◆
金井えり子 委員
生活者ネットワークは、これには賛成ではありますが、ただ、くれぐれも利用する
子どもたちや、また保護者の負担軽減に努めていただきますよう、また、通園が遠くなる方もいらっしゃるかもしれませんので、通園の送迎時などの交通安全の対策もしっかりとしていただくよう求めまして、賛成といたします。
◆
岡本のぶ子 委員 公明党としましては、この
条例改正には賛成いたします。
その上で、やはり待機児童が解消されて約二年を経過して、民間の
認可保育園のほうの定員が割れてしまうとか、そういったことで、全体として保育の需要に応えられない状態が起きてしまうということが一番懸念されるところでもあります。区長は、保育の体制は維持しつつ、その上でいろいろ用途転換を考えるという話もありましたので、今回の統廃合はその一環ではないかと思っておりますし、我が会派としても、
子どもたちを育てる環境はきちんと維持しながらも、適時適切な
行財政運営、また民間の参入をずっと促してきたという点では、区としても責任を果たしていただくということを引き続きお願いしたいと思います。
◆菅沼つとむ 委員 これは賛成いたします。それと、認証、認可を含めて保育園全体、稼働率が大変悪くなっています。それから、これから世田谷の人口、
子どもたちの人数も減るような傾向になっています。やっぱり基本的には、区立の場合は潰れませんけれども、ほかのほうがそのためにだんだん辞めていったり、赤字が増えたり、潰れたりするということが出てくるので、やっぱりこの辺で全体的に区のほうも考え直す時期に来ているというふうに思います。
以上です。
○
津上仁志 委員長 それでは、これより採決に入ります。採決は挙手によって行います。
お諮りいたします。
本件を
原案どおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○
津上仁志 委員長 挙手多数と認めます。よって議案第九十一号は
原案どおり可決と決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
津上仁志 委員長 次に、議案第九十二号「
世田谷区立障害者福祉施設の
指定管理者の指定」を議題といたします。
本件について、理事者の説明を求めます。
◎須藤
障害福祉部長 それでは、議案第九十二号「
世田谷区立障害者福祉施設の
指定管理者の指定」について御説明いたします。
本件は、
世田谷区立障害者福祉施設条例に基づき、
適格性審査により選定した候補者について、
世田谷区立障害者福祉施設の
指定管理者として指定するものでございます。
内容につきましては、十一月十一日の当委員会で御説明したとおりでございます。
御審査のほどよろしくお願いいたします。
○
津上仁志 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
津上仁志 委員長 それでは、意見に入ります。
本件について御意見がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
津上仁志 委員長 これより採決に入ります。
お諮りいたします。
本件を可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
津上仁志 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第九十二号は可決と決定いたしました。
以上で
議案審査を終わります。
ここで理事者の入替えを行いますので、委員の方はしばらくお待ちください。
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○
津上仁志 委員長 次に、2
報告事項の聴取に入ります。
まず(1)
補正予算について(当
委員会所管分)について、理事者の説明を願います。
◎田中
保健福祉政策部長 令和四年度
一般会計第五次の
補正予算について御説明いたします。
各部より右上、七ページの
一般会計部別一覧を基に御説明いたします。なお、八ページ以降に各
歳出事業の概要を掲載しておりますので、後ほど御確認ください。
それでは、七ページを御覧ください。
保健福祉政策部の
一般会計第五次の
補正予算案について御説明いたします。
補正額は約三億七千六百万円です。そのうち
特定財源として約三億五千三百万円となっております。内訳は、
社会的検査体制の確保及び
オンライン診療体制の拡充として約三億四千八百万円、申請期限の延長に伴う
生活困窮者自立支援金の増として約二千八百万円、そのほか
障害福祉サービス事業所への
支援事業経費の
財源更正となります。
保健福祉政策部の説明は以上です。
◎和田
保育部長 保育部の
一般会計第五次の
補正予算案について御説明いたします。
補正額は約一千三百万円でございます。約一千三百万円の全額が
特定財源となっております。内訳は、①子ども・
子育て関連施設への
支援事業経費の
財源更正、
②認可外保育施設への
エネルギー価格・
物価高騰等対策として約一千三百万円となります。
保育部の説明は以上です。
◎向山
世田谷保健所長 私からは、
世田谷保健所関連の
補正予算案につきまして御説明申し上げます。
補正額は約十四億一千百万円でございます。このうち
特定財源として約十三億七千百万円となっております。内訳は、1今後の感染拡大に備えた
保健所体制の確保として約九億二千二百万円、2
高齢者インフルエンザ定期予防接種の
全額公費負担として約四億八千九百万円となります。
世田谷保健所関連の説明は以上でございます。
○
津上仁志 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
津上仁志 委員長 次に、(2)世田谷区
認知症在宅生活サポートセンターの
運営事業者の選定結果について、理事者の説明を願います。
◎望月
介護予防・
地域支援課長 世田谷区
認知症在宅生活サポートセンターの
運営事業者の選定結果につきまして御報告させていただきます。
1主旨でございます。世田谷区
認知症在宅生活サポートセンターについて、本年七月六日の
常任委員会において
認知症在宅生活サポートセンターの
事業者選定を行うとの御報告をいたしましたが、
プロポーザル方式による公募の選定結果の御報告でございます。
2
選定事業者は、
医療法人社団プラタナス、現在当
センターを運営している事業者でございます。
3選定経過につきましては、記載のとおりです。
4契約期間(予定)は、令和五年四月一日から令和十年三月三十一日の五年間でございます。
5
選定方法等につきましては、記載のとおりです。
6選定結果ですが、応募があった一事業者について、選定基準に基づき、項目ごとに五段階評価で採点を行い、総合計の得点のうち、合計基準である七〇%以上を獲得したため、本事業の
運営事業者として選定いたしました。
点数につきましては記載のとおりで、総合計点数が千百九十点中九百十点、得点率が七六・五%です。
7総合評価ですが、現在の
認知症在宅生活サポートセンターを運営している事業者であり、区政を取り巻く状況や課題を的確に捉えている点、法人としても
認知症ケアの経験のある医師や看護師、
作業療法士等の専門職が多く在籍し、
認知症初期集中支援チーム事業や
在宅医療、
訪問看護等認知症分野における実績も豊富である点、また、世田谷区認知症とともに生きる
希望条例の理念や地区の取組を把握しており、区と協力しながら、同条例に基づく事業を通じて、
地域福祉の向上に寄与する熱意が感じられた点が評価されました。
本事業の実施に当たりまして、医師会や
認知症サポート医、世田谷区
認知症ネットワーク研究会等の既存組織のほか、地域の
関係団体等との連携、協働を重視すること等を附帯条件とした上で、
当該事業者の提案を採択するとの評価に至りました。
8今後のスケジュール(予定)につきましては、これから急ぎ、契約締結に向けた各種調整を行い、令和五年四月に契約締結し、委託開始の予定でございます。
○
津上仁志 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆菅沼つとむ 委員 認知症のこれをつくるのはいいんだけれども、結局、昭和二十二年か、団塊の世代が今ピークになっている、七十五歳になっているんだ。それで、認知症の
希望条例もつくったんだけれども、全体的に世田谷区で何人ぐらい確保しようとしているの。
◎望月
介護予防・
地域支援課長 今、認知症の方、
世田谷区内に、令和四年四月一日現在で要介護認定を受けている方の中で二万四千四百十三人いらっしゃるということです。この中で、各
あんしんすこやかセンターのほうで御相談を受けたケースなどを
認知症在宅生活サポートセンターのほうにつないで、例えば
初期集中支援事業ですとか、もの忘れ
チェック相談会ですとか、そういったところにつないで支援をしているという状況です。
◆菅沼つとむ 委員 今二万四千人以上いるという話なんだけれども、認知症だから毎年毎年当然増えてくるわけですよね。それで、今、こういうふうな
認知症サポートというのはこれが初めてなの。今どのくらいいるものなの。
◎望月
介護予防・
地域支援課長 今現在、例えば認知症の
初期集中支援事業等でつながっているケースにつきましては、百四十件程度になっておりますが、
相談件数につきましては、
あんしんすこやかセンターのほうから上がってくる
相談件数につきましてはもっとたくさんございます。
いずれにいたしましても、認知症の方や、その御家族の相談に対応しているという
あんしんすこやかセンターを後方支援しているところでございます。
◆菅沼つとむ 委員 今二千四百人いるけれども、毎年毎年これは増えてくる話なんだけれども、そのときに、同じことを聞いて申し訳ないんだけれども、今
あんしんすこやかセンターも含めて、認知症のこういうふうな
認知症サポートというのはおよそ何人ぐらいいるの。
◎望月
介護予防・
地域支援課長 認知症サポーター養成講座は、令和四年三月から
世田谷版認知症サポーター養成講座に移行したんですけれども、それも含めて、現在三万七千六百五十五人の方が累計で
サポーターとなっております。これは令和四年八月時点での数字になっております。
◆菅沼つとむ 委員 これから増えてくるのに、世田谷区として
希望条例もつくって、当然、あと五年ぐらいするともっと増えるはずなんですけれども、そのときに
あんしんすこやかセンターも含めて、
認知症対策というのはどのくらいの
サポーターがいるのか、そういうことをこれから増やすのか、どういうふうにしていくのか、その辺はいかがでしょうか。
◎望月
介護予防・
地域支援課長 認知症の希望計画に基づく目標値といたしましては、令和五年度末までに五万三千四十人を目標にしております。今各
あんしんすこやかセンター等が中心になって
アクション講座を地域で行っておりまして、進めております。令和六年度以降も同じように、
あんしんすこやかセンターや、そのほかにも
アクション講座を運営していけるような人材もまた増やしていきまして、こういった
アクション講座から地域での
アクションにつながっていくように進めていき、
認知症観の転換を進めていきたいと考えております。
◆菅沼つとむ 委員 そうすると、増えても大丈夫なように
サポートしていくという話だろうと思うんですけれども、じゃ、実際にこれはどのくらいの予算がかかるの。基本的には団塊の世代と、昭和二十二年、二十一年、二十三年の人が亡くなるまではずっと続くわけですよね。そうすると、どのくらいの予算でこれから運営していこうというふうに考えているの。
◎望月
介護予防・
地域支援課長 一応
提案限度額といたしましては九千五百八十万円というふうに考えております。
◆菅沼つとむ 委員 九千五百万円、それで足りる。
◎望月
介護予防・
地域支援課長 やはり毎年、認知症の数は増えるということもございますので、その時々に応じて年度ごとに状況を見据えてまいりたいと考えております。
◆菅沼つとむ 委員 七十五ぐらいになったら、私も含めて
認知症予備軍みたいなものだけれども、だけれども、認知症といったって幅広いじゃないですか。本当に自分の言ったことが分からない。今日、朝飯食べたのと言ったら、また食べたいとか、それからどこかへ行きたいといって、自分の家に帰れなくなったり、それから結構今は若い人も、六十代も認知症になる人が多くなっているわけ。だから、そんな認知症というものは簡単な
サポートではなかなか難しい話なのよ。だから、その辺というのはどういうふうに
サポートしていこうとしているの。個々によってみんな違うから。
◎山戸
高齢福祉部長 委員おっしゃるように、やはり認知症というのは、なかなか個々の症状でありますとか、また対応方法にも千差万別であろうかと思います。そういったことも含めて世田谷区では認知症とともに生きる
希望条例というのを施行させていただきまして、地域の皆さんで、そもそも認知症の方たちが自分らしく過ごせるような
地域づくりをしていこうというような取組を始めているところでございます。
委員おっしゃるように、やはりいわゆる介護が必要であるとか、細かい個々に合わせた
サポートというのには、やはりプロの手も必要かと思いますが、まずは世田谷区といたしましては、地域の中で認知症の方々が自分らしく過ごせるような取組を進めていきたいと思っております。
先ほど予算のお話が出ましたけれども、先ほど課長がお答えしましたのは、今回出しております
認知症在宅生活サポートセンターの運営費でございます。そのほかについては、
あんしんすこやかセンターの人件費でございますとか、そういったものについてはほかの経費で賄っていくことになっております。
◆菅沼つとむ 委員 私だけしゃべっているとほかの委員に怒られそうだからやめるけれども、本当に認知症というものは大事だし、
サポートだけでできることない、それだけじゃできないし、
あんしんすこやかセンター自体でもできない。地域が一体になるといっても個人情報が入ってきて、様々難しい話が入ってくるわけですよ。だから、条例をつくったときに、本当にこの条例が機能するのかなというのは、ずっと今でも疑問に思っています。その辺を含めて、具体的には地域で見なさいといったって、そんな簡単に地域だって見られないし、その辺も、条例をつくったんだから、しっかりと予算をかけて、
サポートしていただきたいというふうに要望しておきます。
◆
佐藤美樹 委員 現在の
認知症在宅サポートセンターの
運営事業者でありますし、このアーバンクリニックはいろんなところで耳にもする法人であるので、なので、少しあれと思っている点が一点あって、こういうものなのかもしれないんですけれども、
財務審査の得点が少し、ちょうど六割、六〇%の得点になっていて、これほどの法人なので、ちょっと七〇%に行っていないことが、別にそれでどうのというわけじゃないですけれども、何かあるのか。もしその法人の経営として、財務の点ではこういうところがとか、何かあったのであれば、お聞かせいただきたいと思います。
◎望月
介護予防・
地域支援課長 このたび財務診断につきましては、専門の
公認会計士のほうに依頼をしましたが、結論から申しますと、平均的な法人ということで、この点数、六〇%というふうになっております。ただ、例えば医師会ですとか、様々ちまたの情報等を聞いても、特に問題となるようなことは聞こえてまいりませんので、契約をした際に、しっかりとその辺も確認しながらやっていきたいと思います。
具体的には総評というところで、売上げ及び利益は年々堅調に伸びているということ、また、流動負債に依存する財務体質であり、収益性はよいが、反面、財政面ではやや劣るということにはなっておりました。
◆
佐藤美樹 委員 売上げが伸びているというところを加味しての、ちょっと流動負債が多いけれどもという判断だということで理解をしました。
あと同じように、もう既に今五年間やってこられている法人であるので、この附帯条件も、地域の関係団体との連携、協働を重視することを附帯条件というのが、もう既に医師会との連携とか、こういう既存の研究組織の連携、地域団体の連携というのもやっているのではないかなと思ったんですが、これは一応引き続きやってください的な確認みたいな形で、こういう条件というのを文字にしていらっしゃると、そういう位置づけですかね。
◎望月
介護予防・
地域支援課長 委員おっしゃるとおりでございまして、現在やっているんですけれども、まだ不足しているところもございますというところで、引き続き区としてはしっかりとこの辺をやっていくように見ていきたいと思っております。
◆阿久津皇 委員 これは応募が一者だったということで、理想的にというのか、できたら、やっぱり複数の事業者が手を挙げていただいて、よりよいサービスみたいなものを提案いただくのがいいのかなというふうに思うんですけれども、ただ、これは一つしかなかなか手が挙がらないというのは、やっぱり内容的に割と専門的で、ほかに請け負えるような事業者が少ないようなものなのか、あるいは業務内容と比べて、先ほどおっしゃった予算がなかなかマッチしないというか、ほかが手が挙がりづらいようなものなのか、どういったところに一者しか手が挙がらなかったということをお考えか、教えてください。
◎望月
介護予防・
地域支援課長 委員おっしゃるとおり、複数の事業者から応募がなかったというのは本当に残念だったと思うんですけれども、まず、今回募集要件について、結構厳しい条件にして、都内の事業者であることですとか、訪問看護ステーションの実績があることですとか、仕様書についてもかなり細かく規定をしておりましたけれども、その辺、またもう少ししっかりと、募集要件についても緩和したりですとか、あと仕様についても見直したりですとか、あともっとプロポを行っている広報を広げるですとか、より多くの事業者が手を挙げられるように、次回のプロポでは工夫してまいりたいと思います。
◆阿久津皇 委員 先ほども意見でありましたけれども、やっぱり認知症の
サポートというのは、きっとこれからどんどん需要が増えてくると思うので、安全性みたいなところもきっとあるんでしょうし、継続性というところもあるなと思うので、なかなかたくさん手が挙がればいいというわけじゃないのかも分からないですけれども、いずれにしても、逆に今度このプラタナスさんがもうやりませんとなったときに、次、引き受け手がないとなってしまったら、それはそれで困るでしょうから、難しいとは思いますけれども、バランスを見ながら、よりよい選定条件みたいなものを見つけていただきたいと思います。要望です。
◆
岡本のぶ子 委員
認知症在宅生活サポートセンター、これは世田谷区としてうめとぴあができるときに、かつてうめとぴあができる前段階から、
認知症在宅生活サポートセンターをということで、会派としても要望し続けてきたものなので、ずっとこの状況を見守っているところなんですけれども、その上でちょっと伺いたいのは、先ほどの菅沼委員とのやり取りの中で、初期集中支援チームについての御答弁があったんですが、あんすこさんのほうからいろいろつなげていただく中で、百四十件ほどつながっているという答弁があったかと思うんです。この百四十件というのは五年間で、実件数なのか、年間の件数なのか、教えてください。
◎望月
介護予防・
地域支援課長 年間でございます。
◆
岡本のぶ子 委員 年間ということであれば、五年間でいうともう六百件、七百件近い方々とつながっているということになるので、少し安心は安心なんですが、その上で伺いたいのが、この法人さんは、認知症のケアの経験のある医師、看護師、作業療法士さん等が複数いらっしゃるというところで選定の理由になっていると思います。この年間百四十件という数が、
あんしんすこやかセンターから上がってくる要望に対して、どれぐらいカバーできているのかというところが気になるところなんですけれども、いかがでしょう。
◎望月
介護予防・
地域支援課長 今現時点では、特に枠をもっと拡大してほしいというような要望を
あんしんすこやかセンターからは出てきておりませんので、充足はしていると思います。
◆
岡本のぶ子 委員 ちょっと地域の中におりますと、ふと認知症になりつつある怪しいという方々のお声があり、そして
あんしんすこやかセンターにおつなぎをするということをさせていただく中で、なかなかお医者様へのつなぎが難しい。要は御本人が自分は認知症じゃないというふうに言われてしまったりして、なかなか診断に至らないという方々が滞留しているといいますか、お困りを抱えたまま地域にいらっしゃるという状況も数件私は経験をしているものですから、こういうときに初期集中支援チームの認知症のケアに精通した方々が、もうちょっと
サポートに入ると、そういう方がうまくつながるのかなと思うことがあったものですから、不足していないと今区は認識されているんですけれども、現場的には、もうちょっと早くスムーズにつながらないものなのかなという声も実際地域の声としてはあるんですけれども、そういったところは――申し訳ありません、長くなっちゃいます。初期収集支援チームは、この在宅生活
サポートセンターのここだけでやっているものですか。
◎望月
介護予防・
地域支援課長 区の中ではそのとおりでございます。ただ、次の契約から、一つのあんすこを、年間で五件ではなくて、六件に増やしていく計画でございます。合計で百六十八件ということになる予定でございますが、またニーズに応じて回数については精査してまいりたいと思います。
◆
岡本のぶ子 委員 何度もすみません。医療機関の、お医者様の中でなかなか認知症という特性を把握し切れない町場のお医者さんもいらっしゃるという中で、認知症の特性を把握できるお医者様を増やすことも必要だと思いますし、かつ、認知症初期集中支援チームとして今機能しているこの在宅
サポートセンターのキャパをもうちょっと広げる、どちらか、両方をやらないと間に合わなくなるのかなという気がするものですから、そういった視点で、今後、意見交換もしていただきながら、体制を整えていただきたいということを要望させていただきます。
以上です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
津上仁志 委員長 それでは次に、(3)その他ですが、ほかに
報告事項はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
津上仁志 委員長 なければ、以上で
報告事項の聴取を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
津上仁志 委員長 次に、3請願の
継続審査についてお諮りいたします。