本件について、総務部長から、議案の訂正の説明を求めます。土居総務部長兼市民部長。
6 ◯総務部長・市民部長(土居和幸君) それでは、私から、議案の訂正につきまして、ご説明をさせていただきます。
資料、平成30年9月
市議会定例会議案等訂正説明書をご覧ください。
訂正をお願いいたします議案につきましては、議案第71号 手数料条例の一部を改正する条例の制定についての、附則ただし書きの部分でございます。
こちらの施行期日につきましては、「政令で定める日から施行する」としていたところ、平成30年9月12日に、施行期日を平成30年9月25日と定める、建築基準法の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令が公布されたことに伴い、附則ただし書きの施行期日を「公布の日」に改めること等、訂正をさせていただくものでございます。
私からは以上でございます。よろしくお願いいたします。
7 ◯議長(斉藤高根君) お諮りいたします。ただいま説明がございました議案の訂正の件について、承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
8 ◯議長(斉藤高根君) ご異議なしと認め、よって、議案の訂正の件は承認することといたしました。
ここで暫時休憩いたします。
(午前10時02分)
───────────────────────────────────────
9 ◯議長(斉藤高根君) 休憩を取り消し、本会議を再開いたします。
(午前10時10分)
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10 ◎議案第62号~議案第67号・議案第71号~議案第80号・請
願第1号・陳情第8号の委員長報告
◯議長(斉藤高根君) 次は、日程第4、議案等の審議に入ります。
議案第62号から議案第67号及び議案第71号から議案第80号並びに請願第1号及び陳情第8号を、一括して議題に供します。
ただいま議題に供されました案件につきましては、それぞれ所管の委員会に付託し、審査願い、その報告書は会議システムに登録のとおりでありますが、その経過並びに結果について、各委員長からご報告を願います。
まず、
座親政彦総務常任委員会委員長から、ご報告を願います。座親委員長。
〔
総務常任委員会委員長 座親政彦君登壇〕
11
◯総務常任委員会委員長(座親政彦君) 議場の皆さん、改めまして、おはようございます。
私からは、
総務常任委員会に付託されました、議案7件の審査結果について、ご報告いたします。
委員会は9月11日及び本日27日に開催をいたしました。審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を聴取した後、慎重なる審査を行いました。
まず、議案第63号 平成30年度木更津市
一般会計補正予算(第2号)のうち当
委員会所管事項でございますが、歳入につきましては、
株式会社ジェイコム千葉株式配当金等の増額、
財政調整基金繰入金等の減額、歳出につきましては、公売関係費等の増額、
常勤特別職人件費の減額、継続費につきましては、同
報系無線デジタル化整備事業費の変更、地方債につきましては、
臨時財政対策債等の変更をしようとするものであり、全会一致をもって原案を可と認めました。
次に、議案第71号 手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、建築基準法の一部を改正する法律の施行に伴い、関係条文の整備をしようとするものであり、先ほど開催いたしました
総務常任委員会での議論も含めまして、全会一致をもって原案を可と認めました。
次に、議案第72号 木更津市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、地方公務員法及び
地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行等に伴い、関係条文の整備をしようとするものであり、全会一致をもって原案を可と認めました。
次に、議案第73号 木更津市
行政不服審査法施行条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、木更津市
行政不服審査会において、2人の委員の出席があれば会議を開くことができることとするため、関係条文の整備をしようとするものであり、全会一致をもって原案を可と認めました。
次に、議案第75号 木更津市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、公職選挙法の一部を改正する法律の施行等に伴い、関係条文の整備をしようとするものであり、全会一致をもって原案を可と認めました。
次に、議案第76号 製造請負契約の締結についてでございますが、本案は、40メートル
級はしご付消防自動車製造請負契約の締結に伴い、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を得ようとするものであり、全会一致をもって原案を可と認めました。
次に、議案第77号 君津郡
市広域市町村圏事務組合の共同処理する事務の変更及び君津郡
市広域市町村圏事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてでございますが、本案は、君津郡
市広域市町村圏事務組合規約第4条第6号に規定する
視聴覚教材センターの設置及び管理に関すること、並びに、同条第7号に規定する
結核対策委員会の設置及び運営に関することについて、共同処理する事務から除くものとし、同
組合教育委員会の所管する事務がなくなることから、
当該組合教育委員会を廃止することとし、あわせて、同組合規約第9条の2及び第9条の3を削除することに伴い、当該規約の一部改正を行うことについて、地方自治法第286条第1項の規定により、
関係地方公共団体と協議するに当たり、同法第290条の規定により、議会の議決を得ようとするものであり、全会一致をもって原案を可と認めました。
以上で
総務常任委員会の報告を終わります。
12 ◯議長(斉藤高根君) 次に、
渡辺厚子教育民生常任委員会委員長からご報告を願います。渡辺委員長。
〔
教育民生常任委員会委員長 渡辺厚子さん登壇〕
13
◯教育民生常任委員会委員長(渡辺厚子さん) 議場の皆様、おはようございます。
私からは、
教育民生常任委員会に付託されました、議案5件、請願1件並びに陳情1件の計7件の審査結果につきまして、ご報告申し上げます。
委員会は去る12日に開催いたしました。審査に当たりましては、執行部並びに紹介議員、請願者及び陳情者から詳細な説明を聴取した後、慎重な審査を行いました。
最初に、議案第63号 平成30年度木更津市
一般会計補正予算(第2号)のうち所管事項でありますが、本案に関する当
委員会所管事項は、歳入については、
保育所等整備交付金等の増額、歳出については、
民間保育園等施設整備費補助金等の増額をしようとするものであり、全会一致をもって原案を可と認めました。
次に、議案第64号 平成30年度木更津市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でありますが、本案は、歳入については、
財政調整基金繰入金等の増額を、歳出については、
療養給付費交付金返還金等の増額をしようとするものであり、全会一致をもって原案を可と認めました。
次に、議案第65号 平成30年度木更津市
介護保険特別会計補正予算(第1号)でありますが、本案は、歳入については、前年度繰越金等の増額を、歳出については、
介護給付費準備基金積立金等の増額をしようとするものであり、全会一致をもって原案を可と認めました。
次に、議案第74号 木更津市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う
厚生労働省関係省令の整理等に関する省令及び
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、関係条文の整備をしようとするものであり、賛成者多数をもって原案を可と認めました。
次に、議案第80号 工事請負契約の締結についてでありますが、本案は、
江川総合運動場拡張整備事業(陸上競技場)
トラック等舗装工事の工事請負契約の締結に伴い、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を得ようとするものであり、賛成者多数をもって原案を可と認めました。
次に、請願第1号 精神障害者も千葉県
重度心身障害者医療費助成制度の対象とする意見書の千葉県への提出を求める請願書でありますが、本請願は、千葉県の
重度心身障害者医療費助成制度の対象者に精神障害者が含まれていないことから、精神障害者も適用対象とするよう、県知事宛てに意見書の提出を求めるものであり、県議会において趣旨を同じくする請願が既に採択されたことを踏まえた、県執行部の取り組みをより確実なものとすることを目的としております。審査に当たり、紹介議員及び請願者から趣旨説明を、また、執行部から参考意見を聴取するなど、慎重なる審査を行った結果、全会一致をもって、採択すべきもの、県知事宛てに意見書を提出すべきものと決定しました。
最後に、陳情第8号 臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情書でありますが、本陳情は、臓器移植を国民にとって安全で身近なものとして定着させるため、関係機関宛てに臓器移植の環境整備を求める意見書の提出を求めるものでございます。審査に当たり、陳情者から趣旨説明を、また、執行部から参考意見を聴取したほか、臓器提供施設やドナーなどの現状、陳情者の活動状況などについて、多くの質疑を行い、慎重なる審査を行った結果、賛成者少数をもって、不採択にすべきものと決定いたしました。
以上で
教育民生常任委員会の報告を終わります。
14 ◯議長(斉藤高根君) 次に、
岡田貴志建設経済常任委員会委員長よりご報告をお願いします。岡田委員長。
〔
建設経済常任委員会委員長 岡田貴志君登壇〕
15
◯建設経済常任委員会委員長(岡田貴志君) 議場の皆さん、おはようございます。
私からは、
建設経済常任委員会に付託されました、議案4件の審査結果について、ご報告いたします。
委員会は去る13日に開催いたしました。審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を聴取した後、慎重なる審査を行いました。
まず、議案第62号 専決処分の承認を求めることについてでありますが、本案は、平成28年11月4日午後1時頃に発生した、歩行者事故に係る損害賠償について、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めたため、同事故の和解を平成30年7月5日専決処分したので、報告をし、承認を求めようとするものであり、全会一致をもって原案を承認いたしました。
次に、議案第63号 平成30年度木更津市
一般会計補正予算(第2号)のうち当
委員会所管事項でありますが、歳入について、(仮称)第2期
君津地域広域廃棄物処理事業構成市負担金等の増額、歳出については、
パークベイプロジェクト内港周辺地区整備事業費等の増額、債務負担行為は新
火葬場整備運営事業費(PFI事業費)等の追加設定をしようとするものであり、
パークベイプロジェクトについては、事業形成過程における議会への説明が十分でない等の多くの意見がありましたが、賛成者多数をもって、原案を可と認めました。今後、説明・報告等を細やかに行うよう、指摘をしたところであります。
次に、議案第66号 平成30年度木更津市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、本案は、債務負担行為について、
公共下水道施設等維持管理業務委託(包括的民間委託)等の追加設定をしようとするものであり、全会一致をもって原案を可と認めました。
次に、議案第78号 かずさ
水道広域連合企業団規約の制定に関する協議についてでありますが、本案は、千葉県、木更津市、君津市、富津市及び袖ケ浦市における、かずさ
水道広域連合企業団の設置に関する、かずさ
水道広域連合企業団規約を制定することについて、地方自治法第284条第3項の規定により、千葉県、君津市、富津市及び袖ケ浦市と協議するに当たり、同法第291条の11の規定により、議会の議決を得ようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。
以上で
建設経済常任委員会の報告を終わります。
16 ◯議長(斉藤高根君) 最後に、
座親政彦決算審査特別委員会委員長から報告をお願いいたします。座親委員長。
〔
決算審査特別委員会委員長 座親政彦君登壇〕
17
◯決算審査特別委員会委員長(座親政彦君) それでは、9月7日の本会議におきまして
決算審査特別委員会に付託されました、議案第67号及び議案第79号の2議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
委員会は9月18日から20日までの3日間にわたり、審査を行いました。
第1日目の午前中には、
主要施策成果説明書から選定をいたしました、5事業につきまして現地調査を行い、同日午後から最終日の20日まで書類審査を行いました。
まず、議案第67号 平成29年度木更津市歳入歳出決算の認定について、ご報告申し上げます。
本市では、これまで着実に積み重ねてきた各種施策の効果によるまちの魅力向上に伴い、定住人口の増加や企業立地が進展しており、歳入の根幹をなす市税収入の増加につながっております。
このような状況の中、平成29年度において、基本構想に定めるまちづくりの基本方向に沿って実施されました事業の具体的な成果を見ますと、防災行政無線のデジタル化への取り組み、
中郷小学校建設事業などの学校施設の整備、江川総合運動場の拡張に向けた取り組み、道の駅「木更津うまくたの里」の開業、
土地区画整理事業の推進や道路・橋梁の補修・修繕、新火葬場建設に向けた基本計画の策定、(仮称)
金田地域交流センター建設工事の着手など、喫緊の課題や多様化する市民ニーズへ的確に対応されており、おおむね計画どおり、予算が効率的・効果的に執行されたものと認められたところでございます。
また、
国民健康保険特別会計を初め、5つの特別会計につきましても、市民生活・市民福祉の向上に必要不可欠な予算が執行されており、適正なものと認められることから、採決の結果、賛成者多数をもって認定をいたしました。
なお、審査の過程におきまして行われました、質疑の主なものは次のとおりでございます。
初めに、総体的事項につきましては、平成29年度決算の市長の見解について、経常収支比率の上昇について、臨時財政対策債の発行について、次に、歳入につきましては、市税の回収の見通しについて、
ゴルフ場利用税交付金の今後の見解について、歳出につきましては、職員の時間外勤務状況について、防犯・防災対策の取り組み内容について、
自動音声電話催告システムについて、現KCSの稼働状況と次期KCSの取り組み状況について、生活保護の現状及び見通しについて、市民の健康づくりの推進について、農林水産業の振興について、道路整備の進捗状況及び見通しについて、救急・救助の現状と対策について、教育内容の充実、教育環境の整備について等々でございまして、その他、多くの意見・要望が出されたところでございます。
次に、議案第79号 平成29年度木更津市水道事業決算の認定について、ご報告申し上げます。
平成29年度の水道事業決算を見ますと、人口の増加に伴い、給水人口と給水件数は増加したものの、昨今の節水意識の向上等により、年間総配水量は減少いたしましたが、4億円以上の収益を確保しております。
また、経営分析では、4つの主要な指標を用いて判断したところ、いずれもおおむね適正な範囲となっております。
水道は重要なライフラインであり、災害に強く、安全で良質な水の安定供給等を図るためにも、引き続き施設や管路の更新を進める必要があり、今後もより一層の経費削減等の努力が求められるものの、平成29年度事業の運営は適正に維持されており、予算の執行もおおむね所期の目的に沿っているものと認められることから、採決の結果、全会一致をもって、認定いたしました。
以上で
決算審査特別委員会の報告を終わります。
18 ◯議長(斉藤高根君) 以上で各委員長からの報告は終わりました。
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19 ◎議案第62号~議案第67号・議案第71号~議案第80号・請
願第1号・陳情第8号の質疑・討論・採決
◯議長(斉藤高根君) ただいま行われました各委員長報告に対するご質疑はありませんか。佐藤議員。
20 ◯23番(佐藤多美男君) 議案第73号 木更津市
行政不服審査法施行条例の一部を改正する条例の制定について、
総務常任委員会の座親委員長にお尋ねをいたします。
座親委員長のご報告によりますと、本案は、木更津市
行政不服審査会において、2人の委員の出席があれば、会議を開くことができることとするため、関係条文の整備をしようとするもの、こういうふうになされました。この報告ですと、2人の委員の出席があれば、審査会を行うことができると。今まで全員の出席がなければ開くことができないというふうなことを、このように改めるものということになれば、何か無条件にそういうふうになっちゃうのかなというような、誤解を招くおそれがあると思うんですね。もっと丁寧で正確な説明でないといけないのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
21 ◯議長(斉藤高根君) 委員長の答弁を求めます。座親委員長。
22
◯総務常任委員会委員長(座親政彦君) 佐藤議員のご質疑にお答え申し上げます。
常任委員会の中で何点か質疑が行われたところでございますけれども、現実に委員がそろわずに委員会が開催できなかったことがあるのかというご質疑が出ました。平成28年度から審査会を設けておるわけでありますけれども、委員が弁護士、税理士、大学の教授等でございまして、日程調整に時間を要することが想定されるため、改正をしたいという執行部の答弁、あるいは、委員を原則3人とした理由につきましても質疑が出されまして、より多くの意見を聴くためということと、委員をもっと増やした方がいいのではないかという質疑もあったわけでありますけれども、それは執行部として十分研究をしたいというような質疑もあり、採決の結果、先ほどご報告申し上げたような結果になったということで、ご理解を賜りたいと思います。
23 ◯議長(斉藤高根君) 佐藤議員。
24 ◯23番(佐藤多美男君) ですから、いろんな事情があったというふうなことなんですけれども、2つの条件がついているんですね。ご承知のことだと思うんですけれども。「第4項の規定に該当する委員がいるとき、又は会議を開かなければ審査会の運営に著しい支障が生ずると認められるときは、2人の委員の出席があれば会議を開くことができる」、やむを得ない場合に限るということなんですね。原則は、全ての委員の出席がなければ開くことができないというふうなことですよね。いかがですか。
25 ◯議長(斉藤高根君) 座親委員長。
26
◯総務常任委員会委員長(座親政彦君) 佐藤議員の言われることはよくわかるわけでありますけれども、不服申し立ての例につきましても、質疑がございまして、審査会の審査結果を申立人に通知する仕組みにつきましては、期限が法でも定められていないということでありますけれども、大体、国の方からは6ヶ月から8ヶ月程度が標準と示されておるということでございますし、人数につきましても、先ほど申し上げたものに以外については特にございませんでしたので、ぜひご理解を賜りたいと思います。
27 ◯議長(斉藤高根君) 佐藤議員。
28 ◯23番(佐藤多美男君) ですから、そういう正確で丁寧な説明でないと、2人でもう審査会を開いてそういうことができるんだというふうな誤解をされかねませんので、そのように正確で丁寧な報告が必要だと思います。
以上です。
29 ◯議長(斉藤高根君) ほかに質疑は。
〔発言する者なし〕
30 ◯議長(斉藤高根君) 質疑終局と認め、各委員会に付託されました案件について、一括して討論を行います。
まず、反対者の討論を求めます。佐藤議員。
〔23番 佐藤多美男君登壇〕
31 ◯23番(佐藤多美男君) 私からは、日本共産党木更津市議団を代表しまして、議案第63号及び議案第67号、2議案について、反対討論を行います。
まず、議案第63号 平成30年度木更津市
一般会計補正予算(第2号)について、反対理由を申し上げます。
追加補正予算額は1億3,163万9,000円の計上であります。必要なものは多々あります。これは認めますが、債務負担行為追加補正として、新
火葬場整備運営事業費68億3,345万8,000円、歳出として、第2期君津地域広域廃棄物処理事業費1,409万2,000円、
金田西特定土地区画整理事業負担金655万円、
パークベイプロジェクト事業費966万円が計上されております。新火葬場整備運営事業の債務負担行為追加補正は、本体の建設と管理運営について、PFI事業者と契約を行うためのものであります。新火葬場建設については、市の単独だったらまだしも、4市広域の大型火葬場は、交通、環境など、生活に悪影響を及ぼすと、反対の声が強く、住民合意がないまま進めるのは、民主主義に反するものであります。しかも、市道の拡幅や都市計画道路建設など、環境整備関連事業を含めた財政計画は、曖昧なままであります。このまま進めるなら、本市財政悪化の一大要因になることは目に見えております。
第2期君津地域広域廃棄物処理事業については、自区内処理の原則に反し、さらなる広域化を進め、焼却方式は、地球温暖化防止対策とリサイクルに逆行する、直接溶融炉方式で行うとしております。今回の予算化は、それを推進するための準備室を創設しようというものでありますが、木更津市域外に本体施設を設置しようというのに、なぜ本市に準備室をつくるのか、説明がつきません。
金田西特定土地区画整理事業は、緊急かつ優先的に行う事業とは思われません。
パークベイプロジェクト事業を含め、これら不急不要の予算は、今緊急に求められている小中学校の全ての教室にエアコンの設置準備に振り向ける、予算の編成替えをするべきであります。
よって、本議案には反対であります。
次に、議案第67号 平成29年度木更津市歳入歳出決算の認定について、反対理由を申し上げます。
平成29年度一般会計決算の歳入総額は451億9,049万8,000円です。歳出総額は425億5,733万7,000円。差し引き26億3,316万1,000円の、大黒字の決算であります。翌年度への繰り越し財源を差し引いた実質収支額でも、18億1,000万円であります。これだけの黒字が出るのであれば、もっと住民福祉を充実するための施策の展開をしてしかるべきだったのはないでしょうか。
決算は、予算に対してどう執行されたか、計数的に明らかにされたものでありますけれども、決算のもう一つの意味は、約13万5,000人市民に対して予算がどう使われたのか、施策の総括の場でもあると思います。翌年度以降の行財政運営の教訓にしなければならないものでもあります。確かに決算総額の中には、住民要望に応えているものはたくさんあることは承知しております。生活道路や学校施設の整備、中学校3年生までの医療費助成制度の継続等々の実施などは、私ども日本共産党市議団が要望したものも織り込まれております。
しかしながら、決算を施策の総括という視点から見た場合は、問題が指摘されます。
第1に、本市行財政運営の基本が開発優先、大企業奉仕の姿勢が、決算に色濃くあらわれていることであります。決算では、金田西地区の
土地区画整理事業に5億296万円の負担金を支出し、請西千束台区画整理事業補助負担金として3,825万円、合計5億4,000万円を超える支出であります。公共下水道事業では、金田地区の開発に伴う事業、約37億5,948万円、公共下水道事業決算支出総額は69億7,340万円でありますが、そのうち66.4%が金田地区の開発関係に注がれていることです。木更津市の公共下水道事業は、金田地区の開発のためのものと言っても、決して過言ではありません。とりわけ急いでやる必要もない、金田西地区
土地区画整理事業などの開発やその関連事業、そして大型道路建設には多くの税金を注ぎ込む、開発優先の平成29年度決算と言わざるを得ません。相変わらずのハード施策優先の予算執行であります。
第2には、街なか居住マンション建設補助事業に1億375万円の支出で、実際は大手建築会社に利益を与えるものであります。新たに進出してきた企業への奨励金の支出は2億9,793万円、諸経費を含めると3億円を突破するものです。大企業や特定企業を優遇し奉仕する決算であります。
第3は、本市住民の暮らし、福祉の施策の結果についてはどうかという問題であります。木更津の地域経済は、大規模商業施設の進出で、地元中小業者の経営は大変です。そうした中で、高い国保税、保育料、ごみ袋代はそのままであります。市民や地元業者からの要望の強い、そして、他市で実施されているデマンドタクシー、地元中小業者向け経済対策としての住宅リフォーム助成は行われておりません。老朽化した消防団の詰所も改修されず、そのままであります。学校給食を値上げしたのも、平成29年度からであります。
第4には、保育園の民営化を初め、広域化と民間委託の拡大、公共施設の再配置計画は、住民サービスを低下させるものであり、政府の方針に従ったものです。郷土の平和と安全、まちづくりの上でも、財源の上でも重要問題である基地問題についても、撤去・移転については、何の努力も何の取り組みもしておりません。そればかりか、オスプレイ定期機体整備を容認し、国の言いなりの政治姿勢を反映した決算であります。また、新火葬場の広域・大型化に対し、近隣住民の反対の声がくすぶる中で、事業を一直線に進めたことは、これも民主主義に反するものです。平成29年度決算は、特定企業には甘いが福祉や市民の暮らしは後回し、開発優先の予算執行だと言わざるを得ません。
以上が反対理由であります。
32 ◯議長(斉藤高根君) 次に、賛成者。近藤議員。
〔11番 近藤 忍君登壇〕
33 ◯11番(近藤 忍君) 私からは、議案第67号 平成29年度木更津市歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論させていただきます。
私は、今月18日から20日までの3日間にわたり開催された、
決算審査特別委員会の現地調査、書類審査、討論及び採決の全てを、多くの議員とともに傍聴させていただきました。私の手元の時計では、初日の現地調査を除く書類審査の実質時間は234分、2日目の審査は終了が午後6時を超えるなど延び379分、最終日は、水道事業会計の審査時間39分を含み、討論と採決の時間を除いて355分と、3日間で合計968分、実に16時間を超える慎重審査でありました。配付資料を細部まで読み込み、多方面からの審査をしていただいた、座親委員長を初め
決算審査特別委員会委員の皆様には、深く敬意と感謝を申し上げます。
さて、平成29年度は、渡辺市長にとって1期目の最終年度に当たり、市長の目指すさまざまな諸施策が取り組まれた、決算となっておりました。市民生活を支える多岐にわたる福祉施策の展開や老朽化したインフラの整備など、必要な経費をやりくりする中でも、戦略的に木更津を発信する場として、道の駅「木更津うまくたの里」を開業させ、消防庁舎の建て替えにも着手するなど、将来に向けた必要な投資も盛り込まれておりました。事業の中には、企業立地奨励金や街なか居住マンション建設補助のように、特定の者に対する支出を行うように勘違いされそうなものもありますが、将来的な木更津市内での雇用や居住を通じて、持続する都市運営を見据えた戦略的な政策展開であると、傍聴を通じ理解を深めました。
人口増加や企業立地の進展が進んだ結果、歳入の根幹をなす市税収入が2億1,700万円の増加を見せるなど、全体の歳入では38億1,300万円の増加と、決算規模も大きくなっております。その一方、財政指標に着目すると、財政力指数や将来負担比率に改善が見られるものの、経常収支比率や実質公債費比率は上昇し、今後の公債費の増加や消費税率値上げなどの影響による、財政の硬直化も懸念されます。審査の中で、支出に伴う事業効果はどうかという質疑が幾度かなされましたが、今後も事業の費用対効果を念頭に置いて、財源の確保と効率的な財政運営を心がけ、持続可能な行政を進めていただきたいと思います。今回の決算審査で多くの委員から出されました建設的な意見を今後の行政運営に反映し、市民サービスが深まることを、私からも要望し、決算を委員長報告のとおり、原案どおり認定することに賛成する討論とさせていただきます。
34 ◯議長(斉藤高根君) 次、反対者。鈴木議員。
〔10番 鈴木秀子さん登壇〕
35 ◯10番(鈴木秀子さん) 私からは、2議案、議案第74号と議案第80号の反対討論を申し上げます。
議案第74号 木更津市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、反対の理由を申し上げます。
国の基準として、保育士や教員免許などの資格を取得していることを条件にした条文で、支援員となっております。今回の条例は、支援員2名のうち2名ともが資格を持たなくても、「5年以上
放課後児童健全育成事業に従事した者であって、市長が適当と認めたもの」であれば、支援員として従事できるとあります。学童保育は生活の場、第二の家庭としている子どもたちの安全を守るだけではなく、育ちの場となります。そのために、専門的な知識や技能経験が必要としてきた今までの流れを、大きく後退させることとなり、質の低下へとつながる可能性が高くなります。ぜひ本市では、支援員の資質向上を目指していただきたいと要望して、本議案は反対であります。
議案第80号 工事請負契約の締結について、反対理由を申し上げます。
本入札の落札率は68.9%であります。本市低入札価格調査制度において、設計金額3,000万円以上の建設工事の調査基準価格は、予定価格の70%から90%と定めてあることから、68.9%では、本来、失格基準価格であります。それなのに、審査委員会では、価格失格基準を68.8%とし、わずか0.1%、27万円の差で落札業者に決めたのは、余りにも恣意的なものであり、公正な入札と認めるわけにはまいりません。よって、本議案には反対であります。
36 ◯議長(斉藤高根君) 次、賛成者。渡辺議員。
〔7番 渡辺厚子さん登壇〕
37 ◯7番(渡辺厚子さん) 私は、議案第79号 平成29年度木更津市水道事業決算の認定について、賛成の立場から討論を行います。
平成29年度の水道事業決算を見ますと、人口の増加とともに、給水人口と給水件数は増加しているものの、節水型機器の普及や節水意識の定着、また、大口利用者の地下水利用等により、年間総配水量は減少しておりますが、有収率の向上等によって、平成29年度の税引き後の収支は、差し引き4億2,700万円余りの純利益を計上しております。水道事業は、来年の4月には、君津郡市4市と君津広域水道企業団による統合・広域化を予定しております。今後もより一層の経費削減等の経営努力をなされるのはもとより、老朽施設等の更新により、頻発する地震、台風、豪雨等にも対応できる、災害に負けない水道の構築に努められ、安全・安心な水を市民に供給することを強く要望いたしまして、決算の認定に賛成するものであります。
以上です。
38 ◯議長(斉藤高根君) 次、反対者。
〔発言する者なし〕
39 ◯議長(斉藤高根君) 賛成者。田中議員。
〔8番 田中紀子さん登壇〕
40 ◯8番(田中紀子さん) 議案第67号と議案第74号について、賛成の意見を述べます。
議案第67号 平成29年度木更津市歳入歳出決算の認定について。
一般会計について、歳入の体系から見てみます。歳入合計は過去最高額となっています。経常一般財源等は税収などのことですが、ここ3年間、同水準で推移しています。さらに、経常一般財源等の中で特に変化があったのは、普通交付税が減ってきていること、転入者が増えているので、市民税は緩やかに増えていること、固定資産税は平成24年から顕著な増加でしたが、平成28年度と29年度は緩やかな増加で終わっていることです。また、法人市民税は、税率の引き下げなどもあり、景気が回復しているかは、これからは読み取ることはできませんでした。
というわけで、経常一般財源等は3年間、同規模水準でしたが、詳細を見ると、平成29年度の特色があらわれていました。一方、臨時一般財源はこの3年間で見ても、平成29年度は確実に増えています。その主な増額理由は、土地売り払いの財産収入、財政調整基金から取り崩した繰入金、前年度から繰り越した事業に充てる繰越金などです。公共施設整備基金をつくるための財政調整基金からの取り崩しの繰入金も含んではいるものの、臨時的な収入が多いということでは、行財政運営は安定しませんので、単に歳入が最高額の行財政運営ができたと、手放しには喜べません。一般財源等がどれくらいあるかが、自治体が行財政運営を進める上で大事な視点です。今後もこのような視点を持って、財政を執行することを求めて、賛成の意見とします。
次に、議案第74号 木更津市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について。
放課後児童支援員となれる者の条件の拡大となります。さらに、資格がなくても5年以上
放課後児童健全育成事業に従事した者であって、市長が適当と認め、かつ県が行う認定資格研修を修了すれば、支援員になれます。今まで資格がなく補助員だった人も、経験と研修を積むことで、支援員となることができます。学童保育のニーズは多く、支援員の確保も課題となる中、保育の量の確保につながる条例改正となります。今後は質の向上も充実をと考えます。放課後児童クラブ運営指針には、運営主体は、その運営の内容について自己評価を行い、その結果を公表するように努め、評価を行う際は、子どもや保護者の意見を取り入れて行うことが求められています。既に保護者による利用者アンケートや第三者評価を行い、結果については職員間で共有し、事業内容の向上に活かし、保育の質の確保につなげている他自治体の学童保育もあります。木更津市の学童保育の質と量の両面の充実を今後に期待し、賛成といたします。
41 ◯議長(斉藤高根君) 次、反対者。
〔発言する者なし〕
42 ◯議長(斉藤高根君) 賛成者。高橋議員。
〔19番 高橋てる子さん登壇〕
43 ◯19番(高橋てる子さん) 私は、陳情第8号 臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情書に、賛成の立場で討論します。
この陳情にあるように、臓器移植によって多くの患者の命が救われるようになった一方で、臓器移植ネットワークが正しく管理されていない外国における移植は、臓器売買などの懸念を生じさせ、人権上ゆゆしき問題になっています。移植ツーリズムを考える会の設立趣旨には、中国はアメリカに次ぐ世界第2位の臓器移植大国で、中国の年間移植件数は、政府公表の1万件を大きく上回り、6万件から10万件に上ること、その移植に使われる臓器の大半が、「良心の囚人」から強制的に摘出され、「臓器需要に基づく殺人」によるものであること、そして、この残虐な殺人は今も続いているとあります。この事態は、アメリカ、カナダ、欧米先進国では人道問題として広く認知され、イスタンブール宣言が行われました。その後、各国で臓器移植法整備が進んでいます。
しかし、残念なことに、先進国である日本では、問題化されていません。日本でも法律は改正されましたが、ドナーや臓器提供施設が少ないため、臓器移植希望者数に対し、臓器提供者数は必要量を大きく下回っているのが現状です。意見書の国に対する5つの要望は、世界の動きに合わせて、日本でも早急に取り組むべき案件です。法整備に向けた動きは、埼玉県議会や名古屋市議会など、複数の地方議会からの意見書提出という形で進んでいます。日本全国の地方議会で、臓器移植法の法整備についての意見書が可決すれば、国会が動き、法改正の実現が高まります。陳情のため出席された方の説明がちょっとわかりにくかったこともあったのか、委員会では不採択でした。先ほども申しましたように、日本では問題化されず、まだまだ周知不足なのです。私は、この5つの要望を採択しない理由を見出すことはできませんでした。議員の皆様には、もう一度要望内容をご確認いただき、ぜひ木更津市議会でも、患者の安心・安全の確保のため、また、日本の臓器移植法の整備に向けた動きを促すためにも、陳情を採択し、意見書を提出してほしいと思います。
44 ◯議長(斉藤高根君) 次、反対者。
〔発言する者なし〕
45 ◯議長(斉藤高根君) 賛成者。
〔発言する者なし〕
46 ◯議長(斉藤高根君) 討論終局と認め、採決いたします。
まず、議案第62号を、委員長報告のとおり承認することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
47 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第62号は原案のとおり承認されました。
次に、議案第63号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
48 ◯議長(斉藤高根君) 起立多数であります。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第64号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
49 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第65号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
50 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第66号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
51 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第67号を、委員長報告のとおり認定することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
52 ◯議長(斉藤高根君) 起立多数であります。よって、議案第67号は原案のとおり認定されました。
次に、議案第71号であります。付託省略案件である、議案第68号から議案第70号は、後の採決といたします。
では、議案第71号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
53 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第72号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
54 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第73号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
55 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第74号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
56 ◯議長(斉藤高根君) 起立多数であります。よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第75号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
57 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第76号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
58 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第77号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
59 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第78号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
60 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第79号を、委員長報告のとおり認定することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
61 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第79号は原案のとおり認定されました。
次に、議案第80号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
62 ◯議長(斉藤高根君) 起立多数であります。よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。
次に、請願第1号を委員長報告のとおり採択することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
63 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、請願第1号は採択と決定いたしました。
次に、陳情第8号について、委員長報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。
陳情第8号を採択することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
64 ◯議長(斉藤高根君) 起立少数であります。よって、陳情第8号は不採択と決定いたしました。
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65 ◎議案第68号~議案第70号の質疑・討論・採決
◯議長(斉藤高根君) 次は、付託省略議案について審議を行います。
まず、議案第68号 木更津市教育委員会委員の任命についてを議題に供します。
本議案につきましては、あらかじめ田中紀子議員から通告がありましたので、まず、通告に基づき質疑を行った後、その他の議員から質疑を求めます。
それでは、田中議員、ご質疑を願います。田中議員。
66 ◯8番(田中紀子さん) きさらづ未来活力創造プランや男女共同参画計画では、政策・方針決定過程への男女共同参画の促進を掲げています。議案第68号の木更津市教育委員会委員の任命について、現在、教育委員は4人です。今まで男女比率が2対2でした。今回の任命により3対1になります。人選の過程でどのようなことを考慮されたのか、ご説明ください。
67 ◯議長(斉藤高根君) 当局の答弁を求めます。土居総務部長兼市民部長。
68 ◯総務部長・市民部長(土居和幸君) それでは、議案第68号 木更津市教育委員会委員の任命について、ご答弁を申し上げます。
教育委員会委員の任命につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項に、「委員は、当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者で、人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有するもののうちから、地方公共団体の長が、議会の同意を得て、任命する」とあります。また、同条第5項では、「委員の任命に当たっては、委員の年齢、性別、職業等に著しい偏りが生じないように配慮するとともに、委員のうちに保護者である者が含まれるようにしなければならない」との規定がございます。これらを踏まえた中で、議員ご指摘のとおり、男女共同参画の促進に向け、女性の登用につきましては、十分に認識をしているところではございますが、今回の選任に当たりましては、これまでの経歴や実績等を考慮し、教育委員として最もふさわしい方を人選したものでございます。
なお、今後につきましても、女性の登用につきましては、十分配慮してまいりたいと考えております。
以上でございます。
69 ◯議長(斉藤高根君) そのほかに質疑を求めます。
〔発言する者なし〕
70 ◯議長(斉藤高根君) 質疑終局と認め、次に討論を行います。
まず、反対者の討論を求めます。
〔発言する者なし〕
71 ◯議長(斉藤高根君) 賛成者。
〔発言する者なし〕
72 ◯議長(斉藤高根君) 反対者。
〔発言する者なし〕
73 ◯議長(斉藤高根君) 討論がありませんので、採決いたします。
議案第68号を、原案のとおり同意することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
74 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第68号は原案のとおり同意されました。
次に、議案第69号 木更津市公平委員会委員の選任についてを議題に供します。
ご質疑を願います。鈴木議員。
75 ◯10番(鈴木秀子さん) 今回のこの公平委員の方は再度選任ということです。議案参考資料に活動実績が添付されておりますが、具体的な内容をお伺いいたします。
76 ◯議長(斉藤高根君) 当局の答弁を求めます。土居総務部長兼市民部長。
77 ◯総務部長・市民部長(土居和幸君) 本市の公平委員会では、定例的な会議を毎年2回、8月と3月に行っております。8月の会議では、地方公務員法第53条第9項の規定により、木更津市役所職員組合から提出された職員団体、登録事項変更について審査を行い、3月の会議では、人事院勧告等によります給与改正について、委員へ報告するとともに、次年度の事業計画を策定しているところでございます。
78 ◯議長(斉藤高根君) そのほかに質疑はございますか。
〔発言する者なし〕
79 ◯議長(斉藤高根君) 質疑終局と認め、次に討論を行います。
まず、反対者の討論を求めます。
〔発言する者なし〕
80 ◯議長(斉藤高根君) 賛成者。
〔発言する者なし〕
81 ◯議長(斉藤高根君) 反対者。
〔発言する者なし〕
82 ◯議長(斉藤高根君) 討論がありませんので、採決いたします。
議案第69号を、原案のとおり同意することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
83 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第69号は原案のとおり同意されました。
次に、議案第70号 木更津市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題に供します。
ご質疑を願います。鈴木議員。
84 ◯10番(鈴木秀子さん) 今回、この藤岡氏を委員に選任するに当たって、どのような点を評価されたのでしょうか、お伺いいたします。
85 ◯議長(斉藤高根君) 当局の答弁を求めます。土居総務部長兼市民部長。
86 ◯総務部長・市民部長(土居和幸君) 委員につきましては、地方税法の第423条第3項に、「当該市町村の住民、市町村税の納税義務がある者又は固定資産の評価について学識経験を有する者のうちから、当該市町村の議会の同意を得て、市町村長が選任する」と規定をされております。藤岡雅光氏におかれましては、議案参考資料の4ページにもお示ししてございますが、税理士として長年活動するとともに、千葉県税理士会木更津支部の役職も歴任をされております。また、行政書士の資格もお持ちであり、本市が開催しております行政書士無料相談会へも参加をいただいております。住民の皆様からの相談にも丁寧に対応をいただいているところでございます。このようなことから、学識経験及び納税者の評価に対する信頼を確保する趣旨からして、適任であると判断したところでございます。
以上でございます。
87 ◯議長(斉藤高根君) ほかに質疑はございますか。
〔発言する者なし〕
88 ◯議長(斉藤高根君) 質疑終局と認め、次に討論を行います。
まず、反対者の討論を求めます。
〔発言する者なし〕
89 ◯議長(斉藤高根君) 賛成者。
〔発言する者なし〕
90 ◯議長(斉藤高根君) 反対者。
〔発言する者なし〕
91 ◯議長(斉藤高根君) 討論がありませんので、採決いたします。
議案第70号を、原案のとおり同意することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
92 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第70号は原案のとおり同意されました。
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93 ◎議案第81号の上程
◯議長(斉藤高根君) 次に、日程第5、追加議案の上程を行います。
本日送付されました、議案第81号を上程いたします。
議案は、会議システムに登録いたしましたので、朗読を省略いたします。
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94 ◎議案第81号の説明
◯議長(斉藤高根君) それでは、市長から提案理由の説明を求めます。渡辺市長。
〔市長 渡辺芳邦君登壇〕
95 ◯市長(渡辺芳邦君) 本日、今定例会に追加提案いたしました議案につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
議案第81号 木更津市金田地域交流センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、条例の施行期日を「公布の日から起算して9月を超えない範囲内において、規則で定める日から施行する」と規定したものを、「平成31年4月1日」に修正しようとするものでございます。本条例制定時には、当該施設の開館日が確定していなかったことから、その対応として、附則第1項を設けましたが、開館日の認識が市民部と総務部で相違していたため、今回、追加議案として上程し、改めるものでございます。
十分なご審議の上、原案どおり可決賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
96 ◯議長(斉藤高根君) 以上で説明は終わりました。
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97 ◎委員会付託省略
◯議長(斉藤高根君) お諮りいたします。議案第81号は委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
98 ◯議長(斉藤高根君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。
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99 ◎議案第81号の質疑・討論・採決
◯議長(斉藤高根君) 次に、日程第6、議案の審議を行います。
議案第81号 木更津市金田地域交流センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。
ご質疑を願います。佐藤議員。
100 ◯23番(佐藤多美男君) 開館の予定日が遅れたからというふうなことなんですけれども、その理由について、理解できる説明をお願いしたいと思います。
101 ◯議長(斉藤高根君) 当局の答弁を求めます。土居総務部長兼市民部長。
102 ◯総務部長・市民部長(土居和幸君) 開館が遅れたということではございません。当初、平成30年3月の議会でこの条例の制定をお願いし、議決をいただいたところでございますが、その時点では、工期が11月30日で、開館が12月1日ということで、条例の施行日を9月を超えない範囲で規則で定めて、条例を有効にするというような条例でございましたが、その中で、工事の進捗、開館の精査をする中で、平成31年4月1日の開館ということで準備ができるというところで、そのため、今回、来年の4月1日の開館を確定する条例に改正をさせていただくというものでございます。
以上でございます。
103 ◯議長(斉藤高根君) ほかに質疑はございますか。
〔発言する者なし〕
104 ◯議長(斉藤高根君) 質疑終局と認め、次に討論を行います。
まず、反対者の討論を求めます。
〔発言する者なし〕