台東区議会 2019-09-25
令和 元年 9月文化・観光特別委員会-09月25日-01号
令和 元年 9月文化・
観光特別委員会-09月25日-01号令和 元年 9月文化・
観光特別委員会
文化・
観光特別委員会会議録
1
開会年月日 令和元年9月25日(水)
2
開会場所 議会第3会議室
3 出 席 者 委員長 河 野 純之佐 副委員長 伊 藤 延 子
(13人) 委員 岡 田 勇一郎 委員 鈴 木 純
委員 中 嶋 恵 委員 松 村 智 成
委員 山 口 銀次郎 委員 石 川 義 弘
委員 河 井 一 晃 委員 村 上 浩一郎
委員 和 泉 浩 司 委員 小 菅 千保子
議長 石 塚 猛
4 欠 席 者
(0人)
5
委員外議員
(0人)
6
出席理事者 区長 服 部 征 夫
副区長 荒 川 聡一郎
広報課長 横 倉 亨
文化産業観光部長 岡 田 和 平
文化振興課長 三 瓶 共 洋
観光課長 平 林 正 明
文化産業観光部副参事 吉 田 美弥子
産業振興担当部長 梶 靖 彦
産業振興課長 上 野 守 代
環境課長 小 川 信 彦
計画調整課長 寺 田 茂
地域整備第二課長 植 野 譲
教育委員会事務局次長 酒 井 ま り
教育委員会事務局生涯
学習課長 久木田 太 郎
文化産業観光部副参事(
産業振興事業団・
事務局次長)
吉 江 司
文化産業観光部副参事(
産業振興事業団・
経営支援課長)
(
事務局次長 事務取扱)
7
議会事務局 事務局長 石 野 壽 一
事務局次長 吉 本 由 紀
議事調査係長 松 江 勇 樹
書 記 髙 保 郁 子
書 記 諏 訪 ゆかり
8 案件
案件第1 陳情元-29
観光公害対策についての陳情(新付託)
案件第2
文化政策及び観光について
◎
理事者報告事項
【
文化産業観光部】
1.上野の
山文化ゾーンフェスティバルについて
……………………………資料1
文化振興課長
2.
文化専門ホームページの
事業統合について
……………………………資料2
文化振興課長
◎
行政視察について
午前 9時59分開会
○委員長(河野純之佐) ただいまから、文化・
観光特別委員会を開会いたします。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 初めに、区長から挨拶があります。
◎服部征夫 区長 おはようございます。よろしくお願いします。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 本日は、
卓上マイクのスイッチを必ず押してから、ご発言願います。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、理事者の方に申し上げます。
付託案件の終了後、所管の部の
報告事項が終了した時点で、ご退席いただいて結構です。また、
報告事項のない部については、
付託案件が終了した時点で、退席いただいて結構です。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。
本日提出される傍聴願については、許可いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。
それでは、審議に入らせていただきます。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 初めに、案件第1、陳情元-29、
観光公害対策についての陳情を議題といたします。
本件は新たに付託されたものであります。
事務局次長に陳情の趣旨を報告させます。
(
吉本議会事務局次長報告)
○委員長 それでは、本件についてご審議願います。
小菅委員。
◆
小菅千保子 委員 最初この
観光公害という文言を拝見したときに、すごく違和感が正直言ってありました。ただ、やはり自分自身がちょっと余りにものんきだったなというのをいろいろ見て感じたところです。やはりよく
オーバーツーリズムという言葉は聞いていたんですけれども、この
観光公害という言葉を余り耳にしておりませんでしたので、今回改めていろいろ勉強させていただきました。
そういう中で、やはりここには細かくいろいろ、るる書いてあるんですけれども、まずちょっと所管の方にお尋ねしたいのが、この中で
陳情内容でいろいろ希望を出されていますが、ここで書いてあるのは、民間に対してさまざまな観光の
おもてなしの施設の充実を図るべく区から
働きかけていただきたいということで書かれていますけれども、この辺については所管の方のご意見いかがでしょうか。現状と。
○委員長
観光課長。
◎
平林正明 観光課長 民間に対しての
働きかけということでございますけれども、これまでも区のほうではここに記載されております観光の
おもてなし施設の中にございます簡易な案内所としましては、観光課で作成してございます
観光マップパンフレットを区内外の
観光案内所を初めホテルなど事業者さん、それから
旅行会社等に提供しまして観光客の案内をしていただいております。これにつきまして平成30年度は147施設へ提供いたしまして、追加の依頼も多いので有効に活用いただけているものと考えております。
また、トイレですけれども、
民間トイレの一般利用を促進していこうということで、観光課及び
計画調整課と一緒に現在
コンビニ大手3社とちょっと協議を進めているところでございます。そういった
働きかけはこれまでもしてまいりました。
○委員長
小菅委員。
◆
小菅千保子 委員 ありがとうございます。区としてもできるところはやっていただいているということで、今伺いました。
昨年策定されたこの
都市計画マスタープランの最後にやはり、協働による
まちづくりの推進というところがありました。この中で、やはり区民の役割、それから事業者・
商店主等の役割、それから研究・
教育機関の役割、区の役割ということで明確にうたわれています。ここにもその
エリアマネジメントというのが大事であるということも書いていただいています。やはり観光地といえどもきちんと生活をしている、暮らしをしている人たちがいる。また、暮らしがあるというところをやはり私たちは忘れてはいけないなというふうに思っています。やはり暮らす人がいてはじめて、
おもてなしもできる。その視点をやはり訴えていくことが大事ではないかなというふうに思っています。
そういう中で、やはり国のほうでもこの
観光ツーリズム、
オーバーツーリズムに対してやはりいろいろな提言とかも出していますので、当然所管の方も読んでいただいていると思いますが、やはりいかにそれ、
エリアマネジメントしていくかということと、それからそのコントロールしていくかということが非常に大事だということが書かれていました。そういう中で、やはり今回ここにあるように事業者また商店主の皆様にもご協力をいただいて、その町並みの中で
おもてなしのさまざまなニーズに応えていただきたいなというところがあります。
それと同時に、これは自治体だけはやはり難しいところもあると思いますので、国に対してもやはり、国はもうどんどんとにかく
インバウンドでお客様を、それから5兆円だ6兆円だというふうにその観光で経済が上がっているというふうに言っていますけれども、やはりそこに暮らす人の視点というのをしっかりと国も持ち込んでいただきたいなということを我が会派では
国会議員にも伝えております。
やはりこれからますますいろいろな課題が出てくるかなと思います。実際うちの地域でも今
国際通り、田原町周辺も
観光バスがとまるようになり、またホテルがふえてくる中で、もう本当に横断歩道すれすれのところに
観光バスがとまって、青で渡ろうと思ってもそこにもう
トランクを持った人がたまっていて渡れない。それから、歩道も通れないという状況も事実あります。まして浅草のお店の中では、もう
伝法院あたりでも
お客様たちが立ち食いをして、そういうコンセプトのお店もあるのでそれはいたし方がないと思うんですけれども、やはり一定の浅草ルール的なものを一緒に協働でまちの方と一緒につくっていくということが今とても大事ではないかなというふうに思っています。
やはりそういう意味において、今回のこの陳情については、我が会派としては趣旨を了として採択をしていきたい、このように考えております。以上です。
○委員長 ほかに。
山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 この
観光公害という問題、ここに書いてあるような食べ歩きの問題、また喫煙所の問題など書かれております。観光の調査でも観光客がふえて、
外国人観光客の方もふえているとの数字が出ていまして、実際に浅草に行ってみますと非常にそういったことは実感できます。
この
観光公害という言葉は今まで使っていたかどうかわからないんですけれども、実際マナーの悪い観光客の方、また喫煙所の足りなさ、また
あと観光客がふえたことによってごみの問題なども聞くんですけれども、そういった問題についてはしっかりと区としては一応把握はしているんでしょうか。
○委員長
観光課長。
◎
平林正明 観光課長 商店街等でそれぞれ先ほどもお話が出ましたけれども浅草の
伝法院通りですとか
仲見世商店街、それから
谷中銀座商店街でもそういったごみの処理のためにごみ箱ですとか飲み残しのバケツを設置するというようなことをやっていただいてございます。今ご指摘のようにマナーのことですとかあるいはごみのこと、そういったものがふえているということは所管としては承知してございます。
○委員長
山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 そういうのがふえているのであれば、ここに書いてあるようなやはり先ほども案内所の
パンフレットやまた案内所のことなどを進めていると言っていましたけれども、しっかりと今後もふえ続けることが予想される観光客に対しそういった対策はしていくべきだと思います。しかし、民間に対して区が言うというよりは、区として率先してとりわけ
受動喫煙のための喫煙所の整備やまたトイレの整備、案内所の整備などを図っていくべきだと思われます。
我が会派としましては、この陳情の方などともっと話し合っていただいて区としてやっていただきたいという立場でもありますので、一応継続を主張させていただきたいと思います。
○委員長
河井委員。
◆
河井一晃 委員 この文書の内容について、その前後の関連性というかそれが私どもでちょっと理解が進んでいないというのもあるんですが、ちょっとその点を確認させていただきたいんですが、食べ歩きなどの
迷惑行為の増加というのはこれは十分理解しております。
その後の、その影響で
リピーターの減少が進んでいます。
あと台東区
観光統計・
マーケティング調査にも記されているように、観光客は増加しているものの消費には結びついていませんということで断言されていて、これが本当に合っているのかどうかちょっとそこを確認したいのと、あとその下も、
不動産価格高騰による賃貸化がふえ、浅草らしい店がなくなってしまっていますという、これはちょっと具体的にどうなのかなというのと、この前文を踏まえて
陳情内容がこれにそのまま関連性がちょっとなかなか乏しいかなと思いまして。
民間に対して観光の
おもてなし施設というふうに施設となっておりますが、先ほど言われていた簡易な案内所は店に置いた
パンフレットで、それでいいのかどうなのか。トイレについても、
コンビニ等を借りるということでいいのかどうか。
あと休憩所とありますが、休憩所を設置するのかどうなのかということと、今までの経緯からも食べ歩きのものを売っているところでそういったところの施設をつくれというようなことは感じ取ることはできるんですが、実際はこの
陳情内容をそこまで加味して理解していいのか。ちょっとそこを確認させていただけますか。
○委員長
観光課長。
◎
平林正明 観光課長 前段の文書の中の事実確認でございます。
まず下から3行目ですけれども、顧客・常連客(
リピーター)の減少が進んでいるというふうな記載でございますけれども、これはその前に書いてございますけれども、観光客が狭い範囲に集中して店の前ですとか店の中、そういったことでお客さんが多いので、常連のお客さんがちょっと敬遠して、来るのを控えているというような状況があるということは聞いてございます。
それから、
マーケティング調査の関係で観光客が増加しているものの消費に結びついていないという記載でございますけれども、一部宿泊業ですとかそういった事業主さんのほうでは消費は伸びているんですけれども、飲食業ですとかある程度のお店のキャパシティがあって今までももうお客さんがいっぱいだったというようなところでは、逆に消費額がふえているという実感には至っていないのではないかというふうに思います。
それから、最後の
不動産価格高騰による賃貸化がふえ、浅草らしい店がなくなっているということですけれども、この辺も浅草の通り名は言いませんけれども、古くからあった店舗がなくなって、全国展開の
チェーン店の飲食店とかそういったものにかわっているということが少しずつふえているように見受けられます。
一応そのような状況で、それから観光の
おもてなし施設、簡易な案内所だとか
民間トイレの活用でいいのかというようなご指摘でございますけれども、
観光案内所もそうですけれどもトイレも今現在
公衆トイレ、
公園トイレ等ございますけれども、また新たにつくるということになりますと用地取得あるいは建物の賃貸ですとかそういったことが必要になってまいりますので、すぐにふやせる状況にはないということで、
民間事業者の協力を求めていくという姿勢でやっていこうということでございます。
○委員長
河井委員。
◆
河井一晃 委員 区の
ホームページではちょっと飲食店もふえているという統計もありますし、この事業に対しては私の中では企業努力とかいろいろなものがあるので一概には全部これで言えないかと思うんですけれども、この陳情文だと全部ひっくるめてということにはなるかと思うんですが、その辺がちょっと厳しいのかなというのと、ただ私どもの会派で先月ちょっとタイの観光庁に視察に行って、タイも同じような状況で観光客が殺到してごみがふえ大変だったということを聞いたんですが、どのように解決したんですかというと、タイはもう全部ウエルカムだと。とにかく来てもらう。ただ、ルールを設ける。ただ、ルールを設けるのにも
おもてなしでルールを設けるんですけれども、有料にするとかそういったことで対策をしていきましたということで大変勉強になったんですが、そういったところもちょっと入れてもらいたい。
浅草のこの現況もうちの会派も重々理解しておりますので、当会派といたしましては
趣旨採択ということでお願いします。
○委員長 ほかに。
松村委員。
◆
松村智成 委員 今回の陳情に対して、特に我々の会派つなぐプロジェクトでは、食べ歩きの
迷惑行為の増加というのは現地にも入っていろいろ調べさせてもらった上でよく認識しております。また、その影響で顧客、常連客の
リピーターの減少というのも声は聞いております。
ただ、現状地元でご商売されている中で、食べ歩きの全てが悪いかといったらそうではないというのも耳にはしておりまして、一概に今のこの文章のままでいくとちょっと全てうんと言うのは難しいかなと。また、この
陳情内容の浅草の地域を守りたく、
空き店舗対策の見地というのも非常によく気持ちはわかるというので、ただ残念ながらこの内容でいきますと我々としては採択はしづらいので、
趣旨採択ということで主張させていただければなというふうに思います。以上です。
○委員長
岡田委員。
◆
岡田勇一郎 委員
観光公害問題に関しては、やはりどの観光地においても問題になっている点だと思っております。
この内容の中で、先ほど来から質問が出ています簡易的な案内所、トイレ、休憩所、
受動喫煙防止対応の休憩所というこの四つの機能を持つ
おもてなし施設という部分について何点かご質問をさせていただきたいのですが、簡易的な案内所に関しては147施設に
パンフレットを置いているというところは理解させていただきました。トイレも民間の活用を推進していく。ただ、やはり浅草におきまして狭い地域に密集して観光地がございますので、休憩をしたりとか喫煙をする場所というものがやはり多くないのかなというふうに感じております。今、たばこを吸う方が全国民で約3割ぐらいと言われていて、海外においては高い国もありますし低い国もございます。そのような
インバウンドを迎え入れるに当たり、
喫煙対応をどのようにお考えなのか。また、喫煙所の数は
浅草地域に何カ所公営のものがありますでしょうか。
○委員長
環境課長。
◎小川信彦
環境課長 浅草の地域、浅草寺の周辺というふうに捉えさせていただきますが、現在区のほうで公設として設置をしています
公衆喫煙所は8カ所になります。基本的な考え方としましては、
公衆喫煙につきましては、吸う人と吸わない人の共存のできる環境をつくっていくというのが基本的な考え方でございます。
○委員長
岡田委員。
◆
岡田勇一郎 委員 8カ所ということで、そのうち浅草寺の中に多分幾つか入っていて、
観光案内所の前と吾妻橋の脇と、
都立産業貿易センターの中は入っていないですね。わかりました。
そうするとその8カ所ですけれども、今の現状ですとたばこが嫌いな方があのような状況の喫煙所でたばこを吸うことに区に対して撤去してほしいとかにおいが臭いとか、そのような声か出るとその喫煙所というのは撤去したりとか、例えば今度の
受動喫煙防止条例に基づいて撤去していったりとか、徐々に撤去する方向であるのは間違いないんですが、観光客の方々が来てたばこを吸う場所がない。約3割の方がたばこを吸うとして、たばこを吸う場所がないというふうになったときに、この浅草のまちでどこで吸っていいのか。例えば吸わないという選択ではなく、吸うとすればその辺の道路に捨ててしまう。台東区は歩きたばこは禁止ですけれども、とまってたばこを吸う方なら
オーケー。立ちどまり
オーケーとなると、歩かなければいいんだったらそこで吸う。そうすると、1カ所で煙が出るんではなくて同時多発的にいろいろな場所でたばこの煙が出る可能性が出てくるという側面からも考えると、
受動喫煙防止対応の休憩所というのはやはり設置が急務なのではないかなというふうに思っております。
また、浅草の中でうまく点在させることによって、回遊性を持たせられるのではないかなと。たばこを3割の方、例えば約100人の観光客が来れば約30人がたばこを吸う前提になりますね。その3割の方が回遊性を持つように喫煙所をぐるぐる回ることによって、回遊性を持つんではないか。そのようなことも考えていけないのかなというふうに思っております。
本来これは台東区だけの問題ではなく、都の考えも当然都に提言をしていかなければいけないようなことだと思っておりますが、本当に日本有数の観光地である上野、浅草を持つ台東区として台東区のモデルを一つ提言、提案できるようなことというのは現状で今考えていらっしゃいますでしょうか。
○委員長
観光課長。
◎
平林正明 観光課長 今現在、喫煙所に関しましては環境課が中心に整備を進めているところでございます。
委員のご提案というか、たばこによる回遊性ということなんですけれども、それが果たしてそうなるかどうかというのはちょっと何ともわからないところなんですけれども、いずれにしてもここ
観光公害と書いてございますけれども、そういった観光客の方が効果的に回遊していただけるような方策を今考えているところでございまして、そういったものが実現すればいいなというふうに思っているところでございます。
○委員長
岡田委員。
◆
岡田勇一郎 委員 ありがとうございます。ちょっと語弊があるといけないんですが、たばこを使った回遊性だけではなくて回遊性を求めるためにもという部分でした。
台東区のぜひモデルをつくっていっていただきたいなというふうに考えております。そのような内容から、この
観光公害の対策においては我が会派では趣旨を採択させていただきたいと思っております。
○委員長
和泉委員。
◆
和泉浩司 委員 今、
岡田委員からお話がありましたとおり一応
趣旨採択で結構なんですが、採択できない大きな理由は一番下に民間に
働きかけをするというところで、これはやはりここの部分にちょっとひっかかりがあって、民間ではなくてやるべきは官だろうと。そういう思いもありますので、ここを採択できないという理由が一番大きいところであります。
前段のところについては、
観光公害、
オーバーツーリズムという
きれいごとではなくて、実際に私も坪6万円の賃料が倍になるということで新仲見世から撤退をしました。そして今、雷門のせがれのところへ行くのに、あそこ神谷バーの前、1の1の1、浅草、あそこ土日などは通れないです。だから後ろからぐるっと回るか、自宅から行くのにぐるーりめぐりんで松屋の前ではなくて次まで行って戻ってくるか、そうしないと雷門など通れません。
それで
キャッチ条例がさんざん言われている中で、人力車は野方図です。店舗がないから。歩道で立ち塞がって観光客をとめてしまう。日本人ではめったにやらないけれども、海外の方々は
トランクを持って観光するんですね。あれは日本人の感覚ではないですよ。ホテルに置いて観光はするんだけれども、ずっと荷物でかいのを持ってごろごろごろごろ歩いているから通り抜けることができない。まさに
観光公害。やはり区民に対する負担を軽減するのが私は第一義だと思いますけれども、まず考えていないでしょうけれども、考えていないけれどきっとあなたなら答弁してくれると思うんですが、一日の浅草の観光客のリミットとかそういうことは考えたことありますか。
○委員長
観光課長。
◎
平林正明 観光課長 これまでも
観光統計・
マーケティング調査というのをやってきているんでございますけれども、その一定の範囲内にどれ以上の人数が集中すると
オーバーツーリズムと言うかとかいったような定義に関しましては、ちょっとはっきりしたものがございませんので何とも言えないところでございまして……。
◆
和泉浩司 委員 出ないの。
◎
平林正明 観光課長 はい。はっきりと何人いるというような調査もはっきりとはちょっとわからない状態でございます。失礼します。
○委員長
和泉委員。
◆
和泉浩司 委員 商店は飲食はトイレのない分、500円払ってコーヒーを飲みに来てトイレだけ借りてくれるというんでそれある意味有料トイレ化しているんで、飲食はその部分ではいいんです、恵まれている。ただ、物販に関してはトイレだけ貸してと言われても困るんでそれは貸せないという話になる。そういうことからも、民間の活用はそういう意味でトイレをいっぱいつくればいい、無料の休憩所をいっぱいつくればいいという話ではなくて、無料の休憩所がいっぱいあったらば飲食とか入らなくなりますから。そういうところもあるし、先ほど言ったどのぐらいがキャパかなというのもぜひ課内でオーソライズしていってほしいんですよ。
あと東京都とも連携で、私はかつていたときにちょうど観光ボランティア、誰かがユニフォームをめちゃくちゃ斬新な形に変えましたけれども、あれの配置について東京都の観光部の当時の部長から相談を受けて、配置が全部観音様の近辺だけだった。ここまで来れる人はもう案内要らないんだと。だから駅に立ちなさいよと。例えば、雷門一之宮商店会のあそこからおりてくる人たちは多いよと。都営1号線はやはり両空港を結んでいるアクセス線だから、あそこは外国人が多いからあそこに立ったらといって、先日も見たらあそこに立っていましたよ。それとか東武とかTXとか、そちらの外から中へどういう動線で入れてくるかというのを観光ボランティアにやってもらってくださいというお話しをしたんですが、ともすれば今の方々がそういうアドバイスを東京都にしているかどうかわからないので、ぜひ観光課から直接東京都とも連携していかなければ、これは台東区だけの観光地ではない。東京都だけでもない。日本の世界の観光地浅草ですから、この前段の部分に関してはもうもろ手を挙げてそうですねと言えますが、最後のこの部分の民間を指導しろみたいな形はやはりちょっと違うかなと思うんで
趣旨採択ということでうちの会派はまとめましたので、以上です。
○委員長 石川委員。
◆石川義弘 委員 やはりちょっとだけ言わせてもらおうかな。ちょっと気になっているところが一つある。
観光公害に対して、規制や罰則が行われていますという文章があるんですが、本当にこれあるんですか。
○委員長
観光課長。
◎
平林正明 観光課長 外国の例でございますけれども、よく言われているのはバルセロナ、ベネチア、アムステルダムそれからマチュピチュの4都市がよく挙げられております。各都市とも、取り組みとしましては観光客の入場の規制ということでございます。
○委員長 石川委員。
◆石川義弘 委員 今のでわかるように、入場の規制がかけられるようなところは逆に言うとできるのかなというふうには思うんですが、逆に実はこの
観光公害というのを考えたときに、今、
オーバーツーリズムで来ている人たちの問題もたくさんある。ただ逆を言うと、では地元の人たちがその人たちにアプローチをすることで公害的なものはないのか。あるいは逆に言うと、観光客に対してやり過ぎということがないのかという逆のパターンもあるということで、逆に言うとこの
観光公害というものをどういうものがあるのか。今きっと定義としてはないんだと思うんですよ。この辺をまず考えなければいけないのではないか。それに対して、この部分に関してはこうやって対策を打つ、この部分に対してはこう対策を打つと。全部一まとめにして対策を打っていくというのは、現実正直言えば難しいのかなというふうに思っています。
それともう一つは、
和泉委員からも話が出たんですが、たばこそれからごみ、こういうものに関してはやはり自治体がまず主となってやっていかないと苦しいのかなと。
聞きづらいんですが聞いていいでしょうか。浅草文化観光センターの中にごみを捨てられる場所はあるんですか。
○委員長 ごみ箱があるかないかでいいのかな、浅草文化観光センターの中に。
観光課長。
◆石川義弘 委員 いいですいいです。あると答えられてもないと答えられても、今の雰囲気ではわからないというのが本当のことなのかなというふうに思います。
逆に言うと、行政のほうがそれほど考えていないというところに実はちょっとクエスチョンマークを私は持ってしまいます。特にそれ実はサリンの問題があってから地下鉄の駅もごみ箱を外し、都営地下鉄もごみ箱を外し、その上にセブンイレブンなどに置いてあったものも捨てられるということで全部ごみ箱を外し、こういう中でごみを捨ててはいけないとか持って帰れということ自体が本当に片方でできるのかなというところを私は非常に危惧しています。人数が多くなればなるほど捨てるというのはこれは当然のことですので、これを危惧しています。
それと同じに、実は民間に対してたばこをどうにかしろと言っていますが、もともとの問題点はこれは東京都ですから、もっと東京都に強い形で都道上への喫煙場所などを設置することをやはりしっかり求めていかなければいけないのではないかと思います。
もう一つは、浅草文化観光センターの中にも先ほど、言ったら悪いんですが喫煙場所ないですよね、当然のことながら。それから、トイレにしても地下駐の中に大きいトイレがあるんですが、これ半分公表されていることもないわけですよね。それから、地下駐の中に逆に言うと喫煙場所を求めるということも考えると都であればできないわけではない。道路上に持っていくとかそういうことを考える前に、逆に言うとどうやって行政の中でまずできるものはやっていくというところをやらないと、来年の4月ですから間に合わなのではないかと思うんですよ。だからこの辺はしっかりそれこそ各課一緒になって対応していただいてやっていただかなければ間に合わないと思いますので、うちの課は応援できないでは困りますからこの辺しっかり考えて、できる限りの公共の施設の中でまずつくっていただくということが必要だと思います。
そういう意味では、旧雷門の出張所がありますので、区民センターですよね。ああいう中だってどうなのかと私などは思っていますので、この辺も含めて再度検討することをお願いして終わります。
○委員長 村上委員。
◆村上浩一郎 委員 この陳情につきまして私も調査いたしましたけれども、やはり長時間お店の中に座ったり、また脂のついた手で衣類等商品をさわるということは大変な問題になっているとお聞きしております。ただ、先ほど
松村委員からありましたように一部の観光客だということですので、今後区の対応によってはこれもなくしていけるかと思っております。
それから、第2回定例会におきまして私の一般質問におきまして
受動喫煙に対して、またさわやかトイレではありませんけれども、今後台東区に対してこういうものを要望しますということでお話をさせていただきました。区長からも明快にご回答いただいておりますので、区としてはこの政策を実施していただけるものだと思っておりますけれども、先ほど
小菅委員からもありました。今この問題とはっきりと明確にしていくということと、今後ますます観光客がふえてきたとき、新たなる問題が発生するのではないかと危惧いたしておりますので、都民ファーストの会としましては継続でお願いしたいと思います。以上です。
○委員長 それでは、継続の意見もありました。
これより採決いたします。
本件については、継続審査を求める意見と採決を求める意見がありますので、まず継続審査の可否について挙手により採決いたします。
それでは、本件を継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手少数であります。よって、本件は、継続審査としないことに決定いたしました。
これより採決いたします。
本件については、挙手により採決いたします。
本件について、
趣旨採択することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手多数であります。よって、本件は、趣旨を了とし採択することに決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、案件第2、
文化政策及び観光についてを議題といたします。
本件について、理事者から報告がありますのでご聴取願います。
初めに、上野の
山文化ゾーンフェスティバルについて、
文化振興課長、報告願います。
◎三瓶共洋
文化振興課長 それでは、上野の
山文化ゾーンフェスティバルについてご報告いたします。資料1をごらんください。
まず目的です。日本を代表する文化・芸術の集積地である上野の山の魅力を広く内外にPRするため、各文化施設による共同イベントとして実施するものです。
次に、平成30年度の実績です。開催内容といたしましては、28施設で特別展や企画展等を開催いたしました。参加状況でございますが、まず講演会シリーズは開催中の展覧会に関する講演や通常は一般公開をしていない学術施設における講演など、各テーマの専門家をお招きし実施しているものであり、19回、22講演で2,261名の参加がありました。
次に、寛永寺僧侶と歩く上野公園めぐりでございますが、こちらは寛永寺と上野動物園にご協力をいただき開催しているものです。昨年度も参加希望者の多い中、抽せんにより35名の方に、また次の根本中堂と徳川歴代将軍霊廟特別公開も例年多数にお申し込みをいただいており、昨年度も抽せんの上75名の方に参加いただきました。
次に、アンケートの集計結果について別紙にてご説明いたします。別紙をごらんください。
講演会シリーズや上野公園めぐりの参加者にお願いしているアンケートの結果で、回収総数は1,460です。一番上の左、年齢構成については60代以上の方が6割弱、その下、地域別では約6割の方が台東区内を含めた都内からお越しいただいており、近県の埼玉県、千葉県、神奈川県からお越しの方は例年どおり3割ほどとなっております。さらにその下の参加回数については、初めての方が昨年の61%から54%へと微減となっております。また、その右のグラフでは感想としてよかった、まあまあよかったと回答された方を合わせると約9割となり、例年どおりの結果でございました。
次に、別紙裏面をごらんください。アンケートに寄せられた主な感想や自由意見を抜粋したものでございます。上野の山文化ゾーンならではの充実した講演会に満足いただき、またさらに今後に期待する声を多く頂戴しております。
資料1にお戻りいただきまして、項番3の
令和元年度の実施内容でございます。
まず開催内容ですが、今年度も例年の規模で開催しております。詳細につきましては、後ほどお手元の
パンフレットをごらんいただければと存じます。
次にPR方法です。
パンフレット7万部、ポスター350枚を作成し、文化ゾーンの各施設や鉄道各駅等でお配りいただくほか、記載のとおりさまざまな方法でPRしております。
裏面をごらんください。令和2年以降の対応です。
まず、現状の
パンフレットの発行状況をご説明いたします。
一番下に4種類の
パンフレットの表紙を掲載しております。Aの子供向けとBの多言語版、これは英語版のみを発行しておりますが、この2種類については各施設の開館時間や入館料などの施設紹介の内容となっております。またCの行事予定、これは年間の各施設における行事紹介であり、Dのフェスティバルは秋のフェスティバル期間中の行事紹介となっております。それぞれの発行時期はページ中ほどの表にてお示ししておりますが、ABCは2月から3月に、Dについてはフェスティバルの直前となる8月に発行しております。
それでは、(1)の令和2年の対応をご説明いたします。
来年の取り組みといたしまして、フェスティバル期間を例年の9月からではなく7月からとして、これに合わせてオリパラ開催中に訪れる方にも上野の山の文化イベントを広く知っていただけるよう、
パンフレットの発行時期も2カ月間前倒しといたしますので、来年度は6月下旬に発行いたします。そのため、3月に発行している行事予定とフェスティバル
パンフレットの発行時期が近くなりますので、来年については行事予定の発行は行わず、来年度の企画展やイベント情報をフェスティバル
パンフレットに集約し通年利用といたします。
次に、(2)の令和3年以降の取り組みでございますが、フェスティバル期間は例年どおり9月から11月までに戻しますが、
パンフレット類の見直しを考えております。理由といたしましては、行事予定とフェスティバル
パンフレットの表紙が類似しており、当然内容も重複しているためわかりづらいとの声があり、また各施設における配架スペースの確保や事務負担といった問題点もあるためです。さらに、英語版はCにお示しする
パンフレットを作成しておりますが、中国語、韓国語についてはPDFファイルにてウエブサイトに掲載しているという状況であり、多言語対応についても一度整理する必要があると考えております。このため、再来年以降はフェスティバル
パンフレットを年間行事に統合し、あわせてこれまで掲載していなかった日本語での施設紹介も明記した上で英語に加えて中国語と韓国語の解説を新たに追加するなど、内容の充実と効果的なPRを図るものでございます。
なお、子供向けにつきましては文言表現や配布先が異なることから、引き続き発行していきたいと考えております。
ご報告は以上です。よろしくお願いいたします。
○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、
文化専門ホームページの
事業統合について、
文化振興課長、報告願います。
◎三瓶共洋
文化振興課長 それでは、
文化専門ホームページの
事業統合についてご報告いたします。資料2をごらんください。
まず、事業の目的です。本区の豊富な文化資源の魅力を広く国内外に発信することを目的に、早稲田大学メディアデザイン研究所との共同研究として平成18年度に開設いたしました。
次に実績といたしましては、文化施設や風物など既に44テーマ、全257ページを掲載しております。また、平成19年度からは英語、平成21年度からは中国語と韓国語の多言語対応を行っております。直近3年間のアクセス数については、(2)に記載のとおりです。
次に、今後の取り扱いです。これまで「文化探訪」では多くの文化資源の取材記事を掲載し、充実した情報量を蓄積しております。また、開設当時と比べ区運営のウエブサイトやSNSによる情報発信ツールがふえてきておりますので、ついては情報発信の一元化を図る観点から今年度で「文化探訪」の新規ページ制作を終了とし、既存の掲載記事は台東区文化芸術総合サイト「たいとう文化マルシェ」の特設コンテンツに移行させて、デジタルアーカイブ資料としての公開を継続していきたいと考えております。
文化芸術総合サイト「たいとう文化マルシェ」については一番下の米印に概要を記載しておりますが、平成29年度末に開設したサイトであり、区内の文化イベントや文化施設の情報のほか最近では「江戸たいとう」や「
台東区長賞音楽分野」などの特設コンテンツを開設しております。
最後にスケジュールです。年明けには「たいとう文化マルシェ」にデータ移行を行い、年度内には公開する予定です。
また、「文化探訪」には寛永寺や花火大会、伝統工芸といった江戸に関連する情報も多数ありますので、江戸特集冊子を発行し江戸ルネサンス事業の中でも活用していきたいと考えております。
ご報告は以上です。よろしくお願いいたします。
○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。
河井委員。
◆
河井一晃 委員 何点かちょっと質問させていただきたいんですが、
ホームページのビューがこちらのほう、文化専門ページのほうのビューが28年度、29年度、30年度と結構伸びてきていると思うんですけれども、これを終了ということで内容的にはもう大体出尽くしたということでよろしいんでしょうか。
○委員長
文化振興課長。
◎三瓶共洋
文化振興課長 こちら「文化探訪」のほうには文化施設や風物など台東区の文化的な資源のものについて掲載しているわけなんですけれども、まず文化施設等については上野の山の全施設を初め浅草のほうだとか、ほぼ施設面についてはもう掲載が終わったのかなというふうに考えてございます。
それと、あとこのタイミングなんですけれども、やはり平成18年度開設ということがございまして、一部スマホ対応ができていないというところもありますので、来年に向けてその辺も整理したいというところでの今年度終了というふうに考えてございます。
○委員長
河井委員。
◆
河井一晃 委員 ちょっとスマホ対応ということで、さまざまな区で区の総合アプリというのを葛飾区とかちょっとさまざまいろいろ区がやっているかと思うんですが、関連が広報になるのかどうなのかはちょっとあれなんですけれども、そういった総合アプリを使ってこういうところにポップアップしたりとか宣伝したりという、そういった予定とかいうのはございますでしょうか。
私、いろいろ友人、不動産屋さんから聞いて、ここの区はこういうのがあってすばらしいよとか、ごみアプリで燃えないごみの日を教えてくれるんだとか、あとイベントとかもポップアップで興味があるものはぽんぽん出てくるとかいう形で、社会全体的にもちょっとパソコンからスマホのほうにみんな移動してきているのかなというふうに思っていまして、もしそういった総合アプリ的なものをつくる予定があればちょっとお聞きしたいなというふうに思います。
○委員長
広報課長。
◎横倉亨
広報課長 委員ご指摘のとおり、総合アプリをやっている区があるということは認識してございます。また、スマホのほうも台東区の場合、
ホームページ、PCで見ている方が65%、スマホの方がもう35%という形で、スマホで見られている方が多いというのも認識しております。
総合アプリの特色としましては、やはりアプリを入れていただくことによってプッシュ型という形でポップアップして表示されるという形で利点もあるということは認識しておりますが、区のほうではなかなかちょっとまだ
ホームページとの差異性、
ホームページとちょっとかぶっているところも多いというところで、入れている区もまだ数区という形で認識しておりますので、今後の研究はしていきたいというふうに考えております。
○委員長
河井委員。
◆
河井一晃 委員 ありがとうございます。
ちょっとビューが14万5,000というのと、あと今現在ちょっと課長にお聞きして「たいとう文化マルシェ」と文化専用の
ホームページとほぼ同じぐらいのビューだということで、今まで見ていた人はこちらがなくなったんだと思ってしまったりとか、「たいとう文化マルシェ」に統合されるのでそちらを見ていた人はちょっと素早く行けるのかなというふうには思ったんですが、実際的にこのビューの数がちょっと私が調べた観光庁と観光関係の中で一番閲覧数が多いのが東京都の「GO TOKYO」というのが135万というところになっているんですけれども、そういった大きなところ、もちろんここの「GO TOKYO」は浅草の宣伝もしてくれているし上野も根岸もいろいろなところ、台東区を宣伝してくれるんですけれども、そこからここにジャンプをするとか。あとちょっと「たいとう文化マルシェ」というのはなじみがまだまだだとは思うんですが、あとネーミングですね、今、台東区で江戸ということを押しているかとは思うんですが、マルシェというのは江戸と粋とかそういったことでなかなか私の中で関連がちょっとつかないなというのがあって、江戸言葉で何か「とーんとくる」とか、そういった何かもうちょっと江戸言葉を日本人的にというか使ってほしいなというのがありまして、例えばちょっと統合してほかのものをつくるとかそういったリンクをどんどんふやしていくとか、そういった方向性というものはございますでしょうか。
○委員長
文化振興課長。
◎三瓶共洋
文化振興課長 まず既存の「文化探訪」をごらんになっている方がアドレス登録をしていて見れなくなるというようなことがないように、自動的に新しいページに飛ぶような機能というのはつくっていきたいと思っています。
それとあとほかとのリンクなんですけれども、やはりこの情報発信、間口は広いほうがいいというふうに思っていますので、もしこちらリンクを張っていただけるようなサイトがあるようであれば積極的に依頼をかけていきたいというふうに考えております。
○委員長
河井委員。
◆
河井一晃 委員 ありがとうございます。私的にももうちょっとビューがあったほうがいいかなと思いまして、そういったちょっと他の力もおかりしながらビューの数をもっともっとふやしていけたらなと思います。ありがとうございました。
○委員長 ほか。
鈴木委員。
◆鈴木純 委員 確認として、ちょっと認識のほうを確認させていただきたいだけなんですけれども、今回統合するに当たってこちらの資料にも書いてある区の運営のウエブサイトやSNSの情報発信ツールがふえてきていて、この「たいとう文化マルシェ」の特設コンテンツに移行させるという部分で、このビューの数はもちろん書いてあるんですけれども、あと年間の維持費が500万円ほどかかっているという部分もあって、それも削減につながるという部分でいろいろな発信ツールもふえてきているからというのもある。それも一つあるということも統合の理由としては一つ、確認なんですけれどもどうでしょうか。
○委員長
文化振興課長。
◎三瓶共洋
文化振興課長 こちらは
文化専門ホームページ、今年度予算で580万円ほどの予算を計上させていただいておりますが、そちらについては基本的には皆減になるということになりますので、当然財政負担の軽減というのは常に考えていかなければいけないというふうに考えておりますので、そういったところも背景としてあったというふうに捉えていただいてよろしいかと思っています。
◆鈴木純 委員 了承です。以上です。
○委員長 よろしいですか。
ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。
理事者からの報告は以上であります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、本委員会の
行政視察について申し上げます。
初めに、視察日程については、諸般の事情を勘案し、お手元の資料のとおり決定させていただきたいと思います。
次に、視察都市及び視察テーマについては、お手元にお配りいたしました資料のとおり正副委員長案を作成いたしましたが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 それでは、そのように決定いたしました。
なお、お尋ねしたい事項と視察日程の詳細については、決まり次第ご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 案件第2、
文化政策及び観光について、その他ご発言がありましたら、どうぞ。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 おはかりいたします。
案件第2、
文化政策及び観光については重要な案件でありますので、引き続き調査をすることに決定いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 以上で案件の審議を終了いたしましたので、
事務局次長に委員会報告書を朗読させます。
なお、年月日、委員長名、議長名及び陳情者の住所、氏名の朗読については省略いたします。
(吉本議会
事務局次長朗読)
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 これをもちまして、文化・
観光特別委員会を閉会いたします。
午前10時51分閉会...