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  1. 荒川区議会 2022-06-01
    06月24日-02号


    取得元: 荒川区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-12
    令和4年度定例会・6月会議荒川区議会会議録(第二日)=============一、日時 令和四年六月二十四日 午前十時一、場所 荒川区議会議場一、出席議員(三十二名)  一番 山田晴美君  二番 小坂英二君  三番 夏目亜希君  四番 宮本舜馬君  五番 相馬ゆうこ君  六番 北村綾子君  七番 小林行男君  八番 横山幸次君  九番 斉藤邦子君  十番 小島和男君 十一番 土橋圭子君 十二番 鎌田理光君 十三番 町田 高君 十四番 中島義夫君 十五番 菅谷元昭君 十六番 明戸真弓美君 十七番 茂木 弘君 十八番 並木一元君 十九番 斎藤泰紀君 二十番 北城貞治君二十一番 志村博司君二十二番 河内ひとみ君二十三番 藤澤志光君二十四番 久家 繁君二十五番 竹内明浩君二十六番 清水啓史君二十七番 山口幸一郎君二十八番 増田峰子君二十九番 森本達夫君 三十番 菊地秀信君三十一番 松田智子君三十二番 保坂正仁君一、欠席議員(なし)一、出席説明員区長  西川太一郎君副区長  佐藤安夫君副区長  北川嘉昭君総務企画部長兼区政広報部長兼全国連携担当部長  小林直彦君管理部長  梅原一彦君区民生活部長  阿部忠資君地域文化スポーツ部長  古瀬清美君産業経済部長  石原 久君福祉部長  東山忠史君健康部長  辻 佳織君健康推進担当部長新型コロナワクチン調整担当部長  堀 裕美子君子ども家庭部長  谷井千絵君子育て支援担当部長  小堀明美君防災都市づくり部長  松土民雄君教育長  高梨博和君教育委員会事務局教育部長  三枝直樹君総務企画課長  中野 猛君一、職務のため出席した事務局職員事務局長  伊藤節子庶務係長  西 智行議事係長  伊藤智徳企画調査係長  細井貴洋主任  小川充彦主任  境田直子主任  宮澤 建議事日程 令和四年六月二十四日 午前十時開議第一               一般質問について第二               委員長報告について第三   議員提出議案第一号   東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦について第四   議案第一号       職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例第五   議案第二号       荒川区営住宅条例等の一部を改正する条例第六   議案第三号       荒川区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正する条例第七   議案第四号       荒川区立生涯学習センター条例の一部を改正する条例第八   議案第五号       幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例第九   議案第六号       荒川区特別区税条例等の一部を改正する条例第十   議案第七号       荒川区墓地等の構造設備及び管理の基準等に関する条例の一部を改正する条例第十一  議案第八号       荒川区自転車等駐車場条例の一部を改正する条例第十二  議案第十号       包括外部監査契約の締結について第十三  議案第九号       令和四年度荒川区一般会計補正予算(第一回)第十四  議案第十一号      人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて第十五  議案第十二号      人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて第十六  議案第十三号      人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて第十七  議案第十四号      人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて第十八  議案第十五号      人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて第十九              諸般の報告について           午前十時開議 ○議長(志村博司君) ただいまより本日の会議を開きます。 出席、欠席議員数を報告いたします。出席三十二名、欠席なしであります。 直ちに日程に入ります。 日程第一、一般質問について。 ─────────────── ○ ─────────────── △一般質問について ○議長(志村博司君) 二十一日に引き続き、一般質問の発言を順次許可いたします。 五番相馬ゆうこ議員。   〔相馬ゆうこ君登壇〕 ◆五番(相馬ゆうこ君) 日本共産党の相馬ゆうこです。質問を行います。 最初に、荒川区の保育について伺います。 今年三月末、区内のある私立認可園で、保育士十二名のうち、園長を含めた十名の一斉退職がありました。一番心配なのは、子どもたちへの影響です。先生が一斉に変われば不安もあります。園に残った子どもも転園となった子どもも安心して保育を受けられるよう、丁寧なケアを行うことをまず求めます。 一斉退職の理由を運営事業者は個々の事情としているようです。しかし、二年前の区の指導検査では、当該園と系列園に対し職員の給与未払いが指摘されており、それ以前の検査でも、保育士の配置や委託費の管理が適正でないとの指摘もありました。そして昨年、系列園で保育士の三割が退職、それに続いて今年、当該園での一斉退職が起きました。退職の理由に運営上の問題があったことは明らかではないでしょうか。 区として、再発防止のための調査と対策を行い、その結果については区議会と区民に公表すべきと考えますが、答弁を求めます。 この事態を区はどのように認識していたのでしょうか。担当部内で情報共有はされていたのでしょうか。検証を求めておきます。 保育士の一斉退職は、区内だけでなく全国で起きています。背景には、保育事業の運営要件が緩和され、株式会社など営利企業が参入し、もうけ優先の経営で人件費が削られている実態があります。区内でも独自にすばらしい保育、運営を行う事業所がたくさんありますが、株式会社などの一部では、人件費率が三割台、委託費を本部経費に流用している例もあるようです。保育士の短時間雇用や非正規化、基準ぎりぎりの人員配置で、多忙でも賃金が上がらない。現場は疲弊しています。この現状では子どもの安全を守ることもできません。 荒川区はこの間、待機児童対策に私立園の誘致を進めてきましたが、現在の指導や検査だけでは、園の運営実態を把握することはできません。子どもたちの安心・安全な保育を担保する運営主体としての区の責任が問われています。 そこで、以下二点求めます。 保育現場と信頼関係を築く丁寧な頻回指導を行うため、区の指導体制を思い切って拡充すべきです。その中身も基準に沿っているかどうかだけではなく、職員の退職の状況やその後の見通しをつかみ、園に寄り添った指導等するべきです。併せて、保育士の処遇改善と保育の質の確保に区独自の保育のガイドラインの策定を求めます。 働く保育士に賃金がきちんと支払われているかなどを把握する事業者の選定に人件費率の下限を設けるなど、具体的かつ実効性のあるガイドラインをつくるべきと考えますが、答弁を求めます。 今年度、荒川区は待機児童なしと発表しましたが、希望する認可園を利用できず保育を受けられていない子どもは七十五人も残されたままです。今後も入園相談など、家庭の実情に寄り添った丁寧な対応を行うよう求めておきます。 一方で、南千住地域では定員に空きが増え、撤退する園も出るなど、区内でも地域的な偏在が現れています。少子高齢化の中、幼稚園も含めた区内の保育環境整備をどうしていくのか、検討が求められています。 区は、これまで、私立への誘致に加えて、定員の弾力化で保育の量を増やしてきました。一方で、保育士の処遇改善など保育の質を確保する取組はまだまだ不十分です。 新型コロナの感染防止に対応していく中で、改めて保育士の配置基準の低さが浮き彫りになっています。保育士一人に一歳児六人の基準では、災害時に子どもを抱えて避難することもできません。国に対し、職員配置基準と公定価格の見直し、公立保育園への財政支援と運営費の国庫負担分の復活を求めるべきです。 また、区としても、現在行っている配置加算を一歳児以外にも広げるなど、独自の保育士配置加算の拡充を求めます。国の低過ぎる基準ではなく、子どもの安全を守ることができる独自の基準を持ち、現場へ支援を行うべきと考えます。答弁を求めます。 保育の質が置き去りにされてきた中で、今、改めて子どもの安全に国や自治体が責任を持つということが本当に求められていると感じます。 国は、これまで、公立園への補助金をなくし、企業が参入しやすい仕組みをつくって民営化を誘導してきました。荒川区も区立園の民営化を進めてきましたが、さらに今、公設民営の保育園を公設のまま完全民営化する公私連携型への移行を進めています。 名目上は、民間活力の積極的な活用としておりますが、その実際はコストカットであり、保育の質の切り捨てと公の責任放棄にほかなりません。これ以上の民営化はやめるべきです。 今後も子どもたちの安心・安全な保育を担保していくためには、区立園を維持し、その体制を充実させるべきではないでしょうか。区内の保育園は私立が大半となる中、園同士の連携や行政とのつながり、また、医療的ケア児や障がい児の受入れ、災害時の対応においても、区立園の重要性は高まっております。区の見解を求めます。 次に、区の子どもの権利条例制定について伺います。 こども家庭庁の設置と一体にこども基本法が国会で可決されましたが、多くの問題点が指摘されております。基本理念で子どもの養育は家庭が基本としていることは、虐待や貧困など、家庭の中で苦しむ子どもたちや保護者をさらに追い詰めるもので、看過できません。区が独自に検討を進めている子どもの権利条例においては、憲法と子どもの権利条約にのっとり、基本理念を子どもを守り育てるのは社会の責任とするべきです。 また、子どもの意見表明権など、子どもを権利の主体として明確に位置づけることも必要です。区の条例の基本理念をどこに定めるのか、現在の検討状況と併せてお答えください。 次に、標準服のリユースについて伺います。 区内の保護者から、子どもの身長が急に伸びて中学校の標準服を買い替えたいが、家計が厳しい、学校のリユースもなく困っているとの声が複数寄せられております。学生服のリユースは、福祉の面でも環境の面でも有効な取組と考えますが、学校で行うには保管方法などの問題もあり、実施にはばらつきがあるようです。 そこで、西尾久のあるクリーニング店では、学生服を引き取って、必要な方へクリーニング代のみで渡す「おさがり制服プロジェクト」を実施、また、自治体が民間と連携して学生服を回収し、必要な方へ渡すなど、学校以外でのリユースが広がっています。 荒川区も自治体として、クリーニング店など民間と連携し、標準服のリユースを行ってはどうでしょうか。他自治体の取組をぜひ研究していただきたいと思います。 そもそも標準服が高過ぎる、標準服である以上、着用は自由であるべきという根本的な問題についても、今後議論を重ねていきたいと思います。区の見解を伺います。 最後に、JR南千住駅の北口改札の開設について伺います。 かねてから南千住地域の住民の方々より、常磐線南千住駅の改札の新規設置を求める声が上がっています。再開発による汐入地域の人口増加はもとより、七丁目でもこの十年で人口は一千人増加、北口の開設の必要性が年々高まっています。 当事者のJRが、地元要望の施設改善などは自治体負担ありの姿勢を続けており、区は必要性を認識しながらも積極的ではありません。しかし、住民の利便性を第一にという立場から、改めて改札の新規設置に向け、区の検討を求めたいと思います。検討に当たっては、実際の設置費用など具体的な試算も行って、URや三井不動産、大和ハウスなどと協議を行ってはどうでしょうか。 区は、LaLaテラス南千住の暫定利用を十年程度延長することを決定しておりますが、その先についてはまだ具体的に計画されておりません。 LaLaテラス南千住は、今や地域住民の暮らしにとってなくてはならない施設となっていますが、さらに映画館やカフェなど、地域の要望を取り入れた施設の充実と一体に改札の設置も検討していただきたいと思います。区の見解を伺います。 以上で一回目の質問を終わります。   〔子ども家庭部長谷井千絵君登壇〕 ◎子ども家庭部長(谷井千絵君) 区内の保育についての御質問にお答えいたします。 令和三年度末に区内の認可保育園において多くの保育士が退職した件につきましては、区として重く受け止めております。詳しい経緯や原因については調査中でございますが、年度当初には、系列保育園からの人事異動や新規採用により必要な職員を確保し、現在安定的に保育運営がなされており、子どもたちが安心して過ごせる環境であることを確認しております。 今後の対策といたしましては、引き続き巡回相談や指導検査を通じて、現場の保育士が働きやすい環境となるよう指導を徹底してまいります。 また、退職者の情報をできるだけ早く把握できるよう、運営事業者から区へ報告する仕組みをつくるなど、安定した運営体制の維持のための具体的な改善策について、事業者との協議を開始しております。 なお、調査結果の公表につきましては、個人情報保護の観点や保育園の運営に支障が生じるおそれがあるため、難しいと考えております。 次に、区の指導体制につきましては、保育士の働く環境を守り、向上していく取組として、現場の保育士からの様々な相談に応じるとともに、直接保育園における保育の状況を把握することが重要であるとの認識から、既によりきめ細やかな巡回を行う体制に強化しております。これまで以上に区の巡回指導員が現場で働く保育士に声がけすることで、保育園との信頼関係をさらに深めてまいります。 また、指導監査により財務等の運営状況などを確認するとともに、各園の人件費比率を注視し、処遇改善等加算などの事業を実施することで、保育士の処遇改善に努めているところです。 さらに、コロナ禍においては、現場の保育士が安心して保育を実施できるよう、保健所の医師が各保育園を巡回し、施設の実情に合わせた感染予防対策等を情報提供するなどの支援を行いました。 こうしたことから、現時点では保育のガイドラインを作成する予定はございませんが、今後も引き続き状況に応じたきめ細やかな支援を行い、保育の質の向上を図ってまいります。 続いて、国への要望につきましては、区といたしましても、保育士の処遇改善や保育の質のさらなる向上に当たっては、保育の実情に即した国からの支援が必要であると考えております。職員配置基準や公定価格の見直し等、これまでも機会を捉え、要望しているところです。 次に、区立保育園の御質問についてお答えいたします。 これまで、区においては、保育需要の増加に対応するため、保育定員の拡大に向けた保育施設の整備を積極的に推進し、現在、区内の私立保育園の数は、十年前に比べ六倍以上、認証保育所と保育ママを含めると、全体の約八割を占めている状況です。 このような状況下において、区全体での質の高い保育や効率的な保育サービスを維持、向上させていくためには、より一層、民間活力を活用し、区立保育園を段階的に民営化するとともに、区立、私立問わず、全ての保育施設が協力、連携していく必要があると認識しております。 そこで、令和元年度に「未来に向けた保育施策の在り方」を策定し、地域の中核となる拠点園を中心に、地域内の保育園が連携する体制を構築することといたしました。拠点園を中心として、地域単位での保育園同士のネットワーク体制を充実することで、地域の実情に応じた質の高い保育サービスの提供を図っているところです。 最後に、保育士の配置加算については、区では既に国が定める保育士配置基準よりも保育士を多く配置する基準の下で運用しており、区の基準を満たした場合は補助金額を加算するなど、保育を継続的に実施できるよう手厚い支援を行っております。 保育士の配置加算の拡充については、区内保育園の状況を踏まえて、国や東京都、他の自治体の動向を注視してまいります。 区といたしましては、区の保育行政を共に担っていただいている私立保育園や運営事業者との協力関係や信頼関係の下に、より一層連携を強化し、質の高い保育サービスの提供と円滑な保育運営を行ってまいります。   〔子育て支援担当部長小堀明美君登壇〕 ◎子育て支援担当部長(小堀明美君) 子どもの権利条例に関する御質問にお答えいたします。 国では、子どもの基本的人権を守るため、一九八九年に国連総会で採択された子どもの権利条約を平成六年に批准しました。この子どもの権利条約には、命を守られ、医療、教育などの支援を受けて成長できること、子どもにとって最もよいことを第一に考えること、自分に関係のある事柄に対し意見を表明し、参加できること、親の人権や国籍、性、意見、障がいなど、どのような理由でも差別のないことの四つの原則が定められております。 平成二十八年の児童福祉法改正における基本理念にも、子どもの権利に関する条文が明記され、適切な療育を受け、健やかな成長、発達や自立を保障されるなどの権利を明確にし、子どもは保護の対象ではなく、権利の主体であると定められました。 区といたしましても、令和二年に開設した子ども家庭総合センターにおいて、児童の権利が守られ、何が児童にとって最もよい選択なのかを念頭に置いたケースワークを行い、一時保護所でも子どもの権利擁護に留意した支援を行っております。 また、令和五年に区内に開設される児童養護施設でも子どもの権利が守られるよう、設置運営事業者と丁寧な協議を重ねているところです。 現在、子どもの権利条約や児童福祉法の理念を踏まえた子どもの権利条例の制定と、子どもの意見表明権を保障し、それを受け止める権利擁護の仕組みづくりに向け、有識者へのヒアリングや他自治体への調査のほか、みんなで人権を考える講座を行うとともに、区や家庭、学校や地域の役割について検討するなど準備を進めているところです。 区といたしましては、引き続き全ての子どもの権利を守るため、子どもの最善の利益が尊重される地域社会づくりと条例制定に鋭意取り組んでまいります。   〔教育委員会事務局教育部長三枝直樹君登壇〕 ◎教育委員会事務局教育部長(三枝直樹君) 中学校における標準服のリユースに関する御質問にお答えいたします。 中学校入学時におきましては、標準服をはじめ、通学用かばんや学用品を準備する必要があり、御家庭によっては経済的な負担が大きくなっております。 教育委員会といたしましても、必要に応じて就学援助による経済的支援を行い、入学準備に要する保護者の経済的負担軽減に努めてきたところであります。 また、荒川区のほとんどの公立中学校におきましては、卒業後に不要になった標準服や背が伸びて着ることのできなくなった標準服を生徒や保護者の同意の下、御寄付をしていただき、新しく入学してくる生徒や在学中にサイズが合わなくなり買い換える必要が生じた生徒へお譲りするといった、いわゆるリユースの取組を行ってきており、今年度は全校においてこうした取組を行う予定となっております。 標準服を捨てずに次の人に生かしていくこの取組は、標準服を必要としている生徒や保護者に大変喜ばれておりますとともに、自分が着用してきた標準服の有効活用を希望される生徒にとりましても、自分が通った学校の後輩のために役に立つことができるなど、双方にとって大変意義のあるものであると認識しております。 また、持続可能な開発目標であるSDGsとの関わりにおきましても、標準服のリユースは地球環境にも優しい取組となっております。 教育委員会といたしましては、今後も各学校において行われている支援活動を通じて、御家庭の事情により標準服の購入が困難な生徒や保護者にきめ細かく配慮しながら、卒業生へ標準服を御寄付していただくよう協力を呼びかけ、標準服を必要としている生徒に御活用していただけるようリユースの取組を引き続き行うなど、保護者の経済的負担の軽減に鋭意努めてまいります。   〔防災都市づくり部長松土民雄君登壇〕 ◎防災都市づくり部長(松土民雄君) JR南千住駅北口開設に関する御質問にお答えいたします。 南千住駅周辺につきましては、駅東西の市街地整備により、ファミリー層を中心に人口が増加し、区内最大規模ショッピングモールが立地する活力あふれるまちとなっております。加えて、都市計画道路補助三百三十一号線の整備を進めており、南千住地域のさらなる活性化が期待できるところであります。 また、南千住駅はJR常磐線に加え、東京メトロ日比谷線つくばエクスプレス線の三路線が乗り入れ、都心へのアクセスが非常に良好な駅となっております。 御質問のJR南千住駅北口改札の開設につきましては、これまでも議会や地域の皆様からの御要望を受け、JR東日本と幾度となく協議を行ってまいりました。 新たな改札口の設置に関するJR東日本の基本的な考え方といたしましては、駅の乗車人数が少ないことから、JRとして新たに改札口を設置する予定はなく、こうした状況での改札口の開設には、駅舎の大規模な改修工事に加え、券売機や改札機の設置に伴う工事等の初期費用や施設の維持管理費用等を要請者である区が負担しなければならないとしております。 区といたしましては、こうした多額のイニシャルコストはもとより、ランニングコストを未来永劫負担し続けることは困難であると考えております。 また、LaLaテラス等の将来計画との一体的な改札の設置につきましても、常磐線との間に日比谷線の高架やつくばエクスプレス線などの物理的制約があるため、大変難しいものと考えます。しかしながら、都市計画道路補助三百三十一号線の整備も進み、駅へのアクセス向上の条件が整いつつあることから、今後も引き続き、JR東日本に働きかけを行ってまいります。 ○議長(志村博司君) 相馬議員、残り時間一分です。 ◆五番(相馬ゆうこ君) 自席にて失礼いたします。 保育についてですが、御答弁の中では、配置加算の拡充について、自治体や国や東京都の動向を注視していくとの御答弁でした。既にその状況は過ぎていると思います。現在区が配置加算を実際に行っていることから考えても、国の基準では低過ぎるというのが現場の実態であり、これはどの自治体でも同じような対応を取っております。ここについては動向を注視ではなく、区として実際の取組を行っていくことを改めて求めたいと思います。 ○議長(志村博司君) 相馬ゆうこ議員の質問を終わります。 三十二番保坂正仁議員。   〔保坂正仁君登壇〕   〔議長退席、副議長着席〕 ◆三十二番(保坂正仁君) 公明党の保坂正仁でございます。公明党の二番バッターとして質問をさせていただきます。三年ぶりにこの演壇に立ちますので、大変緊張しておりますが、どうぞ、大きく二項目にわたり質問させていただきますので、理事者の皆様の積極的、前向きな御答弁をよろしくお願い申し上げます。 初めの質問は、ふるさと納税について伺います。 荒川区では今年、令和四年八月からふるさと納税を実施すると伺っております。ふるさと納税の返礼品については、ものづくりのまちの特性を生かした製品や体験型の返礼品について選定を進め、その後、区内事業者に対し広く公募を行い、段階的な拡充を図るとの答弁もございましたが、その後、準備は進んでいるのでしょうか。 私は、この際、ふるさと納税の返礼品については、あらかわ遊園が注目を集めている今こそ、楽しくにぎやかにふるさと納税返礼品コンテストを開催してはどうかと提案をいたします。ふるさと納税返礼品のために、区を挙げて新商品開発を行ってはいかがでしょうか。 例えば、私が暮らす三河島地域などは、焼肉がとてもおいしいところなので、各焼肉屋さんに参加していただき、焼肉コンテストを開催し、区民を巻き込んで厳正な審査会を行い、予選会や決勝戦等を企画し、そこでの優勝者の焼肉セットは真空冷凍パックにしてふるさと納税返礼品として納税者に発送してはいかがでしょうか。 町屋ではもんじゃコンテスト、日暮里の生地問屋街ではあら坊やあらみぃ、あらかわ遊園等をモチーフにしたポロシャツやTシャツコンテスト、さらにこのシャツを着た人はあらかわ遊園の入園料を半額にする等、区内の民間事業者のユニークなアイディアを得て、過度な返礼品競争に巻き込まれるのではなく、あくまでも荒川区を元気づけるチャンスと捉え、報道も巻き込んで、ふるさと納税返礼品コンテストを開催してはいかがでしょうか。区の見解を伺います。 次に、ふるさと納税による荒川区からの税の流出防止策について伺います。 本来、ふるさと納税とは、私のような田舎から東京に出てきて、少しでもふるさとに元気になってもらいたい、少しでもふるさとに恩返しをしたいという純粋な思いから始まったはずです。しかし、いつの間にか過度な返礼品競争になってしまったことは、誠に残念でなりません。 私は、秋田の農家の次男坊として生まれ、早くから東京に出てきた者の一人として、ふるさと納税したい人の気持ちは分からなくはありません。しかし、私は荒川区に縁をしてはや四十年近くになります。荒川区で会社に勤め、荒川区で結婚をし、荒川区で子どもを育てました。もはや私のふるさとは荒川区であります。荒川区のよさをもっと知ってもらいたい、荒川区をもう少しよくしたいと思っているのは私だけでしょうか。 今、荒川区からのふるさと納税の流出金額は、令和元年が五億一千万円、令和二年が六億三千万円、令和三年が八億二千万円です。区民はこの実態を知っているのでしょうか。この現実をより多くの区民に知っていただき、税の流出防止のため、さらなる努力をすべきと考えます。 川崎市では、令和元年度は五十六億円ものふるさと納税による減収に危機感を感じ、市民に対し、ふるさと納税によって流出している市税は、本来は私たち川崎市民のために使われる貴重な財源ですと大きなチラシを作って市民に実態を訴えております。こんな形でチラシを作っています。 そこで、荒川区としても、具体的に、例えば八億円あったら区民の皆さんが待ち望んでいるふれあい館の建設資金に匹敵します等々の事例を載せたチラシを作って、ホームページ上での広報はもちろんのこと、区民の目につきやすいふれあい館や町会の掲示板等に貼り出してはいかがでしょうか。区の見解を伺います。 次に、使用目的の明確化について伺います。 荒川区のふるさと納税の目標額は一千五百万円と伺っております。この貴重なふるさと納税を何に使うのでしょうか。 私は、例えば未来の日本を担う子育て支援のみに使うとか、子育て支援施設の建設費に充てるとか、今後の荒川区の計画を区外の人にも知ってもらうチャンスと捉え、使用目的を明確にし、目的に賛同した人に納得して納税をしてもらう努力をすべきと考えます。 また、使用後の会計報告も明確に納税者に示し、そして実際にふるさと納税の利用者の声も届けたら、納税者は喜ぶのではないでしょうか。 クラウドファンディングと、ふるさと納税の両方をうまく使い分けながら、荒川区らしいふるさと納税を実現してほしいと思いますが、区の見解を伺います。 次の質問は、(仮称)まちなかトイレの整備について伺います。 皆さんの中には、都電や都バスを降りた瞬間にトイレに行きたい衝動に駆られたことはありませんか。私は、今年四月に六十五歳になり、急にトイレに行きたくなるときがあります。こんな話をしていると、私も、私も、私もそうですという方々が結構いることに気がつきます。 コンビニやスーパーのトイレをお借りすればよいのですが、私くらいの年齢の人は、何も買わずにトイレを借りるのは気が引けてしまいます。 私は、以前より公園トイレの整備を訴えてまいりました。今回も日暮里公園のトイレの整備をしていただき、感謝をしております。しかし、区内八十二か所の公園トイレの整備には時間とお金がかかります。公園トイレの一か所を建て替えるのにおよそ二千万円の予算が必要だとも伺っております。そこで、コンビニのトイレを活用した(仮称)まちなかトイレの設置を提案いたします。 コンビニ業界では、商品購入の有無にかかわらず、トイレを開放したり、災害時に帰宅困難者らに飲料水を提供するなど、社会的インフラの役割を果たし始めています。既に東京都町田市や神奈川県大和市では、高齢者の外出支援の一環として、市内のコンビニに公共のトイレとして誰でも利用できるようにする協力店登録事業を行っています。 大和市では、公共のトイレの協力店であることを示すステッカーを貼り、市内百十店舗のコンビニと年内には約半数の五十店舗の登録を目指すとしています。荒川区としても、ぜひ区内のコンビニと協議し、(仮称)まちなかトイレの設置を目指し、区民の安心と経費の削減に取り組んではいかがでしょうか。区の見解を伺います。 しかし、業界内では、清掃負担やトラブル発生時の責任を懸念する声も聞かれます。そこで、(仮称)まちなかトイレ協力店には何らかの支援をしていくべきと考えます。例えば、トイレットペーパーの支給や清掃負担の軽減をしてはいかがでしょうか。 コンビニのトイレ清掃は、一時間から二時間に一度の割合で行われています。全ての時間に対応することは無理ですが、午前中一回、午後一回程度の清掃の協力をしてはいかがでしょうか。 清掃事業には、シルバー人材センターや障がい者雇用の清掃事業者に業務委託をするなど、新たな仕事の創設も考えていただきたいと思います。 ともかく、トイレに行きたいときがしたいときなのです。(仮称)まちなかトイレ協力店シールを作り、お店の目立つところに貼っていただき、スマートフォンでの提示や都電や都バスの停留所には一番近いまちなかトイレの表示の協力をお願いし、高齢者や区民が安心して出歩ける荒川区にすべきと考えますが、区の見解を伺います。 最後に、災害時のトイレの確保について伺います。 大規模災害時に使えるトイレについて、三九パーセントの市が不足するおそれがあると考えていることが五月三十一日の新聞に掲載されていました。荒川区においては、災害時のトイレの確保は大丈夫なのでしょうか。 内閣府が四月六日に改定した避難所におけるトイレの確保・管理ガイドラインでは、災害時に下水道施設が被災して水洗トイレが使用できなくなる事態に備え、合併処理浄化槽を避難所に設置することを呼びかけています。 合併処理浄化槽とは、トイレの排水と台所などの生活排水を合わせて浄化する個別分散型の汚水処理施設で、個別処理のため、長い下水道管が不要で、地震などの災害に強く、被災しても復旧が容易とされています。 東日本大震災では仮設トイレが避難所に行き渡るまでに要した日数が三日以内と答えた自治体が三四パーセントにとどまり、避難所トイレの環境改善が課題とされています。 災害時のトイレ確保の選択肢として、学校などの避難所に合併処理浄化槽整備をすべきと考えますが、区の見解を伺います。 一回目の質問を終わります。   〔総務企画部長小林直彦君登壇〕 ◎総務企画部長(小林直彦君) ふるさと納税に関する御質問にお答えいたします。 生まれ育ったふるさとや応援したい自治体に対する思いを届けるため、平成二十年度に創設されたふるさと納税制度は、寄附金控除の上限額の拡大や確定申告が不要となる特例制度の導入等を契機として利用が大幅に増加し、その後、自治体間における過度な返礼品競争を是正する制度改正を経て、現在の制度運用に至っております。 多額の寄附を受ける自治体がある一方で、寄附金控除により深刻な税の流出に悩まされている自治体もございます。特に都市部における多額の地方税の流出につきましては深刻な問題となっており、そうした現状とともに、ふるさと納税制度について、特別区長会を通じて繰り返し国に対して制度の見直しを強く求めているところでございます。 現状におきまして、当区の区税流出額は年々拡大しており、令和三年度の影響額は八億円に達するなど区の財政にも影響する大きな負担となっており、今後見込まれる厳しい区財政を取り巻く環境を踏まえますと、看過できない状況となってございます。 御質問にありました、より区民がイメージしやすい事例を用いて、その影響を周知することは有効な手段の一つと考えております。現在、区のホームページにおいて制度の課題等を掲げ、周知を図っているところでございますが、今後より多くの方に現状をお伝えできるよう、様々な媒体の活用を含め、より効果的な方法により周知に努めてまいりたいと考えております。 こうした取組と併せて、区では看過することのできない区税の流出を補填するため、寄附を通じてゆかりのある自治体を応援するという本来の制度趣旨に沿った形で、返礼品を活用したふるさと納税制度の活用について、本年八月から実施できるよう現在準備を進めております。 返礼品につきましては、総務省の基準により、当該自治体内で生産されたもの等の地場産品とされていることから、まずはものづくりのまちとして発展してきた強みを生かした製品を中心に選定し、その後、広く区内事業者に対して公募を行い、段階的に返礼品のメニューを拡充していきたいと考えております。 また、返礼品をきっかけとして、寄附者に対して荒川区をPRし、区内を訪れていただくことを通じて、インバウンドを含めた区の観光需要の喚起にもつながることが期待できることから、区内に実際に足を運んでいただける仕掛けづくりとして、あらかわ遊園のフリーパスをはじめ、区内飲食店の食事券や伝統工芸に直接触れられる機会となる製作体験などを提供できるよう準備を進めております。 議員御提案の返礼品コンテスト等の取組は、参加する事業者等の機運の醸成はもとより、区民が改めて区の特産品を知るきっかけとなる効果も期待されるなど、有効な側面があるものと考えております。 御質問の趣旨を踏まえ、地域産業の活性化や区のPRに資することができるよう、より魅力ある返礼品となるための製品開発や発掘につながる仕組みづくりの検討を進めてまいります。 また、寄附をいただく際、寄附者の思いを区政に具体的に反映することは制度の趣旨からも重要なことと認識しており、寄附者が寄附をする際に使途を選択していただける仕組みづくりについて検討してまいります。 併せて、寄附をしていただいた方に加え、より多くの方々に区における寄附金の活用事例やその効果を知っていただき、新たな寄附のきっかけとなるよう、区のホームページ等において寄附金が有効に活用されていることを広く紹介していくことを検討してまいります。 区といたしましては、本来のふるさと納税制度の趣旨を踏まえ、本制度を活用、運用することにより、地域産業の活性化や区のPRに着実につなげていくとともに、歳入の確保に最大限努めてまいります。   〔防災都市づくり部長松土民雄君登壇〕 ◎防災都市づくり部長(松土民雄君) コンビニトイレの活用に関する御質問にお答えいたします。 区では、令和元年度に公衆公園トイレの整備方針を策定する際に、コンビニ事業者に対しまして、各店舗のトイレの公共的な利用について協力を求めた経緯がございます。しかしながら、事業者としては、トイレ利用者の増加に伴う様々な負担を危惧しており、前向きな回答を得ることができませんでした。このため、整備方針におきましては、トイレが利用できるコンビニとして配置図に反映させるのみの対応といたしました。 日常生活に根づき、区内に八十店舗以上あるコンビニエンスストアのトイレを区民の皆様が気兼ねなく利用できる仕組みづくりを進めることは、有用な面がある一方で、今回御紹介いただいた事例も防犯上の課題などがあると伺っております。 区といたしましては、まずは公衆公園トイレの整備について計画的かつ着実に推進していくとともに、御質問にありました事例について引き続き調査研究を行い、議員御提案の支援策も参考にしながら事業者の協力を得られるよう、改めて協議を行ってまいります。   〔区民生活部長阿部忠資君登壇〕 ◎区民生活部長(阿部忠資君) 災害時におけるトイレの確保に関する御質問にお答えいたします。 区では、災害時のトイレを確保するために、マンホールトイレ等を整備し、また、下水道施設が被災した場合に備え、便座にかぶせて使用するタイプの携帯トイレの備蓄を進めております。その結果、災害時に使用できる二千五百を超えるトイレを整備するとともに、携帯トイレにつきましては、避難生活者の三日分に当たるおおむね三十七万個を備蓄しているところでございます。 また、区では、区民に対し、災害時において避難所での密集を避けるためにも可能な限り在宅避難をしていただくよう呼びかけており、自宅のトイレが使用できない場合に備え、携帯トイレの備蓄を啓発しているところでございます。 御質問の合併処理浄化槽につきましては、本体整備費に加え、維持管理等の検討すべき課題があるものと考えてございます。区といたしましては、議員御提案の趣旨を踏まえ、調査研究を進めるとともに、災害用トイレの整備、備蓄をより一層強化してまいります。 ○副議長(松田智子君) 保坂議員、残り時間四分です。   〔保坂正仁君登壇〕 ◆三十二番(保坂正仁君) おおむね前向きな御答弁をいただき、ありがとうございました。 ふるさと納税については、にぎやかに、楽しく、荒川区を盛り上げるためのふるさと納税にしていただきたいと重ねてお願いいたします。 楽しいところ、勢いのあるところ、そこに人とお金が集まると私は確信をいたしております。いいチャンスと捉えて、大成功のふるさと納税を実施していただければと思います。 まちなかトイレについては、コンビニと協議をし、一日も早く実現をしてほしいと思います。 実際に、もう区民はコンビニのトイレを使っております。私のようになかなか使いづらい人もいるかもしれませんけれども、若い方々はしっかりとコンビニのトイレのある場所も知っており、使っております。逆に言うと、御高齢者の皆さんが分かるように、あえてステッカーを貼って使ってもいいんだよと区が指導していただければ幸いでございます。 誰もが安心して荒川区を歩けるようなまちにしていただくことを要望いたしまして、全ての質問を終了させていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○副議長(松田智子君) 保坂正仁議員の質問を終わります。 三十番菊地秀信議員。   〔菊地秀信君登壇〕 ◆三十番(菊地秀信君) 公明党の子どもの未来創造特命チームは、子ども政策の司令塔となるこども家庭庁が二〇二三年に創設予定であることを念頭に、子ども家庭関連予算の倍増や人的体制の強化、出産育児一時金の増額を含めた安心して出産できる環境整備や児童虐待対策、ヤングケアラーへの対応強化、ひとり親支援の充実などを求める要望書を野田聖子少子化担当大臣へ手渡しました。これに対し、野田担当大臣は、要望の実現へ力を合わせて頑張っていきたいと応じております。 少子化、人口減少に歯止めがかからない中で、児童虐待や不登校、いじめ、自殺者の増加など、子どもや家庭環境をめぐる現状は深刻化しており、荒川区においても、子どもたちの健康や安全、家庭への支援など、より一層力を入れて取り組んでいかなければなりません。 私がこれから取り上げる子育て・教育に関する三つの課題に対して、荒川区は具体的に何をして、どのように問題を解決していくのか、その考えを伺います。 新型コロナウイルス対策が始まってはや三年目に突入しました。飲食店への休業及び時短要請や県をまたぐ移動の自粛、イベント等の無観客開催及び人数制限、在宅勤務や時差出勤など、この間、様々な制限によって私たちの生活は大きく変化したと言えます。 アクリル板越し、またマスク、こういったものをして会話をすること、それ自体当たり前となってきており、私自身も新しい課長さんや議会事務局の職員の方など名前と顔をインプットすることに苦労しています。また、十分な意思の疎通が図れているのか、不安を抱えてもいます。 大人でさえこうですので、子どもに与える影響は計り知れません。まずは子どもたちが長期にわたってマスクを着用することのリスクについて考えたいと思います。 一つ目のリスクは、熱中症など身体への影響です。 これから本格的な暑い時期を迎えるに当たって、最も心配な事項であるということは言うまでもありません。また、マスクを着用することで、おのずと二酸化炭素を吸う量も増え、酸欠状態の子どもたちにおいては、集中力の低下も懸念されるところです。 二つ目のリスクは、免疫力の低下です。教育分野を中心に、プレジデントファミリー、リセマム、ニュースピックス、ダイヤモンド・オンラインなど様々なメディアで旺盛な取材・執筆を続けている加藤紀子氏は次のように言っております。 現代では除菌・殺菌が行き届き、かつてより衛生環境がよくなりました。親の衛生意識も昔とは段違いに上がり、子どもたちは清潔な環境で安心な暮らしを送れるようになりました。その反面、子どもたちが雑菌に触れる機会が減っていることが免疫力を弱める原因の一つともなっています。 氏の指摘からすると、長期間にわたってマスクを着用し続けることで、雑菌やウイルスに触れる機会が減り、免疫機能が弱くなることも考えられます。 三つ目のリスクは、非言語コミュニケーション能力の低下です。人間は会話や文字以外からも多くの情報を得ています。表情もその一つで、これがあることで言葉を補完することができたり、相手の気持ちを読み取ることができたりもします。この能力を養うことで相手との信頼関係を築くことができ、相手の言いたいことを理解しやすくなるため、学力の向上にも結びつきます。 また、口呼吸による口腔内の環境悪化も心配です。マスクをしていると、人に見られていないからと気が抜けることや、息苦しさによって無意識に口呼吸になりやすいと言われています。 人の呼吸は一日およそ二万回、子どもの場合は呼吸回数が多いので、三万回にも及びます。鼻呼吸の場合は鼻にたくさんフィルターがあるので、暖かくて湿った、そしてきれいな空気を送ることができるのですが、口呼吸の場合はそういった機能が働かないので、それだけ体内への影響に差が出ることになります。 厚生労働省の専門家会合のメンバーで、国際医療福祉大学の和田耕治教授は、新型コロナへの対策が二年以上にわたる中で、子どもたちへの心理的な影響が大きくなってきている、子どもたちにとって何が大事なのかを考えて、対策を少しずつ変えていくことが大事だと話をしています。 マスク着用が不要なケースの見解が発表されてから約一か月間、子どもたちの様子を見てきましたが、十分な距離が取れ、会話もほぼない登下校の際でもマスクを着用している子どもたちが大半です。家庭内に高齢者や基礎疾患を持っている方がいる、保護者が濃厚接触者となり自宅待機となることを避けているなどの理由がある子どもたちは別としても、本人が顔を見られることに抵抗感を持つようになっている、着用することがもはや習慣化しているなどの理由でマスクを着け続けている場合は、マスクを外してよいというアナウンスの段階から一歩踏み込んで、長期にわたってマスクを着用することのリスクについても、子どもたちや保護者に対して積極的に伝えていく必要があると考えますが、区の見解を伺います。 次に、塾に通う子どもたちのための都の事業活用について伺います。 現在、日本の子どもの七人に一人が貧困であると言われており、先進国の中でも高い状況であると言われています。これは生きるために必要な衣食住が満たされていないという絶対的貧困ではなく、日本の標準的な生活水準での生活をすることができないという相対的貧困についてです。 塾やスイミングなど、放課後の学校外での活動にかける支出は、公立小学校で年間約二十万円、中学生で約三十万円、親の収入が高くなるにつれて多くなる傾向にあります。低所得世帯の場合、毎月数万円の塾代を支払うのは難しいため、子どもたちの間に教育格差が生まれてしまいます。 私たち公明党は、令和二年度決算に関する特別委員会において、相対的貧困家庭の増加が塾や習い事などの学校外教育の格差につながっていると指摘させていただきました。その際に、区は、放課後の児童に対する支援の充実というところでは区も同じ認識であると答弁しておりましたが、具体例として挙げた支援策は、学童クラブ、にこにこすくーるをはじめ、ひろば館やふれあい館での児童事業、広く見ていけば、ゆいの森あらかわでの遊び・学びラウンジや図書館、そして子ども家庭部での学習支援事業、学校でのあらかわ寺子屋、子どもの居場所、食堂などであり、塾は含まれておりませんでした。 東京都は、経済的に厳しい環境にある子どもたちに塾代を支援するスタディクーポンという仕組みを事業として実施しています。東京都が二〇二〇年度より新たに制度化した補助を財源に基礎自治体が実施するもので、事業の実施は、渋谷区、国立市のほか、全国的には同様の事業を千葉市、千葉県南房総市、大阪市、佐賀県上峰町、那覇市などで実施されています。 既存の制度や取組を充実させることは大切なことでありますが、より多くの社会的な資源を活用し、問題の解決に取り組むべきであると考えます。スタディクーポンの活用について、区の見解を伺います。 また、これに関連して、子どもたちが放課後の活動場所に向かう経路における防犯カメラの設置について伺います。 警察庁の統計等によると、子どもが犯罪の被害者となる事案は十四時から十九時頃の間に増える傾向にあり、下校時から塾や公園といった放課後の活動場所への行き帰りの時間帯に該当します。 これを踏まえ、東京都の子どもの安全確保のための防犯設備区市町村補助事業では、子どもが放課後の活動場所に向かう経路等を見守ることを目的に、区市町村が設置する防犯カメラへの補助を実施しています。荒川区においては、通学路の安全確保のため、防犯カメラの設置が進んでいます。また、区全域でも、駅周辺や逃走経路となる区境にも防犯カメラが設置され、街路灯を設置することによる暗がり対策とともに、まちの治安向上に役立っています。 日が暮れてからも活発に活動する子どもたちの安全を見守るために、都の事業を積極的に活用し、放課後の活動場所へ向かう経路における防犯カメラの設置をするべきであると考えますが、区の見解を伺います。 最後に、宮前公園におけるボール遊びスペースの確保について伺います。 宮前公園の整備計画は、第一期、第二期と順調に進み、都電を挟んで南側の第三期の整備もこれから本格的に進んでいくものと地域の方も期待しております。 これまでも私に寄せられた多くの要望を取り上げてまいりましたが、依然として多いのがボール遊びスペースの確保です。私も休みの日は家族でよく利用しており、キャッチボールやサッカーなどをする利用者を見かけることがあります。 小さな子どもたちにボールが当たらないか、遊びたいのを我慢している子どもたちがどのような思いで見ているのか、それぞれのニーズに合った場所の確保が急務であると指摘させていただきます。 四月より新たにオープンしたテニスコートですが、以前より利用状況を見ながら、ボール遊びスペースとして開放するべきであると提案し、区も利用の少ない時間帯は開放することに前向きであると受け止めております。オープン後の利用実態はどのようなもので、今後の施設の活用方針についてどのように考えているのか、区の見解を伺います。 以上で一回目の質問を終わります。   〔教育長高梨博和君登壇〕
    ◎教育長(高梨博和君) 学校におけるマスク着用に関する御質問にお答えいたします。 コロナ禍になり、二年以上、各園、各学校では、感染症対策に万全を期しながら教育活動を進めております。制限のある学校生活の中で、マスクが生活の一部と言われるようになってございます。 新型コロナウイルス新規感染者数が減少傾向にある東京都においては、五月二十三日にリバウンド警戒期間が解除され、様々な規制が少しずつ緩和されてまいりました。 こうした中、このたび、文部科学省から、体育の授業や登下校などの場面においては、熱中症対策を優先し、児童・生徒に対してマスクを外すよう指導するとともに、その上で、できるだけ距離を開け、近距離での会話を控えるようにすることが示されました。 この方針を踏まえ、各学校では、マスクの着用について子どもたちに指導するとともに、学校だよりやホームページ等を活用し、保護者へ周知しているところでございます。 しかしながら、二年以上にわたるマスク着用の常態化による影響からか、子どもたちの中には、すぐには気持ちの切替えができないといった様子が見受けられてございます。 一例を申し上げれば、先月から開催しております運動会においても、教員が「マスクを外してもいいんですよ」と繰り返し指示を出しても、感染を気にしたり、恥ずかしがったりして、マスクを外さない子どもが見受けられたとの報告も上がっております。 長期間にわたってマスクを着用することのリスクについて、子どもや保護者に対して積極的に伝えていく必要があるとの御指摘につきましては、私どもも同様に認識しており、さきの定例校長会におきましても、国の通知を配布し、熱中症から子どもたちを守るため、マスク着用の正しい在り方について周知を図るとともに、現在進めております教育長の学校訪問の際には、個々の事例ごとに具体的に指導、指摘をしているところでございます。 教育委員会といたしましては、児童・生徒や保護者の方々に必要な情報提供に努め、熱中症などのリスク回避に万全を期してまいる必要があると考えており、今後とも校長会と連携し、子どもたちの心理的な影響も注視しながら、感染対策の基本を守りつつ、マスクの着脱について、子どもたちや保護者に対し積極的に指導、啓発してまいるとともに、子ども自身が自分で考え、適切に行動できる力の育成に努めてまいります。   〔福祉部長東山忠史君登壇〕 ◎福祉部長(東山忠史君) スタディクーポンの活用に関する御質問にお答えいたします。 東京都は、次世代育成支援として平成二十年度から、生活保護世帯の小中学生及び高校生の学習塾や通信教育等の受講費用を現金給付しました区市町村に対しまして補助を行ってまいりましたが、令和二年度からは、スタディクーポン方式を活用して支給した場合の経費についても補助対象としてございます。 現在、区におきましては、都の補助を活用し、現金給付の形ではございますが、生活保護世帯の小学校一年生から高校三年生までの塾代等を支給しており、令和三年度の実績は四十七人でございます。 この事業を利用している生活保護世帯の方からは、友達と同じ塾に通える、通信教育で好きな時間に勉強できるなど好評をいただいておりますので、引き続き周知に努めてまいります。 スタディクーポン方式につきましては、御質問にもございましたが、特別区では渋谷区が令和元年度より生活保護世帯を対象に導入しております。この方式は、現金給付とは異なりまして、費用を保護者が一時的に立て替えることなく利用できるといったメリットがございますが、事業の提携先となる学習塾等の確保など課題もございます。 先行自治体の実施状況を調査し、スタディクーポンの活用につきまして研究してまいります。   〔区民生活部長阿部忠資君登壇〕 ◎区民生活部長(阿部忠資君) 防犯カメラに関する御質問にお答えいたします。 防犯カメラは、犯罪を抑止する上で重要なツールであり、安全・安心のまちづくりを進めていく上で欠かせないものになってございます。 区では、これまで、地域における防犯力を向上するため、犯罪の発生状況や罪種、発生場所などを調べて、町会や警察などと意見交換をしながら、駅前や大通りに防犯カメラを設置してまいりました。また、子どもたちの見守り活動を補完するため、児童、保護者などと現地を確認し、意見を取り入れながら、通学路や公園・児童遊園といった子どもたちが日常的に訪れる場所への設置を推進してまいりました。 さらに、町会や商店会におきましても、商業地や住宅街の生活道路などを中心に、防犯カメラの設置を進めていただいてまいりました。その結果、これら街頭における防犯カメラは、令和四年三月末現在で合計一千二十三台が区内で設置されており、地域における治安の維持、子どもたちの安全確保に効果を上げており、また、警察の事件・事故等の捜査にも活用されており、事件解決にも寄与してございます。 区といたしましては、さらなる治安の維持・向上、子どもたちの安全確保に向けて、町会や商店会、警察署など関係機関と連携しながら、御紹介いただいた東京都の補助事業を活用した防犯カメラの新設について検討してまいります。   〔防災都市づくり部長松土民雄君登壇〕 ◎防災都市づくり部長(松土民雄君) 宮前公園テニスコートにおけるボール遊び場としての利用に関する御質問にお答えいたします。 宮前公園では、公園利用者の安全面の観点から、硬いボールの使用を禁止しておりますが、キャッチボールやサッカーなどで遊びたい子どもたちのニーズがあることは認識しており、場所の確保が課題となっております。 御提案のありました宮前公園テニスコートにつきましては、本年四月にオープンし、これまでの利用状況を見ますと、利用率では、週末は九割を超え、平日でも五割近い利用状況となっております。また、平日の子どもたちが多く訪れる放課後の時間帯では、尾久八幡中学校のテニス部が週三日を部活動で使用している日以外は、空きのある状況が見られます。 区といたしましては、オープンしてから二か月が過ぎたところであり、このように利用が少ない時間帯の傾向が今後も続くものなのか、また、学校の夏休み期間はどのような利用となるものなのか、それらを含めまして確認するとともに、テニスコート利用者の御意見を伺いながら、利用上のルールづくりや運用面での課題はありますが、施設の活用方針について鋭意検討してまいります。 ○副議長(松田智子君) 菊地議員、残り時間三分三十秒です。 ◆三十番(菊地秀信君) それでは、対面形式を重視しまして、自席から失礼いたします。 子どものマスクの着用についてですが、私の子どもが通っている区立小学校で昨日配布された資料がこちらにあるんですけれども、マスクの着用について熱中症に気をつけてくださいと。会話をするかしないか、距離が確保できているかできていないか、屋内か屋外か、この場合によってマスクの着用がお勧め、それから、マスクを着用する必要はないということでよく分けられたものでありますが、やはり外してよいですよということですとか着用する必要はないですよというアナウンスから、外しなさいという指導、適切な場所において適切に行動するという、そこをしっかりと現場で実際にどのように運用されているのかというのを見るのが、国でも都でもなく、区なわけですよね。そこをしっかりと見ていただきたい。 昨日なんか見ていると、小学一年生は集団下校をやっている学校があります。子どもたちとの距離が近いということは、これで言うとマスクの着用がお勧めということになってしまうわけですよね。そうすると、指導する側も、マスクを着ける子どもたちを見て、距離が確保できていないからマスクを着けるということになってしまう。 一番心配なのは、今日の放課後です。マスクを着けた状態で一年生が下校する、熱中症になってしまわないか、いち早くこの現状について対策を講じていただきたいというふうに思います。 また、塾に通う子どもたちの都の事業活用です。現金給付とクーポンのそれぞれのよさがあると思いますので、立替えになってしまうというリスクですとか、また、こうは考えたくないですけれども、本当に現金が塾代に充てられているのかという問題もあるわけですから、クーポンのよさを活用するという意味では、どの塾で利用できるのかというのは早速調査をして、荒川区の子どもたちが活用できるようにしていただきたい。 そして防犯カメラについて、引き続き都の事業を活用していくという観点から、私が提案した事業についても、ぜひ防犯カメラの設置事業を活用して、できる限り荒川区の財源を活用しない、ふるさと納税でも流出しているわけですから、そういった問題からも、区の財源を活用せず都の補助を使っていくことを進めていただきたいと思います。 宮前公園のボール遊びについて、私の提案もそうですけれども、他の会派からも先日ありました機能別公園ですとかそういったことも活用しながら進めていただきたいというふうに思っております。 以上、公明党三人目の質問を終わります。 ○副議長(松田智子君) 菊地秀信議員の質問を終わります。 二十八番増田峰子議員。   〔増田峰子君登壇〕 ◆二十八番(増田峰子君) 公明党最後の質問をさせていただく増田峰子です。 令和四年度荒川区議会定例会・六月会議におきまして、私からは、様々な困難を抱えた人への支援について、大きく二項目にわたり質問をさせていただきます。関係理事者の皆様には、積極的な御答弁をお願いいたします。 緊迫の状態が続くロシアによるウクライナ侵攻により、世界各国で身近な物の価格が高騰しています。日本においても、こうした物価高騰は私たち区民生活に大きな影響を及ぼしております。特に生活困窮者やひとり親家庭などへの打撃は極めて深刻であり、区政は今こそ困難を抱えている方をしっかりと支援をしていかなければならないと思います。 そこで、一つ目の項目として、困難を抱えているヤングケアラーについて三点質問をいたします。 ヤングケアラーについて、私ども公明党は、「ヤングケアラー」との言葉が社会的に知られる前から一般質問や予算に関する特別委員会でいち早く取り上げております。その結果、荒川区の第八期高齢者プランの中にヤングケアラー支援を盛り込んでいただきました。このことは高く評価させていただきます。 しかしながら、取り組む課題はまだまだ多くあります。 そこで、一点目は、ヤングケアラーの周知についてです。 ヤングケアラーとは、法令上の定義はありませんが、一般に本来、本人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもとされています。例えばこんな子たちです。障がいや病気のある家族に代わり、買物、料理、掃除、洗濯などの家事をしている、家族に代わり幼いきょうだいの世話をしている、障がいや病気のあるきょうだいの世話や見守りをしているなど十項目にわたり、厚生労働省のホームページに掲載されています。 厚生労働省と文部科学省の共同プロジェクトチームの実態調査によりますと、世話をしている家族がいると答えた割合は、小学六年生は十五人に一人、中学生で十七人に一人という驚きの結果が出ました。一般的には、子どもが家族のお手伝いをすることはむしろいいことであり、家族のために献身する行為自体は尊く、否定するべきではないと思います。しかしながら、家族の世話をする状況が日常的に生じ、そのために学業が著しくおろそかになり、最悪の場合、不登校などになり得ることが問題なのです。 加えて、小中高生という年齢は、この年齢でしか体験できないことが多くあります。それは部活動や友達と過ごす大切な時間を持つことです。ヤングケアラーの子どもは、この大切な時間を家族の世話に費やすために奪われてしまいます。 このように、ヤングケアラーという問題がある一方で、当事者本人がヤングケアラーという自覚がないことが課題の一つであると、ヤングケアラーの研究をされている成蹊大学の澁谷教授は言います。なぜなら、ヤングケアラーの子どもは、幼い頃から家族の介護やケアをしているため、こうした生活が当たり前だと受け止めてしまいます。それ故に、苦しくてもSOSを出せないのです。 さらに教授が問題視しているのは、ヤングケアラーに対する社会的認知度の低さです。調査の中でも「ヤングケアラー」との言葉を聞いたことがない小中高生は八割以上に上がりました。 私は、これらの課題を解決するためには、まずヤングケアラーとはこういう子どもなんだということを広く周知する必要があると思います。例えば、もしかしたら僕は、私はヤングケアラーかもしれないと気づいてもらうために、小中学校で厚生労働省などが作成している「ヤングケアラーはこんな子ども」という分かりやすい資料を配付してはいかがでしょうか。 また、社会的認知度を向上させるために、区民に対しては、区報やホームページ、ライン、フェイスブック、ツイッターなどを活用し、ヤングケアラーを広く周知するべきだと思いますが、区の見解をお伺いいたします。 二点目は、ヤングケアラーの実態調査についてお伺いいたします。 政府の実態調査では、世話をする家族がいると回答した中に、ほぼ毎日家族の世話をしている児童・生徒が多数いることです。中学では四五パーセント、小学六年生で五二パーセントもいることが分かりました。 私の知人の話ですが、その御家庭は母子家庭で二人のお子さんを育てていました。母親は昼間フルで働いているために、お兄ちゃんが二歳下の妹の面倒を小学校三年生のときから常に見ていました。妹が小学四年生の頃から何らかの理由で不登校になると、お兄ちゃんも妹の面倒を見るために、共に中学校を休みがちになったと聞きました。 当然のことながら、この母親とお兄ちゃんにはヤングケアラーの認識はありません。もし認識があり、支援を受けることができれば、お兄ちゃんは学校を休まずに済んだかもしれません。 こうした実例があるように、支援をしなければならない子どもたちが荒川区にも必ずいるはずです。SOSを出せないでいる子どもたちを早急に発見し、適切に支援を届けるためには、当事者である子どもたちに対し、実態調査をすることが必要だと思います。 厚生労働省が出しているヤングケアラー支援マニュアルでは、学校関係者に対し、ヤングケアラー発見についての重要性を次のように述べております。 子どもと日頃接する時間が長い皆様が果たす役割は大きいと言えます。ふだん接している子どもたちの中にヤングケアラーがいる可能性があるという視点に立つことが大切であると。そこで、子どもたちと接する機会が多い小学校や中学校において、学校を通しての調査をぜひお願いしたいと思います。 実態調査を実施した京都市では、各関係機関には調査とヒアリングを行い、子どもとその保護者に対しては、ウェブ端末と紙媒体を通し調査を行いました。実態を詳細に把握した上で、その後、様々な支援につなげております。 荒川区においてもヤングケアラーを早期発見するために、小中学校で実態調査を実施するべきだと思いますが、教育委員会の見解をお伺いいたします。 三点目に、ヤングケアラーを支援するための検討会の実施について質問いたします。 ヤングケアラーが支援につながりづらい課題として澁谷教授が指摘していたのは、本人と周りの大人の認識がないことと併せて、相談体制が整っていないことです。学校は学業のことが主であるために、子どもたちの家族についての相談を受けることはできますが、家族の介護やケアをする子どもの悩みにまで積極的に相談に乗ったり、生活の実態に踏み込んだりすることができなかった現状があります。 以上のような理由などから、相談を受ける側も各々の対応にならざるを得なかったことも理解できます。 こうした状況を解決するためには、子どもたちに関わる関係各所がしっかりと連携を強め、情報を共有するべきであると考えます。 現在、児童相談所を中心とした荒川区要保護児童対策協議会が行われております。ここには、小中学校、警察、保育園、民生委員など子どもに関わるあらゆる機関が集まり、協議をしていただいております。こうした既存の仕組みを使い、ヤングケアラーを協議の中に盛り込んでいただきたいと思います。 荒川区として、ヤングケアラーの相談体制を整備するための検討会の実施を要望いたしますが、御見解をお伺いいたします。 次に、二つ目の項目として、困難を抱えた女性への支援について、二点お伺いいたします。 本年五月十九日、衆院本会議で困難な問題を抱える女性支援法が全会一致で可決、成立いたしました。この法案は、昭和三十一年に制定された売春防止法に基づく婦人保護事業による従来の枠組みを転換し、近年問題になっている女性の貧困や性暴力の当事者らへの公的支援も明記された新法です。私は、この法律が成立されたことで、幅広く女性を救うものと期待をしております。 そこで、困難を抱えた女性への支援の一点目の質問は、生理用品無償配布の拡充についてです。 荒川区の女性支援の現状については、区役所の各機関が連携し、国が促進している婦人相談員も以前から設置していただいております。丁寧に対応していただいていることを高く評価させていただきます。 中でも、私ども公明党で推進してまいりました生理の貧困問題に関しては、庁舎各所で生理用品の無料配布や学校トイレへの設置を進めていただいております。 このように区として実施していただいているところではありますが、コロナ禍が長期化し、今でも経済的な理由から生理用品を入手できない女性が増加しています。 現在荒川区では、本庁舎二階、アクト21、がん予防健康づくりセンターの三か所で生理用品の配布をしていただいております。 私は、昨年の予算に関する特別委員会の中で、中学校トイレに生理用品の設置を要望いたしました。その際に、生理用品の設置を通して女子児童・生徒の様々な悩みの相談につながっていくことが重要であると申し上げました。設置をしていただいた結果、相談件数が増えたと報告をいただいております。 同様に、さらなる設置場所の拡大は、相談件数の増加、ひいては支援につながることが期待できると思います。 そこで、困難を抱えた女性を一人でも支援につなげるために、区民事務所やふれあい館などを生理用品の配布場所に加えてはいかがでしょうか。区の見解をお伺いいたします。 最後に、困難を抱えた女性を支援につなげるための広報策についてお伺いします。 コロナ禍が長期化し、雇用の悪化や自分の居場所がないなど、生きづらさを抱える若年女性が増加しています。 荒川区では、若年女性への相談事業はアクト21などを通し行っていただいているところではありますが、十代、二十代の若い女性が行政に相談するのはなかなかハードルが高いのではないかと思います。 様々な取組がある中、困難を抱えた女性が相談しやすくなるための広報策の一つとして、呼びかけ動画などを作成している自治体があります。 豊島区では、家族の世話に追われている、居場所がないなどと不安や生きづらさを抱える若い女性が支援につながるように、ためらわず相談していいんだよと伝えるメッセージ動画を四本作成しました。私も拝見いたしましたが、どの動画も一分ほどと短くシンプルで分かりやすく、若年女性の共感を呼ぶような動画となっております。 動画は、家族の世話や交際相手からの束縛、望まぬ妊娠など具体的なエピソードが挙げられており、最後の画面には、うまく言葉にならなくても大丈夫、あなたの味方になりたいと当事者に寄り添う内容となっています。豊島区では、この動画を見た方から、相談しやすくなったとのお声が上がっていると伺っております。 映像は、現代においてメッセージ性の高いツールとして捉えられています。恐らく困難を抱えた女性にとって触れやすい媒体であるのではないでしょうか。 ぜひとも荒川区として、困難を抱えた女性を支援につなげるため、SNSや動画などを活用した広報策の実施をしていただきたいと思いますが、御見解をお伺いいたします。 以上で一回目の質問を終わります。   〔子ども家庭部長谷井千絵君登壇〕 ◎子ども家庭部長(谷井千絵君) ヤングケアラーの周知に関する御質問にお答えいたします。 国では、ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行うことで負担を抱え、学習の遅れや友達づくりへの影響があり、子どもの権利が侵害される可能性がある十八歳未満の子どもとしております。 家族やヤングケアラーである子ども自身がその立場にあることに気づいていないために、当事者が相談窓口につながらず、介入や支援の手を差し伸べることが遅れることとなっており、議員御指摘のとおり、ヤングケアラーがどういう状態を指すのかについて、家族や子ども自身はもとより、学校や地域の大人たちに分かりやすく周知することが非常に重要です。 国においても、ヤングケアラーの支援推進が打ち出され、先日、厚生労働省から区に対して、ヤングケアラーに関する啓発ポスターの掲示とチラシ配布の依頼がありました。ふれあい館や教育委員会を通じて、区立中学校にポスターを掲示するとともに、チラシの配布依頼を行ったところです。 区といたしましては、議員御提案の趣旨を踏まえ、ヤングケアラー早期発見に向け、その周知について教育委員会をはじめ関係各部署と連携し、問題への理解が深まるよう取り組んでまいります。 次に、ヤングケアラー支援のための検討会に関する御質問にお答えいたします。 ヤングケアラーの支援に当たっては、支援に関係する機関が多岐にわたるため、関係機関が家族構成や本人の置かれた状況等の情報を共有し、支援策を検討する必要があると認識しております。 議員の御質問のとおり、区では、児童福祉法に基づき、庁内や外部の関係機関から成る荒川区要保護児童対策地域協議会を設けております。本協議会は、教育、福祉、保健の各部署のほか、警察や医療機関等の関係各所及び民生委員をはじめとする地域の関係者が出席し、ヤングケアラーを含め、虐待などの子どもと家庭の問題を早期発見し、適切な支援を図れるよう必要な情報交換と連携を行っております。 協議会では、個別のケースを扱う検討会議も開催しており、保護者の看護が十分でない家庭で小学生が家族に代わり幼いきょうだいの世話をしていることが協議された事例もございます。 区といたしましては、ヤングケアラーの支援に当たって、全庁での取組に加え、本協議会も活用しながら、関係機関とこれまで以上に連携を強化し、支援方法の検討や支援策の実施に取り組んでまいります。 次に、生理用品の配布に関する御質問にお答えいたします。 区では、長引くコロナ禍の中で、経済的に生理用品の購入が難しく、お困りの方に対する緊急支援策として、昨年三月から、防災備蓄物資や寄附物品を活用し、子育て支援課、アクト21、がん予防健康づくりセンターの各窓口や、ひとり親家庭を対象としたフードパントリーで合計約千四百セットの生理用品を配布してまいりました。 また、教育委員会では、約七百セットを全ての区立小学校、中学校の保健室で配布しているほか、区立中学校では生徒が利用するトイレにも設置したところです。 これらの取組に当たっては、生理用品の購入が難しく、必要としている方に確実にお渡しするという観点に加え、配布時に様々なお困りごとに対して丁寧に対応するための相談窓口の連絡先を記載した案内を同封し、必要な相談窓口に確実におつなぎしたいとの思いから、直接窓口における配布を基本としております。 区といたしましては、今後の事業展開のため、利用の実態や支援を必要とされている方々の御意向をしっかりと把握し、必要に応じて配布場所の拡大等の支援策を検討してまいります。 最後に、困難を抱えた女性への支援に関する御質問にお答えします。 先日成立しました困難な問題を抱える女性への支援に関する法律は、男女の平等や福祉の増進に着目した女性の人権を重んじる法律であると受け止めております。 区では、これまでも福祉的な婦人保護対応から、男女共同参画社会の実現、そして、多様な生き方を認め合う地域社会の一層の風土醸成を図るため、子ども家庭部、男女平等推進センター及び福祉部が連携し、施策を展開してまいりました。 そのような中で、女性を取り巻く環境、女性の抱える問題が多様化、複雑化しており、女性が自分の意思を大切にされながら支援を受けられる体制づくりが求められていると認識しており、まずその入り口である相談窓口にどのようにつなげるかということが非常に重要であると考えております。 女性に対する支援については、婦人相談員を配置し、DV避難者に対するNPO法人と協力した丁寧な支援や、児童相談所と連携した母子の安全確保など、現場での対応を進めてまいりました。 今後は法律の後押しを受け、女性が抱える困難な問題の現状や支援の必要性を広く周知するため、議員御提案の趣旨を踏まえ、相談を必要とする方へのアプローチの強化に取り組むとともに、女性が抱える複合的な問題に対し、法律に基づいた包括的な支援を行う体制づくりを推進し、性別や多様な生き方等による格差のない荒川区を目指してまいります。   〔教育長高梨博和君登壇〕 ◎教育長(高梨博和君) ヤングケアラーの実態調査の実施に関する御質問にお答えいたします。 厚生労働省及び文部科学省が行った調査によりますと、ヤングケアラーと思われる小学生が十五人に一人、中学生では十七人に一人いるという結果が明らかになっており、ケアに多くの時間が費やされることで学習の時間が削られるなど、子どもたちの成長にも影響が及んでいるといった課題が指摘されてございます。 現在、区内の学校では、日頃から児童・生徒の出欠状況や学習状況、家庭状況をきめ細かく把握し、子どもたち一人一人に寄り添いながら、必要に応じて個別相談や保護者面談を行うとともに、ケースワーカーやスクールソーシャルワーカーを活用し、ヤングケアラーをはじめとする様々な問題の早期発見と必要な支援に努めているところでございます。 議員から御提案のありました小中学校におけるヤングケアラーの実態調査につきましては、全庁的な連携の下で、支援体制の構築を図りつつ、質問項目や対象学年、調査方法等について、きめ細かく協議をしながら進めていく必要があると認識してございます。 教育委員会といたしましては、ヤングケアラーの子どもたちの負担を軽減し、安心して学校生活を送っていただくことができるよう、御質問の趣旨を踏まえ、さらに今後、きめ細かな支援に努めるとともに、関係各所との十分な連携を図りながら、実態に即した支援に向けて鋭意取り組んでまいる所存でございます。 ○副議長(松田智子君) 増田峰子議員の質問を終わります。 以上で一般質問を終わります。 日程第二、委員長報告についてを議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △委員長報告について  (資料の部に掲載) ○副議長(松田智子君) 各委員長より付託事項について報告があります。 各委員長からの報告については、お手元に配付の令和四年度荒川区議会定例会・六月会議委員会活動報告書のとおりです。 日程第三、議員提出議案第一号、東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦についてを議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △議員提出議案第一号 東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦について (議案の部に掲載) ○副議長(松田智子君) 地方自治法第百十七条の規定により、志村博司議長の退席を求めます。   〔議長退場〕 ○副議長(松田智子君) 朗読を省略いたします。 本案については、会議規則第三十八条第三項の規定により、提出者の説明並びに委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(松田智子君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 本案に対し、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(松田智子君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(松田智子君) 討論はないものと認めます。 本案は、原案どおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(松田智子君) 異議ないものと認めます。議員提出議案第一号は原案どおり決定いたしました。 志村博司議長の入場をお願いいたします。   〔議長入場〕 ○副議長(松田智子君) 議長と交代いたします。   〔副議長退席、議長着席〕 ○議長(志村博司君) 日程第四、議案第一号、職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例、日程第五、議案第二号、荒川区営住宅条例等の一部を改正する条例、日程第六、議案第三号、荒川区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正する条例、日程第七、議案第四号、荒川区立生涯学習センター条例の一部を改正する条例、日程第八、議案第五号、幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、日程第九、議案第六号、荒川区特別区税条例等の一部を改正する条例、日程第十、議案第七号、荒川区墓地等の構造設備及び管理の基準等に関する条例の一部を改正する条例、日程第十一、議案第八号、荒川区自転車等駐車場条例の一部を改正する条例、日程第十二、議案第十号、包括外部監査契約の締結について、以上九件を一括議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △議案第一号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 △議案第二号 荒川区営住宅条例等の一部を改正する条例 △議案第三号 荒川区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正する条例 △議案第四号 荒川区立生涯学習センター条例の一部を改正する条例 △議案第五号 幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 △議案第六号 荒川区特別区税条例等の一部を改正する条例 △議案第七号 荒川区墓地等の構造設備及び管理の基準等に関する条例の一部を改正する条例 △議案第八号 荒川区自転車等駐車場条例の一部を改正する条例 △議案第十号 包括外部監査契約の締結について (議案の部に掲載) ○議長(志村博司君) 朗読を省略いたします。 なお、議案第一号及び議案第五号の二件については、地方公務員法第五条第二項の規定により、あらかじめ人事委員会の意見を聴取しておきました。 人事委員会の意見については、お手元に配付の地方公務員法第五条第二項の規定に基づく特別区人事委員会の意見聴取について(回答)のとおりです。 (資料の部に掲載) ○議長(志村博司君) 本案に対し、理事者の説明を求めます。   〔総務企画部長小林直彦君登壇〕 ◎総務企画部長(小林直彦君) 議案第一号から第八号まで及び議案第十号の提案理由並びに内容を御説明申し上げます。 議案第一号、職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例は、児童福祉法に基づく児童に関する家庭等からの相談に応じるための家庭訪問等の業務に従事する職員に対する特殊勤務手当の支給額を見直すものでございます。 議案第二号、荒川区営住宅条例等の一部を改正する条例は、特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律施行規則の改正を踏まえ、使用対象者の要件等を改めるほか、規定を整備するものでございます。 議案第三号、荒川区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正する条例は、南千住四丁目学童クラブを廃止するものでございます。 議案第四号、荒川区立生涯学習センター条例の一部を改正する条例は、生涯学習センターについて指定管理者制度を廃止するとともに、担当する事業に地域活動の推進及び地域活動に資する人材の育成に関する事業を加えるほか、規定を整備するものでございます。 議案第五号、幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、幼稚園教育職員の教員特殊業務手当の限度額を改めるものでございます。 議案第六号、荒川区特別区税条例等の一部を改正する条例は、地方税法の改正等に伴い、区民税の住宅借入金等特別税額控除の対象等を改めるほか、規定を整備するものでございます。 議案第七号、荒川区墓地等の構造設備及び管理の基準等に関する条例の一部を改正する条例は、宗教法人法並びに一般社団法人及び一般財団法人に関する法律の改正等に伴い、規定を整備するものでございます。 議案第八号、荒川区自転車等駐車場条例の一部を改正する条例は、自転車等駐車場について、利用料金制度を廃止するほか、規定を整備するものでございます。 議案第十号、包括外部監査契約の締結につきましては、地方自治法第二百五十二条の三十六第二項の規定に基づき御提案申し上げるものでございます。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(志村博司君) 本案に対し、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 議案第一号、第二号及び第十号の計三件については総務企画委員会に、議案第三号から第五号の三件については文教・子育て支援委員会に、議案第六号及び第七号の二件については福祉・区民生活委員会に、議案第八号については建設環境委員会に、それぞれ会議規則第三十八条第一項の規定により審査を付託いたします。 日程第十三、議案第九号、令和四年度荒川区一般会計補正予算(第一回)を議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △議案第九号 令和四年度荒川区一般会計補正予算(第一回) (議案の部に掲載) ○議長(志村博司君) 朗読を省略いたします。 本案に対し、理事者の説明を求めます。   〔副区長佐藤安夫君登壇〕 ◎副区長(佐藤安夫君) 議案第九号、令和四年度荒川区一般会計補正予算(第一回)につきまして御説明申し上げます。 本補正予算は、補正前の予算総額に歳入歳出それぞれ七億三千七百九十七万円を追加いたしまして、一千七十八億九千七百九十七万円と定めるものでございます。 款項区分ごとの補正の金額並びに補正後の金額は、第一表歳入歳出予算補正に記載してございます。 次に、歳出予算の内容でございます。 民生費における四億七千六百七十一万三千円につきましては、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金や子育て世帯生活支援特別給付金の支給のほか、物価高騰の影響を受けている障がい者、介護・障がい福祉サービス事業者、子育て施設等に対する支援を目的とした補助に係る経費を計上するものでございます。 産業経済費における二億二千二百九十六万八千円につきましては、公衆浴場の燃料費補助を拡充するとともに、原油価格や物価高騰に苦しむ区内中小企業者を支援するための経済急変対応融資の実施等に係る経費を計上するものでございます。 教育費における三千八百二十八万九千円につきましては、食材費の高騰を受け、小中学校に対する給食食材費の補助を増額するものでございます。 続いて、債務負担行為の補正でございます。 中小企業融資の利子補給につきまして、第二表債務負担行為補正に記載のとおり補正するものでございます。 十分に御審議を賜りますようお願い申し上げまして、提案説明とさせていただきます。 ○議長(志村博司君) 本案に対し、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 議案九号は、会議規則第三十八条第一項の規定により総務企画委員会に審査を付託いたします。 この際、議事の都合により暫時休憩をいたします。           午前十一時五十分休憩           午後二時十八分開議 ○議長(志村博司君) 休憩前に引き続きまして会議を開きます。 この際、日程の追加についてお諮りいたします。 日程に追加して、議案第九号、令和四年度荒川区一般会計補正予算(第一回)について議題に供したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第九号について、日程に追加して、直ちに議題とすることに決定いたします。 追加日程第一、議案第九号、令和四年度荒川区一般会計補正予算(第一回)を議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △議案第九号 令和四年度荒川区一般会計補正予算(第一回)(委員長報告) ○議長(志村博司君) 本案に関しては、総務企画委員会小島和男委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔小島和男君登壇〕 ◆十番(小島和男君) 付託を受けました議案一件につきまして、委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議案について理事者より説明を受けた後、審査に入りました。 議案第九号、令和四年度荒川区一般会計補正予算(第一回)について、委員より、各給付金等の対象者、給付方法等、現状の食材費補助における食材費高騰への対応可否、物価高騰による介護控えへの対応、タクシー料金の値上げを想定した今後の区の対応、対象を限定しない物価高騰対策の可否、本予算案の可決後の事業開始時期、地方創生臨時交付金の今後の活用方針、二〇パーセントプレミアム付商品券発行の実施予定、各施設の物価高騰対策補助の対象経費の範囲、公衆浴場助成の在り方などについて質疑があり、その後、討論に入りました。 討論では、各委員より、緊急要望を踏まえた補正予算案であると理解している。物価高騰対策を可及的速やかに実施するよう求め、賛成。成立の際には、物価高騰から区民の生活を守る施策の速やかな実行を要望し、賛成。今後も予想される物価高騰等に応じて、必要に応じた補助の拡充を求め賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(志村博司君) ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 議案第九号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第九号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第十四、議案第十一号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △議案第十一号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて (議案の部に掲載) ○議長(志村博司君) 朗読を省略いたします。 本案に対し、理事者の説明を求めます。   〔総務企画部長小林直彦君登壇〕 ◎総務企画部長(小林直彦君) 議案第十一号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、提案いたしました理由及び内容を御説明申し上げます。 本案は、本年九月三十日をもって任期満了となる松熊貴代氏を改めて人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦するため、人権擁護委員法第六条第三項の規定に基づき、議会の御意見をお伺いするものでございます。 松熊貴代氏につきましては、別紙略歴にもございますとおり、汐入小学校PTA参与、民生委員・主任児童委員として地域の発展や青少年の健全育成のため、御活躍されております。また、平成二十五年に人権擁護委員になられて以来、熱意をもってその職務を遂行されておられます。 こうした御経歴から、人権擁護委員として適任であると存じ、その候補者として推薦するため、御提案申し上げるものでございます。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(志村博司君) 本案に対し、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。   〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 十二番鎌田理光議員。 ◆十二番(鎌田理光君) 町田議員、中島議員、両名の賛成を得て動議を提出いたします。 本案は委員会の審査を省略されるよう提議いたします。 ○議長(志村博司君) 所定の賛成者がありますので、ただいまの動議を議題といたします。 本案は委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。本案は委員会の審査を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 本案については、適当との意見を付すことに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第十一号は適当との意見を付すことに決定いたしました。 日程第十五、議案第十二号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △議案第十二号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて (議案の部に掲載) ○議長(志村博司君) 朗読を省略いたします。 本案に対し、理事者の説明を求めます。   〔総務企画部長小林直彦君登壇〕 ◎総務企画部長(小林直彦君) 議案第十二号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、提案いたしました理由及び内容を御説明申し上げます。 本案は、本年九月三十日をもって任期満了となる高田正道氏を改めて人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦するため、人権擁護委員法第六条第三項の規定に基づき、議会の御意見をお伺いするものでございます。 高田正道氏につきましては、別紙略歴にもございますとおり、保護司、民生委員・児童委員として、地域における更生保護や福祉の向上のため、御活躍されておられます。また、平成二十五年に人権擁護委員になられて以来、熱心にその職務を遂行されております。 こうした御経歴から、人権擁護委員として適任であると存じ、その候補者として推薦するため、御提案申し上げるものでございます。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(志村博司君) 本案に対し、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。   〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 二十八番増田峰子議員。 ◆二十八番(増田峰子君) 保坂議員、菊地議員、両名の賛成を得て動議を提出いたします。 本案は委員会の審査を省略されるよう提議いたします。 ○議長(志村博司君) 所定の賛成者がありますので、ただいまの動議を議題といたします。 本案は委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。本案は委員会の審査を省略することに決定いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 本案については適当との意見をすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第十二号は適当との意見を付すことに決定いたしました。 日程第十六、議案第十三号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △議案第十三号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて (議案の部に掲載) ○議長(志村博司君) 朗読を省略いたします。 本案に対し、理事者の説明を求めます。   〔総務企画部長小林直彦君登壇〕 ◎総務企画部長(小林直彦君) 議案第十三号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、提案いたしました理由及び内容を御説明申し上げます。 本案は、本年九月三十日をもって任期満了となる小林美奈子氏を改めて人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦するため、人権擁護委員法第六条第三項の規定に基づき、議会の御意見をお伺いするものでございます。 小林美奈子氏につきましては、別紙略歴にもございますとおり、民生委員・主任児童委員、青少年育成日暮里地区委員として、地域の発展や青少年の健全育成のため、御活躍されております。また、平成二十五年に人権擁護委員になられて以来、熱意を持ってその職務を遂行されております。 こうした御経歴から、人権擁護委員として適任であると存じ、その候補者として推薦するため、御提案申し上げるものでございます。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(志村博司君) 本案に対し、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。   〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 十一番土橋圭子議員。 ◆十一番(土橋圭子君) 菅谷議員、町田議員、両名の賛成を得て動議を提出いたします。 本案は委員会の審査を省略されるよう提議いたします。 ○議長(志村博司君) 所定の賛成者がありますので、ただいまの動議を議題といたします。 本案は委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。本案は委員会の審査を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 本案については適当との意見を付すことに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第十三号は適当との意見を付すことに決定いたしました。 日程第十七、議案第十四号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △議案第十四号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて (議案の部に掲載) ○議長(志村博司君) 朗読を省略いたします。 本案に対し、理事者の説明を求めます。   〔総務企画部長小林直彦君登壇〕 ◎総務企画部長(小林直彦君) 議案第十四号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、提案いたしました理由及び内容を御説明申し上げます。 本案は、上原憲太郎氏を新たに人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦するため、人権擁護委員法第六条第三項の規定に基づき、議会の御意見をお伺いするものでございます。 上原憲太郎氏につきましては、別紙略歴にもございますとおり、保護司、関東地方更生保護事業連盟理事等として、犯罪や非行をした人の更生等のため御尽力されており、また、青少年育成尾久地区委員として青少年の健全育成のため、御活躍されております。 こうした御経歴から、人権擁護委員として適任であると存じ、その候補者として推薦するため、御提案申し上げるものでございます。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(志村博司君) 本案に対し、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。   〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 二十七番山口幸一郎議員。 ◆二十七番(山口幸一郎君) 菊地議員、森本議員、両名の賛成を得て動議を提出いたします。 本案は委員会の審査を省略されるよう提議いたします。 ○議長(志村博司君) 所定の賛成者がありますので、ただいまの動議を議題といたします。 本案は委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。本案は委員会の審査を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 本案については適当との意見を付すことに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第十四号は適当との意見を付すことに決定いたしました。 日程第十八、議案第十五号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △議案第十五号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて (議案の部に掲載) ○議長(志村博司君) 朗読を省略いたします。 本案に対し、理事者の説明を求めます。   〔総務企画部長小林直彦君登壇〕 ◎総務企画部長(小林直彦君) 議案第十五号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、提案いたしました理由及び内容を御説明申し上げます。 本案は、伊藤花恵氏を新たに人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦するため、人権擁護委員法第六条第三項の規定に基づき、議会の御意見をお伺いするものでございます。 伊藤花恵氏につきましては、別紙略歴にもございますとおり、現在弁護士として御活躍されており、荒川区法律相談員及び荒川区社会福祉協議会法律相談員として区民の法律相談にも当たっておられます。 こうした御経歴から、人権擁護委員として適任であると存じ、その候補者として推薦するため、御提案申し上げるものでございます。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(志村博司君) 本案に対し、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 質疑はないものと認めます。   〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 十六番明戸真弓美議員。
    ◆十六番(明戸真弓美君) 菅谷議員、並木議員、両名の賛成を得て動議を提出いたします。 本案は、委員会の審査を省略されるよう提議いたします。 ○議長(志村博司君) 所定の賛成者がありますので、ただいまの動議を議題といたします。 本案は委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。本案は委員会の審査を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 討論はないものと認めます。 本案については適当との意見を付すことに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認めます。議案第十五号は適当との意見を付すことに決定いたしました。 日程第十九、諸般の報告についてを議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △諸般の報告について  (諸般の報告の部に掲載) ○議長(志村博司君) 区長並びに監査委員から、お手元に配付のとおり報告並びに書類の提出がありました。 報告並びに書類については、お手元に配付の報告書のとおりです。 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたします。 お諮りいたします。本日はこれをもって散会いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 なお、明日六月二十五日から七月六日までは委員会審査のため休会いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志村博司君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 次回の本会議は、七月七日午前十時から再開いたします。 本日はこれをもって散会いたします。誠にお疲れさまでございました。           午後二時三十四分散会...