• "金田西特定土地区画整理事業"(1/1)
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  1. 木更津市議会 2018-03-01
    平成30年3月定例会(第7号) 本文


    取得元: 木更津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      ◎開議の宣告 ◯議長(斉藤高根君) 議場の皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員数は23名であります。法定数に達しておりますので、これより本日の本会議を開きます。  なお、遅刻の届け出がありましたので、ご報告します。石井 勝議員が遅刻。以上であります。                                (午前10時00分)   ─────────────────────────────────────── 2      ◎議事日程の報告 ◯議長(斉藤高根君) 本日の議事日程は、お手元にお配りしたとおりであります。   ─────────────────────────────────────── 3      ◎会議録署名議員の指名 ◯議長(斉藤高根君) これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第80条の規定により、岡田貴志議員と近藤 忍議員を指名いたします。   ─────────────────────────────────────── 4      ◎諸報告 ◯議長(斉藤高根君) 次は、日程第2、諸報告を行います。  監査委員から、2月28日付けをもって、例月出納検査の結果について1件、3月12日付けをもって、平成29年度第3回監査報告について1件の送付がありました。会議システムの諸報告に登録してあります。   ─────────────────────────────────────── 5      ◎議案第15号~議案第42号・陳情第1号・陳情第2号の委員長       報告
    ◯議長(斉藤高根君) 次は、日程第3、議案等の審議に入ります。  議案第15号から議案第42号及び陳情第1号並びに陳情第2号を一括して議題に供します。  ただいま議題に供されました案件につきましては、それぞれ関係委員会に付託し、審査願い、その報告書は会議システムに登録のとおりでありますが、その経過並びに結果について、各委員長からご報告を願います。  まず、座親政彦総務常任委員会委員長から、ご報告をお願いいたします。座親委員長。          〔総務常任委員会委員長 座親政彦君登壇〕 6 ◯総務常任委員会委員長(座親政彦君) 改めまして、議場の皆さん、おはようございます。  去る2月23日に総務常任委員会に付託されました、議案7件の審査結果につきまして、ご報告申し上げます。  委員会は2月27日に開催いたしました。審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を聴取した後に、慎重な審査を行いました。  まず、議案第25号 職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、平成29年の人事院勧告及び千葉県人事委員会勧告等を踏まえ、本市の一般職の職員の給与の額等並びに特別職の職員で常勤のもの及び市議会議員の期末手当の支給率を改定するため、関係条例の整備をしようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第26号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、発達相談員の職務の実施形態等を改定し、子ども家庭相談員、家庭相談員、及び母子・父子自立支援員の報酬の支給種別等を変更し、介護相談員の報酬の額を引き上げ、並びに、火葬場整備運営事業者選定委員会委員及び鳥獣被害対策実施隊員を設置するため、関係条文の整備をしようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第27号 木更津市行政組織条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、行政需要の変化に的確に対応した組織機構の改革に伴い、関係条文の整備をしようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第28号 木更津市職員定数条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、行政需要の変化に的確に対応した業務執行体制の整備に伴い、関係条文の整備をしようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第36号 木更津市証紙条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、財務部市民税課で行う市税に関する証明書発行業務市民部市民課にて行うこととするため、関係条文の整備をしようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第38号 財産(土地)の処分についてでございますが、本案は、市が保有する普通財産を処分することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を得ようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第41号 手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、都市緑地法等の一部を改正する法律及び地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部を改正する政令の施行等に伴い、関係条文の整備をしようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  以上で総務常任委員会の報告を終わります。 7 ◯議長(斉藤高根君) 次に、渡辺厚子教育民生常任委員会委員長からご報告を願います。渡辺委員長。          〔教育民生常任委員会委員長 渡辺厚子さん登壇〕 8 ◯教育民生常任委員会委員長(渡辺厚子さん) 議場の皆様、おはようございます。  それでは、去る2月23日に教育民生常任委員会に付託されました、議案11件及び陳情2件、計13件の審査結果につきまして、ご報告申し上げます。  委員会は2月28日に開催いたしました。審査に当たりましては、執行部及び陳情者から詳細な説明を聴取した後、慎重な審査を行いました。  最初に、議案第21号 木更津市金田地域交流センターの設置及び管理に関する条例の制定についてでありますが、本案は、市民の自主的な活動の場を提供することにより、市民相互の交流の促進及び地域コミュニティの活性化を図るため、木更津市金田地域交流センターを設置しようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第22号 木更津市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の制定についてでありますが、本案は、介護保険法第47条第1項第1号、第79条第2項第1号並びに第81条第1項及び第2項の規定に基づき、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定めるため、新たに条例を制定しようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第24号 木更津市立青年の家設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定についてでありますが、本案は、木更津市立青年の家の廃止に伴い、条例を廃止しようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第29号 木更津市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律の施行による、国民健康保険法の一部改正に伴い、関係条文の整備をしようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第30号 木更津市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律の施行による、高齢者の医療の確保に関する法律の一部改正に伴い、関係条文の整備をしようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第31号 木更津市指定地域密着型サービス事業者の指定に関する基準並びに指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行による、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、関係条文の整備をしようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第32号 木更津市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、関係条文の整備をしようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第33号 木更津市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行による、指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、関係条文の整備をしようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第37号 木更津市立公民館設置及び管理運営条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、木更津市立中央公民館の移転に伴い、木更津市立中央公民館の位置、使用区分、単位及び使用料の変更等をするため、関係条文の整備をしようとするものであり、賛成者多数をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第39号 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律に規定する特定事業に係る契約の変更契約の締結についてでありますが、本案は、木更津市学校給食センターによる学校給食配膳業務について、真舟小学校の児童数増加による学級数の増加に伴い、平成29年3月22日に可決された、木更津第一小学校改築及び(仮称)木更津市学校給食センター整備事業に係る契約の変更契約を締結するため、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律第12条及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を得ようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第42号 木更津市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、介護保険法施行令の一部を改正する政令の施行及び第7期木更津市介護保険事業計画策定に伴う保険料率の改定等に伴い、関係条文の整備をしようとするものであり、賛成者多数をもって、原案を可と認めました。  次に、陳情第1号 受動喫煙防止条例の早期制定を求める陳情書でありますが、本陳情は、地域の特性に応じた受動喫煙防止条例を早期に制定することを求めるものであります。喫煙の健康障害については既に医学的にも立証され、受動喫煙については、たばこを吸わない人が健康障害をこうむることから、社会的対策が強く求められております。委員会では、受動喫煙に関しては広域的に進めることが重要であり、国の動向を注視しながら進めていく必要があるという意見や、市全体で政策として取り組み、最終的に条例化すべきとの意見があったものの、受動喫煙による健康被害をなくすよう、さらなる対策を進めていく必要があることから、賛成者多数をもって、採択すべきものと決定いたしました。  次に、陳情第2号 「千葉県受動喫煙防止条例の早期制定を求める意見書」の提出に関する陳情書でありますが、本陳情は、千葉県受動喫煙防止条例の早期制定を求める意見書を千葉県に提出するよう求めるものである。県内の飲食店等のサービス産業で働く労働者や利用者、また自ら受動喫煙から身を守ることができない子どもたちの健康を守るために、千葉県受動喫煙防止条例の制定が強く望まれています。条例制定よりも各種団体への働きかけなど、受動喫煙防止対策を進めることが重要との意見もありましたが、県単位での広域的な取り組みが重要と考えられることから、賛成者多数をもって、採択すべきもの、関係機関宛てに意見書を提出すべきものと決定いたしました。  以上で教育民生常任委員会の報告を終わります。 9 ◯議長(斉藤高根君) 次に、岡田貴志建設経済常任委員会委員長からご報告を願います。岡田委員長。          〔建設経済常任委員会委員長 岡田貴志君登壇〕 10 ◯建設経済常任委員会委員長(岡田貴志君) 議場の皆様、おはようございます。  私からは、建設経済常任委員会に付託されました、議案3件の審査結果について、ご報告いたします。  委員会は去る1日に開催をいたしました。審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を聴取した後、慎重なる審査を行いました。  まず、議案第23号 木更津市火葬場整備運営事業者選定委員会設置条例の制定についてでありますが、本案は、火葬場の適正な整備及び管理運営に関する事業に係る民間事業者の選定に関し、必要な事項について調査審議する、木更津市火葬場整備運営事業者選定委員会を置くため、新たに条例を制定しようとするものであり、新火葬場建設に関し住民合意を得たとは言えない状況で本条例を制定することには反対であるとの意見もありましたが、賛成者多数をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第34号 木更津市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は都市緑地法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令の施行に伴い、関係条文の整備をしようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  次に、議案第35号 木更津市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、都市緑地法等の一部を改正する法律の施行に伴い、関係条文の整備をしようとするものであり、全会一致をもって、原案を可と認めました。  以上で建設経済常任委員会の報告を終わります。 11 ◯議長(斉藤高根君) 最後に、座親政彦予算審査特別委員会委員長から、ご報告を願います。座親委員長。          〔予算審査特別委員会委員長 座親政彦君登壇〕 12 ◯予算審査特別委員会委員長(座親政彦君) 予算審査特別委員会に付託されました、議案第15号から議案第20号及び議案第40号の7議案につきまして、ご報告いたします。  審査は、3月5日から7日までの3日間で行いました。  まず、議案第15号 平成30年度木更津市一般会計予算でございますが、市長選挙が3月25日に執行予定であることに伴い、骨格予算として編成されたものでございますが、前年度比1.1%減の432億6,000万円と、平成29年度に次ぐ過去2番目の予算規模となりました。本市を取り巻く状況は、子育て・教育環境の充実や交通利便性の向上に向けた取り組み、住環境の整備等を進める中で、着実に人口が増加していることから、まちの活力が向上し、市税収入も増加しているところでございますが、人口増加に比例し、子育て支援、介護、教育など、行政需要も増加の一途をたどっております。  そのような中で、歳入におきましては、喫煙人口の減少により市たばこ税の減少が見込まれるものの、市税全体では前年度と比較して3億4,659万円の増収を見込んでいるほか、国庫支出金は5億5,444万円の増、財産収入は約5億663万円の減、財政調整基金等からの繰入金は、6億3,483万円の減となっております。  一方で、歳出につきましては、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を実施するための子育て世代包括支援センター事業、耐震性能が不足している中央公民館の仮移転事業、消防本部庁舎整備事業など、市民の安心・安全施策を確実に実施するよう予算措置をされており、骨格予算と言いながら、市民生活に支障を来すことのないよう、きめ細かい予算編成となっているものと認めるところでございます。今後も、社会保障費の増加や公共施設、公共インフラの整備・更新など、本市を取り巻く課題は山積しておりますが、自主財源の確保に努め、限られた財源を効率的・重点的に配分し、市民サービスのさらなる向上を期待いたします。  また、特別会計予算及び水道事業会計予算におきましても、財源の効率的かつ適正な配分により、市民生活の充実と福祉向上に必要な各種施策を盛り込んだ予算が、計上されているものと認めるところでございます。  以上、審査の結果、議案第15号から議案第20号及び議案第40号は、全議案とも、原案を可とすべきものと決定をいたしました。  各予算における事業の執行に当たりましては、さらに創意工夫を凝らし、より一層の歳出抑制に努め、将来にわたって、健全な財政基盤の確立を目指すとともに、市民サービスの向上を図るため、鋭意努力するよう要望をいたします。  以上で予算審査特別委員会の報告を終わります。 13 ◯議長(斉藤高根君) 以上で委員長報告は終わりました。   ─────────────────────────────────────── 14      ◎議案第15号~議案第42号・陳情第1号・陳情第2号の質疑・       討論・採決 ◯議長(斉藤高根君) ただいま行われました各委員長報告に対するご質疑はありませんか。          〔発言する者なし〕 15 ◯議長(斉藤高根君) 質疑がありませんので、各委員会に付託されました案件について、一括して討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。佐藤議員。          〔23番 佐藤多美男君登壇〕 16 ◯23番(佐藤多美男君) 私からは、議案第23号、議案第37号、議案第42号の3議案についての反対討論を行います。  まず、議案第23号 木更津市火葬場整備運営事業者選定委員会設置条例の制定についてであります。  物事を進めるに当たっては、順序が必要です。住民合意は前提であります。陳情が議会で通らなかったとして、大久保団地自治会が新火葬場建設に容認のかじを切りましたが、団地住民の間では、環境面あるいは交通面での心配の声、反対の声がくすぶったままであります。市環境部としても、懸命に説明の努力をしていることは認めるとしても、現状では、住民合意の上で進めているとは言い切れません。木更津市墓地等の経営の許可等に関する条例の規定による説明会は行われておりません、この段階での火葬場整備運営事業者選定委員会の設置は、既成事実を重ねてなし崩しとなることから、認めるわけにはまいりません。  次に、議案第37号 木更津市立公民館設置及び管理運営条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  この議案は、中央公民館が7月よりこのスパークルビルへ仮移転するに当たり、使用料等を変更・新設するものであります。別表の改定では、公民館使用料を原則無料から原則有料にするといった、180度の転換を前提とするものであり、住民負担増を強いるものであり、容認できません。議案を撤回し、全公民館を原則無料に戻すべきであります。なお、君津市は原則無料であります。少なくとも袖ケ浦市、富津市のように、文化・教育等のサークル・団体は免除とすべきであります。  最後、議案第42号 木更津市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  提案理由は、第7期木更津市介護保険事業計画策定に伴う保険料率の改定であります。平成27年度から平成29年度における保険料の基準額は、年額5万9,400円、月額は4,950円、これに対して平成30年から平成32年までの第7期計画での基準額は、年額6万5,400円、月額は5,450円でありますが、改めようとするものであります。つまり、年額で6,000円、月額で500円の10.1%の引き上げとなり、市民負担の増額であり、認めるわけにはまいりません。保険料の抑制の努力を最大限行うべきであります。  私からの反対理由は以上です。 17 ◯議長(斉藤高根君) 次、賛成者。近藤議員。          〔11番 近藤 忍君登壇〕 18 ◯11番(近藤 忍君) 私からは、議案第15号 平成30年度木更津市一般会計予算から議案第20号 平成30年度木更津市公共下水道事業特別会計予算までの、一般会計及び5つの特別会計予算について、賛成の立場から討論させていただきます。  私は、今月5日から7日までの3日間にわたり開催された、予算審査特別委員会の審査を、全て傍聴させていただきました。座親委員長を初めとして、予算審査特別委員会の皆さんには、精力的にご審査いただきましたことに、深く敬意と感謝を申し上げる次第でございます。  さて、この4年間、渡辺市長が取り組んでこられました3つの柱である、将来に向けた土台づくり、木更津力の強化、まちなかのにぎわいづくりの施策の効果があらわれ、人口の増加や企業立地の進展が進み、本市の活力が高まるとともに、雇用の増加や法人の進出による市民税の増加、住宅や大型商業施設、企業等の建設に伴う固定資産税の増加等で、本市の市税収入も堅調に増加を続けてまいりました。  そのような中で、平成30年度一般会計予算を見ますと、市長選挙を目前に控えて骨格予算となり、予算総額は、前年度比1.1%、4億6,000万円減の432億6,000万円となりましたが、それでも過去2番目の予算規模となっております。予算の内容では、近年増加する一方の扶助費に加え、金田地域交流センターや消防本部庁舎、真舟小学校や中郷小学校などの校舎の整備など、継続事業により予算規模が膨らんでおります。その中においても、子育て支援のための子ども家庭相談員や発達相談員の増員を行い、新たに、市民会館大ホールの代替施設として近隣市の施設を利用した場合に利用料の一部を助成するなど、骨格予算ではありながら、さまざまな分野において市民サービスの向上を図られております。  また、各種特別会計におきましても、委員長報告のとおり、必要な各種施策が盛り込まれておりました。  歳入では、防衛補助を初めとする特定財源を確保し、基金の活用や税外収入の確保などに努めるとともに、歳出の削減に取り組まれるなど、限られた財源を効果的・重点的に配分した予算編成は、評価すべきものと考えます。これらの施策の執行に当たりましては、さらなる創意工夫を凝らし、より少ない支出でより効果的な市民サービスが行えるよう願っております。  以上で、これらの予算案に対する賛成討論とさせていただきます。 19 ◯議長(斉藤高根君) 次に、反対者。鈴木議員。          〔10番 鈴木秀子さん登壇〕 20 ◯10番(鈴木秀子さん) 私からは、議案第15号ないし議案第18号並びに議案第20号の5議案について、反対の立場から討論を申し上げます。  まず、議案第15号 平成30年度木更津市一般会計予算について、反対討論を申し上げます。  平成30年度一般会計予算額は432億6,000万円であります。この予算規模の中には、住民要望に応えるものがたくさんあることは承知しております。同時に、当初予算には、市長の政治姿勢があらわれているものであります。  第1に、本市の財政悪化の原因となった、今までのアクアラインやアカデミアパーク関連大型プロジェクト事業の推進、金田地区の開発の水道事業を含めて金田東・西両地区の総事業費ベースで270億円、市単独負債総額100億円を超す莫大な税金投入をすることによって進める、開発優先の政治姿勢であります。平成30年度は、金田西特定土地区画整理事業に負担金として、平成29年度当初予算より上回る額の5億8,000万円の予算計上であります。  第2は、新たに進出してきた企業への誘致奨励金は1億7,200万円の支出、そして、街なか居住マンション建設補助事業には4億4,700万円の大幅増といった、大企業や特定企業を優遇し、奉仕する予算であります。  第3は、開発優先、大企業や特定企業を優遇、奉仕をする一方、市民には高い国保税、高いごみ袋代の存続、高い保育料、公民館使用は原則無料から有料化に180度転換し、市民負担がさらに増加されます。住宅リフォーム助成は耐震絡みであります。清川駅のプラットホーム改善の住民要望に対しては背を向けたまま、渦巻く福祉・暮らしへの施策は後回しの予算編成であります。開発を優先しながら、市民の福祉・暮らしは後回しの予算編成だと言わざるを得ません。  平成30年度一般会計予算には反対であります。  次に、議案第16号 平成30年度木更津市国民健康保険特別会計予算について、反対討論を申し上げます。  全体予算は134億1,950万円であります。滞納世帯に対する国保証の取り上げが続いております。資格証明書では医療費全額負担のため、病院に行くのを控え、病気をこじらせて重症化する事態も発生しております。資格証明書発行数は1,300件を超え、県内53市町村中、発行率も制裁率も相変わらず県下1番目、トップであります。1人当たりの国保税調定額は、平成28年医療分と介護納付金の合計では、第9位の高さであります。一般会計より当初予算からの繰り入れによって、高くて払えない市の国保税を引き下げ、市民の健康と命を守るべきであります。  議案第17号 平成30年度木更津市後期高齢者医療特別会計予算について、反対討論を申し上げます。  後期高齢者医療制度は、医療給付費8兆円の削減まずありきとして編み出した、世界でもまれなものであります。75歳以上を勝手に後期高齢者とレッテルを貼り、家族から切り離し、年金から天引き、施行されてから10年を経過いたしました。平成30年度から、1人当たりの平均保険料が、千葉県では基準年額7万2,597円であり、1.12%の値上げであります。保険者は千葉県後期高齢者医療広域連合でありますが、高齢者いじめに加担することは許せません。  議案第18号 平成30年度木更津市介護保険特別会計予算について、反対討論を申し上げます。  平成30年度からの第7期計画では、保険料の基準年額が6万5,400円と、6,000円、約10.1%の値上げがなされました。基金の取り崩しや保険料徴収段階を11段階から13段階に増やし、所得に応じた見直しをするなど、極力値上げをしないように工夫した努力は認めますが、被保険者の負担増です。また、介護保険料を払っても特別養護老人ホームに入所できない待機者が、いまだに285人にも及んでおります。保険あって介護なしと言われる介護保険制度に基づく予算に、賛成するわけにはまいりません。  議案第20号 平成30年度木更津市公共下水道事業特別会計予算について、反対討論を申し上げます。  当初予算は、歳入歳出総額66億3,000万円でありますが、その中でも突出しているのが金田地区の開発関係事業費であります。金田西1号幹線、金田西地区枝線管渠整備事業費、金田西雨水ポンプ場建設事業費の合計額は22億円であります。公共下水道予算総額66億円に占める割合は33%であります。一般会計からの繰り入れは13億円にもなります。真舟地区、清見台地区の住民も、その他の地域住民も、首を長くして、いつかいつかと公共下水道の延伸、布設を待っているのに、金田が終わってからと後回しにされています。公共下水道事業は金田の新都市づくりが最優先、ほかの地区は後回しでしょう。ご承知のとおり、公共下水道事業会計では、現在ですら225億円を超える大借金を抱えております。平成30年度末には233億円に迫ろうとしております。年間予算額の3.5倍に及ぶ借金を抱えているといった異常事態なのに、またまた金田関係で大借金しようというのでは、余りにも無謀です。撤回を求めます。  以上が反対理由であります。 21 ◯議長(斉藤高根君) 次、賛成者。岡田議員。
             〔12番 岡田貴志君登壇〕 22 ◯12番(岡田貴志君) 私からは、議案第40号 平成30年度木更津市水道事業会計予算について、賛成の立場から討論いたします。  まず、収益的収支予算ですが、収入面では、給水件数の増加などを見込み、前年度比で3,990万2,000円の増収、支出面では漏水調査業務委託料の増加や、水道事業統合・広域化に伴う広域連合設立に係る負担金の増加、及び、休止資産の処分による除却費の増加などにより、前年度比1億2,873万9,000円の増となっています。その結果、平成30年度の収益的収支予算は、42億9,120万8,000円の収入に対し、支出が40億1,883万3,000円となり、2億7,237万5,000円の利益を見込んでおります。  次に、資本的収支予算ですが、支出において、前年度と比較して9,962万2,000円減の13億9,593万5,000円となっておりますが、議案の参考書類等に記載されているとおり、浄水場施設改修事業、老朽管・石綿管の更新事業など、安定給水を図る上で必要な事業を見込んだものであり、十分精査した予算内容となっているものと思われます。  水道事業会計は、来年度も黒字が見込まれておりますが、節水型社会への移行に伴い、使用水量が減少している中、引き続き経費節減に努め、効率的な経営を維持するとともに、平成31年4月の水道事業統合・広域化に向けたさらなる調整、準備作業を加速することを強く要望いたしまして、原案に賛成するものであります。 23 ◯議長(斉藤高根君) 次に、反対者。          〔発言する者なし〕 24 ◯議長(斉藤高根君) 賛成者。田中議員。          〔8番 田中紀子さん登壇〕 25 ◯8番(田中紀子さん) 議案第19号 平成30年度木更津市公設地方卸売市場特別会計予算について、賛成の討論をいたします。  平成24年、平成25年に耐震診断を行った後、地方卸売市場運営審議会は平成25年、平成26年度は開催されず、運営審議会に報告されたのは平成27年度でした。そこでは詳細が報告されました。青果棟の最も脆弱な保有水平耐力は0.43で、震度6強の地震に対して、倒壊または崩壊の危険性がある、あるいは高い数値である、水産棟の最も脆弱なところはIs値0.42、地震の震度及び衝撃に対して倒壊し、また崩壊する危険性が高いということで、その会議では今後の整備のあり方と課題が報告されました。耐震補強による整備をする場合、課題としては、これだけやっても後に再整備が必要、現敷地内での再整備をする場合、課題としては、移転してつくるより経費や時間が節約できるが、市場施設使用料が現在より高額と見込まれる、そして、移転して整備する場合は、課題としては、用地確保や選定で時間がかかるということが、会議録に書かれていました。そして、平成28年度の運営審議会には、市場整備計画の概要が報告され、委員から意見が出されました。結局現状のままでいくのか、とりあえずどこかに移転するのか、潰れるまでこのまま続けるのか、市の考えはどうか、市場を利用している生産者や小売業者に説明する必要があるのではないか、日本全国で見ればテントで市場をやっているところもある、などなどでした。そして、意見書を市長に提出されました。  平成29年度は、市場の建て替えに関して検討会が開かれました。しかし、今回の予算では、まだ今後の計画も目新しいものもありませんでした。耐震補強をしても、やはり建て替えが必要なため、補強工事ができないことは重々承知しています。しかし、6年たっても何ら手だてがないというのは、いかがなものでしょう。また、建て替えするとしても、あと何年も現状のままでいいのでしょうか。取り急ぎ、常時職員のいる事務所だけでも、簡易なプレハブに敷地内移転とか、大きなテントを設置し急場をしのぐ市場継続など、対策を形にしなければならない時期と考えます。  今回は、骨格予算でした。今後の肉付け予算や補正予算では、何らかの対応があるのかもしれませんが、とにかく安全対策が急務であることを申し添えて、賛成意見とします。 26 ◯議長(斉藤高根君) 次、反対者。          〔発言する者なし〕 27 ◯議長(斉藤高根君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 28 ◯議長(斉藤高根君) 討論終局と認め、採決いたします。  まず、議案第15号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 29 ◯議長(斉藤高根君) 起立多数であります。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 30 ◯議長(斉藤高根君) 起立多数であります。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第17号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 31 ◯議長(斉藤高根君) 起立多数であります。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 32 ◯議長(斉藤高根君) 起立多数であります。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 33 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 34 ◯議長(斉藤高根君) 起立多数であります。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第21号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 35 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 36 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第23号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 37 ◯議長(斉藤高根君) 起立多数であります。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 38 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 39 ◯議長(斉藤高根君) 起立多数であります。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 40 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 41 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 42 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 43 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第30号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 44 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第31号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 45 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 46 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第33号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 47 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第34号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 48 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第35号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 49 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第36号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 50 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第37号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 51 ◯議長(斉藤高根君) 起立多数であります。よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第38号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 52 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第39号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 53 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第40号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 54 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第41号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 55 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第42号を、委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。
             〔賛成者起立〕 56 ◯議長(斉藤高根君) 起立多数であります。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。  次に、陳情第1号を、委員長報告のとおり、採択することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 57 ◯議長(斉藤高根君) 起立多数であります。よって、陳情第1号は採択と決定いたしました。  次に、陳情第2号を、委員長報告のとおり採択することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 58 ◯議長(斉藤高根君) 起立多数であります。よって、陳情第2号は採択と決定いたしました。   ─────────────────────────────────────── 59      ◎議案第14号の質疑・討論・採決 ◯議長(斉藤高根君) 次は、付託省略議案について審議を行います。  議案第14号を議題に供します。  ご質疑を願います。          〔発言する者なし〕 60 ◯議長(斉藤高根君) 質疑がありませんので、次に討論を行います。  まず、反対者の討論を行います。          〔発言する者なし〕 61 ◯議長(斉藤高根君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 62 ◯議長(斉藤高根君) 反対者。          〔発言する者なし〕 63 ◯議長(斉藤高根君) 討論がありませんので、採決いたします。  議案第14号を、原案のとおり同意することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 64 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、議案第14号は原案のとおり同意されました。  ここで暫時休憩いたします。                                (午前10時52分)   ─────────────────────────────────────── 65 ◯議長(斉藤高根君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。                                (午前10時53分)   ─────────────────────────────────────── 66      ◎発議案第1号の上程 ◯議長(斉藤高根君) 次は、日程第4、発議案の上程を行います。  発議案第1号を上程いたします。  発議案は、会議システムに登録のとおりでありますので、朗読を省略いたします。   ─────────────────────────────────────── 67      ◎発議案第1号の説明 ◯議長(斉藤高根君) それでは、発議案第1号について、白坂英義議員から提案理由の説明を求めます。白坂議員。          〔18番 白坂英義君登壇〕 68 ◯18番(白坂英義君) 発議案第1号 木更津市議会基本条例の制定についての、提案理由を申し述べます。  本発議案は、本市議会及び議員の責務、役割、及び活動原則を明らかにし、市長等との関係、市民との関係、その他議会の基本となる事項を定めることにより、市民の負託に応え、市民全体の福祉向上及び地域社会の活力ある発展に寄与するため、新たに条例を制定しようとするものであります。  何とぞ議員各位の賛同を賜り、原案どおり可決賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。 69 ◯議長(斉藤高根君) 以上で説明は終わりました。   ─────────────────────────────────────── 70      ◎委員会付託省略 ◯議長(斉藤高根君) お諮りいたします。発議案第1号は委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 71 ◯議長(斉藤高根君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。   ─────────────────────────────────────── 72      ◎発議案第1号の討論・採決 ◯議長(斉藤高根君) 次に、日程第5、発議案の審議を行います。  発議案第1号 木更津市議会基本条例の制定についてを議題に供します。  本議案につきましては、質疑の通告がございませんでしたので、直ちに討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 73 ◯議長(斉藤高根君) 賛成者。滝口議員。          〔22番 滝口敏夫君登壇〕 74 ◯22番(滝口敏夫君) 私は、発議案第1号 木更津市議会基本条例の制定について、賛成の立場から討論をさせていただきます。  議会基本条例は、議会の基本となる事項を定め、市民などに広く示すというものでありますが、平成18年に北海道栗山町議会において、全国で初めて条例が制定されたのを皮切りに、平成29年7月現在では全国の約45%、797の市議会で、千葉県では既に11の市議会で、制定されるに至っております。  本市議会におきましては、平成28年6月定例会において、地方分権の進展に伴い、地方公共団体の自主性及び自立性が拡大する中、二元代表制の一翼を担う議会の役割や責務も増大していることから、今後も議会改革と開かれた議会運営を継続し、市民の負託に応えていくため、議会基本条例策定特別委員会を設置し、調査研究が進められてきたところでございます。議会の改革としては、これまでも一問一答制や議会中継の導入、また昨年からタブレットによる議案等の資料の配付等、積極的に取り組みを進めてまいりました。  議会基本条例は、議会の基本を示すだけでなく、条例という形にして、改革を進めていくという、議会の意志をあらわすものであります。議会基本条例策定特別委員会では、これまでの改革の取り組みを総括し、また、今後の方向性を示す条例としていくため、委員会の設置から、白坂委員長、三上副委員長を初め、各委員が積極的に取り組み、18回の委員会の開催、2回の勉強会を含めた6回の協議会の開催、また、2回の行政視察により、調査研究が進められ、議論が深められてきたところでございます。これらの活動を経ました発議案は、木更津市議会の基本となる条例として、ふさわしいものになっていると、私は思うところでございます。  したがいまして、本発議案に賛成するものでございます。 75 ◯議長(斉藤高根君) 次、反対者。          〔発言する者なし〕 76 ◯議長(斉藤高根君) 賛成者。田中議員。          〔8番 田中紀子さん登壇〕 77 ◯8番(田中紀子さん) 発議案第1号 木更津市議会基本条例の制定について、賛成の討論をいたします。  今回の発議に至るまでに、木更津市議会では、議会基本条例策定特別委員会で何回も何回も会議を重ねてきました。調査活動も精力的に行ったり、条例案に対し各委員が対案を出したり、協議をしてきました。また、ほかの委員会とは違って、委員ではない議員も傍聴していると発言の機会があり、今回の発議となりました。  私は、議員になって間もない頃、ある研修で、憲法は、国家が権力を持って暴走しないように国民が国家を縛るもの、議会基本条例は、市民が議会を縛るものと学びました。そして、議会基本条例の必須条件である3つを教えていただきました。1つ目が議会報告。議員としての報告ではなく、議会としての報告。2つ目が、請願・陳情者の意見陳述は市民の権利、議会は聞く義務があるということでした。3つ目が、議員間の自由討議を条例により義務化・明文化すること。そして、一言言われました。「議会基本条例をとりあえずつくるのはだめですよ」と。  この3つの必須条件の1つ目の、議会を報告することに関しては、この条例では具体的に明文化はしていませんが、第3条の「議会の活動の原則」、「(1)市民を代表する機関として、情報公開等により説明責任に努め、市民に信頼される開かれた議会運営を行うこと」とあります。また、第5条の「議員の活動の原則」には、「一部の団体及び地域にとどまらない、多様な意見を把握するとともに、議会及び議員の活動について、市民に対し、積極的に報告を行うこと」とあります。議会報告は、これらを具体化した1つの方法だと考えます。  2つ目の必須条件は、請願・陳情者の意見陳述でしたが、提出者の権利であり、木更津市議会は、提出者が意見陳述が可能な場合は今までも実施してきました。それが第11条、「市民の参画」に明文化されています。  3つ目の必須条件、議員間の自由討議を条例による義務化・明文化については、「議員の活動の原則」第5条、「議会が言論の府であり合議制の機関であること及び議員間の立場が対等であることを認識し、積極的な討議により結論を出す環境づくりを行うこと」と明記してあります。  3つの必須条件が織り込まれた議会基本条例が形になりました。  この議会基本条例で、私は、特に気に入っている部分が2つあります。  「議会の機能の強化」として、第7条、「議会は、市長等に対し、条例の提案、議案の修正、決議等を通じて積極的に政策立案等を行うものとする」、それからもう一つは、市民の参画について明記した第11条の2、「議会は、市民が議会の活動に参加する機会の充実を図るものとする」です。私は、これを具現化することにとても関心があり、実現したくて、今からわくわくしています。  以上のことから、発議案第1号 木更津市議会基本条例の制定について、賛成です。 78 ◯議長(斉藤高根君) 次、反対者。          〔発言する者なし〕 79 ◯議長(斉藤高根君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 80 ◯議長(斉藤高根君) 討論終局と認め、採決いたします。  発議案第1号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 81 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、発議案第1号は原案のとおり可決されました。  ただいま木更津市議会基本条例は議決となりましたので、議会基本条例策定特別委員会については、設置の目的が達成されたため、これをもちまして消滅いたします。  ここで発議案配付のため、暫時休憩いたします。                                (午前11時05分)   ─────────────────────────────────────── 82 ◯議長(斉藤高根君) 休憩を取り消し、本会議を再開いたします。                                (午前11時06分)   ─────────────────────────────────────── 83      ◎日程の追加 ◯議長(斉藤高根君) 本日、三上和俊議員ほか4名から発議案1件、平野卓義議員ほか3名から発議案2件、渡辺厚子議員ほか6名から発議案1件が、それぞれ提出されました。この際これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 84 ◯議長(斉藤高根君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。   ─────────────────────────────────────── 85      ◎議事日程の追加 ◯議長(斉藤高根君) これよりの日程を申し上げます。  日程第6 発議案上程        発議案第2号から第5号 提案理由の説明
     日程第7 発議案審議        発議案第2号から第5号 質疑・討論・採決  日程第8 閉会中の継続調査の申し出について  以上であります。   ─────────────────────────────────────── 86      ◎発議案第2号~発議案第5号の上程 ◯議長(斉藤高根君) それでは、日程第6、発議案の上程を行います。  発議案第2号から第5号を上程いたします。  発議案は、会議システムに登録のとおりでありますので、朗読を省略いたします。   ─────────────────────────────────────── 87      ◎発議案第2号~発議案第5号の説明 ◯議長(斉藤高根君) まず、発議案第2号について、三上和俊議員から提案理由の説明を求めます。三上議員。          〔24番 三上和俊君登壇〕 88 ◯24番(三上和俊君) それでは、私から、発議案第2号 木更津市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についての、提案理由を申し上げます。  本案は、議案第27号 木更津市行政組織条例の一部を改正する条例の制定についてが、先ほど可決されたことに伴いまして、新たに新設される健康こども部に関する事項を、教育民生常任委員会の所管に加えようとするものでございます。  なお、本条例は平成30年4月1日から施行することといたしております。  何とぞ原案どおり可決賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 89 ◯議長(斉藤高根君) 次に、発議案第3号及び第4号について、平野卓義議員から、提案理由の説明を求めます。平野議員。          〔13番 平野卓義君登壇〕 90 ◯13番(平野卓義君) 私からは、発議案第3号 議員政治倫理条例策定特別委員会の設置について、並びに、発議案第4号 木更津市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についての、2議案の提案理由を申し述べます。  まず、発議案第3号 議員政治倫理条例策定特別委員会の設置については、議員として、公正で民主的な市政の発展に寄与することを目的として、議員各人が市民の代表者であることの自覚と責任を常に意識し、市民の信頼に値する高い倫理性を保持するよう、議会基本条例第5条第2項の規定に基づき、議員の倫理に関する必要事項を定めるため、新たに特別委員会を設置しようとするものであります。  次に、発議案第4号 木更津市議会会議規則の一部を改正する規則の制定については、ただいまご説明いたしました特別委員会の設置に伴い、木更津市議会会議規則第158条の別表中、「議会基本条例策定特別委員会協議会」を「議員政治倫理条例策定特別委員会協議会」に改め、関係条文の整備をしようとするものであります。  何とぞ議員各位の賛同を賜り、原案どおり可決賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 91 ◯議長(斉藤高根君) 次に、発議案第5号について、渡辺厚子議員から提案理由の説明を求めます。渡辺議員。          〔7番 渡辺厚子さん登壇〕 92 ◯7番(渡辺厚子さん) 私からは、発議案第5号 千葉県受動喫煙防止条例の早期制定を求める意見書についての、提案理由を申し述べます。  本案は、先ほど採択されました陳情第2号の願意に沿いまして、お手元に配付したとおりの意見書を、地方自治法第99条の規定により、関係機関へ提出しようとするものであります。  何とぞ議員各位の賛同を賜り、原案どおり可決賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 93 ◯議長(斉藤高根君) 以上で説明は終わりました。   ─────────────────────────────────────── 94      ◎委員会付託省略 ◯議長(斉藤高根君) お諮りいたします。発議案第2号から発議案第5号は委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 95 ◯議長(斉藤高根君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。   ─────────────────────────────────────── 96      ◎発議案第2号~発議案第5号の質疑・討論・採決 ◯議長(斉藤高根君) 次に、日程第7、発議案の審議を行います。  まず、発議案第2号 木更津市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。  ご質疑を願います。          〔発言する者なし〕 97 ◯議長(斉藤高根君) 質疑がありませんので、次に、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 98 ◯議長(斉藤高根君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 99 ◯議長(斉藤高根君) 反対者。          〔発言する者なし〕 100 ◯議長(斉藤高根君) 討論がありませんので、採決いたします。  発議案第2号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 101 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、発議案第2号は原案のとおり可決されました。  次に、発議案第3号 議員政治倫理条例策定特別委員会の設置についてを議題に供します。  ご質疑を願います。          〔発言する者なし〕 102 ◯議長(斉藤高根君) 質疑がありませんので、次に、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 103 ◯議長(斉藤高根君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 104 ◯議長(斉藤高根君) 反対者。          〔発言する者なし〕 105 ◯議長(斉藤高根君) 討論がありませんので、採決いたします。  発議案第3号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 106 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、発議案第3号は原案のとおり可決されました。  次に、発議案第4号 木更津市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてを議題に供します。  ご質疑を願います。          〔発言する者なし〕 107 ◯議長(斉藤高根君) 質疑がありませんので、次に、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 108 ◯議長(斉藤高根君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 109 ◯議長(斉藤高根君) 反対者。          〔発言する者なし〕 110 ◯議長(斉藤高根君) 討論がありませんので、採決いたします。  発議案第4号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 111 ◯議長(斉藤高根君) 起立全員であります。よって、発議案第4号は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま設置されました議員政治倫理条例策定特別委員会の委員につきましては、委員会条例第6条の規定により、羅針盤の近藤 忍議員、平野卓義議員、自由民主クラブの三上和俊議員、公明党の岡田貴志議員、一新の会の大村富良議員、無会派の鈴木秀子議員、白坂英義議員、副議長の重城正義議員の8名を指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 112 ◯議長(斉藤高根君) ご異議なしと認めます。ただいま指名いたしました各議員を、議員政治倫理条例策定特別委員会委員に選任することに決定いたしました。  次に、発議案第5号 千葉県受動喫煙防止条例の早期制定を求める意見書についてを議題に供します。  お諮りいたします。発議案第5号は、先ほど採択された陳情第2号に伴う案件でありますので、質疑・討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 113 ◯議長(斉藤高根君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、発議案第5号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立を願います。          〔賛成者起立〕 114 ◯議長(斉藤高根君) 起立多数であります。よって、発議案第5号は原案のとおり可決されました。  なお、可決されました発議案第5号につきましては、議長においてしかるべく取り計らいますので、ご了承を願います。  ここで暫時休憩いたします。                                (午前11時16分)   ─────────────────────────────────────── 115 ◯議長(斉藤高根君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。                                (午前11時26分)   ─────────────────────────────────────── 116 ◯議長(斉藤高根君) 休憩中に開催されました議員政治倫理条例策定特別委員会において、正副委員長が選任され、その結果について通知がありましたので、ご報告いたします。   委員長  白 坂 英 義 議員   副委員長 三 上 和 俊 議員  以上であります。
      ─────────────────────────────────────── 117      ◎閉会中の継続調査の申し出について ◯議長(斉藤高根君) 次は、日程第8、閉会中の継続調査の申し出についてを議題に供します。  お諮りいたします。各常任委員会及び議会運営委員会委員長からの申し出のとおり、平成30年度末までの各委員会の閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 118 ◯議長(斉藤高根君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。   ─────────────────────────────────────── 119      ◎市長あいさつ ◯議長(斉藤高根君) 以上をもちまして、今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。  閉会に当たり、渡辺市長より挨拶があります。渡辺市長。          〔市長 渡辺芳邦君登壇〕 120 ◯市長(渡辺芳邦君) 3月市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、去る2月1日以来、41日間にわたり、熱心にご審議を賜り、提案いたしました全ての議案につきまして、原案どおり可決賜りまして、まことにありがとうございました。  また、本会議あるいは各委員会で賜りました、数々のご意見、ご要望につきましては、今後の事務事業の執行に当たりまして、十分配慮していく所存でございますので、今後ともご指導、ご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。   ─────────────────────────────────────── 121      ◎閉会の宣告 ◯議長(斉藤高根君) これにて、平成30年3月木更津市議会定例会を閉会いたします。長期間にわたり、ご苦労さまでございました。                                (午前11時28分)   ───────────────────────────────────────      ◎本日の会議に付した事件  1.会議録署名議員の指名  1.諸報告  1.議案第15号~議案第42号・陳情第1号・陳情第2号  1.議案第14号  1.発議案第1号  1.発議案第2号~発議案第5号  1.閉会中の継続調査の申し出について  1.市長あいさつ  1.閉会 上記会議録を証するため下記署名いたします。  平成  年  月  日      議     長   斉  藤  高  根      署 名 議 員   岡  田  貴  志      署 名 議 員   近  藤     忍 Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...