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令和4年6月15日地域・経済活性化調査特別委員会-06月15日-01号
令和4年6月15日自治体DX調査特別委員会-06月15日-01号

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  1. 板橋区議会 2022-06-15
    令和4年6月15日地域・経済活性化調査特別委員会-06月15日-01号


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    令和4年6月15日地域・経済活性化調査特別委員会-06月15日-01号令和4年6月15日地域・経済活性化調査特別委員会  地域・経済活性化調査特別委員会記録 開会年月日  令和4年6月15日(水) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 2時12分 開会場所   第3委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長     なんば 英 一       副委員長    竹 内   愛  理事委員    しのだ つよし       理事委員    成 島 ゆかり  理事委員    おばた 健太郎       委員      田中しゅんすけ  委員      長 瀬 達 也       委員      五十嵐 やす子  委員      元 山 芳 行       委員      かなざき 文子  委員      茂 野 善 之 説明のため出席した者  区民文化部長   林   栄 喜      産業経済部長   平 岩 俊 二  健康生きがい部長 篠 田   聡      福祉部長     久保田 義 幸
     地域振興課長   町 田 江津子      文化・国際交流課長小 林 晴 臣  スポーツ振興課長 小 田 健 司      産業振興課長   小 林   惣  長寿社会推進課長 織 原 真理子      障がいサービス課長家 田 彩 子 事務局職員  事務局長     五十嵐   登      書記       安 部 詩 織            地域・経済活性化調査特別委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 報告事項  (1)令和3年度緊急経済対策の実施結果について(3頁)  (2)「いたばしアーティスト応援キャンペーン2021~♯つながる かさなる アートの輪!~」事業実施結果について(17頁) 5 議  題  (1)令和3年第4回・令和4年第1回定例会調査事項に関する提言の方向性について(23頁)  (2)地域活動等の再起動に向けた支援について(25頁) 6 閉会宣告 ○委員長   ただいまから地域・経済活性化調査特別委員会を開会いたします。本日も新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、発言は着座にて行っていただくようお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎産業経済部長   おはようございます。着座のまま失礼いたします。本日の委員会から、新たな委員さんにご審議をいただきます。よろしくお願いいたします。本日も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、関係理事者のみの出席で委員会審査をお願いいたします。都内の感染状況は徐々に減少しておりますが、原油高や原材料高、さらに円安が加わりまして、区内の事業者や区民の皆様には困難な状況が続いております。委員の皆様からのご提言を賜りながら、地域経済の活性化のため区政を進めてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。本日は、報告事項が2件、議題が2件でございます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員をご指名いたします。  田中しゅんすけ委員、長瀬達也委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、報告事項に入ります。  本日は質疑のみ行い、ご意見がある場合につきましては、今後の定例会で最終的な活動報告をまとめる際に、ご発言していただきたいと存じます。  初めに、令和3年度緊急経済対策の実施結果についてを議題といたします。  本件について理事者より追加の説明はありますでしょうか。 ◎産業振興課長   令和3年度緊急経済対策の実施結果につきまして、補足の説明をさせていただきます。お手元の資料番号1をご覧ください。新型コロナウイルス感染症に伴う経済対策といたしまして、産業振興課並びに産業振興公社で実施しております事業の実施結果のご報告でございます。これまで、本委員会におきまして昨年12月6日に上半期の実績を、令和4年になりまして、3月22日に12月及び1月末までの実施状況をそれぞれ報告させていただいてきたところでございます。今回、令和3年度の実施結果として、最終的に取りまとまりましたのでご報告させていただくものでございます。補足説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆かなざき文子   営業時間短縮感染拡大、その防止の協力金給付事業、それぞれ各事業、感染拡大防止協力金、それから一時支援金、それから中小企業等事業継続支援金、この実績は分かったんですけども、区としての目標、どういうふうに置いていたのかっていう、その目標に照らして実績がどういう達成なのか、区としての判断、検証、その点について教えてください。 ◎産業振興課長   まず、それぞれの当初予定しておりました件数でございます。感染拡大防止協力金につきましては、こちらについては令和2年度と令和3年度にまたがっての事業となってございます。全体で、予定件数といたしましては3,200件を想定させていただいていたところでございます。次に板橋区の一時支援金でございます。こちらにつきましては、想定件数1,000件で予定をさせていただいていたところでございます。中小企業等事業継続支援金につきましては、予定件数といたしまして3,000件を予定させていただいていたところでございます。  まず、感染拡大防止協力金の実績といたしましては、令和2年度、令和3年度、合計いたしますと1,534件というような状況でございまして、5割切っているというようなところでございます。こちらの当初の3,200件の想定でございますけれども、令和2年の営業許可の一般飲食店の許可数を基に算出させていただいてございまして、中には夜間営業をしていらっしゃらない事業者さんもあろうかと思います。ただ、予算上足りなくなるとお届けが遅くなってしまうというところもありましたので、一定程度、大体最大値的なところで件数想定させていただいてございまして、若干下回る可能性もあるというようなところでは、考えさせていただいていたところではございます。  続きまして、板橋区の一時支援金でございます。こちらにつきましては1,000件というところで、実績といたしましては2,629件ということで、逆に大幅に増えてございます。では、そもそも1,000件の考え方がどうだったのかというようなところがあろうかと思います。こちらにつきましては、経済センサスの統計の調査を基にいたしまして、その段階で分かり得る東京商工リサーチさんと、東京産業労働局の売上高は50%減少というようなところの数値がございまして、そこの平均値を取りまして大体1,000件程度を影響があるであろうというようなところで算出させていただいたところではございますけれども、やはり、コロナ禍というようなところで、かなり感染状況も広がっていたというようなところで、大幅な伸びを示したのかなというふうに考えてございます。  最後に、中小企業等事業継続支援金でございます。想定3,000件のところを実績が3,658件ということで、ちょっとオーバーしておりますけれども、大体近い数値を持ってこれたのかなというところでございます。こちらにつきましては、やはり中小企業庁の市区町村別企業数というようなところから、その当時、東京商工リサーチ新型コロナウイルス感染に関するアンケート調査というものがございまして、そこの事業継続支援金の対象となり得る売上げ減少の50%未満から20%のところまでというようなところの割合を当てはめて、大体3,000件で想定させていただいて、こちらは近い数字を予算化できたのかなと考えてございます。 ◆かなざき文子   1のほうの協力金のほうについては、かなり見込みに対して約半分ぐらいっていうことなんですけども、手を挙げにくさっていうんですか、申請のしにくさ、何かが問題でって、先ほど夜間営業どうのこうのとかって、ちょっと言われていたんですが、その辺の直接的な理由っていうの、そこをどういうふうに分析して把握されているのかっていうのを分かったら教えてください。 ◎産業振興課長   こちらの感染拡大防止協力金につきましては、東京都の協力金が交付されている方に、追加で給付させていただくというようなところでございます。先ほど飲食店の許可数をベースにというところがあったんですけれども、想定する際に経済センサス数飲食店舗数というのは大体2,000件程度というところがございまして、結構開きがあったというところではあるんですけれども、ちょっと先ほどご説明したとおり、安全を取ってというところで、多い数値のほうを予算化させていただいたと。そういった意味では、2,000件というようなところからいくと、それほど大きな差はなくなってくるのかなというところと、区のほうでの協力金の申請といたしましては、東京都の給付決定受けていれば、そこは簡易に手続はできていると考えてございますので、特に区としてのハードルというところはなかったものと考えてございます。 ◆かなざき文子   周知等も含めて、その点では問題はないというふうに、区としても判断しているということだと思うんですけれども、3番目の中小企業のほうの継続支援金、この給付金額の①、②、③、いわゆる40%以上、30%以上、20%以上のそこのそれぞれの件数を教えていただきたいのと、それから今年度は、それぞれの事業はどういった扱いになっているのかっていうことを教えていただけますか。 ◎産業振興課長   中小企業等事業継続支援金のそれぞれの40%以上50%未満、30%以上40%未満、20%以上30%未満、3段階に分かれてございます。まず、①の40%以上50%未満の件数でございます。こちらにつきましては1,897件でございます。②の30%以上40%未満につきましては1,163件でございます。③の20%以上30%未満の場合につきましては598件となってございます。          (「今年度」と言う人あり) ◎産業振興課長   すみません。あと今年度につきましては、この感染拡大防止協力金から事業継続支援金につきまして、いわゆる直接の給付型というようなところでの支援については、現状予定はございません。 ◆かなざき文子   先ほど部長のご挨拶にもありましたけども、燃料から資材から、それから円安と、区内の事業者かなり大きな影響を受けているんじゃないかという点では、引き続き何らかの給付事業っていうのはぜひ検討していただきたいということは要望しておきたいと思います。 ◆成島ゆかり   3ページのキャッシュレスポイント還元事業についてお伺いします。こちらなんですけども、大変に好評だったというふうに理解はしているんですけれども、利用者の、例えば還元額とか、決済回数という実績は報告いただいているんですけども、これ利用者の年代別の利用状況、利用率っていうのは、分かるものなんでしょうか。 ◎産業振興課長   すみません。ちょっと今、手元に数字がございませんで申し訳ございません。          (発言する人あり) ◎産業振興課長   ごめんなさい。失礼いたしました。基本的に一番多く使われているのが40代の方が最も多く使われているというようなところで、続いて30代、50代っていう形で続いている状況でございます。 ◆成島ゆかり   気になったのが、すごくいい事業なんですけども、やっぱりデジタル弱者の方たちにはやっぱり使いづらいとか使えないというものだと思うので、その点についてはやはりいろいろ考えていかなきゃいけないのかなというふうに思いますし、デジタル弱者の方への支援も必要なのかなと思ってます。そこで、その下のプレミアム付商品券事業になるんですけども、これはデジタル弱者の方にも使えるということで、こちらも併せてというところだと思うんですけども、今般の都議会の補正予算で、新たにプレミアム付商品券の紙ベースとデジタルベースの補正が出たと思うんですけども、そのことについて都から何か報告がございましたでしょうか。 ◎産業振興課長   まだ、東京都のほうも補正予算可決までには至っていないかなというところで、まだ要綱等下りてきていない状況でございます。また、そのあたりの情報が入りましたら、しっかりと中身を検証して、検討してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆成島ゆかり   地域の方とか、やっぱりデジタル弱者の方には本当にこの紙の商品券という本当にご要望を私たちたくさんいただいていますので、ぜひご検討いただければというふうに思っております。 ◆五十嵐やす子   2番の経営安定化特別融資のところですけれども、個人事業主の方とかから、とてもありがたいというような声をいただきました。実際として、あっせん数が2,572件あったっていうことだったんですけれども、どのくらいを目標にしていたんでしょうか。同じように(2)の信用保証料の補助も、どのくらいを予定していたんでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらの融資につきましては、やはりお借入れされる方の状況によってというようなところがありますので、明確な目標というわけではないんですけれども、それまで、やはり一番区の中で使われていた融資制度は、事業資金融資というものと小口資金融資というものが多く使われてございました。その2つの3か年の平均の件数を大体基に算出はさせていただいたというようなところで、基本的には、おおむね想定どおりなのかなというところでございます。 ◆五十嵐やす子   全体的にこうやって、1番の給付金のところと2番のところです。事業主の方を応援してくださっていると思うんですけれども、区としては、2年半すごくコロナの中で大変でしたけれども、例えば、区内事業者の倒産がどのくらいいくかもしれないというような、そういうものは何となく考えていたんでしょうか。それに対して現在どうなのかとか、あとは、倒産ではなくて廃業した個人事業主の方が何かとても多いように思うんですけれども、そのあたりの数値っていうのは、把握してらっしゃるんでしょうか。 ◎産業振興課長   やはり、融資制度を実施することによりまして、一定程度いわゆるお店を畳まれる方とか、そういったところは防げているというようなところはあろうかと考えてございます。ちなみに、企業倒産の件数というところでは、区としまして東京商工リサーチの調べで押さえてはいるところでございますけれども、板橋区、令和3年度のちょっと負債額1,000万以上ということで、大型の案件にはなるんですけれども、令和3年度は21件というような状況でございまして、こちらにつきましては例えば令和2年度ですと26件というようなところがありますので、一定程度抑えられているのかなというところがございます。  例えば、もうちょっと遡って平成30年度とか、コロナが発生する前でございますけれども、板橋区の倒産件数といたしますと38件というような状況でございますので、やはり、国や東京都、区もそうですけれども、いろいろな支援によって、そういったところは防げているのではないかというふうには考えてございます。 ◆五十嵐やす子   今の1,000万円以上の負債というところでは、この件数ということで、かえって減っているということなんですけれども、やっぱりもっと小さい個人事業主っていうところが、とっても厳しかったかなというふうに思うので、その辺ももしできれば把握に努めていただけたらなと。町を歩いていると、本当にここも閉まっている、ここも閉まっている。閉まってから、そこに事業主さんのお手紙があったりとかすると、すごく切なくなってしまって、本当にコロナの中で残念だなと思ってきましたので、そういう方々への支援、個人の方への支援というものを、これからもできればやってほしいなというふうに思いました。  それから、先ほどPayPayのところですけれども、一番多いのが40代で、次が30代で、50代っていうことで、私は20代の人がもっと多いのかなって思っていた割にはなかったということは、ちょっと考えたんですけれども、20代の方ってそもそもお給料が安かったりとか、あとは非正規の方が多かったりとかして、そもそも買うお金が、持っているお金が少なかったりとかして、余裕がなかったりしているのかなっていうふうにも思ったんですけれども、20代が少なかった理由っていうのは何かお考えでしょうか。 ◎産業振興課長   20代の方が決していらっしゃらないというわけではなく、使われている順位でいくとそういった形になりますが、実は50代の次は20代の方というような状況にはなってございます。後はそういったところの20代の方ですと、やはりまだそれほどいわゆるご自分で給与等というところでも、恐らく、若干お安い状況にはなっていると思いますし、あと、PayPayの使い方というようなところで、実際に通常の日常で生活するときに、お使いになる部分が多いのかなというところでいきますと、20代の方なんかですと、まだご家族と一緒に生活されてたりというようなところで、あまり使われなかったというところも考えられます。いろいろ様々な要件はあるのかなと思うんですけれども、全然20代の方が使っていないというようなことではないということで、ご理解いただければと思ってございます。 ◆五十嵐やす子   ご家族の方と一緒に暮らしていたら、晩ご飯とかおうちに行けばっていうのとかがあったりするので、それはそうなのかなというふうにも今思いながら、伺いました。  ただ、その次のプレミアム付商品券の事業なんですけれども、何かこれを見ると、第二次、第三次抽せんまでやったっていうことで、なかなか情報の周知が難しかったのかなというふうにも何かこれを見て拝見して思ったんですけれども、そのあたりは実際のところどうだったんでしょうか。 ◎産業振興課長   周知につきましては、広報、ホームページ、またチラシの配付等、様々行わせていただきました。あと、販売当日、10月1日に台風が接近というようなところで、そこで、ちょっと足を赴くということができなかったというところがありまして、当初のお申込みよりも、少し第一次というようなところでは、少ない販売になってしまったのかなというところがございます。一応、代替販売といたしまして、別日に実施はしたところでございますけれども、そこでまだ残数がございましたので、二次、三次ということで、全部完売をさせていただいた状況でございました。 ◆五十嵐やす子   今回、申込みのやり方もインターネットとはがきと両方やってくださったということが私はとってもありがたかったな、よかったなというふうに思いますので、こういうふうにいろんな方が申込みができるように、これからも考えていただきたいなと思います。  それから、ちょっと私区民の方にいただいたんですけれども、やはりお金を持っていないと買えないと、だから結局持ってる人はもっと有利になるけれども、もう買う余裕すらない人にとっては、いいことがあっても、それが自分がなかなか厳しいというようなご意見もいただいておりますので、そういう意見もあったということを、ちょっと知っていていただけるとありがたいなと思います。
    ◆おばた健太郎   1番の営業時間短縮感染拡大防止協力金給付事業等、(3)までありますけれども、この申請してから給付されるまでの時間、結構かかったっていうようなご意見ですとか、何回も修正が入ったというようなお話も伺っているところなので、もちろん、件数、各個別の申請によって違うっていうふうなこともあろうかと思うんですけども、大体どのぐらいの時間がかかったのかということを教えてください。 ◎産業振興課長   申込みが集中する時期とか、そういったこともあろうかとは思うんですけれども、おおむね1か月以内には支給はさせていただいていたというふうに把握はしてございます。あと、例えば申請いただいて不足のものがあれば、こういったところが足りませんという形で、しっかりとご案内して再提出等をお願いしていたところではございますので、例えば、何が足りませんとか言わずにお戻ししているわけではないというようなところで、しっかりと対応させていただいたものと考えてございます。 ◆おばた健太郎   ご認識だけちょっとお伺いしたいんですが、遅延としては、それほどないというような形で推移したのかなというふうに認識されているということでよろしいでしょうか。 ◎産業振興課長   そのとおり、そう考えてございます。 ◆おばた健太郎   案件によっては、なかなか書き方が難しいというようなことで、書き直しですとか、なかなか給付がというようなところもありましたので、できるだけ分かりやすい形での給付というところを、また追求していただければなというふうに思っております。  あと、もう一点だけなんですが、4ページの板橋区産業振興公社の部分ですが、様々な助成事業がある中で、例えばですけど、(2)の③の動画制作ですとか、④のサイト制作というようなところで助成が出ていますけれども、これは例えば、次の項でも出ますが、アーティストバンクのこういったPRというような形で、実際に助成をしたものを公表といいますか、こういったものを支援していますよっていうような形での支援という形っていうのは、どのようにお考えでしょうか。 ◎産業振興課長   支援させていただいた部分の、いわゆる広く公表っていうようなお話というところではございますけれども、いろいろこちらにつきましては企業さんのホームページ等というところもございまして、その企業さんがしっかりと外に向けてPRされているというようなところがございまして、直接、区なり産業振興公社のほうでそこのページをご紹介するというなところは現在行っていないところでございます。  また、アーティストバンクとかとは、少し色合いが違うのかなというようなところも思ってございますので、取り立てて広く、公共のホームページを使って、周知していくというようなところは現在考えてはございません。 ◆おばた健太郎   確かにアーティストバンクとは、この企業のPR動画っていうのは色合いが違うかなというのは分からないでもないんですけれども、実際支援事業として区として応援しているという側面もありますので、その企業として、企業の企業側がそれをこの助成金を得てこういった活動しているということを公表されたくないということも、もしかしたらあるかもしれないので、そこは理解ができるんですけれども。もし、そういったことを希望される企業さんであったりということがあれば、それはまた別途考えてもいいのかなというふうには思うんですけれども、すみません繰り返しになるかもしれませんが、ご認識いただければと思うんですが。 ◎産業振興課長   またこれとは別に、産業振興公社の企業のデータベースというところで公表させていただいてございます。そういったところで、企業さんの作成いただいた動画なり、ホームページなりにリンクを貼ってというようなことは一定程度考えられるのかなというところではございますので、そういった形でPRをされたいような事業者様、企業様というようなところでは支援していければというふうには考えてございます。 ◆田中しゅんすけ   何点かちょっと確認をさせてください。まず、キャッシュレスポイント還元事業で、この還元事業に参加できるのがPayPay加盟店及び新規加盟店で、あとは対象店舗として登録していただいた店舗ということで、4,207店。これって商店街、板橋区で商店として登録して、商店街連合会とかで把握している総商店数の数から見て、どれぐらいの割合なんでしょうか。 ◎産業振興課長   すみません、そちらの数字については、ちょっと把握できていないところでございます。 ◆田中しゅんすけ   分かった時点で結構ですので、資料等で教えていただければ助かります。それで、これのPayPayに対しての、とても地域に対する商店街に対して非常に効果があると思ったのは、やっぱり大型店舗とかコンビニエンスストアを除いたところでやっていただくというところに、非常に地域の個店の商店街に対して、よかったんだなというふうに思っていますし、効果が高かったというふうに思っているんですね。併せて、やっぱりデジタル弱者の方のために商品券があるんですけれども、例えば、商品券が使えるところですよね。これは逆に言うと大型店舗でも使えるし、コンビニでも使えるし、病院でも使えるんですよね、確かね。  なので、どのようなタイミングで利用される方が使っているかというところが、またちょっと把握しづらいというところもあるんですけれども、購入者の方のどの世代の方が購入したというか、そういう情報がちゃんと取ってあって、今度、実際問題使った後ですよね。使った後に、どのような業種がどれぐらい効果があってというような検証は、その都度、その都度、プレミアム商品券が必ずいろんな経済対策の中で出てくるんですけれども、その都度、その都度検証をされているんでしょうか。 ◎産業振興課長   プレミアム付商品券事業につきましては、先ほどお話しいただきましたとおり、商店街加盟店舗でありましたり、薬剤師会でございましたり、歯科医師会でございましたり、そういったところの実際にお使いいただいている件数というのは、プレミアムだけではなく、通常の商品券も含めてというようなところでの数を把握させていただいておりますので、大体どういったところで多く使われているというようなところは把握をして、次につなげていくというようなところでは、数字は捉えてございます。 ◆田中しゅんすけ   できれば、それも資料で、職種別で、どのように利用されたのかという資料を頂きたいので、お願いいたします。  それで、これ今後のお話ですね。今後のお話を考えたときに、キャッシュレスポイント還元事業は、いたばしPayという形で、また新たな取組でまた一歩を踏み出していただいております。先日も補正をかけて増やしていただいたというところで、私も賛成をしたときに、党としてのお話をさせていただいたのが、やっぱり乗り遅れた商店街さんが乗り遅れない、個人商店さんですね。要は、なかなかそういう機器を使って販売をされたことがないところでも、QRコードを使うことによって、すごく簡略的に取り入れていただく。だから、その先の一歩に踏み出していただいているというところで、非常に評価はさせていただくんですけど、じゃ、商品券どうするのかと。これから先、この先。東京都が必ずセットでやってきたじゃないですか。PayPayやるんだったら商品券やりなさいよと。それは高齢者対策も含めてですけど、それは十分理解できます。  ただ、本当に今度商品券を使う方が、デジタル弱者の方だったらいいんですけど、そうじゃない方もだんだんまた増えてきているという現状の中で、紙ベースだとその情報を取り入れる手段が全く、売ったとき、それから利用して還元して、それをお金に換えていただいたところの、今度事業者だけしか分からないというところの非常にアナログ的な状況の中で、この先、商品券ということもセットで来るんだったら、さらにやっぱり一歩進化して、本当に弱者の方が使いやすいような施策というのを、やっぱり新しい取組を加えていかなければいけないと思うんですけども、そこに対して何かお考えありますか。 ◎産業振興課長   委員今お話しいただきましたとおり、区では、デジタル化というところで、新しい生活様式等というところで進めているところでございまして、そういった、なかなか高齢者の方で、デジタル利用をできない方というようなところの方についてどうするのかというところは、常に検討していかなければいけないところではありますけれども、基本的にはそういった方々にも、いろいろ実際にスマートフォン等の利用の講習会等進めながら、できればデジタルのほうを使っていただくような形で、促していければというようなところがございます。  ただ、そうは言ってもお使いになれないという方も中にはいらっしゃると思います。そういったところで、昨年度も、プレミアムのいわゆる紙ベースでの商品券発行させていただいたところでございますので、また、その紙ベースの商品券発行につきましては、しっかりと考え方等も整理させていただいて、しっかり検討をしていく必要があるとは思ってございます。そこについては、今後、さらに深めていければというところでございます。 ◆田中しゅんすけ   ぜひ、いい知恵を出していただきたいなというふうに思ってます。DX戦略の中で、デジタル化していって、どんどん手続等々が煩雑だったのが煩雑ではなくなることが、デジタルによって効果的だったということも、もう皆さんが周知しているとおりだと思うんです。でも一方で、どうしてもアナログ的なことを、さらに今のアナログではなくて、ちょっと先に進めたアナログというところを、やっぱり片方では考えていかなければいけない。課長も本当に、多分苦心されていらっしゃると思うんですけど、その先に本当にまた新しい考え方の中で、進んだ商品券の利活用をしていただけるような施策を、ぜひ研究して考えていただきたいというふうに思います。 ◆元山芳行   私もキャッシュレスポイント事業について質問させていただきます。先ほどから、消費者の動向の質疑がありまして、課長さん答えていただいておりますが、ここはいわゆるデータ・ドリブン・エコノミーの部分でありまして、後ほどの議題の中でも発言しようと思っておりましたが、PayPayが得られた情報をどういうふうに扱っているのかというところを確認したいんですが、これ間違いなくPayPay側は細かく消費者動向を把握できるようになっていると思いますが、契約上、その情報を板橋区も共有できるようになっているのか、それとも、ほったらかしになっているのか、確認させてください。 ◎産業振興課長   PayPayが得ている全ての情報を、区のほうにも同じものを提供するという形まではなってはおりません。一定程度、先ほどの例えば年代別でどの層がとか、そういった情報は一応区のほうにも共有をさせていただいているところではございますけれども、PayPayですと、通常さらに詳しい情報というところは持ち合わせているとは思うんですが、そこの全てを開示という形にはなってございません。 ◆元山芳行   でも、答弁、例えば20代の動向なんていうのは、今、課長さん答弁いただきましたが、何で使用率がこの程度になっているかとかっていう背景を答えていただきましたが、それはPayPayから得られた情報に基づいて答弁をしているんですか。 ◎産業振興課長   先ほどの答弁の内容につきましては、PayPayの情報からということになってまいります。 ◆元山芳行   じゃ、年代別のそういう動向、それから使用背景というところまで分析をしていただいて、データが報告書みたいな形で上がってくるっていうイメージでいいんですか。 ◎産業振興課長   そこまでデータ分析をしていただいて区のほうに提出という形にはなってございませんで、先ほどの年代別の動向とかっていうところではデータとしては来てございますけれども、そこをさらに深めて分析というようなところまでは、区のほうでは頂いていないというところでございます。 ◆元山芳行   だって、さっき背景をお答えになっていたじゃないですか。その根拠は何ですか、じゃ。 ◎産業振興課長   先ほど、例えば20代の方ですとご家族と暮らされてとかっていうようなところは、すみません、特にそこについては、PayPayからの情報というわけではなく、通常考えられるというようなところでお話をさせていただいたところでございます。 ◆元山芳行   じゃ、その根拠になる通常考えられるっていうことは、どういうことなんですか。 ◎産業振興課長   20代の方ですと、まだ親元で暮らされている方も多いのかなというようなところがございまして、そういった一般的な背景でお話をさせていただいたというところでございます。 ◆元山芳行   私はそのぐらいの程度の答弁だったら根拠はないというふうに思います。この部分、何でここを突っ込んでいるかっていうと、本当はこの後話そうと思ってたんですけど、何でPayPayを、デジタル取引を用いたかというところなんですよ。それは、紙ベースではない、その後のそのときの動向がデータとして得られる。それを、今後の住民サービスに対してどういうふうに施策にぶつけていくかっていう活用ができるんですね。それが大きな目的で、データ、要するにデジタルテクノロジーを行政の中で用いるっていうメリットがそういうところにあるので、しっかりそこはひっついていかないと、根拠が生まれてこないで、ふだん私最近根拠のある仕事してくださいと言ってるんで、あえて言いますけど、そういうことなんですよ。  なので、今後はしっかりやった事業で得られた情報というのを押さえておくということが必要だから、もしかしたら契約上も、今後はそこは課題になってくるかもしれない。もう大きく投資した以上のメリットを、板橋区としてもしっかりつかんでいかなきゃいけないので、そういう意識を持ってやっていかないとこの事業としては成立しないと私は思っております。もちろん金額で区民の方に還元する、していくということは重要ですけど、それだけじゃ、このデジタル化したメリットっていうのは消化できないわけですね。そのあたりよくよく考えて、これからやっていっていただきたいと思います。 ◆竹内愛   重複しないように質問させていただきたいと思います。まず、経営安定化特別融資についてなんですけども、これあっせん件数と保証料の補助との件数の差異があるんですけども、これは、実際に融資が受けられたという実数で言うと信用保証料補助の件数なのかなというふうに思うんですが、まずその確認と、あっせんされたけども却下された件数について、把握していれば教えてください。 ◎産業振興課長   あっせん件数が資料でお示しさせていただいてますとおり2,572件ということで、信用保証料の補助件数2,103件で、こちらの差が469件ほどございます。実際に融資実行している件数も2,103件ということでございまして、実行に至らなかったというようなところがやはり469件あったというところでございます。 ◆竹内愛   実際に融資が受けられなかったというところについては、何か調査や実態把握等されているでしょうか。 ◎産業振興課長   1件1件細かくはというようなところがございますけれども、基本的には信用保証協会等で認められなかったというようなところで、実行には至っていないというふうなものが多いと捉えてございます。 ◆竹内愛   今年度も、経営安定化特別融資については引き続き事業が実施されているかと思うんですが、コロナの感染が一定程度収まってきているという実態を前提とすると、コロナの影響でというふうに限定をされてしまうと、なかなか使いにくくなるのかなというふうに思うんですが、今、物価の高騰ですとか、そういったほかの要因で資金繰りが厳しくなっている事業所が増えていると思うんですね。このまま同じ条件で融資をやっていても、実際には救われないっていう事業者さんが増えていくのかなと思うんですが、その点については何か検討されているでしょうか。 ◎産業振興課長   先日の一般質問の区長からの答弁でもご説明させていただいておりますけれども、この経営安定化特別融資、おっしゃるとおりコロナ対応ということで、現状でいきますと、コロナに起因したというものでしかお使いいただけないというような状況でございます。そちらにつきましては、昨今の物価高、原油高、または円安の進行というようなところで、ご利用いただけるような形で要綱を見直して、早々にお使いいただけるような形で、今現在、事務作業を進めさせていただいているところでございます。 ◆竹内愛   そうすると、この間そのあっせんの申請をしたけれども却下されてしまったという方々が、再度借換えというか、この特別融資要綱改正の後に申請をして、使える可能性が生まれるということでよろしいでしょうか。 ◎産業振興課長   また別な形でお申込みいただけるということにはなりますので、前回コロナ対応で駄目だった方が今回ということでゼロではないとは、思っておるところでございます。 ◆竹内愛   ぜひ周知をしていただきたいなというふうに思います。それから、プレミアム付商品券についてなんですが、今回プレミアム率、過去最高率ということで25%ということだったんですけども、換金率についてなんですが、令和3年6月11日に田中しゅんすけ委員が要求した資料を見ますと、令和元年度に行ったプレミアム率10%のプレミアム付商品券については換金率が99.71%というふうになってるんですね。これ大体1年半ぐらいの期間があったかと思うんですが、今回は99.47%、決して低いわけではありませんけども、換金率としては過去最高のプレミアム率という中で、その換金率が令和元年度のときよりも下回ったということについては、どのように受け止めていらっしゃるかお伺いします。 ◎産業振興課長   商品券自体は、全て販売、完売ということで至っているというようなところで、商品券自体を一部お使いいただいていないというようなところになってございます。なかなか、やはりコロナ禍というようなところで、これまでの日常と違うような状況で、ついついどうしてもお使いいただける期限というものがあるものですから、少ししまわれ過ぎてしまって、お使いいただけなかったとかというようなことがあったのかなというふうには考えてございます。 ◆竹内愛   これは、商品券そのものが買われれば経済効果になるんですか。使われて、換金されて初めて経済効果が生まれると思うんですけども、そういうことでよろしいですか。 ◎産業振興課長   実際に商品券お店で使っていただいて、お店の方が換金いただいてというようなところで経済が回っていくということになりますので、やはり、なるべく多くお使いいただくというようなところで、できれば換金率も100%に近いところに持っていけるところが理想だというふうには考えてございます。 ◆竹内愛   そうすると、例えば利用期間がどうだったのかですとか、店舗数が増えたってことではあるんですけども、やはりその換金率が少ないとは言わないですけど、これだけプレミアム率をつけて、換金率が前回よりも下回っているということについては、もう少し深い検証していただきたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   少しどういった原因、要因があるのかというようなところで、しっかりと検証してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆竹内愛   よろしくお願いします。次に、産業振興公社が行っている助成金についてお伺いしたいと思います。まずビジネス環境適応事業助成金と、それから、営業活動促進事業助成金についてなんですが、これ、補正予算も組んで増額をしてということだったと思うんですけども、最終的な執行率を教えていただきたいんですが、お願いします。 ◎産業振興課長   すみません、執行率といたしましては、基本的には予算を一定程度超えて、100%で件数いただいたというようなところで、その分につきましては公社内の予算の中で調整させていただいて、ご対応させていただいたというようなところでございます。 ◆竹内愛   分かりました。その増額した分、予算化したということでよろしいですね。 ◎産業振興課長   100%というようなところで対応してございます。 ◆竹内愛   令和4年2月22日のこの委員会のときに、この2つの助成金については手続が煩雑な部分があって、申請と手間のバランスが悪いということでの指摘がありまして、その際に簡素化できるようにしたいということと、全額補助ということができないのかということで必要な見直しを図るってことを求められたと思うんですが、何かこの2つの助成金について、令和4年度変更した点があるのかどうか、お伺いします。 ◎産業振興課長   この2つの事業、令和4年度も引き続き実施させていただいているところではございます。やはり、全額の補助というところはなかなかちょっと難しいというところがございまして、区内企業に発注した場合は5分の4の助成率というようなところで、一定程度差をつけた形で今年度につきましても、対応をさせていただいているというようなところでございます。  あと、内容につきましては、申請等はホームページで分かりやすくご案内するために、フローチャート化して、掲載のほうさせていただいているところでございます。
    ◆竹内愛   申請できるかどうか、どういうことに申請できるかっていうことを分かりやすくしたっていうことについては、見させていただきましたけども、申請の手続そのものが簡素化されてるかどうかっていうことについてはどうかということと、事業の中身なんですけども、新型コロナウイルスの感染っていうのを前提にした助成金の仕組みになっているんですが、例えば、一番最初の感染が拡大した当初に必要だったものと、今、必要なものって若干違うと思うんですね。  令和4年度の実施に当たって、ここで報告されている事業の概要、そのまま令和4年度も執行しているのか。それとも、内容については、今の実態に合わせて少し見直しが図られているのか、その点についてはいかがでしょうか。 ◎産業振興課長   例えば、ビジネス環境適応事業助成金、(1)番でございますけれども、令和3年度でいきますと、テレワークやオンラインというようなところでの周辺機器の導入費であったり、システム構築費というようなところと、もう一つ、②番といたしまして感染拡大防止に取り組むためのいろいろと費用というところがございますけれども、令和4年度につきましては、一定程度コロナも落ち着いてきているというようなところも含めまして、①番のいわゆるテレワークやオンラインというところのそういった費用のところにシフトさせていただいております。  (2)の営業活動促進事業助成金というようなところでも、この中でも特にECサイトの部分であったりというようなところでのちょっと力のバランスのかけ方というようなところでは、時勢に応じて対応させていただいているところでございます。 ◆竹内愛   内容については、適宜必要な、また使いやすいものに変えていただきたいなというふうに思います。令和4年度はその実態に合わせて変更しているということを確認させていただきました。  もう一度、申請そのものが簡素化できたかっていうことについて確認をしたいんですが、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   申し訳ございません。申請につきましては、やはり一定程度しっかりと補助をさせていただくというところもありますので、見させていただく必要上、簡素化というところまでには至っていないというようなところがございますけれども、なかなか提出が難しいということでありますと、窓口等でご相談いただければ、しっかりとご案内をさせていただきたいというふうに考えてございます。 ◆竹内愛   申請の手法については、煩雑ではない簡素化をぜひ目指していただきたいんですが、少なくともやっぱり申請をそれで諦めてしまうような状況をつくらないような相談体制、支援体制というのをしっかり取り組んでいただきたいと思います。  最後に、クラウドファンディング活用支援事業助成金についてお伺いします。今回の報告では助成件数が5件ということなんですが、令和3年12月6日時点の報告の際には、上半期の実績として申請件数4件というふうになっていたんですね。これ1件だけの伸びということなんですが、まず1点お伺いしたいのは、全体として助成金の申請や相談が何件あって、そのうち助成件数が5件だった、その母数、分母の数を知りたいんですが、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   全体で、ご相談というところでは9件ございまして、最終的に助成させていただいた件数が5件というような状況でございます。 ◆竹内愛   12月6日のときにご説明いただいたときに、手法が正しく認知されていないと、今後取り組んでいきたいという答弁があったんですが、その後、何かこのクラウドファンディングの助成金を活用していただけるような取組ってのは具体的に行われたんでしょうか。 ◎産業振興課長   実際に、このクラウドファンディングご活用いただいた事業内容等というところでは、公社のホームページ等で周知させていただいてというようなところで、このクラウドファンディングの活用という事例をしっかりと対外的にPRをさせていただいて、広く周知していければというふうに考えてございます。 ◆竹内愛   新しい手法なのでってことで、やってみてっていうことなんですけども、やはりその実績から見るとまだまだ少ないのかなというふうに思います。その周知の方法や、またはその活用助成金の事業の中身そのものも、本当に必要な支援になっているのかどうかというのはぜひ検討していただきたいなというふうに思いますし、具体的な各助成金の活用が広がるような取組を進めていただきたいと思います。  最後って言ったんですけど、ごめんなさい、まだありました。専門家派遣事業について少しだけ確認させてください。専門家派遣事業自体はこれ令和3年なんですけど、令和2年の実績ですかね。前年度の実績が395件ということで、令和3年は347件ということだと思うんですけども、この差についてはどのように考えていらっしゃるのかということと、この専門家派遣事業そのものは、どういうふうにこの専門家を派遣する、その専門家を確保する方法について教えてください。 ◎産業振興課長   専門家派遣の実績につきましては、その相談の内容によって、例えば1回で終わるものがあったり、2回、3回、最大3回まで無料でご相談いただけるというものになってございます。そういった内容によって、多少前後することもあろうかとは思ってございます。  あと、いわゆる専門家の方をどのようにというところではございますけれども、例えば中小企業診断士でありましたり、社会保険労務士さんであったり、協会のほうにお願いして派遣をいただくというようなところでございまして、あとは様々な専門家の方がございます。人材の関係でございましたり、いわゆるデジタル環境とかに強い方であったりと、いろんな方いらっしゃいますけれども、そういった人につきましては、基本的には広く公募しているというよりかは、公社の企業活動コーディネーターなどからの人づたいというようなところもございますし、いろいろな人とのつながりでというところで、一定程度スキルを担保できるような形での専門家の集約というようなところに努めさせていただいているところでございます。 ○委員長   本件につきましてはこの程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、「いたばしアーティスト応援キャンペーン2021~♯つながる かさなる アートの輪!~」事業実施結果についてを議題といたします。  本件について理事者より追加の説明はありますでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   おはようございます。特にございません。よろしくお願いいたします。 ○委員長   質疑に入る前に、ちょっと私からのお願いなんですが、質問の際にはできるだけおまとめしてやっていただければ、それだけ効率的にできるのではないでしょうかということで、ぜひご協力をいただければありがたいと思います。どうぞよろしくお願いします。  本件については質疑のある方は挙手願います。 ◆しのだつよし   これ、昨年度は2つのことを行ったということが書いてありまして、1つは開催経費の助成と、あと2つ目はパンフレット・リーフレットの作成ということで、これは学校や地域団体に配付したというふうに書いてあります。これによって114のイベントを助成することができたということで、これは先ほどパンフレット見せていただいたんですけども、出来上がりもよくて、とても評価しております。これがどれだけ効果があったのか。例えば、この114のイベントのうち本人が手を挙げたものもあると思いますが、あと、例えば学校や団体がこのパンフレットを見てアーティストを活用したというものもあるのかどうか、この内訳があるかどうか教えていただければ。  あともう一点。事業効果として、アーティストの新たな発掘につながったというふうに書いてあります。この登録者数が249件とありますが、これは恐らく令和3年度末の数字だと思うんですけども、これが新たな発掘につながったということであれば、どのぐらい増えたのか、昨年度の数字も併せてお知らせいただければと思います。 ◎文化・国際交流課長   まず、アーティストバンクいたばしの活用でございますけれども、昨年度末に作成させていただいて、まだまだこれからPRで活用していただく件数を増やしていくという段階でございますけれども、今時点で9件のマッチングというところでございまして、アーティストと実際のイベントの開催者をつなぐ役割を財団のほうに担っていただいてございますけれども、13件の相談今まで受け付けてございます。9件、マッチングが成功したという実績がございまして、まだまだ件数的にはこれからでございますけれども、それを一層増やしていきたいというふうに考えておるところでございます。  それともう一点、アーティストバンクいたばしの登録件数でございますけれども、令和2年度末が140件の登録件数だったところでございます。昨年度末、令和3年度末につきましては249件というところでございまして、109件、バンクのほうに登録されているアーティストが増えたという実績がございます。 ◆かなざき文子   実際に使った方々の意見としては、とても助かりましたって言われて、本当にありがたかったっていうことを言われていたんですけれども、ただ、例えばコンサートだと、サロンコンサートみたいなシリーズで、4回ぐらいに分けて企画をしたんだけれども、1回ずつのみ対象というふうに言われて、1回ずつを申請していかないと助成を受けることができなかったみたいなんですけども、そういった点では改善、今年度どうされるのかということも含めて、今年度は昨年度と比べて内容が若干変わるのか、工夫されるのか、改善をされるのか。その辺も含めて、いろんな形のイベントをされて、企画をされているんで、できればそれぞれの工夫をきちっと受け止めて、助成ができるといいなというふうに思ったものですから、その点について、教えていただけますでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   今年度も、委員おっしゃるとおり6月補正でご了承いただきまして、7月1日からアーティスト応援キャンペーンを実施させていただく予定でございます。昨年度との大きな変更点でございますけれども、今までは個人の開催につきまして1団体1件のご申請をいただくという形で展開してございました。1団体1件というのは変更する予定は今のところございませんけれども、それと併せて個人の開催だけではなくて、コラボ開催というところで、複数のアーティストが一緒にイベントを開催するというところで、支援メニューを増やしてございます。  コラボ開催でございますが、上限50万円という形で、個人は20万円を上限とさせていただく予定でございますけれども、コラボ開催では上限が50万円、それと、施設の使用料助成をさせていただくという形で考えておるところでございます。 ◆かなざき文子   ちょっと今年度のところでちょっと確認しておきたいんですけれども、共演について初めて認めますよってことなんです。これ例えばピアノコンサートっていうことで、5人のピアニストが一緒にコンサートを行うっていう、そういったものも対象になるということなんでしょうかっていうのが1つ聞いておきたいのと、それから実施結果のところで、申請件数が121件で、決定件数が117件で、その差が申請者による取下げとなっているんですが、取り下げた理由っていうのが分かったら教えてください。 ◎文化・国際交流課長   まず、今年度行わせていただきますアーティスト応援キャンペーンの申請いただく要件でございますけれども、まずそのアーティストバンクいたばしにご登録いただく必要がございます。そのアーティストバンクいたばしにご登録いただいた方々のコラボ開催っていう形であれば、上限額50万円という形でご申請いただくことが可能でございます。ただ、申請いただくのがコラボ開催であっても、コラボで開催した方々がそれぞれ1件ずつ申請できるわけじゃなくて、一緒で1件という形で、そのほかは、申請いただけないような形になっておるところでございます。  それと、実績でございますけれども、委員おっしゃるとおり、申請件数は121イベントで、決定件数が117でございました。申請者に取下げというところでございますけれども、こちらにつきましては、ほかの国の補助金がございまして、「ARTS for the future!」という文化庁が展開しておる補助金ですとかございまして、そういった場合には重複して申請することができないですとか、そういった要件がございますので、例えば国のほうと並行して申請していて、国のほうの補助金が出そうだという話になった場合には、区のほうが降りなきゃいけないという要件がございますので、そういったところもあって取下げがあったのかなというふうには推測しているところでございます。 ◆かなざき文子   ごめんなさい、決定件数のところに、確かに決定件数じゃない、確定件数ですね。114イベントになって、3イベントについては文化庁補助金の受給を優先するのが2件で、あとコロナの感染拡大1件で、辞退3件というふうになっているんですけども。決定件数のところで、申請者による取下げは、そういう文言がなかったので、いわゆる要件が合わなかったのかなっていうふうにちょっと捉えていたんですけども、そこも文化庁の補助金が重複していたっていうことなんですか。 ◎文化・国際交流課長   そちらの理由につきましては、詳細がちょっとこちらのほうで把握しておらないところでございますけれども、追ってすみません、確認して、資料等を差し上げたいと思っております。 ◆かなざき文子   先ほど、ちょっと冒頭のときにちょっとご紹介したんですけども、サロンコンサートを4回シリーズでやっていこうと思ったら、その1回ずつの申請でお願いしますということで、要件がそうじゃないと駄目ですっていうことで、2件までは個人申請でされたんですけど、残り2件はちょっとできなかったから取り下げたみたいだったんですけど、そういった要件の違いっていうのがあったのかっていうところ、やっぱりそこを検証しないと、今年度の対象となる、ならないというところでも、また同じようなことが起きてしまうかなと思うんで、そのあたりの周知も含めて、どういうふうにされるのかというのをちょっと確認させてください。 ◎文化・国際交流課長   委員おっしゃるとおり、こちらのアーティスト応援キャンペーンにつきましては、アーティストの方を支援をさせていただくというのが主なメインの目的でございますので、できるだけ助成金のほうを使っていただくっていうスタンスは昨年度と引き続きやらせていただこうかと考えてございます。いろいろなご相談ですとか、こういった案件は支援の対象となるのかどうかというのは、お問合せいただいて、区の補助金の申請メニューにつきましても、今年度につきましては中小企業診断士協会のほうにご協力をいただいて、区の補助金の支援ですとか、あと国の補助金の支援を含めて、そのほかご自身の経営の相談ですとか、そういったのを含めて相談に乗っていただけるような委託契約を結んでございますので、そういったのを活用していただいて、助成金のほう、なるべく出していくような形でやらせていただきたいというふうに考えておるところでございます。 ◆田中しゅんすけ   すごく気になっていることがあるんですけど、このアーティストバンクは、確かに今、課長が補助金で活用していただいて、活躍の場を広げていただくというところが目的であって、本当にコロナ禍で苦しいんで、いろいろなライブとか事業とか、それから例えば展覧会とか、できなかった方に対する支援だというふうに認識はしているんですけれども、ただこれ原資は税金ですので、補助金を出すということに対して、何でもかんでも支援することが支援策につながるんではなくて、じゃ、実際問題しっかりと支援をしました、支援をしたアーティストの方々が、今後板橋区に対して、どのような今度、こういうことはできますよとか、こういう協力はできますよとか、そういう申入れとか、そういうのが実際この支援をして、その後お話があったかどうか、まずお聞かせください。 ◎文化・国際交流課長   このアーティストバンクいたばしにご登録いただいているアーティストの方の活用方法でございますけれども、財団のほうで行っております月に1度、先月から復活いたしましたけれども、ロビーコンサートですとか、あと学校のほうにアウトリーチといいますか、出張して文化芸術に触れていただくための活動も活用させていただいておりまして、そちらのほうに、学校ですとか、ロビーコンサートのほうにお呼びして、区民の方々に文化ですとか芸術に触れ合う機会を提供するっていうところで、ご貢献いただいておるところでございます。 ◆田中しゅんすけ   まさしく、この事業の概要で一番必要なところが、区民の皆さんに対してしっかりと還元をしていただけるために、もちろん、一義的には今の状況に対するご支援です。ただし、そのご支援をしていただいた先は、区民の文化的な生活の中で、アーティストの皆さんが還元していただけるというような取組の中で、やっぱり税金って使われていくと思うんですよね。  だから際限なく、一生懸命これからもやっていきますよではなくて、ちゃんとそういう一つひとつ、例えば年度の支援に対したところのアーティストの方へのいろんな区への協力ですとか周知、音楽を届けていただくだとか、芸術を届けていただくだとか、やっぱりそういうところも、区としてはしっかりとお願いをしていくというところも大切だと思っています。ぜひその部分をしっかりと、グリップするとは言わないんですけれども、登録して、アーティストバンクだというふうに発信しているんであれば、やっぱりそういうところの取組も、併せてちゃんと紹介をしていかなければいけないというふうに思っていますけど、いかがでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、助成することが全てではございませんし、それをもって成果とするつもりはございませんし、アーティストバンクいたばしもこちらのほう、昨年度つくらせていただきましたけれども、これをもって終了とするつもりは全く考えておるところではございません。  ご登録いただいたアーティストの方々も、区の事業に貢献していきたいと強く思ってらっしゃる方も多くいらっしゃいますので、そういったお声をいただきながら、区の事業に活用させていただいて、区民の皆様にサービスを提供していく、文化芸術活動に触れていただく機会を増やしていくっていう活動は、これからも引き続きやらせていただきたいというふうに考えておるところでございます。 ◆田中しゅんすけ   そこをやっていただかないと、助成しました、投資しましたじゃ、区民の皆さんにご説明がつかないんです。その効果がどうだったかっていうことをちゃんと発信していただかないと、制作物はできましたとかじゃなくて、制作物はあくまでもツールです。それに対して区民の皆さんがどういうふうな心の潤いですとか、そういうことができたかということも、ちゃんと併せて発信していただかないと、この事業がよりよい事業にはならないと思いますので、ぜひその部分も、これからは発信していただくようにお願いいたします。 ◆おばた健太郎   このいたばしアーティスト応援キャンペーン、この施策は非常にアーティストの方々には好評でして、今年度も補正予算で入ってきたので、非常に期待をしているところであります。また、アーティストバンクのPRパンフレットもご覧になっている方多いと思いますけど、出来が非常によくて、こんなにアーティストの方がいたのかという再発見に非常につながっていると思いますので、今後もぜひお願いしたいなと思っておるところでございます。  その上で、ちょっと何点かお伺いしたいんですが、先ほどの質疑の中で、マッチングが13件で9件というようなお話があったんですけれども、以前のところで伺ったときには、このPRのパンフレットをいろんなところにお配りして、それは各自、自治体とそのアーティストの方でつながっていただくっていうようなお話だったかなと思ってたんですけれども、このマッチングというのは、文化・国際交流課で、ある程度その間に1回入るっていうような形になったっていうことなんでしょうか。ちょっとその辺を詳しく教えてください。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、まず、イベント開催者がそのアーティストとつながりたい場合には、取りあえず財団のほうにご相談をいただくというスキームをつくってございまして、その条件ですとか、日程ですとか、そういったのを調整をさせていただく。その仲立をやらせていただくような形になってございます。そういうような形で、要は円滑にマッチングが成立するような支援をさせていただいておるところでございます。 ◆おばた健太郎   そうすると、直接たしか連絡先もあったかなと思うんで、直接でも構わないし、その間に入っていただいて円滑につないでいただくという形でもいいというようなことで、ごめんなさい確認です。 ◎文化・国際交流課長   基本的には、まずその財団のほうにお問合せいただくような形でお願いしてございまして、マッチングにつなげていくという形で考えておるところでございます。 ◆おばた健太郎   それで、マッチングが今9件成立したということですので、ぜひ、このままお願いしたいなと思っております。それから、今年度の補正予算のところにも少し質疑がいったので、追加でお伺いしたいんですけれども、何か質疑でちょっとお伺いしたんですが、前回は、区内の施設については補助がしっかり出るというようなところがあったんですけれども、今回は、区外の施設等について何か変更点はあるでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   今年度の事業につきましても、基本的には区内の施設を利用するというところを要件とさせていただいておるところでございます。 ◆おばた健太郎   なかなか、お金の流れとして難しいというのは理解できるところなんですけれども、ただ1点、区内の施設で様々なコンサートですとか、様々なイベントを行う上で、適切な施設がないという実情があると思ってるんですけれども、そちらについての認識をお伺いします。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、特にお声をいただいてございますのが太鼓のご公演で、なかなか実施できる会場がないっていう話には、お伺いしておるところでございます。そちらのほうを考慮させていただくように、検討はさせていただいておるところでございますけれども、こちらの助成事業の主な目的の中で、当然もう一つは、アーティストの方の活動を支援していく、応援していくというところでございますけれども、区民の方々に文化芸術活動に触れていただける機会を提供するというのも大きな目的でございますので、そういったのを踏まえながら、今年度のメニューにつきましても、ちょっと検討させていただきたいというふうに考えてございます。 ◆おばた健太郎   区内の方々に知っていただきたいということで、区内の施設というのも理解はできるんですけれども、また一方、東京ですので、近くの区外の施設もしくは埼玉の施設でも、いい施設は実はいっぱいありまして、しかも電車で10分、20分で行けちゃうわけですね。ですので、せっかくいい事業をやっているわけですから、いい環境で、区民の方にそちらに行っていただくということも可能だと思います。検討いただけるということでしたので、ぜひ今後もそちらは検討していただきたいなというふうにお願い申し上げます。  それから、先ほど田中委員がおっしゃった区の中での貢献というところ、私も非常に重要だと思っているんですけれども、先ほど、ロビーコンサートっていうところの話がございました。ロビーコンサート、私もぜひいろいろな団体にやっていただいて、広げてほしいなと思うんですが、1点、アーティストの方がロビーコンサートやりたいといっても、なかなかちょっとどういうルートで行けばいいのかとか、実はロビーが意外といろんな展示をやっているので、空いていないというようなお話も1点伺うんですが、そちらの仕組みについて、現状教えていただければと思うんですが。 ◎文化・国際交流課長   ロビーコンサートにつきましては、財団のほうが実施しております事業でございまして、事前に会場を押さえて、出演していただくアーティストの方との調整を踏まえて、やらせていただいておるところでございます。もし、お近くにロビーコンサートぜひ出演したいという方がいらっしゃれば、財団のほうにお問合せいただいて、調整をさせていただくような形になろうかと思います。 ◆おばた健太郎   正直申しまして、このロビーコンサートやりたいっていう団体結構あると思います。ですので、365日しかないですから、なかなか難しい部分もあると思うんですね。毎年やってらっしゃる団体もありますし、ちょっとそこら辺の不公平感がないように、仕組みを検討していただいたほうがよろしいんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   財団のほうで、そこら辺の要綱ですとか定めているとは思うんですけれども、そこら辺のルールづくり、そのルールというのは、公にしたほうが公平なのかなというふうに考えてございますので、そこら辺も検討して、皆様にご納得いただけるような形で運営していきたいというふうに考えてございます。 ○委員長 
     本件につきましてはこの程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に議題に入ります。  初めに、令和3年第4回・令和4年第1回定例会調査事項に関する提言の方向性についてを議題といたします。  お手元に配付いたしました資料3は、前回の委員会で出されました意見を集約し、令和5年第1回定例会において2年間の活動に基づく提言をまとめるために、現時点での提言の方向性を記した正副委員長案でございます。  初めに、1ページをご覧ください。第4回定例会の提言の方向性についての案文でありますが、こちらは第1回定例会でお示しした案文に対して、各委員より出された意見を反映したものです。新たな内容は網かけの部分となっております。  それでは、本案に対して特にご意見があればお願いいたします。 ◆田中しゅんすけ   今おばた委員からも質疑があって、お答えがあったんですけれども、ぜひ、この今の提言の方向性に加えていただきたいのが、区民の方々の参加する機会の提供というところを、ちょっと私、まだ全然しっかりとまとめきれてはないんですけれども、例えばなんですけど、板橋にゆかりのあるアーティストの活用を区民の方々により広く周知するとともに、参加する機会の提供に努め、活動やパフォーマンスの場を拡充すべきであるというような内容にしていただくと、さらに全て区外は駄目よというところを縛るわけではなく、そこに、区外にもし考え方を広げて、提言として広げて考えて捉えるとしたならば、そこにもう一つ区民の参加する機会を提供してほしいという言葉を入れていただきたいというふうに思っております。 ○委員長   今のご意見に対し、皆さん異論がなければ、検討する方向で入りたいと思いますが、いかがでございますでしょうか。          (「なし」と言う人あり) ○委員長   それでは、いただきました意見を反映させた最終的な案文につきましては、正副委員長に一任願います。  ほかにございますでしょうか。          (発言する人あり) ○委員長   どうぞ、ちょっと言ってください。 ◆竹内愛   いやいや、だって、そうしたらみんな提言これで言うようになっちゃいますよ。今日は、これは前回のやつでやるってことだから、今日の質疑は4定のときに提言として提案することになってる。さっきの理事会でもそういうふうに取りまとめたはずなんだけど。 ○委員長   ちょっと整理します、すみません。 ◆元山芳行   今言ったような修正とか、新たな追加とかっていう提案はなし。 ○委員長   いや、ちょっとお待ちください。          (発言する人あり) ○委員長   今日の質疑の内容を踏まえた上での追加ということですね。4定で修正というスタンスでお願いできればと思うんですけど。修正の内容が、資料3の方向性に関わるものなのか、その次のページの意見、概要、提言の方向性に関わるものなのか。どちら、まずどちらなんでしょう。 ◆元山芳行   追加をしたいなと。          (発言する人あり) ◆竹内愛   4定でやるって言ったじゃない。 ◆元山芳行   4定で追加を言えばいいの。 ◆竹内愛   ただ、方向性については今日確認しないといけないので、方向性で追加がある場合には、今日言ってもらわなきゃいけない。 ○委員長   ③の方向性の提言の方向性の追加についてはこの場でお願いしたいという…… ◆元山芳行   だから、4定の部分しか言えない。じゃ、いいです。 ○委員長   よろしいですか。          (発言する人あり) ○委員長   次に、2ページ目及び3ページ目をご覧ください。令和4年第1回定例会の提言の方向性についての案文でございます。  本案に対する各委員の意見を求めます。 ◆竹内愛   あくまでも前回までの。 ○委員長   特にないですか、よろしいですか。          (「はい」と言う人あり) ○委員長   それでは、本案を最終的な提言に向けての方向性を示した案文といたします。  本件につきましてはこの程度でご了承願います。  議題の2に移る前に発言の訂正がございます。次の議題の前に、文化・国際交流課長より先ほどの報告事項2に関する発言の訂正の申出がありますので、これを認めます。 ◎文化・国際交流課長   先ほどの報告事項(2)「いたばしアーティスト応援キャンペーン2021~♯つながる かさなる アートの輪!~」事業実施結果につきまして答弁の訂正をさせていただきたいと思います。申し訳ございません。先ほどかなざき委員から、イベント開催経費の助成の決定件数、117イベントというところで、そこで、私のほうの答弁で、補助金のほうの重複申請というところで取り下げたという話でちょっとお答えさせていただきましたけれども、それは全て音信不通によるものでございまして、答弁を訂正させていただきたいと思います。申し訳ございませんでした。資料のほうも、訂正をさせていただきたいと思います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、地域活動等の再起動に向けた支援についてを議題といたします。  本件について理事者より追加の説明はありますでしょうか。          (「なし」と言う人あり) ○委員長   初めに、現状確認のための質疑を行います。  本件に対する各委員の意見については、質疑が終了した後、改めて述べていただきたいと存じますので、あらかじめご承知おき願います。  それでは、質疑のある方挙手を願います。 ◆かなざき文子   まず、地域活動の再起動に向けた支援ということなので、改めて頂いた資料を読んだんですが、これは実績ですよね。で、これがどう支援につながっているのかっていうところが知りたいんです。令和元年のときに利用していた、あるいは平成30年のときに利用していた個人や団体が令和3年度、利用に戻ってきましただとか、相談がありましただとか、そういう再起動、新たな貸付けもあると思うんですけども、それまで、コロナ以前のときにはそこを拠点にして、様々な活動をしていたんだけれども、コロナで一旦お休みになって、それが令和3年度あるいは令和4年度の4月以降、どう再起動されてきたのかっていう、そこの実態がどうなっているのかというところを教えてください。すみません、それぞれでです。 ◎地域振興課長   皆様から依頼されました調査資料としては、地域の各団体の活動状況、可能な限り把握したいと思っていると、その中でそれぞれの施設の利用率を知りたいということでお出しさせていただいたものです。実際見ていただいて分かりますように、令和元年の後半からコロナが始まり、令和2年から令和3年にかけて、本当にコロナの関係がございまして、施設自体も、こちら利用率出しておりますけれども、実際にコロナの関係で令和2年度につきましては、地域センターにかかりましては143日間ほど休館をしている、また夜間休館というのもございました。  令和3年度につきましては36日休館というような形もあったんですけれども、実際、当初はコロナに対して、どのように感染防止対策を取って利用していいか分からないというような形、私たち施設を貸し出す側も分からないし、また借りる方々も不安というような形だったと思うんですけれども、だんだんイベント等の開催における必要な感染防止対策というのが明確になってまいりまして、飛沫の抑制でマスクを着用しようとか、手洗い、手指消毒、施設の消毒などをしようと、また換気の徹底をしていきましょう、あとはもう一つは密集を回避しましょうというような、そういった1つずつ感染対策が明確になってきたことに伴って、お使いになる方も安心してだんだん使ってくるようになったのかなと。そういった認識を持っておりますので、いかにコロナに対しての感染対策に対して、私たちがどういった情報を提供し、またそれを着実にその状況をやっていけるようになることが、少なくともこの今回お出ししている地域センターや集会所の利用を、より一層皆さんに安心して使っていただけることへの橋渡しになっているのかなという認識を持っているところでございます。 ◎長寿社会推進課長   当課で出させていただいたふれあい館の利用状況につきましては、見ていただいたとおり非常に2年度、3年度につきましてはコロナの影響を受けておりまして、実際休館も多かったっていうような状況です。やはり、高齢者のリスクが高いという観点で、全館休館に至ったということは少し早めにスタートをさせていただいた結果だというふうに捉えております。  一方で、非常に高齢者の方がふれあい館も含めて、なかなか出る場、通いの場も含めて居場所がなくなってきたことについて、非常に影響があるということが近年非常に心配されているような状況でして、今年度、そういった観点から1つはeスポーツというような、少しゲーム感覚で扱い方を覚えていただこうというような取組を、ふれあい館としては導入をさせていただいたところです。  それから、例えばNTTドコモとかの携帯の使い方とか、そういった情報の取り方とかそういったことも、ふれあい館の事業として取り入れていくというようなところです。また、いろいろと状況が変化している中で、今年度、ふれあい館5館を含めまして、どういった利用、どういったことが目的で来られている等々、現在、詳細にわたった調査をかけさせていただいて、今回のコロナを契機として、今後のふれあい館の在り方、ここも含めてどう支援していくべきかということで、今後、動いていこうかというふうに考えているところでございます。 ◎障がいサービス課長   障がいサービス課としては、障がい者福祉センターの貸室の利用状況について資料提出しているんですけれども、まず、障がい者福祉センターにつきましては障がい者の団体であったり、その親のによって組織されている、登録されている団体が利用されているお部屋なので、地域経済とどう関連するかっていうところを踏まえた上で、障がい者の活動という点でお伝えをさせていただきますけれども、コロナの影響を受けて、元年度はまず多少影響は受けていますけれども、2年度には大変大きく落ち込みまして、やはり、合併症ですとか怖い方が非常に多いですので、これは2年度と引き続き3年度も大して変わりはなく、利用されているという状況です。  これはここでお出ししていない、例えば福祉園であったりとか、そういった施設でも同じような状況ではあります。ただ、今年度に関しましては、皆さんに少しでも社会参加の機会は多くつくりたいということで、事業などは開始できるように調整をしているところです。 ◎スポーツ振興課長   スポーツ振興課としては、体育施設の利用率について出させていただいています。おおむね地域振興課と同じように、感染症対策をしまして、安心して施設を利用していただけるというようなことを肝に銘じてやってきたところですが、1つ特徴としては、体育施設は屋外施設がございますので、令和2年より令和3年度は若干利用率が下がっているんですけれども、これは天候とか工事のほうの関係等もありまして、利用できる全体の日数とかが違うというところで、率としては下がっているんですけれども、実際、令和2年度より3年度のほうが、利用されている方の数は増えてきておりますので、そういったところ、安心して施設を利用できるように支援していきたいと思っております。 ◎文化・国際交流課長   文化・国際交流課は、文化会館とグリーンホールを所管しておるところでございますけれども、資料ご覧のとおり、やはりコロナ禍で令和2年度が大分下がっているというところでございまして、令和3年度は少し戻ってきているというところでございます。  これからの推移でございますけれども、これからの感染状況にもよるかとは思うんですけれども、少しずつ戻ってくる傾向にあるのかなというふうに考えておるところでございます。やはり、それも先ほどお話ありましたとおり、コロナ禍における感染症対策っていうのがかなり明確化されてきたのと、ワクチン接種が進んでいるというところもあって、区民の方々が外に出られる環境が少しずつ整ってきているのかなというふうに考えておるところでございます。  今後の見通しでございますけれども、元年度のコロナ禍前の利用率に戻すというのも大事かと思うんですけれども、それよりもさらに利用率を上げるための方策が必要なのかなというふうに考えておるところでございまして、今年度、文化・国際交流財団を文化会館とグリーンホールの指定管理者に選定をさせていただくという手続を今進めさせていただいておるところでございますけれども、それに伴いまして、今までは財団のホームページと文化会館、グリーンホールのホームページがそれぞれあって、財団からアクセスしようとすると外部サイトにリンクして、要は別サイトで管理しておったところでございますけれども、指定管理者という形になれば、財団のホームページで一括して施設のご利用案内なんかも提供することができるというところでございまして、そういったところで区民の方々にアクセスしやすい環境を整えさせていただくというのと、統一して見やすいホームページをつくらせていただくというところで、利用者の増ですとか、チケットの購入増ですとか、そういったのにつなげていきたいなというふうに考えておるところでございます。 ◆かなざき文子   それぞれの施設によって、ちょっとどうあるべきなのかっていうところが違うんだなということを、今のご説明を聞きながら感じました。例えば地域センター、集会所、こちらでいくとやっぱり地域の方々の利用をどういうふうに元に戻し、さらに新たに利用を増やしていくのかっていうところなんだなと。それから、ふれあい館については、なかなか高齢者の方々のリスクが高かったと思うんですけれども、戻しつつボウリング大会をやられているみたいですけど、非常に盛り上がったイベントも入れて、そういったイベントやっているところではやっぱり利用率が上がっているみたいなんですけれども、そのあたりを、それだけでなくてそれぞれの地域性もあると思うんで、それをどういうふうに増やしていくのかっていう、先ほどふれあい館の在り方そのものがっていうことで言われていたので、まさにそのとおりだなと思います。あと、障がい者のセンターのほうは、当事者あるいはご家族中心とした利用が次第に元には戻ってきているけども、でも交通があまり便利なところではないので、そう一気に増えるものではないんですけれども、なおかつセンターとして、どういうふうに利用を進めていけることができるのかっていうところでは、ちょっと今後のまた相談をしていかなきゃいけない、協議をしていかなきゃいけない。そのセンターとしての在り方がどうあるべきかっていうところも、ちょっと気になるところかなというふうにちょっと感じたんですけども。  あとすみません、体育施設はオリンピック等のこともあって使えないときもあったりもしたのかなって、その影響もあったかしらってちょっと気になってたんですけども、なおかつかなりコロナで、令和3年度も割とお休みになった、イベント全部中止にしましたっていうところもかなり出ていたかなと思うんで、実際上、本当に戻ってくるのはまだ今年度以降になっていくのかなと、そのあたりを見ながら、まだまだ足りていない部分があるのかなというふうにも感じて、ちょっと聞いていたんですけれども。それぞれの施設ごとで、文化会館だとかグリーンホールっていうのは区内全体が皆さん使ってらっしゃいますから、それぞれの施設の意義だとか役割っていうのがあるのかなというふうに思うんですけど、それぞれの意義、役割っていうのを区がどう受け止めていて、それを今後どういうふうにしていこうと考えているのかっていうところを、ちょっと1点聞いておきたいのと、もう一つ再起動なんですが、次第に利用がどこもみんな増えているので、うれしいことなんですけども、コロナ以前に利用されていた方がどれだけ戻っているのかっていうところの、戻ってきている割合っていうのがもし分かったら、それも教えていただきたいんです。 ◎地域振興課長   意義と再起動のところについてお答えしたいと思っています。今の地域センター、区民集会所は住民相互の交流の場であり、また自主的活動の場というふうに捉えております。その中で、地域センター、区民集会所は、まさしく地域の方がお使いになるところですので、地域の方がどういった団体活動をしているかということを、情報をいただければそれを把握しておりまして、それはその団体の方の了解の下に、どのセンターも活動の紹介をする場を設けてございます。  ですので、もし、そこの団体さんが連絡先などを出してもいいよということであれば、例えばこのダンス、一緒に入りたいんだけどっていったときに、そこの団体とつなげるような、そういったお手伝いを18センターでやっておりますので、そこのところをより一層力を入れていくという方法もあると思います。そして、どの程度戻ってきたというのは、私のほうではちょっとまだ把握していないところです。申し訳ございません。 ◎長寿社会推進課長   ふれあい館につきましては、老人福祉法に基づきます老人福祉センターの位置づけですので、基本的には60歳以上の方を対象にした健康増進、また介護予防、レクリエーションを含めまして、今は生活、そして教養講座、クラブ等々が実施するということで、これは区民福祉の一番のこれからの健康長寿社会を目指す意義を持っているというふうに考えております。  また、再起動に向けて、ようやく開館日数も増えてきたところですけれども、現実的に5館合わせて、コロナ前の4割程度しか、今のところご利用者がいらっしゃらないという状況でございます。 ◎障がいサービス課長   障がい者福祉センターをご利用いただいている方は、主にその当事者の方、その親、それによる組織される団体ということですが、令和元年度、2年度、3年度と、その登録の団体数を見ると、元年度が122、2年度が127、3年度が113ということで、3年度多少減っているというのが現状でございます。ですので、これからも障がい者の方々と対話する機会を増やして、登録、活動していただく団体を増やすように、こちらのほうとしても努力していきたいというふうに考えます。  あと、コロナ前と後ということですが、戻りとしては割合でいくと大体6割から7割の利用が戻っているというような状況ですので、なかなか障がいをお持ちの方はほかの合併症が怖いですので、こちらとしては、そこはゆっくりと見守っていきたいと思っています。 ◎文化・国際交流課長 
     グリーンホールと文化会館でございますけれども、多文化共生と文化芸術活動の拠点として、今後も考えていきたいというふうに考えてございまして、今のところ利用率を見ますと、貸し館施設の利用率でございますけれども、その方々が引き続きご利用いただけるような環境、さらに、先ほどのアーティスト応援キャンペーンもございましたけれども、文化芸術活動に触れていただけるような活動を引き続き実施させていただきたいというふうに考えておるところでございます。  利用者の戻りの割合につきましては、申し訳ございませんが、ちょっと把握しておらないところでございます。申し訳ございません。 ◎スポーツ振興課長   スポーツ施設に関しましては、やはり区民の皆さんが体を動かして、健康増進のため運動習慣をつくるようなきっかけとか、そういったものを提供できるようにしていきたいというふうなところが意義だと思っております。通常の開館で、体育館や施設に来ていただいてスポーツをしていただくというところもそうですし、あとは今年度はやはり、おっしゃっていたように昨年度までなかなかイベントができなかったところがございますので、イベントを通じて、また、運動再開するようなきっかけとかつくりになれるよう、今年度はやっていきたいとは思っております。  こちらもなんですけれども、やはり以前の方がどれぐらい戻られたかっていうのは、ちょっと手元に情報がないので、申し訳ないんですが分からない状態です。 ○委員長   では、委員会の途中ではありますが議事運営の都合上、暫時休憩いたします。  なお、再開は午後1時といたします。 休憩時刻 午前11時56分 再開時刻 午後 零時56分 ○委員長   それでは、休憩前に引き続き地域・経済活性化調査特別委員会を再開いたします。  質疑を続けます。質疑のある方は挙手願います。 ◆おばた健太郎   何点かお伺いしたいんですが、この過去3年の利用実績というところから、今後の活性化の策をというところでなかなか難しい部分があるかなというふうにも先ほどの質疑からも感じたところなんですけれども、利用されている方々からのご意見を伺うというところについて、午前中にも少しお話があったと思うんですが、アンケートを取るなどというようなことは実施がされてきたのかということと、これから実施をされる予定はあるのかということを教えてください。 ◎地域振興課長   地域振興の地域センターや区民集会所をご利用いただいたときは、必ずご利用が終わった後にご意見を書けるペーパーを置いてございますので、そちらのほうに、例えば集会所でここに不備があったとか、いろいろそういった書き込めるアンケート用紙をご用意してございますので、そこで日々収集しているところでございます。 ◎長寿社会推進課長   ふれあい館につきましては、各事業ごとのアンケート、またふれあい館の指定管理者のほうで積極的にアンケートを取っていますので、そこについては引き続き行うというふうに聞いていますし、報告も受けております。  また、先ほど、かなざき委員のときにご答弁申し上げましたけれども、今年度新たに、高齢者の方がどういったことを求められているのかという調査を詳細にわたってしようと思っていますので、そういったことで反映をしていきたいというふうに考えています。 ◎障がいサービス課長   障がい者福祉センターのご利用者は障がい者の団体等でございますので、日頃からいろいろなところで密に連絡を取っております。アンケートというのは特に行っていません。 ◎文化・国際交流課長   文化会館とグリーンホールのご利用者につきましては、今のところ、アンケート調査という形ではやってございませんけれども、日頃よりご要望ですとかご意見をいただく環境には整えておるところでございます。 ◎スポーツ振興課長   スポーツ振興課の所管しているスポーツ施設、体育館等では定期的なアンケートを実施しておりますので、そういったところでご意見をいただいているところでございます。 ◆おばた健太郎   特に文化・国際交流課の部分と地域振興課のところで、ふだんから意見を求めていらっしゃるというようなことが分かったんですが、今のお考えだと、恐らく、例えば椅子が壊れたりとか、そういったところのアンケートなのかなというふうに感じました。  今後のコロナ後の再起動に向けてということで、やはりコロナという大きな環境の変化があった中で、今後の施設の在り方という観点で改めてフォーマットを取り直しても新たなご意見というのが出て光が当たってくるんじゃないのかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。2課のほうにお願いします。 ◎地域振興課長   今取っているご意見は、それはそれで有効だと思っております。加えまして、なかなか紙のアンケートということで、そこで書かれる方というのも実効性についてはいかがなものかなと思うところがございまして、今私が言いたいのは、少なくとも地域センターはご利用者様と始終貸出しのときに面談もしますし、また町会長会議や青少年健全育成地区委員会であったりとか、そういった会議体に多く参加してございますので、そういったよく使われる方々からの意見を聴取すること、それを集約して地域振興課として取りまとめていくことが一番有効な手段ではないのかなというふうに私としては考えているところでございます。 ◎文化・国際交流課長   文化会館とグリーンホールでございますけれども、こちらにつきましても、事前に設営事業者と打合せをする機会がございまして、その当時、セッティングの内容ですとかご用意させていただく附帯設備ですとかの打合せをさせていただいてございます。そのときに、いろいろご要望を対面でお伺いして、ご要望につきましては、できる限りかなえさせていただいておるところでございます。そういった機会を通じて、コロナ対策というところもありますし、机ですとか、そういったものの不備なんかのご指摘なんかもいただいて、よりよいサービスにつなげていくというところは引き続きやらせていただきたいというふうに考えておるところでございます。 ◆おばた健太郎   今のご答弁の中では、改めて取らなくても、今積極的に利用者さんとコミュニケーションを取れているというところの中で、今後の課題については日々ヒアリングと収集、そして検討を行っていくというような趣旨かなというふうに理解いたしました。  それで、続きましてなんですが、他地域では、例えば、これはインターネットで調べただけなんですけれども、福島市などでは一般的な団体に対して、一定数のイベントを行う際に、例えば1回50万円だとかというような補助金を出して、広くイベントに対して補助金を出してイベントをやってくださいというようなことをやっているわけなんですけれども、改めて確認ですが、現状として今そういったことを検討されているのかどうかということについて教えてください。 ◎地域振興課長   多分、福島市さんがやられているのと趣旨は同じかなと思うんですけれども、地域振興課では、地域振興に関する活動支援ということで、例えばコミュニティ活性化事業支援ということで補助金を出しております。地区の運動会や地区まつり、地域センターまつりや交流事業などに対して補助金を出しておりますし、また、成人の日のつどいも共催事業ということではございますけれども、こちらのほうから共催金というか、そういった形で金銭、お金の補助もしているところでございます。ですので、そういった形で、名前こそ違え、いろいろな形で地域の方々がイベントやら活性化事業を行うに当たっての補助というのは流れていくような仕組みになってございます。 ◎文化・国際交流課長   当課におきまして、先ほどご議論いただきましたアーティスト応援キャンペーンを時限的にやらせていただいておりますけれども、そのほかに、既存の事業で、財団でございますけれども、例えば広く板橋区民を対象として文化活動の普及・向上を目的とする講演会ですとか研修会に対する助成を出させていただいておるところでございます。助成の金額といたしましては、収入額を差し引いた事業経費の2分の1以内で20万円を限度という形で交付をさせていただいてございまして、文化芸術振興を支援させていただいておるところでございます。 ◆おばた健太郎   形は違えど、そういった補助金というか助成を行っているというのは理解できました。ただ、福島市のほうは、既存のもの以外も実行委員会形式ですとか様々な団体が、例えば、今後コロナが終わって地域活動を再起動するときに、既存のものを再度行うというところで、これまでの補助金というのは理解できるんですが、新たに、例えばこの地域で何かフェスをしたいとか、新たなものを行うときには、そういったスキームは今使えないのかなというふうに思っていまして、簡単に言うと、もうちょっと対象を広げた形でのイベントに対する助成というものの検討についてはいかがでしょうか。 ○委員長   該当する所管の方。 ◎地域振興課長   新たなものということで、またこれも少し方向性はおばた委員が言っているのと異なるかもしれないんですけれども、地域振興課では、ボランティア・NPO活動公募事業の補助金というのを出しておりまして、それは毎年毎年公募しております社会に資する、またはこれからのボランティア活動を進めていく上で、今金額とかは細かくは申し上げられないんですけれども、そういった事業をやりたいという方々のお申し出を受けまして説明会などを開催しながら手を挙げていただきます。それは基本的には公募事業ということですので、選定会議などを踏まえながら、それは適しているよね、これはちょっと違うかななんていうことを選定委員の中で確認し合いながらやっていくという、それはもう毎回毎回の新しいものを手を挙げていただく、また継続していただけるものに対しても出していくという、そういった制度としては1つございます。 ◆おばた健太郎   最後に、今後の再起動という観点で、コロナ前とコロナ後ではコロナに対しての各施設のガイドラインというものが出ていると思います。このガイドラインは、ホームページ等で拝見しますと、東京都ですとか国のガイドラインに従ったものが出ているのかなとは思うんですけれども、一応念のための確認ではあるんですが、随時、都とか国からのガイドラインが出されたものに対しての更新ですね、すぐ行ってはいただいていると思うんですけれども、そちらの頻度ですとか改定の指針といいますか、その方針について今どのように行っているのか教えてください。 ◎地域振興課長   毎回、例えば緊急事態宣言下であったりまん延防止であったりとか、国または都の措置内容が変わってまいります。その措置内容に応じた形で東京都のほうで、例えばイベント開催等における必要な感染防止策ということで都の指針が出されます。その指針を受けて、また区のほうもそれに準拠した形で動いていくわけですけれども、健康危機管理対策本部で毎回そこのところは区として共有しながら、そして皆様に共有していただけるように、ホームページのほうではいつも最新のイベント基準というか、そういったものがアップされているような状況になります。区及び、また区民の方に発信するに当たっても、いつもそれは都度都度更新するという形になってございます。 ◎長寿社会推進課長   特に高齢者の施設につきましては、東京都のほうでも大きなガイドラインというのを示しております。区のほうといたしましても、どちらかというと、ホームページというよりは紙ベースで皆さんにお知らせとか、施設ごとに変えたりということで、更新は随時させていただいているところです。今後、今回のコロナを契機に、そういった情報発信についても指定管理者のほうと協議を進めていかせていただきながら、効果的に皆さんに知っていただくような仕組みづくりを図っていきたいというふうに考えています。 ◎障がいサービス課長   障がい者福祉センターは、もちろん区の基準にも合わせますけれども、高島平福祉園と併設でもございますので、その利用者の状況であるとか、そういったところで臨機応変にやりたいと思っています。 ◎文化・国際交流課長   文化・国際交流課としても同様でございまして、国の指針を基に都のガイドラインが出ますので、それに基づいて逐一検討させていただきまして、区ホームページ等で周知をさせていただいておるところでございます。 ◎スポーツ振興課長   同様になりますが、国の指針や都の方針、取組等に準拠しながら、随時どのような対応に変わっているか確認して、どういうふうに取っていくかも検討しながら対応しているところでございます。 ◆おばた健太郎   それで、最後なんですけれども、こちらはこの地域センターのご利用案内のところを拝見したんですけれども、その中の非常に細かい部分で恐縮なんですが、感染拡大防止対策に伴う貸出条件というところで、5番に、大声での会話、発声、歌唱は控えてくださいという文言がございまして、これまたちょっと細かいんですが、一般社団法人の全日本合唱連盟というところが、これまたガイドラインを出しておりまして、こちらの細かいところを見ますと、歌を歌うときには、発声する前方に2メートル、左右に1メートルの確保をしてください。距離の確保が難しい場合は、マスクを着用してください。つまり、前後に2メートル、左右に1メートルの幅の空間を空ければ、マスクを外して歌唱してもオーケーですよというのが合唱連盟の指針で出ているわけです。  それを踏まえて、そういった様々な指針がある中で、今この地域センターでは歌唱を控えてくださいというガイドラインが出ていますという、こういった部分での、今差異があるということなんですが、そういった見直しを随時図っていただきたいなと思うんですが、いかがかということが1点と、あとやはり歌唱というか、お年寄りのところでも歌を歌うというのは非常に心身が晴れるといいますか、効果があることかなというふうにも思うので、今後そういったガイドラインの見直しということもまた検討していただきたいんですが、いかがでしょうか。2点お願いいたします。 ◎地域振興課長   ご指導ありがとうございました。ホームページにつきましては、もう一度見直し、修正などをしていきたいと思うのと同時に、地域センターや集会所って大きさがとても様々でして、例えば小さな集会所で、今、歌唱のこと云々というのではなく、やはり大きさが様々で、様々なお使いの仕方をする中においては、どうしてもどちらかに寄せて表現をしなくちゃいけないということもありますので、その表現については皆様に誤解を与えないように、また適正に皆様が使っていただけるような表現に変えていきたいと思います。 ○委員長   ほかのところは関係するところはないですか。 ◎長寿社会推進課長   確かにご意見いただきまして、高齢者の方はカラオケとか歌うことについて非常に元気が出るというお声も聞いております。しかしながら、現在のところはカラオケにつきましては停止をさせていただいているような状況です。ということにつきまして、実は先ほどアンケートのお話もありましたけれども、大勢の皆さんで仕切りのないところで歌っていただくために、いろいろなご意見をいただくところです。まだ反対するご意見もいただいている中で、強行にするよりは、どうしたら保てるかというところで、どちらかというと、皆さんで本当にそこをシェアして使っていただく施設ですので、そこについては慎重に、ガイドラインというよりは使い方についてのご案内を少し整理させていただきたいというふうに思います。 ◎文化・国際交流課長   文化会館とグリーンホールにつきましても、カラオケをご利用いただける施設がございます。その感染症対策というのもあろうかと思いますので、それは細心の注意を払って周知させていただきたいところではあるんですけれども、過度な周知となりますと、やはり利用者の萎縮につながるところもありますので、そこら辺のバランスを考えながら、引き続き周知のほうをさせていただきたいというふうに考えてございます。 ◆成島ゆかり   今、おばた委員のほうからガイドラインというお話がありまして、基本的に都のガイドラインに沿っていろいろ進めていかれているんだなというところはあるんですけれども、今、カラオケだったり大声というお話があったんですけれども、再起動していくに向けて利用率というものを見ると、今飲食を含んだ会合だったり会食がまだ駄目なのかなというふうに思っているんですけれども、現時点で全ての施設でまだ飲食は駄目なのかということと、今後いろいろな利用率等々を上げていくというところに向けては、どのような状況になったら、ガイドラインに沿ってなんでしょうけれども、区としてどれぐらいだったらというところがあれば教えてください。 ◎地域振興課長   地域センター及び区民集会所では、今飲食はオーケーというような形になってございます。 ○委員長   オーケーじゃないところありますか。地域センターと同じか。 ◎長寿社会推進課長   今、ふれあい館のほうでも、食事または飲み物をとっていただくことについては特段規制はしておりませんけれども、間ですね、ソーシャルディスタンスを含めて場所の間を空けてほしいとか、そういった配慮はさせていただいて、なるべくご利用いただけるような配慮をしているところです。ただ一方で、いろいろなお声をいただいているところもございますので、今後、そのお声も一つひとつ伺いながら、皆さんが快適に使っていただけるように進めていきたいというふうに考えております。 ◎文化・国際交流課長   グリーンホールと文化会館につきましては、かねてから飲食できる場所につきましては飲食できるような環境を整えておるところでございます。 ◆成島ゆかり   いろいろまだ制限があるのかなというふうに思っていたので、制限が緩和されていて、皆さんが使いやすい状況になってきているんだなというふうに思いました。ありがとうございます。  このいろいろな施設を使うに当たって、利用するには使用料、利用料というのがかかると思うんですけれども、例えば利用料、今いろいろな還元ポイントでポイントでお買い物ができるというものとかもすごく今皆さん注目されているとか利用されて、私もそうなんですけれども、利用してポイントで買い物をするというのもあると思うんですけれども、例えば、所管外ですかね。今板橋で導入を考えているいたばしPayのポイントをこういった体育施設、団体さんじゃ難しいのかもしれないんですけれども、個人で使う場合に、こういったいたばしPayのポイントで利用料が支払えるみたいな、そういったシステムというのは頭のどこかにあるのか、それとも難しいのかなというところを教えていただければと思います。 ◎地域振興課長   今の地域センターや区民集会所、文化施設、またスポーツ施設などITA-リザーブという、そういった施設利用システムで予約やら手続ができるようになってございます。このITA-リザーブ自体はIT推進課の所管になるんですけれども、そこの施設利用料をキャッシュレス化することはどうだろうかということで、IT推進課のほうでもそういった動きを見せているところです。ですので、PayPayやら何やらでのポイントでのお支払いというか、そういった形も、そこのIT推進課のITA-リザーブのキャッシュレス化というところにひもづけて考えていくことになるのかなと思っております。 ◎障がいサービス課長   障がい者福祉センターは、登録いただいている団体は無料でご利用いただいていますので、そういった特にいたばしPayの利用は考えておりません。 ◎長寿社会推進課長   現在、ふれあい館につきましては、ポイントとかキャッシュレスということはまだ想定はしていないところでございますけれども、4月よりウェルネススペースというおとセンのスペース、これ無料で活用いただけるようなところです。団体登録をしていただく必要がございますけれども、登録していただいて1つの集会所も無料で活用いただけるというところですので、まずはそちらのほうを広めさせていただいて、ふれあい館の利用のほうにも少し影響を及ぼした段階で少し検討はしていきたいなというふうには思います。 ◆成島ゆかり   ぜひキャッシュレス化を進めていただきたいなというふうに思っております。  次に、ふれあい館の利用について伺いたいんですけれども、先ほどの質疑の中で課長から、通いの場、集いの場が少なくなっていてというところでは、本当に大事なふれあい館の事業だと思っているんですけれども、先ほど携帯の使い方教室をというお話があったと思うんですけれども、ごめんなさい、ちょっと聞き逃してしまったので、これもう今既に始まっているのか、それともこれから進めていくのか。もしこれからであれば、進捗状況を教えていただければと思います。 ◎長寿社会推進課長   指定管理者事業の中で、既に携帯会社の方々と連携をしてやっている事業もございます。  また、今、危機管理部のほうでも防災の観点から、例えばふれあい館の場所を活用するかどうかはあれですけれども、老人クラブとかそういった方々を対象に、そういった教室も開いていこうということで積極的にスマホの使い方とかICTに関する教室なんかを開いていこうというふうに動き出しているところです。実際に昨年度についてはやろうとしていて、コロナの影響でできなかったということがありまして、実績としてはまだ数回ということですけれども、今後引き続き展開をしていきたいというふうに考えています。 ◆成島ゆかり   本当に60歳以上の方の居場所、通いの場でこういったデジタル弱者と言われる、来ていらっしゃる方皆さんではないですけれども、こういったデジタル弱者の方が通いの場で使い方が学べるというのは非常に大事な事業だと思いますので、ぜひ進めていただきたいと思います。  あと、先ほど今後のふれあい館の在り方についてニーズ調査を行うということでお話があったかと思うんですけれども、具体的にこの調査をどのように行うか教えていただけますでしょうか。 ◎長寿社会推進課長   令和元年度、2年度、3年度ということで非常にコロナの影響を受けた高齢者の方々が、今、価値観が相当違ってきていることも背景にあります。また、社会的に働き方についても、定年が延長になったりとか様々な状況が変わっていますので、ふれあい館も実はここ数年微減に推移をしてきているところです。そういった背景も含めまして、まずはどういう調査が必要かという分析をさせていただいているところでして、なるべく内容については本当に施策に反映できるような、ふれあい館の今後の展開に参考にできるような内容を今精査しているところでございます。精査できましたら暁には、また皆様のほうにお示ししたいというふうに思います。 ◆五十嵐やす子 
     令和元年度、令和2年度、令和3年度と見ていると、元年度から2年度にかけてがくっと下がって、3年度はちょっと持ち上げているというか利用率が上がっています。例えば西徳第二公園内集会所というのが3ページの上から2段目にありますけれども、ここも本当に少しですけれども、11.1%から11.9%というふうに上がっています。ただ、全体的に見ると幾つかさらに下がっているところがあります。例えば2ページの区民集会所全体平均の表の6段目のところ、板橋交通公園内集会所というところは、今どんどん下がっています。同じページで下から4番目のところの本蓮沼公園内集会所というところも、令和2年度が18%だったのが、昨年度は16.7%ということで下がっています。  幾つかこういうところがあるんですが、ピンポイントになると思うんですが、なぜここは利用率がほかと同じように上がっていないのかということをちょっと調べてみると、何か打開策みたいなのが見えてくるのかなというふうにも思ったんですが、このあたりは何か考えていらっしゃることとがあるんでしょうか。 ◎地域振興課長   今おっしゃられたところは、まさしくかなり老朽化が進んでおりまして、そろそろ改築やら改修やら、そういったところに入らなくちゃいけない施設であるというところでございます。ですので、この利用率が上がらない一つの大きな要因としましては、やはり施設の整備がよくないということが一つの要因かと思います。和室より洋室化、また階段がある、2階であるとか、そういったところですと、なかなか利用率が上がっていかないという要因がございますので、コロナ禍だけではなく、そういった大きな要因もあるということをお伝えしたいと思っております。 ◆五十嵐やす子   ほかにも障がい者福祉センターのほうも、和室がやはり利用率が落ちているというのは、同じような理由でしょうか。 ◎障がいサービス課長   和室のご利用というのは、やはり高齢化になってくると、なかなか皆さん避けられる傾向があるかと思います。それは生涯学習センターとかも同じような傾向がございましたので、和室という特徴が一つ要因になっているかとは思います。 ◆五十嵐やす子   和室の使い勝手がというときに、それでこの先もやはり利用率が落ちていくということが顕著であったときには、やはりその部分をどういうふうにしていくかというのを考えていただきたいなというふうに思います。また、その老朽化については、計画を立てて考えていかないといけないこともあるとは思いますけれども、やはり地域の中に集まる場所がなくなるということが一番いけないことではないかなと思いますので、地域の皆さんが集まることができる場所というのはしっかりと考えていただきたいなと思います。  それから、ついこの間の補正予算の中で、18地域施設にWi-Fiを設置というか配備するというようなものがあったと思うんですけれども、このコロナの中でやはり随分Zoom会議ですとかZoomを使っていろいろなことをするという方々が、自分も含めてですけれども増えてきました。  私が存じ上げている方は、やはり高齢者の方がたくさん参加していらっしゃるコーラスのグループなんですが、そこの指導をしている先生方が、一人ひとりにスマホでZoomを入れて、それをどう使うかというのを丁寧に教えて、それでそのスマホを使ってZoomで練習をするというようなことで継続していたというような事例もありました。なので、今度はこの集会所を使いながら、ただ、参加がやはりちょっと難しいという人はZoomを使ったりとかということになると思うので、Wi-Fiの設備について、よりもう少し考えていくことも大事だと思いますし、また、この間、委託だと難しいとおっしゃったんでしたっけ。グリーンホールとかの場合は、Wi-Fiの設備がまだなくて、特にホールでいろいろやりたいのにホールがなくて、個人の携帯できるWi-Fiを持ち込んでいろいろやるというようなことになっていますので、やはりそういうところももうちょっと取り組んでいただけるとありがたいなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、まだ文化会館ですとかグリーンホールにつきましてはWi-Fiの環境が整っていないというところがございます。ただ、区全体のDX対策というところで、IT推進課がWi-Fiの設備の環境を整えつつあるというところでございます。まずは地域センターのほうにWi-Fiの環境を整えるというところで、段階的に文化会館やグリーンホールにつきましても配備されてくるという形になろうかなというふうに考えておるところでございます。 ◆五十嵐やす子   あと1つ確認なんですが、地域センターのWi-Fiというのは、お部屋に持っていけるものなんでしょうか。例えば下の事務室でだけ使って、そこでしかWi-Fiの電波が届かないというんじゃなくて、ちゃんとそれとまた別にお部屋にコンパクトなものを持っていけるのかどうかというところがやはり大事かなというので、確認だけさせていただきたいんですが。 ◎地域振興課長   今回、IT推進課のほうから支給していただくものなんですけれども、簡単に言うと、ポケットWi-Fiという形ですかね、持っていくタイプのものをお部屋に貸し出しまして、そこでご利用いただけるスタイルというふうに聞いてございます。 ◆五十嵐やす子   もしかしたら、それも使用する団体が増えてくるかもしれないので、またそのときは柔軟に対応していただきたいと思います。 ◆竹内愛   資料についてお伺いします。利用率をそれぞれ算出していただいているんですけれども、この利用率の算出方法が、資料4-1、2、3でそれぞれちょっと違いがあるのかなと思います。  まず、資料4-1のほうは、一番最初が4ページの区民集会所の利用率を出していただいているところに利用率の算出の式がありまして、これ稼働日について、(コロナによる閉館日数は除かずに算定)というふうに記載があります。4-2のふれあい館の利用状況につきましては、1ページ目の一番下に、「開放コマ数は、休館や館内事業により解放不可のコマ数は除外している」。こちらは休館日等を除外した算出になっている。4-3については、先ほどの4-1の資料と同じ、「休館や自粛要請期間は利用可能件数に含める。」というふうになっているんです。  それぞれこの利用率を算出するに当たって、なぜ自粛期間、休館、実際に利用できない期間を含めたのか、また含めていないのかについてまず見解をお伺いします。 ◎地域振興課長   地域振興、こちら区民文化部が同じ形で計算しておりますけれども、コロナの影響を見たかったんです。コロナの影響を見ることで、このように利用率の動きが分かりますので、これをもしコロナによる閉館日を抜いてしまったとすると、当然開館日による利用ということなので、ここの利用率はもしかしたら上がってしまうかもしれない形になると思います。つまり、コロナによる影響を見るために、コロナで使えなかった日にちを入れずに計算しているということでございます。 ◎長寿社会推進課長   もともとこの利用率等を出すときに、事務局さんとも調整をさせていただいて、ふれあい館については結構休館日が多かったということもありますので、実質どのぐらいの方々にご利用いただけたか、その実数を出すという観点からこの表にふれあい館については出させていただいたというところでございます。 ◎障がいサービス課長   障がい者福祉センターの稼働率は、冒頭から申し上げているように、使っている方が非常に、障がい者の当事者、団体というところで、どういう見方をされるかというのも微妙に分かりづらいところもございましたので、地域センターさんの数字の出し方に合わさせていただいたというところが正直な回答です。 ◆竹内愛   今回の特別委員会の趣旨が、コロナからの地域活動の活性化、また、その立ち上げをどういうふうにしていくか、再活動をどうしていくかということが主眼であったので、コロナの影響がどういうふうに表れているのかということを委員会としては知る必要があったのかなと思います。  その算出の仕方について、区として何か統一の、例えば、今回この特別委員会で報告していただくに当たって、こういう提出の仕方をしていただいたということがあるんですけれども、通常また違う形で算出しているのかなと思うんですけれども、区として、例えばコロナの影響を把握するときには、こういうふうに算出をするという統一の見解といいますか、そういった検証といいますか、そういったものが必要になってくるんではないかなと思うんですが、そういった区としての方針みたいなものというのは今まで持っているんでしょうか。 ◎地域振興課長   区の視点と大きな形で言えるかどうか分からないんですけれども、毎年毎年、皆様のほうに提供してございます区民環境委員会の事務概要という冊子がございます。そちらの冊子には、毎回、地域センター、区民集会所の利用率を載せておりますので、その利用率については、今回お出ししたのと同じ形での計算式でお出ししているところでございます。ということで、経年変化が見られるというようなお話で作っております。 ◆竹内愛   コロナの影響を見たいということと、稼働日をどう設定するかはちょっと違うのかなと思うんです。稼働日が少ない中でも利用率がどうだったのかという視点は実は重要で、全体の分母が大きくなれば、当然利用率は下がるわけですよね。それは単に、通常の開館日をベースに考えるということではなく、コロナで限られた期間しか使えない中でも利用があったのかどうかという視点が必要かなと思うと、やはり分母を通常どおりの設定で算出するのではなくて、稼働日、実際に使える日で利用率を算出するということが必要なのではないかなと思うんです。なので、今までと同じですというんだと、逆にコロナの影響があったのかどうかというのは分からないし、あとコロナ禍でも限られた日数、利用率が高ければ、やはり施設を開放する必要性とか、そういう話にもつながっていくのかなと思うので、稼働日を含めた場合と、フルで休館していた日も含めた今回のような算出方法と、実際に休館や使用できない期間を除いた場合の計算での利用率というのを併せて出していただく必要があるかなと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。 ○委員長   課題についても、ぜひ答弁してください。 ◎地域振興課長   お時間をいただければ、計算するだけですのでお出しすることは可能かと思いますけれども。 ◆竹内愛   そのときは、この資料を提出していただくときには、区としては、それぞれの所管ごとにですけれども、それぞれこういう算出をすることでコロナの影響が分かるという話だったと思うんです。だけど、これだけでは本当にコロナの影響がどうだったのかというのは分かりかねるなと思うので、ぜひ、区として検証するときには、多角的にいろいろな角度から検証するということが必要になってくると思うので、そういった視点でぜひ検討していただきたいなというふうに思います。  じゃあ、すみません、資料もそんなに急ぎませんので、出していただけばなというふうに思います。それと質問もなんですけれども、先ほど、それぞれの施設ごとに利用者に声を聞いていますよというお話があったんですけれども、日々聞いていますというのも温度差があると思うのと、アンケートをやっていますというのと、日々、対話の中で話を聞いていますというのもちょっと温度差があると思うんです。障がい者施設については、利用団体や利用者が特定をされていますので、ここは日々聞いているということでもいいのかなというふうに思うんです。むしろ、広く開かれた施設については、ふれあい館も含めてなんですけれども、やはりきちんとした形でアンケートを取るということは必要になってくるんではないかなと思います。  先ほどの話では、ふれあい館については調査予定だということなんですけれども、ほかの文化会館については、スポーツ施設は定期的にアンケートをしているという話がありましたので、文化会館、グリーンホールについては、利用者との打合せの際というお話だったので、ここについてもきちんと利用者のアンケートを取るということをやっていただきたいなと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   先ほどアンケートを実施していないという話をさせていただいたんですけれども、申し訳ございません。指定管理者のほうが年に1回アンケート調査をしてございまして、そちらを反映して施設の利用のほうに役立てているというところでございます。申し訳ございません。 ◆竹内愛   区としてアンケートをするということはどうなんでしょうか。指定管理者ではなくて、指定管理者がアンケートをやることについて、区と一緒に協議をして、どういうアンケートにするかみたいなお話はされているんでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   あくまで文化会館とグリーンホールの施設の運営のほうを指定管理者にお願いしておるところでございまして、きめ細やかなアンケート内容が盛り込まれるような形になるかと思います。定期的に区とは打合せの機会を設けてございまして、そちらのアンケート用紙につきましても打合せをさせていただいて決めておるというふうな形になるのかなというふうに考えておるところでございます。 ◆竹内愛   ごめんなさい。そのアンケートを、こういうアンケートをやります、こういうアンケートを取りましたという結果については、区としては把握していますか。 ◎文化・国際交流課長   すみません。今現時点で私のほうでは把握してございませんけれども、アンケート結果という形で集計内容をまとめたものは資料としてあるはずでございますので、そちらのほうは共有しておるところでございます。 ○委員長   以上で質疑を終了いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、委員会としての提言のまとめに向け、各委員の意見を求めます。  理事者に対する質疑でなく、提言をまとめるための委員会への意見、提案をお願いいたします。そのため、理事者の方は自席待機していただいて結構です。  質疑の中で意見が述べられている部分もありましたが、改めてこの場でも述べていただきたいと存じます。また、出されました意見、提案に対して、他の委員で意見がありましたら、その都度お願いいたします。  それでは、意見のある方は挙手願います。 ◆元山芳行   再起動に向けてということでありますが、今日の報告は、もともとあったところに戻すというような報告だと思いますが、それはそれで進めていただくということであります。  また、コロナを挟んで社会の状況が一気にデジタル社会へという方向に国も地方公共団体もかじを大きく切ったというふうに思いますし、それはもうやらなきゃいけないことだというふうに思います。なので、短期的には既存のアナログ的といいますか、そういう地域活動への支援をしながら、デジタルを活用した行政サービスの展開を同時に進めていって、短期的には、大体今の区の計画だと2025年計画というのがずらっと出ておりますので、2025年ぐらいに向けてはハイブリッド型で地域の活性化策というのを再起動と一緒にやっていくという必要があろうかというふうに思います。  そんな中で、少しほかの自治体での取組というのを調べてまいりましてご披露させていただきたいと思いますが、1つはクラウドファンディングを活用したという活動があります。  先ほども企業向けのクラウドファンディング活用支援事業補助金というのがありまして、ですから、区としては、ここで一つの経験値を持っておりますので、これを、例えば金沢市は、具体的に言いますと、金沢アカペラ・タウンという、そういうイベントがあって、アカペラのグループがやるイベントでありますが、こういうイベントなんかにもクラウドファンディング制度を活用して、自ら資金集めをして、かなり自立的な活動というのをやっているという事例もあります。  また、そこを支援するプラットフォームというものも存在しておりまして、宮崎だとか新潟でやっている地域地方に特化したクラウドファンディングサイトというものを持ちながら、こういうところで民間活用をしているという事例もあります。  そしてもう一つは、これクラウドファンディングじゃないんですが、八代市ではデジタル回覧板をこの4月から展開しておりまして、これまで紙で運用されていた自治会や町会の回覧板、市民向けの通知、こういうものを携帯電話やスマートフォンなんか、こういう電子端末を活用して閲覧できるようにするサービスを始めました。これは、回覧だけじゃなくて町会自治会、それからPTAですとか様々な地域の団体があります。こういう団体さんの情報も集約した形で展開をして、板橋でいうと、会議媒体中心のお知らせで、回覧板なんかは町会で回していますから、あと掲示板もそうですね。なので、町会に所属している方にしか届かない情報でありますが、これを電子化することによって情報の行く先が大きく拡大ができるという、こういうサービスも始めております。それから、お隣戸田市では、やはりこれもまた端末を使ったサービスで、もうとっくにやっていましたが、2014年からはアプリを開発して市民同士の交流を図る事業というものをやっていたり、あとは、ウェブ広告、こういうものを活用して自治体からの情報発信をしているという事例もあります。  最終的には、新しい考え方としては、国が今進めているデジタル田園都市構想、こういうものが一番全体像としてフォーカスされているんじゃないかというふうに思っておりますが、これは国が考えた日本全体のイメージづくりでありますけれども、地域というか地方自治体が対応する地域活性としては、私しょっちゅう質問していますけれども、スマートシティ化を図ることによって効率のいい行政サービス、それから隅々まで行き渡る行政サービス、こういうものをがっつり展開することによって地域活性に必ずつながっていくというものであるというふうに思ってございますので、国で進めているところをしっかりキャッチしながら、スマートシティ化に向けて各全体の、これは政策経営に関わってくるというふうに思います。板橋区だと、この質問をすると資源環境部が答えますが、資源環境部の環境だけの視点じゃなくて、政策経営の視点からデジタルテクノロジーを使って住民サービスの構築をやっていく。ハイブリッド型でやっていくことによって、今までアナログ的にサービスを受けていた方も、しっかりと再起動に向けてそこに着地をしていただく。  併せて、今までなかなか板橋区の行政サービスを受けられなかった方も、サービスを届けることによって板橋全体の住民参加というところがしっかり担保できてくるんではないかなということを私は提案したいと思いますので、もっと既存のことだけにとらわれず、新しいことをその中で展開していくことによって、もっとダイナミックな再起動をぜひ板橋は展開していっていただきたいというふうに思っております。 ◆長瀬達也   私のほうは、この地域活動等ということで、この地域活動の意味合いというのは非常に広いと思っています。この地域活動に関しましては、特に再起動でありますので、コロナ禍で受けた影響をどこまで復活させて、そして新たな視点を取り込んでいくのかというところだと思うんです。  じゃあ、具体的にどうかというと、地域の皆さんが今萎縮して出てこられないというところで、ポストコロナに向けての過渡期なわけですよね。コロナの時代というのは、もう本当に特殊な時代なわけで、今様子見で、これから人々が外に出ようというときに、行政が何をするべきかというと、やはり情報公開以外にはないのかな。情報公開というか情報提供といいますか。今何で出てこないかというと、危ないんじゃないか、かかるんじゃないかと思っているので出てこない。マスク外せないみたいなところがあるので、そうしたところを区からなり、区がやるべきこととして、区がマスクをある程度外してもいいですよとかという指標をしっかりと出していくとか、あとはこうすれば感染リスクが下がりますよということをしっかり情報提供していく。そして、それと同時に、例えば区の地域センターとかでしたら、店舗であれば、例えばつい立てがあって、そのつい立てを介して会話をしたりということかをしていましたけれども、ただ、区は店舗とか、あとは事業所に対してはそういう支援をしていますけれども、地域センターへ行ってみると、実際つい立てがあるわけじゃないじゃないですか。なので、今必要なものとして、これからもしかしたらすぐに必要なくなってしまうかもしれませんけれども、心配になられるような方が心配なく地域活動ができるような、そんな区の施設の在り方というのをもう一回考え直してみるときなのではないかなと思っています。  それが1点と、あと元山委員がおっしゃっていたのは、本当に僕もすごく正しいなというふうに思っていまして、今、僕自身に本当に思うのが、やはりZoomを使った会議が今普通になってきて、デジタルが普通になって、あとはSNSで双方向でやりとりというのが本当に普通になってきている中で、やはりそのデジタルの社会というのをしっかりと考えていかないといけないですし、それが区民の皆さんに行き渡らせるような、そんな方向性を行政として方向づけしてあげるということが必要だと僕は思うんです。  じゃ、そのときの後押しとして何をしていくかというと、区の核になる施設にWi-Fiをきっちり設置していく。区では、地域センターごとにポケットWi-Fiを置くと言っていたんですけれども、ただ、ポケットWi-Fiですと、使える人が限られてしまうので、むしろ、その施設自体にWi-Fiをきっちり設置して利用者に利用してもらえるだとか、あとは地域の核になる商店街に無料Wi-Fiを全域で使えるような、そんな仕組みを整えていくだとか、そうしたところにむしろ補助金を出してスピード感のある、また情報がしっかりと……何というのか、情報にどこにいてもすぐにアクセスできるような、それはWi-Fiを介してということです。Wi-Fiを介して情報にアクセスできるような、そんな都市を目指していくべきなんじゃないかな。  来るポストコロナのインバウンド需要とかというのにも対応できるような、そんな板橋区に、むしろ、ある意味、ちょっと尖った形での板橋区の在り方というのを追求していくべきなんじゃないかなというふうに私は思ってます。そんなのが私の意見です。 ◆おばた健太郎   地域活動等の再起動に向けた支援ということで、先ほども質疑をさせていただきましたが、その中で、私としては3点ありまして、まず1点目としては、現状でも住民のニーズを酌み取っているということでありましたけれども、やはり質疑の中で、実際の利用者をダイレクトに意見を取り入れているかなというと、まだ疑問符があるかなというふうに思いました。ですので、できれば区主体でアンケート等の手段を使いまして、積極的に利用者の意見を酌み取るということをやっていただきたいなというふうに思っております。これ、そんなに難しいことじゃないのかなというふうに思っていまして、各課で聞きたいことを集めて、グーグルフォームを作るなりフォーマットを作って各施設でまいて、利用者さんに、これ書いて渡してくださいねと言うだけなので予算もかからないと思いますので、ぜひ実施して再起動に向けた、やはり住民がどのように思っているのか、利用者さんの意見というのをぜひ聞くべきかなというふうに思いました。  2点目は、既存のイベントでの補助金、助成金というのがあるというのは分かったんですけれども、先ほど他地域のことがありましたので、私も1つ紹介させていただきたいんですが、福島市のほうでは、イベントで新型コロナを踏まえて、地域のにぎわいや活性化を目的としたイベントということで、ウォークラリーですとかお祭りとか音楽イベント、それからステージイベント、飲食等々、結構様々なイベントに対しての補助金という枠を設定しています。やはり再起動に向けたということですので、新しいイベントに対しての補助金等のサポートについてぜひ検討するべきというふうな提言をさせていただきたいと思います。クラウドファンディングという形でももちろんいいと思います。  最後に3点目ですが、やはりガイドラインが様々出されているんですけれども、そのガイドラインが各地域や施設や様々なもので最大公約数的になるというのは理解できるんですけれども、しゃくし定規に適用するわけではなくて、ぜひ臨機応変に対応できるようにガイドラインのアップデートを随時、できるだけ即時に適用できるような体制ですとか、あとは今情報公開というかガイドラインに対して……ガイドラインは結構いっぱいあるんですよ。東京都のやつもありますし、国から出しているやつは、各劇場とか映画館とかそれぞれですごく量があるので、そういったところもできるだけ区民に分かりやすくガイドラインが理解できるように区として情報公開を進めていただきたいなというふうに思います。以上3点です。お願いいたします。 ◆五十嵐やす子   私もWi-Fiのことは先ほど質問させていただきましたけれども、様々な意味で、まだまだ板橋は遅れているなというふうに思いますので、そこは本当に進めていただきたいなというふうに思います。会議をしたり勉強会をしたりというところ、地域活動の中には様々なことがあると思うんですけれども、やはり知識欲とか関心を持つというところが、年を取っても生き生き暮らしていくというところにもすごく大切になってくると思いますし、そこから学んだことをまた地域で活動に生かしてもらえるということは、やはり地域にも還元していくことになるので、とても大事なことかなというふうに思います。そのときに、やはりWi-Fiがその施設にあるかどうかで、先生が来なくても遠くの先生のお話を聞いたりとかいろいろなことができると思いますし、また、自宅で見られない人も、あそこに行けば見られるんだとか、今、板橋区でも様々いいものをデータとして出して、動画に出していたりもしますけれども、そういうものを自宅で見られない方も地域センターに行ったら見られるだとか、何かそういう情報が得られる場所ということが大事かなというふうに思います。  それからもう一つ、Wi-Fiの大事なことは、困窮をしている方々がいっときコンビニのところにすごくたくさんいらっしゃったんです。なぜかというと、コンビニだとWi-Fiがつながって、それで情報を得られるから。ただ最近、コンビニはWi-Fiをやっていないところが増えてきたというところもあって、そうすると、やはり板橋区の公共施設に行けば情報を得ることができるんだということがすごく大事だと思いますので、その部分をぜひともよろしくお願いしたいというふうに思います。  それから、集会所の利用率が上がらないところは、先ほど質問したときにも、やはり理由がもう分かっているみたいですので、それを一つひとつ丁寧に対応していくことというのが大事だというふうに思います。 ◆成島ゆかり   今回、地域活動等の再起動に向けた支援ということで皆さんで質疑をさせていただきましたけれども、今回のこの資料を見ると、利用率というのも一つの大きな指針ではあるんですけれども、なかなかこの表だけでは本当のニーズというか、区民の方のニーズ、利用者の方のニーズというのが本当に出てこないなというのがすごく実感をしています。そのためには、先ほど来皆さんが言っているようなデジタル化。なかなかアナログのところがあるので、そこはやはりデジタル化をより進めていかなければならないと思うし、進めていただきたいという中において、1つ目は、先ほど来、調査、いろいろな施策を決めるときには、やはり調査内容、どういった方法でやるかというのもすごく重要だと思っていますし、先ほど来あるように、デジタル化が進めば、それを活用することによって、動向だったりデータとかが活用されて区民サービスに資するものができるというお話も元山委員からあったと思うんですけれども、そういったことも本当に重要だと思いますので、そういった資料が出てくるような支援につながる、必要な支援が見つかるようなきちんとした調査をやっていただきたいということが1つ。あと、もう一つ違う点で言うと、先ほど来あったいたばしPayのポイントを利用したキャッシュレス化もIT推進課と連携してさらに進めていけば、区民の方の利便性の向上、また活性化にもつながるのかなというふうに思っております。  最後に、デジタル化を進めていかれる、推進されるのはとてもいいことなんですけれども、一方で、やはりデジタル弱者の高齢者等が置き去りにされないような支援の強化というのも必要ではないかということを提言させていただきます。 ◆田中しゅんすけ   地域活動の再起動に向けて、確かにデジタル化を、もちろんDX戦略の一つとして推し進めていくのはとても大切な政策の一つだというふうに思っております。ただ、急なデジタル化に対応ができないというところの難しさと、それから、一地方自治体でできる規模感の難しさというのは、やはりどうしても否めないものなのかなというふうに思っておりますので、できる限り通信事業者や、それからPayPayなどを運営している電子決済を取り組んでいる事業者で、例えばいたばしPayをこれから始めていきますけれども、電子デジタル通貨というものを利活用しながら、そういう事業者のノウハウをしっかりと後ろに背中につけて進めていくということが一番実は近道なのかなというふうに思っていますので、アナログの部分を包括しながらハイブリッド化していくという、私、言葉で言っていても、やることはすごい難しいだろうなと思ってはいるんですけれども、やはりそういうことを知恵を出し合いながら考えていかなければいけない。  何よりも一番大切なのは、区民の方々が主役ですので、区民の方々が参加をしながら、その新しいデジタル化に向き合っていく。やはり国が抱えている政策とか、そもそもDX戦略もそうですけれども、何が届かないかといったら、言葉の内容的な部分でなかなか、それはご高齢の方だけではなく、何でも横文字にしながらお話をしてるというところの中の難しさというのがあるので、一番届けなければいけないのは板橋区民の方々。板橋区民の方々が参加をしながらつくり上げていく。  例えば今区で行っている事業であれば、町会自治会に、去年ももちろんやっていましたが、ホームページ作成を一生懸命今、後押しをしています。これが一つの、町会自治会が今まで活動ができなかった空白の2年間から3年間の期間を、一緒にまたデジタル化の第一歩として踏み出すところのお手伝いをしていく等々、区民の皆さんが参加をしながら新しいデジタル化に向けた取組というのをやはりこちらとしても整備をしていかなければいけないというふうに思っているので、ゴールは多分、各委員の皆さん、同じところにゴールをしっかりと決めて、それに向けて今一生懸命丁々発止しながら意見を言っているんですけれども、改めて区民の皆さんが参加できるような形で、通信事業者やそういうPayPay等を運営している電子決済事業者の力を借りながら新たな板橋区版の新しい地域活動の再起動に向けた取組みに向けて、やはり説明を尽くしながら準備をしていくということが重要なのかなというふうに思いますので、意見として述べさせていただきます。 ◆かなざき文子   私、自称デジタル弱者なんですけれども、だからといって否定するわけでは全然ないんですけれども、逆に言えば、私のような者からすれば、デジタル化を活用して人と人の、あるいは地域と地域のコミュニケーションをどう構築していくのかという、そこのところが非常に大きな課題なのかなというふうに、皆さんのいろいろな質疑を聞きながら感じています。ただ、今回のこの地域・経済活性化調査特別委員会で、今日、地域活動等の再起動。地域活動等の再起動というところで区のほうから報告が出てきたのが、それぞれの各施設の利用率がどうなっているのかということが出されてきた。逆に言えば、ここから見るコミュニケーションという感じで、そういう意味で、コロナで非常にコミュニケーション、そのあたりが大きく後退してしまったというところが見えていて、だからこそデジタル化を大きく活用したコミュニケーションの在り方を構築していくことが大事なんだというのが一つ大きな課題として示されたんだなというふうに受け止めました。  同時に、先ほど成島委員の質問でも言われていましたけれども、デジタル弱者にとって、例えば公共施設を活用しながら、どういった地域での活動を積み上げていくのかというのが、再起動というところで一つは問われているのかなと思うんです。そのためにも、やはり実態をもう一度きちんと捉えるということかで大事だなと。それは、部屋を使っている、使っていないだけじゃ分からないんです。どれぐらいの方が参加しているのかだとか、年代別にはどうなっているのか、やはりそこのところをきちんと調査・分析をしていって、トータル的にコロナ前とコロナ後ではどうなんだというところをきちんと示していくということが再起動に向けては、区としての大事な一つの大きなデータになるというふうに思うんです。それはぜひやっていただきたいというふうに思います。  併せて、ふれあい館だとか障がい者福祉センターだとか社会参加あるいはリハビリ、介護予防、こういった点も兼ね備えた施設があるわけですよね。そこがコロナでなかなか利用できなくて、皆さん引きこもりがちになって、高齢者も認知が進んでしまう。体がなかなか思うように動かない方々、身体のほうが引きこもっちゃったので、リハビリ的に後退してしまう、そういったことも現象として現れてきている。そういう意味では、デジタル化も含めてどういうふうにやっていくのかというのが一つの大きな課題になったかなというふうに思うんです。だから、施設も活用しながら、今後どういうふうに進めていくのかということは、ぜひ研究から検討へ、そして実現へというふうにつなげていくということが非常に大事かなと思います。  皆さんおっしゃっていましたけれども、そのためにも、トップダウンではなくて、区民のニーズですね、そこにどう寄り添った計画をつくっていくのかというところが非常に大事なので、区民のニーズに寄り添った計画を進めていくためにも、ただ単純にアンケートと言われていましたけれども、いろいろなアンケートの在り方があるかと思うので、様々な工夫を凝らして、年代別にもキャッチしていくという、そこの工夫も含めてぜひやっていっていただきたい。それが板橋区の地域力を高めていくことにつながっていくというふうに思いますので、ぜひそういった点での新たな再起動、さらなる充実と新たな力を構築していくという点でぜひよろしくお願いしたいと思います。 ◆竹内愛   皆さんの言っている現状を把握するということは非常に重要だなと思っているんですけれども、利用者アンケートということなんですけれども、少なくとも区が把握できるサークルや団体の活動状況については直接つかむことができると思うので、そういった活動状況については区として把握していくことということと、利用者アンケートになると、どうしても使っている人に聞くということになってしまうので、利用できていない人の声を聞くということをぜひ調査の分析の方向性として入れていただきたいと思います。
    ○委員長   いただきました意見は、正副委員長でまとめた上、次回の定例会の委員会にてご確認いただきます。  本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして、地域・経済活性化調査特別委員会を閉会いたします。  お疲れさまでした。ありがとうございました。...