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  1. 大網白里市議会 2019-03-22
    03月22日-06号


    取得元: 大網白里市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-01
    平成31年  第1回定例会     平成31年3月22日(金)◯議事日程(第6号) 第1 委員会審査報告について 第2 閉会中の継続調査に付することについて-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 日程第1 委員会審査報告について 追加日程第1 発議案第1号 会計年度任用職員制度の施行に伴う、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書の提出について        発議案第2号 全国知事会が一致して求めている政府に「日米地位協定」の見直しを求める意見書の提出について 日程第2 閉会中の継続調査に付することについて-----------------------------------     午前10時15分 開議 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(岡田憲二議員) おはようございます。 ただいまの出席議員数は18人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。 諸般の報告は朗読を省略し、机上に配付してあります印刷物によりご了承お願いいたします。 日程に先立ち、3月6日の会議において、教育長の任命につき同意を得ました深田義之氏から議員各位に挨拶をしたいとの申し出がありましたので、これを許可します。 深田義之氏。     (深田義之氏 登壇) ◎深田義之氏 おはようございます。 ただいまご紹介にあずかりました深田義之でございます。議会の最終日の貴重な時間をいただきまして、ありがとうございます。 はじめに、御礼を申し上げます。私が大網小学校校長在職の折、旧大網小学校の閉校と新大網小学校の開校という行事をさせていただきました。その折、ここにいらっしゃる皆様方には大変ご尽力いただきまして、ありがとうございました。 さて、このたび金坂市長のお取り計らいと議員の皆様のご承認によりまして、4月より教育委員会におきまして勤務をさせていただくこととなりました。今、身の引き締まる思いでございます。教員生活40年の経験を生かし、大網白里市の教育に鋭意努力するつもりでございます。 皆様方のご指導、ご鞭撻、よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(岡田憲二議員) 以上で、深田義之氏の挨拶を終了いたします。----------------------------------- △日程第1 委員会審査報告について ○議長(岡田憲二議員) 日程第1、委員会審査報告についてを議題といたします。 はじめに、予算特別委員会に付託された議案11件の審査結果について、委員長の報告を求めます。 予算特別委員会委員長堀本孝雄議員。     (予算特別委員会委員長 堀本孝雄議員 登壇) ◆予算特別委員会委員長堀本孝雄議員) それでは、去る3月6日、予算特別委員会に付託されました平成31年度大網白里市各会計予算について、審査の経過と結果をご報告させていただきます。 本特別委員会は、去る3月11日、13日及び14日の3日間にわたり開催し、市執行部からの詳細なる説明聴取と質疑を通じて、慎重かつ入念に審査を行いました。 審査結果につきましては、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりでありますが、採決の結果、議案第11号から議案第21号まで、原案のとおり可決しました。 なお、各課への要望・指摘事項について申し上げます。 財政課について。 財政健全化と予算の適正な配分に努められたい。 秘書広報課について。 ホームページの広告掲載数の拡大と広報紙の有料広告スペースを検討されたい。 総務課について。 1、職員のメンタルヘルスも含め、健康管理に努められたい。 2、引き続き、接遇向上に努められたい。 企画政策課について。 1、新総合計画の策定にあたっては、市民の意見を取り入れたものとなるよう進められたい。 2、はまバスの利用を促進し、利用状況と利用者の意見を踏まえた見直しを検討されたい。 安全対策課について。 1、津波避難施設の整備については、市民の安心・安全を確保するためにも、さらに推進されたい。 2、引き続き消防団員の確保及び消防設備の充実に努められたい。 3、大網駅前駐輪場の合理的な運営に努められたい。 税務課について。 1、引き続き市税の収納率向上に努められたい。 2、過年度分を含めた滞納額の削減に努められたい。 市民課について。 1、国民健康保険事業の健全化に向け、医療費抑制につながる疾病予防事業については、関係課及び関係機関と連携を図り、積極的に取り組まれたい。 2、個人番号カードの周知を図るとともに、適切な交付に努められたい。 地域づくり課について。 1、ごみの減量化及び資源再利用の促進に鋭意取り組まれたい。 2、市有バスの使用に関する規則の見直しにあたっては、利用する市民の意見を反映したものとされたい。 3、住民協働事業の効果を検証し、推進されたい。 社会福祉課について。 1、障害者及び生活困窮者の自立支援について、積極的に取り組まれたい。 2、旧庄ぜん及び隣接市有地について、早期に利活用を図られたい。 子育て支援課について。 1、待機児童、特にゼロ歳から1歳児の解消に向け、時代に即した施策を図られたい。 2、病児保育について、先進事例を研究するなどし、前向きに検討されたい。 3、幼児教育の無償化に伴う業務について、適切に対応されたい。 高齢者支援課について。 介護予防事業を推進するとともに、予防効果の検証に努められたい。 健康増進課について。 1、がん検診などの各種検診の未受診者への勧奨及び受診後の再検査の勧奨に努め、早期発見、早期治療につなげられたい。 2、予防接種、検診等については、国の動向に沿った事業を展開されたい。 農業振興課について。 有害鳥獣対策に関し、特にイノシシについては、人的被害が出ないよう早急に強化されたい。 商工観光課について。 1、海水浴場監視等業務委託に関し、業務内容を精査し、予算の縮減に努められたい。 2、海水浴場警備本部建物借上料に関し、建物の購入等も検討し、予算の縮減に努められたい。 3、商業及び観光の振興に努められたい。 建設課について。 1、生活道路及び排水路の整備に関しては、緊急性、必要性を見きわめ、整備を図られたい。 2、金谷川河川改修事業の推進に努められたい。 都市整備課について。 1、都市計画の推進にあたっては、市民に対し丁寧な周知をするとともに、将来の展望や基本理念の実現に向け、積極的に働きかけていただきたい。 2、白里海岸公園の集約化及び利用計画について検討されたい。 下水道課について。 1、農業集落排水及びコミュニティプラントを含めた接続率の向上と経営の健全化に努められたい。 2、公共下水道の整備については、社会情勢等を勘案し、実現可能な計画に見直しをされたい。 国保大網病院について。 1、経営健全化に向け、東千葉メディカルセンター等との連携強化を図るなど、さらに取り組まれたい。 2、大網病院の業務内容を整理し、受診率向上につながるPRをされたい。 ガス事業課について。 引き続きガスの安定供給に努め、計画的に経年管工事を進められたい。 教育委員会管理課について。 1、学校用地の借上料については、適正な価格となるよう検討されたい。 2、児童・生徒数の状況等を考慮し、学区の再編を検討されたい。 3、学習環境のさらなる改善に取り組まれたい。 教育委員会生涯学習課について。 1、デジタル博物館の広報に努められたい。 2、図書室の書籍の充実を図るため、図書関係費の確保をされたい。 農業委員会について。 農業委員及び農地利用最適化推進委員と連携し、さらなる遊休農地の解消に努め、農地利用の適正化に取り組まれたい。 以上、要望・改善事項について申し上げましたが、最後に、市長をはじめ執行部各位におかれましては、これらの諸点を十分に把握・認識され、総合計画の着実な推進と市民が安全・安心に暮らせるまちづくりに配慮された的確な予算執行にあたられることを強く要望し、予算特別委員会の審査報告を終わります。 ○議長(岡田憲二議員) ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。 希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 次に討論ですが、通告がありますので、順次これを許します。 はじめに、佐久間久良議員の発言を許します。 佐久間久良議員。     (佐久間久良議員 登壇) ◆佐久間久良議員 私は日本共産党を代表して、議案第11号 2019年度大網白里市一般会計予算、議案第12号 国民健康保険特別会計予算、議案第13号 後期高齢者医療特別会計予算、議案第14号 介護保険特別会計予算、議案第15号 介護サービス事業特別会計予算の5つの議案に対して、反対の立場から討論を行います。 反対する理由を述べます。 今回の一般会計の予算編成は、10月に予定されている消費税の大増税を前提とした予算となっています。しかし、国内の景気が落ち込みの局面に入ったことを、ついに政府自身が認めました。内閣府が3月7日に発表した1月の景気動向指数は、3カ月連続で悪化、内閣府は景気判断を足踏みから下方への局面変化に引き下げました。 前回も同じ景気判断をしたことがあります。2014年11月に、消費税8パーセントへの増税で景気に悪影響が出たことによってでした。今回は、10パーセントへの増税実施前に景気悪化の可能性が生まれています。ここで増税を強行すれば、日本経済にとって自殺行為になることは容易に想像できます。 さらに、景気悪化は中国の経済の減速などが要因という見方もあります。世界経済とのかかわりで今最もやるべきことは、外需頼みではなく国内需要、とりわけ家計を温め、日本経済の足腰を強くすることにあります。足腰を破壊する消費税増税は論外であり、最もやってはいけない亡国の政治、予算です。 政府予算が亡国の予算となっているときだけに、大網白里市の一般会計予算は、地方自治体の住民の福祉の増進を図るという精神に基づいた予算編成が求められています。しかし、今回の予算編成は、厳しい財政状況を理由に、経常経費の徹底した削減、効果の検証を踏まえた既存事業の廃止または縮小、新規事業の抑制について重点的に取り組んだとし、住民が望んでいる事業や住民生活にかかわる事業が大幅に縮小、廃止されています。 一つひとつの予算を見ると、就学援助費の増額や普通教室へのエアコンの設置、子育て交流センターの整備など、賛成できる事業もありますが、エアコン設置に伴って施設整備や備品購入など、子どもたちに我慢を強いる予算となっていることなどに賛成できるはずがありません。 具体的には、教育現場では、トイレの洋式化が進まずに授業に支障を来していると伺っていますし、体育マットなどの備品もぼろぼろであると言います。 また、市民からの要望の強い住宅リフォーム助成事業があります。この住宅リフォーム助成事業は、募集からわずか1カ月足らずで予算を使い切るというように、毎年大変好評な事業でした。しかも、10倍以上の経済効果があり、地域経済に貢献した事業でしたが、廃止となりました。 子育て支援では、10月に予定されている幼児教育・保育の無償化によって保育の希望者が急増した場合、待機児童がさらに増えることも考えられます。現在でも、保育所の待機児童の解消が待ったなしだというときに、解決策を打ち出せていません。 また、第3子以降の出産に対しての出産祝金を減額するに至っては、子育て支援に逆行する行為と言うほかありません。 祝金の減額については、100歳を迎えた方に贈る祝金も半額にするというのでは、納得できません。 スポーツや文化施設などの公共施設についても、老朽化が進む中で、十分な予算であるとは到底言えないのではないでしょうか。特に、図書室の蔵書については、入れかえが必要であるとも伺っております。 市営住宅事業については、今後新たな募集等は行わず、縮小、廃止する方向であるということでした。市営住宅等の入居希望があれば、県営住宅などを紹介していくとのことでしたが、大網白里市には県営住宅はありません。県営住宅をあっせんするということは、大網白里市から出て行けと言っているようなものではないでしょうか。 さらには、住民生活に最も関係する道路や排水の整備などについては、舗装補修が360メートル、道路の拡張などの道路新設改良事業が70メートル、排水整備事業が120メートル、排水対策事業が139メートル、全部合わせても689メートルと、1キロにも及びません。市内の道路や排水事業などが完了していて修繕箇所だけがあるならば理解はできますが、しかし現状は、これで済むはずがないではありませんか。 市民の福祉の増進と充実に係る予算にすることを求め、一般会計予算に反対いたします。 国民健康保険事業は、2018年度4月から広域化され、都道府県と市町村が共同で運営する制度となりました。国保税率や額を決定し、住民に賦課、徴収するのは、これまでと変わらず市町村の仕事ですが、国保財政は県に一括で管理されることになり、県が各市町村に納付金を割り当て、市町村が住民から集めた保険税を県に納付する形で財政を賄うことになります。 県は、納付金の額を提示する際、市町村ごとの医療費給付の水準、標準的な収納率、標準保険税率などの指標を提示します。こうした仕組みの導入により、給付費の水準が高い自治体、納入率が低い自治体、一般会計からの独自繰り入れなどで保険税を引き下げている自治体などを浮き上がらせ、市町村に給付要請、収納率向上繰り入れ解消を指導させるというのが制度導入の狙いです。 国保会計の制度改革では、国は3,400億円の公費投入を行いますが、その投入額の半分は、県市町村の国保行政を国が採点し、制度的な根本問題について成績がよいとされる自治体に予算を重点的に投入する、保険者努力支援制度という仕組みにより配分されます。 この支援制度は、市町村に独自繰り入れをやめさせるよう県が指導しているのか、市町村が滞納者への差し押さえなど収納対策強化を行っているのか、県が病床削減など医療費抑制の取り組みを行っているのかなどが重要な採点項目となっています。これでは、高過ぎる国保税の問題を解決するどころか、さらなる負担増と徴収強化を推進することとなり、住民の苦渋は深まるばかりです。 県が示した標準保険料率が上がっているもとで、特別予算委員会で次年度の国保税額を質問した際、明言は避けられました。国保税の高騰を招いた大きな原因は、加入者の貧困化と国の予算削減です。この改善には、全国知事会が求めているように、1兆円の国保負担をはじめ千葉県による独自財源の投入や、大網白里市においては一般財源からの繰り入れ、そしてさらに、国民健康保険法第44条などに基づく医療費窓口などの負担軽減策の充実等によって、負担軽減を図る努力が必要です。この改善が行われていない本議案に対しては、反対するものです。 後期高齢者医療制度は、国民を年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険に囲い込んで、負担増と差別を押しつける制度です。高齢者差別に憤る国民の批判をかわすために、制度導入時、低所得者の保険料を軽減する仕組みである特別軽減を導入しました。 ところが、制度の定着を理由に、後期高齢者医療の保険料を最大9割軽減する特例措置の2段階廃止を決めました。さらに、保険料値上げも始まっています。窓口負担を1割から2割へ引き上げることも計画しています。際限のない保険料値上げと差別的医療の推進というこの制度の害悪がいよいよ本格的に高齢者に襲いかかっています。 日本共産党は、後期高齢者医療制度を速やかに撤廃し、もとの老人保健制度へ戻すことを提案しています。さらに、減らされ続けた高齢者医療への国庫負担をもとに戻し、国が責任を果たす社会保障としての医療制度に転換することを求め、本議案に対して反対を表明します。 介護保険制度は2000年に施行されて19年になりますが、老老介護に疲れ果てた高齢者夫婦の無理心中や、要介護の高齢者を抱えた一家庭の全員が遺体で発見されるなど、痛ましい事件が後を絶ちません。総務省が公表した平成29年就業構造基本調査結果によると、介護を必要としている人は約628万人、このうち仕事を持つ人は約346万人で、今や6割近い人が働きながら介護を行っています。 その一方で、過去1年間に介護、看護のために離職した人は約9万9,000人、同じ期間に離職した人のうち1.8パーセントが介護等を理由に仕事をやめています。介護の問題は、現役世代にとっても大きな不安要因ともなっています。重い保険料、利用料の負担、深刻な介護施設の不足など、保険あって介護なしの事態を解決することが今や国民的課題となっています。 ところがその実態は、要支援者サービスの保険給付外し、特養入所の要介護3以上への限定、サービス利用料の2割負担、3割負担の導入、施設の食費、居住費の負担増など、介護保険を一層サービスが利用できない保険にする改悪を連打し、介護事業所の経営や介護現場の人手不足を加速する介護報酬の大幅削減を強行してまいりました。 こうした報酬削減策は、現場から厳しい批判が巻き起こり、大幅なマイナス改定の強行はできず、2018年度の報酬改定はややプラス改定にとどめました。しかし、ここ数年来の連続的な報酬引き下げでもたらされた介護難民などの疲弊や困難を解決する規模には全く至っていません。 介護職の平均的な給与額は、17年の調査で約27万円と、全産業平均の月額40万円に比べていまだに十数万円以上も低い状態です。日本共産党は、介護保険の大改悪に反対し、特養ホームの抜本的増設による介護難民の解消、低所得者に対する利用料、保険料の減免制度の創設、介護報酬の引き上げ等による介護福祉職員の賃上げと労働条件の改善など、必要なサービスが受けられる介護制度への見直しが必要と訴えています。さらに、利用料、保険料など国民負担を抑えながら、介保制度の抜本的改革を図るために、国庫負担を直ちに大幅に引き上げ、公費負担割合を60パーセントにするべきであるとも主張しています。 以上の理由から、本議案を含めて5つの議案に対して反対し、討論といたします。 ○議長(岡田憲二議員) 次に、黒須俊隆議員の発言を許します。 黒須俊隆議員。     (黒須俊隆議員 登壇) ◆黒須俊隆議員 私は、31年度大網白里市一般会計予算案について、反対の立場から意見を表明いたします。 今回の予算について、市長は平成31年度当初予算の概要の当初予算の特徴で、次のように言っています。「当初予算の編成にあたっては、現下の厳しい財政状況に鑑み、歳出予算において経常経費の徹底した削減、効果の検証を踏まえた既存事業の廃止または縮小、新規事業の抑制に取り組んだ」とし、土木費や消防費が大幅に減少、投資的な経費は大幅な減少、8.5億円の財源不足から財政調整基金を取り崩し、財政調整基金の残高は5.6億円になり、「今後の財政運営は一段と厳しくなることが見込まれます」、このように書かれています。 どうしてこのようなことになったのでしょうか。まさに、これまでの市長の2期8年の無駄遣いと無策により、取り返しのつかなくなる一歩手前にまで来てしまった、このことが31年度新予算案に反映されたことを、ここにしっかりと確認しなければなりません。 総額40億円を超えるスマートインターチェンジ関連事業や2億円もの築山工事のツケが、市民に対して大きな負担として、この後何年も重くのしかかってくることでしょう。厳しい財政状況と言いながら、市民にとっては優先度の低い事業を優先してきたこれまでのツケにより、市民の生活、子どもの教育が置き去りにされる予算編成と言わざるを得ません。 それでも、まだまだやるべきことはたくさんあります。市長の特権や議員特権の廃止、入札制度の改革、業者言いなりの随意契約の見直し、必要性の低い事業そのものの廃止。今からでも遅くはありません。市民の生活が破綻し、本市が崩壊する前に、もっともっと議論を尽くし、税金の使い方を変えていこうではありませんか。 市長は、「住みたい・住み続けたいまちの実現を目指し」と一つ覚えのように言っていますが、一体誰にとっての住みたい・住み続けたいまちなのか。市民不在の大変不満な予算内容であります。 具体的に述べてまいります。 市有地の貸付料や市の施設の賃貸料、土地借上料の適切な見直しを求めます。 公用車の燃料代は、業者の言い値ではなく適正価格で購入することを求めます。 選挙の候補者経費負担は、廃止または実勢価格に基づき大幅に削減すべきところ、さらなる増額予算は全くもって許されません。今年秋の市議会選挙までに見直すべきです。 昨年10月から始まったはまバスは、1人を運ぶのに1万3,000円もの税金を負担する事業です。もう既に破綻している事業です。一刻も早い見直しを図る必要があります。 駅前駐輪場について申し上げます。 本市の基幹産業であるサラリーマン産業にとって、駐輪場事業は市の大切なインフラ整備事業です。施設の改修などの費用は、市とJRが負担すべきです。経常的な収支は黒字になっている駐輪事業について、駐輪場費用の値下げや駐輪場3階の無料化、周辺商店利用時などにも使える短時間利用の無料化、深夜バスへの対応などを実現すべきです。 消防団活動費については、不透明な分団手当を減らし、団員報酬を増やすなど、適切な支出を求めます。 津波避難施設については、地域住民との再協議をする意向が示されましたが、中止する考えは明言されませんでした。避難施設整備は必要最小限の計画に変更し、その分、避難道路の整備などに充当するべきだと考えます。 社会福祉の事業について、傷病者への一時支援に取り組むことを求めます。市有地が使われず、無駄に放置されている現状は許されません。旧庄ぜん跡地及び隣接地の塩漬け状態は、適切に解消することを求めます。 出産・子育て関連費用について申し上げます。 出産・子育て支援事業の縮小は認めることができません。むしろ、以前のように第2子、さらには第1子の出産に対しても支給されることを要望します。 保育所待機児童は解消されておらず、認可保育所へ通わせられない家庭の負担が大変重くなっています。この格差は到底受忍できるものではなく、認可外保育施設認可外保育料などの助成を大幅に増額するべきです。 子どもの医療費助成について、高校生までの医療費助成を行うよう求めます。 健康及び医療施策について申し上げます。 がんの検診や特定健診、人間ドック助成ワクチン接種については、その効果を十分検証し、効果が期待できるものに限定して行うことを求めます。厚生労働省すら効果を疑問視しているようなPSA検査助成は、直ちに廃止すべきです。 教育・子育て支援について申し上げます。 今予算では、学校教材費、備品、図書購入費などが大きく減らされています。自分の選挙のポスター代は減らさずに、教育関連費を削るとは、あいた口が塞がりません。 保護者負担が大きい副教材費や学級費などの義務教育費公費全額負担を求めます。 学校給食のアレルギー対策にももっと力を入れるべきです。 就学援助費について、本市の援助率が低いのは、周知徹底がされていない可能性があります。適切な援助が行われるよう求めます。 図書館サービスについて、蔵書の予算措置もサービス関連経費も大幅な増額を求めます。図書館司書の増員を求めます。読み聞かせ用の大型絵本の個人貸し出しを行うよう予算措置をすることを求めます。 下水道面整備計画について、わずか0.1パーセントしか進まず、このペースでは100年以上かかる計算になります。地域づくり課などと連携し、環境行政の抜本的な見直しが急務です。 農業振興関連費については、積極的に特色ある農業や無農薬有機農業などを支援するよう求めます。 商工観光関連では、夏の海水浴場の警備本部借上料や監視業務委託費が大変高く、近隣自治体と比べても2倍の額になっていることは、見直しが必要です。 道路排水整備について申し上げます。 今回、道路建設関連費は大幅に削減されました。建設課所掌事業は、スマートインター関連を除いても、36パーセントの減となっております。予算要求からも2割削減されたと聞いております。特に、市民生活に密接に関連する生活道路の舗装補修事業費などが大きく削減されました。生活道路を守る観点からも、適切な補修費用の確保とともに、一方、新規計画については、より一層の精査を求めます。 このほか、補助金の一律2パーセントカットについては、まず事業内容の精査が必要でしょう。 31年度予算は、市長の無策により危機的状況に陥りつつある財政を、夢も希望もない予算で乗り切ろうとする予算だと言えます。もう一度訴えます。今からでも遅くはないので、これまでを反省し、知恵と創意工夫で進んでいこうではありませんか。 以上、反対の意思を表明し、ここに平成31年度一般会計予算案に対する反対の意見表明といたします。 ○議長(岡田憲二議員) ほかに希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより順次採決を行います。 はじめに、議案第11号 平成31年度大網白里市一般会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第11号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第12号 平成31年度大網白里市国民健康保険特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第12号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第13号 平成31年度大網白里市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第13号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第14号 平成31年度大網白里市介護保険特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第14号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第15号 平成31年度大網白里市介護サービス事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第15号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第16号 平成31年度大網白里市土地取得事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第16号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第17号 平成31年度大網白里市公共下水道事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立)
    ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第17号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第18号 平成31年度大網白里市農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第18号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第19号 平成31年度大網白里市土地区画整理事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第19号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第20号 平成31年度大網白里市ガス事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第20号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第21号 平成31年度大網白里市病院事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第21号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、総務常任委員会に付託されました案件のうち、陳情1件の審査結果については、お手元に配付の陳情審査報告書のとおりであります。 お諮りいたします。 本件についての委員長報告は、会議規則第39条第3項の規定により省略することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) 異議ないものと認め、さよう決しました。 次に、総務常任委員会に付託された議案7件の審査結果について委員長の報告を求めます。 総務常任委員会委員長、堀本孝雄議員。     (総務常任委員会委員長 堀本孝雄議員 登壇) ◆総務常任委員会委員長(堀本孝雄議員) それでは、総務常任委員会に付託されました議案7件の審査報告をさせていただきます。 議案の審査結果につきましては、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、議案第25号 大網白里市企業誘致条例の一部を改正する条例の制定について、議案第27号 大網白里市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第32号 職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第36号 大網白里市行政不服審査法施行条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第42号 契約の変更については、賛成総員により原案可決と決定しました。 また、議案第33号 大網白里市議会議員及び大網白里市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第66号 平成30年度大網白里市一般会計補正予算は、賛成多数により原案可決と決定いたしました。 次に、本委員会に付託されました案件の審査のうち、主な質疑を要約してご報告いたします。 はじめに、議案第25号でございますが、本市の現在の都市計画の中でどのように企業誘致を進めていくのかとの質問に対し、本市においては駅周辺や国道128号沿道沿いの市街化調整区域について、地区計画運用基準に適合した地区計画を定めることにより、企業を誘致できると考える。交通アクセスなど利便性を企業にアピールして、誘致につなげていきたいとの答弁がございました。 次に、企業の進出により、公害等の環境問題が発生するのではないかとの質問に対し、企業からの申請に基づき、水質汚染や大気汚染、また地下水の取水制限など、法令要件を満たしている企業のみを対象としているとの答弁がございました。 次に、議案第27号でございますが、職員の超過勤務の上限時間を新設するとのことだが、その中で他律的業務とはどのようなものが想定されているのかとの質問に対し、国では国会対応などの業務が想定されているが、地方公共団体においてどのような業務が該当するのか、現在、県で規則を作成中であり、まずはそれを参考にしたい。想定された業務としては、用地交渉や苦情処理など、相手方の状況により、行政が主体的に時間をコントロールすることが困難な業務ではないかと考えるとの答弁がございました。 次に、議案第33号でございますが、市議会議員選挙のビラの頒布への公費負担について、配布できる範囲はどのようになるのかとの質問に対し、ビラの配布できる範囲については、新聞折り込み、選挙事務所内、個人演説会の会場内及び街頭演説の場所に限られているとの答弁でございました。 次に、議案第42号でございますが、築山築造工事において、費用が1,550万円ほど減額になるとのことだが、土砂の直接搬入の状況はどうかとの質問に対し、県総合スポーツセンターからの発生土4,800立方メートルのうち3,100立方メートルを、また、大網白里スマートインターチェンジの建設発生土7,000立方メートルのうち2,000立方メートルを、合計5,100立方メートルを築山へ直接搬入できたことにより、土砂の運搬費が減額となったとの答弁がございました。 次に、議案第66号でございますが、プレミアムつき商品券事業について、どのような世帯が対象になるのかとの質問に対し、2歳までの子どもがいる世帯が対象となる。また、世帯として非課税の世帯も対象となるとの答弁がございました。 また、議案第32号及び議案第36号については、議案に対する質疑は特にありませんでした。 以上で、本委員会に付託されました議案7件の審査報告を終わります。 ○議長(岡田憲二議員) ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。 希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 次に討論ですが、通告があります。 佐久間久良議員の発言を許します。 佐久間久良議員。     (佐久間久良議員 登壇) ◆佐久間久良議員 私は日本共産党を代表して、議案第66号 3月補正予算について反対する立場から討論を行います。 議案第66号は、10月に予定されている消費税の大増税に伴って、低所得者及びゼロから2歳児を抱える子育て世帯の経済的影響を緩和するとともに、地域における消費の喚起、下支えすることを目的に、プレミアムつき商品券の発行事業を行うとしています。 このプレミアムつき商品券の発行は、低所得者などを対象に、2万円で2万5,000円分の商品券が購入できるというものですが、ふだん現金で買う分が商品券での購入に置きかわるだけで、消費拡大にはなりません。商品券を使えば、低所得者と知られることともなり、実際は使用をためらうという見方も強くあります。中小の商店にとっても、商品券を現金化する手間が増えます。 プレミアムつき商品券の発行は過去にも行われましたが、経済的効果がないとされ、愚策そのものです。成果が出るどころか格差と貧困を拡大したアベノミクスに、いまだに道半ばと執着し続けるのも、学習能力のなさを示しているだけです。 提案理由の説明にもあるように、今回のプレミアムつき商品券の発行などは、増税で消費が落ち込むことへの対策が口実です。前回の増税後に消費不況が顕在した反省だと言いますが、それなら消費税の増税をしなければいいだけのことです。そもそも、5兆7,000億円の増税を行うために6兆円もの対策費をばらまくという政府のやり方に、本末転倒だ、それなら最初から増税しなければよいなどという批判の声が集中しています。 毎日新聞の世論調査では、プレミアムつき商品券に対して55パーセントが反対し、ポイント還元の導入にも64パーセントの方が反対しています。国民が望まない増税対策はやめて、増税そのものを中止すべきです。 国の予算の使い方では、安倍首相の政権復帰以来増え続けてきた軍事費が、5兆2,574億円と、またも史上最高を更新しました。新しい防衛計画の大綱と、19年度からの5年間で27兆円あまりに上る中期防衛力整備計画に基づき、いずも型護衛艦の空母化やアメリカからのF35戦闘機の大量購入など、軍拡路線を進めています。これは、兵器購入の拡大を求めているアメリカのトランプ政権の要望に応える内容です。 その反面、社会保障は厚生労働省が概算要求で求めた18年度比6,000億円分の自然増を認めず、約4,800億円増へと削り込みました。低所得者向けの後期高齢者医療の保険料軽減措置の廃止など、依然として暮らしに冷たい予算です。 本来、応能負担の原則に基づく税金などで賄える財政は、景気の調整や大企業、大資産家から国民への所得の再配分が役割です。財界、大企業、アメリカの要求でばらまく一方、国民の暮らし向け予算を切り捨てるのでは、財政の機能がますますゆがむことになります。消費税の増税や大軍拡、社会保障費予算カットは中止し、歳入と歳出両面を見直して、財政の機能を取り戻すべきです。 大企業、大資産家に応分の負担を求め、暮らし最優先の予算を編成してこそ、財政の役割が果たせます。プレミアムつき商品券の発行に際して、印刷費や人件費などがかさむ一方、経済的効果が期待できない愚策は、到底認めることはできません。 以上の理由から、議案第66号について反対し、討論といたします。 ○議長(岡田憲二議員) ほかに希望者はありませんか。 黒須俊隆議員。     (黒須俊隆議員 登壇) ◆黒須俊隆議員 私からは、議案第33号、選挙費用公費負担増額案に反対の立場で討論します。 今回の選挙費用公費負担増額は、必要性が大変低いものです。貴重な税金を使っての行政のばらまきであり、金のかかる選挙を助長するものです。 これまでもそうでしたが、今回の増税案でも、公費助成の不正請求に対する防止策がありません。印刷費の積算根拠もなく、全国一律です。 本市では、選挙公報の配布を行っており、候補者の公約等は印刷されて市民に渡ります。さらに近年では、インターネットなどの発達もあり、お金の余裕のない人が選挙に出られないということはありません。むしろ、このような公費負担の増額で、現職の市長や議員がより恩恵を受けるのではないでしょうか。 昨年末の市長選挙でも、ほとんど費用はかからなかったにもかかわらず、金坂市長は選挙ポスター費用を公費負担申請しています。財政が危機的状態で、近隣自治体より少ない子どもたちの教育費や図書購入費まで削っていながら、自分たちの利益は増やそうとする浅ましい条例案に、怒りをもって反対します。 このようにぜいたくな選挙を助長し、業者や候補者の不正を防止する措置のとられていない条例は、廃止または凍結し、大幅に減額する改正が行われるべきものと考えます。にもかかわらず、増額される改正案が出されたことは許されません。 以上が議案第33号に反対の理由です。 今議会開会時に提出され、議会の反発で撤回に追い込まれた部長制導入では、人件費が大きく増額することが争点の一つでありました。今回の選挙費用助成増額も、議員の皆さんの良識ある採決により議案が否決されることを訴えます。 ○議長(岡田憲二議員) ほかに希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより順次採決を行います。 議案第25号 大網白里市企業誘致条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第25号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第27号 大網白里市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第27号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第32号 職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第32号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第33号 大網白里市議会議員及び大網白里市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第33号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第36号 大網白里市行政不服審査法施行条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第36号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第42号 契約の変更についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第42号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第66号 平成30年度大網白里市一般会計補正予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第66号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、陳情第2号 「会計年度任用職員制度の施行に伴う、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書」の提出を要請する陳情を採決いたします。 本案に対する委員長報告は採択であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、陳情第2号は委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。 次に、文教福祉常任委員会に付託されました議案6件及び陳情4件の審査結果について委員長の報告を求めます。 文教福祉常任委員会委員長、秋葉好美議員。     (文教福祉常任委員会委員長 秋葉好美議員 登壇) ◆文教福祉常任委員会委員長(秋葉好美議員) それでは、文教福祉常任委員会に付託されました議案6件の審査報告をさせていただきます。 議案の審査結果につきましては、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、議案第29号 大網白里市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第30号 大網白里市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、賛成総員により原案可決と決定いたしました。 また、議案第24号 大網白里市使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議案第34号 大網白里市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案第35号 大網白里市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第38号 大網白里市長寿者祝金等に関する条例の制定については、賛成多数により原案可決と決定いたしました。 次に、本委員会に付託されました案件の審査のうち、主な質疑を要約してご報告いたします。 はじめに、議案第24号でございますが、手数料を変更することで市へのメリットはどれほどあるのかとの質問に対し、市の歳入の増加額としては、平成29年度実績をもとにすると、印鑑登録手数料は36万7,800円、住民基本台帳の閲覧手数料は2万8,800円増えるとの答弁がございました。 次に、議案第29号でございますが、ひとり親家庭等医療費等助成金の手続が簡素化されるにあたり、周知はどのように行うのかとの質問に対し、市広報、ホームページはもちろん、子育てサポートブックでの周知や、児童扶養手当の認定申請に来庁された際には、ひとり親家庭等医療費等助成金の手続も丁寧に説明させていただくとの答弁がございました。 次に、議案第34号でございます。家庭的保育事業における給食の外部搬入の要件を満たす施設を市は把握しているのかとの質問に対し、アレルギー対応できる事業者については、市内の幼稚園1件で、佐倉市の事業者から給食の外部搬入を行っており、これまでも事故は一度もないと聞いているとの答弁がございました。 次に、議案第35号でございますが、放課後児童支援員の基礎資格者の要件拡大はどのようなものかとの質問に対し、専門職大学制度が本年4月から開始されることに伴い、この大学の一般教養課程を修めた場合には支援員となる資格を満たすものと本市の基準を改正するとの答弁がございました。 次に、議案第38号でございますが、長寿者祝金について、なぜ10万円から5万円へ減額するのかとの質問に対し、本市の財政状況及び県内自治体の状況を勘案し、減額することとした。5万円は、県内自治体の平均以上であるとの答弁がございました。 また、議案第30号については、議案に対する質疑は特にありませんでした。 以上が、本委員会に付託されました議案6件の審査報告であります。 続きまして、本委員会に付託されました陳情4件の審査報告をさせていただきます。 陳情の審査結果につきましては、お手元に配付の陳情審査報告書のとおり、平成30年陳情第10号 絵画色彩心理学によるイジメ対策に関する陳情、陳情第1号 幼児教育・保育の「無償化」に係わる制度の拡充、及び、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書の提出を求める陳情、陳情第3号 後期高齢者の窓口負担原則1割の継続を求める陳情及び陳情第4号 小・中学校体育館へのエアコン設置を求める陳情は、賛成少数により不採択と決定いたしました。 次に、陳情の審査における主な意見をご報告します。 平成30年陳情第10号においては、はじめに平成30年11月29日に開催した委員会では、これまでのいじめ対策における実績を提出いただき、継続して審査してはどうかとの継続して審査を望む意見が出され、継続審査について採決した結果、賛成総員により継続審査と決定しました。 続いて、平成31年3月7日に開催した委員会では、提出された資料には陳情者の活動の具体的な実績が掲載されておらず、判断できないとの意見や、心理学による陳情者の活動の効果が明確なものでなければ賛成はできないなどの意見がありました。 その中で、引き続き継続して審査を望む意見が出され、継続審査について採決した結果、賛成少数で否決となりました。 これを受けて、原案について採決した結果、賛成少数により不採択と決定しました。 次に、陳情第1号においては、地方自治体の負担を増やさないように、財政措置を国に求める陳情の趣旨には賛成するが、ゼロ歳から2歳児の原則無償化を求める等の項目については検証が必要ではないか。また、国の動向が見えない中で、様子を見守っていくべきだと考えるなどの、陳情に反対の意見がありました。 また、陳情に賛成する意見としては、ゼロ歳から2歳児の原則無償化を求めることは妥当と考える。また、給食食材費も実費徴収するのではなく、無償化をすべきとの意見がありました。 次に、陳情第3号において、本市議会からも議員が参加している後期高齢者医療広域連合議会においてまずは議論されるべきであり、本市議会が先に意見書を出すことには慎重になるべきではないかとの意見や、社会保障費が増えている中で、若い世代の負担が課題となっているなどの、陳情に反対の意見がありました。 また、陳情に賛成する意見としては、75歳以上の窓口負担が1割から2割になると、高齢者にはとても大きな負担となる。国は医療費抑制を進めており、この陳情に賛成したいとの意見がありました。 次に、陳情第4号においては、他の事業との優先度も考えなくてはいけない。市の財政が破綻しかねないとの意見や、まずは普通教室へのエアコン設置を進めていくべきであり、体育館はその後に検討してはどうかなどの、陳情に反対の意見がありました。 また、陳情に賛成する意見としては、熊本地震を教訓とした総務省の緊急財政措置は、2020年度までとなっている。避難所となっている体育館へのエアコン設置は当然進めていただきたいとの意見がありました。 以上で、本委員会に付託されました陳情4件の審査報告を終わります。 ○議長(岡田憲二議員) ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。 希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 次に討論ですが、通告があります。 蛭田公二郎議員の発言を許します。 蛭田公二郎議員。     (蛭田公二郎議員 登壇) ◆蛭田公二郎議員 私は、文教福祉常任委員会に付託された議案に対する反対と、陳情に対する賛成意見を述べます。 まず最初に、議案第24号、34号、35号及び38号に反対する立場から討論に参加します。 議案第24号と38号は、いずれも市民サービスを切り捨てるもので、賛成できません。私は、今日の財政危機がなぜ起きたのかを明らかにする必要があると思います。 昨年の第2回定例会で、私は市の財政運営の問題についてただしました。そこで指摘をしましたが、この数年間、予算編成にあたり、毎年毎年10億円近くの財政調整基金を取り崩して一般会計予算に繰り入れる、そうした基金頼り予算編成が財政危機を招く、こう指摘をいたしました。 問題は、なぜ毎年、いわば実力以上の予算編成をしてきたのかということです。それは、過去8年間の予算の構成比を見ると、土木の構成比が平成23年度当初予算11パーセントだったものが、年々その比率が上がって、平成30年度では14パーセント、他方、土木費以外の衛生費、総務費、消防費、農林費などは軒並み減額になっております。土木費は、金額で見ると、平成23年度に15億円だったものが平成30年度は21億円、プラス6億円になっています。私はこのことを指摘して、土木偏重を改めるべきだという指摘をいたしました。 さすがに、スマートインター建設も東口土地区画整理事業も今年度で終了となりまして、来年度予算案における土木費は大幅に縮小となりましたが、これまでの予算執行のあり方が今日の財政危機を招いたわけで、そのツケを市民生活にしわ寄せすることは賛成できません。 議案第24号は、印鑑登録手数料と住民基本台帳の閲覧手数料を引き上げるものですが、先ほど文教福祉常任委員長から報告がありましたように、全部合わせてもせいぜい50万円に満たない増収で、わずかな増収のために市民から見れば明らかに市民サービスが低下した、こういう評価になるわけで、費用対効果を考えたら賛成できません。 議案第38号は、長寿者祝金の削減です。長寿者祝金は、市内在住10年以上で満100歳を迎えられた方に、誕生日または誕生日以降の指定日に市がご自宅を訪問して本人にお渡しする、こういう本市の誇りある事業です。これを半減するということには賛成できません。 次に、議案第34号、35号は、いずれも子育て関係の条例改正です。待機児童解消は、子育て家庭にとって深刻な問題ですが、問題の解決は、認可保育所の増設とともに保育士の処遇改善に取り組むことです。ところが、政府はこれまで待機児童問題は深刻だとしながら、保育士配置基準の緩和や企業指導型の保育の拡大など、こういうことで進めてまいりました。そこが問題です。 本市でも、平成28年第3回定例会では、朝、夕等の保育士配置の弾力化で保育士の数が2人を下回る場合には、保育士でなくても、幼稚園教諭でもよいなどの緩和を行う条例改正が行われました。私たち日本共産党は、この条例改正に反対しましたが、今回の議案第34号、35号はそうした一連の保育運営の緩和を進めようというもので、賛成できません。 特に、議案第34号では、給食の自園調理が原則というこれまでの原則を、市長が認める事業者であれば外部搬入できるなどという緩和を行うというもので、食品の安全とアレルギー対策など、子どもたちの安全・安心な保育にとって重大な問題をはらんでおり、到底賛成できません。 第35号では、放課後保育の児童支援員の資格要件を専門職大学の前期課程を修了したものでよいとするものですが、今年4月に開校する専門職大学は、ファッションを専門とする国際ファッション専門職大学や動物看護を専門とするヤマザキ動物看護専門職短期大学などが対象で、こうした学校を放課後保育の資格要件にするのはふさわしいと思えません。 以上、子育て・教育は将来の日本を担う人を育てるという大切な仕事であって、安易な基準緩和はすべきでない、保育環境の整備は認可保育所の拡大と保育士の処遇改善によってこそ行われるべきであることを述べて、議案4件に対する反対討論といたします。 次いで、陳情第1号、第3号、第4号について賛成討論を行います。 まず、第1号 幼児教育・保育の「無償化」に係わる制度の拡充、及び、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書の提出を求める陳情についてです。 本陳情は、6つの陳情項目を掲げていますが、陳情項目の1番目に掲げているように、今回の無償化では、私立と違って公立保育所は100パーセント市町村負担で、公立を多く抱える自治体ほど負担増になります。陳情者が言うように、公立施設についても民間施設と同様に、国は十分な措置を講ずるべきです。 また、陳情項目の第3番目で指摘しているように、今回の無償化は3歳児以上児童を対象にしております。ゼロ歳児から2歳児までは、住民税非課税世帯だけを無償の対象にしています。これを、所得制限を設けず無償化の対象にするよう求めるのは、正当な要求です。 陳情項目の4番目は、給食費の問題です。 今回の無償化は、給食費は実費負担としています。子どもが長時間過ごす保育園で、給食は必要不可欠なものですし、食への取り組みは教育・保育の大切な役割です。給食食材費は、幼稚園も含め、実費徴収でなく無償化の対象にするよう求めるのは当然で、以上のようなことから、私は本陳情を採択すべきと考えます。 陳情第3号 後期高齢者の窓口負担原則1割の継続を求める陳情についてですが、後期高齢者の保険料は今年4月から、低所得者などへの特例軽減が一部廃止されることになっています。それに追い打ちをかけるように、財務大臣の諮問機関である財政制度等審議会は、昨年11月20日に発表しました建議の中で、後期高齢者へのさらなる負担増を求めて次のように述べています。 できる限り速やかに、75歳以上の後期高齢者の自己負担について2割に引き上げておくべきである。その際、現在70歳から74歳について段階的に実施している自己負担割合の2割への引き上げと同様、75歳到達後も自己負担を2割のままとすることに加え、既に後期高齢者となっている者についても、数年かけて段階的に2割引き上げるべきであると述べています。 このようなことが実施されれば、それは陳情者の述べているように、後期高齢者の生活を圧迫し、必要な医療が受けられない事態が深刻化することになります。そうした高齢者の負担増は、介護にかかわる現役世代の生活をも圧迫することになり、全世代に多大な影響を与えることになります。本陳情に賛成するものです。 最後に、陳情第4号 小・中学校体育館へのエアコン設置を求める陳情については、陳情者が述べているように、総務省は2017年から、体育館など指定避難場所へのエアコン設置のための緊急防災・減災事業債を2020年まで時限立法で措置をしております。 これは熊本地震を教訓にしたものですが、この地方債は、公共施設の耐震化や非常用電源など情報網の構築をはじめ、防災拠点の整備などを進める地方単独事業を対象とする制度です。 この措置を活用して、各地の自治体が学校体育館の整備を進めており、埼玉県朝霞市では、この制度が始まった2017年度から、市内15校の小・中学校全体育館と2つの中学校の武道館の全17校の施設を対象として、小学校を先行してエアコン設置を進めております。 本制度を活用して、子どもたちの健やかな成長を願って、また地域住民の安全・安心を願う立場から、体育館へのエアコン設置を早急に実施するよう求める本陳情が採択されるよう求めます。 以上で、私の議案4本に対する反対討論と陳情3本に対する賛成討論といたします。 ○議長(岡田憲二議員) ほかに希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより順次採決を行います。 議案第24号 大網白里市使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第24号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第29号 大網白里市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第29号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第30号 大網白里市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第30号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第34号 大網白里市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第34号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第35号 大網白里市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第35号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第38号 大網白里市長寿者祝金等に関する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第38号は委員長報告のとおり可決いたしました。 暫時休憩します。     午前11時42分 休憩-----------------------------------     午前11時42分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(岡田憲二議員) 再開します。 次に、平成30年陳情第10号 絵画色彩心理学によるイジメ対策に関する陳情を採決いたします。 本案に対する委員長報告は不採択であります。 本案を原案のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立少数。 よって、平成30年陳情第10号は不採択とすることに決定いたしました。 次に、陳情第1号 幼児教育・保育の「無償化」に係わる制度の拡充、及び、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書の提出を求める陳情を採決いたします。 本案に対する委員長報告は不採択であります。 本案を原案のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立少数。 よって、陳情第1号は不採択とすることに決定いたしました。 次に、陳情第3号 後期高齢者の窓口負担原則1割の継続を求める陳情を採決いたします。 本案に対する委員長報告は不採択であります。 本案を原案のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立少数。 よって、陳情第3号は不採択とすることに決定いたしました。 次に、陳情第4号 小・中学校体育館へのエアコン設置を求める陳情を採決いたします。 本案に対する委員長報告は不採択であります。 本案を原案のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立少数。 よって、陳情第4号は不採択とすることに決定いたしました。 暫時休憩いたします。 なお、午後1時から再開いたします。     午前11時49分 休憩-----------------------------------     午後1時00分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(岡田憲二議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、産業建設常任委員会に付託された議案10件の審査結果について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員会委員長、黒須俊隆議員。     (産業建設常任委員会委員長 黒須俊隆議員 登壇) ◆産業建設常任委員会委員長(黒須俊隆議員) それでは、産業建設常任委員会に付託されました議案10件の審査報告をさせていただきます。 議案の審査結果につきましては、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、議案第23号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第26号 大網白里市都市公園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第28号 大網白里市準用河川管理条例の一部を改正する条例の制定について、議案第31号 大網白里市法定外公共物の占用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第37号 大網白里市道路占用料等条例の制定について、議案第41号 大網白里市森林環境整備基金条例の制定について、議案第43号 大網白里市市民農園の指定管理者の指定について、議案第45号 市道の廃止及び変更並びに認定について及び議案第67号 訴訟上の和解については、賛成総員により原案可決と決定いたしました。 また、議案第44号 市の区域内の字の区域及び名称の変更については、賛成者がなく、原案否決と決定いたしました。 次に、本委員会に付託されました案件の審査のうち、主な質疑を要約してご報告いたします。 はじめに、議案第23号でございますが、新たに能率報酬が支給されることとなった理由はとの質問に対し、平成28年度以前は、農業委員としての法律での必須業務は農地の審査とされていた。平成28年の法律改正で、必須業務として遊休農地の解消などの業務が増えたことにより、農地最適化交付金が創設された。この交付金をもとに能率報酬を支給するとの答弁がありました。 次に、議案第28号、議案第31号及び議案第37号でございますが、新たな免除規定により道路等占用料が減額になるとのことだが、その内訳はとの質問に対し、試算では、東京電力やNTTなどの事業者及び一般住宅の占用料を合わせて約1,500万円であり、そのうち一般住宅分の免除額は60万円弱となるとの答弁がありました。 次に、議案第41号でございますが、森林環境整備基金の使い道はとの質問に対し、本年4月に施行される森林経営管理法に基づき、森林の適切な管理を進めていくとの答弁がありました。 次に、議案第44号でございますが、なぜ新町名に変更しなければいけないのかとの質問に対し、区画整理により土地の形状が変わっているため、駒込の字で新たに地番を振り直す場合は、1800番台もしくは2000番台となる。大網白里市の新しい顔としてよりわかりやすくするため、新町名に変更し、1番地から地番を振ることとしたとの答弁がありました。 また、新町名となる地域の住民との協議はどのように行ったかとの質問に対し、地元自治会から3名、地権者の代表者が3名、学識経験者1名の7名で新町名検討委員会を設置し、協議してきたとの答弁がありました。 次に、議案第67号でございますが、大きな事故ではなかった割に休業損害や慰謝料が多いように思うが、裁判では争点にはならなかったのかとの質問に対し、休業損害や慰謝料の額については交通事故の判例などがあり、弁護士との相談の中では争点にはならなかったとの答弁がありました。 また、議案第26号、議案第43号及び議案第45号については、議案に対する質疑は特にありませんでした。 以上で、本委員会に付託されました議案10件の審査報告を終わります。 ○議長(岡田憲二議員) ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。 希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 次に討論ですが、通告があります。 はじめに、北田宏彦議員の発言を許します。 北田宏彦議員。     (北田宏彦議員 登壇) ◆北田宏彦議員 議案第44号 市の区域内の字の区域及び名称の変更について、原案に賛成の立場で討論いたします。 大網白里市は、5団地構想により、これまでに4地区の土地区画整理事業と1地区の大規模開発事業が行われてきました。いずれも、みやこ野、ながた野、みずほ台、みどりが丘、季美の森と、整備された町並みに合わせた新しいまちの名称に変更し、イメージアップが図られてきました。 また、市の総合計画においては、大網駅周辺を商業業務ゾーンに位置づけ、新しい中心市街地として、本市の玄関口にふさわしい利便性の高いにぎわいと活気のあるまちづくりを進めるため、大網駅東土地区画整理事業が行われ、基盤整備が進められているのです。 新しい町名の変更については、昨年6月の第2回定例会において、市長が事務報告で述べられた後、市民には市の広報紙、関係地権者には区画整理事業の広報紙で重ねて周知されており、その結果、地元自治会と地権者を代表する方々で協議して選ばれた新しい町名案は、この事業が地権者をはじめとする地元の皆さんのご協力によってつくられたまちであることを思料すれば、その意思を尊重し、評価すべきものと考えます。 さらに、将来、この東駒込が大網白里市の玄関として誇れるまちになるように、しっかりと築き上げ、未来へつなげていくことが私たちに課せられた責務であると思います。 議員の皆様には、現在の本市の置かれている状況をご賢察の上、約30億円を投資した大網駅東土地区画整理事業の経済波及効果を最大限に生かすためには市民にとって何が最善なのかということを十分にご認識いただき、議案第44号について賛成していただきますよう強くお願い申し上げます。 私の討論を終わります。 ○議長(岡田憲二議員) 次に、森 建二議員の発言を許します。 森 建二議員。     (森 建二議員 登壇) ◆森建二議員 同じく議案第44号につきまして、反対の立場から討論を行わせていただきます。 私、先日行われた産業建設常任委員会を傍聴させていただきました。傍聴におりましたのは私だけであったと記憶をしております。 その中で出たお話をかいつまませていただきますと、まず、区画整理が終わった後に町名を変えることが確かに多いということは聞きましたが、これは変えても変えなくても、どちらでも法律上は問題がないということを伺いました。 その上で、今回、一つやはり気になる点といたしましては、この東駒込という地名がある地区の両脇に駒込という地名が残ってしまうという形になりますので、今後の区ですとか自治会の運営にちょっといろんな形で支障を残してしまうんじゃないかということを非常に強く感じたところでございます。 また、対象地域の住民に対して、新町名にしましょうか否かの議論がなく、当初から新町名検討委員会という名の委員会が立ち上げられ、市民との情報交換、市民の意見の集約等が非常に足りていないのではないかという思いを強く持ちました。 こういった条例などの制定のために最も大切なことは、何の目的でこれが決められるのか、住民が賛成をできる内容であるのか、どれほどの効果が期待されるのか、以上が重要であるとされておりますが、ここが非常に本件については心もとなく感じられるところでございました。 結論そのもの、先ほど北田議員おっしゃったような形で、私もそれほど当初は問題だとは捉えてはおりませんでした。ただ、今回については、ここに至る、結論までの手法が、どうもやはり住民が知らないところで決まってしまったんじゃないかという気持ちを強く持ちました。 そして何より、私ども大網白里市議会では常任委員会という制度をとらせていただいております。自治法の109条においては、専門的、技術的な事務に対し、合理性、能率性の観点から認められた機関であるとされております。その委員会で総員が手を挙げなかったという事実を、私ども議員は厳粛に受けとめなければならないのではないでしょうか。 以上のことから、反対の討論とさせていただきます。以上です。 ○議長(岡田憲二議員) ほかに希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより順次採決を行います。 議案第23号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第23号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第26号 大網白里市都市公園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第26号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第28号 大網白里市準用河川管理条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第28号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第31号 大網白里市法定外公共物の占用等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第31号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第37号 大網白里市道路占用料等条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第37号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第41号 大網白里市森林環境整備基金条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第41号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第43号 大網白里市市民農園の指定管理者の指定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第43号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第44号 市の区域内の字の区域及び名称の変更についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案否決であります。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第44号は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第45号 市道の廃止及び変更並びに認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第45号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第67号 訴訟上の和解についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第67号は委員長報告のとおり可決いたしました。 これより5分間休憩いたします。     午後1時20分 休憩-----------------------------------     午後1時25分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(岡田憲二議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △日程の追加 ○議長(岡田憲二議員) ただいま、総務常任委員会委員長、堀本孝雄議員から発議案第1号が、佐久間久良議員及び所定の賛成議員から発議案第2号が提出されました。 この際、これを日程に追加し、追加日程第1として議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) 異議ないものと認めます。 よって、発議案第1号及び発議案第2号を本日の日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。----------------------------------- △追加日程第1 発議案第1号 会計年度任用職員制度の施行に伴う、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書の提出について        発議案第2号 全国知事会が一致して求めている政府に「日米地位協定」の見直しを求める意見書の提出について ○議長(岡田憲二議員) 追加日程第1、発議案第1号 会計年度任用職員制度の施行に伴う、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書の提出についてを議題といたします。 ただいま議題に供しております案件につきましては、議会運営委員会の決定のとおり、以後一切の手続を省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) 異議ないものと認めます。 これより採決を行います。 発議案第1号 会計年度任用職員制度の施行に伴う、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書の提出についてを採決いたします。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、発議案第1号は原案のとおり可決いたしました。 次に、発議案第2号 全国知事会が一致して求めている政府に「日米地位協定」の見直しを求める意見書の提出についてを議題といたします。 提案趣旨の説明を求めます。 佐久間久良議員。     (佐久間久良議員 登壇) ◆佐久間久良議員 ただいま議題に供しております発議案第2号 全国知事会が一致して求めている政府に「日米地位協定」の見直しを求める意見書に対する説明を行います。 全国知事会は、沖縄県をはじめとする在日米軍基地に係る基地負担の状況を基地等の所有の有無にかかわらず広く理解し、都道府県の共通理解を深めることを目的として、約2年間にわたって提言をまとめ、昨年7月に全会一致で採択いたしました。 この研究により、1つ目は、国民の生命、財産、領土、領海等を守るために重要であると認めつつも、米軍基地の存在が航空機騒音、米軍人等による事件、事故、環境問題等により基地周辺住民の安心・安全を脅かし、基地所有自治体に過大な負担を強いている側面があること。 2つ目に、基地周辺以外においても艦載機やヘリコプターによる飛行訓練等が実施されており、騒音被害や事故に対する住民の不安もあり、訓練ルートや訓練が行われる期間、内容などについて関係の自治体への事前説明、通告が求められること。 そして3つ目として、全国的に米軍基地の整理、縮小、返還が進んでいるものの、沖縄県における米軍専用施設の基地面積割合は全国の7割を占め、依然として極めて高いこと。 4つ目は、日米地位協定は締結以来、一度も改定されておらず、補足協定等により運用改善が図られているものの、国内法の適用や自治体の基地立入権がないなど、我が国にとって依然として十分とは言えない現状であること。 そして5つ目は、沖縄県の例では、県の経済に占める基地関係収入は復帰時に比べ大幅に低下し、返還後の跡地利用に伴う経済効果は基地経済を大きく上回るものとなっており、経済効果の面からもさらなる基地の返還を求められることなど、現状や改善すべき課題を確認しております。 そして、国においては、国民の生命、財産、領土、領海を守る立場から、1つ、米軍機による低空飛行訓練等については、国の責任で騒音測定器を増やすなど必要な実態調査を行うとともに、訓練ルートや訓練が行われる期間について、速やかな事前情報提供を必ず行い、関係自治体や地域住民の不安を払拭した上で実施されるよう十分な配慮を行うこと。 第2に、日米地位協定を抜本的に見直し、航空法や環境法令などの国内法を原則として米軍にも適用させることや、事件、事故等の自治体職員の迅速かつ円滑な立ち入りの保障などを明記すること。 3つ目として、米軍人等による事件、事故に対し、具体的かつ実効的な防止措置策を提示し、持続的に取り組みを進めること。また、飛行場周辺における航空騒音規制措置については、周辺住民の自主的な負担軽減が図られるための運用を行うとともに、同措置の実施に伴う効果について検証を行うこと。 そして4つ目として、施設ごとに必要な使用状況等を点検した上で、基地の整理、縮小、返還を積極的に促進することというように、4つの事項に積極的に取り組むよう政府に提言しています。 また、沖縄県が発表した中間報告書によれば、ドイツ、イタリアでも、国民世論の高まりを背景に、地位協定の改定、新たな協定締結を実現させていくことも紹介しています。 本意見書の採択によって、全国知事会の提言の後押しとなり、ひいては国民の世論の高まりとなって、日米地位協定の見直しにつながっていくと私は確信しております。 以上のことから、この意見書を提案するものです。慎重審議を心よりお願い申し上げます。 ○議長(岡田憲二議員) これより質疑を行います。 希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題に供しております案件につきましては、議会運営委員会の決定のとおり、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) 異議ないものと認めます。 次に討論ですが、希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 発議案第2号 全国知事会が一致して求めている政府に「日米地位協定」の見直しを求める意見書の提出についてを採決いたします。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立少数。 よって、発議案第2号は否決されました。----------------------------------- △日程第2 閉会中の継続調査に付することについて ○議長(岡田憲二議員) 次に日程第2、閉会中の継続調査に付することについてを議題といたします。 お諮りいたします。 お手元に配付のとおり、議会運営委員会委員長から閉会中の継続調査の申し出がありました。これを許可することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) 異議ないものと認めます。 よって、議会運営委員会委員長からの申し出は許可することに決定いたしました。 以上で、今期定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。 議員各位にお知らせいたします。 このたび任期満了を迎える小高 實教育長から、議員各位に挨拶をしたいとの申し入れがありましたので、これを許可します。 小高 實教育長。     (小高 實教育長 登壇) ◎小高實教育長 平成31年市議会第1回定例会で、議員の皆様にはお疲れのところ、また貴重な時間を頂戴し、ありがとうございます。 私は、今から8年前、あの3.11の2週間後の3月25日に教育長を拝命いたしました。そして、8年前のこの議場の今立っている席で、当時、大網白里市は町でしたので、大網白里町の発展のため、大網白里町の教育の充実の進展に一生懸命努力いたしますと述べ、教育職をスタートしました。8年前に述べたとおり、自分としては一生懸命努めたつもりでございます。 この8年間、いろいろなことがありましたけれども、この8年間務め上げることができましたのも、議長をはじめ議員の皆様の温かいご指導、温かいご助力のたまものと感謝申し上げます。 結びに、大網白里市並びに大網白里市議会のますますの充実、発展と議員の皆様のご健勝をご祈念申し上げ、お礼の言葉にかえさせていただきます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ○議長(岡田憲二議員) 小高 實教育長におかれましては、大網白里市の教育行政の発展に多大なるご尽力を賜りましたこと、議会を代表し、深く感謝を申し上げる次第であります。 以上をもって、平成31年大網白里市議会第1回定例会を閉会いたします。 なお、第2回定例会の開会日は、市長との日程調整により、6月7日を予定させていただきます。 以上です。お疲れさまでした。     午後1時37分 閉会 署名議員      議長     岡田憲二      副議長    小金井 勉      署名議員   花澤房義      署名議員   宮間文夫...