目黒区議会 2023-08-02
令和 5年生活福祉委員会( 8月 2日)
令和 5年
生活福祉委員会( 8月 2日)
生活福祉委員会
1 日 時 令和5年8月2日(水)
開会 午前10時00分
散会 午後 1時28分
2 場 所 第二委員会室
3 出席者 委員長 武 藤 まさひろ 副委員長 山 本 ひろこ
(9名)委 員 佐 藤 昇 委 員 岸 大 介
委 員 かいでん 和 弘 委 員 川 原 のぶあき
委 員 斉 藤 優 子 委 員 松 田 哲 也
委 員 こいで まあり
4
出席説明員 荒 牧 副区長 上 田
区民生活部長
(19名)髙 木
地域振興課長 酒 井
産業経済部長
○
稲毛スポーツ振興課長 それでは、「
オクトーバー・ラン&ウォーク」との
コラボ事業の実施について御説明をいたします。
まず、資料1番の経緯・目的でございますけれども、これは昨年度、コロナ禍においても区民の運動習慣の定着化を図り、
健康づくりの一助とすべく、
オンライン型の
バーチャルイベントでございます、
オクトーバー・ラン&ウォークの
自治体対抗戦に、目黒区として初めて参加をいたしました。
このイベントでございますけれども、
ウオーキング及び
ランニングそれぞれの部、種目がございまして、それぞれ専用の
無料スマートフォンアプリを使用し、10月の1か月間の
ウオーキングの歩数ですとか、
ランニングの走行距離、これを全国の
参加自治体同士で競うというものです。具体的には、目黒区民、目黒区で参加された方々のデータが、これが言わばめぐろワンチームという形になってほかの自治体の参加者と競うと、そういったものになります。
本区は昨年、急遽、試行的にこのイベントに参加をしたわけでございますけれども、この結果につきましては、本年1月の本
生活福祉委員会でも昨年度参加の結果について御報告をさせていただきました。改めてこの参加状況の概要について簡単に御説明いたしますと、
ウオーキングの部においては525名、
ランニングの部におきましては165名、合計で690名の区民の方々の参加がございました。
これは、同イベントに参加した自治体、これ昨年度349自治体でございましたけれども、このうち
ウオーキングの部につきましては、平均歩数での目黒区の
ランキングが全体のうちの84位、また
ランニングの部におきましては、
平均走行距離でございますけれども、これも全体のうちの130位という結果でして、これは
参加自治体の中でも中央値、真ん中よりも上位に位置する結果ということになりました。
このことを踏まえまして、今年度につきましても本イベント、
オクトーバー・ラン&ウォークに区として引き続き参加をすることといたしますが、今回は、区民の参加者に対して、これは区独自の目標値を設けまして、この目標を達成された方には区内商店で使用できる
デジタルポイント500円分を漏れなく進呈するという目黒区独自の
コラボ事業として実施をいたしまして、区民の皆様のさらなる参加を促進するとともに、区内商店の活性化をも併せて図っていくということといたします。
続きまして、資料、項番の2、イベントの概要でございます。
こちらにつきましては、皆様のほうにお配りしておりますカラー刷りの
本件イベントに係るチラシもございますが、こちらのほうも併せて御覧いただければと思っております。
まず、資料の項番2、(1)の種目につきましては、これは
①ウオーキングの部と
②ランニングの部がございまして、それぞれ10月の1か月間の累計歩数ないしは
走行距離数、これで競うものになります。
(2)の開催期間でございますけれども、本年10月1日から31日までの1か月間でございます。
なお、この
大会エントリーの期限は10月31日となっておりまして、これは大会が始まってから途中からのエントリーも可能という形になってございます。
続きまして、(3)の参加料でございますけれども、
ウオーキング、
ランニングともに無料でございます。なお、
自治体参加としての参加料、これも無料という形になってございます。
続きまして、資料の(4)使用する無料の
スマートフォンアプリでございますけれども、まず①に記載の
オクトーバー・ラン&ウォーク、これに参加する参加用のアプリといたしまして、
ウオーキングの部につきましては「
スポーツタウンWALKER」というアプリ、また
ランニングの部につきましては「
TATTA」というアプリになります。
また、②のほうに記載してございますけれども、条件を達成された際に進呈させていただく
デジタルポイント、この進呈に当たりましては、目黒区
商店街連合会アプリ「めぐーる」の
ウォレット機能、お財布機能ですね、こちらを用いる形となりまして、それぞれこのめぐーると、先ほどの
スポーツタウンWALKERないしは
TATTAと、それぞれのアプリを御参加される方々の御自身の
スマートフォンに
ダウンロードしていただくことになります。
続きまして、資料の(5)スケジュールにつきまして、まず、8月中旬以降に
オクトーバー・ラン&
ウォーク参加用のそれぞれのアプリ、また区商連アプリめぐーる、これらを
ダウンロードいただくということになります。
なお、このアプリ
ダウンロードの際に、各ユーザーにおいてアカウントを作成、登録いただく必要がございますけれども、その際の
登録メールアドレス及び、これは個人の実名の代替でございます
ニックネームというものがそれぞれあるんですが、その登録に際しては、
ニックネームは一律共通のものを登録していただくという形になります。
そして、本年10月の1か月間でございますけれども、このイベントに御参加いただき、目標値の達成を目指して頑張っていただくということになります。
なお、この目標値につきましては、
ウオーキングの部は1か月間の累計歩数が6万歩以上、これはフルマラソンの距離を歩行した場合の概算の歩数になります。また、
ランニングの部につきましては、これは1か月間の
累計走行距離、これをハーフマラソンの距離、21.0975キロメートルと条件を設定させていただきました。いずれもこれらの目標達成に向け、比較的取り組みやすい形としてございます。
この1か月間の取組後、今申し上げました目標値、条件を達成された区民の参加の方々には、これは漏れなく500円分の
デジタルポイント、これを区商連アプリめぐーる上にてプレゼントいたします。こちらについては、データ集計、突合作業等を行いまして、本年12月上旬頃の進呈を予定いたしております。
続きまして、資料の項番3、周知方法につきましては、資料記載のとおり、めぐろ区報8月15日号、
区ウェブサイトへの掲載、各種SNS、また
ポスター掲出や、本日皆様にお配りしておりますこのチラシの配布、またアプリ登録されている方々への
プッシュ通知やメール通知、こういった方法により参加御案内を行ってまいりたいというふうに考えております。
資料の説明は以上でございます。
○
武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○佐藤委員 確認をさせてください。
経緯と目的で、全国の
参加自治体同士で競うものであると、説明であったかなと思うんですが、幾つの自治体が参加したのかということと、あと例えば市とか県とか、全部じゃなくていいです、主立った幾つか挙げて教えていただきたいなというふうに思います。
それと、このようにその中のシステムを使って目黒区が今回初めてやるんですが、他の自治体でもそのように
自治体同士で競うものと、そこの市民がやってる、目黒区が今回やるような、やってる情報があれば、あるのかないのか教えてください。
それと、以前、目黒区独自で
オンラインでやったときにも
TATTAってアプリを使ったかなと思うんですけども、この
TATTAが
ランニングで、
ウオーキングのほうと併用できますよということなんですけれども、これは例えば歩いてる速度と走ってる速度でどう選ばれるのかな。アプリを選んでからそれぞれ歩くとか走るとかって自分で判断してやるのか、ちょっと分かれば教えていただきたいと思います。
以上です。
○
稲毛スポーツ振興課長 それでは、ただいまの御質問いただいた点に順次お答え申し上げます。
まず、昨年度のこの
オクトーバー・ラン&ウォークの
参加自治体数でございますけれども、先ほど資料の中でも御説明させていただきましたが、全部で349の自治体が参加をしております。
主立った自治体ということでございますけれども、このイベントに対して、かなり以前から参加をし、これは後ほどまた御質問いただいた中でお答えいたしますけれども、それぞれの自治体の独自の取組を含めて積極的に取り組んでいるというところで申し上げますと、都内では例えば青梅市、これは
青梅マラソンで有名な青梅市でございます。また、全国規模で申し上げますと、例えば山形県の米沢市ですとか、あとは福井県の福井市、そういったところは独自の取組も含めて積極的に取り組んでおり、またこの自治体の
ランキングの中でも上位に位置していると、そういう状況になってございます。
また、御質問の中でございましたほかの自治体においてもこういった
本件イベントに係るコラボの取組と申しますか、そういった状況でございますけれども、他の自治体においては、特にこのイベントの中で上位の記録を目指していただくべく、例えばその自治体の中で本当に上位のトップ3ですとかトップ10ですとか、そういった実績結果を出した方には比較的高額な景品を御用意したりですとか、あとはこの自治体の中で参加された方全員に例えばTシャツをプレゼントしたりですとか、そういった事例は昨年度確認していて、そういった事例はございました。
ただ、今回のように、私ども目黒区が目指しております、ある一定条件、これは決して高い条件ではなくて、誰でも参加できる、誰でも条件を達成しやすい、そういった条件をクリアすることによってデジタル型のポイントを進呈すると、こういった取組を行うのは実は全国の自治体の中でも目黒区が初めてということで、この
主催事業者であります
オクトーバー・ラン&ウォークの
主催事業者であります民間の事業者の担当のほうから、そのような回答を得ておるところでございます。
また、最後の御質問でございます。
TATTAについて、恐らくもう既に
ダウンロードをいただいてるというところかと思います。この
TATTAの仕様なんですが、こちらは、
スマートフォンに搭載しておりますGPS機能を使いまして、実際の走行距離、移動距離をGPSで計測し距離を測るというものでございます。
一方で、
ウオーキングのほうの
スポーツタウンWALKERでございますけれども、こちらにつきましては
スマートフォン、iPhoneと、あとは
Androidと大きく分けて2つございますけれども、それぞれのアプリとも健康系のアプリというのが既に実装されている、ないしは
ダウンロードしてインストールいただけるようになっております。
Androidでいきますと、私は
Androidを使っているのでちょっとそちらで話をさせていただきますと、「GoogleFit」という健康系のアプリがありまして、そちらのほうで日々の歩行距離については、いわゆる歩数計のような形で
スマートフォンのほうで記録を取っている。その記録に対して、今回
ダウンロードを参加の際にしていただく
スポーツタウンWALKER、こちらのほうがデータ連携を取りまして、
スマートフォンの健康系のアプリで記録を取っている歩数を引っ張ってくると、そういったシステムになっております。
結論から申し上げますと、それぞれのアプリ、そういった形で動作、仕様が異なっておりますが、それぞれ同時に立ち上げて同時に計測するということは、これは可能という、そういう仕様になってございます。
説明は以上でございます。
○佐藤委員 丁寧な説明ありがとうございます。
ぜひ、今回、目黒区独自で幅広く多くの方が、どちらかというと高価ではないけれども、
デジタルポイント500円を頂きながら、それよりもそれぞれの方が健康と、また御自身が街を歩いたり走ったりする、そこの楽しみなのかなと思います。
その
きっかけづくりには非常に大きく寄与するものかと思いますので、ぜひ進めていただきたいなという中で、やはり周知方法、ここにありますが、できる限り多くの方が見て、またやっていただきたいのと、継続的に取り組んでいただきたいなと思う点と、あと結果について、それもまた後のプロモーションじゃないですけれども、こんな結果でしたよということによって、今回参加できなかった方とか、また目標達成できないけどまたやろうなんていうモチベーションにもつながるかと思いますので、その辺の終わった後の情報なんかも大事かなと思いますので、その辺についてお伺いします。
○
稲毛スポーツ振興課長 まず、前段、エールを送っていただきましてありがとうございます。
こちらのイベントでございますけれども、まさに間口を広げていく、今までスポーツになかなか取り組んでこなかった方々にも取り組むきっかけにしていただきたいという思いがございます。
こういった1か月間歩き続ける、こういった取組を1回やりますと、それが継続する傾向があるというふうにも言われているというところでございますので、ぜひ今回の参加をきっかけに引き続き運動、
健康づくりに取り組んでいただきたいと切に願う次第でございます。
なお、今回のイベント、参加をされた方々に関する情報データというのは、このイベント運営事業者のほうから私ども
参加自治体のほうに様々な形でデータ情報が最終的には報告書という形で寄せられることになってございます。そういった内容等も含めて、当然私どもはこういった取組をしていく中で、その結果情報についてはきちんと検証いたしまして、そういった情報につきましては何らかの形できちんと区民の皆様のほうにも、結果は、こうでしたということで情報発信をし、次回以降の取組につなげてまいりたいと考えておる次第でございます。
説明は以上です。
○勝島文化・
スポーツ部長 それでは、私のほうから少し補足させていただきます。
今回の取組につきましては、昨年度の決算特別委員会であるとか予算特別委員会であるとかでも再三答弁させていただいておりますが、そのときから、スポーツ振興、それと経済対策にもつなげる、横軸にしたいということ。それと、今回のもう一つ、デジタルディバイドに対応するためにDX戦略課と連携を図りまして、DX戦略課が、
スマートフォン教室をやるということを聞いておりましたので、その教室の最後のところでこういったアプリの
ダウンロードの方法であるとか連携の方法であるとか、そういったことも御紹介していただくように準備しております。
いずれにいたしましても、多くの方が使えるように、予算上2,000人を目指しておりますので、皆さんも御協力のほどよろしくお願いいたします。
私からは以上です。
○
武藤委員長 佐藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○斉藤委員 この
オクトーバー・ラン&ウォークの参加のアプリのことなんですけれども、
スポーツタウンWALKERと
TATTAのソフトに関しては、一般財団法人アールビーズスポーツ財団が開発したものなのか、そうでないものなのか、教えていただきたいと思います。
参加に当たりまして、アプリを
ダウンロードしましてデータを入力するわけでありますけれども、この参加データとかGPSのデータというのは匿名加工されてビッグデータとして利用される可能性があるのかどうかお聞きしたいと思います。
○
稲毛スポーツ振興課長 ただいまの御質問でございます。この
オクトーバー・ラン&ウォークの参加に対して用いることになります、それぞれのアプリでございますけれども、これは委員お話しのとおり、このイベントを主催しておりますアールビーズ社、こちらのほうで開発をしておりますアプリということになります。
こちらのアプリ、それぞれ
ダウンロードをし、ユーザー登録していただく際に、参加される方々の例えば
ニックネームですとか、あとは居住している自治体はどこですとか、そういった情報を登録していくことになるわけでございますけれども、そのあたりにつきましては、このいわゆる登録の際にそれぞれユーザー側のほうに承諾、許諾を取るという、そういうつくりになってございます。具体的には、フォームの形式で入力をする際にチェックボックスがございまして、そこに承諾ということでチェックを入れていくという形を取るということになります。
それぞれのアプリに関して、これは運営側のほうでもその情報の取扱いについては十分留意を図っていくということになるかと思いますが、ビッグデータ、統計というそういった位置づけ形ということでは、そのような形で統計を取っていくということで、この運営側のほうは使用していくというふうに聞いております。
説明は以上になります。
○斉藤委員 分かりました。
そうしたら、
ニックネームとか
参加自治体とか何項目ぐらいの、全てのデータをある程度加工していくのかどうかということがもし分かれば教えていただきたいと思います。よくアプリなんか
ダウンロードするときにチェック項目が、確かに出てくるんですけれども、チェックをしないと登録が進まないということで、何もよく見ないでチェックしてしまうというふうな人もいると思いますので、
スマートフォンの利用があまり得意でない、デジタルディバイドの方に対してはある程度、その辺説明をして、理解をしてもらってやっていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。
○
稲毛スポーツ振興課長 ただいまの御質問でございます。
このアプリを
ダウンロードし、ID登録を行う際に、その際に徴している情報といたしましては、まず先ほど御説明いたしました本来の名前の代わりになります
ニックネームですね。それに加えまして、御本人の生年月日、年齢を確認するための生年月日です。また性別、居住されている自治体、あとはメールアドレスと、そういった情報を徴していくということになります。こういった情報データを基に、例えば性別ですとか年齢、年代、こういった情報がございますので、それらに基づいた参加された方々の傾向、統計と、こういったものが当然つかめる。そのあたりについては、私ども参加している自治体のほうにも後日、きちんとした形でフィードバックがいただけるという、そういった流れになってございます。
説明は以上です。
○
武藤委員長 デジタルディバイドの方に説明をちゃんと、というような質疑ですよね。
○
稲毛スポーツ振興課長 申し訳ございません。答弁漏れでございました。
デジタルディバイドで、なかなか不慣れな方であっても、こういった部分に対してきちんと確認、承諾の上で手順を進めていけるかというところでございます。
先ほど、最終的にはチェックボックスがあるというふうに申し上げました。それぞれのアプリの登録、インストールの手順につきましては、このアールビーズ社のほうで登録手順に係る詳細な説明のページ、サイト、また併せてそれを動画で紹介するユーチューブ、これについても事業者側のほうできちんと用意をされております。
その手順書の中にも、きちんと最終的に、こういったところに御同意いただきチェックボックスを入れていただくというところまで説明が記載をされておりますので、この事業者側のほうで用意されている各種ツールを使って、その手順どおりに作業を進めていくことによって、そういった情報の部分についての確認、これもそれぞれの参加される方々にきちんと伝わっていくというふうに認識をしている次第でございます。
説明は以上です。
○斉藤委員 説明ありがとうございました。
確認ですけれども、
スマートフォン教室で、先ほど言った事業者が作ったビデオを流して見るということでよろしいでしょうか。
○
稲毛スポーツ振興課長 先ほどの答弁の中で、DX戦略課のほうで
スマートフォンに関する教室というか説明会、その中で実際にこのアプリについてインストールを行っていくわけでございますけれども、その際にもこの動画についても活用しながら、それも併せてこの教室の中で説明する際に使っていくと。
また併わせて、その教室の中では一つ一つの手順を、順を追って皆様方のほうに、一つ一つステップを踏みながら説明していくことで、こういった必要な確認作業についてもきちんと漏れがないようにということで、最終的にインストールまでたどり着く、そういった流れで進めていくということでやっていただく方向で調整を図ってまいりたいというふうに考えております。
説明は以上です。
○勝島文化・
スポーツ部長 御指摘の点でございますが、どんなアプリをインストールするときも必ず同意をするというチェックボックスが出てくると思います。そこを簡単にチェックしちゃって、よく読まない、これは区が責任を取れって言われてもなかなか取りづらいところがあります。
ただし、しかしながら、
スマートフォン教室とかで、そういった点を十分注意しながら
ダウンロードしましょうというような指導をしていただけるように、DX戦略課のほうには私どもから働きかけていきたいと思います。
以上です。
○
武藤委員長 斉藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○川原委員
オクトーバー・ラン&ウォークとのコラボレーションの実施ということで、内容については非常にやってほしいということでよろしいかなと思うんですけど、今回初めて、先ほど答弁の中では、こうしたインセンティブを付与するのは他の自治体にもない事例だというようなお話でした。
せっかくなんで、こうした
デジタルポイント、これは区民参加を促進する意味もあるでしょうし、ふだん健康になかなか関心のない人にもそうしたスポーツに取り組んでいただける、またその区内の事業者の促進にも、活性化にもつながっていく、商業の活性化にもつながっていくということであります。
よく、他の自治体では、健康ポイントという事業をやっているところが間々見受けられます。例えば健診を受けていただくと何ポイントとか、そうしたマラソンなどの、事業や、そういった健康教室に参加していただくとポイントを付与するような、そんな事業に今後これが発展していけば私はいいなというふうに考えまして、今回のこの
オクトーバー・ラン&ウォークの実証実験での結果をもって、またそういったものにぜひ発展していただければと、健康推進の部署も今日は一定いらっしゃいますので、ぜひその辺も踏まえて御答弁いただけることがありましたらお聞かせいただければと思います。
以上です。
○
稲毛スポーツ振興課長 ただいまの御質問でございます。
今回、先ほど文化・
スポーツ部長のほうからも答弁させていただきましたが、区の横軸を刺していくということで、本件、スポーツの振興と、あとは区内の商店の振興、さらにはDX戦略課とも組みながら、まさに三位一体となって取り組んでいくという状況でございます。
これはなにぶん初めての取組ではございますけれども、この取組を契機にして、実際やってみて今後につなげていく上で、課題ですとか改善すべきところは改善しつつも、ぜひこの取組はさらに横に広げていきたいという思いがございます。
我々も、この取組をぜひ参考にしていただいて、区の他部署のほうでも興味関心を持っていただければ非常にうれしい限りでございますし、逆にこういった取組を契機に、ほかの部署でも似たような施策どうでしょうかということで、その先進で走っている我々のほうから声かけ、働きかけをしていくということも大事だと思っております。
説明は以上です。
○香川
健康推進課長 では、ちょっと御紹介を、文化・スポーツ部のほうからもお答えしたところですけれども、健康推進部の考え方についても補足して説明をさせていただきます。
先ほど御答弁ありましたとおり、今まで健康に関心がなかった層についてインセンティブがあると、それを基に
健康づくりに興味を持っていただけるというのは非常に有意義な取組であるというふうには思っております。ただ、これを恒常的に
健康づくりに活用していくということにつきましては、実施をしている自治体でも相当なコスト等かかってくるということも聞いておりますので、継続的に
健康づくりに寄与できるかということにつきましては、今回の事例の評価なども踏まえながら、ちょっと他自治体の事例なども調査研究して検討していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○
武藤委員長 川原委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○松田委員 今の質疑に関連して、先ほど来3つの話が出てます。区民の健康推進と事業者の活性化と、それからデジタルディバイドの解消ですね。今の委員の質問、ほかにも予算特別委員会で同じような質問をされてましたので、ぜひ聞きたいんですけれども、恒常的にコストがかかるので、まだちょっと分からないと。ぜひそこは飛び越えてほしいと思うんですね。
というのは、今の3つだけじゃなくて、例えば医療費の削減によって行政のコストも削減されるということにもつながるわけですから、ぜひ今回だけじゃなくて来年も、さらには、ほかの事業にも広めていただきたいという基本的な考え方を強く持ってます。
そこで質問としては、今回の予算はどれぐらい想定されているでしょうか。
デジタルポイントの500円、その他経費についての想定を、予算を教えてください。
○
稲毛スポーツ振興課長 それでは、今回のコラボイベントに関する予算の件でございます。
今回の予算措置、経費といたしましては、全部で257万円余の予算措置を行っております。この内訳でございますけれども、まずはこの
オクトーバー・ラン&ウォークの事業運営主体であります株式会社アールビーズ、こちらへの委託経費としまして58万円余、これはメール
プッシュ通知ですとか、今回お配りしてる広報チラシ、ポスターの制作と、そういった費用になってございます。
また、目黒区商店街連合会のほうに対しては、アプリの使用料ですとかメール
プッシュ通知、またデータの突合作業においておおむね100万円、そのほかデジタルクーポン発行料、これは2,000人分に対して500円分ということで100万円、合計で199万円、この費用を目黒区商店街連合会の支払いということで予算措置、計上してございます。
説明は以上です。
○松田委員 257万円という御答弁をいただきました。予算書を振り返ってみますと、約1,400万円、これは正確に言うと文化・スポーツ費が3億7,000万ぐらいあって、その中の8項目、スポーツ振興費の中の東京2020レガシー関連予算で1,400万円、その中で使っているということなんですね。1,400万円の中に、ほかには町会スポーツの助成事業もありますし、トップアスリート交流事業もありますので、予算はまだあるのかなと思うんですけども、いずれにしても、先ほど1回目に質疑させていただいたように、これが区の医療費を中心とした歳出削減になるということにつながりますので、ぜひこれからも積極的に取り組んでいくという考え方を基本的に持っていただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。
○香川
健康推進課長 種々御意見いただいております。
医療費の削減効果があるかというところについても、また一定の考え方を持つということが必要と考えておりまして、一過性のイベントということではなく、恒常的にやっていくとすると、それが本当に医療費の削減につながるのか、コストをかけるべきなのかという課題もございます。その意義についてはこちらとしても十分に承知をしているところでございますけれども、実際には撤退をしている自治体もあるというふうに聞いてはおりますので、課題の整理をしながら、区民の
健康づくりということについてはしっかりと健康推進部としても取り組んでいきたいと考えております。
以上でございます。
○荒牧副区長 大変大きな観点での御質問をいただきましたので、ちょっと私から補足させていただきます。
今、るる文化・
スポーツ部長であるとか
健康推進課長からも課題等を含めてお話しいたしましたけれども、今回250万ほどでこれができるというのは、前提として既存のアプリ、現にあるアプリをつなぐということによってできるわけでして、健康推進であれば、じゃ、既存のアプリがあるのか、民間ベースで、ほぼただ同然で提供されてるのかどうかとか、ゼロから作れば数億円、目黒だけで使えるか、つまり広がりの問題もございますので、そういった部分も含めて、今後の方向性としては、区民のスポーツ活動だとか
健康づくり、普通の散歩でもよろしいと思います。経済等をつないでいく、その方向性、ベクトルは、まさにそのとおりかと思っております。
ただ、我々が一自治体としてどこまでそこに先行的に経費を投資できるかどうかというのは費用対効果と金額だとか、その規模だとか、様々な要因ございますので、そういう点も含めて見守るというか応援をしていただけたらと。
もっと言えば、これこそ国を挙げて進めていただくべきなのかなと。だから、目黒区民も、私、田舎は栃木ですけども、皆さんが同じような経費、アプリでできたほうがよろしいわけで、そういう方向で日本全体が進んでいただく、そんなことも期待してるところでございます。
いずれにしても、ばらばらではなくて、施策を全部横断的につなげていきたいというところがございます。そういった観点もあって、もともと文化・スポーツが教育委員会から区長部局に行ったときも、健康とスポーツをつないでく、そういう方向性で進めてまいりましたので、委員御指摘、それから他の委員からもありました、そういう点でどんなことができるか、一歩一歩進めていきたい、そんなふうに思っております。
以上です。
○
武藤委員長 松田委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○こいで委員 こちらの事業の確認なんですけれども、スポーツ庁の令和5年度地方スポーツ振興費補助金、スポーツ地域活性化・まちづくり担い手育成総合支援事業などに関わっている事業のように見受けられるんですが、そちらはいかがでしょうか。
○
稲毛スポーツ振興課長 ただいまの御質問の中でいただきました、これはスポーツ庁の補助というお話でございますけれども、今回私どもが取り組むこの
コラボ事業、ここについては、このスポーツ庁の補助、これとは全く別建てでの取組でございます。
なお、このレガシー事業の一環といたしまして、東京都のほうでは、ある一定条件をクリアした事業に関しては都の補助を受けることができるというふうにはされております。
説明は以上です。
○こいで委員 先ほど、予算面で恒常化が難しいというお話と、副区長から、国を挙げてこういった健康推進事業というのを進める必要があるということであれば、こういったスポーツ庁が、これがきちっとはまるような政策を出していますんで、そういったものにもぜひチャレンジしていただきたいと考えておりますが、いかがでしょうか。
○荒牧副区長 使える補助金があるならどんどん使いたいと思っておりますけども、それぞれ様々な制約があったり条件があったりしておりまして、使い勝手のよしあしもあろうかと思います。
いずれにしても、様々な使えるものはどんどん使ってまいりたい、その考え方はございます。
以上でございます。
○
武藤委員長 こいで委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○岸委員
オクトーバー・ラン&ウォーク、毎回手を替え品を替え、いろんなアイデアをつけて、この前の予算からも随分進歩したんだなと思って、勝手ながら楽しくこの議論を聞いておりました。
特に歩きであれば6万歩、走りであれば21.0975キロメートル、本当に絶妙な数字で、1日1万歩歩くようにしてるうちの両親なんかも、もう簡単にこれ登録できるんだなと、本当に敷居が低くて面白いなと思います。
それで、健康の推進につながりやすいのかななんて思うんですけども、これ、そもそも今年はシティランの予算がついてないわけでありまして、御承知のとおりないわけなんですけども、シティランの後継イベントの認識ということでいいんでしょうかという、確認までに伺いたいということと、来年度以降どのように続けていくのかということ、あとランを含めて今後の健康増進の企画についての方向性を区民一般にも示していただければななんて思うんですが、この点、いかがでしょうか。
○
稲毛スポーツ振興課長 ただいまの御質問でございます。
こちらのイベントでございますけれども、今委員のほうからお話がございましたその中でシティランというお話がございました。この目黒シティランにつきましては、今年度については、大会の開催に当たりまして、例えば区役所の庁舎内で、かなりのスペースを必要としながら運営しなければならないわけですけれども、そういった場所の確保が難しいですとか、あと今後についても、この目黒シティランで使われておりました周回型のコース、このコースについても、この数年間、また今後も含めてその取り巻く状況の変化ということが起きております。そういったところも踏まえた中での総合的な検討というものが必要になってくるというふうに認識をしております。
こちらの
オクトーバー・ラン&ウォークでございますけれども、これはなかなかコロナ禍の中で区民の皆様が運動する機会がないと、特に大勢が集まってイベントを開くということもなかなか難しいという、そういった状況下においても、
オンライン型ということで、個々で個人個人が運動に取り組みながら、でも最終的にはデータ上で区民一丸となって、ワンチームとなって対抗戦で競い合うことができるという、そういった面白い仕組みを最大限使って、区民の皆様方に改めてスポーツ、運動の機会を提供していこうということで始めたものでございます。
こちらにつきましては、先ほど資料の御説明の中でも申し上げましたとおり、昨年度は試行的に参加をしたと。そこで一定の手応えをつかんだわけでございまして、今年度はこの
コラボ事業ということで、さらに積極的に取り組んでいくという次第なんですけれども、そのあたりの今年度の取組の状況、これはきちんと検証して、今後の本区におけるスポーツの振興、スポーツの取組という方向性も含めてしっかり検証しながら、引き続き積極的に続けてまいりたいというふうに考えておる次第でございます。
私からは以上です。
○
武藤委員長 いいですか。
○岸委員 どうしても外で我々活動していると、今年はシティランないけども、来年あるのみたいなことを言われてしまいまして、シティランと
オクトーバー・ランとの関連性というか、2020、2021ですか、オリンピックのレガシー含めて、そこの位置づけというのをどういうふうに我々も説明していけばいいのかというか、ちょっとやっぱりあやふやに感じてしまうんで、そこを何かどこかのタイミングでお示しできればなんて思うんですが、いかがでしょうか。
○
稲毛スポーツ振興課長 目黒シティラン、こちらにつきましては、過去開催を何回か行ってきたわけでございますけれども、基本的にこの目黒シティランにつきましては、東京2020大会、さきの2021年に1年延期で開催されましたけれども、この2020大会への機運醸成というところから、このシティランはスタートしたというふうに認識をしております。
この2020大会については、2021年に基本的に開催されたというところでありまして、今においては、そのレガシー事業ということで改めてこの
オクトーバー・ラン&ウォーク、これを、取組として行っているというところです。
今回、やはりコロナ禍の中で様々な、今まで考えていた常識ですとか取り巻く状況、そういったものがいろいろ変化してきたというふうに思っています。そういった中で、果たして全て元に戻していくのが、これがいいのかどうかというところもあるかと思います。この
事業そのものを行うということを、それを目的化するわけではなく、あくまでも私どもとしては、区民の運動実施率の向上、ひいては
健康づくりと。そういうところを目指していく中で、果たしてどういった取組をしていけばいいのかというところについて、これは引き続き検討、調整を重ねてまいりたいと、そのように考えているところでございます。
説明は以上です。
○
武藤委員長 岸委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○かいでん委員 私も2月の代表質問の中で、ポイント事業、ぜひほかのところでも広げてくださいと申し上げたほうなんで、七難八苦ありながらも、ぜひ方向性としてはそっちの方向で検討いただければと思っております。
お伺いしたいこと、まずは2点です。
1点目、ほかの自治体だと、ポイントを進呈する前にアンケートに答えていただくというやり方をしているところがあるように見受けております。アンケートメールをお送りして、回答された方にプレゼントしますよと。目黒区としても、必要性があればなんですけれども、もしスポーツ振興課で何か取りたいデータとかあるなというときにはそういった方法も試されていいんじゃないかなと。今年からとかじゃなくて、来年度以降からでいいと思うんですけれども、せっかく2,000人のサンプルが得られるチャンスですので、そういったことで活用していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
それからもう一点が、今回これ行われているのは
オクトーバー・ラン&ウォークですけれども、5月に行う「さつきラン&ウォーク」というイベントも、この事業者さんが企画しているものと認識しております。そこの中では、企業対抗戦ということで、自治体、市役所の職員がチームを組んでそういったものに参加してる例も見受けられると。私調べましたら、70以上の自治体がそれに参加しているようでした。ぜひオクトーバーに限らず、例えば職員の方の健康増進という点も踏まえて、さつきラン&ウォーク、職員チームとしての参加というのも今後御検討されてはどうかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
以上です。
○
稲毛スポーツ振興課長 それでは、ただいまの御質問でございます。
まず1点目の御質問です。今回、一定条件をクリアした方には、これは漏れなく500円分の
デジタルポイント、これを進呈させていただくということで、今回目標を達成した方に漏れなくということでうたっておりますので、特にアンケート等を取るということは考えておりませんでした。
このアンケートについては、その必要性の是非も含め、またそのアンケートもかなり重たいものになってしまいますと、これは逆に参加される方々にとっても障壁というか重荷になってしまうということも考えられるわけですが、他の自治体のほうでのやり方ですとか取組、そのあたりも含めて今後、調査研究を含め実施をしてまいりたいというふうに考えます。
また、2点目の御質問でございます。このアールビーズ社におきましては、5月に、さつきラン&ウォークということで、これは企業、事業者別の対抗戦ということでのイベントの取組も実施をしております。
このあたりにつきましては、スポーツ振興課として音頭を取っていくのか、それともちょっと庁内の別の部署になるのかというところはあろうかと思いますけれども、もしこの区役所の中でこういった
ランニングですとか
ウオーキングを取り組んでいる方々、こういった一定の方々がぜひやってみたいという、そういった思いがあれば、ぜひこういった形で5月の、さつきラン&ウォークに参加していくのも、これもいい取組なんではないかというふうに
スポーツ振興課長としては考える次第でございます。
説明としては以上です。
○かいでん委員 ありがとうございました。
アンケートについては質問しませんけれども、質問は後ほどします。今お答えいただいた部分で、アンケートについては、当然ながら必要性あるときに限り、さらに重くないものにということを絶対条件に、これはもう必要だと思いますんで、その上で必要性があればぜひ御検討いただければと思います。
それから、さつきラン&ウォークについても、人事課長が果たしてそういったものがあるのを御存じなのかどうか分からないので、ぜひ情報提供をいただければなと思います。
お聞きしたいのがもう1点でして、チラシについてなんですね。これは先ほど予算のところで、アールビーズさんへの委託費が58万円、その中でチラシのデザインなども行っていただいているというお言葉でしたが、正直このチラシ拝見して、なかなか厳しいなという感触を覚えております。ちょっとやっぱり文字が多い。
今回のこの企画で工夫されてるのが、
デジタルポイント500円分を漏れなく差し上げますよということなはずなのに、その部分がなかなか目立つように書かれていない。一番ぱっと目を引くのは参加料無料という部分で、そうじゃなくて、参加したら500円もらえるんだよって、そっちをアピールしなければ、ふだん運動しない方をこのイベントに呼び込むということできないんじゃないかな。このまんまだと、500円もらえるということがぱっと見では伝わらないので、前回参加したような、あるいはもともと運動に興味があった方しか呼び込むのは難しいチラシになってしまってるんじゃないかなと、一個人の感想として思う次第です。
また、下のほうでアプリの
ダウンロード方法とか書いてありますけれども、むしろ訴えるべきは、その裏のイベントの詳細、こんなイベントですよということを表に持ってくるべきだとか、ごめんなさい、これは本当に一個人の感想ですけれども、いろいろ何か思ってしまう部分があって、果たしてアールビーズさんに委託をして作っていただくべきなのか、それともせっかく広報課でデザイナー職の職員さん雇ったわけなんで、もうちょっと内製でできないかなと思う部分なんですが、チラシの部分を委託するというのは、このイベント参加に当たっての必須条件みたいな形だったのか教えていただきたい。
また今後、このチラシについてももうちょっと工夫が図れないかなと、インセンティブの部分をもっと打ち出したチラシにできないかなとお願いしたいんですが、いかがでしょうか。
以上です。
○
稲毛スポーツ振興課長 それでは、ただいまのこのチラシに関する御意見でございます。
このチラシにつきましては、やはり初めて参加される方々にも通り一遍の説明、またアプリの
ダウンロードも含めて、このアプリも複数のアプリ、またiOS版と
Android版もあると、それぞれQRコードもということになってまいりまして、かなりちょっと情報量としてはやはり多くなっているというのが実態でございます。
今後、このイベントに関する取組の中で、徐々にこのイベントを10月に実施するということがだんだん浸透してきた場合には、情報をさらに整理をし、必要な情報、ないしは目玉とすべき情報、そういったものに特化集約して、もっとピンポイントで情報を発信していくという方法も考えられるんではないかなというふうには思っております。
なお、このチラシの作成につきましては、
本件イベントへの参加、またこれとの
コラボ事業を実施するに当たって、このチラシの作成もこの事業者側に委託すること、これは必須とはなってございません。あくまでもこの事業者のほうで一連のアプリの部分も含め、また、
オクトーバー・ラン&ウォークに関する、今までずっと取組をしてきてそれなりのノウハウを持っておりますので、そういったところも含めてこのチラシの作成についても併せて依頼をするほうがスマートではないかということで、今回実施をしたところでございます。
先ほど御意見いただきました500円分の
デジタルポイントをプレゼントする、ここをもっと強力に打ち出していくために、このチラシ以外にも区のウェブサイトですとかSNS、そういった情報発信ツールも当然活用してまいりますので、そういったところでは、500円分の
デジタルポイントの部分に特に軸足を置いた形での情報発信、これを検討してまいりたいというふうには考えております。
説明は以上です。
○かいでん委員 ありがとうございました。
最後にしますけれども、今の御答弁だと、このイベントが浸透してきたら情報量をもっと絞っていけるという見立てでいらっしゃいましたけれども、浸透させるために、やっぱりこのチラシをもっとブラッシュアップしないといけないと思うんですよ。こんなすばらしいイベントなんですよというのを、まさにこのチラシで打ち出していくべきなんで、そうすると、やっぱりこのチラシの表面は、もう興味を引く、がつんと参加したいと思わせる。思った方じゃないと裏面なんて見ないので、そこで初めてアプリの
ダウンロードしてくださいねとか、そういう細々した情報をお伝えする。もうちょっと、分からないですが、広報課のデザイナーさんだともっといろいろ御意見あるかも分からないんですが、いずれにしても、ちょっとまだ改良の余地はあるんだろうなと思っており、ぜひ浸透する前、もう来年度からブラッシュアップ、ぜひお願いしたいと思いますが、最後いかがでしょうか。
○勝島文化・
スポーツ部長 貴重な御意見ありがとうございます。
おっしゃることは重々、私も同じような感想を持っておりますので、これデザインしてるところ、
オクトーバー・ラン&ウォークというこの文字のデザインも向こうのアールビーズ社のものなので、どこまでこちらで口を挟めるかというのもありますが、基本的には御意向のとおり、私もせっかく
デジタルポイントつけるんだから、それが前面に来るように、色を変えるとか、そういったことを今後やっていきたいと。我々にできるのはウェブサイトとかツイッターとかSNSとか、その点はもう今年度対応していこうと。
今回、もうこれ印刷しちゃったんで、申し訳ないんですが、よろしくお願いいたします。
以上です。
○
武藤委員長 かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○山本副委員長 すみません。最後1点だけ、システムのところで。この
ウオーキングアプリ、
スポーツタウンWALKER、毎日起動しましょうと書いてあるんですけれども、これは自動的に日付を超えるとログアウトされちゃうので、毎日ログインしてねとか、そういうものなのか。勝手に落ちてるのを防止して、気づいたらカウントされなかったのを防止するための念のため毎日起動を確認してね、どっちなんでしょう。
○勝島文化・
スポーツ部長 これは私Appleなんで、Appleヘルスケアってもともと既存でありますよね。あっちがカウントしてるんですよ。それを、アプリを起動することによって、起動したときにAppleヘルスケアから持ってくるんです。ですので、毎日起動してくださいというのは、Appleヘルスケアで持っている最新のデータを反映させるためというふうにお考えいただければ。
最初に
ダウンロードして、10月1日から
ダウンロードしますよね。10月31日の日に起動していただかないと1か月分が引っ張れないんですよ、簡単に言いますと。ですのでなるべく、毎日は毎日で、今自分が何位にいるのか。私だったら、東京都の50歳代で、あなたは千百何位ですよと、今日現在はとか、そういうのが毎日のように出て、目黒区がエントリーすると、目黒区民の中で、目黒区民の何十代の男性の中で今何位ですとか、1位になった瞬間があったりとかするんですけれども、それは起動したときに引っ張ってくるので、そういう仕組みになってるから、毎日起動していただけるとお楽しみいただけますよ、御確認いただけますよと、そういうことなんです。
以上です。
○山本副委員長 ということは、私も別のアプリで同じようなものをやっぱり使ってるんで、ヘルスケアから歩数を取ってくるわけなんですけれども、多分定期的に巡回して情報を引っ張ってきてるんですね。
じゃ、このアプリについては、そういうことはしないので必ず起動すると。その代わり、もう起動しなくなったら一切データは取らないよという安心面もあるという認識で正しいでしょうか。
○勝島文化・
スポーツ部長 御指摘のとおりでございます。
○
武藤委員長 山本副委員長の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
武藤委員長 ないようですので、(3)「
オクトーバー・ラン&ウォーク」との
コラボ事業の実施についてを終わります。
―
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(4)
食品衛生法違反に伴う不利益処分について
―
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
武藤委員長 次に、(4)
食品衛生法違反に伴う不利益処分について、報告をお願いいたします。
○藤田
生活衛生課長 それでは、
食品衛生法違反に伴う不利益処分について御報告いたします。
項番1の事件の探知でございますが、令和5年7月5日12時頃、区内在勤の届出者から、6月30日に区内の飲食店を7名で利用したところ、私以外の6名が下痢、嘔吐、発熱等の食中毒様症状を呈しているとの通報を受けまして、直ちに調査を開始いたしました。
項番2の調査結果の概要でございますが、患者数は6名で、いずれも7月2日の6時から12時にかけて、下痢、嘔吐、発熱等の症状を呈しており、共通食は、6月30日に当該飲食店が調理提供した料理以外にはございませんでした。
病因物質はノロウイルスで、患者6名の検便と、調理従事者1名の検便から検出され、調理従事者は発症していない保菌者でございまして、感染症を疑うエピソードもありませんでした。
原因施設は記載のとおりでございます。
項番3の不利益処分でございますが、上記の調査結果及び患者を診察した医師から食中毒患者等届出票が提出されたことから、当該施設が調理提供した料理による食中毒と断定し、改正前の食品衛生法第55条の規定に基づき、令和5年7月20日から7月22日までの3日間営業停止処分を行いました。このことは、食品衛生法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係政令の整備及び経過措置に関する政令附則第2条の規定により、なお従前の例により当該営業を行うことができるとされた場合における食品衛生法等の一部を改正する法律第2条の規定に沿った取扱いでございます。
なお、原因施設より令和5年7月16日から7月19日までの4日間、自主的に休業するとの申出がございました。
項番4の公表でございますが、食品衛生法第69条の規定に基づき、令和5年7月20日から7月26日まで目黒
区ウェブサイト及び目黒区保健所掲示板において公表を行いました。
説明は以上でございます。
○
武藤委員長 説明が終わりましたので質疑を受けますが、これに関しましては店舗等の固有名詞等を使わずに質疑をしていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
武藤委員長 ないようですので、(4)
食品衛生法違反に伴う不利益処分についてを終わります。
―
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(5)
旅館業法等の改正について
―
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
武藤委員長 次、(5)
旅館業法等の改正について、報告をお願いいたします。
○藤田
生活衛生課長 それでは、
旅館業法等の改正について御報告いたします。
項番1の経緯でございますが、生活衛生関係営業等の事業活動の継続に資する環境の整備を図るための
旅館業法等の一部を改正する法律が公布され、旅館業の施設における感染症の蔓延防止対策、差別防止の更なる徹底等並びに生活衛生関係営業等の事業譲渡による営業者の地位の承継について新たに規定がされました。
項番2の法律改正の概要でございますが、1つ目は旅館業法でございまして、感染症の蔓延防止の観点からの宿泊拒否事由の明確化等並びに差別防止の更なる徹底等の規定が追加されました。
2つ目は、食品衛生法をはじめとする資料記載の8つの法律において、生活衛生関係営業等の事業譲渡による営業者の地位の承継が規定され、現在は相続、法人の分割または合併に限り地位承継届により処理しておりますが、事業譲渡についても地位承継届により処理できることとなりました。
項番3の法律の施行日でございますが、公布の日、令和5年6月14日から起算して6か月を超えない範囲内において政令で定める日とされております。
項番4の改正が必要な条例でございますが、資料記載の3つの条例、目黒区旅館業法施行条例、目黒区興行場法施行条例、目黒区プール経営許可等に関する条例について改正をいたします。
項番5の今後の予定でございますが、令和5年9月の第3回定例会におきまして改正条例案を審査、議決いただいた後、11月を目途に事業者への個別通知や
区ウェブサイトにより周知してまいります。
項番6の参考資料につきましては、後ほど御確認いただければと存じます。
説明は以上でございます。
○
武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
ないですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
武藤委員長 ないようですので、(5)
旅館業法等の改正についてを終わります。
―
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(6)目黒区
動物愛護推進基金(仮称)の創設について
―
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
武藤委員長 次に、(6)目黒区
動物愛護推進基金(仮称)の創設について、報告をお願いいたします。
○藤田
生活衛生課長 それでは、目黒区
動物愛護推進基金(仮称)の創設について御報告いたします。
項番1の基金創設の経緯でございますが、地方自治体における動物愛護管理行政は、動物愛護管理法に基づき都道府県が主体となって行われ、東京都では、動物の愛護及び管理に関する条例を設け、国の動物愛護管理基本指針に即して地域の実情に応じた東京都動物愛護管理推進計画、通称ハルスプランを策定し、人と動物との調和の取れた共生社会の実現を目指しています。
都内の区市町村においては、ハルスプランに沿って東京都と連携しながら飼い主の責務に関する普及啓発をはじめ、犬の登録・狂犬病予防注射の徹底や、地域における飼い主のいない猫対策の支援、身近な地域での動物飼養等に関する相談・支援体制の整備、ペットに関する災害への備えと発災時の危機管理体制の整備など、地域の実情に応じてきめ細かな取組を進めており、区でも様々な動物愛護事業に取り組んでいるところでございます。
区において取組の一つとして、令和4年4月1日からふるさと納税の寄附メニューに「目黒区の動物愛護を応援したい」を設けて寄附金を募り始めたところ、令和5年3月末時点において91件、610万7,500円の多額の寄附が寄せられました。
こうした状況を踏まえ、寄附者の意向に沿って動物愛護施策を充実させ、寄附金を有効活用するために目黒区
動物愛護推進基金を創設いたします。
項番2の基金の目的でございますが、人と動物との調和の取れた共生社会の実現を目指して、動物愛護施策の充実を着実に進めるために基金を設けます。
項番3の基金の積立でございますが、区民等からの動物愛護施策への指定寄附金を基金に積み立てます。
項番4の基金の管理でございますが、寄附金を積み立てる基金の管理は、健康推進部生活衛生課で行います。
項番5の今後の予定でございますが、9月8日に第3回定例会に条例案を提案、9月29日に施行、10月1日以降、ウェブサイト等で周知する予定です。
説明は以上でございます。
○
武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○岸委員 区の動物愛護の施策に関しては、長い年月をかけて我が会派の議員が代わる代わる取り組んできたところであります。飼い主のいない猫、いわゆる地域猫の避妊・去勢手術の助成、避難所における同行避難の考え方についてなどです。そして、ふるさと納税で動物愛護のメニューの設置を提案し、社会の動物愛護の機運にのっとって区の想定外の金額が集まったので、23区初の基金設置を要望、そして今回の実現となったところであります。
そこで質問したいのが、現在年間の動物愛護関連に使われている予算をまずお聞かせください。
それと、令和4年度にふるさと納税で集まったお金の使い道をお聞かせください。
○藤田
生活衛生課長 1点目の動物愛護に係る既存事業として、総額ですけども、令和4年度ですと222万円余という金額でございます。
2点目の寄附金の活用実績ということですが、昨年度は、避難所で使う動物用のワンタッチターフテントというテントですね、それを購入しまして、それが135万円という金額でございます。
○岸委員 このことは令和4年度のふるさと納税では、区の獣医師会ですとか区民の皆様への周知というのがなかなか見えなかったという事実がありました。今後、この件に関してはもっと積極的に知ってもらう努力をすべきと考えますけども、いかがでしょうか。
○藤田
生活衛生課長 今回、基金ということで新しく、4年度のときもチラシを作ったりウェブサイトで宣伝したり、そういったことは取り組んでいましたが、基金になるということもありますので、また改めて新たなチラシを作ったりとかウェブサイト等で周知啓発していきたいと思います。
以上です。
○岸委員 別件で、東京都の補助事業である医療保健政策の区市町村包括補助事業を活用した今回の地域における動物の相談支援事業に手を挙げるように、我が会派からこれまでも要望し、令和5年度より開始している、そういう状況であります。この補助金と基金の関係性について伺いたいんです。使い勝手が悪いといいますか、オーバーラッピングしていると聞いていますけれども、施策が重複してしまうことに今後はどのように整理をなさって対応されていくのかということを伺えればと思います。
○藤田
生活衛生課長 ただいまお話が出ました東京都の補助事業ですが、今年度、新規の事業として、地域における動物の相談支援体制整備事業というものにも手挙げをさせていただきまして、これから取り組んでいくところでございますが、補助金とこの基金の関係が、東京都から今補助金を、既存の事業では半分、2分の1の補助率ですけども、頂いていると。残りの半分に基金が充てられればというふうに考えるんですが、それはできませんということなので、補助金をもらいつつこの基金をどのように使っていくかというところについては、工夫をしながら検討していきたいというふうに考えております。
○
武藤委員長 岸委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○こいで委員 今、今後条例案が出てくるということなんですけれども、基本的にはふるさと納税で寄附されたものは積み立てていって、そこを運用して、その運用収益を使うというようなことをお考えになってるのか、確認させてください。
○藤田
生活衛生課長 基本的にはふるさと納税のメニューはそのまま継続します。そこに入った指定寄附金については、基金のほうに積み立てていくという形になろうかと思います。
○
武藤委員長 運用とかというのはどうするの。
○荒牧副区長 積み立てた基金の運用資金で御質問かと思いますけれども、今、市中金利がほとんどないので、100万、200万では使いようがございません。それが結論です。
ですので、複数年度にわたって金額を積み立てる、必要なときにそこから出せる、そういう使い勝手のよさが一番の目的ということになろうかと思います。
さきの委員の御質疑もございましたけども、都の補助制度の中で基金との併用ができませんので、都の補助制度でやる事業は何か、基金を活用してやる事業は何かというものを、それを一番効果的に事業展開をするというのも単年度だけではできませんので、複数年度の中期的な視野も含めてやるための基金かと、そういうふうに御理解いただければと思います。
以上です。
○
武藤委員長 いいですか。
こいで委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○岸委員 今回の基金の使い道に関しては、例えば防災協定とかを結んでいる獣医師会なんかの意見もどんどん取り入れていかなきゃいけないと思いますけども、この点どう思いますか。それが1点。
もう一つが、ふるさと納税とかで寄附してくれた方というのは、動物愛護に対してとても意識の高い方だと思うんです。その方たちに対して、自分たちの寄附したお金がどのように使われてるのかということに関してはもう少し分かるように、情報としてでもいいです、還元していけるような工夫がもっとあってしかるべきだと思いますけども、この点いかがでしょうか。
○藤田
生活衛生課長 御意見を今いただいた、獣医師会との意見も聞いたらということですが、そういったことも含めて、意見を聞きながら進めていきたいというふうには思います。
2点目の寄附をしていただいた方へのフィードバックということですけども、今ウェブサイト等ではこういったものに活用しましたというのは載せておりますが、また、そういったものがより分かりやすくなるように、ふるさと納税の担当部署等も話を聞きながら進めていきたいというふうに思います。
以上です。
○
武藤委員長 いいですか。
○岸委員 もう一点伺いたいんですけども、この基金、こういった性格の基金というのは23区初だと聞いてます。こういったことをもうちょっと誇りを持ってね、区民一般にももっと分かるよう、もっと耳に届くような広報の仕方があってもいいのかなと思いますが、いかがでしょうか。
○藤田
生活衛生課長 そういった点も含めて区民の方にアピールしていきたいというふうに思います。
以上です。
○
武藤委員長 岸委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
武藤委員長 ないようですので、(6)目黒区
動物愛護推進基金(仮称)の創設についてを終わります。
―
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【報告事項】(7)目黒区
特定不妊治療費(先進医療)助成事業の実施について
―
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
武藤委員長 次に、(7)目黒区
特定不妊治療費(先進医療)助成事業の実施について、報告をお願いいたします。
○齋藤
保健予防課長 それでは、目黒区
特定不妊治療費(先進医療)助成事業の実施について御報告いたします。
初めに項番1、経緯でございます。
不妊治療のうち体外受精や顕微授精といった基本治療につきましては、令和4年4月から保険適用が開始されたところでございますが、東京都では、体外受精や顕微授精を行う際に保険適用された治療とともに、自費で実施される先進医療について、その一部を助成する制度を開始いたしました。
こうしたことから、区におきましても不妊治療における経済的負担を軽減するため、東京都の助成事業の承認決定を受けた方を対象といたしまして、都の助成額を超えた費用に対して区独自で上乗せで助成することとしたものでございます。
次に、項番2、事業の概要の(1)助成内容につきまして、東京都では、先進医療にかかった自己負担分の10分の7を掛けた金額か、上限金額である15万円のどちらか低い金額を助成するとしていることから、区といたしましては、都の助成額を超えた費用に対して上乗せで5万円を上限として助成いたします。
続きまして、(2)対象者につきましては、資料記載のとおり、ア~エの全ての要件に該当する方といたします。
(3)申請方法及び、(4)申請期限でございます。
申請方法につきましては、申請者の御負担を考慮して、窓口にお越しいただくことなく手続ができるよう電子による申請といたします。一方で、電子による申請が難しい場合には紙による申請も可能といたします。
申請期限につきましては、都の助成事業の承認決定日から1年以内とさせていただきます。
最後に項番3、今後の予定でございます。今月中旬よりウェブサイト、子育てアプリ、母子モにより、事業の概要についてお知らせいたします。あわせて、準備が整い次第、ポスターやチラシにより周知を行い、9月1日より申請受付を開始いたします。
説明は以上でございます。
○
武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○かいでん委員 この制度設計だと、保険適用の部分は、もちろん多くの方3割負担なのに対して、東京都の補助プラス目黒区の補助で、場合によっては3割以下の負担で済んでしまうという、むしろ逆転のような現象が生じるんじゃないかなと。東京都が10分の7まで出して、そこに目黒区が上乗せで出すことにより、先進医療のほうが実は割合安く済んだよねということになる可能性もあると。
別にそれをもって反対するわけでは全然なくて、これはありがとうございますという感じなんですが、それならばというところで、私が実際御相談いただくのは、もう一つ、自由診療の部分なんですね。そっちの負担がやっぱりとても重くてというところで、あまり比べちゃいけないんですけど、港区では、先進医療だけじゃなくて自由診療にも補助金を出してます。あと、文京区でも、全体が全額自己負担となる治療に対して10万円を限度に補助を出しているということがあるので、こういった部分についてもちょっと考えなきゃなと思っているんです。
今回、これは、そこの部分を入れていないので、何か区としての考え方を伺いたいんですけれども、要は財政的に厳しいからということなのか、あるいはそういう自由診療でやるということは、当然ながら例えば高齢だったりとか、もう妊孕性が低いからそこに補助してもなかなかという考えで今回やっていないのか。そこを含めなかった理由がもしあれば教えていただきたいと思います。
以上です。
○齋藤
保健予防課長 今回こういった制度設計を考えた状況といたしましては、委員御紹介いただきましたとおり、現在こういった同様の
特定不妊治療費の先進医療の助成制度を実施してる自治体におきましては、7月末現在で8区が助成実施してるところでございます。港区とか文京区につきましては、紹介いただきましたとおり自己負担額に対する助成ということで、各自治体、制度設計、費用助成の額も違いますし、御紹介いただいたとおり自由診療に当たる部分を認めるというところで、各区で様々な考え方がございます。
目黒区といたしましては、こちら
特定不妊治療費の助成につきましては、かつて平成21年6月に区としても独自で費用助成を実施していた時期がございます。こちらにつきましては、平成23年に実施した財政健全化に向けたアクションプログラムにおいて事務事業の見直しを行ったことによって、平成23年度をもって終了したというような経緯がございます。
その当時、3か年、平成21年~23年度の実績といたしましては、21年度が80件余、22年度が130件余、23年度が180件余というような実績がございましたので、今回、今年度の当初予算の計上に当たりましては、上限5万円の予定数量といたしましては180件ということで計上させていただいたという考え方でございます。
以上です。
○石原
健康推進部長 助成の考え方といたしましては、これまで令和4年度から不妊治療のかなりの部分が保険適用になるという、国のほうでもかなり大きな進展がございました。そして、委員御指摘のとおり、妊孕性等も考慮した上で保険適用の範囲が決まってきたといったことがございますので、やはり基本的な部分はその考え方に沿って、やはり妊孕性を考慮しながら妊娠を希望する方に対して過度な負担がかからないようなところで保険適用の考え方というところと、今後の保険適用に向けて医療の内容について評価が行われている先進医療に限っての助成ということを考えたところです。
そこが、保険診療の部分に比べて3割、残る自己負担の部分にも区の助成額が使えるというところではちょっと逆転現象が起きるということもございますが、不妊治療にかかる自己負担は3割でもかなり高額になるという状況もございまして、これに関しては経済的負担の軽減ということで助成を決めたものでございます。
以上です。
○
武藤委員長 よろしいですか。
かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○松田委員 今の質問に関連して、これは私も2009年の前に要望して、実現をして、3年で本当にやめちゃって、その後もずっと復活すべきだということを5~6年続けたんですが、もうここまでたったわけですけど、ぜひそこら辺のところを、今の質問者の答弁をもっと分かりやすく周知してほしいんですね。例えば去年までは30万円が支給されてたわけですよね。じゃ、50万円かかったとして、今までは30万もらってたと。今度保険適用になったら、15万が自己負担3割で、35万が保険適用になって、今までの制度よりそれだけでも5万円プラスになるんじゃないかと。さらに体外受精だと高額医療費が使えるんじゃないんですか。高額医療費になると、200万~600万ぐらいの給与の方は、8万円以上かかったものについては全部支給されるわけですよね。そこら辺をちょっとうまく、私もよく整理できてませんけれども、基本的にはそういう仕組みになってると思いますので、そこら辺をもうちょっと分かりやすく区民に周知をしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○齋藤
保健予防課長 今委員から御指摘いただきました内容も踏まえまして、皆様に分かりやすいように、御理解いただけるような周知方法をしっかり検討しまして、実際8月中旬からはウェブサイト等で、あと母子モのアプリ等でしっかり周知を図っていきたいと思っております。
以上です。
○
武藤委員長 松田委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○川原委員 これは東京都の
特定不妊治療費助成事業の承認を受けた方が対象ですので、当然東京都に準ずるわけなんですけども、助成回数書いてないので確認なんですけど、いわゆる妻の年齢が40歳未満であれば6回、40歳から42歳は3回ということでいいんですよね。その確認だけお願いします。
○齋藤
保健予防課長 委員御紹介いただきましたとおり、区の助成につきましては東京都と同様に、治療開始日の妻の年齢が、保険診療の年齢、回数要件と同じで助成回数は、39歳までは6回、40歳から42歳までは3回の助成が可能ということで考えております。
以上です。
○
武藤委員長 川原委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
武藤委員長 ないようですので、(7)目黒区
特定不妊治療費(先進医療)助成事業の実施についてを終わります。
―
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【報告事項】(8)
介護保険料の
賦課決定起算日に係る対応について
―
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
武藤委員長 次に、(8)
介護保険料の
賦課決定起算日に係る対応について、報告をお願いいたします。
○相藤
介護保険課長 それでは、私のほうから
介護保険料の
賦課決定起算日に係る対応について御説明をいたします。
まず、今回の経緯、1番ですけれども、
介護保険料は、所得に応じて保険料を決めておりまして、修正申告等で過年度分の合計所得に変更が生じた際は、遡及して賦課の変更を行っております。この遡及できる期間ですけれども、平成27年4月の法改正により、賦課の決定は当該年度の最初の保険料の納期、この翌日から起算して2年を経過した日までとされているところでございます。
この当該年度における最初の保険料の納期ですけれども、
介護保険料の徴収方法は2つありまして、1つが納付書等を使ってお支払いいただく普通徴収というやり方、もう一つが年金天引き、これは年額18万円以上の年金をもらってる方は全て年金天引きになりますけれども、この2種類がございます。
今回、特別徴収、年金からの天引きにもかかわらず普通徴収と同様の遡及可能期間が介護保険システム上で設定されていると、こういう事象が全国的に確認されているところでございます。
このイメージなんですけど、別紙、裏面を御確認いただけますでしょうか。
A4横使いの資料ですけれども、この左側に①②③と記載をしております。この①と②が本来の在り方、①が普通徴収の最初の納期の翌日、8月1日から、そこから2年間、5年度の7月31日まで、この2年間が遡れる期間。②の特別徴収も3年度の5月11日から2年間。ここまでが正しいんですが、現状では③に記載のとおり、特別徴収が5月11日を起算点として2年後の7月31日まで、この2年プラス82日間遡及できる期間を定めているという形になってるところでございます。この四角で囲んだ③の82日間、この82日間の間に遡及して
介護保険料の賦課を行った部分に対して、今回返還を行わせていただくものでございます。
表面にお戻りいただきまして、本件につきましては目黒区だけではなくて全国的に同様の事象が確認されておりますので、東京都のほうが国に統一的見解を求めた上で事務連絡の発出を依頼したんですが、国のほうからは今回の件について事務連絡等は行わないと。及び今回の件に関しては各保険者で適切に判断して対応するようにという回答が東京都を通じて各区に出されたところでございます。
2番の本区における影響ですけれども、(1)の対象者につきましては、①過大徴収をしてしまった方が16名、うち実際に納付をしていただいた方は14名となっております。
(2)の対象金額ですが、この14名の方の合計で56万3,600円となってるところでございます。
3番の都下における他自治体の状況ですけれども、(1)の多摩地域では、多摩26市ありますけれども、うち23市で同様な誤りが確認をされております。
(2)の特別区の状況ですけれども、現在特別区の
介護保険課長会の中で各区の対応状況を確認中でして、この結果は9月8日の23区の課長会で判明するという形になってるところでございます。
4番の今後の対応になりますが、本区の対応ですけれども、9月8日を待たずに、既にもう2番に記載してるとおり、対象者と対象金額が分かっておりますので、4番の(1)対象者の方にはおわび文及び返還通知をお送りさせていただいた上で、(2)本区における介護保険システムは、富士通のシステムを使っておりますけれども、富士通と調整の上、今後は事務処理手順の変更を行うことで同様の事象が発生しない体制を既に整備済みとなってるところでございます。
説明は以上でございます。
○
武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
いいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
武藤委員長 ないようですので、(8)
介護保険料の
賦課決定起算日に係る対応についてを終わります。
―
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【報告事項】(9)令和4年度
目黒区立高齢福祉施設指定管理者運営評価結果等について
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○
武藤委員長 次に、(9)令和4年度
目黒区立高齢福祉施設指定管理者運営評価結果等について、報告をお願いいたします。
○高橋
高齢福祉課長 それでは、御説明をさせていただきます。
お手元の資料を1枚おめくりいただきますと目次がございます。このたびの運営評価結果の対象施設は全部で7施設ございまして、1番から5番までが目黒区社会福祉事業団、6番の高齢者センターが社会福祉法人奉優会、7番目の田道在宅ケア多機能センターがNPO法人ほっとステーションがそれぞれ管理運営を行っているものでございます。
そのほか、公募の特例による指定管理期間10年間の中間評価も併せて行っておりますので、これは後ほど御説明いたします。
それでは、まずこの7つの施設につきまして、施設ごとに簡潔に御説明をさせていただきます。
1ページ目を御覧願います。特別養護老人ホーム中目黒でございます。
今後の資料の御説明方法ですが、これだけのボリュームですので、全て説明すると大変時間がかかりますので、所見欄にある主な評価できる点ですとか、更なる向上が求められる点を中心に御説明をいたします。
まず、4番の運営評価の方法につきましては、これは各施設共通でございまして、記載のとおり、運営評価委員会におきまして、指定管理者から提出された
事業報告書、利用者アンケートの結果、そして指定管理者の自己評価などに基づきまして評価を行ったものでございます。
評価基準は、7番の表に記載のとおり、それぞれ点数ごとに説明を加えてございます。
そして、各施設の最終評価結果は、おめくりいただきまして2ページにまいりまして、9番にございます。こちら特養ホーム中目黒では、(1)の特養ホーム、(2)のショートステイとともに61点となっております。
次の10番は、評価項目ごとの内訳でございます。
お隣の3ページの所見でございます。こちらは、各施設で特筆すべき点をピックアップして、これから御説明をいたします。
まず、中目黒特養では、評価できる点としまして、大規模改修工事に伴いまして、5年2月末まで事業を休止しておりましたので、令和4年度の運営評価となりますと、令和5年3月の1か月間のみが評価対象となっております。この工事によりまして特養施設内にWi-Fi環境が整備されまして、施設内でICT機器を有効活用することにより施設サービスの向上、職員の精神的・肉体的負担の軽減などの取組を行ったことを評価しております。
一方で、更なる向上というところでは、面会制限がまだ続いているというところで、新型コロナウイルスの位置づけが5類感染症に引き下げられたということに伴いまして、今後の面会方法について、徐々に緩和していくのか、ほかの施設の状況も踏まえて検討する必要があるとしております。
こちらは各特養とも共通となっております。
飛びまして、5ページになります。
こちらはショートステイのほうでございますが、所見の中で更なる向上というところで、ショートステイの定員数が減少したことなどによりまして利用率が低迷したことから、この向上に向けた取組の必要性を記載してございます。
次の6ページ、7ページ、こちらは各施設の事業報告の概要を掲載しておりますが、こちらのほうは時間の都合上、説明を割愛させていただきますので、御了承いただきますようお願いいたします。
続きまして、8ページを御覧ください。
特養ホーム東が丘でございます。
こちらは、9ページを御覧いただきまして、評価結果としましては、特養ホームで63点、ショートステイで61点となっております。
おめくりいただきまして、10ページの所見では、評価できる点としまして、LINEを活用して施設での様子を撮影して写真を家族へ送付する取組ですとか、実習生等の受入れ、またイベントへの参加など、地域と交流する取組を評価しております。
更なる向上という点では、空きベッドの活用などによる利用率の向上に今後も努めていくべきという必要性を指摘しております。
次の12ページでございます。こちらのショートステイでございますが、ショートステイの所見欄で更なる向上というところでは、職員への研修につきまして、計画的に実施することにより職員全体のスキルアップ及び虐待防止に係る意識啓発を図っていく必要性というものを記載してございます。
続きまして、15ページを御覧ください。
こちらは東が丘の在宅ケア多機能センターでございます。
おめくりいただきまして16ページ、こちら9番の評価委員会の結果としては、小規模多機能が61点、認知症対応型通所介護、いわゆる認知デイ、こちらは62点となっております。
お隣17ページの小規模多機能の所見でございますが、こちらは更なる向上を求めるというところで、安定した送迎体制を確保できるよう法人全体で職員配置を調整、検討する必要があるとしてございます。
続きまして、19ページ、こちらは認知デイの所見でございますが、評価できる点というところでは、困難なケースについても積極的に受け入れていること、また御家族との関係構築に努めているなどの取組を評価してございます。
一方で、更なる向上を求めるというところでは、スポット利用などの利用率向上に向けた取組の必要性について記載をしてございます。
続きまして、23ページを御覧ください。
こちらは特養ホーム東山でございます。
おめくりいただきまして24ページ、9番、評価の結果でございますが、特養ホームは62点、ショートステイは61点となっております。
お隣25ページ、特養ホームの所見でございますが、評価できる点というところで、地域との交流を深める健康カレンダーの配布、また職員が利用者家族へ手書きのメッセージや写真を定期的に送付する、こういった取組を継続して行ってるということを記載してございます。
一方で、更なる向上というところでは、家族への情報発信手法、先ほど、お手紙以外のところで、そういった発信の手法について見直す必要があるというふうに指摘をしております。
27ページのショートステイの所見は、記載のとおりとなっております。
それでは、続きまして、今度はちょっと飛びまして30ページを御覧ください。
こちらは東山の在宅ケア多機能センターでございます。
31ページの9番の評価結果としまして、小規模多機能は62点、認知デイは61点となっております。
おめくりいただきまして32ページの所見では、更なる向上というところで、勤務シフトの工夫ですとかウェブの活用などによる職員の研修の確保について記載しております。
飛びまして34ページ、こちらは認知デイの所見でございますが、こちらは記載のとおりとなってございます。
それでは、またちょっと資料ページを飛びまして、38ページを御覧ください。
こちらは高齢者センターでございます。
こちら下のほう、9番の評価結果としましては66点となります。
さらにページをめくりまして、40ページの所見でございます。評価できる点というところでは、感染症対策をしながらイベントを開催し、サークル活動、発表の機会ですとか地域との交流の場を提供して、来館者数もコロナ禍に比べて大きく回復させたというところ。また、更なる向上というところでは、予約の取りづらい人気の高い講座の充実などについて触れております。
また、飛びまして45ページを御覧ください。
こちらは田道在宅ケア多機能センターでございます。
こちらおめくりいただきまして46ページの上のほう、9番、評価結果でございますが、こちらは小規模多機能が61点、認知デイが63点というふうになってございます。
次は47ページの所見欄でございますが、こちら更なる向上を求める点というところで、人材不足による新規利用者の受入れが困難となってる時期がありますといったところで、今後も早急に必要な人材を確保できるよう計画的に法人全体で採用活動に取り組む必要があるということを述べております。
続きまして49ページ、こちらは認知デイの所見でございます。こちらでは、評価できる点としまして、音楽療法によるレクリエーション、更なる向上というところでは、利用率の向上に向けた取組をするように記載をしてございます。
以上が各施設のそれぞれ評価の結果でございますが、最後53ページを御覧ください。
こちら8番といたしまして、公募の特例により10年間を指定管理期間とした高齢福祉施設におきまして、高齢者を取り巻く社会状況の変化等を踏まえまして、これまでの取組について中間評価を行うものでございます。
この4年間の取組を振り返りますと、やはり新型コロナウイルス感染症対策が運営面での最優先でございまして、嘱託医の方をはじめ、保健所や各所管と連携協力を図りながら、入居者の安全・安心、これを第一に適切な施設運営に努めてきたというところでございます。
そのほか、緊急保護ですとか困難なケースでも受け入れて、区立施設としての役割を積極的に果たしてこられたというのが評価でございます。
裏面にまいりまして、今後でございますが、この感染状況、先ほど申しました5類感染症に引き下げられたという、こういう状況を踏まえまして、御家族の面会などをコロナ禍前に徐々に戻していくということですとか、また一方では医療的ケアの方の受入れを今後強化していくというところ、または財務面でも収支改善に向けたPTを組んで検討していくということでございますので、今後の改善に期待する旨の記載をしてございます。
最後、55ページ、別表としまして、この指定管理者の運営評価委員会のメンバーを記載してございます。
大変駆け足になりましたが、説明は以上でございます。
○
武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○佐藤委員 以前から確認させていただいている点ですけど、高齢福祉に限らずですが、福祉施設にお勤め、働く方が、全国的に離職率含め課題となっている点でございますけれども、令和4年度から令和5年度にかけて、目黒での状況と、それに関わる負担軽減ということで、DXであったりロボット等の機械の活用は進めてますよということですけれども、現状とその課題点についてお伺いしたいと思います。
○高橋
高齢福祉課長 主に特養ホームの人材確保について、取組について御説明いたしますと、特養ホームの指定管理者となっております社会福祉事業団のほうでは、令和3年度に「さんホーム目黒」を開設するということになっておりましたので、それに対しまして介護士などを大量に採用する必要が生じたため、職員の確保・定着への取組に非常に力を入れたというところでございます。
具体的に、はウェブサイトのリニューアルですとか、あと働くことについての意義みたいなものをQ&A形式で載せたりとか、あと就職サイトへの掲載、就職フェアへの積極的な参加、インターンシップの受入れなども行ったというところで、結果として30人以上の大量の職員を採用することができたという結果がございます。
また、採用後につきましても、キャリアップですとか資格取得への支援ですとか、中堅の採用3年~4年目ぐらいの職員へのフォローアップ研修など、こういったところも含めて人材の確保・定着というところも力を入れているというところでございます。
法人側でもこういった努力をしておりますけれども、区としましても、人材確保・育成という点では、区内介護事業所の職員の方を対象にした介護職員スキルアップ研修ですとか相談窓口なども開設をしたりとか、また腰痛予防みたいなところでいきますと、ノーリフティングケアというところで、こういった職員の方の負担を軽減するような機器に対して補助をするというような取組も行っているところでございます。
また、2点目のDXというところでございますが、今回、所見欄にも記載がございますが、中目黒の特養ホームで改修をしたところでございますが、そこの機会をきっかけにしましてWi-Fi環境を施設内に整備をしたというところで、この運営事業者、社会福祉事業団ですが、こちら側もICT機器を導入することが可能になったというようなところが大きな変化でございます。
既に民間の法人では導入してるところもあるんですけれども、区立では初めてではございますけれども、ナースコールとか生体センサー、あと記録システムなどを相互に連携させた「EGAOlink(エガオリンク)」というシステムがございまして、こちらを導入することによって記録の効率化ですとか職員の負担の軽減、またセンサーを使ったことによる利用者の状況把握の記録情報の活用による施設サービスの向上などというところで大変効果が現れたというようなこととなっております。
私からは以上です。
○
武藤委員長 よろしいですか。
佐藤委員の質疑を終わります。
議事の都合により暫時休憩といたします。再開は午後1時です。
(休憩)
○
武藤委員長 それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
(9)令和4年度
目黒区立高齢福祉施設指定管理者運営評価結果等についての質疑を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
武藤委員長 ないようですので、(9)令和4年度
目黒区立高齢福祉施設指定管理者運営評価結果等についてを終わります。
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【報告事項】(10)令和4年度
目黒区立障害福祉施設指定管理者運営評価結果等について
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○
武藤委員長 次に、(10)令和4年度
目黒区立障害福祉施設指定管理者運営評価結果等について、報告をお願いいたします。
○田中
障害施策推進課長 それでは、障害施策推進課から御説明いたします。
資料のほうを御覧ください。
表紙をおめくりいただきまして、目次でございます。
対象施設は7施設ございまして、1から4までが目黒区社会福祉事業団、5は社会福祉法人東京援護協会、6と7は社会福祉法人いたるセンターがそれぞれ管理運営をしてございます。8の公募の特例による指定管理期間の中間評価につきましては後ほど御説明をいたしますが、心身障害者センター、かみよん工房、大橋えのき園を対象としまして中間の振り返りを行ってございます。
それと、資料の構成、運営評価の方法は高齢者施設と同様でございます。障害のほうにつきましてもボリュームがございますことから、評価委員会の評価結果と各施設の所見について主なものを御説明させていただきます。
それでは、まず1ページ目、心身障害者センターでございます。
評価委員会の総合評価は、2ページ目に進んでいただきまして、(1)生活介護と(5)身体障害者福祉センターB型が、それぞれ61点。(2)短期入所と(3)特定相談支援それぞれが62点。(4)地域活動支援センターが63点となってございます。
項番10から評価結果の内訳及び所見でございます。
(1)の生活介護は、次のページでございまして、評価できる点につきましては、社会福祉士の実習受入れやボランティアの再開等、地域との関係づくりの取組を評価しております。更なる向上を求める点では、利用者アンケートで肯定的な回答が下がったことから、情報交換の場を増やし、満足度を高める取組が求められるとの指摘がされてございます。
おめくりいただきまして、(2)短期入所の評価できる点は、コロナ禍でも安定した利用率と高い利用者満足度を評価された一方、更なる向上を求める点では、利用希望が多いことから短期入所の定員を増やすことを検討してはどうかとの御意見をいただいてございます。
続きまして、隣のページになります。(3)特定相談支援は、評価できる点といたしまして、新規利用者の計画相談の積極的な受入れ、他事業所からのケース移管にも可能な限り応じている。それから、相談支援従事者の研修を新規2名受講させて、相談支援専門員の育成を図っております。更なる向上を求める点では、区立の相談支援事業所として区内の相談支援体制の強化に向けた取組が求められるとしてございます。
おめくりいただきまして、(4)地域活動支援センターの所見でございます。評価できる点といたしまして、新規利用者8名の増加、ショートリハビリ等の導入など利用者のモチベーション等の向上が評価されております。
続きまして、7ページ目、(5)身体障害者福祉センターB型でございます。更なる向上を求める点として、失語症会話パートナー養成講座の修了者が活躍できる場の検討を指摘されてございます。
以上が心身障害者センターあいアイ館になりまして、ページ進みまして9ページ、かみよん工房でございます。評価結果は62点となってございます。
おめくりいただきまして、評価できる点でございますが、丸の3点目でございます。パンの販売方法や製造量の調整により廃棄パンをほぼゼロとし、売上げの増加と工賃維持を評価されております。更なる向上を求める点では、コロナ禍で休止していた利用者の販売参加や地域交流の再開、フードロスの取組の継続等による就労支援事業収入の確保についてでございます。
続きまして、ページ進んでいただいて13ページ、大橋えのき園でございます。評価結果は、(1)の生活介護が62点、(2)の日中一時支援が60点となってございます。
14ページに進んでいただきまして、生活介護の評価できる点でございます。毎月の外部講師を招いた権利擁護や虐待防止の研修等の実施、地域行事等への積極的な参加、交流の取組など。それから更なる向上を求める点では、施設利用希望者の獲得について、運営評価委員会からも厳しい御意見をいただいてございます。
お隣のページの日中一時支援の所見は記載のとおりでございます。
続きまして、17ページ目、下目黒福祉工房でございます。評価結果は62点となっております。
おめくりいただき、評価できる点は、利用率の増加と契約者数に対する出席率が高水準を維持していること、それから利用者の特性に合わせた作業内容の見直しなどでございます。更なる向上を求める点は、利用者の高齢化・重度化は避けて通れない課題であるとした上で、利用者の現在の能力に応じた作業や自主生産品の開発、工賃計算の仕組みを利用者が理解するための方法の検討としてございます。
21ページに進んでいただきまして、東が丘障害福祉施設でございます。評価結果は、生活介護63点、福祉ホームと短期入所はそれぞれ62点となっております。
次のページの評価できる点、生活介護でございますが、コロナ禍での送迎バスのグループ変更による感染拡大の防止、多種多様な外出や体験活動を工夫して実施しております。更なる向上を求める点につきましては、利用者の家族への支援が必要な場面も増えています。関係機関との連携を深め、必要な支援やサービスへつなげてほしいとしてございます。
(2)の福祉ホームと、それから24ページの短期入所につきましては、それぞれ資料記載のとおりでございます。
27ページに進んでいただきまして、目黒本町福祉工房につきましては、1枚おめくりいただいて28ページになります。(1)の生活介護と(3)の日中一時支援の評価結果は、それぞれ62点、(2)就労継続支援B型が61点、(4)福祉の店「さんまるしぇ」は66点となっています。
次ページの(1)生活介護の評価できる点につきましては、
オンラインツールを活用した家族会や個別面談の実施。更なる向上を求める点は、行事や活動の再開、利用者の社会参加や地域交流の場の確保としてございます。
30ページ目になります。就労継続支援B型でございますが、評価できる点として、新しい「花苗」作業は、これまで参加することができなかった利用者も積極的に参加でき、また工房の活動を地域に知ってもらうことにつながっている。更なる向上を求める点では、工賃の回復・向上に努めてほしいとしてございます。
31ページの日中一時支援につきましては、所見は記載のとおりでございます。
32ページにまいりまして、(4)福祉の店「さんまるしぇ」は、評価できる点といたしまして、コロナ感染症の影響で納品する事業者の自主生産品の製造が厳しい時期がありました。そういった中でも実施した様々な工夫などを記載してございます。更なる向上を求める点は、店舗利用者の理解を深めるための効果的な方法の検討としてございます。
35ページに進んでいただきまして、のぞみ寮でございます。総合評価は、(1)共同生活援助(グループホーム)は61点、短期入所も同じく61点となっております。
ページをおめくりいただきまして、グループホームの評価できる点といたしましては、利用者の情報共有や意見交換を行う仕組みづくりを評価してございます。更なる向上を求める点と、次のページの短期入所の所見については記載のとおりでございます。
続きまして、39ページ、公募の特例による中間評価についてでございます。
公募の特例により指定期間を平成31年4月から10年間としました記載の3施設について、この4年間の総括的な振り返りを行ったというものでございます。
3の評価内容につきまして、上段の運営面で努力したことにつきましては大きく4点ございまして、1点目は令和元年度から利用料金制を導入したこと。それからコロナ禍での施設運営と給付費収入の維持。2点目といたしまして、新型コロナウイルス感染症等対応事業継続計画を策定し継続的な事業実施がされたこと。それから3点目と4点目は、それぞれ就労支援施設と生活介護施設の運営状況を記載してございます。
下段の現時点で努力している点等につきましては、必要な感染症対策を継続しながら安心安全な施設運営に努めてございます。また、下目黒福祉工房がこの4年間の間に指定管理となりまして、法人職員が一丸となった取組が進められていること、こういったことを評価してございます。その上で、相談支援体制の強化、利用者の高齢化、重度化への対応と効率的、効果的な事業運営を確保しつつ魅力的なサービスの充実に期待したいとしてございます。
最後になります。評価結果につきましては、この後、区のウェブサイトで公表してまいります。
説明は以上です。
○
武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けす。
○かいでん委員 あいアイ館についてなんですけれども、3ページの所見の中で、更なる向上を求める点についての1つ目、利用者アンケートの「活動内容に要望や意見が取り入れられていますか」の質問に対して、69%が「はい」と答えていた昨年度に比べて、令和4年度が38%に下がった、かなり大幅な下落かなと思います。
私も以前、課長に個別にちょっとこれを利用されてる方からの苦情について御相談したこともありますが、かなり問題の火種が大きかったんですけども。要は、このアンケートがこれだけ下落しているにもかかわらず、点数化されたときに、恐らくこれは2ページの12番とかに当たるんですかね、利用者を保護し満足度を高める取組をしているかという項目に恐らく当たるんじゃなかろうかと思うんですが、この項目というのは、その前の年度も15点だったんですね。全く変わらない。この利用者アンケートと今回の所見がどうひもづいてるのか、全くこれは関係ないものなのか。ちょっとこの点数づけってどうなんだろうと思っちゃうんですけど、区のお考えをお聞かせください。
以上です。
○田中
障害施策推進課長 まず、利用者アンケートのところで、活動内容に満足していますかのところ、要望や意見が取り入れられていますかという御指摘なんですけれども、令和4年度の利用者アンケートの実施状況なんですけれども、アンケートの対象者が14人、回答者数が13名で、5名の方がこちらのほうを回答しているところでございます。
委員の方が5人評価されているんですが、お一人5点持っております。標準的にできていると、やるべきことがやれてるよという形になると3点になっておりますので、全員の方が3点をつけると15点ということになります。
こちらのアンケートのほうも、分析のほうは事業所のほうでされておりまして、この分析のところでは、法人のほうといたしましては、情報発信をしたり、利用者の御家族等とお話をする機会が、前年度、令和3年度に比べて減ってしまったというところで分析してございます。こういったところを今年度はもう少し丁寧にしていって、利用者の満足度を高めていきたいというようなことを聞いているところでございます。
区の考え方といたしましては、確かにこちらの要望や意見を取り入れられていますかというところについて、利用者さんの要望、意見というのを踏まえた施設運営というのをしていただくということが必要なことであると考えておりますので、引き続き、指定管理者のほうの指導をしながら、利用者満足度を高めていくような形で指導してまいりたいと思います。
以上です。
○かいでん委員 お伺いしたいのは、利用者アンケートとこの5人の委員の皆さんの評価というのの関係性なんですね。アンケートの結果というのは、採点に当たってしんしゃくしているという理解でいいんですよね。そこだけもう一度確認させてください。
○田中
障害施策推進課長 まず、こちらのアンケート結果につきましては、選定評価委員の皆様にもお示ししているところでございます。
選定評価委員につきましては、こちらの評価項目なんですけれども、指定管理者から提出のあった自己評価、それから利用者アンケート、それから施設を運営する法人に対してのヒアリング、視察等によって総合的な評価を行うこととしてございますので、アンケート結果につきましても評価委員会において、一定加味されているものと認識してございます。
○
武藤委員長 いいですか。
かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
武藤委員長 ないようですので、(10)令和4年度
目黒区立障害福祉施設指定管理者運営評価結果等についてを終わります。
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【報告事項】(11)目黒区
東が丘障害福祉施設短期入所事業の一時休止について
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○
武藤委員長 次に、(11)目黒区
東が丘障害福祉施設短期入所事業の一時休止について、報告をお願いいたします。
○田中
障害施策推進課長 それでは、目黒区
東が丘障害福祉施設短期入所事業の一時休止につきましては、障害者支援課と連名でございますが、
障害施策推進課長のほうから御説明いたします。
東が丘障害福祉施設につきましては、日中活動を提供します生活介護事業と短期入所事業及び身体障害者の福祉ホームを運営してございます。
項番2の短期入所の
休止期間でございますけれども、本年10月15日日曜日から10月30日月曜日までを
休止期間といたします。
理由につきましては、記載のとおり、東が丘障害福祉施設の2階の厨房内の空調工事を行うためでございます。
周知につきましては、告示、区報、ウェブサイト等で掲載するほか、施設利用者へ周知してまいります。
説明は以上です。
○
武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
武藤委員長 ないようですので、(11)目黒区
東が丘障害福祉施設短期入所事業の一時休止についてを終わります。
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【報告事項】(12)目黒区
障害福祉推進基金(仮称)の創設について
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○
武藤委員長 次に、(12)目黒区
障害福祉推進基金(仮称)の創設について、報告をお願いいたします。
○岩谷
障害者支援課長 それでは、目黒区
障害福祉推進基金(仮称)の創設について説明をいたします。
まず項番1、基金創設の経緯でございますが、区は基本目標の1つに「健康で自分らしく暮らせるまち」を掲げ、基本計画をはじめ、目黒区保健医療福祉計画や目黒区障害者計画において、障害のある人への支援の充実に向けた様々な取組を進めているところでございます。
このような中、区の寄附金受入れ事業の一つとしまして障害福祉推進への指定寄附金がございますが、近年、ふるさと納税における寄附が多く寄せられるようになりまして、年間百数十万円で推移していた寄附額が、近年では年間500万円を超える金額で推移し増加傾向にございます。
ついては、寄附者の意向に沿いまして、円滑に寄附金を活用していくための受皿といたしまして、「目黒区
障害福祉推進基金(仮称)」を創設し、今後の障害福祉施策を効果的に推進してまいります。
次に項番2、基金の目的でございますが、これまで、主に「子どもたちの療育の充実に活用する」として寄附を受け入れておりますが、療育が必要な児童は年々増加傾向にあり、将来的な需要等も考慮いたしまして、中長期的に寄附金活用を検討する必要がございます。また、時間の経過とともに「児」は「者」へと成長するため、療育のみならずライフステージに応じた寄附金の活用方法も考えられます。
このため、寄附金の計画的な管理と効果的な活用、障害児・者への療育を含めました障害福祉全体の推進のために基金を設置するものでございます。
次に項番3、基金の積立でございますが、障害福祉施策への指定寄附金を基金に積み立てるものでございます。
次に項番4、基金の管理でございますが、寄附金を積み立てる基金の管理は、障害者支援課で行います。
最後に項番5、今後の予定でございますが、9月の第3回定例会に基金条例案を提案いたしまして、御議決いただいた後、施行する予定でございます。
説明は以上でございます。
○
武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○岸委員 1点お伺いしたいと思います。
これはもっともな、新しい基金の創設ということで大変よいことだと思うんですけども、障害児が障害者に変わっていく中で、計画的な管理というところでは基金の意味としては分かるんですが、効果的な活用という意味では、もう少し具体性がないとちょっとイメージが沸いてこないんですけども、具体性というところでもう少し平たくおっしゃっていただけないでしょうか。
以上です。
○岩谷
障害者支援課長 こちら効果的な活用というところですけども、まずこの基金につきましては、この基金を創設することによりまして、頂いた寄附金のほうを、これまでは寄附金を頂いてすぐに使い道を考えて活用してきたということがございますが、今後、基金を創設することによって、年度をまたいである程度寄附金がたまった段階で活用していく、もしくは少し時間をかけながら、どういったことに活用していくかというのを考えていく、こういったことができるかと思っております。
これまで、短期的なところで、すくすくのびのび園等での療育用機材の購入に充てておりましたが、これから基金を創設することによって年度をまたいだ検討もできるということもありますので、どういったことが効果的に活用できるのかということをしっかり考えて活用していくことができるのかなと考えております。
以上でございます。
○
武藤委員長 いいですか。
岸委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕