• "佐藤ゆたか委員"(/)
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  1. 目黒区議会 2023-04-12
    令和 5年都市環境委員会( 4月12日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-18
    令和 5年都市環境委員会( 4月12日)                都市環境委員会 1 日    時 令和5年4月12日(水)          開会 午前9時59分          散会 午後2時09分 2 場    所 第三委員会室 3 出席者    委員長   川 原 のぶあき  副委員長  金 井 ひろし      (8名)委  員  青 木 英 太   委  員  白 川   愛          委  員  佐 藤 ゆたか   委  員  斉 藤 優 子          委  員  おのせ 康 裕   委  員  田 島 けんじ 4 出席説明員  清 水 都市整備部長      佐 藤 参事(都市計画課長)     (10名)(街づくり推進部長)          清 水 みどり土木政策課長   久 能 道路公園課長          林   道路公園サービス事務所長
                             鹿 戸 建築課長          鵜 沼 住宅課長        渡 邊 木密地域整備課長          堀 内 環境清掃部長      和 光 清掃リサイクル課長 5 区議会事務局 小 川 議事・調査係長     佐 藤 議事・調査係長      (2名) 6 議    題 都市計画、都市整備、環境保全、清掃事業及びリサイクル等について   【報告事項】   (1)目黒区都市計画マスタープラン改定案について        (資料あり)   (2)西小山街づくり整備計画改定案について           (資料あり)   (3)不燃化特区制度における新たな支援策について        (資料あり)   (4)目黒本町六丁目公園(仮称)整備に向けた取組について    (資料あり)   (5)めぐろサクラ再生プロジェクトの取組状況について      (資料あり)   (6)区立公園における公募設置管理制度の取組状況と今後の進め方につ      いて                           (資料あり)   (7)目黒川水質浄化対策施設取水ポンプ等設置工事説明会の開催につい      て                            (資料あり)   (8)洗足一丁目広場(仮称)整備に向けた取組について      (資料あり)   (9)碑文谷公園の生物多様性保全林指定に向けた取組について   (資料あり)  (10)令和5年度民間建築物の耐震化促進助成事業等について    (資料あり)  (11)目黒区住生活マスタープラン素案について          (資料あり)  (12)令和5年度家賃助成等の実施について            (資料あり)  (13)都営住宅(目黒区地元割当)の入居者募集について      (資料あり)   【情報提供】   (1)土地等売買契約について                  (資料あり)   (2)大橋ジャンクション壁面緑化の管理及び試験施工について   (資料あり)   (3)都営住宅の入居者募集について               (資料あり)   (4)清掃工場熱源水供給について                (資料なし)   【その他】   (1)次回の委員会開催について ───────────────────────────────────────── ○川原委員長  おはようございます。  ただいまから都市環境委員会を開会いたします。  本日の署名委員は佐藤ゆたか委員おのせ康裕委員にお願いいたします。  議題に入る前に申し上げたいと思います。  例年4月開催の定例常任委員会においては、冒頭の報告事項で人事異動に伴う出席説明員の紹介がございますが、新型コロナウイルス感染症の対策として、進行の簡素化を図るため省略とさせていただきます。  なお、進行表の項番5及び項番6で網かけ太文字で示された職員につきましては、4月1日付人事異動でそれぞれ表記の職に新たに就任していますので、御確認ください。 よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(1)目黒区都市計画マスタープラン改定案について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  それでは、報告事項に入ります。  報告事項(1)目黒区都市計画マスタープラン改定案についての説明を求めます。 ○佐藤都市計画課長  それでは、まず説明文でございます。  改定案についてということでございまして、まず1番の経緯等については、第1段落目、マスタープランの定義、それから第2段落目の現行の状況は再掲でございますので、記載のとおりでございます。  その上で、3段落目、「その後」以降でございまして、先日の1月に改定素案を御報告した後、こちら2行目からのとおりパブリックコメントを実施いたしまして、意見募集をし、その上で、このたび、実施結果等を踏まえまして改定案を取りまとめたところでございます。  大きく2番の改定素案に対するパブリックコメントの実施結果でございます。  こちらについては、資料別紙1、横書きでございますけど、こちらを御覧いただきたく存じます。  1ページ目、パブリックコメント実施結果ということで、まず1番の概要、それから2番、意見募集期間、それから3番、周知方法等、記載のとおりでございます。  その上で、3番の(3)説明会については、下に米印で表にしてございますけれど、1月にオープンハウス型の説明会を5地区で5回開催いたしまして、来場者数については、真ん中から右寄りですけれど、合計29名の来場ということで、この数字については、8月に審議会の改定専門部会による中間のまとめの意見説明会、これと同数であったことが1点、補足でございます。  それから、内訳については1つ、1月22日の真ん中は、日曜日ということもありましたが、ここは一番皆さんがいらっしゃりやすい総合庁舎でやったということで、来場者の内訳としては総合庁舎の回が一番多くなっているところでございます。  一方、説明会については、寒い時期も含めて、夏と同数の人数でございましたが、この間のユーチューブで区の公式ページに上げた同じ説明動画、これについては、期間の2月13日までに148回の視聴を確認しておりますので、私どもとして、来場できなかった方も含めて、一定の方、御説明は尽くせたものと考えているところでございます。  2ページ目をめくっていただきますと、いただいた意見の4番の内訳等でございます。改めて、区分が左側、それから右に種別を置きまして、提出者数と意見数の合計は右下、37名の方々、意見数は157件ということで、実際、説明会の人数は同数でございましたが、これも夏の111件に比べまして約1.4倍ということで、必要な御意見はいただけたものと考えております。  内訳については、5番の対応区分別の件数でございまして、番号1〜7、内容については記載のとおりでございまして、内訳の件数は計のところ、合計は157件ということでございます。  それから、6番の項目別については、改定素案本文の章立てに基づく、関連する意見の延べの件数ということでございまして、参考に一覧表で記載しているものでございます。  4ページ目からが具体的な意見、157件にわたりますが、この中で今日御説明するのは、2ページに戻っていただいた対応区分の中の番号1、改定素案から意見を反映させていただいて改定案に修正をかけたもの、これを中心に、主な修正点とともに御説明をいたします。  その上で、別紙2のほうに進んでいただいて、こちらが主な修正・変更点ということでの資料、別紙2でございます。  これと先ほどの別紙1を組み合わせて御説明しますが、まず、大きく変更番号の1番につきまして、こちらは変更前、それから変更後、記載のとおり、これは現行のマスタープランから、広域生活拠点として、大橋一丁目周辺地区、ここについて御意見をいただいた上で、変更後、池尻大橋駅周辺に変えたところでございます。  具体的な意見は、資料、別紙1のほう、行ったり来たりで申し訳ございませんが、別紙1の10ページ目でございます。こちらの一番下のところに整理番号42番ということで、これに関していただいた御意見が左側、意見内容(要旨)のとおりでございます。その上で、対応区分は1とさせていただき、それから検討結果(対応策)のところでございますが、これまで市街地再開発事業が行われていた名称を使用しておりましたけれど、事業そのものは完了した中で、改めて周辺について、池尻大橋駅という分かりやすさも含めて、今後、取組を進めていくということでの名称変更が1点、変更したところでございます。  別紙2に戻っていただいて、次が変更番号の2番でございます。  こちらについては、文字ですと簡潔に書いてございますけれど、変更前が記載のとおりであったところ、表の中の修正を変更後のようにかけたところ、特にアンダーラインのところでございます。  これは、具体的に御意見と中身を見ていただきますが、御意見については、別紙1に戻っていただいて、12ページ目の整理番号48でございます。下の段でございます。こちらは、左側、意見内容(要旨)のとおり、これは改定素案の56ページ、古いページでございますけれど、ここの図についての御意見をいただいた中で、まず右側の対応の中身を文字で御説明しますが、改定素案において、これは自由が丘駅の周辺における御意見ということで、都市計画道路として補助第46号、127号の幹線沿い、これについて、旧図の29、これについては、分かりにくいので冊子を御覧いただきますが、60ページを、本文でございます。開いていただきますと、厚い冊子のバインダーに入っている図のほうの修正なので、図を御覧いただきます。バインダーを開けていただいた60ページ、左側でございます。こちらは、その後、微修正をかけて、今、図の番号31でございますが、ここの左下の自由が丘駅周辺、ここに右側の大岡山駅の上のほうから補助第46号が左側にずっと続いて、自由が丘駅の上を通っています。それから、自由が丘駅の上から縦に補助第127号、今御説明した図のところ、ここについては、市街地整備の方針図の中で、凡例の下から3番目のとおり、都市計画道路沿いの市街地の整備の方針ということで、沿道・沿線一体型ということで位置づけをしてございました。  ただ、御意見のとおり、これに関連して、実際の63ページ、ページめくっていただいて本文の右側でございます。こちらの図の32、土地利用の方針図につきましては、左下の自由が丘駅周辺のちょうど46号沿いに黄色く西に向かって、区境に向かって帯があります。ここが一般住宅地のままになっておって整合性に欠けておったところを御意見で確認できましたので、この凡例のとおり複合住宅地ということで、これは駅周辺の再開発等がこれから進んでいく中で、今後、都市計画道路の沿道沿いということで、一般住宅のみならず、複合的に店舗等も含めた整備方針として、土地利用の方針を修正するということで見直しをしたものでございます。  文字だと分かりにくいですが、これが内容でございまして、それから、この変更番号の2に関連して、この中身と同様でございますが、同じく本文、地区別のほうをめくっていただいて、236ページ左側の図でございます。これが、今、63ページで全体図を見ていただいた中で、地区別構想の中で西部地区を拡大したものが、この236ページの図の121、西部地区の整備方針図。これについても左側、これは凡例の中で様々な表記が混在しておりますが、補助46号について黄色の複合住宅地等に修正しているところ、これが同様に、変更番号2番の中で、63ページ、それから236ページについて修正をかけたものでございまして、先ほどの広域生活拠点の名称変更と2つの点が大きく修正をかけたところでございます。  その上で、別紙2の、改めて主な変更内容に戻っていただきます。その後、変更番号3以降でございますが、中身の間違いであったり、記載の漏れがあったものが3番、これは鉄道事業者の路線数の誤り、それから、裏面を見ていただいて7番でございますが、こちらについても、右側の変更後の下線のところの記載が抜けていたところ。そういった修正、それから残りの修正番号については、裏側の8と9については文言修正、ごめんなさい、ちょっと順番がずれてしまいましたが、8番と9番が文言修正等、用語集の修正でございます。  その上で、1つ、ごめんなさい。今、説明を抜かしてしまったんですが、大きく1番で池尻大橋駅周辺地区に名称を変更した関連として、表側の変更番号の4番と5番、こちらについても、右側の変更後の記載のとおり、周辺の中で1つ大きく東邦大学医療センターの移転、これについて、まちの中の動きとして新たに追記をしました。  その上で、追記をした内容も含めて、改めて裏面も見ていただくと、残った変更番号6でございますが、記載のとおり、東邦大学医療センターの移転に関しましては、開発行為に伴う公園の整備、公園の提供が行われているということで、移転先に公園が整備され、それから、現在、移転前のところがマンション等建っておりますところも改めて公園が整備されるということで、近隣に2つの公園が提供されるということで、こちらは街づくりの中で区として大きな動きとして転記、記載をしたものでございます。  説明が前後して申し訳ありませんが、別紙2の変更点については、以上大きく9点でございます。  それから、別紙3が概要版ということでございまして、こちらについては、改めて冊子とともに発行するということで、今回、中身を取りまとめたもの。特徴としては、めくっていただいた9ページ目以降、1点でございますけれど、各地区別の構想について、9ページから5地区について、一番上に各地区の将来都市像を掲げ、左側は現状の写真が多くございますが、現在のところの本文から写真を分かりやすく掲載し、真ん中には各地区の整備方針図、先ほど西部を見ていただきましたけれど、ここについて、今後のそれぞれの取組等も文字で記載したものについて各地区ごとに載せたところ、概要版については、1つ地区別構想のところを分かりやすくまとめたところを特徴としているものでございます。  別紙の資料の説明は以上でございまして、説明のかがみ文に戻っていただいて、5番の今後の予定につきましては、本日の御報告をもって4月に改定を決定させていただき、以下、冊子の印刷等、公表等に進んでいく予定として取り組むところでございます。  御説明、私からは以上でございます。 ○川原委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○田島委員  すみません。御説明いただいて、これで都計審から答申が出て、それからマスタープランのここで改定案というところ、パブリックコメントをいただいて、進んできているということなんですけど、今日いろいろ報告事項も多いので、大きく1つだけ質問させていただきたいと思うんですけど、中身に入っていっちゃうと、とんでもないことになってしまいますし、今、課長から御説明もいただきましたけど、あんまりよく分からなかったというのが実情でございます。  この都市マスの改定案をつくっていただいて、ありがとうございます。  1つずつ進めていかなきゃいけないと思うんですが、やっぱりこの都市マスの改定案を基に、今回一番、前に私も質問させていただいているんですけど、都計審のほうから出てきた部分で、絶対高さの改定という部分、ここのところで時代が変わって、テレワークだとか、そういったデジタルの部分が進んでいく上で、快適な住居の確保というのが大事になってくるわけですから、目黒区のほうもコワーキングスペースですか、船入場のところにつくったり、そういった意味で、今までと仕事のやり方が変わっていく。そして、会社じゃなくて自分の御自宅だとか、それからコワーキングスペース、要するに会社に行かなくても自宅のそばでと。そうすると、やっぱり快適な空間が確保されなきゃいけないということで、都計審のほうも随分かじを切って、時代に即応するような形でという答申が出ております。  それも、この改定案の中に含まれてきてはいると思うんですけれども、今後、その辺の、というのは、目黒には絶対高さという条例もありまして、ほかの区よりもちょっと厳しいような形にもなってますし、その辺を今後どのように改定していくのか、その順序といいますか、これからどんな形で動いていくのかをお聞きしておきたいと思います。1点だけ、すみません、大きくお答えいただければ。まだ決まってないところもあるでしょうけれども、これからどういうふうに進んでいくかということだけ教えていただければと思います。  以上です。 ○佐藤都市計画課長  改めて、1月11日の当委員会でも御質疑をいただいたところ、私のほうからも、当初予算の内容について御答弁をしたところでございます。その上で御議決をいただいたところで、さきの10日に委託業者のほうも入札されまして、現在、電子調達ホームページ等にも公表してございますけれど、土地利用の現況調査ということで、絶対高さの在り方の見直しの基礎資料としての委託については、さきに業者が決まったところでございます。  その上で、予算も御議決いただき、今年度に入ったということで、少し詳細でございますが、コロナ禍で今回の5年ごとの土地利用調査というところについては、これまで前回5年前も1年間の委託として、当委員会に結果の御報告は、その翌年度の6月が実績でございます。29年度から30年度にかけての実績でございますが。今回については、これまで様々、絶対高さの在り方の見直しも含めて、御意見をいただいている中で、1つ委託期間については、3か月前倒しをしまして、12月の下旬までということで今委託をかけたところ、1つ、進め方の中で、私ども、当初予算の範疇ではございますが、スピード感を持って検討を進めていきたい。  その上で、1月のとき御答弁したとおり、その基礎調査を足がかりとして、どういった高さ制限の在り方の見直しに関する調査・研究のための仕組みや体制の構築等、これは自民党目黒区議団の方からも復活要求の中でもいただいております。この辺について、今、検討を開始しているところでございまして、現在、改めて、当初予算を御議決いただいた中で、可能な限りのスピード感を持って検討を進めていきたい、このように考えているところでございます。  以上でございます。 ○田島委員  すみません。選挙前なので、短くします。  すみません。ありがとうございました。基本的には前向きにということだと思うんですが、絶対高さを決めた時点は、私がちょうど初当選したときだったんですよね。審議はその前からずっとされてて、当選して、来たら議決をさせられたという、いろいろ意見もあったんですけれど、そういった部分だったんですが。背景としては、やはり深沢ハウスでしたっけ、駒沢の横にある、あそこで景観のことで大きく社会問題になるような形で、メディアなんかも取り上げてたという経緯もあって、絶対高さに関しては、議会のほうも全会一致で決めてきたというところもあるんですが、今、先ほど私もお話ししたように、やっぱり時代が変わっていくということが大きな要因で、都計審のほうも、そういった意味では、快適な空間を確保するということでかじを切っていただいているわけですから、今、課長からスピード感を持ってやっていただくということもおっしゃってるんですけれども、ぜひそれを進めていただきたいと思うんですが、かといって、あんまり拙速だと、我々の先輩が決めてきた条例ですから、きちっと精査しながら進めていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○佐藤都市計画課長  改めて御答弁が重なるところでございますが、私ども御質疑のとおり、もちろんスピード感、先ほど御答弁したとおり、まず現在、考えているところでございますが、一方で、拙速であってはいけない。確かに、平成20年度の高さ制限を決定したときに向かっては、長年の検討結果であり、何度も御意見をいただきながら丁寧に進めてきたところがございますので、そのあたりも含めて、今、委託の中の基礎調査を足がかりとしまして、改めてその在り方の見直しについて、どういった検討をしていくのか、体制もどういうふうにしていくのか、これについては、きちんと丁寧に、まず案づくりをした上で、御質疑のとおり可能な限りのスピード感を持ちつつ、きちんとするべきことを丁寧に進めていきたい、このように考えているところでございます。  以上でございます。 ○川原委員長  よろしいですか。田島けんじ委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○斉藤委員  御説明ありがとうございました。  私もあんまりよく分からなかったんですけれども。都市計画マスタープランの改定案ですけれども、今、出生率も80万人を切るという、どんどん少子化が進む中で、少子化も踏まえた計画がどの辺あたりに含まれているか。  少子化の問題についても、何もここに書かれていない。書かれているところが、今、資料がすごくたくさんありますので、読み切れないところもありますけれども。テレワークなどで都心から出て、家を引っ越される方もかなり増えているということで、その辺も本当に時代に合わせて考えていかなければならないな、本当に空洞化があってはならないというふうに思っているんですけども、そういった人口減を踏まえた計画の盛り込まれている点なんかがどこかあれば教えていただきたいと思います。 ○佐藤都市計画課長  1つ、計画の前段の中に、まちづくりに関わる目黒区の概況等を記載しておりまして、具体的には、本文、ファイルのほうでございますけれど、13ページから区の人口動態についての記載、それから、おっしゃるような将来的なところでいうと、めくった14ページ左側でございますが、こちらは将来推計人口等についての記載、今後、緩やかな減少に転じるとされて、これは案をまとめた段階での状況でございますので、そのあたりについては、まず現状としては把握しているところでございます。  その上で、具体的な、おっしゃるような取組については、現段階では多様な世代に対するまちづくりを進めていくということで、後段のほうの実現化の方策にも入れておりますけれど、具体的な将来人口推計等に基づく具体的なまちづくりについては、これは改めてこのマスタープランという方針を基に、具体的な事業を進めるに当たって、それぞれまた検討し、御意見をいただいていくことになりますので、大きく人口や多世代等に関する状況でございますと、今現在は、少なくとも、少子化も含めて、ただ、高齢者も含めた多世代、障害のある方も健常な方も含めてでございますけれど、そういったところを大きく打ち出しているところでございますが、改めてまた少子化等についての対策については、具体的な取組の中で検討しながら進めていくという考え方でございます。  以上でございます。 ○川原委員長  主要な課題の4が多様な世代が、という内容のものだということですね。36ページに書いてあるんですね。 ○斉藤委員  ありがとうございました。  私もずっと環境問題に取り組んできておりまして、建物がたくさん新しくなるということはいいことかもしれませんけれども、やはりそれが人口減によってどんどん使われなくなって老朽化していく。これを取り壊すにもCO2が非常に多く発生するような事態が起こらないように、今後、こういった計画というものは本当に進めていかなければならないのではないかというふうに、今考えております。  先ほど課長の御説明がありましたように、これから具体策を、これからだということでありますけれども、その辺の内容というのは、いつぐらいに、計画というか、進めていくのか、スケジュール感を教えていただければと思います。 ○佐藤都市計画課長  具体的な取組と申しますものは、1つ体系的な図を載せてございますが、改めて本文の1ページ目を見ていただきますと、第1に都市計画マスタープランの概要というところで、計画上の位置づけを記載してございます。
     そうしますと、都市計画マスタープラン、左側の真ん中のところに網かけ、色がけをしているところで、右側に関連計画・関連事業ということで、これは区の中でまちづくりに関するものを基本的に、全部ではございませんけれど、挙げている。この目黒区のそれぞれの計画、この中には当然、子ども総合計画等も入ってくる中で、関連する区のそれぞれの専門分野の計画の中で事業が進められる際、それからまちづくりで申しますと、マスタープランの下にございます、特に中目黒から学芸大学まで各駅周辺の個別の計画、こういったまちづくりを進めるに当たって、それぞれの事業の中で少子化等も含めた検討がされるという御説明でございますので、今の段階で、特に具体的に少子化にどれが、ということではございませんが、それぞれの計画に沿った事業の中で検討されていくという御答弁でございます。  以上でございます。 ○川原委員長  いいですか。斉藤優子委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○白川委員  ありがとうございます。  今、他の委員からも質疑があったんですけども、私のほうも結構区民の方から、様々目黒区が出している、こういう案みたいなものが非常に漠然としていて、とてもイメージが湧きにくいといいますか、分かりづらいというふうに御指摘を結構多くの方からいただいていまして、今、他の委員の質疑にもありましたけれども、行政側からしてみれば、これは大きく20年後に目指すまちなので、具体的な計画、それに沿った施策というのは、ほかの関連事業などでやっていくというのは分かるんですが、そのあたりが区民の方にうまく伝えられてないのではないかという、そこの懸念がございます。  というのも、この内容を一つ一つ見ていくわけにはもちろんいきませんけれども、目標とか目的に具体性がないですとか、御意見の中でも、やはり総花的だとか、あと、どの自治体で掲げているものと変わらないというふうに、これは結構御意見をくださって、実際、来ていただいている方というのは結構関心が高い方で、目黒のまちづくりにも大いに期待を寄せている方なのではないかと思うんですが、そういった方々に対して説明をする資料として、このあたり、もう少し具体的に計画なども同時にお示しすることができたら、もう少し御意見も違ってたのではないかなと思うんですが、今後の課題の検討ということもあるでしょうけれども、今後、伝え方の部分に関してですけれども、改善できそうな部分であったり、今回のを踏まえてやっていこうと思っていることがあれば、教えていただきたいと思います。  あと、プラスアルファとして、今回はもうオープンハウス形式が終わってしまったからかもしれませんけど、追加で資料を出すとか、動画の公開をしてみるとか、ホームページに載せるとか、何かこれを補完するようなことができるのであれば、その可能性を伺えればと思います。お願いいたします。 ○佐藤都市計画課長  ただいまの御質疑について、改めて少し詳細でございますけれど、同じく本文の1ページをもう一度見ていただくと、この都市計画マスタープランの目的と位置づけということで、これは確かに、今回のパブリックコメントの中で委員御指摘のような御意見も幾つかいただいた、他区との類似性であったり、そこについては、これはあくまでも記載のとおり法令に基づく計画、方針ということで、一定の形については、これはどうしても整えるべきところがございますので、そこについては、一定、言い訳ということではございませんが、そういった御説明もしてきたところでございます。  その上で、今、御質疑のあった具体的なところは、特に説明会にいらした方、御意見をいただいた方も、御自分の住んでいらっしゃる地区等の具体的な取組、これについては、先ほどの概要版でも載せた旨は御説明しましたが、例えば本文で申しますと、地区別構想のところが第6のところからございまして、1番目の例えば北部地区で申しますと、120ページのところに、現在の特徴・現状等について写真入りで1つ記載をしています。  それから、少し進んでいただいて、その後、細かく中身はあるんですけれど、134ページをめくっていただくと、左側に、これまでどういったまちづくりに取り組んできたか、これについてもこういった記載をして御説明をしているところ、それから、次の135ページについては、3年度に実施したアンケートの結果で、地区の中で区民の方が力を入れてほしいと回答いただいたところ、こういったところも掲載をしまして、御説明をし、その上で、具体的な中身としては、先ほども抜粋を御説明しましたが、139ページのところから、各地区別の地図の中で、文字で具体的にどういったまちづくりを進めていくかを整備方針図として示して、実際の説明会の中では、ここの部分は動画で御説明をしたところではございます。  そういったところで、具体的に御自分の住んでいらっしゃるところで具体的なまちづくりがどう進んでいくのかということについては、現段階での一定の網羅はしたつもりでございますが、また改めて改定後の周知等については、これはホームページであったり、またホームページのものをSNSを使って発信することも含めて、様々検討はしてございますけれど、分かりやすさの点については、御質疑を踏まえまして、また可能な工夫はしてまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○白川委員  ありがとうございます。  私、一番区民の方から聞かれて答えに窮するのが、「めぐろならでは」であったりとか、「めぐろらしい」という言葉を行政の資料なんかで多用されてる部分を、どういったものですか、というふうに具体的に聞かれるのにお答えするのが、一番私は今困っていることでありまして、もう少しその部分を分かりやすく伝えていただけると、非常にこちらとしてもありがたいんですけれども、そのあたりに関しては、どのようにお考えになっているか伺えればと思います。 ○佐藤都市計画課長  今のところは、大きくこのマスタープランが目指す将来都市像に係るところでございまして、また本文でございますが、39ページのところに、第3、目指す将来都市像として、さきに改定になりました、策定された目黒区基本構想のまちの将来像の実現に向けたまちづくりにおける将来都市像、この中に「めぐろらしい」という言葉を取り込んだところ、これは審議会から答申もいただいた中で、改めて御質疑のとおりでございます。  ここに、その四角の下に記載のあるとおり、目黒区は低層な良好な住宅地を基本といたしますけれど、目黒川等の資源であったり、様々な施設、商店街の皆様、個性的な店舗等、多様な要素、この目黒区の魅力というものが大変多様にわたって様々多くございますところ、これが個性であり、これがめぐろらしさであるということで審議会から答申をいただいたところでございまして、現段階では、このページの中に記載しているところが多様な魅力がめぐろらしくあり、それを維持・向上させた上で、めぐろに愛着を持つ、また多くの多世代の方々、多様な方々が住まわれていくというところを目指していく、こういった考え方で将来都市像を掲げる中に、めぐろらしさと入れたところでございますので、今、御説明としては、このページでございます。  また、改めて今後、御質問等、区民の方からもあった際には、それはまた分かりやすさの点について工夫してまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○川原委員長  白川愛委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○おのせ委員  すみません。分かりました。これは、今日報告を終えたら出るということですけども、先ほどの委員もありましたけども、この冊子、厚いのと薄い概要版、これの区民への配布方法、また区民への提供方法はどのようになるんでしょうか。 ○佐藤都市計画課長  この後、決定して印刷に入りまして、今、4月決定でございますので、5月の冊子の完成を目指しております。  その上で、まず中身については、ホームページ等に公表し、これはカラーで基本的にデータも載せまして、ほかの計画等もそうですけれど、まず広く公表する中で、冊子そのものについては、区議会も含めた関係する皆様に配布する中で、現段階では、ほかの私どもが扱っている景観計画等に準じまして、実際には有償頒布ということで、そこは区の歳入に関して、ほかの計画と併せて、今、同じ値段、500円というのを検討しておりますけれど、実際に冊子そのものを区民の皆様にお渡しする際には有償頒布を考えているところでございます。  以上でございます。 ○川原委員長  概要版は。 ○佐藤都市計画課長  ごめんなさい。概要版については、分かりやすくまとめたところということで、これは印刷したものは無料で配布をする予定で、広く概要版を通じて中に入っていただきたいという考え方でございます。  以上でございます。 ○川原委員長  いいですか。おのせ康裕委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川原委員長  ないようですので、報告事項(1)目黒区都市計画マスタープラン改定案についての報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(2)西小山街づくり整備計画改定案について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  次に、報告事項(2)西小山街づくり整備計画改定案についての報告を求めます。 ○渡邊木密地域整備課長  それでは、西小山街づくり整備計画改定案について御説明いたします。  項番1でございますが、3行目まで進んでいただきまして、地域住民主体の協議会が中心となって今後の街づくりについて検討を進め、協議会から提出された街づくり提案を十分に反映させ、令和5年1月に整備計画改定素案を取りまとめ、当委員会にも御報告申し上げまして、その後、意見募集を実施いたしました。このたび、意見募集で提出された意見を反映しまして、改定案を取りまとめました。  項番2、整備計画改定素案に対する意見募集の実施結果についてでございますが、ここで、別紙1を御確認いただきたいと存じます。  最初に、意見募集の実施結果をお示ししてございます。  意見募集期間、周知方法、説明会の実施状況は記載のとおりでございます。  次に、この下の意見提出状況でございますが、記載のとおりでございまして、提出者数の合計が7で件数が27件という状況です。  次のページを御確認いただきたいと存じます。  意見に対する対応区分別の件数は、記載のとおりでございます。  次のページ以降に、意見内容と検討結果をお示ししてございます。  前のページにお戻りいただきまして、5番の「ご意見の趣旨に沿うことは困難です」といったものは、ゼロ件でございます。1番の「ご意見の趣旨を踏まえて、計画案に反映します」といった件数につきましては、3件という状況でございます。  なお、1番の「ご意見の趣旨を踏まえて、計画案に反映します」を中心に御説明申し上げたいと思います。  大変恐縮ですけれども、別紙2も御覧いただきながら御確認いただけると助かります。  まず、別紙1の5番の意見内容と検討結果の意見ナンバー3を御覧ください。別紙2ですと、上から2つ目になります。  新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点とありますけども、5月8日に5類に引下げとなるということを踏まえれば、感染症拡大防止等の観点としたほうがいいんじゃないかという御意見をいただきましたので、その形で修正をしている状況です。  次に、6番を御確認いただきたいと思います。別紙2ですと、上から4つ目になります。  アンケートの理想的な街の姿と現在の満足度の差の表示が間違っておりましたので、修正いたしました。  次に、意見番号の23、別紙1の一番最後のページを御確認いただきたいと存じます。別紙2でございますと、下から2つ目になります。  整備計画の進捗管理という中で、アンケートのような手法で実施するのであれば頻度を明記すべきという御意見をいただきましたので、こちらにつきましては、木密の事業期間などを踏まえまして、令和7年度、12年度に実施する旨の記載を追記いたしました。  改定案は、主な変更内容を踏まえて整理してございます。大きく変更はございませんので、ここでは別紙3、別紙4の本編、概要版の説明は省略させていただきます。  説明文にお戻りいただきまして、項番5の今後の予定でございますが、最終的な確認を行いまして、都市計画マスタープランが決定の後に整備計画改定といたします。  説明は以上です。 ○川原委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○おのせ委員  ありがとうございました。  10年ぶりにつくったということで、地域の声でつくっていますが、ここの西小山の街づくりに関しては、延焼遮断帯等を含めて、私たちも当選してからずっと見てきてますけれども、ある意味、住民の方々の努力の結果できた街、それと同時に、東京都の計画と住民の意見がぶつかり合って、住民の方々が自分たちで努力をされて勝ち取ってきた街であるということだと思います。そこに基づいて、今後10年のまた様子を見るための整備計画をつくられたということかと思っています。  それに対して、道幅だとか、ずっと言ってきましたけど、今、信号の問題も出てますが、こういったことも含めて、街の方々がこれから望んでいくことがここにしっかり反映されていて、これを基に、今後、東京都とも協議をしていくという考え方でよろしいでしょうか。対立するところはあると思いますが、これを錦の御旗にして、やっぱりやっていかないといけない。それに対して錦の御旗になり得るものができたと自負をされているかどうか確認をしたいと思います。 ○渡邊木密地域整備課長  本当に委員おっしゃっていただいたとおり、この西小山の整備計画の策定に当たりましては、地域の皆様方が本当に頻繁に協議会を開いていただきまして、街づくり提案もいただいたという状況でございます。やはり道路の幅員ですとか、信号機の話、まだ協議としてはこれからという状況でございますけども、隣の46号線沿道まちづくり協議会と原町の協議会、西小山の協議会は本当に一緒に合同で様々な検討も行ってございますので、引き続きこの協議会をしっかり我々としては支援していきながら、地域の皆様方の御意見に沿うような形で、目黒区としてもしっかり支援をしていきたいと。そういった計画になっているかなというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○おのせ委員  これもやっぱり今言ったとおり、この計画の大本となる憲法みたいなものだから、これに対して、つくって、どのように配布するか。概要版は薄い2枚になってます。冊子は冊子になってるけれども、基本的に考えれば、西小山地域の住区センターだとか、そういうところではいつでも手に入れられるようにはしなきゃならんと思うけれども、ほかの目黒区の皆さんにはどのような形で提供されるのかということをお尋ねしたいと思います。 ○渡邊木密地域整備課長  こちらの件につきましては、まず地区の皆様方におきましては、まず概要版は全戸配布する予定でございます。整備計画書につきましては、やはり住区センターとか、そういったところに置かせていただく。また、必要あれば、商店街さんとか、町会さんに御協力いただければ、そのような形で考えてございます。  他方、この地域の方々以外、また目黒区外の方ももしかしたら興味を持っていただいている方、また品川区と区境でございますので、そういった方々にも分かるように、ホームページにもしっかりアップをして、御周知をしていきたいと考えてございます。  以上です。 ○川原委員長  おのせ康裕委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○青木委員  私からは、目標に掲げている「賑わいのあるまちづくり」ということで、ちょうど先日、4月2日に原町一丁目町会が中心となって桜まつりが行われまして、全部で8町会ですかね、参加があり、非常ににぎわいがありました。それで、特によかったと思ったのが、46の拡張により目黒区を離れた方も、このイベントで久々に区に来ましたということで、こういったにぎわいづくりが区の交流に非常に寄与しているということと、また区の職員の方も顔が見れましたので、本当に地域に根差して西小山のために考えてくださっているなというのを感じました。  にぎわいについて大きく2点なんですけども、1点目は西小山駅前の広場です。ここは住所が品川区になるんですが、例えば商店街の方や地域団体がこの広場で何かイベントとか活動をしたいというときに、目黒区が品川区と連携を取ってイベントの後方支援というような形で関わっていただけるのかということが1点。2点目は、URの土地を、今、活用した西小山のクラフトビレッジですが、ここはもうオープンして2年以上がたちます。町会の利用や、また友好都市の活動等でここを利用しているのを見ますが、2年たって、区への、地域に対する貢献というのを区としてどのように考え、見られているのか、以上2点伺います。 ○渡邊木密地域整備課長  まず、先日の桜まつりでございますけども、本当に多くの町会の皆さん方が御参加されて、委員も御参加されて非常に盛り上がったところでございまして、本祭に向けて、皆さん、非常に喜ばれた会だったかなと思います。  その中で、我々職員も、また、先ほどクラフトビレッジのお話をいただきましたけども、そこの株式会社ピーエイという事業者の職員、またUR都市機構も参加して、私も交通誘導をやらせていただいたという状況でございますが、駅前広場につきましては、今、委員おっしゃっていただいたように品川区の所有になってございます。利用する際には、品川区のほうと警察のほうと調整をして皆さん御利用されているという状況だと思います。今、商店街さんのお話を伺いますと、品川区の商店街とも少し連携が取れているというお話もございますので、そういったところもありまして、イベントも、何か開催するという話であれば、目黒区のほうも品川区に少し働きかけをしていきたいというふうに考えてございます。  2点目のUR都市機構の土地でクラフトビレッジ西小山が、今、開業してございますけども、先ほど委員おっしゃっていただいたとおり、町会の活動の利用だとか、友好都市も先日行われましたけども、今後の貢献でございますけども、原町一丁目町会だとか商店街と引き続き連携しながら、イベントの準備なども、今、行われているという情報は私どもに入ってございます。例えば、昨年度ですと、原町一丁目町会主催の子ども応援フェスティバルの中でも、西小山公園が第1会場で、第2会場がクラフトビレッジ西小山という形で、両方が連携して地域の子どものために活動を行うようなイベントが行われてございますので、そういったことも、今後、引き続き仕掛けを行いながら、地域の皆さん方に喜ばれる施設になっていくような形で我々も支援をしていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○川原委員長  いいですか。青木英太委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川原委員長  ないようですので、報告事項(2)西小山街づくり整備計画改定案についての報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(3)不燃化特区制度における新たな支援策について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  次に、報告事項(3)不燃化特区制度における新たな支援策についての報告を求めます。 ○渡邊木密地域整備課長  それでは、不燃化特区制度における新たな支援策について御説明いたします。  項番1、経緯等でございます。  東京都では、5つの危機に対しまして、都民の安全・安心を確保できる強靱で持続可能な都市を実現するため、令和4年12月に「TOKYO強靱化プロジェクト」を策定し、この中で、不燃化特区制度における建築工事費助成を追加して、制度を強化していくこととしてございます。  一方、区域を拡大しながら、目黒本町五丁目・六丁目、原町一丁目、洗足一丁目地区で不燃化特区等の支援に取り組んでございますが、令和3年度末の不燃領域率は61.35%となってございまして、令和7年度までに不燃領域率70%の目標を達成するには、さらなる取組が必要となっている状況です。  先ほど御説明申し上げました今月改定予定の西小山街づくり整備計画におきましても、引き続き老朽建築物の除却・建て替えによる不燃化推進とともに、整備計画内にございます取組方針4の施策の一つとして、店舗等の建て替え支援策の充実を図っていくこととしてございます。つきましては、不燃化特区制度における新たな支援策として、建築工事費に対する助成や店舗等の建て替えに対する助成額の加算制度を追加しまして、充実を図っていくという形でございます。  2ページ目の項番2、新たな助成制度の概要でございます。  ここで、下の表を見ていただきたいと存じます。  上から3段目の枠の中に「戸建建替え助成・共同住宅建替え助成」とございますが、こちらは一番右、助成内容の建築工事費を追加しまして、最大で約370万円の助成を行うものでございます。  次に、その下の「店舗等建替え加算助成」につきましては、右側、助成内容を見ていただきますと、最大100万円の助成を行うといったものでございます。  3ページ目に移っていただきまして、項番3、財源でございます。  この不燃化特区制度につきましては、原則、東京都が2分の1、区が2分の1という形で財源割合となってございます。令和5年度につきましては、建築工事費の部分だけは全て都費という形となりまして、店舗等加算助成は通常の財源割合という形になってございます。  なお、令和6年度以降につきましては、不燃化特区制度が現時点においては令和7年度末までの事業でございまして、東京都などと調整しながら別途検討していくという形になります。  項番4、周知方法でございますが、ホームページやツイッターなどでの周知とともに、不燃化特区区域内でのパンフレット各戸配布、住宅振興財団等を通じたハウスメーカー等への情報発信、建て替え意向がある建物等所有者への個別対応を行ってまいります。  最後に、項番5、今後のスケジュールでございますが、記載のとおり、順次作業できるところから行ってまいります。  説明は以上です。 ○川原委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○白川委員  すみません。この助成制度なんですが、完全に建て替えでないと受けられないのかという点と、いわゆる完全に建て替えできなくて、道路づけの問題であったりで、フルリフォーム、新築そっくりさん的な感じのそういったものしかできないようなところがあるというのを以前も御相談を受けて、ちょっと御相談させていただいた件があるんですが、そういったものには使えないのかどうか確認させてください。
    ○渡邊木密地域整備課長  今、委員おっしゃっていただいた形もありますけども、やはりしっかり建て替えをしていただくということが必要になりますので、例えば除却をした方がそっくりそのまま建て替えをしていただくという形であれば、建て替え助成を使える、そういう制度になってございます。  以上です。 ○白川委員  そうすると、やはり引き続き、再建築不可物件にはこれらも使うことができないということの理解でよろしいですかね。 ○渡邊木密地域整備課長  委員おっしゃるとおりでございます。 ○川原委員長  白川愛委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○斉藤委員  不燃化特区制度のほうでは、本当に木密地域整備課がすごく努力をされて頑張っているけど、なかなか数字が上がっていかないという中で、新しい助成制度を加えて、今、なかなか伸び悩んでいる数値目標なんですけれども、こういう条件があれば建て替えるというような方もそれなりにいるのか、これによって、どのくらいの不燃、要するに割合を増やしていく目標みたいのがあれば教えてください。 ○渡邊木密地域整備課長  この不燃化特区制度の建築工事費の助成によっての、どのぐらいの建て替えを見込んでいるかというお話でございますけども、正直申し上げて、本当にどのぐらいこの助成制度に興味を持っていただいて、建て替えをしていただけるかというのは、正直、分からないところはございます。  ただ、現時点で我々も、例えば資料の3ページ目の周知方法(5)で建物等の所有者に対し個別対応を行ってまして、その中で建て替え意向がある方で、まだ建て替えされてない方を我々としても把握している状況でございますので、そういった方々に御説明申し上げると、もしかすると、こういったことも、7年度までという助成制度でございますので、なかなか資機材も上がっている中、このプラス運用で建て替えを考えていただける方が、前進していただける方がいらっしゃるんじゃないかということもちょっと期待してございますので、そういった方々を中心にアプローチをしていくという形。あと、ハウスメーカーさんなども、やはり正確な情報を理解していただいた上で、目黒区のこういった街に、正確な情報を入れた上で入っていただくという形で取り組んでいただければ、可能性としては出てくるのかなと思ってございますので、そういったところを期待しながら、我々としては周知に努めてまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○斉藤委員  ありがとうございました。  個別の対応、訪問などは本当に大変だと思います。今、建て替えをしていないところを把握しているということで、いろいろ、建て替えをしていない区民の皆さんとも対応はしてきていると思いますけれども、やっぱり建築のことって、意外と女性にとっては難しい部分もありますので、その方個別の情報提供なども心がけて対応していただくといいんじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○渡邊木密地域整備課長  今回、資料3ページ、先ほど項番4の周知方法の中で、(3)パンフレットの各戸配布も考えてございますけども、昨年度も、先ほど御説明を申し上げた西小山街づくり整備計画の説明会のときに、建て替え相談会を実施したりして、コラボでやりまして、そこでお話をいただいたりもしてございますので、そういった機会を今年度また設けて、なかなかハウスメーカーに声をかけるのは難しいなという方は目黒区の個別相談会に参加していただいて、目黒区も同席の下、例えばハウスメーカーと相談するということも、機会を設けて、安心して建て替えに進んでいただけるような環境づくりを行ってまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○川原委員長  いいですか。斉藤優子委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○おのせ委員  これは新しいあれだということですけども、この不燃化、強靱化プロジェクトとはまた別で、この地域、木密地域で東京都が感震ブレーカーを配るというような話があるじゃないですか。それはここの課が違って、防災のほうの取扱いということになるんでしょうか。これが1点です。  2点目は、後ろの3ページの3、財源、令和5年度、都費、区費、この表は大変見やすい。今まで、こういう財源のことはここに書いてくれなかったし、書いてあって、こういう形で出てくれば、我々もすごく見やすいので、これはすごくよかったなと思っています。何かほかでもこんなことが書かれてたか、都市整備の工夫の結果なのかなと思いますけども、ありがたいなと思っています。  以上です。 ○渡邊木密地域整備課長  感震ブレーカーの件につきましては、今、危機管理の防災課のほうで取り組んでいる状況でございます。簡易型の感震ブレーカーの配布を検討しているという話を、そこまでは私どもとして把握している状況でございます。防災課とも連携を取って、感震ブレーカーについては、協議会のニュースですとか、様々なところで私どもも周知に努めているといった状況でございます。  2点目の財源の表記の仕方でございますけども、今回は本当に東京都のほうが頑張って都費の部分を全額出すという取組になってございますので、東京都のTOKYO強靱化プロジェクトに対する意気込みが出ているのかなというふうに、我々木密を担当している区としましては、非常にありがたい制度かなと思ってございます。これが6年度以降まだ分からないという状況なんですけども、引き続き、担当者レベル、また課長レベルでも、この取組が恐らくいい方向にいくんじゃないかと思ってございますので、6年度以降もこの財源が確保できるような形での、我々として東京都に対して話をしていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○川原委員長  おのせ康裕委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川原委員長  ないようですので、報告事項(3)不燃化特区制度における新たな支援策についての報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(1)土地等売買契約について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  次に、報告事項の(4)ですが、関連がございまして、先に情報提供の(1)土地等売買契約について、ということの情報提供を先にやらせていただきたいと思います。  木密地域整備課長より情報提供をお願いいたします。 ○渡邊木密地域整備課長  それでは、土地等売買契約につきまして、資料に沿って御報告申し上げます。  なお、こちらにつきましては、2月8日の当委員会におきまして、公園用地取得の取組について御説明させていただいている案件でございまして、本日の企画総務委員会で報告事項となってございます。  今回、木密事業を活用しまして、公園等整備用地として取得したものでございまして、所在地につきましては、目黒区目黒本町六丁目190番の1、住居表示で申し上げますと目黒本町六丁目10番の1号でございます。  位置図は、一番下に書いてございます。その中の黒塗りの部分が取得用地でございまして、区立中央体育館から北西に向かって300メートルほどの位置にございます。  項番2の(2)でございます。購入したのが土地・建物でございまして、土地については実測面積545.41平方メートル、建物につきましては実測延べ床面積157.95平方メートルでございます。  項番2の(3)地目等でございますが、土地については宅地、建物については病院、居宅でございます。  項番3の取得金額でございますけども、土地については4億2,650万円、建物等につきましては、工作物などを含めまして959万9,937円、建物に残っている動産移転や事務手続経費などの補償金につきましては97万5,800円となります。  この用地取得の財源でございますけども、2分の1が国、4分の1が都。残りの4分の1が区の一般財源でございます。  契約の相手方としましては、区内在住の個人の方、また杉並区在住の個人の方でございまして、契約年月日は令和5年4月5日でございます。  項番6でございますけども、こちらにつきましては、区が直接購入という形でございます。  御説明は以上です。 ○川原委員長  情報提供が終わりました。何か質疑ございますか。ないですよね。  (「これは一緒にやるんですか」と呼ぶ者あり) ○川原委員長  この後、やります。  ないですよね。それでは、情報提供(1)土地等売買契約についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(4)目黒本町六丁目公園(仮称)整備に向けた取組について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  引き続きまして、報告事項に戻りまして、報告事項の(4)目黒本町六丁目公園(仮称)整備に向けた取組についての報告を求めます。 ○清水みどり土木政策課長  それでは、先ほど情報提供がありましたところ、目黒本町六丁目公園(仮称)の整備に向けた取組についてでございます。  項番1の経緯等でございますけれども、こちらは先ほど御説明した概要のとおりでございまして、木密地域内で公園整備用地として購入したと。  3段落目のところでございます。令和5年度の公園に向けての取組でございますけれども、公園へのニーズを把握するために、近隣住民や近隣保育施設等を対象にアンケート調査を行うとともに、整備内容について取りまとめる検討会を開催して、公園整備に向けた取組を進めてまいります。  項番2の土地の概要でございますが、所在地、面積については記載のとおりでございまして、現況、建物有で、周辺道路状況が、北側が私道、東側が目黒区道に接道しているという状況でございます。  恐れ入ります。裏面、2ページ目を御覧ください。  公園整備に向けた基本的な考え方、項番3でございます。  こちらの木密地域内における公園整備ということで、防災性の向上に資する役割に加えまして、潤いあるオープンスペースの確保、健康づくりに資する役割等々、特に重要な役割を担う施設であるということで、以下の公園整備を行うということを基本にしております。  1番目としましては地域の防災性の向上。これは防災の活動の場ですとか、いっときの避難場所として活用ができる場所としていくということ、それとユニバーサルデザインによる施設整備ということで、出入口、園路、広場、遊具など、利用しやすい施設整備を行うということ。それと、みどりの創出としましては、季節感や潤いを感じることができる、生物多様性に配慮した植栽を行っていくということで考えております。  項番4の今後の進め方でございます。  近隣・関係町会・地域の方々の参加によります検討会を3回開催しまして、整備方針、整備計画案を取りまとめてまいります。1回目の検討会ではゾーニングや整備方針について検討し、2回目につきましては、そのゾーニング図を基に、イメージ平面図(案)を検討、3回目に整備計画案を取りまとめていくという形で考えております。  項番5の今後の予定でございます。  令和5年4月中旬からアンケートを実施しまして、6月〜9月にかけて検討会を開催し、整備内容取りまとめ、令和6年度に整備工事、開園で進めていきたいと考えております。  説明については以上でございます。 ○川原委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○おのせ委員  先ほどの財源のところでも見ましたので、結局、これは新しい公園としての設置の基準になるかと思います。ただ、木造密集地域の中においての、結果的には防災的な広場としての感覚も持ち合わせているので、いわゆる都市公園として扱うならば公園、防災目的で買うなら防災ひろばと、名前が目黒区の場合はいろいろ変わるところがあります。ただ、用地の場所の特性として、公園という名前がつきながら防災的な役割を持つ防災ひろばの展開が必要なのかなと思っています。  ここの項番3にも書いてあるような感じで、防災性の向上ということが書いてありますけども、今後の検討会の結果によるんだと思うんですが、トイレを設置する際には、防災的な考え方を持つのであれば、やはり下水道直結とか、そういったことの展開があり得るのかどうか、そこだけ。 ○清水みどり土木政策課長  下水道直結型の埋設型トイレでございますけれども、今後、検討をしていく中で検討してまいりたいと思いますけれども、1つには、埋設型トイレを設置する場合、上に置くテントの置き場所がその公園内に置けるかどうかというのも1つ課題になりますので、そこら辺も含めて、今後検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○川原委員長  いいですか。おのせ康裕委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○斉藤委員  裏面のユニバーサルデザインによる施設整備のことなんですけども、遊具に関して、幼児から高齢者までと書いてありますけれども、この遊具に関しては、障害者も使えるような遊具の導入は検討されてるのか伺います。 ○清水みどり土木政策課長  今後、遊具につきましても、地域の意見を聞きながら検討してまいりますけれども、例えばインクルーシブ的な遊具といいますと、安全域ですとか、安全領域を非常に広く取らなければいけない、また、それに対して利用される方を支援する方々の設置というのも必要になってくるというところがございますので、基本的には、ユニバーサルデザインの遊具ということで考えておりますけれども、そこら辺を踏まえて、意見を聞きながら検討してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○川原委員長  いいですか。斉藤優子委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○白川委員  先ほど来、地域の方の御意見ということで、皆さん、欲しいものがいろいろあるんだと思いますけど、防災に遊具に植栽ということになってくると、結構、そんなに大きい公園じゃないので、結局のところ、またこの辺りの近隣、この辺、児童遊園とか街かど公園、とにかく小さい公園で、そこにいろいろと花壇とかつくってあるので、結局、すごく使える面積がめちゃくちゃ小さいみたいな公園がたくさん点在してるところだと思います。また同じようなことになりはしないかとちょっと思っているんですけど、そのあたりは、区のほうでも、整備のときにある程度整理されるんでしょうか、お聞きしたいと思います。 ○清水みどり土木政策課長  今回、この公園整備、取組に当たりましては、項番3の基本的な考え方にあるような内容につきましては、検討に入る前の当初に、ここの土地購入に至った経緯ですとか、基本的な考え方を説明しながら、500平米という面積の中でできることについて検討していきましょうということでナビはしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○川原委員長  いいですか。白川愛委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川原委員長  ないようですので、報告事項(4)目黒本町六丁目公園(仮称)整備に向けた取組についての報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(5)めぐろサクラ再生プロジェクトの取組状況について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  続きまして、報告事項(5)めぐろサクラ再生プロジェクトの取組状況についての報告を求めます。 ○清水みどり土木政策課長  項番1の背景でございます。  区内の公園・緑道等の桜、老齢化や環境の変化によりまして、倒木、枝折れが懸念されることから、平成26年3月に目黒のサクラ基金を設立しまして、29年度からはふるさと納税サイトから受入れを始め、保全に努めているというところでございます。これまで1,765件、累計で1億1,164万円余の御寄附をいただいているというところでございます。  項番2の令和4年度の取組状況でございます。  平成27年度から、このサクラ基金を活用しまして、めぐろサクラ再生プロジェクトとして保全事業の取組を進めているところでございます。  1番目といたしまして、樹木診断。これは樹木医による樹木診断により桜の状態を把握しております。外観診断が404本で、機器診断が59本でございます。  2番目としまして、サクラ保全工事。これは倒木の危険性がある桜の伐採・抜根、それと再生実行計画に基づいて植え替えを実施しております。伐採が9本で、抜根が12本、植え替えが7本という状況です。植え替えの内訳につきましては、下の表の記載のとおりでございます。これ以外に、樹木維持管理の中で桜の伐採・抜根等を行っております。  3番目の樹勢回復でございます。令和4年度から、桜の根の呼吸、健全な育成を促すために、固くなった土壌を改善する樹勢回復を開始しております。  恐れ入ります。2枚目の別紙の資料を御覧ください。  樹勢回復の内容でございますけれども、上の写真にありますように、圧縮空気を噴射させて穴を掘りまして、固まった土をほぐしてまいります。その穴に、下の写真でございますが、肥料を入れて土の状態をよくしていくという取組でございます。  これにつきまして、かがみ文にお戻りいただきまして、公園等、道路緑地で行っていくというものでございます。  恐れ入ります。2ページ目を御覧ください。  4番目、サクラ再生実行計画の作成でございます。  碑文谷公園と区立公園全体におきまして、樹木診断結果を基に、サクラ再生実行計画を、樹木医、また地域の意見を取り入れながら3月に作成しております。  碑文谷公園ですが、恐れ入ります、配付しておりますパンフレットを御覧ください。
     コンセプトが、「池に映える桜の風情、多品種の桜、春の高揚感を再生します」ということで作成しております。  見開きを開いていただきまして、こちらは計画の内容でございますが、それぞれのエリア、立地条件ごとに保全、再生、充実の3つのタイプに分類しまして、桜の景観、将来像をイラストのようなイメージを示して設定しまして、環境改善や管理方法、また植え替えの考え方を示した計画としております。例えば、一番上の再生のところ、外周部の駐車場のエリアですけれども、狭い植栽帯、今、高密で埋まっているので、今後、中木程度の桜に植え替えて適切な間隔でやっていくと。また、エアレーションや施肥等もやっていくということで計画の中でうたっております。  恐れ入ります。かがみ文2ページ目に戻っていただきまして、区立公園につきましては、記載のコンセプトで、4月以降にリーフレットを印刷して作成してまいります。  5番目、桜守活動体験会とサクラ保全事業報告会でございます。  桜守につきましては、駒場野公園にて活動体験会を3回開催しまして、保全事業報告会につきましては、4年ぶりに3月11日に区民やサクラ基金の寄附者に対しまして取組状況の報告、また桜守活動体験として桜の花数調査を行っております。お配りしておりますパンフレットがございますので、後ほど御覧いただければと思います。  それと、6番目ですけれども、デジタルアーカイブ「目黒の桜」です。本年2月から、デジタルアーカイブ100の新しいコンテンツとしまして目黒の桜がオープンしております。区の桜をパソコンやスマホ上でお散歩感覚で楽しむことができるというコンテンツでございまして、開花状況、お気に入りの桜を投稿できる区民参加型のコンテンツとなっております。  項番3の令和5年度の取組予定でございます。  樹木診断につきましては、記載の内容で、また2巡目をやっていくということと、(2)サクラ保全工事につきましても、例年どおり行ってまいりますけれども、今年度の新たな取組といたしまして、2行目の後段のところ、今年度より、新植した樹木にはサクラ基金をPRするためのプレート、これは樹名板を載せたいと思っております。この樹木がサクラ基金を活用されて植えられたという内容の記載と併せて、QRコードを載せてサクラ基金の紹介というような内容で考えております。  (3)の桜の基本剪定、樹勢回復でございます。さきの委員会でも御報告しておりますが、今後、基本剪定を実施するというのと併せて、樹勢回復も実施してまいります。  (4)桜守の支援活動、また(5)保全事業報告会につきましては、4年度と同様に行ってまいるという状況で今年度取り組んでまいります。  説明については以上でございます。 ○川原委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○おのせ委員  平成28年の碑文谷さくら通りからずっと見てきましたけれども、だんだん進んできました。ただ、問題は1つあって、サクラ基金、前にももっと区がPRをしたらよろしいんじゃないかということを申し上げましたところ、行政としてはなかなか出張ってはできないんだと。その代わり、ふるさと納税のほうには載せてるんだけども、例えばあれだけの多くの来場者が来た目黒川の桜まつりのところでも区がブースをつくってお金を集めるということをしない。  ところが、町会とか商店街のほうではそういう機運が高まってますので、そのときに貸せるようなバナーとか募金箱というものをちゃんと用意していただいて、もっと活用していただきたいなと思います。見に来る方だって、何らかの貢献はしたいと思って、喜んで入れてくれます。ですから、そういうところはもうちょっと、この課でバナーですとか、そういったものを用意して、目黒区内全区内で桜まつりをやってるわけですから、そこでのアピールが、区が出張っていってやらなくても、その地域の方々ができるわけだから、そこに対してちゃんと対応ができるようにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。これが1点です。  2点目は、碑文谷さくら通りが28年にやって、それから、木を切って抜根がまだできてないところもあるし、ここの後ろのほうにも出てますけども、時間がたってからしか抜根できないので、あれですけども、今年予算がついたので、抜根も、やっぱり置いとくって、かなり結構、穴があいた状況の根っこをずっと置いとくというのはやっぱり見栄えもよくないし、見た人にとっては悲しみもあるので、これをなるべく進めていっていただきたいと思うと同時に、目黒川に関しては、今年も桜のパトロール、いろんなことをやったときに、土木の方々とも話をしたときにも、アイビーが木に絡まっちゃって、本来は下にいくために設置されたアイビーですけど、アイビーが上まで来てて、ツタが絡まってて、桜の樹勢に対して影響があるのかないのか分かりませんけど、見栄えが非常に悪いですよと地域の方は言ってるわけです。  それとツツジも、植えたはいいんだけど、上までいっちゃってて結構見苦しい状況になってて、やはり枝とか木も大事なんだけど、桜を囲む樹木環境というものも、もうちょっと環境に配慮していかないと、せっかく見に来た方も、何か汚いねと言われちゃうところもあって、立ち入らせないための必要な措置もあるんだけども、そういったとこまでちょっと目を見張った再生プロジェクトにしていただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。  以上です。 ○清水みどり土木政策課長  1点目のバナーと、あと基金、今後のイベントでのそういったPRの活動ということでございます。  今回、中目黒の桜まつりのときには、募金箱という形では置けなかったんですけれども、イーストエリアの桜まつりのときには、地元の商店街の方の御協力をいただいて、実際に募金箱、また後半には募金箱を前に持ってPRして活動いただいたというところがございます。募金のお金の管理のところ、課題等ございますけれども、そこら辺も今後どういったやり方ができるかというのは検討してまいりたいと思います。 ○川原委員長  2点目は。 ○林道路公園サービス事務所長  私からは、2点目についてお答えをいたします。  目黒川の桜にアイビーが絡まっているという件でございます。  これにつきましては、昨年度から少しずつやっておりますけれども、今年度も引き続き、まずアイビーの根元のほうを切りまして、少し枯れた状態で取ったほうが取りやすいこともございますので、そうしたことを続けて、木に絡まっているアイビーについては、なるべく取っていくような方向でいきたいと思います。  それから、あわせまして、アイビーの下が川のほうに垂れているものにつきましても、取っていくような形を取りたいと思います。  それから、ツツジの高さが高いということにつきましても、高さが高いと木の周りの様子がよく分かりませんので、木が傷んでいるかどうかというのが分からないので、できるだけ低くするような形を今考えておりまして、そうした取組をやっていきたいと思います。  それから、抜根につきましては、残っている根っこの様子を見ながら取っていきたいと思います。あまり時間をかけるのもどうかというようなお話もございましたけれども、時間をかけないと、逆に舗装を傷めてしまうおそれもございますので、そのあたりは適宜見ながら、状況に応じて、できるものについてはやっていくというような方法を取ってまいりたいと思います。  以上でございます。 ○川原委員長  おのせ康裕委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○白川委員  すみません。ちょっと伺いたいのは、この資料の中に出てくる「さくらちゃん」というキャラクターなんですけれども、これを初めて私は見たような気がするんですが、このキャラクターは、いつ、どういった経緯でできてきて、これからこれを使って何か展開しようとしているのか。  例えば、先ほどの委員も募金みたいな話もありましたけど、桜の開花時期だけじゃなくても、こういうキャラクターのグッズとか何か、一般社団法人のめぐろ観光まちづくり協会ですとか、ああいうところとかとも連携しながら何かやる前提でつくられているのか、このキャラクターについて教えていただければと思います。 ○清水みどり土木政策課長  この、さくらちゃんですけれども、目黒のサクラ基金ができたときに、つくったキャラクターということで聞いております。できた経緯等、ちょっと詳しく承知しておりませんけれども、委員からお話しいただいたような観光まちづくり協会とさくらちゃんを使ったPRとかというのは、できるかどうか今後考えてまいりたいと思います。  以上です。 ○白川委員  ありがとうございます。  このさくらちゃんは何か公募とか、区民の方だったりとか、そういう方が参加して一緒につくったんですかね。 ○清水みどり土木政策課長  区民公募とか、そういったアイデア募集をしてつくったというものではないということは承知しております。 ○川原委員長  よろしいでしょうか。白川愛委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○佐藤委員  すみません。ちょっとお聞きしたいのが、ソメイヨシノがなかなか、今後、苗木として何か少なくなってきているというお話を一部から聞いたんですが、目黒区としては、今後、ソメイヨシノをやはり植えていくのか、それとも区独自で苗木を育てていくとか、そういうことも考えられているのか。再生プロジェクトですので、そういうところまで考えているのかお聞きしたいと思います。 ○清水みどり土木政策課長  パンフレットの碑文谷公園の再生計画の一番裏面を見ていただきますと、碑文谷公園でいきますと、適した品種として、記載の内容がございます。この中にもソメイヨシノとありますけれども、実際、ソメイヨシノ自体が植えられるところというのが、健全な状態で育成して桜を育てられるというのは、かなり大きな日当たりとか、根の状況を確保しなきゃいけないというところでいくと、今回の計画のように中型から小型の記載のような桜が多くなっていくというふうに考えております。今後も、その場所に合った形で品種等を選定し、それを育て育成していくということで考えております。  以上です。 ○佐藤委員  あともう一つお聞きしたかったのは、区独自でそういう苗木とかをつくっていくのかということと、あと今年の桜は、面白いもので、大橋のほうから、だっと咲き始めて、ちょうど清掃工場辺りが本当に、イーストエリアの桜まつりをやったときがちょうどいい状態にという感じで、まばらだったんですよね、私の目から見ると。そういう部分では、今後植え替えるときには、碑文谷公園に適した品種という、そういう形でうまく均等に、自然ですから、なかなか難しいと思うんですが、ちょうどうまく開花時期が一緒になるような品種とかを混ぜこぜにしていくのか、そういうことも考えられるのかお聞きします。  以上です。 ○清水みどり土木政策課長  まず、1点目の苗木ですけれども、区のほうで苗木から育成をして、その桜を植えていくというような考えは、今のところ、ございません。  2点目の目黒川の桜でございますけれども、目黒川の桜につきましては、ソメイヨシノを基本として植え替えていくと。ただ、植え替えに当たりましては、必要な樹木の間隔、桜の間隔というのがございますので、そこら辺を配慮しながら補植、新植をしていくという内容で考えております。  以上です。 ○川原委員長  いいですか。佐藤ゆたか委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○おのせ委員  ごめんなさい。ちょっと聞き漏れました。  保全計画、ここに11か所写真が出てますけど、一巡したんですかね。それとも、都立大の駅の横とかも並木があるけど、これは呑川でもうカウントに入っちゃってるんでしょうか。まだこれから場所を選定する可能性があるんでしょうか。 ○清水みどり土木政策課長  今回の碑文谷公園と区内公園で一応一通り桜の計画については一巡というか、これで一応完結というふうに所管課では考えております。  以上です。 ○川原委員長  おのせ康裕委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川原委員長  ないようですので、報告事項(5)めぐろサクラ再生プロジェクトの取組状況についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(6)区立公園における公募設置管理制度の取組状況と今後の進め方について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  報告事項(6)区立公園における公募設置管理制度の取組状況と今後の進め方についての報告を求めます。 ○清水みどり土木政策課長  項番1の経緯等でございます。  国では、平成29年6月に都市公園法を改正しまして、公募設置管理制度、Park−PFIを創設しまして、公民連携の整備・管理運営を推進しているというところでございます。  区では、令和4年度より、Park−PFIの導入に向けて検討を進めておりまして、当初、対象候補として選定しました8公園、記載の駒場野、駒場、天空庭園などについて、昨年9月に庁内検討会を設置して検討しまして、マーケットサウンディング調査を実施する公園として、東山公園、中目黒公園、碑文谷公園の3公園を選定してございます。その後、サウンディング調査の実施に当たりまして、3公園の利用者等のニーズを把握し事業者に情報提供するために、9月に公園活動登録団体へのヒアリング、10月に公園利用者数の実態調査、また公園利用者等へのアンケート調査を実施しております。  この調査結果を踏まえて、本年1月に事業者へのヒアリングを行って市場性を確認しまして、公園として評価の高い碑文谷公園をPark−PFIの導入候補公園として選定したところでございます。今後、サウンディング調査の中で要望が多かったトライアルサウンディング、これは都市公園の暫定利用を希望する事業者等の提案を募集しまして、一定期間、実際に使用してもらう試みでございます。これを実施しまして、事業者公募に向けた取組を進めていくということで考えております。  恐れ入ります、裏面の2ページ目を御覧ください。  項番2、事業者へのヒアリングの結果概要でございます。  事業者といたしましては17社参加いただきまして、建設業、不動産業、造園業、飲食業などに参加していただいています。各公園の提案数については、記載のとおりでございます。  (2)の主な導入施設やソフト事業の案といたしましては、カフェやレストラン、キッチンカー、物販施設、ドッグラン等々などの提案をいただいているというところです。  (3)の事業手法でございますけれども、Park−PFI。それとPark−PFIと指定管理者制度の併用、指定管理者制度等々、また土地一時使用賃貸借契約などの提案をいただいたというところです。  (4)の行政側への要望としましては、公募対象公園施設整備に関わって、インフラ整備などの費用負担、また公園関係団体や住民との合意形成における行政の協力、またトライアルサウンディングの実施などの要望をいただいたというところでございます。  (5)の3公園の評価でございます。アの公園コンセプトとの整合、また公園課題や要望との適合性でございますけれども、この3公園ともに、事業者にとって事業を提案することは困難ではないということでございました。  イの地域の活性化に寄与する提案というところでございますが、公園の魅力向上、また地域の活性化も期待できる提案があった公園としましては、中目黒公園が1社、碑文谷公園2社という状況でございます。  ウの市場性でございますけれども、Park−PFIによる収益事業が一番多く提案されたというのは碑文谷公園で6社でございます。  項番3の令和5年度以降の進め方でございます。  サウンディング調査の中で、いきなりのPark−PFI導入というのにつきましては、複数の事業者から慎重な意見がございまして、実証実験等、トライアルサウンディング等の実施について要望があったところでございます。また、他の自治体では、Park−PFIの公募を行ったところ、応募事業者なしというような事例も発生してございます。これらを踏まえまして、評価の高い碑文谷公園におきまして、一定期間、実際に使用してもらうトライアルサウンディングを実施した上で、事業者公募に向けた取組を進めてまいりたいというふうに考えております。  項番4の今後の予定でございます。  令和5年度、そのトライアルサウンディング調査を実施しまして、公募設置等の指針の検討を進めてまいります。6年度にその指針の策定と事業者公募、7年度に事業者との協定を締結し、施設整備で、8年度から事業の開始で進めてまいりたいというふうに考えております。  説明は以上でございます。 ○川原委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○白川委員  すみません。今回のPark−PFIの民間が利用するところというのは、公益財団法人のハーモニィセンターが指定管理されているポニーのところとか、あっち側はもう全く影響を及ぼさないと考えていいのかと、ハムスターとかモルモットがいる動物広場ですか、あそこもこの対象外という形になるのかというところ、それを確認したいのと、あと、この案の中で、これは案なんですが、水上アクティビティとかバーベキューも入っているので、今、ボートを運営されているところもあると思うので、そこはかかってくるのか。あと、火は、あそこの公園でそもそも使えるのかどうか、ここら辺4点、確認をお願いします。 ○清水みどり土木政策課長  まず、1点目の指定管理者、今現在入っているハーモニィセンターですとか、ポニー、またこども動物広場の区域まで及ぶのかという点でございますけれども、それについては、それを除いた範囲のところでの事業提案ということで募集してまいりたいと考えております。  あと、水上アクティビティでございますけれども、委員おっしゃっていただいたように、ボートの運営を、今、シルバー人材センターのほうに委託して、ボートの管理等をやっておりますけれども、そこについては、今後、そういった提案が採用された際には、今後、調整をしてまいりたいというふうに考えております。  3点目の火気の使用でございますけれども、火気の使用については、一般的に碑文谷公園におきましても、火気の使用は禁止しております。ただ、町会のイベント等で消防での届けですとか、どんど焼きというようなイベントもやっておりますので、そこら辺、一時的な利用に限って使用許可を得て使っているような状況はございます。  以上でございます。 ○白川委員  ありがとうございます。  そうすると、仮にバーベキューとかの提案があった場合でも、それはもう一時的な利用に関してだけ許可が下りるということなんでしょうか。それとも、許可さえ取れば、事業者さんがバーベキュー場として常設みたいな形で実際に運営することが可能なのかどうか、このあたりを伺えればと思います。 ○清水みどり土木政策課長  今後、その詳細については検討してまいりますけれども、そういった提案がされて、そういった場所等の位置も確定して、その中で、例えばそういった運営をするという提案が採用された場合には、毎回毎回使用許可を取ってやるということではなくて、その事業者の責任の範囲の中で提案の内容をやってもらうということで考えております。  以上です。 ○川原委員長  いいですか。白川愛委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○斉藤委員  この説明なんですけども、町会とか公園利用の方々にはアンケートを取られたというふうに書かれておりますけれども、この周りに住まれている区民の方へのアンケートとか、そういったものはどうなっているのか教えてください。 ○清水みどり土木政策課長  アンケートにつきましては、公園の中に、こういった目的でアンケートを調査しますということで掲示をして取っているものでございます。  周辺の方々に、例えばビラを投函してというようなアンケートまでは実施しておりませんけれども、今後、この事業の内容につきましては、今後、こういったトライアルサウンディングをやっていくということについては、しっかり周知はしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○斉藤委員  やはり公園を利用しないけれども、目の前に住んでいる、公園を利用していない人がどのぐらいいるか分かりませんけれども、やはり公園の周りに住んでいる方々が、外からいろんな方々が利用しに、例えばカフェができれば人の流れができて、いろんな人が流動的に入ってくるという中で、やはり心配される懸念も、今、子どもの連れ去りなんかもありますし、いろんな人が流れていくと、いろんなことがあって心配される方もいらっしゃると思いますけれども、そういったことを丁寧にしていくべきだと思いますけど、いかがでしょう。 ○清水みどり土木政策課長  今回のこのPark−PFIの取組、区で初めて取り組んでいく新たな施策の打ち出しでございます。今後、こういった取組がなぜ必要なのか、どうしてこういったことをやっていかなきゃいけないのかというのも含めまして、そういった丁寧な説明は地域の方々にも今後もしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○斉藤委員  じゃ、説明会か何かをされるということでよろしいでしょうか。 ○清水みどり土木政策課長  説明会の時期につきましては、今後、詳細については検討してまいりますけれども、今後、事業者を公募する前の時点では、地域を対象とした説明会は行っていきたいというふうに考えております。  以上です。
    ○川原委員長  いいですか。斉藤優子委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○おのせ委員  Park−PFIに関しては、推進をお願いしますという立場にはありますが、大規模公園が目黒は少ないので、事業者の、後ろに書いてあることが事実上の現状でしょうね。心配だというのと、できるかなというのが本当のところだと思うんです。だから、正直なことが書かれてるなと思いますけれども、たまたま今日、碑文谷公園の図があるので、お聞きできればなんですが、決めてる中で、さっき白川委員の話にありましたけど、こっち側だけの感覚よね。下の弁天池の周り、宗教施設を除いての周りのところの感覚でよろしいかということが1点。  それとあと、これから公募設置等の指針をつくりますが、トライアル期間が5年6月から11月までの間で、事業者が11社、6社あるわけだから、2か月とか1か月おきとか、そういうふうにいろんな事業者を入れて、この期間でトライアルさせるという認識でいいんでしょうか。それとも何社か、1社だけとか、あとは、逆に言うと、ここで市場性のところで、ウのところで6社が言っている。声をかけたところは17社。実際、これをトライアルサウンディングしていいですよとなったときにもっと増えたときには、どのように対応していくのか。どう考えているか。今、分かっている範囲で結構です。 ○清水みどり土木政策課長  1点目のPark−PFIの導入の範囲でございますけれども、委員おっしゃっていただいたように、池がある側の既存公園の範囲で考えております。ただ、さきの答弁にもさせていただきましたように、ポニー園のこども動物広場の部分は除いた範囲という形の提案をしていただこうと考えております。  2点目のトライアルサウンディングの期間でございますけれども、トライアルサウンディングをやるといって、どれぐらい、どういった内容というのはこれからでございますけれども、できるだけ参加の意向を示していただいた事業者さんのほうには、できるだけ参加いただこうかなと思っております。どういったトライアルをやりたいかというのが、キッチンカーだったり、イベントだったりとか、そういうのによって、内容によっても期間も変わってくると思いますので、そこら辺を精査した上で、この期間の中で何とか収まるように考えてまいりたいと思っております。  以上です。 ○川原委員長  いいですか。おのせ康裕委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○青木委員  1点確認で、今回、碑文谷公園について市場性の高い評価ということで6社が提案されたということなんですけども、逆に、東山と中目黒については、なかなか収益事業についてはやることが難しいと考える企業が多かったのかということと、収益事業ができない場合、どこら辺がネックだったと考えているのか、そこを伺えればと思います。 ○清水みどり土木政策課長  1点目の、ほかの東山、中目黒公園では難しかったのかというお話でございます。  項番2の(5)で、アのところにありますように、3公園ともに事業者にとって事業を提案することは困難ではないというような内容でございました。その中でも、市場性ですとか、そこら辺、地域の活性化も期待できる提案という中で、碑文谷公園を、今回、候補公園としたところでございます。  以上です。 ○青木委員  そうすると、東山と中目黒公園でも、こういった収益事業の提案というのは幾つもされたということの認識でよろしいですか。 ○清水みどり土木政策課長  東山、中目黒につきましても、何点か収益事業の提案はいただいているところでございます。事業者によっては、中目黒公園のほうがポテンシャルが非常に高いというような評価をしているところがありました。一方で、中目黒公園はそこに公園があるというのが、歩行者ですとか、通行する方から非常に分かりづらい場所であるので、そこら辺の課題等もあるというような評価をしているところもございました。そういった総合的に判断して、今回、碑文谷公園という形で判断させていただきました。  以上です。 ○川原委員長  いいですか。青木英太委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○斉藤委員  すみません。さっきちょっと聞き忘れてしまったんですけれども、今後の予定として、協定の締結なんですけども、これはほかの指定管理と同じように5年というか、契約の年数について教えてください。 ○清水みどり土木政策課長  この協定締結の期間でございますけれども、Park−PFIの制度を活用しますと、1回の協定の結べる期間としましては10年でございます。最大、それを更新して20年までの更新が可能という内容になっております。  以上です。 ○斉藤委員  ありがとうございます。最大20年ということですけれども、20年の契約が終わったら原状回復というふうな形なのでしょうか。  以上です。 ○清水みどり土木政策課長  委員おっしゃっていただいたように、基本は原状回復、要は更地のところに何か建てたら、20年後、返すときには更地で返すというのが基本となっておりますけれども、その施設の状況によって、その後どうするかというのは区と協議という内容になるかと思います。  以上です。 ○斉藤委員  ありがとうございます。原状回復ということです。  例えば、いろんな苦情だったり、トラブルだったり、いろんな形で何かあった場合には途中で解約というか、契約破棄で、そうすると、それなりの違約金ないしは払わなければいけないような状況のものなのかも確認させてください。 ○清水みどり土木政策課長  今後、協定を締結する際に、その内容についての詳細については詰めてまいりますけれども、事業に伴って何か重大な瑕疵等があった場合には、そういったことも考えられるのかなというふうに考えております。ただ、基本は10年協定を締結して、その経営協定の期間の範囲の中でPark−PFIを履行していくものというふうに認識をしております。  以上です。 ○川原委員長  斉藤優子委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川原委員長  ないようですので、報告事項(6)区立公園における公募設置管理制度の取組状況と今後の進め方についての報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(7)目黒川水質浄化対策施設取水ポンプ等設置工事説明会の開催について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  次に、報告事項(7)目黒川水質浄化対策施設取水ポンプ等設置工事説明会の開催についての報告を求めます。 ○清水みどり土木政策課長  項番1の経緯等でございます。  目黒川の水質浄化につきましては、現在、対策の一つであります目黒川の水質浄化対策施設につきましては、令和5年度末の稼働を目標に、建屋新築工事を行いまして、3月15日に建屋が完成しております。今年度は、その施設の取水ポンプ等、また中の浄化施設を設置する工事を予定しておりまして、令和5年5月29日から令和6年3月中旬まで沿川通路を閉鎖して工事をしてまいります。そのため、近隣住民、関係町会等を対象に工事説明会を開催するものでございます。  項番2の開催日時でございます。  令和5年5月25日に行います。場所は下目黒住区センターのレクリエーションホールで行います。  項番3の今後の予定でございます。  5月8日からお知らせビラを配布いたしまして、25日に説明会の開催、29日に案内図、黒塗りの沿川通路の範囲を閉鎖後、工事を再開してまいります。令和6年3月末に高濃度酸素溶解水の供給施設の稼働を予定しております。  説明は以上でございます。 ○川原委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○佐藤委員  すみません。説明会ですので、あんまりくどくどは質問しませんが、また道路が閉鎖されるということで、反対側の通路、区道を歩く方が増えてくるんですが、これからの季節、植栽がぼんぼん伸びてきて歩きづらいので、そこらをしっかり管理していただけないでしょうか。  それとあと、やはり直線道路ですので、車もびゅんびゅんスピードを出してくるので、その対策も何かできないか検討していただけないか。  以上です。 ○清水みどり土木政策課長  迂回していただくことに対する安全対策でございますけれども、さきの工事でも行いましたけれども、品川区のところに架かっている橋から交通誘導整理員を配置いたしまして、建物側を歩いていただくように誘導してまいります。  また、まだ巻きつけ看板とか注意喚起の看板はそのままにしておりますけれども、そういった看板とかでも啓発しながら、適切に誘導してまいりたいと思っております。 ○林道路公園サービス事務所長  では、私のほうからは、川の左岸側を閉めますので、右岸側へ迂回した場合の植栽管理等についてお答えをいたしたいと思います。  区のほうで、植栽の管理についてはしっかりやっていきたいと思っております。また、もし委員のほうでお気づきになるようなところがありましたら、おっしゃっていただければ、私どものほうで対応いたしたいと思います。また、車のスピードにつきましては、警察のほうに、こういったお声があるということは伝えてまいりたいと思います。  以上でございます。 ○川原委員長  いいですか。佐藤ゆたか委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川原委員長  ないようですので、報告事項(7)目黒川水質浄化対策施設取水ポンプ等設置工事説明会の開催についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(8)洗足一丁目広場(仮称)整備に向けた取組について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  続きまして、報告事項(8)洗足一丁目広場(仮称)整備に向けた取組についての報告を求めます。 ○清水みどり土木政策課長  項番1の経緯等でございますが、その前に、この案件につきましては、本年1月11日の都市環境委員会のほうに契約の情報提供をさせていただいた案件でございます。  項番1の経緯等でございます。  この場所も、木密地域の中での公園等の整備に取り組んでいく場所でございます。  2段落目、令和4年2月でございますが、地域住民主体の原町一丁目・洗足一丁目地区の46沿道まちづくり協議会から、この46沿道まちづくり提案で提案をいただいて、ポケットパークの整備が区に提出されているところです。そういった中で、ここの土地につきましては、土地所有者から区への売却意向が確認され、本年1月23日に土地開発公社から買い戻し、売買契約を締結したというところでございます。今後、広場整備に向けて取組を進めていくというものでございます。  土地の概要につきましては、記載のとおりでございますが、場所は案内図、黒塗りの箇所になります。現況が更地で、北側が46号線の整備後、歩道のところに接道するという予定でございます。  裏面、2ページ目でございます。  項番3、広場整備に向けた基本的な考えですけれども、1点目としまして、防災性の向上としまして、46沿道まちづくりの提案を踏まえまして、災害時、火災時には初期消火の拠点として機能するような場として広場整備を行うというところでございます。  また、ユニバーサルデザインによる施設整備としまして、出入口などのバリアフリー化等をしていくということと、みどりの創出についても、生物多様性に配慮した植栽等を行っていくということで考えております。  項番4の今後の進め方でございます。  近隣住民、関係町会、地域住民の参加によります検討会を2回開催しまして、計画案を取りまとめていきたいと考えております。1回目には、ゾーニング案を基に整備の方向性を検討しまして、2回目の検討会で整備案を取りまとめていきたいと考えております。  項番5の今後の予定でございますが、6月、8月に検討会を開催し、整備内容を取りまとめ、6年度から整備工事と開園をしてまいりたいと考えております。  説明については以上でございます。 ○川原委員長  説明が終わりました。質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川原委員長  ないようですので、報告事項(8)洗足一丁目広場(仮称)整備に向けた取組についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(9)碑文谷公園の生物多様性保全林指定に向けた取組について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  続きまして、報告事項(9)碑文谷公園の生物多様性保全林指定に向けた取組についての報告を求めます。 ○清水みどり土木政策課長  項番1の経緯等でございます。  碑文谷公園につきましては、令和3年度から3か年の取組で保全林の指定ということで取り組んでいるところでございます。実施に当たりましては、地域の方、ボランティアの方、また近隣の鷹番小の参加を得ながら普及啓発を図って、意見交換の場を設けて取り組んでいるという状況でございます。  項番2の令和4年度の取組状況でございますけれども、令和3年度に行いましたモニタリング調査の結果を基に、樹林地、水辺地等の原っぱの保全等を行っております。  樹林地では、枯死、弱った樹木、外来種の伐採・抜根を行うということと、トウネズミモチの実生の木を約500本抜き取っております。また、鷹番小の開校90周年がありましたので、合同で植樹イベント等を行いました。また、小動物の越冬、隠れ場所となりますエコスタックを3か所設置しております。左下に石積ですとか粗朶積の写真がございます。  水辺地では、駒場野公園の大池から採取した表土を盛りつけまして、在来の水生植物や昆虫が生息できる環境を創出しております。写真右側のがそれでございます。  原っぱでは、草丈が異なる草地を鷹番小と合同で調査しまして、昆虫等の数が増えたことを確認しているところでございます。  恐れ入ります。2ページ目、裏面でございます。  項番3、令和5年度の取組でございます。  令和4年度に環境改善を行った場所につきまして、生物生息状況調査を実施しまして、保全及び環境改善を実施するとともに、今後、碑文谷公園の管理運営計画を作成しまして、生物多様性保全林指定に向けて取り組んでまいります。  樹林地では、弱った樹木等の伐採、また伐採・抜根を行った場所については後継樹を植樹。また、水辺地では、水鳥の飛来調査を実施して昨年度との比較、考察。また、原っぱでは、また鷹番小と合同で今後の維持管理の方法を検討してまいりたいというふうに考えております。  項番4、今後の予定でございます。  5月に意見交換会、これまでの取組状況と今後の取組について意見交換しまして、10月頃に管理運営計画の作成について意見交換会を行いまして、令和6年3月に管理運営計画を作成し、生物多様性保全林の指定をしてまいりたいというふうに考えております。  説明については以上でございます。 ○川原委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○白川委員  これは先ほどのPark−PFIで検討されている碑文谷公園で同じように生物多様性ゾーンの創出をしていこうという、一見すると、ちょっとこれは共存が難しいように思うんですが、ここにあります今後の予定にある管理運営計画というのは、Park−PFIで事業者さんが運営していくものの支障になるようなことはないのかどうか、ここはどちらをメインで考えられるのかというところを伺えればと思います。 ○清水みどり土木政策課長  Park−PFIとの関係でございますけれども、基本的に、生物多様性保全林指定に関わって、そういったことに支障となるような提案というのは、基本的には公募からは外れていくのかなというふうに考えております。どちらかを立てるということではなくて、生物多様性保全林の指定は、これは指定として取り組んでまいりますし、Park−PFIにつきましても、民間活力、公民連携の中でそういった活性化、にぎわいを行っていくと。両方共存させた中で取り組んでまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○白川委員  ありがとうございます。まあ、そうですよね。  自治体としては、そういうふうに言うと思うんですけど、もちろん、私も経営者的な立場から言わせていただくと、やはりこれは駄目、あれは駄目という部分が多かったり、結構こういう計画であったり、指定とかというところに配慮することによって、収益確保というのが難しくなってくる部分があるんじゃないかなという懸念があるんですが、今、提案してくださっている事業者さんが何社か、ヒアリングで、あったということで、今後、進めていくに当たり、これは十分事業者のほうに説明をされると思うんですけれども、それまでには、これは具体的にもっと、この計画というところで全部やっていくんですかね。令和6年3月の管理運営計画の作成というのがあるんですけれども、ここがメインになって、これがPark−PFIのほうの事業者さんとの契約内容にも盛り込まれていくのかという部分を確認したいと思います。  もう一点、事業者って、そもそも撤退リスクって絶対あるわけで、同じく渋谷区でもありますよね。最近、Park−PFIで入っていたドッグラン、カフェをやっていたところが、オープン早々、数か月で撤退というようなことがあったんですね。それも目黒区の事業者さんだと思うので、そういったことも大いにあり得るので、その辺の考え方を伺えればと思います。それも契約で全部、包括的な契約をなさるつもりでいるのか。事業者撤退リスクに関して、あと倒産とか。
     以上です。 ○清水みどり土木政策課長  1点目の管理運営計画とのバランスと言いますか、どう踏まえるのかということですけれども、令和6年3月に作成する管理運営計画は、保全林指定に向けて、こういったふうに碑文谷公園、樹林地等を管理していこうという計画を定めるものでございます。事業者提案についても、この計画内容を踏まえた上で提案していただくということで所管課では考えております。  あと、2点目の撤退リスクでございます。  委員おっしゃるように、そういった事業、他の状況も区のほうでは確認しておりますので、そうならないためにも、今後6月からトライアルサウンディングを行いながら、しっかりと事業性を見極めて行っていきたいと思います。そういった撤退リスク等の整理については、今後、詳細に検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○川原委員長  いいですか。白川委員、すみません。ここは、あくまで生物多様性保全林指定の報告でございますので、先ほども公募のほうは委員への報告が終わっておりますから、あまり深くこれ以上御質疑いただくと元へ戻る話になりますので、うまく御質疑いただければと思います。 ○白川委員  すみません。最後1点だけ。  いや、後からこの報告があったので、結構これは絡んでくることがあると思うので、終わっているとはいえども、今、御報告いただいている保全林取組に向けてというところの今後のスケジュールと、さきに御報告いただいたものの今後の予定というところのタイムラインが、少々ここは合っていないんじゃないかという部分があるんですが、先にこういったものって計画をしていただいてからトライアルサウンディング調査に入ったほうがよろしいんじゃないかというふうに思えるんですが、そのあたりのタイムラグについて、今後まだ見直しの可能性があるのかどうか伺えればと思います。 ○清水みどり土木政策課長  今後、トライアルサウンディングを6月から予定しておりますけれども、既存部分の公園の池のところについては、こういった管理運営計画を作成して、こういう取組を区としても行っていく場所であるということは、参加される事業者には十分説明した上で行っていきたいというふうに考えております。なので、事業のスケジュールにつきましては、トライアルサウンディング、Park−PFIにつきましても、生物多様性の保全林指定に向けても、この内容で進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○川原委員長  白川愛委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○おのせ委員  すみません。生物多様性に関わる費用に関しては、東京都から年間幾らぐらい。ここに対して。 ○清水みどり土木政策課長  都の補助金でございますけれども、東京都、区市町村との連携による地域環境力活性化事業というのがございまして、令和4年度につきましては、事業費、これまで保全林支援の事業委託等、事業費の半額720万円余を補助金として歳入しております。今年度につきましても、事業費の半額の1,000万円余を歳入予定としております。  以上です。 ○川原委員長  おのせ康裕委員の質疑を終わります。  ほかにございませんか。長いですか、長いんだったら、お昼にしちゃいますが。  (「ちょっと長いと思います」と呼ぶ者あり) ○川原委員長  では、議事の都合により暫時休憩いたします。再開は1時5分とさせていただきます。  (休憩) ○川原委員長  休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  斉藤優子委員の質疑から行います。 ○斉藤委員  すみません。この生物多様性保全林の指定のことなんですけれども、このPark−PFIによって、生物多様性の保全の指定自体が、例えば樹木面積が300平方メートル以上ある場所を生物の生息生育環境として優れている場所、自然環境を保全する活動を区民等が行っている場所、生物多様性地域戦略に示すエコロジカルネットワークを形成する上で重要となる生物の生息拠点である場所っていうふうなことが指定となっているわけでありますけど、条件となっているわけでありますけれども、Park−PFIによって、この条件が維持されていないというふうになった場合はどうなるのか、どうなると、どこを基準に指定が解除されてしまうのかどうかっていうことがあれば、教えてください。 ○清水みどり土木政策課長  さきの委員の御質疑にもございましたけれども、生物多様性保全林として碑文谷公園を指定するというのが前提条件の中で、Park−PFIも進めていきたいというふうに考えております。  なので、保全林の指定にそぐわない、抵触するような提案内容というのは、そもそも公募事業の中で選定されないものというふうに区では認識しておりますので、保全林は保全林として指定した上で、トライアルサウンディング、これからやるトライアルサウンディングもそうですけども、それを前提としてやっていただくということで考えております。  以上です。 ○斉藤委員  すみません。ちょっと説明が足りずにすみません。  例えば管理運営計画を策定して、事業者が、それをきちんと守ったというふうなことだったとしても、例えば利用者の方がごみを捨てるとか、そういう何かいろんな方が出入りするわけですから、環境を汚染するような状況になったときに、どうなのかということなんですけど。 ○清水みどり土木政策課長  Park−PFI自体は、これから事業公募に向けて取組を進めてまいりますので、どういった提案が出されるかにもよると思いますけれども、委員から御懸念の点、示された点については、区としても今後ここの碑文谷公園については、そういったことのないような形で、もしそういった状況が見られるようであれば、しっかりと指導していくということも必要かなというふうには考えております。  以上です。 ○斉藤委員  それは事業者に対してじゃなくて、やっぱ利用する方に対してっていうことでしょうか。 ○清水みどり土木政策課長  保全林事業指定に関わっているか、関わっていないか関係なく、利用者マナーということに関しては、今の利用の中でも見受けられればそういった形で指導はしておりますので、それは事業者だけではなくて利用者に対しても同じような対応を取っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○川原委員長  斉藤優子委員の質疑を終わります。  ほかに質疑ございませんか。 ○田島委員  すみません、もろもろさきの委員たちが懸念しているのは、やはりPark−PFIとこの生物多様性、これ相反するものではないかと。Park−PFIを導入するのは、やっぱり快適な公園にしてほしいと。区民目線において、区民はそっちを求めているんじゃないかなと。もちろん生物多様性というのも、区民が求めている一つなんですけど、これはやっぱり啓発活動の一部で、ある程度快適な空間を制限する形にもなるんではないかという懸念の下に、何人かの委員は質問していると思うんですよ。そこら辺の整理がきちっとできていないと、この報告を2つ同時に同じ日に受けるということ自体が、ちょっと委員会としては難しいとこだと思うんですよ。その辺の整理をこれからしていただいて、もちろん両方とも区民のためになることは確かなんだけど、この報告の仕方だと、あまりにも相反するもの、それから、この碑文谷公園の地図を見ても、Park−PFIを導入するに当たって、この生物多様性の地図を見せられちゃうと、じゃ、どういう形でそのPark−PFIを導入するんだなっていうのが、イメージとしても湧かないから質問があったと思うんですが、その辺ちょっと整理をしていただいて御答弁いただければと思います。 ○清水都市整備部長  先ほど来課長が御答弁しているように、まず大前提としては、生物多様性保全林のほうがあるということです。それをまず大前提として、その上でPark−PFIの導入を考えているということです。  相反するということでは決していないと私ども思っております。それは確かに公園の今様々な価値観がある中で、公園にもかなり商業的な要素を入れることで、本当に新宿とか渋谷とか池袋のような、本当に大きな繁華街の中における、その公園の利用というものについて、商業的な側面も含めて、より皆さんが集まって利用できるというような形での公園利用というものもあるとは思うんですけれども、私どもそもそも大前提が、やっぱりまず生物多様性の保全林、これをやっていくということがある。それに相反しない形で、Park−PFIも進めていきたいというのは考えてございます。  ですので、あくまでもちゃんと生物多様性保全林に指定されて、これがちゃんと維持できる形でのPark−PFIの提案をしていただきたいということでございますので、私どもとしては、そのようなものというふうに御理解いただきたいと思います。  先ほど最初に課長が答弁したことの繰り返しではございますが、私どもとしてはそのような形で整理しているものでございます。  以上でございます。 ○田島委員  部長御答弁していただいたんでね、これ以上はあれですけど、質問はしませんけど、我々やっぱり報告を受ける側は、やはり同じ委員会で同時に2つ出てくるんならば、2つ一緒に報告していただいて、それで順番をこういうふうにしますと。両方ともやっていきますからっていうことを御報告いただければよかったんじゃないかなと。ちょっと2つ別々の部分で報告されると、やはり我々も突っ込まなきゃいけない部分が出てくるんで、今後、委員長を含めて、報告の仕方ちょっと考えていただければと思います。  以上です。御答弁は結構です。 ○川原委員長  田島けんじ委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川原委員長  ないようですので、報告事項(9)碑文谷公園の生物多様性保全林指定に向けた取組についての報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(10)令和5年度民間建築物の耐震化促進助成事業等について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  続きまして、報告事項(10)令和5年度民間建築物の耐震化促進助成事業等についての報告を受けます。 ○鹿戸建築課長  それでは、令和5年度民間建築物の耐震化促進助成事業等について御説明いたします。  資料の項番1、経緯等でございます。  目黒区では、「安全で安心なまちづくり」の一環といたしまして、災害に強い街づくりの推進を図るため、民間建築物の耐震化を促進しております。令和2年度には目黒区耐震改修促進計画を改定いたしまして、関係団体と連携するなどし、取組を進めております。  特に、平成30年6月に発生いたしました大阪北部地震以降は、ブロック塀に関する助成制度を拡充してまいりました。平成31年度にブロック塀等の除却工事助成を新設いたしまして、令和2年度は、塀等の建て替え費用の助成、令和3年度には塀等の建て替えの設計・工事監理助成を追加しまして、実績も出てきているというところでございます。  項番2、事業の概要につきましては、恐れ入ります1枚おめくりいただきまして、別紙を御覧ください。  申し訳ございません、ページ数の数字が一部切れておりますけれども、1ページ目からの表は耐震助成事業の概要でございます。  表の一番左の欄に記載してあるとおり、上から耐震診断の助成、それから、耐震設計の助成、2ページ目にまいりまして、耐震改修の助成ということで、3段階の助成メニューでございます。  また、その次の表はその他の助成事業ということで、木造住宅等の除却費用ですとか、耐震シェルターなどの助成、アドバイザー派遣など人的な支援、3ページ目にお進みいただきまして、崖地やブロック塀に関する助成メニューでございます。  おめくりいただきまして、4ページ目の表でございます。  昨年度までの助成実績と本年度の助成予定件数でございます。  この中で、特に木造住宅につきましては、中段辺り、耐震改修助成の欄の木造住宅等のところを御覧いただきますと、一昨年の2件から昨年度は6件と少し持ち直した形になってございます。また、その6行ほど下の欄、木造除却費用助成につきましては、2年連続して29件と、高い数字となっております。  木造以外の建築物につきましては、特に表の中段辺り、耐震改修助成の欄の特定緊急輸送道路のところを御覧いただきますと、昨年度は実績2件でございました。本年度も既に2件ほど具体の相談をお受けしているという状況でございます。  また、表の一番下は先ほど触れましたブロック塀の助成実績でございまして、令和元年度の事業創設以来、ほぼ毎年、10数件の実績となってございます。  それでは、かがみ文にお戻りください。  項番3、普及啓発の推進でございます。  本年度も記載のとおり、耐震フェアや他所管のイベントでの事業案内、戸別訪問により直接の御案内等を予定してございます。  項番4、今後の予定は記載のとおりでございます。  資料の最後にカラー刷りでおつけしております新しいパンフレットができましたので、こちらも活用いたしまして、より分かりやすい御案内に努めてまいりたいと思います。  私からの御説明は以上でございます。 ○川原委員長  説明が終わりました。  質疑を受けます。 ○おのせ委員  予算委員会でも、予算要望でもうちの会派からも言っていたんですが、新耐震以降、それから、2000年までの間の建築基準法の2000年の改正までの間のグレーゾーン、ここの木造に対してというのがやっぱり今着目をされていて、耐震化促進の条件の中に入れていかなきゃいけないんじゃないかという御提案がされていました。  今回のメニューを見るとそれは入っていない。それに対しては、どういう意図で、今回は入れられなかったのか、それともまたそれは検討する可能性が今後あるのかどうかということが1点お伺いしたいと思います。とても重要なとこなので、聞いておきます。  2点目は、目に見えて、このチラシがすばらしいものができましたねと。これを、だから、こういう目を引くチラシを作っていただいたってことは、これが必要な人に届かなきゃいけないんで、よくいつもこの委員会でも言うんですけど、LINEなんかでこのページを見せて、こういうのを作ったから取りに来てねというような活用をしていただくと、今まで以上に上がるのかなって。今まで耐震をやってきたのは、結構高齢世帯中心にやってきたようなとこもあるんですが、さっき言ったところの新耐震以降の2000年までのグレーゾーンなんかのところは、私たちの世代の方が建てた家でもそういうふうなものが出てきていて、それは今回、助成の対象になっていないから無理なんだけど、そういった点では、こういうものが有効活用されて数が増えるんじゃないかなと思います。  これ、耐震に関しては途中で補正組めるぐらいが理想だもんね。と思うんですけどね。ちょっとその部分に関して、お聞きしたい。2点。 ○鹿戸建築課長  1点目の新耐震以降のグレーゾーンへの対策ということでございます。  委員御指摘のとおり、東京都がこの昨年の5月、東京都の被害想定というのを新たに出しまして、それによりますと、この2000年までの建物を対策することによって、被害が一定程度より少なくすることができると。今までの旧耐震の対策に加えて、新耐震の一部も対策することに意味があるという結論を出しましたので、それを受けまして、東京都もこの3月に、東京都の耐震改修促進計画を改定いたしました。  その中で、新耐震も助成していくという東京都の方針とともに、耐震化率の考え方を東京都が一定変更いたしました。  これを受けまして、23区でも今議論になっておるんですけれども、今まで23区が東京都に即してつくってきた計画では、耐震化率というのは旧耐震の建物を補強すること、それから、旧耐震の建物を除却すること、旧耐震の建物を新耐震に建て替えることということで、耐震化率が上がるというふうに耐震化率を定義しておったんですけれども、今回、この計画のままでいきますと、この2000年の対策をしても、耐震化率自体は上がらないということになってきますので、計画のちょっと立てつけを少し整理する必要があるだろうと。これ23区共通で、今議論しているところでございます。  したがいまして、今回の計画にも入ってございませんけれども、一旦現行の計画を見直しをしまして、公金を投入することでございますので、考え方を整理した上で導入を考えていかなきゃいけないというところで、今そこの部分を東京都、各区と情報交換しながら検討中という状況でございます。  検討はこのまま続けていきまして、区民の皆様のためになることだということは考えてございますので、そこは一定の結論を出していきたいというふうに考えてございます。  それから、チラシの件でございます。お褒めのお言葉をいただきまして、大変ありがとうございます。  区の職員も前回の指摘を受けまして、手作業で直した部分もありますし、委託をきってきちっと直したという部分もございますので、こちら御指摘のとおり、LINEなどで電子データとしても皆さんに公開する形で、あらゆる世代の方々にアピールできるように取り扱っていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○おのせ委員  1問目のほうは、1周遅れになっちゃうんですよ、結局。こうやって、ほら、新しいのをつくってくれたけど、1年間このままで行くとなると、そこの部分は付け加えられないわけだから、やっぱりもったいないなという気持ちはあります。  だから、それは23区一律なのかもしれないけれども、早くから言われていたことなんで、そこに対して途中からでも対応していただけるようにして、来年成果がもっと上がるような形に、もっと言うと僕はグレーゾーンの家のほうが多いと思うんですよ、目黒区は。だから、そこの部分の内容をどれぐらいで把握しているのか。グレーゾーンの家と現状の耐震化しなきゃいけない旧の家と、目黒区の場合ですよ、どっちが多いかっていう比率は、もし把握していれば教えていただきたいし、途中からそういった対応が付加されることがあるのかどうか、間に合わなきゃ間に合わないでいいとは言わないけど、仕方ないよね。ちょっとそこのスピード感を。 ○鹿戸建築課長  今検討段階でして、いつから始めるとか始められないとか、そういうことをちょっとお答えできる段階にはございません。  東京都が今細かな取扱いとか、また、統計的な部分、目黒区でどのぐらいの対象建築物があるかとかというところを整理、東京都でもしていますので、その辺のデータをいただきつつ、どういう段階でできるのか、課題があるのかというところは早急に検討はしていきたいというふうに考えてございます。  また、計画改定を早くするのか、計画改定をせずにできるのか、多分いろんな区で方法を検討しているところでございますので、その情報をきちっと取り入れながら、区としても判断していきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○川原委員長  おのせ康裕委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○斉藤委員  2つちょっと質問なんですけれども、実は議員の隣に住んでいる普通の区民のお宅でも、例えばリフォーム助成を知らないっていう、本当にいっぱい発信はしていただいていると思うんですけど、こういった助成制度を知らないっていう人、本当に私も最近聞いて驚いたんですけども、本当に伝えているつもりだけども、伝わっていないと。本当は必要なんだけれども、自分は関係ないと思って、あるいは耳に入ってこない、目に触れても、それが情報として自分の中に落とし込めていないっていう人が結構いらっしゃるんだなということで、そういうことについて、本当に、先ほどほかの委員もおっしゃっていました、いいものをつくっていただいたとしても、本当に必要なのに必要と思っていない人にどう届けるかっていうことを考えて、いろいろ今後、このいいものを活用していただけたらなと思うんですけど、いかがでしょうか。  あともう一点。こういう耐震化のことについても、かなり戸別訪問したりとかいろんなお伝えはしていると思うんですけれども、それでもできないという、例えばもううちは高齢だからとか、もう家継ぐ人いないからとか、そういういろんな理由で、耐震化したほうがいい、改修したほうがいいという人がいたとしても、何か個々の事情でできないっていう人がいるっていうのは、ちゃんと把握していらっしゃるのかどうか、ちょっと確認させてください。 ○清水都市整備部長  1点目については、ちょっと私のほうからお答えさせていただきたいと思います。  今委員がおっしゃられたような課題というのは、それこそお分かりのように、別に耐震化に限らず、様々な、区は本当に事業をやっておりまして、どれも本当に中身を見ていただくと、「あ、こんなにいい事業やっていたんだな」というのもたくさんあります。  ただ、それが区民の方になかなか届いていかないというのは、本当に長い年月、これまで大きな課題であります。  そういうようなことがございますので、区としては、本当にもうここ何年か、広報戦略というものを大きく見直し、その媒体をどうするのかとか、発信の仕方等について、大きく見直してきているところでございます。  それはまさしく、区全体の大きな課題だと認識しておりますので、どのような、今本当にいい情報が、区民一人一人の皆さんにちゃんと届くようにしていきたいと。それは大きな区の課題という形として受け止めさせていただいた上で、今回作っているパンフレットについても、少しでも浸透するようにしてまいりたいというふうに存じます。
     2点目は、課長のほうからお答えいたします。 ○鹿戸建築課長  委員御指摘のとおり、御高齢の方、それから、建物がもう古いので、自分の年齢もそうだし、建物ももう古いので、今手を加えてもそれほどもたないということで踏み切れないという方はいらっしゃいます。個別にお話はお聞きしておりますので、そういった中でもどんな対策ができるか。  先日の議会でも御答弁差し上げたように、建物の耐震化が無理であれば、条件によっては、耐震のシェルターですとか、ベッドですとかという次善の対応もございますので、その辺も御案内しているところでございます。  今後も丁寧に対応していきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○斉藤委員  広報につきましても、本当に私も努力をしますし、いろんな形で伝えながらも、命に関わることで、関東への巨大地震も一応確率も上がってきているということで、命に関わる本当に必要な助成の制度をしっかり活用してほしいということなので、説明会みたいなものも何かちょっとやったらいいんじゃないかなというふうに思います。それはちょっと御答弁結構です。  今、課長がおっしゃっていただいたように、お金がなくてできないという人に対しての対応というのは、できるものもありますけど、できないものもあった場合というのは、どういうふうにお考えになっているか、ちょっと教えてください。 ○鹿戸建築課長  厳しいところの御意見でございますけども、1点言えるのは、この耐震の助成というのは、やはり福祉施策とはちょっとやっぱり一線を画しておりまして、基本的には、住宅は私有財産でございますので、御自分で維持管理していくというのが所有者に課せられた義務でございますので、そこの部分を、ただ街区ですとか街の安全化を図るために、私どもが技術面ですとか、それから、費用面で支援をするという立場でございます。  したがいまして、できる限りのメニューを用意して、それをできる限り活用できるような助言ですとか、アドバイザー派遣なんていう制度もございますけれども、そういった形で、人的に御説明、御対応を差し上げて、その方の可能な範囲で対策も取れるように御案内していくということを続けてまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○川原委員長  斉藤優子委員の質疑を終わります。  ほかに質疑ございませんか。 ○白川委員  すみません、補足で伺いたいんですが、先ほど他の委員の質疑にありました、このいわゆるグレーゾーンと言われる1981年6月から2000年の5月末までに建設されたグレーゾーンの戸建てなんですが、これの軒数は、都が調査っていうふうにおっしゃったんですが、これ目黒区のほうでは調査されていないのかっていう確認と、その目黒区の耐震改修促進計画っていうのが令和3年に出ているんですけども、この中では9割、区内全体の9割近く耐震性ありとなっているので、その中の何割ぐらいがこれを占めているっていうふうに見ているのか、教えていただければと思います。 ○鹿戸建築課長  グレーゾーンという言葉にも意味があると思っておるんですけれども、おっしゃるとおり81年から2000年までの建物というのは、耐震の基準はもう新耐震の基準ですので、一定程度の壁の量は入っているというものなんですけれども、それの施工の仕方、壁の位置がバランスよく入っているかとか、金物がきちっと必要な強さの金物がついているかという、その細かいところになってきます。そうすると、施工の状況まで把握するということはなかなか難しいので、まさにそういった意味でもグレーと呼ばれておりますので、東京都が試算する場合でも、ざっくり木造の二階建ての住棟がこのぐらいなので、このぐらいの範囲の中に対策すべきものがあるだろうということで、ざっくり出しているというところでございます。  したがいまして、目黒区で同じことをやろうとしても、精度高くどのぐらいの量があるかという把握はなかなか難しいところでございますので、そういうところも含めまして、どういうふうに制度設計していくかっていうところを、各区、頭悩ませているというところでございますので、区といたしましても、今その数字を把握している状況ではないと。東京都のデータをいただいて、それに即して、どう対応していくかということを検討しているというところでございます。  以上でございます。 ○川原委員長  白川愛委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川原委員長  ないようですので、報告事項(10)令和5年度民間建築物の耐震化促進助成事業等についての報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(11)目黒区住生活マスタープラン素案について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  続きまして、報告事項(11)目黒区住生活マスタープラン素案についての報告を求めます。 ○鵜沼住宅課長  それでは、マスタープランの素案について、御説明させていただきます。  まず、項番1の経緯等でございます。  こちらに記載させていただいたとおり、目黒区の住宅基本条例に基づきまして、このマスタープランにつきましては、平成5年に策定したものでございます。年を経まして、現在は第6次の住宅マスタープラン、平成30年3月に策定したものでございます。  この後、国、それから、都におきまして、様々な住宅政策の計画が改定され、また、区におきましては、令和3年3月に基本構想、令和4年3月に基本計画を策定されたことなど、こういった状況を踏まえまして、昨年の5月に住宅政策審議会のほうに住宅マスタープラン改定に向けた諮問をさせていただいたものでございます。  この諮問に対しまして、令和5年1月に審議会から答申を受けまして、この内容を尊重いたしまして、区といたしましては、社会経済情勢の変化、それから、住宅政策の目的は単に住宅を供給することだけではない、それから、区民の生活の質の向上を図り、住まい方の改善・支援するということから、計画の名称も住宅マスタープランから住生活マスタープランに改めることと考えておりまして、それの名称変更を含めて、今回目黒区住生活マスタープラン素案を取りまとめたところでございます。  項番2の素案の概要と素案でございますが、恐れ入りますが、別紙1の概要のほうで御説明させていただきます。  まず、素案の概要でございます。  第1章としましては、計画の目的と位置づけというところで、こちらのほうにも書かせていただいているとおり、名称の変更、それから、計画の目的につきましては、これまでの計画を継続するものとしております。計画の期間でございますけれども、令和5年度〜令和14年度で、この中間年に社会情勢等の変化を踏まえまして、見直しの必要性を検討するものでございます。  一番下に書いてございますが、持続可能な開発目標との関係でございます。こちらを新しく入れたところでございます。住宅政策に関連するゴールと、それから、本計画に関連する主な内容を表に取りまとめて、本編の3ページのほうに記載してございます。  お隣の第2章でございます。  現状と課題というところでございますが、こちらのほうは、区の現状、それから、2つ目の区民の住まいに関する意向というところが新規でございます。こちらのほうは、区政に関する意識調査、それから、世論調査などから定住の意向、それから、住宅に対する考え方、そういったものの課題を取りまとめております。  そして、その一番下のところでございますが、策定に当たってのポイントでございます。  こちらも新しく考え方として、行政関係の部局間との連携、それから、関連団体等の連携、そして、区民に寄り添う住宅施策の展開、それと、多様な暮らし方や住まい方に応じたその施策の展開を課題としております。  それを取りまとめて、基本理念と基本目標というところで、一番下の欄に書いてございますが、基本理念のほうでございます。  これまで、「みんなでつくる だれもが安心して住み続けられる めぐろ」ということで、今回この多様な暮らし方、皆さんの考え方が多様性ということも取り入れまして、「だれもが」というところを加えております。  基本目標につきましては、それぞれ3つ、「つくる、届ける、高める」こういったものを区民の方に分かりやすい基本目標として定めているところでございます。  お隣一番右側の欄でございますが、第4章として、住宅施策の展開ということで、基本目標1から3まで、「つくる、届ける、高める」それぞれに対しての支援、それから、促進するもの、そういったものを記載して取組を定めております。  そして、計画の指標につきましては、基本目標別の取組の内容に沿って、新たな手法を設定しております。この指標を基に、各年の進捗管理を実施するものでございます。  3つ目として、多様な暮らし方や住まい方に応じた取組として、こちらのほうが多様な暮らし方と、地域特性や住まい方に応じた取組として、都市計画マスタープランに示す土地利用方針等を踏まえまして、まとめたものでございます。  第5章といたしましては、計画の実現に向けてということで、主体別の役割、区民、区、専門家・事業者・NPO・地域団体等の役割を記載しまして、これらの施策を推進するための連携、そして、計画の進行管理、こちらのほうは指標の評価検証、それから、必要に応じて、それぞれの計画の効果的な計画の推進を図るものでございます。  裏面を御覧ください。  先ほどお話しいたしましたが、3つの基本目標から8つの施策、そして、それぞれの各所管における事業の施策などを取りまとめておりますが、こちらのほう、全体的に本編の37ページからのものを1枚の表としてまとめているところでございます。  詳細の説明につきましては省略させていただきますが、1点だけ、基本目標3のところで、(1)住まいに関する意識の醸成と知識の普及という施策の展開のところに書いてございますが、その下の(2)責任ある住宅の維持管理の促進、こういったところで、右側の施策の柱として、住まいづくりに対する支援体制の充実、そして、分譲マンション、賃貸マンションの適正な維持管理の促進、こういったものを基にして、先日この当委員会でも御報告いたしましたが、マンション管理の適正化推進計画を策定したものでございます。  恐れ入ります、かがみ文にお戻りいただきまして、項番3、区民意見の募集でございます。  周知方法につきましては、記載のとおり、区報、区ホームページ、メールマガジン、ツイッター、LINEを活用してまいります。  意見の提出方法につきましては、記載のとおりでございます。  募集期間につきましては、4月17日から来月の5月31日まででございます。  項番4、今後の予定でございます。  こちらのパブリックコメントをいただいた内容を取りまとめまして、8月に計画案を当委員会に御報告し、策定という予定でございます。  私からは以上でございます。 ○川原委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○白川委員  すみません、ちょっと大きなところを伺いたいんですが、まず、先ほどの午前中に説明いただいた都市計画マスタープランにも関係してくるんですけども、やはりその緑地を増やしていったり、ここにも書いてありますけど、オープンスペースを確保していくとかってあるんですけど、そうすると余計地価も上がり、良好な環境が結構できればできるほど、利便性はよくなるけれども、地価は上がっていくっていう傾向が都心部、強いと思うんですが、目黒も大筋その流れをやっていこうとしているっていうのが分かるんですが、その中でどうやってその多様性っていうのを、むしろ維持していこうって思っているのかなっていうのは、結局土地が高くなったり家賃が高くなっていけば、今ボリュームゾーンである年収200〜300万円世帯っていうところが、なかなか住めなくなっていってしまうわけで、そう高所得者層ばかりになってしまっては、多様性は、そこは担保できないと思いますし、そのファミリー世帯が転出していっているっていうこの状況を見ても、それって言えると思うんですね。  そういう中で、ワンルームのファミリーのほうに移管していこうとかっていう、進めていくということで、単身者世帯っていうその一つの多様性の部分というのが、むしろ住みづらくなるんじゃないかって思うんですけど、そこら辺の関係をどういうふうに考えていらっしゃるのかなっていう、区の大まかな方針ですよね、伺えればと思います。 ○鵜沼住宅課長  今の委員の御質問でございます。  恐れ入りますが、本編の52ページを御覧いただけますでしょうか。  こちらに、多様な暮らし方に応じた取組ということで、多様性というふうに御説明させていただきましたが、いろいろな方がやはり住まわれるということが目黒区の特性としてあるというふうに認識しているところでございます。  それぞれの方、こちらに書かせていただいておりますけれども、お子様、それから、高齢者の方、単身者、それから、いろいろな海外の方などもいる状況で、どんな方がどういう生活をしていくかというところで、多様なその暮らし方に応じた取組を進めていきたいということが、今回のマスタープランの柱になっているところでございます。  目黒区としてということでお話がありましたが、こういった課題、どういうことが課題なのかということも見据えながら、このマスタープランに沿って、取組を検討、検証していきたいというふうに考えているところでございます。  また、こちら、これまでは言葉で説明していたところを、少しでも分かりやすくということで、イラストで一例として挙げているものでございます。これ以外にも様々な課題については検討、検証していく予定でございます。  以上でございます。 ○清水都市整備部長  若干補足させていただきますと、確かに良好な環境とかいろんなものをそろえると、そこに住みたいっていう方が出てくれば、必然的に高所得者というんでしょうか、それはもう目黒は大変人気のあるところですので、実際にその方向が強まってしまうだろうということは当然懸念されるところではございます。  ただ、それに対しまして、具体的には例えばファミリー家賃助成とか、直接の住宅供給等はするわけではございませんが、やはり多様な皆様が住んでいただけるような、そういった細かい具体的な施策も打っておりますので、そういう中で、少しでもバランスの取れた形の住生活が営めるような、そういう目黒区であるような形で、私ども政策は進めていきたいと、そのように考えているところでございます。  ちょっと補足ではございますが、私からの答弁です。 ○白川委員  ありがとうございます。  ファミリー世帯とか、高齢者向け、障害がおありの方とかに対してのそういった助成制度、目黒区では結構用意されているっていうふうには思うんですけれども、単身世帯に関してっていうのも、本当単身者、いわゆる学生だったりとか、今後その方たちが結婚して、お子さん産んでいただいて担い手になっていくわけで、そういう方たちがそのまま区内に定着してくださるほうが愛着があるので、いていただきたいっていう気持ちはあるんですけど、やはりそこはもう結婚して、子どもが生まれた瞬間に、いや、高くて住めないよっていうことで、近隣に出ていっているっていう事例をすごく数多く私も見ているので、そこに関して、具体的に何か区のほうで考えておられることを、ここにも一例として56ページでシェアハウスって出ていますが、このあたりに関して、シェアハウスに関して、何か目黒区は独自の視点をお持ちなのかどうか、伺えればと思います。 ○鵜沼住宅課長  委員のただいまのシェアハウスの話もございましたが、本編のほうにも書かせていただいております。ページ43になりますけれども、先ほどの基本目標2のところで、全ての人への安心の住まいを届けるというようなところで、居住支援の対象の拡大についての検討ということも、こちらへ書かせていただいております。  多様な世帯への居住支援ということも、先ほども申し上げましたとおり課題というふうに認識しておりますので、具体的にはこのマスタープランに基づいて、シェアハウスであったり、そういったものの、私どもシェアハウス分かりませんので、そういったものの研究・検討というような形で、審議会の委員とかのお話もありますので、そういったものを踏まえまして取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○川原委員長  白川愛委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川原委員長  ないようですので、報告事項(11)目黒区住生活マスタープラン素案についての報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(12)令和5年度家賃助成等の実施について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  続きまして、報告事項(12)令和5年度家賃助成等の実施についての報告を求めます。 ○鵜沼住宅課長  それでは、令和5年度の家賃助成等の実施について御説明いたします。  まず、項番1の高齢者世帯等居住継続家賃助成でございます。  こちら、民間賃貸住宅にお住まいの方への高齢者・障害者世帯を対象にした助成でございます。家賃の2割を6年間、最長6年間助成するものでございます。  募集期間でございますが、令和5年の6月1日から30日までを予定しております。  募集世帯数でございます。90世帯、これは昨年と同じでございます。  助成制度の概要として、表の中に細かく書いてございますが、こちらのほう昨年度と変更点はございません。  おめくりいただきまして、2ページ目でございます。  ファミリー世帯の家賃助成でございます。  こちらも民間賃貸住宅にお住まいの18歳未満のお子さんがいらっしゃる家庭に対しまして、月額2万円を最長3年間助成するものでございます。  募集期間につきましては、高齢者世帯等家賃助成と同様、6月1日から30日まででございます。  募集世帯数は、昨年度と同じ170世帯でございます。  こちらの助成制度の概要につきましても、表に取りまとめてございますが、昨年度からの変更点はございません。  3ページ目にまいりまして、項番3、民間賃貸住宅の情報提供事業でございます。  こちらは、高齢者世帯、障害者世帯など、お一人では住宅を探すのに困難な方に対しての宅建協会目黒支部と協力をしまして、情報の提供をしているものでございます。  対象世帯につきましては、記載のとおりでございますが、エのところで火災・風水害による罹災の世帯に対しても、こちらのほうの情報提供事業を実施しているものでございます。  (2)の対象要件につきましては、ア〜ウに該当することという記載内容のとおりでございます。  項番4の家賃助成の募集案内書の入手方法でございます。  こちらのほうは、住宅課、それから、各地区サービス事務所、各住区センターでございますが、募集期間中にはホームページからこの申請書、案内書でございますが、ダウンロードすることが可能ということでございます。  項番5の家賃助成の募集の主な周知方法でございますが、(1)から(6)まで記載のとおりでございますが、今年からメールマガジンのほかに、LINE等、ツイッターなどを活用したものを予定しております。  参考におつけいたしておりますが、家賃居住支援制度の御案内ということで、パンフレットも添付させていただいておりますので、後ほど御覧いただければと存じます。
     私からは以上でございます。 ○川原委員長  説明が終わりました。  質疑を受けます。 ○おのせ委員  去年、その前ぐらいからのお話だったんですけど、いわゆる婚姻制度外の婚姻生活実態によって、不利益を被る方々への配慮は、今回は全部この家賃助成に関しては、できているということでよろしいでしょうか。確認だけ。 ○鵜沼住宅課長  今、委員の御質問でございますが、もともとそういったものも全部含めてやっております。配慮については、やっているところでございます。  以上でございます。 ○川原委員長  おのせ康裕委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○青木委員  私からは1点、この支援制度の案内の資料の1ページ目の民間住宅の住宅の情報提供についてなんですけども、対象世帯がいわゆる住宅確保要配慮者のような形になっていくんですが、実際にこれ、1年間にどれぐらいの申請があって、その申請者に対して、現状十分な物件情報を提供できているのか、そこを1点伺えればと思います。 ○鵜沼住宅課長  その年によって、御相談数というのが違うんですけれども、昨年度から福祉総合のほうで、住まいの相談という総合的な、家賃だけでは、住まいだけではなくて、生活全般についての御相談を受けるところができましたので、昨年についてはかなりこちらのほうは減っております。例年であれば30件とかっていうところで、情報提供事業のほうの申請はございます。  ただ、その方々が全て物件の提供を受けるのか。区内に転居するということが原則になっておりますので、目黒区内に住まわれる方、何件あるのかといいますと、1件とか2件とかっていうようなところになってしまいます。御本人に提供した数ということになりますと、そういうふうになってしまいます。  ただ、こちらの事業に申請された中でも、御自分で不動産屋さんを回って決められた方というのも中にはいらっしゃいますので、相当数の方がこの事業によって、賃貸住宅を見つけられているというような状況でございます。  私からは以上でございます。 ○青木委員  ありがとうございます。  なので、こういった要配慮者の方々への住宅の受皿っていうのは、今後高齢人口も増加するので、ますます需要が高まるところなんですけども、現在、居住者支援協議会では、じゃ、こういったオーナーさんへの例えばそういった要配慮者に対する受入れのセミナーであったりとか、そういった形で何か受皿を広めるような動きっていうのを、今やられているんでしょうか。  以上です。 ○鵜沼住宅課長  居住支援協議会のほうでは、3月にオーナーさん向けという形で居住支援セミナーをやったという実績を聞いております。  ただ、居住支援協議会、あくまでも所管が福祉総合課のほうになりますので、そちらのほうと連携して、私どものほうもオーナーさんへの働きかけをしていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○川原委員長  青木英太委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。 ○白川委員  すみません、すごく大きいところですが、そもそもなんですが、こういういろいろ助成制度を住宅に関してつくられている本当の目的っていうところを、どこを一番狙ってこういうものをつくっていらっしゃるのかっていうのは、これ結局のところ家賃2割の6年間、期限があるものなので、その後にこういう、この制度を受けていただいて、この方々がどういうふうになっていっていただくっていうことに期待されているのかなっていうのがあって、お若い方ならあれですけど、高齢の方、65歳以上とかになってくると、6年後っていう考えたときに、どういうふうに区としては、何に期待してこういう制度をつくられているのかって、一番の目的を教えていただければと思います。 ○鵜沼住宅課長  今の委員の御質問の中にありましたように、この方たちが6年間の間でどのような形でお考えになるかというのは、その方々の住まい方、それこそ先ほど申し上げた多様な世帯ということで、考え方もそれぞれございます。  家賃助成につきましては、高齢者世帯であったとしても、低所得者層だけではなくて、中所得者というんですかね、そういった方々も対象となっておりますので、今後の住まい方、どういうようなところに住んでいかれるかとか、所得が少ない方、今後の不安のある方につきましては、御相談いただき、福祉総合のほうとの連携、そして、公的な住宅への応募といったようなところをお勧めしていったりということでございます。  最終的には、その方々がどういった住まい方をしたいかっていうところをお尋ねしながら、お話しさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○白川委員  ありがとうございます。  今、御説明にあったように、公的住宅に今移っていただくようなことも考えておられて、引き続き目黒区内に居住していただきたいということで、役所のほうもいろいろ考えて動いてくださっているっていうことだと思うんですけれども、これは、そうなってくると、この前提的にこれを利用された方が、今後いろんなほかの事業との絡みで、公的住宅のほうにスムーズに移行できるぐらいの計画を立てて、逆に言ったら公的住宅を整備していくみたいな、そういったとこまで考えておられるんですか。 ○鵜沼住宅課長  公的住宅の整備というよりは、公的な住宅様々ございます。この制度、家賃助成を使いながら、都営住宅の募集年4回やりますので、そういったところに応募されて、当選された方もおります。また、区営住宅に入られる、それから、高齢者福祉住宅に入られる、やはりお一人で住まわれるのが不安だという方もいらっしゃいます。ですので、そういったような、それぞれの方が今後、この先高齢化に向けてどういったところでお住まいになるかというようなところに寄り添って、御案内しているところでございます。  以上でございます。 ○川原委員長  白川愛委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川原委員長  ないようですので、報告事項(12)令和5年度家賃助成等の実施についての報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(13)都営住宅(目黒区地元割当)の入居者募集について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  続きまして、報告事項(13)都営住宅(目黒区地元割当)の入居者募集についての報告を求めます。 ○鵜沼住宅課長  それでは、都営住宅の目黒区地元割当ての入居者募集について御説明いたします。  募集概要につきまして、項番1でございますが、都営住宅の目黒区の地元割当ての入居者募集でございます。  こちらは、記載のとおり、期限までに申込みのあった方を対象に、目黒区が抽せんをするというものでございます。  ただ、入居資格適用後というふうになっていますけど、当選してから入居資格の審査を目黒区が行いまして、それ以降、住宅のあっせんから入居までの手続につきましては、東京都住宅供給公社、JKKが行うこととなっているものでございます。  項番2の募集住宅と募集戸数につきましては、記載のとおりでございます。全体で3戸でございます。  項番3の入居資格でございます。  目黒区の地元割当てということでございますので、申込時に目黒区内に居住していること。ただし、単身で申し込まれる場合は、目黒区内に継続して3年以上居住していること。それから、60歳以上であることなどが要件とされております。  (2)〜(4)につきましては、記載のとおりでございます。  おめくりいただきまして、裏面でございます。  項番4の募集案内の配布でございます。  こちらが令和5年の5月17日から5月31日まででございます。総合庁舎1階の西口ロビーにつきましては、土曜・日曜も配布を予定しているところでございます。  配布場所につきましては、記載のとおりでございます。  項番5の申込方法と申込期限につきましては、申込方法は、封書による郵送申込みのみでございます。  申込期限につきましては、6月7日。公営住宅の窓口、東急コミュニティーのほうに必着ということでございます。  項番6の抽せん方法でございますが、公開抽せんで6月29日を予定しております。  項番7の周知方法でございますが、記載のとおりでございます。5月1日号に掲載予定、区報でございます。あとメールマガジン、LINE等でございます。  項番8のスケジュールでございますが、7月の上旬に抽せん結果を発送いたしまして、8月の上旬に合格通知の発送を予定しております。こちら別紙として、申込みから入居までの流れについてつけておりますので、こちらを後ほど御確認いただければと存じます。  私からは以上でございます。 ○川原委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○白川委員  すみません。手短にします。  この、そもそもの地元割合をどうやって割り当てられているのか、もっとこれは取ることはできないのかみたいなところを伺いたいと思います。 ○鵜沼住宅課長  これは都営住宅ですので、東京都のほうからの割当てがこれだけということで、これからちょっと後ほど御報告もさせていただきます、情報提供させていただきますが、都営住宅の入居者募集も併せて行いますので、そのうちの目黒区さん、いいですよというようなものですので、働きかけとしては、今後もこういったものがあれば活用していきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○白川委員  目黒区が幾ら頑張って交渉しても、ここの戸数っていうのは今後増やせていく可能性というのはあまりないんでしょうか。確認したいと思います。 ○鵜沼住宅課長  委員のおっしゃるとおりで、なかなか東京都のほうがどのくらい空くかというのも分かりませんので、できるだけ頑張っていきたいというふうに思っております。  今回、平成13年に、以前八雲一丁目のアパートが、都営住宅を建てたときに地元割当てを行い、それから初めてのものでございます。  以上でございます。 ○川原委員長  白川愛委員の質疑を終わります。  ほかに御質疑はございませんか。 ○斉藤委員  すみません、ちょっと確認なんですけども、入居資格にくっつきまして、この単身では3年以上居住とありますけれども、2人以上であれば、目黒区内に居住しているというのは、特に住民票がなくても大丈夫という。住民票があって、住んでいるだけじゃ駄目。 ○鵜沼住宅課長  お住まいというのは、やはり居住実態がないと、というふうに証明できないと駄目なので、住民票を住民登録されている方が対象でございます。  ただ、訳があってとか、避難されている方とかは事情があるので、そういった方々はまた別のものになりますので、お問合せいただければというふうになっております。  以上でございます。 ○斉藤委員  じゃ、その居住期間は、ここは問わないっていうことですか。 ○鵜沼住宅課長  2人以上、単身の場合だけ3年以上ということで、これ東京都のほうから指定されているものなので、都の要綱に基づくものと聞いております。  2人以上については、申込時に居住実態というか、住民登録されていればということで、私どもは認識しております。  以上でございます。 ○川原委員長  斉藤優子委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川原委員長  ないようですので、報告事項(13)都営住宅(目黒区地元割当)の入居者募集についての報告を終わります。  以上で、13件の報告事項を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(3)都営住宅の入居者募集について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  続きまして、情報提供に入ります。  (3)は、先ほどの報告事項(13)との関連がございますので、先に順番を変えまして、情報提供させていただきます。  情報提供(3)都営住宅の入居者募集についての情報提供を受けます。 ○鵜沼住宅課長  それでは、都営住宅の入居者募集でございます。  こちらのほうは、例年5月に行っております都営住宅の入居者募集でございますが、目黒区内の募集戸数につきましては、募集案内に掲載されるものでございますので、現時点では分からないものでございます。  項番1の募集住宅の種類につきましては、記載のとおりでございます。  項番2、申込書、募集案内の配布期間でございます。こちらが5月8日から16日までとなっております。  項番3、申込書及び募集案内の配布場所につきましては、記載のとおりでございます。  項番4の申込方法及び申込受付期限でございますが、郵送の申込みが5月22日までに渋谷郵便局必着でございます。オンラインの申込みにつきましては、5月22日午後11時59分までということでございます。  項番5、周知方法につきましては、区報、区ホームページで予定しているところでございます。  以上でございます。 ○川原委員長  説明が終わりました。  質疑を受けます。 ○佐藤委員  単純なことを聞いてすみません。  先ほどの目黒区割当てが後になって、こっちが先ってことは、東京都のほうも申し込んで、その後この目黒区の割当てのほうも申し込んでも可能でしょうか。 ○鵜沼住宅課長  可能なものというふうに聞いております。 ○川原委員長  佐藤ゆたか委員の質疑を終わります。
     ほかに質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川原委員長  ないようですので、情報提供(3)都営住宅の入居者募集についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(2)大橋ジャンクション壁面緑化の管理及び試験施工について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  続きまして、情報提供(2)大橋ジャンクション壁面緑化の管理及び試験施工についての情報提供を求めます。 ○清水みどり土木政策課長  大橋ジャンクションの壁面緑化、オオイタビにつきまして、首都高速道路株式会社から、記載の内容で工事が行われるという情報提供がありましたので、情報提供させていただきます。  箱書きの期間、4月15日土曜日から6月25日日曜日まで、作業時間が昼間施工で9時〜17時の間、記載の図のところでやるということでございます。  内容につきましては、紙面右側に詳細ございますので、後ほど御覧いただければと存じます。  説明は以上でございます。 ○川原委員長  説明が終わりました。  質疑は特にないですかね。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川原委員長  ないようですので、情報提供(2)大橋ジャンクション壁面緑化の管理及び試験施工についての情報提供を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(4)清掃工場熱源水供給について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  続きまして、情報提供(4)清掃工場熱源水供給についての情報提供を求めます。 ○和光清掃リサイクル課長  清掃工場熱源水供給につきまして、清掃リサイクル課より口頭にて情報提供させていただきます。  なお、本件は、区民センターの施設維持管理を所管する産業経済・消費生活課から生活福祉委員会にも口頭による情報提供がございます。  本件につきましては、本年3月16日からの目黒清掃工場の本格稼働にあわせて、熱源水供給再開を行う予定で進めておりましたが、試運転の結果、配管からの蒸気漏れが確認できたことから、本年2月24日の当委員会において、清掃工場熱源水供給再開の延期につきまして、情報提供させていただいたところでございます。  その後、配管のつなぎ目部の断熱材を剥がしたところ、蒸気漏れが認められたため、配管のつなぎ目の締め直しを行いました。  経過観察の結果、蒸気漏れが生じていないことを確認できたので、当初の予定どおり、本年3月16日より、目黒清掃工場熱源水供給を開始してございます。  情報提供は以上でございます。 ○川原委員長  情報提供、説明が終わりました。  質疑は特にございませんね。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川原委員長  ないようですので、情報提供(4)清掃工場熱源水供給についての情報提供を終わります。  以上で、情報提供を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○川原委員長  次に、その他(1)次回の委員会開催でございますが、こちらにつきましては、次期体制の下で決めることになりますので、省略をさせていただきたいと思います。  以上で、次回の委員会開催についてを終わります。  本日は、今期最後の委員会でございますので、正副委員長から一言ずつ御挨拶させていただきたいと思います。よろしくお願いします。  では、1年間、委員の皆様、そして、都市整備部、そして、街づくり推進部、また、環境清掃部の理事者の皆様、そして、事務局の皆様、大変にお世話になりまして、ありがとうございました。  今日ございましたけども、都市計画マスタープランをはじめ、様々な諸課題について、そして、環境基本計画など環境の分野も、諸課題について、委員の皆様に活発に議論いただいたおかげで、大変有意義な委員会であったというふうに思います。改めて委員の皆様に感謝を申し上げたいと思います。  また、コロナがようやく明けて、皆様と視察も行けたというのが非常によかったのではないかなと、ハードスケジュールでありまして、大変御迷惑かけましたけども、非常にいい視察ができたというふうに思います。これはしっかりと、また区政にも生かせていければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  これから我々はまた改選ということでございますけども、4月24日にまた皆様とお会いできることを心待ちにして、御挨拶とさせていただきます。1年間本当にありがとうございました。(拍手) ○川原委員長  では、副委員長、よろしくお願いします。 ○金井副委員長  皆様、本当に1年間、ありがとうございました。そして、お疲れさまでございました。  今、私の心境はというと、へまをやらかさず、委員長を何とか支えてこれたのがよかったかななんて思いながら、1期4年目を終わろうとしております。  私自身、この分野、なかなか得意ではない分野ではありましたが、物すごく勉強もさせていただいた1年でありました。引き続き、20期もしっかりと働けるように皆さんと一緒にここに戻ってきたいなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  1年間ありがとうございました。(拍手) ○川原委員長  では、以上で、これをもちまして、都市環境委員会を閉会いたします。  1年間どうもありがとうございました。...