平成30年 第1回定例会 平成30年3月19日(
月)◯議事日程(第6号) 第1
委員会審査報告について 第2 陳情の取り下げについて 第3 閉会中の継続調査に付することについて
-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 日程第1
委員会審査報告について 日程第2 陳情の取り下げについて 日程第3 閉会中の継続調査に付することについて
----------------------------------- 午前10時19分 開議 出席議員 17名 欠席議員 1名でその氏名は次のとおり 花澤房義議員
○議長(
岡田憲二議員) おはようございます。 開会に先立ち、ご報告申し上げます。 本日、花澤房義議員から、所用のため欠席との届け出がありましたので、ご報告申し上げます。 ただいまの出席議員数は17人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。 諸般の報告は朗読を省略し、机上に配付してあります印刷物によりご了承お願いいたします。
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△日程第1
委員会審査報告について
○議長(
岡田憲二議員) 日程第1、
委員会審査報告についてを議題といたします。 はじめに、
予算特別委員会に付託された議案11件の審査結果について、委員長の報告を求めます。
予算特別委員会委員長、堀本孝雄議員。 (
予算特別委員会委員長 堀本孝雄議員 登壇)
◆
予算特別委員会委員長(堀本孝雄議員) それでは、去る3月1日、
予算特別委員会に付託されました平成30年度大網白里市各会計予算について、審査の経過と結果をご報告させていただきます。 本特別委員会は、去る3月6日から8日までの3日間にわたり開催し、市執行部からの詳細なる説明聴取と質疑を通じて、慎重かつ入念に審査を行いました。 審査結果につきましては、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおりでありますが、採決の結果、議案第9号から議案第19号まで、原案のとおり可決いたしました。 なお、各課への要望・指摘事項について申し上げます。 財政課について。 財政健全化と予算の適正なる配分に努められたい。 秘書広報課について。 市のホームページ及び広報の充実を図り、市の情報発信に努められたい。 総務課について。 ①職員のメンタルヘルスも含め、健康管理に努められたい。 ②職員研修の充実に引き続き努められたい。 企画政策課について
。 ①みどりが丘市有地の活用を計画的に推進されたい。 ②白里地域の公共交通については、利便性を考慮した事業となるよう図られたい。 安全対策課について。 津波避難施設を早期に整備されたい。 税務課について。 引き続き市税の収納率向上に努められたい。 市民課について。
国民健康保険事業の健全化に向け、医療費抑制につながる疾病予防事業の強化などについて積極的に取り組まれたい。 地域づくり課について。
不法投棄監視員と連携し、引き続き不法投棄対策に取り組まれたい。 社会福祉課について
。 ①生活保護の認定事務については円滑に行われたい。
②生活困窮者の自立支援を積極的に行っていただきたい。 ③旧庄ぜん及び隣接市有地の土地利用について、早期に方向性を示されたい。 子育て支援課について
。 ①待機児童解消に向け、時代に即した施策を図られたい。 ②病児保育について、先進事例を研究するなどし、前向きに検討されたい。
③子育て世代の移住、定住施策のさらなる推進に努められたい。 高齢者支援課について。 介護予防事業を推進するとともに予防効果の検証に努められたい。 健康増進課について
。 ①がん検診などの各種検診の未受診者への勧奨及び受診後の再検査の勧奨に努め、早期発見・早期治療につなげられたい。
②母子健康事業の確実な推進になるよう取り組まれたい。 農業振興課について。 有害鳥獣による被害の把握と駆除対策の強化に取り組まれたい。 商工観光課について。 ①市のPRとなるよう、新たな特産品の開発・研究に取り組まれたい。 ②SNSをはじめとしたさまざまなメディアを活用し、市の魅力発信に努められたい。 建設課について
。 ①生活道路及び排水路の整備を促進されたい。
②スマートインターチェンジの開通に向け、整備事業を推進されたい。
③金谷川河川改修事業の推進に努められたい。 都市整備課について
。 ①大網駅東土地区画整理事業の早期完了に努められたい。
②白里海岸公園(自然公園)の集約化及び利用計画について検討されたい。 下水道課について。 接続率の向上と経営の健全化に努められたい。 国保大網病院について
①経営健全化に向け、さらなる努力をされたい。
②医療機器等の計画的な整備、更新を図られたい。
③東千葉メディカルセンターと連携を図り、地域医療の充実を図られたい。 ④市ホームページ及び広報紙を活用し、積極的に午後診療を周知されたい。 ガス事業課について。 引き続きガスの安定供給に努め、計画的な経年管工事を進められたい。
教育委員会管理課について。 ①市内幼・小・中学校の学習環境改善のため、空調設備の整備を早期に完了するよう努められたい。 ②小・中学校のICT(情報通信技術)については、早期に整備し、校務の情報化に努められたい。 教育委員会生涯学習課について
。 ①大網山田台遺跡から発掘された古代の土器などを紹介している
デジタル博物館の広報に努められたい。 ②図書館の書籍の充実を図るため、図書関係費の確保をされたい。 農業委員会について。 農業委員及び
農地利用最適化推進員と連携し、さらなる遊休農地の解消に努め、農地利用の適正化に取り組まれたい。 以上、要望・指摘事項について申し上げましたが、最後に、市長をはじめ執行部各位におかれましては、これらの諸点を十分に把握・認識され、総合計画の確実な推進と市民が安心・安全に暮らせるまちづくりに配慮された的確な予算執行にあたられることを強く要望し、
予算特別委員会の審査報告を終わります。
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△動議の提出 (「議長、修正動議をお願いします」と呼ぶ者あり)
○議長(
岡田憲二議員)
佐久間久良議員。
◆
佐久間久良議員 修正動議をお願いします。
○議長(
岡田憲二議員) 暫時休憩いたします。 議員各位に申し上げます。直ちに、
議会運営委員会を開催しますので、関係者は第一会議室にお集まりください。 なお、
議会運営委員会に続き、全員協議会を開催しますので、議員は議員控室にお集まりください。 午前10時30分
休憩----------------------------------- 午前10時52分 再開 出席議員 17名 欠席議員 1名でその氏名は次のとおり 花澤房義議員
○議長(
岡田憲二議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
佐久間久良議員ほか2名より、平成30年度大網白里市一般会計予算に対する修正動議が提出されましたので、資料を配付願います。 暫時休憩いたします。 午前10時53分
休憩----------------------------------- 午前10時54分 再開 出席議員 17名 欠席議員 1名でその氏名は次のとおり 花澤房義議員
○議長(
岡田憲二議員) 再開いたします。 本動議については、会議規則第17条の規定により成立しておりますので、あわせて議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま、議題に供しております案件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岡田憲二議員) 異議ないものと認めます。 提出者の説明を求めます。
佐久間久良議員。 (
佐久間久良議員 登壇)
◆
佐久間久良議員 それでは、動議について説明させていただきます。 平成30年度大網白里市一般会計予算に対する修正動議といたしまして、歳出の9款教育費を14億7,496万1,000円から14億9,355万9,000円に、1,859万8,000円増額修正しようというものです。 具体的な内容といたしましては、平成30年度予算では、小学校の設備の空調導入といたしまして、大網小学校456万9,000円と瑞穂小学校534万6,000円の設計費が計上されております。この2校に加えまして、白里小学校395万3,000円、増穂小学校369万4,000円、大網東小学校382万3,000円、増穂北小学校343万4,000円、
季美の森小学校369万4,000円の5校分の設計費を計上して、先ほど申しました1,859万8,000円を計上しようとするものです。 その財源といたしましては、予備費の5,000万円から先ほどの1,859万8,000円を教育予算と教育費のほうに充て、予備費を3,140万2,000円とさせていただきます。 提案としては以上ですが、若干の補足をさせていただきますと、今回の修正動議を提案するに至りました経緯は、市執行部が年少世代から優先し、小・中学校は児童・生徒数が多い順に進めるとしていました。そうすると、小学校によっては、施工まで4年もかかってしまいます。私はこのことに対して問題意識を持ちました。この4年というのはあまりにも長過ぎると思います。本来であれば、小学校の整備は一気に施工することがベストです。そのための道筋として、今回の動議を提出するに至りました。よろしくお願い申し上げます。 以上、提案の理由とさせていただきます。
○議長(
岡田憲二議員) 先ほどの委員長報告及び本動議に対し、質疑を許します。 希望者はありませんか。
蛭田公二郎議員。
◆
蛭田公二郎議員 先ほど報告のありました、堀本委員長の
予算特別委員会審査報告について質問をさせていただきます。 委員長報告では、
教育委員会管理課の報告について、市内の幼・小・中学校の学習環境の改善のために、空調設備の整備を早期に完了するよう求められた。こういうふうに報告がありました。早期に完了すると、このことの意味について、改めてお伺いします。 この問題について執行部からは、小・中学校の空調設備の整備については、来年度予算で小学校2校の設計費用を計上し、平成31年以降は、4年かけて順次小学校の空調の整備を行うと、こういう説明ですが、これに対して
予算特別委員会では、順次整備ではなく、この早期の意味ですけれども、7校を一括してやるのか、あるいは1年、2年かけて一気にやるのか、それとも4年ではなく、少しでも早くやるのか、いつまでにやるのか、こういう早期に完了するということの意味が明確になっておりませんので、改めてお伺いしたいと思います。 よろしくお願いします。
○議長(
岡田憲二議員) 堀本孝雄議員。
◆
予算特別委員会委員長(堀本孝雄議員) 休憩をお願いします。
○議長(
岡田憲二議員) 暫時休憩いたします。 午前10時59分
休憩----------------------------------- 午前11時00分 再開 出席議員 17名 欠席議員 1名でその氏名は次のとおり 花澤房義議員
○議長(
岡田憲二議員) 再開いたします。 堀本孝雄議員。
◆
予算特別委員会委員長(堀本孝雄議員) 今、蛭田議員の質問の中で、予算委員会の審議の中で、早期完了という方向で、結論というより早期完了をお願いしようということで、執行部のほうからも、今幼・小・中、6年かかる中で、二、三年また短縮しようという非常に前向きな答えというより、前向きな方向性が出ましたものですから、委員会としてもそのような方向で要望も出しましたし、またそういう方向で進めていきたいというふうな結論が出ました。 以上です。
○議長(
岡田憲二議員)
蛭田公二郎議員。
◆
蛭田公二郎議員 先ほど佐久間議員から動議の趣旨について説明がありまして、私も動議の提案者の1人になっておりますが、今回の予算の修正動議というのは、7校の小学校のエアコンの設置を来年度以降どうするか、一気にやるかとかという内容ではなくて、少なくとも来年度、平成30年度の設置のための設計については、来年度中に全て行うようにという内容ですが、しかしその内容というのは、いずれやるときには、先ほど動議の趣旨の説明にもありましたように、小学校を4年もかけてやるのではなくて、あまりにもこれでは小学校の子どもたちに忍びないということで、やるときには一気にやってほしいと、こういうことに道筋をつける意味で、今回の修正動議に至ったものです。 確かに、予算的な厳しい状況はありますが、そのへんのところはいろいろな知恵を絞って、何年もかけてやらないで、一気にやれるように、ぜひ善処していただきたいということを申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。
○議長(
岡田憲二議員) ほかに希望者はありませんか。 北田宏彦議員。
◆北田宏彦議員 私のほうからは、市議会公明党、そして自民クラブ、そして会派創生の代表として修正動議についてご質問いたします。 まず、今回、佐久間議員が代表となりまして、修正動議を出されたわけなんですが、そもそも佐久間議員は、
予算特別委員会の中におきまして、この空調設備のほか、
スマートインターチェンジ関連予算等を理由に、
一般会計予算案に反対の立場を表明されたと思います。原案に反対の立場でありながら、修正案を提案するのは矛盾されているのではないかと、これについていかがお考えなのか。 一つひとつやっていきます。全部で5つありますので、ひとつお答えください。
○議長(
岡田憲二議員)
佐久間久良議員。
◆
佐久間久良議員 先ほど北田議員がおっしゃったように、
予算特別委員会の中で、私は予算について、予算だけではないんですが、反対をいたしました。しかし、この後、私は表明する予定ではいたんですが、この修正動議が通った段階、要するに可決していただいた段階では、このことは本当に大切なことだと思っておりますので、いろいろ反対をする内容はあるんですが、これを全て脇に置いて、私は日本共産党としては賛成する用意はあります。 以上です。
◆北田宏彦議員 次に、修正案の中では、平成30年度に小学校7校分の実施設計をするということなんですが、議員の中には公平性という観点から、一つの意見としては、中学校から先に整備すべきだという意見もあったように思いますが、この公平性については、佐久間議員は、まず小学校7校からというのが公平性が保たれるということでお考えなのかどうか。
○議長(
岡田憲二議員)
佐久間久良議員。
◆
佐久間久良議員 確かに、おっしゃるとおり質疑、委員会等の中で、中学校からやったらどうだと、要するに中学校のほうが卒業してしまうんだから、早いほうがいいだろうということと、あわせて教育環境を整える、要するに受験等があるので、早いほうがいいという意見があったのも承知しております。しかし、今回市執行部から提案されたのは、まず最初に来年度中は幼稚園を整備すると、あわせて小学校の設計費を計上するというご提案でした。 であるならば、少なくとも小学校に対して、中学校も確かに一緒にやっていただけたほうが本当にいいと思います。ただ、それではなかなかかなり予算的にも大きな規模になってしまいますので、市執行部の市からのご提案がありました小学校というのであれば、その小学校を一気にやっていただくのが公平性が保たれるというふうに思っております。 以上です。
○議長(
岡田憲二議員) 北田議員、議長の発言を許可を得てから発言してください。 北田宏彦議員。
◆北田宏彦議員 30年度に小学校7校分の設計をするとなりますと、当然なんですけれども、その後の施工管理であるとか、そういう部分で本市は技術職員が少ない中で、非常に対応に困ってくるのではないかなと考えるのですが、担当職員を増員することが必要なのか、あるいは残業してもらってでも、その限られた範囲内でやらなきゃいけないのか、ちょっとそのへんについてどういうお考えなのか、見解をお尋ねしたい。
○議長(
岡田憲二議員)
佐久間久良議員。
◆
佐久間久良議員 技術的な問題につきましては、正直言って私の部分ではわからない部分はあります。ただ、設計に関しては、外部委託も一つの方法ではないかというふうに思います。 ですから、この予算がついているのではないかというふうに私は判断したわけで、外部委託するのであれば、一気にできる、個々にそれぞれ発注することもできるでしょうし、また内部で施工するのであれば、それは緊急ではあったとしても、職員を補充していただく、または私自身は臨時で雇い入れるというのは反対ではありますが、そういうことも視野に入れて、やっていただきたいというふうに思っています。 以上です。
○議長(
岡田憲二議員) 北田宏彦議員。
◆北田宏彦議員 設計については、当然外部に発注するのではないかと思いますけれども、職員の施工管理だとか、そういう部分は当然必要だと思いますので。 次に、仮に平成30年度に小学校7校分の設計ができたとしても、31年度に小学校7校分の整備費用がかかってくると思います。おそらく4億円ぐらいの総額になると思いますが、その財源についてどうお考えなのか、お尋ねしたい。
○議長(
岡田憲二議員)
佐久間久良議員。
◆
佐久間久良議員 北田議員がおっしゃったとおり、仮に小学校4校を全部やったとしての工事の総額として、今、市から示されているのは4億2,680万1,000円であります。これ自身は、無責任な言い方になってしまいますが、30年度予算を今審議しているわけです。31年度予算ではないわけですので、この計上がされるのは31年度予算になっていくと思います。 ただ、財源の問題としては、私が調べた中では、国庫補助として、
社会資本整備事業の助成として、それが使えるのではないかということも確認はしています。また、その対象になるかもしれないということでした。あと、あわせてまた財源論で言えば、これは当然子どもたちのためですから、財調等も崩していく、それも一つの財源の方法かなと思っております。 ただ、本当に財政が厳しいと言われておりますが、これは小学校の、または中学校の整備事業にどうしても必要なことですし、また実際全体としては6億ちょっとかかっている。今、手元にちょっと資料を置いてきちゃったんですが、6億ちょっとかかっていると思いますが、そういうことも含めて、これはある意味早いか遅いかの違いではないのかなと思いますので、そしてそれは市債として償還していくということを考えれば、それはなるべく早いほうがいいのかなというふうに思っております。 以上です。
○議長(
岡田憲二議員) 北田宏彦議員。
◆北田宏彦議員 今、佐久間議員のお答えの中で、
社会資本整備交付金の活用をという話なんだけれども、今現在管理課のほうでは、
教育施設整備交付金を念頭に置いているというふうに話を聞いているんだけれども、
社会資本整備交付金についても、以前は3分の1であるとか2分の1であるとか、そういう交付率であったけれども、直近を見てみると、大体15パーセントから20パーセント、それくらいの取り出ししかできないと思うので、今、担当課のほうで考えているものとそんなに大差ないと思います。 あと、財政調整基金を取り崩してということなんだけれども、財政調整基金の性格についてきちんとご理解いただいているのかどうか、そのへんが非常に不安なんだけれども、財政調整基金というのは、年度間の調整を行うための基金としてあるわけでありまして、そのへんをちょっとまだ考慮が足りないんじゃないのかなというふうに私は思いました。 最後に、今回修正案の財源としまして、予備費から充当するということなんですけれども、4月1日に入って年度が始まってから、その先予備費が不足した場合にはどのようにするのか、そのへんも当然お考えでしょうから、お答えいただきたいと思います。
○議長(
岡田憲二議員)
佐久間久良議員。
◆
佐久間久良議員 もし仮に予備費が足りなくなるのであれば、これは当然市としては財源が必要になってくるわけですから、これは補正予算を組んでいいただくことを私はお願いするしかないのかなと思っております。 実際、いろいろな形でこの間各議会ごとに補正予算を組んでいるわけですから、私が提出したこのやつで予備費がなくなったから、これは佐久間が責任を負えということではないと思います。これはやはり市の責任ですから、市の責任において、これは予算を再編成していただくのが筋なのかなと思います。 以上です。
○議長(
岡田憲二議員) 北田宏彦議員。
◆北田宏彦議員 執行部のほうで考えればいいということなんでしょうけれども、ちょっと無責任なお話ではないかなというふうに私は考えます。もし議会としてもこの修正案を認めるのであれば、事業の財源、あと執行体制について、しっかりした計画がなければならないのではないかと思います。 市の財政状況が厳しいと言われている中、きちんとした財源のめどもなく、また職員の増減の対応についても明確に示せない状況の中で、執行部に対してやれ、やれと言うのは、非常に無責任かと私は感じます。 結果として事業ができずに、さらに財政状況まで悪化することとなれば、その責任は議会にあることとなりますので、その点はいかがお考えか、お答えいただきたいと思います。
○議長(
岡田憲二議員)
佐久間久良議員。
◆
佐久間久良議員 私が今ご提案させていただいているのは、1,859万8,000円のこれは増額の修正です。この部分での増額です。その後につきましては、これ自身は先ほども申しましたが、31年度の予算ですので、それは私の権限ではなく、この予算の編成責任者というか、編成権限は市長にあるわけです。そこに対して、それは当然31年度に予算の中で私はこれではだめだと思えば、当然また今回のように修正動議をかけるという形の中での対応になろうかと思いますが、今現在は30年度の予算を審議しているわけですので、その先については、まだ時間もあるわけですから、その中で私は検討させていただきたいと思っております。 それと同時に、この約1,900万円のお金で市を圧迫するというようなことは、今現在はなかなか考えづらいのかなというふうに思っております。 以上です。
○議長(
岡田憲二議員) 北田宏彦議員。
◆北田宏彦議員 今の佐久間議員のご説明の中では、さらに総額6億円、結局今回千八百数十万円の金額の増額だということなんだけれども、結局その先には6億円からのお金がどうしても必要になってくると、そういうことなので、今の佐久間議員の説明だと、非常に無責任さを感じる。 このことをあまり長くやっていてもしようがないから、あれなんだけれども、これまでも佐久間議員には申し上げているように、市長が
予算特別委員会の中でも、しっかりと補正予算を組んで、前倒ししてやっていくというふうに回答されているわけで、これをあなたは首根っこをつかまえてやらせるような、なぜそう考えるのか、私は非常に理解に苦しんでいたんだけれども、実現の難しい修正案を出すよりも、議会としては、市長と教育長の発言を尊重した上で、執行部にしっかりと前倒しということについて、計画的に進めていただくべきと私は考えます。 以上です。
○議長(
岡田憲二議員) ほかに希望者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岡田憲二議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 次に討論ですが、通告がありますので、順次これを許します。 はじめに、
佐久間久良議員の発言を許します。
佐久間久良議員。 (
佐久間久良議員 登壇)
◆
佐久間久良議員 私は、日本共産党を代表いたしまして、議案第9号 2018年度大網白里市一般会計予算の原案に対して、また議案第10号、同じく2018年度大網白里市国民健康保険特別会計予算、議案第11号 大網白里市後期高齢者医療特別会計予算、議案第12号 大網白里市介護保険特別会計予算、議案第13号 大網白里市介護サービス事業特別会計予算の5つの議案に対して、反対の討論を行います。 最初に、一般会計予算の原案について反対の理由を述べます。 国会では、2018年度国家予算が2月28日に衆議院で採択が強行されました。安倍晋三首相は、導入をもくろんでいる働き方改革については、国民の命がかかった大問題であるにもかかわらず、捏造データが次々と明らかになり、安倍首相は、裁量労働制は一般労働より労働時間が短いという答弁を撤回いたしました。このことは重大な問題であり、法案の前提は根底から崩れてしまいました。森友・加計問題について、政府・与党は真相究明にはほど遠い態度をとっております。 問題が山積している中で強行採決された2018年度国家予算案は、格差と貧困を広げてきたアベノミクスに固執し、暮らしと経済を痛めつけるものとなっています。アベノミクスの5年間で、大企業や富裕層の利益が大きく増える一方で、実質賃金は年間16万円も低下し、家計消費は22万円も落ち込んでいます。今必要なのは、この格差と貧困を是正することではないでしょうか。 ところが生活保護費の最大5パーセント、平均1.8パーセントの削減をはじめとした社会保障関連経費の自然増分1,300億円を削減しています。安倍政権下の6年間で、社会保障関係費の自然増削減は1.6兆円にも上り、各分野で給付減と負担増を招いております。 他方、消費税や研究開発減税等などの大企業優遇税制、富裕層の金融所得への優遇税制などは温存し、格差の是正にはほど遠い姿勢です。来年10月に消費税10パーセントを強行すれば、さらに格差と貧困が広がることは、火を見るよりも明らかです。富裕層のための政治から、99パーセントの国民の暮らしを応援する経済政策への抜本的転換が今強く求められています。安倍政権は、安保法制のもとで際限のない軍拡にも踏み込んでいます。 こうした国民いじめの国家予算のもと、大網白里市一般会計予算を見てみると、評価できる事業内容もありますが、しかし全体としては、市民生活に十分根差した予算とは到底言えません。 評価できる内容では、住宅リフォーム助成や小・中学校の給食費の助成、就学援助の入学準備金の前倒し支給など、市民に喜ばれる取り組みを行っています。また、増穂保育所隣の子育て支援施設は、働く保護者にとって必要不可欠なものですし、津波避難施設の建設も市民の命を守る上で大変重要です。事業用太陽光発電施設に対するガイドラインの策定は、市内の環境や景観を保全、災害の防止に役立つことを期待するものです。 しかし、その反面、住宅リフォーム助成の継続は喜ばしいことではありますが、前年度は開始早々の5月に1,000万円の予算に達してしまいました。来年度も同じ1,000万円では、同じことの繰り返しになるのではないでしょうか。10倍以上の経済効果が見込まれる事業だけに、大変残念です。 子育て支援でも、保育士の処遇の改善から、認可保育所に対して助成を継続していますが、一般事務費との格差が月額10万円と言われている中で、2万円では到底不十分ではないでしょうか。特にみどりが丘市有地活用事業はまさに無駄遣いの典型であり、計画案は立てておりますが、実現する見通しは本当にあるのでしょうか。 同時に、スマートインターチェンジ事業は建設費が大きく膨らみ、市の財政をこれこそ圧迫している最大の要因ではないでしょうか。 続いて、議案第10号 大網白里市国民健康保険特別会計予算についての反対の理由を述べます。 反対する最大の理由は2点です。 1つは、市制移行のときに国民健康保険税を大幅に引き上げました。その結果、国民健康保険特別会計における財政調整基金は、当時は1億円を切っていた危機的な状況と言われる中の金額ではありましたが、昨年度末には4億3,000万円まで積み上がってしまいました。5年前の国保税引き上げは、行わなくても十分に運営できたのではないでしょうか。 2点目として、この5年前に引き上げを行わず、運営に支障を来すのであれば、一貫して私たちが求めてまいりました一般会計からの法定外繰り入れを行えば、運営ができたと確信しております。県下でも高い保険税となった市の責任は重大です。 介護保険については、今国会でも第1号保険者の保険料の引き上げが予定されています。ただでさえ高い保険料であるにもかかわらず、さらなる保険料の引き上げは、死活問題となりかねません。引き上げでなく、引き下げを強く要求いたします。 また、介護保険サービス事業についても、本来実施されなければならない事業が提供されておりません。保険あってサービスなしであり、到底容認できるものではありません。 後期高齢者医療保険特別会計については、年齢で健康保険を差別する制度であり、到底認めることもできません。 以上の理由から、議案第9号 大網白里市一般会計予算から、議案第13号 大網白里市介護サービス事業特別会計予算の5つの議案に対して反対とします。 さて、私は議案第9号 大網白里市一般会計予算について、原案に対して反対すると述べました。しかし、私は一般会計特別予算に対して修正案を提案させていただいています。この修正案が可決されるのであれば、予算について反対の理由はいろいろとありますが、それを全て脇に置いて、賛成する決意です。 反対していたのに賛成する理由は、幼稚園や小・中学校の空調施設の早期実現は、大変重要な課題だと思っているからにほかなりません。しかし、市執行部は財政状況が厳しいなどの理由から、6カ年計画で進めていくと言います。その後、
予算特別委員会の中で、市長は補正予算などで対応したいと述べておりましたが、具体的なことまで言及いたしませんでした。 市が導入にあたり、年少世代から優先し、小・中学校は児童・生徒数が多い順に進めるとしています。私は、この発言は重大な問題であると思っております。児童・生徒数の多い、少ないは、子どもたちには全く関係ありません。差別につながる発言ではないでしょうか。 それぞれの小学校や中学校に対して、施設整備に格差や時間差が出ないように、道筋をつけるべく予算に対する修正動議を今回出させていただきました。それに対して、予算に厳しいから無理だとか、市長が補正を表明しているので必要ないとかいう声も聞こえてまいりました。また、修正案が否決されると、前倒しの整備がなくなるという意見もありました。 しかし、今回私が求めたのは、市内小・中学校に対しての建設費1,859万8,000円であり、小学校全体の工事費4億2,680万1,000円ではありません。これは2019年度予算になりますし、国庫補助としても、社会保障整備事業助成の対象となるかもしれないということでした。誰に気兼ねすることなく、議員としての意見をはっきり示されることを心からお願いし、以上で私の討論とさせていただきます。
○議長(
岡田憲二議員) 次に、小倉利昭議員の発言を許します。 小倉利昭議員。 (小倉利昭議員 登壇)
◆小倉利昭議員 私は、自民クラブを代表し、議案第9号 平成30年度大網白里市
一般会計予算案について、賛成の立場で討論を行うものであります。 日本経済においては、政府・与党が経済最優先で取り組んできたこの5年間、アベノミクスによるさまざまな施策の実施により、GDPは名目、実質ともに増加しており、企業収益は過去最高を記録するとともに、就業者数の増加、賃上げなど、経済の好循環が実現しつつありますが、一方で地方に目を向けますと、人口減少、少子高齢化の影響により厳しい状況が続いている現状にあります。 このような中、平成30年度の本市の予算は、第5次総合計画の後期基本設計の着実な推進を図りつつ、厳しい財政状況を踏まえて、継続事業の推進を優先し、新規事業については極力抑制するなどの基本方針のもと、予算編成に努めたということであります。 平成30年度の一般会計予算の総額は155億2,700万円と、前年度に比べ1.4パーセント増となる積極的な予算でありますが、内容を見てみますと、これまで進めてきた継続事業の圏央道スマートインターチェンジ関連事業をはじめ、大網駅東土地区画整理事業、金谷川河川改修事業などの将来のまちづくりに重要な都市整備基盤の着実な推進に向けて、国庫補助金などを確保し、必要な予算を措置するほか、津波避難施設の築山にあっては、本年度内にしっかりと事業用地の確保を図りつつ、新年度には本工事の予算を確保しております。また、待機児童解消に向けた施策として取り組んでおります、増穂保育所隣接の児童福祉施設につきましても、年内の完成に向けて事業が推進されております。 これらの事業は、多くの市民が早期の完成を望んでおりますので、執行部の皆さんには引き続きご尽力をお願いするものであります。 このほかでは、人口が減少する中で、市税などの歳入の伸びが期待できない一方、少子高齢化の推進による社会保障関係費や公債費の増加が確実に見込まれる厳しい財源状況であるとのことですが、第5次総合計画に掲げられた8項目の主要事業に対して、限られた財源をバランスよく、効率的に配分されているものと思われます。 保健福祉分野では、市民の健康づくりの取り組みを推進するため、健康ポイント事業や市内の医療機関と連携して胃の内視鏡検診を推進するほか、保育ニーズに的確に対応するため、ファミリー・サポート・センターの開設や病児保育施設利用助成金の創設など、市民の健康管理や子育て支援に注力されていることがうかがえます。 また、教育分野を見ますと、小・中学校のICT推進、外国語教育の推進に加えて、教育環境のさらなる充実に向けた公立学校へのエアコン整備に着手したことは、高く評価いたします。当初予算では、公立幼稚園へのエアコン整備と小学校2校の実施設計の予算計上となっておりますが、
予算特別委員会におきまして、金坂市長から小・中学校への整備計画を前倒しし、補正予算にて対応するとも伺っております。市の財政状況が厳しいことは十分承知しておりますが、財源を確保いただき、早期に対応されるよう、強く要望いたします。 このほか、コミュニティバス運行のための補助金や道路排水整備などの市民生活にかかわる予算も確保されています。 他方、市の財政状況を見ますと、財政調整基金が10億円を下回るなど、議会としても憂慮すべき状況下にあると再認識させられましたが、市税等の収納対策の一層の強化により、自主財源の確保に努めていただくとともに、経常的な経費の抑制など、行財政改革の取り組みを強化し、健全財政の維持に努められるよう、あわせて要望いたします。 このようなことから、私はここに平成30年度
一般会計予算案について、賛成の意を表します。 最後に、金坂市長をはじめ執行部におかれましては、引き続き我が大網白里市の健全な財政運営のもと、市民のために年度当初に計上した各事業の執行に傾注していただき、真に住みたい、住み続けたいまちづくりの実現のため、リーダーシップを大いに発揮していただきますよう要望いたしまして、私の賛成討論といたします。 ご清聴ありがとうございました。
○議長(
岡田憲二議員) 次に、黒須俊隆議員の発言を許します。 黒須俊隆議員。 (黒須俊隆議員 登壇)
◆黒須俊隆議員 私からは、平成30年度大網白里市一般会計予算原案についての反対の立場からの意見表明及び先ほど出されました修正案に対する賛成の立場からの意見表明を行いたいと思います。 今回の予算について、市長は当初予算編成の基本的な考え方の中で、スマートインターチェンジ関連事業、大網駅東土地区画整理事業、津波避難施設整備事業を優先することとし、新規事業については、極力抑制するとしております。その理由として、早期完成が期待される継続事業の推進ということを挙げております。 私はこれらの事業が市民に期待されているとはとても感じることができません。スマートインターチェンジについて、そもそもフルスペックのインターチェンジが必要とは思えません。側道の高機能化工事などの追加などで事業費も大変膨れ上がっております。大網駅東土地区画整理事業も、たび重なる工期の遅れで事業費が膨れ上がり、都市計画道路すら完成しておらず、得られた成果は見られません。 津波避難施設は、今年完成した津波避難タワーに続き、津波避難施設整備計画とかけ離れた巨大な施設整備を行おうとしております。厳しい財政状況と言いながら、市民にとって優先度の低い土木建設事業を優先し、これら巨大事業により、市民の生活や子どもの教育が置き去りにされる予算編成と言わざるを得ません。 市長は、住みたい、住み続けたいまちの実現を目指すと言っておりますが、一体誰にとっての住みたい、住み続けたいまちなのか、大変不満な予算内容でございます。 具体的に述べてまいります。 市の公用車の燃料代は、業者の言い値ではなく、適正価格で購入することを求めます。 みどりが丘の市有地活用事業については、基本設計後、補正予算で事業費を計上するとのことですが、子育て支援施設の充実と早期の完成を求めます。 選挙の候補者経費負担金は、廃止または実勢価格に基づき大幅に削減すべきです。 駅前の駐輪場について申し上げます。 本市の基幹産業であるサラリーマン産業にとって、駐輪場事業は市の大切なインフラ整備事業です。施設の改修などの費用は、市とJRが負担すべきです。経常的な収支は黒字になっている駐輪場事業について、駐輪場費用の値下げや駐輪場3階の無料化、駅周辺商店利用時などにも使える短時間利用の無料化などを実現するべきです。 消防団活動費について、不透明な分団手当を減らし、一方少ない団員報酬、また個人への出動手当など、適切な支出を求めます。 津波避難施設について、巨額の費用を要する築山計画や築山に不必要な公園を併設する計画に反対です。津波避難施設は、津波避難施設整備計画にあるよう、巨大地震に対する対策は、ソフトを重視し進めるべきだと考えます。必要最小限の計画に変更し、その分津波からの避難道路の整備などに充当するべきだと考えます。 社会福祉事業について、傷病者への一時支援に取り組むことを求めます。 また、旧庄ぜん跡地及び隣接地の塩漬け状態は適切に解消することを求めます。 出産・子育て関連について申し上げます。 出産・子育て支援事業ですが、以前のように第2子、さらには第1子の出産に対しても支給するように要望いたします。 保育所待機児童は解消されておりません。認可保育所へ通わせられない家庭の負担が大変重くなっております。この格差は到底受忍できるものではなく、認可外保育施設や認可外保育料など、これらへの助成を大幅に増額するべきです。子どもの医療費助成については、高校生まで医療費助成を行うよう求めます。 健康及び医療施策について申し上げます。 がんの検診や特定健診、人間ドック助成、ワクチン接種については、その効果を十分に検証し、効果の期待できるものに限定して行うことを求めます。厚生労働省すら効果を疑問視しているようなPSA検査助成は直ちに廃止すべきと考えます。 教育・子育て支援について申し上げます。 保護者負担が大きい副教材費や学級費などの義務教育費公費全額負担を求めます。 学校給食アレルギー対策にももっと力を入れるべきと考えます。 就学援助費について、本市の援助率が低いのは、周知徹底がされていない可能性があり、適切な援助が行われるよう求めます。 幼稚園、小・中学校への空調機器導入費が計上されています。一定の評価はしますが、6年間にわたる長期の計画や順番を人数の多い順に決めていることなど、緊急性や重要性を加味した上で予算計上したとは思えない、大変不満のある計画です。見直しを求めます。 図書館サービスについて、蔵書の予算措置もサービス関連経費も大幅な増額を求めます。図書館司書は各館に配置するように求めます。読み聞かせ用の大型絵本を個人貸し出しを行うよう予算措置をすることを求めます。 下水道面整備計画について、30年度は1.6ヘクタール、わずか0.3パーセントの予算措置となっております。このペースでは40年以上かかる計算になります。計画の見直しの時期が来ているとも考えられますが、一方でこういうところに巨大土建のしわ寄せが来て、市民生活が軽んじられていると言うことができます。 農業振興課関連について申し上げます。 農業土木に比べると、農業振興に関する予算が大変少ない。特に本市独自の農業振興費が少なく、本市の基幹産業などと口先で持ち上げるのではなく、積極的に特色ある農業や無農薬有機農業など、環境に優しい農業などを支援するよう求めます。 道路排水整備について申し上げます。 道路建設等については、将来の維持管理費の増大が懸念されます。舗装補修事業に関し、これまでの調査の中で、老朽化が激しい道路が3.6キロあると予算委員会で建設課が説明したにもかかわらず、実際に30年度に予算化されているのは1,763メートル、約半分しか予算が計上されておりません。生活道路を守る観点から、適切な補修費用の確保とともに、新規計画については、より一層の精査を求めます。 30年度予算の中にも、新規事業で病児保育助成を行うこととか、30年度まで3カ年計画の
デジタル博物館事業などの大変評価の高い事業もございます。しかし、市長の目玉事業は、総じて市民生活の安定、安心につながらない、巨大土建事業優先予算になっていることにおいて、反対の意思を私は表明いたします。 ここに平成30年度一般会計予算についての反対意見の表明とし、あわせて一般会計予算に対する修正案において、空調設備導入、小学校の設計費を今回提案させていただきましたが、これは31年度以降の市長の空調整備計画を縛るものではなく、議会としての学校教育及び学校施設の整備に関して、前倒しで一刻も早く進めろという議会の大きな意思表明だと、そのように申し上げて、市長におかれましては、6年の計画を可能な限り早め、学校教育の現場の環境が改善されることを求めまして、今回の修正案に対する賛成討論とさせていただきます。 以上でございます。
○議長(
岡田憲二議員) ほかに希望者はありませんか。 森 建二議員。 (森 建二議員 登壇)
◆森建二議員 平成30年度大網白里市一般会計予算に対する修正案に対して、反対の立場から討論を行わせていただきます。 まずは、この市内の幼稚園、小・中学校への空調機器、エアコンの導入の市当局、そして教育委員会による決断に、改めて御礼を申し上げたいと思います。これは多くの市民が望んでいたことでございます。 私も当初今議会の開会直前に、
教育委員会管理課から、この平成30年から平成35年までという6年間の空調導入計画を見せていただいた時点では、6年というのはさすがに長いんじゃないかと、学校によって完成時期が最大で3年程度もずれ込んでしまう。これはさすがに不平等と言われても仕方がないんじゃないかと考えて、何とか短縮できないかと感じました。その思いは、この修正案と考えを同じくするものであります。 現在の市の財政の厳しさは理解をいたします。乱暴ですが、簡単に申し上げれば、大きな借金はないけれども、貯金がない、収入も厳しい、これが今の市の現状なのではないかと思います。ただ、最近の夏の酷暑の中、エアコンなしで子どもたちに勉強させるということは、確かにこれはあまりにも忍びない状況であると考えます。 続く
予算特別委員会の席で、執行部は学校施設環境改善交付金と予算執行、この状況をにらみながら、30年度、来年度から可能な限り補正予算で対応してくと明言をしてくれました。現実として本市の厳しい財政状況がある。残念ながらこれは事実であります。その中で、市は具体的に前向きな姿勢を今回見せてくれています。 そんな中、具体的な財源の確保が見えない中、さらに先ほど同僚議員が話をされましたように、市の首根っこをつかまえて無理を言わせる。そのようなことを市民の代表である私ども市議会議員がすべきなんでしょうか。私はそうは思いません。この事業、子どもたちのエアコンだけがほかの事業に優先をしてまで、緊急性を持っているのでしょうか。先ほどの提案議員の中で、みどりが丘市有地活用事業は無駄だという話がありました。私は決してそうは思いませんし、これは市民に対する暴言だと私は考えております。 また、本修正案では、30年度に小学校7校全ての実施設計を行うべきとあります。実施設計は、期間があいてしまうとまた一からやり直しになる可能性があるそうです。そうしますと、31年度に7校全ての事業を一括で完成する必要が出てまいります。 するとどうなるか。建築担当の技術職員、都市整備課の一級建築士の資格を持つ職員の方は残念ながら1名しかいらっしゃらないそうです。明らかに業務量がキャパシティーオーバーとなりまして、大変な量の時間外労働と事業完成へのプレッシャーを押しつけることになります。 民間と違って、この事業、プロジェクトのために、一級建築士を簡単に探し出して、一時的に増員というわけにもまいりません。働き方改革を推進すべき役所、私どもが市の職員にこのような過重労働を押しつけるべきなのか、もし事業完成がかなわなかった場合の責任は誰がとるのか。 また、2020年東京オリンピック・パラリンピックがございます。それに向けて、建設業界、大変な忙しさ、ちょうどこの7校の小学校の事業するにあたっては、同じ年度にかかるということになります。これだけの業務を1年でやり切るための事業者を確保できるか、これも疑問であります。 予算の上でも、小学校の7校の工事にかかる費用だけでも4億2,680万円が見込まれております。この予算を実際にどこから調達をするのか。財政調整基金、いわゆる市の貯金、とうとう10億円を割る見込みとなりました。 そんな中、これだけの予算を短期的に調達するとなると、ほかの社会福祉、教育費、医療、防災にかかる費用を減らさなければならなくなるのでしょう。それをしなければ、短期的にであっても、大網白里市は資金不足に陥る可能性が出てまいります。これは絶対にあってはならないと考えております。 ただ、まずは今議会で幼稚園、小・中学校のエアコン導入が具体的に動き出したこと、これは評価すべきであると考えます。そして、市は今議会の文教福祉常任委員会、そして
予算特別委員会の席で、財政が厳しい中でもはっきりと6年間の期間を前倒しに向けて動きます、努力しますと明言をしたわけであります。ここは我々市議会もお互いに知恵を絞りながら、今現実的にできることを粛々と進めるべく努力をしていくときなのではないでしょうか。 以上をもちまして、私の討論を終了させていただきます。
○議長(
岡田憲二議員)
佐久間久良議員。
◆
佐久間久良議員 ただいま、森議員の……。
○議長(
岡田憲二議員) 暫時休憩します。 午前11時56分
休憩----------------------------------- 午前11時59分 再開 出席議員 17名 欠席議員 1名でその氏名は次のとおり 花澤房義議員
○議長(
岡田憲二議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
佐久間久良議員。 (
佐久間久良議員 登壇)
◆
佐久間久良議員 先ほど私が反対討論を行いました中で、一部訂正をさせていただきたいと思います。 私の発言の中で、みどりが丘市有地活用事業は、まさに無駄遣いの典型であるという趣旨の発言をいたしました。しかし、私たち日本共産党は、このみどりが丘活用事業の中で、みどりが丘に子育て支援施設を強く求めてきたことは事実です。 ここでの無駄遣いと言ったのは、コンサルタントや、あととうに1,000万円以上のお金をつぎ込んだにもかかわらず、何ら形になっていないし、そういうことに対して無駄遣いだと言ったわけで、計画そのものを否定したわけではないことを訂正させていただきます。 以上です。
○議長(岡田憲二議員) ほかに希望者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岡田憲二議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより、順次採決を行います。 はじめに、平成30年度大網白里市一般会計予算に対する修正動議についてを採決いたします。 本動議に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(岡田憲二議員) 起立少数。 よって、本動議は否決されました。 次に、議案第9号 平成30年度大網白里市一般会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第9号は可決されました。 次に、議案第10号 平成30年度大網白里市国民健康保険特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第10号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第11号 平成30年度大網白里市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第11号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第12号 平成30年度大網白里市介護保険特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第12号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第13号 平成30年度大網白里市介護サービス事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第13号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第14号 平成30年度大網白里市土地取得事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第14号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第15号 平成30年度大網白里市公共下水道事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第15号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第16号 平成30年度大網白里市農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第16号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第17号 平成30年度大網白里市土地区画整理事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第17号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第18号 平成30年度大網白里市ガス事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第18号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第19号 平成30年度大網白里市病院事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第19号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、総務常任委員会に付託された議案2件及び陳情3件の審査結果について委員長の報告を求めます。 総務常任委員会委員長、堀本孝雄議員。 (総務常任委員会委員長 堀本孝雄議員 登壇)
◆総務常任委員会委員長(堀本孝雄議員) それでは、総務常任委員会に付託されました議案2件の審査報告をさせていただきます。 議案の審査結果につきましては、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、議案第21号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第37号 平成29年度大網白里市一般会計補正予算は、賛成総員により原案可決と決定しました。 次に、本委員会に付託されました案件の審査のうち、主な質疑を要約してご報告いたします。 はじめに、議案第21号でございますが、新たに設置する児童扶養手当障害認定医の報酬額は、どのような基準で定めたのかとの質問に対し、認定医を山武郡市医師会に依頼して任命するという関係があるため、報酬額は東金市や山武市と同額の金額としたとの答弁がございました。 次に、議案第37号でございますが、大網中学校の旧給食調理室の解体工事は、施設の面積と比較すると金額が高いのではないか、また、工事の詳細な内容はとの質問に対し、施設は鉄筋平屋建てで面積102平方メートル、全体工事費用のうち3割ほどが解体工事にかかる経費であり、そのほかに3割強が既存の校舎接続部分の改修工事、2割強が整地工事、1割ほどが排水改修工事にかかる見込みであるとの答弁がございました。 以上で、本委員会に付託されました議案2件の審査報告を終わります。 次に、本委員会に付託されました陳情の審査報告をさせていただきます。 陳情の審査結果につきましては、お手元に配付の陳情審査報告書のとおり、平成29年陳情第13号 選挙費用公費の不適切な支払いから、市民の税金を守るための陳情及び陳情第3号 財政が厳しいので、市民を津波から守るのは、数億円かかる築山ではなく、数千万円ですむ津波避難タワーへの変更を検討してもらうための陳情は、賛成者なしとして、また、陳情第2号 日米地位協定の見直しのために、議会内討議をつくし、政府に見直しを要求する決議を求める陳情は、賛成少数により不採択と決定しました。 次に、陳情の審査における主な意見をご報告します。 平成29年陳情第13号においては、はじめに、平成29年12月12日に開催した委員会では、税金である以上、無駄遣いは許されないが、選挙を行う上でこの制度は必要である。この陳情の趣旨には賛同できるとの意見や、はじめての選挙に出るときなど、この制度は非常にありがたい。また、これから立候補を考える人を1人でも増やすべきであり、この制度を厳しく規制すると選挙が活性化されないのではないかなどの意見がありました。 続いて、平成30年3月1日に開催した委員会では、今選挙費用公費が不適切に使われているならば、ある程度の規制は必要であるが、そのような状況にはないため、この陳情には賛成できないとの意見や、誰でも選挙に立候補できる制度は必要であり、県内37市全てが条例を制定している。また、どこも異なる金額を規定していないなどの意見がありました。 次に、陳情第2号においては、日本政府は国会答弁でも、日米地位協定については運用の改善を図っていくとしている。また、その都度の事案により、適切に運用の改善を図っていくことが現段階では最善ではないかと考えるとの陳情に反対の意見がありました。 また、陳情に賛成する意見としては、日本国内でのアメリカ軍による航空機事故はあまりにも多過ぎる。最近も三沢基地の米軍機が事故を起こし、一つ間違えば住民の命にかかわる可能性もあった。また、思いやり予算など、日本の財政負担は大きい。このような日米地位協定の見直しを求める陳情には賛成したいとの意見がありました。 次に、陳情第3号においては、津波避難タワーも築山も維持費の面など、一長一短があるが、今回は地元住民からの要望もあり築山となった。今、議会にも予算が上がっているので、これ以上の議論は必要ないのではないかとの意見や、津波避難タワーの耐用年数は比較的短いが、築山は半永久的にもつという。築山があってもいいのではないかと考えるなどの意見がありました。 以上で、本委員会に付託されました陳情の審査報告を終わります。
○議長(
岡田憲二議員) ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。 希望者はありませんか。 黒須俊隆議員。 (黒須俊隆議員 発言席着席)
◆黒須俊隆議員 委員長に対して質疑を申し上げます。 陳情第13号の委員長報告に対する質疑をさせていただきます。 陳情者が求めているのは、選挙の公費負担で払われるポスター代やガソリン代の限度額が高額過ぎるので、適正な価格にするような仕組みを求めている、このようなものと考えますが、本市において、実際に前回の市議選とか市長選とか、それとそれ以前の公費負担のある前の時代の制度とか、その当時の選挙におけるポスター代とかガソリン代、具体的なガソリン代の平均価格とか、一番低い価格と高い価格、高額なガソリン代、ポスター代がどうだったのかなど、そのような調査とか議論は総務常任委員会ではどのようなものだったのでしょうか。
○議長(
岡田憲二議員) 堀本孝雄委員長。 (総務常任委員会委員長 堀本孝雄議員 登壇)
◆総務常任委員会委員長(堀本孝雄議員) お答えします。 総務常任委員会では、近隣市町村の事例も参考にいたしまして、適正に運用されているのではないかということで、具体的な数字については今ここで手元には資料がないものですから、もしよければ後ほどお伝えいたしたいと思いますけれども。 以上です。
○議長(
岡田憲二議員) 黒須俊隆議員。
◆黒須俊隆議員 ここに資料がないと今、委員長もおっしゃいましたが、そういう資料をもとに議論を進めたり、調査をしたのではないのではないかと私は考えますが、そのような具体的な額を挙げて議論がされたのかどうかということをお尋ねしています。
○議長(
岡田憲二議員) 堀本孝雄委員長。
◆総務常任委員会委員長(堀本孝雄議員) 議員のほうではポスター代だとか、ガソリン代だとか、そのようなことだと思いますけれども、ガソリン代については近隣の給油所等を調べまして、適正じゃないだろうかということで、ポスターについては、いろいろ企画段階からのポスター代もありますし、純然たるポスターという状況もございますので、一概には数字をこれだということはありませんでしたけれども、一応事例等を含めまして、適正ではないだろうかという委員会の中の話でありました。 以上です。
○議長(
岡田憲二議員) ほかにございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岡田憲二議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 次に討論ですが、通告がありますので、順次これを許します。 はじめに、
佐久間久良議員の発言を許します。
佐久間久良議員。 (
佐久間久良議員 登壇)
◆
佐久間久良議員 私は、陳情第13号 選挙費用公費の不適切な支払いから、市民の税金を守るための陳情について、反対する立場から討論を行います。 日本の公職選挙法は、べからず法と言われるように、立候補や選挙運動にさまざまな規制が設けられています。これは、政治的民主主義や国民の参政権の保障という点でも重大な問題です。 選挙に立候補する場合、国政では比例で600万円、選挙区では300万円が必要です。市や区は比較的安いとは言われておりますが、それでも30万円が必要です。この金額は世界的に見てかなり高いと言われ、欧米諸国の供託金は10万円前後であり、世界の流れはなくなる方向となっています。 2013年からインターネットを利用した選挙運動を可能とする法改正により、SNS等を活用して投票を訴えることができるようになりました。その一方、ネットの世界では選挙運動の自由を拡大しながら、実社会では戸別訪問の禁止をはじめ、選挙期間中のビラ、ポスターの配布規制など、従来と変わらない規制や禁止規定などが依然として残ったままで、国民、市民の自由な選挙活動を妨げています。主権者である国民が気軽に、そして多面的に参加できるように、選挙活動の自由を拡大するために、公職選挙法の抜本的な改正を進めていくべきだと私は考えます。 さて、陳情が指摘しているように、選挙運動費用を公費で負担する制度があります。国や自治体は、金のかからない選挙の実現や運動の機会均等を図るためとして、公職選挙法や条例の規定に基づき、国や自治体が費用負担をしています。この制度のもとで、候補者や業者が不正に選挙運動費用を受け取るケースが全国で相次いでいるということも、指摘されている、そのとおりであります。こうしたことから、公金の支出について厳しい目を向けていくことは当然であり、必要であるとも考えております。 しかし、正当な支出についても、選挙活動の自由という点から規制につながる可能性がある本陳情については、態度表明としては反対といたしますが、この陳情の内容は議員の資格、品性にかかわる重大な問題も提起しています。さまざまな機会を通じて、これは論議していく必要が当然あると考えております。 以上で、私の討論とさせていただきます。
○議長(
岡田憲二議員) 次に、
蛭田公二郎議員の発言を許します。
蛭田公二郎議員。 (
蛭田公二郎議員 登壇)
◆
蛭田公二郎議員 私は、陳情第2号 地位協定の見直しのために、議会内討議をつくし、政府に見直しを要求する決議を求める陳情に賛成の立場で発言をし、討論を行います。 日米地位協定関連の陳情は前議会に続くものですが、この間も米軍の事故は相次いで起きております。前議会でも関連の陳情が出されたのが11月22日ですが、まさにその日の11月22日、空母ロナルド・レーガン艦載機の輸送機が沖ノ鳥島から北西150キロの太平洋上で墜落をし、搭乗員3人が死亡する事故が起きております。 その後、12月には宜野湾市の小学校校庭に上空飛行中の米軍ヘリから窓枠を落下させ、男児がけが、またその直前にも、普天間飛行場付近の保育園で同じヘリの部品が見つかっています。 1月に入ってからも、6日、8日、23日と相次いで沖縄県で米軍ヘリの不時着や緊急着陸が続き、先ほど報告にもありました2月9日には、青森県三沢基地を飛び立ったF16戦闘機がエンジン部分から出火、燃料タンクを小川原湖に投棄と、米軍による事故は相次いでおります。事故が起きるたびごとに、日本政府に当事者能力がないことをさらけ出しております。 先ほど政府も運用改善を図るようにという国会答弁があったというように、陳情審査の報告がありましたが、日本政府に当事者能力がないということは明らかであります。日本政府に期待をしても、事故や事件の再発防止は期待できず、もはや日米地位協定を抜本的に見直すしかありません。 我が国には、現在132カ所の米軍基地が置かれ、約5万人もの米兵、軍属、その他家族が4万人が駐留しています。日米地位協定はこれらの米軍、米兵、軍属、その他の家族が我が国においてどのような取り扱いを受けるか、これを決めているのが地位協定ですが、まず問題なのは、米軍基地を提供する、あるいは返還する。そういう手続、内容が米軍に都合のよいものになっていること。日本のどこでも期限の定めがなく、使用目的、条件を厳しく限定しないまま、施設の区域が提供され、しかも国会の関与がない、非民主的な仕組みとなっております。 また、米軍基地や米軍が我が国の法の規制を受けず、さまざまな特権が米軍や米兵、軍属に与えられていて、刑事事件でも特権が与えられているなど、市民生活を圧迫し、不平等な事態を生じさせております。 政府は、これまで事件や事故が起きるたびごとに運用改善を繰り返しておりますが、実際には運用は一向に改善されていないというのが現状です。もとより、日米地位協定は1960年の安保条約締結のときに、安保条約第6条に基づいて締結をされましたが、地位協定の締結の前身の行政協定は1952年に締結をされ、それがそのまま現在の地位協定に引き継がれたものです。それ以後の長い間、実にたくさんの米軍による重大事故や事件が相次いでおりますが、そのたびごとに日米地位協定の見直しが叫ばれつつ、60年間一度も改正されないでおります。 陳情が述べておるように、米国と同盟国でありながら、日本国にも主権の問題については譲ることができない。私たち市民の生活と人権を守り、そして何よりも独立国としての我が国の主権を守る。そのためにも、地位協定を抜本的に見直しすることが今求められているのではないでしょうか。日米地位協定の見直しを議会として決議をし、政府に対してそのことを求めていくという本陳情は、多くの市民の願いと合致するものだと思います。 そのことを申し上げまして、本陳情への賛成討論といたします。
○議長(岡田憲二議員) 次に、黒須俊隆議員。 (黒須俊隆議員 登壇)
◆黒須俊隆議員 はじめに、陳情第13号に対する賛成討論を始めます。 陳情者が求めているのは、選挙の公費負担で払われるポスター代やガソリン代の限度額が高額過ぎるので、適正な価格にするような仕組みを求めているものだと考えます。 私の調査によれば、ポスター代を上限額の37万2,324円の請求契約をした候補者は6人おりました。そのうち4人は、茂原市のマックスという印刷会社です。前々回の平成23年度の町議会時代の議員選挙でも、マックスは多くの候補者のポスター印刷を引き受けています。その額は37万2,324円と比べると、はるかに低い額です。 例えば、T候補者は平成23年は9万円の印刷だったのが、平成27年の契約額は公費負担の上限を超える54万円になっております。H候補は同じく13万6,500円が54万円に、K候補は12万円が54万円になっております。 また、東京都内のマテリアという会社が3人の候補者と契約しています。そのうち2人から印刷の契約内容をお聞きいたしました。すると1人は写真、版下作製費も含まれていましたが、もう1人はデータ持ち込みで印刷のみの価格でした。こんなに契約内容が違うにもかかわらず、この会社の請求額は、3人とも同額でほぼ満額の36万5,148円と同じでした。おかしくないでしょうか。1人は印刷だけ、1人は作成費も込みの価格、それなのに同じ、しかもかなり高額な36万5,148円です。 ちなみに、もう1人の方は平成23年も同じマテリアという会社で、そのときは5万2,600円で印刷代を計上していました。 印刷の市場価格はここ数年で大きく下がっています。公費助成があるから、ぜいたくな印刷をしたとは考えにくいです。どうせ公費負担なら高く請求してやろうと業者が印刷代を不当に高くした場合もあるかと思われます。また、公費助成対象外の印刷物の値引きとセットにして価格設定した場合もあるかもしれません。どちらにせよ、実勢価格とかけ離れた高額設定は直ちに改めるべきだと考えます。 宣伝カーの燃料費について、今回の市議会選挙ではガソリン代の契約単価を比べると、同じ大網白里市内のガソリンスタンドにもかかわらず、ガソリン1リットルあたり119円の業者、120円の業者がある一方で、148円の業者が複数あります。離島や山間地のガソリンスタンドではありません。市内のガソリンスタンドでこんなに値段に開きがあるなど、これまた、ポスター代同様おかしな話です。 このように大変無駄遣いと考えられる事例が存在しているのだから、陳情者が訴えることは妥当だと考えます。 なお、総務常任委員会の一部委員は、不正があれば監査とかオンブズマンがやればよいという発言をしておりましたが、まず第一にこの陳情者が訴えている内容は、不正を直接摘発してくれというような内容ではございません。公費負担の上限額が実勢価格よりかなり高目なので、適正価格にするための仕組みをつくってほしいという、そういう訴えの内容です。全く的外れな意見ですが、仮に百歩譲って不正を正してほしいという陳情だったと仮にしても、監査やオンブズマンがやればいいなどという議会の自浄能力、議会の役割を放棄しているお粗末な発言です。 また、他の自治体もやっているという意見が複数ありましたが、これまた自分の意見を持たないお粗末な内容です。たとえ他の自治体が全て同じようにやっていたとしても、本市が先陣を切って公費の無駄遣い削減を行い、全国の自治体議会が本市に先進地視察に来るような仕組みをつくろうじゃありませんか。 以上、陳情第13号の採択に賛成の立場からの議論を終わります。 次に、陳情第2号に対する賛成討論を行います。 陳情第2号では、現在の日米地位協定では日本の主権が侵害されているので、日本の主権を回復するように、日米地位協定を改定する決議を本市議会が行い、政府に意見書を提出してほしいという内容と考えます。陳情者の願意は妥当なので、採択すべきと考え、賛成討論といたします。 陳情第3号に対する賛成討論を行います。 30年度の予算について、市長は極めて厳しいと言っております。住民サービスを落とさざるを得ないという状況下で、高額な築山でなくて、低額な避難タワーへの変更を求めている陳情者の内容は大変もっともな意見だと考えます。また、必要性、重要性、緊急性の大変低い公園を築山に併設することも、全く不必要だという陳情者の意見ももっともだと考えます。 平成27年8月、津波避難計画及び津波避難施設整備計画が策定されました。それらによると、本市では過去起きたこともない10メートルの巨大津波と延宝房総沖地震の類型である最大5メートルの津波を想定しています。また、28年2月に修正された地域防災計画によると、発生頻度の高い津波として3メートルの津波を想定しています。 10メートルの津波を想定してはいるものですが、このような津波は過去に起きたことがない上に、それに近い類型タイプの元禄地震タイプは2,000年から3,000年間隔で発生していて、直近では300年前に起きているので、津波避難施設整備計画にも、しばらくのところ地震発生の可能性はほとんどないと書かれています。津波避難施設整備計画においては、当面の想定される地震、延宝房総沖地震タイプの津波避難施設を整備することとなっています。一方、しばらく発生の可能性がほとんどない巨大津波については、ソフト面で対応することとされています。 今本市で進めなければならない津波対策は、2,000年後にあるかどうか定かでない津波対策ではなく、確率のより高い地震に対しての津波対策であることは明らかです。その上で小規模な津波タワーを複数にする計画変更は、十分検討に値する内容であると考えます。 よって、陳情第3号の願意は妥当と考え、賛成の意見としてここに表明して、以上3陳情に対する討論を終わります。
○議長(岡田憲二議員) ほかに希望者はありませんか。 石渡登志男議員。 (石渡登志男議員 登壇)
◆石渡登志男議員 私からは陳情第3号、これにつきまして反対の立場で討論させていただきたいと思っています。 この陳情第3号は、財政が厳しいので、市民を津波から守るのは、数億円かかる築山ではなく、数千万円で済む津波避難タワーへの変更を検討してもらいたい、こういう陳情でございます。 皆様方もご承知のとおり、本市には津波避難タワーが既に完成しています。私は一貫してあの場所につくるべきだと。本来なら築山のほうがよかったかもしれません。しかし、私が考える限り、あの場所には築山を設置するだけの土地の広さがない。それを考えればやはりタワー以外ないんだと。 だいぶ前になりますけれども、私は大阪から津波避難タワーの業者を実はお呼びいたしました。そして、その当時、大網白里町でしたので、総務課の課長とその業者を交えて話し合いを行っています。きちんとした津波避難タワーをつくろうと思いますと、多額の金がかかるんです。一般的にこの近辺では3,000万円程度くらいでつくっているところも多いかと思います。これではかなり厳しいんです。 実際、津波避難タワーの老舗の業者をお呼びいたしまして、つくられている千葉県のあるタワーを一緒にチェックしに行きました。私と全く同じ意見でございました。本来なら、柱は四角につくってはいけないんですね。でも四角につくっています。それ以外につきましても、中はしっかりとした、柱に空洞があっちゃいけないんですね。でも空洞があります。しっかりとした津波避難タワー業者がつくらない限り、ややもしますと、これで防げれば問題はありませんが、そのようなことも起きてきます。 ちなみに、先ほど耐久年数というんですか、タワーの場合50年ぐらいなんですよ。さびどめのためにもペンキも塗らなきゃいけませんね。 それと、白子町役場にちょっと前に行きまして、そこの総務課、担当課の方に、白子町役場の築山について、ぜひとも教えていただきたいとお願いしましたところ、白子町役場はとても親切でして、別室にご案内されまして、話をお聞きいたしました。2人で話をお聞きしました。ただ、ちょっと違うんですね。築山をつくると、その築山の上にタワーを建てちゃおうというんです。私は聞いたときにすごい発想だなと思いました。 もし築山が崩れた場合、タワーはどうなりますかと、下に地中深くにぐっと要はくいを打ち込むということなんですね。こういったことも考えていますが、これとて予算の削減で行ったのかもしれませんけれども、私はそのように判断したんですけれども、1億円以上のお金が実はかかります。 確かに、津波においてはソフト面を重視すべきということに間違いはありません。しかし、先ほどちょっと地震がありましたでしょう。何か揺れましたね。目まいがしたのかなと自分で一瞬思いましたけれども、これは間違いないなと、地震だなと。延宝房総沖地震というのはまさにこのような地震であります。内陸部ではそうではありません。でも、突然津波が襲ってきます。怖いですね。 それと、私たちは東日本大震災で、実は皆様方もご承知のとおり、想定外というものを学んできました。絶えず想定内で判断しますと、あの亡くなられた方々、犠牲になった方々の思いを踏みにじってしまうかもしれません。 ちなみにですが、160キロと300キロメートルにわたる活断層が実は房総沖に見つかっています。東日本大震災後、調査をしたんですね。そうしたら、これだけの巨大な活断層が見つかっていることがわかっています。いつ前のときに、これにより地震が発生したのかということは、全くもってわからないと。でも、この活断層がもし破壊されれば、津波高10メートル以上だろうと、津波到達時間は10分後だとも言われています。一定の高さがありませんと、なかなか私は難しい問題があるのではないかなと。 ソフト面を重視するということは決して間違っていません。地震が来たら、1分以上揺れたらすぐ逃げろと、巨大な地震が来たら津波が来るぞと、すぐ逃げろと、そういった意味では間違いがないんですね。でも、東日本大震災を見てください。逃げていませんでしょう。逃げないままでやられてしまったんですね。 ですから、築山というのは、その後の維持費はだいぶ違ってくるかと思います。そのへんも考えていかなきゃいけませんね。それから、ただ単に築山をつくっていきますと、これがぐっと固まって、あの巨大な波に耐えられるほどのそういったことを考えますと、かなりの月日が必要かもしれません。土を盛っただけで放置したならば、非常に危険度があると思います。皆様方もご承知のとおり、長生村の築山については、そのあたりも考え、しっかりと行っています。 ですから、私が思うには、ソフト面を重視しながら、でも一概にしっかりとしたタワーをつくるということになったら、1億円前後の費用がかかるんだと、今私たちがこの築山の工事を遅らせてはならないと、それはあの地区の山のない、逃げる場所のない人々の命そのものだ。最後の砦だ。早くつくっていかなければなりません。 ですから、私はそういう意味でこの陳情第3号、これにつきましては、反対の立場で討論を急遽させていただきました。 以上でございます。
○議長(
岡田憲二議員) ほかに希望者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岡田憲二議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより、順次採決を行います。 議案第21号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第21号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第37号 平成29年度大網白里市一般会計補正予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第37号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、平成29年陳情第13号 選挙費用公費の不適切な支払いから、市民の税金を守るための陳情を採決いたします。 本案に対する委員長報告は不採択であります。 本案を採択することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立少数。 よって、平成29年陳情第13号は不採択とすることに決定いたしました。 次に、陳情第2号 日米地位協定の見直しのために、議会内討議をつくし、政府に見直しを要求する決議を求める陳情を採決いたします。 本案に対する委員長報告は不採択であります。 本案を採択することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立少数。 よって、陳情第2号は不採択とすることに決定いたしました。 次に、陳情第3号 財政が厳しいので、市民を津波から守るのは、数億円かかる築山ではなく、数千万円ですむ津波避難タワーへの変更を検討してもらうための陳情を採決いたします。 本案に対する委員長報告は不採択であります。 本案を採択することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立少数。 よって、陳情第3号は不採択とすることに決定いたしました。 次に、文教福祉常任委員会に付託されました案件のうち、請願1件の審査結果については、お手元に配付の請願審査報告書のとおりであります。 お諮りいたします。 本件についての委員長報告は、会議規則第39条第3項の規定により、省略することに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岡田憲二議員) 異議ないものと認め、さよう決しました。 続いて、文教福祉常任委員会に付託されました議案9件及び陳情1件の審査結果について、委員長の報告を求めます。 文教福祉常任委員会委員長、秋葉好美議員。 (文教福祉常任委員会委員長 秋葉好美議員 登壇)
◆文教福祉常任委員会委員長(秋葉好美議員) それでは、文教福祉常任委員会に付託されました議案9件の審査報告をさせていただきます。 議案の審査結果につきましては、お手元に配付の
委員会審査報告のとおり、議案第22号 大網白里市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第23号 大網白里市国民健康保険特別会計財政調整基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第24号 大網白里市立国保大網病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議案第27号 大網白里市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第29号 大網白里市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第30号 大網白里市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案第31号 大網白里市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案第32号 大網白里市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定については、いずれも賛成総員により、また議案第28号 大網白里市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、賛成多数により原案可決と決定いたしました。 次に、本委員会に付託されました案件の審査のうち、主な質疑を要約してご報告します。 議案第23号でございますが、国民健康保険特別会計財政調整基金について、条例改正により、財政上必要があれば取り崩すことができるということかとの質問に対し、今後は基金を取り崩すための理由が幅広くなるとの答弁がありました。 次に、議案第24号でございますが、人間ドックにおいてこれまで胃の内視鏡検査を受けていなかった人は料金が上がるということかとの質問に対し、基本料金は半日ドックの場合で2,160円上がる。新料金は胃の内視鏡検査を含んでおり、ほかの医療機関と比べても利用者にご理解をいただける料金と考えているとの答弁がありました。 次に、議案第28号でございますが、介護保険料の段階区分の見直しは、本市独自で決めたものか。また、保険料を200円上げようとする算定根拠はとの質問に対し、国の基準よりも本市は優しい基準としており、所得が低くなるに応じて、保険料率を下げようとしている。また、200円を上げようとする根拠は、第7期の介護サービス事業料を見込んだ中で、ここまで保険料が必要だと算定しているとの答弁がありました。 次に、議案第29号でございますが、条例改正による本市へのメリットはとの質問に対し、市内の施設に入所される方の保険料は、これまでは本市で徴収を行っていたが、今後はもともとのご住所の自治体が保険料を徴収することになり、本市では徴収する必要がなくなる。逆に、本市から他県等の施設に入所する場合は、本市が保険料を徴収することとなるとの答弁がありました。 次に、議案第31号でございますが、障害福祉制度の相談機関とは具体的にはどのような機関なのか、また市内にはいくつあるのかとの質問に対し、障害者の指定特定相談支援事業ということで、障害認定の相談機関である。市内には5カ所あるとの答弁がありました。 なお、議案第22号、議案第27号、議案第30号、議案第32号に対する質疑は特にございませんでした。 以上で、本委員会に付託されました議案9件の審査報告を終わります。 次に、本委員会に付託されました陳情の報告をさせていただきます。 陳情の審査結果につきましては、お手元に配付の陳情審査報告のとおり、陳情第4号 提出されていない国の法案について、推進してほしい、という内容の陳情を、採択までするのは、市民の為にならないので、第4回定例議会陳情9号10号の採択を、撤回してもらうための陳情は、賛成少数により不採択と決定しました。 次に、陳情の審査における主な意見をご報告いたします。 陳情第4号においては、前回の本市議会での議決を覆すというのはいかがなものか。審査に何か問題があったとは考えられないので、陳情には反対であるなど、陳情に反対の意見がありました。また、陳情に賛成する意見としては、昨年の議会において政府はどのような受動喫煙の法案を出すのかわからない中での議論だった。陳情第9号、陳情第10号については、違和感があったなどの意見がありました。 以上で、本委員会に付託されました陳情の審査報告を終わります。
○議長(
岡田憲二議員) ただいまの委員長報告に対し質疑を許します。 希望者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岡田憲二議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 次に、討論ですが、通告がありますので順次これを許します。 はじめに、
蛭田公二郎議員の発言を許します。
蛭田公二郎議員。 (
蛭田公二郎議員 登壇)
◆
蛭田公二郎議員 私は、議案第28号 大網白里市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、反対する意見を述べます。 介護保険は2018年度から3年間の第7期計画に移行しますが、提案の改正条例は第7期計画に際して、介護保険法施行令規則に基づく保険料の見直しを行うとしております。見直しの中で12段階の区分のうち、第7段階と第8段階の基準所得金額が引き上げられ、そのことによって、この階層に該当する方の中には保険料が引き下げられる方もおりますので、この点は評価をいたします。 しかし、基準額は月額の5,100円から5,300円に引き上げられ、12段階全ての階層が値上げとなっております。市が第1段階の低所得者向けに独自の減額を行っていることは評価をいたしますが、月額にしてわずか265円の減額はあまりにも少な過ぎるのではないでしょうか。 全国レベルで介護保険料の推移を見てみますと、2000年、介護保険制度がスタートしたときには、2,911円だったものが現在全国平均で5,300円、さらに団塊世代が全て後期高齢になる2022年には8,200円になると厚労省は試算をしています。月に約3,000円が5,000円になり、さらに8,000円になる。あまりにも、今の厳しい生活状況のもとで、庶民にとっては耐えがたいものではないでしょうか。 高齢化が進行して介護保険の利用者が多くなれば、保険料が上がると言って、これは片づけられる問題ではありません。全国でも払い切れない未納者、滞納者が急増しています。介護保険料は、少ない年金からの天引きで生活を圧迫し、一方で無年金者や低年金者を中心に未納、滞納が相次いでいます。 介護保険料は未納が続くと2年が時効で追納ができなくなり、保険から外されたり、その未納期間によっては、一旦費用の全額自己負担や利用料が1割から3割に引き上がるなど、非常に厳しいペナルティーがあります。このペナルティーを受けている高齢者が2013年1年間で1万人を超えております。全国の自治体の未収金の合計は、2014年で274億円、2000年には25億円だったものが実に10倍以上になっていることになります。 私も先月ある50歳代の男性から介護保険の相談を受けました。無年金と低年金の病弱のご両親を含む家族を1人で働いて、一生懸命支えてきました。しかし、ここへ来てご両親が介護が必要になったということで、介護保険料の滞納があるとのことで相談に参りました。 私は、この方を伴って市の包括支援センターに相談に参りました。包括の皆さんには本当に親身になって相談をいただきましたが、ペナルティーの壁が厚く、介護保険は滞納すると介護が受けることができなくなるというような、そういうことを実感をいたしました。 政府・与党は2014年、消費税を5パーセントから8パーセントに増税するに際して、増税で得られた財源1兆円の国費を投入して、介護保険の公費負担を現行の50パーセントから60パーセントに引き上げると主張をしていましたが、増税が決まった途端、その公約はほごにされたと、こういう経緯がありますが、介護保険料を引き下げるためには、基本的には国庫負担の増額、これが必要でありまして、本市としても国庫負担の拡大のために、ぜひとも国に対して強く働きかけをお願いしたいと思います。 また、当面介護保険料の市民負担の軽減のために、千葉県が備蓄をしている介護保険財政安定化基金を活用するなど、あらゆる手だてをとって、市民の介護保険料の負担軽減のために鋭意努力をしていただきたいと思います。 私ども日本共産党は、介護保険料の引き下げをかねてから要望してまいりましたが、今回介護保険第7期に際して、第6期の事業計画の積み残しをしたまま介護保険料の引き上げのみを行う条例改正には反対であることを申し上げまして、反対の討論といたします。
○議長(岡田憲二議員) 次に、黒須俊隆議員の発言を許します。 黒須俊隆議員。 (黒須俊隆議員 登壇)
◆黒須俊隆議員 私からは陳情第4号 提出されていない国の法案について、推進してほしい、という内容の陳情を、採択までするのは、市民の為にならないので、第4回定例議会陳情9号10号の採択を、撤回してもらうための陳情について、賛成の立場から討論をいたします。 昨年12月の第4回定例議会で採択された陳情第9号 大網白里市における、受動喫煙防止対策に関する陳情及び陳情第10号 受動喫煙防止対策についての陳情の中では、国の議論結果をスムーズに導入することを優先しという文言がございます。 これはもはや地方自治とか、地方分権とか、そういうものを理解していない陳情と言わざるを得ません。当時、国の方向性が出ていないにもかかわらず、国の議論結果を優先しろということは、国の言うとおりにしろという、国に丸投げしろという、そういう陳情です。大網白里市議会に対する最低の侮辱であります。そういう内容の陳情だと私は考えます。9号の陳情者は、国政での議論結果を優先しろと、これまた地方自治を否定する内容です。 大網白里市議会の地方自治、地方分権を否定するような陳情を出してくるこのような団体の出す陳情を採択したら、本市は世界の笑われ者になると昨年私は申し上げました。今回の陳情を採択することで、笑われ者の大網白里市議会が再び尊敬される市議会へ変わることができます。このようなチャンスをくれた陳情者には大変感謝いたします。 今回の陳情は、受動喫煙の是とか非とかではございません。出されていない法案に賛成しろという間違った採択を撤回するかどうかの陳情です。本来、この受動喫煙の問題は、もちろん国の立場もあるかもしれないし、省庁の立場もあるかもしれない。しかし、国際公約とか、市民の意見とか、地方の意見とか、さまざまな議論がある中で、本市議会の意思が問われたものだと考えております。今こそ、大網白里市議会の尊厳を取り戻そうではありませんか。 以上、賛成の立場からの討論を終わります。
○議長(岡田憲二議員) ほかに希望者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岡田憲二議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより、順次採決を行います。 議案第22号 大網白里市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第22号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第23号 大網白里市国民健康保険特別会計財政調整基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第23号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第24号 大網白里市立国保大網病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第24号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第27号 大網白里市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第27号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第28号 大網白里市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立多数。 よって、議案第28号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第29号 大網白里市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第29号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第30号 大網白里市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第30号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第31号 大網白里市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第31号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第32号 大網白里市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第32号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、請願第1号 精神障害者も千葉県重度心身障害者医療費助成制度の対象とする意見書の千葉県への提出を求める請願を採決いたします。 本案に対する委員長報告は採択であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、請願第1号は委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。 次に、陳情第4号 提出されていない国の法案について、推進してほしい、という内容の陳情を、採択までするのは、市民の為にならないので、第4回定例議会陳情9号10号の採択を、撤回してもらうための陳情を採決いたします。 本案に対する委員長報告は不採択であります。 本案を採択することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立少数。 よって、陳情第4号は不採択とすることに決定いたしました。 次に、産業建設常任委員会に付託された議案4件の審査結果について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員会委員長、黒須俊隆議員。 (産業建設常任委員会委員長 黒須俊隆議員 登壇)
◆産業建設常任委員会委員長(黒須俊隆議員) それでは、産業建設常任委員会に付託されました議案4件の審査報告をさせていただきます。 議案の審査結果につきましては、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、議案第25号 大網白里市都市公園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第26号 大網白里市ガス供給条例の一部を改正する条例の制定について、議案第33号 契約の締結について及び議案第34号 市道の認定については、いずれも賛成総員により原案可決と決定いたしました。 次に、本委員会に付託されました案件の審査のうち、主な質疑を要約してご報告いたします。 議案第25号でございますが、なぜ都市公園に設ける運動施設の敷地面積に対する割合の上限を定める必要があるのかとの質問に対し、競技場等の施設のある運動公園において、バリアフリー化や国際基準に対応する改修を行うことで施設面積が増え、国の基準の上限を超えてしまう等の事例があり、その上限の率を自治体の条例で定めることとなったとの答弁がありました。 次に、議案第26号でございますが、この条例の改正により市の負担は増えるのかとの質問に対し、ガス使用量に応じた市負担額を定めるための改正なので、中圧供給の場合使用料は増えるため、結果的に市負担額は増えることとなるとの答弁がありました。 次に、議案第33号でございますが、改築更新事業の中に耐用年数を超えていない設備も含まれるのかとの質問に対し、施設の長寿命化計画では、耐用年数を超えたものだけを更新する。耐用年数を超えていない設備は今回の事業には含まれていないとの答弁がありました。 なお、議案第34号に対する質疑は特にございませんでした。 以上で、本委員会に付託されました議案4件の審査報告を終わります。
○議長(
岡田憲二議員) ただいまの委員長報告に対し質疑を許します。 希望者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岡田憲二議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 次に討論ですが、通告はありません。 希望者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岡田憲二議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより、順次採決を行います。 議案第25号 大網白里市都市公園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第25号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第26号 大網白里市ガス供給条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第26号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第33号 契約の締結についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第33号は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、議案第34号 市道の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第34号は委員長報告のとおり可決いたしました。 暫時休憩いたします。 これより5分間休憩いたします。 午後1時19分
休憩----------------------------------- 午後1時25分 再開 出席議員 17名 欠席議員 1名でその氏名は次のとおり 花澤房義議員
○議長(
岡田憲二議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程の追加
○議長(
岡田憲二議員) ただいま、文教福祉常任委員会委員長、秋葉好美議員から発議案第1号の意見書が提出されました。 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岡田憲二議員) 異議ないものと認めます。 よって、発議案第1号について、本日の日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
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△追加日程第1 発議案第1号 精神障害者も千葉県重度心身障害者医療費助成制度の対象にすることを求める意見書の提出について
○議長(
岡田憲二議員) 追加日程第1、発議案第1号を議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま議題に供しております案件につきましては、
議会運営委員会の決定のとおり、以後一切の手続を省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岡田憲二議員) 異議ないものと認めます。 これより採決を行います。 発議案第1号 精神障害者も千葉県重度心身障害者医療費助成制度の対象にすることを求める意見書の提出についてを採決いたします。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
岡田憲二議員) 起立総員。 よって、発議案第1号は原案のとおり可決いたしました。
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△日程第2 陳情の取り下げについて
○議長(
岡田憲二議員) 次に、日程第2、陳情の取り下げについてを議題といたします。 陳情第1号 核廃絶にむけて、議会として決議をすることを求める陳情の取り下げについてを議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま議題に供しております陳情第1号については、陳情者から取り下げ願が提出されましたので、これを承認することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岡田憲二議員) 異議ないものと認めます。 よって、陳情第1号の取り下げについては、承認することに決定いたしました。
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△日程第3 閉会中の継続調査に付することについて
○議長(
岡田憲二議員) 次に日程第3、閉会中の継続調査に付することについてを議題といたします。 お諮りいたします。 お手元に配付のとおり、
議会運営委員会委員長から閉会中の継続調査の申し出がありました。これを許可することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岡田憲二議員) 異議ないものと認めます。 よって、
議会運営委員会委員長からの申し出は、許可することに決定いたしました。 以上で、今期定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。 これをもって、平成30年大網白里市議会第1回定例会を閉会いたします。 なお、第2回定例会の開会日は、市長との日程調整により、6月1日を予定させていただきます。 お疲れさまでした。 午後1時28分 閉会 署名議員 議長 岡田憲二 署名議員 蛭田公二郎 署名議員 北田宏彦...