なお、本件は
福祉保健常任委員会との併せ報告になっております。
私からは、主に学校に関するところを中心に報告をさせていただきます。
まず、1主旨でございます。区では、福島第一
原子力発電所の事故により放出された
放射性物質による食品の安全性及び健康への影響に関する区民の不安に対応するため、平成二十四年度より区独自に食品の
放射性物質検査を実施してまいりましたが、国や都道府県、各
メーカー等における検査の
実施状況や、区の検査ではこれまでの十年間で基準値を超える
検体検出がないこと、区民からの
検査希望数の減少等を踏まえまして、来年度以降、区が実施する食品の
放射性物質検査の運用を変更いたします。
次に、
変更内容について説明をいたします。三ページ目以降の別紙を御覧ください。
表は、左側に今年度までの
実施内容、右側に来年度以降の
変更内容を記載しております。
学校関係としましては、次の四ページを御覧ください。
(4)
学校給食および
給食食材検査と
川場移動教室の
食事検査についてでございますが、まず、
調理済み給食検査につきましては、各施設年三回実施していた検査を年一回に変更いたします。
次に、これまで代表校一校で月一回実施していた牛乳の検査につきましては、
東京学乳協議会、
学校給食用の牛乳を製造、販売している
メーカーが集まっている会でございますけれども、この
学乳協議会が
自主検査を年五回実施していることから、休止いたします。
続いて、お米の検査ですが、お米は各学校で仕入れているもので、牛乳のように給食の
関係団体による一律の検査は実施されておらず、また
学校給食での
使用頻度が高く、消費量も多いため、引き続き区で検査をすることとし、変更はございません。
また、食材の
単品検査につきましては、現状の六十検体から二十四検体に変更いたします。
最後に、
川場移動教室の食事に関する
調理済み食事検査と食材の
単品検査ですけれども、こちらは川場村が現在も
汚染状況重点調査地域に指定されていることも踏まえまして、変更はございません。
次に、変更の理由について説明をいたします。一ページ目にお戻りいただきまして、一ページ目の後段以降を御覧ください。
まずは、各
検査共通の
変更理由について説明いたします。
現在、区が独自に検査を実施せずとも
厚生労働省が全国十五地域で実際に流通する食品を購入し、食品中の
放射性物質の測定を年二回実施してございます。加えて、
原発事故から十一年が経過し、
放射性物質濃度が全体として
低下傾向にあり、
対象品目以外から
放射性物質が検出される可能性は低くなっております。
対象品目ですけれども、国が定めた
検査計画、
出荷制限等の品目・区域の設定解除の考え方、いわゆるガイドラインによりますと、都内の
検査対象品目は野生の
キノコ類、野生鳥獣の肉類、
原木キノコ類に限定されております。さらに、区独自の取組を開始してから既に十年が経過しており、区民の意識も変容し、ここ数年、食品の
放射性物質検査に関する相談、問合せや食品の持込みはほとんどない状況でございます。
学校給食につきましても、令和二年度に一件お問合せをいただいておりますが、以降についてはお
問合せ等はいただいておりません。
二ページを御覧ください。各
検査ごとの
変更理由について記載をしております。
四項目目に給食に関する記載がありますが、先ほどの説明で触れておりますので、割愛させていただきます。
続いて、4専門家への
意見照会でございます。今回の検討に当たりまして、二名の専門家より意見を聴取しております。詳細につきましては記載のとおりでございますけれども、結論を申し上げますと、二名の方とも世田谷区独自で検査する必要性は低いとの見解でございました。
続いて、5運用の変更にあたっての
留意事項でございます。運用の変更後も、区民の
安全安心確保のため、今後も国内外で
原発事故などが発生した際の緊急時の備えとして、
給食検査等の
実施規模を縮小することによって、
検査体制は維持してまいります。また、
規模縮小後も検査を続けることによって、検査に関する
精度管理も維持してまいります。
最後に、6の変更時期でございます。
検査実施の
人員体制の変更や区民周知、
運用変更に伴う
庁内調整等の期間も踏まえまして、運用の変更は来年度、令和五年四月一日からとしております。
説明は以上でございます。
○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆
田中みち子 委員
単品検査が六十検体から二十四検体に縮小されるということで、この
検体品目というのは、詳しい品目というのはリストか何かあるんでしょうか。
◎山下
学校健康推進課長 単品検査につきましては、牛乳、米といった
学校給食でよく使う食品のほか、それに準ずる摂取量の多い食品、野菜であればジャガイモとかキャベツとかニンジンとか、あるいは肉だとか、そういった摂取量の多い食品だとか、あるいは旬の食材というものを中心に、
教育委員会のほうで選択して検査しているものでございます。特段、ちょっとリストというようなものは設けてございません。
◆
田中みち子 委員 旬の食材ということで、地域の地産地消という観点で、地域で採られた食材なんかも使われるということもあると思うんですけれども、ちょうどたまたま世田谷区の川辺にあるヨモギを採って、ヨモギ餅を作るという活動をしていらっしゃるなんていう方のお話も聞いたりしていて、そういったときなんかは、ここに持っていって、放射能の検体、ちょっとチェックさせていただいたみたいなことも聞いたりしています。
ここの中でも書いてあったんですけれども、一応規模の縮小ということはもうやむを得ないとは思うんですけれども、緊急時の備えとして
検査体制は維持するということは、ここは本当に重要だと思っていますので、ぜひここは徹底してやっていただくように要望したいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○福田たえ美 委員長 次に、(6)
住民訴訟控訴事件の判決について、理事者の説明をお願いいたします。
◎山下
学校健康推進課長 引き続きまして、
住民訴訟控訴事件の判決について報告いたします。
本件は、世田谷区
教育委員会が
給食指導をしている教職員以外の
教職員等に対し、
学校給食に相当するいわゆる
特例給食に係る
光熱水費、
人件費等の徴収を怠っていることが違法であることの確認を求める
住民訴訟控訴事件につきまして、本年十月十二日に
東京高等裁判所の判決言渡しがあったため、報告するものでございます。
資料を御覧ください。1事件名、2当事者、3内容につきましては記載のとおりでございます。
4
判決内容ですけれども、(1)主文に記載のとおり、控訴は棄却されております。
(2)理由ですが、次の二ページにございます
③、⑤、下線が引かれている部分ですけれども、その理由が一審の判決から付け加えられているほかは、おおむね一審の判決と同様の理由となってございます。④に記載のとおり、
特例給食に要する経費の負担については、
児童生徒に提供される給食に要する経費の負担と同様の取扱いとすることは、被告の裁量権の範囲を逸脱し、または濫用したものということはできず、違法の問題は生じないとの見解に変わりはございませんでした。
5今後の対応ですけれども、区としては、判決を受け入れることとしております。
なお、
担当弁護士を通じて確認したところ、控訴人からは定められた期日までに上告の申出はなく、今回の判決をもって確定したものと認識しております。
報告は以上でございます。
○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○福田たえ美 委員長 次に、(7)小学校の
学校主事業務の
民間委託の今後の進め方について、理事者の説明をお願いいたします。
◎前島
学校職員課長 それでは、小学校における
学校主事業務の
民間委託の今後の進め方について御報告いたします。
資料、1の主旨でございますが、本件につきましては、九月に当委員会において、本年四月より開始してございます小学校の
学校主事業務の
執行状況及び今後の業務の進め方について御報告いたしましたが、この間、区議会第三回定例会におきましても、
小学校特有の業務や児童、
保護者等の声を聞くなど、様々な御指摘をいただいていることから、それらの議論も踏まえまして、今後の取組等を御報告するものでございます。
2の今後の取組みでございますが、(1)の小学校の委託校二校でございますが、こちらの継続的な検証でございます。この後、一月にかけまして委託している二校に訪問しまして、
学校現場での
業務内容の確認をするとともに、学校、事業者、
受託事業者の作業員の方々、児童、
保護者等に意見を聴取してまいります。また学校におきまして、業務の
履行状況調査を実施し、評価をまとめてまいります。
次に、一月から三月までの間でございますが、引き続き、学校や
事業者等への
意見聴取をするとともに、
履行状況調査をまとめまして、年間で
検証内容をまとめていきます。
(2)の令和五年度の取組みについてでございますが、(1)の検証と並行いたしまして、検証を踏まえた仕様書の再確認と必要に応じた見直しをしてまいります。また、令和五年度の
新規予定校でございます
奥沢小学校の事業者を決定する必要がございますので、
事業者募集を十月二十四日から開始しておりまして、令和五年一月に
事業者選定委員会を開催し、
提案書等の審査及び事業者の決定をしてまいります。
3の今後のスケジュールでございますが、記載のとおりでございます。なお、令和五年四月以降に新規で委託する予定でございます
奥沢小学校の委託を開始した後も、既に委託している二校と併せまして、三校の
実施状況の検証を引き続き実施してまいります。
御説明は以上でございます。
○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○福田たえ美 委員長 次に、(8)
損害賠償請求控訴事件の判決について、理事者の説明をお願いいたします。
◎毛利
教育指導課長 私からは、
損害賠償請求控訴事件について、本年十月二十七日に判決がありましたので御報告いたします。
1事件の概要ですが、事件名は
損害賠償請求控訴事件でございます。控訴状の到達日は令和四年三月二十五日、控訴人は元
区立小学校児童で、現在は区外に在住しております。被控訴人は世田谷区ほか事件当時の児童の保護者二名です。
なお本件は、本年四月二十一日の
文教常任委員会にて、
争訟事件の控訴があった旨を御報告いたしたものです。
原判決主文については、2
原判決主文の表示のとおり、令和三年十二月二十七日、
東京地方裁判所において、(1)原告の請求をいずれも棄却する、(2)
訴訟費用は原告の負担とすることが言い渡されております。
3控訴の趣旨については、記載の三点でございました。
4控訴人の主張ですが、控訴人は、平成三十年度の
世田谷区立小学校在籍時に受けた
いじめ行為に対して、学校側が適切な対処、指導を怠ったことにより
精神的苦痛を受け、病院で受診せざるを得なくなったとともに、不登校となったことで学習する権利ないし教育を受ける権利を侵害されたとして提訴した平成三十一年(ワ)第一〇七九七
号損害賠償請求事件の判決の全てに不服があるため、控訴を提起したものでございました。
判決については、5
控訴審判決のとおり、令和四年十月二十七日、
東京高等裁判所において、
本件控訴を棄却する、
控訴費用は控訴人の負担とすることが言い渡されました。
理由の要旨は、本件中学校は、本件小学校の申し送りに基づき控訴人の不登校の解消に対する措置を講じており、区に国家賠償法上の違法があるとは言えないこと、控訴人の請求をいずれも棄却した原判決は相当であり、
本件控訴は棄却するの二点でございました。
なお、まだ正式に確認されておりませんが、控訴の可能性はあるというふうに聞いております。
報告は以上です。
○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○福田たえ美 委員長 次に、(9)「キャリア・
未来デザイン教育」の推進について、理事者の説明をお願いいたします。
◎井元 副参事 私からは、「キャリア・
未来デザイン教育」の推進について御報告いたします。
本件につきましては、さきの決算特別委員会において、キャリア・
未来デザイン教育の取組の一つとして、(仮称)せたがや子どもハローワークの立ち上げについて御報告いたしまして、現在、その設置に向けて準備を進めているところでございますので、その取組状況について御報告申し上げます。
資料を御覧ください。1の主旨については記載のとおりです。
2の本事業の期待される効果といたしましては、
児童生徒の社会、地域と接する機会が創出され、学ぶことや協働することの意義を実感でき、主体性や責任感等が育まれるとともに、自らのキャリアや将来について思い描くきっかけをつくることができるというものでございます。
次に、3の(仮称)せたがや子どもハローワークの試行実施の概要について御説明いたします。
対象者は、
区立小中学校に在籍する
児童生徒、小学一年生から中学三年生としておりますが、受入れ企業等の意向も踏まえまして、対象学年や人数を調整する必要があると考えております。想定される受入れ企業等につきましては、積極的にCSR活動に取り組んでおり、受入れに係る費用の協力や、特性のある
児童生徒の受入れ等が可能な企業にお願いしたいというふうに考えております。
実施予定日につきましては、令和五年二月から三月の学校休業日に一回から二回程度行う予定でございます。
今後のスケジュールにつきましては、令和四年十一月以降に試行実施に関連する団体等との調整を行いまして、試行実施を進めてまいります。令和五年度には、試行実施の検証を行い、課題を整理、調整した上で、本格実施につなげてまいりたいと考えております。
なお、関連団体、受入れ企業等や
児童生徒の参加方法、保護者や地域等への周知等につきましては、今後改めて御報告させていただく予定でございます。
私からの御報告は以上でございます。
○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆藤井まな 委員 このキャリア・
未来デザイン教育とかの内容はすばらしいと思うんですけれども、もちろんこういったある種きらきらとして、未来に対して希望が持てるようなことを見せるというのも大事なんですけれども、それと同時に、働くということに関する教育も大事だということをずっと言ってきたんです。そういった部分に関して教えるとか、そういった要素は入っているのかお伺いをさせていただきたいと思います。
◎井元 副参事 委員の御指摘の部分につきましても十分踏まえて、事業を取り組んでいきたいというふうに考えております。
◆
田中優子 委員 人数はまだ今日の段階で発表がないんですけれども、どの程度、受入れ企業との話が進んでいて、大まかでいいんですけれども、どのぐらいの受入れが可能なのかということと、もしも希望者が多かった場合はどのように選択するのか、その辺をお聞かせいただけますか。
◎井元 副参事 そういった具体的なところにつきましては、試行実施を踏まえまして、検証をして決めてまいりたいというふうに考えております。
◆
田中優子 委員 試行実施だから、全体に呼びかけないということですよね。試行実施は何校に対してやるというのは、どこの学校で試行するというのは決まっているんですか。
◎井元 副参事 そちらにつきましても、これから関連団体等と調整をしながら、試行を進めてまいりたいというふうに考えておるところです。
◆
田中優子 委員 受入れ企業がどこにあるかとかによって、学校の全然違う遠いところを選んでもしようがないわけですから、まずはそちらが先だとは思うんですけれども、結構これは時間が迫っていますよね。二月から三月にやるということですから、もう少し内容を分かっているのかなと思って聞かせていただいたんですけれども、試行だから、どのぐらいの規模でやるぐらいの話はあると思うんですね。
教育委員会として、大体何社ぐらいを選んで、何人ぐらいの
児童生徒を派遣できるかなぐらいの規模感だけでも、もし分かったら教えてください。
◎渡部 教育長 試行のところと言いながら、期間が迫っているのに、うまくお話ができずに申し訳ありません。
今考えているのは、大きな企業もあれば、一つのお店のような、例えば商店街、ケーキ屋さんみたいなところでもいいかなというふうに考えています。だから、その受入れの規模というのは、それぞれ違っていると思っています。大企業であれば人数も多く、それだけの余地があればということです。中規模だと、それに応じた人数で、本当に普通の商店街でしたら一人、二人とかということになると思っています。向こうの都合に合わせた形にしたいと思っています。今回の試行に関しては、あまり遠くからというところで、旅費等を出す、まだそういうところもつくっていませんので、その近いところの学校に声をかけていくような形に今回はなっていくと思います。ただ、来年度に関しては大規模にやっていきたいというふうに考えていますので、これに関しては、きちんとしたものを出して、皆さんにお伝えをできるようにしたいというふうに考えています。今はやってみての効果とか、それから企業がどのような形で受け入れるのがいいかとか、そういうところを把握するためにやっているというところです。
◆
田中優子 委員 もう一点だけ、これまでにというか、今は続いているか分からないんですけれども、職場体験というのがあったじゃないですか。あれはどうなっているのかということと、それとの関係性、職場体験をこちらに変えるのか、名前を変えて、せたがや子どもハローワークとして、実は職場体験が基礎となって移行しているのか、全く違うものを別途つくるのか、その辺どうなんですかね。
◎渡部 教育長 職業体験とは全く別物というふうに考えています。職業体験は学校単位に受け入れていただいているので、どうしても規模が大きくなってしまって、なかなかこういう取組ができずにいます。それから、やりたい子がやるという、いろんな興味があることに対して手を挙げていく方式というのが今まではあまりできなかったので、その企業に応じて、子どもが自分の興味に応じたものに対して応募するというところも視野に入れています。だから、夏季休業中や休みの土日というところを実践する場と記述というふうに考えています。
◆
高橋昭彦 委員 ということは、どこかに、探してもらう会社か何かに委託をするんですか。
◎渡部 教育長 マッチングのことに関してですか。いずれ大きくなったら、そのようなことも考えていかなければいけないと思っていますが、今のところ、事務局の中で、そのマッチングに関してはやるというふうに考えています。
◆
高橋昭彦 委員 ということは、もう候補の企業が何個かあるということですね。
◎渡部 教育長 はっきりとこういう形ではなく、子どもを受け入れてくれるかということに関しては、いろんな企業からやってもいいというお声をいただいています。
◆
高橋昭彦 委員 全然関係ないんですけれども、名称がハローワークというのは、どこから出てきたんですか。ハローワークというと、再就職というか転職というか、ハローワークは雇用保険をもらうために行くような、何かそんな感じがするんだけれども。
◎渡部 教育長 そこに関しては、事務局内でも協議しているところです。実は「13歳のハローワーク」という本がありまして、子どもの中ではベストセラーになっているような本なんです。その中に、いろんな職業が書いてあって、それには、この職業になりたいためには、この力をつけていくといいですよということが書いてあるような本なんです。だから、子どもたちにとって、ハローワークという言葉はそちらのところから来ているかなと思う発想から来ているんですが、誤解を受けそうな名称ではあるかなというふうに考えています。
◆加藤たいき 委員 今までのやり取りを聞いてきて、一点だけ確認なんですけれども、今、高橋委員からの話で、
教育委員会が企業を探すのか、それとも学校をハブにして、これまでの
学校関係も、先ほど田中委員の話もあって、私も地域の学校が職業体験のような形をして、学校をハブにして、また企業を探すのか、どっちなんですか。
◎渡部 教育長 両方あるかなというふうに考えています。やりたいんだけれども、なかなかそばの学校とコンタクトが取れないというふうにおっしゃる企業もいらっしゃいます。それから、逆に学校の中から、とても余力があるので、ほかにも受け入れていいですよということを言っているという情報も得られることが多いので、両方から企業を選んでいこうかなというふうに考えています。
◆加藤たいき 委員 これは恐らく土日に開催して、学校休業中に開催する予定だと思うんですけれども、やっぱり学校をハブにしてしまうと、どうしても
学校関係者が帯同しなくてはいけないというところは、極力避けてもらいたいというというところが、まず一点、要望と、学校をハブにして
教育委員会が企業と結びついた場合に、今までやってきた職業訓練と大差ないものになってしまう可能性もあるということで、基本的には、私は
教育委員会が学校に関わらず、
教育委員会独自で見つけた上で、しっかりと話をしていかないと、今後も学校は学校で、その地域の商店街だったり、お店だったりというところと職業体験的なものは続けていってもらいたいので、もう完全に別立てで考えてもらいたいということは要望しておきますので、よろしくお願いします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○福田たえ美 委員長 次に、(10)学習用タブレット端末における
保護者向けスクリーンタイム機能の提供について、理事者の説明をお願いいたします。
◎齋藤
教育ICT推進課長 私からは、学習用タブレット端末における
保護者向けスクリーンタイム機能の提供について御報告いたします。
本件は、文部科学省が発したGIGAスクール構想により、令和三年度に導入いたしました学習用タブレット端末であるiPadにつきまして、導入から一年半経過し、別紙資料の学習用iPadの導入に伴う成果と課題についてのとおり、整理いたしました。
成果といたしましては、別紙のとおり、業務効率化が進んでいる、利活用が順調に進んでいるなどの成果がありました。課題といたしましては、保護者とともに自宅での過剰利用を心配している学校が多い、また、保護者とともに学習目的外利用や健康への影響を心配している学校が多いことが書かれました。一方で、文部科学省からの資料では、家庭で話し合った家庭のルールが重要であるというふうにされております。
家庭のルールに基づく学習用タブレット端末の活用を行えるようにするため、以下のとおり、
保護者向けスクリーンタイム機能の提供を実施いたします。
資料を御覧ください。1スクリーンタイム機能を提供する趣旨でございますが、
児童生徒の学習用タブレット端末の活用に当たり、できるだけ自由に利用できるようにするという方針は維持しつつ、家庭のルールに基づく活用を行えるようにするため、スクリーンタイム機能を提供いたします。提供に当たっては、各家庭の判断でスクリーンタイムの機能を設定しないことも可能であることから、家庭で十分話し合って、機能の設定を行うということを周知いたします。なお、設定の手順を区のホームページに掲載するとともに、すぐーるにより保護者宛てに周知いたします。
2スクリーンタイム機能については、各家庭において、(1)家庭の状況に応じたiPadの利用ルール設定、(2)iPadの使用状況確認などの記載の設定が可能となります。
参考資料としまして、資料1、学習用iPad導入に伴う成果と課題についてと資料2、文部科学省の作成したリーフレットを添付いたしました。
4想定スケジュールについては、記載のとおりになります。
説明は以上になります。
○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○福田たえ美 委員長 次に、(11)世田谷区
学校緊急連絡情報「すぐーる」の
運用変更について、理事者の説明をお願いいたします。
◎齋藤
教育ICT推進課長 次に、世田谷区
学校緊急連絡情報「すぐーる」の
運用変更について御報告いたします。
資料を御覧ください。2
変更理由につきまして、現在、保護者に
教育委員会からの配信は、世田谷区緊急連絡情報という一つの受信箱に、緊急連絡情報と緊急連絡情報以外の施設案内、行事等の情報が配信されていることから、緊急連絡情報の把握が困難な状況にあります。このため、1
変更内容のとおり、すぐーるの緊急連絡情報とそれ以外の情報を分けて配信するために、新たに
教育委員会事務局のチャネルを作成いたします。チャネルとは、メールにおける受信箱やフォルダに相当するものでございます。
3受信者(保護者)によるチャネルの登録につきましては、新たに設定したチャネルの情報を得るためには、受信者(保護者)自身で当該チャネルを登録していただく必要があります。このため、登録手順をすぐーるより複数回発信し、新チャネルの登録を依頼いたします。
4想定スケジュールについては、記載のとおりになります。
説明は以上です。
○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆
田中優子 委員 これは画面のイメージ図を見てのことなんですけれども、細かいことで恐縮ですが、緊急のアイコンが一番目立たないみたいな感じで、普通、民間だったら、アイコン自体を緊急という感じで赤くとか、目立つようにするんじゃないのかなとちょっと思ったんですけれども、これは実物と同じ、今使われている緊急もこの目立たない色のアイコンなんですか。
◎齋藤
教育ICT推進課長 現在見ていただいているものは、おおむね現物のハードコピーと思っていただいて結構ですが、ただ、大きさ等については、お持ちになっているスマホやタブレットによって、文字の大きさ等はちょっと変わっていきます。
◆
田中優子 委員 別にどうしてもこうしなきゃいけないというものじゃないんですけれども、緊急はやっぱり目立つように、そのアイコンも、この学校のほかのと同じようなマークじゃなくて、このお知らせは緊急なんですよと、せっかく区別して分かりやすくするわけですから、そうやったほうがいいんじゃないかなと、ちょっと感想を述べさせていただきました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○福田たえ美 委員長 次に、(12)区制九十周年事業
教育総合センターメッセについて、理事者の説明をお願いいたします。
◎本田
乳幼児教育・
保育支援課長 私からは、区制九十周年事業
教育総合センターメッセについて御報告をいたします。
1の目的でございます。教育総合センターを拠点に進める各種取組を広く区民等に発信するとともに、乳幼児期の遊びと学びやSTEAM教育に関する取組の体験を提供することが主たる目的でございます。なお、
教育総合センターメッセは、区制九十周年事業の一つであるとともに、教育総合センターの開設一周年の記念も兼ねてございます。
2の日時、3の会場については、記載のとおりでございます。
4の内容についてでございます。いずれも現時点での予定ではありますが、当日までに若干の変更も生じる可能性もございますけれども、就学前児童から小学生までを対象としたわくわく運動遊び体験やアトリエ活動体験、小学生、中学生を対象としたSTEAM教育講座やロボットコンテスト体験、来館者への展示企画として、キャリア・
未来デザイン教育の取組、特別支援学級の子どもたちの作品展示などといった取組を実施いたします。このような取組や展示を通して、区民の皆様に、世田谷の教育の現在の状態といいますか状況を体験していただきたいというふうに考えております。
5の周知、広報については、記載のとおりでございます。
二ページ目のほうにお進みいただきまして、6のその他でございます。
(1)の
新型コロナウイルス感染症対策につきましては、施設入り口や各会場での手指消毒、参加者のマスクの着用など、感染症対策を徹底してまいりたいと考えております。
(2)の区内大学・高校・特別支援学校との連携実績報告及び意見交換会でございますが、昨年度末の三月に
教育総合センターメッセを開催したのでございますけれども、そのときも教育総合センターのお披露目も兼ねまして、区内大学、高校、特別支援学校との意見交換会を実施いたしました。今回は、その後の連携実績の紹介、また、それを踏まえた今後の展開についての意見交換などを実施したいと考えてございます。
7今後の予定につきましては、十一月中旬から区民等への周知を進めまして、十二月十日に
教育総合センターメッセを開催した後に、実施結果につきまして
文教常任委員会のほうへも報告を予定しております。
私からの報告は以上でございます。
○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○福田たえ美 委員長 次に、(13)世田谷区
学童クラブ条例の一部改正について、理事者の説明をお願いいたします。
◎加野 生涯学習・
地域学校連携課長 それでは、世田谷区
学童クラブ条例の一部改正について御報告いたします。
この件につきましては、条例所管の子ども・若者部から、明日十一日の
福祉保健常任委員会に御報告の予定ですが、当部が新BOP事業の共同所管ということから御報告をするものです。
1主旨でございます。区立中丸小学校につきましては、区立中丸小学校増築棟(新BOP室)を隣接地に整備することに伴い、世田谷区
学童クラブ条例上の中丸小新BOP学童クラブの活動場所を変更する必要が生じるため、世田谷区
学童クラブ条例の一部を改正する条例を令和四年第四回区
議会定例会に提案することを報告するものです。
2内容でございます。変更前と変更後を記載しておりますので、御覧いただければと存じます。新たに整備する増築棟の所在地は、野沢三丁目三十三番十二号です。なお、施行日は令和五年一月四日です。
3今後のスケジュールにつきましては、記載のとおりです。
御説明は以上でございます。
○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○福田たえ美 委員長 次に、(14)梅丘図書館改築の取組みについて、理事者の説明をお願いいたします。
◎會田
中央図書館長 それでは、梅丘図書館の改築の取組みについて御報告いたします。
1主旨でございます。梅丘図書館の改築につきましては、平成二十八年度に基本構想を策定、平成三十年度に基本設計、令和元年度に実施設計を行いました。
新型コロナウイルス感染症に伴う全庁的な緊急見直しにより工事が先送りとなっておりましたが、令和五年度の工事着工に向けて進めている取組について御報告いたします。
2の改築後の梅丘図書館の概要でございます。
(1)敷地・建物の概要でございますが、こちらの①所在地から⑥延床面積につきましては、御記載のとおりでございます。また、⑦主な諸室でございますが、こちらにつきましては、後ほど各フロアの説明と併せて御説明させていただきたいと思います。なお、案内図、配置図、平面図、立面図、断面図の各図面につきまして、別紙1ということで、四ページから一二ページにおつけしているところです。
続きまして、3施設整備の特色等です。
梅丘図書館につきましては、(1)立地環境を生かした特色、二ページの(2)改築後のコンセプトにありますように、羽根木公園内の立地環境を生かした豊かな感性と想像力を育む図書館を目指して、また、(3)の設計の一部変更というところで、今年度行っているところですが、コロナ禍を踏まえた壁面を撤去したオープンスペースの創出や、閲覧席の間仕切りの設置などを行ったり、また、図書館DXの推進ということで、ICタグ関連機器の活用により窓口業務の効率化を図るなど、変更を行っているところでございます。
それでは、詳細につきまして、別紙2、改築後の梅丘図書館についてでございますが、こちらが一三ページからとなります。
一三ページを御覧いただけますでしょうか。建物は三階建てでございます。一三ページにつきましては、その一階部分ということで、賑わい・交流・創作・発信のフロアをコンセプトに、かいつまんで申し上げますが、真ん中に平面図がございまして、周りに各エリアの説明というような形、そして、写真については、これはあくまでイメージでございますが、ちょっとイメージをつかんでいただきたく、このような形で示しております。
①ワークショップエリアというところでは、ボランティアによる活動や創作活動を行うような場所ということで設けているところです。また、②予約図書コーナーでは、インターネット予約した図書について、カウンターを通さずに受け取れるICタグを活用したコーナーと考えてございます。⑤のテラス、⑥カフェエリアでは、くつろぎの場というところで、飲食しながら読書を楽しめるような場所ということで、そういった場所を設けているというところでございます。
続きまして、一四ページのほうを御覧いただけますでしょうか。こちらが二階部分でございます。二階につきましては、新たな学びや自分に合った居場所に出会えるフロアというようなことをコンセプトに、図書館の基本的なサービスを置きながら、エリアごとに特色を持たせるような形で工夫してまいりたいというふうに考えてございます。
例えば閲覧席、梅丘図書館は、現図書館も閲覧席が豊富にあるということが一つの特色でもございますので、窓際や階段周り、この絵でいきますと、②とか⑦というところでございますが、こういったところには閲覧席のほうを設けて、調べもの、学習などを集中してできるようなエリアを持たせているところです。
また、③若い世代向け書架エリアというようなところで、少し書架の配置を工夫しながら、またスタンド照明等も考えてございますが、蔵書も工夫して、若い世代を呼び込むような工夫もしてまいりたいと考えてございます。
また、④の対面朗読室でございますが、こちらは単なる朗読室だけでなくて、録音資料の作成等、そういったボランティアの支援等にも活用できるような場所ということに考えてございます。
また、⑥知的探索エリアというところで、左上のほうでございますが、こちらは、いわゆるレファレンスを重視した図書館というふうにしたいと考えてございます。先ほど一階で予約図書が自動的にできるというお話しをさせていただきましたが、そうした図書の貸出し・返却業務を自動化することで、また自動貸出し機、返却機等もございますが、レファレンス等の相談業務を中心に、カウンターの単なる図書の貸出し・返却業務のほうをなるべく自動化して、レファレンス等の相談業務を中心に行えるような形にしてまいりたいというふうに考えているところでございます。
それでは、次ページの一五ページを御覧いただけますでしょうか。こちらは三階のほうでございます。三階は、ここから羽根木公園のほうに直接つながるフロアでもございます。
自然を感じながら感性を育むフロアというところで、例えば⑥のところ、これはブリッジでございます。こちらで羽根木公園に直接つながるというところで、公園やプレーパークと連携したイベントなどを行うことも考えてございます。一階のほうからエレベーターで上がって、直接公園のほうに抜けていけるというような形でございます。
また、右側でございますが、②のところで、公園と図書館がつながるエリアということで、図書館内でも緑を感じられるような、ちょっと公園と一体化というような仕掛けのほうも、これから考えていきたいというふうに考えているところです。
また、③、④にありますように、このフロアは子どものフロアとしても十分に機能させるようなところで考えてございます。
また、⑤テラスでございますが、ここはぐるりと回れるような形でのテラスでございますので、開放されたテラスで自然やまちの景観を感じながら、読書等をすることができる場ということも演出してまいりたいというふうに考えてございます。また、夜はテラスの柵をライトアップ等もしてまいりたいというふうに考えているところです。
それでは、二ページのほうにお戻りいただけますでしょうか。
二ページの(4)今後に向けてというところでございます。このような工事で考えるというところでございますが、開館までにはまだ時間もございますので、引き続き、図書館運営協議会からの意見や利用者向け説明会の実施などを通じて、什器、備品等、サービス内容については、さらに継続して、どんな工夫ができるか考えてまいりたいというふうに考えてございます。
続きまして、4工事期間中の対応でございます。代替施設における運営です。工事期間中は現図書館を一旦休館し、代替の仮事務所において図書資料の予約受付、貸出し、返却を行うほか、ボランティア活動や出張おはなし会などの事業につきましても、可能な限り、実施してまいりたいと考えてございます。こちらの代替施設の場所等につきましては、①代替施設概要からの記載のとおりでございます。
なお、予約の受付、貸出し、返却等の業務につきましては、引き続き図書館流通センターに業務委託してまいることを考えてございます。
三ページでございますが、(2)工事期間中の図書館資料の取扱いです。梅丘図書館に所蔵する資料が約九万点ございますが、ほかの区立図書館に所蔵していない資料が約八千点ございます。そのうちの一部になるとは思いますが、そういった八千点のうちの貸出し頻度の多い資料につきましては、中央図書館の保存庫のほうに移管して、中央図書館で貸出し、返却ができるようにと考えてございます。その他の資料につきましては、民間事業者の倉庫に搬送し、保管するという予定でございます。
5の運営体制でございます。改築後の梅丘図書館の運営手法につきましては、図書館運営協議会における評価、検証などの意見や議論を踏まえて、世田谷らしい魅力ある図書館の実現や安定的な図書館サービスを継続して提供することができる体制を検討してまいります。
6概算経費、想定ではございますが、概算の経費でございます。(1)改装工事経費につきましては、工事監理も含め約十九億円、三年間、令和五年から七年までの債務負担という形になると思いますが、十九億円程度と考えてございます。
(2)図書館資料の移転、保管につきまして、これも令和五年から七年で約二千八百万円、そして、(3)の代替施設、仮事務所の年間の運営経費につきましては、いわゆる業務委託経費と
光熱水費、あるいは保守経費、清掃費等を含めまして、約三千八百万円というところで考えているところでございます。
最後に、7今後のスケジュール(予定)でございます。令和五年五月下旬まで現図書館の運営を続け、六月より代替施設、仮事務所での運営を開始して、八月頃から工事に着工、令和七年秋頃に新しい梅丘図書館が開設の予定でございます。
御報告は以上でございます。
○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆
山口ひろひさ 委員 カフェエリアの考え方なんですけれども、ここで、さっき図がありましたけれども、飲食可能で、誰もが気軽に入れる開放感のあるくつろぎの場というふうに書いてあるんですけれども、これはどういうイメージなんですか。例えば、どこか自動販売機で、あとコンビニで買ってきたコーヒーをここで飲みながらというようなイメージなのか、それともカフェエリアなので、そういうカフェを提供できる部分があるのか、その辺のイメージを教えていただきたいんですけれども。
◎會田
中央図書館長 すいません、説明が抜けておりました。一三ページのほうをもう一度御覧いただければと思いますけれども、このカフェエリアの上のほうに、厨房ということで記載がございます。ここがカウンターのような形で、ここでカフェなど飲物について提供できるような形で、もちろん自動販売機等、外から持ち込みいただいても構いませんが、ここで、そういった飲物を提供できるというスペースがあって、そこから、このカフェエリア、あるいはテラスのほうに飲物を持っていって、そして読書、あるいは雑誌や新聞等を読んでいただくというような、そんなイメージを今考えているところです。
◆
山口ひろひさ 委員 分かりました。そうすると、民間の例えばそういう企業が入るとか、そういうイメージなんですか。例えばコーヒーを提供しているスタバだとかいろいろありますよね、タリーズだとか。そういうようなところが入って、例えばいろんなコーヒーだとか飲物を提供できるようにするのか、それとも、ちょっとその辺、区のほうでどういうやり方をするのか分からないですけれども、その辺のやり方というのを教えていただけたら。
◎會田
中央図書館長 現時点では、いろんな可能性があるというふうに考えています。例えば図書館の運営も含めて事業者が運営するというパターンもありますでしょうし、それとは切り離して、このエリアを含めて事業者にカフェをやっていただくという形もありますでしょうし、あるいは、そうではなくて、ここはセルフみたいな形で提供するということもあり得なくはないかと思いますが、どちらにしろ、この中で飲物を提供する場を設けて、それが今までですと、図書館の外にしか、こういったカフェというのはなかったんですね。それが図書館の中にあるというところが世田谷としては初めての試みというところで考えているところです。
◆
山口ひろひさ 委員 僕は、このカフェテリアはすごくいいことだと思うんですよ。それで、今いろいろ地域でもカフェを楽しみながら、人とのコミュニケーションを取るとか、意外とどこをのぞいても、結構混んでいるところが多いんですけれども、僕は非常にこういうスペースは大事だなと思っていて、それで、逆に、本を読みたいなじゃなくて、コーヒーをちょっと近くで飲みたいなと行きながら、本を楽しむという逆の発想も、こういう施設であっても、これからはいいんじゃないかなというふうに僕は思うので、ぜひその辺の充実をしていただけたらありがたいなというふうに要望しておきます。
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○福田たえ美 委員長 次に、(15)その他ですが、何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田たえ美 委員長 以上で
報告事項の聴取を終わります。
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○福田たえ美 委員長 次に、2
資料配付ですが、お手元の資料のとおりでございますので、後ほど御覧ください。
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○福田たえ美 委員長 次に、3
協議事項に入ります。
(1)次回委員会の開催についてですが、次回委員会は、第四回定例会の会期中であります十二月一日木曜日午後三時から開催予定としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福田たえ美 委員長 それでは、次回委員会は十二月一日木曜日午後三時から開催予定とすることに決定をいたします。
以上で
協議事項を終わります。
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○福田たえ美 委員長 その他、何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田たえ美 委員長 特にないようですので、以上で本日の
文教常任委員会を散会いたします。
午後一時十六分散会
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署名