• "勝海舟基金"(1/1)
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  1. 大田区議会 2019-08-15
    令和 1年 8月  地域産業委員会−08月15日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和 1年 8月  地域産業委員会−08月15日-01号令和 1年 8月  地域産業委員会 令和元年8月15日                午前10時00分開会 ○広川 委員長 ただいまから、地域産業委員会を開会いたします。  継続調査事件を一括して上程いたします。  まず、おおた重点プログラムに関する理事者の説明をお願いいたします。 ◎近藤 地域力推進課長 私からは、おおた重点プログラムについてご説明申し上げます。各部共通資料番号1、本編をまとめた概要資料をご覧ください。おおた重点プログラムの策定についてでございます。  1、概要でございます。今回お示しいたしました、おおた重点プログラムは、平成21年度から平成30年度までに推進してきた、おおた未来プラン10年の総括を前提に、令和3年度を始期とする新基本計画にしっかりとつなげ、計画的な行政運営の継続を図るために策定したものでございます。平成31年度までが計画期間となっている実施計画を統合し、実施計画に掲載されている事業に新たに事業を追加し、策定した計画となってございます。  2、策定の視点でございます。本計画は、地域力国際都市を中心に捉え、「いつまでも元気なスポーツ・健康・福祉のまち」から「地域の歴史・文化・芸術を育む観光・国際都市」、以上六つの分野を重点的に推進する計画として策定しています。  3、施策体系でございます。本計画における施策の体系図でございます。基本構想で掲げる基本目標1から3とおのおの個別目標から、今回おおた重点プログラム18施策を設定し、おのおの施策から117の事業へとひもづけを行っております。  続きまして、簡単に本編の構成についてご説明申し上げます。各部共通資料番号1−2をご覧ください。各部共通資料番号1−2の、タブレットですと4ページ目になります目次をご覧ください。  第1章は、総論として策定方針や計画の前提、計画書の構成及び見方などについて記載し、第2章は各論として、22ページ以降に各計画事業について記載してございます。地域産業委員会が所管する各部の施策事業数は、地域力推進部は4施策、9事業、観光・国際都市部は6施策、14事業、産業経済部は3施策、13事業でございます。  各部の主な事業でございますが、地域力推進部につきましては、施策番号3−1−1、区民の主体的な生涯学習の推進をご説明します。タブレットですと136ページ、本編130ページをご覧ください。  こちらは区民の生涯学習の推進役となる地域人材を育成し、学び合いによる地域づくりを進めてまいります。また、イベント地域活動情報などをこれまで以上に広くお知らせし、新たな地域活動の担い手の発掘につなげてまいります。  観光・国際都市部につきましては、施策番号3−1−1、外国人区民が暮らしやすい環境の整備を説明いたします。タブレットの138ページ、本編133ページになります。こちらは外国人相談窓口の運営のほか、身近な暮らしの情報を多言語で提供するとともに、様々な国際交流団体との連携、協働を行うことで、外国人区民が安心して生活できるよう環境整備をするものでございます。  産業経済部につきましては、施策番号2−3−2、大田区の特選品・グルメのPRを説明いたします。ページはお戻りいただきまして、タブレットの130ページ、本編ですと125ページでございます。こちらは大田区のPRの一環として大田のお土産を選定し、観光情報コーナー各種展示会の場を通して、大田区を代表するお土産を国内外にPRしていくものです。今年で4年目を迎える大田のお土産100選では、昨年度までに大田区ならではのお土産を食品分野から54点、ものづくり分野から25点の計79点を選定し、今年度100点を超える見込みとなっております。東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けた取り組みはもちろん、それ以降もプロモーション活動を展開し、地域経済の活性化とにぎわいの創出につなげてまいります。  そのほかの事業につきましては、後ほど、お目通しをいただければと存じます。 ○広川 委員長 それでは、委員の皆様、質疑をお願いいたします。この実施計画につきましては、今ご説明のありました内容についてのみとさせていただきまして、細かい内容については、それぞれまた個別にお聞きいただければと思いますので、そういった形で進めさせていただければと思います。  では、委員の皆様、質疑をお願いいたします。
    ◆荒木 委員 本当にすばらしい提案がいっぱいあるのだけど、これ実際に実現してなんぼだから。今までも毎年毎年こういうすばらしい文章を、誰が書くのだから知らないけど、本当に立派な作文ができているわけ。この中で皆さん責任者として、こういうのも十分、大田区の区民の方のためにお応えしたなという感覚はありますか。ないなんて言えないだろうけど。誰に答えてもらえばいいのか、答えてもらいたいかわからないけれども、それちょっと答えてもらえないかな。  要するに、計画はいいけど、実施したのかどうか。本当に、これはもう完璧に大田区の皆さんが喜んでくれたということ、何か例でも出して、一つ言ってもらいたい。 ○広川 委員長 荒木委員、個別のことについて、重点プログラム全体ということですか。 ◆荒木 委員 そうです。 ○広川 委員長 重点プログラム全体は全てにかかってしまうので、なかなか答えづらいと思いますので、それぞれの所管で取り上げておられることで、もしありましたら。 ◎堀 スポーツ推進課長 今、荒木委員からご質問いただいた、区民のためになっているのかということかと存じますが、私どものほうは、スポーツ実施率の向上について計画を挙げさせていただいております。このスポーツ実施率というのは、定期的にスポーツを実施して、健康寿命を延伸していくという重要な施策と考えております。ここについて四つの事業を挙げさせていただいて、事業をしっかりと令和元年度、2年度推進していきますと、区民の方の健康増進に効果的であると考えております。  また、区民の方は、大変健康について関心が高いですから、一人でも多くの方に、スポーツに親しんでいただいて、楽しんでいただく機会を提供しながら、この実施率の向上に向けて取り組んでいきたいと思っているところでございます。 ◎田村 区民協働担当課長 私からも、一つご答弁申し上げたいと思います。ただいま生涯学習時代と言われていまして、長寿社会の中で余暇、あるいは自由時間の増大の中で、いろいろな学習需要が高まりを見せています。また、働き方改革やITの高度化、あるいは国際化の目まぐるしい社会環境の変化の中で、生涯にわたって学んでいくということが重要だと考えています。  その中でいろいろ、るる事業を見ますと、社会教育団体そのものは2,100団体前後で推移しているのですけども、相談件数で見ますと、やはり3割増しとか、例えば平成27年が1,600件ぐらいが2,200件に増加傾向にあるということも数字にあらわれていると思います。  そういう中で幅広い区民が気軽に相談できる体制、これを充実しようということで、人を育てるということで取り組みを進めたり、あるいはイベント講座情報を提供する手法ということでタブロイドを発行したりと、様々事業を展開しているところでございます。引き続き、その学びが、その地域活動につながりますように、私どもは尽力してまいりたいと思っております。  例えば、相談件数が増えているというところは、やはり私どもの一つの対応の成果ではないかなと思っているところでございます。 ◎小澤 産業振興課長 私のほうからは、産業経済部のお土産100選の部分について触れさせていただければと思います。今現在、お土産100選のほうは、先ほどもご報告させていただきましたけれども、着実に増えまして、今年度は100点を超えるという予定でございます。  また、100選に選ばれた商品につきましては、確実に売り上げを伸ばしていると聞いております。ものづくりにつきましても、BtoBからBtoCへの視点への広がりを見せているというものです。来年は東京2020オリンピックパラリンピック競技大会でございますので、それに向けて、さらに魅力を発信してまいりたいと思ってございます。 ◆荒木 委員 何が言いたいかというと、大作文大会をやっているのではないのだから、すばらしい文章がいいわけではないのだよ。今、結構自信を持って答えてくれたので、こういうところはやっています、こういうことは成果になっていますと、それをどんどん続けていってもらわないと、何の役にも立たないでしょう、これ。 ○広川 委員長 ほか、よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 では、よろしければ、次に、所管事務報告について、一括して理事者の説明をお願いいたします。 ◎田村 区民協働担当課長 私からは、資料10番、地域力応援基金助成事業チャレンジプラス助成)についてご報告申し上げます。  先月、7月の当委員会におきまして、当該事業公開プレゼンテーション審査の日程等をご報告させていただきました。その経過を踏まえ、区民協働推進会議の審議を経て、資料記載の3事業、いずれも大田区長宛て推薦を頂戴し、公募事業として決定したところでございます。これらの事業は、今年度中に実施する内容でございます。  資料の1、区が提示したテーマでございますが、(仮称)「おおた健康プロジェクト」を推進する事業とし、その内容としては、適度な運動など四つのアクションと健康診断等の受診につながるものを募集したものでございます。  次に、資料の2、助成交付団体でございますが、このうちの一例を申し上げますと、表の中段、2、おおた高齢者見守りネットワークは、仕事や子育てに支障のない時間帯に負担なく継続できるような体操やストレッチなどの健康プログラムの提供や、中小企業など地域の企業を対象とした健康な食生活の勧めなどのセミナー開催により、健康行動の習慣化を地域に広げていこうというものでございます。  なお、これらの一般公表は、8月21日号の区報及びホームページ等で公表させていただく予定でございます。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 私からは、観光・国際都市部資料番号12番、大田区民プラザ等文化施設指定管理者候補者選定についてご説明をさせていただきます。  初めに、1、指定管理期間と現状についてでございます。大田区民ホールアプリコ大田区民プラザ大田文化の森、大田区立熊谷恒子記念館大田区立龍子記念館の5施設につきましては、本年度末をもちまして指定管理期間が終了いたします。現状では、今申し上げた5施設のうち、大田区民ホールアプリコ大田区民プラザ大田文化の森の3施設につきましては、いずれもホールの天井が特定天井の指定を受けております。  次に、2、選定方針についてですが、特命指定方式により審査させていただきたいと考えております。  次に、3、理由についてですが、まず大田区民ホールアプリコ大田区民プラザ大田文化の森の3施設については、いずれも不特定多数の方々が訪れますので、事故を予防するためにも、特定天井改修工事が急がれます。また、大田区民ホールアプリコにつきましては、令和3年度から特定天井改修工事等が予定されておりまして、そのほかのホールについても、同じように順次改修工事が検討されております。  工事期間中は、ホールの長期不使用、約15か月間になりますが、それに加えまして、そのほかの施設の一部、または全部の使用不可を余儀なくされることも考えられます。そのため、次期指定管理期間、令和2年4月から令和7年3月までの5年間におきましては、改修工事を円滑に進められることなどが求められます。  また、熊谷恒子記念館及び龍子記念館につきましては、文化の森と龍子記念館等など文化施設同士の連携もございまして、文化施設間の回遊、ネットワークを考えますと、五つまとめて指定管理をしたほうが、よりよいものと考えております。  次に、4、審査対象は、現在の指定管理者である、公益財団法人大田文化振興協会を考えております。  そして、5、審査スケジュールについてですが、令和元年9月、大田区民プラザ等文化施設指定管理者候補者審査委員会を開催して審査する予定で、第4回区議会定例会で議案を提出させていただく予定です。  次に、観光・国際都市部資料番号13番、勝海舟記念館内覧会及びオープニングセレモニーについてご報告させていただきます。  令和元年9月7日の勝海舟記念館開館に先がけ、内覧会を実施させていただきます。また、開館当日は、オープニングセレモニーを開催いたします。  まず、内覧会についてですが、1、日時、9月3日は午後1時から4時まで、9月4日、5日は午前及び午後を予定しております。  次に、オープニングセレモニーについてですが、9月7日、午前10時から開催をさせていただきます。場所は、大森第六中学校体育館。出席は、約100名を想定しております。  概要といたしましては、来賓の祝辞、大森第六中学校吹奏楽部の演奏、テープカットなどがございます。  次に、資料番号14番、3区連携パネル展示による、大田区立勝海舟記念館オープン記念展の開催についてでございます。  まず、1の目的についてですが、区外の方々に向けて、9月7日にオープンする勝海舟記念館について知っていただき、関心を深めてもらうために、区と特別区協議会が共催でPRを行うことで、気運醸成を図ってまいります。  次に、共催・協力についてですが、共催が大田区、特別区協議会、協力が港区、墨田区でございます。  3、開催期間と展示時間についてですが、令和元年8月27日から9月26日まで、平日は午前9時から午後8時30分まで、土曜日は午前9時から5時まででございます。  開催場所につきましては、飯田橋にございます、東京区政会館1階エントランスでございます。  5、内容といたしましては、勝海舟にゆかりのある大田区、港区、墨田区の3区が連携し、勝海舟に関するパネル展示を行います。そのほか記念館における一部展示資料の紹介や、国登録有形文化財である建物の見どころなどをご紹介させていただく予定でございます。 ◎堀江 工業振興担当課長 私からは、産業経済部資料番号9番、三井不動産インダストリアルパーク羽田における区賃借区画についてご報告をいたします。  三井不動産株式会社が羽田旭町に開発をしておりました「三井不動産インダストリアルパーク羽田」について、区のほうでは、こちらの建物の一部について三井住友信託銀行株式会社と「建物賃貸借契約」を締結し、今後、入居事業者の公募を実施するものでございます。こちらについてのご報告でございます。  2番をご覧ください。建物全体の概要でございます。規模・構造等につきましては、資料記載のとおりでございます。右側に配置図、周辺の地図をお示しさせていただいております。建物は、既に竣工しております。現在、首都高羽田線のほうから建物の全容を確認できるとともに、立地的にはヤマト運輸の羽田クロノゲートの北側、また、運河の向こう側には東京モノレールの整備場の駅を望むロケーションでございます。  3番をご覧ください。このうち区が賃借する区画でございます。こちらにつきましては、建物1階及び2階部分の約6,000平米の面積を区としては賃借をする予定となっております。これを4区画に分割をして、今後、貸し出しを行ってまいりますが、今回公募するのは、このうち3区画分を予定しております。残り1区画分につきましては、区で活用する予定でございます。  ご参考までに、建物平面図、下のほうにお示しをさせていただきました。建物の東側、こちらの部分が大田区の専有部分の予定となっております。  また、今後のスケジュールでございます、4番をご覧ください。現在、建物賃貸借契約の締結に向けて最終の調整を行っているところでございます。これと並行して、公募要項の整備を行っております。このあたりが調い次第、入居事業者の公募を進めてまいりたいと考えているところでございます。 ○広川 委員長 それでは、委員の皆様、まずは地域力推進部からの報告に対する質疑をお願いいたします。 ◆佐藤 委員 共通のところが、さっき近藤地域力推進課長が報告されましたけど、ほかに2人の課長名が載っていたので、みんな報告をして、それで個別のものをやるのかなと思って、さっき全体のというところで手を挙げなかったのですが。だから、ちょっと重点プログラムのところで幾つか聞こうと思っていたのですが。 ○広川 委員長 内容については、個々については個別に聞いていただきたいということで、三つピックアップをして報告をいただいて、それについて進めさせていただきたいと思ったのですけど、内容に入るのであれば、件数も多いので個別にやっていただければと思うのですけれども。 ◆佐藤 委員 そういうことなのですね。個別というか全体にもかかわることで、個別のところを引き合いに出しながら聞こうとは思っていたのですが、それは聞いてもいいですか。 ○広川 委員長 一応全体にかかわることで。 ◆佐藤 委員 はい、全体にかかわることです。では、すみません。  まず一つは、この今回の重点プログラムは、基本計画と新基本計画の間ということで出されたというのは理解しているのですが、今年の3月に出された実施計画との関係というところでは、どういうふうに見ればいいのでしょうか。 ◎吉川 観光課長 委員おっしゃるとおり、未来プラン10年が終わりました。そして、新たなプランを2年後に策定する予定でございます。並行いたしまして、実施計画を定めさせていただきまして、これまで進めてまいりました。この実施計画事業は、未来プランの考え方を引き継いで、区が重点的に実施する事業を挙げてございます。今回の重点プログラムにつきましても、この実施計画事業を基本的に引き継ぐということで挙げさせていただいてございます。 ◆佐藤 委員 そうしますと、この基本計画、おおた未来プラン10年と今度の新基本計画をつくるというところでの間で今回出されたものですが、基本的という話が今ありましたけど、この未来プラン10年、実施計画と変わりのない、また、違う部分というのはないということでいいのですか。 ◎吉川 観光課長 項目数につきましては、新規事業として扱っているものもございます。24事業が新たに計画事業として、今回のプログラムに載せさせていただいてございます。 ◆佐藤 委員 例えば、産業経済部のほうになると思うのですが、新製品・新技術開発の支援というのがありまして、2019年度と2020年度、今年度と来年度というところで、助成金交付の新製品・新技術開発支援事業コンクール表彰の新製品・新技術コンクール、実施、実施と、これは変わらず書いてあるわけですが、今までもやっている事業ではあるのですが、変わらずこれを進める、実施していくということで、変わらないということでいいのですね。 ◎堀江 工業振興担当課長 委員ご指摘のとおり、今後も引き続き継続して、活動を進めてまいりますということでございます。 ◆佐藤 委員 何でそんなことを聞いたかと言いますと、例えばこの実施計画を見ると、今言った助成金交付コンクール表彰というところが、事業費が昨年度、その前年度と今年度、それぞれ8,063万円、7,509万円、5,506万円と、事業費自体が今減ってきているのですけど、実施はするけど規模はこのように変わるということも考えられているということなのかどうかというのを聞こうと思ったのです。 ◎堀江 工業振興担当課長 事業の規模感につきましては、またそのときの情勢等も踏まえつつ、予算のほうを策定してまいりたいと考えております。  ただ、新製品を中小企業が開発して、それを世に送り出すという、その一連の取り組みについては、区としては進めるべき内容でございますので、そこはしっかり取り組んでまいりたいと考えております。 ◆佐藤 委員 実施と書かれているので、同規模、もしくは進めていくと見たのですけれども、これ昨年度が7,509万円で、その前の年が8,063万円、今年度がこの5,506万円となっている、その背景には新製品・新技術開発支援事業の採択数が、前々年度が17件だったのが昨年度、10件になったというのが原因としてあるのかなとは思うのです。それは縮小するということではなくて、たまたまそのように応募件数だとか、あと採用した中で執行がこのようになるということで下がったと見ていいのですか。規模は変わらないと、それは今までどおりずっと進めていくという立場は堅持するという見方をしていいのですか。 ◎堀江 工業振興担当課長 実施をしていくという点につきましては、今後も継続して取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 ◆佐藤 委員 ほかの分野もそうなのですが、具体的な数字というのはある程度出ていたりもするのですけど、計画は計画ですから、実施ということで。  あと、先ほど吉川観光課長に答えていただきましたけど、未来プランを引き継いでということだったのですが、基本的には、これずっと未来プランの方向で進めるということで間違いないですね、縮小するということではないと。 ◎吉川 観光課長 私の表現が足りない部分もございました。未来プランに掲げる今後の考え方、方向性については、それを踏襲してつくらさせていただいているという意味でございます。 ◆佐藤 委員 縮小とかは考えていなくて、踏襲をして進めていくということでよろしいですね。 ◎吉川 観光課長 縮小、拡大という意味ではなくて、未来プランで進めさせていただいて、私ども実施計画を36施策、91事業でやらせていただきました。これに今回24事業を追加して、未来プランの方向性を踏襲しながら、重点的に進めさせていただく施策を、今回挙げさせていただいてございます。 ○広川 委員長 よろしいですか。では、ちょっと順序が前後しました、失礼いたしました。  それでは、地域力推進部からの報告への質疑をお願いいたします。  よろしいですか、チャレンジプラス女性の事業については。よろしいですか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 それでは、次に、観光・国際都市部からの報告に対する質疑をお願いいたします。質疑は報告順でお願いいたします。  では、プラザについて。 ◆荒木 委員 さっき説明でよくわからなかったのだけど、指定管理者は変えるのだよね、期間が終わって、今度変わるのだよね。特定天井とは、まず何なのですか。意味がわからない。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 特定天井についてでございますが、いろいろな大きなホール、施設があると思いますけれども、面積が200平米以上、天井の重量が1平米当たり2キロ以上、それから床面から6メートル以上の高さの天井のことを特定天井と言います。  特定天井につきましては、平成23年の東日本大震災のときに高いところから落下をしたというところで、多くの方々に影響が出たということがございました。平成25年の8月に建築基準法の施行令に基づきまして、天井脱落対策に係る一連の技術基準等が公布されまして、平成26年度から施行をされております。  大田区といたしましては、平成28年度に特定天井等の調査を実施いたしまして、耐震化対策が望ましいとされた施設につきましては、適切な改修方法を検討しております。それで平成29年11月に、区立施設における特定天井耐震化対策基本方針の策定がございまして、そこの中で区民ホールアプリコ、それからプラザ、文化の森が対象になっております。そういった関係で、今後、改修の工事が予定されているというところでございます。 ◆荒木 委員 下丸子プラザで、昔はあそこはバイクを置けなかったのだよね、駐車場に。これは議員の努力でバイクが置けるようになって、今ではバイクに乗って、あそこのスロープを下に下がっていくと、いつの間にか横の駐車場の職員が出てきてくれて、紙を持って、これ後で記入して返してくださいって、なかなかすごい愛きょうがいい人で、感じがいいなと思っているのです。  一方、体育室を利用している一般区民の方が大変憤慨して私のところに、私に怒鳴り込まれてもしようがないのですけど、私のところに怒鳴り込んできまして、区の職員は一体何をやっているのだと、区民の気持ちはわかるのかとさんざん言われて、この間、だから、荒井事務局長だよね、当時の責任者。荒井事務局長もかなり苦慮されて、弁護士と相談をしたり、いろいろと大変な苦労をしていたのですよ。  何でかというと、一般の区民の方は、指定管理者もなにもないのだよね、全部区の職員なのだよ、相手している人は。違いますなんて言ったって、それは通じないのだよ、大田区の施設だから。その辺で、一旦覚悟を、指定管理者でやっている、いいところもあれば悪いところもあるけど、そこの区民の皆さんと面するところで、何か一人が変なこと、接遇で何か問題があれば、それはもう大変な、何を大田区はやっているのだと、いまだに私のところに怒ってきた方、大田区に対して、なってないとやっています。その辺はどう考えているのか、これはもう全員で考えないと、どうしようもないです。毎回同じことを繰り返すのです。  例えばプラザで、私は荒井事務局長がいるというのを知っていたから、すぐクレームを荒井事務局長のところに入れたけども、普通の一般の区民の方だったら、では大田区にどうすればいいのかと言ったって、いやここに電話してくださいと言われたらしいのだよね、電話番号を教えられて。その辺は何を考えているのか、指定管理者にする覚悟を知りたいのだよね。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 委員のおっしゃるとおりかと考えております。区民の方からしてみれば、どの方が職員であっても、あまり変わりはないということは確かだと思います。文化振興協会の職員に関しましても、研修などをやっていると伺っております。トラブルなどがありましたら、こちらに報告されるようにもなっておりますので、今後も、私どもも気をつけながら指導等をしていきたいと考えております。 ◆荒木 委員 指定管理者制度について、毎回言っているのだけど、その辺がちゃんと、では、一般区民の方が大田区のどこに連絡すればそういう、苦情と皆さんよく言うけど、苦情ではなくて、一般区民感覚にしたら、何でこんなことがあるのという、これは苦情ではないのだよ。当たり前のことを怒っていますから。その辺をちゃんとした、どこにアンテナを立てておいて言えば大田区と直結になるのかというのを、きちんと区民の人に知らせたほうがいいのではないかと思うよね。演説してごめんね、どうですか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 委員のおっしゃるとおりかと思いますので、私どもも、区民の方がクレームを言いたい場合には、どのようなところに連絡すればいいか、今は区民からのメールのほうでやりとりはさせていただいているのですけども、今後もそういった公表も含め、検討してまいりたいと思います。 ◎北村 文化振興課長 これはもちろん区立施設でございますので、指定管理者というのは、私どもの、要するにパートナーとして運営をしていただいております。今、副参事から答弁ございましたように、今メール等でも、たくさんいろいろなご意見、ご要望をいただいているところでございますので、その点につきましては文化振興協会と連携をとりながら、私たちのほうが指導・監督をしながら応えているところでございます。  ただ、委員ご指摘のとおり、一部でトラブルになることもございます。これにつきましては、区として文化振興課がしっかりと後ろにいて、場合によっては、私どもから直接ということもさせていただきながら、区民の皆様にご理解をいただくという対応をしてまいりたいと考えているところでございます。 ◆湯本 委員 この特命指定方式について、もう少し説明をいただけないでしょうか。これはどういったものなのでしょうか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 指定管理につきましては、原則プロポーザルで公募で行うということになっておりますけれども、特定の理由がある場合には、特命指定ができるとなっております。 ◆湯本 委員 今回の特定の理由というのは、先ほど説明をいただいたとおりだと思いますが、その理由でなければ維持管理ができない状況ということについて、もう少しわかりやすく説明ができたらお願いします。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 令和2年度から5年間の特命指定ということで考えておりますけれども、やはり特定天井の工事というのが、1施設につき15か月かかるというところが大きなところだと考えております。5施設あるうち三つが特定天井に該当しているわけですけれども、三つを全て同時に工事を行うことは区民の方にとっては負担がかかるかと思いますので、一つ一つ、15か月かけてやっていきますと時間がかかりますので、その点はご理解いただければと考えております。 ◆湯本 委員 そういう状況の中で改修を行っていく上で、文化振興協会審査対象になっているのだけども、彼らに指定をすると、区民が得られるメリットというのはどこになるのでしょうか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 区民にとってのメリットということでございますけれども、やはり改修工事にあたっては、その施設について全てわかっている方々が工事業者と対応することが好ましいとは考えておりますけれども、一部の施設が区民の方が利用できなくなることについて、それだったらどういう方法が考えられるのか、例えばアプリコが使えないのであればプラザ、あるいは文化の森へ誘導することができるのか、そういったことも含め、他の施設との連携を考えますと、区民の方にとっては同じ指定管理者であったほうが、より有利なサービスを提供できるのではないかと考えております。 ◆湯本 委員 指定管理をする上で、その業者の選定を行う上で、公平性という観点が一方であると思うのです。ただ、こういう状況下である中で、なるべく区民の皆さんに迷惑や、当然負担というのは利便性において使用ができないという状況等々が発生するということが想定されるのですけども、そういう部分で、なるべく区民に負担をかけないような配慮をということで、今回こういう業者選定の決め方をされたという理解でよろしいですか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 委員のおっしゃるとおり、そういった理由も一つございますし、先ほど申し上げたとおり、工事業者にとっても、やはり施設に精通している職員が対応したほうが、よりよい工事が円滑に進むのではないかと考えた結果でございます。 ◆湯本 委員 なぜ特命指定になったのかという説明を求められた場合、一区民としては、なぜこれだけ特殊な決め方になるのだろうというのは、多分素朴な疑問として持たれる区民の方もいらっしゃると思うのです。そのときに今の意図がしっかりと伝わるような説明や区としての発信を、ぜひしていただきたいなと思います。考え方としては、非常に私も重要な視点であるし、今の大田区が決めた方針で進めていくことが妥当であるのかなと理解をいたしております。これはなるべく多くの方に共感と理解と、それから利便性の向上について、しっかり結果を出していただけるように、これはもう要望としてお願いをさせていただきます。 ◆椿 委員 大田区民ホールにおいては、私の記憶だったら、2年ぐらい前にスピーカーとか音響の大規模改修というか入れかえ工事を行ったと思うのですけど、違いましたですかね。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 委員のおっしゃるとおり、シートの張りかえなどをしております。 ◆椿 委員 そのときも1か月か2か月ぐらい使用できなかった期間があったと思うのです。それならば、工事というのは、抱き合わせてすることによって短縮ができるのではないかなと思うのですけど、それはどうでしょうか。
    ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 予定されております特定天井のほかにも、いろいろと老朽化により改修が必要な部分がございます。その点につきましては、かなりたくさんあるので、休館に合わせて一緒に、同時に大規模改修というのも、あわせて行う予定でございます。 ◆椿 委員 そこをちょっと確認したかったのです。せっかく15か月もかけてしていただくのですから、後々また工事、また工事がないようにお願いしたいなと思いました。  そして、大田区民ホールが使えない期間の代替というのは、その周りのホールで区民の方は利用していただくことになると思うので、そういったところもできるだけ区のほうがスムーズに支援していただけるような、何か手だてを考えてほしいなと思います。要望です。 ◆佐藤 委員 これ確認ですけど、今回のこの五つの施設は、現在も公益財団法人大田文化振興協会が管理しているということでいいのですか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 現在におきましても、全て五つの施設は、文化振興協会が管理をしております。 ◆佐藤 委員 それで、前回の選定にあたっては、この特命指定方式というのはとられなかったのですか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 前回は平成27年度からになりますけれども、特命指定方式で選定をしております。 ◆佐藤 委員 先ほどの質疑などで、今回特命指定方式にするのは、ここで報告されている工事、特定天井改修工事が予定されているから特命指定方式でということで今回されるのですけど、前回はどういう理由だったのですか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 前回につきましては、プロポーザルか、あるいは特命指定かということで検討はずっとしてきておりますけれども、やはり施設の特徴といたしまして、例えば区民プラザなどにおきますと、地域とのつながりがとても強いということで、地域の中にどれだけ入っていけるか、そういったところも理由の一つに入っておりました。 ◆佐藤 委員 地域のつながりを理由にされると、別に文化振興協会でなくても地域のつながりをつくれるのではないかと私なんかは考えてしまうのですけど、ちょっと心配しているのは、例えば大田文化の森などを、今は文化振興協会が管理されているわけですけど、清掃だとか、あと日常にいろいろと管理するのを、また文化振興協会が委託をするというか業者に頼むのですけど、その業者が結構な割合で変わるという話をされていて、働く人は変わらないのですけど、会社が変わるということで、そうなると、働いている人の、そこの何か委託費が安くなるみたいで、働く人の待遇が悪くなったり、また、働く人数などが減ったりして、なかなか大変になっているという話などが私のところにも入ってきているのですけど。そういった面というのは、私は今回の審査項目の中にも入ってくると思うのですが、そういったところも見ていただくということですか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 審査項目につきましては、財務審査のほか多岐にわたりますので、そういった清掃等委託に関しましても、あわせて詳細を鑑みて審査をしてまいりたいと考えております。 ◆佐藤 委員 それと、この区民ホールアプリコと区民プラザ大田文化の森のホールが、15か月ぐらい特定天井改修工事のため使えない期間が生じるだろうということが言われているわけですが、そういう時期に利用できないわけなので、利用者が減ったりだとか、あと利用料なども入ってこなくなると思うのですけど、そういう面での、文化振興協会なりの今度指定管理を受けるところへの影響というのはあるのでしょうか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 確かに、利用者が減ったりとか、利用料金のことは関係してくると思いますけれども、そのあたりについても文化振興協会のほうに提案をいただくような形で考えてまいりたいと思います。 ◎町田 スポーツ・文化担当部長 若干補足をさせていただきますと、先ほど佐藤委員のほうから、指定管理者の選定について、前回はどうだったのかというお話があったのですけれども、その辺が若干曖昧なところがあって、平成27年の8月に副区長通達として、原則プロポーザルで指定管理者を選定しなさいよと。例外として選定する場合は、明確な理由を求めますという通達がありました。それにあわせて、今回は例外にあたるかということをしっかりと考えた上で、その明確な理由を示した上で、今回特命指定という選択をしたというのが一つです。  それから、今の事業者が、さらに清掃事業者等をどのように選択するのかと、その部分でまた金額が減らされるようなことがあるのかというご質問なのですけれども、それと、あとはその利用期間中に利用できないときに料金収入が減る、それが振興協会にどのように影響するかという問題ですけれども、ここの場合については利用料金制というのをとっていません。ですので、それに基づいて減るから財団のほうの運営が厳しくなると、そういうような仕組みにはなっていないということです。  それから、個々の委託の内容は、審査のところでどこまでするかという問題ですけれども、それは全体、指定管理者の制度そのものが、区民サービスの向上ということと、コスト削減というか、そういう効率的な運営という、その二つの眼目がありますので、それを両方とも達成すればいいのですけれども、私どもにとっては区民サービスというのが上位に来ると考えながら、審査をしてまいりたいと考えております。 ◆佐藤 委員 先ほどの議論の中でほかの委員からもありましたけど、やはり区民サービスが、区民の目から見てどうなっているかという部分が私も大事だと思いますので、ぜひそういうところも含めて、どういう提案が今後この文化振興協会から出てくるかわかりませんが、見ていただいて、さらにこういったものも、もう少しプラスもというところも、こちら側からも意見なども言っていただいて、区民サービス向上に寄与していただきたいということを意見として述べておきます。 ◆荒木 委員 椿委員、いいこと言ったなと思ったのが、やはり10何か月もやるので、ほかのところも直してくださいよという話。自分の家が何かもし不都合があったら、小さいうちに直すよね。これは前から区に、いつも行政に話していたのですけど、行政が直すというのは、何か建物に不具合があったとか、そういうときはどういうときにやるのか。細かいときから直しておけば、今回の天井は別だよ、全然大きい修理をしなくても済むような感じがすごくするのだけど、一体その辺の判断を誰がするのかとか、どういうふうに、例えばこういういろいろな部署で、ここがおかしいですよなんて言うのか、それはどうしているのですか。言っている意味はわかるよね。 ◎北村 文化振興課長 当然、施設は経年劣化してまいりますので、それは現場の意見をよく聞きながら、そして区には施設保全課、施設整備課という形で技術職、建築、電気、設備もございますので、その者に現場を確認させ、そして修繕の優先順位をつけているというやり方で、考え方は荒木委員おっしゃるとおり、できるだけ小さいうち、広がらないうちにという形で対応もしておりますし、また、現場で直接直せるような小さなものについては、現場対応させていただいているというのが現状でございます。 ◆荒木 委員 私、しばらくぶりに区議会に戻ってきて一番びっくりしたのが、ここの上の階で防災安全対策特別委員会をやったときに、上部がガラスになっているでしょう、あれドームになっているから上のほうに、あれ見たことありますか、上のほう、真っ茶色で。これは放っておくのかなと。そういうのは、大田区の庁舎管理の姿勢、私、今度議会で質問しようかと思ったのだけど、今でもいいのだけど、議会でもやりますけど、そういうのは、例えば委員会をやっていて、私なんかすぐ気がついたよ、こんなになってしまっていたのかと。結構みんなで苦労して、こちらの蒲田に移ってきて、渋々だけれども認めて、皆さん喜んでいるのかななんて思っていたけども。だけど、あれを見て、例えばそこにいた部長とか、ほかのいわゆる理事者の方々が、それを見て庁舎管理になんか、あれおかしくないと言った人は一人もいないのかなと思ったら、情けなくなったのだよね。それは大問題だと思うよ、それだけではないと思うけど。目に見えて、どうしたらいいのという話でしょう、その辺はどう思うかな。 ◎北村 文化振興課長 当然、指定管理、先ほど申し上げたとおり区立施設ですので、私たちも、当然施設のほうから報告があったときには見に行きますし、定例会等で各所管する施設については見て回って、逆に、私どものほうから、ここは大丈夫なのみたいなところで確認をさせていただくという形で、管理運営をさせていただくように心がけているところでございます。 ◆荒木 委員 ここの上のガラスなんて、理事者がいて見ているわけですよ、普段。私はびっくりしたのだ、本当に、何これって。それで、やはり庁舎管理に誰か言った人はいないのかなと思って、これちょっとひどいのではないかと。それは問題だと思うよ、答えられないところもあるだろうけど。答えられないと思うけど、どう思うなんておかしいけど、どう思いますか。 ◎北村 文化振興課長 もちろん私どもが所管する施設も含めて、当然一番は、やはり区民の安全・安心だと思っておりますので、そういう観点で各施設を理事者として、管理職として見て、気がついたところは注意してまいりたいと考えております。 ◆荻野 委員 区民プラザも、私も下丸子に住んでおりますので、いつもいろいろ町会でもお世話になっているのですけれども、今回の指定管理者候補者選定についてというところで、理由のところに今回の工事期間中はホールの長期不使用に加え、その他の施設の一部または全部の使用不可を余儀なくすることも考えられると。次期指定管理者は、改修工事を円滑に進めることなどが求められると書いてあって、もちろんそれはそのとおりなのだと思うのですけれども。  これは、今までも、もちろんこの文化振興協会指定管理してきた中で、今回こういった工事もある。そういう能力が求められるということがあるのですけども、何か具体的にこういうことをではお願いしたいとか、こういったことを今回やってもらわなくてはいけないということを、文化振興協会のほうと相談とかをしているのでしょうか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 その点につきましては、まだ文化振興協会のほうに、特にお願いという形ではしておりません。 ◆荻野 委員 この工事そのものの話とはまた別として、オリンピック・パラリンピックとかでの施設の使用だとか、そうしたことも出て、工事でものが使えなくなるということもあるのですけれども。今までも、この指定管理というところで文化振興協会にやってもらっていて、今回、特にこういう文言がちゃんと書いてある中で、実際に運用していく中で区民の方の不便だとか、利便性だとか、そういったこともかなり大切になってくるのではないかなと思うのです。実際に工事をやっている中で使えないとか、そういったことが出てくるというところの中で、文言としてはこういうことをやってほしいよ、こういうことが求められると書いてあるのですけども、でも具体的に、では文化振興協会に工事を管理する能力とか、そういうものではないと思うので、これから特に指定管理の候補者選定というところで、この対象としては文化振興協会のみでやっているのですから、そこはやはり文化振興協会のほうとも、やはりいろいろとしっかり話し合うだとか、何か具体的に工程を出してもらうとか、そういったことも必要かなと思うのです。  これは、候補者選定が決まってから、やはりさらに話し合っていくような感じなのですか。 ◎北村 文化振興課長 工事自体は大田区が、先ほど言ったように行います。この方式についても、詳細には聞いていませんけれども、基本入札になって、その業者が、お金と工期の中で工事を進めると。そのときに、やはり調整するときに、文化振興協会が今まで管理していたノウハウがございますので、例えば天井を直しているときに、どの範囲に影響があって、どういう部屋はどういう団体だったら使えるのか、使い方等も文化振興協会はよくわかっておりますので、そういう調整をして、できるだけ区民に使っていただけるように、全ての施設が大ホールだけではございませんので、そういうような調整も含めまして、やはり施設に熟知して、また、使い方に熟知して、それを工事業者の間でうまく調整しながら、できるだけのサービスを続けるということが、今回の大きな目的の一つでございます。 ◆荻野 委員 今の課長のご答弁だと、この工事中とかに、この団体なら使えるとか、こういったことだったら使えるだろうというお話が今あったのですけれども。そうすると、使う内容だとか団体とか、ものによって、この施設が使える使えないというところが出てくるということになると、これ区民の方がかなりわかりづらくなってくるかなと思うのですけども、やはり、こういったことは工事期間中これはできませんとか、かなり広くホームページ等で、わからないから何も相談しなくて結局使えなかったというのではなくて、できるだけ利用したいという方には相談をしてもらって、もちろん相談の結果、それはちょっと工事中は使えませんと、そういったことはあると思うのですけども。文化振興協会もなれていますので、そういう部分の具体的なことというのは、ぜひ工事が始まる段階だとか、今後の利用というところで区民の方にも広くわかるように、その周知をしていただきたいと思うので、これは要望でお願いします。 ○広川 委員長 では、次は、勝海舟記念館について。 ◆玉川 委員 この日、9月7日にセレモニーをやって、一般的にオープンの日だと言われているのですけど、一般来場者は、入場は何時からできるものなのですか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 一般の方の入場に関しましては、午後1時からを予定しております。 ◆玉川 委員 あと、通常のオープンの時間帯であったり、休館日、あと入館料、こういった情報というのはいつぐらいにこれ公開されるものなのですか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 近日中に公表できる予定でございます。 ◆玉川 委員 9月7日にオープンという情報はものすごい前から流れていて、やはり注目されている方もいると思うので、それこそ一番乗りしたいなんていって徹夜とかする人が、もしかしたらわからないですよね。そのときに午後1時からでないと入れないという。9月、まだどれぐらいの暑さかわからないですけども、その辺のことはやはりきちんと考えて、早目に情報なり、午後1時からですよというところを丁寧に、そういう無理しないでくださいということとか配慮が必要ではないかなと。またご高齢の方とか、無理して何かオープニングから変なこと起きても嫌だなと思うので、ぜひともその辺の配慮をお願いしたいのですが、いかがでしょうか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 午後1時からというご案内につきましては、ホームページなどでもご案内予定ですけれども、区報の9月1日号で特集を組む予定でございます。その中にも午後1時から入場ということで、あるいはかなり並ぶ可能性もございますので、入場制限をかける場合がございますということをお知らせしていく予定でございます。 ◆玉川 委員 さっき言ったように、日本で初めてできる記念館で、土曜日ではないですか。それこそ地方から、やはり泊まりがけで来たりなんていって、だから、これが1日の情報で遅くないかなと、今聞いていて思ったのです。もう航空便などをとってしまっているとか、そういうのもある。これもう少し早くしてもらえないかなと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 今、記念館のほうは、外観は整っておりますので、館の玄関のところにでも張り紙をするなどして、対応してまいりたいと思います。そのほか出張所ですとか、そういったところもあわせて、周知できるところは幅広く周知をさせていただきたいと考えております。 ○広川 委員長 すみません、私からもよろしいですか。問い合わせとかは来ていますか、そういう開館、オープンについての。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 問い合わせにつきましては、最近ここ1、2週間は非常に多くなっております。区内の方だけではなくて、地方の方からもお問い合わせをいただいておりますので、なるべく早目に詳細の時間などを発表できるようにと考えております。 ◆玉川 委員 すみません、最後までしつこいのですが、だからこれ当日、今言ったのを想定すると、地方から、勝海舟記念館が初めてできるということで旅行を兼ねて来て、朝行ったら始まるのは1時からですと、10時からは目の前の学校の体育館で何かセレモニーをやって、終わった方々が多分先に入場するわけですよね、並んでいるところで。100人ぐらい、偉そうな奴らが入っていったぞみたいな感じで、私たちまだ入れないのかみたいになるので、そういう待つ人たちのために何かできるような、それがもしかしたらオープニングセレモニー的なものとして何かあるのか、企画的に待っている人たちに対して退屈させない、そこまでになるのかどうかわからないのですけれども、その辺は何かどうなるのですか、考えていますか。 ◎吉川 観光課長 多くの皆さんが9月1日においでいただくか、9月7日においでいただくことを期待してございます。観光課といたしましても、区商連と連携をして、回遊事業というのを、この日を皮切りに始めさせていただく予定で、現在最終案のまとめに入ってございます。  近隣の商店街にご協力をいただいて、洗足池の駅前で物販、そしてあそこの名物を今開発いただいておりますけど、そういうものを売りながら、また時間調整のためにも、今回特別に、洗足池の駅前のボートハウスの屋上をご提供いただけることになりました。あくまでも歩きながらの飲食というのはご近所の迷惑になりますので、区商連などでお求めいただいたものを、ボートハウスの屋上で召し上がっていただく、そこで池を見ながら時間調整をいただくということをさせていただければと考えてございます。 ◎北村 文化振興課長 いろいろなご指摘、ご意見をいただいて、ありがとうございます。本当に初めてのことで、なかなか想定が追いついてないところ、申しわけなく思っております。ご意見をいただきましたので、確かに暑い季節でございます。当日は、当然オープニングセレモニーの会場を含めまして、当館の前にも人を配置するなどして、ちゃんと集まってくださった方に周知、それから事故のないようにする対策を課として考えていきますので、ご理解いただければと思っております。 ◆玉川 委員 吉川観光課長からありました、ボートハウスの屋上に上れるというのはすごい貴重な情報で、カメラマンの方たちから、いつになったらあそこに上がれるのかと、よくそういう問い合わせも来ているので、それが公表できるなら、あわせてしっかりと、当日はそこは行けますよと。逆にやることによってパニックをするからやらないほうがいいのであれば、それは判断を任せますけれども、公開できるのであれば、ぜひともこれ大事なことだと思いますので、よろしくお願いします。 ◆荒木 委員 うちの大森事務所のほうへ、大きい勝海舟と西郷隆盛か何かのイラストの去年のポスターかな、それを貼っていると、皆さん聞くのだよね、これ勝海舟をやるのでしょうと。それで、一生懸命探して、一緒に貼ろうと思って、あわせて貼ろうと思って考えているのだけど、何日開館だよというポスターはないのですか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 ポスターのほうも、もう間もなくでき上がるところでございますので、でき上がり次第、配布をさせていただきたいと考えております。 ◆荒木 委員 これ手順にはいろいろあるのだろうけど、もうちょっと早くスピーディーにやってもらったほうが、うちのほうは結構離れているから、結構離れているって、そんなに離れてはないけど、歩いて行ける距離ではないけど、それでも結構みんな、通って言っている人もいるから、いい話だから大いに貼りますから、1枚頂戴。よろしくお願いします。 ◆長野 委員 内覧会にご招待されている方々は、どんな方々なのかというのはありますでしょうか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 内覧会のご招待ですけれども、関係された方には広くお声がけをさせていただいております。まずは地域の方々、それから連合会長、それから資料の貸し出し等でお世話になった方々にも、内覧会のご案内を出させていただいております。トータルで200数十名になるかと考えております。 ◆長野 委員 メディア関係とかそういった方々、「歴史人」でしたか、雑誌に取り上げていただいたりとか、そういったこともあったと思うし、一般のテレビ局とか新聞とかでもいいと思うのですが、そういった方はいかがなのでしょう。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 メディア関係のマスコミに関しましては、一枠、撮影なども含めました取材の時間というのを設けさせていただく予定でございますので、そちらのプレスリリースでのご案内をさせていただく予定でございます。 ◆長野 委員 3日間内覧の日があって200名程度という、何かそんなに人をたくさん入れるというイメージはないのかなという気もするのだけれども、例えば、今、勝海舟基金というのは、どのぐらい集まっているのですか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 基金のほうは、6月末現在で約3,800万円集まっております。 ◆長野 委員 ある程度寄附していただいた方々などもお呼びして、そういった方々は、もちろんすごく関心があるから寄附していただいたのだろうと思うし、開館してから、その入場券とかというのをお渡しするというのはあるのだろうけれども、やはり開館前に、そういった方々にSNSとかで広めていただくという意味では、広告してもらうという意味で、そういう方々にお願いするというのは一つ手だと思うし、やはり内覧であっても、人がある程度にぎやかにいたほうが事前の盛り上がりという意味でいいと思うので、ちょっとその辺の枠を広げられるのであれば、それを考えていただきたいのですけど、どうでしょう。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 ご寄附をいただいた方に関しましては、8月の下旬をめどに返礼品といたしまして招待券ですとか、年間パスポート、金額に応じてですけれども、送付をさせていただく予定です。そのときにリーフレットもあわせて送付をさせていただく予定です。  内覧会につきましては、検討をさせていただきたいと考えております。 ○広川 委員長 では、次は、オープン記念展、パネル展はよろしいですか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 では、次は、産業経済部。 ◆佐藤 委員 今回のこのインダストリアルパーク羽田ですけど、先ほど報告がありましたように、4区画が大田区の借りる分ということで、3区画分を産業支援施設、1区画分を区が活用予定ということですが、これもう少し具体的な内容を教えていただけますか。 ◎北村 文化振興課長 その1区画につきましては、文化振興課のほうが、今現在、区民からいただいている寄贈の絵画等の保管庫がちょっと未整備な部分がございますので、この施設が全体として物流の倉庫ということを踏まえまして、こちらのほうに収蔵庫をまず整備いたしまして、それで、できれば産業施設ですので、こちらに少し作業室、工房的なものや、その工房や収蔵している展示物なども見られるような機能もプラスできたらなと考えているところでございます。 ◆佐藤 委員 もう一つ聞いたのは、この産業支援施設の内容を教えてください。 ◎堀江 工業振興担当課長 こちらのほうにつきましては、具体的には工場アパートとしての活用を予定しているところでございます。入居企業につきましては、区内企業に波及効果のあるところを想定してございます。 ◆佐藤 委員 このインダストリアルパーク羽田ですが、昨年の11月のこの地域産業委員会の資料を見ますと、この当該エリアの企業集積の拠点だと位置づけられているのです。この地域の羽田旭地区のまちづくりに関する確認書も結ばれていますが、その中で区及び事業者は、ものづくり産業の集積、維持及び発展に資する土地利用に努めるということと、あと地域貢献のところでは、地域と共存を図り、安全で活力ある地域社会の実現に寄与すると言っているのですが、ちょっと大田区の4区画のところはさておき、ほかのスペースに入るところです、これはどういったものになりますか。 ◎堀江 工業振興担当課長 この三井インダストリアルパークにおける他の入居者についてでございますが、今私どもで把握しているところで言いますと、具体的には、エレベーター、エスカレーターの専業メーカーでございますフジテック株式会社、あるいは建築事務所の梓設計、また、コンピューターの会社でございますDell、このあたりが入居する予定と聞いているところです。 ◆佐藤 委員 それがあれですか、ものづくり産業の集積、発展に資するようなものになるのかどうかという観点が必要だと思うのですが、その辺はどう考えていますか。 ◎堀江 工業振興担当課長 主にものづくりの集積等を担うところにつきましては、メインは、やはり区の工場アパートの部分になると考えているところでございます。このあたりにつきましては、当然、区の産業集積等を意識した中で、今後入居者等の選定をしていくことになろうかと思います。  また、当然こういったほかの入居企業との連携というところも、将来的には検討していく必要があるかと思いますので、こういったところとの情報交換も、三井不動産等を通じてしっかり取り組んでまいりたいと考えているところです。 ◆佐藤 委員 これだけ5階建ての建物で、4区画のうち3区画かな、大田区が専用する、その3区画のところが工場アパートということですが、それだけをもって産業集積の拠点とは、ちょっと私は言えないのかなと思っているのと、あと、この大田区が活用する1区画分が絵画の収蔵庫だったり工房というお話なのですけど、ちょっとこれも文化振興のほうではなくて、産業振興のほうにならなかったのかなというのが不思議なのですけれども。これはあれですか、まち、ものづくりというところに、この工房が何か寄与する、そういう発展の芽があるのですか。 ◎北村 文化振興課長 今、具体的にこれをやりますということは言えないのですけれども、この施設ができたそういういきさつも踏まえて、そういうものに資するような形で文化のほうと結びつけられないかなということを、今後検討してまいりたいと考えているところでございます。 ◆佐藤 委員 ちょっともともとのいきさつだったり、趣旨のところとずれてきているのかなというのはやはり感じますので、その辺の軌道修正を、私は図っていただきたいと思っていますが、ここ全体で、もう建物は竣工して、これから入居が始まっているところだと思うのですが、どれぐらいの方が利用される施設になっているのですか。 ◎堀江 工業振興担当課長 従業員の方がどれぐらいかというご質問かとお見受けしておりますが、具体的な数字というところまで、まだ全ての企業が入居を完了したわけではございません。また、区の部分もこれから入る企業が決まってくるところでございますので、具体的にどれぐらいの規模の方がここでご勤務されるかというところにつきましては、今の段階では、具体的な数字がちょっと出しづらいなというのが現状でございます。 ◆佐藤 委員 たしか今年の連合審査会で自民党の渡司議員が、ここに関して質問していて、部長が5,000人ぐらい従業員が見込まれると答えていたと思うのですけれども、そんなに入るのかなと私もそのとき聞いて思っていたのですが、そういう見込みとか数字というのはどこからか根拠を出していると思うのですが、どうなのですか。 ◎飯嶋 産業経済部長 実際にどのぐらいの人数が来られるか、隣にANAのブルーベースという訓練センターもできます。その全体を考えてになりますので、今の段階ではっきりした数字は申し上げられない状況ではございます。 ◆佐藤 委員 あのときの5,000人というのは、どこから出てきたのですか。 ◎飯嶋 産業経済部長 すみません、私も、今記憶が定かでないものですから、ちょっと議事録をもう1回確認をさせていただきます。 ◆長野 委員 すみません、ちょっとさっき聞きそびれてしまったので、勝海舟記念館内覧会のところで、もう1件だけ。内覧の招待券はお送りすると思うので、それは招待券1枚につき1名しか入れないということですか。 ◎丹野 観光・国際都市部副参事〔文化施設担当〕 内覧会のご案内になりますけれども、招待券という扱いではなくて、ご案内になりますけれども、1枚送らせていただいていますが、複数人連れてきていただいても結構でございます。 ○広川 委員長 では、本日は以上で質疑を終結し、継続調査事件を一括して継続といたします。  次に、継続審査事件を上程いたします。  継続分の陳情について、状況変化等はございますか。 ◎近藤 地域力推進課長 状況に変化ございません。 ○広川 委員長 委員の皆様からは何かございますか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 特になければ、審査は行わないこととし、継続審査事件を継続といたします。  次に、行政視察に伴う委員派遣について、お諮りいたします。  本委員会におきましては、8月27日、火曜日から29日、木曜日までの日程で、山形大学国際事業化研究センターの地域企業の価値向上を図る諸事業について、ほか4項目の視察を予定しております。  つきましては、会議規則第76条の規定に基づき、委員派遣承認要請書を議長宛てに提出することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  最後に、次回の委員会日程について確認いたします。次回は、第3回定例会中の9月17日、火曜日、午前10時からの開会となりますので、よろしくお願いいたします。  以上で、地域産業委員会を閉会いたします。                午前11時21分閉会...