目黒区議会 2024-07-10
令和 6年生活福祉委員会( 7月10日)
令和 6年
生活福祉委員会( 7月10日)
生活福祉委員会
1 日 時 令和6年7月10日(水)
開会 午前 9時59分
散会 午後 4時46分
2 場 所 第四委員会室
3 出席者 委員長 西 村 ち ほ 副委員長 上 田 みのり
(8名)委 員 後 藤 さちこ 委 員 かいでん 和 弘
委 員 白 川 愛 委 員 芋 川 ゆうき
委 員 小 林 かなこ 委 員 佐 藤 ゆたか
4 出席説明員 荒 牧 副区長 上 田
区民生活部長
(23名)髙 木
地域振興課長 長 島 税務課長
(
東部地区サービス事務所長)
西 村
滞納対策課長 岩 谷
臨時給付金課長
髙 山 国保年金課長 佐 藤 参事(
北部地区サービス事務所長)
金 元 参事(
中央地区サービス事務所長)
橘
南部地区サービス事務所長
大 迫 参事(
西部地区サービス事務所長)
酒 井 産業経済部長
銅 金 産業経済・
消費生活課長 勝 島 文化・スポーツ部長
千 田 文化・交流課長 平 野
スポーツ振興課長
保 坂
健康福祉部長 大 塚
健康福祉計画課長
(
福祉事務所長)
相 藤
高齢福祉課長 櫻 庭
障害施策推進課長
佐 藤
健康推進部長 香 川
健康推進課長
(保健所長)
滝 川 参事(
感染症対策課長)
5
区議会事務局 中 野 議事・調査係長
(1名)
6 議 題 地域振興、保健衛生、社会福祉及び文化・スポーツ等について
【報告事項】
(1)令和5年度
公益財団法人目黒区
芸術文化振興財団の決算報告につい
て (資料あり)
(2)令和5年度
公益財団法人目黒区
国際交流協会の決算報告について(資料あり)
(3)令和5年度目黒区立住区
会議室指定管理者運営評価結果について(資料あり)
(4)令和5年度目黒区
区民斎場指定管理者運営評価結果について (資料あり)
(5)民事訴訟の提起について (資料あり)
(6)令和5年度目黒区
中小企業センター及び
勤労福祉会館指定管理者運
営評価結果について (資料あり)
(7)令和5年度目黒区文化ホール及び目黒区
美術館指定管理者運営評価
結果について (資料あり)
(8)Meguro Dance Connection(メグロダンス
コネクション)参加者募集について (資料あり)
(9)令和5年度
目黒区立体育施設指定管理者運営評価結果について (資料あり)
(10)
目黒区民センタープール(屋内プール)の臨時休場について (資料あり)
(11)「
トップアスリート交流イベント」の開催について (資料あり)
(12)
新型コロナワクチンの定期接種への対応について (資料あり)
(13)令和6年度敬老のつどいの開催について (資料あり)
(14)令和5年度
目黒区立高齢福祉施設指定管理者運営評価結果について
(資料あり)
(15)令和5年度
目黒区立障害福祉施設指定管理者運営評価結果について
(資料あり)
【その他】
(1)次回の委員会開催について
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○西村委員長 ただいまから
生活福祉委員会を開会いたします。
本日の署名委員には、小林委員、後藤委員にお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(1)令和5年度
公益財団法人目黒区
芸術文化振興財団の決算報告について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○西村委員長 それでは、報告事項に入ります。
本日は、報告事項(1)令和5年度
公益財団法人目黒区
芸術文化振興財団の決算報告についてから報告を受けますが、報告に先立ちまして、委員の皆様にお願いいたします。報告事項(1)と(2)令和5年度
公益財団法人目黒区
国際交流協会の決算報告について、につきましては、本日財団側からも説明員としてお越しいただいております。
財団側への質疑の際には、これまでの取決めで委員からの質問の前に委員会を一旦休憩にして、休憩中に財団からお答えしております。委員の皆様へは質疑を行うに当たり、区側への質疑なのか、財団側への質疑なのかを知らせていただいてから質疑をお願いいたします。
区及び財団双方に対する質疑の場合には、初めに区側から答弁をお願いし、休憩にした上で財団側からお答えいただきますので、よろしくお願いします。
なお、質問がどちらに対するものか分からない場合には、区側と財団側で調整してお答えいただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、報告を受けます。
○千田文化・交流課長 それでは、令和5年度
公益財団法人目黒区
芸術文化振興財団の決算報告について、文化・交流課から御報告いたします。
まず、お手元の資料でございますが、
公益財団法人目黒区
芸術文化振興財団が作成した決算書の事業報告、財務諸表、財産目録でございます。資料の量が多いので、後ほど説明の際は、ポイントをこちらから御説明を差し上げます。
それでは、まず事業報告の1ページ目を御覧ください。
こちらは令和5年度の取組が概括的に記載されております。
まず、前半から中段、こちらにかけては、内容としては、ホールや美術館において、インターネットを活用した映像の配信、
ワークショップ等を積極的に取り組んだこと、また安全確保のために大ホールの客席に手すりを設置した、また利便性向上のために大・小ホールの和式トイレの洋式化及び温水洗浄便座への更新を行ったことが記載されております。
また、中段から後段にかけては、新たな
目黒区民センターの整備に向けた指定管理者として、美術館整備のために意見を提出したこと、そして財務面においては
施設利用料金収入の影響は回復傾向にありますけども、財政基盤のさらなる強化が必要である旨、これが記載されております。
続きまして、2ページ目から6ページ目まで、こちらが文化ホール及び美術館の総括でございます。
まず、文化ホールでございますが、2ページ目、(1)の鑑賞事業から4ページ目の(5)の貸館事業までございます。
1つずつポイントを説明いたしますと、(1)の鑑賞事業といたしましては、主催事業として、
フレッシュ名曲コンサートや夜の
ラウンジライブなど6事業、共催事業として9事業を実施しております。
(2)地域の芸術文化・支援事業は、主催事業として、第12回めぐろ
パーシモンホール避難訓練コンサートなど3事業、共催事業として17事業を実施しております。
(3)体験・普及事業は、
各種ワークショップ、
アウトリーチプログラムを実施しております。令和5年度からは、
目黒区立小学校の音楽の教育課程として、全小学校で
アウトリーチプログラムを実施いたしました。また、若手の吹奏楽団「
ぱんだウインドオーケストラ」というのがありまして、こちらとも連携して、区立の中学校の吹奏楽部、こちら全8回を対象に演奏の指導を行ってまいりました。
今お伝えしたアウトリーチの活動については、後ろについてます事業報告の41ページから63ページまで、こちらが各小学校、中学校で行った個々の取組、そこの小・中学校の声も記載されておりますので、こちらは後ほど御覧いただければというふうに思っております。
3ページ、戻りまして、(4)受託事業・
指定管理事業は、目黒区文化祭等3事業でございます。
4ページ、貸館事業については、項目のイ、大
ホール消防設備点検時の事故への対応がございました。本事故については、昨年度本委員会にも情報提供いたしましたが、利用者には大きな支障は生じていないというところでございます。
また、項目のウとして、11月から1月まで2か月の休館を行いまして、その間に機器の更新や手すりの設置工事等行いました。
項目のエ、各施設の年間利用率は、前年度に比べて全体として4ポイント増加しております。
続きまして、5ページから6ページ、美術館でございます。
美術館の5ページ、(1)展覧会事業については、自主事業の展覧会が3展、
指定管理事業が2展、区からの受託事業が1展、展覧会の総入館者数は2万7,674名でございました。
(2)
教育普及事業において、アの
ワークショップでは、実験室と題しまして、展覧会に関連する画材、こちらに直接触れられるイベントを実施いたしました。
また、6ページにまいりまして、こちらの項目のカ、
アウトリーチプログラム、こちらについては目黒区出身の
アーティストである青山悟さんという方がいらっしゃいまして、こちらの
アーティストの方が五本木小学校を訪れて、子どもたちと一緒に制作を行いました。こちらの作品は、実際に今年度に開催した企画展でもギャラリーで展示されておりましたし、また会期中は下目黒小学校の児童が訪れて、会場で一緒に
ワークショップを行うといった活動もしてまいりました。
こちらについては、後ろの資料の90ページに詳しく記載されておりますので、こちらも後ほど御確認いただければというふうに考えております。
それでは、6ページ、戻りまして、(3)調査研究、(4)区民等の
芸術文化活動の支援については、記載のとおりでございます。
(5)
区民ギャラリーの運営ですが、こちらは利用率が開館以来、初の100%ということになっております。
7ページ以降、78ページまでは、文化ホールで開催された事業の詳細が記載されております。
また、79ページから109ページまでは、美術館で開催された事業の詳細が記載されておりますので、後ほど御確認いただければと思います。
資料をおめくりいただいて、110ページから、こちらが処務の概要というものが記載されております。
めくっていただきまして、113ページ、こちらに評議員等の名簿がついております。
続きまして、財務諸表と財産目録でございます。
1ページの貸借対照表、こちらを御覧ください。
貸借対照表の中ほど、ローマ数字のⅡの一つ上、資産合計という欄については、当年度は5億439万円余ございまして、前年度比448万円余の増となってございます。
下から10行目、負債合計、こちらについては1億7,325万円余となっておりまして、前年度比1,071万円余の増となっております。
また、下から2行目、正味財産合計については3億3,113万円余で、前年度比623万円余の減となってございます。
資料の説明については以上でございますが、本日は目黒区
芸術文化振興財団から大野事務局長、
馬場事務局次長、
松浦パーシモンホール事業課長、目黒区美術館からは橋美術館館長、伊藤美術館副館長にお越しいただいております。
説明は以上でございます。
○西村委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○白川委員 ちょっと教えていただきたいことが、これは財団側に聞いたほうがいいのか、区側に聞いたほうがいいのか、ちょっと分からないんですけれども、例えばなんですけど、7ページのところで
文化ホール事業報告のところに「ベルギーと日本展」というのをおやりになったということで、こういう企画やられているんですけど、1事業は中止になっていますが、そもそも見ると、定員の各回35名で、完売はしているものの、1,500円で、そんなに大きな収益になる事業ではないというのが最初から決まっているような気がするんですが、とはいえ、最後の貸借対照表のほう、8ページ、財務諸表のほうの8ページを見せていただくと、補助金とかっていうところで、10の補助金等の内訳並びに交付者、当期の増減額及び残高っていうところで、令和4・5年
公立美術館共同巡回展、この「ベルギーと日本展」、助成金で約635万円入ってきていて、これで収支取れているのかなという感じがするんですけど、こういったものっていうのは、当初から補助金が入ってくることが分かっていて、こういった人数でこの規模でやるっていうふうな計画を立てられるのかっていうところ、事業計画のところでちょっと伺いたいなと思います。
もう1点なんですけど、やはり同じような考えですけれども、資産保有の考え方なんですけど、財団としての。地方債を買われていて、約2億円ほど持たれてるのかな、国債と地方債で。別にこれ目減りしてるからって、満期保有なので、別に貸借対照表に載せる必要もないので、額面載せていただいて、問題全然ないって思うんですけど、これのちなみに利子っていうのは、この財務諸表でいうところのどこに入ってくるのかっていう、ちょっとそこを2点教えていただければと思います。よろしくお願いします。
あともう1点ありました、すみません。今期の退職者数を教えていただければと思います。3点です。
○西村委員長 議事の都合により、暫時休憩いたします。
(休憩)
○西村委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
白川委員の質疑を終わります。
ほかに質疑はございますか。
○芋川委員 私もせっかく財団の方が来てるので、財団向けに聞きたいと。
○西村委員長 議事の都合により暫時休憩いたします。
(休憩)
○西村委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
芋川委員の質疑を終わります。
ほかに質疑はございますか。
○小林委員 財団のほうにお伺いしたいんです。
○西村委員長 議事の都合により暫時休憩いたします。
(休憩)
○西村委員長 休憩前に引き続き委員会を再開します。
小林委員の質疑を終わります。
ほかに質疑はございますか。
○かいでん委員 私から2問伺うんですが、1問目は財団さんに、2問目がもし可能なら財団さん及び区に御回答をお願いできればと思います。
○西村委員長 暫時休憩いたします。
(休憩)
○西村委員長 休憩前に引き続き委員会を再開します。
○かいでん委員 ここから区と財団に同じ質問を伺いたいので、まず区のほうにお伺いしますが、昨年11月の本委員会において、
区民ギャラリーが当たりづらいっていうお声が実際私も伺ってるので、今はA面、B面、半面ずつの貸出しですけれども、もうちょっと細切れに貸し出せないかということを御提案させていただいたと。そのときには、渋谷区の原宿にある民間施設の例を引き合いに出して申し上げたんですが、改めてその施設、マンションを改築して、展示スペースにしていて、1室1室を細切れにそれぞれのプロだったり、アマだったりする
アーティストの方に貸し出していますと。
区民ギャラリーよりもかなり安価、1日当たり4,000円とか、そのくらいの金額でやっているので、本当にいろんな方が出展しており、例えばAさんの展示目当てに来たファンの方が、隣の部屋でやってるBさんの作品、Cさんの作品にまたファンになってみたいな形で、輪が広がっている。すごく活気のある施設を見せていただいて、こういう使い方いいなと思って、11月に提案させていただいたんです。
そのときには、千田課長のほうから、今の
区民ギャラリーは構造上、2つに分けることを想定しているというお答えをいただきました。それはそのとおりかなと思うんですけど、一方で、半面につき3枚の可動壁はあると思うので、やりようによっては、全部細切れにしたら、今の
区民ギャラリーでも8面は小さな部屋を確保できるんじゃなかろうかと思うんです。その当時、11月のときには、芸文財団と区のほうで話をした上で、御提案として承っておくという御回答をいただいたところですが、その後、いかがでしょうかと。
要はこの問題、芸文財団だけじゃなくて、もし変えるんだったら、目黒区美術館条例にも関係するところなので、区側のお考えを伺いたい。それから、芸文さんのお考えも同じく伺いたいということで、双方の意見をお願いしたいです。現在の美術館では無理でも、例えば新しい
区民センター建て替えのときに、そういうこともっていうことであれば、それでもいいかなと思うので、そこら辺のお考えをお願いしたいと思います。
以上です。
○千田文化・交流課長 今お尋ねのございましたギャラリーを分割するようなお話、確かに昨年11月にお話をいただいて、資料も頂きましたので、拝見したところでございます。今、委員おっしゃられたように、
区民ギャラリーというのが構造上、大きく2つに分けている。その中で可動壁を使って、半面の中を
ギャラリー展示用に可動壁で道をつくるようなイメージにはすることができるというところですので、構造上、できなくはないものの、それが本来の使い方なのかっていうところで言えば、当然A面、B面で分けて、大きく使うっていうところが本来の使い方でございますので、区側としては、一定今後もそのような使い方をしたほうがいいのではないかというふうには考えております。
しかし、一方、そういう個別のスペースを設けて、例えば若手のギャラリー、若手の芸術家が小さいスペースながらもギャラリーとして使って、展示をしていくっていうことは、我々も新しい美術館においては、若手の芸術家の育成っていうところや、若い作品、そういったものを発信していく場というふうにも一定考えているところでございますので、新たな美術館の構想の中で、そういったものができるかどうか、そういったところは今後検討していくことができるんじゃないかというふうに考えております。
以上でございます。
○西村委員長 暫時休憩いたします。
(休憩)
○西村委員長 休憩前に引き続き委員会を再開します。
かいでん委員の質疑を終わります。
ほかに質疑はございますか。
○上田副委員長 財団側になります。
○西村委員長 暫時休憩いたします。
(休憩)
○西村委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
上田副委員長の質疑を終わります。
ほかに質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村委員長 ないようですので、報告事項(1)令和5年度
公益財団法人目黒区
芸術文化振興財団の決算報告について、を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(2)令和5年度
公益財団法人目黒区
国際交流協会の決算報告について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○西村委員長 続きまして、報告事項(2)令和5年度
公益財団法人目黒区
国際交流協会の決算報告について、報告を受けます。
○千田文化・交流課長 それでは、令和5年度
公益財団法人目黒区
国際交流協会の決算報告について申し上げます。
まず、お手元の資料でございますが、
国際交流協会が作成した事業報告書、決算報告書でございます。
まず、1ページ、こちらを御覧いただきまして、事業概要といたしましては、記載の(1)~(6)、大きく6項目の事業を行っているというところでございます。
続いて、2ページ目からがそれら6項目ごとにまとめた事業報告の詳細というところでございます。
事業報告の中で、表の中、2列目の実績という欄に山括弧で囲われた数字があるかと思います。これは外国籍の方の参加人数でございまして、例えば2ページの(2)の①の中で
山手七福神巡りというのがあると思うんですけども、これが1月5日金曜日、参加者19名、山括弧15名となってますが、この15名が外国籍の方というふうな見方でございます。
こちらがまたポイントだけお伝えしてまいりますと、まず2ページ目の1号事業の(2)、
③国際交流フェスティバル、こちらについては令和4年の執行額が16万円余に対して、5年度が94万円余ということで、こちらは4年度までコロナの影響でオンラインで実施しておりましたけども、5年度は
パーシモンホールで対面での実施をしたというところで、予算が執行されているという状況でございます。
続きまして、3ページ、2号事業の(2)外国につながりを持つ児童生徒の学習支援・
居場所づくり事業として、
放課後日本語クラブを行ってございます。こちらは4年度の執行額が7万円、5年度の執行額が123万円余というところで、5年度から本格的に事業を実施しているところでございます。現在、週2回、授業を実施しておりまして、記載の学習者、中学生、小学生が参加しているという状況でございます。
続きまして、4ページにまいりまして、6号事業の(2)
ウクライナ避難民支援については、6組12名の避難民の方、こちらの生活の支援を引き続き行っている状況でございます。
5ページについては理事会及び評議員会の開催状況でございまして、6ページにまいりますと、ここからが決算報告書となっております。
決算報告書でいきますと、9ページの
正味財産増減計算書内訳表、こちらを御覧いただければと思います。
内訳表の中ほど、一旦区切りがございますけども、経常収益の計でございます。こちらが合計として5,772万円余となってございます。
同じページ、下から3行目、こちら経常費用の計というところで5,995万円余となっておりまして、経常増減額が222万円余ということでございます。
資料の説明については以上でございます。
本日は目黒区
国際交流協会から森事務局長にお越しいただいております。
説明は以上でございます。
○西村委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○かいでん委員 財団さんに伺いたいです。
○西村委員長 暫時休憩いたします。
(休憩)
○西村委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
かいでん委員の質疑を終わります。
ほかに質疑はございますか。
○小林委員 私も同じMIFAのほう。
○西村委員長 暫時休憩いたします。
(休憩)
○西村委員長 休憩前に引き続き委員会を再開します。
小林委員の質疑を終わります。
ほかに質疑はございますか。
○佐藤委員 国際交流のほうで。
○西村委員長 暫時休憩いたします。
(休憩)
○西村委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
佐藤委員の質疑を終わります。
ほかに質疑はございますか。
○白川委員 区側に、財団側、両方あるんですけど、いいですか。
7月にまた三
区間交流事業を行うということで、この間、議決もしたんですけれども、この本区が行っている三
区間交流事業、MIFAに国際交流っていうことで、事業を委託するっていうことはできるのかできないかっていうのをまず伺いたくて、今、定款を読んでいたら、国際交流っていうのがもちろん目的に入っているので、国際交流事業、文化、スポーツっていうのが入っているので、どうなのかというところ、ちょっと伺えればと思っています。
○千田文化・交流課長 今お尋ねのありました三
区間交流事業のそれを例えばMIFAでするかどうかっていうところについては、まずこの三
区間交流事業の立てつけ自体が、北京市東城区とソウル特別市中浪区、この2つの区が目黒区と友好都市であるっていうところがまず大きなスタート地点でございますので、そこから三
区間交流事業は国際交流の一つとして文化・交流課が行っているっていうところが現状での事業の立てつけというところでございます。
以上でございます。
○白川委員 すみません、文化・交流課が最初のところの出だしは分かったんですけれども、締結も終わっていて、ある程度数年間、交流を続けてきているので、もうここあたりで別にできるかできないか、やっていますっていう現状じゃなくて、将来的にですね、せっかくこういった外部の公益の法人が区内にあるわけですし、とても古い歴史があって、国際交流なので、そういったところにお知恵を借りながら、本区が主導して今後も行っていく、絶対に行かなきゃいけないっていうことなのか、その可能性ですよね。頼むことっていう自体が駄目っていうことではないのかどうか伺いたいんですけど。
○千田文化・交流課長 今お尋ねのできるかできないかで言えば、当然区から手を離れて、
国際交流協会でやるということは、現実的にはできると思います。ただ、今回、三
区間交流事業も立てつけをいろいろ変えていて、今までは区内の中学校だったのが、今回からは公募で私立の学校ですとか、都立の学校ですとか、そういった方を入れて、この後、3年間はやっていこうかなと思っていたり、いろいろ取組をしていく中で、今後安定的な運用ができるだろうというタイミングがあれば、そういった検討っていうのはお話に出てくるのかなというふうに現状では考えております。
以上でございます。
○白川委員 ありがとうございます。まさしく今おっしゃってた今までは区内の公立高校の生徒に限られていたものが、今回は私立の学生さんを公募っていうことで、私も拝見したんですけれども、まさにMIFAの目的と事業、定款に書かれて、区民の総意と協力を基本とした国際交流っていうところで、まさしくそれが合致してるんじゃないかなと思っていて、やっぱりこういった外部のところをそもそもどんどん活用していこうというのは、区の基本方針、スタンスでもありますし、やはりそういうふうにどんどん広げているのであれば、なおのこと、こういったところをもっと活用していく、通訳さんもいたりとか、あと豊富な経験が何よりもあるわけですから、そういったこともお考えになってもよろしいんではないかと思うんで、最後、もう一度伺えればと思います。
○勝島文化・スポーツ部長 私もこのポストに来てから、MIFAでできないんだろうかって単純に思ったことはあります。ただ、国際交流という前に友好都市という、そういう協定があって、だから区でやってるんだろうなというふうに私は理解しておりました、そもそも。金沢市や気仙沼市、角田市と同じように、それがたまたま海外にあるからということで、こちらでやっていると。
ですから、人員的には足りるか足りないかとかって、いろいろ実際に委託するとなれば、いろいろあると思うんですけれども、実はこれは私の感想では、うちの職員にはすごくいい経験になっているんです。やっぱり韓国と中国って、全然物の捉え方が違うので、こちらの質問に質問で返してくる中国とか、頑として言うことをなかなか聞いてくれないとか、いろいろそういう経験って、やっぱり職員もすごい我慢しながら翻訳をし、それでやり取りをし、交流をしていて、この間、韓国へ行ってきましたけど、実際やっぱりメールとかでやり取りするより、実際本人たちと顔を見て、あの人はこういう顔なんだっていうことでコミュニケーションを図ると、やっぱり職員同士も仲よくなるんじゃないかな、国際理解が進むんじゃないかなというところは率直な感想として持っております。
ですので、まだ私は区と直接交流してるのは、ほんの数回かなという感想を持っておりますので、MIFAにお願いするという、当然経験値、語学力もございますので、それはお願いしやすいかもしれませんが、やはりもう少し区のほうで職員に直接担当して、国際理解、それから友好都市、そういったものを経験させてやりたいというふうに考えております。
以上です。
○白川委員 ありがとうございます。お考えは分かりました。
ここでちょっと本当に耳にたこかと思いますけど、1つだけ、友好都市協定を結んだのは区で、三区間での交流をしている目的は、区民利益に資すること、区民のためですので、職員さんの国際文化への調整とか、そういう教育的な観点というよりも、やはり最終的に区民にどれだけ還元できるかっていうことが第一だと思っているので、友好都市っていうところで、気仙沼や金沢でしたら、やはり目黒の観光まちづくり協会との連携っていうこととかもすごく図られていると思います。
一方で、三区間の交流事業の友好都市に関しては、まだまだ区が抱えてしまっているがために、私から見てですよ、なかなか外部の団体をうまく使えていないんじゃないかっていうところも考え、ちょっと見受けられますので、もう少しということではありましたが、将来的にはもう少し外部を使っていくほうが、アイデアという部分でも、交流の在り方とかっていうところでも、幅が広がっていくんではないかっていうふうに思えますので、そうなっていってほしいなっていうところで再度伺いたいと思います。
○荒牧副区長 大変大きな御提案かなと思っています。ただ、先ほど課長、部長からも御答弁ありましたけれども、もともと
国際交流協会の設立趣旨と、何を主として活動するのか、目的、それから三区間交流の三区間の友好都市ができたいきさつが根本的に違っているということを御理解いただく必要があろうかなと思ってます。
もともと今、三区間ですけども、東城区と友好都市をやったわけですけど、東城区の前に崇文区というのがありまして、それは東京都と北京市が友好都市っていうか、友好関係にあって、東京都の都下の23区と北京市の行政区が個別に友好都市になったということであって、もともと崇文区と目黒区民の交流があったわけではないんです。その中で中浪区と崇文区が友好都市であるということの仲介で三区間が始まって、行政主導というか、政治主導というか、そういう中で自治体間、団体としてのつながりが先にあって、交流をやっています。
一方、MIFAというのは、現に目黒に住んでいる外国人であるとか、外国由来の人であるとか、目黒の日本人の皆さんの外国理解を広げようという、最初から人と人の目黒に住んでる外国の方も同じ目黒区民ですよねっていう人間関係っていうか、そこのつながりを深めていこうっていうのがもともとの出発点であって、だからこそ定款の中に事業目的が書かれて、事業内容があって、事業は主として東京都によって行うものという形になってございます。だから、成り立ち、経緯が違います。
ただ、現実に行政と議員とか、区長が行き来するだけが交流ではないので、もっと市民レベル、中学生レベルの参加をして、三区間というものを目黒区民の皆さんに理解していただいて、それが国際理解っていうのかな、差別のない社会をつくっていくつながりになるっていうことで、事業をだんだん広げています。
ただ一方、目黒だけがそう思っていても、中浪区、東城区も行政ですから、向こうのお考えもあるでしょうし、今ここでいきなりMIFAが出ていったとして、果たしてそれがうまくいくのかどうかっていうのもございますので、御提案としては多分にあるし、先ほど部長が言ったように個々の事業についてはMIFAに頼めないのかなっていう、それも事実ですので、いずれにしても、早急にどうこうできる話ではないんだけれども、やはり区民レベル、子どもたちレベルでつながっていくことが大事なので、きっかけや経緯は別だとしても、目標とするところは国を、国境を越えて、人と人がつながって、仲よくなっていく、これが一番の目的だと思うので、当然MIFAの御協力を得ていきます。
この間も三区間の事務打合せ、私も出まして、ニーハオぐらいしか言えなかったですけど、MIFAで協力していただいて、MIFAの力も借りながらやっていますので、これに今度ソフト部分ですね、少しずつ広げていくっていうことが、これからの課題かなと思ってますので、ちょっと長い目で見ていただければ、一緒に応援していただければありがたいなと思います。
以上です。
○西村委員長 白川委員の質疑を終わります。
ほかに質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村委員長 では、報告事項の(2)令和5年度
公益財団法人目黒区
国際交流協会の決算報告について、を終わります。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(休憩)
○西村委員長 休憩前に引き続き委員会を再開します。
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【報告事項】(3)令和5年度目黒区立住区
会議室指定管理者運営評価結果について
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○西村委員長 報告事項(3)令和5年度目黒区立住区
会議室指定管理者運営評価結果について、報告を受けます。
○髙木
地域振興課長 それでは、令和5年度目黒区立住区
会議室指定管理者運営評価結果について、地域振興課、地区サービス事務所連名で御報告をいたします。
まず、資料の確認でございますが、右上、
生活福祉委員会資料と表示されたかがみ文、次に資料1、歳入・歳出決算額の推移と記載された資料、続いて資料2、各住区会議室運営評価結果についてというホチキス止めのもの、次に参考資料1、住区会議室指定管理者評価基準、それと参考資料2、A3判で折り畳まれた運営評価結果一覧の5種類でございます。
資料説明に入る前に住区会議室について若干御説明いたします。
住区会議室は、住区エリアにおけるコミュニティ形成に資する条例で設置された施設でございます。この目的を効果的に実現するため、管理に当たっては指定管理制度により、平成18年度から地域のコミュニティを推進するため住区住民会議を公募の特例により指定し、指定施設の運営管理をしていただいております。
それでは、
生活福祉委員会資料に基づき御説明をいたします。
項番1、施設名及び指定管理者ですが、2つの分室を含む24か所の住区会議室において、22の住区住民会議が指定管理者となってございます。
次に、項番2、指定期間でございますが、平成31年4月1日から令和6年3月31日までの5年間と、評価の対象期間は令和5年4月1日から令和6年3月31日でございます。
項番3の運営評価の方法でございますが、要綱に基づき設置された住区
会議室指定管理者運営評価委員会において、指定管理者から提出された事業報告書、利用者アンケートの結果、各地区サービス事務所が日常業務を通じて行った事前評価等をあらかじめ定められた基準により評価を行ったものでございます。
評価委員会の構成は、資料4ページに記載してございますので、後ほど御確認いただければと思います。
次に、2ページ、項番4、評価基準でございます。
Ⅰのサービスの実施に関する事項には4つの評価項目、Ⅱの経営能力に関する事項には5つの評価項目がございます。基準の詳細につきましては、添付しております参考資料、住区住民会議室指定管理者評価基準を後ほど御確認いただければと存じます。このほか、住区住民会議の活動の中で住区センターを有効に活用した地域コミュニティに資する活動があれば、施設の効用を高める事項として評価することとしてございます。
続いて、項番5、各住区会議室の施設運営に係る区の歳入・歳出決算額の推移でございます。
資料1を御覧ください。
こちらの網かけの部分が各住区会議室の歳入となります。その下段は歳出でございます。
合計欄でございますが、新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことに伴い、利用を休止した住区会議室もなく、歳入に関しては昨年度と比べ増加しております。
かがみ文にお戻りいただきまして、2ページの項番6、住区会議室別評価結果でございますが、まずは標語について御説明をいたします。
恐れ入りますが、3ページ、中ほどを御覧ください。
1つ目の米印は、項目別評価として、A、B、Cに対する評価でございます。
2つ目の米印は、施設の効用を高める取組が認められる場合、プラスを付与することとし、3つ目の米印は、評価委員会としての評価として、これらを合わせたAプラスからCの5つの総括評価としてございます。
2ページにお戻りいただきまして、(1)総括表の評価項目の評価別評価は、Ⅰ、サービスの実施に関する事項、Ⅱ、経営能力に関する事項があり、その右に施設の効用を高める事項がございます。
一番右端には、これらを合わせた評価委員会による総括評価でございます。例えば東山住区のほう御覧いただきまして、項目別評価ⅠはA、ⅡはBとなっておりますが、Aが1つでもあれば、総括評価はAとしております。さらに、施設の効用を高める事項が認められればプラスを評価、付与するものでございます。一番右の総括表下段ではAプラスとなっております。両方ともBの場合はBとし、Cが1つでもあればCとするものであります。
続いて、3ページ下段、(2)評価結果概要を御覧ください。ここでは住区会議室全体の評価の概要を記載してございます。
アのサービスの実施に関する事項、4ページに移りまして、イの経営能力に関する事項、ウの施設の効用を高める事項は記載のとおりでございます。エの総括評価としては、各指定管理者において、施設の管理業務は区の求める水準に達しており、施設の有効活用という面では、多くの住区では努力が認められますが、更なる取組を期待するものというものでございます。
続いて、(3)の各住区
会議室指定管理者運営評価結果でございます。
資料2は、住区ごとの評価結果を束ねた資料でございます。評価委員会において評価した点のポイントをA3判の参考資料2の目黒区立住区
会議室指定管理者運営評価結果一覧、令和5年度運営評価で取りまとめてございます。この資料を使って簡潔に御説明いたしますので、資料2の説明のほうは本日省略させていただきます。
まず、参考資料2の一番上、項番1の「求める水準を超えており、施設活用において特徴的な取組を行っている」と評価し、総括評価、Aプラスの住区会議室は4か所ございます。
この表は、左から施設名、評価種別、評価委員会においての評価した点となっております。
表の評価種別の列を御覧いただきますと、評価基準による評価は、指定管理者としてA、B、C評価となります。その下の施設の効用を高める取組はプラス評価のことで、おのおのの右の欄には、評価委員会において評価した点を記載しています。
例えば一番上の東山住区会議室において、評価基準における評価として、高齢者、子どもの休みどころとしてエントランスを積極的に開放し、事務室前を通る利用者に声をかけるなどし、安心して利用できるよう努めているなどから、A評価としたものでございます。
その下の欄の施設の効用を高める取組では、孤食の解消、地域の世代を超えた人々の交流と参加者で楽しく食事をできることを目的として、「だれでも食堂」を3月にプレ開催したことから、プラス評価としてございます。
項番1の表のとおり、以降、自由が丘住区までAプラスの評価でありました。
次に、項番2、「求める水準を超えている」と総括評価でAの評価のみの住区会議室は、菅刈住区、田道住区、田道三田分室、大岡山東住区、裏面の八雲住区の4住区1分室でございました。評価した点については記載のとおりでございます。
項番3の「求める水準に達しており、施設の活用において特徴的な取組を行っている」と総括評価Bプラスと評価した住区については1住区でございまして、評価した点は記載のとおりでございます。
次に、項番4、「求める水準に達している」と総括評価でBと評価した住区については、記載のとおり13住区1分室でございます。
なお、項番5の「水準を下回っている」という総括評価Cと評価した住区会議室はございませんでした。
以上のとおり評価を行った次第でございます。
説明は以上でございます。
○西村委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○芋川委員 ちょっとお聞かせいただきたいんですけれども、資料1の歳入・歳出で、なかなか住区のやっぱり運営というところの観点ですし、そこの地域の中に必要なものですから、経営能力に関する事項というのは全部なかなかBであって、その項目の事項を見ても、こういったことを聞かれている施設の維持等の取組だとか、そういったところでBなんだろうなというところで、違いがなかなか出せないところなのかなという中で見てみると、歳入歳出の中で、歳出はある程度やっぱり決まっていくものだとは思うんですけど、歳入に関して結構その住区の特色が出てるなというふうに思うんですけども、これ歳出が多いところはどういったような傾向にあって、そうではないところはどうなのかっていうところは、お答えできればお願いいたします。
以上です。
○髙木
地域振興課長 歳出に関しては、施設の維持管理、特に東京都の最低賃金を基準として人件費を見積もってございますので、ここのところ人件費が随分上がってきておりますので、そういったところで人件費のほうは上がってきているなというふうに感じているところでございます。
また、歳入に関しては、例えば施設の立地だったりによって、例えば駅に近いとか、そういったところについては利用率が高いということがございます。コロナが明けて、活動が施設の利用とか、活発になってございますので、駅から近いところについては利用率が上がってきている。そういったところで収入も上がってきているというふうにこちらのほうとしては分析してございます。
説明は以上です。
○芋川委員 ありがとうございます。そういった場所の違いによって、やっぱり大きく違うところが出てくるというところでした。
私も住区の方といろいろお話しすることもあるんですけども、やっぱりなかなか住区を継いでやってくれる人がいなかったりとか、人員、本当に苦労しているという、その声はもちろん区の職員の方も御存じだと思うんですけれども、今までは餅つきができていたけれども、なかなかそういったところがコロナが明けてやろうと思っても、ぱっと周り見たら、みんな同じように年を取ってて、じゃあ、誰が餅をつくんだというような話が出たりですとか、じゃあ、餅つきの機械借りればいいけどというと、なかなか重鎮の方が餅はやっぱり人の手でつくもんだというような、そういった話もあったりして、若い人はどう出てくれるかっていう、そういった悩みはどこでもやっぱりあるかと思うんです。
そういった中で住区の運営であったりとか、もちろん安心・安全含めて、地域の目というところで大事だと思うんですけども、ここについて、もちろんしっかりと住区としてなければいけないし、この昨今の本当に暑い中で、涼みどころというところももちろん必要なところでもあるし、とはいえ、やっぱりその人員体制というところは本当に考えていかなきゃいけないなと思っているんですけど、ここに関して、区としてどうやってその担い手を増やしていくかということと併せて、住区に携わる人、できれば若い人を増やしていきたいという声に対して、どのように考えているかというのはいかがでしょうか。
以上です。
○髙木
地域振興課長 担い手の問題でございます。昨日も住区の連絡協議会がございまして、その辺の話も出てございます。住区によっては、学校を取り込んだ形、例えばPTAだったりとか、そういった若い人たちが入れるような環境をつくって、担い手をつくっているような住区もございます。一方で、なかなかそういった学校等の連携が取れないような住区もございます。
そういった意味で、今年度から民間事業者を指定管理者として、区としては8住区9施設において、指定管理者へ移行させたわけですが、住区については、今後指定管理を行わないところにつきましては、コミュニティを中心に地域の課題解決に取り組んでいただければなと思ってございます。区としてしましても、施設の維持管理等に関しては、なるべく民間の指定管理者を導入するような形で、今後、学校施設に入るような施設につきましては、そのような方向で移行していくというふうに考えてございます。
説明は以上です。
○西村委員長 芋川委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村委員長 ないようですので、報告事項(3)令和5年度目黒区立住区
会議室指定管理者運営評価結果について、を終わります。
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【報告事項】(4)令和5年度目黒区
区民斎場指定管理者運営評価結果について
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○西村委員長 続きまして、報告事項(4)令和5年度目黒区
区民斎場指定管理者運営評価結果について、報告を受けます。
○髙木
地域振興課長 それでは、令和5年度目黒区
区民斎場指定管理者運営評価結果について御報告をいたします。
資料を御覧ください。
項番1の施設名は、記載のとおりでめぐろ区民キャンパス内に位置する施設でございます。
項番2、指定管理者名も記載のとおりでございます。
項番3、指定管理期間及び運営評価の対象期間でございますが、指定期間は令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間、今回の評価対象期間は、指定期間の初年度である令和5年4月1日から令和6年3月31日までの1年間でございます。
なお、株式会社日比谷花壇は、前指定期間から引き続き区民斎場の指定管理者として施設の運営管理を行っていただいております。
項番4、運営評価の方法でございます。
要綱に基づき設置された目黒区区民生活部指定管理者運営評価委員会におきまして、指定管理者から出された事業報告書、利用者アンケートの結果、指定管理者の自己評価などについて、あらかじめ定められた基準に基づき評価を行ったものでございます。
評価委員会の構成員は、2ページの下段、別表に記載されております。後ほど御確認いただければと存じます。
項番5、事業報告書の概要でございます。3ページ、別紙として添付してございます。こちらのほうをちょっと御覧いただければと思います。
項番3、施設の利用状況を御覧いただきまして、令和5年度の利用可能件数、利用件数が減少しているのは、2会場のうち1会場について、空調不良による天井からの雨漏り、水漏れがあり、8月~10月、92日間、1会場の利用が不可となったことと、10月10日~16日の7日間、これに関わる施設改修工事を行ったため、2会場とも利用不可となったため減少したものでございます。
恐れ入ります、1ページにお戻りいただきまして、項番6、施設運営に係る区の歳入・歳出決算額の推移でございます。
歳入につきましては、先ほど御説明しましたとおり、利用不可による影響により減少したものでございます。
また、歳出の増額につきましては、令和5年度から新たな指定管理者を選定するのに当たり、東京都の最低賃金の上昇などを想定し、指定管理経費の参考金額を見直したことから増額となったものでございます。
なお、表下、米印にありますように、当該施設の維持経費は八雲中央図書館で負担しているため、歳出経費には含まれてございません。
項番7、評価基準でございますが、評価結果に対する説明は記載のとおりでございます。
項番8、指定管理者の自己評価結果は96点でございまして、項番9、総括評価結果は81点で十分水準を超えているというものでございます。
2ページを御覧ください。
項番10は総括評価の内訳でございまして、一番右の得点は、各委員の得点の合計を平均したもので、得点欄の合計が80.50でありました。小数点以下は四捨五入することとしているため、総括評価としては81点となります。
所見欄でございますが、経験やノウハウを十分生かし施設運営が円滑に行われている。サービスに関する事項は、良好な水準であるとともに、緊急時の対応は迅速かつ適切であることを踏まえ、「十分水準を超えている」と評価されたところでございます。
説明は以上です。
○西村委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○芋川委員 1点だけです。点数で事業者と運営管理のほうと実際の点数が違うということは往々にしてあるかと思うんですけども、その中でも特にここが乖離があるなというふうに思えるのが2ページの管理運営に関する経費の事項で、ここが恐らく配点と乖離があって、得点としてもあると思うんですけど、ここの所感、区としてどう考えているのかというところをいただければと思います。
以上です。
○髙木
地域振興課長 事業者から出された評価につきましては、往々にして得点が高くなるというものはありがちですが、区としては、区の基準に基づいて評価を行ったところ、このような点数という基準になりました。各委員、6人ございますので、点数もばらばらとなりましたが、今回はこのような平均点となってしまいました。
説明は以上となります。
○芋川委員 お答えできればで構わないんですけど、管理運営経費というところに関しては、もちろん評価結果としては十分水準を超えているというような形ですけど、この項目を1回見たときに6.5点、この6.5点を見ても決して低い、低過ぎるという数字ではないかと思うんですけども、ここの見方としては区の所感いかがでしょう。
以上です。
○上田
区民生活部長 2ページ目のこの総括評価内訳の2の経営能力等に関する事項については、この経営能力等に関する事項を一つ一つ見ていただくと特に分かると思うんですけれども、規定をそろえて、まず水準を達しています。それ以上に何かあるかというと、特に取り立てて個人情報で流出があったとか、あと情報公開に関して請求があって、こういう対応したと、そういったことは特になかったところです。
ですので、ちゃんとした基準を持っていれば、それでよしという点数の決め方で、ちょっと若干乖離があったかなと私どもは考えています。決して水準を下回っているということではなく、適正な水準を保っているというところの水準として、ここが真ん中辺よりちょっと上という感じになっているというところで御理解いただければと思います。
○西村委員長 3番の管理運営経費のところが10点のところが6.5というところで。
○上田
区民生活部長 続けてすみません。3番の管理運営経費の適正なんですけれども、もちろん最低賃金はきちんと守っている、それからあと取り立てて大きな出費があったわけではなく、きちんと運用されているというところで、平均点にいってるという御理解していただければと思います。
一昨年ぐらい、ちょっと区の了解をなしに人件費を上げてしまったということがあったんですが、今回はそういうことがありませんでしたので、そこの部分については、今年度は平年どおりきちんと対応していただいたというところで、6.5というふうに平均よりちょっと若干上回っている評価を与えたところです。
以上です。
○西村委員長 芋川委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○白川委員 ちょっと表の見方を教えていただきたいんですけども、3ページ、別紙3の施設利用の状況のところで、利用件数っていうのは変動するのは当然なんですが、利用可能件数が毎年違うっていうのは、利用可能っていうのはどういう状況で可能っていうふうにしているのか教えてください。
○髙木
地域振興課長 2会場ありまして、2会場フルに使えれば、利用可能件数というのは最上になるんですが、そのうち1会場が使えなかったり、例えばコロナのときは1会場を閉めてましたので、そういったことで可能というのは、その時点で会場として使える会場のことを指しているというふうに考えていただければと思います。
○白川委員 ありがとうございます。そうすると、5年度の備考欄のところで、先ほども御説明ありましたけれども、水漏れ工事で利用92日間でしたっけ、3か月程度使用不可の期間があったということも加味しての609件っていう、これだけマイナスしても、これは使えたという数字なんですかね。
○髙木
地域振興課長 2会場ありまして、1会場だけ、ちょっと水漏れがございましたので、1会場閉めて、1会場は使えるような形で葬儀を行っていただいたというところでございます。
○白川委員 分かりました、ありがとうございます。令和元年からしか、これ今まだ見れませんけど、そもそも利用率っていうのはそんなに高くないんじゃないかなっていうふうに見えるんですよ。これだけ3か月閉めてても、609がマックスで、利用件数263っていうことで、このあたりって、いろんなコロナとか、工事とかは、すごく予測ができないものなので、仕方がないものですが、区のほうで見ているのっていうのは、年間の利用件数は大体どれぐらいで、どれぐらいの稼働率であれば、これはペイできるじゃないですけど、そういったどれぐらいを目標値っていうか、設定してるのか、教えていただければと思います。
○髙木
地域振興課長 最近、御葬儀の考え方とか、皆さんの生活スタイルが随分変わってきて、葬儀を式場でやらないという方も中には出てきてございます。区としては、どのぐらい利用していただければいいのか、というところは特に持ってございません。これは亡くなられた方がいなければ、当然利用されないものですので、区としては、ここまで使っていただければというところの数値は、ちょっと想定はしてございません。
○白川委員 すみません、ちょっとそんな答えがまさか返ってくると思ってなかったんで、少し驚いたんですけど、もちろん人がお亡くなりになってなので、そういうのも不謹慎の部分もあるかと思うんですけど、維持管理もかかっていて、区民でみんなで負担しているものなので、ある程度やっぱりこういった施設が、民間で補うこともできなくはないことじゃないですか。
それをわざわざあえて公共として維持していくっていうところでは、ある程度どれぐらいなのか想定ぐらいはしておかないと、多分何か費用と、どうやって逆に言ったら維持管理費とか、将来的な部分っていうのを、どういう何か、何に照らして、これは適正だよねとか、水準内だよねっていう判断を逆に今度どうやってしていくんですか、その数字がないというところをちょっと教えてください。
○上田
区民生活部長 確かに目標率というか、利用率の目標は持っていないことは事実です。この施設も、パーシモンと同じぐらいですから、もう20年近くたっています。最初はやはり利用率が低く、なかなか使われなかったところで、ようやくここら辺ぐらいまで来たよねっていうところで、コロナもありました。先ほど課長も答弁申し上げましたけども、このコロナのところを経て、葬儀の在り方が本当に変わってきてしまっています。
一方で、目黒区を含めた5区で臨海斎場を運営しておりますが、そちらのほうの式場は90何%というすごい高い利用率です。式場のほうが足りないんじゃないかと思うぐらいに、90何%という利用率なので、やはり世の中的に言われているように、2日間かけて通夜・告別式という葬祭をするというよりは、1日で終わらせる、しかも少人数で終わらせる。しかも、ここは式場しかないので、臨海斎場は目の前に火葬炉がありますので、火葬炉の目の前で1日で終わらせるということが本当に傾向として高くなりました。
臨海斎場のほうは、また後日、委員会で報告を申しますけれども、臨海斎場の利用件数、火葬の件数は、コロナのときがマックスで、今ちょっと若干減っていますけれども、今後高齢者が増える限り、減ることは決してないので、増炉計画も今立てています。
そんな中でやっぱりどうしても式場のほうはそれだけ利用率が上がるかっていうと、今の傾向を見てると、なかなか難しいだろうと考えています。世の中的に民間の斎場のほう、例えば某近隣区のところはすごい豪華でお高いんですけども、そちらのほうの利用もかなり減っているというのは聞いています。やっぱり値段が上がってきてしまっているので、2日間かけてやるというよりは、1日で、なおかつその1日利用が増えた分、また民間ですから、さらにお値段が上がっているという傾向があり、世の中的に葬儀の在り方とか、持ち方っていうのがかなり変わってきているんじゃないかなと思っています。
そんな中で目標率をどう持つかというと、ちょっとなかなか難しいですけれども、世の中の状況を見ながら、今後またちょっと考えていきたいと、そのように思います。
以上です。
○白川委員 ありがとうございます。部長おっしゃるとおりだと思います。そんな昔のように式を大々的に行わないって、コンパクトにっていうのは、私の周囲でもその傾向が増えているかなというふうに思います。やはりわざわざ移動してきて、ここでっていうのは大変な部分もありますし、おっしゃったように今後本当に長期のスパンで見ていったときに、まだどうなるか分かりませんが、こういった傾向は今後も続いていくかもしれないですけれども、今って、区の全体の施設の在り方だったり、面積の縮減だったり、いろんな議論がなされてる中で、どうしてもこういう公としての区民の斎場っていうものは、やはり1つの区に1か所っていうのは、今後も絶対に持ち続けていかなくてはいけないというふうなものなのか、もしくは民間のところを利用してもらうところに、何か助成をしていく、補助していくだとかいう、箱を持たないという考え方もあるかと思うんですが、本区としてはそういうのはもう既に考えが始まっているのかどうか伺えればと思います。
○上田
区民生活部長 確固とした考えはありません。当面は維持をしていきたいと思います。なぜかといえば、先ほども申し上げたとおり、目黒区も含めこの近隣区、民間斎場はそれなりにあります。ただ、公立の運営というのは目黒区内ここ1か所だけですので、皆さんに広く、また所得の少ない方たちにも利用していただくための施設としては必要な施設だと考えています。ここ2式場ありますけれども、こんなに広いのが要るかどうかっていうのも、この前ちょっと中で話しているので、もし分けて、コンパクトにするっていうことも、今後考えていかなくちゃいけないのかなっていうことは意識としてはあります。ただ、ここを直ちに廃止するということは当面考えておりません。
以上です。
○西村委員長 白川委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○かいでん委員 3ページについて伺いたいんですけど、この一番下、4番のところに管理運営経費の収支状況とあります。まず、収入額①と書いてる2,400万円余の部分なんですけど、委託料をそのまま記載いただいてますが、指定管理するに当たって、その実施方針の中で、事業者さんから自主事業っていうのも提案していただいてもいいですよってなってたかと思うんです。実際、その提案の中では収支予算書を提出してくださいの中に、自主事業収入は幾らですみたいな、そういうのも書ける欄、スペースはあったかと。
今回、日比谷花壇さんが指定管理されてるわけですけれども、何かこの自主事業というのは令和5年度はなかったようですけれども、そういうお話、自主事業による収入みたいな、そういうことっていうのは今後あり得るんでしょうか、伺いたい。
○髙木
地域振興課長 前回の選定の際に日比谷花壇のほうから、一つの例ですが、ウェブ葬儀という、葬儀をウェブでやる方法について御提案ございました。御存じのようにあそこはちょっと地下になっていまして、結構そういうネット回線とか、ちょっとあまり届かないようなところだったので、昨年度、ちょっと実験っていうんですかね、デモンストレーションをしてみたところ、ある程度一つの部屋についてはできそうだということなので、令和6年度実施していきたいなというふうな今年度報告を受けてございます。
説明は以上です。
○かいでん委員 そうすると、そのウェブ葬儀っていうことになると、何か自主事業で、委託費とは別に収入を得るとか、そういうことでは恐らくないっていう感じなのか、教えてください。
あともう1点は、差引き1マイナス2がゼロになってて、何かそんなことあり得るんでしたっけ、あり得たからこうなってるんでしょうけど、来年度への繰越しとか、そういうのって多分ないと思うので、人件費と事務費で、これは交通費とか、事業実施費とか、あとは一般管理費とその他の研修費の内訳だと思うんで、何かこんなぴったし、いくものなのか、すごいなと思ったんですけど、ちょっとそこの部分、考え方教えてください。
○髙木
地域振興課長 自主事業につきましては、業者のほうの収益になるということになります。
それと、1マイナス2はゼロということで、こちらから指定管理料をお渡ししている分については、全て使い切っていただいたというところの会計報告、収支状況というふうになってます。
説明は以上です。
○かいでん委員 そうすると、確認ですけれども、もし例えば来年度、そういう自主事業としてのウェブ葬儀をやった場合には、この4番のところに委託料と自主事業収入っていう形で記載されて、委託料プラスアルファで記載される可能性があるっていう理解でいいんですか、あるいはその事業者の収入になるので、ここの資料には載ってこない部分なのか、教えてください。
○髙木
地域振興課長 表記についての御質問ですが、ここについては管理運営経費というふうに書かれてますので、指定管理料となりますので、ここには載ってこないものでございます。
○西村委員長 かいでん委員の質疑を終わります。
ほかに質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村委員長 ないようですので、報告事項(4)令和5年度目黒区
区民斎場指定管理者運営評価結果について、を終わります。
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【報告事項】(5)民事訴訟の提起について
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○西村委員長 続きまして、報告事項(5)民事訴訟の提起について報告を受けます。
○西村滞納対策課長 それでは、民事訴訟の提起について御報告をいたします。
この報告は、民事訴訟の提起について、令和6年7月1日に区長の専決処分により決定し、地方自治法の規定に基づいて議会に報告を行うものでございます。
今後、区議会本会議において報告をする予定でございますが、その前に常任委員会で内容について報告をするものでございます。
本件は、滞納対策課において、所管課から移管を受けたいわゆる私債権の滞納案件について、弁護士への委託により対応してきましたが、このほど民事訴訟の提起に至ることとなり、報告を行うものでございます。
本件の債務者につきましては、納付に向けて対応してまいりましたが、納付の約束には至らず、滞納整理を進める観点から訴訟提起となったものでございます。判決による債務名義取得後も、極力債務者による自主納付での回収を目指す予定でございますが、それでもなお納付がない場合は、財産調査、強制執行も検討していく予定でございます。
それでは、資料の説明に入ります。
資料表面の項番1のとおり、経緯としましては、子育て支援課から移管を受けた目黒区奨学資金貸付金につき、弁護士への委託による交渉を経て、令和6年7月1日付で東京簡易裁判所へ民事訴訟の提起を行いました。
次に、項番2、訴訟事件名等は記載のとおりです。
なお、(3)に記載のとおり、借受人である被告A氏、連帯保証人の相続人である被告B氏は、共に目黒区在住でございます。また、当初の連帯保証人であるC氏につきましては、既に死亡しております。
請求の趣旨は、項番3に記載のとおり、(1)被告A氏にはア、元金37万2,600円、イ、確定違約金13万6,093円、ウ、元金に対する令和6年7月2日から支払い済みまでの年10.95%の割合による違約金、また(2)被告B氏には、被告A氏の2分の1に当たるア、元金18万6,300円、イ、確定違約金6万8,046円、ウ、元金に対する令和6年7月2日から支払い済みまでの年10.95%の割合による違約金、これらに加え、訴訟費用を支払えとの判決及び仮執行の宣言を求めるものでございます。
なお、被告B氏に対する請求ですが、C氏の相続に伴う法定相続割合、こちら2分の1になりますが、こちらに基づくものでございます。
資料の裏面にまいりまして、項番4ですが、請求の原因としては、(1)のとおりの貸付契約の事項があり、具体的にはア、貸付期間、イ、貸付金額、ウ、返済方法、エ、利息、オ、違約金について記載してございます。
また、(2)は、当初の連帯保証人であるC氏の保証契約、C氏の死亡に伴い、被告B氏が法定相続割合である2分の1を相続したことに関する記載でございます。
こうした契約、相続関係の下で、貸付金の返還に向けて対応してまいりましたが、(3)に記載のとおり、本日に至るまで元金37万2,600円の支払いがないものでございます。
よって、(4)のとおり、訴訟を提起することにより、元金37万2,600円等の支払いを求めるものでございます。
なお、貸付額の128万円のうち、73万9,800円が支払い済みで、37万2,600円を滞納しており、残りの16万7,600円は、まだ支払い期限が未到来という状況です。
本来であれば、滞納があって、今後も期限どおりの支払いが見込めない場合、期限未到来部分についても一括請求をするところでありますが、本件貸付金は平成15年4月に貸付けを開始しており、貸付け当時の目黒区奨学資金に関する条例では、期限未到来のものを一括請求することができないものとなります。そのため、本件については、滞納額37万2,600円を元金として訴訟提起をしたものでございます。
項番5の今後の予定でございますが、民事訴訟の提起について専決処分を行いましたので、地方自治法第180条第2項の規定に基づき、令和6年9月4日の区議会本会議において、資料配付により専決処分の報告をいたします。
説明は以上でございます。
○西村委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○芋川委員 訴訟の提起ということで、できればないほうがいいんですけれども、元金、貸付金額のうち、今御説明いただきました73万9,800円はしっかりと支払ってもらっているけれども、残りが回収できないという、こういった内容かと見受けます。読むと平成19年からということで、それで73万9,800円だとすると、月々5,400円かな、書いてあって、それまでは滞りなく払っていただいていたと。
そうすると、やっぱり考えられるのが、どうしても借主の方の生活状況等が変わってしまったのかなとか、そういったこともやっぱり考えられるんですけども、そういった中で、今まで、払えないんだけれども、どうしたらいいかという相談であったりとか、そういった形で窓口に来られたことはないんでしょうか、そういったところ、もし教えていただければと思います。
以上です。
○西村滞納対策課長 今の御質問ですが、この被告A氏ですね、この方と契約をしている法律事務所の担当の弁護士と、電話で令和5年10月に本人からヒアリングを行うことができております。その中の話によると、奨学資金の返済、着々と続けていたんですが、この方、社会人になって、返済用の口座とは別の口座を使うようになって、それで引き落としができなくなってしまったというような回答をしているというような話を聞き受けております。滞納してしまったきっかけ、債務不履行が生じた要因となると、こちらが理由になるかと思います。
以上です。
○芋川委員 そこまで状況つかんでいるのであれば、できれば本人とやっぱりやり取りをして、今も提起はしてるけれども、専決処分してるけれども、その間にでもお話合いができるのであれば、しっかりと乗っていくというようなことをおっしゃっていただいてます。それであれば、できれば出向いて、本人とやっぱり話合いで解決する方向に持っていけないのかなというのは思うんですよね。結果として、タイミングとして、社会人きっかけに、給料口座どれにしようかなということで、結果的にそれが引き落とし口座でなくなってしまったがために、引き落としができなくなってしまう。本人が知ってか知らずかというところにもなりますけれども、悪質なケースだとは、ちょっとこれだけでは思えないんですよね。
でも、その後の対応というところがやっぱり大事になってくると思うんですけども、それに関して、もちろん区の流れとしてやってもらっていることですが、じゃあ、滞納がありました、滞納対策課に移管します、連絡、架電だったりとか、書面送ります、反応がなければっていう、こういう自動的に行ってしまうと、やっぱりちょっとしゃくし定規になりかねないかなというのが心配してるところなんですけど、そういった中で何かどうにか会える方法というのはないんでしょうか、そこに関していかがでしょうか。
○西村滞納対策課長 委員のおっしゃるとおり、本人による自主納付ですね、こちらしていただくのが一番望ましいというふうには考えております。こちらの方なんですが、令和5年2月、法律事務所のほうへ移管して、それ以来、滞納対策課の職員と、あと所管である子育て支援課の職員で計5回、本人を訪ねて臨戸をしております。
それと並行して、法律事務所のほうからも文書等を送って、連絡をくださいよというお願いをしているんですが、そちらに基づいて、弁護士との話合いの中で、あと一歩で分割納付の手続分の合意を得られるというところまで至ったんですが、最終的にあと一歩、借受人の方から書類が提出されれば分納に至るというところまで至ったんですが、最終的に提出がなく、今年になってから、最後に区の職員で提出をお願いしますとお願いをしても、これまで臨戸をすると何らかの反応があった方なんですが、最終的な臨戸においては反応をいただけなかったということで、今後もちょっと自主納付を考えていただきたい、本人と接触を図りたいという意図も、今回の訴訟提起には入っているという形になります。
以上です。
○西村委員長 芋川委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○白川委員 さきの委員の質疑と同じにちょっとなってしまうと思うんですけども、そもそもこれはお父さんが子どものために奨学金を借りて、それで卒業したお子さんが今社会人になって、相続によってお母さんと御本人に債務も相続されたケースっていうことだと思うんですけれども、何度も訪ねている、5回ぐらい訪問しているっていうことでしたが、財産調査はこれから、これは確定してからしかできないものなのかもしれませんけれども、弁護士さんとも話していたとか、いろいろ今までは連絡が取れてたので、今現在、社会人になっているっていうことで、何かしらお勤めとかはされていて、一応住んでるところなどはきちっと把握はできている状態なのかどうか、ちょっと確認させてください。
○西村
滞納対策課長 今のお尋ねですが、この方、民間企業に勤務ということは、我々の弁護士との電話でのヒアリングの中で、民間企業勤務ということは把握をできております。所在地につきましても目黒区内、ここに住んでいるよということは、こちらで把握しているところでございます。
以上です。
○白川委員 ありがとうございます。と言うと、全く連絡つかなくなったって、それで言えるのかどうかっていうところが、何か逆に言ったら、ちょっとむしろ身の上が心配というか、大丈夫なのかなという、何かにトラブルに巻き込まれてたりとか、何か長期の入院してるとか、そういうことは何か考えられるような状況なのか、何か心配なところはないのかどうか、ちょっと確認をしたいし、もし御存じであればですけれども、伺えればと思います。
○西村
滞納対策課長 こちらの方については、繰り返しになってしまうんですが、令和5年10月、この時点の弁護士とこの御本人との電話のやり取り、それが状況を確認できる最終のやり取りということになっています。それ以降も書類を提出する中でやり取りはございました。いついつまでに提出してください、ちょっと年末まで間に合わないので、年明けになります、そういったようなことが少なくとも年明けまでは積み重なっておりまして、それで数か月たって提出がない、それで最終的に臨戸を行って、今まで反応いただけたのが反応いただけないということで、このような流れになったという形になります。
以上です。
○西村委員長 白川委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村委員長 ないようですので、報告事項(5)民事訴訟の提起についてを終わります。
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【報告事項】(6)令和5年度目黒区
中小企業センター及び
勤労福祉会館指定管理者運営評価結果について
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○西村委員長 続きまして、報告事項(6)令和5年度目黒区
中小企業センター及び
勤労福祉会館指定管理者運営評価結果について、報告を受けます。
○銅金産業経済・
消費生活課長 それでは、令和5年度目黒区
中小企業センター及び
勤労福祉会館指定管理者運営評価結果について御報告申し上げます。
項番1、施設名は記載のとおりでございます。
項番2、指定管理者につきましては株式会社コンベンションリンケージ、所在地並びに代表者名は記載のとおりでございます。
項番3、指定期間及び運営評価の対象期間につきましては記載のとおりでございまして、令和5年度につきましては、5年間の指定期間中、最終年度5年目の運営評価となってございます。
項番4、運営評価の方法につきましては、記載のとおり、要綱に基づき設置されました評価委員会、こちらにつきましては、1枚おめくりいただきまして、2枚目の別表、評価委員会の委員の構成に基づいて、こちらの委員会において指定管理者から提出された事業報告書、アンケートの結果等を基に、基準に基づき評価を行ったものでございます。
かがみ文にお戻りいただいて、項番の5、事業報告書の概要でございますけれども、こちらにつきましては、ホチキス止めの資料とは別の別紙として概要を添付しております。
こちらの中身につきましては、項番1として施設の概要、項番2として指定管理者の概要、そして項番3として管理業務の実施状況ということで、事業の実施状況と施設の利用状況を記載してございます。
最後に、項番の4、管理経費の収支状況につきましては記載のとおりとなってございます。
かがみ文に再びお戻りいただきまして、項番6でございます。
施設運営に係る区の歳入・歳出決算額の推移につきましては、直近の3年分を記載してございます。
表の下の米印の部分でございますが、
目黒区民センター全体の施設の維持管理につきましては、別途区の委託事業として実施をしておりますことから、こちらの表の歳出経費については、施設の維持管理経費は含んでございません。
続いて、項番の7、評価基準は表のとおりでして、80点以上が「十分水準を超えている」とし、79~70点までが「水準を超えている」という基準となってございます。
項番の8、指定管理者の自己評価結果では88点となっておりまして、その下の項番9、総括評価の結果につきましては、区が設置しました評価委員会の結果で86点と十分水準を超えているとなってございます。
裏面にお移りください。
項番の10、評価の内訳でございます。
評価項目は大きく5つの項目に分けまして、項目ごとに評価内容を設け、合計点を100点満点としてございます。得点につきましては、各評価委員の平均点となりまして、合計得点が86点という結果でございました。
最後に、所見でございます。
令和5年度につきましては、5月の新型コロナウイルス感染症の5類移行によりまして、4年度よりも講座の実施回数を大幅に増やし、国家資格取得講座などの実務講座のほか、ワインの楽しみ方講座などの教養講座など、バラエティーに富んだ講座を実施いたしました。
また、勤労福祉会館2階にございます談話コーナーを有効活用するために、自主事業といたしまして、コーナーの一部をワークスペースに変更したことにより、施設利用者の利便性向上につながりまして、好意的な意見が寄せられております。この取組は、今後新区民センターに開設する予定の産業振興センター、こちら仮称ですけれども、こちらを検討する際にも役立つものと考えております。さらに、日々のサービス向上に積極的に取り組むだけではなく、様々な課題解決に継続的に対応していく体制を構築するなど、区と連携しながら産業振興に取り組んでいく姿勢も見られました。
以上のことから、最後の段落ですけれども、総合的に判断いたしまして、現指定管理者の業務は区の求める水準を十分超えていると評価するとの所見となりました。
説明については以上となります。
○西村委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○白川委員 コンベンションリンケージさん、ずっとこちらの
中小企業センター指定管理されているかと思います。これ5年度なので、最後、5年間の最後、最後の期間だったと思うんですが、引き続きここが今も指定管理されていると思うんですけども、次の契約は5年じゃなくて4年になっているのかっていうところをちょっと確認したいのと。
仮にさっきおっしゃってましたけど、ちょっと今後建物があそこ1つの建物に対して1つの指定管理業者さんなのかなと思うので、例えばさっきおっしゃってたような産業振興センター(仮称)みたいなものがどこか区内にできたときに、そのままこの契約が引き継がれ、コンベンションリンケージさんが残り1年間、そこの管理をするみたいなことはないっていうふうに思っていいのか、もう4年で終わるのかどうか確認させてください。
○銅金産業経済・
消費生活課長 白川委員の御質問に順次お答えいたします。
まず、現在の指定管理の期間ですけれども、昨年度公募を行いまして、指定の期間としては令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間で今、指定をしております。
ただ、募集要項の中で区民センターの建て替えに関する検討を今進めているというところで、令和10年度以降に施設の建て替え工事等が実施される見込みということで、建て替え工事期間中の施設への影響というところは募集要項に記載をしております。9月に行ったヒアリング、募集要項、公募の際のヒアリングのときに、そういったスケジュール感も再度お伝えをしているというところで、現施設は9年度までで、10年度以降建て替え予定であるという前提で今回応募をいただいているというところでございます。
現指定管理期間は5年間ですけれども、最終的に4年間で、その施設がなくなるというところでは、どこかのタイミングでは4年間のまた指定管理のもう一度協定を結び直すというような形で予定をしておるところです。
2点目の御質問の産業振興センターの機能を例えば令和10年度、コンベンションリンケージが何か引き継ぐかというところに関しては、特段そこもセットで何か公募をしているわけではないので、10年度の今指定管理者としてやっている業務がどういった形で区が何か直営でやるのか、委託業務でやるのかというところは、指定管理業務とは特段切り離して考えていくものというふうに認識をしております。
以上です。
○白川委員 ありがとうございます。分かりました。5年は5年のまんま動いていって、こんな計画があっても、やっぱりそこはそうだったんですねっていうことで、これは何か途中そもそも最初のときにこういうふうに10年になりますよっていうことを言っていれば、契約の不履行みたいな形にはなったりしないで、スムーズに再契約とか、そういうのはスムーズにいくっていう、御了承いただいて応募されてるから何ら問題ないって思っていて大丈夫なんでしょうか。
○銅金産業経済・
消費生活課長 今回は区民センターの建て替えというこの時点で、ある程度こういう大きな出来事が起こるっていうことがあらかじめ予見もされているんですけれども、それ以外に何か本当に事情が変わって、事業者側ができなくなったという状況も可能性としてはありますし、区としては何か期限を変えなければいけないという可能性もあるので、そこは当初の基本協定を結んでおるんですけれども、その中で12か月前までに双方協議をするという形で規定をしておりますので、特段5年間やれるつもりだったのにみたいな形での誤解は今回に関してないかなというふうな認識でございます。
以上です。
○西村委員長 白川委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○かいでん委員 所見の欄に書いていただいている2階のワークスペースについて、これが区内でなかなかこういうところってないので、非常にありがたいなと思う反面、なかなか御存じな方って多くはないのかなと思っておりまして。なので、ちょっとそこの周知の部分で、今は
中小企業センターのホームページに書いていただいてますけれども、それ以外に何か区のホームページだとかで、この表現も、
中小企業センターのホームページには、ワークデスクコーナーを開設しましたって出るんですけれども、それだとなかなか例えば実習室を探してる人にはヒットしなかったりするので、もうちょっと幅広い人に使ってもらえるように、区が広報するでも、あるいは
中小企業センターのホームページをもうちょっと書き換えてもらうでもいいと思うんですけれども、そういった形でもうちょっと工夫を行っていただけないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
以上です。
○銅金産業経済・
消費生活課長 ただいまワークデスクのお尋ねですけれども、こちらは昨年の9月から事業を開始しております。昨年度の実績ですと、249人の利用があって、歳入でいくと6万1,900円の実績があったというようなところで、最初の滑り出しとしてはまずまずかなというような評価をしております。1時間100円で、電源もあって、Wi-Fiも使えてというところなので、環境としてはちょっと使いたい、1時間ごとの利用なので、そういったニーズにはお応え一定程度できてるかなというような感じなんですけれども、おっしゃったとおり周知がまだそこまで進んでないというところは確かにございまして、今、ホームページへの記載と、あと実際に例えば
中小企業センターなり、勤労福祉会館の講座を利用した方に、こういうのもあるので、利用してくださいねっていうような形で、今、地道なというか、PRをしている状況でございます。
ただ、ホームページや区報などでまだ大々的にというか、広く周知ができていない状況なので、あんまりいっぱい利用があり過ぎても心配というところもありましたけれども、そこまでは現時点でなさそうなので、PR、今後も表現も含めて修正して、より広く使っていただくようにやっていきたいなと思っております。
以上です。
○西村委員長 かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村委員長 ないようですので、報告事項(6)令和5年度目黒区
中小企業センター及び
勤労福祉会館指定管理者運営評価結果について、を終わります。
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【報告事項】(7)令和5年度目黒区文化ホール及び目黒区
美術館指定管理者運営評価結果について
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○西村委員長 続きまして、報告事項(7)令和5年度目黒区文化ホール及び目黒区
美術館指定管理者運営評価結果について、報告を受けます。
○千田文化・交流課長 それでは、令和5年度目黒区文化ホール及び目黒区
美術館指定管理者運営評価結果について御報告を申し上げます。
令和5年度の運営評価については、評価対象施設及び指定管理者名は記載のとおり、指定管理者が
公益財団法人目黒区
芸術文化振興財団、対象施設が左の目黒区文化ホール、目黒区美術館でございます。
項番2、指定期間及び評価の対象期間につきましては、指定期間が平成31年4月からの5年間、評価対象期間がその5年間の最終年度ということで、令和5年4月1日から令和6年3月31日までとなっております。
項番3、運営評価の方法でございますが、こちらは記載の要綱に基づき設置いたしました運営評価委員会において、評価基準及び方法を定め、これにより業務の評価を行っております。
こちらに記載ございませんけども、本評価委員会においては2回完全オンラインで実施しているところでございます。
項番4、評価結果につきましては、別紙の1のとおりでございますので、これは後ほど御説明差し上げます。
項番5、事業報告書等の概要、こちらも別紙2のとおりでございますので、こちらも後ほど御説明いたします。
項番6、公表については区公式ウェブサイトでございます。
それでは、別紙1をおめくりいただきまして、1ページ、こちらに評価基準及び評価方法が記載されております。
4の評価項目及び評価基準については、主に大きく1から4、サービスの実施に関すること、地域の芸術文化振興に関すること、経営能力に関すること、管理運営経費の効率化に関すること、この4つを大きく評価していくというような内容でございます。
評価内容については、2ページが目黒区文化ホール、3ページが目黒区美術館、こちらがそれぞれ配点が右側に付されておりまして、合計で110点満点というところでございます。
4ページに評価方法が記載されておりますけども、こちらについては委員からの評価、これを総合的に評価するもので、総得点に対する総合評価が下に記載されておりまして、一番上、100点以上であれば「特に優れた管理運営ができている」、以下、記載のとおりというところでございます。
5ページ以降が実際の評価結果でございます。
5ページ中段、御確認いただきますと、対象施設と総得点が記載されております。
まず、目黒区文化ホール、こちらにおきましては総得点が101.3点、令和4年度は97.5点でございましたので、約4ポイント増えているという状況、総合評価としては「特に優れた管理運営ができている」というところでございます。
続きまして、目黒区美術館、こちらが総得点が100.7点、令和4年度は94.5点でございましたので、こちらも5ポイント程度上昇しているという状況、総合評価としては「特に優れた管理運営ができている」というところでございます。
それぞれ以下、記載のところでございますけども、ポイントだけ御説明いたしますと、まず目黒区文化ホール、こちらにおいては総得点が101.3点というところで、区分別評価というところを見ていただきますと、まず5ページの中段、サービスの実施に関する事項の中の中段でいきますと、先ほど委員の皆様にも既に御確認いただいておりますけども、夜の
ラウンジライブによる施設の夜間活用など工夫も高く評価したいといった御意見、こちらがございました。
6ページにまいりますと、6ページの上から2つ目、特別養護老人ホームでの
アウトリーチプログラム、こちらも非常によい取組であったというところ。課題につきましては、10代や20代の来場者が少なくもったいないと感じる、というふうな御意見がありましたというところでございます。
Ⅱの地域の芸術文化振興に関する事項でお伝えいたしますと、全区立小学校での
アウトリーチプログラム、こちらは大変評価できるという御意見がございました。しかしながら、現状クラシック音楽に偏りが見られるという点が気になるという御意見もございましたので、こちらはさらなる充実が望まれるという点。
Ⅲの経営能力等に関する事項では、スプリンクラー点検時の事故、こちらを利用者への最低限の影響にとどめたというところが大変評価できるというところ、また情報セキュリティ研修について、これを実施しているということが評価しているという点、こちらが記載されております。
最後、Ⅳの管理運営経費については、外部資金の調達に努力が見られるというところ、こちらが引き続き資金確保に努めていただきたいというふうな意見がございました。
7ページの今後の課題や検討というところにつきましては、今、私が申し上げたようなところが記載されているというところでございますので、後ほど御確認いただければというふうに考えております。
続きまして、9ページ以降、こちらが美術館の評価詳細でございます。
美術館につきましては、総得点が100.7点というところでございます。
また、区分別評価を見ていきますと、まず1つ目に専門性を生かした独創的な展覧会の開催、学校との連携事業の充実、全般的に優れた事業が展開されているという評価がございました。
また、2つ目には話題性の高い企画展覧会に挑戦してはいかがかということで、例えばというところで、区内の大使館や寄生虫館ですとか、珍しい企画展もやってみたらどうかという前向きな意見が記載されております。一方、課題としては、全体的にこちらもまだ20代の来館者が相対的に少ないというところで、こちらを改善してみたらどうかという御意見がありました。
Ⅱ、地域の芸術文化振興に関する事項でいきますと、「めぐろのこどもたち展」、こちらが地域文化活動の一環として、子どもたちに貴重な体験の場を提供している、芸術への関心を高めるよい機会となったというところで、こちらは同意見がほか1名からもあったというところ。ここでも20代、30代へのアプローチについて、これができる企画を期待するという御意見がありました。
Ⅲ、経営能力等に関する事項については、SNSを活用して広報活動に力を入れていく中で、情報セキュリティ研修も実施しており、こちらは評価できるという点、また20代、30代の来館者について言えることですけども、マーケティング手法やSNSを活用して、若者に向けた効果的な情報発信を行うべきではないかというような意見が見られました。
Ⅳ、管理運営経費につきましては、こちらは限定商品なども企画展に伴ってございますので、リピーターの増加や新たな来館者の獲得にもつながるので、今後も継続して取り組んでほしいという点、こちらが記載されております。今後の課題、検討点については、今の御意見がまとめられているというような状況でございます。
そのまま13ページにお進みいただきますと、こちらに今回の運営評価委員会の委員の名簿、14ページには評価経過が記載されております。
そのままめくっていただきますと、別紙2といたしまして、美術館の事業報告書の概要となっておりますけども、こちらは先ほど決算報告等もございましたので、細かい数値については省略させていただきます。
説明は以上でございます。
○西村委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村委員長 ないようですので、報告事項(7)令和5年度目黒区文化ホール及び目黒区
美術館指定管理者運営評価結果について、を終わります。
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【報告事項】(8)Meguro Dance Connection(メグロダンスコネクション)参加者募集について
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○西村委員長 続きまして、報告事項(8)Meguro Dance Connection(メグロダンスコネクション)参加者募集について、報告を受けます。
○千田文化・交流課長 それでは、Meguro Dance Connection(メグロダンスコネクション)参加者募集について、こちらを御説明いたします。
まず、資料の説明に入る前に若干補足を口頭でさせていただきます。
本事業につきましては、令和6年度の当初予算プレス発表の資料の中で、メグロダンスフェスタ(仮称)となっていたものがあったと思いますが、それがこちらの事業になります。
事業の全体像としては、令和7年1月19日、こちらは後で資料内に出てまいります。1月19日にめぐろ
パーシモンホールの大ホール、小ホール、そして外の芝生の辺り、こちらも使用しながら、区民キャンパス全体でダンスを盛り上げていこうと、そういうような企画の立てつけを行っております。
今回の報告案件については、その企画の中の一つとして、区報等で参加者を公募しまして、ダンスレッスンを行って、その練習の成果を大ホールで披露していただく、そういったものでございます。
これ以外にも、当然事業内容はあるんですけども、実施が1月ということですので、それ以外の部分については現在事業者と調整中というところでございます。全ての事業内容が固まったとき、これが大体12月ぐらいになろうかと思いますので、改めて12月、本委員会で報告を行うという予定でございます。
それでは、資料の説明に移ってまいりたいと思います。
まず、項番1、事業名称でございますが、こちらは当初メグロダンスフェスタとなっておりましたが、メグロダンスコネクションという名称といたしました。
こちらの理由は、米印のところ、区の芸術文化振興の考え方の中核である文化縁、文化縁の「縁」というところを「Connection」という単語で表現することで、芸術文化振興を推進していくとともに、人が集い、活力あるまちづくりの実現を目指していくと、そういうような思いが込められております。
項番2、目的でございますが、こちらは記載のとおりでございますけども、2024年のパリ五輪でブレイキンというダンス種目が正式に採用される予定でございますので、これから盛り上がりを見せるであろうというところのダンス、こちらをテーマにして、子どもから大人まで多くの区民にダンスに触れる機会を提供したいというところでございます。
続きまして、項番3、概要でございますが、こちらが委託事業者に所属いたします講師による本格的なダンスレッスン、これを考えております。今、全10回程度のレッスンを通じて一つの作品を制作するというふうな形でございます。こちらを事業の実施予定日である令和7年1月19日日曜日に
パーシモンホール大ホールのダンスイベントの中の一部として発表していただくと。レッスンについては、
パーシモンホールの練習室及び委託事業者のダンススタジオ、こちらを予定しております。
項番4、対象者及び募集定員でございますが、こちらは現状今、目黒区民、区内在住者で80名程度を想定しております。子どもから大人までというふうなコンセプトがございますので、年齢によって、以下4つのグループに分ける予定でございます。
まず、1つ目が小学生の1年生から6年生、2つ目が中学校1年生から満25歳までの方、3つ目が26歳から満40歳までの方、最後が満41歳以上で、上の制限はなしというところで募集をかける予定でございます。
項番5、募集方法については、オンラインフォームでの申込み及び窓口での受付や郵送、ファクス等でございます。
項番6、参加費については無料でございますが、演出上必要な衣装がもし出てくる場合は、実費での購入というところでございます。
項番7、委託事業者については株式会社expgでございまして、こちらが区内に事業者がある株式会社LDHJAPANのグループ会社で、主にダンスレッスンを行っているところでございまして、expg自体も区内で事業を展開しております。
項番8、今後の予定でございますが、本ダンスの参加募集のチラシを学校ですとか、区内各所で募集を開始いたします。8月1日にはめぐろ区報と区公式ウェブサイトで募集を開始、9月1日に募集を締め切った後で、大体9月中旬から10月、レッスンを開始して、最終的に令和7年1月19日に本番を迎える、そのような予定でございます。
項番9、その他といたしましては、先ほどお伝えいたしましたけども、全体の事業は今詳細を詰めているところですので、12月の
生活福祉委員会で改めて報告を予定というところでございます。
説明は以上でございます。
○西村委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○佐藤委員 単純なこと聞いちゃうんですが、対象者は全くダンス未経験者でしょうか。目黒区内には、各ダンス教室とか、あるんですけど、そういう子どもたちも対象になるのかということと。
あと、1月19日に行われる一部ってなってるんですけど、これはこれがメインではなくて、一部ということは、全体的にどういう催物を1月19日に行うんでしょうか。
以上です。
○千田文化・交流課長 まず、1点目のダンスのレベルというか、そのあたりのお話ですけども、今回このダンスの募集については素人の方もオーケーというところで、広く募集をしていく予定でございます。そうすると、何が起きるかというと、レベルが高い方と素人の方が一緒にできるのかという話になろうかと。そのあたりは、ある程度のレベルの方だけを集めてやるダンスというのは当然できるんですけども、それでは区がやっていくという意味がないので、素人の方でも約10回のダンスレッスンを通じて、できる振りつけであるとか、難しい振りつけをある程度省いて、形になるようなところ、それはexpgの講師の方がプロですので、そのあたりを工夫しながら事業を進めていくというところでやっていく予定でございます。
2点目、事業の一部というところで、全体感ですけども、まだ決定はしておりませんが、伝えられる範囲では、まず小ホールも当日押さえておりますので、小ホールでは子どもたち、親と子どもが一緒に体を動かせるような
ワークショップ、こちらを現在予定しておるところでございます。
大ホールでは、例えば午後からダンスレッスンのダンスの披露を開始して、4つの団体が例えばダンスの披露を行った後に、今考えているのは区内の中学校ですとか、私立の高校ですとか、ダンス部がある学校というのがございますので、そちらにお声かけをした上で、1月19日にこういった大会があると、そのダンス部で練習していただいて、それを披露しませんかというふうな形でお声かけをして、その方たちの披露の場にもしていこうかなというふうに考えております。
その詳細をこれから事業者とも調整をして、最終的に12月に報告できるような形にしていこうかなというところで今進めております。
以上でございます。
○西村委員長 佐藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○後藤委員 さきの委員との関連になってくるんですけども、ということは、募集される際にダンス歴などの記載っていうところの欄は設けられるのかどうかというところが1点と。
あと、ということは無作為抽出、抽せんに際してはランダムに20名、恐らく物すごい数の方が応募されるのではないか。やっぱりダンスって今や人気のスポーツになってますので、そういったところでの抽せん方法についてどうされるかということが1点と。
もう1点、こちらに関してはレッスンが10回程度あるということで、抽せんに漏れた方がレッスンに行かれない方とか見かけられると、やっぱりすごく自分だったら、ちゃんと行ったのになとか思われる方もいると思うんで、その辺の縛り、必ずこのレッスン10回にはなるべく参加してくださいねみたいなことは入ってくるのかどうかっていうところ、以上、3点質問です。
以上です。
○千田文化・交流課長 まず、ダンス経験につきましては、ダンス経験を確認する欄は基本的に設けております。ダンス経験があるか、あるのであれば何年ぐらいなのか、もしくはないのか、その3つを書いていただく欄はあります。
ただ、それは抽せん時の当落には影響しないっていうところも併せて記載しておりますので、完全無作為で選んだ後に、その方がダンス歴があるかどうかっていうのは、事前に講師にお伝えして、その上で例えばプログラムを組んでいったりとか、どういうふうな練習をしていくのか、実際20名、小学1年生から6年生までが集まって、その中の20名のうちの何人がダンス経験があって、下手な話をすると全員素人かもしれないということもあり得ますので、そういったところがデータとしてこちらで持っておきたいところで、ダンス経験の有無については記載をしていただくというところでございます。
もう1点、レッスンの日程については、既にスタジオ等、
パーシモンホールの練習室を押さえてますので、募集の段階でこの日程に来られる方っていうところで募集をかけていきますので、基本的にはその練習日程に全て参加できる方というのが前提での募集というところになります。
以上でございます。
○西村委員長 後藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○芋川委員 全体の詳細というのは12月ということで、今おっしゃられるところは聞かせていただく中で、やはり参加希望者増えるかなと、たくさんいるかなということで、抽せんに漏れた方にもぜひその気持ちは酌んでいただきたいなということで、一番初め小ホール、大ホールだけではなく、外も使ってというような話もあったと思うんですけど、ここをどういうふうに考えているかというところですけど。例えばこの場に高齢者を含めて来て、何かその場でちょっとダンスを楽しめるような、誰でもその場に来た、初めて来た人でもできるような、何かそういったものが広がって、それが文化縁として広がっていくというのが僕はいいななんて思ってるんですけども。
何かそういったような、もちろん抽せんにこぼれてしまった人でもそうですし、初めてここにぱっと来て、それでも何かダンスの楽しさが分かってもらえる、見るだけじゃなくて、分かっていただけるような、そういったようなものも何か今、検討されてるのかどうかっていうのはいかがでしょう。
以上です。
○千田文化・交流課長 今お尋ねがありました当日何も予約されてない、参加できるかどうかというところのお話だったと思うんですけど、それは我々も実は考えてまして、当日来て、何もできないでは、さすがにそれも、こちらがやる意味があるのかというところで、今考えているのは、小ホールで
ワークショップとお伝えしたのが午前中に2こまぐらいやっていこうかなと思ってまして、それを事前に抽せんするのか、先着にするのかっていうのは一つこれから決めていくんですけども、それ以外にみんなでその場でできるのは何かっていうところでいくと、例えば夏祭りの盆踊りは、その場で行って振りつけ覚えてできますし、昔はやったディスコとかっていうのも簡単な振りつけでできますので、例えば小ホールをディスコ化して、体はぶつからないので、しかも高齢者の方ですとか、ある程度年次が上の方ですとか、若い頃にそういった体験をしている方が、また思い出すような形で一つできる体験になるんじゃないかというところで、ちょっとそこは今、詳細詰めているところなので、何かしらの形で来られた方が楽しめるイベントを企画していきたいなというふうに考えております。
以上でございます。
○西村委員長 芋川委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○小林委員 いろいろ御説明いただいて、当日ぜひ参加したいと思ってるんですけども、まず今回のこの事業名称、メグロダンスコネクションで、文化縁がコネクションという単語で表現すること、文化縁に重きを置いた事業じゃないですか。今年ダンスをやる目的は、パリ五輪にダンスが正式種目として参加されるからダンスと。今年はこれですけど、来年度以降って、ダンス、今年度の成果も見てからだと思うんですが、ダンスで継続していくのか、それとも例えばミュージックコネクションにするのか、また別のワードに変えながら、文化縁として広げていくような展望を考えているのか、今後、この事業を基にしての今後の区の考え方について、1点お伺いします。
○千田文化・交流課長 来年度以降の展望というところでございますけども、まず今年パリ五輪というところで、ダンスの機運が高まっていくであろうというところをつかまえて、ダンスコネクションというところでございますので、まずはこれを一度やってみて、その手応えですとか、お客さんの反応ですとか、そういったところでちょっと次年度以降検討していこうかなというふうに考えておりますので、現状、来年度、ミュージックなのか、ダンスなのかっていうところは、現状ではまだ考えていないというところでございます。
以上でございます。
○小林委員 そうすると、これから具体的な内容も詰めていって、実際どういった成果ができるかっていうのは、1月以降になったら分かると思うんです。そうすると、区としては、文化縁の事業、名称がどのように変わるか、また内容もこれからだと思うんですけど、広がりを持った事業として、継続を一応視野には入れているということなんですね、確認です。
○千田文化・交流課長 今年から目黒区の芸術文化振興プラン、これの改定も始まっておりますので、当然その文化縁を町なかに広げていくという取組については、区としても継続してまいりたいと思いますので、事業展開としては来年度以降も視野に入れていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○西村委員長 小林委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○白川委員 お金のことばかりで申し訳ありません。今回この事業者への委託費っていうのは大体どれぐらいになるのかっていうのと、あともう一つ、ここの事業者さんがなぜ選定されたかっていうところの経緯の部分を伺えればと思います。
○千田文化・交流課長 まず、委託費につきましては、当初予算で440万円でございます。これについては当初予算のときより事業の幅が少し拡大してきているので、もしかすると、これ以上の金額になる可能性もあるんですけども、それは今調整中というところ、当初予算は440万円でございます。
続いて、こちらの業者を選定した理由でございますけども、区内に今、株式会社LDHがあるというところで、目黒区内の事業者でありながら、これまで区と連携した事業というのは実はほとんど行われていなかったという現状がございます。LDHさんは中目黒に強い思い入れがある事業者ですし、目黒区としても、こういったダンスの機運が高まっていく中で、そういったところを活用しない手はないのかなというところが一つございまして、今回、株式会社LDHと直接ではないものの、ダンスレッスンなどを通じて、区民と連携が取れるというところで、今回の事業者を選定したというところでございます。
以上でございます。
○白川委員 ありがとうございます。当初予算からちょっと増えていく可能性があるということで分かりました。
やっぱりダンスのレッスンを受託できる企業がここだけでは決してないですし、あともう1点、大昔から本当にダンススクールやっているところだって本当近所に結構あるわけで、目黒も。
ちょっと関連なんですが、目黒区芸術文化振興計画の改定懇話会の委員名簿の中にも株式会社LDHJAPANさん、入ってるじゃないですか。そういったところに入っておられる方、グループの会社がこういうふうに受託していくのって、どうなのかなっていう部分、ちょっと見え方としてですよね、あるので。ここに決めた経緯っていうのも、やっぱり別にこれ入札でも何でもないので、ここがいいっていうところが、ほかでは何かできなかった。多分目黒に思い入れのある企業さんで、目黒に本社がある企業さんでって言っていて、ダンスが教えられるって言ったら、ここ1者じゃないはずなので、もう少しちょっと、より具体的になぜここの業者さんが、事業者が選定されたのかというところは伺っておきたいなと思います。お願いいたします。
○千田文化・交流課長 先ほど今おっしゃっていただきました芸術文化振興プランの中で、懇話会委員として、ダンスっていうのが、スポーツでありながら文化であるというところで、今回懇話会の委員のメンバーになっていただいて、それから知見をいただいていくというようなフェーズに入っているというところで、確かに株式会社expg以外でも、目黒区のダンススタジオというのは存在しているというところは理解しているところでございますが、今回
パーシモンホールの大ホール、小ホール、そして芝生のエリア、こういった大規模な運営というところになってまいりますと、一つのダンスレッスンのスタジオでそこがカバーできるのかというところが一つあると。であれば、今回区内の事業者でありますし、さらにそういった大規模な運営にも精通している本事業者がこの事業の運営については適しているという判断で、今回この事業者を選んだところでございます。
以上でございます。
○白川委員 分かりました。ありがとうございます。今回この事業者さんが選定されたというところは今伺ったので、結構ですが、やはりこうやって新たな計画とかを決めるところに委員として入っている方の関連企業がこういった区の事業を受託していくっていうのは、私としてはあまり見てくれのいいものではないなというふうに思うわけです。
今回ここに受託するのであれば、逆に懇話会の委員のところからは外れていただくというような、これ幸いまだ選定中ということで、どなたがお入りになるか決まってないという段階ですので、そのあたりはもう少しバランスを取っていただきたいなと。1者、民間の企業さんと区があまりにも近しいっていうふうな見られ方っていうのは、決していいことではないと思うので、そのあたりのバランスも少し考えていただきたいと思うんですが、懇話会の委員のところの選定の部分、どのようにお考えか、最後伺えればと思います。
○勝島文化・スポーツ部長 この事業者とのやり取りって結構歴史がありまして、東京2020オリンピック大会のときからもいろいろな御協力をいただいていて、例えば「成人の日のつどい」のときにユーチューブチャンネルに無料で出ていただいたりとか、本当は聖火リレーで一緒に走っていただく予定だったりとか、それからLDHの会社の中には社会貢献事業部みたいなところがあって、やはりその地域の自治体、具体的に言うと、渋谷区と何か協定を結んだりとか、目黒区地元なのに何やってんだぐらいな、そういうような感じがあるんです。
そういう流れの中で、コロナの前には小学校のアウトリーチに行きましょうかっていう話があったんです。教育委員会とも相談してたんですが、コロナの関係でそれができなくなってしまった。そのような経緯の中で、LDHとしては、コロナが明けたので、何かまた一緒にやりたいという、そういうスタンスでこちらと話をされてきている、そういう経緯がございました。
今回のダンスについては、契約せざるを得ないんですけれども、そもそも懇話会で一緒にやっていきましょうかっていう中で、来年度予算を考えるときに、こういうダンスだったら、LDHはそういうスタンスですので、子どもから高齢者まで受け入れてくれて、自分のところでスタジオも立派なスタジオも持っていて、結構子どもにとっては無料でそんな夢がかなうんだったらいいんじゃないかっていうような、そういうような発想で今回こういう形で至った経緯がございます。
懇話会のところでございますけれども、まだ確かに名前としては上がっていないんですけれども、今までのLDHが目黒区に協力したいってずっと言ってきたという経緯の中で、じゃあ、ダンスという切り口で、芸術文化振興プランを検討するというのも一つの切り口ではないかということで、いかがですかと声をかけたら、ぜひ誰かちょっと選定して、御協力したいというお話でしたので、今回はこういう形になったというふうに御理解いただければと存じます。
以上です。
○白川委員 ありがとうございます。分かりました。協力していただけるのであれば、あれなんですけど、社会貢献だとか、向こうの会社さん、民間の事業者さんにとっては、何か貢献したいっていう思いはあるっていうか、そういうのが今はしてない会社は選ばれていかない時代なので、やっているんでしょうという部分もあるんですが、区民にとっては無料で受けられるっていうのはいいんですけれども、無料って言っても、440万円の委託費っていうのは、今回このグループ企業さんにレッスン料として、区民の方80名分のレッスン料として、これは区が払うわけですよね。結局無料で社会貢献して、地元のために還元したいのであれば、無償でやりますよっていう話ではないんですかっていうところ、ちょっと最後確認だけ。
○勝島文化・スポーツ部長 LDHのレッスンをこれだけの人数がこれだけの時間受けて、発表会までLDHがやってくれたら、440万円とか、そんな額じゃとてもじゃないですけどできないと思います。1,000万円以上かかるんじゃないかというふうに考えておりますけれども、その点ではなるべく、実際参加者からはお金は頂かないです。それと、当日、1月19日も参加料は誰からも取らないです。オール無料です。
ですから、ちょっとLDHがSNSでやるよってつぶやいちゃうと、ちょっと大変なことになるかなぐらいは思ってはいるんですけれども、一緒にやっていくという形になりますので、こちらの委託料としては、レッスン料と、あといろんな事業者を呼んで、当日企画していただきますので、そういった経費がその委託料に当たるというふうに考えています。
以上です。
○白川委員 最後にします。分かりました。ただ、ちょっと一言だけ申し上げておきたいのが、LDHっていうブランド観念、ブランドに対しての価値っていうのは本当に人それぞれだと思うので、そこで受けるんだから、これは安いでしょうと思うかどうか。1,000万円かけても、あれがあるって思うかどうかっていうのは、本当に人それぞれだと思うんで、私みたいに一切興味がない人間もおりますし、本当にありがたがる方もいらっしゃると思うんで、あまりそこのところを、このグループがやるからっていうふうに推すっていうよりも、やっぱり区の事業としてやっていただきたいと思います。
先ほどの委員も質問されてましたけれども、今回は今年はダンスということですけれども、この文化縁っていうところで目黒区として今後もやっていく事業なわけなので、そこはここの1企業に頼るのではなくて、きちっと区のほうでコントロールして、計画していただきたいと思います。最後、そこだけ聞いておきます。
○勝島文化・スポーツ部長 この本事業は、私どももそうですが、初めて区として行います。やはりいろんなところでチャレンジしましょうとか、トライ・アンド・エラーだとか言いますけれども、そんなつもりでちょっと挑戦をさせていただいて、ここは今回は挑戦させていただいて、きちんと評価をして、今後コントロールしていきたいと思います。
以上です。
○西村委員長 白川委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○かいでん委員 私からも3点伺います。
1点目、私、非常にこういう分野は疎いので、疎いんですけど、この取組、委託事業者さんがLDHさんの関連会社というか、LDHさんのダンススクールさんだと思うので、そうすると今後LDHさん所属のタレントの方、私でも分かるような何か有名な方とか、そういう方が共演者なり、講師なりで、何か加わったりすることも考えているのかどうか。もし考えているんだったら、何かそういうのも広報のときに誰々さんとみたいな打ち出すと、また集客アップにつながるかなと。そういうことしなくても多分集まると思うんですけど、何かそこら辺教えてくださいっていうのが1点。
2点目が、年齢制限がないっていうことで、そうすると例えば御高齢の方が来られて転倒して、けがをしたみたいな、そういうこともあり得なくはないわけで、ダンスの保険だとか、そういうものについてはどう考えているか。参加料は無料なので、区のほうで何か加入しているのかとか教えてください。
それから、最後3点目ですけれども、私、これ最初伺ったときに、文化・交流課というよりはスポーツ振興課の取組なんじゃないかなと思ってたんですね。ダンスって、スポーツでもあり、文化芸術でもあり、両方だと思うんで、別にどっちがやっててもいいんですけれども、この取組に関してスポーツ振興課の立ち位置がよく分からないと。
先ほども今年度の手応え次第で来年度どうするか考えていくっていうお話で、コネクションっていうのは文化縁ってあるので、何か文化・交流課の所掌事業の中で回していくイベントなのか、それともスポーツまで含めて、何か文化・スポーツ部のイベントとして、来年度どうしようかとか考えていくのか。ちょうど今、計画が、スポーツの計画も、それから文化芸術の計画も改定に動いているので、何かこのイベントがどっちに属するものなのか、ちょっと分からなかったので、教えてください。
以上です。
○千田文化・交流課長 まず、共演者についてですけども、確かにLDHさんって、いろんなタレントさんが所属はしておるんですけども、今回については基本的にダンスで、主役が踊るほうの方ですので、まずはそこにスポットを当てていきたいなと。ただ、当日サプライズでどなたかが来られるかもしれないっていうところは、もしかしたらあるかもしれないというふうにはお伺いはしております。
2点目、年齢制限がない中で、例えば、けがはどうするかというところについては、こちらは契約の中で事業者がそういった保険に加入するというところになっておりますので、それはそういったお答えになります。
○勝島文化・スポーツ部長 最後3点目、スポーツ振興課か、文化・交流課か、文化・スポーツ部なので、全部私の範疇ですが、私は両方でいいと思っております。ダンスって両方の要素があると、芸術文化もそうですし、スポーツの部分も、今回オリンピックの競技にもなったということで、協力し合ってやっていこうと思ってます。
実は後で報告しますが、トップアスリートのイベントをこの1月19日にぶつけているんです。ここはスポーツ振興課が担当します。後ほど詳細は課長のほうから説明させますけれども。ですから、
パーシモンホールの大ホール、小ホール、それから八雲体育館、それが全部一緒になって楽しんでいただけるように、そんなイベントを考えています。
以上です。
○西村委員長 かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○上田副委員長 結構私は今日皆さんの質問に衝撃を受けたところではあるんですけども、ブレイキンが入ることによって、起爆剤というか、目黒の文化縁、文化で人と人をつないでいくみたいな、こういうのを起爆剤として、今回初めての取組だというふうに私は捉えています。もちろんダンスレッスンを無料で受ける受けないとか、そういったことはあるかもしれませんが、何よりもその人たちが踊っていることを区民の人が集まって見に行くとか、またそこで新たな交流が生まれるとか、高齢者の方も若い人も、わけ分からないぐらい絡み合ってるような、そういったまち、要は本当にこれから少子高齢化が進んでいく中で、今物すごく薄れてるコミュニティの形成をつないでいくというものの起爆剤になればいいかなというふうに私は考えております。
なので、その中の一つの企画として、ダンスレッスンをして披露するっていうものが存在するというふうに受け止めていますが、やはりそこだけではなくて、今回1月19日の企画全体のところで、やはり高齢者の方、子どもさん、若い人が和気あいあいに絡んでいけるような、そういった
ワークショップだけではなくて、フリースペース的なものも含めての検討ということで、今回の文化縁の起爆剤としての盛大なる事業につながっていくことを期待しておりますが、そこの意気込みを最後お聞かせいただいてよろしいでしょうか。
○勝島文化・スポーツ部長 ありがとうございます。まさにそういう機会にしたいと考えております。特に体育館でも同様のスポーツイベントをやるというところは私が譲らなかったところで、八雲体育館はちょっと中央体育館より狭いしという所管課長を説き伏せて、すみません、話が飛んじゃって、いやこの日は、8月にですね、文化・交流課とスポーツ振興課が1階で同じエリアになるんです。つまり文化・スポーツ部がやっと4階と5階に分かれてたのが1つのスペースになるんです。
なので、やはり心を一つにして、この1月19日に向けて、様々な芸術文化振興プランもスポーツ推進計画も改定いたしますが、双方親和性があるような、そういったものを一つ形にできる、改定はあと2年、もう1年先なんですけれども、それに向けて、来年の1月に一つチャレンジしていきたいというふうに考えております。ありがとうございます。
以上です。
○西村委員長 上田副委員長の質疑を終わります。
ほかによろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村委員長 ないようですので、報告事項(8)Meguro Dance Connection(メグロダンスコネクション)参加者募集について、を終わります。
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【報告事項】(9)令和5年度
目黒区立体育施設指定管理者運営評価結果について
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○西村委員長 続きまして、報告事項(9)令和5年度
目黒区立体育施設指定管理者運営評価結果について、報告を受けます。
○平野
スポーツ振興課長 令和5年度
目黒区立体育施設指定管理者運営評価結果について御報告をさせていただきます。
資料をまず御案内させていただきます。
資料は3種類ございます。
まず、かがみ文の運営評価結果についてというA4、1枚、またホチキス止めの資料が2種類、右肩に別紙1と記載のあります
目黒区立体育施設指定管理者運営評価結果報告書、また別紙2の目黒区立体育施設事業報告と概要でございます。
それでは、まず初めにかがみ文の資料を御覧ください。
説明に入らせていただきます。
まず、項番1になります。評価対象施設及び指定管理者名でございます。こちらは記載のとおり、AグループからFグループまでの対象施設、そしてその指定管理者名は記載のとおりとなってございます。
また、項番2、指定期間及び評価の対象期間は記載のとおりとなっておりますが、今回評価の対象というのは、5年間の指定期間の中の初年度、昨年度が初年度になりますので、そこの評価になります。
また、項番3の運営評価の方法については、所定の要綱に基づき設置されました評価委員会におきまして、指定管理者から提出された事業報告書、利用者アンケートの結果、指定管理者の自己評価等をあらかじめ定めた基準に基づき評価を行っております。
また、項番4、評価結果については、別紙1のとおりでございます。
項番5、事業報告書等の概要については、別紙2のとおりとなっておりまして、項番6、今後、本委員会に御説明をした後、区の公式ウェブサイトを通じて公表していく予定でございます。
それでは、別紙1、運営評価結果報告書をお開きください。
こちらのまず17ページ、一番後ろのほうになりますが、御覧ください。運営評価委員会の委員名簿が記載されております。有識者の先生お二人、そして区民委員、また外部有識者、アドバイザーとして、税理士の方にお入りいただいております。
次の18ページ記載の日程で評価委員会を開催して、結果を出させていただいております。
恐れ入りますが、同資料の1ページのほうにお戻りください。
運営評価の目的ですけれども、体育施設の管理運営業務が当初の提案どおりに実施され、それにより適切な住民サービスが提供できたかを評価し、一層の住民サービスの向上と経費の効率的な活用を推進するものでございます。運営評価の方針につきましては、点数評価とともに、その結果が運営評価後に業務に生かされますよう所見評価も加えることとしております。
運営評価の単位は、資料項番3の表に記載のとおり、各グループ別で評価をしております。
評価項目、評価基準につきましては、2ページに記載のとおり、全部で22項目にわたりまして評価基準を設けております。右側が各項目の配点になっておりまして、合計点が160点満点となっております。
前回の機能、運営評価、期間、指定管理期間のときの基準に比べまして、多少評価基準を、運営委員会の委員の御意見も踏まえて少し修正をしております。配点は基本的に5点なんですけれども、特に重要な項目については配点を高めるといったようなところを主な修正点にしておりまして、前回は満点が125点だったんですけども、それを160点満点の基準に見直しております。
特に高めたところは利用者サービス向上、研修体制、安全・安心、危機管理体制、また選定時の提案内容、事業を実際に実現しているかを確認する項目について配点を高めにしている。結果的に合計点が160点満点になったというものでございます。これらの新しい基準に照らして、評価をしていくという流れになります。
次に、3ページで、項番6、評価方法でございます。
指定管理者から提出された事業報告と併せてアンケート結果、自己評価等を参考に点数を評価して、総得点で総合評価をしております。第4期指定期間の募集要項では、東京2020レガシー事業やICTの利活用などを盛り込み、社会情勢の変化を踏まえて、区民ニーズに合うスポーツ事業の提案を求めましたので、先ほど申し上げたように基準を変更しております。
今回、評価基準ごとの点数については記載のとおりでございますが、イの総得点に対する総合評価に関しては、表の一番下のところで最低点を、各項目で最低点を取った場合の合計数字96点未満の場合は不適切な管理運営の状態が多いということで、指定の継続は困難ということでございますが、それぞれ上の総得点の状態で総合評価を定めて評価に臨みました。
次の4ページが評価、管理運営業務の評価結果でございます。
総合評価になります。この総得点のところ、それから令和5年度総合評価、表の右側の2列を御覧ください。今回はAグループ、それからDグループ、Fグループが「優れた管理運営ができている」となり、Bグループ、Cグループ、Eグループが「適正な管理運営ができている」という評価になりました。
次の5ページから、それぞれのグループの状況を記載しておりますけれども、今申し上げた「優れた管理運営」と「適正な管理運営」の違いというのは、ざっくり申し上げますと、収益の状況等で比較的よかったところが「優れた管理運営」というところになっている傾向にございます。
また、総評といたしましては、コロナが5月から5類に移行したことを踏まえまして、一定の利用者数の回復傾向が見られたものの、コロナ禍での生活様式や環境の変化の影響もありまして、利用がコロナ前に比べて、あまり伸びなかった、計画ほどは伸びなかったというところで、収入が計画どおり伸びなかったというところであるとか、一方で、人件費や管理経費の増加もあり、区への還元ができなかった事業者も出ているという状況でございます。
また、今後、改善の御意見として出ていた要望としては、効果的な広報の工夫、研修の充実、また危機管理マニュアルの充実、また選定時の提案内容事業実施について、今後の取組などについての要望がございました。
その後、5ページ以降、2ページずつ割きまして、各グループごとの状況について記載をしておりますので、後ほど御覧いただければと存じます。
また、別紙2の資料のほうに関しましては、こちらも各事業者の事業報告書、それから自己評価の内容につきまして、Aグループから順次、数ページを割いて概要をまとめておりますので、またお時間のあるときに御覧いただければと存じます。
今回の評価を踏まえまして、また今後、区民の皆様によいサービスを提供して、スポーツ推進、振興に資するように事業者とのコミュニケーションを図ってまいりたいと考えております。
説明は以上です。
○西村委員長 説明が終わりました。
質疑はございますか。
議事の都合により、暫時休憩をいたします。再開は3時15分でお願いします。
(休憩)
○西村委員長 休憩前に引き続き委員会を再開します。
報告事項(9)につきまして質疑を受けます。
○後藤委員 本日は指定管理者の評価っていうところが多かったんですけども、評価が出るということは、こちらを受けて、来年度の事業計画をこちらをベースにつくられているのか、すみません、私たちが勉強不足で、この結果を受けての計画っていうところを見ることができるのかということが1点。
今回は初年度の評価対象期間が初年度ということだったんですけども、来年度も恐らく同じような評価をなさると思うんですけども、この評価項目っていうものは基本変更をされないことが多いのであれば、点数はついていると思うので、一番そこが分かりやすいので、この経年の点数を記載をしていただくことができるかどうか。
というのは、ポイントが低かったところについて、恐らく指定管理の方が努力をなさってポイントを上げるということも実際あると思うので、そのあたりで経年での指定管理者としての力っていうところを一番端的に見えるのが点数かなというふうに思うんですけども、そのあたりの記載について可能かどうかというところをお伺いしたいです。
以上、2点です。
○平野
スポーツ振興課長 委員の御質問について順次お答えをいたします。
1点目、来年度の事業計画に今回の評価を反映させて計画を策定するのかという御質問については、お見込みのとおりのプロセスでございます。すなわち事業計画を各事業者が策定する際に、今回の評価結果をこの後、事業者にフィードバックいたしまして、それを踏まえて、来年度の事業計画を事業者のほうで策定をしていくという流れになります。ただ、事業計画については通常公表はしていないものになります。
来年度の評価に関しても、基本的には運営評価委員会から特段の意見がない限りは、この評価項目で評価をしていく流れになると考えております。ですので、委員御指摘のとおりの経年の変化というのを、今年度の結果と来年度の結果と比較して、並べて御確認いただくことができる状態になるものと考えております。
説明は以上でございます。
○後藤委員 事業計画を見ることができないっていうのは、それは特段何か公表していないからっていう、やはりこの評価を受けて、どのようにその指定管理者が今年度の事業を展開していくかっていうところを、やっぱり私は知りたいなと思うところなんですけども、それっていうのは完全なる内部資料であって、公にされていないということで、内部ではちゃんと計画をもちろんつくられると思うんですけども、どういった理由でこの報告だけが出てきて、その計画が出てこないっていうのが、ちょっと不思議に私は思うんですけども、そのあたりについては完全な内部資料で出せない、出さない理由がもしあれば教えてください。
以上、1点です。
○平野
スポーツ振興課長 委員の御質問にお答えいたします。
事業計画については、過去においても公表しておりませんで、ただ運営委員会の評価委員会の委員に対しては、こういう形で評価の結果を踏まえて、事業計画ができているというところのフィードバックは今までしてきておりますので、そういった形で運営評価委員にはお戻しをするという形を考えております。
説明は一旦以上でございます。
○後藤委員 もし今後可能であれば、やはりPDCAサイクルを回すに当たって、プランニング、チェックを受けて、またどういった計画、Pが分からないと、これを受けてやっぱり評価を出すということは、それを受けて、それを反映していくところが見たいと思うのは、恐らく私はそういうふうに強く思うんですけども、運営評価委員会には出されるけども、こちらの常任委員会には出さないっていうのが常だ、慣習だということなんですけども、今後それが少し範疇が広げられる、そんなに気まずい資料で私はないと思うんです。評価して、ちゃんとそれを計画に載せてるので、堂々とこういった計画で事業を進めていきますよというところが何か見えたほうが、評価ばかり見えるより、ここを受けて、こう改善していきますよというところが見えるほうが、前向きな印象にもなるのではないかと思うんですけども、ここ最後にもう1点、ここが公開もしされる可能性というのはありますでしょうか。最後に1点です。
○平野
スポーツ振興課長 事業者に関しましては、それぞれの経営ノウハウ等もございますので、また計画を実際に実現していく上で、計画というのは、翌年度の半年前ぐらいに出していくものでございますので、諸事情により内容の変更等もございますし、また経営ノウハウといったところの情報もありますので、そこについては運営評価委員会、運営を評価する体制というのが、運営評価委員会設置要綱で定めている中で、所定の委員が実際の事業の運営状況についてはチェックをしていくという体制を区としてつくっておりますので、その中で適切に事業計画も含めて、評価のフィードバックがされてるかというところも御確認をいただきながら、翌年度の評価の中で、また年度末に結果を、提出をされた結果を見ながら、また評価をしていくという中で、PDCAサイクルで評価を進めていくという体制になっておりますので、その仕組みを活用しながら、できるだけ改善の方向に持っていければというふうに考えております。
以上です。
○西村委員長 後藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○芋川委員 幾つか確認も含めてなんですけども、まずグループBでちょっと気になったのが、障害者プログラムの設置を早急に、障害者トレーニングジム講習会も中止というのは、これはどういったもので、どういった計画になっていたのかというところが知りたいんですけど、まずそれ1点と。
その下に昨年度同様、収益の一部還元ができていないっていう形で書かれていて、それが点数的にも右の図のローマ数字Ⅲの(1)収支状況の妥当性というところの点数に表れてるのかなとも受けたんですけど、ここもどういったことが還元できてないのかっていうのを具体的に教えていただければと思います。
次いで、これ逆にいいことだと思うんですけれども、グループCのローマ数字Ⅰのサービスの中の実施に関する事項(11)総合型地域スポーツクラブへの理解と支援ということで、ここ高い点数となっていて、どういったことをすると、そういった点数がつくのかなというのをちょっと一般的に教えていただければと思います。
最後、3つ目がグループEです。別紙1の同じく13ページになるんですけども、苦情やトラブルに関して、これもちょっと点数が若干落ちてるなということで、収集はしているということですけれども、対応状況というのが施設、ほかの施設と比べて極端に少ないということで、これちゃんと区民が何かを直してほしいとか、そういったような声が上がったら対応はしてくれてるんですかね。してくれてるけど、何か問題があるということなんでしょうか、ここもちょっと具体的に教えていただければと思います。
以上です。
○平野
スポーツ振興課長 委員の御質問に順次回答させていただきます。
1点目の障害者プログラムについて、計画はどういう状態でこういった評価になってるかという御質問に関してでございます。計画では障害者プログラムを実施するという予定になっておりましたが、実際に募集をしたところ、応募がなかったということで、実現ができなかったという状況でございます。
1点目は以上でございます。
また、2点目に関しては、グループC、碑文谷体育館におけるⅠ、サービスの実施に関する事項、(11)総合型地域スポーツクラブへの理解と支援の評価が高い理由というところなんですが、総合型地域スポーツクラブは目黒区の場合、1団体のみになっておりまして、それがこの碑文谷体育館を受託しているスポルテ目黒のほうになっております。ですので、事業者が同じ、団体が同じですので、スポーツクラブの活用、スポーツクラブのメンバーによるいろんな教室の実施であるとか、イベントの企画等が非常に充実して効果的にできたということで、この点数が高くなっているものと考えております。
続きまして、3点目のグループEの苦情、要望への対応状況に関してでございます。これについてはちょっとお待ちください。
○芋川委員 そうすると、今いただいた答弁も含めて、再度質問も兼ねてさせていただくと、1点目でちょっと質問させていただいた障害者トレーニングジム講習会に関しては、応募がなかったから、やらなかったっていうふうに受けたんですけども、それでいいのかどうかというのと、もともと障害者プログラムの設置を早急にってあるんですけど、これは何なのかっていうところも併せて教えていただければと思います。加えて、昨年度同様収益の一部還元ができていないということは、これは何を指してるんですかというのがまず大きな1つ目です。
次いで、2番目のところは分かりました。
3点目は、グループEについて、これはしっかりと区民から寄せられたトラブルであったり、いわゆるクレーム、苦情ですね、何かを改善してほしいだとか、そういったことだと思うんですけれども、こういったことが対応はしっかりとまずできているのかどうか。もちろん数が少ないというのは書かれてはいるんですけれども、全く話を聞いてくれないレベルじゃないですよねっていうところなんですが、何か具体例があれば、それも併せて教えてくださいということです。
以上です。
○平野
スポーツ振興課長 まず、障害者プログラムに関しては、御認識のとおりで、計画はしていたけれども、応募がなかったので、実現できなかったというところですが、事業者としても、やはりこれについて、ちゃんと応募のお応えがいただけるような、何らか事業の改善、プログラムの改善については、必要性については認識をしているところでございます。
また、グループBの収益に関しては、障害者のプログラムのことが理由というよりは、計画ほど一般利用が伸びなかったところであるとか、あと支出において増加をしておりまして、経費削減、生産性向上を進めたんですけれども、昨年度比より109.7%増加をしているというところで、特に事業費は安心・安全な運用を進めなければいけないというところで、プールの清掃とか、塩素等の対応の部分で、清掃部分で業務委託費の増加をしているところであるとか、管理費については、リース費の増加等がありまして、こちらで収入も多少は前年比増加しているんですけれども、経費の支出もかなりあった関係で、今回収益は昨年度比では赤字を減らせたのですけれども、黒字転換には至らなかったという状況でございます。
また、3点目の御質問のEグループの苦情対応に関してでございます。利用者からの御意見や苦情対応につきましては、内容の程度にかかわらず、迅速かつ誠実に対応することが大切だと事業者も認識しているんですけれども、やはりそういった御意見をしっかり時系列でまとめて、内容を全スタッフに対して徹底するようにというのを努めないといけないという認識で事業者のほうも進めているところです。また、研修や指導も実施を行いまして、今後もトラブルや苦情を最小限にできるように進めていくという認識で考えております。
一旦説明は以上でございます。
○芋川委員 ちょっと理解が私のほうもできてないところがあって、改めて確認させていただくと、1点目についてです。障害者プログラムの設置を早急にっていうふうにあるのは、私の感覚だと、プログラムっていうのは、計画の一端で、事業計画の一つだと思っていて、これが応募がなかったために設置ができなかったっていうふうに今、答弁されたんですけど、そうではなくて、障害者トレーニングジム講習会とか、そういった1事業が例えば応募がなかったから、できなかったようだったら、往々に理解できるんですけれども、プログラム自体が応募がなかったからというのがちょっと理解できないんですが、ここについてちょっと分かりやすく教えていただければと思います。
もう一つが、収益の一部の還元ができていないということ、ちょっとここの書き方についても、これもどういうことなのかなというふうに思って質問したんですが、結果的には経費がかかってしまっていて、それが昨年度以上にかかってしまったから、収益にそれが転換できなかったということで受け取ればいいのかっていうことでいいんですか。
もう一つ、そうすると一番最後に書かれている提案資料に記載された事業の計画的な実施に期待するとあるので、もともとこのグループBの事業者は、しっかりいいことは言って、計画を出してくれていたんだけれど、それが結果的にできてないよっていうふうに受け取っているんですけれども、それが例えば一つ障害者プログラムのことなのかとか、そういったふうに関連づけてしまっているんですが、そういうことでよろしいんですか。
以上です。
○平野
スポーツ振興課長 委員の御質問に順次回答させていただきます。
1点目、収益に関してでございますけれども、こちらについてはまず障害者団体、障害者プログラムの御質問に関してです。障害者のトレーニングジム講習会・障害者プログラムですとか、障害者との交流事業に関しては、結果的に、計画はしていたのですけれども、参加者なしということで中止になっております。
ただ、障害者向けのほかの事業については実施ができておらず、その点において、他の団体で実施できている団体がございますので、他の団体との実績のこの部分での比較ですと、もう少し努力が必要だというふうに評価される状況と考えております。その結果、今回の運営評価委員会からも、そういった御指摘、御要望が出たものというふうに理解をしております。事業者もそれを踏まえて、また今後、来年度に向けて検討を進めていく認識でおります。
2点目の収益に関しましては、障害者単体の面という、障害者プログラム単体の面というよりは、総合的な結果として、収益があまり伸びなかったという状況になっております。具体的には、コロナ前ほど一般利用等が予想よりもまだ伸びていないであるとか、物販についてもコロナ前ほど戻っていないであるとか、一方で、支出面において、様々な物価上昇、人件費等々の上昇等で、経費が増えるという状況になり、総合的な結果として、収益が赤字幅は削減できたものの、まだ黒字に転換するという状況にはならなかったというところでございます。
説明は以上でございます。
○芋川委員 承知しました。課題や検討事項というところに書かれているこういったことが主な要因となって、右で言う点数に関してはローマ数字のⅠの(12)という形の提案いただいていた内容の実際の実施の有無ということで、50%を切るような実績になっているというふうに結びついて考えてよろしいということですね。
それがあるにも、個人的にはあるにもかかわらずになるんですけど、111.3ということで、大枠で見ると適正な管理運営ができているという評価が、これが区としての評価というふうに受ければいいでしょうか。
以上です。
○平野
スポーツ振興課長 今、委員が御指摘のところはグループBの部分の評価ということだと認識しておりますが、点数については、総合的な評価でこの点数が出ているという状況でございます。点数、数字で、全体の項目を足し合わせた結果として、この点数が出ておりますが、実際にどういったところに力を入れてもらいたいのかというところが、定性的な区分別評価であるとか、今後の課題や検討事項等の記載部分が、委員から特に気になった点として共有されているものでございますので、そこを含めて、事業者のほうにしっかりフィードバックをして、来年度に向けて改善を進められるよう、コミュニケーションを図ってまいりたいと思います。
○勝島文化・スポーツ部長 私のほうから今、Bグループの件について少し補足させていただきますと、Bグループは御覧のとおり、ミズノグループというところが、体育施設事業報告書、別紙2の6ページ、これが区民センター、区民センターは、管理している内容は体育館とプールとテニスコートというふうに、ほかのところと少し内容が変わって広がっております。
ミズノグループっていう形で表現しておりますのは、プール事業はミズノグループでもほかの会社に委託してたりするんです。そうすると、やはりそこで人件費が高騰したりとか、やはりそういうもろもろの、今まではミズノグループっていうと、物販が物すごかったんですね、すごい収益を上げてたんですけれども、それが思ったほど戻らない。でも、プールの事業者の委託費は上がるというような、そんなことが起きていて、全体として収益が還元できるほど上がっていないよっていうのが、この会社というか、このグループの一つの特徴でございます。
それと、もう一つ、今回、令和5年度をスタートに5年間の指定管理、始まったばかりの1年目です。それで、始まったばかりの1年目ですから、プレゼンテーションのところにいろんな提案内容とか、こんなことしますよ、デジタルでこんなことしますよっていうような、企業としての見せどころなんですけれども、そういったものがいろいろ記載がございました。
それが本当にできてるかどうかっていうのを評価しようじゃないかっていうことで、評価項目を大分見直しております。5年間の1年目ですから、その提案内容は5年間のうちに実現すればいいんですけれども、最初の1年目だったら、まだ20%ぐらいしかできてないよねっていうような、そういった評価が反映しておりますので、全体に辛めの評価になっております。
その辺は一応、評価委員会の中で話し合って、新たな年次のスタートだから、そこはやはり見ていこうよと、きちんとプレゼンテーションで自分の企業の強みを出してきたところは、ちゃんと本当にできるかどうか、今後進行管理していこうよ、それを評価に反映しようと、そういうようなことが今回全体的に特に優れているというのがないんですね。適正ですっていう5段階の3っていうところが3つぐらいの事業者があります。そんな状況になっておりますので、全体的に辛い評価になっていると、このようにまず御理解いただければと存じます。
以上です。
○西村委員長 芋川委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○かいでん委員 すみません、今の話に関連するところで、私もグループBを見ていて、別紙2の8ページのところですね、お伺いしたいのは、1点確認と1点質問です。
まず、8ページの⑤番に表があって、決算書ですね、収入額と支出額が書いてあって、令和5年度差引きで1,590万円余と表中には記載あるんですけれども、その下、指定管理者の自己評価の総評の一番下のところに、「以上の状況から、収支決算状況はマイナス1,689万円」っていう、ちょっと新しい数字が出てきたので、この1,689万円、赤字を535万円減らしたっていうのは、これは単純なミスっていうことでよろしいんでしょうか。もしこの表のとおりであるならば、1,590万円余で、減り幅は633万円とかなるかなと思ったんですけど、もし見方が違ったら教えてください、それが確認です。
これずっと見てても、かなり絶望的な赤が出てるなっていう感じで、それでもコロナ禍の時代、令和3年度とかはマイナス3,000万円とかだったので、減らしてきてはいるものの、これは当然区への還元額にも結びつく問題ですから、この赤字を減らすために今後事業者はこういうことをやりますみたいな、何か、言っている対策があれば教えていただきたい。また、これがコロナ禍以降、赤が経常化してきてしまっているので、区のほうでも何かできることはないのか伺いたいなと思います。
以上です。
○平野
スポーツ振興課長 委員の御質問に順次回答させていただきます。
1点目に関しましては、8ページの上の収支決算書の数字と総評の記載の数字の違いに関しては誤りがある可能性がございますので、また詳細確認をして御報告できればと思います。
また、2点目の区でも事業者が収益拡大に向けて何らか支援をできるかということ、区からの支援をできるかということについては、まずは今回の運営評価結果をフィードバックする中で、事業者の状況を確認しながら、区のほうでどういった対応ができるのかというところを、コミュニケーションを深めていきたいと考えております。
また、区としては、やはりいろいろよい取組をしている事業者の取組の具体的な事例を、事業者間で差し支えない範囲で共有をして、またそういったものを生かしてもらうというところも非常に重要だと考えておりますので、事業者連絡会等も活用しながら、そういったコミュニケーションを深めてまいりたいと考えております。
説明は以上でございます。
○西村委員長 かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○小林委員 私も別紙2のこの収支決算書のところを見ていて、さきの委員たちと同じようにちょっと心配で見てたところなんですが、グループBについては先ほど部長からの答弁があって、説明があったので、分かりました。
もう一つ区に還元できてないグループありますよね、グループEのところも、物すごく今回赤字が出ていて、事業の見直しとかが必要になってくるんじゃないかなと思うんですが、こういう来年度に向けての事業改善など、やはりさきの委員の質問にも関わるんですけど、やはりこれ続かれても困るので、この運営自体、経営として成り立っていくのか。要するに、管理期間やれるのかというようなところまでも見た区側のサポートというか、例えば定期的に出向いていって、相談とか、事業実態のほうをちょっと見るということもしていかなければならないのか。
ちょっとほかのグループのほうも、コロナはあれど、利用が戻ってきて、いろいろとそれぞれ自己評価の中を見ても、いろいろ工夫をされている中で、やはりこのBとEについてはちょっとこれからどうなのかなというところが心配ではあります。なので、ここの部分について、5年の中での変更もあり得るのか、それともそうならないように区として、より細かな相談なり、指導みたいのをされていくのか、そこを確認させてください。
○平野
スポーツ振興課長 委員の御質問の1点目、グループEに関しての状況ですけれども、グループEはシンコースポーツ株式会社が管理運営しておりまして、赤字収支については、施設の管理運営に影響のないよう企業の中で吸収している状況もあるかと思いますが、今後、利用者数の大幅増加策を進め、コミュニケーションを図りながら回復に行くよう、また適宜相談を進めていきたいと考えております。
特に八雲体育館については、一時期ワクチン接種会場に供されていたりということがありまして、やはり通常どおりの運営に戻ったというところの認識も、やはり住民の皆様に、そこをしっかりお伝えするということも大事なことかと思っておりますので、今回委員の運営評価委員会からの御指摘というか、御提案の中でも、できるだけプッシュ型のPR、広報に努めるのがいいという御意見も頂戴しておりますので、そういったところも事業者のほうにフィードバックをして進めていきたいと考えております。
また、先ほど部長のほうからも御案内がございましたけれども、1月19日のイベントでも、八雲、区民キャンパス全体の魅力を発信するように連携してイベントも開催いたしますので、そういった機会も捉えて、体育館、体育施設の存在と魅力を発信するなど、事業者とうまく連携して対応できることがないかというのは相談を進めていきたいと考えております。
以上です。
○西村委員長 小林委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村委員長 ないようですので、報告事項(9)令和5年度
目黒区立体育施設指定管理者運営評価結果について、を終わります。
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【報告事項】(10)
目黒区民センタープール(屋内プール)の臨時休場について
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○西村委員長 続きまして、報告事項(10)
目黒区民センタープール(屋内プール)の臨時休場について、報告を受けます。
○平野
スポーツ振興課長 それでは、
目黒区民センタープール(屋内プール)の臨時休場について御説明申し上げます。
こちらについては例年このタイミングで休場するものでございまして、項番1のとおりの12月2日から5日までの平日の4日間を休場させていただくものでございます。理由としては、圧力容器法定点検等のためでございます。
こちらは複合施設になっておりまして、体育館以外の施設全体にも供給している重要な機器の年に1回の法定点検を例年どおり実施するものでございます。
周知方法については記載のとおりで進めたく存じます。
また、このタイミングで御報告させていただきますのは、貸切り利用等で4か月前の8月からの申入れに入りますため、このタイミングで御説明をさせていただくものでございます。
説明は以上でございます。
○西村委員長 説明が終わりました。
御質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村委員長 ないようですので、報告事項(10)
目黒区民センタープール(屋内プール)の臨時休場について、を終わります。
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【報告事項】(11)「
トップアスリート交流イベント」の開催について
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○西村委員長 続きまして、報告事項(11)「
トップアスリート交流イベント」の開催について、報告を受けます。
○平野
スポーツ振興課長 それでは、「
トップアスリート交流イベント」の開催について説明させていただきます。
項番1、開催目的でございます。
東京2020大会の開催や機運醸成事業によって得られた成果をレガシーとして継承し、子どもたちのスポーツ活動への意欲を向上させ、夢や目標を持つことを後押ししていくことを目的として、オリンピアンなどのいわゆるトップアスリートやそれに並ぶ方と区内小・中学生との交流イベントを昨年度に引き続き開催するものでございます。
多感な子ども時代にトップアスリートと出会い、一流の技術や迫力を体感することによって、改めてスポーツへの取組意欲、さらには未来のトップアスリートを目指すきっかけづくりになるものと考えております。
全体で3回開催をいたしますが、まずは1ページにあるイメージをお伝えしたく、パリオリンピックで初めて正式な競技種目となりましたブレイキンを取り上げる、第1回のイベントの概要を公式ウェブサイト掲載予定のイメージで御案内をさせていただいております。
全体3回開催するのですけれども、項番2のイベント概要を御覧ください。
開催日については、1回目から3回目まで記載のとおり、土曜日、日曜日を予定しております。第1回については、パリオリンピックとパリパラリンピックのちょうど間の8月24日ということでございます。第3回につきましては、先ほど御案内いたしましたようにダンスコネクションと同日の開催でございます。全て午前・午後、第一部・第二部ということで二部制を予定して、できるだけ多くの方の参加ができるようにしてまいりたいと考えております。
(2)会場につきましては、中央体育館が第1回目、第2回目、そして第3回目が八雲体育館となります。中央体育館には、御案内のとおり、東京2020オリンピック大会のときにテコンドーの公式練習会場となりましたので、こちらに当時のアーカイブ資産等も展示してございますので、併せて来場者の方に御覧いただければと考えております。
(3)の内容に関しては、デモンストレーションや実技指導、質問コーナー等を考えております。
具体的な講師の方々について、次のページを御覧ください。
第1回目はブレイキンでTaisukeさんという方です。この方は、世界的に活躍する日本人のブレイクダンサーでいらっしゃいます。
第2回目は、9月28日、バスケットボールを取り上げます。大崎佑圭選手に、こちらはリオデジャネイロオリンピック大会のバスケットボールの日本女子の代表でございます。
そして、第3回については、体操で村上茉愛選手、リオ大会にも、また東京大会にも出場し、東京大会では銅メダルを取った方でございます。
そして、次のページから各回の講師のプロフィールについて記載をさせていただいておりますので、後ほど御覧いただければと存じます。
さらに、その先のページになりまして、(4)参加者の対象でございます。
区内在住・在学の小・中学生で、一応体格が同じぐらいの小学1年生から4年生までを第一部、午前に、そして小学5・6年生から中学生を第二部、午後に参加をいただく予定でございます。
今回、第一部、第1回のブレイキンに関しては、夏休み期間中でもあり、参加者の保護者の方も一緒に参加して、指導を受けるということも可能にしております。
(5)定員でございますが、各部40~50名程度ということで、参加者の状況も踏まえて、調整していきたいと考えております。応募者多数の場合は抽せんでございます。
最後のページになりますが、項番3、周知方法、申込方法でございます。
(1)周知方法は、めぐろ区報7月15日号、それから今日以降、公式ウェブサイトのほうに掲載するとともに、SNSでの御案内、ポスター、チラシで御案内させていただきます。
(2)申込方法は、LoGoフォーム、または電話・窓口ということで、また募集、応募結果の御案内も、メール等での御案内を予定しております。
(3)申込期間については、記載のとおりとなっております。
私からの説明は以上でございます。
○西村委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村委員長 ないようですので、報告事項(11)「
トップアスリート交流イベント」の開催について、を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(12)
新型コロナワクチンの定期接種への対応について
――
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○西村委員長 続きまして、報告事項(12)
新型コロナワクチンの定期接種への対応について報告を受けます。
○滝川
感染症対策課長 では、まず項番の1の経緯を御覧ください。
令和6年度から
新型コロナワクチン接種は、予防接種法上の特例臨時接種という緊急時の位置づけから、定期接種という平時の位置づけとなりました。定期接種のB類ということですので、これは社会防衛のためではなく、個人の重症化予防の目的ということで接種する位置づけとなりました。
先般、令和6年6月21日に国が自治体向けに行った説明会におきましては、接種時期について、令和6年10月1日から令和7年3月31日の間で自治体が設定する期間とすることといった定期接種に向けた考え方の案が示されたところでございます。
今後は接種時期とか、それから使用ワクチン等につきましては、8月以降の省令改正等で正式に決定されていく見込みでして、まだ現時点では決まっておりませんが、接種を希望する区民の方への迅速な対応ができるようにするために準備を今から開始したいと思っております。
項番2の対象者ですが、これはもう決定しております。65歳以上の方、それから60歳以上65歳未満の方で障害を有する方でございます。
項番3の開始時期は、今申し上げましたように10月1日の予定ということで、これはまだ案の段階ですので、決まっておりません。
項番4の助成額や実施方法でございますが、国は全国標準として、自己負担額7,000円を提案しております。したがいまして、区のほうではこの半額の3,500円を助成し、残りの3,500円は接種される方の自己負担としたいと思います。
予診票の発送に関しましては、65歳以上になっている方には一斉に発送し、これから65歳を迎えるという方に対しては、お誕生月の1か月前に発送する、こういった形で毎月発送するというふうにしたいと思います。
接種費用の詳細でございますけれども、国は1回について1万5,300円程度を見込むというふうに言っております。また、令和6年度に限って、国が8,300円助成するというふうに示しております。
ただ、1万5,300円に関しましては、東京の場合は、東京都と特別区と東京都医師会による連絡協議会、通称三者協と言われておりますが、ここでの協議で決定されることになっておりますので、助成額も多少変動する可能性はございます。
項番5、今後の予定といたしましては、7月の中旬から医療機関へ早速、今分かっている情報の段階だけをお示しすることになりますが、順次情報が加わり次第、また詳細に意向調査を始めたいと思います。
仮に10月1日が接種開始日といたしますと、9月15日のめぐろ区報への掲載、あるいは区公式ウェブサイトへの掲載を考えております。9月の下旬から対象者の方へ予診票の送付を開始したいと考えております。
今回の御報告は、先ほど来申し上げておりますが、定期接種への準備を行っていくに当たりまして事前に御報告するものでございまして、接種時期の日程等については、正式に決定しているものではございませんので、その点御配慮をいただければと存じます。
私からの説明は以上です。
○西村委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○白川委員 対象者の人数、大体どれぐらいですか。
○滝川
感染症対策課長 およそ5万5,000人いらっしゃるというふうに見ております。
○白川委員 5万5,000人の区内在住の方、5万5,000人の方に郵送で毎月配布していくっていう事業が今後継続的に始まるっていうことですね。
あともう1点、今回は区の補助額は、国からの補助が8,300円助成金があるんで、この金額に抑えられて、さらにその半額なんで、3,500円の持ち出しっていうことで分かるんですけれども、今後変動していく可能性があるということで、国のそもそもの8,300円の助成っていうのがいつまでされるのかも分からない中で、変わっていくと思うんですが、区の考えとしては、おおよそ自己負担金額の半額程度を今後も助成していこうっていうようなポリシーなのかどうか、ちょっと確認だけしておきます。
○滝川
感染症対策課長 この対象者5万5、000人、65歳以上の方ですので、約5万5,000人いらっしゃいますが、この方々へは毎年こういった受診票の発送というのが続いていくものと思われまして、これは今の高齢者インフルエンザ予防接種に関しても同様ですので、同じ作業ということになります。
それから、半額助成ということに関しましては、今回定期接種という位置づけになって初めてのことでありますし、また国が助成金を出してくれるということも今回初めてというか、今年度限りですので、今後どういうふうに区が助成していくのか、ワクチン価格自体も、これも変動していく可能性がございます。また、国が接種費用の補助金をまたどのような形で今後考えていくのかということにもよりますので、今回は国が8,300円出す定期接種という形に初めてなる。
そういったことを考えて、また周辺23区内の状況も考慮いたしまして、こういった考え方を取る区が多いということもございましたので、3,500円にしましたが、今後については国の動向、ワクチン価格、社会的な状況、流行状況、こういったものを考えて検討していきたいというふうに考えております。
○西村委員長 白川委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○かいでん委員 2点だけ確認です。
1点目は、予診票の発送は、代金は目黒区が払うっていう、一般財源になるっていうことでよろしいのかです。
もう1点は、その発送については、65歳になってる方には一斉発送で、なってない方は、なるたびに毎月発送しますということでしたが、対象者の(2)にある60歳以上65歳未満で既往症がある方については、これは高齢者のインフルの予防接種と同じく、御自身で申し込んでくださいという形になるのか、その方にも予診票をお送りするのか、そこをお聞かせください。
○滝川
感染症対策課長 郵送代金は区が負担するものでございます。
それから、障害のある方に関しては、御自身でのお申込みをいただくということになります。
以上です。
○西村委員長 かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村委員長 ないようですので、報告事項(12)
新型コロナワクチンの定期接種への対応についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(13)令和6年度敬老のつどいの開催について
――
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○西村委員長 続きまして、報告事項(13)令和6年度敬老のつどいの開催について報告を受けます。
○相藤
高齢福祉課長 それでは、報告事項の13といたしまして、令和6年度敬老のつどいの開催について御報告をいたします。
本件につきましては、資料の項番1、目的に記載のとおり、祝日であります敬老の日におきまして長寿と健康を祝う式典を開催するものでございます。
本式典につきましては、項番の2、概要に記載のとおり、本年9月16日の午後2時よりめぐろ
パーシモンホール大ホールにて開催いたします。
対象者の方々につきましては、区内在住で令和6年度中に満80歳となる方でありまして、対象者は7月1日時点で1,859名となっております。
当日につきましては、項番3に記載のとおり、第一部として式典、第二部は歌謡ショー等を開催いたします。
今後の予定につきましては、項番4のとおり、今月下旬に区のウェブサイトにて、本件に係る掲載を行った後、8月15日号の区報でも周知をいたします。また、対象者の皆様には、来月中旬頃に案内状を送付させていただきます。
生活福祉委員会の皆様にも後日案内状のほうお送りいたしますので、ぜひ御出席をいただければと考えております。
報告は以上となります。
○西村委員長 説明が終わりました。
御質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村委員長 ないようですので、報告事項の(13)令和6年度敬老のつどいの開催についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(14)令和5年度
目黒区立高齢福祉施設指定管理者運営評価結果について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○西村委員長 続きまして、報告事項(14)令和5年度
目黒区立高齢福祉施設指定管理者運営評価結果について、報告を受けます。
○相藤
高齢福祉課長 それでは続きまして、報告事項の14、令和5年度
目黒区立高齢福祉施設指定管理者運営評価結果について御報告いたします。
今回の運営評価につきましては、資料1ページ目に目次がございますけれども、この目次に記載のとおり、目黒区から指定管理者としての業務を受注している7施設に対する令和5年度の運営評価を公表するに先立ち、御報告させていただくものでございます。
記載の内容が非常に多岐にわたっておりますので、本日は各施設における評価結果の要点を中心に、3施設ある特別養護老人ホームの中で特に特徴的な傾向を有している1施設、同様に3施設ある在宅ケア多機能センターの中で特徴的傾向を有している1施設、最後に1施設のみの高齢者センターに係る概要の報告をさせていただきます。
今回行った評価の方法でございますが、資料2ページ記載の項番4、運営評価の方法に記載のとおり、各管理者から提出された事業報告書等を踏まえまして評価を行い、2ページの項番7に記載のとおり、総合評価基準として、60点以上であれば「必要な水準に達している」、70点以上であれば「必要な水準を超えている」、80点以上は「十分水準を超えている」としているところでございます。
これらの内容を踏まえ、主な施設ごとの評価に係る説明をさせていただきます。
まず、資料2ページ記載の特別養護老人ホーム中目黒に係る運営評価でございます。
本施設につきましては、目黒区社会福祉事業団が運営を行っておりまして、長期的な入所を前提とするサービスである介護老人福祉施設、これは特別養護老人ホームとも言いますけれども、このサービスに対する評価及び一時的な入所利用である短期入所生活介護、これはショートステイと言いますが、このサービスに対する評価を行っております。
3ページ上段の項番9、総合評価結果に記載のとおり、本施設は介護老人福祉施設についても、短期入所生活介護においても、61点の評価となっております。これは「必要な水準に達している」との評価結果となります。
この評価結果の内訳につきましては、3ページの10、評価結果内訳記載のとおりとなりますが、ここでは各サービスごとの評価できる点、また更なる向上を求める点について説明をさせていただきます。
4ページの上段に特別養護老人ホーム中目黒が行った介護老人福祉施設としてのサービスに係る所見を記載しております。
まず、評価できる点につきましては、施設内において着実にICT機器の活用を進めておりまして、また医療的ケアですとか、医療的ニーズが高い利用者の方々を積極的に受け入れている点を挙げております。また一方で、更なる向上を求める点につきましては、研修ですとか、現場の課題を話し合う機会を十分に持てない時期があったという部分を挙げているところでございます。
続きまして、短期入所生活介護に係る所見を御説明いたします。
5ページを御覧ください。
一時的な入所利用となる短期入所生活介護につきましては、評価できる点といたしまして、御利用者に対して可能な限り入浴サービスの提供に努めた点及び緊急一時保護の利用申込みを積極的に受け入れた点を挙げております。一方の更なる向上を求める点につきましては、日常的な楽しみですとか、活動機会の提供において、改善の余地があったと評価をしているところです。
続きまして、在宅ケア多機能センターに係る運営評価の説明をさせていただきます。
この在宅ケア多機能センターですけれども、区内において提供する事業所が比較的少ないサービスである小規模多機能型居宅介護及び認知症対応型通所介護、この2つを提供している施設となります。
小規模多機能型居宅介護につきましては、介護保険サービスの一つであり、通所と訪問、そして宿泊を1つの事業所で提供することができるワンストップ型のサービスとなっております。
また、認知症対応型通所介護につきましては、サービス名のとおり、認知症を患った御利用者様が対象としたサービスであり、日中の施設利用を前提としたサービスとなります。
この在宅ケア多機能センターにつきましては、少し飛びますが、27ページを御覧いただけますでしょうか。27ページは、東山在宅ケア多機能センターに対する評価を中心に記載をしております。
この27ページの上段、項番2の指定管理者に記載のとおり、本施設につきましても目黒区社会福祉事業団が指定管理を行っているところでございます。
同施設に対する評価結果につきましては、28ページの上段の9、総合評価結果に記載をしております。小規模多機能型居宅介護、また認知症対応型通所介護ともに62点となっており、これも「必要な水準に達している」と評価を行っております。
サービス内容ごとの所見につきましては、次の29ページにまいります。
29ページ上段に記載のとおり、小規模多機能型居宅介護につきましては、新たに御利用者様が職員と一緒にお菓子を作って地域の行事で販売するという点等を評価しております。一方の更なる向上を求める点につきましては、利用者アンケートの回収率が低いこと、また自由意見欄に意見がなかった点、記載がなかった点を挙げているところでございます。
本施設における今度は認知症対応型通所介護、こちらのサービスに対する評価につきましては、30ページに入りまして、30ページの所見欄、評価できる点につきましては、受入れが困難な方についても基本的には断らない姿勢で取り組んでいる点、更なる向上を求める点につきましては、利用率の向上を挙げているところでございます。
最後になります。34ページに入りまして、高齢者センターに係る運営評価結果を御報告いたします。
この高齢者センターですけれども、区内在住の60歳以上の方を対象とする様々な事業の実施ですとか、高齢者団体の活動の場の提供等を行う施設となります。これにつきましては社会福祉法人奉優会が指定管理者となっております。
本施設については、34ページの下段、総合評価結果に記載のとおり64点となっておりまして、こちらも「必要な水準に達している」との評価を行っております。
所見につきましては、次のページ、35ページの下段に記載のとおり、評価できる点といたしましては、コロナ禍を経て、実際に現場に行って研修や講座を受けるものだけではなくて、オンライン配信を並行して行う、いわゆるハイブリッド型の講座を始めている点、また一方、更なる向上を求める点につきましては、36ページに記載のとおり、利用者の総合的な満足度、これを今後どうやって上げていくかという点を記載しているところでございます。
ただいま御報告させていただきました各施設ごとの評価結果につきましては、さらなる介護サービスの向上に資する大切な資料だと考えておりますので、施設側とも情報共有を図りながら、次年度以降に向けた改善のヒントにしていきたいと考えております。
この運営評価ですけれども、本委員会での御報告後、区のウェブサイトに掲載する予定となっております。
説明は以上となります。よろしくお願いいたします。
○西村委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○芋川委員 なかなか多岐にわたって説明いただく中で、ちょっと大きな質問になってしまうんですが、今までいろいろ指定管理であったりですとか、多々報告を受ける中で、やっぱりこういった性質の事業ですから、60点前半ということで、とても厳しい状況の中、それでも踏ん張って現場ではやっていただかないともちろん困ってしまうという中で、模索していると思うんですけれども、ただ事業者からの自己評価に関しても、これも謙虚なのか、実際に本当にそうなのか、困ってるのか、様々な要因がある中で、同様に60点台をつけて、実際に評価としても、そういった区の評価にはなっております。
一部70点台を自己評価でつけているところもありますけれども、結果的には60点前半というところになっている中で、ちょっと私の質問としては、本当にこの事業、高齢者に対してのこの事業というのはもちろん区民も多々望んでいることですし、実際現場の人たちも本当に大変な状況の中でやりくり等しながら、実際にもちろん地域で受入れが本当難しいような方ですら、手が出てしまう、声が大きく出てしまうというような人も受け入れていかなければいけない状況の中で、いろいろお困り事も多々あるというふうに思うんですけれども、ただ客観的に言って、こういったもちろん評価が全てではないところにはなりますが、客観的な指標として、この60点台前半というところを、やはりより地域からも望まれる中で、またそれに携わる仕事をしてらっしゃる方もそうですし、またサービスを受ける方の評価というのも全体的に上げていきたいなというふうに思うところです。
質問としては、こういった事業者からの声とか、事業者の自己点数が低いということは、やっぱりいろいろ難しい状況とかを本当にやっていただいているという中で、区としてどういうようにその声を受けて、対応していくかというところが大きく一つ尽きるところだと思います。ここについての考えをいただければと思います。
以上です。
○相藤
高齢福祉課長 今の委員の御指摘ですけれども、施設側の自己評価が私どもが行った部分と同じ60点台前半という部分につきましては、ある意味で施設側が客観的に自分たちのサービス形態をきちんと見ることができるという側面も有しているのかなと考えております。
当然施設側としては70点、80点台をつけたいという要因、誘因が働いていると考えられるんですけれども、その中で人手不足があるとか、利用者様の満足度、そういう部分をきちんと見た上で、ある意味辛めに自分たちの点数をつけている、それが結果として私たちの点数とほとんど変わらないという部分につきましては、現場の認識と私ども区側の認識があまり変わらないという点を表しているのかなと思っております。
だからこそ、目黒区といたしましては、介護サービスを支えている、福祉サービスを支えている方々の環境確保、人材確保、これをどうやっていくのかを、いろんな施策を通じて、これからも進めていきたいと考えているところでございます。
以上でございます。
○西村委員長 芋川委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村委員長 ないようですので、報告事項(14)令和5年度
目黒区立高齢福祉施設指定管理者運営評価結果について、を終わります。
――
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【報告事項】(15)令和5年度
目黒区立障害福祉施設指定管理者運営評価結果について
――
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○西村委員長 続きまして、報告事項(15)令和5年度
目黒区立障害福祉施設指定管理者運営評価結果について、報告を受けます。
○櫻庭
障害施策推進課長 それでは、令和5年度
目黒区立障害福祉施設指定管理者運営評価結果について御説明をいたします。
お手元の資料の目次を御覧ください。
対象施設は7施設ございます。
項番1から4までの施設は社会福祉法人目黒区社会福祉事業団、5は社会福祉法人東京援護協会、6は社会福祉法人いたるセンターがそれぞれ管理運営を行っております。
7の目黒区立のぞみ寮については、今年度から目黒区社会福祉事業団が管理運営を行っておりますが、令和5年度まではいたるセンターが管理運営を行っておりましたので、本日御報告する評価は、いたるセンターに対して実施したものでございます。
資料の構成、運営評価の方法につきましては、高齢者施設と同様でございます。
資料は分量がございますので、各施設事業における評価委員会の総合評価と所見について、少しかいつまんだ形で御説明をさせていただきたいというふうに思います。
それでは、まず心身障害者センターでございます。
評価委員会からの総合評価は、2ページ、項番9を御覧ください。
こちらの施設では、(1)から(5)までの5つの事業を行っております。
総合評価は、(1)生活介護、(3)特定相談支援、(4)地域活動支援センター、(5)身体障害者福祉センターB型がそれぞれ62点、(2)短期入所が61点となっております。
(1)生活介護の所見につきましては、3ページを御覧ください。
評価できる点として、感染症への取組や利用者満足度の向上が挙げられております。一方、更なる向上を求める点といたしましては、引き続き職員のスキルアップに努めることや、災害発生時の訓練の実施等が挙げられております。
おめくりいただきまして、4ページ、(2)短期入所の評価できる点につきましては、安定した高い利用率でございます。更なる向上を求める点は、高い利用率のため、利用できない方が発生してしまうことから、他施設との利用者層のすみ分けの御意見がございました。
5ページにまいりまして、(3)特定相談支援の評価できる点は、ほかの相談支援事業所等と連携し、区内の体制強化につながったことや相談対応の積極的な受入れでございます。更なる向上を求める点として、引き続き相談体制の強化に努めることなどが挙げられております。
おめくりいただきまして、(4)地域活動支援センターでございます。評価できる点は、感染症への取組やデイサービス利用者数の増、更なる向上を求める点は、引き続きの創意工夫のほか、入浴事業の在り方の検討などが挙げられております。
続きまして、7ページ、(5)身体障害者福祉センターB型は、評価できる点として、安定した配食サービスの提供や失語症会話パートナーの養成講座の開催が挙げられております。更なる向上を求める点としては、それら事業の一層の発展を求めるものとなっております。
心身障害者センターにつきましては以上でございます。
続きまして、9ページ、かみよん工房でございます。
こちらは就労継続支援B型の事業を行う施設でございまして、評価結果は62点となっております。
おめくりいただきまして、所見の評価できる点では、緊急時の連絡体制の整備や工房のお祭りによる地域交流、自主生産品の売上げ増への取組が評価されております。更なる向上を求める点といたしましては、利用者の高齢化等に応じた作業の創意工夫となっております。
続きまして、13ページ、大橋えのき園でございます。
項番9、総合評価結果は、(1)生活介護が62点、(2)日中一時支援が61点となっております。
14ページ、生活介護の評価できる点は、積極的な情報発信や収入額の減少を抑える取組、評価の高い自主生産品の開発でございます。更なる向上を求める点は、これらの取組を新たな利用者の獲得につなげることや施設の修繕等でございます。
(2)日中一時支援は、工夫された活動が評価される一方、利用者数の少なさが課題であることが指摘されているところでございます。
続きまして、17ページ、下目黒福祉工房でございます。
項番9、総合評価結果は、(1)就労継続支援B型が63点、(2)日中一時支援が62点となっております。
おめくりいただきまして、就労継続支援B型の評価できる点でございます。利用者の高齢化・重度化による能力に応じた新たな自主生産品ブランドの立ち上げや高い通所率、コロナ禍を経て工夫された宿泊行事などが挙げられております。更なる向上を求める点といたしましては、工賃向上の取組などが指摘されてございます。
19ページ、日中一時支援につきましては、こちらは令和5年度から実施した事業でございます。利用者に適した活動支援が評価されております一方、ほか施設の通所事業を利用する方を受け入れる際の支援が課題として挙げられております。
21ページにお進みいただきまして、東が丘障害福祉施設でございます。
統合評価結果は、(1)生活介護、(3)短期入所が62点、(2)の福祉ホームが61点となっております。
22ページにまいりまして、生活介護の評価できる点といたしましては、施設に併設されている構造上のメリットを生かした支援や救命技能の習得、家族との交流です。更なる向上を求める点は、利用者や家族への支援が増えており、職員のさらなる資質向上や人材の確保が挙げられております。
23ページ、福祉ホームにつきましては、BCPの取組などが評価されておりますが、前年度に続き人材確保が大きな課題となっております。
24ページ、短期入所につきましては、施設工事の影響を抑えた事業運用や丁寧なアセスメントが評価されている一方、ローテーション勤務における情報共有や、こちらも人材確保が指摘されております。
続いて、28ページ、目黒本町福祉工房でございます。
(1)生活介護、(2)就労継続支援B型、(3)日中一時支援、こちらの3つが61点、(4)福祉の店さんまるしぇが65点となっております。
次のページ、生活介護の評価できる点でございますが、プログラムの満足度が高まる取組、それから利用者が安心できる支援体制でございます。更なる向上を求める点といたしましては、充実した研修や事務改善を継続すること、それから宿泊行事の実施等でございます。
31ページ、就労継続支援B型は、評価できる点として、新たな活動の開始が挙げられる一方、工賃向上の取組や、その説明、宿泊行事の実施等につきまして、更なる向上が求められているところでございます。
32ページ、日中一時支援につきましては、活動の満足度が評価されているところですが、ほかの通所施設からの受入れについては課題となっております。
33ページにまいりまして、福祉の店さんまるしぇは、評価できる点として、地域との関係強化や積極的な情報発信、メニューの工夫が挙げられております。更なる向上を求める点といたしましては、お客様の声を各施設に伝えることなどとなっております。
35ページ、のぞみ寮は、(1)共同生活援助(グループホーム)が62点、(2)短期入所が61点となっております。所見につきましては、資料記載のとおりでございます。
いずれの施設も、総合評価といたしましては、「必要な水準に達している」との評価でございました。評価結果につきましては、高齢者施設と同様に区公式ウェブサイトで公表してまいります。
御説明は以上でございます。
○西村委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○かいでん委員 ありがとうございました。心身障害者センターあいアイ館についてで、今3ページの所見を見てるんですけれども、前年度の委員会でも私、触れさせていただいた、前年度の資料、所見の中には、更なる向上を求める点についての中で、利用者アンケートの「活動内容に要望や意見が取り入れられていますか」の質問が、令和4年度は38%だったと、これがかなり下落してますよねっていうお話をさせていただきました。
今年度の所見のところには、そのアンケートではない別の質問項目、「不満に思ったことや要望を伝えたとき、職員はきちんと対応してくれると思いますか」が引用されていますけれども、先ほど申し上げた去年38%に下がってしまったほうは、その後どうなったかっていう、今もしデータがあれば教えてください。
以上です。
○櫻庭
障害施策推進課長 今回使用しました第三者評価では、そちらの昨年と同じ項目がございませんでした。ですので、単純な比較はできませんが、昨年度の内容を拝見しましたところ、意見を聞いてくれていないというような結果ではございましたけれども、プログラム自体の満足度はあったので、評価につながっていたかなというふうに捉えております。今年度、「不満に思ったことや要望を伝えたとき、職員はきちんと対応してくれていると思いますか」の質問について、肯定的な意見があったというところには、しっかりつなげられたかなというふうに考えております。
以上でございます。
○かいでん委員 これ何で変えちゃったんでしょうかっていう、というか、これ見てると、ここに引用されてる質問については令和4年度も61.5%っていうことで、だから令和4年度はこの質問もありつつ、さらにもう一つ、38%に下がっちゃった質問もやられてたっていうことで、それ自体、何か重複してるような感じもするんですけど、何でやめちゃったのかなって、もし分かれば教えてください。
○櫻庭
障害施策推進課長 こちらの施設につきましては、今年度は第三者評価の対象となっていたために、限られた項目となっているためでございます。
以上でございます。
○かいでん委員 ごめんなさい、第三者評価の対象となっているから限られたって、ちょっとロジックは分からないんですが、それは別にいいんですけど、そうなんだったら、そうなんだと思うんですけど、結局、利用者アンケートもおおむね向上してますよと言いつつ、それがこの前のページの評価のところですね、総合評価のところには全く何か反映されていないような気がするんですね。
38%に下がってしまった昨年も、これは昨年、この委員会で触れましたけれども、評価の12番ですか、「利用者を保護し満足度を高める取り組みをしているか」が15点でした。あるいは10番ですね、「利用者サービスが適切になされているか」、これも15点でした。なので、全く変わらずと。
なので、昨年度申し上げたんですけど、利用者アンケートとこの評価が全くひもづいてないというか、利用者アンケート何のためにやってんのと思わざるを得ない。それも総合的にそこのほかのヒアリングもするし、現地も行くしっていうので、昨年御答弁いただいたんで、分からなくはないんですけど、ちょっとそこもやもやしてます。
伺いたいのは、これ見てると、個別の項目全て、先ほどの高齢者のほうもそうでしたけど、15点未満は全くない。ここに見えない天井じゃないですけど、見えない床があるような気がしていて、これは委員の方が複数名いらっしゃるので、その総合平均取っていらっしゃるんですかね、ということだと思うんですけど、伺いたいのは、委員の方が6名いらっしゃったかな、5名いらっしゃったかな、の方の中で、15点未満をつけた方っていうのはいらっしゃるんでしょうか。それが平均されて15点になってるっていうなら分かるんですけど、全委員が15点以上をつけているというか、おおむね15点をつけてるということなのか、教えてください。
以上です。
○櫻庭
障害施策推進課長 委員の中で特に低い評価をつけている方はいらっしゃいませんでした。
以上でございます。
○かいでん委員 もう少し伺います。特に低い評価というのは、定義をはっきりさせたいんですけど、14点以下をつけてる方はいなかったということでよろしいんでしょうか。
○櫻庭
障害施策推進課長 御説明が悪く申し訳ございません。こちらは1人の方が5点持っていまして、それを5人分で15点でございます。
以上です。
○かいでん委員 そうすると、伺いたいのは、1人の方、持ち点5点のうち、2点とか、1点、あるいはゼロ点をつけた方はいらっしゃったかどうか、教えてください。
○櫻庭
障害施策推進課長 それらの点をつけた方はいらっしゃいませんでした。
以上です。
○西村委員長 かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○上田副委員長 私のほうからは、高齢者のほうもそうですし、障害者福祉施設のほうもそうですけれども、やはりこれから人材確保のところは本当に急務になってくるかと存じます。かなり本当に苛酷な業務で、私は直接自分自身が働いたことがあるので、どれだけ苛酷かということと、御家族の方が求めるニーズとのギャップというものがどれだけ大きいかというのを、私は自分自身が体感をしてきているので、そこを埋めていくことの難しさ、困難さというところは特に感じております。なので、成り手不足の深刻化はこれからますます続きますし、今の職員が辞めていくっていう可能性はもっともっと上がってくると思います。
私としては、やはり事業者だけの努力ではなくて、例えば区全体でこの介護の人材の確保をどうしていくのか、そういったことを検討していく中で、例えばですけども、海外の人材をどういうふうに活用していくのかとか、あとは御高齢者の方、既に仕事を辞められて、もう退職をされた後の方、定年退職した後の方の人材活用というところにおいても、目黒区の区民の方、見ていただければと思いますけど、本当にお元気で、本当に自分のほうが体力もなくて、正直恥ずかしいななんてことを思ったりとかもするんですけども、そういった方々の活躍っていうところをどうやって事業者につなげていくのかとか、そういったこともいろいろ提案の一つになっていくかと思いますけども、これからちょっと本当に大きいことにはなってくるかと思いますが、やはり区民の方々にもいろんなことを発信していったりとか、あと働き方だったりとか、いろんなことをあらゆる角度で考えていかなければいけないと思いますけども、今後、人材確保について、区として何かアプローチしていく予定とか、何か検討していることがあれば、最後にお聞かせいただいてもよろしいですか。
○櫻庭
障害施策推進課長 今いただきました人材確保につきましては、所管としても、もちろん高齢施設もそうだと思いますが、本当に切実に考えているところでございまして、実は先般土曜日にも大会議室でめぐろ福祉しごと相談会を実施したところでございます。そのように区としても人材確保については支援をしていっていますけれども、あとは様々な、今度12月にも障害のほうでは施設のイベントがあるんですけれども、そんな中で特に障害施設につきましては、知名度が、職の知名度が低いという課題がございます。そういった中で、そういった発信をしていくということ。それから、御指摘のありました今いる方々への支援ということで、居住支援のほうも少しさせていただいておりますし、あとは事務的なことが少し楽になるようなICTの支援なども区として考えていきたいというふうに思っております。
以上でございます。
○上田副委員長 ありがとうございます。ICTのところは、特にこういった事業者さんって、自分たちでEXPOですかね、そういったところに行く時間がなくて、思ったより情報収集できてなくて、出遅れてたりとかするんです。私、先日、自治体向けサービスEXPOのほう、自分自身がちょっと勉強がてら行ってきたりとかしたんですけど、やっぱり結構いろんなことが進んでいて、予算的なところはもちろんあるので、いいものなんでもかんでも入れられるっていうわけじゃないんですけど、今、国のほうで診療報酬改定、介護報酬改定、障害者改定の中で、結構ICTのところに関しては、DXのことに関しては、補助金というものが大きく国から出ているんですね。
今がチャンスっていうところもあるので、情報提供も積極的に進めて、区のほうがこういうことが使えるし、こうこうこういうふうにすれば、こういったものが入れられますけど、どうですかっていったところとか、提案してあげると、もっともっと現場のほうの負担感が減っていくかなと思いますけども、最後、いかがでしょうか。
○櫻庭
障害施策推進課長 今お話にあったとおり、情報が欲しくても、それを聞いている時間がないという実態があるので、皆様が聞いていただけるようなタイミングを、区のほうでも図って周知に努めてまいりたいと思います。
以上でございます。
○西村委員長 上田副委員長の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村委員長 ないようですので、報告事項(15)令和5年度
目黒区立障害福祉施設指定管理者運営評価結果について、終わります。
ここで(9)の令和5年度
目黒区立体育施設指定管理者運営評価結果についてに当たりまして、かいでん委員から御指摘のありました決算状況の数字について、所管のほうに報告を求めます。
○平野
スポーツ振興課長 かいでん委員から御指摘いただきました別紙2の8ページ、⑤指定管理者の収支決算書並びに下の総評の部分の記載の数字の食い違いに関してでございます。
正しくは1,591万円、すみません、総評の一番最後の「以上の状況から」というところですが、「収支決算状況はマイナス1,591万円、昨年比では赤字を633万円減らせたが、黒字転換には至らなかった」という記載が正しくございます。謹んで訂正させていただきます。
説明は以上でございます。
○西村委員長 ありがとうございます。
それでは、以上で報告事項を終わります。
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【その他】(1)次回の委員会開催について
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○西村委員長 次に、その他にまいります。
○相藤
高齢福祉課長 6月12日の
生活福祉委員会におきまして、佐藤委員からの質問に対する
高齢福祉課長が行った答弁の一部について、訂正をさせていただければと考えております。説明をさせていただいてもよろしいでしょうか。
○西村委員長 お願いします。
○相藤
高齢福祉課長 具体的に申し上げますと、6月12日の委員会におきまして、報告事項の12としまして、都営住宅目黒一丁目アパート27号棟跡地における特別養護老人ホーム等整備運営事業者公募の概要の御報告をさせていただきました。
この際、佐藤委員より、当該土地に係る擁壁の再整備、擁壁4メートルほどあるんですが、につきまして、特別養護老人ホームを建てる際の建設費の中に、この擁壁の再整備費も含まれるのかという御質問をいただいたところでございます。
その際、
高齢福祉課長のほうから、東京都が当該土地を貸し付ける際は、通常の算定額、ここから50%減額となっておりまして、この減額の背景に事業者が再整備をする擁壁の金額も踏まえたものであるという旨の答弁をさせていただきましたが、正確に申し上げますと、地域の福祉インフラ、これを整備するという目的を踏まえて、東京都が当該土地の貸付料、これを50%減額するものでありまして、擁壁の費用につきましては、事業者が整備を行った後、東京都が負担する方向で調整をしておりますというのが正確な表現となりますので、訂正をさせていただければと考えております。よろしくお願いいたします。
○西村委員長 ありがとうございます。
よろしいでしょうか。
では、その他の(1)にまいります。
次回の委員会開催についてですが、次回の委員会は8月7日水曜日、午前10時から開会します。
以上で本日の委員会を散会いたします。お疲れさまでございました。...