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  1. 東京都議会 1995-07-03
    1995-07-03 平成7年建設清掃委員会 本文


    取得元: 東京都議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-14
    午後一時九分開議 ◯鈴木委員長 ただいまから建設清掃委員会を開会いたします。  初めに、お手元にご配布申し上げました意見書について申し上げます。  先ほど、持ち回りの理事会にご一任いただきました意見書につきましては、お手元配布案文のとおり調整がつきました。ご報告を申し上げさせていただきます。  案文の朗読は省略をさせていただきます。      ──────────────    「容器包装に係る分別収集及び再商品化促進等に関する法律」に関する意見書(案)  去る六月九日に「容器包装に係る分別収集及び再商品化促進等に関する法律」が制定された。  この法律は、市町村分別収集した容器包装リサイクルを「事業者の義務」としたことなど、一定の評価ができるものである。  しかし、今後検討される政省令等の内容によっては、法の趣旨であるリサイクルの理念が後退しかねない。例えば、現行の店頭回収など事業者による自己回収のルートを阻害するおそれがある。特に、リターナブル瓶は、事業者回収費用や洗浄の費用まですべて負担しているが、今回の法律では、ワンウェイ瓶については、市町村分別収集費用負担することとなるので、リサイクルの望ましい例であるリターナブル瓶が衰退するおそれもある。  また、分別収集を進めていくためには、収集運搬経費の増大など市町村の新たな負担が生じることになる。  よって、東京都議会は、政府に対し、法律の施行に当たっては、次の事項を実現するよう強く要請する。 一 この法律が、より効果的にその機能を果たしていくために、事業者消費者市町村間の役割分担のあり方を含め、今後とも広範な国民的議論を展開すること。 二 地方自治体などの負担が過重にならないよう努めること。 三 既存の事業者による自己回収システムの維持・拡大に努めること。また、リサイクルの推進に不可欠な再生品需要拡大に努めること。 四 容器包装ごみなど廃棄物のすべての段階での環境負荷を評価するための手法を確立し、発生抑制に努めること。 五 国民各層意見を十分反映するとともに、本制度の普及啓発を図ること。  以上、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成七年七月 日 東京都議会議長 奥山 則男
    内閣総理大臣 大蔵大臣  ┐ 厚生大臣  │ 農林水産大臣│あて 通商産業大臣│ 自治大臣  │ 環境庁長官 ┘      ────────────── ◯鈴木委員長 本件は、議長あて提出の手続をとりたいと思いますが、ご了承願いたいと思います。よろしゅうございましょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕      ────────────── ◯鈴木委員長 本日は、付託議案審査並びに、請願陳情及び特定事件閉会中の継続審査及び継続調査申し出決定を行います。  これより付託議案審査を行います。  第百六十七号議案、第百六十八号議案、第百九十五号議案、第百九十六号議案及び第百九十八号議案平成七年度東京一般会計補正予算(第一号)中、歳出建設清掃委員会所管分を一括して議題といたします。  本案につきましては、既に質疑を終了いたしております。  これより採決を行います。  初めに、第百九十六号議案、首都高速道路公団の基本計画の変更の協議について採決をいたします。  本案は、起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立を願います。    〔賛成者起立◯鈴木委員長 起立多数と認めます。よって、第百九十六号議案は、原案のとおり決定いたしました。  次いで、第百六十七号議案、第百六十八号議案及び第百九十八号議案平成七年度東京一般会計補正予算(第一号)中、歳出建設清掃委員会所管分を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯鈴木委員長 異議なしと認めます。よって、第百六十七号議案、第百六十八号議案及び第百九十八号議案平成七年度東京一般会計補正予算(第一号)中、歳出建設清掃委員会所管分は、いずれも原案のとおり決定いたしました。  次に、第百九十五号議案採決いたします。  本案は、議会に意見を求められている案件であります。  お諮りいたします。  本案は、異議はないとの意見とすることにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯鈴木委員長 異議なしと認めます。よって、本案は、異議はないとの意見とすることに決定いたしました。  以上で付託議案審査を終わります。      ━━━━━━━━━━ ◯鈴木委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮り申し上げます。  本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び継続調査申し出をいたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯鈴木委員長 異議なしと認め、さよう決定をいたしました。      ━━━━━━━━━━ ◯鈴木委員長 この際、所管局を代表いたしまして、木内東京技監より発言を求められておりますので、これを許します。 ◯木内東京技監 清掃建設の両局を代表いたしまして、一言ごあいさつ申し上げます。  このたびの定例会に提案いたしました案件につきましては、ご熱心なご審議を賜り、ご決定をいただきまして、まことにありがとうございました。  これらの事業の執行に当たりましては、ご審議の中でいただきましたご意見等に十分配慮して実施してまいる所存でございますので、引き続き、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。  どうもありがとうございました。 ◯鈴木委員長 木内技監からの発言は終わりました。  それでは、これをもちまして本日の委員会閉会をさせていただきます。    午後一時十四分散会...