大田区議会 2021-03-01
令和 3年 3月 地域産業委員会−03月01日-01号
令和 3年 3月
地域産業委員会−03月01日-01号令和 3年 3月
地域産業委員会
令和3年3月1日
午前10時00分開会
○松本 委員長 ただいまから、
地域産業委員会を開会いたします。
まず、本職から申し上げます。
感染症拡大防止の観点から、傍聴人が激しくせき込むなどの症状が見られた場合、委員長の判断により傍聴人には退室をお願いする場合がございます。あらかじめご了承願います。
はじめに、本日の
審査予定について申し上げます。
前回の委員会で確認させていただきましたとおり、本日は、まず、
付託議案の討論及び採決を行い、次に陳情の取扱いを決定いたします。
続いて、
補正予算の説明及び質疑を行った後、
所管事務報告の質疑を行いたいと思います。
委員並びに理事者の皆様のご協力をどうぞよろしくお願いをいたします。
それでは、本委員会に付託されました5件の議案の審査を行います。
第17号議案 大田区
区民活動支援施設条例の一部を改正する条例ほか4件を一括して議題といたします。
議案に対する質疑は前回行いましたので、これをもって終結いたします。
これより討論を行います。
討論は5件の議案を一括して、大会派から順次お願いをいたします。
なお、会派名は略称とさせていただきます。
それでは、自民からお願いいたします。
◆岸田 委員
自由民主党大田区民連合は、第17号議案 大田区
区民活動支援施設条例の一部を改正する条例について、第18号議案 大田区
特別出張所設置条例の一部を改正する条例は、共に地域の
公共施設の整備の一環として各出張所が移転するものであり賛成いたします。地域の人たちがなれ親しんだ出張所が動くということで、丁寧な、そして長いスパンでの説明をよろしくお願い申し上げます。
第19号議案 大田区
産業プラザ条例の施設の一部の
供用停止に関する条例は、天井の耐震化のために供用を停止するものであり賛成いたします。
第4目
スポーツ振興費は、
各種スポーツ教室の中止、
スポーツ施設管理代行等の人件費の減額等でございます。
全体の
歳出補正額といたしまして、本資料の
最終ページに表で記載しております
歳出補正の合計額は5億6,567万8,000円の減でございます。
◎大木
産業振興課長 私からは、
産業経済部の令和2年度
一般会計補正予算(第8次)案につきましてご報告を申し上げます。
産業経済部の
資料番号3番、こちらをご覧いただければと思います。
基本的には、
新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で事業ができなかった部分についての
減額補正、また、それに伴う収入の減という形になってございます。
まず、歳入の一つ目、
都補助金につきましては、
産業経済費補助金1億427万9,000円の減でございます。東京都の
商店街チャレンジ戦略支援事業等の補助金の減額という形になります。
続きまして、
財産貸付収入でございますが、こちらが3億297万円の減額でございます。こちらは、
インダストリアルパーク羽田入居者及び
羽田イノベーションシティテナント入居者一部未定に伴う減額という形でございます。
続きまして、寄附金につきましては301万6,000円の増額でございます。この中で今回の内容につきましては、野菜と花の品評会の中止に伴う減額ということで、寄附金については4万円の減額という形になりますが、全体としましては、補正額としては増額しているところでございます。
また、続きまして、諸収入、雑入につきましては241万3,000円の減額でございます。こちらは
南六郷創業支援施設の整備に関する
補助金歳入年度の変更に伴う減額でございます。
続きまして、歳出でございます。
1番の
産業経済総務費につきましては、人件費でございますが、トータルでは1,270万円の減額でございますが、今回、職員の人件費といたしまして
新型コロナウイルス感染症に係る
緊急経済対策等による
業務量増加に伴う増で1,000万円の増額を行ってございます。全体としては減額ですが、ここの
職員人件費については増額という形になってございます。
続きまして、
産業振興費でございます。
こちらは先ほど申し上げましたとおり、
新型コロナウイルス感染症の拡大によりまして行えなかった事業につきまして、それぞれ減額をしているところでございます。
○松本 委員長 それでは、質疑は部局ごとに行いたいと思います。
まず、
地域力推進部からの説明に対する質疑をお願いいたします。
◆荒木 委員 山王会館のことなどをちょっと聞きたいのだけれど。30万円の減額。これは何であんなに使用が少ないのか。使用率が何パーセントとかは分かりますか、年間で。
◎近藤
地域力推進課長 うぐいすネットのシステムのところではないので、改めて報告させていただきたいと思います。
◆荒木 委員 いつ行っても誰もいないのですよね。ひどいものですよね。
特に、山王三・四丁目自治会で、薬師堂会館という町会会館が結構広いのができたから、ほとんどあそこを使わなくなってしまったのです。今まであそこは町会でいろいろ工夫して使っていましたが、これで手をこまねいて何にもならないではないですか、あそこ。
例えば、文士村の間で使うことも、もっともっとあるでしょうし、ただ展示してある、本当くたびれちゃったような展示がしてあって、全然考えていないのかな。こういうところは、もういいのですか、何でも。
◎近藤
地域力推進課長 山王会館の使用については、今、委員お話しのとおり、幾つかいろいろ利用についてはご意見いただいておりまして、あそこの施設は、一つは
地域力推進部所管という部分と、あと、観光・
国際都市部所管部分もございますので、その使い方については幾つかそれぞれ検討はしているのですけれども、あの場所がどうしても人がたくさん集められるというか、場所がどうしても住宅地の中というところなので、なかなかその辺のところがたくさんの人数を一遍に集めるような、興行的なところが難しいということは現場のところと話の中で出ております。
いずれにしましても、貴重な区の施設でございますので、そこについては地元のいろいろご意見頂きながら、関係部局と連携しながら利用率の向上に努めてまいります。
◆荒木 委員 近藤課長もいろいろ考えてお答えなさっているのでしょうけれども、ずっとその話を聞いているのです、毎年。利用率の向上に努めるとか。何も工夫されていないではないですか。出張所にそもそもそのまま丸投げですよ。任せてしまうのは本当にナンセンスだと思うのですよね。その辺はどうですかね。もうちょっと本当に力を入れて、もっとそういうものに力を入れられる人たちに少しお任せするとか、そういう考えは全然ないですか。
確かに、山の中腹だし、私だって歩いて行って帰ってきたらくたびれちゃうような感じのところなのですが、それなりにやはり使えると思うのです。いい建物ですから。それをちょっと教えてください。
今は上の階ではまだ海外から来た人が、宿泊施設として使っているのですか。
◎吉田 国際都市・多文化共生推進課長 国際交流施設という位置づけは変わっておりませんので、海外から来た方等については今でも宿泊はございますが、この1年につきましてはコロナの影響で海外からの方も来られておりませんので、宿泊という意味では使用されておりません。
◆荒木 委員 昔、アメリカのセーラム市との交流の中で、このセーラムの人が団体であの2階に来てくれて、私たち商店街でのぼりをつくって、歓迎とかって旗をつくったりして一生懸命やった覚えもあって。コロナではしょうがないですかね。そういう展望も含めて、1階も上の階も併せてもうちょっとこれから考えていってもらわないと、何か地元にいると本当に寂しくなっちゃうのです。ぜひお願いします。よろしくどうぞ。
◆佐藤 委員 幾つかあるのですが、施設使用料、指定保養施設と休養村とうぶのことで聞きたいのですけれども、休養村とうぶは使用料を歳入で4,050万円減額と。歳出で管理代行費を222万4,000円減額としているわけですが、これはそもそもどれぐらいを見込んでいて、どれぐらい減額ということでこういうふうになっているのか。
新年度予算も、4月以降そう増えるわけではないとそういう今、予算の立て方をしているので、そこに沿ったものだと思いますけれども、教えていただけますか。
◎東穂
地域力推進部副参事〔計画調整担当〕 今年度に関しましては、休養村とうぶにつきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けまして、大体、利用者に関しましては4割程度で推移しているのが現状でございます。来年度に関しましても、そういったことも考慮いたしまして予算は上げさせていただいております。
◆佐藤 委員 ほかの指定保養施設に関してもどうでしょうか。
◎東穂
地域力推進部副参事〔計画調整担当〕 現在、4か所ございます指定保養施設につきましても、今年度で言いますと緊急事態宣言中から停止している部分もございまして、また、現在2回目の緊急事態宣言の中でも停止しているということがございますので、今年度に関しましてはほとんど利用がない状況です。
また、来年度につきましても、そういったものを見越して予算を上げさせていただいております。
◆佐藤 委員 指定保養施設で言うと、今回の
補正予算で、歳出で1,223万円
減額補正ということになっているわけですが、今のお答えだとほとんど利用はなかったということですか。とうぶの場合は例年の4割程度と言っていましたけれど、指定保養施設はほぼなかったということになるのですか。
◎東穂
地域力推進部副参事〔計画調整担当〕 今年度に関しましては、年度の当初より、緊急事態宣言が4月7日に発出されましたので、4月からその後も、緊急事態宣言自体は5月25日に解除された後も
利用停止のほうは継続させていただいている期間が長かったです。期間で言いますと、一旦6月18日まで停止して、6月19日から再開ということに一旦はしたのですけれども、またその後、都民の方の都外への移動の自粛等の関係もございまして、また7月から10月まで停止ということでかなり長い期間、この指定保養施設の利用に関しましては停止していた期間が長かったために、このような減額になっております。
◆佐藤 委員 減額の理由は分かったのですが、4月から6月、また7月から10月、使用を停止したということなのですが、それ以外の月はほとんどなかったと言っているのですか。
さっき、利用がほとんどなかったとお答えになったので、とうぶのほうは4割と明確に答えられているので、その辺を聞いているのです。ほとんどゼロなのか、いや、例年の1割だったよ、2割だったよという話だったのですか。
◎東穂
地域力推進部副参事〔計画調整担当〕 指定保養施設として利用されていた期間につきましては、利用自体が全くなかったわけではございませんので、ある程度の利用はありましたけれども、やはりその
新型コロナウイルスの影響がございましたので、例年でいくとやはり4割とか、開いている指定保養施設として利用いただいている期間も減になっていたということでございます。
◆佐藤 委員 開いている期間は4割程度の減ということで、全体で例年の何割かというのをもう少しすっきり答えていただきたかったなと思いますので、それはまた後で教えてください。
もう一つ聞きたいのは、地域振興総務費の基幹統計事務のところで国勢調査がマイナス5,400万円の
減額補正ということになっていますが、これの中身はどういうことですか。
◎近藤
地域力推進課長 こちらは主に調査員、指導員の報酬の関係でございまして、当初予定しておりました人数よりも、実際の調査員あるいは指導員の方の数が確保できないために1人で複数の調査区を持つ場合に、必ずしも報酬の額が1地区ごと幾らという形ではないものですから、結果的にそこの部分で減額になっているという実績になります。
◆佐藤 委員 今、説明ありましたように、調査人員が減少したことに伴う減額ということになるのですけれど、この5,400万円というと何人ぐらいになるのですか。
今のお話だと、少ない人数で仕事をしたということになるわけですけれど、かなりの負担がやられた方にかかったのかなと思うのですが、調査自体は滞りなく進んだということですか。
◎近藤
地域力推進課長 調査自体はまだ今月、3月末に東京都を通じて国のほうに提出になるのですけれども、調査自体は今順調に進んでおります。
また、それぞれの部分につきましても、調査区の場合、逆に1人の方が複数持つ場合も、当然そこに負荷がかからないようにそこは調整しながらやっておりましたので、その部分については特に大きな問題は生じていなかったと思っています。
◆佐藤 委員 あと、5,400万円の減額ですが、人員はどれぐらい減ったのかというのは答えていただいていないのですが。
◎近藤
地域力推進課長 実際の調査員としては、調査員が約3,100人ほど、また指導員が440名ほどでございますので、合わせて約3,500人の方で対応したという形になっております。
◆佐藤 委員 ですから、聞きたいのは5,400万円の
減額補正になっているわけで、これは調査員の人員が減ったとなっているのですが、当初予定していた調査員よりもどれぐらい減った中でやられたのかというのを教えていただけますか。
◎近藤
地域力推進課長 こちらですけれども、予定としましては、当初の統計、国勢調査で調査区が5,889人の、これは予算計上時なので実績数字はまたあれですけれども、もう少し下がっていたと思いますけれども、約5,000は超えている人数の積算でやったという形になります。
◆佐藤 委員 5,889人だったのが、さっき3,100人と指導員の440人で3,540人という話ですけれど、1,000人ぐらい少ない中でやったということになるということでいいのですよね。
◎近藤
地域力推進課長 結果的に人数の差というか、大きなものは単純に調査区に1調査区に1人ということになる、計算上、予算は組んでおりましたけれども、1人の方が複数調査区を持つという形になった際に、その金額、報酬の額が必ずしも2地区やった結果倍になるという計算ではないものなので、その関係で人数が減る分として、金額の算出額が下がってくるという形になりました。
◆佐藤 委員 この国勢調査は町会の役員の方などを中心に、いつも結構負担がかかるということがよく言われる話で、それでこの
新型コロナの影響で、たしかこの委員会の中でも、なかなか人が集まらないから区で募集をかけて集めてやるという話もあったと私は認識しているわけです。
それで今回、5,400万円のマイナス補正ということで、そういう中でどういう調査が進んで、今、遅れていないという話がありましたけれど、かなり現場に負担がかかったのではないかなということを、この数字の中から想像をしたわけで。
新型コロナウイルスが蔓延している中での調査ということは、ほとんど今まで経験したことのないようなことだと思いますので、予算の立て方だとか調査の仕方も含めて、大田区でしっかり検証もしていただいて、実施主体である国などに意見をしっかり述べていただきたいと思っていますので、要望しておきます。
◆田島 委員 休養村とうぶについてなのですけども、ホームページを見ると温泉のポンプが故障したとなっているのですけれども、これは経年劣化によるものなのか、それともこの
利用停止に関係してこれは故障したのかというのは分かりますでしょうか。
◎東穂
地域力推進部副参事〔計画調整担当〕 休養村とうぶの温泉のポンプにつきましては、現在調査中でございますので、まだ原因のところがはっきりとは分かっていない状況でございます。
◆田島 委員 ちょっと心配しているのは、その休養村とうぶに関係なく、この建物、皆様がそれぞれ所管している建物が
利用停止とか利用時間の制限とかとある中で、その建物の
維持管理というのが適切になされているのかどうかという、ちょっとそこが心配なのですけれども、そのあたりというのは、適切な管理というのは、休館中といえどもそういった適切な管理というのはされていたのかどうか、その辺ちょっと教えていただけますでしょうか。
◎東穂
地域力推進部副参事〔計画調整担当〕 今回、
新型コロナウイルスの関係で休館の期間が確かに長かったということはございますが、その間もしっかり管理は行っておりますので、
新型コロナウイルスが原因でというところは特にないかと考えております。
○松本 委員長 以上でよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○松本 委員長 それでは次に、観光・
国際都市部からの説明に対する質疑をお願いいたします。
◆佐藤 委員 歳入のところで、勝海舟記念館の入館料及びグッズの販売のところも出ていたわけですけれど、マイナス補正になっているのですが、勝海舟記念館は実際に
新型コロナの影響で入館者が減ったということになると思うのですが、どれぐらい見積もって、どのぐらいになってしまったのでしょうか。
◎山本 文化振興課長 休館期間につきまして、6月までの休館を対処していたところでございますが、平日が大体、それまで20名から50名程度のお客様がお見えになっていたのですが、土日が100名前後のお客様でございました。
6月開館してからも、すぐにはそうそう伸びていないところでございますが、6月までの休館期間中、その平日及び土日のお客様が来られなかったというところで。トータルの人数はその時期によって変動するので、合計人数がどの程度だったというところは把握していないところです。
前年度も9月からの開館ですので、前年度の比較ができないところでございます。
◆佐藤 委員 昨年度開館をして、それで大田区でかなり力も入れて宣伝、PRなんかもしながら、たしか昨年度は、予想を上回る入館者があったと私も記憶しているわけですけれど、この
新型コロナが水をかけたようになってしまって、入館者が減ってしまうというのはとても残念だなと感じますが、それに合わせたようなPRもまた、していただきたいと思っております。
もう一つ聞きたいのは、先ほど報告もありましたけれど、歳出の
文化国際費の13のところの
絵画等保管拠点の
維持管理費ということで、探しているという話で当初立てた予算をマイナス補正にするということなのですが、これはたしか羽田のインダストリアルパークに入れるとかという話があって、それをやめて、それで今探しているということになると思うのですが、その探している状況というのはどんな状況なのか教えていただけますか。
◎山本 文化振興課長 羽田周辺での活用地について、昨年検討をしたところでございますが、今年度につきましては、もう少し利便性の高い場所での検討をしたところでございます。しかしながら、契約まで至らなかったということで、引き続き適地も含めて検討させていただくということで、令和2年度につきましては減額の補正をさせていただいたところでございます。
○松本 委員長 ほかに。よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○松本 委員長 それでは続いて、
産業経済部からの説明に対する質疑をお願いいたします。
◆荒木 委員
産業経済部、ちょっと的はずれなことを言うかもしれないけれども。
先週の木曜日、鵜の木の商店街がNHKテレビに出ました、5時半からの放送に。
何かというと、今、私たちのところ、鵜の木まつりも中止になりましたし、いろいろな大きいイベントはやれないではないですか、基本的に。いろいろと考えて、例えば、嶺町小学校とコラボをして、嶺町小学校の子どもたちが、小学校の生徒が商店街の人、頑張ってくださいとかという話を1回10分ぐらいですかね、12時と16時に商店街で流しているのです。それがNHKテレビに出て。それで大いにみんな喜んでいたのですけれども、そういうときに、今、駄目だ、駄目だという話なのだけれど、大木課長、そもそも放送施設がくたびれちゃったから、何とかしてくれないかというような話も、減額、減額で、本当にそれでは商店街の首を絞めているようなものではないですか。そのぐらい、ごちゃごちゃ言っていないでやってあげたらいいのではないのかと思うのですよね。
私だって最初、その小学生が何かいろいろ言っているのを聞いていて、何か先生に言われたとおりにやっているのではないかとかと言っていたけど、2作目はすばらしいのですよね、元気に自分たちの思うことをやって、コロナに負けないで頑張ってくださいと。それは、商店街だけではなくて、まち全体の試みになっているのですよね。その放送施設というのは、商店街のあちこちにスピーカーがあって、1か所で流すと流れるわけ。ちょっと聞いたところによると、なかなか老朽化で何とかしてもらいたいと。そんなのでいいのかねと思うのだけれど、大木課長どうですか。
◎大木
産業振興課長 ただいまのご質問にお答えする前に、一つ訂正をさせてください。先ほど、歳入の部分で寄附金の補正額につきまして、ちょっと言い間違いがあったかもしれませんので、改めて。
補正額といたしましては、310万6,000円でございます。その中で
産業経済部に係る補正額については4万円の減額という形で、改めてご報告をさせていただきます。
その上で、先ほどの荒木委員のご質問ですけれども、鵜の木の商店街の小学校とのコラボレーションにつきましては、我々も話を伺っていまして、NHKの番組で取り上げられるということも事前に伺っておりました。残念ながら私、番組はまだ見れていないのですけれども、そういった形で小学校と地域の商店街が一緒になってコロナに打ち勝っていこうという取組をされているということは把握してございます。
商店街側の放送設備の老朽化という部分についても、話としては我々も伺っておりました。これについては、東京都の補助金を含めて対象になる可能性がございますので、ぜひその商店街の皆さんから区の
産業経済部にご相談くださいという形でご案内をさせていただいておりまして、つい先だって、鵜の木の商店街連合会の会長さんからご相談をいただきました。
我々も今の年度末の時期、また来年度の予算取り、東京都も含めて予算取りをしていますので、その中でどういった対応ができるかというところについてはご相談を受けさせていただいて、商店街の皆さんと一緒に、できる限り前向きな方向で考えたいなと思ってございますので、そこについては、我々もしっかり把握していますし、対応をさせていただく準備はございます。
◆荒木 委員 そのような今の
コロナ禍でいい話、前向きでいい話があるのに、全部直さなくたって、取りあえず悪い箇所だけ直すぐらい、別に東京都の補助金なんかなくたって大田区でできないのですか。商店街なんか今、コロナで本当に影響を受けて、組合費を滞納しているところだってあるのですよ、出せないと。5,000円ですよ、月。そういうところを考えたら、ちょっと現場へ行ってどこが悪いのかを見てきて、大木課長はそのぐらいの馬力のある人だから、課長行ってきてくださいよ、今度。
ぜひお願いしたいんだけれど、そういうのは。そういう動きを見せないと、せっかくみんなが何とかしようというときに、水をぶっかけるようなものになってしまいますからね。
◎大木
産業振興課長 私も反省しておりますが、私、現場はまだ実際に見てございませんので、早急に現地に足を運びたいと思います。
また、商店街さんと我々のほうで、どのぐらいの規模でどういったものを、どういう金額で行っていくかというところの詳細を確認させていただかないと、なかなか区の助成金だけでできるのか、都の補助金を使うのかというところの判断もできませんので、そこについてもできるだけ早く商店街さんとはご相談をさせていただきたいと思います。
◆荒木 委員 とにかく現場を見に行って、それでせっかく映っているのだから、天下のNHKで5分ぐらいやっていましたかね。それを誰かに言って、誰も見ていないのですか。見てきてくださいよ、テレビをね。誰かテープ持っていないのかな、テープというか録画。
◆佐藤 委員 まず、歳入なのですが、16款の財産収入、財産運用収入の1目の
財産貸付収入、土地等の貸付収入ということなのですが、3億1,483万9,000円の
減額補正ということで、
インダストリアルパーク羽田入居者及び
羽田イノベーションシティテナント入居者の一部未定に伴う減ということになっていますが、これはそれぞれ内訳を教えていただけますか。
◎堀江 工業振興担当課長 私からはまず、インダストリアルパーク羽田、こちらの入居状況についてご説明申し上げます。
こちらの施設につきましては、全部で4区画ございます。そのうち、現状1区画については既に操業を開始している状況でございます。もう1区画につきましては、契約は既に完了し、現在、操業開始に向けた工事を施工中でございます。また、残り2区画につきましては、一旦、入居の内定等決まりましたが、その後、内定者から辞退の連絡をいただいているということで、現在、そういった状況になっております。
残り2区画の募集につきましては、現在、区ホームページ等で随時募集をしておりまして、お問合わせ等もいただいている状況でございます。
◎臼井 産業交流担当課長 私からは、
羽田イノベーションシティの状況についてご報告をさせていただきます。
まず、こちらの減額でございますけれども、我々のほう、民間事業者から約4,000平米借りているところでございますが、そのうち約1,500平米は交流空間等もしくは産業振興協会の執務室等ということで、テナントには貸していないということでありますが、こちらの
減額補正には、昨年度の時点で産業振興協会が使う部分、交流空間が使う部分の金銭的な事務の流れというものが確定できていなかったので、その分も含まれております。結果的に、約1,500平米部分の歳入というものは生じないことになりましたので、その分も含まれております。
また、テナント区画につきましては、全17区画ございます。現時点では、所管の委員会でも最新情報を常にご報告しておりますが、5事業者8区画が入居いただけるということで決まっておりますが、現在、実際にもう内装工事等が終わって賃料が発生しているところは、1事業者2区画となっております。
◆佐藤 委員 インダストリアルパークのほうは、4区画のうち1区画が今、入居されていて、3区画が今も空いている状況で、その3区画中1区画は入居が決定されているというお話でしたけれど、この3億1,483万9,000円のうち、インダストリアルパークのほうは幾らになるのかということと、
羽田イノベーションシティのほうは、今お話にありましたように、4,000平米のうち1,500平米か。これは、本来はテナントではないのだけれど、その部分も入っているというお話がありましたけれど、それも含めてこのマイナス補正というのは、このうち幾らになるのかという、その内訳を教えていただけますか。
◎堀江 工業振興担当課長 インダストリアルパーク羽田につきましては、減額分が約6,500万円ということでございます。
◎臼井 産業交流担当課長
羽田イノベーションシティのほうにおきましては、先ほども申しました1,500平米の分と、あと、テナントとして入居が未確定の部分と合わせまして、金額に関しましては約2億5,000万円ほどを減額させていただいております。
◆佐藤 委員 もう少し聞きますけれど、その
羽田イノベーションシティのほうの2億5,000万円のうち、そのテナント部分のマイナスというのは幾らあるのでしょうか。
◎臼井 産業交流担当課長 テナント部分に関しましては、このうちの約半分を超える、半分強ということになっております。このうちの、逆にテナントではない部分につきましては約1,500平米ございますので、こちらのほうのみで約1億円。1,500平米で約1億円になりますので、残りの約1億5,000万円ほどが、テナントの分ということになります。
◆佐藤 委員 それと、歳出のほうで一つ聞きたいのは、先ほど
産業振興課長からも報告をしていただきましたけれど、この人件費のところで
新型コロナウイルス感染症に係る緊急経済対策などによる業務増量に伴う増ということで、1,000万円を補正で増やしているのですけれど、全体的には減ったと。
これは多分増えたのは、私の感覚として融資のところなのかなと思っていて、ここはかなり大変だったので、いろいろ応援職員なども入れながら、また人も増やしながらやったということが記憶にあるので、そうなのかなという確認と、増やしたのだけれども減ったというのは、もっと減ったところがあったということだと思うので、その辺をもう少し教えていただけますか。
◎大木
産業振興課長 人件費、超過勤務、時間外勤務手当の増額分については、まさにおっしゃるとおり融資係が大部分を占めています。ただ、融資係だけではなくて、当然、緊急経済対策を行いました商業担当ですとか、それから産業振興担当、こういったところも、工業振興も含めて、そういったところも業務量としては増加してございます。
全体が減っている分につきましては、これはちょっと私も不思議なところかなとは思っているのですけれど、時間外勤務手当自体は増えているのですが給与全体としては減っている。これは恐らく、給与改定見直しの部分が影響しているのかなと思うのですけれども、事項別明細書の97ページにもありますとおり、地域手当や勤勉手当、また給料等が、軒並み減額になってございますので、そういった分が大きく影響しているのかなとは考えております。
◆佐藤 委員 これは、コロナで大変だった職場、特に
産業経済部の部分だとか、あと保健所のところなんかは、区民の方からもそういう忙しいところの職員の方も実は給料が減っているのですよという話をするとみんなが驚かれて、何でそんなに頑張っている人の給料を減らすんだという、そういう言葉を私なんかも受けるのですが。
今、課長が答えられたことがそうだとしたら本当に何か残念だなと思いましてね。制度上仕方ないという部分はあるのですけれど、私たちは、職員の方がこんなに頑張られて減るというのがちょっと納得できない部分はありますが。
そういうことでしたらこの書いてあることは理解しますけれど、ここではなくていいので、また後で結構ですけれど、もう少し詳しい明細も教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
◎近藤
地域力推進課長 すみません。先ほど、国勢調査のところで佐藤委員からちょっとお話があった際の部分で、補足させていただければと思います。
調査員数なのですけれども、実は当初の見込みが3,800人で予定しておりました。実際の、コロナの関係等を含めまして辞退者がいて、実際の従事者は3,111人、差額689人。こちらの方に計上していた分の報酬、これが主なものとして3,200万円ほどなのですけれど、主なものを占めるという形になります。調査員の数が減りましたので、それに付随していろいろ旅費であるとかその他経費が落ちていったという形になっております。
○松本 委員長 それでは、
補正予算については以上といたします。
補正予算に伴う
臨時出席説明員の方は、ご退席いただいて結構でございます。
(
理事者退席)
○松本 委員長 続いて、
所管事務報告の質疑を行います。
資料の理事者説明は省略とさせていただきますけれども、
地域力推進部・観光・
国際都市部共通の
資料番号2番、
地域力推進部資料番号23及び観光・
国際都市部資料番号21の報告について、補足説明を行いたい旨、また、
産業経済部より、1件口頭報告を行いたい旨、理事者から申し出がありましたのでこれを許可いたします。
それでは、理事者より説明をお願いいたします。
◎近藤
地域力推進課長 私から、
地域力推進部・観光・
国際都市部共通の
資料番号2の補足説明をさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの予防接種につきましては、各区市町村において予防接種を実施することとなるため、大田区も接種会場の確保など、接種体制を確実に整備する必要がございます。
接種会場につきましては、区は集団接種と併せて医療機関でも接種できる体制を取り、高齢者への接種を準備が整い次第、開始する予定でございますが、この集団接種を実施するにあたり、
地域力推進部と観光・
国際都市部の所管する五つの施設を集団接種会場として確保するため、接種候補日の抽選及び予約を一部調整・停止することといたします。
ワクチン接種の期間、会場につきましては資料に記載のとおりでございますが、ワクチンの種類、供給量、供給時期など、今後の状況次第で接種開始時期や接種会場等も変更になる可能性がございます。また、ワクチン接種会場として使用しないと判断された場合は、通常どおり区民が諸室を使用できるように配慮いたします。
区民への周知につきましては、大田区
公共施設利用システム「うぐいすネット」での案内、区報やホームページ、対象施設内での掲示等において対応いたします。
なお、本日同時開催しております健康福祉委員会にて、健康政策部が区のワクチン接種計画について報告を行っております。
◎東穂
地域力推進部副参事〔計画調整担当〕 私からは、地域力推進
資料番号23番、ふれあいはすぬまの次期活用計画について補足説明をさせていただきます。
なお、本報告は関係いたします総務財政委員会、健康福祉委員会でも同じ内容で報告説明をしております。
資料をご覧ください。
1、整備計画につきまして、令和元年11月27日に活用計画を定めまして、
施設整備を二期に分け現在はT期工事の(仮称)大田区西蒲田三丁目
複合施設新築工事の設計を進めているところでございますが、2の変更理由にございますが、現在、東京都と連携した
都区合同庁舎の整備計画につきまして、令和2年6月に東京都より
新型コロナウイルス感染症の影響により、来年度に事業を延期する旨の通知がございました。
ふれあいはすぬまには、
都区合同庁舎竣工後に配置変更する予定の施設があるため、3のスケジュールにありますとおり、設計や工事を1年延期いたします。下のスケジュールで対応させていただきたいと思っております。
◎山本 文化振興課長 私からは、観光・
国際都市部資料番号21、「OTAふれあい動画コンテスト」実施報告に関して、補足説明をさせていただきます。
文化振興課では、家庭、職場、友達やペットなどとのふれあいをテーマにしたふれあい動画と、大田区観光PR特使のシクラメンが歌う大田区観光PR曲「手のひらたたけば」ダンス動画を募集いたしました。これは、OTAふれあいフェスタの代替事業でございます。
全体で67の作品をご応募いただきまして、本日付け、このOTAふれあい賞、上の5作品についてホームページにアップをさせていただきました。下の段は2月の6日から応募作品について、ホームページで皆様にご紹介をしたところでございます。
本日は、ふれあい動画五つの作品、OTAふれあい賞として決定いたしましたので、ご覧をいただきます。
(動画放映)
受賞作でございますが、ご自宅でおもちゃを使った回転ずしです。
コロナ禍で外食も自粛する期間でございますが、ご自宅で回転ずしをやってみようという親子のふれあいがテーマの作品でございます。
(動画放映)
次は、洗濯ハンガーを使ったブドウ狩りです。この作品も、子どもの笑顔もすばらしいですが、
コロナ禍で旅行なども自粛中の中でご両親が我が子を喜ばせる工夫の作品でございます。
(動画放映)
次の作品は、ルービックキューブを組み合わせ、デザインづくり、積み重ねの作業をまとめた動画でございます。最初は、大田区のマークでございます。次は、はねぴょんです。次は、松原区長のお顔を表現しております。パソコンでデザインをつくり、恐らく3時間以上の作品を1分にまとめていただいたものでございます。
(動画放映)
次は、池上の赤ちゃんヨガ教室の様子でございます。親子のふれあいを強く感じる動画となっております。フェスタもこういう親子連れがたくさんお越しになるイベントですので、こういう作品があってうれしいところです。
(動画放映)
最後は、友達とのふれあいをダンスを通じて表現していただいたものです。アプリコの隣の公園なので、近隣の中学生だと思います。このような踊りは今、はやっていますけれども、5作品ぐらい、こういう子どもたちの踊りの作品をご応募いただいたところでございます。
これが、入賞をしましたOTAふれあい動画賞を取った5作品でございます。
もう一つの動画作品でございますが、観光PR特使シクラメンさんの踊る「手のひらたたけば」を区民の皆さんに踊っていただくダンス動画でございます。
(動画放映)
ダンス教室の子どもたちとか、太鼓連盟の皆さん、志茂田小学校の子どもたちなどが参加していただいています。ダンス教室の子どもたちです。太鼓連盟の皆さんです。
蒲田西特別出張所の職員です。文化振興協会の職員です。志茂田小学校の子どもたちです。東松島の職員の方々からの応募です。シクラメンのファンの方々です。東御のキャラクターです。こども食堂の方からのご応募です。文化振興協会の職員です。東御。企業からご応募いただいた東京モノレールです。しいのき園の利用者の方々です。嶺町
特別出張所の町会長なども踊っていただいております。来〜る国際大使です。東京モノレールの職員の方々。これはこども食堂の方々です。東京モノレール。東松島。
蒲田西特別出張所。
33の団体の方からご応募いただきまして、応募いただいた動画を1本の作品に編集してプロモーション動画として今後も発信していく予定でございます。皆さんで盛り上げよう、ふれあい、絆を表現しようとする気持ち、笑顔に感謝したいとの実行委員の皆さんのお言葉もありました。
◎堀江 工業振興担当課長 私からは口頭で大変恐縮でございますが、1点ご報告をさせていただきます。
本年3月10日、11日の開催を予定してございました第25回高度技術・技能展おおた工業フェアでございますが、こちらにつきまして、
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点等から、今回の開催については中止ということで判断をさせていただきましたことをご報告させていただきます。
なお、今回、出展を予定していた企業の皆様の企業情報、製品情報等、また連絡先等につきましては現在、大田区産業振興協会のところに開設してございます工業フェア特設ホームページの中で一覧として掲載をさせていただくとともに、また今回、企画展示として予定をしてございました災害対策技術展、こちらについては出展企業の製品、パネル等を3月5日から17日までの予定で
羽田イノベーションシティ、ハネダピオ交流空間のほうに展示をさせていただく予定でございます。なお、こちらの展示につきましては、防災危機管理課の協力も得ながら、防災に関する啓発の展示も併せてする予定でございます。
こういった中止に伴う代替措置につきましては、事前に来場を予定していただいた方々、また、産業振興協会ホームページ、ツイッター等で周知をして、より取引につながるよう対応をしているところでございます。
○松本 委員長 それでは、報告順に質疑を行いたいと思います。
初めに、ワクチン接種の関係でご質問のある方。
◆荒木 委員 ワクチンはワクチンでみんな喜んでいるのだけれど、結構、高齢者になると、私も含めて。高齢者になると、大抵、持病を持っているのですよね。私ももともと腎臓が悪いし。
それで、そうすると、やはり通い慣れた病院で何とか打てないかなという話もあるのですよね。何かアナフィラキシーショックなんていう話を聞くにつれて、例えば、いつも通い慣れている病院だと安心ではないですか、ひっくり返ったとしても。そういう意見が結構多いのですよね。それで迷っている人がいるのですよ、高齢者は、どうしようと。それは全然こういう、例えば体育館でやるとかという話以外に、話の対象になったことはないのですか。
結構、私が話をして歩いていると、大体高齢者に、年齢が上に行くに連れてそういう人が多いのですよね。どんなものなのかな、これ素直に行きますかね、みんな。
○松本 委員長 これは委員会が違うかもしれないけれど、何か。
◎近藤
地域力推進課長 私どもの分かる範囲ということですけれども、今おっしゃったようなお話の中で、接種するにあたって、集団接種会場あるいは医療機関等を健康政策部で検討しております。
今回は集団接種の会場として、
地域力推進部あるいは観光・
国際都市部のほうで所管する施設の中で、集団会場として施設の利用について依頼があったので、協力体制を取っていくということで、今回、今日ご報告させていただいた施設で集団会場として予定をしているということでございます。
◆荒木 委員 要するに、そういう話合いは持たれている、持たれていないかはそれは関係ないのですか。この委員会では無理ということですか。
◎近藤
地域力推進課長 当然、今、委員お話しのような話ということは当然、所管している部局も十分認識していると思いますけれども、今日、この委員会でもそういうご意見が出たということはきちんと伝えてまいります。
◆佐藤 委員 これは5か所と、あと、指定の医療機関と聞いているわけですけれど、それぞれ何人ぐらい、この会場でやるかとかという計画は何か出ているのですか。
◎近藤
地域力推進課長 それぞれ何人というのは、私どもの所管している、例えば嶺町集会室あるいは六郷地域力推進センター、池上会館で言いますと、大体1時間当たり40人から50人ぐらいで、1日400人程度の方に接種できればということで、今、検討のほうは進めております。
◆佐藤 委員 使用期間ということで4月から10月予定となっているわけですが、これはこの期間、全日、全部の日をワクチンのために押さえてしまうのか、もしくは夜間は開放するのか、教えていただけますか。
◎近藤
地域力推進課長 それぞれの施設で現在、嶺町集会室については月曜日と水曜日、木曜日、週3日予定されております。六郷地域力推進センターは火曜日、金曜日、日曜日。池上会館につきましては火曜日と金曜日、週2日を予定しています。
◆佐藤 委員 そうすると、この4月から10月の全期間を全日押さえるというわけではなくて、今のお話だと週3日、週2日とそれぞれやっているみたいなので、この4月から10月の期間で、何日かをこういう形で押さえるということになるということですね。
◎近藤
地域力推進課長 所管部のほうから、この日付といいますか、それぞれ多分、委託される事業者等も含めて、実際の運営があると思うのですけれども、それぞれの、今お話しした嶺町、六郷、池上については、この曜日でお願いしたいという形で今、話が来ていますので、そこで調整をしているというところです。
◎山本 文化振興課長 関連でございます。
区民プラザ、アプリコにつきましては、区民プラザ体育室が水曜日と土曜日、アプリコ展示室が曜日は固定しないのですけれども、室場の約7割を確保して、一般の方々の利用もしていただくような体制は取りたいと思っております。
◆佐藤 委員 最後に聞きますけれど、ここに高齢者への接種を4月から開始する予定で、今、体制を準備しているということなのですが、最終的にそれぞれ今、週3日とか2日とかというお話がありましたけれど、いつが利用できて、いつ利用できなくなるのか、この施設が、区民に周知しなければいけませんから。ただ、ワクチンがどれぐらい確保できるかは、国のほうからの情報がまだ来ていなくて、自治体がなかなか難しいという事情も私はよく分かってはいるのですが、いつ頃、これを確保する予定で今、準備を進めていますか。確定する予定で。
◎近藤
地域力推進課長 まず、4月からこの曜日を予定として今、押さえております。
ただし、今、委員お話しのとおり、日々情報が動いてきますので、所管の部局からもその辺については最新の情報を持ちながら、当然、少しスケジュールが遅れてくるということになれば、一般の利用者の方にご不便をかけないように、きちんと情報提供等には努めていくという形なので、現状では何日から幾つというところはまだ決まっていないというところです。
◎山本 文化振興課長
文化施設も同様でございますが、区民プラザの体育室につきましては、まだこの水曜日、土曜日を押さえる段階では予約というところが始まっていませんでしたので、また、健康政策部のほうでこの時期は一般の利用に開放するというところであれば丁寧に対応をしていきたいと思います。
また、アプリコ展示室につきましては、既に予約をいただいていた方に自主的にキャンセルをしていただくとか、そういうこともさせていただいておりました。そういう中で、これから詳細が決まってくる中で、また使わない日等があれば丁寧に対応をしてまいります。
○松本 委員長 ほかには、よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○松本 委員長 それでは、続いて、
地域力推進部の
資料番号22番、令和3年度
特別出張所所管施設の
改修工事等による使用休止について。
◆佐藤 委員 これは文化センターもそうなのですが、
区民センターとかを含めまして、よく照明が暗いとかそんなお話を区民からいただくことがあるのですが、今回、この美原文化センター、六郷文化センターの体育室の照明改修をやるようになった経緯、既に何年たっているからそこはやるのだということなのか、それとも、ちょっと故障などがあって区民の方からそういう話もあったからやるということになったのか、その辺を教えていただけますか。
◎近藤
地域力推進課長 こちらにつきましては、現在、エバーライトという照明が入っているのですけれども、それを計画的にLEDに変えていく工事の一環でございます。
美原文化センター、六郷文化センター、共にもうかなり古い施設ですので、計画的に順次LED化を進めていく中で入っております。
◆佐藤 委員 そういう計画を立てて、LED化を進めているというお話だったので、それはよく理解できるわけですが、ただ、大分古くなっていたり、故障しがち、故障をよくするような施設というのもあると思うのですよね。そういうことも含めて、計画を立てるということでいいですか。
◎近藤
地域力推進課長 当然、施設によって古い施設について、故障が出た場合には利用に支障のないように緊急的な対応等も行っておりますけれども、今年度、令和2年度につきましては、洗足
区民センター、嶺町文化センターを含め5施設を現在、このような形でLED化しております。
令和3年度につきましては、今回、美原文化センターと六郷文化センターでございますけれども、まだ後半のスケジュールが決まっていませんけれど、糀谷文化センターもこちらLED化の予定で、新年度、令和3年度については計画を入れております。
また、施設自体は閉鎖にはならないのですが、南馬込文化センターにつきましても、水銀灯からの改修を予定しているところでございます。
○松本 委員長 ほかには、よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○松本 委員長 それでは、続いて、ふれあいはすぬまの次期活用計画について。
よろしいですかね。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○松本 委員長 それでは、
地域力推進部の
臨時出席説明員の方は、ご退室いただいて結構でございます。
(
理事者退席)
○松本 委員長 続いて、観光・
国際都市部からの
資料番号20番、「18色の国際都市事業」の実施報告について。
よろしいですかね。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○松本 委員長 21番、「OTAふれあい動画コンテスト」実施報告について。
◆小峰 委員 すてきな動画を拝見しました。ありがとうございます。
コロナ禍だからこそ、みんなで元気になるような動画ということで、私も期待をしておりました。今の中身を拝見すると、企業それから学校、施設、町会そして区の職員の方も踊っていただいたということで、様々お声がけにご尽力なさっていただいたということを感じました。
シクラメンのユーチューブのほう、シクラメン公式チャンネルに掲載と3月1日から予定しているというところですが、その効果の期待というのはどのように考えていらっしゃいますか。
◎山本 文化振興課長 ありがとうございます。シクラメンの観光PR曲としての「手のひらたたけば」ですので、今後の、例えば観光課としっかりと調整した上で、観光情報センターとかそういうところで流すとか、また、来年の、例えばフェスタを会場で実施させていただくときには、こんなことを、前年度は中止だったけれども取り組んだのですよとか、そういうPRはしていきたいと思います。
また、区の施設の動画を流せるようなサイネージとかにつきましては、広報課のほうと今後調整してまいりたいと思っております。
◆小峰 委員 大田の公式チャンネル等も活用していただいたり、またはジェイコムとかももし連動をしていったら、せっかくすばらしい出来で、元気になる動画ということで大田の地域力が発信できるので、今も皆さんと見終わった後、拍手が出たほど満足度がとても高かったと思います。
先ほど、課長のお話の中で、リアルにイベントができたときにも流したいというようなお話がありましたけれども、こういう動画は、いい動画ができると今度は自分もやってみたいなと皆さん思うものだと思うのですね。どんどん重ねていきながら拡充して、結果的には大田にはあの動画があるよね、何か大田は楽しいところだよねという、心を大事にしてくれるところだねというような形になっていくのかなとは考えるのですけれど、今後イベントをリアルにできるようになったときにも、このような動画を継続して作成していくということは考えにくいのでしょうか。
◎山本 文化振興課長 今回、フェスタの代替事業ということで、職員も組織としても、観光・
国際都市部、皆さんにもご協力をいただきながらPRに努めました。なかなか集まらないかなとか、たくさん集まったらどうしようとか、そういうことも考えながらの試行錯誤でございました。
非常に、どうやったらいいのかなというのを工夫しながらだったので、来年度、この場で来年度もしっかりとこういうものを取り組むということは申し上げにくいところでございますが、ほかの部局も含めて検討をしていく材料かなと思いますので、今頂いたご意見を心して、例えば、広報課とかそういうところとも調整をしてまいりたいと思います。
◆小峰 委員 改めてご要望ということで、要望させていただきます。よろしくお願いいたします。
◆荒木 委員 小峰委員が全部言ってくれましたから。
山本課長、最初始まる前にごちゃごちゃ言っていましたけれど、ごめんなさい。面白くなかったら怒ってやるとか。最高だよ。これ、こんなにいい材料があるのだから、山本課長、自分のところだけで閉じ込めておかないで、ぜひ、例えば、各出張所にありますよね、議会が映されるところとか。あれに常に流すとか大いに利用して、こんなことを大田区ができるのだと思いませんでした。すごく感心しましたよ、ルービックキューブを並べて、最後は区長の顔までとか。
区議会には要請しなかったのですか。区議会でもやりませんかと。私たち踊ってやりますけれども、そしたら。そんなことも含めて、本当にいい仕事でしたよ。感動しました。またよろしく頑張ってください。
○松本 委員長 よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○松本 委員長 続いて、
資料番号22番、「おおたの文化フェアinGRANDUO」の開催について。
22番、いいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○松本 委員長 では最後、
産業経済部、
資料番号19番。
◆佐藤 委員 観光展と繁盛店創出事業コロナ特別助成ということなのですが、特に、繁盛店創出事業のほうは、結構これは私も人気があるのかなと思っていて、2回目の緊急事態宣言が出てから特に、やはりいろいろな商店でも、前からやっていたというのももちろんあるのですけれど、特に飲食店など含めてこういう対策をしなければいけないということで、こういうのをまだやっていますかなんていう話は結構入ってくるようになっているのですが、これは今までの実績の報告になっていますけれど、今後も続けていく予定なのか。
あと、当初、
補正予算で始めたと思いましたけれど、それはもう上回ったのかなと思っているのですが、その辺の状況を教えていただけますか。
◎大木
産業振興課長 まず、
補正予算と今お話しがありましたけれども、こちらは産業振興協会の事業で、協会の中の事業の組換えで行っていますので、この繁盛店創出事業のコロナ特別助成に関しての
補正予算という形は行ってございません。
当初の想定では、1件当たり10万円を上限で200件を想定しておりましたので、それを大きく超える形で279件という形での応募がございました。こちらについても、その超えた部分も2,000万円で頭打ちということではなくて、産業振興協会の事業費の組換えの中で対応をしているという形でございます。
今後につきましては、現時点で4月以降、受付を行うかどうかということは決まってございません。コロナウイルス感染症の状況を見ながら、必要に応じて必要な対応を行ってまいりたいと考えてございます。
◆佐藤 委員 今、緊急事態宣言中で、それで3月7日解除という話はしているわけですが、政府の専門家などからも首都圏に関しては、これで解除していいのかというような意見も出ていたりして、まだ、解除されるかどうかも含めて不透明ですよね。あと、解除されたからといって、今までの生活にすぐ戻らないようにということなども言われている中で、やはりお店などの対策というのも、これからも引き続き自ら強めていくということを考えられる、そういう商店が多いと思うのですよね。
だから、今の時点では、まだ4月以降はやるかどうかは決まっていないというお話でしたけれど、ぜひ私は続けてほしいということと、あと、10万円の上限というのも結局どうなのかなというところもあって。取りあえずやったのだけれど、やはりもう少し強化する必要があるとなると、お金としてはもう少しかかるかもしれないから、このメニューだと合わないのではないかということなども含めて、私はあると思っているのですが、だからその辺も含めて、この事業は今後どうしていくかというのをしっかり見据えて検討したほうがいいと思いますが、いかがですか。
◎大木
産業振興課長 まず、助成金につきましては、補助額の上限が10万円ということですけれども、対策に係る経費について10万円で打ち切ってくださいという形ではございませんので、10万円を超える部分は自己負担というところも当然ございますが、各お店に対して産業振興協会のほうで派遣をする専門家が様々な対策、提案をして、その中からお店の人が選んで実施をしていくというような形でやってございますので、そこの部分については、10万円が必ずしも足かせということではないのかなとは考えます。
今後につきましては、先ほど申し上げたとおり、状況を見て判断という形になりますけれども、例えば、類似の事業、東京都なんかでも補助率3分の2で2月まで行っていたところがありますけれども、こういった事業等もございますので、その辺も含めて総合的に勘案をして、必要であれば対応をしていくという形で現時点では考えてございます。
◆荒木 委員 私、毎月、商店会費を集めているのですよ。1軒1軒、商店街を。そうすると、本当に生の声。生の声というか私、なまじ議員なばっかりに、くそみそに言われて帰ってくるときもあります。だけれども、要するに、金は何とかしてくれという、それはもちろんあるけれども、それを機に何か新しい展開ができないかと、それが一番の問題点ですよ、彼らに対しては。
例えば、10万円をもらったからといって何かできるわけではないのだけれど、それをちょっと
産業経済部も考えて、なるべくそういう、何を望んでいるのかというのを、ぜひ、またアンケートなんかで1か月も2か月もかかると嫌だけれど、生の声を聞いてあげてもらいたいのですよね。方法は任せるから。
そうしないと、絶対、彼ら、このコロナが終わったらお店を閉めちゃうとか、心配することが多いので、ぜひ今は本当に全庁を挙げて取り組んでいただきたいなと思っています。どうですか、大木課長。
◎大木
産業振興課長 各個店の生の声をというのは、まさにおっしゃるとおりで、私もできる限り、そういった形で皆さんのお声を伺って、必要な対策というのを講じてまいりたいと考えてございます。
一方で、全ての区内の事業者を回るわけにもいきませんので、その形はいろいろとやり方はあるかなと思います。これからも工夫をして、できるだけ地域の事業者の皆さんの生の声をお聞きをした上で、必要な対策をしっかり考えていきたいなと思います。
○松本 委員長 よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○松本 委員長 それでは、本日は以上で質疑を終結し、
調査事件を一括して継続といたします。
最後に次回の委員会日程について確認をさせていただきます。
次回の委員会は3月8日、月曜日、午前10時から開会ということでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○松本 委員長 では、そのようにさせていただきます。
以上で
地域産業委員会を閉会いたします。
午前11時51分閉会...