佐倉市議会 2017-06-19
平成29年 6月定例会総務常任委員会−06月19日-01号
平成29年 6月
定例会総務常任委員会−06月19日-01号平成29年 6月
定例会総務常任委員会
平成29年6月定例会
総務常任委員会 会議録
〇日時 平成29年 6月19日(月) 午前10時09分から
〇開催場所 佐倉市役所 議会棟 第四委員会室
〇事件 1)議案審査
議案第1号 平成29年度佐倉市
一般会計補正予算
議案第3号 佐倉市
税賦課徴収条例の一部を改正する条例の制定について
議案第4号 佐倉市
都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について
議案第10号 契約の締結について
請願第11号 核兵器禁止の立場を明確にし、国連の
条約交渉会議に加わることを政府に強く求める意見書の提出を求める請願書
陳情第12号 北朝鮮のミサイルに備えた避難訓練等の実施を求める陳情書
2)討論
3)採決
4)その他
〇出席委員 委員長・山口文明、副委員長・石渡康郎
委員・斎藤明美、敷根文裕、山本英司、
五十嵐智美、森野 正
〇欠席委員 なし
〇説明のため出席した者の職氏名
企画政策部長・山辺隆行、
企画政策課主幹(
企画政策部調整担当)・和田泰治、
財政課長・丸島正彦、財政課副主幹・滋野淳治、財政課副主幹・北見裕之、
広報課長・亀田 満、
広報課主査補・池田智美、
人事課副主幹(
総務部調整担当)・松澤則寛
税務部長・内田理彦、
市民税課長・徳屋悦子、
市民税課副主幹(
税務部調整担当)・三室隆行、
市民税課主査・櫻井秀樹、
資産税課長・梶 敏夫、
資産税課主査・石橋正康、
市民部長・出山喜一郎、市民課副主幹(
市民部調整担当)・福山利加子、
自治人権推進課長・高橋 功、
自治人権推進課主査・小田賢治、
自治人権推進課主任主事・坂 健郎、
子育て支援課長・織田泰暢、
危機管理室長・黒浜伸雄、
危機管理室次長・渡辺和也、
危機管理室主査・内田 亨、
危機管理室主査・熊倉智則、
資産管理経営室長・増澤文夫、
資産管理経営室副主幹・立石健雄、
契約検査室長・齋藤己幸、
契約検査室主幹・上野直哉、
教育総務課主査・増田宏之
〇議会事務局 書記・齊藤雅一
午前10時09分開議
○委員長(山口文明) ただいまから
総務常任委員会を開会いたします。
なお、傍聴の申し出がありましたので、これを許可しております。ご了承願います。
これより議事に入ります。
当委員会に付託されました案件は、議案第1号 平成29年度佐倉市
一般会計補正予算、議案第3号 佐倉市
税賦課徴収条例の一部を改正する条例の制定について、議案第4号 佐倉市
都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第10号 契約の締結について、請願第11号 核兵器禁止の立場を明確にし、国連の
条約交渉会議に加わることを政府に強く求める意見書の提出を求める請願書、陳情第12号 北朝鮮のミサイルに備えた避難訓練等の実施を求める陳情書であります。以上、6点を一括議題といたします。
本日の審査の順序について申し上げます。初めに
企画政策部、税務部、
契約検査室、次に市民部、
危機管理室の順に進めてまいります。
それでは、
企画政策部、税務部及び
契約検査室所管の議案について執行部の説明をお願いいたします。
山辺部長。これから座ってどうぞお願いします。
◎
企画政策部長(山辺隆行)
企画政策部長の山辺でございます。
本日、
企画政策部で議案として審査をお願いしているものについてご説明をさせていただきます。
総務常任委員会でご審議をいただく
企画政策部所管の議案でございますが、議案第1号 平成29年度佐倉市
一般会計補正予算のうち、第1
表歳入歳出予算補正の歳入全般と歳出の所管部分でございます。細部につきましては、この後、財政課長からご説明をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
税務部長。
◎税務部長(内田理彦) 税務部長の内田でございます。座って説明させていただきます。
本日税務部でご審議をいただきます議案は、議案第3号 平成29年度佐倉市
税賦課徴収条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第4号 佐倉市
都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
細部につきましては、
市民税課長からご説明いたしますのでよろしくお願いいたします。
○委員長(山口文明) 財政課長、丸島さん。
◎財政課長(丸島正彦) 財政課長の丸島でございます。
議案第1号の平成29年度佐倉市
一般会計補正予算のうち、第1
表歳入歳出補正予算の歳入全般及び
企画政策部に係る歳出についてご説明いたします。予算書の18ページをお願いいたします。17款1項寄附金、2目指定寄附金、1節
総務費寄附金は、
佐倉平和使節団事業への使用を目的といたしまして、故山本昌司氏からの指定寄附があったものでございます。5節
教育費寄附金は、市内在住の個人の方から
佐倉中学校の図書購入費について指定寄附があったものでございます。18款繰入金、2項1目1節基金繰入金の2
財政調整基金繰入金は、今回の補正予算の寄附金などを除いた一般財源分といたしまして
財政調整基金から繰り入れを行うものでございます。20款諸収入、5項4目1節雑入の10
公益法人等補助金・交付金は、宝くじの収益金を財源としまして
一般財団法人自治総合センターから地域のコミュニティーに資する事業などに対しまして助成されるものでございます。今回は自治会からの要望に基づき採用が決定された八木区の祭礼で使用する獅子頭の修繕、太鼓等の購入に係る経費について助成を行うものです。
次に歳出でございます。予算書の20ページをお願いいたします。2款総務費、1項
総務管理費、5目広報費の7
平和施策事業、こちらは歳入で説明いたしました故山本昌司氏からの寄附金につきまして、
佐倉平和使節団事業の実施に伴う派遣生徒の旅費、宿泊費等に充てるため
佐倉平和使節団基金に同額を積み立てるものでございます。
以上、議案第1号の
一般会計補正予算のうち所管部分についてご説明いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(山口文明)
市民税課長。
◎
市民税課長(徳屋悦子)
税務部市民税課長の徳屋でございます。着座にて失礼させていただきます。
税務部所管にかかわる議案についての主な改正箇所をご説明させていただきます。初めに議案第3号 佐倉市
税賦課徴収条例の一部を改正する条例についてご説明させていただきます。こちらは地方税法及び
航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律が公布されたことにより、佐倉市
税賦課徴収条例の一部を改正しようとするものです。お手元の平成29年度佐倉市
税賦課徴収条例の一部改正に係る概要に基づきご説明いたします。
まず、1、同一
生計配偶者への名称変更に係る字句の整理をごらんください。地方税法において配偶者控除及び
配偶者特別控除の見直しがあり、それに伴いまして従前の
控除対象配偶者から同一
生計配偶者への名称変更に係る字句を整理するものでございます。
続きまして、2、
固定資産税に係る課税標準に特例措置、わがまち特例の割合を定める規定の整備をごらんください。1点目が、児童福祉法に規定する
家庭的保育事業、
居宅訪問型保育事業及び
事業所内保育事業、利用定員が5人以下の場合に限る事業の認可を受けた者が、直接当該事業の用に供する家屋及び償却資産に係る
固定資産税の課税標準を国の参酌基準と同様に2分の1とするものでございます。2点目が、同じく児童福祉法に規定する
企業主導型保育事業に係る
特定事業所内保育施設で国の補助を受けた場合、その補助を受けた施設に係る
固定資産税の課税標準を国の参酌基準と同様に2分の1とするものでございます。3点目は、
都市緑地法で指定された緑地保全・
緑化推進法人が、
都市緑地法に規定する認定計画に基づき設置した市民緑地の用に供する土地に係る
固定資産税の課税標準を国の参酌基準と同様に3分の2とするものでございます。
続きまして、3、
軽自動車税の賦課徴収の特例に係る規定の削除をごらんください。消費税が10%に引き上げられるときに
自動車取得税が廃止され、新たに
軽自動車税における環境性能割が導入されます。その際、軽自動車が
環境性能基準を達成している場合の
軽自動車税の税率の特例、いわゆる
グリーン化特例が廃止されます。このことに伴い、
グリーン化特例に係る特例措置の規定について削除するものでございます。
こちらは平成29年3月31日付、市長専決により、制定附則第16条の2の特例措置の規定を新たに加えました。内容といたしましては、不正等により
環境性能基準を達成したことが明らかになった場合は、軽自動車の所有者にかわり不正等を行った事業者が多額の
軽自動車税を支払うことを明記したものですが、消費税率が10%に引き上げられるときに現行の
グリーン化特例が廃止されることに伴い、今回特例措置の規定を削除する改正を行おうとするものです。
議案第3号につきましては以上でございます。
続きまして、議案第4号 佐倉市
都市計画税条例の一部を改正する条例につきましてご説明させていただきます。お手元の平成29年度佐倉市
都市計画税条例の一部改正に係る概要に基づきご説明いたします。それでは、1、
都市計画税に係る課税標準の特例措置の割合を定める規定の整備をごらんください。こちらも地方税法等の改正によりまして
都市計画税の課税標準の特例、いわゆるわがまち特例と申しますが、税条例と同様に国の
参酌基準どおりに改正しようとするものでございます。
議案第4号につきましては、以上でございます。
以上で、税務部所管に係る議案の説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(山口文明)
契約検査室長。
◎
契約検査室長(齋藤己幸)
契約検査室長の齋藤でございます。よろしくお願いいたします。
議案第10号の契約の締結につきまして説明をさせていただきます。議案書をごらんいただきたいと思います。この議案は
佐倉市立佐倉東小学校体育館大
規模改修建築工事につきまして
一般競争入札により入札を行った結果、1億4,774万4,000円をもって佐倉市西志津5丁目14番6号にございます
株式会社ナカムラと請負契約を締結しようとするものでございます。事業の概要につきましては、議案書添付の2枚目、A3版の図面をごらんいただきたいと思います。今回の工事では、
コンクリート屋根から鉄骨屋根へのかけかえ、アリーナの内装改修、トイレ、シャワー室の全面改修、
外壁塗装改修などを行う予定でございます。
続きまして、別途配付をさせていただいております議案第10号の資料をごらんいただきたいと思います。1ページをごらんください。契約の相手方でございます
株式会社ナカムラは建物の建築工事を主に行っております建設会社で、従業員は13人、営業年数が42年、資本金は5,000万円でございます。
次に、入札の結果でございますが、資料2ページの開札調書をごらんいただきたいと思います。本事業は平成29年5月9日に
総合評価方式での入札の公告を行いまして、6月1日に開札をしております。
入札参加申請者は7名、入札者は5名でございました。開札の結果、価格点に技術評価点を加えた評価が最高評価値でありました
株式会社ナカムラを落札者として決定をいたしまして、6月2日に仮契約を締結しております。
なお、3ページ目につきましては各入札参加者の技術評価点の内訳を添付してございます。
以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○委員長(山口文明) これより質疑を行います。質疑はございますか。
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) それでは、
補正予算書の平和施策なのですが、20ページですね。山本昌司さんからのご寄附ということで、前回も生前のとき2,000万円の寄附をいただいたということで、今、寄附金はこれと合わせるとどれぐらいの金額になるのでしょうか、総額は。
○委員長(山口文明) 亀田課長。
◎広報課長(亀田満) 合わせますと、平成28年度末で基金のほうに1,737万円ほどございますので、合算いたしますと1億2,651万円ほどになります。
以上でございます。
○委員長(山口文明)
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) この寄附金は本当に多額ですよね。私たちこれを見ましたときにびっくりするぐらいの金額だったのですが、やはり山本昌司さんのご意向というのがあると思うのですが、この1億円以上の寄附をいただいたときの内容ですね。それはどんなものだったのでしょうか。先ほど、旅費、宿泊費ということで寄附されたということですが、詳細なものはあるのでしょうか。
○委員長(山口文明) 広報課長。
◎広報課長(亀田満) 今回1億円の寄附につきましては、遺言によりまして寄附をいただいたところでございます。なので、本人、山本昌司様のほうから直接お話を伺うことはできなかったのですが、
弁護士事務所のほうからは、遺言の中には私の有する現金その他債権等々は負債を除いた一切を佐倉市に寄贈すると。これは
佐倉平和使節団事業に使用していただきたいというふうな遺言でございます。
以上でございます。
○委員長(山口文明)
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) すごく大切なお金を寄附いただいたのですが、拡充ということをお考えになっているということが一般質問かどこかでお聞きしたのですが、拡充というその辺のこれからの内容はどういうふうに考えていらっしゃいますか。
○委員長(山口文明) 広報課長。
◎広報課長(亀田満) 事業につきましては、これまでも事業実施後、検証とか確認をしてきたところでございますが、この
平和使節団事業の意義や目的がより達せられますよう、時期または日程ですね。あとは、参加人数も含めて総合的な観点から検討してまいりたい。議決いただいた後、
教育委員会とも検討をしていきたいと。ただ、学校の意向もございますので、各学校にもご意見を伺いながら
教育委員会と連携をして検討していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○委員長(山口文明)
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) もちろん
教育委員会との打ち合わせはあるとは思うのですが、今、1人になる前は各学校2人派遣をしていたという経過がありますので、反対に言ったら、それぐらいの人数は各学校とも今後使節団として編成できるのではないかと思いますが、それ以上の拡充みたいなところはいかがですか。それ以上の拡充というのは、今のところ俎上には乗っていませんか。
○委員長(山口文明) 山辺部長。
◎
企画政策部長(山辺隆行) 今後、来年度以降ということになりますが、
教育委員会と、先ほどご答弁いたしましたが、協議しながらどのような見直しが適切かということを検討していきたいと考えております。
以上でございます。
○委員長(山口文明)
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) ご意向をしっかりと受けとめていただいて拡充していただきたいと思います。
それと、
あと平和施策なのですが、前年は
平和首長会議が佐倉でありましたし、そういう意味ではとてもいろんな施策があったと思うのですが、29年度は全く従前の施策に戻っているというのが予算的なものなのですが、これは平和施策を、こちらの山本昌司さんのご意向を含めまして、もっと充実させていくということが佐倉市に求められているのではないかと思いますが、平和施策の拡充というか、充実についてはどうですか。
○委員長(山口文明) 広報課長。
◎広報課長(亀田満) 従前に戻ったというお話もあったのですけれども、一応、今年度も実は新規事業も検討しておりまして、基本的な考えとして
戦争体験者、戦争を経験された方が減少の一途をたどっていくと。過去に戦争のあった歴史、佐倉市郷土の歴史も含めまして、やっぱり伝承、伝えていくことが重要なのかなというふうなことを基本的な考え方として持っております。
そのために、今年度につきましては
戦争体験者の講話というのを小学校でやっているのですけれども、それは記録をアーカイブ化して、それを後世にも伝えていきたいというのが1つと、
あと佐倉連隊、
平和首長会議でもあったのですけれども、やっぱりそこでも連隊遺構というかそういうのもございますので、そういうような
マップづくりを歴博とも共同でやっていきたいと。
あとは、また一般的なものとして映画会みたいなものも、子供も大人も過去の歴史をわかるような、戦争時代というのがどういうものかというのがわかるような映画会になる、このようなものを検討していきたいと考えています。
以上でございます。
○委員長(山口文明)
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) いろいろとやっていただくようなところがあるので本当にいいと思いますが、各学校で講話を聞くというのが毎年4校ずつというふうになっていますけれども、それをもう少し校数をふやすとかということはできないのですか。
○委員長(山口文明) 広報課長。
◎広報課長(亀田満) これについては各学校に毎年希望を聞いております。正直なところ4校になるところもあれば、やはり満たない場合もありますので、その辺は各学校のご意向も踏まえながら検討していきたいと考えています。
以上でございます。
○委員長(山口文明)
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) もちろん学校のいろいろなことがあるので、授業時間の関係もあると思うのですが、ぜひ積極的にもう少し校数をふやしていくということを考えていただきたいと思います。
それと、あとこれは小田原市なのですけれども、やはりこういうような形で市内のマップというか、これをつくっているのですよね。市内のいろんな戦争にかかわった史跡とか、あと、ここも小田原で空襲も受けたというようなこともね。こういうのはやっぱり小さいときからこういう郷土がこんなに戦争の体験をね。ひどい体験もあるし、ある意味、加担していくような部分とか、佐倉の場合はそういうところもありましたけれども、そういうのをちゃんと伝えていくということが大事だと思いますので、積極的に取り組んでいただきたいと思います。お願いいたします。
○委員長(山口文明) ほかにございませんか。
斎藤委員。
◆委員(斎藤明美) 歳入で18ページをお願いしたいのですが、佐倉中への図書に関してご寄附をいただいているということをお話しいただきまして、これは毎年寄附していただいている方からのご寄附なのでしょうか。
○委員長(山口文明)
財政課丸島課長。
◎財政課長(丸島正彦) 平成22年度から毎年ご寄附をいただいて、
佐倉中学校の図書の充実にということで寄附をいただいている方でございます。
○委員長(山口文明) 斎藤委員。
◆委員(斎藤明美) この方からは、図書の購入に関してご指定ですとかご意向というのは伺っているのでしょうか。
○委員長(山口文明) 丸島課長。
◎財政課長(丸島正彦) 毎年度多少違うのですけれども、平成27年度は音楽用品ということだったのですけれども、それ以外は佐倉中の図書の購入ということで指定寄附で受けております。
○委員長(山口文明) 斎藤委員。
◆委員(斎藤明美) 図書の購入ということで、できれば図書の司書の先生と、また子供たちもリクエストされて、こういった本が欲しいなという希望もあるかと思いますので、子供たちのご意見と司書の先生といろいろ協議した中で、すばらしい図書を選択していただきたいとお願いしたいと思います。
以上です。
○委員長(山口文明) ほかに。
山本委員。
◆委員(山本英司) 議案第10号の件に関して、体育館の改修工事ということで、この内容のことでちょっとお願いします。これから3カ所の体育館を順次改修していくと聞いているのですが、これは
体育館改修幾つ目になるのですか。
○委員長(山口文明) 増澤室長。
◎
資産管理経営室長(増澤文夫) 工事にかかわることでございますので、私のほうからご答弁させていただきます。
体育館の改修につきましては、現在行っている井野小学校の体育館の改修でございまして、今、議案として出しているので2件でございます。今年度設計を予定している体育館が3件ほどございますので、その設計の進捗、予算にもよると思いますけれども、そんなような流れで工事を進めていきたいというふうな予定になっております。
以上です。
○委員長(山口文明) 山本委員。
◆委員(山本英司) 順次改修していくということですけれども、最終的に体育館は幾つ改修しなければいけないのでしょう。
○委員長(山口文明)
教育総務課の増田主査、お願いいたします。
◎
教育総務課主査(増田宏之) 体育館の改修につきましては、現在進めております井野小学校、そして今回の
佐倉東小学校に、今後3校、
間野台小学校、井野中、弥富小の3校を予定しております。
以上です。
○委員長(山口文明) 山本委員。
◆委員(山本英司) それから、今ざっくりちょっと
コンクリート屋根を今度鉄骨の屋根にかえるということですが、まず東小の体育館、これは建築されたのは何年に建築されたものでしょう。
○委員長(山口文明) 室長。
◎
資産管理経営室長(増澤文夫) 東小学校の体育館は昭和52年3月が竣工でございます。
○委員長(山口文明) 山本委員。
◆委員(山本英司) そうすると40年たっています。耐用年数とかというのはどのぐらいなのでしょう。
○委員長(山口文明) 増澤室長。
◎
資産管理経営室長(増澤文夫) いろんな耐用年数がございまして、
法定耐用年数とか実際の物理的な耐用年数とか種類がいっぱいあるのですけれども、基本的に
耐用年数云々ももちろんあるのでしょうけれども、それ以前に
コンクリートの屋根なものですから重いですので、それが落下するというおそれがあるということで、落下防止ということで重い
鉄筋コンクリートの屋根から比較的軽い鉄骨の屋根にかけかえるというようなことでございます。
○委員長(山口文明) 山本委員。
◆委員(山本英司) 重い屋根から軽い屋根と言いますけれども、重い屋根でも十分対応できるような設計でつくられていると思うのですけれども、さらに言うならば、弥富小はこれから31年に予定が入っていると思うのですけれども、いつも敬老会を体育館でやっているわけですけれども、耐震の面に関していつも聞くのですけれども、十分対応できる範囲になっていますという答えをもらっているのですけれども、そうすると、では今、私、耐用年数を聞いたけれども、耐用年数を答えませんでしたけれども、では、今度鉄骨の屋根にしたときの耐用年数というのはどのぐらいでしょう。
○委員長(山口文明) 増澤室長。
◎
資産管理経営室長(増澤文夫) 耐用年数につきましては、例えば俗に言われている
法定耐用年数というのがあります。例えば
鉄筋コンクリートですと60年とか、用途によって違ってくるのですけれども、これはあくまでも税法上の耐用年数で、実際にその建物のその部分が持つかどうかというのは別問題でございまして、
コンクリートが劣化しているか、時間によって劣化しているか、あるいは中性化といいますけれども、
アルカリ性能がなくなってくるか、あるいは場合によって地震によってひびが入ってくるか等々によって調査をさせていただいた結果として、それが持つか持たないかという結果が出るということでございますので、俗に言われる耐用年数イコール壊れるか壊れないかは別問題でございまして、一応1つの例を挙げますと、
日本建築学会は
鉄筋コンクリートは100年持つことができると宣言をしているぐらいで、物によって違ってくる実情がございます。
それともう一つ、今回の案件の
佐倉東小学校は特殊な
コンクリートの屋根構造でございまして、屋根が柱だとかはりにかかってくるのですが、そこの掛かりしろが比較的少ないということがありまして、落下するおそれがあるということがありますので改修をするということなのです。耐震性能の問題を今ご質問でおっしゃりましたけれども、耐震性能はまた別でございまして、ここの耐震性能でよくIs値という数字を出しますけれども、これは基準以上の数字が出ているという実態がございます。
以上です。
○委員長(山口文明) 山本委員。
◆委員(山本英司) そうすると、今、鉄骨の屋根にしたときの耐用年数を伺ったのですが、それは同じような理由でお答えを今いただきたいと思うのですけれども。
○委員長(山口文明) 増澤室長。
◎
資産管理経営室長(増澤文夫) 今、鉄骨の屋根の、俗に言われている
法定耐用年数の資料を持っておりませんので申し上げられませんけれども、
鉄筋コンクリートよりも
法定耐用年数、減価償却を図るための
法定耐用年数はたしか短いというふうに、済みません、記憶だけで申しわけありません。
◆委員(山本英司) 記憶ですか。
◎
資産管理経営室長(増澤文夫) はい。表は発表されておりますので、今手元に持っていないので、済みません、それはお答えできないです。
○委員長(山口文明) 山本委員。
◆委員(山本英司) さっきの答えだと、柱にかかっているところが少なくてというのは、それは建設する段階の話でそういうことはわかっていたことだと思うのですけれども、それを今言ってもしようがないかもしれないけれども、ちょっとその辺説明をお願いします。
○委員長(山口文明) 増澤室長。
◎
資産管理経営室長(増澤文夫) 先ほどお答えしましたように、竣工年が昭和52年、40年ぐらい前の工事でございますので、当然設計もその前ということで、建築物に関する構造基準というのはこの時代から何度も何度も改正されておりますので、例えば耐震性の問題はないと私申し上げましたけれども、わかりやすい話ですと、耐震性の問題についてもこの後に何度も改正をされておりますので、昔が悪かったとは言わないですけれども、基準が今と大分違うということはご理解いただければと思います。
以上です。
○委員長(山口文明) 山本委員。
◆委員(山本英司) 続きまして、東小の体育館には、今、屋根からのつり下げてあるバスケットゴールはありますか。改修後はそれはなくなりますか、その辺ちょっと伺います。
◎
資産管理経営室長(増澤文夫) 委員長、済みません。今調べていますので、答弁保留させてください。
○委員長(山口文明) はい。
◆委員(山本英司) では、お答えいただく前に先にその話で進んでしまうのですけれども、一旦いいです。お答えをいただいてからにします。結構です。
ほかの人に進めてください。終わってからお願いします。
○委員長(山口文明) では、ほかに質問。
敷根委員。
◆委員(敷根文裕) 敷根です。
私もちょっと10号関係なのですけれども、この入札の結果を見ると技術評価点がナカムラさんが19点、ほかが5点、8点、13点となっているわけですけれども、
総合評価方式でやって最近条件が変わったばかりのものかなと思うのですよ。それは、営業所の所在地であったり災害協定締結団体等への加入ですね。こういうのが認められて点数がついたということでよろしいでしょうか。
○委員長(山口文明) 齋藤室長。
◎
契約検査室長(齋藤己幸) 29年4月から総合評価の点数、評価基準が変わりまして、それで加点になった部分というのは評価基準そのもので申し上げますと、災害協定を締結しているということだけで1点追加、そして災害時の協力協定に基づく出動実績、これで3点追加ということになりまして、計4点追加になりました。今回評価した中におきましては、特に差があるのは技術評価、従前もやっておりましたが、この技術評価が大分違うということで、こういうふうな差になっているということでございます。
○委員長(山口文明) 敷根委員。
◆委員(敷根文裕) ここだけ19点で、だいたい評価額が1,500万ぐらい違ってもこの技術点で10点で取り返しているような感じなのですね、価格が。この災害協定締結というのは、これは市内業者だけでやっているもので、市外の業者が参加できないとかあるのですか。
○委員長(山口文明) 室長。
◎
契約検査室長(齋藤己幸) 災害協定は特に、主に市内業者でございます。市外の業者であっても大きい会社であれば、例えば東京ガスとかいうところであれば、佐倉市内に貢献をして事業を展開していただいている会社、この会社も災害協定に参加していただいているところもございます。
○委員長(山口文明) 敷根委員。
◆委員(敷根文裕) これに例えば参加をしたいということで拒まれたりとか、何かをしないとここから出ていってくださいみたいな話がちらっと聞こえてきたのですね。まさかそんなことはしていないと思うのですけれども、そうすると談合になってしまうので、そういうことの話とかは市は聞いていますか。
○委員長(山口文明) 齋藤室長。
◎
契約検査室長(齋藤己幸) 直接事業者から聞いたということはないのですけれども、敷根委員がおっしゃるように、周りのほうからそういう意見があるよというようなことは私ども聞いておりますが、そういう任意団体でございますので、市のほうから直接どうのこうのというようなことは申し上げることはできないのですが、市内業者であれば、市の地域のために一生懸命やってくれるところであれば、みんなで協力してやっていただきたいなというふうに市側としては考えております。
○委員長(山口文明) 敷根委員。
◆委員(敷根文裕) まさに任意団体だからといって追い出したり入れたり自由にできてしまうと、これは結構な点数になるのですね。市内業者でかためている団体というのも聞いていますし。そうすると4点で、あと出動実績も当然変わりますから最高7点とかになってしまうのですね。ですから任意団体とはいえ、そういう話が聞こえてきたらちゃんと指導する、入りたくて実績上げているのに協力、談合しなければ追い出すなんていうことなんて当然、絶対許されることではないので、そこら辺をしっかり市が点数をつける以上、ここには意見をしなければいけないということをここでちょっとお約束をしていただきたいです。
○委員長(山口文明) 室長。
◎
契約検査室長(齋藤己幸) 確かに協力したいというところを追い出すというような、そういう自分たちで仲間的なところだけを入れるという、こういうようなことは不正の温床になるというか、やはり公平に、行政の仕事ですので、みんなが公平に、透明的にやっていただくということでございますので、そういうところがあれば、そんなことはいけないよということは私どものほうから指導していきたいというようなことは考えております。
◆委員(敷根文裕) お願いします。
○委員長(山口文明) よろしいですか。
増澤室長。
◎
資産管理経営室長(増澤文夫) 先ほどの
佐倉東小学校の体育館の保留にさせていただいた件ですけれども、つり下げ型のバスケットゴールがあるかというご質問で、当該小学校にはございません。
以上です。
○委員長(山口文明) 山本委員。
◆委員(山本英司) ないわけですか、わかりました。
では、これから順次、体育館の屋根を改修していく上で、その話はちょっとおかしい。もしあった場合には、これから今度撤去という話を聞いているのですけれども、だから東小にも当然あるものを撤去するのかなというふうに思いまして聞いたのですけれども、これから順次やっていく上で、あるものは撤去する方向だというふうに聞いているのですけれども、その辺はお答えいただけますか。
◎
資産管理経営室長(増澤文夫) この小学校以外のお話ということですか。
◆委員(山本英司) 順次やっていくという上で。
わかりました。これはちょっと違いますね、この次の話になると思うので。わかりました。
○委員長(山口文明) いいですね。
◆委員(山本英司) 了解です。
○委員長(山口文明) 森野委員。
◆委員(森野正) では、続けて10号のところで確認したいのですけれども、体育館の大規模改修工事ということですから、これの中身を見ますと、単に屋根だけではなくてシャワー室とかトイレとかそういうところもやるのでしょうけれども、大規模の場合、自然エネルギーを利用するような設備というものを、基本的には公共施設もそういうものをだんだん設置していくのだという方向の中で、せっかく大規模の中で何かそれが入っていないのですけれども、それが入っていないかという確認と、入っていなければなぜ入れなかったのか。また、今後、大規模工事のときにそういう検討をされていくのかという点についてお願いします。
○委員長(山口文明) 増澤室長。
◎
資産管理経営室長(増澤文夫) ご質問の自然エネルギー等々の新たな改修後の設置については、当該学校工事については入っていないです。
入っていない理由でございますけれども、佐倉市は今までといいますか方針として、新たに建物を建設するときにはさまざまな自然エネルギーを計画し、実際にも設置をしてまいりました。ところが改修に関しましては既存の建物の構造がございますので、どうしても自然エネルギー、屋根等々、あるいは壁もそうですけれども、つけますと、重量の関係がございまして、それがかなり不利に働くということがございますので、基本的には新しくつくるものについては積極的につけていくということで進めさせていただいているところでございます。
以上です。
◆委員(森野正) わかりました。では、10号は結構です。
議案3号のところで、基本的な法律の改正、文言整理の部分ですけれども、
控除対象配偶者から同一
生計配偶者という名称変更したことによる法的な違い、内容の意味の違いというのはどういう形で出てくるのか、ちょっと教えていただきたいのですけれども。
○委員長(山口文明)
市民税課長。
◎
市民税課長(徳屋悦子)
控除対象配偶者というのが現行の言葉で使っておりますところを改正後は同一
生計配偶者となりまして、その内容自体は変わらないのですけれども、今度、改正後に
控除対象配偶者と使われる部分につきましては、内容が、同一
生計配偶者のうち前年の合計所得金額が1,000万円以下である納税義務者の配偶者ということで、今まで
控除対象配偶者という言葉には納税義務者の所得の制限とかがなかったのですけれども、この部分は同一
生計配偶者という言葉になり、改正後、
控除対象配偶者というのは、今度は条件つきのものになるということで変わってまいります。
以上でございます。
○委員長(山口文明) 森野委員。
◆委員(森野正) 言葉のところの確認ですけれども、同一
生計配偶者は所得1,000万円以上の方をそういうふうに呼ぶということですか。
○委員長(山口文明) 税務部長。
◎税務部長(内田理彦) 今まで
控除対象配偶者として1つくくっていたと思うのですけれども、今回はそれが同一
生計配偶者というくくりに変わって、その中で、今まで使っていた言葉の一部が
控除対象配偶者になると。その
控除対象配偶者は、先生がおっしゃったように1,000万円あるいは900万円、950万円というのがあるのですけれども、その中で細かい名前に変えるために名前を変えたということでございます、わかりやすく言いますと。
○委員長(山口文明) 森野委員。
◆委員(森野正) 要するに
控除対象配偶者全体は名前が同一
生計配偶者になって、そのうちの1,000万円以下だけが旧の名前が残ると、そういうことでいいですか。
◎税務部長(内田理彦) そうです、はい。
◆委員(森野正) わかりました。
平和施策事業のところで積立金を積んで、今後それからどうするかという話がさっきありましたけれども、いろいろな検討項目は幾つか挙げられていましたが、その中に、例えば日本の中でも、例えば今、広島とか長崎が中心に今まで平和使節団を、広島だけでしたか、長崎も入っていましたかね。それ以外の場所というものも検討事項の中には入っているということでよろしいですか。
○委員長(山口文明)
企画政策部長。
◎
企画政策部長(山辺隆行) 派遣先でございますが、今まで従来長崎市、あと新たに広島に派遣しておりますが、今後、長崎、広島以外のところというお話でございますが、基本的にはそれ以外のところという検討は、検討の範疇には入らないのかなというふうには思いますが、全てそれを排除するということでもないという気はしておりますので、そういったことも含めて今後検討していくということになろうかと思います。
以上でございます。
○委員長(山口文明) はい、どうぞ。
◆委員(森野正) では、要望で終わりますけれども、確かに長崎、広島は被爆地として大変、将来においてもしっかりこれからの子供たちに勉強して知っていただきたいと大いに理解していますけれども、例えば1つ沖縄、唯一の内戦を経験したところなんかも、やはり大事な地域なのかな。大事というか平和施策の中で結構重みのある地域だろうなという考え方は一応あるのですけれども、そういう意味ではそういうところも含めて考えていただきたい。要望をして終わります。
以上です。
○委員長(山口文明) ほかに質問はございますか。
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) 議案3号なのですが、4号も関連してくるのですが、その中に
家庭的保育事業とかそういったところがわがまち特例ということでありますが、その中の新規として
企業主導型保育事業というのがありますが、これに関しては佐倉市内でこういった動きがあるのでしょうか。その辺は税務関係では難しいですか。
○委員長(山口文明)
資産税課長。
◎
資産税課長(梶敏夫) 今現在、根郷地区で1カ所、企業所内保育ということで該当のものがございます。これは30年度の課税に向けて、今現在1事業所が対象になるということで用意はしております。
以上でございます。
○委員長(山口文明)
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) 事業所内保育ですね、今の。確認。
◎
資産税課長(梶敏夫) 企業所内保育。
◆委員(
五十嵐智美) 事業所内保育。
◎
資産税課長(梶敏夫) 済みません、事業所内保育につきましては……。
◆委員(
五十嵐智美) 違う、ちょっと待ってください。いいですか。
企業主導型保育事業、これは国直結なのですが、それと先ほど前に出ている事業所内保育というのは、これは子ども子育て支援法の関係でやりますよね。もちろん事業所内保育もそうなのですけれども、企業主導型というのが動きとして佐倉市内にあるかどうかというのをちょっと確認させていただきたいのですが。どちらも、ではお答えお願いします。
○委員長(山口文明)
資産税課長。
◎
資産税課長(梶敏夫)
企業主導型保育事業につきましては、先ほど申し上げましたように1カ所ございます。
◆委員(
五十嵐智美) それがそうなのですか。
◎
資産税課長(梶敏夫) はい。今のところ予定も1カ所。現在1カ所で、今後の予定もないということで、話は子育て支援課から伺っております。
○委員長(山口文明) 織田課長。
◎
子育て支援課長(織田泰暢) 子育て支援課の織田です。
一応、
企業主導型保育事業、これは事業者が国へ直接申請するものでございますが、我々がつかんでいるところですと、今申し上げましたように太田の企業で1カ所ございます。これは定員19名で、平成28年6月1日に運営開始をしておりますが、その後、5月1日入所時点で14名入所している子供たちがいるということなのですけれども、この企業が1カ所、今のところ対象となっております。
家庭的保育事業、これが
事業所内保育事業ですけれども、これは以前から企業名も言っておりますので申し上げますと、アンサンブル染井野キッズ、臼井にあります。これは定員が8名の定員ですので、今回の改正は1人から5名以下の対象ということですので、こちらは対象外となります。
以上です。
○委員長(山口文明)
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) そうすると既に企業主導型というのは、この税制にかかるところが1カ所あるということですよね。それで、内容的なことはここではちょっと難しいわけですね。
これ以降、新しい企業主導型でやっていこうというような企業の動きはないのですか。
○委員長(山口文明) 織田課長。
◎
子育て支援課長(織田泰暢) 子育て支援課、織田です。
今のところ
企業主導型保育事業の国のご案内が来ましたけれども、産業振興部等を通しまして企業のほうへご案内をしておりますけれども、今のところ1カ所ということでございます。今後の予定というのは聞いておりません。あくまでも、これは事業者が国へ直接申請いたしますので、事業者ではなく国のほうからの通知ということになりますので、ちょっとタイムラグがありますが、今のところ申請のほうはされていないということです。
以上です。
○委員長(山口文明) よろしいですか。
◆委員(
五十嵐智美) それともう一ついいですか、同じ3号で。
○委員長(山口文明) 手短にお願いします。
◆委員(
五十嵐智美) 市民緑地の関係なのですが、これに関しては佐倉市内にこういうようなところがあるのですか。それもちょっとお聞きしたいのですが、これに当てはまるような緑地という。
○委員長(山口文明)
資産税課長。
◎
資産税課長(梶敏夫) 現在のところ、この条例改正に向けての対象となる事業はございません。
◆委員(
五十嵐智美) これからもそういった予定はないのですか。
◎
資産税課長(梶敏夫) そういう情報については、こちらとしては聞いてはおりません。
以上でございます。
○委員長(山口文明) よろしいですか、ほかはありますか。
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) 契約のところなのですが、落札決定基準の改正が29年4月1日からあったということなのですが、この改正の主な目的というのは何なのでしょうか。
○委員長(山口文明) 齋藤室長。
◎
契約検査室長(齋藤己幸)
総合評価方式、この改正の目的ということでございますが、平成26年に公共工事の品質確保の促進に関する法律、これが改正されました。その目的というのは公共工事の品質確保と担い手の育成確保、地域の担い手確保というのを配慮、ダンピング受注の防止ということでございます。これは発注者の責務とされたところでございます。
主な改正点といたしましては、今まで3業種、建築一式、土木一式、管工事、この3つの業種で7,000万円以上でやろうとしていたわけでございますけれども、これを金額につきましては建築一式が7,000万円、その他の工事については3,500万円以上に、7,000万円以下に引き下げたということでございます。そして、また、市内中小業者の参加を拡大するということが目的でございまして、災害対応の出動回数、それから市内若年技術者の雇用、これを強化する項目に加えるということなど地域の担い手の確保、これを図っているというところが目的でございます。
○委員長(山口文明)
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) そうすると今後市内業者が入ってくる、枠が広がったということだと思うのですけれども、先ほどいろいろ出ていましたけれども、その辺の競争性の確保とか内容をしっかり見ていくというのがこれから求められるところなのですが、今回の東小の評価項目で8の主任監理技術者の保有資格というのが斜線、評価点が入っていないのですが、これはどういうことなのでしょうか。
○委員長(山口文明) 齋藤室長。
◎
契約検査室長(齋藤己幸) これは1級技術者であれば2点、2級であれば1点という、そういう点数があるのですが、ここは大きい工事でございまして、必ず1級以上の監理技術者というのを充てなければいけないということになっていますので、これは全部一律でございます。ですから一律のところを、一律2点ずつ加えるという考えもあるのですが、今回はみんな一緒ですので、一緒の項目を評価する必要はないだろうということで、評価項目から外したということでございます。
○委員長(山口文明)
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) そうすると、この8番はもう少し工事として低いといいますか、そういうときには評価になるわけですか。評価項目として出るのですか。
○委員長(山口文明) 齋藤室長。
◎
契約検査室長(齋藤己幸) 3,500万円以上の低い、7,000万円とかにならないような場合には1級であれば点数がよくなる、2級であれば低いということで、そういう評価項目になります。
◆委員(
五十嵐智美) わかりました。
もう一つ、同じく評価項目の点で社会性のところなのですが、この改正点の中で次世代育成支援に関する措置をまず加えたということで変更になっていますが、そのときに、前は福祉、介護に関する措置というふうな項目だったのですが、介護が抜けて次世代育成支援に関する措置だけになっていますが、これはどういうことなのでしょうか。介護はいいということですか。
○委員長(山口文明) 上野主幹。
◎
契約検査室主幹(上野直哉)
契約検査室の上野です。
こちらにつきましては入札制度検討委員会、この
総合評価方式を検討する際に入札制度検討委員会というところで議論になりまして、今、委員のほうでおっしゃった介護ですとかの関係に関しましては、どうも介護休暇ですとか育児休暇について法律以上のものがあれば点数をつけますよということでやっていたのですけれども、それに関して参加の状況を見てみますと、どの会社も最低限法律以上のものを就業規則等で定めている状態が確認できましたので、それをちょっと項目を変えようということで、これはやはり当然、制度検討委員会の中で、福祉部ですとか健康こども部、そういう担当のほうの意見もございまして、そういうふうに次世代育成ということで、一般事業主行動計画を策定しているところについては、やはりそういうことに対して取り組みをしているだろう、こういうことの評価としてすればいいのではないかという案が出てまいりまして、これも検討委員会の中で議論した上で入れております。
ですから、別に介護が要らなくなったということではなくて、そういう福祉的な要素で何か項目としてないかということで検討した結果です。
○委員長(山口文明) ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山口文明) なければ、議案に対する質疑をこれで打ち切ります。
執行部の皆さん、お疲れさまでございました。
この際、暫時休憩いたします。
午前11時04分休憩
───────────────────────────────────────
午前11時07分再開
○委員長(山口文明) 休憩前に引き続き会議を開きます。
それでは、市民部の議案について執行部の説明をお願いいたします。
市民部長。
◎市民部長(出山喜一郎) 市民部長の出山でございます。それでは、座って説明をさせていただきます。失礼いたします。
本日、
総務常任委員会にてご審議をお願いいたしますのは、議案第1号 平成29年度佐倉市
一般会計補正予算のうち市民部所管部分でございます。なお、細部につきましては
自治人権推進課長よりご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(山口文明) 高橋課長。
◎
自治人権推進課長(高橋功)
自治人権推進課長の高橋でございます。よろしくお願いいたします。
私からは議案第1号 平成29年度佐倉市
一般会計補正予算のうち市民部所管部分につきまして、予算書に基づきご説明させていただきます。予算書20ページをお願いいたします。上から2段目をお願いいたします。2款総務費、1項
総務管理費、14目地域振興費、3、コミュニティ環境整備事業でございます。これは八木区から要望のありました宝くじを財源としましたコミュニティ助成事業が採択されまして、地元の祭りで使用する獅子頭の修理及び太鼓等の購入について助成しようとするもので、250万円を今回増額補正いたそうとするものでございます。
説明は以上でございます。
○委員長(山口文明) これより質疑を行います。質疑はございませんか。
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) この獅子頭と太鼓ということですが、この補助金満額で全部要請されているものはできるわけですか。
○委員長(山口文明) 高橋課長。
◎
自治人権推進課長(高橋功) お答えいたします。こちらの総事業費は273万9,648円という見積もりが出ております。こちらは補助率100%ということで、上限が250万円ということで、この差金分は地元の負担ということになります。
以上でございます。
○委員長(山口文明)
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) そうすると少し差額が出るということですが、あと、私、この間、産業まつりだったと思うのですが、そのときに、麻賀多神社のお祭りの山車が焼けてしまって寄附を募っているという、どこでしたか、並木町ですかね。並木町の寄附金ということでされていらっしゃる方々がいたのですが、こういう助成金があるということですが、そういったものにこういう助成金が使えるということはないのでしょうか。そこの辺の山車のところで何か使えるようなものはなかったのでしょうか。この議案とはまたちょっとあれなのですが、自治会としてかなり大変だとおっしゃっていましたので、いかがでしょうか。
○委員長(山口文明) 小田主査。
◎人権推進課主査(小田賢治) 人権推進課小田でございます。
今のご質問でございますが、実は平成28年度、燃えた年だと思いますが、並木町から山車の修繕という形で要望を出されております。そういった中で、実際28年度については抽せんのもと採択されなかった経過がございますが、こちらの補助金制度の情報提供はさせていただいておるところでございます。
以上でございます。
○委員長(山口文明) ほかに質疑は。
山本委員。
◆委員(山本英司) 今の獅子頭と太鼓の件でちょっと確認したいのですけれども、満額の250万円。これは太鼓と獅子頭の割合みたいなものは、こちらでは線引かずに満額の250万円、申請の中ではどういうふうになっているのか。太鼓がどのくらいかかるとか、獅子頭が幾らかかるかという話はお聞きしていますか。
○委員長(山口文明) 高橋課長。
◎
自治人権推進課長(高橋功) お答えいたします。
内訳の制約がございませんので、250万円の中で申請してよろしいということで当然見積もりもらっておりますが、獅子頭の修繕としては76万7,880円、それで太鼓が約40万円、その他ひょっとこ面だとか衣装だとかそういう一連のものがありますが、答えは合っておりますでしょうか。
◆委員(山本英司) はい。要は最初の説明だと獅子頭と太鼓だけで、今、その計算をすると116万円ぐらいで残りの134万円ですか。ほかのもの、さっき言わないものに対しての助成みたいなのですけれども、その辺ちょっと話が出てこなかったものが出てきてしまったので。
○委員長(山口文明) 高橋課長。
◎
自治人権推進課長(高橋功) 冒頭で獅子頭の修繕、太鼓等の購入等ということで、済みません、隠すつもりはないのですが、獅子頭の修繕と太鼓が大きなもので、それ以外はばちだとか一式の細かいセットの購入等がつきます。
◆委員(森野正) そういうのが不信感になってしまうのだな。
◆委員(山本英司) そうですよね。
◎
自治人権推進課長(高橋功) 済みません。
○委員長(山口文明) 山本委員。
◆委員(山本英司) 細かいものもろもろにということで。でも、合計すると獅子頭、太鼓よりも高いものになるわけですから、そちらをメーンに取り上げて言うのであれば、そちらをメーンに言ってくれたほうがわかりやすいのですけれども、獅子頭についてはどういうものなのか説明できますか。獅子頭にもいろいろあると思うのですけれども、これは機械彫りとか手彫りとかいろいろあるのですけれども、今、新規ではなく修繕ということでしたので、木でできているものとか石でできているものとかいろんなものがあると思うので、その辺ちょっと説明お願いします。
○委員長(山口文明) その辺わかりますかね。
高橋課長。
◎
自治人権推進課長(高橋功) 見積もりの記載内容で申し上げさせていただきます。獅子頭1尺分ということで、朱塗り宇津総修理一式、生地破損箇所漆塗りかえ、金箔押し修理ほか、反物二人舞用、みの毛15枚仕立てということなのですけれども、木でできている獅子頭の破損の修理と漆を塗って金箔を仕立てるという修繕ということでございます。
以上でございます。
○委員長(山口文明) どうぞ。
◆委員(山本英司) その獅子頭は、では木製の獅子頭が破損ではなくて塗りかえというようなことですか。私の記憶の中では、今、1尺とか言いましたよね。30センチぐらいのものの獅子頭、機械彫りであれば、そんなに新しくしてもそんなに高いものではないと思うのです。手彫りの誰かの名工さんがやったとかというとすごい金額になってしまうと思うのですけれども、その色の塗りかえにそういうほどかかるのが不審に思わなかったのかなと思うのですけれども。その辺ちょっと申請あったときに細々と精査するとか、検査した評価みたいなものが何かあったらちょっと教えて。どうして、ではしましょうという決定になったものみたいなもの。私の中ではちょっと違うのではないかというふうに、今聞いただけでそう感じたのですが。
○委員長(山口文明) 市民部長。
◎市民部長(出山喜一郎) 先ほど山本委員からのあれなのですけれども、まず県に申請します。県はヒアリングをします。当然、その中には見積書を添付ということで、見積書を出しながら県とヒアリングしていまして、それから県のほうが今度宝くじ協会とかセンターのほうに提出しまして、センターのほうが当然同じような書類を見て、それの段階で今度は逆に県、市という形でおりてまいりますので、中身については見積もり提出するのとヒアリングの中である程度判断していただいているのかなというところでございます。
以上でございます。
◆委員(山本英司) わかりました。済みませんでした。
○委員長(山口文明) いいですか。
どちらにしても主なもので120万円ぐらい、その他が多い。
◆委員(森野正) その他のほうが多いです。
○委員長(山口文明) 物すごいアイテムがあるのでしょうけれどもね、これはちょっと不思議ですよね。
市民部長。
◎市民部長(出山喜一郎) ただ、意外と入っているものにつきましては、お祭り一式という言い方がおかしいですけれども、やるときに太鼓がちょっと壊れている、では、ばちはどうだとか、はんてんどうだとか、そういったところのもろもろがどうしても出てしまいますので、こちらで項目を見ますと、そういったものと、あと獅子舞とかお祭りをやるときのはんてんのほうの古くなったものをかえるとか、項目的には結構な量がございまして、その中で主なものということで多分大きい順にというところでとった部分、大きいというか主なものという形で、わかりやすい部分をとって説明したというところが、ちょっと至らなかった部分があるのですけれども、俗に言うお祭りをやるときの一式の道具の中で古いものを改めてちょっと塗り直したり修繕したり、追加で購入、かえたりというところが主なものでございます。
以上でございます。
○委員長(山口文明) そのリストの総トータルが273万円ということですか。全部うたわれているわけですね。
◎市民部長(出山喜一郎) 見積もりでとってこちらに上がっていますので、控えがございます。
以上でございます。
○委員長(山口文明) よろしいですか。ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山口文明) なければ、議案に対する質疑はこれで終わります。
続きまして、陳情第12号に関し、市の現状について執行部の説明をお願いいたします。
危機管理室次長。
◎
危機管理室次長(渡辺和也)
危機管理室次長の渡辺でございます。
北朝鮮の弾道ミサイルに備えました市の対応状況についてご説明をさせていただきます。これまで市では、弾道ミサイル落下時における市民の避難行動などについて4月25日よりホームページに掲載するとともに、6月1日号こうほう佐倉に掲載しております。また、4月26日付で市内各公共施設に対し、啓発ポスターの掲示及び市民の避難時における施設内誘導などの対応について周知及び協力依頼を行っております。今後につきましては、ふだん聞きなれないJアラートのサイレン音の理解を含めまして、Jアラートシステムの理解と啓発が必要であると認識しております。
先日行った水防訓練や各自治会などが行う防災訓練時などにおいても、弾道ミサイル落下時の避難行動などについて周知しているところでございますが、今後も市民へのさらなる周知を図ってまいります。
以上でございます。
○委員長(山口文明) ありがとうございました。
続きまして、執行部に質問がございましたらお願いいたします。
なお、質問は現状確認程度にとどめていただきますようお願いしておきます。
質問はありませんか。
敷根委員。
◆委員(敷根文裕)
危機管理室にちょっとお伺いしたいのですけれども、Jアラートと、あと防災無線に関する件で昨日ちょっと連絡がありまして、市のほうに防災無線が聞こえないということを言った方がいたのです。そうしたら、耳を澄ませば聞こえますと言われて、それで、ではあなたのお名前は何ていうのですかと、ちょっと怒ったらしくて聞いたらしいのですけれども、そうしたら名前を言わずにガチャ切りされたということで、今から市民の声に出すからということでちょっと連絡があったのですが。名前を名乗らないのは従前から言っていますけれども、職員がとったら必ず、
危機管理室に困っているから相談しに来るわけで、必ず自分の名前を名乗って責任をちゃんと持つこと。そういう耳を澄ませば聞こえますよというのは本当に、本当だったら、それはあくまでその方の意見なので、私もそのことに関してこれ以上は言いませんけれども、もしそういうことがあったというのであれば、今後市民の声も上がってくるかと思いますけれども、ないように努めていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(山口文明) ほかに質問はありませんか。
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) いろいろと今やっていらっしゃることが挙げられておりましたけれども、ただ、何回もこういう状況があるわけですけれども、本当にこちらの陳情のようなところで、訓練などをしてもなかなか、何分で到着してしまうようなものに対して、どんなことができるのかというのが本当になかなか疑問があるのですが。佐倉市として、先ほど水防訓練などでお知らせするというようなお話でしたけれども、このときにはどんなことをお話しされたのでしょうか。
○委員長(山口文明) 次長。
◎
危機管理室次長(渡辺和也) 水防訓練におきましては、避難方法あるいはJアラートが鳴った場合の音など、そういった説明をさせていただいているところでございます。避難の方法としましては、頑丈な建物に逃げてくださいというような形で周知しております。
○委員長(山口文明)
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) 市民の皆さんにお知らせすることも大事なのですけれども、反対に今、危機感をあおってしまうような、そういう周知の方法というのは問題があると思いますので、その辺はしっかりと冷静な周知の仕方をしていただきたいと思いますが、いかがですか。
○委員長(山口文明) 次長。
◎
危機管理室次長(渡辺和也) 市民の方に、その辺ゼロではないものですから、このようなJアラートが鳴る場合もありますので、そのときはこういった頑丈な建物に逃げていただきたいというような周知の方法ですので、決して市民を驚かせるような、そういったような言い方はしていないということでございます。
以上でございます。
○委員長(山口文明) ほかに質疑はございませんですね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山口文明) なければ、議案に対する質疑は打ち切ります。
この際、暫時休憩いたします。執行部の皆さんはお疲れさまでございました。
午前11時24分休憩
───────────────────────────────────────
午前11時27分再開
○委員長(山口文明) 休憩前に引き続き会議を開きます。
請願第11号を議題といたします。
初めに、
五十嵐委員が紹介委員となっておられますので、内容について説明をお願いいたします。
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) こちらの請願についてなのですが、核兵器禁止条約、これの交渉の会議に加わることを政府に強く求める意見書をということなのですが、日本政府は第1回の交渉会議で、この会議には参加しないということを表明しているところなのですね。それに関して、やはり日本に原子爆弾が落とされた被爆者の方々の思いというのが、やはりこういったところに結実していくということが大事なことなので、政府として、やはり被爆者の声をしっかり受けとめて交渉に参加することが、まず第一ではないかというふうに思っているところです。
この間、ニューヨークの会議のところで
平和首長会議ですね。それの松井一實市長が、「被爆者は、存命のうちに核兵器の禁止を見届けたいという強い願いを持っている。被爆者はこんな思いをほかの誰にもさせてはならないという深い人道的信念から、真摯に核兵器廃絶を訴えてきた」というふうに述べられています。そういったことも含めて、やはり日本がリーダーシップをとっていくということが重要なことだというふうに考えていますので、この請願についてしっかりと佐倉市議会として政府に出していくということを皆さんに真剣に考えていただきたいと思っております。
あと、
平和首長会議が去年ありましたけれども、その中でもこれについて日本政府に要請したという経緯がありますので、それはまた市議会とは別の行政機関ではありますけれども、平和条例をもって佐倉市としてやはりこういったことに取り組んでいくことが必要ではないかと考えているところです。
以上です。
○委員長(山口文明) それでは請願第11号について、ご意見のある方はお願いいたします。
敷根委員。
◆委員(敷根文裕) この請願を読ませていただきまして、この要旨である条約交渉に加わることに関して全部を否定するわけではないのですけれども、参加の理由ですね。ここに核兵器禁止条約交渉の成功という記載があるのですけれども、これに関しては段階的な廃止の立場を表明している日本政府とはちょっと違う見解でございます。
緊張している今の世界情勢を考えると、核兵器国と非核兵器国が協力をして、現実的な取り組みを進めていくという日本政府の岸田外務大臣の答申も、私も一定の理解はありますので、本請願の採決には一応今回は反対ということです。
その中で、一応、岸田外務大臣の記者会見、5月26日の記載も見たのですけれども、やはり核兵器禁止条約交渉において核兵器を持っている国は一国も参加していないのですね。この交渉を進めることで、核兵器所有国と持っていない非核兵器国の間で対立、これを深めてしまうのではないかという見解を政府は示しております。こういった判断のもとに、核兵器禁止条約交渉初日に日本国の基本的な考えをしっかり訴えた上で、それ以降、交渉に参加することは控えたということに関しても理解ができますので、今回は残念ですが、採択には一応反対ということで、意見でございます。
○委員長(山口文明) ほかに意見はございませんか。
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) 先ほど敷根委員から今回はというお話だったのですけれども、今のこの会議の中で、そういった段階的に核を持たない国、それと核のもとにあるそういった国々が参加しやすいような形にしていくということも含めて、この会議の中で話し合いましょうというふうなことも言われていますので、反対に言ったら、この中でそういうことがどういうふうにしていくかという話し合いがされているわけなので、本来だったらここにやっぱり日本が参加して、そういうところでリーダーシップをとっていくというのも必要ではあったのではないかなというふうにも考えるところです。意見です。
○委員長(山口文明) ほかに意見はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山口文明) なければ、請願第11号に対する審査は打ち切ります。
続きまして、陳情第12号を議題といたします。
ご意見のある方はお願いいたします。
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) 先ほども執行部のほうからご説明いただいたのですが、やはりミサイル発射ということに関して、北朝鮮から来た場合でも本当にわずか数分で到達するようなそういうもの。例えば到達してもですけれども、そういう問題に対して避難行動をという、これは要請するという陳情になっていますが、それよりも、その前にやるべきことがあるのではないかと私たちは考えております。
やはり北朝鮮がこういうことをしないような形に持っていくためにはどうしたらいいのかということをまず考えることもそうですし、本当にミサイルが到達するのかどうかということも含めて、安倍首相などはいろいろと発言はしていますけれども、例えばミサイルが来るというようなときに、本当に危機管理の中枢の人であるはずの人が美術館に行ったりフィットネスに行ったりとかお花見会を催したりとか、本当に危機的な状況にあるのかと思うような行動をとっているわけですね。
そういったことも含めまして、こういう北朝鮮のミサイル発射というのは、やはり何か危機をあおるような形で日本政府が使っているのではないかというようなこともありますので、安易なこういった避難の訓練をすることに関しては反対いたします。
○委員長(山口文明) ほかに意見はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山口文明) なければ、陳情第12号に対する審査をこれで打ち切ります。
これより討論を行います。討論はございませんか。
五十嵐委員。
◆委員(
五十嵐智美) 陳情12号に関しては、先ほども申し上げましたように、やはり危機をあおるというような今の状況について、とてもこういった行動をとるということが本当にどうなのかということがありますので、陳情に関しては反対いたします。
まず真っ先にやらなければいけないことを政府がやっていない。例えば原発の停止などをやっぱりやるべきではないかと思うのですよね。そういったことも何もなされていないで、危機だけをあおるというような今の状況を変えていくべきだと考えております。
以上です。
○委員長(山口文明) ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山口文明)
五十嵐委員のほかに討論がございませんので、なければこれで討論を打ち切りたいと思います。
これより採決を行います。
議案第1号 平成29年度佐倉市
一般会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長(山口文明) 挙手全員であります。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第3号 佐倉市
税賦課徴収条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長(山口文明) 挙手全員であります。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第4号 佐倉市
都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長(山口文明) 挙手全員であります。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第10号 契約の締結について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長(山口文明) 挙手全員です。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
請願第11号 核兵器禁止の立場を明確にし、国連の
条約交渉会議に加わることを政府に強く求める意見書の提出を求める請願書について、採択することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手少数〕
○委員長(山口文明) 挙手少数であります。
したがって、本請願は不採択とすべきものと決しました。
陳情第12号 北朝鮮のミサイルに備えた避難訓練等の実施を求める陳情書について、採択することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手なし〕
○委員長(山口文明) 挙手なしであります。
したがって、本陳情は不採択とすべきものと決しました。
委員長報告に当たり、委員会としての意見や要望について皆さんのご意見をお伺いしたいと思います。ご意見のある方は順次発言をお願いいたします。
敷根委員。
◆委員(敷根文裕) 意見として、山本委員が先ほど述べたような、主なものというのを説明漏らしのないようにしていただかないと今後の議案審査にかなり影響が出ますので、聞いてから答えるという方式は今後やめていただきたいと思います。簡単に意見だけお願いします。
○委員長(山口文明) 獅子頭、改修ですね。資料の提出はいいですか。
◆委員(敷根文裕) 資料は大丈夫です。
◆委員(森野正) 今のと同じなのですけれども、全部についてそうなのですけれども、きょうの、例えば議案3号、4号をあんな簡単に説明されても本当は理解できるような内容ではないですよ。もうちょっとしっかり具体的な事例を挙げて、わかりやすく説明しなければいけないなというふうに感じました。やっぱりほかも全てそうですけれども、質問を想定したものをまずはきっちり答えていただいた後に、我々としては不足部分をしっかり聞いていきたいと思いますから、いきなり等でくくるようなまねは今後一切許さない。その辺の言葉をうまくまとめてもらいたいと思います。ですから、ちゃんとした説明を求めます。
○委員長(山口文明) 今おっしゃったようなことは、付言して委員長報告に入れていきたいと思います。
ほかにございませんか。
◆委員(
五十嵐智美) 平和施策なのですが、やはり拡充ということをぜひとも考えていただきたい。先ほど長崎、広島以外という、ほかのところの訪問というか、それ以外もいろいろあると思いますが、本当に今のまま、現状のままではない、もっと積極的な施策展開をぜひしていただきたいというふうに思います。山本昌司さんの意思をもちろん尊重しながらということは当然ですが、やはり予算的に余裕ができてきたわけなので、そこの部分を。
○委員長(山口文明) 沖縄も視野に入れてという案も出ましたけれども、いい案ですので。
◆委員(
五十嵐智美) そうですね。そういうようなことも含めて、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。
○委員長(山口文明) わかりました。
この程度ですかね。よろしいですか。斎藤委員いいですか。
◆委員(斎藤明美) はい。
◆委員(森野正) あとは質疑の内容をうまくまとめていただければ、委員長、副委員長、お願いします。
○委員長(山口文明) では、これ以上は私どものほうに一任していただいて、また諮りますから、それをまたチェックしてください。
それでは、本日の日程は終了いたしました。
以上をもちまして
総務常任委員会を閉会いたします。
きょうはありがとうございました。お疲れさまでした。
午前11時43分閉会...