豊島区議会 2011-09-13
平成23年清掃・環境対策調査特別委員会( 9月13日)
│事務局 │ 城山議会総務課長 須田書記 │
├────┴─────────────────────────────────────┤
│ 会議に付した事件 │
├──────────────────────────────────────────┤
│1.
会議録署名委員の指名・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1│
│ 河野委員、古坊委員を指名する。 │
│1.委員会の運営
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1│
│ 正副委員長案を了承する。 │
│1.平成22年度豊島区
ごみ収集量・
資源回収量について
・・・・・・・・・・・・・・ 1│
│ 小窪豊島清掃事務所長より説明を受け、質疑を行う。 │
│1.第29回
豊島清掃工場運営協議会について・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4│
│ 高桑資源循環課長及び
長戸環境課長より説明を受け、質疑を行う。 │
│1.平成22年度清掃一部事務組合の決算概要について・
・・・・・・・・・・・・・・ 6│
│ 高桑資源循環課長より説明を受け、質疑を行う。 │
│1.
千歳清掃工場焼却炉の
水銀混入ごみによる停止及び再稼働について┐・・・・・・・ 9│
│ 杉並清掃工場焼却炉の
水銀混入ごみによる停止について ┘ │
│ 2件一括して、
高桑資源循環課長より説明を受け、質疑を行う。 │
│1.
清掃工場等に係る
放射能等測定結果について
・・・・・・・・・・・・・・・・・・11│
│ 高桑資源循環課長より説明を受け、質疑を行う。 │
│1.平成23年秋の豊島区
交通安全運動の実施について・
・・・・・・・・・・・・・・17│
│ 廣瀬交通対策課長より説明を受け、質疑を行う。 │
│1.第9次豊島区
交通安全計画(案)について・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・20│
│ 廣瀬交通対策課長より説明を受け、質疑を行う。 │
│1.次回の日程・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21│
│ 11月9日(水)午前10時 委員会を開会することとなる。 │
└──────────────────────────────────────────┘
午前10時1分開会
○
儀武さとる委員長 ただいまから、清掃・
環境対策調査特別委員会を開会いたします。
会議録署名委員を御指名申し上げます。河野委員、古坊委員、よろしくお願いいたします。
───────────────────◇────────────────────
○
儀武さとる委員長 委員会の運営について、正副委員長案を申し上げます。
本日の案件は、開会通知で御案内いたしております7件に、案件表に記載のとおり、
杉並清掃工場焼却炉の
水銀混入ごみによる停止についてが追加となっております。この案件の資料につきましては、本日、机上に配付しております。なお、追加となりましたこの案件と4番目の
千歳清掃工場焼却炉の
水銀混入ごみによる停止及び再稼働については、2件一括して説明を受け、質疑を行います。最後に次回の日程について、お諮りいたします。
以上ですが、運営について何かございますか。
「なし」
───────────────────◇────────────────────
○
儀武さとる委員長 それでは、案件に入ります。1番目、平成22年度豊島区
ごみ収集量・
資源回収量について。
理事者より説明がございます。
○
小窪豊島清掃事務所長 おはようございます。それでは、恐れ入りますけれども、平成22年度豊島区
ごみ収集量・
資源回収量という資料をお出しください。
まず、ごみの収集料ですが、一番上段に22年度の実績が記載しております。週に2回回収する
可燃ごみですけれども、これは昨年に比べまして1,694トンぐらい、率にしまして2.8%の減少でございました。金属、陶器、
ガラスごみ、これは月に2回回収しておりますけれども、昨年度は3,069トンということで、一昨年に比べまして、率にしまして1.7%の減少でございました。次に、粗大ごみですが、こちらは品目としましては布団とか家具類が多いわけですけれども、こちらは昨年度、平成22年度は1,798トンということで、一昨年に比べまして率で9.4%、こちらは増加しております。この3品目、3種類を合計した区で収集した量としましては6万2,903トンということで、率にしますと2.5%ぐらいの減少でございます。そのほかに
持ち込みごみというのがございまして、これは業者ですとか、
一般廃棄物収集業者が区ないしは直接
清掃工場に持ち込む量でございますが、こちらは主に引っ越しとか、あるいは植木の伐採とか、あるいは会社等の書類の整理等で発生するものですけれども、これが業者が持ち込んだ量ですけれども、こちらは3万4,623トンということで、一昨年に比べまして率としましては11.5%ぐらいの減少でございます。
ちなみに23区の状況をお話ししますと、23区全体でもやはり
可燃ごみは1.7%ぐらい減少しております。
不燃ごみは0.5%、粗大ごみは23区は、これも本区と同じように5.2%増加しております。粗大ごみはふえているということでございます。
持ち込みごみは、23区の平均は昨年は4.6%の減少ということで、本区の場合、可燃、不燃、粗大、
持ち込み合わせますと5.9%の減少ですが、23区平均としては2.2%の減少という状況にはなっております。
それの下に、最近5年間、平成18年度から22年度までの移り変わりのグラフを記載しております。合計はございませんけれども、18年度から19年度、20年度と見ていきますと、18から19年度が3品目では3.8%の減少、19から20年度は4.8%、20から21はやはり4%の減少、21年度、22年度は、先ほど申しましたように2.5%の減少となっております。一番上に
可燃ごみというのがございますけれども、19年度と20年度をごらんになっていただきますと、19年度の
可燃ごみは5万3,676トン、20年度が5万6,906トンという形でふえておりますが、これは平成20年の10月に
廃プラサーマルをやった関係で、それまでプラスチックとかゴムとか皮革などは
不燃ごみで扱っておりましたが、平成20年10月に
可燃ごみに変更したものによります。19年度から20年度は
可燃ごみが著しく増加しているというのは、
不燃ごみを見ていただきますと19年度は1万5,000トン近かったのが20年度は8,600トンにがくんと落ちていますけども、それは品目の収集の方法を変えたということでございます。
次に、2番目の資源の回収量です。平成22年度、行政回収ということで、これは週1でやっておるわけですけども、こちらは、22年度は1万2,297トンということで、21年度に比べまして率で11.3%ほど減少しております。右側の
集団回収ですが、町会とか
マンション等で区民の方に集めていただいています
集団回収ですが、これは率では0.7%ほど減少しております。この2つを合わせたものは、22年度と比較しますと8.9%ほどの減少で、若干減少傾向にあるということが見てとれると思います。
同じように下に、ここ直近の5年間の変化の推移を棒グラフであらわしたものがございますが、18年度から19年度にかけては、
集団回収、行政回収、合計は入っておりませんけど1.3%ほど減少しております。19年度から20年度は0.3%減少、20年から21年度は1.8%減少、21年から22年度は、先ほど申しましたように8.9%減少ということで、少しずつ少しずつ
集団回収分も
資源回収の分については減っているという状況でございます。
以上でございます。
○
儀武さとる委員長 説明が終わりました。
質疑を行います。
○
山口菊子委員 一つは、収集量ですけど、
持ち込みって、事業者は23区にまたがっていたりするわけではないですか。それで、いわゆる
清掃工場に搬入したというのではなくて、収集をした収集量ということだから、この区内だけで収集をしたのがこの
持ち込みなのか、その辺のところのどこでカウントするのかという説明が前段ないんだけれども、その辺の説明をきちんとしてください。
○
小窪豊島清掃事務所長 もう少し細かいお話をしますと、
持ち込みごみというのは、事業者あるいは
一般廃棄物業者が工場に持ち込む量です。この中が
継続持ち込み部分と
臨時持ち込み部分というぐあいに一応分かれておりまして、
臨時持ち込みというのは、うちの
清掃事務所に来て、車検証とか量とか品目を確認して、
豊島清掃工場に運ぶやつなんです。継続の
持ち込みごみというのは、業者が継続的に持ち込むということで、これはうちを経ずに東京23区の清掃一部事務組合、あちらで許可をもらいまして、年間を通じて入れるというごみでございます。それを若干の数字の動かしはあるんですけども、清掃一組でカウントしてもらって、
豊島清掃工場に入れた量ということで、
臨時持ち込みについては、うちでカウントできるわけですけども、継続はうちでは把握はできないんですが、年間を通じて豊島に入れたのはこれだけということで、清掃一組から報告をもらって、
豊島清掃工場で漏らした量と言ったら変ですけれども、持ち込んだ量はこれという形で一応確定という形になっております。
○
山口菊子委員 だから、私が聞きたいのは、基本になる数字というのは豊島区の
清掃工場に搬入した量で、豊島区の
ごみ収集量と言うのか。だって、
清掃工場って年に1度工場はとまるわけだし、
メンテナンスを6月もやるのではないですか。何か、そうするとその間は、北区とか板橋区とか練馬区とか、そういうとこの工場に持ち込んでいるわけだし、だから、そういう意味で、収集量の基本になるベースのところはどこなのかというところを聞いているんだけれども。
○
高桑資源循環課長 済みません。
継続持ち込みについて、今、説明が足りなかった部分があるかと思いますので、補足をしたいと思います。
継続持ち込みは、事業者と収集業者が契約を結んで、それを工場に入れるわけなんですけれども、1台の車で豊島区だけ収集すれば、それは豊島区のごみとはっきりわかるんですけれども、1台の車で豊島区で拾って、新宿区で拾ってという、いわゆる混載というものが今、事実上といいますか、認められております。なので、本当に、では豊島区の事業者から出た部分はどれだけなのかということを、まず
実績報告書というのを収集業者から出してもらいますので、それと実際に工場ではかったトン数と、これを比べて、例えば
実績報告書で全部で90トン、しかも、その内訳もわかるわけですが、それと工場ではかった本当のトン数、これを
実績報告書で区ごとに何%ごとかというのを、実際のはかったものをまたカウントして、分けて、そのようにして豊島区から出たものはこれだけだということを推定をして、計算をして出すという作業をして出た数字でございます。
○
山口菊子委員 だから、最初に私が申し上げたように、事業者はうちの区のごみだけを搬入しているわけではない、あちこち回って歩くとか、それはわかり切っている話だし、そういう前提のもとで、トータルとしては経年調査をしていくわけだから、全体にごみ量が減っているとか、ふえているとかという流れはわかるんだけれども、要するに基準となる数字がどこではかられるのかというところを聞いたわけ。だから、
清掃工場に持ち込んだときの、
豊島清掃工場の搬入量とは違うわけではないですか。12カ月全部、
豊島清掃工場に搬入できないわけだし、
メンテナンスのときは、オーバーホールのときは別のところに持っていくわけだし、だから、例えば普通の豊島区の事務所が持っている
パッカー車だったら1日何台稼働させたという、
パッカー車のトン数は決まっているわけだから、それで、どれだけの量とかという数字は出てくるだろうけれども、いわゆる
持ち込みごみというのは豊島区内のごみだけではないわけだから、
清掃工場に入ってくるのは。当然、ぐるぐる回ってくるのはわかっているわけだから。
それから、特に繁華街は
事業者収集にほとんどなってきているわけだから、その辺の、例えば事業者から出されるごみというのがどうなっているのかとかというのはわかりにくいかと思って質問したので、あんまり時間をかけてもつまらない、この辺で結構ですが、少しその辺のところを。なぜかというと、これは議会に出てくるこういう数字というのは、もちろんこれからも情報公開をされていくわけだけど、区民の皆さんが、環境問題を一生懸命やっている方たちなんかが、いかにごみを減らしていくかとか、それから資源にしていくかとかと、とても関心の強い方たちにとってみれば、
持ち込みのイメージがわからなかったりということもあるから、やはり私たちなんかは議員ですから、どういう収集の仕方をしているかとかということは当然知っているわけなんだけれども、やはり一般区民の皆さんにとって、わかりやすい表現方法というのも工夫していかないとまずいのではないかと思ったので、あえて質問をさせていただきました。
それからもう1件、済みません。
資源回収が減っているのは、何が減っているのか、品目として。
○
高桑資源循環課長 やはり、紙類が減ってございます。
○
山口菊子委員 それは、背景というのは、例えば新聞の購読者数がかなり減っているとかもあるかもしれないんだけれども、その辺の根拠はどういうところにあるのか、あるいはそれがごみに出ているとは、
可燃ごみも減っているわけだから、燃やされているとは思わないし、資源日の日には随分回収が出ているわけだから、その辺は私が今申し上げたように、新聞の購読者が減っているとかという背景があるんでしょうか。
○
高桑資源循環課長 委員おっしゃるとおり、新聞の講読数が減っていたり、あるいは新聞の販売店で回収をしたりとかというのもございます。また、昨年度、製紙工場に見学に行った際には、紙製品の出荷が2割ほど落ちているなんていう話も聞いてございますので、やはりそういう世の中に出てくる
紙そのものが減っているということはあるのではないかと考えております。
○
此島澄子委員 可燃ごみとか
不燃ごみとか減っている中で、粗大ごみがふえているというのは、
地デジ対策で
テレビ買いかえとか、環境に配慮した製品への買いかえということでふえたととらえていいのか。そしてまた、不法投棄とかという部分で、車が、美しい
まちづくりを目指しましょうみたいな、一生懸命回っていましたけど、区として
不法投棄対策、どのように取り組まれたか、その部分を確認したいと思います。
○
小窪豊島清掃事務所長 テレビは
家電リサイクル法という形ですので、こちらの粗大ごみには入っておりません。あれは、冷蔵庫とかテレビとかクーラーとか、あちらで処理しますので、粗大ごみでは扱っておりませんので。
それと、不法投棄の関係で申しますと、一昨年に比べて、地デジの影響だと思うんですけれども、不法投棄におけるテレビ、町なかに散らばっているテレビというのは量的には倍近く、通常ですと900台から800台ぐらいが不法投棄としてテレビ数が出るんですが、今の状況は1,800台ぐらいということになっておりますので、かなりの量がやはり出ているというぐあいには理解しております。
○
此島澄子委員 そうすると、この粗大ごみの増加量というのは何なんですか。
○
高桑資源循環課長 粗大ごみは、なかなか傾向というのが経年で見てても余りつかめないといいますか、あるんですけれども、なので、今年度に関してふえた理由というのははっきりとは申し上げられません。ただ、
不燃ごみが実は3月に25%以上ふえたというのがあります。それは大震災で物が壊れて出たと、もしかしたら粗大ごみもそういう関係で出たものがあるかもしれませんが、粗大については原因はよくわかりません。済みません。
────────────────────────────────────────
○
儀武さとる委員長 それでは、次に進めさせていただきます。
次に、2番目、第29回
豊島清掃工場運営協議会について。
理事者より説明がございます。
○
高桑資源循環課長 それでは、第29回
豊島清掃工場運営協議会について。
右肩に1番と振ってあります資料をお取り出し願います。ここで、2番の2)
環境調査結果についての中の2-8以外の部分は、環境課長から後ほど御説明申し上げます。私は、それ以外の部分を御説明したいと存じます。
それでは、1枚おめくりいただきまして、まず委員の名簿でございますが、こちらに記載のとおりでございます。
では、
運営協議会の資料ということで、第29回
豊島清掃工場運営協議会という資料をごらんください。
この中の、まず1ページ、操業状況についてでございますが、平成22年度4月から3月までのごみ量、これは
豊島清掃工場でのごみ量です。まず、豊島区の収集量、一番下、合計のところがございますが5万3,437トン、他区の収集量3万9,357トン、
持ち込み搬入量2,211トン、合計で9万5,006トンとなっております。車の搬入台数でございますが、8月が最大でございまして、1日平均ですが421台となっております。焼却量が一番右端、下の右に出ておりますが9万4,659トンという数字でございます。また、この表の下に、定期点検または中間点検の期間が載っていますのでごらんいただきたいと存じます。
2ページ目ですが、上の表は平成23年度の4月、5月のそれぞれの数字が載っておりますが、ちょうど定期点検の補修期間に当たっておりますので、数字は少な目の数字になっているということでございます。
2ページの下でございますが、区民の
声処理状況ということで、特に苦情等はございませんでした。
3ページでございますが、
施設見学集計表ということで、合計1,899名ありまして、そのうち小中学生が1,087名ということで57%を占めておりました。そのうち区内の
公立小中学校20件で815人の方が
豊島清掃工場に見学に見えたという状況です。
下の表の23年度は、先ほど申し上げました
点検期間等に当たっておりますので、見学者も少ないという状況です。
それでは、飛んでいただいて、済みません、
ごみ性状調査結果、14ページをごらんください。第3回と第4回の調査結果が出ておりますが、工場に入ったごみの98.52%、それから第4回は98.55%、可燃物で占められていると。不燃物は、その下にございますが1.48%、それから1.45%と、これだけの不燃物が入っているという状況です。
それから、
豊島清掃工場周辺の
大気環境調査結果、それから
豊島清掃工場、平成22年度
第三者機関による測定結果、それから、右肩に資料1と書いてありますが、
放射能測定結果及び焼却飛灰の一時保管について、これは前回こちらの委員会で私が説明したことでございますが、これらのことが
運営協議会で説明されました。また、資料2の電力の関係です。これらも
運営協議会で説明されたかと御報告します。なお、先ほど申し上げました
大気環境調査結果と
第三者機関による調査結果につきましては、これはお配りしただけという状況です。
私からの説明は以上です。
○
長戸環境課長 続きまして、4ページ、2、
環境調査結果について御説明申し上げます。
4ページの2
-①排ガス調査結果でございます。平成22年11月から23年3月にかけて行いました3回分の
排ガス測定の結果でございます。
清掃工場の
焼却排ガスの中にある物質のうち、
大気汚染防止法により基準が設けられていますのは、そこに調査項目にあります、ばいじん、
硫黄酸化物、
窒素酸化物、塩化水素の4つです。また、水銀については、法による排出基準はございませんが、独自に
自己規制値を設けております。したがいまして、基準値のところの法律のところは棒線になっております。ごらんのとおり、いずれも法規制値並びに
自己規制値を下回っております。
恐れ入ります、5ページ、6ページをおめくりください。こちらは排水調査結果です。平成22年11月から23年3月にかけまして、3回分の測定結果を載せております。
工場内処理後の水質は、下水道法による
下水排出基準によって評価をしております。ごらんのとおり、いずれの項目につきましても、基準値の
下水排水基準をクリアしているものでございます。
恐れ入ります、お手元の資料では7ページとなりますが、騒音調査結果について御報告申し上げます。東京都の
環境確保条例で、用途地域と時間帯に応じまして騒音や振動の規制基準を設けております。騒音調査、
環境調査を行った場所につきましては、恐れ入ります、もう1枚おめくりいただきますと、9ページに
調査地点の配置図がございます。数字①から⑩が、これが騒音の
調査地点でございます。
東西南北各所に、字が小さくて恐縮なんですが、①から⑩までございます。こちらの地点で測定をしております。まず、工場の停止時と稼働時に測定を行いましたが、各
調査地点、調査時間で測定値に不規則なばらつきがございます。これはむしろ工場自体の操業による騒音というよりは、周辺からの車、
鉄道事業等の環境騒音によるものと思われます。これまでのところ、近隣の方から騒音苦情については寄せられておりません。今後とも、工場に起因する近隣騒音、苦情等が発生しないよう十分注意してまいりますとの工場長からの報告がございました。
次に、8ページでございます。同じく2-④振動調査結果でございます。こちらの
調査地点につきましては数字の1から6で、こちらも9ページの地図の中で、太字の1から6といいますか、数字で6カ所、
調査地点が示されております。測定結果につきましては、工場停止時、また稼働時とも規制基準をクリアしているものでございます。なお、10ページ以降はダイオキシン類の調査結果でございますが、こちらにつきましては、6月9日の本委員会でダイオキシン類ということで、区の調査結果とともに報告した内容と同じものでございまして、いずれも大気中、それから土壌等、規制値、
自己規制値を下回った数値となっております。
以上、簡単ではございますが御報告でございます。
○
儀武さとる委員長 説明が終わりました。
質疑を行います。
○古坊知生委員 4ページの
環境調査結果の排ガス調査結果で、先ほどの御説明で、基準値というところで法律では定まっていませんけれども、
自己規制値0.05云々かんぬんというお話がありました。法律で定まっていないということもどうかと思うんですけども、定まっていないのに
自己規制値というものを、どういう根拠でこういう数字が出てくるのかということだけ教えていただきたいと思います。
○
長戸環境課長 これにつきましては、最小毒性量というのが1立方メートル当たり0.02ミリグラムでございます。つまりこれは、もし1立方メートル当たり0.02ミリグラムの空気を吸った場合、これは主に事業所等が考えられるんですが、人体に影響が出始めてくるという数字になっておりまして、それを参考にいたしまして0.05というものが出てきていると聞いております。ただ、実際問題は、通常は空気中に水銀はないということを聞いておりまして、詳しいことは私もあれなんですが、このような数字で出ていると聞いています。なお、下限値でございますが、不検出となっておりますが、下限値につきましては、お手元の
第三者機関による調査結果の一番最後のページに下限値がございまして、こちらの水銀の下限値は、排ガスのところの総水銀が0.005ミリグラム、それから、有機水銀が0.002ミリグラムとなっておりまして、こちらが下限値となっております。したがいまして、今回は不検出というのは、これの下限値を下回った数字となっております。済みません、
自己規制値については、後ほどもう一度確認をいたします。
以上です。
○河野たえ子委員 ほかのことはいいんですけど、この資料で、実際に3月11日の後、放射能の汚泥の処理なんかが、一般新聞なんかでもいろいろ、下水道が一番問題になっているようですけども、
清掃工場なんかでも、豊島区の炉だと実際は燃えかすというか、出ないんだという話で、調査なんかあれしてないという話だったんですけども、この間もいただいた資料では、やはりそういうものは出てないとしても、例えば飛灰とかという関係では、ここの資料の中でも一応出ていることになっているんです。
一つは、飛灰で放射能物質が含まれているというあたりの中で働いている人だとか、いろいろそういう人たちもいますでしょう。そういうこととの関係で、本当にきちんと健康被害が起きないように対応しているのかどうかとか、その辺の説明をしていただけるとありがたいんですけど。
○
高桑資源循環課長 作業員の健康被害が起きないような対策という御質問かと思いますが、こちらはやはりこういうことが問題になる前と比べて、職場において、例えば着る防護服ですとか、マスクというんでしょうか、ああいうものに関して一組の本庁で基準をちゃんと決めて、それに基づいてやっていると聞いています。
○河野たえ子委員 それで、今この一組の報告書のところについているんですが、一時保管、特にこの間の
放射能等測定結果及び焼却飛灰の一時保管について、第2報というのを7月21日にいただいているんです。その中で、何かいわゆる8,000ベクレル、これがどうなのかというのはあるんです。この基準自体が、国が一応決めているから、それを一つの基準にしているんですが、例えば江戸川
清掃工場ではそれを超えているという話が書いてあって、それは最終処分場への一時保管を始めたと、7月13日から開始したと書いてあるんですけど、量として、放射能のベクトルの話ではなくて、一体どの程度の量の焼却飛灰が発生しているんですか。
○
高桑資源循環課長 申しわけございませんが、全体でどれぐらい、あるいは
豊島清掃工場でどれぐらいという量は私どもでは把握してございません。これに関しましては案件5で、また御説明したいと思います。
────────────────────────────────────────
○
儀武さとる委員長 それでは、次に進めます。
次に、3番目、平成22年度清掃一部事務組合の決算概要について。
理事者より説明がございます。
○
高桑資源循環課長 それでは、A3判の右肩に2番という番号が振ってある資料をごらんください。清掃一組の決算の概要でございます。
まず、平成22年度決算の総括でございますが、ここに書いてございますが、歳入決算は前年度に比べ、特別区分担金、廃棄物処理手数料が減となったものの、財政調整基金繰入金や繰越金が増となったこと等により15億6,800万円、2.0%の増加でございました。歳出決算は前年度に比べ、職員人件費や
清掃工場等の薬剤購入費が減となったものの、
清掃工場の建設経費や公債費及び財政調整基金積立金が増となったこと等により25億8,700万円、3.5%の増加です。したがいまして、実質収支額は46億6,900万円であり、前年度に比べマイナス10億1,900万円、17.9%の減少ということで、こちらの表にそのところが出てございますのでごらんください。
主な歳入決算でございます。個別に主なところを申し上げます。①のところ、まず、特別区分担金、これは23区からの分担金でございまして418億6,900万円、8.7%の減ということで、先ほどもお読みしましたが、財政調整基金を繰り入れたということで、各区の分担金を減らしたということです。ちなみに豊島区は、平成22年度、この418億円のうち14億1,500万円ほどの分担金でございました。廃棄物処理手数料138億7,672万円ということで2.9%減になっておりますが、こちらは
持ち込みごみ等の搬入が、前年度に比べて3.4万トン減ったために、これだけ収入手数料も減っているという状況です。国庫補助金、こちらは大田第二
清掃工場ですとか、練馬
清掃工場、杉並
清掃工場の建てかえ等の関係で、施設整備に対する交付金である循環型社会形成推進交付金がこれだけの金額が入ったということです。先ほど申し上げた財政調整基金からの繰入金112億円を繰り入れて、特別区分担金を抑制し、平準化を図ったということでございます。⑤の繰越金は、上の表の21年度決算Bというところの一番下、56億8,812万円、これを22年度の歳入としているということでございます。諸収入、こちらの有価物、金属回収とかしておりますので、そういうものを売り払った収入ですとか、エネルギー売払収入、これは電気ですとか、あるいは熱を売った収入でございます。組合債は、これも大田工場の第二工場建設のために組合債を発行して、これを歳入としたというものでございます。
続きまして、右側でございます。主な歳出決算ということで載っていますが、下の括弧書きのところから御説明しますが、職員人件費125億903万円ということで6.0%減ってございます。常勤職員1,171人、再任用115人、再雇用97人という状況です。②の
清掃工場及び不燃・粗大ごみ処理施設等の運営で、全体で340億8,940万円、0.4%の減ということでございます。特に②のところに書いてありますが、不燃・粗大ごみの処理等に要する経費が9.1%減っているということで、これは運転の管理を委託しているんですが、それが減ったと。それは、やはり不燃の量が減っているということに基づくものでございます。③は施設整備に係るものということで、ここに書いております、もろもろの施設整備を行ったということでございます。あと、⑤諸支出金のところをごらんいただきたいのですが、こちらは歳出として財政調整基金に補正予算で積み立てたものが107億円余りあるということでございます。
そのような状況で、今現在の基金、組合債の現在高ですが、財政調整基金の現在高は、平成22年度末で176億円を確保しました。ただし、それを今度、平成23年度の予算で115億円を繰り入れ、また、そのおかげで23区の分担金もその分少なくて済むということになるわけですが、財源対策として活用してございます。また、組合債の現在高は、平成22年度末に543億円、平成22年度に新たに14億円の組合債を発行しましたが、今までいろいろ施設整備して発行しておりました組合債、この元金の償還が進捗したため、前年度と比べ112億円減少したという状況でございます。
2ページ目は、これは款別ということで、こちらは後ほどごらんいただければということで割愛させていただきます。
説明は以上です。
○
儀武さとる委員長 説明が終わりました。
質疑を行います。
○
山口菊子委員 この一組の予算とか決算とか、うちの議長が出ていって決めてきているんだと思うんですけれども、
清掃工場の建設のプラントだとか工事とかがやはりすごく金額として大きいわけで、いろんな施設整備が。それで、ほとんど競争入札ではないんでしょう、競争入札なの、ここ。
○
高桑資源循環課長 例えば、特に修理なんかは建てたところにというのもありまして、随契が多かったということもあるんですが、やはり金額が高どまりということもありまして、最近は、言葉はあれなんですけど、普通の一般入札というよりは技術的なところを競わせて、そういう入札方法もしているということは聞いてございます。
○
山口菊子委員 23区の議長たちが議会を構成し、あるいは区長が管理者としてやっていくわけなんだけれども、かなり詳細な部分は一組にゆだねられていて、最初のプラントが入るときは入札があるかもしれない、それ以後のオーバーホールとかもほぼ随契で決まった業者さんになっていくという中で、非常に伏魔殿的にこのお金が本当にいいのか悪いのかというのが比較対照もできないという状況もあって、だから、その辺では、うちの区からも一組に随分職員も行っているようだし、区長や議長にしっかりしてもらわなくてはいけないんだけれども、もとは私たちが払った税金なわけだから、そこはわかりやすくしてもらえるようなことをやはりちゃんとぜひ言っていってほしいなということはすごく思っています。
○
高桑資源循環課長 委員おっしゃるように、23区の課長会でもかなり厳しい意見が各区の課長から出ております。私どもも今、委員のおっしゃったような趣旨を訴えていきたいと思っております。
○河野たえ子委員 つまんないことなんですけど、組合債の話なんですけど、要は14億円の組合債を発行したとなるでしょう。それで、ほかの償還金との関係があるからだけど、実際は減ったんですと、こういう話になったんだけど、この14億円の額というか、組合債を組むときに予算との関係もあるんだと思うんですが、この金額の決定とか、それから14億円はどこが買うんですか、23区。
○
高桑資源循環課長 実際に発行した組合債をだれが買ってくれているのかというのは、済みません、私ども把握してございません。
○河野たえ子委員 実際は、うんとたくさん持っている。金額的には500何十億円だっけ、現在高、去年のこの予算、平成22年度の予算では550何億円って書いてあったんだけど、これが今回542億円になったわけ。ここには減りましたと、前年度と比べて112億円減少と書いてあるから、14億円を買ってもらって、そして差し引きしたら112億円減少しましたと、こうなっておるわけでしょう。だから、組合債そのものが実際に金額的には、国庫補助金なんかは工場の関係があるから50%に減ってしまいましたという話もあるんだけど、そういう全体の予算との関係でいったときに、やはり組合債というのは足りたり足りなかったりなんかするときに買ってもらったりなんかするわけでしょう。だから、そういう何を基準にして、正直言って14億円は少ないんです、毎年の状況を見ていると。だから、なぜ14億円なのかというのと、やはりだれが買って、例えば23区分担金を持っているとか、財調のあれがあるとか、東京都の関係だとかいろいろありますけども、こういうものを組み立てていく上で、実際に私、だれが買うのかと疑問に思ってしまったので、わかったら教えてもらおうと思ったんです。だって、すごく重要なわけでしょう、この組合債の保有というのは。
○
高桑資源循環課長 済みません、今、手元に資料がありませんので、調べてお答えしたいと思います。
○河野たえ子委員 別に特に問題がないのではないかと思いますけど、やはり一組とか国保連だとか、全体が大きくなっていくと、私たち区民から見たときに全体像がわかりにくくなるんです。そしてどこかでお金がやりとりされて、うまくいっているからいいではないかとなるんだけど、うまくいっているからではなくて、うまくいかせているわけだから、やはりその辺のことについては、後で高桑課長、お返事を持ってきていただけると思いますけれども、できればやはり私たち素人がわかりやすいように、ぜひしていただきたいし、こういうお金の動きが全体の事業にとってどうなっているのかということを区民に、これは私、説明できないです、はっきり言って。説明できるようにやはりするべきだと思っています。
────────────────────────────────────────
○
儀武さとる委員長 次に、4番目、
千歳清掃工場焼却炉の
水銀混入ごみによる停止及び再稼働について及び8番目、
杉並清掃工場焼却炉の
水銀混入ごみによる停止について。
2件一括して理事者より説明がございます。
○
高桑資源循環課長 それでは、右肩に3番の番号の振ってあるものと、5番の番号の振ってあるものをごらんください。まず、3番について御説明いたします。
前回の当委員会終了後に、千歳
清掃工場で
水銀混入ごみによって停止し、また、今回この委員会が開かれる前に再稼働したということなので、こちらをまず御説明します。停止日時ですが、これは一組のホームページの掲載記事でございますが、23年7月15日9時52分ということで、今後の見通し、その当時ですけれども、設備の汚染状況調査、10日程度を要する見込み、これと清掃。清掃終了後、再立上予定ということでございます。
裏面をごらんいただきまして、実際なんですけれども、7月23日土曜日には再稼働をしました。点検等の作業内容ですが、触媒等の汚染状況調査、集じん設備の清掃実施、脱硝設備の清掃実施ということで、50万円ほど復旧費用がかかっているというものでございます。
続きまして、5番ですが、
杉並清掃工場焼却炉の
水銀混入ごみによる停止についてということで、同じく一組のホームページから記事を抜粋しました。停止日時ですが、23年9月9日金曜日、18時30分に停止したということでございます。今、1号炉だけなんですが、これはまだ停止中でございまして、見通しですが、これも調査と清掃で10日程度を要する見込みということでございます。なお、これらの
水銀混入ごみにより工場が停止するということで、23区と清掃一組、それから、東京都で不適正搬入防止検討委員会というものを今現在立ち上がっておりまして、初動体制の検討、こういうことが起きたときに、では何か調査をして、入れた何か原因がつかめるのか等の調査を、ではどうするかとか、そういうものをやったり、あるいはそもそも水銀が工場に入らないように普及啓発などの対策をやっていくような活動をしております。
説明は以上です。
○
儀武さとる委員長 説明が終わりました。
質疑を行います。
○
山口菊子委員 この水銀の混入ごみ、ことしになってすごく大騒ぎになったわけだけども、基本的には原因が燃やしてしまった後だからわからないというのがあるんですけど、調査といっても、追跡しても、焼却してしまった後だからどこに原因があるのかわからないんだけれども、ちなみに幾つの
清掃工場で水銀、ここ千歳の前に出たの、豊島区はまだ出てないもんね、あとどこでしたか。
○
高桑資源循環課長 目黒
清掃工場で、ことしのたしか2月か3月ごろにありまして、去年、やはり立て続けに起きましたのが、まず足立、それから板橋、光が丘、それから千歳だったかと思いますが、それらの工場が去年とまったという状況でございます。
○
山口菊子委員 そこで原因究明に向けていろいろ動いていらして、最終的にはわからないわけだけれども、どういう対策が立てられるというか、収集する医療系のごみはもう当然、医療系で全然普通の一般収集しないわけだし、だからそもそもルートが違うわけだから、明らかに不法投棄か愉快犯か、例えば血圧の測定器なんかだって、そんなにたくさん出るもんでもないとも聞いたんだけれども、その辺のところはどういうふうに。
○
小窪豊島清掃事務所長 工場の自己規制0.05ミリグラム/立方メートルというのは、前もお話ししたように、家庭用のシュシュッという、T字型、あれ4個ぐらいで0.05ミリグラム/立方メートルに匹敵するというお話ですが、実は豊島区も昨年度3件ぐらい発生しておりまして、それはたまたま、まとまらなかったという、場所を言いますと目白・高田地区の収集のときに2件、ばらばらに1個ずつ入ってきてんです。長崎で1件ということで、我々、当然きょうの車の収集ルートで、それらしきところは一応当たったんですが、なかったわけですけれども、そういう形で積むときに袋の中に1個ぐらいだとなかなか発見できないんですけども、たまたまうちの場合は、あれっという形で作業員が気づいて、あけてみたら紛れ込んでいたという実態です。
それと、清掃一組でかなり厳しく工場に搬入する際に、今、強化月間みたいな形でチェックをかなり厳しくやっておりますので、そういう形で、あとホームページとか、あるいはこう言っては何ですけども、そういうものを扱うところについての不適正なものを入れないでくださいというチラシ等も配っております。
○堀宏道委員 この件については、議長会でも話題になって、
清掃工場をずっと稼働している中で、近年起こり出してきたことなんです。ですから、調査の仕様というのは分析を本当に細かく絞っていけばわかるのではないかということと、あと、これは損害が、今まで工場のトータルでどのぐらいに及んでるのかというのはわかっていますか。
○
高桑資源循環課長 去年、足立工場が2億8,000万円ぐらいかかっておりまして、それ以外は少し多いところで500万円程度、あとは清掃とかで、今回のここにも載っていましたけど50万円程度ということで、合わせて、去年からことしにかけて約3億円ぐらい、これで被害を受けているかと思っております。
○堀宏道委員 金額的な損害もさることながら、あと、やはり都民への不安を増長するという意味で、これはテロに近いといっても、言い過ぎですけども、受けとめ方としたらそういう見方もあって、刑事告発の動きとか、そういったものというのは適当ではないんでしょうか。
○
高桑資源循環課長 去年、足立工場がとまったときに、やはりそういう動きがございまして、警視庁には清掃一組で相談に行っております。ただ、燃えてしまって、もう証拠がないということで、また、だれが入れたかということの特定も、足立工場の場合は、この日に入ったごみだというのが1日ということで特定できましたので、では、そのときに入れた業者はとかという形でかなり調査を詳細にやったんですけれども、それでもやはりだれが入れたかがわからないということと、それから証拠が残っていないということで、警視庁では被害届すら受理してもらえなかったという、そのような状況です。
○堀宏道委員 ただ、やはり状況の分析をしながら、今後こんなことにずっとさらされながら、こういう焼却炉を稼働していかなければいけないということを考えたら、多少コストがかかったりいろいろあったとしても、調査を徹底して、やはりどこに原因があるんだということを突きとめていかないと、ずっとこの問題がもう片づかないまんまに、毎年毎年、報告書として出てくる。非常に愚かなことにもなるわけですし、これが大きな損害を生んだり、また都民の不安が継続して続いたりということになるので、その辺については、ぜひ厳正な態度で、豊島区でも同じことが起こらないとも限らないですし、たまたまそういうチェック体制がきちんとしているから、何とか事前に水際でとめられたというのもありますけども、そういう清掃に携わる方々が危ないという思いを感じてくれたからこそ、これ水際でとめられましたけども、そういった清掃作業員のスキルアップというものによってとめられるということもあるんでしょうから、そういったところの研修も含めて、ぜひ厳正に対応していただきたいなと、要望いたします。
○
長戸環境課長 先ほど古坊委員から、水銀の0.05の
自己規制値の根拠ということでお問い合わせありまして、今、確認いたしました。先ほどの0.02というのは訂正させていただきまして、この0.05ミリグラム/立方メートルにつきましては、これはどこの
清掃工場でも同じ
自己規制値を使っておりますが、労働安全衛生法に基づく管理濃度という数字を使っていると聞いております。実際問題、煙突からこの濃度の排ガスが出たといたしましても、豊島工場等の場合は200メートルぐらいの煙突の先で出てきますと、大体10万分の1ぐらいに拡散されると聞いております。ですから、今回は不検出なんですが、0.05ミリグラム/立方メートル以下であれば、煙突から排出された瞬間に、周囲にはまだ10万分の1ぐらいで、そのぐらいでしたら十分に低いレベルだろうということで、0.05ミリグラム/立方メートル、労働安全衛生法に基づく管理濃度を一つの根拠としていると聞いております。失礼いたしました。
○古坊知生委員 ありがとうございます。ただ、逆にそこまで数字が出せるんだったら、どうして法律でそういうのを定めていないのかと非常に疑問なんですけど、なぜかって、放射線量の基準値におきましても、なかなか国が後手後手に回っているというところもありますけど、そんなとこで疑問に思ったもんですから質問させていただきました。ありがとうございます。
────────────────────────────────────────
○
儀武さとる委員長 次に、5番目、
清掃工場等に係る
放射能等測定結果について。
理事者より説明がございます。
○
高桑資源循環課長 では、右肩に4番の数字が振っている資料をごらんください。前回の当委員会で、放射能の測定結果について御報告しましたが、その後の数値について、まず1ページ目と2ページ目において、
豊島清掃工場のその後の動きといいますか、その後の数値をまずまとめてございます。これはすべて清掃一組が公表したものをこちらでまとめたというものです。
では、まずは1ページ目をごらんください。放射能濃度測定結果の表1、主灰の結果です。こちらは月に1回測定することになっております。この表でございますが、一番上の6月16から24日の部分、こちら横棒になっております。前回これは報告した部分でございます。なぜ横棒になっているかと申しますと、
豊島清掃工場は流動床炉で、全部飛灰に行ってしまって主灰というものがないので、これは測定しなかったんですということを御説明申し上げました。
その後、2回数値が出ているんですが、これはどうしてかというと、下に米印で書いてありますが不燃物です。例えば空き缶ですとか、そういう本当に燃えないもの、これはやはり残ってしまいますので、それを測定したということで、このような数値が出ております。いずれにしても低い数値かと思っておりますが。
では、表2でございます。飛灰でございます。一番上の数値、6月16から24日という部分は前回御報告した部分で、特に放射性セシウムが1,000ということで、その後の数値を記載してございますが、大体1,000前後で推移していると。後で3ページ以降に出てきますが、ほかの工場に比べても比較的低い数値ではないかと考えております。なお、この飛灰につきましては、2週間に1回測定です。
表3です。飛灰処理汚泥の測定結果、これは2週間に1回測定します。飛灰処理汚泥というのは何かと申しますと、飛灰をそのまま埋め立てることはもともとできませんので、いわゆる混練りといいまして、ダイオキシンですとか、あるいは重金属が外に出ないような、そういう薬剤を入れて処理するということをやっておりますが、それがこの飛灰処理汚泥です。このような数値になっておりまして、低い数値ということでございます。
表4でございますが、汚水処理汚泥の放射能濃度測定結果、月に1回測定します。これは、工場でいろんな部分を洗浄したりとかで水を使いまして、それが汚水としてたまるんですけれども、それをずっとためておくわけにはいきませんので、有害物質等の薬剤などで処理して、また、沈殿させて上の部分、上澄みといいますか、そういう部分を下水へ流すわけですが、失礼しました。今の説明は、表5の放流水でしたが、申しわけございません。その下に沈んだ部分、汚泥ですので、上澄みではなくて下に沈んだ部分なんですが、これについて横棒になっていますが、これはなぜかと申しますと、下に書いてありますが、これを外に出して埋め立てるということを
豊島清掃工場ではやっていないと、工場内で処理して、簡単に言いますと、また燃やすわけなんですが、そういうことをやっているために、これは測定していませんということです。
表5ですが、先ほど説明しました、上澄みの部分です。これを下水に流すわけですが、これについては放射線物質は不検出となっているということです。
表6、排ガスですが、これも2カ月に1回測定しますが、放射性物質は不検出という状況です。
2ページ目をごらんください、空間放射線量測定結果。表の一番上の部分は、前回御報告した部分ですが、それぞれこのような数値になっておりまして、区が測定した他の部分と比べても高い数値ではないと考えております。
3ページ以下なんですが、こちらはほかの工場も含めて、清掃一組のホームページに載っている最新の情報を載せました。まず、主灰はそれぞれ最新の情報としては数値はどこの工場も高くないということで、続きまして、4ページの飛灰でございます。江戸川
清掃工場で8,000を超えてということが前回も御報告しましたけれども、最新の状況でもやはり8,000を超えているということです。ただし、次の5ページとあわせてごらんいただきたいのですが、5ページは飛灰処理汚泥、先ほど申し上げました混練りをしたものなんですけれども、これが5,700になっているということで、環境省からの説明では、埋め立てるときに、例えば混練りというもし処理をしたんであれば、それを埋め立てるんだから、その状態で8,000以下であればいいということを環境省で言っているということなので、4ページの一番下に書いてありますが、その辺のところ、今御説明したことが書いてございますが、飛灰はこのまま埋め立てるわけではないんですけれども、参考のため測定という扱いになっております。
続きまして、6ページ目は汚水処理汚泥、これは実際にはかるときの時期の関係で、数値が出ているところが1つしかない状況ですが、余り高い状況ではないと。あと7ページ目も放流水、放射能濃度測定結果もほとんどが不検出で、2工場、こういう数字が出ているという状況です。また、8ページの排ガスについては、はかったところについては不検出と、また空間放射線量の測定結果もこのような数値で、特に問題があるとは考えておりません。
以上です。
○
儀武さとる委員長 説明が終わりました。
質疑を行います。
○河野たえ子委員 さっきの続きをやります。要は、ではもう一回やり直しますけど、今の説明の1ページの中に、汚水処理汚泥の
放射能測定で、実際は、これは処理して埋め立てを行えないので測定していないとなるわけ。それで、処理というけども、処理というのは何をやるんですか、どういうことを処理とするの。
○
高桑資源循環課長 1ページ目の表4の汚水処理汚泥、これは実際にもう一度
清掃工場で燃やすということです、処理は。
○河野たえ子委員 その処理というのは、どういう処理、流してしまうわけ。
○
高桑資源循環課長 汚水処理の汚泥ですから、下にたまった汚泥です。それを乾燥したりとかはもちろんするんですけれども、そうなった状態のものをもう一度
清掃工場の炉で燃やすということがここに書いてある処理です。工場内で燃やしてしまうので埋め立てませんということです。
○河野たえ子委員 そうすると、要はそういう汚泥が出たら2度燃やすから、2度燃やすと放射能ってなくなるの。
○
高桑資源循環課長 いえ、燃やしても灰に放射能は出てきますのでなくならないと思います。
○河野たえ子委員 結局、私、この間、放射能と私たちは簡単に言っているけれども、なぜ、ここにも書いてありますが、放射性ヨウ素と、それから放射性セシウムが対象になっているかというと、特に放射性セシウムについては、ヨウ素は体内に入りやすいわけ、それからセシウムというのは、要は何百年もたてば少しずつ放射線そのものも効力が低減していくんだそうです。しかし、実際は1年や2年では減らないし、積み重なると、それが体内だとか、いろんなものに蓄積していくと、これはいわゆる被曝状態になっていくと改めて勉強させてもらったんですけれども、そういうことからいうと、わずかではあるけれども、私、2度燃やすから一つは埋め立てをしないんだから測定しなくていいということで果たしていいのかどうか、これは私も素人ですからよくわかりませんけども、そういう処理の仕方でいいのかどうか、これが第1点です。
それからもう一つは、
豊島清掃工場は、幸か不幸か流動床炉なので主灰というものが出ませんからいいんですけれども、東京全体に
清掃工場がこれだけあって、それで、特に江戸川なんかでそういうものが8,000ベクレルだという説明を受けて、8,000ベクレルが事実、それで、以下なら問題がないかというとそれ自体も問題、基準が。改めて政府がそうだと言っているだけの話であって、本当にその数字が正しいという表現はおかしいんだけども、これでいいのかというのがあるわけ。それで、それなのにもかかわらず、埋め立てるときに混練りと言っていたから何かと、ここに書いてあるように薬剤処理をして、8,000以下ならば埋め立ててもいいとなっていると、別に一組を非難しているわけではないんです。だけど、少なくとも果たしてそういうことで埋め立てをするという、やはり江戸川の問題だけど、これは現実の問題として将来、東京全体の問題なのね、
清掃工場の問題については。特に放射能物質の混入については。長い間やっていくわけではないですか。聞いてみると、みんなすごく不安に思っているわけ。政府発表も、いや、さあ、ちょっとなというのがあるし、果たして、ではこうやって埋め立て、何か薬剤をまぜるから、この薬剤も何だかよくわからない、私については。後でまた教えてもらいたいですが、薬剤をまぜていけば8,000以下になると。この8,000の基準もあいまいだと。では、これで埋め立てられるんだということになったと、埋め立てていますと。しかし、これは日々発生するものではないですか、ごみの残廃というのは。そうすると、そういうことを、これは多分中防あたりに埋め立てるのではないかと思うんだけども、どこに埋め立てているのかというのもよくわからないですけど、こういうやり方で果たして本当にいいのかどうか。その辺は、例えば一組だって困っているんだと思うんだけども、実際に今後のことについてどうしようとしているのかというのが、この報告書だけではよくわからないんです。今後のことも含めて、そういう検討をされているのかどうかも含めて教えていただきたいんですけど。
○
高桑資源循環課長 では、まず、埋め立てないからはからなくていいのかということに関しましては、結局、埋め立てないということは工場から出しませんので、そういうことでは一般区民の方に影響を及ぼさないということになろうかと思います。もちろん中で働いている人というものはいますんで、その関係では、一番、9ページに空間放射線量測定ということで、工場内の実際、放射線量はどうなのかという測定をしているということで、従業員に関しては、それで安全かどうかという判断になろうかと思います。
あと、混練りの薬剤ですが、これは放射性物質を減らしたりとかするものではなく、もともと飛灰はダイオキシンですとか、そういうものが含まれていますので、それを埋め立てたときに出ないようにするためにキレート剤という薬剤でダイオキシンですとか、あるいは重金属が外に出ないような、そういう処理をしてから、もともと放射能の関係が問題になる前から埋め立てていたということで混練りということです。
では、なぜ混練りをすると減るのかということに関しましては、そういうものをどんどん加えますので、薄めると言うとあれなんですけれども、1キロ当たり何ベクレルということですので、減ると考えております。
それから、これからの、そのようなものを中防に埋め立ててということなんですが、今現在、主灰と飛灰、また放射性物質が測定されたものを、これがちゃんとどこに埋め立てたかというのをきちんと管理して、またモニタリングをきちんとするということでやっております。まだ、では、その後どうするかとか、あるいはそこには何か家を建てないようなことをするとか、まだ将来的なことに関しては、あるいはこれからかもしれませんが、そのときにきちんとした対応ができるように、そういう場所を特定して埋め立てているという状況でございます。
○河野たえ子委員 別に一組自体に責任がある話ではないんですけども、今、都民の皆さん、区民の皆さんが心配をしていることは、やはりこれ以上、汚染が広がらないようにしてもらいたいというのが問題なんです。それで、私はやはりできればもう少し、皆さんも困っているかもしれないけど、いろんな研究機関だとか、それから国だとか、そういう機関とあれしていただいて、今後これ、そう簡単にはなかなか減らないんだと思ってんです。ですから、拡大しないように、また少ないとはいえ灰の処理。豊島区は灰が余り出ないからいいと言うけど、ほかはそうではないところだってたくさんあるわけです。そういう放射能汚染というのは、いわば壁があるわけではないから、
豊島清掃工場だけがいいから、ほかは問題ないんだというものでもないし、だから、ぜひやはり研究してもらいたいなという思いが一つあります。
それで、最後にもう一つだけ聞きたいのは、この間、この3月11日の震災の後に、いわゆる瓦れきを何か東京都が引き受けると言ってたでしょう。あれはどうなったんですか、その後、報告がないんですけど。
○
高桑資源循環課長 東京都で3年間で50万トン引き受けますということを発表したわけですが、また、環境整備公社を使って被災県と東京都と公社で協定を結んでというスキームも前回御説明させていただきました。今現在、この清掃一組の工場ですとか、あるいは破砕施設でどれだけ受け入れるのかに関しまして具体的な話はまだありません。と申しますのは、そもそもあのスキームは東京都が描いたスキームで、説明は23区としても受けましたけれども、では、そのスキームで実際に受け入れますという決定がまだ23区としてはしていないという状況だと認識しております。そういうこともありまして、清掃一組の工場等の施設でどれだけ受け入れるかということに関しましては、今のところまだ決まっていないと聞いております。
○河野たえ子委員 これは東京都が打ち上げてどうしていくかということは、今のお話だと全然まだ動きがないと、こういう話だけど、現地はやはりすごく大変なんです、瓦れき処理について。だから、どういうつもりで東京都が打ち上げて、どういう処理していくかということがはっきりしないというのは、現地も困るだろうし、では、東京に来たときは東京だっていろいろ困ることもあるんではないかと私は思っているわけなんですけども、その辺のまた動きがあったら、やはり報告をぜひしていただきたいということで終わります。
○
山口菊子委員 最初に戻ります。前回、江戸川で8,000ベクレルということだったんで、私も一組にどういう状況なのと聞きに行って、即日、豊島区に私が行ったことが伝わっていたみたいなんですけれども。いろんな方にお会いしましたが、もともと
清掃工場では放射性のあるものを燃やしてはいけないです、原則として、法律的に燃やしてはいけないことになっているわけだが、だから、そもそも放射線量なんてはかる気が全くなかったと。ところが下水の汚泥のところで出たんでびっくりして、それではかったところ、こういう数字だったということで。だから、出る前のところの、放射線が一番飛んできた3月15日ぐらいのごみが、いつごろ燃やされたのかわかりませんけど、多分この数値が出る前が多分もっと高かったというのが予測はつくんですけれども。ただ、
清掃工場はそもそも放射線の物質を燃やさないという前提になっているから、放射線にかかわる技師とか専門家とかという人たちがいないわけです、一組には。そういうものを取り扱うというところには最初からいるし、そういうシステムができているわけです。例えば、お医者さんの世界なんかだって、レントゲンの技師の人たちは毎年健康診断を受けてどれぐらいの放射線量を受けているかとか、そういう調査をしたりとか、もともと取り扱うということがわかっているところはすべての整備ができているわけだけど、
清掃工場の場合はそういう前提になかったから、そういう意味では体制として専門家とかが入っていないし、今もいないと思う。その辺の体制について、一組としては今後どうしていくのか、明らかに数値をはかることにはしてしまったし、実際に出てしまったからびっくりして、とにかくこれからも数値をはかっていって、放射線量の高い焼却灰の取り扱いについてもすごく困惑をしていて、国の指針がはっきり出ないから困っているということで、この間どういう処分をするかと、混練りみたいな後、何かコンクリートのものを囲んで、またシートをかぶせてどこかへ埋め立てるとかって、埋め立て方法についても国から、たしか8月の末ぐらいにある程度方向が出たと思うんだけれども、メディアに出ていたけど。だけど、そもそもそういう専門家をやはりちゃんと置くとか、専門機関との情報収集をしていくとかというのが一組には必要なんではないかと思うんだけど、その辺についてはどう考えていますか。
○
高桑資源循環課長 今のところ、いわゆる技術職の職員が一応対応している段階ですが、確かに委員おっしゃるような、これがもっと長引けば、特に職員の健康の面あるいは区民の皆様に対する被害の面等、安全性の面とかを考えてということもあるいは必要になってくるということで、今現在そういう話、一組にあるという動きは聞いてございませんが、これから先、そのようなことも23区課長会などを通じて問題提起していきたいと思っております。
○
山口菊子委員 水銀もそうですけれども、持ち込んではいけないものが持ち込まれるということで、そういう問題が生じていく。今回の場合も、本来燃やすということが前提になっていないものが
清掃工場へ入ってしまったという結果ではあるんだけれども、やはり原発の問題も解決していませんし、福島県の現地も含めてまだまだ放射線量の高い地域がたくさんある中で、今後どういう風が飛んできて、どうなっていくのかとか、原発の収束も見えない状況の中では、今後もやはり冬になって風の向きがどうなるかわからないけれども、いろんな形で放射線量の高いものが焼却される可能性というのは当然、もう想定外なんていう言葉は使ってはいけないと思うのね、だから、そういう意味では、放射線の放射能に関しての取り扱いも含めての専門家の導入とか、専門機関との連携とか、その辺のところをやはりきちんと一組でも体制を整えていくべきだなと私は思いますので、そこを少しきちんとやっていただきたいなと思います。それは区からも上げてほしいなと思います。先ほど答弁されましたけれども、やはり半端なことではない、簡単なことではないし、燃やしたって何したって放射能は消えるわけではないから、その辺のところの問題については、ぜひやってほしいと思いますが、いかがでしょうか。
○鈴木清掃環境部長 御指摘のとおり、まだこれから先もいろいろ問題が出てくると思っておりますので、情報収集に努めますとともに課長会あるいは部長会等の場を通じて、そういった意見を集約した上で、今後対応していきたいと思っております。
○
山口菊子委員 ぜひお願いします。やはり一組にこの前行ったときも、本当にみんな右往左往というか、すごく慌てていると、どうしたらと、国の指示待ちみたいなところもあったんだけれども。やはり区民の安全とか、これからの環境を保全していく意味でも、そこは全部しっかり取り組むようにお願いしたいと思います。
それからもう1点、先ほど河野委員から質問があった、この後、交通に行ってしまうので清掃のことはここの分で終わりなので、大震災についても災害廃棄物の受け入れについて、区でこの前出された資料には、たしかスケジュールのスキームのところは東京都のは資料がなかったですよね。東京都で、ある資料では、前回いただいた資料の裏に受け入れスケジュールの予定がもう載っていて、23区の一組は8月から
清掃工場所在区及び周辺住民の受け入れ説明とか、受け入れ開始が11月と、この間の委員会の説明のときも、どんなに早くても11月以降になるだろうという御答弁もいただいていますけれども、三多摩なんかでは、やはり自治体に受け入れられるかどうかという問い合わせが来て、受け入れられる場所、受け入れられませんと自治体の市長が答えたところもあると聞いていますけれども、やはり全体像が見えないというのと、それからもう1点、これは本当に問題なんだけれども、やはり放射線がどうしても飛んでる、東京の植栽でもいろんなところに飛んで、江戸川区の工場でああいう数字が出たということで、福島県を受け入れるわけではないけれども、宮城県とか岩手県とか隣接したところのそういうものに対する心配をしている方たちが随分いて、正確な情報が全然流れずにすごく不正確な情報が、非常に環境問題に取り組んでいる方たちの中で飛び交ってしまっていて、私はびっくりしているんだけれども、やはりこの内容についての経過を含めて、きょうの議会で当然あると思ったら、資料の項目にもなかったから、最初からお尋ねするつもりではあったんだけれども、今、先ほど御答弁あったように、進行していないのはよくわかっているんだけれども、進行していないなら進行していないで、このスキームが、スケジュールが、予定表が出ている以上は、これがどういう状況になっているのかぐらいの中間説明をしておかないと、それ少しオープンにしていかないとまずいんではないかと思うんです。もう本当にえって、考えられないような根拠のないような話がいっぱい出てきて、私なんか驚いている部分もあるので、その辺の取り扱い、第一報、6月30日の東京都環境局が出した受け入れしか、これしか資料がないわけだけれども、それ以後のことについて、6月30日から8月30日、もう2カ月半なわけだから、その後の経過をやはりある程度きちんと説明していく責任が、東京都にあるのかとは思うんですけれども、23区としてもどうなのかということを含めては、その説明責任はあると思うんですけど、いかがでしょうか。
○
高桑資源循環課長 委員お持ちのスケジュール、それはもう東京都がつくったスケジュールでございまして、先ほど申し上げましたとおり、23区としては被災地に対する支援、これを全体的な意味でこれはやっていきましょうということは言っておりますが、具体的にごみを受け入れるということに、しかも前回御説明しましたスキームで、23区としてそれでやりますという決定はされていないという認識でございます。あくまでもそれは東京都が思い描いている図ということですので、今現在、二十三区一組に関しては話は進んでいないと。しかもスキームをそもそもつくった時点で、都内の
清掃工場の灰から放射能が検出されるですとか、そういう前の話というのもありまして、やはり状況も変わってきているという雰囲気も課長会等でありますので、なかなかこれから進めていくのは厳しいと感じておりますが、ただ、私どもとしましては、被災地への支援ということもございますので、23区といろいろ、あるいは一組と共同で最終的には区長会とか、そういうところで決めていただくとは思いますが、その際でも放射能に対する区民の不安を解消するような安全性が担保されることが前提であると考えております。
○
山口菊子委員 被災地支援は大事だし、お手伝いできることがあったらみんなで力を合わせてやらなければいけないというのは前提だと思います。それで、同時にこういうものを受け入れる場合には、もちろん石綿とか、ああいう環境を害するようなものは持ってこないとか、そういうものは向こうで分別をしてくるわけだから、その辺でも心配はないと私も思っていますし、それから向こうでも当然線量をはかってくるだろうし、放射能の部分についても。だから、最初言ったアスベストの問題とか、もういろいろごったごたに話が出てきてしまって、すごくちまたでは大変な状況にあるので、東京都に対しても、やはり区としては人々を混乱させるようなことがないように、きちんとこういうものを本来発表するときには、東京都の自治体、東京都が工場を持っているわけではないから、自治体との協議をした上で発表すべきだとは思うんだけれども、そもそもが。だから、その辺のところについては、やはり的確な情報の発信と、それから焼却施設を持っている自治体、ここで言えば二十三区一組になるわけですけれども、その辺と東京都の関係も含めて、きちんとやはり意思疎通というか、その辺もはっきりさせて正確な情報が流れるように、そこら辺はきちんと取り組んでいただきたいということを重ねて要望させていただきます。
終わります。
○河原弘明委員 済みません、瓦れきの受け入れの話が出ていたんであれなんですけど、前回のとき岩手県、宮城県のごみに当面はするという話で、ただ、ちまたの地域の人たちが、福島県のごみも、いわゆる放射線の入っているごみも来るんではないかとすごく懸念されている方がいらっしゃるんです。その辺はどのように受けとめられているんでしょうか。
○
高桑資源循環課長 福島県のごみは、もう県内でやるという方針がありますので、恐らくこれはこれから先も変わらないかと思いますので、しかも東京都で福島県のごみを受け入れるということは、これだけ密集しているところでは受け入れがたいと思いますので、あり得ないかと思っております。
○河原弘明委員 せんだって我々会派で視察をしてまいりまして、これは岩手県だったんですけども、大船渡市だったか、言われたのが、その市で出るごみの50年分だと言われていたんです。福島県にしても相当な量が出てくると思うんです。その辺はもう福島県の中だけで対応できると今のお答えで判断してしまってよろしいんでしょうか。
○
高桑資源循環課長 これに関しては、国がたしか法律、特別法ができまして、地区を決めて、それに関してはもう国がやるんだという方針を打ち出しておりますので、そういう形で処理されるというぐあいに考えております。
○河原弘明委員 その辺のいろんな情報、これから入ってくるかと思いますので、その都度、早く、いわゆる区民の方への広報を含めてお願いしたいと思います。
────────────────────────────────────────
○鈴木清掃環境部長 恐れ入ります。案件の3番目の先ほど清掃一組の決算概要について、河野委員から、いわゆる組合債の件について御質問がございまして、答弁ができなかったものですから補足をさせていただきます。
まず、いわゆる組合債の発行残高に比べて14億円というのが少な過ぎるんではないかという御質問がございましたけれども、この組合債の性格は、いわゆる大規模施設の建設等に限られるということでございますので、現在、新規の工場の建設を行っておりませんで、いわゆる建てかえとか保守が中心になっておりますので、その点で発行額が今、少なくなっているというのが一つございます。
それと、だれが購入しているかという御質問でございますけれども、これはいわゆる一般の個人に発行するというものではございませんで、国が引き受けると、財務省が引き受けるという性格の債権でございます。
以上、補足でございます。
────────────────────────────────────────
○
儀武さとる委員長 それでは、次に6番目、平成23年秋の豊島区
交通安全運動の実施について。
理事者より説明がございます。
○
廣瀬交通対策課長 それでは、平成23年秋の豊島区
交通安全運動の実施について御説明いたします。資料は表紙が1枚と、資料-1、2、2の別紙、資料-3の計5点になります。
運動の目的ですけれども、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけるよう呼びかけ、区民一人ひとりに交通安全意識の普及・浸透を図るとともに、区民自身による道路交通環境の改善に向けた取組みを推進することにより、交通事故防止の徹底を図るものでございます。運動期間でございますけれども、例年どおり9月21日から30日までの10日間になります。
運動の基本ですが、例年ですとここしばらくは高齢者の交通事故防止を基本としてまいりましたけれども、今回、子どもと高齢者の交通事故防止を全国の運動の基本とすることになりました。
運動の重点でございますけれども、1点目は、夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止になります。ことしは特に反射材用品の着用促進と自転車前照灯の点灯の徹底に力を入れております。2点目でございますけれども、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底になります。3つ目ですが、飲酒運転の根絶でございます。この3つが全国の共通の運動の重点ということになっております。4つ目でございますけれども、二輪車の交通事故防止ということになっておりまして、これは東京都の地域重点ということでございます。
運動の
メーンスローガンでございますけれども、「やさしさが 走るこの街 この道路」ということで、平成19年に改定をされたものでございます。
本区におきましても、各警察署や関係機関とともに、例年どおりこれらの運動の基本、重点に基づき活動を展開したいと考えております。
続きまして、資料-1をごらんいただきたいと思います。こちらは去る8月30日に開催されました豊島区交通安全協議会において確認されました本区の活動の推進要領になります。
恐れ入ります、中を開いていただきまして、上から2番目、運動の進め方というのがございます。こちらも例年どおり、区、警察をはじめとする関係機関、団体が相互に連携をとって、区民総ぐるみの運動となるように努めていくということに考えております。以下、運動の基本・重点の推進要領といたしまして、先ほど申し上げました基本・重点に沿いまして、それぞれ家庭、地域、運転者、職場等での役割を記載してございます。こちらの要領、各機関に配布の上、お互いの連携のもと
交通安全運動に従事していただくよう周知してまいりたいと考えております。
次に、資料-2をごらんいただきたいと思います。区内等の交通事故の発生状況について御報告をさせていただきます。
今回は、ことしの1月から6月までの上半期の報告になります。お時間の関係もありますので、こちらの資料-2の別紙をつくりましたので、そちらの概要による報告ということでさせていただきたいと思います。
両面でございますが、表といたしまして、最初に、全国と都内の年別の交通事故の状況でございます。都内の交通事故の発生件数でございますけれども、これは上半期で2万4,622件、死者数は107人ということで、死者数は昨年より3人増加しております。負傷者数は2万7,680人、発生件数と死傷者数は前年の上半期に比べ減少をしております。
都内の月別の死亡者の状況でございますけれども、6月が26人と一番多くなっております。
都内の死亡事故の状況でございますが、時間帯で見ますと昼間の時間帯が55人と、前年に比べ6人増加している状況でございます。状態別・年齢別に見ますと、状態別では、歩行中の事故で亡くなった方が48人ということで最も多く半数を占めております。年齢別では、65歳以上の高齢者が45人と多くなっております。これらをクロスいたしました統計によりますと、歩行中の高齢者、二輪車を運転中の30代、自転車運転中の高齢者、の順に多くなっているという状況になります。
全国の死者ワーストテンということで見ますと、ことしの上半期は大阪に続きまして東京は第2位ということでございました。
裏面をごらんいただきたいと思います。7番目、区内の上半期の交通事故ということで御紹介をさせていただきます。ことし上半期の区内の事故の発生件数でございますが、合計で446件でございました。昨年より42件減少でございます。死傷者数も減少いたしまして、36人の減少で492人となっております。死亡者は1人、これは西武線の椎名町駅踏切近くの死亡事故、高齢者の女性の方がはねられて亡くなった事故でございました。時間帯で見ますと、死傷者の数といたしましては午後2時から4時までの間が最も多くなっております。状態別の死傷者ということでお示しいたしますと、自転車に関連するものが169人ということで、全体の34%を占めておるような状況でございます。
続きまして、資料-3をごらんください。こちらはことしの春の
交通安全運動におきまして、各団体からいただきました要望事項につきまして御報告をさせていただきたいと思います。
運動内容の御報告もございまして、173の団体のうち30の団体から計54件の要望をいただいております。1枚おめくりください。要望内容と処理状況を御報告いたします。
要望の主な内容でございますけれども、例えばカーブミラーの設置をお願いしたい、あるいは路面表示等をお願いしたいといったような安全施設に関するものが18件ございました。それから、道路の整備に関しての要望というものが3件、交通規制あるいは私道に関してのものが26件、裏面に参りまして、放置自転車対策に関するものが4件、その他3件の御要望をいただきました。このうち要望の趣旨にほぼ沿った形で処理済み、あるいは処理が決まっておるものが28件となっております。また、検討中につきまして時間を要するものが20件、現時点で制度上あるいは物理的になかなか困難なものも6件ございました。
一番下に、そのうち処理の困難な理由ということで、その6件の内訳を記載させていただきましたので御紹介をさせていただきます。
駒込第二保育園からは、見通しが悪い交差点があるということで、そちらについてのことでは、仰高小学校のプールの躯体の関係で、学校の大規模改修等がないと困難なケース。子どもスキップからは、道路の補修をお願いできないかというのがありましたけど、私道につきまして、なかなか行政が手を出すのが難しいというケース。西池袋中学校からは、172号線のところで信号機を設置いただけないかということでしたけども、なかなか新しくできた信号機との距離が短過ぎて設置するのは難しいということで、かわりに横断歩道を渡ってもらうように注意喚起看板を設置させていただいたようなことが1件ございました。仰高小のPTAからは、敷地内の速度規制なんかできないものかということがございましたけれども、私道につきましては警察でも公安委員会による規制はなかなか難しいということで、現時点では難しいということがございました。池袋第三小学校のPTAからは、スクールゾーンの土曜日の規制を強化してくれないかということをいただいております。こちら現在、土日、休日を除く8時から9時までの規制ということになっておりまして、これは池袋第三小学校近辺にかかわらず、面的にこの曜日、この時間で規制をしているところが非常に多くございまして、なかなか現時点で地域の合意、その他をとるのは非常に警察としても困難だというお話でございました。それから最後、東二町会でございますけれども、歩道状空地の段差と歩道との間の、それから区道との間の段差が少し高いんで下げていただけないかということでございましたけれども、交差点に面した歩道部分は車道とかなり接近して下げておるんですけれども、道路と並行したような歩道の部分につきましては、民有地の歩道状空地に合わせた整備をしておりまして、なかなかこれ以上の整備は難しいといったような具体事例がございました。
交通安全運動、その他に関する説明は以上になります。
○
儀武さとる委員長 説明が終わりました。
間もなく12時になりますけども、運営についてお諮りをしたいと思います。
案件があと2件なんですが、このまま休憩をとらずにやるか、それとも休憩をとってやるか。
このままでよろしいですか。
「はい」
○
儀武さとる委員長 では、休憩はとらずにこのまま続けさせていただきます。
それでは、質疑を行います。
○古坊知生委員 済みません、時間がないので簡潔に。自転車の事故が多いということで、私も一般質問等々でいろいろと言ったこともあるんですけども、基本的に車道を走ると原則はなっているわけですけども、まだ、やはり歩道を走る方が非常に多いと思います。いろいろと広報等々で周知はしているんでしょうけども、なかなかその現状が変わらないというところが1点と、あと車道を走るにしても、左側通行という原則を守っていけば、かなりの事故というものも防いでいくことができると思ったりしておりまして、その辺のところの周知徹底というものをさらに強化していくべきではないかと思っているんですけども、そういうことを考えたときに、一番やはりいいのは学校における交通安全教室ということで、この辺、各学校で全部やっているんですよね。そういった状況も含めてお知らせいただきたいと思います。
○
廣瀬交通対策課長 委員御指摘のとおり、自転車の安全利用、特にマナーに関するものというのは皆様御認識のとおり非常に悪いものがございます。現在、セーフコミュニティでも自転車の安全利用ということは10本の柱の一つということに位置づけられておりますので、そちらでのマナーの徹底あるいは警察の指導の強化がどこまでできるか、こういったものを今現在検討しているところでございます。こういったものを踏まえて、交通ルールのマナーの認識、それから徹底というものは図っていきたいと考えております。
それから、学校につきましては、現在、小学校ではPTA主催の交通安全教室というのは全校で行っております。それとあわせて、例えば夏休み前の低学年につきましては保護者向けのパンフレットの配布であるとか、それから教材の補助ということで自転車利用に関するもの、これ全校に配布するような形で、今、認識を図っているところでございます。
○古坊知生委員 一生懸命やっておられると思うんですけど、これ本当に意識を大きく変えていかないと抜本的な改善もないと思いますので、さらなる広報の強化をお願いしたいと思います。
以上です。
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儀武さとる委員長 それでは、次に7番目、第9次豊島区
交通安全計画(案)について。
理事者より説明がございます。
○
廣瀬交通対策課長 それでは、第9次豊島区
交通安全計画の案につきまして御説明いたします。
資料といたしましては、計画(案)の全文も配付させていただいたところでございますけれども、お時間の関係もございますので概要を記載した両面1枚物の資料での御説明をさせていただきます。
まず、1といたしまして
交通安全計画、こちらの概要でございますけれども、根拠法令は交通安全対策基本法になります。上位計画がございまして、国の交通安全基本計画、都の
交通安全計画という2つの計画がございます。区の
交通安全計画としての位置づけでございますけれども、法律の第26条によりまして、東京都が策定する計画に準ずるということで、同じ条文の第3項に、区の区域内における陸上交通の安全に関する総合的、長期的な施策の大綱と、施策を計画的に推進するための必要事項を定めるということになっております。
2番目といたしまして、今回の計画(案)の策定までの経緯ですけれども、平成22年までは18年度に作成いたしました第8次の
交通安全計画がございます。ことしの4月に東京都の第9次の
交通安全計画の策定がございまして、それを受けた形で本区の
交通安全計画の策定にかかるということになっております。具体的に5月から7月にかけまして、警察、交通事業者、その他関係機関と協議の文書を取り交わしまして行ってまいった次第でございます。その協議の結果、案として作成したものを8月30日に開催されました豊島区の交通安全協議会に御報告をさせていただいたところでございます。
3といたしまして、今後のスケジュールですが、本日の御報告の後に、9月15日から1カ月間、案の公表をいたしまして、パブリックコメント制度によります意見の募集を図っていきたいと考えております。そして11月に再度本委員会にパブリックコメントの結果を御報告させていただきまして、早ければ11月の下旬には計画の公表をしていきたいと考えております。
計画(案)の概要でございますが、裏面をごらんいただきたいと思います。計画の趣旨といたしまして、安心して生き生きと暮らせ、交通事故のない安全なまちの実現を掲げております。計画期間は平成23年度から27年度までの5カ年を予定しております。計画の目標といたしまして、究極の目標は当然のことながら交通事故による死傷者をゼロにすることが最終目標でございますが、この5カ年の計画では交通事故のさらなる減少を目指したいということをうたっております。計画の課題といたしまして、取り組むべき重点課題は5以下の4点でございますけれども、関係機関が一体となって対策を推進するということと、また今回、東日本大震災の発生を受けまして、それを教訓に地域防災計画等との調整を図りながら施策を進めるとともに、災害時には関係機関が連携し、適切な対応を行っていくという一文を入れさせていただいたところでございます。施策の方向といたしましては、高齢者の交通安全の確保、自転車の安全利用の促進、二輪車事故の防止、飲酒運転の根絶の4点を掲げておりまして、警察、行政、あるいは関係事業者が一体となって施策に取り組むということになっております。施策の方向としては、具体的には7項目を掲げております。最後に計画の推進ということで、豊島区といたしまして、計画事業を着実に推進していくとともに、関係機関と連携しながら、一体的、総合的に交通安全対策を取り組んでいきたいということで締めております。
第9次
交通安全計画の案につきましては、以上でございます。
○
儀武さとる委員長 説明が終わりました。
質疑を行います。
「なし」
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○
儀武さとる委員長 それでは、次回の日程についてお諮りいたします。
次回は、11月9日水曜日、午前10時から開会いたしたいと存じますが、いかがでしょうか。
「異議なし」
○
儀武さとる委員長 それでは、次回の委員会は11月9日水曜日、午前10時から開会いたします。また、この次回の委員会で、12月に予定しています視察につきまして、正副委員長案をお諮りしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上で、清掃・
環境対策調査特別委員会を閉会いたします。
午後0時1分閉会...