世田谷区議会 > 2019-05-29 >
令和 元年  5月 福祉保健常任委員会-05月29日-01号
令和 元年  5月 都市整備常任委員会-05月29日-01号

  • "並木正志"(/)
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  1. 世田谷区議会 2019-05-29
    令和 元年  5月 都市整備常任委員会-05月29日-01号


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    令和 元年  5月 都市整備常任委員会-05月29日-01号令和 元年  5月 都市整備常任委員会 世田谷区議会都市整備常任委員会会議録第五号 令和元年五月二十九日(水曜日)  場  所 第四委員会室  出席委員(十名)    委員長         河野俊弘    副委員長        神尾りさ                上島よしもり                真鍋よしゆき                佐藤弘人                藤井まな                中里光夫                上川あや                ひうち優子                くりはら博之  事務局職員    議事担当係長      菊島 進    調査係主任       落合翔吾  出席説明員    副区長         岡田 篤
      世田谷総合支所    街づくり課長      大橋弘典   北沢総合支所    総合支所長       髙木加津子   都市整備政策部    部長          畝目晴彦    都市計画課長      清水優子    市街地整備課長     釘宮洋之    建築審査課長      並木正志    住宅課長        蒲牟田和彦   防災街づくり担当部    部長          田中太樹    建築安全課長      小田代貴彦   みどり33推進担当部    部長          笠原 聡    みどり政策課長     山梨勝哉   道路・交通政策部    部長          五十嵐慎一    道路管理課長      青木 誠   土木部    部長          関根義和    豪雨対策推進担当参事  桐山孝義    土木計画課長事務取扱参事                桐山孝義    工事第一課長      春日谷尚之   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 本日の会議に付した事件  1.報告事項   (1) 令和元年第二回区議会定例会提出予定案件について   〔議案〕    ①世田谷区地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例    ②財産(世田谷区立玉川野毛町公園拡張用地)の取得    ③特別区道路線の認定   〔報告〕    ①議会の委任による専決処分の報告(自動車事故に係る損害賠償額の決定)   (2) 令和元年度主要事務事業について   (3) 世田谷区第四次住宅整備方針の策定に向けた検討の着手について   (4) 通学路沿いのコンクリートブロック塀等の安全点検に係る取組み状況等について   (5) 令和元年度地籍調査事業の説明会開催について   (6) 自動車損傷事故の発生について   (7) 世田谷区無電柱化推進計画(案)及び世田谷区無電柱化整備五ヵ年計画(案)について   (8) その他  2.協議事項   (1) 正副委員長会申し合わせ事項について   (2) 行政視察について   (3) 次回委員会の開催について   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇     午前九時五十八分開議 ○河野俊弘 委員長 ただいまから都市整備常任委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○河野俊弘 委員長 本日は、報告事項の聴取等を行いますが、新体制による初めての委員会ですので、議事に先立ちまして、まず、当委員会出席理事者の紹介をお願いしたいと思います。参考に、お手元に配付の管理職一覧を御参照ください。  それでは、副区長より順次お願いいたします。 ◎岡田 副区長 担当副区長の岡田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私からは、部長級の管理職について御紹介をいたします。  髙木北沢総合支所長でございます。  畝目都市整備政策部長でございます。  田中防災まちづくり担当部長でございます。  笠原みどり33推進担当部長でございます。  五十嵐道路・交通政策部長でございます。  関根土木部長でございます。  桐山豪雨対策推進担当参事でございます。なお、桐山は、土木部土木計画課長事務取扱となってございます。  引き続きまして、課長級につきましては、それぞれの部長から御紹介いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◎髙木 北沢総合支所長 私からは、総合支所の管理職を御紹介させていただきます。  なお、四月一日付の組織改正によりまして、北沢総合支所拠点整備担当課が新設されております。  大橋世田谷総合支所街づくり課長でございます。  大平北沢総合支所街づくり課長でございます。  岸本北沢総合支所拠点整備担当課長でございます。  谷亀玉川総合支所街づくり課長でございます。  佐々木砧総合支所街づくり課長でございます。  北川烏山総合支所街づくり課長でございます。 ◎畝目 都市整備政策部長 私からは、都市整備政策部の管理職について御紹介いたします。  初めに、清水都市計画課長でございます。  小柴都市デザイン課長でございます。  なお、清水と小柴は、領域連携担当副参事との兼務でございます。  続きまして、釘宮市街地整備課長でございます。  並木建築審査課長でございます。  蒲牟田住宅課長でございます。  なお、髙橋建築調整課長は本日欠席をさせていただいてございます。  私からは以上でございます。 ◎田中 防災街づくり担当部長 私からは、防災街づくり担当部の管理職を御紹介いたします。  鎌田防災まちづくり課長でございます。  小田代建築安全課長でございます。 ◎笠原 みどり33推進担当部長 私からは、みどり33推進担当部の管理職を御紹介させていただきます。  山梨みどり政策課長です。  市川公園緑地課長です。  私からは以上です。 ◎五十嵐 道路・交通政策部長 私からは、道路・交通政策部の管理職を御紹介いたします。  青木道路管理課長でございます。  村田道路指導課長でございます。  佐藤道路計画課長でございます。  堂薗道路事業推進課長でございます。  堂下交通政策課長でございます。  松本外環調整担当副参事でございます。 ◎関根 土木部長 私からは、土木部の管理職を御紹介いたします。  大橋交通安全自転車課長でございます。  春日谷工事第一課長でございます。  筒井工事第二課長でございます。  私からは以上でございます。 ◎岡田 副区長 以上で理事者の紹介を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○河野俊弘 委員長 また、当委員会には、理事者のほかに連絡員が一名入っておりますので、御承知おきください。
     最後に、担当書記に自己紹介させます。 ◎菊島 書記 議事担当の菊島でございます。よろしくお願いします。 ◎落合 書記 調査係の落合です。よろしくお願いいたします。 ○河野俊弘 委員長 以上で紹介を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○河野俊弘 委員長 それでは、1報告事項に入ります。  まず、(1)令和元年第二回区議会定例会提出予定案件について、議案①世田谷区地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について、理事者の説明を願います。 ◎畝目 都市整備政策部長 私からは、令和元年第二回区議会定例会提出予定案件、世田谷区地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について御説明をさせていただきます。  1の改正理由でございます。都営下馬アパート周辺地区地区計画の変更が都市計画決定されまして、四月一日に告示、施行されました。これにより、変更した地区計画の制限の内容を、建築基準法に基づく建築制限条例に反映させるものでございます。  次に、2の改正内容ですが、添付の資料1をごらんください。こちら、内容は二点ございまして、一点目は、地区計画区域内住宅地区における建築物等の高さの最高限度の変更、二点目は、これに伴う文教住宅地区における文言の修正でございます。  具体には、最後の添付資料になりますが、資料4をごらんください。こちらになりますが、都営下馬アパート周辺地区地区計画等のパンフレットになってございます。こちらの四ページをお開きください。  こちらは地区計画の計画図になってございまして、区域内の上から文教住宅地区、そして右側が沿道地区、そして区域の南側部分、一番下のところに住宅地区と記載された地区がございます。今回の地区計画の変更では、この住宅地区のエリア内の建築物の高さの最高限度を、現在の二十五メートルから十五メートルの制限に変更したというものでございます。  また、この区域内には、十五メートルを超えている建物が五棟ございます。こちらについては地区計画で、敷地内の緑化に配慮し、四メートル以上の高さの樹木を植樹することによって、現在建っている高さまで再建築ができるという内容になってございます。  恐れ入ります。今度、資料2をお願いいたします。A4判横の一枚ぺらになっていますが、条例の新旧対照表で、これの裏面になります二分の二というページですが、表になってございまして、表の左側が改正後の欄になります。この改正後の欄の2についてですが、これがただいま説明した内容を記載してございます。  この資料のまた一ページ、二分の一というところにお戻りください。右側、改正前の欄になります。一番下に5とありますが、この二行目に下線を引いた箇所、部という文字がございます。  建築物の高さの最高限度二十五メートルは、これまで文教住宅地区と住宅地区の両地区に指定されておりましたので、地区計画全体の区域として部と表現させていただいておりましたが、今回、住宅地区の建築物の高さの最高限度が十五メートルに変更になりましたことで、二十五メートルの制限がこの文教住宅地区のみとなりましたので、部から号へと表現を整理してございます。  あわせまして、同じ欄の2、3、4、それぞれ下線部のところで表現がある項という文字がありますが、こちらも号として整理させていただいてございます。  表紙にお戻りいただきまして、3、施行予定日については公布の日からとさせていただいてございます。  説明は以上でございます。 ○河野俊弘 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆中里光夫 委員 既存不適格については現在の高さまで再建できるというお話だったのですが、その現在の高さまでというのはどうやって担保しているのですか。 ◎大橋 世田谷総合支所街づくり課長 既存不適格の建築物については、現在、街づくり課のほうで五件把握しておりまして、その高さについては概要書や建築物の図面などで把握しております。また、今後届け出があった際には、その現状の情報と届け出の内容を把握しながら、内容の審査を図っていきたいと思っております。 ◆中里光夫 委員 それは何か条例上では、それをきちんと担保するような記述はあるのですか。 ◎並木 建築審査課長 条例の文言の中では、そういったものは特に記載してございませんで、今、街づくり課長が申し上げましたとおり、そういった計画が出ることを想定し、事前にそういった資料をそろえて、審査の際に適合できるように判断しているというものでございます。 ◆中里光夫 委員 条例上に規定がなくて、そこはきちんと将来にわたって担保できるという保証はあるのでしょうか。 ◎並木 建築審査課長 もともとこの条例の規定の中で、既存のものについては、今決めた十五メートルの範囲までは制限をかけるのですが、それで既存のものについては一定の植栽をすることによって、高さをもとの高さまで認めるとしているだけで、では、それをいかに担保するかという中で、私どもとしては、その制限、地区計画の計画を立てる際に、既存でも何棟オーバーしているのかとか、その数字をどのように把握するのかということをやっている中で、建築物の概要図とか計画書を確認させていただいておりますので、改めてそこの敷地で出てきた場合については、それで審査ができると考えているものでございます。 ◆中里光夫 委員 それから、将来のことを考えると、例えば隣の土地と一つにして大きな建物にするとか、そういうことも想定されるわけですね。そういうときに、そのふえた土地の部分の扱いだとか、そういう大きなものが建たないか、現状より大きなボリュームのものにならないかということはどのように担保されているのでしょうか。 ◎並木 建築審査課長 これも条例の中で具体的に、今、既存のものの高さがオーバーしているものについては、その既存の敷地の中であれば、それは担保するということにしているだけでございまして、仮に敷地が大きくなったとしても、大きくなったほうの敷地までその緩和が使えるという形にはしてございませんので、そこは計画の中で整合をとっているというものでございます。 ◆藤井まな 委員 その五棟の方たち、所有者の方に当然ヒアリングとかはしているとは思うのですが、どういった御反応だったのですかね。 ◎大橋 世田谷総合支所街づくり課長 今回の高さ制限の十五メートルに関して、五棟が現状、既存不適格になっておりますが、その中で十八メートルならよいとか、既存の高さを確保してほしいというお話をいただいておりましたので、その中で今回、既存不適格という形で、この五棟を既存不適格扱いにしたという形になっております。 ◆藤井まな 委員 済みません、質問に答えてもらっていないのですが、では、わかりやすくいきましょうか。では、五棟の所有者の方にはヒアリングしましたか。 ◎大橋 世田谷総合支所街づくり課長 五棟のマンションの方々にはヒアリングしております。 ◆藤井まな 委員 そして、ヒアリングした結果、どういう意見が来たのか、わかるだけ全部、今言ってもらっていいですか。 ◎大橋 世田谷総合支所街づくり課長 現状の住生活を担保していただきたいということや、今後も住み続けたいというお話はいただいておりますので、そのようなことからも、地区の皆様との合意形成を図っていった次第でございます。 ◆藤井まな 委員 これは今、議会に出てきているのですが、このいろいろな植栽を植えることによって担保するみたいな話だと思うのですね。そのことについての説明とかはまだしていないのですか、しているのですか。 ◎大橋 世田谷総合支所街づくり課長 ここの植樹に関しても、ヒアリングのときに説明しております。 ◆藤井まな 委員 そして、そのお話を聞いたその所有者の皆さんは、ある程度、ああそうなのかと納得されたという認識でよろしいのですかね。 ◎大橋 世田谷総合支所街づくり課長 そのとおりでございます。 ◆藤井まな 委員 あと、この地域の中で、例えば今現時点で空き地になっていて、これから何か建てるような場所とかはなかったのですか。そういう可能性があるような場所は一切なかったですか。 ◎大橋 世田谷総合支所街づくり課長 空き地等については全て把握はしておりませんが、この地区全体においては都営団地とか国家公務員の宿舎等もありますので、そのようなことから地区計画を定めております。 ◆藤井まな 委員 僕が何で今その質問をしたかというと、もしも仮にそういう空地があったとして、そこにもう建物を建てようとしている方がいらっしゃると、この話を知らないで建ててしまうという危険性が、可能性が発生してしまうことがあり得るではないですか。そういう可能性があるような場所はないですかという質問なのですが。 ◎大橋 世田谷総合支所街づくり課長 このように地区計画を進めていく際に、全戸配付や地区外の地権者の方々にも配付しておりますので、そのように周知しております関係上、漏れがないと判断しております。 ◆佐藤弘人 委員 この新たな防火規制の規制内容が準防火地域は変わりますが、防火地域と準防火地域は、このエリアの中でどこが住み分けられているのですかね。住み分けられているような感じではなくて、防火地域と準防火地域のエリアはどこで分かれていますか。これは二つの地域が混在しているということなのですよね。 ◎清水 都市計画課長 防火地域と準防火地域の区分けですが、国道二四六号の沿道に防火地域が指定されております。都市計画道路沿い、沿道二十メートルになっております。 ◆佐藤弘人 委員 国道二四六号から、道路端から二十メートルが防火地域で、その他は準防火地域という解釈でよかったですかね。 ◎清水 都市計画課長 そのとおりでございます。 ◆佐藤弘人 委員 あと、わかればでよいのですが、これは準耐火のエリアが拡充されますが、これは五百平米かつ三階建てが準耐火になりますよね。そうすると、これまで防火木造の建築物が既存で、対象としては何棟ぐらいあるかとかいうことはわかりますか。 ◎大橋 世田谷総合支所街づくり課長 申しわけございません、今、資料が手元にございませんので、後ほど御報告します。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○河野俊弘 委員長 次に、議案②財産(世田谷区立玉川野毛町公園拡張用地)の取得について、理事者の説明を願います。 ◎山梨 みどり政策課長 令和元年第二回区議会定例会提出予定案件でございます財産(世田谷区立玉川野毛町公園拡張用地)の取得について御説明いたします。  1の主旨でございます。世田谷区立玉川野毛町公園拡張用地として、予定価格が六千万円以上で、かつ面積が五千平方メートル以上の土地を取得するため報告するものでございます。  2のこれまでの経過でございます。平成二十六年九月に未利用国有地について、関東財務局東京財務事務所に都市公園用地として取得要望を提出し、平成二十八年六月、関東財務局が区に対し、都市計画公園敷地として時価売り払いする処分方針を決定いたしました。  その後、平成二十九年二月、玉川野毛町公園の拡張区域の追加の都市計画変更をしております。  本拡張用地については、世田谷区土地開発公社により代行買収を行っており、平成二十九年三月に面積九千四百・二六平方メートルについて一回目の代行買収を行いました。  平成二十九年五月に既存住宅解体撤去工事の契約を行い、六月に着手しております。平成三十年三月に面積九千百二十六・三〇平方メートルについて、世田谷区土地開発公社による二回目の代行買収を行いました。  平成三十年七月、既存住宅解体撤去工事が竣工し、平成三十一年三月、拡張区域について都市計画公園の事業認可を取得、同年同月、面積九千百十一・六八平方メートルについて、世田谷区土地開発公社による三回目の代行買収を行いました。  続いて、裏面をごらんください。3の今回取得予定の土地についてですが、平成二十八年度に世田谷区土地開発公社で取得した土地となります。  土地の所在は、世田谷区野毛一丁目四十番四、別紙案内図の黒塗りの部分でございます。買収面積は九千四百・二六平方メートル、買収金額は二十四億三千七百九十七万二千二百十一円、契約の相手方は世田谷区土地開発公社でございます。取得予定日は令和元年七月を予定しています。  4の今後の予定でございます。令和元年七月に、本日御報告の拡張用地を取得し、令和二年度に、平成二十九年度に世田谷区土地開発公社で取得した九千百二十六・三〇平方メートル、令和三年度に、平成三十年度に世田谷区土地開発公社で取得した九千百十一・六八平方メートルの拡張用地を取得し、令和四年度に公園整備に着手、令和四年度に公園整備に着手、令和五年度に公園整備竣工、開園の予定でございます。  御説明は以上です。 ○河野俊弘 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆上島よしもり 委員 ちょっと地元ではないものですから、わからないことを幾つかちょっとお伺いしますが、これは令和四年度に公園整備着手ということですが、それまでのこの公園の状況をどのように考えていらっしゃるのか、計画されているのかを教えていただきたいと思います。 ◎山梨 みどり政策課長 当公園については、令和四年度から整備工事に着手と御説明しましたが、今年度、基本計画を策定して、順次、次年度、令和二年度に基本設計、令和三年度に実施設計を行って、その後、令和四年度に公園整備に着手していく予定でございます。 ◆上島よしもり 委員 私が伺いたいのは、つまり、ここはたしか解体撤去されている場所ですから、更地になっているということですね。そうなれば、その間、何年間かそのままなのかということをちょっと伺いたいのです。 ◎山梨 みどり政策課長 今現在、委員おっしゃられたとおり更地で囲っている状況でございます。基本計画策定、基本設計中については、更地の状態で維持管理をしていく予定でございます。 ◆上島よしもり 委員 済みません、地元のほうでどういうお話になっているかわかりませんが、やはり災害発生とかのことを考えますと、囲ってそのままということではなくて、何か活用ができるようにいろいろ、もちろん地元の方の声もあるでしょうから、そういうものをうまく踏まえながら、有効活用ということは、やはり考えていくべきだと思いますので、その点はまたお願いしたいと思います。  あと、ちょっと地図のほうを見ますと、今回取得する部分の一部が、これは何か建物なのですかね。これはどういう状況で、どうなっていくのか。多分このままなのかなと思われるのですが、その辺はどうなのでしょうか。 ◎山梨 みどり政策課長 案内図に示してございます、今回取得予定の黒塗りの部分の中に白い部分がございますが、こちらのことだと思いますが、こちらについては保育園の整備をしておりまして、この四月、平成三十一年四月に開園してございます。 ◆上島よしもり 委員 わかりました。そうしましたら、あともう一つ、等々力渓谷公園とはかなり近接している状況ですが、何かここと連動するような、例えば遊歩道のようなものとかが既にあるのかもしれないし、そういうものはどうなっているのか、これから考え方としてあるのかどうか、お伺いしておきます。 ◎笠原 みどり33推進担当部長 今の等々力渓谷公園とこちらの拡張用地の間、委員お話しのとおり、まだ住宅街が残ってございます。実際に等々力渓谷公園を歩いていただきますと、この拡張用地に一番近いところに階段が通っております。ただ、そこに案内も出ているのですが、そこを上がった両隣が、それぞれ個人のお宅がございますので、この現時点で、そこの遊歩道的な整備というものは考えてはございません。  ただ、こちらの公園の拡張整備に当たりましては、もともと等々力渓谷公園の緑と、その崖の上の台地の部分の緑をつなげていって、この国分寺崖線の緑全体の保全につなげていこうという考えを持っておりますので、整備形態、また管理運営においては、なるべく一体的なつくりになっていくような運用、管理になっていくような、そういう配慮をしていきたいと考えております。 ◆上島よしもり 委員 これは取得、また整備に当たっては大変な税金が使われるわけですから、世田谷区の財産として非常によいエリアにしていただくよう、また工夫をお願いしたいと思います。 ◆上川あや 委員 ちょっと関連で、隣接して玉川野毛町公園があるわけですが、この間にあるのは区道ということですか。 ◎山梨 みどり政策課長 おっしゃられるとおり、区道でございます。 ◆上川あや 委員 本庁舎の建てかえで、中庭とこの第二庁舎の間にある区道が、今の計画ですと歩行者専用になるということで、一般車両が通行不可ということで、なかなかおもしろい考え方だなと思っていたのですが、今回の物件も玉川野毛町公園という割と大きい公園と、そこに区道を挟んで、道一本挟んだところに大きな面積の公園ができるということで、せっかくこうやって隣接して、将来的には等々力渓谷公園にもつないでいくということを指向していらっしゃるのであれば、やはり一体的に使えるようにしていただきたいなということをすごく思うのですね。  子どもたちが公園から飛び出してしまったら車も通るということは、車を利用する方の利便性はもちろんあるとは思うのですが、区道は区道でも歩行者専用とかということも考えられなくはないのかなと。それですと、通常、近場の方々が行き帰りするときには、車では通り抜けられなくても通り抜けられるわけですし、車であれば、ちょっと遠回りでも、スピードはありますので、利便性がそれほど大きく損なわれるということはないのかなとも思ってみたのですが、そういったことの検討余地についてはいかがでしょうか。 ◎青木 道路管理課長 こちらの区道ですが、現在、地元の方に使われております。南側については実際に宅地がついていて、日常の生活道路として使われていて、こちらは環八に抜けるのに、環八側には信号がついているのですが、唯一の区道となっていることから、なかなかここを歩行者専用道にすることは難しいかなと考えてございます。 ◎笠原 みどり33推進担当部長 生活道路としての位置づけも、道路管理課長が今説明したとおりですが、委員お話しのとおり、公園整備に当たっては、なるべく既開園区域と新しく開園する区域の部分が一体的に使っていただけるように、何らかの対応を考えたいとは、今思っております。ただ、それが実際にどういう、上に橋をかけるのか、またはそれ以外の方法なのか、あるいは信号等の充実なのか、そういったことは先ほどのスケジュールの中で、この後、開園までの間に整理して、整備していきたいと考えております。 ◆上川あや 委員 一体的な、隣接地だからこその運用の仕方ということも考える指向があるのだなということがわかりましたので、ぜひ、なるほどと思うような工夫が見られるとよいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○河野俊弘 委員長 次に、議案③特別区道路線の認定について、理事者の説明を願います。 ◎青木 道路管理課長 令和元年第二回世田谷区議会定例会提出予定案件、特別区道路線の認定について御報告を申し上げます。  まず、区道の認定ですが、こちらについては道路法に基づき新たに定める区道の起終点を決めることで、このことについて、このたび議案として提出するものでございます。また、同時に道路の区域も定めるものでございます。  まず、概要でございます。恐れ入りますが、裏面の案内図をごらんいただけますでしょうか。住所ですが、世田谷区祖師谷六丁目二十三番で、塚戸小学校のちょうど西側のあたりに位置するところでございます。  恐れ入りますが、表面にお戻りいただけますでしょうか。本件区道ですが、南側の区道と北側の区道を接続する区道で、延長が百四・五五メートル、幅員が六メートルから六・七メートル、面積ですが、六百四十一・五一平方メートルでございます。  本件区道は世田谷北部、祖師谷六丁目土地区画整理事業によって築造するもので、区画整理事業についてはまだ施工中で、道路の現況ですが、未舗装という状況でございます。  なお、道路築造は本年十一月に工事完了の予定となっております。  説明については以上でございます。 ○河野俊弘 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆中里光夫 委員 区画整理事業に伴ってということですが、その区画整理事業はどういう計画なのですか。 ◎釘宮 市街地整備課長 こちらは祖師谷六丁目土地区画整理事業という名称で行っておりまして、一人の個人の方が施行者になっております。施行の種別としては、法第三条第一項に基づく個人施行で、区域の面積は三千三十七・六六平米となっております。  今回認定する区道を挟んで東側、西側に宅地を配する予定ですが、もともとこちらは農地で、その大半が生産緑地になっております。施行者の方は、もちろんその畑を耕している方ですが、今後も営農は続けていくということで考えていらっしゃいます。  概要としては以上でございます。 ◆中里光夫 委員 もう一度確認しますが、では現況は生産緑地で、宅地開発に伴う区画整理だという理解でよろしいでしょうか。 ◎釘宮 市街地整備課長 そのとおりでございます。 ◆真鍋よしゆき 委員 これは前期のときも、この提案が出て、ちょうど共産党の桜井さんが同じような質問をされたのだけれども、ここが生産緑地であって、だけど相続税納税猶予も受けていて、本人は宅地化をするというよりも、この農地をずっと続けていきたいということで区画整理をやると、私は説明を聞いているのですよ。ところが、区画整理事業というのは、配置図の中での呼称が宅地と言うしかないから、その方はもう涙ながらに泣かれて、何で私は生産緑地、農地を続けたいのに宅地になっているのだと抗議まで区にされている中身ではないですか。  だから、これはそのように、生産緑地を残すために、逆に整備をして区画整理として、しかも、自分が全て減歩をして、保留地を出して、それで費用を捻出して、助成金も全然ないはずですよ。というような説明をしないと、何か宅地化するためにこういうのを抜くというようにすぐ聞こえてしまうので、と思うのですが、いかがでしょうか。 ◎釘宮 市街地整備課長 今、真鍋委員が御説明していただいた、そのとおりでございまして、施行者の方は非常に営農意欲の強い方で、今後、特別生産緑地、新しい制度にも移行して、さらに営農を続けていきたいという意向は十分お持ちでございます。 ◆中里光夫 委員 ということは、新しい制度の生産緑地として今後も続けていくことは可能だということですね。確認です。
    ◎釘宮 市街地整備課長 今後も生産緑地として、今の従来の制度、それから、一括してから三十年たちました令和四年には新制度に移行していくということで伺っております。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○河野俊弘 委員長 次に、報告①議会の委任による専決処分の報告(自動車事故に係る損害賠償額の決定)について、理事者の説明を願います。 ◎小田代 建築安全課長 議会の委任による専決処分の報告でございまして、今回、自動車事故に係る損害賠償額の決定でございます。  本件自動車事故の発生については、本年二月五日開催の本委員会において御報告をさせていただいたところです。このたび損害賠償額が決定し、専決処分いたしましたので御報告をいたします。  まず、事故の概要ですが、発生日時としては平成三十一年一月十七日の午前中でございます。  発生場所は、世田谷区代沢五丁目二十三番先路上となってございます。  相手方については、世田谷区代田五丁目三十五番一号の有限会社ノートブックスということで、法人となってございます。  事故の内容ですが、裏面をごらんください。私ども建築安全課職員の運転する車両が、信号のない交差点で、一時停止後に前進したところ、右側から来た相手方車両の左側面に接触し、損傷させたというところでございます。  恐れ入ります、表面にお戻りください。損傷の程度ですが、幸い人身事故はございませんでした。今回は物損事故ということでございます。相手方の車両の前面擦傷、それから私どもの車両のほうにも左側面の一部にへこみがございます。  過失割合としては、相手方八割、乙二割ということになってございます。  損害賠償額ですが、物損で二十七万七千二百九十二円で、こちらについては自動車保険により全額補填をされます。  専決処分日としては令和元年五月二十四日でございます。  このたびはまことに申しわけございませんでした。  御報告は以上です。 ○河野俊弘 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆藤井まな 委員 どっちが八割で、どっちが二割か、もう一回お願いしていいですか。 ◎小田代 建築安全課長 私どもが八割の過失で、相手方で二割でございました。申しわけございません。 ◆藤井まな 委員 ちょっと待ってね。今、世田谷区が八割の過失という話をされていますが、さっきもそう言いましたか。さっきも同じ発言をされましたか。 ◎小田代 建築安全課長 先ほど、私が逆に御説明をしております。申しわけございません。 ◆ひうち優子 委員 これ、優先路線はどちらですか。 ◎小田代 建築安全課長 相手方の幅員が、私どもが通行していた幅員より大きくて、また、私どもが一時停止ですので、相手方のほうが優先ということでございます。 ○河野俊弘 委員長 では、先ほどの説明を訂正してください。 ◎小田代 建築安全課長 もう一度説明をさせていただきます。  (4)事故内容から御説明いたします。私ども世田谷区(以下、「甲」という。)建築安全課職員の運転する車両が信号のない交差点で一時停止後に前進したところ、右側から来た相手方車両の左側側面に接触し損傷させたものでございます。  損傷の程度は、甲につきましては人身がなし、物損が車両前面擦傷でございます。乙、人身なし、物損、車両左側側面の一部にへこみでございます。  過失の割合については、世田谷区が八割、相手方が二割でございます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○河野俊弘 委員長 次に、(2)令和元年度主要事務事業について、理事者の説明を願います。 ◎畝目 都市整備政策部長 それでは、令和元年度の主要事務事業について御説明をさせていただきます。お手元のA4判横の冊子になってございます資料、こちらが主要事務事業になります。  まず、一枚縦におめくりいただいて、目次がございます。左側から基本計画の重点政策、そして事業名、それから担当所管となってございます。表の中の数字は、中の資料のページをあらわしてございます。そのページに該当した事業の内容が掲載されてございまして、資料の構成はこのようになってございます。  次に目次をめくって、さらにめくっていただきますと、下にページ数を振ってございます。一ページとなっていますが、そちらをお開きください。  初めに、都市整備領域全体における新実施計画後期の推進についてでございます。右の欄に記載してございますように、都市整備領域では、1の基本計画重点政策に基づく取り組みとして、(1)に「高齢者・障害者等の在宅生活を支え、孤立させないための地域包括ケアシステムと住まい」、(2)に「安全で災害に強いまちづくり」、(3)に「自然の恵みを活かして小さなエネルギーで暮らす豊かなまちの実現」、(4)として「豊かなコミュニティ活動の発展と住民自治の推進」の四点を掲げまして、また、2の基本計画分野別政策に沿った新実施計画事業を中心に取り組みを推進しているものでございます。  続いて、裏面の二ページになりますが、行政経営改革に基づく取り組みでございます。主な取り組みですが、寄附文化の醸成とふるさと納税対策の推進、うままちプロジェクト、クラウドファンディングの活用、公園を活用した税外収入の確保など、都市整備領域全体で行政経営改革の取り組みを推進してございます。  これより各部より御説明をさせていただきます。 ◎髙木 北沢総合支所長 各総合支所の街づくり課及び北沢総合支所拠点整備担当課の主要事務事業について御説明いたします。資料三ページをお開きください。  初めに、安全で災害に強いまちづくりでございます。木造住宅密集地域の解消については、世田谷と北沢両総合支所街づくり課で取り組んでおります。密集事業、都市防災不燃化促進事業については、国や東京都の補助制度を活用しまして、各地区の整備計画に基づいて、区画道路、通り抜け路、公園の整備や老朽木造建築物の建てかえなどで不燃化を促進し、災害に強いまちづくりを進めます。  各地区の取り組みについては三ページから五ページ中段にかけて記載してございます。用地取得などを実施してまいります。  次に、五ページ中段から不燃化特区制度を活用した建築物の不燃化の取り組みでございます。特に改善を要する不燃化特区の地区において、都の制度を活用して、老朽木造住宅等の除却や建てかえの際の費用助成によって不燃化を促進する事業でございます。  専門家への相談による建てかえ支援についても引き続き取り組んで、促進してまいります。  続きまして、七ページをお開きください。地先道路の整備でございます。防災性の向上など、地域のまちづくりを行うための基盤整備として、幅員六メートル以上の地先道路整備について、七ページから九ページまで、それぞれ街づくり課等の用地取得等が書いてございますが、記載のとおり取り組んでまいります。  次に、一〇ページをお開きください。駅周辺街づくりの推進でございます。小田急線、京王線連続立体交差事業を契機といたしまして、世田谷、北沢、砧総合支所街づくり課において、地域生活拠点等にふさわしいまちづくりのために道路整備、また駅前広場整備など、記載のとおり進めてまいります。  次に一二ページをごらんください。「豊かなコミュニティ活動の発展と住民自治の推進」でございます。地区まちづくりの推進として地区の特性に応じた良好な市街地を形成するために、地区まちづくり計画や地区計画の活用によるまちづくりを進めてまいります。各総合支所街づくり課の取り組みについては、一二ページから一六ページにかけてそれぞれ記載してございます。  次に、一七ページをごらんください。ユニバーサルデザインのまちづくりでございます。ユニバーサルデザイン生活環境整備のために、各総合支所街づくり課において、小規模店舗などでの改善経費の一部助成、また、ベンチの設置助成などを行っていきます。  次に、一八ページをごらんください。こちらは拠点まちづくりの促進です。北沢総合支所街づくり課、拠点整備担当課において、小田急線上部の通路、緑地・小広場などについて、地域との連携のもとに統一感のあるデザインによる魅力ある空間の創出、また周辺街づくりとの調和を目指して取り組みを進めてまいります。  また、一八ページ中段、街づくり条例に基づく適正な土地利用や良好な建築計画の誘導。また、一九ページですが、住環境整備条例に基づく良好な住環境の整備指導、また、二〇ページですが、緑化指導など、記載のとおり引き続き取り組んでまいります。  続いて二一ページをごらんください。外かく環状道路周辺街づくりです。東名ジャンクション周辺地区では、地区計画の策定、また、外環上部空間等利用計画案作成に向けた検討に取り組んでまいります。  中央ジャンクション周辺地区においては、事業の進捗に合わせて関係機関、関係自治体と連携して、外環上部空間の利用についてまちづくりを検討してまいります。  続いて、二二ページをお開きください。基本計画分野別政策に基づく取り組みでございます。魅力ある風景づくりの推進については、各街づくり課において風景づくり条例に基づいて区民、事業者と連携し、引き続き推進してまいります。  また、公共交通環境の整備においては、玉川総合支所街づくり課において大井町線沿線の取り組みを記載のとおり進めてまいります。  次に、二三ページをごらんください。連続立体交差事業などによる安全安心の拠点づくりでございます。小田急小田原線(代々木上原駅~梅ヶ丘駅間)連続立体交差事業等により生じた上部空間を利用して、防災・みどりを基軸とした、安全・安心の拠点づくりを、北沢総合支所拠点整備担当課において記載のとおり取り組んでまいります。  各総合支所街づくり課の説明は以上でございます。 ◎畝目 都市整備政策部長 私からは都市整備政策部に関する事務事業についてになります。二四ページをお開きください。  重点政策「安全で災害に強いまちづくり」の都市復興プログラムの実践訓練でございます。被災後の円滑な復興事業を見据えた事前の準備を進めます。また、都市復興を迅速に進めるための体制を構築していくため、職員訓練を継続的に実施してまいります。そして、都市復興プログラムの令和二年度の改定に向けた検討を今年度から進めてまいります。  次に、二五ページから二六ページになります。「高齢者・障害者等の在宅生活を支え、孤立させないための地域包括ケアシステムと住まい」のさまざまな住まいづくりと居住支援でございます。環境配慮型住宅リノベーションの推進や、空き家等の地域貢献活用相談窓口の運営、マンション交流会への支援など、住宅に関するさまざまな課題に対応した多様な施策を実施し、快適な住環境の推進に努めてまいります。  続いて二七ページでございます。「豊かなコミュニティ活動の発展と住民自治の推進」でございます。地区街づくりの推進では、各総合支所街づくり課と連携のもと、まちづくり計画等の策定に向けた区民主体の取り組みを支援し、地域特性に応じた魅力あるまちづくりを推進してまいります。  また、二八ページ、土地区画整理事業を行うことで、道路などの都市基盤の整った、災害に強く、安全安心な、良好な環境を備えた市街地整備の推進に努めてまいります。  次に、二九ページ、三〇ページです。こちら、ユニバーサルデザインのまちづくりでございます。ユニバーサルデザイン推進計画(第二期)に基づき各施策、事業に取り組み、全ての施策、事業のスパイラルアップを継続的に行い、ユニバーサルデザインの推進に努めてまいります。  続いて、三一ページから三二ページ、こちらは建築行政関連の事務となってございます。建築確認事務等による審査、検査、指導等を行い、安全な建築の誘導を進めてまいります。  また、通学路沿いのコンクリートブロック塀については、現状で特に危険性が高いと判断された箇所などにおいて、関係所管と連携を図り、所有者等に対し状態の改善要請を行うなど、通学路の安全確保に努めてまいります。  また、長期優良住宅や低炭素建築物新築等計画認定の申請を通じて良質な住宅の建築などを誘導してまいります。  次に、三三ページから三四ページです。基本計画分野別政策に基づく魅力ある風景づくりの推進でございます。風景づくり計画に基づき、風景づくりを総合的かつ計画的に進め、区民一人一人が愛着と誇りを持てる魅力ある街並みの形成に努めてまいります。また、行政経営改革の取り組みである馬事公苑界わいの魅力向上に向けた、うままちプロジェクトを関連所管と連携しまして、東京二〇二〇大会会場周辺の魅力向上に取り組んでまいります。  最後に、三五ページになります。魅力あるにぎわいの拠点づくりでございます。区の広域生活・文化拠点として、安全安心な魅力とにぎわいのあるまちの形成を目指し、三軒茶屋駅周辺まちづくり基本計画の策定に取り組んでまいります。今年度は、庁内連携体制の強化、さまざまな主体との連携により、三軒茶屋駅周辺まちづくり基本計画の検討を進めるとともに、三軒茶屋二丁目地区市街地再開発事業の準備組合の支援にも取り組んでまいります。  都市整備政策部に関する事業の説明は以上でございます。 ◎田中 防災街づくり担当部長 続きまして、防災街づくり担当部に関する事務事業について御説明いたします。  恐れ入ります。三六ページをお開きください。まず、基本計画の重点政策、「安全で災害に強いまちづくり」についてでございます。木造住宅密集地域の解消、三六ページから三八ページについては、各総合支所街づくり課と連携して事業を進めてまいります。国の社会資本整備総合交付金や、三八ページに記載しております東京都の不燃化特区制度に係る補助金などを活用した老朽木造建築物の除却・建てかえ等の費用助成により建築物の不燃化を推進し、災害に強いまちづくりを進めます。  次に、三八ページ、建築物の耐震化の促進をごらんください。世田谷区耐震改修促進計画に基づき、住宅の耐震化率九五%を目指し、三九ページに記載しております耐震診断、補強設計及び耐震改修への費用助成のほか、耐震相談や相談会なども開催し、普及啓発など、関係機関と連携のもと事業を実施してまいります。  三九ページの木造住宅耐震改修工事や四〇ページ記載の耐震シェルター等の設置については、令和二年度まで上乗せ助成を実施するなど、総合的な安全対策を推進してまいります。  続いて四一ページのがけ・擁壁等防災対策でございます。がけ・擁壁等防災対策方針に基づき、土砂災害等特別警戒区域内の住宅の改修、移転の補助や、擁壁改修専門家派遣制度に加え、今年度から、通学路に面する擁壁の改修等に要する工事費の補助制度を開始いたしました。崖や擁壁の崩壊による土砂災害から区民の生命と財産を守る防災対策を推進してまいります。  続いて、四二ページでございます。ブロック塀等緊急除却助成として、道路に面する、安全性を確認できないブロック塀等の除却費用の一部を助成する事業を今年度末まで実施してまいります。  次に、狭あい道路の拡幅整備でございます。建物の新築・増改築等の機会を捉え、後退した用地の道路拡幅整備を行い、幅員四メートル道路を確保するよう事業を進めるとともに、近隣にも働きかけ、連続的な拡幅整備についても推進してまいります。  次に、四三ページをお開き願います。空家等の対策でございます。著しく管理不全な空き家等については、行政代執行という最終的な手段も視野に入れながら、解決に向けた取り組みを推進してまいります。また、平成三十年十月に策定した世田谷区空家等対策計画に基づき、各施策を着実に進めてまいります。  続いて、四四ページでございます。建築安全関連事務でございます。違反建築物の是正指導については、定期的なパトロールなどによる現場調査を行い、違反建築物を防止し、建築物の安全を確保してまいります。また、災害時におけるコンクリートブロック塀等の倒壊による被害防止を図るため、通学路沿いのコンクリートブロック塀等について、所有者等に対し状態の改善要請を行うなど、安全確保を図っております。その取り組み状況については、後ほど報告事項で担当課長より説明させていただきます。  最後に、四五ページをごらんください。駅周辺街づくりの推進については、各総合支所街づくり課と連携し、駅前広場や区画道路などの整備を進め、生活拠点にふさわしい、駅を中心としたまちづくりを推進してまいります。  防災まちづくり担当部に関する事業の説明は以上でございます。 ◎笠原 みどり33推進担当部長 それでは、私からは、みどり33推進担当部の主要な事務事業を御説明させていただきます。  まず、四六ページをお開きください。重点政策「自然の恵みを活かして小さなエネルギーで暮らす豊かなまちの実現」のうち、世田谷らしいみどりの保全・創出でございます。世田谷みどり33の目標実現に向けて、みどりの基本計画及び生きものつながる世田谷プランに基づいて、四八ページまで記載の内容で区民・事業者と区の協働により、みどりの保全・創出を取り組んでまいります。  また、四七ページ記載の農業公園の管理運営については、今年度より都市農業課から所管を移管して推進してまいります。  次に、四九ページをお開きください。重点政策「安全で災害に強いまちづくり」のうち公園・緑地の計画的な整備でございます。みどりの創出・保全、水辺の再生を目指し、コミュニティ・憩い・スポーツ・災害時の広場機能を持つ公園・緑地の整備、再生を区民と協働し、計画的に推進してまいります。  続いて五〇ページから五一ページにまたがりますが、お開きください。「公共施設等総合管理計画に基づく取り組み」のうち、公園等長寿命化改修計画に基づく取り組みでございます。老朽化する公園施設に的確に対応するため、財政負担の平準化と抑制を図りながら計画的な維持改修に取り組み、公園利用者の安全安心を確保してまいります。  次に、五二ページをお開きください。「行政経営改革の取り組み」のうち寄附文化の醸成とふるさと納税対策の推進、クラウドファンディングの活用、公園を活用した税外収入の確保でございます。世田谷区みどりのトラスト基金など、寄附制度のPRをさまざまな機会を通じて行い、寄附文化の広がりに努めてまいります。また、世田谷公園展示SL塗装のクラウドファンディングを実施いたします。  みどり33推進担当部に関する事業の説明は以上でございます。 ◎五十嵐 道路・交通政策部長 私からは、道路・交通政策部の主要事務事業について御説明いたします。  まず、五四ページをお開きください。安全で災害に強いまちづくりのうち、道路ネットワークの計画的な整備でございます。本事業については、せたがや道づくりプランに基づき計画的に取り組んでまいります。  まず、都市計画道路用地取得でございます。都市計画道路とは、都市計画法により都市計画決定された道路のことでございます。今年度の用地取得については、資料記載のとおり、約二千六百三十四平方メートルの用地取得を予定しております。  続いて、主要生活道路用地取得でございます。主要生活道路とは、幅員十から十三メートルの、世田谷区が計画した区独自の道路でございます。今年度の用地取得については、記載のとおり、取得面積約六百一平方メートルを予定しております。  続いて、五五ページをごらんください。これは都市計画道路と主要生活道路を合わせた主要な生活道路の築造でございます。記載のとおり、道路築造延長約三百三十メートルを予定しているところでございます。  続いて五六ページをごらんください。地先道路用地取得と築造でございます。ここで言う地先道路とは、歩行者の安全性を高め、円滑な消防車両の通行や消火活動が可能な道路で、幅員が六メートルから八メートル程度の日常生活の中で利用する最も基本的な道路でございます。本年度は、用地取得面積が約一千八百二十八平方メートル、道路築造延長が約百六十七メートルを予定しております。  なお、地先道路の整備計画と用地取得については、五地域の総合支所がそれぞれ担当し、築造については土木部が担当いたします。  最後に、五七ページでございます。豊かなコミュニティ活動の発展と住民自治の推進、地籍調査事業でございます。地籍調査とは、一筆ごとの土地について、その所在、地番、地目の調査や、登記簿に記載された所有者に関する確認、また、境界、土地の面積の測量を行い、その結果に基づき地籍図と地籍簿を作成する調査でございます。地籍調査は、いわば土地の戸籍調査というような意味合いのものでございます。世田谷区では、一地区二カ年をかけて調査を実施しております。今年度については資料記載のとおり、新規三地区と昨年度より進めております三地区を合わせた六地区で地籍調査事業を進めてまいります。  道路・交通政策部の説明は以上でございます。 ◎関根 土木部長 それでは、私からは、土木部の主要事務事業について御説明いたします。  恐れ入りますが、五八ページをごらんください。まず重点政策「安全で災害に強いまちづくり」のうち、豪雨対策の推進です。世田谷区豪雨対策行動計画に基づき、流域対策として、「みんなでつくろう世田谷ダム」と銘打ち、雨水浸透施設や雨水タンクの設置助成を行ってまいります。そのほか、道路などにおいて雨水浸透枡などの雨水貯留浸透施設の整備を行うとともに、既設の雨水浸透枡や透水性舗装の清掃を行い、施設の機能維持、回復を図ってまいります。  続いて、五九ページをごらんください。道路ネットワークの計画的な整備です。主要な生活道路築造として、世区街七号線ほかの築造、給田六所神社通りほかの設計を予定しております。  次ページ、六〇ページをごらんください。地先道路築造として築造工事を記載の箇所で実施いたします。  続いて、六一ページをごらんください。歩きやすい道路環境の整備です。経堂四丁目の城山通り、赤堤三丁目の赤堤通り、下馬四丁目の世田谷観音通りほかにおいて歩道のバリアフリー化などを行ってまいります。  続いて、六二ページをごらんください。「自然の恵みを活かして小さなエネルギーで暮らす豊かなまちの実現」のうち、エコ区役所の実現と環境に配慮した公共施設整備でございます。エコ舗装である遮熱性舗装を、東京二〇二〇大会の会場となる馬事公苑周辺道路などで施工する予定です。また、街路灯の消費電力の縮減のため、小型、大型水銀灯及び蛍光灯のLED化を進めてまいります。  続いて六三ページをごらんください。基本計画分野別政策に基づく取り組みでございます。まず、無電柱化の推進です。世田谷区無電柱化整備五カ年計画を策定し、それに基づき東北沢駅駅前広場及び梅丘通りを東京電力やNTTに事業委託し、電線共同溝を整備してまいります。  続いて六四ページをごらんください。連続立体交差事業等による安全安心の拠点づくりです。上部利用計画等施設整備として、世田谷代田駅の駅前広場の築造工事を行ってまいります。  続いて、六五ページをごらんください。「公共施設等総合管理計画に基づく取り組み」でございます。まず、舗装更新計画に基づく取り組みです。昨年三月に策定した世田谷区舗装更新計画に基づき、路面改良等によって舗装の維持更新を効率的かつ計画的に進めてまいります。
     続いて、六六ページをごらんください。橋梁長寿命化修繕計画に基づく取り組みです。野川の上野田橋ほかの補修工事、橋梁の定期点検を実施します。  土木部に関する説明は以上です。 ○河野俊弘 委員長 なお、本日は主要事務事業の説明でございますので、基本的には全体的な質疑に絞っていただき、個々の事業につきましてはそれぞれ個別に対応していただきますように、委員会運営の御協力をお願いしたいと思います。  それでは、ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○河野俊弘 委員長 次に、(3)世田谷区第四次住宅整備方針の策定に向けた検討の着手について、理事者の説明を願います。 ◎蒲牟田 住宅課長 それでは、世田谷区第四次住宅整備方針の策定に向けた検討の着手について御説明いたします。  1の主旨でございます。世田谷区住宅条例を根拠とする住宅整備方針は、平成四年度に策定され、住まいをめぐる社会動向や地域の状況変化へ対応して、おおむね十年ごとに新たな方針を策定し、五年ごとに見直しを行っております。現在、第三次住宅整備方針に基づいて住宅施策を総合的に推進しておりますが、令和三年度に改定年度を迎えることから、昨今の住宅事情の変化や新たな課題に対応するため、本年度から第四次住宅整備方針の策定に向けて検討を開始してまいります。  また、改定に当たって、本年度、アンケート調査を実施し、住宅整備方針策定の基礎資料として活用してまいります。  2の根拠法令でございます。世田谷区住宅条例第五条の規定に基づいて策定いたします。条例の内容については記載のとおりでございます。  3の方針の位置づけ、4の検討体制については、恐れ入りますが、別紙1をごらんください。  まず、方針の位置づけでございます。世田谷区基本構想、基本計画を上位計画とする住宅政策領域に関する基本方針となっておりまして、区の関連計画との整合性をとりつつ、国の住生活基本法、東京都の住宅マスタープランと整合をとっております。  恐れ入りますが、裏面をごらんください。検討体制でございます。第四次住宅整備方針の策定に当たっては、区より住宅委員会に策定の諮問を行います。住宅委員会には、内容が多岐にわたることから、専門的な知見や経験を有する住宅委員会の学識経験者等によって構成される専門部会を設置いたします。検討の流れとしては、左図の下部の係長級による作業部会での検討結果を、上部の課長級による住宅施策推進検討会議で検討し、さらに住宅委員会の専門部会でもんでいただきまして、住宅委員会で議論いただく形となってございます。  区民参加では、アンケート調査、ワークショップ等により方針への意見反映を行いまして、区議会については適宜御報告させていただき、御意見をいただく流れとなってございます。  恐れ入りますが、かがみ文にお戻りください。5アンケート調査でございます。目的については、整備方針策定の基礎資料とすることを目的として実施いたします。  恐れ入りますが、おめくりいただいて裏面をごらんください。調査期間については本年七月から八月を予定してございます。  アンケートの種類については、まず一つ目は区民アンケートとして、世田谷区在住の十八歳以上の二千人を五地区から抽出して、調査を郵送にて配付、回収いたします。  二つ目は区外在住者アンケートとして、世田谷区より転出した近隣区市町村在住者、具体的には世田谷区から転出の多い二十三区、多摩地区、横浜市、川崎市に転出された各地域百名の合計四百名にインターネットで行うものでございます。  三つ目は、区営・区立住宅入居者全世帯へのアンケートで、入居されております約一千四百世帯に各戸配付にて実施いたします。  なお、アンケートの内容についてはこれからの作成とはなりますが、各アンケートの視点が違うことから、全てが同じではなく、一部異なる内容となる予定でございます。  6今後のスケジュールでございます。本年、住宅委員会へ第四次住宅整備方針の諮問を行うとともに、区民へのアンケートを実施いたします。令和二年にはシンポジウム、ワークショップ等の開催、素案に対するパブリックコメント、住宅委員会から素案・案の審議及び答申をいただきます。令和三年、実質的には令和二年度内になりますが、策定をする予定となってございます。  説明については以上でございます。 ○河野俊弘 委員長 それでは、ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆中里光夫 委員 新しく住宅整備方針を更新していくということですが、都営住宅でも区営住宅でもそうなのですが、とにかく足りない、もっと欲しいという声を私どもも随分聞いているのですが、ふやすという方向についてはどのように考えているのですか。 ◎蒲牟田 住宅課長 現在の中での計画では、都営住宅からの移管とか、そういうところのものとしては、ちょっと出てきていない状況ですし、現状としては、やはり区営住宅だけでは全てを賄うことは確かに難しいという状況はございますので、民間の住宅を含めて、そちらに入りやすい状況等を今後も推進していきたいと思ってございます。 ◆中里光夫 委員 やはり公共住宅、区営住宅の役割というものがあると思うので、ぜひふやす方向も検討していただきたいのですが、住宅委員会の中で、専門部会で議論するということですが、そこの議論の様子とか、そこでのどういう提案があったかということは、この議会にはどのように反映されるというか、知らせていただけるのでしょうか。 ◎蒲牟田 住宅課長 今後、住宅委員会が開催された後には、当然議事録もつくりますので、中間の方針が定まった段階とか、その段階、段階で当委員会のほうへ報告させていただく予定となってございます。 ◎畝目 都市整備政策部長 やはりこうした部会その他での検討の経過は皆さんもかなり注目しているところではないかと思います。これまでも、ほかの計画づくりの中でも開催した結果については、ホームページ等でその状況等を見られるようにしてございましたので、こうした形でやっていきたいと思っています。また、節目節目については、当然こうした委員会にも御報告して、また御助言等をいただければと考えてございます。 ◆中里光夫 委員 ちょっと不勉強で申しわけないのですが、傍聴とかはできるのですか。 ◎蒲牟田 住宅課長 傍聴も可能でございます。 ◆佐藤弘人 委員 済みません、ちょっとうがった質問をしてしまっていいですかね。この第四次住宅整備方針の策定の最大の眼目は何なのですかね。 ◎蒲牟田 住宅課長 住宅の需要は本当に日々すごく変わる状況があるかと思います。そこに対して、あくまでも方針ということで、計画的なところでその目標数値を定めてということはできないのですが、当然、東京都のマスタープランとか、国の動きの中で、区で取り組んでいかなければいけないところの方針を定めることが、この住宅整備方針の大きな目的としているということでございます。 ◆佐藤弘人 委員 今、中里委員の質問で、区営住宅をふやしてほしいとか、都営住宅の移管は今のところ予定がないとか、そして、世田谷区が定める住宅整備方針と言うと、いわゆる公的な住宅をこれからどうやって整備していくのかと、ぱっと見たら思えるではないですか。でも、その見通しがないのに、一体これの何を議論して、どういう整備の方針を定めるのかが、ちょっと私には不明確なのですね。  そして、もしやるのであれば、その時代に合わせて、公的住宅を公共が独自で進めることは困難であると。だから、民間事業者を活用するとか、それから準公的住宅と言われているところを連携して、こうするとか、何かそういう方針がないと、そもそも無理なことを議論して、どういう方針を定めるのかが全く不明で、特にこのアンケートも、区営・区立住宅の入居者にアンケートしたら、当然、いや、古いから新しくしてくれとか、もっとふやしてくれというアンケートになるのではないかなと思うのですね。  国交省が定めている新たな住宅セーフティネットについても、全く実績が上がってこなくて、当然ストックがないと。そういった現状をどうやって打破するのかという、何かそういう眼目が明確ではないのに、どういう観点でこの議論をして、この整備方針を定めるのかを、やはりしっかり考えていただきたいと思うのですね。  でないと、何かおおむね十年ごとに一応ルーチンでつくりますということでは、これはつくるだけでは全く意味がなくて、例えば豊島区は、区内でそうした住宅セーフティネットを確保することが困難だから、友好都市である埼玉の秩父市とサ高住のプロジェクトをつくって、仮に豊島区の人が秩父市に行ったとしても、豊島区のサービスを受けられるかもしれないというような二地域居住のようなことの検討のプロジェクトを発足しているのですよ。  だから、そういう具体的な、今こういう置かれている現状をどうやって打破しようかという、その打破の仕組みとか手法を、この検討の素材にしっかり据えていただかないと、いや、これ以上区営住宅はつくれません、都営住宅の移管もなかなか難しいですと言ったら、何の整備の方針になるのかというところが、私の素朴な疑問なのです。  それとあわせて、当然、世田谷区も人口がふえていて、それに合わせて高齢者の方の比率も上がってきますよね。持ち家がある方は十分結構ですが、そうでない方は、当然、住んでいる住まいを立ち退かなければいけない、また、さまざまな事情で転居しなければいけない。そうした人は、なるべくなら住みなれた地域にそのまま住み続けたいと思うことも当然だと思いますが、この状態で整備方針をつくっても、全くその選択肢が示されないまま方針ができてしまう。それでは全く意味がないと思うのですが、畝目部長、どうですか。 ◎畝目 都市整備政策部長 ただいまお話がありました方針ですが、第三次方針をつくってから十年というところで、この間の社会状況の変化はかなり進んできています。また、一番わかりやすいものが、中里委員からもお話がございましたが、高齢者対策というところがあります。  それから、さらに住宅確保要配慮者制度というところでもお話がございましたが、いわゆるひとり親世帯、そうしたところでもかなり広がってきていますが、実際に国の施策では伴っていない部分もあると。そして、新たにその四次については、こうした点も踏まえた中で検討していかなければいけないと考えています。  それと、そのテーマについては、まさに今、アンケート調査もありますが、ここの新たな住宅委員会の下部組織の中でも、第三次を評価しながら、また現在の状況、こうしたところも取り入れながらテーマを挙げていただこうと思っています。その中で恐らく、前回はそうしたところは評価だけだったのですが、それを踏まえた中で考えていきたいと思います。  今お話のあった他都市、自治体との連携という点についても話題は出るのではないかと思っています。ただ、世田谷の場合についても、住宅ストックは実際にはかなりあると踏んでいます。こうした点も活用しなければいけないと思っていますが、やはりそこら辺についてはオーナーさんの理解とかいったところも課題だと思っています。  こうした点も、どのようにできるのかは、やはりメニューの充実とかいったところもあるかと思いますので、こうした点も御議論いただきながら、我々のほうは、この住宅政策はかなり幅が広いですので、こうした点についても御議論いただきながら第四次を、約二年かけてつくっていきたいと考えてございます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○河野俊弘 委員長 次に、(4)通学路沿いのコンクリートブロック塀等の安全点検に係る取組み状況等について、理事者の説明を願います。 ◎小田代 建築安全課長 通学路沿いのコンクリートブロック塀等の安全点検に係る取組み状況等について御報告いたします。  本件については本年二月五日の都市整備常任委員会で取り組み状況を御報告しておりますが、このたびは、その後の取り組み状況を御報告させていただくものとなります。  なお、本件については文教常任委員会とのあわせ報告になります。  それでは、経緯として、先に平成三十一年二月五日の都市整備常任委員会で御報告した内容から御説明させていただきます。二枚目の参考資料をごらんください。  まず、1の主旨ですが、平成三十年六月十八日に発生した大阪府北部を震源とする地震により、通学途中の児童がコンクリートブロック塀の倒壊で死亡するという痛ましい事故を受けまして、教育委員会事務局及び区長部局が連携し、通学路沿いのコンクリートブロック塀等の安全点検の取り組みを進めてまいりました。本年一月までの取り組み状況を報告しているものとなります。  次に2の、この間の取組み状況等でございます。教育委員会では、平成三十年七月に区立の全小学校に対し通学路における危険箇所の現場確認を依頼しました。その結果、各学校から合計八百四十五件の危険箇所の報告がございました。そのうち、各学校が緊急性が高いと判断した件数は百二十八件ございました。  この結果を受けて、教育委員会からの依頼に基づき各総合支所街づくり課及び都市整備政策部、防災街づくり担当部の職員が、各学校が緊急性が高いと判断した件数も含めて全八百四十五件を点検し、緊急性について調査をいたしました。あわせて、全八百四十五件について所有者等へポスティング等により適切な維持管理をお願いするとともに、ブロック塀等緊急除却助成制度などの各種助成制度の案内を行いました。  調査した結果、全八百四十五件のうち、現状で特に緊急性が高いと区が判断した件数は十五件ございました。その後三件が改善され、残る十二件について引き続き所有者等に働きかけを行っているものとなります。  以上が二月に報告した内容となります。  それでは、一枚目の報告資料にお戻りください。  まず1の主旨ですが、こちらは先ほどお伝えした主旨と同じとなりますので、割愛させていただきます。  次に2の、この間の取り組み状況等でございます。(1)として、二月の報告の時点では、現状で特に緊急性が高い件数として十二件ございましたが、その後、都市整備政策部、防災まちづくり担当部、教育委員会の職員が所有者等に対して面談等により状態の改善を要請した結果、四件については、所有者等による改善が見られました。  残りの八件については、現在、道路管理者と連携を図って、カラーコーンの設置などの注意喚起もあわせて実施しております。  (2)、(3)については主に教育委員会での取り組みとなりますが、(2)について残りの八件の通学区域に該当する区立小学校、中学校においては、登下校等の際に道路の反対側の歩道を通行するなど危険箇所に近づかないよう指導をしております。また、学校単位で作成している安全マップ等に危険箇所を反映するなどの注意喚起も行っております。  (3)ですが、昨年度の点検結果を発災時に生かせるよう、その他の危険箇所も含め、教職員間や近隣の区立小学校、中学校で情報を共有しております。また、区立小学校、中学校では、学校安全対策マニュアルに基づき、避難訓練や防災訓練など、災害時における防災教育を実施するとともに、交通安全や不審者対応等も含めたセーフティー教室の実施など、児童・生徒等への安全指導も行っております。  続いて、3の今後の取組みでございます。  (1)として、現状で特に緊急性が高い残りの八件については、所有者等に対し、引き続き粘り強く状態の改善を要請してまいります。  (2)各学校から緊急性が高いと報告された百十五件については、改めて六月中に所有者等に対し、文書等により適切な維持管理を要請し、あわせて今年度末までの期限つきの助成制度でございますブロック塀等緊急除却助成制度など、各種助成制度の案内などを再度行ってまいります。  (3)ですが、各学校へ昨年度の安全点検の結果を改めて周知するとともに、コンクリートブロック塀等に係る各学校からの相談については、引き続き対応をしてまいります。  また、コンクリートブロック塀等に係る安全対策の啓発や各種助成制度等については、今後とも区の広報紙やホームページ等を活用して周知し、区民等からの問い合わせに対応してまいります。  御説明に関しましては以上でございます。 ○河野俊弘 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆上川あや 委員 今後の取組みの(2)のところです。先ほど主要事務事業のところでも、防災まちづくりの御説明で、どうしてだろうと思ったのですが、この令和元年度末までの期限つきの助成制度であるブロック塀等緊急除却助成制度、百十五カ所、緊急性が高いと報告されて、御案内はすると言うのですが、助成するのは今年度いっぱいと。これはちょっと整合が図れるのか、それまでにそんなに速やかに改善がされるとも思えないのですが、この今年度いっぱいというのは何か、どこかの助成がひっかかっているとか、そういうことで今年度いっぱいということなのですか。 ◎田中 防災街づくり担当部長 緊急除却助成については、大阪府北部地震での倒壊事故を受けて、安全性を確認できないブロック塀について緊急的かつ速やかに除却することを目的としていまして、昨年度九月から今年度末までということで、期限を区切って、時限的な制度でございます。  ブロック塀の除却助成制度自体については、狭隘道路整備事業とか生け垣緑化等の助成においても、その除却助成制度がございます。これらの既存制度を含めた上での上乗せの助成ということでつくってある助成制度でございます。  まず現段階では、その緊急除却助成制度を活用していただいて、一カ所でも多くの安全性の確認できないブロック塀の除却につなげていきたいと考えております。今後については、その既存の制度の活用も踏まえた上で、検討も必要と考えております。 ◆上川あや 委員 この今年度いっぱいの除却助成制度というのは、区の単費でやっているものなのですか。 ◎田中 防災街づくり担当部長 一部、東京都の補助金も入ってまいります。 ◆上川あや 委員 東京都の助成は今年度いっぱいなのですか。 ◎田中 防災街づくり担当部長 来年度も、まだいろいろなメニューはあることは確認しております。 ◆上川あや 委員 ということは、区がこれを今年度いっぱいではなくて延長しようと思えば、東京都の助成を生かして、それは延長できるという意味ですか。 ◎田中 防災街づくり担当部長 そのまま東京都の助成制度が使えるといったわけではないのですが、別メニューで、あると確認しておりまして、今年度に限っては、その既存の東京都の助成制度も使えると確認しております。 ◆上川あや 委員 この今年度いっぱいで廃止される助成制度にかわるものはあるということですか。何か生け垣をつくれば、除却をセットでやるのは、たしか助成が出るような制度があったような記憶があるのですが、それに移行してもらえばよいからということで、これは間をつなぐ制度としてあるというだけで、その後もお使いいただける制度はあるという理解でよいのかな。 ◎田中 防災街づくり担当部長 先ほどちょっと説明させていただいたのですが、既存の制度としても、狭隘道路整備事業や生け垣緑化助成の制度がございますので、そういったものも含めた上で、上乗せの助成を昨年度、九月から今年度末にかけて行っているというところでございます。  今後については、先ほども申したとおり、既存のその制度も活用した上で、検討が必要だと考えておりまして、部内課内でも日々、来年度以降どうしようかということで検討しているところでございます。 ◆上川あや 委員 どの程度上乗せなのかだけ、最後に教えてください。不勉強で済みません。 ◎小田代 建築安全課長 緊急除却助成制度については、高さごとに制度が分かれておりまして、今確認しますが、ブロック塀の除却助成については、塀の高さが〇・八メートル超えから一・二メートルまでが、延長一メートル当たりの助成金額は五千円となっております。一・二メートル超え二メートルについては一万円、二メートル超えについては一万五千円となっておりまして、最大で三十万円を上限としているような制度でございます。 ◎山梨 みどり政策課長 生け垣緑化助成に伴う既存ブロック塀の撤去については、参考ということですが、一メートル当たり五千円の助成となっております。 ◆ひうち優子 委員 この助成制度に関連してですが、今回のブロック塀等緊急除却助成制度は、大阪の地震により上乗せで制度ができたと認識しているのですが、先ほど七件は、この助成制度を使って改善が図られたと思うのですが、それ以外のこれまでの実績を教えてください。 ◎小田代 建築安全課長 この緊急除却助成制度の担当課に確認をしたところ、私どもの情報と整合して、この解決された七件については、この助成制度を使った改善ではなくて、皆さんが自費で改善されていて、というのも、この緊急除却助成制度は、ブロック塀自体を全て撤去するということが条件になっておりまして、今回の七件については、一部塀の高さを変えたりとか、要は、特に緊急性が高い状況を改善しているということになりますので、助成制度を活用された改善ではなかったというところが現状でございます。  除却助成制度自体の全体の実績ですが、四月の末現在で、事前に御相談いただいているものが約二百件で、申請自体が四十五件ということでございます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○河野俊弘 委員長 次に、(5)令和元年度地籍調査事業の説明会開催について、理事者の説明を願います。 ◎青木 道路管理課長 令和元年度地籍調査事業の説明会開催について御説明をいたします。  まず1の主旨でございます。地籍調査事業は、国土調査法に基づき、土地の筆ごとに、その所有者、地番、地目の実地調査並びに境界及び土地面積に関する調査を行い、その結果を地籍図及び地籍簿として作成するものでございます。その成果を東京法務局世田谷出張所、こちらは登記所ですが、こちらに送付して、登記所では不動産登記法第十四条第一項に規定する「地図」、こちらは十四条地図と呼んでおりますが、こちらが備えられることになります。  このことによって、一筆ごとに数値的管理がなされるため、登記手続の簡素化、また費用の削減や公共事業の効率化、またコスト削減などの効果が得られるものでございます。  世田谷区における地籍調査事業ですが、平成十六年度に若林五丁目に着手して、今年度で十六年目を迎え、既に十二町丁目三十工区が終了しているものでございます。  今年度の本事業を実施するに当たり、事前に調査目的や作業の進め方などを土地所有者等関係者の方々に周知し、十分理解を得て進めるため、説明会を開催するものでございます。  2の今年度実施地区でございます。三地区を実施することとしておりまして、喜多見六丁目の一部、調査面積六ヘクタール、調査筆数が三百六十七筆、また、豪徳寺二丁目の一部、こちらについては調査面積六ヘクタール、調査筆数が百筆、喜多見三丁目の一部、調査面積八ヘクタール、調査筆数は三百八十筆、こちらを二年間かけて調査を進めてまいりたいと考えてございます。  位置については別添資料二枚目になりますが、こちらに位置を示しております。  続いて3、説明会の会場及び日時でございます。こちらは三カ所記載のとおりとなっております。一地区において二回ずつ開催を予定しております。  4、周知の方法でございます。六月上旬に説明会の開催のお知らせを地区内各戸に配付するとともに、別途、土地所有者全員に郵送するものとしております。参考として、三枚目以降に実際に配付するチラシを添付しておりますので、後ほどごらんいただければと思います。  恐れ入りますが、裏面をおめくりいただけますでしょうか。5今後のスケジュールでございます。ことし六月に説明会を開催して、夏に第一回目の立ち会い、また、八月から十二月にかけて測量作業を行います。また、来年一月から二月に二回目の立ち会い、十月から十一月に図面等調査結果の閲覧、また、令和三年になりますが、十一月から十二月に地籍調査の成果が登記所に反映されるといった予定で進めてまいりたいと考えております。  説明は以上です。
    ○河野俊弘 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆真鍋よしゆき 委員 十六年目を迎えたということですが、今はこれで世田谷全体の何%をフォローしたのか、そして、このペースで行くと何年かかるのか。それから、主要事務事業でこれは七千四百六十八万三千円という予算になっていますが、この予算はいろいろな補助や、いろいろなバックがあると思うのですが、それはどういうものなのか。そして、この程度の予算で済ませているのは、お金が足らないのか、仕事をやってくれる人が足らないのか、以上をお尋ねします。 ◎青木 道路管理課長 まず、現在の進捗ですが、平成十六年から平成二十九年までは完了してございますが、こちらで世田谷区内、二・七七%の進捗となってございます。  ちなみに、令和元年度の調査が完了しますと三・四七%の地籍調査が完了という予定で考えております。  続いて金額ですが、こちらについては予算として約七千万円ついているのですが、仕事の進め方については、費用の問題ではなくて、やはり地区を進めるのに相当たくさんの地権者の方々にお会いして立ち会いをしなければいけないとか、やはり調査をする範囲にはある程度制約がございますので、現在進められる範囲ということで、この程度ということで考えておりまして、一年間三地区ということで今進めているところでございます。  過去、平成二十八年度までは二地区でしたが、これについては再編をして三地区ということで、一地区ふやして現在まで進めているものでございます。  あと、何年かかるかということですが、実際に非常に莫大な地区が残っておりまして、どのくらいかかるかということは、まだちょっと見当はつかないところですが、実際には進めていくに当たって、公共事業の効率化が図れるとか、いろいろなメリットもございますので、少しずつでも進めてまいりたいと考えております。  また、補助金については、国の補助が二分の一、これは国土交通省の補助で、また、都費の補助で四分の一、区費で四分の一という補助を使って調査を進めてまいりたいと考えております。 ◆真鍋よしゆき 委員 丁寧な答弁をありがとうございます。ただ、わからなかったのは、やはり人手がかかって相手がいることなので、今の三カ所、合計六カ所ですか、これが人の問題で精いっぱいであるという区の見解なのですか。 ◎青木 道路管理課長 もちろん、ふやせば、それだけたくさんの人も要しますし、地区を進めるには時間もかかりますので、今の中では、この体制で、この三地区で進めてまいりたいと考えるところでございます。 ◆真鍋よしゆき 委員 いや、何か言っていることが、わかるようでわからないのだけれども、では、ふやそうと思えばふやせる――だって、今の話で、区の持ち出しは四分の一だよね。そうすると、前は二カ所だったものを今度三カ所にしたと。では、これから四カ所にチャレンジするかとかという前向きな議論はされているのか、そんな考えはないのか、お尋ねします。 ◎青木 道路管理課長 もちろん今、三地区で進めておりますが、今後の進捗を見まして、そういったことも将来的には検討する必要があると考えてございます。 ◆真鍋よしゆき 委員 だから、将来的というのは余計な言葉と考えるんだよな、ことしはとりあえずやるけれどもと。何か部長からあるのかな。 ◎五十嵐 道路・交通政策部長 将来的というか、それについては、やはり当然スピードアップを図っていかなければいけないと思っていますので、それについては今年度についても、そういった体制の検討などもしてまいりたいと考えております。 ◆中里光夫 委員 今回三地区で行うということですが、この地区の選定はどうやって行われるのかと、理由があったら、それを教えてください。 ◎青木 道路管理課長 まず、地区の選定ですが、当初、北側の道路については、若林地区で法務局が先行して十四条地図作成の調査を行って、その周辺ということで、北側については、そこに連続するところで作業を進めてきております。  また、南側の地区については、当初、補助二一六号線、また、砧地域で区画道路整備事業を行っておりますが、こういった区の公共事業があることもあって、南側の地区をスタートして、今はそこに連続する形で調査を進めてきているところでございます。 ◆中里光夫 委員 その選定をする手続というか、それはどのように決めるのですか。 ◎青木 道路管理課長 こちらについては事業の進捗等を見ながら区のほうで判断をしているものでございます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○河野俊弘 委員長 次に、(6)自動車損傷事故の発生について、理事者の説明を願います。 ◎春日谷 工事第一課長 それでは、自動車損傷事故の発生について御報告させていただきます。  1事故の概要でございます。(1)発生日時でございます。令和元年五月十五日水曜日午後四時ごろ、天候は晴れでございました。  それでは、恐れ入りますが、裏面のほうをごらんください。上の位置図をごらんください。発生場所ですが、区役所の西側の補助五四号線、通称区役所西通りを梅ヶ丘駅方面に向かい、坂を登った梅丘二丁目の交差点を右折した区道で発生いたしました。住所地で言いますと、世田谷区梅丘一丁目二番先になります。  事故の内容ですが、下の現場詳細図をごらんください。土木管理事務所の職員が、作業を終え、事務所に戻る途中、図の梅丘二丁目交差点を右折したところ、軽車両が道路の左側に停車していたため、一旦停車いたしました。対向車も停車し、待っていてくれたため、軽車両を回避し通過しようとしたところ、車間距離を見誤り、区車両の左側後方部と軽車両の右側前方部が接触し、相手方車両の右側前面の一部を損傷させたものでございます。  恐れ入ります、表面のほうにお戻りください。損傷の程度ですが、人身はなく、相手方車両の右側バンパー、フェンダー、ヘッドライトの損傷でございます。  事後の対応ですが、双方、警察立ち会いのもと、事故の内容や損傷の程度について確認し、現在、相手方に対して誠意を持って示談交渉を進めているところでございます。  また、自動車などの運転の際には、周囲安全確認に細心の注意を払うよう、課内職員はもちろんのこと、土木部全職員に対し改めて指導いたしました。  今後も事故防止に向け、朝のミーティングなどにおいて継続的に安全確認の啓発を行ってまいります。  このたびは大変申しわけございませんでした。  私からの報告は以上でございます。 ○河野俊弘 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆藤井まな 委員 ちなみに、このトラックはどれぐらいの大きさの車両なのかと、このトラックはいつも、どこにとまっていらっしゃるのか。 ◎春日谷 工事第一課長 トラックと言いますと、区の車両のことでよろしいかと思いますが、通常は土木事務所の敷地内にとまっておりまして、朝、午前中、午後、作業に出向きますので、それぞれの現場のほうに向かうというところでございます。大きさとしては、二トンぐらいの車両を思い浮かべていただけるとよろしいかと思います。 ◆藤井まな 委員 二トンではなくて二トンくらいという表現は、これは何か特殊車両なのですか。 ◎春日谷 工事第一課長 こちらは、作業ということで、通常のトラックなのですが、色塗りだとか、あとは改造、多少手を加えておりますので、通常の二トン車と言うと箱型のようなものを皆さん、思い浮かべるかななどということをちょっと思いまして、通常のトラックのほうで二トンということで思い浮かべていただけるとよいかと思います。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○河野俊弘 委員長 次に、(7)世田谷区無電柱化推進計画(案)及び世田谷区無電柱化整備五カ年計画(案)について、理事者の説明を願います。 ◎桐山 土木計画課長事務取扱参事 それでは、世田谷区無電柱化推進計画(案)及び世田谷区無電柱化整備五カ年計画(案)について御説明いたします。  本件については、昨年十二月十九日の当委員会で素案として推進計画(素案)について御報告したものに係る報告となります。  初めに、1の主旨でございます。世田谷区では、平成八年に電線類地中化整備計画を策定して以降、これまで四回の計画更新を重ねまして、電線共同溝の整備による無電柱化を計画的に推進してきているところでございます。  一方、平成二十八年に無電柱化の推進に関する法律が施行されまして、同法八条で地方公共団体による無電柱化推進計画の策定が努力義務として定められているところがございます。このことを受けまして、当区では、これまで以上に無電柱化を進めていくために、無電柱化推進計画策定に向けて検討を開始しまして、昨年十二月に素案として取りまとめているところでございます。  このたび、その推進計画(素案)に対する区民意見募集の結果等を踏まえ、区の無電柱化推進の基本的な計画となる世田谷区無電柱化推進計画(案)及び無電柱化の実施計画となる世田谷区無電柱化整備五カ年計画(案)を策定しましたので、区民意見募集結果とあわせて御報告するものでございます。  それでは、恐れ入りますが、お手元、別紙2、概要版に沿って御説明したいと思いますので、そちらをあわせてごらんいただきたいと思います。  まず、第1章の推進計画の趣旨のうち、推進計画策定の背景についてでございます。本計画策定の背景については、国や東京都、そして区のこれまでの動向として資料記載のとおりですが、平成二十九年度に創設された、東京都からの財政支援を受けられる補助事業であります無電柱化チャレンジ支援制度の適用を受ける上でも、無電柱化推進計画の策定が必須となっているため、策定に取り組んでいるところでございます。  次に、本計画の目的と位置づけについてでございます。本計画については、区がさらに無電柱化を進めるために基本的な方針と目標を示すとともに、本計画期間の十年間で優先的に無電柱化に着手する路線を選定することにより、限られた予算の中で区民や関係事業者の理解と協力を得ながら、計画的かつ効率的に事業を進めていくために策定するものでございます。  なお、計画期間については、東京都無電柱化計画と整合を図るため、十年間としております。  次に、第2章の無電柱化の現状と課題でございます。まず、無電柱化の目的としては、都市防災機能の強化、安全で快適な歩行空間の確保、そして良好な都市景観の創出、以上三つがございます。  次に、区道における無電柱化の現状についてですが、平成三十年四月一日現在、道路延長約十二キロで無電柱化が完了しているところでございまして、区道の全道路延長約千九十四キロメートルに対する整備率としては、約一・一%となっております。  無電柱化の課題としては、地上機器の設置場所と電線埋設位置の確保、地元との合意形成、そして、無電柱化にかかる多額の費用の低減がございます。  次に、第3章の無電柱化を推進するための方針でございます。まず、計画路線の基本的な考え方では、整備に係る財政負担を踏まえ、費用対効果の観点から、効率的かつ効果的に無電柱化を推進することが重要でありまして、一点目としては、都市計画道路や主要生活道路の新築造にあわせて整備をしていくこと、二点目として、無電柱化の三つの目的に資する既存道路の整備に着手していくこと、三点目として、面的整備事業により整備する道路の三つの視点から路線を選定して、計画的に無電柱化を進めてまいりたいと考えております。  次に、区道における無電柱化は、原則、これまでも取り組んでいる整備方式であります電線共同溝方式で整備を推進してまいります。この電線共同溝方式については、道路管理者が地下に電線を収納するための管路などの整備を行いまして、一方、電線管理者におきましては、道路管理者が整備したそれらの施設に電線を収納するとともに、これまで電柱上に設けていた電気の変圧器などの機器類を、地上に設ける地上機器と呼ぶ箱に収納する整備方式で、それぞれが相応の整備費を負担する方式でございます。  電線管理者が道路上を占用するこの地上機器の設置場所の確保は、先ほどもお話ししましたように、無電柱化整備では大きな課題の一つとなっているところでございます。  一方、ソフト地中化方式というものがございますが、これについては、地上機器を道路上に置くかわりに、変圧器を街路灯や商店街のアーケードの柱などの上に設置する手法となっております。この方式のメリットとしては、地上機器を道路の路面上に確保する必要がなくなる点ではございますが、デメリットとして、変圧器の容量を現在の大きさのような形でできないことから、変圧器を乗せる柱が無電柱化前の電柱の柱よりふえてしまう可能性があること、また、費用が割高になること、また、景観的にすっきりとしない傾向があることなどが挙げられることがございます。  次に、第4章の無電柱化の推進に関する計画路線について御案内いたします。恐れ入りますが、別紙2の概要版の裏面の計画路線図をごらんいただきたいと思います。  今後十年間に無電柱化事業の着手を目指す路線としては、まず、区が施行します新設または拡幅する路線の都市計画道路及び主要生活道路については、事業中及び今後早期に事業に着手することが望ましいとされている、せたがや道づくりプランに基づく優先整備路線の全ての路線である、図に示す四角1から四角32までの三十二路線、約十・四キロを選定しております。  また、既存道路においては、無電柱化の先ほど御案内した三つの目的に照らしまして、整備効果が高いなど、諸条件を勘案した上で、既に着手している路線も含め、図に示します①から⑦までの七路線、約二キロメートルをモデル路線として選定しております。  こうしたことから、本計画では、計画道路延長として三十九路線、約十二・四キロメートルとなります。また、これらの全ての計画路線を整備した場合の概算事業費ですが、新設拡幅路線としては約七十三億円、既存道路においては約三十二億円の計百五億円を想定しているところでございます。  恐れ入りますが、概要版の表面にお戻りください。次に、第5章の無電柱化を推進する施策でございます。三つの施策を基本として、まず、都市計画道路や主要生活道路等の無電柱化では、道路整備にあわせて施工することによりまして、コストの削減や工期短縮を図ってまいります。  また、無電柱化の三つの目的に資する、道路幅員が比較的狭い既存道路での無電柱化においては、電線管理者と連携して、新技術の導入に向けて取り組み、電線を地下に収納できるコンパクト構造などの新たな技術手法の整備導入の検討を行ってまいります。  さらに、住宅団地の建てかえなど、面的整備の機会を捉えまして、面的整備の事業者に区域内の無電柱化を働きかけるとともに、事業区域に続く周辺道路におきましても、無電柱化の推進を図ってまいりたいと考えております。  次に、第6章の無電柱化を推進するために必要な事項についてでございます。必要な事項としては、国や東京都の支援制度の活用や新技術の導入など、記載のとおりの五つの項目を掲げさせていただいております。  簡単でございますが、無電柱化推進計画(案)の説明については以上になります。  続いて、案を策定する前段階の素案において区民意見募集を実施しておりますので、その結果報告と、区民意見を受けて変更した点について御説明したいと思います。  恐れ入りますが、別紙1の無電柱化推進計画(素案)についての区民意見募集実施結果をごらんいただきたいと思います。  意見募集については、ことしの二月一日から同月二十二日にかけて実施して、八名の方から総数十九件の意見をいただいております。  その内訳としては、無電柱化の推進に関するものが五件、無電柱化の進め方に関するものが六件、無電柱化の計画路線に関するものが三件で、これらについては、無電柱化を積極的に進めてほしいという内容のものが中心となっております。  一方、道路の無電柱化よりも、公共施設の適切な維持管理や建築物の耐震化などが重要であるといった、他の施策との優先順位に関するものが三件、地震の多い日本において、地中にライフラインを設置することに問題はないかなど、無電柱化の事業の弊害を懸念するものが二件ございました。  これらの意見・提案については、区の考え方に記載したとおりの回答を考えております。  次に、推進計画(素案)から(案)へ変更した主な点を一点御説明いたします。別紙3の無電柱化推進計画(案)の五ページをごらんいただきたいと思います。  先ほど、区民の意見から、地震の多い日本において、地中にライフラインを設置することに問題はないかという、安全性に対する懸念が寄せられたことを御案内しましたが、無電柱化の大きな目的の一つに、倒壊した電柱や破断した電線が道路の円滑な交通を妨げる事態を防ぐということがございます。  そして、地中の電線については、地上に電柱や電線があるよりも大幅に被災率が低いという知見が、過去の大震災の経験から、記載のとおり得られているところがございます。  そこで、推進計画(案)では、そうしたデータをお示しすることによりまして、無電柱化による都市防災機能の強化の正当性を示すとともに、区民の方々に安心していただくため、五ページの記載を丸ごと追加させていただいたものでございます。  以上が区民意見募集の結果と、素案から案への主な変更点でございます。  次に、無電柱化整備五カ年計画(案)について御説明いたします。  この無電柱化整備五カ年計画は、先ほど御説明した向こう十年間を対象とした無電柱化推進計画のうち、前期五年間を対象とした実施計画となるものでございます。  恐れ入りますが、別紙4の世田谷区無電柱化整備五カ年計画(案)路線一覧表及び別紙5の同路線図をあわせてごらんいただきたいと思います。  整備五カ年計画(案)に位置づけた路線としては、平成二十六年度から平成三十年度を対象とした、従来の電線類地中化整備五カ年計画の路線から、平成三十年度までに整備が完了した路線を除くとともに、無電柱化推進計画(案)の計画路線のうち、今後五年間に新たに事業に着手する路線を追加することにより、合計十七路線、約四・二キロメートルを計上しております。  これらの無電柱化の整備にかかる事業費としては約四十四億円を想定しておりまして、国庫補助金等の特定財源三十六億円の充当を予定しております。  最後に、7の今後のスケジュールについて御案内いたします。かがみ資料の裏面をごらんいただきたいと思います。  来月六月三日より、区民意見募集結果とあわせまして、無電柱化推進計画(案)を公表した後、推進計画と整備五カ年計画を策定する予定としております。  説明は以上でございます。 ○河野俊弘 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆ひうち優子 委員 このかがみの6で、想定概算事業費が、国庫補助金の特定財源約三十六億円とあるのですが、東京都のチャレンジ事業は、この想定概要事業費の合計の約四十四億円には入っていないのですか。 ◎桐山 土木計画課長事務取扱参事 この中に含めております。 ◆ひうち優子 委員 では、この国庫補助金の約三十六億円を除いたこの残りという理解でよいですか。 ◎桐山 土木計画課長事務取扱参事 この充当する補助金の中にはチャレンジ支援制度の部分も含んでおりますが、今回の計画路線の中にはチャレンジ支援制度を適用しない、一般的な補助制度を適用する部分もございますので、それらの混合という形で御理解いただきたいと思います。 ◆真鍋よしゆき 委員 前も伺って、まだちょっとよくわかっていないのですが、これは世田谷区が無電柱化を図っていくよということ、区内の無電柱化がどれだけ図れるかということですよね。具体的に言えば、世田谷区施行の都市計画道路であるとか主要生活道路を整備するに際して無電柱化していくよということはよく見えるわけですが、同時に、東京都が施行している都市計画道路もありますよね。これも無電柱化になっていくのではなかろうかと私は思うのですが、これは世田谷区内の無電柱化なのだから、そういう路線を図面に落とし込むということはできないことなのか、お尋ねします。 ◎桐山 土木計画課長事務取扱参事 今、お手持ちの概要版の裏面に載せさせていただいた路線図は、今、真鍋委員おっしゃるとおり、国道、都道はちょっと今入っておりませんが、一応素案のときは、区道の既存の整備済みのところもちょっと入れていなかったものですから、今回は区道の部分の整備済みのところも入れたところですが、ちょっと今、真鍋委員のおっしゃる、区民から見たら国道も都道も余り区別ないというところもありますので、今後ちょっと工夫して、国や東京都のほうからちょっと情報を得て、あわせ図のようなものも作成を考えていきたいと思います。 ◆中里光夫 委員 今の質問の関連ですが、国道や都道は、当然それを地中化するのは、その道路管理者である国や都になるということなのですね。 ◎桐山 土木計画課長事務取扱参事 中里委員おっしゃるとおりで、道路管理者ごとに責務がありまして、それぞれが計画を立てて整備をしてもらうという形になっております。 ◆中里光夫 委員 それから、これは都市計画道路の優先整備路線を一通り入れているということですから、基本的にこれからつくる都市計画道路は全て地中化をする、セットで考えているという理解でよろしいですか。 ◎桐山 土木計画課長事務取扱参事 今、とりあえずこの中には、事業化したものを入れております。ですので、例えば遠い将来、例えば四次化とか、その計画はございますが、それに入っていないものについては、これにはまだ入っていません。  ただ、基本的には、区内の、前回、素案の御説明をさせていただいたときも、区内全域にやらないのかとか、あと、生活道路を、本当はそっちのほうもやってもらいたいのだけれどもという御意見、御要望等のお話もありましたが、できれば、相当遠い将来になりますが、全路線やっていきたいなという気持ちはあるのですが、まだまだ、御案内のとおり、平成八年からやっているところなのですが、まだまだ事業が、なかなか技術的な課題もありますので、進捗が思うようにいかないというところがありますので、その辺の技術革新とか、あと多額の費用が今かかるわけですが、低減化の動向なども注視しながら推進してまいりたいと考えております。 ◆中里光夫 委員 今の技術だと、地上の施設が非常に大きかったり、私も、かえって邪魔になるななどと感じることも多いですし、大変お金もかかることなので、どこでも進めていけばよいということではないということはわかるのですが、さっき質問したのは、今後つくる都市計画道路は、電柱地中化がセットで考えられているという理解でよろしいのかと。 ◎桐山 土木計画課長事務取扱参事 一つに、やはり整備効果として一定程度の連続性がないとまずいということもございますので、ちょっとその辺も加味しながら適宜判断させていただきたいと思います。 ◆中里光夫 委員 それから、補助制度もさまざま利用しながらということで、この都市計画道路と、あと既存の道路というところでは、大体駅前みたいな感じですが、場所によって国の補助のつき方が変わってきたりするのですか。 ◎桐山 土木計画課長事務取扱参事 場所と言うよりも内容ですね。例えば、基本的には国の補助制度、一律あるのですが、今回、先ほど御案内した東京都のチャレンジ支援制度というものがございまして、それが既存道路での、今までなかなか着手ができないような状況があって、まだ実際の実現に際しては、課題はあるのですが、とにかく既存道路の中で整備をしていけるようにということで、東京都は後押ししているような内容ですが、その中で、できるところを、今一番課題となっている、やはり技術的にちゃんと、一般的に普及できるような技術が、完全にどの路線もクリアできるような形で環境が整っていないということがありますので、その辺の動向等を見極めながら、積極的に取り組んでいきたいと考えているところでございます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○河野俊弘 委員長 次に、(8)その他ですが、何かございますでしょうか。
       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野俊弘 委員長 特になければ、以上で報告事項の聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○河野俊弘 委員長 次に、2協議事項に入ります。  まず、(1)正副委員長会申し合わせ事項について協議いたします。お手元に五月二十七日に開催された正副委員長会での申し合わせ事項を配付してあります。当委員会におきましても、この申し合わせ事項に基づき委員会を運営していきたいと思います。御了承を願います。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○河野俊弘 委員長 次に、(2)行政視察について協議いたします。  まず、日程についてですが、事前に調整をさせていただきましたが、七月八日月曜日から十日水曜日の二泊三日で皆さん御都合よろしいと伺っておりますので、改めてここで決定をさせていただきたいと思います。  行政視察の日程について七月八日月曜日から十日水曜日とすることでよろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野俊弘 委員長 それでは、七月八日月曜日から十日水曜日の二泊三日の日程で行政視察の準備を進めることといたします。  続きまして、視察項目・視察先等についてですが、特に御提案があればお伺いしたいと思いますが、いかがでしょうか。    〔「正副一任」と呼ぶ者あり〕 ○河野俊弘 委員長 それでは、視察項目・視察先等については正副委員長で協議をし、次回委員会で正副委員長案をお示ししたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野俊弘 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○河野俊弘 委員長 次に、(3)次回委員会の開催についてですが、第二回定例会の会期中である六月十八日火曜日午前十時から開催予定としたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野俊弘 委員長 それでは、次回委員会は六月十八日火曜日午前十時から開催予定とすることに決定をいたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○河野俊弘 委員長 その他ですが、何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野俊弘 委員長 特にないようですので、以上で本日の都市整備常任委員会を散会いたします。     午後零時十分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   都市整備常任委員会    委員長...