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  1. 荒川区議会 2014-02-01
    03月13日-04号


    取得元: 荒川区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-12
    平成26年度定例会・2月会議荒川区議会会議録(第二十九日目)================一、日  時   平成二十七年三月十三日 午前十時一、場  所   荒川区議会議場一、出席議員(三十一名) 一番 藤澤志光君 二番 小坂英二君 三番 小林行男君 四番 安部キヨ子君 五番 横山幸次君 六番 斉藤邦子君 七番 相馬堅一君 八番 小島和男君 九番 菅谷元昭君 十番 明戸真弓美君 十一番 茂木 弘君 十二番 若林清子君 十四番 小坂眞三君 十五番 服部敏夫君 十六番 並木一元君 十七番 斉藤泰紀君 十八番 北城貞治君 十九番 守屋 誠君 二十番 鳥飼秀夫君 二十一番 志村博司君 二十二番 斉藤裕子君 二十三番 浅川喜文君 二十四番 竹内明浩君 二十五番 清水啓史君 二十六番 瀬野喜代君 二十七番 菊地秀信君 二十八番 松田智子君 二十九番 吉田詠子君 三十番 保坂正仁君 三十一番 中村尚郎君 三十二番 萩野 勝君一、欠席議員(なし)一、出席説明員 区長 西川太一郎君 副区長 佐藤安夫君 副区長 北川嘉昭君 広報担当部長 米澤貴幸君 管理部長 猪狩廣美君 区民生活部長 高岡芳行君 地域文化スポーツ部長 池田洋子君 産業経済部長 石原 久君 環境清掃部長 岡本壽子君 福祉部長 谷嶋 弘君 健康部長 倉橋俊至君 子育て支援部長 青山敏郎君 防災都市づくり部長 松土民雄君 会計管理部長兼  債権管理担当部長 石澤 宏君 総務企画課長 片岡 孝君 財政課長 宮腰 肇君 教育長 高梨博和君 教育委員会事務局  教育部長 五味智子君 選挙管理委員会委員長 武藤文平君 代表監査委員 中里 稔君一、職務のため出席した事務局職員 事務局長 濱島明光 庶務係長 野口正紀 議事係長 赤沼克己 主事 村田英明 主事 早坂利春 主事 染谷沙織 主事 土屋諒介 企画調査係長 西 智行 議 事 日 程 平成二十七年三月十三日 午前十時開議第一   議員提出議案第三十八号    「核兵器のない世界に向けた法的枠組み」構築への取り組みを求める意見書提出について第二   議員提出議案第二十九号    荒川区学校給食費助成条例第三   議員提出議案第三十号     荒川区小中学校等入学祝い金の交付に関する条例第四   議員提出議案第三十五号    荒川区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例第五   議員提出議案第三十六号    荒川区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正する条例第六   議員提出議案第三十一号    荒川区高齢者入浴事業に関する条例第七   議員提出議案第三十二号    荒川区生きがい奨励金支給に関する条例第八   議員提出議案第三十三号    荒川区高齢者介護保険料負担軽減助成条例第九   議員提出議案第三十四号    荒川区住宅リフォーム促進及び区内施工業者仕事づくり条例第十   議案第八十号         荒川区行政手続条例の一部を改正する条例第十一  議案第八十一号        荒川区情報公開条例の一部を改正する条例第十二  議案第八十二号        荒川区手数料条例の一部を改正する条例第十三  議案第八十九号        平成二十六年度荒川区一般会計補正予算(第三回)第十四  議案第七十七号        地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正に伴う関係条例の整備に関する条例第十五  議案第八十三号        荒川区立保育所条例の一部を改正する条例第十六  議案第九十七号        荒川区立保育所保育料に関する条例第十七  議案第九十八号        荒川区立幼稚園条例の一部を改正する条例第十八  議案第九十九号        荒川区立こども園条例の一部を改正する条例第十九  議案第七十八号        荒川区地域包括支援センターが実施する包括的支援事業の人員等の基準に関する条例第二十  議案第七十九号        荒川区指定介護予防支援等の事業の人員及び運営、指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法等の基準に関する条例第二十一 議案第八十四号        荒川区立特別養護老人ホーム条例の一部を改正する条例第二十二 議案第八十五号        荒川区介護保険条例の一部を改正する条例第二十三 議案第八十六号        荒川区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備、運営等の基準に関する条例の一部を改正する条例第二十四 議案第八十七号        荒川区指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営、指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法等の基準に関する条例の一部を改正する条例第二十五 議案第八十八号        荒川区建築審査会条例の一部を改正する条例第二十六 議案第九十四号        荒川区従前居住者用住宅の指定管理者の指定について第二十七 議案第九十号         平成二十七年度荒川区一般会計予算第二十八 議案第九十一号        平成二十七年度荒川区国民健康保険事業特別会計予算第二十九 議案第九十二号        平成二十七年度荒川区後期高齢者医療特別会計予算第三十  議案第九十三号        平成二十七年度荒川区介護保険事業特別会計予算第三十一 議員提出議案第三十九号    荒川区議会委員会条例の一部を改正する条例第三十二                委員長報告について    ①平成二十六年度第二十五号請願 集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回し、それに基づく立法化を行わないよう関係機関に意見書を提出することを求めにる請願   午前十時開議 ○議長(北城貞治君) 本日の会議を開きます。 出席、欠席議員数を報告いたします。出席三十名、欠席一名でございます。 直ちに日程に入ります。 日程第一、議員提出議案第三十八号、「核兵器のない世界に向けた法的枠組み」構築への取り組みを求める意見書提出についてを議題といたします。 ───────────────○─────────────── △議員提出議案第三十八号 「核兵器のない世界に向けた法的枠組み」構築への取り組みを求める意見書提出について (議案の部に掲載) ○議長(北城貞治君) 事務局長より朗読いたします。   〔事務局長朗読〕 ◎議会事務局長(濱島明光君) 議員提出議案第三十八号 「核兵器のない世界に向けた法的枠組み」構築への取り組みを求める意見書提出について上記の議案を提出する。平成二十七年三月十三日      提出者 荒川区議会議員          菅谷 元昭   明戸真弓美   茂木  弘          若林 清子   小坂 眞三   服部 敏夫          並木 一元   斉藤 泰紀   北城 貞治          守屋  誠   鳥飼 秀夫   志村 博司          菊地 秀信   松田 智子   吉田 詠子          保坂 正仁   中村 尚郎   萩野  勝          竹内 明浩   清水 啓史   瀬野 喜代          藤澤 志光   「核兵器のない世界に向けた法的枠組み」構築への取り組みを求める意見書 本年は、第二次世界大戦の終戦から七十年の節目を迎えます。 我が国は、大戦中、自国民やアジアの人々に多大な苦痛をもたらした事への反省に立って、日本国憲法に不戦の決意と「世界平和」という理想実現への努力を謳い、七十年間、国連を中心とした平和の拡大に真摯に努力してきました。今後も、我が国は唯一の戦争被爆国として、核兵器廃絶への取り組みにおいて、積極的貢献を果たさなければなりません。 昨年四月、核兵器の非人道性を巡る議論の高まりの中で開催された「軍縮・不拡散イニシアティブ(NPDI)広島外相会合」では、世界の政治指導者の被爆地訪問などを呼びかける「広島宣言」を我が国から世界に発信することができたところです。 よって、荒川区議会は、政府に対し、一日も早い「核兵器のない世界に向けた法的枠組み」の構築に向けて、我が国が積極的貢献を果たすよう、以下の事項を求めます。                記一 核兵器保有国も参加する核兵器の不拡散に関する条約(NPT)において、核兵器のない世界に向けた法的枠組みの検討に着手することを合意できるよう、本年開催されるNPT再検討会議の議論を積極的にリードすること。二 原爆投下から七十年の本年、我が国で開催される広島での国連軍縮会議、長崎でのパグウォッシュ会議世界大会から、核兵器のない世界に向けた法的枠組み実現への力強いメッセージが世界に発信できるよう、政府関係者、専門家、科学者とともに市民社会の代表や世界の青年による参加の促進を図るなど、両会議を政府としても積極的に支援すること。三 NPDI広島宣言を受け、主要国の首脳が被爆の実相にふれる第一歩として、日本で開催される二〇一六年主要国首脳会議(サミット)の首脳会合、外相会合やその他の行事を広島、長崎で行うことを検討すること。四 核兵器禁止条約を始めとする法的枠組みの基本的理念となる核兵器の非人道性や人間の安全保障並びに地球規模の安全保障について、唯一の戦争被爆国として積極的に発信し、核兵器のない世界に向けた法的枠組みに関する国際的な合意形成を促進すること。五 日米間のあらゆる場の議論を通じ、核兵器のない世界に向けての法的枠組みを見通した日米安全保障のあり方を検討し、核兵器のない世界に向けた新たな安全保障のあり方を世界に発信することにより、国際的議論を促進すること。 以上、地方自治法第九十九条の規定により、意見書を提出します。平成二十七年 月 日              荒川区議会議長名内閣総理大臣外務大臣あて ○議長(北城貞治君) 本案については、会議規則第三十八条第三項の規定により、提出者の説明並びに委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 本案に対し質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 三番小林行男君。   〔小林行男君登壇〕 ◆三番(小林行男君) 私は、日本共産党荒川区議会議員団を代表して、「核兵器のない世界に向けた法的枠組み」構築への取り組みを求める意見書案に反対の討論を行います。 「核兵器のない世界」の実現は、被爆者をはじめ日本国民の切実な願いであります。それはまた人類の生存がかかった緊急課題でもあります。 我が党は一貫して被爆国の政党として、核兵器全面禁止、廃絶のために全力を尽くしてまいりました。 核兵器のない世界を目指す世界的な流れも生まれてきています。昨年十月、百五十五カ国の連名で発表された「核兵器の人道上の影響に関する共同声明」は、「いかなる状況下のもとでも、決して再び核兵器を使わないことが人類の生存にとって利益」であるとし、それを「保障する唯一の道は、その全面廃絶」だと訴えています。実現に向けた法的枠組みを構築することは極めて重要だと考えています。 しかし、意見書案の第五項目目の「核兵器のない新たな安全保障のあり方」と言っておりますが、その内容が明確でなく、賛成できません。 日本政府は、日米安全保障・安保条約において「核抑止力論」、アメリカの「核の傘」に頼る立場をとっております。「核兵器をつくらず、持たず、持ち込ませず」の非核三原則を国是としているのにもかかわらず、日米間で日本に寄港・飛来する米艦船、米航空機の核兵器搭載については、条約上の権利として認める密約があり、核兵器が持ち込まれてきました。また、核兵器禁止条約の交渉を求める国連総会の決議では、繰り返し棄権をする態度をとり続けています。 安倍政権は、今後十年間の軍事方針である「国家安全保障戦略」で「核抑止力を中心とする米国の拡大抑止は不可欠」と明記しました。さらに、「核兵器の使用を個別的・集団的自衛権に基づく極限の状況に限定することを核保有国が宣言すべき」と核兵器の使用を容認していることは重大であります。日米軍事同盟のもとで、核抑止論にしがみつく限り、「核兵器のない世界」を永遠に先送りするものであることは明白ではないでしょうか。 こうしたことに対して明確な言及がないことは、結果として、これまでの日本政府への追認でしかありません。 日本共産党は、日本政府が日米安保条約と「核の傘」の鎖を断ち切り、被爆国の政府としてふさわしい行動をとることを求めて、討論といたします。 ○議長(北城貞治君) 二番小坂英二君。   〔小坂英二君登壇〕 ◆二番(小坂英二君) 議員提出議案第三十八号、「核兵器のない世界に向けた法的枠組み」構築への取り組みを求める意見書提出について、反対討論をいたします。 先人を貶め、美辞麗句に惑わされ、日本を危機に晒し続ける意見書など有害極まりありません。意見書に「大戦中、自国民やアジアの人々に多大な苦痛をもたらした事への反省」とありますが、アジアで独立国が日本とタイしかない状況で、ほかの地域が白人国家に血塗られた支配を受けていた当時の現状、さらに、大きな力を持っていた黄色人種の国家を潰そうと、日本を潰そうと多方面の謀略戦を仕掛けられた歴史の流れ、戦わなければ言語をはじめとする民族性を破壊され、略奪される一方の植民地に日本自体がなりかねなかった現実、日本が戦ったからこそアジア諸国の独立につながったこと、そうした危機感と思いを持って日本全体が団結し、それぞれの持ち場で大事なものを捧げて戦った先人を悪し様に総括し、敬意が全く感じられないことといった数々の事実を鑑み、そして無視されている事実を考えると、到底賛同できず、根本的な認識の誤りがまず冒頭にあると言わざるを得ません。 また、「唯一の被爆国」と書かれていますが、全くの事実誤認であります。 支那共産党に侵略され、血塗られた植民地支配下にある東トルキスタン、ウイグル人の国家でありますが、そこは何度も原爆を無警告で落とされ、多数の死者を出していることが明らかになっています。 「日本は唯一の戦争被爆国」等々というのは、単なるプロパガンダにすべきません。米国、支那共産党の悪行は、いずれも人の道に反したものであり、決して許してはならないものであるのは言うまでもありません。 さらに、被爆国だから核兵器廃絶に積極的に取り組みをせねばならないという趣旨のことが書かれていますが、自らの国が原爆で大量虐殺をされたのであれば、そのような攻撃を受けることのない国民を守る覚悟と力を持った真っ当な国になることをまず目指さねばなりません。自衛隊に手かせ足かせをたくさんつけて動きにくい状態にし、多くの国民も危機から目をそらし、砂の中に頭を隠すだけで安全な場所にいる気になっているような、ダチョウのような、そうした現状をまず変えねばならないわけであります。 国防の面で手足を縛られた現状の日本が核廃絶など唱えても、所詮は負け犬の遠吠えで、一体どこのお人好しの核保有国が耳を傾けるのでしょうか。国際政治はおままごとではないのですから。 さらに、本質的な指摘をすると、核兵器が一度開発された以上、それは無くせません。多くの国が保有し、多数の技術者がいて、情報が世界中に点在する中で、各国が仮に核兵器を廃絶することを決めたとして、どれだけの実効性があるでしょうか。 核兵器は、既存の技術の組み合わせで成り立っているにすぎず、一度廃絶しても、作る気になれば再度作れます。それに関する技術を全て抹消し、技術者を全員殺し尽くしたとしても、再開発を不可能にすることなど到底できません。そのようなことはもとより不要ですし、許されないことでありますが。 そのような中で、「核兵器のない世界」が一時的にできたとしても、ISISのようなテロ集団や数々のならず者国家が核保有を宣言したら、それこそそういう連中の思う壺であります。 必要なことは、核を世界で均衡状態に置き、安定的な状態に保つことであります。核兵器を一度人類が開発してしまった以上、無くせません。均衡を保っていかざるを得ないのです。 国際情勢において核保有の有無は、交渉力を段違いにさせます。先ほど核軍縮への世界的流れができているという認識を示された討論がありましたが、それは完全に妄想であります。世界のほぼ全ての国は核を持てるのなら持とうという意向を強く持っています。それが現実であります。 北朝鮮や支那共産党といった核兵器を日本に向けているごろつき集団に周りを囲まれている、そうした状況で日本が自分だけ核を持たずに平和に努力しているといっても、失笑を買うだけでなく、拉致被害者も救えず、韓国の竹島侵略にも、ロシアの北方領土強奪、そして支那共産党の尖閣侵略にも何もできず、守るべき国民を見殺しにし続ける国家であり続けるだけであります。 このような環境を考えると、日本が検討すべきことは、核兵器保有で日本国をしっかり守ることであると考えます。その検討すら封じ、議論を呼びかけた防衛政務次官を首にするような、ダチョウが砂の中に首を隠し、体を出したままで、さも安全な場所にいると思い込んでいるかごとき姿勢の日本のあり方をまず変えなければならないと思います。 核兵器の保有について議論すら許されない思考停止状態の政治こそ、日本を貶め、危険に晒すことであると確信を持って申し上げ、極めて無責任なこの議案への反対の討論といたします。 ○議長(北城貞治君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 本案は原案どおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立多数と認めます。よって、議員提出議案第三十八号は原案どおり決定いたしました。 お諮りいたします。議員提出議案第三十八号の意見書提出につきましては、議長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 日程第二、議員提出議案第二十九号、荒川区学校給食費助成条例、日程第三、議員提出議案第三十号、荒川区小中学校等入学祝い金の交付に関する条例、日程第四、議員提出議案第三十五号、荒川区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例、日程第五、議員提出議案第三十六号、荒川区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正する条例、以上四件を一括議題といたします。 ───────────────○─────────────── △議員提出議案第二十九号 荒川区学校給食費助成条例議員提出議案第三十号  荒川区小中学校等入学祝い金の交付に関する条例 △議員提出議案第三十五号 荒川区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例 △議員提出議案第三十六号 荒川区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正する条例                         (委員長報告
    ○議長(北城貞治君) 本案に関しては、文教・子育て支援委員長並木一元君より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔並木一元君登壇〕 ◆十六番(並木一元君) 付託を受けました議員提出議案四件につきまして、一括して委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議員提出議案について、それぞれ提出者より説明を受けた後、順次審査に入りました。 初めに、議員提出議案第二十九号、荒川区学校給食費助成条例につきまして、委員より、助成金により実質無償化をする意義、義務教育の無償化についての区の見解、経済的に就学困難な家庭に対する就学援助の状況、給食の調理業務に係る経費、及び、食材費の実質負担の額などについて質疑がありました。 その後、討論及び採決を行い、子どもの貧困などの経済的な格差が拡がる中で、様々な問題を取り除くことが必要であるとして賛成との意見、これに対し、食物アレルギー等への対応を行うことや、おいしい給食を提供するためには、今後も保護者が食材費を負担することが必要であるとし、反対との意見、援助が必要な方には、既に就学援助は行われているとして、反対との意見、反対であり、子どもの教育に対する予算をどのようにするか、まず、国としての議論が必要であると意見、さらには、助成金により義務教育の実質無償化を行うことには限界があるとして、反対との意見があり、委員会は採決の結果、起立少数により、否決と決定いたしました。 次に、議員提出議案第三十号、荒川区小中学校等入学祝い金の交付に関する条例につきましては、委員より、交付の対象とする学校の公立、私立の範囲、高額所得者に祝い金を交付することに対する提出者の見解などについて質疑がありました。 その後、討論及び採決を行い、消費税の増税など様々な負担増がある中で、経済的給付を行うことが決められているとして賛成との意見、これに対し、全ての保護者に支給することには賛同できず、貴重な税金は優先順位をつけて投入して事業を行うべきであるとして、反対との意見、現行においても就学援助で入学準備金があることから、反対であり、あわせて今後も適切な支援を要望するとの意見、保護者の所得格差が拡がる中で、所得制限を行うことなく祝い金を支給することは、適切な支援策ではないとして反対との意見があり、委員会は採決の結果、起立少数により否決と決定いたしました。 次に、議員提出議案第三十五号、荒川区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、全小学生の医療費総額及び全中学生の医療費総額の構成割合について、質疑がありました。 その後、討論及び採決を行い、この間、助成の対象年齢を拡大してきたことから、最終的には十八歳に拡大することが必要であり、他区に先駆けて行うべきであるとして賛成との意見、これに対し、現行の医療費の助成についても区民の中では様々な意見があることから、拡大することについて区民の十分な理解と納得を得るには時期尚早であるとし、反対との意見があり、委員会は採決の結果、起立少数により、否決と決定いたしました。 最後に、議員提出議案第三十六号、荒川区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正する条例につきまして、委員より、同趣旨の陳情審査により、議会の意思は示されたが、改めて条例として提案する意義についての議案提出者の見解、現行では学童クラブの利用時間が原則九時となっているが、区の例外的な対応の有無、学童クラブの利用時間を検討する中で、現状八時三十分に通う子どもが多数となっている状況で、基本時間を八時三十分からにするという検討をしているか否かの区の見解について質疑がありました。 その後、討論及び採決を行い、利用時間を午前八時三十分からに改めるという同趣旨の陳情が採択されていることから、議決の重みを踏まえ、早期に実現すべきとして賛成との意見、これに対し、必要な区民には八時三十分に利用することができるようになっていることから、条例で全て八時三十分にする必要はなく、区は今後も検討していくとのことであるので、早急に条例改正する必要はないとして反対との意見、区が検討を進めようとしている状況にあることから、同趣旨の議員提出議案を可決する必要はないとして反対との意見、保護者の切実な思いについて、議会として行政に強く要望することが必要であり、学童クラブの利用時間を議員提出の条例で縛ろうとすることには賛成できないとして、改正に反対との意見があり、委員会は採決の結果、起立少数により否決と決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(北城貞治君) 一件ずつお諮りいたします。 議員提出議案第二十九号、荒川区学校給食費助成条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 七番相馬堅一君。   〔相馬堅一君登壇〕 ◆七番(相馬堅一君) 議員提出議案第二十九号、荒川区学校給食費助成条例について、日本共産党を代表して賛成討論を行います。 本条例提案は、現在、私費負担となっている給食食材費を全額助成することで義務教育の無料化に近づけること、あわせて子育て支援の充実を行うものであります。 就学援助による給食費等の助成もありますが、それは生活保護の一・二倍の収入以下となっており、公租公課を考えると、境界層の方々への支援は十分とは言えません。そこで、所得制限を設けず助成を行うことを提案しているものであります。 また、本提案は、学校給食費を無料化し、事実上公会計化、区の予算に位置づけ、歳入歳出することを展望しております。それによって、第一に教職員の学校給食費の集金管理及び支払いに係る負担を軽減し、子どもと向き合う時間を増やし、義務教育そのものに専念することを前進させるものであります。第二に、未納がなくなり、食材購入と給食提供の安定性を確保することができます。 近年、公会計化する自治体が増加しており、義務教育無償化の理念の達成とともに重要な課題と考えております。 議員各位の賛同をお願いいたしまして、討論といたします。 ○議長(北城貞治君) 二十七番菊地秀信君。   〔菊地秀信君登壇〕 ◆二十七番(菊地秀信君) 私たち公明党荒川区議会議員団は、本条例案に反対の立場で討論を行います。 荒川区では、学校給食費に関し、給食調理業務に係る経費は公費で負担しており、食材に係る実費相当分を保護者に負担していただいております。その食材費についても、経済的に就学が困難な家庭に対しては、就学援助として必要な支援は既に行っております。また、本条例案の助成対象が全ての世帯となっていることを見ても、区民の皆様からいただいた大切な税を投入するには議論がなされていないと言わざるを得ません。 さらに、私は、区議会議員選挙目前のこの時期にあえてこの種の議案を一方的に提出する狙いは何なのか、疑問に感じます。本気で条例を制定、改正しようと思うのであれば、あらかじめ各会派にその必要性を訴え、十分に時間をかけて議論をしていく姿勢が必要なのではないでしょうか。 このことを付言させていただき、本条例案に反対の討論といたします。 ○議長(北城貞治君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 なお、本案に対する委員長報告は否決でありますので、原案について採決いたします。 本案は原案どおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立少数と認めます。よって、議員提出議案第二十九号は否決されました。 議員提出議案第三十号、荒川区小中学校等入学祝い金の交付に関する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 四番安部キヨ子さん。   〔安部キヨ子君登壇〕 ◆四番(安部キヨ子君) 私は、日本共産党荒川区議団を代表して、議員提出議案第三十号、荒川区小中学校等入学祝い金の交付に関する条例に賛成の討論を行います。 本条例は、小学校、中学校並びに特別支援学校小学部、中学部に入学する児童・生徒の入学を祝い、保護者に対し、小学生二万円、中学生三万円の入学祝い金を支給するものです。 少子化の要因に教育費など経済的な負担の重さがあります。子育て世代の平均年収は激変しています。小中学校の入学準備に必要なお金は、ランドセル一つとっても三万円から五万円です。中学生となりますと、学校指定の制服、運動着、靴、鞄など絶対に必要なものに七万、八万円が必要になります。就学援助と生活保護の入学準備金では、この経費は賄えません。 入学祝い金は、子育て世代の負担軽減を図り、区として子どもたちの成長を祝福するものです。荒川区子ども・子育て支援計画で、「子どもは社会の希望」、「子どもの育成は重要な未来への投資」、「社会全体で取り組む最重要課題の一つ」と書いています。四月、新しい夢と希望、期待に胸を膨らませる子どもたちを応援するために、ぜひ議員の皆さんの御賛同を改めてお願いいたしまして、討論といたします。 ○議長(北城貞治君) 二十七番菊地秀信君。   〔菊地秀信君登壇〕 ◆二十七番(菊地秀信君) 本条例に対しても、公明党区議団としては反対です。 昨今の社会状況の中、家庭の貧困の問題は学校教育でも無視できない大変重要な問題です。子どもの学力と家庭の貧困との関連性も指摘されています。公明党としても、どのような家庭の子どもでも学ぶ環境を等しく確保していくことが教育委員会、そして荒川区全体として取り組むべき喫緊の課題であり、その意味でも真に支援が必要な世帯へのサポートこそが今、求められていると考えております。 荒川区では、現在、必要な家庭の新小学一年生に二万三千二百十円、新中学一年生に二万六千百二十円を就学援助制度の中の入学準備金として支給しています。 共産党の皆さんは、日頃から大企業や高額所得者への負担を求める主張をしているにもかかわらず、本条例案は所得に関係なく全ての世帯に入学祝い金を交付するとされており、その判断には疑念を抱かざるを得ません。ばらまきや大衆迎合とのそしりを受けかねない本条例案には反対とさせていただきます。 ○議長(北城貞治君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 なお、本案に対する委員長報告は否決でありますので、原案について採決いたします。 本案は原案どおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立少数と認めます。よって、議員提出議案第三十号は否決されました。 議員提出議案第三十五号、荒川区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 七番相馬堅一君。   〔相馬堅一君登壇〕 ◆七番(相馬堅一君) 議員提出議案第三十五号、荒川区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例に、日本共産党区議団を代表いたしまして賛成討論を行います。 本条例は、子ども医療費助成を十八歳まで拡大しようとするものであります。子どもの権利条約は零歳から十八歳までを対象に、最善の利益を掲げ、生存、発達保障、健康、医療の確保などを求めています。児童福祉法も同様です。 子育て支援と児童の健やかな発達を保障するために、十八歳までの医療費無料化に本来なら国が制度化すべきと考えます。しかし、現在、全国百六十余りの自治体が無料化に踏み切っており、地方自治体が実施することで、国制度の前進も図りたいものであります。 医療費負担の不安のない社会は、子育て支援の大きな力です。千代田区と日の出町に続いて、都内で荒川区が続き、実現を図っていきましょう。経済的な理由で診察治療が受けられない子どもを一人も生まないように、議員各位の賛同をお願いいたしまして、討論といたします。 ○議長(北城貞治君) 二十七番菊地秀信君。   〔菊地秀信君登壇〕 ◆二十七番(菊地秀信君) 反対の立場で討論を行います。 私たち公明党荒川区議会議員団は、子どもの幸せ、子育ての安心が確保される社会こそ、国民全てに優しい社会であるとの考えに立ち、明日を担う子どもたちの健やかな成長のため、子ども最優先の社会を構築したいと考えてまいりました。実際に過去、公明党荒川総支部として、中学三年生までの医療費の無料化を求める署名を集め、区へ要望書を提出するなど、十五歳までの医療費助成を推進してまいりました。しかし、本条例案のように国や都が負うべき部分がなく、一律に十八歳までの子どもへの医療費助成拡大を区単独で補うことが果たして区民の皆様に賛同が得られるのか、疑問に思えてなりません。区の財源に限りがあるということを十分に認識した上での御提案なのか、甚だ理解に苦しむところであります。 仮に自分たちだけがあたかも区民のための提案をして、他の会派が理由もなくそれを否決したなどの宣伝をするならば、これはパフォーマンス以外の何者でもないと言わざるを得ません。 議会における合意形成のプロセスを十分に踏むことなく、一方的に御自身の意見を主張されるだけでは、真に区民のための議会とはならないと考えるものであります。 以上申し上げ、本条例案に反対の討論といたします。 ○議長(北城貞治君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 なお、本案に対する委員長報告は否決でありますので、原案について採決いたします。 本案は原案どおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立少数と認めます。よって、議員提出議案第三十五号は否決されました。 議員提出議案第三十六号、荒川区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 四番安部キヨ子さん。   〔安部キヨ子君登壇〕 ◆四番(安部キヨ子君) 私は、日本共産党荒川区議団を代表して、議員提出議案第三十六号、荒川区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正する条例に賛成の討論を行います。 本条例は、学童クラブの始業時間を現行九時から八時半に改善するものです。委員会審議では、父母の就労状況を見て、八時半から保護者の要望を区も検討しており、条例改正を今、行う必要はないとの御意見もありました。しかし、保護者陳情を採択した議会側としての実効性が伴います。 さらに、既に八時半登園が六〇パーセント近くと一般的になっています。この四月から開始時間を改善したいと思います。二十三区の中でも九時始業は少なく、学校の登校時間が八時台になっています。そのことを申し上げて、討論といたします。(拍手) ○議長(北城貞治君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 なお、本案に対する委員長報告は否決でありますので、原案について採決いたします。 本案は原案どおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立少数と認めます。よって、議員提出議案第三十六号は否決されました。 日程第六、議員提出議案第三十一号、荒川区高齢者入浴事業に関する条例、日程第七、議員提出議案第三十二号、荒川区生きがい奨励金支給に関する条例、日程第八、議員提出議案第三十三号、荒川区高齢者介護保険料負担軽減助成条例、以上三件を一括議題といたします。 ───────────────○─────────────── △議員提出議案第三十一号 荒川区高齢者入浴事業に関する条例 △議員提出議案第三十二号 荒川区生きがい奨励金支給に関する条例 △議員提出議案第三十三号 荒川区高齢者介護保険料負担軽減助成条例                         (委員長報告) ○議長(北城貞治君) 本案に関しては、福祉・区民生活委員長保坂正仁君より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔保坂正仁君登壇〕 ◆三十番(保坂正仁君) 付託を受けました議員提出議案三件につきまして、一括して委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議案について、それぞれ議案提出者より説明を受けた後、順次審査に入りました。 初めに、議員提出議案第三十一号、荒川区高齢者入浴事業に関する条例について審査に入り、委員より、高齢者入浴補助事業の目的及び実施状況、既存の入浴補助事業の対象者に対する申請者の割合などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、入浴回数を増やすことは必要であり、年金支給額が引き下げられる状況において、高齢者の健康増進や公衆浴場の利用率を高める効果も期待できる事業であるとして賛成との意見、これに対して、既存の入浴補助事業の利用率が低い状況にあることから、現行制度において十分対応できているとして反対との意見、銭湯以外にも区民の触れ合いの場があることや、現行制度の利用率が低いことから反対との意見、区の福祉施策として様々な要件を考慮すると、入浴補助事業については、現行の週一回の補助で十分であるとして反対との意見、さらには、本案の趣旨は一定程度理解できるものの、高齢者を取り巻く現下の状況を考慮すると、他に優先して実施すべき事業があるとして反対との意見があり、委員会は本案について採決の結果、起立少数により否決と決定いたしました。 次に、議員提出議案第三十二号、荒川区生きがい奨励金支給に関する条例について審査に入り、委員より、他区における生きがい奨励金と同趣旨の事業の実施状況、区が実施している七十歳以上の高齢者全てを対象とした同趣旨の事業の有無、過去に敬老金を支給していた当時と現在の財政状況等の違いに対する提案者の見解、生きがい奨励金支給にあたっての事務の執行体制などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、長寿の節目の年に支給される敬老祝い金に加え、継続的な奨励金を支給することが重要であり、実行可能な予算規模の事業であるとして賛成との意見、これに対して、既存の敬老祝い金制度に加え、本制度を重ねて実施することは区の負担増となることから、他の施策を実施すべきであるとして反対との意見、本制度は手続が煩雑である上、既存の施策も実施されており、高齢者の生きがいづくりには異なる制度の事業を実施すべきであり、単に現金を支給する制度の実施には反対との意見、高齢者の中には、経済的に困窮している人も、豊かな人もいる状況で、七十歳以上の高齢者全員に一律に現金を支給することは、区が行うべき施策ではないとして反対との意見、さらには、国、地方を併せ千六百兆円の負債を抱えている時代背景を踏まえた上で議案提出すべきであり、先を見据えた視点が欠けているとして反対との意見があり、委員会は本案について採決の結果、起立少数により否決と決定いたしました。 最後に、議員提出議案第三十三号、荒川区高齢者介護保険料負担軽減助成条例について審査に入り、委員より、一般財源を投入して介護保険料を軽減することを国が認める事例の有無、条例案どおり軽減を実行した場合の各所得段階別の保険料の額などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、本減免制度は生活保護の境界層を対象としたものであり、この層を救っていくことにより、国に対し、税の集め方、使い方に関する地方議会の意思を発信することになるとして、賛成との意見、これに対して、現在の制度においては、導入自体が難しい状況にあり、さらには、保険料をほぼ全額減免することは疑義がある上、苦しい中にあっても一定の保険料を負担することは制度の根幹であるとして反対との意見、既に区独自の軽減策がある中で、ほぼ全額の保険料を減免する制度を導入することは、極端な減免となるものであり、加えて、保険料段階の第三段階以下と第四段階の保険料の差が大きくなり過ぎるとして反対との意見、介護保険料は十四段階の所得分類に分けて負担額を定めることにより、低所得者への負担軽減に配慮しており、その仕組みの中で検討を行うべきであるとして反対との意見、さらには、富の再配分を行うという本案の趣旨には一定程度理解できるものの、保険料段階の第三段階以下だけでなく、第四段階から第七段階の対象者等にどう対処していくかという状況もあり、助成だけで調整をすることは困難であることから、徴税のあり方自体にも切り込んでいくことが大切であるとして、反対との意見があり、委員会は本案について、採決の結果、起立少数により否決と決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(北城貞治君) 一件ずつお諮りいたします。 議員提出議案第三十一号、荒川区高齢者入浴事業に関する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 五番横山幸次君。   〔横山幸次君登壇〕 ◆五番(横山幸次君) 私は、日本共産党区議会議員議団を代表いたしまして、議員提出議案第三十一号、荒川区高齢者入浴事業に関する条例について賛成の討論を行います。 本条例は、現行の高齢者入浴事業ふろわり二〇〇の回数を週一回から二回に拡充するものであります。この制度は、週一回とはいえ、高齢者の皆さんに大変喜ばれております。ふれあい入浴も廃止という中で、ふろわり二〇〇の回数拡大を求める声が多く寄せられています。 ふろわり二〇〇の利用者は、制度発足以来、申請者、利用回数とも着実に増加し、年間利用回数二十万回を超えるに至っております。その中には、お風呂のない方だけでなく、一人で内風呂に入るのが怖いひとり暮らしのお年寄りの方や、仲間と語らう場として利用している方なども少なくありません。年間利用数約二万回を超えるふれあい入浴が残念なことに廃止をされました。せめて健康増進と地域との交流という同趣旨の事業であるふろわり二〇〇の回数を増やすことで対応すべきではないでしょうか。 利用をどうやって増やしていくのか、そのために使い易さの改善、回数を増やすなど検討すべきです。現在週一回を月内繰り越しできるように改善をされました。これを週二回、回数を増やすことでさらに充実をし、利用機会を増やし、高齢者の皆さんへの経済的支援、交流の場、地域コミュニティとしての銭湯の持続的経営への支援など、事業目的達成につながると確信しております。 議員各位の御賛同を改めてお願いいたしまして、賛成の討論といたします。(拍手) ○議長(北城貞治君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 なお、本案に対する委員長報告は否決でありますので、原案について採決いたします。 本案は原案どおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立少数と認めます。よって、議員提出議案第三十一号は否決されました。 議員提出議案第三十二号、荒川区生きがい奨励金支給に関する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 三番小林行男君。   〔小林行男君登壇〕 ◆三番(小林行男君) 私は、議員提出議案第三十二号、荒川区生きがい奨励金支給に関する条例案に賛成の討論を行います。 本条例案は、七十歳以上の高齢者の皆さんに年一回、現金五千円を支給することで、長年にわたって社会に貢献してきた高齢者に感謝と敬意を表し、高齢者が健康で充実した人生を送るための社会参加、福祉の向上、健康増進を図るものであります。 審議の中で、全員に支給することに対して疑問がある向きの発言がありました。七十歳以上といえば、第二次世界大戦を前後する極めて厳しい時代の中、日本の発展のために寄与されてこられた方々です。この間、年金の削減や介護や医療の負担が増大している中で、お元気な高齢者の方々には健康増進の奨励として、医療・介護サービスが必要な方たちへの激励を込めて贈ることは大切なことだと考えています。 全ての高齢者への感謝と敬意を表わす事業が今後の社会のあり方を考えても極めて大事だということを申し上げて、賛成討論といたします。(拍手) ○議長(北城貞治君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 なお、本案に対する委員長報告は否決でありますので、原案について採決いたします。 本案は原案どおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立少数と認めます。よって、議員提出議案第三十二号は否決されました。 議員提出議案第三十三号、荒川区高齢者介護保険料負担軽減助成条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 六番斉藤邦子さん。   〔斉藤邦子君登壇〕 ◆六番(斉藤邦子君) 日本共産党荒川区議団を代表して、議員提出議案第三十三号、荒川区高齢者介護保険料負担軽減助成条例の賛成討論を行います。 本条例案は、低所得者の介護保険料の負担を事実上免除するために、第一号被保険者で所得段階が第一から第三の方のうち、収入が百二十万円以下、貯蓄が三百万円未満の方を対象に、第一段階の方は二千六百円、第二段階が三千九百円、第三段階が四千二百円の助成を行うものであります。 年収百二十万円は生活保護基準以下もしくはボーダーライン層です。高齢者の皆さんにとって、病気や介護、葬式代などを考えると、貯金三百万円は必要と言われていますが、それも取り崩さざるを得なくなっています。生活できない年金からの介護保険料の天引きはやはり大変です。 また、無年金者など年金天引きができない普通徴収の方の中で、年々保険料滞納が増加しており、介護保険サービス利用の制限が行われています。経済的な状況によって介護が受けられない事態を招かないようにするための助成制度でもあり、ぜひ荒川区での実現を改めてお願いいたしまして、賛成討論といたします。(拍手) ○議長(北城貞治君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 なお、本案に対する委員長報告は否決でありますので、原案について採決いたします。 本案は原案どおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立少数と認めます。よって、議員提出議案第三十三号は否決されました。 日程第九、議員提出議案第三十四号、荒川区住宅リフォーム促進及び区内施工業者仕事づくり条例を議題といたします。 ───────────────○─────────────── △議員提出議案第三十四号 荒川区住宅リフォーム促進及び区内施工業者仕事づくり条例                         (委員長報告) ○議長(北城貞治君) 本案に関しては、建設環境委員長小林行男君より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔小林行男君登壇〕 ◆三番(小林行男君) 付託を受けました議員提出議案第三十四号、荒川区住宅リフォーム促進及び区内施工業者仕事づくり条例につきまして、委員会の審査経過並びに結果の御報告を申し上げます。 委員会は、議案提出者から議案内容について説明を受け、審査に入りました。 審査に当たっては、委員より、本条例の施行に係る工事の対象範囲、リフォームや耐震に係る区の事業の有無及びその実績、区が行っているリフォーム事業や耐震事業に係る経済波及効果の検証の有無や見解などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、本条例は、小規模事業者や零細事業者の経済対策や仕事づくりに効果があり、区の耐震対策にも対応しているため賛成であり、合わせてリフォーム事業や耐震事業に係る経済波及効果についての検証を区に行うよう求めるとの意見、これに対し、区の課題になっている延焼防止や木密地域の改善が最優先であり、提案のあったリフォーム事業では、その改善を行うことができないとして反対との意見があり、委員会は採決の結果、起立少数により本案を否決と決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(北城貞治君) ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 八番小島和男君。   〔小島和男君登壇〕 ◆八番(小島和男君) 私は、日本共産党区議会議員団を代表して、議員提出議案第三十四号、荒川区住宅リフォーム促進及び区内施工業者仕事づくり条例に賛成の討論を行います。 本条例は、区内事業者を使った住宅リフォーム工事に、工事金額の五分の一、上限二十万円まで助成することで、住生活改善とともに、区内事業者の受注機会を拡大、区内経済の活性化を図るためのものであります。 現在、全国の六百を超える自治体で住宅リフォーム助成が実施されています。五年間継続実施している秋田県では、四年間の補助金合計六十八億円で千六百二十六億円の工事、二十四倍の効果となっています。 京都大学の加賀教授のグループが京都の与謝野町の事業を分析していますが、補助金額に対して波及効果は工事金額にとどまらず、一次波及として全業種に及び、二次波及まで含めると二十四倍以上になるなど、自治体の行う経済対策によって大きな経済効果を生み出していることが明らかになっています。 しかし、区は住宅リフォーム助成の経済効果について検討していないようであります。小規模企業への支援、地域経済活性化の一環として、住宅リフォーム助成の実施が求められていると申し上げ、賛成討論を終わります。 ○議長(北城貞治君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 なお、本案に対する委員長報告は否決でありますので、原案について採決いたします。 本案は原案どおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立少数と認めます。よって、議員提出議案第三十四号は否決されました。 日程第十、議案第八十号、荒川区行政手続条例の一部を改正する条例、日程第十一、議案第八十一号、荒川区情報公開条例の一部を改正する条例、日程第十二、議案第八十二号、荒川区手数料条例の一部を改正する条例、日程第十三、議案第八十九号、平成二十六年度荒川区一般会計補正予算(第三回)、以上四件を一括議題といたします。 ───────────────○─────────────── △議案第八十号  荒川区行政財産手続条例の一部を改正する条例 △議案第八十一号 荒川区情報公開条例の一部を改正する条例 △議案第八十二号 荒川区手数料条例の一部を改正する条例 △議案第八十九号 平成二十六年度荒川区一般会計補正予算(第三回)                         (委員長報告) ○議長(北城貞治君) 本案に関しては、総務企画委員長服部敏夫君より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔服部敏夫君登壇〕 ◆十五番(服部敏夫君) 付託を受けました議案四件につきまして、一括して委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議案について、それぞれ理事者より説明を受けた後、順次審査に入りました。 初めに、議案第八十号、荒川区行政手続条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、改正条例と従前条例との相違点、区民に対する周知方法などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、行政指導に対する申し立て制度が追加されたことは、区民の権利救済につながるものであるとして賛成であるが、区民にとって行政指導自体がわかりにくいため、権利や権限が活かされるよう、分かりやすく区民に対して周知することを要望するとの意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。 続いて、議案第八十一号、荒川区情報公開条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、改正後の「行政執行法人」と従前の「特定独立行政法人」との相違点などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、独立行政法人通則法の改正については、縮小廃止につながる可能性があるため反対ではあるが、本条例の改正については、これまでの情報公開の対象が狭められたものではないとして賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。 続いて、議案第八十二号、荒川区手数料条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、保健衛生関係手数料に関しては、手数料条例の改正に伴う審査事務の発生の有無、東京都から手数料事務が移管されることに伴う、区としての事務執行体制の状況、建築関係手数料に関しては、特定建築基準適合審査を実施するにあたり必要とする資格及び資格を有する職員数などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、耐震強度偽装事件以来、建物の安全確保や管理チェック体制が重要となっており、本条例の改正に伴い、区が直接安全確保に関わる業務が増えることとなるので、技術系職員の技術の継承や配置に留意し、職員の管理をしっかりと行うことを要望して賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。 最後に、議案第八十九号、平成二十六年度荒川区一般会計補正予算(第三回)につきましては、委員より、都市計画道路三百三十一号線用地を土地開発公社が取得した時期及び歳入の内訳、町屋二丁目公園用地取得後の地域の不燃領域率の変化、国及び東京都の交付金を活用した区の事業検討の経過などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、補正予算の全体としては賛成であるが、交付金の活用方法は様々ある中で、これまでも住宅リフォーム助成の実施を要望しており、今後も区内の状況を踏まえて東京都の新規事業とも勘案しながら、相乗的・効果的にできる事業を実施していただきたいと要望して賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(北城貞治君) 一件ずつお諮りいたします。 議案第八十号、荒川区行政手続条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 討論はないものと認めます。 議案第八十号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員長報告に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立多数と認めます。よって、議案第八十号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第八十一号、荒川区情報公開条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 討論はないものと認めます。 議案第八十一号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 異議ないものと認めます。議案第八十一号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第八十二号、荒川区手数料条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 討論はないものと認めます。 議案第八十二号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 異議ないものと認めます。議案第八十二号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第八十九号、平成二十六年度荒川区一般会計補正予算(第三回)について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 討論はないものと認めます。 議案第八十九号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 異議ないものと認めます。議案第八十九号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第十四、議案第七十七号、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正に伴う関係条例の整備に関する条例、日程第十五、議案第八十三号、荒川区立保育所条例の一部を改正する条例、日程第十六、議案第九十七号、荒川区立保育所保育料に関する条例、日程第十七、議案第九十八号、荒川区立幼稚園条例の一部を改正する条例、日程第十八、議案第九十九号、荒川区立こども園条例の一部を改正する条例、以上五件を一括議題といたします。 ───────────────○─────────────── △議案第七十七号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正に伴う関係条例の整備に関する条例 △議案第八十三号 荒川区立保育所条例の一部を改正する条例 △議案第九十七号 荒川区立保育所保育料に関する条例 △議案第九十八号 荒川区立幼稚園条例の一部を改正する条例 △議案第九十九号 荒川区立こども園条例の一部を改正する条例                         (委員長報告) ○議長(北城貞治君) 本案に関しては、文教・子育て支援委員長並木一元君より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔並木一元君登壇〕 ◆十六番(並木一元君) 付託を受けました議案五件につきまして、一括して委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議案について、それぞれ理事者より説明を受けた後、順次審査に入りました。 初めに、議案七十七号、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正に伴う関係条例の整備に関する条例につきましては、委員より、今回の「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の改正に伴う、自治体の自主性についての区の認識、教育委員会の政治的中立性・継続性・安定性の確保についての教育委員会の見解、教育委員の政治的中立性の範囲などについて質疑がありました。 その後、討論及び採決を行い、今回の法律改正は国が地方教育行政に関与できる仕組みになっており、また、首長の権限が強くなっていることから、条例の改正には反対であり、今後も住民とともに教育の中立性・安定性を守っていくことを要望するとの意見、現内閣が進めようとしている教育再生の方向性には強い危惧を持っており、反対であることから、条例の改正についても反対との意見があり、委員会は採決の結果、原案どおり決定いたしました。 次に、議案第八十三号、荒川区立保育所条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、保育施設について、長期的な児童数を想定した検討の有無、保育園用地の事業執行のあり方の検討の有無、及び、工事の現況と余裕のある引き渡しスケジュールについての区の見解、保育事業研究園として核となる保育園と、その他の保育園とのネットワークが良好に機能しているかの区の評価などについて質疑がありました。 その後、討論及び採決を行い、賛成はするが、今後も民営化ありきの姿勢で進めることがないよう要望するとの意見、全園民営化ということに歯どめをかけ、共存をして、成果を上げることを要望し、賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。 次に、議案第九十七号、荒川区立保育所保育料に関する条例、議案第九十八号、荒川区立幼稚園条例の一部を改正する条例、議案第九十九号、荒川区立こども園条例の一部を改正する条例、以上三件につきましては、同種関連があるとし、一括して審査を行いました。 審査に当たりましては、委員より、子ども・子育て支援新制度の制定に伴い、荒川区で保育園・幼稚園に通園していて、この三件の条例の対象となる園の数と児童数、及び、対象とならない園の数と児童数、保育の実費負担に対する区の見解、子育て世代の現状・実態を見て、保育料の負担が大きくなることを避けることへの区の見解、保育料の負担軽減について、条例への記載の有無などについて質疑がありました。 その後、討論及び採決を一件ずつ行いました。 議案第九十七号については、新制度の実施にあたっては、保育料の値上げが起きないよう、現行を維持することを検討しているとのことであるので、賛成であり、一部の値上げになる区民に対して、負担を抑えるための検討を要望するとの意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。 この後、相馬委員より、原案に対し附帯決議を付したいとの動議があり、附帯決議案の提出が行われました。その内容は、「新制度の実施にあたって保育所保育料の一部値上げが起きないよう更に検討を行うこと」との内容であり、委員会は採決の結果、附帯決議を付することに決定いたしました。 次に、議案第九十八号については、条例の改正には賛成するが、ほとんどが自治体の負担となり、少子化対策や就学前教育のあり方としては不十分であるとの意見があり、委員会は採決の結果、原案どおり決定いたしました。 次に、議案第九十九号については、条例の改正には賛成するが、公定価格の設定など、今後も注視すべきとの意見があり、委員会は採決の結果、原案どおり決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(北城貞治君) 一件ずつお諮りいたします。 議案第七十七号、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正に伴う関係条例の整備に関する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 七番相馬堅一君。   〔相馬堅一君登壇〕 ◆七番(相馬堅一君) 日本共産党区議団を代表いたしまして、議案第七十七号、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正に伴う関係条例の整備に関する条例について、反対の討論を行います。 本条例は、地教行法改定に伴うものですが、いじめ問題の取り組みを発端として、安倍内閣は教育への政治主導を唱え、教育への国の支配や首長の権限強化を行おうとしております。さらに、憲法違反の集団的自衛権容認の閣議決定と安保法制が計画され、あわせて愛国心教育や道徳の教科化の動きが強まっており、その動向にはそもそも反対であります。 教育の人格形成を図る本来目的と中立性や住民に責任を負い、安定的取り組みすら危うくしかねない事態であります。 しかし、そのようなもとでも、区執行機関と教育委員会が本来の教育行政のあるべき姿を認識して守ることを求めたいと思います。 今回、地方自治体は、教育行政の大綱を国の教育振興基本計画を参酌して定めることとされていますが、国会答弁では、参酌の義務づけはあるものの、一方で自治体の自主性、独自性を認めるとしております。教育行政の大綱は、自治体の長が主催する教育総合会議において作成するものですが、首長の恣意的な関与や所属する党派の利害に左右されることは厳に戒められることは当然であります。 中教審答申でも、多様な属性を持った複数の委員による合議制の教育委員会の関与が介入を防ぐための仕組みとして、新制度においても必要であるとしております。その意義を担保することを強く求めます。 また、教育委員長が廃止され、区長が任命する新教育長の権限が強化されますが、あくまで合議制の教育委員会の決定に新教育長は従うものであり、教育委員会の中立性、専門性を損なわないように、区執行機関に強く求めておきます。 また、教育委員会自身が中立性を担保し、真理と定説に基づいて教育を行う現場を支え、条件整備を図ること、住民の民意を反映する立場に立つことを強く要請いたしまして、討論といたします。(拍手) ○議長(北城貞治君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員長報告に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立多数と認めます。よって、議案第七十七号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第八十三号、荒川区立保育所条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。   討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 討論はないものと認めます。 議案第八十三号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 異議ないものと認めます。議案第八十三号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第九十七号、荒川区立保育所保育料に関する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 四番安部キヨ子さん。   〔安部キヨ子君登壇〕 ◆四番(安部キヨ子君) 私は、日本共産党荒川区議団を代表して、議案第九十七号、荒川区立保育所保育料に関する条例に賛成の討論を行います。 本条例は、子ども・子育て支援法の制定等に伴い、荒川区立保育所の保育料、延長保育料その他必要な事項を定めるためのものです。 今年の四月から子ども・子育て支援新制度が実施されます。新制度の保育料の算定基準は、所得税方式から住民税方式へと変更になります。保育料への影響を抑えるために、区は保育料段階の額を同額に設定しており、賛成します。基本的に現状維持ですが、六百人は値下げになります。一方、二百八十人は値上げで、上げ幅も年額四万円から十二万円になると想定されています。制度変更で収入も変わらないのに値上げが発生することは許されません。 文教・子育て支援委員会の条例審議で、保育所保育料の「一部値上げが起きないようにさらに検討すること」の附帯決議を可決していただきました。ぜひ、区として御検討いただき、実現を求めて、賛成討論といたします。(拍手) ○議長(北城貞治君) 以上で討論を終わります。 議案第九十七号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 異議ないものと認めます。議案第九十七号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第九十八号、荒川区立幼稚園条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 討論はないものと認めます。 議案第九十八号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 異議ないものと認めます。議案第九十八号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第九十九号、荒川区立こども園条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 討論はないものと認めます。 議案第九十九号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 異議ないものと認めます。議案第九十九号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第十九、議案第七十八号、荒川区地域包括支援センターが実施する包括的支援事業の人員等の基準に関する条例、日程第二十、議案第七十九号、荒川区指定介護予防支援等の事業の人員及び運営、指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法等の基準に関する条例、日程第二十一、議案第八十四号、荒川区立特別養護老人ホーム条例の一部を改正する条例、日程第二十二、議案第八十五号、荒川区介護保険条例の一部を改正する条例、日程第二十三、議案第八十六号、荒川区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備、運営等の基準に関する条例の一部を改正する条例、日程第二十四、議案第八十七号、荒川区指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営、地域指定密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法等の基準に関する条例の一部を改正する条例、以上六件を一括議題といたします。 ───────────────○─────────────── △議案第七十八号 荒川区地域包括支援センターが実施する包括的支援事業の人員等の基準に関する条例 △議案第七十九号 荒川区指定介護予防支援等の事業の人員及び運営、指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法等の基準に関する条例 △議案第八十四号 荒川区立特別養護老人ホーム条例の一部を改正する条例 △議案第八十五号 荒川区介護保険条例の一部を改正する条例
    △議案第八十六号 荒川区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備、運営等の基準に関する条例の一部を改正する条例 △議案第八十七号 荒川区指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営、地域指定密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法等の基準に関する条例の一部を改正する条例                         (委員長報告) ○議長(北城貞治君) 本案に関しては、福祉・区民生活委員長保坂正仁君より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔保坂正仁君登壇〕 ◆三十番(保坂正仁君) 付託を受けました議案六件につきまして、一括して委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議案について、それぞれ理事者より説明を受け、順次審査に入りました。 初めに、議案第七十八号、荒川区地域包括支援センターが実施する包括的支援事業の人員等の基準に関する条例、議案第七十九号、荒川区指定介護予防支援等の事業の人員及び運営、指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法等の基準に関する条例、以上二件につきましては、同種関連があるため、一括して審査を行い、委員より、地方分権一括法に基づき、条例制定をするにあたって、区が条例化するものと、都が条例化するものの範囲、地域別の高齢者人口と各地域包括支援センターの配置人員、並びに、配置を手厚くすることについての検討、認知症の早期診断を行う医療機関確保に向けた区の取り組み状況、医療機関と連携した認知症研修会を区が実施することについての見解などについて質疑があり、その後、討論及び採決を一件ずつ行い、議案第七十八号については、地域包括支援センターの今後の役割が大きくなることから、必要な人員確保と職員のキャリアアップに向けた取り組みを要望して賛成との意見、区としての条例を持つことになるため、地域包括支援センターの人員配置や労働条件等の改善について、区の努力を要望して賛成との意見、地域包括支援センターの重要性は今後増していくことから、人員基準について今後の状況の変化を注視して対応することを要望して、賛成との意見、さらに、二〇二五年問題を控え、地域包括支援センターに対する期待は大きくなる一方、職員がキャリアアップしても報酬が上がらない状況にあることから、職員のモチベーションを保つため、区による予算活用を要望して賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定をいたしました。 議案第七十九については、要支援者の自立や、地域ボランティアの活用に重点を置いていることを評価する一方、自立支援を目標とすることに走りすぎず、利用者の意思や人格を尊重するとの基本方針に沿って、事業推進することを求めて賛成との意見、在宅支援の重要性が高まる状況において、事業者による適切なサービス提供と利用者の生活の質及び身体機能の維持・改善が必要であり、合わせて全ての関係部局が持続可能な介護保険制度の構築を目指す認識を持つことを求めて、賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定をいたしました。 次に、議案第八十四号、荒川区立特別養護老人ホーム条例の一部を改正する条例について審査に入り、委員より、持続可能な介護保険制度の構築を目標とするにあたり、施設利用者の意識改革に対する区の認識、現在、要介護三以上となっている特別養護老人ホームの入所基準について、条例改正後の変更点の有無、介護報酬の改定により、特別養護老人ホームが六パーセント弱の報酬削減となったことによる経営面と職員の待遇に与える影響などについて質疑がありました。 その後、討論に入りましたが、特に意見等なく、委員会は原案どおり決定をいたしました。 続いて、議案第八十五号、荒川区介護保険条例の一部を改正する条例について審査に入り、委員より、今回、介護保険料が引き下げになる具体的な要因、介護給付基準基金の残高が増加した理由、保険料算定の際に、所得に占める保険料の割合を考慮しているか否かについての見解、介護保険料の半分を公的補助に頼っている状況について、高額所得者等の負担割合を増やす方向に見直すことの検討などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、現行の制度において、六十五歳以上の第一号被保険者の保険料を引き下げるためには、利用料の引き上げや給付制限、さらには事業者の介護報酬を引き下げるなどの措置をとらねばならないことから、財源構成に占める国の負担割合を引き上げる等の根本的改革が必要であるとして反対との意見、これに対して、持続可能な介護保険制度を維持するためには、保険料の公的負担割合を削減し、被保険者の所得水準に応じた応分の負担のあり方について議論すべきであり、今後とも、負担と給付の仕組みがわかりやすい制度に改めていくことを要望して、賛成との意見があり、委員会は採決の結果、原案どおり決定をいたしました。 最後に、議案第八十六号、荒川区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備、運営等の基準に関する条例の一部を改正する条例、議案第八十七号、荒川区指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営、指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法等の基準に関する条例の一部を改正する条例、以上二件につきましては、同種関連があるため、一括して審査を行い、委員より、事業者に対する外部評価がなくなったことによる影響の有無、同一敷地内に類似の施設が併設されている場合のオペレーター配置基準に関する緩和の内容、条例改正後の条文記載内容を読み易く改めることの検討などについて質疑がありました。 その後、討論及び採決を一件ずつ行い、議案第八十六号については、今回の改正に伴う規制緩和の今後の影響を区が注意深く見守ることを求めて賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。 議案第八十七号については、今回の改正により、従来全国的に問題が指摘されていたお泊りデイサービスに対し、届け出が必要となったことから、その内容を区が慎重に確認することにより、優良なサービス提供を行うことを求め、賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定をいたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(北城貞治君) 一件ずつお諮りいたします。 議案第七十八号、荒川区地域包括支援センターが実施する包括支援事業の人員等の基準に関する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 討論はないものと認めます。 議案第七十八号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 異議ないものと認めます。議案第七十八号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第七十九号、荒川区指定介護予防支援等の事業の人員及び運営、指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法等の基準に関する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 討論はないものと認めます。 議案第七十九号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 異議ないものと認めます。議案第七十九号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第八十四号、荒川区立特別養護老人ホーム条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 討論はないものと認めます。 議案第八十四号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 異議ないものと認めます。議案第八十四号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第八十五号、荒川区介護保険条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 六番斉藤邦子さん。   〔斉藤邦子君登壇〕 ◆六番(斉藤邦子君) 私は、日本共産党荒川区議会議員団を代表して、議案第八十五号、荒川区介護保険条例の一部を改正する条例に反対の討論を行います。 本条例案は、第六期の介護保険料を決定するものです。 標準保険料、第一期は二千九百六十三円、第二期三千二百四十四円、第三期が四千四百二十八円、第四期四千六百十三円、第五期五千七百九十二円、そして今回が五千六百六十二円です。百三十円の引き下げの要因の一番は、二十三区一番保険料が高かった第五期で使い残した基金六億五千万円を介護保険料算定に投入したことです。サービス利用者数が平成十二年から平成二十四年までは毎年増加、第五期の二年間は横ばいとなり、計画時を下回ったわけです。予防事業の効果ならいいのですが、状況が変わっていないのに、要介護が要支援になったなどの声を聞くと、心配になります。 第二は、介護保険の改正で所得百六十万円以上の方が八月から利用料が一割から二割に引き上がります。特養ホームの多床室の部屋代の新たな徴収や施設入所の食事・居住費軽減対策に貯金要件を加え、この区民の負担増による四億円の収入増です。 第三は、介護保険事業者の運営は危機的になり、今でも集まらない介護従事者不足が加速がかかると言われている介護報酬の大幅なマイナス改定です。今の介護保険制度の中では、介護保険料を下げようとすれば、給付量や認定率を下げるなど、必要なサービスの抑制、支え手の介護報酬の引き下げ、利用者の負担増となってしまいます。 今回、少し値下げとなりましたが、区民の負担は既に限界となっています。年金が月三万円、五万円しかない、また無収入でも年間保険料は第一段階で三万一千二百六十円、第二段階四万七千五百五十六円、第三段階では五万九百六十四円です。一カ月分の年金がそっくり保険料でなくなります。政府も負担軽減の必要性を認め、一般財源を投入して、所得第一段階から第三段階までの減額を行うと表明していましたが、消費税一〇パーセントの関係でほぼ先送りです。 日本共産党は、消費税は反対ですが、消費税率五パーセントから八パーセントの引き上げによって年間八兆円を超える国民負担増となっている中、その二パーセントにも満たない約千三百億円で可能な保険料軽減先送りは理解ができません。そもそも介護給付総量に応じた保険料の算定では天井知らずに上昇するのです。 団塊の世代が後期高齢を迎える二〇二五年は八千五百円を超えると推定しています。介護保険導入で国庫負担を二分の一から四分の一に減らしたまま、国民に転嫁しようとする国の責任は厳しく問われなければなりません。また、介護保険の枠内では高齢者の尊厳は守れないことも申し上げ、反対討論といたします。(拍手) ○議長(北城貞治君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員長報告に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立多数と認めます。よって、議案第八十五号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第八十六号、荒川区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備、運営等の基準に関する条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 討論はないものと認めます。 議案第八十六号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員長報告に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立多数と認めます。よって、議案第八十六号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第八十七号、荒川区指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営、指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法等の基準に関する条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 討論はないものと認めます。 議案第八十七号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員長報告に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立多数と認めます。よって、議案第八十七号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第二十五、議案第八十八号、荒川区建築審査会条例の一部を改正する条例、日程第二十六、議案第九十四号、荒川区従前居住者用住宅の指定管理者の指定について、以上二件を一括議題といたします。 ───────────────○─────────────── △議案第八十八号 荒川区建築審査会条例の一部を改正する条例 △議案第九十四号 荒川区従前居住者用住宅の指定管理者の指定について                         (委員長報告) ○議長(北城貞治君) 本案に関して、建設環境委員長小林行男君より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔小林行男君登壇〕 ◆三番(小林行男君) 付託を受けました議案二件につきまして、委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 委員会は、議案の審査にあたり、それぞれ理事者から議案内容の説明を受けた後、順次審査を行いました。 初めに、議案第八十八号、荒川区建築審査会条例の一部を改正する条例の審査にあたっては、委員より、建築審査会の委員の構成並びに任期や選出方法、建築審査会の設立時期、並びに区から建築審査会に対する付議案件の具体例、今回の「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」の改正に対する区の認識、マンションや土地の売却制度に係る区の認識などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、今回改正を行わない場合には条例に欠陥が生じてしまうことについては認識しているが、資力のない方々への対策が未だ不十分である中で条例改正を進めることは問題があり、十分な対策を行った上で条例改正を行うべきとして反対との意見、これに対し、耐震性不足のマンションが倒壊した場合には、周辺地域にも甚大な被害を招きかねない状況にある。今回の条例改正は容積率の緩和特例に関して、建築審査会からの同意を得るためのものであり、耐震性が不足しているマンションの除去や建て替えが建築審査会の同意を得た上で促進されるということは、結果的に街全体の安全・安心につながるとして賛成との意見があり、委員会は本案について原案どおり決定をいたしました。 次に、議案第九十四号、荒川区従前居住者用住宅の指定管理者の指定についての審査にあたっては、委員より、今回指定管理者に依頼する十戸が住宅内に点在していることを解消することに関わる区の見解、平成二十五年度の区内事業者の活用の件数及び金額、区内事業者の活用目標の設定の有無及びその担保、区民住宅の指定管理者であった東急コミュニティが行った修繕に要した金額の妥当性について質疑がありました。 その後、討論に入り、同じ建物を別の事業者に指定管理を行わせることは責任の所在が曖昧となるため異論はないが、区内事業者の活用及び住民のサービス向上を今後さらに求めるとして賛成との意見、区内事業者の活用については一定程度改善されていることは評価するが、未だ区内事業者の活用が少ないという認識もあることから、目標としている五〇パーセントに近づけるよう、より一層改善を求めて賛成との意見があり、委員会は本案について原案どおり決定をいたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(北城貞治君) 一件ずつお諮りいたします。 議案第八十八号、荒川区建築審査会条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 八番小島和男君。   〔小島和男君登壇〕 ◆八番(小島和男君) 私は、日本共産党区議会議員団を代表して、議案第八十八号、荒川区建築審査会条例の一部を改正する条例に反対の討論を行います。 本条例改正は、マンション建て替え時の円滑化等に関する法律の一部改正に基づいて、売却、建て替え時の容積率緩和について、区の審査会の同意が必要となることから、規定の整備を行うものであります。 法改正では、耐震性不足のマンションの建て替えが喫緊の課題だとして、マンション建物と敷地の売却について、入居者の五分の四の賛成で決議し、敷地等売却の組合を賛同者の四分の三で設立できる制度となっており、併せて、建て替え時に容積率緩和を認めるものであります。 日本共産党は、法改正について、第一に、耐震性不足を理由に居住者の十分な合意なしにマンションの売却、敷地売却が優先され、住まいの安定よりもデベロッパーの利益が優先されかねないこと。第二に、敷地売却制度創設と容積率緩和と相まって、区分所有者に対する強要や管理組合に売却を求める恐れがあること。第三に、高齢者など資力のないマンション入居者が新たな住宅の確保はできずに放り出されることになりかねないこと。第四に、耐震性不足を理由に補償費を払えば賃借権の消滅ができるようになり、借地借家法の正当事由制度を掘り崩すことになりかねないものであります。 審議の際にも、区も資力のない入居者の受け皿を検討しないといけないと答弁せざるを得ない法改正となっています。これに関わる条例改正に安易に賛成できるものではなく、反対します。 以上で討論を終わります。(拍手) ○議長(北城貞治君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員長報告に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立多数と認めます。よって、議案第八十八号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第九十四号、荒川区従前居住者用住宅の指定管理者の指定について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 討論はないものと認めます。 議案第九十四号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 異議ないものと認めます。議案第九十四号は委員長報告どおり決定いたしました。 この際、議事の都合により休憩をいたします。   午前十一時三十七分休憩   午後零時四十分開議 ○議長(北城貞治君) 休憩前に引き続きまして、会議を開きます。 日程第二十七、議案第九十号、平成二十七年度荒川区一般会計予算を議題といたします。 ───────────────○─────────────── △議案第九十号 平成二十七年度荒川区一般会計予算                         (委員長報告) ○議長(北城貞治君) 本案に関しましては、予算に関する特別委員長志村博司君より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔志村博司君登壇〕 ◆二十一番(志村博司君) 付託を受けました議案第九十号、平成二十七年度荒川区一般会計予算につきまして、委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、二月二十五日から延べ八日間に渡り活発な議論のもと、慎重に審査を行いました。 まず初めに、理事者から予算大綱について説明を受けた後、八会派九名の委員より総括質疑を行いました。 総括質疑では、中学校における(仮称)防災部の設置、外国人旅行者の宿泊施設誘致と地域活性化、新公会計制度の導入と活用、国の介護報酬削減の影響と対策、木密地域に居住する高齢者に向けた耐震化助成等の状況、再開発事業の進め方、議長報酬の見直し、東京女子医科大学東医療センターの移転計画に対する対応、区民が使える公共用トイレ等について質疑がありました。 続いて、各款ごとに歳出に関する詳細な質疑を行った後、歳入、債務負担行為、特別区債、一時借入金、歳出予算の流用について審査を行いました。 その後、横山委員から提出された修正案について、議案内容について説明を受け、審査を行いました。 その後、討論に入り、消費税増税や年金給付の削減などで区民生活や地域経済が厳しい状況にあって、暮らしを守る防波堤としての自治体の役割が十分に行われていないことから、区民のおかれた実態、施策の優先順位を考慮して、我が党が条例提案した学校給食の無料化などの予算修正が求められているとして、修正案に賛成し、原案に反対との意見、これに対し、八日間に渡る各款の質疑を通して、区民生活に関わる重要な予算であると認識し、評価をしている。今後、速やかな執行や、我が会派から出された提案や意見を留意するよう要望して、修正案に反対して、原案に賛成との意見があり、委員会は修正案並びに原案について、それぞれ採決を行いました。 まず、修正案については、起立少数により否決と決定し、次に、本案については起立多数により原案どおり決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(北城貞治君) ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 六番斉藤邦子さん。   〔斉藤邦子君登壇〕 ◆六番(斉藤邦子君) 私は、日本共産党荒川区議会議員団を代表して、二〇一五年度一般会計予算に反対の討論を行います。 本予算案は九百十三億円、前年度比二・一パーセント減でありますが、予算総額は五年前の九百十六億円に匹敵する過去三番目の予算規模となっています。 今回の予算審議に先立って、日本共産党区議団は、区民の皆さんから寄せられた要望をまとめ、提出をいたしました。新年度予算案に盛り込まれた障がい者日常生活用具給付事業の充実、精神障がい者相談体制の強化、親なき後のグループホーム開設支援、地域包括支援センターの増設、幼稚園の多子世帯負担軽減の拡大、保育園・幼稚園の整備、特別支援学級の増設などは評価をするものであります。 しかし、以下の理由から一般会計に反対をいたします。 第一は、社会保障予算の自然増削減、年金削減をはじめ、高齢者医療の窓口負担増、介護の利用料の引き上げや介護報酬の大幅削減、生活保護の住宅扶助や冬季加算の削減まで盛り込み、国民を寒風にさらす政府予算について、制度の維持のためには必要と肯定し、新年度予算は制度改正を踏まえ計上、給付や社会保障は区レベルでは無理との認識を示しました。区民の暮らしを守る防波堤の役割を最大限発揮する点で大変不十分だということです。 消費税八パーセントへの増税とアベノミクスによる円安・物価上昇が暮らしと営業を直撃し、昨年一年間のGDPで家計消費は過去二十年間で最大の落ち込みとなりました。大企業は空前の儲けを上げ、内部留保は二百八十五兆円、研究開発減税などで様々な恩恵も受けています。一方で、実質賃金は一年九カ月連続で前年を下回り、年収二百万円以下の働く貧困層は史上最多となりました。荒川区課税所得三百万円以下が八割近くという区民の暮らし応援のための経済的給付を予算化すべきです。 私どもが条例提案、予算修正を行った介護保険料の軽減、敬老生きがい祝い金、学校給食無料化や入学祝い金、住宅リフォーム助成など必要な経費は約九億円、予算の一パーセント程度で複合施設建設費総額八十七億円、タブレットパソコンに年間七億円を考えれば、区長と議会が決断すれば十分できることです。 荒川区の新年度予算の歳入で地方消費税交付金が十八億円増えます。工事費などの歳出部分での消費税八パーセントの支出増は六億円、差し引き十二億円です。生活の大変さに追い打ちをかけた消費税増税です。区民生活を温めるための施策の検討が十分に行われたのでしょうか。 第二は、区民の幸せ、命を守る行政と税のあり方についてです。 行政執行に当たって、税や保険料が欠かせないことは当然であります。あわせて、生計費非課税の原則、税は富の再配分を行うものであり、そもそも生活費を割り込む収入や貧困を断ち切るための各種手当などを課税の担保にすることは、本来の行政執行の目的を踏みにじるものであり、慎重な検討を求めたいのであります。 昨年、生活保護受給者や母子家庭の児童扶養手当までも区民税滞納で差し押さえています。さらに今回は、入学を迎えるこの時期に学資保険まで対象にして国保料の差し押さえを強化しています。国民健康保険は、国民皆保険の柱であり、高齢者、自営業者、低所得の派遣労働者などを対象にしているだけに、必要な税の投入と払える保険料を担保し、医療を提供しなければなりません。ところが、国庫負担も都補助金も引き下げ、さらに国保の広域化に向けて、区の一般財源投入削減を行い、毎年のように保険料が引き上げられ、払いたくても払えない区民が増えています。格差と貧困が拡大する中で、弱者の実態を踏まえず、徴税を強化することで深刻な事態を招かないよう、警告をしていきたいと思います。 第三は、第六期高齢者プランを作成しましたが、目標にしている高齢者の皆さんの安心して住み続けられるまち荒川、この実現にその対策が不十分です。遠方の施設に入所を余儀なくされている方が八百人近くいらっしゃることは、区も確認をしていますが、新年度予算に小規模特養建設やサービスつき高齢者住宅の誘致など具体化が見えません。人間らしい暮らしのためには、介護保険だけでは不十分ですが、区としての横出し、上乗せなどの計画がありません。要支援のサービスは低下させないとの答弁がありましたが、地域のボランティア支援が先行しないか、サービス提供の事業者の運営悪化につながらないか、心配は払拭できません。 また、他会派の方からも心配が出された介護報酬の大幅削減による介護事業所への区としての対策は、実績が大変少ない職員研修のみで、現場の苦労に応えているとは思えません。 第四は、子どもの貧困対策です。この間、子育て世代の収入の減少が続いています。生活保護の一・二倍の基準での就学援助率は、小学校二六パーセント、中学校四〇パーセント、ひとり親の児童扶養手当受給はこの五年間で一〇パーセントも増えました。 区長は、相対的貧困率で子ども一六・三パーセント、特にひとり親世帯は五四・六パーセントと際立っていると所信表明で述べられ、格差是正と貧困解消を区政の課題の一つに挙げられました。 食べ盛りの子どもがおかずのない食卓で御飯をかき込む、お母さんだけ働かせるわけにはいかないと進学を断念する高校生。昨年末放送されたNHK特集番組は、子どもの貧困をめぐる厳しい現実を描きました。あしなが育英会の奨学金を利用する高校生のアンケート調査でも、あす食べる御飯に困っているなどの叫びが寄せられています。正にこの子どもが置かれている状況にどんな手だてを打つのか、自治体として求められているのではないでしょうか。 子どもの居場所づくりの支援や寺子屋だけでなく、少人数学級や義務教育の公費負担拡大、給付制奨学金など経済的支援の検討が必要だと思うのであります。 第五は、再開発と防災まちづくりについてです。 東日本大震災から四年、三・一一を迎えました。被災地の懸命な努力にもかかわらず、復興や汚染は遅々として進まず、未だに多くの方々が不自由な仮設住宅での避難生活を余儀なくされています。 福島第一原発では、事故の収拾どころか、増え続ける放射能汚染水を制御できない非常事態が続いています。災害列島日本、危険度の高い荒川区で、区民の命と財産を守り、地域のコミュニティを大事にすることをまちづくりの基本にしなければなりません。 巨額の税金を投入される西日暮里駅前再開発、三河島駅前北地区再開発事業は見直すべきです。不燃化特区に指定された荒川二・四・七丁目の耐震基準に満たない木造老朽住宅は九百七十二棟、町屋・尾久地区では約六千四百棟です。木造住宅の耐震補強メニューも手厚くしてきましたが、残念ながら古い木造密集地域はなかなか改善されず、耐震補強工事補助の執行は毎年二、三件だけです。高齢者や低所得者も多いだけに、従前居住者住宅確保の抜本的な引き上げや公的住宅の建設は必要不可欠です。住民が荒川区から追い出されない再生・修復型のまちづくりに大きく転換することを求めます。 次に、何点か具体的に申し上げておきます。 ルールなき開発業者のマンション建設や荒川区の駅前再開発によって、区内子育て世帯の転入が増え、保育園需要は高まる一方です。二〇一五年度の新年度の緊急対策、そして今後の見通しを明らかにして、待機児を出さない計画を持つこと。学校のトイレ改修等は子どもの教育環境の確保を最優先にして、現場の調査を十分に行って、前倒しで進めること。紙おむつは要介護や障がい認定に限定せず、必要な方に支給をすること。介護報酬削減の影響を公設特養だけではなく、民立も小規模事業所も調査をし、具体的な対策を進めること。東京女子医大東医療センターの移転問題は、基本的情報をしっかり把握し、議会に速やかに開示をすること。区民の立場での問題解決のために、国及び東京都にも要請をすること。 最後に、今年は戦後七十年の節目の年です。東京大空襲、東日本大震災、荒川区でも黙祷を行いました。憲法擁護と非戦の誓い、そして原発ゼロを地方自治体から力強く発信することを改めて求めて、反対討論を終わります。(拍手) ○議長(北城貞治君) 十四番小坂眞三君。   〔小坂眞三君登壇〕 ◆十四番(小坂眞三君) 私は、自由民主党荒川区議会議員団を代表いたしまして、議案第九十号、平成二十七年度荒川区一般会計予算につきまして、原案に賛成、修正案には反対の立場で討論をいたします。 自由民主党荒川区議会議員団は、本予算の編成にあたり、区民生活の向上、安心・安全に暮らせる荒川区を目指し、六つの重点項目を始めとした約三百の事項について、積極的に推進していくよう要望いたしました。この要望を踏まえ、区は、直面する重要課題や区民生活に的確に対応した施策に財源を重点的かつ効果的に配分する一方、内部努力の更なる徹底や事務事業全般に渡る再点検・見直しを図っております。 この結果、予算規模は九百十二億六千万円で、前年度との比較で二十億円、二・一パーセントの減となっておりますが、我が党が要望した重点施策等を推進していくための新規事業やレベルアップ事業が積極的に組み入れられており、改めて予算編成にあたっての区長及び区当局の御努力を高く評価するところでございます。 また、予算に関する特別委員会における質疑を通じて、各分野の施策や事務事業に関して、具体的に確認をさせていただきました。 順不同になりますが、マンションの防災対策への支援、複合施設の有効活用と利用促進、自然体験事業の充実、防災アプリ導入時の区民に分かりやすい説明と有効活用、サンパール荒川改修における十分な安全対策、専門家による区内の彫刻の検証、窓口トラブルへの適切な対応、万一のとき優先的につながる公衆電話の確保、町会掲示板への適切な支援、AED消耗品交換時期の通知の徹底、生命を守るホイッスルを一斉に吹く機会の確保、新年祝賀会での邦楽連盟による演奏、区民の要望を踏まえた有効な防犯カメラの設置、グリーンパール那須の利用促進、こだわりを保った複合施設の開設準備、人口動態を捉えた適切な対応、シェアハウス対策等の強化、戸籍の窓口の待ち時間の改善、介護人材不足への適切な対応、介護と医療との連携強化、高齢者プランのわかりやすい周知、地域包括センターの早期増設、保育所特区の活用、ジェネリック薬品への切替えの更なる推進、女性のライフステージに応じた切れ目のない支援、安否確認システムによる高齢者見守りの普及、障がい者が必要な時に支援できる制度づくり、地域との連携による荒川遊園の活性化、女子医大東医療センター移転に係る都への働きかけ、二〇二〇年東京大会に向けた外国人観光客の誘致、商店街へのゲストハウス設置による賑わい創出、プレミアム付きお買物券の全商店街参加、水辺空間活用事業の推進、シダレザクラや荒川遊園を活かした観光振興、危険老朽空き家対策の効果的な展開、防犯カメラ設置情報の開示のあり方検討、街の景観を損なう広告物の取締強化、コミュニティバス日暮里ルートの検討、コミュニティバスの安全確保、球技のできる公園の拡大、不燃化特区事業の強力な推進、子どもの悩みを聞く相談体制の充実、他のカメラと連携した通学路の防犯カメラの有効活用、学校評議員制度の改善、学校パワーアップの効果的活用、中学生が地域活動に取り組める体制づくり、読書のまちづくりの推進等々であります。 区におかれましては、こうした我が党各議員からの意見や提案を真摯に受け止め、ぜひとも区政に反映させていただくよう求める次第であります。 最後に、新年度の予算執行にあたっては、区民の幸福増進に一層努力していただくことを強く要望し、また、私ども自由民主党区議会議員団も執行機関との良き緊張関係を保ちつつ、今後とも力強く西川区政を支えていくことを表明して、予算原案に賛成、修正案に反対の立場での討論とさせていただきます。 そして、六期二十四年、荒川区議会で活躍してきました公明党萩野勝副議長が今任期で引退されるとのことを伺いました。萩野氏は、荒川区議会の中でも大局を見極められ、先見性に富み、荒川区議会になくてはならないと大いに評価をいたしておりました。 今後とも健康で、荒川区の応援団として御指導を賜りますようお願いを申し上げます。 以上で、私、自由民主党荒川区議会議員団、小坂眞三の賛成の討論を終了いたします。 御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(北城貞治君) 二十二番斉藤裕子さん。   〔斉藤裕子君登壇〕 ◆二十二番(斉藤裕子君) 私は、あらかわ元気クラブとして、議案第九十号、平成二十七年度荒川区一般会計予算に反対の討論をいたします。 西川区政は満十年を超えました。私は、就任から十一年目となる今回の予算に以下の理由で反対をいたします。 西川区政のこの六年間の普通建設事業費六百三十二億円中、再開発事業への補助金は実に百七十二億円です。日暮里駅前再開発の三事業には百三十三億円が支出されました。その後もふれあい館建設などで普通建設事業費は二百億円近く膨らみました。 一九八六年以来、歴代の区政が区内十一カ所の再開発事業に投入してきた補助金は締めて三百八億円、ゼネコンは荒川区を舞台に利益を得ましたが、その陰で区民生活は決して豊かになったとは言えません。 西川区政になってからもこの流れは変わっておらず、むしろ百億円に上る土地購入と箱物建設に多くの区財政が注ぎ込まれました。 問題なのは、就任以来この十年の間に区民を取り巻く経済環境や社会保障、税などの負担、子育てや教育の問題はより深刻、困難になり、様々な問題を抱えて困っている区民が目に見えて増えていることです。私たち議員への相談の中にも、問題の深刻さ、複雑さが見えてきます。 地域社会を支えてきた層の体力が弱まり、仕事があり、商売もあり回っていた地域経済が回らなくなったというのがリーマンショックを含むこの十年間ではないのかと思います。 こうした現状を直視し、これまで地域社会を支えてきた層が復活できるような底上げ支援、そして困っている区民やその区民を助ける活動をする区民団体等に大胆に大きく予算を割くことがかつてなく必要になっていると思います。 にもかかわらず、来年度予算にはそのような気配さえ見えません。これでは、将来に向けた荒川区の活力が戻るとはとても思えず、危機感を持って私はこの予算に反対をいたします。 幾つかの事業についても意見を申し上げます。 着工した荒川二丁目複合施設について。吉村昭文学館は出身地である日暮里に作るべきで、縁もゆかりもない荒川二丁目に複合化することには反対であること。財源について、土地代金は国庫補助五千七百四十万円に対し、区の単費負担が十五億七千万円、そして建設費は一般財源に対する都区財調の裏づけが確定しておらず、この箱物が今後の荒川区にとって大きな財政負担となることが予想されます。七十四億を要するこの荒川二丁目複合施設建設に改めて反対を表明いたします。 次に、大改正される介護保険の運営について申し上げます。 今回の法改正で、年収二百八十万円以上の利用者は九月から自己負担が二割となります。国は、要支援の高齢者を保険制度から除外し、自治体が管轄する地域包括ケアシステムに移行すると決めましたが、各自治体では手を挙げる事業者が整わず、前途は極めて困難です。これに加え、介護報酬マイナス二・二七パーセント引き下げの中で、中小の事業者は利益が圧迫され、経営困難になることは火を見るより明らかです。処遇改善交付金は継続されても、報酬引き上げで機能せず、介護労働者の流出は止まらないでしょう。まさに介護崩壊です。 経済財政諮問会議では、非効率な中小事業所は淘汰すべきだ、特養等施設の七パーセントの利益率は高過ぎるとの発言が堂々とまかり通っております。このような考え方こそが介護保険制度の崩壊に輪をかける現況だと言えます。こうした方向で進められている今回の改正には反対であり、地域密着型サービスなる苦し紛れの対策を地方自治体に押しつけることにも反対です。 既に介護保険制度は破綻しています。破綻した制度を維持しようとあがき、取り繕うのではなく、きっぱりと税で賄う制度への転換を決断すべきであり、保険者として国に強く申し入れるべきと思います。 隅田川永久水利について。私も、訓練で傷にばい菌が入り、手が腫れ上がった尾久消防団の方から直接話を伺いました。汚れた隅田川の水による消火活動は不衛生極まりなく、災害後に感染症が発生する恐れが大です。また、発災時の素早い稼働にも疑問が残ります。区の単費で進める隅田川永久水利事業には反対であると申し上げておきます。 さらに、区内産業、中小商工業についてですが、私はその苦境は変わっていないと思います。経済環境や国の中小企業淘汰策は同じであっても、自治体の政策いかんで衰退の度合いは違うことは既に証明済みであると思います。では、荒川区の産業振興策は適切なのか、効果はどうだったのか、歯止めはかかったのか、一般質問でお伺いしましたが、中小企業支援センター設置による支援の強化、また、滞在型商店街づくりを拠点となる商店街で実行することなど、かつて元気クラブが提案した施策を実行することを強く求めたいと思います。事態は急いでいると思います。 荒川区の子育て支援事業について申し上げます。 元気クラブが会派として開催した荒川区の子育て支援事業に関する公聴会では、母親が鬱病などの精神疾患になるケースがとても増えていること、保育所入所など相談を受け止める地域の体制づくりが切実に必要なこと、また、保活、就活、婚活ですね。「保活」という言葉があるくらいに保育園への入園競争が激化し、情報を持っている人と持っていない人との格差があり、ここで勝敗が決まるというふうに言われている現状ですけれども、一体こんなことでいいのかなどなど、極めて生々しい地域の課題が出されました。 区の子育て支援事業は果たしてこういう現状に追いついているのでしょうか。かゆいところどころか、痛いところに手が届いているのでしょうか。現行の施策の妥当性や助成金のあり方など再検討が必要だと考えます。 ひとり親家庭や貧困家庭への支援は待ったなしになりました。地域のきめ細かな子育て支援事業が急務ですが、いかんせん予算が少な過ぎます。もっと現場に近づき、汗を流して支援に取り組んでいる区民団体と同じ視線に立ち、大きな規模の実際に使える予算を組んで支援するべきです。この点を強く申し上げたいと思います。 最後に、予算に関する特別委員会に見る区政の問題点について申し上げたいと思います。 第一に、宮ノ前女子医大東医療センターの移転は、荒川区の地域医療にとって大問題であります。足立区への都有地売却による誘致が進んでいたにもかかわらず、区は手をこまねいていたと言われても仕方ないと思います。宮ノ前商店街や尾久地域の衰退につながらないような打開策が必要で、区議会が先日反対表明をしたのを契機に東京都に対し、足立区に都有地を売却しないよう要請すること、ここのところが今後を決する大事なポイントであると思います。 一方、旭電化跡地も都有地なのですが、予算に関する特別委員会では、数百億円かけてダイオキシン汚染土の除去をしない限り、施設等の建設は未来永劫無理との答弁がありました。では、都の東尾久浄化センター建設に対する地元還元施設の約束は反故になるということなのでしょうか。 荒川区には汚染された都有地が残り、女子医大は足立区の都有地に移転、これで黙っていては、東京都に対して弱腰との誹りは免れません。荒川区と東京都の関係はどうなっているのか、しっかりしていただきたいと思います。 また、補助九十号線を荒川一から七の都電の線路脇拡幅で都が一方的な計画変更をした件も同じことが言えます。計画変更を認めず、都に返上するのだと言いますが、特別区区長会会長が極めてないがしろにされている事態、このような事態とは一体何なのか、疑問を禁じざるを得ません。 第二に、東尾久の外国人簡易宿泊所建設について申し上げたいと思います。 荒川区は、旅館業法上は合法だけれども、建築基準法に違反する建築物に許可を出しました。予算に関する特別委員会では、民主党の清水委員が、判断がつかない場合は許可を見送るとの国の通知があるのになぜ許可を出したのかと追求しましたが、出さなければ区が訴えられると担当部長は答弁しました。訴えられたらいいじゃないですか。区民の迷惑に対応できないような行政では、区民は幸福など実感できません。こうした判断を下す背景には最近の許認可等の行政処分、行政指導をめぐる修正の動きがあります。今議会にも行政手続条例の改正として、行政指導の中止や処分の求めを付け加える改正が出されていますが、これはTPPを意識したものであります。行政手続法、行政手続条例というものが日米構造協議の結果であり、トイザらスの日本進出に対する地域住民や都道府県の反対を受けて行政が抵抗したことに対するアメリカの内政干渉の産物であったことを思い出していただきたいと思います。 今またTPP協定を意識し、ISD条項による訴訟を避けるため、地方自治体が自らの権限を放棄していく流れになっています。こうした圧力のもとで、正に行政が誰の利益を守るかが問われているのだと思います。訴えられないようにすることを第一とする行政では、区民の利益を守ることはできません。今後も区政のあり方を左右する大きな問題だと思い、問題提起をさせていただきたいと思います。 狭小な規模の三階建て住宅が区内に激増していますが、建築基準法違反の業者に補助金を出していた町屋のケースもありました。こうした不可解な区の許認可業務が目立っていると思いますが、一体背景は何なのでしょうか。乱開発に規制なしの街づくり行政は止めるべきであるということを申し上げておきます。 さらに、第三番目、荒川区は第七期計画で一般会計からの持ち出しによって介護保険料を引き下げました。据え置きではなく、二十三区で唯一引き下げた動機は何なのか、大変疑問に思います。二十三区一高い保険料と言われる状態を脱却したいというのが動機であるならば、その本質に迫る改善策を検討すべきであります。結局、次の第八期に財政的なしわ寄せが来ることは目に見えているのではないでしょうか。 第四番目に、危険な空き家対策について。防災不燃化特区に指定された地域のみに先行して撤去補助金を出すのではなく、撤去と活用を全域で思い切って展開すべきではないでしょうか。 このように申し上げましたが、この十年、荒川区は大きく変貌し、地域の盛衰も町ごとの違いが出てきました。区民が抱える問題にも様々な難しいことが内在し、地域社会の複雑化を反映していると思います。来年度予算はこのような状況に応えたものは言い難く、私は危機感を持って反対をいたします。(拍手) ○議長(北城貞治君) 二十八番松田智子さん。   〔松田智子君登壇〕 ◆二十八番(松田智子君) 私は、公明党荒川区議会議員団を代表いたしまして、議案第九十号、平成二十七年度荒川区一般会計予算につきまして、原案に賛成、修正案に反対の立場で討論を行うものです。 平成二十七年度予算は、西川区長就任第三期の三年目となる予算であり、「幸福実感都市あらかわ」の実現に向け、少子高齢化への対応や防災・減災対策の強化など、区民の安全・安心のさらなる向上をはじめ、地域の文化や経済の活性化などにしっかりと取り組んでいくという決意を込めて、「幸福増進予算」と位置づけ、編成された予算です。 一般会計の予算規模は九百十二億六千万円となっており、荒川二丁目複合施設整備の減などの投資的経費の減が主な要因となり、過去最大規模であった前年度と比較して十九億八千万円、二・一パーセントの減となったものの、過去三番目の規模となる積極的予算となっております。 我が公明党荒川区議会議員団は、本予算の編成に先立って、日頃の区民相談で受けた要望や区民生活に関する独自の調査研究を踏まえ、昨年十月に、行政改革から住みよい街づくりまでの十二分野、百十一項目に及ぶ「平成二十七年度予算に関する要望書」「あらかわ公明ローカルマニフェストアクション一一一」を西川区長に提出いたしました。区は、こうした我が党の要望を踏まえ、限りある財源を重点的かつ効果的に配分し、減り張りの効いた予算を編成したものと受け止めています。 以下、予算に反映されている主な事項を申し述べます。公共施設マネジメント基本方針の策定、胃がんリスク検査の導入、地域包括ケアシステム導入に向けた体制の構築、認知症サポーター養成講座等の充実や認知症カフェ活動団体への支援の創設、グループ型家庭的保育事業の拡大、病児・病後児の保育支援サービスの充実、新たに三校でにこにこすくーるの開設と放課後子どもプランや学童クラブの利用時間延長の試行、オリンピック・パラリンピックに向けた機運の醸成、防火・耐震補強工事補助の充実や電磁調理器購入補助の新設などが予算化されており、我が党の主張が幅広く取り入れられていることを評価いたします。 さらに、我が党は予算に関する特別委員会におきましても、様々な要望や改善を求めてまいりました。主なものを挙げてみますと、本庁舎の案内表示の改善、防犯カメラ設置表示の徹底と撮影ゾーン表示の検討、十年後を見据えた人事戦略プランの改定と人材育成、区職員を講師とした出前講座の実施、子どもから大人まで参加できる防災運動会の開催、防災リーダーイメージキャラクターの製作、特殊詐欺根絶対策のさらなる強化、ねんりんピック、俳句種目への挑戦、競技人口が少ない競技に対する支援、電話交換機の増設や電話交換手の増員の検討、指定管理者制度や業務委託の全体的な見直し、インターネット等を活用した加除式図書の経費削減、介護従事者を目指す若者への研修費補助の創設、民間集合住宅における高齢者見守り事業の構築、ふれあい館事業や保育園の一時保育等を活用した「いい母プレッシャー」の軽減、特定不妊治療費助成における区独自助成の創設、「あらかわの心」推進運動のさらなる充実、やる気のある個店にシフトした支援、賑わいのある谷中銀座から日暮里繊維街等への観光客の誘導、空き家等の適正管理に関する条例の制定、赤土小学校前駅に一時利用駐輪場の設置、バス停留所へのベンチの設置、防災教育の充実に向けた区立中学校への防災部設置等々であります。いずれも区にとって早急に検討すべき重要課題であります。 さらに、先の総括質疑においては、東京女子医科大学東医療センター移転計画、いつまでも安心して暮らせる高齢社会、待機児ゼロ対策、新公会計制度導入の活用等について提案しております。 最後になりますが、東日本大震災より四年が経過、常に被災者に寄り添いながら、苦悩を希望に変えていく公明党の使命を自覚し、行動してまいりました。そのことを踏まえ、今回の予算に関する特別委員会での質疑をしてまいりました。我が党の各議員よりなされた提案・要望につきましては、今後の事務執行や予算編成に十分に反映させていただき、区民生活の向上に一層の努力をしていただくことを強く要望し、本予算に対して、原案に賛成、修正案に反対の討論といたします。ありがとうございました。(拍手) ○議長(北城貞治君) 二番小坂英二君。   〔小坂英二君登壇〕 ◆二番(小坂英二君) 私は、日本創新党として、議案第九十号、平成二十七年度荒川区一般会計歳入歳出予算案につきまして、反対の立場で討論を行います。 反対する最大の理由は、学校教育全体を道具頼りで自立性のない方向に劣化させるタブレットパソコンの全校運営予算約六億円が計上されていることであります。 小中学校における教育は、自らの体と五感をフル活用しての学びを中心にすべきであります。しかし、その大原則を外れ、タブレットパソコン全校の全児童への配付継続を強行した次第であります。 自虐的で反日的な教科書を平然と使い続け、日本人としての軸を育てる教育を怠り、そして、その一方で後年度負担を極大化し、様々なリスクを伴う道具に頼った教育へと突き進むと、実に本質を見失った迷走と言わざるを得ません。今からでも教育の本来のあるべき姿に立ち戻るべきであると申し上げます。 また、議会費においては、指摘し続けていることについて改善が進んでおりません。議員定数三十二名から二十四名への削減を断行することもなく、次の区議選を迎えるに至りました。また、議長、副議長の異常な高額報酬の引き下げ、理由が不明の辞任を繰り返すことによる役職たらい回しの根絶、議会及び全員協議会での議論を活発に行えるように、本会議、全員協議会での時代錯誤の発言規制を撤廃し、適正なルールを作るということにも手がつけられておらず、これでは区民の負託に応えるという形にならないと思います。 そして、今まで繰り返し予算に関する特別委員会等で異常性を指摘してきた朝鮮学校が九割を占める外国人学校保護者補助金を今回の予算案でも廃絶をしない区の姿勢は、何を守るべきか、本質が理解できていない、またはそれを見ないように逃げているとしか言えません。 学校教育法の第一条から外れた教育を行うことをあえて選択し、さらに朝鮮学校においては、拉致問題は右翼が極大化しているといった記述のみならず、嘘の歴史、特に日本を貶める記述のオンパレード。血塗られた独裁者賛美教育、チュチェ思想なる歪な思想、竹島を朝鮮の領土と教え、教室内で日本と朝鮮がつながった図面で描かれた一連の地図で日本のみを小さく描くという歪な地図を使った教育、具体例を挙げれば切りがありませんが、こうした日本を敵視している集団に日本国の自治体が保護者に補助金を出すなど、あってはならないという私からの問題提起に対して、ひたすら耳を塞ぐのみで、正面からの議論や説明が何一つなされません。親に対する支援をしているだけだ、それを繰り返す一方であります。 北朝鮮の出先機関である朝鮮総連と朝鮮学校では、頻繁に人事が行き来しており、朝鮮学校は朝鮮総連の一部であるということは実態であります。日本を敵視し、歴史を捏造し続け、数限りない日本人を拉致して居直りを続ける許し難い北朝鮮と朝鮮総連、朝鮮学校は一本の線でつながり、一体であるとも言える状況を指摘する声になぜ耳を塞ぎ、交付金を垂れ流し続けるのでしょうか。 左翼政党や反日利権政党は言わずもがなですが、保守を標榜する政党もだんまりを決め込み、行政も植え込まれた自虐史観と事なかれ主義で現状を維持しようとする。長年の論戦で正面からの議論から逃げ惑うばかりで、本質から目を逸らし続けた区の姿勢が反対の大きな理由の一つでもあります。 この絶望的で魂を失った状況を打破するために、同志とともに真っ当な議論を広げ、力にしていくということを改めて申し上げます。 最後に、荒川区当局が区議会に向き合う姿勢について苦言を申し上げます。 区議会議員の指摘や質問に対して、たとえ見解の相違は双方にあっても、質問したことに対して正面から答えるのが最低限の礼儀であり、選挙で選ばれた議員に対しての正しい向き合い方だと思います。しかし、九月会議でも二月会議でも、私からの本会議質問に対して、聞いていることに対して答えず、私が質問の中で指摘をした事実関係を単純におうむ返しして言葉を羅列し、時間を浪費し、ごまかすという極めて誠意のない答弁をたびたび行っていたことをこの本会議の場で指摘をしておきます。 さらに、国旗掲揚関連の質疑では、事実と異なる答弁をしたということもこの場で指摘をしておきます。後ほど明らかになったことでありますが、まだ訂正等はされていない状況です。 議員からの本会議質問という極めて重みがあるはずの場でそうした姿勢を平然ととれる荒川区当局の姿勢は、予算案の根底にある区当局の価値観への信頼感を損ねるに余りあるものであります。 基礎的自治体の政策決定については、国益を常に考え、歴史の縦軸の中で何をしっかり引き継ぐべきかという大局観を持たねばならないことは言うまでもありません。国あっての地域であり、地域あっての国で、不可分の存在であります。その点が益々ないがしろにされた予算である以上、反対をし、各会派の皆様にも反対をすることを呼びかけ、反対討論といたします。 ○議長(北城貞治君) 二十四番竹内明浩君。   〔竹内明浩君登壇〕 ◆二十四番(竹内明浩君) 私は、民主党・市民の会を代表して、議案第九十号、平成二十七年度一般会計予算に賛成の討論を行います。 新年度における一般会計予算は九百十二億六千万円で、「幸福実感都市あらかわ」の実現に向け、少子高齢化への対応や防災・減災対策の強化など、区民の安全・安心のさらなる向上をはじめ、地域の文化や経済の活性化などに十分考慮したとされ、安全・安心や未来への活力を高めるための「幸福増進予算」と位置づけられました。全ての区民がさらなる幸福を実感できるよう努力していただきたいと思います。 まず、福祉・介護施策においては、今年四月から介護保険制度が変わり、通所介護の報酬が大幅な減額となります。事業所のサービス存続が危ぶまれるようなことは避けなければなりません。高齢者が住みなれた地域で安心して生活ができるよう、地域における高齢者みまもりネットワークの構築と介護、医療の連携強化、そして今後、独居高齢者が益々増えていくことが予想される中で、利用者の生活に応じたメニューの充実、拡大、切れ目のないサービスの実施を引き続き要望いたします。 子育て・学校教育施策では、私立幼稚園の整備や私立保育園移転増改築の支援、放課後こども総合プラン、子どもの居場所づくりなどへの予算配分がなされました。そして、注目すべき新規事業として、オリンピック・パラリンピック理解事業並びに防災ジュニアリーダーの育成事業が挙げられます。特にパラリンピック理解事業において、小中学生がパラリンピアンと接することで、パラリンピックの主役となる障がい者に対する理解が深まり、心のバリアフリーの一助となるよう期待しております。 そして、防災ジュニアリーダーに関しては、防災意識の醸成が図られる取り組みとして大変評価をいたします。地域住民の一員として、そして、地域防災の担い手として、彼ら、彼女らが活躍してくれたら、間違いなく地域防災力が向上し、被害の軽減につながると確信いたしますので、今後の展開を期待いたします。 産業分野では、区内中小零細企業及び個人事業主へのさらなる支援をお願いいたします。円滑な資金繰り支援に加え、経営者の高齢化や事業廃止の動向を見据えた次世代へのバトンタッチ支援事業を通じて、スムーズな事業承継、廃業の早期準備・支援を期待するとともに、やる気のある区内事業者に対する有益な情報提供と人材育成の視点からのさらなる取り組みを要望いたします。 防災・防犯施策では、ハード・ソフトの両面から、今後も災害に強い安全な街づくり、地域力を活かした防犯活動や交通安全対策を通じ、犯罪のない安心して暮らせる街づくりを期待いたします。 特に防災に関しては、自助、共助、公助のそれぞれの責任を明確にするとともに、今後は支援を受け入れる力、「受援力」、これは造語となりますが、この受援力の強化にも力点を置いていただければと思います。災害時においては、公的な支援だけではなく、いかに民間の支援を受け入れられるかどうかで復旧・復興の差が出ると聞いております。ぜひともこの分野の専門である社会福祉協議会さんと連携強化をお願いいたします。 そして、予算に関する特別委員会の中で我々が指摘した児童・生徒の安全にかかわる情報をいち早く保護者や区民に知らせるメルマガや学校情報配信システムのさらなる改善、運動機能強化の観点からの認知予防並びに高齢者と子どもたちとのさらなる交流の促進、東尾久二丁目の簡易宿所に許可したことの区の判断の妥当性について、改めて指摘するとともに、今後は利用者または近隣住民の安心・安全の観点から、法律改正も視野に入れた対応をお願いいたします。 そして、十四回の妊婦健診助成費用は、現実に即した対応を関係機関と協議・改善することを要望いたします。 最後に、荒川区として、東京女子医科大学東医療センターの移転反対の立場から、粘り強く関係機関と交渉していただくことを要望して、賛成討論を終わります。(拍手) ○議長(北城貞治君) 二十三番浅川喜文君。   〔浅川喜文君登壇〕 ◆二十三番(浅川喜文君) あらかわ正論の会、浅川でございます。 議案第九十号、荒川区平成二十七年度予算案に反対する討論を行います。 まず、反対に至った主な理由を具体的に指摘をいたします。 第一に、本予算案の中にサンパール荒川の二度目の大規模改修予算十八億円余が計上されていることであります。 今年度分を含め、総額約二十五億円の財源のうち、二十三億円が特別区債で賄うものであります。そして、その償還期限は十年。区の説明どおり、概ね十年間使用するため、二十五億円余もかけ行う二度目の大規模改修工事となります。 一月末に公共施設老朽化対策等特別委員会で公共インフラ老朽化対策の第一人者であります東洋大学根本祐二教授にお越しいただいて講演会が行われました。副区長をはじめ、多くの区の関係理事者も参加されましたが、とどのつまり、根本教授のエッセンスである徹底した無駄の排除はほとんど理解された形跡がありません。それは、サンパール荒川の二度目の大規模改修を二十五億円もかけ実施するのではなく、例えば大ホールのみ存続させ、長寿命化を図るか、それとも数年後に建て替えるかなどを区民や議会に提案し、議論すべきだったことは言うまでもございません。 第二に、荒川二丁目複合施設整備費が計上されていることであります。 本事業は、建設費だけで総額五十八億四千万円、財源は四十二億円が特別区債で、未来の区民の方にずっしりと食い込む借金となります。 よく理事者や議員も、長期に使用する公共施設は利用する便益に応じ、未来の区民も財政負担すべきと言います。しかし、二十年後、三十年後の区民がその施設の善し悪しを決定する機会は全くないのであります。ただ、施設があるのだから、借金を負担しろと言われているようなものであります。だから、このような施設は慎重の上にも慎重に判断しなければ、未来の区民に対し、責任ある議会と言えないと私は考えております。 第三に、全児童・生徒に一人一台のタブレットパソコンを導入する経費が計上されていることであります。 本来、義務教育にかかわる経費は公費負担が原則で、特に教科書は全額国費負担となっています。政府・文科省は、近い将来、タブレットパソコン一人一台体制導入を目指していると言われていますが、その際、導入経費は全額国費負担となるでしょう。しかし、本区のように、先行実施する区の経費は全額区費負担で、周辺経費を含めると八億円余にもなります。荒川区の政策順位を考えると、とても承諾できることではありません。しかも、導入されたパソコンソフトは、必ずしも使いやすさや汎用性に優れているとは言い難く、時期尚早と言えるのではないでしょうか。 そもそも、小学校で履修すべきは、基礎学力と学び方を身につけることであると考えます。そのためには、紙とペンで復習や予習、反復練習などが不可欠と言われております。要は、児童・生徒の年次に合った学習法が求められ、基礎や学び方を身につけた後にITを駆使し、様々な情報を活用し、さらに学ぶことができるのだと思います。 マサチューセッツ工科大学メディアラボ所長の伊藤穰一氏は、「誰かに教わるのが教育、自分から求めるのが学び」と喝破しています。「教育で基礎を学習し、その上でITを駆使し、学び、世界に打って出るべきだ」とも言っております。 以上、主な理由を申し上げましたが、本会議の私の質疑や予算に関する特別委員会質疑で提案し、区が答弁したことは必ず実行していただきたい。指摘した事項については、さらに検討して欲しいと要望します。 さて、三月十一日に東日本大震災から四年を迎えました。復興の遅ればかりが報道されていますが、震災をきっかけに被災地に向かった青年たちが着実に現地に根を下ろし、新世界を形づくっています。 例えば、ミガキイチゴの岩佐さん、気仙沼ニッティングの御手洗さん、東北食べる通信の高橋さん、モリウミアスの立花さんなどなどです。ほとんど全てを失った被災地は真っ白なキャンバスのようで、彼らはそこに自由に、しかし地域には何が必要かを熟知し、事業構想を練り、展開をしております。 気仙沼ニッティングの御手洗さんは、「皆さんに要望することは」と問われ、「普通の旅行者として東北に来てください。そして、サービスの善し悪し、味の善し悪し、また、次来るか来ないかなど利用者として当たり前の感想をぶつけてほしい。でなければ、いつまでたっても東北は被災地から抜け出せません」と断言していました。傾聴に値する言葉だと思います。今こそ、東京の私たちは、彼らと連携すべきだと考えております。 一方、二〇一五年三月十一日は、荒川区にとって記念すべき日かもしれません。荒川区が進める不燃化プロジェクトで、道路拡幅に協力し、耐震不燃化住宅建設第一号の上棟式が荒川二丁目で行われたそうです。区職員や関係者の努力に敬意を表し、今後の奮闘に期待します。 締めくくりに当たり、来年度当初に二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックに向けた体制整備を所管する専管課を設置すべきと要望します。二〇一六年から二〇二〇年開催に向け、様々な行事がスタートいたします。情報収集や企画立案、各課の調整整備や進行管理などを着実に実行するために不可欠と考えます。 以上申し上げ、反対討論といたします。 ○議長(北城貞治君) 一番藤澤志光君。   〔藤澤志光君登壇〕 ◆一番(藤澤志光君) 議案第九十号、平成二十七年度荒川区一般会計予算に賛成、修正案に反対をいたします。 予算に執行に当たりまして、何点か申し上げます。 不燃化特区事業推進にあたって特に留意すべきことがあります。不燃化特区に指定された地域は、ほとんどが建蔽率八割地域です。小規模宅地に八割で建て替えが進むと、ほとんどは敷地いっぱいに建物が建つことになり、庭などの空地が確保されません。できるだけ地域の住環境を守るために、区でグリーンスポットやミニ公園用地の確保に留意することが必要であります。 また、建売業者は建蔽率八〇パーセントを利用してミニ開発を進めています。すなわち、庭つきの小規模住宅用地二百平米以下の住宅を購入して、隣家との空地もない五十平米以下で三階建ての不燃化住宅を三棟建てて販売を進める、このようなことが次々と行われている訳であります。そんな建売業者の対策を進めることも良好な住環境を維持することにつながるので、その対策もすべきと考えます。 次に、健康寿命延伸のために、健康部では健康増進計画に基づき、五年間で一歳延伸を図るように頑張っておりますが、受講率や受診率が低かったりして、なかなか成果が上がりません。福祉部でも高齢者プランに基づき各種施策を進めておりますが、やはり参加者が少ない等の理由で十分な成果が上がりません。 これら施策は極めて大切でありますが、区民にとって単なる動機付けの一つでしかありません。区民が健康のために歩こうと思ったときには、好きなときに好きなところに出掛けられるように、また、出掛けた際にもよおしたときにはすぐに間に合う、トイレの心配がないインフラの整備が必要です。誰でもトイレ整備事業が平成十三年度から実施されて十四年、計十八カ所しか整備されていません。ちょうど五年間で二百五十億円の財源不足が指摘され、三年間で財政再建を成し遂げたときでも三カ所の整備が行われました。 西川区長が就任して財政が良くなってから十年余りで、十五カ所整備されましたが、区民の高齢化が進む中で、安心して荒川区内を歩くためにも、誰でもトイレ整備事業を進めるべきであります。 町中ピカピカトイレ事業を実施している箇所は七十四カ所もあるのです。いまだ七〇パーセント以上のトイレが未整備になっているのであります。観光課で新たな観光資源を発掘しても、イベントで大勢の人が集まっても、トイレの整備がなくて一度困ったりすると、せっかく参加した人がリピーターになって荒川区に再び訪れる、このような状態が損ねられ、一過性で終わってしまいます。 荒川区の良さは、温かい人情ですが、良さを感じてもらえるには、高齢者や障がい者、他地域の人、外国人旅行者等、全ての人に優しいユニバーサルデザインの街づくりを目指して欲しいのであります。 東京女子医科大学東医療センターの移転問題については、女子医大が検討を進めている移転先が区東北部二次医療圏内の足立区であります。東京都の災害拠点病院は、二十三区には少なくとも各区一カ所以上がありますが、荒川区から中核病院である東医療センターが移転すると、拠点病院がゼロになります。足立区、葛飾区にはそれぞれ三カ所ずつあります。 ちなみに、現在、足立区では三拠点病院で八百二十三の既存病床があり、葛飾では三拠点病院で八百五十九の既存病床があります。また、既存病床の総数は、荒川区で千六百十二、足立区で五千四百八十八、葛飾区では二千四百十六ありますが、東医療センターが移転すると四百九十五の病床がなくなり、荒川区の病床数は千百十七になり、足立区は五千九百八十三と、足立区は荒川区の五倍以上に膨れ上がり、一次医療圏の比較でも極めてアンバランスになります。 女子医大では、足立区への移転を検討することを決定したとのことでありますが、土地の所有者は東京都であります。想定される上沼田団地は老朽化のため、西側部分を江北四丁目アパートとして三期に分けて高層住宅で建て替えが進められており、三期工事その一は平成二十七年五月には完成し、その二工事は平成二十七年着工、平成二十九年に百三十二戸が全て完成の予定になっております。 現在、上沼田団地では、平成二十七年度完成の三のその一工事で既に完成している千百十戸に全ての住民が引っ越しをすることができ、二十七年度初旬に終え、空き家になった東側部分を取り壊すことになっております。都市整備局では、この土地利用計画を策定しておらず、平成二十七年度には更地にして、行政財産の用途廃止を行い、普通財産として財務局に引き渡すことになります。 既に足立区では、これを見越して裏で都に働きかけを行って、女子医大の誘致を進めてきたものと思われますが、いまだ正式に決定したものではありません。 女子医大は、先月になって初めて都の福祉衛生局を訪ねて相談をしております。以前より移転を希望していた女子医大をそのまま現在地に留めることは、諸条件で困難かもしれませんが、高度医療、三次救急等、これからの医療の高度化に対応しなくてはならない部分はともかく、荒川区内に必要な医療機関としての病床を荒川区に残すことは決して不可能ではないと思います。まして、今、二十三区区長会の会長で、前歴では舛添知事にまさる経験、人脈、政治力のある西川区長にとって、容易に荒川区民の期待に応えられるものだと思っております。 地主である東京都、誘致を進める足立区、移転を希望する女子医大と全面的に移転されると大きな不都合が生じる荒川区と、必ず落としどころがあると確信しております。 次に、昨年、東尾久の工場兼住居の物件に用途変更なしで旅館業としての許可を出した件であります。 かつて私が区長の折、現在、荒川区の第二駐車場になっている土地が墓地用地として寺院に買い取られたことがありました。保健所長に申請を受理しないように申し付けました。このとき、行政の不作為について訴えがあるかもしれないと指摘されましたが、そのときは全ての責任をとるから、とにかく受理をしないようにということでありました。その結果、今日、墓地にならずに区有地になっております。 今回の件でも、法の不備が分かっていたら、職員にそのまま委ねるだけではなくて、公選区長として、たとえ許可を出さずに訴訟で負けても、国の誤りに一石を投ずることになり、区民が喝采をしたのではないかと思われ、まことに残念であります。今後、このようなケースがあったときには、ぜひとも公選区長として、区民の味方となってしっかりと対応していただきたいと申し上げる次第でございます。 以上、申し述べ、予算案に賛成をいたします。 ○議長(北城貞治君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員長報告に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立多数と認めます。よって、議案第九十号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第二十八、議案第九十一号、平成二十七年度荒川区国民健康保険事業特別会計予算、日程第二十九、議案第九十二号、平成二十七年度荒川区後期高齢者医療特別会計予算、以上二件を一括議題といたします。 ───────────────○─────────────── △議案第九十一号 平成二十七年度荒川区国民健康保険事業特別会計予算 △議案第九十二号 平成二十七年度荒川区後期高齢者医療特別会計予算                         (委員長報告) ○議長(北城貞治君) 本案に関しては、予算に関する特別委員会副委員長吉田詠子さんより委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔吉田詠子君登壇〕 ◆四番(吉田詠子君) 付託を受けました議案第九十一号、平成二十七年度荒川区国民健康保険事業特別会計予算、議案第九十二号、平成二十七年度荒川区後期高齢者医療特別会計予算の二件につきまして、一括して委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本案二件につきましては、関連があるため、一括議題とし、質疑は一括して行い、討論及び採決は議案ごとに行いました。 初めに、理事者より議案の内容について説明を受け、審議に入りました。 審査では、委員より、収納率向上対策事業と医療費適正化事業の具体的な内容、国民健康保険料の収納率の状況並びに二十三区における順位、保険請求について区が調査をした事例の有無、並びに行っている場合には、その時期や件数、第三者機関を設置し、事業者団体自身も加わり、保険給付の適正化に取り組んでいる他区の事例の有無、第三者機関の設置に対する区の見解などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、特に意見等はありませんでしたが、本案二件についてはいずれも異議がありましたので、委員会はそれぞれ採決の結果、いずれも原案どおり決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(北城貞治君) 一件ずつお諮りいたします。 議案第九十一号、平成二十七年度荒川区国民健康保険事業特別会計予算について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 討論はないものと認めます。 議案第九十一号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員長報告に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立多数と認めます。よって、議案第九十一号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第九十二号、平成二十七年度荒川区後期高齢者医療特別会計予算について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 討論はないものと認めます。 議案第九十二号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員長報告に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立多数と認めます。よって、議案第九十二号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第三十、議案第九十三号、平成二十七年度荒川区介護保険事業特別会計予算を議題といたします。 ───────────────○─────────────── △議案第九十三号 平成二十七年度荒川区介護保険事業特別会計予算                           (委員長報告) ○議長(北城貞治君) 本案に関しては、予算に関する特別委員長志村博司君より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔志村博司君登壇〕 ◆二十一番(志村博司君) 付託を受けました議案第九十三号、平成二十七年度荒川区介護保険事業特別会計予算につきまして、委員会の審査経過並びに結果の御報告を申し上げます。 初めに、理事者より、議案内容について説明を受け、審査に入りました。 審査に当たっては、委員より、来年度の介護保険料の引き下げを行うこととなった理由、介護保険料の今後の展望にかかわる区の見解などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、介護サービスを低下することなく介護保険料を引き下げた努力について、評価できるものであるとして賛成との意見があり、委員会は採決の結果、原案どおり決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(北城貞治君) ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 討論はないものと認めます。 議案第九十三号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員長報告に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立多数と認めます。よって、議案第九十三号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第三十一、議員提出議案第三十九号、荒川区議会委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。 ───────────────○─────────────── △議員提出議案第三十九号 荒川区議会委員会条例の一部を改正する条例 (議案の部に掲載) ○議長(北城貞治君) 朗読を省略いたします。 本案については、会議規則第三十八条第三項の規定により、提出者の説明並びに委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 本案に対し質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 討論はないものと認めます。 本案は原案どおり決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 異議ないものと認めます。議員提出議案第三十九号は、原案どおり決定いたしました。 日程第三十二、委員長報告についてを議題といたします。 ───────────────○─────────────── △委員長報告について ○議長(北城貞治君) 総務企画委員長服部敏夫君より請願の審査経過並びに結果について報告があります。    〔服部敏夫君登壇〕 ◆十五番(服部敏夫君) 二月会議の会議期間中に審査を行いました平成二十六年度第二十六号請願であります集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回し、それに基づく立法化を行わないよう関係機関に意見書を提出することを求める請願について、委員会の審査経過、並びに結果の御報告をいたします。 審査では、委員より、憲法の趣旨に反する法律や政令等の有効性に対する区の見解、集団的自衛権行使についての区の見解などについて質疑がありました。 その後、討論、採決に入り、集団的自衛権の行使について、一内閣の閣議決定で変更されるということは到底容認できるものではなく、あわせて立憲主義からも、憲法第九条の解釈を閣議決定で変更することは憲法自体を壊すものであり、この閣議決定は撤回すべきである。さらに、集団的自衛権の行使を容認することにより、際限のない戦争の拡大につながっており、日本が攻撃されていない状況においても、他国を攻撃することができてしまうものであることから、憲法の趣旨に合うものではないとして採択との意見、憲法の基本原理に関わる重大な解釈変更を一内閣の閣議決定によって行うことは、立憲主義に違反し、憲法の存続意義を失うものであり、到底この閣議決定を認めることはできず、撤回すべきとして採択との意見、これに対し、戦後七十年が経過し、環境は変化しており、一国だけで生きていける訳ではないことは明白であり、今後、国際社会の中で、日本だけでなく、友好国が他国から攻められたときには、実態に即した対応をすることが重要であり、集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回するということは、今後の日本のあり方にとって不備が生じるとして不採択との意見、請願の趣旨は、自衛隊や日本への強迫観念的な不信感や誤った事実認識に基づいたものであり、到底賛同することはできるものではなく、国家が自衛権を持つことは自然権として当然のことであり、現行の憲法においても、全ての自衛権を否定するものではない。さらに、憲法第九条は、日本を無防備な精神荒廃に導くものであり、この憲法自体が周辺国からの戦争を招き入れるものであるため、改正すべきであり、憲法第九条の影響で多くの犠牲者を出している現実がある中で、日本はあらゆる手段で自らを守る覚悟を固めることが、最も大切なことであるとして不採択との意見があり、委員会は採決の結果、不採択と決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(北城貞治君) ただいまの委員長報告に係る二十六年度第二十五号請願、集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回し、それに基づく立法化を行わないよう関係機関に意見書を提出することを求める請願についてお諮りいたします。 委員長報告は不採択でありますので、本請願について起立によって採決いたします。 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(北城貞治君) 起立少数と認めます。よって、平成二十六年度第二十五号請願は不採択と決定いたしました。 この際、区長より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。    〔区長西川太一郎君登壇〕 ◎区長(西川太一郎君) 二月会議の終了に当たりまして、一言御礼の挨拶を申し上げます。 二月会議に提案申し上げました議案につきましては、いずれも御可決賜り、まことにありがとうございます。これらの議案につきましては、御審議の過程で賜りました御意見や御要望に十分留意し、適正かつ効率的な執行に努めてまいりますので、今後ともよろしく御指導賜りますようお願い申し上げます。 本日はありがとうございました。 ○議長(北城貞治君) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたします。 お諮りいたします。二月会議における議決事件の字句及び数字等の整理を議長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 お諮りいたします。二月会議に付されました事件は全て議了いたしましたので、本日をもって二月会議を閉じたいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北城貞治君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 本日はこれをもって散会いたします。まことに御苦労さまでございました。   午後二時九分散会             議長     北  城  貞  治             署名人    斉  藤  邦  子             署名人    明  戸  真 弓 美             署名人    松  田  智  子...