板橋区議会 2023-03-08
令和5年3月8日予算審査特別委員会 区民環境分科会-03月08日-01号
令和5年3月8日
予算審査特別委員会 区民環境分科会-03月08日-01号令和5年3月8日
予算審査特別委員会 区民環境分科会
区 民 環 境 分 科 会 記 録
開会年月日 令和5年3月8日(水)
開会時刻 午前10時00分
閉会時刻 午後 4時48分
開会場所 第3委員会室
議題 別紙運営次第のとおり
出席委員
主査 高 沢 一 基 副主査 小 林 おとみ
委員 しいな ひろみ 委員 さかまき常 行
委員 荒 川 な お 委員 大 野 治 彦
委員 し ば 佳代子 委員 杉 田 ひろし
委員 川 口 雅 敏
説明のため出席した者
区民文化部長 林 栄 喜 産業経済部長 平 岩 俊 二
資源環境部長 岩 田 雅 彦 地域振興課長 町 田 江津子
戸籍住民課長 北 村 知 子 文化・国際交流課長 小 林 晴 臣
スポーツ振興課長 小 田 健 司 産業振興課長 小 林 惣
くらしと観光課長 池 田 雄 史 産業戦略担当課長 (産業振興課長兼務)
赤塚支所長 藤 原 仙 昌 環境政策課長 宮 津 毅
資源循環推進課長 森 下 真 博
板橋東清掃事務所長 新 井 悟
板橋西清掃事務所長 木 村 徹 農業委員会事務局長 (赤塚支所長兼務)
事務局職員
議事係長 龍 野 慎 治 書記 鈴 木 琢 真
区民環境分科会運営次第
1 開会宣告
2 理事者あいさつ
3 署名委員の指名
4 議 題
所管の予算について(3頁)
5 閉会宣告
○主査
ただいまから
予算審査特別委員会区民環境分科会を開会いたします。
本日も
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、発言は着座にてお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○主査
初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。
◎区民文化部長
本日は予算の分科会ということで、令和5年度当初予算が議題となっております。
説明につきましては簡潔を旨としていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○主査
次に、署名委員をご指名いたします。
しいなひろみ委員、さかまき常行委員、以上お二人にお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○主査
議題に入る前に、運営について申し上げます。
本分科会の審査項目は、既に配付いたしております
分科会別審査項目一覧表に記載されているとおりでありますので、この範囲内でご質問されますようお願いいたします。
また、お手元に配付しております
予算審査特別委員会の運営についてのとおり、分科会では議題に対する説明は省略し、順次質疑を行うこと、主査を除く委員が1人20分を限度として質疑を行い、再質問は改めて質問希望者を募り、再度1人20分を限度として質疑を行うこと、会議終了までの残り時間は、質問希望者で割り振ること、再々質問以降の質疑については、規制はしないが、他の委員の質問時間を考慮して20分以内に収めること、分科会では表決は行わないことなどが、2月27日の
予算審査特別委員会理事会で決定されておりますので、ご確認願います。
────────────────────────────────────────
○主査
それでは、所管の予算についてを議題といたします。
質問のある方は挙手願います。皆さんですね。
質問の順番を確認させていただきます。大野委員、さかまき委員、荒川委員、しいな委員、杉田委員、しば委員、川口委員、小林委員、以上の順に行います。
なお、円滑な質疑応答が行えるよう、質問をする際は予算資料における該当ページをお伝えいただくなど、ご協力いただきますようお願いいたします。
それでは、大野委員、お願いします。
◆大野治彦
まず初めに、令和5年度の予算編成なんですけれども、景気回復の基調を踏まえ、令和2年度から取り組まれてきた緊急財政対策は実施しないとし、現下の社会情勢に応じた対策を含め、いたばしNo.1実現プラン2025のさらなる推進を図ったものの、想定を大幅に超える特別区交付金や特別区税の増収などによって、5年ぶりの収支均衡予算となったと、先日、本会議場での坂本区長の施政方針説明で触れられました。緊急財政対策が解除され、収支均衡の予算編成が行われた観点から伺います。区民文化部、資源環境部、産業経済部の各部から示されました夏の予算要望が、令和5年度の予算編成にどのように反映されたのか、予算要望の反映状況、かなわなかった予算要望状況、既存事業の休止、廃止予定の事業を含めて質問いたします。
◎地域振興課長
まず、区民文化部についてお答えしたいと思います。令和5年度当初予算編成における夏の予算要望、いわゆる
サマーカウンセリングにおきましては、新規事業13件、施設維持改修事業47件を要望したところでございます。このうち、予算査定を経て予算化された事業は、サマカン事業として採択されたものや、
地域経済活性化対策事業として予算措置されたものを含めまして、新規事業が10件、5,275万6千円の予算化、また施設維持改修事業34件、8億5,319万6千円の予算化となっておりまして、特に緊急性、必要性の高いと思われる事業につきましては、十分に予算反映がなされたものと考えてございます。また、令和5年度当初予算につきましては、緊急財政対策を実施しないことに伴いまして、新たに既存事業を休止したり、廃止したりする予定はございません。
◎産業振興課長
同じく、サマカンで新規事業として上げさせていただいた事業でございます。当初21事業を上げさせていただいたところでございまして、うち16事業が採択になってございます。基本的に
サマーカウンセリングにつきましては、主に産業経済部ですとアフターコロナを見据えた新しい生活様式や、にぎわいを醸成される事業のための予算の要求を行ってきたところでございます。具体的にいきますと、板橋のSDGsマルシェの実施でございましたり、いたばしの花火大会、ブランドの向上と。あとは、
デザインマンホール蓋の設置活用とか、観光ガイドブックの作成など、区内外の人流をコロナ禍以前に近づけまして、地域経済の活性化へ進めるような形で取り組んでまいりたいと考えてございます。施設維持改修事業につきましても、全部で6事業ほど上げさせていただいてございますが、うち1事業は不採択になってございます。あと、令和4年度に工場ビルにつきましては、受変電設備の工事を前倒しして取り組んでいるというところで、景気経済の回復に寄与する形で進めているところでございます。
◎環境政策課長
資源環境部についてお伝えしたいと思います。
資源環境部新規予算措置としましては、拡充した事業がメインとなってございます。具体的には、ゼロカーボンいたばし2050表明に基づいた取組でありますいたばし
環境アクションポイント事業、それから庁有車のEV化に向けた車両の導入、ウォーターサーバーの設置などの既存事業の拡充を図っていくことになってございます。また、物価高に伴う回収業者のコスト増を支援するために、
集団回収登録回収業者に対する単価アップを図る予定でございます。それから、新規事業もございまして、家庭菜園をきっかけとした地産地消を区民に広く定着させることで、生活の中で最も欠かせない食を通じて消費行動を考えるエシカル消費へ誘導する事業であります、食による地産地消でゼロカーボンいたばし2050アクションを実施いたします。また、防犯対策として、東西の清掃事務所、志村清掃事務所に防犯カメラを設置する予定でございます。廃止事業につきましては、高濃度PCBの処理期限が令和4年度、今年度内となってございますので、廃棄処理が終了しているので、PCB廃棄処理の事業が廃止となるところでございます。
◆大野治彦
ほぼほぼ反映できているというふうな認識でよろしいと思います。そこで、板橋区が取り入れている財務諸表の新公会計制度の観点から、分析の結果、令和5年度の予算に反映された事業を反映されるのかということで、新公会計制度は事業の内容を精査して、次につなげていただくということで、今、板橋区は取り入れられていることなので、そのあたりについて存在するのか、あればお聞きしたいと思います。
◎地域振興課長
ご質問ございました新公会計制度の導入に伴いまして、総合的な財務情報の説明の助けとなりまして、説明責任の充実が図れたり、コスト分析による施設や事業の評価を行うことにより、マネジメントへの活用が図られたりすることが、引き続き期待されているところでございます。所管としましては、分析検討の材料となる財務諸表のうち、特に
施設別行政コスト計算書におきましては、従来の方式では含まれなかった実際の支出を伴わない減価償却費等の非現金取引を含めまして、その施設に係るフルコストを算出してございます。こうした分析の結果、直接的に予算に反映された事業はございませんけれども、区民文化部では数多くの施設を抱えておりますので、
施設別行政コスト計算書によりまして、適正なコスト情報による費用対効果の検証が可能となるため、区民サービスの需要に的確に応えていくことができると考えております。また、今回、財務諸表を活用した例を申し上げますと、先にお話しいたしましたサマカンにおける予算要求におきまして、
事業別財務諸表分析表を用いることで、一時的に経費は大きくかかるものの、その後の経常経費の抑制が図れるような事業を実施する際に、かかるコストの経年推移をより的確に把握、説明できるようになっているところでございます。事業の実施可否の方向決定などにも活用を広げていければと考えてございます。
◎産業振興課長
産業経済部におきましても、今回予算に当たりまして、この財務諸表であったり、新公会計制度の観点から直接反映されたものはございませんけれども、区民文化部同様に、やはり産業関連施設を多く抱えてございますので、そういったところでは、今後もしっかりと役立ててまいりたいと考えてございます。
◎環境政策課長
資源環境部でございます。公会計につきましては、先ほど地域振興課長からも話がありましたが、部で管理している施設別の行政コスト計算書を施設の運営の参考としておりまして、1人当たりのコストや減価償却などの推移を見て、区として施設にかけるコストや施設改修などの整備を検討していく材料になると考えてございます。令和5年度、来年度につきましては、例えば熱帯環境植物館の中央監視装置の更新工事を予算計上しているところでございますけども、これにつきましては予防保全の観点から、法定耐用年数前に更新工事を実施するものでございます。
◆大野治彦
恐らく三、四年前から導入されていると思います。地方自治法には定められていないということでもありますけれども、板橋区は導入されているということで、当初質問したときには、あまりお答えが返ってこないようなこともあったんですが、しっかりと検証されて取り組んでいるということが分かりました。ありがとうございます。次に、施政方針説明の中で、No.1プラン2025の重点戦略であるSDGs戦略、
デジタルトランスフォーメーション戦略、ブランド戦略をさらに展開し、区民サービスの質の向上を目指す積極的な予算編成としたとの説明がありました。区民文化部、資源環境部、産業経済部のSDGs戦略、DX戦略、ブランド戦略について、令和6年度に改訂を迎えるNo.1実現プランの進捗状況、区民サービスの質の向上を目指す積極的な予算の概略について質問いたします。
◎地域振興課長
No.1実現プラン2025の3つの重点戦略から、令和5年度予算の区民文化部の特徴的な取組をご紹介したいと思っております。まず、DX戦略でございますけれども、新しい技術や価値が暮らしを豊かにするまちへとつなげるために、
個人番号カード発行経費を計上いたしまして、交付の普及促進を図り、デジタル、オンライン化への対応を進めてまいります。また、戸籍住民課窓口来庁者の手書き負担軽減と滞在時間短縮を図るため、インターネットやマイナンバーカードを活用した書かない窓口のサービスを導入いたします。ブランド戦略では、板橋の魅力が定住と交流を促すまちに寄与する事業としまして、
スポーツフェスティバルin板橋や、仮称でございますが、
体験型スポーツマッチングテストの開催のほか、海外姉妹友好都市5都市紹介イベント、生誕110年佐藤太清展を実施します。さらに、絵本のまちのブランド戦略に関しましては、
ボローニャ国際絵本原画展におきまして、クリエイターを招いたワークショップを開催してまいります。SDGs戦略では、区民文化部は多くの施設を所管しておりますので、建物の点検等により、劣化の有無や状態を把握し、計画的な改修を行うことで、SDGs17のゴールの一つにある住み続けられるまちへとつなげてまいります。
◎産業振興課長
産業経済部でございます。産業経済費は令和5年度当初予算額で32億8,696万円余ということで、区一般会計総額の1.4%を占めるということで、長らく1%をなかなか上回らないところがありましたけれども、昨年来しっかりと1%を超えるという予算の状況になってございます。その中で、主な増額の要因といたしまして、先ほどの戦略の中で、例えばDX戦略といたしましては、キャッシュレス決済の推進事業ということで、いたばしPayですね。あちらを令和4年度から導入したということで、令和5年度につきましては、さらなる拡充を目指して取り組んでまいります。また、ブランド戦略では、いたばし花火大会につきましては、来年度実施の予定ということで、久しぶりというところもありますので、しっかりと対応していきます。あとは、農業まつりにつきましても、ブランドというところで位置づけられてございますので、そのあたりもしっかりと予算を計上して取り組んでいくところでございます。また、いたばしNo.1実現プラン2025の中にございます実施計画事業では、2点ほど産業経済部が含まれてございまして、1点目が産業集積の維持発展の促進ということで、こちらは一応ブランド戦略にもつながる部分ではございますけれども、その事業の中身といたしましては、企業誘致促進のPR事業でございましたり、企業が地域に共生するというところで、操業環境の改善のための補助をしたりという事業が入ってございまして、そのあたり計画どおり進捗しているところでございます。またもう一点、農業の継承支援と農に触れる環境の充実では、令和4年度、農のサポーターを育成するために、
農業スキル育成講習を予定どおり実施してございます。新たな担い手を育成することができたと考えてございます。現在、スキル講習受講者を農のサポーターに認定するための手続を進めているところでございまして、令和5年度も引き続き進めていく予定でございます。
◎環境政策課長
資源環境部の状況でございます。予算の概要の11ページにも載っておりますが、うちの部ですとSDGs戦略の部分で3つほど実計事業の進捗事業を報告させていただきます。まず、1点目に、いたばし
環境アクションポイント事業でございますが、2050年にCO2の排出実質ゼロを目指すというゼロカーボンシティ表明を行いまして、これに伴い事業のさらなる推進を図るために、令和5年度は基本ポイントを2倍にする経済対策に加え、先ほどご説明しました食による地産地消の啓発などもポイント獲得のメニューに加えて拡充して、ポイントは区内共通商品券に加えて産業経済部と連携して、デジタル地域通貨いたばしPayとの交換も可能にしたいと考えてございます。2点目でございます。プラスチックごみの再資源化の推進でございますけれども、令和6年度からの
プラスチックごみ分別回収の開始に向けて、来年度は中間処理施設や収集方法を決定するとともに、住民説明会の開催やプラスチックごみの分別排出方法を新たに掲載したハンドブックの全戸配布などに取り組んでまいります。3点目でございます。区有施設脱炭素化に向けた再エネ100%電力の計画的な導入につきましては、赤塚支所など区内施設の4施設、それから学校関係では小・中学校12校に新たに再生エネルギー100%の電力を導入します。令和5年度までで41か所の区施設、小学校に導入済みとなりまして、今後も拡大を図ってまいります。
◆大野治彦
ほぼ順調に推移しているということで、確認をさせていただきました。そこで、具体的に伺います。予算の概要の49ページなんですけれども、プラスチックごみの分別回収ということで、令和6年度に向けて準備が進められます。まず、これは板橋区が方向転換をしたというわけではなくて、国の方針が変わって、プラスチックごみの分別回収を行うということで、これは行わざるを得ないということは分かるんですが、まず国がプラスチックごみの回収、今
サーマルリサイクルを行って燃焼率を高めましょうという方向性の中で、なぜプラスチックごみの分別回収を行うことになったのかについて、まずお聞きしたいと思います。
◎資源循環推進課長
プラスチックごみにつきましては、ご指摘のとおり今現在
サーマルリサイクルという方法で、熱回収という方法を取っているわけでございますけども、結局、最終的には灰になりまして、1つには今現在、灰を埋め立てる東京都が管理しています埋立処分場、これが今あるものが最後で、これ以上、埋立量を増やしたくないということで、埋立てになる灰を減らしたいというのが1つ目標で、現実的な課題としまして、まず灰を減らすという意味で燃やさないということが1つあります。それ以外に、もちろん世界的な潮流としまして、プラスチックはどうしても海洋汚染であったり、様々なもとになりますので、それを何とかしても防ぎたい。また、石油由来のものになりますので、天然資源である化石燃料のできるだけ節減という意味でも、プラスチックの量を減らして、再利用すると。そういったところから、プラスチックを燃やして灰にするのではなく、リサイクルをして資源化していくと、こういう考え方で今回法律が改正されたものと理解してございます。
◆大野治彦
東京二十三区清掃一部事務組合では、回収したごみをスラグでしたかね、再利用のスラグ化して利用しているということを行っていますけども、東京都以外はそれを行っていないというのもあると思います。全国的では行っていないということもあるので、恐らくプラスチックごみの分別回収を行うことになったのではないかなと思います。そこで、今現在、試験的に特定の地域で行われている分別回収について、状況をお聞かせいただきたいと思います。
◎資源循環推進課長
板橋区では、現在、一部の箇所で拠点回収という形で一部の品目、ボトル、トレー類の回収等を行っております。また、4年度、今年度には委託調査の中で、実際に200世帯近くのご家庭のところに事前に説明をしまして、実際に
プラスチック分別収集を実施していただいて、その結果やご意見等のアンケート調査も実施しているところです。アンケート調査ですとか、モニター調査の結果、まだ最終的な集計が上がってきていませんが、速報で見ますと、本来可燃ごみの中にプラスチックはおおよそ18%程度あるところ、実際に説明してはいますが、プラスチックを分別して排出される率としましては、数パーセント程度になってしまうというところがありますので、やはり事前の説明なり周知が必要かなとは感じております。また、実際に分別された方のご意見としましても、やはり分別に悩むですとか、分別が少し手間ですというようなお声もありますので、そういったところの周知が必要かなということが、今現在の調査で分かっているところでございます。
◆さかまき常行
予算の概要の45ページ、予算書でも253ページですが、
産業振興公社運営助成の内容についてお聞きしたいと思います。45ページの予算の概要の中で幾つか新規事業がありますが、そのうち専門展示会出展という販路開拓支援事業ということで、専門展示会の出展とございます。この中の
BtoC関連専門展示会とございます。別のところには、板橋区ブース出展という記述もあるんですが、この販路開拓支援事業としてBtoC関連、この具体的な事業内容といいますか、支援内容というんですか、行政として出展するとも読み取れるんですが、具体的な事業内容を聞かせていただければと思います。
◎産業振興課長
板橋区の産業振興公社では、専門展示会ということで、例えば東京ビッグサイトであるとか、そういった専門展示会をやるところに、板橋区のブースとして区内企業さんを幾つか募りまして、まとまった形で出展するという形を取ってございます。来年度、新規といたしましては、このBtoC向けということで、商材関連の国内最大級の展示会、ビッグサイトで行われているんですけれども、
東京インターナショナルギフト・ショーというところへ出展をしていくということで、これまでBtoB向けの出展を基本的には進めてきたところではあるんですけれども、BtoC向けについても1つこの展示会に盛り込んで出展していくということでございます。
◆さかまき常行
いわゆる板橋区ブースとしてブースは確保するんですけども、そのブースの中で各出展企業さんを募って出していくという、いわゆる販路拡大の支援をしていくというイメージと捉えましたが、合っていますでしょうか。
◎産業振興課長
委員おっしゃるとおりでございまして、やはり単体で出ますと、なかなかああいったビッグサイトとかでの展示会でいきますと目立たないということもございます。そこを産業振興公社として大きなエリアで幾つか集まって、皆さんでまとまって出展いただくことで、周知も一定程度さらに効果的になるというようなところもありまして、幾つかの展示会で出展をしているところでございます。
◆さかまき常行
ギフト・ショーいわゆるBtoC、個人消費者向けな業種、いわゆる個店というんですかね、消費者を相手にするような業態の方が中心なのかなと思っております。また、ギフト・ショーとしては、かなりカテゴリーとしては生活雑貨とか、様々な製品、商品を扱うような展示会というふうに認識しているんですけれども、いわゆるBtoBからBtoCって、そうした個店というんですかね、インテリアとか、飲食とか、いろんなものが含まれると思うんですが、そういうものの狙いというんですかね、BtoC、あえてそういう個店のような事業で、どちらかというとバイヤーさんが見に来るというんですかね。あるいは一般消費者の方も見て興味を引くということかと思うんですが、BtoCといった業態を後押しする狙いと、その効果の見込み、この展示会へ出展することによって、どういった結果が得られれば効果があったという、そういう指標のようなものがもしあれば、その辺をお聞かせいただければと思います。
◎産業振興課長
インターナショナルギフト・ショーですけれども、基本的には来場される方は、いわゆるバイヤーさんの方々が多い展示会になってございます。これまで産業振興公社では、例えば機械要素技術展というところで、本当にバイヤーさんではなく、企業さんがマッチングするというような展示会に、積極的に出展をしていたところではございますけれども、そういった意味では、BtoC向けというところは今までやっていなかったというところで、そういった企業さんもございますので、そういった方々にも販路の拡大につなげていただくということで、新たに拡充をさせていただいたところでございます。何が成果かというところではございますけれども、やはり商談につがるということが一番だと考えてございますし、あとは出展いただいた企業さんの満足度がどれだけなのかというところでは、しっかりと効果測定をしていく必要があろうかと考えてございます。
◆さかまき常行
区内の地域経済発展という観点から、業態がBtoBだけでなく、BtoCも範囲に入れて後押ししていこうという意図といいますか、その辺をもうちょっとだけ何かいただければと思います。
◎産業振興課長
区内にいろいろな事業者さんがいらっしゃいます。そういった意味では、多くの事業者さんがいろいろと公社の支援を受けられるような形にするというところが、やはり1つ大きな目的ではあろうかと思ってございます。それまでやっていなかったことをやはり今後拡充をして、伴走型支援をさらに拡充していくというところが、1つ目的にあろうかと考えてございます。
◆さかまき常行
専門展示会出展には、エネルギー関連分野というところもございます。開発チャレンジ補助金でエネルギー分野を拡充していくという取組も、来年度予定をしていると思うんですが、BtoCと同様、エネルギー関連というものにフューチャーしてきた狙いと、開発チャレンジ補助金でエネルギー関連分野を拡充していくこの辺の見込みも同じようにお聞かせいただければと思います。
◎産業振興課長
今回開発チャレンジ補助金のところに、新たにエネルギー分野ということで、さらに拡充をしていくというところで、やはりSDGsというような環境問題等もございます。そういった意味では、この環境エネルギー分野というところには、一定力を入れていく必要があろうかということで、今回この開発チャレンジ補助金につきましては、重点支援枠で環境エネルギー関連事業に該当する場合には、補助率を通常よりも上げて対応していくという形で、来年度取り組んでまいるところでございます。
◆さかまき常行
私も働いていたときには、こういった展示会出展ということを、ブースを計画してやったことがあります。そういう意味では、非常に一大イベントにはなるんですけれども、出展した企業さんがどういった成果を得られるかというところも、非常に重要になってくると思いますので、地域経済、板橋の経済が盛り上がるような支援をぜひお願いしたいと思っております。それと関連をしまして、産業情報ガイドブックのDX化ということも、予算に入っております。従来、ガイドブックというのは発行していると思うんですが、従来の紙媒体のガイドブックは、どういった効果を狙ってもともとやっていて、それをDX化することによって、どういうプラスアルファの効果を狙っているのかということと、DX化した後、DX化がどういう姿になるのかというのも、お聞きしたいんですが、あとその効果をどのように計測していくか、3点ほどになりますが、お願いいたします。
◎産業振興課長
ガイドブックなんですけれども、令和2年度に直近ですと作成してございます。そのときには紙媒体、冊子形式で作成してございます。ガイドブックを作成するということで、区内企業さんのいわゆるPRでお使いいただいたり、板橋区自体が産業のまちというようなところで、区内外に広くアピールするときに活用させていただくということで、例えば出展する展示会であったりそういったところにも、このガイドブックを置かせていただいて、区外の方にも広く周知をしていくということで取り組んできたところでございます。今回DX事業ということで、紙媒体だけではなく、例えばウェブのコンテンツでありましたり、あとは動画を作成したりというところで、まだ最終的に固まっているわけではないんですけれども、要は紙以上に発信力を持たせた形で、さらに板橋区の産業の周知の拡大徹底を図っていくというところでございます。
◆さかまき常行
メディア、媒体を増やすことによって、発信力強化ということなのかと受け止めました。その上で、従来の紙メディアでの訴求力というのはどのぐらいと見ていて、それをマルチといいますか、DXすることによって、どのぐらいアップするという見込みは何かあるんでしょうか。
◎産業振興課長
従来の紙媒体は、やはりお手元に取っていただいて、その内容が分かるというところでは、そういったビッグサイトでの展示会での配布とかもございますけれども、やはり限定的にどうしてもなってしまうというところがございます。今回、DX化によりまして、いわゆるデジタル化というようなところでございます。そういった意味では、広く多くの地域の方々からアクセスも可能となるところではございますので、より多くやはり板橋のものづくりというところでは、お知らせすることができると考えてございます。なかなか、すみません、数字でどうのというところは難しいところではございますけれども、必ず集中力は上がると考えてございます。
◆さかまき常行
ぜひ、これまでのことを拡充して、新たな効果を生むという取組かと思いますので、数値でどう捉えるか、難しい側面はあるというのは承知はしておりますが、どれだけ触れられているのかというものを、やっぱり見る指標というのはあるかと思います。特に、デジタル化した上で、どれだけ見られているかというのは、より具体的にデータが取れると思いますので、ぜひ訴求力が、どういう効果があったのかというのは捉えながら、改善をして、ぜひ中身はいいものができていると思いますので、それを発信して触れさせていくために、やっぱりより具体的な取組をぜひお願いしたいと思っております。これに関しては、以上で終わりたいと思います。続けて、予算の概要の46ページのところ、観光振興に関する予算について幾つかお聞きしたいと思います。まず、観光アプリいわゆるITA-マニアですかね。そこのスタンプラリーと景品ポイントというものをポイントにして、ポイント連携というふうなことで、いたばしPayとも連携していくという取組を予定しているかと思います。この辺の具体的な事業概要と、予算規模をまずお聞かせいただければと思います。
◎くらしと観光課長
今回いたばしPayをうちのほうで行います。スタンプラリーの景品としてというところのご質問かと思います。予算規模としては27万5千円という形で予算計上させていただいておりまして、参加いただいて、先着で300円ほどを100名ほどというようなところ、抽せんで、また追加でという形で、今のところ予算計上させていただいているところでございます。
◆さかまき常行
私もITA-マニアはインストールしているんですけれども、なかなか使う機会がそんなになくて、従来このスタンプラリー、いわゆる観光名所を3Dで見たり、マップで見たりというようなことで、機能としてはすごく高機能だと思ってはいるんですが、現状ポイント付与とか、ポイント連携はこれからになるんですけれども、現状は、アプリ上のこのスタンプラリーは、どのぐらい利用されているのかを聞かせてください。
◎くらしと観光課長
すみません、その前に、先ほど景品の件なんですが、詳しくもう一度説明させていただきますと、スタンプラリーのほうでは200ポイントを先着300人と。それと景品のほうを3,000ポイントを50人という形で、抽せんで行おうと考えております。それとプラスして、同じくアプリを使いまして、フォト川柳というのをやっておりまして、そちらについては入選者等について、最優秀が5,000円で、入選が3,000円を3人、また優秀の部分は1,000円を5人という形で、2回分計上させていただいておるところでございます。今現状のアプリの活用についてですが、当然板橋を訪れていただく方に地図としていろいろとご覧なっていただく、また各施設のご案内なんかをご覧いただくというところもございますが、それとプラスして、現在もそういったスタンプラリー、またフォト川柳なんかで、スポット的にというか、期間を定めて、多くの方にご利用いただけるような仕組みをつくっているところでございます。
◆さかまき常行
時間がなくなりましたが、この狙いとして周遊性を向上していくですとか、板橋の新しい魅力を発信していく、あと地域経済の活性化ということであると思います。具体的に、アプリを利用して、今イベント的なことも考えているようなお話もちょっとありましたが、ぜひポイント連携だけでなくて、リアルな町のイベントですとか、あるいは商店街、観光スポットが点在している近くの商店街のそういったイベントですとか、そういったものとリンクした形で、大きなキャンペーンというんですかね、ぜひそういうことをして、単純に利用してポイントがついて交換されるということだけではなくて、何か地域全体が盛り上がっていくような、そういった連携をぜひ期待しているんですが、そのあたりいかがでしょうか。
◎くらしと観光課長
今後、またアプリの活用について、今あるものについて拡充させるというようなところも含めて、また各地域の情報なんかのアップデートについても、どういった活用ができるのか、さらに進めていけるように検討していきたいと思います。
◆さかまき常行
ぜひ、アプリの中だけであったり、あるいはアプリの利用者が単体でということだけではなくて、本当に地域全体がエリア全体が盛り上がるような形でポイント連携も相互作用があって、またそのキャンペーン期間に人が集まってくるというような、その上でポイント連携があって、地域経済も発展していくというようなことを期待をしておりますので、そういった共生をぜひお願いしたいと思います。観光ガイドブックについてちょっとお聞きをしたいんですけれども、これは今現在、さっきの産業情報のガイドブックとはまた逆で、今はこういったデジタル的な観光のことというのがあるんですけれども、改めてガイドブックを作るというその辺の狙いをお聞きしたいんですけれども。
◎くらしと観光課長
ガイドブックについては、区内の大学と連携しまして、大学生の目線で、区内の観光のスポットであるとか、またお店であるとか、そういったところを取り上げたものを作りたいなという形で準備しているところです。
◆荒川なお
私からは、概要の41ページのところで、6番のスポーツ競技大会について、先ほども少しお話あったんですけれども、新規事業として
スポーツフェスティバルin板橋、あと(仮称)
体験型スポーツマッチングテストというのが行われるということで、これについてどういう声から、こういうふうにやろうとしているのかということと、予算のところにも幾つか詳しく少し書かれているわけですけれども、もっと具体的な中身の2つをお聞きしたいと思います。
◎スポーツ振興課長
今回スポーツ振興課のほうで新しいイベントとして、2つ上げさせていただいております。
スポーツフェスティバルin板橋と、仮称でありますが、
体験型スポーツマッチングテスト、この2つを上げております。こういったものを新規事業として上げさせていただいた理由としましては、近年コロナ禍が長引いておりまして、やはりスポーツをする機会が減ってしまった方、もしくは継続していたのにあまりできなくなってしまった方とかがいらっしゃるというところを考慮させていただきまして、そういった方がスポーツの魅力をもう一度再発見して、また運動に取り組んでいただいて、健康増進に励んでいただける機会をつくりたいというところで、このイベントを2つつくらせていただいたところでございます。まず、
スポーツフェスティバルin板橋なんですけれども、あずさわスポーツフィールドや体育館、野球場の辺りを会場としまして、体育協会と共催という形で連携させていただきまして、多くのスポーツをそこで楽しんでいただけるようなイベントを今考えているところでございます。もう一つの
体験型スポーツマッチングテストなんですけれども、こちらは都立城北中央公園の陸上競技場を会場とさせていただきまして、走力や瞬発力みたいな、まず基礎的な運動能力を測定した上で、そういった測定結果に基づいて、どんなスポーツに向いているのかとかというのを、その日のその場で一応結果をお渡しした上で、何かその後、体験会ができるような、そういったイベントを行うというものでございます。
◆荒川なお
今、長引くコロナ禍の影響で、やっぱり継続的にできないとか、ちょっとこの間もそういう趣旨で何度かご質疑もさせていただきましたけれども、そういう意味でこういうことがやれるということ自体は重要だとは思っているんですけれども、これ1回やってということじゃ、枠としてはそういうふうになると思うんですけれども、それをやっぱり継続的に参加した人たちとかがどういうふうにスポーツを続けていけるのかとか、そういう実態とかもやっぱり掴んでいくということが何らか必要じゃないかと思うんですけれども、そこについての考えもお願いします。
◎スポーツ振興課長
おっしゃるとおりで、まずイベントに来ていただいて、それはきっかけという形でスポーツに興味を持っていただく、どういうスポーツが楽しいとか、自分に向いたスポーツはどういうのだというところを入っていただくところが、まずこのイベントの一つの目的であります。スポーツフェスティバルのほうでは、体育協会の加盟団体と連携して、各団体から野球であったり、サッカーであったり、バスケットボールであったり、そういった団体が体験できるブースを作るという形になっておりまして、またそこのところで各連盟さんの活動とかも知っていただくことで、興味を持っていただいたスポーツに対して、その連盟さんと協力しながら、そのまま継続していくこともできるということを想定してやっておるものでございます。マッチングテストのほうに関しましては、やはりご自身の自分のスポーツの特性を確認できるということで、自分が向いているスポーツはどういうことかというところを知っていただくことによって、やはりその後にも継続してつなげていっていただきたいということで、今回計画させていただいたものでございます。
◆荒川なお
今答弁があった、特にスポーツマッチングのほうになると思うんですけれども、自分がどういう競技がふさわしいというか、向いているかが分かるということになると思うんです。そうすると、対象とかは、今の勝手な私の想像なんですけれども、小学生とか、そういう子どもとかも、対象にしたものになっているということでいいんですかね。
◎スポーツ振興課長
申し訳ありません。説明が抜けておりました。スポーツマッチングテストの対象としては、主に子どもと、その保護者も一緒にやっていただくことによって、保護者も含めたスポーツのきっかけづくりにしたいと考えておるところでございます。
◆荒川なお
そういうものがあるって、ちょっと分かりにくい部分もあると思います。ただでさえ、この間いろいろやっていますけれども、趣旨がちょっと伝わりにくいというか、そういうものはあるので、これはたしか秋頃だというふうになっていますけれども、例えばそういうふうに子どもと保護者というふうになれば、小学校とか、中学校とか多くなるんですかね。対象は限られるというんであれば、そういうところでの周知も必要になってくると思うんですけれども、そういうことも全て考えているということでいいんですか。
◎スポーツ振興課長
スポーツマッチングテストのほうは、やはり子どもとその保護者を対象にして、マッチングテストをやることを想定しております。その後の体験に関しては、マッチングテストを受けなかった方でも参加できるような、体験できるようなことは考えておりますので、マッチングテストはお子さんと保護者、その結果に基づいてできるものと、結果、パラスポーツとかもそこでやりますので、近隣の方とかも来ていただきたいというところもありますので、そういったところでスポーツの発展に寄与する事業という形で考えております。周知に関しましては、マッチングテストとか、そういう形の対象に関しましては、チラシとか、しっかり周知していきたいと思っております。
◆荒川なお
あと、次の質問なんですが、同じ41ページのその下にある板橋Cityマラソンで、今月開催されるんですけれども、来年度の予算と今年度の予算は全く同じだと思うんですけれども、今年は縮小していますよね。これちょっと予算としてはどういうふうになるのかなと。来年度どうなるのかというのがちょっと気になったんですけども、ちょっとそこから。全体的な大まかなところからですけれども、来年度どうやるかをまずお聞きしたいんですが、お願いします。
◎スポーツ振興課長
板橋Cityマラソンですけれども、委員おっしゃるとおり、今年ようやく3月19日に4年ぶりに大会が開催されることになります。今年度はまだコロナ禍の影響下ということになりますので、定員の縮小をしたりとか、サブ種目を行わないという形で実施させていただきます。皆さんご存知のとおり、5月にコロナのほうが2類から5類に変わるという形になると思いますので、その際にコロナに対して5類になった後、どのような対応を取るかとかというところも影響は若干あるかもしれないんですけれども、来年度の大会に関しましては、フルマラソンだけではなくて、サブ種目も含めて実施していけるようにしていきたいとは考えておりますが、まずCityマラソンは実行委員会形式で行っているものでございまして、板橋区のほかにも主催者がおりますので、そういったところでサブ種目を含めた実施について検討していくことになるかと思います。
◆荒川なお
確か秋ぐらい、9月ぐらいですかね、大体結論が出るというのは。そういうふうになっていると思うんですけれども、それで今お話しされたように、コロナの影響がどうなるか。恐らく感染者の状況という数字が大きいんだと思うんですね。そうすると、大体その手前から、6月、7月ぐらいになったら、できるできないというのは、大方として見えてくると思うんですけれども、そういうときにまた同じように、先ほども今度の新事業では小学生とかを対象にいろいろやると言っていますけれども、また小学生、中学生が出れなくなるという可能性も、まだなくはないわけです。去年だって、やる方向でいると答弁していたわけですから。だから、そうなると、これを見込んでしっかりと、できないときには別の何かのことをやるという方向とか、そういうことも一緒に想定して、何か考えていかなければいけないんじゃないかなと思うんですけれども、そこについての考えをお願いします。
◎スポーツ振興課長
来年度に関しましては、まずコロナの状況が2類から5類に変わるということもあって、その対応について変わったときに、今後どういうふうに対応しなきゃいけないかが、大きく変わってくるところではあるかとは思います。ただ、おっしゃるとおり、もし例えばフルマラソンだけになったときに、ほかのサブ種目をやっていたところがなくなれば、その方々の参加の機会がやっぱりなくなるというところもあるかと思うので、そういったところはほかに主催している団体ともしっかり考えた上で、進行を進めていければと思っております。
◆荒川なお
そうすると、なかなかまだ、特に子どもたちの場合は4年間ですよね、参加できていないというのは。例えば、ちょっと戻っちゃいますけれども、体験型のスポーツマッチングとかで、マラソンが結構やれそうだというのが分かったりしたら、子どもなんかは特にちょっと頑張ってみようかなんて思いますよね。そういうときに、何か板橋区として、そういう場が結局はないというふうになったら、やっぱりどうなのっていう話にはなってしまうと思うんです。だから、今なかなかそういう方向性は見えていませんけれども、そういうものをしっかりと板橋区として、過去にはいろいろこういう質問したら、ウォーキングとかやってくださいみたいなそういう答弁で、そんなの言われなくたって、多分やりたい人はやっていると思うので、板橋区としてそんな答弁なのかなと思いましたけれども、区としてやっぱりそれをどう保障していくかというところが、もっと見えていかなければいけないと思うんですけれども、再度答弁を求めたいと思います。
◎スポーツ振興課長
せっかくスポーツマッチングテストの結果で、長距離に適性があるといって、参加できる機会がないというのは、やはり受けた方にとっては残念に思われることだと思います。ぜひ、できる限りそういったサブ種目も含めて実施できるようにしたいと思っていますし、もしできなかったときの代替手段、今オンラインではやっておりますが、そういったのも含めてどういうふうに対応していけばいいかというのは、区としてもそうですし、ほかの主催者とも協働で考えていきたいと思っております。
◆荒川なお
あと、体育施設全般については、幾つか資料請求して資料を頂いているんですけれども、見ていくと、特徴としては比較的屋外のスポーツに関しては、例えばサッカー場なんかの利用に関しては、コロナ前よりもすごい多くなっていたりというのはあるんですけども、一方、体育館、屋内であると、これはちょっと私の想像するに、やっぱり屋内と屋外でコロナ感染という影響の違いがあるので、そういうところもあるのかなとは思っているんですけれども、区としてそれ以外にも、こういうことが影響しているというところがあれば、考えというか、把握しているところがあれば、お聞きしたいんですが。
◎スポーツ振興課長
屋外施設は、ほぼコロナ前に利用人数が戻っていて、屋内のほうがなかなかそれに比べると戻っていないという趣旨だと思いますが、屋内施設の場合、夜間の営業をやっているところ、平日だと23時まで体育館が開いておりまして、やはりコロナ禍で夜間の外出自粛というのが結構皆さんに根づいちゃっているのがあるのかなというところが、スポーツ振興課として考えているところでございます。
◆荒川なお
そうすると、なかなか戻ってこないというか、もうちょっと利用人数が増えるとか、これ、しかも団体競技とかもあると思うので、団体でどうやるかというのもあると思うので、なかなかそういう点では難しい部分もあるのかなと思うんですけれども、幾つか利用している方とかからも聞いているんですけれども、例えば屋内スポーツであると、バドミントンとかはクーラーとか、あとコロナ禍で窓を開けるとなると、私はこの競技をやったことないんで詳しくないんですけれども、シャトルとかの影響なんですかね、使いにくくなったり、あと結局、窓が開けられないとかになると、なかなか競技を一旦止めて換気しなきゃいけなくなったりするので、ちょっとそういうようなやりにくさというのも聞いているんですけれども、そこに対して各団体のそれは自己責任でという形になっていると思うんですけれども、やっぱりそれでは結局利用団体とかからも、やりにくいというところだけが残って、なかなか対策が取れていないのかなと思っているんですけども、そこについての考えもお願いします。
◎スポーツ振興課長
コロナ禍前とコロナ禍以後で、やはり換気の問題、スペースの問題等、スポーツをやるときだけではないですけれども、かなり状況というのは変わってきているかと思います。今おっしゃられたバドミントンとかですと、空調も例えば強くつけるとシャトルが動いてしまうとかということもございますので、そういったところに加えて、今回、例えば人との間を取るとか、換気で窓を開けるという形になると、やはりおっしゃっていたとおり、競技の試合とかやっている場合は、影響が若干出てくることはあるかと思いますので、そういったところを含めて今後、来週からマスクの着用とかもルールが変わってくるかと思います。今、区立体育館の室内では、マスクを着用していただくという形でやっておりますが、来週からは個人の判断に任せて行うということにもなります。そういったコロナの影響がかなり大きいですけども、状況に合わせて、それぞれルールとか、こちらもつくっていきたいと思いますし、利用団体者様もその状況に合わせて使っていただくことも重要かと思いますので、できる限りそういったところを含めて、区としても使いやすい施設にしていきたいとは思っております。
◆荒川なお
結局、利用団体はその条件の中でしかできないので、だからやっぱりもっと声を聞いていただいて、施設内をどういうふうにするかとか、例えば利用料金とかだって、場合によっては改善しなきゃいけない部分もあると思うんですけれども、そういったことも検討していく必要があると思うんですが、そこについても答弁をお願いします。
◎スポーツ振興課長
ご利用者様の声はすごく重要なことだと思っていますし、それ以外にも、例えば各スポーツ競技でガイドライン等も定められているところもございます。そういったところを調整しながら、よりよく使っていけるように検討はしていきたいと思います。
◆荒川なお
あと最後、施設のあり方というか、状況についてちょっとお聞きしたいんですけれども、先ほど地域振興課長からは、これは区民文化部全体のところですけれども、体育施設もひっくるめて劣化している、かなり遅れて必要に迫られてても、なかなか改善されていない部分については、全体としては来年度予算化をされているっていうことなのか、そういう答弁だったのか、私の勝手な理解ですけれども。スポーツ施設としては来年度ほぼそういうことは、今までいろいろと要求されていた部分もあると思うんですけれども、改善されていくということでいいんですかね。ちょっとそこについて、全体的なことですけれども。
◎スポーツ振興課長
これまで緊急財政対策でなかなか改修等々も難しいところもあったんですけれども、今年度に関しては、例えば照明の制御盤の制御装置だったりとか、あと新河岸陸上競技場であったりとかそういったところ、来年度ですね、ごめんなさい。来年度に関しては、そういったところも改修するための予算をつけていただいております。ぜひそういったところを含めて、少しずつスポーツ施設全体が使いやすくなれるようにしていきたいと思っております。
◆荒川なお
第3回定例会で、私はバリアフリー化、特に加賀庭球場のところはピンポイントで質疑もさせていただいたんですけれども、そういう声について、そういったバリアフリー化とかについては、特に来年度の予算化、来年度じゃなくても、それ以降で何か計画が具体化されているということでいいんですか。
◎スポーツ振興課長
今、委員おっしゃっていただいた加賀庭球場のバリアフリー化というところなんですけれども、管理棟の改修工事を今想定しております。そういったところで、バリアフリーのほうも含めて改修していければと思っております。
◆荒川なお
時期的にはいつやるということは、この間も本会議でもそこは触れていなかったんですけれども、まだ決まっていないということでいいですか、全体的に。ほかの施設とかもひっくるめてです。
◎スポーツ振興課長
来年度、工事の設計を想定していまして、その翌年度以降に工事という形を想定しております。
◆荒川なお
全体としてはまだ、今、加賀庭球場のところはあったんですけれども、ほかもひっくるめて、まだまだ遅れているなというのはありますので、ピンポイントで幾つか改善される部分はあるとは思うんですけれども、そこについても計画をしっかりと出していただけたらなとは思います。
◆しいなひろみ
まず、予算書171ページ、予算の概要41ページの国際交流事業運営についてご質問したいと思います。令和5年度は、国際交流のほうも今までに比べたら増えていくんじゃないかと思います。インバウンドの方に限らず、板橋で暮らしていく外国人の方も増えていくのではないかと私は考えておりまして、まず①番の外国語通訳と翻訳、これについて詳細を教えていただきたいと思います。
◎文化・国際交流課長
こちらの外国語通訳・翻訳業務委託につきましては、板橋区文化・国際交流財団に業務を委託させていただいてございまして、内容といたしましては、区役所の各課からの通訳ですとか、翻訳依頼の受付及び依頼に基づく通訳・翻訳、それと窓口における電話通訳の2点に分かれます。言語といたしましては、基本的には英語・中国語という形になりますけれども、そのほか希少な言語ございますけれども、可能な限り対応させていただく形で働きかけを行っておるところでございます。
◆しいなひろみ
せんだってなんですけれども、発達に障がいがあるタイ語しか分からない親御さんに育てられているお子さんの小学校進学についてのご相談がありまして、通っている保育園でも、放課後等デイサービスでも、お母さん、親御さんとのコミュニケーションがうまく取れないので、特別支援学級か特別支援学校かという進学の大きな壁になったときに、このご相談をしたところ、少数言語であるタイ語の通訳さんを派遣してもらって、教育委員会のほうでその通訳さんも立ち会って、親御さんとともに進学の相談ができたという、すごく好事例があったんですね。ところが、こういったすばらしい制度があるにもかかわらず、保育園の先生も、放課後等デイサービスの療育の先生も、この制度を知らなかったということなんです。この周知については、通訳とか翻訳の制度はどのようにされているんでしょうか。
◎文化・国際交流課長
ご利用いただきまして、ありがとうございました。周知につきましては、基本的にこちらの業務でございますけれども、ご利用いただく課が、基本的には窓口の所管の課という形になりまして、実績といたしましては、戸籍住民課ですとか、課税課、納税課ですとか、窓口業務で外国の方が多くいらっしゃる課を中心にご利用いただいているところもございまして、その課を中心に周知のほうはさせていただいているところでございまして、確かに周知のほうは、全体には行き届いていないところはあるのかなと考えておるところでございます。
◆しいなひろみ
必要なときのイメージが、私にはいまいち見えなくて、申し訳ないんですけれども、戸籍住民課、課税課などの各窓口のほうに周知しているということなんですが、そうすると通訳が必要な方が役所にいらっしゃったときに、どのようにして具体的につなげていらっしゃるんでしょうか。
◎文化・国際交流課長
まずは、どのようなご用件で役所のほうにいらっしゃるかということがあるかと思いますので、恐らくまず第1には、各所管課のほうにお話が一旦入るのかなと思います。そして、日本語がちょっとお話しになれないという話でございましたら、どの言語だったら会話が可能なのかをお聞きして、通訳につなげるという形になろうかと思います。
◆しいなひろみ
そうすると、窓口に来た方がその場ですぐ通訳さんを介して対話できるのか、また後日予約かなんかして改めてご足労いただくのか、そのあたりはどうなんでしょう。
◎文化・国際交流課長
基本的には、すぐ対応できる可能性はございまして、対応させていただくパターンというのは多く3つございます。財団の国際交流員が2名おりまして、英語と中国語でお一人ずついらっしゃるんですけれども、その方も常時いるわけではなくて、いらっしゃるタイミングで対応することができれば、その方に対応することができるかなというところと、あとは財団のほうにご登録いただいております語学ボランティアという者がいらっしゃいます。ただ、そのボランティアの方も、役所の職員ではございませんので、後日、日程を調整していらしていただいて、通訳の対応をしていただくという形になります。あとはもう一点、外注でCINGAという団体がございまして、そちらのほうに発注をいたしまして、そちらも後日、日程を調整してお越しをいただいて、通訳をやっていただくという形になろうかと思います。
◆しいなひろみ
そうすると、この制度は、どれくらいの利用を見込んでいるんでしょうか、令和5年度は。
◎文化・国際交流課長
予定といたしましては、分数で計上してございまして、月平均で790分程度、全体ででございますね。合計で9,500分の契約、総価契約でございますけれども、財団のほうと契約をしておるところでございます。
◆しいなひろみ
年間9,500分が多いのか少ないのか、ちょっと私も今比較ができないので、分からないんですけれども、それは今までコロナ禍ではもっと少なかったけども、これから令和5年度はもっと増えるから予定分を増やしているとか、何か対策というのは今の時点で考えていらっしゃるんでしょうか。
◎文化・国際交流課長
外国人の人口について、先ほどちょっとお話ありましたけれども、実はコロナ禍前に戻りつつございまして、一時は全人口のパーセンテージでいいますと、4.5%まで落ち込んだんですが、今は5%、あるいはコロナ禍前の数値に戻っておるところでございます。実績でございますけれども、もう既に実は昨年度の実績を大幅に上回っておりまして、やはりこの通訳の業務につきましては、令和2年度から大分業務を拡充したというところもあって、少しずつ年度ごとに利用件数が増えているという状態がございますので、来年度はその増加分を見越して9,500分という形で契約をさせていただいておるところでございます。これからも、引き続き多くの方にご利用いただきまして、言葉の壁をなくして、一応主要な職場には機械翻訳、ポケトークでございますけれども、そちらのほうを配布してございますけれども、やはりそれだと専門用語に対応できないとか、会話がちょっとままならなかったりという障害がございますので、やはり通訳ですとかをお使いいただいてご案内したほうが、より外国の方も満足されるのかなと思いますので、引き続きこのサービスを実施していきたいと考えておるところでございます。
◆しいなひろみ
ポケトークを使っている方は多いんですけれども、例えば保育園の連絡帳などの微妙なニュアンスのことが結局伝わりにくいとか、そういったお話も聞いていますので、この外国語の通訳さんとか翻訳さんの制度ってすごくいいので、もっともっと周知をしていっていただけたらなと思いますので、引き続き令和5年度もお願いしたいと思います。次なんですけれども、②番の外国人向け生活情報の発信ということなんですが、これは何か国語で、部数とか、どういった場面で渡しているのか、もうちょっと具体的に教えていただけたらなと思います。
◎文化・国際交流課長
内容といたしましては、データのほうでご利用いただくようなものでございまして、多言語リーフレットというものと、Welcome to いたばしという冊子が以前作られておったんですけれども、それをちょっとデータ化して、ご案内をしておるところでございまして、そのデータに結びつけるためのチラシを作成をさせていただいている経費を計上しておるところでございまして、来年度の予算額といたしましては、印刷部数といたしましては1万部、委託料としましては56万7,600円を計上させていただいておるところでございます。配布先でございますよね。やはり窓口でございますね。本庁舎の1階ですとかを中心に、外国の方がいらっしゃる可能性があるところ、戸籍住民課ですとか、そのほか出先ですと地域センターですとか、区民事務所ですとか、図書館ですとか、いろいろなところにお配りをさせていただいて、アクセスしやすいような環境は整えておるところでございます。
◆しいなひろみ
この項の最後の質問なんですけれども、少数言語で在住の方が増えている課題とか、どこの言語がなかなか通訳さんがいないとか、何か見えてきたものはございますでしょうか。
◎文化・国際交流課長
今年度の初めから、ウクライナ支援というものを始めさせていただきました。実はこの翻訳サービスには、当初ウクライナ語がなかったんですね。受入れ支援の一環といたしまして、ウクライナ語とウクライナから避難されている方はロシア語を話せる方も多いというところで、ウクライナ語とロシア語の通訳の幅をちょっと拡大をさせていただいたという経緯はございます。そのほか、今のところカバーできない言語も、ご相談いただいたケースは聞いてございませんけれども、やはり言葉の壁というものがあるかなと思いますので、いろいろなところから来られた外国の方が利用しやすいサービス、利用しやすい窓口を提供させていただくために、このサービスはなくてはならないものだと思っておりますので、引き続きやらせていただきたいと考えておるところでございます。
◆しいなひろみ
最後って言いながら、すみません、もう一つ追加で質問なんですけれども、区民相談で多かったのが、医療機関に行く外国の方が、上手く症状を話せないんだけれども、そういった場合は、この制度を使えるんですか。同行してもらうとか。
◎文化・国際交流課長
基本的には、区役所の窓口における補助のサービスでございますので、医療機関への同行ですとかというのは対象とはならないところではございます。ただ、情報としていただいておりますのは、ウクライナ支援にまたなってしまうんですけれども、外国の方、特にウクライナから来られた方で、医療機関にかかったときに、やはり言語の壁があるというところで、なかなかお伝えしたいことを伝えることができないというところから、医療機関向けの電話通訳のサービスというものもあるようでございますので、そういうところもご利用いただきながら、言葉の壁をなくしていただくような形になるのかなと思います。
◆しいなひろみ
次へいきたいと思います。予算書の171ページなんですけれども、4番のコミュニティ意識啓発経費というところで、(1)のコミュニティ組織推進と、5番のコミュニティ活動推進経費で、(3)のコミュニティ活性化事業支援というのがあるんですけれども、それぞれの事業の内容と、何が違うかを教えていただきたいと思います。
◎地域振興課長
まず、コミュニティ組織推進でございますけれども、こちらはコミュニティの意識を啓発するものとしまして、町会・自治会自身の補助をするものでございます。主なものとしましては、例えば町会・自治会のホームページの作成助成をしたりとか、地域振興事業の補助金としまして、そういったものをお出ししているところでございます。そして、その後のコミュニティ活性化事業ですけれども、そちらにつきましては、主に地域の事業に対してお出ししているものです。例えば、区民まつりや地区運動会、また地域センターまつりなど、そういった地域の事業の活性化に向けたものに補助金をお出ししているものでございます。
◆しいなひろみ
コミュニティ組織推進のほうの、今、町会や自治会さんの補助として、ホームページ作成の助成などしているということなんですけれども、町会や自治会って、今、区内にどれくらいあるのか、そしてどれくらいの割合でホームページなどを作ってらっしゃるのか、その規模感を教えていただけますか。
◎地域振興課長
今、区内に町会・自治会は212ほどございます。そのうち、町会連合会に加入している町会・自治会は191という数字でございます。今現在の全ての町会・自治会のホームページがどの程度作られているかという、具体的な数字は持ち合わせていないところです。私どもがホームページ助成をしております数につきましては、数字を持っているところでございますけれども、ちょっと今手元に数字がなく、後ほどお伝えしたいと思っております。申し訳ございません。
◆しいなひろみ
こういった事業って、評価方法というのはどのようにして行っているんでしょうか。
◎地域振興課長
私ども18地域センターございまして、その地域センターでは月に、少なくても毎月1回は町会長の方々に情報提供する町会長会議というものを地域センターで開催しているところでございます。様々な助成、区のこういった助成だけではなく、例えば東京都であったりとか、そういったところで出してくださっている補助金、助成金に関しましても、その町会長会議を通じてお知らせするような形を取っているところでございます。
◆しいなひろみ
今、町会や自治会も高齢化が進んでいて、なかなか申請するのが大変で、二の足を踏んでしまうというお声もあるんですけれども、地域センターなどではそういったご相談があったときに、申請に対するサポートというのは、実際おやりになったりしているんでしょうか。
◎地域振興課長
そういったサポートをするのが地域センターでのお仕事と認識しているところでございますので、かなり手厚く丁寧に申請書の書き方から出し方、そういったことなども丁寧にサポートしているところでございます。
◆しいなひろみ
実際に、もう地域センターの方では丁寧にサポートされているということでよろしいんですよね。
◎地域振興課長
私もそのように地域センターの所長には指導しておりますし、できていると認識しているところでございます。
◆しいなひろみ
なかなか大変だからやりたくないというお声を聞いてしまったので、やっぱりご高齢になるとインターネットがなかなか苦手な方もいらっしゃるので、ちょっとそのあたりどうしたものなのかなと考えていたんですが、そしたらまたあれですよね、地域センターさんの方にしっかり連携を取るようにお願いするのが一番よさそうですね。
◎地域振興課長
ぜひ、そのようになさってください。今年度なんですけれども、町会連合会自体のホームページを作るということにいたしまして、そこの支援をするとともに、地域の方々に、初めてホームページ講座といって、ホームページをどうやって動かして使えるんだよというような講座も、幾つかの地域センターで区民の方に学んでいただけるように実施したところでございます。
◆杉田ひろし
まず、予算の概要の46ページ、14番、観光振興の中の⑦
デザインマンホール蓋の設置について、お聞かせいただきたいと思います。本件につきまして、私も令和3年3月の
予算審査特別委員会の総括質問で提案をさせていただきまして、決算の分科会、また予算の分科会でも、毎回のごとく質問提案させていただいて、今回、予算化されたということで、大変うれしく思っております。特に、私もこれも何度もお話ししましたけれども、渋谷区に行きまして、渋谷区の将棋の3月のライオンの
デザインマンホール蓋を見まして、その後、将棋会館へ行ったり、能楽堂へ行ったり、最後にトイレにもちょっと関心があったので、渋谷区の透明なトイレとかも見に行ったりとかして、やはりとても1日楽しく渋谷区で回ってきまして、本当にミニマムな観光といいますか、板橋区も目指しているところでありまして、ぜひ本区におきましても、多くの区内外の方々が楽しんでいただければなというふうに、また願っております。特に、私も令和3年度の予算の総括質問のときにもプロジェクターで、豊島区の池袋PRアニメのキャラクターがデザインされたマンホール蓋をプロジェクターで映して提案したわけでありますけれども、豊島区は多分1つしかないかと思うんですけれども、今回、板橋区におきまして何か所ぐらい、どの辺に設置することを今検討されておられるのか、まずそこからお願いいたしたいと思います。
◎くらしと観光課長
デザインマンホールということで、ありがとうございます。こちらでございますが、今予定では5か所設置を予定しております。板橋地区、常盤台地区、赤塚地区、志村地区、高島平地区という形で今考えておりまして、アニメ等のコンテンツを利用したという補助金を取る関係で、観光キャラクターのほうを利用したマンホール蓋を考えております。りんりんちゃんを入れたデザインでございまして、それぞれ5か所とも違ったデザインという形で考えております。また、こちらのマンホールの蓋を印刷しましたカードも印刷をいたしまして、ご覧なっていただいた方、確認方法は写真とかいろいろあると思うんですが、そういった方にマンホール蓋のカードを差し上げるというような形で、区の活性化につなげていきたいなと考えています。
◆杉田ひろし
それで、今、補助金というお話が出まして、マンホールの蓋につきましては、東京都のほうから令和元年度と令和2年度は、都の補助金は10分の10でありまして、その時点でも23区においてもかなりの区が作成したわけでありますけれども、令和3年度以降は東京都の補助金は3分の2ということで承知しているんですけれども、板橋区が今回作成するに当たりましては、東京都の補助金は、もちろん活用すると思うんですけれども、どのぐらい東京都のほうからは補助があって、今回、区が支出する予算額、この2点についても教えていただけますでしょうか。
◎くらしと観光課長
委員おっしゃるとおり、補助金については3分の2という形を頂く予定でございます。予算額としましては、449万6千円という形で予算額を計上しておりまして、補助金額については299万7千円という形で、今現在計上しているところでございます。
◆杉田ひろし
分かりました。それで、次にPRの仕方なんですけれども、先ほどマンホールカードを作成するということで、これも確か通常ですとブルーカラーであるんですけれども、新たに新規に作った自治体におきましては、ゴールドカラーの特別版というのも発行して、周知をしたというような情報も報道で聞いたことあるんですけれども、板橋区は何か特別なそういったカードについても検討されておられるのかどうか。これもちょっとPRの一環になると思いますので、よろしくお願いいたします。
◎くらしと観光課長
今現在は、通常のカードでの作成を考えておりますが、委員おっしゃったとおりゴールドカードとか、そういったのも含めて、事業化するに当たっては検討してまいりたいなと思います。
◆杉田ひろし
よろしくお願いいたします。それで加えて、これも多分、杉並区だったと私は記憶しているんですけれども、交流自治体と連携したデザインマンホールの展示を区役所の1階ロビーにて、交流自治体と連携したデザインマンホールのレプリカの展示を実施するというような報道もあったんですけれども、これもPRの一つで、より多くの区民の方々に知っていただきたいなと思いますので、この点についてはいかがでしょうか。
◎くらしと観光課長
今現在は、そういったほかの区と連携しての展示ということは予定しておりませんが、ほかの区で行う際は、積極的にそういったものも参加していきたいなというところと、区のほうでも、もし行えるかどうかというようなところは、また検討してまいりたいなと思います。ただ、そういったほかの区に出る場合のレプリカとか、多分出していると思うんですが、今回レプリカの制作については予算のほうに入っておりませんので、そういったのが写真で可能なのかというところを含めて、ほかのところにいろいろと連携していきたいなと考えております。
◆杉田ひろし
ぜひ予算のこともありますので、また今後検討していただければありがたいなと思っております。それとあと、今度は東京都のほうで、TOKYOデザインマンホールデジタルラリーということで、令和4年10月5日から12月2日まで、スタンプラリー的なものを開催しておりますけれども、また令和5年度、こういった事業を実施するのかどうか、ちょっと私も承知していないんですけれども、もしTOKYOデザインマンホールデジタルラリー的なものがまた来年度もあれば、ぜひ参加していただきたいと思うんですけれども、その辺の情報があって、もしやるんであれば、板橋区ももちろん参加するとは思うんですけれども、その辺についてもご見解をいただければと思います。
◎くらしと観光課長
東京都で行っていますスタンプラリーなんですが、実は今年も板橋区も参加しておるんですが、ただデザインマンホールというのは珍しいマンホールということで、東京都のほうで選定して、板橋区立美術館の前のマンホールをそのスタンプラリーの場所という形で今まで出しておりました。来年度以降については、当然このデザインマンホールが出来上がりますので、その場所をスタンプの場所として選定していただけるようにしていきたいなと思っています。ただ、来年事業化するかどうかについてはまだ不明でございますので、東京都のほうにも確認しながら進めさせていただければと思います。
◆杉田ひろし
ぜひ、デザインマンホールのこの件については、先ほど私も自分の体験でありますけれども、渋谷区の例も出させてもらいましたけれども、ほかに私は足立区へ行ったり、千代田区、鉄腕アトムのほうを見に行ったりとかしたんですけれども、それに伴って地域を観光して、徒歩で歩いて、この区はこういうのがあるんだなとか、いろいろ参考になりましたので、ぜひ今回デザインマンホールの蓋を設置するということで予算化されましたので、大いにまたアピールしていただいて、より多くの区内外の方を板橋区に招致して楽しんでいただければなと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。それでは次に、同じく予算の概要の先ほどと同じです。46ページの今度は⑨に移ります。板橋SDGsマルシェということで、これもちょっとさっき話があったかと思うんですけれども、特に板橋区は一昨年の11月に、板橋区民ふるさとマルシェということで、本庁舎の正面のところで、またそこの駐車場のところでありまして、とても大盛況でいいイベントだな、いろんな自治体も来ていましたので、よかったなってすごく思っているんですけれども、今回のSDGsマルシェというのはどんなようなイメージでやられるのか、どんな感じなのかということでお願いしたいと思います。
◎くらしと観光課長
今回、新規事業でSDGsマルシェということで出させていただいておりますが、こちらでございますが、内閣府からSDGsの未来都市として、絵本のまちということで選定されたことも受けまして、そういったところのPRであるとか、そういったSDGsの板橋区の取組なんかを紹介しながら、それとマルシェ事業、そういった物販の板橋区と交流のある自治体であるとか、そういう板橋のいっぴんであるとか、そういった方たちの物販を併せて多くの方にご来場いただけるような事業を考えているところでございます。時期的なところは、今想定は2月を予定しておりまして、東板橋公園のほうを場所としては予定しているところでございます。
◆杉田ひろし
先のことで、前回大盛況でありましたので、また楽しいイベントを期待しておりますので、こちらもよろしくお願いしたいと思います。次に、会派説明会資料の15ページであります。この上のほうに、4の⑥生誕110年佐藤太清展が計上されておりまして、今回こちらを見ますと、区を含む全国4か所の巡回によるということで、全国規模、日本中でやられるのかなと思うんですけれども、この4か所はどちらで開催をして、どんなような選定で決定されたのか、この辺についてもご説明をお願いできればと思います。
◎文化・国際交流課長
生誕110年の佐藤太清展でございます。内容といたしましては、4月29日から6月4日までの32日間を開催いたしまして、太清氏が生涯にわたって多数描き出した水に関する作品に着目した作品を展示するほか、残された約1,000種の日本の絵具なんかもご覧いただく予定でございます。委員今おっしゃいましたとおり、4館での開催でございまして、場所といたしましては、八幡浜市の美術館、これは愛媛県でございます。あとは、福知山市、佐藤太清記念美術館、これは京都府でございます。あと、奈良県の万葉文化館でございます。それとあと、板橋区の4か所という形になります。場所の選定でございますけれども、基本的にこれ福知山市のほうで主催といいますか、音頭を取ってやっていただいている事業でございまして、福知山市の方から呼びかけで、板橋区も生誕100年のときにも佐藤太清展を開催させていただいた経緯もございますので、110年展につきましても開催する方向となった次第でございます。
◆杉田ひろし
続いて、また会派説明会資料でいきますと、その下の絵本のまち板橋プロジェクトの推進「いたばしの昔ばなし」絵本化事業ということで、これについてもどんなようなイメージなのか、ちょっといま一つぴんとこなくて、概要について、これは所管外になっちゃいますか。
○主査
教育委員会だね。
◆杉田ひろし
そうですか、分かりました。ほかの質問に移ります。先ほど、いたばしPayの新たな展開ということでお話が出ておりましたけれども、これもスマホ等を使ってやるかと思うんですけれども、これも具体的に、何となく私もインターネットとか、スマホもうまく使えてなくて、イメージが湧かないんですけれども、具体的にどんなようなイメージなのか、いたばしPayの活用についても、展開についても教えていただけますでしょうか。
◎産業振興課長
来年度いわゆるデジタル地域通貨いたばしPayでございます。利用の拡充を目指していくというところで、まず利用者の方への還元といたしまして、ご利用いただいたものの今一応最大20%で考えてございますけれども、ポイントの還元をするキャンペーンを年に3回程度予定をしていくということで進めてございます。また、なかなかそのキャンペーン以外のときに、やはりほかのデジタル通貨をお使いになられるということもございますので、ちょっと薄めに利用額の大体1%ぐらいということで、年間を通してポイントがつくような取組も来年度実施するような方向で、今調整を進めているところでございます。また、今年度もやってございますけれども、店舗側への還元といたしまして、その店舗でお使いいただいた決済額の8%、年間で10万円を上限とさせていただいて、店舗へ還元するという取組を予定してございます。その他、先ほど来お話が少し上がっていますけれども、行政ポイントとの連携ということで、こちらの所管でいきますと、環境アクションポイントとの連携でありましたり、くらしと観光課の先ほどのスタンプの景品というようなところでありましたり、あとは健康ポイントというところでの行政ポイントを3点ほど連携していくということで、各所管さんのほうで進めていただいているところでございます。
◆杉田ひろし
とてもいろいろと盛り込んで、よろしいのかなと思うんですけども、私もスマホの使い方がうまく分からなくて、なかなか使いこなせない区民の方も多分いらっしゃるかと思うんですけれども、ぜひこのアプリを使ってみたいなと思う方もいても、なかなか使えない方もいると思うんですが、その辺のフォローというか、何らかの相談窓口というわけでもないんでしょうけれども、区民の方がぜひ使いたいけれども、使い方が分からないという場合は、どのように対応をされていく計画があるか、その辺についてもお願いしたいと思います。
◎産業振興課長
こちらの事業、商店街振興組合連合会さんのほうが主体となって行っていただいているところではございます。そういった意味では、事務局のほうにお問合せをいただければ使い方というところはご案内できますし、産業振興課のほうにも、ちょっと使い方が分からないんだけどもということであれば、お電話等でいただければ、ご説明は可能かなと思ってございます。実際にアプリ自体は、そんなに難しいものではないものですから、ご説明させていただければご利用は可能ではないかなと考えてございます。
◆しば佳代子
引き続き、今まで出た内容でちょっと聞きたいことがありますので、お聞きしたいと思います。まず、いたばしPayの続きなんですけれども、店舗、お店には8%還元ということで、最大ですね。商連に加入をされている方が8%還元だったかと思うんですけれども、こちらについては変更はないでしょうか。
◎産業振興課長
基本的には8%ということで、商連に加盟、非加盟ということもありますけれども、そのあたりはまだ詳細は完全には固まっていない状況ではございますので、また商店街振興組合のほうと調整しながら進めていきたいと思ってございます。今年度、大規模店舗でも同じように還元をしていたところではあるんですけれども、一定程度大規模なところのそのあたりの優遇面というところは、若干減らす方向では少し検討しているところでございます。
◆しば佳代子
いたばしPayが始まるときに、お店の方にご紹介をしたところ、今後続くか分からないからやらないという方が多かったんですね。でも、これからはどんどん進めていけるのかなと思うんですけれども、その辺の周知についてはどのようにお考えでしょうか。
◎産業振興課長
基本的には、今年度同様に周知活動でご利用店舗の拡充というところも、利用者の方を増やすためにも必要な部分が、どちらが先というわけではないんですけれども、しっかりと取り組んでいく必要があろうかと思ってございますので、商店街連合会を通じてもございますし、また広報等いろいろ打ちながら、拡充というところでは、さらに努めていきたいと思ってございます。現在、利用可能な店舗が1,000店舗弱というところではございますので、やはりさらに使える店舗は、拡充の必要があろうかと考えてございます。
◆しば佳代子
周知の方法をいろいろ考えていただきながら、いたばしPay、今後も続くんだよということも、ぜひ続けていけるようにしていきますということで、周知もぜひ拡大をしていただきたいと思うんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。
◎産業振興課長
周知の面では、しっかりと行ってまいりたいと考えてございます。
◆しば佳代子
分かりました。ぜひ、お手伝いできることはさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。先ほど出ました
デザインマンホール蓋についてお伺いをしたいと思います。こちらについては、観光客の回遊性向上、またにぎわいの創出を目的にしているんですけれども、今回りんりんちゃんをデザインするということで、りんりんちゃんになった経緯を教えていただけますでしょうか。
◎くらしと観光課長
今回デザインマンホールについては、東京都のアニメ等コンテンツを利用した補助金を利用してという形で今回計上しているところでございます。アニメ等といいましても、キャラクターも認めるというところがございましたので、板橋区としての区の観光キャラクターでありますりんりんちゃんというのを今回はモチーフに利用させていただいて、この補助金を利用してのデザインマンホールの設置という形で計上させていただいたところでございます。
◆しば佳代子
補助金ということで制限がいろいろあるのかと思うんですけれども、りんりんちゃんに決定をした年齢層というんでしょうか、どういう方たちと協議をしてりんりんちゃんになったんでしょうか。
◎くらしと観光課長
今回、協議というか、区の観光というか、回遊性を求めるというところでの設置でございますので、区の観光キャラクターを今回選定させていただいたところでございます。
◆しば佳代子
りんりんちゃんを見に、にぎわいの創出というのが、果たしてどれぐらいできるのかなというふうに考えているんですけれども、デザインマンホールは大賛成で、やっとできるんだなと考えていたんですが、こういうりんりんちゃんですというふうにすると、残念なお声をいただいたりとか、区民の方が求めているのが、果たしてりんりんちゃんなのかなというふうに考えているんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。
◎くらしと観光課長
今回、区民の方の声を積極的にお聞きしながら、りんりんちゃんを選定したというところではありませんが、観光というところで、区の事業推進というところでございます。観光の推進という中で、りんりんちゃんを選定していただいたところでございます。また、このマンホールについては、一定の層で、デザインのマンホールというところで結構注目されている方が多くて、いろんな方がいらっしゃると聞いておりますので、板橋区のPRというところでは、観光キャラクターを利用したというところで、今回はいきたいなと考えています。
◆しば佳代子
区民の声を聞いていないというのが、まず一番これでいいのかなと感じます。例えば、若い方の年齢層、若い方の声も聞くとか、どういうところで、どういうものがあったら行きたくなるとか、そういう調査をしていただくとか、あとはどういうものがいいかという公募をしていただくとか、力をぜひ入れていただきたいと思うんですけれども、ここについてはどのようにお考えでしょうか。
◎くらしと観光課長
今回については、その5か所、りんりんちゃんということで設置をさせていただきたいと思っておりますが、今後デザインマンホールを拡充していくという段階では、そういったお声にも耳を傾けながら、いろいろデザインの内容について、また選定していければなと考えておりますので、その部分については検討してまいりたいと思っています。
◆しば佳代子
決定をされたということなのであれなんですけれども、第一歩になるので、やはり力を入れていただきたい、区民の声を聞いていただきたかったというのは、かなり実感としてはあります。また、そこが大発展をして、大盛況というんですかね、たくさんの方がいらっしゃったときには、先ほどもあったんですけれども、富士山をデザインしているマンホールはミニチュア版を作るとか、そこからさらに発展をしていっている形になりますので、りんりんちゃんが悪いというわけではないんですが、このりんりんちゃんを見にどれだけの人が来るのかなと考えたときに、いろいろな方法で考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。次にですけれども、国際交流の事業について先ほどありましたので、こちらについて触れていきたいと思います。いろいろなことをされているというふうに思っているんですけれども、外国人の方が多く住むようになりまして、高島平団地で火災があったときにも海外の方が多く住まわれています。そのときに、火災があったときの海外の方、外国人の方への周知というかお知らせというのはどのようにお考えでしょうか。
○主査
大丈夫ですか。所管の範囲内で。
◎文化・国際交流課長
まず、外国の方が板橋区のほうに移居されてきたときには、外国の方にお渡しするパックがございまして、その中にも、防災に関する情報なんかは当然入っているのかなと考えておるところでございます。ただ、それをもってしても、なかなか防災、実際、火災ですとか、災害が発生した場合に、外国の方に適切に避難していただくような働きかけというのが、さらにプラスアルファで必要になってくるのかなと考えておるところでございますけれども、板橋区といたしましては、財団と連携いたしまして、そういった事業を行っておるところでございまして、例えばやさしい日本語というものを、今ちょっと普及啓発をさせていただいておるところでございまして、やはり同じものを伝えるにしても、伝え方というものがあって、分かりやすい日本語でお伝えをしていただく。そうすることで、外国の方もそういうことなんだと分かって、そうすることで英語が話せない日本の方も、外国の方にお伝えをしやすくなるというものを今進めさせていただいておりますほか、外国の方に防災訓練なんかにもご参加いただくために、参加を呼びかけたりですとか、あとは防災語学ボランティア養成講座というものも、財団のほうでやらせていただいておるところでございます。例えば今年度でございますと、熊本地震の支援経験がある講師の方をお招きいたしまして、災害時に日本語が話せない外国人を支援するための語学ボランティアの養成講座なんかもやらせていただいておるところでございます。そういった施策を活用していただきながら、外国の方に対する避難支援という形で進めさせていただいておるところでございます。
◆しば佳代子
財団のほうでもいろいろされているということで、安心をしているところなんですけれども、ぜひいいことをしているので、この広め方というか、町会・自治会との連携、周りの方がどうしたらいいんだろうというふうに今意識を持っている状況ですので、せっかくですので、周りの方と共有しながら行っていただきたい。あと区にお願いをしたいのは、私は危機管理のほうに連絡をしたところ、今回の火事とかで、どういう支援をしたらいいんですかと聞いたところ、特に何もしていないですというお答えだったんですね。なので、ここはぜひ各課との連携を取りながら、ここに聞いてくださいでも構いませんので、何もしていないわけではなかったので、ぜひ区にお願いをしたいのは、そういう連携を密にしていただきたいと思うんですけれども、どのようにお考えでしょうか。
◎文化・国際交流課長
おっしゃるとおり、やはり災害で考えますと、一つの課では対応できないことも多々想定されますので、日頃から防災関係の部署とも連携も必要となってくるのかなと考えておるところでございます。今時点でやっております施策なんかも、防災のほうに情報提供させていただきながら、連携して対応してまいりたいと考えてございます。
◆しば佳代子
先ほど話がありましたコミュニティ活性化事業支援についてなんですけれども、こちらについては2,473万円余ということで、この事業の規制というんですかね、使えないものというのはあるんでしょうか。コミュニティ、皆さん地域の方々が活性するという事業になると思うんですけれども、それについて使えないものというのは何か規定があるんでしょうか。
◎地域振興課長
使えないものというよりも、今こちらで予算計上しているものが、ちょっと限定的な形になっております。先ほどちょっと申し上げましたように、地区まつりであったり、地区運動会であったり、地域センター・ホールまつりであったり、そういったものなどを計上させていただいているところです。ただ、地域振興課としては、こういったコミュニティ活性化事業ということで、そういった項目出しした形での補助となっておりますけれども、実は地域では青少年健全育成事業であったり、エコポリス板橋地区環境行動委員会であったりとか、そちらの方でも様々な補助金が出ておりますので、そういったところと組み合わせながら、例えばお餅つきを使ったり、いろいろ多くの事業展開をさせていただいているところでございます。
◆しば佳代子
なぜお聞きをしたかといいますと、高島平の地域の中で、お店がないという声がよくあります。移動トラックに入っていただいたりとかもしてきたんですけれども、例えば商店街にも関係あるのかと思いますけれども、キッチンカーでコミュニティを図るとか、そういうものにも使えたりするんでしょうか。
◎地域振興課長
今回一つの事例になるんですけれども、梅まつりであったりとか、また桜まつりなど、こちらの補助金を使って実施させていただいているんですけれども、キッチンカーを呼んでいる地区が増えてまいりました。ですので、キッチンカーのみというのではなく、こういった事業に絡めてキッチンカーを出していただいて、共に活性化するというのは一つの手ではないかなと考えております。
◆しば佳代子
お祭りに絡めてのオーケーということだと思うんですけれども、絡めないではできないということなんでしょうか。キッチンカーが来るので、集まってくださいみたいなものでは使えないんでしょうか。
◎地域振興課長
地域の活性化という名目での活性化事業でございますけれども、例えばこの事業経費というところをちょっと離れまして、例えば東京都で出しております地域の底力発展事業助成などを使ってキッチンカーを呼んで、そこで子どもたちと一緒に何か地域の活性化につながるような催物をしましょうよとか、そういった形ではお使いいただけるんじゃないかなと思います。ですので、高島平地区ということでございますので、高島平地域センターの所長のほうにも、こういった提案もありましたので、少し考えてくださいなというようなことをちょっと展開させていただきたいと思います。
◆しば佳代子
地域の方、なかなか高齢化をしていて外に出れない、またちょっとしたところで皆さん集まりたい、コーヒーを飲みながら、自分たちで持参すればいいのかもしれないんですけれども、そういう何かが新しいものが来て、さらにコミュニティが増えればなというふうに感じていますので、また前進できるように、連携を取っていければなと思います。どうぞよろしくお願いいたします。では、花火大会なんですけれども、ずっと要望してきました花火大会。今年こそはと思っております。令和5年度こそはと思っております。3年ぶりとなって、皆さん期待をしていると思うんですけれども、何か新しいものとか、そういったものがあるんでしょうか。今までと同じなんでしょうか。
◎くらしと観光課長
来年度、花火大会の内容については、開催する方向で今準備を進めさせていただいております。また、東京都のほうに感染防止安全計画というのを今まで出させていただいて、なかなか難しかったところはあるんですが、今回コロナも5類になるというところで、その辺も大分見直されるのかなということを期待しているところでございます。来年度の内容でございますが、久しぶりの花火大会でもございますので、ワイドスターマインと、人気のある演目でございますので、そちらを拡充したいなと思っています。今までよりも回数を増やしてというところで、一応その部分での300万円ほど追加計上させていただいているという内容になっています。また、今回大きく実は予算は1,400万円ほど増やしていただいているんですが、その内容のほとんどが実は委託、設置に関する物価の高騰というところでして、警備員の費用であるとか、様々な費用が値上がりしているというところがございますので、そういったところの対策で、大きく予算を増やさせていただいたということでございます。
◆しば佳代子
期待をしておりますので、中止にならないように、ぜひお願いをしたいと思います。
○主査
所管の予算の審査の途中ではありますが、議事運営の都合上、この際、暫時休憩いたします。
なお、再開時刻は午後1時といたします。
休憩時刻 午後零時02分
再開時刻 午後零時56分
○主査
休憩前に引き続き、区民環境分科会を再開いたします。
所管の予算について審査を続けます。それでは、川口委員お願いいたします。
◆川口雅敏
予算の概要47ページ、その25番、農業の継承支援と農にふれる環境の充実の中で、④農のサポーターによる農業体験、農園肥培管理について伺っていきます。まず、肥培管理とは、肥料をやったり、水やり、害虫駆除などで農地を管理することと、そういうふうに言われておりますけれども、農作物を栽培する耕作は行わないのですか。
◎赤塚支所長
こちら、肥培管理という形で記載しておりますけれども、こちらに関しては、土づくりから種なり苗を植えたり、最終的には農作物を育成する過程とか、収穫まで全て一通り行うという意味でございます。
◆川口雅敏
肥培管理の事業の狙いは何か。
◎赤塚支所長
こちら、かねてからの課題であります板橋農業担い手の高齢化ですとか不足、こういったものを補完する人材を育成しようということで、今年度スキル育成講習というのをやったわけでございますけれども、そこで学んでいただいた方に、今度はこれから行う区民の皆様に収穫を体験していただく事業とか、場合によっては、今農業者のご協力で学校給食に年4回食材を出荷しておりますけれども、その一部分を担っていただくとか、そういう形で徐々にそういう人材の方にも関わっていただきたいと。農を継続していく、板橋農業を継続していくというのを狙いでやらせていただいております。
◆川口雅敏
次に、令和5年度予算編成過程の公表、これありますよね、当初予算案。それの18ページ、これに記載をされて、サマカン新規と区分されておりますけれども、区民農園維持管理委託とは本件肥培管理事業のことを指しているのか、その辺はいかがでしょうか。
◎赤塚支所長
こちらにつきましては、肥培管理の農のサポーターの業務とは別で、今やっております区民農園のあくまでも管理、今は地域の皆様のご協力によってやっているものを一部分委託により実施するというものでございます。
◆川口雅敏
同じく、この18ページの資料を見ると、当初要求額はゼロとなっておるんです。政策経営部査定額からこの金額が記入されていますけれども、本件事業は政策経営部の発案によるものなのか、その辺はどのようになったか。この検討経過を教えてください。
◎赤塚支所長
こちらにつきましては、冒頭ございましたサマーカウンセルの事業の一つとして提案させていただいたものでございます。ただ、査定の段階では、要は今区民農園につきましては全ての農園を地域の皆様にお願いしているというところなんですが、今回のこの委託の趣旨は、その中でちょっともう継続できないという方がやはりちらほら出始めているんです。そこの管理する方がいなくなってしまったところの穴埋めということで委託をしようということでやっておりまして、この当初の査定の段階では何か所を委託する必要が出てくるのかがまだはっきりしなかったという状況で、保留という扱いになって、当初ゼロという形になったんですが、ここを管理人の皆様とご相談させていただきながら箇所数が決まりまして、金額になったというような経過でございます。
◆川口雅敏
次、さっきから幾つか出ているんですけれども、会派説明会資料の16ページの14番、観光振興の⑧観光ガイドブックの作成について伺っていきますが、現行のガイドブックとは別に作成すると説明が書いてありますけれども、従来のガイドブックの課題について区の認識はいかがでしょうか。
◎くらしと観光課長
従来、観光マップという形で、区内全体の地図と各エリアごとのルートの提案という形での地図を発行しておりました。今回、ガイドブックについては、それとはまた別に、各区内の大学の方と連携しまして、大学生の目線でそれぞれのルートであるとか、お店であるとか、そういったものを載せたブックを作成するという内容になっています。
◆川口雅敏
これまで区の紹介する書籍としては、板橋マニアや板橋版澁澤榮一地図などを作成してきましたけれども、一方でアプリなど、スマホを活用したデジタル技術も力を入れるべきと思っておりますけれども、今回あえて紙のガイドブックを新たに作成することにした経緯はいかがでしょうか。
◎くらしと観光課長
今まで発行したものですと、区で発行しているものですので、個店の紹介であるとか、そういったことがなかなか難しい状況にありましたが、そういった個別の店舗とかスポット的なところ、店舗で飲食店もそうなんですが、飲食店以外のこういった店舗なんかも大学生の目線で、区の一つの観光という形でご紹介いただくものを紙として発行する形で進めさせていただいているところです。
◆川口雅敏
板橋を紹介する書籍を調べていたら、今申し上げた板橋マニアや澁澤榮一地図がインターネット検索でヒットしたわけですけれども、さらに書籍は同じ版元が作成したものでありました。同じ版元に依頼した、この経緯は何でしょうか。
◎くらしと観光課長
過去に作成しました板橋マニアと澁澤榮一地図については、それぞれプロポーザルで事業者については選定して作成したという内容になっています。
◆川口雅敏
次に会派説明資料の同じく16ページの14、観光振興の⑤観光アプリの運用について伺っていきます。観光アプリで、参加者に付与するいたばしPayの景品ポイントとは何ポイントを想定しているのか。1ポイントや10ポイント程度ではないと思いますけれども、その辺はいかがでしょうか。
◎くらしと観光課長
今回、いたばしPayの活用ということで、スタンプラリーとフォト川柳、こちらで行っている事業なんですが、そちらの参加者にポイントを付与するという内容になっています。スタンプラリーについては、全てのスタンプを集めた方、コンプリート賞ということで、その方先着300名に200ポイントを予定しています。また、その中から抽せんで50名の方に3,000ポイントという形での予定で準備を進めさせていただいております。また、フォト川柳については、それぞれ入選作品について、5,000ポイント、3,000ポイント、1,000ポイントを差し上げようかということで準備を進めさせていただきます。
◆川口雅敏
今回、資源環境部でもいたばしPayを活用したポイント事業を新規事業として位置づけておりますけれども、このようないたばしPayを活用する事業の企画立案、これは産業経済部はどのような立場で参画しているのか、その辺はいかがでしょうか。
◎産業振興課長
今回、来年度に向けまして、行政ポイント、3課のほうで導入いただけるということでございます。産業振興課といたしましては、商店街振興組合連合会とその3課との調整役というところで入って、実施しているところでございます。そういった意味では、各事業が滞りなく進むような形で支援をしていければと考えてございます。
◆川口雅敏
このいたばしPayのホームページを見ると、プレミアムポイントの有効期限が決められておりますけれども、一方で現金チャージ分には有効期限が決められています。プレミア分や景品ポイントに有効期限がつけられていることはやむを得ないと理解をしておりますけれども、現金でチャージした分は、現金をあえていたばしPayにチャージしていただいたものでありますから、期限についてはなくすべきと私は思っておりますけれども、区の考えはいかがでしょうか。
◎産業振興課長
現金チャージいただいた分は、翌々年の12月末までの期限ということで定めさせていただいているものでございます。期限をなくすというお話でございますけれども、なかなか期限を全く切らずにということでありますと、いたばしPayの利用促進になかなかつながっていかないというところもございます。そういった意味では、使用期限をかなり長く見させていただいているところでありますので、今後いろいろな、区も商店街振興組合連合会と連携しながら、常に使っていただくような事業展開を調整させていただきながら、一緒に進めさせていただくというところで、一定程度の利用期限はご理解をいただければと考えてございます。
◆川口雅敏
同じく会派説明資料の17ページの18番、一番下です。さっき大野委員が聞いたんですけれども、ごみの再資源化推進について伺っていきますけれども、会派説明資料には、令和6年度から
プラスチックごみ分別回収の開始に向けとありますけれども、23区では何番目の開始になるか、その辺はいかがですか。
◎資源循環推進課長
プラスチックの分別回収につきましては、既に幾つかの区が始めておりますが、実は方法が2つございまして、製品プラといいまして全プラスチック製品を対象に回収する方法と、一段階前の法律で言われていました容器包装のプラスチックのみを回収する方法と2通りございます。全プラスチック回収を区全域で実施しているのは千代田区、港区、渋谷区の3区。容器包装プラスチックを区内全域で回収しているのは10区ですので、この2つを合わせますと13区が既に区全域での回収を実施しているところでございます。また、区の中の一部地域で継続的にプラスチックの回収を始めているのが北区と大田区でございますので、これを合わせますと15区が既に実施をしているというところでございまして、さらに豊島区と足立区が令和5年度にはスタートする予定で準備を進めていると聞いてございます。
◆川口雅敏
これまで、区は
食品トレーとボトル容器の分別モデル回収を実施してきましたけれども、この品目も分別回収の対象となるのかどうか、その辺はいかがですか。
◎資源循環推進課長
今まで実施しておりましたボトル、シャンプーですとかそういったもののボトルであったり、また魚ですとかお肉が入ったトレー、拠点回収で実施しておりましたプラスチック製品は全てこの分別回収の対象になりますので、板橋区の場合は、今委員のご指摘ありましたように、令和6年から全プラスチックの全区での収集を目指して、準備しているところでございます。
◆川口雅敏
昨年の10月の決算分科会で、資源循環推進課長はこのモデル回収をやっていただいているが、なかなか量が増えていかないという答弁をされておりますけれども、このような回収量が増えていないという結果について、
プラスチックごみ分別回収の開始に向けた検討においてどのように考慮されているか、区の見解はいかがでしょうか。
◎資源循環推進課長
先ほども少しお話しさせていただきましたが、可燃ごみの中身の調査をしますと18%程度プラスチックが入っていると調査の結果出ております。しかし、現実的には、他区でもそうですが、五、六%程度しか分別で出てくることがないと聞いております。板橋区でも、今までのモニター調査でそういった結果が出ておりますので、それをできるだけ上げるためには、アンケート調査の結果でも出ていますとおり分別がよく分からないとか、洗うのが手間であるとか、いろんなデメリットの部分も区民の方から声が届いておりますので、令和5年度に予定しております住民説明会とかを中心に、そういった分別の詳しい方法であったり、実際どの程度まで洗えばいいんだろうかということを、実は渋谷区などは動画を作成してホームページで公開したり、住民説明会で流したりといった工夫をしております。板橋区も、今回令和5年度予算で動画作成も含めて予算計上してございますので、そういったできるだけ区民に分かりやすい形で周知することにより、回収率を高めたいと考えているところでございます。
◆川口雅敏
同じく、決算分科会ではいつ頃区の全体に拡大するのかという質問に対して、答弁はできることでしたら全域実施を進めていきたいと、答えていると思うんです。積極的に答えたにもかかわらず、令和6年度から全域実施と今回示されましたけれども、区は昨年10月以降どう検討していたのか、また既に内部では決めていたのか、その辺の見解はいかがですか。
◎資源循環推進課長
プラスチックの区全域での分別回収に向けては、区だけではなくて、まず一つにはプラスチックを収集した後の中間処理施設、これは民間委託で行う話になりますが、中間処理施設の確保というのは重要なテーマになります。都心区を中心に、中間処理施設はほぼない状態ですので、周辺区ですとか、一部の自治体に限られたこの施設を、言わば区とすれば確保するところが非常に難しいところでございまして、それも移動距離を考えますとできるだけ区内、もしくはその周辺に中間処理施設を確保したいというところがありますので、そういった関係でまず中間処理を担っていただける業者との調整が、まず1点。そして、収集運搬には当然車が必要になってきますが、昨今ウクライナの状況であったり、中国の状況であったりで、車の手配が大変困難になっており、区のほうで区全域収集するに当たって、必要台数が新たに確保できるのかというところを、メーカーですとか、この間委託でやっております事業者の皆さんと調整しているといったことを、この間協議を続けた状況でございます。
◆川口雅敏
じゃ、なぜ令和6年度に向けてと答弁されなかったのか。あえて言わせてもらうと、不誠実ではないかなと感じておりますけれども、その辺はいかがでしょうか。
◎資源循環推進課長
もともと令和3年、4年、5年と3か年で、プランの区全域の回収に向けた準備、調査を行うという計画で進めておりますので、令和5年度の調査終了時点で、その翌年以降に速やかに実施したいということで準備を進めておりましたけども、今お話しさせていただきましたように、区だけではいかんともしがたい状況がございますので、業者との調整がありますので、なかなかはっきり期間を明記することできなかったものですから、そのような答弁になっているところでございます。
◆小林おとみ
区民文化費から順番にお願いします。予算書169ページ、職員人件費ですが、職員定数について、初めにお聞きしたいと思います。事前に頂きました資料ですと、区民文化部関係で住民台帳係がプラス1名となっておりますが、このプラス1名の理由について教えてください。
◎戸籍住民課長
システム標準化に関わる増員になります。
◆小林おとみ
すみません。システム構築というのは、どういうシステムを構築するためにということですか。
◎戸籍住民課長
情報システムの標準化なんですけれども、地方公共団体情報システムの標準化に関する法律が施行されまして、板橋区では令和7年度末までを目途に、主要18業務について現行のシステムから標準のシステムへの移行を行うことになっております。これに伴う増員となっております。
◆小林おとみ
続きまして、171ページで会計年度任用職員経費なんですけれども、1億4,900万円近い予算になっておりまして、前年度から3,000万円ぐらいプラスになっておりますが、区民文化部全体で会計年度任用職員は何人採用されて、どういう部署に配置されているのかというのを教えていただけますでしょうか。これ、難しいか。これ、みんなそれぞれか。
◎スポーツ振興課長
スポーツ振興課のほうには、スポーツプロモーターということで1名、会計年度任用職員を採用しております。
◆小林おとみ
みんなそれぞれなんだね。
◎戸籍住民課長
戸籍住民課では、マイナンバーカードに関わる会計年度職員として、本庁舎と6区民事務所に配置をしてございます。人数につきましては、37名から42名に増員しております。
◆小林おとみ
戸籍住民課が基本的に一番多いということが分かりまして、今年また増員ということでお聞きしました。それで、173ページに
個人番号カード発行経費が計上されておりまして、3億9,000万円ということなんですけれども、前年度よりは一応4,000万円ほど減っていますけれども、会計年度任用職員は増員という中で事業が行われるようですけれども、今年はどんなことを中心に進めていくということになっているんでしょうか。
◎戸籍住民課長
今の予算書の173ページ、
個人番号カード発行経費についてご説明します。今おっしゃっていただいたように、予算額としてはおおむね4,000万円マイナスになっているんですけれども、こちらの項目の主な支出としましては、個人番号カード交付関連事務委託、こちらのほうが2億8,280万円、そのほかに健康保険証、交付金受取口座連携サポート6,600万円、またマイナポイント事業の延長で1,800万円。また、個人番号カード交付関連業務委託準備金がちょうど令和5年度業者の再選定に当たりますので、現在の業者が変わったときのことを想定しまして、準備経費として2,000万円を計上しているものでございます。
◆小林おとみ
今年の、重点的に区が取り組むのはどんなことになりますでしょうか。
◎戸籍住民課長
マイナンバーカードにつきましては、今年度としましては、令和6年の秋に保険証とマイナンバーカードの一体化という話も出ております。現在、申請率につきましては75%をちょっと切るような形になっているんですけれども、こちらのほう100%に近い方がきちんとカードを受け取ることができるように、引き続き申請の勧奨と、交付の体制をしっかり組んで、皆様のお手元にカードが届くように体制を組んでいきたいと考えております。
◆小林おとみ
これは、もう区に聞く話じゃないかもしれませんけども、100%にはならないということは間違いないんだと思うんです。どうしても受け取らない、取らない人、あるいは受け取れない人もいるんじゃないかと思うんですけれども。可能性としては、意思を持って受け取らない人ももちろんいるにしても、そうじゃなくて物理的に絶対難しいという方もいらっしゃるんじゃないかと思うんですが、そういうケースはどんなケースが考えられますか。
◎戸籍住民課長
例えば、今いただいたご質問のように、ご本人が申請をしたとしても窓口に取りに来ることが難しい方もいらっしゃると思うんです。例えば在宅介護で外に出られない方であるとか、施設に入所されている方であるとか、病院に入院中であるとか、様々な方がいらっしゃると思うんです。そのような方につきましては、代理人の方にそういった意思を託して、交付を受けるということもできますので、きちんと確認資料はこちらのほうで求めることにはなるんですけれども、そういう形できちんと必要な方にカードが届くようには対応していきたいと考えております。
◆小林おとみ
代理人が立てられる方はいいかもしれないけども、そうじゃない方も当然いらっしゃると思いますけども。あともう一つ、事前に頂いた資料で滞留数というのがあります。交付したけども、再申請したけれども、交付されていない数というのが資料で頂いておりまして、4万件ほど1月であるというふうになっております。これについては、何かこれから対応することはあるんでしょうか。なぜ滞留しているのかです。
◎戸籍住民課長
まず、交付率と申請率で説明させていただきますと、3月1日現在で申請率が74.8%、交付率については60.9%になっています。こちらの数の乖離につきましては、申請をしてくださったけれどもまだ準備が整わなくて交付通知がまだ送れていない方、また実際に交付通知はお手元に届いているんですけれども、本人が諸般の事情で取りに来ない方もいらっしゃるんです。そこでここの差が生まれているんですけれども、コロナになる前までは、一定期間カードをつくったけれども、何回かご本人宛てに勧奨しても取りに来られない方のカードについては、国のほうで廃棄をしていいというところでルールが決まっていたんですけれども、コロナになってなかなか自由に外出ができなくなったというところもあり、そういったしばらく取りに来られない方についてもカードのほうは自治体で保管しておいてくださいという話が国から来ています。そこがまだ変更されていないので、数字上は4万件の滞留になっているんですけれども、実際にきちんと届けなくてはいけない方につきましては、その半分ぐらいになります。あと、今後、今滞留と言われている、まだお手元に届いていない方につきましては、土日の臨時開庁をこれから行ったり、夜間の延長をしたりとか、また本庁のほかにも区民事務所のほうでも受け取れる枠であるとか日数を増やして、マイナポイントの締切りと言われている5月末までには、必要な方のお手元には必ず届くような形で今対応を組んでいるところです。
◆小林おとみ
分かりました。強制にならないようにというのが基本にありますので。そういう意味では、慎重にやっていただきたいなと思っております。それから、地域センターのほうですけれども、175ページですが、維持管理経費、今年はもう前年度の倍確保したということで、先ほども何か大体うまくいきますみたいな話がありましたけれども、実際にはこの地域経済活性化で施設改修費用が前倒し、あと備品等集中更新というようなことが書いてありますけれども、備品等の集中更新というのは具体的にはどういうものを集中更新するんでしょうか。
◎地域振興課長
こちらの地域センターの備品につきましては、5年間で計画を立てておりました。それぞれの地域センターへの座卓、机、台車、ホワイトボード、また電子ピアノの部品交換など、今回の予算に計上しているところでございます。
◆小林おとみ
ちょっと地域センターも実は電源が1つの部屋で十分取れなくて、例えばプロジェクター、パソコンを置いて、プロジェクターを置いて、暖房をつけたらもう電気が飛ぶみたいなところがあってみたり、幾つかそういうものに私も引っかかっておりますが、電源関係のことも点検していただけたかどうか。あと、トイレの洋式化については、まだ事前に頂いている資料でも残っているところがありますが、これは洋式化はしないという、一定程度和式を残すという方針なのかどうか、その辺もちょっとお聞きしたいです。
◎地域振興課長
施設整備につきましては、定期的に保守点検やら自主的点検をしているところでございます。ただ、構造的にもうほとんどの集会所などですと30年以上経過しているところや地域センターも古いところがあったりとかしますので、そもそもの電源の状況につきましては、改修を待たなければ進まないところもあるかと思います。いずれにしましても、今回施設整備、また改修につきましては、かなりの件数でサマカンや地域経済対策ということで、追加でいろいろ改修を進めているところですので、そこで毎年毎年のことになりますけれども、施設の改修、また施設設備更新については頑張ってやっていきたいと思っているところです。そういった意味でも、今年、例えば地域センターのこの維持管理費につきましては、例年に比べて5億4,969万7千円の増額となっておりますけれども。昨年と比べましてサマカン実施等の委託料につきましては2億4,744万7千円を増額しておりますし、工事請負費につきましても昨年と比較しますと2億1,508万1千円と増額して、積み上げているところです。そういったところで、地域センターもより施設整備をしっかりして、皆さんにお使いいただきやすいようにしていきたいと考えているところです。
◆小林おとみ
トイレの洋式化のこともありますが、今の地域センターに比べると区民集会所のほうは、私はちょっと予算が少ないんじゃないかなと思っておりまして。去年1億5,000万円、今年1億7,000万円、1,600万円ぐらいの増程度なんですけれども、ここでは施設改修前倒しとなっておりますが、特に区民集会所は、この間の代表質問でもやっておりましたが、2階建てのところの階段のことだとか、エレベーターをつけてほしいとか、区民集会所のトイレの洋式化、それからWi-Fiはちょっとまだ手が届かないのか分かりませんけども、区民集会所はまだまだちょっと地域センターに比べるとレベルがちょっと下がっているんじゃないかなと。あと子育て関係のものもつけてほしいとかいろんな要求ありますけども、そういうあたりはちょっと先に進めていただきたいなと思いますけどもどうでしょうか。
◎地域振興課長
今、委員ご指摘のとおり、集会所の増額としては1,600万円となっております。こちらのほうにつきましても、前年度比でいきますと委託費も665万円増額していたり、また工事関係につきましても844万円の増額などを図っているところでございます。一番、バリアフリーに関してもそうなんですけれども、やはり改修するには相当数の経費がかかります。それで、今回バリアフリーも含め、より一層皆さんにご利用いただきたい集会所にしていきたいということで、高島平七丁目公園内集会所を改築いたします。こちら、この区民集会所維持管理経費の中に入ってございませんで、次ページの177ページにございます、高島平七丁目公園内集会所改築経費として4,796万2千円を計上しておりまして、古い施設はまた直して、今度2階で本当に急な階段を上っていっていただいたんですけども、1階建てにしてご利用しやすい、地域の方のご意見も聞きながら造っているところでございますので、今後も区民の方の声を聞きながらバリアフリーにも取り組んで参ります。
○主査
あと、トイレの洋式化について。
◎地域振興課長
トイレの洋式化につきましても、大規模改修などのところを踏まえまして改修しているところでございます。ただ、今、全地域センター、どの集会所にも1つは洋式トイレがございますので、全然洋式トイレがないというところはないことになっております。どうしても和式という需要もあることにはあるんです。そういったところですので、区民の声を聞きながら、洋式化についてもしかるべき、進めていきたいと考えております。
◆小林おとみ
本蓮沼集会所などは男女まだ一緒のような感じがいたしますが、ちょっとそういうところも点検していただいて、特にちゃんとランクをつけて、低いところはどんどん上げてもらいたいと思います。それから、次、資源環境費に移ります。237ページ、環境政策課関係の職員配置ですけれども、自然環境保全係がマイナス1人、それから脱炭素社会推進係がプラス1人ということになっておりますが、この事情について教えてください。
◎環境政策課長
まず、脱炭素社会推進係のほうですけれども、これはゼロカーボンいたばし2050の表明に伴いまして、
環境アクションポイント事業が拡充されているということ、先ほど川口委員から、途中で質問が終わってしまいますけども、食による関係のものについてもこの脱炭素社会推進係で取り組むということで、どうしても人がもう1人必要ということで、この係を増員することになったわけでございます。一方、自然環境保全係ですけれども、こちらにつきましては事務の効率化等を行いまして1名削減ということで、課の中では人数変わらずに運営していく形でございます。
◆小林おとみ
今、減らしたほうについては、課全体としては数が変わっておりませんということですけれども、自然環境保全係の中は1名減の中でやりくりするというだけなんでしょうか。仕事の中身は変わっていないということですか。
◎環境政策課長
仕事の中身は変わってございません。
◆小林おとみ
それは、ある程度しわ寄せがいく部分があるんじゃないかなと心配になりますが、それはちょっとそこまでにしておきます。地球温暖化防止経費に移ります。239ページです。ちょっとここは、話が食の問題とかいろいろ質問が出ましたので、スマートシティ推進事業、これについてお聞きしたいと思います。2,980万円ですけれども、これは東京都から2,000万円補助が出るという事業になっておりますが、これはどのような事業になるんでしょうか。
◎環境政策課長
この239ページの項番6、スマートシティ推進事業経費2,988万円の経費のうち、今ご質問いただきましたスマート東京推進プロジェクトin高島平というものについては、2,000万円を予定しているところでございます。これにつきましては、都市整備部が行います東京都の補助金を活用した事業の中で、資源環境部におきましても2,000万円ほど経費を計上して事業を行うものです。具体的には、高島平にあります熱帯環境植物館において、VR等の技術を活用しながら、新たなる取組として新技術を使った中でにぎわいの創出みたいなものが図れるかどうかと、都市整備部のほうでは人流の測定等も行いますが、我々もそれにも一部加わりながら、熱帯館の魅力アップにつながるような形で事業を展開できればいいのかなと考えているところでございます。
◆小林おとみ
つまり、あれですか、熱帯館での展示みたいなことをやって、まちの対流とおっしゃいますが、駅から熱帯館まではかなり距離もありますし、まちづくり全体の中でその資源環境部が担う部分は、熱帯館で何かイベントをやるという部分だけを担ったというふうな程度のことなんでしょうか。
◎環境政策課長
具体的には、都市整備部のほうに事業自体を執行委任するつもりでおりますけれども、高島平のまち全体……。
○主査
ただいまの小林委員の質問で質問者が一巡いたしました。
再質問のある方は挙手願います。
それでは、確認をさせていただきます。大野委員、さかまき委員、荒川委員、しいな委員、杉田委員、しば委員、川口委員、小林委員、以上の順で行いたいと思います。
再質問につきましても、1委員の質問時間を20分とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。それでは、大野委員お願いいたします。
◆大野治彦
それでは、予算の概要、ページ49、プラスチックごみの分別回収について午前中に引き続き、質問させていただきたいと思います。この予算措置が1億4,638万7千円を計上されていますけども、この予算、財源についてはどこからの財源なのかお聞かせいただきたいと思います。
◎資源循環推進課長
プラスチックの関係につきましては、東京都の補助事業がございますので、今のところ、今おっしゃっていただきました約1億4,600万円の予算に対しまして、特定財源として補助がおおむね、今のところ令和5年度予算につきまして500万円の特定財源の補助を想定しているところでございます。その他は、区単独の費用になります。
◆大野治彦
今回、この計上された予算というのは、令和6年度に向けての準備のための予算を計上されていると思うんですが、先のことになるんですけども、例えば令和6年から始まったとした場合にどれぐらいの予算がかかるのか、算出されていて分かればお答えいただきたいと思います。
◎資源循環推進課長
現在の見立てといいますか、見込みのところになりますが、令和6年度で4月から区全域一斉の収集がスタートするとなると、おおむねね14億円の予算を想定しているところでございます。
◆大野治彦
それで、この回収については資源回収が行われていますけども、瓶、缶、ペットボトルと同じ日にプラスチックごみの分別回収を行うということになりますでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。
◎資源循環推進課長
収集日ですとか、収集のやり方を合わせていろいろ変えると、なかなか区民の方のご理解が難しいところがありますので、現在の資源収集の日にプラスチックともう一品目を加えるという形で、できるだけ変更の少ない形で収集の準備をしているところでございます。
◆大野治彦
個人的なことになるんですが、私、資源回収の集積の2か所受け持って、ずっとやっているんですけれども、例えば瓶とか缶も洗って出してくれればいいですけども、洗わないと回収した後に道路に臭いとか染みがついてしまったりする状況も発生しています。なので、このプラスチックごみに関しても、例えばちゃんと皆様が分別して出していただければそれに越したことはないんですが、また一緒くたに出された場合に積み残しをされたり、液体がこぼれたり、そういうことがあると、もう管理しているほうがまいっちゃうような状況が発生しちゃうんです。その辺をどのように、どうにか対応していただいて、皆さん守っていただいて出していただくんであればいいんですけれども、瓶も缶もペットボトルもプラスチックもとなると、また容器が1つ増えることになるので、その辺を管理している方々がたくさんいらっしゃると思うので、どうにか配慮というか、何かいい方法を見つけていただくようなお考えがあればお聞かせいただきたいと思うんですけれども。
◎資源循環推進課長
確かに資源の日に多くの品目が並びますので、マナーを守っていただかないとなかなか集積所を管理されている方は大変かなと感じております。今回、うちのほうで検討している中では、プラスチックにつきましては可燃ごみと同じように半透明の袋に入れて、個人個人出していただくことを想定して、準備しております。特定の瓶、缶のように折り畳みのコンテナみたいなものを使わずに出していただきまして、ただ軽いものですから飛ぶ可能性があると考えると、ふだん可燃ごみのときにご利用いただいているカラス用のネット、ああいったもので覆いをしてという形で想定はしているところでございます。ただ、特に当初はご指摘のようにルールを守っていただけない方のケースもございますので、来年度予算にも含まれておりますが、不適正な排出に対しては今までも黄色いシールを貼って警告をしたりしているんですが、今回プラスチックに関してはそれとは別に専用の警告シールとかを設けて少し注意喚起を促す。そういった方法であったりとか、委託により収集をしますので、問題がある集積所だったり、委託の収集状況の確認のために清掃事務所に設置しておりますふれあい指導班という職員の者が定期的にパトロールをしながら、集積所の状況を、収集状況の確認なんかもしていきたいと考えてございます。
◆大野治彦
要は、置いてかいれちゃうとたまんないんです。もうずっとそこを持っていなきゃいけないので、その辺をちょっと考慮していただいて、ご対応いただきたいなと思います。それに関連しまして、ごみの収集運搬なんですけれども、本当に日々どんなときも回収していただいています。心より感謝申し上げます。そこで、現在このごみに関しても分別をしなかったり、収集日以外に出している方がたくさんいらっしゃると思うんです。その点で、ふれあい指導という制度があって、今板橋区のほうでもいろいろご対応をしていただいていると思うんですが、今のふれあい指導の現状について少しご意見というか、どういう状況なのかお聞かせいただきたいと思います。
◎
板橋西清掃事務所長
ふれあい指導班についてのお尋ねがございました。ただいまお話ありましたように、ごみの収集分別等がなされていない、あるいは不適正な排出があった場合については、シールを貼って、残して、それを出した人間等が分かるように収集されないような形になっているところでございます。ただ、それと併せて集積所を中心とするPR、それから排出指導を日常的に行っているところであります。専属の指導班がきめ細かな指導を行って、排出ルールの徹底を図っているところであります。また、苦情や要望などがあった場合には現場に赴いて対応できるように、住民の方と相談等もしているところでございます。
◆大野治彦
今後ともご対応をよろしくお願い申し上げます。粗大ごみの連絡先が、5296-7000番から6747-9353番に3月13日から変更となります。これの変わる要因と周知に関しては回覧で回ってきていますので、既に、町会に入っている方々とかは分かると思うんですが、それ以外の方々への対応というか、多分恐らく5296-7000番に電話をすれば、電話番号が変わりましたということで案内もできるでしょうし、恐らく今の時代ですからインターネットで申し込む方が多いと思うのであまり影響はないと思うんですが、この件に関して考えをお聞かせいただきたいと思います。
◎資源循環推進課長
今、全部ご説明いただきましたように、3月13日から変わるところでございます。これは、今までずっと東京都の清掃局時代からやっていた事業者が、この粗大ごみ受付センター業務から撤退するということで、民間事業者のほうにこの3月13日から移行するということで電話番号が変わったものでございます。既に町会回覧のお話もございましたけども、ホームページ等でも公開しておりますし、様々なところでご案内をさせていただいております。広報いたばしでも掲載して、ご案内したところでございます。事業者の変更に伴いまして、システムを大きく変えてございます。これまで問合せが電話とかに限られていたものを、今回はAIのチャットボット機能というのを搭載しておりますので、現実的にはネットでお問合せいただければ24時間、AIのほうでお答えできるということになりますし、今までその品目名が分からないという場合につきましては、今回はそのAIチャットボット機能の中の一部で写真でメールで送りますと、これはどういう品目ですよということで検索ができるというシステムになってございます。また、民間事業者のほうで、電話の応対の解析もしておりまして、今まで応答率75%しか実現できなかったのを今回80%以上と引き上げておりますので、より電話が混雑時でもつながりやすくなるとそういったようなことですとか、あと清掃の実際の収集現場では、今まで紙の地図をつくって実際現場に行っていたもの、今回タブレット持参でそういった紙を廃止する方向でやっておりますので、そういった意味でもかなり近代化される形になると思ってございますので、ご利用いただきたいと考えているところでございます。
◆大野治彦
利便性の向上につながるということで、確認させていただきました。ありがとうございます。次に、区民文化部関係なんですが、部を横断しての事業のかわまちづくりについて質問させていただきます。区民文化部、地域振興課になりますか。ごめんなさい、スポーツ振興課。にぎわいの創出ということで、レジャー施設としての活用も考えられると伺っていて、部を横断しての会議も開催されているということでお聞きしているんですが、こちらに関してSAPということもお話出ていますけども、今後どのような取組をされていくのかお聞かせいただきたいと思います。
◎スポーツ振興課長
このかわまちづくり計画は危機管理部を中心として関係各部で連携を取りながら進めているものです。今、委員おっしゃられた川辺のにぎわいづくりというところと、防災の観点から新河岸陸上競技場と土手の連絡橋を造るというところで、大きな2つの流れがあるかと思います。現在、新河岸陸上競技場を管理しているのがスポーツ振興課なので、そこについては危機管理部のほうが始めて、他のところとどういう橋にするかとかその後の運営をどうするかとかについて調整をしているところです。今、もう一つ大きな柱のにぎわいづくりのほうに関してなんですけれども、今委員がおっしゃられたSAP等も含めて、どういうことをやれば川辺、河川敷に人が来て、にぎわいができるかというところを関係各課と調整しながら、荒川河川事務所とも話しながら整備についても含めて、今相談しながら調整しているところでございます。
◆大野治彦
ぜひ実現できることをお祈りしたいと思います。次に、間もなく日曜日に総合防災訓練が開始されますが、地域振興課として、地域センター管内で行われるわけですので、町会・自治会に対する地域振興課としての防災に対する考えについてお聞かせいただきたいと思います。
◎地域振興課長
少し細やかにご説明したいと思っております。まず、地域センターとしての防災の取組についてご説明いたします。地域センターでは、毎年地域班講習会をそれぞれ開催しまして、災害時の活動内容の確認、鍵の開け閉め、またセンター内の救助物資配置の場所の確認などを実施しております。また、地域センターは、地域班としまして避難所班と共に12日に開催されます地区総合防災訓練に参加しており、地域班としては各町会を先導して各種訓練の実施、また避難所班は避難所受付施設設営訓練などを実施して、いざというときに備えているところでございます。また、自然災害ではないんですけれども、今年非常に火災が増えております。そういった中で、今年1月に発生した火災では関係の方からご連絡をいただきまして、お部屋を焼き出された方のために、そこの地域センターの一施設を休憩所としてご利用いただき、家族の方が引き取りにいらっしゃるまでそこで過ごしていただいたというようなことも、地域センターとして取り組んでいるところでございます。また、地域センターと町会との連携につきましては、今お話ありましたような総合防災訓練の実施支援であったり、また日頃から住民防災組織として避難、炊き出し、ポンプなど放水などの防災訓練実施の支援なども行っているところです。また、危機管理部、そして地域センター、またそういったところの連携としてもちょっとお話をさせていただきたいんですけれども、地域センターを通じた各町会長と情報連絡訓練の実施を行うなど連携を取っているところです、今までは。また、今般この危機管理部、地域センター、住民防災組織のさらなる情報共有と連携は進めていかなくちゃいけないなと地域振興課としても考えているところですので、毎年5月に開催する住民防災組織育成連絡協議会では、地域センター所長たちの同席も行うように今調整しております。さらに、地域振興課では3月23日に地域センター所長に対する災害対応研修と題しまして、地域センターの初動や発災後の対応についての研修会を実施しまして、住民防災組織への支援の糧となる、即時対応力を高められるような研修もやっていこうと今取り組んでいるところでございます。
◆大野治彦
ぜひ、防災は危機管理部の管轄になると思うんですが、町会・自治会の方々は、地域センターの方々とのコミュニケーションが多いですし、頼りにされていると思いますので、その防災に関してもぜひ主導的な立場で町会・自治会の方々に対応していただきたいと思います。次に、予算の概要41ページ、スポーツプロモーションの④東京2020大会レガシー事業ということで、オリンピックデーランが掲載されています。こちらの詳細についてお聞かせいただきたいと思います。
◎スポーツ振興課長
オリンピックデーランなんですけれども、板橋区とJOCが連携してやる事業になっております。当日は、ランニング、あとウォーキング、そういったところをオリンピアン大体10名程度来ていただいて、一緒にそういったものを楽しんだりとか、あとはスポーツの体験ができる事業、広場を設けておりまして、そういったところでパラスポーツを含めてイベントとしてスポーツを体験していただくものとなります。
◆大野治彦
場所はどちらを予定しているかお聞かせいただきたいと思います。
◎スポーツ振興課長
今まで、板橋区では2回オリンピックデーランを開催したことがございまして、最初1回目が城北中央公園で開催させていただいて、小池都知事にも来ていただいたものとなります。今年度は、あずさわスポーツフィールドを使わせていただいて実施したところでありまして、来年度についてはまだ確定ではないんですけれども、城北中央公園のほうがどうしてもジョギングが東京都のほうで許可されないというところがありまして、今はあずさわスポーツフィールドを想定しているところでございます。
◆大野治彦
予算の概要の41ページの6のスポーツ競技会の(仮称)
体験型スポーツマッチングテストが城北中央公園で行われる予定になっていますけども、この城北中央公園で行うことの意義についてお聞かせいただきたいと思います。
◎スポーツ振興課長
この新規事業のスポーツマッチングテストなんですけれども、先ほど新規事業で、一つはコロナのというところがあったんですけれども、城北中央公園で実施する意義というところでは、今、東京都のほうで城北中央公園の再整備や拡張整備をされているところであります。今回、そういったところで、板橋区としてスポーツのイベントを城北中央公園で開催させていただくことによって、城北中央公園のスポーツのポテンシャルをみんなに知っていただくとともに、再整備に関してスポーツが楽しめるようなすばらしい都立公園にしてほしいということをやはり皆さんに知ってもらうこと、そして東京都にも訴えていくというところを目的として城北中央公園で開催させていただくことを想定しております。
◆大野治彦
こちらの城北中央公園の再整備と調節池の上部利用のスポーツ施設の事業については、令和5年度が私は勝負だと思っています。令和5年度に東京都のほうで計画に位置づけていただかなければ、多分難しいのではないかなという思いが強いので、ぜひ大変なことだと思うんですけども、やはり板橋区が先頭になってご対応いただきますことを心よりお願いしたいと思います。次に、予算の概要42ページの文化会館、グリーンホール運営ということで、指定管理者が変更になります。予算が計上されているんですが、この指定管理者が変更になることによって予算は少なくなったのか多くなったのか、それとこれからの運営とメリットについて最後お聞かせいただきたいと思います。
◎文化・国際交流課長
まず、文化会館の運営経費のほうから申し上げます。予算といたしましては、こちらのご覧のとおり4億405万1千円計上させていただいておるところでございます。前年度と比較いたしますと1億7,000万円程度減額となっておるところでございます。理由といたしましては、昨年度は大規模な工事が多くて、例えば大ホールと小ホールの天井板の落下防止工事ですとか、あとは大きいところで申し上げますと、中央監視自動制御機器の更新ですとかちょっと大きい工事があったものですから、昨年度は大分経費が多くなっていたところが、今年度はそれほど規模が大きくない工事がありますので、それほど経費が多くなっていないということでございます。
◆さかまき常行
午前に引き続きまして、予算の概要46ページの観光振興について引き続きお聞きしたいと思います。観光ガイドブックについてちょっと聞いているところで終わりましたけれども、ほかの委員も触れておりましたが、従来のガイドマップや全体マップとはまた違って、大学生の視点で新しいルートやお店というようなお話がございました。一つは、このガイドブック、どういったところに置かれて、どういうふうに配布されていくのか、またこれの活用方法というんですか。どういうふうに使っていこうとする、ただ単に置いてあって訪れた人にお渡しする、目に触れるということだけじゃなくて、何か工夫している活用方法があるかどうかということと、併せて観光アプリITA-マニアに従来のガイドマップや全体マップとリンクしているような内容で、それのデジタル化みたいなイメージをちょっと私は持っているんですが、この観光ガイドブックもできればここに載せたものが、観光アプリと内容がリンクするような工夫をして、デジタル、紙、双方が発信できるようなことはいかがかなと思うんですが、それについてのご見解をお聞かせいただければと思います。
◎くらしと観光課長
活用については、通常の配布先もそうなんですが、それ以外に実はここで一つ肝なのが区内の大学生を活用しているというところで、その大学生たちのそれぞれの発信力というところも期待しているところございまして、そういったところのつながりでどんどん広がっていければなというところです。配布先については、区内の各事業所の決まった地域センターであるとかそういったところ。あといたばし観光センターも来年度、板五米店の中にサテライトで1か所場所を借りることになっておりますので、そういった場所も使って発信していきたいなと考えています。また、アプリの件でございますが、当然ブックの内容については、アプリのほうにも反映できる部分は反映させていただいて、発信していきたいなと考えています。
◆さかまき常行
ぜひ、重層的に魅力発信というところの効果としてすごく期待をしておりますので、お願いしたいと思っております。併せて、デザインマンホールについてもお聞きをしたいと思います。先ほども概要についてご説明ありました、板橋、常盤台、赤塚、志村、高島平の5か所というお話がありました。その地域の中のどの辺かというのは具体的に今想定があるのかどうかお聞きしたいと思います。
◎くらしと観光課長
具体的な場所についてはこれからになるんですが、ただ実際場所としては下水道のマンホールということが条件になっているのと、歩道上というところもこの補助の条件としてもございますので、そういったところを、なるべく広い歩道で、要はとどまって写真を撮っても安全な場所を選定させていただいて、設置に向けて準備したいと思っています。
◆さかまき常行
観光振興の一環かと思いますので、ぜひこのエリアは5つに絞りましたけれども、その場所も先ほどの観光ガイドブックとリンクすると思うんですが、もともとの史跡であったり、観光スポットとしてアピールするような場所の遊歩道といいますか、そういった単独でマンホールが存在をして、それを見に行けるような環境があればいいんですけれども、できればもともとある板橋の魅力、あるいは新しくつくろうとしている魅力があるのであれば、そういったもののところにあるほうが効果的かなと個人的には思うんですが、ぜひそういう選定をしていただきながら、こちらもITA-マニア、あるいはタイミングがちょっと合わないかもしれませんが観光ガイドブックといいますか、いわゆる観光の一環として出ているこの各種媒体にきちっとリンクしていくような対応で効果的にやっていただきたいと思うんですが、ご見解いかがでしょうか。
◎くらしと観光課長
委員のおっしゃるとおり、場所については観光の発信、場所の魅力的なところ、そういったところも含めて十分に検討していきたいと思います。
◆さかまき常行
観光振興とはちょっと外れますが、ちょっとまた戻ってきます。予算の概要の62ページですか。こちらに施設利用管理のシステム運営ということで、キャッシュレス決済の導入とございます。区民文化部、資源環境部、産業経済部、それぞれ当委員会の所管なんですけれども、いわゆる施設利用の決済としてキャッシュレス決済を導入するということかなと読み取っておるんですが、そういう理解でいいか。またそれぞれそのキャッシュレス決済にいたばしPayは入るのかどうかというところをお聞きしたいと思います。
◎地域振興課長
施設利用システム運営でございますけれども、今、区民文化部で持っております集会所であったり、体育施設であったり、そういったところの施設もこのキャッシュレス決済が始まることになります。そこのための経費でございます。ただ、経費につきましては、このITA-リザーブを使っている施設にキャッシュレス決済を導入するわけなんですけども、それについての経費自体はIT推進課で持っているところでございます。
◎産業振興課長
今、地域振興課長からご説明ありましたとおり、ITA-リザーブによって進めていくということで、今回事業を進めるに当たって、IT推進課のほうで事業者選定を進めていく段階で、いたばしPayの利用についても検討の俎上に上げるという仕様で進めてはおります。ですので、選定された事業者によってどういった形で検討が進められるかというところではあろうかと思うんですけれども、なかなかすぐにいたばしPayを今回、通常の施設の利用の支払いでということは少し難しい部分があろうかとは思ってございます。
◎環境政策課長
資源環境部においては、私ども環境政策課のエコポリスセンターと、資源循環推進課のリサイクルプラザのほうでこれを導入する予定でございます。入ってくるものは一緒でございまして、具体的にクレジットカード、電子マネー、QRコード決済、共通ポイント、電子ギフト等が1台でマルチ決済できるハンディタイプ、よくお店とかで使われているタイプだと思うんですけども、これを使うということでございます。いたばしPayの活用につきましては、今、産業振興課長が答えたとおりでございます。
◆さかまき常行
技術的になかなか仕組みであったり、難しい部分、課題もあるのかなというところは理解はしております。その上で、ぜひデジタル地域通貨いたばしPayが使える箇所がやっぱり定着をして、これがデジタルの地域通貨ですので、ぜひ継続して検討していただいて、いたばしPayが使えるようなことをやっていってもらいたいなと思います。46ページの観光振興に戻りまして、先ほど板橋SDGsマルシェというお話がございました。来年度2月の想定で、東板橋公園で大々的に行われるということで、非常にいい立地でいろんな物販が行われると思うんですが、ぜひこの参加される物販の中でも課題があるかと思うんですが、いたばしPayができるだけ使えるような、そういう物販のブースになるような取組をお願いしたいなと思っているんですがご見解いかがでしょうか。
◎くらしと観光課長
いたばしPayについては、こちらのマルシェのところなんですけれども、区内のいっぴんとか、そういった事業者については多分ご協力いただけるかなと思うんですが、交流都市というか渋沢栄一関係でいろいろとお付き合いのある自治体がございまして、そういったところも想定しています。そういったところもご協力いただけるのかというところはあるんですが、なるべくご協力いただけるように一応うちのほうで促してみるという形は取ってみたいと思います。
◆さかまき常行
区民まつりとかでもそうなんですけれども、例えば朝市とかうかがったりしたときにも、いわゆるブースで出店をされているときにいたばしPayのQRコードがあると非常に利便性も高くて、小銭も持たず、一定そういったイベントで買物ができるというのは非常に利便性もいいですし、使った感覚も非常によいなと、浸透していくことになるのかなと思っておりますので、ぜひそうした取組を推進していっていただきたいなと思っているところです。今回、様々な行政ポイントと、この所管の中でも行政ポイントの連携というのはいたばしPayとされております。ちょうど1年ぐらい前、一般質問で私も最初に提案させていただいたんですが、単にポイントの連携ということではなくて、それぞれが個別に存在しないで、今言ったような形でリンクをして、単純にポイントとかその事業の連携だけではなくて、にぎわいを創出したり、地域経済を活性していったりするのに、1個のポイントペイですけれども、何かそれがうまくリンクをして、デジタルで発信した情報とリアルなイベントとの融合みたいなことを、ちょっとした工夫と意識を変えるだけで、本当にこの地域の回遊性とか、観光のほうでもうたっていますけれども、回遊性、周遊性を発信していったり、新たな板橋の魅力を発信して、地域経済も活性化していくと。そういったことに、本当に1個1個ではなくてリンクすることで相乗効果が生まれて、本当の効果が生まれるんじゃないかなと思っているところです。ちょっと語ってしまいましたが、もし行政ポイント連携をしている所管で何かご見解あれば、そういった方向性とかどう思われるかというところをお聞きをしたいんですけれども、どうでしょうか。
◎環境政策課長
資源環境部のほうでは、
環境アクションポイント事業のほうで、いたばしPayとの連携でございますけれども、なかなか私どものほうはちょっと、観光振興というところとは結びつかないんですけれども、行動変容というような形でこれからはいろんなものが紙を使わずにデジタルの中でできるんだよというようなことをご理解いただくために、区内共通商品券ではなくていたばしPayでお渡しすることによって、区民の意識が変わって、行動が変わるといいかなと。それに伴いまして、観光も含めた全ての形で新しい技術を使って、区民の方の意識が、特に若い方たちが引っ張っていくと思うんですけれども、そういった形でまちの中の考え方が変わり、行動等が変わっていくといいかなということで、連携させていただいているところでございます。
◎くらしと観光課長
今回、うちも、くらしと観光課のほうでも、いたばしPayを活用してスタンプラリー等々で、そういった形で付与させていただいて、プレゼントさせていただいて、利用の促進と、板橋区内でそういった形でご利用いただくというところの回遊性を持たせたいなと考えていますので、いたばしPayについては、今後もそういった形での活用を進めていきたいなと思っています。
◆さかまき常行
ぜひ、例えば先ほど東板橋公園のマルシェの話ありましたけれども、そういった周辺地域一体となってにぎわいが出ていったりとか、例えばスタンプラリーとかそういったものでいわゆる交流人口が増えてきたり板橋に来る人が増えてきたり、そこでポイントの連携をしていくということで、先ほど、いたばしPayのキャンペーン、いわゆるポイント関係のキャンペーンが年3回ぐらいとおっしゃっておりました。例えばそういった、いたばしPayが使えるブースが何か出ているようなイベント、その時期に合わせてポイント還元みたいなことをやると、より利便性も上がったりするのかなとも思っているところでございます。ちょっとその辺、そういった考え方でやってほしいという希望を持っているんですが産業振興課のほうでもし何かご見解あればお聞きしたいと思います。
◎産業振興課長
先ほど、20%程度のポイント還元事業ということで、年3回で予定を進めているとお話しさせていただきました。商店街振興組合連合会さんともいろいろ調整していただきながら、その実施時期はこれから定めていくことになってまいります。通常でいきますと、やはりボーナス時期であったり、年末時期であったり、いろいろ消費活動が盛んになる時期に打たれていきたいという意向もあるようですので、ちょっといろいろ調整させていただきながら、その実施時期というところは進めさせていただければと考えてございます。
◆さかまき常行
承知しました。ちょっと個人的にもかなりこういったものを起点として、大きなにぎわい、地域の経済の発展、あるいは交流関係人口が増えていくというようなことにつながっていってほしいなと思っておりますので、そういった意味で質問させていただきました。また、こういったものというのは、まちづくり、ここの所管で言えばスマートシティとかそういったものにつながってくるのかなと思っているところでございます。ということで、観光振興に絡んだところは一旦終わりたいと思います。予算の概要48ページのスマートシティ推進に関して、お聞きしたいと思います。先ほど、スマート東京推進プロジェクトということで、いわゆる東京先進事例創出事業ですか。それで選定をされて、始まっていると思うんですが、先ほどVRというお話がありました。資料のほうでいきますと、MR等とかというふうに書いてありました。VR、AR、MR、いろいろありますが、このデジタルコンテンツを活用して、いわゆる地域周遊型まちづくりイベントと書いてあるんですが、具体的にもうちょっとそのイメージを知りたいなと思うんですがいかがでしょうか。
◎環境政策課長
このスマート東京推進プロジェクトin高島平では、大きく2つの事業がありまして、一つが熱帯環境植物館におけるMRゴーグル等による屋内展示ということで、MRはVRとARを組み合わせたような、さらに新しい形のものということで伺ってございます。もう一つの事業が、地域周遊型まちづくりイベントということで、こちらのほうが都市整備部が主に担っていくところでございます。この部分で、まさにVRとかMRの技術を活用して、例えばスマホをのぞくとまちの中に何かが現れるみたいなことが、今の若い方には大変受けたりするんですか。そういう技術を活用して、具体的にはあれですか、名前を言っていいのかどうか分かりませんがポケモンGOみたいなポケモンをゲットしていくようなゲーム感覚のあるものを使って、まちの中を回っていくことによって、いろんなポイントを巡ってもらいながらまちのことも知ることができると。そういうのをイベントをやりながら、地域を回ってもらって、にぎわいもつくると。そういった事業を都市整備部のほうで想定しているようでございます。
◆さかまき常行
そういったイベント自体はすごく有益だと思っておりますし、非常にそういった技術を活用しながらまちづくりだったり、スマートシティ推進をしていくという取組は結構あると思うんですけれども、そのまちが将来スマートシティといろんな観点があると思うんですが、スマートシティを推進するというところとそのイベントで体験してもらってこのまちを知るということが、もう一つぴんと来ないところもあるので、スマートシティをどう進めていくかというところ。終わりです。
○主査
20分になりましたので、次に移らせていただきます。では、続きまして荒川委員。
◆荒川なお
私のほうは、予算概要の48ページにあります、地球温暖化防止普及・啓発のところで、いたばし
環境アクションポイント事業についてお聞きしたいんですけども、これ予算のほうで資料も既に少し頂いているんですけれども、一つが令和3年度と令和4年度との比較をもう頂いているんですけれども、確か以前にはこの事業所というところは結構位置づけるというか、そういうふうに言っていたと記憶しているんですけれども、実際には登録が令和3年度が14者で、令和4年度が10者と4つ下がってしまっているんですけれども、その要因をお聞きしたいと思います。
◎環境政策課長
確かに、昨年度から今年度14者から10者ということで利用が下がっているところでございます。一般の方の利用が増えている中で、事業者の利用が減っているのは大変残念なことだと思います。そういった意味では、我々がつくっているポイント。特にオプションのポイント制度等で事業者の方があまり魅力を感じていないのかなと感じているところでございます。
◆荒川なお
来年度、オプションメニュー拡充ということもここに書かれているんですけれども、例えば事業者とかの声を聞いて、今言われたような意見かそういうことなのか分からないですけれども、そういうふうに位置づけたのか、そこについてもちょっと確認したいんですがお願いします。
◎環境政策課長
我々が対象としている事業者さんがポイントの金額が低いもので、大企業さんというのはちょっと難しいところだと思うんですけれども小規模な事業者さん等を対象に事業を進めていきたいと考えているところでございます。そういった意味では、事業所の中で一気に電気とガスの使用量を減らすというのは正直難しいところだと思いますので、ポイントのところで幾つか工夫して小規模な事業者さんでも使いやすいメニューをつくろうということで、担当のほうで考えたところが若干あるところでございます。具体的には、参加しますよと表明してもう意思が変わった時点で一定額のポイントを得られることができる、あるいは自分のところの事業所にウォーターサーバーを、我々区役所に今1台置いてありますけども、ああいったものを取り込んだことによってポイントが得られる、あるいは省エネ診断を受けることによって少し改善されるような動きを示してくれればポイントを得ることができるというような形で小規模の事業者さんにとってメリットがあるようなオプションポイントを用意して、来年度こそ利用を増やしていきたいと考えているところでございます。
◆荒川なお
家庭部門についてもちょっとお聞きしたかったんですけれども、こちらは少し増えている。ただ定員数でいうと、もともとは1,000者というふうに想定しているんですが、例えばこれも結果としてそれでいいのかという評価についてお願いします。
◎環境政策課長
このことについては、以前もご説明したことがあるんですが、他区で、具体的には世田谷区がやっている実績から、板橋区においては大体500人程度、500世帯程度が参加してくれるのが一般だろうと考えていたところですけれども、目標は高く持とうということで倍の1,000世帯ということで設定させていただいているところでございます。実施2年目になりまして、600者近い数に増えてきましたので、3年目に向けて、来年度に向けて、もっと数を増やしていけるように努力していきたいなと考えているところでございます。
◆荒川なお
やっぱり省エネですし、今求められていくという中ではちょっとずつ増えていく結果としてそういうふうになっているんですけれども、それでいいのかなと。さらにもっと加速させていかなきゃいけないのかなと思っているところなので、実際にじゃそれで例えばそのオプションとここに書いてあるのは、家庭だとさっき言ったようなことは事業所と全然環境が違うのでなかなか難しいのかなと思っているんですけども、ここについてもそういうオプションが家庭ではつくということなんですか。
◎環境政策課長
各家庭向けのポイント加算は若干違っておりまして、先ほどちょっとご質問もありました、食による地産地消の取組に参加していただいた方、意識・行動が変わるということでポイントがあったりとか、あるいは環境ボランティアに参加された方ということでポイントがつくとか、あるいは今回初めてですけども、以前ご提案ありましたけれども、省エネ家電の設置者についても東京都のゼロエミポイントに加えて上乗せのポイントを出すことができるような形で、事業所とは違う形で一般の家庭の方も魅力に感じるようなメニューを増やして、取り組もうと考えているところでございます。
◆荒川なお
今、少し市民というか、何かしらを改善するという策が少し見えてきているんですけれども、そういうのは例えばアンケートとかを取るとか、どういうふうにやったらいいか分からないですけれども、そういうこともやって、どういうことだったらさらにこういうふうに参加ができるというのをいち早く把握していかなきゃいけないんじゃないかなと思っているんですけれども、そこについて再度答弁求めます。
◎環境政策課長
実際に1年の成果を出してもらうときに、実はアンケートも一緒に送っておりまして、アンケートの中で参加者の声はいただいているところでございます。その中で採用したのが、参加ポイントということで、まず手を挙げた時点でポイントいただけるとありがたいと、実際やってみて減るか減らないか分からないけども、やってみようという意思を表示した時点で気持ちが変わっている、意識が変わっているわけですので、そのことは評価してほしいというような形のお声があったものですから、今回新たに設定させていただいたところです。これからもアンケートの結果を受けながら、区民の皆さん、事業者の皆さんの意見を聞きながら、少しでも魅力的なオプションポイントつくれていけたらいいかなと考えているところでございます。
◆荒川なお
参加している事業者とか家庭のほうにアンケートがいくということももちろん大事だと思いますし、ただどうしても母数がそこまで大きくない、それ全部返ってくるということもないと思うので、例えば先ほど言われたように大企業とかなかなかちょっと難しいにしても、板橋区は中小企業がいっぱいありますので、産業経済部と連携して何かこういうことがあったと、参加者だけじゃなくて、まだ参加していないけども知らない人もいると思いますし、そういうところまでアピールを広げていくということも今後必要じゃないかなと思うんですけれども、そこについてもお願いします。
◎環境政策課長
我々としても産業界と公害の関係でつながりもありますので、アピールしているつもりではあるんですが、アピールが弱かったがゆえのこの結果だと思いますので改めて産業振興課等からアドバイスいただきながら、どういう働きかけをしたらいいのかというのは研究していきたいと思います。
◆荒川なお
あと、質問前後しちゃっているんですけども、この環境アクションポイントの中の結果報告率というところで、これ今年度の途中なんですけれども、家庭部門のほうが64.2%で、事業所のほうはもともと10者が母数なので、これはちょっと1つ増えるとまた大きいので、ちょっと見方はまた違うかもしれないんですけれども、やはり結果報告ができないというか、返ってこないというところもどういうことなのか知りたかったんですけれども、そこについてお願いします。
◎環境政策課長
恐らく推測なんですけども、結果報告をきちんと送っていただく方というのは、ガスと電気の削減率が非常に大きいんです。恐らく送ってこられない方というのは、削減がほとんどできなかったか、逆に多く使ってしまった方なんじゃないかなと推測しているわけです。そういった意味では、1年間通して残念な結果だったんですけれども、先ほども言いましたけども参加してやってみようということにまず意義があるので、そのことについて評価する仕組みをオプションメニューでつくることによってさらに回答がいっぱい返ってくるというふうに考えているところでございます。
◆荒川なお
省エネというところで、いろいろと注目されるところではあると思うんですけれども、まだまだ2年たっているという段階で、これでいいのかというところもありますし、もっと工夫も、資源環境部だけじゃなくて、先ほども言いましたけれどもほかの部署との連携ももっと必要にはなってくると思うので、そこについてはもうちょっと、あまり検討をずっとしていてゆっくりもできない分野かなと思いますので、早い決断も必要。ちょっとせかすようになっちゃいますけれども、早く何かしら手を打っていくことが必要になるかなと思います。あと、続けてなんですけれども、予算概要の49ページのところで、フードシェアリングサービスについてお聞きしたかったんですけれども、この事業そのものは、以前に聞いたところでは、いたばしみんなの食べきりチャレンジとこの上に書いてある、ここに協力している店舗を中心にやっていくということなんですと聞いているんですけれども、直接合っているかどうかも含めて、これも予算資料で頂いたところでは30店舗か20店舗ぐらいだと思うんですけれども、事業の説明からあとどういうふうに協力してもらうかについて、まずお願いします。
◎資源循環推進課長
来年度から新たに実施する予定のフードシェアリングサービスですが、いわゆるマッチングサービスアプリを活用したものでございまして、区内の食料品の販売店であったり、飲食店であったり、そういったところが、今日は少し残りそうだ、少しもう店の閉店時間が近いのにまだ売れ残っているものがあると。例えばそういったものをこのマッチングアプリに出して、それを見た区民の方がそれが安く手に入るのであれば帰りに寄って買っていこうとかというふうな、残らないように出したい事業者と少しでも安く買えるのであればという区民の方をマッチングアプリでつなげるといったサービスになります。区民の方の利用者も募集しますし、この区が運営するこのサイトに事業者も募集することになるわけなんですが、その募集に対して一般的な方法で、例えば広報であったり、ホームページだったりで募集しますけども、まずは今食べきりチャレンジキャンペーンで参加していただいている事業者さんを中心に、まずは登録していただこうかなというところで、そこをまず皮切りに始めたいなということで、そういったお話をさせていただいたところでございます。
◆荒川なお
これ、店舗は二、三十店舗あると思うんですけれども、これ少し年度によって変わってくるのかもしれませんけども、イメージとしてはスーパーとかのほうが何となく強いんですけれども、ほとんど大手のスーパーとかのほうが、例えばその地元の中小とかそういうところも入っているのか、内訳みたいなものお願いします。
◎資源循環推進課長
スーパーというよりは、今食べきりチャレンジでご参加いただいているのは区内の飲食店が中心でございまして、例えば本庁舎1階のカフェダイニング仲宿であったりとか、そのほかいろんな商店街に、区内にございますいろんなカフェであったり、飲食店が中心で入っているところがございますので、そういったところがメニューで少し食材残りが出てくるとかというところもありますし、もしくはほかの自治体でこのマッチングアプリを利用しているところですと、例えばケーキ屋さんであったり、パン屋さんであったり、そういった食料品を販売しているところも、生鮮物で残りが出そうだということで活用したりといったご利用方法があると聞いているところでございます。
◆荒川なお
そうすると、飲食店、私は勝手にスーパーとか、もともと閉店間際になると何かシールとか貼って、半額とかやっていますよね。ちょっとそういうこともイメージしていたんですけれども違うということで。そうすると、もっとこういうのを広げられるなというふうに思って、例えばスーパーとかにも来年度申し入れて、こういうことがありますよということは考えていないのか、そこについてもお願いします。
◎資源循環推進課長
他の自治体でやっている事例などを少し詳細に確認しまして、例えば大手のスーパーとかが参画しやすいものであるかというのも少し確認したいと思いますが、基本的にこのマッチングアプリを開発事業者のほうは、個々の個店、中小の小売店をターゲットにアプリをつくったというようなところもありますので、そういったところが中心になるかと思います。
◆荒川なお
当時の目的というところなんですね。分かりました。何でそんなこと聞いたかというと、これはちょっと話が違うほうになるかもしれないですけれども、やっぱり閉店間際とかの安くなっているとかそういう情報を、やっぱりお金がない人も多いですし、そういうところで情報がほしいという声は、やっぱり結構聞くんです。なので、もっとそういう情報を、逆に今回アプリだけじゃないですか。やっている店舗こういうところですよとかいうのを、その店の強化とかも必要なのかもしれないですけども、アプリだけじゃなくてもうちょっとアナログな方法とかで、こういうことやっている店舗がありますよとかいうのをもっとお知らせをするとか、そうすると環境にも協力している店ということでイメージも、私の印象ですけれどもいいのかなと思っているんですけども、そういうことも併せて取り組んでいけないのかなと思っていたんですが、そこについての、意味分かりますか、お願いします。
◎資源循環推進課長
今回、このフードシェアリングサービスというのは、一つには大手のスーパーのように一定の時間になると割引を始めるとかという形のPR力がない個々の店舗ですとか、そういったところのロスをできるだけなくし、地域のお店でそういったことをやっているよということを広く区民に知っていただくというところもありますので、主にそちらのほうを主眼として運営していきたいと考えていますが、大きな視点でフードロス全体を削減するという意味では、そういった働きかけも必要かと思いますので、今後の研究課題にしたいと思っております。
◆荒川なお
ぜひやっていただきたいと思いますし、まだこれ事業そのものもそこまで知られていないというところもあると思いますので、ここもやっているんだというところであれば、さらに店舗が広がるということもあるかなとは思いますので、いろいろと。あと店舗によってはマッチングアプリなどが結構古いお店とかであると得意でない、勝手にそういうことは言えないですけれども、場合もありますので、その周知の方法は、もうちょっと幅広くしていったらいいかなと思います。次に、今日、区民まつりのことについてもお聞きたかったので、46ページに書いてあって、一つ聞きたかったのが、補正のときにも確か物価高の影響で少し予算が上がったということだったんですけれども、いっぱい店舗とか出ていますよね。例えば4年前に出していた食べ物とかが、今回物価の高騰の影響とかで出せない、出せていないというところとかもあったのかなというようにちょっと印象を受けているんですけれども、例えばそういう実態把握みたいなものはされているのかもお聞きしたかったんですが、お願いします。
◎くらしと観光課長
今の時点で、今年度開催させていただいたんですが、それと前回やったときとの出店者の比較という部分では、正直そういった比較はしていないんですが、いずれにしろ設営費なんかについては、花火大会等で値上がりしているところもございますので、そのあたりについては、来年度についても対応していくという形で予算計上させていただいています。
◆荒川なお
何でそんなこと聞いたかというと、例えば食べ物を出したくても出せなかったとか、実際に会場にすごい人数来ていますよね。こういうものがちょっと目当てだったけどもなかったとか、結局物価の高騰の影響で出せないとかいうこともあると思うんです。だから、やっぱりそういう調査というのが、何でもかんでもってできないと思うんですけれども、これまで出していた、4年前も、今回も出している店舗とかにそういう調査もかけてみたらいいんじゃないかなと思うんですが、そこについてもお願いします。
◎くらしと観光課長
区民まつりについては、全てが今まで出てきている事業者という形ではなくて、区民公募という形の事業者も一定程度いますので、そこについてはなかなかつかみづらいかなというところです。通常出ているところについては、正直今まで出てきていただいていた、いろんな協力団体であるとか、そういった形で出てきていただいた団体については、取扱いが大きく変わったというようなところはなかったのかなと思います。
◆荒川なお
取扱いが多くなかったということなんですけども、やっぱり物価高騰の、食品とかは特にやっぱり影響が、さらに去年の10月にやって、また今年の10月にやるという中では、さらにこの物価の高騰の影響というところで値上げをせざるを得ないとか、そういうことも出てくると思うんです。そうすると、やっぱり変えにくいというか、こんなに上がっちゃったんだという印象になってしまうので、しっかりと区として押さえていくということも視野に入れていかなきゃいけないんじゃないかなと私は思っているんですけれども、再度答弁を求めます。
◎くらしと観光課長
そういった意味では、いろいろ物価が上がっている、設営費が上がっている中でも出店料については据え置きをさせていただいているところですので、そういったところでお願いできればと。
○主査
20分が過ぎましたので、続いてしいな委員の順番になりますが、文化・国際交流課長より午前中の外国語通訳・翻訳に関する発言の訂正の申出がありますので、これを認めます。
◎文化・国際交流課長
申し訳ございません。2点訂正をさせていただきます。しいな委員の通訳・翻訳事業についてのご質問で、私のほうから、窓口職場を中心に周知をさせていただいているという話をさせていただきましたけれども、窓口職場のみの周知とも受け取られかねない答え方となってしまったと思いますので、こちらは訂正をさせていただきまして、全課のほうに周知をさせていただいておりまして、区立保育園ですとか、学校にもご利用いただける状況となっておるところでございます。それと2点目でございます。板橋区の外国籍住民のための生活情報、多言語リーフレットでございますけれども、こちらの言語数でございますが、こちらは答弁漏れでございまして、日英中韓の4言語を採用させていただいておるところでございます。以上でございます。申し訳ございませんでした。
○主査
次に、しいな委員の町会・自治会のホームページの所有数に関する質疑の答弁を理事者よりお願いいたします。
◎地域振興課長
追加の答弁をお願いさせていただきました。コミュニティ組織推進のところについてですけれども、ちょっと補足させてください。町会・自治会が実施する研修会の補助、一番初めは町会連合会が実施する研修会の補助、続きまして町会・自治会が作成するホームページの補助、また隔年実施になりますけれども町会加入促進のパンフレット作成補助、そういったものをやっているのがコミュニティ組織の予算の内容になってまいります。そして、実際に町会自治会が作成するホームページがどのくらいあるのかということですけれども、今回地域センターを通じまして調べましたところ、全町会の中でホームページをつくっているところは29か所でございました。そのうち、区のほうで補助を出してホームページを作成したのが20か所というところでございます。
○主査
それでは、しいな委員、質疑お願いいたします。
◆しいなひろみ
先ほど、荒川議員から質問が出た食品廃棄物減量の予算の概要の49ページ、フードシェアリングサービスについて、もう少し掘り下げてお伺いしたいと思います。この新しい事業を区民の方に、私、今のご答弁だとちょっと上手に説明する自信がありません。幾つか質問したいんですが、マッチングアプリを活用して事業所さん、特に飲食店中心のところと少しでも安く手に入れたい区民の方をマッチングさせるということなんですけれども、飲食店さんですと、イメージですとそこのお店で食べるもしくは最近は持って帰ると思うんです。そうすると売れ残りなどとなると、やっぱり飲食店さんのお持ち帰りを中心というイメージでよろしいんでしょうか。
◎資源循環推進課長
飲食店の場合でも、今コロナの関係でテイクアウトとかを結構しているところありますので、基本的にはお店に行って、買って、持ち帰ることが中心になるかと思います。
◆しいなひろみ
そうすると、実際は今容器代がすごく高騰しておりまして、この容器代をお店負担となると、割引がどこまでできて、本当に廃棄したくない、ただそれだけになっちゃって、少し利益につながったり、割引率が下がっちゃうんじゃないかななんて思うんですが、そのあたりはどのようにお考えなんでしょうか。
◎資源循環推進課長
その辺は、少し業者ですとか、今までの事例を見ながら、どういった方法が一番いいのかというのは少し研究したいと思います。
◆しいなひろみ
まだ研究途中という解釈でよろしいんでしょうか。特に飲食店の方々からご相談があるのは、天気によって左右されると。だから、物すごく天気予報が重要なんだと。特に生ものを扱う、お刺身なんかですとその日に出し切らないと、鮮度下がるとお店の評判にも関わるので、どうしたらいいかなんて相談があったものですから。こういう制度がうまく回るようになると、本当に飲食店さんの売上げにもつながるんじゃないかと思いますので、しっかり引き続きいい新規事業になるように頑張っていただきたいと思いますので、そのあたりの意気込みをお願いいたします。
◎資源循環推進課長
ほかの自治体を見ますと、もともとテイクアウトしやすいパン屋さんであったりですとか、お菓子屋さんみたいなもので生菓子を扱っているところが中心になっているようでございますが、そういった事例をいろいろ見ながら、できるだけ区民の方が活用できる、事業者にとっても便利な、そして全体的にフードロスができるだけ削減できるような効果的な事業になるように頑張っていきたいと思っております。
◆しいなひろみ
次の質問いきたいと思います。予算の概要の46ページなんですけれども、企業活性化センター運営の②の創業支援ネットワークについて質問したいと思います。エネルギー・物価高騰とかコロナ禍で、相談件数というのは昨年の分、それから令和5年度どんな感じで見込んでいらっしゃるんでしょうか。
◎産業振興課長
企業活性化センターの運営の創業支援でございます。まず、創業支援ネットワークにつきましては、企業活性化センターが事務局といたしまして、創業に伴う様々なニーズに対して、各専門家であったり、地域の金融機関と関係団体と連携いたしまして支援を行うためのネットワークを構築したものでございます。これは、平成19年の4月にネットワークを構築してございます。現在は、創業支援にとどまらず、経営改善とか事業承継、その下の③、④のところにもつなげているということでございまして、その物価高騰等による相談件数でございます。経営改善チームのほうで、令和4年の1月末時点でございますけれども、相談の回数といたしましては1,379件で、支援企業数につきましては現在398社ございます。昨年が、令和3年1月末同時期というところでいきますと、相談回数につきましては1,440件で、そのときの企業支援数が376社ということで、大きく数は変わりはないかなというような状況ではございます。
◆しいなひろみ
創業支援でも、特にこのコロナ禍ですと、飲食店が開店したと思うと、あっという間に閉店しちゃったりする例が見受けられたんです。じゃ、この相談件数に対して、実際創業したこの割合なんですけれども、平成19年から構築しているこのネットワークということで、3年以上続いているところとか、短期間で廃業せざるを得なかったところとか、いろいろあると思うんですが、そういった統計というのは取っていらっしゃるんでしょうか。
◎産業振興課長
創業支援ネットワークによって創業にこぎ着けたというようなところで実際に、今手元にはないんですけれども、開店につながったというところの数は把握はできるかと思うんですけれども、その後、例えばお話ありましたとおり、何年か後に廃業されたとか、移転されたとかというなところは、そのお店の方々が長くお付き合いをさせていただいて、お話いただければ把握できるところではあるんですけれども、全てが全てそういった事業者様ばかりではないので、完全には把握ができていないところがあろうかと思ってございます。
◆しいなひろみ
この創業支援ネットワークを活用するには、相談したりする側は有料なんですか。
◎産業振興課長
こちらの相談につきましては、全て無料で行わせていただいてございますので、そういった意味ではお気軽にご相談いただければと考えてございます。
◆しいなひろみ
じゃ無料で相談して、立ち上げに至ったということは、立ち上げましたとご連絡とか入るかと思うんですけれども、よく区の補助金なんかを使うときは、計画を出して、実際実行した後にその報告という実績報告を求められています。ですので、創業支援ネットワークで実際に立ち上げたという総数を把握していらっしゃるのであれば、やっぱりその後どうなったかというところまでしっかり把握することで、創業しても短期間で廃業に至らないような何かヒントが見つかれば、より安定した創業と利益の拡大につながると私は考えるんですが、そのあたりいかがでしょうか。
◎産業振興課長
そういった意味では、企業活性化センターのほうで、いわゆる創業支援をさせていただいているというところでは、例えば創業に当たっての資金繰り計画であったりを一緒に作成しながら、まさに寄り添った形でやっているところではございますので、例えばその後ちょっとお店のほうが厳しくなったということがあれば、今度逆に創業ではなくてこの経営改善のほうでご相談いただくとかという形で、一応リンクした形では進んでいるかとは思います。そういった中でも、中にはそのまま廃業というお店もあろうかと思いますので、完全に全て把握できているかというとそうではないかもしれませんけれども、一定数そういったところで支援したお店については、その後というところを把握はできていると思います。
◆しいなひろみ
ちなみに、開業に至った業種を大きく分類すると、どういったふうに分けられるんでしょうか。
◎産業振興課長
今ちょっと手元にないので、申し訳ございません。お話というか、私もちょっとお店には行ったことあるんですけれども、例えばお話にあった飲食店であったりは、なかなか創業するときにはいろいろ大変な部分があるので、まさに伴走型で支援にこぎ着けたということで、私も一度お邪魔したことあるんですけれども、そういったときにそこの店長さんからは非常に助かったというお話とかはいただいてございますので、本当に職種については様々なケースがあろうかと捉えております。
◆しいなひろみ
ちなみに介護事業所とか、許認可業なんかもこの創業支援ネットワークは使えるんですか。
◎産業振興課長
そういった意味では、創業支援ネットワーク、先ほど専門家というところで、公認会計士さんであったり、税理士さんだったり、それこそ弁護士さんだったりいろいろな方が入っておられます。また、金融機関では地域の信金さんが大体入っておられますし、あとは信用保証協会であったり、日本政策金融公庫さんとか、商工中金さん、いろいろまさに集まってネットワークを組んでいるというところでございます。そういった意味では、特に介護事業所だからはご相談に乗れないということはないとは思いますので、もしそういったところでご相談があれば、一度ご連絡いただければなと思います。
◆しいなひろみ
許認可業の場合はやはりかなり書類も多いですし、専門的な部分なので、こういったところも相談に乗っていただけるとなるとすごく心強いと思います。続けていきたいと思います。③の経営改善チームによる経営改善支援というところなんですけれども、この再開発などで環境が大きく変わらざるを得ないような事業所さんとか店舗、例えば大山ハッピーロードさんとか、上板橋南口の商店街でお店を構えている方たち、こういったところからの経営改善についてのご相談というのは入っているんでしょうか。
◎産業振興課長
すみません。今、ちょっと大山まちづくりの、いわゆる再開発の関係でのお店が実際に相談に来られているかということは、把握はできていないところです。以前は、まさにそのハッピーロード大山商店街の、飲食店の方からの相談も受けていらっしゃるということもございました。ただ、ちょっと再開発に絡んでというご相談が今あるかどうかということは、把握はできておりませんけれども、そこはもちろんそういったご相談があれば、しっかりと対応させていただくということになろうかと思います。
◆しいなひろみ
次の質問にいきたいと思います。予算書の171ページ、予算の概要の64ページのボランティア・NPO活動推進についてご質問させていただきたいと思います。この②のボランティア団体等支援と書いてありますが、ボランティアというのはどこからどこまでを指して活動を推進しているんでしょうか。
◎地域振興課長
ボランティア活動につきまして、私どもの考えとしましては、自分の意思で他者や社会のために見返りを求めずに行う、よりよい社会をつくるための活動ということで、個人、団体、そういったもの全て含んでいるものでございます。
◆しいなひろみ
じゃ、個人から団体まで全て含んでの活動支援ということなんですが、実際に具体的にはどのような活動の支援をしていらっしゃるんでしょうか。
◎地域振興課長
こちら、いたばし総合ボランティアセンターを運営しているところでございますけれども、ボランティア活動に関する知識の普及、意識啓発及び活動環境の整備を図ることをやっております。もっと細かく具体的にお知らせしたいと思っております。まず、主な事業としましては、相談紹介等のコーディネート事業をやっております。ボランティアをしたい、ボランティアを募集する、またボランティア団体やNPO法人を立ち上げをしたい、そういったご相談などを受けているところです。こちら、平成30年度は1,000件ちょっとだったところなんですけれども、令和3年度の相談件数としては4,148件ということで非常に多くの相談を受けておりまして、最近では外国人支援や生活困窮やら、またシングルマザーなど、そういった社会参加をどういうふうにしていったらいいかという相談が増加しているところでございます。また、ネットワークの推進事業というのもやっておりまして、いたばし結まつりであったり、ボランティア・NPO見本市などということで、ボランティア活動する方々のネットワーク強化にも推進をしているところです。
また、ボランティアをしていただくための人材育成や研修、また意識啓発事業をやっておりまして、特に夏の時期ですと、小学校、中学校、高校生など、まず学生の人達に初めてのボランティア活動を体験していただこうとする夏のボランティア体験講座をやっていたり、地域で活動されている方と高齢者の福祉施設などをつないでいるオンライン活用塾というのもやりました。実際、例えばフラダンスをやっている人たちが、コロナ禍なのでなかなかそこの施設には行けない、だとしたらオンラインでつないで、私たちのやっている事業を高齢者の方々にオンラインで見ていただくとか、そういったような形のボランティア活動などもネットワークとしてしていたところです。あとデジタルボランティアや傾聴ボランティア、そういったことなども人材育成をしております。また、情報発信事業ということで、なかなかボランティア活動をご存じない方のために、こういった情報誌などもつくりまして、各施設にお配りするほか、またSNSやホームページによる発信などもしております。そのほか、大きなものとしては災害ボランティアセンターというものも、こちらのほうで担っていかなくてはいけないので、災害ボランティアセンター設置訓練などはやっておりますし、災害ボランティアを参加する人のための入門講座など、あと自主事業としましてはボランティアセンターにミニ農園をつくっておりますので、そこの農園を活用した農福連携ミニシンポジウムinいたばしなど、様々手広くボランティアの活動推進をしているところでございます。
○主査
所管の予算の審査の途中ではありますが、議事運営の都合上、この際暫時休憩いたします。
なお、再開時刻は午後3時30分といたします。
休憩時刻 午後2時58分
再開時刻 午後3時26分
○主査
休憩前に引き続き、区民環境分科会を再開いたします。
所管の予算について、審査を続けます。それでは、杉田委員、お願いいたします。
◆杉田ひろし
まず、令和5年度当初予算案プレス発表の資料の27ページです。ウォーターサーバーの設置拡大ということで、計16台となるということでありますけれども、12台追加し、計15施設16台を設置しますということで、これはどちらに設置するのか教えていただけますでしょうか。
◎環境政策課長
12台設置するわけですが、今年度のまず実績のほうをお伝えしたいと思います。当初予算でお認めいただいて、まず本庁舎に1台置いたということで、かなりの利用率だったということで、区長のほうから指示がございまして、年度途中で3か所追加させていただきました。赤塚支所、エコポリスセンター、グリーンホールでございます。来年度につきましては、設置させていただきたいと思っているところにつきましては本庁舎の2台目がまず一つ、それから指定管理施設が多いんですが、熱帯環境植物館、高島平ですね、リサイクルプラザ、文化会館、赤塚体育館、高島平温水プール、仲町地域センター、教育科学館、大原生涯学習センター、氷川図書館、高島平図書館、東板橋図書館ということで、地域満遍なく設置していこうと考えているとこでございます。
◆杉田ひろし
それで、私のところにもやっぱり図書館利用されている方からあるといいなという声を聞いたんですけれども、図書館は今3か所ぐらいで、また今後、好評ということなのでもしまた拡大するようであれば、そんな声もあったのでちょっと検討していただければと思いますけれども、どんなもんでしょうか。
◎環境政策課長
今、ご意見いただきましたので、今後も設置箇所を増やせるように努力していきたいと考えてございます。
◆杉田ひろし
次に28ページのところ、この27ページもあるんですけれども、再エネ100%電力を活用した電気自動車の導入ということで、28ページの下のほうを見ますと電気自動車の導入が45万9千円ということなので、これで入るのかなって思っちゃったんですけれども、この辺はいかがなんでしょうか。
◎環境政策課長
電気自動車の導入でございますけれども、通常自動車の導入に当たっては5年間のリース契約を結ぶところでございます。ここに計上している経費につきましては単年度、1年度分だけの経費ということで通常のリースの総額の5分の1と考えていただいて結構です。それでもなお安いと思われるとは思いますが、来年度につきましては資源循環推進課で使っております軽自動車を想定しておりますので、そういった意味では普通車よりも安い金額とご理解いただければありがたいです。
◆杉田ひろし
それで、区長車とか議長車については、区長さんがもし電気自動車であればいいなと思うんですけれども、これも買換えの時期とかもあるかと思うんですけれども、その辺の検討というのはいかがなもんでしょうか。
◎環境政策課長
今年度、いよいよ2月に入ってから、電気自動車、区役所本庁舎に導入して、資源環境部の環境政策課で1台目を使い始めたとこです。それに合わせて充電設備も地下に整えたところでございますが、今後我々の運用を通じて電気自動車の運用というのは本当にうまくいくのかどうかを見極めた上で、区長車等への導入も検討していきたいと思ってございます。
◆杉田ひろし
ぜひ、トップが電気自動車であればなおさらゼロカーボンの方向にも向いていると思いますので、またご検討いただければと思います。それと、一昨年でしたっけ、板橋区はEVバイクの実証事業を開始しましたということで、これは昨年ですか、昨年の3月までやられていたと思うんですけれども、せっかくEVバイク、区内の40事業者や個人モニターの協力を得て実証実験をされたと思いますけれども、せっかくこういった良い取組を板橋区が23区でも初めてだったんでしょうかね。こういった取組についてまた今後拡大展開していく、この実証実験を東京都と一緒に連携したと思いますけれども、この辺は何か将来展望とかっていうのは本区にとってはございますでしょうか。
◎環境政策課長
この事業につきましては、東京都がさらに今年度発展させまして、去年は東京都と板橋区と、それからコンサルが組んで行った事業だったんですが、今年度につきましては東京都が区域を広げて板橋だけではないところでということと、コンサルだけではなくてバイク4メーカーも仲間に入ってもらってということで、大手4メーカー、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキが入った形で事業を展開することになりまして、板橋でもいよいよスポーツ振興課さんの協力を得まして高島平の温水プールの駐車場のところにバッテリーステーションを置くことになりまして、今後東京都が進めていく実証から実装に移るこのEVバイクのバッテリーステーション事業というのに協力していきながら、さらなるスマート化みたいなものを図っていければいいなと考えてございます。
◆杉田ひろし
ぜひ、機運を高める本当に最大のチャンスだと思いますんで、引き続き板橋区としても取り組んでいただければと思います。次に、今度はここの当初予算案プレス発表資料の31ページ、書かない窓口の導入ということで、こちらに事業の内容として書かない窓口のイメージの記載がございまして。何となく分かったような気はするんですけれども、これだけだとちょっと私もよく分かんないですけれども、具体的にどんな感じで書かない窓口になるのか。また、もしかしての第三者が本人に成り済まして悪用しないとか、書けば筆跡とか残りますんでまだあれですけれども、このイメージ図でいくと本当に書かないのであれば第三者の悪用というのも何か心配だななんてふと個人的には思ってしまったんですけれども、具体的にどういう取組で第三者の悪用についてどんな対策、そういう心配はないのかもしれませんけれども、その辺も含めてご説明をお願いできますでしょうか。
◎戸籍住民課長
書かない窓口なんですけれども、あらかじめスマホやパソコンを使って専用サイトに入力した氏名等の情報を二次元コードに変換しておき、その後区役所に来庁されたときに窓口で二次元コードを読み取ることで入力した情報が申請書に印字される、それで出力されるという仕組みになっていて、手書きによる負担の軽減を減らすということを目的にしています。ただ、印字されたものをそれだけでよしとするわけではなくて、必ずご本人の署名はいただくことを考えております。
◆杉田ひろし
今回こちらは、この資料によりますと区役所戸籍住民課窓口における来庁者の手書き負担の軽減とあるんですけれども、例えば区内に区民事務所がありまして、そういった窓口でも今回、令和5年度は同じような事業が展開されるのか、その辺も確認をさせていただきたいと思います。
◎戸籍住民課長
今、区民事務所などでの窓口での実施はどうなりますかというご質問だと思うんですけれども、今回は戸籍住民課の窓口業務委託の一環として実施することになっているので、南館1階戸籍住民課以外での実施は予定をしていないところです。なお、今後他の窓口への拡大につきましては、利用の実績を見ながら検討していく必要があると考えております。
◆杉田ひろし
分かりました。また、今回実施してみて、またこれは間違いなく区民の利便性の向上に繋がりますので、なお区内全域にまた広げていただければと、またご検討いただければと思いますのでよろしくお願いいたします。それで、例えばこちらの転入転出転居も多分できるんだと思いますけれども、いわゆる印鑑登録証明書とかも、転入転出でまた1回廃止にしたいとか、新規のところでまた新たに登録しなくちゃいけないかと思いますけれども、この書かない窓口はどの範囲まで、国保年金とかもまたそれぞれの窓口行くのかまたは戸籍住民課でできるのかも含めて、印鑑登録、国保年金の手続については今回のこの書かない窓口の導入で何かまた利便性の向上につながるものはありますでしょうか。
◎戸籍住民課長
今回の書かない窓口のもう一つの売りとしましては、同時に手続きナビということを実施します。この手続きナビにつきましては、例えば転入などのライフイベントの際に専用サイトで、例えばその世帯ごとのお子さんがいるとか手当を受給している等についてあらかじめ質問が用意されていて、その質問に回答することで、その世帯が必要な手続の種類、必要な持ち物や窓口などが来庁する前に事前に分かるというものになります。事前に確認をしていただくことで、ご自身にとって必要な区役所での手続であるとか持ち物があらかじめ分かるので、手続漏れであるとか忘れ物などによって再度役所に行くといった負担を軽減することができると考えていて、今戸籍住民課の中で考えているライフイベントにつきましては、転入転出転居、出生、死亡、婚姻、離婚を最大として想定しているところでございます。
◆杉田ひろし
それで、ちなみに今の手続きナビということで、先般2月に開設いたしましたおくやみコーナーにつきましても、こういった手続きナビで入力していって、今のような感じでどんなものの手続が必要かというのが、この間冊子頂いていますんであれでもよく分かるんですけれども、自治体によってはホームページのインターネット上で今のような手続きナビ的なことをやっている自治体もあると思いますが、おくやみコーナーについての手続きナビのような感じで今回できるのかどうか、または検討されているのかどうか、その辺についてもお願いいたします。
◎戸籍住民課長
今回の手続きナビであるとか書かない窓口については令和5年の8月頃を実施の予定に考えていて、今最大のこのライフイベントについて7種類申し上げましたけれど、この最大のライフイベントについてどのような形でご案内していくかというところも含めて今いろいろ検討をしておりますので、またきちんと内容が固まりましたらご報告させていただきたいと思います。おくやみコーナーとの連携も含めまして。
◆杉田ひろし
ぜひ、また区民の皆様方の利便性の向上に向けて、このDX化というんでしょうかね。とてもいい取組をされているんで、また引き続きお願いできればと思います。ちなみに、こういった形で戸籍住民課においてはDXの取組をやられておりまして、例えば地域振興課のほうでも何かDX取り組んでいるってお話も聞いたことあるんですけれども板橋区の場合ですと、ちょうど先週、先月ですか、都政新報のほうにもDXの推進ということで、2週にわたって、板橋区、いろいろとよろず相談的に各課の特に若い方々の職員さんの意見を取り入れたりとかして、今DXを各課で進めて利便性の向上に向けて取り組んでおられるということで記事が載っかってたんですけれども、そういった形で各課でDX今いろいろと進めておられると思うんですけれども令和5年度、各課でDXこういうことをやっていきますものが、もし公表できるものがあれば教えていただければと思います。
◎地域振興課長
令和4年度から、年度途中から始めた様々なDXの取組がございますので、この場を借りてちょっと紹介させてください。地域振興課でございますけれども、まずサービス向上利用促進ということで地域センターにおけるDX促進ということで、18地域センターでは貸室にWi-Fi環境を整備したところでございます。こちら、9月から始まっておりまして、好評の下に使っていただいております。また、各地域センターにもタブレット端末を導入しておりますので、これは窓口案内のときにそのタブレットを使ってインターネットと接続しながら案内機能として利用したり、会議のオンライン化などにも利用しております。また、今度5月に開催しますけれども、例年4月に行っているところなんですけども、5月に開催する事務事業説明会というものがございます。こちらは町会・自治会に向けて区の事業を紹介するところでございますけれども、こちらはオンライン配信ということで、YouTubeで各一般の区民の方々にもご覧いただけるように今準備を進めているところでございます。また、まちの応援ということでTwitterを開設しまして、今やっております梅まつりであったりとか、地域センターまつりであったり、またこれから開催する桜まつりなども日々Twitterで上げているところでございます。営業日、毎日更新しておりますので、非常にフォロー数が続々続々と増えていっているところでございます。また、今年からの二十歳のつどいにつきましては、QRコードを必ず招待状に入れておりますので、自分の会場がどこであるとか、ホームページでその都度ご案内する内容がQRコードですぐにホームページに繋がるようにしておりますので、そこからご覧いただいたり、また二十歳のつどいで成人の人が同じ同級生同士でやはり集まりたいという思いもあると思いますので、ご自身で電子化によって会場変更を申込みできるような、そういったような形でDX推進ということで進めているところでございます。
○主査
他にDX推進ありますか。
◎産業振興課長
先ほど来ご紹介にありましたけれども、産業振興公社のほうで産業情報ガイドブック、こちらについてはこれまでの紙ベースからDX化ということでウェブの発信でありましたりというところを今後進めていくところでございます。また、ちょっとDXとまで言っていいかどうかというところありますけれれども、例えば今年度実施しました産業見本市では、リアルとウェブによるハイブリッド開催というようなところで、現地のみならず、インターネット上での開催も進めているというところでございます。また、企業さん向けに対しましてはDXの構築の補助金というようなところで、今年度からスタートしたところでございまして、6者採択の中で1者DX枠ということで補助率を上げて補助をさせていただいているところではございます。
◎環境政策課長
資源環境部のほうですけれども、アスベスト関係の届出が大気汚染防止法の改正によって変わりまして、国のほうで一律のシステムを作ってくれた関係で、今まで窓口に手書きで持ってきた書類が全部電子入力できるようになったということで、事業者さんですけれども利便性が高まったというところが1点、それからデジタルトランスフォーメーションまでにはいかないんですけども、デジタル化によって指定管理者が結構努力していまして、スタンプラリーを全部デジタルのスタンプラリーに変えたりとか、管内だけでやっているクイズラリーもデジタルを活用してやっていたりということで、利用者の皆さんには喜んでいただいているとこでございます。
◆しば佳代子
マイナンバーカードについてお伺いしたいと思います。先ほどあったんですけれども、申請率については74.8%という回答があったんですけれども国も全く同じで74.8%という形で出ているんですが、これは先ほどおっしゃっていただいたのは板橋区の申請率という理解でよろしいでしょうか。
◎戸籍住民課長
3月1日時点の板橋区の申請率74.8%になります。
◆しば佳代子
すばらしいことだと思います。国と全く同じということで、努力をされているかと思います。その上で、ポイントの延長はできているかと思うんですけれども、健康保険証とひもづけることによって、ちょっとこれが私のところに入ってきたチラシなんですけれども、どんなことがあるのかというチラシが入ってきました。例えば、オンラインで医療費控除がより簡単にとか、高額療養費がとかいろいろ書いてありまして、こういういいことがある、知った上でひもづける、また申請する申請しないという判断ができるのかなと思うんですけれども、健康保険証とは管轄が違うかもしれないんですけれども、連携を取りながら進めていくというふうにしていただきたいと思うんですけれども、この辺はどのようにお考えでしょうか。
◎戸籍住民課長
マイナポイントにつきましては2月末までの期限だったものが、国の報道を受けて現在5月末までマイナポイントの申請の期間が延びています。今現在、2階で戸籍住民課が委託でマイナポイントの支援窓口を開設しているんですけれども、ポイントの期間が延びたということで、引き続き委託として実施をしていく予定になっております。国保に関わるメリットについては、所管と連携を取りながら、よりよい周知が区民の方々にできるように工夫をしていきたいと思います。
◆しば佳代子
ぜひよろしくお願いいたします。皆様と、区民の方々とお話をする中で、健康保険証とは連携したくないというふうなお声もいただくんですけれども、こういうメリットがありますよということをお知らせをすると、お話をすると、そんなメリットがあるんだというふうに分かっていただける。それでやってくださいというようなことは言いませんけれども、こういうことがあるということで、皆さんが知らないことなので、ぜひお願いをしたいと思います。
◎戸籍住民課長
ちょっとだけ補足をさせていただきます。保険証利用、利活用の部分につきましてはIT推進課が中心になっているというところもあるので、現在も国保年金課であるとか後期高齢医療制度課であるとか、IT推進課と係長級で定期的に打合せをしているところでございます。そちらにもきちんと情報を提供して、みんなで協力してやっていけるように考えていきたいと思います。
◆しば佳代子
先ほども出ているんですけれども、おくやみコーナーについて伺いたいと思います。こちらずっと要望してまいりましてやっとできたということで、私も周知をさせていただいているんですけれども、とても喜びの声をいただいています。現状はどういう状況か教えてください。
◎戸籍住民課長
おくやみコーナーの実績について申し上げます。2月1日から開始をして、2月の実績では電話と窓口の合計で177件のお問合せやご相談をいただいております。多い日では1日に12件から13件のお問合せや予約の電話が入るということになっております。
◆しば佳代子
連携をする課なんですけれども、これはどこが一番多いんでしょうか。
◎戸籍住民課長
やはり、ご相談の内容では葬祭費の手続の部分が多いので、国保年金課であるとか後期高齢医療制度課が多いと思います。
◆しば佳代子
実際に予約をされた方が来庁されたときに、国保の係の方がいらっしゃってということもあるんでしょうか。
◎戸籍住民課長
一応、何が必要かという手続についてはその場できちんと戸籍住民課の職員が確認をさせていただいて、板橋区のやり方では、ワンストップで1階でやるのではなく、必要な所管をご案内する形になるんですけれども、ただ役所の中で迷子にならないようにきちんと職員が責任を持って、必要に応じてそこまで付き添ってというやり方で進めております。
◆しば佳代子
そうすると、その辺はスムーズな形で対応できていると考えてよろしいでしょうか。
◎戸籍住民課長
スムーズに対応できていると認識しております。
◆しば佳代子
なぜこのようなことをお伺いしたかといいますと、おくやみコーナー、とても区民目線で皆さんに動いていただく、区民の方が迷わないように、また煩雑にならないようにということで設置をしていただいたと思います。それと同時に、おくやみではなくて、ぜひ今後はゆりかごコーナーというものも作っていただきたいということで、今少しお伺いをしました。それは群馬県の安中市で行われているんですけれども、出生届を出すですとか、お子さんが生まれたときの手続を一括で行う窓口をぜひおくやみコーナーと逆につくっていただきたいということで、もう連携を取れていますので、そこの各課の連携がスムーズかなというふうに考えましたので、こちらについては提案なんですけれども、どのようにお考えでしょうか。
◎戸籍住民課長
ゆりかごコーナーということで、出生届に関連する手続のワンストップのようなイメージだと思います。おくやみについては、手続をされる方の高齢化、単身の世帯であったり高齢ご夫婦の世帯が多い中で、なかなか手続をされる方が高齢化になっているということで支援窓口としてスタートして、現在好評をいただいているところです。今、しば委員のおっしゃった出生届に関わる部分だと、ご両親がまだ若かったり、手続のデジタル化が進めば役所に来なくてもできるということも考えられるんですけれども、ただ一方でやはりデジタル化ができない手続もあり、また共働きということでなかなか役所にちょこちょこ来られないという課題もあると思うので、今後も課題であるとかニーズを踏まえて、よりよい窓口になるようにいろいろ検討していきたいと考えております。
◆しば佳代子
考えていただけるということなんですけれども、このゆりかごコーナーは出生届、国保、あと子ども医療費助成ですとか、予防接種、乳幼児健診とか、こういったものがすべて行える窓口になります。こちらのほうは職員の方が出向いてきてくださって、いろいろご説明なり手続ができるというふうになっていますので、区民の方、市民の方はとても喜ばれていると思います。というのは、どなたがいらっしゃるか分からないんですけれども、赤ちゃんが生まれて、生まれたばかりのお子様を連れての窓口を行ったり来たりというのはかなり大変になりますので、若いとはいえ、そういった視点からも進めていただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いをいたします。すみません。続けていきます。ちょっと戻ってしまうんですけれども、マイナンバーのほうなんですが、マイナンバーカードの申請率が国と一緒ということで高いことになっているんですけれども、まだまだ残りの方もいらっしゃるということで、今申請しても何のメリットもないわよねみたいな声もありますので、そこでぜひ八王子市なんですけれども、自治体マイナポイントを付与しているということで、3,000ポイントということなんですけれども、そこでぜひ本区としてこれから申請する方に例えばいたばしPayでの還元をするとか、そういった連携を取りながら申請率を上げていくということも考えられるのかと思うんですけれども、この辺についてはどのようにお考えでしょうか。
◎戸籍住民課長
今、委員がおっしゃった独自ポイントであるとか、いたばしPay、マイナンバーカードの利活用の部分になるので、利活用の部分だとやはり基本的にはIT推進課というところもあるので、今いただいた意見をIT推進課にも伝え、何ができるか考えていきたいと思います。
◆しば佳代子
申請に出遅れてしまったというか、ちょっと躊躇している方にもぜひ還元ができるような政策をしていただければなと考えます。次に、エネルギー価格高騰対策設備更新助成金について伺いたいと思います。先日の総括質問でも、2月20日時点の申請件数ですとか、お話があったんですけれども、2月28日まで、終了しての申請など、教えていただければと思います。
◎産業振興課長
2月末までの受付でございました。ただ、消印有効となっておりますので、もうそんなに増えないと思うんですけども、一応3月3日時点というところでございます。申請の受付件数といたしましては2,897件となっておりまして、最後のやはり駆け込みというところでかなり大きく増えたというような状況になってございます。
◆しば佳代子
決定の件数が156件という答弁があったんですけれども、現在のその辺について教えてください。
◎産業振興課長
3月3日時点では決定件数373件という状況でございます。今後、順次精査していって、決定を増やしていくというところでございます。
◆しば佳代子
こちら終えて、区の見解、反省点なり、よかったこととか教えていただければと思います。
◎産業振興課長
申請を受け付けて、決定もまだ370件程度というところでございますので、まだまだちょっと作業が残っているというようなところで、中間の段階でのお話でいきますと、当初なかなか出足がやはり鈍かったところではあるんですけれども、結果といたしますと3,000件近くのご申請をいただいているというところで、多くの事業者の方にこのエネルギー価格の高騰に対しますこういった形での助成ということでは一定寄与ができたのかなというところでございます。一応、いろいろな手を尽くしてしっかりと申請いただくべきものの書類というようなところでご案内をさせていただいてはいるんですけれども、一番最初に受け付けた段階では、そのまま正常な受付になかなかならずにやはり不備が一定程度は出てくるというようなところがございまして、さらにそういったところでの申請のときには何が必要なのかというところはより分かりやすく、何か工夫については進めていく必要があるということが反省点ではございます。
◆しば佳代子
チラシにあります電話番号につながらないというのが多く聞こえました。その辺については、今後いろいろあると思うんですけれども、ぜひ改善をしていただきたいと思いますが、どのようにお考えでしょうか。
◎産業振興課長
やはり、そちらのお電話にかけたけれどもつながらないということで、産業振興課のほうにもお電話を何件かいただいたところではございます。一応、その後かけてみるとつながるのはつながるので、やはりタイミングとして、どうしても皆さんが集まってしまうときにかけるとたまたまつながらないということはあろうかとは思うんですけれども、そのあたりはしっかりと今後検証して、さらにこういった場合にはいわゆる事務費を増やしてオペレーターを増やすなり何なりという対策が必要かどうかというところはしっかりと検証してまいりたいと考えてございます。
◆しば佳代子
事業者向けの助成金になりますので、お仕事をしながら電話をしているということも考えていただきながら進めていただきたいと思います。あとは、この周知といいますか、知らなかったという方がかなりいらっしゃって、こちらをご案内するととても喜ばれたというふうな件数が私も多かったんですけれども、この周知方法、また周知が足りないという件に関してはどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
◎産業振興課長
今回、この助成を行うに際しては広報も臨時号を出して配布するとともに、チラシも作成して金融機関さんにも置いていただいたりというようなところで、割と事業者さんが目についていただくようなところで展開をさせていただきました。また、産業関連団体でございましたり公社のSNSでの発信、また議員さんの中にはご自分のSNSでご発信いただいて、そういったところでもさらに周知が広がっているというところで、非常にありがたくは思ってございます。また、やはりそういった中でもどうしても知らない、初めて聞いたみたいな方もいらっしゃいますので、さらに何か周知が可能なのかどうかというところは、これだけじゃなくて全てそうなんですけれども、今後可能なものは取り入れながら、事業者様に届くような周知方法というところはさらに研究してまいりたいと考えてございます。
◆しば佳代子
努力はされていると思いますけれども、またいろんな観点から、お店ですとか飲食店ですとか、個人事業主の方が意外と知らなかったなというふうに考えますので、議員のSNSでということで私も流させていただいたんですけれども、あまり人気がないのか、そこでの発展にはならなかったのかもしれないんですけれども、あらゆる手段でやはり知らなかったということがないようにぜひお願いをできればと思いますので、よろしくお願いいたします。家庭用のごみ処理機について、以前総括で行わせていただいたんですけれども、こちらの普及についてはどのようにお考えでしょう。変わりはないでしょうか。
◎資源循環推進課長
家庭でのごみ処理機の補助のご質問だったかと思いますが、あのとき答弁でさせていただきましたように、一度助成をした結果、徐々に数値が下がってきて制度を廃止したという経緯がございます。今、堆肥をご家庭でということもブームですので、引き続き新しい機種等を見ながら研究を続けておりますが、実施という方向性にはまだ至っていないのが実情でございます。
◆しば佳代子
要望だけ。渋谷区では、実証実験として学校の給食の残りを微生物による消却なんていう、環境に配慮して行っていると聞きました。ぜひ、給食が残されているのがどのくらいなのかということも私分からないんですけれども、そこと連携を取りながらですとか、そういう方法とかも考慮していただきながら、環境に配慮をした、また家庭用でできないのであればそういう公のところで進めていただければなと思います。
◎資源循環推進課長
教育委員会のほうで、かつて学校のご指摘のように残菜を集めまして、業者のほうの委託でチップにするということをやっておりましたが、やはりそこもニーズがなくなりまして事業が廃止になったという経緯がございますので、やはり引き続きの研究課題かなと認識してございます。
○主査
時間となりましたので、続いて川口委員の順番でありますが、産業振興課長より、先ほどのいたばしPayの有効期限について発言の訂正の申出がありますので、これを認めます。
◎産業振興課長
申し訳ございません。先ほど、川口委員のいたばしPayの現金チャージのときの有効期限のご質問につきまして、翌々年の12月末の有効期限ということでご答弁させていただいたところでございますけれども、すみません、翌年の12月末の誤りでございます。ちょっと翌を1個言い過ぎました。申し訳ございません。今現金チャージいたしますと、令和6年の12月末までご利用いただけるというところでございます。誠に申し訳ございませんでした。お詫びして訂正申し上げます。
◆川口雅敏
それでは、予算概要の49ページ、14番、集団回収支援について伺っていきます。ここの①の回収団体の数について、ここでは907団体とありますけども、令和3年度の実施の団体数を見ると、資料取り寄せたら900団体だったんですよね。この増加した要因は何か、その辺はいかがでしょうか。
◎資源循環推進課長
集団回収につきましては、主に町会・自治会さんがやられているケースと一定規模以上の集合住宅がやられているケースがあります。今のところ、件数の増につきましては、この一定規模の集合住宅、これについての申請が増の要因になっているかと思われます。
◆川口雅敏
回収の品目は新聞、雑誌、段ボール、その他となっておりますけれども、特に新聞は昨今この電子化の波に押されて紙による発行物は大分減ってきていると思っておりますけれども、また雑誌についても緩やかな減少をしていると、そういうふうに聞いております。区として対応を考えていれば、お示し願いたいと思います。
◎資源循環推進課長
集団回収事業そのものは行政回収よりもはるかに効率的ではありますので、集団回収を進めていきたいという基本姿勢はございますが、ご指摘のとおり、新聞自体の発行部数の減、雑誌も紙媒体の減ということで、町会・自治会さんもしくは集合住宅の方も頑張っていただいていますが、なかなか数は上がってこない。古紙相場のほうも長期的に低迷してございますので、事業者の方も苦しいという状況が続いております。きちんと資源化できるものはできるだけ資源化していただきたいということをPRさせていただくと同時に、一方で段ボールにつきましては、宅配といいますか通販の伸びでダンボールは増えておりますので、こういったものを組み合わせて集団回収事業ができるだけ今後も続くような形でPRしていきたいと考えているところでございます。
◆川口雅敏
次に、予算の概要62ページ、この17番、施設利用管理システム運営について伺っていきますけれども、キャッシュレス決済の導入に米印がついていますよね。所管の欄には区民文化部の記載がありますが、この項目にはどのような関係があるのか、その辺はいかがでしょうか。
◎地域振興課長
まとめてお伝えしたいと思います。こちら、施設のキャッシュレスでございますけれども、施設利用料について、これから25か所で導入予定の窓口がございます。例えば、地域振興課の本課であったり地域センターであったり、産業振興課ではハイライフプラザであったり、生涯学習の成増生涯学習センター、大原生涯学習センター、スポーツ振興課の本庁窓口などがございます。こちらの施設利用料の導入に関しましてはIT推進課が進めておりまして、導入予定窓口における施設使用料の支払いをクレジットカードや電子マネー、例えばPayPayのような二次元コードなど、様々な決済方法で可能としていきたいと今考えているところでございます。この決済端末については、窓口内で持ち運びを可能とするような、各窓口に1台ずつ配備する予定というようなことで、今IT推進課が仕様を考えております。今後、これを担っていただける委託事業者についてプロポーザルをする予定で動いているところです。こういったところのITA-リザーブのシステム修正であったりキャッシュレス環境構築であったり、収納代行委託についての予算が。
○主査
すみません、ちょっと簡潔にしてほしいというお話がありましたので、お願いします。
◎地域振興課長
すみません。1,215万4千円はIT推進課のほうで計上して、今動いているところでございます。
◆川口雅敏
そうするとね、私はちょっと文化会館を個人的に利用しているんですけれども、文化会館の大ホールなどは楽屋を含めて1日を使用すると約40万円以上かかるんですよ。今までは窓口で現金を納付していたんですよね。予約がなかなか成立しませんでした。今後はこの大ホールの予約時にもキャッシュレスの決済ができるのかどうか、その辺はいかがでしょう。
◎文化・国際交流課長
今、ITA-リザーブの施設利用料のキャッシュレス化がIT推進課を中心に進めておるところでございます。そちらのプロポーザルの結果委託事業所が決まるわけですけれども、そちらを見て文化会館とグリーンホールにつきましても進めさせていただくような形になろうかなと考えておるところでございます。
◆川口雅敏
そうすると、予約のときにたくさんのお金を持っていかなくても済むということで、ありがたいと思います。それでは、次、予算書の173ページ、
個人番号カード発行経費について伺っていきます。令和4年度当初予算と比較すると約4,000万円の減額となっておるんですけれども、この要因については何でしょうか。
◎戸籍住民課長
令和4年度比較で3,997万7千円減額となっておりますが、減額の主なものでは、マイナポイントコールセンター等業務委託の減が2,800万円、出張申請用の商品券の購入代金の減が1,200万円となっております。
◆川口雅敏
そうするとね、マイナンバーカードが保険証と一体化すると国が説明しているじゃないですか。今後さらに申請や交付が上がってくると思うんですけれども、それなのに予算を減額してしまっておるんですけれども、体制は大丈夫なんでしょうか。
◎戸籍住民課長
予算を減額して体制は大丈夫かというお尋ねなんですけれども、まず人件費のところで450万円を減額しているんですけれども、これについては、人件費にはカード交付のための夜間・休日臨時開庁などを計上しているんですが、令和4年度は土日を中心に実施してきた出張申請がありましたが、そちらが減になったり、またカード交付業務について、5年度は会計年度職員を増やすことで職員の時間外の削減を図っております。また、こちらの個人番号カードの発行経費4,000万円の減額についてなんですけれども、こちらについては、マイナポイント支援ダイヤルを令和5年度廃止しておりまして、この廃止することによって約9,100万円の減となっております。一方で、カード管理、交付関連の業務については今後も増加することが見込まれているので、逆に6,500万円を増額していて、差引きで4,000万円の減となったものでございますので、交付業務を縮小したものではございません。
◆川口雅敏
そうするとね、板橋区ではカードを申請してから交付されるまで時間がかかるという話も聞いておりますけれども、国が示す標準的な交付に要する時間、期間と、要するに現状ね、これについて区はどんなような見解を持っているんでしょうか。
◎戸籍住民課長
カードの申請を区民の方がされると、まずJ-LISでカードの作成に2、3週間かかります。その後、自治体でカード内のデータ照合等の処理を行い、申請者に交付通知を実際に発送するという順序になっていて、国はカードが自治体に届いてから1か月以内に通知を発送することとしているので、国が示す申請から交付までの期間はおおむね1か月半程度となっております。一方で、板橋区では現在ちょっと加速して作業をやっていますので、現在1か月と大体1週間程度で申請から申請者の方に通知が送れるということになっております。
◆川口雅敏
それでは、区民文化部へ入ります。これ、最後で聞くからゆっくり答えてください。予算の概要の16ページ、この4番、
地域経済活性化対策事業、ここには区の発注工事の増加による区内事業者支援、要するに前倒しと書いてあるんですけれども、所管部には区民文化部のほか6部とあります。この予算の総額は8億8,600万円余となっておりますけれども、その中で区民文化部の予算額は合計で幾らあるんでしょうか。
◎地域振興課長
こちら、区発注工事の増加による区内事業者支援施設改修工事等前倒し、こちら区民文化部の予算につきましては3億3,159万6千円です。地域振興課が4件、スポーツ振興課が11件の合計になってございます。その下の貸出し施設の老朽備品等集中更新、こちらは地域振興課と文化・国際交流課とスポーツ振興課の3課でございまして。合計金額は3,192万6千円です。地域振興課が6件、文化・国際交流課が3件、スポーツ振興課が6件の合計になってございます。
◆川口雅敏
そうしますとね、どのような工事が計上されているのか、その一例は挙げていただけますか。
◎地域振興課長
例えば、金額の大きいところでいきますと地域振興課では前野ホールの昇降機設備改修工事であったり、スポーツ振興課におきましては新河岸陸上競技場の観覧スタンド屋根改修工事、また加賀庭球場1、2、5面人口芝張替工事などが金額としては高いものになってございます。
◆川口雅敏
そうしますとね、この高島平区民館に関する工事はこの中に含まれているのか、その辺はいかがでしょうかね。
◎地域振興課長
高島平区民館に関しましてはこちらには入っておりません。昨年、高島平地域センター、区民館というか、あそこの地域センターについては、外壁工事などをやったものでございます。
◆川口雅敏
最後、端的にお答え願いたいんですけれども、高島平区民館の耐用年数について、あと何年使用可能だと思っていますかね。その辺はいかがでしょう。
◎地域振興課長
すみません。今ちょっと手元に耐用年数の記載を持ってございませんけれども、しっかり使えるようにということで昨年改修工事を大幅にしたところでございますので、使っていただけるよう、改修については進めてまいります。
◆川口雅敏
先ほど、午前の最後に聞こうと思ったんですけれども、プレス発表の資料の27ページの(2)、参加者にプランター、土のセットを配布して植物を栽培していただくと、このように記載してありますけれども、栽培から収穫と消費まで、どの程度の期間を想定しているんでしょうか。
◎環境政策課長
本事業につきましては単年度で行うものでございますが、4月より事業の周知を開始し、6月から9月において、参加者の募集、プランター等の発送、レポートの受付を始めたいと思います。レポート内容の公表は令和5年7月からということですので、速く育つ植物であれば数か月程度で収穫まで迎えられるものと考えているところでございます。
◆川口雅敏
プランター栽培について、1年で終了となってはもったいないと私は思うんですけれども、区として何らかの肥料を配布するなど、継続させることは考えていないのかどうか。
◎環境政策課長
現段階では参加された方への追加の支援等は考えてございませんけども、これをきっかけに継続していこうという方は当然土づくりをもう一度やり直さないといけないので、苦土石灰を入れたりとか堆肥を入れたりとかということをやっていくんだと思いますけれども、それ自体を楽しみに思ってくれるような方をなるべく募って、継続的に進めていただけるように周知していきたいと思っているところでございます。
◆川口雅敏
最終的に土が回収されないので残ると思うんですけども、この土の処分について区としては検討すべきと私は思っておるんですけれども、このままでは近くの公園や空き地などに廃棄されることが想定されるわけですけれども、区の見解はその辺はいかがでしょう。
◎環境政策課長
この土の廃棄の問題については、今回にかかわらずこれまでも度々資源環境部にご質問等していただいていたところでございます。我々の考えるところではなくて、もう法が考えるとこで、土は自然物でありまして、廃棄物処理法が定義する廃棄物には該当しないということで、市区町村には処理する責務はないとされているところから、ごみの分別品目一覧でも土は回収できない、かたつむりのおやくそくでも土は回収できないと記載しているところでありますという役所のような回答をさせていただきました。申し訳ございません。
◆川口雅敏
予算の概要の41ページの9のスポーツプロモーションについて伺っていきますけれども、ここの②、スポーツ大使の現在の人数は何人いるんでしょうか。
◎スポーツ振興課長
個人でなられている方とレスリングみたいに団体でなられる方もいらっしゃる団体もあるので、人数という形では正確にちょっと出ないんですけれども、今年度6人新たにパラスポーツ3人、オリンピアン3人という形で、新規に任命させていただいております。
◆川口雅敏
そうすると、今言われたスポーツの大使の中で現役で活動されている人は今何人いるの。
◎スポーツ振興課長
辞任されている方もいらっしゃいます。先ほど言った団体も含めますと、11人もしくは団体含めて11という形になります。
◆川口雅敏
今ね、現役で活動されている方の競技における成績などは区は把握しているんでしょうか、その辺いかがですか。
◎スポーツ振興課長
スポーツ大使として活動されている方の成績についてはこちらのほうで持っておりまして、例えばなんですけども、フェンシングの江村美咲選手とかは今世界ランク1位を取っておりまして、ワールドカップとかも優勝して活躍されております。
◆川口雅敏
区のホームページにはね、このスポーツ大使として山部佳苗さん、柔道のメダリストで記載をされておりますけれども、山部さんは現在我孫子市役所の職員となっているよね。インターネットではそういうふうに示されておるんですけれども、区のスポーツ大使としてどのような活動を行っているのか、その辺はいかがでしょうか。
○主査
簡潔な答弁をお願いいたします。
◎スポーツ振興課長
オリンピックデーランで実は今回本当はご参加いただく予定だったんですけれども、ちょっとご都合が途中で合わなくなってしまって、今年度はできなかったというところでございます。
◆小林おとみ
先ほどの環境政策課のスマートシティの関係で、この高島平の事業は分かりましたけれども、都市整備部の事業の一部でそれを一部企画して執行委任だという話だったんですけども、板橋区はカーボンゼロの宣言をして、オール板橋で全体として2050年ゼロを目指すんだということで今皆さん取り組んでいるわけなんですが、その点では環境政策課で取り組んでいるいろんな環境アクションポイントとか、区民の行動変容を促すような、そういう取組ももちろん大きな役割を果たしているとは思うんですが、全体として貢献していくという点ではまちづくり事業などは大きな部分を占めるわけですよね。そういう点で、環境政策課のほうがどういう役割を果たすのかというところを私は大事にしてほしいなと思っていて、例えば高島平がまちづくりが進みますとか、大山とかJR板橋も、上板橋の南口も今度進むんでしょうけれど、その際に環境政策課のほうからどういうふうなまちづくりについての提言をしていくというか、一つひとつが法律を守っていればいいということではなくて、まち全体として、それこそ食の地産地消というならば、地域での地産地消をどうするのかみたいなところを板橋区としてやっていくというような提言をもっと強力に資源環境部のほうから言っていただきたいなと思っているんですけれども、その辺の取組はいかがでしょうか。
◎環境政策課長
これからいろいろまちづくりが進んでいく中で、建物の脱炭素化というのは大きな課題だと考えてございます。その観点につきましては国のほうも都のほうも同じでございまして、国も規制を厳しくしておりますし、都も規制を厳しくしているところでございます。区でできることは限られておりますが、大規模建築物を建築する際に区に一定の届出が必要でございまして、その際にチェックリストを提出していただいて、建物が例えばZEB化をする建物なのかそうじゃないのか、環境配慮施設はどういうものがあるのかというようなチェックリストを出してもらっています。その部分で、なかなか昔ですとチェックがつかない、要するに脱炭素化に向けた建物は建てない事業者さんが多かったんですけども、ここのところはちょっと風向きが変わってきまして、建物をZEB化する事業者さんでありますとか、電気自動車の充電設備を入れてくる事業者さんも多くなってきました。それも単身向けの賃貸マンションなんていうのはほとんどチェックがつかなかったんですけども、ここのとこちょっと風向きが変わってきているんですね。そういう意味では、我々も事業者さんと話す余地ができてきていますので、そのチェックリストを提出してもらうときに、なるべく環境に配慮してくださいということは担当の方からこれまでと同様、引き続き事業者さんに伝えていきたいと考えているところでございます。
◆小林おとみ
都市整備部が基本的には許可を出していくんでしょうけれども、資源環境部がチェックをするという関係性っていうんですかね。もうちょっと条例化するみたいな、もう少し義務化を強めるような方向性というのは、区として目指さないのかなというのはいかがでしょうか。
◎環境政策課長
国や都の縛りがきつくなっていくのに合わせて、国や都はやっぱりそこに一定の補助等をするような予算も持っていたりするわけでございます。一方、区のほうは限られた予算しかない中で、区の独自の縛りをすれば、あめとむちの関係ではないですけれども、あめの部分、補助の部分を多く用意しなければならないとこでございます。そういった関係からしますと、やはり国、都の基準をきちんと守って、決まりをきちんと守っていただくのを監視するという中で、我々に余地があるとすれば事業者さんに働きかけるというようなところしかできないところでございますけども、最後の部分の窓口の手続がございますので、その部分で職員にちょっと努力してもらって、なるべく脱炭素化に向かうように、事業者さんの意向を変えていけるように努力していきたいと考えているところでございます。
◆小林おとみ
時間がないので、まちづくり事業の中で実際の温室効果ガスがどうなのかという試算などもね、ぜひ板橋は板橋で独自でやってもらいたいなと私は思っているんですが、なかなかうんと言ってもらえませんけども、区独自でのそういう試算もぜひお願いしたいと思っておるところです。資源循環推進課にちょっと伺いますが、職員配置なんですけれども、管理係がプラス1人となっておりまして、板橋東清掃事務所でマイナス3人、板橋西清掃事務所でマイナス5人となっております。このプラスの原因とマイナスの原因を教えてください。
◎資源循環推進課長
資源循環推進課の管理係のほうで1名増となっておりますのは、23区で、何というんですかね、清掃リサイクル主管課長会というものを構成されているんですが、来年度その会長区、23年に一遍回ってくる運がいい年になりますので、そのため、各分科会なども非常に多い組織でございますので、そのための清掃一部事務組合もしくは清掃協議会との連絡調整役ということで1名増、時限的に1名増ということになってございます。東清掃、西清掃それぞれの定数減につきましては、作業員の退職不補充の分でございます。
◆小林おとみ
退職不補充の部分はどのように補充というか、事業が進んでいくんでしょうか。
◎資源循環推進課長
基本的には、委託の車で運転手がいるタイプで、今まで区の作業員が乗って作業していたものを、その作業員も委託の事業者に切り替えるという形で基本的には対応させていただいております。
◆小林おとみ
正規の職員が減ることによって委託の人数は委託のところで、そういう数字はまだあるかもしれませんが、正規職員であるがゆえにその他にもいろいろと事業全体の中では一員として動いている部分があったんじゃないかと思うんですけれども、そういう部分での不都合というのは起きないんですか。
◎資源循環推進課長
委託の部分が増えることに関しまして、履行確認ではありませんが、ふれあい指導班といった正規職員の者がそういった委託の部分の集積所の管理であったり、状況の把握ですとかパトロール、そういったものについては強化しておりますので、きちんとした収集活動を行えるように配慮しているところでございます。
◆小林おとみ
すみません。委託の人がふれあい指導までやらないんですよね。ふれあい指導とかやるのは正規職員ですよね。だから、その部分が減っていくことによって、ふれあい指導などにこのしわ寄せがいっていないですかということを聞きたいと思います。
◎資源循環推進課長
中の人の配置なんですけども、この間ふれあい指導の職員数は少し増やしているとこですので、そういったところで少しパトロール等も強化しているところでございます。
◆小林おとみ
それから、245ページで会計年度任用職員についても予算化されておりますが、これが東も西もそれぞれ金額が増額になっております。何人ずつなのかというのは教えていただけますでしょうか。増になった理由もお願いします。
◎
板橋東清掃事務所長
こちら、会計年度任用職員、東で3人、西で2人の増員となっております。
◆小林おとみ
増員の理由は何でしょうか。
◎資源循環推進課長
この要因につきましては、プラスチックの区全域での収集に向けて、来年度その準備の年というお話をさせていただきましたが、プラスチックの収集分別するための収集ルートですとか、そういった作業を今度清掃事務所それぞれが行うに当たりまして、収集作業している人間がそういった地図作成であったりコース選定とかの作業に従事しますので、その分収集活動のほうを会計年度任用職員に充てるということで措置したものでございます。
◆小林おとみ
本来なら正規を増やしてもいいんじゃないかというぐらいの仕事じゃないかなと思いますけども、そこはそういうことで、ご説明ありがとうございました。では、産業経済部のほうに最後はお願いします。産業経済部、251ページ、職員配置ですけれども、産業支援係でプラス1人、工業振興係でプラス1人ということなんですけれども、この人員増の原因を教えてください。
◎産業振興課長
こちら、産業振興課の2名の増分でございます。公社と区で事業の移管をしてございまして、今回公社のほうから区のほうへは、いたばし産業見本市でありましたり板橋製品技術大賞、いたばし人と未来を創る会社賞、こちらが公社から区に移ります。逆に、区から公社に移るのがソリューションスタッフ事業でありましたりデジタル環境構築補助金、あとは魅力ある個店の連携支援補助金とかというところで、その事業量にかんがみまして、公社から2名分区のほうへ移ってくるというようなところで、産業振興課としては2名増となっております。公社のほうが2名減という形にはなってございます。
◆小林おとみ
それで、板橋区の主要産業現況調査を去年の夏にやりまして、11月に報告書が出ておりますけれども、新年度の予算にはこの主要産業現況調査の中で出された様々な結果については、予算に反映されているものはありますでしょうか。
◎産業振興課長
主要産業現況調査等でも、やはり支援策といたしましては融資の部分とかというお声も上がっておりますのでそういった意味では令和5年度も引き続き経営安定化特別融資、今度3年目になりますけれども、継続していったりというようなところでお声を一定反映させている部分もございます。また、人員が確保できないというところとかもございます。そういった面では、今やっている人員の確保、今就労派遣をして実際に事業者で従事いただいて最終的に就職につながるかというような事業をやっておりますけれども、なかなかマッチングする数も上がらないというようなところで、そういったところの事業を逆に事業者の方の例えばPRの仕方であったりをコンサルを入れて進めるような事業に切り換えていったり、いろいろ改善を図りながら取り組んでいく予定ではございます。
◆小林おとみ
この中で、一応考察となっていて、施策の案も出ているんですね。結果を見て、こういうことをやったらどうかという提言も書かれていて、その中には今お話があった人材とか雇用に対する助成金などの検討が必要だとか、あとは人材育成では後継者育成の助成金などが必要だとか、具体に助成金などの提案がされていたり、販路の開拓支援については、これはまだ想定どおり進んでいないと。中長期的に支援するという体制が必要だと。そこも助成などが必要だというようなことが出されておりまして、この辺の検討、今個々に合わせて丁寧な対応というのが大体課長さんのいつものお話なんですけども、そういう助成金などの検討などはいかがなんでしょうか。
◎産業振興課長
そういったところでの報告書も上がっているところでございます。ちょっと令和5年度についてはまだ対応はし切れていないところではございますけれども、令和6年度に向けて、一定そういったところも含めて、産業政策として何が必要なのかというところは改めて検討して来年度の予算に反映してまいりたいと考えてございます。
◆小林おとみ
ぜひ具体的な施策の検討をお願いしたいと思います。それから、キャッシュレス決済について私も聞こうと思うんですが、いたばしPayの推進についてですけれども、事前に会派資料の中で見つけた資料ですが、通常のチャージ人数は411人でプレミアムがつくと申込みが3万6,000人だけどチャージする人は2万3,000人というような資料がありますが、区内共通商品券の場合は登録している店舗数とかあるいは利用者人数とかというのはどんなふうなんでしょう。これよりも多いとは思いますが、どれぐらいなんでしょうか。
◎産業振興課長
区内共通商品券、いわゆる紙の商品券の利用店舗数につきましては大体約1,500店舗でございまして、今いたばしPayにつきましては大体1,000店舗ちょっとでございますので、ちょっと500店舗ほどの開きがまだございます。引き続き、利用店舗の拡大というところではしっかりと努めてまいりたいと思ってございます。紙の商品券につきましては、基本的には紙を購入されてお使いいただくというところがありますので、どれぐらいの、いわゆる何ていうんですかね、お一人が何枚買われているのかというところも分からないものですから、人数的な把握というところは、すみません、なかなかできていないところではございます。
◆小林おとみ
いずれにしても、プレミアムとなればそれなりの大きな広がりがあったと思いますが、私、いたばしPayで聞きたいのは、申込み者は3万6,000人だけれども実際チャージしたのは2万3,000人という、この1万3,000人の差ですよね。これは何がネックになって申込みはするけれどチャージをしないということになっていくのかは、一応ダウンロードはするけれど使わないっていう人がたくさんいるということなんだと思うんですけども、なぜでしょうか。
◎産業振興課長
3万6,000人というところでは、いわゆるアプリのダウンロードされた方の数かと。
◆小林おとみ
違うな。ダウンロードは4万5,000人ですね。
◎産業振興課長
ごめんなさい。そうですね。中には当選されたとしてもチャージされない方もいらっしゃったかと思います。そういったところで少し数の差は出ているのかなというところでございます。
◆小林おとみ
やっぱりね、面倒くさいみたいですよ。というのは、つまり申込みまでするけれどいざとなると預金通帳、なんかいろんな入れなきゃならないものがあるんでしょう。私はやっていないので実は分かんないんですけど。PayPayだったら携帯からそのままお金が落ちるので、それができちゃうと板橋のPayでやんなくてもいいなってなってしまうという話を聞きましたが、その辺の何か壁というんですか、何か解決できるものはあるんですかね。
◎産業振興課長
板橋区につきましては、チャージいただく際にはセブンイレブンにありますターミナル、セブン銀行さんの端末でチャージいただくというようなところではございますので、足を運んでいただいてチャージしなければならないという点では、例えば口座からの引き落としであったりカード引き落としという機能がないというところで、ちょっと他よりはデメリットの部分もあろうかと思います。ただ、セブン銀行さんのターミナル、街中でいたるところにありますので、すぐにチャージしたいと思えばチャージいただけるというようなところもありますので、しっかりとご自分で現金チャージをしてどれぐらい入れたというところは逆に認識しやすいのかなと思います。アプリの使い勝手につきましては、ほかのいわゆるそういった電子マネー関係とさほど変わりはございませんで、基本的には店舗にあります二次元バーコード、そちらを画面で読み取っていただいて、金額を入れていただいてお支払いをしていただくということで、一度使っていただければこんなもんでできるんだというような簡単なものではあるんですけれども、そこがなかなか一歩踏み出していただくのに少しハードルが高いというようなところは、今後もいろいろ周知の方法を工夫をしてさらに利用拡大を図る必要があろうかと考えてございます。
◆小林おとみ
私としてはね、どうしてもこれは使う人使わない人との格差が広がるなっていう思いだけがありまして、あと私は普通金融機関としても認められないところがこういうお金を動かしていいのかなっていう疑問がいつもあって、ちょっとそういう点ではなかなか足が出ません。私の考えでございまして。最後に、計画の中で、企業活性化センターとかハイライフプラザとか、ものづくり研究開発連携センターなどについて、今年度、令和5年度が何か在り方についての方針決定となっているんですが、この辺については今年はどんなことが議論されるんでしょうか。
◎産業振興課長
産業関係の施設、今ご紹介いただいたように複数ございます。あとは、ハイライフプラザの立地しているところがJR板橋駅の駅前ということがございまして、JRのところは再開発が進んでおりまして、そこに、新たなビルができたところに区の公共施設の部分も入るというところがございます。そういったところの配置も含めて産業施設も一定最適化を図っていく必要があろうかというところがございまして、今年度しっかりと検討してまいりたいと思ってございます。
○主査
では、1人当たりの質問時間が確保できませんので、再々質問は行わないことといたします。
以上で本日の審査を終了いたします。
────────────────────────────────────────
○主査
これをもちまして、
予算審査特別委員会区民環境分科会を閉会いたします。...