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  1. 東京都議会 1997-01-24
    1997-01-24 平成7年度_公営企業会計決算特別委員会(第9号) 本文


    取得元: 東京都議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-14
    午後一時七分開議 ◯大沢委員長 ただいまから平成七年度公営企業会計決算特別委員会を開会いたします。  本日は、多摩都市整備本部衛生局関係の順で決算審査を行います。  なお、本日は説明を聴取し、資料を要求することにとどめ、質疑は後日の委員会で行いたいと思います。ご了承を願います。  これより多摩都市整備本部関係に入ります。  初めに、多摩都市整備本部長からあいさつ並びに幹部職員紹介があります。 ◯柳澤多摩都市整備本部長 多摩都市整備本部長柳澤英治郎でございます。  委員長を初め委員皆様方には、日ごろから多摩ニュータウン水道事業に対しまして特段のご配慮を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。微力ではございますが、本部に課せられました使命達成のために、誠心誠意、職責を全うする所存でございます。よろしくご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げます。  続きまして、お手元の名簿によりまして、本部幹部職員紹介させていただきます。  初めに、建設監成戸寿彦君でございます。次に、管理部長早川良躬君でございます。企画担当部長橋本正毅君でございます。建設計画部長佐藤俊君でございます。また、当委員会との連絡に当たります総務課長坂本達郎君でございます。同じく管理部経理課長小松博久君でございます。管理部水道課長鈴木孝三君でございます。  以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。    〔理事者あいさつ◯大沢委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。      ───────────── ◯大沢委員長 これより決算審査を行います。  平成七年度東京多摩ニュータウン水道事業会計決算を議題といたします。  本案について理事者説明を求めます。 ◯柳澤多摩都市整備本部長 平成七年度東京多摩ニュータウン水道事業会計決算につきまして、その概要をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、お手元に配布してございます資料の1をお開きいただきたいと思います。  多摩ニュータウン水道事業は、多摩ニュータウンの新住宅市街地開発区域とその関連区域給水区域として、水道の供給を行っております。多摩ニュータウンにおける水道施設は、各開発事業者宅地造成等にあわせて逐次建設をしております。東京都の開発区域につきましては当本部が直接建設し、そのほかの区域については、住宅都市整備公団及び東京住宅供給公社が建設いたしました水道施設を当本部引き継ぎを受け、給水しているものでございます。
     平成七年度におきましては、多摩南部給水所築造工事を施行したほか、住宅建設に伴う水道メーター自動隔測装置約二千二百カ所の設置工事等を行いました。また、住宅都市整備公団がその開発区域において布設した配水管約二千二百メートルの引き継ぎを受けました。  次に、給水状況についてご説明申し上げます。  平成七年度末の給水対象は、多摩ニュータウン区域のうち多摩区画整理事業区域等を除いた世帯数約五万一千四百世帯、給水人口約十五万一千六百人で、これに対する年間配水量は約千六百九十六万立方メートルでございます。  水道料金につきましては、臨時東京多摩、八王子、町田新住宅市街地水道条例に基づきまして、東京給水条例を準用することとなっております。  続きまして、財政状況についてご説明申し上げます。  平成七年度の収益的収支については、収入総額三十四億九千八百二十一万余円、支出総額三十二億八千三百五十五万余円となりまして、差し引き二億一千四百六十六万余円の純利益を計上いたしました。  また、資本的収支につきましては、収入総額三十二億九千八百四十九万余円、支出総額三十四億二千四百四十三万余円となりまして、差し引き一億二千五百九十四万余円の収入不足となりましたが、この不足額損益勘定留保資金等をもって補てんいたしました。  以上が平成七年度多摩ニュータウン水道事業会計決算概要でございます。  なお、詳細につきましては管理部長からご説明を申し上げます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ◯早川管理部長 引き続きまして、平成七年度東京多摩ニュータウン水道事業会計決算内容につきましてご説明申し上げます。  資料は全部で四部でございます。資料1は、ただいま本部長がご説明申し上げました概要説明でございます。資料2は、法令で定められております決算書でございます。資料3は、決算に対して監査委員から寄せられました審査意見書でございます。資料4は、説明資料でございます。  資料4によりましてご説明申し上げます。  恐縮ですが、表紙をおめくりいただきたいと存じます。目次にございますように、本資料は、1の決算報告書から6の貸借対照表まで六つの資料により構成されておりますが、1の平成七年度東京多摩ニュータウン水道事業決算報告書に基づきましてご説明申し上げます。  一ページをお開きいただきたいと存じます。一ページは、平成七年度東京多摩ニュータウン水道事業決算報告書収益的収入及び支出のうち、収入でございます。  水道事業収益は、営業収益営業外収益から成っており、それぞれの主な収益について申し上げます。  給水収益は、全額水道料金収入でございます。受託事業収益は、給水装置新設工事等の受託に伴う収入、その他営業収益は、下水道料金の徴収に係る繰入金及び給水工事検査手数料等でございます。また、受取利息は預金の利子、消費税還付金消費税納付額計算の結果生じた還付金、雑収は土地の使用料等でございます。  以上で、消費税を含みます収益的収入の合計は、予算額三十九億九千九百万円に対しまして決算額は三十六億七千八百二十八万余円で、その執行率は九二・〇%となっております。  二ページをお開きいただきたいと存じます。二ページは支出でございます。  水道経営費は、営業費用営業外費用及び予備費から成っておりまして、それぞれの主な費用について申し上げます。  浄水及び送水費は、東京水道局から浄水の供給を受けておりますことに対する対価でございまして、配水費給水費は、お客様への給水に要する経費でございます。次の受託事業費は、受託により施行した給水装置工事に要した経費であり、業務費水道料金徴収業務等に要した経費、総係費は一般管理費でございます。減価償却費固定資産年割り償却費資産減耗費固定資産除却費でございます。雑支出過年度分支出等であり、予備費につきましては、全額不用額となりました。  以上で、消費税を含みます収益的支出の合計は、予算額三十九億九千九百万円に対しまして決算額は三十三億七千五百二十五万余円で、その執行率は八四・四%となっており、その収支差し引きは三億三百二万余円でございます。  なお、欄外にございますように、収支差し引きから消費税を抜きました純利益は二億一千四百六十六万余円となり、利益積立金として処分いたしました。  三ページは、資本的収入及び支出のうち、収入でございます。  他会計出資金は、水道施設建設に対する新住宅市街地開発事業会計からの出資金、その他資本収入は、建設改良工事に対する住宅都市整備公団東京住宅局等からの工事負担金収入を計上したものでございます。  以上で、消費税を含みます資本的収入の合計は、予算額三十七億円に対しまして決算額は三十二億九千八百四十九万余円で、その執行率は八九・一%となっております。  四ページをお開きいただきたいと存じます。四ページは支出でございます。  建設改良費のうち、水道改良費は、事業認可地区配水小管改良工事量水器の購入、自動検針のための自動隔測装置設置等に要する経費を計上したものでございます。水道建設費は、水道施設建設に要する経費を計上したもので、主な建設工事多摩南部給水所築造工事等でございます。  以上で、消費税を含みます資本的支出の合計は、予算額三十八億四千八百万円に対しまして決算額は三十四億二千四百四十三万余円で、その執行率は八九・〇%となっております。  なお、資本的収支収支不足額一億二千五百九十四万余円につきましては、表の欄外にございますように、損益勘定留保資金等をもって補てんをいたしました。  五ページ以下は、ただいま申し上げました内容をさらに詳細に説明するとともに、損益計算書剰余金計算書剰余金処分計算書貸借対照表にまとめたものでございまして、説明が重複いたしますので省略させていただきます。  以上、まことに簡単でございますが、平成七年度東京多摩ニュータウン水道事業会計決算内容につきまして説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯大沢委員長 説明は終わりました。  この際、資料要求のある方は発言を願います。 ◯栗原委員 水道会計に関しまして、将来の見通しですね、もう大分仕事が進んだんだろうと思うのですが、将来の見通しがわかるような資料をいただきたいと思います。 ◯大沢委員長 ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯大沢委員長 ただいま栗原委員から資料要求がありましたが、これを委員会資料要求とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯大沢委員長 異議なしと認めます。理事者においては、発言者と調整の上、ご提出を願います。  以上で多摩都市整備本部関係を終わります。      ───────────── ◯大沢委員長 これより衛生局関係に入ります。  初めに、衛生局長からあいさつ並びに幹部職員紹介があります。 ◯原山衛生局長 衛生局長原山陽一でございます。  大沢委員長を初め委員皆様方には、日ごろから衛生局所管事務事業につきまして何かとご指導、ご鞭撻を賜りまして、まことにありがとうございます。  また、本日から平成七年度の病院会計決算につきましてご審議をいただくことになりました。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  それでは、引き続きまして、私から当局の幹部職員紹介させていただきます。  まず、技監の林泰史君でございます。次に総務部長の森勲君でございます。企画担当部長成田浩君でございます。健康推進部長中野英則君でございます。生活環境部長歩田勲夫君でございます。医療計画部長長岡常雄君でございます。医療福祉部長渡邉紀明君でございます。薬務部長阿部尚武君でございます。病院事業部長萩原英夫君でございます。病院企画担当部長廣田倬典君でございます。参事の大倉慶子さんでございます。環境衛生技術担当参事中尾厚義君でございます。地域医療専門医療担当参事石川良孝君でございます。本委員会との連絡に当たります参事で総務課長事務取扱奥田匠君でございます。  以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。    〔理事者あいさつ◯大沢委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。      ───────────── ◯大沢委員長 これより決算審査を行います。  平成七年度東京病院会計決算を議題といたします。  本案について理事者説明を求めます。 ◯原山衛生局長 それでは、平成七年度東京病院会計決算概要につきましてご説明を申し上げます。  都立病院は、がん、心臓病医療などの高度医療リハビリテーション医療難病医療などの専門医療並びに伝染病医療救急医療島しょ医療などの行政対応が必要な医療を、時代のニーズに的確に対応しながら、医学的にも社会的にも経済的にも適正に都民に提供し、都における医療質的向上を図ることを基本的役割としております。  平成七年度の病院事業は、普通病院が九、小児病院が二、精神病院が二、産院二の合計十五病産院におきまして、広く都民の命と健康を守るための医療活動を実施いたしました。  まず、診療実績でございますが、入院患者は延べ二百九万七千五百三十九人、外来患者は延べ二百六十三万六千八百七十八人でございまして、前年度に比べ、入院患者は五万五千八百十六人、外来患者は七万七千三百三十八人とそれぞれ増となっております。  次に、収益的収支でございますが、総収益は千三百六十三億二千四百九十四万余円、総費用は千三百四十八億四千百五十三万余円でございまして、差し引き十四億八千三百四十一万余円の純利益となっております。  なお、病院運営主要指標である自己収支比率につきましては、六五・七%となります。前年度と比較して一・六ポイントの改善となっております。  資本的収支は、総収入七十五億六百三十七万余円、総支出は百六十六億一千九百八十六万余円でございまして、差引不足額九十一億一千三百四十八万余円は、損益勘定留保資金等補てんいたしました。  病院運営事業といたしましては、平成六年十月に開設した荏原病院の第二年次開設を行うとともに、台東病院につきましては、都立産院等問題検討委員会の報告を踏まえ、平成八年三月末をもって診療業務を休止いたしました。  建設事業といたしましては、墨東病院病棟等改築工事に着手するとともに、豊島病院改築工事実施設計等を行いました。  また、改良事業といたしましては、府中病院無菌室設置工事駒込病院冷凍機整備や外壁及び内部改修工事等を行い、病院機能整備充実を図るとともに、荏原病院磁気共鳴断層撮影装置墨東病院血管連続撮影装置等医療器械整備を行いました。そして、医療水準維持向上に努めたところでございます。  さらに、各病産院電動式ギャッチベッド整備するなど、患者サービスの向上にも努めました。  以上が平成七年度東京病院会計決算概要でございます。  なお、詳細につきましては病院事業部長から説明させていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ◯萩原病院事業部長 平成七年度東京病院会計決算内容につきましてご説明申し上げます。  お手元にお配りしてございます資料は、資料1から4までございます。資料1につきましては、ただいま局長からご説明申し上げました決算概要でございます。資料2は、法令に定められております病院会計決算書でございます。資料3は、決算に対しまして監査委員からいただきました審査意見書でございます。資料4は、病院会計決算説明資料でございまして、以下、この資料4によりましてご説明申し上げます。  それでは、こちらの資料4の目次がございまして、次の一ページをお開き願います。1、平成七年度東京病院事業決算報告書でございます。これは予算現額と消費税込み決算額を対比したものでございます。  まず(1)、収益的収入及び支出でございますが、表の上段病院事業収益は、予算現額千三百七十二億六百万円、決算額千三百六十三億八千七百七万余円で、執行率九九・四%となっております。  次に、表の中ほどにございます病院事業費用は、予算現額千三百九十三億六千五百万円、決算額千三百四十八億八千七百五十万余円で、執行率九六・八%となっております。  恐縮ですが、次の二ページをお開き願います。(2)、資本的収入及び支出でございますが、表の上段資本的収入は、予算現額七十七億五千百九十万余円、決算額七十五億六百三十七万余円で、執行率九六・八%となっております。  次に、表の中ほどにあります資本的支出でございますが、予算現額百九十億四千二百万円、決算額百六十六億一千九百八十六万余円で、執行率八七・三%となっております。  なお、欄外(注1)にございますように、資本的収入額資本的支出額に不足する九十一億一千三百四十八万余円は、消費税資本的収支調整額減債積立金取り崩し額及び損益勘定留保資金補てんをいたしました。  下の三ページをごらん願います。2、平成七年度東京病院事業損益計算書でございます。上段収益、中ほどから下が費用でございます。下段の表にございますように、純損益は十四億八千三百四十一万余円の純利益となっております。一番下の自己収支比率で見ますと、六五・七%でございまして、前年度に比較いたしまして一・六ポイントの改善となっております。  次の四ページをお開き願います。3、平成七年度東京病院事業決算説明書でございます。  この四ページから七ページにかけましては、病院事業収益及び病院事業費用病院別の内訳を総括的に記載してございますので、ご参照いただきたいというふうに思います。  お手数でございますが、次に八ページをお開き願います。(3)、収益的収入及び支出のアの収益的収入でございます。  表の上段医業収益決算額は八百十四億三千九百六十四万余円でございまして、前年度に比較して五十億一千百十二万余円の増となっております。その主な内訳といたしましては、次の行にございます入院収益が前年度に比較して三十四億六千五百四十七万余円の増になったことによるものでございます。以下の表に、患者数、金額及び患者一人当たりの単価を病院別にそれぞれ前年度と比較しまして記載してございますので、後ほどご参照いただきたいと存じます。  次に、一一ページをお開き願います。外来収益でございますが、表の上段にございますように、前年度に比較いたしまして十四億一千六十七万余円の増となっております。  入院収益外来収益ともに増加いたしました理由は、主に患者数の増などによるものでございます。  次に、一五ページをお開き願います。医業外収益でございます。決算額は五百十一億七千七百五十六万余円でございまして、前年度に比較して十億六千二十八万余円の減となっております。その主な理由といたしましては、次の行にございます受取利息及び配当金と、次の一六ページにございます一般会計補助金がそれぞれ減となったことによるものでございます。  大変恐縮ですが、一九ページをお開き願います。特別利益でございます。決算額は三十七億七百七十三万余円でございます。これは、下の表にございますように、台東病院及び旧荒川産院の敷地を一般会計有償所属がえしたことによるものでございます。  次の二〇ページをお開き願います。イの収益的支出でございます。  医業費用決算額は、表の上段にございますように、千二百五十五億四千二百六十四万余円でございまして、前年度に比較して二十七億七千六百六十一万余円の増となっております。その内訳といたしましては、次の行の給与費でございますが、前年度と比較して二億九千三百六十二万余円の増となっております。これは主に給与改定などにより増加したものでございます。  次の二二ページをお開き願います。材料費でございます。前年度に比較して八億二千九百七十五万余円の増となっております。これは、荏原病院第二年次開設等による薬品費の増加などによるものでございます。  次に、二三ページの経費でございますが、これは、病産院管理運営に要する光熱水費委託料賃借料などでございまして、前年度に比較して二億八百九十一万余円の増となっております。これも、材料費の方で申し上げましたとおり、荏原病院第二年次開設などによる委託料等の増によるものでございます。  次に、二四ページをお開き願います。減価償却費でございます。前年度に比較して十三億二千三百二十六万余円の増となっております。これは主に平成六年度に開設しました荏原病院の建物などの減価償却費を計上したことにより増加したものでございます。  恐縮ですが、二七ページをお開き願います。医業外費用でございます。決算額は、表の上段にございますように、六十三億一千二百十万余円でございまして、その主なものは企業債に係る利息でございます。  次の三〇ページをお開きいただきたいと存じます。特別損失でございます。決算額は二十九億八千六百七十八万余円でございます。その主なものは、下の表にございますように、豊島病院休止に伴う建物等の撤去及び除却によるものでございます。  続いて、下の三一ページをごらん願います。(4)、資本的収入及び支出でございます。  アの資本的収入決算額は、表の上段にございますように、七十五億六百三十七万余円でございます。その主なものは企業債による収入でございまして、これは、病院建設及び医療器械等整備に対するものでございます。  次に、三二ページをお開き願います。イの資本的支出でございます。決算額は、表の上段にございますように、百六十六億一千九百八十六万余円でございまして、その主なものは、二行目の建設改良費九十五億三千二百四十七万余円でございます。  この内訳は、まず工事費でございますが、決算額は四十三億七千四十八万余円でございます。主な工事内容を申し上げますと、三五ページにございます墨東病院病棟等改築工事平成七年度施行分十六億五千七百二十三万円、次のページになりますけれども、府中病院無菌室設置工事三億三千九百九十万円などでございます。  次に、三九ページをお開き願います。器械及び備品購入費でございます。決算額は四十四億六千二十三万余円でございます。広尾病院以下、各病院別に、品名、数量、単価及び金額を四五ページまで記載してございますので、後ほどご参照いただきたいと存じます。  お手数ですが、四六ページをお開き願います。建設改良諸費でございます。決算額は六億九千四百五十七万余円でございます。これは、工事に伴います設計委託料工事監理委託料などでございます。  次に、四八ページをお開き願います。企業債償還金でございます。決算額は七十億八千七百三十八万余円でございます。これは、病院建設等に当たりまして発行いたしました企業債の償還に要した経費でございます。  それから、次の四九ページと五〇ページにかけましては、平成七年度東京病院事業剰余金計算書でございます。事項ごと増減額を表示してございますので、ご参照いただきたいと存じます。
     次に、五一ページをごらん願います。平成七年度東京病院事業剰余金処分計算書でございます。  平成七年度の純利益でございます当年度未処分利益剰余金十四億八千三百四十一万余円につきましては、法令に基づきまして、全額を減債積立金といたしました。  次の五二ページから五五ページにかけましては、平成七年度東京病院事業貸借対照表でございます。それぞれの事項ごと増減説明を表示してございますので、後ほどご参照いただきたいと存じます。  以上をもちまして、平成七年度東京病院会計決算説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ◯大沢委員長 説明は終わりました。  この際、資料要求のある方は発言を願います。 ◯栗原委員 これ、全体として縦に書いてあるんですが、病院別の横書きで書いてもらえませんでしょうか。あるでしょう。各病院から決算が出ているんでしょう。病院別決算。わかりますね。 ◯佐久間委員 高度専門医療にかかわる、あるいはまたさまざまな病院会計上不採算部門にかかわる費用支出、それと都の一般会計補助金との関連性といいますか、そういうのがわかる資料を経年的にお願いをしたいと思います。  それから、医療サービスの向上ということに関して、その内容についてお願いをします。  もう一つは、外国人の救急、救済、それにかかわる費用についての年度的な経緯について。  以上三点です。 ◯渡辺委員 五つばかり、具体的なものをちょっとお願いしたい。  一つは、急患で救急車によって搬送されてきた患者の数、年代別に五年間の推移をお願いしたいと思います。  それから、外来患者のうち、他の医療機関からの紹介患者数、これをちょっと教えていただきたい。  それから、差額ベッド等に関する内容が一目でわかるようなものをお願いできたらと思います。  それから、精神病院に入院された痴呆性老人の数、これを五年間、あったら教えていただきたい。  最後に、看護婦確保ということについてですが、病院ごと看護婦数の推移、それと夜勤の実態の推移、これをちょっとお願いしたい。 ◯大沢委員長 ほかにありませんか。──ただいま栗原委員佐久間委員渡辺理事から資料要求がありました。これを委員会資料要求とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯大沢委員長 異議なしと認めます。理事者においては、発言者と調整の上、ご提出を願います。  以上で衛生局関係を終わります。  これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。    午後一時四十二分散会...