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  1. 荒川区議会 2022-09-01
    10月12日-05号


    取得元: 荒川区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-12
    令和4年度定例会・9月会議荒川区議会会議録(第五日)=============一、日時 令和四年十月十二日 午前十時一、場所 荒川区議会議場一、出席議員(三十二名)  一番 山田晴美君  二番 小坂英二君  三番 夏目亜希君  四番 宮本舜馬君  五番 相馬ゆうこ君  六番 北村綾子君  七番 小林行男君  八番 横山幸次君  九番 斉藤邦子君  十番 小島和男君 十一番 土橋圭子君 十二番 鎌田理光君 十三番 町田 高君 十四番 中島義夫君 十五番 菅谷元昭君 十六番 明戸真弓美君 十七番 茂木 弘君 十八番 並木一元君 十九番 斎藤泰紀君 二十番 北城貞治君二十一番 志村博司君二十二番 河内ひとみ君二十三番 藤澤志光君二十四番 久家 繁君二十五番 竹内明浩君二十六番 清水啓史君二十七番 山口幸一郎君二十八番 増田峰子君二十九番 森本達夫君 三十番 菊地秀信君三十一番 松田智子君三十二番 保坂正仁君一、欠席議員(なし)一、出席説明員区長  西川太一郎君副区長  佐藤安夫君副区長  北川嘉昭君総務企画部長兼区政広報部長全国連携担当部長  小林直彦君管理部長  梅原一彦君区民生活部長  阿部忠資君地域文化スポーツ部長  古瀬清美君産業経済部長  石原 久君環境清掃部長  古瀬秀幸君福祉部長  東山忠史君健康部長  辻 佳織君健康推進担当部長新型コロナワクチン調整担当部長  堀 裕美子君子ども家庭部長  谷井千絵君子育て支援担当部長  小堀明美君防災都市づくり部長  松土民雄君再開発担当部長都市計画担当部長  松崎保昌君会計管理部長債権管理担当部長  丹 雅敏君総務企画課長  中野 猛君教育長  高梨博和君教育委員会事務局教育部長  三枝直樹君一、職務のため出席した事務局職員事務局長  伊藤節子庶務係長  西 智行議事係長  伊藤智徳企画調査係長  細井貴洋主任  小川充彦主任  境田直子主任  宮澤 建主事  松元 翼議事日程 令和四年十月十二日 午前十時開議第一   議案第十六号      地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例第二   議案第十七号      荒川区議会議員及び荒川区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例第三   議案第十九号      公益的法人等への荒川区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例第四   議案第二十号      職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例第五   議案第四十号      令和四年度荒川区一般会計補正予算(第三回)第六   議案第二十一号     荒川区立保育所条例の一部を改正する条例第七   議案第二十二号     荒川区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例第八   議案第二十六号     財産の貸付けについて第九   議案第二十七号     荒川区民会館指定管理者の指定について第十   議案第二十八号     日暮里サニーホール指定管理者の指定について第十一  議案第二十九号     荒川区ムーブ町屋の指定管理者の指定について第十二  議案第三十号      荒川区立町屋文化センター指定管理者の指定について第十三  議案第三十一号     荒川区立清里高原少年自然の家及び荒川区立清里高原ロッジ指定管理者の指定について第十四  議案第三十二号     南千住ふれあい館の指定管理者の指定について第十五  議案第三十三号     荒川山吹ふれあい館の指定管理者の指定について第十六  議案第三十四号     町屋ふれあい館の指定管理者の指定について第十七  議案第三十五号     尾久ふれあい館の指定管理者の指定について第十八  議案第三十六号     夕やけこやけふれあい館の指定管理者の指定について第十九  議案第三十七号     荒川区営住宅指定管理者の指定について第二十  議案第三十八号     荒川区民住宅及び荒川区従前居住者用住宅指定管理者の指定について第二十一 認定第一号       令和三年度荒川区一般会計歳入歳出決算第二十二 認定第二号       令和三年度荒川区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算第二十三 認定第三号       令和三年度荒川区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算第二十四 認定第四号       令和三年度荒川区介護保険事業特別会計歳入歳出決算第二十五             委員長報告について                 ①令和四年度第四号陳情                 「安倍元総理」の国葬に際し、荒川区が弔意や半旗を掲げるなどの強制を行わないことを要望する陳情                 ②令和四年度第三号陳情                 「町屋幼稚園」の存続を求める陳情                 ③令和四年度第五号陳情                 区立幼稚園・子ども園の廃園反対、子どもたちの未来を守る区政を希求する陳情                 ④令和四年度第七号陳情                 私立幼稚園の支援を必要とする子への対応に関する陳情                 ⑤令和四年度第八号陳情                 荒川区立東日暮里幼稚園の存続に関する陳情                 ⑥令和四年度第九号陳情                 「荒川区立幼稚園の方向性について(素案)」の改善と全八園・汐入こども園宣伝の陳情           午前十時開議 ○議長(志村博司君) ただいまより本日の会議を開きます。 出席、欠席議員数を報告いたします。出席三十二名、欠席なしでございます。 直ちに日程に入ります。 日程第一、議案第十六号、地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例、日程第二、議案第十七号、荒川区議会議員及び荒川区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例、日程第三、議案第十九号、公益的法人等への荒川区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例、日程第四、議案第二十号、職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例、日程第五、議案第四十号、令和四年度荒川区一般会計補正予算(第三回)、以上五件を一括議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △議案第十六号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例 △議案第十七号 荒川区議会議員及び荒川区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例 △議案第十九号 公益的法人等への荒川区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例 △議案第二十号 職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例 △議案第四十号 令和四年度荒川区一般会計補正予算(第三回)(委員長報告) ○議長(志村博司君) 本案に関しては、総務企画委員会小島和男委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔小島和男君登壇〕 ◆十番(小島和男君) 付託を受けました議案五件につきまして、委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議案について、理事者より説明を受けた後、順次審査に入りました。 初めに、議案第十六号、地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例につきましては、委員より、六十歳を超える職員の給料月額が七割水準となる根拠、給料月額が七割水準になることと職務給の原則との関係、高齢者部分休業の導入の検討状況、定年延長が区財政に与える影響などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、定年延長に係る負担については、国に対し財源措置を要求すべきである。年齢にかかわらず職員が安心して働くことができる職場環境の整備を要望し、賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。 次に、議案第十七号、荒川区議会議員及び荒川区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例につきまして、委員より、選挙運動における公費負担制度の趣旨、公職選挙法の改正理由、前回の区議会議員選挙における燃料費の請求額の実績、燃料費請求上限額に対する区の認識などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、選挙の公費負担については必要なことであるが、あくまで税金であることから、適正な執行を行うよう要望し、賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。 次に、議案第十九号、公益的法人等への荒川区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、職員の派遣先となる団体の詳細などについて質疑がありました。 その後、討論に入りましたが、特に意見等はなく、委員会は原案どおり決定いたしました。 次に、議案第二十号、職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例につきましては、質疑、意見等はなく、委員会は原案どおり決定いたしました。 次に、議案第四十号、令和四年度荒川区一般会計補正予算(第三回)につきまして、委員より、家計急変世帯の把握状況、支給に係るスケジュール、区独自の子育て世帯への支援実施の有無、追加となる地方創生臨時交付金の上限額、給付金支給事業に係る区の自己負担の有無、電力及びガス料金高騰の要因などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、本補正予算には賛成だが、支援策が不十分であり、区独自で子育て世帯に対する支援を行うよう要望するとの意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(志村博司君) 一件ずつお諮りいたします。 議案第十六号、地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第十六号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第十六号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第十七号、荒川区議会議員及び荒川区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第十七号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員長報告に賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(志村博司君) 起立多数と認めます。よって、議案第十七号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第十九号、公益的法人等への荒川区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第十九号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第十九号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第二十号、職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第二十号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第二十号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第四十号、令和四年度荒川区一般会計補正予算(第三回)について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第四十号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第四十号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第六、議案第二十一号、荒川区立保育所条例の一部を改正する条例、日程第七、議案第二十二号、荒川区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例、日程第八、議案第二十六号、財産の貸付けについて、日程第九、議案第二十七号、荒川区民会館指定管理者の指定について、日程第十、議案第二十八号、日暮里サニーホール指定管理者の指定について、日程第十一、議案第二十九号、荒川区ムーブ町屋の指定管理者の指定について、日程第十二、議案第三十号、荒川区立町屋文化センター指定管理者の指定について、日程第十三、議案第三十一号、荒川区立清里高原少年自然の家及び荒川区立清里高原ロッジ指定管理者の指定について、以上八件を一括議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △議案第二十一号 荒川区立保育所条例の一部を改正する条例 △議案第二十二号 荒川区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例 △議案第二十六号 財産の貸付けについて △議案第二十七号 荒川区民会館指定管理者の指定について △議案第二十八号 日暮里サニーホール指定管理者の指定について △議案第二十九号 荒川区ムーブ町屋の指定管理者の指定について △議案第三十号 荒川区立町屋文化センター指定管理者の指定について △議案第三十一号 荒川区立清里高原少年自然の家及び荒川区立清里高原ロッジ指定管理者の指定について(委員長報告) ○議長(志村博司君) 本案に関しては、文教・子育て支援委員会町田高委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔町田高君登壇〕 ◆十三番(町田高君) 付託を受けました議案八件につきまして、委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議案について理事者より説明を受けた後、順次審査に入りました。 初めに、議案第二十七号、荒川区民会館指定管理者の指定について、議案第二十八号、日暮里サニーホール指定管理者の指定について、議案第二十九号、荒川区ムーブ町屋の指定管理者の指定について、議案第三十号、荒川区立町屋文化センター指定管理者の指定について、議案第三十一号、荒川区立清里高原少年自然の家及び荒川区立清里高原ロッジ指定管理者の指定について、以上五件につきましては同種関連があるため、一括して理事者より説明を受けた後、審査に入りました。 審査に当たっては、特に質疑等なく、その後、一件ずつ討論に入り、議案第二十七号、議案第二十八号及び議案第二十九号については、特に意見等なく、委員会は原案どおり決定いたしました。 議案第三十号については、状況に応じた予算立てをし、町屋文化センターの安定した運営を要望して、賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。 議案第三十一号については、特に意見等なく、委員会は原案どおり決定いたしました。 続いて、議案第二十二号、荒川区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例につきましては、特に質疑等なく、その後、討論に入り、令和五年四月の制度開始に向け準備を進めている担当部署の方々に心より感謝を申し上げ、賛成との意見。区として東京都の制度の拡充を求めることを要望し、賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。 続いて、議案第二十一号、荒川区立保育所条例の一部を改正する条例、議案第二十六号、財産の貸付けについて、以上二件につきましては同種関連があるため、一括して理事者より説明を受けた後、審査に入りました。 審査に当たっては、委員より、公私連携型保育所に対する指導検査体制、区の負担軽減により生じた資金の活用方法、公私連携型保育所に対する事業者の意見、修繕費の負担に対する区の認識、事業者が運営継続困難となった場合の区の対応などについて質疑がありました。 その後、一件ずつ討論に入り、議案第二十一号については、地域全体の保育の質の確保や保育所の維持、災害時対応の必要性から、今後の区立保育園民営化の見直しを求めて反対との意見。 これに対し、区の負担が軽減され、その資金で保育行政の質を高めることが重要であり、今後の夕やけこやけ保育園の在り方を期待し、賛成との意見があり、委員会は採決の結果、原案どおり決定いたしました。 議案第二十六号につきましては、本条例改正は議案第二十一号と一体であるため、同様の趣旨で反対との意見があり、委員会は採決の結果、原案どおり決定いたしました。 以上御報告といたします。 ○議長(志村博司君) 一件ずつお諮りいたします。 議案第二十一号、荒川区立保育所条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 六番北村綾子議員。   〔北村綾子君登壇〕 ◆六番(北村綾子君) 日本共産党区議団を代表して、議案第二十一号、荒川区立保育園条例の一部を改正する条例案反対の討論を行います。 本条例案は、二〇二三年四月、荒川区立夕やけこやけ保育園公私連携型保育所への移行に伴い、区立夕やけこやけ保育園を廃止する条例案です。 保育所を指定管理から公私連携に移行させると、運営費は東京都と国から支出され、区の負担がなくなることから、区は今後、公私連携を進めようとしています。 保育園運営事業者側には新たな費用負担は発生しないと区は答弁をしていました。しかし、財産管理は事業者が行うこととなります。大規模改修は区が担いますが、百万円以下の小規模、中規模の改修費用は事業者の負担となることが委員会の答弁で明らかになりました。この点においては、事業者の負担が増えることになります。 また、公私連携といっても、基本的には土地と建物を区が事業者に貸与するという連携です。これまでの指定管理という公設民営の区立保育園から民設民営の私立園となるわけですから、荒川区の保育所との関わりは弱くなります。 現在、都内において保育所の運営に関する様々な問題が発生しています。保育事業大手グローバルキッズが保育士の人数を水増しして、運営費を過大に受給していた問題、お隣の足立区では、私立認可保育園では、保育士の大量退職で保育が継続できなくなったことが報道されました。荒川区においても、私立認可保育園において、今年三月、保育士が大量退職し、継続が危ぶまれました。 こういった問題が発生した際、区立園であれば、区が直接責任を持って解決をいたしますが、私立の場合、区の関与は区立園より制限されることは明らかです。 少子化の対応はどうなるのでしょうか。 既に南千住の地域では閉園の可能性がある認可保育園があると言います。万が一事業者が運営できなくなったときには、基礎自治体の責務として保育を継続できるのでしょうか。 保育現場の働き手が減少する中で、保育所を社会的インフラとしてどう維持をしていくのか、今後大きな課題となります。安定的な保育の継続のため、公立保育園に目を向けるべきです。私立園に任せきりにはできません。 荒川区全体の保育の質を保ち、高めることはもちろん、そこで働く保育士の処遇改善、少子化が今後加速する中での保育所運営維持、そして災害時の対応などからも、区立保育園の存続が必要であると考え、公立保育園を廃止する本条例案について、反対をいたします。 なお、議案第二十六号、財産の貸付けについてに関しても本条例案と一体のものですので、反対といたします。 ○議長(志村博司君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 ただいまの委員長報告どおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(志村博司君) 起立多数と認めます。よって、議案第二十一号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第二十二号、荒川区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第二十二号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第二十二号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第二十六号、財産の貸付けについて、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第二十六号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員長報告に賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(志村博司君) 起立多数と認めます。よって、議案第二十六号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第二十七号、荒川区民会館指定管理者の指定について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第二十七号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第二十七号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第二十八号、日暮里サニーホール指定管理者の指定について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第二十八号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第二十八号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第二十九号、荒川区ムーブ町屋の指定管理者の指定について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第二十九号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第二十九号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第三十号、荒川区立町屋文化センター指定管理者の指定について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第三十号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第三十号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第三十一号、荒川区立清里高原少年自然の家及び荒川区立清里高原ロッジ指定管理者の指定について、ただいまの委員長報告に質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第三十一号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第三十一号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第十四、議案第三十二号、南千住ふれあい館の指定管理者の指定について、日程第十五、議案第三十三号、荒川山吹ふれあい館の指定管理者の指定について、日程第十六、議案第三十四号、町屋ふれあい館の指定管理者の指定について、日程第十七、議案第三十五号、尾久ふれあい館の指定管理者の指定について、日程第十八、議案第三十六号、夕やけこやけふれあい館の指定管理者の指定について、日程第十九、議案第三十七号、荒川区営住宅指定管理者の指定について、以上六件を一括議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △議案第三十二号 南千住ふれあい館の指定管理者の指定について △議案第三十三号 荒川山吹ふれあい館の指定管理者の指定について △議案第三十四号 町屋ふれあい館の指定管理者の指定について △議案第三十五号 尾久ふれあい館の指定管理者の指定について △議案第三十六号 夕やけこやけふれあい館の指定管理者の指定について △議案第三十七号 荒川区営住宅指定管理者の指定について(委員長報告) ○議長(志村博司君) 本案に関しては、福祉・区民生活委員会保坂正仁委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔保坂正仁君登壇〕 ◆三十二番(保坂正仁君) 付託を受けました議案六件につきまして、委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議案について、理事者より説明を受けた後、順次審査に入りました。 初めに、議案第三十七号、荒川区営住宅指定管理者の指定についてにつきましては、委員より、指定管理者の実績評価、入居中に要介護度が上がった場合の対応、緊急時の対応などについて質疑がありました。 その後、討論に入りましたが、特に意見等なく、委員会は原案どおり決定をいたしました。 続いて、議案第三十二号、南千住ふれあい館の指定管理者の指定について、議案第三十三号、荒川山吹ふれあい館の指定管理者の指定について、議案第三十四号、町屋ふれあい館の指定管理者の指定について、議案第三十五号、尾久ふれあい館の指定管理者の指定について、議案第三十六号、夕やけこやけふれあい館の指定管理者の指定について、以上五件につきましては同種関連があるため、一括して理事者より説明を受けた後、審査に入りました。 審査に当たっては、委員より、更新審査の評価基準、音楽活動に取り組みやすい環境づくり、各館への巡回訪問の状況、各館の特徴を生かした事業の充実、分かりやすい議案及び説明資料の作成、オンライン会議ができる環境づくりなどについて質疑がありました。 その後、一件ずつ討論に入り、議案第三十二号については、既得権益化に注意しつつ、区と事業者が努力し、よりよいふれあい館となることを要望し、賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定をいたしました。 議案第三十三号については、地域に根差した法人であるため、区が配慮のある支援をして、事業が円滑に行われることを要望し、賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定をいたしました。 議案第三十四号については、優れた立地と法人の理念等を生かした運営がなされるよう要望し、賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定をいたしました。 議案第三十五号及び議案第三十六号についても、いずれも特に意見等なく、委員会は原案どおり決定をいたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(志村博司君) 一件ずつお諮りいたします。 議案第三十二号、南千住ふれあい館の指定管理者の指定について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第三十二号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第三十二号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第三十三号、荒川山吹ふれあい館の指定管理者の指定について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第三十三号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第三十三号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第三十四号、町屋ふれあい館の指定管理者の指定について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第三十四号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第三十四号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第三十五号、尾久ふれあい館の指定管理者の指定について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第三十五号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第三十五号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第三十六号、夕やけこやけふれあい館の指定管理者の指定について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第三十六号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第三十六号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第三十七号、荒川区営住宅指定管理者の指定について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第三十七号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第三十七号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第二十、議案第三十八号、荒川区民住宅及び荒川区従前居住者用住宅指定管理者の指定についてを議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △議案第三十八号 荒川区民住宅及び荒川区従前居住者用住宅指定管理者の指定について(委員長報告) ○議長(志村博司君) 本案に関しては、建設環境委員会明戸真弓美委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔明戸真弓美君登壇〕 ◆十六番(明戸真弓美君) 付託を受けました議案一件につきまして、委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議案について、理事者より説明を受けた後、順次審査に入りました。 議案第三十八号、荒川区民住宅及び荒川区従前居住者用住宅指定管理者の指定について、につきまして、委員より、指定管理制度と業務委託の違いに関する法的根拠、夜間、休日の住宅修繕等への区内事業者の活用などについて質疑がありました。 その後、討論に入りましたが、特に意見はなく、委員会は原案どおり決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(志村博司君) 議案第三十八号、荒川区民住宅及び荒川区従前居住者用住宅指定管理者の指定について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第三十八号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第三十八号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第二十一、認定第一号、令和三年度荒川区一般会計歳入歳出決算を議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △認定第一号 令和三年度荒川区一般会計歳入歳出決算委員長報告) ○議長(志村博司君) 本件に関しては、決算に関する特別委員会菅谷元昭委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔菅谷元昭君登壇〕 ◆十五番(菅谷元昭君) 決算に関する特別委員会の審査経過並びに結果の御報告を申し上げます。 本委員会は、付託を受けました認定第一号、令和三年度荒川区一般会計歳入歳出決算について審査を行いました。 総括質疑では、十名の委員より質疑がありました。 その後、各款ごとに延べ七日間にわたって詳細に審査が行われました。 その後、討論に入り、各会派から賛成、反対の討論があり、認定第一号について、委員会は採決の結果、認定することに決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(志村博司君) ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 七番小林行男議員。   〔小林行男君登壇〕 ◆七番(小林行男君) 私は、日本共産党区議団を代表して、認定第一号、二〇二一年度荒川区一般会計歳入歳出決算の認定に反対をする討論を行います。 二〇二一年度は、新型コロナウイルスの感染拡大から二年目、感染拡大とその影響から区民の命と暮らしをどう守るかが最大の課題でありました。 この年、新型コロナウイルスの感染拡大は繰り返し、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言が出され、延長なども行われ、第四波、第五波、第六波と続きました。飲食店への時短要請、各種イベントの中止など、社会経済活動にかつてない重大な影響を与えました。 しかし、政府は、当初からPCR検査を広げると医療崩壊が起きるという立場で検査を抑制、その一方、GoToキャンペーンの実施、緊急事態宣言下での異常とも言える東京オリンピックの開催を強行など、感染拡大を助長してきました。こうした中で、区民の命と健康、貧困と格差の一層の拡大、地域の中小事業者に大きな打撃を与えました。 感染拡大の中、保健所の職員をはじめ、区職員の皆さんの日夜を分かたず大奮闘に心から敬意と感謝を表します。 しかし、それにもかかわらず、保健所業務は医療の逼迫で命の危険にさらされ、第六波では緊急搬送困難事例が過去最多、死者数も全国で一万人を超える異常な事態を招きました。 こうした状況下で、区民や事業者に寄り添って予算執行がされたのか、一番身近な地方自治体荒川区がその役割を果たしたのかが問われました。 こうした視点に立って反対する第一の理由は、新型コロナウイルス感染拡大に対して、感染症対策、暮らし応援とも不十分であったということであります。 極めて不十分な当初予算であり、我が党は暮らしと営業を応援する対策として、一、子育て世帯における教育費の重たい負担を少しでも軽減するために、就学援助の思い切った対象拡大、二、国や東京都の給付金など支給対象にならない区内事業者など支援の隙間を埋めていく事業継続補助金支給に関する二つの条例提案をいたしました。 また、予算全体について、暮らし応援、新型コロナウイルス対策の強化のために保健所の抜本的強化、職員の応援だけではなく、保健師など実定員の増員、就学援助の対象拡大、学校給食の無償化の準備、ひとり親世帯家賃助成実施など約十億円の歳出増、駅前大規模再開発など約三億円余の歳出減の内容で、予算組替え動議を提出してきたのであります。こうした対応がやはり必要だったと申し上げておきます。 また、区は、この年度途中、新型コロナウイルス対策を中心に補正予算を八度提出をしてまいりました。この多くが国や東京都の制度、交付金、補助金の枠内の事業でした。残念ながら区民の窮状に見合った区としての一般財源を独自に投入した施策はほとんどありませんでした。 決算は、基金に約二十四億円あまり積み増し、基金残高も四百三十三億円台となりました。地方債残高は前年度約五億円減らして約百八十三億円です。 区は、小中学校の建替え、大規模開発、庁舎建替えに関連して財政フレームを提示しました。とりわけ、財源不足の大きな要因として、小中学校の建替えを挙げ、できる限り基金を積み上げる考えを示しています。その一方で、区民の暮らしを支援する切実な要求について、一千万円規模の事業も経常的経費となり、財政圧迫をするとして、しばしば拒否をしてきました。しかし、小中学校の建替え・更新は、後年度負担の観点からも、基金の適切かつ積極的活用が求められます。また、限られていますが、国などの補助金も取り組むべきです。 さらに、二〇〇〇年の都区制度改正で積み残されてきた小中学校建替えに当たっての都区財政調整交付金の特別算入についての交渉も本気で行うときだと思います。 こうした下で、計画的な財政運営を打って出れば、区民の暮らしを応援する経常的な経費として支出することは十分に可能だと考えます。 第二に、コロナ禍で財政の引締めが行われる中、西日暮里、三河島駅前再開発事業はこれまでどおり推進、人口増加に対する学校をはじめとする公共施設の新たな需要の心配など、持続可能なまちづくりに逆行、将来に禍根を残すものだと考えます。 今後の小中学校や区立特別養護老人ホームの建替え・更新についての用地確保は、区政の最優先課題とも言えます。 区は、区内での用地確保は困難としてきました。しかし、道灌山中跡地、真土小跡地と合わせて約八千平米の貴重な土地は、大手デベロッパーによる大規模開発、タワーマンション建設の種地に提供しようとしています。 一方で、町屋さくらの廃止に同意し、区民の足を奪ったことも重大です。移動手段の充実はまちづくりにとって欠かせない要素であります。 廃止になった場合の利用者の実態調査も行わず、廃止によってどんな困難、生活の低下が起こるかもつかもうとしない姿勢は、自治体の役割、福祉の心を欠く対応で許せません。 決算に関する特別委員会で、あたかも代替案が進むかのような質疑が行われましたが、区は運営についてのランニングコストは出さないという姿勢を変えていません。これを変えない限り、安定した公共交通の維持はできないのではないでしょうか。 第三に、保育園の民営化をはじめ、従来のアウトソーシングの計画をそのまま進めようとしていることです。 コロナ禍は公務労働の重要性を一層明確にいたしました。地域保健法の改悪によって、公的部門である保健所が減少、弱体化が進み、公的病院の再統合策や公的医療費抑制策による病床・医療スタッフ不足が直撃をいたしました。そのために多くの命と暮らしが奪われました。 その中で最大の受入れをして頑張ってきたのが都立病院でした。公務労働の大切さが改めて浮き彫りになったのではないでしょうか。保健、医療、保育、教育、子育て支援などの公務労働の重要性が示されたと思います。 迅速かつ機動的に対応することができるのは、区が直接運営をする公務労働の現場であります。公立公営の事業の重要性が示されたものだと思います。 しかし、区は、従来の公設公営の保育園の民営化計画をそのままにしていますが、区内の私立認可保育園の中には、人件費比率が運営費の五〇パーセントを占めている状態が恒常化しているところも見受けられます。区の指導監査などを強化して、安定した質を確保できる具体的な対応策も示さないまま進めることは許せません。 今回新たに区立幼稚園の廃止計画を示すなど認められません。パブリックコメントには、短期間にもかかわらず、利用者、区民から反対、見直しの意見が多数寄せられ、多くの署名を添えて議会にも陳情が行われました。この声を区は正面から受け止めるべきです。 最後に、決算審議を通じてただしてきた問題について触れておきます。 コロナ禍、物価高騰が続く中、生活の大変さが増しています。世界各地で消費税、付加価値税の減税に踏み出してきています。日本でもすべきではないでしょうか。 区は、社会保障のための財源だとして、減税に否定的な態度を取り続けています。年金の引下げ、十月から一定所得のある七十五歳以上の医療費窓口負担が二倍になりました。さらに、厚生労働省は、介護保険制度も介護サービスの利用料二割、三割負担の対象拡大など、検討課題に議論を本格化させました。 介護でも、負担増と給付の削減が実施されれば、必要な介護が受けられない事態や生活破壊がますます深刻化するのではないでしょうか。 高齢者の補聴器助成制度、今年六月から始まりました。しかし、補聴器は高額であること、区は補助額は平均的だと言いますが、低いと言わざるを得ません。所得制限があることなど、なかなか利用が進まないのも現実であります。 同じように今年から始めた港区は、所得制限なし、補助金額も多く、購入前に支給されるなど、利用が当初計画よりも増え、補正予算を組んだようであります。このような改善が求められていると思います。 また、来年度から子ども医療費の無料化が十八歳・高校生まで対象年齢が拡大されます。葛飾区では、来年度から学校給食の無償化を実施することを表明いたしました。 子どもの貧困問題ということだけではなく、十月から児童手当が廃止になる世帯もあり、憲法が保障する義務教育の無償、社会が子どもたちを育てるために必要な施策であります。この流れは大きくなってきています。 葛飾区でできて、荒川区でできないことはありません。早期に検討、実施を求めたいと思います。 以上、申し上げて、反対討論とします。 ○議長(志村博司君) 十二番鎌田理光議員。   〔鎌田理光君登壇〕 ◆十二番(鎌田理光君) 自由民主党荒川区議会議員団を代表し、認定第一号令和三年度荒川区一般会計歳入歳出決算につきまして、賛成の立場で討論をいたします。 令和三年度は、新型コロナウイルス感染症の波が収まらず、年度当初から緊急事態宣言が出され、過去にないペースで感染が急拡大する局面を迎えるなど、区民の命と暮らしを守るために、より一層的確で迅速な対応が求められた年度でありました。 こうした事態に直面し、我が党は区に対し、必要な対策の実施について重ねて要望し、区では我が党の要望一つ一つを真摯に受け止め、ワクチン接種の推進や区独自の病床の確保をはじめ、自宅療養者に対する支援、抗原検査、PCR検査の拡充など、迅速かつ的確な取組の実行につなげていただきました。 いまだ新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが立たず、区民生活を取り巻く厳しい環境が続く中にあって、区民の命と健康を守り、区民が安心して暮らし、将来に希望を持てる取組について、区政の各分野において着実に推進していく必要があるものと認識をしております。 このたびの決算審査では、そのような視点から、取組の成果を確認をさせていただきました。そして、新型コロナウイルス対策はもとより、区政全般にわたって、区民の安全・安心につながる取組や、区民サービスの向上の着実な前進が図られていることを確認いたしました。改めてこの間の区の取組に対し、高く評価をするところでございます。 まず、財政状況については、区の最大の自主財源である特別区税は百八十五億円余と過去最大を更新し、財政の弾力性を示す経常収支比率や基金、起債残高の水準などの令和三年度決算における財政指標はいずれも適正であり、引き続き健全な財政運営が維持されていることを確認いたしました。 今後本格化する小中学校や本庁舎などの区施設の老朽化に的確に対応していくためにも、これまで以上に事務事業の徹底した見直しに加え、自主財源の確保や特定目的基金の積立て、起債の適切な活用など、中長期的な視点からの計画的な財政運営をお願いいたします。 また、健康・福祉の分野では、地域医療、災害医療の体制確保の観点から、令和あらかわ病院の来年のオープンに向けて着実に準備が進められていることを確認するとともに、障がいのある子どもたちの支援の充実を図るためのたんぽぽセンターの児童発達支援センターへの移行に向けた機能充実の方向性を確認いたしました。 これらの取組は、区民の命と暮らしに直結する取組であり、着実な対応をお願いいたします。 こうした取組に加え、現在、若干の落ち着きを見せている新型コロナウイルス感染症については、冬にかけて季節性インフルエンザとの同時流行が起きる可能性も指摘されていることを踏まえ、引き続き油断することなく、万全の備えと区民への分かりやすい周知をお願いいたします。 子育て・教育の分野では、リニューアルしたあらかわ遊園のさらなる充実のほか、子どもの意見表明の機会を含めた子どもの権利の保障や子どもの居場所づくり、集団教育の重要性を踏まえた幼児教育の推進について確認し、具体的な提案を行いました。 子どもの成長を支える環境整備は、我々大人の責務であります。子どもの権利を守る取組については、現在文教・子育て支援委員会で検討が進められている条例と連動したより実効性のある取組をお願いいたします。 コミュニティ支援の分野では、令和三年度に整備を行ったふれあい館二館に続き、新たなふれあい館整備についての提案を行うとともに、生涯学習や地域活動の取組について確認を行いました。 また、喫緊の課題である防災対策について、震災対策、水害対策に関し、ハード、ソフト両面にわたり、備蓄の充実や関係団体との連携強化等について確認し、具体的な提案を行いました。 防災対策は、首都直下地震への対応や水害対応など、待ったなしの状況にあります。庁内の各部署があらゆる想像力を駆使し、防災・減災対策の強化、充実を図ることを改めてお願いいたします。 産業振興の分野では、年末に予定されているプレミアム付き区内共通お買物券やキャッシュレスポイント還元事業の準備状況を確認したほか、観光振興と連動した取組の推進について提案を行いました。 現在、国際情勢が極めて不安定な状況の中で、世界的な原材料価格の上昇や急速な円安などを要因とした電力、ガス、食料品等の価格高騰が続いており、区民生活や区内事業者の経営にも大きな影響を及ぼしております。 この間、区では、補正予算の編成などにより対応してきたところですが、今後も状況を踏まえた必要な施策について、国などともしっかり連携し、速やかに実行するようお願いいたします。 また、まちづくりの分野では、町屋さくらの代替となる交通について、区内事業者を活用した新たな提案を行うとともに、令和三年度に整備を行った宮前公園に続く公園整備や緑化の推進、公園トイレの充実などについても提案を行いました。 町屋さくらの代替交通については、事業者の調整等難しい課題はあると思いますが、実現に向けて精力的な検討、調整をお願いいたします。 以上、決算特別委員会において我が党が取り上げた主な項目について申し上げさせていただきました。今申し上げた項目以外にも様々な観点から提案、要望を行っており、これらはいずれも今後の区政運営に極めて重要な項目であると考えております。 区におかれましては、こうした趣旨を踏まえ、今後の区政運営に的確に反映いただくとともに、一つでも多く具現化されることを要望し、本決算の認定に賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(志村博司君) 二十二番河内ひとみ議員。   〔河内ひとみ君登壇〕 ◆二十二番(河内ひとみ君) あらかわ元気クラブの河内です。 全ての区民の命と生活を守るための区政だったのかという視点で、認定第一号、令和三年度荒川区一般会計歳入歳出決算に対する十分な予算が使われなかったという意味で、反対討論といたします。 国民生活は、令和元年からの消費税引上げや第八期高齢者プランの下、介護保険料の引上げや介護サービス利用料の引上げ、年金の引下げ、国民健康保険料の負担増や新型コロナ感染拡大が収まらないなど、円安による物価上昇によって区民生活を圧迫し続けております。今年の十月からは、年収二百万円以上の後期高齢者にまで窓口負担を二割負担にしました。 ウクライナ侵攻によって物価高による家計への影響は、二人以上の世帯で十一万七千二百円の負担増になると専門家は試算しております。 区内の商店街もいつの間にか店舗が壊され、住宅化し、来年度から始まるインボイス登録でさらなる廃業が予想されます。中小個人事業主への説明は不十分でもあります。 多くの区民の生活が苦しい中で、年収の少ない課税世帯への支援がありませんでした。生活保護の受給者数は減少してきております。 国が行ったコロナ対策緊急資金の貸付けは返済が始まっていますが、返済ができない方々が再度の貸付け、再々貸付けや、現在は外国人の貸付けが増えてきているそうです。 生活保護相談件数が増えているにもかかわらず、受給件数が減少するのはおかしい話だと思います。窓口に相談に行ったが受け付けてもらえなかった、あるいは受付したが、なかなか受給決定がなされていない、あるいは受給対象外となったという方々がおります。そういった受給ができない生活困窮者が相談後どうなったのか、支援体制がありません。 仕事に就きたくても、携帯電話の料金が未払いで通じなくなったために、連絡ができず、仕事することもできなくなったという話も聞いております。生活福祉課での携帯電話貸出しは、一時的にでも社会的自立を促すために貸し出すことが必要だと思っております。 生活保護のしおりの改善については、大変感謝しておりますが、普及ができておりません。ポスターを作り、駅やコンビニ、掲示板を使って、生活保護は国民の権利というイメージ回復をする必要があります。 行政は、自殺対策と言いつつ、自殺原因となる生活困窮問題、病気を苦にしたり、メンタルの病気での自殺などがあります。 生活困窮とは受診するだけの費用が賄えないのが現状です。生活保護が受給できないというのは、行政からの制度的孤立になります。誰にも相談できない孤立は、生きることへの望みを捨てさせます。 生活保護バッシングはあってはなりません。生活困窮者が生きる希望が持てるよう、仕事や生活を含め、サポートできる人材を増やすことが必要です。 区は、これまで徹底的な行政の見直しを行っている最中です。人に携わるエッセンシャルワーカーについても、命を預かる部署、保育課、障害者福祉課、生活福祉課など、会計年度任用職員が多い職場になっております。今や正規職員千六百三十八人に対し、会計年度任用職員は八百六十二人と、半数は会計年度任用職員なのです。しかも、会計年度任用職員の年収は三百万円以下が七〇パーセントまでおります。主たる働き手となっている方もいるわけですから、この収入で家族を養うということは、ワーキングプアの状況と言えます。時給は最低賃金上昇に伴い上がるようですけれども、それでも物価上昇に対しては十分ではありません。 勤勉手当は国が支給しているにもかかわらず、会計年度任用職員には、フルタイム勤務でも手当が支給されていません。法制改正を含め、同一労働同一賃金を目指すべきだと思います。 ほかにも、教育については、昨年、高校入試へのスピーキングテストの模擬試験がありました。今年は都議会でも問題となっておりますが、もうじき本格的にスピーキングテストが始まります。 教師の中でも問題視され、都議会でも問題視されているスピーキングテストには、子どもたちの合否を分ける都立入試への加点につながるものです。保護者の賃金格差が拡大し、試験を作っているベネッセ系の教材を使って塾に通っている子どもたちには大変有利になるものです。点数によって合否が決まることもあります。不利になる子どもがいる以上、取りやめることを区として真剣に考えるべきと思います。何でも東京都の言いなりになっている区政では、区民目線に立っていないと思われます。 清掃事業においては、ようやく脱炭素化に向けたプラごみのモデル回収が行われております。要支援、要介護者、障がい者へのごみ戸別収集や震災対策への準備など、現場目線だからこそ、住民の生活が見えてくるものです。 新型コロナによって現場の人数も少ない中、今後の全地域へのプラごみ回収の拡大を進めるためにも、退職者補充をすべきと思います。 次に、高齢化が進み、コロナ禍によってフレイル化している要支援・要介護者の軽度者にとっては、外出手段である町屋さくらの廃止は生活の質を低下することにつながりました。交通弱者をどう支えるか、住民の意見を聞き、しっかり予算を組んだ上で、新たな仕組みをつくるべきと思います。 区が一銭も出さない案を検討することが優先ではなく、区民のための交通体系の充足をしっかり予算をつけて確保することが必要と思います。 次に、国民健康保険特別会計や後期高齢者特別会計や介護保険特別会計についてですが、非正規が多くなった社会情勢の中で、国保加入者の賃金が年収三百万円以下の世帯が七五パーセントもいる状況が、物価上昇によってますます生活が苦しい中の保険料負担は、これ以上どうやって払うのという区民の声が聞かれます。 二か月に一回支払われる年金から、六十五歳以上の高齢者は介護保険料を差し引かれて、残った年金が振り込まれます。要支援、要介護者でもサービス利用者にとっては、毎年報酬改定によって負担金が増え、サービスを十分に受けることもできません。 介護従事者も、高齢化やコロナ禍によって脅かされながらの勤務が続いております。ケアマネジャーについては、更新したくても更新のための研修費も出ない、有給を使わなければ参加できない、ヘルパーのときのほうが処遇改善がされて給与が逆転したなど、処遇も改善されておりません。人材不足を解決するための新たな改善策はありませんでした。 今後、第九期高齢者プランが策定されます。認定者が高齢化に伴って増えてくる予定です。サービス量が増えるということは、介護保険料に影響を受けます。報酬改定で支払えなくなって、サービスを減らさなければならないというプラン変更が始まります。サービスを抑制することは、将来重症化を招くことにつながり、反対に医療費が増え、介護サービス量がますます増えることも予想されます。 高額所得層だけが得をする社会保険制度について、一般会計を含め、特別会計も反対として、討論を終わります。 ○議長(志村博司君) 二十八番増田峰子議員。   〔増田峰子君登壇〕 ◆二十八番(増田峰子君) 私は、公明党荒川区議会議員団を代表し、認定第一号、令和三年度荒川区一般会計歳入歳出決算につきまして、賛成の立場で討論を行います。 令和三年度予算は、西川区長の五期目の一年目となる予算であります。新型コロナウイルス感染症の影響が続く中にあっても、最も身近な基礎自治体として、区民の皆様の命と健康を守ることに全力を挙げるという西川区長の強い決意に基づき編成され、執行されてきたものであります。 令和三年度は、長期化するコロナ禍において、感染症対策をはじめ、喫緊の課題に臨機応変な対応が求められる一年でありました。区は、コロナ禍で大変な思いをされている区民のために、八度にわたり補正予算を編成するなど機動的に対応していただきました。保健所をはじめとする区職員の皆様の多大なる御努力に深く感謝申し上げます。 初めに、令和三年度決算を総括しますと、一般会計の歳出総額は千八十四億円あまりで、特別定額給付金給付事業の終了などにより、前年度と比べ一一・五パーセントの減となっております。 さらに、財政健全化法に基づく健全化判断比率は、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の四つの指標について、いずれの数値も算出を開始した平成十九年度決算から引き続き、早期健全化基準を大きく下回る良好な水準を維持しております。 財政運営の健全性の目安として、普通会計における主な財政指標を見てみますと、経常収支比率は八三・五パーセントと前年より一ポイント改善しております。しかしながら、二十三区の他の自治体と比べると、改善の比率は低い状況であることから、荒川区におきましては、少しでも比率を下げ、より柔軟に対応できる財政運営が行われるよう求めたいと思います。 歳入については、景気変動の影響を受けやすい財政調整交付金が全体の四割を占めるという不安定な歳入構造であり、景気が後退した際には、直ちに厳しい財政状況に陥る可能性があります。 また、歳出面では、急速に進行する円安やウクライナ情勢などの影響による物価高騰への対策、さらには私どもが指摘してまいりました小中学校や本庁舎をはじめとする老朽化した公共建築物等の更新、少子高齢化の進展に伴う社会保障関係費、首都直下型地震への備えなど、多額の財政負担を伴う行政需要が見込まれております。 したがって、今後の区政運営に当たっては、経常収支比率をはじめとする各種財政指標を見極め、国や東京都の広域的な観点からの役割と、基礎自治体である区の地域特性に応じた役割分担を明確にしていくことが極めて重要であります。 次に、令和三年度の具体的な施策ですが、私たちが区民相談で受けた意見や要望などを踏まえ、予算要望として区長に提出した令和三年度予算に関する要望書に挙げた項目は、おおむね予算化され、執行されており、高く評価させていただきます。今後の予算編成に当たっても、私どもの要望を取り入れていただくことを御期待申し上げます。 私たちは、本決算の審査に当たり、予算がどのように執行されたかを区民の目線で確認するという視点に立ち、臨みました。 それでは、各款の審査での主なものを挙げさせていただきます。 行政改革分野では、行政DXによる手続の簡素化、ふれあい館及び体育館の予約方法の改善、ヘルストロンの設置、防災まちづくりの分野では、大規模火災発生時の広域避難場所の役割についての周知と注意喚起、画角の広い防犯カメラの導入、大規模災害に備え、止水板設置助成制度の創設、公共工事に関わる企業等の職員の働き方改革の実現として、ウイークリースタンスの導入などについて、福祉分野では、精神障害者保健福祉手帳の更新時の事前アナウンス、投票所におけるLGBT等の方への配慮などについて、高齢者福祉分野では、高齢者の見守りの充実、スマホ教室の充実、デマンドタクシーなど移動困難者対策などについて、子育て分野では、ヤングケアラー支援条例制定と具体的支援策の実施、子どもの意思表明権と最善の利益、発達障がい児への家族支援の充実などについて、教育分野では、学用品などの教育費に係る負担軽減、ジェンダーに配慮した制服やスクール水着の普及、普通教室等における健康面に配慮したカーテンの効果的な活用や、タブレット用反射防止フィルムの導入などについて、具体的に質問、要望をいたしました。 特に、委員会の中で多く審議をされました子ども条例についてでありますが、私ども公明党は、予算に関する特別委員会や一般質問で以前から子どもの権利を守るために、荒川区における子ども条例を制定するべきと主張してまいりました。現在、文教・子育て支援委員会にて制定する運びとなっていること、大変喜ばしく思います。 国では、来年度こども家庭庁が設置される予定であり、区においても児童養護施設設置の準備が始まっています。私たち公明党は、今年度に全会一致により子ども条例が成立することを心より願っております。 以上、令和三年度の決算については、区民の命を守る新型コロナウイルス感染症対策を優先していただきながら、その他の事業においても、でき得る範囲内で着実な執行がなされたと認識しております。 私たちは、先ほども申し上げましたが、日頃から区民の皆様からのお声を予算要望書に反映させ、毎年西川区長に提出させていただいております。なおかつ、この決算時期に予算要望書を総括した上で政策達成状況を検証し、それを数値化することに取り組んでおります。 今後も私たちの質疑、要望は検証し、数値化させてまいりますので、区におかれましては、ぜひとも積極的な御対応をお願いいたします。 また、これからも私ども公明党が一貫して主張している、国や東京都からの財源を最大限活用するとともに、区独自の施策については、無作為に区の単費を注ぎ込むのではなく、限られている財源を適宜効率的かつ効果的に実施をしていただきたいと思います。 加えて、区の経常収支比率を見極めた持続可能な財政運営という視点をこれまで以上に取り入れていただくことを重ねて要望いたします。 引き続き区民生活を守る施策に全力で取り組み、区民サービスの一層の向上に努力されるよう求めまして、本決算の認定に賛成の討論といたします。 ○議長(志村博司君) 二十六番清水啓史議員。   〔清水啓史君登壇〕 ◆二十六番(清水啓史君) ゆいの会を代表して、認定第一号、令和三年度荒川区一般会計歳入歳出決算の認定に賛成の討論を簡潔に申し上げます。 今回の決算に関する特別委員会においては、想定外を想像する危機管理、情報共有、たゆまざる変化といったことに焦点を置いて質疑を行いました。区民のために施策を実施していくに当たり、当然に区組織として大切な必要なことであります。改めて、一人一人がその職責を果たすよう、意識を持って区政運営に当たっていただくことを求めます。 また、具体的施策として取り上げました小中学校児童・生徒への防災ヘルメットの導入、学童クラブにおける夏休み期間等のお弁当給食の開始、自閉症、情緒障がいの特別支援学級の設置等につきましても、事業実施を併せて要望いたします。 荒川区に住んでいてよかったと誰もが実感できる内容となるよう、来年度の予算編成作業に当たっても引き続き取り組んでいただくようお願いし、認定の賛成の討論といたします。 ○議長(志村博司君) 三番夏目亜季議員。   〔夏目亜季君登壇〕 ◆三番(夏目亜季君) 次世代あらかわを代表しまして、私、夏目亜季が令和三年度決算に関して、賛成の立場で討論をさせていただきたいと思います。 収束が見えてきたコロナ禍ですが、冬にはインフルエンザと第八波と同時流行が懸念され、区民の暮らしに対する不安はまだまだ続き、物価も高騰していることで大変な御時世となっておりますが、西川区長はじめ職員の皆様には、区民の暮らしの安全、命を守るために、度重なる補正予算の計上など対応していただきまして、改めて感謝申し上げます。 次世代あらかわは、今回の決算に関する特別委員会でも多くの要望や質疑、提案をさせていただきました。おおむね前向きな御答弁をいただいたこと、以前より一歩前進して私たちの会派の要望がかなったこと、大変うれしく思います。 今回の総括質疑では、先日起こったヒューマンエラーによる痛ましい事故を荒川区でも予防するために、通園バス内への児童の取残しについて荒川区の対応はどうなっているのか、また、コミュニティバス町屋さくら廃止後の代替案についても質問いたしました。 ほかには、総務費において、eスポーツやVRを活用した運動不足の解消について、スポーツセンター、スポーツハウスでのパーソナルトレーニングの実施について、区民プールでのスマートウォッチの使用についてを質疑、提案し、以前から提案を行ってきた子ども議会の開催については、子どもの権利条例の制定に向けた今後の取組や方針などについて、自民党の議員方の後押しもあって、大変前向きな御答弁をいただきました。ありがとうございます。 民生費では、保育施設の多機能拠点化や多胎児世帯へのタクシー利用助成の対象時期の拡大について質問いたしました。 衛生費では、区民から要望の多い震災時のペットの同行避難、小児のコロナワクチン接種が努力義務に変わったことについて、子宮頸がん検査受診率向上への取組について、また、検診率の正しい把握の仕方について、HPVワクチンのキャッチアップや償還払い、九価ワクチンの助成についてなど、様々な質疑、要望をさせていただきましたが、おおむね前向きな答弁で、引き続き調査研究を検討していただけるものや、普及啓発に関することなどすぐに実施していただけるような回答をいただけて、うれしく思います。 今回質疑、要望したものは全て区民からの声を代弁しているものでもあり、区にとって必要なものでありますので、検討になったものは引き続きより調査研究して前向きに進めていただきたいと思っています。 次世代あらかわは、今後も西川区長や職員の皆様と一緒になって、区民の健康と暮らしを支え、輝く笑顔を取り戻す荒川区政を運営できるよう、引き続き頑張ってまいります。 以上で、次世代あらかわの賛成討論を終わります。 ○議長(志村博司君) 二十三番藤澤志光議員。   〔藤澤志光君登壇〕 ◆二十三番(藤澤志光君) 自由民主の会の藤澤です。 認定第一号、令和三年度荒川区一般会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論をいたします。 一般会計の決算については、コロナ禍で執行率の低下はあるものの、法令を遵守し、当初予算の執行が会計上適正に運営されているものですから、認定に賛成をいたします。 審議を通じて明らかになった特に改善すべき点について、この際述べておきます。 令和三年度主要施策の成果説明書に地籍調査の拡充として述べられていた事業実績は、令和三年度末で全体の進捗率が三・七一パーセントでありましたが、東京都総務局の資料によれば、令和三年度単年度では〇・七一パーセント、令和二年度〇・二パーセントであり、令和元年度一・五パーセントの進捗に比べ、著しく拡充ではなくて、縮小しております。 地籍調査は、阪神・淡路大震災の復興や長期にわたる不況を乗り越えるために小泉政権下で設置された伊藤滋先生を座長とする内閣官房都市再生戦略チームの提言で国の最重要施策として実施されております。 災害復旧の迅速化、土地取引の円滑化、土地資産の保全、公共事業の効率化等に寄与するために実施しているのであります。それで国庫補助が二分の一、都補助が四分の一、残りは区負担四分の一となっていますが、区の負担は実質全額財調で行われ、付帯する事業に単費負担は多少あっても、限定的であります。 決算に関する特別委員会で明らかになりましたが、遅れているのはマンパワー不足、すなわち人手が足りないとのことであります。 荒川区には、技術系職員で採用され、管理職になっている職員や一般事務系の管理職についている人も何名かおります。適正な配置をして、区民区政にとっての重要施策が進捗するようにすべきであります。 西川区政は、震災で一人の犠牲者も出さないようにするというのを合い言葉にしているはずです。荒川区は二十三区でも震災危険度が最も高い区の一つであります。同じように震災危険度の高かった墨田区は、既に地籍調査は五〇パーセントに達する見込みです。荒川区は今のペースでいくと、五〇パーセント達成するのに百年近くかかってしまいます。一〇〇パーセント達成は二百年後になるのでしょうか。これでは西川区政が掛け声倒れで荒川区民に汚点を残すような茶番のようなものです。 令和五年度には人的資源を適正に配置し、震災に強いまちづくりのために、官だけでなく民の力も発揮しやすい環境を整えるように地籍調査を進めることを強く求めて、賛成討論といたします。 この際、法定受託事務として、地方自治体で全て実施しておりますワクチン接種についてですが、名古屋市などでは、河村市長なども参加しているようでございますが、現在、厚生労働省に医師から副作用によって死亡したのではないかというような形で挙げられているケースが千八百にも達しようとしています。厚生労働省はずっと明らかにしてきませんし、また、強く求めていてもなかなか出てこなかったわけでございますけれど、副作用によって重度の障がいだとか後遺障がいが残っている人たち、これの治療病院が全国に四百、こんなにあるそうです。ぜひ荒川区も法定受託事務でやる以上は、やらなくてはならないことではありますけれど、もし仮にこういうような状態を背負うような人たちが出てきたら、これらについては適切に対応していく責任があるのではなかろうか、基礎的地方自治体として強く求めておきたいなというふうに思っております。 以上をもちまして賛成の討論にかえさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(志村博司君) 以上で討論を終わります。 本件については異議がありますので、起立によって採決いたします。 ただいまの委員長報告どおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(志村博司君) 起立多数と認めます。よって、認定第一号は委員長報告どおり認定することに決定いたしました。 日程第二十二、認定第二号、令和三年度荒川区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、日程第二十三、認定第三号、令和三年度荒川区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、日程第二十四、認定第四号、令和三年度荒川区介護保険事業特別会計歳入歳出決算、以上三件を一括議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △認定第二号 令和三年度荒川区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算 △認定第三号 令和三年度荒川区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 △認定第四号 令和三年度荒川区介護保険事業特別会計歳入歳出決算委員長報告
    ○議長(志村博司君) 本件に関しては、決算に関する特別委員会保坂正仁副委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔保坂正仁君登壇〕 ◆三十二番(保坂正仁君) 付託を受けました認定第二号、令和三年度荒川区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、認定第三号、令和三年度荒川区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、認定第四号、令和三年度荒川区介護保険事業特別会計歳入歳出決算の三件につきまして、委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 これら三件につきましては、一括して審査に入りました。 審査では、国保加入の外国籍の世帯のうち保険料を滞納している割合、介護保険制度における保険料や利用者の負担増について、介護保険料を抑制しながらの準備基金の積立て、介護サービスの充実と自己負担の在り方についてなどについて質疑がありました。 その後、一件ずつ討論に入りましたが、認定第二号、認定第三号及び認定第四号について、それぞれ特に意見等なく、委員会は採決の結果、いずれも認定することに決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(志村博司君) 一件ずつお諮りいたします。 認定第二号、令和三年度荒川区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 認定第二号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 本件については異議がありますので、起立によって採決いたします。 ただいまの委員長報告どおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(志村博司君) 起立多数と認めます。よって、認定第二号は委員長報告どおり認定することに決定いたしました。 認定第三号、令和三年度荒川区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 認定第三号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 本件については異議がありますので、起立によって採決いたします。 ただいまの委員長報告どおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(志村博司君) 起立多数と認めます。よって、認定第三号は委員長報告どおり認定することに決定いたしました。 認定第四号、令和三年度荒川区介護保険事業特別会計歳入歳出決算について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 認定第四号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 本件については異議がありますので、起立によって採決いたします。 ただいまの委員長報告どおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(志村博司君) 起立多数と認めます。よって、認定第四号は委員長報告どおり認定することに決定いたしました。 日程第二十五、委員長報告についてを議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △委員長報告について ○議長(志村博司君) 総務企画委員長より陳情審査の経過並びに結果について報告があります。   〔小島和男君登壇〕 ◆十番(小島和男君) 九月会議期間中に審査を行いました陳情の審査経過並びに結果について御報告いたします。 本委員会は、付託を受けました令和四年度第四号陳情、「安倍元総理の国葬」に際し、荒川区が弔意や半旗を掲げることなどの強制を行わないことを要望する陳情について、審査を行いました。 まず陳情者から趣旨説明を受けた後、質疑に入り、各委員より、区における弔意や半旗を掲げることの強制の有無、国葬に係る経費の内訳、国から半旗の掲揚に係る通知が発出された場合の対応、区における弔意の表明の有無等の質疑がありました。 その後、討論に入り、各委員より、弔意の表明や半旗の掲揚について、区として強制しない旨の態度表明を行うべきであるため、採択。区民のための行政サービスを行う機関として、特定の立場に立つような行動は控えるべきであることから採択。これに対して、弔意の表明や半旗の掲揚については、区において強制しておらず、陳情の趣旨に合致していないため、不採択との意見があり、委員会は、採決の結果、不採択と決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(志村博司君) 令和四年度第四号陳情、「安倍元総理の国葬」に際し、荒川区が弔意や半旗を掲げるなどの強制を行わないことを要望する陳情についてお諮りいたします。 委員長報告は不採択でありますので、本陳情について起立によって採決いたします。 本陳情を採択することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(志村博司君) 起立少数と認めます。令和四年度第四号陳情は不採択と決定いたしました。 続いて、文教・子育て支援委員長より陳情審査の経過並びに結果について報告があります。   〔町田高君登壇〕 ◆十三番(町田高君) 九月会議中に審査を行いました陳情の審査経過並びに結果について御報告いたします。 本委員会は、付託を受けました令和四年度第三号陳情、「町屋幼稚園」の存続を求める陳情、令和四年度第五号陳情、区立幼稚園・子ども園の廃園反対、子どもたちの未来を守る区政を希求する陳情、令和四年度第七号陳情、私立幼稚園の支援を必要とする子への対応に関する陳情、令和四年度第八号陳情、荒川区立東日暮里幼稚園の存続に関する陳情、令和四年度第九号陳情、「荒川区立幼稚園の方向性について(素案)」の改善と全八園・汐入こども園宣伝の陳情、以上五件について審査を行いました。 陳情審査に先立ち、令和四年度第五号陳情、令和四年度第八号陳情、令和四年度第九号陳情の陳情者から、委員会休憩中に趣旨説明を受けました。 再開後の委員会では、五件の陳情について同種関連があるため、一括審査を行いました。 審査に当たっては、委員より、区立幼稚園の再配置に至った経緯及び検討状況、機能拡充予定のたんぽぽセンターとの連携、区立、私立の枠にとらわれない幼児教育に対する区の認識、人口動態と需要を考慮した再配置の見直し、私立幼稚園における特別な支援が必要な児童の受入体制の確保、区立町屋幼稚園の園児の進学状況、検討段階での区民に対する周知などについて質疑がありました。 その後、一件ずつ討論に入り、令和四年度第三号陳情については、幼小連携事業のモデル園としてきた役割は大きく、小学校の広々とした敷地と環境も重要である。地域バランスに配慮した再配置についても、陳情者と同様の考えであり、採択との意見。幼小連携事業のモデル園として評価が高く、引き続きその役割を担うべきであり、廃園とする区の説明は不十分である。豊かな教育環境を守り、発展させることが重要であるため、採択との意見。 これに対し、今回の方向性は総合的に判断されており、閉園後も特別な支援を要する児童の就学の場として有効活用される。今後の荒川区における幼児教育の充実、発展と区立幼稚園の方向性全体への影響等を考慮し、趣旨採択との意見。区立幼稚園の状況を見れば、改善が必要であり、廃園に伴う支援策については賛成だが、施策を実施する際は、対象者の状況等を幅広く検討した上で展開されることを要望し、趣旨採択との意見があり、委員会は採決の結果、趣旨採択と決定いたしました。 令和四年度第五号陳情については、区立幼稚園での教育及び保育は、パブリックコメントでも高く評価されており、モデル園での預かり教育を全園に広げることを要望し、採択との意見。 これに対し、区立幼稚園においても、社会環境の変化に柔軟に対応しながらも、質の高い幼児教育環境を維持するため、現状の幼稚園需要に適した再配置は重要である。今後も適切な規模の配置の下、保護者のニーズを踏まえた充実策の実施を要望し、趣旨採択との意見。令和四年度第三号陳情と同様の趣旨で趣旨採択との意見があり、委員会は採決の結果、趣旨採択と決定しました。 令和四年度第七号陳情については、私立幼稚園が特別な支援を必要とする子どもを安心して受け入れられるためには、補助教員の人件費の補助のほか、関係機関との連携や指導内容への支援が必要であり、現在は実施に向けた計画の検討段階であるため、採択との意見。 これに対し、特別な支援を必要とする園児及び家庭への対応について、公私の幼稚園がノウハウを共有し、子ども同士がお互いの個性を受け入れられる幼児教育の推進を要望し、趣旨採択との意見があり、委員会は採決の結果、趣旨採択と決定しました。 令和四年度第八号陳情については、区立日暮里幼稚園は地域の預かり教育のモデル園であり、継続することが適当である。日暮里地域での特別支援学級の設置の必要性から、不採択との意見。 これに対し、西日暮里、三河島北地区、二つの駅前再開発による子育て人口の増加と預かり教育により需要の増加が想定されることから、採択との意見。 これに対し、今回の方向性は、園児数の推移や立地の状況など、様々な要因を考慮して示されている。また、日暮里地域では、小学校における特別な支援を要する児童の就学の場を確保するため、閉園後の施設を有効活用することも重要な視点であり、今後の区立幼稚園の方向性全体への影響等を踏まえ、趣旨採択との意見があり、委員会は採決の結果、趣旨採択と決定しました。 令和四年度第九号陳情については、徒歩で通園でき、誰でも平等に教育を受けられるという区立幼稚園の役割のためには、配置の再検討を要望し、採択との意見。 これに対し、現在の園児数の規模に適した再配置をするとともに、保護者ニーズを踏まえた充実策を実施しつつ、区立幼稚園のPRについても、各園と行政、地域が協力することを要望し、趣旨採択との意見があり、委員会は採決の結果、趣旨採択と決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(志村博司君) 一件ずつお諮りいたします。 初めに、令和四年度第三号陳情、「町屋幼稚園」の存続を求める陳情についてお諮りいたします。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 二十九番森本達夫議員。   〔森本達夫君登壇〕 ◆二十九番(森本達夫君) 私は、公明党荒川区議会議員団を代表して、「町屋幼稚園」の存続を求める陳情について、採択の立場で討論をさせていただきます。 近年、共働き家庭の増加や区民のライフスタイルの変化により、保育の需要が高まっております。また、幼児教育・保育の無償化などもあり、区立幼稚園の園児数は減少し、小規模化が進んでいる中で、区立幼稚園の適正な再配置は極めて重要であると認識しております。 一方で、私たち公明党は、一貫して区立幼稚園私立幼稚園の待遇格差の是正や、公立ならではの幼稚園づくりなど、特色ある幼稚園づくりを主張してまいりました。中でも町屋幼稚園は、第七峡田小学校と隣接し、令和二年度から令和五年度まで幼小一貫の東京都内でも二校しかないモデル園として、五歳児から小学校二年生まで指導計画を研究しており、小学校への円滑な接続に向けた取組が進められております。 第七峡田小学校の校舎内には、七峡ラボが設置され、就学前施設から小学校へ入学する子どもたちの貴重な環境の場となっております。ここで得られる知見は、いわゆる小一プロブレムの課題に対して、大変有意義なものであります。 幼保小の連携の観点で、清泉女学院短期大学の西山薫教授は、小一プロブレムについて、就学前教育との段差の拡大を挙げ、遊び中心の園生活から座学中心の学校生活へ、個別対応から一斉授業へ、総合的な活動から分化した教科学習への移行が円滑にできないことから、幼保小の段差を解消し、小学校生活への緩やかな適応を図る工夫が連携に求められていると述べております。 さらに、少子化の下で独自色を打ち出さざるを得ない私立の幼保と標準性、均一性を維持する公立小学校とでは、その接点を具体化することが困難であるという現実的な問題も大きいとも述べられております。このことからも、町屋幼稚園と第七峡田小学校とのモデル校としての取組が重みを増していると言えます。 文部科学省も、幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続のためには、公立、私立や幼稚園、保育所を問わず、幼児期の教育を担う施設と小学校が連携していくことが重要であると言っております。 そして、中央教育審議会に幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会を設け、幼児教育スタートプランの一環として、幼稚園や保育所などでの教育・保育を小学校の学習につなげる五歳児向けの幼保小の架け橋プログラムの開発に乗り出しております。 こういった取組の中で、町屋幼稚園と第七峡田小学校は、教育現場の知見、情報の共有やフィードバックが得られやすいという荒川区のみならず、東京都、さらには国にとっても貴重な教育環境であり、小一プロブレムを解消するための基盤となることが期待されます。 さらに、町屋幼稚園と同一敷地内の第七峡田小学校の広々とした敷地と豊かな自然環境は、他の園にはない代え難い特筆すべきものであります。 園児と小学校との交流という観点でも、同一敷地内という物理的近さの中で、先輩のお姉さん、お兄さんたちが元気に成長していく姿を間近で見ることは、幼保小の段差を解消し、小学校生活への緩やかな適応を図る工夫に完全に合致するものであります。 この大事な環境をなぜなくす必要があるのか、モデル園をわざわざ廃園にする必要があるのか、区民の理解が得られるとは思えません。区は、モデル園としての位置づけは限定的と見ているようですが、町屋幼稚園、そして第七峡田小学校をモデル園たらしめているこのすばらしい教育環境があってこそ、指定されたのであります。その意義、その価値は極めて大きいものです。 この環境を手放せば、二度とは戻せません。今後、社会の変化や少子化などにより、子どもたちを取り巻く教育環境は様々に変わってくることも考えられます。そういった中で、子どもたちの成長にとって何が最適なのかを常にリアルタイムで考えていかなくてはなりません。だからこそ、モデル園として現場で積んできた経験値は計り知れない価値があるのであります。そして、その知見は、一定期間のみならず、積み続けられなければならないと申し上げます。 荒川区は今後、子どもの権利条例制定に向けて進んでまいりますが、将来にわたる荒川区の子どもたちの教育環境の向上のためにも、第七峡田小学校と隣接する町屋幼稚園を存続させるべきと申し上げて、採択に賛成の討論といたします。 ○議長(志村博司君) 十四番中島義夫議員。   〔中島義夫君登壇〕 ◆十四番(中島義夫君) 本陳情に対し、自由民主党荒川区議会議員団を代表し、令和四年度第三号陳情、「町屋幼稚園」の存続を求める陳情について、趣旨採択の立場で討論を行います。 自民党においては、これまでも幼児教育の重要性について度々申し上げてまいりました。共働き子育て世代の増加により保育需要が増大し、区民ニーズに対応するため、荒川区においても保育園整備を進め、待機児童の解消に努めてまいりました。 一方で、保育の拡充に注力するあまり、幼稚園で行う幼児教育をおろそかにすることがあってはなりません。 自民党荒川区議会議員団では、区立、私立の全ての幼稚園で、多くの子どもたちが園の活動や遊びを通して集団に慣れ親しみ、思いやりの心を育成する教育の場として、幼稚園の在り方を常に問い続けてきたところであります。 遡れば、平成九年には、区立幼稚園の園児数は三百七十四人に減少し、現状と同じように、集団教育を行う上で厳しい事態が見られてまいりました。 こうした状況の改善を図るため、モデル園による三歳児保育の開始をはじめ、学級編制基準の策定や、南千住幼稚園、峡田幼稚園の閉園による適正配置を実施するなど、改革に着手してまいりました。 平成二十年には、三年保育を全園で実施するなど体制を整備し、平成二十五年のピーク時には、七百人を超えるまで区立幼稚園の園児数を復調させてきたものであり、自由民主党の提案により推進してきたものであります。 我々は、区民から選ばれた代表者として、区政運営を見極め、より最適な方法を追求することが、未来につながる地域社会づくりに携わる区議会議員としての責務だと考えております。 今般、少子化が進行する中、令和元年度における幼児教育・保育の無償化という社会構造の大きな変化の影響も重なり、再び区立幼稚園の園児数は大幅に減少しております。 こうした状況変化に対応しながら、荒川区の質の高い幼児教育を継続し、実現していくためには、さらなる変革が求められています。 現在の園児数に適した規模に再配置し、集団教育を効果的に行うための園児数を確保するとともに、保護者ニーズの高いお弁当給食の提供や預かり教育、特別な支援を要する幼児の確実な受入れなど、社会環境の変化に合わせた充実策を実施していくことが必要であると考えます。 加えて、今後も区立、私立の幼稚園のそれぞれの取組が相まって、荒川区全体の幼児教育の充実に大きくつなげていくことが大切であります。 町屋幼稚園においては、東京都の幼小連携事業のモデル園として、小一プロブレム解消に向けた研究を進めてきたことは高く評価しております。しかしながら、この取組は町屋幼稚園、第七峡田小学校の間にとどめるものではなく、今後、ほかの未就学施設に広く展開し、荒川区の幼稚園教育全体の充実を図っていくためのモデル的な位置づけであると考えております。 今回区から示された区立幼稚園の方向性については、地域バランスとして私立幼稚園との通園エリアの状況や、園児数の推移、地区の状況など総合的に判断し、方針を示されています。加えて、閉園後においては、小学校における特別な支援を要する児童の就学の場を確保するため、有効活用することも検討されており、広い視点で子どもたちの教育に資する環境整備がなされていくものと考えております。 町屋幼稚園に関係した多くの方々の幼稚園に対する評価やお気持ちは十分理解できるところではあります。しかしながら、今後の荒川区における幼児教育の充実と発展のため、また、今の世代の責任において区立幼稚園の適正配置や充実策をしっかりと進め、次の世代へつなげていくという本方針の積極的な意義を捉え、一つ一つの課題について、区民の方々に丁寧に説明をしながら、妥当な結論を導いていくだろうと考えております。 ここまで、るるお話をしてまいりましたが、今回提出された全ての陳情書については、陳情書を提出された方々の気持ちは理解できるところであり、その思いには寄り添いつつも、区政全般を冷静に捉えると、今回示された荒川区立幼稚園の方向性をしっかりと進めていくことが、荒川区の幼児教育の充実、発展のためには必要不可欠であると考えております。 以上申し上げてきた点を踏まえ、社会環境の変化に的確に対応した区政運営を着実に推進していく責任ある政党として、我が自由民主党荒川区議会議員団は、本陳情について趣旨採択として、討論を終わります。 ○議長(志村博司君) 八番横山幸次議員。   〔横山幸次君登壇〕 ◆八番(横山幸次君) 私は、日本共産党荒川区議会議員団を代表いたしまして、二〇二二年度第三号陳情、「町屋幼稚園」の存続を求める陳情について、委員長報告に反対し、採択に賛成の討論を行います。 本陳情は、荒川区立幼稚園の方向性についての中で、閉園対象となっている町屋幼稚園の存続を求めるものであります。 区の教育史をひもといてみますと、町屋幼稚園は戦後間もない一九五一年に地元区民の皆さんの強い要望もあって設立され、以来七十一年間、営々と区立として幼児教育・保育の実践を積み重ね、今日まで至っております。 陳情では、町屋幼稚園の廃止について、幼小連携事業の実践園であること、七峡ラボなど敷地と自然環境など、幼児教育にとって大事な要素への配慮が見えない、地域バランスと私立園への配慮だけで決めていることへの強い疑問が呈されております。全く同感であります。 町屋幼稚園での幼小連携モデル事業につきましては、区はその経験を他の園でも生かすと言います。これは当然でしょう。しかし、これまで培ってきた小学校内幼稚園という立地に基づく教育実践の経験などは、当該園と小学校に蓄積され、継続されていくことがやはり重要だと私は考えております。 区が廃止するとした全ての園では、これにかかわらず、ここでは言い切ることのできない様々な実践が行われて幼児教育や保育が行われてきました。今でもその営みは絶えることなく継続されています。 また、町屋幼稚園には、支援を必要とする園児が全体の園児の二割を超えて在籍されております。廃園になった場合、この子たちにとって本当によりよい保育や教育、そして集団としての育ちを進めるための環境の保障が今あるのでしょうか。 区の答弁では、これから私立幼稚園にお願いしていくなどとなっています。確実な保証があるならまだしも、とにかく廃園ありきの姿勢は大問題だと思います。順序が全く逆だと申し上げておきます。 我が党区議団は、町屋幼稚園の存続に賛成をいたしますし、区の方向性の見直しこそ必要であると申し上げ、討論といたします。 ○議長(志村博司君) 二十二番河内ひとみ議員。   〔河内ひとみ君登壇〕 ◆二十二番(河内ひとみ君) あらかわ元気クラブです。陳情第三号について採択の立場で意見を述べたいと思います。 区立幼稚園の廃園について問題となっていることは、園児の児童数が減少したことです。その原因として、幼保無償化によって保育園への入園希望者が増えたこと、つまり仕事を持っている保護者が増えたことによるものです。 しかし、全員がフルタイム勤務ではありません。幼稚園に入れたくても、短時間の預かり教育では勤務時間に間に合わないなど理由があると思います。 また、保育園には給食がありますが、幼稚園は保護者がお弁当を作らなければなりません。 では、幼稚園の入園者が増えるような努力をしてきたかということです。廃園計画を行う前にするべきことをやっていたのでしょうか。それでも入園者が増えなければ、廃園の方向は仕方がないと思います。 汐入こども園の幼稚園機能の廃止ほか、四園の廃園問題も決定の仕方には問題があります。 行政ではこれまで、今後の区立幼稚園の在り方を検討してきたと言いますが、区民や保護者への説明や保護者を交えて意見を聴取し合うことという話合いが行われてきたのでしょうか。 保護者への説明会は、既にパブリックコメントが行われている最中に行われました。既に廃園ありきで進められてきたことです。 廃園が決定された園は、本当にその場所が適正なのかということも納得のいくものではありません。区内の児童数が減少し、私立幼稚園含め適正配置なのか、議論は十分だったのでしょうか。また、子どもの目線で検討されたのか、行政的に予算削減の効率化の目的なのか、どういった考え方なのかが問題です。 特別支援が必要な子どもの目線で考えているのか、特に東日暮里、町屋幼稚園においては不安がないよう、幼稚園がなくなっても小学校に通えるのかということもあります。当事者の本人や親の立場で考えてみれば、そのまま卒園後、同じ敷地内の小学校に通うほうが不安の大きさが全く違います。 理事者は、小学校が併設していない幼稚園でも同じように小学校との連携ができると説明されましたが、それは違うと思います。毎日小学校の児童や教師や校舎を見ている環境から、卒園後、違うルートを通り、見慣れない小学校の児童や教師の中で支援の必要な子どもが同じように安心して学べるのか、時間がかかるのは当然のことと思います。 希望する幼稚園に入りたいという子どもの権利はどうなっているのでしょうか。少人数制の教育の何が悪いのでしょうか。つまり、目的は私立幼稚園の存続のため、公立幼稚園に対する予算削減が目的としか思えません。 パブリックコメントは、これまでになく多くの意見が寄せられました。短い期間の中で、幼稚園の保護者の連携や町会の連携が取れていることがよく分かりました。 私の長女を預けていた保育園の同じ学年は四人しかいませんでした。教育はどう子どもらしく地域で暮らすための知恵を学ぶかということだと思っております。少人数だからこそ、かけがえのない細かな支援を保育士をはじめ、保護者や地域の方から援助していただき、育ちました。三十五年たった今でも親同士、子ども同士つながっております。幼稚園も同じだと思います。定員いっぱいになることが目的ではなく、自立した子どもらしく育つために、公立幼稚園としてどうあるべきか考えるよいきっかけにはなりました。 公立幼稚園のよさを広げ、給食や預かり教育を全園に行い、公立幼稚園の質を高めた上で、適正配置を決めるべきと考えます。 令和八年度をもって、汐入こども園の幼稚園機能と公立幼稚園四園の廃園に当たり、今後も十分な住民や保護者の意見を重ねながら、お互い納得のいく方向であるべき公立幼稚園の在り方を検討するべきと思います。 町屋幼稚園の存続及びその他陳情を採択として、意見を終了いたします。ありがとうございました。 ○議長(志村博司君) 以上で討論を終わります。 本陳情については、起立によって採決いたします。 委員長報告は趣旨採択であります。本陳情を趣旨採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(志村博司君) 起立多数と認めます。よって、令和四年度第三号陳情は趣旨採択と決定いたしました。 令和四年度第五号陳情、区立幼稚園・子ども園の廃園反対、子どもたちの未来を守る区政を希求する陳情についてお諮りいたします。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 三十二番保坂正仁議員。   〔保坂正仁君登壇〕 ◆三十二番(保坂正仁君) 公明党の保坂正仁です。 令和四年度第五号陳情、区立幼稚園・子ども園の廃園反対、子どもたちの未来を守る区政を希求する陳情書に不採択の立場で討論をいたします。 このたびの区立幼稚園の陳情審査に当たり、私は保護者の皆様と懇談する機会を得ました。保護者の皆様は、一様に区立幼稚園のすばらしさを訴えていただき、ある面、感動を覚えました。これまで行ってきた区立幼稚園政策に大きな間違いがなかったと実感をいたしました。 私も、コロナ前には地元の東日暮里幼稚園や日暮里幼稚園の入園式や卒園式に参加させていただきました。東日暮里幼稚園の園歌、いいですよね。リズムといい、歌詞といい、私も大好きな園歌の一つでございます。 陳情書にもあるとおり、私が議員に初当選した平成十一年に十園が八園に縮小されました。当時は、荒川区も人口が減少傾向にあり、子どもの人数も少なくなり、二園の廃園もやむなしと考えました。 その後、西川区長が先頭に立って、子育てナンバーワンの荒川区を目指すことにより、人口増加、子どもの数も増え、八園が今日まで存続、維持されてまいりました。 当時の保護者からは、私立幼稚園同様、三年保育の実施を求められ、平成二十年からは全園三年保育の実施をいたしました。また、令和元年には区立幼稚園でも延長保育を実施するなど、荒川区としてもそれなりの努力をしてきたものと考えます。しかし、景気の動向や女性の社会進出、幼児教育の無償化、保育園への移行等により、近年の区立幼稚園の入園者数は下降傾向にあります。 区立幼稚園の定数は千二百十一人であります。これに対し、平成二十四年から平成二十六年にかけては、入園児童数は七百人を超えるも、令和元年には五百人、令和二年には四百三十一人、令和三年には三百九十九人と、入園率が約三三パーセントとなり、二十七クラスのうち九クラスが一桁台の児童しかいないのが現状であります。 私立幼稚園においても、令和元年千二十四人、令和二年九百三十四人、令和三年九百十六人。逆に、保育園は十年前の一・四倍と子育て環境が変わっていることを示しております。 このたびの区立幼稚園の統合案によって、本来区立幼稚園が果たすべき環境整備を早急に実施しなければならないと考えます。 幼稚園教育には、公立、私立を問わず、一定数の適正な児童が集まり、集団的教育が必要と考えます。公立幼稚園八園及びこども園の全てを残すことには、少々無理があるように私は思います。 また、陳情書にもあるとおり、預かり保育の実施、給食の提供、支援が必要な児童に対する送迎等、これらのことは、さきの文教・子育て支援委員会や決算に関する特別委員会でも、行政側として実施の方向が明らかになりました。 よって、私たち公明党荒川区議会議員団は、区立幼稚園の統合に当たり、これらのことを一日も早く実施していただくことを強く要望して、本陳情には不採択の討論といたします。 ○議長(志村博司君) 六番北村綾子議員。   〔北村綾子君登壇〕 ◆六番(北村綾子君) 日本共産党区議団を代表して、二〇二二年度第五号陳情、区立幼稚園・子ども園の廃園反対、子どもたちの未来を守る区政を希求する陳情について、採択に賛成する討論を行います。 区立幼稚園での教育・保育実践は、七月に行われたパブリックコメントでも高く評価されています。全国に誇れる荒川区立幼稚園です。これは荒川区全体の認識と言っても過言ではないのではないでしょうか。 評価が高く、しかも地域住民から存続を求める声が大多数であったのに、なぜ区はその大きな声を聞こうとしないのでしょうか。 陳情者が委員会の休憩中に語られました。幼児教育を需要という言葉だけで片づけないでください。私も同意見です。 預かり教育については、モデル園での実施を踏まえて、今後は全園に広げると荒川区も言っています。でも、これは五園の廃園を前提にせず、区が行うべき課題です。 陳情にあるように、立地が居住区と密接していることや相互交流できる取組は、これまでの区立幼稚園の歴史から見ても、子どもにとって、保護者にとって、地域住民にとって、非常に重要です。地域で子どもたちを育てる環境、これこそが下町の魅力、私たちの地域力の根源ではないでしょうか。 子どもの最善の利益を重視した子どもの権利条約、現在、文教・子育て支援委員会で子どもの権利条例策定に向け、英知を結集して取り組んでいます。前文には下町の文言を入れて荒川区らしさを取り入れたいと、そんな意見もありました。 困ったときはお互いさま、地域の温かさを残すこと、今後も下町の魅力を色濃く残し、保ち続けるには、荒川区の身近な区立幼稚園を存続させ、幼少期から地域住民との連携を保つこと、これこそが必要ではないでしょうか。 以上の点から、本陳情に賛同し、本陳情の採択に賛成といたします。 ○議長(志村博司君) 十四番中島義夫議員。   〔中島義夫君登壇〕 ◆十四番(中島義夫君) 本陳情に対し、自由民主党荒川区議会議員団を代表し、令和四年度第五号陳情、区立幼稚園・子ども園の廃止に反対、子どもたちの未来を守る区政を希求する陳情について、趣旨採択の立場で討論を行います。 このたびの荒川区立幼稚園の方向性においては、いかに質の高い幼児教育を荒川区において実現し、いかに継続できる体制としていくか、そして、私立幼稚園も含めた荒川区全体にこれまでの取組や研究をいかに広めていくかといった基本的な方針が示されたと理解しております。自民党がこれまで申し上げてきた幼児教育の重要性と思いを一つにするものであります。 御提出いただいた陳情書の記載にもあるとおり、就学前の幼児期は、人間形成の基礎が培われる非常に大切な時期であると認識しております。また、現在の区立幼稚園の取組は、これまでの研究と実践の歴史を重ね、また、各幼稚園教諭が研究等において蓄積したスキルを十分に発揮しているところでより質の高い幼児教育を提供していると高く評価されており、我々といたしましても同様に考えているところであります。 今般、少子化が進行する状況において、大きな社会構造の変化も重なり、再び区立幼稚園の園児数は大幅に減少しています。こうした状況を打開し、集団教育を効果的に行うための教育環境を整備するための改革は不可欠であります。 今回、区から示された区立幼稚園の今後の方向性については、荒川区全体の幼児教育の質を継続的に高める体制を構築するという意味で、積極的な意義があると理解しているところであり、今後も区立幼稚園が荒川区の幼児教育の担い手として果たすべき役割は非常に大きなものであると考えております。 引き続き区立幼稚園の質の高い幼児教育を継承しつつ、適切な規模の配置の下で効果的に集団教育を行うための園児数を確保すること、そして、今回の方向性において示されたお弁当給食提供の実施や預かり教育の拡充、特別な支援を要する幼児の確実な受入れなど、社会環境の変化や保護者ニーズを踏まえた充実策を実施するなど、必要な見直しを進めていくことは重要であります。 先般の委員会における陳情審査において陳情された方の御意見をお聞きし、これまでの区における幼児教育を高く評価していただき、また、各園への思いは十分理解できるところであります。しかしながら、第三号陳情の討論でも申し上げたとおり、今後の荒川区における幼児教育の充実と発展のため、自由民主党荒川区議会議員団としても、本方針を着実に進めていくべきであると考えております。 これらの状況を踏まえて、我が自由民主党荒川区議会議員団は、本陳情について、趣旨採択として討論を終わります。 ○議長(志村博司君) 以上で討論を終わります。 本陳情については、起立によって採決いたします。 委員長報告は趣旨採択であります。本陳情を趣旨採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(志村博司君) 起立多数と認めます。よって、令和四年度第五号陳情は趣旨採択と決定いたしました。 令和四年度第七号陳情、私立幼稚園の支援を必要とする子への対応に関する陳情についてお諮りいたします。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 五番相馬ゆうこ議員。   〔相馬ゆうこ君登壇〕 ◆五番(相馬ゆうこ君) 私は、日本共産党荒川区議団を代表して、二〇二二年度第七号陳情、私立幼稚園の支援を必要とする子への対応に関する陳情書について、採択に賛成の討論を行います。 本陳情は、支援を必要とする園児が私立幼稚園に入園した場合に補助員が適切に配置される仕組みづくり、また、支援を必要とする園児と保護者の意見や状況を把握し、対応するための区としての体制整備を求めるものです。 私立幼稚園では、支援が必要な子どもが通園を希望しても、東京都の支援が利用しにくく、補助員の加配が進んでおりません。 区内で児童発達支援を行うたんぽぽセンターに通っている子どものうち、二十一名が私立幼稚園に通っておりますが、都の支援を利用している園はありません。それぞれの園では、独自に補助員を加配したり、加配がなくても工夫して運営を行っているものと思いますが、一方で、加配を求める子どもと保護者の声にきちんと応えられていない現状もあるのではないでしょうか。東京都に対して制度の改善を求めるとともに、区として補助員が適切に配置される仕組みづくりが必要と考えます。 区は、独自に加配などする園に対し、当該人件費の一部を支援する仕組みをつくり、来年度予算に計上するとしており、この点については、区民の要望に応えるものであると思います。一方で、区の体制整備については、なかなか進んでいないのではないかと感じております。 区立と私立を管轄する部署間の連携について、委員会の質疑では、定期的な打合せを持つような場面はなく、制度変更の際などに随時打合せを行っているとの答弁がありました。 本陳情では、連携が不十分で子どもへの支援が行き届いていないために、必要とする子が適切な支援を受けられない、また、園の方針についていけないという理由から、退園せざるを得ないという現状があると訴えております。 区として、この現状を真摯に受け止めて、連携を強化し、子どもと保護者を支える体制づくりを具体化すべきと考えます。 今回、区立幼稚園の廃止計画に関わって、私立園での受入れ支援の強化が進められていますが、そもそも公私かかわらず、どんな分野においても支援を必要とする子どもや大人の受入れができるよう、理解の促進を含めた環境整備が必要です。 私立園への支援は、区立園の方向性の検討と関連づけて進めるのではなく、現在も困っている子どもと保護者がいることを考えれば、すぐにでも実施をするべきではないでしょうか。 区として、縦割り行政ではなく、保育、教育、福祉など各部署が緊密に連携し、必要とする子どもと保護者に行き届く支援を行うことを要望して、討論を終わります。 ○議長(志村博司君) 十四番中島義夫議員。   〔中島義夫君登壇〕 ◆十四番(中島義夫君) 令和四年度第七号陳情の採決に際し、討論をいたします。 区立幼稚園では、公の幼稚園として、経済的に困難な御家庭でも幼稚園教育を受けることができる安価な保育料の設定や、特定の宗教に偏らない教育などを提供するとともに、就園児童の三割が特別な支援を要する児童であることからも、就学前の特別支援教育を担ってきた実態があります。 区立幼稚園がその数を減らし、適正な集団教育を行おうとする中で、集団教育を受けるに当たっては、支援が必要ではあるが、私立幼稚園の特色ある教育を受けさせたいという保護者の方の御希望や、支援員の配置の必要性については深く理解できるところであります。 これまでの議論の中でも、特別な支援を必要とする園児の受入れに関することが取り上げられ、私立幼稚園においても、特別な支援を要する園児とその御家庭を支援するための教育的配慮のほかに、保護者支援といった福祉的側面も必要であり、子ども家庭部と教育委員会の連携の下、公私合同の幼稚園教諭の研修や園長会の実施をはじめ、最も重要である人的支援についても、補助教員の配置に関して補助金を創設するなどの特別支援教育への支援を充実させることをお約束いただいております。 私立幼稚園における補助教員の配置の仕組みについては、現在区でも各私立幼稚園の実情を踏まえた制度の構築を進めているところであり、私立幼稚園から区立幼稚園に転園するようなケースがあったとしても、公私で保護者の同意の下、園児の状況や支援の実情を共有した上で、支援の状況が途切れることのないよう、しっかり御対応されているとのことでありました。 今、あえて保護者の同意の下と申し上げたのは、個人情報を共有する際には保護者の同意が必要であると考えているからであります。特に支援を要する園児については、保護者に対し園も特段に気を配り、福祉的側面を持って対応しているはずであり、そういった踏み込んだ個人情報については、軽々に共有されるべきものではありません。 私立幼稚園に通っている支援を必要とする園児の情報を、区立幼稚園の担当部門である教育委員会でも把握する必要性については、個人情報保護の観点からも、あくまでも当該保護者の意向や同意によって行われるものであり、区の担当部門が入園希望や在籍の段階で情報を共有するものではないと考えております。 子ども同士が集団の中でお互いを理解し合い、苦手なところを補い合い、助け合うことで思いやりの心が育ち、そういった成長を保護者が感じることで、大人側の特別支援教育への理解が進み、真のインクルーシブ教育が進むものと考えております。 区立幼稚園私立幼稚園が互いに学び合いながら、また、それを所管する部署同士がしっかり連携して、就学前教育における特別支援教育が推進されていくべきであります。 以上、るる述べてまいりましたが、さらなる幼児教育の充実と、とりわけ特別な支援を必要とする園児及び御家庭への対応について、公私の幼稚園がしっかりとノウハウを共有し、教員の知見を充実させ、子どもたち同士のお互いの個性を受け入れられる思いやりあふれる幼児教育を進めていただくことを期待して、自民党としては趣旨採択の討論といたします。 ○議長(志村博司君) 以上で討論を終わります。 本陳情については、起立によって採決いたします。 委員長報告は趣旨採択であります。本陳情を趣旨採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(志村博司君) 起立多数と認めます。よって、令和四年度第七号陳情は趣旨採択と決定いたしました。 令和四年度第八号陳情、荒川区立東日暮里幼稚園の存続に関する陳情についてお諮りいたします。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 十番小島和男議員。   〔小島和男君登壇〕 ◆十番(小島和男君) 私は、日本共産党区議団を代表して、二〇二二年度第八号陳情、荒川区立東日暮里幼稚園の存続に関する陳情について、採択に賛成の討論を行います。 東日暮里幼稚園は、第三日暮里小学校の併設園として五十三年前に開設されました。PTAのホームページを見ると、追加費用なしで年十回の遠足、屋上の大きな幼児プールで暑い夏も大喜び、園庭は広く、日当たりは、子どもも植物もぐんぐん育つ、区立園の中でも一番大きい絵本の部屋など、教育環境が非常によい幼稚園です。 先ほど町屋幼稚園、幼小連携のすばらしいと討論がありましたが、東日暮里幼稚園も同様であります。 半世紀にわたって、町会など多くの地域の皆さんにも支えられてきました。今回、廃園計画の地元説明会では、町会関係者の方から、東日暮里幼稚園内の内容が充実しており、拙速に結論を出すのではなく、十分時間をかけて検討すべきとの御意見があったと聞いています。 隣接する日暮里幼稚園での預かり保育は、ほぼ定員いっぱいで、預かり保育を始めた二〇一九年からは園児数は減っていません。東日暮里幼稚園でも預かり保育をまず始めて、園児募集の推移を見るべきです。 東日暮里幼稚園でも預かり保育を始めれば、初年度は登録できても翌年度から抽せんという心配も改善されるのではないでしょうか。 日暮里地域では、西日暮里駅、三河島駅北、二つの駅前再開発をはじめ、コカ・コーラ日暮里営業所跡地のマンション建設などで今後も人口の大幅増加が見込まれています。 ところが、区立幼稚園配置計画案策定に当たって、教育委員会に今後の人口推計などの資料を求めても、資料は不存在だとの回答でした。人口推計を行わないまま、区立幼稚園廃止を計画する教育委員会の姿勢は、幼児期の教育に責任を持つ立場から逸脱しています。 かつて教育委員会は、日暮里地域で人口減少を理由に学校統廃合を強行した結果、現在の学校不足、教室不足を招いているにもかかわらず、今回も幼稚園入園児童の減少の中で、区立園が民業圧迫などの理由で東日暮里幼稚園など五つの区立幼稚園を廃止することは、同じ誤りを繰り返すことになると指摘し、本陳情に賛成の討論を終わります。 ○議長(志村博司君) 十四番中島義夫議員。   〔中島義夫君登壇〕 ◆十四番(中島義夫君) 自由民主党荒川区議会議員団を代表し、令和四年度第八号陳情、荒川区立東日暮里幼稚園の存続に関する陳情について、趣旨採択の立場で討論を行います。 第三号陳情、町屋幼稚園の存続を求める陳情における討論でも申し上げましたとおり、自由民主党荒川区議会議員団は、区立幼稚園において多くの子どもたちが園の活動や遊びを通して集団に慣れ親しみ、思いやりの心を育成するなどの教育理念を実践するため、社会状況や環境の変化に対して適切に教育環境を整備していくことが重要であると考えております。 今般、少子化が進行する中、令和元年度における幼児教育・保育の無償化という社会構造の大きな変化の影響も重なり、再び区立幼稚園の園児数は大幅に減少しております。 こうした状況変化に対応しながら、荒川区の質の高い幼児教育を継続し、実現していくためには、さらなる変革が求められています。 現在の園児数に適した規模に再配置し、集団教育を効果的に行うための園児数を確保するとともに、保護者ニーズの高いお弁当給食の提供や預かり教育、特別な支援を要する幼児の確実な受入れなど、社会環境の変化に合わせた充実策を実施していくことが必要であると考えます。 東日暮里幼稚園においては、第三日暮里小学校との併設園であることによる幼小連携の利点やスキルと経験を積み重ねてきた幼稚園教諭による質の高い幼児教育の取組を高く評価する御意見を多数いただいており、この点については、自民党におきましても同様の認識であります。 今般、区がお示しした区立幼稚園の方向性については、地域バランスとして、私立幼稚園との立地の状況や園児数の推移など、地域的な様々な要因を総合的に判断し、方針が示されております。 また、閉園後においては、小学校における特別な支援を要する児童の就学の場を確保するための有効活用することも検討されており、日暮里地域において、広い視点で子どもたちの教育に資する環境整備がなされていくものと考えております。 先般の委員会における陳情審査において、陳情された方々の御意見に直接触れ、東日暮里幼稚園に関係した多くの方々の幼稚園に対する評価や思いは十分理解できるところであります。しかしながら、荒川区全体の幼児教育の質を継続的に高めていく体制を構築するという意味で、今回の再編には積極的な意義があります。 今後の荒川区における幼児教育の充実と発展のため、また、今回の荒川区立幼稚園の方向性全体への影響などを考慮し、自由民主党荒川区議会議員団としても、本方針を着実に進めていくべきであると考えております。 現世代の責任において改革を着実に実行し、次世代によい形で教育環境を引き継ぐため、我が自由民主党荒川区議会議員団は、本陳情について趣旨採択として、討論を終わります。 ○議長(志村博司君) 以上で討論を終わります。 本陳情については、起立によって採決いたします。 委員長報告は趣旨採択であります。本陳情を趣旨採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(志村博司君) 起立多数と認めます。よって令和四年度第八号陳情は趣旨採択と決定いたしました。 令和四年度第九号陳情、「荒川区立幼稚園の方向性について(素案)」の改善と全八園・汐入こども園宣伝の陳情についてお諮りいたします。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 九番斉藤邦子議員。   〔斉藤邦子君登壇〕 ◆九番(斉藤邦子君) 日本共産党荒川区議会議員団を代表して、二〇二二年度第九号陳情、「荒川区立幼稚園の方向性について(素案)」の改善と全八園・汐入こども園宣伝の陳情について、採択の賛成討論を行います。 本陳情は、区立幼稚園の方向性について、区民の声を聞き、時間をかけて再検討することを求めています。 教育委員会は六月二十九日、文教・子育て支援委員会で五園の廃止計画を提案、七月一日から十四日のパブリックコメント募集、そして八月三十一日、最終案提案です。子どもの幼児教育に関わることをこんなに拙速に決めていいはずはありません。 区民から寄せられたパブリックコメントは過去最高で、廃園反対、百三十七、教育内容を充実、百九十八件です。また、本陳情には、最終的に区民三千七百六十四名、そして、これは荒川区だけの問題ではないと親戚、知人、街頭での署名に賛同してくれた区外の方を含めると、総数五千六百二十六となっています。 荒川区立幼稚園の問題を考える会が行った記者会見での保護者の発言が全議員に送られてきましたが、子どもたちと荒川区の未来を真剣に考えた発信ではなかったでしょうか。 住民から選ばれた私たち議員が再検討の声に耳を傾けなくてどうするのでしょうか。区立幼稚園は歩いて通える幼稚園、保護者にとって学びの場、誰でも平等に教育を受けることができる、子どもたちは安心して伸び伸びと遊ぶ中で、学びを得る、支援が必要な子の療育、集団教育の場としては、ある程度小規模な集団であることが重要、これが親たちの声です。 長年積み重ねてきた教育実践で地域に愛され、信頼されている区立幼稚園です。親たちが作成している各園のリーフレットを皆さん御覧になったでしょうか。本来なら区立園のよさを教育委員会自ら自信を持って区民に宣伝すべきです。 さて、さきの審査された陳情で、個別園の存続を求める陳情があり、個別園存続を求めることは、計画の再検討を求めることとイコールではないでしょうか。 個別園存続の陳情に、採択を主張された議員の皆さんにおかれましては、この陳情も採択することが道理だと申し上げて、本陳情採択の賛成討論といたします。 ○議長(志村博司君) 十四番中島義夫議員。   〔中島義夫君登壇〕 ◆十四番(中島義夫君) 本陳情に対し、自由民主党荒川区議会議員団を代表し、令和四年度第九号陳情、「荒川区立幼稚園の方向性について(素案)」の改善と全八園・汐入こども園宣伝の陳情書について、趣旨採択の立場で討論を行います。 御提出いただいた陳情書の記載にもあるとおり、現在の区立幼稚園の取組は、各園の特性と魅力を生かした教育環境であることや、特別な支援を要する幼児の受入れについての役割など、質の高い幼児教育を提供していると高く評価されており、自民党といたしましても、同様に考えているところであります。 一方で、これまでの討論でもお伝えしてきましたとおり、少子化が進行する中、共働き子育て世代の増加による保育需要の高まりや、令和元年度における幼児教育・保育の無償化という社会構造の大きな変化の影響も重なり、区立幼稚園の園児数は減少傾向にあります。 自由民主党荒川区議会議員団としては、多くの子どもたちが幼稚園の活動や遊びを通して集団に慣れ親しみ、思いやりの心を育成する教育の場としてふさわしい教育環境となるよう、区立幼稚園の需要の変化に対応しながら、現在の園児数の規模に適した再配置や社会環境の変化に合わせた充実策を着実に進めていくことが必要であると考えております。 今後、荒川区立幼稚園の方向性において示された計画を着実に進め、全園におけるお弁当給食の提供の早期実施や預かり教育の拡充など、保護者ニーズを踏まえた充実策を実施し、集団教育を効果的に行うための教育環境の整備を進めていただきたいと考えております。 加えて、区立幼稚園の質の高い幼児教育を継承しつつ、適切な規模の配置の下で効果的に集団教育を行うための園児数を確保するためには、区立幼稚園のPRは非常に大切な視点であると認識しております。この点についても、各園と行政、また地域が協力して進め、活気ある区立幼稚園をつくり上げてほしいと願っております。 そして、先般実施したパブリックコメントや保護者説明会において高く評価いただいた各幼稚園のすばらしい幼児教育を引き続き残る四園においてしっかりと継続していくことを期待しております。 以上の点を踏まえ、現世代の責任として着実に改革を進め、次の世代へつなぐことが我々に課された責務であると確信し、我が自由民主党荒川区議会議員団は、本陳情について趣旨採択の討論をして終わりたいと思います。 ○議長(志村博司君) 以上で討論を終わります。 本陳情については、起立によって採決いたします。 委員長報告は趣旨採択であります。本陳情を趣旨採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(志村博司君) 起立多数と認めます。よって、令和四年度第九号陳情は趣旨採択と決定いたしました。 この際、区長より発言の申出がありますので、これを許可いたします。   〔区長西川太一郎君登壇〕 ◎区長(西川太一郎君) それでは、九月会議の終了に当たりまして、一言御礼の挨拶を申し上げます。 九月会議に御提案いたしました議案につきましては、いずれも、ご可決を賜り、誠にありがとうございました。 御審議の中で賜りました御意見や御要望には十分留意をさせていただき、適正かつ効果的な執行に努めますとともに、迅速に対応させていただきたいと存じますので、引き続き御指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 時節柄、何かとお忙しい時期にかかりますが、議場においでの全ての議員の皆様方には、御健康に十分お気をつけくださり、さらなる御活躍を区民のためにしていただきますことを心からお願いを申し上げ、私は、本日の皆様方の御審議に心から感謝を申し上げるものでございます。大変ありがとうございました。 ○議長(志村博司君) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたします。 お諮りいたします。九月会議における議決事件の字句及び数字等の整理を議長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 お諮りいたします。九月会議に付されました事件は全て議了いたしましたので、本日をもって九月会議を閉じたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 本日はこれをもって散会いたします。誠にお疲れさまでございました。ありがとうございました。           午後零時四十六分散会             議長    志  村  博  司             署名人   夏  目  亜  季             署名人   菅  谷  元  昭             署名人   保  坂  正  仁...