板橋区議会 > 2018-09-28 >
平成30年9月28日文教児童委員会−09月28日-01号
平成30年9月28日都市建設委員会−09月28日-01号

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  1. 板橋区議会 2018-09-28
    平成30年9月28日都市建設委員会−09月28日-01号


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    平成30年9月28日都市建設委員会−09月28日-01号平成30年9月28日都市建設委員会  都 市 建 設 委 員 会 記 録 開会年月日  平成30年9月28日(金) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 4時45分 開会場所   第2委員会室 議   題  別紙運営次第のとおり 出席委員  委 員 長   いわい 桐 子       副委員長    五十嵐 やす子  委   員   山 田 貴 之       委   員   中 村とらあき  委   員   鈴 木こうすけ       委   員   山 内 え り  委   員   大 野はるひこ       委   員   おなだか  勝  委   員   はぎわら洋 一 説明のため出席した者  都市整備部長  安 田   智       土木部長    老 月 勝 弘                        市街地整備  都市計画課長  内 池 政 人               廣 木 友 雄
                           課   長  建築指導課長  田 島   健       住宅政策課長  清 水 三 紀                        地区整備  拠点整備課長  義 本 昌 一               遠 藤   宏                        事業担当課長  鉄道立体化                 高 島 平  推   進   千 葉 宣 雄       グランド    木 村   徹  担当課長                  デザイン                        担当課長  土 木 部          川 口 隆 尋       交通安全課長  歌 津 知 己  管理課長  計画課長    内 田 洋 二       工事課長    宮 村 宏 哉  みどりと                  公園整備          柴 崎 直 樹               市 川 達 男  公園課長                  担当課長 事務局職員  事務局次長   丸 山 博 史       書   記   飯 野 義 隆                都市建設委員会運営次第 〇 開会宣告 〇 理事者あいさつ 〇 署名委員の指名 〇 陳情審査   <都市整備部関係>  一┌陳情第198号 大山駅「駅前広場計画」に関する陳情(43頁)  括└陳情第199号 大山駅前広場の事業に関する陳情(43頁) 〇 議案審査    議案第 68号 東京都板橋区手数料条例の一部を改正する条例(58頁)    議案第 70号 東京都板橋区立公園条例の一部を改正する条例(66頁)    議案第 73号 板橋区道の廃止について(72頁) 〇 報告事項   (1)大山駅の駅前広場計画に関する説明会及びオープンハウスの開催について(5頁)   (2)専決処分の報告について(76頁)      (A型バリケード転倒による、自動車バンパー損傷事故に係る示談処理)   (3)エイトライナー促進協議会の実施結果について(80頁)   (4)板橋区ブロック塀等撤去工事費助成金制度について(83頁)   (5)区営小茂根一丁目住宅改築工事について(93頁)   (6)小豆沢公園再整備工事について(98頁)   (7)都市建設委員会関係補正予算概要について(90頁) 〇 継続審査の申し出について(110頁) 〇 調査事件について    都市計画及び都市基盤整備等の区政に関する調査の件(110頁) 〇 閉会宣告 【閉会中継続審査としたもの】  <都市整備部関係>   陳情第 80号 住民や自治体への説明が不十分のままに押し進めようとしている「羽田空港の機能強化による都心上空を低空飛行する計画」に対し、住民に不安を与えない飛行ルートへの変更見直しを図るとともに、騒音対策や安全対策に万全を期するよう国土交通省に意見書を提出することを求める陳情                             (継続審査分28.6.6受理)   陳情第112号 都心低空飛行による事故被害に関する意見書の提出を求める陳情                             (継続審査分28.11.24受理)   陳情第129号 大山駅西地区の都市計画に関する陳情 (継続審査分29.6.5受理)   陳情第159号 板橋南部地域にコミュニティバスの運行を求める陳情                             (継続審査分29.9.21受理)   陳情第160号 大規模ワンルームマンション建設に関する陳情(建築物の件)                             (継続審査分29.11.27受理)   陳情第164号 投資型大型ワンルームマンションに関する陳情                             (継続審査分29.11.27受理)   陳情第165号 建築紛争調整委員会についての陳情  (継続審査分29.11.27受理) ○委員長   ただいまから都市建設委員会を開会いたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎土木部長   おはようございます。  都市建設委員会、どうぞよろしくお願いいたします。  本日の議題でございますが、陳情審査が2件、議案の審査が3件、所管の報告事項が7件などとなってございます。  よろしくご審議いただきますよう、お願いいたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員を指名いたします。  鈴木こうすけ委員、山内えり委員、以上お二人にお願いいたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   なお、本日は、案件が多数ございますので、各委員、理事者におかれましては、簡潔な質疑、答弁、そして円滑な議事運営にご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。  次に、本日の運営について申し上げます。  報告事項1の大山駅の駅前広場計画に関する説明会及びオープンハウスの開催については、都市整備部関係の陳情2件に関連する内容となっておりますので、都市整備部関係の陳情審査に先立ちまして、ご報告いただきたいと存じますので、ご承知おき願います。  また、報告事項7の都市建設委員会関係補正予算概要については、10月2日の企画総務委員会における関連議案の審査前に報告を受ける必要があります。よって、本日中に報告案件が終了する見込みがない場合は、当該報告事項を先議することといたしますので、ご承知おき願います。  それでは、初めに、都市整備部関係の陳情審査を行う前に、関連する報告事項、大山駅の駅前広場計画に関する説明及びオープンハウスの開催について、理事者より説明願います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   おはようございます。よろしくお願いいたします。  本年6月中旬に開催した大山駅駅前広場計画に関する説明会と、7月下旬、8月上旬に開催したオープンハウスの2つの開催概要について報告させていただきます。  皆様、資料をごらんいただければと思います。  まずは、項番1の大山駅の駅前広場計画に関する説明会の概要でございます。  2月に開催した東武東上本線大山駅付近の連続立体交差化計画及び関連する道路計画と、大山駅の駅前広場計画に関する都市計画素案説明会において、事業主体である東京都は、鉄道立体化の構造形式として、高架方式と地下方式の2つの案を比較検討し、高架方式を選定したなど、構造形式や事業範囲等について公表いたしました。また、事業主体である区から、大山駅の駅前広場計画について、位置や規模等を公表させていただきました。  説明会後、駅前広場計画区域に関係する方々より、ご心配、ご不安、ご意見、ご要望等の声をいただき、個別に対応させていただいたところでございますが、関係者の方々に対して、再度計画に関する検討の経緯や、今後のスケジュールなど説明し、2月の都市計画素案で示した区域に関係する方々への周知及びご意見、ご要望を整理し、今後計画を進めていくに当たっての課題を捉えるため、説明会を開催した次第であります。  続きまして、項番1の(1)、(2)の説明会の日時と場所でございます。  説明会を本年の6月15日金曜日の19時から20時半、そして、6月17日日曜日の10時から11時半に、区立グリーンホールで、計2回開催いたしました。  続きまして、(3)の周知範囲でございます。  駅前広場の位置については、大山東町59、60番地の一部でございますが、用地測量を行わないと明確な位置が決定しないということもありましたので、駅前広場の周辺を合わせた、大山東町59、69番地全体として周知をさせていただきました。  (4)の当日配付資料でございます。  まずは、次第でございます。次第は、資料1の4枚目に次第があります。  続きまして、説明スライドですけども、次第の後の都市計画素案の後に説明会資料として、ホチキスどめでとめてある、こちらが当日説明するために当たっての説明スライドでございます。  続きまして、大山駅の駅前広場(板橋区画街路第9号線)都市計画素案、こちらは、5枚目ですね。こちらは、2月の素案説明会でもお配りさせていただいた資料でございます。
     続きまして、これまでの問い合わせと回答ということで、これは説明会の前に、説明会を開催するに当たって、その前にいろいろご意見、ご要望があったということもありまして、これは一番最後のページにつけさせていただいております。  続きまして、(5)の説明会の出席者でございます。  金曜日15日は70人、日曜日17日は66人、計2日間で、136人の方々に出席いただきました。なお、両日説明会に来た方も含めての人数でございます。  (6)の主な質疑概要は別紙をごらんください。  こちらは3枚目の裏面、3枚目の裏面で、「説明会を開催しました」という裏面に主なご質問のご意見、ご回答を載せていただいております。  続きまして、(7)の今後の予定ですけども、2月の素案説明会でも説明させていただいたんですけども、今年度中に都市計画案の説明会、平成31年度に都市計画決定、平成33年度に都市計画事業認可を取得していく予定でございます。  続きまして、駅前広場計画に関する説明会の内容について、雑駁ではありますが、説明スライドを見ながら、簡単にちょっとご説明させていただきたいと思いますので、説明スライドの資料のほうをごらんいただければと思います。  こちらは、説明の内容については、まずは、2ページ目から4ページ目まで、こちらは大山駅周辺の特性、現状、課題について、説明させていただきました。詳細については、ちょっと資料を見ていただければと思います。  続きまして、4ページから10ページの駅前広場に関するこれまでの経緯についてということで、平成21年6月に発足した大山駅周辺地区まちづくり協議会から、本年2月の素案説明会までの経緯を説明いたしたものであります。  特に、駅前広場については、こちら、今度スライド番号の11番なんですけども、ページ数でいいますと、6番に、6ページの11番、こちらが大山まちづくりの協議会で、提案させていただいてまとめた大山駅周辺まちづくりマスタープランにおいて、駅前広場の位置について、こちらの配置、駅近配置案と、補助26沿道配置案、中間配置案の3案を区のほうに提言されたところでございます。  それに基づきまして、平成26年3月、区作成の大山まちづくり総合計画で示させていただいた、こちらは7ページの説明スライドの13番になります。こちらは、マスタープランの3案から、区で作成した大山まちづくり総合計画において、1案に絞り出させていただいて、駅前広場の整備候補エリアを公表いたした次第でございます。  その後、ページ数というと、10ページになりますけども、のスライド番号19番、こちらは平成29年3月の大山駅の駅前広場構想において、駅前広場構想図という形で、総合計画の1案より若干狭めた形で、本当はカラーなんですけども、ちょっと赤色のところを駅前広場を構想図と公表させていただきました。  これらの計画に基づいて、下のスライド番号20になりますけども、駅前広場の位置や規模を検討し、素案説明会において駅前広場の具体的な位置や規模について、皆様に公表させていただいた次第であります。  続きまして、スライドの11ページから12ページ、こちらについては、素案説明会では出させていただかなかったんですけども、具体的な、どういう計画だというご意見もありましたので、当日、ロータリー形状とか、あとイメージ図ということで、スライドで説明させていただきました。  続きまして、13ページから14ページになりますけども、こちらは、2月の素案説明会で説明させていただいたとおり、東京都が事業主体である連続立体交差化計画及び東京都の条例に基づく環境影響評価並びに板橋区が事業主体であります駅前広場計画、この3つを、スケジュール、やらせていただく予定であります。  続きまして、ページ数でいうと、15ページです。  こちらに関しては、平成31年度都市計画決定を予定してはいますけども、そのときに発生する建築物の建築制限について、ご説明させていただきました。  続きまして、最後になりますけども、16ページから20ページについては、用地補償等の概要等においてということで、一般的な用地補償とか、建物補償等、いろいろあるんですけども、そういった仕組みや進め方について、ご説明させていただいた次第でございます。  以上が、駅前広場計画に関する説明会の報告でございます。  続きまして、資料1枚目の裏面をごらんいただければと思います。  項番2のオープンハウスの概要でございます。  こちらは、東武東上本線、大山駅付近の連続立体化交差化計画及び関連する道路計画と大山駅の駅前広場計画をより多くの方々に周知するため、パネルや模型を用いたオープンハウスを開催いたしました。  オープンハウスを開催した意義は、やはり説明会の大勢いる中で質問しにくい方とか、あとは開催時間に余裕を持たせて、時間が許されるときに、気軽に立ち寄れること、また、パネルや模型を用いることで、イメージがつきやすいところというところで認識しております。  続きまして、項番2でございます。項番2の(1)、(2)でございます。  オープンハウスを開催した日時と場所でございます。  オープンハウスを実施した日は、本年の7月27日の金曜日の16時から20時、28日の土曜日の9時から12時、こちらは仲町地域センターで行いました。  続きまして、8月3日の金曜日の16時から20時、4日の土曜日の9時から12時、こちらについて、熊野地域センターで行い、計4日間、行わせていただきました。  (3)のオープンハウスの参加者についてでございます。  7月27日金曜日は151人、28日土曜日は72人、8月3日の金曜日は101人、8月4日の土曜日は62人で、計4日間で、386人の方々が参加していただきました。  なお、こちらも、4日間の中で、何日か、2日とか、来ていらっしゃった方もいましたので、そういった方も含まれた人数でございます。  続きまして、(4)番については、両地域センターの開催状況でございます。  こちらは、写真を乗っけさせていただいたんですけども、参加された方から、パネルや模型を見て、東京都や区の職員が従事してましたので、そこの対応をしている状況でございます。  (5)は主な質問、意見等でございます。  こちらがアの駅前広場計画関係については、資料のとおり、今までのご意見、ご要望があったというところもありますし、初めてというものもあったんですけども、こういう形でご意見、ご要望がありました。  また、イの連続立体化交差計画関係についても、資料のとおり、ご意見、ご要望がありました。  そして、その他ということで、こちらも一緒でございます。  ちょっと時間の関係上、こちらについては、内容については資料をごらんいただき、ご説明は割愛させていただきたいと思います。  以上で、大山駅駅前広場計画に関する説明会及びオープンハウスの開催についてのご報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長   報告事項の内容に含まれている、連続立体交差化計画に関しましては、専門的に調査するための特別委員会を設置しておりますので、質疑の際には、ご配慮くださいますよう、ご協力をお願いいたします。  それでは、ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。 ◆中村とらあき   まず、先ほどもご説明ありましたが、大山駅周辺地区まちづくりマスタープランにおいて、協議会の提言があったと思いますけれども、この大山駅前広場の構想はどのような方々で構成されて、作成されたものだったんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   こちらの協議会については、構成メンバーとしては、板橋四ツ又町会、大山東町会、宮元町会、すみよし町会、大山旭町会、大山町会、大山本町会、仲町会という町会の関係の方と、あとは、大山商和会、ハッピーロード、遊座、山中通りの商店街の方と公募委員で、計39名で発足させていただいた次第でございます。 ◆中村とらあき   ほかにも、提言をあるいは検討を行っているような団体さん、協議会があったというふうに記憶しているんですけれども、どのような団体がありましたでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   このほかの、そういったまちづくりに関する会議体については、まず、1つ目は、大山駅西地区地区計画検討会ということで、こちらは大山駅の西地区の地区計画に関することについて、どういった形でやっていくかという会議体を設けております。  また、大山駅東地区まちづくりの会という形で、こちらも会議体をつくらせていただいて、こちらについては、東地区のまちづくりについて、どういった形で、地区計画策定に当たっての含めて、会議体をつくらせていただきました。  また、駅前広場の、最終的なというか、意見集約というところで、大山駅周辺のまちづくりを考える会というところで、そういった会議体も設けさせていただいている次第でございます。 ◆中村とらあき   その中で、先ほど説明の中にありました、駅前広場の整備箇所については、平成24年3月に3つの配置案が、ここに示されているというふうにご説明ありましたけれども、補助第26号線配置案をもとに、検討が進められた理由というものは、この検討される会の中でも取り上げられ、また、説明というものもあったんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   協議会の中では、3案という形で、区に提言されてはいたんですけども、その後、総合的にいろいろ判断して、補助26号のアクセスというところで、1つにさせていただいたということで、それとフィードバックについては、これからちょっと、そのフィードバックしたかどうかについては、すみません、ちょっともう一回調べさせていただきます。すみません。 ◆中村とらあき   恐らく、26号線の配置案というものに関しては、図面で記されておりますので、資料配付などで皆さんのほうには伝わっているかと思うんですけれども、その中で、ちょっと説明の中には、余り出てなかったんですが、検討が進められたこの26号線配置案をもとに、検討が進められた理由というのは、どのようなものであったのかということを確認したいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   ここの部分については、大山まちづくり総合計画にも書いてあるとおり、補助26号線及び大山駅からのアクセスのしやすさ、歩行者動線との錯綜の回避、まちのにぎわい維持などの視点から提言内容を確認し、最も有効な補助26号線の沿線配置案を基本に、1案を選ばせていただいたというところです。 ◆鈴木こうすけ   よろしくお願いします。  まず、このオープンハウスの開催のところで説明会を、6月15日金曜日と17日の日曜日ということで、周辺範囲、今回のこの駅前広場に関する大山東町59番地、60番地の地権者の方中心というふうに認識はしますけど、これは各個々の出席者、6月15日金曜日が70名で、17日日曜日が66名、これはあれですかね、まずちょっと質問をしたいんですけど、特にこの大山東町の59番地、60番地の地権者の方が中心となった形での説明会、例えば、この59番地、60番地の方にも周知をしてなくて、その方もいらっしゃらなかったのか、ほぼほぼ、皆さんここの周辺の方は来ていただいたのかというところを、まずちょっとご質問させていただきたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   まずは、こちら、駅前広場説明会を行うに当たっては、2月の素案説明会の中で、やはり説明会をやるということを知らなかったという方もいらっしゃいましたので、そういったご意見もありましたので、基本的に駅前広場と、駅前広場の周辺の、区のほうでわかる登記簿をとりまして、土地所有者さんと建物登記、大体一緒の方が多いんですけども、その方に、まずは郵送で送らせていただきます。地権者数としては、駅前広場が約80名、範囲外については190名ということで、計270名で、この土地所有者、建物所有者さんに郵送させていただきました。  また、借家人とか、そういったところについては、区のほうでも、把握してない部分ではありますので、そこの部分については、うちの職員が、直接現地にまいりまして、うちの数えた中では、94件ほど建物がありましたので、その中で、約350枚、配付させていただいた次第であります。  あと、出席状況については、駅前広場については、中には区分所有の、区分所有というか、敷地権、所有権を持ったマンションもありますので、そういったマンションもあるんですけども、マンションを入れると、なかなか伸びず、約3割であるんですけども、マンションを除けば、約7割の方が土地所有者と建物登記の方、ほとんど一緒なんですけど、参加していただきました。  また、区域外については、こちらはちょっと若干少な目なんですけども、約2割程度、出席したというところで把握しております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  先ほど、今課長のほうからも答弁ありましたけれども、このご質問の中で、2番に、2月の素案の説明会で、いきなり駅前広場ということで提示されて驚きましたということで、区側のこういった理由も書いてあるんですけども、やはり大きな駅前のこういった広場、計画ということで、私自身も思うんですけども、やはり特に対象の地権者の方には、本当に丁寧に、今後もやっぱり寄り添っていただきたいなというふうに思うんですね。ここにも書いてありますけれども、やはり驚きを隠せないですとか、いろいろなお話を頂戴をしております。  そんな中で、こういった説明会を今後も順次開催をしていくという流れなんですけど、やはり今後どのぐらいのスパンでというふうに、ちょっとやっぱりまだ全然大きな形で見えないところもあるので、しっかりと今後のスケジュールというところは、丁寧にちょっとご説明をして、地元の地権者の方には、丁寧に説明をしていただきたいなというふうに思うんですけども、今後のスケジュール感というところは、具体的にはどのような形になっているか、ちょっとご提示をいただければと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   まず初めに、法的なものとしては、今年度中に都市計画案説明会をやらせていただきますので、その中で、都市計画案の公告縦覧を行いまして、皆様のご意見、ご要望をお伺いさせていただくというところが、法的な位置づけではあるんですけども、その前に、やはり今鈴木委員がおっしゃったとおり、2月に駅前広場位置出しされて、それから3月、4月以降、説明会後、いろんなご意見、ご要望がありましたので、まずはそこについては、今後も、説明会か、個別ヒアかちょっとわからないんですけども、そういった丁寧な説明を心がけていくのと、またご理解をしていただくためにも、そこの部分については、駅前広場という名ではありますけども、都市計画法上、道路という位置づけで、基本的に用地補償等でやらせていただけるんですけども、そこについての用地補償等以外の手法についても、検討していって、結果を出させていただいて、報告できるようにしていきたいと思っております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  もう、本当にしっかりと区民の皆様に、特に地元の地権者の方には、ご理解を図らないと、やはり板橋の顔の大山ハッピーロード商店街駅前広場計画というふうなところで、本当に全軍を挙げていっていただきたいなというふうに私自身も思います。  あともう一点だけすみません。大山駅の駅前広場の計画に関する説明会の中で、具体的に、11ページのスライドの駅前の広場のイメージについてということで、具体的にこれ、スライドを区民の皆さんにご提示をしたということだったんですけど、26号線が来て、駅前広場、ロータリー形状というふうな形で、駅に隣接をしながら、バスの乗降ですとか、障がい者、それと送迎タクシー等があるんですけど、これ実際にこういったスライドを見せた後で、区民の皆様、地元の地権者の方、説明会に参加された方の反応というのを、ちょっと最後お聞かせいただきたいなというふうに思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   まず初め、駅前広場という名前で、その説明会を出させていただいたんですけども、そこに区画街路とは書かせていただいたんですけど、道路ということで、皆さん、広場というイメージを持たれる方もいらっしゃいまして、そこについては、交通広場という形で、道路としてというところがありますので、そういった環境問題とかもありますし、あとは本当にこの大山駅にこういった交通広場は必要かどうかというご意見をいただいてますので、そこについては、今後とも、ご理解、ご協力いただけるように、また再度説明させていただいたりとは考えております。 ◆山内えり   ぺら1枚の紙のところで、都市計画素案説明会、恐らく2月とかの説明会で、あるいは、その間、区民の皆さんからいただいたご質問の回答、質問と回答の用紙があると思うんですけど、まず駅前広場がそもそもなぜ必要なのかという、その問いに対して、回答を書かれていますけれども、今現状、区として、駅前広場の必要性については、どのように考えているでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   大山駅については、立体化交差化計画というところもあるんですけども、やはり大山駅周辺については、多くの公共施設、また、そういったところで、バスとかタクシーとか、そういった乗りかえができるような交通結節点を設けて、駅前広場を整備することによって、大山駅のさらなる発展につながるというところで考えております。  また、駅前広場をつくることによって、歩道の部分とか、そういったところで、買い物客や待ち合わせの方など、環境空間をつくることによって、公共的オープンスペースをつくらせていただいて、その中で、例えば災害時とかあったときにでも、そういった避難場所とか、緊急活動の拠点となる防災機能も期待されていることから、本地区のさらなる向上を目指して、必要不可欠であると考えております。 ◆山内えり   そういうご説明を、2月、6月、それから7、8月のオープン説明会のときに、区としてされていると思うんですけど、それはお越しになった住民の方、地域の方は、そういった説明で納得されたというふうに考えておりますか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   駅前広場説明会と、オープンハウスを開催した中では、やはりまだ納得というか、ご理解していただけない方もいらっしゃるということは、私も認識しているところではありますので、そこはやはり今後とも、そういった方々に対しては、例えば区のほうから足を運んだり、いろんな会う機会とか、そういったところで、説明させていただいて、ご理解いただけるように、鋭意努力していきたいと考えております。 ◆山内えり   やはり、Q2の2番のほうにもつながると思うんですけど、やはり2月の説明会のときは、東武東上線の立体化の話を中心に、割と多くの方が参加されたと思うんです。その後に、こうした具体的な場所が示されて、えっ、駅前広場、ここに決まったのという、そういう多くの人がまずびっくりしたということもあると思うので、そもそも駅前広場の必要性ですとか、場所とかというのを、そういったこの間のまちづくり協議会ですとか、先ほど話があったような東地区のまちづくりの会と言うんでしょうか、そういうところでどこまで話がされてきたのかというのは、すごく疑問なんですね。  まちづくり協議会のほうで、アンケートもされているということは伺っておりまして、活動記録等々でもアンケートをしているというのを書いてあります。駅前広場についても、声が上がっているんですけど、こうしたアンケートの結果を見ますと、実際、回答率は、平成24年1月5日から30、31日で実施しています。975票、回収率8.8%ということで、そのときのアンケート結果は決して回収率高いとは私も思いませんけれども、その中でも、この集計したところによると、賛同意見としては11件、反対意見として34件、その他の意見として25件ぐらいありまして、賛同の中でも、「多分無理でしょう」とか、あるいは「信じられない」、「本当にできたらすごい」ということはありますけれども、「賛同します」という声よりも、「反対」という声が多くて、「不可能」だとか、「不要だと思います」、「駅前にバス、タクシーは入ってほしくない」、「車が入れないことこそ利点」、「不必要」、「不可」等々、これ見ちゃうと、反対の方のほうが多いなと。これは本当一部10%程度の回答ですから、これを見たときに、そもそも大山駅の駅前広場の必要性というところで、区としてこういう計画を出してくる、それから、地域の皆さん方が駅前広場の必要性というのをどういうふうに理解して、こういう形で総合計画として上がってきたのかなというふうに、まず考えるんですが、そういったことを含めて、改めて駅前広場の必要性について、区の考え方を伺いたいと思っています。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今までの経緯をまた説明させていただきますけども、平成21年3月に協議会をつくらせていただいて、その後にまちづくりマスタープランということで、そのときに特性、課題、大山駅のそういったものを抽出させていただいて、協議会の中で、区に提言されたというところ、これは大山駅駅前広場計画が必要だというところで提言されて、3案になりました。その後、26年3月にその案に、3案に基づいて、大山駅まちづくり総合計画で、区が作成して1案にさせていただいて、その後駅前広場構想案ということで、構想図をつくらせていただいて、素案説明会で位置出しさせていただいたというところではありますので、そういった中では、協議会も含めて、いろんなご意見があるとは思うんですけども、そういう協議会の中で、区に提言されたというところは事実でありますので、そこの部分については、区としても、やはり大山駅の特性とか、課題等を考慮すると、駅前広場は必要ではなかろうかという考えに至っている次第であります。  また、ちょっとすみません、先ほど、中村委員からのフィードバックのお話があったと思うんですけども、会議体についてフィードバックしたかどうかについては、ちょっと確認させていただくんですけども、基本的にまちづくりマスタープランとか、大山駅総合計画とか、こういった駅前広場構想というのは、ホームページとかその都度報告、議会でも報告させていただいてますので、そういった形で、マスタープランからずっと続いて、駅前広場計画を続けてきたというところで、状況でございます。 ◆山内えり   その協議会の皆さん、あるいはその東地区のまちづくりの会の方とかが、そういった協議を進めてきたと思うんですけど、Q2に先ほど話しました、なぜこの場所になったのかというこの場所についても、やはり意見等々、この説明会でいろいろ質問が出たかと思うんですが、こうした3案に決まったときに、薄ぼんやりとしてて、どこが実際に該当するのかというのは、なかなかわからないと思いますし、その協議会の皆さんですとか、東地区のまちづくりの会の方も、そこまで、具体的な配置についてお話しされていたんでしょうか。そのあたりはいかがでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   こういった先ほどの会議体の中では、具体的な位置については、やはりいろいろな地権者さんの絡みもありますので、もしそういった具体的な位置、検討というよりも、やはり大山駅の東と、例えば西とか、そういった大山駅周辺とか、そういったまちづくりをするに当たって、どういう問題とかあって、どういった駅前広場とか、どういったものが必要かというところを議論させていただいているところであります。  また、そういった会議体のフィードバックについては、素案説明会、終わった後、具体的な位置を示させていただいたというところで、その後に、会議体でそういった位置に決まりましたという、事後報告ではございますけども、そういった形でフィードバックさせていただいているところでございます。 ◆山内えり 
     そういった進め方自体が、やはり問題だったんじゃないかなというふうに私は思うんですね。やはり、先ほどのアンケートにもあったように、一定賛同するという方もいるでしょうし、駅前にそういう交通結節点が必要という方もいると思いますし、必要ないという方もいる中で、やはり3案が26号線の接道というふうに、1か所になったにしても、やはり中で協議体に参加されている方や町会の方とか商店街の方が、果たして本当に具体的に、総論として、あったらいいだろうなということでは話を進めてきたとしても、本当に自分の地域がここになるというところまで、果たして皆さんが具体的に地図上に落として、そういう検討までされてきたのかというところは非常に疑問なんです。逆にいえば、そういうところまでないから、区が、2月の素案説明会で突然示したので、びっくりされた方が多いのかと思うんです。そのやはり決め方というんでしょうか、全体として必要であるという、全体的な部分と、いざ個別の具体的な場所決まったらびっくりするというのは当然であって、やっぱりどこの、今までいろんなそういう区の計画ありますよね、全体としていいけれども、ここの児童館がなくなったら嫌だとか、この学校がなくなるのは嫌だとかってあると思うので、全体の総論だけで、区民の方が参加されていても、やはり個別具体的な、例えばA案だったら、この大山東地区の59番、B案だったら、大山60番の何番とか、もっと具体的に地図上に線を置いて、ここに置くんだったらどうだろうと、そういう話し合いが必要だったんじゃないかなというふうに思いますけど、そのあたり、区として参加されてきてどのようにお感じでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   そこの部分については、私もご意見、ご要望を伺っているところではあるんですけども、やはり最終的な駅前広場構想の中で、ある程度狭めた中で、あとはやはりどうしても地権者さんの関係とか、いろいろ事業費なんかでいろいろ問題とかがありますので、そこの部分については、区のほうでいろんな要因をもとに、検討させていただいた結果、こういう2月の素案説明会の位置を示させていただいたんですけども、その後やはり駅前広場区域に入っている方の、もちろん生活している方のご不安やご心配というのは、私も重々認識しておりますので、そこについては、先ほども説明したとおり、今後どういう、丁寧な説明というか、皆さんといろいろ話す機会を設けるとか、あとは先ほど言ったとおり、そういった用地補償以外の有効な施策等を、ほかの区もいろんな事例がありますので、そういったものを情報共有しながら、今後やっていきたいと考えております。 ◆山内えり   そうしますと、いろいろな協議会を経て、そしてまちづくりの会の方も参加してきましたけど、最終的な具体的な場所というのは、いつごろ、そして、区が決めたということなのか、そのあたりちょっと具体的に、いつ、誰が、どのようにして決めたのかということを、お示しいただきたいと思うんですけど。 ◎鉄道立体化推進担当課長   正式に位置を決めたというのは、説明会前に区のほうで、意思決定をとりまして、そこで2月の素案説明会で、具体的な位置を位置出しさせていただいたというところでございます。 ◆山内えり   いつごろというのは、詳しくは言えないということでいいですね。 ◎鉄道立体化推進担当課長   2月素案説明会だったんですけど、1月に区としては決定させていただいたというところです。 ◆山内えり   やはり、場所も含めて、皆さんが非常に心配している部分ですから、そういった決まった経緯について、何か議事録とか会議録みたいなものがあればお示しいただきたいんですけど、いかがでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   そこの部分については、公表できるものについては、今、情報公開というところで、いろんな部分で行政もいろいろ問題点等取り上げられていますので、情報公開できるところはして、出せないところは、ちょっと申しわけない、出せない部分はあるんですけども、そういった出せるものについては、出していきたいと思って。 ◆山内えり   それから、Q3のところにいきますけれども、やはり立ち退きを迫られるという、その心配の声に対して、用地補償についても、区の見解がありますけれども、これについても、やはりこのスケジュールで、いつ用地補償について、いただけるのか、どれぐらいの補償になるのか、自分たちの、営業をしている皆さんですとか、住んでいる方、非常にそのあたり心配持たれてますけど、それはどのように考えているんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今の法律等の中では、やはり、平成31年度に都市計画決定した後に、用地測量させていただきまして、そこで合意が得られるか、得られないかというのはあるんですけども、その中で、用地の面積をある程度確定して、あとはその後、事業認可に入って、具体的に、例えば建物の中に入ったり、あと工作物はどういったものがあるのかというところで、いろいろ基準に基づいて、積算するというところではありますので、どうしてもやはり事業認可後ではないと、なかなか金額については、出せないところではあるんですけども、その前段階で、金額という提示というのもあるんですけど、やはり先ほど言ったとおり、ほかの区でも事業認可前に、そういった代替地の確保ということで、あと移転先の確保ということで、そういったこともやっている区もありますし、あとは用地補償の関係で、どうしてもご心配なされる方がいらっしゃるということで、そういった相談窓口を設けているというところもありますので、そこの部分については、今まちづくり、駅前広場計画に当たっては、時代の変化に応じて、やはりそういった問題が出てきているところでありますので、板橋区もどういうことができるかというのを、他区とか、ほかの自治体の情報も含め、検討していきたいと考えております。 ◆山内えり   それは、そうすると、具体的にはいつごろ用地補償の話というのは、いつごろになりそうなんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   具体的には、事業認可決まってから、やはり建物とか工作物とかによっては、やはり例えば木造であれば、金額的には、約、ほかの区から2か月ぐらいというところで、あとは、かたい建造物、コンクリートとか、そういったものについては、うちの区の主管に聞いたんですけど、6か月ぐらいかかるというところで、やはり建物とか、工作物の物によって、時間というのはさまざまなものですから、そこの部分については、個々でやはり金額提示というところでは違ってくるかとは思うんですけど。 ◆山内えり   そもそもこの場所というところで、疑問を持っている方、多いと思うんですけど、やはりいろんな方がいらっしゃる中で、説明会でも質問があったと思うんですけれども、自分の土地が果たしてどれぐらいの建物なのかとか、例えば、2,000万円で買ったけど、1,300万円って提示されたらどうなのかとか、そういう具体的な質問もあったかと思うんです。そういう具体的な質問に対して、現状区は答えられるということになるんですか。それとも、やはりこの都市計画決定をしなければ、そういった具体的な説明とか用地補償もできないということになるんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   やはり、その点については、都市計画決定して、法的な手続をとらないと、やはり測量にも入りませんし、その後の用地補償とか建物補償についても、法的な位置づけがない中で、やはりうちのほうとして、明確な金額というのは、出せない状況であります。  ただ、そこで、事業認可になると、いろいろうちのほうで提示額をさせていただくんですけれども、あくまでも合意がないと、そこの部分については、正式にうちのほうが何かできるということはありませんので、あくまでも合意してからということになりますので、それから事業認可をという形になります。 ○委員長   山内委員の質疑の途中ですが、20分を経過しましたので、ほかの委員で質疑がありましたら挙手願います。 ◆おなだか勝   まず、11番、13番のところからちょっとお話をやりたいと思います。  マスタープランでは、3つ案があってそれが13番のところを見ると、この位置ですよというぼわんとしたところになった。これは、26年3月の大山駅づくり総合計画の中に乗っていましたね、大体この辺だと。大まかに、正しいっちゃ正しいですよね、今やったところと。このとき、26年3月に、これ発表されたときに、地域の皆さんの中から、何だこれはというような意見があったのかどうか、まず伺いたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   こちらは、区で大山まちづくり総合計画を作成しましたので、そのときには、パブリックコメント等をやりまして、ご意見を伺う機会を設けておりますので、そういったところでのというところではあるんですけども、具体的な個々のご意見についてというところでは、ちょっとまだ把握し切れてないところで。 ◆おなだか勝   もちろん、この辺じゃ難しいんじゃないのかというご意見もあったと思います。私も、大丈夫なのかなと思いつつも、だけども、大きな反対が、別にこのときに、巻き上がったわけじゃなくて、さっきも山内委員のほうからありましたけども、個別具体的にここというふうに出てきたことしの2月以降、それはうちのところは困るよねという話にはなったと思うんだけれども、大まかこの辺でやりますよというのは、もともと区のほうの発表の後、その流れの中で話は来たものだと思っています。これはもういたし方ないことだというふうに私は思います。  17番のところですけども、駅広の構想、これもどこの駅前広場でも、普通に考えられる、バスの乗降場も欲しいね、タクシーの乗り場も欲しいよね、から、イベントするような広場、これは遊座商店街でも、ハッピーロード商店街でも使えて、その地域の皆さんが何かのときに使える部分だと。もちろん、交番とか公衆トイレも必要だろうと。これは、大体普通に考えたときの流れです。それを受けて、今回この22番で出てきた、こういうのになったわけだけども、率直に言って狭いよね、むちゃくちゃ私は狭いと思います。この前ちょっと課長と話したときに、成増の南口の話が出てましたけども、あれよりは広いですけども、あれよりは広いけれども、はっきり言って、これからつくる、しかも大山にやろうとしている、散々長い期間経てここまでたどり着いた割には狭いなというのが率直な意見です。  そして、さっきの26年3月に出された構想でいえば、かなり線路から左側、つまり西側、ハッピーロード側というかな、そちらの側にも点線が広がっていた割には、右にシフトしている。しかも、あそこに大きなマンションがあるのを、この計画から外してますよね。これってやっぱりちょっとね、区側のほうの、広さを決めるにしても、場所選定するにしても、お金の問題だとか、予算的な問題で、このぐらいにしとけよみたいな雰囲気というのが、とてもにじんでくるような気がするんですよね。もともと、ぼわんとはしてたけれども、線路の西側まで本当は入っていたはずなのに、なぜそっちを使わないのかなと。確かに買収はするところにはなってますけど、駅広の地域には入れてませんよね。なぜそっちは入れるつもりなかったんですか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今の、まず、狭いというところなんですけども、ここは国土交通省で、駅前広場計画指針というのがありまして、その中で、交通空間というところで、いろいろ駅の乗降客数とか、そういったものを調べて、約2,000平米、そして、環境空間については、約1,000平米というところで、約3,000平米必要だというところが指針に出てます。  それからあと、歩道と車道ということで、道路を構成するところでありますので、そういった道路構造令というところがありまして、そういった幅員とかも決まってますので、そういった幅員とかを鑑みて、指針とそういった構造令とを含みまして、あと関係機関と協議の上、3,300平米という、少し狭い感じに思われるかもしれないんですけども、基準に基づいて、こういった形で規模を打ち出させていただいた次第であります。  あと、位置については、やはりマンションの話も、今までもいろんなご意見はあるんですけども、やはり区としましては、権利者が多いというところと、事業費も正直言うと、補償等を考えると、どうしてもちょっと金額がちょっと跳ね上がってしまうというところで、考えているところでございます。  また、西については、駅前広場ではないんですけども、駅に、西からの駅のアクセスというところで、側道の6号なんですけども、そういった形で、用地買収させていただきますので、そこで駅前広場ではないんですけども、何か、どういったことができるか、イベントとかちょっとわからないんですけども、どういったことができるかとか、憩いの広場など、そういったところについては今後いろいろちょっと検討していきたいと思っております。 ◆おなだか勝   西側のほうを通してというのは、これ結局入り口のほうからは行ってきたやつを、同じところに逃がす方式になってますけども、そちら側のほうに道路を逃がすような形をとれば、その分だけ、広場の部分が広がるのではないかというのは、私は考え方として1つあると思います。  それから、今、3,300というのはそんなに狭くないですという話がありましたけれども、でも、これ、用地買収するときに、この右側のところのぶった切られるところというかな、そちらが背中が丸見えなところですよね、これ、何度も話が出ていると思いますけど。そこを切っといて、ぎりぎり3,300という話ですから、そちら側も含めて、例えば4,000とか4,500とかという形にするんだったら、まだわかるんですよ。でも、本当にその広場のぎりぎりのところのおうちは、言い方は悪いですけど、ほっといて、切ってしまう計画というのは、私はどうも納得がいかないな、それが狭さを感じるところ。そちらも含めて、用地買収をして、例えばそこに用地買収によって立ち退かざるを得ないような方々のお住まいを提供できるとか、あるいは、飲食店やクリニックとか、あるいはパチンコ屋さんとか、いろんなありますよね、そういう方々の中で、幾つか一緒に入れるような店舗をつくるとか、そういったことをやっぱりやる必要があったんじゃないかなと。そういう代替地のことも含めながら、そこの部分まで、用地買収の範囲に広げていくということをしないからこそ、しないからこそって言ったら怒られるかもしれませんけども、しないことによって、今回の、後で出てきますけども、陳情なんかも出てくる、私は、そういう不信というのがつながってくるんじゃないかなと思います。  ですから、先ほど来出ている、立ち退きのお話のところも含めて、少し、今の計画をもう少し微修正しながら、少し広げるような形で、また広げて、そっちはそっちで、うちは立ち退くのは嫌だよという話もあるかもしれないですけれども、一緒にその話を持っていく。例えば、今言ったような合同店舗にするとか、合同住居にするとか、そういったことも含めて考えることというのは可能ですかね。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今のご意見につきましては、やはり駅前広場、3,300平米というのは、やはり指針とか道路構造令に基づいて、最低限の、それ以上というところだと、やはり地権者さんもとか、借家人の方とか、いろんな方々が多くなってしまうというところで、今の位置に決めさせていただいたというところで、あと背を向けるというところでは、やはりこちらも説明会とか個別対応でも、いろんなご意見、ご要望をいただいていますので、そこの部分については、事業を進めながら、例えば、例としてはちょっと、できるかどうかはあれなんですけども、例えば残地の有効活用ができるかとか、共同建てかえとか、あとは、そうですね、そういったもので、駅前広場をにぎやかにしなければいけないというところは、認識しておりますので、そこの部分については、事業を進めながら考えていきたいと思います。 ◆おなだか勝   この22番のイメージで考えても、この道路の周りのところ、歩道ですよね。ここ、人が歩いているわけですよ。補助26号のほうからも人が流れてくるわけですよね、駅に向かって。それで、住居が後ろ向きじゃなくて、前向きになるように、合同店舗とか、当然飲食店とか入れば、人も入るでしょう。それから、ここから立ち退かざるを得ないようなクリニックさんとかいう方たちも、表向きになるような形というのはできる可能性もあるわけですよね。そういったところを一つひとつ皆さんとお話ししなきゃならないと思います。パチンコ屋さんがどうだか、私はわからないけれども、移転するのか、やめてしまうのかわかりませんけれども、個々のところとやっぱりきちんきちんとお話を、今の段階で、どういったご希望があるのかということも含めて、お話をしていただいて、さらに、その周りのところ、先ほど言っている後ろ向きになっちゃうところの皆さんのご要望とか意向とかも伺いながら、微修正をしてもらいたいと思うんですけども、これは素案ですから、まだ少しは動く可能性があると思うので、その辺ところは可能性はありますよね。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今、おなだか委員おっしゃったとおり、先ほど渋谷区の件でも、事前に個別とニーズというところで、そういったところで調査しているところとか、あとは足立区さんなんかは、アンケートをとったりしてますので、そういった、先ほど言ったとおり、いろんなほかの区市町村のそういった事例を含めて、今の、その背中を向ける場所について、やはり本当に駅前広場をつくるに当たっては、商店とかそういった活性化が、もう本当に必要だと思いますので、そこの部分については、職員とか予算等を含めて、今後考えていきたいと思います。 ◆おなだか勝   そういうところに、労力を絶対惜しまないようにやってもらいたいと思います。アンケートで紙配って回収というのはやめてください、絶対。これは一軒一軒回って、やっぱりお話をして、ご意向を聞いた上で、お話をまとめていくと。そうじゃないと、やっぱり都市計画決定までに至らないで、反対運動ばかりが起きてしまうような形になってしまったのでは、これは大山の活性化には全然つながりません。ですから、ここが、つくったことによって、皆さんに喜ばれるようなところじゃないと、やはりこれは問題だと思いますので、きちんとそういう丁寧な対応をぜひやっていただきたいと思います。これは要望ですので、結構です。 ◆はぎわら洋一   僕も、2点ほど聞きたいと思います。  先ほど、ちょっと続けて言いますけど、6月のときもこの駅前広場、ロータリー形状、3,300平米の広場、ちょっと狭い、何でこれ、僕言うかというと、やっぱり防災、災害が結構、今、日本は多いです。ですから、国土交通省というか、道路なので、余り最低限という部分でやっているんだろうけれども、やはりこちらの、今の遊座商店街のほうにも、当然緊急のときには逃げができるとか、人がここ集まるんでしょうけれども、そこに自衛隊のトラックが入ってくることも、緊急のときには可能だとか、そういう余裕が欲しいかなという感じはちょっとするんですね。その点は大丈夫ですか。前回もそんな話聞きましたけどね。 ◎鉄道立体化推進担当課長   その点については、補助26号線が第三次の緊急輸送道路ということになってますので、今、あそこの事業中のところについては、ちょっと明確に指定というのはあれなんですけども、通常であれば指定されるということで、そういった意味の観点からも、そういった緊急車両とか、そういった自衛隊の車も含めて、何か災害が起きたときに、補助26号から大山駅のロータリーに入るというところでは、そういったところでは、自衛隊の車とか、自衛隊の車、そういったのは、いろいろ大きさがあるとは思うんですけども、ある程度のそういう消防車とか、そういったものは、入れるような道路の状況にはなってますので、もしそういった防災の拠点としての観点からも見据えて考えていますし、今後の具体的な施設の導入に当たっている関係協議と詰めていきたいと思っております。 ◆はぎわら洋一   前回、このハイデッカーというか、スーパーハイデッカー、これちょっと、ホイールベースが6メーターあって、これ、バスストップのところにこれ、バスは何台、3台ぐらいとめられるようになっているのかな。2台までかな。そういうのは、ある。今のこの計画ではどういうふうになってるんですかね。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今の計画ですと、路線バスが、こちらの部分については2台。          (「あ、2台」と言う人あり) ◎鉄道立体化推進担当課長   一応、はい、縦列で並ぶような形になってますので、そのバスがとまってても、横が通行できるような形で、先ほど言ったとおり、道路構造令に基づいて、幅員を確保させていただいて。 ◆はぎわら洋一   もう一点、これ、権利変換というか、僕も、本八幡とか、八王子とか、結構開発、結構絡んでやったことあるんですよ。一番大事なのが、先ほどもいっぱいいろんな人から出てますけども、森ビルがやっぱり勉強になると思うね。30年前に、青山副知事が後援やりました。あそこで138世帯だったかな、地権者、もっとあったかな。それで、その人たちが、全部人が、あのアークヒルズができると、人がみんないなくなるというような話があった。ところが、そこに権利変換のときに、おじいちゃんも、おばあちゃんも、お孫さんも、全部そこに住めるように、地権者に、その地権、土地もビルもそうだけども、そこに与えたわけだね。そこにいたくない、田舎に住みたいという人はそれでもいいと。そこに、アークヒルズに住みたいという人はそこに帰ってきて、それで今でも自治会も、町会もそういうものがうまく機能して、盛り上がってるというのが、あの森ビルですよ。あの道路もうまく、あれはビルだけどね、こっちは駅前広場だから、そういう、せめて──────が上七代下七代まで、きちっと考えて、それで合議制をとるという手法をとっているそうです、今でも。でも、最低でも、おじいちゃん、おばあちゃんからお孫さんまでが、そこのところに、あ、この道路ができてよかったね、この広場ができてよかったねと言えるようなように、行政は、先ほど丁寧にと言ったと思うんだけども、そういうふうに手法で、そういうところには本当に、お金と時間を惜しまないでもらいたいんだよな。寄り添ってもらいたいということなんですよ。そうすると、うまくいく。あの森ビルなんて、できないと僕思いましたよ。だから、東京都も、当然巻き込まなきゃできないと思うんだ。それで、サントリーホールも近くにあるし、そういうことで、うまくいったということで、何とかうまくこれ進めてもらいたいという、ちょっとお願いです。その辺、どうでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   やはり、そこについては、2月の素案説明会以降、位置を示させていただいたというところで、本当ここの部分については、今後、区として、やはり今住んでいる方のいろんなまたご意見とかご要望とかをまた伺ったり、また、先ほどちょっとアンケートという話もあったんですけど、ちょっとそれは一つの事例ではあるんですけども、基本的にはフェース・ツー・フェースで話をさせていただきながら、していただくというところをまず心がけていきたいというのと、やはり、ほかの有効な手法を、他区の事例等を含めて考えていきたいというところが、最大の、一番のこれからのやっていくことだと思います。 ◆はぎわら洋一   その手法として、この前、あそこ、どこでしたっけ、僕行ったの、仲町じゃなくて、熊野町のほうの説明会に出させてもらってよかったなと思ったのは、やっぱり模型、1,000分の1、森ビルもそうだった。やっぱり1,000分の1の模型、立体的に、ちょっとスタディ模型でも何でもいいから、そういうものを置いて、それで地元の説明とか、そういうものにやると、うまく前に進むのではないかなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆山田貴之   では、幾つか質問をさせていただきたいと思いますが、まず、いただいた資料の2ページ目に、構造形式について、オープンハウスや説明を、(5)のところ、(5)のイ、連続立体化交差化計画関係ということで、「構造的形式について(高架式、地下式の検討状況や意見、要望)」と書いてあって、この高架化か、地下化について、まだちょっとご理解をいただいていない住民の方がいらっしゃるのかなというふうに、お話伺ってて思いますので、高架化決定はどこがしたのか、それに対して、区はどういう関与をしたのかというのを、もう一度ちょっと説明をいただければ。 ◎鉄道立体化推進担当課長   素案説明会でも発表させていただいたんですけども、基本的に、高架化、地下化というところで、事業主体である東京都が地形的条件と計画的条件、事業的条件の中で、3条件で、高架方式というのを選定させていただいたんですけども、それについては、区としましては、構造形式にかかわらず、早期実現というところで、東京都に対して要望書を出しているというところでもありますし、やはり、高架化のほうが、地形的条件は同じ条件なんですけども、やはり計画的条件だと地下のあの2つの踏切が潰れてしまうというところと、事業費的には、210億円差が出るというところで、そういった観点からも高架化がいいというところで、今は案の段階では、素案の中で示されていますので、そういったことを認識しながら、いかに高架化で、いろんなまちに影響しないとか、環境影響評価とか、そういったものを含めて、区としても、東京都のいろんな状況を聞きながら、区もどういったことができるかというのを考えていきたいと思います。 ◆山田貴之   そういう高架化を東京都が決定したということを受けて、高架化という計画に区のほうも広場のほうはそれを前提で考えて、今現状はいるということの確認をさせていただきました。  また、この同じページの高架化利用についてというところで、当然高架化がされれば、下があいてくるわけですよね。そこの有効活用というのは、当然行われなければいけない、考えなければいけないと思うんですけども、この高架化下の利用というのは、どこが計画をするのでしょうか。また、この下の土地ですよね、上がったところの、線路が敷いてあったところの土地は、そもそも誰の土地なのかということを教えてください。 ◎鉄道立体化推進担当課長   基本的に、高架化の下の利用については、国の、国というか、決まりがありまして、約15%、無償で都と区とが使えるというところであります。ですので、どんどん工事が進捗していく中で、高架下の利用の検討会というところを立ち上げて、東京都、区、東武鉄道というところで立ち上げて、いろんな議論を進めていきたいと思うんですけども、そこの部分については、やはり大山駅、今でもにぎわいはありますので、そういった部分で、にぎわいとか、あとは公共施設がどういったものがという位置等とか、施設とか含めて、協議させていただきたいというところと、あとはあそこの部分については、やはり皆様のいろんなご意見を伺いながら、区としてもそういう動向を見据えつつ、進めてまずいきたいというところでございます。  あと、基本的に、鉄道下の敷地については、どうしても鉄道敷なので、東武鉄道が所有してます。なので、そこを買い上げれば、区有地になるんですけども、なかなか買い上げるというお金も、そこら辺はまだちょっと決まってはないんですけども、ただ無償で15%は使えるという決まりがありますので、そこを区としては有効活用していきたいと考えております。 ◆山田貴之   よく駅前の、板橋区でも再開発いろいろ進んでるものもありますし、さまざまな自治体が駅前の再開発のときに持ち込む手法としては、大きな高い建物を建てて、商業施設をそこに低層でつくって、移動を願った住民の方、また商いをされていた方はそこに一定の条件で戻っていただいて、上は分譲して販売をするというような手法があって、そのことによって、一定反対をされている方も、妥当性を感じて戻って、賛成に回ってくださるということもあろうかと思うんですよね。  今回、板橋区の行っている計画というのは、そういう代替地、今商いをされている方とか、暮らしている方の代替地が見えないまま、補償もまだ計画が決定されてないので、具体的には進められない。代替地となるようなところも、どうも見えない。そういうところでの、すごく不安感というのは当然あろうかと思うんですね。そういうことはすごく踏まえなきゃいけない計画で、すごく重たい計画だなという認識は、私自身はあります。  そこで、スライドで説明された中で、スライドの11番、ページでいったら6ページのページなんですけど、先ほどから各委員が質疑されてますけれども、私もこの11番から13番のスライドに、選定がされていく中で、この図というのはあくまで沿線の配置、補助26号線沿線配置をするんですよという計画の中で、この長方形の高架下から西側のほうに延びるような、漠然とした、ぼんやりとしたラインが引かれた。  そこから、11番の、スライドで11ページ、スライドでいったら22ページですね。かなり具体的な、ばしっとした図が出てきた。すごく急激に具体化された気がしてならない。ここにもう少し、やはりこのプロセスに、何らかの時間をかけて行う必要があった、あるいは住民の皆さんにもう少し丁寧にヒアリングを行う必要があったのかなと思います。地権者の関係もあるということで、具体的にその地権者だけで、例えばどういうふうにその計画をつくっていくかというのは、難しさがあるにしても、先ほど説明いただいた、例えば、町会長とか商店街とか公募委員とかの協議会がありますと、39名が参加されていますというふうにお話がありました。あるいは、大山西地区計画とか、大山東地区まちづくりの会の皆さんとかの会もあったり、あるいはそれをちょっと俯瞰してまとめるような、大山駅周辺のまちづくりを考える会みたいのもあるということなんですが、何かもうちょっと39名という大世帯じゃなくて、もう少し何かまちにフィットした形の協議会みたいなことをつくることをしてきたのか、その辺をちょっと、その経緯、ここから具体的になるのが余りにもちょっと急かなというふうに思うんですけど、その辺の協議するべき委員の選定、その規模みたいなことに関して、区はどのように考えてきたかというのをちょっと教えていただければ。 ◎鉄道立体化推進担当課長   一応、区のほうでは、先ほど言ったとおり、協議会とか西地区の地区計画とか、検討会とか、東地区まちづくりの会、またまちづくりを考える会というところで、幾つかの会があったんですけども、やはり西地区の地区計画と、東地区のまちづくりについては、地区計画を基本とした大きいまちづくりというところで、あの観点からというところではあるんですけども、その中でやはり総合計画で示させていただいた駅前広場構想もそうですけども、西と東と両方候補地というところではありますので、そこを総合的に判断するに当たって、何か位置を決めるとかというよりも、いろんな駅前広場の今後のあり方について、どういったことが必要かというところで、大山のまちづくりを考える会を立ち上げて決めさせたという経緯でございます。 ◆山田貴之   あと、バスの乗り入れのために、バスが入ってくる。あと、タクシーのプールもできるということなんですけれども、例えば補助26号線が通れば、当然そちらの交通量がふえてくるというところで、この計画、スライドの中でも、スライドの5番、3ページのところに、「大山駅から最寄りのバス停まで450メーター(徒歩6分)です」というふうに、前提条件として書いてあるんですよね。でも、これ26号線できて、26号線にもしバス停ができるとすると、当然路線は違うかもしれないですけど、そこまでの時間って、多分歩いて3分かからないぐらいのところにバス停ってできるんですよね。とか、あるいは、駅前広場が、これ7ページのスライドですけど、「駅前広場がなく、バス・タクシー等の、乗りかえは不便になっています」というふうに書いてあるんですけども、駅前広場がなくても、近くにバス、タクシーのプールが、この高架化によってできはしないのかというところがすごく、もう少し検討してもいいのかなと思うんですね。  というのは、この13のスライドにあるように、高架下までずっと、図がそもそもこの中でも、伸びて長方形になっているわけですよね、沿線で。ここの利用をしようということで協議会からも上がってきたわけですよね。それに基づいてご計画しているので、じゃ、その高架下のところに、例えば、そこが一番結節点になっているわけですよね、実際。高架された東上線と26号線が重なっているのがそこだから、そこの計画をもう少し、その周辺ですよね、駅のほうじゃなくて、そこが一番結節点だから、そこに何かもっとないのかな。この計画見ると、本当に駅も、最初にぼんやり書かれていたものから、随分、接道はしているものの、この広さとか、疑義がありましたけども、本当にこういう結局の具体化でよかったのかというのが、非常に疑問なんですね。ぼんやりしたところからの具体化のところに、もう少し検討できるものが、区としてあるんじゃないか。それに関しては、東上線の例えば高架をどうにか利用するんだったら、15%を使えという話でしたから、その15%はどう使うのかとか、あるいは、病院とかに行きやすいから結節点をそこにつくると言われてますけど、26号線のところでバス停おりたほうが、病院、例えば健康長寿に行くのは近いんですよね。そういう、もう少し、具体的に本当につくったことによって、便利になりますよということをうたえてないと、何か計画のための計画になっちゃっていないかということを、非常に私は納得がちょっといかないところなんですね。だから、その辺、ちょっと瑣末な、ざっくばらんな意見になってますけど、まずは、高架下の利用をもう少し具体的に考えることができないのかということを1点伺いたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   そこの部分については、高架下の利用については、先ほど言ったとおり、工事を進めていく中で、検討会を立ち上げるというところではあるんですけども、そこの部分については、その前の段階で、区としてどういった方向性というか、そういったイメージ的なものというのは、つくれると思いますので、そういったものは今後検討していきたいとは考えております。 ◆山田貴之   例えば、この10、22ページのスライドにありますけど、「駐輪施設入り口等(予定)」と書いてありますね、予定とは書いてありますけど、駐輪施設というのは、本来はここなのか。もちろん予定地だから、これ今区の計画の中だけで、ここにおさめているんだと思いますけど、課題を抽出して、どこかに設けなきゃいけないということで。多分、ここじゃないですよね。高架下とか、何かもう少し、こんな何か狭いところ、わざわざ、土地を譲っていただいて、ここ駐輪場なのかというところとか、何かもう少し具体的に示していく必要があるのではないかなと思います。  あと、23ページ、あと、バスが入ってくる。せっかく26号線が通行がよくなって、非常に交通量がふえるのに、そこをどう、このロータリーにバスが入ってくるのか。3車線になって、片方左折して入ってくるようなロータリーになるのか、その辺、国際興業とかと、もう現時点では、そういうロータリーができるときの、例えば路線がどんな程度入ってくるとか、まだ確定してないから、言えないことも多いと思いますけど、下話はちょっとしてくださっているのかどうなのかというのを教えてください。 ◎鉄道立体化推進担当課長 
     まず、駐輪場についてなんですけども、大山駅周辺というのは、昔からですけれども、特に東武東上線は、放置自転車が多いというところで、やはり大山駅も放置自転車が多いというところで、今現在も、駅周辺には、区とか、民間の駐輪場があるんですけども、そういう駐輪場もありますし、ただ、駅広に集約していくというところでもあると思いますので、例えば川口駅とか、そういったところでも、駅下でもありますので、一応まだ具体的な構造等については、これから検討していくんですけども、駅広の下にも駐輪場をつくって、あとは駅周辺の駐輪場をどうやっていくかというのは、土木部交通安全課さんのほうといろいろ協議しながら、放置自転車数とかを含めながら、利用者数とかを含めながら考えていきたいと思います。  続きまして、バスの関係なんですけども、バスについては、もうバス会社とは協議はしてます。ただ、具体的にここの部分について、どういう形で、新規なのか、路線変更かわからないんですけども、どういった形でというところでは、まだそこの部分については、もうちょっと事業化が進まない限りは、やはり民間というところで、利益追求というところもありますので、そこの部分については、まず1点。  それからあと、もう一つは、コミュニティバスというところで、できるかどうかわからないんですけども、そういった検討も同時並行で進めたいと思っております。 ◆山田貴之   やっぱり、つくるからには、利便性が見えてこないと、なかなか具体的なそこの利便性が見えてこないと、なかなか賛同は得られない部分があるなと思います。  スライドの36ページになりますけど、ここが補償がずっと書いてあるんですけども、ここでちょっと補償の一つひとつ確認していけないので、その補償についてもうちょっと詳細な資料を、具体的に上げられている補償がどういう補償であるのかって、もうちょっと詳細な資料をいただきたいと思います。  まず、その資料をいただけるかどうかということと、あと、この補償に関しては、区はどれくらい負担をしていくものなのか。区が全額とは思わないですけど、都市計画決定をされた後は、都と区と、あるいは国の予算が入るか、それぞれによって違うのか、その辺の見通しをちょっと教えてください。 ◎鉄道立体化推進担当課長   こちらは、6月の駅広の説明会については、本当に一般的な概要の補償について説明させていただいたので、細かい補償の内容については、東京都の資料とかいろいろありますので、そちらは後ほど資料提供させていただきます。  また、補償の補助金と関係なんですけども、基本的に区が半分で、それから東京都から半分ということで、補助金が出る予定で、国、すみません、国ですね。国が5割の、区が5割ということで、国から補助金が出る予定でいます。 ◆山田貴之   それと、用地取得も半分は区が出すことになるんですかね。補償と用地取得はちょっと違うのかな。にしても、相当な開発に、再開発に当たっては、費用がかかってきますよね。これは、総額でどれくらいの費用を、大枠でいいです。別に具体的にもちろん今出せないですし、総額どれぐらいの事業規模を見込んでいるのかというのをちょっと教えてください。もちろん、複数年にわたりですね。何年間で、幾らぐらいの事業規模ですというのを教えてください。 ◎鉄道立体化推進担当課長   予定については、事業認可が平成33年度予定なんですけども、工事完了がその10年後ということで、大体見通しでは、2年間ぐらい工事がかかるというところなので、約8年、予定です、これはあくまでも、8年かけて、用地補償とか、先ほど言ったとおり、ほかに有効な施策があれば、そういったことで計画をやらせていただきたいというところと、あとは、費用については、本当これ所管課での計算しかないんですけども、補償とか工事等を含めて、約70から80億円かかるのではないかという見込みになるんですけども、ただ、これについては、やはり、工事でいえば導入する施設とか、構造もありますし、あとは補償については、用地の面積もそうですし、あとは建物のとか、工作物とか、そういった細かい内容がありますので、そこはどんどん事業を進める中で、金額というものが明確になっていくと思われます。 ◆五十嵐やす子   すみません。お願いします。  2015年9月に、国連のサミットが行われて、持続可能な開発のための2030アジェンダとか、決まったんですよね。そこの中で、持続可能な開発目標というものがその中核として決定したわけです。それに対して、日本政府は2016年5月20日に、閣議決定で、持続可能な開発目標SDGsの推進本部を内閣に設置しました。ということは、日本もそれ進めるということなんですよね。  SDGsのその基本の理念は2つあるんですけれども、その中の一つは、誰ひとり取り残さないということなんですよね。17ある目標の中の一つが、住み続けられるまちづくりというのがあるんですよ。これって、今、それこそまちづくりをするんだったら、このSDGsのこの17の目標を、自治体でどうやってしっかりとやっていくか、ボトムアップして、それが国に行って、世界に行ってというふうにしていくかというのが、今自治体に求められていて、とても注目をされているんです。その中で、この今回の板橋のこの大山の駅前のことというのは、住み続けられるまちづくりに対して、住めなくなる人が出てくるんですよね。どう見ても、相反しているように、私には感じられて、世界で、日本でやっていこうと言っているところで、ちょっと板橋どうしちゃったのというふうに思うんですけれども、その点について、まずはお伺いしたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今、おっしゃられたことについては、確かにずっと、何十年とか何年かはあれですけども、皆様、住んでらっしゃったり、商売をやられている方とかというところですし、駅が近いというところで、今の場所にいたいという方もいらっしゃるというのはもう当然私のほうも、ご意見、ご要望をいただいていますので、基本的に、そこの部分について、全員の、やはりそこは先ほど言ったとおり、個別のそういったニーズを聞きながら、あとは先ほど言ったとおり、駅広の近くとか、そういったところの用地を確保できるとか、そういったところから、今の住み続けるまちづくりというところとか、取り残さない一人というところで、区のほうも頑張って丁寧に説明するとともに、有効な施策も考えていきたいというところでございます。 ◆五十嵐やす子   皆さん、公務員でいらっしゃるんですけれども、公務員になられるときに、服務宣誓、宣言なさってると思うんですけれども、それちょっともう一回確認したいんですけれども、どういうことを服務宣言しているのか、お答えいただきたいんですが。 ◎鉄道立体化推進担当課長   区の職員としては、公共の福祉に、向上を目指してというところではありますので、やはり、区民サービスの向上というところが、やはり目的にはありますので、やはりそこはちょっと民間とは、も取り入れるところもあるし、やっぱり行政としてのやるべき姿もありますので、そういった観点から、やはり区としては身近な団体で、やっぱり区民の方々のために、働かせていただいて、報酬をもらっているという認識ではいますので、そこの部分については、こういった駅前広場計画、ほかの業務についても、そこは区の職員として、組織として一致団結して取り組んでいきたいと思ってます。 ◆五十嵐やす子   憲法を守りますとはやってないんですか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   憲法、すみません、もちろん。それは、区の職員としては、日本国憲法もそうですし、あとは、地方公共団体のそういった条例とかいろいろ、規則とか、いろいろ、そういったものもありますので、憲法に基づいて、法律に基づいて、業務を遂行していきたいと考えております。 ◆五十嵐やす子   安心しました。  でも、今回、皆さん、住まいなんですよね、心配しているのは。住まいというのは人権なんです。人権を区がしっかりと保障しないといけないんですよ。そこの部分をないがしろにして、いろんな計画を進めるということは、憲法を守ってはいないということなんです。ですから、その認識を持って、いろいろな仕事に当たっているかどうかというところが、とても大事になってくると私は思っているんですね。  例えば、私も、いろんな方に、大山の駅って、バスも通ってないし、タクシー乗るにも遠くてというふうにご相談いただきますし、自分自身でやっぱりちょっとそういう意味では不便だなと思います。近くから、そういうふうなものに乗れるようになったら便利だなとは思うんですけれども、便利さと人権をてんびんにかけたら、便利さよりも絶対に、便利さというのはもうこっちに置いて、人権がまず守られなければならない話なんですよ。だから、そこを、何かちょっと話を聞いていると、どうも違うなと思うんです。まずは、自分たちは憲法を守りながら人権を大切にしながら、区民のためにこの行政としてやっていく、その中に便利さもできていくといいなというふうなことをしていかないといけないんじゃないかなと思うんですけれども、その認識について、ちょっともう一回確認したいんですけど、いかがでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   便利というより人権という問題があったと思うんですけども、それはやはり、どっちかという、人権というところでは、私も一人の人間ですので、皆さんもそういった意味では、本当にご不安、ご心配、おかけしていることは本当に十分わかっているつもりでは、私的にはいると思いますし、あとは本当そこについては、この計画は、ご協力いただけることを目標に、やはり皆様にご理解、ご協力いただけるように何回も何回も丁寧な説明、あとは何回も、話したとおり、いろんな手法を取り入れながらとか、あと見える化していくとか、そういったいろんな時代の変化に応じて、そういう時代になってきてますので、もちろん人権を尊重に、区の職員として、また組織としてやっていきたいと思います。 ◆五十嵐やす子   本当に、ふだん、憲法ってわからないんですけど、困ったときに、俄然、私たちを守ってくれるのが憲法なんですけれども、本当に今回のことは、住まいは人権ですので、そこはしっかりと頭に入れて対応してほしいし、計画も進めてほしいと思いました。一番最初に聞いたときに、ああ、そうか、便利になるんだと思ったんですけれども、その後で、説明会に行ったら、余りにも、あ、何にもやってなくて、この間、私たちに計画を示したんだということを、私ちょっと痛感したんですね、6月のときの皆様のご意見とか質問とか、参加者の人たちのお話を聞いてて、あら、思ってたのと違ったわというふうに、とても、板橋区、何もしてなかった、何にもしてないというとちょっと語弊があるかもしれないんですけど、私がちょっと考えていたような、そういう説明をしていなかったんだなということを痛感しました。  例えば、こちらの、説明会での質問に対しての区の考えでも、2番目のところ、「行政として公平性・公正性という観点から、エリアの内外にかかわらず、皆様に平等に同じタイミングで」とあったんですけど、でもこれってやっぱり、そこに自分が当事者であるか、当事者でないかというのは、とても大きな問題があって、違いがあるんですよね。そこで、変な意味で平等と言われても、それはもう全然平等じゃないと思うんですね。そういうところから、その人の人権というところもかかわってきちゃうと思うんです。ですから、本当に先ほどからほかの委員さんもおっしゃってましたけれども、きっちりと向き合って、丁寧に、まずはすること、そこがまず一番最初のスタートと思いますし、もう一回そこからやり直すぐらいの思いで、皆様にしっかりとお話をしていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   まず、説明会のときのことなんですけれども、やはり経緯を説明させていただいた中で、平成21年から協議体を立ち上げて、駅前広場計画については、マスタープランから総合計画、また駅前広場構想という形で、パブリックコメントを実施させていただいたりして、いろんな意見をいただいているというところではあって、まずそこで、やはり29年3月の駅前広場構想から2月の素案説明会で、具体的な位置が示されたということで、やはりそこの地権者さんのご不安、ご心配があるということは、本当にもうそこの部分については、私も重々認識しているつもりでありますので、そこは本当に、先ほど言ったとおり、いろんな個別対応とか、説明会をしていくかとか、そういったところで、身近な、板橋区の団体として、やるべきことはやっていきたいと考えております。 ◆五十嵐やす子   広く意見を、例えば拾ったとしたら、それは、便利になる、よかったって人のほうが、多分数としては多くなると思うんです。だけど、やっぱりそれは当事者の人の問題とか、そこにかかってくるものとは全然違うと思いますので、当事者のほうが少ないんです。でも、マイノリティーの、その少ない人たちというのは、とても大事だし、そこにご負担を強いることになりますので、数が多いとか少ないだけじゃなくて、少なくても、その人たちをとても大事に大事に寄り添っていく、それが大事だと、すごく大切なことだと思いますので、まずそれをお願いしたいと思います。  それから、私は、ちょっと何か勝手に絵を描いたりしたんですけれども、前々から板橋キャンパスのこと、東京都が板橋キャンパスの使い方について、いろいろ公表してますけれども、その板橋キャンパス、板橋キャンパスというのは、ちょっときょう傍聴者の方もいらっしゃるのであれなんですけど、長寿医療センターのところ、あそこ、板橋区側のほうはちょっと今空き地になっていて、その空き地をどのように使うかというような議論もあって、でも、あそこは、板橋区の中にあるけれども、板橋区の土地ではなくて、東京都の土地なんですけれども、でもそこをやっぱり板橋区としてはどうやって使うのかというのがとても大事なことだと思って、もしあそこにバスを回れるようなスペースを少しとらせてくださいとか、お願いできるようであれば、それは前々から多分いろんな人がおっしゃってたと思うんです。例えば、日大の板橋病院のを見ても、そんなにすごくスペースとってないけど、あそこの前でぐるっとバスが回ってたりするんですよね。そのくらいはできると思うし、例えば、それでも遠いというんだったら、例えば、前にご提案いただいたように、駅を少しこっち側に近くするだとか、何かちょっとずついろんな工夫をして、いろんな人にちょっとずつ我慢してもらって、でも、それこそお互いにどうしたら便利になるかということを考えたら、だから、誰かだけ得するんじゃなくて、みんながちょっとずつ得をするし、我慢をするというような、近江商人さんのような考え方をしていくことも大事なのかなというふうに思うんです。  あの板橋キャンパス、今からだとちょっと難しいのかどうかわからないんですが、でも、やはり可能性はゼロとは私は思いたくないので、その辺の交渉も、もう少し何とかしていただけるとうれしいなと思うんですけれども、その辺はいかが。          (「所管が違う」と言う人あり) ◆五十嵐やす子   そこは所管が違うんですか。でも、横のつながりで、だって縦割りでばかりできるはずないじゃないですか。それで。          (発言する人あり) ◆五十嵐やす子   すみません。これだけ、だってたくさんの方が、きょうだって傍聴席にいらっしゃってるし、関心がありますし、それで、だけど、ここの中で、陳情も扱われますし、報告も行われているわけじゃないですか。ですから、やはりこの中でそういう意見もありましたということは、伝えられると思うんですよね。ですから、そういう意見もありましたというふうに、まずは伝えていただいて、何とか俎上にのせていただけたらなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今のご意見については、健康長寿医療センターに駅前広場というのは、今、東上線が立体化するに当たって、今の現状の中で、中板橋のほうに、駅が100メーター移動するというところで、やはり立体化の駅舎と交通広場というところは、やはりそこの部分については、どこの駅、全部ではないんですけども、そこの部分については、やはり駅舎と交通広場を一緒にすることによって、やはりまちのにぎわいというのは出てくるので、今ちょっとそこの医療センターについてというのは、正直考えてません。  あとは、医療センターが所管課するところについては、都市建設委員会でこういったご意見があったということだけは伝えさせていただきます。 ◆五十嵐やす子   何も言わなかったと言われると、それはまた困りますので、一応この中ではそういう意見も出たんだよということも議事録に残したいと思いますので、ぜひそれは伝えてほしいと思います。  それから、先ほど、東上線の立体化で高架化が決まって、地下化と高架化で210億円ですか、差があるからということになっているんですけれども、その東京都がそれで決めたわけなんですけれども、最終的には、最終的にはですよ、今のところまだこの大山の区間と、あとはときわ台からその先、上板橋の区間と、2区間立体化ということで言われていますけれども、でも、そこだけ立体化してもどうなのかなというふうに思いますし、最終的なことを考えて、この区間だけ210億円違うからというふうに見て、全体を見ると、実はいろんな課題があるから、そうしないほうがよかったとか、そこだけは安かったけれども、ほかのことを考えると、安くなかったみたいなことも出てくる可能性もあるので。          (「最初に自分で注意したんだからね。わかってるよね、そこら辺。ちょっと委員長、副委員長さ、あなたたちがそこやらなきゃいけないのに、何でそこでさ、違うことをやるのよ。おかしいじゃない」と言う人あり) ◆五十嵐やす子   すみません、先ほどのお答えの中で、その話は出てきたんですけれども。          (「いや、委員長が最初に何て言ったかを考えくださいよ」と言う人あり) ○委員長   立体化の話も、報告事項に触れられているので、一定配慮した形での、お願いしたいということですので、よろしくお願いします。 ◆五十嵐やす子   では、今のは、一応取り消しにしますけれども、ただ、やはり、さまざまな問題が絡んで、この駅前広場というのは、問題がありますので、この所管だけで片づけようと思っても、きっと難しいのかなとか、ほかのところとも、ぜひ連携していただきまして、区民の皆様に寄り添った形で、ぜひ話し合いなど、これから進めていただきたいということを要望いたしまして終わります。 ○委員長   ほかの委員の質疑が終了しましたので、さらに質疑がありましたら。 ◆山内えり   あと幾つかお聞きします。  このイメージ図のこの22番なんですけれども、ロータリーの形状があります。先ほど、3,300平方メートルという面積があったんですけれども、やはり入り口、出口の部分は、私も狭いというふうにまず感じているんですけれども、この3,300平方メートルという面積自体は、板橋区のほかの駅で近い駅があるのかどうか、それから区外ではこれぐらいの面積の駅は、例えばどういうところがあるのか、お示しいただきたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   まずは、昔の都市計画、ちょっとわからない部分はあるんですけども、区の都市計画図の裏に都市計画の概要が載ってまして、その中では、例えば、小さいほうだと成増駅南口が2,620平米、そして、板橋駅西口が約3,950平米、成増の北口は、こちらはちょっと若干広いということで4,100平米というところなので、あとときわ台とかはちょっといろいろあるんですけども、明確な数字がちょっと残ってないもので、ちょっとそこについてはわかりかねるところがあります。  あと、ほかの駅については、一番同じような面積があるのが、西武鉄道の保谷駅ということで、こちら約3,300平米ということで、こちら路線バス、タクシー、福祉バスとか、そういったものが入っています。  あと、私もこの前偶然なんですけど、高円寺の北口を行ったんですけども、ここについても、路線バス、タクシー、交番があるんですけど、こちらが3,010平米ということで、確かに、ちょっと見た目は狭いような感じはするんですけども、先ほど言ったとおり、駅前広場の指針と道路構造令に基づいて、そういったものの基準をクリアしていることは間違いありませんので、そういったところではございます。 ◆山内えり   全体的な面積としては、そうなのかなと。ただ、やはり先ほども質疑があったように、大きなマンションの部分をよけているようなところを考えると、全体として3,300平方メートルあったとしても、こういう出入り口、入り口、出口が狭くならざるを得ないような形になっているんだなというふうに、聞いていて思いました。  それから、もう一点なんですけれども、この資料1の一番裏のところに、この間の説明会での区の回答があります。上から2段目で、駅前広場のやはり位置について、どうなのかということで、この間たくさんの方からご質問あって、ちょっと回答が、私はなかなかこの回答では理解ができなかったんです。「必要な施設が入るか」とか、「安全な交通処理ができるか」ですとか、「工事のしやすさ、更新の柔軟性」等々、総合的に判断して示したというんですけど、やはり、なぜ配置案があった中で、具体的にここに決まったのかというところが、皆さんやはり心配ですし、なぜなんだと、何でここなんだというのがやっぱり一番気になるところなので、回答がちょっとわかりにくいので、ここについて少し具体的にお示しいただきたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   29年3月の駅前広場構想の中で、多少の大枠というのを示させていただいたんですけども、そこの部分については、今回この位置に選定した理由としては、やはり各交通手段の乗降場の数や導入を検討する施設をいろいろ考慮したり、面積が確保できるか、そういったものを考慮したり、あとは必要となる車道、歩道とかの幅員が適正にとられているかどうかと。あと、安全な交通処理についても、視認性というところでは、やはり位置が一番いいところではないかというところと、あと維持管理のほうに含めても、例によると、高架下よりかは、今のところのほうが鉄道敷とは別のところでなりますので、そういった管理も含めてやりやすいというところと、あと立体化の工事と、今、駅前広場の工事を、今のところというか、一体的にやるというところでありますので、鉄道の工事が進まっていく中で、駅前広場計画の工事が、そこで入れなくなるというところもありますので、あくまでも区の早期実現というところも鑑みながら、こういった位置に決めさせていただいたというところでございます。 ◆山内えり   ちょっと漠然としてわかりにくいんですけれども、そうすると、今の工事のしやすさという部分では、鉄道立体化の工事が完了しないと、広場の整備に着手できないということになるんですか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今は、例として、高架下の場合は、高架のやはり工事が必要になってきますので、そうすると、駅前広場の工事ができませんので、そうすると、工事が延びてしまうというところですので、今の位置での工事が立体化と駅前広場の工事が一緒にできないというところではございません。 ◆山内えり   そうすると、今板橋区としては、見通しはどれぐらいで考えているんでしょうか、その駅前広場の整備の見通しです。 ◎鉄道立体化推進担当課長   先ほどもご説明させていただいたんですけども、事業認可が平成33年度を予定してまして、おおむね工事完了まで10年というところではあるんですけども、その10年の中で、最後の年度の2か年が工事期間としてありますので、事業認可から10年で、用地補償等8年、工事期間が2年ということで考えております。 ◆山内えり   それから、ちょっと何度もすみません。安全な交通処理というところは、先ほどの説明で少しわかりづらいんですけど、もう一度ご説明いただけるでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   そこの部分について、いろんな関係機関と協議しながら、先ほど言ったとおり、いろんな視認性とか、そういった道路の幅員構成とか、そういったものを考慮しながら、総合的に判断してますので、そういったところで、この位置に決めさせていただいております。 ◆山内えり   一番この2段目の、やっぱり必要な施設というところも、どういうところが入るのかというのは、先ほどの図、22番の図でも、予定ではありますけれども、実際にこのバスの乗降場ですか、先ほど2列ほどという話もありましたけど、私も6月の委員会でもお聞きしましたけど、バス、今協議中だということですよね。具体的に、そのバスの事業者がここに入ってくるという見通しはあるんでしょうか。協議している、検討しているというのは聞いてますけど、実際にバス会社が新規路線なのか、別にというか、協議はしてるけど、本当に入ってくるのか、ここにバス停だけ、バスの乗降場だけできて、果たして本当にバスが来るのかというの、私すごい疑問なんですけど、そのあたりはいかがでしょうか、見通しについてお聞かせください。 ◎鉄道立体化推進担当課長   それも、先ほど説明させていただいたとおり、バスさんとは協議してます。ただし、今の現段階で、まだ具体的な構想についてはできてませんので、そこの部分については、先ほど言ったとおり、民間はやはり、民間さんは利益の部分でも大きく影響する部分がありますので、そこは具体的な計画に基づいて、いろいろバスさんと協議させていただいて、区としては路線バスを入れていく方向性と、あともう一つはコミュニティバスも考えられるというところで、今後、引き続き協議を進めていきたいと思います。基本的には、路線バスで考えてます。 ◆山内えり   そうしますと、今年度中に説明会がもう一回あって、都市計画決定、平成31年度中ということは、もう1年の話ですよね。そんなに、物すごく私スピードが速いんじゃないかと思っていて、協議もまだ、バスが来るかもわからないのに、こんなに速くスケジュールがどんどん進むというのは、非常に驚きます。  それから、総工費、先ほど70億から80億という、莫大な税金がここに投入される可能性がある。それから、ここの地域の立ち退きを迫られるという不安があるにもかかわらず、そういった本当に、先ほど利便性の話出ましたけど、便利になるんだったらともかく、そこにバスが入るかもわからない、タクシーが入るかもわからない中で、そういう今のスケジュール感は、私はとても速過ぎると思いますし、そのあたりは延ばすことというか、先に延ばせるという可能性はあるんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   スケジュールについては、やはり今の予定で、考えております。それはなぜかといいますと、立体化とあわせて、やらさせていただくということで、あと先ほど言ったとおり、意見の中で、都市計画案を示させていただいた中で、法的にご意見、ご要望を伺うというところもありますし、あと、今具体的に計画がない中で、やはりそういったどういった施設が入るかというのは、なかなかそこの部分については、例えば、今バスさんが、ここに入れますよという話は多分できないと思いますので、そこは引き続き、先ほど言ったとおり、事業がどんどんどんどん明確化になった時点で、いろいろ協議していって、何とか区として大山駅の駅前広場計画とか、そういったまちづくりがにぎわいできるように、今後鋭意検討していきたいと、協議していきたいと思います。 ◆山内えり   そうしましたら、そういった事業が具体化してきたり、いろんなことが決まってくるときには必ず住民の方への説明会ももっと細かくする必要があると思いますし、委員会にもきちんと報告していただく必要が当然あると思っていますが、そのあたりスケジュールといいますか、今後の住民説明会の回数ですとか見通し、それから委員会の報告はどのようにお考えでしょうか。
    鉄道立体化推進担当課長   そこの部分については、スケジュールで都市計画案が示された段階とか、都市計画とかそういった要所要所で議会さんにも、まだ住民の方々にもそういった説明をさせていただきたいと思いますので、そこの部分についてはしっかり報告させていただきたいと思います。 ○委員長   終了、すみませんね。  本件につきましては、この程度でご了承願います。  委員会の途中でありますが、議事運営の都合により、暫時休憩いたします。  なお、再開は1時5分といたします。 休憩時刻 午後零時03分 再開時刻 午後1時04分 ○委員長   休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  陳情審査に入る前に、はぎわら委員より午前中の大山駅の駅前広場計画に関する質疑の中で、差別的な表現ととられる発言を取り消したい旨の申し出がありました。  この発言の取り消しを許可することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、都市整備部関係の陳情審査を行います。  陳情第198号 大山駅「駅前広場計画」に関する陳情及び陳情第199号 大山駅前広場の事業に関する陳情を一括して議題といたします。  陳情の朗読を省略し、理事者より現状について説明願います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   引き続き、午後もよろしくお願いいたします。  まず、陳情第198号、件名、大山駅「駅前広場計画」に関する陳情でございます。  陳情の要旨でございます。東武東上線の高架化計画と、これと一体に進められている大山駅の駅前広場計画に対し、断固として反対を唱える、白紙撤回を求める。  陳情の理由でございます。大山東町59番に該当する二十数戸の住民を立ち退かせるなど、多くの犠牲を払ってつくられる広場は3,300平米という片側1車線の循環道路である。タクシープールは小さく、送迎車が乗降場にたまっている場合にはバスが円滑に走行できそうもないという、極めて使い勝手の悪い狭隘なものであり、安全にも問題がある。駅前広場とは名ばかりの単なる道路計画であり、区も鉄道事業者とすり合わせていないと認めている。こちらが1番になります。  次いで2番になります。2項目めについてでございます。関係する多くの人にとって、当該計画はその説明会で公表されるまで知らされず、事前の意見聴取や質疑応答の機会すらなく、素案が公開されたときには既に事業のスケジュールができ上がっており、見直してほしいという声は全く聞かれない状態になっていた。区や鉄道事業者が打ち出した高架計画に後づけする形で、駅前広場計画は策定したことは明白である。区は、東上線立体化の話は全く都からおりてきてないという頑な言い続けてきたが、満を持したように高架計画と抱き合わせる形で駅前広場計画を同時公開した。その間に一度として住民の意見や要望を聴取したことはないひどい計画だということです。  続きまして、3番目の項目になります。素案説明会では、都は検討の結果高架化にするという説明があり、その根拠は、事業費が約200億円安いことと、地下では現在の踏切のうち2か所が通行できないものとなるということでありました。その積算根拠はいまだに示されておらず、これ以外の環境に関する比較、経済効果の比較といった点への質問にも、一切明確の回答はなかった。また、東上線の都内区間全体をどう連続立体化するか決まっていない。検討したのは大山周辺だけとのこと。今回、高架化とセットで示された駅前広場計画で、二十数戸の立ち退きがあり、大きな犠牲であると、しかし、地下化として跡地の都道26号との接点部に、区が示している程度の駅前広場計画をつくることは容易にでき、ほとんど犠牲者を出すことはない。立体化の選定要素にどちらが犠牲を払うことになるか。住民が多いか、少ないかが入っていないこと自体、住民不在といっていいというのが、陳情の要旨と理由になります。  現況でございます。駅前広場計画については、先ほどのちょっと答弁でもダブってしまうところはあるんですけども、ターミナル交通を処理する交通結節機能の交通機関、都市の広場機能を有する環境機関の2つの構成から成っておりまして、広場の基準面積の検討については、駅前広場計画旧指針、これは旧建設省でつくったものでありますが、それぞれ2,000平米、約1,000平米で、合わせて3,000平米としています。  平成29年3月に、駅前広場構想に基づいて一応検討した上で、道路構造令等、各基準に適合するよう検討し、本年2月の素案説明会で初めて駅前広場の計画を示させていただきました。  乗降場等の配置については、各交通機関の車両軌跡図を作成し、現段階において安全上問題なく運用できると考えており、交通管理者にも説明しているところでございます。  また、都市計画運用指針において、道路の一部を構成する交通広場については、都市計画法第11条1項1号における道路に含めて都市計画決定することが望ましいということが記載されております。  なお、双方の都市計画の整合を図るため、東京都と東武鉄道が進める連続立体化交差計画と調整を図りながら進めているというのが現状でございます。  続きまして、2番の大山駅の付近の鉄道立体化と駅前広場にかかわる住民への反映についてでございます。こちらも、2月の素案説明会、そして6月の駅前広場計画の説明会ということで、計画区域内住民を対象にした説明会を実施し、7月、8月に東京都と共催で計画に関するオープンハウスを実施したということになります。  続きまして、鉄道立体化の構造形式については、素案説明会で3条件、総合的に判断し、高架化を選定し、公表し、区としては構造形式にかかわらず連続立体交差事業の早期実現を望んでおり、要望書を東京都に提出しているところであります。  大山付近の立体化については、平成16年6月の踏切対策基本方針を策定し、鉄道立体化の検証対象区間として板橋区内では大山駅付近、東武東上線大山駅付近、それからときわ台駅、上板橋付近の2区間が抽出されているところであります。  区内全線の立体化は区の悲願であり、現在この方針に基づき、まずは大山駅付近の立体化の早期実現を目指しています。ほかの区間については、立体化の可能性を含め、個別の踏切対策などもあわせて調査研究を進めているところでございます。  こちらが第198号の陳情の要旨理由と現況でございます。  続きまして、第199号 大山駅前広場の事業に関する陳情。  陳情の要旨。  1番、板橋区が進めようとしている大山駅広場事業については地域住民、地権者の意見を無視せず十分に協議を重ねること。  2番、地域住民、地権者の合意のないまま進めることはしないこと。  3番、板橋区として、板橋区と地権者と移住者及び商売をしている人等が話し合う機会の場を設けることということです。  陳情の理由については、2月の素案説明会において当時、大山駅広場の具体的な位置が示された。平成29年3月に作成された駅前広場構想では、具体的な位置は示されておらず、駅前広場計画内の地権者に対し、素案説明会もされない等、進め方そのものに対し疑問の声が広がった。駅前広場に係る地権者、移住者、店舗経営者等の合意が大前提と考え、地域経済を支えてきた地域住民を一方的に追い出すような計画はするべきではないと考えているというのが、要旨と理由でございます。  現況でございます。大山駅付近の駅前広場計画に係る住民の反映については、素案説明会の中で、開催する中で、計画区間の沿線にお住まいの皆様に個別にお知らせを配布したとともに、区のホームページや広報いたばしに掲載させていただきました。それをもって2月の素案説明会をやらせていただき、先ほど申したとおり6月の駅前広場計画の説明会、7月、8月のオープンハウスを実施した次第でございます。  以上が陳情第199号の陳情の要旨、理由、また状況でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長   本件に対する理事者への質疑並びに委員間討論のある方は挙手願います。  なお、先ほどの報告事項の質疑と重複しないようにご協力をお願いいたします。それでは、挙手お願いします。 ◆中村とらあき   重複はしないんですけれども、先ほどの発言がありましたので、引用しながらとなります。  先ほど、おなだか委員からもありましたけれども、今回、やはり線引きしたことによるショックというのが非常に大きかったというふうに考えております。先ほどの答弁では、補償費や対象権利者の増大といったものが認められるということで、事業的な視点という意味で判断をした線引きだというふうにお聞きしました。  そうしますと、やはり区の財源を使うことだということを加味されてるということになりますので、やはりここは慎重に検討すべきところだと考えております。  その上で質問いたしますが、今回の駅前広場に係る財源については、どのような財源になっているのか、概略で構いませんので教えていただければと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今回の財源については、より多くの支出、歳出が見込まれるというところで、所管課と財政課と協議して、基金等を含めて、どういった形で区の財政状況でやっていくかというところは、今検討しているところでございます。 ◆中村とらあき   都や国からの補助というのは入らないということになるんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   もちろん、すみません、補助金も国とか都もあります。  すみません、国だけです。 ◆中村とらあき   国ですね。それで、やはりさっき具体的な金額をちょっと上げられたと思うんですけれども、今の段階でそういう数字を挙げることは、ちょっと私としては妥当ではないのかなと考えたんですけれども、というのも、これから調整していくわけで、ひとり歩きしてしまう数字が出てしまうと困るというところがありますので、また余計な誤解を抱いてしまうというところもありますので、その辺はちょっと気をつけていただければと思っております。  次に、先ほど交通結節点に関して都市計画上のご説明がありましたけれども、そうしますと、今回の駅前広場の計画においては、全て都市計画上の法制に合致しているもの、あるいは運用指針について合致してるものというふうに考えて、認めてよろしいんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今、中村委員がおっしゃったとおり、そういった指針とか、そういったものに基づいて、駅前広場計画を進めている状況でございます。 ◆中村とらあき   そうしますと、やはり都市計画審議会に至る、先ほどのスライドにもありましたけれども、至るまでにいろいろ議論はしながら、そして都市計画審議会に上げるということで、これも専門家の意見を聞く、そしてきちんとメリット、デメリットを考慮した専門家の意見が付随して、この計画といったものが推進されていくというふうに考えております。  そこで、その上で都市計画審議会にかけることになると思うんですけれども、いつぐらいにかけることになるのか、教えていただけますでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今後のスケジュールについては、都市計画案、今年度中に説明会をしまして、31年度都市計画決定の予定ですけども、その前に都市計画決定をやる前に、もちろん都市計画審議会ということで、31年度末ぐらいを予定して考えております。 ◆中村とらあき   陳情を読みますと、やはりそこの住んでいる方の住民の方のご意見、それから心の部分といった、心情的な部分もある。読めば読むほど伝わってくる内容となっております。  そうした中で、やはり審議会における専門家の意見というのは、かなりの影響があると思いますので、ここに書いてある内容で、もし専門的な意見、見地から、これは違うんだというのをやはり明確に言っていただかないとと思っております。  また、この陳情の中には地下とか、それから高架とか書いてありますけれども、やはりそこもきちんと、今わかっている段階でもかなりの情報がありますので、そういったものをちゃんと提供していただくということも必要になってくるかと思います。  それで、あと、この文章とか内容を見てみますと、やはり専門的で行政手続的な、多少住民の方には冷たいような感じがしますので、そこをきちんと説明をして、理解をしていただくと、説得ではなくて、理解をしていただくということから始めないといけないと考えております。  そこで、先ほどはぎわら委員からもお話がありましたけれども、やはり1つは広場の意味でありますとか、ビジョンを示していくということが必要になってくるかと思いますけれども、こうしたことを、今後どのようにして進めていくのかということをお聞きしたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   やはり、中にはちょっと専門用語が中には出てきてしまうところがあるので、そこは一般の区民の方々にもわかりやすい説明を心がけるとともに、やはり先ほど、なぜ駅前広場が必要かというところは、今後も丁寧な説明とかさせていただきながら、理解を深めていただけるよう努力したいと思っております。 ◆中村とらあき   この陳情、1つは白紙撤回を求める内容となってまして、もう一つは協議を、場を設けてほしいという内容でございます。ただ、まだこの内容を見てみますと、検討する余地が、いろいろ調査する余地があると思っておりますが、ちょっとやはり文章の内容もいろいろとかなり犠牲になるといった、そういったニュアンスでありますとか、あるいは東武東上線全線の立体化といったものも挙げられておりますので、やはり全体の中で、いかに大山駅周辺の事業が重要であるのか。その中でも駅前広場というものの重要性あるいは意味といったものも、全体の中での説明もしていくことが必要となるかなと思っております。  やはり、東武東上線全線の立体化というのは必要な事業であるというふうに考えておりますし、これまでどれだけの方がお亡くなりになったり、事故が起きたり、それから、交通でおくれていくということ、このごろは3分、昔は3分違っただけでもちゃんと放送があったんですけど、このごろ3分おくれても全然放送がないというような状況でもあり、ですから、こういったことも含めながらきちんと説明をしていっていくのが重要かと思います。  また、大山駅は私もよく使う駅ですが、やはり高齢者の方に優しくないなというような駅でございます。タクシーが乗り入れることができないといったこともありますので、そういったところも解決していかなければいけないというところでありますので、バスの採算性とかの話もありますけれども、やはりこうした社会的弱者の方に対する優しさを持った考え方もあるんだよということをお伝えしていっていただければと思っております。  以上です。 ◆山内えり   幾つか確認をさせていただきたいと思います。  198号のほうで、陳情の理由ですけれども、広場機能を果たしているとは思えないということで、声明という形でいろいろ書いてあります。特に、声明1の中段ぐらいで、極めて使い勝手の悪い狭隘なものという表現ですとか、それからその上、3,300平方メートルという片側1車線の循環道路っていう部分については、先ほどの図でイメージ図ありましたけれども、こういった表現について区としてどのように考えているでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   そこも狭いというところは、先ほども説明させていただいたとおり、そういった基準に基づいて計画を立てさせていただいてるというところと、必要最低限というところでの地権者さんのそういった支障があるっていうところで、必要最低限っていうところで選ばせていただいているというところでございます。  あとは、安全面とか、そういうものについては、今もいろいろ関係機関と協議しているところではあるんですけども、また事業化、いろんな施設のどういったものが入るかとか、そういったものがどんどん進む中でも、やはりそういったものを関係機関と協議して、通行上安全上も問題ないような形で駅前広場計画の検討を進めていきたいと考えております。 ◆山内えり   総じて、3,300平方メートルというのは基準ということはわかるんです。基準に基づいていると、ただ、やはり片側1車線という部分と、私自身はやはり入り口と出口が細いって、やはり思うんですけれども、そのことも極めて使い勝手が悪いというふうには、区としては考えていないということでよろしいですか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   そこは、やはり道路構造令という、そういうやっぱり基準がありますので、その中で、あと関係機関と協議した中で基準に基づいて決めてますので、狭いという印象があるとは、ある方もいらっしゃるかと思いますけども、そこは基準に照らし合わせて、行政としてしっかり問題ないような形で進めているというところでございます。 ◆山内えり   それから、2番の広場の選定方法に疑念があるということで、先ほど、この場所になった過程ですとか、選定は区がしたとか、1月に決めたとか、そういったお話は伺いました。ただ、やはり東のまちづくりの会にいた方ですとか、いろいろなまちづくりどうしていくかというのを検討が5年間近くされている中で、全く見直してほしいという声、それから困るという声は、全く聞き届けられていない状態っていうふうになっていますけれども、そこは区としてそういうまちづくりの会の方とか、そういう皆さんのご意見も踏まえて選定したっていうふうに捉えかねないんですけど、その意味では、こういう表現、全く聞き届けられていない状態ということはどういうふうに考えているでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   それは、駅前広場構想、29年作成して、その段階でいろんな検討した中で、区として決めさせていただいたというところでありますので、いろんな東の会とか、西の会とか、まちづくりを考える会という、いろんな会がありますので、そういった方々たちに対しては、2月の素案説明会で一致した部分のところについてご理解、ご協力を求めるように、区の事業者としても丁寧な、先ほども言ったとおり、何か情報提供したり、丁寧な説明をしてご協力いただけるように、何とか努力していきたいと考えております。 ◆山内えり   現状、ご理解できてないからこういう陳情が上がってきてるかと思っているんです。それから、その説明会で、皆さんが求めてきていること、聞きたいことがなかなか区民の皆さんにお伝え、わからない点、それから一番用地の補償の部分だったり、まして今住んでいる人、そして営業してる人が立ち退かなきゃいけない内容になりかねない。非常に住民の人に重い状況をつくる中で、どうやって理解をしなきゃいけないのっていうのが、やっぱり陳情者の気持ちだと思うんですね。
     そういう意味では、この間、区民、住民向けの説明会されていますけれども、まだまだ理解には達していない、納得、わかるっていうところには達していないというふうに考えますが、現状、区としてどういうふうに今後説明会も含めて、住民への理解、納得をどのようにつくっていこうというふうに考えているでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今回、陳情2件いただいたということで、区としても重いというか、責任重大だというところは認識してるところでありますので、そこの部分については、先ほど言ったとおりいろんな機会を設けながら、情報提供や、結果が出なくても情報提供や、何か動きがあったときにいろんな説明しに行ったり、あとは先ほど、個別の対応とか、そういった、あと有効な施策、そういったものを検討していって、何とかご理解、ご協力いただけるように足を運んで丁寧に説明させていただいて、いろんな方法等が、もし結果が出た段階で説明させていただいて、何とか駅前広場計画が皆さんの合意が得られるよう、一生懸命頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆山内えり   それから、一番最後のほうに高架化か地下かの議論で、どちらかが犠牲を払うことにある住民が多いか、少ないか。住民不在といっていいでしょうということで、やはり住んでる方、それから営業している方も含め、犠牲を伴うというふうに感じているし、こういう区の計画の進め方自体に住民不在だというふうにお感じになっているから、こういう表現になっていると思うんですけれども、そのあたりは先ほどもご理解ですとか、丁寧に説明していくということなんですけれども、それをどういうふうな形で理解していただいたり、住民の方とともに進めていくっていうふうな形になるのか。そのあたりの区の進め方というんでしょうか、そのあたりはいかがでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   そこの部分については、説明会なのか、先ほど言ったとおり個別ヒアリングでフェース・ツー・フェースで話をしながら、いろんなニーズを、課題を挙げて、ニーズをつかみたいっていうところと、そのニーズに基づいて有効な施策がどれだけできるかとか、あとはどういう手法があるかとか、そういったいろんな観点から、あとは区から積極的に、待つ姿勢ではなく、区から積極的に町に足を運んでいくというところが一番重要だと思っていますので、そういうところの観点で、計画を何とかご理解、ご協力いただけるよう、鋭意努力していきたいと考えております。 ◆山内えり   それから、199号のほうに記載がありますけれども、やはり陳情者の方は、まだまだ住民の合意、それから協議自体が足りていないっていうことがあって、こういった陳情が出てきていると思います。  それで、1項目めにあるような、十分に協議を重ねることですとか、居住者、それから地権者、商売している人たちと話し合う協議の場を設けることというふうにありますけれども、こういった場というのは、今お話があったような説明会ですとか、フェース・ツー・フェースで進めていくのか。あるいは、こういう方法を考えているよ、あるいは、またオープンハウスなのか。まだまだいろいろな方法が必要だと思いますし、そもそも協議の場自体が足らないっていうことで、きちんとしてほしいという声だと思うんですけれども、こういった場については、どういったものを考えているか、お示しいただきたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   2月、素案説明会から約半年ぐらいたったというところではあるんですけども、そこの部分については、先ほど言ったとおり2月素案説明会、6月駅広説明会、7月、8月オープンハウスっていうやったところでありますので、今後も引き続き、先ほども言ったとおり、他区の事例でそういった用地補償の相談窓口をつくったり、あとは個別のヒアリングをしたりして、そういった説明会なのか、個別ヒアリングなのか、そういったものでいろんな手法を他区の情報とか、東京都さんにいろいろ聞きながら、板橋区としてどういう方法がいいかっていうのを考えていきたいと思います。 ◆山内えり   ちょっと細かく伺いたいのは、用地補償自体は都市計画決定がされた後って先ほど聞いたように思うんですけど、用地補償の相談窓口は今設けて、今でも何か聞いていただけるということなんですか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今の現時点では、駅前広場計画に特化した相談窓口っていうのはないんですけども、ただ、政策企画課のほうで用地買収している部署があったり、もちろんうちの所管課もそういったところでは個別対応できますので、そういうことでもちろん個別対応できるというところでもありますし、それとは別に、例えば大山駅前広場計画で、相談窓口とかそういったものができるとか、そういったところも考えているところでございます。 ◆山内えり   それを具体的にどういうものっていうのをお聞きしたいんですけど、先ほど言っていた用地補償の相談窓口というのは現時点ではないんですか。今考えているのは、そうすると説明会とフェース・ツー・フェースのやりとり、個人的なやりとりということだけなのか。確認させてください。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今現在は、そういった駅広に特化した用地買収の相談窓口はありません。ただ、先ほどご説明したとおり、ほかの区でもそういった窓口をつくってる区もありますので、そういったものをもろもろ検討させていただいて、例えば、今年度中にできるのかあれですけど、来年度とか、そういったところでできるのかっていうのを今後検討していくところで考えてます。  また、用地買収については都市計画決定後に用地測量しまして、実際、平成33年度の事業認可の後に用地補償に入っていきます。  以上です。 ◆五十嵐やす子   午後もお願いします。  陳情、最初のほうの陳情拝見すると、高架化っていうのは、3のところですね。東上線の高架化は、大山の発展と住みやすさの向上に寄与するものかという根本的な疑念というふうにあるんですけれども、やはり住みやすさっていうのは、東上線が高架化になったことでというところで、住みやすさのことを心配なさっていることもあるんですね、この陳情の中では。  何か、環境評価みたいなことはやったりとか、あとは後ろのほう見ると、住んでる住民の方たちにどっちがいいかというような、そういう意見を聞いてもいないっていうようなことも出てくるんですけれども、その辺をもうちょっと詳しく説明お願いしたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   こちらの件については、東京都の事業主体であるところが、東京都の環境影響評価条例というものに基づいて、今の段階では、調査計画書っていうのを一番初めにつくりまして、その中でいろんな意見をお伺いしてるところであります。それは、3月の時点でお伺いさせていただいたんですけども、この後のスケジュールとしましては、今素案説明会後、東京都の委託してる東武鉄道が現地調査に入り、今回の大山駅に関する騒音とか振動という環境影響評価に関する項目を、もうそこで調査計画書で決めさせていただきますので、その項目に基づいて現地調査して、いろいろ評価して、都市計画案説明会の中で環境影響評価の諸案を作成し、その後また皆さんのご意見を伺う機会を設けさせていただいているところでございます。 ◆五十嵐やす子   例えば、高架化になって、音が上のほうから聞こえてくると、今まで真横から聞いているよりも、遠くに聞こえたりしますよね。そうすると、結構広い範囲で影響を受ける方が出てくるんじゃないかなというふうにも思うんです。  ですから、区民の方とか沿線の方、本当にすぐ近くの方だけじゃなくて、ちょっと幅を設けて影響を考えてほしいなと思うんです。それはなぜかというと、ついこの間のちょっと勉強会をした中で、音にとっても敏感な方にとって、本当にその音がするだけで、もう外に出られなくなったりとか、いろんなことがあるんだよってことだったんです。  だから、例えば私にとっては全然気にならないようなことでも、もともとそこに住んでいる方で、外に出られなくなってしまう方もいらっしゃる可能性がやっぱりあるんですよ。なので、やっぱりいろんなことを考えて、障がい者の差別法とか、いろいろちゃんと今できてるところなので、やっぱりそういうところも考えてほしい、環境が変わるっていうことは、そういう人たちにとってとても大事なことになりますので、板橋区はちゃんと考えてくれたって言ってくれるようなものに、東京都がするんでしょうけれども、でも、東京都の中にちょっと申し入れをしたりとか、板橋区ができるところは、やっぱり区民を守っていくのが板橋区なので、ぜひちょっとその辺の配慮をお願いしたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今回、大山駅の環境の影響の項目として、やはり騒音という問題が項目として挙げられています。その中で、先ほど言ったとおり、現地調査を行い、その中で評価していくんですけども、それについては工事中の建設機械の稼働に伴う騒音、また、工事完了後において鉄道の騒音、そういった周辺の環境に及ぼすことについても評価していくということでありますので、まずは評価させていただいて、皆さんのご意見をお伺いして、その後工事中、工事完了後、いろいろ問題があれば東京都と東武鉄道が施工主体ではありますけども、身近な区の団体として、そういう意見があれば東京都、東武鉄道に要望していくことは、もちろん考えております。 ◆五十嵐やす子   一般の区民の方々から見ると、ここの部分が東京都、ここの部分が板橋区とか、余りやっぱりわかりづらいんですよね。だから、こういうことを例えば何か困ったことがあって行ったときに、返事が返ってこないだとかいうときに、いや、それは板橋区じゃないからって、一言で例えば切ってしまうと、でも住んでるのは板橋区なんだからとか、やっぱり守ってくれるのは板橋区だっていうふうに皆さん思うわけなので、ここの中にも、例えば役所が机上で弾いた200億円とっていうふうな言葉なんかも出てくるんですけれども、そういう役所がどっちの役所とか、書いた方もしかしたらわからないかもしれないんですね。  だから、返事が欲しいのに、例えばなかなか来ないとかいう話を聞いたら、例えば板橋区からももう一回東京都のほうに申し入れして、お返事ないでしょうかねって聞いたりとか、さっき言った寄り添うってところなんです。やっぱり、当事者になると心細いですし、いろいろなことを、やっぱりやったことないことで、例えば質問するにしてもすごく緊張したりとかもしてると思うんですね。なので、返事が返ってこないと思っていらいらしたり、不安になったりとかしている方たちに、少しでも納得してもらったり、安心してもらったりするような、そういう形を板橋区にとってほしいなっていうふうに思います。それは要望です。 ○委員長   以上で、質疑並びに委員間討論を終了し、一括して意見を求めます。  意見のある方は挙手願います。 ◆中村とらあき   陳情第198号、第199号ともに継続を主張いたします。理由は、やはり今、さまざまな意見を踏まえながら、また委員会の中で話されたこと踏まえながら考えますと、まだまだ審査、調査、議論の余地がある内容だと考えております。  特に、やはり合意形成の部分がこの中で重要な比重を占めてるのではないかなと思いますので、今後もこれに注視し、我々も調査に努力していく所存でございます。  以上です。 ◆鈴木こうすけ   我が会派も継続審査を主張いたします。やはり、この198号、199号の陳情者の方が、この駅前広場の場所にお住まいの方というふうにご認識しますけれども、しっかりと今後そういった説明会、先ほどもありましたけれども、全く聞き届けられない状況ですとか、時間と場所の制約のもとで行われた不十分極まりないものでしたとかっていうふうな、区側も本当に努力をして、説明会等もやっているとは思うんですけども、やはりこういった、本当に区民の皆様からのこういった不満の声が上がってくるということは、やはり区側のほうもしっかりと改善をしていただいて、説明会をもっともっと丁寧にしていただくというふうな方向性を踏まえて、まだまだ議論が必要だというふうなことに関しまして、継続審査を主張いたします。 ◆山内えり   私どもは198号、199号ともに採択を主張いたします。  1つ目は、計画決定のやはり過程に問題があると感じます。それは、いろんな協議会の方、まちづくりの協議会、それから東地区のまちづくりの会など住民の方、商店街の方、それから地域の町会の方等々、たくさんの方が話してきて、そこに区も入りながら決めている中でも、やはり最終的な、どこの場所になるかという本来最も関心が高い部分が、やはり最後は区が決めてしまった、それから、こうなりますっていう通知についてもきちんと示されていないという部分では、やっぱりどこになるという本来の具体的な場所を決めずに、この場所になりますっていうことで決定するっていう過程については、非常に住民の皆さん、そしていざ自分の住んでいる場所がそこに該当するというのは、非常に重たいことだと思います。なので、そういう点に問題があると感じます。  2点目は、やはり駅前広場の必要性と、その利便性の担保がそもそもないんじゃないかというふうに思っています。必要性についても疑問があります。それから、利便性の担保ですけれど、先ほどのバスの停留場についてもそうですし、まだ何ができるか、それからどういうバス会社が入っているか、協議をしている、検討しているということで、具体的なそういう見通しがまだない中で、でもスケジュールだけは先々に決まっていて、来年度中にはもう都市計画決定という非常に重たい決定がなされるというスケジュール見れば、当然こんな急速に進んでしまうのかという住民の方の思いは当然でありますし、そもそも利便性ですとか、便利になるという名目でつくっているのに、それが果たして今ない状態で、どうやってそれを利便性があるのでご理解くださいということは、とてもわからない点だと思います。  それから、やはり3点目は住民合意に対する姿勢に問題があると思います。用地補償の問題についても、先ほど窓口等をつくっていくということでしたけれども、現状は、具体的な話は都市計画決定がされなければ、それから事業認可されなければ、そういう具体的な話はできないですし、手法そのもの自体に私たちは問題があると感じています。  やはり、地域の住民の皆さん、そして合意、納得が得られていないからこそこういう陳情が出ているわけですし、進め方、計画の立て方、それから住民合意がなされない中で、こういう形で進めていくこと自体に非常に問題があります。やはり見直しを求めるっていう陳情、それから協議が必要だということだと思いますので、採択を主張したいと思います。 ◆おなだか勝   198号、199号ともに継続を主張いたします。内容見てますと、198号の中はかなり過激な言葉遣いとかもあるようには思いますけれども、思いとしては最初に書いてある計画の見直しというところだけを見させてもらって、また、99号についてもこれは見直しをしてほしいということでありますので、先ほどの説明に対する質疑の中でも、やっぱりまだまだ個別にきちんと説明をして、どういった形をそれぞれの方がお持ち、要望とか希望を持ってらっしゃるのかということを、やっぱり1軒1軒訪ねた上で、それで最善の策をこれから計画案をつくるときに、やはり生かしていただき、そして、できたものをまたぽんと持っていく、話す前に持っていくんではなくて、一つひとつまず聞いた上で、それを生かした上で、できる限りのことをした上で計画案をつくっていただきたい。そして、都市計画決定までのプロセスをつくっていっていただきたい。  道筋が決まってるのはしようがないですね。これはどうしようもないわけですけども、いかに丁寧にやっていくかということをやっていただきたい。ですので、私どもも継続を主張したところは皆さんそうだと思うんですけれども、そういったところを区側のほうがどれだけやったかを見て、また陳情の次の審査のときにどういう判断を下すかということになると思いますので、ぜひそこの点については大変でしょうけれども、労力も大変ですし、丁寧にやるということで、いろんなことでお叱りを受けたりも大変だと思いますので、思いますけれども、ぜひそこをやっていただきたいという思いで継続を主張させていただきます。 ◆五十嵐やす子   198号は継続で、199号採択をさせていただきます。  198号は、どっちかっていうともう見直しは、全部白紙かどうかではなくて、やはり見直しは求められるとは思うんですけれども、ただ、やはり全体的にとにかく話し合いが少ないなというふうに思うんですね。なので、まずは話し合い、協議を重ねるっていうところで199号は採択にしました。  それで、その中でやはりどうしてもっていうような意見の場合は、本当にその中で考えてほしいと思うのと、あとは今30年度ですけれども、来年31年度が都市計画決定っていうのはやっぱり早いなっていうふうに思うんです。その辺も、やはり住民の方たちと協議を重ねて、お尻のほうを決めていくっていうことも大事かなっていうふうに思います。  とにかく住まいっていうのは、先ほども申しましたけれども、人権になることですので、丁寧に丁寧にしていただき、とにかくそこに住める、区民の人が喜んで住めるようなまちづくりにしてほしいというふうに思います。 ○委員長   以上で意見を終了いたします。  本件については意見が分かれておりますので、それぞれ表決を行います。  初めに、陳情第198号 大山駅「駅前広場計画」に関する陳情につきましては、なお審査を継続すべきとの発言と表決を行うべきとの意見がありますので、最初に継続審査についてお諮りいたします。  陳情第198号を継続審査とすることに賛成の方は挙手願います。          賛成多数(7−1) ○委員長   賛成多数と認めます。  よって、陳情第198号は継続審査とすることに決定いたしました。  次に、陳情第199号 大山駅前広場の事業に関する陳情につきましては、なお審査を継続すべきとの発言と表決を行うべきとの意見がありますので、最初に継続審査についてお諮りいたします。  陳情第199号を継続審査とすることに賛成の方は挙手願います。          賛成多数(6−2) ○委員長   賛成多数と認めます。  よって、陳情第199号は継続審査とすることに決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、議案審査を行います。  初めに議案第68号 東京都板橋区手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本件について理事者より説明願います。 ◎建築指導課長   建築指導課です。よろしくお願いいたします。  それでは、議案第68号 東京都板橋区手数料条例の一部を改正する条例につきまして、ご説明させていただきます。  議案書では1ページから5ページ、議案説明会資料では1ページと2ページ、新旧対照表では1ページから5ページとなります。説明は議案説明会資料でさせていただきたいと思いますので、お手数ですが、議案説明会資料の1ページをお開きお願いいたしたいと思います。  こちらなんですけれども、建築基準法の改正とマンションの建替え等の円滑化に関する法律、両方まとめてご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、建築基準法の改正に伴う改正の部分についてご説明させていただきます。  1ページの項番1、改正理由でございます。  建築基準法の改正に伴いまして、同法の規定に基づく各申請手数料を定めるほか、既存の申請手数料に係る引用条文の条ずれ対応等をする必要があるため、改正を行うものになります。  次に、項番2の改正概要についてご説明させていただきます。  (1)といたしまして、次の1)から6)の手数料を別表に追加させていただくということになります。1)から順にご説明させていただきます。  1)につきましては、建築物の敷地と道路との関係の建築確認認定申請手数料、別表126の項関係になります。内容につきましては、建築基準法第43条が一部改正されたことによりまして、接道義務を果たさない敷地において新たに認定制度を設けるということに伴う申請に係るものにつきまして、認定手数料を別表に追加するものでございます。  続きまして、2)用途地域における建築等特例許可申請手数料等ということで、別表131の2の項及び131の3の項関係となります。  内容につきましては、建築基準法第48条が一部改正されたことによりまして、これまでに許可実績があるもので政令で定める建築物で省令で定める措置が講じられているものの建築に対して、建築審査会の同意を省略することができることに伴う申請に関するものにつきまして、許可手数料を別表に追加するものでございます。  続きまして、3)建築物の建蔽率の許可申請手数料、別表133の3の項の関係になります。  内容につきましては、建築基準法第53条が一部改正されたことによりまして、壁面線の指定により空地が設けられた場合等における建蔽率の限度を超えられる許可を設けることに伴う申請に関するものにつきまして、許可手数料を別表に追加するものでございます。  続きまして、4)仮設建築物建築許可申請手数料、別表150の2の項の関係になります。  内容につきましては、建築基準法第85条が一部改正されたことによりまして、仮設興行場等を国際的規模協議会等で使用する場合、使用期限1年を超えて使用する必要がある場合の許可申請に伴う許可手数料ということになりまして、別表に追加するものでございます。  続きまして、5)既存の1の建築物について2以上の工事に分けて用途変更に伴う工事を行う場合の制限緩和に係る認定申請手数料、別表155の5の項、155の6の項になります。  内容につきましては、建築基準法第87条の2の2が新設されたことによりまして、既存の1の建築物について2以上の工事に分けて用途変更を行う工事に伴う場合の制限緩和の認定を設けることに伴う申請に関するものにつきまして、許可手数料を別表に追加するものでございます。  最後の6)番になります。既存の建築物を一時的に他の用途に変更して使用する場合の制限緩和に係る許可申請手数料、別表155の7の項、155の8の項の関係になります。
     内容につきましては、建築基準法第87条の3が新設されたことに伴いまして、既存の建築物の一時的用途変更に関する制限緩和の許可を設けることに伴う申請に関するものにつきまして、許可手数料を別表に追加するものでございます。  次に、(2)といたしまして、その他条項ずれ等の所要の規定整備を行うものになります。  最後になりますが、項番3の施行期日になります。こちらは公布の日となります。  続きまして2ページをごらんになっていただきまして、マンションの建替え等の円滑化に関する法律に係る改正の部分についてご説明させていただきます。  まず、項番1の改正理由です。  マンションの建替え等の円滑化に関する法律、以下、法というふうに申し上げます、に基づきますマンションの建てかえ事業またはマンション敷地売却事業に係る税制上の特例措置に関する証明手数料及びマンション建てかえ組合またはマンション敷地売却組合の法人に関する資格証明手数料を定める必要があるため、改正するものになります。  次に、項番2の改正概要になります。  (1)といたしまして、次の1)、2)の手数料を別表に追加させていただくものになります。  1)につきまして、マンション建てかえ事業またはマンション敷地売却事業に係る税制上の特例措置に関する証明手数料、別表155の9の項関係になります。内容は、法に基づくマンション建てかえ事業またはマンション敷地売却事業に伴い、発生する税、ここで言いますのは土地建物の登記に係る登録免許税、取得に係る不動産取得税などを示します、の特例措置の適用を受けるための証明に関するものになります。  続きまして、2)マンション建てかえ組合またはマンション敷地売却組合の法人に関する資格証明手数料、別表155の10の項の関係になります。  内容につきましては、法に基づく認可を受けたマンション建てかえ組合またはマンション敷地売却組合であること等の証明に関することになります。  次に、(2)といたしまして、その他条項ずれ等の所要の規定整備を行うものになります。  最後になりますが、項番3の施行期日です。こちらも公布の日というふうになります。  雑駁ではございますが、説明は以上となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長   ただいまの説明に質疑等のある方は挙手願います。 ◆山田貴之   説明ありがとうございます。  なかなか難しくて、ちょっと理解が難しいところがあるんで、少し簡単に説明をしていただければと思うんですけれども、まず、1ページのほうの建築基準法の改正に伴う改定のほうですが、こちらは新旧対照表を拝見しますと、旧のほうではほとんどもちろん手数料示した条項がないものを新たに追加しているものが多いわけですけれども、これは追加するに当たって、社会背景が当然あろうかと思うので、どういう社会背景の中で、この2の(1)の1)、2)、3)、4)、5)、6)が必要となっているのかというのを教えてください。 ◎建築指導課長   まず、社会情勢の大きな1つとしては、オリンピックの開催が間近に迫っておりまして、特に4)、5)、6)につきましては、国際規模の協議会等の仮設建築物をつくったりとか、あるいはそれにオリンピックの運営等に附属するような施設のために、既存の建築物を一時的にほかのものに転用したりとか、そういうものが大きくは1つあります。  あと、1)、2)、3)につきましては、1)につきましてはこれはどちらかというと手続の簡略化に近いのかもしれないんですけれども、建築審査会の同意を一定条件、例えば一戸建ての住宅を建築するような場合に、利用者が少数で、日常利用されることが少ないような場合には、建築審査会の同意などを省略して、手続を簡略化して、なるべく家を建てていただこうという背景があるというふうに考えております。  2)番につきましても、これは板橋区の事例の中には特にないんですけれども、例えば住宅街に日用品の店舗などがまるっきりない場合に、非常に不便をされている地域がございまして、そういう地域の方々に対して、過去に許可実績がその物件に対して、例えばコンビニエンスストアとか、そういうものが建てる場合に、過去にそういう許可した事例があったという場合に、建築審査会の同意を不要化したりとか、そういうふうなことが考えられます。  あと、3)につきましては、こちらにつきましては、壁面線の指定ということがありまして、その指定されてる区域については建蔽率を緩和するということで、これは新潟の大火があったと思いますが、火事があったと思いますけれども、そのようなものの事例を踏まえまして、この事例も緩和の規定になったのかなというふうに考えております。 ◆山田貴之   ありがとうございます。それで、この手数料に関してですけれども、手数料の算出基準というのは何に基づいてるのかということを教えてください。 ◎建築指導課長   ちょっと個々の金額については申し上げられない部分があるんですけども、基本的には人件費と、あとはそれに対する時間を掛けたりしまして、あるいは審査をしたりする時間、通知書を交付したりとか、そういうものの積み重ねで手数料が定められているということになります。 ◆山田貴之   これは、基本的に今回の建築基準法の改正に伴って改正されるわけで、23区一律にこの金額になっているのかどうかってことを教えてください。 ◎建築指導課長   23区一律というふうになっております。 ◆山田貴之   ありがとうございます。続いて、マンションの建替え等の円滑化に関する法律に係る改正なんですけれども、こちらもマンションの建てかえに対して幾つか手法がある中で、必要な手法を行うときに経る、係る手数料に関して、設定をしなければいけないということだと思うんですけれども、これに関しての区のもう少し改正理由は書いてあるんですけれども、建てかえをしやすくなるということになろうかと思うんですけれども、建てかえをしやすくするための必要な整備だというふうに思うんですけれども、そのあたりについて、もう少し教えていただければと思います。 ◎住宅政策課長   ただいまのご質問の件なんですけれども、このマンションの建替えの法律につきましては、従来東京都のほうで行われていた事務なんですけれども、それを区のほうに移管されまして、私どものほうで行うことになりました。  私どものほうは、ことし7月にマンションのほうの管理条例も施行させていただきまして、マンション居住者の方の管理に関する機運等も高まってきているというような機を捉えまして、このマンションの適正化法に基づく手法をおとりいただくときに税制上の優遇とかが受けられますので、そちらの条件整備を図りたいということで、今回上程させていただきました。 ◆山内えり   安全の基準が緩和された点があるかと思います。5)番とか6)番だと思うんです、1ページの2、改正概要(1)の5)、6)とかに係るのかと思うんですが、もう少し緩和された部分について、例えばこういう事例があるというふうな詳しく示していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎建築指導課長   例えば、5)の部分になるかと思うんですけれども、建築物の一部分を他の用途に転用するというような場合で、今ちょっと考えられてる事例として、まだこれ想定なんですけれども、オリンピックを前提といたしまして、例えば事務所ビルなどの一部を宿泊施設に使用ということで、一部を、例えば宿泊施設にするなんていう用途変更みたいな感じですね。用途を一部変更するような場合に、今までは、建物の一部を使う場合にも、その建物が今の現行法に合致してないような場合、整合してないような場合があります。改正前の法律に適合しているのにかかわらず、その後法律が変わりまして、現行法に適合しなくなっているというような場合が考えられると思います。  そのような場合に、今までは建物全体を現行法に合わせなきゃいけないというふうに考え方がありまして、非常にその部分を追及しますと、その建物がそもそも用途変更できなくなってしまうということがありまして、恐らくこれオリンピックを見据えまして、一部を転用する場合でも、その一部分について現行法に適用することによって、あとはほかの部分につきましては、後々というか、全体計画を立てていただいた上で、いつ大体やるのかというような計画を立てていただいて、それを区のほうで認定することによって、その一部分を転用することができるというふうな内容になっております。  ただ、建物の、例えば中間階とかにあった場合に、1階部分とか2階が現行法に適用してない部分がもしあったとして、その部分をどういうふうに安全性を保っていくのかっていうのは、まだ国のほうからは明確にはちょっと示されていないというふうになっております。  後に示されましたら、その部分につきまして、区としても基準を定めて運用していきたいというふうに考えております。 ◆山内えり   それから、マンションの敷地売却制度で建てかえをする場合に、これまで全員同意といいますか、そうしないとできなかったことが、今後は5分の4の同意でできるようになったということなんですが、そうしますと、残りの5分の1の方たちはどのようになるんでしょうか。 ◎住宅政策課長   残りの5分の1の方につきましては、法律上は反対区分所有者への売り渡し請求というものが、その敷地売却組合のほうからできるように定められておりまして、そちらの方につきましては、金銭面で解決をさせていただくような法のつくりになってございます。 ◆山内えり   それから、老朽化したマンションの管理の対策としては、一定の取り組みをしてきたと思いますけれども、マンションに対する実態調査の進捗状況はどうなっているでしょうか。それから、実際のマンションに対して、区として聞き取りですとか、そういった声、住民の方の声というのは聞き取っているんでしょうか。進捗状況を伺いたいと思います。 ◎住宅政策課長   ご質問のマンションの実態調査なんですけれども、今年度委託業者にお願いをしておりまして、既にアンケート用紙ですとか、その届出書につきましては戸別配布をさせていただいてるところでございます。  今、約3分の2ぐらいは配布済みとなっております。回収につきましても、回収率を上げるべく、委託業者のほうに回収をお願いしておりますので、ただ、管理事項についてのご回答をいただきますので、管理組合のほうで決定をとった後というようなお声もいただいてますので、若干お届け出のほうはまだぽつぽつというようなところもございますけれども、今年度中の委託の内容でその後の状況について明らかになってくるかと思います。  個別のご相談も、窓口のほうにいただいておりまして、職員のほうで必要に応じては現地のほうに向かわせていただいておりまして、ご相談には乗らせていただいているところでございます。 ◆山内えり   その個別のご相談では、例えばどういった声があるのか、その事例っていうのはいかがでしょうか。 ◎住宅政策課長   老朽マンション等で、管理組合等がなかったマンションの方から、どのように管理組合を設立すればいいのかというようなご相談をいただいておりまして、そちらについてのご助言をさせていただいてるところでございます。 ◆山内えり   それから、そうしたマンションの手続そのものを板橋区がやらないという判断ができるものというのはあるんでしょうか。 ○委員長   答弁できますか。 ◎住宅政策課長   管理組合の設立の手続を区がやらないかというご質問ということであれば、そちらのほうについては、管理組合は自発的に設立していただくものになるんですけれども、よろしいでしょうか。 ◆山内えり   すみません、もう一度お願いしてもいいですか。すみません。 ◎住宅政策課長   管理組合の設立についての手続を区が主導してやるのかというご質問であれば、その区が主導して管理組合を設立するような内容ではありませんので、設立方法についてどういうふうな問題点をクリアしていけば、管理組合を設立することができるのかといったご助言はさせていただいてるところでございます。 ○委員長   山内委員、いいですか。よろしいですか。  ほかにご質問ございますか。 ◆五十嵐やす子   すみません、1点だけ、この1ページのほうなんですけれども、その建築基準法の改正に伴う改正のほうで、3のところに施行期日が公布の日で、だけれども、2の(1)の2)3)5)及び6)は、板橋区規則で定める日になってるんですけど、この規則で定める日がどの辺なのかなと思ったので、ちょっとそこだけお願いします。 ◎建築指導課長   申しわけありません、この中でなかなかちょっと表現がしづらかった部分がありまして、まず、1)と5)につきましては、こちらは公布の日から3か月以内に施行ということになります。ほかの2)、3)、4)、6)になりますけども、こちらが1年以内の施行ということになりまして、いずれも31年度に全て施行する予定ではおります。 ○委員長   よろしいですか。  以上で、質疑等を終了し意見を求めます。  意見のある方は挙手願います。 ◆山内えり   基本的には反対するものではありませんけれども、そもそもの法改正の点で、幾つか問題点があると思います。  1つ目は、建築基準法の改正で安全基準が緩和されているという部分だと思います。先ほども、建物の中間層にある場合っていうようなことがありましたけれども、例えば3階建てのところの2階部分に違う施設が入るですとか、例えば保育所が入るというようなことになった場合に、2階の部分だけ今の基準に対応すればいいというふうになるものであって、それは安全性を担保するという点では疑問があります。  それから、2点目のマンションの建替え等の円滑化に関する法律の改正のほうでも、この敷地売却制度が創設されておりますけれども、5分の4の同意でマンションの建てかえができるというものになっています。ただ、やはり5分の1の方の権利に対する保障が保てているとは言えないと思います。老朽化したマンションを同意がとれないために放置してきた問題を改善するという点で理解はできますけれども、同意できない5分の1の方への支援策は検討、研究の余地があると思います。  以上の理由で、問題点はあるものの今回の条例改正は手数料の項目を追加するというものなので、反対するものではありません。          (「賛成って言わないと」と言う人あり) ◆山内えり   賛同いたします。 ◆山田貴之   賛成させていただきます。質疑を通じて、社会的な要請に応えた必要な手続の簡略化や緩和措置だということが確認できましたので、賛成をさせていただきます。 ○委員長   ほかによろしいですね。  以上で意見を終了いたします。  これより表決を行います。  議案第68号 東京都板橋区手数料条例の一部を改正する条例を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認めます。  よって、議案第68号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ○委員長 
     次に、議案第70号 東京都板橋区立公園条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本件について、理事者より説明願います。 ◎みどりと公園課長   よろしくお願いします。それでは、議案第70号 東京都板橋区立公園条例の一部を改正する条例についてご説明させていただきます。  資料は議案書15ページ、議案説明会資料5ページ、新旧対照表15ページになります。議案説明会資料をごらんください。項番1番でございます。  改正理由でございます。現在、区立公園内への動物の連れ込みにつきましては、条例により一律に禁止されております。今回、区民の意向、他区の状況を鑑み、公園の有効な活用を目指し、また柔軟な利用により公園の価値を高めるため、条例の一部を改正するものでございます。  項番2番でございます。  改正概要でございます。条例により、一律に禁止されている動物の連れ込みについて、公園の規模や地域性を考慮して規制を緩和し、一部の公園への犬の連れ込みを認めるものでございます。  新旧対照表15ページをごらんください。  東京都板橋区立公園条例の第5条の2、行為の制限についてでございます。制限する項目を1項1号から10号まで列挙してございます。この中の表の右側、旧条例に当たる第4号でございますが、動物を連れ込み、または危険なものを持ち込むことという条文により、動物の連れ込みが一律に禁止されてございます。  新条例では、表の左側になりますが、第4号、動物を連れ込むこと(規則で定める公園における犬の連れ込みを除く)とし、制限の解除について規則に委任し、犬の連れ込みを一部の公園で可能にするものでございます。  また、新たに危険なものを持ち込むことを第5号に定めますので、6号から11号まで号ずれが生じますので規定整備するものでございます。  恐れ入りますが、議案説明会資料5ページにお戻りください。  条例の施行期日でございます。平成31年4月1日とさせていただきたいと存じます。  議案70号の説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いします。 ○委員長   ただいまの説明に質疑等のある方は挙手願います。 ◆中村とらあき   まず、他区の状況はどのようになっているのか、教えていただければと思います。 ◎みどりと公園課長   23区、他区の状況ですが、条文に公園条例に動物の連れ込みという規定は書いてある区はございません。また、犬が公園に全面的に入れるわけではないですが、全く入れない区は板橋区以外はありません。 ◆中村とらあき   次に、この犬の連れ込みをすることによって、考慮すべき点があるかと思いますけれども、どのようなことが想定されておりますでしょうか。 ◎みどりと公園課長   今まで動物の連れ込み等禁止しておりますので、条例改正した折には周知しなければいけないということ、また、ほかの公園利用者の方とのトラブル等が考えられますので、私どもマナー啓発を図ってトラブル防止を図りたいと思っております。 ◆中村とらあき   これ保健所のほうに入るので、ちょっと違うと思うんですけれども、やっぱり狂犬病とかも怖いので、そういったところも周知徹底していただければと思います。  最後に、今回公園の犬の連れ込みを許すというような緩和策というふうに捉えておりますけれども、今後、こういう緩和していく公園内の使用に関する緩和策っていうのは考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎みどりと公園課長   私どもでことしの3月に策定いたしましたパークマネジメントガイドラインで、今回犬の連れ込み、犬と歩ける公園の設定ということで、平成31年から33年までを試行としております。こういうものを公園で導入していって、この試行期間でさらに拡大するか、試行期間を延長するのかを定めていきたいなと考えております。 ◆鈴木こうすけ   よろしくお願いします。今、中村委員からもお話あったのが、何個か私も質問したかったんですけども、先ほどあったマナー啓発ということで、試行が31年4月1日ということで、東京の中では23区で犬の連れ込みが禁止されてたのは板橋区だけだったというふうに私も認識はしておりますけれども、やはり、当然公園の中は、今でも例えば新しい公園であれば、前野公園ですとか、すごく大規模で、すごくきれいになった公園に関しては、周りにジョギング、ウオーキングをされてる方ですとか、本当に車椅子で、ユニバーサルデザインになってるところは、そのまま中に入れるような公園が板橋区でも多くなってきましたけれども、やはり、こういった犬を連れ込むというふうなところでは、先ほど課長のほうからお話頂戴しましたマナー啓発というのを、かなりガイドラインの重点施策にはちょっと盛り込んでいってほしいなというふうに思うんですけども、具体的なマナー啓発というのは、どのような形で今後提示をしていくというふうなことで考えてらっしゃるか、教えてください。 ◎みどりと公園課長   まだ、現在検討中ということで答えさせていただきたいと思いますが、啓発要員によるマナー啓発巡回というものを、まず考えてございます。専門知識を持った人に、マナー啓発巡回をしていただきたいなと思っております。また、注意をするにも、区の職員、また公園は安心・安全パトロールという24時間の警備会社によるパトロールもしているところでございます。そのような、職員なり警備員が注意するときの注意の仕方というものも、私どもが習って、その犬の連れ込みをしている方に注意喚起をしていきたい。  また、今後ですが、ドッグトレーナーによるしつけ教室ですとか、啓発要員とともに公園のクリーンアップ作戦みたいなものも実施していきたいと考えております。 ◆鈴木こうすけ   今、課長のほうから注意の仕方ということで、本当にやはり公園内で、こういった犬の連れ込みだけじゃなくても、例えば高齢者の方と若者がけんかをしちゃってたりとか、そういったところにこの安心のパトロールが来ていただいてという現場も、実は区民相談も受けたことあるんですけども、やはり、そういった区側の注意の仕方というか、教育というか、何か頭ごなしに怒ってしまうと、どうしても何か火に油を注いでしまうような形にもなってしまうと思いますので、しっかりとそういった注意の仕方等の教育もしっかり図っていただきながら、お願いをしたいなというふうに思います。  最後の質問ですけども、区内の344か所ある公園内のうちの、この一部の公園の犬の連れ込みを認めるというふうに明記をしてありますけども、これはもう344か所の公園の一部の公園というのは、ある程度方向というか、幾つの公園というのはもう決まってらっしゃるのか、最後にお聞かせください。 ◎みどりと公園課長   まだ最終決定ではございませんが、現在、一定の基準を設けまして、公園面積5,000平米以上の公園、また、私どもが管理しております緑道というのは、今でも犬の連れ込みが可能でございます。その緑道に隣接している公園、それは5,000平米でなくてもよしとしようと、また、地域性を考慮して、決定していきたいなと考えております。  今現在、344ある公園のうち45公園程度を連れ込みを認めていきたいという方向で検討中でございます。 ◆山内えり   今、45公園で検討しているということなんですけど、大体、じゃ、自分の住んでいる近くの公園はどうかなっていう区民の方の関心もあるかと思うんですけど、大体いつごろそういったことは発表できるのか。そういった具体的な日程っていうのはお示しできるんでしょうか。 ◎みどりと公園課長   規則の変更等はございますんで、年末ぐらいには決定できるかと考えております。 ◆山内えり   今回は犬の連れ込みということなんですけど、ほかの動物等の件というのは、どんなふうにお考えでしょうか。区として、今考えている件はいかがでしょうか。 ◎みどりと公園課長   今まで、動物の連れ込みができないということで、全ての動物とよしとするのかということですけれども、パークマネジメントガイドラインの中で、とりあえず犬で試行していこうというつもりでございますので、それを見つつ、拡大していければなとは考えております。 ◆五十嵐やす子   これから、公園によってここはいいですよ、ここはちょっと、もうちょっと待ってねっていうところが出てくると思うんですけれども、中に入ると大体サインで、犬にバツ点ついてたりとかわかるんですけれども、その入り口のところで、何かちょっとしたマークをつけて、ここはいい、悪い、悪いっていうかもうちょっと待ってねっていうような、そういうのがわかると便利になるのかなっていうふうに思ったんですけれども、何かそういうこととかは考えてらっしゃるんですか。 ◎みどりと公園課長   今現在考えておりますのは、45公園入り口、可能な限り全てにわかるような掲示をしていきたいと考えております。 ◆五十嵐やす子   ありがとうございます。  それから、私はずっと言葉にこだわっていて、2つあるんですけど、この新旧対照表の15ページ、多分さっき言い忘れられたと思うんですけれども、ちょっと表記が2通りになっていて、連れ込みで「れ」が入っているのと、「れ」がないのがあったので、どっちかに統一をお願いします。 ◎みどりと公園課長   これいろいろ協議したところなんですが、「連れ込む」というのが動詞で、「連込み」というのが名詞でございまして、表記わかりづらいんですが、これはいろいろ検討した結果、私どもは間違っていないと考えております。 ◆五十嵐やす子   わかりました。じゃ、国語学的にそういうふうに判断なさったってことですね。  あと、それから連れ込む、連れ込みっていう、単語そのものなんですね。以前、ほかのやっぱり新聞とかにも、連れ込みっていうのは板橋でしか使っていない、やっぱりマイナスイメージの言葉っていうふうに、わざわざ板橋区って指摘されて載っていたことがあるんですね。  私も、ほかに何か使い方ないかなってずっと考えていて、きょうの段階で私が思っているのは、犬を連れての利用とか、何かちょっと文字は長くなるんですけど、連れ込み、連れ込みって余り書かれると、私も、ううんとか思ってしまうので、何かもうちょっと、ちょっとだけ配慮というかできないのかなっていうふうに思ったんですけれども、その部分いかがでしょうか。 ◎みどりと公園課長   いろんな議論があるのかなと思うんですが、犬を連れての散歩っていうか、犬の散歩の利用なのかなとは思うんですが、今後、試行期間終わりごろには一定の結論を出したいと考えております。 ○委員長   よろしいですか。  以上で質疑等を終了し意見を求めます。  意見のある方は挙手願います。 ◆中村とらあき   同条例の改正については賛意を示します。理由は、区民の動物の連れ込みに関しては、今後も拡大していって、区民の福祉に充実するものだと考えておりますので、同意いたします。 ○委員長   ほかに。 ◆山内えり   私どもも賛同いたします。板橋区の、この間住民の皆さんですとか、そういう運動してきた声が踏み出すことができたというふうに思っております。住民の皆さんの声が検討されてきた結果だと思って、よかったと思っております。  以上です。 ○委員長   以上で意見を終了いたします。  これより表決を行います。  議案第70号 東京都板橋区立公園条例の一部を改正する条例を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認めます。  よって、議案第70号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、議案第73号 板橋区道の廃止についてを議題といたします。  本件について理事者より説明願います。 ◎土木部管理課長   よろしくお願いいたします。それでは、議案第73号 板橋区道の廃止について、ご説明を申し上げます。  議案書は21ページになります。  本議案は、本町41番地の認定区道第342号線を廃止するものでございます。  道路の位置につきましては、議案書の22ページのほうにもございますが、本日、A3横書きのカラーの図面を机上配付させていただいておりますので、そちらでご説明をさせていただければと思います。  A3の1枚目の図面、図の左側に南北に中山道がございまして、東に40メートル入ったところから南に向かう赤で着色した区道、延長30メートル弱、幅1.8メートルでございます。  この道路は、昭和28年4月に東京都から管理を引き継ぎ、同日に区道として認定いたしましたが、当時の状況は田んぼの中のあぜ道でございまして、道路の区域は明確ではございませんでした。その後、昭和30年代に図のA、B、C、D、赤のかかっているところでございますけれども、に建物が建てられ、そのうち、現在、B、C、Dの3軒の建物が残ってございます。  平成28年末に、道路の両側を所有する地権者から、この道路の売り払いについての申し出がありまして、この道路の正確な位置を調査するとともに、道路としての将来性及びまちづくりとの関係を整理検討してまいりました。  一方、当該区道の周辺の状況ですが、もう1枚の地区計画の図面をごらんいただきたいと思います。この地域一帯の板橋区本町、仲宿、板橋三丁目には、旧板橋宿周辺地区地区計画が定められております。地区計画とは、地元の区民とともに案を作成し、都市計画に位置づけたまちづくりのルールのことでございまして、その一部がこの図面でございます。廃止する道路を赤で示しております。  この地区計画の中で、この道路を含む区域、凡例を赤く囲んでいる斜線の区域でございますけれども、を区域を旧中山道沿道商業地区といたしまして、図には記載されておりませんけれども、その地区の目標といたしまして、土地利用の方針として中高層住宅の適正な立地を誘導し、地域住民でにぎわう商業地の形成を図るとされているものでございます。  以上、地区計画と周辺状況を総合的に検討いたしました結果、以下の3点、1つ目といたしまして、本区道は現在機能しておらず、周辺の状況から将来的にも区道と区道を結ぶ幅4メートル以上の現在で言うところの認定基準に合った道路として整備できる可能性が非常に低いこと、2つ目といたしまして、1枚目の図面にお戻りいただきまして、地権者との交渉によりまして、この売り払いと同時に、現状では道路上となっていますが、この地権者所有の民有地となっている図の緑色の部分、東西に走っている道路の緑色の部分が、そこの部分の寄附を取りつける約束を取りつけられたこと、3つ目といたしまして、売り払いによる土地の一体化及び寄附受領による北側道路敷地の拡幅によりまして土地の有効利用が図られ、地区計画というルールにある中高層住宅の誘導に資するものとなること。  以上、3点の理由によりまして、区道を売り払うことが適当と判断をいたしまして、そのために必要な道路の廃止をご提案するものでございます。  説明は以上です。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
    ○委員長   ただいまの説明に質疑等のある方は挙手願います。 ◆山田貴之   説明ありがとうございます。多分、説明会のときだったかと思うんですけど、私がちょっとメモした内容と少し違ってたので、確認をまずさせていただきたいんですけども、もともと昭和28年東京都から引き継いだというふうに教えていただいて、その後、平成27年に隣接する道路の売り払いの申し出があったというふうに、私27年というふうに聞いたような気がしたんですけども、すみません、ちょっと早くてメモが間違ってたのかもしれないです。今、28年末っていうふうに言われたので、そこをちょっと教えてください。もう一度。 ◎土木部管理課長   申しわけございません。売り払い、今回の地権者に対する売り払いの調査回答につきましては、平成28年12月15日に調査の回答をしてございます。 ◆山田貴之   わかりました。回答が28年、そうすると、売り払い申し出はいつですか。 ◎土木部管理課長   同年、28年11月28日に売り払いに関する調査依頼といいますか、これが申し出になりますけども、28年11月でございます。 ◆山田貴之   わかりました。そうすると、28年度なんですかね。大丈夫、28年度の末なんですかね。そうすると3月になるのかな。28年の11月ですね。それで、大体廃止になるまで、今回廃止ですから、少し期間があるわけですけど、この申し出から回答、そして廃止になるまでのこの期間というのは、やはりこれだけかかるものなんでしょうか。 ◎土木部管理課長   平成28年11月に売り払いに関する調査依頼、実質上申し出でございますけれども、申し出がございました。その後、一般的に売り払いが可能かどうかということ、まず物理的に可能かどうかということを回答いたしまして、その後、売り払いを希望する方が、この土地の境界等を確定するということを作業していただくということになってございます。その土地の境界確定が済みましたのが29年10月20日でございます。  それから、境界が確定しましたので、この1枚目の図面に示す赤色の位置が正しい道路の位置だということがわかりまして、なお、本年度4月以降になりまして、私のほうから直接相手先に出向きまして、ただ売り払うのではなくて、この緑色の寄附を持ちかけて、今回この売り払いを実現させようとするものでございます。 ◆山田貴之   ですから、交渉事の時間も入ってるってことですね。実際の線を確定したりということもありますし、実測したりということもされたんでしょうし、あるいは現地にしっかり赴いて交渉をしてくださったということだというふうに理解をしました。ありがとうございます。 ◆はぎわら洋一   ちょっと確認、この緑色の寄附受けるところと、このBの方かな、からは受けるんですかね。緑色の。 ◎土木部管理課長   Bには現在居住者がおりますが、A、B、C、D、この赤色の道路の両側全体が同一地権者でございまして、緑色のところも同じ地権者でございます。 ◆はぎわら洋一   この42条2項道路の、これはもう前なのかな、これ別に何年ぐらいに2項道路になったのかはわかる。歴史、わかんないか。まあいいや、ごめん、いいです、いいです。わかったら後で教えて。 ◎土木部管理課長   建築基準法施行当時、昭和25年。 ◆はぎわら洋一   その当時か、そうだね。 ◎土木部管理課長   25年に既に建築物が立ち並んでいたということで、2項道路として、そこから効力が…… ◆はぎわら洋一   認定したということ。 ◎土木部管理課長   効力が発生してるという。 ○委員長   ほかに質疑のある方はいらっしゃいますか。          (「なし」と言う人あり) ○委員長   以上で質疑等を終了し意見を求めます。  意見のある方は挙手願います。 ◆山田貴之   賛成をしたいと思います。審議をさせていただいて、必要で妥当な措置だというふうに確認ができましたので、賛成です。 ○委員長   ほかには意見よろしいですか。          (「なし」と言う人あり) ○委員長   以上で意見を終了いたします。  これより表決を行います。  議案第73号 板橋区道の廃止についてを可決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認めます。  よって、議案第73号は可決すべきものと決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、報告事項に入ります。  初めに専決処分の報告について、A型バリケード転倒による、自動車バンパー損傷事故に係る示談処理について理事者より説明願います。 ◎工事課長   よろしくお願いいたします。  それでは、資料2をごらんいただきたいと思います。  報告する案件は、区が管理する道路の通行どめ標識に使用しておりましたA型バリケード転倒による、自動車バンパー損傷事故に伴い、専決処分を行ったものでございます。  資料、項番2の事故の概要でございます。本年1月22日の降雪による区道の危険箇所を通行どめを行いました。その際に使用しました通行どめ看板が回収されずに、前野町五丁目の41番5号地先の区道脇に立てかけられておりまして、放置された状態になっておりました。本年4月11日の昼ごろに、強風によってこのバリケードが転倒いたしまして、停車中の車両のバンパーに損傷を与えたものでございます。  項番3でございます。専決処分の年月日は、平成30年5月31日でございます。  項番5でございますが、示談金額は3万1,104円となってございます。  項番6の示談の相手方でございますけども、当該車両の所有者であります50歳代の区内在住の男性でございます。  なお、事故直後に、示談者とともに現場確認を行った際の写真を資料の裏面に添付してございますので、ごらんいただければと思います。  また、今後の冬季においても、降雪の状況に応じまして事故防止の観点から通行どめ等の措置を行っていきたいと考えております。本件事故が二度とないようなことをもちまして、降雪もしくは設置前後に看板の枚数を確認させていただいて、回収の漏れがないように徹底していきたいというふうに考えてございます。  今後は安全な通行確保を前提として、降雪時の適切な対応に、さらに気を引きしめて当たってまいりたいと思います。  雑駁ではございますけども、よろしくお願いいたします。 ○委員長   ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。ちょっとまず聞きたいんですけど、事故の概要で、降雪時ということで1月22日、かなり雪が降ったというところもあるんですけど、この通行どめ看板(A型バリケード)が回収されずにということで、区道に放置されて、この平成30年1月22日から、平成30年のこの事故が起きてしまう4月11日までの3か月間、区道脇に放置をされていたという解釈でよろしいですか。 ◎工事課長   3か月間放置された状態になっていたということについて結構かと思います。 ◆鈴木こうすけ   こういった形で、まず放置をしてしまったというところの漏れは反省をしていただきたいということと、あと、私の家の近くでも、スクールゾーンで、学校の通学路でこのようなA型バリケードが置いてあるところがあるんですけど、それはスクールガードの方が、こういった強風のときにも土のうのステーションが近くにあるんですけども、そこから一番軽い土のうを、土のうって持ってきていいじゃないですか。土のうを持ってきて、このA型バリケードを端っこに置いて、そこに土のうを置いているというふうな、少しそういうふうな工夫をすれば、こういうふうな強風が吹いても、こういった事故につながらないというふうに思うので、しっかりと今後、こういった事故がないように努めていただければなというふうに思います。よろしくお願いします。答弁なしで大丈夫です。 ◆山内えり   こうしたA型バリケードというのは、よく使うものなんですか。頻度というか、降雪時だけじゃなくて、日常もそうなのか。ご説明いただきたいと思います。 ◎工事課長   A型バリケードというので、工事なんかでもよく見かけるものなんですけども、板橋区の場合、この看板については通行どめとか、そういった凍結、通行どめというような形を表示したものを何枚か持っておりまして、こういった凍結時には、こういった看板を通行どめ箇所に設置してるんですけども、先ほどほかの委員からもスクールゾーンのという話がありましたけども、そういった同じような表示を、スクールゾーンというふうに表示されているようなA型バリケードもございます。 ◆山内えり   ということは、よく使うという認識でいいんだと思います。それから、なぜ3か月も放置ということになってしまったのか。そのあたり、区はどのように分析してるでしょうか。 ◎工事課長   まず、ことし1月22日の降雪というのが、ちょっと何年かに一度の低温状態が非常に長く続いたということもあって、除雪に長くかかってしまって、たしか1週間程度、除雪がかかってしまったということもありまして、除雪とか、雪の解けたところから通行どめを解除していったわけなんですけども、そういった時差があった関係で、どうしても回収漏れがあってはいけない回収漏れが起きてしまったっていうことが起きたんですけども、そのときに回収に行ったときに、時間がたっていたということもありますけども、本来あるべき、ここら辺に置いてあっただろうというふうな考え方で回収に向かったんですけども、あるはずのところにないっていうことで、誰か回収したんだろうという思い込みで、回収が漏れてしまったというふうな状況でございまして、それがしばらくの間、道路脇に立てかけられておりまして、なかなか発見できなかったっていうこともありまして、4月の時点で強風が吹いて、バリケードとか倒れて、当該車両のほうに当たってしまったというふうな状況かと認識しております。 ◆山内えり   そうしますと、そのまま放置というよりは、一旦見に行ったけれども、なかったので、回収したんだろうというふうに思われたと思うんですけど、そういう意味では数の管理ですとか地域ごとなのかわからないですけど、あるいは番号つけておくですとか、何か本来戻っていなければ戻っていないと気づくような方策っていうのはあるんでしょうか。 ◎工事課長   我々の通行どめの管理っていうのは、地図に落としたものを使って、通行どめを管理するようになってございました。その地図には、バリケードの何番を置いたとか、そういった表示はされておりませんで、属人的というか、職人頼みになってしまったという部分がそもそも問題だったのかなというふうに私は考えているんですけども、委員のご指摘のとおり、次期の冬に通行どめをしなければいけないような降雪があった場合は、そのバリケードに番号を振るとか、ちゃんと枚数を管理するとか、そういったきちんとして管理体制をとっていきたいというふうに考えております。 ◆山内えり   やはりよく使うもので、日常的に子どもたちの通学路にもあるものですし、数も非常にたくさんあるのかなと思いますから、やはり行ってなかったから、誰かがやってくれたんだろうという感じですと、やはりちょっと位置移動したとか、そういうような状況で、今後こういうことまた起きかねないと思いますので、やはり数の管理ですとか、ちゃんと戻されたのかとか、そういった管理についてはきちんとやっていただきたいというふうに思います。  以上です。 ◆おなだか勝   すみません、確認ですが、専決処分の年月日が5月31日なんですが、6月、8月の委員会では、これは報告できないものなのか、教えてください。 ◎工事課長   本来ならば、もう少し早く報告ができればよかったんですけども、この日付から、もう2定の委員会の締切が過ぎておりまして、間に合わなかったというふうな実態がございます。申しわけございませんでした。 ◎事務局次長   専決処分の報告なんですけども、一応定例会、本会議のほうに報告する形になりますので、2定に間に合わないとなると、次の第3回定例会という形にならざるを得ないという形になります。 ○委員長   よろしいでしょうか。ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。          (発言する人なし)
    ○委員長   よろしいですね。  本件につきましては、この程度でご了承願います。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、エイトライナー促進協議会の実施結果について理事者より説明願います。 ◎都市計画課長   すみません、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、資料3に基づきましてご説明を差し上げたいと思っております。よろしくお願いいたします。  エイトライナー促進協議会の実施結果でございます。こちらは、第25回ということでございまして、7月25日の日に総会理事会が杉並区のほうで開催されております。  参加区につきましては、私ども板橋区、大田区、世田谷区、杉並区、練馬区、北区でございます。本区からは区議会議長様、また、副議長様、また当委員会の委員長様、副委員長様、板橋区長、副区長の6名が参加したところでございます。  議事につきましては、平成29年度の活動実績を報告させていただいてます。また、平成30年度の事業計画等についての議事でございました。  活動報告といたしまして、実態把握調査結果及び中量軌道のシステム等の整理についてということで報告されているところでございます。  また、講演会がございまして、横浜国立大学の理事で副学長でございます中村先生のほうから、都市公共交通システムの計画のあり方についての講演をいただいたところでございます。  本年度、30年度の活動でございますが、エイトライナー促進協議会のほうでは東京都及びメトロセブン促進協議会と連携し、三者で構成する都区連絡会におきまして、次期の交通政策審議会の答申に向けて、計画的に需要や、また導入システムの調査、事業計画の検討等を進めていくような状況でございます。  その下に、ちょっと参考と書いてございますが、エイトライナーと区部周辺部環状公共交通ということでございまして、パンフレットが別冊でつけておりますが、以前のものとほぼ変わりないですが、組織改正とかいろいろあったところについての訂正をしているところでございます。  また、先ほど申しました区部環というものでございますが、区部周辺部環状公共交通都区連絡会というものが組織されておりまして、エイトライナーでございます先ほどの私どものエイトライナーの組織とあわせまして、環状七号線を利用しましてメトロセブンという公共交通も考えられておりまして、そちらのほうの足立区、葛飾区、江戸川区の3区と合わせまして、9区プラス東京都で平成12年度から設置している組織でございまして、こちらのほうでいろんな活動等に取り組んでいるところでございます。  ちょっと裏面をお開きいただきたいと思います。  これまでの活動のところでございまして、平成6年にエイトライナーの促進協議会等が設立されて、それ以降、数々の取り組みを進めてまいりまして、28年度に一度、交通政策の審議会のほうで答申をいただきまして、その中で、まだもう少し検討していくべきだということがございまして、平成29年度におきましても国勢調査等のデータを活用いたしまして、沿線の区間の通勤・通学の概況、また、鉄道・バスの実態調査、需要等の調査を実施してきたところでございます。今年度もしっかり取り組んでいきたいと思っております。  板橋区のほうでは、都市計画マスタープランのほう昨年度末策定しておりますが、そちらの中でも、東西交通ということがございまして、三田線と東上線を結ぶ路線の開設ということでうたっております。  また、さらには交通政策のマスタープランを今年度、来年度策定していく中でも、しっかり位置づけと、また検討を進めて取り組んでいきたいというふうに思っております。  以上、雑駁でございますが、以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長   ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。 ◆山内えり   すみません。このエイトライナーのことはいつごろから協議をされているものなんでしょうか。すみません。 ◎都市計画課長   エイトライナーにつきましては、裏面のほうで平成6年ということでございまして、こちらで促進の協議会というのをつくりまして、活動を進めてきております。最初のころは、ちょっと私もまだ入って間もないころでございましたが、バスとかを何台も連ねて、いろんなところに集まって、早くエイトライナーをつくりましょうということで、総会等を開いて、いろんな議員さんにも参加いただいて、大がかりにやっていたところでございますが、今は地道にしっかり取り組んでいきたいというふうに考えてございます。 ◆山内えり   すみません、あと、すみません、地道にということですけど、何か見通しというのか、その辺はいかがなんでしょうか。 ◎都市計画課長   そうですね、なかなか国の答申をいただけるのに時間がかかりまして、例えばことしやって来年もらえるとか、そういうわけではございませんで、15年とか、そういうサイクルで交通計画等について答申が出ますので、28年にやりましたものですので、平成がそのまま続きますと、あと13年後ですかね、に答申という形で動いていると思いますので、そこを目指して私どもだけでなく、交通システム等いろいろ考えている自治体等についても、そういうところを目指して進んでいるところでございます。  ただ、大きな話でございますので、そのくらいのスパンで動いているというところが実情でございます。 ◆山内えり   最後に、この裏面なんですけど、事業性に課題ということで、特に大きな計画ですから、事業費が高いというのは想像できますけど、何かそういった現状抱えている課題というのは、どういったものがあるのか教えていただきたいと思います。 ◎都市計画課長   やはり、課題というのは大きなところで申しますと、やはり費用の話でございます。当初、1,000億円とか言われていた部分を、いろんなシステムで安くしたりとか、いろんなことも検討しております。あとは速達性ということでございまして、この1周回って羽田空港目指すという部分もございますが、駅間等の配置等も含めて、いろんな部分でトータル的に検討していかなくちゃいけない部分ございますので、なかなか大きな課題を抱えておりますが、実現することを目標に今取り組んでおりますので、末永く見守っていただきたいと思います。 ○委員長   よろしいでしょうか。  本件につきましては、この程度でご了承願います。  委員会の途中でありますが、議事運営の都合により、暫時休憩いたします。  なお、再開は午後3時半といたします。 休憩時刻 午後2時57分 再開時刻 午後3時28分 ○委員長   休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   この際、審査の順序についてお諮りいたします。  報告事項4の板橋区ブロック塀等撤去工事費助成金制度については、報告事項7にある都市整備部関係補正予算概要に係る報告でありますので、議事運営の都合上、報告事項の後に報告事項7を先議いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。  それでは、板橋区ブロック塀等撤去工事費助成金制度について、理事者より説明願います。 ◎建築指導課長   建築指導課です。よろしくお願いします。  板橋区ブロック塀等撤去工事費助成金制度について、ご報告させていただきます。  資料4をごらんになっていただければと思います。  大阪府北部を震源といたします地震の教訓を受けまして、通学路を利用する児童、不特定多数の通行人などに、危険を及ぼす可能性のある民間所有のブロック塀等について、撤去を促進し、災害に強い安全なまちづくりを進めるための助成金制度の創設をご報告させていただきます。  まず、項番1の背景でございます。  平成7年度当時の通学路等に面するブロック塀等の実態調査を区のほうで行っておりますけれども、その結果で、危険度が高いD・Eランクにつきましては、毎年建築技術職員による調査を実施しております。今回、教育委員会等からの情報提供による区内小学校の通学路に面する民有地のブロック塀等の調査を行い、その調査結果を危険性が高いと判定された塀の所有者に対しては、危険度の判断基準と、上限額を設定した撤去費の助成制度を時限つきで創設させていただきます。  次に、項番2の助成金制度の概要でございます。  通学路を利用する児童、不特定多数の通行人などに、危険を及ぼす可能性のある危険度が高い民間所有のブロック塀等につきましては、除却費用、撤去費用を軽減する助成制度を創設することによって、危険性を解消し、災害に強い、安全なまちづくりを進めるための撤去工事費助成金制度の開始を平成30年10月に予定しております。  まず、(1)の助成金対象者でございます。  区内において、ブロック塀等を所有及び管理するもので、一定基準のブロック塀等の撤去工事を行うもの。個人または一定の法人が対象というふうになります。  続きまして、(2)の対象物となります。  1)区内に存するブロック塀等のうち、道路に面するもので、区長が危険であると確認したもの、2)ブロック塀等の設置状況及び危険性を勘案して、区長が特に必要があると認めたブロック塀等が対象となります。  最後に、(3)助成金額等になります。  1)ブロック塀等の見つけ鉛直面積に応じた1平方メートル当たりの助成金の額、4万円に、既設ブロック塀等の面積を乗じて、撤去する予定のブロック塀等の面積を乗じて得た額の合計額といたします。  2)撤去工事に要する費用の助成負担率は100%といたしまして、撤去工事に要する費用の上限額は30万といたします。角地については、上限45万ということでいたします。  以上で、板橋区ブロック塀等撤去工事費助成金制度についてをご説明させていただきました。よろしくご審議ほどお願い申し上げます。 ○委員長   ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  まず、こういった形で、大阪の北部を震源とする、こういった地震で悲しい事故が起きてしまいましたけれども、まず初めに、公共施設の、ご説明頂戴した75か所に関しては、板橋区のほうでの早急な対応ということで、本当に感謝をしております。まず、冒頭にそれをお伝えした後で、ちょっとお話をさせていただきたいんですけれども、まず、助成金制度ということで、この背景の中にもありますけれども、D・Eランク、危険度が高いD・Eランクについてということで、こういった形で助成制度を時限つきで創設するというふうに書いてありますけれども、まずこれは、申し込みの仕方とか手続というのは、まずどういうふうにしたらいいのか、ちょっと教えていただければというふうに思います。 ◎建築指導課長   撤去をご希望の方については、まずブロック塀の状態を私どものほうで見せていただいて、その上で、危険だというふうな判断されたものについては、申請を出していただきまして、そこで、審査のほうをさせていただいて、撤去後に、撤去がされたことを確認して、その上でその部分についての費用をお出しさせていただくというような仕組みになっております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  それと、今、もう一つ聞けばよかったんですけども、こういった形で、助成金制度についてということで、これはあれですかね、板橋区のホームページ等で、周知をしていただけるというところだけちょっともう一回教えていただければというふうに思います。 ◎建築指導課長   この制度につきましては、新しく創設させていただくということで、いかにこれを周知して、皆さんにわかっていただくかというところが一つの鍵になってくると思いますので、まずはホームページあるいは広報誌、あるいは相談会というのを、耐震に関する相談会というのを、東日本の大震災があった3月11日、あるいは防災の日、9月1日になりますか、そのあたりもやってますので、そういう相談会でもご紹介させていただくとともに、このD・Eランクで、危険なものの所有者につきましては、その方々にも、予想等を含めてご周知させていただくということをやらせていただきたいなというふうに考えております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  今、D・Eランクに方に周知ということですけれども、やはり空き家措置法の絡みでも、結局D・Eランクで倒壊のおそれがあったりとか、ちょっと話が若干ずれて恐縮なんですが、なかなか手紙を送っても、その方から返ってこないというふうな、多分現状が、やっぱり多々多いのかなというふうに思うんですけども、そういった危険度の高いD・Eランクにお住まいの地権者の方には、例えばです、これ提案なんですけど、そんなに、件数が何件あるかというところもちょっとあるとは思うんですが、例えば区の職員の方が行っていただいて、ちょっとやっぱりこの近隣からも、こういったブロック塀が倒壊のおそれがあるというふうなことを、積極的に周知をしていただくようなことをしていただければ、この助成プラス安心安全というところにもつながると思うんですけど、その辺についてのちょっとご見解だけお聞かせください。 ◎建築指導課長   委員のおっしゃるとおり、郵送だけでは足りない部分というのは当然あると思います。現に、D・Eランクの方々に対しては、毎年お手紙をお送りしていまして、なかなかこういう地震があった機会のときには、多少ご反応があるんですけれども、すぐ数か月たちますと、反応がなくなってしまいまして、お返事すらいただけない、あるいは、場合によっては、老朽建築物とかもそうなんですけども、なかなか手紙を送らないでくれと言われる方も中にはいらっしゃいまして、直接やはり訪問するということも視野に入れて、検討していきたいというふうに考えております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  ぜひ、そういった方向性で考えていただければなというふうに思います。  それと、先ほどのこの背景の一番最後に、助成制度を時限つきで創設というふうに書いてあるんですけど、これは、ことしの10月からスタートして、時限つきということなので、お尻はいつまでなのかというのは決まってると思うんですけど、大体いつごろまでというふうな期間が定められていますか。 ◎建築指導課長   平成31年度末までを考えております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  1年間ということで、こういったホームページ等の周知で、数多くの、こういった形で助成金制度を使っていただいて、安心安全な板橋というところの構築につながってくるのかなと思います。  最後の質問なんですけど、2)番の(1)の助成対象者の中で、これ一番最後に、括弧して「個人・一定の法人が対象」ということで、個人については理解はできるんですけど、一定の法人が対象というのは、この「一定の法人」という意味だけ、ちょっと最後教えていただければなというふうに思います。 ◎建築指導課長   個人の方はともかく、法人の方は、ちょっと除かれる方を申し上げますと、宅地建物取引業者の方は、基本的にこの助成制度を使って、場合によっては売却のほうをされるというふうな話になりますと、また新たな所有者の方ができてしまうということで、売却前提でこの制度をちょっと使っていただくのは、趣旨が違うのかなということで考えておりまして、不動産、宅地建物取引業者の方は除かせていただくということは考えております。
    ◆中村とらあき   ブロック塀などの撤去のほかに、この後、ブロック塀を撤去した後に、生垣助成もあると思うんですけれども、どのようにして申請というのを統一するのか、確立するのかということについて、お聞きしたいと思います。 ◎みどりと公園課長   生垣助成でも、今回、ブロック塀を撤去した後、危険なブロック塀を撤去した後に、生け垣を設置する方に助成制度を強化していこうと考えております。助成率10分の10ということで考えております。  また、ちょっと制度を説明させていただきますと、現在、緑化するときの緑肥面積が10平米以上なんですが、5平米以上ということで、引き下げを検討しております。  また、30年度につきましては、補正は組みませんが、当初予算のほうで対応していきたいと思っております。3月補正により、必要な措置をとりたいなと考えております。  また、時限措置なんですが、こちらは生垣助成をするならば、32年度末まで適用していきたいと考えておる次第でございます。  以上でございます。 ◆中村とらあき   そうしますと、今後、ブロック塀の撤去に関して考えるならば、今回需要が多いというふうのが見込まれる場合には、補正予算ではなくて、来年度の会計に入れるということは考えられるんでしょうか。 ◎建築指導課長   平成31年度末を期限としてますが、その状況によって、検討していきたいというふうに思っております。今、ちょっとどの程度、実際には数が出てくるかというのが、ちょっと想定では、今75件というふうに考えておるんですけれども、その数がどういうふうに、実際に申し込みがあるのかというのをちょっと見きわめながら、考えていきたいというふうに思っております。 ◆山内えり   この制度は、国のほうからの補助金というのは出るんでしょうか。 ◎建築指導課長   社会資本整備総合交付金ですか、そちらのほうで、耐震対策緊急促進事業というのがありまして、その中で、国のほうで3分の1補助が出るというふうな仕組みがございます。区のほうも、こちらのほうには、一応エントリーはしておりまして、今、そういう状態ではございます。 ◆山内えり   あと、先ほど対象のところで、個人と一定の法人とあったんですが、規模というんでしょうか、ブロック塀の大きさの小さい、大きい、関係なく、助成していただけるのか、そういったサイズみたいなものというのはいかがなんでしょうか。 ◎建築指導課長   今回、30万を限度としたというのがありまして、例えば工場とかやられる方ですと、かなり長大な長さのブロック塀があるというふうに考えられるんですけども、今回ちょっと対象として想定しているのが、今大体昨年度の平成29年度のいわゆる一戸建ての住宅の敷地面積の平均をちょっと調べてみたんですが、約100平方メートル、ですから、10メーター掛ける10メーターの敷地が多いのかなというふうに考えられます。  10メーターの敷地のうち、大体ですが、車庫の部分が3メーターぐらい、道から車庫を向けるとあるのかな。あと、門扉の部分が、大体1.5メーターから2メーターぐらいあったとして、実際のブロックの部分って、道路に接している10メーターのうち5メーター程度がブロックの部分があるのではないかなというふうに想定しておりまして、それの大体高さが1.6メーター程度を想定してます。ですので、5メーターの長さで1.6メーターですね。その面積を想定して割り出したのが、大体30万円ぐらいということで、30万ということで考えております。 ◆山内えり   それから、今回の本会議等、一般質問でもいろいろ質問もあったかと思うんですけど、やはり助成がなかなか進まない理由の一つに、ブロック塀の除去した後の、生け垣ができるようなところはいいんですけど、手入れの問題等でなかなか進まないという話も聞いておりますので、例えば目隠しになるような軽量のフェンスですとか、どういったものになるか、アルミのものになるのか、そのあたりはいろいろあるかと思うんですけど、そういう選択肢を広げて、新しく助成制度をつくるという検討というのはあるんでしょうか。 ◎建築指導課長   委員のおっしゃるとおり、必ずしも生け垣をやりたくないという方もいらっしゃる場合もありますし、何かの事情で生け垣ができない方もいらっしゃると思います。  区としては、まず、今回撤去のみということで、危険性の排除をまず第一にしたいというところがあります。第二に、生け垣、何かの事情でできない方の理由はちょっとわからないところもありますけども、まずは緑化をまず進めていきたいというところもありまして、まずはそこを目標としております。  ただ、新たなフェンス、いわゆるアルミフェンスとかにかえる方もいらっしゃるかもしれないんですけども、さまざまな種類がやっぱり世の中にはあります。いろんなやり方をされている方もいらっしゃいますし、場合によっては、ご自身で専門の業者を頼まないで、ご自身で施工される方なんかもいらっしゃる場合はありまして、その辺の安全性の確認をどうしていくのかという、ちょっと課題が残っております。そのあたりの安全性の確認が、他区でフェンス等も助成している区もありますので、その辺の事例をちょっと研究させていただきまして、今後どうするのかというのは、考えていきたいと思っております。 ◆山内えり   ぜひ、前向きに検討を進めていただきたいというふうに思います。  あと、先ほど想定しているのは75件ということだったんですけど、相手があることですから、進み方というのはそれぞれあるにせよ、今回時限的な部分でこうやって残ってしまった部分というのはどうするのか。それから、何年で最終的にはというような、区で今考えていることというのはあるんでしょうか。 ◎建築指導課長   75件というのは、今D・Eランクを合わせると75件ということになりまして、金銭的な問題でできない方もいらっしゃいますし、あるいは、いろいろ境界の問題でもめていたりとか、あるいは、ブロック塀自体を複数の方がお持ちになっていて、その方々の意見がまとまらずに、なかなかつくりかえができないという方もいらっしゃいますので、とにかくまず危険の排除をしたいということで、撤去の助成制度は積極的に使っていただきたいなというふうに考えております。  もし、期間の間にできなかった場合には、期間そのものの、ちょっと延長というのは、これから先どういう申し込み状況で、どういうふうに推移してくるのかというのをちょっと見きわめないとできないと思いますので、まずは31年度末までに、この制度を使っていただいて、やっていただきたいというふうに考えております。  もし、残ってしまったものについては、非常に危険なものであれば、私どもについては、やはりちょっと指導を強化していかせざるを得ないというふうに考えております。  あと、今後の見通しなんですけれども、後ほど補正予算の部分でも出てくると思うんですが、新たにまた実態調査というものも考えておりまして、平成7年に調べてから、もう既に23年程度たっておりますので、調査を行って、また新たにそこで危険なものが発見される場合もあると思いますし、逆に危険なものがなくなってる場合もあるかもしれません。そういう見きわめもしながら、今後危険なものについては、早急に対応していただくように、指導していきたいというふうに考えております。 ◆山内えり   こうした助成制度のきっかけは、そういう大阪の北部地震であったり、やはり区としてそういう助成制度をつくって、指導をしていくというか、なかなか対応していただかない方にも、そういう声がけをしていくということは、一歩前進だと思っているんですけれども、やはりそうはいっても、さまざまな理由、金銭とか、本当に境界の部分とか、相手のことがあるので、いろいろですけれども、やっぱり今後そういう痛ましい事故を起こさないという意味では、やはり時間をかけてでも、一定どういうふうにして、そういった危険なブロック塀をなくしていくかというやっぱり検討はすごく必要だと思いますので、ぜひ計画を持って、計画をつくっていただきたいというふうに思いますが、そのあたりいかがでしょうか。 ◎建築指導課長   今、いろいろ件数が75件ある中で、特にEランクのものというのが、その中に10件あるんですね。もうほとんど倒壊寸前というものがありまして、それらの方々については、この制度に、できましたら、迅速にお伝えをして、使っていただきたいなと思いますし、使えない理由がもしあるとすれば、ほかの理由で使えないと、撤去できないというような事由がある方もいらっしゃるかもしれませんけれども、そこはやはり危険を回避することが第一だと思ってますので、そのあたりは区のほうも、粘り強くその方々については、さまざまな問題を解決していただいて、速やかに撤去していただきたいというふうに、ご指導させていただきたいというふうに考えております。 ○委員長   よろしいでしょうか。  本件につきましては、この程度でご了承願います。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、都市建設委員会関係補正予算概要について、理事者より説明願います。 ◎建築指導課長   建築指導課です。再びよろしくお願いいたします。  平成30年度第1号補正予算に関し、都市整備部の部分につきまして、ご説明させていただきます。  資料7−1をごらんになっていただければと思います。  補正予算書につきましては、40ページ、41ページの部分になると思います。40ページ、41ページ、ともに下段の部分になります。  資料7−1でご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  先ほどの報告事項の6、(4)の板橋区ブロック塀等撤去工事助成金制度について、内容が重複する部分がございますが、よろしくお願いいたします。  今回、都市整備費のうち、建築行政費につきまして、8,210万2,000円を増額補正させていただくもので、ブロック塀等の対策に要する経費というふうになります。  本件につきましては、大阪府北部を震源といたします地震の教訓を受けまして、通学路における私有、民有ブロックの調査及び道路に面する危険な民有ブロック、私有ブロック等の撤去工事費助成に要する経費を計上させていただくものになります。  都市整備費のうち、建築行政費のブロック塀等撤去助成経費といたしまして、危険度調査を行うための委託料として、補正額5,960万2,000円、撤去工事費の補助金といたしまして、補正額2,250万円、合計いたしますと8,210万2,000円を増額補正させていただくものとなります。  補正予算の概要については以上になります。ご審議のほど、よろしくお願いします。 ◎土木部管理課長   土木部関係の補正予算につきまして、複数課にわたりますので、私のほうからご説明をさせていただきます。  資料の7−2をごらんください。  大阪北部地震で課題となった区施設のブロック塀の撤去等に係る費用の補正をお願いするものでございまして、1項目め、交通安全課関係で、交通対策費といたしまして、補正額が4,281万余のプラスでございます。これは、大山駅前自転車駐車場ほか4か所のブロック塀の撤去及び目隠しフェンス等の工事費を予定をしてございます。  2項目めが、みどりと公園課関係でございまして、公園等管理運営経費で、補正の額が3,766万余でございまして、これは水久保公園ほか11か所のブロック塀の改修に要する委託費及び工事請負費でございます。合計で、8,000万ほどの増額をお願いするものでございます。  ご説明は以上です。 ○委員長   ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。 ◆山内えり   資料7−1で、委託料とあって、こちらはどういったことになるのか、委託料のこの中身について教えていただきたいと、委託料と補助金についても、中身について教えていただきたいと思います。 ◎建築指導課長   委託料につきましては、今最新の通学路等に面しているブロック塀の建築士の方による調査を委託するものでございます。箇所数からいいますと、想定ですが、2,800か所程度はあるというふうに考えております。距離数にいたしますと、区道の距離数になると思いますが、220キロ程度の中に2,800程度のブロック塀があるというふうに想定しております。その調査費ということになります。  あと、補助金につきましては、先ほどの助成制度で、75件分ということで、2,250万ということになります。  以上になります。 ◆山内えり   あと、7−2で、先ほど交通安全課の自転車駐車場対策費ということで、大山駅前の駐輪場以下4か所でしょうか、そちらの場所というのは、後で資料でいただけますでしょうか。 ◎交通安全課長   大山駅前は、区の用地でありますのですが、ほかの4か所については、土地をお借りして運営しているという事情から、詳しいものは避けておりますので、後ほど資料でお渡ししたいと思います。 ◆山内えり   あと、公園のところも、水久保公園ほか11か所ということで、こちらの公園の名前も資料でいただけますでしょうか。 ◎みどりと公園課長   ちょっとご説明をさせていただければと思います。  資料7−2、項番2番ですが、みどりと公園課、公園管理費3,766万7,000円の補正ということで、補正予算書40ページ、41ページの上段のほうになりますが、委託料、工事請負費ということで、内訳がございます。委託料が1,508万8,000円、工事請負費2,257万9,000円でございます。  私どもみどりと公園課では、私どもが管理する395か所を点検した結果、改修の必要があるという判断をいたしまして、今回補正予算をお願いしているところでございます。  委託料の内訳でございますが、今回、隣地との境界を確定するために、本年度測量をして、来年度工事をしたいと思っている箇所、こちらが委託料の内訳になります。前野ホール公園、東新児童遊園、大谷口二丁目緑地、大谷口上町公園、さくらづつみ児童遊園、成増一丁目児童遊園になります。  また、工事請負費、こちらは、終了しているものもございます。水久保公園、こちらは7月10日に工事が完了してございます。小豆沢公園、こちらも7月12日に工事完了しております。  次に、成増北第一公園、こちらも7月20日に工事が完了してます。こちらは、3か所、こどもの池の周りに、ブロック塀がございまして、こどもの池の運営前に改修工事を終了いたしました。  次に、なかいたプチパーク、こちらは10月末に完了予定でございます。  次に、桜川二丁目3番遊び場、加賀西公園、こちらにつきましては、補正予算成立後に、工事発注をする予定でございます。  以上でございます。  資料のほうはどうしましょう。 ◆山内えり   お願いいたします。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、区営小茂根一丁目住宅改築工事について、理事者より説明願います。 ◎住宅政策課長   住宅政策課でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、区営小茂根一丁目住宅改築工事の概要について、ご報告をさせていただきます。  資料5をごらんください。  まず、項番1、計画の概要でございます。  工事件名は、区営小茂根一丁目住宅改築工事、所在地は、板橋区小茂根一丁目17番17号及び20号。現在、小茂根一丁目第2アパート17号棟及び20号棟が建っている場所になります。
     敷地面積は、2,291.48平方メートルです。  構造、規模につきましては、住棟は鉄筋コンクリート造、地上6階建て、防災倉庫は、鉄筋コンクリート造、地上1階建てとなります。このほか、アルミニウム造、地上1階建てのバイク置き場と駐輪場を設置いたします。駐輪場とバイク置き場、あわせまして、住戸数分の台数を用意しております。  建築面積は、993.46平方メートル、延べ床面積は、3,824.29平方メートル、最高高さは19.20メートルになります。  附帯設備といたしまして、電気、給排水衛生、ガス、冷暖房、換気、昇降機、太陽光発電の各種設備が設置されます。  資料をおめくりいただきまして、(11)になりますが、環境配慮の観点から、外断熱を採用いたしまして、屋上には太陽光発電パネルを設置しております。そのほか、複層ガラスやLED照明も採用しております。  さらに、身障者への配慮といたしまして、車椅子使用車向け住戸ですとか、スロープ、集会所内の誰でもトイレを設置するとともに、駐車場やエレベーターは身障者対応のものを採用してございます。  住戸の内訳でございますが、(10)に記載のとおり、単身者向け1DK、面積は32.5平方メートルになります、その住戸が32戸、単身者車椅子使用車向け、1DK、面積45平方メートル、この住戸が1戸、2人以上世帯向け、2DK、面積45平方メートルの住戸が26戸、3人以上世帯向け、3DK、面積65平方メートルの住戸が7戸、計66戸となります。  また、工期ですが、現時点では、計画確定の翌日から平成32年8月までを予定しております。  なお、本件工事の契約につきましては、入札がまだ終わっておりませんで、議会のご承認も必要となる案件となってございます。  次に、項番2、これまでの経緯と今後のスケジュールでございます。  平成28年6月から地盤調査を開始いたしまして、平成30年3月には、実施設計が終了いたしました。また、その間、近隣説明会を計3回ほど開催しております。  続きまして、住棟などの詳細について説明をさせていただきます。  次のページをごらんください。案内図等になります。  まず、建物の配置でございますが、配置図のとおり、敷地に対しまして、住棟を南北に細長く配置いたしまして、その北側に防災倉庫を配置しております。  住棟などの面積につきましては、面積表の記載のとおりでございます。  資料を1枚おめくりください。  1階平面図になります。  1階部分は、南側に住戸を配置いたしまして、その北側に廃棄物保管庫とエントランスホールを、さらにその北側に車椅子住戸とファミリー向け住戸を配置いたしまして、その先に集会所を配置いたしました。  2階以上につきましては、ページをおめくりいただきまして、各階の平面図をごらんいただきたいと思いますけれども、住戸のみとなっておりまして、垂直方向に基本的に同じ間取りといたしまして、将来のニーズに応じた間取り改修をしやすい配置といたしました。  最後になりますが、資料の最終ページをお開きください。  屋上階の平面図になります。  ごらんのとおり、屋上に太陽光発電パネルを設置してございます。  雑駁ではございますが、説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 ○委員長   ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。 ◆はぎわら洋一   ちょっと何点か、何とかと、1つだけだけど、確認しておきたいの。  1ページ開いて、1DK2つあって、2DK26戸、3DKが7戸、66戸ですよね。これ、年収、ざっくりでいいですけども、年収幾らまで入れるのか。  あと、コミュニティの関係で、66戸ができた後、まだそこまで考えてないのかな、よくわかりませんけれども、そういう形成というか、中心的には町会との関係とか、そういうところを知りたいんですね。  うちに近いから、僕が入りたいなと思うみたいなすばらしい場所なものだから、それはちょっと拾わなくていいんだ。          (発言する人あり) ◆はぎわら洋一   ごめん、一番初めの項目でわかれば教えてください。わかるところまででいいですよ。まだ決まってないの。 ◎住宅政策課長   まず、年収のご質問でございますけれども、月額所得15万8,000円までが基本的階層となってございます。          (「年収」と言う人あり) ◎住宅政策課長   年収ですので、掛ける12ですね。          (「そういうことな」と言う人あり) ◎住宅政策課長   すみません、町会のほうとの関係につきましては、明確に、今現在方針が決まっているわけではないんですけれども、そちらの地元の方々とのご調整というような形になるかと思います。 ○委員長   ほかに質疑のある方ございますか。 ◆山内えり   これまでこちらにいた、こちらにといいますか、いた方が、一旦ほかの場所へ移転されているかと思うんですけれども、どういった形で、本移転ですとか、それから仮移転ですとか、いろいろあるかと思うんですが、その行き先というのは、今現状、どういったところにいて、こちらに戻ってきたいという方は、今区がつかんでいる範囲で何世帯ぐらいの方がいるのかというのはおわかりでしょうか。 ◎住宅政策課長   今までの小茂根住宅がトータル27世帯入れる住宅になっておりまして、既に空き住戸が3戸ございましたので、居住世帯が24世帯ございました。そのうち、仮移転として、ほかの区立住宅ですとか、そういった私どものほうが管理している住宅に移られた方が20名、それから、同じく私どものほうで管理している区営住宅等に本移転された方が3名、退去された方が1名いらっしゃいます。 ◆山内えり   あとは、そうすると、24世帯いた方が、戻りたい方は戻れますし、それから66戸にふえるということで、いろいろな方がこちらに希望されると思うんですけれども、先ほどの収入条件以外に、どういった条件の方がこちらに入れるようになるんでしょうか。 ◎住宅政策課長   まず、優先して、もともとの住戸に入居されていた方の戻り入居が優先されます。今回の、小茂根一丁目のこの改築工事なんですけれども、私どものほうの、板橋区の公営住宅の再編整備基本方針に基づいての建てかえ事業になっておりますので、けやき苑の集約も見込んでの建てかえ事業となっておりますので、その時点で、オーナー様との協議も経た上で、そこで確定されたけやき苑の入居者の方にもお入りいただく予定となってございます。  そちらの方々にお入りいただいた後に、まだ余剰の世帯数があった場合につきましては、住宅困窮度の高い方をご入居いただけるような形で、今後公募の方法等を検討していきたいと考えてございます。 ◆山内えり   そうすると、やはり募集をして、そういった条件に合った方が、そういった倍率、高い倍率になるのかなと思うんですけど、ご希望された方が入るというようなことで、世帯の状況とかも細かく出ていますけれども、そういった全ての住宅の、こういった住戸の内訳で、郵便というんですか、何かそういうの、募集の仕方というんですか、そういったのはどういうふうな予定で考えているんでしょうか。 ◎住宅政策課長   募集方法につきましては、今現在は、本当に応募をしていただきまして、抽せんで当選した方にご入居いただいているんですけれども、先ほども申し上げましたけれども、より住宅困窮度が高い区民の方に提供されるように、今後はポイント方式ですとか、東京都のほうの採用されているような募集方法も検討しつつ、今後決定していきたいと思っております。 ◆五十嵐やす子   すみません。  太陽光発電が入っているんですけれども、この発電した電気はどの部分にちょっと使うのかを教えていただきたいなと思って、例えば、共有部になる廊下だとか玄関だとかなのか、あとはエレベーターもあるようなので、エレベーターにも使えるのかとか、一応5キロワットということなんですけど、これってどのくらい使うのかなとか、あと例えば、余るよう、余るとは余り思えないけど、売電だとか、何かその辺ちょっと教えてください。 ◎住宅政策課長   太陽光発電の電力なんですけれども、エレベーターの電力は除外されるんですけれども、それ以外の共同施設部分、いわゆる共用部分、そちらの電力供給をしたいと考えてございます。  仮に、余剰電力があった場合につきましては、売電も検討しております。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、小豆沢公園再整備工事について、理事者より説明願います。 ◎公園整備担当課長   それでは、よろしくお願いします。  資料のほう、6になります。  小豆沢公園再整備工事についてでございます。  東京2020大会に向け、スポーツ公園として利用しやすい環境を実現するとともに、にぎわいを感じることのできる公園にするため、下記のとおり、小豆沢公園の再整備工事を行うというものでございます。  項番1、公園全体の概要についてでございます。  住所、板橋区小豆沢三丁目1番1号。  公園面積としましては、7万381.81平米でございます。今回、そのうちの再整備工事部分としましては、1万1,034.61平方メートルの区域でございます。  公園としての開園日でございます。昭和14年5月31日開園ということになってございます。  項番2の工事概要になります。  おめくりいただきまして、裏面をごらんいただきたいと思います。  工事件名、小豆沢公園再整備工事になります。  工事場所は、先ほどと同じ、板橋区小豆沢三丁目1番1号となっております。  下の案内図をごらんください。  網かけになっております小豆沢公園の一部、黒塗りになっているところが今回の工事区域となります。工事区域の南側が小豆沢通り、東側が小豆沢体育館、それと現在工事中のプール棟、区域の反対側になりますけども、西側が野球場という位置関係になっております。  工事区域の面積は、1万1,034.61平方メートル。  工期は、平成32年5月29日までの予定になってございます。  主要な施設としましては、あずさわloopと言っておりますけども、楕円状のループ通路、この一部にブリッジを1か所設ける予定になってございます。テニスコート2面、メインゲート1か所、舗装工事等としまして、ウッドデッキ660平方メートル、トラック舗装759平方メートル、透水性コンクリート舗装としまして628平方メートル、天然芝としまして546平方メートル、遊具関係としまして、複合遊具、ターザンロープ、ロープジャングルジム、各1基、健康遊具としまして4基、バスケットゴール1基、そのほか便益施設としまして、水飲み1基、駐輪場2か所などとなってございます。  3ページの完成平面図をごらんください。  図面の下側が南になりますけども、小豆沢通りになりますが、小豆沢通り側にバナー、いわゆる垂れ幕を下げることのできるメインゲートを設置いたします。メインゲートの東側に駐輪場、水飲み、健康遊具を設置いたします。メインゲートから中央に向かうメインアプローチは透水性コンクリート舗装といたします。  中央部のあずさわloopは、1周約280メートル、幅4.5メートルのウオーキング、ランニング用の楕円のループ通路となります。外側がウオーキング用のコースとなりまして、幅1.8メートルのウッドデッキ、内側がランニング用で幅2.7メートルのトラック舗装というものになります。そのうちの約80メーターについて、崖に張り出すような形でのブリッジになります。  あずさわloopの中央に、テニスコート2面を設置します。砂入り人工芝として、外周には、高さ4メーターの防球ネットを設置いたします。テニスコートの南側は、多目的広場となります。全天候型舗装としまして、バスケットゴールを設置いたします。テニスコートの西側になりますけども、芝生広場として、天然芝を植栽いたしまして、地中かん水装置を設置する予定になってございます。  その野球場側には、ベンチなど配置したウッドデッキ広場を設けます。そのほか、遊具としまして、ターザンロープ、ロープジャングルジム、そして、滑り台、平均台、砂場などの機能を備えた複合遊具を設置いたします。また、野球場側には、既設の階段の脇に、スロープを設置いたしまして、野球場エリアとの連続性を担保いたします。  なお、現在あります既施設の解体工事やトイレ、更衣室の機能を備えたレストルームは、別途工事となりまして、今回の工事には含まれておりません。  申しわけありませんが、1ページにお戻りいただけますでしょうか。  項番3、完成予定ですが、平成32年6月完成、オープンを予定してございます。  項番4、これまでの経緯でございます。  平成28年5月に、小豆沢公園内一体整備のためのワーキンググループを設置いたしまして、整備方針について検討を進めております。  平成29年3月に基本、実施設計のプロポーザルを実施しまして、受託事業者を決定しております。  同年7月から平成30年1月に基本設計、実施設計を行い、その間、7月に住民説明会、9月から11月に地域住民意見交換会を開催し、地域の皆さんのご意見、ご要望を聞きながら、設計を取りまとめを行いました。  平成30年10月から平成32年5月の期間で工事を行う予定となっております。  説明のほうは以上になります。 ○委員長 
     ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。 ◆中村とらあき   オリンピックに向けて、平成32年6月までにつくらなければならないと思ってるんですけれども、工事の進捗状況という、いろんな変更点があったと思うんですけど、変更点についてちょっと教えてください。 ◎公園整備担当課長   当初、住民説明会を29年7月に開催しております。当初の住民説明会の中では、やはりいろんな多様なご意見をいただいております。あずさわloopと言われる大脳の通路の必要性の有無についてとか、テニスコートについての舗装の仕上げ、現在今あるテニスコートにつきましては、クレイ舗装になってございますけども、それを砂入りの人工芝にすることについての賛否等がございました。  また、子どもの遊べるスペースをできるだけ多くしてほしいというようなご意見もありまして、そういったものを踏まえながら、変更点、変更のほうを重ねながら、最終案を取りまとめたものでございます。 ◆中村とらあき   すぐ7月からオリンピックの選手が来て使用するということになると、もう区民の人がこれを見る機会というのは、でき上がった瞬間ぐらいしかないような気がするんですけれども、内覧会というか、中を区民が見れるような機会というのは、オリンピックの前にあるんでしょうか。 ◎公園整備担当課長   工期のほうは、今、契約の手続中ではございますけども、5月末の工期ということで、工事のほうは完成させたいなというふうに考えております。  その後、オリンピックまでの多少の期間はございますので、地元の、特に意見交換会等に参加していただいた皆さん等については、ぜひでき上がったものについて、ごらん、またご利用いただく機会が設けられればいいかなというふうに思っております。  また、そこら辺につきましては、この隣にありますスポーツ施設、体育館等を所管しております所管課のほうとも連携しながら、取り組んでいきたいなというふうに思っております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  本当に楽しみな形で、私も楽しみにしているんですけども、まず、レストルーム、別工事というふうにありますけれども、今現状、我々も議員なので、野球やるときに小豆沢球場を使って、ちょっとすみません、そんな話しちゃって申しわけないんですけど、ちょっと階段を上がると2階に更衣室を、シャワールームで、1階にトイレがあるんですけど、このレストルームができ上がると、こちら側はあれなんですか、中身の内容というのをちょっとお聞きしたいんですけど、例えばシャワールームがついてたりとか、更衣室があったりとか、トイレがあったりというふうな認識でよろしいんですか。 ◎公園整備担当課長   レストルームにつきましては、お話ありましたように、別工事で、来年度工事を発注していきたいなというふうに考えてございます。  機能につきましては、基本的には、トイレということで、男女のトイレ、また誰でもトイレというものと、あとはテニスコートやあずさわloopをご利用される方用の更衣室としての機能の部屋を用意したいなというふうに考えておりますけども、今のところはシャワーまでの設備を備える予定はございません。 ◆鈴木こうすけ   ぜひ、シャワールーム、我々、野球終わった後に、そういったものがあると、すごくありがたいなと思うんですけど、前向きにお願いいたします。  それと、何点かありました、健康遊具、今健康志向ということで、皆さんの公園の周りをジョギング等をしているんですけど、やはり大きな公園へ行くと、健康遊具がある、隣に遊具の使い方パネル、看板みたいなものが、しっかりと書いてあったりするんですけど、そういったものは、この健康遊具の脇に何か、この遊具を使うには、こういう使い方をしますよみたいな説明の看板みたいなものは取りつけるんでしょうか。それだけちょっと教えてください。 ◎公園整備担当課長   健康遊具につきましては、4基設置する予定になっておりますけども、機能としましては、体を、体幹を伸ばすためのぶら下がりとか、上体をひねるようなものとか、あとは足の関節を伸ばせるようなものとか、そういったような機能の備えた遊具を設置する予定になっております。  これらの使い方につきましては、それぞれの遊具ごとに解説版を見やすいところに設置をして、正しく遊具を使っていただけるようにしたいというふうに思っております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  あと、ターザンロープ、ロープジャングルジムというのが、これはお子さんが遊ぶというふうなところもあると思うんですけど、これやはりこういった形で、透明性のコンクリート造等の床の工事もされると思うので、例えばこういったロープジャングルジムとかターザンロープの下は、ちょっとクッション性が高い床を何か使ってあげるような、そういった工夫も必要なのかなというふうに思うんですけど、そこまでは考えてらっしゃらないでしょうか。ちょっとお聞きします。 ◎公園整備担当課長   ターザンロープ並びに、その下の、遊具の下の舗装につきましては、あずさわloopとかメインアプローチの部分のような舗装、かたい舗装ではなくて、よりクッション性の高い舗装に仕上げる予定になってございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  じゃ、最後の質問です。  こういった形で、全体、かなりきれいな形で、オリンピック・パラリンピックの前に、リニューアルができますので、まずこの平面図は大体イメージつくんですけど、これが立体化してCGみたいなものを、今後、板橋区のホームページ等に載せていただくということは当然していただけるのか、ちょっとそこだけ最後お聞かせください。 ◎公園整備担当課長   設計の段階で、スケッチ等も作成しておりますので、その辺のホームページ等の掲載については、検討させていただきたいと思います。 ◆山内えり   住民の説明会が平成29年7月と、あと、意見交換会3回あったということなんですが、そういう場所で主に出た意見というんでしょうか、そういったのは区でつかんでいるでしょうか。つかんでいれば、どういった意見があったのか、お示しいただきたいと思います。 ◎公園整備担当課長   1回の区民説明会並びに3回の意見交換会の中での主なご意見ですけども、まずは、先ほども答弁させていただきましたが、子どもが遊べるスペースを多くしてほしい、また、そのスペースに設置する遊具については、地元の小学生のところからのアンケートをとってほしいというご意見もございました。  あと、先ほども説明以外のところでは、ルーバーフェンスというものを当初設計を予定しておりました。体育館側に広告が出せるような、そういうフェンスを設ける予定だったんですけども、桜がやはり痛めるようなことになるということで、それは取りやめてほしいというようなご意見もございました。  また、利用面では、バーベキューを設置してほしいというような、バーベキューができるようなスペースを確保してほしいというようなご意見もございました。 ◆山内えり   では、そういう説明会や意見交換会を経て、住民の皆さんの声ですとか、そういった意見、要望が取り入れる形で今回のこういう図が示されたということでよろしいんでしょうか。 ◎公園整備担当課長   できるだけご意見を踏まえながらということで対応させていただきましたけども、ただやはり何点かはご要望にお応えできないところもございました。  最初に申し上げましたあずさわloop、不要ではないかというようなことにつきましては、これは区の基本的な方針で、そういう健康づくりができるような周回のコースを、まずメインの施設としてするというのが、区の基本方針として、これは変更はできないということで、ご理解をいただいております。  また、バーベキュー場につきましても、地域の環境を踏まえまして、ここでのバーベキューでの利用というのは、やはりできないというようなことでのお断りもさせていただいております。  また、1つ、テニスコートの舗装についても、クレイ舗装がいいというようなご意見がありましたけども、それにつきましては、これからの管理上の問題とかも含めて、あとは、砂ぼこりが立つというような面もございますので、予定どおり砂入り人工芝という形で、整備を進めさせていただいたというような形でご理解をいただいております。 ◆山内えり   これまで、こどもの池があったと聞いているんですけど、今後子どもたちが水遊びできる場所というのはあるんでしょうか。 ◎公園整備担当課長   こどもの池につきましては、今回の工事で撤去、廃止するということになってございます。  ただ、子どもさんたちが水遊びをできる機能としまして、現在工事中のプール棟、こちらのほうの屋上部分に、幼児用のプールを備える予定になってございます。ただ、規模等につきましては、工事完了後、またそういった製品を購入して、設置をするということで、具体的な規模については、また運営、何歳の子たちが使えるか、そういったことについては、これからの検討というふうに所管課のほうから聞いております。 ◆山内えり   そうすると、大体夏の期間、何月から何月ごろ利用できるですとか、そういったことの検討というのは、今検討している状況というのはおわかりでしょうか。 ◎公園整備担当課長   プール棟のほうの管理所管がスポーツ振興課のほうになりますけども、その辺も含めて、これからの検討というふうに聞いております。 ◆山田貴之   プールは、多分所管が違うということなのであるんですけども、ちょっと申し送りで、もともと所管してたということで、ちょっと心配なのは、屋上に臨時的につくるということで、最近日差しが強いですから、幼児用とはいえ、やはり下にあるんだと、木陰で日陰ができますけど、上だともうずっと日が当たってる可能性があるので、その辺の暑さ対策がちゃんとなされるような、そういうものを整備してほしいなというふうに思います。それに回答はいいです。  それで、平面図を拝見させていただいたら、今現状、公園でブランコがあったりとか、砂場もあったかな砂場があったりとか、私、通ると、結構幼児がお母さんと一緒に遊んでたりとか、ご家族連れで遊んでたりという印象が残っているんですけど、この複合遊具とか、ロープジャングルジムとかターザンロープというのは、どちらかというと、小学生以上の子どもたちの遊ぶものなのかなと思いますが、その辺の、この複合遊具というのが、どの年齢を対象にしている遊具なのか、幼児が遊ぶスペースみたいなことが検討されているかというのをちょっと教えてください。 ◎公園整備担当課長   この複合遊具につきましては、滑り台または平均台、あと砂場の機能を有しているということで、対象年齢としましては、3歳から12歳を想定させていただいております。  また、ターザンロープとロープジャングルジム、これにつきましては、少し大きい子どもさん用ということで、6歳から12歳という形で、年齢のほうを想定させていただいております。 ◆山田貴之   ありがとうございます。配慮がしっかりされているということで、安心しました。  そして、少し、これはもういろいろ、工事業者も決まってて、工程も出ているのかとは思いますが、配慮いただければと思ってお伺いするんですが、改修工事が平成30年10月から平成32年5月、予定ですからできるだけ早く、多分なされると思うんですが、1年、大体7か月ぐらいは、この公園が、今の印象では閉まってる印象になると思うんですよね。なんですけど、非常に広い場所をこれから改修されようとしているので、私は、オープンを、もちろんいっときにどんとオープンしたほうが、格好はいいし、アピールにはなるかと思うんですけど、そうはいっても、近隣の例えばお子さんなんかは、早く遊びたいんですよね。親御さんも早く連れて遊びに行きたいんですよね。だから、できれば、この複合遊具とか、外側にある健康遊具とか、この辺を少し先にオープンしたりとかすることができないのか。要するに工期を幾つか分けて、先にオープンできるものはオープンして、どんどん使っていただいたほうがいいんじゃないかと思うんですけど、その辺は検討の余地があるのかどうか教えてください。 ◎公園整備担当課長   今、契約につきましては、現在入札の手続中ということで、まだ業者のほうは決まってございません。これから、10月には開札をして、業者が決まる予定になってございます。  一部分でも、先に開放できないかというお話ですけども、工事につきましては、やはりまず安全確保が第一になってくるかと思います。その辺の安全面がクリアできるかどうか、また、やはり開放に当たっては、完了の検査を受けた上で、財産的な引き継ぎ等をしっかり受けた上での開放ということになると思いますので、その辺の契約上の手続上の問題もあるかなというふうに思っております。また、工事業者のほうが決まった段階で、また検査部門等とも協議しながら、そういったことが可能かどうかについては、協議させていただきたいなというふうに思っております。  ただ、今までの経験上、部分的に開放するというのは、ちょっとハードルが高いのかなとは思っておりますけども、委員ご指摘のように、区域が広いところですので、一部分でもそういったことができるかどうか、それについては協議させていただきたいかなというふうに思います。 ◆山田貴之   検討できる限りにおいて、ちょっと検討していただきたい。そして、問題提起としては、これからこども動物園の改修なんかもそうなんですけど、もちろんすばらしい施設にしていただくということを計画していただいているんですけども、その時期、やっぱり子どもたちが使えないという問題は、非常に重たいと思うんですよね。だから、そう考えたときに、やっぱりできるだけ工期を短くできないかとか、利用者、特に子どもたちの視点で、公園改修みたいなのをぜひしていただきたいなと、これはここに限らず、ここから発生した考えなんですけれども。  あともう一つ、クレイと人工芝のテニスコートの件なんですけど、クレイと人工芝、どちらのほうがメンテナンス費用が安くなるんでしょうか。もちろん、砂ぼこりの問題とかは、圧倒的に人工芝のほうがいいとは思うんですけど、感覚的にはクレイのほうがメンテナンスはかからないのかなと思ってたんですけど、その辺、費用的には、初期投資する費用もあるでしょうけど、初期投資とメンテナンスとどういう関係性になっているのかというのをちょっと教えていただければと思います。 ◎公園整備担当課長   申しわけありませんが、テニスコート自体につきましては、スポーツ振興課のほうで管理をしていくということで、今回公園の工事として一体的に整備いたしますけども、完成後はそちらのほうの所管で管理をしていくことになります。  説明会等の中でも、そういったお話出ておりまして、メンテナンスにつきましては、クレイ舗装につきましても、しっかりとやはり不陸が出たときに、荒木田という特殊な土をしっかりとならしたりすることが定期的に必要だということで、それについては、技術的に、いわゆるそういった職人さんクラスの方がしっかりとやっていただかないといけないという形で、そういったことができる方、職人さんも大分少なくなってきているということで、そういった問題があるというふうに聞いております。  また、利用上、やはり雨の後にすぐ利用できないということで、利用率の問題もあるというようなことで、区の今後のテニスコートの整備方針としまして、基本的には砂入り人工芝にしていくというような考えを持っているということで、今回についてもその方向で整備をするということになりました。 ◆はぎわら洋一   ちょっと2点。  僕もクレイ舗装。ウインブルドンを目指すんだったら、クレイがいいんですよ。いや、それで、足腰に、剣道で痛めている人いるんだけど、やっぱり中学生ぐらいまでに、第二の大坂選手というか、多分生まれると思うんだよな、日本でも。それをここで生まれるんだったなら、クレイがいいんだな。全天候にするんだったら、やっぱりゴムチップでうちに帰ったときに、パンツにそのチップが入っちゃって、お母さんが洗濯機で洗って、これは困るということで、その辺のことも、ちょっとテニスコートの設計のほうにはちゃんと言っておいてもらいたい。僕に設計させてもらいたいぐらいなんだけどさ、それはちょっと置いときます。  今度はその周り、周りは、クレイは周りはじゃないんだ、この周りの280メートルのトラックというか、全天候型じゃ、ハード、コンクリートにしちゃうんでしたっけ。          (発言する人あり) ◆はぎわら洋一   人工、天然芝は一部だけで、周りのトラック。  2つになってるよね。それのちょっと内訳教えてもらえますか。 ◎公園整備担当課長   まず、人工芝についてはテニスコートの中だけという形になります。  テニスコートのその外側になりますけども、天然芝の部分、また多目的広場のところにつきましては、全天候舗装という形で、あと、テニスコートのネットフェンスの外側に通路上のものがございますけども、こちらについては、透水性コンクリート舗装というふうに予定してございます。  また、あずさわloopの部分につきましては、最初ご説明したとおり、ウッドデッキの部分とトラック舗装というような2種類の舗装で仕上げる予定になってございます。 ◆はぎわら洋一   じゃ、そのトラック舗装のところは、多分スパイクはだめだと思う。ローラースケートとか、そういうのは大丈夫なの。僕なんか、スピードスケートの選手だったからさ、ローラースケートで滑りたいぐらいなの。上板橋のところにはあるんだよね、ローラースケート滑れる。そういう広場になってるんだけど、これ、そういうのがオーケーになるのかどうか。スピードスケートの選手は別に出なくてもいいかもしれないけど。それ、そういうのが使えるのかどうかとか、スパイクはだめだよとか、その辺はどういうふうになってますか。 ◎公園整備担当課長   あずさわloopの利用につきましては、ルールづくりはこれからになりますけども、基本的には、公園の普通の園路と、園路の延長線上として考えてございますので、特別にそういうローラースケートとか、スパイクを履いての競技のようなものを想定しているものではございませんので、ほかの利用者の方への危険を及ぼす可能性が十分ありますので、基本的にはそういった利用は想定はしておりません。 ◆はぎわら洋一   いや、そうだね。スピード上がるものね。上板でやれという話か。わかりました。 ◆五十嵐やす子   このあずさわloopのところ、ちょっと想像すると、何か気持ちよさそうだなというふうに思うんですけれども、ただ一方、張り出しているという話を聞くと、例えば、地震のときとか、そういうとき大丈夫かなって、何となくちょっと心配になってしまうんですけど、設計的には、もうそういうのもきちんとあれなんですよね。一応、念のために伺わせていただくんですが。 ◎公園整備担当課長   そういった地震力についても想定して、構造計算をして設計を進めております。  また、転落についても、十分安全を配慮するということで、高さ1.5メーターの手すり、転落防止の柵を左右に設置するという予定になってございます。
    ◆五十嵐やす子   それで、この小豆沢体育館って、大災害が起きたときというのは、いろいろな物資が運ばれてきたりとか、あとは、ボランティアの方の、集まってボランティアセンターというような、そういう別の機能も、ここって考えられている場所なんですよね。さっき、シャワーって話もあったですけど、もしここにシャワー1つでもあったら、ちょっとそういうときも使えるかなとか思いますし、今回本会議の中でも、トイレの数の話とか、いろいろあったんですけれども、災害のときも使えるように、使うようにって考えると、そのスフィア基準の女性と男性で3対1だとか、何かそういうところも、せっかく新しくつくるんだから、配慮してもらえるとありがたいなというふうに思うんですけど、その辺はいかがでしょうか。 ◎公園整備担当課長   シャワーにつきましては、今回の建物に、どこまでの設備を備えつけるかということで、費用の面もございます。そういったことを検討する中で、やはり現在のプール棟やアリーナ棟ですか、あと管理棟、そういった既存の建物、また野球場の管理棟のところにも、シャワーについては備えつけられているということで、ここについては、そういった近いところにシャワーの施設がございますので、そちらのほうをご利用していただきたいということで、設計のほうには組み入れなかったというような経緯がございます。  また、災害時の利用の仕方ということでは、このレストルームの前面のところには、マンホールトイレを設置しまして、災害時に仮設トイレとしての機能が確保できるような配慮をさせていただいております。  また、小豆沢体育館が受援物資の集積場所になるということで、そういったような受援、今所管のほうで検討しております受援計画の中でも、この野球場と体育館、それをつなぐエリアとしての今回の工事場所として、そういったような支援物資を受け入れるためのルートの整備ということも配慮して設計のほうを進めているところでございます。 ◆おなだか勝   聞いててちょっと気がついたんですけど、テニスコートを利用する人とか、多目的広場のバスケットゴールを使う人は、これは体育館のところの、管理棟のほうというかな、管理人さんのところに行って、手続してから上がるというイメージでいいんですか。 ◎公園整備担当課長   その辺の利用の受け付けの方法については、体育施設のスポーツ施設の所管のほうに検討になりますけども、基本的には委員ご指摘のとおりの手続になろうかなというふうに思っております。  ただ、バスケットゴールの利用については、そういった有料施設にするかどうかというのは、やはりこれからの検討になるかなというふうに思っております。 ◆おなだか勝   ということは、体育館のところの、さっき言った管理人さんとか、あのいるところって、更衣室とかありますよね、シャワーとかね。だから、基本的にこのテニスコートを利用する人もそっちを使うということでいいの。そのつもりで、今、多分更衣室はあるけど、シャワーをつけるつもりはないっておっしゃったのかなと思ったんですけど。そうだとすると、要らないっちゃことないですよ、あったほうがいいと思うんだけど。そういうことで、つけるつもりはないと言ったのかなと思ったんですけど、その辺どうですか。 ◎公園整備担当課長   やはり、どこで受け付けるかというよりかは、逆に野球場のほうにもございます、体育館のほうにもございます、近いところにありますので、使いやすいところを利用者の方には使っていただくというような形での利用方法を考えているというところで、今回の建物についてはちょっと設置については見送らさせていただいたということでございます。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、8月30日の閉会中の委員会で継続審査と決定した陳情第80号ほか6件につきましては、本日継続審査と決定した案件とあわせ、別途議長宛て継続審査の申し出を行うことにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、調査事件につきましては、引き続き、都市計画及び都市基盤整備等の区政に関する調査の件につきまして、別途議長宛て継続調査の申し出を行うことにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして、都市建設委員会を閉会いたします。...