君津市議会 > 2016-06-23 >
06月23日-05号

  • "全額繰越金"(1/2)
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  1. 君津市議会 2016-06-23
    06月23日-05号


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    平成28年  6月 定例会(第2回)           平成28年第2回君津市議会            定例会会議録(第5号)1.開議の日時  平成28年6月23日 午後2時00分1.出席議員  24名       1番   安藤敬治君         2番   下田剣吾君       3番   佐藤葉子君         4番   野上慎治君       5番   石上 塁君         6番   松本裕次郎君       7番   平田悦子君         8番   奈良輪政五君       9番   船田兼司君        10番   保坂好一君      11番   須永和良君        12番   加藤喜代美君      13番   橋本礼子君        14番   真木好朗君      15番   池田文男君        16番   高橋 明君      17番   鈴木良次君        18番   三浦道雄君      19番   榎本貞夫君        20番   磯貝 清君      21番   小倉靖幸君        22番   三浦 章君      23番   小林喜久男君       24番   鴇田 剛君1.欠席議員  なし1.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         鈴木洋邦君   副市長        石井清孝君   教育長        山口喜弘君   総務部長       黒川倫行君   企画政策部長     浦田 泉君   財政部長       平田幸博君   市民環境部長     高橋 隆君   保健福祉部長     岸 行洋君   経済部長       中澤政義君   建設部長       藪谷直幸君   教育部長       鈴木盛一君   水道部長       前田幸彦君   消防長        青木一志君   総務部次長              企画政策部次長              茂田達也君   (事)企画政策    安部吉司君   (事)総務課長            課長   会計管理者              監査委員              本吉健次君              小石川 洋君   (事)会計課長            事務局長   農業委員会              選挙管理委員会              齋藤久夫君              嶋野 淳君   事務局長               事務局長1.職務のため出席した者の職氏名   事務局長       小礒勇二    次長         加藤美代子   主事         石井孝幸--------------------------------------- △開議 平成28年6月23日午後2時00分 ○議長(安藤敬治君) 本日もまた、ご苦労さまでございます。 ただいまの出席議員は24名で全員出席でございます。 これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の決定 ○議長(安藤敬治君) 本日の日程につきましては、会議規則第20条の規定により、議長において定め、印刷配布してございます。その順序に従いまして会議を進めてまいりますので、ご了承願います。---------------------------------------(参照) 議事日程(第5号) 6月23日(木)午後2時開議 日程第1 議案第1号ないし議案第13号及び陳情第4号ないし陳情第8号(委員長報告、質疑、討論、採決)--------------------------------------- △日程第1 議案第1号ないし議案第13号及び陳情第4号ないし陳情第8号(委員長報告、質疑、討論、採決) ○議長(安藤敬治君) 日程第1、議案第1号ないし議案第13号及び陳情第4号ないし陳情第8号を一括議題とし、これより総括審議を行います。 去る6月10日の本会議におきまして各委員会に審査の付託をいたしました案件につきまして、各常任委員長から審査の過程並びに結果についてご報告をお願いいたします。 まず、総務常任委員長加藤喜代美君から報告願います。 加藤喜代美君。     (総務常任委員長 加藤喜代美君登壇) ◆総務常任委員長加藤喜代美君) ご報告申し上げます。 平成28年第2回君津市議会定例会において総務常任委員会に付託されました議案3件につきまして、去る6月15日午後2時から議会全員協議会室において委員8名全員出席のもと本常任委員会を開会し、市当局より関係部課長の出席を求め、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第9号 君津市税条例等の一部を改正する条例についての専決処分の承認を求めることについて及び議案第10号 君津市都市計画税条例の一部を改正する条例についての専決処分の承認を求めることについてを一括議題とし、審査いたしました。 本2議案は、地方税法等の一部を改正する法律が平成28年3月31日に公布されたこと等に伴い、君津市税条例、君津市税条例等の一部を改正する条例及び君津市都市計画税条例について改正を要することから、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したので、議会に報告し、承認を求めるものであること。 主な改正の趣旨としては、議案第9号及び議案第10号ともに、地域決定型地方税特例措置により、従来法律で一律に定められていた固定資産税及び都市計画税課税標準に係る特例措置の内容を地方税法の定める範囲内で地方団体が条例で定められることになったためであり、議案第9号の内容としては、津波対策施設課税標準の2分の1とすること、太陽光発電設備及び風力発電設備課税標準の3分の2とすること、水力発電設備地熱発電設備及びバイオマス発電設備課税標準の2分の1とすること、都市再生特別措置法に基づき認定誘導事業者が新たに取得した公共施設等の用に供する家屋等に係るものを課税標準の5分の4とするものであること、議案第10号の内容としては、都市再生特別措置法に基づき、認定誘導事業者が新たに取得した公共施設等の用に供する家屋に係るものを課税標準の5分の4とするものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第11号 平成28年度君津市一般会計補正予算(第1号)のうち、本常任委員会の所管事項に係る予算を議題とし、審査をいたしました。 歳出について、総務管理費のうち企画費1,255万6,000円の増額については、理工系の大学生等を募集し、市内でのフィールドワークを通して、本市の地域課題を解決するための実用化できるアイデアを出してもらう官学連携アイデアコンテスト事業に445万6,000円を、留学生と連携し高速バスとSNSを活用したモニターツアーを実施することで、外国人観光客の増加と都心から本市へのバス利用を促進するとともに、Wi-Fiスポットの整備や外国語対応観光パンフレットの印刷、おもてなしや仕事づくりのための人材育成講座の開催など、地域振興を図ろうとする里山インバウンドプロジェクトに810万円をそれぞれ追加するものであること。 消防費のうち、非常備消防費消防団運営関係費の107万円の増額については、一般財団法人自治総合センターが実施する助成金を活用して、各分団へ救命胴衣を整備するものであること。 また、歳入について、国庫支出金のうち総務費国庫補助金405万円については、地方創生推進交付金里山インバウンドプロジェクトについて受け入れるものであること。 寄附金のうち、指定寄附金100万円については、官学連携アイデアコンテスト事業寄附金で、同事業について協賛企業からの寄附金を受け入れるものであること。 雑入の100万円については、自治総合センター助成金消防団運営関係費について受け入れるものであること。 また、各事業の一般財源分については、前年度繰越金で措置するものであるとの説明がありました。 官学連携アイデアコンテスト事業について質疑があり、都心に近く、アクセスのよい本市の強みを最大限に生かし、学生たちから長期間のフィールドワークを通じたアイデアの募集を予定しているが、事業の進ちょく状況等を踏まえながら、今後の事業展開を検討していきたいこと、また募集は慶應大学と千葉大学の学生に限らず、他の大学や一般の若者も含め、幅広く考えていきたいとの答弁があり、委員から、一過性の事業とせず、次年度以降につなげていくことを望むとの意見も出されました。 また、里山インバウンドプロジェクトについての質疑があり、現在、市内のWi-Fiスポットについては、市が整備した君津勤労者総合福祉センター及び周西公民館に一部整備されているもの以外は全て民間が整備したものであること、本事業では君津駅や物産館など17カ所程度の観光施設へ整備する予定であるとの答弁があり、委員から、観光客を呼び込むために今後も整備の推進を望むとする意見も出されました。 さらに、消防団運営関係費について複数の委員から質疑があり、整備される救命胴衣の各分団の運用については、消防団機庫、または車両へ配備し、水災害に出動する際に着用することを考えていること、また現在は津波の被害が想定される人見地区の第10分団に貸与している以外は救命胴衣が整備されておらず、今回、第10分団を除く41個分団へ3着ずつ整備する予定であるとの答弁があり、委員から、救命胴衣の着用に関して各分団に運用方法を示されたいとの意見や今後も特定財源を活用しながら、他の資機材等の整備などにも対応されたいとの意見が出されました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が本常任委員会に付託されました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。 ○議長(安藤敬治君) 次に、教育福祉常任委員長保坂好一君から報告願います。 保坂好一君。     (教育福祉常任委員長 保坂好一君登壇) ◆教育福祉常任委員長保坂好一君) ご報告申し上げます。 平成28年第2回君津市議会定例会において教育福祉常任委員会に付託されました議案4件及び陳情5件につきまして、去る6月17日午後2時から議会全員協議会室において委員8名全員出席のもと本常任委員会を開会し、市当局より教育長をはじめ関係部課長の出席を求め、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第1号 君津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、審査いたしました。 本議案は、地方税法施行令の一部が改正されたことに伴い、国民健康保険税課税限度額を引き上げるとともに、低所得者世帯に対する軽減制度の対象範囲を拡大し、あわせて案分率を改定しようとするものであるとの説明がありました。 委員から、課税限度額の引き上げによる影響についての質疑があり、執行部から、基礎課税分については296世帯程度に影響があり、うち271世帯が限度額に達する、また後期高齢者支援金等分については188世帯程度に影響があり、うち148世帯が限度額に達するとの答弁がありました。 また、保険税軽減措置の対象範囲の拡大に対する影響について質疑があり、基礎課税分及び後期高齢者支援金等分については、5割軽減が40世帯79人の増加、2割軽減が43世帯119人の増加となり、介護納付金分については、5割軽減が19世帯25人の増加、2割軽減が19世帯30人の増加となる見込みであるとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第11号 平成28年度君津市一般会計補正予算(第1号)のうち、本常任委員会の所管事項に係る予算及び議案第12号 平成28年度君津市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を一括議題とし、審査いたしました。 国民健康保険の広域化に係るシステム改修の予算として、議案第11号に関しては、衛生費のうち保健衛生総務費について、国民健康保険特別会計繰出金を311万1,000円増額し、財源として全額一般財源を充てること、議案第12号に関して、総務費のうち一般管理費について311万1,000円を増額し、財源として全額一般会計からの繰入金を充てるとの説明がありました。 また、前期高齢者納付金の額が決定したことに伴い、議案第12号に関し、前期高齢者納付金等のうち前期高齢者納付金について28万3,000円を増額し、財源として全額繰越金を充てるとの説明もありました。 慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第13号 平成28年度君津市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とし、審査いたしました。 執行部から、平成27年度事業費に係る支払基金交付金の超過分を返還するため、介護給付費支払基金支援交付金返還金として689万7,000円を、地域支援事業支払基金支援交付金返還金として5万5,000円をそれぞれ計上し、財源として全額繰越金を充てるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情第4号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する陳情書及び陳情第5号 「国における平成29(2017)年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する陳情書を一括議題とし、審査いたしました。 初めに、事務局から受理経過を聴取し、その後、執行部から、陳情第4号について、本制度は国が責任を持って義務教育の機会均等と全国一律の教育水準維持、向上を図る制度であり、本制度の廃止や全額地方に税源移譲された場合、地方自治体にとって重大な影響をもたらすばかりか、義務教育の質的低下や教育水準の格差を生じることから、本制度の堅持は必要かつ不可欠である。 また、陳情第5号について、教育環境が日々変化し、市民ニーズが多様化する中、子ども一人ひとりに行き届いたきめ細やかな教育の充実や、よりよい教育を実現するために、さらなる人的、物的な教育環境の整備が不可欠である。 地震災害等により正常な教育活動に戻れない子どもたちへの支援や学校施設の耐震化、老朽化対策も十分とは言えず、要保護、準要保護家庭の増加や就学援助費の増加等も発生する中、教育予算の拡充は地方自治体にとって切実な問題で、国の予算削減は県や市の財政を圧迫し、各種事業の推進に大きな影響が出るとの参考意見がありました。 討論においては、教育環境の整備や教育機会の均等など、全ての子どもに良質な教育環境を堅持すべきであり、教育予算が保障されず、教育水準の低下を招くことはあってはならないと考え、陳情第4号及び陳情第5号ともに採択すべきであるとの賛成討論がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、採択すべきものと決定いたしました。 次に、陳情第6号 保育士不足を解消するため、保育士の処遇を大幅に改善することを求める意見書の提出を求める陳情書ないし陳情第8号 子育て費用家計負担軽減化をはかるために保育料の低減化を求める意見書の提出を求める陳情書を一括議題とし、審査いたしました。 初めに、事務局から受理経過を聴取し、その後、執行部から、陳情第6号について、国は平成29年度までに50万人分の保育の受け皿を確保するとし、保育士の処遇改善を行っており、技術、経験を積んだ職員についての追加的な処遇改善も計画していること。 陳情第7号について、本市では公共的役割と地域における子育て支援の拠点として、各地区に最低1園の公立保育園の運営を継続していく必要があると考えており、保育所等施設整備に対する財政措置と保育士の確保について、県が市町村の要望を取りまとめ、国へ要望していること。 陳情第8号について、本市の保育料は国より緩やかな基準を採用しており、さらに年収約360万円未満の世帯で第1子の年齢制限を撤廃し、第2子は保育料を半額、第3子以降は保育料を無料とするなど、保育料の低減化を図っているとの参考意見がありました。 討論においては、陳情第6号について、国では賃金の改善をはじめとし、保育士の確保や育成、さらに労働負担の軽減や勤務環境の改善に取り組んでおり、待機児童解消の実現を目指している現下の状況に鑑み、今後の動向を注視すべきであること。陳情第7号については、市町村の要望に対する国からの回答を待つべきであること。陳情第8号について、既に本市は子育て世帯の家計負担に関し、各種の軽減を図っていることなどから、いずれの陳情も採択には至らないとする反対討論と、国における賃上げはわずかであるため、保育士のモチベーションをさらに上げる処遇改善が当然であると考えること。このままでは保育士不足を理由とし、保育士の配置基準緩和も懸念されること。陳情第8号に関し、本市の努力は認めるものの、全国的な状況に鑑み、いずれの陳情も採択すべきであるとの賛成討論があり、慎重審査の結果、賛成少数により、不採択とすべきものと決定いたしました。 なお、陳情第4号ないし陳情第8号の審査にあたりましては、陳情の願意を十分に理解し、慎重審査を期するため、別途協議会を開催し、陳情書提出者からの趣旨説明を受けておりますので、申し添えます。 以上が本常任委員会に付託されました議案及び陳情に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。 ○議長(安藤敬治君) 次に、経済環境常任委員長、高橋明君から報告願います。 高橋明君。     (経済環境常任委員長 高橋 明君登壇) ◆経済環境常任委員長(高橋明君) ご報告申し上げます。 平成28年第2回君津市議会定例会において経済環境常任委員会に付託されました議案8件につきまして、去る6月16日午後2時から議会全員協議会室において委員8名全員出席のもと本常任委員会を開会し、市当局より関係部課長の出席を求め、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第2号 君津市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、審査をいたしました。 本議案は、神門コミュニティセンターの浴室について、受益者負担の適正化の観点から、新たに使用料を徴収することとするため、使用料の額及び指定管理者の行う業務の範囲等について定めようとするもので、施行期日は平成29年1月1日であるとの説明がありました。 委員から、指定管理者が徴収していた賛助金の使途等に質疑があり、執行部から、確認した限りでは浴室の消耗品等の購入に充てられるほか、地域のコミュニティ活動推進のため使われているとの答弁がありました。また、使用料の徴収に係る質疑があり、使用料の設定はコスト計算に基づくものであること、住所や年齢により使用料が変わってくる以上、それらを十分確認するなど適切な管理に努められたいとの答弁がありました。 討論においては、税金を投入する以上、より多くの人が使用できるよう施設の有効活用をもっと図るべきと考えるものの、本議案については賛成するものであるとの賛成討論がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第3号 君津市農林業関係災害復旧事業分担金徴収条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、審査をいたしました。 本議案は、全部改正された行政不服審査法に基づき、関係する3本の条例について、規定の整備をしようとするもので、手数料徴収条例など異議申し立てに関する規定を置かず、行政不服審査法を直接適用させている他の条例との整合性を図るため、異議申し立てに関する規定を削るとともに、条項の整理等を行うもので、施行期日は公布の日とするとの説明がありました。 委員から、条例の改正時期とチェック体制に係る質疑があり、執行部から、条例改正について遺漏のないようしっかり確認を行っていきたいとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第4号 君津市物産館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、審査をいたしました。 本議案については、指定管理者に民間企業などの参入を促し、広く公募することで競争性を確保し、一層の利用者サービスの向上と委託料の削減を図るため、指定管理者の団体要件を緩和しようとするもので、施行期日は平成29年4月1日であるとの説明がありました。 複数の委員から、団体要件緩和の趣旨とその効果について、また施設の使用許可及び使用料の減額について質疑があり、執行部から、施設をしっかり活用できる業者が参入できるよう見直し等を進めていくものであり、その効果は広く市内業者やNPO法人等が参入でき、競争性が生まれ、さらに施設の活性化が図られると考えていること、また施設の使用許可については、条例の規定に基づき、指定管理者において適切に行っていると認識していること、使用料の減額については会社の経営状況等の確認を厳しく行っていきたいとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第5号 君津市久留里観光交流センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、審査をいたしました。 本議案については、指定管理者を広く公募することで、競争性を確保し、一層の利用者サービスの向上と委託料の削減を図るため、指定管理者の団体要件を緩和しようとするもので、施行期日は平成29年4月1日であるとの説明がありました。 委員から、多くの業者が参加し、競争性の出るような、また施設の有効活用が図られるような条件整備が必要ではないかとの質疑があり、執行部から、指定管理者の公募にあたっては、しっかりと条件整備をしていきたいとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第6号 君津市都市計画審議会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、審査をいたしました。 本議案については、君津市都市計画審議会に審議案件に応じ臨時委員及び専門委員を置くことができるようにするもので、施行期日は公布の日とするとの説明がありました。 委員から、条例改正の時期及び臨時委員専門委員の選考について質疑があり、執行部から、7月の改選に向けた改正であり、審議する案件が複雑化している現状で、大学の教授等、案件に応じ専門的知識を持つ人を委員とできるよう改正しようとするものであるとの答弁があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第7号 君津市立公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、審査をいたしました。 本議案については、指定管理者の自主的な経営努力を発揮しやすくするため、君津市立公園の設置及び管理に関する条例のうち、有料公園施設において一部利用料金制を導入しようとするもので、施行期日は平成29年4月1日であるとの説明がありました。 委員から、利用料金制の一部導入にあたり、収入見込みについて質疑があり、執行部から、近年は利用状況も伸びているが、年間を通して見ると決して稼働率が高いとは言えない状況にあり、インターネット予約や接遇の改善、トイレの改修等を通じ、利用状況をふやしていきたいとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第8号 市道路線の変更についてを議題とし、審査をいたしました。 本議案は、市道上湯江、原田4号線の用地の一部において、大規模な農地利用が計画されており、当該部分の道路利用の必要性がなくなったことから、路線の終点を変更しようとするものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第11号 平成28年度君津市一般会計補正予算(第1号)のうち、本常任委員会の所管事項に係る予算を議題とし、審査をいたしました。 本議案は、総務費のうち自治振興費について、議案第2号に関連し、神門コミュニティセンターの浴室について、新たに使用料を徴収するにあたり、それに伴う使用料の徴収、集計等の事務が増加するため、施設の指定管理者への委託料を5万5,000円増額補正するもので、財源として徴収する使用料を見込んでいるものであること。 次に、土木費のうち道路新設改良費、道路防災点検事業については、市道3号幹線の馬登地先において、平成28年3月19日の豪雨によりモルタルが剥落したのり面について復旧を図るため、詳細設計や工事請負等に係る経費5,576万3,000円を増額補正するもので、財源として、国庫支出金261万9,000円、地方債3,750万円、一般財源1,564万4,000円を充てるものであるとの説明がありました。 橋梁維持費、橋梁長寿命化事業については、当初予算より多くの国庫補助金の内示があったことにより、君津市橋梁長寿命化修繕計画に基づく宮下橋ほか3橋の補修工事の詳細設計を追加するため、1,122万円を増額補正するもので、財源として、国庫支出金617万1,000円、地方債450万円、一般財源54万9,000円を充てるものであるとの説明がありました。 また、債務負担行為の補正については、君津市神門コミュニティセンターの浴室について、平成29年1月より新たに使用料を徴収する業務が加わるため、平成28年度は歳出補正で説明した5万5,000円、平成29年度は21万8,000円、合わせて27万3,000円の追加を設定しようとするものであるとの説明がありました。 委員から、馬登地先の道路防災点検事業について質疑があり、執行部からは、数十軒の方が使用する生活道路であること、休日、君津リトルシニアが使用する道路であること及び鹿野山に抜けるサイクリング道路として多用されていることなどから、一刻も早い本復旧をすべく、10月下旬から11月上旬に工事が完了する予定であるとの答弁がありました。 慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が本常任委員会に付託されました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。 ○議長(安藤敬治君) 以上で各常任委員長の報告は終わります。 ただいま行われました委員長報告に対する質疑を行います。 三浦道雄君。 ◆18番(三浦道雄君) 2点伺いたいんですけど、ただいまの報告いただきました経済環境常任委員長にお尋ねをしたいのですが、いいでしょうか、2点ね。 議案書の7ページなんですけど、7ページの条例案文なんですけど、第11条の中で、第1項では、別表に定める使用料を納付しなければならないというふうに書いてあります。これはこれでそのとおりでいいんですけども、第2項で、市長は特別の理由があると認めたときは前項ただし書きの使用料を免除することができると、こういうふうにうたわれているわけですけども、例えばどういう場合なら使用料が免除されるのか、それを1点伺いたいと思います。 それから、27ページの議案でいうと議案第7号でありますけれども、やはり同じようなことなんですけども、利用料金の減免というのが第24条であります、真ん中辺ですね。指定管理者は、市長の承認を得て定める基準により利用料金を減額し、または免除することができるというふうになっているわけですけれども、これもどういう場合なら減額免除ができるのかと。例えば公民館等を利用されている皆さん方がいらっしゃいますけれども、あの方々も日常的にサークル活動などをしている方々は免除申請書を出して免除になっておりますけれども、そういったことなのかどうなのか、その辺2点お聞かせいただければと。 以上です。 ○議長(安藤敬治君) 三浦道雄議員に申し上げますが、議案の委員長報告に対する質疑ということでありまして、議案の内容については…… ◆18番(三浦道雄君) じゃあ結構です。 ○議長(安藤敬治君) 質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ご異議ないものと認め、委員長報告に対する質疑を終結し、討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 18番、三浦道雄君。     (18番 三浦道雄君登壇) ◆18番(三浦道雄君) 日本共産党の三浦道雄でございます。 ただいまの各常任委員長の報告に対しまして、幾つかの議案等に反対の立場から討論を行います。 安倍暴走政治のもとで国民、市民の暮らしは今大変な状況になっております。特に福祉関係では、医療、介護、保育、年金、生保などの負担増となり、またサービスも後退しているのではないでしょうか。今回の議案には、市民等への新たな負担を強いるものも含まれております。よって、それらには反対するものです。 それでは、最初に議案第1号 君津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 委員長報告の中でも議論されたようでありますけれども、基礎課税額の上限がこれまでは52万円だったものが54万円と2万円の増額となるのであります。また、今回は資産割が100分の20から100分の10に軽減もされております。後期高齢者支援金は、上限が2万円増額されました。低額所得者等への軽減措置はなされていると思いますが、比較的、これは括弧つきでありますが、高額所得者と思われる所得の皆さんには新たに4万円が増額となるのであります。給与所得が916万円以上の皆さん方が影響を受けると説明もされました。この916万円以上が必ずしも高額所得者だとは言えないのではないでしょうか。私は、国からの保険者支援金を活用すれば、保険税を上げなくてもよかったのだと思っております。そのお金を使って、国民健康保険税を少しでも引き下げることが可能だと考えているわけであります。 よって、今回は二百数十世帯の皆さん方に影響を及ぼしますけれども、議案第1号 君津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定については反対するものであります。 次に、議案第2号 君津市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 この議案は、条例案文の第11条のところにコミュニティセンターの使用料は無料とするとうたわれております。そしてさらに、ただし書きを加えまして、浴室を使用する者は使用料を納付しなければならないと今回つけ加えたのであります。この入浴料は1回につき200円徴収しようとするものでございます。私は、この事業というのは、君津市の誇れた事業の一つだと思っております。ですから、この中身を廃棄することは認めることができないのでございます。高齢者の皆さんの楽しみを奪うものではないでしょうか。仮に200円新たに徴収するということになれば、これまで入浴を楽しみにしていた方の足が遠のく、そういうことを私は心配するものであります。 よって、本議案に反対するものでございます。 議案第11号 平成28年度君津市一般会計補正予算(第1号)についてであります。 この補正予算案は、議案第2号の神門コミュニティセンターの入浴料を来年1月1日から徴収することによって、使用料金を76万8,000円計上しているものでございます。ただいま議案第2号でも述べましたように、高齢者等のわずかな喜びを奪うような予算措置となっておりますので、この予算案を認めるわけにはまいりません。 よって、本議案には同意できませんので、反対するものでございます。 次に、陳情3件についてでございます。委員長報告は不採択でしたので、私は陳情第6号、陳情第7号、陳情第8号について採択を主張する立場で討論を行います。 陳情第6号は、保育士不足を解消するため、保育士の処遇を大幅に改善することを求める意見書の提出を求める陳情でございます。陳情第7号は、公立保育所の一般財源化を廃止し、直接補助制度に戻すことを求める意見書の提出を求める陳情でございます。陳情第8号は、子育て費用家計負担軽減化をはかるために保育料の低減化を求める意見書の提出を求める陳情、この3件でございます。一括して発言いたします。 ただいま冒頭述べましたとおり、安倍暴走政治のもとで地方自治体に対しては財源悪化がもたらされております。本来、国が支出すべき国庫負担金や補助金を減らし続けてきた結果ではないでしょうか。同時に規制緩和の名のもとで医療も介護も保育現場も今、大変になっております。サービスを享受する国民、市民も新たな負担が押しつけられているのではないでしょうか。国民生活を守り、市民福祉の増進に寄与するのが地方自治体の本来の役割だと私は思っております。 今回、「保育園落ちたのは私だ」のブログから社会問題化した待機児童問題は、働く若い世代等にとっては切実な問題であります。行政も議会もこの声に応えるべきではないでしょうか。待機児童問題の第一は、保育士不足であります。同時に保育士への処遇改善も大きな課題でございます。公立保育園を増改築、新築したくても、国からの補助金が一般財源化されているため、そのお金が保育事業に回らなくなってしまっております。 ですから、私は従来、十数年前あったように直接補助制度に戻すべきではないかと思うものでございます。若い世帯は、低い賃金で生活しているのが現状でございます。とりわけシングルマザーなどは、さらなる負担増が強いのではないでしょうか。子どもの多い世帯等に多額の保険料は大きな負担になるのは当然でございます。保育料の低減化は当然の願いではないでしょうか。 私は、陳情第6号、陳情第7号及び陳情第8号は、それぞれ子育て世帯の皆さん方にとっては大変な中身です。君津市では、答弁、報告にもありましたように、すぐれた施策として進んでおります。しかし、全国的に大きな社会問題になっておりますので、本議会としてもこの陳情第6号、陳情第7号及び陳情第8号を採択してくださるよう強く訴える次第でございます。 ただいま触れませんでした他の議案及び陳情書の採択等につきましては、委員長報告のとおり賛成するものでございます。 以上です。
    ○議長(安藤敬治君) 17番、鈴木良次君。     (17番 鈴木良次君登壇) ◆17番(鈴木良次君) 17番、鈴木良次でございます。 私は、委員長報告に賛成の立場から、特にただいま反対討論がありました議案第1号、議案第2号及び議案第11号並びに陳情第6号ないし陳情第8号につきまして討論いたします。 初めに、議案第1号 君津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてですが、急速な高齢化に伴い、医療費の支出がふえる一方、現役世代の減少等により、保険税の増収は見込めない状況にあります。このような状況において、課税限度額の引き上げについては、健全な国民健康保険制度を維持するとともに、他の健康保険との負担の公平性を保つための措置として、一定の理解をするものであります。また、低所得者への配慮を欠かすことなく、軽減措置の対象範囲を拡大したことについても評価するものです。 次に、議案第2号 君津市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、施設のあり方等について、これまで継続して検討してきた神門コミュニティセンターの浴室について、新たに使用料を徴収することによって、今後も施設を維持運営していく方針が明確に示されました。この受益者負担の適正化の観点は、持続可能な行財政基盤の構築のためにも必要不可欠であるものと考えるものであります。その額についても適正な額であると理解いたします。 なお、執行部におかれましては、委員会等でも再三指摘がありました利用者の把握や利用料の徴収が適正に行われるよう指定管理者と密に協議を行っていただくことを強く望みます。 また、議案第11号 平成28年度君津市一般会計補正予算(第1号)につきましても、議案第2号の条例改正に伴う予算措置であることから、同様に理解いたします。 次に、陳情第6号 保育士不足を解消するため、保育士の処遇を大幅に改善することを求める意見書の提出を求める陳情書、陳情第7号 公立保育所の一般財源化を廃止し、直接補助制度に戻すことを求める意見書の提出を求める陳情書及び陳情第8号 子育て費用家計負担軽減化をはかるために保育料の低減化を求める意見書の提出を求める陳情書についてでありますが、陳情第6号及び陳情第7号については、国では「ニッポン一億総活躍プラン」の中で保育士の処遇に関し既に賃金の改善に取り組んでいることや、保育所等施設整備に対する財政措置と保育士の確保について国へ要望を行う段階とのことであり、それぞれの動向を注視すべきであると考えます。 また、陳情第第8号については、本市の保育料は国より緩やかな基準をとっており、他にも子育て世帯の家計負担の軽減を図っている状況などに鑑みると、これらの陳情3件についてはいずれも採択には至らないものと考えます。 以上、申し述べた以外の議案についても、委員長報告のとおり賛成するものでございます。 ○議長(安藤敬治君) 以上で通告による討論は終わりました。 討論を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ご異議ないものと認め、討論を終結し、採決いたします。 初めに、議案第1号 君津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第2号 君津市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第3号 君津市農林業関係災害復旧事業分担金徴収条例等の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第4号 君津市物産館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第5号 君津市久留里観光交流センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第6号 君津市都市計画審議会条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第7号 君津市立公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第8号 市道路線の変更について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第9号 君津市税条例等の一部を改正する条例についての専決処分の承認を求めることについて、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第10号 君津市都市計画税条例の一部を改正する条例についての専決処分の承認を求めることについて、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第11号 平成28年度君津市一般会計補正予算(第1号)、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第12号 平成28年度君津市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第13号 平成28年度君津市介護保険特別会計補正予算(第1号)、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 陳情第4号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する陳情書、委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立全員。 よって、本陳情は採択することに決定いたしました。 陳情第5号 「国における平成29(2017)年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する陳情書、委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立全員。 よって、本陳情は採択することに決定いたしました。 陳情第6号 保育士不足を解消するため、保育士の処遇を大幅に改善することを求める意見書の提出を求める陳情書、委員長報告は不採択でありましたので、原案について採決いたします。本陳情を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立少数。 よって、本陳情は不採択とすることに決定いたしました。 陳情第7号 公立保育所の一般財源化を廃止し、直接補助制度に戻すことを求める意見書の提出を求める陳情書、委員長報告は不採択でありましたので、原案について採決いたします。本陳情を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立少数。 よって、本陳情は不採択とすることに決定いたしました。 陳情第8号 子育て費用家計負担軽減化をはかるために保育料の低減化を求める意見書の提出を求める陳情書、委員長報告は不採択でありましたので、原案について採決いたします。本陳情を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立少数。 よって、本陳情は不採択とすることに決定いたしました。 ここで議事の都合により暫時休憩いたします。 △休憩宣告 午後3時05分--------------------------------------- △再開宣告 午後3時20分 ○議長(安藤敬治君) 再開いたします。--------------------------------------- △追加議案受理の報告 ○議長(安藤敬治君) ただいま保坂好一君から発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について及び発議案第2号 国における平成29年度教育予算拡充に関する意見書についてが地方自治法第112条及び会議規則第14条第1項の規定により、それぞれ所定の賛成者とともに提出されましたので、ご報告いたします。 なお、それぞれの議案につきましては、お手元に配布してあるとおりでございます。--------------------------------------- △議事日程の追加 ○議長(安藤敬治君) お諮りいたします。 議事日程(第5号)その2をお手元に配布してございます。その順序に従いまして日程を追加し議題としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ご異議ないものと認めます。 よって、議事日程(第5号)その2のとおり、日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。---------------------------------------(参照) 議事日程(第5号)その2 6月23日(木)午後2開議 日程第2 発議案第1号及び発議案第2号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)--------------------------------------- △日程第2 発議案第1号及び発議案第2号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) ○議長(安藤敬治君) 日程第2、発議案第1号及び発議案第2号を一括議題といたします。 なお、議案の朗読につきましては省略いたしますので、ご了承願います。 発議案第1号及び発議案第2号の提出者であります保坂好一君から提案理由の説明を求めます。 保坂好一君。     (10番 保坂好一君登壇) ◆10番(保坂好一君) 10番、保坂好一でございます。 先ほど陳情第4号及び陳情第5号が採択されたことによりまして、発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について、発議案第2号 国における平成29年度教育予算拡充に関する意見書について、それぞれ提出させていただくものであります。 意見書案については、お手元に配布してございますが、佐藤議員、石上議員、平田議員、奈良輪議員、橋本議員、三浦道雄議員、三浦章議員のご賛同をいただきましたので、私から一括して提案の理由を説明させていただきます。 発議案第1号でありますが、義務教育費国庫負担制度は、義務教育の根幹であり、教育の機会均等やその水準の維持向上を目指し、無償制を確保するなどの基盤づくりは国の責務であります。国において、平成23年度に小学校1年生の35人以下学級が実現し、平成24年度には小学校2年生の35人以下学級編制も可能となりました。 しかし、同制度が廃止されたり、国の負担割合がさらに下げられたりした場合、自治体によっては40人学級や教職員定数が維持されないことも危惧され、義務教育の水準に格差が生じることは必至であることから、国に対し教育水準の維持向上と地方財政の安定を図るため、義務教育費国庫負担制度を堅持できるよう意見書を提出するものであります。 次に、発議案第2号でありますが、教育は、日本の将来を担う子どもたちを心豊かに教え育てるという重要な使命を担っております。子どもたちを取り巻く環境も大きく変化し、教育現場においては子どもたちの安全確保や学力向上、さらには震災からの復興など、国を挙げての教育課題となっており、子どもたちの個性を尊重しながら、生きる力と豊かな人間性を育む教育を実現するため、多岐にわたる教育施策の展開が必要ですが、財政状況の厳しい現状を見るとき、国からの財政的な支援等は不可欠であります。充実した教育を実現させ、子どもたち教育環境の整備、拡充を進めるため、国に対し教育予算の拡充を求め、意見書を提出するものであります。 以上、発議案第1号及び発議案第2号の提案理由の説明とさせていただきます。 よろしくご審議賜り、全会一致をもちまして可決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(安藤敬治君) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております発議案第1号及び発議案第2号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ご異議ないものと認め、発議案第1号及び発議案第2号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) 討論もないようでございますので、議案に対する討論は終結し、採決いたします。 発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 発議案第2号 国における平成29年度教育予算拡充に関する意見書について、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安藤敬治君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 以上をもちまして、今期定例会に付議されました案件の全部を議了いたしました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(安藤敬治君) ここで閉会にあたりまして、市長からあいさつがあります。 鈴木市長。     (市長 鈴木洋邦君登壇) ◎市長(鈴木洋邦君) 平成28年第2回君津市議会定例会の閉会にあたりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。 去る6月3日に開会いたしました本定例会は、本日をもちまして閉会となりますが、当初提案いたしました13議案と報告6件につきましては、慎重なるご審議をいただき、いずれも原案どおり可決確定をいただき、まことにありがとうございました。 会期中に皆さんからいただきました貴重なご意見やご要望などにつきましては、十分これを尊重し、今後の市政運営にあたってまいる所存でございます。 また、本定例会冒頭で報告がありましたが、長年にわたる議会活動と本市行政に対するご功労が認められ、安藤議長が全国市議会議長会永年在職表彰の栄に浴されました。改めてお祝いを申し上げますとともに、今後とも市政進展に対しまして、より一層のお力添えをいただきますようよろしくお願いを申し上げる次第でございます。 次に、この場をおかりしまして、新日鐵住金かずさマジックの第87回都市対抗野球大会本大会への出場についてご報告を申し上げます。 6月1日から開催されておりました都市対抗野球大会南関東大会に千葉県代表として出場しました新日鐵住金かずさマジックが第2代表の座を獲得し、本大会へ出場することが決定いたしました。本大会への出場は、2大会ぶりで、11回目となります。東京ドームで7月18日に初戦を迎えますので、皆さんには応援のほどよろしくお願いを申し上げます。 さて、いよいよ向暑の季節を迎えますが、議員の皆さんにはくれぐれも健康に十分ご留意されまして、引き続き本市のさらなる発展のためにご指導いただきますようお願いを申し上げまして、閉会にあたってのあいさつといたします。どうもご苦労さまでございました。お世話になりました。--------------------------------------- △閉会 ○議長(安藤敬治君) これをもちまして、平成28年第2回君津市議会定例会を閉会といたします。 長期間にわたりまして、まことにご苦労さまでございました。                      平成28年6月23日午後3時30分                                     閉会上記会議の顛末を録し相違ないことを証するためここに署名する。 平成28年  月  日            君津市議会議長   安藤敬治            君津市議会副議長  小倉靖幸            署名議員      須永和良            署名議員      加藤喜代美            署名議員      橋本礼子...