○藤本きんじ
委員 のほうにもまたできてきますから、またあれですけれど、こちらのほうも寄附でそういうある程度用途が決まっているということであれば、ぜひその辺の誘致を進めていただきたいと思います。
また、千川も、少し交通の便も余りよくないところではありますけれど、閑静な場所なんで、なかなかちょっと外部の人が出入りする建物というのがちょっと難しいのかなというふうには思いますが、寄附いただいて、その意思を何とか継いでいただきたいと思います。
それで、あともう1点が、
児童遊園を廃止して、更地になっているところがありますよね、
北大塚ですか。使っていないんなら、何か
児童遊園のそのままにしといてもいいんではないかなというふうな気もするんですけれど、この点は、なぜ
有効活用がされていないのに
児童遊園だけ先に廃止してしまったのかなというような、その辺の理由をちょっと教えていただけますでしょうか。
○
直江福祉総務課長 まず、
北大塚三丁目について御答弁申し上げます。こちらも当初、
高齢者の
グループホームをつくりたいということがございまして、この
地域は周辺に公園等の
整備も進んで、この
児童遊園の目的は達せられて、ニーズとしては
高齢者グループホームだろうということで当時、
児童遊園を廃止して
高齢者の
グループホームを進めようとしたとこでございます。こちらにつきましても
地域の反対がございまして、そこでとまっています。その後もさまざまな
可能性は検討してきているところですが、現在のところ決まっていないという状態でございます。
○
木村施設計画担当課長 あと
ナンバー6の西池袋二丁目第二
児童遊園でございます。こちらにつきましては、廃止となったのは平成18年度でございます。当時、こちらの
児童遊園はかなり狭い
児童遊園であるというのと、あと比較的池袋駅から近いという地の利から、いわゆるホームレスがちょっといたというような状況もあって、当時は、地元の町会さん等とも協議をした上で、ここについては廃止しようということになったのが経過でございます。その後は、先ほど申し上げましたとおり、
コインパーキングとか、あるいはIKE・Bizのときの車両の
駐車場とかで使ったりいたしました。
現在、こちらの
児童遊園については、活用はまだちょっと検討段階ではございますが、旧第十
中学校の中で
郷土資料の作業というのをやっております。受け入れたものを、例えばクリーニングして、きれいにして、乾かして、展示できるようにするとか、そういった作業をしているところでございます。旧第十
中学校については、校舎を解体しなければなりません。かといって、その
郷土資料の受け入れの場を飯能のほうでやっていくというのもかなり遠いところでございますので、そういったその作業場を区内のどこかに設置する必要があると。幸いこの場所については
郷土資料館とも近いところでございますので、そういった作業のための場がつくれるのかどうかというのを検討しているところでございます。
○藤本きんじ
委員 委員会とか決算特別
委員会、予算特別
委員会の場ではないんですけれど、この西池袋二丁目第二
児童遊園の前にビルが建つときに、一緒に共同でやれば、ある程度その床がとれるんではないかとかという提案もさせていただいたんですけれど、何か当時は区分所有で区が持つということはあんまり考えていなかったということもあって、簡単に却下されてしまいましたけれど、今はいろんな、庁舎も区分所有ですし、いろんな使い方ができるのか。もう既にここは、ビルに周り囲まれてしまって、共同事業をやるチャンスはもうほとんどないと思うんですけれど、駅からすごく近くて、
利便性のいいところですんで、
郷土資料館の何か作業場というのもちょっともったいない気もするかなというふうに、何かもう少し駅から近いという立地を生かした
活用方法を考えていただけたらいいかなというふうには思います。
あと、大塚の三丁目の
児童遊園のほうも、これもまた近隣の反対と言われてしまうと、我々も何かなかなかこう、どうしたらという手だてがなくなってしまうんですけれど、ある程度御理解いただけるようなもの、なかなか言いにくいところがあってあれですけれど、東京都内の
土地ですから、何らかはどんな家の人もお互いさまというところはあって、その反対している家の方だって、あと20年、30年もたてば、もしかしたらビルにするかもしれないというのもありますんで、そこはうまく交渉してやっていただきたいなというふうに思います。
以上です。
○竹下ひろみ
委員 旧
文成小学校とか、それから旧
真和中学校については、暫定的に学校の改築のために種地として残してきたという経緯があると思うんですけれども、特に旧
文成小学校の近隣にはもう学校はありませんので、池袋第一
小学校の後はどうなっていくのかなというふうに思いますけれども。幾ら遠いということだけで、学校の建てかえの種地となるということは考えないのか、長寿命化の計画と、こういう種地がある場合、どう考えていくのかというのをちょっと教えていただきたいんです。
○
宮本学校施設課長 学校の改築または長寿命化改修につきましては、やはり仮校舎の場所として、種地というのが非常に必要となるケースが当然出てくると考えておりますので、旧
文成小学校につきましては、確かに近隣の学校につきましては、池袋第一
小学校の改築が終わってしまいますと、近くに
小学校等がございませんので、歩いて行くという部分ではちょっと難しい立地になるかもしれませんけれども、豊島区内の学校の中には、区内には、やはりまとまった
土地というものが限りがございますので、そういった中で、先ほど申し上げました学校の改築ですとか長寿命化改修の計画をつくる上では、やはり種地の場所というのは非常に重要だと考えておりますので、今後策定いたします長寿命化改修の計画ですとか、そういった改築の計画の中で、やはり仮校舎として、候補地として考える場所でもあるのかなというふうには、現在では受けとめております。
○竹下ひろみ
委員 目白
小学校の改築のときも、バスで、全員かどうかはわかりませんけれど、送り迎えしていたというような経緯もありますので、旧
文成小学校については本当にちょっと離れていますので、あそこの近くというと、池袋
小学校とか、例えばそういうところの送迎ができるのかということをいろいろ考えると、長寿命化の中でも少しずつ直していくというやり方もあれば、もう躯体の
老朽化が進んでいて、どうしても建てかえなければいけないという場合もあるので、その辺は、たとえ遠くても、ちょっと残しておくというか、そういうことも必要なんではないかなというふうに思いました。
それと、全体的になんですけれど、例えば、今後の未利
用地について、検討中とかとあるんですけれども、その検討するときの条件というのは、場所とかいろんな条件があると思うんですけれど、どんなことを条件として今後どういうふうに使っていこうという方針を立てるのか、ちょっとその辺、基準というんでしょうか、決まり事があれば教えていただきたいんですけれども。
○
木村施設計画担当課長 明確に
ルール化された文章として何かあるというところではありませんが、やはり活用を考えていく中で必要なとこというのは、そのとき、そのときに行政として何が課題であって、何をしていくべきなのかということを考えるとともに、やはり
施設となりますと、一回建てると20年、30年、あるいはもっと先まで使うことになりますので、そういった将来を見越してどういった行政需要があるのかというのを検討してまいります。
また、あと将来、建てたはいいけれども、使い勝手が悪かったとか、そういうことにならないように、あるいはできた後のランニングコスト等もどうなのかとか、そういったところも注意しながら、
活用方法を検討しているところでございます。
○竹下ひろみ
委員 先ほどの
藤本委員の意見とちょっと似ているんですが、やはり、そこの
土地をどういうふうに使っていくのかという、財産としてどう有効に使っていくのかということだと、政策を優先するのか、その
土地の
有効活用というんでしょうか、その価値をどう高めていくかということを考えると、先ほどの場所が余りにもいいのに、そこに一定の人しか行かない、例えば
埋蔵文化財の手入れをするということだけではもったいないような気もしますし、だから、これまでの現状と今後の方針の中で、どういうふうにその条件をつけていくのか、そこを
有効活用していくのかというのを、
ルールはなくていいと思います、そのときのことでしょうけれども。ただ、例えば
保育園が足りないので、ちょっと地の利が悪いけれどもここに建てようというと、やはり建てた後、人数が集まらなかったりとか、将来的にそこがやはり
保育園として残っていくことができないとかということもなりかねないので、適材適所というか、有効に財産をどう付加価値をつけていくかというようなことも十分加味した検討をしていっていただきたいなというふうに思うんですけれども、どうでしょうか。
○
木村施設計画担当課長 そうですね、
委員のおっしゃるとおり、例えば、ある行政需要を満たすためにある機能をどこかにつくりたいといっても、それだけではなくて、やはりそのつくる先となる
土地の、例えばこれまでどのように使われてきたとか、あるいは大きい通りに面しているのかとか、駅からどうなのかとか、区民の方が来やすいのか、そういったところもさまざまに検討の基準といいますか、判断材料として、しっかりと検討のほうはしていきたいというふうに考えます。
○木下広
委員 先ほどお話があった、僕、
真和中学校のPTAのOBなものですから、もういつも聞かれるんで。今、駒込の福祉
施設の代替地として使っている。文化芸術創造支援の活動としては、もう既に使っているんでしたっけ。ごめんなさい、ちょっと確認。
○
木村施設計画担当課長 そうですね、具体的には、昔、西巣鴨にあったにしすがも創造舎です、そちらが、建物の4階だったと思いますが、そこを使ってございます。
○木下広
委員 使っているんだ。それで、あと学校の仮校舎は、
千川中学校だけは決まっていると、そういうことですよね。
それで、やはり近くに富士見台
小学校とか長崎
小学校とかも本当に古い
老朽化した校舎があるんで、そういう
可能性についてどうなのかというのを常に保護者の皆さん方があれしているんですけれど、この辺については教育
委員会さんが来ているので、どういう検討状況なのか、改めてちょっと聞かせていただけますか。
○
宮本学校施設課長 今、御指摘ございました富士見台
小学校とか椎名町
小学校、旧
真和中学校からは非常に近い場所でございますので、まず、現状その2つの学校については、改築計画ですとか長寿命化の具体的な計画は現在ないんですけれども、仮にそういった計画をつくるに当たっては、もしそういった学校がそういった改築ですとか改修を行う場合には、当然仮校舎の場所としては非常にいい場所だというふうには考えてございますので、確かに現状は
千川中学校までで改築計画が終わっていますので、その後の長寿命化計画ですとか改築の計画の中で、具体的な学校名がちょっと32年度ごろまでの間に考えていきたいなと考えておりますので、その際に仮校舎の場所として、当然候補としてなり得る場所だというふうには捉えております。
○木下広
委員 それで、あとは恒久的には都市公園という、何か大分前にそういうあれではなかったっけ、旧
真和中学校の敷地って、仮校舎が終わったら、木造密集
地域でもあるので、都市公園に、公園にするというような話を僕、覚えているんですけれど、それはまだ活きているんですかね、その辺はどうなんでしょうか。
○
木村施設計画担当課長 そうですね、昔の
資料を見ますと、そのように、
委員おっしゃるとおり、いずれ終わった後は公園というふうになってございます。計画を変更したとか、そういったものはありませんので、それもまだ活きているのかなというふうには考えております。
○木下広
委員 活きているのかな。では、地元の保護者の皆さん方への説明としては、
千川中学校まで決まっていますと。それで、その先については、ある程度、学校改築の仮校舎の
可能性はまだありますと。それで、その恒久的な、将来的には都市公園もまだ活きていますという、そういうことですか。間違いない、どうでしょうか、もう一度。
○
木村施設計画担当課長 はい、
委員のその認識でいいというふうに考えます。
○木下広
委員 だから、あとはもう仮校舎で結構なれていらっしゃるので、例えば、もう隣の方なんかは、子供たちの騒音は、やはり
小学校より
中学校のほうが、すごい騒音があるとか、そういうような、何ていうか、もう仮校舎になれていらっしゃる皆さん方なので、だから、そういう意味では、計画がある程度具体的になった段階で、周りの皆さん方にはとにかく丁寧に御説明いただくことが大事かと思いますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。
以上でございます。
○里中郁男
委員 きょうは未利
用地それから
暫定活用地ということで、ここに14カ所載っているわけですけれども、うちのほうの、私の近くの駒込にも120平米ぐらいの小さな、
児童遊園とも何もついていない、ああいうところもあったりとか。あるいは商店街の通りの中にコミュニティ広場みたいなところがあったりとか、そういうものは全然ここに載っていないんだけれど、それはどこかで当然所管してやっているんだろうと思うんで、政経部でやっているわけではないんですかね。これに載っていないような小さな、例えば
土地が、区の所有であるというようなことも私は思っているんだけれど、それはどうなんですか。
○
西山陽介委員長 今、里中
委員がおっしゃったのは、よくフェンスで囲まれているまちづくり
用地というような表現で
記載があるようなところのことをおっしゃっているのかなと想像しますけれども。
○金子政策経営部長 もしそれが都市
整備の所管であるとすれば、まちづくり
用地として囲ったり、広場にしたりという、特に駒込
地域については、一時期、居住環境総合
整備事業が入っていましたので、そういうことがあるかと思いますが、その後の管理は、都市
整備のほうでやっているというふうに認識をしております。
○里中郁男
委員 いや、そうすると、もう我々よくわかんないんだ。所管が例えば都市
整備といって、こっちは政策経営が所管であるということになると、一つのその、
土地そのものは皆同じですけれど、どこだって。だから、どこかでまとめたものを、そういうものも必要なんではないかなと。
やはり結構私なんかも周りの
地域住民からいろんな話を聞けば、この
土地もずっとそのままになっているけれど、どうなっているんですかという話がたくさんあるわけです。その辺についてもやはり、できれば行政の皆さんにお伺いして、いや、ここの
土地はこうなっていると、こういうことがわかれば説明できるわけ。我々も説明しなきゃいけない部分というのはやはりあるし、区民からかなりいろんなこと言われるわけです。あそこちょっといいところがあいているから少し使わせてほしいみたいな話だってあるわけ。だからそういうときに、ある程度そこは都市
整備のもの、所管なのか、あるいは政策経営の所管なのか、その辺のところをやはりきちっとして。一つにどうなの、まとめられないというのは、何かその理由みたいなのは何かあるんですか。
○
活田都市計画課長 都市
整備部を代表して。
委員のお話の一部は、都市
整備で所管しております。都市
整備で所管している、その事業
用地というのはかなりあるんです。事業
用地で、事業の途中であるとかいうことで
暫定活用ということになります。そこも私どもの所管が多岐にわたっておりますので、できますれば、次回のこの
委員会までには
資料を一覧で整理をして、御案内させていただきたい、もし可能であればです。
○
西山陽介委員長 やるとおっしゃったよね。
○里中郁男
委員 いつも、もう30年も40年も全く形態が変わっていないような状況でそれがあるわけです、
土地が。それは都市
整備の例えば事業
用地だというふうな、形だけでは、一般の人はわかんない、そんなこと聞いても。これは都市
整備のほうの事業
用地です、こっちはまちづくりのためにとってありますといっても、それはわからない、そんなことは。
だからやはり、それをもうオープンにしたほうがいいんではないの。何か紛らわしくそれをわからないようにすることが行政の仕事みたいなことを言わないで、やはりきちんと出すものを出して、みんな見せるものを見せて、いや、こうですということ。それは、ちゃんと一つ一つ決算の書類等を見れば、出ていると思います。出ているとは思いますが、我々にもわかるようにしてもらうには、我々は説明しなきゃいけないことたくさんあるわけですから、そういった意味でも、やはりある程度、きちっとしたほうがいいんでは。それ別に、例えば、非常に高いときに買ったもの、物件だとか、そういった事情いろいろあるかもしれないけれども、それはそれとして、やはり区がしっかり持っているものについては、やはりきちっと公表したほうが私はいいような気がすんだけれども、どうなんですか。
○齊藤副区長 御質疑ありがとうございます。基本的に、区が所有している
土地につきましては、御案内のとおり、所管が不明確であるということはないわけでございまして、それぞれどの課がどういう目的を持って購入し、そして将来的にもこういう形でということは持って、区は
土地を所有していると思います。
ですから、確かに、その木造密集市街地の
地域での
土地の買い方というのは、東池袋四、五丁目で以前、まちづくり広場といいますか、ちょっとちっちゃいところを、公園でもないけれども買って、それをいずれ共同化ですとか防災道路をつくる際の代替地として使っていくような手法がございました。
ですから、これについて、たしか区の財産については全て整理されていると思いますので、この
施設用地委員会で一つ一つ全部を御報告いたしますと、大変な時間がかかると思いますので、
資料につきましては、明確に今、まとまったものを、各
委員の方々にお届けをさせていただきたいというふうに思っておりまして、それ以外の、その中で、さらにこの
地域、多分、
地域ごとにこの木密
地域の事業についてはこういうことという形で、地図と一覧表をわかりやすくしたような
資料について、改めて、もうできていると思いますけれども、確認した上で御配付をさせていただくような形で対応させていただければと思っております。
○里中郁男
委員 副区長さん、ぜひお願いします。そういったものを配付していただければ、私もよくわかると思うんで、ぜひお願いしたい。
ただ、やはり今、東京都の仕事で、計画道路たくさんあちこち、豊島区中で5路線、6路線やっています。そこのやはり先祖代々からいただいた
土地ということで、なかなか進捗というのも難しい。やはり、私も難しいと思う。やはり、御先祖様からいただいた
土地を簡単に、例えば防災のためにということでわかっていてもです、意味はわかっていたとしても、やはりそういう意味ではなかなか難しい部分というのは、進捗なかなかできない部分というのはたくさんあろうかと私は自分自身で思っています。だから、そういう意味でも、そういうものも、例えば今のまちづくりのためだとか、そういうことでとっている
土地がもしあるとすれば、やはりその辺のところはもう少しうまく利用できるような形にしたほうが、もう3、40年も変わんないんです、40年変わっていないんだ、全然、全く同じ形態で置いてあるという。だから、そういうことも含めて、やはり少し考えていただきたいなというふうに私は思います。
○齊藤副区長 御指摘ございました説明責任を果たすというのは、行政としても非常に重要なことだと思っておりますし、多分、所管部局、それを縦割りがある中で、やはり情報の共有をしていくということにもつながると思いますので、ぜひそういう
資料を作成していきたいというふうに思っています。
○里中郁男
委員 よろしくお願いします。
以上です。
○森とおる
委員 大事なお話だったと思うんです。都市
整備部が持っている、管理している
土地ということで、上池袋一丁目にまちづくり
用地として、ずっと未利用の
土地があったわけです。ここも私が知る限りは20年、ひょっとしたら、それ以上ずっと未利用のまま置いてあった
土地で、200坪から、ひょっとしたらそれ以上ある整形の
土地。そこがようやく防災
倉庫として活用されるということで動き出したわけなんですけれども、そういった
土地がまだまだあちこちにあるということは、やはり区民にとって知らせていかなければならないということで、里中
委員さんの発言には大変同感をいたしました。
そこで、今回区有地ということでお話がありましたけれども、公有地という観点からすれば、国、東京都、同じように活用されていないところ、
暫定活用されているところというのがあるはずなんです。そういった部分もあわせてぜひ見られるような、そういったものがないのかなということを常々感じているんです。その点については、区としては把握をされているんでしょうか。
○
木村施設計画担当課長 個別の事案、個々では把握しているものもございます。例えば、西巣鴨一丁目には旧造幣局の宿舎があった
土地がございまして、そこは今、財務省のほうが所有し、管理しているところではございます。ただ、その
土地は旧造幣局時代の社宅といいますか、その建物が残ったままだったと思います。そういった個別の案件で把握しているものはございます。なので、そういったことについて、例えば、仮に区のほうが取得したらどうなるのかというのは、当然シミュレーションのほうはしているところでございます。ただ、区内にある、もっと数多く国有地、都有地あると思いますが、それをなかなか把握はできていないというのが現状でございます。
○森とおる
委員 そこで、その把握というところをぜひやっていただきたいと思うんです。今までもいろいろ調べたんですけれども、例えば、
暫定活用されているんであれば、東京都もそういう未利用という形では出てこないんです。
一つ例を挙げますと、都立大塚病院の向かいに、以前、1階部分は認可
保育園、上の部分は巣鴨母子アパートという都営住宅があったんです。そこについても長い間、
駐車場、
コインパーキングということで使っているということでなかなか出てこないんです。それが今回区有地ということで、未利用、あわせて
暫定活用ということで出ていますので、同じような形で国、東京都、未利用及び
暫定活用ということで、ぜひ調査をしていただけないかなと思うんです。もちろん活用されているところというのは除いていいんです。そうしないと、国道とか都道とかもうやたらめったら出てきますので、そういった同じような形式でぜひ調査をお願いしたいと思います。いかがでしょうか。
○
木村施設計画担当課長 委員の御指摘を踏まえまして、国あるいは東京都のほうと連絡をとって、調整して、今後どういうちょっと一覧ができるのかというのは、まだ現時点では明確に答えることはできませんが、いずれにいたしましても、国あるいは東京都と連絡をとって、調整のほうはしてまいりたいというふうに考えます。
○森とおる
委員 そこに加えて、今回区有地でもありましたように都市
整備部が管理、担当しているというような
土地もありますので、そういったことも含めて、時間がかかるとは思いますけれども、幅広く調べていただきたいと思いますので、これはよろしくお願いいたします。
以上です。
○垣内信行
委員 さっき副区長が答弁された
資料については、私、前とったことあります。ほとんど変わっていないんです。要するに、未利
用地だ、
暫定活用について、この話始まったのは、本格的に区が本腰を入れたのは、財政難になったときに、一体この
土地はどうしようかという話がいっぱい出てきたんです。それで、学校の統廃合と重なって、それから、あっちの使っていない
土地は売らなきゃならないとか、そういう話がいっぱい出てきて、あの当時の財政健全化計画か何かで出されてきたのが背景にあるんです。その後、いろいろ使っていない
土地なんかもあるんだけれども。僕は、いろんなさまざまな理由を言っているんだけれども、やはり所管課任せになっているところがあるんです、縦割り行政ではないけれど。
それで、今回
施設、今回こうした
資料が出てきて、今、活発な議論ができたのはすごくいいことなんだけれども、区民の目線に立ってみたら、何であんなところに
土地があるのに、いつまでほったらかしているのかというのは、さっきから議論になっているところたくさんあります。理由はいろいろあるんです、恐らく周りから反対が起きているだとか、それから、例えばうちの地元で言えば、プロポーザルしたけれども、2回も活用した、提案したけれども、全然進出する企業がなかったんでしょう、あの
南長崎のスポーツセンターの横。あのときはこういう理由でした、あそこの
暫定活用においては、あそこの
施設を
有効活用する、そこの
施設に来てもらって、そこのお金、財源をそこに宛がうためにあそこに誘致するんだということが理由でしょう。でも、考えてごらんなさい、3年もほっぽらかしているんではないですか、そのまま、いい悪いは別として、理由はあるとしても、プロポーザルしたけれども失敗しました、プロポーザルしたけれど失敗しましたというのは、これ言いわけなんだ、実際には。だって、企業はそこにもうけがなきゃ、お金を払ってあそこの
土地を買おうという方向にならないでしょう。一応一等地なんだ、だけれども、ずっとあそこのスポーツセンターもあるし、一体、あの広場は一体どうしてるんですかと聞かれるわけ。
だから、これは私が言いたいのは、まとめて言っちゃいますけれども、今後恐らく、まだ未利
用地とか
暫定活用しなければならないもの、もう一回調べてもらって、今さっきまちづくりの
用地もあったけれども、ちょっと
施設全体を見渡せば、今度は
土地ではなくて部屋、つまり、暫定的に何も使っていないような部屋もあるんではないかなという、これはちょっと私、具体的にわかりません。
それから、あと今後、活用されないようなものが予想されるところ、例えば、この間議論になったような、椎名町の区民ひろばがこっちに移るでしょう、そうすると
南長崎幼稚園の上がこれであくでしょう、これを一体どうするのかということが出てきます。それで、それはまだ今後の活用だって話になったときに、またこれ多分、未利
用地のこれに追加されるようなもんではないですか。
だから、そういうことも含めて、やはり区民の目線に立って、この活用について、いろいろな理由はあるかもしれないけれど、さっき
竹下委員が言ったように、やはりここまでは、もうだめならば、何とかするとか期限区切らなかったら、ずっとほっぽらかしのまんまになっちゃう、それこそ。
だって、例えば巣鴨の分庁舎あるでしょう、あれなんか僕、議員になったころから問題になっているんだから、20何年間ほっぽらかしでしょう。だから、そういうふうなものになっているわけだから、ほっぽらかされている
地域の人、見たら、やはり問題あると思うんです。だから、これは区は怠慢だというふうに言われたってしようがないわけです。
だから、そこはよく、セクションが木村さんとこ一生懸命やっているんだろうけれども、やはりいろんな、非常にさまざまな理由があるんだとするならば、全庁挙げて、こうしたものについて一体どうするのかと、日本一高密都市だなんていっておきながら、広場がありません、公園が、適当な広場がないから
保育園の面積がとれませんでした。住宅建てたらどうですかって、適当な
土地がありません、あるじゃない、こういうふうになってくるので。その
土地がない、適地な場所がないとかいろいろ言うけれども、やはり区民の需要に応じた形での利用活用は即刻検討してください。
以上。
○
西山陽介委員長 ということで、ただいまの案件はここまでといたします。
───────────────────◇────────────────────
○
西山陽介委員長 次に、視察について、
理事者から説明があります。
○
木村施設計画担当課長 視察についてという1枚物の
資料をごらんください。
1、視察先でございます。前回の
施設用地特別委員会でもお示しさせていただきましたとおり、1つ目といたしましては旧第十
中学校跡地でございます、また、2つ目といたしましては杉並区
下高井戸運動場でございます。
2番目、日時でございます。こちらについては、あくまで案でございますが、12月の12日、水曜日の午後でございます。
3、スケジュール案でございます。午前中は、通常どおり
施設用地特別委員会のほうを開催いたしまして、昼休憩をとりまして、午後1時に本庁舎のほうを出発いたします。その後30分程度で旧第十
中学校のほうに着きましたら、そちらでは、旧第十
中学校の外周のほうを歩いて現場のほうを確認していただく。あるいは、旧校舎内にて
埋蔵文化財等の保管の状況を視察していただければと存じます。
旧第十
中学校のほうは、45分間程度、その後、杉並区のほうに移動いたします。おおむね15時、3時には着くと想定できますので、そちらでまず管理棟のほうで、先方のほうから説明を受ける。あと野球場と運動場、サッカー場です、これが今後旧第十
中学校でつくりたい兼用の
施設となってございますので、その状況を確認していただければと思います。なお、まだ先方とは調整中でございますので、説明を受ける、あるいは現場を見るというのは、ちょっと順番についてはまだ調整中でございます。
その後、杉並区の運動場のほうをおおむね4時ごろ出て、4時45分、5時前には戻ってくると、そのようなスケジュールを案として考えているところでございます。
以上でございます。
○
西山陽介委員長 説明が終わりました。御質疑ございますか。
「なし」
○
西山陽介委員長 それでは、案件はこれまでとさせていただきます。
───────────────────◇────────────────────
○
西山陽介委員長 次回の日程及び視察についてお諮りいたします。
次回は、正副
委員長案としまして、12月12日、水曜日、午前10時から開会し、案件の質疑を行い、
委員会閉会後、旧第十
中学校跡地及び杉並区
下高井戸運動場への視察を行いたいと考えております。
次回の日程及び視察の日程、内容について、いかがでしょうか。よろしいですか。
「異議なし」
○
西山陽介委員長 御承認ありがとうございます。
それでは、そのように決定いたします。
○
西山陽介委員長 それでは、次回の
委員会は、改めまして12月12日、水曜日、午前10時から開会し、旧第十
中学校跡地及び杉並区
下高井戸運動場への視察を実施することに決定いたします。
以上で、
施設用地特別委員会を閉会いたします。
午前11時3分閉会...