印西市議会 > 2018-12-06 >
12月06日-05号

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  1. 印西市議会 2018-12-06
    12月06日-05号


    取得元: 印西市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    平成30年  第4回定例会(12月定例会)       平成30年第4回印西市議会定例会 議事日程(第5号)                            平成30年12月6日(木)午前10時開議日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 一般質問  『個人質問』      19番 山 田 喜代子       1番 伊 藤 真 一       9番 海老原 作 一       6番 櫻 井 正 夫日程第 3 休会の件出席議員(20人)   1番   伊   藤   真   一       2番   稲   葉       健   3番   小   川   利   彦       4番   玉   木       実   5番   米   井   重   行       6番   櫻   井   正   夫   7番   浅   沼   美 弥 子       8番   岩   崎   成   子   9番   海 老 原   作   一      10番   近   藤   瑞   枝  11番   橋   本   和   治      12番   増   田   葉   子  13番   松   尾   榮   子      15番   小   川   義   人  16番   軍   司   俊   紀      17番   金   丸   和   史  18番   板   橋       睦      19番   山   田   喜 代 子  20番   酢   﨑   義   行      21番   藤   代   武   雄欠席議員(1人)  14番   山   本       清地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市  長   板   倉   正   直     副 市 長   杉   山   甚   一 総務部長   岩   井   昌   宏     企画財政   酒   井   和   広                          部  長 市民部長   古   川   正   明     環境経済   髙   橋   政   勝                          部  長 健康福祉   伊   藤   哲   之     都市建設   川   嶋   一   郎 部  長                     部  長 水道部長   篠   原   信   一     総 務 部   岩   﨑   博   司                          参  事                         (総務課長                          事務取扱) 企画政策   小   林   正   博     市民活動   豊   田   光   広 課  長                     推進課長 経済政策   川   村       強     社会福祉   鈴   木   悦   子 課  長                     課  長 都市計画   笛   田   和   人 課  長 教 育 長   大   木       弘     教育部長   山   﨑   正   之 教育総務   土   屋   茂   巳 課  長本会議に職務のため出席した者の職氏名 議  会   染   谷       豊     議  会   伊   藤   武   行 事務局長                     事 務 局                          次  長 係  長   伊   藤   昌   明     係  長   寺   本   和   美 △開議の宣告                               (午前10時) ○議長(藤代武雄) おはようございます。これから本日の会議を開きます。                        〇 △議事日程の報告 ○議長(藤代武雄) 本日の議事日程については、お手元に配付したとおりです。ご了承願います。                        〇 △会議録署名議員の指名 ○議長(藤代武雄) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、2番、稲葉健議員、3番、小川利彦議員を指名します。                        〇 △一般質問 ○議長(藤代武雄) 日程第2、一般質問を行います。  昨日に引き続き個人質問を行います。  19番、山田喜代子議員の発言を許します。  質問方式は登壇一問一答です。    〔19番、登壇〕 ◆19番(山田喜代子) おはようございます。日本共産党、山田喜代子です。それでは、早速質問に入ります。  1番、風疹への対応について。風疹は、風疹ウイルスにより起こる病気で、唾液やせきなど飛沫により感染します。妊婦がかかると、子供に心臓疾患、難聴、白内障などの重い病気や障がいが起きる先天性風疹症候群、CRSが出る可能性があります。市は、ホームページ、そして「広報いんざい」で、抗体検査やワクチン接種などで感染予防を呼びかけています。そこで、質問いたします。  (1)、現在、市民の状況はどうなっているか。  (2)、市は予防接種費用の一部を助成していますが、完全無償化する考えはないか、伺います。  2番、北総線3駅とバス停に椅子、ベンチの設置を求めます。  (1)、3駅の改札口前のスペースには椅子が設置されていません。駅で来客を待つ、あるいは印旛日医大駅では病院行きのバスを待つなど、椅子の設置が必要と考えます。設置を鉄道会社へ申し入れる考えはないか。  (2)、バス利用者の多くは高齢者であり、買い物帰りなど荷物を持ち、つえを持ち、両手が塞がっている状態です。立っているのもつらいです。庁舎前、そして牧の原駅前のバス停には椅子があり、利用者に喜ばれています。市は、計画を立てて順次椅子を設置する考えはないか、伺います。  3番、市民とともにまちづくりを、UR跡地の活用について。まちづくりの一環としてUR跡地をどう活用するのか、市民とともに考え、話し合い、検討することを提案いたします。過日視察した香川県丸亀市では、平成28年12月から1年かけて、特別委員会を設置し、そして岐阜県可児市文化創造センターを視察しています。これ市とともに市議が14名も参加しています。そして、特別委員会にて施設整備に関する取り組み案を提示しています。そして、市、市議会両主催によって講演会も開催しています。そのときの講師は衛紀生氏です。施設整備基本構想策定業務着手をいたしました。そして、1年が過ぎ、その後市民アンケートを実施し、文化協会へのヒアリングを行いました。この文化協会の団体は34団体あります。そして、何より1万人の車座集会の開始をしました。そして、平成30年11月、(仮称)みんなの劇場基本構想案策定がこれは認められ、現在パブリックコメントを準備中であるとしています。印西市としても丸亀市や可児市の先進事例を学び、実践する考えはないか、伺います。  4番、地産地消の推進について。市民の健康を守り、食を支える農業の持続的な発展を図る、これは第7次実施計画より出ました。そのため、地産地消の推進をどう事業展開する考えか、伺います。  以上4項目、質問いたします。 ○議長(藤代武雄) 板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 皆さん、おはようございます。山田喜代子議員の個人質問に対し答弁をいたします。4については私から、その他については担当部長より答弁をいたします。  お答えいたします。市では、消費者と生産者との交流を図るため、毎年11月にいんざい産業まつりを開催して、市内農産物などを広く紹介し、顔の見える販売などを通して地産地消を推進しているところでございます。また、生産者及び農産物直売所を対象といたしまして、農産物加工に要する加工機械整備費や農産物の販売促進に係る資材費に対する補助などの支援を行っております。引き続きこれらの事業を推進していきたいと、このように考えております。なお、平成31年度には、現行の市内直売所の案内パンフレットアグリフレッシュマップが作成から5年経過しておりますことから、新たなアグリフレッシュマップの作成を計画しているところでございます。  私からは以上です。 ○議長(藤代武雄) 伊藤健康福祉部長。    〔健康福祉部長、登壇〕 ◎健康福祉部長(伊藤哲之) 1、(1)についてお答えいたします。  風疹予防接種費用助成事業につきましては、妊娠を希望する女性やパートナーの方などを対象に平成30年10月26日から実施しており、11月30日現在で70件の申請を受けております。  次に、(2)についてお答えいたします。現在厚生労働省の感染症部会において、抗体保有率の低い39歳から56歳の男性に対しまして風疹の予防接種を定期接種化とする方向で検討しておりますので、今後国の動向を注視してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(藤代武雄) 酒井企画財政部長。    〔企画財政部長、登壇〕 ◎企画財政部長(酒井和広) 2の(1)についてお答えいたします。  ご質問の椅子の設置につきましては、今後北総鉄道株式会社と意見交換等してまいりたいと考えております。  次に、(2)についてお答えいたします。市といたしましては、今後地域公共交通網形成計画を策定する中で、どのような場所に、どのようなものを、どのように置いていくことが可能か研究してまいりたいと考えております。  次に、3についてお答えいたします。都市再生機構事務所用地の跡地活用に当たりましては、市民参加条例に基づく市民参加手続を実施することとしておりますが、手法につきましては今後検討する予定でございます。いずれにいたしましても、山田議員からのご提案も含めまして、近隣自治体の事例を参考として、より多くの市民の皆様の意見等を取り入れながら施設整備を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) それでは、これから再質問を行います。一問一答でお願いいたします。  (1)は再質問ありません。  (2)から始めます。この助成額、この考え方についてお伺いします。 ○議長(藤代武雄) 伊藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(伊藤哲之) お答えいたします。  助成額につきましては、風疹ワクチンもしくは麻疹風疹混合ワクチン、いずれの接種でありましても接種費用の2分の1、上限額を5,000円としているところでございます。  以上です。
    ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) それでは、近隣の自治体の状況を把握されているのかどうか、もし把握されていたのでしたらお答えください。 ○議長(藤代武雄) 伊藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(伊藤哲之) お答えいたします。  印旛郡市内では、成田市と白井市が風疹予防接種費用の助成を行っているところでございます。  以上です。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) 先ほど答弁されたように、印西市は2分の1の助成ですけれども、千葉市では3分の2を助成して、予防接種費用、これ合計で、病院によっては違うのでしょうけれども、9,600円のうち6,600円を助成しています。この風疹の流行を受けて、検査やワクチン、これ無料で提供する自治体がふえているとの報道がされています。これが完全に無償化になれば、より接種率も上がると考えますけれども、改めて検討する考えはないか、伺いたいと思います。 ○議長(藤代武雄) 伊藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(伊藤哲之) お答えいたします。  先ほども答弁いたしましたけれども、国におきまして、風疹の抗体保有率の低い特定の年齢に該当する方への定期接種化を年度内にも実施するというようなことも含めまして現在検討しておりますので、引き続き動向を注視してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) 市はホームページとか、そして広報、これ10月15日と11月1日号の広報で周知しています。まだ知らない方もいるので、今後も、より周知する必要があると考えますけれども、その考えについて、その考えはないか、伺いたいと思います。ちなみに、市もホームページでやっていますけれども、これ新聞報道ですけれども、講談社では産科医を主人公とした人気漫画で「コウノドリ」、これ私知らないのですけれども、風疹をテーマにした3話分をインターネット上で無料公開しています。無料公開開始から24時間で合計100万を超える閲覧があったといいます。このようにネットで発信すると、かなり皆さんが注目すると思いますので、その周知について、もう一度伺いたいと思います。 ○議長(藤代武雄) 伊藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(伊藤哲之) お答えいたします。  この事業につきましては、議員お話しのとおり、この10月から市独自での事業といたしまして実施したものでございます。現在ポスター及びホームページ、広報、また母子手帳の交付時の面接などにて周知、啓発を図っているところでございますので、引き続き行ってまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) ぜひ周知を徹底していただきたいと思います。  次に移ります。駅についてです。北総線3駅のバス停、これベンチ、このことです。市は、意見交換されるというふうに答弁されました。そもそも椅子の設置についてどのように考えているのでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  高齢化社会の進展の中で、先ほど議員からもご紹介ありましたように、椅子につきましては高齢者の方々も含めまして、そういった必要性といいますか、そういった部分では市といたしましても理解しております。そういった部分も含めまして鉄道会社とも引き続き対話、意見交換等してまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) 市も必要性があると認めていますけれども、住民から要望ということでこちらに手紙が来ましたので、ちょっと読み上げたいと思います。このたび北総電鉄千葉ニュータウン中央駅の改札外側の広いスペースに特に高齢者、障がい者向けのベンチを設置していただきたくお願いする次第です。腰の痛みで歩行器を押したり、側弯症で背中に痛み、さらにパーキンソン病で筋肉は弱まり、つえをついての歩行で不自由している人を多く見かけます。私は、来客の待ち合わせなどには改札内のベンチを毎回断って借用し、休んでいます。また、日医大前で降車し、車をおりて、車の待ち合わせの折に休憩できるベンチが欲しいですし、牧の原駅改札口外側にも一般人向けのベンチの設置を要望します。以上、北総線の印西市3駅の改札口外側に自由に座れる障がい者及びシルバー向けのマーク入りとか、そういうベンチの設置をお願いしたいと思いますという訴えが来ています。  このことについてどう考えられたか、感想などをお伺いします。 ○議長(藤代武雄) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  今ご紹介いただきました点も鉄道会社のほうにきちんと伝えて、引き続き意見交換してまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) ぜひよろしくお願いします。  ちなみに、中央駅の1日当たりの平均の乗降客数は、これ担当課に確認しましたところ、平成29年度は1日当たり2万9,564人、ちなみに牧の原駅は1万3,713人、日医大駅では5,716人、これ3駅合計で4万8,993人という数字が出ました。本当にこれ各駅とも、住宅建設の増加で、乗降客もこれからも増加すると思います。また、そのような状況の中で中央駅の改札口、皆さんご存じですけれども、かなり広いスペースを持っています。時折野菜とかパンの販売のお店も出ています。改札内のベンチも設置されていますけれども、これ木のベンチで、皆さん下まで行かないで、結構座っている方が多くて、なかなか利用ができないことがあります。改札前のスペースの一部を使っての椅子の設置をぜひ鉄道会社に求めていただきたいと思います。若い世代の増加とともに、本当に高齢化は一段と進んでいます。さらに、先ほど申し上げましたように印旛日医大の駅、これ中央駅同様に、改札を出ると、かなり広いスペースがあいています。駅前にはバス停がありますけれども、結構高校生も待っています。バスを待つ椅子、ベンチもありません。特に日医大駅は、この訴えのように、病院へ行く方も多く、バスを待つ間、椅子はなくてはならないものだと考えています。これは高齢者だけではなくて、障がい者にとっても必要です。必ず皆さん高齢者になります。もしかして障がい者になるかもしれません。市は、その思いを酌み取って、鉄道会社と話し合って、本当にぜひ実現に向けて尽力していただきたいと思いますけれども、こういう強い意志を持って鉄道会社と交渉する考えがあるのか、伺いたいと思います。 ○議長(藤代武雄) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  ただいま議員からもご紹介いただきましたように、駅につきましてはさまざまな多くの方がご利用いただいているという状況でございますので、そういった点も踏まえまして、引き続き鉄道会社とは会話なり要望なりしてまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) すてきな椅子があるとどれだけ駅のイメージが変わるかということをちょっとお伝えしたいと思います。  10月に建設経済常任委員会で北海道旭川市を視察しました。市の部長もいらっしゃいましたけれども、旭川市の駅のスペース、これは通路も含めてですけれども、地元産の木、材木を使って、実にさまざまなデザインの椅子、そしてテーブルも含めて設置されていました。そこを利用される皆さんは、それぞれの姿勢で、バスを待ちながら新聞を読んだりパソコンを開いたり、またただ座っている方も見ました。木の椅子のデザインがとてもすてきで、とても印象深い駅でありました。  このように、これからオリンピックに向けていろんな方々が来客すると思います。印西市に来られた方々が、また市民の皆さんがそれぞれの目的で椅子を利用することができたら、本当に市のイメージアップにもつながるのではないかと思いますけれども、この点についてお伺いします。 ○議長(藤代武雄) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  今ご紹介いただいた点も含めまして鉄道会社とは話し合いといいますか、そういったことを引き続き行ってまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) 次に、2番のバス停の椅子の設置、このことです。これは、地域公共交通網形成計画を策定する中でというふうにあります。しかし、これ策定するまで待ってはいられませんので、計画策定の前にも可能ではないかという観点から質問したいと思います。  まず、バス停前の椅子の設置を質問するのは全く今回が初めてではありません、私は。ほかの議員の皆さんも、バス停に椅子の設置を求めて質問されてきました。その間検討すらしてこなかったのかということなのです。担当がかわって、引き継ぎはなかったのでしょうか。いずれにしましても、椅子やベンチの設置は必要であるとの認識だと思いますので、ちょっと伺っていきたいと思います。  印西市内の駅についてです。理想は、全てのバス停に椅子の設置があればいいのですけれども、まず乗降客の多いバス停から申し上げたいと思います。まず、この印西庁舎前です。ここにも当初ベンチは設置されていませんでしたけれども、私が要望した中で、担当課としては椅子の設置をしてもらいました。実際にロビーがあるから、そこに座ってバスを待てばいいのではないかということもあるかもしれませんけれども、いまだに皆さんは、寒くても暑くても、ロビーの椅子ではなくて、外で待っているという、そういう状況です。そして、中央駅。高花方面行きのバス停は、屋根つきのベンチがあります。中央駅から木下駅方面はベンチがなくて、遊歩道に設置されたベンチに座って皆さんはバスを待っています。この中央駅から木下駅行きのバスというのは、この時代に1時間に1本という状況となっています。次に、木下駅の北口、たしかこれなかよし商店会が設置したと思いますけれども、ここには3人ほど座れるベンチがあります。しかし、屋根がありません。ふれあいバスのほかに日医大行きの無料のバスも出ることから、利用者も多いのです。北総線のバス停には屋根がありながら、JR木下駅にはバス停のベンチがありません。屋根もありません。樹木も少なくて、非常に日陰がない。これは、小林駅も同様なのです。  以上、駅に限って申し上げましたけれども、その他のバス停も含めて、計画策定の前に設置をするということはできないのでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  計画策定の前での設置ということでございますが、基本的には計画策定の中で研究してまいりたいと考えております。しかしながら、議員ご指摘の点も踏まえまして、バス事業者等とも意見交換はしていきたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) このことは、費用もかかることですけれども、椅子やベンチの設置に当たっては、ほかの自治体では、そこのベンチの背もたれのところに商店名とか、あるいは子供の誕生とか結婚祝いのプレートを張ったりとか、その方たちに少しお金を出してもらうという、そういうところもあります。そういう名前入りのベンチの設置を検討されることをちょっと提案したいと思いますけれども、このことについてお考えを伺います。 ○議長(藤代武雄) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  議員ご提案の点も含めまして、計画策定の中で導入事例等を研究してまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) それでは、3番の市民とともにまちづくりをということで、UR跡地の活用について質問いたします。  これ一緒に丸亀市を視察した板橋議員の質問に絡めて、また私は質問を行いたいと思います。同様の質問を行った板橋議員の質問、そして答弁の中で、市は都市再生機構事務所解体工事設計業務委託、そして施設整備に係る基本計画策定業務委託費等を来年の平成31年度当初予算に計上するとしています。この施設整備に係る基本計画策定業務委託について、今わかる範囲で、その内容をお伺いしたいと思います。 ○議長(藤代武雄) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  平成31年度当初予算に計上する予定の施設整備に係る基本計画策定業務委託費でございますが、整備する施設に導入する機能の検討に係る支援、施設の規模や配置等の検討に係る支援、あとはイメージ図の作成、概算工事費の検討など、多岐にわたる業務の支援を行っていただくことを現時点では想定しているところでございます。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) 施設整備に当たっては、市民意見の反映というのは、福祉、文化等の関係団体とか、あと住民代表者などによる検討委員会を設置するということですけれども、具体的に検討委員会の内容をお伺いしたいと思います。 ○議長(藤代武雄) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  施設整備に当たりましては、市民参加条例に基づきます審議会等手続といたしまして、福祉、文化等の関係団体の代表者の方や地域住民の代表者などによる検討委員会を設置し、さまざまな観点からご意見いただきたいと現時点では考えているところでございます。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) 検討委員会の具体的な団体名、それとどれぐらいの人数でやるのか、スケジュールなど、具体的にわかっていましたらお答えいただきたいと思います。 ○議長(藤代武雄) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  検討委員会の設置に当たりましては、今後要綱等を整備いたしまして、人数や開催スケジュールなど具体的な内容につきましては今後検討していくものと考えております。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) 面積は多少違いますけれども、丸亀市は人口11万人、可児市も人口10万人、つまりほぼ印西市と同様の人口規模です。丸亀市は、可児市に倣って施設整備を行ってきました。視察先の丸亀市の資料、これぜひ担当課に検討していただきたく、資料をお渡ししました。  そこで、市長にお伺いしたいのですけれども、施設整備については丸亀市や可児市のように行政が市民のところに出向いていって、より多く市民の声を聞くべきであると考えますけれども、市長の見解を伺いたいと思います。 ○議長(藤代武雄) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えをいたします。  私といたしましては、議員のご提案も含めまして、多くの市民の皆様からご意見がいただけるよう取り組んでまいりたいと、このように考えております。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) ぜひ一人一人の声を大事に、これは、この言葉は答弁でもおっしゃっていますけれども、市民目線でまちづくりに取り組んでいただくことを求めまして、次の質問に移ります。  地産地消の推進です。直売所の案内パンフレットの作成を計画しているとのことですけれども、このアグリフレッシュマップということだと思いますけれども、この地産地消についてどのような取り組みをされているのでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  パンフレットにつきましては、今年度に市内31の直売所などに対しアンケート調査を実施し、パンフレットの掲載希望を把握した上で、平成31年度に作成しまして、本庁、支所等の窓口での配布及び産業まつりなどのイベント時での配布を考えております。また、今年度実施しましたアンケート調査におきまして、学校給食センター、保育所、福祉施設などへの農産物の納入状況及び納入意向などにつきましても把握を行っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) ただいまの答弁、直売所のほうへは学校給食センター、保育所、福祉施設などへの納入状況及び納入意向についての把握を行っているとしていますけれども、需要者となる施設に対しては納入意向等の把握を行う予定はないのでしょうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  需要者となる学校給食センター、保育所、福祉施設などにつきましても、関係機関と調整した上で、今後納入意向の把握等を行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) それでは、質問します。  これは地産地消の観点から、高齢者の配食サービスを印西市は行っています。このことについて、平成29年度の延べ利用者と配食数について伺います。 ○議長(藤代武雄) 伊藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(伊藤哲之) お答えいたします。  平成29年度の利用者の人数につきましては948人となっておりまして、配食数が1万6,939食でございます。  以上です。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) 今の数字、年間ということで理解しました。  市は、かつては柏市の事業者と聞いていましたけれども、現在の委託事業者を伺いたいと思います。 ○議長(藤代武雄) 伊藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(伊藤哲之) お答えいたします。  平成30年7月より、我孫子市に営業所があります株式会社シニアライフクリエイトに業務を委託しているところでございます。  以上です。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) その配食事業者は、印西市のほかに県内ではどの自治体が利用されているのか、これおわかりでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 伊藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(伊藤哲之) お答えいたします。  当市以外に船橋市、松戸市、銚子市、八千代市、柏市、木更津市、市原市の7自治体が配食サービスを利用しているとのことでございます。  以上です。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) かなり手広くやっていることがわかりましたけれども、この配食サービス事業者に印西市の米や野菜を使うように提案することはできないでしょうか。これ今回の質問に限ったことではなくて、たびたび言っているのですけれども、事業者に提案することは可能でしょうか。 ○議長(藤代武雄) 伊藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(伊藤哲之) お答えいたします。  今後事業者に対しまして申し入れてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) その配食事業者の株式会社シニアライフクリエイト、これファミリーマートグループの会社であることがわかりました。高齢者専門の宅配弁当を手がけていること、宅配クック123というのですか、これ全国で300店舗超で、月間約どのぐらい配食しているかというと、200万食を配食中であることがネットで掲載されています。その事業者に市の農産物を使うように申し出ることと同時に、市として市独自で調理場を設置することを提起したいと思います。  このことについてなのですけれども、ほかの議員の皆さんも今永治小学校の跡地利用とか、いろいろと質問されていますけれども、ちょっと一例を紹介したいと思います。栃木県鹿沼市、この西大芦地区では廃校となった小学校を利用して、昼食用の弁当を手づくりしています。高齢者に配食するサービスを始めました。これは、当面は週1回ということで、約90食を届けています。スタッフは、主婦を中心に7名のメンバーで、これは専門家のアドバイスを受けながらつくっているそうです。  このことなのですけれども、先ほど答弁された印西市の配食948人、これは年間ですから、月に直すと月79人という計算になります。つまり鹿沼市とほぼ同数です。例えば現在永治小の跡地を活用して、同様の施設で配食サービスを始めるとすると、何をするかというと、調理室設置等の初期費用はかかります。初期費用はかかるとしても、この弁当をつくる人、この雇用が生まれます。印西市産の農産物を使っての地産地消の拡大となります。農家の所得増となります。このお弁当、形がふぞろいで市場に出せない野菜を使うこともできます。本当に無駄がない。跡地活用の一例として、市が活用して配食サービスをする考えがないか、検討する考えがないか、ちょっとその点について伺いたいと思います。 ○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  今議員からのご提案の件に関しまして、うちの部署としましては生産者と機会があるごとに話をしていくということをこれから考えていきたいと思います。また、施設活用に関しましては関係部署と協議が必要というふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) これからまた質問する内容については、28年度とことし3月議会でも質問していることを、いい答弁がなかったので、改めて質問したいと思います。  次に、高齢者だけではなくて、市民の命と財産を守るべく日々365日活動している消防職員の配食サービスの実施を求めたいと思います。消防職員は、現場に出て苛酷、非常にとてもきつい仕事をしています。カロリー消費も一般職とは異なります。勤務時間が長いために、職員はお弁当を2個持ってきているのです。2食分の弁当を持参しています。これ夏なんか非常に大変なので、弁当を持ってきても冷蔵庫に入れておかなければならないという状況です。これ現場からも配食サービスを望む声が上がっていますので、これ現在は市の職員の皆さんも利用しているお弁当を使っていますけれども、これはぜひ印西市産の米と野菜を使って配食サービスをするということで、市としても消防組合とぜひ話し合って、その考えをお互いに意見交換していただきたいと思いますけれども、その点について考えを伺います。 ○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  市といたしましては、地産地消の推進ということでこれからも努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) いやいや、これから努めるって何に努めるのですか。具体的に私は消防組合と話し合っていただきたいということを言っているのです。その現場の声をぜひつかんでいただきたい。このことについて。それは、消防組合と話し合うように努めるということなのですか。 ○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  市といたしましては、地産地消ということで、これを推奨していくということの議員のご提案の部分が1つあるのかなというふうに思いますが、まずは市といたしましては地産地消の推進を図っていくということが一番の目標であるということでご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) だから、地産地消を図るから、その消費する消防組合とも話し合っていただきたいと具体的に提案しているのです。それができない理由は何ですか。 ○議長(藤代武雄) 山田議員、今回の4番目の質問が地産地消の推進についてということです。その中で、通告の中には消防組合との話し合いだとか、それについてはこの通告とは少し違ってくるのではなかろうかなと思うのですが、その辺を十分注意した上で質問をお願いをいたします。  19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) この、私、地産地消を進めるに当たっていろんな、要するに食を食するといういろんな団体と話し合っていただきたいということは、私今回が初めてではなくて、28年と30年に質問しているのです。そのことについて、私はこれ質問通告外だと思いませんけれども、どうなのですか。 ○議長(藤代武雄) 消防組合の関係と地産地消というのは、それは直接ではないと思います。ですので、その辺を分けて、質問が地産地消ですので、それについての質問をしてくださいということを申し上げております。  19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) 全く議長のおっしゃることは私は理解できませんけれども、一応ここで言っておきますので、別の機会に改めて質問したいと思います。  続いて、配食サービスの対象者、これも今回初めてではありません。これは、妊産婦向けの配食サービスの実施を求めるものです。妊娠すると、味覚や嗅覚が変わって、ふだん食べられるものが食べられなかったり、御飯が炊けるにおいが本当に気持ち悪くなったりします。食事をつくることも食事をすることも苦痛となってきています。そうするとどういう状態が起きるかというと、東京大学の先端科学技術研究センターの研究チームは、妊娠中に母親の栄養が不足すると子供が高血圧になるリスクが高まる仕組みをラットの実験で明らかにし、アメリカの医学雑誌電子版に発表しましたと報道されました。母親からの過剰なストレスホルモンで胎児の脳の高血圧遺伝子が活性化されて、成長すると影響があらわれるということです。  今回の議会でも産後鬱の話が出ました。妊産婦の心身の安心、安定を保障するためにも、配食サービス、これ実施対象を広げる考えはないかについて伺いたいと思います。 ○議長(藤代武雄) 山田議員、ただいまの質問は、配食サービスに地産地消、いわゆる地元の農産物を使ったらどうですかという質問ですか。地産地消の推進についての質問ですから、そういうふうに捉えてよろしいのですか。もう一度質問を整理してください。 ◆19番(山田喜代子) つまり配食サービスそのものを印西市の米、野菜を使うという前提で、高齢者だけではなく、もっと対象を広げる考えはないかということです。ちなみに、これ私本当に何度も申しますけれども、今回が初めてではなくて、かつて2回質問しているのです。やっぱりそういう議員がかつて質問した内容については、職員も、かつてどんな質問があったかというのは、それはチェックの上で臨んでいただきたいと思います。 ○議長(藤代武雄) 暫時休憩します。    休憩  午前10時43分    再開  午前10時51分 ○議長(藤代武雄) 再開します。  髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  今議員からのご提案等を含めまして、地産地消ということで、あらゆる方向で検討または協議をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員
    ◆19番(山田喜代子) あらゆる方向で検討していただくということで、わかりました。  このことについて、ちょっとまた議長からストップかかるかもしれませんけれども、次に対象を広げる、消費の拡大を図るという点で、子供たちへの消費の拡大ということで、学童保育の子供たちは、冬休み、夏休み、春休み、学童に通っていますが、働く親にとって非常に弁当をつくるのが大変です、特に夏なんかは。そういうことで、心身ともに伸び盛りの子供たちに安全な食を提供するという観点から、このことについて、この対象を広げるということで、これもぜひ検討の対象にしていただきたいのですけれども、そのことについて伺います。 ○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  先ほど答弁しましたように、あらゆる方向の中で検討なり、また協議をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) よろしくお願いします。  対象を広げるということで質問しましたけれども、このことについては担当課だけではなくて、生産者や消費者、農協や商工会、市民の皆さんや児童生徒、高校生、大学生、保護者とか、いろんな立場の方がアイデアを出し合って、地産地消をどう広げていくか、ぜひ話し合いの場をつくる必要があるというふうに考えますがという趣旨の発言を私は2年前の平成28年9月議会で行いました。市長はそのとき何と答弁したか。山田議員の提案をこれからもちょっと考えてみて、どこにどういったふうにやっていくか、そのところもよく研究してまいりたい、このように思いますというふうに答弁されました。研究するとおっしゃったのです。あれから2年たちましたけれども、このことについて市長はどう研究されたのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  生産団体、農産物直売所、JA西印旛などと地産地消に関しまして話し合いを設けているところでございます。先ほど議員のほうからご提案いただきました消費者の部分に関しましては、先ほど答弁いたしましたアンケートを実施していく中で、分析なりしていきたいと、そのように考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 19番、山田喜代子議員。 ◆19番(山田喜代子) よろしくお願いします。  県内の自治体の例なのですけれども、いすみ市では市を挙げて地産地消に取り組んで、地元ではなかなか賄い切れないということで、東京方面へと販売網を広げています。市は、わざわざ東京に行かなくとも目の前に大消費地があります。生産者、これは印西市の農家が丹精込めてつくった米や野菜、これらをどう消費者に届けるか、そうすることによって生産者の所得はふえて、消費者は旬の地元の農産物を食べて、健康を保つことができます。先ほど申し上げましたように、学校の跡地活用、市内に調理場を設置すること、課をまたいでぜひ検討していただきたいと思いますけれども、ぜひこういう新しい取り組みを行っていただきたいと思います。健康を守るには、もちろん健康診断の推進、健康診断、非常に印西市は率が低いというふうにいつも言われていますけれども、そのほかに運動する、今ちょきん運動なんかも盛んに各地で行われています。そういう健康を保つためにいろんな施策が行われていますけれども、何より一番は食、正しい食をとることではないでしょうか。  市長は、健康長寿のまちづくりということをことしのミニコミ誌の年頭の所感で訴えています。いかに食が大事か、いかに生産者を守って消費者の健康を守るかということについて、ちょっと市長の考え、消費者を守るだけではなくて、印西市にある生産者、それを守るための地産地消について、市長の考えをお伺いして、私の質問を終わります。お願いします。 ○議長(藤代武雄) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えをいたします。  我が市は、すばらしい農地に恵まれ、環境に恵まれて、農家の皆さん方がすばらしいお米をたくさんつくり、また野菜、すばらしい野菜も生産されております。これは、地産地消、これはもちろん地元の生産された新鮮なお米にしても野菜にしても、身近に消費者、ニュータウン、大きな人口を抱えており、これと結びついて、食べる消費者からしても、新鮮な野菜を摂取することによって、これは本当に健康維持、これは保てるわけで、健康は何といっても、健康は食にあると言われるほどですので、やはりすばらしい食べ物を摂取すれば長寿で健康でいられるわけでございますので、その辺は今後地産地消を推進していく意味で、みんなの健康もそれによって守られると、そういう観点で、やはり地元から生産されたのをどういった形でみんなにそれを届けるか。やっぱり山田議員が提案されておりますように、配食センターなり、また給食センター、新しくコスモスキッチン等も新しい形ですばらしい施設もできております。そういったところにできるだけ、やはり地元から生産された農産物はできるだけそういうところでも大きく使っていただけるように、やはり私としても声をかけ合いながらそういうのに努めてまいりたいなと、こんなふうに私の気持ちとしては思っておるところでございます。  また、直売所等もやはりどんどんみんなに積極的にやっていただいて、でき得れば道の駅みたいな、海老原市長時代に大きな構想あったのですが、それがいろんな形でなくなってしまいました。非常に私は残念に思っておりますけれども、道の駅みたいな、そういったものもやはりあれば、こういった地元の印西市産のお米、野菜、こういったものが、本当にこれは農家を守る意味でも私は大事なことだと思うのです、地産地消。これ本当に恵まれた土地柄に印西市はありますので、そういったことで大いに地産地消、どういったふうな形でこれをやっていくか、これは私としてもよく考えながら、いろんな今言ったように地元にできているそういった給食センターなり、そういった配食センターに、そういったところでも使っていただけるような、そういったことも考えながら、ひとつ今後取り組んでまいりたいと、こんなふうに思っております。 ○議長(藤代武雄) これで山田喜代子議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  ここで休憩したいと思います。  11時15分まで休憩いたします。    休憩  午前11時    再開  午前11時13分 ○議長(藤代武雄) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  個人質問を行います。  1番、伊藤真一議員の発言を許します。  質問方式は登壇一問一答です。    〔1番、登壇〕 ◆1番(伊藤真一) 皆さん、こんにちは。議席番号1番、日本共産党、伊藤真一です。それでは、早速通告に基づき質問します。  大項目1番、通行時に危険な市道の安全対策について。車で走行中に道幅が急に狭くなったり、見通しが悪いがために歩行者と接触する危険がある市道がありますので、質問します。  (1)、市道18―032(小林小学校下)等、途中から道幅が狭くなる市道について。  ①、市内の市道について把握されているか。  ②、どのような安全対策を考えているか。  (2)、市道18―017(小林新田地先)等、交通量の多い道路との接続部分の見通しが悪い市道について。  ①、市内の市道について把握されているか。  ②、どのような安全対策を考えているのか。  大項目2、市で管理している設備の改修について。市で管理している設備が老朽化に伴い劣化した状態となっているので、質問します。  (1)、公園設備の改修をどのように考えているか。  (2)、防火水槽等の表示支柱の劣化について。  ①、市内にどのくらいあるか把握されているか。  ②、今後どのように改修していくのか。  (3)、大型な看板(非核平和宣言都市等)について。  ①、市内にどのくらいあるか把握されているか。  ②、劣化改修をどのようにしていくのか。  (4)、屋外にある掲示板(本庁舎、本埜支所、印旛支所の3カ所に設置されている)の改修について。  大項目3、歩道橋の改善について。老朽化している歩道橋の改修について質問します。  (1)、平成29年12月議会での答弁では、管理者である印旛土木事務所にて対応していただくとのことでしたが、現状を市は把握しているかについて伺います。  (2)、改善が見られない状況を今後どのようにしていく考えかについて伺います。  以上、大きく3項目について答弁を求めます。 ○議長(藤代武雄) 板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 伊藤真一議員の個人質問に対し答弁をいたします。2の(1)については私から、その他については担当部長から答弁をいたします。  お答えいたします。フェンスや照明、水飲み場などの設備については、公園管理委託業者や職員による日常点検と市民からの情報提供により劣化状態を確認し、順次修繕や改修を行っております。  私からは以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。    〔都市建設部長、登壇〕 ◎都市建設部長(川嶋一郎) 1の(1)、①についてお答えいたします。  市内には、市道18―032号線のように、路線の途中で道路の幅員が狭くなるなどの箇所があることは認識しているところでございます。  次に、②についてお答えいたします。路線の途中で道路幅員が狭くなる箇所等の安全対策につきましては、交通の流れを適切に誘導するための目安として区画線やガードレール等を設置し、道路利用者が安全に通行できるよう努めているところでございます。  次に、(2)、①についてお答えいたします。市内の市道につきましては、交通量の多い道路との交差点部等において、ブロック塀等の構造物や道路の線形等により見通しが悪い箇所があることは認識しているところでございます。  次に、②についてお答えいたします。一般的な交差点部等におきましては、見通しが悪く、自動車からの目視確認が困難な場合の安全対策につきましては、安全確認の補助施設としてカーブミラーを設置するなど、道路利用者が安全に通行できるよう努めているところでございます。  次に、3の(1)についてお答えいたします。平成29年第4回市議会定例会においてご質問のありました「大森歩道橋」と「中ノ口歩道橋」につきましては、管理者である印旛土木事務所におきまして、階段部のコンクリート剥離等の補修を平成29年度に実施しております。また、市による両歩道橋の現状把握といたしましては、印西市通学路交通安全プログラムに基づき、関係課及び大森小学校にて情報共有を図り、異常などの情報は印旛土木事務所に連絡し、対応されているところでございます。  次に、(2)についてお答えいたします。両歩道橋のさびつきなどの改善につきましては、平成30年度に5年ごとに実施する定期点検が計画されており、点検結果に基づき、今後の補修内容を検討していく予定であると印旛土木事務所より伺っております。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。    〔総務部長、登壇〕 ◎総務部長(岩井昌宏) 2の(2)、①についてお答えいたします。  消防水利としての給水能力を有する40立方メートル以上の公設防火水槽は、平成30年4月1日現在で629基あり、原則全ての防火水槽に表示看板を設置しているところでございます。しかしながら、設置から年数がたち、経年劣化などで支柱の破損がある状況については認識しているところでございます。  次に、②についてお答えいたします。表示看板につきましては、計画的に改修に努めているほか、消防団や消防署の見回り、地元の方々からのご連絡などにより把握した場合も早期の改修に努めているところでございます。  2の(3)の①についてお答えいたします。施設名や標語などを掲げた大型の看板につきましては、市役所の敷地内に非核平和宣言都市のほか、交通安全宣言都市、青色申告宣言都市の標柱看板がございます。また、市役所入り口には市役所の案内看板のほか、市が管理するものでクリーン印西推進運動のまちの看板がございます。そのほか市役所以外の公共施設等にも同様の看板等を設置しておりますが、それらの各種看板につきましては、設置した所管課においてそれぞれ管理を行っているところでございます。  次に、②についてお答えいたします。看板の劣化改修につきましては、基礎部分の支柱や看板部分の文字の状態など、管理を行う所管課において点検し、適切に管理を行っているところでございます。  2の(4)についてお答えいたします。市の公告式条例に基づく掲示板につきましては、市役所、印旛支所、本埜支所の3カ所に設置しておりますが、市役所前の掲示板につきましては掲示板面の経年劣化により傷みが見られますので、今年度修繕費を計上し、来年1月末までには修繕業務を完了する予定でおります。なお、印旛支所、本埜支所の掲示板につきましては比較的新しいため、現在のところ改修の予定はございません。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) それでは、一問一答で再質問します。  大項目1番、通行時に危険な市道の安全対策について、(1)、市道18―032等、途中から道幅が狭くなる市道についてです。まず、市道の18―032の現状を少し説明します。そこは、前回の9月議会で米井議員が質問した市道00―031の事業用地確保ができていないため、途中まで2車線で、その先は大昔からある道路幅の狭い市道18―032へ迂回しなければならない状況となっています。2車線ある市道00―031は、小林からニュータウンのジョイフル本田まで1本で行けるため、特に朝夕の交通量が激増しています。その交通量が細い市道を通るわけですから、すれ違う際は場所によりU字溝のふたの上をバタバタバタッと通ることになり、道沿いの住民は危険を感じている状況です。  そこで、①へ行きます。市内の市道について把握されているかです。先ほどの答弁では、路線の途中で道路の幅員が狭くなるなどの箇所があることは認識しているとのことでしたが、このように新設または拡幅工事されている道路から生活道路のような道幅が狭い道路へ迂回を余儀なくされるところは市内に何カ所あるのか伺います。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  小林地区の市道18―032号線のみでございます。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) それでは、小林小学校下の市道18―032について確認していきます。  私が印西市に戻ってきたのが6年くらい前なので、わからないのですが、今のような状態になったのは何年前からなのですか、伺います。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  市道00―031号線が平成22年4月に現在の形態で供用開始されておりますので、約8年が経過しておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) 8年たったということですが、今の現在の安全対策で十分と考えているのか、そこについて伺います。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  当該箇所は、部分供用開始から年数が経過していることから、再度現在の交通状況などを確認いたしまして、安全対策を検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) では、②番、どのような安全対策を考えているかです。答弁では、区画線やガードレール等を設置し、道路利用者が安全に通行できるようにしているとのことでしたが、確かに区画線やガードレールはあるのですが、それは迂回するための急カーブのためのものであって、その先が生活道路のようになっていることがわかるようにはなっていないのです。そこの道を知っている人はよいのですが、知らない人は同じ道路幅が続くと思う人もいます。  そこで、質問ですが、交通量が多くなることは予測できたはずなのですが、なぜそのときに必要な対策をとらなかったのか、そこについて伺います。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  当該箇所では、部分供用を開始しました際に交通量の増加を見込み、道路利用者が安全に通行できるよう区画線やガードレール等を設置しており、またその後も注意看板の設置などを行いまして、安全の確保に努めているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) 今の対応は市道00―031が開通するまでの暫定的な対応であるのはわかるのですが、私は少なくとも幅員が狭くなる標識は絶対に必要と考えるのですが、その辺の幅員狭しの注意喚起の標識を設置する考えについて伺います。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  幅員狭しの標識につきましては、安全対策といたしまして有効かどうか、現地のほうを確認したいと思います。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) あそこは本当に急カーブの喚起だけの標識しかないので、ぜひこれ現地を確認して、その幅員が狭くなることを知らない人にぜひこれ知らせていただきたいと思っております。なるべく早い時期に住民の方々の不安を取り除いていっていただきたいと考えます。  それでは、(2)番へ行きます。交通量の多い道路との接続部分の見通しが悪い市道についてです。①番、市内の市道について把握されているかについては、見通しが悪い箇所があることは認識しているという答弁でしたが、このような場所はほかにたくさんあると思いますので、あえて全てどこなのかということは聞きませんが、1カ所だけお聞きします。市道18―002、これ小林の馬場地先から国道356への接続部分について、ここについてどのようにお考えか伺います。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  市道18―002号線につきましては、国道356号との交差点部において国道との高低差があることから、国道へのアプローチが難しく、通常の利用者は少ない状況であると認識しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) それでは、②番、どのような安全対策を考えているかです。市道18―017号線、これ小林新田地先と市道18―002、これは小林馬場の地先についての改善要望はなかったか、そこについて確認します。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  市道18―017号線、市道18―002号線の2路線につきましては、国道356号との交差点部において安全対策等の要望は、確認できる範囲では、ございませんでした。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) ではまず、1つずつ確認していきます。  まず、小林新田地先の18―017号線についてなのですが、これ、おとといですか、改めて確認に行ったところ、その近くに住んでいる知人に会いました。そのときに、そこで起きた過去の悲惨な事故の話を何件か伺いました。これ何年前かはわからないですけれども、死亡事故が発生していたりして、ここ二、三年で数件の事故があったそうです。あそこは、市道から国道に出る際に坂を上がって出る形になっている上、車高の低い車の場合、ガードレールが邪魔して安全確認が難しくなっています。  そこで、質問ですが、何かしらの安全対策が必ず必要だと思うのですが、そこの考えについていかがでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  市道18―017号線につきましては、国道との高低差があることなどが大きな要因となっており、カーブミラーの設置により効果が得られるものか、よく現地を調査してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) カーブミラーの設置も一つの方法なのかもしれませんけれども、そこのところは何の停止線も何もないのです、一時停止線も。なので、一時停止線があれば、ある程度の注意喚起には役立つと思うのですが、カーブミラー、どういう対策をするかというのはお任せしますが、カーブミラーと一時停止の停止線もぜひ考慮していただきたいのですが、そこを再度確認します。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  一時停止線につきましては警察のほうの管轄になりますので、警察のほうとちょっとお話をさせていただきたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) わかりました。それでは、市の事務としてはカーブミラー設置をできるだけ早い段階につけられれば、設置を希望します。  それでは次に、小林の馬場地先について確認していきます。ここは、以前私よく通っていたのです。かれこれもう10年前にはなりますが。今はもうここを通ろうとしても、国道356号線ののり面に草が繁茂しており、全く安全確認ができない状態のため、怖くて通れないのです。これ印旛土木事務所の管理と思うのですが、そこののり面等について管理を印旛土木事務所に促すべきではないでしょうか。そこのところを伺います。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  市道18―002号線の草等の繁茂につきましては、現地の状況をよく確認いたしまして、国道の管理者であります千葉県に要望してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) わかりました。早急に管理を促していただきたいと思います。  それでは、大きい2番へ行きます。市で管理している設備の改修について、(1)、公園設備の改修についてです。日常点検と市民からの連絡により修繕しているという答弁でしたが、日常点検の頻度はどのくらいなのか、そこについて伺います。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  地区公園や近隣公園は月4回程度、街区公園などにつきましては月1回程度となっております。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) 地区公園と近隣公園は月4回ということなのですが、これ私も最初わからなかったので、ちょっと説明しますと、地区公園というのはこれ印旛中央公園とか、大規模な公園で、近隣公園というのは小林でいう浅間山公園等のことを指しているということです。街区公園については、これ幼児公園とか、そういう小さいレベルの公園をいっているみたいなのですが、街区公園について月1回程度ということだったのですが、ちょっと私、市民から言われて、ちょっと気になっているところがあって、そこは小林の大門下の通称めじろ公園というところなのです。そこに木製のある橋のような遊具というか、歩く場所というか、ちょっと何て言っていいのかわからないのですけれども、そこを歩けるようになっているのですが、そこに落ち葉と枯れ枝がどっさりたまっていて、とても通れるような状況ではないということを聞いたので、確認しに行ったことがあるのです。それが10月くらいなのですが、この話では月1回程度の頻度で点検しているということだったのですが、それちょっとタイミング的にも悪かったのかもしれないですけれども、1カ月半後に行っても同じような状態だったのです。そのとき風が強くて、掃除したのかもしれないけれども、また草が、そこは木の下にあるところだったので、また枯れ枝、草があって、同じような状態になったのかはわからないのですが、そこのところ、めじろ公園についてちょっと気になっていたので、きのう行ったのです。そしたら、たまたま業者がきのう来ていて、私が質問するからなのかわからないですけれども、業者が清掃していたので、きれいになっていましたが、これ市民からちょっと言われていて、いつもあそこの木製の通路のところはそういう枯れ枝、枯れ葉だらけだということを聞いていたもので、ちょっと取り上げました。そこについてはもう月1回管理しているということで、そこは必ず市の職員か管理会社が行っているのですよねということをちょっと再度確認したいと思います。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  先ほどもご答弁いたしましたが、街区公園などにつきましては月1回程度の点検を行っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) わかりました。済みません、再度同じようなご答弁を求めてしまい。  (2)に行きます。防火水槽等の表示支柱の劣化について、①、市内にどのくらいあるか把握されているかです。ご答弁では、629基あり、原則全ての防火水槽に看板を設置しているという答弁でした。支柱の破損状況も確認しているということでした。なのですが、1点だけちょっと確認したいのが、原則全ての防火水槽に看板を設置しているということを言われていたので、表示看板を設置していない場所はどのようなところなのか、ちょっと確認したいと思います。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  公設防火水槽の表示看板につきましては、全てに設置しているところでございますが、経年劣化により表示看板の転倒などで表示看板を撤去している箇所があり、改修に至っていない状況もあることから、原則と答弁を申し上げたところでございます。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) わかりました。劣化で倒れているところもあるということと理解しました。  それでは、②に行きます。劣化改修をどのようにしていくかについては、経年劣化している場所も認識されているというご答弁で、計画的に改修していくということだったので、これについては再質問はありません。  (3)番、大型な看板について、①、市内にどのくらいあるか把握されているかについてです。答弁では、設置した所管課においてそれぞれ管理しているということでしたが、どのような管理を行っているのか伺います。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  看板の管理につきましては、各所管課において必要に応じて点検等を実施しておるところでございますが、現状といたしましては一部に文字が見えにくい看板等もございますことから、今後適正な管理に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) 適正な管理に努めていくということでしたが、市役所敷地内の看板はまだこれ、薄いのですが、見えるのです。敷地外にある看板には、例えばauショップの前の信号のところにある看板なんかは、何書いているかまるっきりわからないのです。そういうものもありますし、支柱や土台が老朽化しているものもあります。そういったことにより、台風等の強風で倒れる危険性もあるわけです。  それを踏まえて、②に行きます。改修をどのようにしていくかです。今ある標柱看板を市役所敷地内の見やすい場所に、何々宣言都市、何々宣言都市、何々宣言都市と集約して表示している役所を見たことあるのです。印西市も、劣化に伴って、そういう表示の見やすい場所に集約して表示する、そのような考えはないかを伺います。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  市役所の敷地内にございます3基の標柱看板に関しましては、高さが約7メートルもあり、いずれも老朽化しているため、台風などの暴風による影響を受けやすいことから、今後につきましては、議員ご提案のとおり、市民の皆様の見やすい場所に集約して表示する形で検討してまいりたいと考えております。その上で、現在の3基の標柱看板につきましては、老朽化にあわせ撤去してまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) わかりました。その時期が来たらよろしくお願いします。  それでは、(4)に行きます。屋外にある掲示板の改修についてです。来年1月末までに修繕予定ということでしたが、これ修繕にあわせて、3カ所あるのですが、名称がない、例えば印旛支所なんかは何も書いていなくて、印西庁舎は掲示板、本埜支所はお知らせと、統一されていないのです。この3カ所の修繕に伴って、その名称を統一する考えはあるのか、そこについて伺います。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  現在市役所及び支所の掲示板に表示している名称につきましては、市役所は掲示板、本埜支所はお知らせと表示しておりますが、印旛支所に関しましては名称の表示はしていない状況でございます。今後これら3カ所の掲示板の表示名称を市役所に合わせて掲示板と表示するよう統一してまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) わかりました。本埜なんかは、お知らせのお、知らせの知は漢字で、知、ら、せの漢字だけしか残っていなくて、あとはもう剥がれ落ちてしまっているのです。そういう状況なので、ぜひ早急に老朽に伴う名称の統一を求めます。  それでは、大きい3番に行きます。歩道橋の改善についてです。(1)、現状を市は把握しているかについてです。管理者である印旛土木事務所に対応していただいているという答弁でしたが、現在の状況で問題はないと、そういう認識なのでしょうか、伺います。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  先ほどもご答弁させていただきましたが、印旛土木事務所より、平成30年度に実施される定期点検に基づき、今後の補修内容を検討していく予定であると伺っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) (1)についてはわかりました。  (2)に行きます。改善が見られない状況を今後どのようにしていく考えかについてです。修繕が必要な場合は、その都度要望する必要があるのではないかと、印旛土木事務所に市から要望していく必要があるのではないかと思うのですが、その辺について考えを伺います。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  現在予定されている定期点検に基づく計画的な補修とは異なる、突発的な修繕等の相談を受けた場合は、その都度、道路管理者である印旛土木事務所に連絡しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) それは、多分市民からの要望とかがあった場合だと思うのですが、修繕要望とかがあった場合は、あるなしにかかわらず、これ定期的に修繕の状況を市としてパトロールして確認する必要があるのではないかと思うのですが、そこのところについて伺います。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  両歩道橋のみならず、市が県に取り次ぎました国県道の修繕要望などは、その実施予定が明確な場合もございますが、多くは連絡後に作業内容や実施時期が決められている状況でございます。市といたしましては、要望を速やかに、かつできる限り正確に取り次ぐことによって、市民からの要望にかかわりを持って対応していきたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 1番、伊藤真一議員。 ◆1番(伊藤真一) 市民からの要望にかかわりを持って対応していくということなので、そうなることを希望しまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(藤代武雄) これで伊藤真一議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  ここで休憩したいと思います。  午後1時まで休憩いたします。    休憩  午前11時57分    再開  午後1時 ○議長(藤代武雄) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  個人質問を行います。  9番、海老原作一議員の発言を許します。  質問方式は登壇一問一答です。    〔9番、登壇〕
    ◆9番(海老原作一) 皆さん、こんにちは。9番、海老原作一です。通告に基づき、登壇一問一答方式にて個人一般質問を行います。早速始めさせていただきます。  1、洪水対策について。本年7月に発生した西日本豪雨では、多くの人々が犠牲となるなど、悲惨で甚大な被害を広島県、岡山県などにもたらしました。そして、岡山県倉敷市真備町では小田川、高馬川の3カ所で堤防決壊が発生し、地区の4分の1に当たる1,200ヘクタールが浸水し、ほぼ半数の住家が床上浸水し、決壊箇所近傍の住宅は流失いたしました。また、多数の住民が犠牲となったことは皆さんもご承知のところだと存じます。毎日新聞によれば、亡くなった人のほぼ9割が自宅で見つかり、また高齢者に集中しており、発見場所もほとんどが1階で、溺死と見られることから、垂直避難ができない災害弱者が犠牲となった可能性が高いとしています。印西市においても利根川に接した地域においては氾濫の可能性があるため、印西市ではハザードマップを作成し、注意喚起等を行っています。そこで、改めて洪水対策について質問いたします。  (1)、ハザードマップに対する住民の認識についてどのように考えているか。  (2)、洪水の危険度レベルに応じた住民に求める行動等を周知しているか。  (3)、避難方法及び避難方向の考え方はどうか。  (4)、水害の被害指標分析の手引の活用に関する考えは。  2、成年後見制度と市民後見人について。印西市は、第7期印西市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画を策定し、高齢者福祉施策や介護保険施策を推進しています。その中で、できる限り住みなれた地域で暮らし続けるために、権利擁護を必要としている人を制度に結びつけ、地域で被後見人等を支える市民後見人の養成に取り組み、支える側も支えられる側も安心して生活できる体制を整えるとしています。そこで、質問いたします。  (1)、市長申し立ての件数の推移について。  (2)、平成30年度計画である地域連携ネットワークの構築の進捗状況はどうか。  (3)、市民後見人の養成について。  (4)、市民後見人の活動をバックアップする体制整備をどのように考えているか。  以上、質問に対する執行部の答弁を求めます。 ○議長(藤代武雄) 板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 海老原作一議員の個人質問に対し答弁をいたします。1の(1)については私から、その他については担当部長から答弁をいたします。  お答えをいたします。当市は、利根川や印旛沼周辺の低地部では河川の氾濫による水害リスクがあるほか、急傾斜地では土砂災害リスクがあるなど、市域により起因する災害リスクは大きく異なります。このようなことから、平成25年度に地震、水害、土砂災害や日ごろの備えに対応した総合防災ブックの作成にあわせて、地震時の揺れやすさ、液状化の被害リスクの高い地域を示したマップ及び水害時の洪水や土砂災害の被害リスクの高い地域を示したマップをあわせて封入し、町内会などを通じて各戸への配布や転入者の方々へ配布し、防災啓発に努めてきたところでございます。  ハザードマップに対する住民の意識につきましては、議員ご質問のとおり豪雨による災害が発生していることからも、多くの方々はハザードマップの重要性は理解されているものと考えておりますが、全戸配布してから時間が経過していることや市内において大規模な洪水被害が発生していないことから、洪水等の水害に対する危機意識が希薄になっているのではないかと危惧しているところでございます。  私からは以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。    〔総務部長、登壇〕 ◎総務部長(岩井昌宏) 1の(2)についてお答えいたします。  地域防災計画では、気象庁等が発表する洪水予報に基づき、洪水の危険度レベルを5段階に区分し、市及び市民に求める行動等を示しております。また、災害の発生を前提に、関係機関が連携して、災害時に発生する状況をあらかじめ想定し、共有した上で、いつ、誰が、何をするかに着目して防災行動とその実施主体を時系列で整理したタイムラインを作成し、災害時に連携した対応を行うこととしており、市のホームページを活用し、周知しているところでございます。  次に、(3)についてお答えいたします。避難方法につきましては、気象庁や市などが発信する情報をみずから収集し、自主避難等により早目に避難していくことを原則としており、市民が自主避難するとの連絡を受けた場合や避難準備・高齢者等避難開始情報等を発令した場合は避難所を開設することとしております。避難方法につきましては、先ほどご答弁いたしましたマップに、想定される浸水区域エリアごとに指定された避難所の方向を矢印により示しておりますが、浸水区域エリアの最寄りの避難所では避難者全員を収容できないことから、ニュータウン区域内の避難所情報を記載する必要性や具体的な避難経路を示すなど、課題があると認識しております。今後地域防災計画の見直しをする際には、より実効性のあるマップとなるよう検討してまいりたいと考えております。  次に、(4)についてお答えいたします。水害の被害指標分析の手引につきましては、国土交通省が立ち上げた河川事業の評価手法に関する研究会の中で、事業評価の評価手法の改善を目的に検討を行い、平成25年に試行版の手引として取りまとめられたもので、現在も同研究会において検討が進められているものと認識しているところでございます。ご質問の手引の活用につきましては、今後の検討課題として考えているところでございます。 ○議長(藤代武雄) 伊藤健康福祉部長。    〔健康福祉部長、登壇〕 ◎健康福祉部長(伊藤哲之) 2の(1)についてお答えいたします。  成年後見市長申し立てにつきましては、現在高齢者福祉課及び障がい福祉課において手続を行っており、申し立て件数は平成25年度1件、平成26年度4件、平成27年度5件、平成28年度4件、平成29年度1件となっております。  次に、(2)についてお答えいたします。地域連携ネットワークの構築につきましては、成年後見制度を必要とする人を早期に発見し、必要な機関につなぐためのネットワークが必要なことから、平成30年11月に権利擁護や成年後見制度を担当する部署と市社会福祉協議会による情報共有の場を設け、意見交換を行ったところでございます。今後、地域の関係機関とのネットワークの構築に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、(3)についてお答えいたします。市民後見人の養成につきましては、現在、第7期印西市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画に基づきまして、市社会福祉協議会において市民後見人を養成するための基盤整備を進めているところでございます。  次に、(4)についてお答えいたします。平成28年度に印西市市民後見人養成等あり方検討会が取りまとめた報告書の中で、市民後見人をバックアップする機関といたしましては、市社会福祉協議会がその機能を担い、市民後見人養成の仕組みをつくることが実情に即しているとされており、市社会福祉協議会におきましても法人として成年後見を受任できる体制を整えるなど、バックアップ機関としての役割を果たせるよう進めていると伺っております。  以上です。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) それでは、ここから一問一答方式で再質問いたします。  1の(1)、ハザードマップに対する住民の意識についてどのように考えているかということで、本年7月、西日本豪雨であのような大きな災害が起きて、その後、私が会議等でお会いする方々にハザードマップって知っていますかという質問をすると、それ何と、実は皆さんのお宅に各戸配布されているのですよということを申し上げても、かなりご存じない方がいらっしゃったと。そういう意味で、改めて啓発、あるいはその地域、ハザードマップで紫色もしくは水色の表示されているところに住んでいる住民の皆さんの注意喚起を高めなければいけないということで今回この質問をさせていただくということです。  それでは、再質問の最初ですけれども、市も洪水等の水害に対する住民の危機意識が希薄になっているということは承知しているという答弁ありました。それを受けて、市は今後どのような取り組みを行うべきだというぐあいに考えているでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  住民の多くの方々につきましては、国内において豪雨による災害が発生していることからも、洪水等の水害に対し危機意識を持っていることは認識しておりますが、市長からご答弁がありましたとおり、市内において大規模な洪水被害が発生していないことから、危機意識が希薄になりやすい状況もございますので、出前講座や防災講演会のほか、さまざまな機会を捉えた地道な周知活動が必要であると考えているところでございます。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 今周知活動ということで答弁ございましたけれども、訓練等も、特に水害等に特化した訓練等もこれ考えていく必要があるのではないか、そういうことを通じて危機意識を高揚させていくというようなことが必要ではないかということをまず申し述べておきます。  それでは、正式には洪水・土砂災害ハザードマップ、これは国土交通省が平成17年3月28日に作成した利根川水系利根川浸水想定区域図、それをもとに作成しているわけなのですけれども、想定基準も3日間の雨量が318ミリとしています。現在いろいろな夏場の災害等を見ますと、この数字でいいのかというような感じがするのですけれども、この想定に対しての認識はいかがでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  現在公表しております洪水ハザードマップにつきましては、利根川流域の八斗島上流域の3日間総雨量が318ミリメートル、おおむね200年に1回程度の大雨で、昭和22年のカスリーン台風と同規模を想定し、利根川が氾濫した場合に浸水する区域を示しているものでございます。その後、想定基準の見直しなどが実施されていることから、今後地域防災計画の見直しをする際に、想定基準の見直しを考慮したマップの作成をしてまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 想定基準が変わったということで、関東平野の奥の山間部に相当な豪雨が降った場合、例えば利根川水系の水位の移動に対する、タイムラインというお話がありましたけれども、時間も変わってくるでしょうし、そうした影響が変わってくるということを踏まえて、印西市においても、その基準が変わったことに基づいてハザードマップの改訂というのが必要ではと思いますが、そうした見直しをどのようにしていくのか、その辺についてお伺いします。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  平成29年7月、利根川流域八斗島上流域の3日間総雨量が491ミリメートルを前提とした利根川洪水浸水想定区域図が国土交通省より示されたところでございます。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 見直されたのですから、印西市も見直していかなければいけないと思うのです。印西市は、いつ、どのように見直していくのでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  今後地域防災計画の見直しをする際に、想定基準の見直しを考慮したマップの作成をしてまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 前回発行したハザードマップというのは平成25年8月に発行しています。もう5年たっています。その間に温暖化の進展であるとか、気象条件の変更というのがあって、国土交通省についても3日間の雨量の想定を変えています。そういうことを踏まえて、住民、その関係区域内に住んでいる住民の啓発という行為をしっかりとする必要があるので、早急に見直していくべきだというぐあいに申し上げておきます。  それでは、続けて質問しますけれども、荒川区、それから足立区、葛飾区などでは、河川氾濫時に想定浸水深、つまりあふれた水がどの程度まで深くなっていくかを示した看板を電柱に設置するなどして、区民に対して洪水に対する注意喚起をしています。このような方法についてどう考えているでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  想定浸水深を示した洪水標識を電柱等に設置している自治体があることは承知しているところでございます。浸水深や避難場所等に関する情報を水害関連標識として電柱等に設置することで、平時から洪水被害への意識を高め、災害時には住民の主体的な避難行動を促し、被害を最小限にとどめることが期待できると考えられますので、設置している自治体の情報収集に努め、洪水ハザードマップの改訂にあわせ、設置についても検討してまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 先ほどと繰り返しになるのですけれども、今洪水ハザードマップの改訂にあわせてという答弁ありましたけれども、災害が起きてからでは遅いので、改めて伺いますけれども、その洪水ハザードマップの改訂、全く予定していないのでしょうか。それとも、いつごろというような、そういうことを想定といいますか、印西市としてはどのくらいの、例えばもう5年たっているのです。その間にいろいろ条件が変わっています。そうしたところで、先ほど答弁なかったのですけれども、いつごろを考えているのか、その点について伺いたいと思います。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  繰り返しになりますが、平成25年8月に現洪水ハザードマップは改訂しておりますし、今後、今5年が経過したというような議員ご指摘のとおりでありますが、今後の見直しをする際に、想定基準の見直しを考慮したマップの作成ということで、時期は今は明言できないような状況でございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 実際には地域防災計画の見直しにあわせてというような感じなのかもしれませんけれども、油断をしているとどういうことが起きるかわからないのが今の気象条件なのですよね。ぜひとも、時期については明言できないということでしたが、早急に考えていただきたいと申し上げておきます。  それでは、あと大森小学校内に過去に起きた内水のここまで浸水しましたよというレベルがあるのですけれども、それを活用して啓発していくというようなことを考えていったらどうかなということを私は提言したいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  防災教育の必要性が高まる中、過去に起きた内水被害による浸水深を用いることで被害対策の意識の向上につながるものと考えますので、防災啓発の中での活用や情報の周知に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 利根川の決壊による洪水ということは、内水以上に浸水するということはこれもう必至で考えられるわけですよね。そうすると、これ以上の浸水になるのだよというアピールというのは非常に、現実にあったことですから、過去にあったことなので、こういうものをしっかりと活用してアピールしていくというのは私は必要ではないかというぐあいに申し上げておきます。  それでは、先ほど質問した中に、荒川区などのように河川氾濫時の想定浸水深を電柱に看板を設置する場合、広告つき防犯防災情報電柱看板の設置についてということで、広告事業主と地域貢献型広告に関する協定を締結している。これ印西市も締結していますよね。それを活用しない手はないと思うのです。今ちょっと私も車で庁舎に来る間にいろいろ電柱の看板を見てきたのですけれども、なかなか木下駅圏ではそういう看板、費用がかかりますので、少なくなっているというのもあるのですけれども、力のある事業者はどうも表示してありました。そういうときにぜひ協定を活用して、防災あるいは防犯等の、防犯はちょっと今回テーマではないので、防災の広告を入れてもらえるように、その協定を活用して、もっと積極的に進めていくべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  当市におきましても既に広告つき避難場所等電柱看板に関する協定を締結してございますので、看板の掲出に当たり必要な経費につきましては協定締結相手及び広告主が負担するなどの条件がございますが、活用できるよう協定締結相手へも働きかけてまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) ちょっと費用がかかるのです。私調べましたら、看板をつくるのに約1万2,000円、それから月々の広告料として印西市の場合には月2,200円ということで、年間、12倍すれば出てきますけれども、そういう費用がかかるということで、なかなか民間に頼るというのも難しいのかなとは思いますが、力のある事業者にお願いをするという手もありますので、ぜひ事業者と広告事業者、そこでそういう設置のお話があったときには、当然もっと積極的に印西市のほうから広告事業者に対して、そういうものがあったらお願いしますねというようなことを働きかけておく必要があるのだろうと思います。  それでは、(2)の洪水の危険度レベルに応じた住民に求める行動、これを周知しているのかという再質問ですけれども、先ほどの答弁ですと、市ホームページを活用して周知しているということですが、どれだけ住民に届いているのか、これはもうかなり疑問です。地域防災計画の中にレベル1からレベル5まで、いろいろ表になっていまして、洪水予報の表題、それから水位等の名称、市、市民に求める行動等ということで、こういうレベルに達したらこういう行動を市あるいは住民はしましょう、それから2だったらこうですよと、その水位に応じて、危険度に応じて、そういうことを計画の中に入れているのです。これをA4判ぐらいの紙にする分にはそんなに費用はかからないのだろうと。もちろんこんな難しい言葉ではなくて、住民にわかりやすく理解しやすいような文章に直す必要はあるのですけれども、こういうものを費用をかけずにできるのであれば、もうちょっと注意喚起を進めていく必要があるのではないでしょうか。私は、今の住民に対する周知というのは不十分ではないか、そのように思っていますが、いかがでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  これまでは、主にホームページを活用しての周知に努めておりましたが、ホームページを見られる環境にない場合なども考えられ、議員ご指摘のとおり、ホームページによる周知では十分と言えない部分もございますので、他の周知方法についても検討してまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 多種多様な手段を用いて住民の危機意識を高めるような努力というのを市はすべきだと思います。しっかりと進めていっていただきたいと思います。  ここで、ちょっと西日本豪雨について、住民が知っているか知っていないかでいかに違ってくるかということを例を挙げて申し上げたいと思います。倉敷市真備町では、これ時系列で申し上げますと、6日の午前11時30分に、まだお昼前ですよね。避難準備・高齢者等避難開始を発令しているのです。そして、6日の午後10時には真備町全域に避難勧告を発令しています。ちょっと夜中に近い時間ですよね。そして、この発令の時間というのは、消防団あるいは市職員の見回り情報から、発令基準よりは早目に発しているのだそうです。そして、最初に市長が避難指示を出したのが6日の午後11時45分、勧告を出してから1時間45分後です。そして、日が明けて7日の午前1時30分には、拡声機、メール、テレビ、ラジオ、いろいろな手段を通じて、小田川の北側、一番被害の大きかったところです、の住民に避難指示を出しました。そして、その4分後に堤防の決壊が始まりました。その後市長の記者会見では、避難勧告の指示あるいは避難指示の指示は基準に従って出したというぐあいに市長は述べております。ですから、事前にルールを決めて、その基準に基づいていろいろな発令をしたとしても、あのような、夜中だったという時間もあるのでしょうけれども、想定外の被害が出てくるということを承知しておいていただきたいと思います。想定外といえばもうそのとおりなのです。だけれども、想定外を減らしていくということが重要ではないのかなというぐあいに思っています。  そして、浸水初期、つまり決壊、越水もあったそうなのですが、決壊をして浸水の初期、そのときの住民の避難率というのは26%から43%、この開きのある数字については、なぜなのかはちょっと承知していませんけれども、いずれにしても半分以下だということです。そうしたことを踏まえて、住民に求める行動、レベルに応じて住民に求める行動という周知を、もっとしっかりとみんながわかっているという状態をやっぱり担保していくことが必要だと思います。  それでは、(3)の質問に移りますけれども、避難方法及び避難方向の考え方。ハザードマップに記載されている情報についての課題についての認識というのはわかりました。答弁ありました。  実際に避難勧告、避難指示が発令された場合に、想定される住民の避難行動や避難する移動手段については具体的にどのように考えていますか。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  市では、情報不足により混乱の発生を防止するため、市防災行政無線、市ホームページ及び防災メール等を活用し、被害の概要や避難方法等に関する情報を提供することとしております。風水害の場合の移動手段につきましては、事前に気象庁から発表される気象情報のほか、水位や降雨状況を判断して、時間的余裕を持って避難行動がとれるよう避難準備、避難勧告、避難指示を発令することとなりますので、自家用車等を活用した自主避難を原則としております。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 答弁では自家用車等での避難を推奨していますけれども、荒川区、これは地理的要件で河川があって、そこに橋がかかっていて、高台に避難するときにはその橋を渡らなければいけないという事情があるのですけれども、公共交通機関あるいは徒歩を推奨していまして、マイカーは使わないようにと言っております。地域住民と協議をしながら、状況に応じた避難場所、避難のための手段というのを考えていく必要があるのではないでしょうか。時間的余裕があるのだというその前提に立って物事を考えれば、必ず落とし穴があるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  風水害時、市民の皆様にはみずから情報を収集し、自主避難等の早目の避難を心がけていただくことになりますが、時間的余裕を持った避難行動ができるためには何が有効であるか、啓発活動の中で地域の方々と話し合う必要もあるかと考えております。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) ぜひそれぞれの地域によって特性が違うと思います。そうしたことを踏まえながら一緒に考えていくということが必要だと思います。  それでは、洪水発生時において、先ほども真備町の避難率、半分にも満たなかったということがあったのですけれども、切迫した状態になった場合、浸水が始まって足元まで及んだような場合、緊急的な避難場所として使用する建物についてどう考えますか。要するに垂直避難です。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  風水害時につきましては、早目の情報提供に努め、時間的余裕を持って避難行動がとれるよう指示することになりますので、市が指定した避難所へ避難することとなりますので、切迫した状態となった場合は高台など身の安全が確保できる場所に避難していただくこととなります。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 何度も申し上げますけれども、荒川区、例に出しますけれども、やむを得ない場合、具体的には時間的余裕がない、それから浸水が始まっている、そのような場合には近隣の高い建物への避難を原則外としてハザードマップに記載されています。その中には学校施設も含まれています。  そこで、印西市では、洪水発生時の切迫している状況下において、避難指定場所に指定されていない学校施設、具体的に申し上げますと大森小学校、小林北小学校、本埜第二小学校、こうした学校施設を避難所として使用できないでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 山﨑教育部長。 ◎教育部長(山﨑正之) お答えいたします。  基本的には総務部長がお答えしたとおりでございますが、指定避難場所として指定されていない学校施設につきましては、洪水発生時における安全性の確保を保障することは困難でございますので、切迫した状況下におきましては、個人のご判断によって安全な行動をとっていただければと考えております。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 切迫した状況という定義も非常に曖昧なのですけれども、私の理解では洪水危険度レベルが5を超えるような状況下で、かつ時間的余裕がない、そして浸水が始まっているというような場合は、個人の判断で、先ほど答弁ありましたけれども、行動していただければということでしたが、命を守ることが最優先されると私は理解しておりますので、それぞれの場合において大人の判断で対応していけばいいのかなと、そういうぐあいに考えています。  それでは、(4)の水害の被害指標分析の手引の活用に関する考え方なのですけれども、平成25年度以降、試行結果の整理などが進んでいます。平成30年度中に研究会による手引の改正案、これが策定予定であるなど大きな動きがある中で、その手引が示されている水害被害指標についてどのように把握しているか、お伺いしたいと思います。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  手引に示されております被害指標につきましては、貨幣換算が可能な家屋被害、事業所資産被害のほか、これまで評価してこなかった人的被害、交通やライフラインの途絶被害、地下施設被害等が被害項目として指標化されていることは把握しております。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 今示されたいろいろな指標の中で人的被害、これを少なくするための印西市が確実に把握していなければならない指標というのがあると思うのです。  それでは、ハザードマップにある水害被害を想定した区域内に住んでいる人口、それから浸水区域内の災害時要援護者数、そのようなことについて把握をしているでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  利根川及び印旛沼の氾濫による影響人口、手挙げによる災害時避難行動要支援者につきましては把握しております。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 具体的に数字を示すことができるでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  影響人口につきましては1万6,793人でございます。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 例えば今言った指標、浸水区域内の人口、あるいは浸水区域内の災害時要援護者数などについては、今市が持っているデータ、数字で、技術的な困難も少なくて、あるいは安価なコストでこれ数字が出るのです。ぜひこうしたものをしっかりと押さえた上で、洪水対策をどうしていくのかということを考えていくべきだと私は思うのです。  そうすると、例えば真備町のあの災害の死亡率が0.22だったのです。1,000人に対して約2名ということです。利根川の氾濫のときに、あれと同等の確率で、その災害、災害によって死亡率は私は違うと思うのですが、仮に0.1%と考えたときに、16人ですよね。先ほどの答弁でエリア内の人口、影響されるであろう人口1万6,000人と言っていました。決壊がそのエリアで起きれば16人、真備町よりもぐっと低く、0.22%から0.1%に想定しても16人ぐらいの亡くなる方が想定として出てくるのだということです。そうした水害指標から、想定死者数、あるいは最大の孤立者数などの想定というのはこれできると思うのです。  私今例を示しましたけれども、そういうことについて、市はその指標を活用して数字を、公表するかどうかは別として、そういうことを踏まえて洪水対策を打っていく必要があるのではないでしょうか。いかがでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  風水害の場合は、事前に気象庁から発表される気象状況のほか、水位、降雨状況を判断し、時間的余裕を持って避難行動がとれるよう避難指示を発令することになりますので、死者数や最大孤立者数の想定はしておりません。しかしながら、既往水害における避難率は大きな幅があることや大人でも浸水深が50センチメートルを超えると避難が困難になるとの情報もございますので、議員ご質問にありました自治体からの情報を収集するほか、当市においても分析可能な指標につきましては検討してまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 先ほど私、真備町の住民全体の死亡率0.22と申し上げましたが、0.26%でした。訂正させていただきます。その中で、高齢者に限ると0.73%と、3倍近い高齢者にはリスクがあるということを申し述べておきます。  繰り返しになりますけれども、指標を用いる、そういうことを想定の数字として把握することによって、水害による人的被害を最小限に食いとめる、あるいは避難をどういうぐあいに行うのかというようなことを具体的に住民と協議をする場合に、そうしたことも踏まえて協議をしていく、それが実効性のある洪水対策になるのではないかと思いますけれども、最後にこの点についてどういう見解を持っているか、お伺いします。 ○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。 ◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。  被害指標分析による評価結果を活用することでリスクに応じた危機意識対策についての検討を行うことが可能と言われておりますので、今後分析が可能な指標について検討してまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) それでは、2の成年後見制度と市民後見人についての再質問です。  まず、(1)の市長申し立ての件数の推移についてお伺いをしましたけれども、答弁にあった市長申し立てにおける受任者の区分というのはどうなっているのでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 伊藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(伊藤哲之) お答えいたします。  受任者の区分につきましては、平成25年度から平成29年度までの合計15件のうち、弁護士が1件、司法書士が3件、社会福祉士が4件、NPO法人による法人後見が6件となっております。なお、1件につきましては申し立て中に対象者が亡くなったため、受任者はおりません。  以上です。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 先ほどの答弁でも、単年度の市長申し立て件数というのは、これ1桁で推移しているのがわかりました。しかし、その下にある相談件数というのは、これ2桁、かなりの数あると聞いています。これから高齢社会を迎える中で、どんどん件数というのはふえていくのか、相談件数あるいは市長申し立て件数というのはどんどんふえていくのかなというぐあいに考えています。  それでは、(2)の地域連携ネットワークの構築の進捗状況について伺いましたけれども、計画では2020年に市民後見人の養成を開始するということになっています。また、その基盤整備、養成準備期間として2年間を計画しているわけですけれども、本年の11月に、先月、情報共有の場として意見交換をしたということですが、このような状況で計画の進行管理というのはいいのでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 伊藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(伊藤哲之) お答えいたします。  市民後見人の養成に向けました基盤整備や準備といたしまして、平成30年度は、関係各課が既に連携している機関を互いに把握しまして横断的な取り組みを進めるために、11月に情報共有の場を設けたところでございます。  以上です。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 答弁にありました地域の関係機関とのネットワーク、この関係機関というのはどの機関を指すのか、その点について伺います。 ○議長(藤代武雄) 伊藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(伊藤哲之) お答えいたします。  関係機関につきましては、地域包括支援センターや障害者相談センター、消費生活センターなどの地域の相談窓口や医療機関、金融機関、民生委員、地域の住民、サービス事業所などを想定しているところでございます。  以上です。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 実際にネットワークの情報共有をしたわけですから、想定ではなくて実際にあったということで理解をしますけれども、その情報共有の場を設けて意見交換をしたという答弁でしたけれども、その地域連携ネットワークの構築、これは今年度中、いわゆる計画期間中にどのようなところまで行くのか、その進行管理の行き先、今年度中どこまで行くのかということについて伺います。 ○議長(藤代武雄) 伊藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(伊藤哲之) お答えいたします。  来年度ですか、関係機関を一堂に会しまして情報共有や意見交換をする場を設けていきたいと考えております。今年度中に関係各課と再度協議を行いまして、準備を進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) しっかりと進行管理をしていっていただきたいと思います。  それでは、(3)の市民後見人の養成についての再質問ですけれども、市民後見人の養成を社会福祉協議会が担うようですけれども、それでは市の責務として関与し、担うべき分野というのはどの分野が残っているのでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 伊藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(伊藤哲之) お答えいたします。  市民後見人の養成につきましては、カリキュラムの作成や受講要件などにつきまして、市が主導いたしまして市社会福祉協議会と協議、検討を行い、作成してまいりたいと考えております。また、市民後見人養成後も市民後見人を支援する機関が必要となることから、成年後見制度を推進する機関であります後見支援センターを設置いたしまして、市民後見人が安心して活動できるようセンターの運営を支援することも市の責務と考えているところでございます。  以上です。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。
    ◆9番(海老原作一) 市民後見人の養成については、答弁にあった受講要件、それから養成カリキュラムの作成に関することということですが、そのほかについても印西市社会福祉協議会と定期的な協議の場を設けて、しっかりとした情報共有を踏まえて考えていくということがこれ必要ではないかと思うのですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 伊藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(伊藤哲之) お答えいたします。  議員ご指摘のとおり、市社会福祉協議会と定期的に協議を行いまして、情報共有しながら進めてまいりたいと考えております。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) 坂出市では、直轄の地域包括支援センターが主体となって、市社会福祉協議会と連携をし、あるいはそれ以外の機関との連携をしながら進めていたということがあります。その中で市の関与というのはかなり重きを置いておいたということで、例えば市民後見人の候補者の養成については市が担うみたいな、そういうこともされているというぐあいに教えていただきました。ぜひ市の関与をもう少ししっかりと関与することによって、制度をしっかりと構築していっていただきたいと思います。  それでは、(4)の市民後見人の活動をバックアップする体制整備、これはどのような体制を考えているのでしょうか。 ○議長(藤代武雄) 伊藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(伊藤哲之) お答えいたします。  成年後見制度の利用促進につきましては、市が主体となりまして推進していくものと認識しております。市といたしましては、関係各課との情報共有や関係機関との連携を図りながら、成年後見制度の体制整備と利用促進に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(藤代武雄) 9番、海老原作一議員。 ◆9番(海老原作一) この成年後見制度、そして市民後見人の養成、そういうことというのは計画の中では1ページにしか載っていなくて、非常に地味な仕事といいますか、そういう制度だと私は感じているわけです。ただ、印西市は10万人を超える自治体になりました。こういう細かいところ、権利擁護、そういうところにもしっかりと手の届く体制というのをこれから構築していっていただきたい。そして、住みよさランキングはどんどんまた8年連続とかあるでしょうけれども、実際に住みよさを感じられるような、そんな優しい印西市を目指していただければと思います。そうしたことを申し述べて、私の質問を終了いたします。 ○議長(藤代武雄) これで海老原作一議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  ここで休憩したいと思います。  午後2時10分まで休憩いたします。    休憩  午後1時54分    再開  午後2時9分 ○議長(藤代武雄) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  個人質問を行います。  6番、櫻井正夫議員の発言を許します。  質問方式は一問一答です。 ◆6番(櫻井正夫) 皆さん、こんにちは。議席番号6番、櫻井正夫でございます。平成30年印西市議会第4回定例会にて一般個人質問をいたします。  ちょっと能書き言わせていただきます。ことし秋から冬への季節変わりに、際立った気温の差もなく、11月になっても末まで私の裏の畑が霜で真っ白になるような日は1日だけでした。暖かい日が続いております。私のような高齢者となりますと、最高の日々が続いていて、ありがたく心から思って過ごしているきょうこのごろでございます。  さて、平成終わって来年は、31年は年号が変わり、ことし30年、平成最後の年であります。新しい年号も、秘密にはなっておりますけれども、どこかにもう決まって保管してあると思いますけれども、まだ発表はありませんが、そんなことよりも、いい年号で、いい時代になってくれればと願うばかりでございます。平成30年印西市議会第4回定例会最終、大トリということで、光栄に思うと同時に、いい質問にしなければいけないなと心から思っております。  それでは、通告に基づいて、登壇なしの一問一答でお願いいたします。今回は、3項目について質問いたします。  1、イノシシ駆除について。  (1)、収穫の秋が過ぎて被害の程度はどのくらいかを伺います。 ○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  被害報告等を行わない農家の方が多いため、全体の把握は難しい状況でございますが、職員による現地確認や聞き取りから、防止対策を行っていない圃場を中心に、イノシシによる被害が広域化しているところでございます。水稲につきまして農業共済組合に確認したところ、平成30年度の水稲共済支払い対象は12件、面積合計で396.6アールと年々被害面積はふえているとのことでございます。また、野菜等につきましてJA西印旛に確認したところ、被害面積は把握しておりませんが、昨年に比べ被害区域はふえているとのことでございました。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 6番、櫻井正夫議員。 ◆6番(櫻井正夫) 第3回の定例会に私もこの質問をして、まだ3カ月しか過ぎておりませんけれども、収穫の秋ということで、実りの秋、農産物が一番豊富なときと思い、イノシシも活発な動きをするのかなと思えて、最初に被害状況を質問いたしました。ただいまの答弁で被害が広域化していること、被害面積もふえていることがわかりました。  では、再質問いたします。農業共済組合とJAに確認してみて、田畑とも被害を拡大しているとのことですが、市が今まで実施してきた対策の効果はどのように評価されているかを伺います。 ○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  職員の現地確認や聞き取り調査によりますと、電気柵が設置され、適正に維持管理されている耕作地につきましてはイノシシの侵入による被害が減少していることが確認されておりますが、一方で電気柵が設置されていない耕作地にイノシシが移動することによる新たな被害の発生が確認されております。また、捕獲事業につきましては、平成29年度1年間で612頭の捕獲でしたが、平成30年11月末現在で既に633頭を捕獲しており、捕獲実績は増加しております。イノシシの繁殖力が旺盛であることから、生息区域の拡大につながっているものと考えております。市といたしましては、囲いわなの設置などによる捕獲効率の向上を図るとともに、他市の事例等を参考に効率的な防止対策を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 6番、櫻井正夫議員。 ◆6番(櫻井正夫) 最初捕獲数のほうをお聞きしようと思っていたのですけれども、答弁いただきましたので、29年度1年間で612頭、それで28年度は、3年前ですけれども、私質問したときには580頭と答えられたことを私覚えているのですけれども、またことしは30年度の11月現在で633頭、3年続けて増加をしているわけでございますので、これは何とかしなければいけないなと今気持ちでおります。  では、(2)に入ります。第3回定例議会のときに先進地視察をさせたいと答弁されておりましたけれども、視察先の状況についてを伺います。 ○議長(藤代武雄) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えをいたします。  先進地視察につきましては、平成30年10月15日から16日にかけて、兵庫県神戸市及び兵庫県森林動物研究センターにおいて、囲いわなの設置などを含めまして市街地出没に関する対策及び地域住民による農作物被害対策について、担当職員2名が視察してまいりました。先進地の状況でございますが、囲いわなはイノシシを群れで捕獲することが可能なことから、特に親子で行動することの多い初夏等を中心に一定の効果が見込めるとのことでございました。囲いわなを使用し、効果的に捕獲を行うためには、人家や往来の激しい道路などからある程度離れたところへの設置が望ましく、あわせてICTを活用した遠隔監視システムなどを導入していくことが肝要であるなどの報告を受けたところでございます。なお、先進地視察を踏まえ、早急に設置準備を進め、イノシシ捕獲数の向上に努めるよう指示したところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 6番、櫻井正夫議員。 ◆6番(櫻井正夫) 囲いわなの効果はよくわかりませんけれども、囲いわなにどのようにしておびき寄せるのか、餌なのか、また何かにおい等を出すのかという、私はそういうことは知りませんけれども、イノシシを群れで捕獲できることが可能ということで、これは成功を祈りたいと、このように思っております。  では、再質問いたします。括弧、ICTを活用した遠隔管理システムとはどのようなものかをお聞きします。 ○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  ICTを活用した遠隔管理システムの概要といたしましては、わな周辺の状況を専用の監視カメラで撮影し、携帯電話回線を利用し映像を送信することで、現地に行くことなく状況が確認できるシステムでございます。また、設置することによりまして、捕獲従事者の見回りの負担軽減、わなの誤作動等による捕獲適期の逸脱防止等が図られるものと考えております。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 6番、櫻井正夫議員。 ◆6番(櫻井正夫) 監視カメラでの撮影し、携帯電話回線を利用して映像を送信するという、これは現地に行かずとも状況を確認できるというシステム、これは100点満点の捕獲装置と思われます。幾つもつくったほうがいいと思います。イノシシもこれで年貢の納めどきかもしれませんけれども、うまくいくことを願っております。  では、(3)番に入ります。取得予定されていた囲いわなの設置状況を伺います。 ○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  先ほど市長からお答えしました先進地視察を踏まえまして、現在、1月下旬に囲いわなを購入し、2月中の設置を予定しているところでございます。なお、囲いわなの設置場所につきましては、松虫・草深地区で検討をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 6番、櫻井正夫議員。 ◆6番(櫻井正夫) 設置場所で、今部長がおっしゃった松虫と草深地区、私の思っていた、希望していた設置場所であったような気がします。一番数多く苦情が出るところでありまして、草深は私から隣区でありますもので、よく私のほうもイノシシは何回も見かけておりますけれども、私は最高の場所だと、このように思っております。  再質問します。松虫、草深地区に設置予定している囲いわなですが、設置者の名義は市職員なのか、猟友会の方なのか、地主さんなのかをお聞きします。 ○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  囲いわなにつきましては、印西市有害鳥獣被害防止対策協議会で購入いたしまして、市でイノシシ駆除業務を委託しております印西猟友会への貸与による設置を考えているところでございます。なお、わなの設置につきましては狩猟免許及び捕獲許可が必要なことから、市からイノシシ駆除業務を委託しております印西猟友会になるものと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 6番、櫻井正夫議員。 ◆6番(櫻井正夫) これは、猟友会の皆様の決定はもうできたということですね。わかりました。  ここで、ちょっと私がイノシシに関していろんな面で、櫻井はイノシシしか質問できないなんていうことを言われますけれども、そうではないのです。私は何でイノシシのことを深く追求していくかというと、その理由というのは、農産物を営む農家の方が被害を受けているというのが気の毒なことと、一番私がその近くに住んでいるから、身近なものですから、イノシシとの対面すると言ってはおかしいですけれども、それが多いのです。ですから、どうもイノシシのことで頭の中離れないのですけれども。それで、私もいろいろ心配しているのは、私あのように野原の一軒家なのですが、少し離れた一軒家の方、お住まいの高齢者の方、この方が非常に、こういうわけでゆうべもイノシシ出て参ったのだと、ちょっと櫻井さん来て見てくれると言うと、私すぐ見に行くのですけれども、相当やっぱりうちの周りの花壇や野菜つくったものを荒らされているところを見ると、私のことをイノシシのことで上がるよとかイノシシのことで一生懸命だということでわかって私のほうへ電話よこすかわかりませんけれども、イノシシのこういうことをされたということを私は見に行くと、それでそれをすぐに見て、現状を見て、今度私は市役所へ来て、農政課に行くのです。農政課に行くと、農政課の皆さんはすぐに対応してくれるの。うれしいですよ。よくやってくれてね。部長ね。ありがとうございます。それで、行ったら、そしたらもうその夜、私のところに電話があって、役場の人来てくれたよ、櫻井さんなんて言われるのですけれども、そういうことを言われてうれしいのです。私だって、電話があって、そんなもの俺は知らないなんて言えませんものね。ちゃんと現場を見て、こういうわけで、農政課の方のところにじかに行って、こういう状態だということを言います。そうすると、すぐに対応していただく農政課の皆様方には本当にいい職員がいるなと思って、余り褒めてはいけないかもしれませんけれども、動いてくれる方がいて助かります。心からお礼を申し上げます。  それで、私、私のやっていることがニュータウン中央駅の近くの方、それこそ高層ビルとかマンションや一戸建ての住居専用地域に住んでいる方々にはよくわからないと思うのです、その現状を。本当にイノシシなんかいるのかなという。これをやっぱり、だけれども私のところに来てくれれば、1カ月もいれば見られるよなんていうことを言ったってしようがありませんから、イノシシの被害の状況をやはり新しく来た皆様方、日本一住みよいまちにイノシシなんかいるわけないなんて思っている方がいらっしゃると思いますので、イノシシについてのやっぱり知識というものを少しずつ皆様方に伝えていくのも必要なのかなと私は思っております。本当に住んでいて高齢者の方々がもう恐怖だと思います、夜寝て。そのおばあちゃんに私言うのです。犬を飼えば、イノシシというのは犬を必ず嫌いだから、来ないですよと言うと、だって、犬が元気のとき俺もいられればいいけれども、できないものななんて言われると、あとは言いませんけれども、私もその後。そういうことでいろんな、こういうほうがいい、このようにやったほうがいいということは一応私は助言として言いますけれども、だから町場に住んでいる方にはそのイノシシの怖さ、イノシシの被害の状況というものは私はよくわかってもらえないと思いますけれども、そのところもやっぱり少しは理解してくれればいいなと心から願っているところです。何しろ私たちの在のほうは深刻なのです。  イノシシについては終わります。 ○議長(藤代武雄) 質問はないですか。いいですか。 ◆6番(櫻井正夫) 質問言わなくてはだめだよね。では、ここで、部長、あなたにいろいろお願いして悪いですけれども、これからも必要なところがあったらやっていただくようにお願いしたいのですが、そのお返事をいただきます。 ○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  相談等ございましたらば、積極的に職員を派遣する等を行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 6番、櫻井正夫議員。 ◆6番(櫻井正夫) それでは、2に入ります。県立公園となっている師戸城址と師戸城周辺の土地活用について。  (1)、師戸城址は県立公園なので、印西市独自では不可能と思われますけれども、師戸城の再建はできないものかを伺います。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  印旛沼公園の管理者であります千葉県に確認しましたところ、城の再建は考えていないと聞いております。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 6番、櫻井正夫議員。 ◆6番(櫻井正夫) 簡単に切られましたけれども、これ師戸城というのは、私は生まれがすぐ近くだからですけれども、戦国時代の、安土桃山時代の前から100年か150年さかのぼったお城なのです。それで、それは約600年ぐらい前につくったのではないかという、あくまでも想像ですけれども、私はあれだけの広さをよく考えて城づくりをしたということは、やはり私のようにけんかの強い人、城主いたと思うのです。城主だってやっぱり自分の住まいを欲しいわけですから、結局住居ですか、やっぱり構えたと思うのです。それで、よく調査する、調査すると言うけれども、あれだけの城をつくるのに、俺のうちだということでちゃんと住まいをつくらないと、若い人だってつわものも集まってきませんよ、幾ら戦国時代でも。だから、私は住まいはあったと思う。ですから、それを、どんな建物、私はわかりませんけれども、20人ぐらいや30人のつわものが私は泊まれるような広さのうちは建っていたと思う。だって、その基礎がないというけれども、あれ昔は、皆さん、私は建物屋ですけれども、建物というのは穴を掘ってどんどん固めて柱を立てるか、またはこんな大きい石を土台にして、そこに柱を立てるのです。ですから、土台なんかあるわけないのです。昔の建物そうでしょう。石ころが、石の上に柱を立てたのです、基礎。骨組み、はりを組んで、そのまま、はりを組んでしまえばもう倒れませんから。水、水平があれなので、水平はかったかしれませんけれども、そういうことですから、私が城をつくってくれといったって大阪城、江戸城つくるというのではないのです、私の言っているのは。物見やぐらみたいなのを、10メーターぐらいの建物をつくって、そしてそこから、そうすると富士山も見える。それから、今立ち木が結構桜とか雑木があって、10メーターぐらいの樹木があります。その上に建てれば、確認申請なんか要りませんよ、余り深く考えないで。戦国時代、600年前の建物を建てるのに、余り深く考えないほうがいいと思うのです、私は。だから、それを何とかして建ててほしいなということ。だから、何しろそれを建てることによって、それこそ西は富士、北は筑波、成田のほうもみんなきれいに見えるようになりますよ。これを考えると、やっぱり市の観光に最高の名所になると私は思っているのです。私だってそんな間違ったこと言っていませんよ。そういうことで、人寄せパンダではないのだけれども、そういうふうにしてそういうものをつくったことによって人集めするのです。印西市が住みよいだけではだめ。やっぱり何でもいいところあると。歴史もある。そういうところも見せないと、やっぱり真の印西ではありませんよ。  それでは、再質問いたします。県に再建の考えがないとわかりました。でも、師戸城の活用価値を確認するため、師戸城城跡がどのような遺跡なのかを伺います。 ○議長(藤代武雄) 山﨑教育部長。 ◎教育部長(山﨑正之) お答えいたします。  師戸城につきましては、14世紀に築かれたと言われています。城主は、臼井氏一族の師戸氏であったと言われておりますが、戦国時代末期には改造されまして、別の武将が入っていた可能性もあるとされております。また、遺構の構造から、地域支配の拠点だったと考えています。印旛村史によりますと、16世紀末には城館として利用されなくなった模様で、現在につきましては良好な状態で残っている空堀や土塁を活用した県立公園となっているところでございます。なお、詳細な発掘調査が行われていないため、当時どのような建物が建っていたのかなど詳しいことはわかっておりません。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 6番、櫻井正夫議員。 ◆6番(櫻井正夫) 2日前に私が吉岡元村長宅に伺いました。1時間ほどお話をしてきましたけれども、いろいろ細かいことまで聞いてきました。今度私が師戸城をつくることに今力を入れて、何とかしたいと思っていますと言ったら、そんないいことないよと吉岡先生大変褒めてくれました。師戸城のちょうど中心になるのですけれども、そこに野球場できるぐらいの1,000坪ぐらいの平らの平たんの土地があるのです。その土地に、45年前、不動産屋、言ってしまうけれども、私。長太郎団地という会社があそこへ中層のマンションを建てるというまでいったのです。もう計画もできて、レイアウトもできて、そして工事もかかるという段階までいったのです。うそではないですよ。それで、この工事のことを始めると言って、その話を吉岡先生は聞いて、そのときに、皆さんから苦情が出たのでしょう。それは、あれは、あんなところへマンション建てたってしようがないよということで、あの大事なところ。そして、ちょうどあのとき井上先生も県会議員だったのです。井上先生も印旛ですかね、住まいが。それで、吉岡村長が旗振りをして、友納知事のところに行って、全部本当に聞いてきたのですよ。うそではないですから、聞いてください。友納知事のところに直談判して、こういうわけで師戸城は歴史ある、しっかりした昔の中世のものであるから、何とか残したいのだと友納知事にお願いに行ったということです。そしたら、1カ月ほどしたら友納知事が、それこそその身なりのことまで覚えていました、45年前の。マントを着て、こうもりを差して、そして長靴で、9時ごろ、師戸城をぐるっと回って、ああ、こんなところ、こんなすばらしい城は千葉県でも幾つもないよと、これはもう何とかしなければいけないなということで、友納知事がその不動産屋さん、長太郎団地の方と話し合って、あのときちょうど千葉県で国体があったのだそうです。国体があったときに国体の選手村とか、あといろんなものを県のほうで土地を買い占めたところがあって、その土地と物々交換しようではないかということで友納先生が提案してくれたのだそうです。不動産屋のマンション建てる方が、偉い人が来て、好きなほどとればいいよなんていうことを言ったのかもしれませんけれども、納得していただいて、師戸城へのマンションの建設は中止になったということ。これ本当です。事実ですよ。その場所はどの辺でしたと言ったら、たしか16号線沿いだと思ったなと言っていましたけれども、そこまでは私知る由もありませんけれども。ただ、やっぱりこの団地つくるのを取りやめになったということは、吉岡先生と、私は、井上元参議院議長の2人のおかげだと、そのように私は今でも思っております。だけれども、あそこにマンションを師戸地区につくったら、今ごろ師戸も、周りが団地になってしまって、にぎやかになったかもしれませんけれども。そんなことを言ってはいけませんね。ただ、皆さん1回師戸城を見たほうがいいですよ。すごいですよ。600年前に築いたものがそのまま残っていますから。私その師戸城をあくまでも残してもらって、そして私の、私、昔、これは25年前なのだけれども、選挙に上がったら師戸城建てると言ったのです。選挙おっこちてしまったですよ。おっこちてしまったから、別に建てる必要ないと。公約したことあるのです。何だか知らないけれども、師戸城、私は大好きで、もういつも師戸城をぐるぐる歩くと昔の気持ちになって、師戸城というのはいい、貴重なところだなと思って頭から離れないものですから、いろんな皆様方にご無理をお願いしている次第でございます。  それでは……質問ですか。 ○議長(藤代武雄) 質問です。 ◆6番(櫻井正夫) 質問でね。どうしても師戸城をつくることはできないといったら、仮小屋でもいいから、土台なしの建物でもつくるような考えはあるかをお聞きします。これ入っていないのだよね、あれに。大丈夫か。よろしくお願いします。 ○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  大変難しいものだというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 暫時休憩します。    休憩  午後2時40分    再開  午後2時41分 ○議長(藤代武雄) 再開します。  6番、櫻井正夫議員。 ◆6番(櫻井正夫) ちょっと急ぎます。(2)に入ります。師戸城址と印旛沼との境に市道がありますが、元印旛村で買い上げた2ヘクタールの土地に文化的な弥生時代、縄文時代の住居等の施設を建設し、観光拠点にしたいという考えなのですが、いかがなものでしょうか、お聞きします。 ○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  市有地であります印西市師戸干拓地先の土地に「施設を建設し、観光拠点と考えたい」ということでございますが、この土地は千葉県立自然公園や印西市農業振興地域整備計画における農用地区域として指定されており、整備内容により建築等の制限や区域指定の除外などの手続、インフラ整備などが必要となり、利活用に当たっての課題は少なくないものと考えております。また、土地の利活用としましては、行政や民間、あるいは官民連携による利用や活用が考えられますが、現在市としての利活用計画はございませんことから、今後どういった目的や内容で利活用を図っていくのかについても課題であると認識をしております。現時点におきましては、観光拠点とすることは大変難しいものと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 6番、櫻井正夫議員。 ◆6番(櫻井正夫) 私は、宗像小学校裏にある資料館、あれをあそこの師戸城の下のところに建てれば本当はいいのです、移動してくると。あとすごくしゃべってしまったら時間なくなってしまうから、あれですけれども。それでは、やっぱりあそこは子供たちが、だって荒れた土地の竹使ったり材木使ったりして金かからないのですから、木をきれいにして、それで建物をつくって、それこそ、いいではないですか。弥生時代の住居で、あんな住居をつくって、私は住んでみたいですよ、ああいうところにも。では、急ぎます。  それでは、再質問いたします。難しいとの答弁ですが、私は以前にもこの土地を活用について質問いたしますが、いずれのときも担当課よりできない理由を説明いただきました。しかし、同様な振興地域に佐倉市でも風車、チューリップ広場、農産物直売所等を整備しています。柏市のあけぼの山農業公園も同じだと思います。できない理由ばかりを考えるのではなく、何か知恵を出していただけるのではないか。先進地を見てきてほしいのです。そこで、土地活用についての市の考えを伺いたいと思います。 ○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  当該地が自然環境に恵まれた立地条件を備えていることは認識しているところでございます。当該地の土地活用につきましては、佐倉市や柏市などの先進事例を参考に、土地の利活用の可能性について調査研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 6番、櫻井正夫議員。 ◆6番(櫻井正夫) 3に入ります。一般県道八千代印旛栄自転車道線の一部追加画策について。  (1)、一般県道八千代印旛栄自転車道、通称印旛沼自転車道に便乗して、途中からつなげて印旛沼を一周できるような策はないかを伺います。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  一般県道八千代印旛栄自転車道線は、八千代市から栄町を結ぶ広域的なサイクリングロードとして千葉県により整備されたものでございます。現在のところ、西印旛沼の印西市側を整備し、既に整備されている佐倉市側とあわせて自転車道で一周できるようにする計画はないと千葉県より伺っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 6番、櫻井正夫議員。 ◆6番(櫻井正夫) 計画はないのです。ないから、私妥協しているのだけれども。だから、やっぱり県はそれは金かかってしまうのもあれですけれども、あれは、だけれどもあれですよ。あそこのところ、あれずっと土手ができているから、そこ土手、コンクリ打つだけでいいから、金かからないです。変なところで金使うのだったら、あそこに使ったほうが貴重ですよ。  それでは、(2)番に入ります。舟戸大橋、2020年には開通するので、歩道もつけられるようです。これは私確かめてきました。それにあわせてスタートを臼井田町、飯野竜神橋、土浮、双子公園、そして双子橋から分かれて、瀬戸、鎌苅、師戸、龍ヶ谷橋を渡り、舟戸大橋までの一周です。佐倉市側と同じく印西市側も土手が築かれているので、舗装するだけなので、ぜひとも考えてはいかがですかを伺います。さっきと同じと言わないでください。 ○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  西印旛沼を一周できる自転車道整備は、印旛沼の風景や自然に親しめ、地域の活性化にも寄与するものと認識しておりますが、市が堤防部を占用し、舗装整備をする場合、千葉県管理の河川区域となっておりますことから、工事や維持管理などの点でさまざまな制約が生じることが考えられますので、県に自転車道整備の要望をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(藤代武雄) 6番、櫻井正夫議員。 ◆6番(櫻井正夫) どう考えても、あそこの私どもの師戸の瀬戸あたりの土浮からぐるっと一周できた自転車道できたら、それこそ日本でも、みんな来てしまうよ、自転車愛好家が。あれは、私はやるべきだと思う。だって、吉岡先生も言った。それはすごいや、櫻井さんと。吉岡先生が、それでこういうふうに言ったのです。あれは、もう土手ができ上がっていて、あそこのところの、ちょっと私も見てきたのですけれども、双子橋のところからちょっと栄町のほうに行ってしまうのは渡ってからすぐに行くのですけれども、その渡ったらすぐに左に土手できているのです。あそこを舗装すればいいのです。ちょっと切れているところあるから、橋ぐらいはあれ俺の鉄骨スクラップつくれるよ。大丈夫だよ。そこのところをつないで、今度は開通する舟戸大橋のところ、あそこに歩道もできますから、あそこにつなげてしまうと、ぐるぐる、ぐるぐる回ってみなさいよ。絵に描いたようですよ、あそこは。すいすいいっているのだよ。  それで、最後、私言いますけれども、私の質問は可能性ゼロというようなこと、無理な内容の質問多いのですけれども、どんなことでも、千歩の道も一歩から、どんなことでも検討していただきたく心からお願い申し上げます。小事かもしれませんけれども、大事に取り扱ってくれるよう、対処してくれるよう心から願って、私の質問終わります。 ○議長(藤代武雄) これで櫻井正夫議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  これで個人質問を終わります。                        〇 △休会の件 ○議長(藤代武雄) 日程第3、休会の件を議題とします。  お諮りいたします。12月7日から12月20日までの14日間は、常任委員会等の開催、議案自宅審査及び会議規則第10条第1項の規定により休会にしたいと思います。これにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(藤代武雄) 異議なしと認めます。  したがって、12月7日から20日までの14日間は、常任委員会等の開催、議案自宅審査及び会議規則第10条第1項の規定により休会とすることに決定しました。                        〇 △散会の宣告 ○議長(藤代武雄) 以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会します。  なお、12月21日は午前10時に会議を開きますので、よろしくお願いいたします。  お疲れさまでした。    散会  午後2時51分...