• "塚本桂子"(/)
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  1. 世田谷区議会 2022-02-25
    令和 4年  2月 文教常任委員会-02月25日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 4年  2月 文教常任委員会-02月25日-01号令和 4年  2月 文教常任委員会 世田谷区議会文教常任委員会会議録第二号 令和四年二月二十五日(金曜日)  場  所 大会議室  出席委員(九名)    委員長         福田たえ美    副委員長        加藤たいき                下山芳男                山口ひろひさ                高橋昭彦                藤井まな                田中優子                田中みち子                青空こうじ  事務局職員    議事担当係長      水谷 敦    調査係副係長      阿閉孝一郎  出席説明員    教育長         渡部理枝    教育監         粟井明彦
      教育総務部    部長          知久孝之    教育総務課長      安藤良徳    学務課長        田中勝将    学校健康推進課長    山下裕光    副参事         秋元勝一   教育政策部    部長(教育監兼務)    粟井明彦    学校職員課長      前島正輝    教育指導課長      毛利元一    教育ICT推進課長   齊藤真徳    乳幼児教育・保育支援課長                本田博昭    教育研究・研修課長   隅田登志意    教育相談・支援課長   柏原耕治朗    副参事         北村正文    副参事         塚本桂子   生涯学習部    部長          内田潤一    生涯学習・地域学校連携課長                谷澤真一郎    中央図書館長      會田孝一   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 本日の会議に付した事件  1.報告事項   (1) 令和四年第一回区議会定例会提出予定案件(中間日)について   〔報告〕    ① 令和三年度世田谷区教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書の提出   (2) 令和三年度補正予算(当委員会所管分)について   (3) 新型コロナウイルス感染症に係る教育委員会事務局の対応について   (4) 令和三年度 生徒会サミットの報告会について   (5) 第十二回世田谷ガリレオコンテスト(科学コンテスト)の実施結果について   (6) 世田谷区立小・中学校特別支援学級等整備計画の一部改定(案)の修正について   (7) 令和四年度に向けた不登校支援の取組みについて   (8) 放課後児童健全育成事業の運営方針(骨子)及び保護者アンケート(案)について   (9) 世田谷区図書館カウンター下北沢の開設について   (10) その他  2.請願の継続審査について  3.閉会中の特定事件審査(調査)事項について  4.協議事項   (1) 次回委員会の開催について   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇     午後二時五十八分開議 ○福田たえ美 委員長 ただいまから文教常任委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 本日は、報告事項の聴取等を行いますが、引き続き新型コロナウイルス対策を講じてまいります。理事者の報告は簡潔明瞭に、委員の質疑は要点を絞るなど、会議時間の短縮に御協力をいただきたいと思います。  また、発言の際は、お手元のワイヤレスマイクの使用をお願いいたします。  それでは、1報告事項の聴取に入ります。  まず、(1)令和四年第一回区議会定例会提出予定案件(中間日)について、報告①令和三年度世田谷区教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書の提出について、理事者の説明をお願いいたします。 ◎安藤 教育総務課長 それでは、令和三年度世田谷区教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書の提出について御説明いたします。  1主旨でございます。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第二十六条の規定に基づき実施いたしました世田谷区教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果につきまして、世田谷区議会に報告書を提出いたします。  本件につきましては、この間、教育委員会で六回にわたり取り上げ、御議論等を踏まえ決定されましたので、今定例会の本会議の中間日に御報告する予定でございます。  2点検及び評価の目的につきましては、一つ目は、教育委員会の主な施策や事務事業の取組状況について、進捗状況、課題及び今後の取組の方向性を明らかにすることにより、効果的な教育行政の一層の推進を図ること、また、二つ目は、教育委員会自らが行った点検・評価の結果について報告書を作成し、これを区議会に提出するとともに公表することにより、教育委員会の責任体制の明確化を図り、開かれた教育委員会を推進することでございます。  3点検及び評価の対象につきましては、平成三十年度を行動計画の初年度とする第二次世田谷区教育ビジョン・第二期行動計画の取組項目の二十一項目でございます。  4学識経験者の知見の活用につきましては、点検及び評価を実施するに当たり、法律の規定により、知見の活用を図るために、これまでの世田谷区の教育施策を十分に踏まえるという視点から、三名の学識経験者を委嘱しております。三名とも、昨年度からの引き続きの委嘱となっております。  点検及び評価の結果につきましては、別添の評価報告書として取りまとめております。  右上六ページと七ページを御覧ください。点検・評価の対象となっております第二期行動計画の取組項目二十一項目ごとに点検・評価を行っております。  次に、右上八ページをお開きください。取組項目ごとに取組の方向、四年後の姿に加え、年次別計画を記載しております。  なお、年次別計画につきましては、進捗状況により必要な見直しをしており、修正箇所は下線で表記しております。また、右上九ページでは、昨年度の点検・評価の課題、今後の取組等として、令和三年度の目標、取組実績、成果を記載し、調整計画の視点を踏まえて、調整計画に反映すべき課題と方向性等にまとめております。  最後に、右上、六九ページ以降になりますが、三人の学識経験者からの総括的な御意見を掲載しております。  一ページにお戻りください。最後に、今後の予定でございます。三月に区議会へ点検及び評価の結果報告書を提出した後に、区ホームページ、区政情報センター等で公表する予定となっております。  説明は以上でございます。 ○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 次に、(2)令和三年度補正予算(当委員会所管分)について、理事者の説明をお願いいたします。 ◎安藤 教育総務課長 それでは、令和三年度補正予算の当委員会所管分について御説明いたします。  本補正予算は、第一回区議会定例会に御提案、企画総務常任委員会において審議をお願いしている案件ですが、その中で、教育委員会の所管事項に関わるものについてお手元の資料にまとめましたので、これに沿って御説明いたします。  お手元の資料を御覧ください。一般会計補正予算(第八次)でございます。  まず、1補正額(性質別)の(1)教育費でございます。今回、補正額は行政運営費が五億二百五十九万七千円の増額、投資的経費が三十六億五千四百七十一万七千円の増額と、合わせて四十一億五千七百三十一万四千円の増額となり、補正後の教育費総額は二百七十五億三千四百九十七万六千円となっております。  次に、(2)職員費でございます。学校職員費(人件費)が二千四百十万六千円の減額となり、補正後の職員費総額は六十六億五千六百八十六万四千円となっております。教育費と職員費については、合わせて四十一億三千三百二十万八千円の増額となり、補正後の合計は三百四十一億九千百八十四万円でございます。  続きまして、2歳出事業概要でございます。(1)新型コロナウイルス感染症対策経費を御覧ください。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う区立中学校の修学旅行延期等による費用の増額と、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会学校連携観戦の中止による減額となっております。区立中学校の修学旅行延期等による費用の増額は、地方創生臨時交付金を活用するものでございます。  (2)その他事業費の補正を御覧ください。減額要素といたしましては、区立小中学校の施設改修工事の事業費の確定による減額や、スケジュール変更に伴う砧小学校改築経費の減、奥沢中学校施設整備基本計画策定経費の減が主な内容となっております。  増額要素いたしましては、雨漏りが頻繁に発生している教育会館プラネタリウム屋上防水改修工事費、ほっとスクール城山の教育総合センターへの移転に伴う解体工事費の増額となっております。  (3)公共工事等の前倒しを御覧ください。教育DX推進に向けた取組として、現行の校務ネットワーク教育ネットワークの連携を可能にする統合型校務支援システムの構築及びネットワークごとに独立したヘルプデスクの一本化等を行う統合支援チームの導入のための増額補正を行います。また、主に、小中学校のエアコン改修工事や、緊急性の高い民家園の修繕工事、郷土資料館のエレベーター改修工事の前倒しによる増額となっております。  (4)国・都への償還金を御覧ください。放課後児童健全育成事業特定分、一般分について返還金が生じたための償還金でございます。  (5)特別会計への繰出金を御覧ください。区立小中学校の分散登校に伴う発注済み食材費に係る公費負担分の増に伴う学校給食費会計への繰出金でございます。  (6)基金への積立を御覧ください。義務教育施設整備基金積立金につきましては、基金積立金の増、寄附金の積立て、運用利子の増で、合わせて四十億六百四十六万七千円を増額補正するものでございます。  次に、3繰越明許費補正でございます。これは、これまでに御説明してきました公共工事等の前倒しや、その他繰越事業が年度内に終了しないために繰り越すものでございます。  最後に、4特別区債補正でございます。これは教育施設整備事業について、特別区債を十七億三千万円から二億五千万円へ減額補正を行うものでございます。  以上が、一般会計補正予算(第八次)(教育委員会所管分)の概要でございます。  続きまして、五ページを御覧ください。学校給食費会計補正予算(第二次)でございます。  まず、予算規模ですが、今回は千六百八十八万八千円の増額補正を行い、補正後の予算額は三十一億一千七百十九万七千円となっております。  次に、歳入ですが、繰入金について、区立小中学校の分散登校に伴う発注済み食材費に係る繰入金の増により、千六百八十八万八千円の増額となっております。  歳出については、学校給食費について、歳入と同額を計上するものでございます。  以上が、学校給食費会計補正予算(第二次)の概要でございます。  報告は以上でございます。 ○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 職員費が減額になっているんですけれども、この理由は何ですか。 ◎前島 学校職員課長 資料の中の一ページ目なんですが、その中のその他事業費の補正①の特別区人事委員会勧告を踏まえた期末手当の支給月数引下げによる減というところでございます。 ◆田中優子 委員 それは教員には関係が、影響が及ばない。 ◎前島 学校職員課長 教員は都費ですので、区の予算ではございませんので、おっしゃるとおりでございます。 ◆田中優子 委員 そうですね、分かりました。  それと、二ページ目のエアコン改修工事なんですけれども、中町小が五千二百八十九万円余りで、玉川中が一億一千二百万円って、すごく差があるんですが、これは、まず全教室のエアコンを改修する予算ということなのかということと、小中学校でこんなに差があるんですかということを教えていただけたらと思います。 ◎秋元 副参事 これは主に、中・玉で一緒に建て替えをして、その中で、今まで取り替えていなかったエアコンがかなり老朽化してきましたので、これは普通教室といいますか、管理諸室を中心に取り替えるということで計上させていただきました。 ◆田中優子 委員 ごめんなさい、ちょっと聞き取れなかった。普通教室じゃなくて、何室と。 ◎秋元 副参事 管理諸室といいまして、職員室ですとか、主事の部屋ですとか、校長室ですとか、そういうところを中心に取り替えるということでございます。 ◆田中優子 委員 素朴な疑問で、すごく高いような気がするんですけれども、こんなもんなんですか。あと、ほかの学校とかの改修状況も同じような金額がかかっているんですか。 ◎秋元 副参事 やはり通常の家庭のクーラーとちょっと違いまして、大きい業務用のクーラーになりますので、少し金額がかかります。  今、一斉に普通教室、それから特別教室、管理諸室と、入れたものが今かなり古くなってきて、順番に取り替えております。一校大体このぐらいの金額がやっぱりかかってきてしまうということでございます。
    ◆田中優子 委員 あと、最初に伺ったんですが、小中でこんなに差があるのは何でなんでしょう。何か倍以上違いますけれども。 ◎秋元 副参事 これは単に場所の数の多さというだけですので、それは特にどちらが多いということではございません。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 次に、(3)新型コロナウイルス感染症に係る教育委員会事務局の対応について、理事者の説明をお願いいたします。 ◎安藤 教育総務課長 それでは、新型コロナウイルス感染症に係る教育委員会事務局の対応について御説明いたします。  1、区立小・中学校における「通常授業とオンライン学習の選択制」についてです。二月十三日までとしていた選択制を、まん延防止等重点措置期限まで延長をしております。  (2)通常授業とオンライン学習の選択状況は、記載のとおりでございます。  次に、2の区立幼稚園についてでございます。分散登園を、まん延防止等重点措置期限まで延長しております。  3宿泊行事についてです子どもたちにとって貴重な体験の機会であることを踏まえ、行事前の抗原定性検査を活用しつつ、保護者に感染症対策を示し、理解を得るとともに、参加の意思確認を再度行い、教育委員会と学校が連携し、実施について判断することとしております。川場移動教室、日光林間学園、修学旅行が記載のとおり予定されております。  4教職員に対するワクチンの優先接種についてです。三回目の優先接種について、東京都大規模接種会場、区の集団接種会場、楽天グループによる接種の大きく三つがあり、対象者、予約開始時期については、記載のとおりとなっております。  5新BOP、6学校施設開放、7図書館等の対応については、記載のとおりです。  8区立小・中学校での感染発生状況(直近三か月の推移)は、記載のとおりです。感染者数は一月末から二月初旬をピークに減少してきているものの、日々百人近い人数で推移しており、引き続き注視していく必要がございます。  それから、三ページ以降にオンライン学習の活用事例について、その内容を紹介しております。右上の四ページ以降には、オンライン学習の工夫した取組の内容を詳しく紹介しておりますので、後ほど御覧ください。  説明は以上でございます。 ○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 宿泊行事前の抗原定性検査なんですけれども、これはやりっ放しというのはよくないと思うんですね。それで、教育委員会としては、ちゃんと事後検証できるように、各学校でどのように使われたり、その結果どうだったかとか、あるいは使われなかったとか、そういうことはちゃんと把握されていますか。 ◎田中 学務課長 宿泊行事の抗原定性検査につきましては、出発前に該当のお子さんに全てお渡しをして、そこで実施の直前に使っていただくということですが、一応こちらの使用は任意ということなので、どの程度使用したかというところの状況の聴取というのはしておりません。陽性になった場合には、宿泊行事への参加は控えていただくということになります。 ◆田中優子 委員 学校がどの程度やっているかとか、一切把握していないという、報告を受けていないということですか。 ◎田中 学務課長 繰り返しになりますが、報告につきましては、陽性の場合、学校のほうに報告をして、その児童生徒については参加を見合わせていただくということで、実施について把握をしております。 ◆田中優子 委員 じゃ、この抗原定性検査によって陽性がどのぐらい、学校名とかは別に必要ないんですけれども、何人ぐらい把握されたかというのはどこかで報告されましたっけ。ちょっと分かったら教えていただきたいんですけれども。 ◎山下 学校健康推進課長 今お尋ねの件ですけれども、さきの本会議での一般質問におきまして、ひえしま議員のほうから御質問をいただいております。これまで部活動で、すみません、正確な数字が──七千何百かで、宿泊行事で一万二千何百かの数字だったかと思いますけれども、検査をしまして、結果、陽性は一名ということで答弁をさせていただいております。 ◆田中優子 委員 そうでしたね。この結果をどう見るかというのはそれぞれの判断があると思うんですけれども、私どもの会派ではこういうことは必要ないんじゃないかというふうに思っています。  教育委員会としてはもうちょっと、例えば配ってもやらない家庭があっても全然把握できていないわけですよね。していない家庭もあるのかもしれませんし、どこまで意味があるのかなということは疑問だということは、ここでまた意見としてお伝えしておきます。 ◎田中 学務課長 すみません。先ほど、今の数の把握のことでお伝えするところがちょっと足りなかったんですが、学校にどれだけ送っていて、実際ストックがどれぐらいあるかと、そういうところについては把握のほうはしているところです。 ◆山口ひろひさ 委員 ちょっと教えてもらいたいのは、通常授業とオンライン学習ということで、八割以上は登校をしているわけですよね。この教職員に対する新型コロナウイルスのワクチンの優先接種というのも書いてありまして、あと小学校、中学校でも学級閉鎖が起きたりしているんですけれども、例えば、その教員の方が、どなたかが陽性になって、複数の方が濃厚接触者になった場合、例えば大規模学校だと教員の数も多いので、何とか対応できるのかなというふうには思うんですけれども、小規模の学校で複数の教員の方が濃厚接触者になってしまった場合の対応というのはどういうふうにされるのか。今後のこともあるのかもしれませんけれども、ちょっとその辺の段取りといいますか、分かったら教えていただきたいんですけれども。 ◎毛利 教育指導課長 教員のほうが学校に来れないという状況もございますが、今のところは学校の中で教員がうまく入りながら対応しておりますけれども、人数がかなり厳しい学校につきましては、同時に同じような学習をオンラインで流して、複数の学級でそれを見るというような工夫をしているところもあるというふうに聞いております。 ◆山口ひろひさ 委員 そうすると、ある学年で登校できなくなった、学級閉鎖じゃなくてね、教員の関係でそうなった場合は、オンラインでその学年は対応するとか、そういう意味でよろしいんですか。 ◎毛利 教育指導課長 基本的に子どもは来ておりますので、空いている教員がいる場合はその教室にもちろん入って指導を代わりにやっているわけですけれども、かなり人数が逼迫している場合には、同じ学年で同じ授業を隣のクラスで画像を見て、そこに補助の先生が入ったりというようなこともやっているというふうに聞いております。 ◆山口ひろひさ 委員 教室内でのオンラインになるということですね。 ◎毛利 教育指導課長 そのとおりです。 ◆田中みち子 委員 このオンライン学習について聞かせていただきたいんですが、例えば小学校では、通常学級で八七%で、オンライン学習一二%ってことですよね。これは全ての子どもたちがオンライン学習にきちんと入っているというふうに、実態はどんなふうに教育委員会で把握しているのか教えてください。 ◎毛利 教育指導課長 この数値ですけれども、事前に保護者のほうに調査をかけておりまして、通常登校を選択するか、オンライン学習を選択するかという数字になっております。自宅でオンラインを選択している子どもたちも、各学校ではもちろん出席確認をしているところですけれども、中にはオンライン選択をしながらうまく入れない子どもであるとか、調子が悪くて休んでいるという子どももいる可能性はございます。 ◆田中みち子 委員 今の御答弁で把握していらっしゃるなとは思ったんですけれども、おっしゃるとおり、オンラインになってはいるけれども、学習の環境にないというお子さんがいらっしゃるということ、ちょっと私も地元でそんなお話を伺ったんですね。その子の場合は、御自宅にWi―Fiの環境がなくて、それで何とかしてあげたかったんですが、区のWi―Fiを貸していただけるというところに申し込んだんだけれども、何かそこがうまくいかなかったのか、煩雑な書類でうまくつなげられなかったのか、希望していたんだけれども、結果的には貸与にならなかったみたいなことで、それでずっとオンライン学習のときにも全く授業を受けていなくて、学校も心配していたんだけれどもというような環境になっていた子がいらっしゃったんですけれども、具体的に、何て言うんですかね。本当にお子さんお一人お一人でいろんな、ケース・バイ・ケースで課題があるんだと思うんですね。ぜひそういったお声をきっちりと、教育委員会でも把握していただいて、適切に、子どもたちが確実にオンライン学習でも必ず授業を受けられるような体制というのを改めてつくっていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎毛利 教育指導課長 御家庭の環境でうまく入れないというような今のお話がございましたので、私のほうでもちょっと学校のほうには確認をさせていただきますが、例えば九月のときに、完全にクラス半分で、オンラインと分散登校としたときがあったんですけれども、その場合、家庭に環境がない子どもは別室で学校のWi―Fiを使って、教室に入らないけれどもというような対応はしたこともございましたので、今お話しありましたような、個別に学校のほうにも、そういう家庭に対応するようにというお話もさせていただきたいと思います。 ◆田中みち子 委員 保護者のほうからもいろんな御意見を伺っているということは今の御答弁で分かりましたけれども、ぜひ子どもにも聞いていただきたいと思っていまして、ネグレクトって言うんでしょうかね、そういう御家庭なんかもあったりして、保護者さんのほうからはちゃんと授業受けていますと言ったとしても、子どもが受けていないという実態もあったりするので、ぜひその辺りを丁寧に声を拾っていただきたい、そういう仕組みをつくっていただきたいと、ぜひ要望いたします。 ◆高橋昭彦 委員 このオンラインって、選択性というこの数字というのは、要は選んだ人の数字ですかね。結構学級閉鎖が多いじゃないですか。そうすると、もう有無を言わさずオンラインになっちゃうんですよね。しょっちゅう、どこどこのクラスがなっているよみたいな話をよく聞いているんですけれども、そういうのは入っていなくて、これはあえて自分で選択したときの数ということですかね。 ◎毛利 教育指導課長 そのとおりです。選択した割合です。 ◆高橋昭彦 委員 ということは、オンライン授業はもっと活用されているというか、これ実は結構頻繁にやっているというような感じなんですよね。 ◎毛利 教育指導課長 おっしゃるとおりで、学級閉鎖になった場合はオンラインで対応しておりますので、この数よりは多いというふうになっております。 ◆高橋昭彦 委員 そういう意味では少ないなみたいな感覚ではなくて、結構、先生方はもう毎日オンラインでがあっとやられているという感じを僕は受けていたんですけれども、そういう感覚でいいわけですよね。  ここにオンライン学習の活用事例というふうに出ているんですけれども、後で見ればいいんでしょうけれども、今ぱっと見てしか分からないですけれども、私たちが一度、研修というか、見させていただいたときよりも相当、状況はもっとレベルが上がっているんじゃないかなと思っているんですけれども、それがこんなふうに変わりましたよと、こんなふうに活用がもっとバージョンアップされましたよみたいなことが書いてあるんですか。 ◎隅田 教育研究・研修課長 九月のオンライン学習のアンケートの御報告をさせていただきましたけれども、やはりその際に子どもたちの質問や発言が、その学び合いの機会などの確保というところが大きな課題となっておりましたので、これを見ていただくと、非常に対話的というか、協働的な学びが端末を通しても行われているというような状況は見えてくるかなというふうに考えております。 ◆高橋昭彦 委員 できれば、こんなふうに変わったんですよみたいな事を説明してもらえるとありがたいなと。本当は。後でちゃんと見なさいよと言うんじゃなくて、実際、子どもたちがこれを使って、こんなふうに学習意欲が変わり、先生方がこんなふうに時間的な事も使えるようになりとか、子どもたちの進み具合がこういうふうに校内で共有されるようになりますよみたいなことはもう少し、個別でもいいけれども、また御説明いただければと思います。 ◎隅田 教育研究・研修課長 御指摘ありがとうございます。タイトルのつけ方もありますし、やはり順番も、ちょっとランダムなところもございました。またまとめた形で、こんな段階に入ったというような形でお示しできたらいいなというふうに考えております。 ◆高橋昭彦 委員 そういうことを僕らが知ることが大事だと思っているんです。教員の方々がこんなふうに日々成長していますよということが分かるということが僕らは大事なんだろうなと思っているので、よろしくお願いします。 ◆加藤たいき 委員 ちょっと確認なんですが、今のオンライン学習の選択状況の中で、これは学校によって、それぞれ結構数字の差はあるんでしょうか。 ◎毛利 教育指導課長 これは学校によってかなり差がありますのと、あと今回、校種ごとにまとめておりますが、学年によっても差があります。 ◆加藤たいき 委員 学年によっては受験シーズンだったというところもあって、かなりそこはあるのかなとは思うんですけれども、学校によっての差が生まれている要因だったり原因だったりというのをちょっと考えたりとかというのはあるんですか。 ◎毛利 教育指導課長 現在、オンラインが多い学校、少ない学校について、その原因ということ自体は我々のほうでまだ調査はしておりませんけれども、今回、このオンライン学習の選択制が終わった段階で改めて、この内容も含めて、子どもたちの満足度も含めて調査していきたいというふうには考えております。 ◆加藤たいき 委員 それはぜひお願いします。  今回、まん延防止等重点措置が終わるまでの期間はこの選択制をやっていくということなんですが、もし措置が切れた瞬間には、もう通常授業に戻すという認識でいいんですかね。 ◎毛利 教育指導課長 まだ現在対応のほうは確定しておりませんけれども、基本的には今の段階というようなまん延防止重点期間の措置中ということになっております。ただし、まん延防止期間が終わりましても引き続き、学習を希望している子どもについてはそれに対応できるようにということで、学校には伝えているところです。 ◆加藤たいき 委員 状況が状況なので、心配な御家庭、保護者というのはいらっしゃると思うので、継続する部分は継続してもらいたいなというのがまず一点要望しておくところと、あと、不登校の子がいらっしゃる中で、これをやめてしまうと、このオンラインだったから入ることが、学校によってはまだやっていない、学級によってやっていないという学校もある状況の中で、このオンラインの選択性がなくなったら、不登校の子が参加できないということがあってはならないと思うので、そこの部分はまた別の切り口としてちゃんと残すことを学校にそれぞれ、しっかりと教育委員会から話してもらえたらなというふうに、これも要望しておきますので、よろしくお願いします。 ○福田たえ美 委員長 では、ここで理事者の入れ替えを行いますので、委員の方はしばらくお待ちください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 次に、(4)令和三年度生徒会サミットの報告会について、理事者の説明をお願いいたします。 ◎塚本 副参事 私からは、令和三年度生徒会サミットの報告会について御報告いたします。  資料を御覧ください。(4)の令和三年度生徒会サミット報告会についてとなります。  生徒会サミットは、区立中学校の二年生の生徒会の代表が集まり、よりよい学校づくりに向けて主体的に考え、自らの課題解決に向けて議論する場です。各校で実践した生徒会活動の成果を共有するため、生徒会サミットの報告会を実施したので報告いたします。  1日時、2場所は、記載のとおりでございます。新型コロナウイルス感染症対策のため、会場を記載の四つの中学校とし、四つの中学校と事務局の五点をズームでつなぎ、実施いたしました。  3参加者数は、記載のとおりです。  なお、今後、中学生とその保護者に向けて配信を予定しております。  4、発表会の概要についてですが、(1)テーマ、(2)発表内容については、記載のとおりになります。  (3)活動内容を御覧ください。活動内容については、第一回生徒会サミットを十一月十四日土曜日に船橋希望中学校にて行いました。この内容については後ほど御説明いたします。  第二回、第三回につきましては、ブロックごとに学校を会場にして実施いたしました。  二ページ目を御覧ください。5今年度の実施状況になります。今回の生徒会サミットを通して、中学生により主体的に昨今の教育課題について自分事として考えてもらえるよう、今年度は改善策として、三点の新しい取組を行いました。  (1)NPO法人カタリバ等による大学生との交流。先ほども触れましたが、第一回の生徒会サミットでは、生徒会役員の経験がある大学生を招き、東日本大震災を経験した三名の大学生に自身の体験を踏まえたミニ講演会を行ってもらいました。その後、小グループで、大学生と中学生のトークセッションを行いました。中学生と年齢の近い大学生から熱い思いや刺激を受けることができました。  (2)報告会の活性化にむけてです。昨年度はブロックごとに報告を行い、他のブロックの報告は聞くだけの形態を取っていました。今年度はブロックのメンバーを四グループに分け、小グループで報告し、質疑応答を行う形態にすることで、生徒に当事者意識を持たせ、報告会がより主体的になるようにしました。  (3)一人一台のタブレット端末の活用です。今年度はチームズにてブロックごとにチームを作成し、報告会に向けた資料をクラウド上で共有し、いつでも編集できるようにしました。そのため、他のグループの発表内容をいつでも見ることができ、生徒会サミットの実施日以外でも報告会の準備を進めることができました。忙しい中学生にとって、限られた時間内に効率よく作業を進めることができました。  6参加者の感想は、記載のとおりとなります。  報告は以上でございます。 ○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 では次に、(5)第十二回世田谷ガリレオコンテスト(科学コンテスト)の実施結果について、理事者の説明をお願いいたします。 ◎隅田 教育研究・研修課長 第十二回ガリレオコンテストの実施について御報告します。  ガリレオコンテストは、区立中学生の科学への関心を高め、豊かな創造力と問題解決の力を育み、学ぶ意欲を醸成することを目的として実施しております。  1日時、2会場は記載のとおりです。今年度も新型コロナウイルス感染症対策のため、会場での参観は限定し、一般の参観者はオンライン配信による視聴といたしました。  3今年度の実施状況です。(1)一人一台のタブレット端末の活用です。今年度より一人一台配付されたタブレット端末を活用して、生徒自らが情報を収集し、写真の撮影、実験結果の記録などを進めました。発表用の資料はパワーポイントを用いて作成し、情報共有や作品提出にはチームズを活用するなど、生徒自身がICTを駆使して研究を行いました。発表に際しては、生徒自身がそれぞれの端末を操作し、プレゼンテーションを行いました。  (2)双方向性を重視した研究発表です。これまでは一つの会場で九名の生徒が続けて発表を行っておりましたが、今年度は三つの会場に三名の生徒が分かれて研究発表を行う形式にしました。発表の後に質疑応答の時間を設け、自分自身の考えを広げたり深めたりできるようにいたしました。  4参観者数、5発表準備は、記載のとおりです。  6コンテスト概要です。先ほどお伝えしたように、三名の生徒がそれぞれの会場で発表を行い、次のページに行きまして、大学教授の講演を挟みまして、ガリレオ賞をはじめとする各賞を決定し、表彰を行いました。最後に、選出された三名の生徒が全体の前で研究発表を披露する時間を設けました。  7審査結果、8協力団体、9今後の対応は、記載のとおりでございます。  御説明は以上となります。 ○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 受賞された結果を見ると、とても興味深いものばかりですばらしいなと思うんですけれども、ユーチューブ配信、オンデマンド配信が三月から開始ということですが、これはどこのチャンネルで配信になりますか。 ◎隅田 教育研究・研修課長 ホームページにURLを添付する形での配信をさせていただきます。 ◆田中優子 委員 教育委員会でチャンネルを持っているんでしたっけ。世田谷区教育委員会のチャンネルということになりますか。 ◎隅田 教育研究・研修課長 そのようになっております。今、広報広聴課と調整をしております。 ◆田中優子 委員 ぜひ周知、広報広聴課とやっていれば、ツイッター等々で周知すると思いますけれども、ぜひ周知を頑張ってください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 次に、(6)世田谷区立小・中学校特別支援学級等整備計画の一部改定(案)の修正について、理事者の説明をお願いいたします。 ◎柏原 教育相談・支援課長 それでは私から、世田谷区立小・中学校特別支援学級等整備計画の一部改定(案)の修正について御報告します。  資料につきましては、かがみ文と整備計画の二点で構成しております。  それでは右上の一ページ目のかがみ文を御覧ください。かがみ文、1の主旨でございますが、世田谷区立小・中学校特別支援学級等整備計画の一部改定(案)につきましては、本年一月三十一日の本委員会においてその内容を御報告させていただいたところですが、この間における就学相談の状況や特別支援学級への入級予定者の状況を踏まえまして再度精査したところ、さきにお示しした整備計画の一部改定(案)の内容について修正が生じたので、御報告するものでございます。  次に、2の修正内容でございます。修正内容につきましては記載のとおり、小中学校における自閉症・情緒障害特別支援学級(固定学級)の整備計画の修正となります。具体的な修正内容につきましては、右上の資料番号十一番、計画のページ数でいうところの九ページとなります。恐れ入りますが、御覧ください。  修正箇所につきましては下線を引いておりますが、さきの報告では、ページ下部の③のⅰにおきまして、令和四年四月に旭小学校に一学級を新設。既設の多聞小学校に一学級増設の二学級の整備ということで報告しておりましたが、この間の就学相談の状況等によりまして、当該種別における入居希望者がさらに増えたことから、今回既設の船橋小学校をさらに一学級増設し、令和四年度においては、合計三学級を整備する内容に修正しております。  次に、資料右上の十九番、計画のページ数でいうと一七ページになります。こちらをお開きください。中学校自閉症・情緒障害学級となっております。修正箇所につきましては、こちらも下線を引かせていただいております。ページ下部の③のⅱでございます。さきの報告では、令和五年四月に一学級を増設する旨を報告しておりましたが、この間の調整により喜多見中学校に整備することが決定いたしましたので、今回の修正に合わせて学校名を記載したところでございます。  以上が今回の修正内容となっております。  資料一枚目のかがみ文にお戻りください。最後に、4の今後のスケジュールでございますが、こちらにつきましては当初の予定どおり、令和四年三月に一部改定とする予定でございます。
     私からの説明は以上でございます。 ○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 では次に、(7)令和四年度に向けた不登校支援の取組みについて、理事者の説明をお願いいたします。 ◎北村 副参事 それでは、令和四年度に向けた不登校支援の取組について御説明をさせていただきます。  右上のPDF番号一番、一ページからになります。1主旨でございますが、令和四年度に向けた不登校支援の取組について報告をさせていただくものでございます。  2の不登校特例校分教室の開設でございます。(1)を御覧いただきまして、開設年月日は四月一日ということでございます。世田谷中学校の分教室として開設いたします。愛称は「分教室ねいろ」ということでございますが、こちらはひなぎく学級の生徒などから案や御意見をいただきながら選ばせていただきました。  (2)の開設場所及び(3)主要室は、記載のとおりでございます。また、資料の最後に別紙、レイアウト図を添付しておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。  (4)入室者数でございます。こちらが四月入室が二十一名の予定でございます。入退室検討委員会で検討いたしました際は二十四名でございましたが、その後、在籍校に通い始める生徒が三名おりまして、現在は二十一名となっております。また、年度途中の受入れも行ってまいります。  入室に当たりまして基本的確認事項といたしまして三つほど載せてございますけれども、入室についての説明をさせていただいた上で、不登校特例校についての生徒、保護者に御理解をいただくこと、またその上で、生徒、保護者それぞれが入室についての意向があること、また、体験入室での日数を重ねる中での生徒自身の意向と参加の様子、こういったことについて確認をさせていただきました。体験入室をされました生徒は全て入室可能とさせていただいてございます。  (5)特別な教育課程でございますが、生徒自らが進路を主体的に捉え、社会的に自立することを目指しまして、柔軟かつ特色ある学校運営を行ってまいります。参考といたしまして、時間割の例を記載させていただいております。  次のページを御覧ください。PDF番号の右肩二ページでございます。(6)は飛ばさせていただきまして、(7)でございますが、入学式、開室式を四月七日、教育会館のほうで予定をしております。  (8)その他でございますが、入学式、開室式に先立ちまして、入室予定の生徒、保護者を対象に、四日月曜日に施設見学を行ってまいります。  次に、3のほっとスクール城山の定員拡充についてでございます。昨年十二月に教育総合センターに移転しましたほっとスクール城山の定員を本年四月より二十五名から三十五名に拡充をしてまいります。  続きまして、4のほっとスクール希望丘の運営事業者選定結果についてでございます。ほっとスクール希望丘の運営事業者につきましては、昨年十一月十日の文教常任委員会で御報告いたしましたとおり、公募型プロポーザルを実施いたしまして、令和四年度以降の委託予定事業者を選定いたしましたので報告をさせていただきます。  (1)が運営体制、それから(2)の選定委員会の構成につきましては、記載のとおりでございます。  (3)の選定方法でございます。①としまして、第一次審査につきましては、企画提案書等について、書類審査による評価を行いました。②でございますけれども、第二次審査につきましては、事業者によるプレゼンテーション及び質疑応答を行いまして、第一次審査の評価と合わせて総合的に審査し、事業者を選定してございます。  (4)の選定結果は記載のとおりでございます。点差が非常に僅差でありますので、選定委員会において十分検討していただき、選定がされました。  次の三ページを御覧ください。(5)に主な選定理由を記載してございます。選定された事業者は、国及び区の施策について理解度が高く、区が採用しているオンライン学習アプリの活用やキャリア教育への取組が評価できる。また、二番目といたしまして、通室する子どもたちや保護者への寄り添った取組が期待されるほか、ボランティアやメンタルフレンドの活用、同一施設に設置される青少年交流センターアップスや保育園との連携、交流など、地域や関係機関などと連携した取組についての説明について評価できる。最後ですけれども、また、社会生活に必要な行動の習得など、そういった視点も加えた取組を行って、子どもたちの将来につながる運営を進めてほしいといった御意見もいただいてございます。  (6)の委託予定事業者でございますが、特定非営利活動法人東京シューレでございます。  (7)の契約予定金額につきましては、令和四年度で四千六百三十一万円を予定してございます。  なお、東京シューレにつきましては、ほっとスクール希望丘の現在の運営事業者でございます。今回選定に当たりまして、審査基準におきまして、新たに倫理綱領の内容、それから確認体制は適切であるかというような審査項目を設けさせていただきまして、その内容や確認体制が適切に機能しているかといったところも確認し、審査をさせていただきました。区といたしましても、東京シューレが委託事業者として適切な運営を行っていくように、東京シューレが定める第三者を含む人権委員会の設置や計画的、継続的な職員研修の実施など、しっかりと確認いたしまして、ほっとスクール希望丘が子どもたちにとって安全で安心して過ごせる場所となるように取り組んでまいりたいと考えてございます。  次に、5不登校支援グループの設置についてでございます。(1)の現状及び課題ですが、不登校の相談が増加する中で、さらに充実した支援を行うため、総合的な対応方針の決定を行い、適切な支援につなげる必要がございます。  (2)の不登校支援グループの設置でございます。四月より、心理職、スクールソーシャルワーカー等で構成する不登校支援グループを設置してまいります。不登校支援グループは、学校の不登校児童生徒への対応を支援するほか、不登校の原因分析、対応策の検討を行いまして、教育総合センターを拠点とした不登校支援の充実を図ってまいります。  (3)でございますけれども、グループの構成員を載せてございます。まず、心理職四名、スクールソーシャルワーカー一名で、不登校支援窓口の心理職と連携しまして、原因分析や対応方針の検討を行ってまいります。  続きまして、6の今後のスケジュールでございます。三月中に不登校特例校の特別の教育課程についての文部科学省の指定及び東京都の認定を得てまいります。四月一日には、ほっとスクール城山の定員拡充と不登校支援グループの運営を開始いたします。先ほど御説明しましたが、四日、不登校特例校分教室ねいろの生徒、保護者対象の施設見学会、七日に入学式、開室式という形で予定をしてございます。  最後、四ページ、五ページでございますが、こちらは不登校特例校分教室のレイアウト図を記載してございます。  説明は以上です。 ○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 東京シューレについては、私、議会でも取り上げさせていただいたことがあって、かなり社会的に問題を起こしたというか、問題だというようなことが過去にあったようで、その過去の問題がまた蒸し返されて、数年たっているのにまた問題が浮上してみたいなことがあったと思うんですが、その後、理事長、全部なんか役員体制交代とか、いろいろ報告も伺っていますが、今回のこの結果、区の説明によると、本当にいろいろなことを審査して、これだったらということで決まりましたということだったから、それは信用して大丈夫なんですねというふうに思いたいところですけれども、かなり選定結果が僅差であったということを見て、二次審査の業務の理解度とか、その辺というのは、今までやっていたところが有利に決まっているよなというふうに思ったわけです。逆に、この(4)の選定結果を見ますと、もう一つのB社のほうですが、シューレに比べて、業務委託に対する提案内容がちょっとだけですけれども、ここは点差がありまして、では、どんなところでB社はこの点は優れていたのかということをちょっと興味があるので聞かせていただけたらと思います。 ◎北村 副参事 今のB社についての評価ということでございますが、こちらの数字でございますけれども、業務委託に対する提案内容でございます。こちらがB社につきましては、学習支援に非常に力を入れているというようなところが見受けられました。 ◆田中優子 委員 そうであれば、やはりB社が優れていた点を、事業を受託する東京シューレのほうにもしっかり伝えていただいて、そこの部分を手厚くやってもらえるようにという注文をつけていただきたいなというふうに思います。よろしくお願いします。 ◆藤井まな 委員 私もちょっと同じところがすごい気になったんですけれども、さっきの説明のときに、この選定結果が非常に僅差でありましたので、しっかりと選定しましたという表現をしました。そこの非常に僅差でありましたのでと言った後、何て言ったかもう一回、お話し聞かせてもらっていいですか。 ◎北村 副参事 先ほどの説明でございますけれども、点差は非常に僅差であることから、選定委員会において十分検討いただき、選定されましたというふうに申し上げました。 ◆藤井まな 委員 非常に僅差でありますから、要は何が聞きたいかって、結果的に僅差になったのか、僅差だったから何か、その後もう一回しっかり調べたのかみたいな、その表現の方法がちょっとよく分かんないんですよね。 ◎北村 副参事 こちらの点数でございますけれども、実際、審査委員の方々に審査していただいた結果がこの数字であったというところでございます。非常に僅差だったことからと申し上げましたのが、点差が非常に僅差だったことですから、どっちも、例えば比較がなかなか、同点と言われてもおかしくないぐらいの僅差だったものですから、その部分について再度どういったところがこの希望丘の運営にふさわしいのかということを改めて意見交換させていただいたということでございます。 ◆藤井まな 委員 いや、ますます分からないんですけれども、その僅差でも、点数が高かったほうが勝つんですよね、当たり前の話。僅差だったので、その後何かもう一回話し合って意見交換をしたということですか。じゃ、その意見交換の内容によっては何か変わることがあるんですか。 ◎北村 副参事 今回、先ほど申し上げましたように、ちょっと田中優子委員からもございましたけれども、それぞれ特徴がある評価でございました。まず、こちらの東京シューレにつきましては、非常に生徒の自主性を重んじるというような内容であったと思います。また、先ほど申し上げたように、Bにつきましては、学習支援に力を入れているというような内容でございました。その辺で、どちらかと言うと、それぞれがそれぞれの内容になってございましたので、そこで足りないところ、先ほど申し上げていただいたような、例えば学習支援にもう少し力を入れてもらうようなことを事務局からも伝えてほしいだとか、まさにそんなお話をいただいて、そういったところを今回審査委員会の中でも伺って選んだという形でございます。 ◆藤井まな 委員 つまり、僅差で東京シューレが勝ったけれども、その東京シューレにここが駄目だったよというのを言ってもらうための意見をまとめるために、もう一回その後会議をしたということですか。 ◎北村 副参事 その後にといいますか、その結果が出た後にそのようなお話をしたというところでございます。 ◆藤井まな 委員 何でこんなことを聞いているかというと、その表現の仕方がよく分からなくて、だって、いや当然東京シューレに何か不安な気持ちがあるのって、多分多くの人たちが不安な気持ちはあるんだと思うんですよね。教育委員会もそうだと思うし、区議会の中でも不安だと思っている人は多いと思いますけれども、結果的に点数が高ければ高いほうが勝ちがもうルールじゃないですか。でも、説明の仕方が、点数が僅差だったからその後に何かしましたみたいなのは、表現的にちょっとおかしいですよ。だから、今みたいに、東京シューレにアドバイスするために何か話し合ったんだったらそう言えばいいし、だってもしかしたら、もう僅差だったからもう一回話合いで何か意見交換して、じゃ意見交換をした後に変わるんですかみたいな話になっていくじゃないですか、そういう表現をすると。そこははっきりしたほうがいいんじゃないですか。だって、これは全部議事録に残るんですよ。それで大丈夫ですか。 ◎北村 副参事 すみません。ちょっと説明に迷わせるような表現があったかと思います。  今お話しいただいたように、点差は僅差ではありますけれども、そこで順位は決まったわけでございます。そこについて、じゃあ足りないところを補うためにどうしていくかというような、どういうお話をして指導していくかと、そういったところをそこで話し合ったというところでございます。 ◆高橋昭彦 委員 今のプロポーザル、東京シューレは、これは毎年やっているんでしたっけ。何か、契約予定金額、令和四年四月から令和五年三月までって、これは毎年プロポーザルをやるんでしたっけ。 ◎北村 副参事 こちらにつきましては、令和四年度の委託ということで、プロポーザルをさせていただいております。その後、特に問題がなければ、またさらにプラス四年、五年間は随意契約で行っていくというものでございます。ちなみに、今の契約につきましては初年度ということでございますので、三年ということでございます。 ◆高橋昭彦 委員 分かりました。  ねいろというのは何か意味があるんですか。 ◎北村 副参事 こちらのねいろにつきましては、先ほども申し上げましたけれども、生徒のほうから様々御意見いただいて選ばせていただきましたというお話をさせていただきました。私も聞いている話ですけれども、不登校の生徒には様々な事情であるとか、個性だとか、特性があって、そういったものがそれぞれ響き渡って、音色となってというような気持ちがあるというようなことは聞いております。 ◆高橋昭彦 委員 分かりました。ちょっとそういうことを付け加えていただけるとなるほどなと思うんですけれども。子どもたちが決めたのでと言われるだけじゃ、ちょっとね。  これが二十一名からスタートいたしますということで、これは五十名まで大丈夫なんですよという説明なんですね。二十一名になったと、これは絞って二十一名になってきたのか、それともどのぐらいの、最初からこのぐらいにしておこうと決めたのか、どういう経緯で二十一名になったのか、雰囲気だけでも分かればありがたいですけれども。 ◎北村 副参事 こちらにつきましては、当初予定としましては、申込みが新規では四十三名でありました。その中で、面接の見学にいらっしゃったのが約三十名でございます。こちらにつきましては様々な、そこの体験まで至らなかった方々とかがいっぱいいらっしゃるんですけれども、申込みをしましたけれども、本人が在籍校への復帰を希望しているということであったりとか、あと並行して、申し込んでいた情緒固定学級に決まりましたとかそういったこと、また、特例校がまだできていないものですから、今の体験入学も世田谷中学校のひなぎくを使ってさせていただいておりましたけれども、実際場所については今度は教育会館のほうになりますので、そこで体験させていただいてから判断しますという方もいらっしゃったというように聞いております。ですので、また四月以降、体験入学の申込みを随時受け付けておりますけれども、そういったものがあるというふうに考えております。 ◆高橋昭彦 委員 分かりました。  もう一つだけ。城山を二十五名から三十五名に拡充をいたしますと。今、このほっとスクールの状況は、やっぱり待っている子たちが結構いるということですか。これは尾山台とか希望丘も含めて。今のちょっと状況を教えてもらって、この城山を二十五から三十五にすると大分こういうふうになりますよみたいなことはあるんですか。 ◎北村 副参事 今お話しいただいたように、特に希望丘につきましては、結構待ちが多いというふうにこちらも認識しております。城山につきましては、まず大きなところからしますと、今度十二月に移転をしまして、場所がちょっと広くなってございます。今度、四月からスタッフを一名増員いたしまして、定員拡充に充てようというふうに思っております。  また、施設が新しいということもありまして、今、見学が非常に多い状況でございます。そういったことの対応をしてまいりたいというふうに思っております。 ◆高橋昭彦 委員 どちらにしてもいろんな、様々なこの施策を組み合わせて、一人一人の状況に沿って支援をしていこうということなんだろうと思いますけれども、一つ一つが本当にうまく回るようにまたいろいろ教えてもらいながら、しっかり進めていければと思いますので、よろしくお願いします。 ◆加藤たいき 委員 今高橋委員との質疑を聞いて、希望丘の契約の話なんですが、なぜにこれ複数年契約ではなくて、単年度で随意契約をしていくという考え方なのか教えてください。 ◎北村 副参事 先ほどの件ですけれども、これはやり方として、長期間の契約というのもありますけれども、一年の委託契約をプロポーザルで選ばせていただいている。それにさらに問題がなければ随契で更新していくというやり方を取ってございます。こちらについては、また長期でやるメリットもあると思いますけれども、一年契約の中で、状況を見ながら次の一年を随契で、更新のような形で行けるのかという判断も必要かと思っておりますので、こういうやり方を取らせていただいております。 ◆加藤たいき 委員 では、随意契約するに当たって、この金銭面というのは、あと残り四年間というものは変わらないのかというところはどうなんですか。 ◎北村 副参事 基本的に、契約につきましては、その仕様書に基づいて契約金額は当然出てきますので、同じ仕様書であれば、同等の金額と考えております。ただ、仕様の内容でさらにサービスが増えたりだとか、そういったことも場合によっては出てきますので、そういった場合は仕様に基づいて、金額は変動するものというふうに考えております。 ◆加藤たいき 委員 随意契約するに当たって、では、一年更新していくに当たって何が適さなかったらその随意契約を結ばないという考え方に至るのかというところを、多分たくさん細かくあるんでしょうけれども、幾つかちょっと教えてもらいたい。 ◎北村 副参事 すみません、あんまりよく今のは、ちょっと聞こえなかったものですから、もし違っていたら申し訳ございません。  今度の契約ですけれども、一年契約、それからそれの複数、何回かの、四回の更新という話で説明させていただきました。そこで、運営する上で様々、その状況によって委託の仕様書の内容も変更してくると思っております。そこを各年度捉えて仕様書をつくり契約をしていくというところでございます。ちょっと違っていたらすみません、申し訳ないです。 ◆加藤たいき 委員 つまりは、随意契約するに当たって、毎年毎年仕様書を新たにつくり直すということですか。 ◎北村 副参事 毎年つくり直すというよりも、来年に向けて必要な部分を変更して仕様書をつくるというところでございます。 ◆田中優子 委員 関連なんですけれども、そのやり方は教育委員会の中で結構多く使われていますか。 ◎北村 副参事 教育委員会の中で多く使われているかという御質問がありまして、ちょっと全体を今ちょっと把握しておりませんのであれですけれども、今のほっとスクール希望丘はそのやり方をやってございます。 ◆田中優子 委員 それは分かったんですけれども、何で質問しているかというと、あんまり聞いたことないかなみたいな気がしていて。例えば、区の、何でしたっけ、非常勤みたいな方がよく耳にするのは、一年契約で五回まで更新ができるみたいな、そういう、だから契約は一年と。五回まで更新できますよというやり方で働いているという知り合いがいるので、何かそれに近いような気はしたんですけれども、でも、何かこういうプロポーザルをして、いろいろ契約、区の事業を受託するみたいな形では何かあんまり聞いたことがないかなと思ったので、何かしら特別な理由があるのかなという疑問を私もちょっと感じていたところ、加藤副委員長が聞いてくださったわけなんですよね。でもその答えが何かないから、ポピュラーに結構いろいろなところでそれは使われていますよということなのか、今回が何かしら特別なことで、何か不安が残るから一年契約にしておきましょうみたいなことで、そのやり方が採用されたのかということをざっくばらんに言うと聞きたいかなというところなんですが、私としてはね。 ◎北村 副参事 今回、不安だからという話ではなくて、これは区ではよくやるやり方でもございます。公募に当たりまして、その旨のこと、契約は一年ですけれども、五年の随契ですよということは明記した上で公募しているというところでございます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 では次に、(8)放課後児童健全育成事業の運営方針(骨子)及び保護者アンケート(案)について、理事者の説明をお願いいたします。 ◎谷澤 生涯学習・地域学校連携課長 私からは、放課後児童健全育成事業の運営方針(骨子)及び保護者アンケート(案)について御報告いたします。  本件は福祉保健常任委員会との併せ報告でございます。  まず、1主旨でございます。令和四年一月三十一日の文教常任委員会及び同年二月一日の福祉保健常任委員会におきまして報告いたしました、新BOP事業の喫緊の課題解決に向けた放課後児童健全育成事業の運営方針及び保護者アンケートの検討状況につきまして、子ども・子育て会議、世田谷区放課後児童健全育成事業運営方針検討委員会及び新BOP運営委員会での御意見を踏まえまして、運営方針の骨子及びアンケート案を作成しましたので御報告するものでございます。  次に、2の「世田谷区放課後児童健全育成事業の運営方針」の骨子についてでございます。運営方針につきましては、世田谷区放課後児童健全育成事業運営方針検討委員会において検討を進めているところでございますが、(2)「放課後児童健全育成事業の運営方針(骨子)」に対する各会議での主な意見についてに記載がございますが、例えば、子どもの権利や子どもの意見表明権を示すことなど、その他記載にございます御意見を子ども・子育て会議等においていただきまして、運営方針の策定の方向性などを定めております。  ここで右上四ページの別紙1―1を御覧ください。こちらに、運営方針の骨子のイメージを添付しておりますので、こちらの資料で御説明をさせていただきます。  まず一番上の四角で囲んだ運営方針についてを御覧ください。区で定める放課後児童健全育成事業の支援の質を確保し、事業の安定及び継続性の確保を図り、かつ子どもの視点に立ち、子どもにとって安心して過ごせる場となるよう、放課後児童健全育成事業を望ましい方向に導くものとしております。  次に、その下にございます中段の四角で囲んでいる策定に当たっての方向性といたしまして、例えば、①子どもの視点に立ち、子どもにとって楽しく安心して過ごせる場所となるよう、区で定める支援の質やよりよい環境を示すなど、①から⑦、七つの方向性を示しております。  そして、一番下の緑の囲みには基本的な理念をお示ししておりますが、子どもを主体としたものといたしまして、「子どもが安心できる環境のもとで、生きる力と主体性を伸ばし、成育を支えます」と示してございます。  続きまして、五ページを御覧ください。こちらに運営方針の章立てを載せておりますが、今後こちらにアンケートなども踏まえまして、具体的な方針を今後記載してまいります。  かがみ文二ページにお戻りください。二ページの3子ども・保護者へのアンケート等についてでございます。(1)アンケートの目的につきましては、記載のとおりでございます。  (2)子ども・保護者へのアンケート等に対する各会議での主な意見についてでございますが、一つ目のポチで、現在の新BOPを子どもがどのくらい楽しんでいるのか、どのくらい新BOPが子どもにとって大切な居場所になっているのか分かる質問があるといいなど、記載にございます御意見をいただいております。  これらの御意見を踏まえまして、(3)意見を踏まえたアンケートの視点についてに記載の各視点に基づきまして、現在アンケートを作成しているところでございます。  続きまして、右上三ページにお進みください。(4)調査概要をまとめておりますが、記載のとおりでございます。  (5)アンケート(案)につきましてですが、こちらはまず右上の一五ページのところに別紙2―1といたしまして、こちらが子どものアンケート案ということになっております。そして、続きまして一八ページのほうには、別紙2―2といたしまして、保護者アンケート案をおつけしております。そして、二六ページまでお進みいただきますと、別紙2―3といたしまして、こちらはBOP等での子どもアンケート案を添付しております。こちらにつきましては、また後ほど御確認いただければと思います。  三ページにお戻りください。4今後のスケジュール(予定)でございますが、令和四年三月十日から三十一日の期間中に子ども・保護者等アンケートを実施いたしまして、五月の文教と福祉保健の両常任委員会でアンケート結果、運営方針素案等をお示ししてまいります。そのほかは記載のとおりでございます。  本件につきましては、私からの御説明は以上でございますが、ここで前回、一月三十一日の本委員会における私の発言について訂正をさせていただきたいと思います。  前回、私のほうから、新BOP事業の喫緊の課題解決に向けた放課後児童健全育成事業の運営方針及び保護者アンケートの検討状況についてを報告した際、藤井委員から、運営方針検討委員会の議事録に関しまして、学識経験者の名前や委員長が誰なのか書いていないため分からない、分かるようにしっかり表記をしていただきたいとの趣旨のお尋ねに対しまして、私からは、議事録の中では委員長、副委員長の名前までは出ていることになっている旨の回答をしたところですが、その回答を訂正するものでございます。  正しくは、区ホームページにて公表しております会議資料の委員名簿の中では、学識経験者として二名の方のお名前が掲載されておりますが、議事録の中では委員長、委員との表記のみで、名前の記載はございませんでした。確認が不十分であり、申し訳ございませんでした。  運営方針検討委員会は現在、第三回まで開催されまして、全部で五回の開催を予定しております。今後、議事録には既に掲載しているものも含めまして、委員長、委員との表記に加え、副委員長との表記をし、また委員名簿は委員長、副委員長がどなたか分かるような表記をし、修正したものを区ホームページに掲載する予定でございます。  私からは以上でございます。 ○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆藤井まな 委員 多分僕のほうが、多分というか絶対、皆さんスペシャリストだから、僕のほうが知識ないんですよね、当たり前の話。だから、僕らは予習するわけですよ。いろいろなことを。どうなっているのかなとかって、議事録とかを予習するんですよね。そうするとやっぱり、知識がないからこそ違和感を感じるんですよ、こっちは。じゃ、委員長はこれは誰なのとか、載っているのが分からないからここで、これじゃあ誰が委員長やっているか分からないし、この議事録がどういう方向性でどういう人が取り仕切っているのか分からないよと素直に思っているから聞くんですよね。でも多分、皆さん知識があり過ぎちゃって、もうこれがこうだから、決まっているからこうなっているはずだと思い込んじゃっていると思うので、それって、僕が今感じていることって多分、ほかの人が見ても同じことを感じるんですよ。知識がないから。皆さんはスペシャリストだけれども。だから、どっちかというと、そういう知識がない人たちの側に立ったつくり方を僕はするべきだと思います。これは意見です。 ◆高橋昭彦 委員 子ども・保護者アンケートを三月十日から三十一日まで、約二十日間やりますよと。保護者アンケートはスマートフォンを活用すると。これどうやって、これは保護者みんなが答えられるようにできるんですか。ちゃんと答えてくれるんですか。 ◎谷澤 生涯学習・地域学校連携課長 保護者の方には学校からアンケートの依頼文をお渡ししまして、その中に二次元コードがついておりますので、そこを読み取っていただいて、スマートフォン、あるいはパソコンから入れるように御案内はさせていただきます。当然、紙のほうの用意はしておりますので、紙で回答することも可能にはなっておりますが、基本はスマートフォンやパソコンで御回答いただくようにお願いする予定でございます。 ◆高橋昭彦 委員 どのぐらいがアンケートに答えてくれるというふうに見込んでいらっしゃるんですか。 ◎谷澤 生涯学習・地域学校連携課長 今現在想定しておりますのが、保護者配付の数は大体一万九千人分ほど配付する予定でございます。児童につきましては、学童の登録児童数が二月現在で七千四百人ほどおりますので、その人数分を配付する予定でございます。三つ目のBOP児童等につきましては、各新BOPや児童館で、聞き取りとかで答えていただくんですが、おおむね三百から四百程度回収できればと考えておるところでございます。 ◆高橋昭彦 委員 アンケートにこの資料がついているのね。何か説明の資料がついているの。 ◎谷澤 生涯学習・地域学校連携課長 おっしゃるとおり、資料がついております。
    ◆高橋昭彦 委員 ついているのは分かるんですけれども、この資料はどういうことなのか、ちょっと説明してもらえませんか。 ◎谷澤 生涯学習・地域学校連携課長 今回、アンケートをする意図といいますか、その辺が御理解いただけるようにちょっと説明の資料を別紙1、2としてつけさせていただいております。 ◆高橋昭彦 委員 これは、緊急かつ重要な課題が三つありますよと書いてあるんですよ。これは教育委員会として伝えたいことが書いてあるんですかね。どういうふうに見せて、どういうふうに感じてもらいたいと思っているんですか。 ◎谷澤 生涯学習・地域学校連携課長 教育委員会と児童課と共同所管で、新BOP学童クラブの運営に当たって、今年度、当委員会でも御報告させていただきましたが、やはりこの喫緊の課題と認識しておりますので、そこを踏まえてちょっと御意見をお伺いしたいというところで、両課共通の認識の下、別紙をつけさせていただいて、やはり何も御説明がないと、いきなりアンケートをお答えいただくのはちょっと難しいかと思いまして、こういった資料をつけさせていただきました。 ◆高橋昭彦 委員 そうなんだよ、アンケートばっかりやっているからさ。だから、何でアンケートばっかりやるのと思われるよね、普通ね。  今回は、こういう課題があるからアンケートをやらせてもらうんですということなんでしょう。今初めてこうやって見るわけですけれども、この緊急の課題の中には、時間みたいな延長の話なんていうのは全然出てこないのね。 ◎谷澤 生涯学習・地域学校連携課長 表現としては、直接的にはちょっと入ってはいないかと思いますが、一応ニーズの多様化というところでは入っているものと認識しております。あとアンケート項目の中では、時間延長に関する御質問はさせていただいているところでございます。 ◆高橋昭彦 委員 分かったような、分からないような、また聞きます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 では次に、(9)世田谷区図書館カウンター下北沢の開設について、理事者の説明をお願いいたします。 ◎會田 中央図書館長 それでは、世田谷区図書館カウンター下北沢の開設について御説明いたします。  1主旨でございます。図書館ビジョンに基づき、予約資料の貸出し、返却を主な機能とする図書館カウンターを二子玉川、三軒茶屋に続き、下北沢に開設いたします。昨年九月に事業者のプロポーザルの実施について御報告いたしましたが、今回開設することについての御報告でございます。  2の(1)施設名称、(2)所在地等については、記載のとおりです。  (3)開館時間・休館日です。開館時間は午前九時から午後九時、休館日は、月一回の館内整理日と年末年始となります。  3主な機能(業務内容)です。図書館窓口業務に加え、区内障害者施設製品の展示、販売や、区政情報等の発信を行ってまいります。  4運営事業者の選定でございます。こちら運営体制(業務委託)ですが、選定委員会を設置し、プロポーザルにより選定を行いました。  (2)選定委員会の構成については、記載のとおりです。  (3)選定方法等でございます。第一次審査として、提案書ということで、業務の受託に関する基本方針や、障害者雇用に関する考え方、従業員の配置や受付事務、設備に関する考え方等について提案書をいただいて、書類審査を行っています。  二ページ目を御覧ください。第二次審査により、プレゼンテーション及び質疑応答を行いまして、総合的に審査し、事業者を選定いたしました。  (4)選定結果です。二社から提案書の提出があり、記載のとおりの得点、順位となりました。なお、満点の六〇%を選定基準といたしまして、この基準にはどちらの事業所も超えておりました。  (5)委託候補事業者は、株式会社図書館流通センターです。  (6)の契約金額です。こちら、三月につきましては、開設の準備と、三月三十日からの運営経費ということで、百十五万九千百二十五円、令和四年度年間の委託料は二千七百八十一万九千円、これは月額に直しますと二百三十一万八千二百五十円となります。  (7)障害者雇用です。障害者を雇用し、受託業務に当たらせることといたします。  5の今後のスケジュールでございます。施設賃貸借契約、また、業務委託契約を締結してまいります。また、区民周知、三月十五日号の「区のおしらせ」、あるいはホームページを使いまして周知のほうを行ってまいります。そして、三月三十日が施設の開設でございます。  なお、開館日の直前に、こちら京王電鉄、この施設はミカン下北と申しますが、こちらと一体となった内覧会が予定されてございますので、こちらまた日時、内容等が固まりましたら御案内させていただければと思います。  御説明は以上でございます。 ○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 では、次に(10)その他ですが、何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田たえ美 委員長 なければ、以上で報告事項の聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 次に、2請願の継続審査についてお諮りいたします。  令元・一二号「世田谷区立池之上小学校改築に伴うスクールバス運行を求める陳情」を閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田たえ美 委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 次に、3閉会中の特定事件審査(調査)事項についてお諮りいたします。 1. 児童生徒の教育環境について 2. 生涯学習について とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田たえ美 委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 次に、4協議事項に入ります。  (1)次回委員会の開催について協議いたします。次回委員会は年間予定である四月二十一日木曜日午後三時より開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田たえ美 委員長 それでは、次回委員会は四月二十一日木曜日午後三時から開催することに決定いたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 その他、何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田たえ美 委員長 特にないようですので、以上で本日の文教常任委員会を散会いたします。     午後四時三十六分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   文教常任委員会    委員長...