◯議長(
石原永明君)この際会議時間の延長をいたしておきます。
━━━━━━━━━━
◯議長(
石原永明君)今回
行政管理廳次長に轉出されました
元總務局長大野木克彦君の御挨拶があります。これを承ることにいたします。
〔
大野木克彦君登壇〕
◯(大野木克彦君) 私このたび、はからずも
行政管理廳の次長を拜命いたしまして、東京都を退職いたすことと相なりました。東京市東京都を通じまして、至らぬ身にこうむりました御懇情につきましては、何とお礼を申し上げてよいか感激にたえない次第でございます。なお今後とも何分よろしく御指導、御鞭撻のほどをお願い申し上げます。(拍手)
━━━━━━━━━━
◯議長(
石原永明君)これより日程に入ります。日程第一の
選擧を行います。
〔
安部書記長朗読〕
一、日程第一
教育委員会委員一名
選擧の件
━━━━━━━━━━
◯議長(
石原永明君)これより東京都
教育委員会委員一名の
選擧を行います。
選擧に関しましては、慣例によりまして
開票立会人四名を置くこととし、議長より御指名して御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
石原永明君)御異議なしと認め御指名いたします。五番、八番、十二番、百十九番、以上四名の方にお願いいたします。
選擧の方法について申し上げます。投票は
單記無記名、一人一票であります。用紙はただいまお手元に配付いたさせますから、これをお用い願います。もし書き損じの場合には、それと引換えに代りの用紙を差上げますから、議長まで御申出を願います。
書記長をして点呼いたさせますから、その順序に投票を願います。投票中は議場を閉鎖いたさせます。
〔
議場閉鎖〕
〔
投票用紙配付〕
◯議長(
石原永明君)
投票用紙の行渡らぬ方はございませんか ないと認めます。これより投票を行います。
〔点呼をし投票を行う〕
◯議長(
石原永明君)
投票漏れはありませんか ないと認めまして投票箱を閉じます。
これより開票いたします。立会人の方々はお立会いを願います。
〔開 票〕
◯議長(
石原永明君)
書記長をして投票の結果を報告いたさせます。
〔
安部書記長朗読〕
出 席 人 員 九十一名
投 票 總 数 九 十票
有 效 投 票 八十九票
無 効 投 票 な し
白 票 一 票
得票数 八十八票 中 塚 榮次郎君
一票 岩 田 英 一君 以 上
◯議長(
石原永明君)ただいま御報告申し上げました中で、投票の多数を得られました
中塚榮次郎君が御当選になりました。議場の閉鎖を解きます。
〔
議場開鎖〕
━━━━━━━━━━
◯議長(
石原永明君)日程第二より第五まで
一括議題に供します。
〔
安部書記長朗読〕
一、日程第二 臨第三十三
号議案 昭和二十三年度東京都
歳入歳出追加予算外三議案
━━━━━━━━━━
(
議案記載省略)
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◯議長(
石原永明君) 本案に関し提案者の説明を求めます。
岡安財務局長。
〔
財務局長岡安彦三郎君登壇〕
◯財務局長(
岡安彦三郎君) ただいま
一括上程に相なりました臨第三十三号外三議案について御説明申し上げます。
臨第三十三
号議案は
一般会計の
追加予算案でありまして、六千三百九十三万千四百六十円を追加いたしましたものであります。その内訳を申しますと、第一に教育費におきまして、明年より実施いたされます
新制大学の
入学資格は
新制高等学校の卒業生が原則として
入学資格をもつておりまするが、文部省の指示によりまして、旧制の
中等学校の卒業生に対しまして試驗をいたし、合格者に
新制大学の
入学資格を與えることになりましたので、その經費を三十万円計上いたしました。さらに先月の三日に燒失いたしました中野区の
啓明小学校の復旧費といたしまして四百九十万円それから
新制中学校の
校地買收費と整理費といたしまして三千五百万円、合計四千二十万円を追加いたした次第であります。
さらに第二におきまして、
就業対策費といたしまして國から委託されました
身体障害者の
職業輔導所の運営に要します經費三十三万余円を計上いたしました。
第三に
廰舍建設費といたしまして、今回発足いたしました
教育委員会の運用のための廰舍を建設いたしますのでこの經費として二百八十万円。それから第四には先月十六日に発生いたしました
アイオン台風によりまして被害を受けました
土木施設の復旧費といたしまして千六百万円。それから右によりまして
岩手縣外八縣のこうむりました災害の見舞金としまして百六十万円を計上いたした次第でございます。
これらの財源といたしましては、使用料、手数料三十万円、
國庫支出金、雜收入、それから
都債收入、さらに不足分を
一般財源に求めた次第でございます。
次の臨第三十四
号議案は右の
起債議案であります。それから臨第三十五
号議案は先ほど申しました
新制大学の
入学資格の認定の
受驗料徴收の
條例設定案でございます。
次に臨第三十六
号議案は
一般会計の
追加予算でありまして、
私立学校の教育の
機会均等を保持し、かねて私学の振興をはかるための
教育契約を締結いたしましたので、その經費二千五百万円を追加いたした次第であります。何とぞ
愼重審議の上速かに御協賛あらんことをお願いする次第であります。
◯議長(
石原永明君)本案に関し八十八番川端下一二三君、二十番
岩田英一君から質問のため発言の通告があります。これを許すことにいたします。川端下君。
〔八十八番川端下一二三君登壇〕
◯八十八番(川端下一二三君)第三十三
号議案第三十六
号議案について御質問申し上げます。
まず私はこの質問にはいる前に、関連いたしまして九月の九日に都議会がありまして、
骨格予算からいわゆる
肉付け予算をやつたのであります。こういう場合に一体どうしてこれを一緒にやらなかつたか、この点について内容に少しく触れたいと存ずるのであります。まず予算の内容を見ますと、第三十三
号議案ないし第三十六
号議案の歳入の面におきましては、いわゆる配付税であります。こういうものは政府が六月に本予算を組む場合に、大体地方税の配付については、そのあらましの額というものは決定さるべきものだとわれわれは考えるのであります。またその通りであるとわれわれは信じておるのであります。こういう歳入があるといたしますならば、一体なぜ九月九日の議会にかような提案をいたさないのか。この内容を見ましても、いろいろと歳出の面において、教育費ないしはその他の費目についても、当然当初予算ないしは九月の
肉付け予算において盛られ、いわゆる都民の利便をはかるべき費用であるかのように思えるのであります。こういう点についてどうしてかように一箇月後の今日
区切つて、いわゆるこまぎれ的な
追加予算を出すのであるか、これをまずお伺いしたいのであります。また歳入の面につきまして私お伺いいたしたいのは、過日ある講習会を通じて、いわゆる関係筋からある費用について三、四目にわたつて節約のお言葉あつて、これを節約しておるのでありますが、これがどの程度になるのかお伺いしたいと同時に、なぜ今回のこの予算の中にこれが出て來ないのか、歳入の中に出て來ないのか、もしこの点が調べられておるとするならば、どのような面にこれを使おうとしておるのか。私たちの希望といたしましては、少くとも今日のこの予算の中にもありますように、
戰災学校の復旧とか、ないしは災害の予算も盛られておりますが、今日三多摩だけの河川を見ましても、その損害には約一億になんなんとするものがあります。しかるにこの予算を見ましても、わずかに一千六百万円、かような予算になつておりまして、とうてい次の水害時ないしは小雨にも耐え得られないような工事しかできないのでありまして、こういうような緊急を要するものに対しては、さような予算があるとするならば、これに当然盛られて、一つできるだけ工事の促進をして災害を防ぐべきではないか、われわれはかように考えるのであります。当局者の方ではどのようにお考えになつておられるのか。また大体その三、四目のいわゆる削減いたしました額がどのくらいに上るのか、それをまず第一点としてお伺いしたい。
それから先ほど申しましたが、種目の名前は申しませんけれども、今回の歳出を見ましても、さような注意がありわれわれはそれを削減することにきめたにもかかわらず、この中にはその
計上予算から見まして、かなり大きい予算と考えられるような面に相当の金を計上しておる。それをもつと申し上げるならば、
職業輔導費たる
嘱託事業費の總額が二百三十万一千四百六十円である。その中でいわゆる種目になつております百二十万八千円というものがその費用に計上されておる。かようなことを一体何ゆえにやるのであるか。私は実は了解に苦しむものであります。そのほかにつきましても、少額ではありますけれども、十一万九千六百円という費用をとつております。かようなことを繰返しておいて、少くともわれわれは
地方自治制がしかれて以來独自の立場で予算を組み、日本人として恥かしからざる政治をやろうとする今日、一々注意を受けるようなことがまたあるとするならば、いかにして都民にお詫びすべきか、われわれは非常に憂慮するものであります。かような点について財務局にお伺いしたい。
なおその他の部分にわたつて、教育費ないしは校舍の建築費、
復旧費等についてはお伺いしたいと存ずるのでありますけれども、今日の質問者は二人だけでありまして、皆さんに長く喋つて御迷惑をかけることもはなはだ遺憾でありますので、詳細は委員会で討議をしたいと思いますが、以上の二点について御答弁を願いたい。なお納得がいかなければもう一回細かく質問いたしたい。
〔
財務局長岡安彦三郎君登壇〕
◯財務局長(
岡安彦三郎君)御質問にお答え申し上げます。まず第一点の歳入の部面におきまする配付税の関係でございますが、御指摘の通りでございます。実は先般九月二十日にきまりました
追加予算の際にも、この配付税が大きな問題になりましたのはその通りであります。しかるに一箇月も經つか經たずにこの案が出る、これはおかしいじやないか。その通りでございます。実は内容をお話申し上げますと、この配付税と第三十三号の百二十万円、それから三十六議案の二千六百万円、合せまして二千七百万円近くの金でございますが、当時におきましても、実はこの
私立学校関係の委託費の問題は出ておりました。しかしこれをはつきり出すか出さぬかということは、その当時まだわかつておりませんでしたので、保留いたして、最近になりまして決定いたしましたので今回提案いたした次第であります。その財源につきましてはほかになかなかよい財源がないのでございますが、実は國からまいりました分與税の中におきまして、今回政府におきまして、今まで官公吏に対します恩給の費用のうち、十二倍ないし二十倍上げて下附する、こういう決定になりましたのです。從いまして東京都におきましても、今までより恩給額が相当多額に上りますので、これでは東京都の財政は賄え切れませんので、政府の方に陳情いたしまして、都の増加になりました分を配付税その他の方法においてもろうようにと交渉いたしましたのです。最近その額がおよそ見当がつきましたので、この額によりますれば、平年度におきまして政府の補助金が二十億、これは日本全体でございます。
地方團体に要しますものが二十億、今年度におきましも五億が
地方團体に流れるということに相なつたように聞いております。
從つて東京都におきましてもその一割内外は來るのではないか。こういうような一應見通しがつきましたので、ここに二千六百余万円の財源を見ましたようなわけであります。
次にこの費目の費用の節約について、先般関係筋の方の話があつたが、どういうふうにしたのか。こういうことでございますけれども、御指摘はございませんでしたが、多分これは食糧のことではないかと思います。もちろんこの費用についても節約に節約を重ねまして、不必要にはもちろん使つてありませんことは申すまでもありません。
從つてその指示があろうがなかろうが、その点につきましては、
財務当局におきましては各局課の
予算編成の当時、すでに指示を與えておる次第でございます。
從つてこのお話がございましたので、早速財務局といたしましては各局と折衝いたしまして、ただいま調査いたしております。しかしながら御存知のように、この種の費用はそれ以外の備品、消耗品かような各款項目にわたりますので、相当日にちがかかるということと、すでに
使つた部分もございます。あるいは今後の時期におきまして必要な經費はもちろん食糧の中にもございます。それから備品、
消耗品費の中にもございますが、その分け方につきましては今せつかく
檢討折衝中でございます。しかし私
たち当局としましては、予算案を今度は提案いたしませんでしたが、その考えは、まず第一に各局に向いまして、この予算の配付を保留いたしております。
從つてこれらの使い途というものは実際はほとんどないのではないかということと、それから將來予想されます
賃金ベースの改定でありますとか、その他の必要欠くべからざる經費がこの
次あたりの議会に提案されるのではないかということも予想されますので、その際にはその費用は組みかえをいたしまして、これを最も有效に使いたいというふうに考えております。
從つて今回提案いたしましたこの
職業輔導の
受託関係に、またそれと同じものがあるのではないかという御指摘がございましたが、これは説明にも書いたと思いますが、國からの
委託事業でございまして、しかもこの委託されましたものは肢体の
不自由等の輔導でございます。
從つてこの食糧費というのは、あの多摩にございます
職業輔導所に寄宿されます方に與えます費用でございますので、決して一般の飮み食いというものでございません。それから備品、消耗品におきましても、今回あらためて発足するというので、
最小限度の費用を盛りましたようなわけであります。もちろんこの費用につきましても、前からの話もございまして、ただいまの東京都の財政上決して濫費に流れるということはさせませんし、また各局課でもそれぞれ注意してもらつております。こういうふうに考えております。
〔八十八番川端下一二三君登壇〕
◯八十八番(川端下一二三君)もう一遍
変つた観点から御質問申し上げます。食糧費の問題ないしは
器材消耗費については大体了解いたしました。しかしその中にいわゆる削るのではあるけれども、決してよけいなものを使つていないのであるから、これはどうにもならぬといつたような考え方をもつておるようでありますが、私が先ほど御質問申し上げたのは、そういう話があつて、都議会におきましても三割ないし一割という削減をすることに各議員の間で話がついて
財務当局の方にもそのことは通達されたわけであります。
從つて從來きめましたいわゆる食糧費ないしは他の二種目については、一割ないし三割の剩余というものが当然出てこなければならないし、しかもこのことは先ほども申し上げるように、われわれ自治体の生活者として、少くとも
アメリカさんないしその他から注意を受けるまでもなく、十分に考慮せねばならぬと考えるのであります。われわれとしてはそういう方面からかような話があつた以上、一日も速やかにこの改善と、節約せられたる予算というものを十分に生かして、使いこなしていく義務があるのではなかろうかと思います。そういう意味で私はその額が出てこないことは、はなはだ遺憾に考えると同時に、先ほど申し上げるように、この予算の中にも、私は出し方においてはややこしいと申し上げたが、たとえばこれを見ますと、
災害復旧の費用とか、ないしは
教育復興のための費用とかいうものが盛られておるのであるが、これでもなおかつ私は、おそらくその所管の局長に言わせれば足りないのではないか。私はこういう場合に、少くとも早くそういう残額を出す、残額と申すか、削つた額を出して、こういう追加のある場合にこの残額をそういう面に載せて、それを最も緊急を要する事業に配付すべきではないか、かように存じておるわけであります。先ほどの御説明のように給料の問題もあります。しかし私はさように言われたような種目については、さような人件費その他に廻すべきではないと思います。私は労働組合の幹部ではありますけれども、かような注意を占領軍から受けた費目について、これを人件費にあてるということは不信行爲ではなかろうか。少くとも新しいベースがきまりますれば、それくらいの費用があつてもとうてい足りるものでもないし、もつと大きな收入がなければ解決できないものでありますので、至急を要する予算にこれを配付すべきであるという考えをもつて御質問申し上げたわけであります。この点徹底しなかつたと思いますので、一つ委員会で論議をいたしたいと思いますから、これをもつて私の質問は打切ります。
──────────
◯六十六番(加藤好雄君) 本案は相当審査の必要を認めますので、質問はこの程度をもつて打切り、ただちに各部門にわかち、当該常任委員会に付託せられんことを望みます。(拍手)
◯議長(
石原永明君) ただいまの動議に御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
石原永明君) 御異議なしと認め、さように決定いたします。委員会付託事項は、書記をして配付いたさせます。
━━━━━━━━━━
常任委員会付託事項
財務委員会 一、臨第三十三
号議案 昭和二十三年度東京都
歳入歳出追加予算中
歳 入 全 部
歳 出
第二十六款 廳 舍 建 設 費
一、臨第三十四
号議案 東京都
一般会計起債の件
一、臨第三十六
号議案 昭和二十三年度東京都
歳入歳出追加予算中
歳 入 全 部
厚生委員会 一、臨第三十三
号議案 昭和二十三年度東京都
歳入歳出追加予算中
歳 出
第二十九款 諸 支 出 金
教育委員会 一、臨第三十三
号議案 昭和二十三年度東京都
歳入歳出追加予算中
歳 出
第 十 款 教 育 費
一、臨第三十五
号議案 新制大学入学資格認定試驗
受驗料徴收條例設定の件
一、臨第三十六
号議案 昭和二十三年度東京都
歳入歳出追加予算中
歳 出
第 十 款 教 育 費
建設委員会 一、臨第三十三
号議案 昭和二十三年度東京都
歳入歳出追加予算中
歳 出
第三十二款 水害復旧費
労働委員会 一、臨第三十三
号議案 昭和二十三年度東京都
歳入歳出追加予算中
歳 出
第二十二款
就業対策費
◯議長(
石原永明君) 日程第六を議題に供します。
〔
安部書記長朗読〕
一、日程第六、諮問案第五号市道路線の認定について
━━━━━━━━━━
諮問案第五号
市道路線の認定について
道路法施行令第二條の規定に基き左記の路線を市道の路線に認定することの可否について諮問する。
記
一、板橋区志村本蓮沼町地内 別紙図面の通り
一、豊島区要町一丁目地内 別紙図面の通り
昭和二十三年十月十五日提出
東京都知事 安 井 誠 一 郎
(図 面 省 略)
━━━━━━━━━━
◯六十六番(加藤好雄君) 本案は支障なき旨答申せられんことを望みます。
◯議長(
石原永明君) ただいまの動議に御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
石原永明君) 御異議ないと認め、さように決定いたします。
──────────
◯議長(
石原永明君) これより追加日程に入ります。追加日程第一を議題に供します。
〔
安部書記長朗読〕
一、追加日程第一
瓦斯緊急措置に関する意見書
━━━━━━━━━━
一、
瓦斯緊急措置に関する意見書
右提出する。
昭和二十三年十月十八日
提 出 者
龜 山しんいち 遠 山 景 光 篠 原 虎之輔 守 本 叉 雄
竹 内 岩 吉 中 塚 榮次郎 木 下 與 市 中 西 敏 二
山 田 孝 雄 野 村 專太郎 中 島 喜三郎 清 水 長 雄
友 成 四 郎 四 宮 久 吉 齋 田 榮三郎 小 野 利三郎
上 條 貢 天 本 治 諏 訪 正次郎 大 澤 梅次郎
中 澤 茂 糟 谷 磯 平 渡 邊 文 政 山 屋 八万雄
大 塚 實 西 本 啓 石 原 永 明 伊 藤 喜 一
鏡 省 三 高 梨 二 男 島 崎 七 郎 宇田川 定 豊
山 田 三 樹 川 端 文 夫 醍 醐 安之助 中 田 小 春
田 中 宗 正 安 藤 章一郎 長久保 定 雄 吉 田 直 治
菊 地 慣 本 島 百合子 石 川 右三郎 町 田 廣 吉
桑 山 和一郎 高 橋 清 次 松 浦 光 城 岩 田 英 一
佐 野 保 房 久保山 圭次郎 北 田 一 郎 齋 藤 清 亮
中 西 千代次 窪 寺 傳 吉 上 山 輝 一 淺 尾 忠 義
野 口 孝 一 出 口 林次郎 大 門 義 雄 橋 本 健太郎
大 森 一 雄 茂 木 竹 治 野 間 政 文 山 崎 芳次郎
岸 寛 司 袴 田 圓 助 染 谷 喜太郎 北 島 義 彦
市 原 次 郎 横 瀬 精 一 高 木 惣 市 岡 田 助 雄
白 石 盛 一 山 口 久太郎 佐々木 恒 司 秋 葉 保
内 田 定五郎 三 浦 忠三郎 板 橋 英 雄 鈴 木 義 顯
大 村 仁 道 神 山 廉 作 新 井 京 太 鴨 下 榮 吉
加 藤 千太郎 平 田 源 七 田 口 正 義 山 田 百 政
水 戸 三 郎 水 越 玄 郷 川 口 清治郎 長 瀬 健太郎
松 見 博 正 加 藤 好 雄 山 口 與八郎 野 口 辰五郎
大日向 蔦 次 内 田 雄 三 青 木 保 三 小 山 省 二
並 木 源太郎 木 崎 茂 男 高 取 寛一郎 宇津木 啓太郎
中 村 正 井 草 市 郎 横 田 秀 隆 川端下 一二三
村 野 廉 一 森 田 茂 作 中 島 與 吉 鈴 木 平 七
小 泉 武 雄 齋 藤 由五郎 本 多 嘉一郎 山 口 久 吉
内 田 佐久郎 下 田 清 春 川 村 達 三 菊 池 民 一
東京都議会議長 石 原 永 明 殿
瓦斯緊急措置に関する意見書
家庭燃料の確保が、現下最も緊要な國民經済生活の安定において、食糧対策に次ぐ重要課題であることは、言をまたないところである。
然るに昨秋の災害により通傷、尚癒えない本都向主要薪炭供給地は、本年重ねて大災害を蒙り、爲に今冬の薪炭供給の前途は愈々暗く、需要期における電燃利用の道叉狹塞されんとしている。而して薪炭偏倚の燃料対策は既に実証済であり、代用燃料による補完対策叉期待できない実情にある。
茲において当局は速かに緊急瓦斯対策を決定して、瓦斯に完全に依存しうる世帶の拡充を図り、今冬における家庭燃料の危機を打開されんことを要望する。
右
地方自治法第九十九條第二項の規定により意見書を提出する。
昭和二十三年十月十八日
東京都議会議長 石 原 永 明
内閣總理大臣
商工大臣 宛
農林大臣
經済安定本部總務長官
━━━━━━━━━━
◯六十六番(加藤好雄君) 本案は原案通り可決せられんことを望みます。
◯議長(
石原永明君) ただいまの動議に御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
石原永明君) 御異議ないと認め、さように決定いたします。
ただいま付託されました各常任委員会は、來る二十四日までに審議を終了し、報告されるよう希望いたします。
從つて委員会その他議事の都合によりまして、明十九日から二十四日まで本会議を休会し、二十五日午後一時より本会議を開会いたします。ただいま御着席のお方にはあらためて御通知をいたしませんから、さよう御了承を願います。
以上をもつて本日の日程は全部議了いたしました。本日はこれをもつて散会いたします。
午後四時三十一分散会...