船橋市議会 > 1985-12-05 >
昭和60年第4回定例会−12月05日-01号
昭和60年第4回定例会−12月05日-目次
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  • "下水道事業特別会計決算"(1/2)
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  1. 船橋市議会 1985-12-05
    昭和60年第4回定例会−12月05日-01号


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    最終取得日: 2021-04-25
    昭和60年第4回定例会−12月05日-01号昭和60年第4回定例会  昭和六十年第四回船橋市議会定例会会議録(第一号) 〇議事日程 第一号   昭和六十年十二月五日(木曜日)    午後一時開議   諸般の報告(一)(議案等送付出席通知) ┌──┬──────────────────────────┬───┬───┬─────────┐ │日程│      件            名       │付託 │審査 │ 備     考 │ │番号│                          │委員会│結果等│         │ ├──┼──────────────────────────┼───┴───┴─────────┘ │ 1 │会期決定の件                    │ ├──┼──────────────────────────┼───┬───┬──┬──────┐ │ 2 │認定第一号 決算認定について(一般会計)(継続審査│決算 │認定 │多数│認定第一号、│ │  │     事件)                  │特別 │   │  │第三号、第四│ │  │認定第二号 決算認定について(国民健康保険事業特別│   │   │  │号及び第九号│ │  │     会計)(継続審査事件)          │   │   │  │希望決議つ│ │  │認定第四号 決算認定について(小型自動車競走事業特│   │   │  │き     │ │  │     別会計)(継続審査事件)         │   │   │  │      │
    │  │認定第七号 決算認定について(老人保健医療事業特別│   │   │  │      │ │  │     会計)(継続審査事件)          │   │   │  │      │ │  │認定第九号 決算認定について(病院事業会計)(継続│   │   │  │      │ │  │     審査事件)                │   │   │  │      │ ├──┼──────────────────────────┼───┼───┼──┤      │ │ 3 │認定第三号 決算認定について(下水道事業特別会計)│決算 │認定 │全会│      │ │  │     (継続審査事件)             │特別 │   │一致│      │ │  │認定第五号 決算認定について(交通災害共済事業特別│   │   │  │      │ │  │     会計)(継続審査事件)          │   │   │  │      │ │  │認定第六号 決算認定について(火災等災害共済事業特│   │   │  │      │ │  │     別会計)(継続審査事件)         │   │   │  │      │ │  │認定第八号 決算認定について(中央卸売市場事業会 │   │   │  │      │ │  │     計)(継続審査事件)           │   │   │  │      │ ├──┼──────────────────────────┼───┴───┴──┴──────┘ │ 4 │議案第一号 昭和六十年度船橋一般会計補正予算   │ ├──┼──────────────────────────┤ │ 5 │議案第二号 船橋交通災害共済条例の一部を改正する条│ │  │     例                    │ ├──┼──────────────────────────┤ │ 6 │議案第三号 船橋火災等災害共済条例の一部を改正する│ │  │     条例                   │ ├──┼──────────────────────────┤ │ 7 │議案第四号 船橋道路占用料条例          │ ├──┼──────────────────────────┤ │ 8 │議案第五号 船橋都市公園条例の一部を改正する条例 │ ├──┼──────────────────────────┤ │ 9 │議案第六号 船橋下水道条例の一部を改正する条例  │ ├──┼──────────────────────────┤ │ 10 │議案第七号 仮称船橋総合教育センター新築工事請負契│ │  │     約の締結について             │ ├──┼──────────────────────────┤ │ 11 │議案第八号 仮称船橋総合教育センター新築電気設備工│ │  │     事請負契約の締結について         │ ├──┼──────────────────────────┤ │ 12 │議案第九号 仮称船橋総合教育センター新築空気調和設│ │  │     備工事請負契約の締結について       │ ├──┼──────────────────────────┤ │ 13 │議案第十号 仮称船橋総合教育センタープラネタリウム│ │  │     の購入について              │ ├──┼──────────────────────────┤ │ 14 │議案第十一号 損害賠償の額の決定及び和解について  │ ├──┼──────────────────────────┤ │ 15 │議案第十二号 住居表示整備事業第五期五ケ年計画の策定│ │  │      について                │ ├──┼──────────────────────────┤ │ 16 │議案第十三号 千葉県競輪組合を組織する地方公共団体の│ │  │      数の増加及び千葉県競輪組合規約の変更に関│ │  │      する協議について            │ └──┴──────────────────────────┘ 諸般の報告(二)(報告一、例月出納検査財政援助団体監査報告) ┌──┬──────────────────────────┐ │ 17 │会議録署名議員の指名                │ └──┴──────────────────────────┘         ─────────────────────────────── 〇本日の会議に付した事件  議事日程のとおり       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜        午後一時二十分開議 ○議長田久保尚俊君) 出席議員数が定足数に達しておりますので、ただいまから、昭和六十年第四回船橋市議会定例会を開会いたします。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜議長田久保尚俊君) これより、本日の会議を開きます。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜議長田久保尚俊君) 議事日程は、配付したとおりであります。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜議長田久保尚俊君) この際、諸般の報告をいたします。  報告事項は、お手元に配付したとおりであります。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜議長田久保尚俊君) 日程に入ります。  日程第一、会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から十二月二十日までの十六日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長田久保尚俊君) ご異議なしと認めます。  よって、会期は、本日から十二月二十日までの十六日間と決しました。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜議長田久保尚俊君) 日程第二及び第三の認定九件を一括して議題といたします。       ─────────────────       〔審査報告書は巻末に掲載〕       ───────────────── ○議長田久保尚俊君) 委員長報告を求めます。  決算特別委員長田久保友吉君。       〔決算特別委員長田久保友吉君登壇〕 ◎決算特別委員長田久保友吉君) 決算特別委員会に付託されました認定九件につきまして、本委員会における審査の経過及び結果を、ご報告いたします。  本委員会は、九月二十四日の本会議で設置され、同日委員会を開き、正副委員長の互選を行うとともに、審査方法及び日程について協議を行いました。続いて審査日程に基づき、十月十七日及び十八日に款別質疑、二十一日に自由審査、二十二日に総括質疑、二十九日に討論、採決を行いました。  その内容は、広範多岐にわたっておりますので、ここでは款別質疑及び自由審査の内容は省略させていただき、総括質疑及び討論、採決の内容を中心にご報告させていただきます。  まず、総括質疑でありますが、主な質疑事項を順を追ってご報告いたしますと、一般会計では、競馬事業の経営不振に伴う市財政への影響について、業務委託契約に当たっての労働者保護対策について、放置自転車対策基本的考え方について、区画整理事業に対する助成率引き上げについて、市長交際費中の弔慰金の支出について、歳計現金等預け先銀行の問題について、県民の森土地借上料の負担について、都市児童健全育成事業に対する市の方針について、中央競馬会からの寄附金予算計上の仕方について、道路維持費道路新設改良費の区分について、土地借り上げに当たっての契約内容について──等の質疑がありました。  特別会計では、小型自動車競走事業に関し、競走場借上料引き下げについて質疑がありました。  企業会計では、病院事業に関し、看護婦、助産婦の労働条件の改善について、医業外収入収入未済額の理由について──等の質疑がありました。  次に、討論、採決でありますが、議事日程の順序に従ってご報告いたします。  最初に、日程第二のうち、認定第一号一般会計決算については、不認定の立場で共産党委員から、次のような討論が行われました。  法人市民税が近隣市よりも高く、中小企業に対して過酷な税負担となっている。議員の海外視察は、現状においては不要不急の経費である。市長交際費の中に元議員に対する弔慰金が含まれていることは、議会の独立性という点から好ましくない。また、交際費の使途や歳計現金等預け入れ先が明らかにされなかったことは、市政に不透明な部分が残り、承認できない。精神薄弱者待機者全員を収容できなかったこと、身体障害者家庭奉仕員派遣回数が削減されていることは、問題がある。児童手当生活保護費の支給が年々減少していることは、臨調路線による福祉切り捨てである。保育園費について多額の不用額を出しており、多様な保育の要求にこたえていない。北部清掃工場全面改修に伴う費用は、メーカー側で負担すべきである。また、当工場の今後の対応について明確にされていない。県民の森土地借上料は県が負担すべきである。中小企業に対する貸付金について改善が見られない。市街化調整区域パチンコ店進出を認めたことは、建築行政上、問題がある。土木費における県負担金及び県立高校地元協力金は、市が負担すべきでない。学校施設等の改修が学校側の要望に十分こたえていない。飯山満学童保育に対する補助打ち切りは認められない。市民体育館プロレス興行に使用させることは好ましくない──以上のような討論がありました。  認定の立場の討論はなく、採決の結果、共産党委員を除く多数をもって、認定すべきものと決しました。  次に、日程第二のその他の会計決算に対しては、不認定の立場で共産党委員から、それぞれ次のような討論が行われました。  認定第二号国民健康保険事業特別会計については、剰余金が生じているにもかかわらず、保険料引き上げを行い、市民に大幅な負担を強いた。  認定第四号小型自動車競走事業特別会計については、入場者が横ばいの中で競走場借上料小型自動車振興会交付金引き下げが行われていない。  認定第七号老人保健医療事業特別会計については、老人保健法において医療費の一部負担制度が導入され、老人の健康管理面で問題が生じている。  認定第九号病院事業会計については、厳しい労働条件の下で医師看護婦が十分な休暇等もとれない状況にある。また、救急患者重症患者受け入れ態勢が確立されていない。委託業者に対し業務の適正執行労働条件改善等の指導が不十分である。差額ベッドを前提とした制度がとられていることは、医療の差別であり、また患者給食民間委託によって治療の一貫性が失われている──等であります。  認定の立場の討論はなく、以上四件については、採決の結果、いずれも共産党委員を除く多数をもって、認定すべきものと決しました。  次に、日程第三のうち認定第三号下水道事業特別会計決算について、認定の立場で共産党委員から、水洗便所改造費貸付資金について多額の不用額出しているが、浄化槽の利用家庭にも本制度を適用するよう、検討されたい──との討論がありました。  他の認定第五号、第六号及び第八号については、討論はなく、採決の結果、日程第三の四件はいずれも全会一致をもって、認定すべきものと決しました。
     以上が討論、採決の概要であります。  なお、採決終了後、認定第一号、第三号、第四号及び第九号について、第一市政会政友会市民クラブ、第二市政会、公明党、社会党の委員多数をもって希望決議を行いました。その内容は、次のとおりであります。       〔決算特別委員長田久保友吉希望決議(巻末に掲載)朗読〕  以上であります。  市長以下理事者におかれましては、本決議の意思を十分おくみ取りの上、今後の予算編成及び市政執行に当たられますよう、強く要望いたします。  以上をもって、決算特別委員会報告を終わります。       ───────────────── ○議長田久保尚俊君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。       〔「質疑なし」と呼ぶ者あり」〕 ○議長田久保尚俊君) 質疑を終結いたします。       ───────────────── ○議長田久保尚俊君) これより採決に入ります。  まず、日程第二を採決いたします。  五件に対する委員会報告は、認定であります。五件を委員会報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○議長田久保尚俊君) 起立多数であります。  よって、五件は、委員会報告のとおり認定することに決しました。       ─────────────────  次に、日程第三を採決いたします。  四件に対する委員会報告認定であります。四件を委員会報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長田久保尚俊君) ご異議なしと認めます。  よって、四件は、委員会報告のとおり認定することに決しました。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜議長田久保尚俊君) 日程第四ないし日程第十六の議案十三案を一括して議題といたします。       ─────────────────       〔議案第一号ないし第十三号は巻末に掲載〕       ───────────────── ○議長田久保尚俊君) 提出者から、提案理由の説明を求めます。  市長。       〔市長大橋和夫君登壇〕 ◎市長(大橋和夫君) 本日ここに、昭和六十年第四回市議会定例会を招集し、皆様方にご審議をお願いいたしますものは、昭和六十年度船橋一般会計補正予算案外十二議案でございます。  まず、日程第四、議案第一号昭和六十年度船橋一般会計補正予算案につきまして、ご説明いたします。  今回の補正は、年度内に必要な経費につきまして所要の補正をいたすもので、主な内容といたしましては、民生費におきまして生活保護対象者が当初見込みを上回ったことにより、不足する生活扶助及び医療扶助に要する経費。  土木費におきましては、市内一円の市道の道路舗装及び排水施設整備を促進するため、排水組合等が行う工事に対し助成している環境整備助成金、並びに都市計画街路事業として整備を進めております都市計画道路三・四・二二号線西浦町─藤原町線が、地方道路整備臨時交付金対象事業認定されたことに伴う用地購入費等の経費を追加補正いたすものでございます。  教育費におきましては、来年度増築を予定しております芝山西小学校設計委託に要する経費及び高郷小学校におきまして、教育課程実施中に発生いたしました事故により、負傷した児童に対する損害賠償に要する経費。  さらに、災害復旧費としまして、本年六月二十日の豪雨及び七月一日の台風六号により被害を受けました前原川が、このたび災害復旧事業認定されたことに伴う復旧工事に要する経費──を追加補正いたすものでございます。  以上が、歳出の主なものでございますが、この財源といたしましては、市税において固定資産税及び市たばこ消費税増収分使用料及び手数料としまして、日本電信電話公社民営化に伴い、新たに徴収する電話柱等道路占用料ほか、補正事業に関連いたします国庫支出金、市債、諸収入を見込みまして、今回の補正額歳入歳出それぞれ八億六千五百四十万円の追加で、これにより歳入歳出予算の総額は、七百八十二億五百四万円と相なる次第でございます。  次に、債務負担行為補正につきましては、来年度学級増が見込まれます宮本中学校及び八木が谷中学校におきまして、来年四月一日から仮設教室を借り上げるために、年度内賃貸借契約を締結し仮設教室を建設しておく必要がありますので、契約の締結に関する債務負担行為補正をいたすものでございます。  次に、地方債補正につきましては、先ほどご説明いたしました前原川の災害復旧事業に伴う追加でございます。  次に、日程第五、議案第二号船橋交通災害共済条例の一部を改正する条例案につきましては、交通災害共済事業の健全な運営を図るために、昭和四十二年度本事業発足以来据え置かれている共済会費を、大人一人年額三百六十円を五百円に、中学生以下一人年額百八十円を二百五十円に、それぞれ引き上げるとともに、共済加入の促進を図るため共済の期間を加入したときから一年としているものを、毎年四月一日から翌年三月三十一日までの会計年度に改めることにいたしたものでございます。  次に、日程第六、議案第三号船橋火災等災害共済条例の一部を改正する条例案につきましても、共済加入の促進を図るため、共済の期間を加入したときから一年としているものを、毎年四月一日から翌年三月三十一日までの会計年度に改めることにいたしたものでございます。  次に、日程第七、議案第四号船橋道路占用料条例案につきましては、本年四月一日から日本電信電話公社民営化されたことに伴い、市道を占用している電話柱公衆電話所等にかかる道路占用料といたしまして、電話柱は年額五百十円、公衆電話所は年額千九百円を徴収するための規定を新たに設けるとともに、規定の整備を図るため、条例を全文改正するものでございます。  次に、日程第八、議案第五号船橋都市公園条例の一部を改正する条例案につきましても、日本電信電話公社民営化されたことに伴うもので、都市公園内の電話柱公衆電話所にかかる占用料道路占用料としてと同様に徴収する等の規定を新たに設けるものでございます。  次に、日程第九、議案第六号船橋下水道条例の一部を改正する条例案につきましては、下水道施設維持管理等に要する経費が年年増高しておりますので、下水道事業の健全な運営と使用料適正化を図るため、下水道使用料引き上げるものでございまして、標準一般家庭使用料は、現在月額九百六十円のものが千三百三十五円となり、三百七十五円の引き上げを図るものでございます。  次に、日程第十、議案第七号から日程第十三議案第十号までの四議案につきましては、仮称船橋総合教育センターを建設するための工事請負契約及びプラネタリウム購入契約の締結に関するものでございまして、それぞれ仮契約を締結したもので、いずれも議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第二条または第三条の規定により、議決をいただくためのものでございます。  次に、日程第十四、議案第十一号損害賠償の額の決定及び和解につきましては、先ほど補正予算でご説明いたしましたが、昭和五十八年十月十五日に高郷小学校において、教育課程実施中に発生いたしました事故により負傷した児童に対する損害賠償でございまして、このたび和解を成立させるため、議決をいただくためのものでございます。  次に、日程第十五、議案第十二号住居表示整備事業第五期五カ年計画の策定につきましては、昭和六十一年度から昭和六十五年度までの五カ年間で住居表示事業を実施するために、整備区域を策定しようとするものでございます。  次に、日程第十六、議案第十三号千葉競輪組合を組織する地方公共団体の数の増加及び千葉県競輪組合規約の変更に関する協議につきましては、千葉県競輪組合に新たに浦安市及び四街道市の二市を加入させること、並びに組合事務所の所在地が住居表示の実施により変更されたことに伴い、組合規約の一部を改正することについて千葉県知事の許可を得るに当たり、関係地方公共団体の協議を必要とすることから、地方自治法第二百九十条の規定により議決をいただくためのものでございます。  以上、提出いたしました議案の概要についてご説明いたしましたが、よろしくご協賛くださいますようお願い申し上げます。 ○議長田久保尚俊君) 以上で、説明は終了いたしました。       ───────────────── ○議長田久保尚俊君) 議案十三案に対する質疑は、議事の都合により、十二月十日に行うことにいたします。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜議長田久保尚俊君) この際、諸般の報告をいたします。  報告事項は、お手元に配付したとおりであります。       〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長田久保尚俊君) 石川敏宏君。       〔石川敏宏君登壇〕 ◆石川敏宏君 諸般の報告の中での財政援助団体監査報告書について、何点か伺せていただきたいというふうに思います。  この監査報告書を読んでみて、幾つかの疑問点があったわけですが、その一つは、五ページに財務状況の支出ということで報告がされているわけですけれども、この中で、「当期損失は三百四十万五千四百八十八円の欠損金が生じており、これを借入金二千万円で賄っている」、こういうふうになっているけれども、しかし、これを貸借対照表で見てみますと、前年よりも借入金が五千万逆に少なくなっているわけですから、この文章での説明と実際の決算の数字とがつじつまが合わないのではないかと思われる、この点についてはどのように理解をすればいいのか。  それから、また、こうしたことがこのような形で報告されていることに大変疑問を持つわけですけれども、そうなると、じゃ、この監査が適正な手続で監査が行われたのかどうか、こういう点についての疑問が関連して出てくるものですから──。  第二点として伺いたいのは、この清美公社企業会計方式をとっているわけですが、この企業会計上の監査の手続というものが一般的には慣行された手続として確立をされているわけです。そういう意味から、この監査の手続が企業会計を監査する上での必要な手続がきちんと行われているのか、そういう点をあわせて伺っておきたいと思います。  さらに、第三点目は六ページの無形固定資産のイの営業権であります。営業権は、一般的には実態のないものですから、計上すること自体が非常に法律でも制限をされているわけですけれども、この会社はすでに設立をされて二十年たっているわけですけれども、設立以来、この営業権が計上されているわけですけれども、ちなみに商法では、商法の二百八十五条の七では、こういうふうに規定をされていますので、こういう規定に基づいて判断をされて、引き続いて計上されたのかどうか、伺いたいと思いますが、商法では、「暖簾ハ有償ニテ譲受ケ又ハ合併ニ因リ取得シタル場合ニ限リ貸借対照表ノ資産ノ部ニ計上スルコトヲ得此ノ場合ニ於テハ其ノ取得価額ヲ附シ其ノ取得ノ後五年内ニ毎決算期ニ於テ均等額以上ノ償却ヲ為スコトヲ要ス」ということになっているわけですから、二十年間、これが計上され続けているということはどのように理解をすればいいかという、これが第三点です。  最後に、これは市の方にお伺いをしたいわけなんですけれども、社団法人船橋清美公社の定款によりますと、第七章では、船橋市の監督ということで、定款の第三十四条で、「この公社の行なう事業全般については、会員たる船橋市の指導監督を受けるものとする」、第二項では「船橋市は、必要に応じ公社の行なう事業の実施状況の報告を求め、又は調査をすることができる」というふうになっているわけです。  ですから、一般的には、監査以上に業務全般についてまでの船橋市が調査権を持っているわけですけれども、ああした不祥事件が起きた中で、どのように船橋市としてはこの清美公社についての調査を行ったのか。それと、今回の監査についてはどのような関連性があるのか、この点についてお尋ねをして、終わりといたします。       〔代表監査委員篠塚弘治君登壇〕 ◎代表監査委員(篠塚弘治君) ただいま清美公社の監査報告に対する質問がございましたけれども、まず二点目の、監査の手続の問題でございますが、私どもといたしましては、財政援助団体に対する監査につきましては、なかなか現体制の中では入りがたい面もございましたが、従前のご指摘等もございまして、清美公社について監査を実施したわけでございます。  内容等については報告のとおりでございますが、一定の手順に従いまして、諸帳簿等を一定期間確定をいたしまして入らしてもらったということで、私どもの監査の手法等については、適当なものと理解をいたすわけでございます。  それから、次の問題──営業権の問題でございますが、これはいろいろあろうかと思いますが、私ども立ち入らしてもらった内容の中では、所轄税務署等と清美公社がるる交渉ないしは協議をした中で、報告書のような内容で設定をされておるということを確認をいたしたものであります。  以上でございます。       〔石川敏宏君登壇〕 ◆石川敏宏君 市の方にお尋ねをしたのは、定款に基づく調査権を市が持っているので、監査委員の立場とは別に、こうした不祥事が起きた関係法人に対しての調査を行い、報告があるべきだというふうに理解をしているものですから、それについては、私ども、既に一年以上にわたって市の対応を見てきたわけですけれども、そういうことがされているのかどうか、これについて再度質問をさせていただきたいと思います。  それから最初の、私が質問したのは、こういう表現をすると、五ページのような表現をすると、つまり決算書そのものについての知識が疑われるのではないかというふうに思うものですから、これは表現として適切ではないんではないかというふうに言っているわけです。当期の欠損金が三百四十万で、前期から繰り越された借入金が七千万あり、それが五千万も減っているわけですから、こういうような表現というものは正しくないというふうに思いますけれども、それについてはどのように、どういう考えでこのような表現をされたのか、もう一度説明をしていただきたいと思います。  それからもう一点は、先ほどの営業権の評価の問題についてお伺いしたわけですけれども、私が聞いたのは、税務署はそういうふうな見解を持たれるかもわかりませんけれども、しかし会社の運営のもとになる商法では、これは償却をしなさいということで、強制規定になっているわけなんですね。ですから、そうした法律の規定に基づいて償却をしてしかるべきではないかというふうに思いますので、もう一度、この法律との関係での考え方をお尋ねをしておきたいと思います。  以上です。       〔代表監査委員篠塚弘治君登壇〕 ◎代表監査委員(篠塚弘治君) 私ども、報告をいたした内容につきましてご指摘がございましたが、四委員合議の上で報告をした内容でございます。ご指摘の内容等については、さらに研究、検討をさせていただきたいと思います。 ◎議会運営協議会委員長(滝口四郎君) 暫時休憩を願います。 ○議長田久保尚俊君) この際、暫時休憩いたします。        午後二時二分休憩       ─────────────────        午後二時四十七分開議 ○議長田久保尚俊君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。       〔石川敏宏君登壇〕 ◆石川敏宏君 もう一度伺いたいと思うんですが、質問の趣旨は、監査委員会の監査の前に、定款に基づいて市が調査または監督の責任を持っているわけですから、まず市が調査を行っていくのが筋であったのではないかというふうにも思うものですから、そうした考えについては監査委員会としては──監査委員としては、市のそういう考え方を確認をされたのかどうかですね、その点についてお答えをいただきたいと思います。  それから最後ですけれども、結局、売掛金の未回収になるであろう四千万、それから先ほど指摘しました営業権の四千百万、合わせて八千万円以上の実態のない、言ってみれば不良債権を抱えていることには間違いのないことなんですね。そういう意味で、監査委員会が監査をした機会に、どういうような方向でこの清美公社の財政的な立て直しを図っていくのか。そういう方向についてまでアドバイスをする必要があったのではないか。特に人数的には現業で働いている人たちが減って、そういった人たちのところにしわ寄せいくような形での再建ということになっているのではないか、そういう危惧もあるものですから、今後の再建の方向について、働いている人たちだけのしわ寄せにならないような方向で再建というものをアドバイスし、そしてこの定款の目的である市民の生活環境ですか、そういう福祉に役立つような会社として再建できるような方向を明示をすべきではなかったのか、こういうふうに思いますので、この点についての考え方を伺っておきたいと思います。  以上です。       〔代表監査委員篠塚弘治君登壇〕 ◎代表監査委員(篠塚弘治君) 第三問にお答えをいたします。  まず第一点の、私ども監査が立ち入る前の企業内部の監査事情でございますけれども、これらにつきましては、定款に基づいて監事等が決められ、今回いろいろな内容を見させてもらった中では十分機能して、不幸な事故から立ち直るいろんな問題について、改善の足跡が明らかであった、というふうに私は確認をいたしております。  なお、二点目の問題でございます。  これらにつきましても先ほど申し上げましたように、清美公社は所轄の税務署長等々と十分事故の欠損金等についても、税法上許されるものを追求しながら取り組んでおるという事実も確認をいたしたわけでございます。(「商法の関係聞いてるんだよ」と呼ぶ者あり)       …………………………………………… ○議長田久保尚俊君) 他に質疑はありませんか。       〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長田久保尚俊君) 質疑を終結いたします。       ───────────────── ○議長田久保尚俊君) 以上で、諸般の報告を終わります。
          〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜議長田久保尚俊君) 日程第十七、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、議長において、滝口宗治君及び本間清吉君を指名いたします。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜議長田久保尚俊君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜議長田久保尚俊君) お諮りいたします。  議事の都合により、明六日から九日までは、休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長田久保尚俊君) ご異議なしと認めます。  よって、明六日から九日までは、休会することに決しました。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜議長田久保尚俊君) 次会は、十二月十日、定刻より会議を開きます。  本日は、これにて散会いたします。        午後二時五十一分散会       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 〔出席者〕   ▽出席議員(四十八人)      議 長  田久保 尚 俊 君      副議長  椎 名 政 雄 君      議 員  米 井 昌 夫 君  田久保 捷 三 君           中 村   洋 君  小 川 新之助 君           佐 原 正 幸 君  佐 藤 正 吾 君           村 田 一 郎 君  芳 賀 達 朗 君           中 江 昌 夫 君  池 沢 敏 夫 君           大 沢   久 君  関 根 和 子 君           瀬 山 孝 一 君  滝 口 宗 治 君           高 橋   徹 君  徳 江 栄 進 君           稲 葉 澄 子 君  佐 藤 哲 夫 君           和 田 善 行 君  櫛 田 信 明 君           倍 田 賢 司 君  村 岡 晴 彦 君           木 村 久 子 君  大 森 喜四夫 君           石 川 敏 宏 君  林   利 嗣 君           滝 口 四 郎 君  佐 藤   昭 君           春 田 嘉 文 君  安 藤 久 子 君           小仲井 富 次 君  松 崎 節 生 君           市 川 義 平 君  本 間 清 吉 君           伊 藤 浅 由 君  小 池 英 一 君           川 崎 忠 治 君  長谷川 勝 巳 君           大 沢 元 吉 君  大久保 博 夫 君           中 村   伸 君  矢 野 正 男 君           林   栄 蔵 君  田久保 友 吉 君           千 葉   満 君  松 永 勝 進 君   ▽欠席議員(四人)           田 中 恒 春 君  滝 口 三 郎 君           佐 川 隆 雄 君  中 台 久 男 君       ─────────────────   ▽説明のため出席した者            市長        大 橋 和 夫 君            助役        野 村 誠 一 君            収入役       小 杉 幸 治 君             建設局長     原 田 邦 彦 君             広報部長     大 木   勲 君             企画部長     竹 下 昭 治 君             総務部長     本 田 行 夫 君             財政部長     成 田 知 示 君             税務部長     大 石 喜美夫 君             市民部長     浅 川 英 昭 君             福祉部長     戸 川 謹 一 君             保健衛生部長   鷹 木 虔 一 君             医療センター事務局長                      増 岡 福 三 君             環境部長     大 野 菊次郎 君             経済部長     岩 瀬   渉 君             市場部長     村 上 昭 三 君             計画管理室長   高 橋   博 君             都市部長     田 中 武 甫 君             土木部長     真 田   勉 君             下水道部長    松 沢   勇 君             建築部長     川 城   隆 君             消防局長     柳 原 義 明 君             消防局次長    長谷川 伸 一 君             企画調整室長   田 中 聖 士 君             財政課長     原 田   肇 君            教育長       市 川 恭一郎 君             管理部長     林 田 農夫雄 君             学校教育部長   辰 馬   進 君             社会教育部長   内 田   守 君             選挙管理委員会事務局長                      中 村 照 次 君             農業委員会事務局長武 内 和 男 君            代表監査委員    篠 塚 弘 治 君             監査委員事務局長 伊 藤 照 雄 君       ─────────────────   ▽議会事務局出席職員             事務局長      大 木 林太郎              議事課長     堀 内 清 彦              議事課長補佐   児 保 方 美              議事係長     幸 田 郁 夫              委員会係長    素 保 憲 生              庶務課長     斎 藤   進              主任主事     寺 村 登志子              主任主事     太 田   勲               主事      岡   和 彦               主事補     泉     肇       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜...