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  1. 木更津市議会 2020-03-01
    令和2年3月定例会(第2号) 本文


    取得元: 木更津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      ◎開議の宣告 ◯議長(近藤 忍君) 議場の皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員数は24名であります。法定数に達しておりますので、これより本日の本会議を開きます。                                (午前10時00分)   ─────────────────────────────────────── 2      ◎議事日程の報告 ◯議長(近藤 忍君) 本日の議事日程は会議システムに登録のとおりであります。   ─────────────────────────────────────── 3      ◎会議録署名議員の指名 ◯議長(近藤 忍君) これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第80条の規定により、平野卓義議員竹内伸江議員を指名いたします。   ─────────────────────────────────────── 4      ◎委員会付託省略 ◯議長(近藤 忍君) 次は、日程第2、議案の審議を行います。  お諮りいたします。議案第1号から議案第12号については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 5 ◯議長(近藤 忍君) 異議なしと認め、さよう決定いたします。  議案に入ります前に、複数の議員より、表決を挙手で行いたい旨の届け出がございましたので、これを認めることとし、当該議員においては、起立採決を求められた際には、わかりやすく挙手されるようお願いいたします。   ─────────────────────────────────────── 6      ◎議案第1号~議案第12号の質疑・討論・採決
    ◯議長(近藤 忍君) それでは、まず、議案第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題に供します。  本議案につきましては、質疑の通告がございませんでしたので、直ちに討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 7 ◯議長(近藤 忍君) 次、賛成者。          〔発言する者なし〕 8 ◯議長(近藤 忍君) 討論がありませんので、採決いたします。  議案第1号を原案のとおり承認することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 9 ◯議長(近藤 忍君) 起立全員であります。よって、議案第1号は原案のとおり承認されました。  次に、議案第2号 令和元年度木更津一般会計補正予算(第7号)を議題に供します。  本議案については、あらかじめ3名の議員より質疑の通告がありましたので、通告者に限り質疑を行います。それでは、まず、田中紀子議員、ご質疑願います。田中議員。 10 ◯11番(田中紀子さん) 議案第2号 令和元年度木更津一般会計補正予算(第7号)について。  住宅応急修理事業について。  災害救助費住宅応急修理事業については、12月議会では、年度内に工事が終わらないため、1億7,744万5,000円の繰越明許と説明されました。そして、今回は、58ページに補正予算1億2,421万1,000円の減額であり、次年度に繰り越すのかと思ったら、14ページ、繰越明許費補正、変更、1億2,421万1,000円の減額であります。これは何を意味するのか、ご説明ください。  次に、地域医療介護総合確保基金事業補助金について。  54ページの補正予算では、4,656万3,000円の減額であり、11ページの繰越明許費補正では、2億590万5,000円とあります。これについてご説明ください。  3点目は、資料もご覧ください。  昨年度の3月補正での繰越明許費の総額は20億5,753万3,000円、今年度は大幅に増え、28億9,201万8,000円となります。災害関連以外の要因では、国の15ヶ月予算による事業費で、年度を超えて行わざるを得ない事業なのか、今年度事業が進まなかったためなのか、当初より継続した事業だったのか、ご説明ください。  以上です。 11 ◯議長(近藤 忍君) 質疑に対する当局の答弁を求めます。土居総務部長。 12 ◯総務部長(土居和幸君) 私からは、議案第2号 令和元年度木更津一般会計補正予算(第7号)に係る、住宅応急修理事業費についてお答えいたします。  当該事業費につきましては、令和元年12月市議会定例会におきまして、1億7,744万5,000円の専決処分を承認いただいたところでございます。この時点では、年度内の支出は見込んでおりませんでしたので、執行状況に応じた柔軟な対応が可能となるよう、全額を繰越明許費としたものでございます。このような中、より迅速に支援を行い、一日も早い復興を目指すため、早期に事業を開始したところでございます。その結果、本年度におきましては事業量全体の3割、次年度におきましてはその7割の支援を見込み、次年度の事業費として、1億2,421万1,000円を繰越明許費補正額として減額したところでございます。  私からは以上でございます。 13 ◯議長(近藤 忍君) 次の答弁者、宮野福祉部長。 14 ◯福祉部長(宮野照久君) 私からは、議案第2号 令和元年度木更津一般会計補正予算(第7号)のうち、地域医療介護総合確保基金事業補助金について、お答えをいたします。  当該補助金は、第7期介護保険事業計画に登載をしております、地域密着型サービスを提供する施設の整備に対し、交付するものでございます。今年度は、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、小規模多機能型居宅介護併設小規模特別養護老人ホーム認知症グループホーム、及び地域包括支援センターの整備について、施設整備開設準備の2種類の補助金を交付する予定でございました。しかしながら、台風15号など、相次ぐ自然災害の発生により、工期に遅れが生じた等の理由により、年度内の開設が困難となったことから、今回の予算措置をしようとするものでございます。  なお、千葉県からの通知等により、ただいま申し上げました補助金のうち、開設準備補助金整備事業者の選定が終了していない施設整備補助金につきましては、繰り越しが認められず、開設年度に改めて交付申請をすることとなっておりますことから、繰越明許費減額補正予算措置をそれぞれ行おうとするものでございます。  具体的に申し上げますと、定期巡回・随時対応型訪問介護看護につきましては、今年度中の開設を予定しておりますが、選定した事業者が既存施設を使用することとしたため、施設整備補助金594万円を減額補正いたしました。小規模多機能型居宅介護併設小規模特別養護老人ホームの整備に係る補助金1億7,230万5,000円につきましては繰越明許費として、開設準備に係る補助金3,188万2,000円につきましては減額補正といたしました。認知症グループホームの整備に係る補助金3,360万円につきましては繰越明許費とし、開設準備に係る補助金755万1,000円につきましては減額補正として、計上をいたしました。地域包括支援センターにつきましては、改めてその形態や機能面を含めた検討を行うこととしたため、施設整備に係る補助金119万円を減額補正したものでございます。  私からは以上でございます。 15 ◯議長(近藤 忍君) 次の答弁者、高浦財務部長。 16 ◯財務部長(高浦 浩君) 私からは、議案第2号のうち、繰越明許費について、お答えをいたします。  令和2年度の繰越明許費設定は40件と、昨年度の15件と比較いたしまして、25件増加しております。繰り越しの理由といたしましては、災害に関連するものが12件、18億6,657万6,000円、災害以外では、災害復旧を優先させたことにより、予算の執行が遅れたことによるものなど、そのほか個々の理由によるものが28件、10億2,544万2,000円でございます。このうち国の補正予算、いわゆる15ヶ月予算による繰越明許費を設定したものは、金田小学校屋内運動場構造部材対策事業費2,042万7,000円でございます。  なお、当初予算段階から翌年度に繰り越しを予定した事業はございません。  以上でございます。 17 ◯議長(近藤 忍君) 次に、高橋てる子議員、ご質疑願います。高橋議員。 18 ◯21番(高橋てる子さん) 恐れ入ります。一般会計補正予算(第7号)についての、まず財務部と総務部と経済部になりますので、よろしくお願いします。  財務関係ですけれども、これが議決されると、ほぼ今年度の全ての予算が確定することになるわけですけれども、歳入補正予算に関して、市税2億円の増額、財政調整のための財調の基金5.8億円の減額です。市税を初めとする一般財源の見積もり、表裏一体となる財調の繰り入れについて、どのように評価しているのか、まず伺います。  2点目は、歳出予算補正に関して、義務的経費を含めた経常的経費の状況、及び、義務的経費を除く経常的経費補正状況について、お答えください。  次に、総務に関してですけれども、1点目は、金田小学校太田中学校校舎増築事業費1億4,872万円の減額について、12月議会で、低価格入札で工事請負業者が確定した事業だと思うんですけれども、入札差金ではなく、設計の見直しということですが、ご説明をいただきたいと思います。  2点目は、1億4,872万円の減額補正建築工事のみの金額でしょうか。電気や機械設備工事費については、予算の変更はないのでしょうか、伺います。  次に、経済部に、プレミアム付商品券給付事業費の4,500万円の減額についてですが、どのように分析し、評価しているのか、給付事務費の減額はなかったのか、あわせてご説明ください。  以上です。 19 ◯議長(近藤 忍君) 質疑に対する当局の答弁を求めます。高浦財務部長。 20 ◯財務部長(高浦 浩君) 私からは、議案第2号 令和元年度木更津一般会計補正予算(第7号)のうち、財務部所管事項について、お答えをいたします。  まず、市税2億円増、財政調整基金5.8億円の減額の評価についてのご質疑でございますが、当初予算における市税の見積もりにつきましては、納税義務者数の伸び、経済情勢、徴収率及び国や県からの制度改正の情報を勘案し、予算計上しているところでございます。そのほか、市税以外の歳入歳出につきましても、実績などを勘案し、その時点で見込まれる適正な額を計上しているところでございます。  市税2億円の増額の要因につきましては、個人市民税において、給与収入の伸びや徴収率の向上、固定資産税におきまして、企業の新規設備投資などにより増額したものでございます。また、歳出の減額につきましては、予算執行段階での努力、入札差金、補助事業における国・県補助金の交付額の減額などにより事業費を減額したものでございます。その結果、財政調整基金5億8,000万円の減額となりましたが、その後の状況の変化に応じて、予算の補正を行っているため、やむを得ないものと考えております。今後も、それぞれの時点における、適正な歳入歳出の見積もりを行ってまいります。  続きまして、経常的経費補正状況についてでございますが、3月補正予算における義務的経費を含めた経常的経費の状況、及び、義務的経費を除く経常的経費補正状況につきましては、資料1の3月補正予算における経常的経費の内訳をご覧ください。義務的経費を含めた経常的経費につきましては、3億1,907万3,000円の減額、義務的経費を除く経常的経費につきましては、3億2,551万2,000円の減額でございます。  以上でございます。 21 ◯議長(近藤 忍君) 次の答弁者、土居総務部長。 22 ◯総務部長(土居和幸君) 私からは、金田小学校校舎増築事業費及び太田中学校校舎増築事業費について、ご答弁を申し上げます。  議員お尋ねのとおり、両事業につきましては、令和元年12月市議会定例会におきまして、工事請負契約の締結について、議決をいただいたところでございます。これらの事業について、工事発注に当たり、実施設計内容を精査したところでございます。精査の内容といたしましては、必要諸室や配置場所の検討による全体面積や仮設工事費の減額、地質調査による地盤改良費の減額等でございます。また、オリンピック・パラリンピックの関連工事の関係で、毎年のように労務単価が上昇をしておりました。その上昇分を見込んだ予算となっておりましたが、想定ほど上昇をしなかったことによる減額もございます。これらにより、事業費に1億4,872万円の不用額が生じたため、減額補正をしようとするものでございます。  続きまして、減額補正建築工事のみかというお尋ねでございますが、建築工事電気工事、機械工事、全てを合わせた予算総額での変更でございます。  以上でございます。 23 ◯議長(近藤 忍君) 次の答弁者、栗原経済部長。 24 ◯経済部長(栗原由和君) 私からは、プレミアム付商品券事業につきまして、お答えいたします。  初めに、本事業につきましては、昨年10月の消費税の引き上げが、低所得者・子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起・下支えをすることを目的とし、全額国庫補助により、全ての市町村が実施しているものでございます。具体的には、2万円を支払うと5,000円分のプレミアムがつき、2万5,000円分の商品券が購入できるものでございます。給付事業につきましては、1人当たり5,000円のプレミアム分に係る予算でございます。当初は住民税非課税者1万4,500人、3歳までの子ども3,500人、合計1万8,000人の対象者全ての方が購入可能な額、9,000万円を予算措置しておりましたところ、現在までの販売実績に合わせ、4,500万円を減額しようとするものでございます。  本事業の分析・評価でございますが、購入された商品券の約6割がスーパーで使用されていることからも、昨年10月の消費税増税が家計に与える影響を緩和するという、当初の目的に対しましては、一定の効果があったものと考えております。一方で、本市の非課税者の申請割合は29.52%にとどまっており、また全国的にも商品券の発行数が伸びておりません。この原因につきましては、非課税者の方が2万円を支払い2万5,000円分の商品券を購入するという制度設計が、利用者のご理解を得られなかったことなどを、主な要因として分析しております。  なお、給付事務費につきましても、臨時職員の人件費や通信運搬費の減額等、経費削減に努めた結果、525万6,000円の補正減を計上させていただいております。  私からは以上でございます。 25 ◯議長(近藤 忍君) 答弁は終わりました。高橋議員。 26 ◯21番(高橋てる子さん) それでは、1点目、財務関係ですけれども、市税の2億円の増、それから財調5.8億円の減ということですので、当然、経常収支比率はよくなっているというふうに思うんですけれども、この辺についてご説明ください。 27 ◯議長(近藤 忍君) 高浦財務部長。 28 ◯財務部長(高浦 浩君) 議員おっしゃいますとおり、市税などの経常一般財源等が増額となり、経常一般財源等で支出する経常的経費が減額となれば、経常収支比率は改善されるものでございます。今年度、当初予算からこれまでの補正予算におきまして、経常一般財源等で支出する経常的経費が増額となっていることから、当初予算での経常収支比率は94.7%でしたが、3月補正の予算ベースにおきましては94.9%と、0.2%上昇しております。決算におきましては、予算の執行状況や決算処理によりまして、より詳細に区分してまいりますので、経常収支比率予算ベースより下がるものと考えております。  以上でございます。 29 ◯議長(近藤 忍君) 次、3回目で、最後の質疑となります。高橋議員。 30 ◯21番(高橋てる子さん) 3回目ですので、財務の方に関しては、臨時的な収入の財政調整基金も、繰り入れれば一般財源ですけれども、この臨時的な収入である財調に頼らずに当初予算編成ができればベターだと、私はいつも思っています。この実現に向けて、決算にできるだけ合致するような、市税などの一般財源を予算計上すべきだと思っています。たとえ予算の過大見積もりをしても、平成30年度3月の補正予算もそうでしたけれども、市税の増額、財調の減額というように、予算を組み替えればいいのではないでしょうか。要は、正確な市税の見積もりに尽きるというふうに思っております。行革が停滞している中で、財務はよく頑張っていると思いますよ。  次に、小中学校の件について、総務に質疑させてもらいます。  建築工事のみでの減額だったとすると、当初予算で、2つの学校を合わせて税込み3億9,171万円ですから、1億4,872万円の減額は約38%の減ということになります。今回、電気工事機械設備工事も含むということですけれども、それでも減額率は約28%ですよね。当初の事業計画や予算計上が余りにもずさんだったのではないかと思っています。  1点目、この2校の建設工事は、電気機械工事に関する設計業務を令和元年6月21日に契約していますので、それより前に発注していることになるんですね。つまり、設備設計完了後、電気工事、それから機械設備工事の入札が行われたと思いますけれども、建築設計ができていないのに、どうして電気機械設備工事の設計ができたのかということが1点目。  2点目は、建築工事については、設計を施工業者が行うという、極めて異例な形式での入札です。ということは、施工業者は自ら行う設計次第で、工事費を低廉化することが可能なんですね。このような形式の入札は、入札の公平性・公正性が損なわれるというふうに思っているんです。さらに、こちら市役所側ですけれども、建築で最も重要な地盤調査を行わず、それから、必要諸室や配置場所の検討ということですので、これも確定していない状況です。さらに、全体面積の減ということは、これも確定していない中で、設計に対する不安定要素が多いということでしょうけれども、こういう状況の中で、予算の組み立て、予算の要求ができるものなんでしょうか、伺います。  次に、経済部の方ですけれども、国の政策というか、制度設計がまずかったということだと思いますけれども、高齢者はエンゲル係数が高いので、やっぱりスーパーみたいなところに多くの使用できるところがないと困るかなというふうに思っているんですが、アクアコインを使った電子版のプレミアム付商品券を発行するというふうに伺っていたんですけれども、その実績と評価についてご説明ください。  以上です。 31 ◯議長(近藤 忍君) 当局の答弁を求めます。土居総務部長。 32 ◯総務部長(土居和幸君) まず、建築と電気と機械設備の設計につきましては、同時に設計をしております。これは、建築工事は内部で設計をしておりますので、内部設計をやると同時に、設備設計、電気設備工事、機械設備工事の設計を委託し、同時に設計をしているところでございます。建築工事が内部でということでございますが、こちらは、先ほど設計者と施工者が同じということでございますけども、これは仕様発注という手法で発注をしているものでございます。  続きまして、予算どりの関係でございますが、過去の校舎の増築工事がございますので、その実績をもとに、必要面積に応じた予算といいますか、工事費の概算を算出し、その後、実際の実施設計の段階で精査をしたときの差額の金額を減額ということでございます。 33 ◯議長(近藤 忍君) 次の答弁者、栗原経済部長。 34 ◯経済部長(栗原由和君) 電子版のプレミアム付商品券につきまして、お答えいたします。  本市では、アクアコインを活用した電子版商品券の導入につきまして、国と協議を行ったところ、全国唯一の事例として、承認が得られたところでございます。このため、昨年6月補正におきまして、電子版商品券の選択に対するインセンティブとして、紙の商品券では2万円で2万5,000円の商品券が購入できるところ、市の独自財源により、5%のプレミアムを上乗せし、2万6,000円分の電子版商品券が購入できるものとして、販売を実施したところでございます。ご質疑の販売実績でございますが、1月末現在、全体で2万1,920セットを販売したところ、このうち740セットを電子版で販売しておりますが、率にいたしますと3.3%の販売にとどまっております。このため、今3月補正におきまして、アクアコイン普及推進事業費につきまして、482万8,000円の減額補正を計上させていただいたところでございます。  この要因でございますが、電子版商品券の取り扱いについて、特に利用要望の多いナショナルチェーンのスーパーマーケットやドラッグストア等におきましては、本社との協議に時間を要すること、本市独自の仕組みへの対応が困難なことから、思うように導入が進まなかったことによるものと考えております。  なお、この際の加入促進活動等の結果、今月より、スーパーマーケットカスミの加盟に至ったところであり、利用者の拡大とあわせ、今後のアクアコインの普及推進には、一定の効果があったものと考えております。  私からは以上でございます。 35 ◯議長(近藤 忍君) 最後に、鶴岡大治議員、ご質疑願います。鶴岡議員。 36 ◯12番(鶴岡大治君) それでは、通告順に従いまして、順次、質疑させていただきます。  まず、議案別冊40ページ、10款5項5目、説明欄11、ふるさと応援寄附金事業費1,583万7,000円の増額補正について伺います。  寄附金の明細ということで、別添資料が会議システムに入っておりますので、それを逆算しますと、増額となりましたふるさと応援寄附金は、3,065万9,000円であったと思われます。それに対して必要な経費増が、今回の1,583万7,000円であるということでございます。率に直すと優に51.7%であります。経費の詳細について、ご説明をお願いいたしたいと思います。  続きまして、関連いたしますので、実際のホームページを確認していただきたいと思います。恐れ入りますが、事務局、URL付きの資料を送付していただけますか。  ここの「長押し」というところをちょっと長押ししていただきますと、これが、リアルタイムでの木更津市のホームページから入りましたふるさと納税の「ふるさとチョイス」でのさらに「使い道」というところをクリックした状況での場面でございます。ここに「選べる使い道」ということで、「有機米」以下、19項目の使い道が載っております。ざらっと下にスクロールしていただきますと、なぜか写真がない箇所が8項目出てまいります。まず、これについては、改善をお願いしたいと思います。  質疑に入ります。  上の2つのアイコン、「有機米」と「がんばろう」につきましては、クリックするとリアルタイムで数字が出るシステムになっております。恐れ入ります。押していただければと思います。押していただいて、また戻るときはもう一回戻るんですけれども、ここで2つについてはリアルタイムで数字が出ると。しかし、ほかの17ヶ所については、そのようなシステムにはなっておりません。これについてのご見解をお願いいたしたいと思います。  次の質疑は、寄附金の内訳の別添資料の中には、庁舎建設基金寄附金として15万8,000円計上されているんですが、今回の19のアイコンの「選べる使い道」の中には、なぜかこの庁舎建設寄附金というものが存在しておりません。この件についてのご説明をお願いいたします。  次の質疑は、クリックしていただきました「有機米」と「がんばろう」には、本日リアルタイムで私もさっき確認したんですけど、有機米は31万1,000円、台風被害については929万940円が寄附されております。これら寄附は今回の補正ではどのように支出されているのか、ご説明をお願いいたします。  続きまして、議案別冊42ページ、公共施設整備基金積立金1億107万1,000円の増額補正について伺います。  過去の答弁によれば、7億3,000万円を基準として出し入れするという性質が、公共施設整備基金というものであるとのことですが、その考え方は、私も非常にすばらしいと思います。今回増額できた内訳をお示し願いたいと思います。  この公共施設整備基金についての確認ですけれども、入札等の差金は全てこの基金に繰り入れるのか。要は、公共施設系の残金は、一般財源ではなくて全てこの基金に一旦入れるという考えでいいのか。現在の基金残高は幾らなのか、今後の見通し等はどうなのか、それについてもお答えいただきたいと思います。  続きまして、大きな項目3点目は、別添資料でいただいております寄附金の中に、大変ありがたいことにいろんな寄附が出ております。中でも匿名で70万円など、さまざまな方からの寄附をいただいております。木更津市は、これに対しては、礼節を持って、深甚なる謝意をあらわさなければならないと思っております。どのようになされているのか、相対でやっておられるのか。相対でできない場合はどうしているのか。特に個人名を出さない匿名の方に対しては、どのように謝意を表しているのか、それについてもご説明をお願いしたいと思います。  以上です。 37 ◯議長(近藤 忍君) 質疑に対する当局の答弁を求めます。高浦財務部長。 38 ◯財務部長(高浦 浩君) 私からは、議案第2号 令和元年度木更津一般会計補正予算(第7号)について、お答えをいたします。  まず、ふるさと応援寄附金の経費の詳細についてでございますが、寄附に対する返礼品代金として810万円、配送経費として191万6,000円、ふるさと納税ポータルサイトへの委託料として237万円、ふるさと応援事業の委託料として314万9,000円、そのほか寄附者への書類の郵送料やクレジット決済に係る手数料など、30万2,000円となっております。
     なお、3月補正後の寄附金額に対する返礼品代金の割合は28.3%、経費全体の割合は55.7%でございます。  続きまして、写真のないアイコンについてでございますが、議員ご指摘のとおりでございますので、早急に、基金の目的に合いました写真を掲載し、改善してまいりたいと思っております。  次に、使い道アイコンのうち現状の数値が示されない点でございますが、当該ページにつきましては、本市が委託しておりますポータルサイトのページでございます。現状の数値が示される有機米アイコンはクラウドファンディングとして、また、令和元年台風15号アイコンは災害支援として、委託先において、通常寄附とは別に管理しているため、現状の数値が示されているものでございまして、そのほかのアイコンにも同様の機能を持たせるためには、委託先のシステム改修が必要となっております。委託先には本市の要望を伝えているところでございます。  次に、庁舎建設基金寄附金アイコンがない理由でございますが、庁舎整備につきましては、9月市議会定例会議員全員協議会におきまして、公共施設再配置基礎調査業務の中間報告として、配置プランをご説明した上で、市庁舎については、民間施設を賃借する方向性を示したところでございます。このプランを庁舎整備検討委員会等でご協議いただき、意見公募手続を経て、市として決定することから、庁舎建設基金を一時的にふるさと納税の使途から除外してございます。  次に、有機米及び台風被害への寄附金がどのように支出されているかでございますが、寄附金は一般財源のため、個別に事業に充当されませんが、それぞれ寄附の目的に沿った事業の一般財源の一部として、支出されることになります。  続きまして、公共施設整備基金についてのお尋ねでございますが、公共施設整備基金積立金につきましては、事業によっては、国費などの交付額や入札差金などにより、一般財源額に増減が生じるため、3月議会で予算を補正してございます。今回の増額補正における大きな要因でございますが、平成30年度からの繰り越し事業の小学校空調設備整備事業及び中学校空調設備整備事業における入札差金により、契約額が大幅に減額となったことから、積立額を増額するものでございます。  公共施設整備基金は、公共施設の整備に要する財源に充てるため設置しており、既存の施設の維持・更新をその対象としております。予算編成時に対象事業を選定し、入札差金が生じた場合には、先ほどご答弁申し上げましたとおり、3月補正予算において、基金積立金を増額しております。  基金残高でございますが、平成29年度に6億5,479万5,083円で基金を創設し、同年度は財源充当のため9,100万4,000円を取り崩しましたが、以降は毎年度積み立てており、今年度末残高は8億7,021万円、令和2年度末残高は9億1,755万円を見込んでおります。今後も、各年度の事業規模により残高が増減いたしますが、将来の負担を平準化できるよう、有効に活用してまいりたいと考えております。  続きまして、寄附金についてのご質疑にお答えをいたします。  ふるさと納税での寄附の場合には、一部郵送による場合や直接持参される場合もございますが、ほとんどの寄附がふるさとチョイスからの申し込みであり、寄附者の情報は把握できておりますことから、全ての寄附者に対し、寄附金受領証明書及びお礼状を送付しております。  なお、資料のふるさと応援寄附金における匿名とは、外部への公表について希望しない方をあらわしているところでございます。  一方、一般の寄附の場合には、寄附者から寄附申出書を提出していただき、寄附の目的に沿って、担当部署が寄附を採納し、市長名による寄附採納証明書及びお礼状をお渡しした上、報道各社への情報提供の可否を確認しているところでございます。郵送などによる匿名の寄附につきましては、その旨を報道各社に情報提供し、記事として紙面に記載されることで、市として感謝の意をあらわすことになるものと考えております。  また、市の公益のため100万円以上の私財を寄附した者または団体に該当する場合には、木更津市功労表彰規則に定める、功労表彰基準に該当することから、寄附者に受賞の意向を確認し、報道各社へ連絡の上、功労表彰式を開催し、市長から表彰状を授与しているところでございます。  なお、ふるさと応援寄附金では、返礼品が選択可能でございますが、そのほかの場合につきましては、本市から物品の提供はございません。  以上でございます。 39 ◯議長(近藤 忍君) 答弁が終わりました。鶴岡議員。 40 ◯12番(鶴岡大治君) また1点ちょっと要望なんですけど、先ほどの使い道、一番下にスクロールしましたら、年度の使い道実績報告というところが、これも空欄になっていまして、今答弁にあったように、実績は必ず発生しておりますので、これについても、できるだけホームページをより良いように改善していっていただきたいと思います。  もう1点は、上の使い道の2つしかクリックできないという点につきましては、これは設定している私たちとふるさとチョイスの問題であって、寄附されようとする人にとっては、何ら違いがないところで、なぜクリックできないかということなので、全てクリックしてリアルタイムで数字が出るように改善すべきだと思いますので、それについても、ぜひ予算措置をお願いしたいというふうに思っております。  質疑に入りますけれども、ふるさと寄附金からは、庁舎の件については、民間の施設を借りるから、アイコンを外したというふうな説明でした。ということは、要するに庁舎建設基金そのものに対する見解がどうなのかということをお伺いしたいと思います。令和2年度の予算書の中には、来年度2億153万6,000円が庁舎建設基金として予算措置されております。この件についての整合性を伺いたいと思います。 41 ◯議長(近藤 忍君) 高浦財務部長。 42 ◯財務部長(高浦 浩君) 庁舎建設基金寄附金でございますが、寄附者の意向で使途を選択された寄附金であることから、今後、市庁舎について、民間施設を賃借すると判断した場合には、寄附者の意向が反映されないこととなるため、寄附の使途から除外してございます。一方、庁舎建設基金積立金につきましては、市の一般財源の積み立てでございますので、寄附金と異なる扱いをしているところでございます。  以上でございます。 43 ◯議長(近藤 忍君) 以上で質疑を終了といたします。  次に、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 44 ◯議長(近藤 忍君) 次、賛成者。          〔発言する者なし〕 45 ◯議長(近藤 忍君) 討論がありませんので、採決いたします。  議案第2号を原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 46 ◯議長(近藤 忍君) 起立全員であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号 令和元年度木更津市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題に供します。  本議案につきましては、質疑の通告がございませんでしたので、直ちに討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 47 ◯議長(近藤 忍君) 次、賛成者。          〔発言する者なし〕 48 ◯議長(近藤 忍君) 討論がありませんので、採決いたします。  議案第3号を原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 49 ◯議長(近藤 忍君) 起立全員であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号 令和元年度木更津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題に供します。  本議案につきましては、質疑の通告がございませんでしたので、直ちに討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 50 ◯議長(近藤 忍君) 次、賛成者。          〔発言する者なし〕 51 ◯議長(近藤 忍君) 討論がありませんので、採決いたします。  議案第4号を原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 52 ◯議長(近藤 忍君) 起立全員であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号 令和元年度木更津市介護保険特別会計補正予算(第5号)を議題に供します。  本議案につきましては、質疑の通告がございませんでしたので、直ちに討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 53 ◯議長(近藤 忍君) 次、賛成者。          〔発言する者なし〕 54 ◯議長(近藤 忍君) 討論がありませんので、採決いたします。  議案第5号を原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 55 ◯議長(近藤 忍君) 起立全員であります。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号 令和元年度木更津市公設地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)を議題に供します。  本議案につきましては、質疑の通告がございませんでしたので、直ちに討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 56 ◯議長(近藤 忍君) 次、賛成者。          〔発言する者なし〕 57 ◯議長(近藤 忍君) 討論がありませんので、採決いたします。  議案第6号を原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 58 ◯議長(近藤 忍君) 起立全員であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号 令和元年度木更津市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題に供します。  本議案につきましては、質疑の通告がございませんでしたので、直ちに討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 59 ◯議長(近藤 忍君) 次、賛成者。          〔発言する者なし〕 60 ◯議長(近藤 忍君) 討論がありませんので、採決いたします。  議案第7号を原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 61 ◯議長(近藤 忍君) 起立全員であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号 職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。  本議案につきましては、質疑の通告がございませんでしたので、直ちに討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 62 ◯議長(近藤 忍君) 次、賛成者。          〔発言する者なし〕 63 ◯議長(近藤 忍君) 討論がありませんので、採決いたします。  議案第8号を原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 64 ◯議長(近藤 忍君) 起立全員であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号 手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。  本議案につきましては、質疑の通告がございませんでしたので、直ちに討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 65 ◯議長(近藤 忍君) 次、賛成者。          〔発言する者なし〕 66 ◯議長(近藤 忍君) 討論がありませんので、採決いたします。  議案第9号を原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。
             〔賛成者起立〕 67 ◯議長(近藤 忍君) 起立全員であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号 木更津市印鑑条例及び木更津市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。  本議案につきましては、質疑の通告がございませんでしたので、直ちに討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 68 ◯議長(近藤 忍君) 次、賛成者。          〔発言する者なし〕 69 ◯議長(近藤 忍君) 討論がありませんので、採決いたします。  議案第10号を原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 70 ◯議長(近藤 忍君) 起立全員であります。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号 木更津市空家等対策の推進に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。  本議案につきましては、質疑の通告がございませんでしたので、直ちに討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 71 ◯議長(近藤 忍君) 次、賛成者。          〔発言する者なし〕 72 ◯議長(近藤 忍君) 討論がありませんので、採決いたします。  議案第11号を原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 73 ◯議長(近藤 忍君) 起立全員であります。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号 原子力発電所の事故に起因する損害に対する和解についてを議題に供します。  本議案につきましては、質疑の通告がございませんでしたので、直ちに討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 74 ◯議長(近藤 忍君) 次、賛成者。          〔発言する者なし〕 75 ◯議長(近藤 忍君) 討論がありませんので、採決いたします。  議案第12号を原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 76 ◯議長(近藤 忍君) 起立全員であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────── 77      ◎発議案第1号の上程 ◯議長(近藤 忍君) 次に、日程第3、発議案の上程を行います。  発議案第1号を上程いたします。  発議案は、会議システムに登録いたしましたので、朗読を省略いたします。   ─────────────────────────────────────── 78      ◎発議案第1号の説明 ◯議長(近藤 忍君) それでは、発議案第1号について、斉藤高根議員から提案理由の説明を求めます。斉藤議員。          〔17番 斉藤高根君登壇〕 79 ◯17番(斉藤高根君) それでは、私から、発議案第1号 木更津市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての、提案理由を説明申し上げます。  本発議案は、先ほど可決されました議案第8号と同様に、令和元年の人事院勧告等を踏まえ、市議会議員の期末手当の支給率を改定するために、関係条文の整備をしようとするものです。  何とぞ議員各位の賛同を賜り、原案どおり可決賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 80 ◯議長(近藤 忍君) 以上で説明は終わりました。   ─────────────────────────────────────── 81      ◎委員会付託省略 ◯議長(近藤 忍君) お諮りいたします。発議案第1号は委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 82 ◯議長(近藤 忍君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。   ─────────────────────────────────────── 83      ◎発議案第1号の討論・採決 ◯議長(近藤 忍君) 次に、日程第4、発議案の審議を行います。  発議案第1号 木更津市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。  本議案につきましては、質疑の通告がございませんでしたので、直ちに討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。田中議員。 84 ◯11番(田中紀子さん) 発議案第1号 木更津市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、反対討論をします。  今まで一般職の職員と常勤の特別職と3点セットだったのが、今回、議員の分だけ外れたのは評価できます。なぜならば、今までは職員の期末手当アップに便乗して、議員の期末手当もアップされる議案だったので、議員が自らのお手盛りで報酬アップすることが、市民からはなかなか見えにくい議案でした。しかし、今回、議員だけとなり発議されました。そこで、このお手盛りの発議案に対して、反対討論をさせていただきます。  非常勤特別職である議員報酬は、常勤職員の給与とは位置付けが違うのに、なぜ職員と同様に人事院勧告などを準用するのか。なぜ報酬本体は職員の給与に関する人事院勧告などに従わずに、期末手当だけ職員に合わせるのか。市民から聞かれたら、どう答えたらいいのでしょうか。木更津市の条例では、議員の報酬の変更の場合は、議案を出す前に学識経験者などで構成する特別職報酬等審議会、つまり第三者の意見を聴くことになっていますが、期末手当を審議することを条例で定めていません、と答えるのでしょうか。では、議員の期末手当はどういう位置付けで支給されているのでしょうかと聞かれたら、答えられません。  賛成の意見としては、多分、議員の政治活動のためのものであり、生活給ということは考えにくい、議員活動は思いだけではなかなか活動ができない、昨今、市民の政治離れという言葉を耳にし、議員のなり手がいない、などと考えるのではないでしょうか。本市議会においても、将来議員を志そうとする人にとっても魅力あるものにしたいと、私も思います。ごもっともです。ならば、このようなお手盛りの議案ではなく、堂々と市民に理解を得られるようにすべきです。私は、毎回主張していますが、何度でも言わせていただきます。議員自ら期末手当を上げる提案をし、市民からお手盛りと批判されないためにも、第三者機関である報酬審議会で検討した上で、提案をすべきと考えます。新潟市では、条例改正をし、報酬審議会では、議員の報酬だけでなく、期末手当も審議することにしました。  以上のことから、市民からの質問に説明責任を果たすためにも、まずは期末手当を上げることより、報酬審議会で検討する条例改正をすべきだということを申し上げて、今回は反対討論とさせていただきます。 85 ◯議長(近藤 忍君) 次、賛成者。          〔発言する者なし〕 86 ◯議長(近藤 忍君) 反対者。          〔発言する者なし〕 87 ◯議長(近藤 忍君) 討論終局と認め、採決いたします。  発議案第1号を原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 88 ◯議長(近藤 忍君) 起立多数であります。よって、発議案第1号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────── 89      ◎散会の宣告 ◯議長(近藤 忍君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  次会は、3月3日午前10時から本会議を開きます。  本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。                                (午前10時52分)   ───────────────────────────────────────      ◎本日の会議に付した事件  1.会議録署名議員の指名  1.議案第1号~議案第12号  1.発議案第1号 上記会議録を証するため下記署名いたします。  令和  年  月  日      議     長   近  藤     忍      署 名 議 員   平  野  卓  義      署 名 議 員   竹  内  伸  江 Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...