となったものが缶だったのか、プラスチックだったのかといったところがよく分からなかったという、ただ液体が残っていたというところは確実なところであると思います。 ◆おばた健太郎   なるほど、分かりました。それで、ペンキについて板橋区のごみの処理の一覧を見ますと、ペンキは不可というか専門業者に依頼してくださいっていう部類に、ごみ分別品目一覧を見ますとそのようになっていますので、今回誰が捨てたかは分からないんですけれども、本来的にはペンキっていうのは可燃では捨ててはいけないものだったという認識というか、そういったことになるのかなと思うんですが、それについていかがでしょうか。 ◎板橋西清掃事務所長   おっしゃるとおり、ペンキといいますか液体のものにつきましては、区で回収してもなかなか処分ができないということがございますので、ペンキの液体として残っているものにつきましては回収できない取扱いとさせていただいております。 ◆おばた健太郎   そうすると、一義的には捨てた方の責任といいますか、適切でないごみの捨て方によって区がある種、二次的に被害が発生したという形になろうかと思うんですけれども、例えば今回の場合はスプレー缶ではないので、また別の話になりますけれども、スプレー缶に起因するいわゆるパッカー車の火災っていうのも多く起きているということを踏まえると、やはり寺田委員がおっしゃったように、注意喚起っていうところをもうちょっとしっかりしていかないと、事故防止対策のところでミーティングでの情報共有ですとか注意喚起っていう、職員の努力だけではどうしようもない部分というのが出てくるかなと思うんですけれども、そちらについて今後どのようにお考えでしょうか。 ◎板橋西清掃事務所長   おっしゃられるとおりでございまして、かつてスプレー缶による要は鍋コンロみたいなものの残みたいなものが回収されたときに火災につながってしまうようなことがございまして、そういったときにそういった事件がございましたというようなところで、適宜周知の方法を図って、お知らせをさせていただいて、注意喚起につなげていたということがございます。かつてはスプレー缶の不燃ごみにつきましてはプレス車で収集していたんですけれども、その後、プレスでない形のものになったのでそういったものががくんと減ってきたというところはございます。収集の方法を変えたというところもありますけれども、また改めていろいろ不適正物というのはペンキだけではございませんし、またスプレー缶だけではございませんが、不適正なものであるということを住民の方にもよく理解していただくために、何らかの形で周知をしていかなければいけないものであるということは認識をしてございます。 ◆おばた健太郎   例えばですけれども、今回少額ではあるかもしれませんが、こういったことが起きましたということを例えば町会の中の配布物であるとか、例えば街角の掲示板に貼るですとか、あとはごみ箱のごみ収集の場所に何か掲示するだとか、いろいろな手段があろうかと思いますけれども、機会を捉えてというようなお話だったかなと思いますけれども、今回のことについてこういったことがあったので、皆さん注意してくださいねということを発表ないし広報する予定はありますでしょうか。 ◎板橋西清掃事務所長   現在、排出された方を特定することが現実的には難しかったというところがございます。ただ、何らかの形で具体的な事件、あるいはこういうことが起こっていますというようなことを知らせていくようなことについては、やっていくことが望ましいんではないかというふうに思っております。 ◆おばた健太郎   望ましいと思いますので、ぜひご検討ください。 ◆間中りんぺい   今のおばた委員のところで確認だけしたいんですけれども、決まりというかルールとか、どういう形でその液体が入っていたのかは分からなかったっていうのは、その事故が起きたときに一回止まると思うんですね、状況が大変だっていって。そのときにそのプレス機、仕組み分からないですけども、プレスしたものが一回戻って、どういったものが入ってたのかみたいなことを確認はできなかったということなんですか、そういう決まりになってるかどうかっていう原因をちゃんとその場で確認するような決まりがあるかどうかっていう意味で。 ◎板橋西清掃事務所長   今回の作業中の取扱いなんですけれども、もちろん本来何らかそういった作業中に不具合があった場合には、即収集を止めて、どういったことになっているのかっていうようなことを確認するところだったんですけれども、少し切りのいいところまで作業が進んでしまったようなところもあるようでございます。それで、切れたところで、どこから、どこからといいますか、どうも作業車のほうからペンキが出たようだというところで確認しましたところ、そのもととなる原因となる物質が何だったのかっていうのがちょっと分からなかったというところでございます。なので、破裂が起こった瞬間に作業が停止されたというところではなかったというところは、作業中のミスとしても含まれるというところだと思います。 ◆間中りんぺい   作業中のミスということ、この資料だけ読んだときには、僕はこれは作業員さんも分かりようがないし、清掃事務所の職員さんに僕は落ち度はないと正直思ったので、ただミスがあったということであるんだったら、やっぱり印象が少し変わってきたところがあるので、あえてこの程度って言いますけども、この程度でよかったから済んだけども、より重篤なことになりかねる可能性がある事故だと思うので、今後ミスというものが起きないように改めて考えてもらいたいなということは思います。 ◆荒川なお   先ほどと少し重なるかもしれませんけれども、今回私もこれを見て、ペンキだったということで、破裂してかなり飛んだっていうことで、やっとこういう専決処分っていう形で見えてくるようなことだったなというふうには感じてるんです。先ほど、何を出しちゃいけないもの、いいものっていうところで例えば牛乳パックみたいな、ソフトドリンクっていうか、ジュースみたいなのもありますよね。たまにマンションとかで、近所にしても、ごみ収集車が行った後に破裂して、明らかに何か飛んだんだなっていうような跡は見られるわけですけれども、今回ほど大きくならないかもしれませんけれども、やはり先ほど皆さんが言われてるように何がよくて、何が駄目なのかっていうのをもっと分かりやすくしていくっていうことが検討していくような形ですけれども、早急にやらなきゃいけないんじゃないかというふうに思ってるんですが、そこについても再度になるかもしれませんけれども、答弁求めます。 ◎板橋西清掃事務所長   おっしゃるとおりでございます。常にといいますか、収集に関してはいろいろ住民の方の疑問というのもございますし、またルールが分かりにくい、住民として引っ越して、こちらのほうにおいでになる方等もございますので、こういった冊子ですとか、かたつむりのおやくそく、それからごみの分け方、資源の分け方のハンドブック等々も出しておりまして、今年についてもまた改めてそういったものも発行していく予定でございます。いろいろ工夫を重ねて、住民の方のご理解を得られるように啓発等に努めていきたいと考えております。 ◆荒川なお   それで、今言ったようにジュース類とか例えば紙パックであるとか、どこまでがボーダーラインになってるのか分からないんですけれども、ペットボトルの場合は回収するネットがありますけれども例えば牛乳パックみたいな、ああいうものであれば燃えるごみ、可燃ごみとして入れても大丈夫だというふうになっちゃうってことなんですかね。そこも確認したかったんです。お願いします。 ◎板橋西清掃事務所長   牛乳パックにつきましては拠点回収等行ってまして、別途そういったところに出していただける方はそれが一番ありがたいところではございますが、もちろん可燃ごみとして処理もしてございますので、そういったところに出していただくということもございます。ただ、牛乳の中身、液体については、我々が収集できないものとしてなってございますので、切っていただくようにお願いをしているところでございます。 ◆荒川なお   それで、言いたかったこととしてはやっぱり何が悪いのかっていうのはより分かりやすくしてほしいですし、やはり牛乳パックに中身が入ってるのは駄目だって、やっぱり出してる人っていうのは結構いると思うんです、そこまで見えないので。だから、やっぱり住民にしっかりと、これ、職員だけでは細かく分かりませんので、そこをしっかりと周知を、先ほども言いましたけれどもやっていただく、早く具体的に、必要性認めるだけじゃなくて、やっていただかないと、同じこと繰り返すかなというふうに思いますので、それは早急に求めていきたいと思います。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、プラスチックの資源化についてを議題といたします。  本件について、理事者より追加の説明はありますでしょうか。 ◎資源循環推進課長   プラスチックの資源化についてでございますけれども、令和6年の開始に向けてこれまで進めてきたところでございますけれども、100%プラスチックである素材のものについて、来年4月1日から開始をするというところで準備を進めておるものでございます。現在、各種事業者との調整を進めておりますとともに、この秋口から区民向け周知を図っていき、来年4月1日の開始に万全とした準備で取り組むというふうなとこで進めているとこでございます。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆寺田ひろし   まず最初、説明資料の裏面の今おっしゃっていただいた住民周知のスケジュール書いてございますので、この点について3点簡単に伺います。一つは、かたつむりのおやくそくハンドブック、11月下旬と、全戸配布とありますが、これは今の内容だとうまく合わないかなということなのでこれが改訂されるかどうか、その上で全戸配布されるかどうかっていうのが1点目。もう一つ、住民説明会、非常に精力的に行っていただけるということで本当ありがたいなと思うんですが、ほかの課の住民説明会でもあったんですけれども、そこに参加できない方もいらっしゃるので、ほかの課のほうではパワーポイント、そのときの説明資料を動画で映しながら、動画の音声を使ってというので非常にありがたかったなと思ったので、こういったことも予定されているかどうかというのが2点目です。次に、最後3点目がモニターアンケートでは面倒と回答した人が結構、8割いらっしゃったということで、やっぱり周知計画は非常に重要だなと思ったんですが、これスタートするまでの4月までの周知計画以外に面倒だと感じる方が、やっぱり一定数いらっしゃるので持続可能性を考えると4月以降もホームページ、広報いたばし以外で何かお考えであるのであればお示しいただきたいという、この3点です。 ◎資源循環推進課長   3点それぞれお答えいたします。かたつむりのおやくそくのハンドブックでございますけれども、現在プラスチックの取扱いに関するものは載ってございませんが、こちらを案内、どういったものを出すですとか、そういったものの内容を踏まえたもので改訂する予定というところになってございます。2点目、説明会等の関係でございまして、説明会の回数を行うところでございますけれども、なかなかそこに来れない方もいらっしゃると思っております。現在、区のほうでは説明資料として動画の作成ですとか、そういったところも考えておりまして動画は説明会当日でご覧いただくとともに、YouTube等で後日閲覧できるような形で考えておりまして、説明会にいらっしゃらない方においても、その後区のホームページ等を見ながら把握できるようにしたいというふうに考えております。3点目、モニターアンケートに関する面倒だというところでございますけれども、ここが一番大事だというふうに考えております。実際始まるまでの説明もそうですけれども、先ほどの動画については当然来年以降も残っていく形になりますので、その動画をご案内するですとか、そういったところで、来年以降も引き続き手順ですとか取組について普及啓発するようには努めてまいりたいというふうに考えてるところでございます。 ◆寺田ひろし   ぜひ進めていただきたいなと思います。動画も予定されているということで、非常にうれしいなと思います。続いて、配られた別紙のほうで項番2のモニター調査の中で、右の図のほうに内訳として容器包装プラスチックと製品プラスチックですか、この内訳が書いてあるんですが住民が出すのは一括して出すということでよろしいですかね。その後、こうした容器包装と製品プラスチックはどこかで分けられるという、そんな認識なんでしょうか。 ◎資源循環推進課長   資源プラスチックにつきましては、いわゆるペットボトルはまた別でございますけれども、それ以外のプラスチックにつきましては一括して収集するというふうな取扱いとさせていただいております。 ◆寺田ひろし   そうすると、委託先の中間処理施設で分別されるという認識なんでしょうかね。 ◎資源循環推進課長   こちらのものにつきましては、中間処理施設において基本的に一括で、ベール化といいますか、梱包といいますか、形にする予定になっておりまして、一括で集めて一括でまとめるというような形で想定しているところでございます。 ◆寺田ひろし   あと、続いて報告書18ページで、やはり分別方法が分からないって方も一定数、6割超いらっしゃって63.4%、20ページにその具体例がいろいろ書いてありまして、先ほどとちょっと重なるんですけども、継続させるための大事なポイントなのかなと思って71、72ページ目のほう、ちょっと飛びますけども、分別に迷うものは、これ提言の部分ですけれども、71、72ページ、72ページの一番上の行にかかるところなんですが、分別に迷うものについては可燃物への排出を徹底することが必要であると。確認ですけども、提言として書かれたこの趣旨も確認で伺いたいなと思います。 ◎資源循環推進課長   そうですね、面倒だったというところで清掃といいますか、洗浄の方法をご案内するんですけれども、それでもやはり念入りにというようなご案内をしてしまうと、どうしてもそこが手間になってしまって、より収集率が下がるというところございます。一方、ではそのまま付けて出していいのかといいますと、これも、結局その後の中間処理施設等で資源化に回せないというような形になってしまいますのでそこの差といいますか、あんばいというのかは難しいところなんでございますけれども、洗浄していただいてそれでも駄目なものはそのまま可燃ごみに入れていただくというふうなご案内をする予定としてございます。 ◆寺田ひろし   本当、実際やってみてどうなるかと、今回のモニターの調査というか、そこが非常にポイントなのかなと思って、これ質問した趣旨が、やっぱり今おっしゃったように中間処理施設で回収したはいいけれどもちょっと使えないなとか、そこでちょっとした分別のコストとかそういったところに返ってくるのかなと、跳ね返ってくるのかなと思いましたので、続けての質問なんですけども、報告書の65ページの(3)、一応確認なんですが現行の容器包装リサイクル制度でここに書かれてあるように、(3)に再商品化義務履行の対象外となる小規模事業者分の再商品化費用、これの地方自治体の費用の分担は1%であるというふうに決められてると思うんですが、隣の66ページの表の6-2に再商品化(小規模事業者分)3,288トンというふうに記載がございます。これと同じ数字が56ページ下にプラスチック資源ごみの推定収集量の記載があるんですが、56ページの下の表の半分から下のところにプラスチック資源年間収集量(t/年)というところで、プラスチック資源が3,288トンと、多分これが板橋区が収集する量だと思うんですが、これは理解で教えていただきたいのがこの3,288トンの推定の中には家庭から出されたプラスチックごみもあるというふうな認識で、こちらの65ページのほうは小規模事業者、特定事業者のほうは全部自前でやってくださいということなんですが、小規模事業者のほうは一定数の売上げとか従業員人数で指定された小規模事業者が出したプラスチックなのかなと思って認識はしていたんですが、66ページの表を見ると3,288トンがそのまま小規模事業者分というふうに書いてあるんですが、これをどう理解すればよろしいかを教えていただければと思います、家庭ごみも含まれるものなのかとか。 ◎資源循環推進課長   3,288トンにつきましては、いわゆる区の一般廃棄物、家庭から出されるごみについての対象となってございます。なので、3,288トンというのは全て区の家庭から出るごみというところで、それを基に計算した内容というとこになってございます。 ◆寺田ひろし   そうすると、66ページに書かれてあるケース1、ケース2でも再商品化のコスト、費用分析、これ、小規模事業者分って書いてあるのは、家庭ごみの中の3,288トンですけれども、小規模事業者分も含む。 ◎資源循環推進課長   失礼いたしました。小規模事業者分も含むというふうなところでございます。 ◆寺田ひろし   分かりました。じゃ、分という基準でなくて、全部含まれるということで。昨日の夜からずっと、ちょっとはてなマークがあって、申し訳ないです。聞いて、すっきりしようかなと思ってたので、申し訳ないです。今回、一つポイントなのが次の65ページの(4)ですよね。ここで32条スキームを使ってやるというところでありまして、区が一括回収して、指定法人に引き渡すというところでやはり基準に適合したものがどれだけ回収できるかというのが、先ほどの繰り返しになりますが一つ大きなポイントになると思いますので、家庭からはプラスチック制容器包装も製品プラスチックも区別せずに混ぜて出しますが、それを回収した上で中間処理施設で改めて容器包装と製品プラスチックを分別するとか、そんなことになるんでしょうか。それ一括してベール化するという、それを確認させてください。 ◎資源循環推進課長   容器と製品でございますけれども、区のほうでは一括してベール化する予定となってございます。こちらは、いわゆる指定法人に引き渡すときに、ルールとしまして製品と容器を一緒にベール化するということが要件となってございますので、一緒にまとめて出すというふうな仕組みとなってございます。 ◆寺田ひろし   そうですね、プラスチックに係る今回の法律の政省令・告示についてという、いろいろまとまった中で、本当に細かいなと思ったんですけれども容器包装リサイクル法指定法人に委託する場合の分別収集の基準というのが環境省令で出てまして、これ本当に実現可能なのかなと思うんですけれども、容器包装リサイクル法施行規則別表第1に掲げるものとか、あとしょうゆを充填するためのポリエチレンテレフタレートっていうんですか、この容器が混入してはいないこととこれを本当に除くことって可能なんでしょうかね。 ◎資源循環推進課長   ポリエチレンテレフタレートですとか、いわゆるペットボトル、PETにつきましては基本的な分け方としては製品の裏にプラとかPET、製品に書いてございますので、そちらが一つ大きな基準になるかなというふうに思ってるところでございます。なので、しょうゆにつきましても裏といいますか、返していただいてプラですとかPET書いてるところを基準に分けていただくというご案内をさせていただければというふうに思ってるところでございます。 ◆寺田ひろし   大変よく分かりました。じゃ、本当小さなものでもプラかPETかという、しっかり住民の方が分けて、そういったまた周知のほうもぜひ頑張っていただきたいなと思います。私も皆さんに伝えていこうと思います。 ◆ひはらみちこ   初めにこちら、プラスチックの分別なんですけれどもプラスチックは必ず分別しないといけないということなんでしょうか。燃えるごみの中に入ってたら、それは収集できないので、またそこに置かれるというような形になるんでしょうか。 ◎資源循環推進課長   プラスチックにつきましては、100%のものについては分別をお願いするというものでございますけれども、中には食品がついていて、なかなかこびりついて落ちないですとか、そういったものは可燃に回していただくというところになりますので、なので例えば落とさないから、駄目っていう言い方はあれですけれども、場合によって、可燃に入ってくるというものも許容するというふうな考えになってるところでございます。 ◆ひはらみちこ   そうしますと、100%分別をお願いするというところで分けられないのは燃えるごみのほうでいいというところなんですけれども、そうしますと区民の善意によって分別するというわけではなく、本当にしなければならないという義務なんでしょうか、努力義務なのか、そのようなところを明確にしていただきたいと思います。 ◎資源循環推進課長   そうですね、義務という言い方が適切、なじむかどうかという問題ありますけれども、できる限りの分別をお願いするというふうなところになっておりまして、国全体としましても国から消費者まで全部が資源循環、プラスチックの分別に向けて取り組むというところになってるところでございますので、そういった義務ですとかいうところよりかは、お願いといいますか、なるべくそうしていくことが望ましいという努力をお願いするというところになってくるかというふうに思います。 ◆ひはらみちこ   分かりました。それから、提案、提言のほうになるんですけれども、資料3の6区民への周知、こちらで一つ提言、提案なんですけれども、子どもたちへの周知をするのは必要なのではないかなと思っております。小中学校と連携して、そこでプラスチックを分別するという、そういう授業を取り入れても推進、周知できるのではないかと考えておりますが、いかがでしょうか。 ◎資源循環推進課長   実際、子ども向けの周知啓発というのは非常に大事だと思っておりまして、区のほうで出前講座というところで小学校を対象に行っているものもございます。そういったものを活用したりですとか、あるいは区にリサイクルプラザ等、そういった普及啓発施設ございますので、そういった事業の中でプラスチックの分別について、講座といいますか、講習といいますか、イベントですとか、そういったものを開催というのは検討していきたいというふうに考えてるところでございます。 ◆ひはらみちこ   子どもへの周知、それから教育がかなり大事ですし、子どもが家に帰って、そこでご家族に話していただけるという効果もあると思うので、ぜひともやっていただけたらと思います。最後なんですけれども、根本的なところなんですけれども、今回のプラスチックの資源化につきまして根拠となる法令はこちらのプラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律、これを受けて、国の法律を受けて、今回区でも行うということでよろしかったでしょうか。
    資源循環推進課長   そうですね、法的な根拠となりますと、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律、プラスチック資源循環促進法と申しますけれども、こちらに基づいて、市区町村が、この分別が努力義務となっているところでございます。これに基づきまして、法的根拠としては行うというところでございます。 ◆岩永きりん   何点か、順番にご質問させていただきたく思います。まず1点目が、事前に概要をご説明いただいた際に、各家庭からは収集の際に透明か半透明の袋に入れた状態で回収すると伺ったんですけれども、それは間違いございませんでしょうか。 ◎資源循環推進課長   分別につきましては、透明または半透明の袋で出していただくというところでございます。 ◆岩永きりん   再資源化の効率を上げるためには基準に適合したプラスチックを集めるということが重要だと先ほどからもお話が出ていたと思うんですが、袋に入れた状態でごみを出すのと、やっぱりそのままの状態でごみを出すのでは、心理的な違いがあると個人的に思っております。今、区でペットボトルを回収するときに使っているような網の袋ですとか、それから缶を回収する用のボックスですとか、そういったものに袋に包まれていない状態で各家庭からごみを出していただくほうが、きれいなものを出そうという意識が働くのではないかなというふうに個人的には思っております。やっぱり資源化の効率を上げるために質のいいプラスチックを集めることが重要だと思うので、他自治体のデータですとか区民の方の意見を聞いていただきつつ、その辺をご検討いただければいいのではないかと思うんですけれども、そのあたりのこれまで調査とかはあったのでしょうかお伺いします。 ◎資源循環推進課長   実際、分別というのが大事というところで、いかに分別しやすくといいますか、排出しやすくするのかという工夫は非常に大事だというふうに思っております。また、実際出るものですけれども、今回プラスチックにつきまして、非常に細かいフィルムですとか大きなものですとか、比較的大きさですとか形状がばらばらというのございまして、一つ、収集効率ですとか集積所の飛散といいますか、というとこを踏まえると、袋というものが現状においては一番効率的というふうに考えてるところでございますが、こちらもまだ制度がこれから本格化して、他自治体の状況等を踏まえながら動きに応じて、必要に応じて、また研究ですとか検討はしてまいりたいというふうに考えております。 ◆岩永きりん   皆様ご存じかとは思うんですけれども、ゼロ・ウェイストタウンとして有名な徳島県の上勝町という町があるかと思います。私も個人的に何度か見に行ったことがあるんですけれども、役場のごみステーションに45のカテゴリーに分けて箱とか細かく、このごみはここ、このごみはここというふうに分けられていて、そういう回収方法をしているのでリサイクル率も非常に高くて、たしか80%以上のリサイクル率だったと思います。自治体としての大きさが全然違いますので一概に比較はできないと思うんですけれども、今の板橋区のリサイクル率が約22%ぐらいだということで、今回プラスチック容器包装をまとめて回収ということなんですけれども、将来的に分けて回収してより効率を高めていくような方向もありなのかなと思うんですけれども、そのあたりいかがでしょうか。 ◎資源循環推進課長   実際、そういった大きく分けることによって、それぞれの製品の種別ごとによって、リサイクルの効率が高まるというふうなところでされている自治体もあるというふうには認識しているところです。片や問題となるのは、どれだけ手間に感じてしまうのかですとか、そういったところを全体的、トータルに考えて、そういった分別が可能であれば進めるという方向もあるという認識でございますので、その分別をより細かくするのかと手間と感じるのかというところは比較考量しながら、これから進めてまいりたいというふうに思っております。 ◆岩永きりん   ぜひ、比較検討を進めていただければいいなと思っております。今おっしゃっていただいたように、やっぱり区民の方にとっては手間が一々増えてしまうことで、でもやっぱり自治体としても環境負荷を減らしていくためには取組が必要なことで、手間は増えるけれども、みんなで協力してやっていかなければいけないということなのかなと思っております。ただ、やっぱり手間が増えて、意味のないことになってしまうのはすごくもったいないので、質の高いものが集まるようにするにはごみ収集所に置いていただく紙のデザインだったり、ホームページ、先ほど言っていただいた動画だったりですとか、そのあたりの全体的な情報デザインが非常に重要なのではないかなと思っております。情報デザインというのは、単に標章をきれいにするだけではなくて効果を明示すること、例えば1人がこれだけのプラスチックを燃えるごみじゃなくて、きちんとした状態で出すことで、例えばなんですが杉の木何本分ぐらいの効果があるのかとか、あるいは汚れたものが混じってしまうとどうなってしまってどういう影響があるのかっていうことをホームページですとか、集積所にある紙ですとか、かたつむりのおやくそくとかに情報を整理して表示していただくといいのかなと思っております。お聞きしたい点なんですけれどもホームページでの情報発信、先ほど言っていただいた動画ですとか、そのあたりは職員の方々の中で考えてやっていただいているのか、それか民間の事業者に委託をしているのかお伺いできればと思います。 ◎資源循環推進課長   そういった動画のコンテンツにつきましては、内容を業者に委託をしている部分がございます。業者の知見と区の進めるというところを併せて、動画、その他の作成をするというところでございます。 ◆岩永きりん   動画に関しては業者に委託をされているということで、ぜひ委託してお任せではなく、職員の方々できっちり分かりやすい情報になっているのかというのをチェックしていただけるといいのではないかなと思っています。それから、続いて、先ほど徳島県の上勝町に少し触れたんですけれども、リサイクル率が80%以上という驚異的な数字ということで、その秘訣としてはごみの分別に力を入れているというのもあると思うんですが、町民の方とお話をしたところ、町民の方それぞれがそもそもごみを減らす工夫をお一人おひとりがすごくされているなというふうに感じました。例えば、エコラップと言われるような何回も何回も使えるラップを役所の方が紹介をされていて、それが町民の方に口コミで広がっていってごみが減ったりと、そういうのがいろいろあってごみそのものが減っているというのがあると思います。今回、プラスチックの分別が板橋区でも始まるということで分別についての周知だけではなくて、そもそものごみを減らす工夫としてこういうのがありますよというのをお知らせする、すごくいい機会なんじゃないかなと思っているんですけれども、そのあたりはいかがでしょうか。 ◎資源循環推進課長   プラスチックに関しては、分別もそうですけれども、その上流というところに3R、リデュース・リユース・リサイクル、あと今回リニューアブルが加わりましたけれども、そういった減らすですとか、あるものをまた使うですとか、そういったところは大事だというふうな認識をしているところでございます。これまでも、区では3Rにつきましては普及啓発を努めてきたところでございますので、こういったプラスチックの資源化をきっかけに契機として、これと連動させながら、そういった啓発等も図っていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆おばた健太郎   先ほど少し話が出ていて、ちょっと重複するかもしれませんけれども、今回プラスチック製品を一括でまとめて持っていって、ベール化をしていくということですけれども、途中過程でこれはちょっと汚れがひどいなとか、そういったチェックっていうのはどこかで入るんでしょうか、それとも入らないんでしょうか。 ◎資源循環推進課長   ベール化をする手前の段階で選別を行います。汚れがひどいものですとか、あるいは違うもの、金属が混ざってるものについては集めた段階で分けるというような形になるところでございます。 ◆おばた健太郎   分かりました。それで、ベール化をするに当たってチェックをして、すり抜けてといいますか、入っちゃったといった場合に精度といいますか、完成品のプラスチックの比率が下がっていくということになると思うんですけれども、どれぐらい低いとどうなるとかそういった基準というか、指針というか、そういったものがありましたら教えてください。 ◎資源循環推進課長   こちら、ベール化につきましては、その後の引き渡す段階でベール化の基準、どれぐらい余計なものが混ざってるかっていうところでAから、A、B、Cというような形で区分されておりまして、そういったところで、実際集めたベールが評価されるというふうな仕組みとなってございます。 ◆おばた健太郎   そうすると、基本Aっていうのがいいということなのかなというふうに思うんですけれども、今回については基本的にAを目指すというか、どういった評価基準というんですか、やってみたら、実はCばかりでしたっていうふうになっても困ると思いますので、そこのA、B、Cになるというご説明ですので、それがこの先どうなっていくのかということも教えてください。 ◎資源循環推進課長   こちら、いわゆる集めたものの純度といいますか、高めていくために、やはり最初の普及啓発というのは大事だと思っておりまして、出していいもの、出していけないもの、あとはプラスチックはどこまで、食品関係ですとどれだけ落とせばいいのか、そこの普及啓発が一番大事だというふうに思っております。一番最初の排出段階でどれだけ精度を上げられるかというのが大事だという部分から、ご説明につきましてはそこを重点的といいますか、特に注意しながらご説明してまいりたいというふうに思ってるところでございます。 ◆おばた健太郎   分かりました。それで、普及啓発していただいて、できましたというものがAですよとか、Bですよとか、Cですよということに結果なると思うんですが、どれぐらい純度が高ければAとか、どれぐらいのものだとBだとか、他区の事例でほとんどみんなAですよとか、そのチェックが非常に厳密であれば純度が高まると思うんですけれども、そうではなくて大量にプラスチックがやってきましたとなったときにチェックしきれないものとか、例えばプラモデルとかでも中に鉄が入ってるやつとかいっぱいあると思うんですね。見た目プラモデルだからオーケーっていって出してみたら、中に鉄がいっぱい入ってましたというようなことで、結果的に純度が下がるということが仮にあり得たときにどうなっていくのか、CはCでもよしっていう、そのまま出荷しちゃうのか、評価というものが、何か今後加わっていくのか、そこら辺について教えてください。 ◎資源循環推進課長   品質によりまして、その後の金額ですとか、そういったところに反映する部分でございますので、実際A、B、C、その他の評価と下がれば下がるほど、物の評価としては下がるというところになります。なので、そういった点を踏まえて、それを実際確認しながら、より純度を高める取組をしていくというふうな進め方にはなるかと思います。 ◆おばた健太郎   後で資料でも構いませんので、他区の事例なのか、Aっていうのが純度何%なのかという一覧とか、Aを目指すのかとか、どの程度だとAなのか、Bなのか、Cなのかとか、例えば買取り価格が違うのであれば、Aだとキロ当たり幾らになりますとか、そこら辺、後でお教えいただければと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎資源循環推進課長   基準等につきましては、後で資料でご提供させていただければと思います。 ◆おばた健太郎   分かりました。それで、別紙2の廃プラスチックの分別収集導入に係る調査のところで教えていただきたいんですが、8ページの表1-13のところなんですが、ちょっと理解が難しくて、教えていただきたいんですが、これは、調査の中で各ご家庭から出していただいたごみの中身を確認したところ、例えばですけれども、ナンバーで言う14、15のフィルムのところですが、リサイクル可、不可というのが、2.0グラムと、不可が7.4グラムと、プラスチックが13.1グラムで、リサイクル不可のフィルムの不可が1.4グラムと書いてあるんですが、これは可燃で、どういうことなんですかね。フィルムっていうものを可燃ごみで出して、リサイクル実は可だったよっていうのが2グラムだよっていう意味なのか、例えばプラスチックで今回レジ袋ですとか菓子袋というものが対象になるというふうに認識していますけれども、フィルムのリサイクル不可の例えばプラスチックの1.4グラムというのは、プラスチックでフィルムなんだけどもリサイクル不可だったよっていうことなのか、ごめんなさい、見方を教えていただければと思うんです。 ◎資源循環推進課長   8ページ表1-13の見方でございますけれども、まず左側は組成になっております。可燃、不燃、資源、プラスチックとなっておりまして、それぞれ可燃のごみとして出していただいたもの、不燃として出していただいたもの、資源として、プラスチックとしてというところで、それぞれの分類で出していただいたという形になってございます。先ほどのフィルムでございますけれども、フィルムにつきましては、本来、洗浄等済んでいればプラスチックの日に出していただければいいんですけれども、まずフィルムが可燃ごみの中に、2.0グラムと7.4グラムを足して9.4グラム、まずフィルムが入っていたという状況です。そのフィルムの中で、そのまま洗浄したりしなくてもプラスチックで出せたものが2.0グラム、そこに食品残渣、その他ついてるものが7.4グラムというふうな形でございまして、一方、右側のプラスチックの13.1グラムはプラスチックの日に出していただいたフィルムで、かつそのまま適正といいますか、出していただいたのが13.1グラム、プラスチックの日に出していただいたんですけれども、食品等がついていてリサイクル不可のものが1.4グラム、そういった見方をするものでございます。 ◆おばた健太郎   よく分かりました。そうすると、この表でいくと、例えばフィルムで、プラスチックで、今回調査ですけれども、本番に至ったときにはどれぐらいの率になるか分かりませんが、プラスチックで出していただいたにもかかわらず、ちょっとこれは汚れがひどいなということでアウトだったものが、オーケーだったのが13.1グラムに対して1.4グラムだから、5%ぐらいだというような理解ということですね。そうすると、だからおおむね意識を持って、リサイクルをしていただいたのかなという、今回調査に関してはというようなところなのかなというので理解をいたしました。ちなみにですけれども、今回のこの利率は結局リサイクル可、不可っていうような分別をしましたけれども、このレベル感で本番の場合でも、現地というか、集積所の場所でこのレベル感でリサイクル可、不可を分けるというような認識で大丈夫でしょうか。 ◎資源循環推進課長   原則としましては、昨年なので、少し状況を精査する必要かと思いますけれども、原則的には同じような可、不可というふうな部類と考えていただければと思います。 ◆おばた健太郎   よく分かりました。最初、質問の中で、例えば今回回収できるものというところでレジ袋ですとかフィルムっていうものに対してどれほど、やはり面倒くささというものがつながってきますので、回収率というのが難しいのかなというふうに認識をしておったんですけれども、これは本当に普及啓発をどれぐらいしっかりやるかによって変わってくるのかなという認識を持ちました。その上で、最初の資料3のところに戻って、菓子袋ですとかカップ麺、今のところは可燃ごみなわけですけれども、これがプラスチックになってきますよというところなんですが、先ほど岩永委員もおっしゃったとおり、今、拠点回収ですとか大規模等マンションの集積所ですと、食品用トレーとかボトル容器については、それぞれ個別の回収箱に入れて回収しているという状態ですので、正直、結構きれいなものが集まってるなというふうに思うんですけれども、そこは先ほどのご答弁と繰り返しになるかもしれませんが、今後集積の仕方についてはまた検討いただくっていう、検討を進めていくということでよろしいでしょうか。 ◎資源循環推進課長   分別の仕方につきましては、今回トレーですとかボトルは大規模のところの一部では分別していただいておりますけれども、今回進めるに当たっては一括回収ということですので、一括で集めるというふうなところで今進めているところでございます。 ◆おばた健太郎   分かりました。結局、集積所でイエス、ノーの判定をするということで、一定品質は保てるのかなということも理解できました。あと、一括回収でもいけるのかなというような、今、認識を持ちました。最後なんですが、ペットボトルキャップについてなんですけれども、他区といっても足立区なんですが、足立区の場合ですと、ペットボトルキャップを集めることによって、いわゆる子どものワクチンをやりますという、JCVという仕組みですか、世界の子どもにワクチンをという、NPO法人の活動を進めているわけですけれども、そういった活動も一定ありながら、今回含まれてるんですけれども、そこについての現状でのお考えをお聞かせください。 ◎資源循環推進課長   そうですね、資源の一部を集めていらっしゃる団体っていうのがあるというのは承知をしているところでございますけれども、そこと何か区分ですとか入るですとか、そういったところを今、何か明らかに考えているところはないというのが状況で、基本的に一括回収を区として進めていくというふうなところでございます。 ◆おばた健太郎   分かりました。そういった団体もあって、資源をどう活用していくかという問題ですので、区としてはそのようなお考えだということは一定理解いたしましたが、そういった様々な活動も行っているということも並行してありますので、ぜひそういった活動についても着目していただけたらなというふうにお願いをいたします。 ◆荒川なお   根本的なところなんですけども、今回法改正がされたというところで、気になってたのが、法改正されなければ、板橋区としてはこういうことをやるっていうふうにならなかったのかなというのが気になってるんですが、まずそこをお答えいただきたいんですが、お願いします。 ◎資源循環推進課長   区のほうでプラスチックの資源化につきましては、これまでもトレーとボトルですとか、拠点回収をしたりですとか、そういったところで検討は進めていたところでございます。今回の法改正ですとか、それに伴ってそれが加速といいますか、してきたというふうなところでございまして、一概にしたのかしなかったのかっていうのは、なかなかお答えが難しいところかなというふうに思っております。 ◆荒川なお   何でそれ聞いたかっていうと、第1回定例会のときもこれに関わって質疑があったかと思うんですが、23区だったかと思うんですけども、ほかの自治体よりもやはり遅れてますよね。環境への負担軽減ということを書かれてるわけですけれども、やっぱりここに向けた、もっと早くできなかったのかなということはすごく感じています。それで、今回、十数年前ですか、板橋区、ちょっと認識が違ったらすみません、一括で分別しないで出せるようになったっていうことについて、この報告の中にも、第1回定例会でも、過去、板橋区がやってきたのは間違いだったっていうことが記載とか、そういうのが一切ないんですけれども、そこについてなぜなのか、間違っていたっていう認識があるのかっていうところで、そこもお願いします。 ◎資源循環推進課長   およそ15年前ですか、いわゆるそれまで不燃だったものが可燃ごみとして回収する、そのときはサーマルリサイクル、今、熱回収という言い方しますけれども、そういったところで進めてきたところでございます。現状、そのときの一番大きな課題というのが、いわゆる最終処分場の残りの期間の問題というのがありまして、不燃ごみを燃やすか埋めるかというところで、そのときは埋めていたものを燃やすというふうな選択で、これは板橋区だけではなくて、23区全体で動いていたというふうなところでございます。現状、この大きな変更の中で、では15年前に戻るのかというと、結局埋め立てるというところには、不燃、プラスチックを埋めるというところには戻っておりませんので、これはまた新しい、これまでの15年前のところからこの15年の様々な状況を踏まえて、また別な仕組みというか、フェーズに入ったというふうな認識をしているところでございます。 ◆荒川なお   これからゼロカーボン、これからというか既にやってますけれども、ゼロカーボンいたばし2050というのもあって、そういう中で私が気になってるのは、今回法改正があって、じゃまた法が緩和されるようなことがあったときに、また、じゃ緩和されちゃう、板橋区として、23区全体とか一括になるのかもしれませんけれども、そういうことがないようにしなければいけないというふうに思ってるんですけれども、そこについての考えもお願いしたい。 ◎資源循環推進課長   いわゆるゼロカーボンですとかというところにつきましては、世の中といいますか、国際的な約束でございますので、そちらに進んで区もゼロカーボン表明しておりますので、そちらに向けて進んでいくというのは、現状間違いない方向性かなというふうに思っております。国の方針が変わるというのはどういったシチュエーション、例えば変わるというのが若干現在想定しづらいので、なかなかそこのお答えは難しいかなというふうに思ってるところでございます。 ◆荒川なお   法がどう変わるかって、確かに何もないので、しかもちょっと先になるかな、今なってきたばかりですしというのは思うんですけれども、それで我々としては、やはり何かあったからといって、規制を緩和しないでほしいということなんですね。やっぱり、今環境問題について、若い人たちも関心を持っているわけですから、そういうときに、じゃ国がっていうところで、じゃ23区も板橋区もっていう同じような方向に向いてしまったら、やっぱり意味がないのかなというふうに思ってます。一つお聞きしたかったのが、この報告書の中で先ほどほかの方からもありましたけれども、25ページ、④、⑤の中にプラスチックの分別に意義を感じなかったというところ、やっぱりプラを分けなくても処理できるのであれば、板橋区に住むメリットがある、いわゆる今までどおりであれば、そのほうが楽といえば楽ですからという意見もあったりするわけですね。だから、こういった声にどう応えるかっていうところがすごく大事になってくると思うんです。  あと、27ページにこのアンケート答えた人たち、区民アンケート調査で答えた人たちの中には、パーセンテージが少ないのが、やっぱり10代、20代というふうになってて、しかも10代、20代って、先ほども話ありましたように、15年前から板橋区のやり方が変わってるので、要は物心ついたときから、それが分別しないことが当たり前になっているような人たち、しかもそういう人たちの声がまだ聞けていないわけですよね。だから、そこについて、特別な手段というか、板橋区として何かやっていく必要があるんじゃないかと、先ほどリサイクルプラザとか、いろいろお話ありましたけれども、子どもの分野ですよね。だから、そういうところにもしっかりと板橋区として目を向けなきゃいけないんじゃないかと思うんですけれども、そこについての考えもお願いします。 ◎資源循環推進課長   実際、手間だったというところで効果を感じないですとか、やる意義が分からない、ここが非常に大事なところだというふうに思っております。なので、これから説明するに当たっては、何をするのかだけではなくて、なぜするのかというのを伝えていくのが非常に大事だと思っておりまして、まさにそこが普及啓発の一番大事なところだと思います。いわゆる上流のなぜやるのかという部分の意義づけができると、では少し手間だけどもやってみようというふうな意見になるのかと。実際、このアンケートにつきましても、手間だけれどもやることについては前向きというふうにいただいておりますので、現在区民のアンケートに見ましても、手間だけども、やる意義があるというのは一定程度、世の中といいますか、広がってるというような認識は持ってるところでございまして、これをさらに今後小中学生含め、子どもたちにも伝えていくというところにつきましては、今後進めていく普及啓発の中でぜひ取り組んでまいりたいというふうに考えてるところでございます。 ◆荒川なお   それで、やっぱり気になったのが、板橋区にも小さなアパートとかだと、あまり若い人住んでないのか分からないですけれどもワンルームマンションとか、そういうところにはやはり今言ったような世代の方たちも結構住んでいると思うので、そういうところは特にピンポイントでしかも住んでるだけっていう方の人、多いわけですよ。あまり板橋区で何かどうこう、寝に帰ってるだけっていう方もいると思うので、そうするとやっぱり意識としてはなかなか高まらないっていうのはこちらとしても大体分かってるわけですけれども、そういったところにやはり特別なことっていうことももうちょっとやっていかなければいけないのかなというふうには思うんですが、そこについてもお願いします。 ◎資源循環推進課長   そうですね、実際普及啓発するに当たって、いつも家にいる方から、寝に区に帰ってくる方々いらっしゃると思うので、そういった方々、様々な属性の方がいらっしゃると思うんですけれども、そういった方それぞれに届くような手法というのは、この資料及びSNS、そのほかの展開も含めて考えてまいりたいというふうには、今検討してるところでございます。 ◆荒川なお   それであともう一つ、これ来年度から本格実施っていうふうになっていく中でどういうふうに変化をしていくのかっていうところが、やっぱり区民にしっかり見れないと、やっぱりやっててある意味面倒だっていうことを言っている方が結構いる中で、そこをどういうふうにやっていくかっていうところがあると思うんですけれども、例えば東京都レベルなのか国レベルなのか、これぐらい、この1年間の中で一気には変わらないので、1年間ぐらい見たほうがいいかなと思うんですけれども、どういう変化があるのか、これを区民の皆さんが始めてっていうこととか、そういうこともしっかりと発信をしていかなければいけないんじゃないかと、結構細かく詳細にやっていく必要あるんじゃないかなと思うんですけれども、そういった計画や考えについても再度お願いします。 ◎資源循環推進課長   実際、取組に当たってその取組がどのような成果、効果につながったのかというのは、普及啓発を進める上でも重要な視点だというふうに思っております。その手法につきましては、現在確たるものがあるわけじゃございませんけれども、そういった視点は十分持ちながら進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ◆荒川なお   ここについて、ずっと検討検討というふうになっていくとやはり長引いてしまうというか、結局あまり区民の意識が高まらないままっていうふうになってしまう、協力なくしてできませんから、そこはしっかりとやっていってほしいですし、あと場合によっては、例えばこういうマンションではそういうのがやられてないということが、どこまで把握できるかも分かりませんけれども、そういうこともしっかり細かくやっていく必要があると思うので、これから庁議とか、スケジュールを見ていくと、いろいろやっていくわけですけれども、そういうことがしっかりと盛り込まれるようにはしていただきたいというふうに思います。 ◆間中りんぺい   僕も区がずっと平成20年からやってきたサーマルリサイクルの部分は気になっていて、これは完全にやめるっていうことですか、サーマルリサイクルは全てやめるっていうことで合ってますか。 ◎資源循環推進課長   そうですね、これまではサーマルリサイクルだったものをなるべく資源に回していくというところになりますので、先ほどの食品がついてしまったものにつきましてはサーマルのほうに回すというふうな形になってきます。 ◆間中りんぺい   同じ会派の元山区議も議会質問の中で、こういった進め方に疑義を呈するような内容の発言されていますし、どうなんだろうと思う方もまだまだいっぱいいる中で、区もサーマルリサイクルをよしとしてやってきた部分はあって、そこにきっと予算もあったと思うので、国の流れの中で行っていくのは仕方ないのかもしれませんが、板橋区らしい進め方っていうのもあったのかなとは思うんですが、改めて聞きますけども、今までの板橋区の方針も踏まえた何か別の考え方っていうのは検討の中であったのかどうか、可能性としてあったのかどうかということを確認したいと思います。 ◎資源循環推進課長   サーマルにこれまで回していたものを資源化するというところにつきまして、大きな転換点でございます。区の中で単独で何かを進めていたのかというと、これというものをなかなかお示しするのが難しいところだというふうに考えているところでございます。一方でサーマルリサイクル、熱回収というところにつきましては、熱回収は最終手段だというところの認識につきましては、これから今現在、世の中といいますか国際的にもそういったことになってございますので、この点につきましてはこれから発信含めて啓発を図っていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆間中りんぺい   あと、さっき岩永委員からもゼロ・ウェイストの話出てきましたけれども、上勝町の皆さんもご存じだと思いますけれど、もともとごみにお金はかけられないっていって始まった仕組みですよね。もう捨てるもの、ただごみに出すもの、ごみを出すことによって回る経済もあるけれども、ごみを増やそうってことにはならないので、ごみにお金をかけられないっていう上勝町の行政方針は、やっぱり同じだと思うんです。その中で、新たに6億円使ってごみにお金を使う、6億円使うというのは、単純にそうですかと僕はやっぱり思わなくて、もちろん地球も大事だけれども、やっぱり今の生活も大事なのでごみにお金をかけられない中で6億円使うというのは、やっぱり何か違和感がある、ごみにお金をかけられないっていう感覚を板橋区でも大事にすべきだと思うんですけれども、これについてはどんなふうに考えてますか。 ◎資源循環推進課長   実際、経費をかけてプラスチック回収を進めるところでございますけれども、やはり大事なのは、先ほど3Rですけれども、そういったいわゆる減らすですとかリサイクルというふうな視点が大事になってくる。それでも、なお難しいものは熱回収というところでございますので、6億円かける、お金かけるのがいいかというと、6億円といいますか、いわゆるプラスチックの資源化にかける経費っていうのは今後どんどん減らしていく、そのためにはまず一人ひとりのごみの排出量を減らす、プラスチックも含めてっていうところは、同時並行といいますか、率先して進めていかなければならないというふうに考えてるところでございます。 ◆間中りんぺい 
     ゼロ・ウェイストの考え方、僕もすごく好きなんですけども、引っ張ってきた坂野さんとかは、ごみは人間社会のエラーっていうことを言ってるんですね。そうすると、おっしゃっていただいたような3Rじゃないんですよ、リユースとかリサイクルとかリデュースじゃなくて、ごみが出ることを前提として、そのごみをどうしましょうかっていう考え方が3Rなので。そうじゃなくて、ごみは人間社会のエラーなので、そもそもごみを生まない仕組みとか社会っていうのをつくりましょうっていうのをゼロ・ウェイストでは言ってて、僕もそれすごくいいなと思って、板橋区でもゼロ・ウェイスト宣言をしませんかっていうことをこれまでも言ってきましたけれども、3Rじゃなくて、ごみがそもそも出ない、ごみがない社会を板橋区でも目指してほしいと、ゼロ・ウェイスト宣言をできればしてほしいなと思いますけれども、改めていかがでしょう。 ◎資源循環推進課長   そうですね、ごみを生まないですとか、そういったところにつきましても、今後進めていく中で、3Rとそれ以外の考え方も含めて、全てごみが排出されなければ一番いい世の中といいますか、社会になっていくと思いますので、そこに向けてどういった考え方の整理をするのかというのは今後の検討課題かなというふうに思っております。 ◆間中りんぺい   ぜひ検討を続けていただきたいなと思います。あと、ちょっと思ったんですけれども、今日最初にやったいたばし環境アクションポイントってあるじゃないですか。新しい家電製品を買ってくださいってことじゃなくて、こういうプラスチックをきちんと分別したらポイントがつくような、どんどんこういうところにも展開していけるんじゃないのかなと思うんですが、そういったところもちょっと検討してほしいのと、あとこれは最後に意見なんですけれども、ごみの出し方、さっきからお話が出てたようなペットボトルの網とか、瓶缶のようなボックスとか、そういう出し方ももちろんあるとは思うんですけれども、これ個人的にですけれども、うちの近所の集積所はうちの前になっていてボックスとかネットはうちの駐車場にふだんは入れてあるんですね。あれ増えると、正直嫌だっていうのがあって、そういう区民の方も同じようにいるでしょうから、あまりこういうボックスとかネットがどんどん増えていくようなごみの収集の仕方はちょっと嫌に思う人もいるんじゃないかっていうことは意見として言っておきます。 ◆坂田れい子   私から3点お願いします。まず1点目は、皆さんおっしゃったようにやっぱり面倒だっていうところに対しての内発的動機を生み出すっていうこういう啓発、普及運動、皆さんがおっしゃったのをすごく私も感じていて、その中で今3Rってちょうどおっしゃっていたので、それにプラスしてリフューズ、ごみが出るようなことが想定されるようなことを受け取らないっていう意味でリフューズの4Rにしてはどうかと、今ちょっと思いつきました。これをかたつむりに3Rではなく、3、4R、もしくはゼロ・ウェイスト、ごみゼロ運動とか、そもそもやっぱりごみを出さないということが環境負荷にならないので、プラスチックだけではなくて包括的に考えていけたらいいのかなって思っております。内発的動機を生み出すための、子どもたちや小中学生への啓発についてなんですけれども、これそもそもCO2、地球温暖化っていうのは国連が上から下ろしてきて、私たち西欧社会にのみ込まれてやっている活動だと思うんですけれども、そもそもCO2が本当に温暖化するのかっていうことを踏まえてクリティカルに子どもたちが考えていけるような教育環境っていうのがあったらいいなと思います。CO2って、大気中に0.04%の中の本当にほぼ一部で理科や社会でも習うと思うんですけれども、それが本当に温暖化にどのぐらい寄与するのかっていうことだったり、45万年前の南極の氷を採取したときも、その氷の中から、今よりもCO2の濃度が低かったんだけれども、気温が高かったっていう研究結果も様々あるので、そういったことも取り入れながら、子どもたちと一緒にこれってどうなんだろうっていう、根本的に、はてな、クエスチョンを持つことを教育していけたら、もっと子どもたちが考える力にもなるのかなと思って、一つ提案させていただけたらと思います。あともう一つ、質問なんですけれども、61ページのマテリアルリサイクルとケミカルリサイクルってあるんですが、この辺がちょっとぼんやりしているので詳しく教えていただきたいのと、最後に、CO2削減の目標の数値から見ると、全プラの中でマテリアルなのか、ケミカルなのか、併用なのかっていう方向性がまだ定まってないように思うんですが、これについては32条スキームによる指定法人への委託者に任せる形になるのか、そして最終工程まで、私たちには知る権利があると思うので、そういったところの情報の透明性を今後どのように行っていくのかお聞かせください。 ◎資源循環推進課長   3点それぞれお答えいたします。まず1つ目の内発的動機というところで、教育でございますけれども、若干教育委員会の範疇にも入るかと思うんですけれども、いずれにしましてもまず言われたからこうだっていうふうなところではなくて、それを自分で考えるというふうな仕組みが大事、考えることによって内発的動機が生まれてくるという発想もあると思いますので、普及啓発の中ではそういった問いかけですとか、そういったような視点も入れながら進めていくのが一つの方法かなというふうに思ってるところでございますけれども、資源循環推進課が進めてる中では、そういった視点も踏まえながら、普及啓発の方法についてはいろいろと考えてまいりたいというふうに思ってるところでございます。2つ目のマテリアルリサイクルとケミカルリサイクルでございますけれども、61ページにそれぞれ手法を書いてございますけれども、細かいものは専門知識、専門家の知見のほうになってくるかと思いますが、大きく申し上げますと、マテリアルリサイクルは溶かして固めるというふうな、プラスチックを集めて、溶かして形を変えるというのがマテリアルリサイクルでございます。ケミカルリサイクルは、溶かした後にそれを原子レベルに分解して、利用を考えるということになっておりまして、また一つそういった溶かして固めるか、そもそも組成を使ってリサイクルするかというふうなところが大きな違いというところでございます。続いて、実際、今後、マテリアル、ケミカル、どのような配分ということでございますけれども、32条の指定法人ルートを使った場合は選べないというふうな形になってまいりますので、入札の結果というふうな形になってくるところでございます。ただ、一方で最終的な配分に基づきまして、それにつきましては把握ですとか、その情報提供、公開につきましては進めてまいりたいというふうに考えてるところでございます。 ◎環境政策課長事務取扱資源環境部参事   2問目のご質問の子どもたちへの環境教育のお話もいただきましたので、このことについても少しお答えさせていただきたいというふうに思います。うちの区長もよく言ってるんですけれども、今の我々のやってる環境教育っていうのは、どっちかっていうとどういう対処をしたらいいのか、例えばごみはこういうふうに分けてリサイクルしましょうみたいなことはやるけれども、そもそも何でこれをやらなくちゃいけないのか、要するに地球環境がこういう危機に陥ってるんだよっていうような大前提の部分の教育が足りてないだろうということは、うちの区長もよくおっしゃってます。そういった意味ではご提言いただきましたので、環境教育、いろんなリサイクルのこととかをやってますけれども、その前提として、こういうふうに地球が危ないんだよっていうことについては子どもたちにきちんと教えていって、それではてなをきちんと感じてもらえるような環境教育にスイッチしていきたいなというふうに思ってございます。それから、3Rを4つのRにというようなお話もいただきましたけれども、資源環境部でも特に資源循環推進課の中ではいろいろ取組をしておりまして、フードドライブの取組ですとか食べきりチャレンジ運動、それからフードシェアリングサービス、あるいは家具をリサイクルするいたぷらショップみたいな形のことも行ってございまして、なるべくごみを、先ほどお話もありましたけれども、ごみを出さないような事業もしておりますので、これからもそういった視点で環境教育をやっているリサイクルプラザとエコポリスセンターを活用しながら、教育進めていきたいというふうに思ってございます。以上でございます。 ◆坂田れい子   再商品化っていうことに関してはどのようなことを想定しているのか、もし今分かる範囲であれば教えていただきたいです。 ◎資源循環推進課長   再商品化ですと、マテリアルリサイクルですと、いわゆる、例えば、幾つか種類あるんですけれども、例えばマテリアルリサイクル、その代表的、何になるかはまた場合によるんですけれども、例えば鉄道の標識ですとか、あとはマンホールですとか、踏み台、段差スロープですとか、車止め、植木鉢ですとか、そういったものに変わるというのが、一つ、マテリアルリサイクルの例として挙げられてるものでございます。ケミカルリサイクルのほうは物質的に変わりますので、それがガスになったり、石油の形に戻ったりというようなところが最終品かというふうなところになるところでございます。 ◆坂田れい子   子どもたちへの教育に関してもご配慮いただき、ありがとうございます。最後に3点目、分別収集・再資源化にかかる費用のところに人件費が書かれていないのが気になったんですけれども、この点について教えてください。 ◎資源循環推進課長   こちらの積算に当たっては車両の手配というところで、いわゆる委託によって行うことになっておりますので、委託経費として人件費については入ってるというふうなところでございます。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   委員会の途中でありますが、議事運営の都合上、暫時休憩いたします。  なお、再開は午後1時5分といたします。 休憩時刻 午後零時05分 再開時刻 午後1時02分 ○委員長   休憩前に引き続き区民環境委員会を再開いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、文化会館・グリーンホールのあり方検討の結論の報告についてを議題といたします。本件について、理事者より追加の説明はありますでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   1件だけ訂正がございまして、資料の1ページ目のかがみ文でございます。文化会館及びグリーンホールはから始まる文章で、それの一番最後の段落でございます。「この方針のもと、今年度までの検討において」という文言がございますけれども、「今年度まで」でなくて「令和4年度まで」でございます。昨年度末までの検討においてということでご訂正をいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。それ以外の訂正はございません。どうぞご審議よろしくお願いいたします。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆寺田ひろし   事前にご説明もいただいたので、重複しないようにしたいと思いますので、ほぼ簡単なちょっと確認だけ二、三点ほど伺います。まず最初に建築年数とか耐用年数のほうです。文化会館は1982年で、耐用年数47年で、2029年まであと6年と。グリーンホールは途中取得したものということで1969年から54年たっているということで、公共施設ベースプランではグリーンホールは第2期の2026年から2035年に改修・改築の時期を迎えるというふうに記載がございました。資料の6ページの一番下の5の(2)ですか、この最後の最後のほうに書いてあるように、維持改修を実施しているため、改築・改修は早くて10年後以降に実施するというふうにございまして、耐用年数は1つの目安ではあると思うんですけれども、これを超えてできる限り使い続けていくような方向性かどうかというのを、ちょっと確認をいたします。 ◎文化・国際交流課長   確かにおっしゃるとおり、そちらのベースプランに記載されております年数につきましては改築の年数につきましては目安という形になります。区のほうでどう考えていくか、改修していくのか、改築していくのかという方針は今後決めていくような形になろうかと思いますけれども、その検討におきまして、今年度から板橋区文化・国際交流財団が文化会館とグリーンホールの指定管理者になっておるところでございます。そちらの運営を安定させるためにも、指定管理者のお願いする期間が1期で5年でございますけれども、2期はお願いするような形で経営を安定させていただきたいという形で考えてございまして、10年という形で考えてございますけれども、ただ同時進行でやはりその10年も足すことができるのかというのは、引き続きハード面で検討しなければいけない課題なのかなというふうに考えてございますので、そこは今年度からハード面の検討という形になりますけれども、同時進行で考えてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ◆寺田ひろし   ちょうど私も4年前が区民環境で、たしかそのときに視察行ったのが非常にすばらしいホールだったんです、思い起こせばですけれども。ぜひ、指定管理者の財団の皆さんと経営の立て直しと、あと併せて将来的な検討も随時重ねていただきたいなというふうに思います。続いて、質問のほうでございますが、利用率のほうは3ページに書いてございまして、ベースプラン当時、作成当時というのは文化会館37.1%、グリーンホール42%だったので、コロナ前の令和元年度を見てみると非常に上がってきているのかなというふうに思います。ここは、まだ確定はしていないのかもしれませんが、もしあればで結構なんですけれども文化会館とグリーンホールの令和4年度はどうだったかと、数値がなければその傾向だけでも結構なんですけれども、コロナの影響もあったかと思いますが教えていただければと思います。 ◎文化・国際交流課長   昨年度の利用率が出てございますので、今申し上げます。文化会館におきましては全体の利用率が47.2%、グリーンホールにつきましては全体の利用率が76.6%でございました。コロナ禍というところで考えますと、コロナ禍の状況もちょっと脱してきているのかなというふうに考えてございまして、徐々にコロナ禍前の利用率に戻ってきているのかなという感触でございます。 ◆寺田ひろし   非常に参考になりました。ぜひ、どんどん上を向いていただければなというふうに思っております。あと、最後に資料の4ページのほうで、今後の課題とかいろんな様々な方針とかもあると思いますので、資料4ページの文化会館のほうの②番ですか、気軽に訪れるという点でいろいろ課題も指摘がされているところで、例えば区が進めているウォーターサーバーとか置いて、特に夏の暑い時期に、特に避暑じゃないですけれども涼みを提供、みんなで分け与えようという運動もありますので、そういうときにマイボトルを推進するというのと合わせ技でできればなと思うんです。グリーンホールには既に設置をされていますので、こちら文化会館の1階のロビーのほうにも置いてあればいいのかなというに思います。また、1階のロビーの外側、南側の道路に面したところというのは、ふだんは施錠されていまして、ガラス窓でただ屋根があるんです。ですので、椅子やテーブルがあれば、多分中では食事はできないかもしれませんが、商店街で購入した飲物、食べ物を、そこで日陰で、雨の日でも、親しんでいただけるんじゃないかなというふうに思うんです、テラススペースとして。今回、いろいろアンケートとかもされていらっしゃいますけれども、ぜひSNSも含めて気軽に広く区民からアイデアを募っていただきたいなと思うんですが、一応そういった検討というか、お願いしたいところなんですがいかがでございましょうか。 ◎文化・国際交流課長   まず、そのウォーターサーバーにつきましては、今委員ご質問のとおり、グリーンホールにつきましてはもう既に設置させていただいておるところでございます。文化会館につきましても、今後ちょっと検討させていただきたいなというふうに考えているところでございます。すみません、失礼いたしました。先月、5月にウォーターサーバーのほうを設置させていただいてございますので、対応済みという形になります。申し訳ございません。また、屋根のある広場、大ホールの入り口の屋根があるところ、あそこの開放というところで、今、大ホールのロビーを開いているときに開放させていただくという取組をさせていただいておるところでございまして、まず第1回が今月の22日にロビー開放という形でやらせていただこうかと考えてございます。そこでキッチンカーですとかを手配をいたしまして、またのぼり旗ですとかそういったもので、気軽に文化会館のロビーのほうに入っていただくような取組のほうはやらせていただこうかと考えてございまして、ちなみにその飲食につきましてはホワイエというふうにロビーを申し上げているんですけれども、そこにつきましては飲食が可能となってございますので、そのキッチンカーでお買上げになったものを中にお入りになってお召し上がりいただくということをやらせていただこうかと考えてございます。そういったところから、文化会館が気軽に誰もが訪れることができる施設ということを提供してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆寺田ひろし   文化会館のほうは、ちょっと気づかずに失礼いたしました。よかったです。ちょうど、アンケートのほうも9ページのほうとかにもウォーターサーバーも11名の方が希望されていらっしゃったということなんで、本当にすばらしいなと。あと、ストリートピアノもやられるということをご検討されているということで、あの中のホワイエなんですか、中でも飲食できると、本当すばらしいなと思います。ぜひ今後も先進的なお取組を期待したいなと思います。以上です。 ◆岩永きりん   私から、1点お伺いできればと思います。頂いた資料の5ページと6ページに具体的な取組の例というのを書いていただいていると思います。具体的な取組の例の中に実施だったり、開催と書かれているものと、検討というものがあると思うんですが、その検討というふうに書かれているもの以外は実施が決まっていると認識してもよろしいのでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   そうですね。検討と書かれているもの、例えば(2)番のグリーンホールのところで一番最後の多文化共生推進機能の整備検討ですとか、そういったところは今の現状で検討を進めさせていただいているところでございます。それ以外につきましては、既に実施か、もしくはこれから実施をさせていただく方向で考えておるところでございます。 ◆岩永きりん   分かりました。併せて、その具体的な取組の例で5ページのところにグリーンホールの7階を拠点とし、日本語教室を開催というふうに書いていただいているんですけれども、日本語教室の拠点とするというところの具体的な内容について教えていただけますでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   今、グリーンホール7階に会議室が3つございまして、それは新しく子ども家庭支援センターが移動になったというところで新設をさせていただきました。そこを、一般的に貸出しを行っておるところなんですけれども、そこを財団のほうに優先に使用していただきまして、日本語教室を定期的にやっていただいておるところでございます。以前は、日本語教室各コース、複数のコースがあるんですけれども、それがそれぞれやる施設も会場も違う状態だったんです。なかなか日本語がおぼつかない方々が来られる中で、そういったことでいいのかというところで、統一してグリーンホールの7階を日本語教室の会場とさせていただくことで、より利用者も分かりやすい会場として提供させていただいたというところでございます。今後、その日本語教室というところもどのような取組が必要かというところでございまして、今現状で15歳以上の方が日本語教室の対象となっておるところでございますけれども、やはり小中学生の需要もちょっとあるというところで、そういった方も対象と含めることができないかですとか、またオンライン教室ですとか、そういったところも拡充することができないかというのをちょっと検討させていただきたいなというふうに考えておるところでございます。 ◆岩永きりん   よく分かりました。併せて、日本語教室について、今の現状というか昨年度まではどれぐらいの利用者さんがいたのかということも、お伺いしてもよろしいでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   昨年度の実績を申し上げますと、コースが前期・後期と分かれてございまして、またそれぞれコースが2つあって、月木コース、要は月曜日と木曜日のコースと、火曜日と金曜日のコース、それぞれございます。延べで227人の方に日本語教室にご参加いただいておるところでございます。 ◆岩永きりん   277人の方が利用されていたということを承知いたしました。今お話しいただいた日本語教室の件と、それからもう1点、具体的な取組の例として挙げていただいている多文化共生推進機能の整備検討というところで外国人の方の相談窓口のようなものを設置するということも伺いました。この資料の中にもありますとおり、指針に書いてある「世界への窓」としての役割が両施設に求められているという中で、今話していただいた日本語教室だったり、それから外国人の方の相談窓口だったり、できるだけ多くの方々に知っていただいて使っていただくのが重要なのではないかなと思っています。そのための、使っていただくためのやっぱり広報がすごく重要になるんじゃないかと思うんですけれども、広報に関して指定管理者の財団の中でやるというよりは、区のいろんな部門と連携いただくことが大切なのではないのかなと個人的に思っているんですけれども、そのあたりいかがでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、今現状でこの多文化共生推進機能の検討というところで、今、月に1度、外国人の方を対象とした法律相談というのをやっておるところでございます。それとはまた別に、財団のほうでメール相談というのを昨年の4月からやらせていただいておるところでございますけれども、なかなか実績が伸びていないというところがございます。やはり、その周知というところではやはり課題なのかなというふうに思ってございまして、やはりグリーンホールを多文化共生の拠点へというところでございますので、やはりそのグリーンホールのPRをしていかなければいけないというところで、そのPRにおきましては財団だけではなくて、区のほうも協力をさせていただいて多方面に周知をさせていただく取組が大事なのかなというふうに考えてございますので、そこは連携してやらせていただこうかと考えてございます。 ◆岩永きりん   1つ、ご提案なんですけれども、今お答えいただいた内容に関連しまして、私、先日まで赤塚新町のシェアハウスに住んでおりました。赤塚新町、赤塚、それから上板橋、成増辺りは外国人の方が結構多くお住まいのシェアハウスがたくさんありまして、その辺りのシェアハウスに何か貼り紙をしていただいたりとか、そういった民間のシェアハウスの運営会社さんとかとの連携をもしできるようであればしていただけたら利用者さんも増えるのではないかなと個人的に思っておりますので、ご検討いただければ幸いです。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、いろいろなところにアクセスして周知していくという取組が大事なのかなというふうに考えてございます。こちらの資料にも記載されておりますとおり、グリーンホールで多文化共生と国際交流活動に関する情報を総合的に発信するスペースを設置させていただくんですけれども、そういったところでは財団の取組だけではなくて、区内にありますNPO団体ですとか国際交流をやられている方々の団体の活動情報なんかも掲載をさせていただいて、区全体で盛り上げていく取組が大事なのかなというふうに考えてございますので、貴重なご意見として参考にさせていただきたいと思います。 ◆岩永きりん   すみません、最後に1点だけ、言いそびれたんですけれども、総合的に発信するスペースに情報を集めて周知していただくのと併せて、もし可能であればオンラインの情報発信も強化していただけると、結構私の友人とかも英語でいろんな情報を検索して日本語教室の情報とか、その人は私の友人で板橋区の在住の外国人の方がいまして、ネットで調べて他区の主催をしている日本語教室に行っているというのがありまして、でもやっぱりできれば板橋区内の方なので、板橋の今あるいろんなサービスをもっと知っていただいて使ってもらえればいいのかなというふうに思いましたので、オンサイトというか、スペースとかで周知していただくのと併せてオンラインでの情報発信も強化をしていただければ幸いです。以上です。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、紙だけですと施設に来ないとご覧いただくことができないというところがございますので、やはりオンラインというところではSNSですね、Instagramですとか、Twitter、財団にございますので、そういったところと併せて周知を強化させていただきたいというふうに考えてございます。 ◆おばた健太郎   何点か、お伺いしたいと思います。文化会館とグリーンホールの在り方検討ということで、ご報告ありがとうございます。まず、ちょっと率直になんですけれども5ページの課題というところでハード面の整備が必須であるというようなことも書かれているんですけれども、率直にこの文化会館とグリーンホールが他区の様々な施設があると思うんですけれども、それに対してどういった位置づけにあるのかということをどのように捉えてらっしゃるかということを、まずお聞かせいただきたいと思います。 ◎文化・国際交流課長   他区との比較というのがなかなか現状でしていないところでございまして、ただこちらのほうで申し上げることができるのが、やはりその文化会館というのは文化の発信の拠点という形でございまして、過去から現在に至るまで様々な公演をさせていただくのと併せて、各文化団体の育成ですとかそういったのを図らせていただいて、地域文化の創造と振興、連帯で結ばれた区を象徴する施設として現在に至っているというところでございます。また、グリーンホールにつきましては、板橋産業文化会館という名称でオープンをさせていただきましたけれども、平成15年に大規模改修を経て、ただ開設以来、産業の活性化に大きく貢献いたしまして、区民のコミュニティの拠点といたしまして様々な行事や団体の交流を促して地域の発展に貢献しておるという施設でございまして、当然ですけれども区としてなくてはならない施設だというふうに認識しておるところでございます。 ◆おばた健太郎   という、ちょっと広めの質問をしたのは他区でこういった施設はもちろんいろいろあるわけですけれども、いろいろな文化団体ですとか、海外からいらっしゃる団体とかもいろいろあると思うんですが、そういった団体から選ばれる施設であってほしいなというふうにも思っております。例えば、23区のほかの区を見てみますと、例えばすみだトリフォニーホールですとか、あとはあそこはどこだっけ、文京シビックホールですとか、あとは杉並公会堂ですとか、有名なホールありますよね、特に杉並公会堂なんかは非常にホール等がいいということで内外でも有名なホールでありますし、そういったホールであったら区の施設、区外の様々な方がそちらのところで演奏会を開いてくれると、そうしたら区外の方からも当然、杉並公会堂でやるとなったら杉並区まで行くわけですから、様々な影響が出るということが考えられるわけで、そういったときに繰り返しになるかもしれませんが、今の文化会館がそういった選ばれる施設として評価されているかというのはご認識としてどうでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   選ばれる施設かというと、確かに老朽化が進んでいますのといろいろ施設において課題があると。音漏れの問題ですとか、ちょっと課題があるというところも認識してございますので、選ばれる施設かというと、それほどほかの施設に比べると見劣りするところがあるのかなというふうに考えておるところでございますけれども、ただ当区のほうでやらせていただきます文化振興、文化芸術振興というところでは、必ずしも見劣りするというところではございませんで、公演という形ですと、例えば劇団四季の公演ですとか、昨年ですと板橋の名人寄席ですとか、すごく名物となる公演はやらせていただいておるところでございますし、そのほか、やはり文化芸術に資する公演が当区のほうで考えておるところでございまして、必ずしも満員御礼の公演でなくても、見てよかったなと、来てよかったなと思えるような公演のほうは予定をさせていただいておるところでございまして、そこにつきましては引き続きやらせていただきたいというふうに考えておるところでございます。 ◆おばた健太郎   おっしゃることはよく分かりますし、そういった文化の醸成というところに寄与しているというのもよく分かりますが、また一方でそういった他区にあるようなところを目指していただきたいなというところも併せて、要望としては上げさせていただきたいなと思っております。今日明日でどうこうするという問題でもないですし、この改修が10年後以降もまた検討されるということですので、そういった観点もぜひ踏まえていただいて、地域のみんなが使う文化会館であればいいんだという考え方だけではなくて、やはりこの板橋区というものを文化が中心だということであれば、そういった観点もぜひ今後加えていただきたいなと、ぜひ検討に検討というか、その俎上に上げていただいて、今後の修繕ですとか開発というところに考えていただきたいなと思います。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、今年度からそのハード面をどうしていくかというのを検討させていただいておるところでございますけれども、やはり検討するに当たっては利用者の方の意見も必要ですし、一般区民の方のご意見も必要なのかなというふうに考えてございます。そのほか、利用している各団体の方々のご意見なんかも踏まえながら、区としてどうあるべきか、どういう施設を整備していくべきかというのを検討してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆おばた健太郎   ぜひ、音響の向上については様々な団体から私も聞き及んでおりますので、ぜひご検討いただければと思います。5ページの基本的な方針のところで、より身近でより開かれた交流へというところで、今回、非常にすばらしい取組をやっていただけたなというふうに思っております。特に、大ホールのロビーを使ってピアノ設置やミニライブを実施というところにつきましては、私が令和2年の10月の決算調査特別委員会で取上げさせていただきました、要望させていただきましたので、非常に私もうれしく思っております。その上で、これは7月26日に演奏会を開かれるということで、佐野さんという有名なピアニストの方だと思うんですけれども、このアーティストバンクいたばしを拝見しますと、このピアノというので検索すると20名以上の方が検索で出てきます。一定、佐野さんという方が様々なこの事業でコンサートをなさっているというのは一定理解をしているんですけれども、考え方として、様々な今アーティストバンクで登録をされていらっしゃるわけですので、そういったいろんな方々にお声がけをするということもよいのではないのかなと思うんですけれども、その点について今回の決定に至った経緯といいますかというところも含めて、お教えいただければと思います。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、7月26日にラッピングされたアップライトピアノをお披露目するというところで、それと併せて佐野優子さんのほうに演奏していただく予定でございます。佐野優子さんというのは板橋区出身の方でして、世界的に活躍されているピアニストで、実はこういう「ふれあい」という財団が作製しております冊子があるんですけれども、そちらを先日私のほうが拝見したら、どうも15歳のときに文化会館のほうでソロリサイタルを初めてやられたという経緯があって、板橋区出身ということもあって、大分、板橋区にゆかりのある方なのかなというふうに考えてございます。そういった世界的に有名な方を、こちらのほうに来ていただくことで文化会館の大ホールのロビーを開放していく、ストリートピアノを設置させていただくというPRにはうってつけの人材なのかなというふうに考えておるところでございまして、決定したという次第でございます。 ◆おばた健太郎   分かりました。最後ですけれども、6ページの文言的なものかもしれませんが、(3)の公演事業はイベント数を減らさず実施というところと、類似重複を整理しと、具体的な取組のところであるんですけれども、これはイベント数を減らさず類似重複を整理するということは、新しい事業を追加していくというような認識なんでしょうか。その場合、先ほど申し上げたような新たな様々なアーティストを、今回この後の報告でもあるかもしれませんが、アーティストの事業で板橋のアーティストバンクが増えたわけですから、様々な方にお声がけをしていただいたほうがいいかなと思うんですがいかがでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、広くPRしていく必要があるのかなというふうに考えておるところでございます。この類似重複を整理しというところでございまして、実は、以前財団が指定管理者になる前、民間の事業者のほうに施設の指定管理者としてお願いしたところがあるんです。その指定管理者が実施する提案事業で各種の公演事業が開催されておりました。それと、かねてから財団のほうでも公演事業をやっていたというところで、そこはもう重複している部分があったのでそこを整理をさせていただいて、ただ公演の数につきましては減らさずに、むしろそのジャンルを充実化させていただくという取組を今年度からやらせていただいておるところでございます。かねてから、目玉といいますか、大変ご好評をいただいておりましたお笑い関係の公演ですとかにつきましては、引き続き財団が引き継いで公演をやらせていただいたりですとか、さらに新たなジャンルを財団のほうで開拓いたしまして新しい事業をやっていったりですとか、そういった取組をやらせていただいておるところでございます。 ◆おばた健太郎   最後なんですけども、その新たな取組は、すみません繰り返しですが、アーティストバンクの方々を念頭に進めていただけるということなのかどうなのかというところをお願いします。 ◎文化・国際交流課長   失礼いたしました。おっしゃるとおり、アーティストバンクいたばしに登録されている方はプロとして活動していらっしゃる方ですので、そういった方にお願いして、公演をお願いするというのも一つの選択肢になるのかなというふうに考えてございます。 ◆間中りんぺい   1点だけなんですけれども、グリーンホールの名前をもう変えてほしいと思っているんです。さっき産文ホール、昔あったと思うんですけども、産文ホールからグリーンホールになって、グリーンホールというネーミングの役割もこれできっと終わりでいいだろうと思うんです。国際交流・多文化共生の拠点として、これから世界の窓としての役割が求められるということで、それを表わすような名前にまずちょっと変えてほしいと、これはちょっと裏の目的もあって志村地域に住んでいるので、志村地域の方々の課題だと思うですけれども、グリーンカレッジホールと間違えるんです。ありますよね。だから、常にその大山のグリーンホールではありませんって注意書きを書くんですけれども、それでも口頭で場所を説明すると、グリーンカレッジホールと言っていくうちに三、四人目でグリーンホールになったりするのでグリーンホールに行ってしまう人が出てくるのがすごくいつも悩みでもあり課題でもあるので、でもこれすごくいい今回チャンスでもあると思うし、もうグリーンホールという名前も何だか別に建物が緑でもないし、何か変えていいと思うので、ぜひこの今回の目的に合ったネーミングを、グリーンホールに新しく付けてもらって、もう名前でやっぱりもうぼんときっと行きます、ぼんと行きますから、名前を変えて盛り上げてほしいなと、検討をお願いします。以上です。
    ◎文化・国際交流課長   名称につきましては、当然検討の中に入ってくるのかなというふうに思っておるんですけれども、やはりその名称を変えると、その影響がいろいろと大きいところがあるのかなと。今まで定着してきた名称が変わるというところは、やはり不便に感じる方もなかなかいらっしゃるのかなというふうに思ってございますので、そこはちょっと慎重にならざるを得ないのかなというふうに考えておるところでございます。ただ、ご意見としていただきましたので、そこも含めてどういう名称がふさわしい施設なのかというのも踏まえながら、そこはちょっと考えていかなければいけない課題なのかなというふうに考えてございます。 ◆坂田れい子   収益を、公益財団法人となってから、収益のことに関してなんですけれども、この公益目的事業へ還元するに当たりどのような還元方法というか、還元される収益はどのようなプロセスを経て、どのような事業へどうやって還元されていくのかなというのを疑問に思ったので教えてください。 ◎文化・国際交流課長   財団のほうで行っておりますその各種公演事業というのは、公益目的事業という事業に分類されます。公益目的事業というのが、実はもう法令のほうで基本的には収支がどっこいどっこいか、むしろ赤字に持っていかなければいけない。つまりその公益目的事業で得た収益というのは、翌年度以降の事業のほうに還元していかなければいけないという実はルールがございます。財団のほうで各種公演事業をこれからやらせていただく中で、上げた収益につきましては区民の方々によりよい、よりよいといいますか、より充実した公演をお届けできるような形で、お金を還元していかなければいけないというルールがございますので、そういった形で財団の事業のほうを充実させていきたいというふうに考えておるところございます。 ◆坂田れい子   ぜひ、これからも充実したところにお金をどんどん回していっていただきたいなと思っております。次に、施設の10年後の改修・改築予定で、10年後ということで見込んでいると思うんですけれども、公共施設等ベースプランを拝見したところ、ちょうど10年後には公共施設等整備基金残高の予測がマイナスというところを見たんですが、このことについて、この10年後というその長期的プランを見たときに、その基金または起債の活用方針などを含めてどのように考えていらっしゃるのか教えてください。 ◎区民文化部長   今の基金、公共施設等整備基金の話とか、あと特別区債の話がありましたけれども、このような財源は一応、今委員お手元の資料ですとその時点の財政見通しに基づいて政策経営部が作成しているものでございます。私ども、今後の改築あるいはそういったものの事業量を算定するに当たって、私どもからはハード面でこういうものが必要であるというふうな求めといいましょうか、訴えを起こして、財政当局がそれにはこういう財源がありますねとか、こういうふうな基金を積み立てていきましょうとかいうふうな算段をして、計画がこれからまた固まっていくというふうな形になりますので、今お手元にある資料はそのときに枯渇するだろうというところでは、その作成時点の見込みとしてはそうだったんですけれども、今基金残高も変わっていますので、また事業量もこれからまた精査ということで、我々から要求するハード面の要求のベースも変わってきますので、ちょっとこれからの推移、協議の内容を見ていただければなというふうに思いますので、ちょっと今のお手元の資料とは変わってくるものという、変わってくるだろうというふうに想定をしているところでございます。 ◆坂田れい子   ぜひ、長期的に区民の税金もかかっておりますのでよろしくお願いいたします。次に、第一茶室の利用が16.6%となっていて、すごくもったいないなと思っているんですけれども、この多文化共生という視点で見たときに日本語教室とか、外国の方が板橋区内に住むに当たり外国の方にとっての利便性を考えたイベントというのを数多く開催されているなという印象を受けるんですけれども、逆に外国の方で、すごく自分の国のこと、自分の国のアイデンティティーというのをすごく持っている方もいらっしゃって、そういった意味では、板橋区のことや日本のことにとても興味を持っていらっしゃると思うんですけれども、そういった意味で、外国の方もきちんと板橋区においてきちんとマナーを守って日本の礼節さを保っていただくという側面から、日本の文化とかその板橋区の文化、歴史、そういったものをもう少し外国の方にも、オープンキャンパスに区民の皆さんと一緒に学べるような機会があってもいいのかなと思っているんですけれども、そういった方向性はあるのかどうか伺います。 ◎文化・国際交流課長   財団では多文化紹介シリーズといいまして、外国の方々に日本の文化を知っていただくという取組をやらせていただいておるところでございます。ちょっとマナーとかという話ではなく恐縮なんですけれども、例えば区民文化祭というものを、毎年区と財団と文化団体連合会でやらせていただいてございますけれども、そちらのほうで日本趣味のつどいというイベントがございます。そちらのイベントのほうに、外国の方をご招待して日本の文化について学んでいただいたりですとか、また日本舞踊を学んでいただくような講座なんかもやらせていただいて、日本語スピーチ大会という財団の併せて事業があるんですけれども、そちらのほうでご披露いただいたりですとか、いろいろ外国の方々に日本の文化をご理解いただく、楽しんでいただくという取組をやらせていただく中で、そういった交流の中で日本の礼節ですとか、そういったところについても学んでいただきたいという趣旨でやらせていただいておるところでございます。 ◆ひはらみちこ   私から1点、PRにつきましてご質問させていただきます。5ページ(3)両施設の課題として、「子どもや若者が文化芸術に触れる機会の充実」が挙げられているんですけれども、こちら基本的な方針の中にも誰もが気軽に訪れることのできる施設とするとともに文化芸術に触れる機会を充実するという方針が示されております。この中には、子どもや若者がというところも入っているかと思うんですけれども、であれば機会が充実されるのであれば、子どもや若者に対しての充実した機会をどのようにアプローチするのかというのが必要になってくるかと考えます。なんですけれども、次のページ6ページの(3)PRの強化の中にはその点について含まれていないんですけれども、その点に関しましてどのようにお考えでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、これからどういう施設でいろいろなソフト面のサービスを行っていくかというところで、子どもや若者が文化芸術に触れる機会をつくっていくという取組が大事なのかなというふうに考えてございます。やらせていただこうかと考えてございますのが、先ほど申し上げましたロビーの開放というところで、これから順次キッチンカーの手配と併せてホワイエのところでいろいろなそのワークショップですとか講演会ですとかをやらせていただく中で、例えばそのワークショップでは、お子様が気軽に楽器に触れ合えるようなイベントをやらせていただいたりですとか、絵本のまちというところで、絵本づくりをやらせていただくワークショップをやらせていただいたり、いろいろ空間を使って若い方々も来ていただけるような取組というのをやらせていただこうかなというふうに考えてございまして、そういったのを通じてこういった若い方を呼び込んでまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ◆ひはらみちこ   こちらなんですけれども、PRにつきましてなんですけれども、子どもや若者へのPRにつきましてお聞きしたいと思います。今現在でのPRの方法、そしてこれから考える子どもや若者に向けてのPR方法につきまして、ご質問させていただきたいです。 ◎文化・国際交流課長   今、6ページの(3)番にご記載させていただいておりますとおり、財団情報誌のふれあいこちらでございますけれども、こちらを配布させていただきたいというふうに考えてございます。従来は、こういうタブロイド型のこういう冊子だったんですけれども、ちょっと読みにくいというご指摘もいただいているところから、電車の中とかでも読みやすいこういう読み物用の冊子のほうにさせていただきました。そういった取組ですとか、例えばその全戸配布を年に1回になるんですけれどもやらせていただく中で、特に例えば新聞を取っていない方ですとか、そういった方々にも情報が行き届くというところで、こういう表紙なんかもちょっと工夫して、ちょっと目を引くような、写真ではなくてこれは絵なんですけれども、そういったところで財団の取組というのを、こういうことをやっているんだというのを認識していただくために、こういった取組で若い方々の認識をアプローチしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ◆ひはらみちこ   全戸配布というのも実施するという例として挙げられているんですけれども、こちら本当に各戸にアプローチすることですごく効果が高いと思われます。なんですけれども、6月の上旬に板橋交通公園で社会実験が行われまして、ワークショップとキッチンカーのマルシェが行われました。こちらにつきましてはとても大盛況、2,000人以上が来場されたということだったんですけれども、こちらはほとんどネットですとか掲示板での周知だけだったんですけれども、若い方々がとても多く、子育て世代それから小中学生が多く訪れておりました。ですので、そのネットを通じた周知方法につきましても強化していただけたらなと考えます。よろしくお願いいたします。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、やはりこの紙媒体ではちょっと限界があるというところで広く周知するという意味と、特に若い方はSNSを日頃から活用されてございますので、そういったところでInstagramですとか、先ほど申し上げましたけれどもいろいろなSNSの媒体を財団のほうで持ってございますので、そちらを通じたPRというのは同時にやらせていただきたいというふうに考えてございます。 ◆荒川なお   この1ページ目の上のほうにある、両施設について、この事業やサービスの提供方法また施設総量の見直しを検討するということが書かれているんですけれども、この検討というのはどういうふうにやられるのか、あとまた結構透明性なんかを求められてくると思うんですけれども、そこについてどういうふうにやっていくのかというのをまずお聞きしたいんですが、お願いします。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、こちらのほうの中で今検討させていただいているところで、昨年度末のソフト面での検討を報告させていただいているところでございまして、基本的には所管課でございます当課と財団と、両者で検討をさせていただいておるところでございます。ただ、その中では一般区民の方のご意見ですとか、文化団体連合会が密接に関わってございますので、そういった方々の意見を踏まえながらソフト面についてはまとめさせていただいておるところでございまして、確かに透明性というところでは、特にその会議録ですとかを公表させていただいておらないところでございますけれども、そういった経緯を経ていろいろな方のご意見を踏まえて、こちらのほうは報告という形でまとめさせていただいておるところでございます。 ◆荒川なお   ちょっと気になったのが、グリーンホールは福祉事務所とあとほかにも、施設が入っていますよね。ただ、そうすると所管が違うので、今、区民文化部と財団だけで話がされているということで総量にも影響するということですから、そういった施設なんかも影響してくるのかなと思うんですけれども、そういうところまでやっぱりちょっと見えてこないといけないのかなというふうに思っているんですけれども、そこに影響はないのかとかその辺もお聞きしたかったんです。 ◎文化・国際交流課長   確かに、現状グリーンホールにおきましては、福祉事務所とあと7階に男女社会参画課のスクエアー・Iが入っておるところでございます。確かに、それも踏まえて検討という形になろうかと思うんですけれども、当課のほうで考えてございますのがどういう施設であるべきかというところでございまして、その中身はいろいろな方のご意見をいただきながらハード面でどういう設備が必要なのか、どういう施設の機能が必要なのかというところを中心に検討させていただいてハード面をまとめてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ◆荒川なお   ちょっと話が戻っちゃうんですけれども、先ほどこれを検討するに当たり、議事録等とかはないということだったんですけれども、議事録があるかないかがどうこうではないですけれどもやはりこれだけ利用率も先ほど出ていますけれども、恐らくグリーンホールも文化会館も、ほかの自治体からも団体で使う方が多いので、かなり大きい団体で使うことが多いので、なかなかこういうことを討議しているということも知らないケースも多いと思うんです。だから、より利用者等そういった方々の声が反映されるようになっていかないといけないのかなというふうには思うんですが、ちょっと今までの答弁だとそこまでがあまり見えないんですけれども、再度お願いします。 ◎文化・国際交流課長   中身の検討につきましては、ちょうど今年度から財団が指定管理者となったというところで施設の管理運営も財団が担うような形になります。というところでは、その施設の利用の希望ですとかアンケート調査ですとか、そういったのを直接いただくことができる、それを施策のほうに反映することができるという利点があるのかなというふうに考えておるところでございます。その中では、区民の方々のご意見があったりですとか、実際にその運営をしております施設の設備のご担当の方の意見であったりですとか、様々な意見のほうを吸い寄せることができる、取り寄せることができるというところで、財団と一緒に併せて検討させていただくというのは、様々なご意向ですとかご要望をいただくことということに関してはかなりのメリットがあるのかなというふうに考えておるところでございます。 ◆荒川なお   それで、先ほどもありましたけれども、これは公共施設全般とも関わってくる問題で政策経営部がかなり握っている、握っていると言ったらおかしいですけれども、大きい部分はもう握ってくる部分は多いのかなと思うんですけれども、実際に先ほども言ったように所管が違うところも入っていますので、結構この間長期的な計画の中で何年後までにやる予定というのが結構延期されたりとかいうのがあって、結局政策経営部の声で、区民の声が、また利用者の声が反映されないというような、私なんかはそういう印象が結構あるんですけれども、そういうことがないようにしっかりと担保していかなきゃいけないと思うんですけれどもそこについても考えをお願いします。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、いろいろなご意見をまとめて当課と財団としてこういう施設であるべきかという結論を出させていただきます。それを踏まえて、区として、区全体でどういうふうに施設を整備していくかという話になろうかと思います。その過程でいろいろな判断があろうかと思うんですけれども、当課といたしましては、財団と併せて皆様のご意見ができるだけかなえられるような形で配慮してまいりたいというふうに考えてございまして、まとめてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ◆荒川なお   あとすみません、2ページ目のグリーンホールの認知度、文化会館の認知度というのは、グラフにもあるんですけれども、結構グリーンホールは先ほども答弁ありましたけれども利用率が高い、両方高いんですけれども、ある程度という中でなかなかこの認知度というところは、それはちょっとこれをどう見るかというのもあるんですけれども、まだまだ浸透しきれていないところがあるのかなというのは感じているんですけれども、またちょっとそういった何か原因というか、どういうことが理由なのかとか、その辺の考えというのは、分かっているところでお願いします。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、これ分析を見ますとグリーンホールの利用率がすごく高いんですけれども認知度が低いという現状でございます。恐らく、私の私見ですけれども、考えられることとしては、使われている方々が限定されている、そういった方々は当然認識はあるんですけれども、一般の区民の方々がグリーンホールについてご存じであるかというと、なかなかそうでもないのかなという実情があるのかなというふうに考えておるところでございます。やはり、一般区民の方に使っていただく施設としてはすごく利便性がすごく高い施設なのかなというふうに考えてございますので、いろいろなPRをしてより利用率が伸びるように、皆様に使っていただくように周知してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆荒川なお   先ほど言ったように、これは平均ですけれども76%というところで、そうすると単純計算するとあと4分の1ぐらいは時間帯としてはどういう使われ方というのはありますけれども、利用できるわけですから、やはり先ほど言われたように、やっぱり同じ団体が結構使っているのかなというのは何となく、それはもう団体名で、あれで、いろいろ見れば分かると思うんですけれども、より幅広く利用できるようにというところで、例えば料金の問題であるとか、あと音がうるさいとかいうのは部屋が近いですから、私も過去に使用したときに言われたことがありましたけれども、そうすれば防音の装置とか、そういったところまで考えられているのか、そういうところもちょっとお願いしたいんですけども答えられますか。 ◎文化・国際交流課長   特に、グリーンホールについて言えば、確かにその会議室同士がちょっと隣接しているというところもあって、ちょっと音漏れから苦情をいただいたりですとかという実情があるかなというふうに考えてございます。そういったときには、まさに隣接しているのでどうしても漏れてしまうところはあろうかと思うんですけれども、基本的にはマイクの使用はできないようになってございますし、やはり周りの方のご配慮をいただきながら使っていただくような形になるのかなというふうに考えておるところでございます。 ◆荒川なお   この施設は、両施設とも中学校が間になりますか、ありますし、やはりそうすると時間帯によっては授業とかの影響も出てきてしまうのかなとは思うんですが、やはりそう考えると、やはり防音装置であるとか、そういう設備のところにもしっかりと予算をつけていかなければいけないのかなというふうには思います。あと先ほど寺田委員からもありましたけれども、以前に私も一緒に視察は行きましたけれども、九州の久留米市のほうに行って、なかなかすごい施設ですけれども、ただやはりそれをやるためには条件、それを維持するための条件はすごいいろいろ聞きましたけれども、あって、今、なかなか全然板橋区の文化会館・グリーンホールは及んでいないわけです。だから、そういうこともひっくるめて、この間、この後結構長くまだ討議をいろいろしていくんだと思うんですけれども、検討をしていってほしいんですけれども、そこを最後お聞きしたいと思います。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、様々な観点から施設のハード面というのは検討してまいりたいなというふうに考えてございまして、その中では何回もお話ししてしまうんですけれども、いろいろな方々のご意見をいただきながら、どういう施設であるべきか、区民の方々に喜んでいただく施設とはどういう施設なのかというのも、いろいろな今の現状で課題がございます。まさに一番生じているのが音漏れの問題というのがやはり大きいのかなというふうにございますので、それを解消していくためにどういう設備が必要なのか、どういう規模の施設が必要なのかというのを踏まえながら、全体的に検討してまいりたいというふうに考えてございます。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、「いたばしアーティスト応援キャンペーン2022~#深める 賑わう アートの輪~」事業実施結果についてを議題といたします。  本件について、理事者より追加の説明はありますでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   特に、修正点ですとか追加の説明はございません。ご審議よろしくお願いいたします。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆寺田ひろし   私からは1点だけでございまして、資料2ページ裏面の(2)の補助金、文化庁等補助金等活用支援というところで今後の方向性とかマッチング支援の継続とかってありますけれども、上の補助金活用支援で④の結果を見ますと、目的達成が25件で支援継続が19件とまだ現状残っているかなというふうに思いまして、今後こういった直接的なお金というのは入ってくるお金がなければ出ていかないのでこれはもう一つ置いておいて、この現状まだ支援継続が必要とか、やっぱりこうしたアーティスト支援の実態的な支援というのはやっぱり何かしら必要なんじゃないかなと思いまして、例えば今のこうした中小企業診断士会の協力を得て、こうした専門的な見地からのアドバイスとかを受けられる体制は何か工夫して継続いただければなと、有料になるのか無料になるのかはあれですけれども、それをぜひちょっと検討はしていただきたいなと思いますけれどもいかがでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   確かにおっしゃるとおり、こちらの資料にありますとおり継続支援が必要というところで19件でございます。こちらにつきましては、主に補助金申請の補助というところで中小企業診断士協会の方々にご協力いただいて支援をさせていただいた次第でございます。ですので、一旦は相談があったタイミングで継続が必要だというふうに判断させていただきましたけれども、その後の相談がないというところからは、補助金の申請のほうは特に問題なく通ったのかなというふうに認識しておるところでございますけれども、確かにそのほかの経営相談ですとか、長期的な、その間だけで支援を打ち切っていいのかという、確かに問題はあるのかなというふうに考えておるところでございます。当区ではないんですけれども、板橋区の産業振興公社がございまして、そちらのほうで、かねてから中小企業診断士協会にご協力いただいて経営相談に乗っているという実績がございます。ただ、対象といたしましては中小企業として登録されている方というちょっと限定されている中で、どれだけこのアーティストの方を該当にするかというのはなかなか難しいところではあるんですけれども、そういった公社のご協力をいただきながら、そういったサービスをご案内をさせていただいたりですとか、やらせていただきたいなというふうに考えておるところでございます。 ◆おばた健太郎   いたばしアーティストバンク2022の結果報告ということで、多くの方がイベントが実施できてよかったのかなというふうに思っております。2ページ目の助成額のところですけれども、予算額に対しての実施がどれぐらいだったのかということと単独開催と共同開催を合わせると大体170団体ぐらいかなと思いますけれども、アーティストバンク全体が377件ということですが、実際の実施された件数について所感といいますか、をお伺いいたします。 ◎文化・国際交流課長   助成額につきましては、こちらのご記載のとおり4,205万円余でございますけれども、予算として用意させていただいたのが6,000万円でございますので、パーセンテージで言いますと70.1%という形になろうかと思います。助成額のところの内訳で件数、単独開催で78件、共演開催で45件というふうに記載されておるところでございます。所感といたしましては共演開催、要はコラボ開催とこちらを私たちは呼んでいますけれども、そのコラボ開催を充実をしていただきたい、アーティスト同士のつながりを持っていただきたいという趣旨でこの共演開催の上限額を50万円という、ちょっと多めに設定して助成をさせていただいたという経緯があるんですけれども、実際ちょっと伸びなかったというところでございます。理由といたしまして、当課のほうで分析いたしますのが共演開催というところでございますと、やはりそのコラボするアーティストの方々の予定を調整しなければいけない、当たり前の話なんですけれども、また実施するイベントの趣旨と一致させなきゃいけないというところでなかなか候補となるアーティストの方が見つかりにくいという現状があったのかなというところと、あと単独開催で20万円を上限として助成をさせていただいているというところから、3組を単独に助成させていただくと、共演開催の上限額50万円よりも上回ってしまうというところもありまして、そういったところから、どちらかというと単独開催の開催のほうが伸びてしまったのかなというふうに分析をさせていただいておるところでございます。 ◆おばた健太郎   共演開催だと、本当になかなか難しい部分もあったのかなとは思うんですけども、試みとしてアーティスト同士の横のつながりというのは非常によかったのかなと思っております。一転、単独開催であっても、私も単独開催のとあるものを見に行ったんですけれども、そのアーティスト1人は単独なんですが、ほかの地域からアーティストを別に呼んできて、ジャズだったんですけれども、ドラムの人がそのアーティストで、ほかの何かコントラバスとかそういった方々はほかから来るというような1人だけではできないようなものもあったので、そういった部分も共演という形で少しスキームをつくれたらよかったのかなとも思うんですけれども、これは感想というか、見たところで得た所感ですけれども、今後についてはこちらのアーティストキャンペーンはコロナ対策の対象外というふうにも伺っていますので、なかなか今後実施というと難しいのかなというところも思いつつも、今後に向けて何かありましたらお願いしたいんですが。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、こちらのアーティスト応援キャンペーンにつきましては、実は3か年にわたって実施をさせていただきまして、そういった点ではある一定の効果はあったのかなと、にぎわいの創出とアーティストの方々の支援という観点につきまして、一定の成果があったのかなというふうに考えておるところでございます。これからはちょっと間接的な支援になってまいりますけれども、そのマッチング支援、イベント開催者とアーティストの方を結ぶという支援を中心にやらせていただきますけれども、そういった取組を中心にやらせていただいて、よりアーティストの方々がつながりを生んで、経営相談なんかにも乗ったというところでございまして、そういった金額面だけではなくて、これからそのアーティストの方々が羽ばたいていく、活躍していくための土台というところでは、あらかじめあらかた支援のほうはさせていただいたのかなというふうに考えてございますので、そういったマッチング支援というところを中心にやらせていただきたいというふうに考えておるところでございます。 ◆おばた健太郎   ぜひとも今後とも進めていただきたいなと思っております。最後なんですが、このアーティスト応援キャンペーンの一覧を見ますと、先ほどの質疑、前の件にも少し絡むんですが、様々な演奏会が今回演奏会に限らずですが、123イベント行われましたということで、実施場所が文化会館やそういった場所よりも、一覧を拝見していますと、個名を出すとあれですが中板橋のクラシック専門のホールが非常に利用率が高いというのが一覧を見ると出ておりまして、こういった様々な区の施設の紹介ですとか、今、横のつながりというようなこともございましたけれども、そういった様々な施設の支援というとこれまた別の課題になってくるかなとも思うんですが、そういったご紹介ですとかそういった横のつながりの連携という部分もお願いしたいと思いますけれども、最後お願いいたします。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、区全体で文化芸術活動を盛り上げてまいりたいという観点から、先ほど申し上げたとおり文化会館大ホールの空いているタイミングで、大ホールを開放させていただきますけれども、そこの中に情報発信スペースというもの造らせていただく予定でございます。その中では、財団の事業だけではなくて、区全体の例えば民間の確かマリーコンツェルトという、確か中板橋にある民間の施設だったと思うんですけれども、そういった方々の周知ですとかPRなんかにも活用していきたいというふうに考えてございますので、そういったところでいろいろな方々のつながりを大事にしてまいりたいというふうに考えてございます。 ◆間中りんぺい   アーティストバンクからは、今後の方向性、どんなことを支援してもらいたいかというようなお話は聞いているんですか。 ◎文化・国際交流課長   アーティストバンクに登録されている方のアンケートといたしましては、おととし、実施をさせていただいて、そのときにはやはり継続的な支援が必要だというところが支援の内容として中心だったものですから、昨年度改めて地方創生臨時交付金を活用してになりますけれども、応援キャンペーンのほうをやらせていただいた次第でございます。 ◆間中りんぺい   今後、マッチング支援をしますということで、マッチング支援に予算がついているのかということとそれからイベントにアーティストを呼びたい方というのはどんな方を想定されているか。 ◎文化・国際交流課長   こちらのマッチング支援につきましては、財団独自の事業としてやらせていただいてございますので、イベント主催者の方々が財団のほうにご連絡をいただいて、どういう方々を呼びたいかというのを意見としていただいている中で、だとしたらアーティストバンクに登録されているこういう方がいいですよというアドバイスをさせていただいたりですとか、そういったところで、まさにそのマッチング、結ぶ支援のほうを財団のほうでやらせていただくというところでございます。それと、何でしたか。 ◆間中りんぺい   イベントにアーティストを呼びたい方。 ◎文化・国際交流課長   その対象といたしましては、町会の方々のほうで主催するイベントですとか、まさに民間の事業者のほうではこういった講演会をやるのでその前段でアーティストにちょっと来ていただきたいですとか、いろいろやおよろずのご相談があるかと思うんですけれども、可能な限りご要望に沿って、こちらのほうを活用してまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ◆間中りんぺい   分かりました。これまでのこのアーティストバンクの議論を委員会でした中でも、理事者の方から、今回コロナ禍で分かったこと、実感されたことについて、やはり芸術、文化、こういったものが生活に潤い、彩りを与えるもので、私どもとしては欠くべからざるもの、生活に必要なものと考えているというふうに理事者の方もおっしゃっていて、それだけやっぱり意識を持ってくださったとは思うので、これが国からお金が降ってこなくなったのでこれで終わりですというのは、すごくやっぱりちょっと寂しいと思うんです。せっかくだったら、やっぱりこれは生かせないものじゃなくて生かしてほしいと思うし、民間の方々でアーティストを呼びたい方はまだ予算あるかもしれませんけれども、町会みたいなこれまで区民の中であまりここに触れてこなかった方に触れてもらうということはこれからも必要なことだというふうに、この当時の理事者もおっしゃっているということだと思うので、具体的にこのアーティストを呼びたい、例えば町会が呼ぶときにはお金がかかるじゃないですか、アーティスト1人数万円から何万円かかりますよというときに、じゃやめようというのが基本的な町会だと思うので、何かしらのマッチング支援がマッチングした後にきちんとマッチングされるような仕組みを、僕も今はちょっと想像できない。どんなふうに、これを具体的に区にとって必要なものというふうに捉えている中で、ちゃんと効果を上げていくかというところは、もうちょっと何か具体的な見えるものがほしいなというふうに思うんですが、何か考えていることがあれば教えてください。 ◎文化・国際交流課長   確かに、今まだ支援を必要としている方々というのが現実としているのかなというふうに考えておるところでございます。また、さらにおっしゃるとおり、国の助成金が出ないからといって区として何もしなくていいのかというと、そんなことではないのかなというふうに考えておるところでございます。やはり、その今の現状で、その予算化というのはしておらないところでございますけれども、かねてから財団のほうで文化芸術団体を支援するための助成金というのは、かねてからご用意をさせていただいてございますので、そういったのを活用していくという形になろうかと思うんですけれども、やはりその予算面で、やはりまだ心もとないところがございますので、様々なほかの方団体の方々も支援できるような枠組みというのは検討していきたいなというふうに考えておるところでございます。 ◆ひはらみちこ   すみません、1点ほど、今回の事業の分析と、それからその活用につきましてお聞かせいただきたいと思います。アーティストバンクいたばしと申しましても、いろんな文化芸術の分野、カテゴリーがあるかと思います。今回この助成事業、補助金等活用支援事業にご参加された皆さんの分野とかカテゴリーごとの利用数とか利用率というのは、分析はされていますでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   申請というのは、やっていただいてございまして、特にジャンルごとにどういう団体が申請しているかですとかというのは分析はしておらないところでございますけれども、申請があり次第、その補助の要件に合致しているかどうかというのは当然チェックをさせていただいて、助成金のほうは出させていただいておるところでございます。ただ、例えば分析させていただいているところといたしましては、例えば区内でやっているイベントなのか、区外でやっているイベントなのかですとか、区立の施設を使っているのかですとか、区内の民間の施設のほうを使っているのかですとか、何日間にわたったイベントをやっているのかですとか、そういったのは分析はさせていただいておるところでございます。
    ◆ひはらみちこ   ジャンルごと、例えば音楽のジャンルでしたら、音楽のジャンルに登録されているアーティストの数、人数の中から今回参加した方、それからその割合、そちらにつきましての分析なんですけれども、いかがでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   そういった形で、現状で分析してございません。 ◆ひはらみちこ   今回のような事業につきまして、このような分析をしていただくことによって、どのような方々に今回の事業が届いていないですとか、また逆にこの助成金活用支援事業を受けたジャンルの方、どのようなジャンルの方が多いかというのが明確になることにより、どの分野が支援が必要なのか、そういうところが明確になると思いますので、可能であればこのような事業がありましたら分析、そしてその後の活用に生かしていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、その分析というのは必要になってくるのかなというふうに思います。ただ、助成の一覧のほうはこちらのほうで把握してございまして、例えば全てを見ているわけではないんですけれども、やはり音楽関係の今イベントがやはり多くなってきているのかなというふうに考えておるところでございます。助成の開催の日数ですとかは、やはり長期間というふうにわたるよりかはやはり1日にわたるイベントが多いのかなというところがあったりございますので、その音楽というジャンルが多いという実績が出ましたので、そういった活用で今後どういうふうにPRをすることができるかというのは分析することができるかと思いますので、そこはやらせていただきたいというふうに考えてございます。 ◆荒川なお   先ほど、私もこの補助金であるとか、そこについて関わってお聞きしたかったんですけれども、以前にアンケートを取っているということはちょっとお聞きしたんですけれども、それでその中で継続的な支援を求める声が多かったということでしたけれども、それでそのアンケートの結果どういう継続的な支援が必要としていたのかというところが、もうちょっと具体的に聞きたかったんですけれども、例えばここにはマッチング支援というのはこれからさらにやってくなんていうことも書かれていますし、補助金がもっとほしいということは、どこまで書かれているか分からないですけども、具体的なそういう中身を把握していればちょっとお聞きしたいんです。 ◎文化・国際交流課長   以前行ったどのような支援を必要としているかというところでございますけれども、やはり経済的な支援というのがすごく多かったのかなというところと、あとはその活動の場の提供というところでございます。あとは、国や区が行う施策の情報提供ですとか、そういったところが多く挙げられてきたのかなというところでございます。ですので、一番多かった経済的な支援と活動の場の提供というところで、アーティスト応援キャンペーンというものを実施させていただいて、支援をさせていただいたというところでございます。 ◆荒川なお   ただ今回これで補助金というのは、先ほど午前中に補正予算の審議もしましたけれども、ここについては入っていないわけです。となると、その経済的な支援というのが今後まだ求められてくるんではないかなというのは何となく想像できるんですけれども、そこについての考えも。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、依然として支援を必要としている方というのは出てくるのかなというふうに考えておるところでございます。先ほどもちょっと答弁させていただきましたけれども、国の助成金が出ない対象となってなかったというところからして、区としてそれでいいのかというふうに考える必要があるのかなというふうに考えてございますので、例えば経済的な支援というところでは、かねてからまた財団の助成金を提供してございますけれども、そこについてそこの拡充などについて検討していく必要があるのかなというふうに考えてございまして、引き続き支援する必要があるのかというのも含めまして、検討してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆荒川なお   いろいろ検討はしていく必要もあると思うんですけれども、ただいろいろアーティストバンクに登録している団体、必ずしもそうじゃないんですけれども、団体の方にお話を聞くとやはりまだ、今人出とかは少し多くなっていますけれども、かといっていろいろイベント等を見に来てくれる人っていうのはそこまで増えていない、むしろ少し減っているかなぐらいのことはよく聞いているんです。となると、やはりまだ経済的な支援というのは相当必要になってくると思うんで、今財団等の支援というのありましたけれども、こちらもうちょっと幅広く、いろいろ東京都や国とかに板橋区としても何か求めていくということも、いろいろ幅広く検討していかなきゃいけないと思うんですけれども、そこについても考えをお願いします。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、国ですとか都につきましては、年に1度、その予算要求というところで、要望するタイミングがございますので、適宜要望のほうはやらせていただきたいというふうに考えておるところでございます。先ほど答弁させていただいた助成金、財団の助成金の拡充というところがちょっと財政的な面もなかなか課題というところもございまして、なかなか難しいところもあるのかなというところでございます。ちょっと申し訳ないんですけれども、やはりこちらの資料に記載ありますとおり、やはりマッチング支援というところを、今後中心な支援として据えてやっていきたいというふうに考えておるところでございます。 ◆荒川なお   マッチング支援は別に悪いとは思わないです。そこでうまくいけば、それはかなり活動が広がる可能性もあるんで、それはやっていくということも大事だと思うんですけれども、やはりそこに行き着くまでが、経済的な理由で団体として結局マッチングの条件がないとか、そういうほうも出てくるとは思うので、やっぱりしっかり377団体が昨年度末までに登録しているわけですけれども、団体、個人、登録しているわけですけれども、やっぱりその個々の実態をしっかりとつかんでいかないとなかなか途中で終わってしまうというところが出てくるのかなというふうに思うので、そこはしっかりと対応はしていく必要があるかなというふうに思います。あと、この377件という登録者数なんですけれども、この団体の内訳というのは、先ほどのひはら委員のときの質問だとすぐ出てこないかなと思うんですけれども、出てくれば今でもいいんですけれども、資料で後で頂きたいんですけれども、団体、個人名とかじゃなくていいと思うんですけれども、個人情報とかを隠しながら、どういう団体というか、個人があるのかと、そういうちょっと内訳を表で何か資料として頂きたいんですけれどもお願いできますか。 ◎文化・国際交流課長   そちらのほうはお示しすることができるかと思いますので、提供させていただきたいと思います。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、令和4年度ウクライナ避難民支援実績報告についてを議題といたします。  本件について、理事者より追加の説明はありますでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   特にございません。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆寺田ひろし   2点だけ伺います。1点目は、こうした板橋区内でもウクライナの方が避難してこられているということなので、各地元のその周辺の町会の例えば会長さんとかには、その情報は行っているのかどうかお聞きしたいと思います。 ◎文化・国際交流課長   区営住宅に入居されている方が1戸ご用意させていただいているんですけれども、その際には私のほうから町会長の皆様に周知のほうさせていただきましたのと、あと都営住宅の入居が今メインで支援させていただいておるんですけれども、そちらのほうは東京都のほうから地元の町会長、自治会長様のほうに周知させていただいておるところでございます。 ◆寺田ひろし   ちょうど先日、いろいろお話した中で、町ではちょっと見かけたことがあるということで、何かそういう避難された方、ご家族がいらっしゃるんだったら町会のイベントに参加、お呼びしたりとかしたいなというふうにおっしゃっていましたんで、情報が行き渡っているということで、安心しました。最後、1点なんですけれども、資料2ページの上のほうにクラウドファンディングの結果もありまして、本当にすばらしいお取組だったと思います。ただ次の予定はないということでしたので、ただそうは言っても区民の多くの方はこうして板橋に避難してこられたウクライナの人を支援したいなという思いもあるかと思うんです。そこでなんですけれども、総務部の所管ではあるんですがウクライナの人道危機救援金、この募金のほうは来年3月31日まで延長になったということで、これは赤十字を通じてウクライナ現地での支援のほうに使われるということで、送られるということでありましたので、せっかくクラウドファンディングもないと、救援募金が来年3月31日まで延長になるんであれば、例えばその隣にもう一つ区民の募金箱的なものを置くこともいいんじゃないかなというふうに思って、クラウドファンディングやるんであればまたいいんでしょうけれども、何かしらその可能性というのをご検討いただきたいなと思うんですけども、いかがでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   確かに、昨年度クラウドファンディングをやらせていただいて、今年度は今のところやる予定はございません。赤十字の募金ですとか、そういったのをもしご所望でしたらそちらのほうをお使いいただくような形になるのかなというふうに考えてございます。やはり理由といたしましては、やはりちょっと先行きが見通せないというところで、どこまで皆さんのご支援をいただくべきかというということといつまでやるべきなのかというのを検討させていただいた結果、今年度につきましてはクラウドファンディングはせずという形になろうかなというふうに考えてございます。特に、特段募金箱を別に設置をして、皆様の思いを形に変えていくというところでは有用なのかなというふうに考えておるところではございませんけれども、今のところは赤十字のほうの募金箱のほうを使っていただいて募金をしていただきたいなというふうに考えておるところでございます。 ◆岩永きりん   何点か、お聞きできればと思います。まず最初に2点、手紙の送付をされているというふうに書いていただいているんですけれども、それはどのぐらいの頻度でしょうか。それから、最後に令和5年度の取組の予定として心のケアの視点を取り入れた支援をと書いていただいているんですけれども、それは具体的にはどのようなものになりますでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   まず、1点目の手紙の送付につきましては月に1度、全難民の方々に手紙のほうをお送りいたしまして、その中には当課のほうでやっております支援の内容ですとか、新たに東京都ですとか国が始めた支援ですとか、例えばイベントのご招待ですとか、そういったものを全て集めて月に1度送らせていただいておるところでございます。今年度の支援予定の心のケアというところでございますけれども、内容といたしましては先ほど申し上げた手紙の送付のところで、お困り事がございましたら遠慮なくお問合せくださいというお手紙の内容を入れさせていただいたりですとか、あとは文化芸術の鑑賞というところで、今年度財団のほうでキーウのクラシックバレエというのをやらせていただいたりですとか、あとは映画の上映でウクライナを主に特集した内容の映画をやらせていただいて、そこに避難民の方をご招待させていただいたりですとか、そういった取組をやらせていただく中で、心に寄り添った支援のほうをやってまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ◆岩永きりん   今、言っていただいたことですとか、あるいは事前に伺った説明をお聞きして、すごく細やかにコミュニケーションを取っていただいて、ハード面もソフト面も割ときめ細やかに寄り添った支援をしていただいているんだなという印象を受けました。避難民の方々の今後がどうなるのかというのがちょっと気になっておりまして、侵攻が今のところ終わりが全く見通せない状況でなかなか難しいことではあると思いますし、避難民の当事者の方々に踏み込んで聞くのが難しい部分でもあるかとは思うんですが、避難されてきた方々が今後どうされたいのか、例えば今後もっと長引くなら定住の方向に進みたいのか、あるいは定住したくなくてほかの国に移動することを考えていらっしゃるのか、何かどういうお考えの方が多いのか、もし把握されているところがあれば教えていただければと思います。 ◎文化・国際交流課長   今後のご意向というのは、今のところ把握させていただいておらないところでございますけれども、今は寄り添った支援をさせていただく中でまずは安心して板橋区に住んでいただくための取組が大事なのかなというふうに考えておるところでございます。ただ、少し避難民の方々からご連絡をいただくときがあるんですけれども、もう働き口があって収入があるので、東京都の都営住宅の支援が基本的には1年という支援なんですけれども、その支援が終了しても家賃を払うような形で引き続き日本に住んでいきたいというご意向をお示しされている避難民の方はいらっしゃるというふうには聞いてございます。 ◆岩永きりん   そういったご意向を示されている方もいらっしゃるということで、承知をいたしました。もし可能であれば、今後やり取りをしていただく中でそういう今後どうされたいのかということも、もし可能であればなんですけれども聞いていただけたら、区としてどういう対応ができるのかということを検討していただく材料になるのではないかなというふうに思いました。私の個人的な経験で、ウクライナではないんですけれども難民キャンプでボランティアをしていたことがありまして、そこの難民の方に伺った話ですと、ストレスに感じていることの一つとして、人生の見通しを自分で立てられない状態、計画が立てられない、今後どうなるか分からない、今後時間が進んでいったときに行政からどういったサポートを受けられるか分からない、それによって自分の人生が左右されてしまうというのを、紛争が起こる前にはすごい自立した生活をされていた方は特にそういった面にストレスを感じていらっしゃるのだなというのを知ったことがありました。それに関連してなんですけれども、侵攻の先行きが見えない中でなかなか難しい面、難しいことではあると思うんですけれども、例えば今後その侵攻が何年も続くのであれば、そのときは区としてこういったサポートができますよとか、あるいは途中で戦争の終結が見えてきた時点で本国に帰るためにこういうサポートができますよとか、国の方針とかにも国際情勢にもよると思いますし、すごい難しい部分はあると思うんですけれども、できれば事前に場合分けをして検討していただいて、もし可能であればそれをご本人たちに届けていただくことができれば、避難民の方々にとっても人生の設計をする上での材料になるといいますか、そういう面があるのかなと思っています。そのあたりはいかがお考えでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、そういった先を見据えた支援というのは考えていくというのは必要なのかなというふうに考えておるところでございます。国と、今連携して支援をやらせていただいておりまして、国ですとか都の動きを注視して動いていくような形になろうかなというふうに考えてございますけれども、いずれにしても今は現状の支援を引き続きやらせていただいて、信頼関係を醸成していってその先を見据えた支援というのはちょっと考えていきたいというふうに考えておるところでございます。 ◆岩永きりん   分かりました。最後にすみません、1点、ちょっと報告の趣旨とは少しそれてしまうんですけれども、ウクライナの避難民の方にはこういった支援をしていただいているということなんですけれども、現在、板橋区内でウクライナ避難民ではなく、難民と認定された方の支援は行っておられるのでしょうか。 ○委員長   これは所管が違うかな。大丈夫ですか。 ◎文化・国際交流課長   すみません、当課のほうではちょっと把握してございません。申し訳ございません。 ◆岩永きりん   大丈夫です。 ◆坂田れい子   先ほど、岩永委員からもありましたがそれに関連してなんですけれども、こちらに入国または滞在中に短期の予定か長期滞在の予定かという割合というのは把握はしていないということでよろしかったでしょうか。この点をお願いします。 ◎文化・国際交流課長   どういう名目でお越しになっているかというところですが、基本的にまず避難民の方というのは短期滞在で来られます。短期滞在で来られて、その後特定活動に移す必要があると、特定活動に移すと住民票の登録ができたりですとか、銀行の口座がつくれたりですとかというメリットがございますので、まずそちらのほうをご案内をさせていただいていると。特定活動のほうに切替えをお願いしますというふうにやらせていただいてございますので、基本的に短期滞在のままというところはもうないのかなというふうに考えてございまして、来られてすぐに特定活動の切替えの手続というのが出入国在留管理庁のほうで案内してございますので、そちらの案内に従って避難民の方々がもう特定活動のほうに切替えを行っておるのかなという認識でございます。 ◆坂田れい子   そうしますと、3か月滞在以上ということだと健康保険との兼ね合いがかかってくるかと思うんですけれども、その点について、もしかしたら所管が違うのであれですけれども分かる範囲でお願いします。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、住民票を登録していただいて国保のほうにも入ることができますので、例えば医療的な支援というところでも可能でございます。やらせていただいておるところでございます。 ◆坂田れい子   そうしたら、先ほど今後の生活状況の把握というのがされていらっしゃるかどうかというのを、ちょっとぼやけていたのでもう一度、健康保険を取った方が今後も働いているかという把握だったりとか、今後どのような状態で生活しているかという把握はどの程度できているのでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   基本的に、ご相談いただいた内容に支援をさせていただくという形で、今現状でどういう状態なのかというのまでは聴取はさせていただいてございません。ただ就労の支援というのが、やはり長期的な支援という視点では大事になってくるのかなというふうに考えてございます。ただなかなか就労についてのご相談というのが寄せられていないというところもありまして、もう既にご自身のほうで働き口を探して、もう見つけていらっしゃるのか、それとも今はまだ、やはりどうしても働くという形になりますと言葉の壁というのがどうしても出てくるのかなというふうに思いますので、まずは日本語をお話しになる支援をさせていただくというところでは、財団の日本語教室ですとか、あとは国でも仕事のための日本語というものをちょっとやらせていただいていて、オンライン形式なんですけれども、日本語の勉強を長期的にやっていただくという支援なんかをやらせていただく中で、まずは日本語を学んでいただくという取組をやらせていただいておるところでございます。 ◆坂田れい子   そうしますと、19世帯中どのぐらい就労につながったのかというのは、現在把握されていないということでよろしかったでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおりでございます。 ◆坂田れい子   分かりました。そうしましたら、今後健康保険を更新していくに当たり、今後の把握というのは大事になってくるかと思うので、できる範囲で把握をしていただきたいなと思っております。あと、もう一つなんですけれども不可抗力による被害者による人道支援というのは本当に大事だなと思って、ありがたいなと思っております。その上で伺いたいんですけれども、やっぱり日本の報道は戦後からなんですけれども、どうしても西側諸国からの一方的な報道というのがすごく強くて、中立の立場である日本として、このウクライナとロシアの件に関してもウクライナのほうにどうしても肩入れという、そういったようなことが目立つのがちょっと気になっている点でありまして、そういった実情から、ウクライナから避難してきた方、ロシア語が3件という方だったので、恐らく親ロシア派の方だったとは予想できるんですけれども、そういった方からの実情とか実態調査、現地で何があったのか、どういうことがあったのかというのを、もし差し支えない程度となってしまうかもしれないんですけれども、そういった実情は聞く機会があったかどうかというのを伺いたいです。というのは、今後の支援にもつながると思うので、そういった実情がもし伺えていたのなら教えてください。 ◎文化・国際交流課長   直接的に、どういう経緯でいらっしゃったですとかというのは聴取はさせていただいていないんですけれども、区の支援をさせていただく中で、先方のほうからこういった事情でというお話になる程度には把握をさせていただいておるところでございます。やはり、区として重視をさせていただいてございますのが、今板橋区に来られている方々が安心して暮らすことができるような支援を提供していくのが第一なのかなというふうに考えておるところでございます。 ◆坂田れい子   もし、実情を伺えたのなら、報道と違うということも把握できますし、報道どおりだったということも把握できますし、そういったいろんなことに対してクリティカルに考えていけるものを教育にも生かせると思うので、もし今後またそういった機会があったら気に留めていただけたらありがたいです。 ◆荒川なお   2ページ目の(3)のところ、今この日本語学級への通級支援ということで、小学校6年生、5年生がこの支援では1人ずついるというふうになっているんですけれども、例えば今までも話を聞いていて思ったのが、やはり小学生ということもありますし、結構特別に心のケアとか、今いろいろやっているということなんですけれども、こういう特別な支援というのをここだけじゃないですけれども考えていかなきゃいけないのかなというふうに思っていたんですが、もし何かやっていれば、教育委員会とかで把握していたり、答えられる範囲でなんですけれどもお願いします。 ◎文化・国際交流課長   昨年度までは小学6年生と5年生だったんですけれども、その6年生は4月で中学生になって、今板橋第二中学校と板橋第六小学校の日本語学級のほうに通われているというところでございます。私も、ちょっとお子さん、要は若い方々の状況というのがどうなっているのかなというふうに私のほうも気になって、学校のほうに調査をさせていただいたんですけれども、実は3人、小学生がお2人と、中学生がお1人、避難民の方にいらっしゃるんですけれども、皆さん、楽しく学校のほうには通学されていると、特に先生方の支援というのが、お気遣いですとか、ちょっとゆっくり日本語をお話しになったりですとか、なかなか分からないときはGoogleChromeを使って翻訳したりですとかという対応をしていただいて、すごくうれしいと。元気に毎日通うことができているというお話をちょっと伺って、私もちょっと安心したんですけれども。やっぱり、完全に日本語でコミュニケーションできるかというと、なかなかまだそこはちょっと課題なのかなというところで日本語学級の授業を受けているというところでございますけれども、例えばちょっと心を病んでしまったりですとか、なかなか学校になじめないですとか、そういったところではなくて、皆さん元気に通われているのはすごくよかったのかなというふうに考えておるところでございます。 ◆荒川なお   今報告があったように元気に通われていると、それ自体はすごくいいことだと思うんですけれども、やっぱり保護者、多分家族で来られているんだと思うんですけれども、家族のほうの悩みであるとか、あと今後、例えば今この日本語学級に通っているという実際の小学校、中学校、言う必要もないですけれども、分かりませんけれども、なかなか板橋区内で条件があまりよくないというか、そういうところも出てくると思うんです。だから、そういうときに受皿となるような、そういうものも今後つくっていかなければいけないんじゃないかなというふうには思うんですけれども、そこについての考えをお願いします。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、今の支援を展開してございますけれども、それでいいのかというのがございますので、やはり適切な支援という点では常に更新していく必要があるのかなというふうに考えてございます。そこは状況を見ながら、どういう支援を求めているのか、どういう支援ができるのかというのを検討してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆荒川なお   すみません、ちょっと最初に聞けばよかったんですけれども、今、19世帯23名というふうに書かれているんですけども、いるということで、これは以前に報告あったときよりは大分数的には増えているのかなと思うんですけれども、そこからまた歳月が結構たっているので、現状としては、今まだ増える傾向にあるということなのか、今後大体この人数ぐらいで収まるという傾向にあるのか、ちょっとそこについても最後お願いします。 ◎文化・国際交流課長   6月9日時点で、23世帯27名というところで、少しまた増えているというところでございます。ただ、日本全国で見ますと大分避難されている方というのは落ち着いてきているというところでございまして、少しずつ板橋区においても落ち着いてくるのかなというところではございますけれども、人数が減ればいいというところではございませんで、やはり継続的な支援というのが当然求められてくるのかなというふうにございますので、そういった支援は引き続きやらせていただきたいというふうに考えてございます。 ◆荒川なお   すみません、そこに関わって、今日本では減っているけれども板橋では増えているということは、やはり支援の内容としては、結構何でしょう、来る人によってなのかもしれませんけれども、充実をしているという、ほかより充実をしているとかそういうことがあるということなんですか、それもお願いします。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、全ての実際に調査をかけているわけではないんですけれども、昨年度をもって、支援の一部を打ち切ったりですとかという現状が出てきている中で、板橋区においては昨年度と引き続き一時金の支援ですとか、家具家電支援ですとかをやらせていただいているというところでは、ほかの自治体と比べたら充実しているほうなのかなと考えておるところでございます。
    ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、所管事務概要についてを議題といたします。  本件については、今後の調査等に向けて事業の現状や所管の範囲を確認するための議題となりますので、特段の質疑がなければご了承願います。 ◆間中りんぺい   すみません、1点だけ。この中身のことではなくて、ちょっとつくりなんですけども、公益財団法人が3つ、並列でこの中で記載を…… ○委員長   間中委員、すみません、今回これは申出がないと質問できないので、申し訳ございません。 ◆荒川なお   概要の46ページの3番のところで、この板橋区のスポーツセミナーというのは年間2回ほど開催をされているんですが、実際ずっと継続してやられているということなんですけれども、この中身について、どういうふうなことがやられているのかというのをまずお聞きしたいんですが、お願いします。 ◎スポーツ振興課長   このスポーツセミナーに関してなんですが、実施目的としましては、スポーツ指導に必要な知識、技能を広く研修して指導者の資質の向上を図り、スポーツの健全な発展に寄与することを目的に、平成の頭ぐらいからですか、もう30年近く続いているようなセミナーになります。 ◆荒川なお   かなり過去のを見ても、百数十人ぐらい毎回来ているということで、数字だけじゃ分からない部分もありますけれども、結構充実しているのかなと思うんですけれども、そこでさらにそういう意見とかいろいろ出てくると思うんですけれども、セミナーを終えて、さらにそこから枝分かれというか、こういうことをさらにもう特化してセミナーとして設けたいとかという方向性も、私は必要じゃないかと思うんですけれども、そこについての考えもお願いします。 ◎スポーツ振興課長   毎年、110人ぐらいで、コロナ禍前だと160人ぐらい受けていった方で、大体一通り受けているというような印象を受けているんですが、それを受けてさらに一歩進んでというところなんですけども、取りあえずセミナーとして充実を図っていくというところで今は重点を置きたいなというふうに考えております。 ◆荒川なお   今は、コロナ禍が明けてなかなかスポーツができていなかったり、在り方もいろいろ求められてくるところが新たに出てくると思いますので、そういう意味ではもう一つ、もう少し新たなところが出てくる必要があるかなと、もうちょっと言いたいんですけども概要なので。それで、あともう一つが、50ページか、庭球場の中には加賀庭球場が一つあるんですけれども、これは以前予算案で質問したときには、新たにこの庭球場、恐らく車椅子テニスをやれるような方向でバリアフリー化とかが進むのかなというふうには聞いているんですけれども、実際どういうふうに変わるのかというのは、コートをひっくるめて施設全体で分かればお願いしたいんですが、お願いします。 ◎スポーツ振興課長   こちらの加賀庭球場に関しては、管理棟がまずあるんです。管理棟の工事を今年度設計、来年度工事というところで進めています。老朽化というところもあるんですけれども、ここはアプローチが階段しかないというところもありますので、今少し上がったところが更衣室、さらに階段で上がったところが休憩室というふうに管理棟が2棟に分かれているという状況になっていますので、工事の際には、それを二階建てにしてエレベーターで行き来ができるような形を考えています。 ◆荒川なお   それで、例えばコートとかは私はあまり詳しくないんですけれども、車椅子テニスができるようになるとすれば今までとは変えなきゃいけないのかということと、あと施設全体で、今バリアフリー化をやる中で課題になっているところというのがあれば最後お聞きしたいんですがお願いします。 ◎スポーツ振興課長   加賀に関しての、庭球場に関しては、もともと入り口とかも車椅子が入るようなスペースは確保しているということがあって庭球場そのものには手を入れないんですが、新河岸とかスロープがあってもきついスロープがあったりするので、その辺については今後改築とか改修とかの機会を踏まえて環境整備を行っていきたいと考えています。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、本委員会の調査事件につきましては、お手元に配付しております案のとおり決定し、別途議長宛て継続調査の申出を行うことにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、行政視察につきましては、お手元に配付しております案のとおり、地方都市における施策を参考とするため7月31日から8月1日にかけて、大阪府東大阪市では産業集積地における企業支援の取組及び効果について、大阪府河内長野市では地域に根差した文化芸術振興を市民と協働して行う文化会館の運営について視察する旨、別途議長宛て行政視察の申出を行うことにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして、区民環境委員会を閉会いたします。...