木更津市議会 2019-03-14
平成31年予算審査特別委員会 本文 2019-03-14
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◯委員長(座親政彦君) 委員並びに執行部の皆様、おはようございます。定刻前でございますが、関係者おそろいでございますので、進めさせていただきます。
ただいまの出席委員数は8名でございます。定足数に達しておりますので、これより
予算審査特別委員会を開会いたします。
なお、田中議員が傍聴されておりますので、報告いたします。
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2 ◯委員長(座親政彦君) それでは、審査に入りますが、第40款土木費の審査をお願いするわけでございますが、2回に分けさせていただきたいというふうに思います。まず、98ページから102ページまでの第40款土木費のうち、第5項土木管理費から第20項港湾費までについてご質疑をお願いいたします。
近藤委員。
3 ◯委員(近藤 忍君) まず1番、毎年言っている小規模ずつの施工についての話から始めさせてもらおうと思います。
昨日、鈴木委員が言っておりました側溝整備事業、若葉町を具体的な事例として話させていただきます。来年度予算、側溝整備事業が3,750万円計上されております。今、皆さんのところに通知させていただきましたが、この図面番号6の若葉町の市道6006号線、側溝整備ですが、これは平成25年から始まり、やっと平成31年で事業が完結するということで、来年度は45メーターの施工という形になっております。
これをつまり平成25年、26年、27年、28年、29年、30年、31年と7年間かけてやっていて、これくらいの事業であれば、1人の職員が1年で簡単にできるような仕事なんですが、要は職員が7倍普通にかかっているんですよ。地元の方としても、毎年のように交通規制がかかって、毎年のように回覧を回し、ちょっとずつ仕事が終わると。施工業者としたって、工事の準備をしてちょっと仕事だけして、また全部帰っていくと。そのために掘削機、バックホーを持っていって、またそれを回送してということであって、小規模な工事だと、岸課長にちょっと事前に聞いたら、あんな小規模な工事だったら、ちょっと規模を大きくしたってやっぱり小規模なままだから、諸経費率は変わらないという話は聞いたんですけれども、もう少しまとめてやれば、経費率が下がってきて、金額が大きくなると諸経費率は下がるので、それでメーター当たりの単価が安くできるんではないかというふうに思うわけです。だから、もう少しそれで地元とすると、交通渋滞とかいうさまざまなデメリットも受けてることを考えると、1つの現場は1年なり2年なりで異常に長い現場は別としても、完結させるようなぐらいに、特におとといから言っているように土木関係については地域の要望も高いところですので、さまざまな要望が市にあって、地域要望だけではなくて、将来の市のために政策的な展開とか要望がないことにも予算を投じなければならないことも百も承知の上で言ってるわけですけども、もう少しここのあたりの効率的な執行ということも考えると、もう少し土木費について特に維持補修なんかについては、まとまった金額を少し出すべきではないかなと思うんですが、それについて所管課としてはいかがお考えでしょうか。
4 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
5 ◯土木課長(岸 知己君) 整備工事の施工ロットをもう少し大きくできないかということでございますけれども、現在の側溝整備事業の実施につきましては、今年度が12ヶ所、来年度の予定は14ヶ所一応予定しているとこでございます。地元の皆様からご要望をいただいているところで、今後、整備をお待ちいただいてるところを含めて、継続箇所を含めて今32ヶ所ほどご要望を頂戴しているところでございます。これらの要望は、いずれもその地区の方にとって早期に行ってほしいという熱意でいただいている要望というふうに私どもは受け取っております。
市としては、限られた予算の中で、必要性や安全性を検討の上、可能な限り要望にお応えしたく対応しておりますので、こうしたように事業箇所が多くなっているというふうに思っております。担当課としては、一刻も早く路線整備を完了させたいというのは、地元の方と同じでございますので、今後とも担当課としましては、予算の確保に努めてまいりたいというふうに考えております。
6 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
7 ◯委員(近藤 忍君) 限られた予算の中でというのはわかるんですが、いろんな地域から要望が上がって、あっちがやっているのに、何でうちができないんだよというような話も担当課には当然上がってくるから、いろんなところに総花的に対応すると、ちょっとずつしかできないという、そんな中で事情もわからなくもないんですけども、例えばこの若葉町なんかでいうと、偶数年度ずつやって、ちょっと1年間待ってというような形であれば、4回か3回入れば済むような形になるので、職員1人当たりの施工と考えると、そうすると逆にコストアップになっているんですよ。職員は余分に人件費がかかりますので、1人の人間が45メーター施工するのを積算して監督して検査を受けるのも、80メーター、100メーターを積算して監督して検査を受けるのも、ほぼ全く労務は一緒ですから、工事費だけはかかるので、職員が余分にかかってしまうというような状況にもなるので、1つは現場を絞って、それでもなおかつ多くのところをやるという展開もあるんですが、もっと根本的にはやっぱり予算をもっと多く要求するべきというふうに私は考えるんですよ。
だけど、1つ根本的なところが予算のシーリング制というんですかね、前年度決算見込みに合わせて、それから余り大きく増えることのないようにというような予算で、上限が決められている中で余り大きな予算要求ができないというこの予算制度もあるんですけども、トータル的に考えると、やっぱり職員が数多くの現場をこなしていて手が回らない。また、受けている施工業者ももうからないみたいなことも考えると、もう少しこの辺は見直していくべきだということを、私はずっと予算審査のたびに言っていて、それが特に変更されているようには考えられないんですけど、それについて部内でもうちょっと考えるというところはいかがでしょうかね。
8 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
9 ◯土木課長(岸 知己君) 委員のおっしゃることは、本当によくわかります。部内ででもご要望者のご意見なども伺って、ご要望を調整すると言ったらおかしいんですけども、説明させていただきながら、そういうふうな整備手法がとれるようであれば整備していきたいというふうに思います。
10 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
11 ◯委員(近藤 忍君) 三方よしは、施工業者よし、地元よし、市役所よしというようなことを考えて、しっかりと検討していただければと思います。これは要望で終わりにします。
12 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
13 ◯委員(鈴木秀子さん) 近藤委員、本当にありがとうございます。私の言いたいことを全部言っていただいたんですね。でも、本当にそう。皆さん、多分そういうふうに思っていると思うんですよ。議員は特に。やはり地域の人も少しずつやってもらっても、それで経費がかかるんじゃないのかと、みんな思うわけですよ。ということは、これは市全体の私は、市全体の計画、やっぱりそういう道路、橋梁、そういうことは大事なことじゃないですか、これから特にそういう防災のことに今力を入れています、本市は。その中でやっぱり道路が寸断されたら、どこも行けないわけですよ。そういう中で、やっぱり市全体でお金がないといつも言われるんですよ。皆さん言ってる。そういうふうに言われます。でもそうじゃないでしょうということですよ。
申しわけないけど、大型開発にそこから少しだけこちらに回すということだってあっていいと思うんですね。それだけかけないで、その分をこっちに回してほしい。やっぱり生活あっての、やっぱり市民の生活あってからの開発につながると思うんですよ。担当の人はいつもそれは思っていることだと思うんだけれども、やはりお金がないと言われればしようがないなというふうに思うと思うんですね。でもやはり市民のことを一番に考えてほしいんですよ。それはやっぱりこの木更津市に
もちょっといかがかなと。申しわけないですけど、大型開発にお金を使うんだったら、本当にちょっと名前を言って悪いかもしれないけど、マンション、
まちなかマンション、あれ半分は国から出るかもしれない、そのちょっとでもそれをやらなかったら市は……。
14 ◯委員長(座親政彦君) 端的な質疑をしてください。鈴木委員。
15 ◯委員(鈴木秀子さん) すみません、そういうことなので、そのことについてちょっとお尋ねしたいと思います。部長、お願いします。
16 ◯委員長(座親政彦君)
渡部都市整備部長。
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◯都市整備部長(渡部史朗君) ロット数の考え方ですよね。先ほど申しましたように、やはりたくさんの要望がございます。それをできるだけ多くの要望に応えたいという考え方から、今のようなシステムをとっておりまして、近藤委員の言われる職員1人当たりの負担というのは、確かに小さいロットの方が大きいというのは、十分認識しております。また、予算を十分に確保するということも、我々も今やっておりまして、来年度につきましては、特に舗装の補修関係では予算をかなりつけていただきまして、今まで以上につけていただきましたので、そういった点では道路の維持管理につきましても、予算は確保できているものと思っております。ただ、足りない部分もありますけれども、今後も引き続き適正な確保に努めてまいりたいと考えております。
18 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
19 ◯委員(三上和俊君) 地域自治とかなんとかという考え方の中で、住民に任せるということで、だから、岩根地区だったら大体これぐらい予算があるから、これでやってみろと、おたくなんかじゃんけんで決めたって何でもいいからという形の中で、岩根の中で住民が本当にあそこは大変だねとかいう形の中で、順番をつけるとか、そういうことをやっていけば、
まちづくり協議会という、何ていうかな、組織のありがたさとか、存立のあれが出てくるけど、今のままの
まちづくり協議会だと、何か固めたばかりで権限も何もないというようなことで、1つの参考意見なんですけどね、こういう土木行政に皆さんが応えるということになると、総花的で指摘した、近藤委員が言われたように経費倒れになってしまうというようなことで、住民にとってもマイナスだと。ちょっと自分の番に回ってくるまで何年か待てば、一応こういうふうに次は我々の番だよといえば、多分待つと思うんだよ、みんな。
それで、いつまでもできるということになれば、みんなそれなりの覚悟をしているわけだけど、今みたいな総花的だと、今年は何メートルやるとかビクビクしながら待ってんでしょう。来年、本当にやってくれるのかなと。だから、その辺のところの土木行政と住民の関係というのを、もう少し今まで以上に
まちづくり協議会というのを団体入れた中での対応というのをしてほしいと思いますが、また今日いるのかな、担当は、
まちづくり協議会というのはいないのか。
だから、そういう観点で組織をつくり上げていったらいいんじゃないかなと思いますけれど、それを委ねたほうがいいというふうに言わせていただきましたその土木担当の職員としては、そういう考え方はいかがでしょうかね。
20 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
21 ◯土木課長(岸 知己君) 道路の維持管理、私ども道路管理者ですので、道路の安全性とか、そういう規格に合った道路が道路法によって整備できるレベルといいますか、そこのところはどうしても道路管理者が確保しなければいけないというふうに考えております。安全性とか、その中で
まちづくり協議会にも参加していただいて、こういうところを早く整備していただきたいという要望がございましたら、そこは予算の関係もございますけども、しっかりと対応していきたいというふうには考えます。
以上です。〔「よろしくお願いします」と呼ぶ者あり〕
22 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
23 ◯委員(石井徳亮君) 101ページの
パークベイプロジェクト推進事業費の
富士見通り歩道改良の600万円ですけれども、
建設経済常任委員会協議会の資料をちょっと見させていただくと、これはアーケードを撤去して植栽しながらという話になっているんですけれども、ほぼほぼこの内容で決定なんでしょうか。
24 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
25 ◯土木課長(岸 知己君)
パークベイプロジェクト検討会の中で、
富士見通りデザイン検討会を、西口の市政協力員の方や商店街の代表の方と一緒に基本デザインを検討したところでございます。こういうデザインをもって今後富士見通りを整備していく、そのデザインをもとにして詳細設計をかけていくというようなところで、デザインとしての方向性を決めたところでございます。
26 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
27 ◯委員(石井徳亮君) 方向性をという形なんですけども、こちらの例えばアーケードの撤去というふうになっているんですけど、アーケードの持ち主がどなたかというのは、ちょっと余り把握していないんですけども、それを撤去するという形になると、こちら側の費用で全部撤去するものなのか、そちらの所有者の方からも費用負担はある程度もらって撤去するのか、その辺ちょっと教えてください。
28 ◯委員長(座親政彦君)
兵藤産業振興課長。
29 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 当該アーケードにつきましては、所有者が富士見通りの商店街振興組合さんになっております。商店会組合につきましては、会員の減少と会員の方の高齢化を含めまして、事業費のいわゆる撤去に関する事業費の捻出がかなり厳しいというお話も伺っております。とはいえ、本市の港につながっております
メインストリートのアーケードでございますので、安全の面に関しましても、なるべく市の方でどのような費用負担ができるのかというところも含めまして、今後関係課を含めまして、あと地元も含めまして検討してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
30 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
31 ◯委員(石井徳亮君) 全部が市の方でという形ではちょっと内容的にはよろしくないような気がしますので、その辺は検討をお願いします。
また、植栽についても東口もそうですし、ケヤキとかイチョウとか冬場になって全部葉っぱが落ちてしまうのというのは、結構葉っぱの管理がすごく大変で、ケヤキの木なんかの近くの店舗なんかだと毎朝毎朝風が吹いたらもう朝掃いても、もう昼にはまた山になっちゃうとか、そういったことがあるので、植栽についてもこちらの方の選定時期に、そういうものも考慮していただきたいと思います。
あと、こちらの
パークベイプロジェクトの方なのか、港湾費なのか、ちょっとわからないんですけれども、エルシオン前の港を埋め立ててという話が出ているので、以前に一般質問のときにさせてもらったんですけれども、エルシオンの前の渋滞が発生することが原因で、木更津税務署から八幡様の前までの細い通りを夕方すごい勢いでスピードで出して抜けていく、抜け道する方がすごく多いという話をして、あそこの道路を拡幅して渋滞対策をしたらどうだという話をさせてもらったんですけれども、どうせちょっと海の方を埋めるんだったら、その分道路も拡幅して左折専用レーンと右折専用レーンとかという形で拡幅していただいて、スムーズな交通の面と歩行者に対しての安全の面を同時に確保できるんじゃないかと思うんですけど、その辺はどうでしょうか。
32 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
33 ◯土木課長(岸 知己君) 以前にも一般質問でいただきましたとおり、エルシオン前の交差点の渋滞対策につきましては十分認識してございます。昨年11月に県道の木更津港線というところですので、道路管理者である県に交差点の渋滞解消に向けた要望を一度行っています。また、そのような中で木更津港線を
パークベイプロジェクトとして整備する富士見通りから鳥居崎公園までを結ぶ木更津港湾整備をする上でも関連する道路でございますので、先月2月に県道管理する君津土木事務所に経済部長、産業振興課長、都市整備部長とともに県道木更津港線の整備について再度要望させていただいたところです。
今後は経済部から港湾整備がより具体化されると聞いておりますので、期を逃すことなく対応させていただきたいというふうに考えています。
34 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
35 ◯委員(石井徳亮君) そういうお話でしたら、非常にいいような状態にもっていっていただければと思います。新日鉄さん方面からずっと通り抜ける方がほとんどだと思うんですけれども、地域住民の危険度が高まらないような配慮でお願いしたいと思います。
以上です。
36 ◯委員長(座親政彦君) 関連、近藤委員。
37 ◯委員(近藤 忍君) 関連です。今、石井委員が言われたのは、植栽の件については港口を出たときに、海を感じないという意見が前に何かの、緑の協議会か何かのときだったかな、何か緑の基本計画かなんかつくってるときにあって、植栽の中でも海を感じられるような、そういうような配慮というのもあるかと思うんですが、対応していただければと思います。
私が聞きたいのは、今、兵藤課長と岸課長が交互に答えたように、これを今後進めていくに当たって、どこで経済部から都市整備部にバトンタッチがされるのか。今、たまたま兵藤課長は経済部にいるけど、優秀な土木技師だから、まだ話はいいけど、これを経済部所管でどこまで引っ張ってくるのか、その辺のすみ分けというのは、もう内部でもしっかりと整理されているのか、そこをお聞きいたします。
38 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
39 ◯土木課長(岸 知己君) 今回の平成31年度当初予算の整備費用の関連予算につきましては、道路管理者の都市整備部の方から計上させていただいております。その後、組織の改編がございまして、経済部の中で
パークベイプロジェクトの担当が設置されるということになりましたので、現在経済部の方と業務分担について協議を重ねているところでございます。
以上です。
40 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
41 ◯委員(近藤 忍君) 先ほど答弁にありましたように、アーケードが富士見通り商店街ということになると、当然その商店主とか経済振興の視点で経済部が担っていくんでしょうけれども、余りそこに技術的な視点がないと安請け合いをしてしまって、ものすごい高いものをつくる羽目にもなる可能性もありますので、そのあたりをうまく調整をしていただいて、あと人事的な配慮も必要なのかと思いますけども、実効性のあるところでちゃんと地元と落ちつけるようにご検討いただければと思います。
42 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
43 ◯委員(鈴木秀子さん) 99ページの住宅建築、耐震診断改修工事と住宅リフォームが関連しているので、一緒に伺いたいと思うんですけど、今年度それぞれ何件の予定で予算を組んでいるんでしょうか。
44 ◯委員長(座親政彦君) 泉水建築指導課長。
45 ◯建築指導課長(泉水健司君) 今年度につきましては、耐震診断が20件、耐震改修が10件、木造リフォーム事業が6件で予算措置をさせていただいております。
46 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
47 ◯委員(鈴木秀子さん) 今年度はどれくらいの実績があったんでしょうか。
48 ◯委員長(座親政彦君) 泉水建築指導課長。
49 ◯建築指導課長(泉水健司君) 診断につきましては4件でございます。改修につきましては2件、リフォームにつきましても2件でございます。
50 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
51 ◯委員(鈴木秀子さん) せっかく国からの補助金が出ているということで、やる方にとってもメリットもあるのかなというふうに思うので、その広報、皆さんにやっぱりお知らせするやり方というのもちょっと工夫が必要ではないのかなと思うんですが、いかがでしょうか。
52 ◯委員長(座親政彦君) 泉水建築指導課長。
53 ◯建築指導課長(泉水健司君) 委員おっしゃるとおり、今までも広報、ホームページ等々で周知はしておりましたが、それではちょっとほかにもやり方があるんじゃないかということで現在考えているのは、毎年5月頃固定資産税の納付書が各建物の所有者に送付されると思いますが、その中に耐震改修を促進するようなチラシを入れて、建物所有者に周知をする予定を考えております。
54 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
55 ◯委員(鈴木秀子さん) すごい今、そういう住宅とかの耐震のことはすごく皆さん興味持っているかなというふうに思うんですね。やっぱり今きちんとやることはやるほうがいいのかなと。あとこれはどれくらいの国からの予算は出るんでしょうか。何人ぐらい。
56 ◯委員長(座親政彦君) 泉水建築指導課長。
57 ◯建築指導課長(泉水健司君) 国からは2分の1です。あと、県からも出ておりまして、県はその物件によっていろいろ幅がございまして、例えば23%を限度にするとか、金額で7万幾らを限度にするとか、ちょっと案件によってそれぞれ額が一定ではない状況であります。
58 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
59 ◯委員(鈴木秀子さん) ということも書いて皆さんにお知らせすると、また少しは違うのかなというふうに思うんですね。ぜひたくさんの方にこれをやっぱり受けるというか、診断、それから改修、それからリフォームにつなげていただきたいなと思うんですね。やる方にとっては、どれくらいのメリットがあるんでしょうか。
60 ◯委員長(座親政彦君) 泉水建築指導課長。
61 ◯建築指導課長(泉水健司君) 当然、耐震改修、リフォームをされることによって、所有者にとっての人命及び財産の確保ができるとともに、リフォームすることによって長期にわったって家に住むことができる、快適に住むことができるというようなメリットがあるというふうに考えています。
62 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
63 ◯委員(鈴木秀子さん) 例えば500万かかるとしたら、どれくらいの補助がいただけるんでしょうか。
64 ◯委員長(座親政彦君) 泉水建築指導課長。
65 ◯建築指導課長(泉水健司君) それは所有者の方にでしょうか。耐震改修につきましては、昭和56年以前と以降で補助の額が違っております。昭和56年以前につきましては40万円が限度になります。昭和56年以降につきましては20万、リフォームにつきましては30万を限度としております。
66 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
67 ◯委員(鈴木秀子さん) ぜひともそういうことは配慮して、広く皆さんにお知らせしていただきたいなと思います。ありがとうございます。
68 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
69 ◯委員(住ノ江雄次君) 関連です。耐震事業というお話でございましたけども、耐震事業を受けるような条件等々があるかと思うんですが、その周知徹底ということで固定資産税のときにお知らせみたいなものを入れるということなんですけど、簡単に言いますと、わかりやすい説明を入れていただきたいと。というのは、よくあるのが役所からいろいろな書類等々が来ても全然意味わかんなということで、そのままぽんとしっかり見ずに置いている方が結構いらっしゃるというのもありますので、そういう意味では、せっかくの事業でございますので、ぜひわかりやすい内容の文書でお知らせを願いたいなというふうに思いますけど、その点についてちょっとお願いします。
70 ◯委員長(座親政彦君) 泉水建築指導課長。
71 ◯建築指導課長(泉水健司君) 現在、既に案はつくっておりますが、今、委員の指摘のとおり市民の皆様にとってわかりやすいような表現を送付するまでには考えていきたいと考えております。
72 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。
73 ◯委員(大村富良君) 101ページの金田ICオンランプ・バス専用レーン設置事業費ということですけれども、これは委託ということであれなんですけど、まず1レーンでどこからどこまでという構想があるのかどうか、それを含めて完全にもう委託で何とか考えてくださいというふうなことなのか、ある程度構想があるのか、まずそこを確認させてください。
74 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
75 ◯土木課長(岸 知己君) この金田ICオンランプ・バス専用レーン設置事業費300万円、この内容につきましては、オンランプ部の国道409号線と市道101-2号線の交差点部の交通量調査を実施する経費でございます。その交通量調査を実施するようになった今までの経緯なんですけども、ご存じのとおり、土日祭日などの休日の午後はアクアライン本線の渋滞が関係し、オンランプ部のアクセス道路も著しい渋滞となっていると。そのことから
金田バスターミナルを利用する高速バスがスムーズに運行できない状況になってこれも今そういう状況になっているところでございます。
そのことから、本市で高速バスをスムーズに運行できるように、金田オンランプについて上り口が2車線であるところを3車線への拡幅、あと国道409号であるアクアライン連絡道側道の暫定2車線から4車線化、アクアライン本線の機能強化と、こういったことを昨年5月にNEXCO東日本関東支社長に6月に千葉県県土整備部長に、7月に国交省千葉国道事務所長に市長が直接要望したところでございます。そのことから千葉県ではアクアライン周辺道路の交通円滑化を目的に、8月にアクアライン交通円滑化プロジェクトチームを発足させまして、交通混雑緩和に向け、検討を始めているという状況でございます。
そのアクアライン円滑化プロジェクトチームの中で本市からの要望事項ということで、国・NEXCOへの働きかけをより深めるためには、本市の渋滞の現状を定量的な観点から、定量的な指標をもとに説明する必要があるということでありますので、自動車の交通量や渋滞の渋滞長などの調査を実施して今後の要望が実現できるよう実施していきたいというふうに考えています。
76 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。
77 ◯委員(大村富良君) わかりました。あと、今度、ゲートウエイビレッジ等が新しくできるに当たりまして、今度はあそこのアクアラインからおりてきて右折する車もかなり増えるんじゃないかと。今は三日月の方へ、宿泊施設へ行く車が当然あるわけなんですが、コストコ等を含めて今度はあそこの右折車線というんですか、あと直進と右折とということで、下り、アクアラインからおりてきた車もそこがネックになって、大渋滞になる可能性があるわけなんですが、そこのところはどうお考えになりますか。もう少し直進をしてから右折するように考えるのか、その点、お聞かせください。
78 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
79 ◯土木課長(岸 知己君) 今、アクアライン交通円滑化プロジェクトチームの中で、金田全体の交通の動きを把握しようとしているところでございますので、その中で何か対策ができればというところで、県・市共同して対応に努めていきたいというふうに考えております。
80 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。
81 ◯委員(大村富良君) わかりました。乗るほうの車線の拡幅、または国道409号線の方の4車線化といったことで、県と一緒になってしっかりと対応していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
82 ◯委員長(座親政彦君) 関連、近藤委員。
83 ◯委員(近藤 忍君) 高速のオンランプ、今大村委員が言うようにオフランプの方の多分いろいろ検討を今後必要になるかもしれませんけど、高速道路区域内の工事というと、昔はJH、今はNEXCOが基本的に施行することになるかと思うんですが、この調査が終わった後の流れなんですけれども、実際にじゃそれだけの施行が必要だよねといったときに、本市が費用負担を求められるような形になるのか、それともその結果がわかったから、じゃ、うちの方でやろうかということで、NEXCOがやってくれそうなのか、そのあたりというのは、もう先の方まで協議はされていますか。
84 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
85 ◯土木課長(岸 知己君) 去年の市長が要望したときには、お願いしますというような要望でした。それで今後協議をしていくと思うんですけども、費用負担については今後の協議の中で決まるものというふうに考えています。
86 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
87 ◯委員(三上和俊君) この交通混雑を考えた場合、みんな道路のことばかり言うんだけど、道路じゃなくて、駐車場の方を言う執行部というか、行政マンがいないのに、ちょっと残念に思うんだよ。こういう状況を起こしたのは、おまえなんかのせいじゃないかと。駐車場を2階にしたり3階にしたり、ダイレクトインの道路を専用につくるなり、こうしてくれないと、まちが、何ていうかな、潮干狩りのお客さんも来なくなっちゃうぞというような意味合いの中でやってくれということで、これは初日ときのうも言った企画部の皆さんにお話しして、経済部の皆さんにお話しして、今日は都市整備部の皆さんにお話しすると。一丸となってそういう木更津市とすれば、こんな道路のことなんかは、あと何年かかるかわかんないような、その間にもう木更津市の潮干狩りはだめだとか、木更津に行ってもだめだという悪評になっちゃうから、その前にアウトレットの連中にさ、おたくなんかが元凶、どこか土地を借りて、駐車場の今あるスペースだけでは足らないから、応急にすぐ対応しろと。そこからバスで運行するなりというのは、西側に今まちづくりしていて空き地があるんだからさ、そういうことをすぐ対応しろということで、やるだけの根性のある職員がいないのかと、本当に残念に思うんだけど、私は馬来田の方だから、余り大きな声で言わないけど、だけど、馬来田の方からそういう、何ていうのかな、市の職員も地元の議員も地元の住民もそれぐらいの指摘をするだけの、やっぱり覇気というかな、考え方を持っていいと思うんだよ。そういう点でどうなんですかね、木更津市は。
もうありがとう、ありがとう、何でもいいです。今のままでいいから増床をしてください。日本一の増床で結構ですという、そんな感じでいいんですか。私の指摘の駐車場をどこかへあれしてやってくれという、そういう発想は出てこないのか。都市整備部の考え方として、それだけしかないのか。トータル的にこういう問題のどうだこうだ、あと何年かかるかわからない道路の関係で、市は、行政は対応していますよということで、企業の方にすぐ対応しろというような要請をしようと思わないんですか。これは誰がいいかな、部長か、部長でも副市長でもいいんですけど、やっぱりそういうようなボトムアップじゃなくて、誰が考えてもそういうふうにしか応急措置というか、対応策はないと思うんだよ。だから、それをきちっと市の総意としてお願いするというか、お願いするという姿勢でもおかしいと思うよな。営業停止にするぞぐらいの気持ちでやったほうがいいんじゃないかなと思うよ。私の考え方というか、指摘は間違っていますかね。
88 ◯委員長(座親政彦君)
渡部都市整備部長。
89
◯都市整備部長(渡部史朗君) 昨日と一昨日もご質疑があったところで、本日は私の方で答えさせていただきます。
今のご指摘で、今アクアライン周辺の交通渋滞というのは、本市にとりまして一番の課題であるということは全庁的に認識しているところでございまして、先ほど岸課長から答弁差し上げましたとおり、昨年は市長と一緒に国・NEXCO・県というふうに要望をさせていただきまして、県の方でプロジェクトチームを立ち上げていただいたところです。
三井アウトレットにつきまして、それからほかの企業さん、これから出店する企業さんにつきましても周辺の渋滞については当然考慮に入れていただいて、法律的にも大店立地法の中で、どういうふうに交通をさばいていくかというところは、企業と交通管理者等で協議して決めていくことですので、そちらにつきましてもやっていただいて、引き続きやっていただくものと考えております。
今後もそのプロジェクトチームには企画部の地域政策課、経済部の産業振興課、都市整備部の土木課というふうに入って、どういう形で渋滞解消に向けて取り組めるのかということは、ハードのみならずソフト、それからハードにつきましても、金田インターチェンジに集中することで、車両が集中することで渋滞が発生しておりますので、いかにしてそれを分散させるかということを考えております。県の方でも中野畑沢線の中野工区を早期に開通させて、そうしたことで袖ケ浦方面に車が流れますし、区画整理事業におきましても、金田1号線を来年度開通予定ですので、こちらが開通すれば、また金木橋を渡ってくる車が袖ケ浦方面にも抜けられるということで、いろんな方面から金田の渋滞対策について考えているとこでございます。引き続き、全庁的に認識は1つですので、対策、解消に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
90 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
91 ◯委員(三上和俊君) そういう考え方は評価しますし、ぜひお願いしたいんだけど、今年は10連休でしょう。だから言ってるの。このまま5年先、10年先の施策をやって、木更津市は汗をかいていますよというんではなくて、この1ヶ月後の話をやっぱりどういうふうに切り抜けるかといったら、やっぱりアウトレットなりにきちっと十分な駐車場かな、対策をとってくれというようなことで、この連休の前に応急対策を要請するなり何なりしませんかという、そういう質疑だったんですけど、いかがですかね。
92 ◯委員長(座親政彦君) 栗原経済部長。
93 ◯経済部長(栗原由和君) そちらにつきまして、経済部の方からお答えさせていただきます。
今、委員の方からご提案のありましたものにつきましては、当然もう1ヶ月少し先ということになりますので、早々に事業者との打ち合わせを持ちまして、対応について検討してまいりたいというふうに考えております。
94 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
95 ◯委員(三上和俊君) ぜひお願いするじゃなくて、命令みたいな形の中でやっていただきたいと思う。だから、多分我々この間行った交流センターか、交流センターも今まで貸さなかったというか、クローズしたままだと思うよ。だけど、ああいうすぐ近くにある空き地というのは、わざわざ西の区画整理の中の空き地を探すよりも、すぐ卑近なところにあるから、入れて歩いてでも行ってくれたっていいし、市もそういう1つの改善策を提示しながら、あなた方はもっと努力しなさいというような形でいいと思うんだけど、また金田の人たちがあそこへ日曜日、公民館に行こうと思ったって行けないよ。だから、その辺もただ公園で今回何かするというんだけど、する前にこの10日間の連休対策としてさ、あそこの公園も駐車場として貸すぐらいの気持ちがあるのかどうか、それだけ確認させてもらいます。あれ、公園は誰がお持ちだったっけ。
96 ◯委員長(座親政彦君)
渡部都市整備部長。
97
◯都市整備部長(渡部史朗君) 今おっしゃった公園というのは、交流センターの隣の公園ですかね。あちらは来年度早々に工事着手する予定でございますので、駐車場として貸すのは今のところ考えておりません。ただ、アウトレットにつきましては、先ほど経済部長から答弁がありましたように、その10連休に向けての対策はお願いしてまいりたいと考えております。
98 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
99 ◯委員(三上和俊君) だから、臨時駐車場だよ。ずっと貸すというのじゃなくて、臨時的に当面今年の10日間の連休対策のためにぜひ、何だっけな、アウトレットの皆さん、駐車場対策を考えてくださいと一例で上げれば、木更津市のここの空き地も使ってもいいよと、使っちゃいけないと金田の人たちが言えば、それまでなんだけど、今までは草ぼうぼうで何も使ってないじゃない。だけど、1つの渋滞対策としてこういう市はありますよということの中で、ほかのところもいろんな案があると思いますよ。それをやってもらうだけのやっぱり要請を、具体的な木更津市の案をもって要請をしたほうがいいんじゃないかなと、こういうふうに思うわけです。
それと同時に、さっき言ったように、道路だけにあれするんじゃなくて、駐車場をもっと確保しろとか、2階建てにしろとかということも私は必要じゃないかなと思うんだけど、その辺どうなんですか、この対策を道路だけに原因があるというふうに認めること自体を、私は早急というか、間違ってるんじゃないかなと思う。アウトレットの駐車場対策というのは、ちょっと見直してくれというぐらいの気持ちで、この何年かの長期の道路事業だけじゃなくて、それに付随してあなた方の駐車場もちょっと考えてくれと。入り口もダイレクトインなり、駐車場対策、混雑対策の今の入り口がどこにあるかわからないけど、それらも見直してくれというようなやっぱり対応をしていただきたいと思いますけども、いかがですかね。
100 ◯委員長(座親政彦君) 栗原経済部長。
101 ◯経済部長(栗原由和君) 三井アウトレットパークにつきましては、季節、平日と土日、あとは最盛期といいますか、一番混むときにつきましては、順次駐車場を借りている部分も含めて、順次広げて、私聞いている範囲内では牛込漁港の方まで駐車場用地として借りて広げていっているというふうなことは伺っておりますが、この10連休の対策も含めまして、その辺につきましては事業者と協議をしてまいりたいと考えております。
102 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
103 ◯委員(鈴木秀子さん) 交通安全対策のことでお尋ねしたいんですが、101ページのところで。
停止線とか真ん中のセンターラインとかって、あの白線ですよね。あれはどういうふうな形で計画的に行われているんでしょうか。結構ひどくなっていて、なかなかやっていただけないとかってあるんですけど、ちょっと。
104 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
105 ◯土木課長(岸 知己君) 道路の白線については、道路管理者の方で補修をさせていただいております。状況を見ながら消えたところ、危険と感じたところから補修をさせていただいておりますので、ご理解いただければというふうに考えております。
106 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
107 ◯委員(鈴木秀子さん) これってやっぱり市の中をやっぱり誰かがちゃんときちんと見ていかないと、やっぱりあれってすごく大事なんですよね。そこで車をとめたりするわけじゃないですか。真ん中のセンターライン、やっぱり意識しながら皆さん走っているわけですよ。それが薄くなると夜なんかわからなかったりするんですよ。それってすごく大事なんですよね。ぜひそれをきちんとやっぱりやっていただきたいんですよね。今の時代だから、特に思います。ちょっとそれをもう1回お願いします。
108 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
109 ◯土木課長(岸 知己君) 鈴木委員のおっしゃるとおりでございます。市の方でもパトロールをしながら、また住民の方からの情報をいただきながら、しっかりと対応してまいりたいと考えております。
110 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
111 ◯委員(白坂英義君) 100ページの道路維持事業費ということで3,430万円ですかね、予算がついているんですけれども、要するに市の基本的な考え方というのを伺いたいんですよ。要はこの維持費をどうやって削減していくかということです。要するに清掃とかあと車両とか、そういった撤去費だとかありますよね。1番目のこれにしても、多分1台どこか捨てていたら、みんながどんと捨てて、同じところにたまる。あと、私も先日波岡公民館の下の道路をやってもらったんですけれども、あれだって最初きれいにしておけば、もうそれこそ草刈り機で清掃できる、地元の人たちでできるんだけど、ずっと放っておいて土がだんだん盛ってきて、もうどうしても草刈りでできないような繁茂というか、そういうふうになってきているんです。
そういった中で、じゃ、先ほどの件じゃないけど、道路点検をどうやってやっていくのか。そして2番目の樹木が道路に繁茂していたら切らなきゃいけない。当然それは土地の持ち主の方がやらなきゃいけないはずなんだけど、もう緊急的に支障が出ているから、市の方でやると。だから、こういったことを一つ一つ解決していかなければ、ずっとこのままだと思うんですよね。だから、基本的に削減する市の考え方というのを、ちょっとお伺いしたい。
112 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
113 ◯土木課長(岸 知己君) この道路維持事業費につきましては、市道は年々整備の関係で延びていっている、延長は延びていっているような状況でございます。その中で維持費をどう削減していくかということですけれども、一度補修したら手戻りのないようにしていくというのが、まだ基本的な考え方ですが、老朽化等がございますので、なかなかそのあたりは削減できていないような状況でございます。ボックスカルバート内の設備管理費等というものもあるんですけれども、これは立体交差によってポンプを回したりというような、もう常時お金がかかる削減できないような経費も中にはございますので、そのあたりご理解いただいて、経費については可能な限り削減していきたいというふうには考えております。
114 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
115 ◯委員(白坂英義君) 予算では3,430万円でしょうけども、多分決算ベースではもうちょっと高くなるのかなというふうに思います。ですから、皆さんで点検をして、もう事前にそういったものはもう大きな事業費というか、ならないように小さなところでとめていくということですね。点検強化とかそういったものをぜひ実施して削減に努めていただきたいと思います。
116 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
117 ◯委員(鈴木秀子さん) 今、もう高齢化が進んでいて、地域の中で例えば草がすごく生えていて、その土地はどなたかの土地なんでしょうけども、なかなかやっていただけない。そういう場合、地域の方に例えば幾らかを地域にお金をおろして皆さんでやっていただくとか、そういういろんなやり方があると思うんですね。なかなか例えば道路でも、自分たちではなかなかできない、ふたが重たくてできない、そういうのをどうしたらいいのと、皆さんに言われるんですよ。そういう高齢化がどんどん進んでいるわけで、そういうことに対して市はどういうふうに考えているんでしょうか、伺います。
118 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
119 ◯土木課長(岸 知己君) 道路内の清掃、落ち葉などの清掃とかは、住民の方にご協力いただいてきれいにしていただいているというような状況だと思います。そこで、民有地につきましては、民有地の方が管理するというふうに考えております。道路内のそういった活動について組織をつくっていただければ、アダプトプログラム制度とかということで、少し協力金といいますか、という制度もございますので、活用していただければというふうに考えております。
120 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
121 ◯委員(鈴木秀子さん) アダプトプログラムというんですか、そういう形を皆さんにお知らせして、幾らかでもお金が少し、もうお茶代くらいしか出ないかもわかんないけど、そういうことで皆さんに協力できる方もいらっしゃると思うんですね。皆さんが皆さん、でも基本的にはもう高齢化が進んでできないとおっしゃるんだけど、やっぱり皆さんの中で協力をしていただくということになれば、そういうことをどんどん提案して、皆様の協力を得てもらいたいんです。じゃないと、いつまでたっても同じ状況が続いて、いつもやってもらえない。それしかないんです。例えば民有地にしても、その方がやれない、やってもらえなければ、周りに住んでいる人はすごく困るんですよ。そういうことも含めて、そういう形で市として提案していただきたいんですよ。いかがでしょうか。
122 ◯委員長(座親政彦君) 三枝都市整備部次長。
123 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) 今、お話のありましたアダプトプログラムにつきましては、市の管理する道路とかの除草とか花を植えていただくとか、そういう地域の方々の集まりで美化とか清掃にいろいろご協力をいただいております。これにつきましては、草刈りの燃料代とか草刈りの刃とか、少しではありますが、費用につきまして、市の方から補助をするような制度でございます。これにつきましては、広報きさらづとか、そういった媒体を使いましてお知らせをしているところでございます。
アダプトプログラムは、市の公共施設の中の管理をお手伝いしていただくということで募っているわけですが、民地の部分の草刈りにつきましては、なかなか繁茂しているということで、近隣の方から苦情等があった場合は、道路管理者として草刈りの方をお願いしますということでお手紙を出し、お願いをしているところです。民地の部分につきましての、今現在は市の方がバックアップしていくような制度は、今のところはないのが状況でございます。
以上です。
124 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
125 ◯委員(鈴木秀子さん) 確かに民地の場合はなかなか難しいですよね。税金を使ってという形につながるから、でもやっぱりそれでもやらないと困るという方もやっぱりいらっしゃるわけですよね。そういう方のためにでも、やはり何らかの形、だから今言ったアダプト何とかというんですか。それをちょっと大きく広げて、例えば区長さんとか、そのようなところに話しするとか、やっぱり誰かがそういう指導をとっていかないと、先に進まないと思うんですよね。そういう形でちょっと提案してもらうことは可能でしょうか。
126 ◯委員長(座親政彦君) 三枝都市整備部次長。
127 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) お住まいの方がご高齢で草刈りができないとかというとか、木の剪定ができないとかという事案がございます。近隣の方がかわりにやりますということでご提案を地元の方からいただくケースが幾つかございます。個人の所有する民地につきましては、なかなか公費では難しいところもありますので、そういう地域の方々の今後もご協力をいただきながらやれていったらいいかなというふうに考えております。
128 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
129 ◯委員(三上和俊君) アダプトプログラムという言葉が出てきたけど、それを、何ていうかな、支える予算というのはどこに盛り込まれて、どのくらいあるのか、またそれを一生懸命河川の、県の河川なんかはアダプトプログラムというのがあるのは知っていますけど、また農業関係では、水と緑の共同作業とか向上作業とかということで対応しているのは十分理解しているし、我々も協力していますけど、この道路関係のやつはやっぱり今の鈴木委員の指摘のとおり、やっぱりあればもっと周知していったほうがいいんじゃないかなと、こういうふうに思うんだけど、ただありますよだけで予算が5万円だとか10万円だとかという単位じゃどうにもならないので、その辺について、このアダプトプログラムの要綱なりあるいは予算なり、もう少し概要についてご説明いただきたいと思います。
130 ◯委員長(座親政彦君) 三枝都市整備部次長。
131 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) アダプトプログラムにつきましてご説明させていただきます。
予算につきましては、98ページの説明欄6、土木総務諸経費201万6,000円の中の費用でございます。この中にございます費用といたしましては、消耗品といたしましてアダプトプログラムのかえ刃の費用、それから草刈り機の燃料代、それから原材料費といたしまして、土や肥料、そういったものの経費を見ているところでございますが、現在加入されている団体が3団体でございます。3団体の活動の内容を見まして、それぞれの費用を計上しているものですから、金額としては総額で3万円程度でございます。
以上です。
132 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
133 ◯委員(三上和俊君) だから、ないよりましだけど、委員会で言うほどの額じゃないということだし、これは本当に今の鈴木委員の指摘の対抗策として、対処策としてやるんだったら、もう少し予算化もきちっとしたらいいだろうし、また要綱もきちっとみんなにわかるようにして、水と緑の経済部の所管の事業のように、もっと広く重機を使うなり道具を使うなりするときの補助金も含めて、草刈りだけじゃなくて、かえ刃だけじゃなくて何かちょっと対応して、協働のまちづくりの道路の維持あるいは水路の維持ということの中で、都市整備部の協働のまちづくりの具体的な施策だということで、これは一生懸命遂行というか推奨していったらいいんじゃないかなと思いますけど、そういう点で財務部、要望があったら対応、対処するのか対処しないのか、ちょっと財政がもうそんなことやりっこないといえば、所管の土木の皆さん、思ったとおりだということになりますけど、財政のちょっとご意見を賜りたいと思います。
134 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。
135 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) そういう取り組みによって、例えば道路維持なりの費用が下がるというようなことであれば、積極的に取り組むべきものであると思いますので、予算要求があれば相談に応じたいと思います。
以上です。
136 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
137 ◯委員(三上和俊君) ということですので、ぜひ住民にPRして、また市民活動支援課にもお話をして、活動の一つのサンプルというかな、モデルとしてそういう団体を育てていっていただきたいと、こういうことで要望しておきます。
138 ◯委員長(座親政彦君) その関連で、白坂委員。
139 ◯委員(白坂英義君) 今その3つの活動をしている方々の取り組みというのは、どういうことをやっているんでしょうか。
140 ◯委員長(座親政彦君) 三枝都市整備部次長。
141 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) 3団体につきましては、そのうち2団体が道路の草刈りの美化の活動と、1団体が花を植えて、駅の周りをきれいにして、木更津市を訪れる方のお迎えをしましょうということで、花を植えている団体が1団体でございます。
142 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
143 ◯委員(白坂英義君) その道路の草刈りというのは、都市計画道路をまだ使っていないところの草刈りだとか、そういった道路の草刈りですか。
144 ◯委員長(座親政彦君) 三枝都市整備部次長。
145 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) 失礼しました。現在あります市道の両側、例えば片側が山になっていたりして、道路の方に草とかが出てきて、通行の支障になるような、そういうようなところの草刈りをしていただいているという内容でございます。〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕
146 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
147 ◯委員(石井徳亮君) 101ページの交通安全施設整備事業費で、安心歩行エリア交通安全対策事業費600万円、これは以前に木更津東高校前のカラー舗装とか三好家さんの前とかという場所だったんですけど、平成31年度はどこでどんな内容なんでしょう。
148 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
149 ◯土木課長(岸 知己君) 平成31年度の事業内容でございますけども、歩行空間のカラー舗装468メートルを中央地区、市道3093号線というところで実施する予定となっております。具体的な場所としましては、中央地区、富士見通りを海の方に向かっていきまして、信金、昔の千葉銀があるその通りを北上しまして、県道木更津富津線までの間の市道の路肩をカラー舗装するというような予定になっています。
150 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
151 ◯委員(石井徳亮君) 場所はわかりました。あと優先順位的な形で毎年やられると思うんですけども、子どもさんがすごく通るようなところとか、そういったところなんかも、ちょっと優先していただければと思います。
あと、この下に昨年はゾーン30交通安全対策事業費があったんですけども、本年度は計上されていないんですけど、これはもうしないのか、またその次からやるのか、ちょっと教えてください。
152 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
153 ◯土木課長(岸 知己君) 現在木更津市内でゾーン30の指定箇所は7ヶ所でございます。今年度7ヶ所目の真舟2丁目地区で指定されたゾーン30の地区において、地元警察との協議で指示された強調カラー舗装等を実施していたところでございます。7ヶ所について全て終わったことから、来年度の予算は計上していません。今後、ゾーン30の地区が指定された段階で、国の交付金を活用しながら予算化していこうというふうに考えております。
154 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
155 ◯委員(石井徳亮君) 先日も交通安全啓蒙費というところでお話ししたんですけども、やはり結構車のスピードを落とさない方が結構いらっしゃるのと、子どもさん方、小学生はそうでもないんですけど、中学生が両方の安全確認をしないで交差点に突っ込んでくる場合を結構見るんです。ですから、そういう場合の危険箇所というのがまだまだいっぱいありますので、そういった形ではそのゾーン30の方は全て終わったという話ですけども、どんどんその範囲を広げていって、危険箇所を少しでもなくすような努力をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。
156 ◯委員長(座親政彦君) そのほかございますか。近藤委員。
157 ◯委員(近藤 忍君) 予算書99ページ、道路交差点名表示板設置事業費200万円、これは石川議員が一般質問でされた件だと思いますが、具体的にはどことどこに設置する予定なのか、まずお示しください。
158 ◯委員長(座親政彦君) 三枝都市整備部次長。
159 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) 道路交差点名の表示板の設置の200万円でございますが、1交差点当たり40万円の予定をしておりまして、5交差点を今考えてございます。設置場所につきましては、アクアラインの着岸地であります金田地区、ここに5ヶ所、重要な交差点がございますので、こちらに設置したいと考えております。
以上です。
160 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
161 ◯委員(近藤 忍君) 今回は5ヶ所全部金田ということですよね。ちなみに、それはこの設置工事だけの単独工事で出すのか、道路の舗装工事とかなんかがそこであれば、その中の一端であれば、交通規制とか何か一端でできるし、全体事業費も大きいから予算もそんなにかからないで、そういうちょこちょこして、やっぱりさっきの話ですけど、経費がそれなりにかかるので、ちなみにどういうような発注形態を考えられていますか。
162 ◯委員長(座親政彦君) 三枝都市整備部次長。
163 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) 発注形態につきましては、今回は交差点の表示を設置するだけの工事でございます。先ほどお話をしました5交差点を移動していきます関係から、1日に2.5交差点の枚数をつける予定でございますので、2日間かけてやりたいということで現在考えております。単独の工事でございます。
164 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
165 ◯委員(近藤 忍君) 次年度の発注方針はわかりました。ちなみに、木更津市内全体で、今回は金田ですよね、例えば中央の方とか、市内全体、どこの交差点に設置しようみたいな全体計画というのは立案されていますか。
166 ◯委員長(座親政彦君) 三枝都市整備部次長。
167 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) 交差点表示の全体につきましては、市内主要な交差点として37ヶ所を現在予定しております。今年度は先ほどお話をしましたように、金田地区ですが、次の年度につきましては、まだ予算が確定しておりませんので、予定でございますけども、アクアラインマラソンのコースを初め、富士見通りのゾーンを5ヶ所予算がいただけたらやりたいということで考えてございます。
168 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
169 ◯委員(近藤 忍君) 全体計画が明確になっていれば、例えば下水道工事とか何かほかの工事に合わせて、そこで工事やるんだったらつくってくださいよということで、費目をそっちに委ねるような形でもやることによって、効率もよくなると思いますので、どこどこの地区というふうなことも重要かもしれませんけれども、そこで工事をやるんだったら、あわせてここをやってくださいよというようなことで、地域関係なく全体が完成していくようなことを検討いただければ、多分コストも安くは上がるかと思いますので、ご検討いただければと思います。
170 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。三上委員。
171 ◯委員(三上和俊君) 私が思っている表示板というのは、赤、緑、黄色の信号機があるでしょう。その下によく何々交差点とある、そのことを言っているわけだよね、この事業は。この下に何々交差点と。そうすると、それは大体十字路が交差点だから、1ヶ所で4枚なり向こうから見えるとすると、4掛ける8枚ということになって、その8枚が1ヶ所40万円か、そうすると1枚こんな小さなのが5万円、取りつけで5万円というのは、しようがないかなと思うんだけど、その私の考えているような事業なのかどうか。実際に取りつけにこの一つが8枚としたらだよ、1枚5万円在庫ともでそのくらいかかるのか、ちょっと高過ぎるんじゃないかなと思うんだけど。
172 ◯委員長(座親政彦君) 三枝都市整備部次長。
173 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) つける交差点の表示につきましては、交差点のところにポールがありまして、そこから腕が出て信号機がついているかと思います。その信号機の支持している腕のところに何々交差点と、町名を書くような形になるかと思います。それぞれ交差点に入ってくる方向から見えるようにしますので、1交差点、十字路でございますと4枚を予定しております。出ていくほうからはちょっと見えませんもんですから、入ってくるほうだけの4枚になります。
資料がちょっと探し切れないんですけど、表示の板の大きさでございますけれども、余り大きいようなイメージが皆さんないかと思いますけど、実際のものが大変大きいものになります。それで、この表示の仕方につきましては、代表的なその場所の地名とかよく知られている名前とか、そういったものになります。会社の名前とか個人名等は交差点の名称としてはだめだということで、警察の方から話を聞いているところでございます。
以上でございます。
174 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
175 ◯委員(三上和俊君) そこでちょっと高いんじゃないかなと。三十何ヶ所やるんだったら、1つでも2つでも別に1ヶ所40万円かけなくても30万円で200万円だったら7ヶ所か。7ヶ所ぐらいできるんだから、どんどんこれは必要なことだと思うよ。我々も車でいろんなところに行くと、ここはどこなのかななんて思っているときに、ちょっとあるとね、ああ、ここ、いいなというふうに思いますので、必要なことだと思うから、どんどん進めていくには、ちょっとこの経費というか、金額についての甘さがあるんじゃないかなと思ったんだけど、これはどこかから見積もりをとったのか。何社かから見積もりをとってやったのか。それとも1社で、大体こんな程度でどうだいなんて言って、なあなあの話なのかどうか、ちょっとお尋ねします。
176 ◯委員長(座親政彦君) 三枝都市整備部次長。
177 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) 先ほど表示板の大きさでございますけども、ちょっと資料が見つかりましたのでご案内させてもらいます。幅が1.2メーターで高さが40センチです。1.2メーターの40センチのパネルをつけるようになります。
それで、金額が高いんではないかということのお話でございますが、金額につきましては、専門的な企画の表示板をつける関係から、見積もりをとってございます。見積もりの金額で予算の方を上げさせていただきましたが、実施する際には一般競争入札ということで価格競争をした結果で契約ということになりますものですから、今回の200万円につきましては、予算ということで適正な価格で契約になるものと考えております。以上です。〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕
178 ◯委員長(座親政彦君) そのほかございますか。
〔発言する者なし〕
179 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、次にページが少し飛びますが、124ページの第55款災害復旧費についてご質疑を願います。特にございませんか。
〔発言する者なし〕
180 ◯委員長(座親政彦君) 質疑がございませんので、以上で土木費のうち第5項土木管理費から第20項港湾費並びに第55款災害復旧費の審査を終わります。
答弁席入れかえのため、暫時休憩をいたします。
(午前11時11分)
───────────────────────────────────────
(午前11時13分)
181 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。
それでは、またページを戻りますが、103ページから107ページまでの第40款土木費のうち第25項都市計画費及び第30項住宅費についてご審査願います。ご質疑願います。石井委員。
182 ◯委員(石井徳亮君) 105ページの
パークベイプロジェクト推進事業費の鳥居崎海浜公園整備なんですけども、これも
建設経済常任委員会協議会の資料を見させてもらったんですけども、駐車場の台数がほぼほぼ同じなんですけども、これだけ大々的に改装して人を呼ぼうかとする場合において、これだけじゃもうすぐ足らなくなってしまうんじゃないかなと思うんですけど、その辺はどうなんでしょう。
183 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤都市整備部参事。
184 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 鳥居崎海浜公園の整備に関しましては、都市公園法の公募設置管理制度を活用して、民間の事業者さんに整備をしていただくという計画でございまして、今はまだその公募の指針を経済部が中心になってつくっているところなんですけれども、その中で条件提示をして、整備をしていくと。ですから、駐車台数、市側でどのくらいの台数を確保してくださいということは、その段階で指針の中でうたうか、あとは提案を何社か来た場合は、そこの中で私どもの条件に合うものを選定するという形になろうかと思います。
以上でございます。
185 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
186 ◯委員(石井徳亮君) じゃ、今の現時点ではその事業者によって必要な台数の提案があって、その中から選んでいくという話なんですけども、木更津市だけではなくて、もう例えば大規模商店とか、そういった商業施設についても駐車場のあるところ、余裕のあるところに例えば皆さん行かれると思うんですよ。ですから、そういった場合については、駐車場がいつ行ってもいっぱいだったら、じゃ、あそこは行くのをやめようかとかという話になってきますし、例えば店舗によっては、ほたる野のアピタみたいに3階、4階があって、3階の場合には雨が降っていても傘なしで買い物ができるとかという、雨が降ったらじゃアピタに行こうとかということがあって、そういう話なんかも出てくるので、駐車場に関して選択される理由が結構そこに重点を置かれてしまうと思うので、それについても公募の際に注意していただければと思います。これは富士見通りの方もそうなんですけども、やっぱり車で皆さん来られることを想定していただきたいんですけども、その辺再度ちょっと確認させていただきます。
187 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤都市整備部参事。
188 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 今、経済部の方で事業者さん、この鳥居崎海浜公園に出店、進出を希望される方の意向調査をしております。その中でもやはり駐車場がないと、なかなか出店しても事業が成り立たないですよねというお話はいただいておりますので、今後経済部と調整をしていきたいというふうに考えております。
以上です。
189 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
190 ◯委員(石井徳亮君) それでは、せっかくこういう計画が進むので、最大限効果が出るような方向に向けて動いていただければと思います。よろしくお願いします。
191 ◯委員長(座親政彦君) そのほかございますか。近藤委員。
192 ◯委員(近藤 忍君) 103ページ、新規事業であります。立地適正化計画策定事業費1,400万円計上されていますが、事業内容と積算根拠についてお示しいただければと思います。
193 ◯委員長(座親政彦君) 野口都市政策課長。
194 ◯都市政策課長(野口達男君) この立地適正化につきましては、平成26年3月に議決を得ました基本構想におきまして、少子高齢化に対応するため、歩いて暮らせるコンパクトな市街地の形成を目指すとしており、その後、平成28年3月に木更津市都市計画マスタープランを改定し、市街化区域内において木更津駅周辺地区や巌根駅周辺、馬来田駅周辺地区等12の拠点を形成し、それらを公共交通などのネットワークで相互に結ぶ拠点ネットワーク型の集約型都市構造の形成を目指すこととしておりました。この本マスタープランに基づき、医療、福祉、商業施設や住居等がまとまって立地し、高齢者を初めとする住民が公共交通によりこれらの生活利便施設にアクセスできるような具体のまちづくりに取り組むため、都市再生特別措置法第81条に規定された立地適正化計画を新たに作成するため、委託しようとしているものでございます。それと、積算根拠につきましては、これまで本市の都市計画に関する業務に受注実績のある業者に見積もりを依頼し、これを根拠に歳出予算を見積もっております。
以上です。
195 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
196 ◯委員(近藤 忍君) 昨日、今日とこういう計画系のやつの積算根拠を聞いていて、こういうのって歩掛がないやつですから、求めるクオリティにもよりますけれども、金額もピンキリだと思うんですけども、比較的これは1,400万円というのは高いんですよ。ちなみに、何社から見積もりをとってこれは金額を算定されていますか。
197 ◯委員長(座親政彦君) 野口都市政策課長。
198 ◯都市政策課長(野口達男君) これにつきましては、当市の業務等を今まで行っておりました現在は1社からいただいておる値段で予算を見積もっております。
199 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
200 ◯委員(近藤 忍君) どこまで要求水準を高めるかというのは、これをどういうふうに使用するかによるんですけれども、これは今後これをつくった後、これをもとに何か具体的な事業、例えば国がここまでのものを提出しろと言っているのか、要求水準をどういう基準で選んでいるのか、そこをお知らせいただければと思います。
201 ◯委員長(座親政彦君) 野口都市政策課長。
202 ◯都市政策課長(野口達男君) これにつきましては、国の方で最終的には今後例えば民間の医療、福祉、商業施設、住居等がまとまって立地するような場合に、今後国の補助金等も活用していくというようなことになりますので、そこの都市再生整備計画まではつくりませんが、関連する計画や他部局の施設、施策等に関する整理、また現状及び将来見通しにおける都市構造上の課題の分析を行った上で、まちづくり方針や目指すべき都市の骨格構造と誘導方針、さらには誘導区域等の基本方向について検討を行ってまいります。また、発注に当たりましては、市の手続、通常の手続を踏みまして、適正な価格で発注してまいりたいと考えております。
以上でございます。
203 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
204 ◯委員(近藤 忍君) 昨日もほかの部局でも言ったんですけど、1,400万円、大きな金額を払ったそれがただ棚に報告書が並ぶだけだとほぼ意味がないので、例えばこれをつくることによって補助金がもらえるとかとあったりは仕方がないと思うんですけども、それで国の方から、ここまでの資料を全部つくりなさいよと要求水準が高くて、そのとおりやるとやっぱり金がかかってしまうというので、そのかわり1,400万円も払ったら、1億円の補助金が見込めるとかいうようなことの対応であれば仕方がないんだと思うんですけども、その後の使い方、今さまざまに言っていただいたので、全く無駄とも思わないところですけども、必要なこの後の使い方を考えて、もっと仕様を落として、もう少し金額を抑えるとかというのもあるかと思うし、またこういう計画というのはある程度やっぱり市の方が関与、職員の方が関与する部分と過去の報告書で、もうそれから引用してくる部分もあるので、新たにやる部分というのがどこまで大きくなるかわからないんですけど、もうちょっとそれを見つめ直していただいて、実際の事業の方に多くの金を回して計画の方に余りお金を使わないというほうが、本来じゃないかなと思うんですけども、そのあたりの考え方はいかがでしょうか。
205 ◯委員長(座親政彦君) 野口都市政策課長。
206 ◯都市政策課長(野口達男君) この立地適正化計画をつくることにより、先ほど委員おっしゃいましたように、国の補助金等も導入していくというようなことが、また可能になっていく場合もございますので、この計画の内容については今後関係する計画や他部署の政策等に関する整理等を行いながら、今後また整理をしながらできるだけ安価な価格で発注をしてまいりたいと、検討してまいりたいと思います。
以上です。
207 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
208 ◯委員(白坂英義君) 中野畑沢線、どうしてもこれは早くやっていただきたいということで、私も毎回質疑してるんですけど、市の方ではこの未買収の土地が約半分あるんですけども、これをいつ頃までに買収というか、買いたいという、何かその目標みたいなやつはあるんですか。
209 ◯委員長(座親政彦君) 関口管理用地課主幹。
210 ◯管理用地課主幹(関口幸男君) 中野畑沢線の桜井工区なんですけども、これまでの進捗状況を申し上げますと、用地につきましては、45筆中21筆ということで47%、面積につきましては2万7,244.28平米中1万4,681.96平米で51%という進捗率になっています。一応来年度予定しているのが、お寺さん、こちらの方を予定しておりまして、用地取得につきましては、それが順調にいけば6筆と4,060平米ほどが取得できます。そうすると2万7,244.28平米中1万8,742.87平米になりますので、率にすると69%と、約70%近くになります。ということで、そうすると残り30%ということになりますので、来年を含めて大体3年をめどに用地の方は取得管理をしていきたいと考えております。
以上です。
211 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
212 ◯委員(白坂英義君) いろいろ聞こうかなと。3年ぐらいでめどを、要は土地の買収のめどがたつよということで理解しました。そうすると、全体的な事業の完成というのは、いつ頃を目標としているんですか。
213 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
214 ◯土木課長(岸 知己君) 用地買収を行いながら、工事の方も、工事可能な場所から工事に着手していきたいというふうに考えております。中野畑沢線の桜井工区につきましては、桜井新町側と港南台を結ぶというふうになっておりますけども、かなり高低差がございますので、下流側からの整備、やっぱり道路改良をいたしますと、雨水の処理が一番問題になってきますので、途中で1年で全て工事が完了するとは、今のところ考えておりませんので、工事についても3ヶ年程度交付金を頂戴しながらの工事を考えているところです。まとまった用地が確保できた段階で、下流側からの整備が可能であれば着手したいというふうに考えております。
215 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
216 ◯委員(白坂英義君) その3年ぐらいというお話を伺ったんですが、ぜひそれに向けて買収が延びないようにしていただければというふうに思います。よろしくお願いします。
217 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
218 ◯委員(住ノ江雄次君) 105ページ、小櫃堰公園指定管理料ということで1,340万円ありますけれども、まずこの指定管理というのは、範囲というのはどこまでを管理されるのか。例えばちょっとした剪定だとかパトロールだとかトイレの管理だとかいろいろあると思うんですけれども、どういう内容の管理なんですか。
219 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤都市整備部参事。
220 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 指定管理の業務の内容でございますけれども、まず小櫃堰公園の運営業務といたしまして、庭球場がございますので、庭球場の使用の許可の業務、あと使用料を徴収する業務、あと公園の維持管理業務といたしまして、公園内の全体の除草、清掃、あとごみの収集、あと事故防止を図るための公園内の巡視ですとか、あと便所の清掃管理、あと駐車場の管理、花壇の植栽等の管理など、公園全般の管理を全て行っていただくようになっております。
以上でございます。
221 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
222 ◯委員(住ノ江雄次君) 以前、記憶にあるかと思うんですけど、池の水がいたずらで抜かれて、コイが危なかったというような話があったんですけども、それを見つけたのは、そこで散歩をしている方であって、管理している方は全然わからなかったような状況だったんですが、公園内をパトロールというか、それの頻度というか、どういうふうな体制でやっておられるか。
223 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤都市整備部参事。
224 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 午前中に1回、午後1回、1日2回公園の周りを巡回するよう、指定管理者の方にはそういう仕様でお願いをしております。
以上でございます。
225 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
226 ◯委員(住ノ江雄次君) あそこは大体何人が常時いらっしゃるんでしょうか。
227 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤都市整備部参事。
228 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 公園を管理、常駐している者は1名でございます。管理人室がございますので、そちらに1人は常駐をしております。
以上です。
229 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
230 ◯委員(住ノ江雄次君) 1名でしっかり管理ができれば一応はいいんですけど、ご存じのように結構天気がよくなると、たくさんの親子が子どもを連れて遊具で遊んだりするわけなんですけども、そういう中で、パトロールも1人ということなので、確かに回数も少ないかと思うんですけど、その辺、安全、今は変質者等々がいますので、あれだけ広い中をやっぱり安全というのが一番かなというふうに思いますので、その点、特に注意をして管理体制をとっていただきたいと思うわけです。
たまたま、去年秋ぐらいだったかと思うんですけど、川寄りのところのクローバーがあったり草がちょっと生えたりそういう親子連れがその辺で遊ぶような、お弁当を広げて食べるような場所なんですけど、そこに蛇がいたと。蛇がいたといっても、1匹じゃないんですよ。子どもが遊んで転がったら、そこに蛇がたむろしていたというんですよ。だから、これは自然の動物のあれかと思うんですけど、そういうこともあるので、そこまで見るというのは大変かと思うんですけど、そういうところもあるということで、しっかりとその辺の管理体制、しっかりと事故がないうちにとっていただければというふうに思っております。よろしくお願い申し上げます。
231 ◯委員長(座親政彦君) 関連、大村委員。
232 ◯委員(大村富良君) 小櫃堰公園はこれから桜祭り等がありまして、にぎわうということは予想されるわけなんですけども、駐車場が少ないというふうに私は思います。道路沿いにもう少し駐車場を広げられるのではないか、増設できるのではないかと思うんですけども、その辺のお考えはないのでしょうか。
233 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤都市整備部参事。
234 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 今現時点で駐車場を広げる予定は持っておりませんけれども、広げられるスペースがあるかどうかという検証も含めて、あとどのくらいのスペースを、駐車場をつくっても、あるイベントのときは多くなるけれども、そのほかは余り使われないというのも困るので、その辺の必要な台数を含め、ちょっと検討をさせていただきたいというふうに思います。あと、場所の方についても、どういった場所を広げられるスペースがあるかということについても、検討をいたしたいというふうに思います。
以上でございます。
235 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。
236 ◯委員(大村富良君) 確かに一年を通して利用が少ない時期というのはあるかもわからないですけども、桜の咲く季節には大勢の方が訪れるわけですので、車で行きたいんだけど、駐車場がないんで結局そういう方たちが行ったからには、やはり桜を見て帰りたいということで路上駐車になったり、無理にとめて交通事故等、接触事故等があっても困るわけですので、駐車場ができるスペースがあれば、検討の方をしていただきたい、検討の方に努めていただきたいと思います。
237 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
238 ◯委員(三上和俊君) 先ほどパークベイのご質疑があったときに言えばよかったんですけど、思いついてというか、気がついたのでさせていただきますが、6,000万円は公園ということで6,000万円ついているから、富士見通りのパークベイ構想というのは、西口一帯であるわけだけど、この105ページの6,000万円は公園関係だということで理解させていただきます。さっきの質疑の中で民間事業者がプロポーザルというか、提案してきたものに対して、この事業費を充てるというんだけど、そうするとどっちが先なのか、6,000万円が先なのかこっちが先なのか、また6,000万に見合った事業を提案してこなくちゃいけないのか、そうするとこの6,000万円というのがわけのわからない中でのアバウトな予算要求ということになるわけだよ。
だから、順序からするときちっとした事業者を決めてそれでその事業者が幾らでこうやるかによって予算を組んでやるというのが、常識的な予算の組み方だと思うんだけど、それについて私の指摘について、いや非がないんだよと。また、間違いのないようなこういう形でチェックしたり何かするから安心してくださいよと、この予算の組み方で、これは仕方ないんだと、事業を推進するために速くするためにこれは必要なんだとかという説明がないと、余りにもちょっと順序が逆過ぎて、また金額も6,000万円とアバウト過ぎて、駐車場の面積も提案、どうだこうだという形の中で、そんなことで我々議員がいいというふうに、さっきの質疑に対する答弁で納得すると思うと、ちょっと甘いんじゃないかなと、こういうふうに思うんだけど、どうでしょうかね。
239 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤都市整備部参事。
240 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) すみません、説明が至らなくて申しわけございません。
今回この
パークベイプロジェクトの推進事業費として上げさせていただいております6,000万円でございますけれども、こちらは鳥居崎海浜公園内にある水泳プールの解体の事業費でございます。プールの解体については、公共施設の再配置の第1期の実行プランに基づいてこのプロジェクトがなくても、もう老朽化しておりましたので、その実行プランに基づいて撤去が決まっていたものでございます。この
パークベイプロジェクトという事業が立ち上がりましたので、
パークベイプロジェクトとして一貫性があるということで、今回この事業の中で予算計上させていただいたものでございます。実際の
パークベイプロジェクトで公園整備をする予算につきましては、公募のときに、民間事業者さんが公園整備をしていただくのに対して、市がどれだけ、市の負担分はここまでが上限ですよということを公募条件の中で今後うたっていき、それで公園整備をしますので、この予算は公園そのものを整備するという費用にはなっておりません。
すみません、説明が至らなくて申しわけございませんでした。
241 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
242 ◯委員(三上和俊君) さっき駐車場とか何とかという話の中で、駐車台数がどうだこうだと言ったから、もう解体というのは、頭に入らなくて、つくることだけしか念頭に入っていないんだけど、そうすると、あれプールはそんなに大きくないんだけど、それで6,000万円かかるんですかね。それこそこれ何社の見積もりをとったのかわからないけど、6,000万円という切りのいいそれこそ額だから、ちょっと信用できないんだけどね、これは本当に解体だけの予算なんですか、それとも何かこのパークベイで何かいろいろ公園の提案する会議を持つとか審査する会議の一部が入っているとかということじゃないですか。全く解体だけですか。そうするとちょっと高過ぎると思うんだけど。
243 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤都市整備部参事。
244 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) この予算につきましては、予算計上するに当たって、都市整備部の中で営繕課がございます。そちらの方に解体をした場合、どのくらいかかるかという見積もりをいただいて、それはもう少しお高かったんですけども、約1割ぐらいを減らした額で予算を計上させていただいております。
以上でございます。
245 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
246 ◯委員(三上和俊君) じゃ、そうすると、あれはただ解体するんじゃなくて、GLを、今何だっけ、恋人の聖地というところの地盤と同じような形で、全部平らにして全てフラットな更地にするというところまでの工事ですか。
247 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤都市整備部参事。
248 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 委員おっしゃるとおり平らにするまでの事業費でございます。
以上でございます。〔「はい、わかりました」と呼ぶ者あり〕
249 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
250 ◯委員(近藤 忍君) 予算書の103ページ、富士見桜井線整備事業費1,368万5,000円、初日で土地開発公社が来て管財課に聞いたときですが、これは土地開発公社が払った過去の補償に対してお支払いしたということで、これだけの支出を行いながら、市は何の権限も得ているわけではないというような答弁をいただいております。では、なぜこれを平成31年度予算に計上しなければならなかったのかを、まずご説明ください。
251 ◯委員長(座親政彦君) 三枝都市整備部次長。
252 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) 平成31年度当初予算に計上した理由につきましてお答えをさせていただきます。
平成30年3月に策定されました第5次土地開発公社経営健全化計画に定めた処分計画に沿って予算計上したものでございます。
以上でございます。
253 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
254 ◯委員(近藤 忍君) もうその計画で平成31年度にこれは返すということが明確に書かれていたということなんでしょうか。
255 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。
256 ◯企画課長(小原和弘君) 経営健全化計画でございますので、企画課より答弁申し上げます。
これまで土地開発公社が負担いたしました事業費に関しましては、平成32年度までの債務負担行為を設定し、計画的な買い戻しに努めてまいりました。平成30年から34年度までの第5次経営健全化計画を新たに策定するに当たりまして、この債務負担行為の期間延長が必要となりました。債務負担行為の再設定に当たり、精査いたしましたところ、富士見桜井線の補償費につきましては、現在の債務負担行為、平成32年度までの年限内に精算することが適当と判断し、期間延長はいたしておりません。したがいまして、経営健全化計画に予定する平成31年度で予算計上をされたこととなります。
以上でございます。
257 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
258 ◯委員(近藤 忍君) では、ちょっと視点を変えて道路事業としてお聞きします。すぐそこのバーベキュー弁当を売っているところの土地になるかと思うんですが、あそこはたしか道路が、都市計画道路が屈曲しておりまして、出会い頭の事故の可能性も高く、本当にあそこが除去されて隅切りをしっかりして、向こうから来る車が見えるようになれば、かなり交通安全性が高くなる土地ですので、そこで事業を行うということの必要性を高く認めるところでありますが、具体的に所管課として、では今後事業をどのように進める考えなのか、お伺いします。
259 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
260 ◯土木課長(岸 知己君) 委員おっしゃるとおり、丁字路交差点になっておりますので、西口地区の交通円滑化を図る上では、必要性を感じております。今後用地の除去もございますので、整備着手については今後検討していきたいというふうに考えております。
261 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
262 ◯委員(近藤 忍君) 今後は考えるということは、すぐにやる話ではないということですよね、つまり。予算化の考え方が1つあるんですが、後の人がこの予算書を見ると、今回ここで富士見桜井線の事業を平成31年度に行ったと。その補償を行っているふうに読み取れるんですが、今日ここにいる人はその議論を聞いているからわかりますけれども、そもそも土地開発公社の借金を返しただけの話で、道路事業が一歩も進むわけではないので、これは土地開発公社の健全費か何かで、企画費か何かで本来は処理して、道路事業には全く一切、昔は確かに道路事業として払っているんだけど、現在の道路事業が一歩も進んでいるような事業ではないので、これを道路の補償費で上げることが私はすごくおかしいんではないかと思うんですが、それについてはこれを買い戻す企画の方なのか、財政の方なのか、どちらの所管の考え方なのかわかりませんけども、上げ方として適切ではないというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
263 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。
264 ◯企画課長(小原和弘君) まず、この補償費につきましては、富士見桜井線の道路事業に端を発するものでございまして、現在もその補償をした目的に沿って公社にこの債務が残っているということから、予算計上は土木費の方で上げさせていただいた次第でございます。
265 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
266 ◯委員(近藤 忍君) 確かに経緯はそのとおりなんですけども、それによって何の権利も現在残っていないんですよ。だから、そのときにはそうしてもらったんだけど、現実的にはただお金を、立て替えていてもらったお金を返しているだけなので、今回の1,300幾らの予算を払っても、何一つ補償を現実には平成31年は行っていないので、後々は買いにくいんではないのかなという危惧で質疑させていただいたわけなんですよ。
じゃ、道路事業が進んだかといったら、一歩も進まないお金なわけですから、費目ですから現に払わなければいけないので、どこかで払わなければいけないから、予算を否定するものではないですけども、非常にわかりにくく、後々何がそのときに行われたんだかということを予算書を読み解いたときにわかりにくくなりますので、上げ方というのはもうちょっと配慮されるべきではなかったかなということで意見させていただきましたので、土地開発公社で今後もこのような案件はありませんよね。一応それだけ確認させてください。あとは全て土地がありますよね。
267 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。
268 ◯企画課長(小原和弘君) ございません。
269 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。鈴木委員。
270 ◯委員(鈴木秀子さん) 街なかマンションの件で建設補助事業費の工事内容と積算根拠をお願いします。
271 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼都市整備部参事。
272 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) 予算書の106ページの50目の住環境整備費の説明欄の1の街なか居住マンション建設補助事業費になります。こちらの方は、平成29年度からの継続している建設補助事業が2件、それと平成31年度新たに3件目として事業を行おうとする計画の3件の補助金のものになります。1件目につきましては2億7,880万円、2件目が1億8,200万円、こちらの方が継続の事業の補助金になります。3件目の新たな建設補助事業の方が2億5,780万円ということで、こちらの方は2分の1が国の交付金、2分の1が市の負担の補助金というような内容になっております。積算の内容につきましては既存の2件につきましては、一括設計というものを国の方の承認をいただいておりまして、その中で2ヶ年の建設事業の工事内容を精査していただきまして、その中の解体費、土地の整備費が主に補助対象になっておりまして、それ以外のところは共用部分の整備に要する費用が補助対象になっております。それと新たな3件目の補助の内容ですけども、こちらの方は平成31年度の既存の施設の解体、それから土地の整備、それから一括設計を国に上げるための詳細設計等が内容になっております。
以上です。
273 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
274 ◯委員(鈴木秀子さん) ちょっと細かくてよく私もわかってないんですけど、金額だけ伺ったという感じで、この7億1,860万円というのは、この半分が今まで新たに1件増えて、その3件合計の中の半分が国から出るという考えでよろしいんでしょうか。
275 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼都市整備部参事。
276 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) 委員おっしゃるとおり、この7億1,860万円の2分の1が国からの交付金になります。
以上です。
277 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
278 ◯委員(鈴木秀子さん) すみません、ちょっと確認で申しわけないんですけど、この中身のこのお金の全体の中身が解体と整備と一括設計ということで、さっきはそれでよろしいんでしょうか。
279 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼都市整備部参事。
280 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) 街なか居住マンション建設補助事業は、国の優良建築物の整備事業という補助事業を木更津市が活用しているもので、その補助の内容が補助対象事業として、主に設計費ですとか解体費、それから敷地の整備費とあとは共同施設、共用部分の整備に関するものが補助対象ということで、それを補助対象事業費として計上させていただきまして、その3分の2が補助金、国が3分の1、市が3分の1、残りの3分の1が事業者負担というような補助金の事業費の割合になっているという状況です。
281 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
282 ◯委員(鈴木秀子さん) 3分の1が事業者ということですよね。その建設費はどうなっているんですか。
283 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼都市整備部参事。
284 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) あくまでもその補助対象の3分の1というのは、全体の工事の中の解体費とかの補助対象として認めるものだけを対象の3分の1で、それ以外の専有部分、個人がお住まいになっている部分の住戸の部分の建設費は、全て事業者側の負担というような形になっております。
以上です。
285 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
286 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、事業者自身の自分の払う部分は全体のどれくらいになるんですか。
287 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼都市整備部参事。
288 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) ざっくりとした数字になりますけども、1件目の物件、全体事業費が22億円になっております。そのうちの補助対象事業費が9億円になっておりまして、その3分の2、6億円ぐらいが1件目の補助金の総額の予定になっております。
以上です。
289 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
290 ◯委員(鈴木秀子さん) 3棟の最初の1件、2件、3件目の入居予定と人数を教えてください。
291 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼都市整備部参事。
292 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) 1件目、2件目の方は、平成31年度末の完成予定で平成32年の3月下旬頃から入居が可能になってきます。こちらの方は2棟2件で123世帯分の住戸数になっております。3件目の方は、今市の方に提出していただいている計画では、75戸の住戸の整備ということで、解体設計が平成31年度で本体の建設工事の方が平成32年度、33年度の2ヶ年の予定になっておりますので、早くても平成33年度末平成34年の2月から3月ぐらいが入居可能な時期になると思われます。
以上です。
293 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
294 ◯委員(鈴木秀子さん) この国からの政策ということですけど、市としても3億5,900万円の支出になるわけですよね。私はそのお金があったら、それこそ道路の補修をしたりいろんな橋梁とかと、そういう形にも使えるというふうに思うんですね。これだけのお金を投資して、市のメリットというのはどういうふうに考えていますか。
295 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼都市整備部参事。
296 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) 委員がおっしゃいますとおり、厳しい財源で運営をしているところでございますので、本来であれば都市計画道路の整備であったり、市営住宅も管理している部署でございますので、市営住宅をもう少しどうにかするとかというようなことも必要とは感じております。そこはもう身にしみて感じております。
ただ、この街なか居住マンション建設補助事業は、古い建物が建っているエリア、その地区の市街地環境の整備改善と良好な市街地住宅に資する土地利用の共同化、それから高度化、上に伸ばしていくと、有効に活用していくというようなことによって定住促進を図っていきますということで、木更津市も始めた事業になります。駅の西口といいますか、そのまちなかの方での居住誘導というのは、平成16年に、みなと木更津再生構想を策定した段階ででも、都心居住の誘導というものは、その中で大きな記述があったはずですけども、実際にその実現していくような具体的な誘導策がなくて、これまでも15年ぐらい過ぎて、まちなかの方への定住誘導策というような、実効性のある事業というのは、これまでもちょっとやれてこなかったというのがありますので、それから平成28年度だと思いますけども、商工会議所の方からも50年計画の策定の中で、まちなか居住をしていただければ、その延長で木更津駅西口の活性化にもつながるということで、まちなかへの居住誘導を進めてくださいというような要望も上がってきていたと思います。
ですから、そういった経緯がありまして、市としては駅周辺といいますか、特に西口地区につきましては、定住誘導を進めていって、その中でまちのにぎわいをもう一度取り戻すという再生していくというような効果が見込めるというふうには考えております。
それから、西口は特に古いまちがそのまま残っておりますので、民間主導でこういった事業をやっていただくことによって、まちの更新が図られる。それが地区全体に広がっていって、西口といいますか、木更津全体の魅力の向上につながるんではないかなというふうに考えております。
以上です。
297 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
298 ◯委員(鈴木秀子さん) いろんな考えで、確かに西口は本当に寂れている、いつまでたっても人が張り付かないねとやっぱり言われます。だけど、やはりということは皆さん外に出ていく。本当にドーナツ現象かなというふうに思うんですね。確かにまちの顔だと思うんですよ。駅の周辺というのはすごく大事。だけどやっぱり市民にとって何が大事かという部分を、やはりもう少し考えていっていただきたいなというふうに思います。ありがとうございました。
299 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
300 ◯委員(三上和俊君) せっかくやるんだったら、効果のあるあれにして、いただきたいなというのが、私の鈴木委員の指摘の上の私の考え方、つまり街路を整備するときに、やっぱり壊してさ、
まちなかマンションのこの事業でやればね、一石二鳥というか、でしょう。だけど、今の木更津市のこの補助事業は、何か民間がここをやりたいなというと、幾らかじゃないよ。多額の国費なり一般財源を投入しますよというんだったら、これは人口は増えるよ。活性化になるけど、だけど、それだけじゃ。
だから、木更津駅万石線のところを、ぜひ立ち上げてくださいとかね、中野畑沢線の中央工区、あれをやってくださいと。そうすると率が少し高くなりますよとか、そういう形でやっぱり考えるのが、やっぱり我々納得することで、ただ人口が増えるからとかといって、果たしてそれが適正な住民への公費が分配されるのかどうか、つまり事業者だけがもうかって、定住を決めてくれて、木更津へ住んでいる人たちの安価な住居を提供するというのが、だから住んでもらうというのが目的なんだけれど、それが果たしてそういうふうなお金が回っているかどうかというのはチェックがなかなかできないでしょうよ。適正な販売価格かどうかと。
それでまた、果たして、私も一人知っているんだけど、投資的というわけじゃないけど、私の知っている人が1号店を4,000万で入居を、三上さん決めたよなんて、買ったよなんて、これは人口増でも何でもない。馬来田からこっちへ来て、俺は金持ちだという何だ、レッテルをいただいているだけの話で、ちょっとこの辺も実際のところ考えてもらわないと、それで私が馬来田の方に人口増のために何かお金で少し考えろといったら、100万、200万びびっていてさ、これは何億円というのを、これだけの人口増のためにやるというのは公平じゃないよ。
この人口増のためにいくんだったら、いくというお金の流れがわかるんだったらいいけど、不動産屋さんが当初の目標価格よりも高く売れるといえば、そういう高くしちゃって、そこにお金が流れるという、これで本当にちょっとアバウトな仕事で危険じゃないかなと思うんだけど、財政の方はしようがなくて、やってしまったのか。やってしまったというか、つけてしまったのか。精査していないんじゃないのか。担保できているのか、ちゃんと、その辺の不動産屋さんの利益がどうで、これが普通の値段で、これだけ安く入居者に提供しているんですよというのをチェックしようと思っているのか、事業としての効果は入ればいいだけじゃないということだよ。だから、そのお金が本当に有効に入居者のために使われたかどうか、それをチェックするような、システムができているのかどうか、お尋ねいたします。
301 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。
302 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 事業費等の総額につきましては、住宅課の方で精査はもうしていると思います。あと、木更津市のためにどういうことになるかといいますと、やっぱり物ができますから、最終的には固定資産税が上がる。市外から人が来ていただければ、住民税を支払っていただけるような効果もございます。そちらにつきましては、すみません、今手元に資料がございませんが、住宅課の方でも試算しているところでございます。
以上です。
303 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼都市整備部参事。
304 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) 購入者に対してのメリットがあるかどうかというところなんですけども、正直言って、マンションの価格はどれが適正かというのをちょっと判断しかねる部分がありますけれども、五、六年前にその東口の法務局の裏に一番近年で建ったマンションは3LDKで2,900万円台だったと思います。それから今駅東口、太田山口周辺の築11年、17年とかという中古のマンションの中古の販売価格が2,200万円とか2,700万円というような形で、ネットで確認しているだけの数字なんですが、そういった価格帯になっております。
今回、販売がもう進んでいる2つの物件につきましては3LDKで2,400万円台と2,700万円台ということで、新築のマンション、3LDKが販売されていますので、比較的魅力的な価格設定で補助金の成果、効果なのかというところも、ちょっとそこは判断しかねるところがありますけども、そういったところである程度購入者に対しても、ある程度いい事業での成果の提供ができているのではないかなというふうに思います。
それと今、財政課長の方から固定資産税と住民税についてのお話がございましたけども、富士見地区の物件につきましては、大体財務部の方のご協力をいただいて試算した結果、十五、六年で税収の方が、市が負担した補助金を上回るんではないかというような試算になっております。
それから、東口の木更津地区の物件につきましては、12年から13年ぐらいで税収の方が上回ってくるんではないかというような試算になっております。
それから、3件目の物件につきましても、大体十五、六年で税収の方が、市が負担した補助金を上回ってくるというような今見込みでおります。
以上です。
305 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
306 ◯委員(三上和俊君) だから、固定資産税とか都市計画税で国費の部分まででしょう。国費の分までだよね。補助金分を回収できるということなんだけど、それと、今、私が言った、何ていうかな、幾らぐらいの値段で安く提供するということに対して、アバウトでもいいからこれだけ皆さんの住居が安くなっていますよと。一般の適正基準というのはなかなか難しいけど、販売価格からこれだけ安くなっていますよなんていう、なりますというような資料も提出させていないの。させていない。ああ。だから、じゃ、本当にアバウトで、アバウトで人口が増えて建物を建てれば固定資産税が、また都市計画税が10年たてばできるからというんじゃ、ちょっと、何ていうかな、本当にアバウト過ぎるんじゃないかなと思う。遅くてもいいから、やっぱり国費、公費を投入すれば大体これぐらい安くなりますよというのは、委員会で市会議員の連中がうるさいから、ちょっとつくってくんないかいって、後からの後追いでもいいから、つくってもらうべきだと思うんだけど、いかがですかね。
307 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼都市整備部参事。
308 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) ちょっとここでそれが可能かどうかというお答えは、ちょっとやっぱり難しいんですけども、そもそも街なかマンションの方は、やっぱり複数の建物が建っている土地を集約して、市街地再開発が本来行政がこれまでやってきた部分を民間主導でコンパクトにスピーディーにまとめていただくということで、市街地整備を民間にやっていただいている部分に対して補助をするというところになっております。
その解体費ですとか、土地の整備費の費用が浮いている部分は、どこかしらに当然それが反映されてきて、安くするというようなこともあるとは思います。一番最初にその事業者の方に確認したときは、それでそのマンションのグレードを上げていって、対岸からでも人を呼べるぐらいの建物にしたいというふうにも考えていますというふうに、ちょっと雑談の中でなんですけども、話したことがありまして、考え方としてはマンションのグレードを上げるというやり方と、委員がおっしゃるとおりにその分を価格の方を低く抑えるというやり方があると思います。事業者もどういうふうな考え方に基づいて事業を進めていくかというのを、ちょっと話をさせていただきながら、そういった資料がつくれるかどうかというのも、またちょっと事業者の方と調整をとってみたいとは思います。
309 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
310 ◯委員(三上和俊君) ぜひともグレードを上げて、本来のグレードはこのくらいだと。だけど、これぐらいで提供しているということは、言っていることは同じだよ。普通のグレードをこれだけ安くできましたというのも。だから、それがどっちを選ぶか、それは事業者のやっぱり営業方針によるものだと思います。それで、さっき言った街路整備と一緒にやったほうがいいんじゃないかなということで思っているんだけど、3つ目というのは、1つ目、2つ目は見えているからわかるけど、3つ目というのは、大体どこなんですか。その街路には私の期待しているところとは違うんですか。
311 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼都市整備部参事。
312 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) 3件目につきましては、西口の中央地区、みほし館という元ホテルのあったところの場所になります。そこの建物が建っている土地と隣接している土地が今回の事業区域になっておりますので、たまたまその都市計画道路とかが計画されている地区、エリアに面しているところではないので、街路整備と一緒にというようなことはちょっとできないんですけど、今回今進んでいる計画の中では、接している道路が建築基準法でいっているあの4メーター未満の道路ということで、4メーターに拡幅するというような整備のところまでは、今の計画の中で見込んでいるところになります。
以上です。
313 ◯委員長(座親政彦君)
渡部都市整備部長。
314
◯都市整備部長(渡部史朗君) 補足があります。街路整備につきまして、今の街なかマンションでは、そういった街路整備に絡めての事業ではございませんが、今企画部でやっております中心市街地活性化計画、それから来年度は都市整備部で策定しようとしております立地適正化計画、こういった中で例えば立地適正化計画であれば、都市機能誘導区域というのを指定します。その中では、小さな区画整理、小規模な区画整理等も少し緩和要件等もございます。そういったところを民間が例えば施設をつくる。その中で都市計画道路と絡めて整備をするというような手法もありますので、そういった今整備が進んでいない都市計画道路につきましては、今進めておりますその2つの計画等の中で、整備手法につきましても検討してまいりたいと考えております。
315 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
316 ◯委員(三上和俊君) じゃ、最後に確認。これは賃貸じゃなくて定住の方々ということで、販売、分譲ということが前提だけど、ちょっと西口で今動いている方々は、賃貸を主に動いている会社が一生懸命やっているみたいなんですけど、その3番目の会社というのは本当に分譲なのかどうか、それだけ確認します。
317 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼都市整備部参事。
318 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) 街なかマンション建設補助事業は、分譲でも賃貸でも対象にはなっています。それはもともと国の優良建築物等整備事業が分譲に限るというふうになっていませんので、土地の共同化・高度化で住戸を整備する場合は対象になるというところで、両方対象になっています。3件目につきましては、今のところ分譲という形で、市の方に賃貸の物件での街なかマンション建設補助事業の具体的な相談は、優建の制度はどんなんですかという問い合わせはございますけども、具体的に西口とかで賃貸でこの補助事業をやりたいというような具体的な相談は、今のところ受けてはおりません。
以上です。
319 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
320 ◯委員(三上和俊君) 今までおたくの先任者に聞いたら、この補助事業は分譲が主で賃貸はだめだという話を聞いたことがあるの。それは今の答弁は本当か。どっちを信用したらいいのか。
321 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼都市整備部参事。
322 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) マンション建設補助事業の方は、市の要綱にも分譲に限るとか賃貸に限るとか、取得者とか、そういった表現は多分されてございません。単なる事業者で整備をするものということになっていますので、それが分譲であろうと賃貸であろうと、どちらかという限定はしていないというふうに思いますし、国の優良建築物等整備事業の件で、国の方に確認しても賃貸を対象外にしていることはありませんというふうに確認をとってあります。
もう一つ建設補助事業とは別に、街なかマンション取得助成というものが、制度としては木更津市にはございまして、そちらの方は賃貸に入居される方ではなくて、その街なかマンション建設補助事業で建設された住戸を取得された方ですから、分譲したものを取得された方に、取得助成として補助をしますという制度がありますので、その制度であれば分譲に限るということになります。
以上です。
323 ◯委員長(座親政彦君) よろしいですか。〔「了解です」と呼ぶ者あり〕
近藤委員。
324 ◯委員(近藤 忍君) 12時を回ってますので、あと1点だけ。
107ページです。市営住宅用途廃止団地入居者移転事業費705万円です。委員会の方から、常任委員会で資料をいただいて説明も受けておりますので、これが2026年までの長期事業だということはわかってはいるんですが、計画的には早いところですと、祇園団地の一部がもう平成33年から撤去が始まるということですので、その当該地区については平成32年度中に全ての移転を終えなければならなくなるかと思います。聞きたいのは、当然全ての方が理解していただいて、順調に出ていっていただけば問題ないんですが、もうご高齢の方とかがいて、どうしても市の話には応じられないということになったときに、これは法的措置を前提に考えておられるか。また、そうすると当然裁判とかのコストがかかってくるので、それらについての対応はどのように考えているのか、お聞かせください。
325 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼都市整備部参事。
326 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) 107ページの4の住宅施策関連事業費の(3)の市営住宅用途廃止団地入居者移転事業の件ですけども、強制的な退去は想定しておりません。あくまでも入居者と市との話し合いの中でご了解をいただいて移転していただくという前提でやっております。それで、昨年11月から、移転対象の今35世帯になっておりますけれども、皆さんに個別に直接訪問をして、事業内容、老朽化しているので、今後のこともあって移転をお願いしますというお話をさせていただいている中で、28件の方については、おおむね了解をいただいて、具体的にはもう移転を検討を考えていただいております。
5件につきましては、親族と相談するとか、これからじゃあ考えますということで、嫌だというような明確な拒絶をされているような対応というのは、ちょっと受けてはいないです。あと、お一人がちょっと入院をされていて、直接ご説明できていなくて、親族の方にもう廃止するので移転をお願いしますという説明は差し上げています。
それからもう1件は、全然直接本人とも会えていないんですけれども、夏に収入申告で来庁していただいたときに、もう老朽化しているんで移転とかというものはあるんですといったときに、ご本人が移転も考えますというふうにおっしゃっていましたので、35世帯で明らかにもう絶対嫌だという方はいらっしゃらないので、引き続きもうこれまでも11月から住民の方に説明をしていって、3回、4回という形で伺って説明していますので、引き続きもっと丁寧に説明をしていって、祇園団地を本当に一番最初やっていきたいんですけども、特に祇園団地の方には丁寧に説明して、速やかに引っ越しをしていただけるような形で事業が円滑に進むように努めていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
327 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
328 ◯委員(近藤 忍君) 私もできれば法的措置なんかはとらないほうがいいとは思うんですが、仮にそういうふうになったときのことを一応考えたので、どうしてもやっぱりちょっと遅れるとなったら、解体団地の順序を変えるとかということを臨機応変に対応して、粘り強く説得されるということで理解させていただきましたので、結構でございます。
329 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
330 ◯委員(住ノ江雄次君) 全く、今、近藤委員の言われたとおりで、やはりいらっしゃる方については、しっかりとお話をしていただいて、ご理解をいただくということが一番かと思うんです。そして、移転先というのは、これはどちらになるんですか。
331 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼都市整備部参事。
332 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) 基本的には存続団地5団地が対象になりますけれども、廃止団地にお住まいになっている方、高齢の方が多いので、今積極的に移転先としてご案内しているのは、江川、住吉、長須賀の比較的まちなかに近いお店とかがあるようなエリアの市営住宅をご案内しています。それと移転先でどうしても今お住まいになっている団地のそばがいいとか親族のそばがいいということで、民間賃貸住宅でもいいという方には、民間賃貸住宅でも構いませんということで、移転補償については市営住宅に移られる方、民間賃貸住宅に移られる方、そこは対象とさせていただいて、引っ越しの費用は市が負担する今計画で進めています。
それから、民間賃貸住宅に移られる方につきましては、5年間の月額2万円の家賃補助をしていくというような形で、この705万円の予算のうち、引っ越しとかの補償が、今のところ祇園を想定していましたので、11世帯で561万円が引っ越しの補償、それから、半分ぐらいは祇園地区、通院とかをされている方がいらっしゃるという想定をして、半分は地元の清見台地区、祇園地区のアパートを探しますというふうな想定をしましたので、月額2万円で1年間12ヶ月で24万円で6世帯分144万円を家賃補助というような形で、合計で705万円という当初予算の計上をさせていただいております。
以上です。
333 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
334 ◯委員(住ノ江雄次君) 最後に1点だけ、本来市営住宅から市営住宅に移転というのはだめですよみたいな、何かそういう決まり事があったような記憶があるんですけど、これは要するに特例みたいな形なんでしょうか。
335 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼都市整備部参事。
336 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) ご指摘のとおり、本来であれば、その市営住宅から市営住宅、通常であれば要件としては何も住宅に困窮しているとか、そういった要件がありませんので、移ることはできませんけれども、公営住宅法ですとか、その市の市営住宅の設置管理条例の中で、用途廃止等に伴った場合、特例措置として抽せんとかそういった通常の募集によらないで市営住宅に入居することができるという規定がございますので、そちらの方を規定を使って移転していただくという制度で進めております。
以上です。
337 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
338 ◯委員(鈴木秀子さん) すみません、関連なんですけども、この家賃補助が5年間はいく、その後、どういうふうになるんですか。
339 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼都市整備部参事。
340 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) 家賃補助につきましては5年間、最長で60ヶ月という制限を設けさせていただきました。この5年というのは、今、住ノ江委員の方からお話がありましたように、市営住宅から市営住宅に移るのは基本的にはだめで、特例で認める場合があります。公営住宅法と、それから市の条例の方にも、他の市営住宅に移って、家賃が増額になった場合は、その増額した部分について減額することができるという規定がございます。それの期間が5年間ということになっておりますので、市営住宅に入居されている方がその市営住宅に移っても5年間しか優遇措置が受けられないということがありますので、同じような形で5年間というような期限で家賃補助についても制度の方を検討いたしました。
341 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
342 ◯委員(鈴木秀子さん) それを承知でそちらに動いたということなんでしょうけども、やっぱり厳しくなるのかなと。あと、その転居した団地は、その後の使い方はどういうふうに考えているんですか。
343 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼都市整備部参事。
344 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) 全て入居者の方が引っ越しをしていただいた後は、速やかに解体したいと思います。その後の土地につきましては、普通財産として処分するものもあれば、できれば建てかえ用地として確保しておきたいような土地もございますので、それは今後関係課との調整を図りながら、今後の方針は協議していくことになると思います。
以上です。
345 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
346 ◯委員(鈴木秀子さん) やはり市営住宅はすごく大事、やっぱりセーフティーネット、住宅のというふうに言われているので、できたら新しく建てかえていただきたいと思います。よろしくお願いします。
347 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
348 ◯委員(石井徳亮君) 簡潔に質疑いたします。106ページの路外施設費の木更津駅前西口駐車場関係費の駐車場管理費、これの中でちょっと要望したい旨があるんですけども、駐車場の中の北側と南側で方向転換ってカーブのところがあるんですけど、そこのところでよく出会い頭で詰まっているんです。何でかなと思って見てみると、カーブミラーが設置されているんですけど、カーブミラーがほぼほぼ外側にあって、皆さんの運転される方の視線の先にカーブミラーがなくて、カーブミラーを確認しようとすると、意識して視線を外さないとカーブミラーが見えないような状態になっているので、ほぼほぼカーブミラーを見ていない方ばかりだと思うんです。ですから、そのカーブミラーの曲率、大きさもあるので、曲率の高い小さ目のものにかえるかなんかで、進行方向の視線の向いている側の方につけかえていただきたいというのが一つと、それと速度表示があるのを、皆さん余り気がつかないと思うんですけど、天井の構造体の間のところに小さく8キロという表示があるんですけど、あれは車に乗っていてほとんど気がつく人はいないと思うんですね。近場にいて意識して上を見ないと気がつかないんです。
ですから、2階、3階の階数標示のある柱のところの運転手、ドライバーさんの視線の高さのところに進行方向に向けて張っていただければ、明確にわかると思うので、その辺はそんなにお金はかからないと思うんです。
あと最後に、2階のところからかな、エレベーター標示があるんですけど、その標示の前に監視カメラがかぶっていて、エレベーターという文字が見えないんです。ですから、そういうところ、3ヶ所があるんですけども、そういう形のところを、この予算の中でやれるかどうかわからないんですけど、ちょっとその辺、解消をお願いしたいんですけど、どうでしょうか。
349 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤都市整備部参事。
350 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 西口駐車場なんですけども、駐車場の床面から桁の下までの高さが2.3メーターございます。これは駐車場法の下限値というんですか、もうそれ以上下げちゃいけませんよという値で2.3メートルになっています。あと、その関係で駐車場に車をとめる車のサイズなんですけども、条例の中で長さが6メーター、幅が2メーター、高さが2.1メーター以下の車というふうに規定しております。ですから、2.1メーターの車までは入って構わないんですけども、その関係でまず距離表示なんですけども、桁が2.3メーターですから、車が最大2.1メーターですから、20センチの隙間に標示している関係で、ちょっと見にくいような状況になっています。
ご指摘がございました壁面にというお話がございましたので、それはできるだけ早急に考えたいと思っております。
あと、カーブミラーですね。こちらにつきましては、やはりその高さの関係がございますので、余り中央に寄った部分につけられない。つけかえられないというようなのがございますので、委員の方から曲率をかえたらどうかというご指摘もありましたので、ちょっとその辺は、再度検討をさせていただき、やれるようでしたら、全部を1回にはできるかどうかは、予算の中でほぼ管理費なものですから、その修繕とかというのに充てられるものの範囲の中で、やれる範囲でやっていきたいというふうに思っております。
あとは、何でしたかね、エレベーターのカメラですか。〔発言する者あり〕それもちょっと確認をして、標示の方、カメラはなかなか全体を映しているものですので、位置をかえると映らなくなる部分が出てくるかもしれませんので、標示の方をかえられるか、ちょっと確認をして検討をしてまいります。
以上でございます。
351 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
352 ◯委員(石井徳亮君) カーブミラーに関しましては、サイズが小さくなるとちょっと視認性が悪くなってくる場合もあるので、車が近づくと黄色いライトがちょっと回っているので、それを例えばそのカーブのすぐ手前のところにもってきて、反対側から近づいているという注意喚起の標示をするとか、そういう面では高さがそんなに要らないものがあると思うので、その辺のことはちょっと検討していただければと思いますが、よろしくお願いします。
353 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。
〔発言する者なし〕
354 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で都市計画費及び住宅費について審査を終わります。
ここで、午後1時35分まで休憩といたします。
(午後零時32分)
───────────────────────────────────────
(午後1時32分)
355 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。
続きまして、249ページから275ページまでの公共下水道事業特別会計についてご審査を願います。ご質疑があればお願いします。鈴木委員。
356 ◯委員(鈴木秀子さん) これは特別会計ということで、消費税への影響を伺いたいんですよ。10月から上がるというふうに言われております入りと出と歳入歳出とお願いします。
357 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木課長。
358 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 消費税につきましては、使用料の収入に試算しますと約688万円徴収が増える予定でございます。これを平均して1件当たり、2ヶ月当たりに算定しますと約88円の増加となります。
以上でございます。
359 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
360 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、下水道使用料が上がるということ、10月から上がるという考えでよろしいんですか。
361 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木課長。
362 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 消費税分だけ上がる予定でございます、10月から。
以上です。
363 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
364 ◯委員(鈴木秀子さん) 消費税もやっぱり下水道って決して安くないというふうに皆さん思っています、上下水道をお支払いされている方は、やはり消費税という問題に対して反対していきたいなというふうに思いますけども、課長はどういうふうに考えますか。
365 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木課長。
366 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 今回の値上げにつきましては、あくまでも消費税についてでございますので、ちょっと私としてはいたし方ないものと考えております。
以上です。
367 ◯委員長(座親政彦君) そのほかございますか。近藤委員。
368 ◯委員(近藤 忍君) 管渠建設費、262ページに関して、一般的な話ですが、平成30年度までは、まだ30年度も残っていますけれども、昨年度は金田西雨水ポンプ場に大きなお金が出ていて、要は金田事業に大きなお金が出ているので、面整備にちょっと回せませんよと、金田事業が一息ついたら面整備を増やしますよということは、下水道特別会計で長年言われていたことなんですけども、昨年度の金田西ポンプ場の11億2,680万円が一気に激減して150万円まで減ったので、約11億円ぐらいはそちらに回していて余裕ができてくるから、面整備がこれから増えるかなと思ったところ、既成市街地の枝線管渠整備事業費、前年度予算の5億8,390万円から5億2,816万円に逆に減少しております。本来もっと既成市街地の面整備に力を入れていただきたいなと思うんですが、ただ予算だけで整備面積人口がわかりませんので、予算は少なくなったけれども、整備人口とか面整備が増えるとか、そのあたりをちょっとご説明いただければと思います。
369 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木課長。
370 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 平成31年度の既成市街地の整備予算が昨年より少なくなりましたのは、下水道全体での平成31年度の一般会計からの繰入金が目安としている13億円より約5,500万円増加となったためでございます。これは増額となった理由、原因は、消費平準化債の計算方法が変わったためで、当初計画していた借入額よりも1億2,000万円少なくなってしまったためでございます。
以上でございます。
371 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
372 ◯委員(近藤 忍君) 要は入ってくる金見合いしか整備できないから減ったということですよね。結局面整備は金が減った分だけやっぱり平成30年、31年に比べると何ヘクタールか、平成30年実績見込みが何ヘクタールで、平成31年度はどれぐらいの予定をしているかというところを説明していただければと思います。
373 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木課長。
374 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 本年度につきましては、決算ベースで8.7ヘクタールになる予定でございます。平成31年度予算ベースでは、約12ヘクタールを予定しております。
以上でございます。
375 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
376 ◯委員(近藤 忍君) 8.7ヘクタールから12ヘクタールということは、面積がとりあえず増えるということで、若干は加速しているという感覚も、要は太い管がなくなって細い管を広くやれば金額は安いけど、広い面積ができるというそんな感じだと思います。ただ、いろいろと今回の議会で出ている話なんですけれども、都市計画税、一般財源としては13億4,300万円のうち、下水道に10億8,800万円充当しているということで、一応資料としてはいただいている話ですが、長いこと都市計画税を払っていながら、なかなかそのめどがついていない。あじさい通りから海側は最近中里、江川は整備していただいているんですが、それからなかなか巌根駅、高柳方面に進まない。同じように真舟団地も長いこと同じようなことを言われていると思うんですが、その人たちがずっと都市計画税をもう長いこと負担して、もう払い続けている割には受益が少ないというところもありますので、そろそろ面整備を加速するようなことを、金田事業が一段落ついてきたので、検討を進めていただきたいと思うのですが、最盛期は20ヘクタールずつぐらいたしかやっていましたよね。ああいう状況にいかない要因というのは何かあるのか、ご説明いただければと思います。
377 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木課長。
378 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 先ほどの説明で、平成30年度約9ヘクタール、平成31年度は12ヘクタールという説明をしたんですけれども、実際に汚水の国費の内示率が今年度は65%程度しかございません。ですので、実際に12ヘクタールを掛けますと、実際に来年度平成31年度も8ヘクタールぐらいとなってしまうと思います。今の質疑ですけど、下水道整備は多額の費用がかかりますことから、市街化区域を順次少しずつ整備する方法しかないため、投資効果の高い清見台地区を現在進めております。現在未整備の地区の方には、大変申しわけございませんが、ご理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
379 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
380 ◯委員(近藤 忍君) 言われるように、65%ぐらいなんですね。大体補正で大幅に減になる。国からお金がつかないというところもありますので、だから、認定がそれくらいであれば、逆に最初はもっと大風呂敷を広げて、最終的に減ったら10以上残るぐらいの予算組みというのでもあってもいいのかなと思いますけれども、その辺も請求できないという問題もあるんでしょうけれども、いずれにしろ既成市街地への拡大、清見台は確かに投資対効果が高いのはわかりますけれども、それ以外のところの展開もお願いしたいと思います。
もう1点、既成市街地の中で、住宅密集地域はいいんですけれども、そういう中でも、昔からの農家とか敷地の広い方がいるんですよ。敷地の広い方って接続負担金がその面積当たり掛ける金額でかかってきて、小さい面積のところにも、大きな面積のところにも、市による負担の宅内ます、取り出し管は1個しかつけないのに、広い面積でも1個、狭い面積でも1個でも、金額とすると狭い面積は、面積当たりの宅ますが安く済んでいるというんですかね、だから、ある程度の面積まではその金額としても、それ以上の面積は特に例えば何平米以上だったら宅ますを余分につけるということがないんであれば、金額の設定をちょっと変えるとかという検討をしていただかないと、聞いている範囲では、やっぱり100万円近い負担になって、1年では払い切れないと言っているような農家の方もおりますので、そのあたりというのは、何となく検討はできないものか、お伺いします。
381 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木課長。
382 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 委員、今おっしゃられた質疑については、説明会でよく質問されます。これにつきましては、全国的には木更津市のように1平米当たり幾らという一律した単価が多いんですが、各用途とおっしゃった広いとか、あと実際に家が建っていないとか建っていますとか、そういった要素を入れますと、大変複雑なものになりますので、難しいんですが、今後の研究課題とさせていただきたいと思います。
以上でございます。
383 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
384 ◯委員(石井徳亮君) 261ページの公共下水道管渠改修事業費1,800万円なんですけれども、こちらの工事箇所一覧表のところを見て、鎌足小学校のところなんですけれども、先日ちょっとここのところを走っていて、昨年の予算委員会のときに聞いたときの工事場所と違う場所を工事していまして、改めて去年の資料と今年のこの資料を見比べてみたんですけれども、昨年の資料だと鎌足小学校のこの平成31年度施工箇所のところが平成30年度の施工箇所だったんですけど、その施工箇所が変わった理由というのは何でしょうか。
385 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木課長。
386 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 今回これは自然流下ではなく圧送管の工事なんですけれども、やはり下流から行うことが一般的でございますので、恐らく去年の説明がちょっと間違ってしまったものと思われます。すみませんでした。
以上でございます。
387 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
388 ◯委員(石井徳亮君) 昨年、鎌足小学校のところを登下校の部分であったり、送迎される方なんか、ここを通るからという話を聞いて、そういった部分では注意して周知をよくしてくださいという話だったんですけども、じゃ、昨年は予算委員会で説明したときから、いつこれが変更になったんですか。
389 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木課長。
390 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 前年の春頃に積算するんですけれども、そのときは変更といいますか、恐らく最初に間違えていたものだと思います。上流と下流を取り違えていたものだと思います。
以上でございます。〔「図面が違っていたということですか」と呼ぶ者あり〕そうです。それを勘違いしていたものです。これが正しいんです。
391 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
392 ◯委員(石井徳亮君) じゃ、改めて申し上げますけれども、こちらのところは小学生が通ったり車の通りが意外と多いんですけれども、このところ片側通行になるかと思いますけれども、小学校の方に周知をきちんとして、交通整理をしながら安全な配慮をしてやっていただきたいと思います。お願いします。
393 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
394 ◯委員(鈴木秀子さん) 今回清見台に下水道が入るということでよろしいんですよね。それで、真舟は私の知っている人がそこに住んでいまして、下水道が来ないということで、ほかに引っ越してしまったんですね、違う場所に。真舟はいつ頃になるんでしょうか。
395 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木課長。
396 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 確か、去年の決算審査で佐藤委員からご質疑をいただいたと思うんですけれども、今、国のアクションプランでは、平成38年まで補助事業を使えることになっていますので、その中に真舟地区は予算としては入れてございますので、ちょっとまだ先になってしまいますけれども、それまでにやりたいと考えております。
以上でございます。
397 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
398 ◯委員(鈴木秀子さん) 平成38年、7年後。そんなに時間がかかるんですかね。その理由は何でしょうか。
399 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木課長。
400 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 先ほど申しましたとおり、まずは清見台と、今、江川地区をやっているんですけれども、ところどころ手をつけてしまうと、ちょっと工事をしづらいので、1ヶ所、片をつけてから次に行きたいので、真舟は後になってしまいます。
以上です。
401 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
402 ◯委員(鈴木秀子さん) その住んでいる方は、本当にいつかいつかと本当に待っているんですよね。なるべく早くお願いします。
403 ◯委員長(座親政彦君) そのほかございますか。斉藤議長。
404 ◯議長(斉藤高根君) まず、基本知識として木更津市の計画人口と実際に今処理している人口、そして処理能力をお答えください。
405 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木課長。
406 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 計画人口は、昭和46年度の計画で13万8,000人を予定しております。処理能力につきましては、現在3万4,000トン/日です。実際の稼働率としては晴天時で78%稼働しております。
407 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
408 ◯議長(斉藤高根君) では、去年ちょっと出す窒素とリンをかえたはずだけども、どのようにかわっているかをお教えください。
409 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木課長。
410 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) それにつきましては、季節別運転管理のことだと思いますが、まだ窒素とリンの数字をかえてはございません。
以上です。
411 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
412 ◯議長(斉藤高根君) それだったらわかるんですけれども、今年の2月1日頃から現在に至って東京湾というのは窒素はあるけれども、リンが極端に低いというデータが出ているんですけれども、その解消をお願いしたいという話が出ていたはずなんですけれども、それはどうなっているんですか。
413 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木課長。
414 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 昨年8月にも木更津地区漁業連絡協議会から海の栄養リン等に関する要望について提出されておりますが、その後も県協議をしております。今のところまだ、県は国と協議しているんですけれども、まだ整っておりませんので、ちょっと申しわけございません、今シーズンは間に合いませんでしたので、今年のシーズンには間に合わせたいと考えております。
以上でございます。
415 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
416 ◯議長(斉藤高根君) ほかの一生懸命下水道をやってくれというお願いとは、また全く違った方向なんですけれども、金田から出ていく水というのが汚水が極端に減っていると。汚水は全て潮見に持ってくるという現象が起きていて、構造変化が起きているわけ。そしてだから、海のまち木更津を標榜するんであれば、もう少し皆さんが勉強なされて、どうしたら豊かな海になるかなと。普通、海なんか要らないよとみんなが言ってしまえばそれまでなんですけれども、このままだと海が死んでしまう。これは有吉佐和子の『複合汚染』ということで、単に下水道だけではないんですよ。いろんな要因が重なってこういう事態になっているわけなんですけれども、その中の一つの要因というのは、窒素とリンが極端に少なくなった。金田については、本当に出口のなくなっているという状態が二、三年前から続いていると。二、三年前から続いていて、何がリンクしてくるかというと、アサリとノリがとれなくなったこととリンクしていると、こういう話になってきてしまうんですよ。
ですから、もう少し皆さんは勉強をなされて、この豊かな海ときれいな海の違い、これをどうかみんなで力を合わせてお願いしたいというのが私の願意なんですよ。ということで、鈴木課長の後ろにいる部長にきちんとお願いして、木更津市だけじゃだめなんですよ。千葉県下、東京湾がどうしたらよくなるかということを、またみんなで話し合っていただきたいということで、あえて発言させていただきました。よろしくお願いします。
417 ◯委員長(座親政彦君) そのほかございますか。
〔発言する者なし〕
418 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で土木費及び関係特別会計の審査を終わります。
答弁席入れかえの間、暫時休憩をいたします。
(午後1時51分)
───────────────────────────────────────
(午後1時53分)
419 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。
続きまして、108ページから110ページまでの消防費についてご審査願います。ご質疑があればお願いをいたします。住ノ江委員。
420 ◯委員(住ノ江雄次君) 私の方からは、まず救急救助業務ということで、救急搬送についてちょっとお伺いをしたいんですが、まず、救急搬送の出動数というのが、その推移、3年の間どれぐらいあるのか、お伺いをしたいと思います。
421 ◯委員長(座親政彦君) 石井警防課長。
422 ◯警防課長(石井和成君) 過去3年間の救急件数でございますけれども、平成28年が6,639件、平成29年が6,875件、平成30年が6,922件でございます。
以上でございます。
423 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
424 ◯委員(住ノ江雄次君) 大体6,000件、7,000件近く搬送され、出動ということでございますけれども、それでは、現場に救急車が到着してから搬送先へ行くまでの平均時間、それとあと一番長くかかった時間がわかりましたら。
425 ◯委員長(座親政彦君) 石井警防課長。
426 ◯警防課長(石井和成君) 覚知から病院までかかった時間で申し上げます。平成28年が平均で48分6秒でございまして、最長時間が4時間11分でございます。これは34歳の男性が自宅でけがをしまして、病院を2回転送した事例でございます。平成29年の平均でございますけれども、50分12秒で最長時間にございましては4時間11分でございます。これは36歳の男性が発熱、頭痛の症状がございまして、18回病院と交渉しております。平成30年度の平均でございますけれども52分6秒、最長時間でございますけれども4時間24分でございます。これは48歳女性が頭痛と吐き気でございまして、12回病院交渉をしてございます。
以上でございます。
427 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
428 ◯委員(住ノ江雄次君) 救急車がついてから出発するまでが、よく世間で言われるなかなか出ないと、早く病院に行ってやればいいのにというような、そういう世間の見る目があるわけでありますけれども、長くて4時間というのがあるみたいで、昨年実は私の知り合いも、実は真っ昼間ですよ、4時間動けなかったというのがございました。残念ながら、1週間後に霊山へ旅立ったわけですけど、それはそれとして、やはり救急車が来たからには、早く搬送してもらいたいというのが、市民の思いでございます。その時間がかかる一番の要因というのは何だと思いますか。
429 ◯委員長(座親政彦君) 石井警防課長。
430 ◯警防課長(石井和成君) さまざまな理由がございますけど、傷病者の背景では、精神疾患であるとか住所がない方なども要因になりまして、また病院側の要因では、夜間1人の医師が当直をし対応をしているところが多いと伺っておりますので、また多数の受け入れができなく、断られるようなことを伺っております。
以上でございます。
431 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
432 ◯委員(住ノ江雄次君) 主な原因ということで、要するに病院が受け入れないというのは一番の原因かなというふうに思っております。自分は中央病院の企業団の方の議員もやっているんですけれども、常にこういう話が出るわけで、せっかく救急が来ていただいても、病院に行けないというような、そういう事情があって、これはご存じのように、千葉県というのは全国でもお医者さんが少ないという県でワースト3か5ぐらいに入っているかと思うんですが、その点を消防の方に言ってもあれなんですけれども、ぜひこれは消防、救急の立場からそういう現場の事情というものを、ぜひあらゆるところで訴えていただいて、ぜひそういう体制というものを早く打破してもらいたいという思いが一番ございます。そういうことで今後大変でしょうけれども、またよろしくお願いを申し上げます。
以上です。
433 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。近藤委員。
434 ◯委員(近藤 忍君) 各課に聞いている新規の件ですけども、108ページ、予防業務台帳システム事業費ということで、102万6,000円計上されております。これがなかったことによってどのような不利益が生じていたのか。また、これを導入することによってどのような効果が得られるのか、ご説明ください。
435 ◯委員長(座親政彦君) 岡田消防本部次長。
436 ◯消防本部次長・予防課長(岡田清治君) お答えいたします。
この予防台帳システムですけれども、今回機器の更新とプログラムの書きかえ、あと保守とかの点検をするための予算要求でございまして、導入に当たりましては、平成22年の緊急雇用創出事業臨時特例基金事業補助金を受けてスタートをしております。その後、8年を経過しておるんですけれども、OA機器の耐用年数というものが5年ということで、ここで更新をしたいなというところでございます。それと今まで保守というところで予算をとっていなかったので、それも加えて5年リースで保守等をしていきたいと考えております。
以上です。
437 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
438 ◯委員(近藤 忍君) とすると、同様のシステムはあったんだけれども、システム業務というよりも、OAの交換にすぎないという要はコンピューターとかハードとかなんかの交換というようなぐらいの位置付けということでしょうか。
439 ◯委員長(座親政彦君) 岡田消防本部次長。
440 ◯消防本部次長・予防課長(岡田清治君) すみません、答えがちょっとかみ合っていなくて申しわけありません。このシステムは、木更津市内の防火対象物と危険物施設、防火対象物につきましては約3,340件、危険物施設については413件のデータを収納しております。内容ですけれども、防火対象物につきましては建物の面積であるとか構造、あと収容人員、また消防用設備等の設置状況、防火管理の状況、危険物施設につきましては、許可申請の届出とか、その辺のところを把握するためのシステムでございます。
441 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
442 ◯委員(近藤 忍君) つまり、そのシステムは今まであったんですよね。
443 ◯委員長(座親政彦君) 岡田消防本部次長。
444 ◯消防本部次長・予防課長(岡田清治君) そうです。先ほど申し上げたとおり、平成23年から既に稼働しておるシステムでございます。
445 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
446 ◯委員(近藤 忍君) つまりは、今回新規業務として上がってはいるけれども、今までずっと平成22年に入った、22年に買ったお金でずっとやっていたんだけれども、それがもう古くなったから新しく買うだけということで、だから古くなった機械を買いかえるだけだから、これを入れることによって特に特段労働条件が改善をされて、人件費が減るとか、そういうことも特になく、新しいのが入ってくるというぐらいの位置付けと認識すればいいんですよね。
447 ◯委員長(座親政彦君) 岡田消防本部次長。
448 ◯消防本部次長・予防課長(岡田清治君) 今回、保守に加えまして、プログラムの書きかえというところで、データの引き出し等からこの業務の時間の短縮になりますので、人件費の削減にもつながるのかなというふうに考えております。
449 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。
450 ◯委員(大村富良君) 109ページの消防本部庁舎整備事業費で、まず3,668万円ということで、かなりの金額なんですけれども、これは仕様変更、追加等があって新たにこういう予算が必要になったという、その辺を確認させてください。
451 ◯委員長(座親政彦君) 前田消防総務課長。
452 ◯消防総務課長(前田 茂君) この予算につきましては、平成31年度の事業でございまして、3,660万円ということで、事業内容につきましては新消防本部庁舎のパンフレットの印刷、完了検査手数料、庁舎移転にかかわる指令システム等の委託料、そして消防救急無線移設に係る工事費及び備品購入費の費用でございます。
以上でございます。
453 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。
454 ◯委員(大村富良君) では、本部庁舎建物の方のことではないということでわかりました。では、新しい庁舎への移設ということでありますので、必要経費ということでやむを得ないと思いますので、スムーズに移行できるようによろしくお願いいたします。
455 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
456 ◯委員(鈴木秀子さん) 消防職員の方はすごく大事な業務を背負っていると思うんですね。人数的にはきちんとした人数がいらっしゃるんでしょうか。充足率とか、そういうのを教えていただけますか。
457 ◯委員長(座親政彦君) 前田消防総務課長。
458 ◯消防総務課長(前田 茂君) 消防職員の充足率についてご説明いたします。
消防職員の条例定数は195名でございます。平成31年3月現在の消防職員数は181名でございますので、充足率につきましては92.8%でございます。
なお、平成31年4月に新規職員として9名の職員を採用する予定であり、定員に近づくよう引き続き計画的に採用できるよう職員課と協議してまいります。
以上でございます。
459 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
460 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、5名少ないという形ですよね。その中でずっと回していけるんですか。
461 ◯委員長(座親政彦君) 前田消防総務課長。
462 ◯消防総務課長(前田 茂君) その中で、やりくりをしながら市民の安心安全のため頑張っていきたいというふうに思っております。
以上です。
463 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
464 ◯委員(鈴木秀子さん) やはり交替で1日24時間勤務でと伺って、1日お休みしていって何かすごいそういう不規則な交代制を使っているんですよね。それでなんか勤務する方の体調管理をやっぱりしっかりとやっていただかないと、いざというときに動けないということは大変なので、そういうこともあわせてよろしくお願いします。
465 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
466 ◯委員(石井徳亮君) 109ページの車両等整備事業費の車両用途変更に係る改修事業費なんですけれども、これは目的とその改修内容をちょっと教えてください。
467 ◯委員長(座親政彦君) 石井警防課長。
468 ◯警防課長(石井和成君) この事業費でございますけれども、今年度末に消防団第4分団5部、これは高柳の旧住吉町でございますが、廃部となることが決定しておりまして、車両について、まだ新しく使用先を検討しておりました。しかしながら使用先が消防団の中では決まらなかったことでございますので、富来田分署に配備されている車両、これは平成7年度に更新されたもので、更新後23年経過しておりまして、常備消防用として使用することとし、車両動体管理装置やデジタル無線移設費用、あと機能保持の変更費用、空気呼吸器固定装置設置費用などの経費で予算を計上しております。
以上でございます。
469 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
470 ◯委員(石井徳亮君) 富来田分署の方に移管という形ですけれども、今後は何年ぐらい使用が想定されますか。
471 ◯委員長(座親政彦君) 石井警防課長。
472 ◯警防課長(石井和成君) この車両でございますけど、平成24年度に更新されて5年から6年しかたっておりませんので、あと15年程度使用する予定でございます。
以上でございます。
473 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
474 ◯委員(石井徳亮君) それでは、消防団の方の統合とかなんかも計画を視野に入れなくてはいけないと思いますけれども、その辺はよろしくお願いします。
消防団の車両という形でちょっと関係するかと思うんですけども、消防団員報酬がほぼほぼここのところ余り変わらないんですけど、最近の出初め式とか何かを見ていると、団員の数が妙に少ないように見えるんですけども、具体的に消防団の人に聞くと欠員も結構増えているとかという話は聞いているんですけども、この消防団員報酬が余り毎年変わっていないんですけど、実態とは合っているんでしょうか。
475 ◯委員長(座親政彦君) 石井警防課長。
476 ◯警防課長(石井和成君) 消防団員報酬の国が通知しております地方交付税算入額が3万6,500円でございまして、現在木更津市の消防団員の班長の報酬で説明いたしますと、消防団員は2万7,000円、班長が2万8,000円で、交付税算入額の単価に達していない状況でございます。
以上でございます。
477 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
478 ◯委員(石井徳亮君) 内容的にですので、欠員状況を把握しているかということと、実際問題欠員状況の実際の団員の登録になっていると思うんですけど、ちょっと聞くところによると、なかなか出てこない方もいらっしゃるという形なので、その辺の実働可能な団員の数とかも把握できているかどうか、ちょっと教えてください。
479 ◯委員長(座親政彦君) 石井警防課長。
480 ◯警防課長(石井和成君) 条例定数では600名でございまして、現在の実員が545名でございます。あと、年間の出動をしていただいている団員の調査はしてございまして、毎年30名程度1年間活動していない団員がございますけど、ただこちらの考えといたしましては、大規模災害等があった場合には、活動をしていただけると考えておりまして、そういう考えがございます。
以上でございます。
481 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
482 ◯委員(石井徳亮君) 実際問題、活動にふだんから出てきていない人は、大規模災害のときにうまく活動していただけるかというと、ちょっとその辺は逆に不安な面もありますので、団員確保については配慮していただきながら、団員の数が増えるよう努力していただきたいと思います。よろしくお願いします。
483 ◯委員長(座親政彦君) そのほかございますか。近藤委員。
484 ◯委員(近藤 忍君) 110ページ、消防施設諸経費、庁舎消防団詰所の件なんですが、昨年今年と消防本庁舎に大分お金をかけまして、詰所の方にお金が回っていないよというようなことは、消防団の人たちには言っていたんですが、平成31年度、消防団の詰所の更新についての費用がございませんが、詰所の更新については、今後どのような計画を立てられているのか、ご説明いただければと思います。
485 ◯委員長(座親政彦君) 石井警防課長。
486 ◯警防課長(石井和成君) 消防団詰所でございますけど、公共施設再配置計画では、おおむね25年から30年で改修、おおむね55年から60年で建てかえということになってございまして、消防本部としては建てかえの計画はございませんが、30年を迎える詰所がこの10年で21棟ございますので、改修を平成32年度に要望する考えでございます。
以上でございます。
487 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
488 ◯委員(近藤 忍君) 改修があるということですが、一番古いのは何年を超えた詰所でしょうか。
489 ◯委員長(座親政彦君) 石井警防課長。
490 ◯警防課長(石井和成君) 一番古い詰所でございますけど、委員もご存じだと思うんですけど、4分団2部の詰所でございまして、建築から48年経過してございます。
以上でございます。
491 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
492 ◯委員(近藤 忍君) そこまで言うとわかっていると思いますけれども、もうすぐ50年ですので、改修というより、そろそろ建てかえの時期に入ってきていると思いますので、前向きな検討をしっかりとしていただきますようよろしくお願いします。〔「関連」と呼ぶ者あり〕
493 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
494 ◯議長(斉藤高根君) 消防施設というと牛込の消防、あれが一番、端的な例であって、集会所と一緒になっていると。あのように公共施設の再配置を考えるんであれば、市民課と連動していろんなところで両方とも建てかえもあるわけで、そういうのは一緒にして建てかえるという考えはあるんでしょうか。
495 ◯委員長(座親政彦君) 石井警防課長。
496 ◯警防課長(石井和成君) 集会所と詰所の併設されているものにございましては、少しちょっと難しい問題もございまして、集会所はやはり区の経費ですとか、そういうところから出ておりまして、詰所はいま少し説明しますと、併設されているところは現在4箇所ございまして、4分団2部、6分団6部、6分団4部と4分団3部の詰所が4ヶ所ございますけど、いずれもやはり新規の建設ですと、やはり建てる場所とかいろいろ難しい問題がございますので、今後関係部局と協議したいと考えております。
以上でございます。
497 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
498 ◯議長(斉藤高根君) 難しい問題とは何ですか。
499 ◯委員長(座親政彦君) 石井警防課長。
500 ◯警防課長(石井和成君) 取り壊しとかそういう経費で、集会所の部分を壊したり、そういう部分で市の経費を使うことということもやはり難しい問題ではないかと考えております。
501 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
502 ◯議長(斉藤高根君) 土居部長、総体的な公共施設について、今言った話をどう考えるか、お聞かせください。
503 ◯委員長(座親政彦君) 土居総務部長。
504 ◯総務部長(土居和幸君) 消防詰所と集会所は一緒になっているところはございます。先ほど答弁させていただきました。集会施設の方の耐用年数といいますか、壊す時期あるいは消防の詰所の方を壊す時期が一緒であれば、費用負担等を精査すれば可能であるというふうに考えています。
505 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
506 ◯議長(斉藤高根君) ということで、合致すれば可能だということで、経費の節減の一つの案だと思いますので、これから考えてください。
507 ◯委員長(座親政彦君) そのほかございますか。白坂委員。
508 ◯委員(白坂英義君) 指令センターの消耗品の更新というのがあるんですけれども、まだセンターができてから5年ぐらいしかたっていないんですけれども、これって無線関係のアナログからデジタルにかわるとか、そういった関係の更新費用になりますか、六千何ぼという費用ですが。
509 ◯委員長(座親政彦君) 前田消防総務課長。
510 ◯消防総務課長(前田 茂君) この費用につきましては、千葉消防共同指令センターの機器更新ということで、千葉市消防指令センターの指令管制システムの機器全体の更新でございます。
以上でございます。
511 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
512 ◯委員(白坂英義君) ということは、まだ5年ぐらいしかたっていないのに、もう更新をしなければならないということですか。
513 ◯委員長(座親政彦君) 前田消防総務課長。
514 ◯消防総務課長(前田 茂君) そのとおりでございます。
以上です。
515 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
516 ◯委員(白坂英義君) じゃ、また5年後には更新をしなければならないということですか。
517 ◯委員長(座親政彦君) 前田消防総務課長。
518 ◯消防総務課長(前田 茂君) 計画ですと平成37年度に更新ということを聞いております。
以上でございます。〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕
519 ◯委員長(座親政彦君) そのほかございますか。
〔発言する者なし〕
520 ◯委員長(座親政彦君) 質疑を終局と認め、以上で消防費の審査を終わります。
答弁席入れかえのため、暫時休憩をいたします。
(午後2時16分)
───────────────────────────────────────
(午後2時17分)
521 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。
続きまして、第50款の教育費の審査をお願いするわけでございますが、2回に分けさせていただきます。
初めに、111ページから118ページまでの第5項教育総務費から第20項幼稚園費についてご審査をお願いいたします。ご質疑あればお願いいたします。石井委員。
522 ◯委員(石井徳亮君) それでは、これは一応健康こども部の方で自殺対策事業費51万円が計上されていた件なんですけども、これは中学校で1学年が5校ずつ毎年講演をされていて、命の大切なことを学ぶために講師の方を呼んでアンケートをやられているという話なんですけれども、まずこの51万円ずつ、毎年5校ずつの学校で事業をやられていること、これで十分とまず考えているかどうか、お聞かせください。
523 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
524 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 必ずしもこの事業だけで満足だとは考えておりません。
525 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
526 ◯委員(石井徳亮君) それでは、お話を聞いた後に、聞いた方々にアンケートを書いていただいているという話なんですけども、そのアンケートの集計したデータを生かして、その次につなげるという形のことはしているんでしょうか。
527 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
528 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 学校の方から具体的にそのアンケートについて教育委員会の方に報告は上がっておりません。
529 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
530 ◯委員(石井徳亮君) 健康こども部の方にも話はしたんですけども、この青少年の中学生、高校生のこういう命の大切さを学ぶ講演会のアンケートを調査した事例があって、中学生、高校生の方は大体1割の方が何らかの自傷行為、自殺を考えているという形のデータがあるそうです。そのアンケートの中にも事例が出ていて、そこに含まれない9割の方はいい話が聞けてよかったという肯定的な話をしてくるそうなんです。残りの1割の方は、あんないい話を聞いたのに、何で自分はこんな事態に陥っているんだと。例えば家庭環境かいじめかわからないんですけれども、そういう1割の方がいるそうなんです。そういう方はそういういい話を聞いても、プラスになっていないんですよ。追い詰めていっているんです。そのことをアンケートから拾っていって、その方々を拾い上げて、何か対処しなくてはいけないんですけど、そういった部分のことを今後考えていただけるのかどうか、ちょっとお願いします。
531 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
532 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) ご指摘のとおり、非常に難しい問題をはらんでいると考えております。ただ、学校の方はアンケートを集計しておりますので、それをもとに例えば重篤な場合には、例えばスクールカウンセラーとか心の教室相談員が入っておりますので、そういったものに相談活動でつなげております。
533 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
534 ◯委員(石井徳亮君) 先ほど申し上げた調査の事例ですけれども、子どもさん方は学校の先生にも親にも相談しないんです。友達にしか相談しないんですけど、その相談した子どもさんから否定的なことを言われちゃうと、もうどこにも相談も何もできなくて、自分自身を追い詰めてしまうんです。ですので、このスクールカウンセラーさんがいるとしても、なかなかそういう方に直接説明ができないと思いますので、子どもさんを含めた情報収集というか、そういう洗い出し、拾い出しの方に力を入れていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
535 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
536 ◯委員(鈴木秀子さん) 114ページの4番の要保護・準要保護児童就学援助費が2,200万円、これがあるんですけども、この人数、小学校、中学校、準要保護を受けられている方の人数はわかるでしょうか。
537 ◯委員長(座親政彦君) 重城学校教育課副課長。
538 ◯学校教育課副課長(重城秋子君) 小学校は、要保護児童数は2月末現在で10名、準要保護児童数は322名でございます。中学校につきましては、同じく2月末現在で要保護生徒は15名、準要保護生徒は229名でございます。
539 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
540 ◯委員(鈴木秀子さん) こういうことの案内をするために、ホームページで多分できると思うんですね。あと、小学校に入るときの身体検査、そのときだけだと思うんですね。それをもう少し増やしていただきたいと思うんです。それはいかがでしょうか。
541 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
542 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 毎年、就学援助制度については保護者の方に周知するためにチラシの方を配っております。
543 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
544 ◯委員(鈴木秀子さん) 毎年、年に1回、それはどういう時期でしょうか。
545 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
546 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 例えば、先ほど委員の方からご指摘がございましたように、新入学生ですと就学時健康診断のときに配りますが、それ以外、例えば4月の保護者会等が各学年で全て行われておりますので、その際に配っております。それから、市のホームページの方でも情報発信の方をしております。
547 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
548 ◯委員(鈴木秀子さん) この捕捉率というのはすごくあって、なかなか申告、自分の自己申告じゃないと受けられないという制度じゃないですか。そういう中で、やっぱり本来受けなくちゃいけないという子どもさんもたくさんいるというふうに聞いているんですね。そこがなかなか見つけられない。そういうふう形で、もう少しそういうことを受けられる、そういう子どもさんに対してそういうことをやっていただきたいんです。それに対して市は何か考えていますか。
549 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
550 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 例えば、地域では民生委員の方がおりますので、民生委員の方からそういった情報は上がるようなシステムになっております。あとは学校では常に子どもたちの方を注意深く観察しておりますが、例えば集金が滞っているような児童・生徒がいた場合には、積極的に学校の方から就学援助制度については周知をしております。
551 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
552 ◯委員(鈴木秀子さん) 年に1回皆さんにお配りしているというのは、それはただのこういうご案内だけなんでしょうか。申請書はついていないですよね。
553 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
554 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 申請書の方はちょっと今手元に資料がございませんので、確認はできませんが、申請書が例えばホームページの方からダウンロードできるような形にはなっているとは、その周知の紙の方には記載してございます。
555 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
556 ◯委員(鈴木秀子さん) ホームページからとれるようにはなっています、承知しています。そうじゃなくて、やはりそうじゃない方もいらっしゃるんですよね。一緒に申込書も一緒につけてやっていただきたいと思うんですよ。ちょっとそれをお願いします、答弁を。
557 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
558 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 今後、そのような形で学校の方にも伝えていきたいと思います。
559 ◯委員長(座親政彦君) そのほかは。白坂委員。
560 ◯委員(白坂英義君) SSTとALTと、来年度かなり予算が増額されているんですけれども、来年度のその体制は今年度と比較してどうなりましたというのを教えていただけますか。
561 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
562 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) それでは、スクール・サポート・ティーチャー(SST)の方でございますが、来年度も1名増員の21名体制で予定しております。〔「ALTの方は」と呼ぶ者あり〕
563 ◯委員長(座親政彦君) 岡崎まなび支援センター長。
564 ◯まなび支援センター長(岡崎由子君) 外国語指導助手(ALT)については3名増員の予定でおります。
以上です。
565 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
566 ◯委員(白坂英義君) 先生方からは、かなり要望は強いということで、増員していただいているんですね。本当によかったというふうに思っております。
もう1点、ちょっと続いてお願いしたいと思うんですけれども、115ページの教科書改訂の経費ということで3,500万円載っております。これを見ますと、教員用の教科書、それと指導用の購入費ということで、これも先生方といろいろ話をすると、この指導用、俗に言う、私はよくわからなかったけど、赤刷りとか何か言っているみたいなんですけれども、これが各学校では学年に1冊ぐらいしかない。だから、これを各教室で1つずつ置いてもらえませんかということもいろいろ聞くんですけれども、来年度の予算の中にはどのように反映されているのか、ちょっとお伺いします。
567 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
568 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) お尋ねの教科書の件でございますが、平成32年度から10年に一度の学習指導要領の改訂の年に当たっております。それに伴いまして、教科書の方、今までは学年に1冊の指導書等を配っておりました。教科書については全職員に配っておりましたが、指導書は学年に1冊だったんですが、10年に一度の改訂ということで、このたびは全教科、国算理社、それから外国語、これについては通常学級、つまり学級担任に1冊配るというような形にして、そのための予算の増額となっております。
以上です。
569 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
570 ◯委員(白坂英義君) 増やしていただけるということで、どうもありがとうございました。
もうこれって木更津市だけがそういう状況だったというふうにお聞きをしておりますので、今回そういった形で学級担任に1冊ということで、どうもありがとうございました。終わります。
571 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
572 ◯委員(近藤 忍君) また、今回も新規事業ですけども、114ページにあります小学校個別施設計画策定事業費855万円、同じく中学校で116ページにあります中学校個別施設計画策定事業費540万円について、その内容と積算根拠をお示しください。
573 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑教育部参事。
574 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) この事業ですけれども、これは文部科学省の方から平成32年度までに作成するようにという要望です。背景としては、平成25年11月ぐらいに国の方ではインフラ長寿命化基本計画というのを作成していると思います。それで各市町村でも個別の施設計画をつくってください、個別の事業をつくってください、文科省では平成32年度までに作成いただきたいということで今依頼が来ているものです。
内容といたしましては、学校施設の全体の把握とか、あと学校ごとの老朽化の状況、そういったものを踏まえて、長期的な整備計画を作成するような業務です。積算の根拠につきましては、業者の方から数社見積もりをいただいた中で、予算計上をさせていただいております。
575 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
576 ◯委員(近藤 忍君) それを作成したところで、総務部の方でやっている公共施設の再配置計画等とのリンクというのが何か生じてくることなのか、それともこれはもう文部省がつくってくれということで、指導のものをつくるのか、つまり総務部の方で全体をまとめようとしていますよね。それにうまくリンクするようなことであれば、非常に効率的なんですが、それはそれ、これはこれでやっていると、何か効率が悪いと思うんですけれども、その辺の考え方はどうでしょうか。
577 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑教育部参事。
578 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) 総務部の方でつくっている平成25年5月に木更津市の公共施設等総合管理計画というのをつくっています。その下にぶらさがる個別の施設の計画、ですから、今下水道だとか道路だとかについては、つくっていると思いますので、それの学校施設の計画というような位置付けにしたいと思います。そのような考え方です。
579 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
580 ◯委員(近藤 忍君) よくわかりました。非常に効率的で。ちなみに、この実施課は施設課がこれから総務部に行って資産管理課になりますけれども、この個別計画の実施課は教育部の方なのか総務部の方なのか、どちらで行われることになるのか、ご説明いただければと思います。
581 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑教育部参事。
582 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) この予算については、新たに新設課にそれを全部持っていきますので、最終的には4月以降の新たな課で作成し、教育委員会と十分協議をしてつくるような形になると思います。
583 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。
584 ◯委員(大村富良君) 115ページの金田小学校校舎増築事業費について伺います。
まず、来年度事業でスタートということなんですが、実際の工事の着工時期等、大体いつ頃というふうに考えているのか、完成年度がいつ、平成32年度なのかということで、まずお伺いします。
585 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑教育部参事。
586 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) 金田小学校の増築については、国庫の補助金を活用するような事業をしています。国庫の補助金の負担金といって、補助率が高い2分の1の事業をしていますので、その交付決定がおおむね通常ですと7月の上旬ぐらいになりますので、早ければ9月議会にお諮りをして工事の方を承認いただいて着手で、2ヶ年の継続事業で進めたいと思っております。
587 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。
588 ◯委員(大村富良君) じゃ、確認です。完成年度は平成32年度、33年3月末までということでよろしいんでしょうか。
589 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑教育部参事。
590 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) まだ設計等がきちっとできていないんですけれども、できるだけ早く、遅くとも平成32年度中に完成、もしできればもっと早く工事が終われば終わった段階から使えるように、また考えたいと思います。
591 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。
592 ◯委員(大村富良君) 金田小学校の周りには造成工事がまだ終わっていない道路側、中学校と小学校の間の道路の部分がまだ終わっていないんですけれども、小学校の大体どの辺に建てるということは決まっていますでしょうか。
593 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑教育部参事。
594 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) 今、施設の全体の配置の計画を全体に見直すというのは、なかなか難しい状況で、平成33年ぐらいから教室数が不足すると今推計が出ていますので、平成32年度までには整備をしたいという形です。ですから、今建てようとしている、今考えている場所は、今の校舎の南側、プールとの間に少し空き地になっているようなところがありますけれども、そこが一番今の最適な場所ではないかというふうに考えております。
595 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。
596 ◯委員(大村富良君) わかりました。安全に気をつけていただきまして、なるべく早く完成できるようにということで、よろしくお願いいたします。〔「関連で」と呼ぶ者あり〕
597 ◯委員長(座親政彦君) 関連、斉藤議長。
598 ◯議長(斉藤高根君) ということは、いつ誰がどこでどう決定したのか、私は知りませんが、昭和校舎を諦めたということですね。
599 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑教育部参事。
600 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) 昭和の校舎については、諦めたというか、文化財の審議会の方に今かけていて、その利活用について今検討していると思いますので、ただ、今耐震診断をした結果、耐震不足という結果が今出ていますので、そこを審議会の答申が出る前に工事をするというのはちょっと難しいという形で、新たな場所に校舎を増築しようというような考えです。
601 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
602 ◯議長(斉藤高根君) 根本的な問題というのが1つあって、職員室が一番奥と、言いわけを聞いたら、グラウンドに遊んでいる子どもたちを監視ができる、監視というかな、見守ることができるから奥でいいんだよという言いわけを聞いたんですけれども、あの状態であると、職員室に行くまで誰が入ってもフリーパスなわけ。これからもっともっと人が増えて、あそこに今までは昭和校舎が職員室だったことを覚えているかな。そうすると、あそこで誰が入ってきても、見えたわけだ。今度は、今度というか、今、私たちが入っても自由なんだよ。それで、あっち側に建てても自由なんだよ。そういったレイアウトから、もう一度考え直したほうがいいと思うんですけども、いかがですか。
603 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑教育部参事。
604 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) 今、金田の区画整理が大分進んで、人口が増えて、今の社会増を見込んだ推計の中では、平成33年ぐらいからもう校舎の方が不足するというような状況になっていますので、それをできるだけ整備をするために、今回は事業の方を上げさせていただいています。議長が言われましたように、職員室がちょっと見にくい場所にあり、誰が入ってきたかわからないというような状況については、また学校側といろいろちょっと協議をさせていただいて、そういった不審者対策、どのようにしたらいいのか、その辺をちょっと考えさせていただきたいと思います。
605 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
606 ◯議長(斉藤高根君) 金額として、結構具体的な金額が上がっていて、これは軽量鉄骨づくりということでよろしいんですね。
607 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑教育部参事。
608 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) 数字、この工事費については、今真舟小学校を今建設をさせていただいております。それを参考にしながら業者と営繕課の方で積算をいただいた段階です。議長がおっしゃるように、構造は鉄骨造の2階建てを今考えております。
609 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
610 ◯議長(斉藤高根君) 真舟小学校、プレハブといっても立派な建物だと思います。現在の金田の現校舎よりもはるかに立派な建物だと思います。私はそういうのは要らないと思うんですよ。双方とも金田の小学校、中学校が1年置いてくらいかな、古い非常に古い建物で、あれをそのままに、またそこに立派なものを建てちゃうと、今度学校の配置自体が非常に難しくなると思うんですよ。
今、建てる建物は、将来的にはもう学童保育に使うということで、分離できる場所と、これが第一条件だと思います。私が言っていることが将来的には合っているはずです。両方学校を建てるんであれば、公共施設再配置計画は、思い切って中学校と小学校を現小学校の後ろに空き地が、将来というかな、今年買うのかな、買った土地に建てて、双方グラウンドにするということが一番理想なんですけれども、そういう計画を立ててのこのプレハブなんですか。
611 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑教育部参事。
612 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) 議長のおっしゃるように、そこまでちょっと時間的なことはなかったです、正直なところ。とりあえず、平成33年度には教室数が不足するということで、それに対応しなければならない。将来的には議長のおっしゃるように、全体の配置の計画を考え、あるいは小中のいろんな今後のあり方について検討すべきだと思いますが、ちょっと今のところ、そのような状況がなかったので、このような形で予算の方を計上させていただいております。
613 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
614 ◯議長(斉藤高根君) とにかく希望とすれば、学童保育、いろいろ法律が変わってきて学童保育は学校内に分離していればできるという法律になったわけなので、それをもう見据えて、立てるべきであって、そういった計画から私はどこに建てるか、まだ全然聞いていないので、予算を見て、ああ建てるのかということで理解しているんですけれども、そういった学童保育をきちんと計画を立てながら、ここだったら分離できますよというような考えで、場所を決定していただきたいと思います。
以上。
615 ◯委員長(座親政彦君) 関連、近藤委員。
616 ◯委員(近藤 忍君) 1つは、この金田西が今言われたように、区画整理事業が大分進んでおりまして、学校の地型が若干変わってくるというところがありまして、今急がれているから今の敷地ということで、進めようとされているんですけれども、そうすると区画整理でできた地型に対して、校舎が配置状況というか、その周辺側の使えない土地、斜めの土地になってみたり、レイアウトが非常に悪いんじゃないかなというふうに思います。議長の方からもありましたけれども、これから富来田小学校と中学校で富来田学園ということで小中一貫を検討されていますよね。今言ったように金田も小中一貫で全体をどうするか。それも区画整理で全体が小学校、中学校がこういうレイアウトになるから、こういうふうに校舎配置をしていって、小中をどうするかということを考えてやるのが本来だと思うし、今時間がないと言われていましたけども、そこは区画整理の方も市の方と県の方で一緒にやっているので、区画整理もそれに合わせた事業構築を勧めてくれということもコントロールは、都市整備部の方に言えばできる話ですし、計画はやはりそれは急いで計画すればできないような内容とも思えませんから、急ぐ余りに、その後に悔いを残すようなものをやってもらいたくないんですよ。割と大きな予算を承認することですので、だからそこはもうちょっとしっかりと考えていただいて、区画整理が終わった後でこのレイアウトになって、小中学校とも、しっかりとできたなと。
だから、今言ったように仮設でいくのか、とりあえず予算はこれで通したとしても、小中まとめて本設にしてどうするのかということまで、急いで検討すれば、それでやるべきかなと私は思いますので、そこはとりあえずプレハブをつくって平成33年に間に合わせるというよりも、もう少し何か考えをしっかりと、平成33年に間に合わせれば、平成32年度中に完成する工事をやればいいという話ですから、逆算してぎりぎりでできると思いますので、もうちょっと検討いただければと思いますけど、どう考えても無理ということですかね。
617 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑教育部参事。
618 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) 今、計画している全体の事業が8教室で1,200平米ぐらいの鉄骨造の2階建てを計画しています。工事を進めるのに議決、議会承認をいただいてからの工事着手になりますので、今かなり人手不足、東京オリンピック・パラリンピックでかなり職人さんもいないというので、工期の方はやっぱり1年ぐらいはかかるだろうというふうに言われていますので、そうすると今の計画を最初からもう一度見直してやるというのは、なかなか平成33年度の教室数不足にはちょっと対応できないので、難しいかなというふうに考えております。
619 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
620 ◯委員(近藤 忍君) 確かに人手不足という要因もありますが、第三中学校をやったときはたしか工期が10ヶ月ぐらいでできちゃいましたよね。自分なんか10ヶ月でとてもできると思わなかったんですけど、ちゃんとそれなりの業者を入れて施工させれば、1年以内でできるわけなんです。三中の実例みたいに。
だから、逆算してできればあれは条件として、やっぱりゼネコンがやったというのもあって、地元業者でやってもらったら、やっぱり14ヶ月、15ヶ月は必要なのかしれませんけど、ああいう工程管理は、まず地元業者は無理ですので、ただ、それだとしても、もう少し時間はありますよと。その前段階でと思いますので、でき上がった後で、さっきも言いましたけど、区画整理が終わった。あそこになぜ建てさせてしまったんだろうという話が起きないようなことをやっぱり望みますので、もう少し検討をやってみていただければと思いますので、ここは意見だけにとどめておきますが。
621 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
622 ◯委員(石井徳亮君) 114ページの健康診断関係費、小学校の方ですけども、これは健康こども部の方にもこれも言った話なんですけども、小学校で4年生とかの中で、健康診断をされているときに、受動喫煙防止のための受動喫煙健診をやってはどうですかという話を健康こども部の方にさせていただいて、そうしましたら、そちらの方では3歳児については親次第だからという話の返事だったんです。受けるか受けないかと。そんな話なんですけども、小学校とかになれば、全員が健康診断を受けるので、そのときに子どもさん方の健康を守るためにも、この受動喫煙健診、それに関しての検査をしていただけるかどうかというちょっとお願い的な質疑なんですけど、よろしくお願いします。
623 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
624 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 児童・生徒の健康診断につきましては、学校保健安全衛法施行規則、こちらの方に診断項目の方が定められております。項目の中に、尿検査もございますが、その中の項目は、尿中のたんぱく、糖等についてということで、規定されておりますから、現在はそういった受動喫煙の尿中のコチニン検査ですか、そういったものは実施しておりません。コチニン検査、調べましたところ、検査費用が1人当たり約4,000円かかるということから、高額なことから、現在のところは近隣市の状況等を注視してまいりたいと考えております。
625 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
626 ◯委員(石井徳亮君) 近隣市という話が出たので、さっそく申し上げますけども、例えば埼玉県の熊谷市ではもう実施しているという話とか、君津市でもこれは前向きに検討しているという話をちょっと聞きましたので、近隣市の状況を今申し上げましたので、ぜひとも前向きに検討していただければと思いますが、どうでしょうか。
627 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
628 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 先ほど申し上げましたとおり、近隣市でこの後、どのような広がりを見せていくのか、そのあたりも含めて注視して考えていきたいと思います。
629 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。白坂委員。
630 ◯委員(白坂英義君) コンピューター事業といいますかね、小学校、中学校のコンピューターについてお伺いしたいんですけれども、これは多分パソコンは全てリースになっていると思うんですけれども、木更津市が一括して全ての学校のパソコンをリースしているのか、もしくは学校ごとにそうやって単位でやっているのか。どういう契約になっていますか。
631 ◯委員長(座親政彦君) 岡崎まなび支援センター長。
632 ◯まなび支援センター長(岡崎由子君) 市内の小中学校のパソコンについては、木更津市で一括してリース契約をさせていただいております。
633 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
634 ◯委員(白坂英義君) ということは、全て同じ機種であると理解してよろしいですか。
635 ◯委員長(座親政彦君) 岡崎まなび支援センター長。
636 ◯まなび支援センター長(岡崎由子君) 今現在、小学校につきましては、特別支援学級以外についてはタブレットを導入しております。657台でございます。中学校につきましては、タブレットとノートパソコンを導入しております。タブレットについては84台、平成30年度に整備しまして導入しております。
637 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
638 ◯委員(白坂英義君) それで、今タブレットを使っているというところがあったんですけれども、学校内でのWi-Fiの環境整備というのは、どうなっているんですかね。要はそこのコンピューターの勉強する教室だけなのか、もしくは学校全てが賄えるような環境整備になっているのか、ちょっと教えてください。
639 ◯委員長(座親政彦君) 岡崎まなび支援センター長。
640 ◯まなび支援センター長(岡崎由子君) Wi-Fi等の環境ですけども、こちらについては有線LANを整備しての環境になっております。今年度、整備を契約更新しました中学校におきましては、普通教室で有線LANのもとアクセスポイントというもので無線LAN化をして、使用することが可能になっております。小学校につきましては、更新がやや古いものですけれども、有線を引いております。ただし、特別教室、それから体育館については、まだ有線での整備がなかなか整っていない状況にあります。
641 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
642 ◯委員(白坂英義君) ということは、その学校、体育館なんかでは、もう全然パソコンを使えないと。要はWi-Fiも整備されていないということですか。
643 ◯委員長(座親政彦君) 岡崎まなび支援センター長。
644 ◯まなび支援センター長(岡崎由子君) 体育館につきましては、小学校、中学校とも有線LANがまだ引けていない状況にあります。新設されました中郷小学校には、今検討中でございますけれども、市内の小中学校においては、まだ体育館では無線LAN等ができない状況にあります。
645 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
646 ◯委員(白坂英義君) じゃ、学校の先生方に1人1台パソコンということで貸与していると思うんですけれども、先生方も有線であって、職員室だとかで使うのであって、ほかに持っていって使うということはできないんですか。
647 ◯委員長(座親政彦君) 岡崎まなび支援センター長。
648 ◯まなび支援センター長(岡崎由子君) 教職員とまた児童等も含めてなんですけれども、持ち運び用のアクセスポイントというものが各校に3台設置されておりますので、それを移動して無線LANが可能な状況にすれば、教室外でもできるというような状況になっております。
649 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
650 ◯委員(白坂英義君) 今そのアクセスポイントというのを言われたんですけれども、それとWi-Fiの整備というのが、また多分違うと思うんですけれども、Wi-Fiの整備というのは、今後はどういったお考えでしょうか。
651 ◯委員長(座親政彦君) 岡崎まなび支援センター長。
652 ◯まなび支援センター長(岡崎由子君) Wi-Fi、いわゆる無線LANの機能につきましては、まだ本市においてはまだ県が50%を越えている設置率に比べますと、まだまだです。これから検討していかなければいけないことと思っております。
653 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
654 ◯委員(白坂英義君) ぜひ、校内で全てのところでそういったパソコン等が使えるように、タブレットが使えるように環境整備をしていただければと思います。
655 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
656 ◯委員(鈴木秀子さん) AED設置事業費についてお尋ねしたいんですが、小学校で111万7,000円、中学校で73万5,000円、これはAEDを買う費用として見ているんでしょうか。
657 ◯委員長(座親政彦君) 秋元教育部次長。
658 ◯教育部次長・教育総務課長(秋元 淳君) 今回のAED設置事業費につきましては、できるところから屋外設置をしようと思っていますが、そこに使う屋外用のボックス、AED本体ではなく、AED設置用のボックスを買う費用でございます。
以上です。
659 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
660 ◯委員(鈴木秀子さん) じゃ、その小学校、中学校、その111万で幾つのボックスをつくる予定なんですか。
661 ◯委員長(座親政彦君) 秋元教育部次長。
662 ◯教育部次長・教育総務課長(秋元 淳君) 小学校分は18校、中学校分が12校分ということで、各1台ずつでございます。計30台ということで計上しております。
663 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
664 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、これは体育館かな、屋外ということは、どこにつけるんですかね。
665 ◯委員長(座親政彦君) 秋元教育部次長。
666 ◯教育部次長・教育総務課長(秋元 淳君) 学校によって校舎や体育館が近いところとか、離れているところとか、いろいろありますので、これから学校の状況に応じて学校長とも協議をしていく中で、屋外設置をできるところから始めたいと思いますが、場合によってはできない学校もあるかと思いますし、AED自体が精密機器なものですから、夏場とかその辺、あと盗難の対策とか、いろいろなことがありますから、学校にこれから話し合いの場を設けて、具体的にできるところから進めていきたいと思っています。
以上です。
667 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
668 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、各学校に最低職員室のところに大体ありますよね。やはり各学校に1台というふうに考えていいんですか。プラスそれが入るということで。
669 ◯委員長(座親政彦君) 秋元教育部次長。
670 ◯教育部次長・教育総務課長(秋元 淳君) 現在、学校に1台ずつ設置しておりますが、主に廊下や職員室や保健室などに置いておりますが、実際に体育館の利用者、校庭の利用者については、例えば夜間校舎に入れないで使えないという状況がありますので、できるだけそれを使えるように、有効活用しようということで、今回屋外設置を考えておるところでございます。
671 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
672 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、そのボックスだから、中に入れるものも買うということですよね、一緒に。
673 ◯委員長(座親政彦君) 秋元教育部次長。
674 ◯教育部次長・教育総務課長(秋元 淳君) 現在設置してあるAEDを有効活用するということで、新たにAED本体は買う予定はございません。
675 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
676 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、各学校に1つある、それを移動するような形にもっていくという考えですか。
677 ◯委員長(座親政彦君) 秋元教育部次長。
678 ◯教育部次長・教育総務課長(秋元 淳君) 委員おっしゃるとおりでございます。
679 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
680 ◯委員(鈴木秀子さん) それで、AEDを使ったことはありますか、どこかの学校で。
681 ◯委員長(座親政彦君) 秋元教育部次長。
682 ◯教育部次長・教育総務課長(秋元 淳君) 昨年5月に富来田中学校でAEDを使用したという報告を受けております。
以上でございます。
683 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
684 ◯委員(鈴木秀子さん) 何が起きるかわからない状況の中で、やはりそれは大事だと思うんですね。ただ、職員の方全員がこれを皆さん、言ったとおりにやればやれるんでしょうけど、そういうことの養成というか、お勉強、講習なんかは受けているんでしょうか、全員の方が。
685 ◯委員長(座親政彦君) 秋元教育部次長。
686 ◯教育部次長・教育総務課長(秋元 淳君) 私どもが伺っているところですと、教諭、特に養護教諭等を対象とした研修会を行っていると伺っております。
以上です。
687 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
688 ◯委員(鈴木秀子さん) 養護教員だけじゃなくて、学校の先生、教師、職員の方に全員にやるという予定はないですか。
689 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
690 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 校内研修の方で学校ごとに普通の一般の教員についても使えるようにしております。
691 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
692 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、学校ごとでそれをちゃんとそういう養成的な講習を受けているということでよろしいんですか。
693 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
694 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 消防署の職員等に来ていただいて、実際にAEDを人体模型を使いながら、パット等を装着して研修の方を行っております。
695 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
696 ◯委員(鈴木秀子さん) 大事なことだと思うので、ぜひそれは時々やる。時々ということもないでしょうけど、年に1回はやっぱり携わるということも必要かなと思いますので、よろしくお願いします。
697 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
698 ◯委員(石井徳亮君) 小学校維持補修事業費、113ページのこの項目になるかとは思うんですけれども、各学校で危険な塀とか、そういったものを撤去するということがあったと思うんですけども、それについては全て終わっているんですか、状況を教えてください。
699 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑教育部参事。
700 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) 危険なブロック塀とか門柱については、9月で補正予算をさせていただいたものについては、一部終わっている学校もあるんですけれども、今はもう既に手配をして、この年度中には一応完了させる予定です。ただ、門柱については、当初早目にやろうと思ったんですけども、結構やっぱり危険だという形で、やっぱり子どもたちがいないほうが安全だろうという形で、春休みを中心に一応やるようにしております。
701 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
702 ◯委員(石井徳亮君) 春休みという形なんですけども、鎌足小学校の門柱もまだそのままになっていて、区長さん方がいつになるのかしらと話をしていたんですけども、それについては、以前から地元の方からの寄附を受けた門柱だからって扱い的には、ちょっと一気に撤去して処分しちゃうわけにはいかないという話もあったんですけども、その辺の対応については、どんなふうに進んでいるんでしょうか。
703 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑教育部参事。
704 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) 鎌足小学校については、学校教育課と十分協議をさせていただいております。その中で、委員おっしゃったように、いろいろと地元にもいろいろ確認をさせていただきました、学校の方で。そして、まずとりあえず、処分はやめていただきたいと。ですから、一時的に撤去して、学校の敷地内にとりあえず置いておいていただいて、その後については、また改めて打ち合わせ、協議などをさせていただきたいという形を今とっております。
705 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
706 ◯委員(石井徳亮君) これについては、やはり地元の住民の方からすると、昔からあった歴史的なものなので、何とか残していきたいという話がありますので、ある程度の危険のない補強か何かして、保存していきたい意向がある方が多いですので、その辺については、協議できる要素を残しておいていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
707 ◯委員長(座親政彦君) そのほかございますか。三上委員。
708 ◯委員(三上和俊君) 小中学校で備品等を購入するの、あるいはまた校内のいろんな美化等に充てるということで、教育後援会費というのを取っているかと思います、各学校がね。名称はいろいろ違うかもわかりませんけど、その監督というか、報告とか使途なんかは、ちゃんとチェックしているのかな。昔はよく第2の税金だなんていうことで、そういう徴収についてはないほうがいいんだというようなことを言っていたんだけど、どうしてもないといえば、住民が応援するしかないということの中で、各地区やっていると思うんです。金額はともかくね。その実態を把握しているのかどうか。実態というのはどういうふうに集めてどういうふうにそれを使って、どういうふうに効果が出ているのか、お尋ねいたします。
709 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
710 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 基本的に学校の方が学校長のもとに管理しておりますが、教育委員会といたしましても、学校訪問の際には会計簿等のチェックをしております。
以上でございます。
711 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
712 ◯委員(三上和俊君) 学校訪問のときといったって、教育長がずっと行って、ご苦労さまですと言って、すっと行ってしまうんだからチェックしていないということだよね。ちゃんと見て我々が予算審査をやっているようには多分やっていないと思うんだよ。全部お任せだと思うの。その人なんかも、やっぱり特色ある学校づくりに当たっているのかどうかというのは、やっぱり学校教育課というのは、準公金を集めてやっているわけだから、チェックしてほしいと、こういうふうに思いますけど、その考えはどうですかね。
713 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
714 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 素通りというわけではございませんで、学校に来ましたら、帳簿を検査する時間が学校訪問の際には必ず設けられておりますので、ただ、会計監査のような形では我々はチェックはしておりませんので、その辺はまた考えていきたいと思います。
以上です。
715 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
716 ◯委員(三上和俊君) いや、考えているんじゃなくて、すぐできることだから、やりますと言うのが妥当な回答だと思いますよ。学校もやっぱりそういうところの指導をきちっとしたほうがいいと思うよ。皆さんがこういうふうに見て、これは教育予算から出すべきものであってという、これはしっかりと来年度からこんな金は教育委員会に請求してくれとか、あると思うんだよ。そういうことをきちんとやってくれということでの依頼なんだけど、まだ教育長の視察のときでスルーするぐらいの意義付しかないのかね。
717 ◯委員長(座親政彦君) 高澤教育長。
718 ◯教育長(高澤茂夫君) ありがとうございました。過去にかなり前ですけども、ちょっと私が学校教育課長をやっているころに、同じようなご質問をいただいた経緯があります。そのときに、お答えをしたのは、各学校にきちんとお話をしますということでお答えさせていただきました。再度校長会を通して教育委員会の方からも重ねてそういった話を十分していきたいというふうに考えています。
以上です。
719 ◯委員長(座親政彦君) そのほかございますか。石井委員。
720 ◯委員(石井徳亮君) 111ページの小規模特認校制度事業費56万円なんですけども、これは前年が93万円で減額の理由は4校が2校になったと推測しますけれども、実際問題特認校制度を採用されていなくても、こちらの方の鎌足小学校の事例なんですけど、今若い人たちが相当ちょっと危機感を持っていて、やっぱり今度の入学者がまた少ないという話なんかもあって、何とかしなくちゃいけない。それで若い人なんかは、何か学校を盛り上げることだったら何でもするよと。何か運転できるものがあれば、まちなかの方から通いたいという人を迎えに行って送ってあげるという話までしてくれる人までいるんです。
そういった形の中で、例えば学校のカリキュラムの中に地元として子どもを応援して、一緒に地域で育てたいというような意向があった場合、学校として受け入れていただけるのか、ちょっとお伺いします。
721 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
722 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 現在も区域外就学という制度がございますので、例えば鎌足小学区以外からでもさまざまな理由で通っているお子様がいると思います。大丈夫だと思います。
723 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
724 ◯委員(石井徳亮君) あと、だから、盛り上げていく上で、地域が学校の中に入って子どもと一緒に子どもにこれを学ばせてあげたいというか、そういうカリキュラム的なものを地元が提供する。そういう形のことを受け入れていただけるかどうかというところにも、ちょっと関係するんですけれども、その辺なんかどうでしょうか。
725 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
726 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 委員もご存じだと思いますけれども、学校評議員制度等がございますので、またその学校評議員等を通じて学校に要望を上げていただいたり、また木更津システムの方で保護者アンケート等も行っておりますので、そういった中でも地域の声を聞かせていただければと思いますし、また、地域の声として学校の方に直接話を持っていっていただいても大丈夫だと思います。
以上です。
727 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
728 ◯委員(石井徳亮君) 学校評議員会議、私も評議員になったことがありますけども、大体が子どもさんを育てて、ちょっと期間があいてしまっていて、現状の学校を知らない人たちが結構多かったりしますので、大体校長先生の学校の要覧とかなんかを見て説明して、ああ、そうですか。何かご意見ございますかといっても、頑張ってくださいで終わってしまうのが状況なんです。ですから、その場で私が評議員のときには、ほぼほぼこうしてほしいという意見というのはないんですよ。私がそのときに申し上げたのは、小規模校としてのメリット、デメリットは考えずにメリットを最大限に生かして進めてくれという話はさせていただきましたけれども、評議員会議の中では、形骸化しているといったら失礼になりますけれども、それに近い状態ですので、やはり直接提案したりとか、そういう形のものが必要となってくると思いますので、区長さん方を通じてでもいいですけども、こちらの地区は毎年毎年区長さんがかわってしまうので、学校の状況を知っていて、わかりましたで、それで1年間終わってしまって、次の人がどんどん出てくる。毎回新しいことをして、1年間で終わっちゃうという形なので、なかなか区長会を通じては話が進みませんので、そういう方々に、そういう方々があとあと評議員になったりするので、そんな形ではうまく学校としても地元の意向を取り入れて、お酌み取りいただければと思いますので、その辺のことをご配慮いただきたいんですけれども、もう一回ちょっと確認したいと思います。
729 ◯委員長(座親政彦君) 河野教育部参事。
730 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 学校評議員につきましては、毎年構成メンバーは学校にもよりますが、例えばPTAの会長を退任された方がそのまま学校評議員になっているような学校とか、ちょっと評議員の構成についてはさまざまな形が考えられると思います。いずれにいたしましても、そのような地域からの要望があるということは、さまざまな形で学校の方に周知していきたいと考えております。
以上です。
731 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
732 ◯委員(石井徳亮君) それでは、ぜひともよろしくお願いいたします。
733 ◯委員長(座親政彦君) そのほかございますか。
〔発言する者なし〕
734 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で教育費のうち第5項教育総務費から第20項幼稚園費についての審査を終わります。
ここで、15時40分まで休憩といたします。
(午後3時19分)
───────────────────────────────────────
(午後3時39分)
735 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。
続きまして、第50款教育費のうち、118ページから123ページまでの第25項社会教育費から第30項保健体育費についてご審査をお願いいたします。ご質疑願います。石井委員。
736 ◯委員(石井徳亮君) 119ページの各種団体運営補助金の中の市民会館市外利用等補助金100万円ですけれども、これは総務部の方の市民会館費の方からこちらの方に変更になったという話なんですけども、こちら昨年270万円ついていて、1団体1年で15万円までという補助だったんですけども、これが100万円になった理由をまず教えてください。
737 ◯委員長(座親政彦君) 稲木教育部参事。
738 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) 市民会館の市外利用の補助金についてでございますが、こちらの方は来年度から文化課の方で取り扱うことになりますが、委員お尋ねの100万円になった理由ということでございますが、本年度の利用を見てみますと、今年度は5団体で5回の利用ということで、金額で22万9,340円という実績になってございます。1団体当たり1年度15万円ということでございますので、この22万9,340円を5団体で割り返してみますと、おおむね5万円程度となりますので、この金額で大体20団体が使えるような想定で積算をしております。
以上でございます。
739 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
740 ◯委員(石井徳亮君) じゃ、これは利用者が少ないという話なんですけども、例えば君津市の文化ホールを使った方でも、例えば申請していない方なんかというのもいらっしゃるんでしょうか。
741 ◯委員長(座親政彦君) 稲木教育部参事。
742 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) この補助金につきましては、市外のホールを木更津市内に居住されている方が申請するというような形、使用するというときに使われる補助金でございまして、基本、その団体が君津市でしたら君津市に居住があった場合は、君津市内の料金でやっておられるようで、実際には5件が平成30年度の利用ということになってございます。
743 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
744 ◯委員(石井徳亮君) いや、木更津市内の方が今まで市民会館の大ホールを使っていた方たちが、その大ホールがなくなっちゃったから、君津の文化ホールを使っているという話を随分聞くんですけども、そういった場合の利用等の補助金なんですよね。
745 ◯委員長(座親政彦君) 稲木教育部参事。
746 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) 委員おっしゃるとおりでございます。ただ、団体が、団体の中に君津市に居住の方がいらっしゃった場合、君津市の方で、その方が申請をされると、この補助金の方に該当しないというような形で、君津市の市内料金の方で取り扱われると聞いております。
以上でございます。
747 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
748 ◯委員(石井徳亮君) だから、ちょっとその団体の中に申請者が木更津市民で、その団体の中に君津市の人が1人でもいたらだめということなんですか。
749 ◯委員長(座親政彦君) 稲木教育部参事。
750 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) いえ、団体の中に君津市の市民の方がいらっしゃって、その方が君津の文化ホールの申請をした場合には、この補助金に該当しないということとなります。
以上でございます。
751 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
752 ◯委員(石井徳亮君) じゃ、単純に全部木更津市民の方の団体が使った場合にこれを使うんですけども、さっき言ったのは、その団体でこれを申請していない団体もいらっしゃるんじゃないですかという話です。
753 ◯委員長(座親政彦君) 稲木教育部参事。
754 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) 委員おっしゃられたように、これは申請になっておりますので、市の方に申請されていた団体だけを認知した数でございます。
以上でございます。
755 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
756 ◯委員(石井徳亮君) じゃ、そうなりますと、例えば木更津市民の方でも、この利用の補助金を知らない、周知していない方たちがいたとすると、これを使わない方たちもいるかもしれないということでいいんでしょうか。
757 ◯委員長(座親政彦君) 稲木教育部参事。
758 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) 委員おっしゃるとおりでございますが、実際のところは、その市に住んでいらっしゃる方が、君津市に住んでいらっしゃる方が君津市のものの申請をするというケースが多いようでございます。
以上でございます。
759 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
760 ◯委員(石井徳亮君) それでは、ちょっとこれお願いになるんですけども、木更津の市外の文化ホールとか袖ケ浦の市民会館とか、そういったところの窓口に木更津市の団体の方は、木更津市にこういう補助金がありますから、こういうものを申請してくださいというような書面を用意して、そういう文化ホールとか、袖ケ浦の市民会館とかの中に置いておいてもらうようなお願いはできるんでしょうか。
761 ◯委員長(座親政彦君) 伊藤総務部次長。
762 ◯総務部次長・総務課長(伊藤浩之君) 今年度この事業を総務課の方で実施しておりますので、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。
各団体の方への周知でございますけども、今委員からお話がありましたことにつきましては、例えば君津市の文化ホールあるいは袖ケ浦市の市民会館、窓口の方に周知用のチラシの方をお配りしておりますので、それに加えて例えば張り紙だとか、そういった方策をとらせていただきたいと思います。
以上でございます。
763 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
764 ◯委員(石井徳亮君) それでは、ちょっと安心したんですけども、内容的には皆さん、やっぱり木更津市内でホールが欲しいという話がありますので、建設事業の方でも着々と進めていっていただければと思いますので、よろしくお願いします。
765 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。
766 ◯委員(大村富良君) 122ページの博物館空調工事に伴う収蔵資料等管理事業費2,000万円ほど上がっています。これは単なる今移さなければいけないものとか内容、展示物を全部をどこかに移すのか、そうではなくて一部なのか、あとどのくらいの期間とか場所等をちょっと説明いただきたいと思います。
767 ◯委員長(座親政彦君) 稲葉郷土博物館金のすず副館長。
768 ◯郷土博物館金のすず副館長(稲葉昭智君) お答え申し上げます。
空調工事に伴いまして、まずは国の指定文化財が木更津市には2件持っております。また、県の指定文化財もあります。それを工事期間中にどのようにしたらいいかということで、国の方に文化庁の方に指導を仰ぎました。その結果、まず1つは、空調管理ができているところに必ず置くことと、それから工事区域には絶対に置かないことと。それと、外部に置くことも考えたんですけれども、外部に置く場合は、文化庁が許可をした場所しか置けない。千葉県では置ける場所は佐倉市の国立歴史民俗博物館だけが該当すると。そのような指導を受けました。それで、佐倉市の歴博の方に置けるかどうかという話をしたんですけれども、数が非常に多くて、国の指定文化財だけで合計が575点ございます、台帳上。しかも、上総掘りの道具など、大体5メーターぐらいの棒状のものとか、あとはかなり脆弱なものも含まれておりますので、遠くにはまず運べないということと、あと、歴博の方も、それだけのスペースがないということでございました。そのために館内での切り回ししかないだろうという結論に達しました。
館内であれば一応きちんと工事区域をやってくれれば許可をするということでした。それで、現在収蔵資料が全体で約3万件以上ございます。その中で、どのようにしたらいいかということで、工事設計していただいている施設課、営繕課とも協議をしまして、その中でちょっと今まだ細かい数値までは後で担当の方から話させていただきますが、工事エリアをくっきり区切って移動するものは、なるべく少なくしようという。ただし、指定文化財については必ず移動させることと。工事区域からは必ず移動させて、しかも温湿度管理ができるような状態にしておくことという指導を受けております。
それで、まず最初に、工事としては2期に分けております。一番最初に展示室と職員室等々であります。2回目に収蔵庫、収蔵庫は3ヶ所あるんですが、それをやります。1年目は展示室を行います。収蔵庫以外展示室と職員室等々を行います。その関係で、工事が始まる前に展示室のものを温湿度管理ができるところに安全に移動して、展示室の工事が終わりましたら、今度は収蔵庫のものを展示室が温湿度管理ができるような状況になっているので戻すと。再来年度の予定になるんですけれども、収蔵庫の工事が終わったら全体に元に戻す、そういう段取りになっております。
細かい数については、担当の方から答えさせていただきます。
769 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。
770 ◯委員(大村富良君) 細かいところの展示物の数まではいいんであれなんですけど、まず空調、工事費等も上がっているんですけど、この今展示しているものの移動だとか、現在空調がまだ生きている部屋にとりあえず移しますよという費用だけで、2,000万とかかかるものなんでしょうか。
771 ◯委員長(座親政彦君) 稲葉郷土博物館金のすず副館長。
772 ◯郷土博物館金のすず副館長(稲葉昭智君) 指定品などを移動するときに、きっちりと養生して動かさないといけないということで、これだけの金額がかかるということでございます。
773 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。
774 ◯委員(大村富良君) きっちりと養生をするということを簡単におっしゃいますけど、じゃ、何人ぐらいで作業を考えていますか。
775 ◯委員長(座親政彦君) 稲葉郷土博物館金のすず副館長。
776 ◯郷土博物館金のすず副館長(稲葉昭智君) それについては、ちょっと担当の方がおりますので、担当の方からちょっと話させていただきます。専門業者に、重要文化財は素人がさわれるものではないんですね、まず。なので、引っ越し業者でも例えば国立歴史民俗博物館とか、東京の上野の博物館で、そういうことで実績のある人しか使えないということもありまして、ちょっと単価が高いということもあります。
以上です。〔発言する者あり〕
777 ◯委員長(座親政彦君) 質疑者がそれで結構だということでございますので。鈴木委員。
778 ◯委員(鈴木秀子さん) 120ページの4番の公民館施設整備費、岩根公民館空調改修と公民館各種施設、この事業内容と積算根拠を教えてください。
779 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑教育部参事。
780 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) 岩根公民館の空調改修事業ですけれども、これについては営繕課の方の協力をいただいた中で、ある程度積算、概算をしたもので約40万。
それと、各種公民館施設については、それぞれうちの方で見積もりをとって、業者からいろいろ見積もりをとったものを集計したものが540万とさせていただいています。〔「内容は」と呼ぶ者あり〕公民館等の各種施設については、今考えているのは清見台のコミュニティセンターの体育館のトイレの改修だとか、鎌足の公民館の調理室の空調、そういったものに今工事を行いたいという形で予算を計上させていただいています。
781 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
782 ◯委員(鈴木秀子さん) 例えば公民館で、掃除とか皆さんボランティアで年に何回かやっていらっしゃいますよね。そういう費用は、この金額とは違うんですか。どこから出るんですかね。
783 ◯委員長(座親政彦君) 石井教育部参事。
784 ◯教育部参事・中央公民館長(石井一彦君) そのような予算につきましては、この予算ではございませんで、各公民館に消耗品等々の清掃用具を購入する費用がございますので、その費用で賄っております。
以上です。
785 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
786 ◯委員(鈴木秀子さん) 岩根公民館の空調整備、これはいつ頃から工事が着工できるんでしょうか。
787 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑教育部参事。
788 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) これから設計をしなければいけないんですけども、できるだけ早く、夏前には公民館の空調、暑いので入れたいというふうに考えています。時期については、できるだけ早く対応したいと思っております。
以上でございます。
789 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
790 ◯委員(鈴木秀子さん) 取りつけというのは1ヶ所で全部がやるのか、各部屋につくとか、そういうことはどういうふうになっているんですか。
791 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑教育部参事。
792 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) その辺についても今後また今の営繕課の方と新年度になってからきちっと協議をして、この予算の中でできる範囲の中で各部屋について適正な空調、一番最適な空調を考えながら、工事の方を行いたいと思っております。
793 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
794 ◯委員(鈴木秀子さん) 去年からずっと故障したままになっていて、いろんな方たちに支障が出ているので、ぜひ早目によろしくお願いします。
795 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
796 ◯委員(近藤 忍君) 121ページ、ブックスタート事業費ということで、約100万円のお金が上がっておりますが、小さいお子さんに絵本をというような概要を聞いていますけど、この本というのは、その子どもたちみんなに配布する予算なんですか。つまりただであげるための予算がここについているのか、ちょっとその辺を説明していただけますか。
797 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉教育部参事。
798 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) こちらにつきましては、ブックスタートのパッケージの中に幾つかいろいろ入れるものがありますけれども、基本的に今99万9,000円の予算というようなことを確保してございますけれども、絵本とそれとブックスタートにつきまして、必要なパンフレット、それとお持ち帰りいただくための袋等を用意する予算で99万9,000円でございます。
799 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
800 ◯委員(近藤 忍君) 予算見合いで約100万円なのかというのは、対象の子どもたちが何歳から何歳で世帯が何世帯、何人いてそのうちの持ち帰り率がどれくらいというような計算をして積み上げているのか、ちょっとそこを説明お願いします。
801 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉教育部参事。
802 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) おおむね1,000名の子どもたちを対象にしております。全てのその年に生まれる子どもたちを対象にしているということで、基本的には健康推進課が実施しております4ヶ月健診の会場でこちらの方を配布するような形になります。それと、このときに合わせて待ち時間を利用して赤ちゃんと保護者1組ずつに絵本の読み聞かせをした後に、この絵本や絵本に関するアドバイスブックが入った、いわゆるスタートパックと申し上げますけども、こちらを全員に配布するような形です。
健康推進課の方と打ち合わせをしてみたところ、おおむね1年間で4ヶ月健診に来ない方々は大体20組ぐらいというふうに伺っておりますので、かなりの確率で出席されるんじゃないかなというふうに考えております。
以上でございます。
803 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
804 ◯委員(近藤 忍君) 参考程度にそこに入れる絵本というのは、もう図書館の方でこの本にしようというのを選ぶということですね。
805 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉教育部参事。
806 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) 具体的な本については、これから準備というような形になりますけれども、担当の方で幾つか考えているものがございます。例えばその中で、NPO法人の方のブックスタートの方がご用意している本の中から選んでいくような形にはなってくると思いますけれども、例えば、上の子がその本を持っていたときに、同じ本を上げてもしようがないので、二、三種類用意して、その中から選んでいただくような形を考えています。
以上でございます。
807 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
808 ◯委員(白坂英義君) 生涯学習バスについてちょっとお聞きしたいんですけれども、まず、年間の利用率というのはどれぐらいになっているのか、教えてください。
809 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
810 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 年間の利用率でございますが、稼働率ですかね、今年度2月末現在で今のところ67.4%ということになっております。
以上でございます。
811 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
812 ◯委員(白坂英義君) じゃ、休日の利用率というのはどうなんですか。休日、休みの日。
813 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
814 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) ちょっと休日と平日と分けて数字を出していないので、すみませんがちょっと、また後ほどということにさせていただきたいと思います。
815 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
816 ◯委員(白坂英義君) その感覚でいいんですけれども、土日というか休日はほとんど埋まっていますか。あいていますか。わからないということで。市民の人たちからやはり利用率が高くて、申し込んでも申し込めないという、利用できないというのがかなりあるんですね。そこで、抽せんなのか、順番なのか、申し込み順なのかわかりませんけれども、もし休日あたりにダブったときに、もう1台市の方で貸し切りバスみたいなやつを借りて利用してもらうとか、そういったことは考えておりませんか。
817 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
818 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) そうですね、今のところちょっとそのようなことの計画はないんですけれども、ちょっと現在のバスで運行してまいりたいというふうには考えております。
以上でございます。
819 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
820 ◯委員(白坂英義君) ぜひ、そういったことも考えていただいて、皆さんが利用できるようにしていただきますよう、お願いします。〔「関連」と呼ぶ者あり〕
821 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
822 ◯委員(石井徳亮君) 関連なんですけども、今、白坂委員の方からもう一台その日にかぶったものを借りてきたらどうだという話だったんですけども、こちらからはその方がかぶったから、ほかのバス会社のバスを借りるよという話のときに、若干でも助成金を出したら、バスごと借りるほどの費用は出ないし、利用率がやっぱり申し込んでいただける方を次に逃がさないという言い方は悪いんですけども、また使っていただくために、若干の補助金を出して利用者の方の負担を若干でも減らしてあげるというような考え方はあるんでしょうか。
823 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
824 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 現在ちょっとそういった計画は、同じくちょっとないんですけれども、委員今ご意見いただいたので、そういったところも稼働率等、そういったところを勘案しまして、研究してまいりたいと考えております。
825 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
826 ◯委員(石井徳亮君) ぜひ、生涯学習バスがここ、木更津にあるんだという話で、そのほかの方にも若干かもしれませんけども、補助が木更津は出るんだと、そういう話を周りの方に周知できるような体制を整えていただければ、また木更津で住もうかなという人なんかも出てくると思うので、ぜひよろしくお願いします。
827 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
828 ◯委員(近藤 忍君) きさらづ出前講座事業費、122ページ、4万円という額は極めて小さな、これは職員が行って、人が集まっているところに行って木更津市の事業を説明するため、講師料は当然かからないからこんなに安いんだと思うんですが、逆に言うと、この4万円というのは、何に使うお金だか、教えてください。
829 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
830 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) この出前講座に関する4万円の予算なんですけれども、こちらに関しましては、印刷製本費ということで、まず本市におきましては、既に個々に実施している課等はあるとは思うんですけれども、全庁全課にご協力いただいて実施するという初の取り組みになりますので、最初はそういったアピールをしていきたいというところもございますので、チラシをつくって市民の皆様に興味を持っていただけるように考えております。
また、このチラシは庁内の案内コーナーや各課等の窓口や公民館や関係団体の窓口に設置してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
831 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
832 ◯委員(近藤 忍君) 周知のためのコストということで理解しました。そうすると、それ以外のコストは全部かかってこないわけだから、この回数は基本的に受けられる限り無制限。あちらであれ、こちらであれ、こちら都市整備部に関する話で、こっちは市民部に関する話だというときは全部受けて、その担当課は行けますか、行ってくださいということで受けられる限りはもう無制限に行う事業と考えてよろしいのか。
833 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
834 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) この事業に関しましては、各課へ講座のテーマや内容を照会しまして、講座のメニュー出しをしていただきます。そのメニューの中からの選択であれば、いろんな課にまたがるというか、今委員がおっしゃっていただいたように、いろんなケース、無制限、極端に言ってしまえば無制限ということもあるんでしょうけど、メニューの中であれば、そして、担当課の方が対応できる日時やそういったところを調整して、受けることができるものであれば、全て受けるということはできます。
以上でございます。
835 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
836 ◯委員(近藤 忍君) 今の話ですと、各課がメニュー、こういう講座ができますよというメニューをして、それを募集してそれでマッチングすればオーケー、逆に言うと、市民の方がこういうことについての講座を開いてくださいよといって、それがメニューになければ受けないということなのか、ちょっとそこをご説明いただければと思います。
837 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
838 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) そうですね。今委員がおっしゃっていただいたとおり、基本はもうメニューの中からの選択していただくということになります。今、市民がこういったことをやってほしいというようなことをおっしゃっていただきましたけれども、そういったところはまたアンケート等をとって、そういった中で検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
839 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
840 ◯委員(近藤 忍君) 考えはすばらしいと思うんですけども、各課がうちは特にやれる講座はないよというふうにやった場合、ほとんどメニューがなくなるんですが、各課必ず1つは講座を出しなさいよという姿勢でいくのか、これはどういう取り組み体制なのか、そこを説明いただければと思います。
841 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
842 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) そうですね。例えばないという話があったとしても、やはり委員おっしゃっていただいたとおり、例えば他の先行している自治体等を参考にして、何か考えてほしいというように、こちらの方はコーディネート等をしてまいりたいとは考えております。
以上でございます。
843 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
844 ◯委員(住ノ江雄次君) 119ページ、成人式事業ということで、ご存じのように、かつては富来田の方で成人式がありまして、2ヶ所でやっていたわけなんですけれども、富来田がなくなり1ヶ所でやるという形になりました。そういう中で、1ヶ所で成人式をやることによって、どのように変わってきたのか。その辺のまず感想というか、思いをちょっとお聞かせ願いたいと思います。
845 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
846 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 成人式でございますが、今委員がおっしゃっていただいたとおり、平成30年度から、かずさアカデミアホールの1会場で午前と午後に分けて実施するということになりました。まずそうですね。ちょっとアクセスに関して不便かなというような意見もあるんですけれども、やはり新成人の意見としましては、小学校、中学校時代の友達だけではなく、高校のときの友達とも会うことができたということで、1ヶ所でやってよかったという意見もかなりありました。
あと、それと、きれいで広い設備でこういった施設でできてよかったというような意見もいただいているところでございます。
以上でございます。
847 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
848 ◯委員(住ノ江雄次君) そういうような形で開催された後、やはりそれを受けて今後どのように取り組みたいかとか、今後の考え方等があれば、お教え願いたいと思います。
849 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
850 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 今後の取り組みといたしましては、まず、市内にあるそういった施設に関しましては、現在市民会館が使えない状態でございますので、やはりその規模に合ったふさわしい施設となると、やはり、かずさアカデミアホールを使っていく方法がベストなのかなというふうに考えております。
やはり人数的にも1回でちょっと実施することができませんので、引き続きやはり午前、午後の1組、2組というふうに分けて実施してまいりたいというふうには考えております。
以上でございます。
851 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
852 ◯委員(住ノ江雄次君) 成人式といいますと二十歳になって大人になってのお祝いの式典であるというふうに思っているわけですけれども、そういう中で、今来賓として呼ばれているのは教民の委員の方だけなんですけど、やはり全員で迎えるというか、お祝いをするという意味からすれば、やはり議員が全員の方をぜひおめでとうという形でお祝いするのがいいのかなというふうに思うんですけども、スペース的に厳しいかどうかわかりませんけども、やはり成人式に関しては、市内の全域なので、ぜひ議員の全員に対する招待があればいいのかなというふうに思うわけですけども、ちょっとスペース的には無理なのかどうか、その辺がもしできるならば、そういう形でお祝いをしてあげればいいのかなというふうに思っておりますが、どうでしょうか。
853 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
854 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 今、委員がご心配いただいたとおり、やはりちょっとスペース的に厳しいというふうに思っております。ですので、本当に委員がおっしゃっていただいたとおり、全議員の皆様、24人の皆様に来賓としてお越しいただいて、新成人を祝っていただくというのがベストなのかと考えておりますが、スペースの都合上、教民の委員の皆様にお越しいただくという、ちょっと現状でしか対応はできないのかなというふうに、今考えております。
以上でございます。
855 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
856 ◯委員(住ノ江雄次君) それは来賓みたいな形で座るという考えだと思いますけど、要するに座らなくても、要するにホールの玄関口でお迎えするとか、そういう形でも別にいいかと思うので、別に参加したくて言うわけじゃないですけど、新成人をぜひお祝いをしたいという気持ちがやはりありますもんで、そういう形で、また今後考えていただければと思います。
以上です。
857 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
858 ◯委員(鈴木秀子さん) 120ページの9番、中央公民館仮移転事業費、この内容を教えてください。
859 ◯委員長(座親政彦君) 石井教育部参事。
860 ◯教育部参事・中央公民館長(石井一彦君) 中央公民館仮移転事業費につきましては、耐震性が弱いということで、昨年7月にこのスパークルシティ木更津の6階及びあちらのアクア木更津3階の方に中央公民館が移転した。その事業でございます。費目でございますが、使用料及び手数料、賃借料でございます。主なものは賃借料ということでございます。
861 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
862 ◯委員(鈴木秀子さん) じゃ、この事業費というのは、移転するため、移転の借りるための費用ということですか。
863 ◯委員長(座親政彦君) 石井教育部参事。
864 ◯教育部参事・中央公民館長(石井一彦君) 平成31年度にかかる賃貸料でございます。
以上です。
865 ◯委員長(座親政彦君) そのほかございますか。近藤委員。
866 ◯委員(近藤 忍君) 追加議案45号に関する案件で、市町村圏事務組合から市に移管される視聴覚ライブラリーの経費なんですが、これは平成31年度予算に計上されているんだったら、いるのかいないのか、いたらどの費目なのか、ちょっとご説明いただければと思います。
867 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
868 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 視聴覚ライブラリーに関しましては、119ページの5目社会教育総務費、9の社会教育総務諸経費113万9,000円とございますけれども、こちらの中に含まれております。
以上です。
869 ◯委員(近藤 忍君) 内容とすると、金額も小さいので、非常勤の人件費だけということでしょうか。
870 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
871 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 今、近藤委員がおっしゃっていただいたとおり、臨時職員の賃金の105万2,000円と、それに伴うその他共済費の1万円で、合計106万2,000円、こちらの人件費、臨時の賃金に関してが視聴覚ライブラリーの経費となっております。
以上でございます。
872 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
873 ◯委員(近藤 忍君) 今、市町村圏事務組合で保管されているライブラリー、ビデオテープが1,200本、フィルムが約1,000本、DVDが600本と膨大なものを引っ越してくるという話、まなび支援センターに引っ越してくるという話ですけど、その引っ越す引っ越し料と、保管庫の今きれいに棚があるわけじゃないでしょうから、そっちに棚を設置するとかという費用は、全部市町村圏事務組合が持ってくるという認識でよろしいんでしょうか。
874 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
875 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 委員おっしゃるとおりでございます。
以上です。
876 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
877 ◯委員(近藤 忍君) そうすると、引っ越してきたものは全てうちの財産で、それからの処分というのも、例えば図書館ですと古くなった本って、11月の頭ぐらいにどうぞとりに来てくださいと配るじゃないですか。この膨大なやつというのは、うちの財産になって、もう古くなったら勝手に処分を初めていいものなのかどうか、その辺というのはどういう考えになっているんでしょうか。
878 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
879 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 教材機材に関しましては、まず3年間は近隣3市に対して無料で貸し出しをするんですけれども、3年過ぎれば木更津市に全てが帰属するということになってございますので、言い方は木更津市が自由に扱えるということになります。
以上でございます。
880 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
881 ◯委員(近藤 忍君) 要は3年以降たったら、古いものは処分できると。じゃ、逆に、既にいっぱいのものはありますけども、さらにそのライブラリーに資料を追加するという考えがあるのか、その場合だと市の負担になるのか、そこをご説明ください。
882 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
883 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 現時点では、平成31年度予算にもないとおり、機材、教材の貸し出しのみで行いまして、新規の購入というものは行わない予定になっております。
以上でございます。
884 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
885 ◯委員(近藤 忍君) 106万2,000円と極めて低額なので、とりあえずいいんですが、3市には無償で貸し出すわけですよね。その借りたところが何本借りたからといって、無償という話ですから、全く負担を伴わず、これは4市の中の一番兄貴である木更津市が全部受け持つという事業だということで理解してよろしいんでしょうか。
886 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
887 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 近藤委員がおっしゃっていただいたとおり、そういった面もございますし、現時点で視聴覚ライブラリーが木更津市にあるということで、そのまま木更津市にあったほうがいいんじゃないかというところもございます。そういったところもありますので、木更津市が一括して引き受けて継続していくということになりました。
以上でございます。
888 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
889 ◯委員(三上和俊君) つまり、今こういうタブレットとかインターネットの時代で、物で保管していて古いものを、何ていうかな、教材だなんていうのは時代も進化しているし、子どもたちの目に訴えるチカチカした古いフィルムを見るよりも、きちっとした映像でわかりやすい工夫した教材の方がいいというのは、素人の私でもわかるわけなんだけど、わざわざ古いフィルムなり機材に対してニーズがあるんですか、そもそも。
890 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
891 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 委員がおっしゃっていただいたとおり、確かに古いもの、16ミリなどは古いものがございますので、傷とかついていて、きれいな、今のデジタル映像と比べると、映像というのは画質というものは劣るかとは思うんですけれども、そういったフィルムのああいった映像のやわらかみというんですかね、そういったものがいいと。それで、ニーズということで貸し出しの件数でございますけれども、DVDや16ミリフィルム等の教材の貸し出しにつきましては、平成29年度でございますが、4市で1,032件ということになっております。
それと、視聴者数なんですけれども、こちらの方が4市で3万8,979人ということになっております。
それとあと、機材の方なんですけれども、こちらの利用件数が4市で462件ということになっております。
以上でございます。
892 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
893 ◯委員(三上和俊君) 思ったよりあったということで安心しました。100万円以上の経費をかけながら、借りる人がいないんじゃないかなと思って、と同時にこういうインターネットがあれしている時代に、教育界というのはインターネットに乗っていないなとがっかりしているんだけど、これは本当に必要なのかどうか。歴史的な映像、地域の映像だなんて多分残しているところはないから、それはずっと劣化しないようにしてほしいよ。こういう視聴覚で。だけど、本当に子どもたちが使う学習の教材としてのものは、これは時代とともに、よりきれいな映像だったり、きれいな教育方針なんかで進化していると思うんですけど、本当にこれ、何だっけな、統計が間違った統計と思いたくなってしまうんですけど、どうなんですか、教育長。
894 ◯委員長(座親政彦君) 高澤教育長。
895 ◯教育長(高澤茂夫君) 市町村圏事務組合教育委員会の教育長、これは3月におりますのであれですけど、担当させていただきました。うちに移譲したところ、簡単に言いますと、4市の各市で負担金で買ったものですので、各市の方で欲しいというお話もあったんですけども、一番まずいのはやっぱり分散してしまうというのが一番まずいだろうというお話から始めました。そういう中で、先ほどおっしゃったように、市が移譲させていただいたような経緯があります。
三上委員がおっしゃいましたように、今新しい映像教材もたくさんあるんですけれども、ここで抱えている視聴覚教材センターが持っているものは、全て県市連という県の視聴覚センターを通して著作権が全部ついています。ですから、広い多くの皆さんに自由に見ていただけるという形になっていますので、その著作権がついているということで多くの皆さんが活用しています。ただ、小学校、中学校が使うというのもあるんですけども、一番多いのがやっぱり幼稚園、保育園だとか、小学校の低学年だとか、そういうところの皆さんがかなりお使いになっています。ですから、今回なくなるというお話の中で、幼稚園協会等も含めて、随分なくさないでほしいというご意見等もいただいたんですけども、そういう形で小さなお子さんがかなり使っていらっしゃるということが1つですね。それから著作権がついておりますので、かなり幅広く使えるということで、多分貸し出しの利用数が多いんじゃないかと思います。〔「はい、安心しました」と呼ぶ者あり〕
896 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
897 ◯委員(鈴木秀子さん) 123ページの学校給食を活用した地域活性化事業費201万円、これは去年とかおととしに、鎌足小学校の方で給食の残渣を利用して、それを肥料にして、それを地域の方に配って、それをまたするというそういう循環型のというふうに私はちょっと思っているんですけど、これはどういうふうな形でこのお金は使われるんですか。
898 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原学校給食課長。
899 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) こちらの学校給食を活用した地域活性化事業につきましては、今委員おっしゃいましたとおり、地元の食材を使いまして、それを給食で使って、残渣をコンポストへ入れて液肥で回していき、生産者へ戻して生産者がそれを使って、また食材をというサイクルなんですけれども、費用といたしましては、まずはそのコンポストを攪拌するために、そういう消耗品を買ったりとか、それから鎌足の食材を入れていただくための食材の選別等の手数料、それからコンポストの清掃をしたりする委託料、それから本体を借りる賃借料になっています。
以上です。
900 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
901 ◯委員(鈴木秀子さん) ほかにもそれを拡大していくというふうに話を聞いていたんですけども、その件はどういうふうになっていますか。
902 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原学校給食課長。
903 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 鎌足地区だけではなく、富来田、中郷へということで事業を進めておったんですけれども、今年度はちょっとそこまでの食材を入れていただくというところまではいかない状況で、来年度また積極的にというか、継続的に納入業者を探していきたいと思っております。
904 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
905 ◯委員(鈴木秀子さん) やはりね、残渣は本来は給食をきちんと全部食べてもらうというのが本来だと思うんですね。やっぱり栄養分を考えて、それで残ったのをそういうふうな形で循環していくというのはすごくいい取り組みかとは思うんですね。その給食を残す比率というのがわかりますか、子どもたちの。
906 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原学校給食課長。
907 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 給食の残渣の量ということで、鎌足だけではないんですけど、市内でセンターで配食している学校が10校あるんですが、そちらの平成29年度の残渣の量としましては、重さで約101.3トン、それ以外の調理校なんですけど、ここは毎回各学校の栄養士というか、調理場で残渣を計るんですけれども、直近のがなくて平成28年度、ちょっと1年古くなるんですけれども、そちらで約75.7トン、平成29年度も調理校が同じだと仮定しますと、約177トンという重量になります。
908 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
909 ◯委員(鈴木秀子さん) 全体の量と比較してどれくらいの割合で残すんですかね。そこがないとわからないですよね、ただ聞いただけじゃ。
910 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原学校給食課長。
911 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 申しわけありません。センターの10校の数字なんですが、大体平成29年度でいきますと小学校が12.9%、中学校で14.3%の残渣率になっております。
以上です。
912 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
913 ◯委員(鈴木秀子さん) それが13%から15%ぐらいを残すということは、ほかの地域というか、ほかの市町村なんかと比べたら、どういう状況なんですかね。
914 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原学校給食課長。
915 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) ほかの市町村の数字というのをちょっと持っていないので、詳しくは言えないんですけれども、給食のメニューによって、今かなりかみごたえのある給食というんでしょうか。例えばヒジキとかキンピラとか、なかなかそういう苦手な食材のときは残渣率が多いとか、味が薄いというか、味が適正な味の汁物だとやっぱり物足りないのかわかりませんけども、残ったりというようなのがありますので、率の増減はあるかと思いますけれども、大体同じような推移ではないかと考えております。
916 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
917 ◯委員(鈴木秀子さん) 食べるものってすごく子どもたちにとってすごく大事、自分の体ができるというもの、食べるものでできてくるという考え方ですよね。それが食育はどういうふうな形で行っているんですか。
918 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原学校給食課長。
919 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 食育につきましては、各学校での取り組みがありますので、そこで学級担任とか栄養教諭などが、給食の時間や各教科などで、食に関する指導を行っていると聞いております。指導の内容としましては、食事の重要性とか、食事の喜びや楽しさ、あと心身の成長や健康のための望ましい食事のとり方とか食品に含まれる栄養素やその働きなどを指導していると伺っております。
920 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
921 ◯委員(鈴木秀子さん) 自校、親子だと給食が近くに自分の学校の中にそういうのがある。どっちか、親子だとどっちかにある。そういう身近に給食というのを感じられると思うんです。でも、給食センターって、運ばれてきてそれを分けて各教室に配って、そこで配食するという形だと思うんですね。そうした場合にやっぱり食の考え方がちょっと違ってくるのかなと、ちょっと私自身は思っていて、やはりそこの部分はもう少し力を入れてやっぱり食べるものってすごく大事で、かむことを今強く言っていますよね。口腔検査をやりなさいみたいなことを、今学校でも多分言っていると思うんですよ。そういうかむことによって、いろんなことにつながってくる。そういうこともあるので、ぜひ食育に力を入れていただきたいと思うんですけども、今よりももっとやっていただきたいと思います。どうでしょうか。
922 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原学校給食課長。
923 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 食べるということは、生きていく中で大変重要なことだと思っています。ただ今、環境が変わってきて、食に対する乱れがあったりとか、あと健康の問題とかもありますので、そういうのを考えますと食育は非常に大変なものだと考えておりますので、引き続き推進していきたいと思っています。
924 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。
925 ◯委員(鈴木秀子さん) 言葉ではやっていきますと言われていても、それをどういう形でやっていく、いければいいかというふうに思っていますか、教えてください。
926 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原学校給食課長。
927 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 各栄養士がセンターにもおりますし、調理校にもおりますので、そういう栄養士と連携してやっていきたいと思っております。
以上です。〔「関連」と呼ぶ者あり〕
928 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
929 ◯委員(石井徳亮君) 先ほど中郷、富来田地区の方に広めるという話がまだ進んでいないというお話だったんですけども、具体的に進まなかった理由というのをちょっと教えてもらっていいですか。
930 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原学校給食課長。
931 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 今、鎌足で行っている形としましては、地元の生産者が約2ヶ月ぐらい前に、2ヶ月後に納品される地元の野菜のリストを学校へ、鎌足小へ届けまして、そこでそれを見た栄養士が1ヶ月前に1ヶ月後のメニューをつくっています。1ヶ月後にその頼んだものができていれば入りますし、できていなければ違う木更津産でない食材が入るというふうな形、ちょっと2ヶ月というちょっとスパンがありますので、それを要は地元のほかの地区で2ヶ月前にものが入るというのを、富来田で現在納品している業者の方から聞いたんですけども、ちょっとそれは難しいというようなお話を聞いています。
以上です。
932 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
933 ◯委員(石井徳亮君) そうした場合、例えば鎌足地区でそれが可能だった場合、可能なんですよね、今は。そうした場合に、例えば鎌足の今納入してもらっている業者さんに、例えば数的にはまず中郷の方が量的にはそんなに多くないと思うので、中郷の方は、じゃ、鎌足のその業者さんにお願いして持っていけば可能なんですかね。
934 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原学校給食課長。
935 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) この事業は、その地区の地元産野菜というのを考えておりますので、今鎌足小に納入していただいている業者のところに、その中郷なり富来田なりのものがあれば、可能なのかなと思いますが、ちょっとそこはまだ当たっておりません。
以上です。
936 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
937 ◯委員(石井徳亮君) そうすると、ちょっと一応鎌足地区は、畑作を一生懸命にやっている方なんかいらっしゃるので、いろんなものができているんですけども、中郷とか富来田地区の細かいところは、余り把握できていないんですけど、食材の種類的なものなんかで可能性はあったから、ここの2地区を選んだんですかね。
938 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原学校給食課長。
939 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 食材の種類というのもありますし、あとは比較的小規模というか、農作地というんでしょうかね。そういうところで当初選んでいると思います。
940 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
941 ◯委員(石井徳亮君) そうなってくると、なかなかほかの地区に広げるのって難しいとは思うんですけれども、ぜひこれ広めていただきたいとは思っているんですよ。ほかの地区とかにほぼほぼこれ周知できていないんじゃないかなと思っているんです。今日のこの予算委員会でもじゃ何をどういうふうにしているかという質疑が出てくるわけですから、だから、例えばこれを周知するのに、例えば鎌足小学校の前にこういった事業をやっていますよみたいな感じの看板を設置して、あそこ以外と人が通ったりするんですよ。君津市の人が半分かもしれないんですけど、その辺なんかでは、こういう学校でこういうことをやっているんだという話を、もうどんどんアナログ的な形でも周知していって、うちの方でもやってみたいなみたいな形で、どんどんほかからでも行政視察が来るぐらい頑張ってみればいいのかなと思うので、そういう例えばだから、富来田地区と中郷地区に限らず、ほかのところでもやってやれないところというか、ほかのところでもやれると思うんですよ。だから、ここの2地区だけに限らず、ほかの地区でも検討していただければいいと思うんですけど、ほかの地区で模索するとかということはないんですかね。
942 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原学校給食課長。
943 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) この給食で使う食材というのが、地元産の食材という中で、なかなかまちなかとかですと、そういう地元の食材というのが、木更津産ではあるとは思うんですが、ここでいう鎌足ですと、鎌足産の野菜を使っていますので、なかなか地域的な問題で難しい学校もあるのかなと考えております。
944 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
945 ◯委員(石井徳亮君) だから、市街地でという話はしていなくて、例えば清川のところとか、例えば波岡の方でもやっぱり農作物をちょっとつくっている方なんか、波岡はちょっと難しいのかな。そんな形では、若干そういうのを少し条件を緩くしてでも、各地区でやっていったほうがいいとは思うんですね。それを例えば子どもたちに見せることも必要だと思うんですよ。やっぱりあなた方が残したものが、こういうふうに活用するとごみにならなくて資源になるんだよという話を見せたほうがいいと思うので、だから、その辺で例えば中郷地区の食材だけに限定しちゃわないで、あなた方に提供した給食の残りがこういうふうに循環していますよというふうな教育もしなくてはいけないと思うので、その辺のことは検討はどうなんでしょうか。
946 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原学校給食課長。
947 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 鎌足地区もそうなんですけども、全てが鎌足産のというわけではなくて、その時期時期で使われる食材を使っていて、とれないものについては木更津産、もしくは千葉県産というふうに広げてやっておりますので、その辺を含めて検討していきたいと思っています。
948 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
949 ◯委員(石井徳亮君) ぜひこれはそういう姿を子どもたちに見せたいので、ぜひ少しでも広げられるような形で考えて進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
950 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。
951 ◯委員(大村富良君) 118ページの遺跡群発掘調査事業費についてなんですが、まず平成31年度に行う発掘地区、発掘件数というんですか、発掘箇所について伺います。
952 ◯委員長(座親政彦君) 稲木教育部参事。
953 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) 平成31年度でございますか。31年度につきましては、まず民間事業と公的な市内遺跡発掘調査事業がございますが、現地を伴います発掘事業につきましては、民間についてはまだ決まってございません。
以上でございます。
954 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。
955 ◯委員(大村富良君) 民間と分けて1,000万円、別に費用が事業費が計上されているわけなんですけども、プロパーの方とかバイトの方とか、そういった人件費、何人ぐらいを見込んでいるのか、民間と分けた以上、そういうことがあるんでしょうか。
956 ◯委員長(座親政彦君) 稲木教育部参事。
957 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) 本市で行われております埋蔵文化財の発掘調査事業でございますが、土地区画整理事業をもとにした、残った分を国の補助金を使いまして行っている発掘調査事業と民間とがございます。今言いました民間につきましては、まだ決まっておりませんが、一応民間の場合は、全ての額が事業者負担ということになっておりますので、おおむね今現有の職員でできる数ということで積算を行っております。賃金でございますが、市内遺跡発掘調査事業の方では、補助対象経費となっておりますが、1,219人ほどで積算してございます。これは、来年度の整理作業分としての積算になってございます。
以上でございます。
958 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。
959 ◯委員(大村富良君) ちょっと1,219人という延べ人数で言われてもちょっとわからないんですけど、月に全てがプロパーの方ではないと思うんですけども、リーダーとなる方が何人で、パートで来られている方が何人、そういう専門的な方が何人いるのかなということを聞きたいんですけども、わかりますか。
960 ◯委員長(座親政彦君) 稲木教育部参事。
961 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) 職員としてまず潮見資料庫というところで2人の者が従事しとるわけですけども、それ以外は全てプロパーというか、臨時職員で雇っている人となります。おおむね大体毎月12名程度の10ヶ月ぐらいのような形で、その時々で月によって違いますが、そんな形になっております。
以上です。
962 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。
963 ◯委員(大村富良君) わかりました。あと、先ほどの民間ということは、民間から頼まれた事業ということで、民間に委託するわけではないということでよろしいんでしょうか、確認させてください。
964 ◯委員長(座親政彦君) 稲木教育部参事。
965 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) 委員おっしゃるとおりでございまして、こちらの事業につきましては、遺跡の中で行われる土木工事に先立って、民間の事業者の方からこちらの方に受託して行うものでございます。
以上でございます。
966 ◯委員長(座親政彦君) ちょっとまだ質疑あるかもしれませんが、先ほどの生涯学習バスの利用率の休日の関係で数字が出たということでございますので、野口生涯学習課長。
967 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 先ほど白坂委員からご質疑のございました生涯学習バスの土日の稼働率でございますが、今年度の2月末現在で57.14%となっております。
以上でございます。
968 ◯委員長(座親政彦君) それについていいですか。〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕石井委員もいいですか。〔「はい」と呼ぶ者あり〕
引き続き、ご質疑をお願いいたします。石井委員。
969 ◯委員(石井徳亮君) 121ページの少年自然の家費のキャンプ場施設維持補修事業費とキャンプ場施設改修事業費の具体的なちょっと何を直したいとかということをちょっと教えてください。
970 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑教育部参事。
971 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) キャンプ場の維持補修ですけれども、これについては修繕的なもの、キャンプ場は日々修繕いろいろ不具合があったので、それについての対応の費用でございます。キャンプ場の施設の改修事業費については、今テントベースがいろいろ腐食していたり、そういった工事的なものに充てる費用、修繕的なものと工事的なものでそれぞれ計上させていただいております。
972 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
973 ◯委員(石井徳亮君) キャンプ場施設のこれは非常に真里谷城址ということもあって、文化的な場所を使っているわけなので、土木工事とかなんかもできるわけでもなくて、なかなか利用の仕方とかなんかも難しい部分があるかと思うんですけども、最近お城ブームとかなんかそういった形があって、いろんなところを見て回っている方なんかもいるとは聞いているんですけども、そういう考えからいくと、例えばこの少年自然の家キャンプ場という名前から、例えば真里谷城キャンプ場とかという名前にすると、そういう関係の方々なんかも利用してくるのかなと、ちょっと勝手に考えるんですけど、そういうふうに名前をかえる。
例えば、指定管理している方なんかも、地元の方なんかがやっているわけなので、そっちの方が何となく活性化というか、なるような気がするんですけど、いかがでしょうか。
974 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
975 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 少年自然の家のキャンプ場の名称につきましては、名称の変更とか、そういったことは、ネーミングライツとかそういったことは、ちょっと今まだ計画にはないんですけれども、今後そういった公共施設で、そういった傾向とかがございましたら、こちらの方もまた研究して検討してまいりたいと思っております。
以上でございます。
976 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
977 ◯委員(石井徳亮君) では、正式名称はかえなくても、例えば愛称として、真里谷城キャンプ場みたいな形でもいいのかなとは思うんですよ。そうしてみて、広くPRして、例えばどなたかがフェイスブックか何かで拡散していって、どんどん真里谷城って何だとかって、行ってみようなんていう人がいるんじゃないかと思うんです。その辺なんかでも、余り堅苦しく考えないで、正式名称はこれだ、愛称はこれだという形でPRしてみたらいいと思うんですけれども、どうでしょうか。
978 ◯委員長(座親政彦君) 野口生涯学習課長。
979 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 先ほども申し上げましたとおり、また例えば木更津市内のほかの公共施設等の動向を見まして、さらに先進されている市とかを研究しまして考えていきたいと思っております。
以上でございます。
980 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
981 ◯委員(石井徳亮君) 富来田地区で道の駅に相当人が寄っているんですよ。そういう方なんかがちょっとおもしろいところがあるというふうに思っていただけるような形になると、あの辺もっと活性化していくんじゃないかなと思うんです。城跡がある。例えばブルーベリーがこんなにそっちの方へ行くとブルーベリー園の看板がいっぱいあったりなんかして、ここはおもしろいねという話になってくると、またリピーター、リピート率なんかも高くなると思うので、いろんなことを考えていったほうが、市内全域にそういうのが拡散していくようなことも考えないと、やっぱり伝えましたよといっても、ただ単にちょっとホームページに載せましただけじゃ、ちょっと難しいので、いろんなことを考えていっていただきたいと思うんですね。よろしくお願いします。
982 ◯委員長(座親政彦君) そのほかございますか。
〔発言する者なし〕
983 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で教育費の審査を終わります。
答弁席入れかえのため、暫時休憩いたします。
(午後4時47分)
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(午後4時50分)
984 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。
続きまして、125ページから126ページまでの第60款公債費及び第65款予備費についてご審査願います。ご質疑あればお願いします。三上委員。
985 ◯委員(三上和俊君) 借り入れ、市債、歳入は市債、返す方が公債費ということの中で、公債費ということになると金利がついてくるわけですよね。これはいつの時代、国の方針もそうなんだけど、プライマリーバランスという、借り入れを少なくしたいというのはあれなんだけど、木更津市、28億円かな、何か借り入れの上限を決めてずっと推移しようということの中で、時たましようがないなんていうようなことで例外も往々にしてあるんだけど、こういうことの中で、今までずっと
予算審査特別委員会で審査してきた中で、財政調整のための市債の方の借り入れが、臨時財政対策債に偏っているということに鑑みて、これを返すということについての皆さん、財政当局の考え方、それから今回いろんな補助事業の中の補助金の意識付けというかな、事業部局が周辺対策で子育てに回しちゃったとか何とかという、そういう一つ一つの財政に対する考え方という。
大まかな借金ということと、それから財源ということと、これについてのちょっと職員の考え方というのが徹底していないんじゃないかなと思うんだけど、大まかな話で大変恐縮なんだけど、これはきちっと各部の職員の幹部全て財政の基本を理解していると思っているのか、またその財政の勉強を皆さんで討論するような、そういう機会があるのかどうか。ただ、財政当局によこせよこせと言ってる、その幹部職員が多いんじゃないかなと思うんだけど、その幹部職員のこの勉強というかな、財政に対する取り組み、特に公債費、後年度負担にかかわってくる借金について、絡めてちょっと質疑させていただきます。いかがですか。
986 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。
987 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) まず、公債費と起債の関係でお話をさせていただきますけど、臨時財政対策債に偏ってきているというお話ですが、臨時財政対策債につきましては、その元利償還金の全てが後年度の基準財政需要額に反映されますので、市独自の負債でというわけではないというふうに認識しております。実際のところ、今まで基準財政需要額への算入額のトータルと実際の償還額におきましても、基準財政需要額への算入額の方が多い状況ですので、償還財源は全て賄えているものと考えております。
あと、財政的に周知がされているのかということでございますが、毎年度予算編成方針におきまして、財源の獲得や起債の方針等も課長級と財政の担当者レベルにつきましては、そういう場でお話をしておりますし、予算編成方針等につきましては、政策調整会議などでも触れることがございますので、そちらの方で幹部職員の方も財政のことをわかっていただけているものと認識しております。
以上です。
988 ◯委員長(座親政彦君) そのほかございますか。
〔発言する者なし〕
989 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で公債費及び予備費の審査を終わります。
ここで暫時休憩をいたします。
(午後4時55分)
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(午後5時00分)
990 ◯委員長(座親政彦君) それでは、午後5時になりましたけども、会議時間を延長し、再開をさせていただきます。
続きまして、議案第10号から第15号の討論を一括して行います。
まず、反対者の討論を求めます。鈴木委員。
991 ◯委員(鈴木秀子さん) 私からは、議案第10号ないし第15号の6議案について反対の討論を申し上げます。
まず、議案第10号、一般会計予算について反対討論を申し上げます。
平成31年度一般会計予算の収支総額は449億4,600万円であります。確かにこの総額の中には、住民要望に応えるものもたくさんあることは承知しております。同時に市長の政治姿勢があらわれているものであります。
第1に、本市の財政悪化の原因となった今までのアクアラインやアカデミアパーク関連の大型プロジェクト事業や金田地区の開発に水道事業を除いて、金田東・西の両地区の直接負担金及び関連総事業費ベースで市単独負担総額は283億円を超す莫大な税金投入をすることによって進める開発優先の政治姿勢であります。
第2は、新たに進出してきた企業への誘致・立地奨励金は8,451万5,000円の支出、そして街なかマンション建設補助事業には7億1,860万円の大幅増といった大企業や誘致企業を優遇する奉仕予算であります。
第3は、開発優先、大企業や特定企業を優遇、奉仕をする一方、市民からの要望である道路のでこぼこや用排水路の不良について十分な予算がついていない。また、国保税、高いごみ袋代、高い保育料、そして市民の命と財産を守るための災害対策予算が十分確保されていません。また、路線バスの縮小や廃止などで病院や買い物にも不便になってきている。市民の足を確保するための予算も不十分であります。また保育行政も民営化を進めるなど、民間任せの対応です。国も待機児童の解消を目指していますが、本市も努力はしていますが、83名の待機児童がおります。開発を優先しながら、市民の福祉、暮らしには後回しの予算編成だと言わざるを得ません平成31年度一般会計予算には反対であります。
次に、議案第11号、国保特別会計予算について反対討論を申し上げます。
全体予算は123億5,700万円であります。滞納世帯に対する国保証の取り上げが続いております。資格証明書では医療費が全額負担のため、病院に行くのを控え、病気をこじらせて命が断たれた事態も発生しております。資格証明書発行は1,500件を超え、県内54市町村中、滞納者への発行率も相変わらず県下1番目、トップであります。一般会計より当初予算からの繰り入れよって、高くて払えない国保税を引き下げ、市民の健康と命を守るべきであります。
議案第12号、後期高齢者医療特別会計予算について反対討論を申し上げます。
後期高齢者医療制度は、医療給付費8兆円の削減まずありきとして、年齢により保険制度を分けた世界でもまれなものであります。75歳以上を後期高齢者とし、家族から切り離し、年金から天引き、施行されてから11年を経過いたしました。このような後期高齢者医療制度を続けることについては、異議を唱えるものであります。
議案第13号、介護保険特別会計予算について反対討論を申し上げます。
平成30年度からの第7期計画では、保険料の基準年額が6万5,400円と6,000円、約10.1%の値上げがなされました。基金の取り崩しや保険料階層段階を11段階から13段階に増やし、所得に応じた見直しをするなど、極力値上げをしないようにした工夫と努力は認めますが、被保険者の負担増です。また、介護保険料を払っても、特別養護老人ホームに入所できない待機者がいまだ318人にも及んでおります。介護保険を利用する国民年金受給者の方は、介護が受けられない状況が生まれています。このような介護保険制度に基づく予算に賛成するわけにはまいりません。
議案第14号、公設卸売市場特別会計予算は、収入である使用料にわずかではありますが、消費税増税分を負担転嫁していることには賛成できません。
議案第15号、公共下水道特別会計予算について反対討論を申し上げます。
当初予算は歳入歳出総額48億2,660万円と、昨年よりは金田地区開発の関連事業の進捗により、事業の縮小ではありますが、その中でも突出しているのが、やはり金田地区の開発関係事業費であります。金田西1号幹線、金田西地区枝線管渠整備事業費、金田西雨水ポンプ場建設事業費の合計額は11億1,350万円であり、公共下水道予算総額48億円に占める割合は23%であります。真舟地区の住民、その他の地区の地域住民もいつかいつかと公共下水道の延伸、敷設を待っているのに、金田が終わってからと後回しにされております。公共下水道事業は金田の新都市づくりが最優先、ほかの地域は後回しでしょう。ご承知のとおり、公共下水道事業会計では、現在ですら231億円を超える大借金を抱えております。年間予算額の4.8倍に及ぶ借金を抱えているといった異常事態なのに、また金田関係で大借金しようというのは、余りにも無謀です。撤回を求めます。
以上が反対理由であります。
992 ◯委員長(座親政彦君) 次に、賛成者。大村委員。
993 ◯委員(大村富良君) 私は、議案第10号 平成31年度木更津市一般会計予算ほか5つの特別会計予算について賛成の立場で討論を行います。
日本経済について平成31年2月の月例経済報告では、雇用・所得環境の改善が続く一方、海外経済の動向、中でも中国経済の先行きなどに留意が必要であるとしています。このような中、少子高齢化という最大の壁に立ち向かうため、国は引き続き人づくり革命や生産性革命に最優先に取り組むとともに、働き方改革を推進し、企業収益を投資の増加や賃上げ、雇用環境のさらなる改善等にしっかりつなげていくこととしております。
本市においては、東京湾アクアライン通行料金引き下げの波及効果がまちづくりのさまざまな分野にあらわれていることからも、引き続き魅力あるまちづくりに取り組み、本市の魅力を効果的、戦略的に発信していくと、平成31年度市政運営の基本的な考え方において示され、新年度予算が編成されました。
そこで、本予算案を見ますと、平成31年度一般会計の予算総額は、骨格予算であった前年度と比較すると3.9%、16億8,600万円増、実質的な当初予算である6月補正後予算と比較しても1.7%、7億3,114万7,000円増の449億4,600万円と過去最大の予算規模となっておりますが、市税、財政調整基金などの自主財源のほか、国庫支出金、県支出金を確保することにより、市債の発行を抑え、プライマリーバランスの黒字を確保し、将来への負担を最小限にとどめようと努力していることは評価できるものと考えます。この3日間の審査におきまして義務的経費の増加への対応や、投資的経費の確保に限られた予算をいかに効率的に執行すべきか、執行部が苦心していることが十分に伝わってまいりました。
同報系無線デジタル化整備や耐震性貯水槽保守などの防災対策の推進、にぎわいの交流拠点を目指す
パークベイプロジェクトの推進、児童・生徒の増加に対応するための金田小学校や太田中学校校舎増築工事などの教育施設の整備、電子地域通貨アクアコインの普及促進、ICTの活用、民間活力の導入など、さまざまな分野において市民サービスの向上を図ろうとする事業が盛り込まれているものと感じられました。
また、議案第11号 平成31年度木更津市国民健康保険特別会計のほか4つの特別会計予算につきましては、各会計において実施すべき必要な各種施策が盛り込まれているものと認めるところであります。
最後に、一般会計、特別会計を通じ、本委員会での多くの委員から出された意見や要望などを真摯に受けとめていただき、早急に調査研究を行うなど、今後の行財政運営において十分に反映されますようお願いいたします。
また、限られた財源を有効に活用するとともに、創意工夫を凝らし、効率的な事業の執行に努められますよう強く要望いたしまして、本予算に賛成をするものであります。
994 ◯委員長(座親政彦君) 次に、反対者。
〔発言する者なし〕
995 ◯委員長(座親政彦君) 賛成者。
〔発言する者なし〕
996 ◯委員長(座親政彦君) 討論終局と認め、採決いたします。
議案第10号 平成31年度木更津市一般会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
997 ◯委員長(座親政彦君) 起立多数であります。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第11号 平成31年度木更津市国民健康保険特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
998 ◯委員長(座親政彦君) 起立多数であります。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第12号 平成31年度木更津市後期高齢者医療特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
999 ◯委員長(座親政彦君) 起立多数であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第13号 平成31年度木更津市介護保険特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
1000 ◯委員長(座親政彦君) 起立多数であります。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第14号 平成31年度木更津市公設地方卸売市場特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
1001 ◯委員長(座親政彦君) 起立多数であります。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第15号 平成31年度木更津市公共下水道事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
1002 ◯委員長(座親政彦君) 起立多数であります。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
以上で、当委員会に付託されました議案6件についての審査は全て終了いたしました。
閉会に当たり、斉藤議長からご挨拶をお願いいたします。斉藤議長。
1003 ◯議長(斉藤高根君) 改めまして、
予算審査特別委員会委員の皆様方、そして執行部の皆様方、3日間大変ご苦労さまでございました。心よりねぎらいの言葉を申し上げる次第でございます。そして6議案、委員会では可決されました。執行部の皆様方におかれましては、適正な執行をよろしくお願いしたいと思います。まだ本会議が終わっていませんが、可決されれば適正な執行をよろしくお願い申し上げます。
そして、この3日間、大変多くの意見が出されました。できれば、この意見を次年度以降反映して、よりよい木更津市をみんなでつくっていきたいと思います。本日はまことにご苦労さまでございました。
1004 ◯委員長(座親政彦君) 次に、渡辺市長からご挨拶がございます。渡辺市長。
1005 ◯市長(渡辺芳邦君)
予算審査特別委員会の委員の皆様におかれましては、3日間にわたり、慎重かつ熱心なご審査をいただきまして、まことにありがとうございました。
また、ただいま、平成31年度木更津市一般会計予算を初め、提案いたしました6議案につきまして、いずれも原案どおり可決を賜りましたことに、厚く御礼を申し上げます。
なお、先ほど来お話しありますように、審査の過程におきまして賜りました数々のご指導、そしてご意見、ご要望等に対しましては、事業の推進に当たり、十分に留意、また反映させるとともに、予算の適正な執行に努めるよう、職員ともども一層努力をしてまいる所存でございます。委員各位には、引き続きご指導をお願い申し上げますとともに、来る20日の本会議におきましても、原案どおり可決賜りますようお願いを申し上げまして、御礼の挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。
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1006 ◯委員長(座親政彦君) ありがとうございました。
以上で予算審査の日程は全て終了いたしました。長時間にわたり、慎重なご審査をいただき、まことにありがとうございました。
以上をもちまして、
予算審査特別委員会を閉会いたします。ご苦労さまでした。
(午後5時15分)
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