6 ◯委員長(座親政彦君) ありがとうございました。
なお、斉藤議長、渡辺市長におかれましては、次の公務のためここで退席をされます。ご了承願います。
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7 ◯委員長(座親政彦君) それでは、議案第63号 平成30年度木更津市
一般会計補正予算(第2号)のうち所管事項を議題に供します。
当委員会の審査項目につきましては、マーカーをしてございますので、ご確認願います。
審査につきましては、執行部からの説明を、財務部、総務部、企画部の順に行い、その後、歳入歳出別や予算科目順ではなく、一括して審査をすることといたします。
それでは、財務部よりご説明をお願いいたします。高浦財務部長。
8 ◯財務部長(高浦 浩君) 改めまして、おはようございます。
それでは、私から、議案第63号 平成30年度木更津市
一般会計補正予算(第2号)のうち
財務部所管事項について、ご説明を申し上げます。
議案別冊の12ページをご覧いただきたいと存じます。
まず、歳入でございますが、75款寄附金、5項寄附金、3目一般寄附金50万円につきましては、市政発展のためとしてご寄付をいただきましたので、予算計上するものでございます。
次に、80款繰入金、5項基金繰入金、5目
財政調整基金繰入金1億2,254万4,000円の減額につきましては、
財政調整基金繰入金を除く
歳入予算計上額が、
歳出予算計上額の財源として充ててもなお上回るため、繰入金を減額するものでございます。
次に、13ページをご覧ください。
95款市債、5項市債、10目民生債250万円の増額につきましては、同
報系無線デジタル化整備事業に係る国庫補助金の内示の増に伴い、事業費が増額となるため、その財源の一部として増額しようとするものでございます。
次に、30目土木債650万円の増額につきましては、
国庫補助対象事業費の増に伴い、市の負担が増額となったため、財源を見直し、起債を増額しようとするものでございます。
次に、53目
臨時財政対策債1億6,240万円の増額につきましては、
普通交付税決定に伴い、
臨時財政対策債発行可能額が17億3,243万7,000円と確定したことから、増額しようとするものでございます。なお、昨年度の発行可能額と比較しますと、7,960万6,000円、4.8%の増額となっております。また、
普通交付税決定額と
臨時財政対策債発行可能額の合計といたしましては、平成29年度の最終決定額40億5,790万5,000円に対しまして、平成30年度は42億1,477万7,000円でございましたので、結果といたしまして、前年度比1億5,687万2,000円の増額となっております。
続きまして、歳出でございますが、14ページをお開きいただきたいと存じます。
10款総務費、10項徴税費、10目賦課徴収費、説明欄1、
賦課徴収管理費100万6,000円につきましては、相続人不存在の滞納者について、
相続財産管理人選任の申し立て費用を増額補正しようとするものでございます。
私からは以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。
9 ◯委員長(座親政彦君) 次に、総務部よりご説明をお願いいたします。土居総務部長兼市民部長。
10 ◯総務部長・市民部長(土居和幸君) それでは、続きまして、私から、議案第63号 平成30年度木更津市
一般会計補正予算(第2号)のうち、総務部の所管事項の概要について、ご説明をさせていただきます。
議案の別冊6ページをお開きください。
第2表継続費補正(変更)の同
報系無線デジタル化整備事業費につきましては、難聴地区を解消するため、整備子局数を拡大することに伴い、総額2億2,742万7,000円を総額2億6,709万1,000円に、平成30年度の年割額3,943万9,000円を4,666万7,000円に、平成31年度の年割額1億8,798万8,000円を2億2,042万4,000円に、増額しようとするものでございます。
続きまして、歳入予算について、ご説明をさせていただきます。
11ページをお開きください。
初めに、60款 国庫支出金、10項国庫補助金、10目
民生費国庫補助金、説明欄1、
防衛施設周辺民生安定施設事業補助金542万1,000円でございますが、整備子局数を拡大することに伴い、補助額の差額を増額しようとするものでございます。
続きまして、説明欄2、
社会資本整備総合交付金700万円の減でございますが、本年度から、小中学校や公民館施設などの
避難所開設箇所及び
土砂災害危険区域などにおける、
防災行政無線難聴箇所宅にございます戸別受信機を、
デジタル対応機器に変更する予定でございますが、国土交通省からの内示額に合わせ、減額しようとするものでございます。
続きまして、歳出予算について、ご説明をさせていただきます。
14ページをお開きください。
10款総務費、5項総務管理費、5目一般管理費、説明欄1、特別職人件費、(1)
常勤特別職人件費420万9,000円でございますが、4月末に前副市長が退職したことに伴い不要となりました、5月と6月の2ヶ月分の月例給与及び期末手当並びに
共済組合負担金を、減額しようとするものでございます。
続きまして、説明欄2、
人事管理関係費、(1)職員研修費19万5,000円でございますが、近年、セクハラやパワハラなど、さまざまなハラスメントが問題になっており、これらを未然に防止することを目的として、課長職以上の職員を対象とした研修を早急に行う必要があるため、委託料を増額しようとするものでございます。
続きまして、25目財産管理費、説明欄1、その他財産管理費、(1)市有地管理及び
登記事務事業費100万円でございますが、大阪府北部を震源とした地震による
ブロック塀倒壊による事故が発生したことから、施設の調査を行った結果、危険と判明した、木更津駅西口再
開発地区駐車場の
ブロック塀改修工事の費用として、工事請負費を増額しようとするものでございます。
続きまして、15ページをお開きください。
15款民生費、20項災害救助費、5目災害救助費、説明欄1、防災対策費、(1)避難行動要
支援者対策事業費40万2,000円でございますが、避難行動要
支援者対策個別計画の作成に当たり、役務費を増額しようとするものでございます。
次に、(2)
災害対策本部機能強化事業費120万円でございますが、市の危機管理体制及び地域の防災力の強化を早急に推進するため、
危機管理業務支援業務委託の実施に当たり、増額しようとするものでございます。
続きまして、10目防災無線費、説明欄1、
防災行政無線関係費、(1)同
報系無線デジタル化整備事業費22万8,000円でございますが、先ほどご説明させていただきましたとおり、
無線デジタル化事業推進のため、工事請負費を増額しようとするものでございます。
説明欄2、防災無線諸経費53万9,000円でございますが、昨年度実施いたしました
防災行政無線デジタル化に伴い、
使用見込み電気料、
専用回線使用料を初めとする役務費等を、増額しようとするものでございます。
私からは以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。
11 ◯委員長(座親政彦君) 次に、企画部よりご説明をお願いいたします。山口企画部長。
12 ◯企画部長(山口芳一君) おはようございます。
私から、平成30年度木更津市
一般会計補正予算(第2号)のうち、
企画部所管事項について、ご説明申し上げます。
なお、企画部は歳入予算の計上のみで、歳出予算の計上はございません。
それでは、議案別冊の12ページをご覧いただきたいと存じます。
70款財産収入、5項財産運用収入、10目利子及び配当金、説明欄1、
株式会社ジェイコム千葉株式配当金1,000万円につきましては、平成30年6月25日に開催されました、
株式会社ジェイコム千葉の株主総会において、株式配当が議決されたことによるものでございます。
なお、補正額につきましては、1株当たりの配当金5,000円に、本市の持ち株2,000株を乗じた額を計上しております。
企画部に係る補正予算の概要につきましては、以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願い申し上げます。
13 ◯委員長(座親政彦君) ありがとうございました。
説明は終わりました。ご質疑があれば、お願いをいたします。草刈委員。
14 ◯委員(草刈慎祐君) 歳出の14ページ、職員研修についてですが、先ほど総務部長の方から説明がありましたが、セクハラ、パワハラに対する研修なんですが、職員の方ですから、組織的にはもちろん公金を使わなきゃいけないんですけれども、答えられる範囲で結構なんですが、実際、この近年、そういったことというのは上がってきているんですか。その調査をしているのかということを踏まえて、お聞かせください。
15 ◯委員長(座親政彦君)
品川職員課長。
16 ◯職員課長(品川昭和君) 本市におきまして、調査等は特別行っているということはございません。しかしながら、セクハラですとかパワハラ等の、職員からの相談のようなものは、直接、私の方に上がってくるケースもございまして、それに個々で対応しているような状況がございます。
以上です。
17 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。
18 ◯委員(草刈慎祐君) 調査はまだしていないということで、直接上がってくるということなんですけれども、もちろん名前はどういうふうになっているのかというのも聞きたいところなんですけど、それを1点として、まず、研修をするのであれば、あくまで公金ですから、組織の研修、モラルの向上を図るというのはわかりますけど、調査をして、こういうことがあるから研修をするんですよと言わないと、公金の使い道としてはいかがなものかと思うんですけれども、まず、直接上がってくるというのは、名前をオープンにしてなのか、無記名でということなのか、その辺もお聞かせください。
19 ◯委員長(座親政彦君)
品川職員課長。
20 ◯職員課長(品川昭和君) こちらの事案等の相談といいますか、上がってくる案件につきましては、やはり個々で、名前が挙がってくるものもございますし、それを伏せて、匿名で上げてくるという場合もございまして、それぞれに対応といいますか、対処をしているようなところでございます。
21 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。
22 ◯委員(草刈慎祐君) よくトイレとかで、悩んだらここに電話してくださいみたいなのがあると思うんです。やっぱり内部に上げるというのも必要かと思いますけど、言いづらい面が多岐にあると思います。言いづらいんですけれども、最近、職員の方が長期欠席されること等がありますので、直接上げてくれるものはいいと思うんですけれども、やっぱり第三者、いつも使っているようなところにもうちょっと周知して、ここに電話をして、メンタルな部分を改善していただけるようにすることも必要だと思います。
ということと、この研修なんですけれども、どういったふうに研修を行うのか、内容、講師を呼んで説明するのか、課長をどういうふうにやるのか、もうスケジュールが決まっているのかも、あわせてお伺いしたいと思います。
23 ◯委員長(座親政彦君)
品川職員課長。
24 ◯職員課長(品川昭和君) 研修の内容等でございますけれども、課長以上、課長、次長、部長を対象に今回行う予定でございまして、84名ほど今予定をしております。時期につきましては、この予算の方をいただきましたら、早急に対応していきたいというふうに考えております。
なお、内容につきましては、専門の講師、特にパワハラに関しまして、例えば、業務上の上司からしますと、指導を行うに当たりまして、パワハラとの線引きというのが非常に難しいというようなところがございまして、こちらを余り対策をとらないと、今度は上司の方が指導をすべき場面で躊躇してしまうというようなことも考えられるというようなことがございまして、専門家による研修をぜひ早期にやらせていただきたいということで、考えております。内容につきましては、まず、ハラスメントというものの基礎知識を学ばせるということと、具体的に職場における場合のハラスメントはこういう形であるということの認識をしていただいて、ハラスメントの防止へとつなげていく、意識を高めるということでございます。最後に、ハラスメントから起こります職員のメンタルの不調につながるリスク等につきましても、予防を図るという内容で行いたいと思っております。
以上でございます。
25 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。
26 ◯委員(草刈慎祐君) パワハラは受ける方の個人差もあると思いますので、よその自治体でこういったニュースがたまに流れますけど、木更津市はないように、ぜひ円満な職場を築いていただけるように、日頃からの対応をよろしくお願いいたします。
27 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。國吉委員。
28 ◯委員(國吉俊夫君) 歳出の方で、14ページの件なんですけれども、先ほど10款の総務費の25目、財産管理費、大阪の地震に関連して、施設を点検しましたら、危なかったので、工事をやったということですけれども、もう少し具体的に、どのぐらいの広さの工事をやったのか、わかれば教えていただければと思います。
29 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。
30 ◯管財課長(多賀一也君) こちらは、この建物の近くにあります西口の再開発地区の駐車場ということで、3月までは経済部で所管していたものなんですが、これが4月から総務部の方に来まして、こちらの方で管理をしております。今回、6月の地震を受けまして、建築指導課と調査をした結果、こちらの面積は約850平方メートルあるんですが、塀があるところが長さが約13メートルございます。高さが1.23メートルということで、基準で1.2メートル以内であれば大丈夫なんですが、1.23メートルということで、検査をさせていただきました。そうしましたらば、基礎の部分が老化、また亀裂が入っているということで、非常に危ない状態であるということで、結果を受けましたので、今回、この議会にかけさせていただきまして、お金をいただきまして、工事の対応をしていくという内容でございます。
以上です。
31 ◯委員長(座親政彦君) 内容はどんな感じかというご質疑もありましたけど。多賀管財課長。
32 ◯管財課長(多賀一也君) こちらの壁の内容ですけれども、こちらにつきましては、1.23メートルを超えたということで該当になっております。それに基づきまして、ブロック塀の高さ、壁の厚さ、あと控え壁というのがあるんですが、それが今回は設置がされていないという状況でございます。それと、一部鉄筋が入っていない部分があるということで、その部分の撤去をさせていただきます。撤去をさせていただいて、その部分にフェンスを設置させていただくような形になります。
以上でございます。
33 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
34 ◯委員(國吉俊夫君) では、1.23メートルということで、撤去じゃない方法というのも考えられたんでしょうか。
35 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。
36 ◯管財課長(多賀一也君) こちらの方は市の建築指導課の方と現場に立ち会いまして、壊してくださいという結果をいただきましたので、今回、このような対応をさせていただきます。
37 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
38 ◯委員(國吉俊夫君) ちょうど私の9月議会の質問とぴったり合うようなあれですけれども、ほかにこのような問題は丸きりなかったんですか。この1件だけだったんですか。
39 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。
40 ◯管財課長(多賀一也君) 管財課で管理をしております普通財産の箇所を確認したところ、この1ヶ所ということで、対応をさせていただきます。
41 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。
42 ◯委員(高橋てる子さん) 収入の中の財政調整基金を減らして、
臨時財政対策債が増えたということなんですけれども、やっぱり自分のところはとりあえず残ったから、使わなくていいやというのはよかったなと思うけど、今度はこっちから借りるということなので、この
臨時財政対策債の使い方でいろんな意見があると思うんですけれども、これはここまで借りていいよという上限ぎりぎりまで、借り続けた方がいいという判断なんですかね。ちょっとその辺だけ教えてください。
43 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。
44 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君)
臨時財政対策債につきましては、その後の元利償還が全て交付税の対象となりますので、発行額満額を私どもは借りるという考えで、今までやってきております。
以上でございます。
45 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。
46 ◯委員(高橋てる子さん) こういうことってあるんですか。枠が例えば100万円まであるけれども、いろんなことを精査したり、収入もすごく歳入も上がっているという状況で、98万円までで今年いいですよというふうにしたときには、来年の
臨時財政対策債の発行限度額みたいなのが、減らされるということはあるんですか。
47 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。
48 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 翌年以降の
臨時財政対策債発行額への影響はございません。
49 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。
50 ◯委員(高橋てる子さん) だとしたら、今みたいに、歳入がすごくよそよりもはるかに多くなっているという答弁もありましたし、この
臨時財政対策債が幾らできても、やっぱりもう少し調整をした方がいいんじゃないかなと、私個人は思っているんですが、これはやっぱりこれからもちゃんと交付税として出てくるんだからという判断なんでしょうけれども、国だって破綻しているような状況ですから、いつになるかわからないですよね。やっぱり自力で回していくような努力はやった上で、これからも満額借りていくという方針に変わりはないんでしょうか。
51 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。
52 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君)
臨時財政対策債の発行につきましては、本来普通交付税で賄っていただくところを、債券発行をして、それを賄っている状態ですので、木更津市にとっては、その分だけ本来歳入が必要な部分でございますので、必要な歳入につきましては、今、起債を充てて、後ほど国の方から補填もされます、その部分を充てて、予算を作成していきたいと思います。
以上です。
53 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。國吉委員。
54 ◯委員(國吉俊夫君) ちょっと私、知らないので申しわけないんですけれども、70款の財産収入のジェイコムが6月の株主総会で決定されたということなんですけれども、1,000万円、大変な金額ですけれども、木更津市として、株として投下しているお金はどのくらいあるんでしょうか。
55 ◯委員長(座親政彦君) 石渡情報政策課長。
56 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) 現在、木更津市が保有しております株券につきましては、2,000株ございまして、1株5万円でございますので、1億円分の額面の株を保有しております。
以上でございます。
144 ◯職員課長(品川昭和君) 市民部長と総務部長と兼ねているというところではございますけれども、手当等につきましては、兼ねている分が追加で出ているというものはございません。1人分ということでございます。
145 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。
146 ◯委員(高橋てる子さん) 私も多分そうだと思うよとは言ったんだけど、自信がなかったのは、庁舎が駅前と朝日庁舎は離れていることだし、2つやれば、確かにスーパーマンだからできるとは思うんだけど、全くこれは同じ手当でこれからずっと残りの今年度やっちゃうのか、そこはやっぱり急遽ということはないと思いますけれども、回ってきたので、次の後半はもう1人立てますよとか、そういうことなく、ずっと1人分の給料で2人分の働きを要求していくというふうに、理解していいんでしょうか。
147 ◯委員長(座親政彦君) 本人から。土居総務部長兼市民部長。
148 ◯総務部長・市民部長(土居和幸君) 人事のことについてですので。7月に総務部長と市民部長を兼ねたのは、急な副市長の退任と副市長の選任ということがありました。当然、給料は、兼ねていても1人分でございます。ほか兼ねている職員はおりますので、課長が総括を兼ねていたり、次長が課長を兼ねていたりしていますので、その兼ねていることについては、給料は1人分でございます。それをやると、かなりの職員が手当をいっぱい出さないといけなくなりますので。人事でございますが、7月は急なところがありましたので、兼務という形になりましたが、3ヶ月たっておりますので、今、どうなるかはわかりませんが、検討を行っているところでございます。
149 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
150 ◯委員(住ノ江雄次君) ちょっと確認ですけど、さっき防災対策の大村委員の質疑の避難行動要
支援者対策事業費ということで、4,800名の対象者に対する郵送料ということなんですけど、そういうことでいいんですよね。
151 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
152 ◯危機管理課長(関口哲也君) この4,800名の方の個々のお宅に郵送するための費用なんですけれども、うちの方で当初予算で持っている分があったんですけれども、足らない分、今回、40万2,000円の増額の補正を上げさせていただきました。
以上です。
153 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
154 ◯委員(住ノ江雄次君) 基本的な質疑で申しわけないんですけど、その中身というのはどういう内容になるんですか。
155 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
156 ◯危機管理課長(関口哲也君) 先ほどご説明した4,800名というのが、75歳以上の高齢者、あと障がいをお持ちの方、ひとりで避難所まで避難をするのが難しい方を想定しておりまして、アンケート調査の結果、私の個人情報を出してもいいですよと言った方が、1万名送ったうちの約半分の4,800名おりました。その方個々につきまして、災害が起きた場合、自分だけで避難所まで避難することがちょっと難しいと思われるので、地域で支え合う、その方を助けていただく人を決めていただきまして、どのルートでどの避難所までお連れするかというようなことを、一人ひとりの計画をつくりたいと。どうしても地域のご協力がないといけませんので、それを自治会とか民生委員とかというところでご説明を申し上げて、ご協力をいただいている段階でございます。
以上でございます。
157 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
158 ◯委員(住ノ江雄次君) では、郵送をいただいた方々が、そういう項目とかいろいろ書き込んで、それでまた郵送するということですよね。
159 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
160 ◯危機管理課長(関口哲也君) 送らせていただいて、そのお宅に例えば地域の方々がお邪魔をさせていただきまして、聞き取りながら、その計画を一緒につくると。それで、ご協力をいただいた方があわせて回収させていただいて、その4,800名の計画を、避難所とか自治会、自主防災組織、消防団等にお持ちいただいて、災害時に役立てていただこうと考えております。
161 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。
162 ◯委員(住ノ江雄次君) 私がお聞きしたのは、結局、そういう送っていただいたものの内容が理解できない方とか、ちょっと認知症が入っている方とかであれば、ただ見ただけで、そのままぽんと置いておくだけで終わっちゃうんじゃないかなと、そういう心配があったんです。だから、送っていただいたところに、地域のいろいろな手助けをしていただく方々が行きながら、それで一緒につくり上げるという、そういうふうな視点だというふうに考えていいわけですか。
163 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
164 ◯危機管理課長(関口哲也君) はい、そのとおりでございます。
165 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。
〔発言する者なし〕
166 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認めます。
それでは、ただいまから討論を行います。
まず、反対者の討論を求めます。
〔発言する者なし〕
167 ◯委員長(座親政彦君) 次に、賛成者。
〔発言する者なし〕
168 ◯委員長(座親政彦君) 討論なしと認め、採決をいたします。
議案第63号のうち所管事項について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
169 ◯委員長(座親政彦君) 起立全員であります。よって、議案第63号は原案のとおり可決をされました。
ここで……〔「ちょっと」と呼ぶ者あり〕三上委員。
170 ◯委員(三上和俊君) 最後の今日の議案が議了してから提案しようかなと思ったんですが、委員長から、担当の職員がいらっしゃるときに質疑があるかもわからないから、提案して結構ですよというようなご了解をいただきましたので、また、今ご指名をいただきましたので、動議として提案させていただきます。我々の地方財政が非常に厳しい中で、娯楽施設利用税みたいな形の中で、ゴルフ場利用税交付金というのが、県と地元に配分されるわけです。我々が1回やると、A、B、C、Dかな、4ランクぐらいあって、1,000円前後のゴルフ場利用税が徴収されるわけですが、それが地元市と県に配分されるということの中で、本市も六、七千万円、過去は1億円を超えたことがあります。そういうものを、財政当局が、税の制定の趣旨をうまく理解していなくて、一般財源化しちゃっているようなふうがあるから、それが我々の千葉県が、ゴルフ場があるところにもかかわらず、利用者の立場に立ったような担当者が発言をするので、どっちかというと、世の中の廃止の動きが少しずつ流れてきていますので、ここでやっぱり千葉県の位置付けとして、このゴルフ場の関係も、利用税は堅持するんだということを、全国の議長会も要望したみたいだけど、特に我々の市町村、千葉県、そして君津郡市、アクアラインでこう来ています、それなりの財源を得ているわけですので、これをきちっと堅持してくださいというお願いを決議して、県なり、また国の方に意見書を提出するということを、ぜひとも
総務常任委員会が発議者になって、木更津市議会として発議をしていただきたいと、こういうふうに思います。細かい数値とか経緯、そういうものは、私の方から動議を出しておきながら大変恐縮なんですけど、ぜひ委員長に指名していただいて、担当の方から説明していただいて、私の補足をお願いしたいんですが。
171 ◯委員長(座親政彦君) ただいま、三上委員より動議の提出がございましたが、これをただちに議題とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
172 ◯委員長(座親政彦君) ご異議なしと認め。さよう決定いたします。
それでは、ただいまより、ゴルフ場利用税の堅持を求める意見書についてを議題に供します。
今、意見にありましたとおり、全国市議会議長会でも要望を出しているということでありますが、改めてということでございますので、担当部局としての何かご意見、ご発言があれば。鶴岡財務部参事。
173 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) では、まず、ゴルフ場利用税のところからご説明させていただきます。ゴルフ場利用税交付金でございますが、ゴルフ場の開設時やその後の運営におきまして、道路取り付け、また水道の提供、アクセス道路の維持、ごみ処理、消防救急などの特別な行政サービスを受けることから、ゴルフ場の利用につきましては、1日当たり定額で、ゴルフ場が所在する都道府県がゴルフ場利用税を課しておりまして、税収の7割相当額がゴルフ場利用税を納入した所在地に、ゴルフ場利用税交付金として交付されております。
なお、本市の平成29年度の決算額におきましては、6,519万8,710円でございます。また、近隣市のゴルフ場利用税交付金の状況でございますが、君津地域3市では、君津市は1億5,585万4,000円、富津市が6,937万8,000円、袖ケ浦市が9,797万3,000円でございます。ちなみに、千葉県で一番交付額が多いのは市原市で、6億7,220万8,000円、平成29年度はわかりませんが、数年前までは全国1位の交付額でございました。
あと、三上委員がおっしゃいました、ゴルフ場利用税交付金の使途が一般財源化しているということでございますが、私どもは、交付金は一般財源と考えておりますので、その使途は限定されませんけど、ゴルフ場利用税創設の趣旨から考えますと、ゴルフ場特有の行政サービスでございます、アクセス道路の維持や管理、また河川の維持管理、水質調査等の環境対策、また、例えば、道の駅等観光施設につきましても、ゴルファーが立ち寄れるようなことで、そういうものなどに充てられているものと解しております。
ゴルフ場利用税について、廃止の論議ということでございますが、近年、消費税との二重課税や、オリンピック追加競技への課税、スポーツへの課税などの問題から、廃止の声が上がっております。国会議員の間でも、超党派ゴルフ議員連盟、また、自由民主党ゴルフ振興議員連盟などが、ゴルフ場利用税の廃止を求めることを決議しております。しかしながら、ゴルフ場利用税は市町村の貴重な財源となっておりますことから、ゴルフ場所在市町村が一丸となって、税の堅持を働きかける等の活動を行うことを目的として、平成25年度に、市原市長などを代表世話人とする、
ゴルフ場利用税堅持のための全国市町村連盟というものが組織されておりまして、本市も加盟しております。この連盟が音頭をとりまして、毎年度、国会議員への
ゴルフ場利用税堅持のための要請活動を行っており、本地域におきましても、君津地域4市長連名の要望書を、浜田議員の事務所に提出しているところでございます。
ゴルフ場利用税交付金の概略については、以上でございます。
174 ◯委員長(座親政彦君) ただいま執行部の方から、補足というか、状況の説明がございましたが、それを踏まえて、委員の皆様方から何かご意見、ご発言があれば。高橋委員、どうぞ。
175 ◯委員(高橋てる子さん) 趣旨も説明もわかったんですけど、今、1つだけちょっと気になった説明があったんですけれども、自民党の議員の方は廃止を言っていらっしゃるんですか。そこのところをもうちょっと。
176 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。
177 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 自由民主党のゴルフ振興議員連盟や、あと党を超えた超党派のゴルフ議員連盟というものがございまして、こちらの連盟につきましては、ゴルフ場利用税を廃止ということを決議しております。
以上です。
178 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。
179 ◯委員(高橋てる子さん) 一部なんですね。だから、同じ自民党でいいのかなとちょっと思ったから、聞きました。
180 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
181 ◯議長(斉藤高根君) 鶴岡参事が議員の個別の名称は言えますか。言えなくてもいいですけれども、見るとゴルフが好きな人ばかりと。その一部の人たちが、そういう動きをしていますよという話が伝わってきております。ということで、総意ではないかもしれません、というのが推測されます。
以上です。
182 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。
183 ◯委員(近藤 忍君) 平成25年8月7日に、千葉県及び千葉県市長会、町村会の方で要望というか、堅持に関する要望書を出しておりますので、今回、ここでまず原案が示されていない中での議論になりますけれども、基本的に我が市としては堅持を訴える方向は間違っていないと思いますので。ただ、議論をするに当たりましては、提出者、それは財務大臣、総理大臣にするのか、あと総務大臣ですかね、スポーツ省の方は逆に総務省に、廃止をということで平成30年頃から上がっていますので。だから、私たちはどこに出すのかとか、どういう文面にするのかというところまで、あわせて今日中に多分決めなければならないということになりますよね、委員会としてまとめるということであれば。だから、出すことは賛成ですけど、そこまで今日のうちにやってしまうのですかということを、ちょっと確認させてもらいます。
184 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
185 ◯委員(三上和俊君) それはよく精査して、財務省だか、県もやっているから、県に持たした方がいいだろうし、同じ文面の中で、必要なところは全部出して、それはいつもの発議案と同じように、決議文の提出先は議長に任せるということで、ご了解をいただきたいと思います。
186 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。
187 ◯委員(草刈慎祐君) 私も今おっしゃっているこの発議案の方に賛成といいますか、やっぱり地方自治体の中で財政が逼迫している中で貴重な、7割ですか、平成27年度、ちょっと古い数字になるんですが、日本でも480億円のうち7割が地方自治体に送られているという状況の中で、自治体は今必要な財源を確保するのに必死の状況ですし、また、2000年から地方分権一括法が制定されたと思うんですけれども、それから地方に仕事がいろいろな負担も来ています。そういった中で、仕事を押し付けられて、その都度、交付金も入れていただいておりますが、また、財源も取られるというのは、自治体運営にとって、またこういう活動をさせていただいている者としては、納得いたしがたいということで、発議案について、私はいいことだと思いますので、賛成したいと思います。
188 ◯委員長(座親政彦君) それでは、本会議最終日に発議として持っていきたいと思っておりますので、ゴルフ場利用税の堅持を求める意見書に対しまして、賛成の方は挙手をお願いいたします。
〔賛成者挙手〕
189 ◯委員長(座親政彦君) では、全員賛成ということでありますので、今言ったような取り扱いをさせていただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。
文面については、議長なり委員長なりにご一任をいただいて、27日最終日に発議をさせていただくということで、ご理解を賜りたいというふうに思います。三上委員。
190 ◯委員(三上和俊君) 富津市の議会がそういう動きがあるという情報を聞いたから、富津市だけじゃなくて、これはそれこそ千葉県の議長会に任せているんじゃなくて、木更津市議会でもやった方がいいんじゃないのと、議長にもちょっと話をしたんだけど、富津市の議会での決議文というのは、案ができているの。
191 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
192 ◯議長(斉藤高根君) 富津市も今議会でやるという話で、まだ決議もされていないので、案が入手できない状態です。ただ、全国市議会議長会でも同様の文言を出してあるので、それを最終日までに、もしこれが可決されれば、用意するということでいかがでしょうか。よろしくご審査くださるよう、お願いを申し上げます。
193 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。
194 ◯委員(草刈慎祐君) 執行部に確認をさせていただきたいんですが、こういった経緯の発議案が出されたとき、市議会としても出させていただきますし、行政として、今、議長が言われましたけど、富津市はどうなっているかわかりませんが、行政としても同等のものを、木更津市として、同時に同様の文を、市長名として出したりするということは可能なんですか。
195 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。
196 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 先ほど説明いたしましたが、市としては、4市市長連名におきまして、衆議院議員の浜田議員のところへ、平成26年度からですか、毎年度要望書を提出しているところでございます。
以上です。
197 ◯委員長(座親政彦君) それでは、いろいろとご議論いただきましたけれども、取り扱いについては、先ほど申し上げたとおりでございまして、7人の委員が全員賛成でございましたので、最終日に発議をさせていただくということで、よろしくお願いをいたします。
ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩をいたします。
(午前11時09分)
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(午前11時11分)
198 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
続きまして、議案第71号 手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。
総務部より説明をお願いいたします。土居総務部長兼市民部長。
199 ◯総務部長・市民部長(土居和幸君) それでは、議案第71号 手数料条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明をさせていただきます。
議案書の7ページをお開きください。
本議案につきましては、接道規制の適用除外に係る手続が合理化され、一定の条件を満たした場合に、建築審査会の同意が不要となったことや、建蔽率規制の特例手続の見直しにより、一定の条件を満たした場合に、建蔽率の緩和許可を受けることができることになったこと等から、必要な手数料を規定しようとするものでございます。附則につきましては、それぞれの規定の施行日を規定しております。
私からは以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。
200 ◯委員長(座親政彦君) 説明は終わりました。
ご質疑をお願いします。近藤委員。
201 ◯委員(近藤 忍君) 新たにいろいろと項目が増えて、手数料の設定が出ているかと思うんですが、これにより、この改定による効果額というか、収入が増える方向に向かうのか、減る方向に向かうのか、大体どれくらいの額を想定しているのか、ご説明いただければと思います。
202 ◯委員長(座親政彦君) 泉水建築指導課長。
203 ◯建築指導課長(泉水健司君) 実際、検討はしておりません。ただし、緩和規定でございますので、収入は増えるというふうに想定しております。
以上でございます。
204 ◯委員長(座親政彦君) 増える方向だということです。
そのほかはございますか。三上委員。
205 ◯委員(三上和俊君) これは木更津市の条例だけど、ほかのところはただというわけじゃなくて、同じように申請するときの手付金みたいな感じで、皆さん、お願いしているわけでしょうけど、この金額というのは、それぞれ各市独自だと思いますけど、近隣市の動向というのは、やっぱり皆さん参考にしたかと思いますけど、それは大体どうなのか。また、こういう審査申請書類代か、そういうものについては、価格の算定というのはどんなふうな形でやっているのか、近隣市の状況と、皆さんが近隣市は関係ない、木更津市独自で人間が大体これぐらいかかるし、こうだから、こういうふうに決めましたという、算定の根拠。この2つを伺わせてもらいます。
206 ◯委員長(座親政彦君) 泉水建築指導課長。
207 ◯建築指導課長(泉水健司君) ただいまご質疑のありました、まず初めに、算定の根拠でございますが、委員おっしゃるとおり、人件費とそれにかかる審査の時間及び諸経費等を勘案して、木更津市独自で設定をしております。ただし、千葉県及び近隣市とも、手数料額は同一となっております。同額です。
208 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
209 ◯委員(三上和俊君) それは今、改定で出しているんでしょう。もうほかのところも改定で、じゃあやりましょうと言って、一、二の三でやるの。それとも、木更津がちょっと安かったから、近隣市の動向が、県がこうだから、追っかけて皆さんと一緒に金額を提示しようというような、そういう話なの。
264 ◯委員長(座親政彦君) 起立全員であります。よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。
ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩をいたします。
(午前11時33分)
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(午前11時34分)
265 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
次に、議案第75号 木更津市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。
選挙管理委員会より、ご説明をお願いいたします。平野選挙管理委員会書記長。
266 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) それでは、議案第75号 木更津市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明を申し上げます。
まず、議案につきましては、議案書の13ページにございます。また、新旧対照表が、議案参考資料の15ページとなっております。あわせて、選挙管理委員会事務局が作成いたしました資料がございます。
それでは、事務局作成資料の1ページをご覧ください。
まず、改正理由でございますが、平成29年6月に公職選挙法の一部を改正する法律が公布され、国政選挙や都道府県及び市区の首長選挙と同様に、都道府県や市、特別区の議会議員選挙で、選挙運動用のビラの頒布が可能となり、また、当該ビラの作成費用について、条例で定めることにより、公費負担することができるとされております。この法改正を受け、市といたしましては、候補者の政策等を有権者が知る機会を十分に確保するということから、市議会議員選挙において、候補者が作成するビラの作成費用を公費負担とするものとし、木更津市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例を一部改正し、市議会議員選挙に関して適用しようとするものでございます。
次に、改正内容でございますが、議案参考資料の15ページ、新旧対照表をご覧いただきたいと思います。
まず、題名を、木更津市議会議員及び木更津市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例と改めますとともに、あわせて、下線部のとおり、第1条及び第2条の字句を改正いたします。
恐れ入りますが、事務局作成資料にお戻りいただきたいと思います。
公費負担に関する改正でございますが、第2条の規定において、市議会議員の選挙においても、選挙運動用ビラを無料で作成できることといたします。この公費負担の適用を受けるためには、ビラの作成業者とビラ作成に関する有償契約を締結した旨を、選挙管理委員会に届け出る必要がございます。
また、ビラの作成単価、支払い手続に関しましては、第4条の規定におきまして、市長選挙の場合と同様といたします。
この支払い手続に関しましては、資料の4ページにフロー図を掲載しておりますので、ご参照をいただきたいと思います。
公費負担の限度額につきましては、第5条の規定において、作成単価に作成枚数、作成枚数は4,000枚が上限となりますが、これを乗じて得た金額といたします。
改正条例の施行日は、平成31年3月1日でございます。
経過措置といたしまして、改正後の条例の規定は、この条例の施行の日以降、その期日を告示される選挙について適用し、施行の前日までにその期日を告示された選挙については、なお従前の例によることとするものでございます。
なお、この条例の改正にあわせまして、候補者の行う届け出や申請等について定めております、木更津市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する要綱につきましても、所要の改正を実施するものでございます。
説明は以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願い申し上げます。
267 ◯委員長(座親政彦君) 説明は終わりました。
ご質疑願います。草刈委員。
268 ◯委員(草刈慎祐君) 当たり前のことなんですけど、1点確認させていただきたいんですけど、このビラは選挙運動期間中に使うものという定義でいいのかを、まずお聞かせください。選挙を告示されてからの1週間なのか、その事前活動に使っていいのかというと、事前活動は僕は厳しいのかなというふうに思っていますので、その期間を特定するものなのかというのを教えてください。
269 ◯委員長(座親政彦君) 平野選挙管理委員会書記長。
270 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) 選挙運動期間ということで、公示の日から投票日前日までということになります。
271 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。
272 ◯委員(草刈慎祐君) そうしましたら、手を挙げる方というのは、その後、選挙に出て申請をすれば、いただけるということと同時に、準備をしたけど出なかったという人の場合は、その辺の線引きというのはどういうふうにするのか、わかる範囲で教えてください。
273 ◯委員長(座親政彦君) 平野選挙管理委員会書記長。
274 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) このビラの公費負担につきましては、候補予定者が作成した場合に出るということで、候補になっても供託物を没収されたような場合には、公費負担には対象にならないということになっております。
275 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。
276 ◯委員(草刈慎祐君) 要するに、なぜ聞きたかったかというと、個人と皆さん団体があると思うんですけれども、この条例によりますと、個人にということになっていますけど、団体にも同等に扱っていただけるのかということなんです。それを教えてください。
277 ◯委員長(座親政彦君) 平野選挙管理委員会書記長。
278 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) この公費負担につきましては、候補者個人ということが対象になっております。
279 ◯委員長(座親政彦君) ほか。斉藤議長。
280 ◯議長(斉藤高根君) そのビラの運用方法がよく説明されていないが、シールを貼るとか、どんな方法をとるの。
281 ◯委員長(座親政彦君) 平野選挙管理委員会書記長。
282 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) このビラの頒布につきましては、公職選挙法とその施行令に規定されておりまして、まず、新聞折り込み、それから当該ビラに係る候補者の選挙事務所内、個人演説会の会場内、街頭演説の場所ということになっておりまして、頒布するビラには、今議長がおっしゃったように、証紙を貼ることになるんですけれども、選挙管理委員会が交付をする証紙を貼っていただいて、頒布をしていただくという形になります。
283 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
284 ◯委員(三上和俊君) この公表という、またビラの作成ということなんだけど、今ビラでなくなっちゃうよりも、こういうタブレットとか見られるような方がいいということの中で、そういう動きは何か選挙管理委員会はしているの。紙でやることはいいよ。これはいいけど、選挙公報をインターネットで見られるというようなことは、法律で何かしているの。やっていないんじゃないの。つまり、こんなことをやるよりも、今はみんなスマホ、スマホって、木更津市は一生懸命やっているんだから、スマホで見られるようにして、こういうパソコン、タブレットで見られるようにする方が、証紙をこんな1枚貼って皆さんどうぞと言ったら、これはごみの減量化じゃなくて……。タブレットだって字を読まなくちゃいけないけど、何かこれ、日本が世界で一番先進国のICTの国にするという割に、政治の選挙の世界は、まだちょうちんを2つとか、宣伝カーを中から照らしちゃいけないとか、前近代的なことをやっているんだけど、それを少し木更津の選挙管理委員会で何か警鐘乱打した方がいいんじゃないかなと思う。
まず、いろんなことを言って申しわけありません、これ、インターネットなんかで見られるようなことになっているの。法律でやっちゃいけないということになっているのか、あるいは、木更津の選挙管理委員会がインターネットでいつも、個人がやっちゃうといろいろあるかもわからないけど、選挙管理委員会がそういうものを出せるようにしたら、もしあれだったら、日本で一番先頭に立って、一番いい話じゃないかなと思うけど、その辺ちょっと説明してください。
285 ◯委員長(座親政彦君) 平野選挙管理委員会書記長。
286 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) 確かに委員がおっしゃるように、ITを活用した、そういう広報等が必要だということで、選挙公報につきましては、ホームページの方に掲載をさせていただいております。ただ、このビラにつきましては、そういった措置がまだできないような形になっておりますので、選挙管理委員会が独自にそういう措置をするということもできませんので、公職選挙法の法令等に基づいた中で、また研究をさせていただきたいと思います。
287 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
288 ◯議長(斉藤高根君) ということは、ネットはほとんど許されているわけだよな、今。このビラをコピペして、SNSで配信してもいいわけだよね。その認識で。
289 ◯委員長(座親政彦君) 平野選挙管理委員会書記長。
290 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) SNS等については、ビラがどういう形で頒布されるかということが、先ほど申し上げましたように、法令で決まっております。その形を逸脱するものは認められないということになっております。
291 ◯委員長(座親政彦君) 私もちょっとよくわからない。要は、それをやっちゃいけないという理解、今議長が質疑した中身はやっちゃだめだと、そういうことでよろしいですか。〔「はい」と呼ぶ者あり〕高橋委員。
292 ◯委員(高橋てる子さん) もう一つ、ちょっと確認なんですけれども、私は知らなかったんですけど、何か規定の票、例えば、何%とかとありますよね、それをとらなかった場合はこのお金を没収されちゃうというふうに読んだんだけど、それは間違っていないですか。
293 ◯委員長(座親政彦君) 平野選挙管理委員会書記長。
294 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) このビラの作成条例の第2条になるんですけれども、供託物が法第39条第1項ということで、この定める得票数に達しない場合には、供託物は没収ということになっております。没収のものなんですけれども、平成27年4月の選挙で申し上げますと215.337票、これが得票になっていない方については、没収ということになっております。
295 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。
296 ◯委員(高橋てる子さん) ということは、供託金を、例えば市議会議員の場合は30万円払いますけれども、それが没収されるというのは自分でも理解していたんですけれども、いろんな公費で負担される掲示板のポスターのお金とか、そういうものも全部自分で、逆に請求書が来て払えということになるんですか。
297 ◯委員長(座親政彦君) 平野選挙管理委員会書記長。
298 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) 委員おっしゃるとおり、この供託物没収点に満たないと、そういう結果になります。
299 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。
300 ◯委員(高橋てる子さん) それと、私は知らなかったんですけれども、この前の新聞のアンケートというか、選挙の仕組みから見たら、期日前投票が始まってから、もう既に告示と同時に8割ぐらいの人が、もうこの候補者に入れると決めているという数字を見て、では、あの選挙運動は何だったんだろうかと、自分ですごい落ち込んだ経験があるんですけれども、そういう人々の心理みたいなものからすると、この1週間のうちにまいてよって、1週間の選挙戦で動く票というのはものすごく少ないというふうに理解したんですね、その発表を見て。それでも、これが有効になったということは、どういう……。市長選でやったから市議選もという、単純な意味合いなんでしょうかね。
301 ◯委員長(座親政彦君) 平野選挙管理委員会書記長。
302 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) このビラの公費負担につきましては、このビラを頒布することによりまして、候補者の政策等を有権者の方に十分に知っていただくということが、大きな目的になっておりますので、選挙期間中ビラを頒布していただいて、政策等の周知を図っていただくということになります。
303 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。
304 ◯委員(高橋てる子さん) それは都市部の話で、木更津には余り関係ないような気もしますが、政策で判断する人もどのぐらいいらっしゃるかということだと思いますけれども。
305 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。大村委員。
306 ◯委員(大村富良君) 基本的なところで、ビラということですから、A4とかB4とか、ある程度の大きさで1枚もの限定なのか、厚さ等、そういう制限等はないのか。変な話、うちわのような、兼用できるものはだめですよとか、その辺、決まりがあるのでしょうか。
307 ◯委員長(座親政彦君) 平野選挙管理委員会書記長。
308 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) ビラの大きさにつきましては、公職選挙法上に規定がございまして、長さにいたしますと29.7センチ、幅21センチを超えてはならないということになっておりまして、A4サイズの用紙の大きさにおさまるものであれば、ビラであるというふうな形になります。厚みについては特に規定がございませんが、ビラということですので、余り厚いものは該当してこないのかなというふうに考えております。
309 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。
310 ◯委員(高橋てる子さん) この条例の名前に、今までは「木更津市長の」ということだったので、別に違和感を覚えなかったんですが、今度は前に「市議会議員」というのがつきましたでしょう。普通、何か市長の方が先かなと思ったんですけれども、やっぱりこれは市議会議員、市長というこの並びで、全然おかしくないものでしょうか。私だけがちょっと気になったんでしょうか。
311 ◯委員長(座親政彦君) 平野選挙管理委員会書記長。
312 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) 特にこの並びで差し支えはないというふうに、国等から示されております作成案、例というんでしょうか、そういったものにつきましても、こういった形で示されておりますので、市議会議員の方が先に来るということで、特に問題はないかというふうに考えております。
313 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。
〔発言する者なし〕
314 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認めます。
それでは、ただいまから討論を行います。
まず、反対者の討論を求めます。
〔発言する者なし〕
315 ◯委員長(座親政彦君) 次に、賛成者。
〔発言する者なし〕
316 ◯委員長(座親政彦君) 討論なしと認め、採決をいたします。
議案第75号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
317 ◯委員長(座親政彦君) 起立全員であります。よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。
ここで13時まで休憩といたします。
(午前11時52分)
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(午後零時56分)
318 ◯委員長(座親政彦君) それでは、時間前でございますが、休憩を取り消し、会議を再開いたします。
次に、議案第76号 製造請負契約の締結についてを議題に供します。
消防本部よりご説明をお願いいたします。安田消防長。
319 ◯消防長(安田 勇君) それでは、私から、議案第76号 製造請負契約の締結について、ご説明いたします。
議案書の14ページ、議案参考資料は16ページをご覧ください。
工事等名は、40メートル級はしご付消防自動車製造請負、工事等場所は、木更津市潮見2丁目8番地、木更津市消防本部、工事等概要ですが、車両概要といたしまして、シャシーはキャブオーバー型ダブルシート、エンジン型式はディーゼルエンジン、最高出力は380馬力、艤装のはしごにつきましては40メートル直進式5連、伸縮水路付き、リフター付きでございます。
契約金額は2億2,248万円、契約の相手方は株式会社モリタ東京営業部でございます。
入札結果につきましては、議案参考資料の16ページ、入札結果調書のとおりでございますが、7月24日に指名競争入札を執行し、同日付けで仮契約を結んでおります。
簡単ではございますが、ご説明は以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。
320 ◯委員長(座親政彦君) 説明は終わりました。
ご質疑願います。草刈委員。
321 ◯委員(草刈慎祐君) はしご車を買うということなんですけれども、今説明があったシャシーキャブオーバー型ダブルシート、AT車とか、もろもろ書かれているんですけれども、これは俗に言う市販、こういうのを市販というのかわからないですけど、40メートルはしご車ですと、これはオーソドックスで純正なのか、それとも、木更津市のこの40メートルのを購入するのに、何かグレードアップをしたのか、まずお聞かせください。
322 ◯委員長(座親政彦君) 石井警防課長。