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  1. 山武市議会 2020-07-28
    令和2年第2回臨時会(第1日目) 本文 開催日: 2020-07-28


    取得元: 山武市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-30
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長(大川義男君) おはようございます。  日程第1 ただいまの出席議員は、19名です。定足数に達しておりますので、この臨時会は成立いたしました。  これより令和2年山武市議会第2回臨時会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。               午前10時00分 開会   ──────────────────────────────────── 2 ◯議長(大川義男君) 日程第2 議長の報告事項を申し上げます。  はじめに、市長より送付を受けました案件は、議案第1号ないし議案第3号並びに報告第1号の議案3件、報告1件であります。  次に、地方自治法第121条の規定に基づく出席者については、配付しました文書のとおりであります。  次に、政務活動費に関する調査特別委員会の委員長から、付託事件について、調査報告書の提出がありましたので、配付いたしました。  なお、報道関係者から議場内の写真撮影の申出がありましたので、これを許可いたしました。  また、職員による議場内の写真撮影を許可しております。  報告は以上です。   ──────────────────────────────────── 3 ◯議長(大川義男君) 日程第3 会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第88条の規定により、議長が指名いたします。16番、加藤忠勝議員、18番、萩原善和議員を指名いたします。   ──────────────────────────────────── 4 ◯議長(大川義男君) 日程第4 会期の決定を議題といたします。  第2回臨時会の会期は、7月21日に開催された議会運営委員会において、本日1日のみと決定されました。  お諮りいたします。本臨時会の会期を、議会運営委員会決定のとおりとすることに御異議ありませんか。
                 (「異議なし」と言う者あり) 5 ◯議長(大川義男君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日のみと決定いたしました。   ──────────────────────────────────── 6 ◯議長(大川義男君) 日程第5 議案の上程を行います。  議案第1号ないし議案第3号並びに報告第1号を一括議題といたします。   ──────────────────────────────────── 7 ◯議長(大川義男君) 日程第6 提案理由の説明並びに政務報告を求めます。  市長、御登壇願います。 8 ◯市長(松下浩明君) 本日、令和2年山武市議会第2回臨時会を招集いたしましたところ、議員の皆様には公私ともに御多忙の中、御参集を賜り厚く御礼を申し上げます。  さて、今月上旬の熊本県をはじめとする九州各県や岐阜県、長野県などにおける令和2年7月豪雨により、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被害を受けられた方々に心からお見舞いを申し上げます。  各被害地では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、災害ボランティアの皆様の参加を制限せざるを得ない状況ということで、復旧作業等にも大変御努力も多いことと存じますが、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。  近年の風水害は、どこで起こっても不思議ではない状況です。今年も台風シーズンがこれから本格化しますが、本市においては、昨年の台風災害で経験した教訓を糧に、災害対応への備えを強化することに努めているところであります。  一方、新型コロナウイルス感染症については、5月25日の緊急事態宣言の全面解除から2か月が過ぎ、また、都道府県をまたぐ移動の自粛要請などの解除から1か月が過ぎましたが、解除後の7月に入ってからは、東京の新規感染者の増加が、見る見るうちに全国的に広がり、感染拡大の勢いが止まらない状況であります。  千葉県内でも、7月22日に緊急事態宣言解除後、一日に発表された感染者数では、最多となる40人の感染が確認されるなど、他人ごとでなく、3密を避けるなど、より一層の感染防止対策を徹底していく必要があります。  このような中ではありますが、対策を講じながら、社会経済活動も進めていき、市内の中小事業者等の皆様の生活を守っていくことも重要であります。  こうしたことから、本市においては、国の第2次補正予算の地方創生臨時交付金を活用し、引き続き、新型コロナウイルス感染症によって影響を受けている市内事業者等の事業支援や感染防止対策の事業などを実施してまいります。  なお、5月から支給を開始した1人10万円の国の特別定額給付金についての本市の支給状況は、7月末に、支給対象世帯2万2,500世帯のうち、97.5%の世帯にお届けをすることができている状況です。残りの2.5%は、申請されていない世帯などですので、申請期限が迫っている旨の通知などを送り、御案内する予定であります。  いずれにいたしましても、新型コロナウイルス感染症は、今後も感染の拡大が懸念され、まだまだ予断を許さない状況にあります。市民の皆様方には、コロナウイルスを意識して、日常生活や社会経済活動を行う上でも、感染防止対策をしっかりと行っていただきますようお願いをいたします。  それでは、本臨時会に提出いたしました議案等の提案理由について御説明を申し上げます。  議案第1号は、日向・山武西統合小学校校舎等改修事業工事請負契約の締結についてです。  これは日向・山武西統合小学校校舎等改修工事の請負契約について、地方自治法第96条第1項第5号及び山武市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本議会の議決を求めるものであります。  契約金額は、2億9,590万円。  契約の相手方は、山武郡横芝光町木戸10110番地、株式会社畔蒜工務店です。  議案第2号は、松尾小学校校舎改築工事請負契約の締結についてです。  これは、松尾小学校校舎改築工事の請負締結について、地方自治法第96条第1項第5号及び山武市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、本議会の議決を求めるものであります。  契約金額は、25億800万円。  契約の相手方は、山武郡横芝光町栗山3195番地1、古谷建設株式会社です。  議案第3号は、令和2年度山武市一般会計補正予算(第5号)についてです。  これは、6月12日に成立した国の第2次補正予算の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを活用し、感染症の影響を受けている市内事業者等の事業支援や、市内小中学校の全ての児童生徒への1人1台端末整備、また、市の事業における感染症拡大防止対策等を図るため、早急に予算措置をする必要がある項目について、提案させていただくものでございます。  補正の内容は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ7億9,595万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ295億2,578万7,000円にするとともに、地方債の補正をしようとするものであります。  報告第1号は、専決処分の報告についてです。  これは、学校給食費請求に係る和解について、地方自治法第180条第1項の規定により、本年7月9日に専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により、本議会に報告するものであります。  以上が本日提案いたしました議案等の概要であります。補足説明につきましては、事務担当者から申し上げ、また御質問にお答えいたしますので、慎重な御審議を頂き、御理解と御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。よろしくお願いいたします。 9 ◯議長(大川義男君) 以上で提案理由の説明並びに政務報告を終わります。   ──────────────────────────────────── 10 ◯議長(大川義男君) 日程第7 議案及び報告の補足説明を求めます。  はじめに、議案第1号及び議案第2号の説明を求めます。  教育部長。 11 ◯教育部長(小川宏治君) 議案第1号 日向・山武西統合小学校校舎等改修工事請負契約の締結につきまして、補足説明を申し上げます。  今回の工事につきましては、日向小学校山武西小学校を統合し、令和3年4月1日から、旧山武南中学校を統合後の日向小学校の学校として開校するために、改修を行うものでございます。  改修の概要につきましては、小学生が使用することに伴う階段手すりの増設、特別教室の机の高さの調整、特別教室の普通教室への変更などのほか、老朽化対策として、トイレ、外壁、床、プールサイド等の改修も併せて行うものでございます。  また、ICT環境を充実させ、子どもたちの学習意欲・理解力の向上と授業効率を高めるため、各教室に電子黒板を整備いたします。  次に、議案の内容の説明をさせていただきます。  契約の目的は、日向・山武西統合小学校校舎等改修工事。  契約の方法は、一般競争入札。  契約の金額は、2億9,590万円。  契約の相手方は、山武郡横芝光町木戸10110番地、株式会社畔蒜工務店でございます。  入札の状況につきましては、開札調書を御覧いただきたいと思います。  なお、今回の入札につきましては、総合評価方式による一般競争入札を適用し、実施されております。  入札におきましては、2社から応募があり、うち1社が辞退し、1社での入札となりました。株式会社畔蒜工務店入札書記載金額2億6,900万円が調査基準価格2億4,390万円を上回っていたことから、同社を落札者として決定をいたしました。  入札書記載金額2億6,900万円に消費税を加えた金額2億9,590万円で、契約することとなります。  続きまして、議案第2号の説明をさせていただきます。松尾小学校校舎改築工事請負契約の締結につきましての補足説明を申し上げます。  松尾小学校は、昭和46年竣工、49年が経過し、老朽化が進み、特に松尾小学校の特徴であります屋上プールからの漏水の根本的解決ができない状況であることもありまして、校舎を取り壊し、同場所に建て替えを行うものでございます。  施設の概要につきましては、鉄筋コンクリート造3階建て、延べ床面積は5,000平方メートルになります。  子どもたち、保護者が、この学校に行きたい、通わせたいと思える学校、教職員が、この学校で教えたい、働きたいと思える学校を計画コンセプトとし、設計方針におきましては、ICT環境の充実、図書室と視聴覚室の機能的配置、階段教室の配置などにより、高機能・多機能で、多様な学びを創る学校を最重要項目として掲げております。  次に、議案の内容の説明をさせていただきます。  契約の目的は、松尾小学校校舎改築工事。  契約の方法は、一般競争入札。  契約の金額は、25億800万円。  契約の相手方は、山武郡横芝光町栗山3195番地1、古谷建設株式会社でございます。  入札の状況につきましては、開札調書を御覧いただきたいと思います。  なお、今回の入札につきましては、総合評価方式による一般競争入札を適用し、実施されております。  入札におきましては、2社から応募があり、うち1社が辞退し、1社での入札となりました。古谷建設株式会社入札書記載金額22億8,000万円が、調査基準価格20億700万円を上回っていることから、同社を落札者として決定いたしました。  入札書記載金額22億8,000万円に消費税を加えた金額25億800万円で、契約することとなります。  補足説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 12 ◯議長(大川義男君) 次に、議案第3号の説明を求めます。  総務部長。 13 ◯総務部長(石橋和記君) 議案第3号につきまして補足説明を申し上げます。  令和2年度山武市一般会計補正予算(第5号)は、補正前の予算総額287億2,983万7,000円に、歳入歳出それぞれ7億9,595万円を追加し、補正後の予算総額を295億2,578万7,000円と予定しました。  歳出予算の主な補正につきましては、総務費は、新型コロナウイルス感染症による地域公共交通への影響に鑑み、市民の重要な移動手段である本市の公共交通網を維持するため、バス・タクシー事業者への支援として、給付金の支給を行うため、公共交通事業者緊急支援給付金支給事業に1,140万円の追加を予定しました。  民生費は、市内の介護事業所障害福祉サービス事業所等に対し、新型コロナウイルス感染症から利用者や職員を守り、適切な感染防止対策サービス提供を継続するための支援として給付金の支給を行うため、介護事業所感染症対策支援給付金支給事業に960万7,000円、障害福祉サービス事業所等感染症対策支援給付金支給事業に260万3,000円の追加を予定しました。  衛生費は、不特定多数の患者の診察等により、新型コロナウイルス感染のリスクが高く、院内感染防止を徹底する必要のある市内医療機関に対し、医療提供を継続するための支援として給付金の支給を行うため、医療機関感染症対策支援給付金支給事業に2,340万4,000円の追加を予定しました。  商工費は、新型コロナウイルス感染症の影響で低迷した消費を喚起し、市内の事業者を支援するため、プレミアム付商品券事業に1億8,000万円の追加を予定しました。  また、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、市内事業者が実施する新しい生活様式への対応等への支援として経費の一部を補助するため、市内事業者感染症対策費補助事業に6,017万4,000円の追加を予定しました。  教育費は、国が進める児童生徒1人1台端末の実現や、学校からの遠隔学習機能の強化に向けたGIGAスクール構想を推進するため、小学校情報機器整備事業に2億8,291万6,000円、中学校情報機器整備事業に1億5,456万7,000円の追加を予定しました。  歳入予算の主な補正につきましては、国庫支出金は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を5億7,988万2,000円、GIGAスクール関連公立学校情報機器整備費補助金及び公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金を、小学校、中学校を合わせて1億1,397万4,000円を予定いたしました。  不足する6,522万7,000円は、繰越金を予定いたしました。  以上でございます。 14 ◯議長(大川義男君) 次に、報告第1号の説明を求めます。  市民部長。 15 ◯市民部長(田上和弘君) 報告第1号 専決処分の報告について(学校給食費請求に係る和解について)、補足説明をいたします。  本件は、報告書の1、処分の内容にあるように、未納の学校給食費の支払いを求める訴訟において、東金簡易裁判所から、本年6月26日付で、民事訴訟法第275条の2第1項の規定による和解に代わる決定がなされ、同条第3項の規定による異議申立てが、決定の告知を受けた日から2週間以内に双方からなければ、和解が成立することになることから、その和解案について、市は異議の申立てをしないこととしたものです。  本来、和解する場合は、議会の議決案件ですが、和解の金額が100万円以下であることから、地方自治法第180条第1項の規定により、本年7月9日に専決処分をいたしました。  2の事件番号及び事件名、3の和解の相手方については、別表のとおりです。  4の和解に代わる決定の内容は、本市に対する未払学校給食費確定遅延損害金及び支払督促申立手続費用の合計13万7,844円の支払い義務を認めた上で、相手方の生活状況を考慮し、本年8月から毎月5日を納期限とし、月々1万5,000円の分割にて支払う、分割の支払いを2回以上怠り、その金額が3万円に達した時は、期限の利益を失い、未払額とその遅延損害金を支払うなどの内容となります。  補足説明は以上です。 16 ◯議長(大川義男君) 以上で補足説明を終わります。   ──────────────────────────────────── 17 ◯議長(大川義男君) 日程第8 質疑、討論、採決を行います。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第1号ないし議案第3号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) 18 ◯議長(大川義男君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第1号ないし議案第3号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これから議案に対する質疑を行います。  はじめに、議案第1号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 19 ◯議長(大川義男君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第1号の質疑を終わります。
     次に、議案第2号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 20 ◯議長(大川義男君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第2号の質疑を終わります。  次に、議案第3号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。  7番、石川和久議員。 21 ◯7番(石川和久君) 議席番号7番、さんむ21、石川でございます。  先ほど全員協議会等でも質問させていただきましたけれども、お時間の都合上もありましたので、この場をお借りいたしまして、数点質問させていただきます。  議案第3号 令和2年度山武市一般会計補正予算(第5号)について質疑を行います。  議案第3号は、主に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを踏まえた、7億9,595万円の補正予算を求めるものだと思います。  5月25日、国の緊急事態宣言が解除されまして、7月に入り、都内を中心に新たに感染者が増加の傾向にございます。千葉県におかれましても、6日連続、20人以上、合計1,500人以上の感染者が出ています。本市の陽性者は増加していないものの、決して油断はできない状態でございます。  そのような中、新型コロナウイルス関連では、私たちにも様々な御要望が寄せられておりますので、その点も踏まえて質問させていただきます。  まずはじめに、市長にお伺いします。  7月22日、国のGo Toキャンペーン事業、経済事業が始まりましたけれども、様々な声が聞こえてくる中で、山武市長、松下市長といたしまして、どのような見解をお持ちでしょうか。  次に、補正予算の中の事業、Welcom To さんむ観光キャンペーン事業費補助の概要について、仕組みなどはどうなっているのか、実施期間について、対象事業についてはどうなのか、お伺いいたします。 22 ◯議長(大川義男君) 市長。 23 ◯市長(松下浩明君) Go Toキャンペーンにつきましては、山武市といたしますと、これは非常に不安なことであると捉えております。今まで感染症対策には、しっかりといろいろ取り組んできたつもりでありまして、Go Toキャンペーンが始まり、他県から山武市のほうへ来ていただくということは心配もありますので、非常に心配だなとは思っております。  その中で、山武市内のウォーターガーデンのほうが営業を行うということでありましたけれども、これも非常に厳しく自分で感染症対策をしっかりと取った中での保健所、また商工労働部、そして、副知事、知事ということで、段階を経て、了解を得たというようにも聞いております。  ただ、今、コロナウイルスによりまして、確かに、観光業の皆様方は大変疲弊をしている。それは、我々に本当に伝わってきておりますので、何とかしなければいけないということは、本当に思うところでありまして、なかなか難しい判断かなというふうに思いました。  ウォーターガーデンのほうは、しっかりと対応するということでございますので、その辺をしっかり対応して行っていただければなというように思っております。  以上でございます。 24 ◯議長(大川義男君) 経済環境部長。 25 ◯経済環境部長(越川 俊君) それでは、私のほうから、Welcom To さんむ観光キャンペーン事業の概要等について、御説明をさせていただきます。  国が実施しておりますGo Toキャンペーンと連携をいたしまして、県が実施します。名称のほうは、先ほど全協で、Welcom To CHIBAということでしたが、県のほうから通知がございまして、名称が一応変わっております。今現在の仮称といたしましては、「みんなで元気に!ちばの「おもてなし」提供事業費補助金」ということでございます。  その補助事業は、補助事業費の4分の3が補助対象ということで、その事業を活用いたしまして、市内に宿泊する観光客に対し、地域産品、地元産の食材等を使って、産品でおもてなしをすることで、満足度を高め、市内への再訪につなげるとともに、地域産品の認知度向上や素材の仕入れ等を通じた地域経済への波及を図ろうとするものでございます。  仕組みについては、新型コロナウイルス感染症の影響により、宿泊事業者が甚大な影響を受けていることに勘案いたしまして、県の補助事業を受ける宿泊事業者に対して、市独自の補助事業といたしまして、4分の1を支援することで、宿泊事業者の負担を軽減するものでございます。  質問でございました実施期間、対象事業についてですが、実施は、今のところ、県の実施期間に合わせるという中で、今、聞いているのは、8月から10月頃にかけての実施を、県のほうで予定しているというところでございます。  対象事業といたしましては、山武市内の宿泊施設が、県が指定した期間の間に行う千葉ならではのおもてなしを提供する取組が対象となります。例えば、例といたしまして、地域の食材を使った料理の提供、果実狩り、野菜収穫体験、山武市は地酒が4か所ありますので、お酒の飲み比べ体験などに加え、宿泊施設利用券や入浴券の配布等を行った場合の経費が対象となります。  宿泊施設の要件といたしましては、旅館業の許可を受けて営業している施設で、かつ、業界団体が定めている新型コロナウイルス感染症への対応に取り組んでいることが要件とされているところでございます。  私からは以上でございます。 26 ◯議長(大川義男君) 石川議員。 27 ◯7番(石川和久君) それでは再質問をさせていただきます。  Welcom To キャンペーン事業なんですけれども、先ほどもお話ししましたとおり、千葉県内でも6日連続、20人超え、今の現状、1,500人以上に感染者が増えてしまった中で、山武市では、コロナ患者が、今の段階では増加していませんけれども、今後そのような事態があった場合、それでも県が実施するということであった場合、山武市としては、例えば実施の見直し等をやるのか、どうなんでしょうかというところが、まず1つです。  そうした中で、事業実施について、状況に応じて、この事業の見直しなどはできるのか、この五百数万円の予算がほかに充当できるのかどうかについてお伺いします。 28 ◯議長(大川義男君) 経済環境部長。 29 ◯経済環境部長(越川 俊君) それでは、私のほうから、今のこういうコロナの感染が増えている中で、そういった状況に応じての事業の見直し等という質問がございましたが、そちらについては、当然、県の事業ということもありますが、山武市としてのその時点での状況を判断した上で、対策を講じたいというふうに思っています。  こういう状況ではございますが、市といたしましても、対策を講じながら、社会経済活動を進めながら、中小企業者、中小事業者等の生活を守っていくということも、大変重要だと思っていますので、当然、山武市に来られる、来ていただける方々においても、また、宿泊施設の対応と併せ、来訪される宿泊客の双方において、感染症の対策を万全に行っていただき、宿泊事業者が、少しでも早く事業を回復していただけるよう、期待しているところでございます。 30 ◯議長(大川義男君) 総務部長。 31 ◯総務部長(石橋和記君) 事業の変更のお尋ねでございます。  今回の交付金事業につきましては、最終的にまだ正式な締切りの日程は指示されておりませんけれども、恐らく12月頃に今回の実施計画の変更が認められております。今、各種事業をたくさん組んでおりますけれども、それらの執行状況を踏まえまして、9月ないし、また12月補正も利用いたしました中で、事業の組替え等も予定させていただきたいと思います。 32 ◯議長(大川義男君) 石川議員。 33 ◯7番(石川和久君) 最後、再々質問させていただきます。  もちろん、コロナ対策と経済対策、同時にやらなければいけないことも、私どもも承知しております。市の観光も取り戻さなければいけないこと、それも大事だということは、よく分かっております。  そういった中で、先ほどWelcom To キャンペーンという事業、状況によっては、見直しがあるかもしれないといった中で、全員協議会で御質問させていただきました中小企業対策支援金のほう、最初、1,700件を見越していた中で、500件ということで、期間も短かったといった中で、私の考えといたしましては、五百数万円あれば、再度、中小企業支援事業の継続ということもあったんではないのかなというふうに考えております。  そういった点の中で、中小企業の経済対策について、国や県の予算の状況もあると思いますけれども、今後、そういったことをまた継続するつもりはあるのかどうか、最後お伺いします。 34 ◯議長(大川義男君) 経済環境部長。 35 ◯経済環境部長(越川 俊君) その辺も、今後の状況を見据えた上で、判断させていただきたいと思います。 36 ◯議長(大川義男君) 市長。 37 ◯市長(松下浩明君) ありがとうございます。  コロナでございますが、コロナ禍ということで、今、これはまだ第2波が来たか、来ないか、その辺の判断もありますが、まだ収まっていないことが事実でございますので、我々の予算も、限られた予算の中でいろいろやっていまして、やはり、今、全てを吐き出すわけにはいきませんので、その辺も含めて、これからのためにも、押さえておかなければいけないものは押さえてあります。  ただし、やはり、打っていくところは打っていきたいと思いますので、そういった意味で、すぐ、そんなに全部使い切ってしまうというふうな考えは、今のところはありません。 38 ◯議長(大川義男君) ほかにありませんか。               (「なし」と言う者あり) 39 ◯議長(大川義男君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第3号の質疑を終わります。  以上で議案に対する質疑を終了します。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 40 ◯議長(大川義男君) 討論なしと認め、討論を終わります。  これから採決を行います。採決は、分割して行います。  はじめに、議案第1号 日向・山武西統合小学校校舎等改修工事請負契約の締結についてを採決します。  この議案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛成者起立) 41 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第1号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号 松尾小学校校舎改築工事請負契約の締結についてを採決します。  この議案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛成者起立) 42 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第2号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号 令和2年度山武市一般会計補正予算(第5号)を採決します。  この議案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛成者起立) 43 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第3号は、原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────── 44 ◯議長(大川義男君) 以上で、市長から提出された議案の審議は終了しました。  ここで、日程に入る前に、地方自治法第117条の規定により、1番、齋藤昌秀議員、3番、玉置美津恵議員の退場を求めます。            (齋藤昌秀議員、玉置美津恵議員退場)   ──────────────────────────────────── 45 ◯議長(大川義男君) 日程第9 政務活動費に関する調査特別委員会委員長報告を行います。  政務活動費に関する調査特別委員会委員長の報告を求めます。  政務活動費に関する調査特別委員会委員長、八角公二議員、御登壇願います。 46 ◯政務活動費に関する調査特別委員会委員長(八角公二君) ただいまから、政務活動費に関する調査特別委員会委員長の報告を申し上げます。  本特別委員会は、令和2年第1回臨時会において、地方自治法第112条及び山武市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき、会派市政会の令和元年度政務活動費の使途等の調査を目的として、委員7名をもって設置されました。  これまで、委員外議員からの意見聴取を含め、計5回にわたり集中的に調査・検討を行い、このたび、本調査が終了したことから、この調査結果について御報告申し上げます。  はじめに、調査の概要です。  令和元年度において、会派市政会に所属していた齋藤昌秀議員(会派代表者)及び玉置美津恵議員(経理責任者)は、会派に交付された政務活動費33万円について、おのおの16万5,000円ずつに分けて使用し、その額を超過した分は、各自の持ち出しとして政務活動を行うことで合意していました。  その後、会派市政会の令和元年度分政務活動費の収支報告について、齋藤昌秀議員の支出が4万3,881円、玉置美津恵議員の支出が28万6,119円で提出がありました。支出が玉置美津恵議員に偏ってはいるものの、内容については問題がないと見られましたが、収支報告書の提出から約1か月後に、玉置美津恵議員から、自分が受け取った政務活動費は16万5,000円のみで、齋藤昌秀議員は、分配した16万5,000円から4万3,881円を差し引いた差額、12万1,119円を所持したまま、会派内での精算がされていない旨の申入れが、議会事務局へございました。  その後、正副議長が入り、齋藤昌秀議員が所持していた差額について、玉置美津恵議員に精算がされました。  この経緯について、齋藤昌秀議員が、収支報告されていない差額の現金を何ゆえ所持していたのか、また、その差額の調整が何ゆえ会派内で図られなかったのか等を明らかにするため、調査を実施してまいりました。  まず、会派に支給された政務活動費33万円を、おのおの16万5,000円に分けて所持したことについてでございます。  政務活動費については、山武市議会政務活動費の交付に関する条例において、「月額1万5,000円に、当該会派の所属議員の数を乗じて得た額を会派に対し交付する」こととしています。  政務活動費の活用については、山武市議会政務活動費の交付に関する条例、また、山武市議会政務活動費の取扱いに関する申合せ事項により、各会派の責任において行われますが、あくまでも会派に交付しているものであり、会派市政会のように、各議員個人で費用を分配することは想定していないと考えられます。  個々に活動を行い、情報を共有することで、会派としての活動に生かすこと及び双方で均衡の取れた金額を使用することが否定されるものではございませんが、各自で政務活動費を保持した結果、会派で使用するという意識が薄れ、個人の活動に使うかのような認識を持ちやすくなり、このような事態が発生した原因になったと考えられます。  次に、会派市政会の収支報告書における両議員の支出状況についてでございます。  令和元年度に会派市政会が支出した政務活動費として報告された金額は、齋藤昌秀議員、4万3,881円、玉置美津恵議員、28万6,119円でした。玉置美津恵議員に支出が偏っていますが、会派内で合意され、使途が政務活動費として使用されたのであれば、収支報告書上、問題はないと考えられます。  会派内の協議の末、16万5,000円を超過した分については、自己負担とする取決めを、当初、行っていますが、収支報告の際は、合算して報告することで双方合意しており、16万5,000円を超えて、収支報告を行わないという認識は、双方になかったものと言えます。  しかし、収支報告書を提出するに当たり、おのおの16万5,000円以上を超過した際は、自己負担とする取決めについて、会派として、どのように収支報告に反映させるか、入念な協議は行われていません。  協議が行われなかった理由としては、齋藤昌秀議員が、経理責任者である玉置美津恵議員から、政務活動として使用した領収書の提出を、再三にわたり請求されていたにもかかわらず、最終日まで対応できなかったためであります。
     齋藤昌秀議員は、その理由として、政務活動費に使用できる費用かどうかの判断を迷っていたとのことですが、日頃からの政務活動費に係る知識不足、また、公金を扱っているという意識の欠如によるものであると考えられます。  齋藤昌秀議員から玉置美津恵議員に、自身が提出する領収書の説明は行ったものの、内容や金額について、双方で入念に確認しながら提出に至っているかについては、確認できませんでした。  次に、通帳の管理についてです。  政務活動費は毎年交付されるものであり、会派を結成したのであれば、任期である4年間は使用し続けるものと想定されます。管理について、両議員の言い分に食い違いはあるものの、どちらも通帳の所在を確認しておらず、政務活動費が公金であるとの自覚が双方に欠如していたと言えます。  次に、政務活動費の使途について適正であったかどうかです。  玉置美津恵議員が行った調査、研究活動、書籍等の購入については、議員として、地方行財政等に関する調査・研究等についての知識・技術を習得するものであります。これらの内容は、議員として活動する上で必要な研修であり、齋藤昌秀議員がその内容を共有しなかったとしても、それをもって、直ちに政務活動の対象外となるものではないと考えます。  政務活動費において適切ではない私的経費としては、趣味・個人としての研さんのための資格取得等、プライベートな活動と考えられますが、今回それらには当たらないと考えられます。  個々の得た知識等が、結果として、会派の活動の中で生かされるもの、例えば、会派で行う一般質問等で生かされるものであれば、ほかの議員がその内容を把握していないことをもって、否定されるものではないと考えられます。  また、齋藤昌秀議員が支出したパソコン用外部記憶装置のSSDは、事務機器の購入に当たりますが、任期を通して使用することを想定しており、年度内での使用の完結を義務づけるものではございません。議員としての活動記録として、それのみに使用する機器であれば、購入について、直ちに否定されるものではないと考えます。  次に、両議員の責任についてです。  まず、齋藤昌秀議員(会派代表者)の責任です。  自身も政務活動に要した費用があったという認識だったとはいえ、収支報告されていない差額の現金を所持していたことは理解できません。正副議長の指摘を受けるまで、返金すべきことを認識できなかったことは、会派代表者として、また、政務活動費を扱う議員としての意識の欠如があったと言わざるを得ません。  政務活動費の交付に関する条例において、収支報告書は全ての政務活動の支出を報告させるものではなく、交付された政務活動費の使途を報告させるものであります。支出総額が交付額を上回ってる場合に、どの分を報告し、また報告しないかは、報告者の裁量に任されています。  そのため、齋藤昌秀議員が主張する自身が行った政務活動について、その内容及び領収書の提出を求めたところでありますが、研修日等の日程及び内容の提示はあったものの、領収書は、収支報告書の提出が済んだ5月半ばに処分しており、また、その根拠となる研修等の資料は確認できませんでした。  また、分配した政務活動費については、現金を封筒に入れて管理し、政務活動に該当すると思われる費用を、その都度、封筒から使用し、超過した分は自己負担したとのことでした。領収書についても、封筒に入れて保管していたとのことですが、収支報告書提出後も差額については、封筒に戻していません。このことは、日頃から政務活動費についての管理がずさんであったこと、また、公金を扱っているという意識が乏しかったことがうかがえます。  齋藤昌秀議員は、差額を保持し続けていたことに関して、自身の認識の違いによる誤りであると認めており、返還すべきと指摘されてから、速やかに返金していることから、初めから差額を自身のものにする目的で、玉置美津恵議員の領収書を使用したとは断定できないと考えます。  しかし、収支報告書の作成に当たり、経理責任者である玉置美津恵議員からの度重なる協力依頼に対し、予定を伸ばし続け、作成及び提出が締切日である4月30日に至ったことは、両議員間で十分な確認時間を確保することができなくなってしまった一因でもあります。  政務活動費として対象となるかどうかについては、まず、議会事務局に確認することであり、税理士に相談する内容ではないことは容易に想像できたはずです。その点について、議員としての認識が誤っていたと思われます。  今回の問題の発端は、両議員間の意思の疎通の欠如によるものであり、その原因が、齋藤昌秀議員の政務活動費を扱うという自覚の欠如、スケジュール管理のルーズさ、政務活動費に対する知識・認識不足であり、その責任は重いと言えます。  次に、玉置美津恵議員(経理責任者)の責任です。  令和元年度の会派市政会政務活動費の収支報告書の内容について、玉置美津恵議員に支出が偏っていることについては、当初、おのおの16万5,000円ずつ所持し、超過した分は自己負担とする取決めがあったことを差し引いても、会派内で合意の上、提出されたものであることを前提に、使用使途等に不審な点は見られません。  また、自身の収支報告書提出に係る準備については、3月下旬から進めており、何ら落ち度はないと考えます。  当初の取決めを超えて、自身が使用した全ての領収書を貼付したことについては、ほかの会派を参考として、全て提出しなければならないと誤認していたことによるものであり、全ての金額を政務活動費として請求しようとした意図が、当初からあったとは考えられません。  しかし、自身の領収書、28万6,119円が収支報告として提出された時点で、16万5,000円を超過した差額、12万1,119円が、齋藤昌秀議員から返還されるものとの認識があり、その後、返還されないことに疑問を持ちつつも、精算について、当事者である齋藤昌秀議員へ調整を図っていないことについては、経理責任者としての責任を果たしていません。  収支報告書が提出された時点で、齋藤昌秀議員から返還があってしかるべきですが、それがなされない状態ならば、まず、会派内で調整が図られるべきであります。齋藤昌秀議員が差額の現金を所持していることの不当性を本人に指摘し、是正する役を負うのは、同じ会派であり、経理責任者でもある玉置美津恵議員であります。それを自ら行わず、会派外の議員へ対応を求め、議会全体を混乱させるに至りました。  また、収支報告書について、4月30日に最終的に提出を見届けられず、退席しているのであれば、詳細な内容の確認を、後日、議会事務局へ求めることもできたと考えられますが、問合せは行っていません。そして、齋藤昌秀議員に連絡を取ることなく、1か月を経過するまで、そのままにしています。  さらに、政務活動費を扱う通帳については、議員の任期の間、使用されるものと想定されますが、所在について明確に確認していないことは、経理責任者としての意識が欠如していたと思われます。  会派内での意思疎通が図れていないことが根底にありますが、意思疎通を欠如させる原因が、主に相手にあったとしても、政務活動費という公金を扱う経理責任者としての責務を果たしていない責任は重いと言えます。  最後に、再発防止に向けてでございます。  本件は、市から交付された政務活動費が会派内で精算されず、会派代表者が、その一部の現金を所持していた事件であります。会派市政会に交付された政務活動費33万円は、収支報告書のとおり、両議員の政務活動のための経費として、適正に支出されたものと思われますが、互いの意思疎通の欠如から、精算がされないまま、差額の現金を会派代表者が所持していたこと、また、会派内での適正な管理がなされずに、明るみになったことは、本市議会の信頼を失墜させる行為であります。  今後は、本委員会での調査結果を踏まえ、本市議会において、政務活動費の管理体制の見直しをはじめ、議員の倫理規程の制定について検討していく必要があると考えます。議員は、市民の負託を受けた公職にある者として、高い倫理感が求められていることを深く認識し、行動しなければなりません。その責務を明確化するため、倫理規程を制定し、議員として遵守すべき基準を定めることを提案いたします。  そして、政務活動費に対する議員一人一人の意識を高めるとともに、より一層の透明性を有する運用につなげ、使途に関する説明責任を果たし、本市議会が一丸となって、市民からの信頼回復に努めなければならないことを申し上げ、本委員会の調査報告とさせていただきます。  以上で、政務活動費に関する調査特別委員会委員長の報告を終わります。 47 ◯議長(大川義男君) 以上で、政務活動費に関する調査特別委員会委員長の報告を終わります。   ──────────────────────────────────── 48 ◯議長(大川義男君) 日程第10 質疑を行います。  政務活動費に関する調査特別委員会委員長に対する質疑を許します。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 49 ◯議長(大川義男君) 質疑なしと認めます。これで、政務活動費に関する調査特別委員会委員長に対する質疑を終了します。  以上で、政務活動費に関する調査特別委員会に付託された案件については、審議が終了しました。  これで、政務活動費に関する調査特別委員会を解散いたします。   ──────────────────────────────────── 50 ◯議長(大川義男君) ここで、議事都合のため、暫時休憩をいたします。再開は11時15分とします。              (休憩 午前11時06分)              (再開 午前11時14分) 51 ◯議長(大川義男君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に、お手元に配付のとおり、発議案1件が提出され、これを受理いたしました。  この際、これを日程に追加し、追加日程第1として、議題にしたいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) 52 ◯議長(大川義男君) 御異議なしと認めます。よって、発議案第1号を日程に追加し、追加日程第1として、議題とすることに決定いたしました。   ──────────────────────────────────── 53 ◯議長(大川義男君) 追加日程第1 発議案第1号を議題とします。  発議案第1号の提案理由の説明を求めます。  16番、加藤忠勝議員、御登壇願います。 54 ◯16番(加藤忠勝君) 発議案第1号 齋藤昌秀議員及び玉置美津恵議員に対する問責決議についての提案理由の説明を申し上げます。  本発議案については、山武市議会会議規則第14条第1項の規定により提出するものでございます。  会派市政会は、令和元年度分政務活動費について、総額33万円を、おのおの16万5,000円保持し、その額を超過した場合は、自己負担とする会派で独自の取決めをいたしました。  収支報告書は、齋藤昌秀議員の支出が4万3,881円、玉置美津恵議員の支出が28万6,119円で、4月30日、締切日に提出があり、玉置美津恵議員に支出は偏ってはいるが、内容については問題がないと見られました。  しかし、提出から1か月後に、玉置美津恵議員から、自分に支給された政務活動費は16万5,000円のみで、齋藤昌秀議員は分配した16万5,000円から4万3,881円を差し引いた差額、12万1,119円を所持したまま、会派内での精算がされていない旨の申出が議会事務局にあり、その後、6月5日に、正副議長の指摘により、齋藤昌秀議員が所持していた12万1,119円について、玉置美津恵議員に精算がされました。  この件について、齋藤昌秀議員は、自身も政務活動に要した費用があったという認識だったとはいえ、収支報告されていない差額の現金を所持していたことは理解し難く、正副議長の指摘を受けるまで、返金すべきことだと認識できなかったことは、収支報告書を提出した会派代表者として、また、政務活動費を扱う議員としての意識が欠如していると考えられます。  また、政務活動費の管理については、対象となる経費を明確にしておらず、ずさんな部分が見受けられ、収支報告書の作成に当たっても、両議員間で十分な時間が確保できなかったことは、齋藤昌秀議員の政務活動費を扱うという自覚の欠如、スケジュール管理のルーズさ、政務活動費に対する知識・認識不足からであります。  一方、玉置美津恵議員は、差額が齋藤昌秀議員から返還されないことに疑問を持ちつつも、精算について、当事者である齋藤昌秀議員へ調整を図っておりません。  齋藤昌秀議員から返還がされない状態ならば、まず、会派内で調整が図られるべきであり、齋藤昌秀議員が差額の現金を所持していることの不当性を本人に指摘し、是正する役を負うのは、同じ会派であり、経理責任者でもある玉置美津恵議員であるのに、それを自ら行わず、会派外の議員へ対応を求め、議会全体を混乱させるに至りました。  また、収支報告書の提出を最終的に見届けられず、退席したのであれば、後日、議会事務局へ確認を求めることもできたと考えられますが、問合せは行っておらず、さらに、政務活動費を扱う通帳の所在を明確にしていないことは、公金を扱うことの自覚が不足しており、経理責任者としての責務が果たされていません。  政務活動費の活用については、会派の責任において行うべきものでありますが、令和元年度において、会派市政会は、会派内での意思疎通の欠如から、政務活動費の適正な管理をしていたとは言い難く、その件において、市議会全体の信頼が損なわれたことは遺憾であります。  よって、本市議会は、齋藤昌秀議員、玉置美津恵議員に対し、市民の負託を受けた公職にある者としての責任と倫理感を認識し、反省を促し、市民からの信頼回復に努めることとを求め、その責任を強く問うものであります。  以上をもって、両名に対し問責することを決議します。  以上、御審議の上、御賛同くださるようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 55 ◯議長(大川義男君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これから、発議案第1号について質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 56 ◯議長(大川義男君) 質疑なしと認めます。これで、発議案第1号の質疑を終わります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第1号については、議会運営の申合せにより、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) 57 ◯議長(大川義男君) 御異議なしと認めます。よって、発議案第1号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 58 ◯議長(大川義男君) 討論なしと認め、討論を終わります。  これから採決を行います。  発議案第1号 齋藤昌秀議員及び玉置美津恵議員に対する問責決議についてを採決します。  この発議案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛成者起立) 59 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、発議案第1号は、原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────── 60 ◯議長(大川義男君) ここで、齋藤昌秀議員、玉置美津恵議員の入場を許可いたします。            (齋藤昌秀議員、玉置美津恵議員入場) 61 ◯議長(大川義男君) 齋藤昌秀議員、玉置美津恵議員に申し上げます。  ただいまの問責決議については可決されました。両議員は、本決議を十分尊重され、行動されるよう強く求めます。   ──────────────────────────────────── 62 ◯議長(大川義男君) 以上をもちまして、本臨時会に付議された案件は全て終了しました。  これにて令和2年山武市議会第2回臨時会を閉会といたします。御苦労さまでした。               午前11時25分 閉会    ここに会議の経過を記載して、その相違ないことを証すため署名する。      令和2年10月22日
            山武市議会 議  長  大 川 義 男               議  員  加 藤 忠 勝               議  員  萩 原 善 和 Copyright © Sammu City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...