例えば15名の中で申し上げますと、上から3行目のガーナの方、アフリカのエリアからは初めての方でございます。それから、中国の方が今回は非常に多いという状況でございますが、皆さんにお聞きいたしますと出身の県であるとか、出身のまちというのはかなり多くの地方にわたっているという状況があるところでございます。
こちらのほうの24名で、今年の来~る大田区大使の活動をさせていただきたいと考えてございます。
次に、
資料番号3番でございます。~大田区
魅力紹介展示~大田区の観光・
ものづくり・文化まるわかり展示というチラシをお配りしてございます。
こちらのほうは、前回の委員会で、私のほうが「花子とアン」に関連して飯田橋の区政会館で大田区の展示をいたしますということを口頭で申し上げさせていただきました。その口頭で申し上げたものが実際に始まり、まだ来週の木曜日までやっておりますので、その状況、それからその展示の様子というものを裏面に、ちょっと白黒になっておりますが、写真のほうでご報告させていただきたく今回こちらのほうのチラシを皆さんのお手元にお配りした次第でございます。
区政会館1階のエントランスホールで、平日は9時から20時30分まで、土曜日が9時から17時まででございます。先日の土曜日に、ある新聞にこちらのほうの情報を掲載していただいたということもありまして、昨日は、当観光課のほうにも一般の方から多数のお問い合わせがあった次第でございまして、私も2回ほど現地に行っておりますが、その際も区政会館に直接的なご用があるという方ではないと思しき方にごらんになっていただいていたということがございましたので、これは一定のPR効果があるのではないかと考えているところでございます。まだやっておりますので、皆様方にもお配りした次第でございます。
次に、大田区
観光サポーター育成事業についてでございます。こちらのほうは、平成26年度から始めさせていただく予定にしております、新規事業でございます。新たに大田区
観光サポーターという制度を始め、
観光サポーターを募集をいたしまして、その募集をした
観光サポーターにウエブサイトを活用して
情報発信を直接していただこうという制度でございます。
観光サポーターにつきましては、大田区のことが好きなので、ぜひ大田区の情報を発信したいという方に、さまざまな方になっていただくということにしておりまして、今回100名の
観光サポーターを募集し、
情報発信にご活躍いただきたいと考えているところでございます。
情報発信にあたりましては、四角の中にございますが、ぐるな
びというレストランとか飲食店を紹介するウエブ上のサイトを
皆さんご存じだと思いますが、こちらが運営している「ぐるたび」というウエブの中に、大田区の
観光サポーターが
情報発信する特別のスペースを設けて、そこを活用しながら
情報発信をしていただくという制度を考えているところでございます。
3のところに
観光サポーターについてというところで、
サポーターの主な役割と書いておりますが、今、申し上げた「ぐるたび」の大田区ページから
情報発信を定期的にしていただく、それから、
情報発信するにあたって、どのような
情報発信をするのか、どういうふうに
情報発信をすると、より効果的なのかという講習に参加していただく、それから、関連したイベントなどの
観光サポーターとして成長していただくためのさまざまなプログラムというのを、我々のほうで、ぐるなびと一緒になって用意して、そういったものに参加していただくということも
観光サポーターの役割として位置づけてございます。
それから、当然、ご自分たちの人脈とかSNS、
ソーシャルネットワークサービス等を活用した
情報発信というのもしていただくということにしてございます。
今回100名募集いたしますが、この方々は
情報発信に際しては本名及びご自分の顔をそのまま出していただくということを条件に募集をいたします。
5月21号の区報を中心に募集を開始いたしまして、6月に公募を終了、8月から9月にかけまして
投稿セミナーであるとか、先ほど申し上げました自分たちの情報をどうやったら見ていただけるかという講座のようなものに参加をいただき、
投稿キャンペーンというものは9月をめどに実施を、「ぐるたび」の中にそういうサイトを開設して
情報発信を始めたいと考えているところでございます。
次は、
資料番号5番でございます。
資料番号5番は、
国家戦略特別区域についてでございます。
国家戦略特別区域でございますけれども、各関連する
常任委員会のほうでは同様のご報告をさせていただいているところでございますが、この中に、当委員会の観光に関連いたします部分がございますので、私のほうからご報告させていただきたいと思います。
この
国家戦略特別区域、これ以降「
国家戦略特区」と申し上げますけれども、これまでの成長戦略の柱の一つと安倍内閣のほうで位置づけられていて、限定した区域において大幅な規制改革を行うとともに、税制面及び金融面での優遇措置を講じることによって、民間投資を呼び込んで、世界で一番ビジネスがしやすい環境をつくろうとする政府の構想でございます。
まず、この間の動きについてご報告させていただきますと、4月11日付で、
内閣総理大臣から区長宛ての文書が
内閣官房地域活性化統合事務局より参りました。内容といたしましては、東京圏の
国家戦略特別区域及び
区域方針について、
国家戦略特別区域法に基づく意見聴取ということでございます。大田区といたしましては、特段の意見はないということとあわせて、
国家戦略特区に選定された場合には、
区域方針案が掲げる目標の達成に貢献していく旨を回答したところでございます。
お手元の
資料番号5番の1ページをごらんいただきますと、5月1日に公布・施行された
国家戦略特別区域を定める政令を皆さんのお手元にお配りさせていただいていると思います。東京都においては、大田区をはじめ、9区が特区指定されたところでございます。
また、資料の裏面2ページには、5月1日付で、
内閣総理大臣より決定された「
国家戦略特別区域及び
区域方針」の東京圏に関する抜粋が皆様のお手元にあると思います。この
区域方針には、東京圏における対象区域、目標、政策課題、事業に関する
基本的事項が記載されております。
4の事業に関する
基本的事項をごらんいただきますと、東京圏において実施が見込まれる特定事業と
規制改革事項が掲げられてございます。それぞれの分野で、それぞれの項目が掲げられているところでございます。
国家戦略特区とこれまでの
構造改革特区、いわゆるこれまで特区と言っていたものと今回の特区との違いを申し上げさせていただきますと、これまでの特区制度は、自治体や事業者などが規制緩和の提案を国に対して申請をして、国がこれを認定するというボトムアップの仕組みでございました。今回の
国家戦略特区は国主導、トップダウンの仕組みでございまして、規制緩和のメニューがあらかじめ法律で規定されており、自治体、事業者はこれを活用するということが基本となってございます。
したがいまして、
国家戦略特区に指定された区域内では、自治体、事業者はまずこの国が設定した一覧表、これは
初期メニューと呼ばれているのですが、これらの活用を検討することが基本となるところでございます。もちろん独自の規制改革の提案を申請することは可能ではございますが、そちらのほうは次の段階、二次的な取扱いになると聞いているところでございます。
お手元に
カラー刷りの「
羽田発ビジネス再生・
強化戦略国際都市おおた」というA4横のペーパーがあると思いますが、この資料は、4月28日に実施されました
内閣官房国家戦略特区ワーキンググループの
ヒアリングの際に提出し、松原区長が説明した資料でございます。
この
ヒアリングは、大田区をはじめとした東京都の9区を対象に実施されたところでございますが、今回の
ワーキンググループの民間委員の9区から
政策テーマや想定される事業内容、
規制改革事項などについて早急に聴取する必要があるとの認識のもとで行われたものでございます。
大田区の提案説明に関しましては、
ワーキンググループの座長の
八田達夫大阪大学教授をはじめとする委員から、特区の
規制改革事項についてよく研究され活用しようとしている、すばらしい話を聞いて安心した、などの評価をいただいたところでございます。
資料のほうは、表紙から順にごらんになっていただければと思いますが、当委員会に関連するところで申し上げますと、ずっとめくっていただきまして、最後のほうに提案事項の中で、提案Ⅲ、“
おもてなし”の国際都市の実現というのが19ページにございます。2020年
東京オリンピック・
パラリンピックへの対応と書いておりまして、そこをめくっていただきますと、
プロジェクト7「和の
おもてなしエントランス」、
プロジェクト8
ホームホテル事業という部分。特に今回の
初期メニューの中にございます、
旅館業法の特例というところは観光という側面から見ますと、宿泊というところですので、当委員会のほうにも関連深いところであると思われるところであります。この辺、全部で
プロジェクトが8つございますが、そのうちの
プロジェクト7と8が最も関係するところでございます。
こちらのほうでございますけれども、全体といたしましては、これまで区が進めてまいりましたさまざまな施策を踏まえて、70万区民を有する国際都市として、急速に進む
グローバル化を見据えて、
国家戦略特区という仕組みを国、東京都と連携して活用することにより地域の活性化、日本経済の発展に寄与していこうという大田区の考えと意気込みを取りまとめたものでございます。
その意味で、区としての正式な提案、申請といった性格のものではまだございません。
ワーキンググループの委員の
ヒアリングに対しまして、大田区としての考えをまとめ、答えたものとご認識いただければと存じます。
また、大田区が
国家戦略特区に指定されたことに関する区民の皆様への周知・PRについてでございますが、5月8日に開催されました
地域力推進会議において松原区長からご報告をさせていただきました。また、同日付で区のホームページに関連情報を掲載いたしまして、さらに6月1日号の区報に紹介記事を掲載する予定となってございます。
今後の予定でございますが、法に定めるところでは、
国家戦略特区として指定された区域ごとに、
国家戦略特区担当大臣、
関係地方公共団体の長などによる区域会議が開催され、区域計画などについて協議される運びとなってございます。現時点では、この区域会議の
構成メンバーや進め方、開催日程などはまだ明らかになってございません。引き続き、議会におけるご審議を賜りながら提案内容の検討を深めるとともに、内閣官房や東京都の担当部局などと情報、連絡をとりながら進めてまいりたいと考えているところでございます。
最後に、
資料番号はついておりませんが、
TOKYO CANOE FESTIVALのチラシをお配りしてございます。今週の土曜、日曜、5月24日と25日に
大田観光協会が主催をして、ふるさとの浜辺公園を中心に「
TOKYO CANOE FESTIVAL in OTA 2014」を開催させていただきます。今回は、今年で3回目の開催になるところでございますので、皆様のほうにも情報提供ということでお配りさせていただいたところでございます。
◎赤松
教育地域力・
スポーツ推進担当部長 私からは、2点についてご報告を申し上げます。
まず第1点は、
教育委員会事務局資料番号1番、
スポーツ健康都市宣言記念事業「第1回おおた
スポーツ健康フェスタ」についてのご報告でございます。
大田区は、平成24年6月30日、2年前に体育館のオープンにあわせて
スポーツ健康都市宣言をいたしました。その6月30日の直近の7月5日の土曜日に
スポーツによる
健康づくりにスポットを当てたイベントを開催するというものでございます。このことによって、自分にあった運動や
スポーツに親しんでいただき、
スポーツを通じて健康になる気運醸成を図りたいと存じてございます。
日時でございますが、7月5日、土曜日、午前9時から午後3時を予定してございます。会場は、大田区
総合体育館でございます。主な内容でございますが、
セレモニーとして
スポーツ健康都市宣言朗読の次に、
北京オリンピック男子陸上の400m
リレー銅メダリスト、朝原宣治さんによる
トークショーと走り方教室を行う予定でございます。
次に、身近な
スポーツ体験、
健康づくりでございます。恐れ入りますが、裏面をごらんいただきたいと思います。当日は、
メインアリーナ、
サブアリーナ、体育室1、2、弓道場、そういったところを全て使いまして、さまざまな催しものを予定しているところでございます。
メインアリーナにおきましては、午前中は
ソフティテニス教室、それから、あわせまして
メインアリーナの一部で、
ユニバーサル体験ということで年齢や障がいの有無にかかわらず一緒に実践できる
スポーツ、こういったものも予定しているところでございます。そして、昼ごろに
セレモニーを開催して、朝原さんによる
トークショーと走り方教室を行うというものでございます。
また、
サブアリーナにおきましては、当委員会におきましても視察に行きました、
一般社団法人田園調布グリーンコミュニティの
インターバル速歩体験会、
バドミントン教室、そういったものを行う予定でございます。
また、健康ということで、体育室2におきましては、大田区保健所が親子で体操、
体組成検査等も実施するということで、午前・午後実施いたします。
また、ロビーにおきましては、今二つございますが、大田区の
地域スポーツクラブにつきまして、これから立ち上げようというところもあわせまして活動の紹介をするという内容でございます。
また、表面に戻っていただければと思いますが、主催は大田区、大田区
教育委員会、主管はおおた
地域スポーツクラブネットワーク、協力は大田区
スポーツ推進委員協議会でございます。
区報には、大きく6月21日の一面で出る予定でございますが、走り方教室については事前のお申し込みということで、6月11日に掲載する予定でございます。
続きまして、
資料番号2番、大田区
総合体育館の6月のイベント・
大会スケジュールをお配りさせていただきました。
6月は、特に土日につきましては、現在
区民スポーツ大会を実施してございますので、1日の空手道、7、8日の
バスケットボール、14、15日の
バレーボール、太極拳等々、
区民スポーツ大会が中心ということでございます。そのほかでは、6月16、17日が
関東大学バスケットボール新人戦、19、20日が
東日本バレーボール大学選手権大会、そういった大学生の大会も予定しているところでございます。ごらんいただければと思います。
○飯田 委員長 それでは、委員の皆様からご質疑をお願いしたいと思います。
◆菅谷 委員 特区のことで、まだこれから先のことは、次の委員会などでまた示されてくると思うのですけれども。先ほど
旅館業法のほうにかかわって、この委員会では論議することになるだろうということだったのですけれども、今、考えられることとして、
旅館業法はどのような感じで変更になっていくのか、どんなことで大田区としてはこれをメリットとして捉えていこうとしているのか、その辺がわかるようだったら教えてください。
◎青木
観光課長 先ほどの説明ですと、
旅館業法自体があたかも私どもの所管のような言い方に聞こえたかもしれません。
旅館業法自体は、保健所のほうが所管をしているところでございますので、観光課のほうで
旅館業法そのものを所管しているわけではございませんが、宿泊産業、ホテル、旅館業という点に関しまして、当然我々のほうで観光客を呼び込むというところで、宿泊者、宿泊業の方々との連携であるとか、当委員会でもいろいろとご審議いただきましたが、ホテル、旅館等の稼働率であるとか状況というものは、私どものほうでつかんでいるものをご報告させているところでございますので、そういった意味におきまして関連があると申し上げた次第でございます。
私どもでつかんでいる範囲の
旅館業法でございますが、現在、政令の中で、もう既に言われておりますのが、
旅館業法の中に定められているホテル、旅館の定義でございますけれども、ホテル、旅館、簡易宿所、それから下宿営業というのがございます。この3点をやる際に、それぞれ要件が決まっているところでございますが、今回の特区の際、外国人に関連をした、外国人を泊めるものに特化をした要件に合致したホテル、旅館に関しては、その要件を緩和しましょうという制度だと聞いてございます。
◆菅谷 委員 これからこの
特別委員会として、観光施策含めて、そこの
戦略特区がどのように影響するのかなということも研究していかなければならないと思うので、やはりもう少し委員会としても随時議論できる内容にしていければと思います。例えば、先ほど
旅館業法といっても法的には保健福祉とかありますけれども、全て見ると、例えば温泉施設とかいろいろなところの取り入れとか、今日、見学に行くところなんかも含めて、観光施策としてどう取り入れていくのかなということもあると思うのですけれども、
特区そのものが先ほどおっしゃったように、国の事業として上から押しつけてくるということで、私たちがどれだけ意見を反映させていくかということでは、今後のあり方もあると思うので、また慎重にやっていかなければならないかなと思っているところです。
◆金子 委員
農業委員会、
農業生産法人、信用保証、
農家レストラン、古民家までかかると、これは、
農業委員会、
産業プラザで花と緑のとか、そういうので、これは観光課というのでしょうか、産業経済のほうでかかわるのかなと思うのですが、この
農業委員会と市町村の事務分担となっていて、これにあわせてかどうか
農業委員会をなくしてしまおうという動きもあるように思うのですが、これはどうつかんでいらっしゃいますか。
◎小貫
東京オリンピック・
パラリンピック推進担当課長〔
政策課長兼務〕 政策課長も兼務をしておりますので、政策課のほうで、今回の
国家戦略特区の対応を取りまとめておりますので、わかる範囲でお答えをしたいと思います。
まず、今回の
国家戦略特区の
規制緩和事項の中で、今、農業分野のことについてご質問をいただきました。ただ、最初に申し上げますが、お手元の資料の2ページのところに記載がありますが、今回の東京圏におきましては、農業分野に関しては現時点におきましては特定事業として採用する予定にはなってございません。このことを、まずご報告をさせていただきます。
それと、今のご質問の農業分野におきます今回の
規制改革事項なのですが、国のほうから示される資料を見ますと、
農業委員会の廃止というところまで踏み込んだ記載は今のところ見受けられません。
農業委員会と市区町村の事務分担、役割分担という記述はございますが、
農業委員会そのものを廃止するということについての記述はございません。
◆岡 委員 資料2の来~る大田区大使なのですけれども、一応、それぞれの大使のSNSや
人的ネットワークを活用して発信するとあるのですけれども。大使をやっている人たちはそれぞれ個人のSNSの
アカウントは持っているのですか。
◎青木
観光課長 全員の方が持っているというわけではありませんが、多くの方がSNSの
アカウントを持っていると聞いてございますし、私もできる限りのチェックはしております。
◆岡 委員 そうなのですよ。私も見たら全員持っているわけではないなという中で、発信が口コミで当然やられるのでしょうけれども、せっかくわざわざ大使認定してやられるので、せめて新しい方は持ちなさいという形で言っていただくべきなのかなと思うのですが、いかがですか。
◎青木
観光課長 ご指摘のとおり、確かに持っていない方というのはまだいらっしゃるかもしれませんので、それはこれから確認をして、情報の発信の仕方ということで我々のほうでもそういうことを促したりとか、もしくはこういう方法があるということを伝えて、また一緒になってやりましょうということを来~る大使の事業の中でやっていくと考えてございます。
ちなみに申し上げますと、今年のある大使の方が、過去の大使のSNSを本国で見て、それで今回このことを知ったので、日本に来たのでぜひこれをやりたいというケースがございました。これはやはりSNSで発信することが一定の成果があるのだなということの象徴的な出来事かと思いました。
◆松原 委員 先ほどもちょっと触れていたのですけれども、中国の方が多いということなのですけれども、前回お二人いらっしゃって今度は8名になって、イメージ的に中国重視なのかなとか。それとか、この24名の方々にこれから26年度やっていただくのですが、これに追加とか、または諸事情も含めてそういう変化というのも含むのですか。
◎青木
観光課長 今年度は、この体制で進めていく予定にしてございます。今回、確かに中国の方が多うございますけれども、我々のほうで公募した結果、実は17名の方から応募がございました。そのうち2名の方は事前に辞退ということになりまして、実際にこの15名の方に面接をし、やっていただくということになりました。いろいろな国の方や今年の国にいない方というのもいらっしゃいましたので、そんな方にも入っていただきたいというのは当然我々のほうでも考えておりますが、公募して面接をした結果、こういう形になったというところでございます。
中国に関しましては、先ほど申し上げましたようにいろいろな地方に分かれておりますので、この中国の方同士がそもそも、例えば、お知り合いであるとか、同じお仲間であったということではなくて、それぞれの方がそれぞれの考えに基づいてご応募いただいておりますので、そんなことも含めて、今回、この体制ということで始めさせていただきたいと考えてございます。
◆松原 委員 今日の朝のラジオで、中国の方も大分増えて観光でお見えになっているということと、現実的にはタイの方が非常に多いと言っておりました。買い物について、今だとデータは人数的にはどこまで把握しているかわからないのですけれども、お一人の購入額というのですか、非常に食品関係を買っていますねと言っておりました。特に、私もタイに行ったときに、日本の緑茶ブームみたいな関係で、あるチョコレートの抹茶チョコみたいなのをお持ちしたことがあるのですが、日本の健康志向というか安全志向をタイの方が非常に好意的に受け取っていて、そういうのをごっそり買っていかれるという話も聞いているのですが。
そういう部分で、先ほど申し上げた、これで決定なのですかということを含めて、例えばタイは大田区からも産業経済のほうで行っていたり、またはアマタナコンということで提携をしていたり、その産業も観光に通じるという部分でやっていた中で、ちょっと先ほど伺ったのですが、いかがでしょうか。
◎青木
観光課長 実は、ご指摘のように、来~る大使の24名の中で、昨年まではタイの方がいらしたのですけれども今年度はいらっしゃらない。それから、これまでもタイの方にはいろいろなご活躍をいただきました。当委員会でもご報告いたしましたトラベルマートで、タイの方にPRを直接していただいたりいたしました。実際に、タイから来~る大使のSNSを見て大田区を視察したいという方が過去にもありました。そんなこともありまして、タイの方には非常にご活躍いただき、今年こんな形でタイの方が名簿の中から今現状いないという状況でございます。
ただし、これまではタイの方もいらっしゃいます。今回の15名を加えますと、OBを含めますと全部で56名の方が過去に来~る大使になっていただいてございます。
今、ご指摘の点も含めまして、今回、タイの方が名簿からございませんが、では、タイのほうと連携だとかPRをしなくていいのかというわけでは決してないというところでございますので、OBの方とうまく連携を図るというところで、今のご指摘の点を含めてフォローアップ、カバーしていきたいと考えています。
◆菅谷 委員 私は、本当にいろいろな国の人たちと平和・友好という形でも、この大田区からもいろいろな国の人たちと仲よく手をつなぎあっていくということでは、そういった思いでもぜひ発展してほしいなと思います。今、いろいろな各国との不穏な動きもあるので、そういう意味では、一つ一つの自治体がそういうつながりができていくといいなと思いながらこの報告を聞いていたところです。
その中で、質問なのですけれども、応募をしてくる方々は大田区の
情報発信だけで捉えられたのでしょうか。先ほどの特区の中を見たら、176か国でしたか、結構な国から来ていましたので、そういうところでどうやって知ったのかということと、それから年齢層について、2点教えていただければと思います。
◎青木
観光課長 どうやって知ったのかという点ですけれども、これも千差万別でございまして、例えば口コミ、前の大使の方からの口コミ情報で見た方。それから、それだけではなくて、前の大使から、以前の、ここにある方々だけではなくOBの方からのご紹介とか情報を得たというケースもございます。それから、もちろん区報でありますとかホームページを見た、先ほど申し上げました実際にSNSを見たという方もいらっしゃいますので、それはさまざまな方法で、一概にどれだけとは申し上げられないところでございます。男女比ですけれども、この中で、今回24名のうち男性が11名、女性が13名です。年齢に関しましては、正確なところの情報については、手元の資料がないので私のほうで確認ができないのですが、面接をした感じで申し上げますと、今回20歳前後の方から50代、60代の方までというところになっていまして、この15人の中で一番多いところは3、40代の方だったのかなと思います。ちょっと正確なところは私も手元に資料がないのですが、そんな印象を持っております。今回は、以前よりも若い方に比較的応募いただいたのかなと思っています。
◆津田 委員
資料番号4番についてお聞きしたいのですけれども、
観光サポーターを募集していくということで、時流に乗った大変いい企画だと思うのですが、100名を募集して100名来てくれればいいのですけれども、来なかった場合とそれ以上になった場合にどういう方法で選ぶのか。あと、今回応募資格に積極的に参加できる方ということで、大田区に住んでいることを別に要件にしていないのですけれども、その辺についてどう考えているのかをお伺いしたいです。
◎青木
観光課長 応募の100名に関しては、これは100名来ると考えております。というのは、幅広い方というか、いろいろな方にも私どものほうで、もちろん今回の応募で来るというケース、それから、今、ご指摘があったようになかなか応募状況が100名にも到達しないなということになった時点で、これは今回各種いろいろな団体の方であるとか、先ほど申しました来~る大使のOBも当然こちらのほうでご活躍いただくというケースもあると思いますので、来~る大使のOBは現役だけで56名というところですし、これまでにさまざまな形で
情報発信したいというお声もいただいていますので、100名というのは決して多過ぎるという数字ではないのかなと考えています。
もう1点、たくさん来たらどうするのか。もっと言えば、やる気のある人が100名をどんどん超えた形になったときに、せっかく来ていただいたのに、では、その方を100名に区切るのかという話ですけれども、これは日々の
情報発信の運営そのものは、ぐるなびのほうに委託をして実施をすることにしておりますが、その点は、例えば極端な例で申し上げますと倍になった、3倍になったというところで問題があるかというと、それはないと聞いてございます。
ですから、この点は応募状況を見ながら、必ずしも100名限定というわけではないということを踏まえながら進めていきたいと思います。ただ、何名ぐらい募集するのかというところで、数字を出すときに、正直申し上げて100名というのは一定の区切りとしていい数字かなというところで、我々のほうで出したというところでございます。
◆津田 委員 100名で区切られたら、私ももったいないなというのがあったので質問をさせていただきました。
あと、もう一つだけスケジュールについてなのですけれども、これは、この来~る大田区大使とかとは異なって、例えば
サポーターとしての任期というものはあるのかないのかというのがこのスケジュールだとよくわからないです。今回、育成事業ということで、こういうふうに大田区の魅力をアピールしてくださいというのを最初は区の主導でやっていただいて、その後は丸投げになってしまうのか。それとも、年々この
サポーターについては募集していくなり、こうやってセミナーをやっていくのかということだけちょっと教えていただきたいのですけれども。
◎青木
観光課長 セミナーとかフォローアップというのは、ずっと育成事業でございますのでやっていくと。最初だけではなくて、その後のフォローアップということもしていく予定でございます。
それから、任期というのも1年限定ですということで今考えているわけでもございません。ただし、今回、区から委嘱という形ではなくて、多くの方にやっていただくということを考えておりますので、委嘱状を出すとかということではなくて、
観光サポーターとしてまずご活躍いただくということで、申込書の中に要件等、それから、そこからやる気というか、きちんとこれからできることだということが読み取れればまずやっていただこうと考えています。
その中で、今ご指摘の点、例えばどうセミナーをしていくのか、どうフォローアップしていくのか、それから今後どうこれを進めていくのかというのは、また始めた後でも逐次検討しながらいいものにしていきたいと考えています。
◆広川 委員
資料番号1番の「花子とアン」の中で、実は私は「赤毛のアン」の翻訳と馬込文士村のツアーに参加させていただきまして、ずっと歩いたのですが。本当に文士村のガイドの方たちはすごく個人的に勉強もしていらっしゃって、興味深い説明をしていただいて大変勉強になったと思ったのですが、コースをずっと歩いていく中で、ちょっと道を間違えられて違うところに入り込んでしまったりとか、そういうハプニングもあったりして、そういうのも楽しいのは楽しかったのですが。
ただ、見学とかをするときに、あのお家のあのあたりが
村岡花子さんたちが住んでいた家でとか、このマンションがもともとこういうところだった跡地でとか、そういう紹介のされ方をするところもありまして、本当に普通のまち並みを歩いていく中で、そういったことをされるときのお住まいの方たちの了解というか、そういうものはちゃんととってやっていらっしゃるのかなと思います。例えば、自分の家をいろいろな人が来てじろじろ見ていくということが不快に思われることがあれば、せっかくのツアーもマイナスになるかもしれないので、そういった配慮はどうなのかなというのを私が回らせていただく中で感じたところがあったのですけれども、どうなのでしょう。
◎青木
観光課長 今、ご指摘の点ですけれども、馬込文士村ガイドの会の人たちも気を使う部分だろうと思っていると聞いてございます。ただ、今、ご指摘のように1軒1軒に了解をとったかというところまでは、ちょっと私どもは確認はしておりませんが、お住まいの方がいらっしゃるので、ご案内するときもそういった方々に配慮しながらご案内をしましょうと。また、ご案内後、参加者の方がご自分で回られるというケースもあると思いますので、そういったときにもやはり配慮が必要だということをわかっていただける案内をしたほうがいいよねということを話し合っていると。そういう方向で行こうということは話している場面を私どもは聞いたり見たりしております。
◆広川 委員 こういうスポットをいろいろな意味で紹介していくツアーが大田区内で、例えば、まち工場のツアーもそうですけれども、恐らく拡大していくことが望ましいのかなと思います。
実は、特に思ったのがマンションを出入りする住人の方がいらっしゃって、すごく入りづらそうにされていたのです。その前に行って、ここが何とかの、ここに何かがあって、今はマンションが建っていますけれども昔はこうでと話をされたときにちょうど住人の方が来られて、これは気まずいだろうなという感じがしましたので、もちろんボランティアガイドの方たちも気を使っていらっしゃると思うのですが、その気を使っているということも参加者にわかる配慮をしていくことも今後続けていく意味では大事だと思います。せっかく回っているのに住民の方からやめてくれという声が、もし出たりしたら残念だなと思いますので。
大変、いいツアーでした。皆さんお元気で、高齢の方もつえをつきながらでも歩いていらっしゃって、私は終わってへとへとになってしまったのですが、皆さん余韻を楽しんでいらっしゃったのですばらしいなと思いましたので、ぜひ続けていただければと思いました。
◆押見 委員 また来~る大田区大使に戻りますけれども、来~る大田区大使は、私もずっと議会質問とかでも言わせていただいて、かなり盛り上がってきているし、やる人とやらない人で分かれてしまいますけれども、やる人はかなり積極的にやるし、OBの方もどんどん活用していってくださいと言わせていただいているので、今後さらに、いろいろな冊子を見るとすぐに来~る大田区大使が出てくる感じが最近はして、すごくいいなと思っているので。本当に、菅谷委員が言ったように国際交流の平和の象徴でもあると思うので、これはどんどんさらに頑張っていただきたいのですが。
この資料2番を見ると、右下のほうにオーちゃんが載っていて、今日、私も委員会が最後なので質問させていただきますけれども、オーちゃんが議会でも相当いろいろたたかれたこととかがありまして、今後、大田区のこういうキャラクターはどう
観光課長としては考えているのかなと。オーちゃんとか、あとたまちゃんとかもいますけれども、ほかの自治体は自治体公認キャラとか非公認キャラとかで、かなりゆるキャラブームとかがすごい状態が続いているのですけれども。大田区は、オーちゃんが結構出る場面がかなり減ってきてしまっているので、もしくは何か新しい大田区を背負っていくものが誕生するのかなと思って、その辺、何か秘策をお聞かせいただきたいと思うのですが。
◎田中 観光・国際都市部長 オーちゃんにつきましては、飛行機に乗っていますけれども、最初から飛行機に乗っていたのではないのです。最初はこのうぐいすだけだったのですけれども。空の日のイベントの関係で飛行機に乗せてということで、それから飛行機に乗るようになったのですけれども。
確かに、おっしゃるとおり、これが区のキャラクターとして、今、これが一番メインでやっておりますが、大田区のキャラクターを1回全部調べたことがあるのです。それぞれの部局で、いろいろなマスコットというかキャラクターをつくって名刺に刷り込んだり、印刷物に刷り込んだりしていたことがあったのです。公認キャラクターとして、公認ということばが正確かどうか分からないですけれども、一番認知されているのがオーちゃんだと思うのですが、おっしゃったとおり大分着ぐるみもくたびれてきておりますし、どうなのかなということはあると思います。
もし、そういったものを新たに検討するとなると、観光の部局で検討するのがふさわしいのか、それとも区全体を掌握するという意味で総務がいいのか、そういったこともありますので、今後、大田区がこれから区政70周年を迎えていきますし、それから国際都市としてさらにアピールしていく中で、そういったものを検討する必要があるのかどうかも含めて、全庁的に問題提起をしてみたいなと観光所管部としては思っておりますので、そういう形で、しかるべきときに部局に投げてみたいなと思っております。
◆押見 委員 やはりオーちゃんの勢いが若干弱い現状を見ますと、今、部長がおっしゃられたように、観光課も部として観光・国際都市部になったということで、観光の部署からどんどんこういった新キャラクターのかわいいゆるキャラをぜひ期待したいと思いますので、よろしくお願いします。
○飯田 委員長 では、よろしければ、
継続調査事件を一括して継続といたします。
本日は、お手元に配付の「
スポーツ・
観光推進特別委員会視察行程表(案)」のとおり、視察を行います。
視察を実施するにあたり、委員の皆様にお諮りいたします。会議規則第76条の規定に基づき、議長宛て、委員派遣承認要請書を提出することに、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○飯田 委員長 ご異議なしと認め、そのようにさせていただきます。
続きまして、当委員会の中間報告書について申し上げます。
本案につきましては、正副委員長と理事で作成させていただき全委員の皆様に事前にご確認させていただいたところ、特にご意見がございませんでしたので、お手元に配付のとおり決定したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
最後に、本日の委員会が、現委員による最後の委員会になることが見込まれます。つきましては、閉会にあたり、委員会を代表して、一言ご挨拶を申し上げますので、よろしくお願いいたします。
では、私のほうから、一言ご挨拶をさせていただきます。今日は、1年間の本委員会の区切りでございますので、ご挨拶ということで、この1年間、岡副委員長をはじめとする委員の皆様、理事者の皆様、そして書記のご協力をいただきまして、円滑な委員会運営ができましたことを、心から御礼を申し上げます。大変にありがとうございました。
この1年間は、ご案内のとおり、
スポーツ・観光の分野では大変大きな出来事があったと思っています。その大きなものというのは、やはり何といっても2020年にオリンピックを東京で開催することが決定できた。あるいは、国体が54年ぶりに東京で開催され、京浜運河でカヌースプリントの競技が行われたということです。この競技大会の終了では、私は当委員会の委員長として、授賞式で何位になられたという方にお渡しをするのをさせていただいたのですけれども、生まれて初めてああいうことをさせていただいて感激をしました。あるいは、先ほどご案内のあった
国家戦略特区の新たな動き、あるいはNHKの連続テレビ小説「花子とアン」の放映、また観光・国際都市部の新設、いろいろな動きがあったのではないかと思っています。そういった重要なときに、本委員会の委員長としての仕事ができたということは大変感激の至りでございます。これも、皆様方のご指導のたまものであると心から感謝を申し上げる次第でございます。
本区は、
スポーツ健康都市、生活(イキイキ)観光都市、これを掲げて事業展開をしているわけでございますが、これらの事業、またこれらの分野での理事者の皆様方あるいは委員の皆様方のご活躍を心からご期待をし、また、今日お手元に配付されましたこの中間資料を次期委員会に託していきたいと思っているところでございます。本当に、この1年間お世話になりました。ありがとうございました。
それでは、理事者を代表して、田中部長からご挨拶をお願いいたします。