───────────────────────────────────────
6 ◎
議事日程の
報告
◯議長(
前田清治君) 本日の
日程を申し上げます。
日程第1、
会期の
決定
日程第2、
会議録署名議員の
指名
日程第3、諸
報告
日程第4、
議案上程
議案第55号及び
議案第56号
提案理由の
説明
日程第5、
議案審議
議案第55号及び
議案第56号
質疑・
討論・
採決
以上であります。
───────────────────────────────────────
7 ◎
会期の
決定
◯議長(
前田清治君) これより
日程に入ります。
日程第1、
会期の
決定の件を
議題に供します。
お諮りいたします。
今期臨時会の
会期は、ただいまの
議会運営委員長報告どおり、本日1日とすることにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
8
◯議長(
前田清治君) ご
異議なしと認めます。よって、
会期は本日1日と
決定いたしました。
───────────────────────────────────────
9 ◎
会議録署名議員の
指名
◯議長(
前田清治君) 次に、
日程第2、
会議録署名議員の
指名を行います。
会議規則第80条の
規定により、
住田勝義君と
岩瀬 満君を
指名いたします。
───────────────────────────────────────
10 ◎諸
報告
◯議長(
前田清治君) 次は、
日程第3、諸
報告を行います。
監査委員から、
平成9年10月1日付をもって、
例月出納検査の結果について
報告がありました。お
手元に配付いたしました印刷物によりご了承願います。
次に、本日、
市長から
議案の送付があり、これを受理いたしましたので
報告いたします。
議案はお
手元に配付のとおりであります。
───────────────────────────────────────
11 ◎
議案第55号及び
議案第56号の
上程
◯議長(
前田清治君) 次は、
日程第4、
議案の
上程を行います。
ただいま送付されました
議案第55号及び
議案第56号の2
議案を一括して
上程いたします。
議案の朗読につきましては省略いたします。
───────────────────────────────────────
12 ◎
市長あいさつ及び
議案第55号及び
議案第56号の
説明
◯議長(
前田清治君) 次に、
市長から招集の
あいさつ及び
提案理由の
説明を求めます。
須田市長。
〔
市長 須田勝勇君
登壇〕
13
◯市長(
須田勝勇君)
議場の
皆さん、おはようございます。
本日、ここに10
月市議会臨時会を招集いたしましたところ、
議員の
皆様方には何かとご多忙のところ、ご
出席を賜りまして、まことにありがとうございます。
本
臨時会に提案いたします
案件は、
木更津市
名誉市民の
推挙にかかわる2
議案でございます。
議案の
概要についてご
説明を申し上げます。
議案第55号
木更津市
名誉市民の
推挙についてにつきましては、
石川 昌氏を
名誉市民として
推挙することについて、
議会の
同意を得ようとするものでございます。
石川氏は、
木更津市長を4期16年務めてれるとともに数々の要職を歴任され、卓越した
行政手腕と持ち前の
責任感と
実行力をもって、
市民の
福祉の
向上と市政の
発展に多大な
貢献をなされました。特に、
教育施設と
都市環境の
整備並びに産業の振興を図るとともに、
老人福祉にも力を注ぎ、校舎、体育館、プール、公民館を初め、
クリーンセンター、
特別養護老人ホームさつき園、
市民総合福祉会館、
木更津駅西口再
開発ビル等の
施設整備を図り、さらに、かずさ
アカデミアパーク事業の
推進、東京湾横断道路、
東関東自動車道館山線等の
建設促進など、
市民のニーズにこたえるべく積極的に
行政を
推進されました。
また、
議案第56号
木更津市
名誉市民の
推挙についてにつきましては、
千代倉胖氏(雅号
千代倉桜舟氏)を
名誉市民として
推挙することについて、
議会の
同意を得ようとするものでございます。
千代倉氏は、
木更津市
文化協会会長を4期、
千葉県
美術会常任理事、
千葉県
書道協会会長、君津郡
市書道協会会長等を歴任され、書の
活動を通して
地域における生涯学習に尽力されるとともに、本市における
芸術文化の
向上に多大な
貢献をなされました。特に、現代書の創造を目指して、
活動の範囲は国内にとどまらず海外にまで及び、ワシントン・
インターナショナル大学美術部教授時代、書家では世界で初めて、アメリカにおける書の
活動による
功績で、マスターオブアーツの学位を受けられました。また、国内外で数多くの個展を開催され、書の
活動を通して
木更津市の名を広められております。
ご承知のとおり、本市が
市制を施行してからこの11月3日で満55年を迎えることになります。この間、
先輩諸氏のたゆまざるご努力によりまして、今日の
発展著しい
木更津市を築いていただきました。特に、今回
推挙いたします
両氏のご
功績につきましては、
市民の
皆様にひとしく認識されているところでございます。来る11月4日に挙行いたします
市制55周年
記念式典の場で
名誉市民として
推挙できますれば、市といたしましても、まことに喜ばしく、また
意義深いものと存ずる次第であります。
なお、
両氏の
名誉市民への
推挙につきましては、去る9月26日に
名誉市民審議会に諮問いたしましたところ、同
審議会で慎重なるご
審議をいただきまして、その結果、10月3日に
両氏を
木更津市
名誉市民に
推挙することを
全会一致をもって可とする旨の
答申をいただきましたので、
議会の
同意を得ようとするものでございます。
以上が本
臨時会に提案いたしました
議案の
概要でございますが、
議案書の5ページ以降に
推挙調査書及び経歴を添付してございますので、十分ご
審議いただきまして、両
議案とも原案どおり可決賜りますよう
お願いを申し上げます。
───────────────────────────────────────
14 ◎
委員会付託省略
◯議長(
前田清治君) お諮りいたします。
議案第55号及び
議案第56号につきましては、
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
15
◯議長(
前田清治君) ご
異議なしと認め、さよう……
〔「
議長」と呼ぶ者あり〕
16
◯議長(
前田清治君) 31番。
17 ◯31番(
岩瀬 満君) ご
質疑していいですか。
〔「まだ」と呼ぶ者あり〕
18
◯議長(
前田清治君) ちょっとお待ちください。
ご
異議なしと認め、さよう
決定いたします。
───────────────────────────────────────
19 ◎
議案第55号及び
議案第56号の
質疑・
討論・
採決
◯議長(
前田清治君) 次に、
日程第5、
議案の
審議を行います。
議案第55号及び
議案第56号を一括して
議題に供します。
ご
質疑願います。21番。
20 ◯21番(
佐藤多美男君) それでは、まず、3点ほどご
質疑申し上げたいと思います。
最初は、
審議会に諮問して
答申を得たということなんですが、
審議会の中で、何か問題とか、
推挙するに当たっての
質疑とか、
審議内容でそういう問題はなかったのかどうか、まず第1点。
もう
一つは、
制度にかかわる問題ですけれども、
名誉市民制度ということで、全面否定するわけではありませんけれども、
一般市民と
区別、
差別になってはいけないというふうなことがやっぱり必要だと思うんですね。それで、この
待遇の点につきまして、1つは、市の公式の
式典に参列する、
2つ目には、
慶弔の際における
相当の礼をもってする
処遇、
3つ目は、特に
市長において必要と認めることというふうになっております。
2番目の
慶弔の際における
相当の礼をもって
処遇するというふうなことなんですが、
一般市民に対して
市長等も、
交際費において
慶弔費を出費されることがあると思うんですけれども、その際と、これら
名誉市民の
慶弔の際との額的な差は幾らぐらいになるのか、
差別、
区別はあってはならないという点からお尋ねします。
3つ目は、今回は、前
市長ということであります。もう一人の方は、
千代倉さんでございまして、優れた
書道家であると思います。私は、
市長という立場、これは
特別功績があったというふうなことでおっしゃられて提案されておりますが、
市長は
職務、
職業として
生活も保障されてやったことであって、それに対する
評価というのはさまざまだと思うんですね。もちろん、
市民のために尽くすということは当然であります。しかし、その
政治姿勢等についてはいろいろ分かれるわけでありまして、私も
政治姿勢については指摘してきたところですが、
市長を
名誉市民に含めるのが適当であるのかどうか、
市長を含めるとすれば、例えば、
特別功績があるということですが、その
基準、何期務めたかというのは
基準にならないのかどうか、それだけで判断するのは問題だと思うんですが、それらも入っているのかどうか、その
基準について、
市長経験者を含めるに当たっての
基準というものは何か設けてあるのか、お伺いしておきます。
以上であります。
21
◯議長(
前田清治君) ただいま行われました
佐藤多美男議員の
質疑に対する
当局の
答弁を求めます。
森総務部長。
22
◯総務部長(森 守君) 3点ほどの
質問がございましたけれども、まず第1点目の
審議会の
内容等でございますが、この
内容につきましてはどこまで言っていいかわかりませんけれども、ただ、
審議会の中でこれまでに変わった
意見として取り上げられたことは、とかくこれまで
名誉市民の
推挙が
行政に携わった方々ばかりが取り上げられてきたわけでございます。これへの
批判等もある、そういった中で、広い分野で見て、
大所高所から見て選出すべきだと、そういうことで、今回
芸術部門に広げたということは大きな
評価をすべきだという
意見を大勢からいただいたわけでございます。
それから、2点目の
慶弔の際における
相当云々というようなことでございますが、これは
条例の中で3点ほどございます。
佐藤議員が述べられたとおりでございますが、第2点目の
慶弔の際の
云々ということでございますが、これまでの例といたしましては、
名誉市民が亡くなった際の
市民葬的追悼式、こういった面での
慶弔への支出がございます。それ以外の面では特にございません。
それから、3点目の
市長は
市長職として、こういういろいろな
功績を残したんじゃないかというようなことでございますけれども、
市長としてなすべき仕事をしたのは当然でございますが、
市長の
職務、
内容につきましては、非常に広い面がございます。市の
リーダーとしての
功績があったか否かでも
評価がいろいろ違うわけでございますが、特に
石川前
市長につきましては、4期16年という大変長い期間を通して、
木更津市はもとより近隣市の
リーダーとして
広域行政にも
行政手腕を発揮いたしまして、特に当
地域の
発展を左右いたします
大型プロジェクトへの積極的な
推進、こういった面も大きな
評価になろうかと思います。そういった面で、今回の
推挙になったわけでございます。
それから、
基準というようなことでございますが、特に
推挙に当たっての
基準というものは設けてございません。
条例上では、市に対する特別顕著な
功績、
功績顕著というようなことで挙げてございます。ただ、
功績に対しては、それぞれの人によって
見方そのものが大変違うと思います。そういったことで、
市民の多くがこれを支持していただけるような
内容と判断できるものであれば、それでよろしいのではないかというふうに
考えております。
以上です。
23
◯議長(
前田清治君) 21番。
24 ◯21番(
佐藤多美男君) それで、1点つけ加えるというか、新たに
質問なんですけれども、先ほど忘れましたが、今回
臨時議会まで開催しまして唐突に出されてきたという感が非常に強いんですね。これは、何か特別な急ぐべき
理由でもあるのかどうか、この点、まずお答えいただきたいと思います。
それから、
2つ目の
処遇の点でありますけれども、亡くなられることを前提として話すのはちょっと恐縮でございますけれども、
慶弔の際に、
市民葬とか、そういうことで特別
処遇するということだと思うんですが、それにはやっぱり予算が必要だと思うんですね。そういう場合、どのぐらいの出費というものを予定されておるのか。
一般市民と余りにも
処遇が違い過ぎると、私は
差別、
区別ということにつながりはしないかというふうに思うんですね。その点でお答えいただきたいと思います。
3つ目には、
元市長ということでありますけれども、私は、
元市長というのは特別でない限り、やはり
対象から除くべきだというふうに思います。先ほど主張しましたように、
職業としてされたことでありますから、それでなくても、
元市長のだれだれさんということで
市民から、ある程度の名誉という点では受けているというふうに
考えるんですね。
市長職というのは、これは本当に大変だと思います。
生活上でも献身的な、自己犠牲的な面もたびたびあるとは思うんですけれども、しかし、
職業としてやられたわけですから、職責ということでは
評価するとしても、こういう形でするべきではない。従って、
元市長というのはその
対象から除くべきだと思うんですが、いかがかお伺いします。
以上です。
25
◯議長(
前田清治君) ただいま行われました
佐藤多美男議員の再
質問に対する
当局の
答弁を求めます。
総務部長。
26
◯総務部長(森 守君) 私の方から
答弁させていただきます。
まず、
市民に対する
差別意識的な
考えでございますが、そういったものは決して持っておりません。あくまで
条例に基づきまして、
特別功績顕著なる点をもって
大所高所から
推挙いたしたということで、決して
差別的な
意味で選んだというような
意味は持っておりません。
もう1点、なぜ今回
臨時議会まで開いて
云々というようなことでございますが、たまたまことしは市が誕生いたしましてから55年という大変記念すべき年でございます。そういった記念すべき年を
意義深いものとするために、
市民の
一つの励みともなります
名誉市民を
推挙いたしまして、これに花を添えたいというような
考えから今回の
推挙になったわけでございますので、ご理解願いたいと思います。
それから、
待遇の
面云々というようなことですけれども、これまでの例としては、亡くなった場合に、手厚く
市民葬等を開くというようなことで対応しているわけでございますが、それ以上のことは、今の時点では、これまで過去に例もございませんので、これから先どういうあれが出てくるかはちょっと判断もつかないわけでございますので、よろしく
お願いいたします。
27
◯議長(
前田清治君) 31番。
28 ◯31番(
岩瀬 満君) 私は、
質疑はまだかと
議長に先走って申し上げましたけれども、これは
名誉市民の
推挙でありますので
質疑・
討論を省略させていただこうというふうに
お願いをしようと思っておりましたけれども、今、図らずもいろいろなご
意見がございましたから、あえてこの
議会の
承認を得るということは、ここにいる30人の
議員は12万
木更津市民の
代弁者であるということを認識していただいて、それらのご
承認を得たいということですから、
木更津市民が全員参画していることというふうに私は解しております。
ただし、いろいろ言っておりましたけれども、これは話しておかなきゃいけませんけれども、過去においても
市長になられた方も
名誉市民になりました。私は、
須田市長が、
名誉市民の
推挙規定がありますね、これを
議会で
当局に一回朗読していただければ、その
内容が何であるかということがはっきりご認識されるんじゃないかと思います。しかも、その
審議会の
委員の中には
議会から3名も参加していると私は認識しておりますけれども、
名誉市民推挙規定の
条例が市にあると思いますので、まず
最初、それをひとつ聞かせてください。
29
◯議長(
前田清治君) ただいま行われました
岩瀬 満
議員の
質疑に対する
当局の
答弁を求めます。森総務 部長。
30
◯総務部長(森 守君)
名誉市民への
推挙の
規定というようなことでございますけれども、
木更津市の方では、昭和37年6月に
木更津市
名誉市民条例というものを制定してございます。その中で、この
名誉市民条例を設ける目的といたしましては、本市に対して
特別功績顕著なる者を
木更津市
名誉市民とし、その
功績をたたえ、もって社会文化興隆に資することを目的とするというような
内容でございます。それに沿って今回
推挙したわけでございます。〔「何項かあるでしょう、それを読んでください」と呼ぶ者あり〕
第2条でございますが、
名誉市民は、
市長が
木更津市
名誉市民審議会の議を経て市
議会の
同意により
推挙する。第3条、
審議会は、
市長の諮問に応じ必要な審査を行い、その結果を
市長に
答申するものとする。第2項、
審議会は、
委員10人以内で組織する。第3項、
委員は、市
議会議員及び学識経験者のうちから
市長が委嘱する。第4項、
委員の任期は、2年とする。ただし、
委員が欠けた場合における補欠
委員の任期は、その前任者の残任期間とする。第4条、
審議会に、会長及び副会長を置き、
委員の互選によつて定める。第2項、会長は、会務を総理し、
審議会を代表する。第3項、副会長は、会長を補佐し、会長に事故あるとき又は会長が欠けたときは、その
職務を代理する。第5条、これは
会議でございますが、
審議会は、会長が招集し、会長が
会議の
議長となる。第2項、
会議は、
委員の過半数が
出席しなければ、開くことができない。第3項、
会議の議事は、
出席委員の過半数をもつて決し、可否同数のときは、
議長の決するところによる。第6条は顕彰でございますが、
名誉市民には、
木更津市
名誉市民章を贈呈する。第2項といたしまして、
名誉市民は、
名誉市民台帳にこれを登載し、市の公報でこれを公表する。
待遇といたしましては、先ほど
佐藤議員もおっしゃいましたが、第7条といたしまして、
名誉市民には、次の
待遇をすることができる。(1)として、市の公式の
式典への参列、それから(2)といたしまして、
慶弔の際における
相当の礼をもつてする
処遇、(3)といたしまして、特に
市長において必要と認めること。
以上でございます。
31
◯議長(
前田清治君) 31番。
32 ◯31番(
岩瀬 満君)
総務部長、本当なら
市長が
提案理由を
説明する前に
推挙規定をここへ出してもらえば一番よかったと思うんですよ。その中には、
元市長だの
云々というのは1つも入っていないんですよね。著しく
木更津市に
貢献度が高かった者というふうな
規定が入っているわけです。しかも、
須田市長が
推挙したということは、
木更津市全域にわたって、各界各層の中から
審議会の
委員を選んで、会長、副会長以下でもってご
審議をなされたと思います。その中で、先ほど
市長は、
全会一致というふうなご
答申をいただいたと申しておりましたね。ただやみくもに
委員を自分の気に入った人だけで
推挙したというふうには、
推挙できるようになっていませんからね。そういうふうな
意味合いからして、私は、
名誉市民になっても、これは
木更津の顔ですから、お葬式のときに幾らというよりか、生前が、長ければ長いほど、自分の金が出るわけですよ、何か祭典があれば。これはもらうことは大変なことだろうけれども、出すことも大変なんですよ。そういう
意味合いからして、55年の
一つのめり張りの中の一環としてこの
臨時議会の中で
議員のご
承認をいただきたいと、こういうふうに私は解しております。しかも、
議会の3人の方も
審議会の
委員に出ているわけですから、それらを含めて、
最初、私は、人事
案件ですばらしいことだというふうに思って、
質疑・
討論を省略しようというふうに発言しようと思いましたけれども、そこつ者でしたので、非常に早とちりして申しわけございませんでしたけれども、今、
木更津市の中において、じゃ、だれにしようかということを、それぞれの立場からして、それぞれの見解があろうかと思いますけれども、その
審議会の
委員によって構成された中でこの方がご信任をいただいて、多くの
木更津市民の代表の
議員の
皆さんにご了解を得たいということであるならば、私は、すばらしいものであるというふうにあえて申し添えて終わります。
33
◯議長(
前田清治君) 次に6番、高橋てる子さん。
34 ◯6番(高橋てる子さん) 1点だけ確認です。
名誉市民に
推挙されるということは、これまでの
功績に対して
名誉市民に
推挙をするということであって、これから今後、多分いただいた後は、家族の方にしろ、たとえお亡くなりになったとしても、
名誉市民であったということは、ずっと名誉としてそこにあるんだと思うんですね。ですけれども、今後こういうふうに
名誉市民に
推挙された方々に対して、あるいは家族に対して、
行政側、市は、物質的、精神的に何もお二人に期待しないと、期待するものは何もないということを確認させていただきたいんですけれども、よろしいでしょうか。
35
◯議長(
前田清治君) ただいま行われました高橋てる子さんの
質疑に対する
当局の
答弁を求めます。
森総務部長。
36
◯総務部長(森 守君) ちょっと問題の趣旨が頭が悪いものでつかめないんですが、
名誉市民になられた後は、
条例でも
規定いたします
処遇というものがございます。その中には、先ほど言った3点ほど、公式の場に
出席を願うとか、そういったものがあるわけですが、その後の金銭的、物品的なそういう
処遇というものは一切ございません。ただ、
名誉市民に
推挙された以後におきましても、それぞれの分野で市の
発展に
貢献願うという期待は私どももいたしております。それ以上のことは特に期待いたしておりません。
37
◯議長(
前田清治君) ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
38
◯議長(
前田清治君)
質疑終局と認め、次に
討論を行います。
まず、反対者の
討論を求めます。22番、海宝康夫君。
39 ◯22番(海宝康夫君) 簡単ですので、自席で。
私は、一貫して、この
名誉市民推挙については反対をしてきました。それは、今回はお二方ですが、このお二方がどうのこうのという問題ではありません。すべての
市民が汗水流して、
皆さん税金を払って、毎日生きているんですよ。そういう中で
名誉市民と
一般市民、この
区別をつけるということに私は反対をいたします。
以上であります。
40
◯議長(
前田清治君) 次に、賛成者。19番。
41 ◯19番(勝畑竹俊君) 私も自席で失礼をさせていただきます。
本市の
名誉市民につきましては、昭和47年の
市制30周年
記念式典におきまして、
元市長でありました山崎直先生が第1号として
推挙され、その後、昭和57年の
市制40周年で、
元市長の浜名儀三先生と、北見日吉先生が、そして
平成4年の50周年において、元教育長の小山義雄先生、このように過去4名の方が
推挙されたところであります。しかし、残念ながら、ご存命の
名誉市民は小山先生ただお一人でありまして、先生にはくれぐれも健康にご留意を
お願いいたすところであります。
本市は、大変
意義ある
市制施行55周年を迎えるに当たり、
須田市長は、
市民福祉の
向上と市政の
発展のため長年にわたり
行政の責任者として多大なる
貢献をされた
石川 昌氏と、書の
活動を通して本市の生涯学習あるいは文化の振興、ひいては
芸術文化の
向上に多大な
貢献をされ、個展などを通して本市の名を広められている
千代倉胖氏、雅号
千代倉桜舟として知られておりますが、この二人を
名誉市民としてご
推挙されました。
今回の
特別功績顕著なご両人につきましては、私から申し上げるまでもありませんが、このたびの
推挙の特徴とも言える、新たに芸術分野の功労が加わったことは、まことに喜ばしく、一
市民としての励みを覚えると同時に、
須田市長からの諮問に対し満場一致で
推挙することを
決定された
名誉市民審議会委員の
皆様の見識の高さに深く敬意を表するものであります。
木更津市民として、市
議会として、このような大変立派な
功績者がおられることは名誉であり、誇りでもあります。今後、各分野におきまして、小山氏、そしてこのたびの
石川、
千代倉ご両人に続く数多くの
市民がおられることを確信するものであります。
ご存じのとおり、東京湾アクアラインもいよいよ12月18日に開通となり、新しい
木更津の幕開けの到来ともいえます。まちづくりは、
福祉、医療、産業、教育・文化はもちろん重要でありますが、これに加え、そこに住んでいる人、人材の宝庫こそ何よりも増して大事であり、魅力でもあります。そのことからも本市の躍進が期待されるものと
考えます。従いまして、関係2
議案につきましては、賛成するものであります。
42
◯議長(
前田清治君) 次に、反対者。
〔発言する者なし〕
43
◯議長(
前田清治君) 次に、賛成者。
〔発言する者なし〕
44
◯議長(
前田清治君)
討論終局と認め、
採決いたします。
議案第55号
木更津市
名誉市民の
推挙についてを原案どおり
同意することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
45
◯議長(
前田清治君) 起立多数であります。よって、
議案第55号は原案どおり
同意されました。
次に、
議案第56号
木更津市
名誉市民の
推挙についてを原案どおり
同意することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
46
◯議長(
前田清治君) 起立多数であります。よって、
議案第56号は原案どおり
同意されました。
───────────────────────────────────────
47 ◎
市長あいさつ
◯議長(
前田清治君) 以上で
今期臨時会に付議されました
案件はすべて議了いたしました。
閉会に先立ち、
市長から
あいさつがあります。
須田市長。
〔
市長 須田勝勇君
登壇〕
48
◯市長(
須田勝勇君) 閉会に際しまして、一言ご
あいさつを申し上げます。
本日、提案いたしました
木更津市
名誉市民の
推挙についてにつきましては、原案どおり可決賜りまして、まことにありがとうございました。可決されました2
議案につきましては、来る11月4日に挙行いたします
市制55周年
記念式典におきまして、
名誉市民推挙状と
名誉市民章の贈呈をいたしたいと存じます。
議員各位におかれましては、今後とも市政
発展、
市民福祉の
向上のために一層ご尽力を賜りますよう
お願いを申し上げまして、閉会に際しましてのご
あいさつといたします。どうもありがとうございました。
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49 ◎閉会の
宣告
◯議長(
前田清治君) これにて、
平成9年10月
木更津市議会臨時会を閉会いたします。ご苦労さまでした。
(午前10時39分)
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◎本日の
会議に付した事件
1.
会期の
決定
1.
会議録署名議員の
指名
1.諸
報告
1.
市長あいさつ
1.
議案第55号及び
議案第56号
1.
市長あいさつ
1.閉会
上記
会議録を証するため下記署名いたします。
平成9年 月 日
議 長 前 田 清 治
署 名 議 員 住 田 勝 義
署 名 議 員 岩 瀬 満
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