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  1. 目黒区議会 2024-06-21
    令和 6年生活福祉委員会( 6月21日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-18
    令和 6年生活福祉委員会( 6月21日)                  生活福祉委員会 1 日    時 令和6年6月21日(金)          開会 午前10時00分          散会 午前10時30分 2 場    所 第二委員会室 3 出席者    委員長   西 村 ち ほ   副委員長  上 田 みのり      (8名)委  員  後 藤 さちこ   委  員  かいでん 和 弘          委  員  白 川   愛   委  員  芋 川 ゆうき          委  員  小 林 かなこ   委  員   藤 ゆたか 4 出席説明員  荒 牧 副区長         上 田 区民生活部長     (12名)髙 木 地域振興課長      齋 藤 戸籍住民課長          (東部地区サービス事務所長
             酒 井 産業経済部長      勝 島 文化スポーツ部長          千 田 文化交流課長     平 野 スポーツ振興課長          保 坂 健康福祉部長       藤 健康推進部長          (福祉事務所長)        (保健所長)          香 川 健康推進課長      藤 田 生活衛生課長 5 区議会事務局 中 野 議事・調査係長      (1名) 6 議    題   【陳  情】   (1)陳情6第15号 目黒美術館40周年記念行事企画展、式典について企画              ・運営を区民と共に進めるプロジェクトチームを作るよう求              める陳情(新規)   (2)陳情5第31号 行政が運営主体となる新規火葬場建設を求める陳情ほか1件              (継続)   【その他】   (1)次回の委員会の開催について ───────────────────────────────────────── ○西村委員長  それではただいまから、生活福祉委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、上田副委員長佐藤委員にお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【陳  情】(1)陳情6第15号 目黒美術館40周年記念行事企画展、式典について企画・運営を区民と共に進めるプロジェクトチームを作るよう求める陳情(新規) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――西村委員長  それでは、陳情審査に入ります。  (1)陳情6第15号、目黒美術館40周年記念行事企画展、式典について企画・運営を区民と共に進めるプロジェクトチームを作るよう求める陳情を議題に供します。  本陳情に関し、理事者から補足説明があれば受けます。 ○勝島文化スポーツ部長  補足説明は特にございません。  以上です。 ○西村委員長  補足説明はなしということです。  質疑を受ける前に、去る6月11日に正副委員長のほうで陳情者から趣旨説明を受けましたので、概略を御報告いたします。  まず、陳情の趣旨の部分ですね、本文のほうの1行目の2027年11月25日とありますが、25日ではなく15日の間違いであるというお申出が陳情者からありましたので、各自訂正をお願いいたします。  陳情の趣旨については記載のとおりですが、その下の陳情事項の初めの部分、区民を含む多様な関係者というのは、創設時に関わった方、また、学芸員評議員、アーティストなど幅広く声をかけて有志を募るなど、現時点で携わっている以外の方も含めて加わっていただいたらどうかということでした。  また、今回40周年が2027年11月ということで、3年以上前の今陳情を出した背景といたしましては、2028年度から区民センター建て替えの動きが出る関係で、2027年という年に40周年の記念事業が開催できず、前倒しの可能性があるかもしれないというふうに案じまして、また、どれぐらい時間をかけて記念事業企画するものなのか不明なため、このたび提出をされたということです。  記念行事企画展、式典など記載がありますけれども、これ何をするかについては、特に指定して要望するものではなく、出来上がったプロジェクトチームの中で考えていってほしいというお考えです。  以上が趣旨説明での概略でございます。  それでは、質疑を受けます。 ○小林委員  私から2点伺います。  まず、美術館では、2年前も35周年、それから、30周年と、これまでも様々な周年事業をされてきているわけなんですけれども、この陳情事項の中では、区民を含む多様な関係者で、目黒美術館40周年記念行事記念式典など企画・運営するプロジェクトチームを立ち上げてくださいということで、ここにはプロジェクトチームというのがありますが、このPTに当たるようなもの、例えば実行委員会だとか、そういった何か会議体のようなもので、この企画展周年行事というのは準備、実施がされてきているのか、その部分について1点伺います。  それから、これまで長い歴史がある美術館ですから、いろいろな形でこの周年事業が行われてきました。これまでのその周年事業区民の反応とか、どういった効果があったかというような、区の中での把握している所感というかをひとつ伺いたいと思います。  以上2点です。 ○千田文化交流課長  今お尋ねのあった2点につきまして、御回答させていただきます。  まず、1点目、美術館のこれまでの周年事業の経過、そして、どういう会議体でどのように実施準備をしてきたかという点についてでございます。  まず、美術館周年事業、こちらについては、10周年を皮切りに20周年、25周年30周年、35周年というふうな形で、おおむね10年から5年刻みで周年事業を実施してまいりました。  そのいずれも学芸員を中心とした、美術館内部での検討会議企画を検討してきていると。周年事業の大体準備の期間については、おおむね3年前ぐらいから企画をしているんですというふうなところでございます。  今回の周年事業企画立案の過程においては、先ほど内部で学芸員を中心とした事業企画立案しているというふうにお伝えしましたけども、美術館には、区民を中心としたボランティアの方、ボランティアチームということで、様々事業の運営の手伝いをしている方がいらっしゃいますので、そういった方からの御意見、これを伺いながら作業を進めているというふうな状況でございます。  2点目、これまでの周年事業の反応、こちらは、来場された方にアンケートは毎回実施しておりまして、そのアンケート結果については、文化交流課のほうにも共有されていると。  一部お伝えしますと、美術館の中では、ワークショップも行っていますので、子どもがとても喜んでいたと。別の機会にまた来たいっていうふうなお声があったりですとか、美術が好きな方からは、着眼点が非常にユニークであると。目黒美術館らしいすばらしい企画展でしたというふうな形で、おおむね好意的な反応が多く見受けられます。  やはりこの企画展を通しては、区民に寄り添う美術館というところが一つの美術館の目的でございますので、美術館が楽しい場所なんだと。自由に見に来られる場所なんだということを伝えるために、非常に重要な場なのではないかなというふうに認識しております。  以上でございます。 ○小林委員  そうすると、今のお話だと、大体3年ぐらい前からこの準備をされているということで、40周年はちょっと3年後なので、もう準備が始まっていることでよろしいんでしょうか。  そうすると、今おっしゃった区民ボランティアチームの方々からも、お話ももう既にヒアリングとか、企画のほうにもう既に携わっていただいているような現状について、ちょっと確認をさせていただきます。  それから、35周年のとき、30周年もなんですけれども、すごく目標の来場者数なんかも掲げて、3万人を超えるような目標でというふうに、35周年のときは議事録も見ると残っていたんですけども、実際にはもうそれも超える来場の方がいらっしゃっていました。非常に区のほうも広報にも力を入れて、多くの方に来ていただきたいということです。コロナの明けた直後だったということもあったかもしれませんが、そうすると、また今回も40周年の事業、既存のこの美術館で行える、多分最後になるかと思うので、そうするとまた、より多くの方に来て、ワークショップであったり、企画展のほうもぜひ見ていただきたいと思うところなんですが、広報課、あるいは関係所管との連携、より密にしていくと思うんですけども、例えば学校との例えばコラボレーションとかもあるのか、そういった40周年に向けて今現在区で考えている、より多くの方に来ていただいて、美術、アートに触れてもらうというようなことに対する意気込みというか、40周年にかける思いをちょっと伺えたらと思います。 ○千田文化交流課長  いただいた2点の質問、順次御回答いたします。  まず、1点目の今の企画展、40周年事業準備状況でございます。  先ほど私のほうから、こちら通常3年程度前から開始するというふうにお伝えしましたけども、実は今回の40周年事業の準備というのが、既に2年前からもう検討を開始しているという状況でございます。  というのは、新たな区民センター建て替えの構想、こちらが出てきたのが大体それぐらいの時期ということでございまして、その中で、目黒美術館が令和10年度に解体されて、新しく生まれ変わっていくというお話がもう既に出ていたと。  その中で、前年の令和9年が美術館40周年であるということから、ここはやっぱりその時点でも多分これが最後の周年事業になるっていうところで、美術館も思いがありまして、最後に向けて何をやるかっていうのは2年前から検討して、今現在、どういう作品を集めるか、どういうものを借用してくるかというところは企画をしているという段階。  また、先ほども申し上げましたボランティアチームの方、こういった方々の声というのも、その会議体の中にはメンバーとして入っているわけではないんですけども、日々の業務の中で、ボランティアの方とは学芸員常に接していますので、40周年に向けて、どういうふうな形で何をしていくかっていうのは、常にそのお話を聞いているというふうに伺っております。  今回のこの陳情の中で、新たに区民の方を入れてプロジェクトチームを立ち上げたほうがいいのではないかというお声につきましては、今申し上げたとおり、既に計画が2年前から進行しているという状況。  その状況の中で、今から新たに区民の方を選定して、その会議体に入れて、構想を練り直すということになれば、これはもう全体の計画に大幅な修正が生じる話ですし、最悪実施自体が難しくなるということも想定されますので、そこについては慎重に判断する必要があるのではないかなというふうに考えております。  2点目、40周年事業に対する意気込みというところでございますが、こちら今まで目黒美術館というのが目黒区の芸術文化の発信の拠点として、区民の方に愛されてきたというところでございます。  学校のお話もありましたけども、学校とのワークショップというのは、非常に密に行っていまして、例えば今年でいっても、4月20日~6月9日に開催していました青山悟さんという方の刺しゅうを用いた企画展がございまして、これ皆様も見られたのではないかなと思うんですけども、1階の吹き抜けのホールのところに、五本木小学校の児童と一緒に作ったワークのものがあって、美術の授業の2コマを借りて、展覧会に出品する作品を児童と一緒に作った。こういったことってすごく重要で、目黒区の美術館といえばワークショップっていうところで、全国的にも定着している中で、これは40周年に向けても、もう確実に一つのテーマになってくるだろうなというふうに感じますし、数年後に新たな美術館として生まれ変わるということですので、今まで美術館が区に残してきた実績、こちらを振り返りながら、また新たな美術館へその思いをつないでいけるような記念事業、こういったものにしていきたいなというふうに考えております。  以上でございます。 ○西村委員長  小林委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○かいでん委員  私からも2点伺いますが、30周年とか35周年のときには記念展企画展ですかね、を実施されていたとお見受けするんですけれども、この陳情のタイトルでは40周年に当たってのこの記念行事とか式典とか、そういうことについて触れられており、今回40周年の検討の中で、そういった式典みたいなことっていうのが俎上に上がっているのかどうか、教えていただきたいと思います。  それから、もう一点が、先ほどの御答弁の中で、ボランティア区民の方から、その会議体メンバーに入っているわけではないけれども、日々の業務の中で意見交換していて、その中で40周年についても意見聴取をしていると。恐らく陳情者の方は、そういうことではないんだとお思いなんじゃないかと思うんですが、とはいえ、もう既に2年前から始まっているわけですので、ここから入れるっていうのは難しいという事情も、私は承知しています。  そうなったときに、じゃ、今度はその記念行事の本編といいますか、やっぱりその企画の中身のほうでは、区民参画というのは大事だと思うんですけれども、そこら辺で何かこう区民の方を巻き込んだ企画みたいな、考えていることがあるかどうか、教えていただきたいと思います。  以上です。 ○千田文化交流課長  1点目ですけども、記念行事、式典についてというところです。  例年、この周年事業において、大々的に記念行事とか式典というのは特に行っていないところなんですけども、当然これはもう40周年ということであれば、翌年解体ですというところですので、まだ具体的には進んでおりませんけども、例えば美術館建て替える前に、何かモニュメントになるような、美術館の今のモニュメントになるようなものを新しい美術館に移していくわけですから、そういったものを記念として、式典という形かどうか分かりませんけども、何かしら実施していくというところにはなっていこうかなというふうに思います。  2点目、企画展、40周年記念事業の中身についてですけども、中身については、やはりこれはもう専門的な話にはなるので、基本的には学芸員の方の気持ち、思いというところにはなるんですけども、先ほど私からもお伝えしましたけども、目黒美術館が今まで区に残してきた実績というのは非常に大きいものでございますし、今区のほうで、今年からめぐろ芸術文化振興プラン、こちらを改定しますということは、この委員会の中でも報告があったと思うんですけども、その中で美術館が残してきた価値の継承、こういったものも今事業者と検討していますので、例えば目黒美術館で今まで何が行われてきて、どういった思い出があって、どういうふうに生かしていきたいんだというのは、そういったワークショップの中でも区民の方の御意見を拾っていきますし、それが全て反映できるか分かりませんけども、そういった思いを企画展の中で実施できるように、我々も学芸員も考えながら進めていきたいなというふうに考えております。  以上でございます。 ○西村委員長  かいでん委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○後藤委員  かいでん委員の質問と少し重なるところがあるんですけれども、ボランティアチームの声をヒアリングをしているという話ですけども、そのボランティアチームというのも美術館に関わっている、恐らく美術館に座って見守ってくださる方々のことなのかなというふうに認識しているんですけども、ではなく、全く美術館のことを知らない、初めて40周年ということがあるんだということを知るような区民の方の意見も、私は中身について反映していくことがいいのではないかなって、そのプロジェクトチームに入れるのは今からは難しいという御意見でしたので、そこは一定私も理解できるところですが、幅広く、美術に関わらない、全く分からない人たち子どもも含めてそういった方々から意見を聞いたものを、全部取り入れることはもちろん難しいことは分かっていますが、参考になるようなところもたくさんあると思うので、そういったところの意見を集めるということはいかがでしょうか。1点です。 ○千田文化交流課長  今おっしゃっていただきました、確かにボランティアチームというのは、常に美術館と一緒に事業をしたり、運営の手伝いをしていますので、当然美術に対する造詣も深いという方々になるかなと思います。  今、委員おっしゃっていた、例えば美術館に今まで行ったことないぞという人もいるでしょうし、これから新しく美術館建て替え終わって生まれ変わるっていうことを知らない人も、当然大勢いるかなというふうに思います。その人たちの声を拾うというのをどうしていこうかなというところは、今、内部でも検討していまして、例えば同じ敷地で開催される目黒区民まつり、こちら来場者数がおおむね3万5,000人から5万人ぐらいいらっしゃいますので、例えば区民まつりの中で1つテントを設けて、美術館が40周年を迎えるということ、そして、新しく生まれ変わるというところで、それについて、来た方から例えばアンケートや、目黒美術館区民まつりのときは無料開放していますので、実際に行っていただいて、そこで例えばQRコードとかで感想を聞くとか、そういうような形で、いろんな方の声というのは吸い上げていく必要があるかなというふうに考えていますので、それについては、多少まだ時間があるかなというところでございますので、今後よりよい方向について、検討していきたいかなというふうに考えております。  以上でございます。 ○西村委員長  後藤委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○白川委員  ベースの部分のことをちょっと聞きたいんですけれども、30周年の事業目黒美術館開館30周年、35周年の記念の企画展も、いずれも主催は公益財団法人目黒芸術文化振興財団となっていまして、それに一般の企業の方の協力もあり、あと協賛も他の財団が入っているという状況で運営されてきたようですが、それは基本的に40周年事業で、美術館があそこの現在の場所で最後っていうこともあったとしても、その運営形態主催者は変わらずということでいいのかっていうところを1点確認です。  それと、一応外郭団体なので、目黒区も当然出資とか補助金ということで、財政面では援助してやっていますし、事業もお互いに協力しながら進めているっていうのは分かるんですが、こういったものに関して、この主催があくまでも区ではなくて財団であるものに対して、どこまで区が要望とかを今の段階で入れていくことができるのか、また、そういうことっていうのはいいというかあれですけど、あることなのかどうか、ちょっとそのあたりを伺えればと思います。 ○千田文化交流課長  それでは、まず1点目の主催についてですけども、こちらは今おっしゃっていただいたとおり、主催が目黒芸術文化振興財団ということでございます。  運営形態としては、例えばこの企画展であれば、翌年こういう企画展をやるというところが区のほうに上がってきて、それに対して当然予算もかかってくるわけですから、その予算を精査して、補助金として芸文財団に付与すると。それは芸文財団が自主的な企画展として運営していくという形態でございます。  これは40周年についても、基本的には同じ形になろうかなというふうに考えております。  2点目の区がどの程度企画展の内容に関与していくかどうかという点については、我々のスタンスとしては、目黒区の芸術文化振興については、基本的には芸術文化振興財団、こちらが運営して考えてやっていくというところでございますので、区がそこに、我々は芸術分野の中では素人といえば素人でございますので、ある程度その部分については、芸術文化振興財団に任せて、そこをスタート地点として企画を運営していくという点については、今までもそうですし、40周年だからということで、こうこうこうしたほうがいいということをすることは、現状では考えていないというところでございます。  以上です。 ○西村委員長  白川委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○西村委員長  ないようですので、質疑を終わります。  議事の都合により、暫時休憩します。  (休憩) ○西村委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  ただいま議題に供しました陳情6第15号、目黒美術館40周年記念行事企画展、式典について企画・運営を区民と共に進めるプロジェクトチームを作るよう求める陳情につきましては、引き続き調査研究を要するため、閉会中の継続審査とすることに賛成の委員の挙手をお願いいたします。  〔賛成者挙手〕 ○西村委員長  賛成少数と認めまして、本陳情継続審査とすることについては否決されました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。
     (休憩) ○西村委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  ただいま、議題に供しました陳情6第15号、目黒美術館40周年記念行事企画展、式典について企画・運営を区民と共に進めるプロジェクトチームを作るよう求める陳情につきまして、採択すべきものと議決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。  〔賛成者挙手〕 ○西村委員長  賛成少数と認め、本陳情につきましては、不採択にすべきものと議決いたしました。  以上で、陳情6第15号、目黒美術館40周年記念行事企画展、式典について企画・運営を区民と共に進めるプロジェクトチームを作るよう求める陳情を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【陳  情】(2)陳情5第31号 行政が運営主体となる新規火葬場建設を求める陳情ほか1件(継続) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――西村委員長  続きまして、(2)陳情5第31号、行政が運営主体となる新規火葬場建設を求める陳情ほか1件を議題に供します。  本陳情に関し、理事者から補足説明があれば受けます。 ○藤田生活衛生課長  それでは、私のほうから、火葬場設置場所の条件について、口頭で補足説明させていただきます。  火葬場設置場所につきましては、用途地域周辺環境に関して条件がございます。  1点目、用途地域による制限はございませんが、目黒区は全域が都市計画区域になっておりますので、都市計画決定が必要になってございます。  2点目、周辺環境の条件ですが、火葬場設置場所は、住宅等からおおむね250メートル以上離れていなければならないという規定がございます。  補足説明は以上でございます。 ○西村委員長  補足説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○芋川委員  継続審査ということで、年度またいでという形になっているんですけど、議事録も見させていただくと、とても難しい内容だなと改めて思っています。  今課長がおっしゃっていただいた条件があるのと、あとは改めて陳情者に話を聞いてみますと、また今年も民間のほうの葬儀会社で金額が上げられるということに対して、もちろん区議会としても、昨年度の陳情を受けて、別の陳情を受けて意見書なども上げているところで、民営の火葬場火葬料金適正化を推進してほしいというところも上げているところです。  やはり状況は、他区でも似たような陳情を出されている中で、世田谷では趣旨採択だったと思うんですけれども、ほかの結論がどういうふうになるかというところで、とても結論を出すのが難しいなと思っているところですが、改めて内容について問いますと、目黒では、そうすると、それに該当する場所っていうところがそもそも難しいというような状況でいいのかどうか。先ほど言っていただいたように、何かを変えれば実際造ることは可能なのかどうかというところはどうなんでしょうか。1点まず確認させていただきます。  以上です。 ○藤田生活衛生課長  目黒区の現状としては、なかなかこういった土地を確保するというのは難しいというふうに考えてございます。  以上です。 ○芋川委員  ありがとうございます。  超高齢化社会と言われる中で、やっぱり火葬場が足らないねというところは、これは周知の事実ではあるとは思うんです。  そういった中で、臨海のほうで増設をしていく流れ等々もある中で、そのことも陳情者のほうに話しをしながら、どういう状況なんですかねというところで聞きながらですけど、やっぱり料金の部分と、数が足らないというこの2つについては、とても危惧をされているというようなところではあるんですけれども。そうすると、例えば精神的な部分も含めて、住宅地から250メートル離すという、大体これどこの自治体見ても、200メートルだったり250メートルぐらいなんだなというのを調べてみて分かるんですけど、そういったところと、あとは公共性の高いような事業というか、ものでもありますから、そういった部分で広く自治体、一自治体だけじゃなくて広く考えていかなければいけない問題なんだなと思っているところなんですけれども、現状前回から今回までの状況で何か大きく変わったこととか、今後の動向でどういうふうに変わるとかというのが、もし情報あればいただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。  以上です。 ○藤田生活衛生課長  特別区の中で、保健所の生活衛生課長会というのを定期的に、月1回程度なんですが、開催しています。その中でも、火葬場に関する情報交換等は23区の中でもしておりますが、特段新たな、新規の火葬場についての動きとか、そういったものは今のところございません。  以上でございます。 ○西村委員長  芋川委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○西村委員長  ないようですので、質疑を終わります。  議事の都合により、暫時休憩します。  (休憩) ○西村委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  ただいま議題に供しました陳情5第31号、行政が運営主体となる新規火葬場建設を求める陳情ほか1件につきましては、引き続き調査研究を要するため、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○西村委員長  御異議なしと認め、本陳情につきましては、閉会中の継続審査といたします。  以上で、陳情5第31号、行政が運営主体となる新規火葬場建設を求める陳情ほか1件を終わります。  以上で、本委員会に付託された陳情審査を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――西村委員長  次に、その他(1)次回の委員会は7月10日水曜日、午前10時から開会いたします。  以上で、本日の委員会を散会いたします。  お疲れさまでした。...