令和 2年 第1回定例会( 3月定例会) 令和2年第1回
印西市議会定例会 議事日程(第1号) 令和2年2月18日(火)午前10時開議日程第 1
会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 諸般の報告 日程第 4 行政報告 日程第 5 議案第 1号 印西市木下交流の
杜コスモスフットサルパークの設置及び管理に関する条例の 制定について 日程第 6 議案第 2号
行政不服審査法施行条例の一部を改正する条例の制定について 日程第 7 議案第 3号 印西市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について 日程第 8 議案第 4号 印西市手数料条例の一部を改正する条例の制定について 日程第 9 議案第 5号 印西市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一 部を改正する条例の制定について 日程第10
予算審査常任委員の選任 日程第11 議案第 6号 令和元年度印西市
一般会計補正予算(第5号) 日程第12 議案第 7号 令和元年度印西市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第13 議案第 8号 令和元年度印西市
下水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第14 議案第 9号 令和元年度印西市
介護保険特別会計補正予算(第4号) 日程第15 議案第10号 令和元年度印西市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第16 議案第11号 令和2年度印西市
一般会計予算 日程第17 議案第12号 令和2年度印西市
国民健康保険特別会計予算 日程第18 議案第13号 令和2年度印西市
介護保険特別会計予算 日程第19 議案第14号 令和2年度印西市
後期高齢者医療特別会計予算 日程第20 議案第15号 令和2年度印西市
水道事業会計予算 日程第21 議案第16号 令和2年度印西市
下水道事業会計予算 日程第22 議案第17号 指定管理者の指定について 出席議員(22人) 1番 柿 原 健 一 2番 梶 原 友 雄 3番 藤 江 研 一 4番 松 本 有 利 子 5番 伊 藤 真 一 6番 稲 葉 健 7番 小 川 利 彦 8番 玉 木 実 9番 米 井 重 行 10番 櫻 井 正 夫 11番 浅 沼 美 弥 子 12番 岩 崎 成 子 13番 海 老 原 作 一 14番 中 澤 俊 介 15番 藤 代 武 雄 16番 増 田 葉 子 17番 松 尾 榮 子 18番 軍 司 俊 紀 19番 金 丸 和 史 20番 山 田 喜 代 子 21番 近 藤 瑞 枝 22番 板 橋 睦欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市 長 板 倉 正 直 副 市 長 杉 山 甚 一 総務部長 古 川 正 明 企画財政 酒 井 和 広 部 長 市民部長 岩 﨑 博 司 環境経済 髙 橋 政 勝 部 長 福祉部長 染 谷 豊 健 康 小 川 誠 一 郎 子 ど も 部 長 都市建設 川 嶋 一 郎 水道部長 篠 原 信 一 部 長 総務課長 岡 本 一 弘 企画政策 小 林 正 博 課 長 財政課長 田 口 光 浩 市民活動 佐 瀬 富 士 夫 推進課長 市民課長 林 恵 美 子 国保年金 大 野 徳 強 課 長 環境保全 大 須 賀 一 彦 社会福祉 富 澤 実 課 長 課 長 高 齢 者 青 木 恵 巳 子 子 育 て 髙 橋 幸 江 福祉課長 支援課長 保育課長 岩 井 大 治 スポーツ 吉 野 秀 男 振興課長 都市計画 笛 田 和 人 建築指導 渡 辺 貴 元 課 長 課 長 下 水 道 菅 澤 誠 課 長 教 育 長 大 木 弘 教育部長 伊 藤 哲 之 教育総務 土 屋 茂 巳 課 長本会議に職務のため出席した者の職氏名 議 会 鈴 木 悦 子 議 会 伊 藤 武 行 事務局長 事 務 局 次 長 係 長 伊 藤 昌 明
△開会の宣告 (午前10時)
○議長(板橋睦) ただいまから令和2年第1回
印西市議会定例会を開会します。 なお、報道機関から撮影の申出がありますので、これを許します。 〇
△開議の宣告
○議長(板橋睦) これから本日の会議を開きます。 〇
△議事日程の報告
○議長(板橋睦) 本日の議事日程については、お手元に配付したとおりです。ご了承願います。 〇
△
会議録署名議員の指名
○議長(板橋睦) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、1番、
柿原健一議員、2番、
梶原友雄議員を指名します。 〇
△
施政方針演説
○議長(板橋睦) ここで板倉市長から発言の申出がありますので、これを許します。 板倉市長。 〔市長、登壇〕
◎市長(板倉正直) 皆さん、おはようございます。令和2年第1回
市議会定例会の開催に当たりまして、議員各位におかれましてはご多用の中、ご出席をいただきまして、誠にありがとうございます。また、平素から市政の発展、市民福祉の向上にご尽力をいただいておりますことに厚く御礼を申し上げます。 さて、現在中国の武漢市に端を発する
新型コロナウイルスによる肺炎が中国を中心に猛威を振るっており、中国では多数の死者が出るとともに、国内においても多くの感染者が発生し、県内でも感染者が確認されている状況となっております。市といたしましても、これまで庁内での対策会議を2回開催いたしまして、状況の把握に努めるとともに、広報紙やホームページによる情報の発信を行っておるところでございます。2月16日に政府の開いた
感染症専門家による会議では、国内発生の早期段階との認識が示されているところでございますが、感染経路の判明のしていない事例も発生していることから、引き続き正確な情報の収集に努め、市民の皆様への適切な情報提供を行ってまいります。いずれにいたしましても、中国を中心に、感染者数、死者数がともに2003年に流行いたしましたSARSを超える状況となっておりますので、一刻も早く事態が収束に向かうことを願ってやみません。 それでは、令和2年第1回
印西市議会定例会の開会に当たり、市政の基本方針と市政運営の主要な事項について申し上げます。私が市民の皆様から市長としての2期目の負託を受けましてから、間もなく3年7か月がたとうとしております。私は、この間におきましても、市民の皆様からお預かりする貴重な税金を決して無駄遣いせず、子育て、福祉、教育といった市民のための施策に還元するという、議員時代からの基本姿勢を変えることなく、市長就任後も市民目線を持って、住みよさを実感できる
まちづくりに鋭意取り組んできたところでございます。市長1期目の実績をもとに、2期目就任時に自ら掲げた政策のうち、18歳以下の
医療費助成、いん
ざい健康ちょきん運動の推進、小中学校のトイレの洋式化、また
小学校修学旅行費用の補助や高等学校等への入学支援のための
就学奨励制度の創設などを実現してまいりましたが、保育園及び
学童クラブの
待機児童対策や北総線の高運賃問題など、引き続き粘り強く取り組んでいかなければならない課題もございます。私にとりましても本年は2期目の任期の最後を迎える重要な時期となります。これまでに取り組んできた事業の成果や進捗について十分に検証し、山積している市の課題解決に向けて、一歩一歩着実に市政運営に取り組んでまいる所存でございます。 そこで、私の令和2年度の市政運営に対する所信の一端をここに申し上げ、議員各位をはじめ、広く市民の皆様のご理解とご賛同を賜りたいと存じます。まず、国内の
社会経済情勢に着目いたしますと、内閣府が先月公表した
月例経済報告では、国内景気の基調判断を依然として緩やかに回復しているとして、先行きにつきましては当面弱さが残るものの、雇用、所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される、ただし通商問題をはじめとする動向、中国経済の先行き、英国のEU離脱等の海外経済の動向や
金融資本市場変動の影響に加え、
消費税率引き上げ後の
消費者マインドの動向に留意する必要があるとの見解を示しております。また、冒頭に言及いたしました
新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が経済に与える影響にも十分に留意していく必要があります。 こうした状況の中で、印西市におきましては、歳入面では
千葉ニュータウンの住宅建設や企業の進出に伴い、固定資産税の増加が見込まれる一方で、市村合併に伴う普通交付税の特例措置がなくなることから、財政運営に必要な
一般財源総額の確保に影響を及ぼすことが懸念されております。また、歳出面では、高齢化の進展や
福祉ニーズ等の増大に伴う
社会保障施策に要する経費が年々増加している中で、小中学校や道路などの公共施設の維持管理費や老朽化に伴う改修費などの
普通建設事業費が財政運営に重い負担となることが見込まれる状況でございます。こうしたことから、貴重な財源をより一層効果的、効率的に活用しながら、市民ニーズを的確に捉え、事業の選択と集中が今後とも重要になってくると考えているところでございます。 それでは、新年度の市政運営の基本的姿勢について申し上げます。現在本市におきましては、将来都市像を、「ひと まち 自然 笑顔が輝く いんざい」と定め、6つの基本目標を掲げ、計画的な
まちづくりを進めております。来る令和2年度は、平成28年度から5か年の第2次基本計画の最終年度に当たり、総仕上げの時期となっていますことから、目標年次の将来都市像の実現に向け、確実な事業の推進に努めてまいります。また、令和2年度は第2次基本計画の最終年度に当たるとともに、
次期総合計画の策定の年となりますことから、将来を見据えた計画の策定に取り組んでまいります。さらに、同じく平成28年度から5か年の第5次印西市
行政改革大綱につきましても最終年度となりますことから、関連する各種計画と整合性を図りながら、行財政改革の取組を積極的に進めてまいります。 令和2年度当初予算編成に当たりましては、将来にわたり財政の安定と健全性の確保を図るため、限られた財源の適正配分に努め、各種事業については実施効果を十分に検討するとともに、地域特性を最大限に生かした、住みよさを実感できる
まちづくりを目指し、総体的には
市民サービスの向上に資することを念頭に予算編成を行いました。一般会計、特別会計及び
水道事業会計等を合わせた令和2年度当初予算の規模は、対前年度比11%増の598億9,201万7,000円でございます。新年度予算の詳細につきましては、予算審査の際にご説明申し上げます。 それでは、令和2年度の主要事業の概要につきまして、基本構想の6つの分野の基本目標に沿って申し上げます。 初めに、基本目標1の、恵まれた自然の中でやすらぎを持って生活できるまちをつくるとする生活環境の分野でございますが、7つの主要事業がございます。その中の
交通安全対策事業については、自動車のペダルの踏み間違いなどによる急加速を抑制する装置を設置する高齢者に対し、市が設置費用の一部を補助する制度を新たに開始いたします。また、
地域防災計画に要する経費については、近年の複合化する自然災害等を踏まえ、来年度から印西市
地域防災計画の改訂に着手をいたします。 次に、基本目標2のやさしさを持っていきいきと暮らせるまちをつくるとする健康福祉の分野でございますが、15の主要事業がございます。その中で、
高齢者在宅福祉事業については、高齢者の
外出支援サービスの拡充を図るため、新たに高齢者のふれあいバスの無償化を実施いたします。さらに、民間保育園の助成に関する経費については、待機児童の解消を図るため、民間保育園2園の改修及び
小規模保育事業の4施設の開設支援として、事業者に対し補助金を交付し、施設整備を推進するとともに、引き続き保育士等の確保を図るための補助を実施いたします。あわせて、
学童クラブについても、新たに開所する民間の3
学童クラブへの運営費補助に加え、公立の3
学童クラブの新設工事等に取り組んでまいります。また、中学3年生までを対象とした
子ども医療費助成事業、高校生等を対象とした
高校生等医療費助成事業については、引き続き子供の保健対策の充実及び保護者の経済的負担の軽減を図るため、医療費や調剤費等の助成を実施してまいります。 次に、基本目標3の地域の持つ可能性を活かした魅力あるまちをつくるとする産業振興の分野でございますが、7つの主要事業がございます。その中の
鳥獣被害対策事業については、有害鳥獣による農作物被害を防止するため、引き続き関係機関と連携を図りながら計画的な捕獲を行うとともに、特に被害の大きいイノシシにつきましては、被害地域が一体となり、防除対策など総合的な取組を行ってまいります。 次に、基本目標4の健やかな心と体を育み未来を拓くまちをつくるとする教育・文化の分野でございますが、16の主要事業がございます。その中の
国際理解教育推進事業については、令和2年度から始まる小学校の英語教育における体制強化を図るため、小中学校における
外国語指導助手の増員に加え、小学校への
英語教育コーディネーターの増員を行います。また、児童の増加への対応として、小中学校の増築工事を行うほか、その他の小中学校や幼稚園、公民館などについては適正な機能を維持し、長寿命化を図るとともに、利用者が安全、快適に利用できるよう大規模改修などを実施いたします。 次に、基本目標5の快適で暮らしやすい都市機能の充実した美しいまちをつくるとする都市基盤の分野ですが、11の主要事業がございます。その中の
公共交通網整備促進事業については、鉄道施設の整備等による市民の利便性向上と地域の活性化を進めるとともに、市内の
主要公共施設への市民の足の確保のため、引き続き6ルートのふれあいバスの運行等を行うものでございます。また、
交通不便地域の解消に向け、本埜第二
小学校周辺地域における
乗合タクシーの実証運行を継続いたします。さらに、
都市計画道路新設改良事業については、市内における地区拠点間の地域交流のための道路網の整備充実を図ってまいります。 次に、基本目標6の市民と行政がともに歩み健全で自立したまちをつくるとする住民自治・協働・行財政の分野でございますが、7つの主要事業がございます。その中の
東京オリンピック・
パラリンピック誘致等推進に要する経費につきましては、
アメリカ陸上チームの
事前キャンプを受け入れるとともに、
オリンピック、
パラリンピックの機運醸成を図ってまいります。また、
シティプロモーションに要する経費につきましては、移住促進による人口増、定住促進による定着化、交流促進による流入増につながっていくため、引き続きイルミライINZAIやいんざいふるさとまつりを実施するとともに、効果的な手法により様々な機会を捉えて、市のPRを行ってまいります。 以上、令和2年度の
主要事業等につきましての概要を申し上げましたが、これらの事業を重点的に推進することにより、魅力あふれる
まちづくりに取り組んでまいる所存でございます。 結びに、私の印西市長としての2期目の任期もあと5か月余りとなりましたが、残された任期も、市民の皆様が住みよさを実感できるよう引き続き市民目線を持って全力で取り組んでまいりますので、市民の皆様並びに議員各位の皆様のご理解とご支援をお願いを申し上げまして、令和2年の施政方針といたします。ご清聴ありがとうございました。 〇
△会期の決定
○議長(板橋睦) 日程第2、会期決定の件を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月19日までの31日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(板橋睦) 異議なしと認めます。 したがって、本定例会の会期は本日から3月19日までの31日間に決定しました。 〇
△諸般の報告
○議長(板橋睦) 日程第3、諸般の報告を行います。 本日、板倉市長から議案の送付があり、これを受理しましたので、ご報告いたします。 次に、議会活動については、一覧表にしてお手元に配付したとおりです。ご了承願います。 次に、
全国市議会議長会から
令和元年台風15号による災害見舞金をいただきましたので、ご報告いたします。 次に、監査委員から各会計の11月分及び12月分に関する
例月出納検査の結果の報告並びに令和元年度第1回定期監査の結果に関する報告がありました。その写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、本定例会の説明員の出席要求を行ったところ、出席通知のありました者の職氏名の写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、本定例会において受理した請願及び陳情については、お手元に配付した写しのとおり、所管の常任委員会に付託または議員配付としましたので、ご報告いたします。 これで諸般の報告を終わります。 〇
△行政報告
○議長(板橋睦) 日程第4、行政報告を行います。 板倉市長から行政報告の申出がありますので、これを許します。 板倉市長。 〔市長、登壇〕
◎市長(板倉正直) それでは、令和元年第4回定例会以降の主な活動事項についてご報告をいたします。 1月2日及び3日、第96回箱根駅伝が開催され、出場の
順天堂大学駅伝チームを現地で激励してまいりました。 1月7日、千葉日報社の
新春賀詞交歓会が千葉市で開催され、出席をいたしました。 1月9日、印旛市郡医師会新年会が成田市で開催され、出席をいたしました。 1月11日、
松山下公園総合体育館において印西市消防出初式を開催し、消防功労者及び団体の表彰を行いました。また、
千葉ニュータウン中央駅北側において、
イルミネーションイベント、
イルミde未来を開催し、多くの市民の皆様にご参加いただきました。 1月12日、
松山下公園総合体育館において
成人記念式典を開催し、新成人の門出をお祝いいたしました。 1月13日、
松山下公園陸上競技場において、
オリンピックに出場した4選手を講師に迎え、中学生を対象とした
陸上クリニックを開催いたしました。 1月23日、市役所において、
新型インフルエンザ等が発生し、
政府対策本部より
緊急事態宣言が発令されたことを想定した
対策本部設置訓練を実施いたしました。 1月26日、
木下上町観音堂を会場に
文化財防災訓練を実施いたしました。また、同日、印西市
青少年相談員連絡協議会主催による長縄跳び大会が
松山下公園総合体育館で開催され、出席いたしました。 1月27日、市役所において、長年の印西市
廃棄物減量等推進員を務めた皆様に感謝状を贈呈いたしました。 1月28日、
印旛沼関連事業市町連絡会議の構成自治体により
国会議員会館及び国土交通省を訪問し、国会議員及び
国土交通省担当局に対して、印旛沼の治水、利水、環境対策に関する要望活動を行いました。また、同日、令和元年度第3回千葉県
市長会定例会が千葉市で開催され、出席をいたしました。 1月29日、社会を明るくする
運動作文コンテスト表彰式にが市役所で開催され、出席をいたしました。 2月1日、北総
鉄道株式会社主催による第43回北総ウオークが
印旛日本医大駅から萩原公園までをルートとして開催され、出席をいたしました。また、同日、ふれあいセンターいんばにおいて
介護予防普及啓発講演会並びに在宅医療・
介護連携講演会を開催し、出席をいたしました。 2月3日及び10日、市役所において
新型コロナウイルスに関する内部の対策会議を開催いたしました。 以上が主な報告事項でございます。 なお、今議会にご提案いたします案件は、条例5件、予算11件、その他1件、計17件でございます。それぞれに提案申し上げましたときにご説明をさせていただきますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(板橋睦) これで行政報告を終わります。 〇
△議案第1号~議案第5号(一括議題)
○議長(板橋睦) 日程第5、議案第1号 印西市木下交流の
杜コスモスフットサルパークの設置及び管理に関する条例の制定についてから日程第9、議案第5号 印西市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてまでの5議案を一括議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 板倉市長。 〔市長、登壇〕
◎市長(板倉正直) 議案第1号から議案第5号について、一括してご説明をいたします。 初めに、議案第1号についてご説明をいたします。本案は、フットサル場を中心としたスポーツ施設として
印旛高校跡地に整備する木下交流の
杜コスモスフットサルパークの設置及び管理に関し、地方自治法第244条の2第1項の規定により、必要な事項を定めるものでございます。 続きまして、議案第2号についてご説明をいたします。本案は、工業標準化法の一部改正に伴い、条例で引用する用語の一部を改めるものでございます。 続きまして、議案第3号についてご説明をいたします。本案は、成年後見制度の利用の促進に関する法律に基づき、印鑑の登録資格に係る規定を見直すとともに、用語の整理を行うものでございます。 続きまして、議案第4号についてご説明いたします。本案は、建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令の一部改正により、共同住宅等または複合建築物に係る低炭素建築物新築等計画認定申請等について、共用部分の面積を除いた面積で申請が行われるとされることに伴い、その場合における手数料の額について規定するとともに、所要の改正を行うものでございます。 続きまして、議案第5号についてご説明をいたします。本案は、児童福祉法及び
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正を踏まえ、経過措置の規定を改めるものでございます。 以上が議案第1号から議案第5号までについての提案理由及び概要でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
○議長(板橋睦) これで5議案一括しての説明が終わりました。 これから質疑を行います。 質疑に当たっては、会議規則第56条の規定により、同一議員につき同一議題について3回を超えることができないこととなっております。 なお、5議案はそれぞれ常任委員会に付託する予定です。 質疑は5議案一括して、総括的な質疑で行います。 質疑に当たっては議案番号をお示しください。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(板橋睦) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております5議案については、お手元に配付の付議事件一覧のとおり、議案第1号及び第5号の2議案については文教福祉常任委員会に、議案第2号及び第3号の2議案については総務企画常任委員会に、議案第4号については建設経済常任委員会にそれぞれ付託します。 〇
△
予算審査常任委員の選任
○議長(板橋睦) 日程第10、
予算審査常任委員の選任を行います。 お諮りします。委員会条例第8条第1項の規定によって、
予算審査常任委員に、 柿 原 健 一 議員 梶 原 友 雄 議員 藤 江 研 一 議員 伊 藤 真 一 議員 米 井 重 行 議員 岩 崎 成 子 議員 海老原 作 一 議員 増 田 葉 子 議員 松 尾 榮 子 議員 金 丸 和 史 議員 以上の10名を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(板橋睦) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま指名しました10人の議員を
予算審査常任委員会の委員に選任することに決定しました。 〇
△議案第6号~議案第10号(一括議題)
○議長(板橋睦) 日程第11、議案第6号 令和元年度印西市
一般会計補正予算(第5号)から日程第15、議案第10号 令和元年度印西市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)までの5議案を一括議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 板倉市長。 〔市長、登壇〕
◎市長(板倉正直) 議案第6号から議案第10号までについて一括してご説明をいたします。 初めに、議案第6号についてご説明をいたします。本案は、令和元年度印西市
一般会計予算の歳入歳出予算の補正、繰越明許費の補正、債務負担行為の補正及び地方債の補正でございます。 まず、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ10億4,651万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ375億4,273万8,000円とするものでございます。今回の歳入歳出予算の補正の主な内容でございますが、歳入につきましては、子ども・子育て支援臨時交付金及び市債のコミュニティセンター整備事業について減額をするものでございます。また、歳出でございますが、道路新設改良事業及び印西地区環境整備事業組合負担金について減額をするものでございます。 続きまして、繰越明許費の補正でございますが、UR都市再生機構事務所用地活用に要する経費のほか、8件について追加を行うものでございます。 続きまして、債務負担行為の補正でございますが、マルチペイメントサービス納付システム手数料及び寄附金申込フォーム使用料の2件について追加を行うものでございます。 最後に、地方債の補正でございますが、コミュニティセンター整備事業のほか、2件について変更を行うものでございます。 続きまして、議案第7号についてご説明をいたします。本案は、令和元年度印西市
国民健康保険特別会計予算の歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億7,729万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ90億4,889万4,000円とするものでございます。今回の歳入歳出予算の補正の主な内容でございますが、国、県支出金等の交付決定等によるほか、各事業の決算見込みによる補正を行うものでございます。 続きまして、議案第8号についてご説明をいたします。本案は、令和元年度印西市下水道事業特別会計予算の歳入歳出予算の補正、繰越明許費の補正及び地方債の補正でございます。 まず、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,318万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億4,235万9,000円とするものでございます。今回の歳入歳出予算の補正の主な内容でございますが、各事業の決算見込み及び契約実績等による事業費の補正並びに財源の補正を行うものでございます。 次に、繰越明許費の補正でございますが、汚水処理施設維持管理に要する経費について追加を行うものでございます。 次に、地方債の補正でございますが、公共下水道及び特定環境保全公共下水道について変更を行うものでございます。 続きまして、議案第9号についてご説明をいたします。本案は、令和元年度印西市
介護保険特別会計予算の歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ54億8,994万7,000円とするものでございます。今回の歳入歳出予算の補正の主な内容でございますが、国庫支出金の交付決定及び基金運用益の決算見込みにより補正を行うものでございます。 続きまして、議案第10号についてご説明をいたします。本案は、令和元年度印西市
後期高齢者医療特別会計予算の歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,152万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億5,086万6,000円とするものでございます。今回の歳入歳出予算の補正の主な内容でございますが、後期高齢者医療保険料の増額によるほか、各事業の決算見込みによる補正を行うものでございます。 以上が議案第6号から議案第10号までについての提案理由及び概要でございます。よろしくご審議くださいますようお願いをいたします。
○議長(板橋睦) これで5議案一括しての説明が終わりました。 なお、総括的な質疑は、議会運営委員会における申合せにより省略をいたします。 ただいま議題となっております議案第6号から第10号までの5議案については、お手元に配付の付議事件一覧のとおり、
予算審査常任委員会に付託します。 ここで暫時休憩します。 休憩 午前10時38分 再開 午前10時39分
○議長(板橋睦) 再開します。 ここで執行部の入替えがありましたので、ご了承ください。 〇
△議案第11号~議案第16号(一括議題)
○議長(板橋睦) 日程第16、議案第11号 令和2年度印西市
一般会計予算から日程第21、議案第16号 令和2年度印西市
下水道事業会計予算までの6議案を一括議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 板倉市長。 〔市長、登壇〕
◎市長(板倉正直) 議案第11号から議案第16号までについて、一括してご説明をいたします。 令和2年度予算につきましては、将来都市像を「ひと まち 自然 笑顔が輝く いんざい」として掲げる印西市総合計画の第2次基本計画の最終年度となり、総仕上げの年となることから、将来都市像の実現に向けた総括予算として確実に実行していくことが重要であると認識しているところでございます。本市を取り巻く環境といたしましては、歳入面では、
千葉ニュータウンの住宅建設や企業の進出に伴い固定資産税の増加が見込まれる一方で、市村合併に伴う普通交付税の特例措置がなくなることから、財政運営に必要な
一般財源総額の確保に影響を及ぼすことが懸念されております。一方、歳出面では、高齢化の進展や
福祉ニーズ等の増大に伴う
社会保障施策に要する経費が年々増加している中で、小中学校や道路などの公共施設の維持管理費や老朽化に伴う改修費などの
普通建設事業費が財政運営に重い負担となることが見込まれる状況での予算編成となったものでございます。 このような状況を踏まえまして、将来にわたり財政の安定と健全性の確保を図るため、限られた財源の適正配分に努め、各事業について実施効果を十分に検証するとともに、地域特性を最大限に生かした住みよい
まちづくりを目指し、総体的には
市民サービスの向上に資することを念頭に予算を編成をいたしました。 それでは、
一般会計予算、特別会計予算及び事業会計予算の概要について、それぞれ申し上げます。各会計の当初予算を合計した総額は、対前年度比11%増の598億9,201万7,000円となっております。 初めに、一般会計につきましてご説明いたします。一般会計の歳入歳出予算の総額は、396億3,000万円を計上しております。前年度予算と比較いたしまして7.8%の増となっております。令和2年度の主要事業につきまして、総合計画の分野別の基本目標に沿った主なものをご説明をいたしますと、基本目標1、恵まれた自然の中でやすらぎを持って生活できるまちをつくるとする生活環境の分野といたしまして、
交通安全対策事業、ごみ減量化・再資源化推進事業、災害用井戸整備事業、基本目標2、やさしさを持っていきいきと暮らせるまちをつくるとする健康福祉の分野といたしまして、
高齢者在宅福祉事業、民間保育園の保育委託に関する経費、
子ども医療費助成事業、
高校生等医療費助成事業、子育てのための施設等利用給付事業、基本目標3、地域の持つ可能性を活かした魅力あるまちをつくるとする産業振興の分野といたしまして、
鳥獣被害対策事業、新規就農促進事業、基本目標4、健やかな心と体を育み未来を拓くまちをつくるとする教育・文化の分野といたしまして、
国際理解教育推進事業、小学校施設整備改修事業、中学校施設整備改修事業、文化ホール施設管理に要する経費、牧の原学校給食センター事業、基本目標5、快適で暮らしやすい都市機能の充実した美しいまちをつくるとする都市基盤の分野といたしまして、
公共交通網整備促進事業、道路維持修繕に要する経費、道路新設改良事業、基本目標6、市民と行政がともに歩み健全で自立したまちをつくるとする住民自治・協働・行財政の分野といたしまして、市有建築物の営繕事務に要する経費、総合計画に要する経費、
シティプロモーションに要する経費などの事業を盛り込んでおります。 次に、継続費、債務負担行為及び地方債でございますが、継続費4事業、債務負担行為15件、地方債7件を設定しております。 続きまして、特別会計予算の概要について、
国民健康保険特別会計予算から申し上げます。国民健康保険特別会計の歳入歳出予算の総額は、92億8,026万6,000円を計上しております。前年度予算と比較いたしまして7.8%の増となっております。国民健康保険事業につきましては、市民の生命と健康を支える国民健康保険制度の健全化に向け、医療費等の適正化を図り、健全運営に努めているところでございます。 次に、
介護保険特別会計予算について申し上げます。介護保険特別会計の歳入歳出予算の総額は、54億8,878万3,000円を計上しております。前年度予算と比較いたしまして5.1%の増となっております。介護保険事業につきましては、安心できる豊かな高齢社会の実現を目指すため、第7期印西市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画に基づき、介護サービスに対する保険給付事業、介護予防事業等の促進に努めてまいります。 次に、
後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。後期高齢者医療特別会計の歳入歳出予算の総額は、9億2,361万8,000円を計上しております。前年度予算と比較いたしまして15.5%の増となっております。後期高齢者医療制度は、千葉県内全ての市町村が加入する千葉県後期高齢者医療広域連合が運営主体となり、県内市町村と協力して運営しております。 次に、
水道事業会計予算について申し上げます。業務の予定量につきましては、給水件数が7,169件、年間総給水量179万5,006立方メートルとしております。事業費のうち収益的収入及び支出につきましては、収入予定額7億1,692万5,000円、支出予定額7億1,189万4,000円を計上しております。また、資本的収入及び支出につきましては、収入予定額3,983万4,000円、支出予定額1億9,423万6,000円を計上しております。水道事業につきましては、引き続き印旛広域水道用水供給事業により受水し、平岡、松崎、印旛の各配水場等の施設管理と併せ、計画的、効率的な事業運営に努めるとともに、安全で良質な水を安定的に供給してまいります。 最後に、
下水道事業会計予算について申し上げます。業務の予定量につきましては、処理区域内人口8万7,960人、水洗化人口8万6,810人、年間有収水量892万3,000立方メートルとしております。事業費のうち収益的収入及び支出につきましては、収入予定額31億9,732万5,000円、支出予定額31億7,303万2,000円を計上しております。また、資本的収入及び支出につきましては、収入予定額2億5,626万1,000円、支出予定額5億18万8,000円を計上しております。下水道事業につきましては、公共下水道施設の維持管理及び岩戸地区公共下水道整備、小林地区の雨水排水施設整備を予定しております。引き続き計画的、効率的な事業運営に努めるとともに、インフラの老朽化等の諸問題に取り組んでまいります。 以上が議案第11号から議案第16号までについての提案理由及び概要でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 発言の訂正をお願いいたします。水道事業会計において、支出予定額「7億189万4,000円」と申し上げるべきところを「7億1,189万4,000円」と申し上げましたので、ご訂正をよろしくお願いいたします。
○議長(板橋睦) これで6議案一括しての説明が終わりました。 これから質疑を行います。 議案第11号から議案第16号までの6議案については、
予算審査常任委員会に付託する予定です。 質疑は総括的なものとし、6議案一括して行います。 なお、質疑については、議会運営委員会における申合せにより、事前通告のありました質疑のみ発言を許可することといたします。また、質疑の回数は原則1回とします。議事運営にご協力をお願いします。 初めに、18番、軍司俊紀議員の発言を許します。 18番、軍司俊紀議員。
◆18番(軍司俊紀) それでは、通告に基づいて予算総括質疑を行っていきたいと思います。 私がお聞きしたいのは、議案第11号の令和2年度印西市
一般会計予算、こちらになります。こちらに従って通告に基づいて総括質疑をさせていただくわけなのですけれども、大きく4点お聞きしたいと思います。細かい内容は
予算審査常任委員会に譲りたいと思いますが、大きく4点お聞きします。 1点目、総務省自治財政局は、令和元年12月20日に令和2年度の地方財政対策の概要についてというものを公表しております。この中の記載では、地方が人づくり革命の実現や地方創生の推進等に取り組みつつ安定的に財政運営ができるようにする旨の記載が見られます。全部でこれ15項目書いてあるわけです。全部で15項目書いてあるわけなのですけれども、もちろんこれ国のほうが補助金を出して各自治体がこういうのをやったらどうだと、やりなさいというものを示しているわけなのですけれども、4点ここで取り上げています。私が通告させていただいています。国が示す以下の事業費については、令和2年度の印西市の当初予算にどのように反映されているのかというのをお聞きしたいと思います。 1点目が、地域社会再生事業というものが、これ仮称で上がっていますけれども、これについてどのように予算に反映されているのか。 2点目が、まち・ひと・しごと創生事業費の確保という項目があって、これ平成27年度に創設されたまち・ひと・しごと創生事業費について、第2期が始まりますので、令和2年度においても国のほうでは引き続きこれ1兆円確保しているというふうに言っているのです。印西市は、ではどうなのでしょうかというのを2点目お聞きします。 3点目が、社会保障の充実及び人づくり革命という項目があります。これは、社会保障と税の一体改革によって、社会保障の充実分及び人づくり革命にかかわる経費について国のほうは予算をつけています。印西市はどうですか。 4点目が、技術職員の充実ということが書いてあるのです。技術職員の充実による市町村の支援、中長期派遣体制の強化という項目があります。これについてどうなのでしょうか。大きい1番が今の内容です。 大きい2番目が、財政調整基金についてです。財政調整基金が、予算書では大きく減額されています。これは、毎年当初予算の策定においては例年減額されて、補正等で戻してくるというやり方だと思うのですけれども、以前国会では地方自治体の財政調整基金の残高増加が問われたことがありました。そのことについて、税収減など将来不安に備えるためということで、国会の中で総務省が答弁されている。当時は地方交付税が積み上がっていたということもありますし、ではこれ印西市の中で見ても、印西市は結構財政調整基金積み上がってきているので、今回総括質問をさせていただきたいのは、1点目として(1)、当時の議論は今回の予算策定に関係しているのかどうか。(2)が、以前より財政調整基金というのは、私申し上げておりますけれども、特定目的基金を設置して、そこに移すべきだという話を以前からさせていただいています。今回の予算作成においてこのような議論はされたのでしょうか。 大きい3番、令和2年度の予算の概要を拝見する中で、新規事業というものが、これ1事業しか見られません。その内容についても、確かに新規事業なのだろうなと思う内容なのですけれども、新規事業についてどのような議論がされたのでしょうか。また、令和2年度主要事業では、平成31年度の事業、平成31年度、令和元年度と比較して、廃止された事業というのはあるのですか。それを確認します。 最後4点目、補助金の見直しについてどのような検討がされましたか。大幅に増えた補助金、減額、支給を中止した補助金、これはあるのでしょうか。そして、その理由をお聞きします。 以上4点、お答えください。お願いします。
○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。
◎企画財政部長(酒井和広) まず、1の(1)についてお答えいたします。地域社会再生事業につきましては、令和2年度からの創設でございまして、現在のところ具体的な対象事業は示されておりませんので、対象となる事業はないといったところでございます。 次に、(2)についてお答えいたします。まち・ひと・しごと創生事業につきましては、印西市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づきまして、学校給食事業や
子ども医療費助成事業などが対象となっております。 次に、(3)についてお答えいたします。社会保障の充実につきましては、幼児教育・保育の無償化や子ども・子育て支援新制度などが対象となっておるところでございます。また、人づくり革命につきましては、幼児教育、保育の無償化が対象となっております。 次に、(4)についてお答えいたします。技術職員の充実につきましては、対象となる事業はございませんので、計上事業はないといったところでございます。 なお、これらの項目につきましては普通交付税の基準財政需要額に算入されるため、印西市は今後も財源超過団体と見込まれますことから、交付税措置はないものと考えております。 次に、2の(1)についてお答えいたします。財政調整基金繰入金につきましては、当時の国会の議論とは関係なく、市が行うべき事業を執行するために前年度比で6億2,130万1,000円増の21億6,932万2,000円となっておるところでございます。 次に、(2)についてお答えいたします。特定目的基金の設置につきましては、公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進することを目的といたしました印西市公共施設適正配置アクションプランが令和元年度末に策定予定でございますので、引き続き検討いたしまして、速やかに設置に向けて進めてまいりたいと考えております。 次に、3についてお答えいたします。主要事業につきましては、実施計画事業等のうち特に重要となる事業といたしまして、前年度の主要事業、基本計画における重点施策、予算的に大規模な事業などに該当する予算事業から選定をしております。令和2年度予算に係る主要事業で新規の予算事業は1事業となっておりますが、高齢者安全運転支援装置設置促進事業補助金や高齢者ふれあいバスの無償化など、継続している予算事業の中で新たに行う事業が含まれているものにつきましては、拡充事業として記載をしているところでございます。また、前年度から廃止された事業でございますが、前年度中に事業が終了したことによりまして主要事業から除外したものが4件ございます。なお、下水道事業の企業会計の移行に伴いまして、下水道事業に係る3件の予算事業を主要事業から除外しております。 次に、4についてお答えいたします。補助金につきましては、平成30年度に実施いたしました補助金等評価委員会の評価などをもとに、令和元年度当初予算から補助金を所管いたします課等におきまして見直しを図っているところでございます。また、令和2年度当初予算における増減の大きな補助金でございますが、対象となる事業量により、集会施設補助金が約900万円の増、飼料用米等生産拡大支援事業補助金が約160万円の減となっております。なお、支給を中止した補助金はございません。 以上でございます。
○議長(板橋睦) それでは次に、20番、山田喜代子議員の発言を許します。 20番、山田喜代子議員。
◆20番(山田喜代子) それでは、日本共産党、山田喜代子です。新年度予算審査に関する総括質疑を行います。議案第11号の一般会計だけ、8項目にわたって質問いたします。 板倉市長2期目、任期最後の年である2020年度、市長公約は予算にどのように反映されているのか。 2番、市民目線の観点から、市長への手紙、市長懇談会等の市民の声はどう反映されているのか。 3番、人事の問題です。正規職員、会計年度任用職員等々の配置状況と2019年度との比較を伺います。 4番、これは令和2年度印西市予算編成方針の中から質問します。これは印西市の財政状況、それと予算編成に当たっての基本的な考えと、3番目に予算編成に当たっての留意事項とあります。この中の3番の予算編成に当たっての留意事項について伺います。これは、(1)と(2)で歳入予算について、歳出予算についてと分かれてあります。このうち歳入予算については①から⑤まで、市税の確保から市有財産の有効活用等まであります。この中の②、受益者負担の適正化というふうにあります。これはどのようなものなのか。また、新たな負担となるものはあるのか。 2番の(2)の歳出予算について。②です。これも①から⑤まで、経常的経費の縮減から
普通建設事業費の抑制まで、⑤までありますけれども、この②です。民間委託等の効率的な活用とあります。この効率的な活用とは何を指すのか。 (3)として、主要事業のうち、新規事業は建設関係のみだけです。福祉、教育はないのか、それはなぜか、その理由をあわせて伺います。 5番、補助金について。補助金等評価委員会の評価について。これは、私かなり傍聴したのですけれども、この評価について、このことがどう予算に反映されているのか。増額、減額、また廃止となった事業名及びその理由と金額を伺います。 6番として、2019年10月から消費税の増税が始まりました。その増税による地域経済の影響はどのように予算に反映されているのか。 7番目として、安倍内閣による社会保障費の削減によって、生活保護費の削減のほか、どのような項目があるのか。あわせてその金額も伺います。 最後に、各部署からいろいろと予算要求が出ていますが、各部署からの予算要求はどこまで予算計上されたのか。カットされた事業と、その理由について伺います。 以上8項目、よろしくお願いします。
○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。
◎企画財政部長(酒井和広) 初めに、1についてお答えいたします。市長公約につきましては、小中学校のトイレの洋式化を完了いたしまして、いん
ざい健康ちょきん運動の推進や18歳以下の医療費無償化などを引き続き継続しておるところでございます。なお、令和2年度につきましては、ゼロ歳から2歳児までの受入れに対応できる
小規模保育事業施設の設置に向けまして、民間事業者への支援を予算化いたしまして、待機児童の解消に努めてまいります。 次に、2についてお答えいたします。各課等からの予算要求にあたりましては、市民の皆様からの貴重なご意見を反映した要求であることから、限られた財源において
市民サービスの向上に資する予算案であると考えております。 次に、4の(1)についてお答えいたします。使用料、手数料等に関する事務指針に基づきまして、受益者負担の原則に立ち、担当課において随時使用料等の設定及び見直しをするものでございます。なお、新たな使用料といたしましては、印西市木下交流の
杜コスモスフットサルパークの供用が開始されることによりまして、使用料を設定しているところでございます。また、中学生海外派遣参加者負担金につきましては、参加者1人当たりの負担額を減額しております。 次に、(2)についてお答えいたします。事業につきまして、業務委託や指定管理者委託をすることによりまして、効率的な行政運営をすることを指しているものでございます。 次に、(3)についてお答えいたします。先ほど軍司議員にお答えいたしましたとおり、令和2年度予算に係る主要事業で新規の予算事業は1事業となっておりますが、福祉や教育などの分野におきましても継続している予算事業の中で新たに行う事業が含まれておりまして、これらにつきましては拡充事業と記載をしているところでございます。 次に、5についてお答えいたします。こちらにつきましても先ほど軍司議員の質問にお答えしたとおりでございます。 次に、6についてお答えいたします。消費税の引き上げにつきましては、消費者の負担が増えますことから、地元経済に多少なりとも影響があるものと考えておるところでございます。 次に、7についてお答えいたします。印西市におきまして、社会福祉や保健衛生等、いわゆる社会保障4経費等の施策に要する経費につきましては、令和2年度予算におきまして、前年度比8.3%増の約144億7,000万円を計上しております。国庫補助金や地方消費税などの財源につきましては、前年度比10.4%増の約91億9,000万円を計上しておるところでございます。 次に、8についてお答えいたします。一般会計におきます各課等からの予算要求額は、歳出総額約415億円で、令和2年度予算案といたしましては、要求額と比較いたしまして約19億円減の396億3,000万円でございます。査定におきましては各課と何度も調整を図った上での予算案でございますので、各種事業において創意工夫を凝らし、効率的で無駄のない予算として反映されているものと考えております。 なお、財源には限りがございますことから、予算編成方針に基づきまして、国や県の補助制度がないもの、自主財源のないものについて見送った事業もございます。 以上でございます。
○議長(板橋睦) 古川総務部長。
◎総務部長(古川正明) 3についてお答えをいたします。 令和2年度一般会計当初予算における職員数は、正規職員が前年度当初予算と比較いたしまして1名減の649名、任期付職員が39名減の151名、再任用職員が7名減の50名、会計年度任用職員が新規増の539名となっております。配置状況につきましては、予算編成時の職員配置をもとに、退職者及び新規採用職員の人数を考慮いたしまして編成をしております。なお、任期付職員の主な配置先といたしましては、保育士が35名、学童保育指導員が23名、用務員22名を計上をしているところでございます。 以上でございます。
○議長(板橋睦) 以上で、事前通告のありました質疑は全て終了しました。 これで6議案一括しての質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第11号から議案第16号までの6議案については、お手元に配付の付議事件一覧のとおり
予算審査常任委員会に付託します。 ここで暫時休憩します。 休憩 午前11時11分 再開 午前11時12分
○議長(板橋睦) 再開します。 ここで執行部の入替えがありましたので、ご了承ください。 〇
△議案第17号
○議長(板橋睦) 日程第22、議案第17号 指定管理者の指定についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 板倉市長。 〔市長、登壇〕
◎市長(板倉正直) 議案第17号についてご説明をいたします。 本案は、木下駅北口自転車駐車場、小林駅南口自転車駐車場、
千葉ニュータウン中央駅北口自転車駐車場、
千葉ニュータウン中央駅南口自転車駐車場、印西牧の原駅北口自転車駐車場及び印西牧の原駅南口自転車駐車場の指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 内容でございますが、サイカパーキング株式会社を令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5年間、指定管理者として指定しようとするものでございます。 以上が議案第17号についての提案理由及び概要でございます。よろしくご審議くださいますようお願いをいたします。
○議長(板橋睦) 説明が終わりました。 これから質疑を行います。 なお、法案は常任委員会に付託する予定です。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(板橋睦) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議案第17号については、お手元に配付の付議事件の一覧のとおり、総務企画常任委員会に付託します。 〇
△散会の宣告
○議長(板橋睦) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。 お疲れさまでした。 散会 午前11時15分...