先ほどざっと説明がございましたが、各
中学校単位で、ことしはこういう活動をしようとそれぞれ決めると思うのですけれども、その決め方について教えて下さい。
もう一つは、私もざっと見たのですけれども、よくあるのがイチゴ狩り、これは結構、各地域ではやっていることです。
その中で、全体が集まって、この区域は非常に活発にやっているけれども、この区域はもう少し力を入れてやった方がいいのではないかという、他の区域、特性はあるとしても、その辺の検討会は年に何回かあるのかを教えてください。
○生涯
学習スポーツ振興課長(
木下典子君) 定例会につきましては、8月を除きまして、毎月ございます。その中で、各地区の
活動報告がなされております。実際、平成29年度に関して言いますと、お
台場地区がかなり活動が多いところでございます。あとは、共通して行うみなとキャンプ村などがございます。そういった情報交換の中で、少ない地域、多い地域がわかるところでございますが、なるべく平準化する形で情報交換に努めております。
○委員(杉本とよひろ君) その場合、事務局は
教育委員会だと思うのですけれども、例えば活動が少ない地域があった場合には、参考になるように、アドバイスはなされることがあるのか。最後にお願いします。
○生涯
学習スポーツ振興課長(
木下典子君) 港区
青少年委員の方々は、地域の
子どもたちの成長を見守り続けたいという高い志を持って活動されている方たちですので、そのような方たちの活動を支えていく役割を私どもでは行っていきたいと思っております。適切に助言はいたします。
○委員長(
阿部浩子君) ほかにご質問等はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阿部浩子君) ほかになければ、
報告事項(1)「平成30・31年度港区
青少年委員の委嘱について」の報告は、これをもって終了といたしました。
────────────────────────────────────────
○委員長(
阿部浩子君) 次に、
報告事項(2)「平成30・31年度港区
スポーツ推進委員の委嘱について」、理事者の説明を求めます。
○生涯
学習スポーツ振興課長(
木下典子君) それでは、
報告事項(2)「平成30・31年度港区
スポーツ推進委員の委嘱について」、ご報告いたします。資料No.2をごらんください。
港区
教育委員会では、地域の
スポーツの推進を図るために、
スポーツ基本法に基づき、港区
スポーツ推進委員を委嘱しております。港区
スポーツ推進委員の方々の身分は
非常勤職員で、任期は2年間となっております。職務は、
スポーツの推進のため、事業の実施に係る連絡調整や実技指導、組織の育成、行事への協力などに携わっていただいております。推薦の手続としては、
中学校区域ごとにある港区
青少年対策地区委員会から推薦をいただいております。
今回、平成30年度と平成31年度の港区
スポーツ推進委員として新しく委員になられた4名を含めた26名の方々に委嘱させていただきました。
報告は以上でございます。
○委員長(
阿部浩子君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら順次ご発言をお願いいたします。
○委員(杉本とよひろ君) 先ほどと関連しますけれども、1つは、先ほどと同じように、この委嘱の基準、報酬と
費用弁償等を教えていただきたい。もう1つは、委員は、26名ということなのですけれども、
地域ごとに人数がそれぞれ違うのですが、基準があったら教えてもらいたい。
○生涯
学習スポーツ振興課長(
木下典子君) 委嘱の基準といたしましては、先ほどのように、港区
青少年対策地区委員会から推薦があるのですけれども、まず、大まかに分けて5点ほどあります。1番目が地域の
スポーツ関係者及び職場の
スポーツ関係者、2番目に
各種スポーツレクリエーション団体の関係者、3番目に地域の
各種団体の関係者、
各種団体というのは、町会、青年会、PTA、商店会などです。4番目が
学識経験者、5番目が心身ともに健康であり、自身も
スポーツに精通している方になります。
2番目の報酬につきましては、月額8,700円です。先ほどの港区
青少年委員と同じように、例えば
地域スポーツ教室などの
統括管理責任者として、費用などを報酬として支給しております。
3番目に人数の基準なのですけれども、規則の中では定数は60人以内となっておりますが、定員数の規定につきましては、現在、定数は28名となっております。今回、26名ということで、
六本木地区と
赤坂地区が1名ずつ足りない状況です。
定員数の規定なのですけれども、まず、
中学校区ごとに2名を基本としております。人口3万人を超える地区については、定数1人追加します。以降、1万人単位で増えるごとに1名ずつ追加します。あとは、
総合型地域スポーツクラブの設立意向のある地区については、さらに1名追加するという内容になっております。
○委員(杉本とよひろ君) わかりました。先ほどの
青少年委員の1,000名という基準とは、また少し違っているわけです。もう1つは、港区
スポーツ推進計画にも港区
スポーツ推進員のことが載っているのですけれども、69ページに港区
スポーツ推進員の
活動支援ということで、特に、この後期3年間に向けては、
資質向上に向けて、
スポーツ基本法に規定された障がい
者スポーツや
高齢者スポーツを推進するため、研修を実施するなど活動を支援していくと述べられているのです。特に東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会が2年後に控えていることも含めて、どのようなところを重点的にポイントにして、推進員の活動を図って、支援していくのか、そこら辺をお願いします。
○生涯
学習スポーツ振興課長(
木下典子君) 港区
スポーツ推進員の
資質向上に向けて、各種研修を実施しているところですが、特徴的なところといたしましては、
パラリンピック競技である
ゴールボールについて、平成29年度、
一般社団法人日本ゴールボール協会にご協力いただきまして、ルールの説明をはじめ、基礎的な技術について学びました。あわせて、平成28年度ですけれども、ボッチャの研修を実施しまして、実際に学んだことを生かして、
地域スポーツ教室などで展開をしております。
障害者スポーツについては、特に力を入れているところなのですけれども、そのほかにも東京都の
スポーツ推進員協議会が実施する研修等に参加するなどして、港区
スポーツ推進員の
資質向上に努めております。
○委員(杉本とよひろ君) 平成30年4月26日午後、東京区政会館で開催された東京2020
パラリンピックと共生社会の実現というテーマの障がい
者アスリートの講演会に行ってきたのです。障がい
者スポーツ、
アスリートの観点から、ご自身の体験を通しながら、実際にそれに携わっている方なのですけれども、田口亜希さんという方です。非常に勉強になったのです。
特に港区
スポーツ推進員の方は、今言いましたように、高齢者、障がい者の
スポーツ振興推進に向けて、これからご尽力いただくと思うのです。今、生涯
学習スポーツ振興課長がお話しになった、東京都で行っている障がい
者スポーツ指導養成講座という講習会に行かれているということなのですけれども、この辺はまた少し専門的な分野なのですが、港区
スポーツ推進員の方が積極的にこういった講習会に参加することも非常に大事なことと思いますので、その点をお願いしたい。
最後の質問としては、これもさっきと関連するのですけれども、特に
中学校ごとに活動していくと思うのです。その中で、地域によって、しっかり取り組んでいるところと、そうではないところはないとは思うのですけれども、定期的に集まって、お互いに交流をしながら、お互いに向上していく。また、逆に、アドバイスしなければいけない部分も当然あるとは思うのですけれども、その辺はどのようにしていくのか、お願いします。
○生涯
学習スポーツ振興課長(
木下典子君) こちらとしましても、全体の定期会などを通しまして、地区の差が出ないように努めていきたいと思います。例えば指導者が地区によって不足しているのであれば、ほかの地区から融通してもらうなど、差が開く原因も探りながら、行いにくい部分を行いやすくするような解消に努めていきたいと思います。
○委員(杉本とよひろ君) これも港区
スポーツ推進計画に載っていたのですけれども、障がい
者スポーツは当然、生涯
学習スポーツ振興課が中心になって取り組んでいくのですが、同時に、障がい者の方は、それぞれ状況が違うと思うのです。
障害者福祉課と連携をとっていくことも当然必要だと思うのですけれども、その辺は連携を図っているのか教えてください。
○生涯
学習スポーツ振興課長(
木下典子君) 障がいのある方たちが
スポーツに触れ合う機会を増やすことはとても大事だと思っております。現在も、
障害者福祉課と連携をとりながら、障がいのある方が
スポーツとかかわれるような取り組みを推進しております。
○委員(
赤坂大輔君) 先ほどの港区
青少年委員についての質問と関連するのですけれども、港区
青少年委員の方よりも、よきにつけあしきにつけ、港区
スポーツ推進員の方々、顔ぶれを拝見すると個性的な方もいらっしゃって、
スポーツへの思いなど、さまざまあるのでしょう。それは決して一様ではなく、
競技力向上を目的とする方もいれば、楽しく
スポーツを行うことを目的とする方もいますし、新規に
スポーツを行ってみようという試みる方も当然いる中で、同じ方がずっと長く委員をされると、
人間関係も固定化しますし、この方が嫌だから、こういうのに参加しないという区民の方も当然出てくる、耳にすることもあるわけです。もともと港区
青少年対策地区委員会から推薦されたら、これはスルーで委嘱する形になるのでしょうか。
○生涯
学習スポーツ振興課長(
木下典子君) おっしゃるように、港区
青少年対策地区委員会からの推薦があったことによって、こちらの候補者の決定になります。そのような流れになっております。
○委員(
赤坂大輔君) この港区
青少年対策地区委員会は、在住していなくてもなれるのですか。
○生涯
学習スポーツ振興課長(
木下典子君) 港区
青少年委員でよろしいですか。
○委員(
赤坂大輔君) はい。
○生涯
学習スポーツ振興課長(
木下典子君) 港区在住の方です。
○委員(
赤坂大輔君) 港区
青少年対策地区委員についてです。
○生涯
学習スポーツ振興課長(
木下典子君) 港区
青少年対策地区委員もそうです。
○委員(
赤坂大輔君) そうですか。在住していなくて、行っている方がいるので、どうなのですか。私の思いの根底を貫いているのは、同じ人が長く行うことが各地区にとって決して健全だと私は思えていなくて、
人間関係も固定化してきます。そればかり言っていますけれども、
人間関係も固定化してきますし、もう少し流動的な形に導くように、お含みおきいただきたいと思っております。答弁は要りませんから、今後、よろしくお願いします。
○委員長(
阿部浩子君) 生涯
学習スポーツ振興課長、今、港区
青少年対策地区委員会のお話をされていましたけれども、港区
青少年対策地区委員は港区在住でなくてもいいのですか。
○生涯
学習スポーツ振興課長(
木下典子君) 基本的には港区在住の方としておりまして、絶対ではないです。失礼いたしました。
○委員長(
阿部浩子君) もう1点、お聞きしたいのですけれども、今、六本木と赤坂で1人ずつ足りないということなのですが、平成30年度、平成31年度の中でどなたか補充するということはあるのでしょうか。
○生涯
学習スポーツ振興課長(
木下典子君) 定数の足りていない地区につきましては、引き続き、港区
青少年対策地区委員会からの推薦を待ってございます。
○委員長(
阿部浩子君) わかりました。ほかに何かご質問等ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阿部浩子君) ほかになければ、
報告事項(2)「平成30・31年度港区
スポーツ推進委員の委嘱について」の報告は、これをもって終了しました。
────────────────────────────────────────
○委員長(
阿部浩子君) 次に、
報告事項(3)「平成30年度
学級編制等について」、理事者の説明を求めます。
○
学務課長(山本隆司君) それでは、資料No.3をごらんください。
報告事項(3)「平成30年度
学級編制等について」、ご報告いたします。
1ページ、報告の項目です。総括表についてと幼稚園、小学校、
中学校ごと、日本語学級、特別支援学級の学級数及び園児、児童、生徒数について、また、あわせて区立小・中学校の特別支援教室の利用児童・生徒数についてご報告いたします。
2ページの総括表をごらんください。幼稚園、小学校、中学校の学級数及び在籍者数の前年との比較をあらわしております。なお、平成30年度の数値は4月7日現在、比較対象として掲載している平成29年度は学校基本調査基準日であります平成29年5月1日現在の数値でございます。
幼稚園では、平成29年との比較では、1学級の増、在籍者数は38名増となっております。小学校は、平成30年度、290学級、9,026名となりました。平成29年度と比較し、13学級増で、在籍者数は498名増になっております。中学校は、65学級の1,950名、1学級数の増で、在籍者数は10名の増となっております。
それでは、幼稚園、小学校、中学校、それぞれの内訳についてご報告いたします。
3ページ、幼稚園です。一番下の欄、充足率を見ますと、前年とほぼ同じ傾向で、平成30年度は全体で81%。ただし、3歳児の充足率は97%と高い傾向にあります。青南幼稚園とにじのはし幼稚園を除きまして、全て定員に達している状況です。
学級数に変動があった幼稚園は、高輪幼稚園、港南幼稚園、にじのはし幼稚園の3園です。高輪幼稚園は、5歳児が33人ということで、2学級編制になり、昨年度と比較して1学級増となっております。港南幼稚園は、3歳児の定員を増やしまして、3学級で募集し、66名となり、合計在籍者数も増となっております。にじのはし幼稚園は、5歳児が8名減となり、1学級減となっております。トータルしますと、幼稚園は1学級増で、在籍者数は38名増えている状況になっております。
続きまして、4ページをごらんください。小学校の内訳になっております。1、2年生は原則35人編制、3年生から6年生は40人学級の学級編制となっております。
表の左側、丸がついている学校は、新1年生の学校選択希望制で、隣接区域からの入学希望者が多く、抽選対象となった学校、御成門小学校、芝小学校、御田小学校、本村小学校、東町小学校の各5校でございます。
全体を見ますと、右から3番目の欄の合計、網かけのところですけれども、全体の児童が最も多い学校は港南小学校で、1,244名、最も少ない学校は南山小学校で、190名となります。下から2番目の合計欄を見ても、全ての学年で増となっており、13学級、498名の増となっております。
新1年生で学級数が増えた学校を中心に見てみますと、上から4番目の
芝浦小学校が30名増の7学級、その3つ下、白金小学校が12名増の4学級、いずれも学区域の6歳児人口が増加したことが原因と考えられます。赤坂小学校が26名増の3学級、これまで2学級がずっと続いておりましたけれども、3学級となりました。学区域の6歳児人口が増加したことに加え、ほかを選択せず、学区域で入学する人が増加していることが要因と考えられます。
逆に、児童数が減り、学級数が減ったのは高輪台小学校と笄小学校です。高輪台小学校は、学区域の児童数が減ったことが要因と考えられます。
また、笄小学校は、当初、69名、2学級を想定していたところ、4月に転入がありまして、72名となりましたが、学校とも相談の上、2学級で編制することとなりました。
次に、中学校、5ページをごらんください。中学校は、1年生は原則35名編制、2年生、3年生は40名で学級を編制してございます。
右側の増減の項目の合計のところで、1学級10名の増となっております。
新1年生の抽選校は、三田中学校と高松中学校です。新1年生では、白金の丘学園白金の丘中学校が34名の減、これは、学区内で私立等へ行く人が増えたこと、また、白金の丘学園白金の丘小学校の6年生が学園新設前の児童ということもあり、児童数が少なかったことが要因と考えられます。学園新設後の入学者は100名を超えておりますため、今後、中学校への進学者も増えるものと考えてございます。
青山中学校が23名の減となっています。これは、青山中学校の新入学生徒数が減ったことが原因として挙げられます。お台場学園港陽中学校は19名の減となっています。これは、学区域の新入学生徒数が減ったこと、港陽小学校の6年生が例年よりも少なかったこと、また、学区域外の中学校を選択した人が多かったことが要因と考えられます。
次に、6ページ、日本語学級です。日本語学級は、9月以降に在籍者数が多くなる傾向がございます。今年度、新たに麻布小学校に日本語学級が新設され、1学級、11名、笄小学校は2学級、24名となっています。麻布小学校に新設されたこともあり、昨年と比較し、15名の減となっています。
なお、麻布小学校、笄小学校、いずれも他の学校からも通うことができ、特に1年生については、これからの学校生活の中で日本語の習得が必要と在籍校で判断されることになるため、今後、児童数は増加する見込みを立ててございます。
中学校は、六本木中学校に平成30年度、日本語学級が新設されます。2学級、21名でスタートいたします。
次に、7ページをごらんください。まず、上の段です。小学校の特別支援学級です。上部の固定学級、知的障害につきましては、全体で児童数1名減となっております。下部の通級学級では、東町小学校の情緒障害等のつぼみ学級が特別支援教室へ移行となりますので、平成28年度から受け入れを停止しております。通級指導学級全体で6名の減となっています。
下段ですが、中学校の特別支援学級です。全体で7学級、40名の生徒数で運営してまいります。
最後に、8ページ、特別支援教室の利用児童数です。特別支援教室では、通常の学級に在籍する発達障害等の児童で、通常の学級での学習におおむね参加でき、一部、特別な指導を必要とする児童に対し、別室で自立活動や教科の補充指導等を個別または小人数により行います。
一番下の合計欄をごらんください。平成29年度と比較し、1年生を除く全ての学年で増となっており、平成30年度は364名となっております。1年生は、今後、学校または保護者からの希望により、授業観察を行い、心理検査を経て申し込みといった流れになるため、今後、増加が見込まれるものでございます。
右側は、平成30年度から実施される中学校の特別支援教室です。中学校全体で32名となってございます。
平成30年度の学級編制の概略についての説明は以上です。
○委員長(
阿部浩子君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら順次ご発言願います。
○委員(杉浦のりお君) まず、お台場学園についてです。今、ご説明がありましたが、小学校6年生についてですが、平成29年度が43名、港陽中学校1年生は10名と、今回、かなり減ってしまったのですけれども、他の地域の学校に行ったというのですが、それはどういったことなのでしょうか。
○
学務課長(山本隆司君) 港陽中学校区の学齢人口の内訳としましては、当該学年の49名のうち港陽中学校に行かれた方が9名、その他、学区外の港区区立中学校へ16名、特別支援学級に1名、私立等に18名、インターナショナルスクールその他に行かれた方は5名という内訳になっております。
港陽中学校区の新入学対象の学齢人口が平成28年は72名だったのですけれども、平成30年度につきましては49人、それに伴いまして、港陽小学校の卒業生も60名から46名に減ったことが要因として挙げられると考えてございます。
○委員(杉浦のりお君) 今、聞きそびれてしまったと思うのですけれども、区外の区立の小・中学校に行かれた方が16名ということなのですか。
○
学務課長(山本隆司君) はい。
○委員(杉浦のりお君) 言ってみれば、よその学校から入ってきた人もいるかもしれないですけれども、近所に港陽中学校があるのに、出ていってしまったのが16名いるわけです。
○委員長(
阿部浩子君) 港陽中学校に行かれた方が9名。
○委員(杉浦のりお君) 一応、小・中一貫校ですので、よその学校に行かれてしまうのは寂しいと思います。転居されるということでしたらわかるのですけれども、その辺はどうなのでしょうか。
○
学務課長(山本隆司君) 学校に問い合わせたところ、主たる原因として、例えば部活動、特にサッカーや野球、バレーボール、バスケットなど、集団
スポーツが小人数では活動できないということ、また、限られた地域だけではなくて、他の地域の人とも交流したいという意見が複数あったと聞いております。
今後、お台場学園については、部活動が学校を選択する大きな要素であることから、ことしから
ヨット部を立ち上げるなど、地域の方から提案もありまして、学校の魅力アップを図っているところでございます。例えば、5年生から入部可能としまして、3年間だけではなくて、より長い期間で技術を習得するといった取り組みについては、小・中一貫校の強みであると考えますので、こういった取り組みについて、今後、地域や学校、PTAと丁寧に話し合っていくことが必要であると考えてございます。
○委員(杉浦のりお君) そうですね。
スポーツもそうですが、ある程度の人数がいないとできない。人数を減らさないようにというのも変ですけれども、ある程度の人数を確保できるような、そのような前向きな取り組みもしっかり周知していただいて、よりよい学校づくりに貢献していただければと思います。
○委員(榎本あゆみ君) 最後の特別支援教室のところを伺いたいのですけれども、単純に見ると、例えば平成29年度、小学校に入って特別支援教室を使っていた子どもが14名いました。その子どもが持ち上がって、平成30年には2年生になっているわけです。そうすると、14名いたのが65名になっていると見えるのですけれども、この見方で合っていますか。
そうであるとすると、私が前に聞いていたのは、どんどん学年が上がっていく中で、特別支援教室を使う子はどんどん減っていくはずだと。学校になれていったり、先生たちの指導によって、どんどん減っていくのが理想であるし、減っていくというような説明を受けたことがあったのです。これを見ていくと、学年が上がるにつれて、より増えていっていると見受けられるのですけれども、その辺を伺いたいと思います。
○
教育指導課長(松田芳明君) 1年生の時点では、そのお子さんに発達障害があるかどうかという判断が非常に難しいです。親御さんも、その認識をして、医師の診断があったときに初めて発達障害ということで、特別支援教室の利用が認められるわけです。そうしますと、1年生で、いろいろなことに興味関心があって動いているお子さんと、本当に発達障害で飛び回ってしまうお子さんと、2種類いるわけですけれども、そこの判断をするために、どうしても1年生から2年生にかけては判断が増えて、急増しているように見えるというような事態です。もちろん2年生から3年生にかけても同じように増える傾向がどうしても出がちになってまいります。5、6年生と進むにつれて、本来であれば、徐々に減っていかなくてはならない。ただし、港区の特別支援教育が進んでいるために、転入者も多いというところで、一概に効果があったか、なかったかというのが見えないところがこの表の悩ましいところでございます。
○委員(榎本あゆみ君) ありがとうございます。1つ、表の見方で教えていただきたいのが、新1年生で、普通学級に通っていたが、1年生の途中で特別支援教室の利用をしようとなった場合には、人数のカウントとしてはどうなりますか。
○
教育指導課長(松田芳明君) このデータは、平成29年で言えば5月1日、平成30年で言えば4月7日のものを使っていますので、途中で増えた人数は、この表には上がってこないということでございます。また、5月1日を過ぎてから教員の増はありませんので、このままのデータで東京都全体が流れていくことになっています。
○委員(榎本あゆみ君) わかりました。私の知り合いの方が居住している地域では、1年生のときには普通学級に通っていたのだけれども、1年生の途中から、明らかにこの子どもはサポートが必要だとなって、親御さんも、ぜひお願いしたいと、学校側に途中から申し出をしたのですが、担任から学年主任、校長に申し出をしたときに、必要ないでしょうと言ってしまったのです。次の学年になったときに、次の学年の新しい担任が、やはりこの子どもはサポートが必要ですので、特別支援教室を使いましょうという判断になった子がいたのです。
誰が判断するのか。難しいと思うのですけれども、サポートが必要だと思ったら、早目にどんどん手を打ってあげる。なるべく小さいうちからやってあげることが、その子の将来的にいい方向につながっていくと思うのです。どんどん人数が増えて大変だということもよくわかっていますし、そこに割かれてしまう、いろいろなものが必要になってくるとは思いますけれども、ぜひ、手厚く行っていただきたい。1人ずつに合わせて、きちんと行っていただきたいと思うのです。また、もっと人数は増えていくと思いますが、その辺の対策はどうお考えでしょうか。
○
教育指導課長(松田芳明君) 本来でしたら、担任1人で判断しないように、校内委員会を設けておりまして、特別支援教育コーディネーター、養護教諭が判断しているケースは非常に多いです。そこと一緒に、親御さんと面談をしながら、サポートが必要であるという判断をした場合には医師の診断、特に学務課でWISC検査を行い判断をしていく。その時点で、WISC検査の結果発達障害があるということになれば支援員をつけることになりますので、途中利用は原則として可能でございます。
ただし、特別支援教室の指導者側の人数に限界がありますので、急激な増に対しては、例えば、本当だったら週2時間ぐらいやりたいのだけれども、1時間しか今年度はできませんということは出てくる可能性はあります。そのような中で、もちろん教員だけではなくて、支援員をつけながら行っていますので、少し多動であっても、教室の中にいられる子であれば、特別支援教室に通わずに、支援員によって、隣にいて指導してあげたりすることでカバーしているケースもあるということだけはご理解ください。
○副委員長(いのくま正一君) 4ページの区立小学校の学級数及び児童数で、説明にもありましたが、抽選を実施したということです。ざっと見た感じで、希望したけれども、抽選で希望したところに行けなかった方は何人いるか、それを教えてほしいのと、もう少しゆとり幅があるのではないかと見える部分もあります。実際に人が動いていくわけなので、なかなか難しいところもあると思うのです。私たちは、前提として、希望選択制はいかがなものかと制度としては思っています。ただ、実際には制度としてあるわけなので、親御さんもそうですけれども、子どもが希望したところに行けなかったということは、これはこれで厳しいものがあるわけなのです。その立場で教えてほしいと思います。
○
学務課長(山本隆司君) 4ページの丸のついた学校は5校ございます。御成門小学校につきましては、抽選対象となった人数は14名、繰り上がらなかった人数は8名でございます。芝小学校につきましては、抽選対象50名、それに対して繰り上がらなかった方は37名です。御田小学校、抽選対象26名に対し、繰り上がらなかった方が22名です。本村小学校は、19名が抽選対象となり、全員、繰り上がってございます。東町小学校は、抽選対象31名に対して、繰り上がらなかった方が17名ほどございます。
あきがあるように見えるというお話なのですけれども、例えば、一番上の御成門小学校につきましては、2学級、上限数としては60名で募集をかけてございます。35掛ける2ということで、本来であれば70まで行けるところなのですけれども、年度途中での転入を見込んで、少し余裕を持たせてございます。60名に対して58名ということで、ある程度、選択希望票の集計をとった後に、私立に進学される方、または辞退して、ほかの学校を選択される方、学区域の学校に戻られる方、さまざまな方がいらっしゃいますので、結果として、このような結果になってございます。そのような形で見ていただければと考えてございます。
○副委員長(いのくま正一君) それから、特別支援学級なのですけれども、2017年度、高輪地域内で特別支援学級をつくってくださいという請願が出されました。この請願は採択されました。その請願との関係ですが、高輪地区内の新1年生で結構ですので、対象になった方が何人ぐらいいらっしゃって、他地区の小学校に通っているのは何人ぐらいいるか、教えてほしいと思います。
○
学務課長(山本隆司君) 知的障害を対象とした特別支援学級は、赤羽小学校、港南小学校、本村小学校、青山小学校ですけれども、それぞれ高輪地区にお住まいの新1年生は、赤羽小学校はゼロ名です。港南小学校が1名、本村小学校が2名、青山小学校はゼロ名、新1年生としては、そういった内訳になってございます。
○委員長(
阿部浩子君) ほかにご質問等はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阿部浩子君) ほかになければ、
報告事項(3)「平成30年度
学級編制等について」の報告は、これをもって終了いたしました。
────────────────────────────────────────
○委員長(
阿部浩子君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「請願27第19号 中学校で使用する歴史・
公民教科書の採択に関して
教育基本法を順守して行うことを求める請願」を議題とします。
この請願について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阿部浩子君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阿部浩子君) 本日継続と決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○委員長(
阿部浩子君) 次に、審議事項(2)「請願29第4号
芝浦小学校への
特別支援学級設置に関する請願」を議題といたします。
本請願について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阿部浩子君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阿部浩子君) それでは、本日継続と決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○委員長(
阿部浩子君) 次に、審議事項(3)「発案27第12号
区民生活事業・
教育行政の調査について」を議題といたします。
本発案について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阿部浩子君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阿部浩子君) それでは、本日継続と決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○委員長(
阿部浩子君) 次に、審議事項(4)「発案29第2号 港区奨学資金に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
本発案について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阿部浩子君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阿部浩子君) それでは、本日継続と決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○委員長(
阿部浩子君) 次に、審議事項(5)「発案30第1号 港区
学校給食費の助成に関する条例」を議題といたします。本発案の審査につきましては、皆さんと調整させていただき、次回の委員会にて行いたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
本発案について、本日、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阿部浩子君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阿部浩子君) 本日継続と決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○委員長(
阿部浩子君) その他、何かございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阿部浩子君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。
午後 2時21分 閉会...